ミドル3
GM:準備ができた方から登場侵蝕をお願いします
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (55 → 56)
佐々木 董香:佐々木 董香の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (54 → 60)
佐々木 董香:いえい
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (58 → 59)
相沢 幸之進:やっと低い値だ!
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (61 → 71)
ベアトリス・アニムス:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 3[3]+48 → 51
ベアトリス・アニムス:低め助かる
GM:現在調べられる情報項目は以下の4つです
情報項目
・「アフターグロウ」セルについて 情報:噂話 5
・三郷真白の容体について 情報:UGN 8
・フライングサンについて 情報:UGN 6
・占い師について 情報:噂話 8
佐々木 董香:サマーアイランドくんがねえ…!
諏訪桜海:事件には関係ない人なんじゃない?
左文字勇人:シナリオロイスですし、私とベアトリスさんがアフターグロウとフライングサンかな?
佐々木 董香:花火師だもんな…
相沢 幸之進:ましろんの容体は知りたいけど成功できる気がしない……!
諏訪桜海:得意が噂話だし 占い師やっときたみ
ベアトリス・アニムス:ダイスめっちゃ振れるから高い方いけるよ
左文字勇人:じゃあアフターグロウをすっぴんで行ってみます、こちら。
佐々木 董香:ゆっきーがいかないならましろん行こうかな
佐々木 董香:「あんたじゃ無理だ。俺が代わる」
相沢 幸之進:「すまねえ!恩に着る!」
佐々木 董香:行くなら待機しま……じゃあやるか!
佐々木 董香:・三郷真白の容体について 情報:UGN 8
佐々木 董香:要人コネパワーを使い
佐々木 董香:5dx+1>=8
DoubleCross : (5DX10+1>=8) → 9[1,3,6,9,9]+1 → 10 → 成功
佐々木 董香:いえあ
左文字勇人:ないす!
諏訪桜海:ひゅう!
GM:ナイス!
相沢 幸之進:パワァー!
GM:まとめて開示するのでどんどんどうぞ!
諏訪桜海:占い師行きます~
諏訪桜海:2dx+2>=8
DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 7[5,7]+2 → 9 → 成功
佐々木 董香:やる~
相沢 幸之進:では次私。アフターグロウについて抜くよ。 情報:噂話 5
相沢 幸之進:1dx+2>=5
DoubleCross : (1DX10+2>=5) → 10[10]+3[3]+2 → 15 → 成功
左文字勇人:おお、すごい。
相沢 幸之進:パゥワー!
左文字勇人:・フライングサンについて 情報:UGN 6 にチャレンジします。
ベアトリス・アニムス:すごい!
左文字勇人:2dx+1>=6
DoubleCross : (2DX10+1>=6) → 6[4,6]+1 → 7 → 成功
左文字勇人:よしよし、成功です。
相沢 幸之進:ぱーふぇくと!
GM:パーフェクト!!
GM:ではそれぞれ開けます
・「アフターグロウ」セルについて
1月前からZ市内の子供たちが次々に覚醒、流れて行ったセル。特性上構成員は殆ど自分の家がある子供で、それはリーダーであるフライングサンも同様である。FH、セルと言った概念がどこから持ち込まれているのかは今のところ不明である。現在は「ブルースカイ計画」を進めているらしく市内では方々で機械を操作したり大人を追い払っている構成員の姿を見かける。主な面子は以下
“フライングサン” セルリーダー キュマイラとサラマンダーのクロスブリード、増強させた筋力を主体とした白兵戦を好む
“サマーアイランド” 作戦担当 ブラックドッグとノイマンのクロスブリード、計画を進めるために各地で機械を操作している
→「ブルースカイ計画」について 情報:UGN 9が追加
・三郷真白の容体について
容体自体は安定しているが、ウロボロス/オルクスのクロスブリードを発症。侵蝕率は現在50%程度だが、一度能力の核である場所を砕かれたかのように現在能力は使用できなくなっている。目覚めた際も一種の忘我状態に陥っている。カウンセラーが話を聞き出したところ「教室を壊したのは自分であることはわかっている」「あそこで終わっておけば良かった」と放課後教室を破壊した自覚と罪悪感を持っていることは確かなようだ。
・フライングサンについて
本名仁科千里、市内の高校に通っている高校生。実家は一般家庭、FHに加入していた前歴も特に確認できない。両親には将来を期待され厳しい教育、詰め込みのスケジュールでの習い事をこなしていたが中学受験、高校受験と志望校に合格できずに両親からの関心を失い、その後は夜中の徘徊や恐喝等の非合法行為を厭わなくなった。両親も以降の彼女には完全に興味が無いのか、自宅に訪問して行方を聞いても行方に関してはあずかり知らないといった様子だった模様。
・占い師について
元「コンステレーション」セルエージェント、所属時のコードネームは「フラックス」。セル自体は既にUGNの討伐により消滅しており、本人もFHからは足を洗ってこの街に来た。日がな一日占いをしたり街の子供達と話をしたり新聞を読んだりして過ごしている。
→次のシーンで占い師を探すことができます
GM:と、言うわけで
ベアトリス・アニムス:お、新規出たわね
GM:・「ブルースカイ計画」について 情報:UGN 9が追加
GM:振る人います?
ベアトリス・アニムス:調べます。砂の加護使って侵蝕54
ベアトリス・アニムス:7dx+1>=9
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[2,3,5,5,6,6,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
ベアトリス・アニムス:クリア~
佐々木 董香:さすがー
GM:流石!
左文字勇人:ぱーふぇくと!
GM:では投下
・ブルースカイ計画について
フライングサンを筆頭に、アフターグロウセルメンバーが協力して行っている計画。街に願いを叶える悪魔というふれこみで使用者をオーヴァード化させる術式をばら撒き、仲間を増やしつつ、子供が全員オーヴァードになった頃合いでサマーアイランドが仕掛けていた爆弾とそれまでに勧誘したオーヴァードの人数をフル投下。エフェクトを使用し侵攻をかけ街をオーヴァードの子供だけにしようという目論見。フライングサンが主にオーヴァードの子供だけの街にしようと計画し、サマーアイランドというエージェントが細かい手配等を行っているようだ。
GM:情報はひとまず以上です
GM:Z市支部、会議室
GM:つい先ほど三郷さんに顛末を説明しに行くと言った支部長からは、好きに使っていいと話が出ている。
GM:あなたたちは一通り情報を集めに駆け回り、ここに集合していた
佐々木 董香:「しつもーん」
佐々木 董香:「いいニュースと悪いニュースどっちから聞きたいー?」
相沢 幸之進:「映画以外でそんな台詞聞くことになるとはなぁ」
諏訪桜海:「いいほうがあるのが驚きだわ」
左文字勇人:「盛り上がる感じでたのまぁ」
ベアトリス・アニムス:「それじゃあ悪い方から、どう?」
佐々木 董香:「おっけー」
佐々木 董香:と言って相沢くんに視線を向ける。
佐々木 董香:「えっとね」「ましろんもオーヴァードになっちゃったみたい。」
相沢 幸之進:「……おう」驚きと寂しさの混じった複雑な顔
佐々木 董香:「それで、少なくともましろんの認識では」
佐々木 董香:「ゆっきーたちが巻き込まれたあの事故は、自分のやったものだと思ってるみたい。」
左文字勇人:「なのか、相沢?」
ベアトリス・アニムス:「直接の状況を見てるのは二人だけだから……少年、どうだった?」
相沢 幸之進:「あのうねうねっとした腕とかかいな。でもそれ自体に襲われとったで?当のましろんが」
佐々木 董香:「うん、実際はどうかわからないよ。現場の検証も済んでないし、それに何よりましろんが今能力を使えない状態みたいだからね」
左文字勇人:「記憶の混濁か。あるいは──」ふむ、と顎に手を当て考え込む。
佐々木 董香:「だけど。そのうねうねした腕にましろんが襲われていたってことに関しては」
佐々木 董香:「ましろんは『あそこで終わっておけば良かった』って漏らしてたみたい。」
佐々木 董香:「それに関しては、なにか心当たりがある?」
相沢 幸之進:「あるかないかで言えば……ある」
相沢 幸之進:「ましろん、何かの夢を叶えたがってたんじゃ。それを悪魔に叶えてもらおうと今回のおまじないを実行した」
相沢 幸之進:「でも、なんも起こらんかった」
相沢 幸之進:「ましろん、おまじないの直前に願い事のこと言っててな『もう諦めなきゃいけない』夢だって」
諏訪桜海:「……」ムスッとする。
相沢 幸之進:「……だからなんも起こらなかったことに。無駄に続き続ける日常に辟易しちまったのかなぁ」
左文字勇人:「自暴自棄──ってやつか」
佐々木 董香:「そっか。ありがと」
佐々木 董香:「で、次はいいニュースね。」
左文字勇人:「──よ、待ってました!」あえておどけた口調で。
佐々木 董香:「ましろんがそういうお話が出来るぐらいまで回復しました、やったー」
ベアトリス・アニムス:「……なるほどね、そうやって色々と人を集めてたってとこ、か」
相沢 幸之進:「やったー……!」ノリに合わせる
左文字勇人:「なるほど。確かにそいつぁ明るいニュースだ」
佐々木 董香:「………これ逆のほうがよかったかなー」なんとなく気まずさを察知する
諏訪桜海:「まあそうね……」
佐々木 董香:「よーしじゃあ、パスパス。次の人よろしくー」
左文字勇人:「前向きで結構結構」
相沢 幸之進:「んじゃ次はわいな。商店街の井戸端ネットワークで色々聞いてきたで」
左文字勇人:「お、さすが地元民」
相沢 幸之進:「おばちゃんのうわさ話は時に光速を超え3人寄れば文殊の知恵となるんでい!……ってな冗談は脇に置いといてっと」
相沢 幸之進:「ざっくりまとめると近頃行方不明になっていた子供たちがどこに行っていたかって話や」
佐々木 董香:「そんな重要な情報をおばちゃんたちが」
相沢 幸之進:「尾ひれはひれ付けた噂話も時に真実にたどり着くってわけやな」
ベアトリス・アニムス:「ほんと、色んな人が見てるのね……頼もしいけどちょっと怖いわ」
諏訪桜海:「まあ、狭い世界だから……」
相沢 幸之進:「誘拐事件、これは神隠しでも子供好きの誘拐犯でもあらへんかった。子供たちは結局んとこ覚醒後アフターグロウセルってのにたどり着いておったみたいや」
相沢 幸之進:「ほんでそこのトップも子供なんじゃと。セルリーダーは“フライングサン”。ほんで作戦担当に”サマーアイランド”ってやつがおるらしい」
佐々木 董香:「サマーアイランド?」
諏訪桜海:「……知ってるような反応ね」
佐々木 董香:「うん。同じハンドルネームの子に今日あったばかり。」
ベアトリス・アニムス:「お、どんな感じの子だった?」
佐々木 董香:「でっかいパソコン抱えて街を徘徊して花火の打ち上げ場所を計算してる子?」
相沢 幸之進:「なんじゃ随分愉快な子じゃなあ」
佐々木 董香:「あと『何してるの?』って聞いたら『人間』って応えるタイプでもあったねー」
ベアトリス・アニムス:「花火……なるほどね、そう言う事……」少し頭を抱えながら
左文字勇人:「哲学的だな、そいつぁ」
相沢 幸之進:「あとその団体さんはいま『ブルースカイ計画』ってのを進めてるらしいで。似たような名前ばっかでくらくらしてきたわい」
諏訪桜海:「あいつら、そういう統一性にこだわりたがるのよ」
諏訪桜海:「カラーギャングみたいな。そうやって誇示する習性」
相沢 幸之進:「わからんでもないなあ。運動会ん時にTシャツ赤色で統一する~みたいな感じやな」
佐々木 董香:「仲間がいると嬉しいもんね」
相沢 幸之進:「ちなみに悪魔さんを呼び出したときの呪文は『アフタースカイ~×3』って感じや。なんか関係ありそうじゃのう」
諏訪桜海:「なんかありそうっていうか……」
相沢 幸之進:「ワイからは以上や。おばちゃん達の話は真実にたどり着くってよりセッションしてる感じで錯綜しててな。役に立ててたなら幸いやで」
左文字勇人:「そりゃクサいなんてもんじゃねえな。しかし──」
諏訪桜海:「ないわけないでしょそれ……」
左文字勇人:「どうにもまだ、ぼんやりしてやがんな」
左文字勇人:(覚醒したガキが自分でFHに接触してセルを構成した? いや、あるいは──)
左文字勇人:告げられた内容を咀嚼して、情報を脳内で整理する。
ベアトリス・アニムス:「その辺り、計画の詳しい情報は私が調べてきたんだけど」
ベアトリス・アニムス:「先ず、セルリーダーの事を左文字くんが探ってたから、そっちから頼めるかしら?」
左文字勇人:「りょーかいだ」
左文字勇人:「フライングサンについてだが、特に秘匿はされてなかった。ま、楽な部類ってやつだな」
左文字勇人:「本名は仁科千里。市内在住で市内の学校に通ってる女子高生」
左文字勇人:「子供の頃から親御さんの期待を受けて勉強三昧──だったんだが、中学高校と立て続けに受験に失敗してる」
左文字勇人:「で、その後はよくある話だな──胸糞は悪いが」
左文字勇人:「親から期待されなくなりドロップアウト。夜の町で悪い遊びを覚え──って感じらしい」
佐々木 董香:「わー」
相沢 幸之進:「ヤンキーの定型って感じやな~夜の商店街とか探せば似たようなのいそうやわあ」
左文字勇人:「家の方にも探りを入れてみたが、両親の方はネグレクトだな、ありゃ」
左文字勇人:「警察に届けは出してるみてえだが、関心はもう持っちゃいねえ──って感じだ」
諏訪桜海:「治安も普通に悪いのよねこの街……」
相沢 幸之進:「悲しいかな否定できひんわ」
左文字勇人:「別にこの街だけの話って訳じゃねえだろ。よくあるっちゃよくある話だ」
左文字勇人:「──っと、脱線だなこいつぁ」
左文字勇人:「んで、FHとは親子共にこれまで繋がりはねえ」
左文字勇人:「つまり、入りたてほやほやのルーキーちゃんってことだ」
相沢 幸之進:「でも同時にセルリーダーでもある……と」
佐々木 董香:「よっぽど水が合ってるのか」
諏訪桜海:「それだけ力があるってことでしょう」
左文字勇人:「そこの違和感が今回の鍵かねぇ」
ベアトリス・アニムス:「うん……これで概ね方向性も理解出来たわ」
左文字勇人:「さておき、こっちはこんなだな。そっちの情報頼まあ」
ベアトリス・アニムス:「で、これからが今回のお話の核になりそうなところ」
ベアトリス・アニムス:「その、ブルースカイ計画についての情報ね」
ベアトリス・アニムス:ちょっと実力行使で話を聞いてきたわ、と後付けし
佐々木 董香:「パワーは大事だよね」
左文字勇人:「一番確実だな、うん」
ベアトリス・アニムス:「これくらいの年齢の子の扱い、ちょっと手馴れててね」
ベアトリス・アニムス:「セルリーダーと、セルの子が協力して計画してるみたいなんだけど―――」
ベアトリス・アニムス:「先ずは、"願いを叶える悪魔"。あれはこのセルがばらまいた人間をオーヴァードに強制的に覚醒させてしまうタイプの術式ね」
相沢 幸之進:「……!?」
ベアトリス・アニムス:「多分ある程度の領域を絞って、特定の状況、ワードを呟いた子に発動するようなものなんだろうけど」
佐々木 董香:「うへえ」
諏訪桜海:「そんなこと出来るの?」
左文字勇人:「手軽に増やすもんじゃねえだろうに」
ベアトリス・アニムス:「出来るか出来ないか、で言えば……既に何度も起こってる、ってのが正解かしら」
ベアトリス・アニムス:「で、これ自体は通過点」
諏訪桜海:「戦力を増やすなら、当然」
佐々木 董香:「いくら水が合ってたとしても、覚醒したての子がそんなことを思いついて、しかも実行まで出来るのな…」
諏訪桜海:「……それの使い道までが目的、か」
相沢 幸之進:「それで、そいつらは何を実行しようってんだ?」
ベアトリス・アニムス:「次はその子たちを仲間にする。同じ境遇とでも言って集めてたのかしら。ちょっとそこの詳細までは分からなかったけど……」
ベアトリス・アニムス:「最終目標は、街の子供を片っ端からオーヴァードにした後に」
ベアトリス・アニムス:「サマーアイランドが仕掛けた爆弾。それと集めたメンバーの能力行使で。ここを"子供だけの街"にする」
佐々木 董香:「そこは子供らしい発想なんだ」
左文字勇人:「──少年少女の主張にしちゃ、ちょいと物騒にすぎるな、そりゃ」やれやれ、と肩をすくめる。
諏訪桜海:「……今でさえギリギリなのに」
佐々木 董香:「正直実現できるとは思えないけど、その過程で起きることがやばすぎるよね」
諏訪桜海:「子供だけになって立ちゆく訳はないけど、ええ」
諏訪桜海:「問題はそこじゃないわね」同調して。
ベアトリス・アニムス:「トップの子の環境を考えるに、大人への復讐とか、そう言う類のものなんだろうけど……」
左文字勇人:「できるかできねえかじゃねえからなぁ。FH(あいつら)のやり口は」
ベアトリス・アニムス:「ええ、無作為にオーヴァードにしようとする時点で、大量のジャームが発生するのは目に見えてるし」
ベアトリス・アニムス:「それに計画が中途で終わっても、一斉に暴れられたり、爆弾だったり……相応の被害が出るのは間違いないわ」
左文字勇人:「そーゆーこった」
左文字勇人:「”したい”って思って実行してる時点で、すでにまずい」
諏訪桜海:「でも、儀式の阻止は現実的じゃないわ」
諏訪桜海:「どれだけ膾炙して、どこで誰が行うとするかなんて捕捉しきれない」
佐々木 董香:「人の口に戸は立てられないからねえ、噂話は無限に広がってくよ」
左文字勇人:「だな。それよりは頭を抑えに行く方がまだ目がありそうだ」
相沢 幸之進:「なら、殴り込みかいな?」
佐々木 董香:「だね。ただし、ちゃんと狙いは定めた上で」
左文字勇人:「まずは居場所を特定ってやつだ」
左文字勇人:「足がかりがなんかありゃいいんだが──」
諏訪桜海:「向こうが先頭立って出てきてくれるでもないもの」
ベアトリス・アニムス:「そうね、どうやって居所を掴むか……」
相沢 幸之進:「うぅむめんどいのう。ただの不良ならメンツを守るために上が出てきそうなもんなんに……」
諏訪桜海:「ただの喧嘩とは思わない方がいい」
諏訪桜海:「もっと往々にして狡猾で、邪悪よ。それに」
諏訪桜海:「簡単に命の奪い合いになる」
相沢 幸之進:言葉の冷たさにビクリと肩を震わせる 「す、すまんかった。わい、ちと出しゃばり過ぎたなぁ」
左文字勇人:「気にはしとけ、気には病むな」
左文字勇人:「──で、諏訪の方はなんか掴んでねーのか?」
佐々木 董香:「全くでたらめな呪文の噂を流して、本家が埋もれるようにすれば多少は時間は稼げるかなあ。」
諏訪桜海:「今回の事件については、何も」
佐々木 董香:「その間に人海戦術でなんとか……あ、含みのある言い方!」
諏訪桜海:「……こういうとこは鋭いんだから……」
ベアトリス・アニムス:「別の何か、あるみたいね」
左文字勇人:「頼む。きっかけになるかもしれねえ」
諏訪桜海:「……人の電話」
諏訪桜海:「……そろそろ鳴ります、なんて言い当てられる?」
佐々木 董香:「自分から電話をかければ!」
左文字勇人:「ブラックドッグやノイマンならあるいはってとこか?」
佐々木 董香:「それ以外だと運かなー」
左文字勇人:「──まあ、普通は無理ってやつだな」
ベアトリス・アニムス:「何かしらの能力持ちか、トリックか……はたまたそれ以外の何か、か」
諏訪桜海:「運、ね。それが言い得て妙かも」
相沢 幸之進:「……それがどうかしたんか?」話の流れが理解できていない
諏訪桜海:「路上の占い師にそういうことをされた。それ、千円ぽっちに値すると思えなかったから」
諏訪桜海:「洗ったら、元FHのエージェントだった。“アフターグロウ”とはまた別のね」
左文字勇人:「そいつぁ──」
左文字勇人:「クサいなんてもんじゃねえな、それこそ」
諏訪桜海:「最後まで聞きなさい。セルはあんたたちが既に磨り潰してた」
諏訪桜海:「そいつはあんなところ抜けて正解だったって仄めかしてた」
諏訪桜海:「こっちが“そう”って……多分だけど知らずに言ったんじゃないかしら?」
諏訪桜海:「これって、使えると思わない?」
左文字勇人:「──ああ、かなりってやつだな、そりゃ」ニヤリと笑う。
ベアトリス・アニムス:「経歴も洗ったって様子ね。今は悪さもしてないなら、こっちから何かコトを起こすって事はしないけど―――」
ベアトリス・アニムス:「ははぁ。その内に知ってる事聞き出しちゃおうって腹ね」
諏訪桜海:「というか、占ってもらおうかなって」
諏訪桜海:「一つ、問題があるとすればそいつ自身の居場所だけど、まあ」
諏訪桜海:「身を隠してないってなら、“フライングサン”本体よりは望みあるでしょ」
左文字勇人:「だな。隠れてねえなら、探しようはある」
左文字勇人:「実に”いいニュース”ってやつだ」
GM:シーンカット、ロイス整理と購入は該当タブでどうぞ
佐々木 董香:ロイス保留
佐々木 董香:ボデマ
佐々木 董香:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[3,8] → 8 → 失敗
左文字勇人:ロイス保留。
佐々木 董香:残念
諏訪桜海:ロイスは保留
左文字勇人:シューターズジャケット
諏訪桜海:あたしもボデマするか
ベアトリス・アニムス:ロイス保留して~
左文字勇人:2dx+2>=13
DoubleCross : (2DX10+2>=13) → 6[1,6]+2 → 8 → 失敗
左文字勇人:失敗。
左文字勇人:以上。
諏訪桜海:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 7[2,7]+1 → 8 → 失敗
諏訪桜海:ダメです おわり!
相沢 幸之進:ロイス 諏訪桜海 親近感/〇恐怖 で取得
諏訪桜海:こわくないよ~
ベアトリス・アニムス:ボデマを振ってみましょう。砂の加護は~まだ余裕あるかな
ベアトリス・アニムス:えいっ 侵蝕57です
ベアトリス・アニムス:7dx>=12
DoubleCross : (7DX10>=12) → 10[2,3,4,5,5,7,10]+7[7] → 17 → 成功
左文字勇人:おおー
ベアトリス・アニムス:ははは。欲しい人にあげます
左文字勇人:カバーリンガーな諏訪さんですかね?<ぼでま配布先
相沢 幸之進:2dx+1>=9 ハードコート狙うよー
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 10[8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
左文字勇人:おお、すごい!
相沢 幸之進:やった!着ますわ!
ベアトリス・アニムス:諏訪ちゃんはきぐるみってる!
左文字勇人:あ、なるほど。
左文字勇人:<諏訪さんはきぐるみ
ベアトリス・アニムス:ということは佐々木ちゃんにお渡しかな
諏訪桜海:着ぐるみぜ
左文字勇人:でしょうか。私はもうちょっとがんばってシューターズジャケットをクライマックス前にゲットしておきたい。
相沢 幸之進:購入はあまり手伝え無さそうだから応援しておくね
佐々木 董香:じゃあいただきます!ありがとう!
ミドル4
GM:交流シーンです、登場する方は登場侵蝕をお願いします
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (56 → 61)
佐々木 董香:佐々木 董香の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (60 → 66)
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (59 → 62)
ベアトリス・アニムス:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 6[6]+57 → 63
GM:Z市支部、休憩室
GM:博物館の職員用の休憩室。
GM:バックヤード見学目的の者を通すこともあるのか、中は和室で、お茶などの設備は充実している
佐々木 董香:「はふー」
佐々木 董香:ゆるりとお茶を飲んでいる。
諏訪桜海:「ふう……」ニーハイブーツを脱いで、靴下姿で畳の上へ。
諏訪桜海:「向こうが落ち着き次第、捜索か。やっぱり薄々思ってるんだけど」
佐々木 董香:「靴脱げるのいいよね~、ここ」
諏訪桜海:「どっか緩いわよね、この支部……」
佐々木 董香:「そう?」
諏訪桜海:「私もそんな歴戦じゃないから何ともだけど」
諏訪桜海:「まあ……あれか。護衛任務が多いからか、私が」
諏訪桜海:「だいたいピリピリされてる感じっていうか」
佐々木 董香:「あー、護衛仕事はたしかにそうかもね」
佐々木 董香:「一瞬のミスが命取りだし」
佐々木 董香:「今回は、被害者のケアもしながらだからね」
佐々木 董香:「ピリピリよりゆるゆるの方がいいんじゃないかなー」
諏訪桜海:「まあ、これでこっちが余裕なかったら悪影響か」
諏訪桜海:「その点、増援組も余裕ありそうな雰囲気なのはよかったけど」
佐々木 董香:「頼りになるよねー。あの人達」
佐々木 董香:「でも、僕は一番最初にあそこに着てくれたのがすーにゃんですごく助かったよ」
諏訪桜海:「ええ、手慣れてるっていうか……」
諏訪桜海:「……なんでさ」
佐々木 董香:「すーにゃんだからこそ、あの惨状からすぐにゆっきーたちを見つけられたんじゃん」
佐々木 董香:「ゆっきーの腕が無くなっちゃってるのをみて思ったんだ」
佐々木 董香:「すーにゃんがいなくて、ゆっきーたちを見つけるのがもっと遅れてたら」
佐々木 董香:「ゆっきーが無くすのは腕だけじゃ済まなかったかもしれないって」
諏訪桜海:「……まあね」
諏訪桜海:「探知が得意なわけじゃないけど……まあ」前髪をくるくると弄ぶ。
佐々木 董香:それは、もし自分だけで助けることが出来たのなら、彼は何も失わずに済んだかもしれないという後悔でもあるのだけど
諏訪桜海:「あれくらいはね。当然だわ」
佐々木 董香:「ふふ、かっこいー」
諏訪桜海:表情を少し緩めたまま、お茶を淹れる。
佐々木 董香:「でも、そんなに頼れてカッコいいのに。」
佐々木 董香:「すーにゃんはまだ、僕たち《オーヴァード》のことが嫌い?」
諏訪桜海:「……別に。あんたたちのことが嫌いなわけじゃないわよ」
諏訪桜海:「オーヴァードのことが、特段嫌いなわけじゃない。特段好きでも断じてないけど」
佐々木 董香:「でも、すーにゃんはレネゲイドに人生を奪われたって思ってる」
諏訪桜海:「……ええ」
佐々木 董香:>諏訪桜海:「……ああ」
>諏訪桜海:「あんたもそっち側か」
佐々木 董香:「だから、ゆっきーが僕たちに頼み事をしたときさ」
佐々木 董香:「僕はゆっきーが同じように『奪われた』ことを嘆いてくれないことが」
佐々木 董香:「少し寂しいのかなって思っちゃった」
諏訪桜海:「……そういう所が鋭いのは癪だと思ってるわよ」
佐々木 董香:「剣士は鋭い感覚がなければ務まらない職業なので」
諏訪桜海:「……」お茶に口を付ける。
佐々木 董香:「ごめんね。一緒に嘆いてあげられなくて」
諏訪桜海:「別に。傷を舐め合う仲間がほしいわけじゃないわ」
佐々木 董香:「うん」
諏訪桜海:「例えば、奪われなかったら」
諏訪桜海:「あのままどこまでも行けたか、なんて分かったわけでもない」
佐々木 董香:「意外」
諏訪桜海:「どこかで折れて、曲げてて。今よりろくなもんじゃないことになってたかも……何よ」
佐々木 董香:「すーにゃんならどこまで行けるって信じてるんだと思ってた」
諏訪桜海:「当時はね」
諏訪桜海:「周り弱かったし。負けてるとこなかったし」
佐々木 董香:「うんうん、それでこそすーにゃん」
諏訪桜海:「何それ。バカにしてる?」
佐々木 董香:「んーん、尊敬してる」
諏訪桜海:「……そ。とにかくね」
諏訪桜海:「可能性を勝手に奪っておいて、さも」
諏訪桜海:「これは素晴らしい可能性の力ですみたいな」
諏訪桜海:「そういうお為ごかしがムカつくだけ」
佐々木 董香:「やっぱり」
佐々木 董香:「すーにゃんは強いなあ」
諏訪桜海:「何それ。別にあんたが弱いなんて思ったことはないわよ」
佐々木 董香:「すーにゃんは僕の次ぐらいに強いなあ」言い直す
諏訪桜海:「……は?」
諏訪桜海:「逆でしょ」
佐々木 董香:「そこは譲れないのだ」
佐々木 董香:楽しげに笑いながら
諏訪桜海:「……そ」表情は緩やかになって。
佐々木 董香:「そういうお為ごかしとか、大義名分がさ」
佐々木 董香:「必要なんだよ。《奪われた》人たちにはさ」
諏訪桜海:「自分で掲げるもんでしょ」
佐々木 董香:「そういうの抜きで自分のあり方を見つめるのは、やっぱり怖い」
諏訪桜海:「目瞑ってたら泳げないでしょ」
佐々木 董香:「え、そうなの?」
佐々木 董香:「僕、いっつも目瞑ってた。水が目に入るの痛いから」
諏訪桜海:「バカね」
諏訪桜海:「いくらでもあるでしょ。ゴーグルとか、そういうの」
諏訪桜海:「全部使えばいいのよ」
佐々木 董香:「ふふ」
佐々木 董香:「だね。好き嫌いは良くないか」
佐々木 董香:「ゴーグル、頭が締め付けられるのが苦手なんだけど」
佐々木 董香:「すーにゃんがそういうなら使ってみようかなー」
諏訪桜海:「今度行く?」
佐々木 董香:「あ、デートのお誘い?」
諏訪桜海:「一駅行けばわりあいマシなプールあるわよ。……まあ、そうね」
諏訪桜海:「そう捉えるなら気合い入れた格好してきてもらおうかしら」
佐々木 董香:「気合…入ってるよ!」
諏訪桜海:「……は?」
佐々木 董香:ゆるゆるのワイシャツにうまく結べていないネクタイ、そして折り目がぐだぐだなスカート
佐々木 董香:「かなり動きやすく剣が振るいやすい恰好なんだけど」
佐々木 董香:「気合ってそういうのじゃない?」
諏訪桜海:はあ、と大きく溜息を吐く。
佐々木 董香:「あ、呆れられたー……!」
佐々木 董香:「え、じゃあもしかしてスク水でプール行くのもダメ?」
諏訪桜海:「……」
諏訪桜海:「……まず服屋からね」
佐々木 董香:「は、はーい」
諏訪桜海:「最初くらいは手伸ばしてあげるけど」
諏訪桜海:「そこから先は自分で考えなさいよ」
佐々木 董香:「もしかして」
佐々木 董香:「おしゃれの道もかなり修行?」
諏訪桜海:「当たり前でしょ。どの世界も全部そんなもんよ」
佐々木 董香:「なんてこったい」
佐々木 董香:「じゃあ、最初にできるだけすーにゃんに助けてもらわないとねー」
佐々木 董香:「そしてすーにゃんによりおしゃれさんになって師匠を安心させちゃうのだ」
諏訪桜海:「私の次くらいにしときなさい」
諏訪桜海:「譲らないわよ」
GM:Z市支部、病室の一角
GM:相沢君にとっては目が覚めてからぶりの入室になる
相沢 幸之進:「じゃますんで~」
三郷 真白:「あ」
三郷 真白:「お疲れ様ですー」
ベアトリス・アニムス:「や、体調はどう?」
三郷 真白:「今のところ特に悪いって感覚はしないんですけど…」
ベアトリス・アニムス:少年には特に必要は無いと言われたが、万が一の為のお目付けで一緒に付いてきた体だ
相沢 幸之進:「UGNの治療様様って感じゃのう。なんにしても無事でよかった」
三郷 真白:「………」
ベアトリス・アニムス:「うん、とりあえずはよかった。後は……」相沢くんの方をそっと見ながら
三郷 真白:「ま、まあそうだよねー、私も相沢君が無事でよかったし」
ベアトリス・アニムス:(当事者同士、どうケアできるか、かな)
相沢 幸之進:「あーー……」言葉を選ぶように口をパクパクとさせ頭を掻く。
相沢 幸之進:「ましろん、今のうちに聞いときたいことがあるじゃ」
三郷 真白:「……なあに?」
相沢 幸之進:「董香さん。あのゆるふわっとした子に聞いちまったんだけんど」
相沢 幸之進:「『あそこで終わっておけば良かった』って、本当に思うとるんか?」
三郷 真白:「………」
三郷 真白:そこで初めて、沈黙する
相沢 幸之進:「すまん、言いにくであろうことを聞いとるのはわかっとる」
相沢 幸之進:「でも、何か叶えたい夢があったんだろ?だからこそ悪魔にでも縋ろうと思うたんだろ」
相沢 幸之進:「だからさ……」言葉が詰まり頭を掻く。
相沢 幸之進:「だぁあああ!しゃらくせえ」
相沢 幸之進:「真白!こっ恥ずかしいから言いたかなかったけどもうこの際だからはっきり言うぞ」その目を真正面からみる
三郷 真白:ふい、と目を逸らそうとしたが、できなかった
相沢 幸之進:「夢を追いかける真白はマジでかっけえよ!」
相沢 幸之進:「そんなに思いつめるってのはそれに本当に真摯にぶつかってきたからこその気持ちだろ」
相沢 幸之進:「なら俺はその夢を追いかけ続ける真白を見ていたいよ」
相沢 幸之進:「まだ俺はその姿を。追いかけたい背中を見ていたい」
相沢 幸之進:「だから……その……」口をまごつかせる。
三郷 真白:「……いいの」
三郷 真白:「………もう、いいの」
三郷 真白:「…こういう手段に頼る以前の問題だって、わかっていたから」
三郷 真白:「…うまくいかな過ぎて、いっぱい色んな人に当たった、喧嘩も迷惑も散々かけた」
三郷 真白:「そこまでしても、…そこまでしたって、ステージにいる子達の、10分の1も届かない」
相沢 幸之進:「……ステージ?」
相沢 幸之進:「真白は、どんな夢を追いかけてたんだ?」
三郷 真白:「……あ」
三郷 真白:言っちゃった、という顔
相沢 幸之進:「やっぱ、言いたくないんか?」
相沢 幸之進:「そりゃそうじゃろな。存外本当の夢ってのは、真剣な夢ってのは、他人に言うにはこっ恥ずかしいもんじゃ」
相沢 幸之進:「……」ベッドの端に座る。
相沢 幸之進:「……わいの夢は医者じゃ」
相沢 幸之進:「クソ親父が医者でな、本当に人間として最悪なくせに。医者としての姿勢はかっこよくてのう」
相沢 幸之進:「でもその背中を追いかけてるみたいで癪に触って……夢に蓋してもうた」
相沢 幸之進:「ましろんとの”おまじない”で思い出せたよ。それが本当のわいの夢や」
三郷 真白:「……そうですか」
三郷 真白:「…アイドル」
三郷 真白:「なりたかったんです」
三郷 真白:「1年前から、ずっとオーディションとレッスンのために、バイトしてて」
三郷 真白:「お母さんに無理言って、門限遅くしてもらって」
相沢 幸之進:黙ってうなずく。
三郷 真白:「で、結果が昨日の奴で出なければ、もうやめろ、辞めなかったら追い出すって言われてて」
三郷 真白:「まあ、出なかったんですけど」
三郷 真白:「おまじない、頼ったのは、あと少し、お母さんの気が変わってくれないかって」
三郷 真白:「…こんなこと願う時点で、ダメダメなのかも」
相沢 幸之進:「ばか言うなや」
相沢 幸之進:「真白。お前が願ったのは『自分をアイドルにしてくれ』やない」
相沢 幸之進:「”自分で勝ち取る”ために時間をくれって事じゃ」
相沢 幸之進:「何を恥じることがあるんか!その過程を飛ばしちゃいけんと思うたからこその願いじゃないか!」
三郷 真白:「でも、それすらも無かった」
三郷 真白:「願いをかなえてくれるなんて誘惑に乗っても、結局何も無かったんですよ」
三郷 真白:スマホを開く、映るのは心配ではなく「どうせまだレッスンでもしているんでしょう、いい加減にしなさい」と突き放すだけの通知
三郷 真白:「叶わないくらいなら、いっそ叶わない後を生きなければいいと言ってくれればよかったのに」
GM:声は、かすれていた
ベアトリス・アニムス:「…………」話を、無言で聞いて。ゆっくりと立ち上がる
ベアトリス・アニムス:「うん」きゅっと、三郷さんをベッドの横から抱きしめて
ベアトリス・アニムス:「頑張ったね」
三郷 真白:「んむっ」いきなり抱きしめられたことに目を白黒させる
ベアトリス・アニムス:「……ずっと。お母さんに何を言われても。努力してきたんだよね」
三郷 真白:「……ん」
ベアトリス・アニムス:「でも、まだ諦めきれない……諦めたくない?」
三郷 真白:「……うん」
ベアトリス・アニムス:「よし、じゃあ思い切って一人暮らししちゃうのも大ありだね」
三郷 真白:「………?」
ベアトリス・アニムス:「お母さんも、きっと貴女の夢を頭から全部否定したいわけじゃないと思うんだ」
ベアトリス・アニムス:「……心配なんだよ。アイドルの業界も大変だって、よく聞くでしょ?」
三郷 真白:「……うん」
ベアトリス・アニムス:「じゃあお母さんに、自分の力でもできるんだって事。何か見せてあげないといけない」
ベアトリス・アニムス:「さっきの一人暮らしはあくまで例えだけど、ね」
ベアトリス・アニムス:「働きながら、並行でアイドルを目指してる人だって沢山いる訳だ」
三郷 真白:「でも、私、お金も無いし、働き口もアルバイトくらいしか…」
ベアトリス・アニムス:「そうね。働き口、無い訳じゃないんだけど……あ、勿論怪しいお話とかじゃなくてね」
ベアトリス・アニムス:相沢くんにも手招きして
相沢 幸之進:「……?」部屋の隅から戻ってくる
ベアトリス・アニムス:「お医者さんになりたい、って少年の夢にもちょっと引っかかるところ、あるかも」
ベアトリス・アニムス:「……レネゲイドのお話は聞いてるよね。その前提でお話を進めます」
三郷 真白:「は、はい」
相沢 幸之進:「んむ、おおよそのことは聞いちょるよ」
ベアトリス・アニムス:「私たちのいる組織、UGNってところね。表は普通の会社だったりして、裏で街で起こる事件を解決したりしてるんだけど」
ベアトリス・アニムス:今回の件もその一環ね、と付け加えて
ベアトリス・アニムス:「……まあ、ありていに言えば人材不足なの。私みたいに前線で戦う人もいれば、医療班の子や、事務の子とかもね」
ベアトリス・アニムス:「要するに、就職に便宜を図る事だったり、専門で色んな勉強を受けてもらうようなこと……望むなら、ある程度は出来るわ」
三郷 真白:「……子供でも大丈夫なんですか?」
ベアトリス・アニムス:「貴方達を助けた私以外の3人も学生さんだし。私だって大学生。というか……子供の方が多いわね。これは後で説明あるだろうけど……」
ベアトリス・アニムス:「とにかく、詳しいことはまた明日説明があると思うわ」
ベアトリス・アニムス:「……今私が言いたいのは」
ベアトリス・アニムス:「諦めるには―――まだまだ早いわ、少年少女」
三郷 真白:「………!」
ベアトリス・アニムス:「君たちはまだ生きて、ここに居るんだからさ」
ベアトリス・アニムス:「これまでを省みるのも大事だけど」
ベアトリス・アニムス:「"ここまで"じゃなくて……"これから、どう目指すか"。一回考えてみるのもいいんじゃないかな」
三郷 真白:「……はい……!」
相沢 幸之進:「ましろん……よかったなぁ」頬が緩む
三郷 真白:「あ、あの」
三郷 真白:「相沢君もありがとう、『アイドルにして欲しい』じゃないから、恥じること無いって、そんなこと考えたこともなかったから」
相沢 幸之進:「‥‥あぁ」
相沢 幸之進:「真摯に向き合ってる証拠ってやつや」
相沢 幸之進:「これからもがんばんなや。応援しとるで、ましろん」
三郷 真白:「…うん!相沢君も、まだまだ諦めないで!」
相沢 幸之進:それには応えず。曖昧に笑みを浮かべる。
相沢 幸之進:「……せや、わいちょっと用事があるんじゃった」
相沢 幸之進:「ほなまたな!」病室を後にするよ
GM:ぱたぱたと手を振ってそれを見送る
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (71 → 73)
左文字勇人:「──よ、おっかれさん」
左文字勇人:廊下で待ってた男が、ぽんっと取りやすい位置に缶珈琲を放る。
相沢 幸之進:「っと……ありがとうございます左文字さん」
左文字勇人:「ま、アレだな。アフターグロウがどこまで判ってやってんだかは知らねえが──」
左文字勇人:ぐびっと、自分の缶に口をつける。
左文字勇人:「放っとけねえよなぁ、ますますこいつぁ」
相沢 幸之進:「あぁ、そうっすね。」
相沢 幸之進:「二度とこんなことが起こらへんように。徹底的に潰さなあかん」
左文字勇人:「──で、用事ってのは?」
左文字勇人:話しやすいよう、隣へと移動して。
相沢 幸之進:「話が早くて助かるわ」
相沢 幸之進:「一つ。頼みがあるんじゃ」
相沢 幸之進:ポケットから一枚の紙を取り出す『医者』と書かれた一枚の紙。それをくしゃりと丸めゴミ箱に放った。
相沢 幸之進:「わいにレネゲイドの力を扱う稽古を付けとくれ」
左文字勇人:「いきなりだな?」
左文字勇人:ある程度予想してた言葉でもある。
相沢 幸之進:「今必要なんは人を救う力じゃない。人を倒す力じゃ」
相沢 幸之進:「わいに人は救えん。その資格もない。なら今できるのはそれだけ、そうだろう?」
左文字勇人:「………………」無言で缶の中身を呑み干して。
左文字勇人:「何事も、一朝一夕じゃいかねえよ」
左文字勇人:「けど、力がほしいのは『今』ってことなんだよな?」
左文字勇人:はぁ──っと嘆息。やっぱりテメエから首を突っ込んでくるやつだった。
相沢 幸之進:「あぁ。今を超えなぁ未来は掴めん。付け焼刃でもええ。欲しいのは『今』を戦う力じゃ」
左文字勇人:「……オマエ、喧嘩したことは?」
相沢 幸之進:「中学時代に自衛的には少し」
左文字勇人:「なら話は早え。一つだけ、覚えとけ」
相沢 幸之進:「うむっ!」
左文字勇人:「諏訪の言ってた通り、レネゲイドを使った戦い──実戦と喧嘩ってやつは違う」
左文字勇人:「が、共通点ってやつもある。基本にして深奥ってやつだ」
左文字勇人:一息だけ入れて
左文字勇人:「──ビビって呑まれたら、実力の半分も出せねえ」
左文字勇人:「敵だけじゃねえぞ、得てしまったテメエの力にも──ってヤツだ」
左文字勇人:少年が失った腕を指し示し──
相沢 幸之進:「わいの……力……」失くした腕をさする。
相沢 幸之進:ブルりと身を震わせ左文字の目を見つめ返す「はんっ!わかりやすい教えじゃ!」
左文字勇人:「ま、素人が色々やろうとしても無理ってもんだ」敢えて、おどけるような口調で。
左文字勇人:「とりあえずそれだけを念頭にやってみりゃあいい。サポートはしてやんよ」
左文字勇人:「これでも地元じゃ辟易とされてんだぜ」
左文字勇人:「『お節介野郎』──ってな?」
相沢 幸之進:「あぁ腹は決まった。どこまで出来るかわからんが全力でやってやろう!」
左文字勇人:「力入れすぎんなよ、抜いてるぐらいがちょうどいい──」
左文字勇人:ぽんぽんっと肩を叩き、廊下の向こうへと去ろうとして──
左文字勇人:「あ──」思い出したように
左文字勇人:「あとアレだ、オマエはもうひとつ──」
相沢 幸之進:「もうひとつ?」
左文字勇人:「オンナを泣かせないよう気いつけろ。そいつが一番肝要だ」
左文字勇人:返事は待たず、ひらひら~と手を振って立ち去る。
相沢 幸之進:「え……」廊下に一人取り残される
相沢 幸之進:「……はは。どこまで見えとるんじゃ、あん人は」
相沢 幸之進:頬がこわばり視界がゆがむ。鉛の液を飲まされたかのように平衡感覚が崩れてゆく。ベンチに腰を下ろしたらもう立ち上がれない気さえした。
相沢 幸之進:ふと壁によりかかったところでゴミ箱に気が付く。さっき投げ入れたゴミが一番上で風に靡いていた。
相沢 幸之進:ゴミを。たった一枚のメモをもう一度拾い上げしわを伸ばす。
相沢 幸之進:>三郷 真白:「叶わないくらいなら、いっそ叶わない後を生きなければいいと言ってくれればよかったのに」
相沢 幸之進:「何も言ってやれんかったわいに。……追っていい夢じゃないだろうが」
相沢 幸之進:廊下を走りその場を立ち去る。出来るだけその場から離れたかった。
GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでどうぞ
諏訪桜海:佐々木さんへのロイスを期待:○/不遜に変えます
諏訪桜海:購入はジュラルミンシールドでも狙っておこうかな。
佐々木 董香:諏訪さんへのロイスをオシャレともだち/諏訪桜海/好意◯/羞恥に変えます
佐々木 董香:メイド服
佐々木 董香:2dx>=20
DoubleCross : (2DX10>=20) → 4[3,4] → 4 → 失敗
佐々木 董香:ダメダメ
諏訪桜海:3DX+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 8[1,1,8]+1 → 9 → 失敗
諏訪桜海:財産使っちゃおう 3点払って購入。装備します
左文字勇人:時間節約ロイス処理。
左文字勇人:【相沢幸之進@○いいヤツ/不安】を【相沢幸之進@○庇護/不安】に変更。守護らねば。。。
左文字勇人:購入判定。シューターズジャケット。
左文字勇人:2dx+2>=13
DoubleCross : (2DX10+2>=13) → 8[5,8]+2 → 10 → 失敗
左文字勇人:財産点3を使って購入。装備。以上!
ベアトリス・アニムス:ロイス 三郷 真白 ●応援/不安で取得。後は……
ベアトリス・アニムス:砂の加護してメイド服狙います
ベアトリス・アニムス:侵蝕66!
ベアトリス・アニムス:8dx>=20
DoubleCross : (8DX10>=20) → 10[2,6,7,8,8,9,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
ベアトリス・アニムス:さすがにたりないか!以上!
左文字勇人:あ、そうだ話を聞かせてもらったので 6:がんばる少女【三郷真白@○誠意/憐憫】のロイスもゲット。Dロ含め5つ目です。
左文字勇人:真・以上!
相沢 幸之進:左文字勇人 〇尊敬/恥辱
相沢 幸之進:ポールアームを狙うよ
相沢 幸之進:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 10[6,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
相沢 幸之進:あぁメイド服狙っておけば良かったかな
クライマックス
GM:準備のできた方から登場侵蝕お願いします
佐々木 董香:佐々木 董香の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (66 → 68)
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (73 → 82)
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (61 → 69)
ベアトリス・アニムス:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 4[4]+66 → 70
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (62 → 68)
GM:Z市 路地
GM:諏訪さんが始めに会った場所と変わらないところに、彼はいた
"占い師":「…今日は大所帯ですね?」
諏訪桜海:「今日はまどろっこしいの無しね」
ベアトリス・アニムス:「ははぁ、この人が……」
諏訪桜海:「私が“悉視天使(マラクタウス)”。フリーの護衛屋」
諏訪桜海:「こいつらが依頼主のUGN」
諏訪桜海:「あんたの力を借りに来た。以上」
"占い師":「…ふむ」
"占い師":「欲しいのは情報ですか?それとも戦力?あいにく後者に関してはあまり当てにならないという自負がありますが」
左文字勇人:「カードを投げつけたり、水晶玉を叩きつけたりは希望しねえ。前者だ前者」
諏訪桜海:「戦力は十分よ。私とこいつがいるもん」佐々木さんを指す。
相沢 幸之進:「はわぁ~奇怪な戦い方するんやなぁFHってのわ」
ベアトリス・アニムス:「少年。この人はもう足を洗ってるから元ね。元。」
佐々木 董香:「Z市最強コンビだからね」
佐々木 董香:もちろん自分が最強で諏訪さんが準最強だが、という顔
諏訪桜海:「“アフターグロウ”“フライングサン”“サマーアイランド”“ブルースカイ”」
諏訪桜海:「どれでもいい。行けそうなところから探って」
"占い師":「……ふむ」
"占い師":「占うまでもないかもしれません、フライングサン……仁科さんは確かお客だった覚えが」
左文字勇人:「『知って』るってなら、そのまま喋ってくれるのもアリだがな」
"占い師":「どうやら思い悩んでいたようなので、悪いことはやめるようにと実体験を元に語ったのですが」
"占い師":「あまり伝わらなかった覚えがあります」
ベアトリス・アニムス:「まあ、一言言われた程度で止まるならここまで大層なことやってないか……」
諏訪桜海:「……それ」
諏訪桜海:「ツラ覚えられてるわね……」
左文字勇人:「あー」”前歴”と言う言葉に思い当たり。
"占い師":「それとこれは関連性不明ですが」
左文字勇人:「それ、アレか? 少年少女にゃ聞かせられねえ類のやつじゃねえのか?」
"占い師":「前歴時代の私物がいくつか盗まれてるんですよね」
"占い師":「少し刺激強い方が灸になるかと思ったのですが」
ベアトリス・アニムス:「―――嫌な予感」頭を抱える
相沢 幸之進:「手癖の悪い子じゃのう。して何を盗られたんだ?」
諏訪桜海:「……アホなの……?」
左文字勇人:「……おまえさん、あれか? なんで公共の放送で爆発部の作り方を流さねえのかとか、考えないタイプの人間か」
左文字勇人:がりがりがりっと、頭を描く。
"占い師":「…連絡先を」
相沢 幸之進:「連絡先ぃ?盗られたところでどうって事無さそうな気ぃするけどなぁ」
諏訪桜海:「……誰の」
左文字勇人:悪い予感しかしない。
相沢 幸之進:なにもわかっていない。
"占い師":「旧知とのです、生まれてからずっとあそこにしか行き場のない私の知り合いなので、皆後暗いところがある者ばかりです」
ベアトリス・アニムス:「うわ、FHとのツテかぁ………」
左文字勇人:「それで──か」ようやっと、鍵がかちりとハマる。
左文字勇人:地方都市のルーキーちゃんが、突如FHのセルリーダーとなった理由の鍵が。
諏訪桜海:「何処の陣営にも垂涎ものね」
諏訪桜海:「そこで知恵つけて現状か。ろくな教育手段じゃないこと」
左文字勇人:「学ぶ力はあったってことだろうよ。最悪なことにな」
ベアトリス・アニムス:「……多感な時期に、悪い大人との接触。一番見たくない奴ね」
諏訪桜海:「それで?あんたは取られたきり?」
諏訪桜海:「やられた分やりかえそうって気概はないわけ?」
"占い師":「…そんな気ももう起こりませんよ、連絡先も、これも縁を切る機会かとくらいにしか思っていませんでしたし」
左文字勇人:「──オーライだ。悪意も気概もないのはわかった。が、結果として迷惑極まりない影響を少年少女に与えまくってる」
相沢 幸之進:「立つ鳥跡を濁さずとは真逆の結果を残していっちょるわけやなぁ……」
諏訪桜海:「あんたの起こしたことの結果がこれよ」
諏訪桜海:相沢くんの右袖を引いて吊る。
佐々木 董香:一瞬思わず目をそらす
"占い師":「………」
相沢 幸之進:中身のない布だけが吊り上がる。布の中に収まっているはずの腕は無く洩れ見える肩口から先には真っ黒な断面のみが覗き見える。
相沢 幸之進:「やめぇや!恥ずかしい」
諏訪桜海:「あら、ごめんなさい」
"占い師":「……そういうことでしたら、少し手伝いも、どのみち、話したことは彼らにも伝わっているでしょう」
諏訪桜海:「そうね。この小さな街でこの大所帯、向こうには筒抜けもいいところ」
左文字勇人:「そうだな、誠意ぐらいは見せてもらわなきゃ、相沢たちにとっちゃとてもじゃねえが釣り合わねえ」
諏訪桜海:「否応なく巻き込まれると言えばそうなる」
ベアトリス・アニムス:「じゃ、協力してくれるって事でオーケーね」
"占い師":「ええ、そういうことで構いません」
左文字勇人:「その後は、少しばかりUGN(うち)で常識学んでけ。足洗っただけで渡れるほど、世間は甘かねえぞ」
諏訪桜海:「少なくとも、手荷物は引き上げたほうがいいでしょうね」
"占い師":「善処します、ですがその前に」
"占い師":「そろそろ来ますよ」
諏訪桜海:「……それも勘?」
左文字勇人:「っと──」
左文字勇人:それはそうだ。狭い街でこれだけの騒ぎを起こしていれば──
"フライングサン":ごう、と火球が飛んでくる
ベアトリス・アニムス:「ま、そもそも此処をマークして無い訳ない、か……!」
相沢 幸之進:「ふぁ~~!??ナニアレ??魔法??」
"フライングサン":方向は占い師、まずは口を封じようと試みる
佐々木 董香:「すーにゃん!」
左文字勇人:「種も仕掛けあるエフェクトだっ!」
左文字勇人:対処を任せ、相沢くんを地面に伏せさせる。
相沢 幸之進:「ひでぶ!」顎を地に打ち付ける
ベアトリス・アニムス:(―――っと、ここからじゃ割り込めないか……!)
佐々木 董香:防御はすーにゃん任せ、自分は一人前に出る
佐々木 董香:腰を落とすと同時、少女の腰にさされた刀が鈍い光を放つと同時に
佐々木 董香:キン━━━、と小さな音が響いた
佐々木 董香:「悪いけど、僕に斬れないものはないんだよね。」
ベアトリス・アニムス:「ヒュウ」
佐々木 董香:轟ッ
左文字勇人:「やるもんだ」
佐々木 董香:三日月の如き孤を描いた剣閃が火球を斬り裂く!
佐々木 董香:刀を抜く素振りはした。だがその刀身は見えなかった。しかし、今火球はたしかに斬り裂かれた!
"フライングサン":「…なかなか手練れがいるもんだなぁ」
諏訪桜海:占い師の前に立っている。裂かれた火球の火の粉が頬を舐めた。
佐々木 董香:ならば、今この少女は君たちにも見えない速度の、超神速の抜刀術で持って火球を切り裂いたのではないだろうか!そう思え!断じて納刀時の音で攻撃したりはしていない!
諏訪桜海:さらさらとその部位だけが一瞬泡と変じ、再び肌へ。
"サマーアイランド":「…やっぱ神速の抜刀ができる人間は引き離しておいた方がよかったかな…」
相沢 幸之進:「何が起こうとるかまるでわからんかった……まるで、剣を抜いてへんのに斬撃が飛んで行ったかのように見えたわ……これが”超越者”の力か……!」
GM:後ろからサマーアイランドを始めとして、続々子供が出てくる
ベアトリス・アニムス:「……数が多いわね。総力で潰しに来たってワケかな」
左文字勇人:「ガキらしく、シンプルなお考えだ」
佐々木 董香:「サーくん」
佐々木 董香:「それがわかってるなら、もっといい選択があるよ」
"サマーアイランド":「…断空絶界さん」
佐々木 董香:「もうやめよ?」
"サマーアイランド":「…今更」
"サマーアイランド":「引き返せるとでも?」
佐々木 董香:「あは、無理だよね」
佐々木 董香:「自分で、引き返せると気づけるのは」
佐々木 董香:「きっと、諦めちゃったときだけだもん」
"サマーアイランド":「そういうことだ、今の僕はやりたいことがあるし」
"サマーアイランド":「頼りにされているこの状況は、ちょっと嬉しいし楽しいし辞めずらい」
佐々木 董香:「だから、力ずくで止めてあげるよ」
"サマーアイランド":「やってみるといい」
佐々木 董香:「やってみせるさ」
佐々木 董香:「僕は最強の剣士だからね」
"フライングサン":「…無駄口叩くなよ」
"フライングサン":「潰す」
GM:ワーディングが、展開されていく
GM:衝動判定、難易度9
GM:同時にE:原初の恐怖宣言、衝動判定の侵蝕上昇を覚醒の値+1d10に変更します
佐々木 董香:ぐぎゃー
ベアトリス・アニムス:砂の加護、衝動判定ダイスを盛ります
諏訪桜海:3dx+4>=9
DoubleCross : (3DX10+4>=9) → 10[2,6,10]+8[8]+4 → 22 → 成功
相沢 幸之進:3dx+2>=9 まずは意思判定だ!
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 10[7,8,10]+4[4]+2 → 16 → 成功
佐々木 董香:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 8[1,4,7,7,8]+1 → 9 → 成功
佐々木 董香:あぶあぶ
左文字勇人:8dx+4>=9 衝動判定
DoubleCross : (8DX10+4>=9) → 7[2,2,3,3,5,6,7,7]+4 → 11 → 成功
佐々木 董香:佐々木 董香の侵蝕率を1D10+15(→ 25)増加 (68 → 93)
佐々木 董香:上がるなあ!!
ベアトリス・アニムス:7dx+3>=9
DoubleCross : (7DX10+3>=9) → 7[1,1,4,6,6,7,7]+3 → 10 → 成功
ベアトリス・アニムス:あっぶば
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を17(→ 17)増加 (69 → 86)
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (86 → 91)
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を1d10+15(→ 24)増加 (82 → 106)
ベアトリス・アニムス:15+1d10+73
DoubleCross : (15+1D10+73) → 15+2[2]+73 → 90
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を17(→ 17)増加 (68 → 85)
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (85 → 87)
ベアトリス・アニムス:ううーん
ベアトリス・アニムス:侵蝕が足りない!
左文字勇人:「よ──っと」
左文字勇人:首元の黒布を解き、撚り上げ、一本の鋭い黒槍と成して回旋させる。
左文字勇人:「ビビんなよ、相沢ぁっ!」
左文字勇人:そして穂先をぴたりと静止。敵へと突きつけ、初陣を迎える背後の少年に声をかける。
相沢 幸之進:「くそっ」口元の血を拭い前を睨む。
相沢 幸之進:「わぁってるよ! もう何も……奪わせはしない!!」
相沢 幸之進:ジジッとノイズが右腕に走った。
GM:エンゲージ
セル構成員-1m-フライングサン、サマーアイランド-1m-セル構成員
5m
PC
GM:セットアップ、宣言ある人からどうぞ
GM:エネミー側はありません
ベアトリス・アニムス:なし!
相沢 幸之進:ない!
左文字勇人:セットアップありません
諏訪桜海:「水面の私を水仙が視ていた」:《生命の海》《血色の花嫁》《紅のベーゼ》。
佐々木 董香:なしです
諏訪桜海:同時に造血剤の使用を宣言します。《紅のベーゼ》によってHPを失わない。
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを40(→ 40)増加 (28 → 68)
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを4d10(→ 23)増加 (68 → 91)
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を10(→ 10)増加 (91 → 101)
GM:イニシアチブ、このままいけばサマーアイランドの手番ですが
"サマーアイランド":その前に割り込み、Dロイス触媒起動、フライングサンを行動させます
諏訪桜海:まだ時間凍結してないのに~!
佐々木 董香:なにー
左文字勇人:おのれちょこざいな
"サマーアイランド":(時間凍結もありますがサマーアイランドは行動値10につき先行行動します)
"フライングサン":というわけで手番
"フライングサン":マイナー、5m前進してPCエンゲージ
"フライングサン":メジャー、魔獣の本能+コンセントレイト:Cu+災厄の炎
"フライングサン":対象PC全員、妨害は
左文字勇人:ちょいお待ちを
左文字勇人:おまたせしました。私はありません(`・ω・´)<妨害
"フライングサン":判定
"フライングサン":13dx7+3
DoubleCross : (13DX7+3) → 10[1,3,3,3,4,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,2,5,6,7,8,10]+10[4,7,10]+10[1,10]+10[8]+10[9]+10[10]+2[2]+3 → 75
佐々木 董香:本気を出すな!!
相沢 幸之進:そのダイスでの期待値をご存じ!??
諏訪桜海:いや……これもう何もできんな今回
諏訪桜海:ガードします
左文字勇人:当たったら死にそうなので、ワンチャンドッジします。
ベアトリス・アニムス:うおっ
相沢 幸之進:ガードするよ!
佐々木 董香:ガード
左文字勇人:4dx>=75
DoubleCross : (4DX10>=75) → 6[1,2,6,6] → 6 → 失敗
ベアトリス・アニムス:ドッジしてみよ
ベアトリス・アニムス:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 5[4,4,5,5] → 5
ベアトリス・アニムス:無
諏訪桜海:《崩れずの群れ》。左文字さんをカバー。
左文字勇人:ありがたい
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を2(→ 2)増加 (101 → 103)
GM:ダメージ出します
"フライングサン":8d10+15
DoubleCross : (8D10+15) → 38[2,5,9,4,1,6,2,9]+15 → 53
GM:(GM焦ったのでここからのNPCカードの使用OKにします)
左文字勇人:お
左文字勇人:オケなら、ベアトリスさんに諏訪さんかばってもらいます?
ベアトリス・アニムス:いけそうならいきましょう!
諏訪桜海:ん~いや 別にこの後手番もらったら嬉しいかと言われるとそんなことないし
諏訪桜海:このまま食らって大丈夫です
諏訪桜海:ガード6装甲12で18引いて70点もらいます。
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを70(→ 70)減少 (91 → 21)
ベアトリス・アニムス:タフ!
左文字勇人:頑丈!
相沢 幸之進:イイ女!
相沢 幸之進:私は装甲ガード含め丁度30で!ピッタリ死にます
ベアトリス・アニムス:全然足りないのでリザ!
ベアトリス・アニムス:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 4[4]+90 → 94
ベアトリス・アニムス:たりね~~~
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (87 → 88)
相沢 幸之進:相沢 幸乃進のHPを30(→ 30)減少 (30 → 0)
相沢 幸之進:相沢 幸乃進のHPを1(→ 1)増加 (0 → 1)
佐々木 董香:リザレクトー
佐々木 董香:佐々木 董香の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (93 → 103)
佐々木 董香:HPも10に
GM:ではお次、何もなければサマーアイランドの手番になりますが
GM:宣言ありますか?
諏訪桜海:当分ないです~
左文字勇人:ありません。
ベアトリス・アニムス:なし!
相沢 幸之進:ない!
"サマーアイランド":では手番、マイナー無し、メジャー
"サマーアイランド":アタックプログラム+コントロールソート+コンセントレイト:Ne
"サマーアイランド":対象はベアトリスさん
ベアトリス・アニムス:むむっ
ベアトリス・アニムス:受けましょう
"サマーアイランド":判定します
"サマーアイランド":8dx7+10
DoubleCross : (8DX7+10) → 10[2,2,3,4,6,8,9,10]+10[1,3,8]+2[2]+10 → 32
"サマーアイランド":リアクションどうぞ
ベアトリス・アニムス:ドッジ!
ベアトリス・アニムス:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[3,4,4,10]+3[3] → 13
ベアトリス・アニムス:むり!
"サマーアイランド":4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 21[6,10,4,1]+14 → 35
"サマーアイランド":装甲ガード有効
ベアトリス・アニムス:リザ!
ベアトリス・アニムス:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 8[8]+94 → 102
ベアトリス・アニムス:フルパワーだ
相沢 幸之進:おめでとう!
GM:ではお次、ベアトさんの手番!
ベアトリス・アニムス:マイナーでインフィニティウェポンします
ベアトリス・アニムス:攻撃力13の武器作成!
ベアトリス・アニムス:合わせてスーパーランナー使用。NPCカードもいただきます
GM:ではATK+15どうぞ
ベアトリス・アニムス:0移動!
ベアトリス・アニムス:侵蝕106
ベアトリス・アニムス:咎人の剣、クリスタライズ、コンセ!判定時に砂の加護をしてフライングサンを攻撃します
GM:妨害無いです、判定どうぞ
ベアトリス・アニムス:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[1,1,1,2,2,3,4,5,6,8,10]+10[4,7]+10[10]+4[4] → 34
ベアトリス・アニムス:まあまあ!
"フライングサン":10dx 回避
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,6,10]+1[1] → 11
"フライングサン":ダメージどうぞ
ベアトリス・アニムス:4d10+35+6+13+15
DoubleCross : (4D10+35+6+13+15) → 18[8,6,3,1]+35+6+13+15 → 87
ベアトリス・アニムス:ちょい下振れ、装甲無視!
"フライングサン":結構出たな…
"フライングサン":まだまだいけます
ベアトリス・アニムス:そっちもタフね
"フライングサン":でも同じのもう一回喰らったら怪しいかも
GM:というわけでお次、セル構成員ちゃん二人分の手番入ります
セル構成員:それぞれエフェクト無しで射撃攻撃します
佐々木 董香:うい奴め
セル構成員:対象は相沢君と左文字さんで
相沢 幸之進:こいやあ!
セル構成員:7dx+8
DoubleCross : (7DX10+8) → 10[4,5,6,7,8,8,10]+10[10]+4[4]+8 → 32
セル構成員:7dx+8
DoubleCross : (7DX10+8) → 10[1,2,8,8,9,10,10]+3[1,3]+8 → 21
GM:まとめて振ってますが個別にカバー宣言OKです…
相沢 幸之進:こっちはカバー無くていいよ。浸蝕88なんだ
相沢 幸之進:ガード!
セル構成員:左文字さんはどうします?
左文字勇人:ガード!
左文字勇人:《領域の盾》 相沢くんが身を呈して私をカバーしてくれます。
相沢 幸之進:教えを請うた先輩に少しでも恩返しするのさ!
GM:ではそれぞれダメージを
セル構成員:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 25[9,8,1,7]+10 → 35
セル構成員:これが1回目
セル構成員:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 13[3,9,1]+10 → 23
セル構成員:これが2回目
相沢 幸之進:1回目は死!リザレクトするよ
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (88 → 95)
相沢 幸之進:HPも7な
相沢 幸之進:二回目は装甲ガードの総計が23につきノーダメだよ!
GM:承知!ではお次!
GM:佐々木さんの手番で!
佐々木 董香:はーい
佐々木 董香:マイナーなし
佐々木 董香:メジャーで《原初の赤:サイレンの魔女》
佐々木 董香:《インフィニティエクリプス》の使用も宣言します。こいつを使うとRC攻撃がリアクション不可になるんだぜ!
GM:すっげえええええええ(血を吐くGM)
佐々木 董香:10dx+4
DoubleCross : (10DX10+4) → 10[1,1,3,3,6,7,8,9,10,10]+7[1,7]+4 → 21
佐々木 董香:天才じゃったか…
GM:リア不なのでそのままダメージどうぞ
佐々木 董香:3d10+2d10+18
DoubleCross : (3D10+2D10+18) → 20[8,5,7]+9[8,1]+18 → 47
佐々木 董香:まあまあ!
佐々木 董香:対象は敵全員の装甲無視です。
"フライングサン":まだ生きてる
"サマーアイランド":まだ生きてる
相沢 幸之進:しぶとい!
セル構成員:死にます(2人)
佐々木 董香:あばよ!いいデザインだったぜ
セル構成員:顔を褒められるモブいる?
左文字勇人:w
GM:ではお次、左文字さん!
左文字勇人:はーい、お待ちを。
左文字勇人:ではまずマイナーで0m移動。間隙の効果をもらいます。これでメジャーの攻撃力+15
左文字勇人:メジャー、コンボ:布操術 コントロールソート/コンセ/原初の赤 ※武芸の達人 で攻撃。対象はサマーアイランドちゃん!
左文字勇人:あ、ちがう。
左文字勇人:フライングサンちゃんですね、失礼を。
"フライングサン":どうぞどうぞ
左文字勇人:<対象
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を7(→ 7)増加 (106 → 113)
左文字勇人:8dx7+12 あらよっと
DoubleCross : (8DX7+12) → 10[2,4,6,8,8,9,10,10]+10[2,8,9,10,10]+10[1,6,6,9]+10[9]+2[2]+12 → 54
左文字勇人:お、それなりに。回って54です。
"フライングサン":10dx 回避
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,1,2,4,7,9,9,10,10,10]+9[5,8,9] → 19
"フライングサン":無理無理、ダメージどうぞ
左文字勇人:ではダメージ。
左文字勇人:6d10+11+15 装甲無視
DoubleCross : (6D10+11+15) → 39[2,9,5,10,7,6]+11+15 → 65
左文字勇人:お、上ぶれた。65の装甲無視です。
"フライングサン":…無理です、一度落ちます、が
"フライングサン":燃える魂、HP40で復活します
左文字勇人:ふふふ、ヒーローはこれからやってくるんだぜ──って40はおっきいなw
GM:ではお次、諏訪さんの手番
諏訪桜海:待機します~
GM:ではお次、相沢君の手番
相沢 幸之進:了解!その前にイニシアのタイミングで装備のいくつかをオートアクションで放棄しますね。
相沢 幸之進:放棄するのはポールアームとハードコート。行動値がその分の-4分上がります
相沢 幸之進:ってことでメインプロセスいただきますね
GM:どうぞ
相沢 幸之進:マイナーアクション!0m移動と占い師さんのNPCカードを使うよ!
GM:どうぞ!
相沢 幸之進:メジャーアクション《渇きの主》《コンセントレイト》で攻撃!
"フライングサン":来い!
相沢 幸之進:8dx8+5
DoubleCross : (8DX8+5) → 10[2,5,5,6,6,8,9,10]+10[1,9,10]+10[7,9]+1[1]+5 → 36
"フライングサン":10dx
DoubleCross : (10DX10) → 9[3,4,4,5,6,7,7,7,8,9] → 9
"フライングサン":ダメージどうぞ
相沢 幸之進:4d10+1+15
DoubleCross : (4D10+1+15) → 26[8,8,9,1]+1+15 → 42
左文字勇人:お
"フライングサン":…堕ちます!復活無し!
ベアトリス・アニムス:やったー!
左文字勇人:やった! 大金星!
相沢 幸之進:ぎりっぎりだぜったいこれ!
相沢 幸之進:やったあ!
諏訪桜海:ひゅう!
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を6(→ 6)増加 (95 → 101)
GM:では最後、待機していた諏訪さんの手番です
諏訪桜海:マイナーで悪食の好物を使用。
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを2d10(→ 9)増加 (21 → 30)
諏訪桜海:メジャーで隠密します。以上。
GM:ではクリンナップ、宣言ある方どうぞ
相沢 幸之進:クリンナップ直前のイニシアティブで宣言しても良いですか?
GM:どうぞ
相沢 幸之進:イニシアティブでまた装備の放棄を宣言。今度はプロトアームドスーツを脱ぐよ。それにより行動値-2の効果が消えて私の行動値は10だ
相沢 幸之進:以上!
GM:承知!では改めてクリンナップ宣言ある方どうぞ!
諏訪桜海:《不死者の恩寵》を使用します。
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを3(→ 3)増加 (30 → 33)
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを5d10(→ 18)増加 (33 → 51)
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を5(→ 5)増加 (103 → 108)
諏訪桜海:クリンナップエフェクトなので隠密はそのまま。
GM:では、第二ラウンドセットアップ
GM:行動ある方いますか?
諏訪桜海:なし
相沢 幸之進:ない!
佐々木 董香:なっしん
左文字勇人:ありません。
ベアトリス・アニムス:なし!
GM:では、行動値10の相沢君の手番の前に
"サマーアイランド":ブリッツクリーク宣言、自身に追加行動
相沢 幸之進:なにぃ!?
佐々木 董香:無茶しやがって…!!
"サマーアイランド":マイナー無し、メジャー
"サマーアイランド":アタックプログラム+コントロールソート+コンセントレイト:Ne
"サマーアイランド":妨害なければ判定します
GM:対象はベアトリスさんで
"サマーアイランド":8dx7+10
DoubleCross : (8DX7+10) → 10[1,2,4,6,8,9,10,10]+10[3,4,5,9]+3[3]+10 → 33
ベアトリス・アニムス:ふむ
ベアトリス・アニムス:避けてみるか、ガード!
諏訪桜海:どっち
ベアトリス・アニムス:支離滅裂
ベアトリス・アニムス:ドッジ!
ベアトリス・アニムス:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,4,8,8,10]+9[9] → 19
ベアトリス・アニムス:けっこうまわったけど~
左文字勇人:おしい、14足りない
諏訪桜海:カバーします。《崩れずの群れ》。
ベアトリス・アニムス:助かる~
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を2(→ 2)増加 (108 → 110)
"サマーアイランド":4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 22[4,4,4,10]+14 → 36
諏訪桜海:18点止めて18点ダメージ。
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを18(→ 18)減少 (51 → 33)
GM:ではお次、改めて相沢君の手番
相沢 幸之進:おっっしゃあ行くぞ!!
相沢 幸之進:マイナー:戦闘移動 サマーアイランドにエンゲージ
相沢 幸之進:メジャー:《渇きの主》《コンセントレイト》《リミットブレイク》《鮮血の修羅》
相沢 幸之進:佐々木さんのロイスを切ってダイスを盛るよ!
"サマーアイランド":判定どうぞ
相沢 幸之進:17dx7+3
DoubleCross : (17DX7+3) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,5,6,7,7,7]+10[2,7,7]+10[5,8]+6[6]+3 → 49
"サマーアイランド":ガード
相沢 幸之進:5d10+1
DoubleCross : (5D10+1) → 24[5,6,2,7,4]+1 → 25
相沢 幸之進:うぅ~んだいぶひっくい
"サマーアイランド":装甲込みで10点通します
"サマーアイランド":まだいける
左文字勇人:あ
左文字勇人:渇きが入ってるから装甲は無視かと。
相沢 幸之進:です
"サマーアイランド":そうだわ
"サマーアイランド":25点素通しだと…
"サマーアイランド":あぶねえ首の皮一枚
相沢 幸之進:そしてダメージが入ったのなら鮮血の修羅がクリンナップタイミングで発動が確約されます
相沢 幸之進:きみはクリンナップにHPを70失う
"サマーアイランド":つらい
"サマーアイランド":というか死を約束されてる
相沢 幸之進:相沢 幸乃進の侵蝕率を17(→ 17)増加 (101 → 118)
"サマーアイランド":では首の皮1枚でつながったので手番
諏訪桜海:あっイニシアチブに
諏訪桜海:《時間凍結》します
GM:はい
左文字勇人:おお!
GM:どうぞ
諏訪桜海:意味あるかはわかんないけど本来の動きのためにね
諏訪桜海:諏訪桜海:諏訪桜海のHPを20(→ 20)減少 (43 → 23) 諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を5(→ 5)増加 (110 → 115)
諏訪桜海:マイナーで悪食の好物使用
諏訪桜海:諏訪桜海のHPを2d10(→ 10)増加 (23 → 33)
諏訪桜海:メジャーで隠密。
"サマーアイランド":では改めて本手番
"サマーアイランド":マイナー無し、メジャー
"サマーアイランド":アタックプログラム+コントロールソート+コンセントレイト:Ne+神機妙算
"サマーアイランド":対象エンゲージ後ろの4人(諏訪さんは隠密なので実質3人)
佐々木 董香:こんちく!!
ベアトリス・アニムス:くっ
諏訪桜海:一人なら守れそうだけど……
佐々木 董香:一番侵蝕が高いベアさんかな
ベアトリス・アニムス:高いぜ(この後も殴るならさらにマシ
左文字勇人:では割り込み。《孤独の魔眼》でその攻撃の対象を私一人に変更します。
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を5(→ 5)増加 (113 → 118)
"サマーアイランド":お
"サマーアイランド":では判定
"サマーアイランド":8dx7+10
DoubleCross : (8DX7+10) → 10[1,1,2,2,3,3,8,8]+3[1,3]+10 → 23
"サマーアイランド":リアクションどうぞ
左文字勇人:《カウンター》します。
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を4(→ 4)増加 (118 → 122)
左文字勇人:念のため。ロイスを取得。ガキども【アフターグロウ@憐憫/○怒り】 で即タイタス昇華。ダイスを+10
"サマーアイランド":どうぞ
左文字勇人:コンボ:布操術 コントロールソート/コンセ/原初の赤 ※武芸の達人 でリアクションします。
左文字勇人:19dx7+12
DoubleCross : (19DX7+12) → 10[1,1,2,2,2,2,3,4,4,5,5,5,6,6,8,10,10,10,10]+10[2,3,8,8,9]+4[1,4,4]+12 → 36
左文字勇人:こっわ(汗)
"サマーアイランド":攻撃失敗、ダメージどうぞ
左文字勇人:4d10+11 装甲無視
DoubleCross : (4D10+11) → 24[7,5,10,2]+11 → 35
左文字勇人:35の装甲無視です。
"サマーアイランド":落ちますが、蘇生復活宣言
左文字勇人:左文字勇人の侵蝕率を7(→ 7)増加 (122 → 129)
"サマーアイランド":HP1でギリギリ立ってます
GM:裏での宣言により、全員待機宣言
GM:クリンナッププロセス
"サマーアイランド":鮮血の修羅の効果で戦闘不能になります
GM:エネミー全員戦闘不能、戦闘終了です。
諏訪桜海:「――視て、悉視天使(マラクタウス)」こつ、と靴音を立てた。
諏訪桜海:水面に立つかのように、地面に波紋が生まれる。
諏訪桜海:つ、と爪先を差し入れるようにして、蹴り上げる。
諏訪桜海:ぱしゃり、とそれに追随して水しぶき。
諏訪桜海:泡となり、寄り集まって、彼女の頭上。逆さ向きの諏訪桜海自身の姿を形どる。
諏訪桜海:それを迎え入れるように仰ぎ見て、口づける。
諏訪桜海:瞬間、ぴちゃん、と。
諏訪桜海:2人の姿が泡と消えた。
諏訪桜海:否。
諏訪桜海:彼女は肉体を、それを構成する血――他諸々の水分を。
諏訪桜海:魔眼へと変じた。魔眼が見立てるのは、極小の球単位。
諏訪桜海:細胞核。無数の数、一つ一つの魔眼が、その大きさに。
諏訪桜海:絢爛なるその泡変は、無数の眼へと自らを変じるもの。
諏訪桜海:“悉視天使(マラクタウス)”。その在り方を捉えることは出来ない。
"フライングサン":「…サマー、あたし動かせ、強めに」肩を回す
"サマーアイランド":「了、解、っと!」手を指鉄砲の形にし、リーダーに照準を合わせ
"サマーアイランド":雷を、落とす
"サマーアイランド":少し焦げはするが、神経をフル稼働させ、高速起動を可能にする特注品
"サマーアイランド":…それを受ければ
"フライングサン":電磁砲で射出されるように、滑り、接近し
"フライングサン":スピードをそのままぶつけ拳で打つ、打った衝撃を利用しもう一発もらう、また弾丸のように進む
佐々木 董香:「ぐええ!」
"フライングサン":滅茶苦茶なピンボールを乗りこなしながら、炎の拳で蹂躙していく
佐々木 董香:体をくの字に折られながら吹っ飛ぶ!
相沢 幸之進:肉が弾け顔面から地に落ちる。じりじりと頬を大地から引き剥がしながら、散らばった肉と血が自分に向かって集まっていることを確認する。
相沢 幸之進:《リザレクト》それが発動したということは半信半疑であったが、確かに自分は"オーヴァード"であるらしい。
相沢 幸之進:その事実に安心感を覚えると同時に漏れ出そうになる嗚咽を喉に押しこむ。
ベアトリス・アニムス:「っ、く……」腕をクロスさせながら、致命への一撃を反らし続ける
"フライングサン":最後にもう一発、景気づけに打ち込んでもらい
"フライングサン":そのまま、手練れの男の方へ
諏訪桜海:その炎の拳が到達する前。
諏訪桜海:何もない筈の空間に、水分が凝集する。
諏訪桜海:湧き出す泡のごとく、少女の姿が露わになる。
"フライングサン":「!?」
諏訪桜海:ばちゃん、とその体躯の殆どが削れ飛んだ。
諏訪桜海:だが。再び浮かびては消え、また湧き出す泡のように。
諏訪桜海:「あは、あははははっ!」
諏訪桜海:「捉えられない、縋れない、追いつけない!」
諏訪桜海:「泳ぐのは私だけ、あんたたちは喝采捧げる観客!」
諏訪桜海:「視るしかできない!視なさい!」
左文字勇人:「美麗で強いたぁ頼りになるね、ありがとさんだ」敬意のこもった軽口で、短く礼を告げる。
"フライングサン":「ちっ、サマーの加速をしたあたしから庇うとはなあ」
"サマーアイランド":「おまけにまだ活動できる、リザレクト一つしていない」
"サマーアイランド":「どんな耐久してるんだこの人」
"サマーアイランド":「とりあえず、もう一回打ち出すにしても少し反射する数を減らさないと…」
"サマーアイランド":と、言って、3Dプリンターで作った銃の外形を、一人に
"サマーアイランド":銃声にもならない軽い音を立てて引き金を引き、雷を打ち出す
"サマーアイランド":狙いは、3Dプリンター産の玩具のような形状からは想像できないくらい正確に
"サマーアイランド":手を、足を狙い撃つ
ベアトリス・アニムス:「―――正確。あくまで殺す気はないってカンジ?」
ベアトリス・アニムス:手足に風穴が空く。奥すら見渡せる程、綺麗に―――血の一滴も落ちる事無く
"サマーアイランド":「…手ごたえがない、まさか」
ベアトリス・アニムス:「でも、そうね。壊されちゃったし……戦闘用に作り直しましょう」
ベアトリス・アニムス:着ている服が、水の様に溶け落ちて。内部の姿が明らかになる
ベアトリス・アニムス:能力調整用の特注ボディアーマー。その隙間から、肌から。銀色の海が漏れ出していく
"サマーアイランド":「――外部パーツか!」
ベアトリス・アニムス:古代遺産を基に、自ら生み出した心臓―――機械花が生み出す、材質不明の自在金属
佐々木 董香:「この格好見てまずそれが言えるサーくんすごいね!?」
ベアトリス・アニムス:両腕が溶ける。最初から何も無かったように、二の腕から先が消えてなくなる
ベアトリス・アニムス:「―――組成分解"メルトアウト"」
ベアトリス・アニムス:―――地面に広がる銀から、結晶が芽吹く
ベアトリス・アニムス:生物を、無機物を喰らい己が一部と化す結晶花が、美しく咲き乱れ/枯れ/砕け/芽吹き/繰り返す疑似生命のサイクル―――
ベアトリス・アニムス:高速化する流れの中、粉砕された光がきらきらと空間に満ちながら
ベアトリス・アニムス:「準備完了、さぁ―――行こうか」
ベアトリス・アニムス:ど ぷん
ベアトリス・アニムス:地に広がった銀の海、それ以上に地下がないはずの液体へおもむろに飛び込み―――
ベアトリス・アニムス:水面を跳ねる海豚のように天高く、相手の真上へ飛び出す―――!
"フライングサン":「!」とっさに、よけようと体を動かすが、間に合わない
ベアトリス・アニムス:「―――ちょっとお痛が必要みたいね!歯食いしばって我慢しなさい!」
ベアトリス・アニムス:空中を舞う光が。集約・金属へ変換された無量の材質が彼女に集い―――右腕が結晶化し、砕ける
ベアトリス・アニムス:砕け飛び散った欠片の中から出でるは、数メートルを遥かに超える、超巨大質量・密度の―――巨大な、拳
ベアトリス・アニムス:彼女の遺産は疑似的な心臓と化している、つまり―――全力で"硬化させた血管を通して放出"することで、一つの射出装置足りうる!
ベアトリス・アニムス:「―――ブチ抜けぇぇぇッ!」
佐々木 董香:「うわー、あっちもこっちもデカい」
"フライングサン":「ぐぐ、、ぐがあああああああああああああ!」
ベアトリス・アニムス:身体から切り離された大質量が、たった一人に向け―――天から降り注ぐ!
"フライングサン":拳骨と呼ぶには生ぬるいほどの質量の雨に晒される
"フライングサン":が、まだ立ち上がる気力は残っているようで
"フライングサン":「やるじゃねえか………ちいとばかし、ちいっとばかし聞いたぜ……」
ベアトリス・アニムス:「おっと、流石にこっちもタフ。これくらいじゃまだダメか」
ベアトリス・アニムス:地面に降り立つ。銀色の液体が再び両腕を形成し、元の形へ
諏訪桜海:無数の眼でそれを視て、舌打ちする。
諏訪桜海:「私より目立って……」
佐々木 董香:「うおー、凄いのは格好だけじゃないなー。N市の人ヤバ」
左文字勇人:「なに十二分。ありゃ男の子特有の“やせ我慢”ってやつと見たぜ」
相沢 幸之進:「なんかもう……かっけえなあ」リザレクトが完了しじりじりと立ち上がる
ベアトリス・アニムス:「このカッコ、私はヒーローとかプロレスラーぽいと思って気に入ってるんだよね~」少し伸びをしながら、再び向き直る。まだまだ戦闘は始まったばかりだ
"フライングサン":「おいお前たち、追撃いれろ!ビビッてたらあたしらの明日の居場所はねえぞ!」
セル構成員:プラスチック製の銃を構え、一斉の射撃する
セル構成員:学生の腕ということもあり、避けるのはそこまで難しくなさそうに見える
相沢 幸之進:その弾丸は今まさに復活したばかりの弱者に集中する。そのうちの一発は
相沢 幸之進:「___あ」
相沢 幸之進:眉間に吸い込まれていった。
相沢 幸之進:上空を仰ぐ男の胴に更なる弾丸が叩き込まれる。
相沢 幸之進:「……ってえな」
相沢 幸之進:それでも男は倒れない。
相沢 幸之進:そして次の対象として銃口が向いていた左文字の前に射線を塞ぐかのように立ち左腕を広げる。
左文字勇人:「ばっ、おまっ!」その行為に気づき、抗議の声を上げるが間に合わない。
セル構成員:「…!」その行動に少し逡巡したのか、リボンが揺れる
相沢 幸之進:「おい、どこ狙ってやがる阿呆共。弱者狙うんなら最後までそのタマとるまで狙い続けんかい!」照準の向こうの瞳を真っすぐに睨む。
相沢 幸之進:「左文字さん。わい、ビビらねえっすよ。アンタらが背負ってるもん見たら。戦ってる姿見たら」
相沢 幸之進:「いやでも奮い立っちまいますわ」
左文字勇人:「──ありがとよ、いい覚悟だ」
左文字勇人:「だが無茶で止めとけよ、無理をすんのは唯の阿呆だ」
相沢 幸之進:「はん!多少は頼ってくれてもいいんすよ。わいは守られる立場じゃなく。横に並び立ちたいんじゃ」
左文字勇人:「上等」
佐々木 董香:「うーん」
佐々木 董香:「ビビってたら自分たちの居場所がなくなっちゃうっていうのは」
佐々木 董香:「確かに間違ってはないけどー」
佐々木 董香:「でもさ」
佐々木 董香:「にっしーたち、勇気を出すタイミングと、踏ん張る場所をちょっと間違ってない?」
"フライングサン":「あ???」
佐々木 董香:"フライングサン"が言葉を返すと同時
佐々木 董香:前傾姿勢気味に腰を落とし、腰の方に《ゆるり》と添える
佐々木 董香:「何かを《奪われた》ことに対して復讐をしたいならさー」
佐々木 董香:「奪った相手に対して牙を向けるのが筋なんじゃないかって話」
佐々木 董香:左足で大地を強く踏みしめる。細い腰を鋭く回転させる。全身の力の行き先を右手へて集中させ
佐々木 董香:愛刀が、鈍く光る刀身を刹那に覗かせる
"サマーアイランド":「…くるぞ!伏せろ!」原理不明の全方位斬撃!
佐々木 董香:キン━━━
佐々木 董香:この戦場に居る全ての人間が
佐々木 董香:佐々木董香の刀の切っ先を視認することなく
佐々木 董香:彼女の愛刀が再び、鞘に収まる音が響いた。
佐々木 董香:斬撃が届く距離ではない。刀を振るわれたということすら認識できない。
佐々木 董香:それなのに
佐々木 董香:その音が響くと同時に"サマーアイランド"たちの体はたしかに『斬られて』いた
セル構成員:「あ」
セル構成員:「う」
セル構成員:どさり、と構成員の少女たちが崩れ落ちる
"サマーアイランド":「…間に合わなかったか、すまん二人とも……」
"サマーアイランド":自身も絶え絶えになりながらも、倒れ伏した二人に目を向けている
"フライングサン":「……ちっ」
"フライングサン":斬撃はそのまま受けた、まだ耐えられないことも無いが、これ以上はまずい
諏訪桜海:「大した剣士だこと」皮肉げに。
相沢 幸之進:「相変わらず刃を振り抜く腕さえも見えやしねえ……」羨望の眼差しを向ける
ベアトリス・アニムス:「……いや~、何も見えないわね。結構目がいいつもりなんだけど」
佐々木 董香:「最強の剣士だからねー、僕ってば」
左文字勇人:「──っそろしいことしやがるな、Z市のチルドレンは」
左文字勇人:冷や汗と頼もしげな笑みを同時に浮かべ──
佐々木 董香:「けど、まだ止まらないんだね」
"フライングサン":「ったりめえだ、おめえの言う通りにやられたところにやり返してるのに、こんなところで止まってられるか」
佐々木 董香:「あはは、ならその矜持は誇っていいよ」
佐々木 董香:「最強の僕に真正面から抵抗したんだ。」
佐々木 董香:「これ以上に怖いことは多分そうそうないよ。きっとね」
"フライングサン":「そいつはどうも、お前もこっちに来てくれりゃ、一緒に追い出そうぜって言えるんだがな」
左文字勇人:「さて──」
左文字勇人:舞うような歩法で位置取りを行い、少女を──フライングサンをその穂先で捉え続ける。
左文字勇人:「言ってたろ。そのやり返しってやつの“余波”が、関係ねえとこに及んでんだよ」
左文字勇人:速度では敵うべくもない少女を、捉え続ける。
左文字勇人:「──その環境ってヤツには、同情しなくもねぇ」
左文字勇人:「が、テメエらのしたことに関しては、とてもじゃねえが同情の余地はねえ」
左文字勇人:例え自身の願いが叶えられなくとも──
左文字勇人:「誰も教えてくれなかったか?」
左文字勇人:おそらくはそうなのだろう。だからこそのこの凶行なのだろう。しかし──
左文字勇人:「『自分がされて嫌なことは、他人にするな』ってな」
左文字勇人:──人の願いを踏みにじるような真似は許されない。
左文字勇人:例え、誰であろうとも。だ。
"フライングサン":「知らねえよ、同情なんかも要らねえ」
"フライングサン":口に溜まった血を吐き、腕を構え直す
左文字勇人:「そうかいっ!」
左文字勇人:ピンボールのように戦場を駆けるフライングサンの動きを予測し、その軌道をミリ単位で掌握する。そして──
左文字勇人:「あら──よっと!」
左文字勇人:神速の“払い”が標的を襲う!
左文字勇人:コッ!
左文字勇人:振るわれた石突きが一分の違えもなくその顎を撃ち払い、フライングサンの脳細胞をこれでもかとシェイクして──
左文字勇人:「──しっ、往けっ!」
左文字勇人:──備えてた男に、檄を飛ばす!
相沢 幸之進:「____あざます」
相沢 幸之進:短い返事。男は身を低く構える。
相沢 幸之進:>佐々木 董香:「奪った相手に対して牙を向けるのが筋なんじゃないかって話」
相沢 幸之進:そんな彼女の言葉が唐突にフラッシュバックする。
相沢 幸之進:この拳の先で殴り倒すべきは誰なのか。その答えは未だ出ていない。少なくともコイツではない。ならば一体誰だというのだ
相沢 幸之進:……こいつらも同じ様なことを悩んでいたんだろうか。振り下ろせない拳を。怒りを。
相沢 幸之進:「あぁ、なるほど__」
相沢 幸之進:「きっとわいは会う人が違っていれば……お前になっていたんだろうな」
相沢 幸之進:迷いは消えた。
相沢 幸之進:ここでコイツの道を、夢を砕く。
相沢 幸之進:強く拳を握った。
相沢 幸之進:エフェクトなんてものの使い方は知らない。故にただ持てる力の全てを”右腕”に乗せる。
相沢 幸之進:そしてただただそれを振り抜いた。
相沢 幸之進:風が砂塵がその影をシルエットを映し出しフライングサンの頬に吸い込まれてゆく。
相沢 幸之進:ドゴォッッ!!
相沢 幸之進:そして確かな、鈍い殴打音が弾け不可視の右腕が”フライングサン”を壁際まで吹き飛ばす。
相沢 幸之進:「……同情はしねえぞ」
"フライングサン":いらねえ、っつてるだろ、という憎まれ口は
"フライングサン":吹き飛ばされて、消えた
"フライングサン":既に、戦闘は続けられない
諏訪桜海:(……あれ)それを見やって。(……腕?)
諏訪桜海:ふわり、とそのシルエットが再び宙空に浮かび。「今の」声をかける。
諏訪桜海:「悪くはないんじゃない」
相沢 幸之進:少し眩しそうに諏訪を見上げながら「ありがとーございます」
相沢 幸之進:「まだ、使いこなせとりはいませんが、だいぶ感覚を掴めてきましたわ」
諏訪桜海:ぷかぷかと彼女の周囲に泡滴が浮かんでいる。
諏訪桜海:「一回だけならまぐれ扱いもされる。もう一度くらい、やってみせなさい」
相沢 幸之進:ぽかんと口を開き、その言葉が間違いでないことを確認する。
諏訪桜海:「……何」
相沢 幸之進:「い、いや諏訪さんはもっと冷たい人なんかと思うとりまして……」「失礼やけんど、意外だなあと……」
左文字勇人:「──ツンがデレた」ぼそっと
諏訪桜海:「は?どうみても聖女でしょうが」
相沢 幸之進:「__ははっ!」なるほど聖女か。確かに彼女の言葉は何れも誇示欲に紛れて確かに慈しみがあった
諏訪桜海:「好き勝手に躙って振る舞う連中を沈めてやるのに、協力を惜しまないだけよ」
相沢 幸之進:「そうっすね。あんたは聖女じゃ。ならアンタが後ろにいるわいらが負ける道理があらへんわ!」
諏訪桜海:「ええ。防御はどうでもいいから。もうあんたのもとに攻撃なんて来ないわ」
諏訪桜海:ぴちゃり、と周囲の泡に指を差し入れて割る。弾けて周囲に細かい水滴が霧散した。
相沢 幸之進:「なら後ろはもう振り返らへん」
諏訪桜海:そのまま、彼女のシルエットも空気に溶けていく。「……ええ」
諏訪桜海:「空でも見なさいな」海のように青いそこへと、泡のように消えた。
相沢 幸之進:何度目かの大きな深呼吸。そして導かれるように、青い青い空を見上げる。
相沢 幸之進:「……あぁ、思うてたんより広かったんじゃなぁ」
相沢 幸之進:そこに意味はない。ただ思っただけの言葉が漏れ出た。
"サマーアイランド":「実際通らないのかもしれないけどその言い草はなんとなく癪だな…」
"サマーアイランド":プラスチックの銃身に再装填して、前を見る
"サマーアイランド":勝機なんてもう無いのかもしれないが
"サマーアイランド":頼られたんだ、リーダーに、やってきた子達に
"サマーアイランド":だったら、ここではいと諦められないよな
"サマーアイランド":狙いは前にも一度狙った女、今度は手足とはいかない
"サマーアイランド":喉笛めがけてまっすぐに――
ベアトリス・アニムス:その狙いに対し、動かない。回避行動を見せない。何故なら―――
ベアトリス・アニムス:「―――その方が、分かりやすいじゃない?」
諏訪桜海:「――ええ、ええ、賢明ね!」
諏訪桜海:「あんたは分かってる、それから……」彼女のシルエットが再構成される。
諏訪桜海:「そっちは分かってない。それとも、何かしら」その攻撃は彼女の腹を貫き、
諏訪桜海:「この麗姿を、もう一度拝みたかったのかしら。それは罪じゃないわ」それだけだ。再び泡となって再構成された。
"サマーアイランド":「どうも見せたいようですので」
"サマーアイランド":軽口こそ叩いて見たが、あんまり余裕はない
ベアトリス・アニムス:「……いやはや、応援に来たとは言ったけど、結局こっちが助けられっぱなしね」
ベアトリス・アニムス:脚部も合わせて再構成が完了し、サマーアイランドの方に向かおうとして―――
ベアトリス・アニムス:「……いや、ここは私の出番じゃないな」
ベアトリス・アニムス:隣に立つ、少年に目を向ける
相沢 幸之進:「……むしろ、助けられっぱなしなのはわいですわ」
相沢 幸之進:「だから、きっと要らないっていうんでしょうけど押し付けさせてください」
相沢 幸之進:「これまで受けた恩を」
相沢 幸之進:そう言い、手を伸ばす。「あとは、引き継ぎます」
ベアトリス・アニムス:「……ふふ、恩返しは少し押しつけがましいくらいが丁度いいってね」
ベアトリス・アニムス:「―――行ってこい、少年!」
ベアトリス・アニムス:掲げられた手に、先が見えない掌に、掌を重ねて
相沢 幸之進:「応ッ!」
相沢 幸之進:パァンと景気良い音が響く
:その異能は素朴な願いによって発現し、右腕に宿った。
: ”彼女の手を掴みたい”
:浅はかにして短絡的。その場しのぎにすらならない願い。
:しかして、愚かなほどに真っすぐで__純粋。
:故にこそ、その異能はただ”掴む”ことのみに秀で、右腕を失っても未だその力は健在であった。
:否、奈落のような闇の底で未だ”それ”を掴んだまま、同化し、次を……次の願いを待っていた。
:男は願う。故に”それ”は応える。
相沢 幸之進:「……お前、サマーアイランドっつったか?」
相沢 幸之進:男は空気を切る様に迫る。その姿はボロボロで衣類の切れ目からとめどない赤が覗く。
相沢 幸之進:それでもなお、百折不撓の気を放っていた。
相沢 幸之進:「お前の願いはなんだ。てめぇはなんでここに立っている」
"サマーアイランド":「…帰る家が欲しい」
"サマーアイランド":「本当のことを言うのであれば、もう叶った」
"サマーアイランド":「後は離さないだけ」
相沢 幸之進:「フライングサンや仲間たちのことか」
"サマーアイランド":「そういうことだ」
相沢 幸之進:「そのために子供達だけの街をつくる……と」
相沢 幸之進:「相容れねえなぁ、どこまでも。」
相沢 幸之進:不可視の右腕は色を得る。ノイズが走る様に次第に広がるは夜空の如き黒。
相沢 幸之進:その姿は最も恐れもっともその強さを肌でもって知る破壊の象徴__。
相沢 幸之進:”願いを叶える悪魔”そのものだった。
相沢 幸之進:「……お前も腹据わってるならもう何も言わへん」
相沢 幸之進:「ただここではっきり白黒付けたるだけや!」
相沢 幸之進:言うが早いか黒い軌跡を描き黒腕が振るわれる。
相沢 幸之進:それにベアトリス・アニムスの様な超火力はない。
相沢 幸之進:佐々木 董香の様な長射程も、諏訪桜海の様な速さもない。
相沢 幸之進:小賢しく回る頭もないならば。
相沢 幸之進:「わいはわいの思い描く”未来”掴むまで折れねえだけだ!!」
"サマーアイランド":「ああ好きにしろ!僕とて家族殴られて黙っていられる神経じゃない!一発くらいぶん殴らないと気もすまねえ!」
"サマーアイランド":銃を構える、その拳は受け止めるが、大事なものは離さないために
相沢 幸之進:ギリッ…強く歯を噛みしめ渾身の一撃を放つ。
相沢 幸之進:黒腕は非実体にして不可視。ただその命のみを実行する。
相沢 幸之進:盾をすり抜け肉をすり抜け、掴んだのは
相沢 幸之進:赤く脈動する”心臓”。
相沢 幸之進:
相沢 幸之進:強力な衝撃波が両者の間に弾け"サマーアイランド"を吹き飛ばす。
相沢 幸之進:「……詰みや。”サマーアイランド”。命惜しくんば投降せい」その手には未だ正常に動く心臓が握られていた。
"サマーアイランド":吹き飛ばされた刹那を、待っていた
"サマーアイランド":心臓が無いことなんてどうでもいい、一発返してやらなくちゃ死んでも死にきれないから
"サマーアイランド":痛みを噛み殺しながら、目の前の4人に向かって、引き金を引いた
諏訪桜海:「嘘、まだ動――」
佐々木 董香:(━━そっか)
佐々木 董香:(どうあっても、止まらないんだ)
佐々木 董香:(敗北の未来が定まっていても、自分が倒れる姿が見えていても)
佐々木 董香:(君は、意地を通すために僕たちと戦うんだね)
佐々木 董香:それを尊い行為だと思う気持ちと、無意味に憎悪だけを撒き散らす虚しい行為だ思う気持ちがある
佐々木 董香:ただ、僕ならこんなことはしない。負け戦で命を落とすことに、誰も守れない戦いで倒れることに価値を見出すことは出来ないから。
佐々木 董香:だから
佐々木 董香:「やめようよ。」
佐々木 董香:「僕は、君の家族じゃないけど」
佐々木 董香:「友達として、君が無意味に傷つく姿を見たくない」
佐々木 董香:君が自分の価値感に殉じて戦いを続けるように
佐々木 董香:僕も、ただ自分勝手な言葉を君に投げつけた
"サマーアイランド":お前が言うな、それを、と口が動いた
"サマーアイランド":雷は、既に落ちている
"サマーアイランド":自由落下する身体は、既に指も動かない
左文字勇人:『ビビって呑まれたら実力の半分も出せない』
左文字勇人:相沢幸乃進に伝えたことは、そのまま自身にも当てはまる。
左文字勇人:墨染は精妙さこそ得手とするが、その出力は凡百と言って差し支えない遺産だ。
左文字勇人:故にその力を十全に発揮するためには──
左文字勇人:刹那。深く静かに、呼吸。
左文字勇人:脳内をクリアに、身体から力を抜き、感覚を研ぎしまし──
左文字勇人:唯、在るが儘に、動く。
左文字勇人:黒槍が解ける。
左文字勇人:槍の持つ鋭さと堅さを捨て去り、数多の靭やかな黒布へと。
左文字勇人:十重二十重、千千に乱れ舞ったそれらは、決して無作為などではなく、複雑な軌道を描き空間を満たし──
左文字勇人:迫りくる数多の雷撃を、余すこと無く受け止める!
左文字勇人:「──自棄のやん八が、通ると思うなよ?」
左文字勇人:本来なら雷撃は音の440倍の速さで黒布を伝わり、担い手である左文字勇人へと到達するはず。
左文字勇人:しかし墨染はそれを凌駕する速度で“消滅”と“再生”を繰り返し、結果雷撃は一寸たりとも進むこと無く先端部に押し留められる。そして──
左文字勇人:「テメエで止まれねえってんなら、止めてやる。が、ちと荒っぽいぞ」
左文字勇人:墨染が鎌首をもたげ──
左文字勇人:「因果応報──知ってっか?」
左文字勇人:雷を纏った黒蛇の群れが、雪崩の如くサマーアイランドへと襲いかかる!
"サマーアイランド":既に、指一本動かない、心臓も手づかみにされている
"サマーアイランド":これでもう終わり
"サマーアイランド":あいつら、大丈夫かな
"サマーアイランド":最期に思ったのは、地面に倒れた仲間の顔だった
左文字勇人:「子供だけの国(ネヴァーランド)に閉じこもったとこでな──」
左文字勇人:「願いなんざ、叶わねえよ」
左文字勇人:それが少年に届いたかどうかは、知る由もなく。
GM:どさり、と重い音を立て、最期の一人が倒れた
相沢 幸之進:ギリッ「……大馬鹿野郎が」
相沢 幸之進:男が少年の横に立つ。
相沢 幸之進:その手にはすでに停止しかけている心臓。その血の気も薄れ始めていた。
相沢 幸之進:「……だが止まっちゃいねえ」
相沢 幸之進:「すんません、皆さん」エージェントの4人を見回す。
相沢 幸之進:「わがまま放題やらせてもらったところ恐縮っすけど。最後にもう一つ我儘な願いを叶えさせてください」
相沢 幸之進:「こいつを……治します」
諏訪桜海:「治す?」
諏訪桜海:ざぷ、と再び姿を表して、問いかける。
相沢 幸之進:「えぇ治します。出来るかどうかはわかりません。ただ、わいはコイツに死んでほしくない」
左文字勇人:「──そうした我儘は嫌いじゃねえよ」墨染を首元に戻しながら、『だろうなぁ』といったていで。
ベアトリス・アニムス:「そんなに気負わないで。私たちの目的はそもそも"計画を止める事"だから」
佐々木 董香:「生きていてもらった方が事後処理も楽だしね。」
左文字勇人:「そーゆーこった」
ベアトリス・アニムス:「できれば生きていて欲しい、なんて。基本的には皆一緒よ」
諏訪桜海:「個人的にはもう少し待って苦しめてやってもいいとは思うけど……」
諏訪桜海:「……冗談よ。好きにしたら?」
左文字勇人:「とんだSがいやがる」
相沢 幸之進:「……ありがとうございます!!」
諏訪桜海:「一応言っとくけど。失敗したからって誰も文句なんて言わないからね」
諏訪桜海:「できる方がおかしいでしょ」
左文字勇人:「だとよ。聖女様のお墨付きだ。気楽に行こうぜ?」
相沢 幸之進:「嬉しい言葉っす」
相沢 幸之進:「でも……わい、失敗する気はあらへんよ」
相沢 幸之進:それだけ言うとサマーアイランドに向き直る。
相沢 幸之進:使うのは本来なかったはずの”願いを叶える悪魔”の力。
相沢 幸之進:「あふたーすかい、あふたーすかい、あふたーすかい」
相沢 幸之進:「悪魔さんよ。最後の願いじゃ。こいつの心臓を10分持たせてくれ。その後はこっちでやる」
相沢 幸之進:「代償は……奪っちまった腕を返すわ。それでお互いトントンってな」
相沢 幸之進:それが聞き届けられたのか否か……右腕の色が心臓に移り心臓が活発に脈動しだす。
相沢 幸之進:「さぁ、あとはサマーアイランド、お前の生きる気次第だ」心臓を彼の胸の中に戻し、動かす。
相沢 幸之進:一回__二回__三回
相沢 幸之進:「……おまんの仲間はジャームじゃ。だからきっとあいつらも処理は発生しちまう」
相沢 幸之進:7回__8回__9回
相沢 幸之進:「UGNの資料を読んだ。UGNではジャームの治療方法っちゅうのを探してるらしい」
相沢 幸之進:20回__30回__40回
相沢 幸之進:「仲間を救いたいか。一緒に過ごしたいか__」
相沢 幸之進:50回__60回__70回
相沢 幸之進:「ならば、生きろ!お前の夢はお前自身でつかみ取れ___!!」
相沢 幸之進:「それが明日を”夢”を……その先の空を見る唯一の方法じゃ!!」
バックトラック
GM:Eロイスはフライングサンの原初の恐怖のみです
GM:振りますか?
左文字勇人:ふりまーす
相沢 幸之進:貰いますわ!
ベアトリス・アニムス:一応貰っておこう
佐々木 董香:いや、流石に大丈夫やろ…
佐々木 董香:一倍ぶり
佐々木 董香:109-6d10
DoubleCross : (109-6D10) → 109-33[8,7,8,1,2,7] → 76
ベアトリス・アニムス:120-1d10
DoubleCross : (120-1D10) → 120-1[1] → 119
左文字勇人:129-1d10
DoubleCross : (129-1D10) → 129-1[1] → 128
相沢 幸之進:118-1d10
DoubleCross : (118-1D10) → 118-8[8] → 110
佐々木 董香:こわ
諏訪桜海:降ろうかな
佐々木 董香:5点です
ベアトリス・アニムス:こういうことあるからね
ベアトリス・アニムス:素振り~
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を1d10(→ 4)減少 (115 → 111)
ベアトリス・アニムス:119-6d10
DoubleCross : (119-6D10) → 119-37[6,8,10,1,10,2] → 82
相沢 幸之進:110-5d10 等倍振り
DoubleCross : (110-5D10) → 110-24[9,3,5,1,6] → 86
左文字勇人:ロイス5なので倍振り。
左文字勇人:ごめんねGM(´・ω:;.:...
諏訪桜海:1倍振りします
ベアトリス・アニムス:5tenn !
左文字勇人:129-10d10
DoubleCross : (129-10D10) → 129-49[5,5,7,1,3,8,8,6,1,5] → 80
諏訪桜海:諏訪桜海の侵蝕率を5d10(→ 26)減少 (111 → 85)
左文字勇人:うん、等倍だったら堕ちてた。
諏訪桜海:5点で帰還です
相沢 幸之進:侵蝕率86で5点!
左文字勇人:倍振りしたので3点です。
GM:皆さんおかえりなさいませー!
相沢 幸之進:やったー!
エンディング1
GM:Z市支部 会議室
常澄 霞仙:「状況終わり、報告書も上々、お疲れさまでした」
ベアトリス・アニムス:「これで、頼まれてた件も一件落着かな?」
左文字勇人:「おつかれさんでした──っと」最後の書類に記入を終え、脱力。
常澄 霞仙:「ええ、調査も終わって元凶の"フライングサン"も凍結、流石はN市支部の方だ」
左文字勇人:「ま、こーしたケースの場合──」
左文字勇人:「こっからの方がむしろ大事だからな。アフターフォローは頼むぜ、支部長さんよ?」
左文字勇人:湯呑に入った熱い茶をぐびっとしながら。
ベアトリス・アニムス:「うん、色々と気にかけたりしてあげたいけど」
ベアトリス・アニムス:「それはもう私たちの管轄じゃない。此処の子たちが導いたりしなきゃいけない事だしね」
左文字勇人:「そーゆーこった」
ベアトリス・アニムス:「下手にこっちに誰か連れてっても事件、多いしね~……」あはは、とぼやきながら
左文字勇人:「──ま、毛色は違うがイリーガルもチルドレンも、活きのいいのが揃ってっからな」
左文字勇人:「絞めるとこさえ間違えなきゃ、なんとかなるだろーさ」
ベアトリス・アニムス:「そ、心配することも無しってね」
常澄 霞仙:「そうですねえ、精々頑張って見守りますか」
左文字勇人:「新人教育の方もな。ありゃ確実に手がかかんぞ?」
ベアトリス・アニムス:「そうねぇ、沢山オーヴァードの子増えちゃったみたいだし……」
左文字勇人:いいやつなのは間違いない。
左文字勇人:だが同時に──トラブルも呼ぶタイプだ、間違いなく。
ベアトリス・アニムス:「相沢くんや、三郷さん。解散したアフターグロウセルの子たち……」
常澄 霞仙:「相沢とセルの子は一応ここで預かり、三郷は……本人の希望で別支部のエージェントとして配属ですね」
左文字勇人:「へぇ──」
ベアトリス・アニムス:「……そっか。あの子、そうすることにしたのね」
常澄 霞仙:「配属先の候補にN市が入っているもので、見つけたら仲良くしてあげてください」
左文字勇人:「“諦めない”ことにしたのかねぇ」
ベアトリス・アニムス:「ええ。見かけたときはまた、ゆっくり話を聞いてあげましょっか」
左文字勇人:「ま、かわいい娘と仲良くすんのはやぶさかじゃねえよ。任された」
常澄 霞仙:「ありがとうございます」
常澄 霞仙:「まだあきらめたくないと言っていたので、一安心ですよ」
左文字勇人:「いいこった──」供された和菓子をひょいぱくっとつまんで。
ベアトリス・アニムス:「いいね、夢もあるし未来もある。まだまだ大変なことも多いだろうけど、ね」
左文字勇人:「例え一度負けたとしても──」
左文字勇人:「折れずに挑み続けりゃぁ、何時か勝つ目も出てくるってもんだ」
左文字勇人:負けるのなんざ、当たり前。世の中ってのは、そうできている。
左文字勇人:だからこそ──負けたときにどうするか、だ。
左文字勇人:「外に出る元気があるなら、太鼓判だろうよ」
ベアトリス・アニムス:「頑張りが報われるとは限らないけど、成し遂げた子は誰だって頑張ってる」
ベアトリス・アニムス:「私たちに出来るのはもう応援する事だけ!三郷さんも……他のみんなの事も、ね!」
左文字勇人:「だな」
常澄 霞仙:「ええ、改めて、今回は本当にありがとうございました」
左文字勇人:「『いいことなんかなにもない』って腐るよりゃ、『いいことどこだ!』って探し回る方が、よほど健全ってこった」
左文字勇人:話しながらつまみ、卓上の和菓子を全種コンプリート。
ベアトリス・アニムス:「帰る前に、佐々木さんや諏訪さんにも挨拶しておきたかったけど……忙しそうかな、もう」
常澄 霞仙:「佐々木は…監視だって言ってセルメンバーの帰り道についていったようです」
常澄 霞仙:「諏訪さんは報告書も終わっているので依頼終了ということにしていますが…会いに行かれるなら場所の当たりくらいは」
左文字勇人:「どうする、顔出してくか?」
ベアトリス・アニムス:「ちらっと見に行って、話せそうだったら。くらいにしておきますか」
ベアトリス・アニムス:「向こうも事後で色々と大事な話してるかもしれないし、ね」
ベアトリス・アニムス:「こっそり話を聞いてるなんて、後で気付かれたら嫌味言われちゃうかもだけど~」あはは、と言って笑いながら
左文字勇人:「あいよ。立つ鳥後をなんとやら方式で行こう」
左文字勇人:「そのときゃソレをネタに、また盛り上がりゃぁいい」
左文字勇人:……約一名、かなりきっついことを言ってきそうな奴は居るが。
常澄 霞仙:「ではそのように、諏訪さんは暇のある日であれば市民プールの近くで見かけますよ」
ベアトリス・アニムス:「あ、ナイス情報。今度遊びに来れたら寄ってみようかな」
左文字勇人:「暑くなってきやがったからな、涼しいとこは大歓迎だ」
左文字勇人:「さて。んじゃそろそろ──」と、腰を浮かせかけ──
左文字勇人:「と。そだ、支部長さん」
左文字勇人:思い出したかのように──
左文字勇人:「そこの南瓜餡のやつ、どこで売ってるか教えてくれ? 土産にすっからよ」
常澄 霞仙:「…ああ、それは俺の趣味で作ったので」
常澄 霞仙:「包みます、持って行ってあげてください」
左文字勇人:「お、そいつぁ貴重なやつだな。ありがとよ」
ベアトリス・アニムス:「あ、じゃあ私も貰っちゃおうかな」
ベアトリス・アニムス:「……待ってる人に、土産話と共に渡さなきゃ、ね!」
エンディング2
GM:サマーアイランドを始め、セルの面々は、しばらくは監視つきで過ごすことになった
GM:その1日目、監視担当のあなたは、彼らの帰路についていき
GM:とある空き地に来ていた
"サマーアイランド":「……そこの土管空いてるから座っていいぞ」
佐々木 董香:「大丈夫かな?あの子ジャイアンみたいだって他の人に思われない?」
"サマーアイランド":隅にぽつんと置かれたドラム缶に、構成員たちが集めてきた薪を入れ、市販品のファイアスターターで火をつける
佐々木 董香:「サーくんも僕のことこいつジャイアンみたいだなって思ったりしない?」
"サマーアイランド":「安心しろ、既に70%くらいジャイアンだと思っている」
佐々木 董香:「せめて劇場版であってくれー」
セル構成員:「にんじんあったよ」「玉ねぎとジャガイモも」
セル構成員:それぞれ畑らしき区画から引き抜いて近くの水道で洗っている
佐々木 董香:「えっと、何してるの?」
セル構成員:「何って…ご飯の時間でしょ?」
セル構成員:「そろそろ6時だしね」
"サマーアイランド":どこかに隠してあったらしき鍋を取り出して、ドラム缶の上にかける
"サマーアイランド":既に洗って切ってもらった材料を鍋に入れて炒め、水を入れる
"サマーアイランド":「…お前もいいぞ、今日も4人だからな」
佐々木 董香:「ありがと。」
佐々木 董香:「ちなみに寝るところは?」
佐々木 董香:嫌な予感がしてきた
"サマーアイランド":「そこの土管の中、ちょうど4人分」
"サマーアイランド":鍋を混ぜながらもう片方の手で佐々木さんが座る土管を指す
佐々木 董香:「そっかー」「お風呂は?」
セル構成員:「雨降ってたらテント出すよ」
セル構成員:「ボディタオルをお湯で濡らして拭いて、シャンプーは水無しで使える奴」
佐々木 董香:「なるほどねー」
佐々木 董香:「………」
セル構成員:「今日はスギナ生えてたからサラダも付けられるね」
佐々木 董香:「こんな生活してたらあんな計画も練るよね、うん」
佐々木 董香:貧すれば鈍すという言葉が頭に浮かぶ
佐々木 董香:「サーくん」
"サマーアイランド":「なんだ」
佐々木 董香:「これ食べ終わったらみんなで僕の家に行くよー」
"サマーアイランド":シチューのルーを鍋にドバドバ入れながら
"サマーアイランド":「…?????」
セル構成員:「…?」オリーブオイルと塩と酢を混ぜてドバドバ野草にかけながら
佐々木 董香:「お風呂は備え付けのやつがあるし、布団も、買っていくから。そうすれば片付ければ四人は泊まれるから」
佐々木 董香:「温かいお風呂に入って、温かいおふとんで寝て、人間っていいなってしなさい」
セル構成員:「……?屋根あるところ行っていいの?」
"サマーアイランド":「そこまでする理由あるのか?」
"サマーアイランド":「俺達とて勝手に家を出ているだけだ、てっきり家に帰れと言われるのがオチかと思ったんだがな」
佐々木 董香:「そりゃいつかは、帰ってほしいけどさ」
佐々木 董香:「出来れば、仲直りって形でね」
佐々木 董香:「けど、今はそれが出来ないから君たちはあんなことやらかしたんでしょ?」
"サマーアイランド":「………」
佐々木 董香:「なら、僕たちだって出来る限り寄り添うよ。」
佐々木 董香:「ああやってテロまがいの事件を起されるより、家を用意してちゃんと監督したほうが安上がりだしね。」
"サマーアイランド":「……帰ったところでな」
"サマーアイランド":「まあ、いい、食べたら行くか」
セル構成員:「わあい、じゃあ君の分にはオオバコとクレソンも入れちゃお」
セル構成員:「久しぶりの屋根だー」
佐々木 董香:「君じゃなくて、名前で呼んでほしいな。」
佐々木 董香:「佐々木董香って言うんだ。僕」
セル構成員:「じゃあ菫香ちゃんの分に入れておくね」
"サマーアイランド":「佐々木さんか」
"サマーアイランド":一度器を取ろうとしてやめ、来客用と書いた皿にできたシチューを盛る
"サマーアイランド":「なら、はい」
佐々木 董香:「ありがとう」
佐々木 董香:じっと皿を見つめる
佐々木 董香:「なるほど……なるほどね……」
佐々木 董香:ちゃんと洗ったのかもわからない皿。どこから摘んできたのかもわからない野草。明らかに粗雑な管理をされてるルーから出来たシチュー
佐々木 董香:「僕は思ったより潔癖症だったのかもしれない」
"サマーアイランド":「なんだ、食わんのか」
セル構成員:じっと二人で横から見つめている
佐々木 董香:「いや…!いただくよ。お残しはよくないからね!」
佐々木 董香:スプーンを近づけるほどに喉元がきゅーってなるのを感じながら、
佐々木 董香:自分の衛生観念ではありえないシチューを口に運びます
佐々木 董香:せっかくの好意を受け取らないは失礼でことであり、これを通過しなければ自分の好意も受け取ってもらえないかもという強迫観念を感じている
佐々木 董香:「はふはふ」
佐々木 董香:(うん、味は普通の…ちょっと野草のせいでエグめになってるだけの普通のシチュー…!)
佐々木 董香:(なら、あとは普通に…!普通に飲み込んで…!!)
佐々木 董香:そう思っているのに体が言うことを効かない。大きな瞳に涙が溜まっていく
佐々木 董香:(うう…!僕は最強の剣士だ…!シチューなんかに…負けるものか!)
佐々木 董香:ごくん
"サマーアイランド":「…だいぶ汗を流していたようだが、大丈夫か?」
佐々木 董香:普通のシチューを食べるよりも遥かに時間をかけて、なんとか飲み込んだ
佐々木 董香:「……だ、大丈夫だよ」
佐々木 董香:瞳を潤ませながらサーくんの方を見る
佐々木 董香:「ただ、ちょっと猫舌なだけだから。うん、美味しい。ごちそうしてくれてありがとね。」
"サマーアイランド":「……なんだか、すまなかった」
"サマーアイランド":自分の分は早々にかきこんで
佐々木 董香:「いいよ。処分はもう下ったんだから、それ以上謝ることはないよ」
"サマーアイランド":そういうことではないのだが、まあいいか
佐々木 董香:ちびちびとシチューを口に運んでいる。
佐々木 董香:「サーくんはさ」
"サマーアイランド":「なんだ」
佐々木 董香:「多分、まだ僕たちのことが嫌いだと思うけど」
佐々木 董香:「でもね。」
佐々木 董香:「嫌いなやつでも、うまく使ってあげるってことは多分出来ると思うんだ」
佐々木 董香:「何人かそうやって生きてる人も知ってるし」
佐々木 董香:「だから、僕たちの嫌いさが、君たちの親よりマシなぐらいだったら」
佐々木 董香:「僕で、嫌いなやつをうまく利用する練習をしちゃおうよ。」
佐々木 董香:「そしたら、またなんか別の道が見えてくるかもしれないよ?」
"サマーアイランド":「…別に嫌ってるわけではないんだが」
"サマーアイランド":「いや、これはまあまあ嘘だな失礼した」
佐々木 董香:「ウソなんだ」
"サマーアイランド":「よくよく考えたら嘘な気がしてきただけだ」
"サマーアイランド":「まあ、あいつらの久しぶりの屋根に対する笑顔に免じられるくらいのものだ」
"サマーアイランド":「精々利用させてもらうか」
佐々木 董香:「うん、うん、そうしてそうして」
佐々木 董香:「その代わり僕も君たちがもう物騒な考えを起さないようにガンガン懐柔していくつもりだから」
佐々木 董香:「そっちのほうもよろしくね」
"サマーアイランド":「そうか」
"サマーアイランド":「…それなら名前はそのままでいいか」
"サマーアイランド":「食べ終わったのであれば食器を貰おう、洗ってから出るからな」
佐々木 董香:「洗って、ちゃんと食器も持っていくからね。」
佐々木 董香:「支部が家を用意してくれるまで僕の家でご飯も食べるんだから」
佐々木 董香:「言っとくけど、空き地で勝手に御飯作って通報されたりしない街って、日本じゃそうそうないからね」
"サマーアイランド":「この街も駄目だぞ」
佐々木 董香:「わかってるならなおさらだよ」
佐々木 董香:やっぱりどうしようもない心の距離を感じたまま。
佐々木 董香:それでも、せめて同じ方向を向ける時がくると信じて
佐々木 董香:今はただ、一緒にいることだけを考えて
佐々木 董香:夕暮れの空き地に揺れる炎を見つめていた。
"サマーアイランド":…フライングサンは、凍結処分になるらしい
"サマーアイランド":かろうじて一命はとりとめた、生き残った、まだ先はある、と頭では理解しているが
"サマーアイランド":…もう、戻ってこないんだ
"サマーアイランド":強引で、正直で、夢ばっかり見てて、危なっかしくて
"サマーアイランド":そういうところが佐々木さんに重なって、どうしようもなく嫌になる
"サマーアイランド":それを振り払うように、仁科と書いた乾いた木の皿を
"サマーアイランド":焚火の中に放り込んだ。
"サマーアイランド":空は、紺碧色だった。
エンディング3
GM:Z市 某駅
三郷 真白:「あれ、見送り来たんだ」
三郷 真白:木でできた駅舎の中で、ワンピース姿に大きなスーツケースを持って、次の電車を待っていた
相沢 幸之進:「よっ」
諏訪桜海:その二歩ほど後ろで手を振る。
相沢 幸之進:「最初のしみったれてた顔はどこへやらって感じやなあ」
三郷 真白:「あ、はは、それは忘れてー」
相沢 幸之進:「えーどうしよっかなー」口笛を吹きながら空を仰ぐ。
相沢 幸之進:「ま、その笑顔で笑っててくれれば、そのうち忘れれるかもなあ」
相沢 幸之進:「あいどるぅ~?ちゅうのはあかんたれなとこファンには見せれんのじゃろ」
相沢 幸之進:「なら、本当にダメんなったときにゃあ帰ってきいや」
三郷 真白:「そうそう、元気ない姿は見せられないからね、心機一転だよ」
三郷 真白:「うん、どうなるかはわからないけれど……」
三郷 真白:「ゆっきーさんの隣だったら、まあ戻ってもいいかなー」
三郷 真白:「これ言い方良くないな…今のナシで」
諏訪桜海:「ぷっ」思わず吹き出す。
相沢 幸之進:「……?」隣の席って事やろうか……
相沢 幸之進:「……は!」
三郷 真白:「そこのお姉さんがっつり聞いてるし!ナシにさせてくださいナシに!」
相沢 幸之進:「あぁ!チキショーなんか深読みしてる間に色々無効なったあ~~」
諏訪桜海:「あら。聞いてなかったらアリにしたの」
諏訪桜海:「それは悪いことしたわね」
相沢 幸之進:「そうなん!?」
三郷 真白:「どのみちこれはナシですー!」
相沢 幸之進:「うぉおおおん……」床に崩れ落ちる
三郷 真白:「と、とにかく、ちゃんとアイドルになって、みんなが羨ましくなるくらいキラキラして、戻ってこないつもりだからそれでいてね!」
相沢 幸之進:「本気みたいやな、ましろん」
諏訪桜海:「……芸能関係のオーヴァードも少なくないわ」
諏訪桜海:「UGNは情報を制御しないといけないから。その手の分野にはけっこう手を広げてる」
諏訪桜海:「誰とは言わないけどね。精々なった時にソワソワしなさい」
三郷 真白:「そわそわできるように頑張らなくちゃ…!あ、そうだ」
三郷 真白:「相沢君の夢、そういえばきちんと聞いてなかったな」
三郷 真白:「お医者さんになるの、ちゃんと決めた?」
諏訪桜海:「……医者?」
相沢 幸之進:「なはは……そういや『諦めないで』の返事をしとらんかったんやな」
相沢 幸之進:「あぁ医者。親父への漠然な憧れでぼんやりと目指してた夢っす」
相沢 幸之進:「他の人がヒーローとか宇宙飛行士を目指すようにただ憧れてただけでしたけど」
相沢 幸之進:「わい、本気で目指すことにするよ。医者の道」
相沢 幸之進:その目には迷いはなく真っすぐに真白を見つめ返す。
三郷 真白:「……そっか」
三郷 真白:「それなら、なんていうか」
三郷 真白:「とても、嬉しい」
三郷 真白:「この街で、まだ夢を諦めてない人がいる、その事実がかな」
相沢 幸之進:「はんっ!夢を与えるのがアイドルの仕事やろ」
相沢 幸之進:「この街だけじゃない。世界中の人間まとめて夢見せてやれや!真白」
相沢 幸之進:「お互い、スタートダッシュ失敗してる以上なかなかに過酷な道なるで……」
相沢 幸之進:「覚悟、できとるか?」
三郷 真白:「もちろん!」
相沢 幸之進:ニカッ「……ええ返事じゃ」
GM:1番線、列車が参ります、とアナウンス
三郷 真白:「…もう行かなきゃ!」
三郷 真白:鞄をまとめ、改札を抜ける。電車はすぐそこ
三郷 真白:最後に笑顔で二人に手を振って、各駅停車の電車に乗り込んだ
相沢 幸之進:「がんばれ……いや違うな」
相沢 幸之進:発車ベルの鳴り響く中、大きく息を吸う。
相沢 幸之進:「おまんが最ッ高に可愛いってとこ、見せつけてきいやーーー!」
相沢 幸之進:「それまで、帰ってくんじゃねえぞーーー!」
諏訪桜海:耳を押さえて。「ふっ。近所迷惑」
諏訪桜海:「まあいいか。ろくに誰もいないものね」
GM:電車は、風を残して過ぎ去っていった
諏訪桜海:「……」それを見送って。
諏訪桜海:「どうかしらね。素質はあると思うけど」
諏訪桜海:「それだけでやっていけるわけでもないでしょう」
相沢 幸之進:「手厳しいのう諏訪さんは」見えなくなった電車をしばらく見送る
諏訪桜海:「体験談よ」
諏訪桜海:「別に。そっちの方向で目指したわけでもないけど」
諏訪桜海:「写真集とかは撮らされたからまあ、それなりに事情通って言えなくもない」
相沢 幸之進:「体験談……?だからそんなに気にしてくれとったんか」
相沢 幸之進:「諏訪さん的に、うまくいくと思うか?」
諏訪桜海:「今のままでは無理ね」
諏訪桜海:「まあ、だけど。オーヴァードの経験なんて、何があるか分からないでしょう」
諏訪桜海:「だから、まあ、可能性がゼロってことはないんじゃないの」
相沢 幸之進:「ならよかった」
相沢 幸之進:「可能性がゼロじゃないなら、きっと頑張れるわ」
諏訪桜海:「あんたもそう言える?」
諏訪桜海:「その手で。やっていくのは、ハンディキャップもいいところ」
相沢 幸之進:右腕の裾が風に靡く。その中にはもう今度こそ何もない。
相沢 幸之進:「……確かになあ」
相沢 幸之進:「難しいかもしれへん。でも……」
相沢 幸之進:「可能性がゼロじゃない、なら出来ん事はないやろ。ハンディキャップだろうが何だろうがとりあえず挑戦してみるわ」
諏訪桜海:「……そ」
諏訪桜海:「それは……なんだか、そうね」
諏訪桜海:「ざまあみろって気分」
相沢 幸之進:「なはは!言葉選び最悪やなあ」
相沢 幸之進:「でも、憧れの人にそう言われんのも悪かない」
諏訪桜海:「……憧れ?」
相沢 幸之進:「言いませんした?皆さんのお陰で夢をもう一回追いかけてみようって思ったって」
相沢 幸之進:「だから俺にとってみんな最高にカッコいいし、人生の指針ですし、憧れの人っすよ」
諏訪桜海:自分の髪をくしゃりと弄って。「言うじゃない」
諏訪桜海:「それだけ弁が立つなら、患者も安心でしょうね」皮肉げに笑って。
相沢 幸之進:「正直な気持ちっすよ」
相沢 幸之進:「だから見ててください」太陽を背に大きく笑う。
相沢 幸之進:「どちゃくそ苦労して血反吐はいてでも夢を追いかけ尽くして見せますから」
諏訪桜海:「――ええ」それを見て、眩しげに目を細める。
諏訪桜海:「あんたはそうしなさい」
諏訪桜海:(そうすれば、幾分私の気も晴れる)
GM:5月の空は、ただ青く、青かった
GM:「Oh my blue, blue sky」
GM:セッション終了、お疲れ様でした!!
左文字勇人:おつかれさまでしたー
相沢 幸之進:おつかれさまでした!
諏訪桜海:おつかれさまでした!
ベアトリス・アニムス:お疲れさまでした!
佐々木 董香:さっしたー!