「0-G LOVE~アマテラスは宙に輝いて~」



GM:すかいはい
メイン 見学


PC1:「勿忘桜ファナティックブルーム琴平 灯紅ことひら ひぐれ (キャラシート)PL:ミハエル
PC2:「パイロープ」 木花 時雨きばな しぐれ (キャラシート)PL:嗣子
PC3:「アンブレイカブルマン」 鹿島 金剛かしま こんごう (キャラシート)PL:御影
PC4:「ダンデライオン」 烏丸 通からすま とおる (キャラシート)PL:マグパロス
PC5:「リィンカーネーション」 冬堂 鈴姫とうどう すずめ (キャラシート)PL:Hyoga

Index

  • オープニング1
  • オープニング2
  • オープニング3
  • オープニング4
  • オープニング5
  • ミドル1
  • ミドル2
  • ミドル3
  • マスターシーン
  • ミドル4
  • ミドル5
  • ミドル6
  • マスターシーン2
  • ミドル7
  • クライマックス
  • バックトラック
  • エンディング1
  • エンディング2
  • エンディング3
  • エンディング4
  • エンディング5


  • プリプレイ

    GM:それでは、これよりセッションを始めていきたいと思います。
    烏丸 通:よろしくおねがいします!
    琴平 灯紅:よろしくお願いします!
    GM:今回は各人のOPの前にそれぞれ自己紹介をしてもらいます
    GM:そして全員のOPが終わったところでトレーラーを流し、PC間ロイスを取得してもらってミドルフェイズに入っていくという流れでいきたいと思います
    GM:それでは、ここからはオープニングフェイズ!
    烏丸 通:成程ね~!承知しました。
    GM:最初はPC①のオープニングからになります。
    GM:まずはPC①の琴平さん。キャラクターの自己紹介をお願いします!
    琴平 灯紅:はーい
    GM:(キャラシート)
    琴平 灯紅:「やあこんにちは、俺の名前は琴平灯紅、灯りに紅とかいてひぐれと読ませるのは少々奇特だろうけれどそこはまあご容赦しておくれ、さて、お話だけど――(以下割愛)」
    GM:饒舌!
    琴平 灯紅:琴平灯紅です、発言量の緩急がちょっと激しい男子高生です、喋るときは湯水のごとく喋り喋らないときは何も言いません
    GM:何か喋って!
    琴平 灯紅:レネゲイドが拡散した際に両親がジャーム化し
    琴平 灯紅:以来ずっと妹と一緒に親の狂気の実験に付き合い続けていました
    琴平 灯紅:しかし数年前UGNの手が入ったことにより両親はUGNに討伐され
    琴平 灯紅:本人は妹と一緒に祖父の家に引き取られました
    GM:大変じゃん
    GM:おじいちゃん子なんだねぇ
    琴平 灯紅:それからは取り立てて変なこともなく学校に通い、時々生活費のためにUGNに協力してます
    GM:お金は大事ですからね
    琴平 灯紅:先立つものが無ければ生きていけないのだ
    琴平 灯紅:性格は好奇心旺盛ですぐ首を突っ込みたがります、そしてシスコンです
    GM:UGNなら日当5,000円くらいで畑仕事とかを斡旋してくれますよ
    琴平 灯紅:わあい
    GM:シスコン……
    琴平 灯紅:隠しもしません
    GM:隠さないんだ……
    琴平 灯紅:性能
    琴平 灯紅:ウロボロスのピュアブリードです
    琴平 灯紅:螺旋の悪魔で暴走しながら
    GM:純粋種!
    琴平 灯紅:普通に殴っていくアタッカーです
    GM:暴走してる。怖い……
    GM:ウロボロスということはやはり影使い……?
    琴平 灯紅:セレリティで回数も増やせます
    GM:セレリティ!申し子だ!
    琴平 灯紅:見た目は影で身体強化とかいろいろしてぶん殴るだけです、シンプル
    GM:シンプルボロスですね
    琴平 灯紅:こんな感じです、よろしくお願いします!
    GM:はーい。
    GM:では、そんな琴平さんのハンドアウトはこちら!

    PC①用ハンドアウト ロイス:“アマテ”  推奨感情 P:庇護/N:不安
    クイックスタート:不確定な切り札 カヴァー/ワークス:高校生/指定なし
     キミはN市の高校に通うごく普通の高校生で、UGNイリーガルとして戦うオーヴァードだ。ある日の帰り道、キミはミステリアスな雰囲気の小柄な少女と出会う。"アマテ"と名乗ったその少女は助けて欲しいとキミにすがりついてきた。
     だが、記憶がハッキリしないのかなぜ助けが必要なのかは自分でも分かっていないようだ。しかも、まるで地球のことをよく分かっていないかのような常識外れな言動も多い。ここで会ったのも何かの縁だ。いったい何を助ければいいのかは分からないが、彼女の手助けをしてやるとしよう。

    GM:シナリオロイスはアマテ。街で出会った不思議な雰囲気の少女です。
    GM:助けて欲しいそうなんですが、具体的に何をして欲しいのかはサッパリ分からないようです。
    琴平 灯紅:「おや、お困りかい、俺とて目の前で道に迷って困っている人間を見て見ぬふりして去っていくほど薄情にはできていない、できる範囲での協力はしようじゃないか、にしても具体的な案が無いのは困ったな――」
    アマテ:「そう。ぼくは困ってるんです。困っている気はするんですが……?」
    GM:年末だし、おせちとかを食べさせてあげるといいんじゃないでしょうか
    琴平 灯紅:おせち、お蕎麦、お雑煮
    GM:バラエティー豊か!
    琴平 灯紅:なるほど、まずはその辺から頑張ってみましょう
    GM:では、そんな感じでアマテのことを助けてあげるといいでしょう!
    琴平 灯紅:はーい!よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします!
    GM:では、琴平さんの自己紹介も終わりましたので、早速オープニングのシーンに入っていきましょう!

    OP1


    GM:琴平くんのオープニングです。
    GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (33 → 38)
    GM:このシーンは、年末にキミが繁華街でフラフラしていると不思議な少女に出会うというシーンになります。
    琴平 灯紅:はーい
    GM:フラフラしていた理由は買い物でもいいし、任務の帰りでもいいしお任せします。
    GM:では、まずはシーンの描写からやっていきましょう。

    GM:年の瀬も迫ったある日のこと。
    GM:キミはN市の繁華街を歩いていた。
    GM:クリスマスも終わり、街はすっかり年越しムードだ。
    GM:お店で売っているものも心なしか鏡餅などのお正月商品が見受けられる。
    琴平 灯紅:スマートフォンに妹から託されたメモをわざわざスキャンして画像化して残してみている、妹の筆跡など貴重なのだから1枚でも多く残しておかねばならない使命感、つまりまあ、趣味でだ
    GM:と、その時キミはフラフラとよろけている少女に気付く。淡い髪色をした、小柄な少女だ。年の頃はキミより少し下くらいだろうか。
    琴平 灯紅:メモの内容は、しめ縄、蕎麦、餅、正月飾りなど伝統的な正月支度の品々が並んでいる、伝統を重んじるおじい様の趣味であるのだろう、俺としても悪い感情は特にない
    GM:街行く人たちは露骨にその少女のことを避けている。
    アマテ:「バランスが取れない~」フラフラとよろけている。
    琴平 灯紅:「おっと、よろめく少女、年末のめでたい時分に彼女を見捨てて去っていくのはあまりにも寝覚めが悪いしこの件を残しておいたままではすがすがしい年など到底迎えられないであろう」
    琴平 灯紅:「ということで助けに行くことにする」
    アマテ:「上手く歩くの難しい~」
    琴平 灯紅:と言ってすぐにそちらに歩いていき
    アマテ:どこか透き通った声で困っている。
    アマテ:「あわわわわ」よろめいている。
    琴平 灯紅:「やあお嬢さん、ああ、不審な者であるだろうという君の懸念は最もだが今はそれを脇に置いておいてほしい」
    アマテ:「あっ。人間」キミを指差す。
    琴平 灯紅:「見たところ何かに困っているようだが何か手助けできることはないかな?」
    アマテ:「脇、脇……?どこだっけ。ここ?」片腕を上げて腋を確認している。
    アマテ:「人間さん、いいことを聞いてくれました」
    琴平 灯紅:「む、ああそうとも、俺は人間だ、しかしその質問をするということは君が人間ではないという証拠にもなりかねないのではないかね?」
    アマテ:「ぼくは人間ではない……!?」ショックを受けている。
    アマテ:「まあ、それは脇に置いておくとして」
    琴平 灯紅:「うむ」
    アマテ:「ぼくは歩き方のコツが分からなくて困っています」
    アマテ:「重力があるとこうも歩くのが難しいとは思いませんでした」
    アマテ:「体が重たいのです。どうかぼくに上手く歩くコツを教えてくれませんか?」
    琴平 灯紅:「ふむ、なるほど、ちなみにただ歩行するというだけの発言だとただたんに歩行に困難しているのかそれともそれは比喩で人生の惑っているかの二択が考えられうるのだが君の場合はその後の発言からして前者だね?」
    アマテ:「あ~、これが重力の井戸の底か~」転びそうになっている。
    琴平 灯紅:「よかろう、人間の感覚をそのまま伝達する行為は通常非常に困難だと俺は思うができる限りの協力はしようじゃないか」
    アマテ:「しかし、これはこれで感動的ですね。ぼくは今、地球にいるということの証明に他なりませんからね!」
    アマテ:転びそうになりながら感動しつつキミを見つめている。
    アマテ:「えっ。人間さん、ぼくを助けてくれるんですか!?」
    アマテ:「人間さんはいい人間さんですね!」
    アマテ:重力に逆らうことができずに倒れ込む。
    アマテ:「あー。もう何もかもがダメ」
    琴平 灯紅:「ああもちろんだとも、道端で困っている人間を助けずに年を越すなど到底俺にはできなくてねえ、礼はアドバイスが有効であったときまでで頼むよ」
    琴平 灯紅:「まず、君がここまで重力がここより無い場所…ああこれは先ほどの発言からの仮定だが……まあそんな場所にいたとして話を進めるのであれば、だ」
    アマテ:「ふむふむ」倒れたままキミを見上げる。
    琴平 灯紅:「自分の足だけで立ち、歩くのではなく、まずは何かに捕まって行動するのが良いのではないかと俺は提案するよ」
    アマテ:「捕まり……! なるほど……!」衝撃を受けている。
    アマテ:倒れたまま手を伸ばす。
    アマテ:「捕まるものがありません」
    アマテ:「見渡す限り一面の青空……」
    琴平 灯紅:「ふむ杖などの補助具、いまの時期であればホームセンターなどに立ち寄ってそれらを購入するのもいいが…ここまでの君との会話から推察するに、金銭の類はおそらく俺より困難しそうだからなあ」
    アマテ:「綺麗……」感動している。
    アマテ:そのまま手を振り回している。
    琴平 灯紅:「よし、ではこうしないか?俺は今からホームセンターによる用事があった、そこで私用の買い物をする次いでに君の歩行をサポートするための杖を買いに行く」
    琴平 灯紅:「また、そこまでの道中は俺の腕に捕まっておけばいい、これならどうだろう?」
    アマテ:「おお。なるほど」
    アマテ:「人間さんはさては良い人間さんなだけではなく、賢い人間さんですね?」
    琴平 灯紅:「良い人間、賢い人間、おおよそ俺に向けられる語彙の中では稀な部類だが、まあ悪い気はしないな」
    アマテ:「では、人間さん。人間さんのライトアームかレフトアームのどちらかをレンタルさせてください」
    アマテ:「使用済みになりましたら速やかに返却します」
    琴平 灯紅:「そしてそろそろその手も手持無沙汰だろう、俺の利き手と逆側、君流に言い直すのであればレフトアームの貸し出しを認めようじゃないか」
    アマテ:「わーい。すごく助かります」キミの左手に捕まって立ち上がる。
    琴平 灯紅:「ふむ、借りたものを返すという概念が君の中で成立していて俺は少し安心したよ」
    アマテ:「立った……」ゆっくりと地面に立つ。
    アマテ:「これは人類にとっては小さな一歩かもしれませんが、ぼくにとっては大きな一歩です」平坦な胸を張っている。
    琴平 灯紅:「何しろ……おっと、さすがにこれに関しては発言を避けないといけないところだな、まあ、君にとって大きな一歩が踏み出せたのであれば何よりだ」
    アマテ:「それもこれも人間さんの助けがあればこそ……」
    アマテ:「助け……?」
    アマテ:「あ、そうではありません!」
    琴平 灯紅:「む、まだ疑問点があるのかい?」
    アマテ:「お願いします!助けてください!」キミの手を強くつかむ。
    アマテ:「ぼくは助けを求めるためにここまで来たのでした!」
    琴平 灯紅:「ほほう、追加の依頼、案件次第で受けるかどうか決めたいところだな、最も、歩行に困難している君に対して助けを受けられる人間も現状俺だけであることは大いに認められる」
    GM:彼女の様子はどこか切実そうだ。
    琴平 灯紅:「要件、あるいは要求を聞かせてもらおうか、まずは内容を聞かないことにはどんな判断もできないからね」
    アマテ:「そうなのです。頼れるのはもう宇宙広しといえど人間さんしかいません!」
    アマテ:「内容!」
    アマテ:「内容……」
    アマテ:「内容……?」
    アマテ:「ぼくは何を助けて欲しいのでしょうか……?」首をひねっている。
    琴平 灯紅:「……もしかしてとは思うが、具体的な内容を忘れてしまったのかい?」
    アマテ:「忘れる! これが人間さんの言う忘れるという感情なのですね……」感涙している。
    アマテ:「まあ、忘れたといいますか」
    アマテ:「思い出せないといいますか」
    アマテ:「そんなところですね」
    琴平 灯紅:「なるほど、普段このような環境にいない君がわざわざ地球までやってきて、しかもその内容を忘れてしまうという事態」
    アマテ:こくこくと頷いている。
    琴平 灯紅:「来る途中に何かしらの精神干渉を受けてしまった、という一つの推測が成り立つが、あくまでこれも憶測だ、現状がどうなっているかなど正確に把握はできないだろう」
    アマテ:「なるほどー」よく分かって無さそうな声。
    琴平 灯紅:「まあ、とにかくだ、忘れてしまったものは仕方無い、それに現状君はここを歩くことも困難している、となれば、俺から提案できることは一つあるな」
    アマテ:「何でしょう。外宇宙への進出でしょうか。それはまだ人間さんには早すぎると思いますが」
    琴平 灯紅:「まずはこのまま先ほどの俺の提案に従って歩行を補助する道具を買いに行く、その後は思い出すための時間をひたすらに稼ぐ、つまりはまあ、どこかここで過ごすための拠点を見つける、だな」
    アマテ:「このバカチン!」弱弱しい力でキミをはたく。
    琴平 灯紅:「いきなり情報無しに打って出るのも無謀だろう?俺もそこには同意できるよ、だからここですることは足場を固めることなのではないかと思うよ」
    琴平 灯紅:「あうち」
    アマテ:「時間稼ぎだなんて愚の骨頂ですよ!」
    アマテ:「人類は常に前に進むことによって、宇宙へ旅立つことすら成し遂げたんです!」
    アマテ:「人間さんがそんな弱気でどうしますか!」
    琴平 灯紅:「そうは言ってもだね君、先立つものが無ければ長期的に君が行おうとしている目標だってご破算になってしまうと俺は思うよ」
    アマテ:「む。それはそれで一理ありますね。航行には綿密な計画は重要……」
    アマテ:「では、間を取るということで」
    アマテ:「不束者ですが……」丁寧に頭を下げる。
    アマテ:「どうか、ぼくが何を助けて欲しいのかを探る旅にお付き合いいただけると……」
    琴平 灯紅:「ああ、よろしく頼む、できる限りの協力はしようじゃないか」
    アマテ:「はい。ありがとうございます、人間さん!」
    アマテ:「……種族名だと少し呼びにくくありません? 人間さん、個体の識別名はあったりするんですか?」
    琴平 灯紅:「個体識別、つまるところ名前か、ああすっかり失念していたな、これは申し訳ないことをした」
    アマテ:「いえいえ。ぼくの方こそ最初に名乗るべきところをとんだご無礼を……」
    琴平 灯紅:「琴平灯紅、入力文字数に困難するのであれば灯紅の方を使っていただくことを推奨するよ」
    アマテ:「ひぐれさん、ですね。わかりました!」
    アマテ:「なんだか胸がときめくような素敵な識別名です!」
    アマテ:「ぼくの名前は……」
    アマテ:「…………?」首を傾げる。
    アマテ:「ア……ア……」
    アマテ:「アマ……アマテ……そんな名前だった気がします!」
    アマテ:「ぼくに似合ってます? どうでしょう?」
    琴平 灯紅:「おお、この際若干の間は先ほどの何を助けてほしいかを忘れてしまったことにもかかっていると推測されるから脇に置いておこう、それを抜きにして名前に対し何か感想を求めるのであれば……うむ、うむ……」
    アマテ:「もし似合っていないようであれば他の名前なのかもしれません。レベッカ……ジェシカ……」
    琴平 灯紅:「まいったな感想という行為は昔から苦手なほうなのだが、うん、よいのではないかと思うよ、アマテさん」
    アマテ:「おお。それはよかったです」
    琴平 灯紅:「ああ、これは単に俺の習性で感想の出力に若干時間がかかるというだけだから気にしなくて構わないよ」
    アマテ:「では、ぼくのことはアマテとお呼びください。ひぐれさん!」
    琴平 灯紅:「了解した、ではよろしく頼むよ、アマテさん」
    アマテ:「はい! 行きましょう!」キミの手をしっかりと握り、とことこと歩き出す。
    アマテ:「……ちなみにどこに行くのですか?」
    琴平 灯紅:「目的の再提示だな、了解した、まずは当座の買い物に出発だ」
    アマテ:「ショッピング! 物資の買い込みですね!」
    琴平 灯紅:「劣化の関係上生鮮食品が絡むスーパーは後回し、君の状態も鑑みて今一番優先順位の高いホームセンターが当座の目的地だね、場所はこちらだ、スマートフォン…まあ今は小型の地図端末と思ってくれ、そこに一応位置を示しておこう」
    アマテ:「そこにぼくの記憶を解き明かすための鍵が……!」
    琴平 灯紅:「そうそう、一見関係ないことであってもまわりまわって君の助けになるからね、回り道上等という奴さ」
    アマテ:「なるほどー」よく分かってなさそうな返事。
    GM:キミはどこか不思議な様子の少女と手をつなぎながら街を歩き出した。
    GM:シーン終了。
    GM:では、シナリオロイスはアマテに取得してください。
    琴平 灯紅:はい
    GM:推奨感情はポジティブが庇護で、ネガティブが不安ですが変更しても構いません。
    琴平 灯紅:アマテ 〇協力/不安
    琴平 灯紅:これで
    GM:ちゃんと協力してくれてる!
    GM:助かる―
    GM:では、改めてこのシーンは終了しましょう!
    GM:次のオープニング!
    烏丸 通:うおー
    GM:次はPC④。烏丸さんのOPになります。
    GM:まず最初にPCの自己紹介をしてもらいましょう。
    GM:キャラクターの外見や特徴、能力など簡単に紹介をお願いします!
    GM:(キャラシート)
    烏丸 通:烏丸 通(からすま とおる)
    GM:烏丸くん!
    烏丸 通:初期のUGNチルドレンです。つまり成人している。
    烏丸 通:外見や顔つきは少年の範疇ですが実は見た目以上に年を重ねています。
    GM:もうチルドレンじゃない……!
    烏丸 通:いつまでチルドレンを名乗れるのか…
    GM:アダルトチルドレン……
    烏丸 通:ww
    烏丸 通:昔は凄く強いチルドレンだったんですけど、潜入任務先の学校で破滅的な雰囲気の女性がいるなと思ったら
    烏丸 通:なんだか引かれちゃって
    GM:ほうほう
    烏丸 通:そのまま誘われて放課後ウキウキ気分でいたら血を吸われました。
    GM:破滅してる!
    烏丸 通:当時は未知の力だった輪廻の獣を抜かれて。弱体化し
    烏丸 通:ピュアウロボロスも失い
    GM:かわいそう
    烏丸 通:さらに吸血鬼になっちゃった。
    GM:ヴァンパイア化してる……
    GM:不老不死の力に目覚めたか……
    烏丸 通:弱いまま生き続けるなんて嫌だぜ!と
    烏丸 通:当人はなんとか元に戻ろうと思っています。
    烏丸 通:とはいえ根が雑なので叶っていない
    GM:そうだぜ!この世は強さが全て!
    GM:叶ってないの……
    烏丸 通:コードネームはダンデライオン、たんぽぽですね。元のコードネームがコーヒー由来なので
    GM:たんぽぽコーヒー!
    烏丸 通:その代用品という意味があります。そう。たんぽぽはコーヒーの代用品の一つなんですよね。
    GM:なるほどなぁ
    烏丸 通:戦闘ではウロボロスの強力なRC攻撃で場を切り抜けます
    GM:強そう
    烏丸 通:あとは吸血鬼特有のエフェクトを少しだけバフ兼ねて使えるようにしている。
    GM:さすがは吸血鬼!
    烏丸 通:「どう使えばいいんだこんなの…」と悩みながら頑張りました。
    GM:えらいねぇ
    烏丸 通:ちょっと偉そうなPCですが、気を遣うようにするのでよろしくね…
    GM:どんどん偉そうにしていきましょう!
    烏丸 通:以上!
    GM:はーい!
    GM:では、そんな烏丸くんのハンドアウトはこちら!

    PC④用ハンドアウト ロイス:“やたがらす支部長”柳生静子(やぎゅう・しずこ)推奨感情 P:信頼 /N:隔意
    クイックスタート:深緑の使徒 カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
     キミはUGNのN市支部に所属するエージェントだ。国際宇宙ステーション“やたがらす”を拠点とする“やたがらす支部”の支部長・柳生静子はキミの友人である。柳生は武人肌をしたクールな美人の女性で、直接会うことはできないが親しくしていた。
     年の瀬も迫ったある日、キミは柳生と通信をしていた。柳生の話では、国際宇宙ステーションでも日本と同じように新年を迎える準備を進めているのだという。だが、そんな時、柳生が突然焦った様子を見せる。軌道上で活動するスターダスト隊との連絡が途絶えたのだという。いったい宇宙で何が起きているというのだろう。

    GM:シナリオロイスは柳生静子。宇宙ステーションを拠点にするやたがらす支部の支部長。28歳独身の女性。
    烏丸 通:大人の女性だ
    GM:無重力戦闘に特化した0G柳生の使い手で、キミの友人です。
    GM:彼女が宇宙に上がる前にキミと知り合ったりしたのでしょうね。
    烏丸 通:あいつも支部長か。早いもんだな
    柳生静子:あんたはあの頃と変わらんな
    烏丸 通:うっせ。成長期待たせてんだ
    GM:友人として仲良くしてあげるといいでしょう。
    烏丸 通:オッケー!
    GM:では、キャラクターの自己紹介も終わりましたので
    GM:ここからは烏丸くんのOPに入っていきましょう!

    OP2


    GM:オープニングシーンです。ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    烏丸 通:はーい!
    烏丸 通:1d10+39
    DoubleCross : (1D10+39) → 1[1]+39 → 40

    烏丸 通:安定してる
    GM:穏やか
    GM:このシーンは、キミが支部の通信室で柳生静子と連絡を取っていると彼女の方でハプニングが起きるというシーンになります。
    GM:まずは、シーンの描写からやっていきましょう。

    GM:UGN、N市支部。通信室。
    GM:年の瀬も迫ったある日のこと。
    GM:キミは、古い友人と連絡を取り合うためにここにやってきていた。
    GM:モニターの向こうには、国際宇宙ステーション“やたがらす”の様子が映っている。
    烏丸 通:「よォ。冬は寒いよな。そっちの天気はどうだ?」
    GM:黒髪ポニーテールの落ち着いた雰囲気の女性、柳生静子が無重力下で体をふわりと落として椅子に腰かける。
    烏丸 通:背の低い男。体にフィットしたインナーの上にフーディを着ている。
    烏丸 通:年齢はよくわからない。少年のような顔ではあるが、子供というには少々目つきが鋭すぎる。
    烏丸 通:どこかバランスを欠いた印象の男だった。
    柳生静子:「宇宙に天気も四季もあるか。分かってて言ってるだろ、バカ」
    柳生静子:口は悪いが、どこか嬉しげな様子だ。
    柳生静子:「そちらは変わりないか?」
    烏丸 通:「こっちか。色々あるな」
    柳生静子:「何だ。とうとう恋人でもできたか?」
    烏丸 通:「はっ。揶揄いやがって」少し笑み、表情を戻す
    烏丸 通:「まぁ、色々あったよ。」
    烏丸 通:「"蜘蛛の巣"《スパイダーネスト》は、まぁ例外としてよ」
    烏丸 通:「"賢猫学級"クレスバーキャットは教官がジャーム化。」
    烏丸 通:「"収納箱"《ギアストレイジ》は訓練クラス丸ごとFHへ離反。」
    柳生静子:「色々ありすぎだろ……」頭を抱える。
    烏丸 通:「あのやったら野心だけはあった可愛い"スワンアサルト"がマシな方」
    柳生静子:「というか、だいぶ昔の話も混じってるし」
    烏丸 通:「と言っても"白鳥の隠れ家"《スワンコバート》もほぼ壊滅だが」
    柳生静子:「まあ。あんたが無事ならそれでいいさ」
    烏丸 通:「オレが言いたかったのはだ。」
    柳生静子:「何だ?」
    烏丸 通:「どいつもこいつも勝手に変わり過ぎだってこと」
    烏丸 通:「だから天気もねぇ、季節もねぇ、そっちが偶に羨ましく思えるよ」
    柳生静子:「人間はみんな変わる。あたしだって、もう地上にいた頃とは違うさ」
    柳生静子:「あんたが変わらなさすぎなんだ」
    烏丸 通:「そうだな。だが。お前は、変わるなよ」
    烏丸 通:「年を取るなって言ってんじゃねぇ。こうしていつも通り意味のない揶揄い合いができれば十分」
    柳生静子:「まあ、あんたの顔を見れば嫌でも陸にいた頃のことを思い出すしね」
    柳生静子:「悪くない気分だよ」
    烏丸 通:「そうかい。オレは少しづつ大人になるお前が妬ましい」
    烏丸 通:「妬ましいから、揶揄ってんだけどな」
    烏丸 通:ちいさく自嘲するように
    柳生静子:「歳なんて取るもんじゃないよ。この歳で独身だと余計にそう思うね」
    柳生静子:「はー、どっかに良い出会い転がってないかなー。この際、火星人でもいい!」
    烏丸 通:「ばーか。自棄になるなっての」
    柳生静子:「火星人ってさぁ、やっぱりタコなのかねぇ。そしたらどうやって子供作るんだろ」おかしそうに笑って言う。
    烏丸 通:「タコだろ。オレが見た映画じゃそうだった」
    柳生静子:「あれかなぁ。やっぱり触手……?」
    烏丸 通:「ハハッ!最高だな」
    柳生静子:「やっぱ地球人がいいな~」
    柳生静子:「あっ、というか、じきに大晦日だろ。年越しの準備とかは進めてんの?」
    烏丸 通:「テレビで初日の出を見るくらいだな」
    柳生静子:「宇宙ステーションでもやってるよー。飾り付けしたりとかね。年越しそばが食えないのは残念だけど」
    柳生静子:「初日の出かー。直接見なよ。生で見ると、やっぱ違うよ?」
    柳生静子:「まあ、毎日間近で見てても段々飽きてくるけどね」
    烏丸 通:「チクチクするし影もウロボロスで胡麻化さなきゃなんねぇし良い事なんか一つもねぇよ。」
    柳生静子:「あー、そっか。そういう問題があったか……」
    柳生静子:「宇宙来な、宇宙。一面の暗黒空間だから」
    烏丸 通:「吸血鬼が宇宙へ行くのはな~」
    烏丸 通:「キャラが濃くなりすぎるだろ」
    柳生静子:「何でさー。ロマンあんじゃん」
    柳生静子:「世界初! 宇宙に行った吸血鬼!……ってな」
    烏丸 通:「機会があればな。お前の面白ネタにはなってやるのは悔しいし」
    烏丸 通:「第一、宇宙って出合いないんだろ?オレまで遅れたくねぇもん」
    柳生静子:「あんた、陸にいたって独り身じゃん!」
    烏丸 通:『は?それ言うなよ」
    烏丸 通:「気にしてるんだよ!」
    柳生静子:「してたのか……」
    柳生静子:「……おっと、悪い。スターダスト隊との定時連絡の時間だ」
    GM:そう言って彼女は通信機器を手にする。
    烏丸 通:「仕事か。まぁ支部長だし真面目に仕事してくれよ」
    柳生静子:「ちょっとだけ待っててくれよ」
    烏丸 通:「いいぜ。時間だけはある。」
    GM:スターダスト隊は宇宙空間を主力に戦闘するUGNの部隊だ。彼女の取り仕切る“やたがらす支部”を中継地点にして、活動を行っている。
    柳生静子:「……おかしいな。定時連絡がない」
    柳生静子:「こちらからの呼びかけにも反応しない」
    柳生静子:「電波障害? 太陽フレアの影響か? しかし、そんな大規模な爆発は……」
    烏丸 通:「おい、落ち着け。」
    柳生静子:「あ。やっと繋が……」
    烏丸 通:「こちらからでも助けてやるから、早く安全を確保し…」
    柳生静子:「今のは……悲鳴……?」
    烏丸 通:「なんだと?」
    柳生静子:「……通信は再度途絶した」
    柳生静子:「……烏丸、悪い。あたしはこれから事態の調査に当たる」
    烏丸 通:「そうか。支部長だもんな。」
    柳生静子:「よくある宇宙空間での事故ならまだいいんだが……」
    烏丸 通:「不確定要素もある、か。」
    柳生静子:「ああ。もしこちらでどうにもならん時はあんたにも助けを求めることになるかもしれん」
    烏丸 通:「お前の0G柳生でも駄目な相手か。」
    烏丸 通:「それは…」
    烏丸 通:「面白そうだな。」
    柳生静子:「まあ、大概はデブリの衝突だとか、船の故障だとか原因はそんなところさ」
    柳生静子:「あんたのお楽しみの時間は来ないよ」
    柳生静子:「……たぶんね」
    烏丸 通:「はっ、それは悔しいねぇ。」
    柳生静子:「あたしの方が先に恋人作ってもっと悔しがらせてやるからね」
    烏丸 通:「くくく、お前には絶対負けねぇ」
    柳生静子:「金星人とかだったらイケメンだったりしないかな~」
    烏丸 通:「M78星雲系はオレも好きだぞ」
    柳生静子:「知的生命体のいなさそうな響きだなー」
    柳生静子:「じゃあ、烏丸。あー……何もなければこのまま良いお年を」
    烏丸 通:「ああ。思ったより立派に支部長してて安心したよ。」
    烏丸 通:「またな。良いお年を」
    柳生静子:微笑み返すと、通信を切る。
    柳生静子:通信が切れる瞬間、少しだけ寂しそうな顔を見せた。
    烏丸 通:「宇宙…か。そこには当然月もあるわけで」
    烏丸 通:「あの女もどこかで見てるのかね。オレ同様、変わらず。」
    烏丸 通:「忌々しいな、全く。」不敵な笑みを浮かべ、後を去る。
    GM:遥か上空500km。キミの預り知らぬところで徐々に事件は起き始めていた。
    GM:シーン終了。
    GM:シナリオロイスは柳生静子に取得してください。
    GM:推奨感情はポジティブが信頼、ネガティブが隔意ですが変えてもいいよ。
    烏丸 通:柳生静子 〇信頼 / 心配 で取得します。
    GM:了解です!
    GM:では、改めてシーンは終了です!
    GM:オープニングフェイズ、次のシーン。
    GM:次は、PC②。木花さんのオープニングになります。
    木花時雨:はい。
    GM:まず最初に簡単にPCの自己紹介をしてもらいましょう!
    木花時雨:(キャラシート)
    GM:木花さん、お願いします!
    木花時雨:「ええと、今日はここだから、路線図とバスが……」
    木花時雨:きばな・しぐれ。16歳の女子チルドレンです。
    木花時雨:性格は結構おとなしめで、みんながわいわいしてる後ろで穏やかにしているのが似合うタイプ。地味です。
    GM:おしとやか!
    木花時雨:昔は本当にダメダメで、訓練所でもすごい劣等生でしたが、姉のMIA時に姉の能力を継承・コピー、かつ対抗種が発現。
    GM:おお。成長したのだね
    木花時雨:今はそれなりに仕事も出来るようになりました。今回も頑張りますよー
    GM:えらい!
    木花時雨:そして前回登場の卓で姉は帰ってきて、今は一緒に暮らしてるのかな 結構幸せな方じゃないでしょうか。
    GM:順風満帆だ
    木花時雨:能力は、姉からコピーしたサラマンダー…焔を影で再現した能力を、特別強くなった対抗種…オーバーカウンターで強めて打ち込むだけです。
    GM:ヤバそう
    木花時雨:データ上もその通りで、災厄の炎を打つだけです。ブラボムは130だと入らなくて……ラスアクで二回殴るしかできない…
    GM:十分に怖いですよ!
    木花時雨:PLは嗣子(しし)と申します。今回はplとして初同卓ということで、できる限り頑張ろうと思います。どうかよろしくお願い致します~
    木花時雨:以上っ
    GM:はーい!よろしくお願いします!
    GM:では、そんな木花さんのハンドアウトはこちら!

    PC②用ハンドアウト ロイス:"プロセルピナ"里見舞雪(さとみ・まい)  推奨感情 P:好奇心  /N:恐怖
    クイックスタート:閃光の双弾 カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
     キミはUGNの施設で育てられたUGNチルドレンである。ある日のこと、任務帰りのキミはFHの"プロセルピナ"というコードネームを名乗る少女から襲撃を受けた。少女はキミを「蛇の手先」と呼び、巨大な機械の腕で殴りかかってくる。だが、キミには彼女に襲われるような心当たりなど全くない。すごく困る。
     幸いにも少女はさほど訓練も積んでいない様子だったためなんとか撃退することはできた。だが、どうにも執念深く追いかけてきそうだ。「全ては贖罪のため」とか言っていたが、いったい何が彼女をそうさせるのだろう。気になるぜ。

    GM:任務の帰り、急に見知らぬ少女に襲いかかられます。
    木花時雨:なるほどなるほど 怖いなあ
    木花時雨:お仕事頑張っていきたいとおもうですよ がんばる
    GM:シナリオロイスは謎の襲撃者、里見舞雪。ボブヘアーの目つきの悪い少女です。
    GM:頑張って仲良くなるといいでしょう。
    木花時雨:襲ってきたのに!w
    木花時雨:がんばりますっ
    GM:目指せ、襲われ友達!
    GM:では、そんな感じでよろしくお願いします!
    木花時雨:よろしくお願いいたします。
    GM:それでは、キャラクターの自己紹介も終わりましたので、早速木花さんのオープニングに入っていきましょう!

    OP3


    GM:木花さんのオープニングです。
    GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (36 → 42)
    GM:ぼちぼち
    GM:このシーンは、キミが任務が終わって帰路についていると謎の少女から襲撃を受けるというシーンになります。
    木花時雨:こわいよ~
    GM:なるべく痛くしないからねぇ
    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:年の瀬も迫ったある日のこと。
    GM:簡単な任務を終えたキミは、帰還する途中だった。
    GM:支部員の女の子が通信越しにキミに声をかける。
    木花時雨:新たに腕に巻いた包帯を少し確かめる。少し痛むが、さほどでもない。
    辰砂ノエル:『“パイロープ”さん、任務ご苦労様でしたっ!』
    木花時雨:「いえ、管制や後方の支援のお陰です。きちんと補足してくれなかったら、追いつけないですから」
    辰砂ノエル:『と、とんでもないです!寒い時期ですので、暖かく……! くれぐれも暖かくして帰ってくださいねっ!』
    辰砂ノエル:『肉まんとか、マフラーとか……! そんな感じです』
    木花時雨:「あはは。大丈夫ですよ、目立たないくらいにはきちんと防寒してますし…」苦笑しつつ答える。厚めのコートを着ている。
    辰砂ノエル:『で、では、任務お疲れ様でした……!』通信が切れる。
    木花時雨:手袋は付けていない。よく壊してしまうから。
    木花時雨:「ええ、辰砂さんも。お疲れさまでした」
    GM:では、キミが支部との通信を終えて帰還しようとすると
    GM:一人の少女がキミの前に立ちはだかる
    木花時雨:ふう、と白い息を吐く。冬だなあ、と感じる。いつもの年よりも厳しい気もする。そんなことを考えて。
    GM:歳はキミと同じくらいだろうか。いい加減に切り揃えたボブヘアー。制服姿の目つきの悪い少女だ。
    里見舞雪:「…………」キミのことをじろじろと見る。
    木花時雨:「……何かありましたか?」柔らかく声を掛ける。
    里見舞雪:「見つけた」
    里見舞雪:びしりと、キミを指差す。
    里見舞雪:「見つけたぞ!」
    木花時雨:「…はて。知り合いじゃなかったと思うんですけれど。どんな御用です?」
    里見舞雪:「蛇の手先め! ここで会ったが年貢の納め時だ!」
    木花時雨:声のトーンは変わらない。そのまま、右手を後ろに隠す姿勢。
    里見舞雪:「観念してもらうぞ!」
    木花時雨:「……蛇?」
    里見舞雪:「しらばっくれても無駄だ!」キミに飛びかかろうとし、わずかに躊躇する。
    里見舞雪:「あー、待てよ。確かこういう時はワーディング……ワーディングだったよな。うん」
    里見舞雪:《ワーディング》を展開する。
    木花時雨:自身に関わる蛇、というと……そう考えながら、相手を観察している。(OV。左程慣れはない。知識を得てからそう経ってない)
    里見舞雪:「オヤジに教わった通りならこれでいいはず……よし」
    里見舞雪:腰に巻いた工具ベルトのようなものを操作し、レバーをひねる。
    木花時雨:「ええと……もし、わたしとかUGNとかに文句があるなら、支部の人に会えるように機会を作って話し合いたいのだけれど」
    里見舞雪:「悪党の甘言なんかに惑わされるものか!」巨大な機械の腕が出現する!
    里見舞雪:「うわっ、重い……」
    里見舞雪:「喰らえー!」ゆっくりとキミの方に突撃してくる。
    木花時雨:瞳が細まる。(モルフェウスかバロールかな)「それを出すだけならいいけど、使うならちょっと…ああもう」
    里見舞雪:「使うに決まってるだろ。武器だぞ、これは!」
    木花時雨:「銃刀法とか暴行罪って知ってる?」少し呆れた口調。
    里見舞雪:「大事の前の小事ってやつだ!」
    木花時雨:腕は上から来ているものを支えている。なら、(関節構造から逆に走って、お腹あたりかな。白兵は得意じゃないけど…)
    里見舞雪:「いや、私もあなたみたいな女の子を殴るのは本当は気が引けるけどさぁ……でも、容赦はできないんだ!」
    木花時雨:ぐ、と姿勢を低くして駆ける。ステップ、踏込み。そのまま。
    里見舞雪:「素早い……!?」反応しきれず、懐に入られる。
    木花時雨:「--力入れてね?」ぐ、と押し込むように。衝撃を通す打ち込み方。本来は焔をより深く通すための技法。
    木花時雨:そのまま背後から腕を抑えて抑え込もうとして。
    里見舞雪:「嘘でしょ!?」思いっきり打撃を受け、悶え苦しむ。
    里見舞雪:「ま、待って待って待って!」
    里見舞雪:「キミ、強くない!? いや、邪悪だし強いのは当たり前か……!?」
    木花時雨:「待たない。事情は知らないけど、アレまともに受けたら一回死んじゃうようなのだから」
    里見舞雪:「いや、そりゃあ……」
    木花時雨:「強くない…って」少し困惑する。自分くらいで?
    里見舞雪:「そりゃあさぁ……」
    里見舞雪:「反省してます……」工具ベルトのようなものを操作すると、機械の腕をがバラバラになる。
    里見舞雪:「殺すのは良くないよな。なんか違う武器を作ってくるわ……」
    木花時雨:「ん。じゃあ、話聞かせてくれる?」腕を関節技で固めようとしたのを止めて。
    木花時雨:腕は離さない。
    里見舞雪:「あっ、優しい」
    木花時雨:「またひと気があるところとかで、急に襲い掛かられても困るから」
    里見舞雪:「あたしはキミの悪の野望を喰い止めに来た!」びしり、と指を差す。
    木花時雨:「……悪の野望?」困った顔。
    里見舞雪:「これ以上好き勝手な真似はさせないぞ……!」
    木花時雨:「わたし、そんな野望とかないんだけど……」
    木花時雨:寧ろ最近は目的とか目標にしてたことが全部すっぽ抜けてどうしようか大分困ってるくらいだ。
    里見舞雪:「そんなはずないでしょ。なんかあるって」
    木花時雨:「あるっ、って言われてもなあ……きみ、わたしのことどれだけ知ってるの」
    里見舞雪:「悪党なんだし、野望の一つや二つあるよ。思い出してごらん」
    里見舞雪:「キミのこと……?」
    木花時雨:「ええ~~……?」
    里見舞雪:「キミが蛇の手先だってことは知ってるさ!」
    木花時雨:「う、う~ん……だから、その蛇?っていうのが誰なのかとか、一から教えて欲しいのだけど…」
    里見舞雪:「くっ、そうやって私から情報を聞き出すつもりだろ。その手には乗らないぞ」
    木花時雨:「何が悪いのか分からないのに直したり顧みたりできないでしょ?」
    里見舞雪:「確かに」ポン、と手を打つ。
    里見舞雪:「キミ、頭良いなぁ」
    木花時雨:な、納得するんだ……と少しびっくりしている。ズレてる子だなあ…
    里見舞雪:「……いや、違う!そうじゃない!危うく騙されるところだった!」
    里見舞雪:「あぶねー……!」冷や汗をかいている。
    里見舞雪:「キミと私は敵同士!」
    木花時雨:「中間くらいだよ。……別にだまそうなんてしてないし、寧ろ正しいことしてるっていうなら、正しさを伝えて広めるべきじゃないの?」
    木花時雨:眉も下がって困った顔になっている。
    里見舞雪:「おお。なるほど……」感心している。
    木花時雨:「うん。だから聞かせて欲しいのだけど、いい?」
    里見舞雪:「キミやっぱり中間より上くらいの賢さはあるよ」
    里見舞雪:「というか、キミって呼ぶのも変だな。名前教えてよ」
    木花時雨:「まあ、ありがとう…?」
    木花時雨:「あ、うん…木花時雨っていうんだけど。あなたは?」
    里見舞雪:「時雨ちゃんね。私は里見舞雪」
    木花時雨:気が抜けて名乗ってしまった。…まあ、まず信用してもらうためにもそう悪くはない…はず。
    里見舞雪:「…………」
    里見舞雪:「ファルスハーツってやつ……?」
    木花時雨:「里見さんだね。……違うけれど…?そこ分かってたんじゃなく…?」
    里見舞雪:「あ、いや。時雨ちゃんじゃなくて私」
    里見舞雪:「ファルスハーツなの。コードネームはプロセルピナって言ったかな」
    木花時雨:「…なるほど?」
    木花時雨:随分ぼんやりしてるというか。本当に新人…なのだろうか?
    里見舞雪:「で、要するにこれは私にとっては罪滅ぼしみたいなものなんだ」
    里見舞雪:「全て私が原因だから。私が始末をつけないといけない」
    木花時雨:「………ん、んん…。まだちょっとわからないけど。そう言う事態になってるなら」
    木花時雨:「まずは収めることが大事なんじゃないかな。自分一人でどうにかしようとするのにこだわるより」
    里見舞雪:「うん。だから、こう、次は殺さずに時雨ちゃんを鎮圧できるような武器を開発して」
    里見舞雪:「必ず時雨ちゃんを止める!」
    木花時雨:「……いや、わたしがなにかしてしまうなら先に教えてくれればやらないけど…」
    里見舞雪:「未来形じゃなくて、進行形でしょ!」
    里見舞雪:「もー!時雨ちゃんって本当に悪い人!?気が抜けるなー!」
    木花時雨:「進行形って。こうやって腕を抑えてること…?」
    里見舞雪:「あっ。その仕草は悪そう」
    木花時雨:「少なくとも犯罪はしてないはず……いや、急に殺されそうになったらこの程度は…」
    里見舞雪:「いったい何を隠している……!」キミの体につかみかかる。
    木花時雨:「わ、」急に掴みかかられたので脚を里見さんのそれに絡めて投げようとする。
    里見舞雪:「ウワーッ!?」そのまま勢い良く投げ飛ばされる。
    里見舞雪:「お、覚えてろよ……時雨ちゃん……」仰向けに寝転んでいる。
    木花時雨:「きゅ、急にびっくりするなあもう……」一応気付いて背中が叩き付けられないようにはした。
    里見舞雪:「優しい投げ方をしてくれてありがとう……」
    木花時雨:「いやだからお話聞かせてほしいんだけどなあ……」首元の包帯が指が掛かったのか、解けている。
    里見舞雪:「あっ、包帯。やっぱりそこに邪悪な力が……!?」
    木花時雨:黒く焼け焦げた跡がある。
    里見舞雪:「あ……」言葉を失う。
    里見舞雪:「その。ごめん……変な風に言って」
    木花時雨:「……あ、見えた?結構アレだから見えないようにしてたんだけど…」滲む体液は少ない。治りかけだ。
    里見舞雪:「怪我してるじゃん。安静にしてた方がいいんじゃないの……?」
    木花時雨:「いいよ。実際、邪悪っていうか…オーヴァードなら触らない方がいいだけ」
    木花時雨:「もう治るよ。包帯だけ巻いて放っておけばいいから」巻きなおすために、里見さんの腕を離して巻きなおす。
    里見舞雪:「あー、いや。そういうの、悪く言うつもりじゃなかったんだけど……」
    里見舞雪:ポケットの中をガサゴソとあさり、絆創膏を取り出す。
    里見舞雪:「これ、あげる!」
    木花時雨:「……里見さんって」少し驚いた表情をして。
    里見舞雪:「お大事にしろよ!……な、何?」
    木花時雨:「FHとか似合わないから、ああいうのやめない?」受け取って、くすりと笑う。
    里見舞雪:「ファルスハーツに似合う似合わないとかあるの!?」
    木花時雨:「あるんじゃないの。やめたっていいんだし」
    里見舞雪:「いやー、でも、こればかりはさ。私の罪だもん。最後まで私がやらなきゃ」
    木花時雨:「一人でやろうとするものじゃないと思うけどなあ」
    里見舞雪:「他の人に背負わせられないっしょ……」
    里見舞雪:「じゃあ、時雨ちゃん。新兵器を開発したらまた会いに来るから!」
    木花時雨:「それで失敗とかしたらもっと恥ずかしくない?……あっ」
    里見舞雪:「あんまり無理しないでね。体、大事にしなよ!」
    里見舞雪:「あっ、ワーディングやめとこ」
    里見舞雪:《ワーディング》を解除する。
    木花時雨:「ちょ、ちょっと待って…!」
    里見舞雪:「またね、時雨ちゃん!」《瞬間退場》を使用し、そそくさと歩き去っていく。
    木花時雨:追いつこうとして追いつけない。
    木花時雨:全力で、能力を用いれば間に合ったかもしれない。
    GM:里見舞雪と名乗った少女の姿は急激に遠ざかっていく。
    木花時雨:それでも、ああもこちらを気遣う言葉を掛けたなんともちぐはぐな相手に、傷を広げて影を燃やすそれを使うのは躊躇われて。
    GM:いつの間にか、周囲にはまた元の街の風景が戻ってきている。
    木花時雨:「ああ、もう……見落としちゃった」
    木花時雨:貰ってから握っていた絆創膏を、掌を開いて見る。
    木花時雨:(……変な子だったなあ。ああ、もう…)とはいえ、本当に失態だった。
    木花時雨:姉や春悠くんならさっさと制圧して、確保して話もきっちり聞けたかもしれない。
    木花時雨:とはいえ………
    木花時雨:緩んでいた首元の包帯を解く。
    木花時雨:手で火傷跡をなぞり、そこに貰った絆創膏を。
    木花時雨:「……もしもし、すみません。”パイロープ”です…ええ、先の件とは別で」
    木花時雨:支部へ連絡する。自分だけならまあ、まだなんとかなるだろうけど。
    木花時雨:指先に、張った絆創膏のすべすべした感触がした。
    GM:では、キミが支部へと連絡を入れたところでこのシーンは終了だ。
    GM:シナリオロイスは里見舞雪に取得してください。
    GM:推奨感情はポジティブが好奇心、ネガティブが恐怖です。
    GM:急に襲いかかられるの怖いですからね。
    木花時雨:”プロセルピナ”里見舞雪 〇好奇心/不安 で。大丈夫かなあの子…
    GM:不安がられていた……
    GM:では、改めてシーンは終了です!
    GM:次は、PC③。鹿島さんのOPになります。
    GM:OPに入る前にまずは簡単にキャラクターの自己紹介をしてもらいましょう。
    鹿島金剛:はーい
    GM:(キャラシート)
    GM:では、鹿島さん、自己紹介をお願いします!
    鹿島金剛:アンブレイカブルマン/鹿島 金剛/カシマ コンゴウ
    GM:強そう!
    鹿島金剛:42歳/男性/UGN日本N市支部長
    鹿島金剛:厳つい名前しとるな
    鹿島金剛:レネゲイド拡散初期のオーヴァードであり、UGN日本の前身である護人会の頃から戦い続けている男。
    GM:大ベテランだ
    鹿島金剛:常に最前線で戦い続けており、傷だらけになりながらも戦場に立ち続ける姿から『折れぬ男(アンブレイカブルマン)』と呼ばれている。
    GM:アンブレイカブル……!
    鹿島金剛:能力は触れたものの出力の変動。敵への攻撃に干渉し、出力を高める。敵からの攻撃に干渉し、出力を落とす。といったような使い方。
    鹿島金剛:RC能力にはめっぽう強いが、白兵や射撃に関しては干渉しづらい為、装備でカバーしている。
    鹿島金剛:支部はかなり発展しており、設備が充実している。
    GM:手練れだ
    鹿島金剛:あとカッコいいデバイスとか制服とか用意してるから良ければ使ってね。これは特撮ヒーロー的な趣味です。
    鹿島金剛:こんな感じ!
    GM:そんな趣味が
    GM:では、そんな鹿島さんのハンドアウトはこちら!
    鹿島金剛:そう、残念なことにあんま着てる人はいない……
    GM:いないのか……

    PC③用ハンドアウト ロイス:"査察部課長補佐"サカイ  推奨感情 P:連帯感/N:猜疑心
    クイックスタート:誇り高き紅 カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長
     キミは、UGN・N市支部の支部長を務めている。すっかり年末ムードになった支部でキミが大掃除などをしていると、査察部課長補佐のサカイというエージェントから連絡が入る。サカイは腰が低く飄々としたどこか掴みどころのない男だ。
     彼は、UGNが所有する“アマテラス”という軍事衛星の管理用AIが暴走してジャーム化したという事実を告げる。このままでは、UGNにも世界にも危機が訪れるだろう。“アマテラス”を止めるための宇宙船の発射ルートを考えると今はN市が最適らしい。サカイは支部長であるキミに助力を求めた。

    GM:シナリオロイスは査察部課長補佐のサカイ。
    鹿島金剛:大変なことだ
    GM:ハットにスーツ姿で飄々とした態度の目の細い男です。
    GM:なんでもUGNの所有する軍事衛星が暴走してしまったそうです。
    GM:ヤバイですね。
    鹿島金剛:俺たちでどうにかなるか?それ
    鹿島金剛:まあやるけど……
    GM:宇宙に行って、衛星を破壊してもらうんですよ。
    GM:シンプル!
    GM:事は支部長の手腕にかかっています!
    GM:頑張ってください!
    鹿島金剛:がんばるぞー
    GM:では、キャラクターの自己紹介も終わりましたので、早速オープニングに入っていきましょう!

    OP4


    GM:鹿島さんのオープニングです。
    GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    鹿島金剛:39+1d10
    DoubleCross : (39+1D10) → 39+9[9] → 48

    鹿島金剛:オギャーッ
    GM:いい上がりっぷり
    GM:このシーンは、キミが支部員の辰砂ノエル(しんしゃ・のえる)と一緒に大掃除や年越しの準備をしていると、通信が入って緊急事態を告げられるというシーンになります。
    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:UGN、N市支部。
    GM:年の瀬も迫ったある日のこと。
    GM:このところ大きな事件もなく、支部長であるキミは支部員たちと一緒に支部の片付けや年越しの準備に追われていた。
    GM:支部員の小柄で眼鏡だが少しおっちょこちょいなところのある少女、辰砂ノエルがキミに声をかける。
    辰砂ノエル:「し、支部長! 大掃除、全然終わりません!」パタパタとハタキを振り回している。
    鹿島金剛:2m弱の巨体をかがめ、機材を拭いている。少しシュールだ。
    鹿島金剛:「おう、大変だなァ、もうちょい人来てもらえればよかったんだが……」
    辰砂ノエル:「こうなったら、日本支部に応援を要請しましょうか……!?」通話装置を手に取る。
    鹿島金剛:「アホか!んなことでいちいち応援要請すんな!」 慌てて通話装置を押さえつける
    辰砂ノエル:「はわーっ!? す、すみません!」恐縮している。
    鹿島金剛:「今日終わんなかったらしゃあねえだろ、最低限のことは終わらせて後日ゆっくりやっていこう」
    辰砂ノエル:「仕方ありません……私たちだけで頑張りましょう……」
    鹿島金剛:「おう……」
    辰砂ノエル:「支部長、こちらの余りまくっている制服は廃棄処分でよろしいですよね?」
    鹿島金剛:「ばっ」
    辰砂ノエル:やたら格好良い制服を段ボール箱に詰めている。
    鹿島金剛:「……ぐっ……」
    鹿島金剛:表情が苦悶に満ちている。頑張ってデザインしたのに……!
    鹿島金剛:しかし全然誰も着てくれないのも事実……
    辰砂ノエル:「だーれも着てないじゃないですか! ロッカーの中、パンパンなんですよ!」
    鹿島金剛:「だからってお前……」
    鹿島金剛:「持って帰る……」
    鹿島金剛:「サンプルだけ支部において後は自分で保管する……」
    辰砂ノエル:「サンプルは置くんですか……」
    鹿島金剛:「誰か気にいるかもしれないだろ……!」
    辰砂ノエル:「いったいなぜこのデザインにそこまでのこだわりを……」
    鹿島金剛:「か、カッコいいだろ……」
    辰砂ノエル:「うーん。“パイロープ”さんが任務終わって戻ってきたらとりあえず聞いてみますか……」
    辰砂ノエル:「彼女、着てくれるかな……」
    鹿島金剛:「の、能力のことが無ければ……反応は悪くなかったし……」
    鹿島金剛:「琴平とか……」
    辰砂ノエル:「支部長……それは社交辞令というやつでは……?」
    鹿島金剛:「ン”ッ」
    鹿島金剛:「お前なーっ!言っていいことと悪い事があるだろ!」
    鹿島金剛:「支部長だぞ俺!一応!」
    辰砂ノエル:「ひええ、急にキレた!」
    辰砂ノエル:「じゃあ、ちょっとは支部長らしいことしてくださいよー!」
    鹿島金剛:「しとるが!?」
    鹿島金剛:してるよ、一応支部長だし。前線出てばっかだけど
    辰砂ノエル:「前線に出てばっかりでぜーんぜん支部にいないじゃないですか」
    鹿島金剛:「ええい、ともかく制服はさっき言った通りで、他には?」
    辰砂ノエル:「あ、この書類はシュレッダーでいいですか?」書類をシュレッダーにかけながら聞く。
    鹿島金剛:「聞いてからかけろや!」
    鹿島金剛:「なんの書類!?」
    辰砂ノエル:「ふええー!すみませんー!」
    辰砂ノエル:「なんか機密書類とか書いてありましたけど……」
    鹿島金剛:「誰か-っ!モルフェウスーっ!」
    鹿島金剛:「書類直してくれーッ!」
    辰砂ノエル:「日本支部に応援を要請しましょうか……」
    鹿島金剛:「お前なーッ!」
    GM:と、キミたちがそんな風に話していると。
    GM:支部に通信が入る。
    鹿島金剛:ゲフンゲフンと咳払いしてサングラスをかけ直す
    辰砂ノエル:「おや。もしかして本当に日本支部からの応援ですかね……?」
    鹿島金剛:「……」 黙って聞いている
    辰砂ノエル:「発信先は……ゲッ、査察部」
    辰砂ノエル:「どうします、支部長?」
    鹿島金剛:「繋いでくれ」
    辰砂ノエル:「分かりました」真面目な顔になって言う。
    GM:支部のモニターに、ハットにスーツ姿をした細身の男が映る。目は細く、どこか薄ら笑いを浮かべている。
    サカイ:「ごきげんよう、鹿島支部長殿。ワタクシ、査察部課長補佐のサカイと申します」
    サカイ:「どうぞ以後、お見知りおきを」芝居がかった礼をする。
    鹿島金剛:「ごきげんよう、サカイ殿。UGN日本N市支部長、鹿島金剛だ」
    鹿島金剛:「よろしく」
    サカイ:「突然のご連絡で驚かせてしまい誠に申し訳ございません」
    サカイ:「ちょっとした……ええ。ちょっとした緊急事態というやつでして」
    鹿島金剛:「気にすることはない、それだけの用事なのだろう」
    サカイ:「ご理解の程、感謝いたします」
    サカイ:「鹿島支部長殿は“アマテラス”のことはご存知でしょうか」
    鹿島金剛:「……軍事衛星の管理AIだったか」
    サカイ:「ええ。我らUGNが開発したそれはもう強力無比な新型の衛星兵器です」
    サカイ:「それがですねぇ。すこぉし、マズいことになりまして」
    鹿島金剛:「ふむ……マズいこととは?」
    サカイ:「管理用のAIがジャーム化し、暴走を始めました」
    サカイ:「マズいですよねぇ。これはよろしくない」
    鹿島金剛:「……ジャーム化の原因は判明しているのか?」
    サカイ:「原因は今のところ技術班が総力を挙げて解析中です」
    サカイ:「ですが、このままでは世界の危機、ですね」
    鹿島金剛:「なるほど、しかし、それを何故こちらに?」
    サカイ:「近いのですよ」
    サカイ:「人工衛星というのは常に軌道上を回っています」
    サカイ:「今現在の衛星の周回軌道からすると、N市から飛ぶのが最短経路なのです」
    鹿島金剛:「宇宙へ飛べ、と」
    サカイ:「ええ、おっしゃる通り!」
    鹿島金剛:「しかし、"やたがらす"は?」
    鹿島金剛:「宇宙であればそちらの管轄になると思うが」
    サカイ:「“やたがらす支部”は現在、もう一つ別の問題に直面しているようでして」
    サカイ:「こちらもまだ詳細は究明中ですが……」
    鹿島金剛:「内容としては?」
    サカイ:「宇宙を戦力とするスターダスト隊が消息を絶ったようなのです」
    鹿島金剛:「スターダスト隊が……!」 ほんの少し動揺をにじませる
    サカイ:「“やたがらす支部”も下手に身動きを取ることができないようで。実に困りましたねぇ」
    サカイ:「まあ、ですが実際のところやることはいつもと同じです」
    サカイ:「ジャームに接触して、対象を破壊する」
    サカイ:「ねえ、簡単でしょ?」
    鹿島金剛:「だろうな。だがいつもと違うところがある」
    サカイ:「おや。それはいったい?」
    鹿島金剛:「……宇宙だぞ」
    サカイ:「ご心配なく。宇宙船の手配は査察部で致しますとも」
    サカイ:「鹿島支部長殿は戦闘をこなせる人員をかき集めてくださればよろしいのですよ」
    鹿島金剛:「……エージェントの宇宙適性の確認に時間がいる」 少し頭を抱える
    鹿島金剛:「出発はいつだ」
    サカイ:「準備ができ次第、といったところですかねぇ」
    サカイ:「と言ってもあまり悠長に待っているわけには参りませんが」
    サカイ:「何せ、世界の危機、ですから」
    鹿島金剛:「……了解した。早急に手配を進めよう」
    サカイ:「よろしくお願い致します。諸々の手配が済み次第、ワタクシもN市に向かいますので」
    サカイ:「では、ごきげんよう。鹿島支部長殿」
    鹿島金剛:「ああ、ではまた」
    サカイ:恭しく一礼してみせると、通信が切れる。
    辰砂ノエル:「な、なんかヤバイことになってきましたね……」
    鹿島金剛:通信が切れると同時に舌打ちしながらサングラスを投げ捨てる
    鹿島金剛:「ヤバいなァ」
    辰砂ノエル:「し、支部長……!?」
    辰砂ノエル:「え、ええっと。どうするんです、これから?」
    鹿島金剛:「サカイという男について裏を取ってくれ、あと動けるヤツ全員招集」
    鹿島金剛:「大掃除とかは後回しだ、ムカつくぜ……」
    辰砂ノエル:「い、いったい何にムカついてるんですかー!」
    鹿島金剛:「あの胡散臭い男にだよ!」
    辰砂ノエル:「ひ、ひええ!確かに胡散臭かったですけど!」
    鹿島金剛:「ともかく時間がないんだ、とっとと始めんぞ」
    鹿島金剛:「まずは暇してるだろう烏丸からか……」
    辰砂ノエル:「わ、分かりましたー! とにかく片っ端から暇人を集めます!」
    辰砂ノエル:慌ててヘッドセットを付ける。
    鹿島金剛:「頼む、俺はちょっと食堂行っておしるこ貰ってくるわ……」 疲れた
    辰砂ノエル:「休んどる場合かー!」わめいている。
    鹿島金剛:「頭働かねーんだよ!お前らの分も貰ってくるから安心しろ!」
    辰砂ノエル:「あっ、やった。おもち2つでお願いします」
    鹿島金剛:「おー、言うだけ言ってやるよ」
    鹿島金剛:頭をがりがりと掻きながら部屋を出る
    鹿島金剛:(いきなり宇宙か……)
    鹿島金剛:さて、今回は何人が赴けるだろう。
    鹿島金剛:かつて宇宙で戦った時の事を思い出す。当時はまだ支部長になったばかりの少女の剣術のキレ。
    鹿島金剛:(ま、役得だと思えば、たまにはいいか)
    GM:では、キミがそう思いを馳せながら部屋を出たところでこのシーンは終了だ。
    GM:シナリオロイスは辰砂ノエルに
    GM:じゃない!
    鹿島金剛:ww
    GM:こいつはモブ!
    GM:シナリオロイスは査察部課長補佐のサカイに取得してください。
    鹿島金剛:"査察部課長補佐"サカイ  連帯感/〇猜疑心
    鹿島金剛:クソ怪しい
    GM:おお、推奨感情どおりだ
    GM:あ、怪しくないよぉ
    GM:ワタクシは真面目なエージェント……
    GM:では、改めてシーンは終了です!
    GM:次のOP。
    GM:次は、PC⑤。冬堂さんのオープニングになります。
    冬堂 鈴姫:はーい! よろしくおねがいします!
    GM:まずはシーンに入っていく前にPCの自己紹介をしてもらいましょう。
    冬堂 鈴姫:了解です!
    冬堂 鈴姫:(キャラシート)
    冬堂 鈴姫:「キミの知らないところ、教えてあげよっか」
    GM:見た目や性格、能力など簡単にキャラクターの自己紹介をお願いします!
    冬堂 鈴姫:"リインカーネーション" 冬堂鈴姫(とうどう すずめ)です。
    冬堂 鈴姫:過去にR事件に巻き込まれており、その際にオーヴァードとして覚醒しています。
    冬堂 鈴姫:また、それと同時に遺産『白猿の額冠』を継承しました。
    冬堂 鈴姫:そのため、常に理性的に行動することを遵守しています。ええ、努めています。
    GM:遺産だ
    冬堂 鈴姫:シンドロームはウロボロス/ノイマンのクロスブリード。
    冬堂 鈴姫:非常に優れた感受性を持ち、レネゲイド因子による超常現象の仕組みを理解することができます。
    GM:すごい
    冬堂 鈴姫:データ面はシンプル。相手より早く動いて《インフェルノ》を打ち込むだけです。
    冬堂 鈴姫:演出的には対面の"クセ"を読み取り、点穴を穿って因子制御を一時的に乱す……みたいな!
    GM:怖いねぇ
    冬堂 鈴姫:でも一人じゃ何も出来ないので仲間が沢山いてくれて嬉しいです! よろしくお願いします!
    GM:はーい。
    GM:では、そんな冬堂さんのハンドアウトはこちら!

    PC⑤用ハンドアウト ロイス:"ヨルムンガンド"  推奨感情 P:執着/N:脅威
    クイックスタート:真実の探求者 カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
     キミは、UGNに協力しているオーヴァードである。Rラボの研究員の女性、八房(やつふさ)はキミの友人だ。近頃の八房はUGNが打ち上げた新型の軍事衛星"アマテラス"の調整と管理で大忙し。キミはそんな彼女のもとに応援かつ冷やかしのためにやってきていた。
     だが、そんなRラボを漆黒のジャームが襲撃した。"ヨルムンガンド"を名乗る人型のジャームは、強大な力を振るうとそのまま姿を消した。奴の目的が何なのかは分からないが、放っておくわけにもいくまい。キミは八房のためにも"ヨルムンガンド"の行方を追うことにした。

    GM:シナリオロイスはヨルムンガンド。
    冬堂 鈴姫:大層な名前!
    GM:キミが知り合いの研究所に遊ぶに行っていると襲撃を受けます。
    冬堂 鈴姫:大変だ
    GM:大変なのだ。友人のためにも頑張って復讐してやるといいでしょう
    冬堂 鈴姫:復讐は大事ですからね 禍根を残してはいけない
    GM:そういう話だったかなぁ
    GM:では、そんな感じでお願いします!
    冬堂 鈴姫:はい! よろしくおねがいします!
    GM:それでは、キャラクターの自己紹介も終わりましたので、早速オープニングに入っていきましょう。

    OP5


    GM:冬堂さんはダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (35 → 39)
    GM:このシーンは、キミが友人の研究所に遊びに行っているところに謎の襲撃者が現れるというシーンになります。
    GM:ちなみにこのシーンは、時系列的には全部のOPの一番最初ですね。
    冬堂 鈴姫:スターター!
    GM:そういうこと!
    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:年の瀬も迫ったある日のこと。
    GM:キミは、八房という知り合いの研究者のもとに遊びに来ていた。
    GM:キミがやってくると、Rラボの研究所は忙しそうにしている。
    GM:白衣姿に頭から犬耳の生え、手におにぎりを持った女――八房もせわしなくタブレット端末を操作している。
    八房:「せっかく遊びに来てくれたところ悪いけど、あんまり構ってられないぞ。鈴姫ちゃん」
    冬堂 鈴姫:「年の瀬なのに忙しないのね」
    冬堂 鈴姫:きらり。銀色の髪が蛍光灯の光を返す。水晶のように蒼いウィッグが存在を主張する。
    冬堂 鈴姫:黒のベレー帽、白地に黒いファーの付いたコート、赤斑メガネを超えた先の瞳は水色。
    冬堂 鈴姫:その身に纏うは白と黒のコントラスト。異能宿す少女は小さな微笑みを浮かべていた。
    八房:「師走だからねぇ。師が走ると書いて師走だよ」
    八房:「まあ、これは別に師走関係ないんだが」
    冬堂 鈴姫:「じゃあ弟子はゆっくりできるんじゃないの?」近くの空席から椅子をガラガラと持ってきて座る。
    八房:「ふてぶてしい! キミはいつから私の弟子になったんだい」
    冬堂 鈴姫:「うーん、今?」
    八房:「弟子なら弟子らしく師匠の仕事を手伝いたまえ」
    八房:「ほら、そこの計器の数字を確認してくれ」
    冬堂 鈴姫:「他人の芝生に土足で踏み込めるほど人間が出来てないから」
    冬堂 鈴姫:ぱしゃり。
    冬堂 鈴姫:「はい、どうぞ」スマホの画面を見せる。確認する気がない。
    八房:「うーん。人間ができているのかそうでないのか」ぐい、と首だけを曲げてスマホの画面を見る。
    冬堂 鈴姫:「どう?」
    八房:「数値は正常。まあ、そうでないと困るんだが」
    冬堂 鈴姫:「異常でも良いでしょ、師匠がいるんだし」けらけらと笑う。
    八房:「これに関して言えば、異常は危機ということだよ」
    八房:「いいかい、弟子。宇宙での実験は一つの失敗が命にかかわるのさ」
    冬堂 鈴姫:「ドミノ倒しね」
    八房:「そういうこと。新型軌道衛星の管理と調整なんて任せられてしまったせいでうちは大忙しだよ」
    八房:ため息をつき、おにぎりをかじる。
    冬堂 鈴姫:「ね、ホントお疲れ様」
    八房:「アマテラスとか言ったかな。ご大層な名前付けちゃって」
    八房:「まあ、そういうわけだから私はキミに構っている暇がない」
    八房:「どっかその辺でクロスワードでも解いていたまえ」
    八房:「もしくは私の肩を揉むか、どちらかだな」
    冬堂 鈴姫:「はーい」そういって立ち上がり、給湯器の方向へ向かおうとする。
    GM:と、その時。
    GM:キミは、目の前に漆黒の姿をした人型のオーヴァードを立っていることに気付くだろう。
    GM:そのオーヴァードは《ワーディング》を展開する。
    ヨルムンガンド:「チンケなラボだこと。あんまり壊しがいもねえな」
    ヨルムンガンド:研究所の中を見渡すとゆっくりと歩き出す。
    八房:「……!?」
    冬堂 鈴姫:「────っ!?」突然の出現に思わず心臓が跳ねる。
    八房:「私のラボで勝手な真似をさせるか……!」
    八房:その前に立ちはだかる。
    ヨルムンガンド:「ああン? 邪魔だっつの」黒い雷鳴が迸る。
    GM:黒い雷鳴が唸り、八房の体を焼く!
    八房:「ぎゃっ……!」
    冬堂 鈴姫:腰を落とし、姿勢を低くしていた。これが仮に事前に計画されたものであれば自分はイレギュラーだ。
    冬堂 鈴姫:この施設の環境・人員・スケジュールを理解しているのであれば、"仮想的"に含まれていない。
    冬堂 鈴姫:故に、滞りなく計画が進行する過程におけるノイズ。札(自分)を切るのは分水嶺を超えた先。
    冬堂 鈴姫:しかし──
    冬堂 鈴姫:「八房!」
    八房:「鈴姫……逃げろ……!」
    冬堂 鈴姫:──感情が先行する。飛び出し、黒衣の男に手を伸ばす。
    八房:ボロボロの姿で倒れ込みながら、叫ぶ。
    ヨルムンガンド:「おいおい。今の悲痛な叫びが聞こえなかったのかい?逃げろってさ」
    ヨルムンガンド:「悪いねぇ。オレ様にはお前なんかの相手をしてる暇はねえんだよ!」
    ヨルムンガンド:黒い雷光が蛇のようにうねりながらキミへと伸びる。
    冬堂 鈴姫:直進。受けきれるならそのまま攻撃が通る。受けきれないなら元より勝てない。
    GM:強烈な雷撃がキミの体を貫く!
    冬堂 鈴姫:「きゃっ……!!」当然、受けきれるものではない。
    ヨルムンガンド:「おいおい、女。まともに喰らうとか頭悪いのか?」
    冬堂 鈴姫:数秒後に倒れ込む身体を根性で起こし、その眼を見据えて口角を上げる。
    冬堂 鈴姫:「ばーか」
    ヨルムンガンド:男は研究所内を進むと、メインコンピューターの前に立つ。
    ヨルムンガンド:「ああン?」キミを睨み、低い声で言う。
    ヨルムンガンド:「……まあ、いい。こっちが先だ」
    冬堂 鈴姫:戦闘力は中の下。出力は下の下。敵うはずが無い自分の役割は、時間を稼ぐこと。
    ヨルムンガンド:男は何者かに対して「Eロイス:砕け散る絆」を使用します。
    ヨルムンガンド:「……チッ。ここからじゃあこの程度が限界か」
    ヨルムンガンド:「最初はそんなもんでも構わねえか」
    ヨルムンガンド:「じゃあな、女。向かって来なくて正解だったな」
    冬堂 鈴姫:うつ伏せに倒れている。返す言葉は必要ない。
    ヨルムンガンド:《瞬間退場》を使用。黒い雷鳴とともにシーンから退場する。
    八房:「待て……お前……何者だ……!」
    ヨルムンガンド:「あー? “ヨルムンガンド”とでも名乗っておこうかね」
    ヨルムンガンド:「この世界を破壊する者だ」
    GM:男の姿はそのまま?き消える。
    八房:傷だらけの姿で地面を這いずりながらキミの方に向かう。
    八房:「鈴姫……無事か……?」
    冬堂 鈴姫:ぶつぶつと聞こえないような声で何かを呟いている。
    八房:「鈴姫……?」
    冬堂 鈴姫:「安心して、八房」
    冬堂 鈴姫:「彼の悪意、しっかり理解ったから」
    八房:「わ、分かったって……。何をするつもりだ」
    冬堂 鈴姫:全身を焦がした雷撃によって生まれた熱は未だ冷めやらぬ。
    冬堂 鈴姫:傷はいずれ癒えるだろう。故にその熱が消える前に、怒りが世界に解ける前に。
    冬堂 鈴姫:「リベンジマッチ」
    冬堂 鈴姫:口角を上げるという行為は元来攻撃的な意味を持つ。
    冬堂 鈴姫:彼女の浮かべた微笑みは、目の前の少女にどのように写ったのだろうか。
    八房:「キミはその行為の危険性を理解しているのか」キミの腕をつかむ。
    冬堂 鈴姫:努めて理性的に。遺産を継承する少女は言葉を返す。
    冬堂 鈴姫:「世界を守るんでしょ、UGNは」
    八房:「そうだ」
    冬堂 鈴姫:「だからあたしはあたしの世界を守る」
    冬堂 鈴姫:「八房もここのラボの人もなんかやってた矛先のやつも」
    冬堂 鈴姫:「全部良い感じにする」
    八房:「分かったよ。なら、行ってきたまえ」
    八房:「無茶したら承知しないぞ」
    冬堂 鈴姫:ふふんと鼻を鳴らし
    冬堂 鈴姫:「────師の命、必ずや遵守致しましょう」
    八房:「さっさと良い感じにしてきたまえ、弟子一号」
    冬堂 鈴姫:左目で小さくウインクを飛ばす。そして、くるりと翻す。
    冬堂 鈴姫:(目的地は彼の残した残滓が、悪意を刻まれた身体が教えてくれる)
    冬堂 鈴姫:修復を繰り返し、高揚しているレネゲイド因子の赴くままに出発した。
    GM:では、キミがRラボを後にしたところでこのシーンは終了だ。
    GM:シナリオロイスはヨルムンガンドに取得してください。
    GM:推奨感情はポジティブが執着、ネガティブが脅威ですが変更しても構いません。
    冬堂 鈴姫:"ヨルムンガンド" 執着/敵意○
    冬堂 鈴姫:ぶっとばす! の方が近いかな
    GM:敵意持ってる!
    GM:あわわ……大変……
    GM:では、改めてシーンは終了です!
    GM:というわけで、これでオープニングフェイズは全て終了になります。
    GM:ミドルフェイズに入って行く前に、ここでPC間ロイスの取得をしたいと思います
    GM:今回は全員が同じ支部で任務を受けたりするという仲間ということであらかじめ面識があっても構いません
    GM:PC間ロイスの取得の順番は
    GM:普通にPC番号順でいこうかな
    GM:琴平さんは時雨さんの、時雨さんは鹿島支部長の。鹿島支部長は烏丸さんの、烏丸さんは冬堂さんの、冬堂さんは琴平さんのロイスを取得してください
    琴平 灯紅:はーい
    木花時雨:了解です。
    琴平 灯紅:木花時雨 〇連帯感/不安
    冬堂 鈴姫:はーい!
    琴平 灯紅:とりあえずこれで取ります
    鹿島金剛:烏丸通 〇信頼/隔意 かな
    木花時雨:支部長/鹿島金剛/〇信用/不安 で。偶にちょっと大丈夫かなって…
    鹿島金剛:ひ、ひどい
    冬堂 鈴姫:琴平 灯紅 ○興味/不安 かなぁ
    烏丸 通:冬堂 鈴姫 〇期待/疎外感 「オレの体質を直す手掛かりにならないか」という期待「まぁ吸血鬼じゃないしなー」という疎外感
    GM:吸血鬼の方が少ないでしょ
    烏丸 通:マイノリティは辛いぜ
    GM:では、みんなPC間ロイスは取りましたね
    GM:キミたちの絆なのでちゃんとメモしておくんですよ
    GM:それでは、PC間ロイスの取得はこれで終了!
    鹿島金剛:たまに忘れてヒーコラログを遡る羽目になる
    GM:あるある
    烏丸 通:メモに書いちゃお
    GM:最後にトレーラーを読み上げたらミドルフェイズに入っていきたいと思います!
    GM:トレーラー
    昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
    このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
    だが――、世界は知らぬうちに変貌していた。
    UGNが軌道上に打ち上げた新型軍事衛星“アマテラス”。
    絶大な力を誇る最新鋭の衛星兵器は世界の秩序を守る切り札になるかと思われた。
    だが、年の瀬も迫ったある日、“アマテラス”を管理する中枢AIが突如として暴走する。
    同時に、軌道上で活動するスターダスト隊との通信は途絶。
    国際宇宙ステーションを拠点にする“やたがらす支部”は上空500kmで孤立することとなる。
    穏やかな日常を守るべく、少年たちは夜空の瞬きの向こうへと帆を進める。
    蒼穹の極みより滅びが舞い降りる時、無重力で愛と絆が交錯する。
    GM:ダブルクロス The 3rd Edition 『0-G LOVE アマテラスは宙に輝いて 』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    ミドル1


    GM:では、ここからはミドルフェイズに入っていきます!
    GM:ミドルフェイズ、最初のシーン。
    GM:シーンプレイヤーは琴平さん。
    GM:他のPCは途中から登場が可能になります。
    GM:琴平さんはダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    琴平 灯紅:はーい
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (38 → 44)
    GM:ぼちぼちだ
    GM:このシーンは、キミがアマテと一緒に?華街をぶらついていると何者かから襲撃を受けるというシーンになります。
    琴平 灯紅:ぶっそう
    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:キミは、アマテと手を繋いだまま?華街を歩いていた。
    GM:華奢な少女はただ歩いているだけなのにどこか楽しげだ。
    アマテ:「地面があるというのは不思議な感じですね、ひぐれさん」
    琴平 灯紅:「感触からするに今のところ捕まっている限りにおいては歩行は順調、疲労の方もざっくり5分以内のホームセンターであれば特に問題は無かろう、と推測する」
    アマテ:「わあ。すごい。素晴らしい推測です」
    琴平 灯紅:「それはあれではないか?普段見ていないものほどいざ実際に目にすると珍しく見えるというものだ」
    アマテ:「ひぐれさん、もしかして内部にスーパーコンピューターを搭載していたりします?」
    アマテ:キミの頭部を見つめている。
    琴平 灯紅:「む、それは俺の発言量の多さからその発想に至ったということでいいのかい?」
    アマテ:「いえ。推測の素晴らしさからです」
    琴平 灯紅:「推測の方は単なるあてずっぽうさ、特に強い根拠も持たない勘だけで喋っているようなものだよ」
    アマテ:「なるほどー。経験則というやつなのですね」
    アマテ:「あっ、ひぐれさんの経験則さん。あれは何でしょうか!」
    GM:道端に出ている屋台の方を指差す。
    GM:?華街では、年末らしくいくらか屋台が出ているようだ。
    GM:彼女が指差したのは浅草焼の屋台だ。
    アマテ:「建物ではないようですが……テントの一種……?」
    琴平 灯紅:「おお、これは屋台だね、君に売買の概念が濃くあるかどうかの確認はこのさい後回しにして結論だけ端的に述べるのであれば、簡易的な売買用の店舗、と言えよう」
    アマテ:「お店! あれは何を売っているのですか?」
    アマテ:「人間さん用の燃料とかでしょうか」
    琴平 灯紅:「中で販売している物の名称はそれはまあ人々によって論争の火種になって久しいが小豆やクリームを小麦粉で挟んで焼き上げたものには変わりない」
    アマテ:「それはつまり……食べ物ということ……?」
    アマテ:「ぼく、食べ物って未だかつて食べたことがないのでいささか興味があります!」
    琴平 灯紅:「俺としてはベイクドモチョチョの名称を採用したいがまあそうだね、百聞は一見に如かずだ、それほど時間もかからないだろうし行ってみようじゃないか」
    アマテ:「ベイクドモチョチョ……」
    GM:キミたちは浅草焼の屋台へと近寄っていく。
    アマテ:「丸いです、ひぐれさん!」
    アマテ:「それに何やら良い匂いがします!」
    琴平 灯紅:「ああそうとも、具材にかかわらず中身は熱いから扱いには気を付けておくれ、ということでおじ様、小豆とカスタードを2つずつもらえるだろうか?代金はこちらに」
    GM:屋台のおじさんは威勢よく浅草焼きを二つ渡してくれる。
    アマテ:「か、貨幣経済」
    琴平 灯紅:「おやもしやとは思ったがやはり売買の概念を目にするのは初めてだったかい?」
    琴平 灯紅:貰ったものを差し出しつつ聞いてみる
    アマテ:「ぼくを甘く見てもらっては困ります。ちゃんと知識としてはありますからね」
    アマテ:「あっ。ありがとうございます」浅草焼きを受け取って、こくこくと頷く。
    アマテ:「これがベイクドモチョチョ……」手に持った浅草焼きを見つめている。
    琴平 灯紅:「うむ、予習ができているのは何よりじゃないか、再度言っておくが、中身の温度は高いので口に入れるときは細心の注意を払うように」
    アマテ:「わかりました!」
    琴平 灯紅:と、いいつつ店主に礼をいい再び歩き出す
    アマテ:恐る恐る浅草焼きを一口かじる。
    アマテ:「わっ」
    アマテ:「口の中が……不思議な感じです!」
    アマテ:キミの腕をグイグイと引っ張る。
    琴平 灯紅:「痛みとかは無いかい?それは重畳。おっと、そうせかさずとも君の感想はしっかり聞き取れているよ」
    アマテ:「いえ、これは急かしているわけではく、体が勝手に……。お恥ずかしいです」
    アマテ:浅草焼きをもう一度小さくかじる。
    アマテ:「うわー。ぼく、これ好きです」
    琴平 灯紅:「良いことだ、小豆にしてもカスタードにしても栄養価は比較的高い食品だからね、それを中に入れたこちらはなかなか燃料としても高効率だと言えるだろう」
    アマテ:「なるほどなー。……ひぐれさん。ぼく、このご恩は一生忘れません!」
    アマテ:「あっ」
    アマテ:「こんな素晴らしいものをぼく1人で摂取するべきではないのでは……!?」
    アマテ:半分に割った浅草焼きをキミの口元に差し出す。
    琴平 灯紅:「だから礼もすべて終わってからで構わないと言っているよ、ああそうだねえ、おじい様と妹にも後で買っておかないと……?」
    アマテ:「はい、どうぞ。ひぐれさんも、この不思議で満ち足りた感覚を味わってください!」
    琴平 灯紅:口元に差し出されたそれを見て一瞬きょとんとして
    琴平 灯紅:「ああ、俺か、少々驚いたけれどもらえるのであればいただこう」
    アマテ:じっとキミを見つめている。
    アマテ:「はい。ぜひに!」
    琴平 灯紅:その半分をいただく
    琴平 灯紅:「……おいしい」
    アマテ:「あっ、おいしいってもしかして口の中が不思議な感じになるってことですか?」
    琴平 灯紅:「……ふむ、月並みな感想しか出てこないのは申し訳ないな……君の疑問に関してはそうかもしれないという推測で返すだけにとどめておくよ、なにせ完全な感覚の共有など普通であればまず不可能だからね」
    アマテ:「だったら、たぶんぼくのこの感じも『おいしい』ですよ!」
    アマテ:「なんだか面白いですね、ひぐれさんもぼくもこの『おいしい』を一緒に体験してるのって」
    アマテ:楽しげに笑っている。
    琴平 灯紅:「うむ……こういうのも悪くないのかもしれないな……困ったな……感想になると語彙が見るからに減っている……」
    アマテ:「いいんじゃないですか。それはぼくも同じですよ」
    GM:と、その時。
    GM:《ワーディング》が展開され、キミたちの目の前に漆黒の姿をしたオーヴァードが現れる。
    ヨルムンガンド:「おいおいおい、往生際が悪いんじゃないの。クソガキ」
    琴平 灯紅:「おやまあ、まずはアマテの方を確認したいところだが……」といいつつ腕の重みを確認する、昏倒した人間を抱えるような重みはあるだろうか
    GM:彼女はキミの手を握ったまま怯えた様子を見せている。《ワーディング》の影響は受けていなさそうだ。
    ヨルムンガンド:「こんなところまでのこのことよォ……」アマテに向かって言う。
    アマテ:「な、何ですか……?」キミの手を強く握る。
    琴平 灯紅:「意識はあり、つまり彼女はオーヴァードであるだろうね、そしてこのワーディングとホームセンターへの距離を考えるとまず取るべき行動は」
    ヨルムンガンド:「あー、悪いね。兄ちゃん。あんたには用はないんだわ」
    琴平 灯紅:「進路変更だアマテ、後ろ向いて走るぞ」
    琴平 灯紅:「なお何か言っているオーヴァードに関しては俺の手に余るのでこの際放置することとする」
    アマテ:「は、はい!?」
    ヨルムンガンド:「逃がすか、ボケが!」
    ヨルムンガンド:黒い雷鳴が迸る!
    琴平 灯紅:「あっこれは走るのも抱えるのも間に合わない、リザレクト1回くらいは経費としてもらうべきか」と喋りつつも雷鳴は迫ってくる
    鹿島金剛:48+1d10
    DoubleCross : (48+1D10) → 48+1[1] → 49

    鹿島金剛:「ただでさえ立て込んでんのに────」
    鹿島金剛:「面倒ごと起こしてんじゃねえぞオラァッ!」
    GM:黒い雷鳴が琴平くんへと突き進むが――
    鹿島金剛:雷鳴を割るように拳が振り抜かれ、黒い稲妻が霧散する
    ヨルムンガンド:「何だァ、てめえ」
    鹿島金剛:「UGNだタコ、テメエこそなんだ、ア?」
    鹿島金剛:チンピラのように凄む。
    ヨルムンガンド:「今はまだあんたらに用はねえんだよな」
    ヨルムンガンド:「オレはただそこのクソガキをぶっ殺したいだけなのよ」
    琴平 灯紅:「やあ支部長面倒ごとを運んでしまいすみませんでした、それとリザレクト1回分守っていただきありがとうございます」
    鹿島金剛:「ただの野良じゃなさそうだなァ、琴平」
    アマテ:「……!」ひぐれさんの手を握ったまま怯える。
    鹿島金剛:「守るのは俺の領分だからな、行けるか?」
    琴平 灯紅:「ふむ、このまま彼女を安全圏まで逃がしたいところでしたがそのようなことであれば致し方ありませんね」
    琴平 灯紅:「すみませんアマテさん、どうかそこから動かず、すぐにあなたを脅かす脅威は抹殺してきますから」
    鹿島金剛:「地味に物騒なんだよなぁ」
    ヨルムンガンド:「残念だけどよぉ。てめえらだけで守り切れるほど、オレも甘くなくてねぇ」
    ヨルムンガンド:指を鳴らす。
    ヨルムンガンド:すると、周囲の地面から影で出来たような獣が無数に現れる。
    影の獣:「GRRRRRR……!」
    ヨルムンガンド:「ジリ貧ってやつだな。どこまで守りきれるか試してみろや!」
    琴平 灯紅:「あっ増えた、さすがに全部いちいち消しにかかると攫われるリスクが増えそうだ、他に何人か来てくれると助かるんですけど支部長応援とか呼んでます?」
    GM:影の獣たちは一斉にアマテの方へと飛びかかる!
    鹿島金剛:「アホが、クソガキどもに好き勝手暴れさせるほど────UGNも甘くねえわ」
    GM:影の獣は、鋭い爪を少女へと向ける!
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (42 → 50)
    烏丸 通:1d10+40
    DoubleCross : (1D10+40) → 8[8]+40 → 48

    木花時雨:きらりと物陰から。紅宝石がごとき煌めきがひとつ。
    烏丸 通:赤い目をした少年─────なのだろうか。目の鋭い小さな男が少女とともに現れ、影の獣を睨みつける。
    木花時雨:砕ける輝きは、そのまま触れれば焼き焦がす焔へ転じ。
    木花時雨:「--遅れました」ごお、と熱風のまま焼き払う。
    GM:影の獣の一体が焼き飛ばされる!
    烏丸 通:「木花。すこし"借りるぞ"。」少女の肩に手を置く。ウロボロスの時雨は分かるだろう。
    烏丸 通:すっと、少しだけ他人の感覚が入るような、楽になるような。…とにかく何かを借りられる感覚がするのだ。
    烏丸 通:借りられた"何か"。影は空間にヒビのようなものを刻み、バチンと衝撃波を生むと同時に返却される。
    木花時雨:「んーー対抗種抑えるの大変ですから、今度からはやめた方がいいですよ」
    琴平 灯紅:「あっ良かったちゃんと増援の人いた、しかも木花さんと烏丸さんだったらある程度安心できる」
    GM:衝撃波によってもう一体の影の獣が吹き飛ぶ!
    烏丸 通:「今のオレは生憎これしか能がないんだよ」手から小さく煙が立っている。
    ヨルムンガンド:「レネゲイドを殺す毒か? あの女、面倒だな……」
    木花時雨:「身体焼けて治り遅くなっても知りませんからね」
    ヨルムンガンド:「まったく、次から次へと……」
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (39 → 47)
    冬堂 鈴姫:「露払いありがとね。おかげで助かっちゃった」
    冬堂 鈴姫:陽炎の如く喧騒に紛れ、浮かび上がるようにしてヨルムンガンドとの直線上に立つ。
    冬堂 鈴姫:「お待たせ。キミのことを追いかけてきたよ」
    冬堂 鈴姫:額から垂れる脂汗が、全身を炙る痛みはまだ残っていることを物語る。
    ヨルムンガンド:「いつぞやの女か。追ってきたところでてめえなんかにできることはねえぞ」
    鹿島金剛:「おう、お前らも来たか……冬堂大丈夫か?」
    琴平 灯紅:「おや冬堂さんまで……なんらかの負傷をしているようですが、大丈夫でしょうか?」
    冬堂 鈴姫:「問題なしいち。問題なしに」
    ヨルムンガンド:「あーあー。しょうがねぇ。有象無象どもがよ」
    ヨルムンガンド:手をかざすと、影の獣たちが一斉にキミたちを取り囲む。
    ヨルムンガンド:「そんなにオレ様の邪魔がしてえなら、まとめて皆殺しにしてやるよ!」
    GM:影の獣はキミたちに襲いかかろうとする!
    冬堂 鈴姫:「有象無象が有象無象出してきたね。正直、まだアガって来てないからみんな頼って良い?」
    冬堂 鈴姫:とん。と、一歩引く。
    鹿島金剛:「邪魔なのはテメエだクソボケ!こっちは立て込んでんだよ!やるぞお前ら!」 冬堂の言葉には頷きで返してから敵に叫ぶ
    琴平 灯紅:「ええ、構いません、と言いたいところですがその前に」と言ってまだ握っていたアマテの手をもう一度握り返して肩をポンポン叩き
    琴平 灯紅:「すぐ戻ります、待っていられますか?」
    アマテ:「はい。ぼく、待ってるのは得意です。怪我しないでくださいね、ひぐれさん!」
    琴平 灯紅:「よろしい、ではお待たせしました皆さん」と言って立ち上がる
    烏丸 通:「テメェ琴平、女子と一緒にデートか?生意気だなぁ。後で細かい事聞かせてもらうぞ。」
    GM:では、キミたちが影の獣を迎え撃とうとしたところでこのシーンは終了だ!
    GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
    鹿島金剛:アッ終わった
    木花時雨:ロイスは保留で。 購入は低めなので応急にチャレンジ。
    鹿島金剛:どうしよっかな……ロイスは保留で良いか
    琴平 灯紅:ロイス保留で
    木花時雨:1dx+1>=8
    DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

    木花時雨:無理!以上。
    GM:だめか
    琴平 灯紅:購入は応急かな
    鹿島金剛:購入はアームドスーツ買おう、クリスタルシールドで殴るかもしれないし
    琴平 灯紅:1dx
    DoubleCross : (1DX10) → 10[10]+5[5] → 15

    琴平 灯紅:買えちゃった
    GM:成功してる!
    烏丸 通:ロイス 琴平 灯紅 〇庇護/生意気 で取得
    烏丸 通:すごい
    GM:生意気とは
    烏丸 通:ロイスは異常
    鹿島金剛:2dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗

    鹿島金剛:うーん、財産点消費するにはちょっと大きいな、パス
    烏丸 通:なんだか女の子と楽しそうに話していたので…悔しくて
    GM:残念……!
    GM:そんなことで……
    冬堂 鈴姫:ロイス保留。購入は応急手当キットをコンセ無形で行います。
    冬堂 鈴姫:6dx8+2>=8
    DoubleCross : (6DX8+2>=8) → 10[6,7,7,9,9,10]+7[1,5,7]+2 → 19 → 成功

    冬堂 鈴姫:よしよし
    GM:成功してる!
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を6(→ 6)増加 (47 → 53)
    烏丸 通:購入、アルティメイド服
    烏丸 通:1dx10>=20
    DoubleCross : (1DX10>=20) → 10[10]+3[3] → 13 → 失敗

    烏丸 通:うーん惜しい
    GM:あ、回ったが届かない!
    GM:では、全員が終わったようですので改めてシーンは終了です!
    GM:次のシーン!

    ミドル2


    GM:シーンプレイヤーは冬堂さん!
    冬堂 鈴姫:はぁい
    GM:PCは全員登場です!
    GM:全員、ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (53 → 63)
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (44 → 48)
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (50 → 60)
    烏丸 通:1d10+48
    DoubleCross : (1D10+48) → 1[1]+48 → 49

    GM:男子組が穏やかで女子組が激しい
    鹿島金剛:49+1d10
    DoubleCross : (49+1D10) → 49+7[7] → 56

    GM:支部長もぼちぼち
    GM:では、このシーンは前のシーンの続き!
    GM:ミドル戦闘からやっていきたいと思います!
    GM:まずはミドル戦闘の状況を説明しましょう!
    GM:エネミーは影の獣のトループが三つ。いずれも行動値は11。
    GM:キミたちが5人とも同一エンゲージで、5メートル離れた位置に影の獣のエンゲージが存在しています。
    GM:影の獣も3トループとも同一エンゲージだ。
    影の獣×3 5m PC
    GM:ちなみにヨルムンガンドは戦闘には参加しません。
    GM:見てるだけ。
    冬堂 鈴姫:許せねぇ~~~~~~~~
    鹿島金剛:暇人め
    GM:影の獣のトループを全滅させれば、ミドル戦闘は勝利になるぞ!
    烏丸 通:ゆるせねぇ~
    GM:では、早速ミドル戦闘に入っていきましょう!
    GM:ラウンド進行の開始です!
    GM:1ラウンド目。
    GM:まずはセットアップから。
    GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします。
    GM:影の獣のトループはいずれも無し。
    木花時雨:なしです。
    鹿島金剛:ないぜ
    烏丸 通:では烏丸が宣言します。
    烏丸 通:鮮血の奏者 コスト4
    烏丸 通:LV以下のHPを消費しそのラウンド間攻撃力を消費したHP×3します。
    GM:強そう!
    烏丸 通:消費するHPは…2!6点の上昇!
    烏丸 通:対象は冬堂さん!
    GM:あ、支援で使ってきた!
    冬堂 鈴姫:わお 貰っちゃおうかな
    烏丸 通:侵蝕を上昇、53に。以上です。
    冬堂 鈴姫:じゃあみんなにもおすそ分け!
    冬堂 鈴姫:《狂騒の旋律》を宣言。同意する味方キャラクターを対象に、暴走と引き換えに攻撃力+3を付与します。
    冬堂 鈴姫:自分は無しで。
    琴平 灯紅:貰います
    烏丸 通:貰います。
    GM:範囲選択支援だ
    木花時雨:ん、貰いますー。
    鹿島金剛:いらないです
    冬堂 鈴姫:というわけで3人におすそ分け!
    琴平 灯紅:そして宣言も
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を5(→ 5)増加 (63 → 68)
    琴平 灯紅:「狂い咲きレコード」(螺旋の悪魔L5)ラウンド間ATK+15、暴走、コスト3
    GM:なんか強そう!
    琴平 灯紅:これで実質ATK+18です
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (48 → 51)
    GM:では、演出がある人はどうぞ!
    烏丸 通:「おい。冬堂何してんだ。」
    烏丸 通:「バテてもここまで来たんだろうが、仕事しろ。」
    冬堂 鈴姫:「合理的に考えて雑魚は任せても良くない? だめ?」
    烏丸 通:「雑魚だろうが関係ねぇっつの。ほら、これでしっかりしろ」
    烏丸 通:そう言い、時雨に触れた影響で少し傷ついた手のひらから血を滴らせ
    烏丸 通:ひゅん、血が宙を舞い冬堂の傷口に馴染んでいく。一種の献血と言えば聞こえはいいだろうか。
    冬堂 鈴姫:「……えへへ、ありがと」
    冬堂 鈴姫:顔色が紅潮する。生気が戻ってきたように見えるだろう。
    冬堂 鈴姫:「じゃあ元気になったので」
    冬堂 鈴姫:彼女の足元に写る薄い影が分かたれ、味方のそれぞれと重なる。
    冬堂 鈴姫:彼女のウロボロスは雑食だ。周辺に存在するあらゆる因子の情報を無差別に食い荒らす。
    冬堂 鈴姫:だが、それを与えることもできる。
    冬堂 鈴姫:「ちょーっとだけ、おすそ分け!」
    冬堂 鈴姫:彼女は自身というフィルターを介し、濾過したエネルギーの塊を周囲に分散させていく。
    烏丸 通:「漸くエンジン掛かってきたようだな。琴平、お前はどうだ」
    琴平 灯紅:「お、エネルギーの塊、どうせ暴走しますしありがたくいただいてきます」
    琴平 灯紅:影が、一つ大きくゆがみ
    琴平 灯紅:足元から根を張るようにバキバキと音を立て、服と身体を侵蝕していく
    琴平 灯紅:花の影をあふれるようにまき散らしながら瞬く間にその姿を変容させ
    琴平 灯紅:最後に吐き出すように影から落とされた黒い剣を一つ拾い上げ
    琴平 灯紅:「いけます、どこから殺しましょうか」
    ヨルムンガンド:「雑魚どもが! そんな小細工したって無駄なんだよ……!」影の獣たちが禍々しい雄叫びをあげる。
    GM:では、セットアップはこれで終了!
    GM:ここからは行動値順に手番を行っていきます!
    GM:行動値11の冬堂さんと影の獣のトループが同値ですが
    GM:PC優先なので、まずは冬堂さんの行動から!
    冬堂 鈴姫:はーい!
    冬堂 鈴姫:オートアクションでウェポンケースより、手裏剣を装備。
    冬堂 鈴姫:マイナーはなし。
    冬堂 鈴姫:メジャー ▼アフェイタ・エスペランサ《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》
    冬堂 鈴姫:単体射撃攻撃。この命中判定は【精神】を使用します。対象は影の獣_1。
    GM:では、命中判定どうぞ!
    冬堂 鈴姫:7dx8+1 60%
    DoubleCross : (7DX8+1) → 10[1,3,4,5,5,8,9]+7[1,7]+1 → 18

    冬堂 鈴姫:ぼちぼち
    GM:影の獣のトループは《イベイジョン》持ちなのでドッジの達成値は14で固定!
    GM:攻撃は命中です!
    GM:ダメージどうぞ!
    冬堂 鈴姫:やったぁ!
    冬堂 鈴姫:2d10+8 ダメージロール
    DoubleCross : (2D10+8) → 13[6,7]+8 → 21

    冬堂 鈴姫:0.5春日
    GM:いいダメージ!
    GM:ガッツリHPは削られましたが
    GM:トループはまだ生きてます!
    冬堂 鈴姫:貧弱~~~~~~
    GM:では、演出どうぞ!
    冬堂 鈴姫:はーい!
    冬堂 鈴姫
    冬堂 鈴姫:その身に宿す遺産『白猿の額冠』が強要するのは"理性"の維持。
    冬堂 鈴姫:故に、そのノイマンシンドロームは"理解"に特化する形で発現している。
    冬堂 鈴姫:さきほどその身に受けた雷撃の情報を処理・解析は既に終わっている。
    冬堂 鈴姫:「キミはあの雷の兄弟みたいなもんなんだね」目の前の獣に告げる。
    冬堂 鈴姫:そして、そのあらゆる情報を処理する権能の矛先をただ一つの対象に向け────掌握する。
    冬堂 鈴姫:「飼い主に吠えといて」
    冬堂 鈴姫:懐より取り出すは一本の投げナイフ。支給品よりも頑強な特注品。
    冬堂 鈴姫:「あたし、ケモノは苦手なんだよねって!」
    影の獣:「GRRRRRRR……!」警戒するように禍々しい雄叫びをあげる
    冬堂 鈴姫:投擲。
    冬堂 鈴姫:平凡な斜線を描いてそれは奔る。躱すのは容易いだろう。"普通"なら。
    冬堂 鈴姫:それは視界の外界、意識の隙間、感覚の絶縁帯を通って突き刺さった。
    冬堂 鈴姫:それは"異質"だ。彼女が投げたナイフは、対象からの一切の認識をすり抜けたのだから。
    GM:影の獣は投擲されたナイフによって撃ち抜かれる!
    冬堂 鈴姫:「…………うーん、火力不足」
    GM:獣の黒い体は大きくよろめいたが、まだ立ってはいるようだ!
    ヨルムンガンド:「その程度の攻撃じゃあどんだけやっても無駄だぜ、女!」
    冬堂 鈴姫:「じゃあその程度じゃない攻撃なら?」ふふん。と、自慢気に。
    ヨルムンガンド:「そんなもんてめえにゃあ、出来ねえだろうが」
    GM:では、冬堂さんの行動はこれで終了!
    GM:次は同じく行動値11の影の獣トループ三つの行動です
    GM:まずはトループ1から
    GM:マイナーで《骨の剣》+《原初の青:猛毒の雫》を使用。
    GM:素手のデータを変更しつつ、ダメージを与えたら邪毒です。
    GM:メジャーで《シャドーテンタクルス》+《爪剣》+《踊る髪》を使用。
    GM:さらにダメージを与えたらバッドステータスの硬直です。
    鹿島金剛:ウゼ~
    GM:骨の剣を使って、これで烏丸さんに攻撃します!
    GM:命中判定いくぞ!
    烏丸 通:こいや!
    GM:8dx+3
    DoubleCross : (8DX10+3) → 9[1,1,1,2,3,4,8,9]+3 → 12

    GM:命中の達成値は12!
    GM:リアクションどうぞ!
    烏丸 通:ドッジ
    烏丸 通:2dx+1>=12
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 2[2,2]+1 → 3 → 失敗

    烏丸 通:しゅん‥・
    GM:では、ダメージいきます!
    GM:2d10+15
    DoubleCross : (2D10+15) → 9[7,2]+15 → 24

    烏丸 通:グワー!ギリギリ生きてる!
    烏丸 通:残りHP2!
    GM:24点。邪毒4ランクと硬直もプレゼントだ!
    烏丸 通:なんだか気分悪くなって体が動かなくなってきた
    GM:では、演出いきます!
    GM:影の獣が禍々しい雄叫びをあげる。
    影の獣:「GRRRRRRR……!」獣の腕が影のように伸び、烏丸の方へと向かう!
    影の獣:伸びた腕が鋭い爪を向けて、烏丸の体を斬り裂く!
    烏丸 通:「っ。こいつはオレに任せな。金剛のおっさんはジャリ共守ってろ」
    烏丸 通:影の獣に身を裂かれつつ、一体の攻撃を引き受ける。
    烏丸 通:残りは、二匹。
    鹿島金剛:「おう、そうさせてもらうわ」
    GM:獣の爪によって引き裂かれると、その影はまとわりついてキミの体を蝕む!
    GM:影の獣1の行動はこれで終了!
    GM:続いてトループ2の行動!
    GM:同じようにマイナーで《骨の剣》+《原初の青:猛毒の雫》
    GM:メジャーで《シャドーテンタクルス》+《爪剣》+《踊る髪》を使用。
    GM:骨の剣で時雨さんに攻撃します!
    GM:命中判定いくぞ!
    GM:8dx+3
    DoubleCross : (8DX10+3) → 9[1,4,5,6,7,7,8,9]+3 → 12

    GM:命中判定の達成値は12!
    木花時雨:狂騒で暴走中!
    GM:リアクションどうぞ!
    GM:暴走してた!
    鹿島金剛:炎陣でカバーリング、氷盾を使ってG値+15するよ 侵蝕+4
    木花時雨:支部長助かります~~~
    鹿島金剛:56→60
    GM:ゲーッ!?カバーリング!
    GM:では、ダメージいきます!
    GM:2d10+15
    DoubleCross : (2D10+15) → 9[1,8]+15 → 24

    GM:24点!装甲とガード値は有効!
    鹿島金剛:クリスタルシールドで12、氷盾で15、合わせて27でノーダメージ
    GM:ノーダメージ!?
    GM:《猛毒の雫》と《踊る髪》は1点でもHPダメージを与えることが条件なので
    GM:バステも通りません……!
    鹿島金剛:ヤッタネ
    GM:では、攻撃の演出いきます!
    GM:もう一体の影の獣が素早く回り込む。
    GM:禍々しい唸り声を上げながら、影の腕を伸ばす。
    GM:鋭い爪が時雨さんに向かって伸びる!
    鹿島金剛:「体が一つしかねえってのはつらいなァ」
    GM:邪悪な爪が時雨さんの体を斬り裂こうとする!
    鹿島金剛:素手でその獣を掴み、投げ飛ばす。
    木花時雨:胸元を抑えて調息している。冬堂さんから受けたものが、啜れとさえずる声も呼び起こしていたから。
    木花時雨:「……ありがとうございます、鹿島支部長」
    鹿島金剛:鹿島の能力の影響を受け、獣は力を失い投げ飛ばされる
    GM:影の獣は、容易く投げ飛ばされる!
    鹿島金剛:「おう、気にすんな。攻撃の方は頼むぞ」
    木花時雨:「はいっ」
    鹿島金剛:「オーヴァード相手じゃ俺の筋肉も飾りみたいなもんだからな」
    ヨルムンガンド:「チッ、上手くいかねえもんだ。だが、どこまで耐えられるかな?」
    GM:では、トループ2の行動はこれで終了!
    GM:次はトループ3の番!
    GM:影の獣3も全く同じ組み合わせで
    GM:琴平さんを攻撃します!
    GM:命中判定いくぞー
    GM:8dx+3
    DoubleCross : (8DX10+3) → 8[1,4,6,7,7,7,8,8]+3 → 11

    GM:全然回らん!
    琴平 灯紅:暴走リア不!
    鹿島金剛:炎陣と氷盾でカバー! 侵蝕60→64 そしてダメージダイス2dなら無傷
    GM:ま、まだだ!出目がいいかもしれん!
    GM:15+2d10
    DoubleCross : (15+2D10) → 15+10[1,9] → 25

    GM:25点!装甲、ガード値は有効!
    鹿島金剛:あ、危なかったな
    鹿島金剛:まあG値27で無傷ですが
    GM:ま、まさか
    GM:ぎええ
    GM:またも無傷……!
    GM:では、攻撃の演出いきます!
    GM:同じように飛びかかっていた影の獣が今度は琴平くんを狙う。
    GM:影の腕が伸び、禍々しい爪が琴平くんの体を斬り裂こうとする!
    鹿島金剛:「無駄だっての!」
    鹿島金剛:横っ腹に拳を叩きつける!
    GM:影の獣の体が軽々と吹き飛ぶ!
    鹿島金剛:「とっとと数減らしてくれーい、手が足りん」
    ヨルムンガンド:「クソッ。こいつら、やりやがるな……!」
    琴平 灯紅:「ありがとうございますー、あれ喰らっていたら見た目以上に被害出てたと思うので、早めに片をつけますね」
    GM:では、エネミーの行動はこれで終了!
    GM:次は行動値10の烏丸くんの番です
    烏丸 通:はい!
    烏丸 通:マイナー、暴走解除
    GM:クレバーな動き!
    烏丸 通:メジャー:原初の赤:魔獣の衝撃+コンセントレイト:UR コスト5 侵蝕を58に。
    烏丸 通:単体射撃攻撃。対象は影の獣_1
    GM:では、命中判定をどうぞ!
    烏丸 通:8dx7+4
    DoubleCross : (8DX7+4) → 10[2,2,2,3,5,6,8,9]+10[5,10]+4[4]+4 → 28

    GM:高いな……!
    烏丸 通:結構やるじゃん
    烏丸 通:ではダメージ!
    GM:《イベイジョン》持ちでドッジの達成値は14で固定!
    GM:攻撃は命中です!
    GM:では、ダメージどうぞ!
    烏丸 通:くらえ~!
    烏丸 通:8+3d10
    DoubleCross : (8+3D10) → 8+10[4,3,3] → 18

    烏丸 通:倒せたかな~~
    GM:ここから装甲値を差し引いて
    GM:影の獣1はギリギリ戦闘不能になります!
    GM:では、演出どうぞ!
    烏丸 通:よ、よかった
    烏丸 通:演出
    烏丸 通
    烏丸 通:身を裂かれつつ攻撃を避けていくが、烏丸には限界が見え始めていた。
    烏丸 通:「身体は動かねぇし気分も悪い。時間がないな。なら」
    烏丸 通:金剛の元へ飛び込みその背を掴む。
    烏丸 通:「金剛のおっさん、影を借りるぞ」
    鹿島金剛:「好きにしろ」
    烏丸 通:嘗ての烏丸、"COFFINE"の異能は単純明快。その影で熱、空間、あらゆるものを奪う力であった。
    烏丸 通:全てを逃がさない棺桶の影。
    烏丸 通:さぞ珈琲のように香ばしく、葡萄酒のように甘美だろう。と烏丸は嘯き、驕った。
    烏丸 通:しかし今の烏丸は人間にあらず、吸血鬼。
    烏丸 通:自身の影を媒体とした異能を使うことはもう叶わないのだ。彼には、吸血鬼には影はないのだから。
    烏丸 通:金剛の影を操作し、影の獣を串刺しにする
    烏丸 通:「はっ。背中がでけぇのも役に立つもんだな。」
    烏丸 通:今の彼は"ダンデライオン"─────他者の影を代用品として異能を行使する吸血鬼である。
    GM:影の獣の体が刺し貫かれる!
    鹿島金剛:「はっ、思う存分隠れてな」
    GM:影の獣は名状しがたい悲鳴をあげて消滅する!
    ヨルムンガンド:「妙な能力だな。威力は大したことねえが……何か隠してやがるのか?」
    GM:では、烏丸くんの行動はこれで終了!
    GM:次は行動値10の木花さんの番です!
    木花時雨:はい。では、まずマイナーにてエネミーエンゲージへ移動。
    GM:こっち来た!
    木花時雨:メジャー。”イミテーション・ガーネット”≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪原初の赤:災厄の炎≫。エネミー二体に攻撃。
    GM:では、命中判定どうぞ!
    木花時雨:9dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[2,4,4,5,7,7,7,8,10]+10[5,8,10,10,10]+10[4,7,10,10]+10[2,4,10]+4[4]+4 → 48

    木花時雨:わお。
    GM:高いな!?
    GM:トループは《イベイジョン》持ちなのでドッジの達成値は14で固定!
    GM:避けようがありません!
    GM:ダメージどうぞ!
    木花時雨:びっくりですね。では。
    木花時雨:5d10+18+5d10+3
    DoubleCross : (5D10+18+5D10+3) → 15[1,4,6,1,3]+18+23[10,5,1,1,6]+3 → 59

    木花時雨:装甲有効59点です。
    GM:つ、強いよ!
    木花時雨:判定が良かったから…
    GM:影の獣はその攻撃によって二体とも完全に消滅します!
    木花時雨:了解!では侵蝕と対抗種+オーバーカウンターコスト。
    GM:おお
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を8(→ 8)増加 (60 → 68)
    木花時雨
    木花時雨:ミス!
    GM:下げてー
    木花時雨:木花時雨のHPを2d10+3(→ 11)減少 (29 → 18)
    木花時雨:ん、低め。ならよし。演出に。
    GM:では、演出どうぞ!
    木花時雨:右腕を後ろに引く。
    木花時雨:服の下、開いた傷から影が流れ出す。
    木花時雨:それは籠手を作り、火の粉を零し、同様に生み出した脚甲が地を蹴り飛ばす。
    GM:影の獣たちがその影の炎を警戒して低く唸る。
    木花時雨:訓練通りに練り上げたことを、その通りに熟す。そうすることしかできないし、変な独創など己にはない。
    木花時雨:木花時雨の能力は、シンプル極まる。--それは彼女が模倣し受け継いだ、姉の力がシンプルな火の力であったからで。
    木花時雨:「警戒してるならそのままでいて。都合がいいから」
    木花時雨:籠手に包まれた右手を地面に叩きつける--
    ヨルムンガンド:「クズ犬ども。それを防ごうとするな!」影の獣たちに指示を飛ばすが、既に間に合うはずもない。
    木花時雨:圧縮された影が、紅い焔へ転化し薙ぎ払う。
    木花時雨:それは火の影。かつてあった宝石の火の。
    木花時雨:「……けほっ」
    GM:紅い焔に触れた影の獣たちが次々と消し飛んでいく!
    木花時雨:「…結合は解けたかな。まだやる?」
    ヨルムンガンド:「レネゲイド殺しの毒がまさかここまでの代物とはな」
    木花時雨:傷がさらに開いて、影が血の代わりに溢れ出し続けている。
    ヨルムンガンド:順番にキミたちを見回し、それから琴平くんを見る。
    ヨルムンガンド:「こんな厄介な能力者揃いとは聞いてねえぞ。面倒臭えったらありゃしねえ」
    ヨルムンガンド:「……ここで仕掛けてもいいが、あの小僧も警戒しておいた方がいいか」
    ヨルムンガンド:「おい、小僧。お前が大事そうに守ってるそのガキ」琴平くんに声をかける。
    ヨルムンガンド:「そのガキに守るほどの価値はねえぞ」
    琴平 灯紅:「?もしやこの人俺に視線を向けている?特になんの変哲もないウロボロスですけれど、ああ、彼女を保護しているからか、一応付き合ってくれと言われているからね」
    ヨルムンガンド:「どうせ最後にはお前の手で壊すことになるんだからな」
    琴平 灯紅:「価値がある、それ自体が多面的なものだ、ある人にとって価値が無くても俺にとっては、ほほう、他でもない俺が最後に壊すことになると、何か意味深だしわけがありそうだ」
    ヨルムンガンド:「それじゃあ世界の守護者諸君もまた会おうぜ」
    琴平 灯紅:「もしよければ殺せなかった代わりとして詳しく話を聞きたいところだけれどあ、もう出ていきそうな雰囲気だねこれ」
    烏丸 通:「お前もお前で物騒過ぎるだろ」
    木花時雨:「そうといわず投降してくれたら話は早いんだけどね」零れ続ける影の中に火が見える。まだ警戒は解いていない。
    鹿島金剛:「出ていくな出ていくな」
    鹿島金剛:「捕まってけ、茶くらいだすから」
    冬堂 鈴姫:「そうそう」じりじりと詰め寄る準備をする。
    ヨルムンガンド:「お前らを皆殺しにするのは今じゃねえ。おとなしく待ってな!」
    ヨルムンガンド:《瞬間退場》を使用。
    ヨルムンガンド:黒い雷鳴が迸ると、その向こう側に姿を消す。
    ヨルムンガンド:シーンから退場だ。
    鹿島金剛:「クソ、見かけより堅実な奴だな……」
    琴平 灯紅:「あーテンプレの捨て台詞と一緒に去って行ってしまった、俺無駄に暴走しただけじゃないかなあ、一人も殺せなかったし」といいつつも身体強化は既に解いている
    GM:男が姿を消すと、《ワーディング》も解除される。
    烏丸 通:「勝手に攻めて勝手に消えやがった。尻尾は掴ませてくれないようだ」
    鹿島金剛:「牽制にはなっただろ、手の内明かさずに済んだと思え」
    木花時雨:「……面倒な手合いですね」影の流出を止める。傷口は火で焼け止まっている。
    冬堂 鈴姫:「まあ彼にとっては2ラウンド目だし? アレが精一杯なのかも」
    烏丸 通:「そうだな。それに琴平、お前にはまだ仕事がある。」
    アマテ:「ひぐれさんは素敵でしたよ。無駄じゃありません!」
    鹿島金剛:「おう、それについても詳しく聞きたいところだな」
    鹿島金剛:「おおう、大丈夫だったか嬢ちゃん」
    木花時雨:「色々と、まず話を纏めたりした方が良さそうな気がしますね、これは」
    琴平 灯紅:「というわけで支部長、俺もうこの子連れて妹のお使いに戻りたいんですが仕事ですかそうですか」
    烏丸 通:「木花も言ってるだろ。支部行って、状況纏めるぞ」
    鹿島金剛:「仕事です、お使いの方は暇なエージェントにでも頼んでくれ」
    琴平 灯紅:「あとアマテはありがとう、見た目的にお世辞にもいいとは言えない異能だから反応に一抹の不安はあったけれど色よい反応で大変結構だ」
    琴平 灯紅:「仕事了解ですー妹にラインを打つため3分くらいくださいな」
    GM:では、キミたちが情報共有のために支部へと向かったところでこのシーンは終了だ。
    GM:戦ってたので、このシーンでは購入判定はなし!
    GM:ロイスの取得や感情変更のみ可能!
    GM:応急手当キットを持っている人は使ってもいいよ!
    琴平 灯紅:ロイス保留
    木花時雨:敵の名前そういえばまだ分からんな……ロイス保留しておきます。以上。
    琴平 灯紅:応急使う人います?
    鹿島金剛:ロイス保留で
    鹿島金剛:私は大丈夫!
    木花時雨:烏丸さんかわたしかな?hp減ってるの
    烏丸 通:そうですね。時雨ちゃんは使う?
    木花時雨:頂けるとオーバーカウンター分安心ですけど まだ18あるので、烏丸さん先にどうぞ~
    烏丸 通:オッケー!
    琴平 灯紅:では烏丸さんにパス
    烏丸 通:では応急手当キット使います。
    冬堂 鈴姫:こっちもあるけどやっとく?
    烏丸 通:2d10+2
    DoubleCross : (2D10+2) → 17[9,8]+2 → 19

    GM:結構回復した
    烏丸 通:訂正します。ロイス保留で。
    GM:烏丸くん、他の応急手当キットは使わなくても大丈夫ですか?
    烏丸 通:あ、自分は大丈夫!
    GM:じゃあ、鈴姫さんのは時雨ちゃんにあげます?
    木花時雨:もらえるならほしいー
    冬堂 鈴姫:あげる~~~
    木花時雨:わあい 使います
    木花時雨:2d10+18
    DoubleCross : (2D10+18) → 11[4,7]+18 → 29

    GM:結構回復した!
    木花時雨:ぴったりマックスまで回復。ありがとうございました。以上です。
    冬堂 鈴姫:わぁい
    冬堂 鈴姫:ロイス取得 烏丸 通 ○連帯感/同情
    GM:同情してる
    冬堂 鈴姫:まあ……大変そうだなって……
    琴平 灯紅:購入どうしようかな
    琴平 灯紅:できないんだった
    GM:そう!
    琴平 灯紅:こちらからは以上で
    烏丸 通:大変です。
    冬堂 鈴姫:そう、戦闘中にスマホを開く余裕はないのだ!
    冬堂 鈴姫:ワンタップでAmazonできてもワンタップができない!
    GM:いつもアマゾンで買っていたのか……
    GM:では、全員終わったようですので、このシーンは改めて終了です!
    GM:次のシーン!

    ミドル3


    GM:次は支部でお互いに情報共有をするシーンになります。
    GM:シーンプレイヤーは鹿島支部長。
    GM:他のPCも全員登場にしようかな。
    鹿島金剛:64+1d10
    DoubleCross : (64+1D10) → 64+6[6] → 70

    GM:皆さん、ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (68 → 76)
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (74 → 82)
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (51 → 59)
    烏丸 通:1d10+58
    DoubleCross : (1D10+58) → 10[10]+58 → 68

    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:UGN、N市支部。
    GM:キミたちはブリーフィングルームに集まっていた。
    GM:キミたちの目の前には熱々のお汁粉が置かれている。
    辰砂ノエル:「皆さん、なんか色々……色々あったようで。お疲れ様でした!」支部員の眼鏡の少女がねぎらう。
    鹿島金剛:「おう、とりあえずこっちの事件についての調査進めるから、適性検査とかそっちで進めててくれ」
    鹿島金剛:お汁粉を飲む。美味しい。
    木花時雨:「お出迎えありがとうございます」ぺこりと辰砂さんに頭を下げて。
    辰砂ノエル:「はーい。適宜、皆さんを重力ルームに放り込んだりしますね」
    木花時雨:「この支部なんかいろんなものが豊富ですね……?」
    辰砂ノエル:「年末ですので……」お汁粉をアピールする。
    烏丸 通:「どうでも良い物もあるけどな。妙なスーツとか」
    鹿島金剛:「年末だからな」
    鹿島金剛:「烏丸ァ!」
    琴平 灯紅:「こんにちはー辰砂さん、お出迎えありがとうございますー、お汁粉は妹に持って帰りたかったけれどこの際仕方が無いのでいただきます」
    アマテ:アマテはひぐれさんの隣でぼんやりと座っている。
    木花時雨:「まあまあ落ち着いて……」
    アマテ:「ひぐれさん、この黒い液体はいったい……?」
    辰砂ノエル:「妙なスーツは私も妙だと思います!」
    琴平 灯紅:「あ、すまないアマテ、なんだかなし崩しでここまで来てしまったね、それは小豆、さっき食べたベイクドモチョチョの中身を水で伸ばしたものだね」
    琴平 灯紅:「中の白いのは餅、弾力があって伸びる分喉に詰まるから気を付けるように、本来であればもう少し段階を踏んでからここに来ようと思っていたのだが申し訳ない」
    鹿島金剛:「……まあ、ともかく色々話し合うべきことはあるが……」
    冬堂 鈴姫:「ふーふーして食べなさいとか?」
    冬堂 鈴姫:一息つく間に身体の疼きは治まっていた。それは焦熱が冷え切ったということ。
    冬堂 鈴姫:あのケモノは汲み取った因子からの印象よりも随分と頭が切れるようで、どうやら今後の展望は仄暗そう。
    冬堂 鈴姫:「いっただきまーす」でもまあお汁粉は美味しいし、みんながいるし問題ないね。と、眼前の幸福に手を伸ばす。
    鹿島金剛:「とりあえずそこの女の子について聞きたいところだな」
    アマテ:「なるほどー。これはベイクドモチョチョの亜種なんですね」するするとすすっている。
    烏丸 通:「汁粉も知らねぇとなるとこいつガチガチのチルドレンか何かか?一般常識知らなすぎるだろ」
    烏丸 通:「コーラすら知らねぇんじゃねぇの」
    冬堂 鈴姫:「コー……ラ……?」驚愕の表情を浮かべる。
    烏丸 通:「まさか冬堂も知らないか。この話題沼深いから止めだ止め!」
    木花時雨:「ええと、なら琴平さん?ご説明してもらってもいいですか?」変に突っ込むと大変そうなので。
    アマテ:「ご説明……?」ひぐれさんを見上げている。
    琴平 灯紅:「ああ彼女かい?一応名乗ってもらった際には『アマテ』と言っていたよ、先ほど買い物に行った際に重力の違いにあえいでいるところを俺が保護してねえ、とりあえず歩行補助用の杖を調達しようとホームセンターに行ったところで襲撃が起きて後はご存じのとおり、ここまではまず事実だ」
    アマテ:「ぼくはアマテと言います」元気よく自己紹介をしている。
    烏丸 通:「情報量に差があり過ぎるだろ…丁度いい感じ話せって!」
    冬堂 鈴姫:「あたしはすずめ!」元気よく手を挙げる。
    木花時雨:「ええとつまり、とにかく本当につい先ほど会ったばかりで。重力の差異に戸惑っていて、お名前はアマテさんと」
    鹿島金剛:琴平の長々とした説明とアマテの端的な自己紹介が重なって頭が痛い
    アマテ:「すずめさん。よろしくお願いします」元気よく挨拶をしている。
    冬堂 鈴姫:「はーい、よしなに」手をひらひらと左右に揺らす。
    木花時雨:「琴平さんは付き添っていった先で先程のと接敵、というわけですね」簡単に纏める。
    木花時雨:「何処からいらっしゃったとか、そうしたことは分かります?」
    アマテ:「まとめ上手」時雨さんの話を聞いてパチパチと拍手をする。
    アマテ:「ええっと、どこから……?」
    烏丸 通:「本当にまとめ上手だよな。」
    木花時雨:「元は事務とかオペレータとかバックアップ系だったので……」
    鹿島金剛:「いや、マジで助かる」
    琴平 灯紅:「ああそうとも、どこから、どころか彼女は何をしにここに来たかすら記憶が曖昧でね」
    アマテ:「ここではないどこか……?」
    烏丸 通:「方角でも良いぞ。徒歩でいける範囲なんてたかがしれてる」
    木花時雨:「烏丸さん、彼女ワーディングのとき意識ありましたから……徒歩とは限らないです」ましてや記憶がないから。
    アマテ:「おそらくあっちの方角ですかね……?」斜め上を指差している。
    烏丸 通:「それもそうか木花の言うとおりだったな。」「‥‥は?」
    木花時雨:「大分上の方ですね……」
    冬堂 鈴姫:「景色良い感じのところ?」
    琴平 灯紅:「このように発言から重力が地球より薄いところであろうということしか俺にもわからない」
    烏丸 通:「上?」呆気にとられつつ
    烏丸 通:「山から下りてきたの?」
    アマテ:「山……。そうなんですかねぇ」
    アマテ:「助けを求めていたことだけは確かなのです」力強く言う。
    アマテ:「そして、優しいひぐれさんに助力を願い出たのです」
    木花時雨:「地球上は重力の差異が、歩行のバランスが変わる程高い山はない気がします。…となると、軌道上?」
    鹿島金剛:「歩くのに困るほどの女の子が、下山できるとは思えないわな……」
    琴平 灯紅:「そう、だから助けに対してとりあえず思い出せるまで保護できるように俺が保護を願い出たという話だ」
    冬堂 鈴姫:「やさしいねぇ」
    アマテ:「そういった次第です」
    木花時雨:「ええ、アマテさんと琴平さん、ありがとうございました」
    アマテ:「ベイクドモチョチョが『おいしい』ということはぼくも分かりました」
    アマテ:「それ以外のことは全てこれからです……」
    木花時雨:「……うーん。彼女のことを考えると、宇宙とか軌道上とかのあたりの事件とか、トラブルが何か関係あるんでしょうか」
    鹿島金剛:「保護は問題ない、とりあえずアマテちゃんの事情は分かった」
    鹿島金剛:「宇宙か、宇宙なあ……」
    冬堂 鈴姫:「はーい、じゃあ宇宙のこと詳しい人次!」
    木花時雨:「詳しくなくても、知っていることでいいので…」
    琴平 灯紅:「お、支部長何か引っかかることがある様子、もしかして先ほど未読のまま無視していた業務連絡と何かかかわりがあります?」
    鹿島金剛:「ン……まあな、今回の件と関係があるかは分からんが……」
    鹿島金剛:「今、宇宙でトラブルが起きていてな」
    烏丸 通:「兎に角言ってみてからでも遅くないんじゃねぇの?」
    木花時雨:「まあ、今はとにかく事情を共有しようという場ですし」
    辰砂ノエル:「トラブルですよ、トラブル」強調している。
    冬堂 鈴姫:「わおわお」
    烏丸 通:「トラブルが。宇宙で。何で知ってるかは聞かねぇけどよ。何が起きたんだよ」
    鹿島金剛:「UGNの軍事衛星"アマテラス"がジャーム化したらしい、それに関してウチの支部が対応することになった」
    木花時雨:「…衛星を?」目をまるくしている。
    辰砂ノエル:「改めて聞くとヤバイですね」
    鹿島金剛:「宇宙支部"やたがらす"はどうも別のトラブルでそれどころじゃないらしくてな……」
    冬堂 鈴姫:「…………それって直近の話?」
    鹿島金剛:「最近の話だと思うが」
    辰砂ノエル:「直近も直近ですよぅ。ねえ、支部長?」
    琴平 灯紅:「……ん?アマテラス?ふむ、アマテと名前の響きが似ているが、それはまあ置いておこう」
    アマテ:「置いておかれます」
    烏丸 通:「あー。"やたがらす"の支部長とは顔なじみなんだが。あそこがトラブル抱えてるのはマジだ。」
    琴平 灯紅:「そしてなんでこの支部が対応することになるのも不思議な話だが、ともかく衛星軌道上でトラブルが起こっているようだね」
    辰砂ノエル:「ひええ」烏丸くんの話を聞き、無意味に悲鳴をあげる。
    木花時雨:「宇宙戦といったら、”スターダスト”隊が専任だったと思うんですけど…そっちの件の対応中、という事でしょうか」
    鹿島金剛:「その"スターダスト"隊が消息を絶ったらしい」
    木花時雨:「……またなんと」
    木花時雨:すごくびっくりしている。
    辰砂ノエル:「そんなトラブルなんですか、ダンデライオンさん」
    琴平 灯紅:「宇宙戦闘を目的とする部隊が消息を絶った、また不穏な話ばかりが詰みあがっていくねえ」
    鹿島金剛:「烏丸は詳しい話は聞いているのか?」
    冬堂 鈴姫:話を聞きつつポケットからメモ帳を取り出し、すらすらすらーっと何かを書き始める。
    烏丸 通:「いや‥‥まさか…なんか悲鳴とか聞こえてたなそういえば。」
    辰砂ノエル:「ひええ」烏丸くんの話を聞き、また無意味に悲鳴をあげる。
    鹿島金剛:「ふむ、じゃあ冬堂の話を聞こうか」
    辰砂ノエル:「"リィンカーネーション"さんも何か知ってるんですか!」
    冬堂 鈴姫:「あたしの方は単純明快。あの犬畜生が先にウチのラボに仕掛けてきたってだけ」
    冬堂 鈴姫:「被害状況はそのうち支部長のところまで上がって来るんじゃないかな」
    辰砂ノエル:「あー。Rラボからの襲撃を受けた報告ありますねぇ」
    烏丸 通:「あいつが戦闘狂だとしても目的なく襲い掛かったわけじゃないだろ。一体何が狙われていた?」
    辰砂ノエル:「被害状況は目下調査中だとか」
    琴平 灯紅:「……なるほど?とはいえ先ほどの御仁がアマテを狙っていたことも鑑みると、単なる襲撃というわけじゃなさそうだね」
    辰砂ノエル:「何が狙われたんですか、"リィンカーネーション"さん?」
    木花時雨:「…ん、ここの近傍のラボっていうと……今は宇宙関連の何かに着手してるのでしたっけ」
    冬堂 鈴姫:「具体的な内容はわからんちん」
    冬堂 鈴姫:「宇宙関連ってのは合ってるけど、どの程度の権限を持っていたのかは知らないのよね」
    冬堂 鈴姫:「で、ここからがあたしの妄想だけど」メモを机の上に置く。そこにはイベントが時系列順に書かれていた。
    冬堂 鈴姫:「起点の一つは────ヨルムンガンド。彼じゃないかな」
    冬堂 鈴姫:「彼、ラボで暴れた後に肌感覚だと"飛ばす"か、"捻じ曲げる"か、"塗り替える"あたりをしてたっぽい。宙に向かって」
    鹿島金剛:覗き込む。
    烏丸 通:「ほう。続けろ」
    冬堂 鈴姫:「ヨルムンガンドがなんかする、ジャームになる、交戦する、負ける、助けを求める、逃げてくる」
    冬堂 鈴姫:「みたいな? 具体的なアレそれは……」時雨ちゃんの方を見る。
    琴平 灯紅:「おお、つながった、しかも割とあり得そうな話でだ」
    木花時雨:「まあ…今ここにある情報だけから見ると、そう言う組み立ても出来ますけれど」
    辰砂ノエル:「あー、そうか。例のアマテラスの管理や調整をしてたのがそこの研究所でしたしねぇ」
    鹿島金剛:「ふむ……まあ決め打ちは出来んが線としてはアリだな」
    烏丸 通:「一応は納得できるが。それだとアマテは何なんだ?何故ヨルムンガンドはこの女にあそこまで固執する。」
    冬堂 鈴姫:「アマテちゃんはかわいい」
    木花時雨:「アマテラスの?……となると、アマテさんと衛星のアマテラスは繋がりはありそうですけれど」
    アマテ:「ぼくはかわいい……?」
    烏丸 通:「はいはいかわいいかわいい」
    木花時雨:「ええと、ガールズトークは後にしてもらいまして」
    冬堂 鈴姫:口元に手を当て、横にずらしてチャックを閉める動作を取る。
    木花時雨:「烏丸さんの疑問とか、実際にどうなのかは、それこそ調べてみないと裏付けが取れないと思います」
    鹿島金剛:「ああ、調べるうえで足掛かりにはなるだろうが、今の段階でそれ以上を期待するのは危険だな」
    辰砂ノエル:「“パイロープ“さんのおっしゃる通りです。ちなみに“パイロープ“さんは何か事件に関わる情報とかはお持ちではないんですか……?」
    木花時雨:「あ、そうですね……」
    辰砂ノエル:「おお」期待の眼差し。
    木花時雨:「先程一応連絡は入れたんですけど、改めて。関わってるかは分かりませんが」
    琴平 灯紅:「別に事件じゃなくてもいいと思いますよ、細かい報告も支部の機能を十全にするには必要不可欠でしょう?」
    烏丸 通:「連絡した相手って友達にか?」
    木花時雨:「随分素人くさい子が、FHの”プロセルピナ”と名乗って、わたしが何か悪いことをするからって言って殴って止めなきゃ、と殴りかかってきまして」
    冬堂 鈴姫:「悪いことするの?」
    鹿島金剛:「素人臭いなあ……」
    木花時雨:「きちんと支部にですよ。さっきの戦闘の後始末とかでばたばたしてるから埋もれてると思うんですけど」
    琴平 灯紅:「ふむふむなるほど?プロセルピナ、つまるところペルセポネー、ギリシャ神話の女神であるのだが」
    烏丸 通:「知っているのか琴平」
    辰砂ノエル:「“パイロープ“さんがそんな悪いことをするとは思えないですけどねぇ」
    木花時雨:「白兵型でもないわたしが殴って制圧できたくらいでしたし、なんか周りにダメージとかそういうのをためらったりもしてましたし」
    烏丸 通:「つまりアレか。覚醒したての素人が偶々襲い掛かってきたと。」
    木花時雨:「ええ、まあ。だからどういうことなのか聞き出そうとしたんですが…現在進行形でなにかしてる、”蛇”がどうこう、と。ちょっと要領を得なくて」
    鹿島金剛:「騙されて利用されてるタイプかな……」
    琴平 灯紅:「いや彼女個人に関しては何もしりませんけど、素人のような動きをするFHが珍しくないのは知ってますよ、それこそ家の地下で変なもの密造してもそれはFHですから」
    木花時雨:「蛇、っていうとウロボロスかな、って思ったんですが。さっきの男が”ヨルムンガンド”でしょう?」
    辰砂ノエル:「あ。蛇」ポンと手を打つ。
    烏丸 通:「狙っている敵は、案外奴かもしれないな。そこも捜査項目に加えよう」
    木花時雨:「どっちも世界蛇ですし。何か関係があり得るか、そうでなくてもまたわたしを狙ってきかねないので…」
    辰砂ノエル:「狙われたらまた返り討ちにしてやりましょうね!」木花さんを応援している。
    木花時雨:「わたしからはそれくらいですね。繋がってるなら問題ですし、繋がってないなら先にどうにかしておきたいです」
    鹿島金剛:「狙いがハッキリしてるなら逆におびき寄せて捕まえた方が楽そうだな……」
    冬堂 鈴姫:「鹵獲してイニシアチブ取りたいね」
    木花時雨:「……この支部って基本好戦的な人集められてます?」
    琴平 灯紅:「確かに軽微、抱けれど無視はできないね、確かめる価値はありそうだ」
    鹿島金剛:「関係性はどうあれ、潜在的な脅威は先手を打ってどうにかしておきたい」
    烏丸 通:「…お前が言うのか?オレも同感だが」
    琴平 灯紅:「支部長やエージェント二人はともかく、俺のことも含めて言われるのは心外だなあ」
    木花時雨:「せ、戦闘中の言動……」
    鹿島金剛:「いや、俺が好戦的なのは否定しないが"ペルセポネ"は確保しておいた方が良いだろ」
    辰砂ノエル:「物騒なことは良くないんだー」木花さんに加勢して囃し立てる。
    烏丸 通:「そこまで堂々と言うなら戦闘中のセリフ妹さんに聞かせるぞ」
    鹿島金剛:「下手に力を付けてから出てこられたらたまらん」
    木花時雨:「ええまあ、そうですね……」実際言ってることは間違いではない。大分アグレッシブなのに驚きはしたが。
    冬堂 鈴姫:「物騒なことになる前に物騒なことを仕掛けるのが支部ルールだよ」
    鹿島金剛:「そんなルールはないが」
    冬堂 鈴姫:「急襲!鎮圧!」
    木花時雨:「大丈夫かなあコレ」
    辰砂ノエル:「そんなルールがあったんですね」感心している。
    辰砂ノエル:「ないの!?」
    鹿島金剛:「……ないよな?暗黙の了解とかになってないよな?」
    琴平 灯紅:「そういうこと、それとそこ二人、その脅しは実はあまり効果が無いことだけ先に言っておくよ」
    烏丸 通:「…。木花がそのFHを拘束して本当に良かったな」
    木花時雨:「……一応わたしが対応するようにしますね?もし直接会うときは…」
    烏丸 通:「頼む。任せる。信頼してる。こういう局面で頼れるのはお前だけだ」
    琴平 灯紅:「そうそう、お任せしますよー、俺が出る幕でも無いでしょうしねえ」
    木花時雨:こほん、と咳払いして。「じゃあ、気になることに確かめないといけない事を、調べていくのでいいですか?」支部長に。
    アマテ:「ひぐれさんはぼくを助ける幕じゃないんですか!」
    鹿島金剛:「おう、じゃあ各々調査を開始してくれ」
    冬堂 鈴姫:「異議なし。あたし保健室寄ってから行くんで、先にやっててください」
    烏丸 通:「冬堂、無理すんなよ。」
    琴平 灯紅:「そうそう、俺にはアマテを助けるという依頼が残っているからねえ」
    冬堂 鈴姫:「えっ……12倍働いてくれるの……?」
    烏丸 通:「訂正、死ぬまで働け」
    冬堂 鈴姫:「ひーん」わざとらしく泣きながらその場を後にした。
    GM:では、キミたちが調査に出たところでこのシーンは終了だ。
    GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
    木花時雨:ここはまず”ヨルムンガンド”に取っておこう。
    GM:敵!
    木花時雨:”ヨルムンガンド” 〇義務感/敵意 で。止めないといけないですからね!
    冬堂 鈴姫:ロイス保留。購入は……侵蝕高まってるので素振りで応急手当キット。
    琴平 灯紅:ロイスどうしようかな
    鹿島金剛:ヨルムンガルドに取っておくか 好奇心/〇目下の脅威 で
    鹿島金剛:購入アームドスーツ
    鹿島金剛:2dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 8[8,8]+1 → 9 → 失敗

    GM:残念
    冬堂 鈴姫:3dx+2>=8 80%
    DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 7[2,4,7]+2 → 9 → 成功

    冬堂 鈴姫:買い物上手
    琴平 灯紅:一応保留で
    木花時雨:購入はどうだろなー BCスーツ買っておこうかな。
    木花時雨:2dx+1>=9
    DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 6[3,6]+1 → 7 → 失敗

    木花時雨:無理。以上。
    GM:惜しい
    烏丸 通:購入どうしようかな
    琴平 灯紅:一応アームドスーツ支援で
    琴平 灯紅:1dx
    DoubleCross : (1DX10) → 7[7] → 7

    琴平 灯紅:無理以上
    GM:あっ、残念
    烏丸 通:アームドスーツチャレンジ
    GM:大人気、アームドスーツ
    烏丸 通:2dx>=15
    DoubleCross : (2DX10>=15) → 10[9,10]+6[6] → 16 → 成功

    鹿島金剛:!?
    GM:成功してる!?
    烏丸 通:着たい奴いるか!
    鹿島金剛:欲しい~
    GM:支部長、殴るの!?
    烏丸 通:あげちゃう~
    鹿島金剛:場合によっては素殴りするかも……
    GM:そうとはね
    木花時雨:アームドスーツ、装甲10ありますしね
    GM:普通に硬い
    鹿島金剛:わーい、これでG値27の装甲10になりました
    GM:固いよ!!
    烏丸 通:堅いねぇ
    冬堂 鈴姫:かった
    琴平 灯紅:固い!
    GM:では、全員が終わったようですので改めてシーンは終了です!
    GM:次のシーン。

    マスターシーン


    GM:次は、マスターシーンです。
    GM:――少女は地下へと向かう階段を降りていく。
    GM:『私たちがやっているのは遊びじゃない。これがどれだけ危険なことなのかを理解するんだ』
    GM:オヤジはそう言っていたけど、私の理論はどこも間違っていないはずだ。
    GM:きっと手柄を独り占めされるのが悔しくてあんなことを言っているんだ。
    GM:少女は好奇心に満ちた笑みを浮かべたまま闇の中を進んでいった。
    GM:そこから先。少女の次の記憶は、目の前で蛇のように残酷に笑う黒い男。
    GM:そして、自身を庇って血を流して倒れる父の姿だった。
    GM:物言わぬ骸となった父を抱きかかえながら少女は呆然と立ち尽くしていた。
    GM:悪夢はいつもそこで終わる。
    GM:少女は河川敷のテントで目を覚ました。
    里見舞雪:「ああ、こんなことしてる場合じゃないや。武器の強化……」
    里見舞雪:いい加減に切り揃えたボブカットの目付きの悪い少女は起き上がると工具を手に取る。
    里見舞雪:「時雨ちゃん、いい子だったな。友達になれたらよかったのになぁ」
    里見舞雪:そう言って機械の腕に工具を突き立てた。
    GM:マスターシーン終了。
    GM:次のシーン!

    ミドル4


    GM:次は、情報収集のシーンになります。
    GM:シーンプレイヤーは烏丸さんにしようかな。
    GM:他にも情報収集したい人は登場するといいでしょう。
    烏丸 通:了解
    GM:登場する人はダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    烏丸 通:1d10+68
    DoubleCross : (1D10+68) → 1[1]+68 → 69

    鹿島金剛:70+1d10
    DoubleCross : (70+1D10) → 70+10[10] → 80

    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (82 → 86)
    鹿島金剛:オワ―ッ
    烏丸 通:すごいなぁ
    GM:支部長、がっつり上がった
    冬堂 鈴姫:落ち着いてきた
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (59 → 62)
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (76 → 86)
    鹿島金剛:木花ーッ
    烏丸 通:カバー役がガンガン侵蝕上がっていくの、ちょっと怖い
    GM:時雨さん……!
    烏丸 通:木花…!
    冬堂 鈴姫:時雨ェー!
    木花時雨:おかしいだろ!!(ミドルからずっと8とか10しか出てないが!?)
    烏丸 通:これがオーバーカウンターの真の力…?
    GM:そうとはね
    GM:では、一応全員出たな
    GM:それでは、現段階で調べられる情報収集項目は次の5つです
    情報項目 ・アマテについて〈情報:噂話、UGN〉難易度6
    ・“プロセルピナ”里見舞雪について〈情報:UGN、FH〉難易度5
    ・サカイについて〈情報:UGN、裏社会〉難易度7
    ・“やたがらす支部”の状況について〈情報:UGN、軍事〉難易度7
    ・“ヨルムンガンド”について〈情報:UGN、FH〉難易度8

    GM:調べたいものを調べるといいでしょう
    鹿島金剛:とりあえずサラウンドレポート使用します。皆情報判定+1dしな!
    琴平 灯紅:わあいありがたくいただきます!
    GM:強っ!
    冬堂 鈴姫:ありがてぇ~~~~~~~~
    木花時雨:ありがたさ そしてそんな情報得意でもないし、里見さん行けたら行きたいなーというきもち
    烏丸 通:金剛のオッサンやるな
    鹿島金剛:尊敬しろよ、じゃあ俺はサカイを狙おうかな~と思っています
    GM:では、調べたい人からどうぞー
    烏丸 通:木花はやっぱりそっちに行くよな。オレはやたがらす支部で。
    琴平 灯紅:自分もさほど得意じゃないしシナリオ上もあるのでアマテ狙おうかな…
    冬堂 鈴姫:はいこちら情報弱者です! 情報弱者が通ります! 強者が抜かなかったやつの残飯を食います!
    GM:弱者揃い!
    木花時雨:では”プロセルピナ”里見ちゃんを。情報UGN,コネUGN幹部起動して。
    冬堂 鈴姫:あぁ!? ヨルムンガンドォ!!!!!
    木花時雨:5dx+2>=5
    DoubleCross : (5DX10+2>=5) → 7[3,4,5,6,7]+2 → 9 → 成功

    GM:おお、さすが!
    木花時雨:ん、よし。
    鹿島金剛:情報収集チーム使って、情報:UGNでサカイについて調べます
    鹿島金剛:3dx+3>=7
    DoubleCross : (3DX10+3>=7) → 5[2,4,5]+3 → 8 → 成功

    鹿島金剛:あぶね
    烏丸 通:流石だな木花
    烏丸 通:オッサンはギリギリか
    GM:支部長もやるな!
    鹿島金剛:情報収集チームは後2回
    GM:強い
    琴平 灯紅:じゃあアマテについて、情報噂話で
    琴平 灯紅:3dx+2
    DoubleCross : (3DX10+2) → 9[6,7,9]+2 → 11

    琴平 灯紅:〇
    GM:高い!
    烏丸 通:情報:UGNでやたがらす支部を調査。コネUGN幹部使用。ダイス+2,支部長の支援で+1
    烏丸 通:5dx+2>=7
    DoubleCross : (5DX10+2>=7) → 9[5,6,8,8,9]+2 → 11 → 成功

    GM:なかなかやるな……!
    冬堂 鈴姫:ヨルムンガンド行きます。銀河の果てまで追いかけます!
    GM:そんなに
    冬堂 鈴姫:▼アタイ、負けないっ!《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》を宣言。
    冬堂 鈴姫:精神で判定。最強。
    冬堂 鈴姫:8dx8+2>=8 80%
    DoubleCross : (8DX8+2>=8) → 10[2,4,4,5,5,7,9,9]+10[3,10]+5[5]+2 → 27 → 成功

    鹿島金剛:スゲ
    烏丸 通:スゲー
    GM:本気出し過ぎ!
    冬堂 鈴姫:尻尾掴んじゃったかな?
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を6(→ 6)増加 (86 → 92)
    木花時雨:侵蝕がヤバい
    GM:全員クリアか!
    冬堂 鈴姫:わーい!
    琴平 灯紅:わいわい
    GM:では、順番に情報を公開していきましょう!
    GM:まずは“プロセルピナ”里見舞雪について
    “プロセルピナ”里見舞雪について GM: 木花時雨に襲いかかってきたFHの“プロセルピナ”を名乗る少女。父親がFHの研究者であり、父親のもとで育ったため自分もFHを名乗っているが特別な訓練などは受けたことがない。父親が研究していたジャームが里見舞雪のミスで解放されてしまい、その際に父親は死亡している。それ以来、1人で放浪しながらジャームを追っているようだ。
     現在はN市内の河川敷を拠点にしている。

    次のシーン以降、河川敷に向かうことで里見舞雪に会いに行くことができるようになります。

    GM:以上!
    GM:次の情報!
    サカイについて
     査察部課長補佐を務めるエージェント。常に飄々とした態度で、胡散臭い言動をするスーツにハット姿の男。だが、過去の経歴などには怪しい点はなく、組織に忠実に任務をこなしてきているようだ。高い身体能力を持ち、UGN内での評価も良い。
     軌道衛星“アマテラス”に向かうためのスペースプレーンの準備を進めており、もう間もなく完了するようだ。人数分の対低環境スーツ(※基本2・188ページ)を入手する。また、N市内の滑走路では宇宙船(※IC83ページ)の準備が進められている。

    GM:ルルブのページ数を記載してあるので、詳しいデータを参照していただければと思いますが効果は一応次の通りです
    GM:対低環境スーツ
    種別:防具
    ドッジ:-1 行動-1
    装甲値:4
    効果:装備している間、水中や宇宙空間でもペナルティを受けない。

    GM:宇宙船
    種別:ヴィークル
    技能:〈運転:宇宙船〉
    攻撃力:10 行動:-8
    装甲値:15 全力移動:400m
    効果:宇宙空間でのみ使用できる。搭乗している間、宇宙空間でのペナルティを受けない。

    GM:宇宙船は滑走路で準備中なのでまだ手には入らない。
    GM:対低環境スーツはこのシーンの最後でサカイから連絡が入って、鹿島支部長に5つ渡しますね。
    GM:この情報は以上!
    GM:次!
    アマテについて
    琴平灯紅が出会った不思議な雰囲気の少女。淡い髪色で小柄な体格をしている。地球に関する知識は乏しいが、宇宙の知識はやたらと豊富。
    その正体は、軍事衛星“アマテラス”が助けを求めるために地上に作り出した実体を持つアバター。ハッキングを受けた影響で、記憶の混濁が起きていたようだ。
    この情報を手に入れたことで、アマテに会いに行くとイベントが発生するようになります。

    GM:次!
    “やたがらす支部”について
    GM: 国際宇宙ステーションを拠点とする“やたがらす支部”。宇宙空間での戦闘を専門とする“スターダスト隊”との連絡が途絶え、“やたがらす支部”はその対応に追われていた。支部長である柳生静子の調査によって、“スターダスト隊”は軍事衛星“アマテラス”からの攻撃で戦闘不能状態に追い込まれていることが判明した。現在は“スターダスト隊”の救助活動を行っている。

    GM:次!
    “ヨルムンガンド”について
    Rラボの研究所を襲撃した謎のオーヴァード。漆黒の姿の人型のオーヴァードで、黒い雷鳴を操る。研究所のメインコンピューターを通して軌道衛星“アマテラス”に干渉し、中枢AIをジャーム化させるのが狙いだったようだ。

    “ヨルムンガンド”は強大な力を持つレネゲイドビーイングだが、どうやらその力はまだ完全ではないらしい。“アマテラス”をジャーム化させることで、何らかの目的を達成しようとしているようだ。

    GM:情報は以上!
    冬堂 鈴姫:たくさん!
    GM:では、ここからは情報共有を行っていきましょう!

    GM:UGN、N市支部。
    GM:資料室。
    GM:無数の本や紙資料、ライブラリ化されたデータなどが並んでいる。
    GM:キミたちは調査のためにここに集まっていた。
    辰砂ノエル:「むむむ……」難しい顔で資料を見つめている。
    木花時雨:「みなさん、どうでした?」
    冬堂 鈴姫:「上々♪」ごきげん。
    琴平 灯紅:「ああ、一定の成果もでたし俺としてはサクサク公表していきたいところだけれどここは木花さんの段取りに従って情報を出していこうかな」
    烏丸 通:「オレか。無論仕事はした。オッサンはどうよ」
    鹿島金剛:「あ?俺は調査っつーか、色々報告受けてただけだが……」
    鹿島金剛:「まあ、とりあえず宇宙船と、それから宇宙用のスーツの準備は順調だ」
    辰砂ノエル:「“パイロープ“さん、まさか収穫が!?」自分は何も情報をつかんでいないので驚いている。
    木花時雨:「宇宙戦なら必須ですものね。ありがたいです」
    鹿島金剛:「調査の結果も順番に聞いていきたいな」
    木花時雨:「ま、まあ。そんなに大した手間はかかってないので……こほん。では、言いだしたわたしから」
    烏丸 通:「順調。スーツにオッサンの趣味が反映されてなければオレは文句ないな」
    鹿島金剛:「ぶっ飛ばすぞ烏丸ァ!」
    木花時雨:「まあまあ」
    辰砂ノエル:「おう、やれやれー!」囃し立てている。
    烏丸 通:「今は木花の話だぜ…素人のガキがどうかしたのか」くく、と口角を上げ、時雨に話を振る。
    木花時雨:落ち着いて落ち着いて、と腕を刺して開く。
    琴平 灯紅:「まあまあ、ここは木花さんの情報を聞くことに集中しようじゃないですか二人とも」
    木花時雨:「はい。“プロセルピナ”……里見舞雪さんの事ですけれど」
    木花時雨:「彼女がFHを名乗っていたのは、父親がFHの研究員だったからみたいですね。だけど、本人は特に関わってもいないし、訓練も受けたことが無いみたいで」
    冬堂 鈴姫:「箱入りハーツ?」
    鹿島金剛:「ほう」
    木花時雨:「その父親の元で育ったから、そのままの流れで…っていう感じですね。箱入りといえばそうなるのかもですが…」苦笑ぎみに。
    辰砂ノエル:「というか、名前だけハーツでは」
    琴平 灯紅:「ふむ、まあありうる話だろう、家のガレージで違法行為を働いていてもFHと言うのなら」
    琴平 灯紅:「して、今の父親は?この状況を正規の人間が放置しているとも思えないが」
    木花時雨:「まあ、ともあれ。ああいう風に今動いているのが、父親が研究していたジャームを、誤って解放してしまって。その際に父を亡くされたことに責任を感じてのこと、とのことです」レポートを読み上げて。
    冬堂 鈴姫:「弔い合戦だ」
    烏丸 通:「親も兄弟もいねーからそこら辺の機微はわからないな。」
    木花時雨:「そのまま事故のあと飛び出して…、ってみたいですね。ひとりで今は市の河川敷でテント泊されてます」
    琴平 灯紅:「ははあ事故でか、そしてその責任を取るために単独行動、文面だけを見るなら実に感動的な話じゃないか」
    木花時雨:「接触するなら、いつでもいけそうです」
    鹿島金剛:「なるほど……木花を狙ってきたあたり、何者かに唆された可能性が高いな」
    鹿島金剛:「上手い事説得して保護できればいいんだが……」
    冬堂 鈴姫:「後ろ手があるならあんまり大人数で行くと刺激しちゃいそうだね。ネコのように扱ってあげよう」
    木花時雨:マークされた地図データを送信して。「接触したのはわたしですし、わたしがやりたいと思うのですけれど…」
    辰砂ノエル:「ここは“パイロープ“さんにお任せするのがいいですよねぇ。支部長?」
    烏丸 通:「木花について知ってるやつが唆したのだとしたら、そいつは相当性格が悪い。オーバーカウンターは素人が挑むには自殺行為も良い所だ。」
    琴平 灯紅:「いいと思うよ、木花さんに接触してもらって、保護してもらう、その方針に異存はない」
    木花時雨:辰砂さんの言葉に視線で礼を伝える。
    鹿島金剛:「ふむ……一応、UGNの代表として俺もついていこうかと思うが……」
    烏丸 通:「オレもそれで問題ない。」
    鹿島金剛:「それはどうだ?刺激してしまいそうか?」
    冬堂 鈴姫:「支部長は保健所って思われるでしょ」
    鹿島金剛:「保健所……」
    冬堂 鈴姫:「それかテント泊専門地上げ屋」
    木花時雨:「ありがとうございます。…そうですね、実際の責任者が居るのはやっぱり違いますし……もう。揶揄わないであげてってば」
    鹿島金剛:「地上げ屋……」
    冬堂 鈴姫:「まあだから逆に? ちゃんと足腰入れて話聞いてくれるかも?」
    木花時雨:「わたしは助かりますし、わたしがいれば一人くらいはなんとかなる、と思うので。大丈夫だと思います」
    鹿島金剛:「んんっ、ともかく里見の方には俺と木花で向かうとするか」
    琴平 灯紅:「随分と人聞きの悪いことを言う、支部長くらいの御年になると繊細になるということをもう少し考慮してはどうだい?」
    辰砂ノエル:「頑張ってくださいね、支部長。若い女の子を怖がらせないように!」
    琴平 灯紅:「方針了解」
    木花時雨:「皆ずけずけいうなあ……」小声。
    鹿島金剛:「琴平、そのフォローは余計傷つく」
    烏丸 通:「まーなんだかんだ言っておっさんは守る人間だ。ああいうガキと向い合せるには悪くない。」
    鹿島金剛:「というか辰砂は図太すぎる」
    冬堂 鈴姫:「気を使うと気を使われたことに気を使うかなって……」すごく申し訳無さそうな表情。
    烏丸 通:「木花としても心強いだろ。」
    辰砂ノエル:「はいはい。そんなことより他に調査結果のある人!」
    辰砂ノエル:「ちなみに私は皆無です!」
    木花時雨:「ええ、実際ありがたいです。…っと、次の話をしちゃいましたが、今は報告ですね。琴平さんはどうですか?」
    鹿島金剛:「辰砂にしてはナイス進行!」「お前ほんとに仕事してるか!?」
    琴平 灯紅:「お、俺からかい?じゃあ一つ」
    琴平 灯紅:「俺が保護してきたアマテだけれど、支部のデータと照合した結果、衛星アマテラスのアバター、まあ分霊のようなものだと思っていいらしい」
    辰砂ノエル:「ははぁ。地球上にエネルギーを照射して分身を作り出す的な」
    木花時雨:「オルクス能力者とかが使う”端末”とか、レネゲイドビーイングの類でしょうか」
    冬堂 鈴姫:「今の言い方だと従者ってイメージ」
    琴平 灯紅:「まあそのように解釈して構わないと思うよ、記憶の混濁については、何かしらのハッキングが推測されているね、これが真だとしたら衛星軌道上で何やら穏やかでない事態が起こっているようだが、そこは他の情報待ちかな」
    辰砂ノエル:「えっ。じゃあ、アマテさんって危険なんじゃないですか?」
    辰砂ノエル:「ジャーム……なんですね?」
    冬堂 鈴姫:「あ、言われてみれば確かに。親がそうだからそうなるのね」
    木花時雨:「ハッキングから逃した部分ですから、完全に戻りきれないとも言えないかなあ」
    烏丸 通:「ジャームがこんなホニャホニャしてるか?」
    鹿島金剛:「そこらへんは様子見ながら対応で良いだろ」
    琴平 灯紅:「反応からして自我の極端な押し付けや反社会的行為に躊躇がない面は見られなかったからジャームとは言えなさそうだけれどね」
    冬堂 鈴姫:「支部長許可ありの現場判断優先頂き」
    辰砂ノエル:「ふむむ。でも、破壊は……することになるのでは」
    琴平 灯紅:「とはいえ彼女の旅に必要そうな手がかりは見つけたから俺は今の会議が終わり次第この話をアマテに報告するつもりでいるよ」
    辰砂ノエル:「おお。頑張ってください、勿忘桜さん。応援してます」
    鹿島金剛:「その判断も琴平に任せる」
    烏丸 通:「お前肝太いなぁ。当人に言うのは怖くないのか?」
    烏丸 通:「まぁどうしても協力が欲しいっていうならついていってやるよ」
    辰砂ノエル:「そうですよ。そんなに言うならダンデライオンさんがついていってあげればいいじゃないですか」
    琴平 灯紅:「?然るべき情報を手に入れたら彼女に報告するのは手伝ってくれという契約を行った以上当然のことじゃないか?」
    木花時雨:「…う、うーん。これちょっと本当に烏丸さんも一緒の方がよさそうですね。誤解とか色々ありそうで…」
    鹿島金剛:「アマテとの接触方針は琴平に任せるが、烏丸もついててやってくれ」
    烏丸 通:「…だな。オレもついていくことにするわ」
    辰砂ノエル:「うむ……」木花さんに同意している。
    冬堂 鈴姫:「烏丸いくんならあたしも行こうかな」
    鹿島金剛:「休んでなくて大丈夫か?」
    冬堂 鈴姫:「死ぬまで働けって言われたので……」
    琴平 灯紅:「?????まあ同伴者がいたところで何かが変わる話でもないだろうからそれで了解しましたけど」
    辰砂ノエル:「というか、"リィンカーネーション"さんに保護者ができるんですか?」
    木花時雨:「し、辰砂さん……」頭が痛そう。
    冬堂 鈴姫:「できないよ? 子供がひとり増えるだけ」
    辰砂ノエル:「ほらねー!」自慢げ。
    烏丸 通:「随分堂々と言うんだな」
    冬堂 鈴姫:「まあまあ女の子の気持ちは女の子じゃないとわからないことあるかもしれないでしょ?」
    冬堂 鈴姫:「保険の保険ってことで。ね?」
    木花時雨:「自慢するところでしたかそこ。……まあ、同性がいた方が…分かる事もあるかもですね」
    辰砂ノエル:「今から入れる保険があるんですか!?」よく分からないリアクションを取っている。
    烏丸 通:「そう言われると弱い。ぶっちゃけオレは女とか苦手だし。」
    鹿島金剛:「じゃあとりあえず里見への接触と、アマテへの報告だな」
    木花時雨:「次の方針はそれとして、調べたことの報告は…そうですね、烏丸さんはどうでした?」
    辰砂ノエル:「どうでしたか、ダンデライオンさん」
    烏丸 通:「ああ。宇宙で起こってることについての調査結果が出たが…現実として宇宙でロクでもない事が起きてるのは確からしい。」
    烏丸 通:「柳生の調査によると連絡の途絶えた“スターダスト隊”は見つかったようだが、問題が一つある。」
    鹿島金剛:「具体的には?」
    烏丸 通:「連中、“アマテラス”からの攻撃で戦闘不能になっていたみたいだぞ。」
    琴平 灯紅:「おお、実行部隊が発見された、して問題とは?」
    琴平 灯紅:「アマテラスが攻撃を仕掛けてきた?」
    木花時雨:「先程の琴平さんの報告に、ハッキングを受けた、とありましたから。それでしょうか」
    冬堂 鈴姫:「宇宙戦艦とドンパチしたってこと?」
    辰砂ノエル:「査察部の人もジャーム化って言ってましたからねぇ」
    烏丸 通:「かもな。兎も角今のやたがらす支部はスターダスト隊の救助活動にあたっている。」
    鹿島金剛:「スターダスト隊でダメだったとなると、俺らで対応できるか大分怪しいな……」 頭を抱える
    木花時雨:「…ジャーム化と暴走したオーヴァードの見分け、というのは付きづらいものですから、なんとも」
    辰砂ノエル:「ははぁ。やたがらす支部の人たちは戦力としては期待できなさそうですねぇ」
    琴平 灯紅:「宇宙空間での増援はあまり見込めそうにないということか、必要な情報ではあるから頭には入れておくことにするよ」
    木花時雨:「むしろ、スターダスト隊に対しての奇襲としてアマテラスをハッキングして攻撃させた、というのはありそうですね」
    烏丸 通:「ノエルの言うとおり戦力をどれだけ頼れるかは…微妙なところだ。調査もな。調べられるところは地上にいるうちに、だな」
    鹿島金剛:「そうだな……こっちもあまり時間はないが……」
    冬堂 鈴姫:「やたがらす支部の人らと連絡が取れればタイムリミットがわかるんだけどねぇ」
    琴平 灯紅:「しかしハッキングして攻撃させた、ということは下手人がいることになるのでは?」
    冬堂 鈴姫:「あ、その話していい? それともまだやたがらす支部について続ける?」
    木花時雨:「まあ、焦っても宇宙船が早くできるわけでもないですし。…ふうむ。そこまではまだはっきりしていませんけど…あ。冬堂さん、何かわかったんですか?」
    鹿島金剛:「話してくれ」
    烏丸 通:「やたがらす支部については…もういい。冬堂、話を聞かせてくれ。」
    冬堂 鈴姫:「はーい」
    冬堂 鈴姫:「えとね、今回の実行犯はさっき戦ったオーヴァード。ヨルムンガンドだね」
    烏丸 通:「あのテンション高いチンピラか。」
    冬堂 鈴姫:「衛星関係と繋がってるウチのラボを襲撃して、それを利用して宇宙に向かって介入したみたい」
    琴平 灯紅:「先ほどの御仁か、アマテを狙っていたことや意味深な発言から一番確率としては高いと感じていたが」
    鹿島金剛:「間違いなさそうだな」
    辰砂ノエル:「ははぁ。まあ、地上から軌道衛星に干渉しようと思ったらそれぐらいしかないですもんねぇ」
    冬堂 鈴姫:「んで、ヨルムンガンド本人の動機は不明。結果から推察できる目的として、中枢AIのジャーム化が何らかのトリガーになっていたのかも」
    鹿島金剛:「所属については分かるか?そっちから推測できるかもしれん」
    冬堂 鈴姫:「所属はわかんないけど、ヨルムンガンドはレネゲイドビーイングみたい」
    冬堂 鈴姫:「これはあたしが見逃してた1ペナね。通りで人のルールが通じないわけだ」
    鹿島金剛:「レネゲイドビーイングだったのか」
    烏丸 通:「はー。なるほどねぇ」
    鹿島金剛:「やたらと人間臭かったが……」
    冬堂 鈴姫:「ちなみに成長期。支部長、お願いね」
    琴平 灯紅:「蛇……レネゲイドビーイング……失態………」
    烏丸 通:「奴が『何の』RBなのか。それを知れば目標も分かるかもな」
    鹿島金剛:「おう、任せろ……琴平?どうした」
    木花時雨:「わざわざアマテさんを襲撃してきていたわけですし、今の状況ではまだ何か足りていない、んでしょうけれど」
    琴平 灯紅:「…ふむ、失礼支部長、一つ思いついたことがあるのですが、考察と指針、どちらから落としましょうか?」
    鹿島金剛:「指針から言われても分からん、考察から頼む」
    琴平 灯紅:「先ほどプロセルピナが蛇の陰謀に騙されて、とか発言をしていたと木花さんの交戦報告にありましたよね、このあたりからも俺はヨルムンガンドとプロセルピナが無関係とは思えなく」
    琴平 灯紅:「そして騙されて、との発言、おそらく彼女はUGNがヨルムンガンドに唆されていると考えてあのような行動に出たのではないかと思いました」
    琴平 灯紅:「ここからは指針の一つ程度にとどめておいてくれれば構いませんが、ヨルムンガンドと交戦したことを場合によってはプロセルピナに開示してしまうのはどうでしょうか、勿論場合によりますが」
    辰砂ノエル:「な、長い。そして早口」
    烏丸 通:「おう。」
    烏丸 通:「つまり里美とヨルムンガンドが敵対関係にあるかもしれないってんだな」
    木花時雨:「うーん……実際、彼女が解放してしまったジャームが誰でどうなっているのかは確認するつもりだったから、もし同じなら…」
    鹿島金剛:「まあ、アリだな」
    鹿島金剛:「里見との詳しい交渉は木花に任せるつもりではあるが、ヨルムンガルドとの関係性はあるとは俺も思う」
    辰砂ノエル:「ほうほう。じゃあ、今後の行動はなんとなく決まりましたかね、支部長?」
    辰砂ノエル:「私にはよく分かっていませんが、皆さん頑張ってください……!」
    鹿島金剛:「ああ、俺と木花で里見との交渉、琴平と烏丸、冬堂でアマテと……」
    鹿島金剛:「辰砂ァ!真面目にやれ!」
    烏丸 通:「そうだ。お前も仕事をしろ!」
    冬堂 鈴姫:「はたらけー!」
    辰砂ノエル:「私は支部で皆さんのサポートをするんですよぉ!」
    鹿島金剛:「なら会話の内容は分かっていろ!」
    辰砂ノエル:「"リィンカーネーション"さんには言われたくないですぅー!」
    烏丸 通:「木花を見ろよ、事務も交渉も戦闘もしてるんだぞ。」
    木花時雨:「ま、まあまあ……後方で通信統括したりとか、物資の事務処理とか…ありますから……まあでも頑張ってくださいね本当」
    木花時雨:最後だけちょっと真面目な顔で。
    辰砂ノエル:「あっ、ありがとうございます。いや、なんか“パイロープ“さんも段々私に辛辣になってきてません?」
    琴平 灯紅:「まあまあまあ、彼女に情報収集をさせたり議事録を取ってもらってもそれは適材適所ではないだろう、できることをしてもらえればいいさ」
    木花時雨:「ええ、そうですね……」ふう、と一つ息を吐いて。「やれること、できることをしていきましょう」
    辰砂ノエル:「……が、がんばります」
    鹿島金剛:「こいつ、何が出来るんだ……?」 割と真剣に頭を抱えている
    辰砂ノエル:「では、皆さん。ホッカイロとかを用意しておくので頑張ってきてくださいね!」
    烏丸 通:「お。それは…助かるな。」
    GM:それでは、キミたちが二手に分かれて行動を始めたところでこのシーンは終了だ。
    GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
    琴平 灯紅:ロイス
    木花時雨:ロイスは…残り一個だし保留で。購入は何がいいかな
    琴平 灯紅:鹿島金剛 〇連帯感/しかし繊細だな
    烏丸 通:購入も何を買おうか。
    琴平 灯紅:これで取って
    鹿島金剛:辰砂ノエル 庇護/〇不安 で
    鹿島金剛:しかし繊細だな!?
    GM:不安がられてる!
    木花時雨:www
    冬堂 鈴姫:N感情は草
    GM:このシーンで対低環境スーツを入手しましたので、皆さん宇宙空間で戦闘しそうな時には装備するといいでしょう。
    木花時雨:ありがたや 手持ちのウェポンケースに入れておきます
    鹿島金剛:宇宙空間のペナルティ、なんだろ
    冬堂 鈴姫:ロイス保留。購入は強化素材!
    冬堂 鈴姫:3dx+2>=15
    DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 10[2,4,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

    烏丸 通:やる~
    冬堂 鈴姫:あれ、15だっけ17だっけ
    琴平 灯紅:15だったはず
    鹿島金剛:リアクティブコート狙お
    冬堂 鈴姫:合ってた! あげる~
    琴平 灯紅:ありがとうございます…!
    鹿島金剛:2dx+1>=36
    DoubleCross : (2DX10+1>=36) → 7[3,7]+1 → 8 → 失敗

    木花時雨:応急手当買っておきます
    鹿島金剛:あーん
    木花時雨:3dx+1>=8
    DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 6[2,6,6]+1 → 7 → 失敗

    GM:惜しい
    烏丸 通:オレも応急手当キットを買う
    木花時雨:財産一点使って買います…!残り1
    烏丸 通:2dx>=8
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[3,10]+8[8] → 18 → 成功

    琴平 灯紅:応急買います
    琴平 灯紅:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 6[1,6] → 6

    琴平 灯紅:うーん
    琴平 灯紅:追加情報収集あるしここは無しで、以上
    GM:烏丸さんは成功してる!
    烏丸 通:金剛のオッサン、支部からやけに質の良いキットが出てきたぞオラ!
    鹿島金剛:ヤッター
    GM:では、全員が判定が終わったようですので、改めてシーンは終了です!
    GM:次のシーン。

    ミドル5


    GM:次は、アマテに会いに行くシーンになります。
    GM:シーンプレイヤーは琴平さん。
    GM:烏丸さんと冬堂さんも登場です。
    GM:三人はダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (62 → 68)
    烏丸 通:69+1d10
    DoubleCross : (69+1D10) → 69+8[8] → 77

    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (92 → 98)
    烏丸 通:ラッキーセブンだな
    GM:冬堂さんはいい感じに上がるな
    冬堂 鈴姫:アベレージ的には期待値
    GM:場所は……支部の屋上にしようかな。
    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:UGN、N市支部の屋上。
    GM:寒空の下、淡い髪色をした少女が遠くを見つめている。
    アマテ:「…………」
    GM:少女はキミたちに気付き、声をかける。
    アマテ:「あ。ひぐれさん、皆さん。ぼくの記憶のこと、何か分かりましたか?」
    琴平 灯紅:「やあアマテ、この寒空の下その薄着はまだ地球の気候になれていないせいなのかもしれないが、保護はしておくに越したことはない、今日の目的はまず報告だが、その前にこれを」
    琴平 灯紅:といいつつ支部で借りてきた上着とホッカイロを差し出す
    冬堂 鈴姫:「"やさしい"ね」
    アマテ:「わっ。ぬくぬくします!」
    烏丸 通:「意外と気が利くんだな。」
    アマテ:「これは素敵ですね!」笑顔になる。
    アマテ:「ほら、すずめさん。ぬくぬくですよ!」ホッカイロを持ったまま手を握る。
    琴平 灯紅:「うむ、風邪の予防もできて何よりだ」
    アマテ:「お兄さんも!」もう片方の手で烏丸さんの手を握る。
    烏丸 通:「あ。ああ…。サンキュ」
    アマテ:「どういう機能なのでしょう。水素電池でしょうか」
    烏丸 通:屋上、青少年と少女。向き合う悩み。正直言えばこういう空間は烏丸は非常に苦手であった。
    冬堂 鈴姫:「わーぬくぬくだね」しゃがんで手を取っている。
    アマテ:「あれ、それでひぐれさん。報告って何でしょう?」
    琴平 灯紅:「どちらかというと鉄の酸化による発熱をゆっくりとした形で引き出したものだね、食料を温めるのにも最近は使われているのだったか、ああそうだ、報告だ」
    アマテ:すずめさんと烏丸さんの手を握ったままひぐれさんを見つめる。
    琴平 灯紅:「とは言えどこから説明したものかな…大まかにいえば君の正体とそれを踏まえた現在の状況、そして記憶の混濁の理由についてわかったことがあるのだが、どこから聞きたい?」
    アマテ:「ぼくの正体……!」
    アマテ:「それ。それ、知りたいです!」
    冬堂 鈴姫:「正体入りましたー」
    烏丸 通:「ま、そこは聞くよな。」
    琴平 灯紅:「OKならばそこからだね」
    琴平 灯紅:「まず君の正体に関してだが、地球の上にある衛星、アマテラスと言っても過言ではないだろう」
    アマテ:「……アマテラス」
    アマテ:「ああ。そうか」
    烏丸 通:「何か気づいたか?」
    アマテ:少女は空を見上げる。
    アマテ:「……思い出しました」
    冬堂 鈴姫:「いいこと?」
    アマテ:「ぼくの名前は……アマテラス」
    琴平 灯紅:「ふむ」
    アマテ:「ぼくは、もうじき……ぼくでなくなります」
    GM:その時。
    GM:キミたちのもとに通信が入る。
    辰砂ノエル:『やたがらす支部から入電です! と、とりあえず皆さんにつなぎますね!』
    GM:ノイズ混じりの音声が流れる。
    烏丸 通:「了解、繋げてくれ。」
    琴平 灯紅:「む、このタイミングでの入電は君にとっても有益な情報になりそうだ、失礼」と言ってアマテに近寄って端末を見せながら自分も見る
    冬堂 鈴姫:「……」
    柳生静子:『緊急事態だ……!我々、国際宇宙ステーションやたがらすは現在……』
    柳生静子:『軌道衛星アマテラスからの攻撃を受けている……!』
    柳生静子:『繰り返す! 我々、国際宇宙ステーションやたがらすは現在……』
    烏丸 通:「攻撃を受けて、いる…?」
    GM:ノイズ混じりの音声はそこで途切れる。
    アマテ:「あ…………」
    烏丸 通:「おい。アマテ。どうにかお前の本体の動きを止められないのか。」間髪入れずに烏丸は声を掛ける。
    冬堂 鈴姫:「烏丸、ストップ」
    琴平 灯紅:「……ふむ、しかしまだ君が悪い、と決め打ちはしない」
    アマテ:「すみません。今のぼくは、ぼく自身をコントロールできていません……」
    烏丸 通:「ッ。分かってるよ。もしお前が制御できるなら、すぐ止めてることくらい。」
    アマテ:「ぼくにもどうすればいいか……」
    アマテ:「……一つだけ」
    琴平 灯紅:「構わない、それにもしかするとだけれど、アマテ自身を止めてほしいからわざわざなれない地球まできていたのだろう?」
    アマテ:「はい。本当はこうなる前に止めて欲しかった」
    アマテ:「でも、もう遅かったみたいです」
    琴平 灯紅:「でも君は今一つだけ、と口にした、となればまだ打てる手はあるのだろう?」
    アマテ:「ひぐれさん、みなさん。一つだけぼくにまだできることがあります」
    冬堂 鈴姫:「聞かせてくれる?」
    烏丸 通:「何でもいい。教えてくれ。」
    琴平 灯紅:「聞こうか」
    アマテ:「軌道衛星アマテラスには緊急時に備えて自爆装置が備えてあります」
    アマテ:「ぼくの権限でまだ自爆装置を起動することならできます」
    アマテ:「今なら、まだ止めることができます」
    冬堂 鈴姫:「本当?」
    烏丸 通:「止めるって、お前。」
    アマテ:「……はい」
    アマテ:「ひぐれさんと一緒に歩いたり、『おいしい』をしたり。とても楽しかったです」
    アマテ:「軌道衛星が本当ならできないはずのことがたくさんできました」
    アマテ:「だから、これはほんのお礼です」真っ直ぐにひぐれさんを見つめる。
    冬堂 鈴姫:「琴平くん」アマテが握っていた手をゆっくりと払い、彼の方を見ながら一歩下がった。
    琴平 灯紅:「……話をまとめているところ申し訳ないけれど」
    アマテ:「ひぐれさん……?」
    琴平 灯紅:同じく見つめ返す、よくよく見るとやや長い前髪で隠すようにした泣き黒子と翠目が印象的な顔だ
    琴平 灯紅:「……つまるところ、現在、俺達は君の尊厳を汲んで君自身を機能停止させてほしいという依頼を聞いているということかな」
    琴平 灯紅:「それはなんというか、承諾しかねるな」
    アマテ:「ど、どうしてですか」
    アマテ:「ぼくはこのままでは皆さんを傷付けてしまいます」
    烏丸 通:「…。」
    烏丸 通:「琴平、続けろ。」
    琴平 灯紅:「簡単な話だ、君が見落としているだけでまだ手はあるかもしれないだろう?」
    アマテ:「みなさん、ぼくにこんなに優しくしてくれたのに。そんなの耐えられません……!」
    アマテ:「手なんて……。タイムリミットはもうすぐそこまで迫っているんですよ」
    琴平 灯紅:「俺は実のところ大義名分を盾に取った安楽死というものが大嫌いでね、手段をできる限り尽くしてそのような展開は避けたいのさ」
    アマテ:「……宇宙はすごく残酷ですよ。そこには、物理法則しかありません。感情で解決できることなんて何もない」
    アマテ:「だから、これがたった一つの冴えたやり方なんです」華奢な手でひぐれさんの手を握る。
    アマテ:「分かってください、ひぐれさん」
    琴平 灯紅:「それじゃあ逆に聞くけれど、UGNが宇宙空間という極限状況でたかだかハッカーの侵入一枚で衛星を捨てる必要に駆られるくらい無策だと思うかい?」
    烏丸 通:「ほう。」
    アマテ:小さく首を振る。
    アマテ:「ひぐれさんや皆さんが相手にしているのはハッカーなんかじゃない」
    アマテ:「神様です」
    烏丸 通:「神様か。そいつは大きく出たな。」
    アマテ:「……それでも、同じことが言えますか?」悲しそうに微笑む。
    琴平 灯紅:「神様、神様ね、ふむ、これはますます自爆という手は打てなさそうじゃないか」
    琴平 灯紅:「乗り込んだ先で情報も何もないまま突撃していてはいつ装置を起動できなくなるかわかったものではない、それに」
    琴平 灯紅:「策もなく神様一つ殺せなくて日常の守護者を名乗っている連中がいるのであれば、俺は単独でもまとめてぶちのめしに行くね」
    アマテ:「……!」
    アマテ:「……すずめさん。お兄さん。この分からず屋さんに何とか言ってあげてください!」
    アマテ:「お二人ならもっと合理的な判断ができますよね!」
    烏丸 通:「…さっき連絡を送り付けてきた柳生静子は、オレの数少ないダチだ。」
    烏丸 通:「アイツの危機は助けたい。正直言えば相当優先度は高い。」
    アマテ:小さく頷く。
    アマテ:「それだったら……」
    烏丸 通:「そうだな。ここは大人の判断が必要な場面だ。」
    アマテ:こくこくと頷いている。
    烏丸 通:「だが、オレは”大人じゃない”。オレは”変わらない”」
    アマテ:「……!?」
    琴平 灯紅:「ははは、でたよ烏丸さん特有の屁理屈」
    アマテ:「お兄さんまで!」
    冬堂 鈴姫:「永遠の18歳だ」
    烏丸 通:「大判焼きの名前一つ知らねぇヒヨッコ衛星風情が。酸いも甘いも?み分けた吸血鬼様に偉そうなこと言ってるんじゃねぇぞ」大人じゃないと言った端からこれである。
    アマテ:「すずめさんー!助けてください!」
    冬堂 鈴姫:「まあつまり、そういうこと」
    冬堂 鈴姫:よいしょ。
    冬堂 鈴姫:横に立ち、膝を曲げ、目線を合わせて微笑む。
    アマテ:「どういうことですか!?」
    冬堂 鈴姫:「アマテちゃん。"知らなかった"でしょ」
    冬堂 鈴姫:「男の子って、あたしたちの法則の外で生きてるの」
    アマテ:「な、何をですか」
    アマテ:「男の子……」
    冬堂 鈴姫:「ほら」琴平くんの方を指差す。
    冬堂 鈴姫:「さっきよりも大きく見えたりしない?」いたずらっ娘のような気持ちを含んで聞いてみる。
    アマテ:指の先をたどってひぐれさんを見る。
    アマテ:「それはまあ」
    アマテ:「少し。少しですよ。頼もしく見えています」
    アマテ:目の端に涙をにじませて言う。
    冬堂 鈴姫:アイコンタクトで琴平くんに合図を飛ばす。
    アマテ:「……もう。分かりました」
    GM:その時。アマテが急に苦しみ出す。
    アマテ:「タイムリミット。やっぱり近付いてるみたいです」体が徐々に消滅し始める。
    アマテ:ひぐれさんに近寄ると弱々しい力できゅっと抱きつく。
    琴平 灯紅:「っと……呼び戻しか……時間制限だけはいかんともしがたいな」
    アマテ:「改めてお願いします」
    琴平 灯紅:ぎゅっと抱き着かれたのを抱き返す
    アマテ:抱き返された感触を感じ、嬉しそうに微笑む。
    アマテ:「ぼくを助けてください」
    烏丸 通:「だとよ。琴平」
    琴平 灯紅:「ああ、勿論」
    アマテ:「頼みましたよ、男の子」
    琴平 灯紅:「誰に言われなくても勝手に行くさ、UGNがなんて言おうとも知ったこっちゃない」
    アマテ:「その調子で神様なんてぶっ飛ばしちゃってくださいね」
    アマテ:オルクスのエネミーエフェクト《見えざる道》を使用。
    GM:少女の体は完全に消滅する。シーンから退場だ。
    琴平 灯紅:「………」消えた彼女のいたところを、少しだけ触れようとして、やめて
    GM:少女の姿は消え、屋上にはキミたち三人だけが残される。
    琴平 灯紅:「さて、というわけで俺は一度戻りますね、やりたいことをするのに必要な情報収集に行くので、皆さまは好きなタイミングで戻っていただいて構いませんよ」
    烏丸 通:「こら」
    烏丸 通:「テメェ一人で突っ走るな」
    冬堂 鈴姫:「良いんじゃない? 合流場所だけ決めとこうよ」
    冬堂 鈴姫:「それ破ったら置いてくってことで」
    烏丸 通:「お前もお前でだいぶドライだな…。」
    烏丸 通:「まぁ良い。じゃあ好きにしろ。」
    冬堂 鈴姫:「あたしは女の子だからね」ふふんとね。
    琴平 灯紅:「あ、それいいですね、合流場所だけください、最悪密航しようかなとも考えていましたが予定合わせられるならちょうどいい」
    烏丸 通:「宇宙に密航するなよ!」
    烏丸 通:小さく舌打ちし
    烏丸 通:「まぁ。オレは此処にいない『もっと真摯で』『もっと頼りになる』連中からも協力してもらうように頼んでみるわ」
    烏丸 通:「無理を知らねぇ馬鹿ばっかだからな。此処にいるのは」
    冬堂 鈴姫:「あたし馬刺しが良いなー」なんてことを適当に拾いながら、すたすたと自分の目的地へ向かっていく。
    琴平 灯紅:「その辺はご自由に、人の行動に指図する気は俺にはありませんので」
    GM:では、キミたちが支部の屋上を離れたところでこのシーンは終了だ。
    GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
    琴平 灯紅:ロイス
    琴平 灯紅:アマテ 〇協力/自爆だなんてとんでもない
    琴平 灯紅:これに書き換えて
    アマテ:自爆しますよー
    琴平 灯紅:購入はどうしようかな
    冬堂 鈴姫:琴平灯紅 P:興味→P:信用 に変更します。購入はなんか危険予知が働いたので応急手当キット!
    烏丸 通:購入判定は…応急手当キット
    烏丸 通:2dx>=8
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 6[5,6] → 6 → 失敗

    琴平 灯紅:応急買います
    GM:惜しい
    琴平 灯紅:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 9[5,9] → 9

    琴平 灯紅:買えました
    GM:成功してる!
    冬堂 鈴姫:3dx+2>=8
    DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 9[3,7,9]+2 → 11 → 成功

    冬堂 鈴姫:わぁい2個目 クライマックス前に分配しようね
    GM:やったぜ
    烏丸 通:わぁい
    GM:では、全員が終わったようですので、改めてシーンは終了です!
    GM:次のシーン。

    ミドル6


    GM:次は、里見舞雪という謎の少女に接触するシーンになります。
    GM:シーンプレイヤーは時雨さん。
    GM:鹿島支部長も登場です。
    GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    鹿島金剛:80+1d10
    DoubleCross : (80+1D10) → 80+2[2] → 82

    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (86 → 87)
    GM:二人ともいい感じだ
    GM:このシーンは河川敷で里見舞雪を説得するシーンになります。
    GM:まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:N市内のある河川敷。
    GM:そこに貼られたテントの前。
    GM:適当に切り揃えたボブヘアーの少女が何やら武器の調整をしている。
    里見舞雪:「よし、これなら殺傷力は無しで鎮圧できるはず」
    鹿島金剛:「な、なんか見てて悲しくなってくるな……」 遠くから覗いている
    木花時雨:「……まあ、自力でああしたものを作れるのだから十分凄いのですけど…」
    里見舞雪:「あれ、時雨ちゃん! おーい!」キミたちに気が付いて手を振る。
    鹿島金剛:「あっ気づいた」
    木花時雨:「…気づかれちゃいましたか。ええ、こんにちは、里見さん」
    里見舞雪:「どうしたのこんなところまで。そっちのオジサンは?」
    里見舞雪:「って、そうじゃない!」
    里見舞雪:「そうじゃないよね!?」
    鹿島金剛:「やあ」 笑顔で手を振って近づいてみる
    里見舞雪:「笑顔、こわっ! 怪しすぎる!」
    木花時雨:「お話を伺いに来ました。この人は、鹿島さん。この市のUGNの責任者です」
    里見舞雪:「ということはやはり」
    木花時雨:「きちんと立場のある人だから……」
    里見舞雪:「蛇の手先ってことだな……!」
    鹿島金剛:「ストップストップ!」
    里見舞雪:「今度こそキミたちの野望は打ち砕いてやる!」
    鹿島金剛:「俺たちは君の話を聞きに来ただけ!」
    里見舞雪:《ワーディング》を貼る。
    鹿島金剛:「戦う気は無いから!お菓子とかも持ってきてるし!」
    里見舞雪:「問答無用!」
    里見舞雪:機械の腕を向ける!
    里見舞雪:キミたちに向けて鎮圧用の電流が放たれる!
    木花時雨:「……本当にもう、思い込みが強いんだから…!」
    鹿島金剛:「落ち着けって」
    里見舞雪:「テーザー銃の応用だ!殺傷力はないから安心して喰らえ!」
    鹿島金剛
    GM:というわけで、判定です
    木花時雨:はいっ
    GM:〈回避〉か〈知覚〉で難易度7の判定をしてもらいます!
    GM:失敗すると3d10のダメージを受けてもらうぞ!
    木花時雨:回避のが目があるな…回避で判定します。
    鹿島金剛:回避します
    木花時雨:4dx+1>=7
    DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 8[3,4,5,8]+1 → 9 → 成功

    鹿島金剛:2dx+1>=7
    DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 4[1,4]+1 → 5 → 失敗

    鹿島金剛:俺だけ喰らってる!
    GM:支部長、ダイスボーナスは!?
    鹿島金剛:3d10はGMが振る感じですか
    木花時雨:ダイスボーナス!
    鹿島金剛:起源種だから……
    木花時雨:あっそうだった
    GM:あっ、なるほど
    GM:ならば、死ね!
    GM:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 17[8,8,1] → 17

    鹿島金剛:痛い、装甲は有効ですか
    GM:17点。装甲は有効です。
    鹿島金剛:じゃあアームドスーツ着てるので7点喰らいます
    鹿島金剛:28→21
    GM:初めてダメージが通った……!
    GM:では、少女が構えた機械の腕からキミたちに向けて鎮圧用のショック電流が放たれる!
    里見舞雪:「どうだ。時雨ちゃんのアドバイスを参考にして開発したこの新兵器の威力は……!」
    鹿島金剛:「グワーッ!?」 ギャグマンガじみたエフェクトと共に骨が見えたり見えなかったりする
    木花時雨:横っ飛びに宙周りしてちょうどぎりぎり範囲から外れる。
    鹿島金剛:「いってえなこらーッ!」
    里見舞雪:「あっ、ちょっと、避けられ……」
    木花時雨:「鹿島さん……、リザレクトはしなくてすんでるみたいですね。よかった…」
    里見舞雪:「時雨ちゃん! 避けたら鎮圧できないじゃん……!」
    鹿島金剛:「鎮圧すんなバカ!」
    木花時雨:「だから話を聞きに来たの」
    里見舞雪:「何で!? 話って何の!?」
    里見舞雪:「えっ、というかオッサン大丈夫……?」
    木花時雨:「あなたがいう”蛇”のこと。…ちょっと色々調べさせてもらったけれど、まだ分からないことがあるから」
    鹿島金剛:「俺は頑丈だから良いが一般人に使うなよ」
    里見舞雪:「調べたって……。キミたち、蛇の手先なんじゃないの」
    木花時雨:「少なくとも、わたしたちはそういう手先、とか。そんな個人にだけしたがったりなんてしない」
    鹿島金剛:「とりあえず話を聞いてくれ、君に危害は加えないから」
    里見舞雪:「わっかんないなぁ。UGNって何?」《ワーディング》を解除しながら言う。
    鹿島金剛:「日常を守るものだ」
    里見舞雪:「そうなの?」時雨ちゃんの方を見る。
    木花時雨:「名前の通りだね。世界的な、レネゲイドからひとびとを守るためのつながり」
    木花時雨:「わたしたちは、そうあろうとしてる。力が及ばないことは、ままあるけれど」
    里見舞雪:「えっ。じゃあ、キミたち、もしかして良い人……!?」
    里見舞雪:「いや、そりゃあ時雨ちゃんが優しい人だってのは分かってるけどさ……」
    鹿島金剛:「それは主観によるから君の判断に任せるが……」 疲れてきた
    木花時雨:「少なくともなんかテロリズムに走ったり設備を壊したり人を殺したりとかはしたらダメな組織かな…」
    鹿島金剛:「ともかく、君に危害を加えるつもりは無いし、ことによっては君の助けになりたいと思っている」
    里見舞雪:「うーん。でも、それだったら、何で蛇と一緒に行動してるのさ」
    鹿島金剛:「だからその蛇がわからないんだよ……」
    鹿島金剛:「君の言う蛇ってなんだ?」
    里見舞雪:「……オヤジは神様って呼んでたよ」
    GM:その時。
    GM:キミたちに声をかける者がいる。
    木花時雨:「……あなたのお父さんが研究してたって、」そこまで言いかけて。
    サカイ:「ああ。鹿島支部長殿。こんなところにいらっしゃったのですね」
    GM:ハットにスーツ姿の細身の男が歩み寄ってくる。
    鹿島金剛:「アア?……ん、サカイ殿か」
    サカイ:「じきにスペースプレーンの用意が整います。出発の準備をなさってください」
    木花時雨:「支部長が言ってた査察部の…?どうしてここに」
    鹿島金剛:こちらからサカイに近寄る、里見に近づけさせないように
    木花時雨:里見さんを後ろに庇うように立つ。
    サカイ:「それと、」
    鹿島金剛:「ああ……なんだ?わざわざその報告の為に俺を探していたのか?」
    サカイ:「その女とあまり話されるの困るんですよ」
    サカイ:「その女はオレのことをよく知っているからな」
    サカイ:戦闘用人格が表に出ます。
    鹿島金剛:「……呆れるな、わざわざバカが手の内晒しに来たか」
    ヨルムンガンド:「こんなことならもっと早くに始末しておくんだったねぇ」
    GM:スーツ姿の男は、黒い雷鳴をまとう。
    木花時雨:「……そういうこと。ダブルフェイスか」
    GM:サカイ……いや、ヨルムンガンドは《裏切りの真名》を使用。
    GM:鹿島支部長は離れたから
    GM:時雨さんと里見が対象
    木花時雨:カバーは出来ます?
    GM:いえ、それは
    鹿島金剛:こいつーっ
    GM:里見が《崩れずの群れ》を使用。
    GM:時雨さんを庇います。
    木花時雨:うわあ
    里見舞雪:「時雨ちゃん。危ない……!」
    GM:6d10+10
    DoubleCross : (6D10+10) → 26[4,1,6,6,7,2]+10 → 36

    GM:二倍になるので、72点のダメージを受けて里見は戦闘不能になります
    鹿島金剛:「クソが……ッ!」 ヨルムンガルドを殴り、攻撃を阻止しようとする
    木花時雨:「里見さ、」影を呼び起こしていた。飛び出そうとした機先を制される。
    ヨルムンガンド:黒い雷鳴が放たれ、地を這いながら2人に向かう!
    GM:里見は時雨さんの前にたち、その攻撃を受け止める。
    鹿島金剛:「里見!」
    里見舞雪:「怪我ない、時雨ちゃん……?」
    木花時雨:「…、」
    里見舞雪:傷だらけの姿で倒れ込む。
    木花時雨:「……大丈夫。ありがとうね」倒れる前に腕を伸ばして支える。
    ヨルムンガンド:「おいおい、何だよ。自殺志願者か!?」大笑いする。
    ヨルムンガンド:「おかげでこっちは手間が省けたけどよ!」
    木花時雨:一瞬、過去が被るような錯覚がした。
    木花時雨:「黙って」
    ヨルムンガンド:「あ……?」
    木花時雨:ぐずりと包帯を影が突き破る。
    ヨルムンガンド:「何だ、てめえ。オレ様を相手にやろうってのか。とんだお笑い種だぜ」
    木花時雨:「誰かを傷つけることしかできないひとが。身を投じて誰かを守ろうとする人を、バカになんてできる?」
    木花時雨:「ずっと下なのにさ」コールタールのような影が、紅く朱く燃え上がる。
    ヨルムンガンド:「雑魚1人消えただけだろうが。何をそんなに怒ってんだ?」
    木花時雨:「さあね。確かに全然会ってから立ってもないし、話してもない」
    木花時雨:「それでもさ。自分を守ろうとしてくれたひとを尊ぶのは、当然の事でしょう」
    ヨルムンガンド:「はっ。くだらねえ。だったら、てめえも一緒に死ねや」再び黒い雷光を放つ。
    鹿島金剛:「つーかそれがなかったとしても────テメエがクソムカつくのには変わんねえだろうがッ!」
    鹿島金剛:雷光の前に立ち、雷鳴を掻き消しながらヨルムンガルドの顔面を殴りつける
    鹿島金剛:「木花ァ!ここで潰すぞ!」
    木花時雨:その背を押すように、でも触れないように。
    ヨルムンガンド:「こいつ……!」辛うじて攻撃を防ぎながら後退する。
    木花時雨:「……わたしが知ってる、一番強くて綺麗なものを教えてあげる」影が、火が蛇を飲み込まんと追いかける。
    木花時雨:ごうと空気が、その持つ熱だけで悲鳴を上げる。
    ヨルムンガンド:「チッ。レネゲイド殺しの毒か。あれはヤべえ……!」片腕を犠牲にすることで、その攻撃を防ぐ。
    木花時雨:「……別にここでやってもいいよ?尾噛みの蛇。そう言うのを殺すのだけは」
    木花時雨:「わたし、得意だからさ」
    ヨルムンガンド:「クソ女が……!」
    ヨルムンガンド:片腕を焼け焦がしながら叫ぶ。
    ヨルムンガンド:「この体じゃあこの辺が限界か……」
    鹿島金剛:「逃がすか……!」
    ヨルムンガンド:「てめえらはキッチリぶっ殺す。そのつもりでいろ」
    ヨルムンガンド:《イージーフェイカー:ディメンジョンゲート》を使用。
    ヨルムンガンド:向こう側に滑走路のような風景が浮かび、その向こうへと姿を消す。
    木花時雨:その風景を塗りつぶすように、紅の宝火が走り。
    木花時雨:「……一瞬遅れちゃったみたいですね」
    鹿島金剛:「……クソがッ!」
    里見舞雪:「時雨ちゃ……」弱々しい声で言う。
    鹿島金剛:携帯を取り出し、支部に連絡
    里見舞雪:「私の……せいなんだ……全部……」
    木花時雨:火が消えて。「…大丈夫、里見さん?すぐお医者さんのところに行くから…」
    鹿島金剛:「行ってやれ、治療の準備はこっちで整えとく」
    木花時雨:「支部長、ありがとうございます」
    木花時雨:彼女の言葉には、一瞬黙ってから。
    里見舞雪:「私が……オヤジの忠告を破ったから……私が止めないと……」
    里見舞雪:無理に立ち上がろうとしてすぐに倒れる。
    木花時雨:「わかるよ」支えて抱える。
    木花時雨:「自分がやったことで、やらなかったことで、」
    木花時雨:「大事な人を傷つけて。取返しも付かなくなって」
    木花時雨:わたしは何もしないままで。彼女はするなと言われたことをしてしまって。
    里見舞雪:「時雨ちゃん……」視線だけを動かしてキミを見る。
    木花時雨:「何か、やらなきゃいけないって気持ちは。わたしもそうだったし、今もそうだから」
    里見舞雪:「今も……?」
    木花時雨:「まあ、ね。家族みたいだった仲間も、皆ひどいことなったり死んだりしたし」
    里見舞雪:「そっか……。辛かったんだね、時雨ちゃん」
    木花時雨:「今も、まだ頑張ってる人も、そのそばにいるひともいる。……わたしはいいんだ」
    里見舞雪:「よくないじゃん。あんな傷だらけになって……」
    木花時雨:「わたしは五体満足だしさ。今もこうやって里見さんを抱えるくらいはできるし」少し笑って。
    木花時雨:黒く炭化した包帯が落ちる。
    里見舞雪:「あー。傷だらけは私の方か……」苦笑する。
    木花時雨:「そう。だから」
    木花時雨:「わたしが、あなたの気持ちを持っていくから」
    里見舞雪:「時雨ちゃんが……?」
    木花時雨:「代わりだなんて言わないけれど。わたしも、できなかった人間だから」
    里見舞雪:「そっか……」
    里見舞雪:「お願いできるかな、時雨ちゃん。もう体がまともに動かなくて……」
    木花時雨:「うん」
    里見舞雪:「あいつを、止めて」
    木花時雨:「わかった」
    里見舞雪:「私の罪を、時雨ちゃんに背負わせてごめんね」
    木花時雨:「罪とかじゃないよ。そんなんじゃない。わたしが持っていけるのは」
    木花時雨:「里見さんの、どうにかしたいって気持ち。やるべきことを見つけて、それをやろうとしたこと」
    里見舞雪:「私の気持ち……」
    木花時雨:「ひとりじゃ大したことはできないけれど。そうやって」
    木花時雨:「受けて継いで、”わたしたち”がやるんだ」
    里見舞雪:「私さ、ずっと間違ったことばかりしてたよね」
    木花時雨:「そうかもしれない」
    里見舞雪:「オヤジの言いつけを破ったり、時雨ちゃんを狙ったり」
    里見舞雪:「そんな私の気持ちでもいいの……?」
    木花時雨:苦笑する。
    木花時雨:「いいよ。だってさ」
    木花時雨:「間違えたからって、良いことをしちゃいけないなんて。誰だって言わないじゃない?」
    里見舞雪:キミの肩に、ポツリと涙の雫が落ちる。
    里見舞雪:傷だらけの手でキミの手を握る。
    木花時雨:抱えたまま歩いていく。彼女の顔は見ないまま、その熱を覚えていく。
    里見舞雪:「ありがとう……ありがとう、時雨ちゃん……」
    里見舞雪:「私の想い、託したから」
    木花時雨:「どういたしまして、里見さん。…ええ、」
    木花時雨:「やってやろう」
    里見舞雪:「うん。良いこと、しよう」
    木花時雨:いたずらっぽく笑って、彼女を運んでいく。
    鹿島金剛:「……話は纏まったか?」 連絡を終え、近づいてくる
    木花時雨:「ええ。いい感じに」
    里見舞雪:「怖い顔のオッサン。時雨ちゃんのこと、守ってあげてね」涙声で言う。
    鹿島金剛:「ありがとう、木花」
    木花時雨:「名前覚えてあげてね、今度……って。どうしたんです、支部長」
    鹿島金剛:「ああ、そしてすまない里見君、君を守ってあげられなくて」
    里見舞雪:「オッサンが謝ることじゃないじゃん……」
    鹿島金剛:「君はレネゲイドについて詳しいことを何も知らなかった、FHというのも自称だしな」
    鹿島金剛:「ならUGNの保護対象だ。傷つけてしまったのは俺に責任がある。」
    里見舞雪:「……この人、顔は怖いけど良い人なんだね。時雨ちゃん」
    木花時雨:「そうなんだよ」
    鹿島金剛:「ともかく、今は安心して治療に専念してくれ」
    里見舞雪:「なら、一安心だ」そう言って静かに目をつむる。
    鹿島金剛:「後の事は俺たちが引き受けた」 という風に話が纏まったってことで良いんだよな?
    木花時雨:「うん。ゆっくりしてってね」
    木花時雨:そうそうそんな感じです、と支部長に視線で。
    木花時雨:「……さて、じゃあ。頑張らないとですね」
    鹿島金剛:「ああ、やることは多いが、やり遂げるぞ」
    GM:では、2人が里見を河川敷を後にしたところでこのシーンは終了だ!
    GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
    木花時雨:里見ちゃんへのロイス感情を変更します。
    GM:おお
    木花時雨:〇好意/庇護 で。
    里見舞雪:時雨ちゃん……!
    鹿島金剛:ヨルムンガルド 好奇心/〇目下の脅威 → ヨルムンガルド 好奇心/〇ぶっ潰す に変更
    木花時雨:支部長に持ってる応急渡して使ってもらうのが良いかな。
    鹿島金剛:里見舞雪 〇庇護/不安 で
    鹿島金剛:ありがとうー!
    GM:時雨ちゃんの手当だ
    鹿島金剛:21+2d10
    DoubleCross : (21+2D10) → 21+15[8,7] → 36

    鹿島金剛:28で全快
    GM:すごい!
    木花時雨:きっちり全快ですね。なら追加はいらないか…ブルゲチャレンジでもしてみよう。
    木花時雨:3dx+1>=20
    DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 10[9,9,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

    GM:お、惜しい
    鹿島金剛:リアクティブコートチャレンジ
    木花時雨:3だから財産足しても足りねえ!以上。
    鹿島金剛:2dx+1>=36
    DoubleCross : (2DX10+1>=36) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗

    GM:遠い
    鹿島金剛:どうあがいても無理
    GM:では、2人とも終わったので改めてシーンは終了です!
    GM:次のシーンはマスターシーンです。

    マスターシーン2


    GM:マスターシーン。
    GM:N市内の滑走路。
    GM:そこに、UGNが所有する曲線的な形状をした有翼宇宙船――“フレスベルグ”が停まっている。
    GM:宇宙船に乗り込もうとする査察部課長補佐のサカイにUGNの職員が声をかける。
    GM:「“フレスベルグ”の発進準備は完了しています。しかし、支部の皆様を待たなくてもよろしいのですか?」
    サカイ:「ああ、いいのですよ」
    サカイ:「彼らはもう用済みですから」UGNの職員に銃を向け、発砲する。
    サカイ:倒れた男を見下ろし、宇宙船内に向かう。
    GM:サカイは宇宙船のコックピットに乗り込むと、空を見上げる。
    サカイ:「さあ。さあ、さあ。いよいよ始まりますよ」
    GM:軌道上に浮かぶ軍事衛星“アマテラス”。その砲口に光が満ちていく。
    GM:充填された光は眼下に浮かぶ青い星――地球へと降り注ぐ。
    GM:"アマテラス"の持つ「Dロイス:神格」の効果により、日本列島の領海内にある小さな島を一つ破壊します。
    GM:強烈な光は地球上へと降り注ぎ、島一つを完全に消滅させる!
    GM:同時に、"ヨルムンガンド"は宇宙船の通信網を使って世界中に語りかける。
    ヨルムンガンド:「オレはFHの"ヨルムンガンド"。今のはほんのデモンストレーションだ」
    ヨルムンガンド:「全地球市民に告ぐ。降伏せよ」
    ヨルムンガンド:「さもなければ、次は世界中に対して無差別に攻撃を仕掛ける」
    ヨルムンガンド:「繰り返す――」
    GM:そこでUGNの工作部隊によって通信は遮断される。
    ヨルムンガンド:「チッ、15秒しかもたなかったか。UGNの野郎どももなかなかやるじゃねえか」
    GM:椅子に背を預けると男はモニター越しに空を見据える。
    ヨルムンガンド:「まあ、こんなもんでいいか。FHを名乗っておけばあっちの奴らもすぐには手を出してこねえだろう」
    ヨルムンガンド:「いよいよオレ様の時代だ。お前にも存分に暴れてもらうぞ。"アマテラス"ちゃんよ」
    GM:男は蛇のように残酷な笑みで言うと、宇宙船のエンジンを点火した。
    GM:マスターシーン終了。
    GM:次のシーン。

    ミドル7


    GM:次は、クライマックスに向かうための最後の情報収集シーンになります。
    GM:シーンプレイヤーは鹿島支部長にしましょう。
    GM:他にも情報収集をしたい人は登場するといいでしょう。
    鹿島金剛:イクゾッ
    鹿島金剛:82+1d10
    DoubleCross : (82+1D10) → 82+10[10] → 92

    鹿島金剛:オワ―ッ!
    GM:新年早々縁起がいい
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (68 → 75)
    GM:とりあえず情報収集項目だけ出しておきますか
    GM:・“ヨルムンガンド”の正体について〈情報:UGN、裏社会〉難易度9
    ・“ヨルムンガンド”の目的について〈情報:UGN、裏社会〉難易度12

    GM:調べるべき情報収集項目はこの二つ!
    GM:自由に調べたりするといいでしょう!
    鹿島金剛:はーい、じゃあサラウンドレポートで+1d
    GM:あっ、強い
    琴平 灯紅:頂きます…!
    鹿島金剛:財産点あるし目的について調べようかな
    GM:調べたいものからどうぞー
    鹿島金剛:情報:UGNで、情報収集チーム使って達成値+2
    鹿島金剛:3dx+3>=12
    DoubleCross : (3DX10+3>=12) → 6[1,2,6]+3 → 9 → 失敗

    GM:届かない……!
    鹿島金剛:財産3点使ってクリア、残り9点
    GM:あっ、余裕の財産点……!
    GM:では、判定は成功です!
    琴平 灯紅:じゃあこちらはヨルムンガンドの正体について
    琴平 灯紅:とりあえずマイナーでジェネシフトします、2dで
    GM:ジェネシフト!?
    GM:なるほど。ダイスボーナスのためか
    琴平 灯紅:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 3[1,2] → 3

    鹿島金剛:www
    GM:あっ、全然上がらん
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (75 → 78)
    琴平 灯紅:ボーナス届いてないんですが
    鹿島金剛:1,2て
    琴平 灯紅:まあいいか、判定します
    琴平 灯紅:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 4[2,4,4] → 4

    GM:判定どうぞー
    GM:あっ
    琴平 灯紅:うーん財産使っても駄目か
    琴平 灯紅:これもう一回登場し直して再判定とかできます?
    GM:いや、その場合はシーンを切って、次のシーンで判定という形ですね。
    琴平 灯紅:はーい
    GM:では、成功したところだけ情報を出しますね!
    “ヨルムンガンド”の目的について
    “ヨルムンガンド”の目的は人々に強烈な恐怖の感情を植え付けて真の力を取り戻すことにある。
    そのために軌道衛星“アマテラス”に干渉したが、地上からでは完全に掌握しきることができなかった。そこで、UGNを誘導して宇宙に向かわせる準備をし、その宇宙船を奪うことで“アマテラス”に直接接触しようとしている。
     “ヨルムンガンド”が軌道衛星にたどり着いた場合、“アマテラス”は完全にジャーム化し、レーザー兵器を使って地上への無差別な攻撃が行われる。それによって生じる人々の恐怖心を取り込むことで“ヨルムンガンド”は真の力を取り戻し、打倒不可能な存在となる。

    GM: 現在、“ヨルムンガンド”はN市内の滑走路から宇宙船を発進させようとしているようだ。
    GM:この部分だけだと何のこっちゃだと思うので、正体についても頑張って調査をするといいでしょう!
    鹿島金剛:草
    琴平 灯紅:頑張ろう
    GM:では、他に登場するPCとかもいなければ情報共有の演出とかも省略して一回シーンを切りますね!
    鹿島金剛:そうしましょう
    琴平 灯紅:了解です
    GM:2人はロイスの取得や感情変更、購入判定などがあればどうぞ!
    琴平 灯紅:ロイス取得無しで
    鹿島金剛:ロイスは特になし
    琴平 灯紅:購入どうします?
    鹿島金剛:リアクティブコート欲しいけど無理だろうなー
    鹿島金剛:ダメもとで挑戦
    鹿島金剛:2dx+1>=36
    DoubleCross : (2DX10+1>=36) → 9[5,9]+1 → 10 → 失敗

    鹿島金剛:むり!
    GM:無理か!
    琴平 灯紅:じゃあ同じくダメもとで支援します
    琴平 灯紅:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 9[2,9] → 9

    琴平 灯紅:まあ無理、以上で
    GM:遠い!
    GM:では、改めてシーンは終了です!
    GM:次のシーン!
    GM:続けて情報収集のシーンです!
    GM:シーンプレイヤーは琴平くんにしようかな。
    GM:他にも情報収集をしたい人は出るといいでしょう。
    琴平 灯紅:はーい
    GM:シーンに登場する人はダイスを振って侵蝕率を上げてください。
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (78 → 82)
    琴平 灯紅:大人しい…
    鹿島金剛:92+1d10
    DoubleCross : (92+1D10) → 92+8[8] → 100

    鹿島金剛:ウワ―ッ
    GM:さらば支部長……
    鹿島金剛:そしてサラウンドレポートを投げて、寝ます
    GM:えらい
    琴平 灯紅:はい
    琴平 灯紅:では判定します
    琴平 灯紅:ヨルムンガンドの正体についてで
    琴平 灯紅:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[2,7,9,10]+6[6] → 16

    GM:回ってる!
    琴平 灯紅:よし…!
    鹿島金剛:スゲエ!
    GM:判定は成功です!
    GM:では、情報を公開しましょう
    “ヨルムンガンド”の正体について
     その正体は、FHの中枢であるセントラルドグマに封じられていたレネゲイドビーイングの一体。FH内での識別名は“武神トール”。
     破壊をもたらすジャームであり、人々の恐怖や絶望、憎悪の感情を吸い取って力を増す。だが、長年封印されていた影響で力の大部分は失われており精神体の姿しか持たない。そのため現在は、UGN査察部課長補佐のサカイの肉体に寄生して行動している。
    “ヨルムンガンド”はFHの研究者であった里見舞雪の父親の手で研究されていたが、不慮の事故で解放されてしまった。“ヨルムンガンド”を追っていた里見舞雪はUGNにあまり詳しくないため、サカイと同じ組織である木花時雨を手下と勘違いして襲ったようだ。

    GM:情報は以上!
    GM:“ヨルムンガンド”の目的が達成されれば、彼は“武神トール”としての真の力を取り戻します!
    GM:頑張って倒しましょう!
    鹿島金剛:ウオー
    琴平 灯紅:頑張るぞー!
    GM:では、情報共有の演出をやっていきましょう!
    GM:UGN、N市支部のブリーフィングルーム。
    GM:キミたちは敵性存在であるヨルムンガンドの目的やその行方を追っていた。
    GM:木花たちは医務室に運び込まれた里見の様子を見に行っており、ここには琴平さんと鹿島支部長が集まっている。
    辰砂ノエル:「もー!いったい全体何が起こってるんですかー!」混乱している。
    鹿島金剛:「……」 幾分苛立った様子で調査をしている。
    鹿島金剛:「琴平、何かわかったことはあるか」
    琴平 灯紅:「まあ嘆いても仕方がないさ、みんな自分のしたい調査をすればいい、とは言え、俺の私情の調査の前に回り道としてヨルムンガンドの正体は見つけておきたいところだけど」
    琴平 灯紅:「ええ、いくつかは」
    琴平 灯紅:さっと調査レポートの束を手渡し
    鹿島金剛:「聞かせてくれ、俺の方からはもう得られる情報がない」
    鹿島金剛:受け取る
    辰砂ノエル:「あっ。手際が良い」あわあわしながら受け取る。
    琴平 灯紅:「ヨルムンガンド、セントラルドグマに封じられていたレネゲイドビーイング、トールなんていう御大層なお名前を付けてますけれどまあ破壊力の強いジャームですね」
    辰砂ノエル:「ヤバそう……」冷や汗をかいている。
    琴平 灯紅:「人間の恐怖とか憎悪…まあ負の想念を吸って力を増すようで、手っ取り早くそれらを得るために暗躍してた、というのが動機の大まかなところでしょうか」
    鹿島金剛:「神格持ちか」
    辰砂ノエル:「なーにが負の想念ですか。今、令和ですよ、令和」
    辰砂ノエル:「しょうもないジャームめ」文句を言っている。
    琴平 灯紅:「かもしれませんね、あ、査察部の人……サカイさんに寄生する形で行動していたみたいで、だから里見さんに誤解されたのかもしれません」
    鹿島金剛:「寄生虫のくせに生意気なヤツだ」
    琴平 灯紅:「彼女、父親がヨルムンガンドの管理をしていたようなので」
    鹿島金剛:「サカイのやつはそれなりにいい立場だからな……」
    琴平 灯紅:「少ない情報でUGNがヨルムンガンドに協力していると決め打ちしてしまったんでしょうかね」
    鹿島金剛:「宇宙船を用意したのも自分から宇宙に行って乗っ取るためだったんだろう」
    鹿島金剛:「ああ、まあそこら辺の説明は追々彼女にしていくさ」
    辰砂ノエル:「ほあー。えっ。乗っ取るって何をですか?」
    琴平 灯紅:「はーい、して支部長、奴の細かい目的についてはちょっとわからなかったのですが、その口ぶりから何かつかんでます?」
    鹿島金剛:「アマテラスだ、さっきクソ舐めた放送が世界中にされた。15秒ほどだがな」
    辰砂ノエル:「あっ。こ、これですか……!」機器を操作すると、男の声が流れる。
    琴平 灯紅:「ほほうそれはまた虫唾の走るような宣戦布告を、15秒にとどめたことはUGNの成果なのでしょうが」
    鹿島金剛:「"アマテラス"の攻撃で島が一個吹き飛び、用意していた宇宙船も奪われたらしい」
    GM:『オレはFHの"ヨルムンガンド"。今のはほんのデモンストレーションだ』
    『全地球市民に告ぐ。降伏せよ』
    『さもなければ、次は世界中に対して無差別に攻撃を仕掛ける』

    辰砂ノエル:「お、追いかけましょう……!」
    辰砂ノエル:「追いかけますよね……!?」
    鹿島金剛:「もし地上からすべて制御できるなら、わざわざ手間暇かけて宇宙に向かう必要もない」
    鹿島金剛:「当たり前だ」
    琴平 灯紅:「わあふざけている、小学生でもあんな放送しませんね、しかし宇宙船を奪われたというのはまずくないですか?」
    鹿島金剛:「……そうなんだよなあ」 背もたれに背を預ける
    辰砂ノエル:「今からじゃあ宇宙船の発射には間に合わない……」
    辰砂ノエル:「小型ジェット機! 同じ基地内に小型ジェット機があります!」機器を操作する。
    辰砂ノエル:「これ、借りましょう!」
    鹿島金剛:「ジェット機て……」
    鹿島金剛:「……ああ、いや、追いつくだけなら宇宙まで行く必要はないのか」
    辰砂ノエル:「そうです、宇宙船に乗り込めば……どうですか?」
    琴平 灯紅:「ああ、なるほど、宇宙まで逃げ切られる前であればジェット機でも十分対処可能であると」
    辰砂ノエル:「まあ、失敗したら空の藻屑ですけどね!」
    鹿島金剛:「採用だ、小型ジェットならそう人数は連れてけないか」
    琴平 灯紅:「いいのでは?最終的には支部長の判断に任せる形になるけれど、俺としては最終的にアマテラスの完全ジャーム化前にヨルムンガンドを討伐できればなんでも構わない」
    鹿島金剛:「リザレクトあるしなんとかなるだろ」 藻屑になったら何とかならない
    辰砂ノエル:「せいぜい五人ってところですね。地上は私にお任せください」
    琴平 灯紅:「問題は支部長が俺を選抜しなかった場合ですがその時はまあ荷物扱いで密航でもなんでもしますので」
    鹿島金剛:「とりあえず烏丸達にも声かけてくぞ、言った通り危険だから拒否は出来るが……」
    鹿島金剛:「いや、人手が足りないから来てくれないと困る」
    鹿島金剛:「あと烏丸から聞いたぞ、大層な啖呵切ったそうじゃないか」
    鹿島金剛:「しっかりやり切れよ」
    琴平 灯紅:「あ、ばれていましたか」
    鹿島金剛:「決意は結構だが報連相はしっかりしろ」
    琴平 灯紅:「了解です、理屈をすべて無視した感情論の話に理解のある支部長の支部で俺は恵まれている方ですね」
    鹿島金剛:「アホ、理屈を無視した上で言ってんじゃねえ」
    琴平 灯紅:「通用するラインまでは、と前置きしたうえで最大限善処します」
    鹿島金剛:「オーヴァードにとって大切なものの為に動くってのは意味分からん力を生み出すきっかけになるからな」
    鹿島金剛:「そういうのは強い、オーヴァードにとっての絆の理屈だ」
    琴平 灯紅:「なるほど経験則ですか、それはまた信頼できる」
    鹿島金剛:「おう、それじゃ行くぞ、準備ができたらすぐ出発する」
    琴平 灯紅:「はい了解です、勿忘桜依存ありません」
    琴平 灯紅:「……その」
    琴平 灯紅:「支部長の支部に所属しているのは恵まれているのは確かだけれどこれちゃんと伝わっているのか不安だな…」
    鹿島金剛:「伝わってる伝わってる、不安なら言葉より行動で示せよ」 笑って肩を叩いて歩きだす
    辰砂ノエル:「大丈夫です、何かあればブン殴られるだけですから」
    琴平 灯紅:「………はい」
    鹿島金剛:「辰砂はちょっと甘えすぎじゃねえかなあ!?」
    辰砂ノエル:「2人とも気を付けて行ってきてくださいね。“パイロープ“さんたちにも連絡を入れておきます!」
    鹿島金剛:「おう、地上の事は頼んだぞ」
    辰砂ノエル:「ほあーい」気の抜けた返事をする。
    琴平 灯紅:「よろしくお願いします辰砂さん」
    GM:キミたちは、準備を整えると、大気圏へ向かう宇宙船を追いかけることになる。
    GM:シーン終了。
    GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能です!
    GM:次のシーンがクライマックスフェイズになりますので、準備があれば今のうちにどうぞ!
    琴平 灯紅:ロイス
    琴平 灯紅:支部長へのP感情を信頼に変えて
    琴平 灯紅:購入どうしよう
    鹿島金剛:ロイスはなし!購入は少し日和ってリアクティブアーマー
    鹿島金剛:2dx+1>=24
    DoubleCross : (2DX10+1>=24) → 7[2,7]+1 → 8 → 失敗

    鹿島金剛:日和っても無理!
    GM:それでもだめ……!
    琴平 灯紅:じゃあそれ支援で
    琴平 灯紅:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 9[1,4,9] → 9

    琴平 灯紅:無理!以上で!
    GM:では、改めてシーンは終了です!
    GM:次のシーン!

    クライマックス


    GM:次はいよいよクライマックスフェイズです!
    GM:PCは全員登場!
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (87 → 89)
    GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
    鹿島金剛:100+1d10
    DoubleCross : (100+1D10) → 100+6[6] → 106

    烏丸 通:1d10+77
    DoubleCross : (1D10+77) → 7[7]+77 → 84

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (82 → 90)
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (98 → 100)
    GM:冬堂さんも落ち着いた
    冬堂 鈴姫:年も開けたので
    GM:では、シーンはまずは滑走路内の格納庫に集まる描写からいきましょう。

    GM:N市内の滑走路にある格納庫。
    GM:キミたちの前には、小型ジェット機がある。
    鹿島金剛:「しっかし、忙しないな年の瀬に……」
    木花時雨:「”パイロープ”、現着しました」もしもの時の為に普段の服装でなく、用意された抗低環境スーツにフライトジャケットを羽織っている。
    木花時雨:「その年の瀬を上手く迎えられるかどうかですし」
    琴平 灯紅:「同じく"勿忘桜"現着してます、まあ、北欧の神擬きに年の瀬の重要性を説いても詮無きことでしょう」
    琴平 灯紅:「支部長視点で他の方々は揃ってますかね?」
    冬堂 鈴姫:「"リィンカーネーション"、宇宙食が合わなかったらどうしようか悩んでいます」
    鹿島金剛:「烏丸と冬堂も行けるか」
    鹿島金剛:「それは知らん」
    烏丸 通:「"ダンデライオン"。問題ない。」抗低環境スーツを肩かけで着ている。
    鹿島金剛:「よし、じゃあ作戦内容を確認しておくぞ」
    鹿島金剛:「このままジェット機で"アマテラス"に向かう宇宙船を追跡」
    鹿島金剛:「追いついたら宇宙船に乗り込んで奪い返すぞ」
    鹿島金剛:「とりあえずヨルムンガルドはぶっ潰す」
    木花時雨:「直接接触はさせられない、ってわけですね。この機体の高度限界と合わせて、制限時間も、と」
    琴平 灯紅:「了解です、帰還に関してはまあ追々、という感じでよろしいでしょうか?」
    鹿島金剛:「ああ、それから"アマテラス"のジャーム化に関しては、今の時点では何とも言えない」
    鹿島金剛:「ヨルムンガルドを倒したらすべて直るのかどうかもな」
    鹿島金剛:「それも含めて、現場判断だ。場合によってはやたがらす支部で新年を迎えることになるかもな」
    冬堂 鈴姫:「叩けば直りそうだし、初日の出は地面の上で拝みたいなぁ」
    琴平 灯紅:「はーい、まあやれるだけのことを全力でやりましょうか」
    木花時雨:「宇宙かあ…話土産にはなるかも」手を握り開いて感触を確かめつつ。
    烏丸 通:「壊すのはオレの得意分野だ。ヨルムンガンドだってワケないさ。」
    GM:遠くの空では、既に飛び立った宇宙船“フレスベルグ”の姿が見える。
    鹿島金剛:「帰るやつはいないな?よし、行くぞ」
    GM:その時、宇宙船の邪魔をさせまいと無数の影の獣たちが滑走路に姿を現す。
    影の獣:「GRRRRR……!」
    GM:その前に2人の少女が立ちはだかる。
    里見舞雪:いい加減に切り揃えたボブヘアーの少女が巨大な機械の腕を振り下ろす。
    里見舞雪:「最前線に立てなくても……これくらいは……! 世界は任せたよ。行って、時雨ちゃん!」傷だらけの姿で強がって笑う。
    木花時雨:「里見さん…!」
    辰砂ノエル:長髪の眼鏡の少女が巨大なガトリング砲を構え、乱射する。
    辰砂ノエル:「下手な鉄砲でも数撃ちゃ当たるんですよ! おりゃりゃりゃー! 支部長、皆さん! これで私のこと見直しましたか!?」
    八房:『それはいいけど、管制を放り出して現場に行かないでくれないかなぁ!?』
    里見舞雪:「私たちに任せて行って……!」機械の腕で影の獣を殴り飛ばす。
    木花時雨:その後ろの様子に少し苦笑して。
    木花時雨:「うん!じゃあ、やってくるから!そこはお願いね!」
    鹿島金剛:「助かる!無茶するなよ!」
    辰砂ノエル:「お給料上げてくださいよー!」巨大なガトリング砲をむやみやたらに撃ちまくる。
    烏丸 通:「此処は頼んだ。命は大事にしろ」
    琴平 灯紅:「ありがとうございます、そちらはお任せしました」
    冬堂 鈴姫:「ということで、出撃ー!」足音と共にスーツの上に羽織ったコートの裾がひゅんと翻した。
    GM:キミたちが搭乗すると、小型ジェット機が出発する!
    GM:ジェット機は瞬く間に加速し、宇宙船が近付いてくる。
    GM:だが、その時、宇宙船から小型ジェット機に向けて黒い雷光が放たれる!
    GM:全員、〈運転:航空機〉で判定してください! 全員の達成値の合計が20以上だと成功! 雷撃を避けて宇宙船に突っ込むことができます!
    GM:失敗してもたどり着くことはできますが、雷鳴が直撃するので4d10ダメージを受けてもらいます!
    琴平 灯紅:します
    GM:では、5人とも〈運転:航空機〉で判定をどうぞ!
    木花時雨:運転とは では判定行きます
    烏丸 通:運転…!
    木花時雨:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[2,7,9,10]+8[8] → 18

    琴平 灯紅:5dx 運転
    DoubleCross : (5DX10) → 10[2,4,5,7,10]+2[2] → 12

    冬堂 鈴姫:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 7[2,4,5,7] → 7

    烏丸 通:時雨さんすげ~!
    GM:時雨さんだけでほぼクリアしてる!?
    烏丸 通:パイロットになれる
    木花時雨:びっくり
    冬堂 鈴姫:才能がある
    烏丸 通:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 5[1,2,5,5] → 5

    鹿島金剛:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 8[6,8] → 8

    烏丸 通:一番運転できないのオレじゃん
    冬堂 鈴姫:才能がない
    GM:合計達成値は50!
    GM:では、余裕で雷撃を回避することができる!
    GM:判定は運転だったけど、演出には能力を使ってもいいよ!
    GM:キミたちの乗るジェット機を目掛け、黒い雷光が迫る。
    木花時雨:「…、」そこでぞわりとからだの内にある影が蠢く感触がした。
    GM:機内に、強い風の音と雷鳴の轟きが響く。
    木花時雨:「二時、四時方向から攻撃来ます!…エアブレーキ入れて!」
    GM:ジェット機を覆うように、二手から雷光が近付く!
    鹿島金剛:「おっと……!」 木花の指示に従い制動
    GM:ジェット機は辛うじて雷光を回避する!
    木花時雨:「ありがとうございます…、ふう」
    GM:目の前に、宇宙船“フレスベルグ”の姿が見える。
    GM:キミたちの乗るジェット機は、宇宙船“フレスベルグ”へと接触する!
    GM:――宇宙船内部。
    GM:キミたちが宇宙船に進入すると、スーツ姿でハットをかぶった男が出迎えた。
    サカイ:「おやおや。まさかこんなところまで追っていらっしゃるとは」
    サカイ:「これはまたご苦労様です」
    冬堂 鈴姫:「どーも。お土産は行きの中で食べちゃいました」
    木花時雨:「あんなことまでして追われないって思ってるんだとしたら、随分だと思いますけど」
    サカイ:「本当に困りますねぇ。あなたたち……」ハットを放り捨てる。
    琴平 灯紅:「大方間に合うと思っていたのでしょうが、まあ神らしい傲慢ですねえ」
    烏丸 通:「そりゃ追うだろ。ダチとアマテ、後その他諸々の命も掛かってるんだからな」
    ヨルムンガンド:「しつこいったらありゃしねえ! おとなしく地上で世界の終わりを見物してろよ!」
    ヨルムンガンド:「それによお。こんなところまで来たってもう手遅れだぜ」
    烏丸 通:「なんだと?」
    GM:キミたちの前に、淡い髪色をした小柄な少女が姿を現す。
    アマテラス:「…………」
    アマテラス:「わたしは、アマテラス」
    アマテラス:「人は何度でも過ちを犯す。その罪をここで灼き払う」
    アマテラス:「人の大業は、わたしが裁く」
    琴平 灯紅:「…………………」普段はうるさいくらい多弁な方の人間だが、この時ばかりは押し黙って
    ヨルムンガンド:「“アマテラス”ちゃんよぉ。お前の見せ場だ。派手に暴れてもらうぜ!」
    アマテラス:「人の子よ。ここはお前たちの来ていい場所ではない」
    アマテラス:機械パーツが実体化し、左右に巨大な戦闘用アームが現れる。
    烏丸 通:「らしくねぇなぁ。らしくないぞアマテ。お前はもっとアホなこと言う奴だったろうが。」
    ヨルムンガンド:「何を言ったって無駄だ。こいつはもうただの兵器なんだからな!」
    琴平 灯紅:「………ふざけるなよ」
    ヨルムンガンド:「ああン?」
    ヨルムンガンド:「なんか言ったか、小僧?」
    琴平 灯紅:「機械一つの情動に真剣に向き合わずにその精神を玩具にして楽しむような俗人じみた醜悪さ」
    琴平 灯紅:「目にしているのが誰であろうと関係ないね、俺は何度でもふざけるなよと言ってやる」
    ヨルムンガンド:「このオレにそんな口利いてただで済むと思ってんのか」
    琴平 灯紅:「済ませるさ」
    ヨルムンガンド:「破壊の化身たるこの身を侮るんじゃねえぞ!」
    琴平 灯紅:「ただ残酷に、無様に、泥をすするように滅びろ」
    アマテラス:「…………」虚ろな表情でその言葉を聞く。
    ヨルムンガンド:「上等じゃねえか!てめえら、まとめてここでぶっ殺してやるよ!」
    鹿島金剛:「琴平、言葉にすることをやめるなよ」 前に出る
    鹿島金剛:「アマテはただのアバターだ、なんのかんの言ったってアバター越しで完全な制御が出来るわきゃねえ」
    ヨルムンガンド:「てめえにも借りがあったなぁ、オッサン。いい機会だ。ガキどもが目の前で死ぬところを見せてやるよ」
    鹿島金剛:「まだどうとでもなる範囲だ、まずはこのバカを潰すぞ」
    鹿島金剛:ヨルムンガルドの言葉は無視する
    琴平 灯紅:影が一つ大きく動き、収束し、一振りの剣になる、黒い断頭剣のようなそれを乱暴に手に取って
    ヨルムンガンド:「クソ女にクソガキども。1人残らずおっ死ねや!」
    琴平 灯紅:「……頑張ります」
    烏丸 通:「冬堂、木花。お前らもそろそろエンジン掛かって着た頃だろ。遠慮せず精一杯ぶつけろ。オレと金剛がフォローする」
    冬堂 鈴姫:「じゃあ命預けるね」
    冬堂 鈴姫:すんすん。ケモノの匂いがする。苦手な匂いだ。ヒトの通りを知らず、理を踏み躙る我欲の匂い。
    冬堂 鈴姫:それは神様だって変わらないらしい。漏れ出す悪意、神格と呼ばれる唯我独尊のレネゲイド。
    冬堂 鈴姫:あたしはこれ見よがしに懐からナイフを取り出し、構える。
    冬堂 鈴姫:「会話は通じず、意思は通わず、道理は通らず。初めまして、狭い世界の絶対君主」
    冬堂 鈴姫:「あたしは"リィンカーネーション"。教えてあげる、今の時代のヒトビトを!」
    木花時雨:「はい。やってやります」右腕と左腕。左右非対称に影が籠手を作り出す。
    ヨルムンガンド:黒い雷光が轟く!
    ヨルムンガンド:圧倒的な破壊の衝動が周囲の空間を塗り潰していく!
    木花時雨:普段は片手だけだ。だけど、今は。「やってやろう。ふたりぶんだ」
    GM:衝動判定だ!〈意志〉で難易度は9!
    鹿島金剛:4dx>=9
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 8[2,4,6,8] → 8 → 失敗

    鹿島金剛:ゲッ!
    烏丸 通:な、なんと
    鹿島金剛:106+2d10
    DoubleCross : (106+2D10) → 106+13[9,4] → 119

    GM:支部長~!
    木花時雨:7dx+1>=9
    DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[1,2,2,6,8,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

    木花時雨:成功。
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を2d10(→ 7)増加 (89 → 96)
    木花時雨:ん~ぎりぎり。
    烏丸 通:7dx+1>=9
    DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 9[3,3,6,6,7,7,9]+1 → 10 → 成功

    鹿島金剛:ヨルムンガルドのロイスをタイタス化して昇華、暴走解除するよ
    琴平 灯紅:6dx
    DoubleCross : (6DX10) → 10[3,4,6,8,10,10]+7[1,7] → 17

    GM:治った!
    琴平 灯紅:〇
    鹿島金剛:残り5
    GM:大気を揺さぶるレネゲイドが、キミたちの体内の衝動を揺り起こしていく。
    冬堂 鈴姫:9dx+2>=9
    DoubleCross : (9DX10+2>=9) → 8[1,1,2,3,3,5,5,7,8]+2 → 10 → 成功

    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を2d10(→ 16)増加 (100 → 116)
    琴平 灯紅:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 16[9,7] → 16

    烏丸 通:2d10+84
    DoubleCross : (2D10+84) → 19[10,9]+84 → 103

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を16増加 (90 → 106)
    ヨルムンガンド:「1人残さず皆殺しだ! 楽しませてくれよ、おい!」
    アマテラス:「人の子らよ。お前たちの思いは決して届くことはない」戦闘用の巨大なアームが動く。
    GM:では、ここからはクライマックス戦闘を開始します!
    GM:まずはクライマックス戦闘の状況を説明していきますね。
    GM:エネミーはヨルムンガンド、アマテラス、ライトアーム(重装甲)、レフトアーム(重武装)。
    GM:ヨルムンガンドは行動値13、アマテラスは行動値10、ライトアーム(重装甲)は行動値6、レフトアーム(重武装)は行動値14。
    GM:キミたちは全員が同一エンゲージ。
    GM:5メートル離れた位置にヨルムンガンドのエンゲージが。同じく5メートル離れた位置で、別エンゲージにアマテラス、ライトアーム(重装甲)、レフトアーム(重武装)のエンゲージがあります。
    GM:クライマックス戦闘は大気圏外へと向かう宇宙船の中で戦ってもらうことになります。
    GM:1ラウンド目のクリンナッププロセスには、宇宙船は大気圏に突入します。
    GM:それ以降、船内は空気がほとんど無くなり無重力に近付くため、特別な装備がない限りはあらゆる判定に-2dのペナルティを受けてもらいます。
    GM:そして、2ラウンド目のクリンナッププロセスまでにエネミーを倒せなかった場合、宇宙船は大気圏を突破し、軌道衛星アマテラスに近付きます。
    GM:その瞬間、ヨルムンガンドは「Eロイス:砕け散る絆」を軌道衛星アマテラスに直接使用します。
    GM:それによってアマテラスはジャーム化。
    GM:ヨルムンガンドは「Eロイス:破壊神顕現」と「Eロイス:傲慢な理想」×3の効果により無差別に世界中を破壊します。
    GM:それによって、ヨルムンガンドは“武神トール”としての強大な力を取り戻し、エネミーエフェクト《不死生命》を取得して打倒不可能な存在になります。
    GM:それまでになんとしてもエネミーを全員倒しましょう!
    木花時雨:了解ですーっ
    GM:タイムリミットは2ラウンド目のクリンナップまで!
    冬堂 鈴姫:やってやるよーっ!
    鹿島金剛:アマテラス・ライト・レフト──5m──ヨルムンガルド──5m──PC こうかな
    GM:何か質問などはありますでしょうか?
    琴平 灯紅:なんとでもなるはずだ!
    琴平 灯紅:大丈夫です!
    GM:いや、アマテラスとライトアーム、レフトアームまでの距離も5mです
    GM:ヨルムンガンドとアマテラス・ライトアーム・レフトアームの横の間が空いてる感じ
    琴平 灯紅:なるほど
    GM:では、早速クライマックス戦闘に入っていきましょう!
    GM:ラウンド進行を開始します!
    GM:1ラウンド目。
    GM:まずはセットアップから。
    GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします。
    琴平 灯紅:あります
    琴平 灯紅:「狂い咲きレコード」(螺旋の悪魔L6)ラウンド間ATK+18、暴走、コスト3
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (106 → 109)
    GM:ヨルムンガンドとライトアーム、レフトアームは無し。
    木花時雨:こちらなしです。
    烏丸 通:あります。
    アマテラス:《オーバーウォッチ》を使用。自身とライトアーム、レフトアームのメジャーの判定ダイスを増やします。
    鹿島金剛:なし
    冬堂 鈴姫:セットアップ 《狂騒の旋律》
    冬堂 鈴姫:同意する味方キャラクターを対象に、暴走と引き換えに攻撃力+6を付与します。
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を5(→ 5)増加 (116 → 121)
    琴平 灯紅:貰います
    木花時雨:んー、貰っておきます。数減らさないとだし。
    琴平 灯紅:合計ATK+24
    烏丸 通:《鮮血の奏者》ラウンド間LV3、消費HP×3攻撃力を上昇。HPを3減少し、攻撃力を+9点。時雨さんにバフ掛けます。(侵蝕103→107)
    鹿島金剛:暴走は困るので拒否します
    木花時雨:あっありがたい これで合計+15.
    GM:すごい上がってる!
    GM:では、セットアップの演出がある人はどうぞ!
    烏丸 通:「木花、選別だ。無理をしても持たせてやる」
    烏丸 通:指を軽く切り、時雨のひび割れた箇所から血を行き渡らせる。
    烏丸 通:「あとは、得意な事をしろ。」
    木花時雨:「ん……、」影が流れる中に、血が混ざって。
    木花時雨:「了解です。きっちりやるのは、得意なので」
    アマテラス:「諦めよ、人の子らよ。お前たちが思い描く未来が来ることはない」左右の戦闘用アームが軋みを上げる。
    GM:では、セットアップはこれで終了!
    GM:ここからは行動値の高い順に手番を行っていこうと思います。
    GM:まずは行動値14のレフトアーム(重武装)から。
    GM:マイナーで《ハンドレッドガンズ》+《ジャイアントウェポン》を使用
    冬堂 鈴姫:おっと! 割り込むよ!
    GM:!?
    冬堂 鈴姫:イニチアシブに《原初の白:時間凍結》を宣言。
    烏丸 通:!?
    冬堂 鈴姫:HP20点を支払い、即座にメインプロセスを行います。
    GM:な、何ー!?
    冬堂 鈴姫:通ればあたしのターンだ!
    GM:では、先に冬堂さんの行動です!
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を7(→ 7)増加 (121 → 128)
    冬堂 鈴姫:オートアクションでウェポンケースより、手裏剣を装備。
    冬堂 鈴姫:マイナー ヨルムンガンドに接敵し、エンゲージを形成します。
    冬堂 鈴姫:メジャー ▼ペルディエ・エスペランサ《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の黒:インフェルノ》
    冬堂 鈴姫:単体射撃攻撃。命中時、対象を行動済みにします。
    GM:なんか来た!
    GM:ひええ
    冬堂 鈴姫:9dx7+3 100%
    DoubleCross : (9DX7+3) → 10[1,3,3,4,4,6,8,10,10]+6[2,5,6]+3 → 19

    鹿島金剛:ウワ―ッ
    冬堂 鈴姫:当たれ~~~!!!!!!!!
    鹿島金剛:オート:勝利の女神6 侵蝕+4 達成値+18 R1回
    鹿島金剛:当ててくれ!
    GM:めちゃくちゃやるな!?
    冬堂 鈴姫:支部長!
    鹿島金剛:19じゃ怖いもん!
    鹿島金剛:119→123
    GM:では、ヨルムンガンドはドッジを宣言!
    GM:12dx
    DoubleCross : (12DX10) → 10[1,1,2,4,4,4,5,5,8,8,9,10]+2[2] → 12

    冬堂 鈴姫:ケケケ!
    GM:チッ、ダメか……!
    GM:ダメージをどうぞ!
    冬堂 鈴姫:4d10+8 おとなしくしてなァ!
    DoubleCross : (4D10+8) → 13[7,2,2,2]+8 → 21

    GM:クソー!
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を12(→ 12)増加 (128 → 140)
    GM:装甲分を引いてもダメージは普通に通ります!
    冬堂 鈴姫:今ダメージが"通った"って言ったね?
    冬堂 鈴姫:ダメージを与えたタイミングで《悪食の蛇》を宣言。ウロボロスエフェクトの使用回数制限を1回復します。
    冬堂 鈴姫:これにより《原初の黒:インフェルノ》をリロード!
    冬堂 鈴姫:冬堂 鈴姫の侵蝕率を2(→ 2)増加 (140 → 142)
    GM:また!?
    鹿島金剛:ヤッバ
    GM:では、ヨルムンガンドはこれで行動済みになります!
    冬堂 鈴姫:一生寝かしつけてあげるよ!
    GM:攻撃の演出どうぞ!
    冬堂 鈴姫:はーい!
    冬堂 鈴姫
    冬堂 鈴姫:受容因子制限解除。感受性亢進、亢進、亢進。
    冬堂 鈴姫:彼女のウロボロスは雑食だ。周辺に存在するあらゆる因子の情報を無差別に食い荒らす。
    冬堂 鈴姫:「……っ!」
    冬堂 鈴姫:そしてそれらをすべてを宿主に押し付ける。
    冬堂 鈴姫:オーヴァードの脳髄さえ一瞬で摩耗し、焼き切るだけのエネルギーが押し寄せる。
    冬堂 鈴姫:それは情報の濁流。意識を混濁させる暴食の災禍。
    冬堂 鈴姫:だがしかし、彼女はそれを享受する。宿す権能は"理解"。
    冬堂 鈴姫:「追憶綺譚・対象:ヨルムンガンド。因子共振、開始」
    冬堂 鈴姫:例え相手が神様だって変わらない。
    冬堂 鈴姫:その情報量が規格外ならその分、自分をアップデートすれば良いだけのこと。
    冬堂 鈴姫:「教えてあげるよ」
    冬堂 鈴姫:導線は見えた。後は結果を引き出すのみ。
    冬堂 鈴姫:「キミの知ってること」
    冬堂 鈴姫:「それ以外、全部!」
    冬堂 鈴姫:その投擲は平凡だ。熟練の戦士なら投げてから躱すことも容易いだろう。
    ヨルムンガンド:「何だ、てめえ。いったい何を……」
    冬堂 鈴姫:──だが、そのナイフは彼我の距離を瞬時に詰め、ヨルムンガンドの肉体に突き刺さる。
    冬堂 鈴姫:正確に穿たれたのは因子が交絡する一点。制御中枢へのショックが発生し、一時的な麻痺が身体を襲う!
    鹿島金剛:突き刺さった瞬間、ナイフに触れその出力を増加
    鹿島金剛:ヨルムンガルドに与えられる負荷がさらに大きくなる
    ヨルムンガンド:「こんなチンケな刃物でオレ様が倒せると思ってんのか……?」嘲笑う。
    冬堂 鈴姫:「神様ってね、必ず弱点があるんだよ」
    冬堂 鈴姫:「読んだこと無い? 北欧神話」
    ヨルムンガンド:「……いや、待て。何だこれは」
    ヨルムンガンド:「取り戻し始めたオレの力が封じられている……?」
    ヨルムンガンド:「何を……何をしやがった、クソ女!」
    冬堂 鈴姫:「これであたしとキミは観客席。一緒に見てようよ、ヒトビトのかっこいい所をさ」吹き出した汗を拭いながらも、飄々とした風体を装い続ける。
    ヨルムンガンド:「ざけんじゃねえ! ようやく解放されたんだぞ!」
    ヨルムンガンド:「このクソ女が……ッ!」思うように動かない体で叫ぶ。
    鹿島金剛:「上出来だ、冬堂」
    冬堂 鈴姫:後ろ手にピースで返す。
    GM:では、冬堂さんの行動はこれで終了!
    GM:改めて行動値14
    GM:レフトアーム(重武装)の番!
    GM:マイナーで《ハンドレッドガンズ》+《ジャイアントウェポン》を使用
    GM:メジャーで《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《空間歪曲射撃》+《要の陣形》+《塞がれた世界》+《アームズリンク》を使用
    GM:攻撃の対象は時雨さん、烏丸さん、冬堂さんの三人!
    GM:では、命中判定いきます!
    GM:14dx8+3
    DoubleCross : (14DX8+3) → 10[1,3,3,3,3,3,5,5,7,7,8,10,10,10]+5[2,3,4,5]+3 → 18

    GM:命中の達成値は18!
    GM:3人はリアクションをどうぞ!
    烏丸 通:うおー、ドッジ
    木花時雨:結構避けられそうな気もするけど暴走中です。
    GM:暴走してる!
    冬堂 鈴姫:ふふふ、あたしは別エンゲージなのだ
    GM:射程視界なので冬堂さんも普通に狙えます!
    冬堂 鈴姫:げっ
    冬堂 鈴姫:な、なに~~~~~~!!!!!!!!!
    烏丸 通:オレも暴走してるが…変異暴走で避けれるのだ。
    鹿島金剛:オート:炎陣3+氷盾5 侵蝕+4 カバーリング、G値+25
    冬堂 鈴姫:死にたくないです! エンゲージ離れてるから庇ってももらえない! ドッジ!!!!!!!!!!!
    烏丸 通:5dx+1>=18
    DoubleCross : (5DX10+1>=18) → 10[3,5,6,7,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

    烏丸 通:おしい
    鹿島金剛:アッ冬堂庇えないんだった、じゃあ烏丸庇う
    冬堂 鈴姫:5dx>=18
    DoubleCross : (5DX10>=18) → 7[1,2,4,4,7] → 7 → 失敗

    冬堂 鈴姫:ぎゃー!
    GM:惜しい……!
    鹿島金剛:123→127
    GM:では、ダメージいくぞ!
    GM:20+2d10
    DoubleCross : (20+2D10) → 20+10[3,7] → 30

    烏丸 通:これは‥‥死!
    GM:30点ダメージ!装甲は有効!ガード値-5です!
    鹿島金剛:烏丸は俺庇ったよ!
    冬堂 鈴姫:装甲込みで飛びます! 同僚のロイスをタイタス昇華して復活!
    烏丸 通:そうだった!ありがと金剛のオッサン
    鹿島金剛:氷盾で25、クリスタルシールドで12、-5してG値32、装甲10
    鹿島金剛:42点弾いて無傷です
    GM:これで無傷!?
    烏丸 通:なんだこの支部長!?
    木花時雨:ん、これは…一回は生き残れるな。オートでウェポンケースから対低環境スーツを装備。
    琴平 灯紅:支部長すっご…
    GM:な、なんだと
    木花時雨:装甲4引いて26、残hp3で生存。
    GM:生きてる……!?
    冬堂 鈴姫:みんなすごい……!
    GM:木花さんも意外と頑丈だな……!
    木花時雨:イニシアティブが1下がり8に。
    木花時雨:精神あるから意外とhpあるんですねこの子。
    GM:精神力が強いタイプ……!
    GM:では、攻撃の演出いきます!
    アマテラス:「抗うというのならば、わたしがお前たちを裁こう」
    アマテラス:巨大な戦闘用アームが変形し、銃火器が現れる。
    GM:無数の銃火器が、木花、烏丸、冬堂を取り囲むように展開する!
    GM:圧倒的な弾幕が放たれ、三人の体を貫く!
    鹿島金剛:(冬堂までは届かん、時雨もああ見えてタフだ……クソ、本当に体がいくつも欲しいところだな)
    烏丸 通:「っち、これは避け切れねぇ…!」
    烏丸 通:なんとか避けていたが、それでもただの時間稼ぎ。弾丸が烏丸に迫りくる
    鹿島金剛:烏丸の前に立ち、籠手の機能を展開。RC攻撃には強いが、レネゲイド出力に頼らない攻撃には弱い。
    鹿島金剛:なら、それは装備で補えばいい。
    鹿島金剛:籠手から広がったシールドが、四方から放たれた弾丸を弾き返す。
    アマテラス:「空はお前たちの手の届く場所ではない。希望を持ったのが誤りだったのだ」
    アマテラス:「ここで果てよ」
    冬堂 鈴姫:無数の弾痕が刻み込まれ、その白い髪が朱に染まる。
    冬堂 鈴姫:「男の子は大きい。なら、女の子は?」意地がある。まだ倒れない。
    木花時雨:己の身体を小さくして、影で覆う。当然突破された上で、後はスーツの防弾機能だけで耐える。
    アマテラス:「……まだ立つか」
    GM:では、レフトアーム(重武装)の行動はこれで終了!
    GM:次は本当なら行動値13のヨルムンガンドの番ですが
    GM:冬堂さんのインフェルノの効果で行動済みになっています
    烏丸 通:かなしいなぁ
    ヨルムンガンド:「このクソ女がぁ……ッ!!」
    GM:なので次!
    鹿島金剛:では、手番の前にイニシアチブでエフェクトを使用します
    GM:!?
    鹿島金剛:イニシアチブ:氷熱の軍団7 侵蝕+10 R中シーン(選択)の攻撃力+28、シナリオ1回
    GM:そ、そんなものまで
    琴平 灯紅:わあいありがとうございます
    木花時雨:メチャ上がる ありがとうございます
    鹿島金剛:PCの皆は攻撃力+28してね。1回じゃないよ、R継続だよ
    鹿島金剛:127→137
    琴平 灯紅:これでラウンド合計ATK+52です
    GM:再行動したらそっちにも乗るのか……!
    GM:演出とかはあります?
    鹿島金剛:なし!
    GM:OK!
    GM:では、次は行動値11の冬堂さんの通常手番!
    冬堂 鈴姫:ん~~~
    GM:おお
    冬堂 鈴姫:待機……かな……
    GM:了解です。
    GM:では、次は行動値10の烏丸くんとアマテラスですが
    GM:PC優先なので烏丸くんから!
    烏丸 通:なるほど
    烏丸 通:ではマイナー:ジェネシフト
    烏丸 通:1d10+107
    DoubleCross : (1D10+107) → 6[6]+107 → 113

    GM:ジェネシフト!?
    烏丸 通:メジャー:魔獣の咆哮+コンセントレイト:UR+プラズマカノン、攻撃力+25+6+28 侵蝕率+11
    烏丸 通:対象は、ヨルムンガルド
    GM:では、命中判定をどうぞ!
    烏丸 通:12dx7+4
    DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,2,2,3,3,4,5,7,7,7,7,8]+10[1,4,6,6,9]+10[9]+10[7]+10[10]+5[5]+4 → 59

    GM:高くない!?
    烏丸 通:食らえオラぁ!
    GM:ドッジを宣言!
    GM:12dx>=59
    DoubleCross : (12DX10>=59) → 10[2,3,4,5,5,6,7,8,8,9,10,10]+2[2,2] → 12 → 失敗

    GM:ダメか……!
    GM:ドッジ失敗!ダメージどうぞ!
    鹿島金剛:1回は回してるのなんなんだよ
    烏丸 通:はーい。ではダメージ
    烏丸 通:6d10+25+6+28
    DoubleCross : (6D10+25+6+28) → 25[2,4,9,3,1,6]+25+6+28 → 84

    GM:高くない!?
    GM:一気にHPをほとんど削られた……!
    GM:一瞬で瀕死です!
    GM:では、攻撃の演出どうぞ!
    烏丸 通:「冬堂、観客になるってんなら観戦料くらいは貰うぜ。…"借りる"ぞ。」
    ヨルムンガンド:「ハッ。何だよ、てめえ。出涸らしじゃねえか」
    ヨルムンガンド:「そんなカスみたいな体でオレに歯向かおうってのか?」キミを一瞥して笑う。
    烏丸 通:床に落ちる彼女の影に手を触れ、媒体とする。他人の影だ。当然うまくいかない。
    烏丸 通:「お前程度このくらいで十分ってことだ。」
    鹿島金剛:「出がらしでもこき使うのがウチの支部でな」 烏丸に触れる、出力増大
    ヨルムンガンド:「何……?」
    冬堂 鈴姫:「貸しイチだからね」
    烏丸 通:「しかと食らえ、今のオレ‥”オレ達”の全力を」
    烏丸 通:”熱を奪う””空間を奪う”
    烏丸 通:空中に一瞬ひびが走り、本来あるものが消失
    烏丸 通:ヨルムンガンドの全身を絶対零度の衝撃波が襲い、凍らせ、叩き割る
    ヨルムンガンド:「冷却……?サラマンダーか? いや、違う。これは……!」
    ヨルムンガンド:衝撃を避けきることができず、その体を砕かれる!
    ヨルムンガンド:「よくも……このオレに……そんなカスみたいな能力で……!」
    烏丸 通:「オレの"コフィン"の味はどうだ?代用品だが…癖になるだろ」
    ヨルムンガンド:影の血を滴り落としながら、憎悪に満ちた声を漏らす。
    烏丸 通:「タンポポコーヒー程度がお子様にはお似合いさ」
    ヨルムンガンド:「てめえも必ずぶっ殺してやる。このクソガキが……!」
    GM:では、烏丸さんの行動はこれで終了!
    GM:次は行動値10のアマテラスの番!
    GM:マイナーはなし
    GM:メジャーで《コンセントレイト:オルクス》+《鋼の顎》+《雷の槍》+《砂の刃》を使用。
    GM:RC攻撃!琴平さんに攻撃します!
    琴平 灯紅:来い!
    GM:では、命中判定!
    GM:15dx7+3
    DoubleCross : (15DX7+3) → 10[1,2,5,6,6,6,6,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,4,5,6,7,7,8,9]+10[2,6,6,7]+10[7]+1[1]+3 → 44

    GM:命中の達成値は44!
    琴平 灯紅:暴走につきリアクションは不可!
    GM:では、ダメージいきます!
    鹿島金剛:オート:炎陣3+氷盾5 侵蝕+4 カバーリング、G値+25 庇うよー
    鹿島金剛:137→141
    琴平 灯紅:ありがとうございます…!
    GM:ふふふ、いいのかな。この攻撃は装甲無視だぞ……!
    GM:では、ダメージいきます!
    GM:22+5d10
    DoubleCross : (22+5D10) → 22+20[4,1,6,6,3] → 42

    GM:42点。装甲無視、ガード値-5!
    鹿島金剛:32点防いで10点受けます
    鹿島金剛:28→18
    GM:ま、まだ生きてる……!
    琴平 灯紅:生きてる…
    GM:では、攻撃の演出いきます!
    アマテラス:「身の程を知るがいい。人の子らよ」
    アマテラス:「お前たちはこの高みに昇る資格などなかった。故に、わたしが裁きを下す」
    アマテラス:手をかざすと、そこに巨大な鉄塊が精製される。
    アマテラス:それは――軌道衛星の一部だ。
    アマテラス:「諦めよ。お前には何も救えぬ」
    アマテラス:巨大な鉄塊が、琴平さん目掛けて落下する!
    琴平 灯紅:回避はしない、元より盾役には一定以上の信頼を置いているし、間に合わなければ再生任せにするだけだ
    鹿島金剛:「おいおい……!」 琴平を突き飛ばし、鉄塊の下に立つ
    鹿島金剛:「ぐっ……!」 籠手に罅が入り、衝撃に苦悶の声を上げる
    GM:巨大な鉄塊が鹿島支部長を押し潰そうと迫る!
    鹿島金剛:だが、倒れない
    鹿島金剛:「確かにお前の能力は強大だ。人ひとり簡単に殺せちまう」
    鹿島金剛:「だから今は俺が受ける。俺の前でお前に殺しはさせない」
    鹿島金剛:「お前は琴平のところに戻ってくる、それからゆっくり力の使い方を学べ」
    アマテラス:「……理解不能」ポツリと呟く。
    GM:では、アマテラスの行動はこれで終了!
    GM:次は行動値8の琴平さんか時雨さんの番です!
    木花時雨:ではわたしから。
    木花時雨:マイナーでアマテラスたちのところへ移動、エンゲージ。
    GM:来たか
    木花時雨:メジャー。”イミテーション・ガーネット”≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪原初の赤:災厄の炎≫でエンゲージのエネミー全員を攻撃します。
    木花時雨:妨害等あります?
    GM:妨害などは特になし。命中判定をどうぞ!
    木花時雨:10dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,2,3,3,4,6,7,8,10,10]+10[2,3,5,8]+10[10]+1[1]+4 → 35

    木花時雨:まあまあ!
    GM:高いな……!
    GM:あっ、やべ
    GM:ライトアーム(重装甲)はイニシアチブで《スピードクリエイト》+《シールドクリエイト》を使ってたことにさせてください
    木花時雨:あ、了解ですよう
    鹿島金剛:なった
    GM:そして、ライトアーム(重装甲)はガード!
    GM:アマテラスとレフトアーム(重武装)はともにドッジを宣言。
    GM:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 9[2,4,9,9,9] → 9

    GM:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 7[1,1,3,5,7] → 7

    GM:ドッジもダメ!
    木花時雨:ではダメージいきます
    GM:では、ライトアームが
    GM:《領域の盾》+《磁力結界》を使用してアマテラス本体をカバーリングします
    木花時雨:なるほどね では数字を出すぞ
    木花時雨:18+5d10+6+9+28 装甲等有効
    DoubleCross : (18+5D10+6+9+28) → 18+35[5,10,7,7,6]+6+9+28 → 96

    GM:いや、高くない!?
    木花時雨:あ、ミスった
    木花時雨:判定数字分載せてないので今から載せます…
    GM:おお、生き残る目が
    木花時雨:4d10+96 
    DoubleCross : (4D10+96) → 30[10,9,3,8]+96 → 126

    GM:余計になくなった
    木花時雨:びっくりだなあ
    木花時雨:ではまず侵蝕上げて。
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を8(→ 8)増加 (96 → 104)
    木花時雨:木花時雨のHPを2d10+3(→ 10)減少 (3 → -7)
    GM:ライトアームとレフトアームはその攻撃でともに戦闘不能です!
    木花時雨:これでhp0なため、まずアマテラスにロイスを、〇庇護/罪悪感 で取得、昇華復活。hp12です。
    GM:生き返った!
    木花時雨:では演出!
    GM:攻撃の演出どうぞ!
    木花時雨:脚へ這わせた影が、己の意思で体を従えて走り出す。
    木花時雨:--気持ちとしては、”ヨルムンガンド”の方にいってやりたいな、というのはある。
    木花時雨:あるけども。
    木花時雨:「…楽しそうに琴平さんと喋ってたもんね」
    アマテラス:「人の子よ。その過ち、わたしが裁こう」
    木花時雨:その彼女に、彼が刃を向けて振るった、なんて。どっちにとっても嫌だろうから。
    木花時雨:「いらないよ」
    アマテラス:戦闘用アームがキミの攻撃を阻むように動く。
    木花時雨:「わたしの過ちを裁けるのは、きみじゃない」右手から吹き出した影が焔となって旋回。地に身体を沈めるように。
    木花時雨:身体の上を通る金属の塊。それへ。
    木花時雨:「こういう武骨なの、そのアバターだと似合ってないよ」
    GM:守りを固めようとする巨大な戦闘用アームが、影の焔を浴びる!
    木花時雨:紅の双手から走った焔が、合わさり青く緑へそれから--さらに熱を上げて光の白へ。
    木花時雨:「…ふうっ。思った以上に火力が出ちゃったな」
    GM:左右の戦闘用アームがボロボロと崩れていく!
    アマテラス:「あり得ぬ。なぜこのようなことが」
    GM:では、時雨さんの行動はこれで終了!
    木花時雨:「嘘付かないでよ。いや、わたしのことはそうかもだけど。頼りになる人、知ってるでしょ?」
    アマテラス:「…………おとこのこ」
    GM:では、次は同じく行動値8の琴平さんの番です!
    琴平 灯紅:はーい、マイナーは無し、メジャーで
    琴平 灯紅:「.75 True love」(セレリティ)メジャー2回、メインプロセス終了時HP-8、コスト5
    琴平 灯紅:これでまずメジャーを2回追加
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を5増加 (109 → 114)
    GM:そんなに!
    琴平 灯紅:一回目
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL4+原初の赤:瞬速の刃L4)判定D+5、C値-3、射程10m、コスト7
    琴平 灯紅:対象アマテラスへ
    GM:では、命中判定どうぞ!
    琴平 灯紅:11dx7+2
    DoubleCross : (11DX7+2) → 10[3,3,3,4,4,5,5,6,6,7,10]+10[8,9]+4[2,4]+2 → 26

    GM:ドッジを宣言!
    GM:5dx>=26
    DoubleCross : (5DX10>=26) → 10[4,5,8,9,10]+3[3] → 13 → 失敗

    GM:ダメか……!
    GM:では、ダメージどうぞ!
    琴平 灯紅:3d10+24+1+28+11
    DoubleCross : (3D10+24+1+28+11) → 27[8,9,10]+24+1+28+11 → 91

    琴平 灯紅:装甲ガード有効です
    GM:強いな!?
    GM:アマテラスはその攻撃で一度戦闘不能になり、《魂の錬成》を使用。戦闘不能から回復します!
    GM:続けて二度目の攻撃をどうぞ!
    琴平 灯紅:はーい、2回目
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL4+原初の赤:瞬速の刃L4)判定D+5、C値-3、射程10m、コスト7
    琴平 灯紅:対象は1回目と同じで
    GM:では、命中判定どうぞ!
    琴平 灯紅:11dx7+2
    DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,3,4,4,5,6,7,7,9,10,10]+10[2,2,4,6,9]+1[1]+2 → 23

    GM:同様にドッジを宣言!
    GM:5dx>=23
    DoubleCross : (5DX10>=23) → 10[2,6,6,8,10]+4[4] → 14 → 失敗

    GM:惜しい……!
    琴平 灯紅:ちょっとひやひやしたな…
    GM:ダメージ適用時に《隆起する大地》を使用!
    GM:1d10+6
    DoubleCross : (1D10+6) → 1[1]+6 → 7

    GM:7点は軽減する!
    GM:ダメージどうぞ!
    琴平 灯紅:3d10+64
    DoubleCross : (3D10+64) → 13[3,4,6]+64 → 77

    琴平 灯紅:色々有効
    GM:軽減してもどうにもならん……!
    GM:アマテラスは完全に戦闘不能です!
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を14増加 (114 → 128)
    琴平 灯紅:HP22
    GM:では、攻撃の演出どうぞ!
    琴平 灯紅:「お膳立てをここまでされてしまったら、応えないわけにもいかないよね」
    琴平 灯紅:一歩進むたびに、影は膨らみ、花を散らし、耐低環境スーツの上から身体を侵蝕していく
    琴平 灯紅:研究に狂った両親が子供を材料にして詰められるだけ成果を詰めただけの代物だ、お世辞でもきれいには見えないだろう
    琴平 灯紅:それでも、今この時は
    琴平 灯紅:剣を振り上げ、下ろす
    アマテラス:「危険を冒してまで、何のために抗う」その攻撃を阻もうと鉄塊が押し寄せる。
    琴平 灯紅:鉄塊が押し寄せる、影に接触するたびに、それらは花となり散っていく
    アマテラス:「何のために、罪を重ねる」
    琴平 灯紅:「そんなもの決まってるじゃないですか」
    アマテラス:「何のために、このような天の極みまで」
    琴平 灯紅:最後の鉄塊を剣で弾く、障害物はもうない
    琴平 灯紅:それを確認すると同時、剣を投げ捨て
    琴平 灯紅:影と茨と蔦とでめちゃくちゃになった手をアマテラスに伸ばし
    琴平 灯紅:その手をつかむ
    琴平 灯紅:「助けてくれと言ったじゃないですか」
    アマテラス:「……?」華奢な手が引き寄せられる。
    琴平 灯紅:「理由なんてそれだけで十分ですよ」
    アマテラス:「ぼくは……」
    アマテ:「……はい。言いました。助けてください。ひぐれさん!」
    琴平 灯紅:「はい、事の途中でこんなことを言うのは本当は柄ではないのですが」
    琴平 灯紅:「助けに来ました」
    アマテ:「はい。はい!」
    アマテ:「ありがとうございます、ひぐれさん!」細い体をキミに預ける。
    琴平 灯紅:「礼は全部終わった後に、ですよ、あなたの旅はまだ終わっていないんですから」
    アマテ:「そうですね。無事に地球に帰りましょう!」頼もしそうにキミを見る。
    ヨルムンガンド:「どうなってやがる。干渉がまだ不十分だったのか……!?」
    鹿島金剛:「上出来……いや、最高だ琴平」
    ヨルムンガンド:「あのクソ衛星、機械の分際で……!」
    冬堂 鈴姫:「教えてあげよっか」
    ヨルムンガンド:「何……?」
    冬堂 鈴姫:「恋する乙女はね、無敵なの」
    アマテ:「そういうことです!」すずめさんにピースサインを向け、ひぐれさんに強く抱きつく。
    ヨルムンガンド:「は、ハハハハハハハハハハ!」
    烏丸 通:「見せつけやがって…。まぁ良い」
    琴平 灯紅:「おっと」といいつつもそれを抱き寄せる
    ヨルムンガンド:「上等じゃねえか。どうせ大気圏を出ればオレ様の勝ちだ」
    ヨルムンガンド:「そうすりゃあそのクソガキはまた兵器に逆戻りさ。せいぜい束の間の逢瀬を楽しみな!」
    GM:では、ひぐれさんの行動はこれで終了!
    GM:次は行動値4の鹿島さんの番!
    鹿島金剛:うおー
    鹿島金剛:マイナーでヨルムンガルドにエンゲージ
    鹿島金剛:クリスタルシールドでヨルムンガルドを殴ります
    GM:まさかの素殴り!?
    GM:では、命中判定をどうぞ!
    鹿島金剛:2dx-1
    DoubleCross : (2DX10-1) → 7[2,7]-1 → 6

    鹿島金剛:しょっぱ……
    GM:こっちのドッジダイスの数を舐めてるな!?
    烏丸 通:しょっぺぇなぁ!オッサン。
    GM:戦闘用人格の力、とくと味わいな!
    烏丸 通:原初の灰:ゼログラビティ(侵蝕率124→131)
    GM:ドッジを宣言!
    GM:!!!?
    烏丸 通:大気圏外に行きたいんだったな。
    烏丸 通:一足先に体験コース
    烏丸 通:ドッジ無効化します。
    GM:そ、そんな!
    鹿島金剛:ウオーッ喰らえ怒りの鉄拳
    GM:この12個のドッジダイスは!?
    GM:うおおお!では、ドッジは失敗!
    GM:ダメージをどうぞ!
    鹿島金剛:うーん
    鹿島金剛:あっヨルムンガルドもう昇華してるんだった。サカイのロイスをSロイスに指定し、昇華
    GM:そこまでする!?
    鹿島金剛:ダメージバーストします
    鹿島金剛:ムカつくので……
    GM:ひええ
    鹿島金剛:という訳でダメージ+5dし、ロイス残り4個!
    GM:では、ダメージどうぞ!
    鹿島金剛:6d10+28
    DoubleCross : (6D10+28) → 43[3,7,10,9,5,9]+28 → 71

    鹿島金剛:伸びたな
    GM:残りHPは30、装甲値は5。Sロイス分がなければ耐えてたのに……!
    鹿島金剛:復活あります?
    GM:ヨルムンガンドは一度戦闘不能になります!
    GM:復活はするよ!
    GM:では、ひとまず攻撃の演出どうぞ!
    鹿島金剛:「確かに時間はあまりないな」
    鹿島金剛:駆け出す。宇宙船の中はそう広くない。すぐにヨルムンガルドの元に届く
    鹿島金剛:「とりあえずその煩い口を閉じさせてから、ゆっくり対処するとしよう」
    鹿島金剛:籠手を纏った拳を、ヨルムンガルドに振るう
    ヨルムンガンド:「舐めんじゃねえ。そんなカスみたいな攻撃が当たるかよ!」
    烏丸 通:「いや、当たる」
    烏丸 通:「琴平、"借りる"ぞ。」
    琴平 灯紅:「どうぞー」
    烏丸 通:琴平の影を少しだけ借りて─────ヨルムンガンドから重力を奪う
    ヨルムンガンド:「な、に……?」
    烏丸 通:「一足先の0G体験だ。代金は、ヒーローの拳骨さ」
    ヨルムンガンド:身動きが取れず、回避行動が遅れる。
    鹿島金剛:放たれた拳が、ヨルムンガルドの顎を叩き割る
    鹿島金剛:「ナイスアシスト」
    ヨルムンガンド:「がはッ……!?」
    ヨルムンガンド:殴り飛ばされ、体が宙を舞う!
    GM:重力を失って漂った体が地面に落ちる!
    ヨルムンガンド:オートアクションで《蘇生復活》+《再生の王錫》を使用。
    GM:5d10+1
    DoubleCross : (5D10+1) → 28[5,6,3,5,9]+1 → 29

    GM:ヨルムンガンドは戦闘不能状態を回復します。
    GM:そして、鹿島さんの行動が終わったので
    GM:イニシアチブでヨルムンガンドが《鼓舞の雷》を使用!
    GM:割り込み行動を行います!
    鹿島金剛:このタイミングでか~
    GM:――倒れた男の体が大きく跳ねる。
    GM:その体が黒い影で覆われていく!
    GM:男の体は漆黒の魔神のごとき異形へと変貌する!
    ヨルムンガンド:『よくぞここまで辿り着いた』
    ヨルムンガンド:漆黒の魔神は獣のような目でキミたちを睥睨する。
    ヨルムンガンド:『褒美だ。神の怒りを見せてやる』
    GM:ヨルムンガンドの追加行動を行います!
    ヨルムンガンド:マイナーで《オリジン:レジェンド》を使用。シーン中の精神判定の達成値を増やします。
    ヨルムンガンド:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《シャドースクラッチ》+《雷神の鎚》+《サンダーストーム》+《原初の灰:重力崩壊》+《原初の虚:神速の鼓動》を使用!
    ヨルムンガンド:シーン選択のRC攻撃だ!
    ヨルムンガンド:攻撃対象は5人全員!
    ヨルムンガンド:命中判定いくぞ!
    ヨルムンガンド:16dx7+8
    DoubleCross : (16DX7+8) → 10[1,1,1,3,3,4,5,5,5,6,6,7,8,8,9,10]+10[2,4,5,8,9]+10[4,9]+1[1]+8 → 39

    GM:命中の達成値は39!
    GM:全員リアクションをどうぞ!
    木花時雨:暴走故リア不!
    琴平 灯紅:同じく暴走でリアクション不可!
    烏丸 通:ドッジ~
    冬堂 鈴姫:5dx>=39 ドッジ!
    DoubleCross : (5DX10>=39) → 9[1,4,7,8,9] → 9 → 失敗

    鹿島金剛:オート:炎陣3+氷盾5 侵蝕+4 カバーリング、G値+25 冬堂庇うぞ
    鹿島金剛:141→145
    冬堂 鈴姫:ドッジいらなかった!
    烏丸 通:6dx+1>=39
    DoubleCross : (6DX10+1>=39) → 10[2,5,6,6,8,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

    鹿島金剛:自力で避けてくれたらそれに越したことはないよ!
    GM:回ったが、届かない……!
    ヨルムンガンド:ダメージロールの直前に破壊のアージエフェクト《爆雷撃》を使用!ダメージダイスを増やします!
    ヨルムンガンド:では、ダメージいきます。
    ヨルムンガンド:10d10+15
    DoubleCross : (10D10+15) → 51[5,3,8,4,8,4,3,3,5,8]+15 → 66

    GM:66点。装甲とガード値は有効!
    鹿島金剛:ウゲ~
    ヨルムンガンド:皆殺しだー!
    琴平 灯紅:死ぬ!
    鹿島金剛:66-47で19、2倍して38、死
    木花時雨:hpも装甲もマックスでも足りないのでしぬ ので、”カラーチェンジ・ガーネット”≪原初の黒:ラストアクション≫を宣言しておきます。
    冬堂 鈴姫:し、支部長ー!
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を7(→ 7)増加 (104 → 111)
    GM:ラストアクション……!
    琴平 灯紅:ので最後の空きロイス取って復活、名前と感情は演出時指定します!
    鹿島金剛:ナイスわね、私は倒れてます
    烏丸 通:おぉ…がんばって。木花時雨にロイスを取得、タイタス化。復活します。
    GM:では、まずは攻撃の演出いきます!
    ヨルムンガンド:『"武神トール"の御名において命じる。起動しろ、"擬似兵装ミョルニル"』
    ヨルムンガンド:稲光が魔神の手に集まり、禍々しい大鎚のような形を得る。
    ヨルムンガンド:『我こそが【絶望】であり、【破壊】であり、【恐怖】だ』
    ヨルムンガンド:禍々しい雷がバチバチと胎動する。
    ヨルムンガンド:魔神はその雷を掴み、振り下ろす!
    ヨルムンガンド:黒い雷光が走り、空間を引き裂く!
    ヨルムンガンド:強烈な一撃が全てを破壊しながらキミたちに迫る!
    ヨルムンガンド:『地に落ちろ、ゴミクズども』
    GM:凄まじい雷鳴が触れるもの全てを薙ぎ払い、塵へと変える!
    琴平 灯紅:瞬間、できることを最大限にするために抱きかかえていたアマテにかぶさるようにして伏せ、その雷撃を受ける
    アマテ:「ひぐれさん……!」庇われながら悲鳴をあげる。
    琴平 灯紅:皮膚が焼き焦げる、影が根のように這い修復する、もはやどこからが損傷でどこからが異能なのかもわからない
    琴平 灯紅:だが、声は一つも上げずに済んだ、何故ならば、抱えて居る熱は、まだ暖かい
    アマテ:案じるようにキミの手を握る。
    琴平 灯紅:手を握り返す、なんだ
    琴平 灯紅:ヨルムンガンド 神様など/〇大した事ないじゃないか
    琴平 灯紅:これを取得し昇華、先ほどの復活処理に充てます
    アマテ:「今のひぐれさん、あんな神様なんかよりよっぽど大きく見えますよ」優しい声で囁く。
    琴平 灯紅:「それは重畳」
    GM:だが、雷鳴は空間を覆い尽くすように轟いている!
    冬堂 鈴姫:空気が爆ぜる。死が迫る。
    冬堂 鈴姫:(あー……おわりかなぁ)
    冬堂 鈴姫:昔から死ぬのが怖かった。
    冬堂 鈴姫:死んじゃったら、きっといつか忘れられちゃうんだって。それがなんだか空虚で怖かった。
    冬堂 鈴姫:眠れない夜が沢山あった。
    冬堂 鈴姫:友達と一緒にいると安心した。独りじゃない時間が増えるほど、自分がある気がしたから。
    冬堂 鈴姫:「でもね、別に単純な話」
    冬堂 鈴姫:境界線を一度でも超えてしまえば二回三回もずっと同じ。いつからか、死ぬのが当たり前。
    冬堂 鈴姫:「バイバイ、今のあたし」
    冬堂 鈴姫:遺産を継承したあの日から、あたしはヒトビトの輪から外れちゃった。"わかっちゃう"の。
    GM:雷光が空間を割りながら迫る。
    鹿島金剛:「ちったあ避ける努力しろタコ!」
    GM:それは、確実に死をもたらす一撃のはずだったが――。
    鹿島金剛:冬堂の前に飛び出して籠手を出来るだけ広範囲に展開、冬堂に届く攻撃を全てシャットダウンする
    鹿島金剛:「ぐ、おおおおお……!」 籠手が音を立てて破壊され、本人も膝を着く。
    鹿島金剛:立てないわけではない、しかし戦闘の継続は困難だろう。
    GM:反動は生半可なものではない。鹿島の体をも焼き貫く。
    冬堂 鈴姫:呆然とその光景を見ていた。あたしは意識がある。熱がある。心臓が動いている。
    冬堂 鈴姫:非合理的だ。戦力になるのは自分ではなく支部長。帳尻が合わない。
    冬堂 鈴姫:「なんで……?」
    鹿島金剛:「お前いっつもそんな感じでやってんのか!?」
    鹿島金剛:「いくらオーヴァードでも死ぬときは死ぬからな!?」
    鹿島金剛:「せめて棒立ちはやめろ、避けれないなら装備を整えろ、心配するから」
    冬堂 鈴姫:「それは……わかんなかった、かも……」
    冬堂 鈴姫:「えと、その……ありがとう、ございます」
    鹿島金剛:「おう……」 膝を着いたまま、息を整える
    GM:一方、黒い雷光は烏丸と木花をも焼き尽くそうと轟き迫っている!
    鹿島金剛:「にしても口の減らない野郎だなヨルムンガルド!なんで俺がパンチ一発で済ませたかもわからないか!」
    鹿島金剛:「お前を殴りたいやつは他にもいるんだよ!烏丸!フォローしてやれ!」
    烏丸 通:雷鳴が仲間を、そして少し遅れて自分を焼いていく。
    烏丸 通:琴平は誰よりも生意気…自分を曲げない奴だ。アイツが心折れる事はないだろ。
    烏丸 通:冬堂は賢しいガキで、妙にあきらめがいい時がある。
    烏丸 通:でも、金剛のオッサンがいれば大丈夫だ。
    烏丸 通:「分かったよ。"アンブレイカブルマン"」
    烏丸 通:「“パイロープ“。お前が今の頼みの綱だ。フォローくらいしかできないが。」
    烏丸 通:「どうか…アイツをぶっ倒して、オレ達を生かしてくれ。」
    烏丸 通:炭化していく体の中言葉を繋ぐ。
    ヨルムンガンド:『無駄だ。どう足掻こうが貴様らはここで死ぬ』
    ヨルムンガンド:圧倒的な雷電が轟く。
    木花時雨:多少のステップや移動など意にも介さず黒雷が打ち据えていた。布切れかなにかのように、燃え爆ぜながら吹き飛んで。
    木花時雨:「ぐ、か、けほ……、」びくんと痙攣する。神経が強電によりそう刺激されて…いや。
    木花時雨:「が、ぐ……っ」なによりも。
    木花時雨:強烈なレネゲイドに晒された対抗種、その中でも反応性が高い”オーバーカウンター”が。それを蔵した影が、体内で暴れ。
    木花時雨:出来の悪いマリオネットのように、がくんと起き上がる。腕を地面に突き立てて止める。
    木花時雨:ぎりりと歯がなった。まだ。まだ--立てるし、やれることを、やってからじゃないと。
    ヨルムンガンド:『命運はここに尽きた』漆黒の魔神が囁く。
    木花時雨:そうか?そうかもしれない。支部長は結構危ない状況だ。一発でも入ると、かなりまずそう。
    木花時雨:冬堂さんも、あれ以上使うと”戻って”これないかも。そんな気配だ。
    木花時雨:でも。
    ヨルムンガンド:『貴様らに為せることなど最早何もない』
    ヨルムンガンド:『ここが終着点だ』
    木花時雨:「まだ、だよ」
    木花時雨:「たのまれ、たもん…ね…!」電気で焼かれてひきつって。でも、確かに笑みを浮かべて。
    GM:では、木花さんのラストアクションの行動だ!
    木花時雨:脚が、地を蹴りだす。
    木花時雨:はい!
    GM:メインプロセスをどうぞ!
    木花時雨:マイナー。移動してヨルムンガンドへエンゲージ。
    木花時雨:メジャー。”イミテーション・ガーネット”≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪原初の赤:災厄の炎≫で攻撃。
    GM:命中判定どうぞ!
    木花時雨:11dx7+4
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,2,2,3,4,4,7,9,10,10,10]+10[2,3,4,4,10]+6[6]+4 → 30

    木花時雨:ぴったり。
    GM:ヨルムンガンドはガードを宣言!
    GM:そして、ガード時に《原初の紫:蒼き悪魔》を使用!
    GM:影の焔を自分でも喰らうがいい!15点ダメージだ!
    木花時雨:了解!ではダメージ。
    GM:あ、違う!!
    GM:今、ラストアクション中じゃん!
    鹿島金剛:www
    木花時雨:そうなんですねえ(だから対抗種の方も踏み倒せるというわけ
    GM:《蒼き悪魔》によるダメージは発生しない!
    琴平 灯紅:ラストアクション中はダメージ発生しないのだ
    GM:で、では
    GM:ダメージをどうぞ……!
    木花時雨:4d10+21+6+9+24+5d10
    DoubleCross : (4D10+21+6+9+24+5D10) → 22[5,3,10,4]+21+6+9+24+29[9,3,7,5,5] → 111

    木花時雨:やっぱりバフがすごい
    烏丸 通:ヤバい
    鹿島金剛:わっはっはっはっは
    GM:111点……!!?
    GM:ヨルムンガンドは
    GM:今度こそ完全に戦闘不能になります!
    GM:キミたちの勝利だ!
    木花時雨:やった~!侵蝕を上げます。
    烏丸 通:わーい!
    木花時雨:木花時雨の侵蝕率を8(→ 8)増加 (111 → 119)
    GM:では、攻撃の演出をどうぞ!
    木花時雨:無軌道な、レネゲイド殺しの影の蠢きを、ぎりぎりで制御する。
    ヨルムンガンド:『貴様程度では何も為せぬということを思い知れ』
    ヨルムンガンド:漆黒の魔神がキミを睥睨する。
    木花時雨:コントロールの訓練は、人一倍努力をしてきた。その訓練通りになぞった呼吸。それさえひどく億劫に感じる。
    ヨルムンガンド:レネゲイド殺しの影が湧き立ち、焔となってキミへと向かう。
    木花時雨:それは身体が立てないのを、影任せに動かしているからだろうか。
    木花時雨:目の前の魔神が、その威容を明らかとしてこちらへ殺意を向けているからか。
    ヨルムンガンド:『爆ぜよ。脆弱な人間め』
    木花時雨:判然としないし、どちらもとにかく恐ろしいことは確かで。
    木花時雨:「……、」微かに笑う。
    木花時雨:だって。
    木花時雨:自分はずっとそうだった。力もなにも本当に碌に無くて。
    木花時雨:今では家族のようだと素直に言えるチルドレンたちも、先生も、そもそもの姉でさえ--
    木花時雨:小さい時には、本当に恐ろしかったから。
    木花時雨:その恐怖は、ずっと前から知っていて。
    木花時雨:「今更、言うのが……十年、おそいよ…」右手で左の籠手をなぞる。
    ヨルムンガンド:『何もしなければ、このような悲惨な目にも遭わずに済んだろうに』
    木花時雨:影の籠手がほどける。
    木花時雨:「ばかだなあ、かみさまは」
    ヨルムンガンド:影の焔がキミの体を焼き尽くそうと宙を這う。
    木花時雨:ぎゅるりと蠢くそれは、鉄の大きな腕を象って。
    木花時雨:「何もしないでいたら、なにもできないんだよ。ねえ、そうじゃない?」突き出す。
    木花時雨:焔ごと握りつぶすように。
    木花時雨:「………こんな変化は、君がああして見せるまで、やってみようとも思わなかった」
    GM:焔は、キミの手によって掌握される。
    木花時雨:必要が無かったからだ。傷付くなら耐えればいい。そのまま駆け寄って、炎を直撃させれば。
    木花時雨:「……だから、きみがやったことは、無駄なんかじゃない。そうだよ、里見さん…!」
    ヨルムンガンド:『何だ……これは……こんなことが起きるはずがない……!』
    木花時雨:黒い黒い影の鉄腕に、燻る火がある。
    木花時雨:それは、薪の中の焔のように。一つ息吹があれば--
    木花時雨:腕を掲げる。
    木花時雨:「教えてあげるよ、”ヨルムンガンド”。武神”トール”。きみを負かしたその腕の持主は--」
    木花時雨:「”プロセルピナ”。里見舞雪だ!」ぱちん、と綺麗な音が響いた。
    GM:暗黒の宇宙空間に、焔が燦然と輝く。
    ヨルムンガンド:『バカな……!あり得ねえ!こんなはずが……!』
    木花時雨:ごうごうと燃え盛る。燃やす薪はそれこそ、そこに大量にある。
    木花時雨:「認めなよ。現実はこうだ」
    木花時雨:「あなたが齎してきたように。あなたへ、恐怖がやってきた」
    木花時雨:レネゲイド殺しの対抗種。それは、オーヴァードの生命をこそ薪として燃え盛る。
    ヨルムンガンド:「い、嫌だ!消えたくない!オレはこの世界に破壊をもたらす存在!」
    木花時雨:「……あは。不思議なこと言うね」
    ヨルムンガンド:「オレは……!神なんだ……!!」
    木花時雨:「”ヨルムンガンド”は世界蛇。世界を巻いて、己の尾を食む……自食の蛇の象徴を名乗っておいてさ」
    木花時雨:「あなた自身が、あなたを焼く。…止めたいなら、冥界から戻ってくるんだね」
    ヨルムンガンド:「嫌だ!嫌だあああ……ッ!!」
    GM:漆黒の魔神の影が、燃え盛る焔によって塵一つ残さず消し飛ばされる!
    GM:ヨルムンガンドは完全消滅。
    GM:キミたちの勝利だ!
    GM:戦いが終わった頃、キミたちの乗る宇宙船は大気圏へとたどり着く。
    GM:2022年1月1日、0時0分。
    GM:キミたちの眼下には青い地球が広がっていた。
    GM:これからまた何も変わらない新しい日々が始まる。
    GM:青い星の上。傷だらけの船が太陽の光を受け、キラキラと輝いていた。
    GM:クライマックスフェイズ終了。

    バックトラック


    GM:では、ここからはお待ちかねのバックトラックに入っていきたいと思います!
    鹿島金剛:お待ちかね!
    GM:果たしてキミたちは日常に帰還することができるのか!ワクワクの時間です!
    冬堂 鈴姫:地球に帰るぞ!
    烏丸 通:地球に帰るぞ。
    木花時雨:かえりたいよ~
    烏丸 通:ジャーム化したら宇宙追放刑
    GM:それではまずメモリーを持っている人はメモリー一つにつき侵蝕率を10引き下げてください
    GM:まあ、初期経験点でメモリーを持っている人も珍しいでしょうけど
    冬堂 鈴姫:あたしの侵蝕率……142!? 高すぎる!!!
    鹿島金剛:無い……
    木花時雨:ないですー
    冬堂 鈴姫:あー! これは侵蝕率を下げないとなー!
    烏丸 通:メモリー持ってる奴なんていないでしょ~
    GM:いるのかなぁ
    冬堂 鈴姫:メモリーを宣言! あたしには2枚の変わらない景色がある!
    冬堂 鈴姫:-20だよ!
    GM:いた!
    烏丸 通:初期作成で、メモリーを、二枚!?
    鹿島金剛:凄いな
    GM:しかも二つも!
    GM:では、侵蝕率を20下げてください!
    冬堂 鈴姫:1セッション160ぐらい見てるからね! 生き残るのに全力尽くすよ!
    冬堂 鈴姫:142-20=122!
    GM:すごい下がった!
    GM:次にEロイス!
    GM:今回のEロイスはヨルムンガンドの持っていた6つです
    木花時雨:ふりますー
    GM:Eロイス分を引き下げる人は6d10を振ってください
    烏丸 通:ふります
    木花時雨:119-6d10
    DoubleCross : (119-6D10) → 119-34[1,7,9,5,7,5] → 85

    琴平 灯紅:振ります
    GM:がっつり下がった!
    木花時雨:あっ参ったな…
    烏丸 通:131-6d10
    DoubleCross : (131-6D10) → 131-43[8,9,2,9,6,9] → 88

    琴平 灯紅:6d10
    DoubleCross : (6D10) → 24[3,1,4,5,1,10] → 24

    鹿島金剛:145-6d10
    DoubleCross : (145-6D10) → 145-33[2,10,5,6,8,2] → 112

    鹿島金剛:ヨシ
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を24減少 (128 → 104)
    冬堂 鈴姫:122-6d10
    DoubleCross : (122-6D10) → 122-33[9,3,4,5,8,4] → 89

    冬堂 鈴姫:やべっ
    GM:烏丸さんも一気に下がったな
    烏丸 通:出目がいい
    GM:次にタイタス化していないロイスの数だけダイスを振って侵蝕率を下げてください
    木花時雨:こ…ここは一倍!5個です。
    木花時雨:8d-5d10
    DoubleCross : (8D10-5D10) → 51[8,6,4,4,7,9,5,8]-25[6,5,7,4,3] → 26

    木花時雨:アッ間違えた ふりなおし!!
    鹿島金剛:じゃあ、等倍で……えーと2枚切ったから残り4かな
    鹿島金剛:112-4d10
    DoubleCross : (112-4D10) → 112-19[5,5,4,5] → 93

    木花時雨:85-5d10
    DoubleCross : (85-5D10) → 85-22[4,3,4,10,1] → 63

    烏丸 通:等倍で
    鹿島金剛:ヨシ!5点です
    GM:支部長、ギリギリ!
    琴平 灯紅:等倍します
    冬堂 鈴姫:89-4d10 等倍!
    DoubleCross : (89-4D10) → 89-32[10,8,9,5] → 57

    烏丸 通:88-5d10
    DoubleCross : (88-5D10) → 88-26[5,1,9,4,7] → 62

    琴平 灯紅:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 30[5,3,5,8,9] → 30

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を30減少 (104 → 74)
    木花時雨:支部長と琴平さんが5点、後の三人が4点かな
    GM:では、皆さん、無事に帰還できたようですね
    GM:おめでとうございます!
    冬堂 鈴姫:ただいま!
    琴平 灯紅:ただいまです!
    GM:おかえりなさい!
    木花時雨:ただいま~
    鹿島金剛:ただいま~
    烏丸 通:ただいま~
    GM:さて、いつもはエンディング後に経験点を配るのですが
    GM:エンディングで全員集まれるかも分からないので、ここで経験点も配ってしまいましょう
    冬堂 鈴姫:いただきます!
    GM:今回はいつものその他諸々の5点と
    GM:シナリオの目的を達成したで
    GM:シナリオをクリアしたことで5点、DロイスEロイスで追加で8点、アマテラスがジャーム化しなかったことで追加で5点
    GM:それに最終侵蝕率による経験点を足すので
    GM:琴平さん28点、木花さん27点、鹿島さん28点、烏丸さん27点、冬堂さん27点
    GM:かな?
    冬堂 鈴姫:たくさん!
    烏丸 通:27点いただきます。もぐもぐ
    木花時雨:23+侵蝕ですかね  鹿島支部長、琴平さんが28、残り三人27かと
    木花時雨:いただきますー
    GM:もらってください!
    琴平 灯紅:頂きます!
    GM:レコードシートには後でサインをしておきますので、エンディングが全て終わったらお配りします!
    琴平 灯紅:宇宙食の味がします!おいしい!
    鹿島金剛:もぐもぐ
    木花時雨:GM分は合計÷3+1だから 46点だとおもいます!
    冬堂 鈴姫:土の味がしない! 宇宙って凄い!
    GM:あっ、GMの経験点のことも考えてくれてる!優しい!
    鹿島金剛:土の味がする前提なんだ
    GM:では、GMももらいます!
    GM:みんなありがとー!
    烏丸 通:わー!すかいはいサインだ!初めてもらうな~!
    GM:では、改めてバックトラックはこれで終了です!
    烏丸 通:こちらこそありがとうございました!
    GM:次からはエンディングフェイズに入っていきたいと思います!
    木花時雨:ありがとうございます~ はい!
    琴平 灯紅:はーい!
    烏丸 通:はーい
    冬堂 鈴姫:はーい!
    GM:エンディングフェイズ。

    エンディング1


    GM:まずは、鹿島さんのエンディングです。
    GM:鹿島支部長は、地球に戻って支部で事件の後始末をしながら支部員のノエルと話をするというシーンになります。
    GM:では、シーンの描写からしていきましょう。

    GM:2022年1月1日。UGN、N市支部。
    GM:無事に地球に帰還したキミは、事件の後処理に追われていた。
    GM:ジャーム化を免れた“アマテラス”はRラボの調整を受けたうえで、運用を続行。
    GM:今回の事件で損害を受けたやたがらす支部とスターダスト隊は地上から復旧と支援の部隊が送られ、完了し次第活動を再開するとのことだった。
    GM:保護されたアマテというレネゲイドビーイングの少女はキミの支部の預かりとなった。
    GM:事件の後始末もひと段落しそうな頃。
    辰砂ノエル:「はー。今回は本当に大変でしたねぇ、支部長!」
    鹿島金剛:「……元日からさあ…………」 死んだ目で書類を処理している
    鹿島金剛:「俺……疲れてんだけど……」
    辰砂ノエル:書類をまとめながらため息をつく。
    辰砂ノエル:「帰還早々にお疲れ様です……」
    辰砂ノエル:「支部長のお仕事ってもしかしてそこそこブラックですか……?」
    鹿島金剛:あのボロボロな宇宙船で再度大気圏突入など無理な話だし、一度やたがらす支部に拾ってもらったはいいが
    鹿島金剛:まああちらも優秀なもんですぐに宇宙船は直ってとんぼ返りだ
    鹿島金剛:0G柳生の剣技は結局見ることができなかったし
    鹿島金剛:なんだかんだ真面目な烏丸もやたがらす支部に送ってしまったので手伝ってくれない
    鹿島金剛:とてもつらい
    辰砂ノエル:「まあまあ。元気出してくださいよ、支部長」
    鹿島金剛:「そこそこっつーか、ブラックだよ」
    辰砂ノエル:「うわぁ。私は絶対に支部長にならないようにしよう」
    鹿島金剛:「辰砂もしっかりと働いて俺を楽にしてくれよな」
    鹿島金剛:「なろうと思っても無理だろ」
    辰砂ノエル:「な、なれますー!やればできる子なんですよ、私は!」
    鹿島金剛:「備品壊して給料天引きされてるようじゃ無理だな」
    辰砂ノエル:「げっ。いつの分ですか、それ。バレてないと思ってたのに!」
    鹿島金剛:「ほほうバレてないのもあるわけだ」
    鹿島金剛:がっしと肩を組む
    辰砂ノエル:「ギクッ」
    鹿島金剛:「結局大掃除も途中だったからなあ!」
    辰砂ノエル:「な、何もないですぅ。報連相のしっかりできる支部員ですよ、私は」
    鹿島金剛:「今、きっちり清算しておこうかあ!」
    鹿島金剛:ギリギリと締めあげる
    辰砂ノエル:「清算するものなんて何もないですって……あ、痛い痛い!」
    鹿島金剛:「おらきっちり吐きやがれ!給料無くなるぞ!」
    辰砂ノエル:「ひええ。コンビニスイーツを買う分くらいは残しておいてくださーい!」
    辰砂ノエル:「あれ、待てよ」
    辰砂ノエル:「お金と言えば」
    辰砂ノエル:急に真面目な顔になって正座をする。
    辰砂ノエル:「鹿島支部長。新年あけましておめでとうございます」
    鹿島金剛:「……おう、あけましておめでとう」
    辰砂ノエル:「本年もよろしくお願いいたします」
    辰砂ノエル:丁寧に頭を下げる。
    鹿島金剛:「あんまよろしくしたくねえなあ……」 小声でぼやく
    辰砂ノエル:「というわけで、はい」手を出す。
    鹿島金剛:「お年玉か」
    辰砂ノエル:「おっ。分かってるじゃないですか、支部長」
    鹿島金剛:「お前が壊したものを全部教えてくれたら渡してやろう」
    辰砂ノエル:「あのぉ……」
    鹿島金剛:一万円を取り出してひらひらする
    辰砂ノエル:「支部長。それ、お年玉がマイナスになっちゃうんですけど……」
    鹿島金剛:「なるほど、じゃあ渡さなくても良いな」
    鹿島金剛:一万円をしまう
    辰砂ノエル:「な、何でですかー!」
    鹿島金剛:「当たり前だろうがボケ!もっかい訓練所に叩き込むぞお前!」
    辰砂ノエル:「支部員のことが可愛くないんですか、支部長は~」
    鹿島金剛:「可愛くても限度がある」
    辰砂ノエル:「えっ」頬を赤らめる。
    辰砂ノエル:「可愛いことは認めるんですね」
    鹿島金剛:「おう、支部の連中は皆可愛いぞ」
    鹿島金剛:「それはそれとしてお前はちょっと目に余る」
    辰砂ノエル:「あっ。そういうやつね」
    鹿島金剛:「それ以外にないだろ年の差考えろ」
    辰砂ノエル:「えーん。支部長って収入良さそうだし、働かずに暮らしていけそうだと思ったのにー」
    辰砂ノエル:「じゃあ、逆に支部長の好みのタイプってどんな感じなんですか?」
    鹿島金剛:「支部から叩き出そうかな……いやでも叩き出してFHに入られたら困るな……」
    鹿島金剛:「落ち着いてて優しくて俺に苦労をかけない黒髪のキレイな女性」
    辰砂ノエル:「ほうほう」
    辰砂ノエル:「私か?」
    鹿島金剛:「鏡見てこい」
    辰砂ノエル:姿見の方に行って戻ってくる。
    辰砂ノエル:「違いました……」
    鹿島金剛:戻ってこなくていいよ……
    鹿島金剛:頭を抱えている
    鹿島金剛:「どうしようかな、こいつ。どこに押し付けたらいいんだ……?」
    鹿島金剛:「霧谷とかもらってくれるかな……」
    辰砂ノエル:「まあ、支部長。とにかく無事に事件が解決して良かったじゃないですか」
    辰砂ノエル:「“リヴァイアサン”さんは仕事がキツそうなので嫌です」
    鹿島金剛:「ん、まあそうだな。それは良かった」
    辰砂ノエル:「宇宙どうでした。感想聞かせてくださいよ」
    鹿島金剛:「じっくり見る暇もなかった」
    鹿島金剛:「帰りもずっと寝てたし……」
    鹿島金剛:「やたがらすではあいさつ回りしてたし……」
    辰砂ノエル:「あらまあ。なんかお父さんみたいですね」
    辰砂ノエル:「チラッとくらい宇宙を見てこなかったんですか?」
    鹿島金剛:「いやそりゃ宇宙に行ってたから見はしたが」
    鹿島金剛:「宇宙船やステーションは環境整って地上と変わらんし特に感動する要素はなかったぞ」
    辰砂ノエル:「つ、つまんない大人……」
    辰砂ノエル:「宇宙なんて行きたくて行けるものじゃないんですよ!?」
    鹿島金剛:「うるせえなあ!」
    辰砂ノエル:「じゃあ、お土産もなしですか?」
    鹿島金剛:「じゃあ次に宇宙行く機会あったら連れてってやるよ……」
    鹿島金剛:「あるわけないだろ観光地じゃないんだぞ」
    辰砂ノエル:「ええー……行くならのんびり行ける時でお願いしますね……」
    鹿島金剛:「都合よく宇宙に新しい支部作られないかなあ」
    鹿島金剛:送り付ける気満々である
    辰砂ノエル:「えっ。支部長、そっちで働きたいんですか?」
    鹿島金剛:「いや別に」
    辰砂ノエル:「じゃあ、何ですかー」
    鹿島金剛:「……というか喋ってないで仕事しろ」
    鹿島金剛:「減給するぞ」
    辰砂ノエル:「いきなりペナルティが厳しい!」
    辰砂ノエル:「はいはい、仕事しますよぉ。私もさっさと終わらせて帰りたいですし」
    鹿島金剛:「いきなりじゃなくてこれまでの行いを鑑みての結果な」
    辰砂ノエル:「……ねえ。支部長」書類をまとめながら言う。
    辰砂ノエル:「神様って本当にいると思います?」
    鹿島金剛:「いるだろ」
    鹿島金剛:「人がいると思ってればそれはいる。幽霊も神様もな」
    辰砂ノエル:「えっ、意外。支部長ってそういうの全然信じてないのかと思ってました」
    鹿島金剛:「レネゲイドがあるだろが」
    鹿島金剛:「そういうものなんだよ。今の人間は幽霊にも神様にも干渉できるけどな」
    鹿島金剛:「場合によっては殺すこともできる」
    辰砂ノエル:「それはそれでロマンがない気がしますけど」
    辰砂ノエル:「手が届かないからこそ尊いものとかもあるんじゃないですか?」
    鹿島金剛:「それはあるけど別に神様には限らんだろ」
    辰砂ノエル:「そんなものですかねぇ」
    鹿島金剛:「ちなみにお前の考えではどうだったんだ?」
    鹿島金剛:「神様がいるのかいないのか」
    辰砂ノエル:「あー。でも、そんなもんなのかなぁ」
    辰砂ノエル:「今はもう宇宙にだって手が届くんですもんね」
    鹿島金剛:「ああ、ロマンの話で言えば空や宇宙なんかそうだな」
    辰砂ノエル:「私はですね……神様が本当にいるのならどうして元旦から仕事をさせるような酷い運命を与えるんだろうって」
    鹿島金剛:「そういう意味では神様は存在しづらい世の中だ。何もかも解明されて起源がなくなってく」
    辰砂ノエル:「そういうことを真剣に考えていました」
    鹿島金剛:「違いねえなあ」
    辰砂ノエル:「あ。やっぱり神様、いづらいですよねぇ」
    辰砂ノエル:「そういった人たちは今はどこに行ってしまうんでしょうねぇ」
    鹿島金剛:「さあなあ、少なくとも、ウチに来た神様は大切にしてやれよ」
    鹿島金剛:「変なちょっかい掛けんなよ、マジで」
    辰砂ノエル:「な、何ですか。変なちょっかいって」
    辰砂ノエル:「ちゃんと可愛がりますよぅ」
    鹿島金剛:ノエルみたいになったアマテを想像して、顔を顰める
    鹿島金剛:「隔離した方が良いかもしれん……」
    辰砂ノエル:「何か失礼な想像をされたような……」
    辰砂ノエル:「まあ。何はともあれ今年もよろしくお願いしますね、支部長」
    鹿島金剛:「失礼な想像されないように普段から言動に気を付けような」
    鹿島金剛:「おう、よろしく」
    辰砂ノエル:「お仕事終わったら初詣にでも行きます?」
    鹿島金剛:「いいよ別に、帰って寝る」
    鹿島金剛:「最近疲れやすくて困る」
    辰砂ノエル:「えっ!? 今のときめくところじゃないんですか!?」
    辰砂ノエル:「というかまたそんなオジサンみたいなことを……」
    鹿島金剛:「うるせえな……ほら、お年玉やるから黙って仕事しなさい」 ポチ袋を渡す
    鹿島金剛:中身は千円。
    辰砂ノエル:「わーい、やったー」
    鹿島金剛:「ここで開けるなよ」
    辰砂ノエル:「はーい。大事に持って帰りますー」その場でクルクルと回る。
    辰砂ノエル:「何買おうかなー」
    鹿島金剛:「本とか買って勉強しな」
    辰砂ノエル:「ヴィトンのバッグ……あっ。分かりました。そうします」
    辰砂ノエル:「ヴィトンのバッグを買っていくら残るかなぁ」
    鹿島金剛:「0だな」
    辰砂ノエル:「そんなキリのいい金額がこの中に!?」
    鹿島金剛:「おう、家に帰るまでの楽しみにして仕事に励め」
    辰砂ノエル:「支部長。もしかして私の欲しいものを分かってくれて……きゅん」
    鹿島金剛:「仕事に励めっつってんだろ」
    辰砂ノエル:「はーい。バリバリ励みます」
    辰砂ノエル:「……支部長」
    辰砂ノエル:「本当にお疲れ様でした。帰ったらゆっくり休んでくださいね」どこか優しい声で言う。
    鹿島金剛:「おう、ありがとな」
    鹿島金剛:「お言葉に甘えて休ませてもらうがそれはそれとしてお前は休んでる暇ないからな」
    辰砂ノエル:「なぜに!?」
    鹿島金剛:「隙あらばサボるからだよ!残業もしないし!」
    辰砂ノエル:「折角私がしっとりとした雰囲気を出したのにー!」
    鹿島金剛:「適材適所って知ってるか?」
    辰砂ノエル:「……支部長。本当にお疲れ様でした。帰ったらゆっくり休んでくださいね」もう一度どこか優しい声で言う。
    辰砂ノエル:どうよ、という感じでアピールしてくる。
    鹿島金剛:「おう、ありがとな」
    鹿島金剛:「何回やってもお前に休む暇はないが」
    鹿島金剛:「仕事しろ」
    辰砂ノエル:「適材適所できてたでしょ!」
    辰砂ノエル:「うわーん!ブラックすぎるー!」
    鹿島金剛:「うるせえ!日本支部に送り付けるぞ!」
    辰砂ノエル:「あっちはブラック通り越して深淵じゃないですかー!」
    鹿島金剛:「だったら働け!」
    辰砂ノエル:「助けてください、神様ー!」
    GM:キミたちの守った世界。また新しい日常がそこから始まっていく。
    GM:シーン終了。
    GM:次のシーン。

    エンディング2


    GM:次は、冬堂さんのエンディングになります。
    GM:冬堂さんのエンディングは、事件が終わった後で再びRラボを訪れて八房と話をするというシーンになります。
    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。
    GM:2022年1月1日。Rラボの研究所。
    GM:地球に戻ったキミは、再び友人の八房のもとを訪れていた。
    GM:研究所の職員たちは相変わらず忙しそうに働いている。
    冬堂 鈴姫:空いている椅子に座り、周囲を見渡している。忙しなく動く大人の中、友達が一生懸命なにかをやっている。
    冬堂 鈴姫:あたしは変わったと思っていた。子供のステップを飛び越えて、気づかないうちに大人になってしまったのだと。
    冬堂 鈴姫:だけど、実際はそうじゃなかった。あたしのことを叱る大人がいて、あたしの知らない恋をしている少女がいて。
    冬堂 鈴姫:まだまだ子供だったんだなって、わかった。ずっとわかったフリを続けていて、それが"理性的"なんて笑えるね。
    冬堂 鈴姫:ずっと周りに合わせて生きてきたんだ。調子の良いこと言ってみたり、空気を読んでストッパーになってみたり。
    冬堂 鈴姫:遺産を継承したから理性的に"なった"んじゃない。理性的に"努めていた"から、遺産があたしを選んだんだと思う。
    冬堂 鈴姫:ずっと、感情をおおっぴらにするのは恥ずかしかった。どこかで一線を引いておいて、弱い自分を守ってたんだ。
    冬堂 鈴姫:八房はさ、将来の夢とかあった? あたしはさ、特別そういうのなかったんだよね。なんて言葉を胸に仕舞って──
    冬堂 鈴姫:「八房、甘いもの食べたくない?」
    冬堂 鈴姫:──この日常に溶け込んでいく。頭の中で感情をミキサーして、溶け合って、わかんなくなってしまえと咀嚼して。
    冬堂 鈴姫:「あたし、昨日と今日と明日はだらけるって決めてたから」友達の前だけは、欲望に準じて動くのだ。理性的にね。
    冬堂 鈴姫:いつもと同じ笑みを浮かべている。自然体の、いたずら好きな笑顔。今まで通りのキミの友達が声の先に、そこにいる。
    八房:頭に犬耳を生やした白衣姿の女性がキミに視線を向ける。
    八房:「……鈴姫。キミ、何かあったのかい?」
    冬堂 鈴姫:「そうね、すずめひめは知ってしまったのです」
    冬堂 鈴姫:「恋を……」よよよともたれかかろうとする。
    八房:すっと、避ける。
    八房:「ははぁ。そうかい」
    冬堂 鈴姫:「ありゃ」バランスを崩しかける。
    八房:「それはいいことじゃないか」計器類をチェックし、タブレット端末を操作する。
    八房:片手でキミの肩を押さえる。
    冬堂 鈴姫:「八房?」
    八房:「真面目に聞いた私がバカだったよ」ため息をつく。
    冬堂 鈴姫:「ちょっ……その言い方は何!?」立ち上がって両手を上げ、抗議のポーズを取る。
    八房:「ええっ。じゃあ、本気で言ってたのかい?」
    冬堂 鈴姫:「…………」
    冬堂 鈴姫:「あたし、クレープが良い」
    八房:「私はオハギかなぁ」
    冬堂 鈴姫:「犬だから和菓子が好きなんだっけ?」
    八房:「そこ関連性があると思うのかい?」
    八房:「正月早々からクレープもないだろう」
    冬堂 鈴姫:「良いじゃん。食べたいもの食べようよ」
    冬堂 鈴姫:「オーヴァードだって死ぬらしいし、死ぬ前に贅沢しとこう」
    八房:「何だそりゃあ」
    八房:「そりゃあ人間、いつかは死ぬさ」
    冬堂 鈴姫:「知らなかったこと」
    八房:「…………」面妖な顔をする。
    八房:「相手は誰だ」小声で言う。
    冬堂 鈴姫:「…………」
    八房:「いいじゃないか。教えたまえよ」
    冬堂 鈴姫:「いやでもさ、これが恋かどうかなんてわかんないじゃん?」
    冬堂 鈴姫:「アマテちゃんとあたしは違うじゃん? あんな風にヒトビトに言ったこと無いし?」
    冬堂 鈴姫:「アレみて、あー……って思っただけだから?」
    八房:「アマテちゃん? ああ、保護したレネゲイドビーイングの女の子か」
    八房:「違い、あるのかい?」
    冬堂 鈴姫:「えっ」
    冬堂 鈴姫:「う、うーん……ちがう、とおもう」
    八房:「キミも、そのアマテちゃんも女の子だろう」
    八房:「その限りにおいては少なくとも違いはないと思うがなぁ」
    八房:「まあ。どう思うかは鈴姫次第さ」
    冬堂 鈴姫:「……魔法を知ってるか、知らないかは大きいよ」ぽつり。呟いて。
    八房:「非科学的なことを言うなぁ」頭をかく。
    八房:「さっきキミが言っていたその『知らなかったこと』は」
    八房:「魔法みたいなものじゃないのかい?」
    冬堂 鈴姫:「…………」
    八房:「うーん。少し喋りすぎたな。私としたことが……」ブツブツと言う。
    冬堂 鈴姫:視線を宙に向ける。沢山のことがあった。
    冬堂 鈴姫:思い返せばどの言葉も温かくて、どの対応も心を震わせて。
    八房:「で、クレープだっけ。付き合おう。ちょうど今日はもう店仕舞いにしようと思っていたところだ」
    八房:白衣の袖をひらひらと振る。
    冬堂 鈴姫:ぱぁと表情が明るくなる。
    八房:「まあ。思う存分悩みたまえ」
    冬堂 鈴姫:「その言い方はなにさ」
    冬堂 鈴姫:「年上みたい」
    八房:「年長者ぶってるのさ。師匠だからね」
    八房:「あ、もう師走は終わったか」
    冬堂 鈴姫:「そう、師匠期間は終了」
    冬堂 鈴姫:「継続するには別プランをご用意しております」
    八房:「何。では、弟子期間も?」
    冬堂 鈴姫:「おっと、弟子期間は有効ですよ。年中無休。いつでも可愛がってどうぞ」
    八房:「それは別にいいかなぁ」
    八房:「私に何のメリットももたらさないし……」
    冬堂 鈴姫:「えー、あたしかわいいじゃん」
    冬堂 鈴姫:「八房もかわいいでしょ? かわいいとかわいいの無限ループだよ」
    八房:「利益もなければ有用性もない!」
    冬堂 鈴姫:「そこはさ、師匠の腕の見せ所でしょ? 原石だぞ~~~」
    八房:「終わったんじゃなかったのかい、師匠期間」
    冬堂 鈴姫:「また年末にやるから早期特典ってことで」
    八房:「えー。なら、とりあえず」
    冬堂 鈴姫:「うんうん」
    八房:「クレープでも食べながら恋バナの続きをしに行くかい?」
    冬堂 鈴姫:「………………」
    冬堂 鈴姫:「…………はい」
    冬堂 鈴姫:うつむいて、それでもちいさくうなづいた。
    八房:「……可愛いところもあるじゃないか、鈴姫」その顔を見て驚いたように呟く。
    八房:「じゃあ、行くとしようか」白衣を椅子にかけ、研究所を出ようとする。
    冬堂 鈴姫:「う~~~~~」そっぽを向いて、帽子を眼深く被って。
    冬堂 鈴姫:だけど駆け足でついて行く。
    冬堂 鈴姫:きっと、足りなかったのは自覚だけだったのだ。無意識は理性の外にある。
    冬堂 鈴姫:知らなかったことを知って想像してしまったんだ。未来を。自分の展望を。
    冬堂 鈴姫:この感情は制御できない。今、望みが叶うなら、きっと逃げ出してしまう。
    冬堂 鈴姫:(良いね、クレープ。包み込んでくれるから)小さく重ねて仕舞えるから。
    冬堂 鈴姫:(あたし、 をしてるんだろうなぁ……ほんとうに、できてるのかな……)
    冬堂 鈴姫:今はまだ、この空白に名前をつけるのが怖い。だから、そっと重ねるのだ。
    GM:少女は、未知の感情を胸に秘めて歩き出す。
    GM:その想いをいつか完全に『理解』する日が来る、その時まで。
    GM:シーン終了。
    GM:次のシーン。

    エンディング3


    GM:次は、烏丸さんのエンディングです。
    GM:烏丸さんのエンディングは、やたがらす支部の復旧のために宇宙へと応援に行き、帰り際に少し柳生静子と話をするというシーンになります。
    GM:では、まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:2022年1月2日。国際宇宙ステーションやたがらす。
    GM:“やたがらす支部”にもスターダスト隊にも致命的なダメージや復旧不可能な損害などはなく、幸いにも早期に活動を再開できるような状態だった。
    GM:支部の復旧作業と応援のためのメンバーとしてやってきたキミは、任務を終えて地球に帰還するところだった。
    GM:帰還用の宇宙船へと向かう通路。
    GM:ポニーテールの黒髪の女性、柳生静子がキミに声をかける。
    柳生静子:「烏丸。助かったよ。おかげですぐに支部も復活できそうだ」
    烏丸 通:「良いってことだよ。ダチのピンチには駆けつけるのは当たり前だ。」
    烏丸 通:「これ以上知り合いが減るのはオレも勘弁だしな」
    柳生静子:「あたしが無事だったの、アマテラスが手加減してくれたのかも」
    柳生静子:「なんとなくそんな気がする」
    烏丸 通:そう言い、少し照れるようにそっぽを向きながら首に手を当てる。
    柳生静子:「……それにしてもまさか生身であんたに会う日が来るとはね」
    柳生静子:「本当に変わってないな。もっとよく顔見せてみなよ」
    烏丸 通:「アマテと繋がっていたのは無駄じゃなかった…ってことか。」「ん?ああ…そういえばそうだな。」
    烏丸 通:「はっ。やめろやめろ!」
    柳生静子:低重力を上手く使って体を動かし、キミの顔を覗こうとする。
    烏丸 通:「オレは女が苦手なんだ!」
    烏丸 通:狼狽える
    柳生静子:「いい歳こいて女が苦手ぇ~?」おかしそうに笑う。
    柳生静子:「そんなんじゃあんた、いつまで経っても彼女作るの無理だろ」
    烏丸 通:「昔モテすぎて偉い目に遭ったからな。」ただのハニートラップだ。
    烏丸 通:「作れる。オレには不可能はねぇ」
    柳生静子:「あんたそれさ……苦手とは違うだろ……」頭をかかえる。
    柳生静子:「はいはい、じゃあ頑張りなよ」
    柳生静子:「……烏丸。もう地球に帰るんだろ?」
    烏丸 通:「ああ。生憎オレにはまだやる事があるんでな。」
    烏丸 通:「金剛のオッサンは自分じゃ攻撃できないから論外として。」
    柳生静子:「やたがらす支部と地上の間には補給のために定期的に連絡船が通っている。今を逃しても帰れなくなるわけじゃ……」
    烏丸 通:「あの支部のガキどもはどいつもこいつもウロボロスだし、そん中でも不安定な奴ばっかで無理はさせられねぇ」
    烏丸 通:「オレが居ないと駄目なんだよ」
    柳生静子:「ああ、分かってる。……何を言ってるんだ。あたしは」
    柳生静子:「あんたも任務があるだろうしな」
    烏丸 通:「はぁ?なに拗ねてるんだ。オレはお前と会えて楽しかったのは本当だぞ」
    柳生静子:「拗ねてなんかいるか」
    柳生静子:「懐かしい顔を見て柄にもなく人恋しくなっただけだ」
    烏丸 通:「そうかい。オレも少し気持ちはわかる。」
    烏丸 通:「お前はいつの間にかオレの身長抜かすし、時間ってのは忌々しいものだなァ」
    柳生静子:「分からんでいい。さっさと帰れ」キミの体を軽く蹴り飛ばす。
    柳生静子:「これ以上あんたの顔を見てると、未練が湧いてきそうでダメだ」
    烏丸 通:「…分かったよ。お互い元気でな。」
    烏丸 通:「最後に、一つ。」
    柳生静子:「……ああ。何だ?」
    烏丸 通:「初日の出は好きじゃないが…。ここから見る地球は、悪くなかったぜ。」
    烏丸 通:「こんないいもの見てたなんて、ずるいぞ」
    柳生静子:悩ましげな顔をしてキミを睨む。
    柳生静子:「だったら」
    柳生静子:ゆっくりと近付き、キミの体をつかむ。
    柳生静子:「次の連絡船までここにいればいいじゃないか」
    柳生静子:「……ああ。もう」悔しそうに顔を背ける。
    烏丸 通:「…十年。十年だ。オレはずっと戦ってきた。」
    柳生静子:「短い時間じゃないな」
    烏丸 通:「今の支部で、ウロボロスの研究が進んで、オレの影だって戻ってくるかもしれないって所なんだ。」
    烏丸 通:「それまでオレは止まることはできないんだよ。」
    柳生静子:「…………」何か言おうとし、やめる。
    柳生静子:「引き止めてすまなかった」
    烏丸 通:「なぁに。また逢う日も遠くないさ」
    柳生静子:「烏丸」
    柳生静子:キミを抱きしめ、腕を回す。
    烏丸 通:「お、おい!」
    柳生静子:そして、キスをする。
    柳生静子:体を離すと、蹴り飛ばす。
    柳生静子:「向こうで変な女に引っかかるなよ!」
    烏丸 通:「~~~~~!!」
    烏丸 通:「お、覚えてろよ!」
    柳生静子:「もう忘れたね」
    烏丸 通:「必ずだ。必ずあいつらのデータを踏み台にして…力を取り戻して…」
    烏丸 通:「琴平や木花が家族と過ごせる時間が増えて」
    烏丸 通:「冬堂は研究だのを八房ともう少し腰据えてできるようにしてやって」
    烏丸 通:「金剛のオッサンが元日くらいは休めるようにして」
    柳生静子:「そんな未来が来るように頑張ろうじゃないか」
    柳生静子:「あんたは地上で、あたしは宇宙でさ」
    烏丸 通:「くくく、地上をぬるま湯にして支部の連中を嘲笑ってやるのが楽しみだ」
    柳生静子:「その頃にはあたしは外宇宙にでも進出してるだろうねぇ」
    柳生静子:「あばよ。達者でな」笑って言う。
    烏丸 通:「お前もお前で変わらねぇな。」
    烏丸 通:「ああ、達者でな。」
    柳生静子:「変わったところもあるし、変わってないところもあるよ」
    烏丸 通:「なんだそりゃ?」
    柳生静子:「変わってないのはこの歳でまだ独身ってとこ」
    柳生静子:「たまに連絡入れる。そう頻?には無理だけどね」
    烏丸 通:「ん。またな。」
    柳生静子:「支部の連中にもよろしく言っといて」
    烏丸 通:「そうだ。最後に、アレやって帰るか。」
    柳生静子:「アレ?」
    烏丸 通:「うまくいくか行かないか半々。まーちょっとした余興だよ」
    柳生静子:「何さ、それ」首を傾げる。
    烏丸 通:そう言い彼女に近づき、スマホのカメラに収まるように距離を近づける
    柳生静子:「……?」
    烏丸 通:「影を"借りる"ぞ。─────"時間を"奪え」
    烏丸 通:カシャリ
    柳生静子:「何を撮ったんだ?」
    烏丸 通:「後でのお楽しみだよ。まぁこんなことしなくても、上手くいかなくても。」
    烏丸 通:「オレにはお前が変わらなく見えるけどな」
    柳生静子:「本当に何なんだ、いったい……」
    柳生静子:「まあ、いいよ。それじゃあな」手を振ってキミを見送る。
    烏丸 通:「じゃあな」振りからず、手を上げ応える
    烏丸 通:この時の写真で彼の異能が彼女からほんの一瞬"時間を奪ったのか"
    烏丸 通:或いはいつもの彼女が映っていたのか。
    烏丸 通:どちらにせよ烏丸にとっては、彼女は変わらず見えていて。
    烏丸 通:その写真は、やたがらす支部に飾られているという。
    GM:そのフレームに納められた写真を見て、“やたがらす支部”支部長はどこか遠くに視線を向けた。
    柳生静子:「これはまだしばらくは独身のままだな」
    柳生静子:唇を手で押さえ、はにかむようにそう呟いた。
    GM:シーン終了。
    GM:次は、木花さんのエンディングです。

    エンディング4


    GM:木花さんのエンディングは、事件後に里見舞雪とお話するシーンになります。
    木花時雨:りょうかいです!
    GM:場所は……特に希望とかがなければ支部の医務室にしようかな。
    木花時雨:そうですね、まだ治りきってないでしょうし。
    GM:では、そんな感じでいきましょう!

    GM:2022年1月2日。UGN、N市支部。医務室。
    GM:里見舞雪は、UGNからの事情聴取なども終え、怪我の治療が終わり次第すぐに自由の身になれるとのことだった。
    GM:その怪我もさほど重傷にはならなかったらしく、思いのほか治療も早く済みそうだとのことだ。
    GM:キミは、そんな彼女のお見舞いのために医務室にやってきていた。
    GM:いい加減に切り揃えたボブヘアーの目つきの悪い少女がベッドの上で退屈そうにしている。
    木花時雨:軽くノックをしてから、ドアを開いて覗き込む。
    木花時雨:「今、大丈夫ですか?」
    里見舞雪:ぼんやりと雑誌を読んでいたが、キミに気付くとパッと明るい表情になる。
    里見舞雪:「時雨ちゃん! 来てくれたんだ!」
    木花時雨:「ん。まあ、一日空いちゃったけど。そりゃ来ますよう」
    里見舞雪:「時雨ちゃんも宇宙行ったり戻ってきたりで忙しかったろうしね」
    里見舞雪:「よかったー。もう平気だって言ってるのに精密検査やら何やらでウンザリしてたんだ」
    木花時雨:一日は自分の侵蝕安定と怪我…外傷と、対抗種の内傷の処置の為にあまり動けなかった。
    里見舞雪:「ここ座ってよ!」ベッドの横に椅子を持ってくる。
    木花時雨:「レネゲイドって、まあ結構まだ未解明だからね。きちんとやらないとだめだよ。ましてや、データ蓄積してるわけじゃないんだから…」
    木花時雨:そう言いながら座る。
    里見舞雪:「まあ、なんちゃってFHだったもんな、私」
    木花時雨:「まあ、だから怪我とかがよくなったらすぐ自由にさせてあげられるので…良かれと思ってね?」
    里見舞雪:「あ。でも、もうFHは辞めるつもり……というかオヤジと同じだから名乗ってただけったしね」
    木花時雨:「ん。そっか」
    里見舞雪:「改めて。その節はごめんね、時雨ちゃん」
    木花時雨:小さく笑いながら彼女の話を聞いていて。
    里見舞雪:「勘違いして襲いかかったりしてさ」
    木花時雨:「あ、あのことね」
    木花時雨:「まあ実際、色々困ったけど…殺したりはしないように気を付けてくれてたでしょ」
    里見舞雪:「おかしいとは思ったんだよ。こんな可愛い子が悪党だなんてさ」
    木花時雨:「可愛いのと悪党なのは関係ないんじゃないかなあ?」苦笑。
    里見舞雪:「それと、ありがとう。私の気持ちを持っていってくれて」
    木花時雨:「ん」
    里見舞雪:「時雨ちゃんのおかげで……ようやく区切りが付いた」
    木花時雨:「……ま、里見さんのだけじゃなくて、実際わたしとしてもああやってよかったんだよね」
    里見舞雪:「そうなの……?」
    木花時雨:持ってきていたフルーツアソートの箱をサイドボードにおいて。
    木花時雨:「そう。詳しくはまあ、戦闘詳報とかに掛かっちゃうけど…ほら」
    木花時雨:「わたし、基本殴ったりするくらい近くで戦う感じだったでしょう?」
    里見舞雪:「ああ。時雨ちゃん、いつもあんな戦い方してるの……?」
    木花時雨:「射程伸ばすの下手なんだよね。影が散っちゃうから…って言うのは置いておいて」
    木花時雨:「あのジャームが、結構激しく迎撃してきてて、もし普段のやり方だったらそれへの対処とかで足が止まっちゃったと思うんだけど」
    木花時雨:「里見さんの、あの大きい腕を思い出してさ」くすりと笑う。
    里見舞雪:「私の開発した武器?」
    木花時雨:「あれを真似したら、上手くいったの。それで決着。だから」
    木花時雨:「そりゃよくないこともあったり、失敗もしたり。気にしないで、って言っても無理だろうけど」
    木花時雨:「そういうのが、今回は実を結んだよ、ってね」
    里見舞雪:「私のしてきたことも無駄じゃなかったってこと……?」
    木花時雨:ふわりと、未踏の雪のように微笑んで。
    里見舞雪:「……そっか。だったら、よかった」嬉しそうに微笑む。
    木花時雨:「ん」
    里見舞雪:「あ、いや、待って。そうじゃなくて。戦い方!」
    木花時雨:「あれ、なにかあったっけ」
    里見舞雪:「時雨ちゃん。あの怪我するような戦い方、いつもしてるわけ!?」
    里見舞雪:「反動……能力の副作用かな。生半可じゃないでしょ、あれ」
    木花時雨:「怪我っていうか、対抗種のやつならあれはもうしょうがないし…その分、強力だからね」
    里見舞雪:「しょうが……しょうがないのかなぁ」
    里見舞雪:「あ、あのさ。時雨ちゃん!」
    木花時雨:「そういう特質を持っちゃった、ってだけだからなあ」
    木花時雨:「はい、なあに?」
    里見舞雪:「私と友達にならない?」
    木花時雨:その言葉に少し目を丸くして。
    木花時雨:「友達……え、いや。うん…わたしは構わないけれど」
    里見舞雪:「時雨ちゃんの能力で反動が生じるのしょうがない……というか、時雨ちゃんの言う通りそういう特質」
    里見舞雪:「それはそうだと思うんだけど」
    里見舞雪:「研究次第では、その治りを早くすることはできると思うんだよね」
    木花時雨:「……リザレクトの強化とかそういう類は確かにあるけど…」目を白黒させて。
    里見舞雪:「怪我をしてしまうのは仕方ないかもしれないけど、その傷は治せる……治せるようにさ」
    里見舞雪:「上手く言えないけど……対抗種の毒性に特化したような治療手段が確立できれば……」
    木花時雨:「…そっか」自然と笑みがこぼれた。
    木花時雨:基本的に、そういう代償は受け入れていくものだと思っている。
    里見舞雪:「オヤジの残した研究データがあるんだ。まだ全然解析できてないけど、いつかは……!」
    木花時雨:姉が一度死んだときに。その炎と、対抗種の因子も重ねて受け継いだように。
    里見舞雪:「時雨ちゃんが怪我した時にさ、私が近くにいれば治してあげられるじゃん」
    木花時雨:兄のような彼が、遺産と命を受け継いで、己のちからを使い続けているように。
    木花時雨:「里見さんは、やさしいね」
    里見舞雪:「傷付いても……治していいんだよ……」
    里見舞雪:「だからさ……私と友達にならないかな……」
    木花時雨:「そうだなあ」
    木花時雨:「寧ろ、わたしのほうが友達にふさわしいかちょっと自信がないくらいだよ」
    里見舞雪:「な、なんで」驚く。
    木花時雨:「わたしは、まあチルドレン業の方にばっかずっとしてたから、あんまり付き合いが良い方じゃないし」
    木花時雨:「それに」
    里見舞雪:「それに?」
    木花時雨:「治していいんだ、治したいってしようとしてくれたよね。わたしはさ、ほら」腕を伸ばして。
    木花時雨:黒く焼けた傷跡を隠す包帯が増えた腕。
    里見舞雪:その腕に視線を向ける。
    木花時雨:「誰かと自分を傷つけたりするのくらいしか上手くないからさ」
    木花時雨:「そういう治したりしていこう、っていう発想全然ないやつなのだな、実は」
    木花時雨:ずっと上手くいかせることができない。--わたしはそう言う人間だ。大事な時。大事なものを前にしたときに、上手くできないことばかりで。
    里見舞雪:「違うじゃん」
    里見舞雪:「それは違うって」
    里見舞雪:「時雨ちゃんは私の思いを守ってくれたよ」
    里見舞雪:「上手くいかなくてもいいんだって言ってくれたのも時雨ちゃんだよ」
    里見舞雪:「だからさ……時雨ちゃんも自分のこと諦めないでよ」寂しそうに言う。
    木花時雨:「……」ふ、と少し力の抜けた笑みを浮かべて。
    木花時雨:「ごめん。まあ、ちょっとね。ずーっと頑張ってた目標とかが上手くいかなくて、それ引きずってるのかも」
    里見舞雪:「謝ることじゃないし」
    木花時雨:「そうかな」
    里見舞雪:「それこそさ……えっと、何だろう。上手くいかなくてもさ」
    里見舞雪:「これから何があるか分からないじゃん」
    里見舞雪:「私たち、まだ女子高生だし」笑って言う。
    木花時雨:「それはそうだ。急に襲い掛かられて、その子とこうしてゆっくり話したりするかもしれない」真面目腐った顔で。
    里見舞雪:「そ、それは言わないでよー!」
    木花時雨:「ふふふ」
    木花時雨:「……ありがとね、舞雪ちゃん」
    里見舞雪:「お礼を言うのはこっちの方だって」
    木花時雨:「いいんだよ、わたしが言いたかったんだ」
    里見舞雪:「そっか」
    里見舞雪:「うーん。それじゃあ勝手に決めるよ」キミの腕を優しく握る。
    木花時雨:「ん。……ふふ、そうだなあ」
    木花時雨:「友達になら、構いませんよ」
    木花時雨:しとりと、火照った熱を穏やかに。冷やす雨のような微笑みで。
    里見舞雪:「それだけじゃあ私は不満です」ぷい、と顔を背ける。
    里見舞雪:「オヤジの残した研究データを人のために役立てる。その第一歩として」
    里見舞雪:「時雨ちゃんが、自分のことを諦めないでいいようにする」
    里見舞雪:「上手くいかなかった時に、次に上手くいくまでの手助けをする」
    里見舞雪:「それが私の今の目標」
    木花時雨:「大分壮大だなあ」くすくすと笑っている。
    里見舞雪:「よし、勝手に決めたぞ!」
    里見舞雪:「理想はいつだって大きくないとね」
    木花時雨:「もう…人の話、聞くようにしてよ?」おかしそうに、眩しそうに見て。
    里見舞雪:「聞いてるよ。聞いた上で勝手に決めたんだって」
    里見舞雪:「時雨ちゃんはさ、何か夢とかあるの?」
    木花時雨:「そっかあ。ならしょうがないのかな……」笑ったまま。
    木花時雨:「夢?夢ね……そうだなあ」
    里見舞雪:穏やかに微笑んでキミを見る。
    木花時雨:「色々頑張ってたのは、わたしは御呼びじゃなかったし……まあ、横で助けたりはするけども、夢とは言えないから」
    木花時雨:天井を見上げる。
    里見舞雪:つられて一緒に天井を見る。
    木花時雨:自分が隣で、誰より互いに近くで、見つめ合いたかったひとは、もう自分のものにはならない。自分も、あのひとのものにはなれない。
    木花時雨:でも、自分が頑張ってきたのは、それだけではないのだ。良いのか悪いのかは、分からないけれど。
    木花時雨:「…今のところは、チルドレン業で。出来る限りのひとの生活とか、守れたらなってくらいかな」
    里見舞雪:「いいね。立派な目標だ」
    木花時雨:「まあ、UGNのお題目ですから?」
    木花時雨:「個人としてのどうこうは、今後の出会いと巡り合わせに期待かな」
    里見舞雪:「きっと色んな出会いがあると思うよ」
    里見舞雪:「今年もまだまだ始まったばかりだし」
    木花時雨:「ま、そう簡単にどうこうなるとは思ってないけど」かつて積んだ想いも努力も。実らずとも、それの大事さは変わらない。
    木花時雨:「そうだねえ」
    木花時雨:「……ああ、そうだ。今年も始まったばかり、っていうなら。忘れてた忘れてた」
    里見舞雪:「どうこうって……?」不思議そうにキミを見る。
    木花時雨:「ん?女の子としての幸せとかそーいう方面?」
    木花時雨:ちょっと悪戯っぽく笑って。
    里見舞雪:「ああ。いや……!? 予想以上に進んでるんだね、時雨ちゃん……!」驚いている。
    木花時雨:「まあ、舞雪ちゃんの言う通り。今年も始まったばっかりなのに、先を話すと鬼が笑うね」彼女の驚きには答えずに笑って。
    里見舞雪:「それは……ああ。私ではどうにもできないというか……」
    里見舞雪:「私でどうって言うのも違うしな……」ブツブツと呟いている。
    木花時雨:「あはは。そういう幸せになるかどうか、っていうのは。自分で見つけるよ」
    里見舞雪:「それもそうか。もし上手くいかなかったら……って、そんなのは考えなくてもいいか」
    里見舞雪:「時雨ちゃんならきっと上手くいくよ」
    木花時雨:「ありがとう。舞雪ちゃんも、もしそう言うのあったら応援するよ」
    里見舞雪:「ええ~!? 私はまだそういうのは全然だけど……」
    里見舞雪:「今は友情で手一杯かなぁ」
    木花時雨:「それこそ分からないじゃない?…ま、もしかしたら、ってね」
    里見舞雪:「それもそうかな……?」
    里見舞雪:「あ、で。時雨ちゃん。さっきの忘れてたって何?」
    木花時雨:「そうそう。それくらいでいいんだよ、きっと。……ああ」
    木花時雨:「今は正月でしょ?だから」
    木花時雨:「あけましておめでとうございます、舞雪ちゃん」にっこりと笑って。
    里見舞雪:「あけましておめでとうございます、時雨ちゃん」
    里見舞雪:「あれ」
    木花時雨:「どうしたの?」
    里見舞雪:「時雨ちゃん、いつから私のこと名前で呼んでくれてた!?」
    里見舞雪:「今、気付いたー!」
    木花時雨:「実はちょっと前から言ってたんだなあ。いつ気付かれるかなってちょっとねえ」
    里見舞雪:「うわー。友情、まだまだだなぁ。もっと慣れていかないと……!」
    木花時雨:「まあ、ゆっくりやっていくのがいいよ」
    里見舞雪:「そうするかなぁ」
    木花時雨:「そうそう」
    里見舞雪:「時雨ちゃんもあまり気を張り過ぎず、のんびりとね」
    木花時雨:「そうだねえ」家を思い浮かべて、苦笑をひとつ。
    木花時雨:「ま、そうやってこうかなあ」
    里見舞雪:「それがいいよぉ」
    里見舞雪:「それじゃあ、まあ。今年も一年よろしくね、時雨ちゃん」気の抜けた笑顔で言った。
    木花時雨:「ええ、こちらこそね。舞雪ちゃん」こちらも力の抜けた、自然な笑顔で答え。
    里見舞雪:「退院したら早速研究しまくらないとなー!」楽しそうに笑う。
    GM:医務室は、二人の穏やかな笑い声で満たされる。
    GM:新しく培われた友情とともに、またいつもの日常は続いていく。
    GM:例え上手くいかないことがあったとしても、誰かと手を取り合い、また顔を上げて歩き出すために。
    GM:シーン終了。
    GM:では、最後のシーン。

    エンディング5


    GM:最後は、琴平くんのエンディングになります。
    琴平 灯紅:はーい
    GM:琴平くんのエンディングは、アマテと一緒に神社で初詣をしたりしながら話をするシーンになります。
    GM:まずはシーンの描写からしていきましょう。

    GM:2022年1月2日。
    GM:事件を終え、アマテというレネゲイドビーイングの少女はN市支部で保護されることとなった。
    GM:そして、その監督役の任務は、イリーガルとしてキミに命じられた。
    GM:この日、キミはアマテとともにN市内の神社へとやってきていた。
    GM:淡い髪色をした着物姿の少女が神社の境内を見回して驚嘆する。
    アマテ:「ひぐれさん! 人間さんがたくさんいますよ!」
    琴平 灯紅:「ああ、2日と言えど初詣は三が日内に終わらせておきたい人が大半なのだろうねえ」
    アマテ:「初詣。知識にはあります。祈りを天に届ける作業ですね」
    琴平 灯紅:「実際監督役のポジションを希望したのは俺だし支部長にも支部に置いておくことによるほんの少しのリスクを提示したらあっさりと引いてくれた、いやあよかったよかった」
    アマテ:「おお。ひぐれさんは脅迫も得意なのですね。さすがです!」褒め称えている。
    琴平 灯紅:「ああそうとも、人によっては祈るのではなく今年の目標などを自分の中で再確認する作業になるかもしれないけどね」
    アマテ:「目標ですか。ひぐれさんにとってはどちらなのですか?」
    GM:キミたちは手をつないだまま初詣の列に並んでいる。
    琴平 灯紅:「いやいやそんな大したものじゃないさ、ただちょっと辰砂さんと四六時中一緒にいるのは悪影響なのではないかと言い添えただけでね」
    アマテ:「悪影響……? その人は有害な磁気を発していたりするのですか?」
    琴平 灯紅:「俺か、俺にとっては確認作業の面も大きいがそれと同じくらい年に一度くらい天に挨拶はしておくべきだという意図がもう一つあるね」
    アマテ:「ふむふむ。つまり、ひぐれさんにとっても大切ということですね」
    琴平 灯紅:「あと今年に関してはもう一つ重要事項もあるのだが……まあこれはすぐにすむからいいだろう」
    アマテ:「えっ。何でしょう。気になります」
    GM:やがて人がはけ、キミたちの番がやってくる。
    GM:賽銭箱の前にキミたちは並んで立つ。
    アマテ:「ここに願いの対価を入れるのですね」
    琴平 灯紅:「そうそう、実際の金額が大きいというよりかは、ここはご縁を呼ぶために5円や50円を入れるケースが多いかな、というわけでこれ」
    琴平 灯紅:50円玉をアマテの手袋の上にぽん、とおいて
    アマテ:「ああ、価値が重要なわけではないのですね。危うく採掘されたレアメタルを入れるところでした」
    アマテ:五十円玉を受け取る。
    アマテ:「ほいっ」躊躇なく賽銭箱に放り込む。
    琴平 灯紅:「そしたら二礼二泊一礼、一礼の時に願い事なりなんなりを心の中にとどめておくといい」
    アマテ:「おお」見よう見まねで柏手を打ち、礼をする。
    アマテ:「…………」真剣な表情で目をつむっている。
    琴平 灯紅:といいつつ自分も同じようにする、ひとまず今年もまだ生きてましたよという挨拶とまた一年生きようという抱負を添えて
    アマテ:「作業、完了しました!」横を向いて言う。
    琴平 灯紅:「お疲れ様、ついでに鈴も鳴らしていくかい?」
    アマテ:「おお」見よう見まねでガラガラと振る。
    アマテ:「この行為に何の意味があるのは分かりませんが……楽しいです!」
    琴平 灯紅:「体感叶いやすくなるという噂、しかし効果は個人差がある、そのようなものだ」
    アマテ:「なるほどなー」よく分かってなさそうな返事をする。
    GM:お参りを終えたキミたちはまた神社の境内を歩き出す。
    アマテ:「ちなみにひぐれさんは何をお願いしたのですか?」
    琴平 灯紅:巫女のバイトをしていた妹の写真をさっと撮影しておいた、本当にすぐに終わったから問題はない
    琴平 灯紅:「ああ、俺かい?この手のものは秘密にしておいた方がかなうとはもっぱらの噂だが俺の場合は確認のようなものだから開示してしまおうか」
    アマテ:「おお。気になります」
    琴平 灯紅:「去年も幸運なことに生き延びたからねえ、この調子で生き残れる年に今年もしていこうというわけだ、単純だろう?」
    アマテ:「ふむ。非常にシンプルではありますが」
    アマテ:「人間の平均寿命からするといささか確率が低いような……。死滅するご予定でもあるのでしょうか?」
    琴平 灯紅:「ああそうかこの辺に関してはまだ言ってなかったか、失念していた、俺は妹共々諸事情で常に生存が綱渡り状態でね、こういう確認が習慣化しているんだ」
    アマテ:「ははぁ」キミの手を握る。
    アマテ:「ひぐれさん」
    琴平 灯紅:「もう少し詳しい開示は求められれば行うけれど、あまり気分のいい話ではないと思うよ?」
    琴平 灯紅:「おお、なにかな」
    アマテ:「どうしてもっと早く言わなかったのですかっ」
    アマテ:「さっき言ってくれたら、ぼくも一緒にひぐれさんの存命をお祈りしましたよ!」
    アマテ:「今からでも戻って……!」
    琴平 灯紅:「ああ、いやいや、今は一番悪かった時よりはだいぶ安定しているし、ほぼほぼ形骸化しているようなものだから、戻って祈り直す必要はないよ」
    アマテ:「そうですか? ひぐれさんがそう言うのでしたら……」
    琴平 灯紅:「それに、君がさっき祈ったことだってきっと同じくらい重要なのだろう?」
    アマテ:「ぼ、ぼくのお願いはいいんです」
    アマテ:「こちらはひぐれさんにお聞かせできるものではありません」
    琴平 灯紅:「そうか、君がそう判断したのであればそれは尊重されるべきだな」
    アマテ:「ひぐれさん、もう一つの重要事項と言っていたのもお願いしたのですか?」
    琴平 灯紅:「ああそちらか、そうだな、そちらは別に祈るほどのものではないさ」
    アマテ:「へー。何でしょう」
    琴平 灯紅:境内前には初詣に来た客用に屋台が並んでいる、そちらの方に自然に手を引いていき
    琴平 灯紅:「ああおじさん、すみません、こちらの小豆とカスタード、4つずつで」
    アマテ:「あっ。ベイクドモチョチョ。ぼく、これ好きです」
    GM:焼き立ての浅草焼きがキミに手渡される。
    琴平 灯紅:「そう、これを買って帰るのが重要事項だったのさ、ああ、まだ食べないでくれよ」
    琴平 灯紅:「家に帰って、家族を紹介して、そしてゆっくり食べるために買ってきているんだ」
    アマテ:「ほー……」
    アマテ:「えっ。それだけですか?」
    琴平 灯紅:「重要じゃないかい?君を家族に迎えるのに」
    アマテ:「か、家族……?」赤面する。
    アマテ:「ぼくが!?」
    アマテ:「そ、それは、その。どういった意味合いで」
    琴平 灯紅:「好きなものくらいすぐにわかるようにしておいた方が……おや、支部長から保護をもぎ取った話をし忘れていたか」
    アマテ:「や、やはり、その」
    アマテ:「恋び……いえ、家族ということはそれ以上の……?」
    琴平 灯紅:「一応義理の妹ということで世間的には通すことにしたよ、おじい様も妹もレネゲイドにはまあ理解のある方だし、事情を話したらあっさり通してもらえた」
    アマテ:「妹?」
    琴平 灯紅:「?そうだよ?」
    アマテ:「ええっと。ぼくの聞き間違いでしょうか」
    アマテ:「それとも、世間的でない部分では、妹ではないということですか?」
    琴平 灯紅:「俺の自認としても大体妹という見解になっているけれどそれが何か不都合でもあったかな…?」
    アマテ:真顔になる。
    アマテ:「ひぐれさん、お話があります。来てください」
    GM:キミの手を引き、人けのない方へと歩いていく。
    琴平 灯紅:「ふむ、了解したよ」買ったものを持ってそのままついていく
    アマテ:「いいですか、ひぐれさん」
    アマテ:「それでは、ぼくが天に発したお願いは決して叶いません」
    アマテ:「…………」恥ずかしそうに顔を背ける。
    琴平 灯紅:「おや、不都合が起きてしまったか、俺のできうる範囲であればエラー是正の努力はしてみようじゃないか」
    アマテ:「ぼくは」意を決したように口を開く。
    アマテ:「ひぐれさんと結ばれますように、と。そうお願いしました」
    アマテ:「あの高い空で、ひぐれさんに手を引かれて抱きしめられてからずっと」
    アマテ:「胸が高鳴って止まらないのです」
    アマテ:「どうか、この胸のエラーを止めてください」
    琴平 灯紅:「……………」
    琴平 灯紅:実験で比較的色素が薄らいでしまった顔が、少し赤くなる
    琴平 灯紅:「………困ったな」
    アマテ:あどけない顔が真っ赤に染まっている。
    琴平 灯紅:「…………困ったぞ」
    アマテ:「困らせて、しまいましたか」
    琴平 灯紅:「俺の中にも原因不明のエラーが起きてしまって」
    琴平 灯紅:「どうしたらいいかわからない」
    アマテ:「それは、困りましたね」小さな手を伸ばし、ひぐれさんの胸に触れる。
    アマテ:「本当だ。心拍数が上昇しています」
    アマテ:「これは、どういう感情ですか。嬉しい? それとも……」
    琴平 灯紅:「……わからない……」
    アマテ:長いまつ毛に縁取られた美しい瞳が、ごく近くで何度かまばたきする。
    アマテ:「嫌ですか?」
    琴平 灯紅:ふるふると首を振る
    アマテ:「……それはよかったです」
    アマテ:「でも、ひぐれさんを困らせるのはぼくの本意ではないです」そっと後ろに一歩下がる。
    琴平 灯紅:「……まって」
    アマテ:「……?」
    琴平 灯紅:いつもの張りのある声とは程遠い、細い声
    琴平 灯紅:「……エラーの原因は、わからないままで」
    琴平 灯紅:「対処法という奴も今の俺にはすぐに出てこないし」
    琴平 灯紅:「今すぐに君の希望を特定してその通りにかなえてあげるってことはできないかもしれない」
    琴平 灯紅:「でも、君がそう言うなら」
    琴平 灯紅:「何か妹と自認する以外の対処法を探してみようと、思う」
    アマテ:「…………」キミの言葉を黙って聞き、それから優しく笑う。
    アマテ:「あの時の強引さはどこに行ったのですか」
    アマテ:「情けないですよ、男の子」
    アマテ:そう言って大きく両手を広げる。
    琴平 灯紅:もぎゅ、と音が鳴りそうな勢いで、それを抱きしめ
    琴平 灯紅:「なんなんだろうね、自分でもわからないよ」
    アマテ:「わっ」少しだけ苦しそうにし、それからあどけなく笑う。
    琴平 灯紅:「でも、さ」
    琴平 灯紅:「嫌では、無かったかな」
    琴平 灯紅:それは囁くように、紡がれた
    アマテ:「それなら」
    アマテ:「ぼくの願い」
    アマテ:少女の柔らかな唇がキミの頬に触れる。
    アマテ:「もう叶っちゃいました」
    琴平 灯紅:「そっか」
    アマテ:「あ……わ……」顔が真っ赤になる。
    アマテ:「何だか、これ……」
    アマテ:「地上にいるはずなのに、体がふわふわして……」
    アマテ:「変です、ぼく。異常事態ですよ……!」
    琴平 灯紅:「お、おや、それは大変だ、早く何かに捕まっておかねば」
    琴平 灯紅:ますます強く抱きしめてみる
    アマテ:「あ、わわ……! 余計にふわふわとします!」目を回している。
    アマテ:「ひぐれさんは感じないんですか、これ……!」
    琴平 灯紅:「感じているから捕まっているんだよ、お互い得ということさ」
    琴平 灯紅:「……多分」
    アマテ:「本当ですか? 信じられません」
    アマテ:抱きしめられたまま、キミの胸に顔をうずめて耳を当てる。
    アマテ:「どきどきふわふわしてますか?」
    琴平 灯紅:心臓がうるさいくらいになっている、年明け早々彼岸が近いのかもしれない?いやでもこれは?
    アマテ:「……生きている音がします」キミの胸元で囁く。
    アマテ:「それに、すごく暖かい」
    琴平 灯紅:「そう」
    琴平 灯紅:「……なら良かった、どうやらもう一年どころじゃなく生きなければいけない理由が増えてしまったから」
    アマテ:「この温もりは……宇宙にはありません」安心したような穏やかな笑みを浮かべる。
    アマテ:「たくさん存命してください。来年はぼくも一緒にお願いしますから」
    琴平 灯紅:「……ああ」
    アマテ:「この暖かさがずっと続きますようにって」
    琴平 灯紅:「……やはり、君が戻ってきてくれてよかった」
    アマテ:「ぼくも、ひぐれさんが連れ戻してくれてよかったです」
    琴平 灯紅:「……もう少し、こうしていても?」
    アマテ:「はい。ひぐれさんの気が済むまで、いくらでも」
    アマテ:「これから時間はたくさんありますから」
    琴平 灯紅:「………ありがとう」
    琴平 灯紅:……どれだけ前だったかわからないけれど
    琴平 灯紅:考えていることを言葉にしてほしいと俺に言った人がいた
    琴平 灯紅:勿論妹の頼みだ、俺はできる限り思考プロセスを開示するため口を開き続けてきた
    琴平 灯紅:でも、今、こうして抱きしめていて
    琴平 灯紅:彼女が言ったのは、多分そういうこと以外の意図があったのだろうなと、ぼんやりと理解し始めた
    琴平 灯紅:それこそ、愛と絆がそこにあることを、確認したかったのだろう
    琴平 灯紅:浮かぶような愛の輪郭を抱きながら、ふと、そんなことを想ったけれど
    琴平 灯紅:言葉を探すための時間はいくらでもあるのだと思い至って、俺は目を閉じた
    GM:冬の空の下、少年と少女は胸の暖かさを分かち合う。
    GM:その愛と絆が起こした奇跡は、青い星に舞い降りた。
    GM:――願わくば、少年の旅がどこまでも無事に続きますように。
    GM:その祈りを込めて。
    GM:シーン終了。
    GM:というわけで、エンディングフェイズはこれで終了です!
    GM:シナリオはこれにて完了となります!
    GM:皆さん、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
    GM:本当にお疲れ様でした!
    烏丸 通:お疲れ様でしたー!
    琴平 灯紅:お疲れさまでした!!
    烏丸 通:年末年始に凄い楽しい卓に参加できてうれしかった~!
    鹿島金剛:お疲れ様でした~!
    木花時雨:お疲れさまでした~~
    冬堂 鈴姫:すっごく楽しかったです!!!!!!!! 初同卓のみなさんとも遊べてよかった~~~~~!!!!!!!
    GM:そんなわけで、こんな感じの年末年始セッションでした!
    木花時雨:こちらこそ本当に楽しい卓をありがとうございましたっ
    GM:皆さん、今年も楽しくお過ごしください!
    木花時雨:こちらこそ、本年どうかよろしくお願い申し上げますっ
    琴平 灯紅:こちらこそ楽しかったです……!今年もよろしくお願いします!
    鹿島金剛:今年もよろしくお願いします~
    烏丸 通:今年もよろしくお願いします!
    GM:それから最後にお預かりしていたレコードシートの署名欄にGMのサインをしましたのでお配りしますね


    木花時雨:わあい ありがとうございます
    冬堂 鈴姫:わぁい! 今年もよろしくおねがいします!
    烏丸 通:やったーー!!
    琴平 灯紅:やった!
    琴平 灯紅:憧れのすかいはいさんのサインだ!
    鹿島金剛:やった~!
    冬堂 鈴姫:やったー! サイン!
    烏丸 通:憧れのサインだ~~!
    木花時雨:サインだ~
    GM:というわけで、レコードシートはツイッターでもお送りしました
    GM:これで配布した経験点が有効になるとルールブックにも書いてあります
    木花時雨:ありがとうございます。今回、本当にありがとうございました。
    鹿島金剛:そうだぜ有効だぜ
    GM:皆さん、大事に保管してくださいね
    琴平 灯紅:ありがたい……!!
    烏丸 通:ありがたい…
    GM:PLの皆様のおかげで楽しいセッションになりました!
    GM:皆さん、本当にありがとうございました!
    冬堂 鈴姫:こちらこそ本当に楽しい時間を過ごさせて頂けて嬉しいです! ありがとうございました!
    GM:改めてセッションお疲れ様でした!
    冬堂 鈴姫:おつかれさまでした~~~~!!!!
    木花時雨:お疲れさまでした~~
    鹿島金剛:お疲れ様でした~!
    烏丸 通:お疲れ様でした!
    琴平 灯紅:お疲れさまでした!!!