コード:613123



GM:ミハエル
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



PC:「タロスゴースト」 風祭かざまつり ユウ (キャラシート)PL:ハーゴンニンジャ
PC:「ブラックタイド」 景山 稔かげやま みのる (キャラシート)PL:モッズ

Index

  • オープニング
  • ミドル
  • クライマックス
  • バックトラック
  • エンディング


  • プリプレイ

    GM:と、言うわけで始めていきたいと思います
    GM:HOは共通の物なのでイニシアチブ順に風祭さんから自己紹介をお願いします!
    風祭ユウ:はーい!
    風祭ユウ: (キャラシート)
    風祭ユウ:「見てろよ。おれにだってやれるはずなんだ…!」
    風祭ユウ:かざまつり ゆう。 なりたてのUGNエージェントです。
    GM:なりたて!
    風祭ユウ:家庭環境の悪さから鬱屈していた日々…FHに拉致され覚醒、新型強化兵の素体として実験台に…
    GM:お、重い…
    風祭ユウ:そんなこんなで救出されて、こないだまでUGNチルドレンやってました。 家族は無事らしいですが連絡を取っていません。
    GM:中々に仲が悪そう
    風祭ユウ:性能としてはあほみたいな火力の機関砲2門をパワーアシストアーマーで撃つだけです。購入可能アイテムも強くなり申した。
    GM:強そう…
    風祭ユウ:以上! 初登場なので覚えていない方々もいらっしゃるかと思いますが改めてよろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします!
    GM:ではお次、景山君!
    景山 稔:あいよ!
    景山 稔: (キャラシート)
    景山 稔:「“ブラックタイド”だ。景山稔とも名乗らして貰ってる。ひとつよろしく!」
    景山 稔:かげやま・みのる。 UGNチルドレンです。年齢は10代後半(おそらく17~19歳)。
    GM:ざっくり
    景山 稔:施設出身ではなくて、一般家庭出身で、家族は全員非オーヴァード。特別な血筋とか伝承の武器とかは縁遠い、ヒラのフィールドエージェントです。
    景山 稔:能力は物質錬成、とくに物体の精製・分解と改造に長けていて、接触やレネゲイドを介して物質・エネルギーを自在に造り変えることができます。
    GM:汎用性が高くていつぞやでは大変お世話になりました…
    景山 稔:データ的には隠密型アタッカーですが、シンプルに自分自身を透明化するほかに銃技や能力を組み合わせたトリックショットで奇襲を仕掛ける、と言ったニュアンスの隠密型。
    GM:隠密!
    景山 稔:戦闘では<砂の加護>を使って味方の攻撃を支援しつつ自分も隠密射撃をばら撒きます。
    景山 稔:こんな感じでしょうか。よろしくお願いします!
    GM:小回りが利く!よろしくお願いします!
    GM:では最後にトレーラーとHOを張ります

    GM:トレーラー

    それは送り主不明の一通のメールから始まる話
    意図も不明、規模も不明、敵か味方かもわからない
    コンベア回る工場内の、最奥部に待っているものは…

    ダブルクロス the 3rd edition
    「コード:613123」
    どうか、応えてください



    共通HO 1月初頭、UGN日本支部宛てのメールボックスに、ある工場の位置を示したマップと1月内の日付だけが指定されたメールが送信された、FHからの脅迫も疑える情報であるがとにかく調査せずに取り返しのつかない事態になってしまっても仕方がない、君たちに与えられた任務はメールに添付されていた地点の調査だ。


    OP


    GM:一月初頭、UGN日本支部 会議室
    泉 朔夜:「どうも、せっかくの年明けなのにこんな忙しいところに呼び集めてしまってごめんね」
    風祭ユウ:「…いえ。あけましておめでとうございます」日本支部に来るのなんて初めてなのでメチャクチャ緊張している。
    GM:日本支部からの招集を受けたあなたたちが指定された場所に入ると、人のよさそうな青年が迎えにきていた
    景山 稔:「三が日の特番もちょうど見飽きてたところだ。気にせんでくださいよ」
    遠節 錺:「あけましておめでとうございます!」その後ろからひょっこり姿を現し頭を下げる少女
    景山 稔:「お、錺じゃねえか!いつぞやぶりだな」おめでとさん、と挨拶を返す。
    遠節 錺:「あ、景山さん!お久しぶりです!」
    遠節 錺:「そちらのお兄さんも初めまして!わたしは遠節錺っていいます!」
    風祭ユウ:「風祭ユウ、です」景山さんと親しいようだ。ここの子だろうか…?
    泉 朔夜:「おっと、たまたま位置の近いイリーガルの子やエージェントの人を集めたつもりだけど、知り合いだったなら話が早くて助かるかな」
    景山 稔:「彼女はイリーガルだ。前にちょっとした任務で一緒のチームだったことがあってな」
    景山 稔:「“ブラックタイド”。チルドレンで、景山稔とも名乗らして貰ってる。好きに呼んでくれ」風祭くんに。
    風祭ユウ:「お、おれは"タロスゴースト"。 こないだからちょうどエージェント、だ…!」
    風祭ユウ:口調に迷いが浮かぶ!
    泉 朔夜:「まあまあ、ブリーフィングの段階だからそこまで緊張しなくてもいい、と言っても難しいか、とりあえず座って、お茶用意するよ」
    風祭ユウ:言われるままについていって着席します。
    遠節 錺:「はーい!さ、行きましょう!」と言いながら先に中に入っていく
    景山 稔:「噂は聞いてるよ。走攻守揃った能力だって?頼りにしてるぜ」風祭くんに。
    風祭ユウ:「や、野球とかじゃないし…! …こちらこそよろしく」
    景山 稔:「それで、今回は一体どういう任務で?」椅子に腰かけると、泉くんに尋ねましょう。
    泉 朔夜:そうこうしているうちに給湯室から紅茶を人数分もって入り、全員分に注いで
    風祭ユウ:(すごく慣れてるな、この人…)
    泉 朔夜:「あ、そうそう、本題ね、じゃあまずこれから見てもらおうかな」
    泉 朔夜:と言って端末を卓上に出す
    GM:端末に移っているのは、メールの画面だ
    GM:差出人欄は無く、件名も無い
    風祭ユウ:「えっ、eメール…?」
    GM:本文は今から大体5日後の日付だけが書かれており、添付ファイルの地図には赤い点が打ってある
    泉 朔夜:「3が日明けの日本支部にこれが送られてきていてね」
    景山 稔:「フツーのメールに見えるな。いたずらにしちゃ微妙だし、不気味かもだが」
    泉 朔夜:「件名も無い、メールアドレスも書いてない、解析をかけたところおそらくブラックドッグの能力で送られたのではくらいしかわからなくてね」
    風祭ユウ:「これって、あの。 フィッシング詐欺…?」
    泉 朔夜:「かどうかが全くわからないから困ってるんだよね……これが普通の企業とかだったらいたずらですねはいはいで終わってもいいんだけど」
    景山 稔:「よりによって送られてきたのはウチだものな」
    泉 朔夜:「もしFHのテロ予告だったりあるいは誰かのSOSだったりするとちょっと笑えないかな」
    風祭ユウ:「つまり…普通の企業とかではないんですか?」
    泉 朔夜:「UGNは厚生労働省も認める日常を守る組織だからねえ……わざわざそこに送っているとなると小さなことでも動かないと」
    泉 朔夜:「あ、他の一般企業とかには届いてなかった、これは昨日裏取ったからね」
    泉 朔夜:「まあとにかく、今回の任務は」
    泉 朔夜:「現状このメールに記された唯一のヒントであるこの地図の地点に行って、そこの調査になるね」
    景山 稔:「ついでに言うと、半分は秘密機関でもあるし?そこにピンポイントで送られてきたとなると、色々と可能性を考えて動かなきゃダメってことね」
    風祭ユウ:「なるほど…」
    景山 稔:「了解。ところで、座標のところになにがあるかは既にわかってたりします?」
    泉 朔夜:「うん、航空写真などの事前調査では建造物があって」
    泉 朔夜:「おそらく工場、どこの所属かについては明確に名前は出なかったけど」
    泉 朔夜:「偽装の仕方からしてあれはFHだろうなあということはわかった」
    風祭ユウ:「FHの、工場…!?」
    風祭ユウ:記憶をよぎるのは、かつて自分が拉致された『工場』だ。
    風祭ユウ:「…壊滅させないと! 中で何をしているか…」
    景山 稔:「アジトか武器庫かラボなのか。なんにせよ、実地調査が必要と」
    泉 朔夜:「そういうこと、一応48時間くらい粘って航空写真見てたけど、出入りがある様子が無かったからね、内情については何もわからない」
    景山 稔:「そん時ゃ頼んますよ。でもその前に、内部で何をしてるのか見るだけ見とかないとな」風祭くんに。
    風祭ユウ:「…そう、だな。 人が捕まってるかもしれない」
    遠節 錺:「そうね……捕まっているなら助けてあげなくちゃ」
    景山 稔:「そうそう。偵察に関しちゃ、オレと錺はうってつけの人員だな。もし中にいるのが邪悪な殺人鬼とか」
    景山 稔:「ビル一棟並みに肥大化した大型ジャームとか、零落した神格持ちとかのヤクブツだったら」
    景山 稔:「エージェント・風祭の本領発揮ってとこで」
    風祭ユウ:「ちょっ、神様とかさすがに無理なんだけど!?」
    泉 朔夜:「まあ大体人選に関してはそういうことだね」
    泉 朔夜:「さすがに手が付けられなかったら戻ってもらうことになるけど」
    泉 朔夜:「君たちの安全第一だからね、一応」
    泉 朔夜:だから気負わなくていいよー、と言外に込めて風祭君に微笑む
    風祭ユウ:「…わかりました。やります」
    景山 稔:「勿論、その辺は弁えてますよ。安全第一!」
    泉 朔夜:「ありがとう、命を大事にしてくれると僕個人としてもほっとするよ」
    泉 朔夜:「とりあえずの段取りとしては、遠節さんの隠密能力を使って南の搬入口から侵入、以降は僕と通信を繋ぎつつ中を探索、といった感じになるかな」
    風祭ユウ:「とにかく、何があるか調べるんですよね」
    景山 稔:「了解。いつぞやの宝探しを思い出すな」
    遠節 錺:「頑張りますっ!」
    泉 朔夜:「細かい質問は通信しながらでも今ここでも答えるね、地図の南400mくらいの場所に出るディメンションゲートも繋いでもらっているから、そっちには部屋出てもらって中庭に行ってくれればいい」
    泉 朔夜:「というわけで、ブリーフィングはここまでかな、それじゃあいってらっしゃい」
    風祭ユウ:ふぅ、と息を吐いて
    風祭ユウ:「"タロスゴースト"、任務了解。 出撃します」
    風祭ユウ:席を立つ。
    遠節 錺:「はーい、いってきまーす!」ぺこりと頭を下げて席を立つ
    景山 稔:「同じく“ブラックタイド”任務了解……っと、そうだ。錺」
    遠節 錺:「?どうされました?」
    景山 稔:「改めてよろしく。それと、明けましておめでとさん」
    遠節 錺:「!はい!あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」
    景山 稔:そういうと、<折り畳み>を解除。ポチ袋に収められたお年玉を差し渡す。
    景山 稔:例年、施設に属しているチルドレンたちへの挨拶の際に渡しているものだ。
    遠節 錺:「こ、これ……もらっていいんですか…!?」
    遠節 錺:景山さんの手をとっていこうとして差し出した手の上に乗ったポチ袋をこわごわと見つめる
    景山 稔:「勿論!」
    遠節 錺:「…ありがとうございます!」
    遠節 錺:片手にお年玉を持ってもう片方の手で景山さんの手を取る
    遠節 錺:「なんだが十分だったやる気が十二分になりました!行きましょう!」

    GM:シーンカット、ロイスの取得のみ可能です
    風祭ユウ:景山 稔 〇頼れそう / 負けてらんないし…!
    景山 稔:風祭ユウ P〇信頼/N不安
    通節 錺 P〇誠意/N庇護

    景山 稔:以上で!
    風祭ユウ:遠節 錺 〇かわいい / 現金な子…?
    風祭ユウ:泉 朔夜 〇えらい / 緊張する
    風祭ユウ:以上で取得します!
    GM:はーい!

    ミドル


    GM:さっきOPで登場侵蝕振ってもらうの忘れたので
    GM:ここで2回分お願いします……
    風祭ユウ:41+1d10+1d10
    DoubleCross : (41+1D10+1D10) → 41+9[9]+8[8] → 58

    風祭ユウ:アゲアゲ
    景山 稔:36+2D10
    DoubleCross : (36+2D10) → 36+14[5,9] → 50


    GM:某県 氷雨市 謎の工場前
    GM:航空写真通りの工場の外周は、物が出入りしている形跡が極端に少ない
    GM:あなたたちの周囲には雪のような光のエフェクトがドーム状に展開されている
    遠節 錺:「一応、目隠しみたいな感じです、よほどのことが無かったら見つからないはずですけど、よほどのこともあると思うので」
    遠節 錺:「派手に音を立てたりとか、そういうことはできないです」
    風祭ユウ:「そっか、音は出さないように気を付けたほうがいっか…」パワードスーツを着込んでいる。両腕の後ろには武骨な機関銃。
    遠節 錺:「あ、会話とか状況報告くらいであれば一応隠せますが…」
    遠節 錺:「……すごいいっぱい持ってきてる…」
    景山 稔:「できれば余程はないことを祈りたいが、何もなければ三人も駆り出されねえよなあ」
    景山 稔:「聞きしに勝る重装っぷり。こりゃちょっとやそっとのジャームが出ても一撃、だな」
    風祭ユウ:(お、置いてきたら戦えないんだよ…)
    遠節 錺:「と、とにかく泉お兄さんの案内だとこっちみたいなので」
    遠節 錺:「まず行ってみましょう」
    風祭ユウ:「…撃ったらすごい音出るから、変に頼らないでくれよ」
    景山 稔:「オーライ。司令部の命令に従いますよ」
    GM:といった感じで
    GM:皆さんには内部を安全に探索できるか、最深部にたどり着けるかということで
    GM:難易度8の知覚判定と難易度10の知覚判定を行ってもらいます
    GM:まず難易度8をやってもらって、その後10といった感じですね
    景山 稔:二人とも感覚型なんでどっちでもいける!……かなあ 一応固定値ある風祭さんが10行った方がいいかな?
    風祭ユウ:じゃあ10をやりますね!
    景山 稔:それでは固定値8を
    景山 稔:念のため<砂の加護>しとこう。侵蝕+3
    景山 稔:9DX>=8
    DoubleCross : (9DX10>=8) → 10[2,3,5,6,6,7,9,9,10]+9[9] → 19 → 成功

    風祭ユウ:わたし、知覚します!
    風祭ユウ:7dx+1>=10
    DoubleCross : (7DX10+1>=10) → 10[2,3,3,5,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

    GM:優秀……!
    GM:では問題なくたどり着けました!
    GM:ではまず内部の描写を軽く

    GM:四方を壁で囲まれた閉塞的な工場の中には、人間はいなかった
    GM:オートメーション化されたベルトコンベアやアームが忙しく動き回り、ポッドのようなものを右から左へ運んでいる
    GM:とは言え、セキュリティとして監視カメラやセンサーはあるようで、探索のためにはそれらの回避が急務だった
    景山 稔:「オートメーション化されてるったって、こうまで無人なものかね?」
    景山 稔:「セキュリティに雇われてる類の連中がいないのはラクではあるが、こうも生命の感覚がないと、却って不気味だな」
    遠節 錺:「何かを運んで……通して………あ」
    風祭ユウ:「人の出入りがないって言ってたけど、こういうことだったのか」
    遠節 錺:少し顔が青ざめる
    遠節 錺:「すみません、き、気のせいだったらいいんですけど……」
    景山 稔:「どうした?」
    遠節 錺:「あの運ばれている奴の中、人間に見えません…?」
    風祭ユウ:「なんだって…!?」
    GM:よく目を凝らせば、中にいるのは人間、というより
    GM:既にレネゲイドによる細胞侵蝕が極端な値まで進んだ者、つまるところジャームに近い者が入っていることがわかる
    風祭ユウ:「人間、に見えるけど…」
    景山 稔:<折り畳み>解除。双眼鏡を手に、錺が指したカプセルを観察する。
    風祭ユウ:「なんだあれ、どこか人間じゃないような…」
    景山 稔:「ジャーム、か?なりかけのようにも見えるが……」双眼鏡を2人にも手渡す。
    景山 稔:「いずれにせよ、支部の危惧してたことが“当たり”みたいだな」
    風祭ユウ:「…!」ヘルメットを外し、双眼鏡越しにカプセルを見て顔が引きつる。
    遠節 錺:「……あ、そうか……UGNでは……」双眼鏡を覗いてよりはっきりと認識
    遠節 錺:「でも…なんのために……?」
    景山 稔:「ここでは何かろくでもない陰謀が進んでて」
    景山 稔:「あのカプセルはその一端ということらしい」
    景山 稔:「オレもそいつが気になってきた。確かめに行くとしようぜ」錺の疑問に応えるように。
    風祭ユウ:「一体どこから連れて来たんだ…?」
    遠節 錺:「は、はい…!」とててとついていく、景山さんの足取りについていくとうまくセンサーにかからないようだ
    風祭ユウ:はやる気持ちを抑えながらそれに倣う。
    遠節 錺:「それにしてもここ、かなり入り組んでますね……」
    遠節 錺:「一番奥、とは言ってもどこをたどるのが正解なんでしょう…」
    景山 稔:「だなあ。普通作業効率を考えてもうちょっとわかりやすい通路組みそうなモンだが……」
    景山 稔:「……普通の工場じゃねえんだから、妙なつくりしてて当然か。さて、リーダー」風祭くんに。
    景山 稔:「こういう時、どうするのが正解だと思います?」
    風祭ユウ:「…人の出入りを考えて作ってないなら」
    風祭ユウ:「機械をたどるのが正解だと思う。たぶんこの通路も、整備点検とかのために後から作られてるんだ」
    風祭ユウ:「さっきのコンベアがこう続いていて、あそこの機材が障害物になるから…たぶん、次はこっちだと思う」通路のひとつを指差す。
    遠節 錺:「なるほど……!詳しいんですね…!すごい…!」
    景山 稔:「確かに。よく見て見りゃあ、この辺りの機械……どうも後付けっぽいな」
    遠節 錺:コンベアの流れを目で追いながら感心している
    景山 稔:「それじゃ、パンくずを辿って魔女のおうちに行くとしますか」

    GM:シーンカット、ロイス変更と購入が可能です
    景山 稔:ロイス
    景山 稔:ジャームもどき? P興味〇/N憤怒
    景山 稔:購入は……特にないんですけどなにかありますか?
    風祭ユウ:じゃあ…その辺に歩兵戦闘車両とか落ちてないか探してみます
    風祭ユウ:こちらは特に必要なものはないです!
    風祭ユウ:いや、照準器にしよう
    風祭ユウ:2dx+4>=15
    DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 10[9,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

    風祭ユウ:やった、右大口径機関砲に装備! 固定値4だから一回回れば届くのさ
    景山 稔:スニーキングスーツ狙うだけ狙ってみましょう
    景山 稔:1DX>=10
    DoubleCross : (1DX10>=10) → 2[2] → 2 → 失敗

    景山 稔:ムリだな 以上!

    クライマックス


    GM:登場侵蝕をお願いします
    風祭ユウ:58+1d10
    DoubleCross : (58+1D10) → 58+8[8] → 66

    景山 稔:53+1D10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+5[5] → 58


    GM:チューブとコンベアとアームの森を越えて、最深部と思わしき扉が目に飛び込んでくる
    泉 朔夜:『定時連絡、現在の状況どうなってますー?』
    風祭ユウ:「まだ見つかっていないです。かなり奥の方まで来ました」
    風祭ユウ:「あの扉は…」景山さんに視線を送る。
    景山 稔:「こちら“ブラックタイド”。深部に近づいてるが、ここまで生物の気配は一切なし」
    景山 稔:「生体兵器らしい物体の製造プラントを確認したが、責任者や防衛戦力らしいエージェントは現状確認できず。これから最深部に突入予定だ」
    泉 朔夜:『人の出入りがない、じゃなくてそもそも人が一切いない、が中の状況として正解なのかい?」
    景山 稔:「今のところは。メールの送り主とも会えてない」
    風祭ユウ:「…いちおう、カプセルで運ばれてはいました。あれを人間と言っていいなら」
    風祭ユウ:「でも、あの様子だともう…」
    泉 朔夜:『カプセル内には人間がいた』
    泉 朔夜:『……それはまた…嫌な予感がするな…』
    泉 朔夜:『とにかく、状況については了解したよ、くれぐれも気を付けて突入してくれ、何かあったらこちらまで』
    風祭ユウ:「…おれが捕まってたとこでも、あんな扱いをされてる人は居なかったです」
    遠節 錺:「私もね……」
    景山 稔:「了解。それじゃ、こっちの幸運を祈っててください」以上、交信終了と括って通信を終了する。
    風祭ユウ:「…遠節さんもなのか」
    遠節 錺:「あ、そうだった、話しそびれちゃった」
    風祭ユウ:「こんな基地、早く何とかしないと…」
    遠節 錺:「FH、でしたっけ、そういうところにいたらしいの」
    遠節 錺:「そう、ね」
    風祭ユウ:「景山さんも詳しいんですか?」
    風祭ユウ:暗に遠節さんの事情のことを言っている。
    景山 稔:「まあ、多少はな」
    風祭ユウ:「そうだったんだ…」
    景山 稔:「実際、ウチには多いよ?元FH。元UGNのFHも結構いるのが痛いとこだが」
    景山 稔:「世に正義はひとつと言うが、人の事情や都合ってのは無数にあるからな」
    風祭ユウ:「…人体実験を正義と言い張るようなやつらなんかは、痛い目見ればいいんだ」
    景山 稔:「ご尤も。そんじゃ、お灸を据えてやりますか」
    風祭ユウ:「了解。 いちおう、おれが先頭で」
    風祭ユウ:扉を開きます。
    GM:ぎい、と音を立てて、扉が開く
    GM:まず目に入ったのは、運ばれたいたと思わしきカプセルの空になった山
    GM:とても整備されているとは言い難く乱雑に詰まれたそれの横には、通信機らしきサーバーがエラーを吐き続けている
    GM:床にはおびただしい人間だったものの跡と、一人雷を発し金属の液体を地面に垂らしながらずるずると動いている何かの姿
    風祭ユウ:「…!!」
    GM:直観の強い者であれば、理解できてしまうだろう
    GM:この空間を管理していた者たちはそれを放棄せざるを得なかったということを
    風祭ユウ:「なんだ、これ…」
    遠節 錺:「……!」
    遠節 錺:「これ、ここにいた人たちって……」
    景山 稔:「ああ。とっくの昔にケリはついてたみたいだな……!」
    人間だったかもしれない:ぞぷり、と動きの向きを変える
    風祭ユウ:「…! 気付かれた!」
    人間だったかもしれない:新たに侵入者が、敵が、追い詰めたものがやってきたことを認識する
    風祭ユウ:「これをほっぽり出して、UGNに押し付けたのか…!」
    景山 稔:「手に負い切れずに逃げ出したか、腹ン中に収まっちまったか」
    遠節 錺:「逃亡か討伐か……2択ですが、このままこれを放置するわけにもいきませんね……!」
    景山 稔:「あのメールは“救難信号”だったんだ!おおかた暗号化するヒマさえなくて、咄嗟に放ったシグナルを拾ったのがウチだったんだろうさ」
    景山 稔:「だな。向こうも逃がすって選択肢はなさそうなツラしてるぜ」
    風祭ユウ:「やるしか、ないみたいだな」
    風祭ユウ:景山 稔 〇尊敬 / 対抗心
    遠節 錺 〇同類 / 憐憫

    風祭ユウ:ロイス感情を変更。
    人間だったかもしれない:この場に来たものを皆殺しにせんばかりのワーディングが展開される!
    人間だったかもしれない:オリジナルEロイス:ワンナイトフィーバー宣言
    人間だったかもしれない:衝動判定の後、侵蝕率+2d10を+50に変更できます
    人間だったかもしれない:+50にした侵蝕率はバックトラック時に-50されます
    風祭ユウ:効果を受けます
    人間だったかもしれない:というわけで衝動判定難易度9!
    景山 稔:受けましょう
    景山 稔:4DX>=9
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[3,7,8,9] → 9 → 成功

    風祭ユウ:4dx>=9
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[5,7,7,10]+5[5] → 15 → 成功

    景山 稔:ジャスト成功!
    風祭ユウ:危ない危ない…
    景山 稔:108+2D10
    DoubleCross : (108+2D10) → 108+18[10,8] → 126

    風祭ユウ:66+50
    風祭ユウ:116!
    風祭ユウ:そしてロイスを取得します
    風祭ユウ:人間だったかもしれない 感傷 / 〇使命感
    GM:OK
    GM:というわけで戦闘入ります
    GM:エンゲージ
    人間だったかもしれない
    5m
    PC

    NPCカード 遠節錺 援護の風L5 判定D+5、ラウンド1回

    景山 稔:行くぜ!
    GM:ではまずセットアップ、宣言ある方いますか
    人間だったかもしれない:加速装置L4+ヴァジュラL4、行動値+16、ATK+12、暴走
    GM:イニシアチブは24へ
    景山 稔:セットアップ宣言はこのあとずっとナシ!
    風祭ユウ:ありません!
    GM:ではイニシアチブ
    GM:割り込みありますか
    風祭ユウ:ないぜ!
    人間だったかもしれない:では
    人間だったかもしれない:マイナー、ハンドレッドガンズ
    人間だったかもしれない:メジャー、カスタマイズL4+ギガンティックモード+コンセントレイト:Mo
    人間だったかもしれない:対象二人に
    人間だったかもしれない:妨害エフェクト確認できなかったのでとりあえず振ります
    人間だったかもしれない:11dx7+5
    DoubleCross : (11DX7+5) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,7,10]+4[3,4]+5 → 19

    景山 稔:これはワンチャンあるぞ!ドッジ!
    風祭ユウ:くっドッジ!
    景山 稔:4DX>=19
    DoubleCross : (4DX10>=19) → 10[3,4,9,10]+7[7] → 17 → 失敗

    風祭ユウ:4dx-3
    DoubleCross : (4DX10-3) → 7[1,2,6,7]-3 → 4

    景山 稔:ヌゥーッ惜しい!
    風祭ユウ:なにもなければ《砂の結界》
    風祭ユウ:侵蝕を118にしてカバー!
    GM:ではダメージ!
    人間だったかもしれない:2d10+18
    DoubleCross : (2D10+18) → 10[8,2]+18 → 28

    人間だったかもしれない:装甲ガード有効です
    風祭ユウ:装甲で15軽減して…13の倍で26点
    風祭ユウ:この数字でも死ぬ! 人間だったかもしれないのロイスをタイタス昇華して復活します
    風祭ユウ:人間じゃなかったかもしれない!
    GM:では演出
    人間だったかもしれない:じゃぷり、と金属の液体が滴る音を立てながら、歪な銃口を形成する
    人間だったかもしれない:そのまま、散弾をばらまくように、バラバラと尖った金属を雨あられと浴びせかける
    風祭ユウ:「おれの後ろに!」
    風祭ユウ:重厚な前面装甲で金属片を受け止める。 いくつかは装甲の薄い箇所を貫通し、無視できない傷を受ける…!
    景山 稔:「了解!」床を滑り込むように滑走し、パワードスーツに背中を預ける。

    GM:イニシアチブ14、風祭さんの手番
    風祭ユウ:では…マイナーアクションで接敵します
    風祭ユウ:メジャーアクションで▼バーティカルローリングシザース マルポン+コンセ+零距離射撃!
    風祭ユウ:NPCカードがあると専らの噂だが…?
    遠節 錺:はい!
    遠節 錺:援護の風L5!どうぞ!
    風祭ユウ:うおおおダイス+5!
    景山 稔:《砂の加護》侵蝕+3 判定ダイス+4個
    景山 稔:も載せちゃう!
    風祭ユウ:さらに+4!
    人間だったかもしれない:うおー暴走しているからダメージダイスまでどうぞ!
    風祭ユウ:21dx7+1
    DoubleCross : (21DX7+1) → 10[1,2,2,2,2,2,3,4,5,5,5,6,6,6,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,6,7,7,10]+10[1,3,7]+2[2]+1 → 33

    風祭ユウ:4d10+42
    DoubleCross : (4D10+42) → 16[5,4,5,2]+42 → 58

    風祭ユウ:装甲有効です。
    人間だったかもしれない:だいぶ削れた
    GM:演出どうぞ!
    景山 稔:「錺!リーダーの援護頼む!」
    風祭ユウ:弾幕が切れた瞬間を狙い、脚部の圧縮空気跳躍機構を起動。
    景山 稔:掌中には、大口径のリボルバー。遮蔽する鎧に背を預けたまま、敵とは真逆の方向に向けて銃弾を3発撃ち込む。
    遠節 錺:「はい!」光を発し、知覚を攪乱させつつ、動きを止める
    風祭ユウ:そのまま全身各所の増設スラスターが次々と点火! 標的の頭上を目掛け、0.2tの鉄の影が跳ぶ!
    景山 稔:撃ち込んだ銃弾が工場の設備や床を跳弾し、息を合わせるように標的の動きを縫い留める!
    人間だったかもしれない:跳弾と光による知覚攪乱により、一瞬動きが完全に止まる
    風祭ユウ:倒立状態で天井に"着地"。 両腕の外のローダーで機銃を掃射しながら、フェイントの蛇行軌道を交えながらきりもみ回転で急降下!
    風祭ユウ:反転して背後に着地すると、そのまま左右に蛇行するマニューバからの斉射を続ける。
    風祭ユウ:廃莢が床を転がる。最初のマガジンを消費!
    人間だったかもしれない:その停止が、致命的だった
    人間だったかもしれない:全力の掃射をその身に受け、金属部だか人型だかもはや判然としないところに穴が次々開いていく
    景山 稔:「なんて威力だ。ありゃ移動要塞っつーよりかは鉄と鉛で出来た嵐だな」
    風祭ユウ:「くそっ、3人同時に仕掛けてもダメか…!?」
    風祭ユウ:「あとは頼んだ!」
    遠節 錺:「いえ…今なら畳みかけられるはず…!」

    GM:イニシアチブ13、景山さんの手番です
    景山 稔:「その斉射をあの距離で喰らってまだピンピンしてる敵の方も恐るべきだが……」
    景山 稔:マイナーで《陽炎の衣》。侵蝕+3 隠密化。
    景山 稔:メジャーで《C:An》+《見えざる死神》/発動《デスストーカー》。侵蝕+4。対象は“人間だったかもしれない”
    人間だったかもしれない:どうぞ、そのままダメージまで振ってしまって大丈夫です
    景山 稔:11DX7+3
    DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,4,5,6,6,7,7,8,9,9,10]+6[1,1,2,2,5,6]+3 → 19

    人間だったかもしれない:暴走リア不
    景山 稔:うーん、ロイスを“人間だったかもしれない”にP誠意/N憐憫で取得して昇華。出目+1D10します
    景山 稔:19+1D10
    DoubleCross : (19+1D10) → 19+7[7] → 26

    景山 稔:ダメージダイス
    景山 稔:12+20+8+3D10
    DoubleCross : (12+20+8+3D10) → 12+20+8+18[3,7,8] → 58

    景山 稔:装甲・ガード有効!
    人間だったかもしれない:それは……無理!
    人間だったかもしれない:落ちます!復活無し!
    人間だったかもしれない:フィニッシュ演出どうぞ!

    景山 稔:(液体金属の肉体を得物や盾へ加工した……モルフェウス由来の錬成能力に)
    景山 稔:(自力発電してるっぽい雷と、さっきのスピード。おそらくはブラックドッグとの複合発症)
    景山 稔:(この工場を動かす電力や、あのジャーム擬きを輸送する鉄の檻を作ってるのも同じ能力か?)
    景山 稔:(造り替えられた復讐か、生み出された怒りか……哀れみや不憫だと感じる気持ちが無くはないが)
    景山 稔:「だからって、野放しにはできねえんだよな……!」
    景山 稔:“ブラックタイド”の名の由来ともなった、万物を造り替える黒い虹が、銃弾の形へ再形成され、装弾される。
    景山 稔:込める弾丸はたったの一発。狙う先も一点。
    景山 稔:放たれた一撃は、静寂にも似て。
    景山 稔:───空気を、闇を、雷を切り裂き、標的を確実に射止める。
    人間だったかもしれない:敵を認識、うごめいていたそれは
    人間だったかもしれない:その静寂の銃弾の前に、ぱたり、と全ての活動を停止した
    景山 稔:「……戦闘終了、だな」
    風祭ユウ:「すごい…見えなかった。肉眼でも、センサーでも…」
    風祭ユウ:「ッ、そうだ、本部へ!状況終了!」
    景山 稔:掌でリボルバーをガンスピンさせたのち、ホルスターに納めるような仕草で《折り畳み》を発動。
    景山 稔:次の瞬間には、大口径のリボルバーは影も形もなく姿を消している。
    遠節 錺:「……戻りましょうか?さすがにこれ以上は増援を読んだ方がいいでしょうし」
    景山 稔:「だな。後は事後処理班にお任せだ。リーダーの怪我も手当てしてもらわなきゃだしよ」

    バックトラック


    GM:ワンナイトフィーバーで侵蝕+50した人は-50してください
    景山 稔:-50で83!この時点で帰還です
    風祭ユウ:75まで下がります!
    GM:おかえりなさい!
    GM:ロイス振りだけ一応お願いします!
    風祭ユウ:75-5d10
    DoubleCross : (75-5D10) → 75-23[2,2,5,9,5] → 52

    風祭ユウ:4点!
    景山 稔:えーと、4個あるから
    景山 稔:83-4d10
    DoubleCross : (83-4D10) → 83-20[3,5,2,10] → 63

    景山 稔:同じく4点!
    GM:経験点はシナリオ2点、いつもの5点、E,Dロイスは無しなので
    GM:7+侵蝕点を進呈します!
    風祭ユウ:11点ムシャムシャ!
    景山 稔:11点いただきます!

    エンディング


    泉 朔夜:「あ、帰ってきた、お疲れ様」
    GM:ゲートをくぐると、既に目の前に迎え
    泉 朔夜:「とりあえず疲れているだろうし、また会議室いこっか、お茶もおかしも出しておくよ」
    景山 稔:「ドーモ。奥に一体とんでもねえのがいたけど」
    景山 稔:「“スノーハレーション”と“タロスゴースト”の活躍もあって始末はついてる。隠密型でも隠れてない限りは、他に脅威もねえですよ」
    景山 稔:「ま、今はひとまずご相伴に預かるとしますかね」
    泉 朔夜:「うん、了解、事後調査は他のところに回しておくね、報告書も僕が書いておくからサインだけで大丈夫」
    風祭ユウ:「助かります。少し、疲れました…」
    遠節 錺:「ありがとうございますー……」
    泉 朔夜:会議室のドアを開け、3人を座らせながらお茶とお菓子を出していく
    泉 朔夜:「あ、そうだ、君たちが調査に出ている間僕もメールの解析進めていたんだけど」
    泉 朔夜:「結果いる?言っても、奥のものを討伐した後なら、あまり益にもならないけど」
    景山 稔:「なんでした?オレはてっきり救難信号の類だと踏んでたんですがね」
    風祭ユウ:「あの工場は何だったんですか?」
    泉 朔夜:「あ、それは正解、ラボから発信された救難信号の類みたい」
    泉 朔夜:「で、送信主だけど、おそらく奥にいた何かそのものじゃないかって感じ」
    風祭ユウ:「…アレが?」
    泉 朔夜:「…文体?まあ信号か、それが機械的なSOSじゃなくて」
    泉 朔夜:「あるていど文章を成してた」
    泉 朔夜:「普通救難信号を打つときってだいたいSOSの連打とかそんな感じになるんだけど」
    泉 朔夜:「これの解析結果、空白の下あたりに『Hello,I'm……』って感じで続いていて結構冗長で」
    泉 朔夜:「単なる救難信号だけじゃなくて、何かしらの痕跡を残してるっぽく見えたんだよね…僕の推測だけど」
    風祭ユウ:「痕跡…」
    泉 朔夜:「あの施設を所有しているセルは、まだちょっと特定できてないけど」
    泉 朔夜:「大方利用されることを嫌ってジャーム化する最後にメッセージを送った、かなあ…」
    景山 稔:「UGNに送り届けたのは誤送信じゃなく……始末をつける存在が来ることを望んでのことだった、か」
    風祭ユウ:「…すこし、わかるような気もする」
    風祭ユウ:「自分じゃなくなった自分が、誰にも見つからないままずっと続いていくなんて…」
    遠節 錺:「…それが続くくらいなら、ここで断ち切ってほしい、ってことなのかしら…」
    景山 稔:「チルドレンとかエージェントにもいるよ。帰還不能数値に到達した時点でキルスイッチを押す奴は」
    風祭ユウ:「頼れる相手が、UGNしか居なかったのかな」
    泉 朔夜:「いるねえ……そういう子は一人でも減らさなきゃいけないんだけどね、UGN」
    景山 稔:「ま、業務形態の改善については評議会の皆さんにお任せしますよ。マジで」
    景山 稔:「霧谷サンに36協定守ってもらうところからかなァ」などと軽口を叩く。
    泉 朔夜:「ほんとあいつ今度睡眠時間2時間切ってたら締め上げてやる」
    泉 朔夜:「っと、ごめん、つい私怨が」
    風祭ユウ:「あの噂マジなんですか」
    風祭ユウ:2時間睡眠の生活は伝説だ。
    泉 朔夜:「マジだよ、そのせいで日本支部の記憶処理してるソラリスに風評被害が来てる」
    風祭ユウ:「うわぁ」
    風祭ユウ:普通に引いている。
    景山 稔:「日本支部長の異常な労働形態は後々上でなんとかしてもらうとして。どうだった?」
    景山 稔:「初めての現場指揮にしては、なかなかハードな仕事だったと思うが」風祭くんに。
    風祭ユウ:「…ああ。おれがどれだけ幸運だったかはよく分かったよ」
    風祭ユウ:「疲れたけどさ。 ああいう目に遭う奴がこれからも居たら、それは嫌だなって思う」
    景山 稔:「いやあ、実に気持ちのいい答えだ。いいやつだな、アンタ」出世するよ、と結んで。
    風祭ユウ:「喜んでいいのかな、それ…」他意がないことを理解したうえで、2時間という言葉が頭をよぎる。
    泉 朔夜:「大丈夫、させないから」
    泉 朔夜:「まあとにかく、今回はお疲れ様、報酬は指定の口座に振り込んでおくから、あとは好きなだけお茶飲んでお菓子食べて」
    景山 稔:「喜べる世界にしてこうぜ。支部長にでもなれば、労働規則もある程度は自由裁量って噂だしよ」
    景山 稔:「また何かあったらいつでも。こういうハードな仕事は向いてる方なんで」
    遠節 錺:「お疲れさまでした!」ぺこりとお辞儀
    風祭ユウ:「…ああ。お疲れ様でした」
    風祭ユウ:「景山さんも遠節さんも、もちろん泉さんも。 どうか元気で」
    景山 稔:「お疲れさん」
    景山 稔:「なんだよ、今生の別れじゃあるまいし。かしこまりすぎだよ」
    景山 稔:「さて。やべえくらい冷えるし何か温まるもんでも食ってくかな。錺とユウはどうする?」
    遠節 錺:「あ、ご一緒したいです!せっかくまた会えたので!」
    風祭ユウ:(…腹は減ってる。腹は減ってるが、ここは…)
    風祭ユウ:「…おれは装備のメンテかな。資材班に寄ってくるよ」
    泉 朔夜:「あ、ご飯食べるの?じゃあこれ」
    泉 朔夜:すっと封筒を渡す
    泉 朔夜:「3人分どっか行くには十分でしょ、学生同士でしか話し合えないこともあるだろうし」
    景山 稔:「あら、手渡しスか!いやあ、気ィ遣わせたみたいで悪いっスね」
    泉 朔夜:「資材班には軽く話も通しておくよ」
    景山 稔:「よっ、気遣いの達人!」
    風祭ユウ:「いいんですか?」
    泉 朔夜:「いいのいいの、子供は元気にご飯食べておくのが一番だよ」
    遠節 錺:「ありがとうございます…!やったあ3人でいけるんですって!」
    風祭ユウ:「そっか…そういうものか」
    景山 稔:「何がいいかな。正月だし和食……地元の和牛とか食う?」
    風祭ユウ:「和牛か…!」
    風祭ユウ:腹がくぅと鳴る。
    風祭ユウ:「…」
    風祭ユウ:「ええと…賛成、ってことで」
    遠節 錺:「ええ!私も賛成!」
    遠節 錺:「初めて行くわね…楽しみよ!」
    景山 稔:「よし、決まりだな!」
    泉 朔夜:「足りなかったら僕か霧谷宛に領収書切っておくんだよー」
    景山 稔:「流石にそこまでは甘えられんっスよ!気持ちだけ貰っとくぜ!」あんがとさん、よいお年を!と結ぶと、遠節さんと風祭くんを先導するように支部を出ていく。

    GM:ダブルクロス the 3rd edition
    GM:「コード:613123」
    GM:識別終了