ミドル11 Connect
GM:情報収集シーンです、調査をする方は登場侵蝕をお願い致します
九重遠:九重 遠の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (87 → 90)
末城艶霞:91+1d10
DoubleCross : (91+1D10) → 91+1[1] → 92
塩見想:129+1d10
DoubleCross : (129+1D10) → 129+10[10] → 139
末城艶霞:ふっ……
塩見想:さらばだ
九重遠:塩見くん!!!
伴 春人:ヤバいじゃん
伴 春人:107+1d10
DoubleCross : (107+1D10) → 107+3[3] → 110
末城艶霞:ワーッ!?
GM:Eロイス増やしておきますね…!!
情報項目
1階を探索する 知覚8
窓側の資料棚を漁る 意志7
廊下側の資料棚を漁る 意志7
中央の資料棚を漁る 意志8
GM:以上4つです
塩見想:あっ、探索ものっぽい!
九重遠:ちょっとまってマジで弱いぞ
末城艶霞:ふふ、感覚も精神も死んでるぜ
伴 春人:凄い知覚がある
塩見想:侵蝕率ボーナスだけが頼りか
伴 春人:なので知覚を振ります
九重遠:お願いします~
伴 春人:9dx+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 10[1,3,3,5,7,8,8,9,10]+9[9]+1 → 20
九重遠:さすが!
末城艶霞:たのまあ……アッ凄い!
GM:流石…!!
伴 春人:凄い知覚
塩見想:微妙に高い中央の資料棚を調べますか
九重遠:弱いが頑張ろう窓側いきます!
末城艶霞:お願い~、九重は私と仲良く7の方を調べようか
末城艶霞:じゃあ廊下だ
塩見想:はーい
塩見想:10dx+2>=8
DoubleCross : (10DX10+2>=8) → 10[3,4,5,5,6,6,7,8,8,10]+3[3]+2 → 15 → 成功
塩見想:無事に成功
九重遠:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 7[2,3,7]+1 → 8 → 成功
末城艶霞:3dx+2>=7
DoubleCross : (3DX10+2>=7) → 9[3,9,9]+2 → 11 → 成功
末城艶霞:ウム
九重遠:いけた~!
GM:優秀ですねえ
GM:割と長いので順番に張り付けてメモにも残しておきます
塩見想:みんなえらい
1階を探索する
立ち入り禁止の看板の先、風の音などの特有の気配無しに「Soylent Green」と雑に看板のかかった鉄扉が鎮座している。扉の厚さはそこまででは無いが、なぜか外から内部の様子を探れない。恐らく内部にレネゲイド由来の知覚遮断、認識阻害の効果がかかっている。これまでの病院の動向からして、内部での戦闘は免れないだろう。また、検体Bの空箱が大量にドアの前に積まれていた。
窓側の資料棚を漁る
ナーサリーセル側の記録のようだ、内容は
・霧が丘総合病院の地下は古くから特異な認識阻害の効果がかかっており、病院側はそれを利用して地下に研究施設を作っていた。研究内容は医療用目的の物から「N市における一部患者の異常性」…つまりレネゲイドについて独自に調査していたものまで色々。現在当セルは院長と取引し報酬・一部施設の使用権と引き換えに検体Bを運んでいる。運搬先については空欄…一般の医療従事者には秘匿しておくように。
・取引を主導しているのは去年ごろからセルに転がり込んできた「マスターピカロ」と呼ばれるらしいエージェント、指示は飛んでくるが顔は見たことがない。…そしてどうも信用ならない。
・「マスターピカロ」は院長が目的を遂げることができるように動いているようだが、それ以外にもUGNを怪しんでいる者にも情報を流している。
廊下側の資料棚を漁る
ノートが出てきた、中身は何枚かのメモとそれに続く考察が書かれている。内容は以下
…以上のことから、「オネイロス」は実は12月24日以前に×××××××の手のよって持ち出されており、実際に×××××××が「オネイロス」を使用して何かを起こしたのが12月24日なのでは無いかと考える。院内で極秘で開発された「オネイロス」の存在を知っており、かつ院長が×××××××に対し『何か大事なものだった』『少なくとも忘れてはいけなかった』と零していたことから×××××××は院内でもかなり上位の権限を持った人物か。何故名前や記録が切り抜かれているのかは不明だが病院側がその隠匿を行っていたとしたら院長の行動には不審な点が目立ち、FHも同様に真相を解こうとする動きをしているのは不自然であることから、病院が警戒している組織…UGNとやらが隠匿していたのでは。裏付けを取るためにメモに書いてあった関係者と思われる人物を当たっておく。
中央の資料棚を漁る
何者かが書いた日誌が挟んであった。内容をざっくりとまとめると
2月15日 来年度の院内の方針が昨年度に比べて明らかにおかしい、そのことを2日前に言った同僚はいなくなった。何が起きている。
2月28日 資料室で昨年12月24日に関する記録が白紙になっていることを発見した、思えば院内の方針がおかしくなり始めたのはこの少し前…院長の息子の忠光命が死んでからかもしれない。
3月2日 12月24日の白紙についてそれとなく院長に聞いてみた、院長は一瞬虚を突かれた顔をした後明らかに狼狽していた。…何か、まずいことを言った気がする。
3月18日 流石に自分の立場だけではこれ以上探れないなと思っていたら後輩が協力したいと言ってきた、結局巻き込んだ。
4月6日 院長が院内に警戒を促す措置を取り始めた。前日とは目つきが変わっている、誰かに何かを言われたのだろうか
5月8日 このあたりから院内に怪しい私服集団が出入りするようになった。院内ではおそらくレネゲイドと呼ばれる何かを見つける検査を始めている。
6月9日 レネゲイド、と呼ばれる物についての幾ばくかの情報を入手。余りのなんでもありっぷりに眩暈がしてきた。院長は検体Bと呼ばれる薬品を使用して何かをするつもりらしい。
6月29日 自分のデスクを漁っていたら12月24日周りのメモ書きが出てきた。念のため中身を別の場所に移しておく。
GM:情報は以上です
GM:霧が丘総合病院 資料室
GM:…名谷の陽動がある程度効いているのか、上の階の人間がここまでたどり着くには時間がかかりそうだ
GM:とはいえあまり悠長に構えてはいられない
GM:急ぎ偵察と資料の調査を行い、再集合した
浅海 沙天:「……地下に、部屋ですか」
伴 春人:ぱきん
伴 春人:入り口の周辺の壁を切断し、侵入を妨げるよう崩しておいた
伴 春人:出る時は再び崩せば良い。要はオーヴァードでなければ物理的に通行が困難な状況にしたというだけである。
塩見想:「すごいな。バリケードか」ちらりと入り口の方に視線を送る。
伴 春人:「急ごしらえだがな。」
九重遠:「俺たちが出たらまたバリケードを作る方が良さそうですね」双織くんのお母さんを連れていくわけにもいかない
伴 春人:鼻をすする。
伴 春人:「大まかに3つの部屋から、メディア特有の匂いがする。」本の黴びた匂いなどだ。
塩見想:「外で何か分かった?」
末城艶霞:「匂い……」 すんすんと鼻を動かしてみる。よくわからない
伴 春人:「そして俺の知覚範囲内にも関わらず、あの領域だけは向こうを知覚出来ない」
浅海 沙天:「何らかの形で遮断されてる、みたいな感じでしょうか」
塩見想:「壁が厚いとか?」
九重遠:「あ、あの、…この資料なんですけど!」窓側にあった資料を差し出す
塩見想:「あ。新発見」九重くんの方を見る。
末城艶霞:こちらも、気になったノートを手に2人の方にてこてこと近づいていく
九重遠:「ここに……この地下には特殊な認識阻害があるって」
伴 春人:「つまり。あれはレネゲイドによる知覚阻害ということだろう。」
塩見想:「認識阻害ってそういうことか」
浅海 沙天:「…病院側もぼんやりとだけれど把握していた、ってことですかね」
九重遠:「それを利用して研究施設を作ってたみたいです」
塩見想:「研究施設か」
伴 春人:「上で対策しておいて、こちらで防御を敷かないとは考えづらい。あの空間への侵入には覚悟をしておくべきだろう。」
九重遠:「普通の看護師さんたちは何も知らされてない秘密の場所になってる感じっぽいです」
末城艶霞:「なるほど……あ、ここ」 九重の差し出す本の文章の一部をなぞる
末城艶霞:「"マスターピカロ"、同じFHでもあまり信用されてないんだ」 少し笑う
塩見想:「見るからに怪しいもんな」
浅海 沙天:「…院長の目的に同調していて、FHから信用されてない…院長とFHの目的は完全に同じじゃない…?」
九重遠:「しっかりと認識できないのが病院の地下と似てますね」
末城艶霞:「面白い考え」
九重遠:「マスターピカロはUGNを悪者にしたいのかな…?」
塩見想:「それは俺たちとしては困るな」
末城艶霞:「なら動きには気を付けた方が良さそうね」
九重遠:「検体B…これでなにか独自に研究してたのかな……」
塩見想:「検体B……。こっちにあった日誌にも出て来たな」
塩見想:部屋の中央にある資料棚を調べて見つけた本をみんなに差し出す。
塩見想:「この書き方からすると、名谷先生の先輩って人……小野寺竜人さんか。の、ものだと思う」
浅海 沙天:「日誌かな」
浅海 沙天:「ああ…」
塩見想:「どうも院長はその検体Bという薬品を例の地下室に運び込んで何かをしようとしてるみたいだ」
伴 春人:「検体Bか。」
伴 春人:「検体…診療目的で採取した医療の検査に必要な材料を指す言葉だ。」
伴 春人:「それを『薬品』と称するか。」
塩見想:「首謀者はやはりこの病院の院長で間違いなさそうだ」
九重遠:「息子さんが死んでからおかしくなっていって」
九重遠:「なにかが壊れちゃったのかな……」
末城艶霞:「忠光命……」 その名前を聞けば、流石に思い出す。暴走した幼馴染が手に掛けた男だ。
塩見想:「艶霞さん……?」
九重遠:「艶霞さんは知ってるの……?」
浅海 沙天:「…知り合い?」
末城艶霞:「私の知り合いじゃないよ、どんな人かは、カオルコさんの方が知ってると思うし……」
末城艶霞:「ただ、幼馴染がちょっと……それより」
末城艶霞:話を逸らす様に、実際今回そのことはあまり重要ではないだろう
塩見想:自分にも何故か聞き覚えがある気がする名前だが、無理に問い質すまいと思う。
末城艶霞:「12月24日周りのメモ、多分これかな」 持ってきたノートを開いて差し出す
塩見想:「あ。よく見つけたな」
末城艶霞:間には、幾つかの名前と連絡先が掛かれたノート
末城艶霞:「私の名前があれば、流石にね」
九重遠:「あ、そんなところにあったんだ……」
浅海 沙天:「いっぱいメモがあって…これが追加の文章…あ、末城さんの名前もある」
塩見想:「艶霞さんの名前が。どうして」
伴 春人:「予想が当たった。」
末城艶霞:「これが私に電話が掛かってきた理由でしょう」
伴 春人:「やはり12月24日。俺達はここへ集合していた。」
九重遠:「……これ、たしかに俺以外のみんなの名前が書いてある」
塩見想:「本当だ」
末城艶霞:「塩見と沙天、伴さんは名前だけだけど……」 別のメモを指さす
塩見想:「なら、やっぱり俺たちにも忘れている記憶があるのか」
浅海 沙天:「…この人のメモを素直に信じるなら、その日この伏せられた名前の人が何かをして、それをUGNが消した…?」
九重遠:「なにか大きな事件があった…、とかなのかな……」
末城艶霞:「それで、私と塩見はあまり明かすべきじゃないと思った。それが上の判断なら────」
伴 春人:「UGNが消したというのならば、情報災害の可能性がある。」
末城艶霞:「実際、伴さんなら……なるほど」
末城艶霞:尋ねるより早く回答が来た。助かる。
浅海 沙天:「慎重で正解でしたね…」
伴 春人:「不都合があって消した、という可能性もあるにはあるが。」
九重遠:「情報の災害……」
塩見想:「みんなはどう思う?」
塩見想:「あ。1人だけ客観的な判断ができるだろうから、遠にも聞きたいんだけど」
塩見想:「みんな、無くした記憶を思い出したい?」
九重遠:「…俺は……」
塩見想:「その方がいいのかな」
末城艶霞:「私は今のところ特に問題ないし」 首を振る
塩見想:「答えが早いな」微かに笑う。
九重遠:「沙天さんにも言ったけど、思い出したいなら…それを大切にしてほしいと思う」
塩見想:「大切に……」
九重遠:「知らないとわからないことだってきっとあると思うから」
末城艶霞:「記憶が無いのが私だけで、他の人がその日に会ったことばかり話してくるってんなら別だけどね」
末城艶霞:「全員覚えてないんだったらその日は無かったのと同じでしょ、わざわざ明かす必要も無い」
塩見想:「艶霞さんらしいな」
伴 春人:「俺としては、慎重になるべきとは思うね。」
九重遠:「知りたくないなら……、それはそれでいいんだと思うよ」艶霞さんに笑いかける
塩見想:「遠は本当に優しいな」
九重遠:「そうなのかな…?」
塩見想:「……慎重になる?」伴さんに聞く。
末城艶霞:「気も利くしね」 塩見の言葉に付け足しつつ、伴の言葉に耳を傾ける。
伴 春人:「情報災害に対して記憶処置をした、というのならば、知るのにはリスクがあるということだろう。」
塩見想:「冷静な答えだ」
九重遠:「それだけ大変なことが起きてたってことですもんね……」
伴 春人:「…そういうのを置いておくのならば」
塩見想:「他の考えが?」
伴 春人:「単に感情の問題とするなら、俺も知りたい。」
塩見想:「そうなんだ。少し意外だな。春人さんは気にしてないのかと思ってた」
九重遠:「理由を聞いても大丈夫ですか…?」
末城艶霞:「うん、私も……」 気にしないと思っていたし、その理由も聞きたい
浅海 沙天:「……意外」ぼそり、と
伴 春人:「…こうして。出会ったのだから。」
伴 春人:鼻につく言葉。好みではないが
伴 春人:「理由を求めただけだ。言葉に出来るほどのものでもない。」
塩見想:「なるほど。分かるような、分からないような気がした」
塩見想:「沙天はどう?」
末城艶霞:「本当に意外というか、嫌いじゃないですけど」 少し顔を赤くしつつ、棚にもたれかかる。
浅海 沙天:「……これ以上知るのは本当に危ないだろうって言うのもあるけど」
浅海 沙天:「俺は割と伴さんとは逆かも」
塩見想:「逆?」沙天と春人さんを見比べてみている。
浅海 沙天:「今ここでもう一回会えて、話ができている、その事実だけで十分だなって」
九重遠:「みんなが実はもう出会ってて、顔見知りなのに、はじめましてをもう一度やってるとしたら…」
九重遠:「なんだか不思議で面白いよね」
塩見想:「面白い、か」くすりと笑う。
浅海 沙天:「裏を返せば、記憶を消されても、結局また会えたってことだし」
塩見想:「そうだな。だったら、」
塩見想:「何度記憶を消されてもまた会えるかもしれないな」愉快そうに笑う。
浅海 沙天:「そういうこと」ふふ、と笑う
塩見想:「春人さんの経験的にその可能性はどれくらいあると思う?」
伴 春人:「どうだろうな。」
伴 春人:「俺達は戦う人間だ。常に覚悟はしなければならないとも思う。」
塩見想:「個人的な感情の方は?」
末城艶霞:(意地が悪い……) 塩見の言葉に呆れている
浅海 沙天:「俺が聞けなかった奴……」
伴 春人:「そう何度も同じことは言わんさ。」肩をすくめて
伴 春人:「変わらない。俺達は戦い続ける。だから、会えた1回毎を大事にするべきだ。記憶の有無に関わらず。」
伴 春人:「そして、失った記憶があるのならば、取り戻したい。そこに矛盾は無い。」
塩見想:「なるほどな」
九重遠:「春人さんは…、たくさん抱えててもそれを一つ一つ大切にしてるんですね」
末城艶霞:「……で、塩見以外の意見は聞いたわけだけど?」 促す様に言う。貴方はどうなの?か、それを聞いてどうしたかったの?か
塩見想:「俺は、うん。少し迷ってたんだけど」珍しく笑ったせいで零れた涙を、指で拭いながら言う。
塩見想:「記憶は別にいい。UGNがそう判断したのなら、失くしたままでも構わない」
塩見想:「でも、気持ちは取り戻したい」
塩見想:「あったはずなんだ。短い間でも、みんなと一緒に過ごす間に芽生えた思いが」
九重遠:「記憶じゃなくて…気持ち……」
塩見想:「こうしてまたみんなと出会えたんだから、また少しずつその気持ちを取り戻していきたい」
塩見想:「もちろん遠ともね。せっかく出会えたんだから」九重くんの肩を軽く叩く。
末城艶霞:「なんかぼんやりしてるから不安だったけど……そういう意欲はあるみたいで安心した」 言いつつ、扉に近づき外の様子を確認する。
末城艶霞:結構話し込んでしまった気がする。
塩見想:「上手く言えないけど、俺は……そんな感じかな……」
九重遠:「うん、俺も想さんにやみんなに会えて嬉しいよ」
浅海 沙天:「……安心した、やりたいことが無いなんてことないじゃないか」
塩見想:「何だよ、それ。……悪い、時間取らせた」
伴 春人:「さて。」
伴 春人:「次に行うことは決められたか・」
塩見想:「行く?」大きなヘッドホンを着ける。
塩見想:「おかげさまで」
末城艶霞:「ん……そうだ、九重」
九重遠:「はい!」
末城艶霞:「もし千城が、敵対してたりしたらアンタに任せるから」
末城艶霞:「あくまで可能性だけど」
塩見想:「すごいこと言うな」少し驚いたように言う。
塩見想:「でも、あり得なくはないか」
浅海 沙天:「……無いとは、言えないか」
九重遠:「……うん、ちゃんと考えておく」
末城艶霞:「攫われた非オーヴァードでしょ、それから多分レネゲイドの検体」
末城艶霞:「無理やり覚醒させられてる可能性はある」 暴走だろうと、洗脳だろうと
末城艶霞:「多分、一番あの子と近づけたのはアンタだし、優しいしね」
末城艶霞:軽く笑って、イヤホンを耳に着ける。
九重遠:「双織くんと戦うことになっても…、必ず助けるよ」
伴 春人:「ならば、征くぞ。」
塩見想:春人さんを視線で見送ってから思い出したように、艶霞さんの方を向いて声をかける。
伴 春人:「俺達で、落とし前をつける」
塩見想:「ああ。……あ、そうだ」
末城艶霞:「……私?」 イヤホンを片方外して振り向く
塩見想:「艶霞さん、聞きたいことがあったんだ」ヘッドホンを下げ、口を開く。
末城艶霞:「皆行っちゃうから手短にね」
塩見想:「ああ。もちろん」少し迷ってから言う。
塩見想:「どうすればキミみたいに真っ直ぐで純粋な想いを持つことができるんだろうか?」
末城艶霞:「……?」
末城艶霞:「何それ?」 意味が分からない
末城艶霞:「塩見はだいぶ純粋だと思うけど」 というか、天然というか
塩見想:「あ、いや。なんというか、想いの強さ?綺麗さ?」考えるようにして言う。
塩見想:「俺が知ってる中で、艶霞さんが一番綺麗な人だから」
末城艶霞:「…………」
塩見想:「聞いてみようと思って」
末城艶霞:「口説いてんの?」
塩見想:「え。もしかして変なこと言った?」
塩見想:「言ったな……」自分の発言を思い返している。
塩見想:「いや、違うんだ。綺麗っていうのは見た目とかじゃくて、艶霞さんの心の在り方が綺麗だって話。いや、もちろん見た目もすごく綺麗だよ!」慌てている。
末城艶霞:「いや、まあ、本気で言ってるのは伝わったわ」 呆れている
末城艶霞:「みたっ、見た目の話は今してないでしょ!」
末城艶霞:「んんっ」
塩見想:「いや。ごめん。つい……」
末城艶霞:「別に私は自分の心が綺麗なんて思ったことないし……」
末城艶霞:「強い思いを持ってるわけでもないよ」
末城艶霞:「ん、なんだろ……でも、あれか」
塩見想:「……?」
末城艶霞:「幼馴染の為に、出来るだけ善くありたいとは思うかな」 小さく呟いて
末城艶霞:「ほら、早く行こう。変に疲れちゃった」 手を差し出す
塩見想:「出来るだけ善くありたい、か。……うん、ありがとう。少し参考になった」
塩見想:彼女の手を取る。
塩見想:「悪かった。本当に口説いてるとかじゃないから。そういうのは、もっとちゃんとした時に、ちゃんと言うし……」
末城艶霞:「そういうことも言わなくていいから!ああもう皆行っちゃっ……た……し……」
浅海 沙天:「…あの、さ」
九重遠:「ええと…………」
塩見想:「ごめん。本当に……!」出口の方を見……
浅海 沙天:「……ここ、千城君のお母さんとかいるし…」
伴 春人:「急ぐぞ。」
浅海 沙天:「……ええ、はい」
九重遠:「バリケード作ってから出ないとね…!」わざとらしく春人さんたちの方へ
末城艶霞:繋いだ手を痛いほど握り、真っ赤な顔でその先の少年を睨んだ
塩見想:こちらも真っ赤な顔をしながら痛がりつつ必死で真剣に謝った。
浅海 沙天:……宙ぶらりんになってしまったような気まずさを抱えながら追従する
浅海 沙天:皆、進んでいるんだなあ、とぼんやりした頭を覚醒させるように
浅海 沙天:端末が鳴った。
マスターシーン Call to Quarter, Call to Quarter
GM:ソイレントグリーン 研究室の一つ
小野寺 竜人:「………まさか、昨日の今日でまだ生きてるなんて」
小野寺 竜人:「何が目的?仮面の人」
マスターピカロ:「なあに、俺は俺の信念に基づいて慈善事業を行っているものでね」
マスターピカロ:「何人たりとも、真実を知りたいと思ったらそれが阻まれるべきではないと考えるし」
マスターピカロ:「今のUGNによる停滞には定期的に革命が必要だとも考えている」
小野寺 竜人:「……つまり、己が信じた手段で世界をよくするためにあまねく冒涜を顧みないタイプってわけ?」
マスターピカロ:「ご明察、さすが精神科医?」
マスターピカロ:「…実のところね、院長のたくらみも実はうまくいくかどうかは半々くらいに思ってるんだ」
マスターピカロ:「うまくいったら彼の願いはかなえられたと祝福するし、うまくいかなくても結果的にUGNの気は引き締まる」
小野寺 竜人:「……なるほどねえ、してやられたね、俺たち全員」
小野寺 竜人:「で、仮面の人、そしたら俺をどうするつもりだい?」
マスターピカロ:「それは……」
GM:霧が丘総合病院 院長室
支部員:「…見つけたよ、霧が丘総合病院院長、忠光長国」
第四支部員:「できれば速やかにご同行願いたい、こちらとて犠牲は最小限に収めたい」
忠光 長国:「……UGN、か、仮面の奴から聞いたぞ、お前たちが×の死を隠蔽したと」
忠光 長国:「最小限の犠牲…?年々お前たちのたてる新規の病院のおかげで減る患者で苦しむうちも、患者も、死を隠された私の息子も、すべて最小限の犠牲と言いたいのか?」
第四支部員:「っ………」
支部員:「だとしても、今のあなたに打つ手は無い、レネゲイドについて調べていたのであればそれは明白だろう?」
支部員:ひゅるり、と辺りの空気を震わす、逃がさない構えだ
忠光 長国:「打つ手? あるさ」
忠光 長国:「あと3分で、検体Bの空中散布が完了する」
第四支部員:「そ、れは………
支部員:「……この街全部を巻き込む気か!?」
忠光 長国:窓に、手を掛ける
忠光 長国:「では、先に失礼させてもらおうか、この腐った世界にな」
忠光 長国:体が
忠光 長国:滑り
忠光 長国:落ちる
第四支部員:…慌てて窓を覗き込む、死体しかない
支部員:「………急いで突入した子たちに連絡!!」
支部員:端末を起動し、通話状態
支部員:「もしもし!ちょっといい!?まずいことになってる!!」
GM:ソイレントグリーン ???
千城 双織:麻酔以外にも何かされたのだろう、頭はぼーっとするし、体の中は煮えたぎるように熱い
千城 双織:パキ、パキ、と自分の体に近しいところから音が聞こえる
千城 双織:……怖い、怖いけど
千城 双織:信じているから、友達だから
千城 双織:だから………
神様、僕は気づいてしまった
この世界の欺瞞を、声を上げないことが賢明であることを
それでも、愚かな僕らはやめられないんだ
”正しい”を求めることを
”本当”を求めることを
そして、その先に何が待っていようと
滅びのカウントはあと3分
この戦いで得られるものなど、何もないかもしれない
……それでもだ
何かを裏切ろうと、そこにどうしようもない隔たりがあろうと
昨日と同じ今日を、今日と同じ明日を望む権利は、まだそこに残っている
その願いを否定することなど、誰にもできやしないんだ
それは、あなたの友達と、再び家に帰るための物語。
ダブルクロス the 3rd edition
「秘匿戦線/CQCQ」
コール・トゥ・クオーター、コール・トゥ・クオーター、どうか俺を見つけてください
塩見想:艶霞さんへのロイスの感情を変更します。
塩見想:ポジティブが「慕情」、ネガティブが「一緒にいるとドキドキする」。ポジティブが表です。
塩見想:以上!
末城艶霞:ウッ……
クライマックス "Imperfect"
GM:登場侵蝕をお願い致します
九重遠:九重 遠の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (90 → 99)
塩見想:139+1d10
DoubleCross : (139+1D10) → 139+10[10] → 149
塩見想:お前……
末城艶霞:92+1d10
DoubleCross : (92+1D10) → 92+8[8] → 100
末城艶霞:塩見!
末城艶霞:ウワ―ッ!私も100!
伴 春人:110+1d10
DoubleCross : (110+1D10) → 110+6[6] → 116
GM:霧が丘総合病院 地下 扉前
浅海 沙天:鳴った端末を慌てて取る
浅海 沙天:「浅海です、何かありましたか?」
支部員:「よかった繋がった!スピーカー入れて!」
塩見想:「誰からだろう」訝しがりながら沙天の方を見る。
支部員:「さっき院長室に突入してた者なんだけど
支部員:「院長が最後に残した言葉がちょっと聞き捨てならなくてね
支部員:「あと3分で検体Bをばら撒くって話だ」
九重遠:「えっ……!?」
塩見想:「それは……あまりよろしくなさそうじゃないか?」みんなを見回す。
末城艶霞:「なら急がなきゃだ。どこから?」
浅海 沙天:「検体Bをばら撒くってそれはつまり…!」
支部員:「今僕たちが上階を当たっている、場所までは言わなかったんだよなああの野郎……!」
末城艶霞:「なら都合がいい、私たちは今地下に向かうところです」
九重遠:「検体Bがあるのは地下の方じゃないかな…」
伴 春人:「上を探すのは定石なだけに、盲点を突く意味でこちらが本命である可能性は高い。」
末城艶霞:「偶然とはいえ二手に分かれる形になったのは良かった」
支部員:「地下!?今から行くところだったっけ君たち!?」
伴 春人:「ちょうどお誂え向きに認識阻害の空間がそこにあるしな。」
塩見想:「何はなくとも確認しておく価値はありそうだ」
伴 春人:「180秒か。」
塩見想:「悩んでいる時間はないな」
支部員:「ならそっちは頼んだ!」
九重遠:「全然時間ないですね…、急がないと!」
伴 春人:通信を聞きつつも、通路の鎖を断ち切る
名谷 涼香:「……っと、ギリギリセーフ?」
九重遠:「涼香先生……!」
名谷 涼香:鎖を断ち切るギリギリのところで階上から滑り落ちるように
塩見想:「いや。今、カウントダウンが始まったところだ。早く一緒に!」
名谷 涼香:「陽動はUGNの人が代わってくれたわ、行きましょう」
九重遠:「はい!」
末城艶霞:「塩見、なんか遠距離から扉開けれるやつないの?」 開けた途端攻撃が飛んでくるのを警戒している
塩見想:「俺のこと何でも屋だと思ってないか」ヘッドホンを指で叩く。
塩見想:黒い影の向こう側から巨大な鋼の腕が現れ、地下室の扉に向かって伸びる!
GM:がしゃん、と軽い音を立てて扉が吹き飛ぶ
GM:音で、何かが一斉にこっちを見た
小野寺 竜人:「あっぶな……」
GM:ドアの手前ではかすかに人の声がする
末城艶霞:「あっこの声」 耳は良い方だ
名谷 涼香:「……先輩!?」
小野寺 竜人:「やあ、ギリギリ生きてたよ」
塩見想:「この人が小野寺竜人さんか」
小野寺 竜人:「全部経緯を…話してる場合じゃなさそうかな」
末城艶霞:「じゃあ死なない内にとっとと下がって」
九重遠:「時間がないんです!」
小野寺 竜人:「はいはい、じゃあ一個だけ」
塩見想:「何?」
小野寺 竜人:「さっき一人少年が通路奥
小野寺 竜人:の右の部屋に運ばれた」
九重遠:「双織くん…!」
伴 春人:「あの部屋か?」
小野寺 竜人:「おそらく実験に使われてるだろうけど」
伴 春人:指をさす
小野寺 竜人:「うん、これ持ってって、この時間だったらまだ投与すれば間に合う」
塩見想:「時間は惜しいけど、見過ごせないな」
小野寺 竜人:アンプルを一つ渡す
伴 春人:「塩見。防御力のあるお前が持ってろ。」
伴 春人:言うが速いか
伴 春人:扉へと一足の元飛び込み、刃を振るう
塩見想:「いや。その決着は遠につけてもらおうと思うから」アンプルをそのまま九重くんに渡す。
塩見想:「甘いかな……あ、もういない」春人さんの方を見るがもういない。
末城艶霞:「良いと思うよ、伴さんにはちょっと悪いけど」
浅海 沙天:「ありがとうございます!」と竜人さんに一礼し
九重遠:「ありがとう、想さん」
末城艶霞:「どっちも正規エージェントなら同格でしょ」 フッと笑って
末城艶霞:袖の中から一振りの刀を手に駆け出す。
塩見想:「同格とかそういうのないだろ」困ったように笑う。
九重遠:「あの、本当にありがとうございます!頑張ります!」小野寺さんにも頭を下げて突入する
塩見想:「よし、俺たちも行こう」鋼の腕を構え、飛び込む。
浅海 沙天:「行こうか」走って飛び込む
GM:クライマックス戦闘を開始します、初期配置は以下
---------------------------------
被検体 3m 戦闘員2体 3m 被検体
10m
被検体2体
10m
被検体2体
10m
PC
GM:初期に確認可能なのはここまでです
塩見想:ふむふむ
九重遠:なるほどなるほど
GM:最奥のエンゲージに到達することで新しいエンゲージ配置が見えてくる感じになります
末城艶霞:メンドクサイ奴~
塩見想:たい、大変そう……!
九重遠:俺戦闘移動距離に自信がない……
GM:また
GM:以下のNPCカードが使用可能です
末城艶霞:そうだ!縮地がある!
以下を使用可能(クライマックス)
浅海沙天 コキュートス+コンセントレイト:Sa 行動値19以降のイニシアチブで使用、シーン全体に射撃攻撃を行う、ラウンド1回かつシナリオ3回(残り2回)
インフェルノ+焦熱の弾丸+コンセントレイト:Sa 行動値19以降のイニシアチブで上の代わりに使用可能、単体に射撃攻撃を行い行動済にする、シーン1回
名谷涼香 間隙の魔術師+縮地+バックスタブ 移動宣言の際に宣言可能、移動箇所をシーンの任意の位置に変更しメインプロセス中のATK+35
シナリオ5回
妖精の手 判定の出目を一つ10にする、シナリオ3回
拡散する世界 射程を視界、対象をシーン選択に変更する、シナリオ1回
GM:勝利条件は「コントロールパネルの撃破」です
塩見想:コントロールパネル、どこ!
伴 春人:無い
九重遠:まだ見えない!
GM:進んだら見つかります
伴 春人:縮地で指定出来ない?
末城艶霞:縮地でコントロールパネルまで!ってのは
九重遠:見えないから無理かな?
GM:誰か一人今の配置の一番奥まで行けばできます
末城艶霞:了解!
九重遠:はーい!
塩見想:頑張ります
GM:千城君の救出に関しても……これは奥まで見えてからで!
九重遠:わかりました!
九重遠:精一杯頑張ります!
GM:よろしい!
GM:ではセットアップだ!
GM:エネミー側は無い!
九重遠:ないです!
塩見想:ちなみにエネミーの行動値ってどんな感じですか?
末城艶霞:そういえば聞いていない
伴 春人:そうじゃんね
GM:今のところ見えているのだけで言うと
GM:被検体は一律9
GM:戦闘員は12
九重遠:うわはやい
塩見想:早すぎる
末城艶霞:メンドくせ~でもその行動値なら白兵は無いかな……
伴 春人:俺より遅いぜ
九重遠:伴さんより速いと困るよね
塩見想:困る
末城艶霞:とりあえず伴さんに2体は確実に処理してもらわないと8体連続攻撃が来る
九重遠:とりあえずセットアップはありません
塩見想:俺もセットアップはなし
末城艶霞:セットアップはナシで。加速は温存しておきます
伴 春人:なしでございます
GM:イニシアチブ13、割り込みなければ伴さんが動けます
伴 春人:沙天、きみにきめた!
末城艶霞:来てくれ最速で動いてシーン攻撃してくれるメギド―ッ!
九重遠:メギドになってる!?
浅海 沙天:メギドにされてる!?
浅海 沙天:行きます…!
浅海 沙天:コキュートス+コンセントレイト:Sa+結合粉砕
浅海 沙天:対象エネミー全部!
浅海 沙天:12dx7+7
DoubleCross : (12DX7+7) → 10[1,2,2,3,5,5,6,6,6,7,8,10]+10[7,7,10]+10[1,7,7]+10[7,9]+5[1,5]+7 → 52
末城艶霞:ヒューッ!
伴 春人:きゅうしょに あたった!
GM:戦闘員の片方が「原初の紫:軍神の守り」でカバー
GM:残りガードです
浅海 沙天:ダメージ
浅海 沙天:6d10+2d10+15
DoubleCross : (6D10+2D10+15) → 27[8,7,6,2,1,3]+12[8,4]+15 → 54
浅海 沙天:装甲無視
塩見想:あっ、結構強い
九重遠:すごい!
GM:戦闘員片方が倍受けで死亡
GM:残り被検体が……装甲無視だから耐えられない…!
末城艶霞:やったー!
九重遠:やったー!
塩見想:そこそこ減った!
末城艶霞:5体死んだ!?
GM:戦闘員
30m
PC
GM:今こんな感じです
伴 春人:めっちゃ吹っ飛んでるやん
末城艶霞:あっ最初の20m分は戦闘員じゃなくて被検体だった!
末城艶霞:沙天ありがとう!
塩見想:こ、こんなに減ってる……!?
GM:イニシアチブ13、伴さんの手番ですが
伴 春人:待機します
GM:はーい
GM:じゃあイニシ12戦闘員動きます
戦闘員:マイナー無
戦闘員:メジャー無形の影+シャドーテンタクルス+原初の赤:血の宴+コンセントレイト:Ur+あり得ざる存在:罪人の枷
戦闘員:ヒット時達成値-8します
戦闘員:何もなければ判定行きますが
九重遠:妨害なんてないよ
末城艶霞:ナシナシ
塩見想:ないない
戦闘員:14dx7+6
DoubleCross : (14DX7+6) → 10[1,6,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,2,2,4,5,5,7]+3[3]+6 → 29
末城艶霞:ガード (日本刀G3、アームドスーツ装甲10)
九重遠:ワンチャンドッジ!
塩見想:ドッジ
九重遠:8dx>=29
DoubleCross : (8DX10>=29) → 8[1,2,2,2,3,5,6,8] → 8 → 失敗
塩見想:5dx>=29
DoubleCross : (5DX10>=29) → 9[2,2,3,7,9] → 9 → 失敗
九重遠:くそ~!
塩見想:無理!
塩見想:《原初の紫:マグネットフォース》を使用。艶霞さんをカバーリングします。
末城艶霞:ありがとう!
伴 春人:ドッジじゃ
伴 春人:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 8[1,2,6,8] → 8
伴 春人:だめ~
戦闘員:3d10+13 装甲有効
DoubleCross : (3D10+13) → 13[1,6,6]+13 → 26
末城艶霞:守護虚兵"プルートゥ:雲散霧消5 侵蝕+4 範囲ダメージ-25
伴 春人:マジ?
伴 春人:ノーダメ!
九重遠:1点くらいます
塩見想:装甲有効ならノーダメージだ
九重遠:超元気!
戦闘員:命中したら達成値-8喰らってね
九重遠:はーい
末城艶霞:私庇って2倍してもノーダメ?
塩見想:喰らうよ
末城艶霞:100→104
塩見想:装甲が26点あるから
末城艶霞:たっか
戦闘員:やばあ
塩見想:安心して
塩見想:あ、違う。まだヴィークルに乗ってないじゃん!
九重遠:塩見くん!!!
GM:でも2点だよね…
末城艶霞:あ、だよね!?ビックリした
末城艶霞:シーン切れても乗りっぱなしだっけ……って記述探してた
塩見想:装甲はUGNボディアーマーの8点のみだけど、やはりノーダメージ!
GM:つよーい…
GM:ではイニシ9
GM:塩見君
塩見想:はーい
塩見想:マイナーで《原初の青:ヴィークルモーフィング》+《クイックモーション》+《アサルトルーティン》、《パーフェクトイミテイト》を使用。
塩見想:モーフィングロボを作成して、即座に搭乗します。そして、戦闘移動時に名谷先生のNPC効果を受けて
塩見想:30メートル移動して、最後尾の戦闘員のエンゲージに入ります。
名谷 涼香:はーい、ATK+35もできるわよー
塩見想:強い
GM:で、本来ならここで全部のマップが見えるんですけど
GM:メインプロセス終わってからにしますか
塩見想:はーい
塩見想:では、メジャーアクション
伴 春人:押忍
塩見想:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》+《スキルフォーカス》+《原初の黒:マスヴィジョン》を使用。
塩見想:〈運転:ロボ〉で戦闘員に攻撃します。
GM:どうぞ!
塩見想:9dx7+12-8
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[3,3,3,4,5,6,7,9,9]+10[1,6,7]+3[3]+4 → 27
塩見想:そこそこ!
戦闘員:ガード!
塩見想:では、ダメージ
塩見想:3d10+80
DoubleCross : (3D10+80) → 15[2,9,4]+80 → 95
塩見想:95点。装甲は有効!
末城艶霞:ヒューッ
戦闘員:……落ちるな!!
九重遠:固定値がえげつない
戦闘員:戦闘不能です!
戦闘員:侵蝕処理してね!
塩見想:はーい
塩見想:侵蝕率は25上がって177になります。
GM:わあ
GM:では改めて配置
九重遠:塩見くんがやばい
伴 春人:ぶっとびじゃん
九重遠:はーい
戦闘員/コントロールパネル/戦闘員
10m
×××××××
被検体3体
10m
塩見
30m
九重、末城、伴
GM:塩見君のエンゲージ以降があたらしいマップです
末城艶霞:……この×××××××、もしかして進めない場所ですか
九重遠:×印はなんだろう
GM:あ、いえ
GM:エネミー名です
末城艶霞:エネミー名!?
塩見想:エネミー名なの!?
伴 春人:よめない
末城艶霞:あっ再生怪人か
九重遠:双織くんは無事ですか……?
塩見想:双織くん、どこー
GM:コマ置いたら説明するねえ
九重遠:はーい
GM:では
GM:マップがそろったので救出判定の説明します
九重遠:はい!
GM:千城君は現在塩見君のいるエンゲージの右5mにいます
塩見想:近かった
GM:救出には手番を使って
九重遠:んん!?
九重遠:ふんふん
GM:まず扉を任意の攻撃技能20で突破し
九重遠:ふんふん
GM:その後投与の判定を意志対抗で行います
GM:難易度は2R目だと上がります
九重遠:意志!!!
塩見想:それぞれの判定ごとに手番を消費する感じですか?
GM:また、彼は×××××××のEロイス「心の爆弾」を受けているので
GM:彼を倒すか行動済みにするかすると
GM:難易度が下がります
九重遠:なるほどね
GM:判定の手番は一括で構いません
九重遠:わかりました
GM:難易度は
GM:1R目 2dx+15
2R目 2dx+17
×××××××が行動済みか撃破で10低下
GM:みたいな感じです
末城艶霞:あっ対決か!
塩見想:対決なの
九重遠:双織くんに勝つ必要があるのね
塩見想:ああ。なるほど
GM:GMからは以上です
九重遠:起こせるかどうかということならやはり遠は双織くんを助けに行くぜ
塩見想:それでいいと思う
GM:見えたエネミーは
GM:…被検体と戦闘員は行動済み扱い、×××××××は待機を選択
GM:です、なのでこのまま九重君の手番にどうぞ
GM:あ、忘れてた
×××××××:E「衝動侵蝕」
九重遠:衝動判定ですね?
塩見想:なんか来た!
×××××××:+堕落の誘い
末城艶霞:誰だよお前!
×××××××:衝動判定を行ってください、難易度は9、衝動は「妄想」です
塩見想:誰なんだいったい
九重遠:はーい
×××××××:失敗したら侵蝕を100まで上げてから2d10上げてもらいます
塩見想:困る
九重遠:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 3[2,2,3]+1 → 4 → 失敗
末城艶霞:4dx+2>=9
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 6[1,2,2,6]+2 → 8 → 失敗
九重遠:うわひど
末城艶霞:オワッ
末城艶霞:104+2d10
DoubleCross : (100+2D10) → 100+8[5,3] → 112
末城艶霞:と暴走!
九重遠:九重 遠の侵蝕率を1増加 (99 → 100)
塩見想:11dx+2>=9
DoubleCross : (11DX10+2>=9) → 10[2,2,3,3,4,5,6,6,7,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
九重遠:100+2d10
DoubleCross : (100+2D10) → 100+17[10,7] → 117
塩見想:177+2d10
DoubleCross : (177+2D10) → 177+11[4,7] → 188
九重遠:いきなり上がったなあ
伴 春人:衝動判定
伴 春人:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[3,5,5,10]+5[5] → 15
伴 春人:ぜんぜんつよい
伴 春人:ええと
伴 春人:116+2d10
DoubleCross : (116+2D10) → 116+16[10,6] → 132
伴 春人:こう!おまたせしました
GM:はーい
GM:じゃあここまで演出させていただきます…!
GM:影が、虚ろな目でこちらを見る
GM:体から生えているのは石の欠片、服は病院服
GM:恐らく、犠牲者だろう
GM:その奥、おそらくここを護っているエージェントの二人は
GM:後ろにある「何か」におびえながらもやるべきことをやろうとしている
浅海 沙天:ボン
浅海 沙天:ふいに、ドアの向こうからやってくる暴風と冷気
浅海 沙天:奥にいる者も、虚ろな目でこちらをにらみつけていた者も、こちらを視界に入れて行動することはなかった
浅海 沙天:かつ、かつ、と凍り付いたリノリウムの床を歩く
浅海 沙天:「…安心してください、殺してはいません」
浅海 沙天:「皆さんはお先に、俺も後で追いつきます」
塩見想:「すごいな」思わず感嘆の溜息を漏らす。
九重遠:「すご……」空間ごと凍らせる人にはつくづく縁があるらしい
伴 春人:「悪いが称賛する時間も惜しい。」
伴 春人:「畳み掛けるぞ」
塩見想:「了解。称賛は後でちゃんとしてあげるんだよ」鋼の腕を構える。
戦闘員:その空間の隙間、わずかに守られた戦闘員がいた
戦闘員:何があったかなどこの視界で正確にはわからない、ただ侵入者が来た
末城艶霞:まだ動かない、タイミングを計っている。それは畳みかけると言った伴も同じだろう
戦闘員:入り口に向かって影の剣を伸ばす、とにかく面を制圧するようにたくさん
戦闘員:金属がこすれ、落ちる音が入り口に響く、殲滅の予感
塩見想:艶霞さんの前に立ち、飛来する剣から庇おうとする。影の巨人を呼び出そうとヘッドホンに触れる。
末城艶霞:そしてタイミングはつまり────今
末城艶霞:僅かな擦過音と共に、腕を振るう
末城艶霞:「”プルートゥ”ッ!」 透明な腕が周囲を薙ぎ払い、レネゲイドに依る推進力を失くす。
末城艶霞:「……と、塩見ありがと」
塩見想:頭上を通り過ぎた透明な何かを見上げる。
GM:予感は、予感で終わった
塩見想:「キミは本当に……どこまで強いんだ」
九重遠:「うわっ……!?」影の剣が少しかすったが、かき消えた
末城艶霞:「畳みかけるって言ったでしょ」 自分は既に駆け始めている
九重遠:「艶霞さん…、奈央ちゃんみたいだ……」
塩見想:「なら、露払いは俺が!」
塩見想:駆け出しながらヘッドホンに触れる。
塩見想:黒い翼を持った天使のごとき巨人が現れ、地下室を滑空する!
塩見想:「切り拓け、“タナトス”!」
塩見想:漆黒の翼をはためかせながら、巨人は奥にいる戦闘員に接近する!
戦闘員:影を引き寄せる、間に合わない
塩見想:鋼鉄の巨人は眩い光を放ち、その影を消し飛ばす!
塩見想:そのまま戦闘員を撃ち抜く!
塩見想:「悪いけど、時間がないんだ」
戦闘員:死神の光に撃ち抜かれ、そのまま倒れ
GM:視界が 開ける
塩見想:「みんな、道が開けたぞ。……」
GM:一番奥にあるのは、絶えず時を刻むモニター
GM:が
GM:君の視線はその手前に注がれる
GM:それは絶えずホログラムのように明滅し、男性にも少女にも見え
塩見想:「あれは……?」
GM:ホログラムの輪郭を目でなぞろうとすると、視界に飛び込むのはただの輪郭ではなく知らないはずの記憶
塩見想:「何故あなたがここにいる」
×××××××:「--------------」
塩見想:「みんな。気を付けろ……!」背後の全員に声をかける。
×××××××:何か、音が漏れた、ノイズのような、警報のような、男の声のような
×××××××:その声は静かに地下室内を震わせ、レネゲイドを励起させる
戦闘員:「……へへ、だから嫌だったんだここの警備」
戦闘員:「ただの堅気にしちゃあ正気じゃねえことをしてるからな」
GM:それは、誰かにとって忘れ去られたものを記憶の彼方から叩きつける何か
GM:亡くしたはずの記憶の欠片が、貴方達に迫る
末城艶霞:「衝動……侵蝕……ッ!?」 イヤホンから流れる音楽を上げまくり、誤魔化そうとする。
伴 春人:「……!」
伴 春人:「そうか…あの日、何があったのか…」
末城艶霞:だがそれで誤魔化せるものではない、表情が次第に、自身の妄念に焼かれた憎悪に歪んでいく
浅海 沙天:「な、に、こ、れ………俺……白い部屋……?」
塩見想:「大丈夫か。みんな……!」抱えるようにヘッドホンに触れ、体を蝕む衝動に耐える。まだ今は守らなければいけないものがある。
伴 春人:朧げな霞の如く詳細は思い出せないが、あの時感じていたことだけははっきりわかる。そういう性分だ
九重遠:「ぐっ……!う…!」ただレネゲイドの活性化についていけない
伴 春人:「…『正義を行うべし、たとえ世界が滅ぶとも』」
九重遠:喉から獣の唸り声が鳴るのを止められない
GM:イニシアチブ5、九重君です
九重遠:はい!
九重遠:マイナーでコンボ「ナカツカミ」 《完全獣化》《破壊の爪》《ハンティングスタイル》
九重遠:移動時に支援を貰って双織くんを助けにいきます!
名谷 涼香:はいよ!
九重遠:九重 遠の侵蝕率を10増加 (117 → 127)
GM:ではまずは攻撃技能難易度20!
GM:-8の補正もついているからね!
九重遠:沙天さんのロイスをタイタスにして達成値マイナスを打ち消します!
GM:了解!
九重遠:そして扉を《コンセントレイト:キュマイラ》《《獣の力》の白兵技能で判定して壊します!
GM:どうぞ!
九重遠:17dx7+2
DoubleCross : (17DX7+2) → 10[1,1,1,1,3,3,4,4,5,6,6,8,9,9,9,10,10]+10[2,2,3,8,8,9]+4[2,3,4]+2 → 26
九重遠:九重 遠の侵蝕率を4増加 (127 → 131)
九重遠:あっぶねえ
GM:ナイス
GM:続いて意志対抗ですね
九重遠:はーい
GM:先に振っておきます
GM:2dx+15
DoubleCross : (2DX10+15) → 10[5,10]+7[7]+15 → 32
九重遠:わお
塩見想:クリティカルしてるじゃん!
九重遠:さてと……、GM
GM:はい…
九重遠:ここで双織くんのロイスをSロイスに指定したいです
GM:はい………
九重遠:そしてそのままグリーンの効果でタイタス昇華します
GM:了解……!!
九重遠:これでこっちも達成値は+15だ!
九重遠:4dx+16
DoubleCross : (4DX10+16) → 6[4,5,5,6]+16 → 22
九重遠:妖精切ります
名谷 涼香:オッケー!!
名谷 涼香:妖精の手!出目一つ10にしな!
九重遠:1dx+26
DoubleCross : (1DX10+26) → 3[3]+26 → 29
九重遠:だめだったな~
伴 春人:ロイスもう一個切ると
GM:このままだと失敗だけどどうする?
伴 春人:達成値+1d10出来るわよ
GM:ロイスもう一個切れば+1d10行けるはず
九重遠:じゃあロイスを切ろう
九重遠:塩見くんのロイスをタイタスにして達成値足します
九重遠:29+1d10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+2[2] → 31
GM:では更に+1d10!
九重遠:まじかこいつ
名谷 涼香:………仕方ないわね
名谷 涼香:《妖精の輪
GM:本当は予定にすらなかったけれど持って行って!
九重遠:ありがとうございます…!
GM:残り妖精の手が1回になるけどそこは…!ダイスもう一個10にしてね…!
九重遠:1dx+38
DoubleCross : (1DX10+38) → 1[1]+38 → 0 (ファンブル)
九重遠:これなに???
GM:妖精の手だから実質39!
GM:救出成功だよ!!!
九重遠:よかった!
九重遠:やったー!
GM:イニシアチブ1
GM:末城さん!
末城艶霞:ウオーッ
末城艶霞:マイナーで戦闘移動、先生のNPCカード借りて縮地+バックスタブ+間隙の魔術師の効果を貰いたい!
名谷 涼香:OK!
名谷 涼香:メインプロセスのATK+35ね!
末城艶霞:で、残り2回かな!削いでメジャー
末城艶霞:瞬火襲踏・双頭紅蓮:獣の力5+獣王の力2+コンセントレイト:キュマイラ4 侵蝕+7
末城艶霞:おっと、移動場所指定していなかった、最奥のコントロールパネルの方で
GM:はーい!
末城艶霞:更に前述のコンボに拡散する世界もつけていただいて、シーン選択にします
名谷 涼香:了解!
末城艶霞:対象はエネミー全員!ここで死んでもらう!
末城艶霞:……侵蝕余裕あるしロイスも切っちゃおう
末城艶霞:判定直前にカオルコさんのロイスをタイタス化、昇華してGRとして使用
末城艶霞:小梅さんのロイスをタイタス化してC-1
末城艶霞:伴さんのロイスをタイタス化してD+10します
末城艶霞:やっぱりカオルコさんのタイタス化取り消しても良いですか!
GM:どうぞどうぞ
末城艶霞:では判定行きます
末城艶霞:19dx6+8 攻撃力+5+20+35+2d10
DoubleCross : (19DX6+8) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,10,10]+10[1,2,2,2,3,5,6,7,8,10]+10[3,6,7,8]+10[4,5,6]+10[6]+10[9]+10[9]+10[6]+1[1]+8 → 89
末城艶霞:あっ惜しい
塩見想:いい出目!
GM:ぎゃあああああ
末城艶霞:HPか復活盛るなら今のうち!
塩見想:盛らせようとするなw
末城艶霞:DD直前にカオルコさんのロイスをS指定してタイタス昇華、ダメージバーストします
GM:ダメージロールどうぞ!!
末城艶霞:伴さんの見せ場もあるでしょ!
塩見想:ダメージロールの直前に《原初の白:凍てつく刃》+《パーフェクトイミテイト》を使用。
末城艶霞:ひゃあ
塩見想:さらにダメージを+1d10+15してください!
末城艶霞:9d10+5+20+35+2d10+5d10+1d10+15 で合ってる筈!
DoubleCross : (9D10+5+20+35+2D10+5D10+1D10+15) → 43[5,6,1,3,4,1,4,10,9]+5+20+35+11[2,9]+37[6,7,5,9,10]+3[3]+15 → 169
GM:装甲値有効でしたっけ
末城艶霞:装甲有効です
GM:……えっと
GM:とりあえず戦闘員と被検体は消し飛びます
GM:そして×××××××が
GM:…本当にぎりっぎり生きてます
GM:で、コントロールパネルが
GM:…半分切りました
末城艶霞:かった!?
九重遠:なんと硬い
末城艶霞:侵蝕112→119 HP30→27 ロイス6→3
塩見想:俺も支援で侵蝕率は196まで上がります。
GM:ではお次、待機の方々の前にコントロールパネル
コントロールパネル:オートで「悪意の伝染」、メジャーは……放棄で
GM:上無し
コントロールパネル:オートで悪意の伝染、このシーンにおける以降のNPC登場を無効化、メジャーEロイス「砕け散る絆」発動
GM:それぞれ「Dロイスを除いたロイス欄の一番上にあるロイス」を消去してください
九重遠:うわー!師匠だー!
末城艶霞:えーと、上二つがタイタスだから、電話の主かな
塩見想:小野寺竜人さんじゃん
塩見想:俺は両親への固定ロイスか
九重遠:師匠との絆がパリンしてしまった
塩見想:ちなみに、このEロイスの解除条件はあるんでしょうか?
九重遠:コントロールパネルの破壊?かな?
GM:解除条件は「2ラウンドの経過」もしくは「コントロールパネルの破壊」ですね
塩見想:了解ですー
伴 春人:遺産だな
九重遠:なるほど!了解です
伴 春人:別に壊れても良いな…大事なのメモリーに写ってるし
塩見想:九重くんだけが大ピンチ
GM:待機手番
GM:行動値逆順で伴さんから
伴 春人:ではマイターン
伴 春人:マイナーコンボ【■■のためのエチュード27】《インフィニティウェポン》+《光芒の疾走》+《陽炎の衣》移動時にNPC効果で間隙の魔術師の効果をもらいます
名谷 涼香:はーい
伴 春人:白兵武装作って接近したから、これで侵蝕139か
GM:移動任意化とメインプロセス中ATK+35をどうぞ
伴 春人:コントロールパネルに接敵。
伴 春人:メジャーコンボ【ポロネーズ6】《コンセ:エンハイ》+《光の舞踏》+《咎人の剣》+《見えざる死神》
伴 春人:判定時マスターピカロのロイス切ってダイス+10、末城さんのロイス切ってC-1します
伴 春人:判定!
GM:どうぞ!
伴 春人:22dx6+5 対象はコンパネ
DoubleCross : (22DX6+5) → 10[1,1,1,3,3,3,4,4,4,4,5,6,6,6,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[2,4,4,6,6,6,8,8,8,8,9]+10[1,2,2,4,7,7,9,10]+10[7,8,9,10]+10[5,7,9,9]+10[1,10,10]+3[2,3]+5 → 68
伴 春人:いいところ
GM:!?
末城艶霞:ヒューッ
伴 春人:7d10+48+35 ダメージ
DoubleCross : (7D10+48+35) → 34[5,5,4,5,1,7,7]+48+35 → 117
GM:そ、れは……
九重遠:お?
GM:ギリッギリ残る…!!
伴 春人:ざんねん~
伴 春人:侵蝕は150
GM:待機手番:×××××××
×××××××:マイナー無、メジャーコンセントレイト:Bs+世界樹の葉+再生の血
GM:戦闘不能の場合HP1で復活、HP10d回復
GM:対象コントロールパネル
GM:10d10
DoubleCross : (10D10) → 55[9,5,6,8,4,5,2,5,5,6] → 55
GM:……まあ微妙に回復したかな
GM:クリンナッププロセス
GM:何かある方はいますかね?
九重遠:ないです
塩見想:何もないです!
末城艶霞:なしなし
伴 春人:ないです
GM:では
GM:2R目、セットアップ
GM:エネミー側はありません
九重遠:ありません
塩見想:なし
末城艶霞:懐の鼠:先陣の火3 侵蝕+2 行動値+15
末城艶霞:行動値1→16 侵蝕119→121
伴 春人:なし
GM:イニシアチブ16、そのままだったら末城さんの手番になりますが
末城艶霞:沙天君に頑張ってもらいましょう。大活躍
塩見想:キビキビ働け
浅海 沙天:働く
九重遠:お願いします!
浅海 沙天:どれでどこ狙う?
伴 春人:敵全員
末城艶霞:コキュートスアタックだ!
浅海 沙天:はーい!
浅海 沙天:マイナー無、メジャーコキュートス+結合粉砕+コンセントレイト:Sa
浅海 沙天:12dx7+7
DoubleCross : (12DX7+7) → 10[4,4,6,6,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[2,2,2,4,7,8,10,10]+10[2,4,5,9]+6[6]+7 → 43
GM:※双方ガード
浅海 沙天:5d10+2d10+15
DoubleCross : (5D10+2D10+15) → 28[4,3,2,10,9]+6[4,2]+15 → 49
GM:これだと
GM:×××××××は墜ちて
GM:コンパネはまだ残りますね
GM:×××××××は復活無しです
GM:では改めてイニシアチブ16の末城さん
末城艶霞:うおーっ
末城艶霞:1Rに縮地でコンパネにエンゲージしてたはずなのでマイナーはナシ
末城艶霞:瞬火襲踏・双頭紅蓮:獣の力5+獣王の力2+コンセントレイト:キュマイラ4 侵蝕+7
9dx7+8 攻撃力+5+20+2d10+3
末城艶霞:なにもなければ判定行きます
末城艶霞:9dx7+8
DoubleCross : (9DX7+8) → 10[1,2,4,4,6,6,6,7,10]+6[1,6]+8 → 24
末城艶霞:リアクションどうぞ!
九重遠:最後の妖精
名谷 涼香:いく?
末城艶霞:あっそうだ、それも貰っちゃうか
末城艶霞:頂きます
九重遠:使おう艶霞さん
名谷 涼香:じゃあどうぞ!
末城艶霞:1dx7+28
DoubleCross : (1DX7+28) → 10[7]+10[10]+10[10]+4[4]+28 → 62
末城艶霞:えっ
GM:ちなみにコンパネはガード選択なのでそのままダメージロールもいいよ
塩見想:すごい伸びた
GM:わあ
九重遠:すごい!
塩見想:ダメージロールの直前に《原初の白:凍てつく刃》+《パーフェクトイミテイト》を使用。
末城艶霞:ま、また!ありがとうございます
塩見想:ダメージを+1d10+15してください!
末城艶霞:7d10+5+20+2d10+3+1d10+15
DoubleCross : (7D10+5+20+2D10+3+1D10+15) → 35[1,8,1,7,8,8,2]+5+20+12[9,3]+3+2[2]+15 → 92
GM:残りHP
GM:20でした
GM:戦闘不能!復活も×××××××に依存していたので無し!
GM:戦闘終了です!!
九重遠:やったー!
塩見想:わーい
末城艶霞:やったー!
伴 春人:やったぜ
末城艶霞:侵蝕121→128 HP27→24
名谷 涼香:「…空間掌握、終わったわ、これである程度は好きに動けるはず」
名谷 涼香:「順次突撃させていくのも任せて」
九重遠:「…みんな、俺……双織くんを助けにに行ってもいいですか……?」
九重遠:「右奥の部屋にいるって、言ってたので」
伴 春人:「…行って来い。」塩見が薬を渡したのは既に知覚している
塩見想:「ああ、それは遠にしかできないよ。もし何かあったら……俺が代わりに怒られておく」
伴 春人:「誰も、お前たちの決定と行動を批難はしない。」
末城艶霞:「ぶっちゃけ、ある程度的の数が減ってからの方が良いと思うけど」
末城艶霞:「……気持ちが抑えられないのも、理解はできるよ」
末城艶霞:しっしと手を払うように
伴 春人:「末城。それこそ俺達がやるべき仕事だ。」
末城艶霞:肩を竦める
末城艶霞:「行ってきな」
浅海 沙天:「…ですね、ご武運を」
九重遠:「うん…、ありがとう!頑張ってきます!」
塩見想:「君ならできるさ」
名谷 涼香:「…了解、飛ばすわよ!」
伴 春人:「(誰に似たのだか)…『Nosce te ipsum.(汝自身を知れ)』」
九重遠:「お願いします!」
名谷 涼香:くらり、と君の周りの景色が一瞬歪み
名谷 涼香:次の瞬間には、扉の前に
九重遠:─本当なら、たぶんみんなと検体Bがばら撒かれるのを止めてから助けに行った方が良くて
九重遠:それでも……、みんなに言ったみたいに…
九重遠:俺が、『今』大切にしたいのは『双織くんのところに行くこと』だから
九重遠:ぐ、と頭の位置が下がるのと同時にぶわりとシルエットが大きく膨れ上がる。
九重遠:黒々とした艶やかな毛皮に花のような模様を隠した大きな獣がその場に現れる
九重遠:そのまま、正しさなんて全部無視して、扉を一撃で破壊する
九重遠:「双織くん……!」
千城 双織:ドアを開けた君の眼に飛び込む、体から結晶を生やし昏倒している姿
名谷 涼香:「……急いで!」
九重遠:「はい…!」
名谷 涼香:やり方を簡単に口頭で説明しながら、回りの安全を確認する
九重遠:「双織くん、来たよ!俺はここにいるから!」
九重遠:この姿じゃわからないかもしれないけど
九重遠:信じてる……
九重遠:だって俺が双織くんの立場だったらきっと疑いもしないから
九重遠:たぶん、俺がこの地下にいる誰より……
九重遠:双織くん本人よりも、君が助かることを信じてる
九重遠:「大丈夫……、一人じゃないから」
九重遠:「俺は……ちゃんとここにいるからね」
千城 双織:…深く、深く、熱いところに落ちていく感覚
千城 双織:このまま、死ぬんじゃないか、せめて母ちゃんに謝りたかったし
千城 双織:九重にも、ごめんって言わなきゃって思ってた
千城 双織:でも
千城 双織: 九重遠:「大丈夫……、一人じゃないから」 九重遠:「俺は……ちゃんとここにいるからね」
千城 双織:…ああ、その声は
千城 双織:俺が生きることを信じていた、俺よりも
千城 双織:あいつは、確かにやってきてくれた
千城 双織:目を開ける、高く上がる
千城 双織:俺も、あいつを信じているから
千城 双織:「…………聞こえてる」
千城 双織:「聞こえてるぞ、九重」
九重遠:「双織くん……、おかえり」
九重遠:「みんなと一緒に助けに来たよ」
千城 双織:「ああ」
千城 双織:「……ありがとな」
九重遠:「お母さんも待ってるから……、一緒に帰ろうね」
九重遠:「……頑張ってくれてありがとう」
千城 双織:「………おう、こっちこそだ」
九重遠:黒ヒョウのまま頭を双織くんに押し付ける
千城 双織:「俺のために、ここまでしてくれて、俺のことを信じてくれて」
千城 双織:「ありがとう」
千城 双織:その頭を不器用ながらも優しく撫でる
九重遠:「こっちこそ、俺のこと信じて戦ってくれてありがとう」
九重遠:「驚かないんだ」
千城 双織:「…?九重だろ?」
九重遠:「そうだよ」
千城 双織:「見間違わねーよ、それくらい」
千城 双織:「で、見間違えなかったらそれで十分だ」
九重遠:「……うん、…ありがとう」
九重遠:「本当によかった……」
千城 双織:「おう、ってて……」体を起こそうとしてちょっとふらつく、まだ完全に結晶が消えたわけでは無いようだ
千城 双織:「…それより、いいのか?外、めっちゃ騒ぎになってるけど」
九重遠:「俺に乗っかる?」大きさなら十分だろう
九重遠:「…みんなが戦ってくれてるんだ」
千城 双織:「………」
千城 双織:「……なら、乗っかる、よくわかんねーけど、全部見なきゃいけない気がするから」
九重遠:「うん、危ないかもしれないから落ちないようにね」
名谷 涼香:「はーい、じゃあよいしょっと」双織の体を九重に乗せる
千城 双織:「……柔らか……いやいや寝落ちないようにしねーと」
千城 双織:ぶんぶんと頭を振りながら、前を見る
九重遠:「しんどかったら寝ていいからね」
千城 双織:「だ、大丈夫!」
九重遠:「もし寝てもちゃんと後から俺が教えるよ、全部」
九重遠:双織くんを背負って壊した扉から外に出る
末城艶霞:「さて……」 少し遡り、九重が駆けてから間を置かず、足元に黒い炎。憎悪の炎、確殺の炎。
末城艶霞:瞬間的な火力は普段のモノよりも劣るが、憎悪の意志が"確実に殺す"為にその拡張性を広げている。
末城艶霞:駆け出す、瞬間、炎に導かれパネルの目前まで
末城艶霞:「先生、天井スレスレまでお願い!」
名谷 涼香:「オッケー!」ぎゅん、と念動力で持ち上げられるかのように天井まで飛ばす
末城艶霞:刀を抜いた。名は紅蓮。刀は扱ったことは無いが、師匠の言葉を信じる。
末城艶霞:つまり……私にはそれなりに戦闘のセンスがあるらしい。
末城艶霞:「疑似領域────展開ッ」
末城艶霞:炎の熱を刀に込める。かつて共に戦った少女をイメージした双頭の炎の竜、普段は周囲に回すそれを、刀に展開する。
末城艶霞:そのまま刀をコントロールパネルに向け、重力に巻かせ落下する。
塩見想:少女を視線で追いながら自身も炎を生み出そうとする。見よう見まねで誰かを憎んでみるが、赤黒い炎は燻ってすぐに消えてしまう。
塩見想:「……こうじゃない」艶霞さんに言われた言葉を思い返す。
塩見想:「誰かのために、出来るだけ善くありたいと思う気持ち――」
塩見想:遠くの方を見つめ、目を閉じる。
塩見想:目を見開く。
塩見想:末城艶霞へのロイスを、Sロイスに指定します。
塩見想:空間がガラスのようにひび割れ、無色透明な炎が燃え上がる!
塩見想:透明な炎が、黒い炎を助けるようにそちらへと伸びていく!
塩見想:「艶霞さん!」
末城艶霞:刀をそちらに振るう、反動でぐるんと体が回転した。
末城艶霞:「焼き切り尽くせ────えーと」 塩見が確か、"プルートゥ"なら────
末城艶霞:「────"ウルカヌス"ッ」
末城艶霞:最大限の位置エネルギーと熱エネルギーそれから、想いの力を込めて
末城艶霞:世界を守るためだとか、そんなのは考えたことはない。
末城艶霞:私が戦うのはいつだって、幼馴染とか、大切な人とか、個人の為ばっかりで。
末城艶霞:でも、『力を人の為に使う』────今はそれで十分だ。
末城艶霞:九重も、塩見も、伴さんも、沙天も、先生も、きっと千城も、それが出来る人間だ。
末城艶霞:上空からコントロールパネルを焼き切った。位置エネルギーが0になる。
末城艶霞:同時、衝撃で、コントロールから離れた熱が漏れ出した。
末城艶霞:爆発的な熱気が味方をも襲いかねない、不完全(インパーフェクト)な一撃。
末城艶霞:「先生!上手く使って、これ!」
名谷 涼香:「了解!即興だけど!」
名谷 涼香:漏れだした熱を、束ね、仕分け、制御する
名谷 涼香:一人で不完全なら、みんなでやればいい
名谷 涼香:なんて、受け売りだけど
名谷 涼香:束ねた熱気が、矢のように飛び、その場に動いているすべての敵を撃ち抜く
名谷 涼香:「…どうかしら!」
末城艶霞:「ナイス!……でも」 手ごたえはあった、が────コントロールパネル自体は、未だ健在だ
名谷 涼香:「まだ2体いる……!伴君頼める!?」
塩見想:世界で一番綺麗なものを見た。だが、その想いは今は言葉にしないでおく。
伴 春人:「承知した。」
伴 春人:ーー奇妙な話だが、戦場の只中にあっても、今の伴にはある種の安堵があった。
伴 春人:沙天が戦端を開き、塩見が陣を抑え、九重が必要な処置を的確に決め、名谷と末城が敵を壊滅せしめた。
伴 春人:今の俺がやることは、本当に極僅かしかない。極僅かでいい。
伴 春人:横目で、九重と千城を見やる。伸びた石英質は散り、容態は安定しつつある。
伴 春人:(…見てるか。翠。)
伴 春人:(お前のおかげだ。)
伴 春人:「ーーこれが、俺達だ。」
伴 春人:『Vivere disce, cogita mori.(生きることを学べ、死を忘れるな)』『木枯らし』
伴 春人:技量も何もない。
伴 春人:逆手に日本刀を構え、コントロールパネルへ狙いをつける
伴 春人:「これは、証明だ。」
伴 春人:「世界が変貌しようと。明日が昨日より良くなることはなかろうと。報われなかろうと。」
伴 春人:ーーーガジャン!!
伴 春人:尖った棒のように、コントロールパネルへと日本刀を叩き込む。
伴 春人:「俺達は、日々を耕し続ける。」
伴 春人:踵を返す。仮に俺がいなかろうと、もはやこの場は決着がつく。
伴 春人:能力を使うまでもない。
コントロールパネル:複数回の攻撃を叩き込まれたパネルが、エラーを吐き、うるさく警告音を鳴らす
コントロールパネル:そして、抵抗のように「緊急プログラム作動」の表示を出した後
×××××××:ざくり、と脳内に響く何かを切り落とす音
×××××××:部屋の真ん中にいる何かの様子が目まぐるしく変わる
×××××××:ある者には石灰質でつぎはぎされた人型の異形、あるいはあなたが辿る末かもしれないものに
×××××××:ある者にはよりはっきりと輪郭を持った車掌の少女であり、白衣の男に
×××××××:ある者には血まみれになった、恐怖として残りうるはずの男女の姿に
×××××××:そして、ある者には非日常の水先案内人であり、あなたの師たる氷の剣鬼に
×××××××:君たちの記憶を燃料にし、最後の抵抗であるかのように写し取り、模倣し、くべる
塩見想:懐かしむような悲しむような顔をする。
塩見想:「ごめん、父さん。母さん。俺はまだ行けないよ。守りたい人がいるんだ」静かに首を振り、背を向ける。
九重遠:ぎくりと大きく動きかけて背負っている友人の重さで踏みとどまる
九重遠:「……後悔しないように、それは忘れてないから」1人だったらきっとすごく狼狽してた
末城艶霞:「…………」 そっと腕を伸ばし、そして下ろす
末城艶霞:ワイヤーガンは修理中だ、今握る刀では、届かない。
伴 春人:「ーーー下らない。」一瞥のみくれて、後にする。
伴 春人:答えは、既に見た。いつか俺は、彼女と同じになるだけだ。
浅海 沙天:…目に見えたのは、諦めと思慕が半々に混ざった象徴のような人達
浅海 沙天:…一人で、昔のままの俺だったら手が止まっていたかもしれない
浅海 沙天:でも、塩見君がいた、末城さんがいた、九重君がいた、名谷先生がいた
浅海 沙天:…なにより、伴さんが見ていてくれた
浅海 沙天:なら、迷うことはない
浅海 沙天:「……疑似、領域、展開」
浅海 沙天:半凍りの舌で鐘を鳴らし
浅海 沙天:部屋全体を、冷たく、暗く
浅海 沙天:おおよそ全てのエネルギーが沈黙するように
浅海 沙天:深く、凍らせる
浅海 沙天:「……そういえば、あそこ氷の神様いないんだった」
浅海 沙天:「まあいいか」
浅海 沙天:「後はお願いね」
末城艶霞:キィン、と
末城艶霞:氷が割れる音がした。
末城艶霞:「コレで、終わり」
末城艶霞:既にコントロールパネルに背を向けている。刀を鞘に仕舞っている。
末城艶霞:ちろ、と小さな炎が燃え上がり────さらに
塩見想:「疑似領域展開――、」ヘッドホンに手を重ね、ボリュームを最大まで引き上げる。
塩見想:「“閻羅王”」バキン、とガラスの砕けるような音と共に無色透明な炎が燃え上がり、その小さな炎の勢いを増す。
末城艶霞:対抗種のウイルスが、レネゲイドを喰らっていく。跡形もなく────
末城艶霞:炎が消えるころには、もうそこには何も残ってはいない。炎と一緒に喰われたから。
コントロールパネル:00:00:30
コントロールパネル:--:--:--
GM:パネルは沈黙し、30秒経っても何かが起こる気配はない
伴 春人:「所要時間150秒。」
伴 春人:「状況終了、任務完了。撤収する。」
伴 春人:残りの30秒かけて歩いた部屋を振り向かず、扉をくぐり出ていく
伴 春人:「ーーよくやった。お前が、殊勲賞だ。」沙天の肩に、手をやりながら
浅海 沙天:「……!」
伴 春人:《ウォーキングクローゼット》
伴 春人:マフラーをかけてやる
浅海 沙天:「……ありがとうございます!」とても珍しく、年相応の顔で笑い
浅海 沙天:そのまま、追うように部屋を出た
塩見想:「お疲れ様。みんな」声をかけながら後を追う。
末城艶霞:「ん、塩見も援護ありがと」
末城艶霞:「九重と千城も、お疲れ様」
末城艶霞:「先生もね、いなかったらヤバかった」
九重遠:「みんなすごかったなあ……、帰ろっか…」背負った双織くんにそう言いながら
千城 双織:「おう……ちゃんと……見てた…ぜ……」
千城 双織:やがて背中からは寝息が聞こえてくる
九重遠:眠った友人を起こさないようにゆっくりと黒ヒョウのままでみんなの後ろをついていく
バックトラック
GM:Eロイスは
塩見想:あ、その前に、消去された両親へのロイスを取得し直しておきますね
末城艶霞:そういえばそう。私も電話の主を再取得しておきます
九重遠:そうだ師匠のロイスを再取得
伴 春人:一応遺産のロイスを再取得しとこう
GM:はーい
GM:では
Eロイス
被検体
悪夢の鏡像×9
戦闘員
あり得ざる存在:罪人の枷
あり得ざる存在:鏡の盾 それぞれ×4
×××××××
悪夢の鏡像
変異する悪夢
心の爆弾
堕落の誘い
予告された終焉
衝動侵蝕
コントロールパネル
予告された終焉
悪意の伝染
砕け散る絆
傲慢な理想×2
GM:29個です
GM:振りたい方はどうぞ
末城艶霞:おおいおおい
塩見想:多い!
九重遠:とんでもない数に
塩見想:まあ、振るけどさ……
九重遠:振りますが
末城艶霞:面白いから振ろ
塩見想:204-29d10
DoubleCross : (204-29D10) → 204-144[6,4,6,1,8,5,5,1,3,4,3,1,10,7,5,2,6,6,4,8,7,3,9,3,9,6,5,3,4] → 60
塩見想:俺ですらこうだよ!
末城艶霞:128-29d10
DoubleCross : (128-29D10) → 128-178[8,7,2,2,5,5,8,10,7,9,3,7,2,8,2,7,10,6,2,7,6,1,9,10,8,5,9,6,7] → -50
九重遠:131-29d10
DoubleCross : (131-29D10) → 131-175[4,4,6,3,8,9,2,3,4,4,5,9,2,10,7,10,6,1,6,3,9,6,9,7,7,10,5,6,10] → -44
末城艶霞:wwwww
九重遠:wwwwwwwww
塩見想:他の人たち一般人だよ
九重遠:大草原
伴 春人:多くね?
塩見想:あとは残っているロイスの数だけ振ります。6つか
末城艶霞:3点確保するために倍振りします
伴 春人:振るか…
伴 春人:150-29d10
DoubleCross : (150-29D10) → 150-166[5,1,7,9,7,2,10,6,8,9,2,3,9,10,7,7,7,4,3,9,3,10,1,6,3,4,6,5,3] → -16
九重遠:倍振りしよ
伴 春人:もう下げる侵蝕無いわ
塩見想:そうか、二倍振りした方が効率いいのか……
末城艶霞:6d10
DoubleCross : (6D10) → 30[6,8,2,6,3,5] → 30
伴 春人:倍振り
GM:絶対にロストさせたくないために多くしました
末城艶霞:最終侵蝕-80です
塩見想:60-12d10
DoubleCross : (60-12D10) → 60-82[10,8,5,5,6,4,8,9,8,5,8,6] → -22
伴 春人:-16-8d10
DoubleCross : (-16-8D10) → -16-57[3,9,9,7,8,5,6,10] → -73
塩見想:俺ですらマイナスだよ!
九重遠:-44-6d10
DoubleCross : (-44-6D10) → -44-45[10,6,10,1,10,8] → -89
伴 春人:マイナス
九重遠:逆になんかもう高くなってるもん
塩見想:逆になんかもう高いってw
塩見想:というわけで全員帰還です!
GM:おかえりなさい!!
九重遠:みんなお揃いの3点!
九重遠:ただいまです!
塩見想:やったね
GM:経験点はシナリオ5点いつもの5点+E29に侵蝕とSロイス足してね!
GM:Sロイスありで47点!Sロイス無しで42点!
エンディング1 The most beautiful thing in the world
GM:N市駅前 カフェ『サン・バックスタブ』
名谷 涼香:「いやあ、ほんと今回はありがとうねえ」
GM:テーブルの前には「好きな物頼んでいいわよ、奢るから」と言われ買った思い思いの焼き菓子や飲み物が並んでいる
末城艶霞:ズズ、と一口ブラックコーヒーを啜って、居心地悪そうに耳元のイヤホンを弄っている。
塩見想:「先生も先輩の人を無事に助け出せて何よりだ」アイスコーヒーをすすりながら言う。
末城艶霞:「右に同じ、ということで」
末城艶霞:「報酬はUGNの方で出るので、別に奢らなくても……」
小野寺 竜人:「本当に、名谷含めて迷惑かけたよ……ごめんね」
塩見想:「迷惑とは思ってないから」
名谷 涼香:「本当にUGNの人ってお人よしねえ…」
末城艶霞:「下手なことに首突っ込まないで欲しいと思いますよ……まあ、色々教えてもらったなら、もうそういうこともないでしょうが」
小野寺 竜人:「うん……全部喋られたね、仮面の不審者に」
塩見想:「後はUGNが処理をするから、そっちに任せてもらえれば」
小野寺 竜人:ちょっとげんなりした顔で答える
末城艶霞:「ソイツの事はもう聞きたくないので言わなくて結構……」 こっちもげんなりしている
塩見想:「ああ。いたね。次は必ず倒さないと」
小野寺 竜人:「オーケイ、お互い聞かなかったことにしようか…」
末城艶霞:「そういえば、どうするんですか?仕事」 小野寺に尋ねる。職場はあんなことになったが……
塩見想:「あれは営業再開まで時間がかかるだろうな」
小野寺 竜人:「ああそれね、一応潰れる、ってところまではいかなかったんだけど」
小野寺 竜人:「そうなる前に退職届出しておいたよ、命いくつあっても足りないあそこ」
末城艶霞:「ふうん……」 さして興味無さそうに頷く。実際、興味は無いのでその後に続く言葉もない
小野寺 竜人:「仮面の人に目つけられたって言ったらUGNの方に再就職しないかって言われたから」
塩見想:「そう。双織のお母さんも無事に逃げ出せているといいな」
小野寺 竜人:「金の稼ぎ口には困らずに済んだ、ってところかなあ」
小野寺 竜人:「千城さんだっけ、あの人も確か逃げおおせたはず」
塩見想:「そうか。なら、よかった」
末城艶霞:「それは良かった、九重……その人の息子の、友人が心配していたから」
小野寺 竜人:「あー」
小野寺 竜人:「俺としては」ホットコーヒーを置く
小野寺 竜人:「俺の就職先よりも君たちの関係のほうが大事なんじゃない、って思うんだけどね」
末城艶霞:「?」
塩見想:「……?」首を傾げる。
末城艶霞:「何それ」
名谷 涼香:「ぶっちゃけどうなのかしら、付き合ってるの?」
名谷 涼香:アイスコーヒーを入れたカップを置いてニコニコ顔
末城艶霞:「はあ?」 意味が分からないという声
塩見想:「……なぜ?」
末城艶霞:「……」 一度塩見の方を見て、2人の方を向きなおす
塩見想:「言葉が足りなかった。……なぜそんな質問を?」
末城艶霞:「そういう風に見えます?」
小野寺 竜人:「……そういうふうになる一歩手前、くらいには見えるねえ」
小野寺 竜人:塩見の質問を軽く流しつつ
塩見想:「助けなければよかった」困った顔をしている。
末城艶霞:「会ったばかりだし……」 実際にはもう一度くらい一緒に戦った事はあるのだろうが、そっちにしたってあまり実感は無い
末城艶霞:コーヒーを飲み終えたので、テーブルに置く。
末城艶霞:「まあ、それはともかく……」
末城艶霞:「小野寺さん、事件に巻き込まれそうというか」
末城艶霞:「自分から突っ込んでいきそうなタイプに見えるので、今度何かあったら支部の方に連絡くださいね」
末城艶霞:そう言って話を打ち切ろうとする。分が悪い。
小野寺 竜人:「はいはい……本当だったら学生である君にそこまで言わせたくはなかったんだけどねえ」
塩見想:「UGNはそういうのに対処するのが仕事だから」内心では艶霞さんが気を悪くしていないかドキドキしている。
小野寺 竜人:「ちゃんと勉強して恋愛して友達作って青春しろよって言っても首突っ込んでる側が言ってたら説得力無いか」
塩見想:「参考にはしておくよ」
末城艶霞:「そういうの、縁無いし……最近学校でも友達できたし……」
塩見想:「二人も折角また会えたんだから、仲良くね」
末城艶霞:ぶつくさ言っている。夏でも着込んでいるぶかぶかのコート、これがジャージになっただけでも大分マシだ。
名谷 涼香:「ええ、恩人の先輩なのでー」
小野寺 竜人:「後輩だからねえ、今後ともごひいきにって感じ」
末城艶霞:「今回は名谷さんの方が恩人になったわけだ」
塩見想:「恩人同士だ」
小野寺 竜人:「となると貸し借りはもう無しなんじゃない?」
名谷 涼香:「あら、むしろ貸し借りを超越した何かができたつもりなんだけれど」
塩見想:「じゃあ、対等な関係で頑張ってね」
末城艶霞:「おもっ……」 思わず呟いて、口に手をやる
末城艶霞:「あーいや、何でもない」
小野寺 竜人:「そうするよ」
末城艶霞:「まあそこら辺の話し合いは2人でちゃんとしといてください」
小野寺 竜人:「…結局大人ばっか話しちゃったなこれ」
末城艶霞:そろそろ出ようか、と塩見に声を掛ける。
塩見想:艶霞さんに頷いて見せる。
名谷 涼香:「そーね、ついでだからこれ持っていって」ぽん、と卓上にテイクアウトのバッグを置く
末城艶霞:「じゃあ、私たちはこれで……」 伝票を手に取る
名谷 涼香:「大人ばっかり話しちゃった詫び代」
塩見想:「とりあえず二人が元気そうで良かった。……何これ」
末城艶霞:「はあ」 なんだそれ
小野寺 竜人:「そっちも奢りだって言っただろう」伝票も取っていく
塩見想:「割り勘でいいのに」
末城艶霞:「事後処理ってコトで経費にしておく」 オーヴァードの身体能力に任せて奪い返す。
末城艶霞:実際にそれで通るかは知らない。ムカついたので半ば意地だ
小野寺 竜人:「普段エージェントとして扱われてるんだからこういう時くらい学生として奢られておきなって」笑いながら名谷に伝票をパス
塩見想:「……面倒になってきたからよくない?」艶霞さんに言う。
名谷 涼香:「そうそう、学生として特権が使えるってのも貴重なことなんだから」
末城艶霞:「はあ……じゃあそういうことにしておいてあげます」 塩見に頷いて
末城艶霞:卓上に置かれたバッグを持って席を立つ。
名谷 涼香:ばいばーい、と手を振る
塩見想:「支部から二人に協力費用でも振り込んでおいてもらえばいいだろうな」
塩見想:「じゃあ、また何かあれば」軽く頭を下げて立ち去ろうとする。
小野寺 竜人:「だから真面目過ぎるって」苦笑いしながら手を軽く振って見送る
末城艶霞:「まあそれはどっちでも良いけど……」 小声で返す。2人の「大人~」って態度がムカついたからこっちで払おうとしただけだ。
末城艶霞:「まあ、また会うことが無い事を祈ってます」 事件とかに巻き込まれなければ会うことも無いだろう。そっちの方が良い。
GM:N市 公園
GM:移動販売の車も賑わい、噴水の周りのベンチには人が集まっているが
GM:運よく、空いているベンチを見つけた
末城艶霞:テイクアウトのバッグの中身を確認して、塩見の方を向く。
末城艶霞:「あそこで中身分けちゃおっか」
塩見想:「なんか、ああいう生活って感じのやつ、悪くないけど疲れるな」軽く溜息を吐く。
塩見想:「ああ。そうしようか」
末城艶霞:「生活って感じ……?」 なんだそれ
末城艶霞:怪訝そうにしながらもベンチに腰を掛ける。
塩見想:「社会みたいなやつ」ベンチに座る。
末城艶霞:「ああ……私も苦手だ、最近はちょっとマシになったけど」 中身をポイポイと塩見に渡していく。
末城艶霞:「塩見は結構受け流せてそうに見えたけど」
塩見想:「前はもっと受け流してたよ。意識するようになったら、苦手な気がしてきた」特に見もせずに受け取っている。
末城艶霞:「じゃあ同じだ、多分、良いことだと思うよ」
塩見想:「いいことなのかな」苦笑しながらヘッドホンに軽く触れる。
末城艶霞:「普通に考えたら、そっちの方が良いんじゃない?馴染む努力っていうか」
末城艶霞:「大変だけど」 ジャージのチャックを開いて襟元を摘まむ
末城艶霞:「私もこれ無いと、人前出れないし」 なんというか、身体を見られるのが嫌なのだ。コンプレックスがある。
塩見想:「そうなんだ」
塩見想:「あまり気にしたことなかったな、艶霞さん。すごく似合ってたし」
末城艶霞:「ちょっと前はもっとぶかぶかのコートだったし、それも外したくなかった」 塩見の耳元を指さして
末城艶霞:「……」 きょとんとする
末城艶霞:「……ありがと」 少し顔が赤い
塩見想:「なんというか、俺は俺が好きになった艶霞さんのことしか知らないから」視線で追い、ヘッドホンに触れる。
末城艶霞:「…………」
塩見想:「変に思ったことはないし。むしろずっと見ていたいって、思うかな」
末城艶霞:「言い方……!」
末城艶霞:凄い恥ずかしそうに顔を覆っている
塩見想:「ごめん。たぶん上手く言えてない……」真っ赤になって、顔を背けている。
塩見想:「そうじゃなくて、えっと……」
末城艶霞:「別に……嫌な気はしないけど……」
末城艶霞:「誤解されたくなかったら、もうちょっと言い方考えた方が良いと思う……」
塩見想:「誤解じゃない……」
塩見想:「俺がキミのことを好きなのは誤解じゃないから。言い方は、その、ごめん……」
末城艶霞:「そ……れはわかってるけど!」
末城艶霞:「じゃなくて、恋愛的な奴に誤解されるでしょ!」
末城艶霞:疲れている
塩見想:「ああ。そういう……」
末城艶霞:「塩見、誰に対してもストレートすぎ。いつか刺されるよ」 顔は赤いが、少しは落ち着いた
塩見想:「別にそういうつもりはないんだけど」
末城艶霞:「はあ、もう……」 空になった手元の紙袋を丸めていじいじと弄んでいる。
塩見想:公園を見渡しながら何かを考え込んでいる。
末城艶霞:「じゃあ、まあ、お土産も分け終わったし、解散?」 俯きながらそうしているので、気づいていない
塩見想:「艶霞さん、好きな人いるの?」
末城艶霞:「ぶっ」
末城艶霞:「げほっ、げほっ……」
塩見想:「ストレートすぎた……?」
末城艶霞:「塩見……この紙袋口に突っ込まれるのと、顎割られるのどっちがいい?」
塩見想:「痛くない方がいい」
末城艶霞:公衆の面前なので頭をはたく程度にとどめた。
塩見想:「…………」大人しくはたかれる。
末城艶霞:「それ聞いてどうすんのさ……」
末城艶霞:「いるけど……」
塩見想:「そう、なんだ」
塩見想:伸ばしかけていた手を下げる。
末城艶霞:「ま、見込み無しだけどねその人もう……」
末城艶霞:「旦那さん……?嫁さん……?」
末城艶霞:「どっちにしろ結婚してるし……」
塩見想:「お相手が性別不詳なの……?」
末城艶霞:「……別にどっちでもいいでしょ」 ちょっと不機嫌そうに紙袋を投げた。一発でゴミ箱に入ったので席を立つ理由もなくなった。
塩見想:「ごめん。変なこと聞いて」
末城艶霞:「怒ってるわけじゃないけど……」
末城艶霞:居心地悪そうにイヤホンを弄る。もうずっと前から音楽は流れていない。
塩見想:「いや。俺が無神経だったから……」
末城艶霞:「そこは治した方が良いと思うけど……」 そう言って、少し間を置いた後に席を立つ
塩見想:「努力する……」
末城艶霞:「じゃあ、それだけなら私はそろそろ帰ろうかな」 塩見の方を振り向いて言う
塩見想:「あのさ」立ち上がる。
末城艶霞:「……」 それを見て、イヤホンを外す
塩見想:「これだけは今言っておこうと思って」
塩見想:「俺、自分の気持ちを持つのがあまり得意じゃないから、艶霞さんの強い思いにすごく憧れてたんだ」
塩見想:「キミは俺にとってずっと憧れの人だった。会ったばかりでこんなことを言うのも変だけど」苦笑交じりに言う。
末城艶霞:「……ありがと」 聞こえるか聞こえないかの、小さな声で礼を言う
塩見想:「何度も引き止めてごめん。それだけどうしても伝えたくて」
末城艶霞:「ううん、大丈夫」 軽く首を振って、頷く
塩見想:「じゃあ、また……」
末城艶霞:「会ったばかりで変だけど、あなたに守って貰えてるような気持ちがしてた」 言葉を遮るように言う
末城艶霞:「だから、ええと、前会った時……多分1月くらいから」
末城艶霞:「同じ支部なのに、これまでずっと会えてなかったのも、なんか変な感じだけど」
末城艶霞:「これからも、守ってくれると、嬉しい」 少しはにかんだような笑顔で
塩見想:「――ああ。何かあったら必ず俺がキミのことを守る」
末城艶霞:「ふふ、大げさ」
塩見想:「大げさかな」
末城艶霞:「うん、でも嬉しい」
塩見想:「……家まで送る?」
末城艶霞:笑顔でそう言って、手を振る。
末城艶霞:「じゃあまた……えっ」
末城艶霞:「あっ……あー……」
塩見想:「嫌なら別に……」
末城艶霞:「じゃあ……お願いしようかな」 手を差し出す
塩見想:「ああ……」ぎこちなくその手を握る。
末城艶霞:「家まで守ってね」 いじわる気な笑顔を浮かべる
塩見想:「家まで帰るだけなのに大げさだな」
塩見想:「傷一つ付けないよ」
末城艶霞:満足げに繋いだ手に力を込めて、歩き始める。
塩見想:彼女に微笑みかけると、歩調を合わせるようにして歩き出す。
エンディング2 Reach for that hand
GM:N市 某支部
千城 双織:無人の会議室で、もらったパンフとノートを広げて一生懸命書き取りをしている
千城 双織:勉強はかーちゃんに毎回怒られるくらいは苦手だが、こればっかりはそうも言ってられない
千城 双織:「シンドロームが全部で13種類で……それぞれが……」
九重遠:「覚えることたくさんあるから大変だよね」隣で一緒に勉強中だ
千城 双織:「……付き合ってくれてありがとな」
千城 双織:ふ、とそちらを見て
九重遠:「俺もまだまだ勉強中だから」双織くんを見て笑う
千城 双織:「…俺、飲み込み悪いから遅くなるかもだけど」
九重遠:「大丈夫だよ、一緒にやった方がいいでしょ」
千城 双織:「おう、だからこそ九重が見ててくれるのすげーありがたい」
千城 双織:うっし、と気を取り直してパンフレットに目を落としなおし
千城 双織:「あ、キュマイラ、これだけはすぐに覚えられたんだよな」
千城 双織:「九重の、って」
千城 双織:くるくると書き取った文字をまるで囲む
九重遠:「本当に?それは嬉しいな」
九重遠:「双織くんはなんのシンドロームなんだっけ?」
千城 双織:「えっと……」まごまご、自分のはすぐに覚えられなかった
千城 双織:「片方が剣の兄ちゃんの奴で…もう片っぽが知らないの…」あやふや
千城 双織:「ふ、ふたつなのはどうにか覚えた…!」
九重遠:「春人さんの……?エンジェルハイロゥだっけ……」速いことは覚えてるけど
千城 双織:「えっとそっちじゃなくて…あーもう!」わからなくなったので渡されたカルテを卓に置く
千城 双織:ブラックドッグ/モルフェウス、特殊識別:実験体
九重遠:「えっと……、なになに…?」カルテを覗き込む
千城 双織:それが、一番最初に飛び込んできた文字列だ
九重遠:「あ…、ブラックドッグは俺の師匠も持ってる……!」
千城 双織:「師匠!?師匠いるのかお前!?」
千城 双織:「言ってたなそういや…」
千城 双織:「この世界師匠いるのか……」漫画でしか見たことないからわくわくしている
九重遠:「うん、俺が覚醒したときにいろいろ教えて助けてくれたんだ」
千城 双織:「へえー……!!」目をキラキラさせている
九重遠:「春人さんも沙天さんの師匠みたいな感じするよね」ちょっと楽しそうに
千城 双織:「それはわかる」
千城 双織:「あのメカクレの人もねーちゃんもみんな師匠いるって言ってたしな」
九重遠:「ね、師匠って言ってもそんなにたくさん教えてもらえたわけでもないんだけど」
九重遠:「もう免許皆伝って言われちゃってるし」
千城 双織:「免許…皆伝……!!」これまた漫画でしか聞いたことない単語だ
九重遠:「そういえば…師匠が言ってたんだけど」
九重遠:「『オーヴァードは助け合い』なんだって」
千城 双織:「助け合い……」
九重遠:「絆が俺たちを日常に戻してくれるものだから」
九重遠:「一人じゃなくて、みんなと一緒に助け合うのが大切なんだってことだと思ってるんだけど」
九重遠:「俺の勝手な解釈かも」
千城 双織:「師匠の教えっていうのは解釈次第ってやつなのか……」なお今の時点で思い浮かんでる脳内師匠はなんかすごく強そうなおじさんだったりする
千城 双織:「……うん、でも、大事だと思う」
千城 双織:ふいにぽん、と九重の手を取り
千城 双織:「じゃあまずは目の前のお前から、かな」
千城 双織:「お前が困っていたら助けるし、俺が困っていたら遠慮なく助けてくれって言う」
千城 双織:「後半はちょっと難しそうだけど……まあなんとかする」
九重遠:「……!…うん、俺も双織くんが困ってたら助けに来るし、助けてほしいときは連絡するよ」
九重遠:「行けるかどうかは……わかんないけどね」授業中とかは無理だ
千城 双織:「おう!」元気よく返事しているが自分も授業中は無理だ
九重遠:「でも…、こうやって助けに来てくれる人をたくさんつくるのがいいんだろうね」
千城 双織:「で、九重がいけなかった時のために、いっぱい助けてって言える奴を作っておく、って奴なんじゃないか」
千城 双織:「被った」
九重遠:「俺たちだけじゃ無理でもね」被ったことに笑いながら
九重遠:「今回みたいにみんながいれば大丈夫になるんだ」
千城 双織:「おう!みんなにも助けてって言える練習しないとな」
九重遠:「誰かのために動いてたらみんなが助けてくれることもあるよ」今回はそうだった
千城 双織:「お、おう、それを狙うのは…ちょっとムズイかも……ってあれ」
千城 双織:「九重、電話鳴ってる」
九重遠:「え…?……誰だろ?」非通知からだ
九重遠:「ごめんね、ちょっと出てくる」双織くんに断ってから会議室を出て電話をとる
九重遠:「はい……もしもし?」
マスターピカロ:「やあ、つい数日前ぶりだね、マスターピカロと名乗った者だよ」
マスターピカロ:「息災かい?」
九重遠:「ええ……、お久しぶりです……?」困惑しながら返事を
マスターピカロ:いたって普通に、雑談をするように
九重遠:「あの…、なんで俺に電話を…?」
マスターピカロ:「ああ、それね、単なる雑談」
マスターピカロ:「それとちょっとした種明かし、かな」
九重遠:「種明かし……?ですか?」
マスターピカロ:「この前の病院のアレあっただろ、あそこの院長を煽ったのは俺」
九重遠:「…そうなんですね」
マスターピカロ:「元々不満がたまってたみたいだからね」特に声から感情の変化はうかがえない
九重遠:「壊れてたから……ですか?」以前の事件の内容をを軽くは聞いている
マスターピカロ:「うーん、俺の見立てだとちょっと違ってて」
マスターピカロ:「まだ燃える物があるかなあと思ってたんだ」
九重遠:「燃えるもの……ってなんのことです?」
マスターピカロ:「不満」
九重遠:「あなたは怒ってほしかったの?」
九重遠:「それとも悲しんでほしかった?」
マスターピカロ:「今の秘匿されている現状に、対するね」
マスターピカロ:「前者かな、現状に対する不満は、ぶつけられてしかるべきだと思うし」
九重遠:「…俺も、知らないとわからないことはあると思うんですけど」
マスターピカロ:「それの繰り返しが世界をよくすると思ってるから」
マスターピカロ:「うん」
マスターピカロ:「この話を聞いた君の気持も聞きたいな」
九重遠:「それでも……、あなたのやり方は、好きじゃないです」
九重遠:「弱みに付け込むようなやり方は……ずるいと思う」
九重遠:「自分で決めることは大切なんじゃないかなって、俺は、そう思います」
マスターピカロ:「ふむ、なるほどねえ」
マスターピカロ:「君のその感情は肯定しよう、俺のことが好きじゃないってこともね」
マスターピカロ:「なら、君は君のしたいようにすればいい」
九重遠:「やり方が好きじゃないだけであなたのことはよく知らないから」
九重遠:「あなたが好きじゃないわけじゃないです」
九重遠:「………あの、俺は九重遠って言います」
九重遠:「あなたはいったい『誰』ですか……?」
マスターピカロ:「……『名前は無い』」
マスターピカロ:「そういうものなんだ、悪いね」
九重遠:「………そうなんですね、俺の知り合いにも昔は名前がなかった、って人がいます」
九重遠:「……自分でつけるのはダメなの?」
九重遠:「自分の名乗りたい名前を」
マスターピカロ:「…そうか、そうか、その手があったか」まるで、今までそんなこと思い付きもしなかったと
九重遠:「その人はそうしてます」
マスターピカロ:「うん、それなら、次会うときまでに考えておこう」
九重遠:「今度会ったら、そのときは教えてくださいね」
マスターピカロ:「勿論、その発想をくれた君には一番に」
九重遠:「ありがとうございます」
マスターピカロ:「それじゃあ一度切るよ、君がくれた発想だ、忘れないうちに考えておきたいからね」
九重遠:「あなたがまた動くときには……必ず俺が止めに行きますから」
マスターピカロ:「いいことだ」そう言い残して電話は切れた
九重遠:ふう…、と電話をきってため息をひとつ
九重遠:これで良かったのかはわからないけど……
千城 双織:「九重ー?」
千城 双織:「大丈夫かー?」
九重遠:「あ、うん!」
九重遠:「もう終わったから戻るね!」
千城 双織:「おー!」
九重遠:それでも、きっと縁は無駄にはならないはず……と
九重遠:そのまま友達が待つ会議室に帰っていく
エンディング3 A Prelude to Gold
GM:某支部 別の会議室
浅海 沙天:「…先生まだイリーガル登録してなかったんですね?」
名谷 涼香:「流石に元の所属がFHな手前言いづらかったのー」ぶーぶー言いながらもイリーガルの申請書に必要事項を書いている
伴 春人:「登録するメリットが大きいのはUGNのほうだ。」
伴 春人:「金に困窮しているわけではないのなら、問題ないだろう。」
名谷 涼香:「うー」
伴 春人:紅茶を嗜んでいる
浅海 沙天:「ばっさりだ」
伴 春人:「戦場に身を置く必要は無い。能力があっても、自由意志で選ぶべきものだ。」
浅海 沙天:手元に一応もらったエージェントの申請書類をどうしようかなとぼんやりかんがえながら紅茶に口をつける
浅海 沙天:が、その言葉で一瞬ドキッとした
伴 春人:「名谷。しがらみはあるが、別に義務じゃあない。俺はこの場に残り戦い続けるが、お前はいつでも降りていい。」
名谷 涼香:「それは同感、最も、選べない場合が無いわけじゃないのがこの世界の嫌なところだけれど」
名谷 涼香:「そーね、必要ない時は降りるわ」
名谷 涼香:「あの子たちの分も含め少しでも長く日常にいないと、申し訳立たないもの」
伴 春人:「悪くない」
伴 春人:紅茶を一口
名谷 涼香:「……あれ、効いてよかったわねほんと」3枚目の書類を捲る
伴 春人:「これでナーサリーセルの遺産毒は陳腐化する。」
名谷 涼香:「そうね、もう石になって死ぬ子はいない」
伴 春人:「あんな欠点だらけの毒を実用化までこじつけた末にだ。斜陽もいいところだな」
名谷 涼香:「元々あなた方の仕事で閉店直前もいいところだったでしょ」
伴 春人:「自滅に近いようなものだった。」
伴 春人:「最も…あいつらもまた、あくまで1つのセルでしかない」
名谷 涼香:「……その口ぶりだと、全部のFHが無くなるまで戦い続けそうね」
伴 春人:「俺達の人生と近い位置にあっただけで、そこらのセルと規模は変わりない。そこまで大きいわけでもない。」
伴 春人:「…そうかもな。」皮肉げに口角を上げる
伴 春人:「FHなら、まだいい。」
伴 春人:「仮にFHがなくなっても、俺は戦う。そういう遺産であることは、お前も承知しているだろう」
名谷 涼香:「…………」申し訳なさそうな顔、一瞬手も止まる
伴 春人:「気にするな。」
名谷 涼香:「……そう、ね、毒の効果ばかり気を取られてたけど、そういう遺産よね」
名谷 涼香:「……」
伴 春人:「いつの日か、休める日が来る。」
名谷 涼香:「無理よ……」それは、気にするな、にも、休める日が来る、にも
伴 春人:「旅は必ず終わる。どんな旅でもだ。」
名谷 涼香:「だとしても、その日は……」
名谷 涼香:「……いえ、ごめんなさい」
名谷 涼香:「それだけは、口出しすることじゃなかったわ」
伴 春人:紅茶を一口
伴 春人:「自由意志だ。」
伴 春人:「大事にしろよ、名谷。」
名谷 涼香:「……その日は、本当にあなたが辿りつきたい終わりなの……?」
名谷 涼香:ずるいじゃない、という声が手前に聞こえ、その後絞り出すように
伴 春人:「俺は、選んだ。」
伴 春人:「全てを納得している。後悔はない。」
伴 春人:「沙天。お前も、選ぶ日が来る。」
伴 春人:「正しいものを必ず選べ、とは言わない。人間は不完全だ。」
浅海 沙天:「……!」ずっと黙ってた、二人の言葉の重さに
伴 春人:「一番大事なのは」
伴 春人:「選ぶことそのものだ。」
浅海 沙天:「…選ぶ…こと……」
伴 春人:「ルールを選択しろ。」
伴 春人:「勝手気ままに力を振り回すルールもある。」
伴 春人:「自らが必要だと思う使命を行うルールもある。」
伴 春人:「大事なもののために殉じるルールもある。」
伴 春人:「考え、選んでいけ。そこから逃げたやつは…」
伴 春人:「終わりだ。」
浅海 沙天:「………」今も。
浅海 沙天:手には、選択肢が握られていて
浅海 沙天:そうでなくても、俺の中で宙に浮いたものはいっぱいあって
浅海 沙天:目を閉じて、考える、その中でも、俺にとって一番大事な物は
浅海 沙天:これだけは、何があっても絶対に選択からは外さないものは
浅海 沙天:
浅海 沙天:とん、と卓上に、紙束を置く
浅海 沙天:「俺は」
浅海 沙天:「少なくとも、自分に嘘をついて生きたくはなくて」
浅海 沙天:「自分で自分が嫌いになるようなことはしたくもなくて」
浅海 沙天:目を
浅海 沙天:開ける
浅海 沙天:「それを踏まえて、ただ単に日常として守られている側にいるのは」
浅海 沙天:「自分を永遠に騙しているのと同じ気がしたので」
浅海 沙天:「…戦います、そう決めました、今」
浅海 沙天:手は、震えている
浅海 沙天:それでも、目だけは逸らさない
伴 春人:「そうか。」
伴 春人:瞑目したまま、聞いた
伴 春人:「俺は白兵戦しか理解をしていない。」
伴 春人:「お前に教えられることは極僅かだ。強くなりたいのならば、他の人間に学べ。これは合理の問題だ。」
伴 春人:「だが、その僅かな部分は教えよう。」
伴 春人:「俺は、選んだ人間の味方だからな。」
浅海 沙天:「……はい、先生」
伴 春人:「…先生?」
浅海 沙天:「…変ですか?」
伴 春人:「まあ、先生か。呼び名は勝手に決めたらいい。」
浅海 沙天:「…なら、先生で」
浅海 沙天:不安と、後悔と、それでも選んだ夢と希望を全部詰めて
浅海 沙天:息が漏れるように、笑った
GM:秘匿戦線/CQCQ
GM:戦線解体。
GM:皆さん本当にお疲れさまでした!&ありがとうございました!!
塩見想:お疲れ様でしたー!
伴 春人:お疲れさまでした~
九重遠:ありがとうございました!お疲れ様でした~!
末城艶霞:うおーっお疲れ様でした!