星覧終末大戦


メイン 見学

「纏う蒼星」(シリウス・フェザー) 水落早苗(みずおち さなえ)(キャラシート)PL:ミハエル
「end of world」 end of world()(キャラシート)PL:MAO
「アンガーキャリアー」 原谷狭霧(はらや さぎり)(キャラシート)PL:黄色の月
「イチイ」 あららぎ一位(あららぎ いちい)(キャラシート)PL:マグパロス

  • プリプレイ
  • オープニング1 ショー・アップ
  • オープニング2 予言
  • オープニング3 正義の味方
  • ミドル1
  • ミドル2
  • インタールード1
  • インタールード2
  • ミドル3
  • ミドル4
  • クライマックス
  • エンディング1
  • エンディング2
  • エンディング3
  • トレーラー

    老衰、自殺、病死、傷害。人の死因にもいろいろある。

    外敵、気候、疾病、戦争。ならば滅びの要因にだって、いろいろあるものだ。

    人類滅亡。それは人の中で度々噂され、予言され、忘れ去られようとする頃にまた浮かび上がる不滅の伝説。
    ならば。どこかでそれを糧としたなにかがいたとして。
    人はそれに対抗できるのだろうか。

    立ち上がるはUGN。
    浮上せしは13の終焉。

    それは外敵。生態系を塗り変える王の軍勢。FH『インリークォ』の落とし子。
    完璧な統率とあらゆる場所での生存力をもった、万軍にして個を成す無冠の王。
    “海咬者(テメロッソ)”

    それは気候。星の果てにして原初の姿。ゼノスの戦略兵器。
    一切の生命を否定する高温と高圧の申し子。個にして万軍を滅ぼす無邪気なる破壊者。
    “アルテマ”ナツミ

    それは疾病。かつて人を恐怖させ、なお世界を蝕む最も小さきもの。UGNの少女。
    戦闘を、反抗を許さぬ病毒の女王。今その権能は秩序を望む少女の内に。
    “ペイルライダー”天染橙子

    それは戦争。繁栄、秩序、絆。すべてを混沌に貶める怪異。過去の遺物。
    ただ怨念のまま、穢れを纏い、兵器を手に、戦争を求める。死は争いの終決にはなり得ない。
    “砕け髑髏”旧日本軍第六戦闘団

    それは天災。かつて一つの時代を終わらせた天の火。災厄の魔竜。
    赫き凶星。善悪一切を灰燼とする、一条の光。
    “老成体”キングハザードワイバーン

    それは邪悪。強奪する影。純粋な悪意。呪術人形。
    姿を、力を奪い我が物とする制御不能の呪いの王。
    “両面宿儺”

    それは魔術。文明の到達点にして、終着点。未来からの侵略者。
    理を修め、法を操り、解決の為に完結させる魔導の尖兵。
    “人型汎用真理教導兵器”ジェフティ・トート

    それは神罰。傲慢不遜なる白き神竜。西方教会の切り札。
    雷鳴と共に現る執行者。人の世を光によって滅ぼし、祈られるものの時代を築く者。
    “クルシフィクス”

    それは堕落。人理の生み出した獣であり、知性のエゴを体現するもの。結社の呼び寄せた怪物。
    知性もつ堕落の象徴。現代倫理を破壊し古代の営みを呼び返す”皇帝”
    ”皇帝”ネロ・クラウディウス

    それは大地。人智の及ばぬ大自然の暴威。復讐の名をもつ種子
    人も獣も、全て喰らい尽くし養分に変え繁茂する、四つ葉の悪魔。
    “トリフォリウム”

    それは大海。遍くを飲み干し生み出す母。呼ばれ惹かれた闖入者。
    人ならざる生命の宝庫にして、星を蒼に帰す滅びの波。
    "ティアマト”四条海未

    それは飢餓。絶滅をもたらす無限の欲求。本来存在しない、FHの研究成果。
    繁殖し、氾濫し、捕食し、絶滅させる。星を貪り尽くすために生まれた飢餓の申し子。
    "アンガーテイカー”

    それは予言。誤ったウロボロス解釈から生まれたRB.UGNの隣人。
    終末そのものでありながら、旅の果て繁栄の側に立つ親愛なる怪物。
    “End of World”

    ──それらは、終末。歴史が辿りうる最悪のシナリオ。
    宝は1つ。権限した怪物たちはそれぞれの目的で争う。

    UGNの目的は2つ。
    宝を確保し、必要に応じ処分する。
    二柱の秩序に味方する終末と共に、すべての終末を破壊する。

    Double Cross The 3rd edition『星覧終末大戦』
    ダブルクロス??それは裏切りを意味する言葉。

    プリプレイ

    GM:定刻になりました。
    GM:【星覧終末大戦】の参加者のご紹介です
    クロユリ:「あなたは疾病による終焉。世界を真っ黒に腐らせる醜悪な女王」
    水落早苗キャラシート
    水落早苗:「Hello everyone! Happy new year! 水落早苗さ」
    水落早苗:水落早苗です、今は少しだけバレエの得意な高校生イリーガルです
    水落早苗:ちょっと前までレネゲイドとは無縁の生活を送っていましたが
    水落早苗:自分の周りほぼ全部を巻き込んだレネゲイド案件に巻き込まれ覚醒、幼馴染と妹の足と自分の未来を失いました
    水落早苗:そのまま隣のN市に引っ越し、今はUGNに協力しています
    水落早苗:一緒に頑張ってくれませんかと言ってくれる子もいますがそれでも未来が明るくないです、早死にするぞ
    水落早苗:なおこれらは普段全部プライドがあるので笑って隠しています
    水落早苗:性能
    水落早苗:オルクス/ノイマンのクロスブリードです
    水落早苗:スネークブレードで射程延長しバックスタブで火力上げて殴ります
    水落早苗:範囲化の神機妙算や小技の妖精の手も持ってきているのでそこまで立ち回りにくくは無いはず…かな…
    水落早苗:以上です、今回は本当に久しぶりのPC1ですがよろしくお願いします1
    GM:HOはこちらです

    PC1 水落早苗(PL:ミハエルさん)
    シナリオロイス:“ペイルライダー”天染橙子
    「あなたは疾病による終焉。世界を真っ黒に腐らせる醜悪な女王」
    あなたはバレリーノ。そして彼女は、特等席に座る■■■■。
    それが今だけは反転する。
    舞台の上で、急激に活性化し暴走する”テンネ”と躍る彼女。そして貴方は、特等席に座る観客。
    ”ワールドエンド”からの、『星覧終末大戦』への招待状を手に。あなたは彼女とともに、荒野に降り立つ。

    クロユリ:舞台の上は立ち入り禁止ですよ、お客様。
    水落早苗:「……………」
    水落早苗:「悪いけど、無粋だと知っててもやらなきゃいけないことがあるのさ」
    GM:お次の参加者
    クロユリ:「あなたは予言による終焉。世界を終わらせるために生まれた旅人」
    EOWキャラシート
    EOW:“end of world”
    EOW:それは願われたものであり、畏れられるものである。
    EOW:それは定められた事象であり、逃れられぬ運命である。
    EOW:そしてそれは斉しく──万象に訪れるものである。
    EOW:旅の果て、繁栄の側に立つ親愛なる怪物。終末そのもの。それが“予言”による終焉である。
    EOW:「──と、言うことらしいよ。誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
    EOW:「えっちゃんとでもえの字とでも。シンプルで認識しやすい呼称を、ボクとしてはお勧めするよ、うん」
    EOW
    EOW:そんな訳で、ウロボロスシンドロームがまだ正確に把握されていなかった頃に生まれた、レジェンド型に類されるレネゲイドビーイング。
    EOW:常にアルカイック・スマイルを湛え、観測者然とした仕草をしますが、見た目はょぅι゛ょです。
    EOW
    EOW:シンドロームはウロボロス(ピュア)
    EOW:ロイス関係は――
    EOW:Dロイス №04【対抗種】
    EOW:【都築京香@◯感心/食傷」
    EOW:【津島秋@◯幸福感/庇護】
    EOW:――を所持しています。
    EOW
    EOW:性能としては、ミドルは無形+オリ:レジェでそこそこの達成値を稼ぎ、戦闘ではサイレンの風を、オリ:レジェで強引に当てていきます。
    EOW:一発ネタですが黒の棺も装備。原初の白@時間凍結を活かせるかどうかで、生存能力がだいぶ変わるので、クライマックス前の幕間で簡易手術キットは確保しておきたいところ。
    EOW
    EOW:そうした訳でご招待頂いた形の星覧終末大戦、がんばって予言による終焉させて頂きますので、よろしくお願い申し上げます(`・ω・´)
    GM:HOがこちら

    PC2 End of World(PL:MAOさん)
    シナリオロイス:“ワールドエンド”クロユリ
    「あなたは予言による終焉。世界を終わらせるために生まれた旅人」
    あなたは”ワールドエンド”を名乗る女性から、とある企画への招待を受ける。
    世界の終わりの形を決めるコンペティションにして、終末同士の蠱毒式。
    一方的に説明と勧誘、扇動を行った彼女。そして貴女は次の瞬間には……
    ──見知らぬ荒野に立っていた。
    クロユリ:あなたはどんな形を成すのかな
    EOW:「それを決めるのはボクではないと判断するよ、うん」
    GM:それでは次の参加者
    クロユリ:「あなたは終焉に怯える無辜。世界の最後を見届け抗う観客」
    原谷狭霧キャラシート
    原谷狭霧:「原谷狭霧だ。『アンガーキャリアー』っても呼ばれてる」
    原谷狭霧:「はー……何やかんや、クソキノコにも助けられまくってんなー……」
    原谷狭霧:はらやさぎり!キラキラの高校一年生!
    原谷狭霧:夏のハイキングの日にカエンタケのRBに寄生された後に運命(Fate)に出遭い
    原谷狭霧:人を傷つけたり助けたりしながら数奇な運命を頑張って生きてる少年です。
    原谷狭霧:早苗とは1年ぶりの邂逅!オーガンを生き延びてくれてよかったぜ、
    原谷狭霧:……って、言えんのかな俺。
    原谷狭霧:性能はカエンタケも併せたサラエグキュマのトライブリード!
    原谷狭霧:イニシアチブに異形の転身で接敵した後に復讐の刃で殴り倒すッ!
    原谷狭霧:今回はバトロワという事で長期戦に対応すべくフレイムタンにリジェネレイト!
    原谷狭霧:近づけない相手にも最低限は頑張れるぞ!
    原谷狭霧:金とコネで食らいつけッ!サギリー!
    あららぎ一位:「わたしはあららぎ一位」
    あららぎ一位:「聖なる蘭の樹の誇り高きRBです。RBの地位向上の為にエージェントをやっています。」
    あららぎ一位:「種別としてはピュアノイマンに分類されています。きっと弓が上手いからですね。」
    あららぎ一位:「戦術として自分の体を変形させ弓を作り射ます。これも当然ならぬ弓の樹(イチイ)から出来ているので必中の弓です」
    あららぎ一位:「一度タイムパラドックスという物凄い技を見たので、鍛えなおしました。」
    あららぎ一位:「今のわたしは鍛えなおしたあららぎ一位です。」
    あららぎ一位:「きっと今回御呼ばれしたのも己を鍛え、日夜真面目エージェントとして取り組んでいた。そんな模範的な姿からだと思います。」
    あららぎ一位:「今回はたくさんの人と戦うらしいのですが」
    あららぎ一位:「侵蝕負荷は特性上ずば抜けて低いと思います。」
    あららぎ一位:「以上です。PL紹介?知らない子ですね」
    GM:HOはこちら

    PC3・4 UGNに協力的な人物 シナリオロイス:”アーティラリー”旋条流優
    「あなたは終焉に怯える無辜。世界の最後を見届け時に抗う観客」
    あなたたちは、UGNに所属、あるいは協力するオーヴァードだ。
    平行世界を渡り、剪定する力を持つ遺産『ギャラルホルン』。それを持った謎のオーヴァード”ワールドエンド”。
    彼女からUGNに届いたのは、平行世界で行われる、オーヴァード同士の殺し合いへの招待状だ。
    日本支部からの出向であるというエージェント”アーティラリー”を伴い、あなた達は招待状を手に戦場へ向かう。

    旋条 流優:「ちぃーッス。よろしくッス」
    原谷狭霧:「うっす!何で選ばれたのかわかんねーけど頑張るっす!!!」
    あららぎ一位:「よろしくおねがいしますね、旋条さん、原谷くん」
    GM:参戦者は揃いました。
    GM:ダブルクロス3rd 【星覧終末大戦】
    GM:初めて参ります
    EOW:よろしくおねがいします。
    水落早苗:よろしくお願いします
    あららぎ一位:よろしくおねがいします!
    原谷狭霧:よろしくお願いしまぁす!

    OP1 ショー・アップ 登場PC:水落早苗(他登場不可)

    GM:登場侵蝕お願いします
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→?8)増加?(37?→?45)
    GM:──
    GM:ブザーの音が鳴る。幕開けの音。
    GM:あなたの耳には聞き慣れた音が、沈んでいた貴方の意識を浮かび上がらせる。
    クロユリ:「開幕の時間ですよ」
    水落早苗:眼を開ける、いくらほかの人の演技とはいえ、眠ってしまうのはいただけないな
    水落早苗:顔を、上げる
    クロユリ:「おはようございます。お客様?」
    水落早苗:「Sorry、mannerが良くなかったね
    GM:貴方の顔を覗き込む、白髪金眼の少女。貴方と同年代か、少し年下くらいの年齢だろうか
    水落早苗:劇場の椅子のわずかな浮遊感を感じつつ、少女に声をかける
    水落早苗:…自分が踊るstageの予定は、当分入っていなかった
    水落早苗:付き合いで見る予定を入れていることはあったが、今日はその日ではない
    クロユリ:「構いませんもとより見せる予定の無いはずの演目ですから」
    水落早苗:俺は…さっきまで何をしていただろうか
    水落早苗:「…見せる予定がない」
    水落早苗:「rehearsalだったかい?だったら外に出るんだけど」
    クロユリ:「引き止めはいたしませんが、よろしいので?」
    水落早苗:「………?」首をかしげながら、舞台を、見る
    クロユリ:「今回の主演は、そう」「貴方もよく知る一人の少女」一段づつ、登る。緞帳が上がる
    クロユリ:「……あるいは、誰かの隙間を埋めるための玩具」
    GM:小道具もなにもない殺風景な舞台には、一人の少女が倒れていた。
    天染 橙子:「ん……ぅ?」
    水落早苗:「…Ms…天染……?」
    天染 橙子:スポットライトを受け、眩しそうにしながら起き上がる。
    水落早苗:ひやりと冷たいものが昇る感覚、倒れている彼女のせいだけではないだろう
    水落早苗:隙間を埋める玩具という言葉に、なんとも言えない冷たさを覚えつつ
    クロユリ:「お帰りはあちら。演目は続けさせていただきますが」上品に伸ばした手で差すのは、劇場最後尾の扉
    水落早苗:「倒れている演技という割には真に迫りすぎているし」
    水落早苗:「彼女が踊るという話は聞いたことが無いけれど」
    天染 橙子:「……あれ、ここどこ? というか、早苗くん? なんでこんなところに……」
    水落早苗:「…ああ、帰りはまだいい、どうやらぶっつけ本番らしいからね」
    クロユリ:「左様ですか」
    水落早苗:「…Ms天染、怪我は・
    天染 橙子:「えと……なんともない」ぺたぺたと体を触りながら答える
    水落早苗:「多分その反応からして、望んだstageじゃないだろうね
    水落早苗:言葉にしながら、だんだんと思い出す
    水落早苗:今日は2021年1月、特に何もない日だから、いつも通り起きて
    水落早苗:普通に朝食を取り、バレエに行く予定が無くて何となく気が晴れなくて
    水落早苗:家を出て、N市の川をぼんやり眺めて…それから先の記憶がない
    水落早苗:「…帰るかい?ここから、降りて
    水落早苗:努めて柔らかく声をかける、記憶のつながらない焦りを隠しながら
    天染 橙子:「えっと……うん」どうやら彼女も同様に記憶がつながっていないようだ。立ち上がり、あるき出そうとして
    クロユリ:「いけませんわ、お客様」
    天染 橙子:「へぶっ」ちょうど緞帳のあったあたり。そこで止まる。見えない壁があるかのように
    水落早苗:「……っ!?」
    水落早苗:壁があるであろうあたりに触れる
    クロユリ:「すこし余興に時間をかけすぎましたか……?」
    GM:その壁はおそらくなんらかのエフェクトによるものだろうが……見る限り通れるようには見えない。
    水落早苗:「…どういうことだい、どうも、まともな手段で俺と彼女を連れてきたようには思えないけど
    クロユリ:「すこしばかり手品を嗜んでいるものでして」
    水落早苗:staffと思わしき少女を見る、睨まないようにはしているが、顔は引きつっているだろう
    クロユリ:「今はそんなことより」
    クロユリ:「さあ。目覚めなさい」「13の終焉が一柱。『疾病』」
    クロユリ:芝居がかった言葉と仕草。大仰な手振りで取り出した横笛。
    クロユリ:静かに口をつけ、音を鳴らす。極めて短い、数小節ほどの曲
    天染 橙子:「っえ、ぁ……」
    GM:その音は、水落早苗。君にはただの音の羅列でも。
    GM:天染橙子。せいかくには彼女に融合したRB……“テンネ”と名付けられた、天然痘のRBには、全く別の意味を持つ。
    天染 橙子:「ま、待って。急にどうしたの。落ち着っ」
    GM:黒煙が吹き上がる。
    天然痘のRB:彼女が引き連れていた、手のひら大の大きさの髑髏とは違う。
    天然痘のRB:かつてN市を病魔で包んだ時。いやそれ以上に発達した、黒く巨大ながしゃ髑髏。
    水落早苗:見える
    天然痘のRB:嗤うように顎を細かく動かし、その壁に、両手をかけた。
    水落早苗:俺のことを2度蝕み、Ms天染を不死に縛り付けた死の病が
    水落早苗:荒れ狂い、規模を上げ、何かをしようとしている
    水落早苗:「Ms天染…!」
    水落早苗:もう片方の手を思わず壁に強く当て、破ろうとする
    GM:では。
    GM:活性化した天然痘のRBを鎮めるために、意思判定を行ってもらいます。
    GM:成功すれば、天染橙子とともに一時的に彼を鎮圧できます。
    GM:失敗した場合でも、2d10のダメージを受けて再挑戦できますが、《リザレクト》した場合失敗と見做します。
    GM:その場合再挑戦はできず、彼女は完全に13の終焉の一柱となります
    GM:難易度12。どうぞ
    水落早苗:4dx 意志
    DoubleCross:(4DX10)→9[1,4,6,9]→9

    水落早苗:ここは手無しで2d10受けます
    水落早苗:2d10
    DoubleCross:(2D10)→10[3,7]→10

    水落早苗:水落早苗のHPを10減少(26→16)
    水落早苗:もう一回
    水落早苗:4dx
    DoubleCross:(4DX10)→10[2,3,8,10]+6[6]→16

    EOW:やった!
    水落早苗:よし……
    GM:成功です。
    天然痘のRB:「────!!」
    クロユリ:「さぁ、どうぞ」「贄はここに」
    GM:舞台と客席を遮っていた壁が消える。
    水落早苗:がちゃん
    水落早苗:舞台の上に何かが挟まる音
    水落早苗:聞こえたのを確認した瞬間に客席を見ても、水落早苗はもうそこにはいない
    天然痘のRB:「────!!!」そのまま、黒いモヤで作られたがしゃ髑髏が、手を客席に振り下ろす
    天然痘のRB:手応えがない。振り下ろした手を持ち上げて
    水落早苗:跳躍
    水落早苗:舞台裏に引っ掛けた裁ち鋏をフックに、自身の私服の繊維をロープに
    水落早苗:そのまま、舞台まで
    水落早苗:救出対象を姫抱きにし、もう一度跳躍
    クロユリ:「おやまぁ」
    水落早苗:糸を引っ張り、鋏を手繰り寄せ、手に収めた瞬間に質量を上げ
    水落早苗:病の具現を横切るように、その暴走を断つ
    天然痘のRB:「───!!」核を引きずり出される。いつか断たれたハサミを振られる。
    天然痘のRB:──だが、一度では死なぬ
    天然痘のRB:触れれば肉を腐らせ、結晶が内側から裂く。吸えば内側から食い破る黒霧の髑髏。
    天然痘のRB:頚椎から下を崩してなお、彼はあなたに向けて突進する。
    水落早苗:先ほどの斬撃の際に吸い込んだせいだろう、口からこぼれる血をどうにか口にとどめ
    水落早苗:腕の中の彼女を一瞬だけ下ろし、再び駆け出す
    水落早苗:バレエのステップのように柔らかく、4歩手前で踏み込み、3歩手前で跳び
    水落早苗:ぐるり、と
    水落早苗:鞭のように肥大化した鋏を、回転しながら思い切りたたきつける
    天然痘のRB:──本来なら。ただのオーヴァード単騎で制圧できるような代物ではない。
    天然痘のRB:長い間囚われ続け、急激に活性化し不安定な状態。かつ核となる少女を即座に奪取されたこと。
    天然痘のRB:そして。
    天然痘のRB:「───!!」髑髏が割られる。砕かれて尚、一つに戻ろうと蠢き
    天染 橙子:「──テンネッ!」
    天然痘のRB:核となった少女の一喝。無数に割られた一瞬の隙を突かれ、制御を取戻される。
    天染 橙子:黒いもやが、吸い込まれるように体に消える。
    天染 橙子:「ッ、は……はぁ……はぁ……」
    水落早苗:とどめ切れなかった口の中の血を片手でぬぐいながら、即座にMs天染のところへ戻る
    水落早苗:「…大丈夫かい、と悠長なことは言っていられないかもしれないね、Sorry」
    水落早苗:ヒュッ
    水落早苗:風を切る音を立て、鋏の片方をstaffと思しき少女に向ける
    水落早苗:単なるけん制だ、それ以上の意味は…今は持たない
    クロユリ:控えめな拍手の音。
    クロユリ:「いやはや、お見事。おみそれいたしました」
    クロユリ:「本当なら、一枚だけお渡しする予定でしたが……あなたたちを讃えて、2枚進呈いたします」
    クロユリ:取り出したるは、赤い蝋封がされた二枚の封筒。
    クロユリ:「そちらの彼女と、貴方の分です」
    水落早苗:ぎっ、と睨みつける
    水落早苗:「このまま彼女を連れて帰る、とはいかないようだね」
    天染 橙子:「なんの……つもりですか」
    クロユリ:「少し役者が増える運びになりましたが、これはほんの序幕」
    クロユリ:「世界の終わり方を決めるための一大劇」「『星覧終末大戦』への、招待状になります」
    水落早苗:「世界の終わり?10日は遅かったんじゃない?」
    水落早苗:Ms天染を背にしながら、鋏は降ろさない
    クロユリ:「銀幕劇や戦隊劇のように、諸悪の根源が一つだけなんてのは、そうはありませんよ」
    クロユリ:「開演まで後少し。13の終焉が一柱『疾病』様御一行」
    クロユリ:「会場へご招待いたしますわ」向けられた鋏を意に介さないかのように、あの横笛に口をつける
    水落早苗:「っ!」そのまま彼女を抱えて出口まで駆け出す
    クロユリ:数小節の短い曲。最後の一音とともに
    天染 橙子:「待っ……!」
    GM:場面が一瞬にして、切り替わる。
    GM:その手が出口のドアを掴むことはなく
    GM:劇の会場。一面の荒野に、あなた達は降り立った。
    水落早苗:「…………」
    水落早苗:急転した場面、急に差した太陽の光に目を眩ませて
    水落早苗:「…まだまだ、帰れないみたいだ、すまない」
    天染 橙子:「っ……」
    天染 橙子:「……大、丈夫」
    天染 橙子:「早苗くんと、一緒だから」
    水落早苗:「……必ず、家に帰す、何があっても」
    水落早苗:俺が―――
    水落早苗:ここで、消えることになろうと

    GM:シーンエンド。ロイスのみ
    水落早苗:天染橙子 ○必ず家に帰す/もし、どうしてもの時は
    水落早苗:以上
    GM:───

    OP2 予言 登場PC:End of World(他登場不可)

    GM:登場侵蝕お願いします
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→2)増加 (45→47)
    GM:──
    GM:N市 某所
    GM:新年も10日が過ぎようと言う頃。小寒を越え、なおも冷える時期
    GM:あなたは、一通の手紙によって、この場所に呼び出された。
    GM:「あなたの起源に関わるお話です」、という文言を添えて。
    EOW:すぅ──
    EOW:街灯が作り出した影が、静かに膨れ上がる。
    EOW:現れたのは紫の瞳を持つ、小柄な少女の形を模したナニカ。
    EOW:呼び出しの時刻に寸分の狂いもなく。
    クロユリ:「ご機嫌麗しゅう」
    EOW:「ごぎげんよう、はじめまして。キミが“ワールドエンド”クロユリだと、ボクは判断するよ」
    クロユリ:あらわれた彼女に驚くこともなく、静かに一礼する、白髪金眼の少女
    クロユリ:「いかにも」
    EOW:礼をする少女に、声を投げかける。
    EOW:そして応じるように、優雅なカーテシー。
    クロユリ:「まずはこのような場所にお呼び立てしたことに関して謝罪を。あまりべらべらと言いふらす話でもございません故」
    EOW:「適切であると、ボクは判断するよ。同時におそらくそれが、キミにとっても適切である、とも」
    クロユリ:「ふふ」「では、早速本題に」
    クロユリ:「誤ったウロボロス解釈のレネゲイドビーイング」「破滅の予言への信仰が形を成した怪物」
    クロユリ:「貴女に、13の終焉が一柱『予言』として、『星覧終末大戦』への招待状をお持ちしました」
    クロユリ:取り出したるは、赤い蝋封のされた一枚の封筒
    EOW:てくてくと無造作に近づいて、差し出された封筒を受け取る。
    クロユリ:「おや」「何も聞かずにこれを受け取ったのは、あなたが初めてですわ」
    EOW:「興味深い呼称だと、ボクは判断したよ」
    クロユリ:「うふふ」
    EOW:「仔細はキミが口頭で告げてくれるのかな?」
    クロユリ:「簡素ではありますが」
    クロユリ:「世界の終わりの形を決める一大劇」「あるいはコンペティション」
    クロユリ:「はたまたあるいは──世界を終わらせる力を持った者たちの、蠱毒式」
    クロユリ:「そういった代物でございます」
    クロユリ:「巡るは、世界の終末。そして宝」「世界樹の枝を結び変え、剪定するとある遺産」
    クロユリ:「いかがでしょう」「終末を望まれた怪物として、力を奮ってみては」
    EOW:「なるほど、劇であり蠱毒であるならば──」
    EOW:「ボク同様の演者であり滋養となる存在が、少なくとも他に十二招待されたのだと、ボクは推測するよ」
    EOW:にっこりと、自身が『滋養』となる可能性を口にする。
    クロユリ:「えぇ。そして劇であるからには観客も必要でしょう」
    EOW:「そうだね、なんであれ観測者は必要だと、ボクも判断するよ」
    EOW:そして懐に、その封筒を収める。
    クロユリ:「UGN,でしたか」「そちらに3通」
    クロユリ:「不確定要素が一通。こちらは私の趣味もありますが」
    EOW:「なるほど。望まぬ客も招待したのだと、推測したよ」
    クロユリ:「うふふ。恐れ入ります」
    クロユリ:「さぁ、開演まであとすこし」「今しばらくお待ちくださいまし」取り出したるは、一本の横笛
    EOW:「恐縮される必要はないと判断するよ。称賛した訳でも、避難した訳でもないからね」
    EOW:「うん──」と、その仕草を声で制して。
    EOW:「でも必要以上に、『観客』にキミが悪く思われる必要はないのではないかと、ボクは判断するよ」
    クロユリ:口をつけ……たところを声で制され
    クロユリ:「おや」「私の心配ですか?」
    EOW:「『劇』であり『観客』であるならば」
    EOW:「先入観はなるべく排除すべきだと、ボクは判断するよ。だから──」
    EOW:す──
    EOW:闇が、割れる。
    EOW:「ボクは自らの足で壇上に上がるべきだと判断するよ」微笑みは湛えたまま。
    EOW:手をそちらに差し伸べる。何かを求めるように。
    クロユリ:「うふふ」「なるほど、たしかに」
    クロユリ:「でしたら、こちらを」「此度の賞品でもある遺産『ギャラルホルン』」
    クロユリ:「お預けいたします」横笛をその手に優しく乗せる
    EOW:受け取った横笛に口をつけ、音色を奏でる。
    EOW:割れた闇が音色に呼応し、怪しげに蠢いて──
    EOW:「うん──」それを確認して、横笛を少女へと返します。
    クロユリ:「おや」
    クロユリ:「持ち逃げすることだって出来ましたでしょうに」
    EOW:「可能性だけを述べるのであれば、そのとおりだとボクは判断するよ」
    クロユリ:「律儀なのですねぇ。うふふ」くるくると横笛を回し、口をつける
    クロユリ:「では、また後ほど」
    EOW:「うん、それでは招待に応じさせてもらおうとボクは判断するよ。“ワールドエンド”クロユリ」
    EOW:「後ほどに」
    EOW:そして少女の形をしたナニカは、
    EOW:自らの意志で、闇の中へと姿を消した。

    GM:シーンエンド ロイスのみ
    EOW:誤記ではないのですが、【“ワールドエンド”クロユリ@◯親近感/親近感】とかどうでしょうか? 今はポジの方の親近感と言うことで。
    EOW:名前も似てるし(`・ω・´)
    GM:おっけい!
    EOW:ありがとうございます。ではロイス取得。3つ目。

    OP3 正義の味方 登場PC:原谷沙霧・あららぎ一位(他登場不可)

    GM:登場侵蝕おねがいします
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→7)増加(40→47)
    原谷狭霧:たかいぜ……
    あららぎ一位:1d10+46
    DoubleCross:(1D10+46)→6[6]+46→52

    あららぎ一位:やっぱりRBは初期侵蝕高めですね
    あららぎ一位:立ち絵位置もこれでいいかな
    GM:──
    GM:N市 某所
    クロユリ:UGNの皆々様へ。本日は私の主催するとある劇へのご招待をさせていただきたく思います。
    クロユリ:世界の終わり方を決めるその劇の観客にしてエキストラとして。
    クロユリ:賞品は、平行世界の移動と剪定の権能を持つ遺産『ギャラルホルン』
    クロユリ:待ち合わせ場所は以下に。委細はその場でお話しましょう
    GM:──“ワールドエンド”クロユリを名乗るオーヴァードから届いた『招待状』は、以上の内容だった。
    GM:手隙のエージェント・イリーガルの中から、適正と判断されたあなた達二人は、指定された待ち合わせ場所に向かっている。
    GM:現地で本部から出向したエージェント“アーティラリー”と合流する手はずになっている
    原谷狭霧:「はー…………」てっくてっく。
    あららぎ一位:「年末年始は本当にやる事が多いですねぇ」と独り言ちりながら歩く少女
    原谷狭霧:『年を越えた』1月。マイペースに少年が歩いている。
    原谷狭霧:「イヤ本当に。あららぎさんもお疲れ様っすわー……」
    あららぎ一位:「いえいえ、わたしはタフなRBなのでこのくらいは大丈夫ですよ」
    原谷狭霧:「クソエライ目に合ったけど、それでもナントカ年越えてよう。」
    あららぎ一位:眠たげな眼をしているが、これはいつもの事である
    原谷狭霧:「少しは平和になるかと思ったら開幕トンデモ遺産騒ぎかよ……」
    あららぎ一位:「年を越えたと思ったら、こうしてお呼び出しがかかったと」
    原谷狭霧:←包帯こそ取れている物の、新年早々入院して寝正月を過ごしていたぞ!
    原谷狭霧:「んま、ブチブチ言ってても始まんねーや。」
    あららぎ一位:(むむ、やはり最近はサギリくんは負荷が高いようですね)
    あららぎ一位:「えぇ、何があるかは分かりませんが。ご安心してください。」
    原谷狭霧:「景気よく新年初任務を片していきましょう!あららぎさんも改めてよろしくお願いしまっす!」
    あららぎ一位:「わたしは最強の弓使いなので※自己暗示あり」
    原谷狭霧:ぺちぺちと頬を叩いて気を引き締める!
    あららぎ一位:「こちらこそよろしくおねがいしますね、サギリくん」
    旋条 流優:「……」「おっ」
    旋条 流優:「おぉーい。こっち。こっちッスよー」
    原谷狭霧:「おう?」遠目にいる人影を見る。
    旋条 流優:ぶんぶんと手を振って
    原谷狭霧:「あの人っすかね?待ち合わせの人」
    原谷狭霧:ぶんぶん手を振り返しつつ小走りで向かっていくぞ!
    あららぎ一位:「ちょっと、待ってください」ぽてぽてと追います
    旋条 流優:「どーもどーもッス」「ルーが、本部から出向してきたエージェントッス」
    旋条 流優:「“アーティラリー”旋条流優。アーちゃんでもルーちゃんでも、どっちでもいいッスよ」
    原谷狭霧:「うぃっす!あけましておめでとうございまぁす!」あららぎさんにペースを合わせつつ駆け寄る!
    旋条 流優:本部エージェント、という肩書に似合わず、気さく。あえて悪く言えば軽薄な態度のエージェント
    原谷狭霧:「“アンガーキャリアー”原谷狭霧!今日はお世話になります!」
    旋条 流優:「あけおめ~ッス」
    あららぎ一位:「ルーさん、ですね。私はあららぎ一位、よろしくおねがいします。」
    原谷狭霧:「えーっと、んじゃ呼びやすいアーちゃんで!俺も好きに呼んじゃって大丈夫っす!」
    旋条 流優:「サギリーにイッちゃんッスねー」「今回の話、ある程度聞いてるってことでいいんスよね」
    あららぎ一位:「聞いています。力の強い遺産が関わった案件だとか」
    原谷狭霧:「……はい。比較的負傷も少ない奴らの中では俺達が適任とかってなったそうで。」
    原谷狭霧:「滅茶苦茶緊張してますけど……足引っ張んねーよう頑張りまぁす!」
    原谷狭霧:グッとこぶしを握る。
    旋条 流優:「うんうん。気合十分ッスね」
    旋条 流優:「本部エージェントっつっても、アーちゃんは基本砲兵ッスからねぇ。前線勤務はキツいんで頼むッスよー」」
    あららぎ一位:「任されました。わたしがルーさんもサギリくんの分も体を張ることにしましょう」と胸を張り、二人を見上げて言う
    旋条 流優:「サギリーくんに言ったんスけどねぇ。いっちゃんも射手ッスよね」
    原谷狭霧:「現状だと俺が突っ込んでくタイプなんで、上手い事役割分担は出来てるんすかね?」
    あららぎ一位:「はい、わたしも射手ですね」
    あららぎ一位:「ただ、まぁ。あまり誰かに負荷が集中するのは好ましくないと思ったのです」
    旋条 流優:「なるほどぉ。いい心がけッス」
    あららぎ一位:「役割分担自体はできますが、サギリくんもあまり無理をしないでくださいね」
    原谷狭霧:「うぃっす!先輩からの年賀状も届いた俺は百人力っすよー!」
    原谷狭霧:ぐるぐる肩を回している。
    旋条 流優:「ほほー。その先輩の話、ルーちゃんはちょっと気になっちゃうッスけど……」
    旋条 流優:「そろそろ、ッスよねぇ。彼女が来るの」
    クロユリ:「こんにちは」
    クロユリ:あなた達の後ろから、声がかかる
    原谷狭霧:「招待状?を出して来た奴でしたっけ。確か名前が……」
    原谷狭霧:「──!??」慌てて振り返る!
    あららぎ一位:「なっ」振り返る
    クロユリ:「いかがしました? 幽霊でも見たようなお顔」おそらく高校生か、ギリギリ中学生くらいの。白髮金眼の少女
    あららぎ一位:「盗み聞きとは感心しませんね…いつからそこにいたんですか?」
    クロユリ:「ついさっきです。“アンガーキャリアー”が先輩から年賀状をもらって小躍りしていた話なんて、微塵も聞いておりません」
    旋条 流優:「割りとしっかり聞いてるじゃないッスか!」
    原谷狭霧:「めっちゃ聞いてんじゃねーか!!!?」
    あららぎ一位:「微塵も聞いていないと言いながら良いジョークを話しますね」
    原谷狭霧:「新年早々出鼻挫かれんのは流石につれーんすけど!???」
    あららぎ一位:「こんな案件が関わっていなければお話に華を咲かせたかったところですが」
    クロユリ:「おや、左様ですか。では本題に」
    クロユリ:「皆さんもうお聞きになっているでしょうが、皆さんにはこれから殺し合いをしてもらいます」
    クロユリ:「……もちろん冗談ですよ。半分は」
    クロユリ:「世界の終わり方を決める一大劇。あるいはコンペティション。蠱毒式」「みなさんには観客、エキストラとして参加していただきます」
    原谷狭霧:「……半分は、か。」軽く頬をかく。
    あららぎ一位:「随分楽しそうな試みですが、それに我々が赴くことでそちらに何のメリットがあるのでしょう」
    クロユリ:「既にお二人……いえ、正確には三人ですか」「UGN側のお方を招待しております」
    クロユリ:「殺し合うのは13通りの世界の終焉。勝ち残った方には、世界の終わりを自らの思うがままに定義し実行する権利が与えられます」
    原谷狭霧:「オイオイ……」
    クロユリ:「そしてさらなる賞品として、平行世界の移動と剪定の権能を持つ遺産を進呈」
    クロユリ:「これを余人に渡すことを看過するのでしたら、なるほどメリットなどないのでしょう」
    原谷狭霧:「ある意味『2021年』だからできる催しってぇ訳かよ。」
    クロユリ:「3つ。これで提示いたしました」「強制はいたしません。招待状を受け取るかはお任せいたします」
    クロユリ:取り出したるは、赤い蝋封の封筒3枚。
    原谷狭霧:俺達が知らない『2021年』に。一度世界は駄目になったという。
    原谷狭霧:星辰館高校に出て来るクソキノコ以下の植物を全力でへし折り続けていたら、なんか新年になってた。
    原谷狭霧:俺が知ってるのはその位だ。
    原谷狭霧:そんな風に続いてる世界を改めてどう終わらせるか、コイツを含めてウンウン悩むやつがいる。
    原谷狭霧:(──ムカつくな)
    原谷狭霧(?):(──気に入らないな)
    原谷狭霧:一瞬だけ、菌糸が綻び出たように見えた。
    原谷狭霧:「……貰うぜ」
    旋条 流優:「アーちゃんは当然乗るッスよ」
    原谷狭霧:朱い手紙を掴む。
    あららぎ一位:「なるほど本部エージェントであるルーさんも呼ばれるわけです。」封筒を見つめ
    あららぎ一位:「わたしも乗ることにします。一緒にパフェのある世界を守りましょう」
    クロユリ:「決まったようですね」
    クロユリ:一本の横笛をおもむろに取り出し、口をつける
    クロユリ:「それでは、まもなく開演となります。どうぞ心ゆくまで」
    クロユリ:奏でるは、極めて短い音色
    クロユリ:最後の一音が響くと同時。あなたたちの周りの風景が、がらりと切り替わる。
    原谷狭霧:イージーエフェクト:〈異形の痕〉
    クロユリ:──一面の荒野。荒れ果てた建物らしきものが少し遠くに見える
    原谷狭霧:適用開始。
    原谷狭霧:「うおお……!?」臨戦態勢を整え、注意深く周囲を眺める。
    クロユリ:「ここは、どこかの並行世界。レネゲイドによる不幸な事故で滅亡した街の中」
    あららぎ一位:(これは─────オルクス!?、いやバロールでしょうか)
    クロユリ:「そして、ここに13柱の終焉と、それを見届ける観客が揃いました」
    あららぎ一位:状況に対応し、クロユリの言葉を聞く
    あららぎ一位:「なるほど、我々が最後のメンバーということなのですね」
    クロユリ:「既に招待した3名も、すぐ近くにいらっしゃるでしょう」
    クロユリ:「ここに、『星覧終末大戦』」「開幕を宣言いたします」
    クロユリ:「」
    GM:外敵。気候。疾病。戦争。天災。邪悪。魔術。神罰。堕落。大地。大海。飢餓。予言。
    クロユリ:「案内役である私は、終焉には含まれておりませんのでご安心を」
    原谷狭霧:「で、だ。」
    原谷狭霧:「呼ばれたはいいが、俺らは何すりゃいいんだ……?」
    クロユリ:「単純です」
    クロユリ:「世界が滅んでもよいのでしたら、そのまま棒立ちでもしていてください」
    クロユリ:「もしも秩序を望まれるのでしたら……」ひょい、と横笛を狭霧に投げ渡す
    原谷狭霧:「おおう!?」わたわたしながらナントカ受け取る!
    クロユリ:「その笛。『ギャラルホルン』を守りきり、すべてのあなた達の世界に仇なす終焉を倒すしかありません」
    原谷狭霧:「…………成る程な。」
    原谷狭霧:「ボケッとしてても向こうから来てくれるっつう訳か。」
    あららぎ一位:「遺産が手に入る、とは結果的なものなのですね」
    クロユリ:「あぁ、ちなみに。その笛ですが、適合者以外が吹いてもただの横笛でしかありませんので」
    クロユリ:「勝ち残り賞品として手にした時、適合者の権はあなた達に」
    原谷狭霧:「え゛っ」
    クロユリ:「他に質問はございますか」
    あららぎ一位:「だ、そうです。サギリくん。遺産のパワーでごり押しは出来なさそうですよ」
    原谷狭霧:「あ゛ー……マジに責任重大だなこりゃ……」
    原谷狭霧:慎重にポケットへ仕舞い直します
    あららぎ一位:「では、一つ。わたし達に敵対する終焉を倒すのが条件と聞きましたが」
    あららぎ一位:「それは言い換えれば、敵対していない終焉は条件に含まれないという事でよいのでしょうか」
    GM:「はい」
    クロユリ:「13の終焉のうち、『疾病』と『予言』は、UGN側の人間です。先んじて招待した三名のうち二人ですね」
    原谷狭霧:「んじゃー、俺も一つ。」すっと手を挙げて。
    クロユリ:「はい」
    あららぎ一位:「それは良かったです。合流したら実は敵だったなんて事態でしたら、大変でした」
    原谷狭霧:「……そのUGN側の人達って、どんな奴らか聞いて良いか?」
    クロユリ:「うーん……まぁ、どうせすぐ合流するでしょうし、構いませんか」
    原谷狭霧:「お、おう……」←ダメ元で聞いたのでちょっとびっくりしてる
    クロユリ:「疾病の終焉。“ペイルライダー”天染橙子」「本当は彼女に融合している“天然痘のRB”だけご招待する予定だったのですが」
    クロユリ:「いやはや、凄まじきは愛の力。あるいは友情でしょうか」「“纏う蒼星”の活躍を讃えご一緒に招待させていただきました」」
    クロユリ:「予言の終焉。“end of world”」「世界の終末そのもののRB,というのでしょうか」
    クロユリ:「聡明で中立的な良い方ですよ」
    あららぎ一位:「寧ろUGNがこんな厄を抱えていたことのほうに驚きがありますが」
    あららぎ一位:「まぁ、同じ組織の人間です。スムーズに話は進むでしょう」
    クロユリ:「合流はご自由に。流石にそこまでの案内は過干渉過ぎます故」
    原谷狭霧:(“ペイルライダー”に、“end of world”。それに……“纏う蒼星”)
    原谷狭霧:(“纏う蒼星”以外わっかりやすくヤベーコードネームだな……話せる奴なのを祈るしかねえか)
    クロユリ:「以上でしたら、私はこれで」
    原谷狭霧:「へいへい。ちゃぶ台返しとかは簡便な」ひらひらと手を振る。
    クロユリ:「ご健闘をお祈りしていますよ」「せめて、主演の皆様方を退屈させることはくれぐれもなきように」」
    クロユリ:「招待した甲斐がなくなってしまいますわ」
    あららぎ一位:「は?なんという無礼…。我々を読んだことを後悔させてあげますよ」
    クロユリ:優雅にスカートを持ち上げてカーテシーをして
    クロユリ:「それでは、御機嫌よう」
    原谷狭霧(?):ああ。
    クロユリ:《瞬間退場》
    原谷狭霧(?):君の味がどんなものか、愉しみで仕方ないよ。
    クロユリ:現れた時と同じように、唐突にその場から消える。
    クロユリ:あなた達“二人”を残して。
    原谷狭霧:「……さーて」〈異形の痕〉適用終了。
    原谷狭霧:「あららぎさんにアーちゃん。こっからどうします……?」そっと振り向いて、気づく。
    原谷狭霧:「………………あららぎさん。」
    あららぎ一位:「はい」
    原谷狭霧:「アーちゃんいなくなってません?」
    あららぎ一位:「ルーさ…アーさんは、転移時にはぐれてしまったようですね‥‥」
    原谷狭霧:「マジかー……」周囲をもう一度きょろきょろ見渡し。
    原谷狭霧:「──とりあえず、目立つとこ行ってみます?」
    あららぎ一位:「ですね。合流をしましょう」
    原谷狭霧:荒野の果てに見える、荒れ果てた建物が目に留まった。
    あららぎ一位:「荒野、男女二人きり。このままでは何も起きないはずがないので身の安全を確保したいところです」
    原谷狭霧:「あ゛ー、そういうのはないと思うんで安心してくださいっす……」
    あららぎ一位:「ひょっとして‥‥貴方も恋人がいるのですね」
    原谷狭霧:「そうだったらマジでめでたしめでたしなんすけどねぇ」
    原谷狭霧:軽口をたたきつつ、少年は荒野へと踏み出す。
    GM:───
    GM:シーンエンド! ロイスのみ!
    原谷狭霧:ロイス!うーん……あららぎさんに取っちゃお!
    あららぎ一位:ロイス、サギリーくんにとっちゃお~
    あららぎ一位:原谷狭霧 〇信用/心配 で取得します
    原谷狭霧:〈頑張るっきゃねーな……!〉あららぎ一位:〇連帯感/不安で取得!
    GM:───

    ミドル1 シーンPC:水落早苗(他登場任意

    GM:登場侵蝕お願いします
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→10)増加(45→55)
    EOW:うす、ではタイミングはともかく登場はしますので。
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→1)増加(47→48)
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→1)増加(47→48)
    原谷狭霧:落ち着き!
    あららぎ一位:52+1d10
    DoubleCross:(52+1D10)→52+7[7]→59

    GM:───
    GM:崩壊世界 簡易拠点
    GM:『星覧終末大戦』の会場。滅亡した街。その中でも比較的まともに形ののこっていた建物。
    GM:先んじてクロユリの招待を受けた三人が、既に集まっている。
    水落早苗:建物の隅にハンカチを置き、腕の中の少女を座らせる
    水落早苗:「…Hello、名前を聞いていなかったかな。俺の名前は水落早苗、あなたは?」
    水落早苗:わずかに警戒しながら問いかける
    天染 橙子:「っと……」おとなしく座って
    EOW:ちょこん、と木箱に腰掛けて、二人を見ていたナニカが応じる。
    EOW:「はじめましてだね、水落早苗、天染橙子」アルカイック・スマイルを湛えながら。
    EOW:「ボクは誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
    EOW:「えっちゃんとでもえの字とでも。シンプルで認識しやすい呼称を、ボクとしてはお勧めするよ」
    天染 橙子:「え、あ、ええと……」
    EOW:聞かれてもいないはずのフルネームを口にする。
    天染 橙子:「……じゃあ、えっちゃんで」
    水落早苗:「ではMsEndで」
    水落早苗:まだ警戒は解かない
    天染 橙子:「えっと……なんで、えっちゃんは私達の名前を?」
    EOW:「うん、ここ最近はキミたちの居る街に滞在しているからね」
    EOW:「『知る機会があった』──ということで、不安を取り除けてもらえればと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:「Sorry、異常事態でね、それだけで警戒を解いてくれは難しい話かな」
    天染 橙子:「んーと……えっちゃん」
    EOW:「うん、正しい態度だとボクも判断するよ水落早苗」
    EOW:「そしてなにかな、天染橙子?」
    天染 橙子:「私、駆け引きとか、お腹の探り合いとか」
    天染 橙子:「そういうのよくわからないから……率直にいくね」
    天染 橙子:「えっちゃんは、私達の、味方?」
    天染 橙子:「UGNの、でもいいよ」
    EOW:「それは難解な質問だね、天染橙子」
    天染 橙子:「橙子でいいよ。えっちゃん」
    EOW:「キミたちがUGNと関わりをもっていることを、ボクは認識している」
    EOW:「だけど同時に、キミたちがそこまで深くUGNに関わっていないことも、認識している」
    EOW:「ボクは人やUGNの良き隣人であろうとはしているけれども」
    天染 橙子:「私はね、えっちゃん」
    EOW:「味方かどうかと言うことであれば、キミたちの目的などを知らなければ、明言はできないと判断するよ」
    天染 橙子:「定義の話はしてない」
    天染 橙子:「私達は、ただ家に帰りたい」「そのために世界の終わり……っていうの? を倒す必要があるなら」」
    天染 橙子:「……痛いのは嫌だけど」「世界は、終わらせたくないな」
    天染 橙子:「えっちゃん」
    天染 橙子:「あなたは、どうなのかな」
    EOW:「なるほど──天染橙子は”演者”として呼ばれのだね、十三の柱の1つとして」
    天染 橙子:「そういえば、彼女そんなこと言ってたっけ……疾病がどうのこうのって」
    EOW:とんっと、木箱から降りる。
    EOW:「13の終焉が一柱──“予言”であるとのことだよ、ボクの役割は、うん」
    水落早苗:「……」鋏に手をかける
    EOW:「害意は無いよ、水落早苗」
    EOW:「それに“観客”が訪れたようだと、ボクは判断するよ」
    EOW:と、廃墟の扉の方へと視線を向けて──
    原谷狭霧:「──すんませーん!誰かいますかー!!!?」
    原谷狭霧:元気な声が部屋の外から響いてくる。
    天染 橙子:「ぴぇっ!?」
    あららぎ一位:「サギリくん、今誰かの声が聞こえましたよ」続く少女
    原谷狭霧:「UGNから来た人でーす!同じUGNの人とか居たらめっちゃ嬉しいんですけどー!!!」
    EOW:「だ、そうだよ」
    天染 橙子:「ゆ、UGNだって早苗くん!」
    原谷狭霧:「マジっすかあららぎさん!?ヤベー人じゃないといいんすけど……!」
    水落早苗:聞き覚えのある声に、視線をつい向けてしまう
    原谷狭霧:……ああ、そうだ。水落早苗。
    あららぎ一位:「ヤバい人でもいないよりはマシでしょう。誰かー!」
    原谷狭霧:君が彼の声を忘れていたとしても。
    EOW:「サギリにあららぎ──原谷沙霧とあららぎ一位ではないかと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:「っ」
    原谷狭霧:君たちは、あの日に確かに肩を並べていた。
    EOW:「間違いなくUGNの関係者だね、うん」
    水落早苗:原谷狭霧という言葉に、身が固まる
    原谷狭霧:「えーっと……ここか!?」扉の前で足音と話し声が止まり。
    天染 橙子:「早苗、くん?」
    原谷狭霧:びっくりする位に丁寧なノック音が響く。
    水落早苗:「…Mr狭霧かい」
    水落早苗:先ほどより、数段硬い声で
    原谷狭霧:──開こうとしていたノブを握る手が。
    原谷狭霧:止まった。
    あららぎ一位:「…サギリくん、どうかしましたか?」
    原谷狭霧:「………………」
    原谷狭霧:「早苗?」
    水落早苗:……
    水落早苗:一瞬の沈黙の後、観念したように
    原谷狭霧:その呼び方を。その声を。俺は知っている。
    水落早苗:「That'slight、水落早苗さ
    原谷狭霧:零れ落ちた声は、これまでの少年からは信じられない程にか細く。
    水落早苗:乾いたような、涸れたような声でそれだけ絞りだす
    天染 橙子:「え、えーっと……知り合い?」
    原谷狭霧:「ああ」「…………マジかよう。」
    原谷狭霧:ちら、とあららぎさんの方を見やり。
    原谷狭霧:意を決したように、ドアノブを回す。
    原谷狭霧:「──お邪魔、します」
    水落早苗:「……ああ」
    水落早苗:先ほどの敵味方のわからぬ緊張感とは別の、なんともいえない雰囲気
    天染 橙子:「えっと、は、はじめまして!」「天染橙子です!」
    あららぎ一位:「はじめまして、あららぎ一位です」
    天染 橙子:重苦しくなってきた空気を少しでも変えようと、努めて明るく
    原谷狭霧:扉を開き、目に入ってくる光景に。確かに水落早苗がいた。
    原谷狭霧:「あ゛ー……えー……と。」
    原谷狭霧:「原谷狭霧です……」
    EOW:「ごきげんよう。誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
    水落早苗:「そちらのladyには初めましてだね、俺の名前は水落早苗、好きに呼んでくれて構わない」
    EOW:「13の終焉が一柱──“予言”であることも告げた方がよいと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:あららぎさんのほうに一礼、いつもの笑顔はすでに落ちている
    原谷狭霧:星辰館高校に帰る前に『先輩』にだけでも別れの挨拶をしようと思って……エライ事になっちまって。
    あららぎ一位:「水落君、天染さん、エンドさんの三名ですね」
    天染 橙子:「えっと……“ペイルライダー”ってコードネームも、名乗らせてもらってます」
    原谷狭霧:先輩に励ましてもらった後、勇気出して早苗の家に行ったら引っ越したって聞いて。
    水落早苗:…姉さんが、彼の話をしなくなった
    水落早苗:話をしないだけじゃない
    あららぎ一位:「一部イレギュラーを除けば、ここにいる皆さんは終焉なのでしたね」
    水落早苗:俺が話をしようとすると、あいまいに遮るようになってきて
    水落早苗:それだけで、何かがあったのだろうと思うには十分だった
    原谷狭霧:色々考えてたことも、ずっと抱えているうちに、少しづつ貼り付けた言葉が落ちて行って。
    天染 橙子:「あ、あの!」
    EOW:「そうではないかと、ボクは判断するよ。あららぎ一位と原谷狭霧は”観客”の役割を与えられたのかな?」
    天染 橙子:「狭霧くんって呼んでもいいでしょうか!」
    あららぎ一位:「観客、そのとおりですね。」
    原谷狭霧:『生きてて良かったー』とか。『あの時は本当ごめん』とか。
    あららぎ一位:「厳密にはもう一人いらっしゃいますが、転移時に逸れてしまいました…」
    水落早苗:姉さんに何をしたんだい、と聞く気が起こるほど
    水落早苗:俺に残っているものは、無かったと言うのが正解なのかもしれない
    原谷狭霧:出せそうな言葉が喉につっかえたのは、これが人生二度目だった。
    原谷狭霧:「…………あ゛ー、そうだな。」「俺は好きに呼んじゃって大丈夫だ、天染さん。」
    原谷狭霧:今は、これがやっとだった。
    EOW:「うん、とりあえず──」
    EOW:「互いの情報を照らし合わせられればと、ボクは判断するよ」
    EOW:「それでどうかな、あららぎ一位?」
    あららぎ一位:「ええ、それが先決ですね。」
    天染 橙子:「……とりあえず、そうしようか」「いいよね、ね!」狭霧と早苗を交互に見て
    EOW:「水落早苗と原谷狭霧も、それでどうだろう?」
    あららぎ一位:「多分、敵味方という分類で考えれば問題ないと思いますが」
    水落早苗:「………君が味方かどうかは、まだ疑問が残るけれど」
    水落早苗:「その提案には乗ろうか、Ms天染もこう言っているからね。MsEnd」
    原谷狭霧:「…………」横目でそっと早苗を見つつ。
    原谷狭霧:「……そうっすね。俺も異存なくっす」
    原谷狭霧:俺と早苗の仲は……最終的には度胸しかねえ。
    原谷狭霧:(でも)(他の人たちをそれに巻き込んだら俺は一生後悔する!)
    EOW:「その判断をするために、照らし合わせることが必要だとボクは考えるよ。あららぎ一位」にこやかな微笑みを浮かべながら。
    原谷狭霧:これから命をかけて戦う羽目になる以上、絶対に信用できる人が要る。
    原谷狭霧:(今はとりあえず皆で生きて帰って……)
    天染 橙子:「……大丈夫。早苗くんと私なら」よし、と自分を鼓舞するように
    原谷狭霧:(ひと段落つけてから存分に頭を抱える!!!それしかねえだろ俺!!!)
    あららぎ一位:「世界が終わって困らない人なんてUGNには早々いないと思いますが…」
    水落早苗:この場でやるべきことはなんだ、と自問し、Ms天染を生きて家に帰すことだと自答
    EOW:「うん、その認識は正しいと、ボクは判断するよ」
    原谷狭霧:「──うっし!気合入れ直しだ!」
    水落早苗:幸い、確実に反応からして味方だと言える人間が一人いる
    あららぎ一位:「さて、サギリくんも気を取り直したようですね?」
    原谷狭霧:勢いよく頬を叩き、改めて皆に向き直る。
    EOW:「そして『だからこそ』でもあると、ね」世界の終わりの名を関するナニカがにこやかに、聖樹の少女に応じて──
    水落早苗:上々だ、持てる力全てを使い、決めてみせようじゃないか
    原谷狭霧:──やるぞ、原谷狭霧!
    あららぎ一位:「では、お互いの経緯と情報を交換しましょう。行き違いなどは、この先起こしたくないので」
    天染 橙子:「……すごいなぁ、皆」
    天染 橙子:自分は、終焉の一柱なんて呼ばれたが……根っこはまだ、普通の女子高生のままだと自覚している。
    天染 橙子:根本的に荒事や心理戦に向いていないのだ。
    天染 橙子:あんなふうにすぐに切り替えたり、逆に考え込んだり、冷静に状況を把握する力は持っていない。
    天染 橙子:なら、そんな普通のままの自分にできるのは
    天染 橙子:「──よし。がんばろう!」努めて明るく。恐怖も不安も全部押し殺して、自分だけは前だけ見ていよう。そう決めた。
    GM:───
    GM:シーンエンド ロイス+購入!
    水落早苗:ロイス
    水落早苗:原谷狭霧 再会/○諦念
    原谷狭霧:ロイス。水落早苗へ
    EOW:お、購入もいけるのか。
    水落早苗:end of world 誠意/○猜疑心
    あららぎ一位:こちらはまだロイスはなしで。
    水落早苗:購入は強化素材狙ってみますか
    水落早苗:3dx+1
    DoubleCross:(3DX10+1)→10[5,8,10]+4[4]+1→15

    水落早苗:購入成功したので装備します
    EOW:こちらもロイスはまだ保留としておきましょう。
    原谷狭霧:〈それでも。〉水落早苗:友情/〇一年半分の悔悟 で取得!
    原谷狭霧:購入はキャラシでもあったようにアームドスーツに挑戦!
    EOW:簡易手術キットを確保しておこう。オリレジェ起動で無形チャレンジ。目標値18
    EOW:end of worldの侵蝕率を2(→2)増加(48→50)
    EOW:end of worldの侵蝕率を4(→4)増加(50→54)
    原谷狭霧:2dx+2>=15
    DoubleCross:(2DX10+2>=15)→8[3,8]+2→10→失敗

    EOW:4dx+10>=18
    DoubleCross:(4DX10+10>=18)→7[3,4,4,7]+10→17→失敗

    EOW:財産点を1使って確保しておきます。
    原谷狭霧:財産点5使って購入!
    原谷狭霧:強化服用のウェポンケースに突っ込んで以上だぜ
    あららぎ一位:シューターズジャケット
    あららぎ一位:2dx>=13
    DoubleCross:(2DX10>=13)→5[4,5]→5→失敗

    GM:───

    ミドル2 シーンPC:原谷沙霧(他登場任意

    あららぎ一位:59+1d10
    DoubleCross:(59+1D10)→59+7[7]→66

    あららぎ一位:ぞろ目ですね。縁起がいい
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→5)増加(55→60)
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→9)増加(48→57)
    原谷狭霧:ヒィ―ッ
    あららぎ一位:皆さんが進む限り、その先(の侵蝕)にわたしがいます
    あららぎ一位:とまらないでくださいね
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→4)増加(54→58)
    GM:──
    GM:SSDT(スーパーシークレットダイスタイム)
    あららぎ一位:わぁい
    原谷狭霧:これが無きゃあバトロワは始まりませんよねぇ!
    EOW:おおー
    水落早苗:きたきた
    GM:SSDT 終了
    GM:ミドル情報判定から早速参りましょう
    あららぎ一位:はい
    原谷狭霧:よっしゃあ!頑張っていきますよ!!!!!
    GM:PCは以下の4つから行動を選択できます。≪索敵≫と≪情報収集≫は複数のPCが判定可能。
    GM:また、技能はすべて任意の情報技能とします
    情報収集 ・≪拠点確保≫
    難易度9。敵から身を隠せる安全な場所を確保する。すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。

    ・≪物資探索≫
    難易度12。水や食糧などの物資を捜索する。
    すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。

    ・≪索敵≫
    現在周辺にいる敵を探知する。
    敵によって判定難易度は変わる。
    GMは判定達成値に応じて、発見できたエネミーを開示する。

    ・≪情報収集≫
    ≪索敵≫で1体以上のエネミーを発見した場合に実行可能。
    敵の痕跡や残されたUGNデータベースなどから情報を収集する。
    達成値6でプロフィール、9でシンドロームと主力エフェクト、15で行動値と各種判定の難易度が開示される。
    GM:また、難易度はランダムイベントで変化することがあります。注意しましょう
    GM:また、NPCカード“ペイルライダー”天染橙子も使用可能です
    原谷狭霧:おお!
    EOW:おお、NPCカード
    あららぎ一位:おお~!
    水落早苗:Ms天染ー!
    NPCカード “ペイルライダー”天染橙子 ・情報収集時、PC一名の代わりに判定を代行可能 能力値は2/1/2/4である。 シーン一回
    ・《癒やしの水》 対象のHPを2d10+2回復する シーン一回
    また、望むなら戦闘時にNPCとして参戦することができる
    原谷狭霧:そしてこのタイミングでコネカスタマイズ:ヘンチマンの効果発動!
    あららぎ一位:社会だ~!
    GM:天染ちゃんはサラマンダー/ソラリスなので社会が強い
    EOW:お、情報収集代行と回復の効果は、それぞれ1回ずつ使用可能、と言うことで大丈夫でしょうか?
    原谷狭霧:コネ:噂好きの友人の効果を俺以外のPC全員が使用可能になるぜ!
    GM:大丈夫です
    原谷狭霧:情報:噂話のダイスにいつでも+2できるッ!
    水落早苗:了解です
    EOW:ありがたい<対抗種が二人居る構成
    あららぎ一位:ありがたい~
    GM:さあ判定だ!
    あららぎ一位:ではわたしは索敵で
    GM:では判定任意の順番でどうぞ
    GM:技能は任意の情報技能
    あららぎ一位:情報:UGN、コネ使用
    あららぎ一位:5dx+1
    DoubleCross:(5DX10+1)→9[1,2,5,9,9]+1→10

    あららぎ一位:キリが良い
    GM:索敵達成値10ですな
    GM:えーっと
    GM:3体のエネミーを発見しました
    あららぎ一位:わーい
    原谷狭霧:やったぜ!
    水落早苗:いえい
    GM:“海咬者” ネロ・クラウディウス ジェフティ・トートの3体です
    原谷狭霧:ウワーッめっちゃ気になってた終末筆頭ベスト2が!!!
    あららぎ一位:うおー
    EOW:では情報収集いきましょう。三人とも丸裸にしてやるぜ!
    EOW:まずマイナーでオリレジェ起動。精神由来判定に+10の修正。
    EOW:end of worldの侵蝕率を2(→2)増加(58→60)
    EOW:で、無形の影で判定します。
    EOW:end of worldの侵蝕率を4(→4)増加(60→64)
    EOW:5dx+10 あらよっと
    DoubleCross:(5DX10+10)→9[5,5,6,8,9]+10→19

    EOW:まわらない……が、19。足りてはいるかな。
    GM:丸裸だぜ!
    EOW:(`・ω・´)
    EOW:ではデータの開示かな。
    GM:情報
    ”海咬者”
    インリークォセルの“戴冠計画”に向けて制作されたオーヴァード。当該計画に使用されることはなかったが、その性能は折り紙付き。
    無数の群体を一として指揮する能力と、環境適応能力。そして自身も高い戦闘能力を持つ。
    参加目的は、自身の制作目的の完遂
    行動値5
    主力エフェクト
    ≪戦力増員≫
    ≪領域の盾≫
    ≪氷の戒め≫


    探知難易度7
    懐柔判定30
    逃走判定15
    知覚判定 4dx
    ネロ・クラウディウス 「余は人類の歴史を切り拓くもの。余は剣、余は人為の営み、余は知性のエゴを体現するもの。すなわち――ローマ帝国第五代皇帝ネロ・クラウディウスである。一度パーフェクトな女体になってみたかったのだ。余はこれより人間の倫理観を破壊し、美しきローマ文化の世界へと貴様らを連れて行く。砕けるものこそ美しい」
    行動値6
    主力エフェクト
    ≪ヴァリアブルウェポン≫
    ≪万軍撃破≫
    ≪ひらめきの盾≫

    探知難易度9
    知覚判定3dx
    懐柔判定16
    逃走判定5
    “ジェフティ・トート” 情報
    既知の世界からはるか未来の並行世界からの参加者。侵略の尖兵。浮遊する全身甲冑に身を包み、黙して語らぬ兵士。
    膨大な知識と技術で過去を啓蒙する魔術の到達点。
    大会への参加目的は、啓蒙。
    行動値7
    主力エフェクト
    ≪ダンシングシミター≫
    ≪雨粒の矢≫
    ≪妖精の手≫

    探知難易度7
    知覚判定4dx+20
    懐柔判定20
    逃走判定18

    水落早苗:では物資探索を
    水落早苗:ヘンチマン借ります
    水落早苗:6dx+2
    DoubleCross:(6DX10+2)→10[3,3,3,5,6,10]+1[1]+2→13

    水落早苗:よしよし
    原谷狭霧:力になってくれ!借りてきたサバイバル知識集―ッ!
    原谷狭霧:よっしゃあ!
    EOW:やったぁ!
    原谷狭霧:ではこのまま拠点確保!折角だから天染さんに手伝って貰うぜ!
    原谷狭霧:社会4をお借りしつつヘンチマン効果を追加適用!
    原谷狭霧:情報:噂話をダイス6で判定するぜ!
    原谷狭霧:6dx>=9
    DoubleCross:(6DX10>=9)→8[2,4,4,4,7,8]→8→失敗

    原谷狭霧:一点……出しちゃうぜ!
    EOW:無理はせんでもよかとよ、まだ先も長いですし。
    EOW:(たぶん
    原谷狭霧:では取り下げ!
    原谷狭霧:すまねー天染さん……!
    天染 橙子:ごめんね……!
    GM:判定が終了したので、各エネミーに対しての行動を選択してください
    行動選択・行動判定 ≪索敵≫で発見したエネミーに対しては、1エネミーにつき1回、以下の行動が選択できる。

    ・≪奇襲≫
    敵に奇襲を仕掛ける。
    エネミーと≪知覚≫による判定で対決を行い、勝利することで、1回メインプロセスで攻撃が行える。この攻撃にエネミー側はリアクション可能。
    判定の成否に関わらず、その後、戦闘を発生させる。

    ・≪懐柔≫
    停戦や協力の交渉を試みる。
    エネミーに応じた難易度で≪意志≫による判定を行う。
    事前の情報収集で達成値15以上を出していた場合、達成値に+3の補正が掛かる。
    判定の成否に関わらず、この行動の対象となったエネミーの戦闘参加までのラウンド数を+1する。
    成功した場合、エネミーと接触した際に懐柔して仲間に加える、もしくは一時停戦としてそのシーン間の戦闘を避けることができる。
    失敗した場合、戦闘を発生させる。

    ・≪逃走≫
    その場から逃走する、もしくは身を隠す。
    エネミーに応じた難易度で≪回避≫による判定を行う。
    判定の成否に関わらず、この行動の対象となったエネミーのこの行動の対象となったエネミーの戦闘参加までのラウンド数を+1する
    判定に成功した場合、エネミーの戦闘参加までのラウンド数をさらに+1する。
    失敗した場合、戦闘を発生させる。
    EOW:ふむ
    GM:エネミーが複数存在する時、それらに対する行動の順番はPCの任意で選択できる。
    パーティを分け、同ラウンドに複数の対象に対し別々の行動を行うことも可能。
    ただし、≪奇襲≫は常にそのシーン内で発生する最初の戦闘より前に判定を行う。エネミーからの奇襲やイベントの効果によって判定以前に戦闘が発生した場合、それ以降の≪奇襲≫は全て失敗した扱いとなる。

    EOW:これは先の情報収集時と、同じシーンとなりますでしょうか? 具体的にはオリレジェの効果は維持されてますか?
    GM:同じシーンです
    EOW:ありがとうございます。
    GM:それでは行動を選択して判定どうぞ
    EOW:ではネロに対して懐柔を試みます。悪い終焉じゃないよ。
    EOW:5dx+15
    DoubleCross:(5DX10+15)→9[2,5,6,7,9]+15→24

    GM:難易度16なので成功ですね
    EOW:やったぜ!
    GM:共闘か休戦かは演出で
    EOW:了解です<明日演出で
    あららぎ一位:“海咬者”を対象に奇襲判定
    あららぎ一位:その前にオリジン:プラントを使用します。
    あららぎ一位:侵蝕(+2)
    あららぎ一位:これで68%
    あららぎ一位:2dx+11
    DoubleCross:(2DX10+11)→4[1,4]+11→15

    あららぎ一位:案外回ってないな
    海咬者:4dx知覚
    DoubleCross:(4DX10)→10[3,6,6,10]+3[3]→13

    GM:成功です
    原谷狭霧:すごいぜあららぎさん!
    EOW:さすがのあららぎさん!
    水落早苗:すごいぞあららぎさん!!
    あららぎ一位:ふふふ、これが植物のチカラです
    原谷狭霧:最後は≪逃走≫!人間の底力見せてやらぁ!!!
    原谷狭霧:対象はジェフティ・トート!侵蝕補正は無しだけどがんばるぜ!
    原谷狭霧:5dx+1>=18
    DoubleCross:(5DX10+1>=18)→7[2,4,5,6,7]+1→8→失敗

    原谷狭霧:ダメだったーーー!!!!!(爆風吹っ飛び)
    EOW:狭霧ーん!
    原谷狭霧:とはいえ1ラウンドは稼げるはず……!
    GM:1ラウンドは稼げますが戦闘発生が確定します
    原谷狭霧:じゃあ忘れないうちに侵蝕ダウンもしておくぜ!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d6(→2)減少(57→55)
    原谷狭霧:まあまあかな……!
    水落早苗:侵蝕下げます
    水落早苗:1d6
    DoubleCross:(1D6)→4

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4減少(60→56)
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d6(→1)減少(64→63)
    GM:──
    あららぎ一位:68-1d6
    DoubleCross:(68-1D6)→68-2[2]→66

    GM:───
    GM:あなたたちの索敵と偵察の結果、一人の『終末』らしきオーヴァードを発見した。
    GM:朽ちた議事堂、あるいは城かなにかに陣取る少女らしき人影。
    GM:あなたたちは、主に情報収集と、あわよくば懐柔の目的を持って、その場所に足を踏み入れる
    EOW:とことことこ──と。陣取る少女の眼前へ、無造作にその歩を進める。
    あららぎ一位:あららぎ一位は警戒しながらついていく。
    EOW:「ごきげんよう。誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
    EOW:「13の終焉が一柱──“予言”であることも告げた方がよいと、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:「…どうやら罠の類は無いようですね。とはいえ、ここは相手の陣地であることには変わり在りませんが」
    天染 橙子:「え、えと、はじめまして!」
    EOW:「差し支えなければ、キミの役割と名前を教えてもらえればと、ボクは確認するよ」
    水落早苗:同じく周囲の警戒をしつつ、最重要対象からも意識は外さない
    天染 橙子:「天染橙子です!」「えっと、一応『疾病』の終焉って言われました!」
    GM:原谷沙霧のみ、周囲の哨戒に向かい、現在4名。
    GM:その4人を見下ろす形で。金髪に赤い衣装の少女が言葉を返す
    ネロ・クラウディウス:「──ふむ」
    ネロ・クラウディウス:「自らのほうから名乗り出るのは重畳。本来なら跪き、謁見かなった事を涙とともに喜ぶところだが」
    ネロ・クラウディウス:「まぁよい。余は許そう」
    ネロ・クラウディウス:「して、殊勝なそこの美少女二人に対して、何を黙っているのかね? 残りの輩は」
    天染 橙子:「ほ、ほら早苗くん、一位ちゃん。名前!」
    水落早苗:「おっと、失礼、どうも物騒な場所だったから、つい色々と勘ぐってしまった」
    水落早苗:「俺は水落早苗、お好きなように呼んでくれて構わない」
    水落早苗:一礼しつつも、表情はやや硬い
    あららぎ一位:「では、お言葉にあまえて。わたしはあららぎ一位、聖なるイチイの樹の誇り高き精霊です。」
    あららぎ一位:と優雅にカーテシーを行う。ルツィア生として身に付いた動きである
    ネロ・クラウディウス:「エンド・オブ・ワールド。トウコ。サナエ。イチイ」「よいよい。美少女三人に美少年一人。余はご機嫌である」
    ネロ・クラウディウス:「故に、余も名乗り返してやろう」
    ネロ・クラウディウス:「余は栄えあるローマ帝国が第五代皇帝」「ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス。その人である」
    ネロ・クラウディウス:「クロユリというこの地に迎え入れた奏者からは、13の終焉が一柱『堕落』の名を承った」
    EOW:「なるほど、『堕落』の一柱であるのだね、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスは」
    ネロ・クラウディウス:「して、貴殿らが連絡もなく我が宮殿に参った理由を聞こう」
    ネロ・クラウディウス:「勝者の証である笛を献上しに馳せ参じた、という体でもあるまい」
    EOW:「うん、訪問の理由は至って簡単なものだとボクは説明するよ、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」
    ネロ・クラウディウス:「いちいちフルネームで呼ばんでもよい! ネロ陛下でよい!」
    EOW:「名前を正しく呼ぶことは大事だよ、うん」
    天染 橙子:(ね、ねぇ。なんだかものすごく聞いたことのある名前なんだけど……それにローマ帝国って)早苗らにこそこそ
    ネロ・クラウディウス:「はぁ……余の頭痛をひどくさせる事を言うでない。さっさと説明せよ」
    水落早苗:(多分Ms天染の想像通りであっているんじゃないかな
    EOW:「うん、言葉の概念を知らない存在であれば途方にくれていた可能性もあったので、幸運で在るとボクは判断するよ。さて──」
    EOW:「キミはこの舞台で何を目指すのかな?」
    EOW:単刀直入に、問う。
    ネロ・クラウディウス:「貴様。余を愚弄しておるのか」明らかに眉間に皺が寄る
    ネロ・クラウディウス:「余の問に問で返すでない。いかに貴様が余好みの美少女であろうと、限度というものは存在するのだぞ」
    EOW:「うん、説明が必要であると、ボクは判断したよ」
    EOW:と、後ろの少女──天乃橙子へと振り返り。
    天染 橙子:「……えっ?」
    EOW:「彼女は自ら告げたように、『疾病』の終焉だ。立場をキミやボクと同じくするものだね」
    EOW:「しかし彼女は終焉にも関わらず、その目的は『家に帰りたい』と言うものだと言う」
    EOW:「ここまではいいかな?」と、再び金髪の少女に確認するように。
    ネロ・クラウディウス:「続けよ」
    EOW:「クロユリはボクに対して『世界の終わりの形を決める一大劇』『あるいはコンペティション』『はたまたあるいは──世界を終わらせる力を持った者たちの、蠱毒式』と告げている」
    EOW:「そしてそのための演者が、ボクたち十三柱であると」
    EOW:「にも関わらず、その戦いを望まぬ柱がここにこうして居る」
    EOW:「故にそれぞれの柱が何を求めているのかを確認しなければと、ボクは判断したよ」
    あららぎ一位:「皇帝とは、下々あってのものでしょう。卑しき身分の我々としては陛下の意向を賜りたいのですよ」
    あららぎ一位:「人草とは元来溢れていますが、この場では我々しかいませんので」
    ネロ・クラウディウス:「なるほど。先程の問いはそれ故のものか。筋は通っておる」「よい、先の無礼は不問とする」
    ネロ・クラウディウス:「ならば、皇帝として臣民に皇帝の意を下知せねばなるまいな!」
    ネロ・クラウディウス:「先も言ったが、余はローマ皇帝ネロ(以下略)である。故にその目的は1つ」
    ネロ・クラウディウス:「余は人間の倫理観を破壊し、美しきローマへと貴様らを連れて行く」
    ネロ・クラウディウス:「ローマという剣でもう一度人の歴史を切り拓き、今度こそかの栄光を永遠のものとする」
    あららぎ一位:「栄光を永遠に。それ自体は嬉しいものだと思いますが、それでは何故堕落の終末とされているのでしょうか。」
    EOW:「そのために、ギャラルホルンが必要であると考えるのかな?」
    ネロ・クラウディウス:「左様。そちらのは物分りが良い。敏い美少女は余は大好きである」エンド・オブ・ワールドの方を見て
    ネロ・クラウディウス:「して、余が堕落の名を関した理由であったか?」
    あららぎ一位:「ええ、理由をお聞かせいただければ」
    ネロ・クラウディウス:「臣民が芸術(ローマ)を謳い、悦楽(ローマ)を享受し、一切の苦悩なく余(ローマ)を讃え溺れたまま朽ち、生まれ、華々しく生を享受しまた朽ちる」
    水落早苗:「………」気に入らない生だ、という言葉は固く飲み込む
    ネロ・クラウディウス:「余という至高の芸術に溺れることを、堕落と称するのなら、そうなのであろうな」
    あららぎ一位:「他の終末の皆さんとしては何か感想などはありますか。」
    EOW:「なるほど、それがキミの理想であり、それをクロユリは終焉だと受け止めたのだとボクは判断するよ」
    ネロ・クラウディウス:「ふむ。他の終焉との面識は特にない故なぁ」
    ネロ・クラウディウス:「あぁ、だが『大海』の終焉は余好みの美少女であると、奏者は言っておったぞ!」
    水落早苗:「……奏者」
    ネロ・クラウディウス:「『気候』のほうも余は好いておるが、あれはダメよ。愛でようにも近づけん」
    EOW:「うん、初めて耳にする単語だとボクは判断するよ」<奏者
    水落早苗:「他にも臣民がいらっしゃるのでしょうか?YourMajesty?」
    ネロ・クラウディウス:「むん? 貴殿らも会ったであろう。クロユリという美少女だ」
    あららぎ一位:「なるほど。確かに奏でる人ですね、彼女は」
    水落早苗:「ああ、彼女か…Isee、理解を得ました」
    EOW:「なるほど、どうやら与えられた情報は均一では無いとボクは判断するよ」
    ネロ・クラウディウス:「言っておくが、余が聞いたのはその二柱のことのみよ」「ほかの者らのことは知らんぞ」
    EOW:「さて、そのうえでネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」
    EOW:「ボクは、キミのその理想に共感はできずとも、否定するべきものでもないと判断するよ」
    ネロ・クラウディウス:「ほう」
    EOW:「芸術を謳うも、悦楽を享受するも、キミを讃え溺れ朽ちるのも、ヒトの営みの一つであるからね」
    EOW:「故にこれをキミが用いることに、さほど抵抗が在る訳ではないと判断するよ」
    EOW:と、その懐から横笛──ギャラルホルンを取り出して。
    ネロ・クラウディウス:「その口ぶりからするに……それが『ギャラルホルン』か」
    EOW:「キミの言うところの奏者が言うには」
    EOW:こくり、と頷いて。
    EOW:「これは平行世界を移動する能力を有し、キミの理想を叶えることができる」
    EOW:「けれど、うん。それだけではない」
    ネロ・クラウディウス:「よいよい。とてもよいぞ」「疾く余に献上するがよい」ふふん、と上機嫌。玉座に座ったまま脚をかるくぱたぱたする
    EOW:「『他の世界を剪定する』能力も有している」
    EOW:「そしてそちらの能力はキミの理想に不要であると、ボクは判断するよ」
    ネロ・クラウディウス:「不要、とな」
    EOW:「他の世界を剪定する必要が、キミの理想にあるのかな?」こくん、と小首をかしげる。
    ネロ・クラウディウス:「世界を剪定し、すべての世界をローマとすれば、永遠の栄光を遍くまで広めることができよう」
    ネロ・クラウディウス:「……が」
    ネロ・クラウディウス:「貴殿が申したいのは、そういった可能かどうかの話ではないのであろう?」
    EOW:「うん、それに──」
    EOW:「その世界を剪定してしまっては、キミの理想を広めることはできなくなってしまうのではないかと、ボクは判断するよ」
    EOW:「キミの理想は、結果に追随する類のモノではないのではないかと、ボクは推測するよ」
    ネロ・クラウディウス:「貴殿は余を買いかぶりすぎだ」「余は万能の天才ではあるが、万人に対する善ではない」
    ネロ・クラウディウス:「ローマは侵略によってその版図を広げたのだからな」
    ネロ・クラウディウス:「……要するに、貴殿が申したいのはこうではないか?」
    EOW:「それも正しい人の営みだと、ボクは判断するよ」
    ネロ・クラウディウス:「世界への移動と、その世界でローマを作り上げることを許容するかわりに」「世界の剪定を行うことを禁ずる、と」
    EOW:「うん、正しく意図が伝わったと、ボクは喜ばしく思うよ」
    EOW:「どうかな?」と、改めて、アルカイックスマイルを湛えながら、問いかけます。
    ネロ・クラウディウス:「余は即位前は裁判官であり、即位後は外交や交渉でも天才として讃えられた」
    ネロ・クラウディウス:「故に、この場を交渉の場と仮定して返そう」
    ネロ・クラウディウス:「それを飲んで、余(ローマ)にどんな利益がある」
    EOW:「ボクはただの滅びの概念であり、事象にしかすぎない」
    EOW:「だけれども、そうした事に倣うのであれば──」
    EOW:「13柱中、3柱が同盟を結ぶ」
    EOW:「そしてこの同盟が勝利すれば、キミはギャラルホルンを使い世界を渡ることができる」
    EOW:「それはキミにとって利益とはならないかな?」
    ネロ・クラウディウス:「……ふむ」
    ネロ・クラウディウス:「なかなか悪くない条件を出すな」
    ネロ・クラウディウス:「だが、余は既に終焉たる理由を語った。だが余は貴様らの所以を知らぬ」
    ネロ・クラウディウス:「奏者が終焉と定義したのだから、相応の所以はあるだろうが」
    ネロ・クラウディウス:「場合によっては、この場で貴殿らを力で従えるほうが有益であるということにもなりうるであろう?」
    ネロ・クラウディウス:「許す。語るが良い」「交渉の続きはそれからよ」
    天染 橙子:「えっと、じゃあ私から……」
    天染 橙子:「さっきも言ったんですけど、『疾病』の終焉って言われてて……」
    ネロ・クラウディウス:「一口に病といっても数多くあろう」
    天染 橙子:「えっと……最初に持ったのは、『天然痘』の因子、です」
    ネロ・クラウディウス:「天然痘……『アントニヌスの疫病』だと!?」
    天染 橙子:「今は他にも、インフルエンザにスペイン風邪に……ちょっと今は訓練中で自信ないんですけど、黒死病や狂犬病も使えます」
    ネロ・クラウディウス:「……なるほど。言うなれば感染症そのものの化身というわけだ」
    あららぎ一位:「はい、我らの擁する終末の一人です」
    ネロ・クラウディウス:「して、そちらは?」EoWの方を見る
    EOW:「うん、ボクが終焉たる所為は──事象であるとボクは判断しているよ」
    EOW:「キミのように理想を掲げ、結果としてそれが終焉に至る訳でなく」
    EOW:「存在自体が──“終焉”であると」
    EOW:じっと、紫の瞳で皇帝を見つめて──
    EOW:「ボクは“End of World”」
    EOW:「願われたものであり、畏れられるものであり──」
    EOW:「定められた事象であり、逃れられぬ運命であり──」
    EOW:「斉しく万象に訪れるモノ──」
    EOW:「つまり“滅び”そのものさ。ただし──」
    EOW:変わらぬ微笑みを湛えたまま、ソレが告げる。
    EOW:「それを望んではいない、ね」
    あららぎ一位:「要は終わりという言葉が血肉を帯びたものでしょう」
    ネロ・クラウディウス:「いうなれば、緞帳を下ろす者。ということか」「全く、力でどうこう言っていた余がまるで恥知らずのようではないか」ぷんすこ
    EOW:「あららぎ一位はまとめることに長けていると、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:「少なくとも同盟をすればこの二名と敵対することは避けられます。」
    あららぎ一位:「双方どちらも『国』にとっては痛手だと思います。」
    あららぎ一位:「人草にとっては、病も、予言も、恐れるものでしょう」
    ネロ・クラウディウス:「イチイといったか。貴殿は本当に弁が立つな。意地を張る隙間もないではないか」
    ネロ・クラウディウス:「まるでセネカの叱責を受けている気分だぞ」
    あららぎ一位:「生存競争上、我々は我々の生存と安寧を望んでいるので」
    あららぎ一位:「恐縮ですがそのために動いているだけです」
    ネロ・クラウディウス:「ふぅ。よいよい」「余の負けよ」
    あららぎ一位:「故に堕落…つまり文化の終焉たるネロ陛下の力添えも欲しいのですよ」
    ネロ・クラウディウス:「よかろう」
    ネロ・クラウディウス:「余は万能の天才であるからな! 余を言い負かした貴殿らとの同盟、神祖ロムルスに誓って承った!」
    あららぎ一位:「ええ、こちらも光栄に思います。」
    あららぎ一位:「お互いいい関係を築いていきたいです…?」
    EOW:「うん──ではそろそろ備えたほうがいいと、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:確かに微かな気配、しかし一位の知覚は何かを捉え始めていた
    ネロ・クラウディウス:「なに……?」
    EOW:変わらぬ態度と姿のまま、警戒を促して──
    原谷狭霧:「──ウンガァアアアアアアア………!」奇妙な叫び声が……議事堂より離れた荒野より聞こえて来る。
    天染 橙子:「……アレ、今の声って」
    原谷狭霧:「──アアアアアアアアア!!!」索敵に向かっていた「彼」の声と足音が、ペースを落とすことなく議事堂へと近づき
    水落早苗:「……Mr狭霧かな」すっと、声の方に刃を構え
    EOW:「うん、原谷狭霧だね」
    原谷狭霧:──KRAAAAAAAASHHHHH!!!!!!!
    原谷狭霧:伝説のスタントマンよろしく、クロスさせた腕でダイナミックエントリーだ!!!!!
    あららぎ一位:「サギリ君は特に理由なくこんなことをする方ではないでしょう」「つまり」
    あららぎ一位:「サギリくん!なにがあったんですか?」
    ネロ・クラウディウス:「ふむ。察するに貴殿らの仲間か。であれば余の同盟相手もおなぁああああ!?!?」
    原谷狭霧:ド派手に割れるステンドグラス!!!
    ネロ・クラウディウス:「お、おま、ま、ぁ、ぁぁあ!?」
    EOW:「これが三分前であれば、同盟は締結されなかった可能性もあるのではとボクは推測するよ」
    EOW:皇帝に降り注ぐガラス片を消失させながら、淡々と──
    水落早苗:「一緒に敵もやってきた、ってことでいいかもね」
    原谷狭霧:「ウワアアアなんか皆いる!!!!すんませんマジすんません!!!!!」
    あららぎ一位:「わたしの努力とコミュ力の成果が危うく消滅するところでしたが、それは兎も角」
    あららぎ一位:「ネロ陛下、どうやら賊がこちらへ押し寄せてきたようです。」
    原谷狭霧:ゴロゴロと五点着地をしつつシームレスに土下座並行!
    あららぎ一位:「彼は伝令役です」
    あららぎ一位:「そういう役割なのでこれは無礼じゃないです。伝令なので」
    ネロ・クラウディウス:「で、伝令か……まぁ、みるからに火急の伝令であるからな。無礼は許そう」
    原谷狭霧:「そう!!!一人じゃ絶対死ぬ『量』だったんで全力で逃げて来たんす!!!!!」
    EOW:「──なるほど。物は言いようの実践例だと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:「…量、ということは」警戒しながら彼のやってきた方を見る
    原谷狭霧:「あららぎさぁん!!!えーとなんつーか……『鮫』です!」
    天染 橙子:「さめ」
    原谷狭霧:「なんかすごいビーム出しながら戦ってた奴が一人とサメがいっぱい来てる!!!」
    原谷狭霧:「ぜー、ぜー、ぜー……すんません、ちょっと落ち着いて話しますね。」深呼吸!
    あららぎ一位:「終末の一つですね。早めに探知できて助かりました。お手柄ですよ。サギリ君」
    あららぎ一位:ぽんぽんと頭を撫でます。
    EOW:「つまりここに五柱が揃うことになるとボクは判断するよ」
    ネロ・クラウディウス:「うむ。極東風に言うならば『セキガハラ』というやつだな!」
    原谷狭霧:「ありがとうございます……あ、そちらも多分終焉の方っすよね。」
    原谷狭霧:「俺は原谷狭霧って言います。何かエライ事態に巻き込んじまってホントすんません……!」
    ネロ・クラウディウス:「うむ! ローマ帝国第五代皇帝ネロ・クラウディウス以下省略!」「堕落の終焉である!」
    原谷狭霧:「ネロ・クラウディウス」「え゛っ、歴史でやってた人っすか?ヤベーな終焉……」
    EOW:すぅっと闇に溶け込み、原谷狭霧が砕いたステンドグラスへと現れ、外の世界を確認する。
    あららぎ一位:「では、陛下。すこし城の狭間を使わせてもらいます」
    ネロ・クラウディウス:「許す。好きに使え」
    原谷狭霧:「いやそれ所じゃねえか!速かった『鮫』が先に来ちまう!」
    原谷狭霧:ブチ割ったステンドグラスに再びよじ登っていくぞ!
    水落早苗:「!?」手に持った鋏を強く握り、駆け出す
    あららぎ一位:ネロの言葉を聞いた一位は身を翻し、速やかに狙撃地点に向かう
    天染 橙子:「わ、わ、わ! 私も行きます!」
    あららぎ一位:(まぁ、狭間を使わずとも無傷で撃つことはできるのですが)
    原谷狭霧:「えーっと……どっから話すべきか。えっちゃんと早苗とネロさん」
    ネロ・クラウディウス:「ほう。あれか」
    ネロ・クラウディウス:外に出て、その異様を確認する
    原谷狭霧:「まず、俺が見張りついでに休めそうな所を探してたら、なんかメカメカしい奴が急に来たんすよ。」
    ネロ・クラウディウス:「めかめかしい」
    原谷狭霧:「『交渉に向かう奴以外の終焉っぽいのに出くわしたら速攻で逃げる』って約束してたんで、こっちに向かってたんですが……」
    原谷狭霧:「そのメカメカしい奴がド派手に攻撃してるのをさっき言った『いっぱいいる鮫』が嗅ぎつけたみてーで。」
    原谷狭霧:「その鮫にメカメカしい奴が気を取られた隙に、逃げてこれたのはいいんすけど……」
    EOW:「なるほど」
    EOW:「つまり原谷狭霧は二兎を引き連れてきたのだと、ボクは判断するよ」
    原谷狭霧:「『鮫』の増え方がとんでもない数で。人海戦術みてーなノリで多分追いかけて来ると思うっす……」
    水落早苗:「数が多い、か…」
    原谷狭霧:「メカメカしい奴と、上手く消耗し合ってくれたら有難ぇんだが。」
    原谷狭霧:「……すまねー、早苗。上手く振り切れたら良かったんだけどよう」
    GM:それは、さながら。世界に壁が打ち立てられたようだった。
    GM:黒く蠢きながら迫りくる壁はすべて。鯨とも鮫ともつかぬ生物の群体。
    GM:中央の空を悠々と泳ぐ、一際巨大な個体。龍をもおもわせるフォルムの、巨大なオーヴァード生命体。
    原谷狭霧:改めて──わき目もふらず逃げてきた背景を見据える。
    原谷狭霧:「ありゃ絶対無理だろ?」
    水落早苗:「Don't worry、壁相手に君が逃げ、生き延び、ここに来てくれただけでも幸運さ」
    ネロ・クラウディウス:「……なるほど、終焉か」
    ネロ・クラウディウス:「さながら、『外敵』による終焉とでも言うのだろうな。奏者であれば」
    EOW:「うん、非常に判りやすい“終焉”だと、ボクは判断するよ」
    原谷狭霧:「……ええ。俺一人じゃ絶対無理だ」
    あららぎ一位:「ふむ。圧倒的な物量での破壊」
    あららぎ一位:「逃げまどい、それも叶わず駆逐される」
    あららぎ一位:「只人であらばそうなるしかないでしょう」
    あららぎ一位:「逃れるすべはおろか、先送りにするすべすら」
    あららぎ一位:「しかし我らは幸運です。」
    あららぎ一位:「ここは『城』ですよ。」
    あららぎ一位:「人が、文明が外的と戦うために作った場所です。」
    原谷狭霧:「ええ。みんな揃えばできる事は増える。」
    水落早苗:「少なくとも、6人はここにいるからね」
    あららぎ一位:「そういうわけでこの城の設備を少し、自由に使わせてもらいます」
    あららぎ一位:「『堕落』の終末がよもや、消費を否定するとは思っていませんが」
    ネロ・クラウディウス:「ふははは! なるほど、『外敵』を討ち果たすのに、これ以上の劇場はたしかにないな!」
    ネロ・クラウディウス:「よい! 余が許す!」
    EOW:「うん、対話は困難であるとボクは推測するよ」
    原谷狭霧:「うっす!ネロさんもマジありがとうございます……!」
    原谷狭霧:「巻き込んじゃった分は全力で頑張るんで!できりゃあヘルプ貰えると超嬉しいっす!!!」
    ネロ・クラウディウス:「任せろ、サギリ」「貴殿もせめて、割ったステンドグラス分は働いてもらうぞ! よいな!」
    EOW:再び影に溶け込み、城壁の上へと現れる。
    原谷狭霧:ステンドグラスを乗り越え、大地へ降り立つ──までの間に。
    水落早苗:「Thankyou,YourMajesty、この局面でその許可は百人力だ」
    水落早苗:鋏を握り駆け出そうとするが、それより速く
    あららぎ一位:「では、存分に使わせてもらいます」バリスタへ向かい、準備。"海咬者”に狙いを定める。
    あららぎ一位:「これは皆さんの生活でもままあることですが」
    あららぎ一位:「UGNとしてご指導させてもらいますね」
    あららぎ一位:水落や原谷、天染に教えるように
    天染 橙子:「えっ? えっと、なんでしょう」
    あららぎ一位:大きすぎず、確かに通る声で一位は話す
    あららぎ一位:「数の多い敵には、まともに戦っては勝ち目はありません」
    あららぎ一位:「物量とは、基本的には正義です。」
    あららぎ一位:「しかし─────故にその内部では序列が、秩序がある」
    あららぎ一位:「いくら外敵といえどそれは変わりません。」
    あららぎ一位:そう言いながら一位はバリスタの狙いを定める
    あららぎ一位:「─────つまり、頂点(テッペン)の鼻柱を折るのが効果的です」
    あららぎ一位:同時に、バリスタが射出
    あららぎ一位:丸太の様に大きなそれは、"海咬者”のいくつあるか分からない、目の複数えぐり取る
    あららぎ一位:マイナー:オリジンプラント
    あららぎ一位:(侵蝕+2)
    あららぎ一位:メジャー:スキルフォーカス コンボ名:一位専心
    あららぎ一位:5dx+47
    DoubleCross:(5DX10+47)→10[3,3,5,6,10]+7[7]+47→64

    あららぎ一位:一応、描写上でも明らかだと思いますが、"海咬者”狙いです
    あららぎ一位:命中という事でよいですか?
    海咬者:《領域の盾》……しようにもトループがいない
    海咬者:ガード
    あららぎ一位:7d10+11
    DoubleCross:(7D10+11)→43[6,1,6,4,9,8,9]+11→54

    あららぎ一位:うーん、これはなかなかではないでしょうか
    海咬者:もごっそり持っていかれた……だが死んではいない
    海咬者:バリスタによる一矢。本来なら取るに値するものでもない一撃。
    海咬者:……だが、群れの長としての危機感か。それとも面倒な痛痒を嫌ってのことか
    海咬者:壁から個体を引き抜き、射線上に。
    海咬者:貫かれる。貫かれる。体当たりもかくやという勢いで動員した個体をすべて射抜き
    海咬者:「────ォォオオオオオ」かろうじてかしげた首。目をいくつもえぐり取られ、悲鳴のような咆哮を上げる。
    あららぎ一位:「想像よりうまくいきましたね。」「目と、脳をある程度抉りました。」
    原谷狭霧:着地と共に、矢の到達を目視する。
    原谷狭霧:「すっげぇ威力……」
    原谷狭霧:少年が接地した大地より、じわりじわりと。紅き菌糸が蔓延(はびこ)り始める。
    EOW:「うん──」
    水落早苗:矢が届く、即座に陣形の合間を縫うように走る
    EOW:「かなりの損傷を与えたと、ボクも判断するよ」
    水落早苗:隙間が空いている、壁に動揺が走っているのがわかる
    水落早苗:「慧眼ですねMsあららぎ、ご教授感謝します」
    あららぎ一位:「準備する時間は稼ぎました。…皆さん、次は本番です」
    GM:ランダムイベント発生:現在位置に大量のジャームが放たれる
    GM:咆哮に呼応するかのように、あなたたちの周囲の地面に不自然が盛り上がりができる。
    “牙”:地面を突き破り、あなたたちを取り囲むように。鯨とも鮫ともつかぬ群れの一部が飛び出してくる。
    あららぎ一位:「急の増援ですが…混乱しないでください。あれはおそらく予備戦力でしょう。」
    あららぎ一位:「それだけ、追い込まれているということです」
    原谷狭霧:「了解っす!要するに向こうもこれが最初の正念場って訳だ。」勢いよく両拳を合わせ。
    原谷狭霧:延び行く紅き悪魔がさらに勢いを増す
    原谷狭霧:「──やるぞ、クソキノコォ!」
    水落早苗:「audienceの数に不足なし、存分にやろう」
    EOW:「うん──」
    水落早苗:鋏を振る、戦う以上、今は余計な考えは置いておこう
    EOW:「始めようか」静かに、あたりまえのように、告げる。
    GM:NPCカード “ペイルライダー”天染橙子を更新します
    参戦時、彼女は以下の行動が可能
    ・《コンダクト》
    ・《奇跡の雫》
    ・コンボ:感染圏 《増加生産》+《氷の茨》
    ・コンボ:レシェフの吐息 《コンセ;ソラリス》+《恐怖の一言》+《絶対の恐怖》+《ポイズンフォッグ》
    原谷狭霧:頼れる~~~!!!
    EOW:おおー
    あららぎ一位:はえー
    GM:では戦闘開始
    GM:エンゲージ
    “海咬者”

    10m
    |
    PC陣
    原谷狭霧:やったらあよ!!!(装備はウェポンケースに収納してます!)
    GM:ランダムイベントの効果により、PC陣と同じエンゲージに行動値6のトループが2体配置されます
    EOW:追加の牙ですね、了解しました。
    GM:セットアップ
    あららぎ一位:オッケー
    海咬者:《戦力増員》レベル10+《戦闘陣形》
    海咬者:トループを追加で10体配置。8体をPCたちにエンゲージさせます
    海咬者:残り2体は自身と同エンゲージに
    原谷狭霧:は   ち
    ネロ・クラウディウス:ウェポンケースを使用。決闘者の剣とブレイドバレットを装備
    “牙”:全員なし
    原谷狭霧:まだなし!
    水落早苗:無し
    EOW:ありません
    GM:イニシアチブ
    あららぎ一位:なしー
    EOW:ではNPCカード天染橙子を用いて、コンダクトをえっちゃんに使用します。
    天染 橙子:《コンダクト》使用 えっちゃんにイニシアチブにメインプロセスをしてもらいます
    EOW:ではマイナーでオリレジェ起動。精神由来の判定に+10の修正
    EOW:endofworldの侵蝕率を2(→2)増加(63→65)
    EOW:で、メジャーで原初の赤@サイレンの魔女
    EOW:対象はPC、塔子ちゃん、ネロ以外のこの場に存在する敵対存在全て
    EOW:割り込みなどなければ判定行きます。
    海咬者:判定どうぞ・・・
    EOW:5dx+21 あらよっと
    DoubleCross:(5DX10+21)→8[3,4,7,8,8]+21→29

    EOW:ぐ、回らなかった。29です。
    “牙”:全員イベイジョン12なので命中
    “牙”:ただし同エンゲージの一体だけ海咬者をメジャー放棄カバー
    原谷狭霧:くっ、バディムはねえぜ……!
    海咬者:ガード
    EOW:ではダメージ行きます。
    EOW:まず対抗種で自分のHPが3へって25に
    EOW:5d10+18 装甲無視
    DoubleCross:(5D10+18)→18[2,4,6,5,1]+18→36

    EOW:ぐ、低い。36の装甲無視
    “牙”:うおおお……足りた! 全滅!
    海咬者:カバーリングされたので無傷
    EOW:あぶな(汗)
    原谷狭霧:ヨッシャァ!!!!!
    EOW:では行動終了です。
    海咬者:同イニシアチブ。《加速する刻》
    海咬者:メインプロセスを実行
    海咬者:マイナー 《炎の加護》 ダイス増加
    海咬者:メジャー コンセントレイト+氷の塔+氷炎の乱舞+氷の戒め
    海咬者:対象はPC陣全員
    海咬者:命中で全判定ダイス-3
    海咬者:10dx+5@7
    DoubleCross:(10DX7+5)→10[2,2,3,4,6,7,7,8,9,10]+10[1,1,6,6,7]+4[4]+5→29

    水落早苗:ドッジ
    水落早苗:1dx+1
    DoubleCross:(1DX10+1)→8[8]+1→9

    原谷狭霧:チクショー!リアクション前にオートアクションでウェポンケース使用!
    原谷狭霧:決闘者の剣とアームドスーツ装備してダメ元ガードだ!
    原谷狭霧:ガード3!装甲10!
    原谷狭霧:原谷狭霧のイニシアチブを4に変更(6→4)
    EOW:浄玻璃リフレの組み合わせでドッジ。
    EOW:5dx7+21
    DoubleCross:(5DX7+21)→10[3,5,6,8,10]+10[3,8]+2[2]+21→43

    EOW:ドッジ成功。
    EOW:endofworldの侵蝕率を3(→3)増加(65→68)
    あららぎ一位:回避
    あららぎ一位:2dx>=29
    DoubleCross:(2DX10>=29)→10[2,10]+8[8]→18→失敗

    あららぎ一位:おしい
    海咬者:3d10+20 ダメージ 装甲有効
    DoubleCross:(3D10+20)→23[6,8,9]+20→43

    水落早苗:死ぬリザ!
    水落早苗:1d10
    DoubleCross:(1D10)→1

    水落早苗:水落早苗のHPを15減少(16→1)
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1増加(56→57)
    原谷狭霧:えーっと43-13でHP31だから……
    原谷狭霧:1残った!(なお対抗種)
    原谷狭霧:原谷狭霧のHPを30減少(31→1)
    あららぎ一位:リザー!
    あららぎ一位:1d10+70
    DoubleCross:(1D10+70)→1[1]+70→71

    あららぎ一位:HP1で復活
    原谷狭霧:土俵際の踏ん張りが上手すぎる
    あららぎ一位:えっへん
    あららぎ一位:では、待機で。水落くんに舞台を任せます
    原谷狭霧:イニシアチブ4だから早苗の後に控えるぜ!
    水落早苗:もらいます
    水落早苗:マイナー、スネークブレード起動し移動、5m右へ
    水落早苗:メジャー
    水落早苗:「幻想演算:ナッツ・クラッカー」(コントロールソート、コンセントレイト:NeL3)C値-3、精神代行、コスト4
    水落早苗:対象は海咬者
    水落早苗:妨害ありますか
    海咬者:そんなものはない
    水落早苗:3dx7+5
    DoubleCross:(3DX7+5)→10[6,7,10]+10[1,9]+5[5]+5→30

    海咬者:ガード
    水落早苗:6d10+8 装甲有効
    DoubleCross:(6D10+8)→34[8,6,10,2,3,5]+8→42

    海咬者:その打点は……瀕死! だがギリギリ生きている!
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加(57→61)
    水落早苗:対抗種効果でHP-3して死にます
    水落早苗:1d10
    DoubleCross:(1D10)→7

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を7増加(61→68)
    海咬者:こちらの手番
    原谷狭霧:待ちな!
    海咬者:なんだと
    原谷狭霧:イニシアチブで……アームドスーツを破棄!
    原谷狭霧:6に戻して先攻を奪わせてもらう!
    海咬者:な、なにぃーっ!
    原谷狭霧:うるせー!畳みかけなきゃこっちが死ぬんだっての!!!!!
    原谷狭霧:マイナーで破棄したてのアームドスーツを拾得!ほっといたら裁定的にめんどそうだからな……!
    原谷狭霧:メジャー!コンセ3フレイムタン1!/コンボ:防疫処置
    原谷狭霧:対象は海咬者!射程は視界内に延長してるからなぁ~~~!!!
    原谷狭霧:ダイス―3も踏まえて判定!
    原谷狭霧:4dx7+8 これでいい筈……!
    DoubleCross:(4DX7+8)→10[1,4,8,9]+10[1,10]+1[1]+8→29

    原谷狭霧:良い回り!リアクションどうぞ!
    海咬者:ガード
    原谷狭霧:ではダメージャ!!!
    原谷狭霧:3d10+2d10+7 対抗種とかフレイムタン補正込み!
    DoubleCross:(3D10+2D10+7)→11[1,7,3]+6[2,4]+7→24

    原谷狭霧:ひっくい……!どうだコレ!?
    海咬者:残りHP……
    海咬者:24!
    原谷狭霧:ヒエッ
    海咬者:ピッタリ0で死亡! 復活なし!
    EOW:やったぁ!
    あららぎ一位:やったぁ!
    水落早苗:やった!!
    原谷狭霧:よっっっしゃあ!!!
    原谷狭霧:あ、忘れてた!対抗種バックファイアで死亡!
    原谷狭霧:リザレクトします……!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→4)増加(55→59)
    原谷狭霧:原谷狭霧のHPを3増加(1→4)
    原谷狭霧:対抗種的にありがてー数値!侵蝕も合計63へ!
    GM:【BGM停止】
    原谷狭霧:ネロ帝は手番放棄かな
    あららぎ一位:マイナー、前方に移動
    あららぎ一位:10m移動します。
    あららぎ一位:メジャーは何もないです。
    GM:クリンナップ
    特になし
    EOW:「さて、それじゃあ天染橙子」
    EOW:「キミの質問に、改めて行動で応えさせてもらうよ。判断してもらえるかな?」
    EOW:淡々と告げる、それだけで──
    EOW:さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……
    EOW:空と城を覆う、蠢く巨大な黒い壁が消え失せる。
    EOW:穿たれたのでも、斬られたのでも、砕かれたのでも、燃やされたのでも、爆ぜ飛ばされたのでもなく──
    EOW:ただ、消失する。
    EOW:後に残るは、あららぎ一位が“頂点”と評した、巨大な龍を思わせる巨大なオーヴァード生命体──
    EOW:十三の終焉が一柱、“外敵”なる終焉、“海咬者”一体のみ。
    EOW:そして何事もなかったかのように──
    EOW:「うん、流石に“終焉”が一柱だと、ボクは判断するよ」
    EOW:──皆に振り返り、ソレは告げた。
    原谷狭霧:「……………………」
    原谷狭霧:「?????」軽く目を擦る。
    水落早苗:「…………」絶句している
    海咬者:「──オォォォォォ!!」攻撃という括りにすら収まらない。“終”の事実を、事象を、現実としてただ押し付ける。
    あららぎ一位:「おお…!えっちゃんさん、ナイス終焉です。」EOWにサムズアップ
    ネロ・クラウディウス:「敵とするなら終焉として恐怖もしようが……味方であるならば心強いというものよ!」
    天染 橙子:「ふぇぇ……」
    海咬者:──そして。配下を薙ぎ払われた長が、ただその場に浮いているだけでいるわけもなく
    海咬者:開いた顎に、冷たい光が灯る。光る。
    海咬者:言うなれば、ブレス攻撃。放たれた光の柱が、空気を、地上を鋭く貫きまとわりつく氷で覆い尽くす。薙ぎ払う。
    EOW:「──────」
    EOW:巨大な氷塊が、その小柄な身体に到達する前に消失する。
    EOW:「うん、効率的な広域攻撃だと、ボクは判断するよ」
    原谷狭霧:「──ぬぉおおおあ!?」
    原谷狭霧:逃げ場がない!サラマンダーでも耐えきれぬ凍気が体を蝕む!
    あららぎ一位:「やはり終焉の一つ、インリークォの遺児というだけはあります」
    あららぎ一位:ブレス攻撃は城にいた一位にも関係なく降り注ぐ。
    あららぎ一位:バリスタで迎撃はすれど、それでも城の重要箇所以外の攻撃までは削り切ることはできない。
    あららぎ一位:「わたし的にはインリークォは生態系的にアウトなので滅したいのですが」
    あららぎ一位:「しかし、若手の育成ができずして何が年長者でしょうか」
    あららぎ一位:「水落くん、サギリくん、後は頼みましたよ」
    水落早苗:光の柱に対し温度が下がっていく、手足が凍り付く
    水落早苗:…凍り付いた湖で踊るのは慣れている
    水落早苗:アン・ドゥで、割れたステンドガラスの窓の縁に足をかけ
    水落早苗:トロワで強く、しかし決して柔らかさを失わないように踏み込み、飛び出す
    水落早苗:踏み切って2秒、切り込むには足りない距離、だが
    水落早苗:そのままぐるりと横に一回転し、布を断つには過剰な大きさを手に入れた片裁ちばさみを横薙ぎに振る
    水落早苗:斬撃が飛ぶことは無い、切れたという事実を残す事象改竄もない
    水落早苗:しかし
    水落早苗:ザクリ、と繊維質の物体に人の肉が切れる嫌な音を聞いたのは俺だけだろう
    水落早苗:身にまとっている繊維が、腕の部分を覆っている布が
    水落早苗:さながら針のごとく延び、丸裸の司令塔を貫く
    水落早苗:水落早苗の対抗種、正確にはある時期に芦原市に広がっていたレネゲイドウィルスの症状は
    水落早苗:接触した繊維を媒介に、レネゲイドウィルスを攻撃する
    水落早苗:無論、針のごとく鋭さを持っても、これは繊維だ
    水落早苗:菌の土壌となるには、十分すぎる
    原谷狭霧:冷気を出し切るつもりで、大きく息を吐き、吸う。
    原谷狭霧:燃え盛る腕に握られているのは──相殺目的で砦から撃ち出された、バリスタの矢。
    原谷狭霧:「…………」凍り付いた体を温め切った炎が消え、握る矢へ紅い菌糸が『縫い付けられて』行く。
    原谷狭霧:渾身の力を込めて振りかぶり、狙うは。
    原谷狭霧:『かがり縫われた』、鮫の傷口。
    原谷狭霧:(早苗も滅茶苦茶強くなってる)(あの後一度も会えなかった俺が言うのも……変な話だけどよう。)
    原谷狭霧:(ずっと目をそらしてきて、ずっと手放せないままで)
    原谷狭霧:(──それでも。俺らはこうして逢えた/逢っちまった)
    原谷狭霧:(傷口を開いて/腹を割って)(あの時からどうやって生きて来たのか、交わすべき時が来ている。)
    原谷狭霧:(そうなら)
    原谷狭霧:(そうだったら!)
    原谷狭霧:(俺から行かなくて!誰がやるってんだ!!!)
    原谷狭霧:「全力だ。クソキノコ」
    原谷狭霧:「思う存分────」瞬きの間だけ、動きが止まり
    原谷狭霧:「『喰らい』やがれェェええええあッ!!!!!!!!!」
    原谷狭霧:爆炎と共に投擲された矢……いや。
    原谷狭霧:『銛』が。歪に縫われた傷口へ届き。
    原谷狭霧:こじ開け。突き刺さり/喰らい付き、繁茂し
    原谷狭霧:彼方の海を飲み込まんとする『王』に、風穴を開けた。
    海咬者:その巨体は、常に群体を引き連れることを想定しているため回避には向いていない。
    海咬者:糸に貫かれて、尚息を保ち、再び開いた顎に光を灯す。
    海咬者:……かれの動き出すのが、あと半歩遅ければ、あるいは。先にこのブレスが届いたのかもしれない。
    海咬者:射出された『銛』を視認する。慌てるように放たれたブレスは銛を掠めるにとどまり
    海咬者:傷口に。そして、彼にその悪魔の繁茂を止めるすべは無い。
    海咬者:あなた達の元まで届く咆哮を響かせながら。
    海咬者:無冠の王が、地に落ちる。
    あららぎ一位:「どうやら二人とも『成った』ようですね」
    あららぎ一位:「極限状態でこそ人の本性は出るという言葉にわたしは懐疑的ですが…どうやら関係性は露になりましたね」
    あららぎ一位:そう言うあららぎ一位の場所は城にあらず
    あららぎ一位:「わたしも負けじと年長者らしく、ここに乱入してくる無粋と対面させてもらいます」
    あららぎ一位:次の『終焉』の方角へと、一人移動していた。
    EOW:「“次”の前にそうあれたことは僥倖であると、ボクは判断するよ」
    原谷狭霧:肩で息をしつつ、地に堕ちた王を見る。
    原谷狭霧:「や…………」
    原谷狭霧:「やれたかこれ……?」
    水落早苗:繊維に自分の肉が貫かれる嫌な音を耳で拾いながら、それでも残っている意地だけで音もなく降りる
    GM:【【最終教導】】
    ジェフティ・トート:「教導する」
    ジェフティ・トート:“海咬者”の躯の上に、音もなく現れる、機械のような甲冑を纏ったヒトガタ。
    ジェフティ・トート:「我らは人類文明の進歩の到達点」「我らは過去を啓蒙し教導する尖兵」
    EOW:「何を、かな?」
    原谷狭霧:「オイオイオイマジかよ……!」
    原谷狭霧:「まだだ早苗!『メカメカしい奴』の方が追い付いてきやがった!!!」
    水落早苗:肩で息を切らしていることを悟られないように、顔を上げる
    水落早苗:「まだ…終わってない、ってことでいいのかい?Mr狭霧」
    ジェフティ・トート:「魔術の決着点」「我らは貴方たち無知蒙昧な過去を許さない」
    ジェフティ・トート:現代技術とは明らかに異なる機構。原理。浮遊する機械甲冑は、静かにあなた達の前に降り立った
    あららぎ一位:「サギリ君が連れて来ていたもう片方の終焉ですね。」
    原谷狭霧:「クソ面倒な事に……そうなっちまう!振り切るまでも同じ事言いながら追って来てたんだよ!」
    あららぎ一位:「わたしは教えてほしいなど一言も言ってないのですが」
    EOW:「つまりキミはキミの価値観を以て、ボクらを“教導”すると言うことなのかな?」
    EOW:「具体的な内容を教えてもらればと、ボクは要求するよ」
    ネロ・クラウディウス:「うむ。全く、大盤振る舞いよな。貴殿らの斥候は随分敵に好かれておるようだ」
    ジェフティ・トート:「我らは人類文明の進歩の到達点」「我らは過去を啓蒙し教導する尖兵」
    原谷狭霧:ファイティングポーズを継続しつつ、投擲用の瓦礫を菌糸が集め始める。
    水落早苗:「Idiotは許されない、か。ずいぶんとこっちも大きく出たね」
    ジェフティ・トート:「我らは魔術の秘奥にして終焉」「我らは貴方たち無知蒙昧な過去を許さない」
    あららぎ一位:「…さては貴方ジャームですね?」「これは明らかにジャームです」
    水落早苗:「おっと、automationかな、同じことの繰り返しだ。会話になるとは考えにくいや」
    EOW:「うん──」
    EOW:「さながらレコーダーのようだね。価値観ではなく、在り方でそれを行う存在ではないかと、ボクも推測するよ」
    ネロ・クラウディウス:「エンドオブワールドよ。貴殿の会話を重んじる姿勢はまったくもって驚嘆と感服の念を禁じえないが」
    ネロ・クラウディウス:「“ジャームでなければわかりあえる”などという、ナイーブな話が通じる相手ではあるまい」
    EOW:「そのようだね、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」
    EOW:「キミとあららぎ一位の推測が正しいと、ボクも判断するよ」
    原谷狭霧:「舐めやがって……はるか未来のスーパーマシンってならコミュニケーション学も修了して来やがれってんだ!」
    あららぎ一位:「…まぁ、良いでしょう。丁度皆さんのモチベーションも上がりだしてきたところです」
    あららぎ一位:「魔術の終焉、ジェフティ・トート。あなたが教導する者というのなら」
    あららぎ一位:「逆に”わからせ”てあげましょう」
    あららぎ一位:「我らが貴方の既知の存在ではないことを、そして」
    あららぎ一位:「わたし、聖なる樹の誇り高き精霊あららぎ一位が弓使い一位であることを!」
    あららぎ一位:弓をつがい、終焉と対峙する─────!
    原谷狭霧:(そうなんだ……実際超うめーもんな……)素直!
    GM:ラウンド終了
    GM:ラウンド2 エンゲージ更新
    “ジェフティ・トート” あららぎ一位

    10m
    |
      PC陣-5m-早苗
    GM:セットアップ
    水落早苗:無し
    ネロ・クラウディウス:ないぞ!
    あららぎ一位:ないです
    原谷狭霧:ないぜ!
    EOW:ありません
    天染 橙子:攻撃に参加したいけど……なしで!
    ジェフティ・トート:《灰色の庭》 対象
    ジェフティ・トート:choice[END,一位]
    DoubleCross:(CHOICE[END,一位])→一位

    原谷狭霧:すまねー天染さん!さっきのコンダクトめっちゃ助かったぜ……!
    ジェフティ・トート:あららぎ一位。行動値-9
    あららぎ一位:狙われました
    原谷狭霧:ゲーッ!!!
    あららぎ一位:これ込みでわたしは弓をつがい警戒させました。全体を活かす柵です。
    GM:イニシアチブ
    ジェフティ・トート:イニチアチブに宣言
    ジェフティ・トート:コンボ▼第二真理 《時間凍結》
    ジェフティ・トート:HP20を使用しメインプロセスを実行
    ジェフティ・トート:マイナーアクション コンボ▼第三真理 《オリジン:レジェンド》
    ジェフティ・トート:メジャー コンボ▼第四真理 雨粒の矢+虚構のナイフ+ダンシングシミター
    ジェフティ・トート:10dx+14
    DoubleCross:(10DX+14)→10[1,2,2,4,4,6,7,9,9,10]+5[5]+14→29

    ジェフティ・トート:《妖精の手》
    ジェフティ・トート:最後の5の出目を10に変更する。
    ジェフティ・トート:1dx7+34
    DoubleCross:(1DX7+34)→5[5]+34→39

    ジェフティ・トート:《妖精の輪》
    ジェフティ・トート:その5を10に変更する
    あららぎ一位:オイオイオイオイ
    原谷狭霧:ゲゲゲェ―ッ!!!!!
    ジェフティ・トート:1dx7+44
    DoubleCross:(1DX7+44)→3[3]+44→47

    水落早苗:ドッジ
    水落早苗:2dx+1
    DoubleCross:(2DX10+1)→8[2,8]+1→9

    あららぎ一位:それがあなたのやり方なのですね
    あららぎ一位:ドッジ
    あららぎ一位:2dx>=47
    DoubleCross:(2DX10>=47)→10[1,10]+8[8]→18→失敗

    あららぎ一位:まぁ頑張ったほうです
    原谷狭霧:絶対死にそうだけど……引き続きガードで!
    EOW:ではリアクション放棄でくらいます。
    ジェフティ・トート:5d10+21 装甲有効
    DoubleCross:(5D10+21)→19[3,1,9,2,4]+21→40

    原谷狭霧:HP4だしまあ死ぬよ!リザレクト!!!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→6)増加(63→69)
    原谷狭霧:原谷狭霧のHPを2増加(4→6)
    原谷狭霧:侵蝕69、HP6へ!
    水落早苗:死い
    水落早苗:リザ
    水落早苗:1d10
    DoubleCross:(1D10)→3

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を3増加(68→71)
    EOW:戦闘不能。リザレクト。
    EOW:endofworldの侵蝕率を1d10(→3)増加(68→71)
    EOW:HPが3になりました、蘇生。
    あららぎ一位:リザレクト
    あららぎ一位:1d10+71
    DoubleCross:(1D10+71)→5[5]+71→76

    あららぎ一位:HP5で復活
    天染 橙子:ムキュー……リザレクト
    あららぎ一位:現在浸蝕は76です
    ネロ・クラウディウス:効 か ん な
    原谷狭霧:真実(マジ)!!!???
    原谷狭霧:ネロ帝、偉大(ローマ)だわ……!
    EOW:おお、皇帝が固い。
    GM:お次!
    EOW:はい、では8の私が
    EOW:マイナーは放棄。
    EOW:メジャーはお返しにサイレンの雨
    EOW:妨害などなければ判定します!
    ジェフティ・トート:なし
    EOW:5dx+21 あらよっと
    DoubleCross:(5DX10+21)→10[1,1,5,10,10]+9[8,9]+21→40

    EOW:お、いい感じ。40です。装甲無視攻撃。
    EOW:endofworldの侵蝕率を6(→6)増加(71→77)
    EOW:リアクション後ダメージ判定に移ります。
    ジェフティ・トート:ドッジ コンボ▼第六真理 《幸運の守護》
    ジェフティ・トート:RCでドッジ判定
    ジェフティ・トート:10dx+14>=40
    DoubleCross:(10DX10+14>=40)→10[2,4,5,5,5,7,8,8,9,10]+9[9]+14→33→失敗

    EOW:あっぶね
    EOW:ではダメージ
    EOW:7d10+18 装甲無視
    DoubleCross:(7D10+18)→37[3,8,3,7,9,1,6]+18→55

    ジェフティ・トート:ダメージどうぞ
    EOW:55点装甲無視
    EOW:で、対抗種の代償でHPが0になったのでリザレクトします。
    EOW:endofworldの侵蝕率を1d10(→8)増加(77→85)
    ジェフティ・トート:損壊率50%を突破
    EOW:HPが8になりました。行動終了です。
    GM:お次はジェフティ
    ジェフティ・トート:マイナーアクションを放棄
    ジェフティ・トート:メジャーアクション ▼第四真理 コンセントレイト+雨粒の矢+虚構のナイフ+ダンシングシミター
    ジェフティ・トート:対象はPC陣全員
    ジェフティ・トート:10dx+14@7
    DoubleCross:(10DX7+14)→10[1,2,2,3,4,7,8,8,9,9]+10[2,2,4,4,10]+2[2]+14→36

    あららぎ一位:ドッジ
    あららぎ一位:2dx>=36
    DoubleCross:(2DX10>=36)→10[3,10]+8[8]→18→失敗

    あららぎ一位:無駄に出目良いな
    原谷狭霧:ガード!
    水落早苗:ドッジ
    水落早苗:2dx+1
    DoubleCross:(2DX10+1)→7[5,7]+1→8

    EOW:浄玻璃リフレ
    EOW:5dx7+21
    DoubleCross:(5DX7+21)→10[4,7,9,9,10]+5[2,2,4,5]+21→36

    EOW:お、同値回避。
    EOW:endofworldの侵蝕率を3(→3)増加(85→88)
    ジェフティ・トート:4d10+21 装甲有効
    DoubleCross:(4D10+21)→19[2,5,10,2]+21→40

    水落早苗:死ぬリザ
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→3)増加(71→74)
    原谷狭霧:死!リザ!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→5)増加(69→74)
    原谷狭霧:原谷狭霧のHPを1減少(6→5)
    原谷狭霧:浸食74、HP5へ!
    あららぎ一位:リザ…
    あららぎ一位:1d10+76
    DoubleCross:(1D10+76)→2[2]+76→78

    ネロ・クラウディウス:甘んじて受けよう
    天染 橙子:キュ~……リザレクト
    あららぎ一位:倒れないで
    原谷狭霧:生きてくれーッ!!!
    水落早苗:イニシ6
    水落早苗:待機で
    ネロ・クラウディウス:では余の出番だな!
    原谷狭霧:同じく待機!がんばってくだせえネロさん!!!
    ネロ・クラウディウス:マイナーアクションで戦闘移動し、ジェフティにエンゲージ
    ネロ・クラウディウス:メジャーアクション!
    ネロ・クラウディウス:マルチウェポンLv8+ヴァリアブルウェポンLv5+コントロールソート/白兵+コンセントレイト:ノイマンLv4
    ネロ・クラウディウス:選択する武器は決闘者の剣・閃光の刃・シザーリッパー・バトルガーディアン・フォールンアックス・フォールンランス・ブーメランアビス
    ネロ・クラウディウス:参る!
    ネロ・クラウディウス:8dx7+27 
    DoubleCross:(8DX7+27)→10[1,1,1,3,3,5,6,10]+10[9]+10[7]+2[2]+27→59

    ジェフティ・トート:ドッジ。▼第六真理 《幸運の守護》
    ジェフティ・トート:10dx+15
    DoubleCross:(10DX10+15)→9[1,2,2,4,5,5,6,7,7,9]+15→24

    ネロ・クラウディウス:ダメージ!
    ネロ・クラウディウス:6d10+66 なんとも演技の良い数字だな!
    DoubleCross:(6D10+66)→27[3,4,10,3,5,2]+66→93

    EOW:狙ってるw<6dに66
    ジェフティ・トート:《黒星招来》 ダメージを0に
    あららぎ一位:わぁい
    ネロ・クラウディウス:ぬわんと!?
    原谷狭霧:よっしゃ斬らせた!!!
    EOW:よしっ、ないす同盟者!
    水落早苗:ひょわあ
    ネロ・クラウディウス:頼んだぞ同盟者!
    あららぎ一位:ええ
    あららぎ一位:あららぎ一位、マイナー、再びオリジン:プラント、まぁ効果は重複しないので意味はないですが。これで侵蝕率80%。
    あららぎ一位:メジャー、スキルフォーカス コンボ:一位専心 コスト2(現在浸蝕82)
    あららぎ一位:ではいつもの
    あららぎ一位:3dx+47
    DoubleCross:(3DX10+47)→9[2,9,9]+47→56

    ジェフティ・トート:ドッジ ▼第六真理 《幸運の守護》
    ジェフティ・トート:10dx+14
    DoubleCross:(10DX10+14)→10[1,2,4,4,6,7,8,8,9,10]+3[3]+14→27

    ジェフティ・トート:失敗
    あららぎ一位:ダメージ
    あららぎ一位:11+6d10
    DoubleCross:(11+6D10)→11+37[7,9,3,6,5,7]→48

    ジェフティ・トート:戦闘不能 よって
    ジェフティ・トート:コンボ▼リミッター解除・再起動・最終教導工程突入 《ラストアクション》
    原谷狭霧:ウワー――ッ!!!!!
    ジェフティ・トート:即座にメインプロセスを実行
    ジェフティ・トート:マイナー放棄 メジャーアクション ▼第四真理 雨粒の矢+虚構のナイフ+ダンシングシミター
    ジェフティ・トート:10dx+14
    DoubleCross:(10DX10+14)→10[2,4,6,6,7,9,9,10,10,10]+7[4,5,7]+14→31

    ジェフティ・トート:《妖精の手》
    ジェフティ・トート:1dx+34
    DoubleCross:(1DX10+34)→3[3]+34→37

    ジェフティ・トート:リアクション求む
    DoubleCross:(3D10>=37)→24[9,8,7]→24→失敗

    原谷狭霧:ガードしつつ行動放棄カバーの宣言!
    原谷狭霧:天染さんを……庇うぜ!
    あららぎ一位:3dx10>=37
    DoubleCross:(3DX10>=37)→10[1,9,10]+2[2]→12→失敗

    あららぎ一位:普通に失敗
    EOW:浄玻璃リフレ
    EOW:6dx7+21
    DoubleCross:(6DX7+21)→10[3,4,4,4,7,9]+10[8,10]+5[1,5]+21→46

    EOW:ドッジ成功
    EOW:endofworldの侵蝕率を3(→3)増加(88→91)
    水落早苗:ドッジ
    水落早苗:2dx+1
    DoubleCross:(2DX10+1)→8[6,8]+1→9

    ジェフティ・トート:4d10+21
    DoubleCross:(4D10+21)→19[6,5,1,7]+21→40

    あららぎ一位:リザレクト82+1d10
    あららぎ一位:82+1d10
    DoubleCross:(82+1D10)→82+4[4]→86

    原谷狭霧:二倍死ねる!リザレクトォ!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→6)増加(74→80)
    原谷狭霧:原谷狭霧のHPを1増加(5→6)
    原谷狭霧:侵蝕80の大台!HP6へ!
    ネロ・クラウディウス:甘んじて受けよう
    あららぎ一位:倒れないで
    水落早苗:リザレクト
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→1)増加(74→75)
    水落早苗:HPは1
    水落早苗:では待機していたので手番もらいます
    水落早苗:マイナーは無し
    水落早苗:メジャー
    水落早苗:「幻想演算:ナッツ・クラッカー」(コントロールソート、コンセントレイト:NeL3)C値-3、精神代行、コスト4
    水落早苗:対象はジェフティ・トート
    原谷狭霧:やっちまえ早苗ーッ!(行動放棄カバー済)
    水落早苗:7dx7+5
    DoubleCross:(7DX7+5)→10[1,3,3,4,6,6,9]+5[5]+5→20

    水落早苗:「湖畔のシルフィード」(妖精の手L3)判定の出目を一つ10に、コスト4
    水落早苗:1dx7+25
    DoubleCross:(1DX7+25)→10[7]+1[1]+25→36

    水落早苗:リアクションどうぞ
    ジェフティ・トート:ドッジ ▼第六真理 《幸運の守護》
    ジェフティ・トート:10dx+14
    DoubleCross:(10DX10+14)→10[2,2,3,5,7,7,8,8,9,10]+1[1]+14→25

    水落早苗:6d10+8装甲有効
    DoubleCross:(6D10+8)→37[1,1,10,10,9,6]+8→45

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加(75→79)
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加(79→83)
    ジェフティ・トート:戦闘不能。復活も無し
    GM:戦闘終了です
    水落早苗:対抗種バックファイアで倒れます
    水落早苗:リザレクト無し
    EOW:やったー!
    あららぎ一位:よっしゃ
    原谷狭霧:おっしゃあ!やったぜ早苗ーッ!!!
    水落早苗:よかった…(倒れてる)
    原谷狭霧:へへ……(同じく満身創痍)
    GM:戦闘に勝利したため、敵の所持品を利用できます。
    敵1体につき1回 ・そのシーンの調達達成値に+5
    ・ランダムでアイテムを獲得
    ・PC2人の侵蝕率を2D10回復
    からひとつ選択して効果を得る。
    GM:このエネミーはネロ帝も含むこととします
    GM:(本来は一人の侵蝕を1d10ですが、侵蝕平均が高いためアッパー措置。演出はネロちゃまがなんとかしてくれるでしょう)
    EOW:なるほど、敵3を処理できたので、これらから3回選んで利用できる、で大丈夫ですか?
    GM:大丈夫です
    EOW:ありがとうございます。かつ、同じの2回とか3回もオーケーと言う感じですかね。
    GM:ですです
    あららぎ一位:では回復権利を二回使用し、PC一人づつ2d10の侵蝕回復を行います
    EOW:その形で
    原谷狭霧:下げるぜ下げるぜ!
    水落早苗:下げます
    あららぎ一位:あららぎ一位
    あららぎ一位:86-2d10
    DoubleCross:(86-2D10)→86-10[4,6]→76

    原谷狭霧:次は俺が!
    水落早苗:2d10
    DoubleCross:(2D10)→18[10,8]→18

    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を2d10(→13)減少(80→67)
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4減少(83→79)
    原谷狭霧:良い減り……!
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を14減少(79→65)
    水落早苗:だいぶ減った…
    EOW:endofworldの侵蝕率を2d10(→11)減少(91→80)
    EOW:お、期待値
    あららぎ一位:まずまずですね
    EOW:調達+5は全員で大丈夫ですか?
    GM:OK!
    EOW:確認ありがとうございます<全員+5
    EOW:では残り1つの権利
    EOW:私と狭霧くんの侵食率を2d10低下させます。
    原谷狭霧:俺ももうちょい下げるっす!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を2d10(→9)減少(67→58)
    EOW:endofworldの侵蝕率を2d10(→11)減少(80→69)
    原谷狭霧:うん、まあ侵蝕ボーナス圏内だし……
    EOW:お待たせしました、処理終了です。
    GM:では戦闘演出
    それははるか未来、文明の終着における知識を有する。
    それは永き時の間で研鑽された、技術と魔術を自在に行使する。
    それは自我を持たないが故に自身の行動に疑問を持たない。
    人間 兵士(ポーン)

    “ジェフティー・トート”
    ジェフティ・トート:「教導する」浮遊する機械甲冑。背後に魔法円を編み出し、装甲と同色の攻撃端末を無数に召喚する。
    ジェフティ・トート:「啓蒙する」「その無知を粛清する」右手の細剣を、指揮棒のように振り上げる。
    ジェフティ・トート:端末が光る。無数の熱線が、あなた達を貫き焼き尽くすために放たれた。
    あららぎ一位:「ぬぬっ、詰めが甘かったですか。」
    あららぎ一位:至近距離にいれば攻撃を引き受けられる、そう思ったが時は遅い
    原谷狭霧:「クッ」「ソが……!」ダメ元で投げた瓦礫もろとも焼き払われる!
    原谷狭霧:(さっきの鮫と同じだ)(逃げ切れねーならブッ倒すしかねえ……!)
    原谷狭霧:血液の代わりとなるかの如く。菌糸が少年に空いた風穴を覆い、塞ぐ。
    EOW:熱線がその小柄な身体を引き裂き、腕が千切れ、顔の半分が穿たれる──
    EOW:「うん──流石“魔術”を司るだけの存在であると、ボクは判断するよ」
    EOW:穿たれた穴より、闇が染み出すようにして再構成されていく。
    水落早苗:「…っ」悲鳴を上げてたまるものかと口が千切れるほどに無理やり閉じ
    水落早苗:鋏を突き立て、立っている、腕は吹き飛び、すでに再生が始まっている
    ネロ・クラウディウス:「魔術による、と言わしめるだけのことはあるか」「余も魔術は少しばかりかじっておるぞ!」
    ネロ・クラウディウス:手に持つ剣や真っ赤なドレスが、熱線を弾きいなす。踊るように。
    ネロ・クラウディウス:「しかし数が多いな。堪えそうだ」
    あららぎ一位:ジェフティの熱線が腕を、足を、幾つも貫通していた。
    あららぎ一位:「攻撃前に叩ければよかったのですが、そう甘くないようですね」
    あららぎ一位:「すいません、えっちゃんさん、わたしはしばらく動けません。」
    あららぎ一位:「攻撃、お願いします」
    EOW:「領解したよ、あららぎ一位」
    EOW:託した少女にそう告げて、意識を“魔術”が終焉──人型汎用真理教導兵器へと向ける。
    EOW:「さて、改めてキミの教導を拒否させてもらうよ、ジェフティ・トート」
    EOW:害意も──そして興味も無く、ただ笑みをそちらに向けながら──
    EOW:「“文明の終着”に辿りついたと告げるキミに、ボクや彼らが学ぶべきものは無いと、ボクは判断するよ」
    EOW:そして浮遊する無数の攻撃端末が、光背の如き魔法円の一部が、掻き消えるようにして消失していく。
    EOW:“ソレ”は物理のみならず、概念にも斉しく訪れるが故に。
    ジェフティ・トート:「啓蒙する」「拒否は許されない」消失する端末と魔法円。浮遊の高度が僅かにさがる。
    ジェフティ・トート:「真理をここに説く」「我らの教えを聴け」消失した魔法円が再構築される。両手を振り上げる。
    ジェフティ・トート:今度はより多くの端末を呼び戻し、あたりを薙ぎ払うように熱線が撒き散らされた。
    あららぎ一位:元より回避は不可能
    あららぎ一位:故にこれ以上動きを抑制されないように躱す。
    あららぎ一位:「当然リザレクトはすることになりますが、これでまだ戦えます」
    原谷狭霧:「う゛、ぬ゛、ぬ゛……!」負けずに踏みだそうとした足毎撃ち抜かれ、城砦へ押し戻される!
    原谷狭霧:「だぁあああクソっ!近づく所じゃねえぞアレ!!!」
    EOW:「真理ではなく一つの意見として──」
    EOW:「その上でボクはソレを否定するよ」
    EOW:その身に辿り着く前に、熱と光が消失する。
    水落早苗:再生の間もなく立っている足ごと吹き飛ばされる
    水落早苗:「…あぐっ…」
    水落早苗:吹き飛んだ足は
    水落早苗:すでに糸で編まれるようにして再生し始めている
    ネロ・クラウディウス:「いい加減見飽きたぞ鉄くずめが! ドレスに穴が開くであろうが!」
    原谷狭霧:(そんであのビーム祭りを平然と切り抜けてるネロさんか……!マジでどんな素材だよあのドレス!?)
    ネロ・クラウディウス:「もうよい、同盟者よ!」
    ネロ・クラウディウス:「しばし足を止めよ。我が演奏を拝聴するがよい!」
    ネロ・クラウディウス:「ただの宮殿と思うでないぞ。これこそ、余の黄金劇場!」
    ネロ・クラウディウス:背後の宮殿から、七条の光が射出される。
    ネロ・クラウディウス:ネロ・クラウディウスの周囲に突き刺さるそれは、七振りの武器。
    ネロ・クラウディウス:長剣、居合刀、大太刀、大剣、戦斧、騎乗槍、大盾。うち長剣を手にし、他の武具が付き従うように浮遊する。
    GM
    ネロ・クラウディウス:「これこそ我が宝具。すべての道はローマに通じ、すべての道はローマより始まる」「故に、すべての武勇はローマより来る」
    ネロ・クラウディウス:「征くぞ、敵対者よ!」長いスカートをものともせず駆け出す。
    ネロ・クラウディウス:「一つ!」斬る。「二つ!」払う。「三つ!」薙ぐ。
    ジェフティ・トート:「ッ──蒙昧なる過去」「教導、する」端末の反撃が、防御が意味をなさぬ、7振りの武器による連撃。
    ネロ・クラウディウス:「四!」振り下ろす。「五!」圧し斬る。「六!」叩く。
    ネロ・クラウディウス:「教導などされぬよ。余は余であるからな!」騎乗槍を手にし、腕を大きく引く
    ネロ・クラウディウス:「七つ!」突き出す。回避も防御も不能の間合い。それを
    ジェフティ・トート:「ここに、真理を説く」貫かれる──姿がブレた。前史的な映像の不具合のように不安定になり、掻き消える。
    ジェフティ・トート:「……脅威度を、再判定」その間合いよりも外。姿が再び結ばれる
    ネロ・クラウディウス:「なんと!?」「うぬぬ……面妖な!」七振りの武具を再集合させ、構え直す
    GM
    あららぎ一位:ネロの攻撃の対処にジェフティが再構成を行った瞬間
    あららぎ一位:ジェフティの頭部(ブレイン)、動力炉(ジェネレーター)、駆動部(アクチュエータ)、他幾つもの重要な部分に矢が抉りこまれていた
    あららぎ一位:本来は、装甲は勿論、計算によって決して当たらないはずの急所の数々
    あららぎ一位:『正にジェフティが来るのを分かっていたように』射なければ不可能な芸当
    あららぎ一位:「言ったはずですよ。あなたに”わからせ”てあげると」
    あららぎ一位:「…その傷ではもう、教導は不可能では?」
    原谷狭霧:「マ」「真実(マジ)かぁ……!」二人の絶技へ目を見張りつつ──構えは解かない。
    原谷狭霧:嫌というほど知っているからだ。俺達(オーヴァード)がどれだけしぶといのかを。
    ジェフティ・トート:「ッガ、ガ……」抉りこまれた矢は、たしかに彼の重要部位を破壊する。鋭く尖った脚部が地面に触れる。
    ジェフティ・トート:甲冑の傷から、赤い液体がこぼれ落ちた。
    あららぎ一位:「ふっふっふ、話を聞かない───論理のみで動くのなら、存在目的を消失させれば無効化できるのですよ。」
    あららぎ一位:胸を張るあららぎ一位
    EOW:「うん──それでも”悪あがき”ぐらいはできそうだと、ボクは判断するよ」
    ジェフティ・トート:「……緊急機構」
    ジェフティ・トート:「リミッター解除」「再起動」「最終教導工程を開始」糸で吊られた人形のように、不自然に体を動かす
    ジェフティ・トート:両手を前に。今までよりさらに多い端末と魔法円を編みだす。
    ジェフティ・トート:自壊するよりも早く。兵士ならば。一人分でも多く教導(目的)を達成する。
    あららぎ一位:「‥‥すいません、みなさん。今のは撤回します。」異変に気付く
    あららぎ一位:「教導も何もなく、どうやら本当にただ破壊がしたいだけだったようですね」
    ジェフティ・トート:この中で、最も脅威度の低い教導対象──
    ジェフティ・トート:推定『疾病』。ここまで一切の攻撃を行わない少女に、大半の端末が矛先を向ける
    水落早苗:「……!」焦って駆け出すが、既に先ほどの攻撃で大きく動いた後だ
    水落早苗:届くことはない、と頭ではわかっている
    EOW:「キミが謝罪するべき事態ではないと判断するよ、あららぎ一位」
    ジェフティ・トート:自身の崩壊をいとわない、一斉射撃。その少女を中心に、他の対象をまきこむように
    原谷狭霧:不思議なくらいに。はっきりとクソビーム装置の方向が見えていた。
    天染 橙子:「っえ、あ……」
    原谷狭霧:「──早苗!」叫びながら、既に駆けだしている。
    EOW:「ジェフティ・トートにとって、コレは教導なのだから」
    天染 橙子:「て、テンネ……」
    原谷狭霧:「俺がやるッ!!!!!!」
    EOW:先と同じく、熱線を掻き消しながら──
    水落早苗:「……」一瞬の逡巡、そののちに
    水落早苗:「なら、任せたよ!」
    水落早苗:それだけ告げ、90度転回
    水落早苗:行先は、決まっている
    天染 橙子:「ッ……!」ぎゅっと目を、つむる
    原谷狭霧:菌糸のレールを全て圧縮し、天染橙子の──『纏う蒼星/水落早苗』が、その身を賭けて助け出した少女を。
    原谷狭霧:貫くはずだった全ての軌跡の到達点に割り込み、ありったけの菌糸を圧縮する
    原谷狭霧:「クソコンコンチキエセ教師気取りが──」
    原谷狭霧:「早苗の大事な奴に!」「手ェ出してんじゃあ、ねェ!!!!!!!」
    原谷狭霧:限界まで圧縮した渾身の拳が、収束点を覆う様にぶつかり。
    原谷狭霧:全ての教導に用いられた熱量を──全身で押し留めるッ!
    天染 橙子:「ッ……!?」来たるべき痛みと熱さが来ない。恐る恐る顔を上げれば、少年が一人。その熱量を押し留めていた
    原谷狭霧:「大丈夫だ……天染さん。」菌糸でガードして尚、黒焦げになった腕を軽く振り。
    原谷狭霧:「早苗が……やれる奴だって。あんたなら一番知ってんだろ?」
    ジェフティ・トート:「ッ……教導、する」グラリと、足元が
    水落早苗:熱線を正面から喰らいながらも、壊れかけの教導機へ駆ける
    水落早苗:背中に不安は無い、そこにいるのは、頼っていい彼だ、まだ、俺に残っていたものだ
    水落早苗:残り3m、鋏の両刃羽根を広げ
    水落早苗:残り2m、治りかけの足でtake off
    水落早苗:残り1m,
    水落早苗:「う、おおおおおおおおおおおお!!!!」
    水落早苗:上からたたき割らんとその鉄を振り上げ
    水落早苗:「これっ、でっ!」
    水落早苗:「Graduation卒業だっ!」
    水落早苗:シリウスが、落ちる
    水落早苗:その熱線の糸を、遥か彼方の未来にて編まれた真理を、裁断する
    ジェフティ・トート:「教……導……」細剣を構え、その鋏を防ごうとする。端末の熱線を放つ。
    ジェフティ・トート:すべて、断ち切られた。兜を砕き、胴を深く切り裂かれる。
    ジェフティ・トート:「ッ……ぁ……」砕かれた兜の下から、紫の長髪が舞い出る。橙の瞳が覗く。
    ジェフティ・トート:「ぁ……わた、し、は……」甲冑の各部から光が消え、同時に。膝から崩れ落ちるように、重々しい音を立てて、倒れ伏した。
    水落早苗:如何にそれが、真理を説くもの、未来からの者であろうと
    水落早苗:「俺の友人を傷つけたこと、後悔しろ」
    水落早苗:聞くものも定かではない野に、低くつぶやく
    水落早苗:そうして、意識は、途絶えた
    原谷狭霧:焼け焦げた全身が遅れるように再生し、剥き出しになった腕が戻る。
    天染 橙子:「っ……勝っ、た?」へたり、と力が抜けたかのように座り込む
    原谷狭霧:聞こえたか聞こえずか。限界を迎えた体に逆らわず、膝をつく。
    ネロ・クラウディウス:「……さあ、皆のもの!」
    ネロ・クラウディウス:「凱旋だ!」
    あららぎ一位:「おー!」腕を上げる
    EOW:「状況は終了したと、ボクも判断するよ」
    あららぎ一位:「まずは、二体。討ち取りました」
    原谷狭霧:「う、ういっす……っ?」ヘロヘロと立ち上がり、倒れた友達が眼に入る
    EOW:「うん、残りは八柱」
    EOW:「順調な滑り出しだとボクは判断するよ、あららぎ一位」
    天染 橙子:「お、おー……早苗くん!?」
    あららぎ一位:「ともあれ、一旦回復しましょう。みんな満身創痍です」
    EOW:とことこと、皆のところへと戻ってくる。
    原谷狭霧:「早苗―!だ、大丈夫かー!?」最後の力を振り絞り、倒れた少年を支えに行く──!
    あららぎ一位:誰が聞いているのか分からない中で、独り言ちるようにあららぎ一位はつぶやく
    あららぎ一位:「限界を越え、よくがんばりました。サギリ君、早苗君。」
    あららぎ一位:「私がもう少し強ければ良かったのですが…まだ修行が足りませんね」
    GM:───
    GM:シーンエンド
    GM:ロイス購入
    水落早苗:ロイス保留
    原谷狭霧:ロイス!悩みどころだぜ……(カエンタケ収納)
    あららぎ一位:ロイス保留
    原谷狭霧:早苗のロイスをP強調にして購入に移ります
    EOW:ロイス 【あららぎ一位@◯関心/無関心】 を取得。5つ目です。
    原谷狭霧:購入は医療トランク!財産点全部突っ込む覚悟で回します
    原谷狭霧:2dx+1>=20 えいっ
    DoubleCross:(2DX10+1>=20)→3[2,3]+1→4→失敗

    水落早苗:購入は…医療トランクいきますか
    水落早苗:3dx+1
    DoubleCross:(3DX10+1)→9[7,8,9]+1→10

    原谷狭霧:ダメだこりゃ……以上です
    水落早苗:無理以上
    EOW:ではブルゲチャレンジ。ここは素でいきましょう。
    あららぎ一位:医療トランク 3dx
    EOW:ちょいと宣言取り消しを。
    EOW:あらため、ブルゲチャレンジを。
    EOW:2dx>=20
    DoubleCross:(2DX10>=20)→7[5,7]→7→失敗

    EOW:失敗。ロイス操作、購入判定終了です。
    あららぎ一位:ブルゲチャレンジ
    あららぎ一位:3dx>=20
    DoubleCross:(3DX10>=20)→10[3,9,10]+9[9]→19→失敗

    EOW:おお、惜しい。
    あららぎ一位:はい、財産点使用
    原谷狭霧:凄ェぜあららぎさん!
    あららぎ一位:えっちゃんさん、ではどうぞ
    あららぎ一位:ブルゲをEOWに譲渡
    EOW:ありがとうございます、
    EOW:ではブルゲを頂きました、もぐもぐ。
    あららぎ一位:わたしからも以上
    あららぎ一位:待たせてしまい申し訳ありません。
    GM:───

    インタールード1

    GM:これはどどんとふのchoise機能で対戦の組み合わせを決めて
    GM:それらの勝敗を決するというものになります
    GM:ネロちゃまも含まれるから生き残るように祈りな!
    原谷狭霧:エーッ!!!???
    GM:choice[気候,天災,戦争,神罰,邪悪,堕落,大地,大海,飢餓]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,天災,戦争,神罰,邪悪,堕落,大地,大海,飢餓])→大海

    GM:choice[気候,天災,戦争,神罰,邪悪,堕落,大地,大海,飢餓]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,天災,戦争,神罰,邪悪,堕落,大地,大海,飢餓])→神罰

    あららぎ一位:よかったー…
    GM:第1試合 “ティアマト”四条海未 VS “クルシフィクス”
    あららぎ一位:大海さんって美少女じゃん
    GM:choice[気候,天災,戦争,邪悪,堕落,大地,飢餓]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,天災,戦争,邪悪,堕落,大地,飢餓])→天災

    GM:choice[気候,天災,戦争,邪悪,堕落,大地,飢餓]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,天災,戦争,邪悪,堕落,大地,飢餓])→堕落

    あららぎ一位:うわああああ
    GM:第二試合 キングハザードワイバーン VS ネロ・クラウディウス
    EOW:ど、同盟締結したのでピンチなら助けにいきてえw
    原谷狭霧:キ……キングハザードワイバーン!!!!!
    あららぎ一位:衝撃の組み合わせだ
    GM:choice[気候,戦争,邪悪,大地,飢餓]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,戦争,邪悪,大地,飢餓])→戦争

    GM:choice[気候,戦争,邪悪,大地,飢餓]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,戦争,邪悪,大地,飢餓])→飢餓

    GM:第三試合 “砕け髑髏”旧日本軍第六戦闘団 VS アンガーテイカー
    GM:choice[気候,邪悪,大地]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,邪悪,大地])→大地

    GM:choice[気候,邪悪,大地]
    DoubleCross:(CHOICE[気候,邪悪,大地])→気候

    GM:第四試合 トリフォリウム VS “アルテマ”ナツミ
    GM:邪悪の両面宿儺くんがシード枠になります
    原谷狭霧:嫌すぎるんだが……?
    あららぎ一位:これも呪術ですか
    GM:では試合結果を見ていきましょう
    水落早苗:まさに邪悪…
    あららぎ一位:はーい
    EOW:どきどき
    原谷狭霧:緊張
    GM:第1試合 “ティアマト”四条海未 VS “クルシフィクス”
    GM:choice[a,a,a,b,b,b,b]
    DoubleCross:(CHOICE[A,A,A,B,B,B,B])→B

    GM:ああっ美少女が死んだ!
    あららぎ一位:ああああ!
    GM:第二試合 キングハザードワイバーン VS ネロ・クラウディウス
    EOW:うああああ! おのれクルシフィクス!
    GM:choice[a,a,a,a,b,b,b]
    DoubleCross:(CHOICE[A,A,A,A,B,B,B])→A

    原谷狭霧:皇帝(ローマ)―ッ!!!!!!!!!
    GM:ネロちゃまぁぁぁ!!
    EOW:余だYOぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?
    あららぎ一位:わーい!
    GM:ネロちゃま。やっぱり国家は天災には勝てなかったよ
    GM:第三試合 “砕け髑髏”旧日本軍第六戦闘団 VS アンガーテイカー
    あららぎ一位:あ、ネロちゃんがやられたんだ…やばい、どうしよ
    EOW:ぐぬぅ、1差かぁ。同盟者に助力できなかったのはくやしみ。
    原谷狭霧:つらさ……
    水落早苗:うう…
    あららぎ一位:悲しいね‥‥
    GM:アンガーテイカーくんが勝ったよやったねサギリくん
    原谷狭霧:エッちょっと待って!!!!!?
    原谷狭霧:自動勝利!!!!!?????
    水落早苗:ひっ
    EOW:お、なんか因縁かな
    水落早苗:自動勝利めちゃくちゃ嫌な予感しかしない…
    GM:第四試合 トリフォリウム VS “アルテマ”ナツミ
    あららぎ一位:話せそうな人に残ってほしい、しかし
    GM:choice[a.a.a.b.b.b.b.b]
    あららぎ一位:ジャームでないとも限らないのですよね
    GM:choice[a,a,a,b,b,b,b,b]
    DoubleCross:(CHOICE[A,A,A,B,B,B,B,B])→B

    GM:美少女が生き残ったよ!
    原谷狭霧:トリフォリウムが……死んだ!
    あららぎ一位:美少女が生き残ったー!
    原谷狭霧:貴重な美少女だ!やったー!
    EOW:やった!
    原谷狭霧:ネロ帝……(ひんひん)
    GM:そして邪悪くんはシード枠により自動勝利。やったね
    GM:第一回殺し合いタイムは以上になります
    GM:残存終焉
    GM:“クルシフィクス”
    キングハザードワイバーン
    アンガーテイカー
    “アルテマ”ナツミ
    両面宿儺

    GM:──
    四条海未:──さて、どうしたものか
    クルシフィクス:「脆弱。脆弱」「変わった体を持っているようだな地上の者」
    四条海未:完全流体の肉体。無限分岐の武術。浸透し圧潰する搦め手。
    四条海未:「よっ」
    四条海未:掌底を揚げる。地面に浸透していた自身の肉体。粘性体のような触腕が伸びる。
    四条海未:別に、飛んでいる事は問題ではない。指弾の要領で飛沫や礫を飛ばせばいいし、半端な高さなら直接届く。
    クルシフィクス:「尚も神に背くか、小娘!」
    クルシフィクス:はるか上空。太陽を背に飛ぶ白竜が吠える。
    クルシフィクス:霰や雹というには大きすぎる氷の礫。雷。風。
    クルシフィクス:それらがその触腕を遮り撃ち落とす。
    四条海未:別に、追い詰められているわけでもない。大口を叩いているが、お互いに有効打は届いていないのだ。
    四条海未:ただの風や氷塊は、片手間でも受け流すのは造作もない。
    四条海未:ただ、雷。あれはいけない。当たり前だが疾すぎる。
    四条海未:「せめてもう少し降りてくれませんこと。神様」
    クルシフィクス:「否」「地上の者よ。こうして神と謁見するだけでも至上の幸運」
    クルシフィクス:「神の裁きを受けよ。己の始原すら知らぬ者よ」
    四条海未:「……いまのは、ちょっとだけカチンと来ましてよ」触腕、ではなく。槍。半拍遅れて触腕。
    クルシフィクス:「フハハハハハ! どうした地上の者。それでは神を捉えることは……」
    四条海未:「無尽無流」「つかまえましてよ」
    四条海未:空につき上がる槍、触腕、剣。数十本にもなるそれら。最後の一本をもって、白竜を囲いあげる。
    四条海未:「はい、閉じた」パチン、と両手を合わせる。無数の柱が崩れ、溶け合い。巨大な球状の容れ物を形作る。
    四条海未:中心には無論、白竜を捕らえて
    四条海未:「破虎撃龍」「どこまで堪えられますかしら」
    四条海未:これだけ形状を変えても尚、その肉体は完全流体。広く設置した面全体での踏み込みを、余す所なく、触腕の先一点に。一切のロスなく伝えられる。
    クルシフィクス:「フハハハハ! 褒めてやろう地上の者」「神に痛痒を与える無礼。もはや感服するぞ!」
    クルシフィクス:寸秒の差も無く続く、全方位からの乱打を受けて尚、神は嗤う。
    四条海未:「いったいどこまで……ッ!」
    四条海未:──手応えが、消えた。
    クルシフィクス:その肉体は、肉にあらず。神の威光である。
    四条海未:「────ァァアアアア!!!」
    クルシフィクス:「古今東西の神話において、すべからく戦の神。最強の神とされるものは何か!」
    クルシフィクス:「雷である!」
    クルシフィクス:空気とはそもそも、最も身近にある絶縁体の一つだ。雷は、その絶縁を破壊して轟く物。
    クルシフィクス:理論純水も、ほぼ完全な絶縁体となるものの1つだが……それは、完璧ではない。
    四条海未:解放が間に合わない。全身が一気に沸騰する。体積を奪われる。
    四条海未:その半分以上の体積を蒸発させ、鳥かごが崩れて。ようやく彼女は地に伏せることができた
    クルシフィクス:「悪くない湯治であったぞ。地上の者」蒼の爪を空に向ける。
    クルシフィクス:──一際大きな、空気を貫く轟音が、響いた。
    GM:────
    ネロ・クラウディウス:「……行った、か」
    ネロ・クラウディウス:宮殿の修復は己一人でもできる。皇帝だからな。
    ネロ・クラウディウス:そういう訳で。同盟者には元の拠点に戻ってもらっている。
    ネロ・クラウディウス:多少無理を言わねば、この宮殿に居座る気であろうからな。奴らは
    ネロ・クラウディウス:「全く、余が堕落の終焉であると自覚しておるのか、あやつらは」玉座にどっかりと座り直し、空を見上げる。
    ネロ・クラウディウス:「まぁ、それなりに悪くはなかったがな」
    ネロ・クラウディウス:天に、星。
    ネロ・クラウディウス:真っ赤な、星。
    ネロ・クラウディウス:「……天災の終焉、か」「よもやよもやだな。疫病・予言・外敵ときて、天災か」「まぁ余であるからな。モテるのは致し方あるまい」
    ネロ・クラウディウス:真っ赤な──血
    ネロ・クラウディウス:「……あの鉄くずめ。ドレスが汚れるであろうが」
    ネロ・クラウディウス:脇腹を抑えながら、立ち上がる。7振りの剣は、既に4振りが砕けている。
    ネロ・クラウディウス:「よもや星に立ち向かうすべは無しか」
    ネロ・クラウディウス:「すまんな同盟者。ローマ再興の夢は潰えるようだ」彼らの拠点があるほうをそっと眺めて
    ネロ・クラウディウス:「……」星が迫る。じっとあなた達の方を眺めて
    ネロ・クラウディウス:「……、……余も、そちらに────」
    GM:────
    “砕け髑髏”隊員:「こちら第一歩兵中隊。異常なし。オクレ」
    “砕け髑髏”隊長:「引き続き警戒を厳にせよ」
    “砕け髑髏”隊長:「……皇帝が死んだ、と?」
    “砕け髑髏”副官:「死体は見つからなかったようだが、あの女の剣を第二中隊がみつけた」」
    “砕け髑髏”副官:「殺しても死なないタイプの奴だと思ってたんですがね。いやはや面白い」
    “砕け髑髏”隊長:「皇帝と、あのスライム女もだったか。はぁ。楽しみが減るのはいかんな、全く」
    “砕け髑髏”副官:「いや、アンタもうタたないっしょ、隊長。俺ぁ御免ですぜ」
    “砕け髑髏”隊員:「こちら第一砲兵中隊。所定の位置に到着」
    “砕け髑髏”副官:「了解。別命あるまで待機」
    “砕け髑髏”隊長:「……倉田。件の第二からの連絡はどうした」
    “砕け髑髏”副官:「そういやまだッスね……ったく」「おい、新崎のクズ。応答しろ」
    “砕け髑髏”副官:「聞こえねえのか?」「……あークソ」
    “砕け髑髏”隊員:「き、緊急連絡。こちら第一戦車中隊」
    “砕け髑髏”隊長:「どうした。貴様らしくもない」
    “砕け髑髏”隊員:「ば、ばけもの……口の、ばけも」
    “砕け髑髏”隊長:「……第一戦車中隊応答途絶」
    “砕け髑髏”副官:「一車ぁ? その前に三歩が気づくでしょ。なにやってんの……アイツラも繋がんねえし」
    “砕け髑髏”副官:「……三砲。おい第三砲兵」
    “砕け髑髏”副官:「ッダークソ! おい錦。お前三歩のほう見て……」
    GM:ぐじゅる
    アンガーテイカー:ぐじゅる
    アンガーテイカー:「……腹が減った」
    “砕け髑髏”副官:「口の、化け物……っ!」
    “砕け髑髏”副官:とっさに隊長の方を見る──既に上半身がない
    “砕け髑髏”副官:「クソッ! クソッ!」
    “砕け髑髏”副官:とっさに拳銃を取り出し、発砲。発砲。発砲。
    アンガーテイカー:「……硬い」「まずい」
    アンガーテイカー:菌糸にも似た触腕を、コンクリートに這わす。瞬時に繁茂し、口のような器官を得る。
    “砕け髑髏”副官:「何だ何なんだお前は! 俺たちは、戦争を望んできたんだ、こんな3流ホラーの噛ませみてェーな死に方するためじゃねェーッ!」
    アンガーテイカー:繁茂する。繁殖する。本体はその場から一歩も動くこと無く、菌糸をコンクリートの一室の隅々まで伸ばす。
    “砕け髑髏”副官:「クソッ、このっ……!」カチン。弾切れでスライドがロックされる。
    “砕け髑髏”副官:「ぐっ……ぁああああ!!!」
    アンガーテイカー:「──いただきます」
    GM:────
    ナツミ:今日は、お散歩です。
    ナツミ:“プランナー”さんがなにやら女の人と話していたところを、かくれてみていたら、突然お散歩の許可がでました。
    ナツミ:ついでに『ぎゃらるほるん』という笛をみつけたら、壊すか持ってくるかしてきたら、褒めてくれるそうです
    ナツミ:ナツミはとても上機嫌です
    ナツミ:……おや、あれは誰でしょう。黒い甲冑姿の大きな人です。
    ナツミ:初めて人に会いました。もっと近寄ってみましょう。
    ナツミ:近づくと、剣を構え出しました。危ないです。
    ナツミ:もうすこし近づくと、なんだか苦しみだしました。大丈夫でしょうか。
    ナツミ:また近づくと、地面から蔦が飛び出してきました。握手しようとしたら潰れて塵になってしまいました。残念。
    ナツミ:もっと近づくと、甲冑の形が変わっていました。あれ、元々こんなんだったっけ
    ナツミ:「こんにちは」
    ナツミ:すぐ前まできて、挨拶をしました。不思議なポーズをしたまま動きません。
    ナツミ:こういうときは握手をすると、それが人か、人の形をしたゴミかがわかると、プランナーさんがいっていました。
    ナツミ:ですが手がどこかわかりません。なので適当な場所を掴んでみました。
    ナツミ:おや。潰れて消えてしまいました。どうやら人ではなかったようです。
    ナツミ:ですがナツミは今上機嫌なので落ち込みません。
    ナツミ:「ぎゃらるほるん……どこにあるんだろ」
    GM:────
    GM:────
    GM:インタールード2
    GM:──第一戦。“外敵”と“魔術”を、”堕落”の力を借りて撃破したあなたたちは
    GM:堕落本人の勧めにより、彼女の宮殿から離れもとの拠点に帰ってきていた。
    GM:……時間は夜。星がよく見える。彗星が一筋空に残り続けていた。
    水落早苗:ぱっと、目を開ける、星空が視界に入る
    水落早苗:「ここは…」
    水落早苗:確か、機械にMs天染が狙われて、それをMr狭霧に庇ってもらって、それを確認する間もなく、攻撃して
    水落早苗:ばっと身を起こす、生きていることこそ信じているが、2人はどこだろうか
    原谷狭霧:噂をすると影が差すというが、果たして。
    原谷狭霧:「──おお、起きてたか早苗!」
    水落早苗:「ああ、ついさっきね」
    原谷狭霧:替えの包帯を手に、少年が部屋に来ていた。
    水落早苗:「Ms天染は…今は無事かな」
    原谷狭霧:「いやマジで良かった。簡単な手当てしかできなかったからよう……」
    原谷狭霧:「天染さんもキッチリ護れたからな。今は休んでもらってる」
    水落早苗:「No problem、この通り体は動く、どうも長めに寝ていたらしいことは、謝らないといけないみたいだけどね」
    水落早苗:「無事だったか…よかった」安堵のため息をつくが、どこか表情は暗い
    原谷狭霧:「俺も早苗の様子見たらたら休むつもりだったが……」「あ゛ー……」
    原谷狭霧:「……早苗。あの後、N市に来てたんだっけか」
    水落早苗:「…うん、俺のちょっとした我儘でね」
    原谷狭霧:俺達の『傷口』を、開ける時が来た。
    水落早苗:「足を失った人にいつも通り接してくれるほど、あそこの人は優しいわけじゃなかったから」
    原谷狭霧:「…… 凪さんっつったか。妹さん」
    水落早苗:「うん」
    原谷狭霧:大変だったろーな……という言葉が零れそうになって。せき止める。
    水落早苗:「引っ越しの話をしたとき、何も言わなかったけど、それでもN市に来てからちょっとずつ慣れてきて友人もできたって」
    原谷狭霧:「……そっか」「ナントカうまく行ってるなら、いい事だよな。」
    水落早苗:「また笑ってくれることも増えたんだ、今日は楽しかったって言ってくれることも」
    原谷狭霧:「うん」
    水落早苗:「…姉さんは、どうしてかわからないけど、N市に来てから、憑きものが落ちたようで」
    水落早苗:「やりたいことをやるんだって、張り切ってた」
    原谷狭霧:「……………………」
    水落早苗:「…何があったのかは、俺からは聞かなかったし、聞くつもりもないかな」
    原谷狭霧:「はぁーーー……」何かため息が出た。
    原谷狭霧:「元気にやれてるなら、マジに良いこった。」
    水落早苗:「…………」脇に置いてある包帯を取って、自分で巻き始める
    水落早苗:これ以降の話の種はあるが、開く口がどうにも思い
    原谷狭霧:「"纏う蒼星"って言うんだな」「早苗のコードネーム。」
    原谷狭霧:「うーん……えーと……」
    原谷狭霧:「メッチャ似合ってるよな、早苗の姿とかさ……」(いやそうじゃねえんだよ。)
    原谷狭霧:(言うべきことはそうじゃねーんだけどさぁ……!)
    水落早苗:「…俺は」
    水落早苗:包帯を巻いたままやっと口を開く
    水落早苗:「今自分で自分が分からない」
    水落早苗:あなたが聞いたこともないような、弱弱しい声で
    原谷狭霧:「…………自分……」
    原谷狭霧:「ってーと?」
    原谷狭霧:ゆっくりと、帰って来る言葉を待つ。
    水落早苗:「俺の意志に準じて生きよう、それでいいと思っていた」
    水落早苗:「意志通りにMs天染を助けて、そのあとも望まれるようにいろいろなことをして」
    水落早苗:「……幸せだって、少しでも思ってしまった」
    水落早苗:「幸せだって、一度思ってしまうと」
    水落早苗:「美羽のことを忘れていくようで、忘れて俺だけが幸せになっているようで怖かった」
    水落早苗:「でも、Ms天染の手をこんなことで払っていたら、それこそ自分の望む自分ではない」
    原谷狭霧:「…………」その辺のボロッちい椅子に腰かけている。
    水落早苗:「今だって俺の主義で利用しているようなものだ、これ以上彼女に悲しい顔をさせるわけにはいかない」
    水落早苗:しゃきん、と鋏の鳴る音
    水落早苗:包帯が切れる
    水落早苗:「それで女の子一人満足にエスコートできなくなっているっていう現状こそ、一番俺の理想からは遠いんだけどね」
    水落早苗:自嘲するような、ため息
    原谷狭霧:「…………」顎に手をやりながら、真面目に聞いている。
    原谷狭霧:「なあ、早苗よう。」
    原谷狭霧:「その話を誰かにしたの」「俺が最初か?」
    水落早苗:「……………」
    水落早苗:「……そうだよ」
    原谷狭霧:「……そうか。」
    原谷狭霧:すっくと立ちあがり。
    原谷狭霧:「あ」「コレ振りとかじゃねーんだけどよう、早苗」
    原谷狭霧:「もう元気になってるって事でいいんだよな?」
    水落早苗:「……体かい、それならもう動ける範囲には」
    原谷狭霧:「よーぅし」聞くや否や
    原谷狭霧:わっしと早苗の体を掴み上げ、俵抱きの形で背負い込む
    原谷狭霧:「今から天染さんトコ行くぞ、早苗」
    水落早苗:「What!?」いきなりの接触にびっくりしながら
    原谷狭霧:宣言をした後、すったすったと歩き出す。
    水落早苗:「ちょ、それはいいとは言ってないんだけど」するりと降りようと試みるが、並みの女子高生より華奢なので取り押さえるのは容易だろう
    原谷狭霧:「うるッせえ!輪をかけてボロッボロのくせに強がりやがって!!!」頑張って抑え込みつつ、歩く。
    原谷狭霧:歩く……!
    原谷狭霧:「そんな大事な話を──」
    原谷狭霧:「なんで天染さんにもしっかり伝えてねーんだよ!!!」
    原谷狭霧:「先輩らしく立派にカッコつけやがって!クソボケ早苗!!!」
    原谷狭霧:「俺だってよう!そんな風にカッコつけてぇよ!」
    水落早苗:「……っ!?」俺の問題だから、とか、彼女には関係のない話だからとか出てきそうだった反論が止まる
    原谷狭霧:「でも!」「俺は強くねーから四方八方頼り通してナントカやってんだ!!!」
    原谷狭霧:「お前の家へまた行く度胸固める為に、先輩に身も蓋もなく励まして貰ったよ!」
    原谷狭霧:「早苗に逢わせる面が思いつかなくって!恥かなぐり捨てて友達(ダチ)にもいっぱい相談した!」
    原谷狭霧:「早苗がよう……今まで本当に誰にも頼れる人が居なかったってんなら。」
    原谷狭霧:「天染さんにも話せなかったってんなら……!」
    原谷狭霧:「──それこそトンデモねー意地っ張りだ!お前は!」
    原谷狭霧:「早苗が本当に大切だと思ってる人が!」
    原谷狭霧:「そんなつまんねー相談ぐらいで!!早苗を嫌いになる訳ねぇだろうがよ!!!」
    原谷狭霧:「合わせる面もねー同士!俺も一緒についてってやる!!!」
    原谷狭霧:「……黒野さんのことだってよう。」
    原谷狭霧:「俺が忘れる訳、ねぇだろうが。」
    原谷狭霧:歩く。
    原谷狭霧:歩く。
    水落早苗:「………」抵抗は、もう無い
    原谷狭霧:終焉を押し付けられただけの少女の元へ。二つの足で歩いていく。
    天染 橙子:「──一。二。三」「──一。二。三」
    天染 橙子:小さく灯火の着いた黒い煙草をくわえ、顔の左半分に蒼い痘痕。
    天染 橙子:手首には注射針のような細剣。ちょうど掌底とともに突きさせるように内側に。彼女の戦闘時のスタイル。
    原谷狭霧:歩く。
    原谷狭霧:歩く。
    天染 橙子:拠点から少しだけ離れた空き地で、一人鍛錬を積む。
    原谷狭霧:友達を抱え、共に戦う人の元へ、すったすったと歩いてくる。
    天染 橙子:「四。五。六」彼女は、よくも悪くも一般人だ。素人の手の骨は細く頼りなく、力を十分に伝えられないため、掌底のほうがかえって有効打にできる。
    原谷狭霧:(……まだ起きてたのは良かったけど。)
    天染 橙子:N市の十二支部で、何度も頭を下げて、ようやく教わったのは掌底だけ。
    原谷狭霧:(声かけて大丈夫な奴かなアレ……)
    天染 橙子:背後の黒いがしゃ髑髏に同じ動きをさせながら、繰り返し繰り返し
    天染 橙子:──ふと、その動きをとめる。がしゃ髑髏の首から下が崩れ、頭蓋だけになって浮遊する。
    天染 橙子:「……見ていても、面白くありませんよ」
    原谷狭霧:「あ゛ー……すまねーな、天染さん」
    原谷狭霧:「今って話す時間ある?」
    天染 橙子:「橙子でいいですよ。多分、同い年でしょう?」
    天染 橙子:「大丈夫です」「暇なので」
    水落早苗:「……こんばんは、Ms天染、無事でよかったよ」非常にぎこちないがそれでも答える
    原谷狭霧:「マジ?んじゃあ高校一年か……」
    原谷狭霧:俵運びしてきた早苗をそっと降ろす。
    天染 橙子:煙草を吐き捨て踏んで消火して
    天染 橙子:「……何事?」
    水落早苗:「……」気まずそうに黙っている
    原谷狭霧:「あ゛ー……なんやかんや。早苗と気まずい所、見せて来ちまったんだけどよう」
    原谷狭霧:「俺から聞きてえのは……だ。橙子さん」
    天染 橙子:「……そう」顔の瘢痕が引いていく。裾で乱暴に汗を拭いて
    天染 橙子:「……だからさんはいらないですって」
    原谷狭霧:「おっとすまねー」「ボケッとしてるとさん付けしちまうんだよな、これ。」
    天染 橙子:「それで、聞きたいことってなんですか?」
    原谷狭霧:「──早苗の事。」
    水落早苗:びくり、と一瞬だけ身をよじるが、それだけだ
    原谷狭霧:「つまんねー意地だったり怖じ気づいちまったりで、一年半も会ってなかったんだ。俺」
    天染 橙子:「早苗くん、ですか?」
    原谷狭霧:「……ドタバタしちまってたけど。いい加減腹の割り時だと思ってさ」
    原谷狭霧:「その辺りで早苗が元気のなかった理由とかも、あったりするんだが……」
    天染 橙子:「……」
    原谷狭霧:「……橙子から見た早苗がどんな奴か、知っておきたくなってよう。」
    原谷狭霧:「まー、急に出てきてなんだコイツ……ってなられてもしょーがねー質問ではあるんだが……」
    天染 橙子:「本当、そのものですよ」
    原谷狭霧:「だよなー……」しょんぼり。
    天染 橙子:「私視点からしたら、急に早苗くんと修羅場ったとおもったら、早苗くんと腹を割って話してた、とか」
    天染 橙子:「早苗くんが元気のなかった理由もしってたり」
    天染 橙子:「一年半もあってなかったのに、一年ずっと一緒に居た私より、早苗くんに信頼されてるなんて」
    天染 橙子:「……申し訳ないですけど、ちょっと」「妬けちゃいます」
    原谷狭霧:「ほら見ろ早苗!!!」
    原谷狭霧:「早くも申し訳なさで雨呼べるぞ俺は!!!!!」
    天染 橙子:「えっと……私から見た早苗くん、でしたっけ」
    水落早苗:「声が大きいよ……」もはや取り繕うほどの元気もない
    原谷狭霧:「そうそう、天染さんのだな……」
    天染 橙子:「んー……星の王子さま。かな」「氷の、星の」
    天染 橙子:「私、ちょっとだけ小説とか読むほうなんですけど」「誰かを倒してそのまま砕けて消えそうな人を、氷刃って言い方をするんです」
    天染 橙子:「けど、早苗くんはそういう感じじゃなくって」
    原谷狭霧:「…………」腕を組む。
    天染 橙子:「……何かを守るために。もしくは、なにかの思い出や居場所を守るために」「守り続けて、満足したら溶けて消えるような」
    天染 橙子:「他の場所に行くことだってできるのに、ずっと同じ場所(ぶたい)で、同じ軌道(えんもく)で回り続けてる」
    天染 橙子:「おバカな王子様」
    水落早苗:「………」面目ない、事実として淡々と受け入れる
    原谷狭霧:「ぶふっ」←ちょっと吹き出した
    天染 橙子:「……そして私は」
    天染 橙子:「ただ一度軌道を掠めただけで、惹かれてしまった」「もっとおバカな子です」
    原谷狭霧:「…………」←絶句している
    天染 橙子:「笑っちゃうでしょう?」
    原谷狭霧:「き」「聞いといてなんだけど、俺が居る所で言っちまって大丈夫なの……?」
    天染 橙子:「いいんですよ、こんなの」
    水落早苗:「……やめてもよかったんだよ、最初じゃなくても、あの時でも、そうできる機会はいくらでもあったろうに」
    天染 橙子:「自分が信頼されてないことも、眼中に無いことも」「私の楽しかった一年が、ただ彼を苦しめるだけだったことも」
    天染 橙子:「わからないほど、鈍いわけないじゃないですか」
    水落早苗:「…………」
    原谷狭霧:「早苗……おま、早苗ェ!!!」
    水落早苗:「本当に済まなかった」
    天染 橙子:「それでも離れなかったのは、私のただのわがままです」
    原谷狭霧:「ハチャメチャに傷つけてんじゃねーか天染さん!!!!」
    原谷狭霧:「俺も人の事全く言えねーけど!!!!!」
    天染 橙子:「Mr.狭霧」
    原谷狭霧:「はい……」そっと正座する。
    天染 橙子:「……もう一度言い出しちゃったんで全部言っちゃいますけど」
    天染 橙子:「私、彼に一度だって名前で呼ばれたこともないのに、開口一番に名前で呼ばれた時の衝撃がわかりますか」
    原谷狭霧:「…………」
    原谷狭霧:お前本気(マジ)か???と言いたげな顔で早苗の方を見る。
    天染 橙子:「……戦闘だって」「一番強いなんて言い方をするつもりはありません」
    天染 橙子:「でも、私だってUGNなんです」「押し付けられた力でも」
    天染 橙子:「……せめて、こういう場所でなら、誰かに見てもらえると思ったんです」」
    原谷狭霧:(……天染さんも、クソ宝くじ引いたクチかよ。)
    原谷狭霧:眉尻が少し下がる。
    天染 橙子:「……ふぅ。ダメですね」「早苗くんの前では、普通の子でいようと思ったんですけど」
    天染 橙子:「……何度も言いますが、これは私の。ただのわがままです」「これで私を嫌いになっても、文句は言いませんよ」
    天染 橙子:黒い無地のハードケースから、黒い煙草を一本取り出す
    天染 橙子:「私からは、以上です」
    水落早苗:「……もし、さ」
    天染 橙子:「……」煙草を指に挟んだまま、瓦礫に座る。置いておいた水を飲む。
    水落早苗:「……よほどじゃなきゃ言わないから、仮の話だけど」
    水落早苗:「俺と別れて、自由になってくれって言っても、やめないつもりかい」
    原谷狭霧:ポリポリと頭を掻きつつ、正座を解く。
    原谷狭霧:「……早苗よう。」
    天染 橙子:「仮にその時が来るとするならそれは」
    天染 橙子:「早苗くんが、本気で私のことを嫌いになった時です」
    原谷狭霧:「俺が天染さんの立場でそれ言われたら」「多分張っ倒すぞ?」
    水落早苗:「わかってる、こんなこと言うくらいなら最初からやめておけって話だ」
    水落早苗:ただただ己の罪を直視している目をしている
    天染 橙子:「……ただ、そうですね」
    天染 橙子:「……その、目」
    天染 橙子:「人を人じゃなくて」「自分の罪悪感の化身を見るような目」
    天染 橙子:「……私、早苗くんに何があったのかは、全く知りません」
    天染 橙子:「私の何が、貴方を苦しめているのか、考えてもわからなかった」
    天染 橙子:「……これは、多分よほどじゃなきゃ言ってくれないから、仮の話ですが」
    天染 橙子:「……黒野さんって人と、なにがあったんですか」
    原谷狭霧:「!…………」
    水落早苗:「……友達、以上だった」
    原谷狭霧:少しだけ。喉の通りを確かめるように息を吐く。
    水落早苗:「小さいころから一緒で、遊んだり、バレエの応援に来てもらったり、勉強を教えあったり」
    水落早苗:「好きって言葉も言い合った、一緒に遊ぶ約束も、友達だった時から、それ以上になりかけていた時まで、何回もやった」
    水落早苗:「……でも、それ以上になる前に」
    水落早苗:「美羽は…ジャームになった」
    水落早苗:「俺の妹の足を奪った、姉さんの口を縫った、彼女自身の両親を殺した」
    天染 橙子:「ッ……」
    原谷狭霧:「……俺は」「その事件の調査でその場に居合わせてな」
    原谷狭霧:「最終的には俺が斃した」
    天染 橙子:「……私……」
    水落早苗:「俺は弱かった、彼に手を下させてしまった、自分でどうすることもできなかった」
    天染 橙子:「ッ……私、は……」
    水落早苗:「…君は、俺を、王子様と言ってたよね」
    原谷狭霧:(……クソ。)
    原谷狭霧:(ルイスさんが居たら、なんて言ってくれたかな……)
    水落早苗:「俺には、もう、その意地しか残ってなかったんだ。自分が自分であるという意地しか」
    天染 橙子:「だって、私……そんな……」
    水落早苗:「君が、自分を悪く思う必要なんて何もない」
    天染 橙子:「知らないよ、そんなの……だって、何も……何も!」
    EOW:「皆で集まってなにをしているのかな?」
    あららぎ一位:バキッ!と何かが折れる音がする。
    EOW:ずるり──
    天染 橙子:ずぁっ、と。周囲を浮遊していた髑髏の首から頚椎が伸び、がしゃ髑髏を成した……ところで
    EOW:影が盛り上がり、小さな少女の姿を形作る。
    天染 橙子:「っ……えっ、ちゃん」
    あららぎ一位:あららぎ一位が普段使っている弓を折っていた
    あららぎ一位:「天染さん、お気持ちは…多少は分かります」
    天染 橙子:「……あっははは。ごめんね。変な所見せちゃって」
    あららぎ一位:「貴方は先の戦闘で動けなかったのを気に病み、特訓していたので」
    原谷狭霧:慌てて向き直り、構え、……手を解く
    あららぎ一位:「わたしとしては、その段階でそもそもアドバイスすべきでした。」
    天染 橙子:「そこから、見られてたんですか……お恥ずかしい」
    原谷狭霧:「…………」
    水落早苗:「……」黙って居住まいを正す
    原谷狭霧:「聞いて……ました、よね」
    あららぎ一位:「放っておいても大丈夫かなと警戒して戻ってきてみればこの通りだったので、ちょっとびっくりです」
    あららぎ一位:「まぁ、はい。」
    あららぎ一位:「正直言ってしまえば、わたしはこのメンバーの過去来歴についてそれほど詳しいわけではありません」
    EOW:にこにこと、場にそぐわないアルカイック・スマイルを浮かべたまま、四人のやり取りを見つめている。
    あららぎ一位:「なので無断でプライバシーを聞いてしまったことは、謝ります。えっちゃんの分まで」
    天染 橙子:「いえ……」
    あららぎ一位:「ただ、わたしの知っている天染さんは、ここまで追い込まれていい方ではない」
    原谷狭霧:「あ゛ー…………」
    原谷狭霧:「すみません。マジで」
    天染 橙子:「っ……」「そ、そんな追い込まれてるだなんて……」
    EOW:「天染橙子は自身の表情を自身で確認すべきだと、ボクは提言するよ」
    あららぎ一位:「いいえ。好きになった人の為に努力をして、追いつこうと頑張って。ここに呼ばれるような終末などになって呼ばれても腐らず」
    原谷狭霧:もう一度。意識して深呼吸をする。
    天染 橙子:「表、情……?」
    EOW:てくてくてく、とそちらに近寄って──
    EOW:ぷに
    原谷狭霧:ジワリと、袖口から菌糸が綻び出ていたことに気が付いた。
    EOW:小さな手で、その頬をつまむ。
    天染 橙子:「……んに」
    EOW:「『強張っている』と言う状態だと、ボクは判断したよ、うん」
    水落早苗:「……その通りです、俺がここまで追い込んだ」
    あららぎ一位:「─────一世一代の告白までした。そんな女の子に対する態度ですか?水落君。」
    原谷狭霧:(そうだよ……今は『それ所じゃねえ』んだよな。)
    EOW:「それは違うと判断するよ、水落早苗」
    EOW:「ボクが判断するに──」
    EOW:「水落早苗、天染橙子、原谷狭霧は──」
    原谷狭霧:(自分を『憎悪』するのは、今やる事じゃねえってのに)
    EOW:「それぞれが、それぞれを追い詰めている」
    原谷狭霧:「はー…………」
    原谷狭霧:「『終わり』に一家言あるえっちゃんが太鼓判推すって事は、マジなんだろうな」
    あららぎ一位:「…まず、せめて情報共有だけでもきちんとしましょう」
    EOW:「うん、あららぎ一位の言うとおりだと、ボクも判断するよ」
    EOW:「キミたちはまず、自分に問う前に、目の前の人たちに問うべきだ、と」
    原谷狭霧:久しぶりに意識して、菌糸を体内に押し込める
    EOW:「互いに強張ること無く、ね」
    天染 橙子:「……」
    天染 橙子:「……私から、言うことなんて、これ以上は」
    EOW:「無理に自分から発言する必要もないと判断するよ、天染橙子」
    あららぎ一位:「…天染さんは、今は少し混乱していると思います。」
    あららぎ一位:「あなたのペースで、飲み込んでください。愚痴や疑問があればわたしを話しかけてください。気軽に。樹なので」
    EOW:「あららぎ一位の意見が正しいと、ボクも判断するよ」
    天染 橙子:「私は、ただ……知らなくって」「私が……私の一年が。早苗くんが、黒野さんを失っていた傷に、つけこんで笑っていただけだったなんて」
    EOW:ぷに──
    EOW:もう一度、その頬をつまむ。
    原谷狭霧:「そうっすね」「ご迷惑かけちまってる……改めてすんません、二人とも」
    EOW:「また強張っているよ、天染橙子」
    原谷狭霧:「そんで──ありがとうございます」「頑張って頼っていくっす」
    天染 橙子:「……」
    あららぎ一位:「サギリ君や、水落くんにも事情があると思うのですが」
    原谷狭霧:無骨ながらに一礼をする。
    水落早苗:「…………」そんなことは絶対に無い、これは迷いを捨てられなかった、答えを持てなかった俺の責任だという言葉を飲み込み話を聞く
    あららぎ一位:「ところで君たち二人は会話は気まずくはなくなったそうでしたね?」
    原谷狭霧:「え゛っ」「……大丈夫か?早苗」
    原谷狭霧:ちょいちょいとつつく。
    水落早苗:「……ええ、はい」顔を上げて答える
    天染 橙子:「……」背後に現れたがしゃ髑髏は、未だに形を崩しておらず。あぐらをかいた彼の膝の上に座るように
    水落早苗:「そんなにつつかなくても、大丈夫さ」
    原谷狭霧:「おう、そうか……」手を戻し、あららぎさんに向き直る
    あららぎ一位:「気まずそうにしていた二名が話せるようになってわたしはうれしいです」
    天染 橙子:「……ええ、私も、とても」
    EOW:「うん、喜ばしいとボクも判断するよ」
    原谷狭霧:(視線が物凄く痛い…………)
    あららぎ一位:「ただ、今度は水落君が天染さんと気まずい様になるのはもっと悲しいです」
    EOW:「うん、それは望ましくないと、ボクも判断するよ」
    あららぎ一位:「何も仲良くしろ、とはいいませんが。今が戦場の真っただ中」
    EOW:変わらぬ笑顔を湛えたまま、あららぎ一位の意見に同意する。
    あららぎ一位:「水落くんは亡くなった方の事について随分思い詰めていますがね」
    あららぎ一位:「今目の前にいる相手が、次の戦闘で命を落とすかもしれないんですよ。」
    原谷狭霧:「はい。そうなんすよねー……」
    あららぎ一位:「普段通りに話しているエージェントでも離別は苦しいものですが」
    水落早苗:「…その通りです、今の俺のやるべきことは、何があっても彼女を守り安全な場所に帰すことです」
    天染 橙子:「……ない」
    天染 橙子:「……そんなこと、一言だって、頼んじゃいない」
    天染 橙子:「テンネ」
    EOW:「うん、水落早苗」
    天染 橙子:あぐらをかいていたがしゃ髑髏が、彼女を横抱きに抱えあげる。
    EOW:「誰もソレを、キミに依頼はしていないと、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:(っ、間に合いませんでしたか…)
    EOW:じっと、がしゃ髑髏に抱え上げられた少女へと瞳を向けて。
    あららぎ一位:「天染さん、一度、落ち着いてください」
    原谷狭霧:「…………」じっと彼女を見上げる。
    天染 橙子:「……大丈夫です」「ちょっと、近くで一人になってきます」
    EOW:「天染橙子」声をかける。
    天染 橙子:「……なんですか」
    EOW:「思考することは悪いことではないと、ボクは判断するよ。だけれども──」
    EOW:「うん──」
    EOW:「強張らずに」
    EOW:それだけを、告げる。
    天染 橙子:「……はい」
    天染 橙子:「……テンネ」見た目や大きさより遥かに軽く小さな足音とともに、彼女を抱えてがしゃ髑髏が歩き去る。
    水落早苗:ああ、本当に自分は最低だ
    水落早苗:全部、見抜かれていたじゃないか、初めから
    EOW:「うん、それじゃあ水落早苗、原谷狭霧」立ち去った少女から、少年たちへと視線を戻し。
    EOW:「『会話』をしようか?」じっと、紫の瞳で見つめる。
    GM:────
    天染 橙子:「っ……う……」先程までの広場から、少し離れた場所。ちょうど月の光が陰る頃に
    クロユリ:「──こんばんは。『疾病』」
    クロユリ:軍服じみた肩掛けコートをはためかせながら、彼女の前に降り立つ、白髮金眼の少女
    天染 橙子:「っ……ぇ、えっと」「クロユリ、さん?」
    クロユリ:「ちゃん、で結構ですよ。『疾病』」「いえ、せっかくなので、橙子ちゃんとでも呼ぼうかしら」
    天染 橙子:「ちゃん、って……あはは」
    天染 橙子:「……クロユリちゃんは」「どこから、見てたの?」
    クロユリ:「何も」「だけど、役者のコンディション管理も、私の役目だから」
    クロユリ:「ねぇ、橙子ちゃん」するり、と白魚のような指を、橙子の肩に、背中に
    クロユリ:そっと抱き寄せるようにして
    クロユリ:「私は、あなたが愛する人でも、守りたい人でも、意地を張りたい人でもないわよ」
    クロユリ:「全部、話してみて」
    クロユリ:「私は、受け入れましょう」「約束するわ」
    天染 橙子:「……ぅ、あ……」「ぁぁあああああ」
    天染 橙子:両親を殺したときですら堪えていたはずの涙が、溢れてしまった。
    クロユリ:「さぁ、橙子ちゃん」
    クロユリ:「あなたは──どんな終わり方を望むのかしら」
    天染 橙子:「っ……っく、ひぐ……」「私、は……──」
    GM:────

    ミドル3 シーンPC:原谷狭霧(ほか登場任意)

    GM:登場侵蝕お願いします
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (65 → 70)
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (58 → 63)
    あららぎ一位:1d10+76
    DoubleCross : (1D10+76) → 4[4]+76 → 80

    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (69 → 78)
    GM:SSDT(スーパーシークレットダイスタイム)開始
    GM:おおっと
    GM:おおっとぉ?
    GM:ははーん
    GM:まぁいいか
    GM:SSDT 終了
    GM:PL行動を再度ぺたりします
    GM:PCは以下の4つから行動を選択できます。≪索敵≫と≪情報収集≫は複数のPCが判定可能。
    また、技能はすべて任意の情報技能とします
    ・≪拠点確保≫
    難易度6。敵から身を隠せる安全な場所を確保する。すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。

    ・≪物資探索≫
    難易度9。水や食糧などの物資を捜索する。
    すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。

    ・≪索敵≫
    現在周辺にいる敵を探知する。
    敵によって判定難易度は変わる。
    GMは判定達成値に応じて、発見できたエネミーを開示する。

    ・≪情報収集≫
    ≪索敵≫で1体以上のエネミーを発見した場合に実行可能。
    敵の痕跡や残されたUGNデータベースなどから情報を収集する。
    達成値6でプロフィール、9でシンドロームと主力エフェクト、15で行動値と各種判定の難易度が開示される。

    また、難易度はランダムイベントで変化することがあります。注意しましょう

    EOW:では《索敵》の判定を試みたく思います。
    EOW:マイナーでオリレジェ起動。その後無形の影で判定にチャレンジを。
    EOW:end of worldの侵蝕率を2(→ 2)増加 (78 → 80)
    EOW:マイナーのオリレジェで侵蝕率が80になったので、ダイスボーナスが+2です。判定行きますね。
    原谷狭霧:あ、ヘンチマンのコネも全員に適用しておくぜ!
    EOW:おけであれば判定しますです。>GM
    EOW:6dx+10
    DoubleCross : (6DX10+10) → 10[1,1,1,7,8,10]+1[1]+10 → 21

    GM:ごー
    EOW:お、一回り。21です。
    EOW:end of worldの侵蝕率を4(→ 4)増加 (80 → 84)
    GM:つっよ
    あららぎ一位:しゅごい
    水落早苗:強い
    EOW:こー、まだらの紐もあるので
    EOW:見逃さぬ(`・ω・´)
    GM:見つかった敵はこいつらだぁ!
    原谷狭霧:流石だぜ……!
    GM
    ・“アルテマ”ナツミ
    ・“ティアマト”四条海未
    水落早苗:えっ
    原谷狭霧:なっばっ死んだはずの!!!?
    水落早苗:死んだはずでは!?
    EOW:むむむ?
    あららぎ一位:えっ
    あららぎ一位:なんで
    あららぎ一位:交渉チャンス!
    水落早苗:じょ、情報収集します!
    水落早苗:6dx+2 情報、ヘンチマン込み
    DoubleCross : (6DX10+2) → 9[1,1,6,6,7,9]+2 → 11

    あららぎ一位:妖精の手の使いどころかもしれない
    あららぎ一位:場合によっては
    原谷狭霧:一応情報収集は15で打ち止めなので
    原谷狭霧:金で行ける……はず!
    GM:ぜ
    水落早苗:財産点4点使います
    あららぎ一位:うおー
    EOW:ひゅー!
    GM:15! 満了!
    水落早苗:財産4へ
    EOW:頼れるぜ、水落くん。
    ナツミ サラマンダー/バロール
    探知難易度3
    懐柔判定14
    逃走判定14
    知覚判定 5dx

    平行世界における、“プランナー”率いるゼノスの決戦兵器。『夏』のレネゲイドビーイング。
    極高温・極高圧の環境を周囲に作り出し、内部の気流や圧力差を操作する。存在するだけで気候を変化させ、破壊の意思なく無邪気なままに世界を滅ぼす存在。
    参加目的は、『ギャラルホルン』の回収、もしくは破壊
    行動値6
    主力エフェクト
    《拒絶領域》
    《苛烈なる熱気》
    《加速世界》

    あららぎ一位:うおー
    あららぎ一位:懐柔できる
    EOW:なんですよね<破壊
    原谷狭霧:ワンチャン……ある!
    水落早苗:14くらいなら懐柔できるかなあ…
    EOW:14ならほぼ大丈夫<スタート15で今6個振れる
    水落早苗:ティアマトさんはどうだろう
    あららぎ一位:ねー
    EOW:どきどき
    原谷狭霧:はらはらだぜ……
    四条海未 ノイマン/オルクス
    探知難易度10
    知覚判定7dx
    懐柔判定20
    逃走判定12
    行動値11
    情報
    完全流体の肉体。無限分岐の武術。浸透圧潰する体積をもった謎の少女。
    自身の由来を知らず、大会参加も流されての闖入者という側面が強い。
    ただし、その武術の腕は確か。
    主力エフェクト
    《要の陣形》
    《カウンター》
    《絶対支配》

    あららぎ一位:かわいい
    水落早苗:懐柔20か…
    あららぎ一位:懐柔難易度たかいな
    EOW:20
    あららぎ一位:妖精の手の使いどころだと思う
    あららぎ一位:このシーンでの懐柔は
    原谷狭霧:最悪懐柔するだけして逃げるのも有りかもですな
    EOW:6個ダイス振って、1つでも6が出れば届くので、こちらもいけるかと。
    あららぎ一位:そうですね
    原谷狭霧:もしかしたらまだ見つけていない敵が……みたいなパターンもあり得るし
    EOW:戦わずに解決できれば勝ちみたいなもん
    水落早苗:とりあえず行動を選ぶ前に侵蝕下げに行くのはどうでしょうか…?
    GM:何故生きているのか それは
    EOW:そうですね、確か侵蝕下げる判定は、先にしておかなければだったはず。
    GM:イベントチャートで、F:死んだはずの参加者が生きている に選ばれたからだ!(ででーん
    あららぎ一位:わぁい
    GM:そですよー<侵蝕低下は先
    原谷狭霧:つまり……
    EOW:おおー
    原谷狭霧:ネロ帝は死が確定したという訳ね……
    あららぎ一位:ラストチャンス!
    あららぎ一位:拠点確保って技能何使いましたっけ
    EOW:(´・ω:;.:...
    原谷狭霧:何でも行けるぜ!
    原谷狭霧:ヘンチマンが乗るのは情報:噂話ですね
    GM:なんでもいけるぜ
    原谷狭霧:じゃあ難易度高い方言っちゃいますね!
    あららぎ一位:情報UGNで
    あららぎ一位:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 5[2,5,5,5]+1 → 6

    EOW:やった!
    あららぎ一位:すいません、先のはコネも使用で
    原谷狭霧:物資探索をヘンチマン込みで情報:噂話判定!
    EOW:がんばれ狭霧ん
    原谷狭霧:5dx+2>=9
    DoubleCross : (5DX10+2>=9) → 8[2,2,8,8,8]+2 → 10 → 成功

    EOW:やった、えらい!
    原谷狭霧:うっし……!
    水落早苗:やったあ
    原谷狭霧:あざます、えっちゃん……
    あららぎ一位:えらい!
    原谷狭霧:この2d6ダウンは天染さんも振れるんでしたっけ
    GM:です
    あららぎ一位:うおー
    原谷狭霧:じゃあガンガン振ります!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を2d6(→ 8)減少 (63 → 55)
    あららぎ一位:では減少
    水落早苗:2d6
    DoubleCross : (2D6) → 4[1,3] → 4

    あららぎ一位:80-2d6
    DoubleCross : (80-2D6) → 80-7[5,2] → 73

    EOW:end of worldの侵蝕率を2d6(→ 7)減少 (84 → 77)
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4減少 (70 → 66)
    EOW:よしよし平均値。
    天染 橙子:86-2d6
    DoubleCross : (86-2D6) → 86-7[2,5] → 79

    行動選択・行動判定 ≪索敵≫で発見したエネミーに対しては、1エネミーにつき1回、以下の行動が選択できる。

    ・≪奇襲≫
    敵に奇襲を仕掛ける。
    エネミーと≪知覚≫による判定で対決を行い、勝利することで、1回メインプロセスで攻撃が行える。この攻撃にエネミー側はリアクション可能。
    判定の成否に関わらず、その後、戦闘を発生させる。

    ・≪懐柔≫
    停戦や協力の交渉を試みる。
    エネミーに応じた難易度で≪意志≫による判定を行う。
    事前の情報収集で達成値15以上を出していた場合、達成値に+3の補正が掛かる。
    判定の成否に関わらず、この行動の対象となったエネミーの戦闘参加までのラウンド数を+1する。
    成功した場合、エネミーと接触した際に懐柔して仲間に加える、もしくは一時停戦としてそのシーン間の戦闘を避けることができる。
    失敗した場合、戦闘を発生させる。

    ・≪逃走≫
    その場から逃走する、もしくは身を隠す。
    エネミーに応じた難易度で≪回避≫による判定を行う。
    判定の成否に関わらず、この行動の対象となったエネミーの戦闘参加までのラウンド数を+1する
    判定に成功した場合、エネミーの戦闘参加までのラウンド数をさらに+1する。
    失敗した場合、戦闘を発生させる。


    エネミーが複数存在する時、それらに対する行動の順番はPCの任意で選択できる。
    パーティを分け、同ラウンドに複数の対象に対し別々の行動を行うことも可能。
    ただし、≪奇襲≫は常にそのシーン内で発生する最初の戦闘より前に判定を行う。エネミーからの奇襲やイベントの効果によって判定以前に戦闘が発生した場合、それ以降の≪奇襲≫は全て失敗した扱いとなる。

    EOW:ではティアマトさんを懐柔します。目標値は20 こちらの意思判定が現在+15スタート。加えて修正の+3を貰って判定します。
    EOW:6dx+18>=20
    DoubleCross : (6DX10+18>=20) → 9[1,4,6,6,8,9]+18 → 27 → 成功

    EOW:成功しました、幼女による懐柔をくらえい!
    あららぎ一位:うおー
    原谷狭霧:ではサギリーでナツミちゃんを懐柔します……!
    GM:うわーっ懐柔!
    原谷狭霧:ブランケットカスタマイズ付きのガーディアンズサイン所持により基本意志5に+1。
    原谷狭霧:更に情報収集バフの+3も合わせ、基礎値9からスタートします
    原谷狭霧:あっそうだ、ヒューマンズネイバー補正もあった。意志ダイス+1!
    EOW:ヒューマンズネイバーは衝動判定だけだったはず
    GM:ネイバーは衝動だけですね
    原谷狭霧:失礼しました、基礎ダイス1!運命のダイスロール!!!
    原谷狭霧:1dx+9>=14
    DoubleCross : (1DX10+9>=14) → 3[3]+9 → 12 → 失敗

    水落早苗:「湖畔のシルフィード」(妖精の手L3)判定の出目を一つ10に、コスト4
    水落早苗:持っておいき
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加 (66 → 70)
    原谷狭霧:早苗……!(ひんひん)
    原谷狭霧:1dx+19
    DoubleCross : (1DX10+19) → 2[2]+19 → 21

    水落早苗:危なかった……
    原谷狭霧:21で懐柔達成です
    あららぎ一位:うおー
    EOW:よしよし
    GM:懐柔の前に。ナツミちゃんはギミックエネミーになります。
    あららぎ一位:うおー
    水落早苗:ふむふむ
    EOW:むむ<ギミックエネミー
    あららぎ一位:ギミックエネミーなんだ
    原谷狭霧:なっばっ
    GM:50m離れた位置からスタート 難易度6の意思判定に成功することで接近可能 10mごとに難易度が3づつ上昇する。
    あららぎ一位:なるほどね
    GM:射程:視界 射程:50m以上の攻撃でも同様 1ダメージでも与えたら戦闘終了
    原谷狭霧:トリフォリウム君は途中で失敗してしまったという訳ね……
    GM:戦闘になった場合はこういう感じ
    GM:意思判定は移動・攻撃前のオートで可能。失敗するとその場で行動終了になります
    水落早苗:今回の場合もでしょうか…?
    EOW:近接しても、ダメージは与えなきゃ戦闘終了にはならない、といった感じでしょうか?
    GM:懐柔する場合でも意思判定に成功してもらうぜ!
    原谷狭霧:という事は懐柔にも5回か……
    水落早苗:なるほど…
    あららぎ一位:はえ~
    原谷狭霧:……逃げた方が良くねこれ……?
    EOW:むー
    水落早苗:これ
    EOW:これ、えっちゃんはティアマトの懐柔に動いてしまったので、チャレンジ不可ですよね?
    あららぎ一位:懐柔は、なにmまで近づけばいいんだろう
    GM:あ、懐柔は最初の一回でOKです
    水落早苗:さっき懐柔の判定に成功したことで何かあったりは…しませんか…?
    水落早苗:おっと
    原谷狭霧:あ、よかった。じゃあさっきの成功でOKですかね?
    EOW:む?
    GM:別途で判定してもらうのぜ
    水落早苗:懐柔とは別に意志判定
    あららぎ一位:ほえ~
    水落早苗:という感じでしょうか
    GM:懐柔前にギミック意思判定→懐柔判定 だぜ
    あららぎ一位:水落君、もしもの時は頼む
    原谷狭霧:という事はさっきの判定は先取りしちゃってたわけですね
    あららぎ一位:なるほど
    あららぎ一位:なら安心?
    EOW:あららぎさんも質問されてますが、懐柔は何mまで近づけば可能なのでしょうか?
    原谷狭霧:問題なさそうならギミック意志判定も追加で行うのが丸いかな……?
    GM:最初の10mをクリアすればOKです
    GM:追加でどうぞ>ギミック判定
    原谷狭霧:了解です!という事は目標値6か……
    あららぎ一位:なるほど
    原谷狭霧:ファンブらないことを祈ろう
    GM:正直50mはきっついなと思ったので30mに修正します
    あららぎ一位:オリジンは継続してるし、大丈夫なはず
    EOW:ですね、これはえっちゃんが判定してしまっても大丈夫でしょうか?
    EOW:<近づき判定
    あららぎ一位:頑張って…
    GM:懐柔する人が判定でおねがいします
    EOW:了解しました。では判定。
    原谷狭霧:つまり……引き続き俺!
    水落早苗:頑張ってMr狭霧…手は構えておく…
    原谷狭霧:1dx+9>=6
    DoubleCross : (1DX10+9>=6) → 10[10]+5[5]+9 → 24 → 成功

    EOW:よしっ!
    水落早苗:よし!!
    あららぎ一位:よし!
    原谷狭霧:さっき出てくれよ!
    EOW:いえいえ、結果オーライ!
    GM:おつよい
    原谷狭霧:まあ失敗よりは100倍マシか……!
    GM:では懐柔成功なのぜ
    原谷狭霧:うっし!お手数おかけしましたGM……
    あららぎ一位:オリジン:プラント
    あららぎ一位:75(+2)
    GM:えーでは。戦闘発生予定がないので、未発見の敵による奇襲判定を行います
    あららぎ一位:10+2dx
    あららぎ一位:はい
    原谷狭霧:あららぎさんお願(オナ)シャス!
    GM:誰か一人でも成功したらOK.全員失敗したばあい敵エネミーがメインプロセスを先にお願いします
    GM:行います
    あららぎ一位:はい
    原谷狭霧:微力(感覚1)なりに頑張るぜ……!
    あららぎ一位:2dx10+11
    DoubleCross : (2DX10+11) → 8[1,8]+11 → 19

    原谷狭霧:1dx 知覚素振り!
    DoubleCross : (1DX10) → 4[4] → 4

    水落早苗:2dx+1 知覚
    DoubleCross : (2DX10+1) → 6[5,6]+1 → 7

    GM:では目標値の提示
    原谷狭霧:ダメだこりゃ!
    EOW:目標値の提示後、判定でも大丈夫でしょうか?
    EOW:<届いて無ければ無形チャレンジしたい
    GM:ですぜ
    GM:13dx+9 知覚
    DoubleCross : (13DX10+9) → 10[1,1,1,2,3,3,3,8,8,9,10,10,10]+8[3,7,8]+9 → 27

    原谷狭霧:たっっっか!?
    あららぎ一位:高すぎる
    EOW:無形で知覚チャレンジオケですか?
    GM:どうぞ
    EOW:5dx+10
    DoubleCross : (5DX10+10) → 10[3,4,6,10,10]+10[3,10]+5[5]+10 → 35

    EOW:(`・ω・´)
    EOW:end of worldの侵蝕率を4(→ 4)増加 (77 → 81)
    あららぎ一位:おお
    あららぎ一位:すごい
    GM:やべーぜ……
    GM:なんで当然のようにダイス5個で2回転させてるんですか?
    EOW:意地w
    原谷狭霧:つよつよえっちゃん……
    GM:では奇襲は失敗 ですが戦闘は発生する
    原谷狭霧:ラスト妖精が浮いたのは大きいぜ……!
    EOW:了解です。まあ条件をイーブンにできただけでよしとしてあげましょう。
    あららぎ一位:うおー
    あららぎ一位:誰が相手だろう
    EOW:認識されないあいつかなぁ……
    EOW:だとしたら願ってもなくはない。<仇
    GM:奇襲相手 キングハザードワイバーンとの戦闘が発生します
    水落早苗:出たわね…
    EOW:来たわね
    あららぎ一位:敵討ちだ
    GM:────
    GM:灼熱。超高圧。あなたたちが感じたのがどちらだったにせよ。
    GM:どちらも自然に起きるものではない。少し遠くに見えるのは、異様な密度の陽炎。
    GM:あきらかに他の『終焉』の誰かによるものだろう。
    GM:これは劇であり蠱毒。穏やかに話すことにも限界はある。相手を見定め、必要なら迎撃する用意をもって、あなたたちはその陽炎に接触することにした。
    原谷狭霧:右腕に伸ばしている菌糸が、黒く染まり始める。
    原谷狭霧:「これは……終焉の誰かが出してる熱って事だよな、えっちゃん。」
    原谷狭霧:少しだけ出している菌糸が、焦げ付いていた。
    EOW:「うん、おそらくはそうであると、ボクも推測するよ」
    EOW:陽炎の中心に、じっと視線を向ける。
    あららぎ一位:「ネロさんと同様に会話が可能な終焉だと、良いのですが。」
    あららぎ一位:EOWと同様に周囲を陽炎の中心に意識を移す
    水落早苗:熱で視界が霞む中、中心を見る
    EOW:「うん、敵意ではなく現象ではないかと、ボクは判断するよ」
    天染 橙子:「だと、いいんですけど……」
    原谷狭霧:「どれどれ……?」改めて目を凝らしていく
    EOW:であればおそらく中心に在るモノは、自分に近しい存在なのだろうと──
    ナツミ:「ふんふん……♪」中心に存在するのは、おそらく一人の少女。
    ナツミ:莫大な熱量と圧力をまとったまま、ただ散歩でもするかのように歩き回る。ただそれだけで、破壊の跡が広がっていく。
    原谷狭霧:「……」「パッと見だと、話せそうな気はしますけど……」
    EOW:「うん、人型の終焉だね。意思の疎通は不可能ではないと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:「………幸い、機嫌が損なわれているわけではなさそうだね」ぼやけた視界だが不機嫌そうでないのはわかる
    あららぎ一位:「ジャームかもしれませんが、一旦意思疎通を取ってみましょう」
    天染 橙子:「大丈夫かな……」
    EOW:「あららぎ一位にボクは同意するよ」
    EOW:「そのためには、まずはこちらを認識してもらわなければね」
    EOW:とことこと、そちらへと無造作に近づいていく。
    EOW:高熱と高圧がその小柄な身体を苛み、皮膚が爛れ肉が焦げるのも構わずに──
    原谷狭霧:「ちょ──ちょいちょいちょいえっちゃん!!?」
    天染 橙子:「ちょ、ちょっとちょっとえっちゃん!!」
    原谷狭霧:慌てて後を追い、えっちゃんの腕を掴みます。
    EOW:くるり──と振り返る。
    EOW:「どうかしたかな?」
    原谷狭霧:菌糸はぶすぶす焦げ始めているが、まだ活動に支障はない。
    EOW:歩を止められ、確認を。
    水落早苗:「MsEnd、あの先が危険であることを承知しているかい?」
    天染 橙子:「どうしたのかな?」「じゃないでしょ! もう!」
    EOW:「うん、それでも認識してもらわなければ対話は不可能だからね」
    原谷狭霧:「そうっすよ!サラマンダー込みの俺でももうクソ熱いんですから!」
    天染 橙子:「右に同じ!」
    EOW:こくん、と小首をかしげて。
    あららぎ一位:「えっちゃんさん。身の安否も勿論ですが、仮に認識してもらっても恐らくあのお嬢さんをびっくりさせてしまいますよ」
    原谷狭霧:「向こうが近づいてきたらさらにエラいことになるって事でしょ!?」
    EOW:「うん、ボクもそうだと判断するよ、原谷狭霧」<向こうが近づいてきたら
    EOW:「だからまず『ボク』だけで近づき、認識をしてもらうべきだと、ボクは判断したよ」
    原谷狭霧:「あ゛ー……それも解るんすけど。」
    天染 橙子:「もうちょっと自分を大事にしてください!」
    原谷狭霧:向こうの光景をじっと見る。まだ気づいた様子はない。
    原谷狭霧:放っておけば立ち去っていく……かもしれない。
    EOW:「『何もしない』よりは対話をすべきだと、ボクは判断するよ」
    EOW:誰かの考えを見透かしたかのように、告げる。
    あららぎ一位:「現状、協力できる相手は非常に希少です」
    原谷狭霧:「う゛……」ずきりと刺さる。
    あららぎ一位:「多少のリスクがあっても話しかけるべきだと思います。」
    原谷狭霧:(それでも……か。)
    あららぎ一位:「とはいえ、あの熱気の中で彼女に話しかけられそうなのは…」
    原谷狭霧:(──そうだよな)(やっぱり動いたことで後悔することも山みてぇにあるけど)
    原谷狭霧:(いっぱい考えて、それでもわかんねー時こそ)
    原谷狭霧:(──動いて見ねえと、絶対に何も始まらないんだ)
    原谷狭霧:ぐ、と握る手の力を緩め。
    原谷狭霧:「だったら」
    EOW:「?」
    原谷狭霧:「それこそワンチャンある奴が行くべきでしょう」
    水落早苗:「…Mr狭霧?」
    原谷狭霧:「今『クソ熱い』だけで済んでる俺なら、まだ熱にも頑張れる筈っす。」
    原谷狭霧:「いざって時の逃げ足も昨日示しましたんでね!」
    天染 橙子:「いや、まぁ、たしかにそうですけど……」
    天染 橙子:「だったら、私だってサラマンダーですし……!」
    EOW:「なるほど──」
    あららぎ一位:「わたしもサギリくんの自主性を尊重したいと思います。」
    EOW:「自身の意志を以てそれを選択するのであれば、原谷狭霧に任せるべきだと、ボクも判断したよ」
    原谷狭霧:「ヘッ、橙子さんみてえな別嬪さんが火傷しちまうのも嬉しくはないんでね。」
    天染 橙子:「べっ……もう!」
    原谷狭霧:「ここは……意地張らせてくれよ。」
    あららぎ一位:「決して橙子さんを蔑ろにしているわけではないのです。」
    あららぎ一位:「熱に強く不味い時には逃げられる人間と言ったら。彼しかいませんからね」
    天染 橙子:「……わかりました」
    水落早苗:「………」
    EOW:「天染橙子はボクらと共に不測の事態に備えるべきだと判断するよ、うん」
    EOW:「水落早苗もそれでいいかな?
    EOW:」
    水落早苗:「ああ、それでいいよ、俺では姿をまともに捉えることも難しいみたいだからね」
    原谷狭霧:「──あんがとな、橙子さん。皆」
    原谷狭霧:(上手く出来ねーことばっかだから、やれること位は頑張りたくてよう……ってのは。違うな)
    原谷狭霧:(最終的には、俺がやりたいと思ったからだ。)
    原谷狭霧:(うまく出来ねーことばっかだけど……)
    原谷狭霧:(それでも。想いを決める事は、俺が出来る事でなくちゃあいけねえ)
    原谷狭霧:「──行ってきまぁす!!!」
    EOW:「うん。それじゃあ原谷狭霧──」
    EOW:これまでと同じ、穏やかな笑みを湛えたまま──
    EOW:「任せるよ」静かに送り出す。
    天染 橙子:「き、気をつけて!」
    原谷狭霧:ダメ元で黒焦げのカエンタケを繁茂させつつ、一歩一歩踏み出していく。
    原谷狭霧:数歩歩いて早くも耳鳴りが始まりながら、それでも大きく手を振って。
    原谷狭霧:叫ぶ。
    GM:一歩ごとに、その体が灼けるように。超高圧に圧縮された空気が、まるで水中にいるかのような錯覚すら起こさせる。
    GM:気まぐれに乱れる気流がその体を前後左右に揺らしながらも、その声が
    ナツミ:「……んぉ?」
    ナツミ:声のする方を向く。
    原谷狭霧:菌糸の焦げる速度が、僅かにでも焦げるのが遅い方を選び、フラフラと近づきながら。
    原谷狭霧:「──ぅおおおおおーい……!」
    原谷狭霧:焼けつくような空気を切り裂けるように、叫ぶ。
    ナツミ:「おにーさん誰ぇ?」あしをとめて、のんびりと声を返す。
    原谷狭霧:「よ、良かった通じたぁ!そこのあんたー!!!」
    原谷狭霧:「アンタに近づいていく度にめっちゃ熱くなってんだけど」「これナントカなんねぇー!!!!????」
    ナツミ:「ナツミは暑くないよ~?」
    原谷狭霧:菌糸は既に自然発火を始め。それでも肺だけは機能を維持させ、声を上げる。
    原谷狭霧:「マジかよぉ!?すっげーなあんた!!!」
    ナツミ:「ふふーん」
    原谷狭霧:「でもぶっちゃけ俺がちょっと声上げんのも疲れて来たからよー!!」
    原谷狭霧:「暑がりの俺を助けると思って抑えてくれっと、マジで有難いんだがー!!!」
    ナツミ:「んむぅ……めんどくさいなぁ」「はい」渋々、という態度で。急激に高温高圧が引いていく。
    原谷狭霧:マジで限界だ。これ以降近づくなら〈リザレクト〉も視野に入って来る熱さだ
    原谷狭霧:(橙子さん連れてこねーで良かったぜ、マジで……!)
    原谷狭霧:「涼っし!!有難うな、マジに……!」
    ナツミ:「んでぇ、おにーさん誰ぇ?」
    ナツミ:だるそうにその場に座り込みながら
    原谷狭霧:「あ゛ー……そうだな。先ず、俺は原谷狭霧って言うんだ」
    原谷狭霧:「俺より暑がりの友達があっちにいるんだけど、呼んで大丈夫か?」
    ナツミ:「んー……」
    ナツミ:「んまぁ、いいよぉ」
    ナツミ:「いざとなったら、ぺしゃんこになってもらうけど」
    原谷狭霧:「マジか!話聞いてくれるだけでも超ありがてぇや……!」
    原谷狭霧:「──おおーい!とりあえず熱いの解いてもらえたぜー!!!」
    原谷狭霧:えっちゃんたちを改めて呼ぶぞ!
    天染 橙子:「……なんか、ところどころ地面がガラス化してるのが、すごくこわいんですけど」
    EOW:とことことこと、無造作に近づいてくる。
    水落早苗:眼のあたりをおさえながら近づく、眼球が乾きすぎた
    水落早苗:「Thank you、Mr狭霧、君の勇気で助かったよ」
    天染 橙子:「ありがとうございます……」
    原谷狭霧:「おう。今回は意地張って正解だったみてえだわ……」〈異形の痕〉:適用終了。
    原谷狭霧:黒焦げになったカエンタケの菌糸を払い落とす。
    あららぎ一位:「助かりました。お陰でパッサパサになってはいますが火傷はしてないですね。」
    天染 橙子:「えっと、それで……この子が……?」
    ナツミ:「んぉー、なんかいっぱい来たー」
    EOW:「うん、おつかれさまだね、原谷狭霧」さらっと告げて、少女の形をしたソレに改めて視線を向ける。
    EOW:「ごきげんよう、誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
    EOW:「13の終焉が一柱──“予言”でもあると、ボクは告げさせてもらうよ」
    EOW:「キミの名前を教えてもらえるかな?」
    ナツミ:「ナツミー」
    ナツミ:「プランナーさんが、『気候』の終焉だって一緒に名乗れっていってたー」
    原谷狭霧:「ナツミちゃんか、よろしくな!」
    水落早苗:「よろしく、Msナツミ」
    あららぎ一位:「ナツミさんですね。こちらからもよろしくお願いします。」
    天染 橙子:「よろしく、ナツミちゃん」
    EOW:「なるほど。彼女と所縁が在る存在なのだね、“気候”の終焉たるキミは」
    ナツミ:「プランナーさん知ってるのー?」
    EOW:「うん、互いに認識している関係さ」
    EOW:「彼女はキミに何をしてもらおうと考えていたのかな、ナツミ?」
    ナツミ:「んーとねー」
    ナツミ:「『ギャラルホルン』をとってくるか、壊してきてーって」
    ナツミ:「『クロユリ』には秘密だから言っちゃだめだよーっていってたー」
    ナツミ:「……あれ?」
    原谷狭霧:(やっぱ『ギャラルホルン』は知ってるよな……!)
    EOW:「うん、都築京香の目的を確認したよ」
    EOW:「キミの目的も同じであると判断していいのかな、ナツミ?」
    ナツミ:「んーそうだねー」
    ナツミ:「どこにあるのかなぁ、ぎゃらるほるん」
    EOW:「うん、ギャラルホルンはボクが所持しているよ」
    EOW:当たり前のように、告げる。
    ナツミ:「……お。ほんと?」
    原谷狭霧:(い、言って大丈夫なのかコレ……!?)
    EOW:「うん、ボクは虚偽を得手としていないからね」
    EOW:「キミや都築京香がそれを望むなら、その目の前で破壊することに問題ないと、ボクは判断するよ」
    ナツミ:「ふーん……」
    ナツミ:「じゃ、壊す?」
    EOW:「うん。ただし今でなくても良いと、ボクは判断するよ」
    ナツミ:「ってゆーと?」
    EOW:「都築京香が『何時』『何処で』壊すことを希望したか、ナツミは確認しているのかな?」
    EOW:駆け引きではない。
    EOW:都築京香がそれ指示し、そして自分がまたここに在ると言うのであれば──
    EOW:おそらくはこれも──
    ナツミ:「うーん……言ってない」
    EOW:「うん、であるならば──」
    EOW:「ここでこうしてキミとボクらが遭遇したことも、彼女の目的のひとつなのではないかと、ボクは判断するよ」
    ナツミ:「おー……おー?」
    ナツミ:「そーなのかー?」
    EOW:「うん。もしナツミの判断に余るようならば──」
    EOW:「都築京香に直接確認すれば良いと、ボクは提案するよ」
    ナツミ:「むー……」
    ナツミ:「わかったー。とりあえずぺしゃんこにはしなーい」
    EOW:「うん、それじゃあ一緒に行こうか?」
    ナツミ:「やだ」
    EOW:「?」
    ナツミ:「ずっと抑えてるのめんどくさい」
    EOW:「なるほど」
    EOW:自身と比較し、納得する。
    EOW:力を抑えることは、確かに負担となる。
    ナツミ:「この場でみんなぺしゃんこにして壊しても、たぶん一緒」
    原谷狭霧:「あ゛ー……あの暑い奴、ナツミちゃんの適温なんだな。」
    ナツミ:「でもえっちゃんが言うからいまはしなーい」
    あららぎ一位:「…ひと段落、といったところでしょうか」
    原谷狭霧:(人類全てが耐えきれない『気候』。それもまた終焉になりうるって事か……)
    水落早苗:「…とりあえず、なんとかはなったみたいかな」
    EOW:「うん。ボクもそうだと判断するよ、あららぎ一位」
    原谷狭霧:「ま、とりあえずぺちゃんこにはならなくて良さそうっすね。」
    天染 橙子:「なんか、テンネちゃんが早く離れたがってるんですけど……」
    原谷狭霧:「ウイルスだと確か熱で死ぬもんなぁ」
    EOW:「相性が原因ではないかとボクは判断するよ、天染橙子」
    天染 橙子:「あー、なるほど……」
    EOW:「それではナツミ」
    EOW:「ボクは一度ここを離れようと判断するよ」
    EOW:「構わないかな?」
    ナツミ:「ん。いいよー」
    原谷狭霧:「すまねーなナツミちゃん……俺たち全員寒いのが性に合ってるからよう」
    ナツミ:「ばいばーい。あつがりのひとたちー」
    水落早苗:「ではまた後で」と優雅に一礼して去る、その一動に不安を抱えながら
    原谷狭霧:「おう!俺たちはあっちの方でのんびりしてっから!」
    ナツミ:「またあったらよろしくー」
    天染 橙子:「じゃあ、またあとで」
    原谷狭霧:「ナツミちゃんもまたなー!」
    原谷狭霧:ブンブン手を振りながら後に続く!
    あららぎ一位:「ではまた後で。健康を願っています」
    EOW:「さて、それでは──」
    EOW:とことことこと、“気候”に背を向け歩を進めながら──
    EOW:「もう一柱の方へ向かうべきだと、ボクは判断するよ」皆にそう微笑んで──
    ナツミ:「……ん。これでいいのかなぁ。たしか」
    GM:────
    四条海未:「……それで」「私に御用でしたか?」
    GM:あなたたちの拠点から少し離れ、『堕落』の宮殿があった場所からさらに行った場所
    GM:元々なにかの店舗だったのだろう。軒先の椅子に腰掛けた、ある種場違いにも思える黒いセーラーの少女。
    あららぎ一位:「ええ。」
    あららぎ一位:「この状況は、怪しすぎます。」
    あららぎ一位:「訳の分からぬ遺産の奪い合いで殺し合いをさせられている…」
    四条海未:「状況の前に、まず私の目の前に怪しい人物が屯していることについて、なにかご意見は?」
    あららぎ一位:「同じ理性あるもの同士、ここは脱出を第一に考えませんか?」
    原谷狭霧:「あ゛ー……それ言われっと確かにっすね……」
    四条海未:長い黒髪を指先で弄びながら
    天染 橙子:「な、何も言えないです……」
    原谷狭霧:ナツミちゃんに近づいた時に服も大分焦げてしまっている。
    あららぎ一位:「失礼。自己紹介がまだでしたね。わたしはあららぎ一位、UGN所属のRBです。」
    原谷狭霧:「原谷狭霧っす。同じくUGNにお世話んなってます」
    水落早苗:「それは失礼を、俺は水落早苗
    水落早苗:UGNに協力している学生です」
    EOW:「誤ったウロボロス解釈、エンド・オブ・ワールドさ」
    天染 橙子:「え、えと……天染橙子、です」「UGNチルドレンの」
    EOW:「13の終焉が一柱──“予言”でもあるね」
    天染 橙子:「あ、そうだ。私も、『疾病』の終焉、らしいです」
    四条海未:「……四条海未」「クロユリという人物からは、『大海』なんて呼ばれてましたわね」
    四条海未:「正直何の話かはよくわかりませんでしたが」
    原谷狭霧:「大海、っつうと……なんか津波呼んだりとかするんすか?」
    四条海未:「あらやだこわい」
    四条海未:「そんな化け物みたいなことできませんわ」
    四条海未:「まぁ、できそうな化け物は知ってますが」タイツに包まれたしなやかな脚を組み替えながら
    あららぎ一位:「では、どのようなことができるのでしょうか?」
    原谷狭霧:「はえー……」(今までに会ってきたのが全員そんな感じだったからな……)
    あららぎ一位:「さざ波を立てるという平和なものでもないでしょう。終焉なのですから」
    四条海未:「まぁ、武術を少々」
    四条海未:「なんで使えるのは知りませんわ」
    EOW:「なるほど。キミも自身の起源が不確かな存在なのかな?」
    水落早苗:「……?」違和感、武術を扱うと言っていて自身の習得過程が不確かだって?
    四条海未:「理解が早くて助かりますわ」
    原谷狭霧:「なんか、四条さんも大変そうっすねー」
    あららぎ一位:「生まれる過程でなんらかの要因があったのかもしれません」
    あららぎ一位:「わたしも弓が上手いですが、過程が不明ではありませんからね」
    四条海未:「まぁ、私も起源が不確かとはいえ武術家」「それを知る人間が居ないとも限りませんし」
    四条海未:「……少し話が脱線しましたわね?」
    EOW:「相互を理解するためにはそうした事も必要だと、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:「ええ、わたしとしてはこうして言葉が通じ合う以上、ここで殺し合うのではなく協力して生きて帰ることを提案したいです。」
    天染 橙子:「えっと、つまり。知り合ったんだし、せっかくだから協力して……」
    四条海未:「……別に構いませんが」「実力のありそうな相手と、一合も交えずに不戦協定というのは、性に合いませんわね」
    EOW:「どういうことかな、四条海未?」
    EOW:こくん、と小首をかしげる。
    四条海未:「私、こう見えてとっても血の気が多いんですの」
    四条海未:「言葉で私から語るものは少ないですが、拳はそれなりに饒舌なつもりでしてよ」
    四条海未:「この中で一人。私と立ち合ってくださいまし」「それを見て此度のお話を決めましょう」
    水落早苗:「…つまり、誰か一人殴りあってくれと」
    EOW:「なるほど。ボクには理解のできない感情だと判断するよ」
    天染 橙子:「み、見た目と口調はものすごくお嬢様っぽいのに……」
    あららぎ一位:「正直わたしは弓が上手くても白兵が上手いわけではないので」
    原谷狭霧:「近接メインでやれるのは……俺と早苗と橙子さん、か?」
    原谷狭霧:指折りで数える。
    水落早苗:「Mr狭霧はさっきの頑張りで消耗しているし、俺が行くべきかな」
    あららぎ一位:「はいわたしは実力は兎も角満足させられるかは、不安ですので」
    水落早苗:満足とかどうとか、正直今の俺に自信は無いが
    水落早苗:さっき彼は死の危険を冒してでもやってくれた
    天染 橙子:「い、いちおう私だって多少は鍛えてますし……」
    水落早苗:「…でも、白兵戦が完全に主体ってわけじゃないだろう?」
    天染 橙子:「ん、ま、まぁ……そうですけど……」
    天染 橙子:「早苗くんや狭霧くんばっかりに無理をさせるわけにはいきませんよ……!」
    水落早苗:「…俺のお願いだ、と言ってもかい」
    天染 橙子:「…………それは、ずるいです」
    水落早苗:ああ、気遣う言葉はよしてくれ
    水落早苗:もう、自分でどんな顔しているのかわからないくらいには限界なんだ
    天染 橙子:「……今度組み手付き合ってくださいね。かわりに」
    水落早苗:「…仰せのままに」
    四条海未:「……ねぇ。私は何を見せられているのかしら」
    水落早苗:「すまない、少し長くなってしまったね」
    四条海未:「それで、お相手はあなたが?」立ち上がり、かるくスカートの裾をととのえる
    原谷狭霧:「うっし、俺らは見学しましょうか。」
    水落早苗:「ああ、そうなるね…今やれるだけのことはやるから、よろしく頼むよ」鋏を片手で振り、もう片方の手を前に出し一礼
    四条海未:「无二打。あくまで試合ですゆえ、できるだけ殺さないようにはいたしますが」
    原谷狭霧:空いている椅子に座る。
    四条海未:「くれぐれもお気をつけを」ゆるりと両手を下げる
    四条海未:「先手はどうぞ」
    水落早苗:鋏の留め具を、外す
    水落早苗:かつん、と音が響き握っていない方の片刃が落ち
    水落早苗:片刃のグリップが完全に床に落ちる前に
    水落早苗:彼女の横に回り、まずは斜めに切断するように振りかぶる
    原谷狭霧:じっと見守る。武術自体、UGNで受けた訓練位でしか振るわれている所を見たことがない。
    四条海未:「舞踊の類いですか。その足さばき」衝撃。
    四条海未:彼女自身は一歩も、指先一つ動かしていないにもかかわらず、彼の鋏を弾きあげるような一打。
    四条海未:「試合とは言いましたが、首を取る気でいかねば、うっかり取ってしまうかもしれませんわよ?」
    水落早苗:「…!?」指一つ動かずに鋏が弾かれる感覚に動揺する
    原谷狭霧:それでも、極点に至った者は──人間でもオーヴァードを屈させると学んだ。
    四条海未:「そこ」彼女の姿が、消える。
    水落早苗:動揺を抑えこもうと集中を切らしたせいか、姿を見失う
    四条海未:「だーれだ」とんとん、と。背後から早苗の肩を叩き、そのままの手で頬をやわらかくつつく。
    水落早苗:「っと!」弄ばれているのはわかるが、焦りは敵だ
    原谷狭霧:(速え……!クソキノコでも追えるかわかんねーぞアレ!?)
    水落早苗:弾かれた力を利用してもう一段跳び、距離を引きはがそうとする
    水落早苗:が、その思考の隙は
    四条海未:「流水削山。まずは一打ですわ」ぬるりと、液体じみたうごきでぴったりと頬をつついたままついていき……その手の形が手刀に変わる
    水落早苗:他のいかなるシンドローム相手ならごまかせようと、同じノイマン能力者相手なら致命の隙となる
    EOW:「──────」
    EOW:ちょこんと椅子に腰掛け、その戦いをじっと見つめている。
    四条海未:──ズパァン! 頬にかかる、砲撃のような衝撃。
    EOW:「どちらが優勢なのかな、あららぎ一位?」となりの少女へと問いかけて。
    四条海未:見かけ上は一切の踏み込み無く放たれた、『寸打』と呼ばれる超クロスレンジでの一撃。
    あららぎ一位:「練度で言えば、四条さんとの差は歴然でしょう」
    EOW:「では水落早苗は敗北するのかな?」
    あららぎ一位:「一つ、手はありますよ。四条さんには無くて、彼にあるものが」
    水落早苗:「―――ぐっ!!」痛打、体格も重量も下手したら小学生の少女並みだ、物理的衝撃に為すすべもなく吹っ飛ばされる
    あららぎ一位:「勝機があるとすれば、それでしょう」
    水落早苗:が、吹き飛ばされる方向なら、選べる
    四条海未:「勁は控えめにしておきましたので」「井中蛙不知空。これで動けなくなるようでしたら」
    水落早苗:アームカバー状にしている布を無理やり糸にほどき展開、当然、腕にも繊維は食い込んでくるが
    EOW:「なるほど」
    水落早苗:そんなことを気にしていて勝てる相手ではない
    水落早苗:吹き飛ぶ力を自身を糸で吊ることで強引に捻じ曲げ、接地
    水落早苗:落ちたばかりの片刃がもう一度ガシャンとなる音が聞こえるが、壁に打ち込まれるのは避けた
    四条海未:「鉄糸術……いえ、ただの繊維ですの」「さて、次はどうしますの、王子様?」
    水落早苗:「なるほど、あんまりなりふり構ってはいられないようだね」
    水落早苗:そう言って、先ほどは方向を曲げるために使っていた糸を
    水落早苗:今度は「まっすぐ跳ぶため」に蹴る
    水落早苗:跳ぶ先は、ギリギリまで低く、地面に近く
    水落早苗:まるで、足元を狙うように
    四条海未:「体格差を速度差に変換し、膂力を糸と大得物で補う」「単純ではありますが、なかなかよい手ですわね」
    四条海未:「まぁ」「並の相手なら、ですが」
    四条海未:衝撃。腹部。体をまるごと弾きあげるように。
    四条海未:その打撃の正体は、舗装の劣化した地面から滲み出すように飛び出た、水色で半透明の触腕。
    水落早苗:「がっ」さすがに想定が甘かった、常人なら飛び上がり避けた時に発生する隙を狙えるが
    水落早苗:相手が地面から攻撃を発生させられる前提なら、接地ギリギリの跳躍は悪手だ
    四条海未:「これで二打」
    水落早苗:地面から飛び出した触腕の初速と質量を受け上方向に吹き飛ぶ
    水落早苗:すぐに腕を振り上げるが、間に合わない、天井にぶつかってからさらに下に落ちる
    四条海未:「……さて、お次は?」追撃は無い。ハサミを降ればギリギリ届く距離で立ち止まり
    水落早苗:ぶつかる衝撃も、身を刺す糸の痛みも普段より重く感じる
    天染 橙子:「ッ……」
    原谷狭霧:ぐっ、と。椅子の背を握る拳に力がこもる。
    水落早苗:だが、まだ終われない、己の行動にかかっている
    原谷狭霧:それでも……見守っている。
    四条海未:「……ここで終るようでしたら、この場で全員打ち倒すことも考えなければなりませんわね」
    原谷狭霧:できると信じているからだ。貴方なら。
    水落早苗:「…まだだよ、まだ終わりだって俺が言ってないから」
    水落早苗:ほうほうの体を、いつも支えているのは意地だけだった
    水落早苗:学校でいつまでたっても背の高くならないことを揶揄われた時も
    あららぎ一位:「ええ、まだ水落くんは諦めていません。」
    EOW:「うん、四条海未」
    水落早苗:バレエでひりつくような主役競争とそのためだったら手段を選ばない仲間のようなそうでもない人達を目にしたときも
    EOW:「それは『ふらぐ』と言うモノなのではないかと、ボクは推測するよ」
    水落早苗:ステージの上が、怖いところだと知ったときも
    EOW:少年の危機を、にこやかに見つめながら──
    四条海未:「……まぁ、私は構いませんが」
    水落早苗:うまく踊れて、それが重なって、両親の、姉の、期待が、喜びを感じさせるものから重圧に代わっていったときも
    水落早苗:アメリカまで行って、知らない言葉で、それでもよく思われてはいないんだということだけははっきりと理解してしまったときも
    四条海未:「……順番的には、次は彼女ですわね」「貴方に順番を譲った、『疾病』の彼女」
    四条海未:「技術も度胸も、その意地も悪くはありませんでしたが……」「致命的なまでに、迷いが多い」
    水落早苗:…美羽と、約束をして、それが叶わなかったときも
    水落早苗:今はどうだろうか
    水落早苗:Ms天染の好意に、期待に応え続けて、でもそれは結局彼女の望みからは遠くて
    水落早苗:俺を俺としてくれるものなんて意地くらいしかないのに、今はそれもボロボロで
    水落早苗:自分の好きな自分は、あまりにも遠くて
    水落早苗:迷いが多い、その通りだ、どうして今戦っているのかなんて考えられない
    水落早苗:このままにはできない、そんなもう穴が開いてズタズタなのにそれでも手放せないものだけを頼りに立っている
    四条海未:「意地で振る拳も、度胸で振る拳も結構ですが」「迷いながら振る拳で、なにができまして?」興醒め。言外にそう言いながら、髪をなびかせる
    水落早苗:嫌と言うほど、突きつけられている
    水落早苗:『そんな何かなど手放してしまえばいいのに』『迷うくらいなら、苦しむくらいならその意地など要らないだろう』と
    水落早苗:今までも、そういうことはあったが
    水落早苗:生まれてから一番怜悧に、鮮烈に、見せられている
    水落早苗:………元々、大体のものを嫌いと言う性質じゃなかった
    水落早苗:人の悪意も、期待も、街の灯も、声も、強く嫌ってはいない
    水落早苗:むしろ好ましいものとして見ていたが………本当はそれだけだ
    水落早苗:好きを定義していたのはあくまで俺の主義であって、本当の意味で好いていたわけじゃない
    水落早苗:正直に言えば、そのあたりは親でも、友人でも、UGNの人でも、Msあららぎでも、MsEndでも、Mr狭霧でも
    水落早苗:Ms天染でも、変わりはない
    水落早苗:…………美羽だけが、そうではなかった
    水落早苗:俺のことを見ていてくれた、俺と笑ってくれた、俺のことを好きと言ってくれた
    水落早苗:そんな現物的な理由なんかじゃなくて
    水落早苗:もっと…言葉にできないくらいの、温かい場所だったから
    水落早苗:でも、もう彼女はいない
    水落早苗:あるのは、約束だけだ
    水落早苗:君の好きな俺そのものであるという、小さな約束(R:意地)
    水落早苗:その小さな残り火だけあれば、俺という星は燃えていられる
    水落早苗:…………本当に?
    水落早苗:あの日、Ms天染を救って、一緒に頑張ってくれの誘いを振り払わなかったのは
    水落早苗:小さな残り火以外のモノを、見てしまったからじゃないのか
    水落早苗:もう無いものとしていた希望の星が、見えていたからじゃないのか
    水落早苗:それに手を伸ばそうとして、今抱えている小さな灯と迷って、ただただ苦しいと思っているなら
    水落早苗:「……いいや」
    水落早苗:「できるよ」
    水落早苗:ザクリ、と嫌な音が鳴る、もう耳慣れた、腕を、足を、全身を貫く糸の音
    四条海未:「不完全燃焼ですわ。もうひとり相手して差し上げますから、そこの紫髪の……?」
    水落早苗:痛みも、体力が奪われる感覚も強まる、だが、止まってはいられない
    水落早苗:糸は海のように広がり、波のようにうねり、流れとなる
    水落早苗:柔らかくジャンプし、流れに乗り、接敵時間を悟らせない不安定な速度で、接近する
    四条海未:「……悪くない手ですが……」興味のない相手を見る眼で。軽く掌底を打ち上げるようにし、地面から触腕が滲み出し、打撃をもって迎撃せんと伸びる。
    水落早苗:その打撃は甘んじて受ける、糸の海に体が落ち、波が大きく揺れる
    水落早苗:が
    水落早苗:大きく揺れた糸の波は、そのまま四条海未の背後に波及し
    水落早苗:小さく音を立てて、先ほど弾き飛ばされたもう片方の鋏の刃が飛び出す
    水落早苗:否、単なる飛び出しではない
    水落早苗:糸に導かれ、四条海未を射線上に捉え
    水落早苗:水落早苗を、ターゲットにしている
    水落早苗:拳での弾き飛ばし、触腕での防御姿勢は無意味だ、流体は動きを阻害することこそあれ、その鋏は目的まで必ずたどり着く
    水落早苗:どれだけ、迷おうと
    水落早苗:鋏は水落早苗を過たず貫き
    水落早苗:そして、貫かれる痛みによって強制的に励起させられた彼のレネゲイド
    水落早苗:否、この場合は
    水落早苗:彼が糸を広げている黒い海全体が
    水落早苗:四条海未を全方向から、串刺しにするように、攻撃的に捉える
    四条海未:「……ほほう?」声のオクターブが上がる。口角が持ち上がる。
    四条海未:触腕を飛び出させ、流れを操作しながらも、その体が貫かれる、が
    四条海未:「完全流体。一切の粘性を持たない私の体に、半端な刺突攻撃は……」
    水落早苗:体には刺さらずとも。
    水落早苗:その服には、繊維には、確実にこの刺突は刺さる
    水落早苗:刺さり、超高速度で浸透し、混ざってできるはレネゲイド殺しの拘束衣
    水落早苗:水であろうが何者であろうが
    水落早苗:それがレネゲイド由来であるのなら
    水落早苗:この拘束衣は一切の容赦なく着た者のすべてを苛む
    四条海未:「およ」「およよよよ」
    四条海未:尻もちを着くかたちで座り込み、両足と両手が拘束衣に絡め取られる。
    四条海未:「これは……対抗種の糸ですか」「うふふふ、うふははは」
    四条海未:「いやはや、完全に油断していたとはいえ、一本とられましたわ」飽くまでも楽しそうに笑う
    水落早苗:つまるところ、目に映る現象の大体には無感動だが
    水落早苗:時々ふらりと光を探してどこかに行ってしまい
    水落早苗:それを全部抱えてないと、追いかけていないと気が済まない強欲もいいところな人間が俺であり
    水落早苗:それを追いかけるために迷っていることが、きっと楽しいと思えてしまうどうしようもなさも同時に持っているんだろう
    水落早苗:血まみれの体を何とかリザレクトと気力で起き上がらせ、向かう
    四条海未:「迷ってばかりかとおもいきや、良い目をする男ではないですか」
    水落早苗:「Sorry、手荒なことをしたね」
    水落早苗:「悪いけど、自分がやりたいと思うことしか俺はしなくて」
    四条海未:「構いませんわ。仕掛けたのは私ですもの」
    水落早苗:「今は迷うことも捨てられないのさ」
    四条海未:「迷いも咀嚼し臓腑に飲めば肉となる」「よい話ですわね」
    四条海未:「良い話ついでに、私の服も戻してくださいませんこと?」「いえ、拘束自体は抜けられるのですが……私のストリップショーが見たいのであれば」
    水落早苗:「Ah……」
    水落早苗:「ごめん、それは俺じゃあどうにもならないや」
    四条海未:「私のような婦女子を、両手足縛って放置すると?」
    原谷狭霧:「……あららぎさんにお願いするのがいいっすかね、コレ。」
    水落早苗:「レネゲイドに対し見境が無いからなあ、これ」すまないと思いつつもそこまで悪びれてはいない
    EOW:「終わりということでいいのかな、水落早苗、四条海未?」
    原谷狭霧:ひと段落ついたと見て、席から立ち上がる。
    あららぎ一位:「対抗種の糸相手だと時間がかかると思いますが、それでよろしければ。」
    水落早苗:「お願いします…幸い裁縫セットは持ち歩いているんで使ってください…」
    あららぎ一位:「ええ。協力者ですからね。わたしの溢れる技量で仕立て直して差し上げましょう」
    四条海未:「……なんだか、私と立ち会う前より、随分図太くなりましたわね? あなた」
    水落早苗:「あー、そうですね…」
    天染 橙子:「だ、大丈夫? 二人共」
    EOW:「ヒトは変わるものだからね」
    水落早苗:「端的にいうと。無駄に繕うの、辞めました」
    原谷狭霧:「……真実(マジ)?」
    あららぎ一位:「ふむ、一皮むけたという事ですね?」
    EOW:とんっと、椅子から立ち上がり、“大海”へと近づいていく。
    水落早苗:「Ah…別にそんな大した変化じゃないよ」
    水落早苗:「気取った話し方も続けたいからやめるわけじゃないし」
    水落早苗:「ただ……そうだね」ちらりとMs天染の方を見る、何かを確かめるように
    天染 橙子:「……?」
    あららぎ一位:(素じゃなくて気取ってたんですね…)
    四条海未:(あれ素じゃなくて気取ってたんですのね……)
    原谷狭霧:(まあ、カッコつけてるって言ってたもんな……)
    水落早苗:ふう、とため息をついて視線をMs四条に戻す、まあ、後ででいっか
    EOW:意識を拘束服──その結合している繊維へと向け、部分的に消失させる。
    原谷狭霧:「んじゃ、メンズの俺らは一旦席外してますね……」
    四条海未:「別に見ていてもいいんですのよ? 減るものでもないですし」
    水落早苗:「それではまた、Ms四条、こういう時は俺は紳士的にいたいので」
    水落早苗:とだけ言って踵を返す
    あららぎ一位:「ふぅむ、紳士的ですね皆さん」
    天染 橙子:「四条さん! もう……」
    原谷狭霧:「ま、俺もそんな感じっすわー……」
    EOW:「さて、とりあえずこれでどうかな、四条海未?」
    原谷狭霧:すたすたと早苗についていくぞ。
    四条海未:「えぇ、少し不格好ですが、動く分には」
    あららぎ一位:「わたしのセンスが反映されているので、なれれば気に入ると思います」
    四条海未:「レネゲイドビーイングのセンスには、今後あまり期待しないことにしますわ」
    四条海未:「ふむ……お二方。もうこっちを向いてもよろしくってよ」
    天染 橙子:「いやだめでしょ」
    原谷狭霧:「えっ」←もう振りむいている。
    水落早苗:「あっ、俺を揶揄おうとしたね今?」
    水落早苗:振り向いてない
    四条海未:「ちっ」
    四条海未:両手脚の袖が消滅した夏服スタイル。くわえて腰から胸下にかけても胴の拘束が消滅し、なめらかなお腹が見えている。
    EOW:「さて、四条海未」
    EOW:「不戦、あるいは共闘を検討してもらえるのかな、これで?」
    原谷狭霧:「ちょ」慌てて向き直る!!!
    原谷狭霧:「ちょっとォ!四条さんが風邪ひいちゃいますよあららぎさぁん!???」
    あららぎ一位:「何分布が少なかったので‥‥」
    水落早苗:「どうやらMr狭霧は引っ掛けられたみたいだけどね」
    水落早苗:ちょっと笑ってる
    原谷狭霧:「ととととりあえずこれもどうぞっす……!」
    原谷狭霧:器用に後ろを向いたままで追加の上着をブン投げる!!!
    四条海未:「あらあら」
    水落早苗:尚、自分の服を差し出すという紳士的行いは今の服自体が対抗種の影響と戦闘用への転化で大変なことになっているのでやめている
    あららぎ一位:「サギリくんが照れていますよ。四条さん」
    四条海未:「できればあの王子様の方を照れさせたかったのですが……まぁ、貴方で我慢しましょう」
    原谷狭霧:ナツミちゃんに近づいた際の衣服のままなので微妙に焦げ臭い。
    原谷狭霧:まあ風除けぐらいにはできるだろう。
    四条海未:「……奇妙な体臭を持った方がいるのですね」
    四条海未:とはいいつつ一応羽織る
    四条海未:「さて、エンド・オブ・ワールド、でしたか」
    原谷狭霧:羽織ったことを一応確認し、皆の元へ戻ってくる。
    四条海未:「共闘、不戦。してもよろしくってよ」「とても面白い体験をさせてもらいました」
    あららぎ一位:「ふむ、これは水落君の大戦果ですね」
    水落早苗:「おっと、ご満足いただけたようで何より、そしてThank you」
    原谷狭霧:(『大海』の終焉。水に変わる能力を持って、あらゆる隙に捻じ込まれる武術の極致)
    原谷狭霧:(ある意味、海みてえな武術の歴史を彼女一人に纏めたら四条さんになる。ってえ訳か)
    原谷狭霧:「心強い限りだぜ……改めてよろしくお願いしまっす!」
    四条海未:「えぇ。“ティアマト”四条海未。短い間にはなりますが」
    四条海未:「よろしくおねがいしますわ」
    EOW:「うん──」
    EOW:「『間に合った』とボクは判断するよ」
    EOW:見ればその足元から影が伸び、店の外へと拡がっている。そして──
    EOW:「確か『ぎりぎりせーふ』と言うのだったかな、こうした状況の時には?」微笑みを湛えたまま、告げる。
    水落早苗:「っというと、何か来たのかい?」
    天染 橙子:「えっ、な、なに?」
    あららぎ一位:「覚悟を決めてください。─────来ますよ」
    原谷狭霧:「…………どっからだ、えっちゃん」EE:〈異形の痕〉。
    原谷狭霧:適用開始。
    GM:真紅の、星
    キングハザードワイバーン:彼方。光る星が、落ちてくる。
    GM:【【天彗・竜星の裁き】】
    EOW:「──────」
    EOW:静かにその瞳を直上──遥か彼方の空へと向ける。
    キングハザードワイバーン:それは『天災』。地上存在の抵抗叶わぬ絶対の終焉の一つ。
    原谷狭霧:ぐっ、ぐっと伸脚運動を行い。遥かなる天を見る。
    キングハザードワイバーン:真紅の彗星は速度を落とすこと無く、むしろ加速しながら、あなた達向けて落下してきている。
    四条海未:「……一説には、恐竜滅亡の原因の一つに、隕石の落下というものがあるそうですわね」
    水落早苗:「ううん……綺麗だけどあんまり心惹かれるやつじゃないかなあ」と豪胆にも口を開きながら、鋏の両刃を構える
    原谷狭霧:「さて──とだ。」
    EOW:「十三の終焉が一柱──“天災”の名を冠する存在(モノ)」
    原谷狭霧:「どうやってブチ落としますよ、アレ?」
    EOW:「“老成体”キングハザードワイバーン」
    あららぎ一位:「むむ、あれはわたしでも射落とせますかね」
    EOW:「どのような存在にも終わりは訪れるものだよ、あららぎ一位」
    EOW:「ましてアレは今、天から降りてきている」
    EOW:「射落とすことは十分に可能だと、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:「まぁ、どちらにしても試すつもりでしたが…気持ちは多少楽になりました」
    あららぎ一位:「えっちゃんさん、ありがとうございます。」
    EOW:「四条海未も問題はないかな?」
    四条海未:「星を落とす一矢は数ありますが、落ちてくる星を迎え撃つ一矢は」
    四条海未:「なかなかどうして、心躍るではないですか」
    四条海未:「ましてや、拳はそうはないでしょう?」「付き合いますの」
    原谷狭霧:「ヘッ、ますます有難ぇや。」じわじわと、菌糸が足元より蔓延っていく。
    EOW:迫りくる巨躯。そしてその身体に、見覚えのある武器が突き立っていることを確認する。
    水落早苗:「相手が何であろうと、ここで死ぬよりはかっこよく生きた方が好みかな」
    EOW:「──うん、それじゃあ」その事実から、成り立つ推測だけを認識して。
    GM:それは、一本の長剣。かつて『堕落』が握り、あなた達に高らかに自慢した業物。
    あららぎ一位:「ええ、あれは、射らねばなりません。何が何でも。」
    原谷狭霧:絶望などするものか。
    水落早苗:「かたき討ちも兼ねて、ってね」
    天染 橙子:「すー、ふー……」
    天染 橙子:「……行きます」《異形の痕》
    原谷狭霧:(……俺達なんざ、ほっといても良かった筈なのによう。)
    水落早苗:二コリと笑う、今あるこの瞬間を、心底楽しそうに
    原谷狭霧:「……また明日って、約束しちまった俺が馬鹿みてーじゃねーか。」
    原谷狭霧:赦してなど、やるものか。
    原谷狭霧:憎悪を抱え、それでも。『喰い破る』べき相手を自分の意志で見定める。
    原谷狭霧:「殺るぞ」「クソキノコ」
    四条海未:「なにやら、因縁の相手でもありまして?」「まぁでも、首は早いもの勝ちでしてよ?」
    EOW:「それじゃあ、迎え討とうか」一切の感傷無く、ただ行為だけを告げた。
    GM:エンゲージ!
    キングハザードワイバーン

    1000m
    |
    PC陣 四条海未

    GM:戦闘開始。ラウンド1セットアップ!
    あららぎ一位:ありません
    水落早苗:無し
    原谷狭霧:ないぜ!
    天染 橙子:コンボ:感染圏 《増加生産》+《氷の茨》 侵蝕79→85
    EOW:セットアップありません。
    キングハザードワイバーン:コンボ▼天星推進 《スピードスター》+《戦いの予感》
    キングハザードワイバーン:行動値+40 攻撃力+82
    原谷狭霧:いや速くね……?????
    水落早苗:イニシアチブ82……?????
    あららぎ一位:星になるな
    GM:イニシアチブ
    キングハザードワイバーン:《ワールウィンド》使用 PCたちにエンゲージ
    あららぎ一位:おっすおっす
    原谷狭霧:来やがれ―ッ!!!!!
    EOW:こいやー
    GM:イニシアチブなにもなければワイバーンの手番
    EOW:いにしあちぶありません
    原谷狭霧:あ、オートアクションでアームドスーツ装備しておきます!
    あららぎ一位:ありません
    水落早苗:無いです
    原谷狭霧:原谷狭霧のイニシアチブを4に変更 (6 → 4)
    キングハザードワイバーン:こちらの手番。マイナーで《オリジン・レジェンド》+《陽炎の衣》+《光の衣》
    キングハザードワイバーン:隠密化し、次の攻撃のリアクションのC値を+1する
    原谷狭霧:ふざけんな!!!!!(復讐使い並感)
    キングハザードワイバーン:メジャーアクション コンボ▼竜星一条 《C:ハヌマーン》+《振動球》+《光の手》+《滅びの光》+《スターダストレイン》+《破滅の天使》
    キングハザードワイバーン:対象はシーンの敵対存在すべて
    キングハザードワイバーン:装甲無視 達成値減少不可 失敗不可 カバーリング不可
    原谷狭霧:ふざけんな!!!!!!!!!!(本日二度目)
    四条海未:《隠された世界》を宣言 対象を単体にし、再度選択してもらいますわ
    キングハザードワイバーン:むむむ
    キングハザードワイバーン:choice[天染,四条,end,あららぎ,早苗,狭霧]
    DoubleCross : (CHOICE[天染,四条,END,あららぎ,早苗,狭霧]) → 狭霧

    キングハザードワイバーン:おまえだぁ! 判定!
    原谷狭霧:ウオオーッ!来るなら来やがれ―ッ!!!!!
    キングハザードワイバーン:13dx+14
    DoubleCross : (13DX10+14) → 10[2,2,2,3,3,3,4,5,6,9,9,9,10]+10[10]+5[5]+14 → 39

    四条海未:《チェンジ》 その攻撃貰い受けますわ
    原谷狭霧:し……四条さん!???
    原谷狭霧:やれるんすかアレェ!?
    あららぎ一位:やはり四条さん…真の仲間は一味違いますね
    四条海未:そして同タイミングで《支配の領域》+《絶対支配》を宣言 出目が高い方から5つのダイスの出目を1に変更
    キングハザードワイバーン:13dx7+14
    DoubleCross : (13DX7+14) → 10[1,2,3,4,4,6,6,9,9,9,9,9,9]+10[2,3,4,6,7,10]+10[9,9]+10[9,10]+6[6,6]+14 → 60

    GM:※これをさっきの判定と差し替え
    四条海未:最初の出目を上から5つ1に変更するので、最初の出目から回転するのは1つだけですわ
    キングハザードワイバーン:24+1dx7
    キングハザードワイバーン:1dx7+24
    DoubleCross : (1DX7+24) → 10[7]+3[3]+24 → 37

    EOW:やったー、ほぼ半分
    原谷狭霧:最終達成値──37!
    四条海未:では、リアクションとして《カウンター》を宣言しますわ
    原谷狭霧:ワンチャンあるぜオイ!
    あららぎ一位:がんばれ~
    水落早苗:がんばれー
    四条海未:《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《カウンター》+《エクスマキナ》
    原谷狭霧:ヤッチマエーッ!!!!!
    四条海未:13dx7+31>=37
    DoubleCross : (13DX7+31>=37) → 10[1,2,3,3,3,4,5,5,6,7,9,9,10]+10[1,1,2,10]+10[9]+3[3]+31 → 64 → 成功

    四条海未:通るのは私の攻撃のみでしてよ
    原谷狭霧:や、やったッ!!!
    EOW:すばらしい
    四条海未:そのままダメージロール
    四条海未:7d10+1
    DoubleCross : (7D10+1) → 40[6,1,1,10,8,8,6]+1 → 41

    四条海未:※上記削除
    四条海未:どうせなので《フェイタルヒット》しちゃいましょう
    四条海未:ダメージロール+3d10
    四条海未:10d10+1 装甲有効
    DoubleCross : (10D10+1) → 60[7,6,6,8,3,9,2,7,10,2]+1 → 61

    キングハザードワイバーン:まっ……まだ死なぬ!
    GM:ではお次。四条ちゃんは《カウンター》で行動済みになったので、えっちゃん
    EOW:では待機宣言。
    あららぎ一位:待機します
    あららぎ一位:お次は天染さんですね
    原谷狭霧:橙子さーん!ブッ潰しちまえーッ!!!
    水落早苗:いったれー!!
    天染 橙子:がんばります!
    天染 橙子:マイナーは既にエンゲージしてるので放棄。
    天染 橙子:メジャーでコンボ▼レシェフの吐息 《コンセ;ソラリス》+《恐怖の一言》+《絶対の恐怖》+《ポイズンフォッグ》
    天染 橙子:対象はキングハザードワイバーン
    天染 橙子:9dx7+4
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,1,4,5,6,6,8,10,10]+10[1,2,8]+10[8]+4[4]+4 → 38

    キングハザードワイバーン:《スピードスター》デメリットによりリア不
    天染 橙子:4d10 装甲無視
    DoubleCross : (4D10) → 31[9,9,7,6] → 31

    EOW:お、上振れ。いいぞいいぞ
    キングハザードワイバーン:まだだ!
    天染 橙子:ダメージが入ったので、離脱して後方に2m移動してもらいます
    天染 橙子:そして離脱したので、《氷の茨》が起動。追加ダメージです
    天染 橙子:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 23[10,5,6,1,1] → 23

    キングハザードワイバーン:ま、まだまだ……
    天染 橙子:85→92 侵蝕
    GM:お次!
    水落早苗:了解1
    原谷狭霧:決めちまえ早苗―ッ!(ブンブン)
    水落早苗:マイナー、縮地+バックスタブ+スネークブレード起動+移動、キングハザードワイバーン広報5mの地点に移動、コスト2
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を2増加 (70 → 72)
    水落早苗:メジャー
    水落早苗:「幻想演算:ナッツ・クラッカー」(コントロールソート、コンセントレイト:NeL3)C値-3、精神代行、コスト4
    水落早苗:6dx7+5
    DoubleCross : (6DX7+5) → 10[2,3,4,8,9,10]+10[2,8,9]+10[1,8]+10[7]+3[3]+5 → 48

    水落早苗:ダメージ振っても?
    キングハザードワイバーン:リア不なのでな……
    水落早苗:7d10+8+25 装甲有効
    DoubleCross : (7D10+8+25) → 41[8,7,5,6,6,3,6]+8+25 → 74

    GM:おつよい
    キングハザードワイバーン:《空蝉》
    キングハザードワイバーン:そのダメージを0にする
    原谷狭霧:あ゛ぁ゛ん!???
    EOW:おお、ここで。
    水落早苗:くっ…でも切らせた…
    GM:さあサギリー
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加 (72 → 76)
    水落早苗:対抗種で死んでリザレクトもします…
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (76 → 82)
    原谷狭霧:うっしゃあ!終わったしメインプロセス行くぜ!
    原谷狭霧:マイナーでキンハザエンゲージ突入!2mならアームドスーツ付けてても行けるからよう!
    原谷狭霧:メジャー!コンセ3フレイムタン1!/コンボ:防疫処置
    原谷狭霧:対象は当然キンハザ!判定行くぜ!
    原谷狭霧:7dx7+8 オラーッ!
    DoubleCross : (7DX7+8) → 10[1,6,8,8,9,9,10]+10[2,2,5,6,9]+1[1]+8 → 29

    原谷狭霧:まずまずの出目!リア不だしこのままダメージ行くぜーッ!
    キングハザードワイバーン:うおおおこい!
    原谷狭霧:3d10+2d10+7+3 アームドスーツ&フレイムタン補正込み!
    DoubleCross : (3D10+2D10+7+3) → 10[1,2,7]+18[10,8]+7+3 → 38

    キングハザードワイバーン:ああっと
    原谷狭霧:侵蝕55→59へ!HPも対抗種バックファイアで3にダウンだ!
    キングハザードワイバーン:まだぎりぎり生きている!
    原谷狭霧:ウゲーッ!装甲有効差し引いてもしぶてえぞコイツ……!
    EOW:むぅ、しぶとい。
    あららぎ一位:では行きましょうか。
    原谷狭霧:あららぎさん!お願いしやっす!!!
    水落早苗:お願いします!!!
    あららぎ一位:マイナー、オリジンプラント。メジャー、スキルフォーカス
    あららぎ一位:2dx+51
    DoubleCross : (2DX10+51) → 9[7,9]+51 → 60

    キングハザードワイバーン:リア不……!
    あららぎ一位:コスト合計4、侵食値現在79%
    あららぎ一位:11+7d10
    DoubleCross : (11+7D10) → 11+38[6,5,3,2,9,8,5] → 49

    キングハザードワイバーン:ぐ、ぐわーっ!
    キングハザードワイバーン:死亡! 復活もなし!
    EOW:やったー
    原谷狭霧:っっっしゃあ!!!
    水落早苗:よし!!
    GM:──
    それはかつて一つの時代を終わらせた天の火。
    それは絶速の中でも獲物を捉える、極限の知覚を持つ。
    それは捕捉も回避も不能の速度と、埒外の巨体でそれを成し得る推進力を持つ。

    地上存在に認識すらされぬ一矢。それが"天災”による終焉である。

    鳥竜、長老(エルダー)
    キングハザードワイバーン
    キングハザードワイバーン:平行世界にて既に一つの終焉を実行した一頭の竜。それがいま、あなた達の頭上に堕ちようとしている。
    キングハザードワイバーン:防御は不能。回避もおよそ間に合う距離ではない。
    キングハザードワイバーン:真紅の光をまとう星の前に、しかし
    四条海未:「さて」
    四条海未:「どなたか、あれをどうにかできる手はありまして?」ぐぐっとのびをしながら
    原谷狭霧:「ヘッ──」
    原谷狭霧:「ぶっちゃけ、リザレクト前提でしがみ付いて行くつもりでした……」
    EOW:「その言い方から、キミならばなんとかできるのではないかとボクは判断するよ」
    水落早苗:「…うん、何もないや」
    EOW:微笑み、天空より迫るそれを見つめながら。
    水落早苗:「正直リザレクトは覚悟の上だけど…何かあるのかい?」
    あららぎ一位:「いいえ、ここは樹らしく耐えるつもりでした」
    原谷狭霧:菌糸のスプリングで跳ぶにしても、対抗する質量がデカすぎる。
    四条海未:「ございますが……あんまり楽な手段ではないですわね?」
    原谷狭霧:初撃は覚悟し、その風圧で吹き飛ばされない準備をしていた。
    四条海未:「多分ちょっとの間動けなくなるので、エスコートお願いできますかしら?」
    水落早苗:「おっと、そういうことならば」ウィンク一つして応える
    原谷狭霧:(できんのか……すっげーな終焉……)
    EOW:「とのことだよ、四条海未」顔は向けず。声だけでその問いに応じる。
    原谷狭霧:「ま、追撃も任せといてくださいよ!」パン、と両拳を打ち合わせる。
    四条海未:「それでは、いきましょうか」ひざまずくように膝をつき、手のひらを地面につける。
    四条海未:「無尽無流」「捕まえてみせましょう」地面から青く半透明の触腕がにじみ出る。
    GM
    GM:【【無尽無流・無双無限】】
    四条海未:にじみ出た触腕が、天を突くように伸びる。一本や二本ではなく、無数に。
    四条海未:それらが溶け合い、数枚の分厚い水の壁となる。
    原谷狭霧:(さっき早苗をぶん殴ってた奴……!あれもっと出せるのか!?)
    キングハザードワイバーン:水の壁に衝突する。しかしその勢いは止まらない。純粋な落下物ではなく、その身に推進力を持った終焉であるがゆえに
    四条海未:「さすがに足りません、かっ!」
    EOW:「手を貸そうか、四条海未?」
    四条海未:次々地面からにじみ出る触腕が飛び出す。無数の壁がさらに増え、厚みを増す。
    四条海未:「助太刀無用でしてよ」
    EOW:「なら任せようと、ボクは判断するよ」
    四条海未:ゆるりと立ち上がる。
    あららぎ一位:「期待してます、四条さん。ご武運を」
    四条海未:「破虎撃竜」「さぁ、星落としですわよ!」
    四条海未:壁を貫き続けた飛竜。
    EOW:迫りくる巨大な飛竜を前に微動だにしない。アレを防ぐ、助太刀無用と彼女は告げたのだから。
    四条海未:その壁が、溶け合い、圧縮され飛竜を包む。鱗の隙間や僅かな呼吸器の隙間にも入り込み圧迫する。
    キングハザードワイバーン:だが、止まらぬ。やがてその星は、彼女の前にまで迫る。
    四条海未:「絶招」「無限発勁」周囲に蒼い半透明な触腕が、水たまりのようににじみ出る。
    四条海未:その面全体を使っての、強烈な震脚。突き出した右手のひらが、星の鼻先に触れた。
    四条海未:人体には不可能な広さと強さで生み出された勁が、星を包む流体の中を乱反射する。
    四条海未:「覇ァッ!」鼻先への横合いからの掌。動きを止めた星の動きを、横合いに吹き飛ばして反らした。

    それは尋常の攻撃を無為と化す、理論流体の肉体を持つ。
    それは極微の間にすら浸透し、押し流し、大地を大海に変える体積を持つ。
    それは自身の由来を知らぬまま、無限の戦闘分岐を有する武術を修める。

    星を蒼に帰す滅びの波。それが”大海”による終焉である

    人間・水精、武術家(ウォリアー)
    "ティアマト”四条海未

    四条海未:「……まぁ、こんなもんですわね」ばしゃりと、星を閉じ込めていた液体が形を崩し、地面に吸い込まれていく。
    原谷狭霧:「────」爆縮移動用の菌糸を蔓延らせつつ、見届ける。
    原谷狭霧:「……水影(ウッソ)みてぇ」
    あららぎ一位:「おお…見事な業前でした!四条さん」
    EOW:「うん。大層な手並みだと、ボクも判断するよ」
    水落早苗:「Niceだったよ、Ms四条」口で褒めながら、鋏はしっかり握り、escortの用意は欠かさない
    四条海未:「さて、エスコートはおねがいしますわね」
    EOW:「とのことだよ。天染橙子、水落早苗、原谷狭霧、あららぎ一位」
    キングハザードワイバーン:「……儂を受け止めたか」「やりおるわ」その鱗の隙間に突き刺さっているのは、確実に。“彼女”の剣だ。
    EOW:「おや、意志の疎通ができたのだね」
    EOW:驚く風でもなく、淡々と事実を述べる。
    原谷狭霧:「喋れんのか……」(昨日ブッ倒した鮫も喋れたりしたのかな……?)
    天染 橙子:「が、がんばります……いえ」「やり、ます」
    EOW:「そうした訳でキミはこれから彼らにエスコートされてしまうようだけれども」
    水落早苗:「おや、会話ができるのかい?停戦にはもう遅いようだけど」
    EOW:「その前に戦闘を放棄する意思があるかを、ボクは確認するよ」
    キングハザードワイバーン:「いまさら言葉でどうこう、という面でもあるまい」
    キングハザードワイバーン:「恨め。我が同胞が安寧の地を得るために、犠牲となってもらう」
    あららぎ一位:「それもそうですね。第一、あなたはわたし達の敵であり…ネロさんの仇です。」
    原谷狭霧:「ヘッ……お互い、殺る気も十分って訳か。」ポキ、ポキと拳を鳴らす。
    EOW:「ボクはキミに謝罪するよ、“天災”──キングハザードワイバーン」
    あららぎ一位:「その言葉、そっくり返させてもらいます。わたし達の筋と平穏の為、犠牲になってもらいますね」
    水落早苗:「ああ、そうかい、その話を聞いてちょっと安心したかな」
    EOW:「キミもまた事象ではなく、意思を以て行動を選択する存在であったと、認識を改めるよ」
    水落早苗:「遠慮なく行けるよ」
    原谷狭霧:「アンタの覚悟を確かに受け止め」「──その上でブチのめす」
    天染 橙子:「……あなたがどんな思いでこの場にいるのか」
    天染 橙子:「もしかしたら、どこかで違う形で会っていたら、ネロさんや四条さんみたいに、一緒に戦うこともあったかもしれない」
    天染 橙子:「けど、今は」黒い無地のハードケースから、煙草を一本。咥え、火を灯す
    天染 橙子:「私達が帰るための敵で、ネロさんの仇です」
    天染 橙子:大きく吸い込み、黒い靄を吹き出す。
    キングハザードワイバーン:「そのようなただの煙……!」ジェットエンジンと翼をあわせたような翼の噴気孔を前にむけ、靄を吹き飛ばす。
    天染 橙子:靄が晴れた後、その場所に彼女はいない。
    天染 橙子:「──せぇぇぁぁ!!」
    天染 橙子:靄に紛れ、懐に移動。
    天染 橙子:躊躇えば、吹き飛ばされる。その巨躯に対応できる身体能力も技も、自分にはない。
    天染 橙子:怖くても、ためらってはいけない。
    天染 橙子:手首の内側に作った、黒い靄の針。突き出し、鱗の隙間に突き刺した。
    キングハザードワイバーン:「ッ……痒い! 退け!」
    キングハザードワイバーン:首を振り払い、その蚊を吹き飛ばす。
    天染 橙子:「ッぁぁぁ……!」「っで、でも……」
    天染 橙子:「……刺さり、ましたね」
    天染 橙子:突き刺した病原は……結核。
    天染 橙子:世界で二番目に多い感染者数と、強い薬剤耐性と感染力をもった、呼吸器系の感染症。
    天染 橙子:飛行し、呼吸をもって推進を可能とするワイバーンなら、呼吸器を潰すのが、一番いい
    キングハザードワイバーン:「ぐ、がっ……きさ゛ま……ァァァ!!」
    水落早苗:その、もがき苦しむ竜の背後
    水落早苗:尋常の速度と軌道ではどうあがいても到達できない位置
    水落早苗:そこに、既に、いる
    水落早苗:跳んでいる、近づいている、一瞬だけだが”追いついている”
    水落早苗:片方の刃を構え、空中で半回転し
    水落早苗:グリップに糸が括りつけられたそれを、蹴りだす
    キングハザードワイバーン:「な゛、めるなっ!」噴射、回転。巨体を動かす推進力を持って薙ぎ払う。
    水落早苗:がつん、と鈍い音を立てて、鋏が、Mr狭霧の目の前に落ちる
    水落早苗:まっすぐに、飛竜のところに伸びた、糸を伴って
    水落早苗:迷う暇はない、すぐに飛びのき、さらに上へ、もっと長く、糸が天へと続くように
    原谷狭霧:鋏を引き抜き──直後に爆縮加速により跳び立つ
    原谷狭霧:狙う箇所は既に決まっている。菌糸を捻じ込めるかもわからない、強靭なる龍の鱗
    原谷狭霧:生物の鍛え抜いた防壁が──『貫かれている』とわかっている、1か所。
    原谷狭霧:糸に引っ張られる様に、一直線に加速して行く。
    原谷狭霧:『突き刺さり続けている長剣』より、体内に菌糸を捻じ込むべく。
    原谷狭霧:(隕石よりも速いかもしれねー、降り注ぐ天災。)
    原谷狭霧:(ちょっとだけ考えてた。ネロさんが俺らを逃がしていた理由。)
    原谷狭霧:(……ローマを背負っていたから、あの人は逃げられなかっただけかもしれねぇ)(けど)
    原谷狭霧:(俺達なら『生き延びられる』と。あの人が信じてくれていたからだ)
    原谷狭霧:(俺はそう決めた)
    水落早苗:目の前の彼が昇っていくのを確認して、糸を強く引き
    水落早苗:落ちる
    水落早苗:足りない重量を、速度に任せて
    水落早苗:確実に、かの皇帝の剣まで彼を届けるために
    水落早苗:かの竜を、絶対に逃がさないために
    原谷狭霧:加速する。その龍と比べて、あまりにも小さき一矢が。
    原谷狭霧:菌糸の延び始めたグリップを握りしめ。吼える。
    原谷狭霧:「──るゥォおおおおおおおおおあ!!!!!」
    原谷狭霧:加速され、矛先を整えられ、突き出された鋏は
    原谷狭霧:長剣の開けた『穴』にかかり、傷口を更に圧し拡げる!
    キングハザードワイバーン:「グォォオォォォォ!!!!」
    キングハザードワイバーン:傷を無理やり広げられ、叫びを上げながら体を振り回し、振り払おうと
    原谷狭霧:返り血で紅く染まり、体ごと振られながらもしがみ付き続ける。
    原谷狭霧:紅き悪魔が、老いて尚猛き竜へ蔓延り始めている。
    あららぎ一位:「わたしも原谷くんには負けられませんね、では」
    あららぎ一位:先の尖っていない、鈍器の様な矢束を生成、これを弓につがい、放つ。
    あららぎ一位:曲射、連射を組み合わせた矢の弾幕は達人技ではあれど、竜を貫くには役不足、故に。
    あららぎ一位:この矢は射貫くためではなく『もう既に刺さっている剣』を食い込ませる為のもの─────!
    あららぎ一位:「一位専心、楔打ちとでも言いましょうか」
    あららぎ一位:矢は動くキングハザードワイバーンに刺さった剣を正確に『射貫き続け』
    あららぎ一位:水落、原谷の攻撃も含めた傷を致命傷にへと変える
    キングハザードワイバーン:「グォォァァァァァァ!!」突き刺さる。射手のあたりはすでについている。
    キングハザードワイバーン:しがみつく奴らは一度無視し、ウイルスに犯された噴気孔を無理やり動かし、射手のほうに向かう。
    天染 橙子:「──フッ!」その顎を、むりやり射線上に入り、かちあげる。追加で因子を打ち込む。
    水落早苗:地面に激突し、もう片方の鋏を地面に食い込ませ、糸で括りつけるようにして、その進行を許さない
    原谷狭霧:噴気孔に火が入ったことを確認し──蔓延らせていた菌糸を、一気呵成に爆破させる!
    あららぎ一位:「…その剣、ネロさんが自慢していらした一品でして」
    あららぎ一位:「自分の事を万能の天才というだけあってか武器にも色々仕込んでいたんですよ。ワイバーンさん」
    あららぎ一位:一位は矢をつがい、撃ち抜く
    あららぎ一位:撃ち出された矢はキングハザードワイバーンの傷口にこれまで通り命中するが…
    あららぎ一位:突如、その『楔』に異変が生じる
    あららぎ一位:「持ち手に回転を加えれば剣の内側の毒が出る、と」
    あららぎ一位:「暗殺にまみれたあの人らしいです」
    あららぎ一位:浅い箇所ではなく、イチイたちが押し込んだ深く深く刺さった傷の奥から毒が溢れ出す!
    キングハザードワイバーン:「ッぐ、ぉ……オォォォォ……!」爆破された翼。高速移動を封じられ、呼吸をウイルスに阻害され、体を毒に、傷に。
    キングハザードワイバーン:「ぐ、ぅ……すま、ぬ……」前足をのばし、最後まで抗おうとして
    キングハザードワイバーン:重々しい音をたて、その体が、地に沈んだ。
    GM:戦闘終了!
    あららぎ一位:わーい!
    原谷狭霧:3回ぐらい死ぬかと思ったぜ……マジあざっす四条さん……
    EOW:おつかれさまでした
    あららぎ一位:頼れる仲間の皆さんは勿論、真の仲間の四条さんそしてネロさんのお陰で得た勝利ですね
    水落早苗:お疲れ様でした!!!
    GM:戦闘に勝利したのでご褒美タイム
    EOW:楽ちんな戦闘でした<何もしてない
    ・そのシーンの調達達成値に+5
    ・ランダムでアイテムを獲得
    ・PC1人の侵蝕率を1D10回復

    原谷狭霧:ウオーッ!剥ぎ取りタイムだ!!!
    EOW:(笑)
    GM:登場エネミーが3体なので3回どうぞ
    あららぎ一位:(例のゲームの例のBGM)
    あららぎ一位:剥ぎ取りの時間だ…
    EOW:ん、おや。
    EOW:今回はPC一人?
    あららぎ一位:前回は上がり過ぎていたので特例だったはず
    EOW:なるほど、了解です。
    原谷狭霧:ネロさん……滅茶苦茶助けられてんな……
    あららぎ一位:正直わたしも侵蝕はそれほど重くないです。
    あららぎ一位:なのでアイテムが欲しいです
    原谷狭霧:俺も復讐温存できたし、まだまだ行けるっすよー!
    あららぎ一位:勝利報酬では、一回分をEOWの回復に。残りをアイテム取得に割り当てます
    あららぎ一位:二回分、アイテムを取得する形です
    原谷狭霧:凄いアイテムが……欲しい!
    EOW:ではありがたく権利を頂きましたので、侵食率を低下させて頂きます。
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→ 8)減少 (81 → 73)
    水落早苗:ガチャガチャー
    EOW:おお、大きい。ありがたや。
    原谷狭霧:8はデカいぜ!
    GM:うおーでかいぜ
    GM:じゃあアイテム2回いくぜ
    GM:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 6[4,2] → 6

    GM:④軍用4WD
    運転:四輪 攻撃力10 装甲10 行動-6 全力移動150m
    ②センサーシールド
    白兵 攻撃力1 命中-2 ガード値4 射程至近
    装備している間、知覚判定ダイス+1

    原谷狭霧:車に……盾!
    EOW:とてもこー普通だw
    あららぎ一位:車は演出上でも便利ですね
    あららぎ一位:脚が手に入る
    EOW:ですね。荒野を4wdで走るの、かっこいい。
    水落早苗:おお……
    原谷狭霧:車、大分いい感じだぜ……!
    GM:“天災”を打倒後。あなたたちは四条らと別れ、拠点に戻る道すがら話していた。一時離れていた天染が合流するなり話しかける
    天染 橙子:「……ところで」
    水落早苗:「……?どうかしたのかい?Ms天染?」
    原谷狭霧:「イテテテ……何か見つけたのか、橙子さん?」
    天染 橙子:「大したことじゃあないんだけどね。水落さん」「戦闘の余波で、笛がどっかいってたりしたら、事じゃないですか」
    水落早苗:地面に激突したせいでついた土埃をぱっぱと払い落としながら
    天染 橙子:「一応確認しておいてもいいんじゃないかなって」
    水落早苗:「…それもそうだね
    水落早苗:「MsEnd、笛はまだあるのかい?」
    水落早苗:と、言いながらも
    水落早苗:Ms天染から視線を外さない
    天染 橙子:「……? なに?」
    原谷狭霧:「つっても、どっかに落ちたってならそれこそ……?」
    水落早苗:「…ん、いや、髪が乱れてないかとか、簡単に確認をね」
    水落早苗:「escortの基本は観察からってやつ」
    水落早苗:二コリと笑う
    天染 橙子:「なるほどね?」
    天染 橙子:「どう? なにか変な所とか」に、と笑う。どこか嗜虐的な、普段とは違う
    原谷狭霧:「…………」顔を覆うように腕を上げ、ポリポリと前髪を掻く。
    水落早苗:「ああ、そうだねえ」
    EOW:「うん──」
    水落早苗:ぐっ、と鋏の片刃を握り
    EOW:「“誰”かな、キミは?」
    水落早苗:「君がMs天染ではない、ってことかな」
    原谷狭霧:「──やっぱ、そうだよな。」EE:〈異形の痕〉。
    原谷狭霧:適用『済』。
    原谷狭霧:腕をのけた顔には、既に菌糸が延び始めている。
    天染 橙子:「……ふむ」
    原谷狭霧:「『いつから』その面してた、テメェ」
    天染 橙子:「やはり急造の皮はすぐにバレるか。よもやよもや」
    天染 橙子:「笛をぽいっと取り出してくれれば、僕も楽だったんだけどねぇ」
    あららぎ一位:「皮ではなく、”中身”の問題だと思いますよ」
    天染 橙子?:隠すつもりもない、とばかりに
    天染 橙子?:「ま。よいよい」「このガキからも面白い話がとれた」
    天染 橙子?:「だがまぁ」「笛は、もらうぞ」
    EOW:「いいのかな?」
    EOW:<笛を
    EOW:強奪の宣言に、微笑みかける。
    EOW:「それは、キミが他の柱たちの標的になると言うことだと、ボクは判断するよ」
    天染 橙子?:「おうおう、それは怖い」
    天染 橙子?:「だが、よいのかね」
    天染 橙子?:「僕は手癖の悪さには自信があってね」ずい、とエンドに近寄って
    水落早苗:ノータイムで、鋏を振りかぶる、そこに躊躇は無い
    EOW:抵抗する素振りを見せない。
    原谷狭霧:割り込むように──蹴りを叩きこむ軌道で飛び込んでいる
    天染 橙子?:「僕を殺せば、このガキも死ぬぞ」
    EOW:「なるほど──」
    天染 橙子?:悠々と。いつのまにか手に笛を持ち、回して弄びながら
    EOW:「最初からその選択肢を提示すればよかったのではないかと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:手は止まらない、止めてない、何故なら
    水落早苗:最初から、昏倒目的の峰打ちだ
    天染 橙子?:「聞かん奴だ」
    あららぎ一位:「貴方こそ、終焉にしては奇妙ですね。こんな面倒なことをするなど」
    原谷狭霧:蹴りの軌道は──足を奪うローキック。振り抜かれる。
    原谷狭霧:しかし自覚せぬ『ブレ』はあった。天才でもない、人であるが故に
    天染 橙子?:ハサミはその手で。手首の内側に作られた細剣で受け止める
    天染 橙子?:脚は、脚部に作った同じ細剣を打ち込んで止める。
    水落早苗:「っと」細剣にひっかかり引き抜きが遅れる
    天染 橙子?:「僕も殺すかね、原谷狭霧。水落早苗」
    天染 橙子?:「黒野とかいう少女のように」
    水落早苗:ふむ、と一呼吸置く
    水落早苗:「……さあ、どうだろうね、ちょっと迷うなあ」
    原谷狭霧:「ぐ……!」カウンターのように脚を貫かれ、舞い踊る菌糸と共に一足で立て直す。
    天染 橙子?:「お」「思ったより冷静だね」
    水落早苗:苦笑しつつも、もう片手の追撃は容赦なく飛んでくる
    原谷狭霧:「…………ふー。」一呼吸。病の精製は、まだされていないらしい
    天染 橙子?:「……ふぅむ。叫んで激昂するとまではいかずとも、もう少し揺らいでくれるとおもったんだがなぁ」
    原谷狭霧:「テメェみたいなやつを相手する時、一つ心がけてることがあんだよ」
    水落早苗:「おっと、そんな残念そうな顔しないでくれない?ほんとのこと言ってるんだよ?」
    原谷狭霧:「『話(ナシ)聞くだけ時間の無駄』ってな」
    天染 橙子?:「殊勝な心がけだね。大嫌いだ」ケラケラと笑いながら、後ろに飛んで距離を取る。
    天染 橙子?:「しかしまぁ、残り二人はタネを知らないし、四条とかいうのは話すより先に殴られそうだ」
    あららぎ一位:「なるほどなるほど。貴方は随分と消極的な終焉なのですね」
    天染 橙子?:「笛もここにあるし、僕はお暇しよう」どろり、と体の表面がただれるように溶け出す。
    原谷狭霧:「……」ファイティングポーズは解かない。『憎悪』が静かに燃え始めている。
    あららぎ一位:「余程自分に自信があるのか…それとも、非力だからですか?」
    EOW:「うん、キミ──」声をかける。
    原谷狭霧:冷静に動けないと自覚できるだけの冷静さはあった。
    EOW:「せめて名称くらいは教えてもらえればと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:「ああ、そうだね、それには同意。」
    GM:【【魍魎殿】】
    水落早苗:「Ms天染っていうのも、座りが悪いもの」
    両面宿儺:「僕の名前かい」
    両面宿儺:「“邪悪”の終焉。両面宿儺」
    両面宿儺:鎖とも目ともとれる模様の描かれた布を体にまきつけた、和装の男。
    EOW:「うん、両面宿儺だね」
    両面宿儺:「呼び方はどうとでも。外見は割りと変わるからね」
    EOW:「なるほど、拘りがないのかな?」こくん、と小首をかしげる。
    あららぎ一位:「なぜ、なぜ天染さんに擬態していたのですか」
    両面宿儺:「そのほうが、ばらした時面白いかなって」
    EOW:「それはキミがかな?」
    両面宿儺:「僕も、君たちも」
    EOW:「なるほど──」
    水落早苗:「surpriseが好きだねえ、Mr宿儺」
    あららぎ一位:「いいえ、ちっとも面白くないです。」
    原谷狭霧:「結論だけ言う」
    水落早苗:「……本人、どこだい?」
    あららぎ一位:「あの子は今どこにいるのでしょうか」
    EOW:「彼らとキミの価値観は一致しないのではないかと、ボクは判断するよ」
    両面宿儺:「彼女は良くも悪くも普通だからねぇ……やはり相手は選ぶべきだったか」
    原谷狭霧:「テメェはブチ殺す」
    両面宿儺:「怖いなぁ」
    両面宿儺:「怖いから僕は逃げさせてもらうよ」
    EOW:「水落早苗とあららぎ一位の質問には応えてくれないのかな?」
    両面宿儺:ケラケラケラと笑いながら
    両面宿儺:「僕は教師じゃぁないんだ。答えを全部用意してるわけじゃないんだよ」
    両面宿儺:体に巻き付く布の一部を撫でる。体の表面が爛れ、溶け、膨れ上がる。
    EOW:「なるほど。であれば確かに互いに要件は無いと、ボクも判断するよ」
    両面宿儺:その姿が変化する。それは、あなた達が先程打倒した竜。
    両面宿儺:「じゃあね」「ちなみに、僕を殺すと彼女も死ぬっていうの、あれうそだから」
    原谷狭霧:「答え合わせあんがとよ」
    EOW:「うん。それではまたいずれ、両面宿儺」
    原谷狭霧:「なるべく一撃で殺す」
    水落早苗:「どうも」ヒラリと手を振る
    水落早苗:実際のところ
    水落早苗:本人だったとしても、変わらなかったのだが
    両面宿儺:噴気孔からの、強烈な推進力。瞬時に高高度まで上昇し、その姿が、消える。
    あららぎ一位:「…兎に角、天染さんの捜索を行いましょう。」
    四条海未:「……嫌われましたわね、私も」
    原谷狭霧:……もう一度、意識して息を吸う。
    EOW:「的確な評価をしていたと、ボクは判断するよ」四条海未に向けて。
    原谷狭霧:〈異形の痕〉──適用終了。
    四条海未:ぴちゃり、と足元。にじみ出るように地面から脇から上だけ出す格好。さながら風呂にでも入っているかのような
    原谷狭霧:「すまねえ、早苗」「ちょっとブレたかもだわ」
    水落早苗:「…いいよ」「こっちこそごめんね」
    あららぎ一位:「寧ろあれから嫌われて損はないでしょう」
    あららぎ一位:「話ができる奴と思われれば何をされるか分かりません」
    水落早苗:「隠さないようにしようとしたから、ちょっと冷たく見えたかも」
    原谷狭霧:「早苗も……気にしなくていいさ。お互い綺麗なとこばっかじゃねえんだ」
    四条海未:「それもそうですわね」
    原谷狭霧:「……うおおおおおおお!!??ししし四条さぁん!?」……時間差で足元に気が付く!
    EOW:「そうなるのかな?」こくん、と小首をかしげて。
    四条海未:「御機嫌よう」
    水落早苗:「どうも、Ms四条」
    EOW:「うん、四条海未。またいずれ」
    水落早苗:「Ms天染は見ていなかったかな?」
    四条海未:「むしろあなた達と一緒にいるものだとおもってましたが」
    四条海未:「あの後、私に近接格闘を教えてほしいと彼女が言ってきて」
    四条海未:「その時は、私も消耗していたので後回しにしてあなた達と合流するように言ったのですが」
    水落早苗:「…そこかあ、どうも知らない間にすり替わられてしまったようでね」
    水落早苗:「今から本人を探しに行こうとしていたところさ」
    GM:※時系列的には“天災”撃破→天染ちゃんが海未ちゃんに師事養成。他の人達は先に拠点へ→道中で邪悪が接触
    四条海未:「なるほど」「私も、みかけたら声をかけておきましょう」
    あららぎ一位:「おかしいと思ったのですよ。普通技に興味を持つならまずわたしの絶技の方が先なのに」
    原谷狭霧:「マジかー……天染さん一人ってのは流石に不安だぜ……」
    あららぎ一位:「ええ、お願いしますね。四条さん」
    原谷狭霧:「俺もひと段落ついたら探しに出ますね!」
    水落早苗:「お願いします」
    四条海未:「……これは、私の無粋なおせっかいですが」
    水落早苗:「というと?」
    四条海未:「彼女、随分追い込まれていましたわね」
    原谷狭霧:「…………」滅茶苦茶心当たりがある。
    水落早苗:要因に心当たりは多い、というか多すぎて絞り切れない
    四条海未:「原因も過程も興味はありませんが……」「口車のうまい人間というのは、どこにでもいるものでしてよ」
    水落早苗:それでも、嫌というほど頭は冷静だ
    あららぎ一位:「なるほど確かに、おっしゃる通りです。」
    水落早苗:「…頭に留めておこうか」
    EOW:「四条海未の言う通りだと、ボクも判断するよ」
    原谷狭霧:「四条さんもあざます。マジに気を付けるっす……」
    四条海未:「では、私はこれで」「御機嫌よう」乾いた砂の上の水のように、瞬時にその姿が地面に染み込み、吸い込まれて消える。
    原谷狭霧:念を入れて、もう一度深呼吸をする。
    あららぎ一位:「ええ、ご機嫌よう」
    原谷狭霧:考える時間はまだ終わっていない……はず。
    原谷狭霧:「ごきげんようっす!」ぺこりと一礼!
    水落早苗:「ごきげんよう」優雅に一礼して
    水落早苗:「…じゃあ、探しにいこうか」
    GM:───
    クロユリ:「……非道い人もいたものですね」
    クロユリ:「『邪悪』は邪悪としても、一年連れ添い好意を向けられた相手を、ささいな猜疑心で殺すこともいとわない」
    クロユリ:「ふふ。どう思うかしら」
    天染 橙子:「……別に」
    天染 橙子:「きっと峰打ちだし……そういうものよ」
    クロユリ:「峰打ちかどうか判断できるほど、知識も経験もないでしょ、橙子ちゃん」
    クロユリ:「それに、彼が乾ききってるのはあなたも気づいてるでしょ?」「
    クロユリ:「本質的に彼は他人に興味がない。ただ一人の例外は既にこの世にはいない」「きっとまた彼は、些細な癇癪で貴女を殺せる」
    クロユリ:「一切の躊躇いなく」
    天染 橙子:「っ……でも、早苗くんは……」
    クロユリ:「そんなことはしない、と言い切れるかしら」
    クロユリ:「彼が……いえ、彼らが」「貴女をそこまで追い詰めたのだというのに」
    天染 橙子:「私、は……」ぶんぶんと頭を左右に振って
    クロユリ:「はじめに両親とペットが倒れ、憧れの先輩が倒れ」「次々倒れて、あげく自分も追い回されて傷つけられ」
    クロユリ:「ようやくみつけた王子様は──あなたを、自分を悲劇の王子様として飾る、都合のいいジュリエットとしてしか見ていない」
    天染 橙子:「やめて」
    クロユリ:「そして、融合した彼の影響で不老となり。押し付けられた力を制御するために日々辛い訓練と学校生活の二足のわらじ」
    クロユリ:「一年過ごした思い出は、彼にとっては幸福など存在しない、ただ傷を忘れないために広げ続けるだけの日々」
    天染 橙子:「やめて……」
    クロユリ:「あげく。自分の知らない場所で勝手に立ち直りかけたとおもったら、徒党を組んで貴女にそれらを突きつける」
    クロユリ:「……きっと貴女は、これからもそうなる」「彼のジュリエットである限り」
    クロユリ:「誰にとっても普通の存在である貴女と、『疾病』の彼がいるかぎり」
    天染 橙子:「……違う。だって私……早苗くんの……」
    クロユリ:「特等席ってね。もちろん値は張りますが……普通に、買えるんですよ。誰でも」
    クロユリ:「誰でも座れる席に、今はたまたまあなたがいるだけ」「彼にとっては、彼女を忘れないためのジュリエットになってくれるなら、それこそ人形でもいいんですよ」
    天染 橙子:「……ッ…………」
    クロユリ:「誰にとっても普通で、換えの効く貴女」「でも、私が貴女を特別にしてあげる」ふわりと、頭を抱える彼女を背後から抱き寄せる
    天染 橙子:「私が……」
    クロユリ:「……テンネではなく、あなたがなればいいんですよ」
    クロユリ:「終焉に」「きっと、誰もが貴女を見てくれる」
    GM:───
    GM:残敵処理タイムです
    あららぎ一位:わぁい
    水落早苗:わあい
    原谷狭霧:わぁい
    GM:説明はもはや不要! いくぞー!
    GM:一回戦
    EOW:ひゅー
    GM:choice[気候,邪悪,神罰,大海]
    DoubleCross : (CHOICE[気候,邪悪,神罰,大海]) → 邪悪

    GM:choice[気候,邪悪,神罰,大海]
    DoubleCross : (CHOICE[気候,邪悪,神罰,大海]) → 気候

    あららぎ一位:えー!
    あららぎ一位:結構いい勝負になりそう
    あららぎ一位:それ以上にこれ四条さんリベンジマッチになるの!?
    GM:ん? あ、ミスった
    GM:振り直し! 飢餓くんがいねえ!
    水落早苗:飢餓くーん!
    EOW:ん、いや。両面宿儺くんvsナツミちゃん──じゃないのかやっぱw
    水落早苗:消されてしまっている…
    GM:choice[気候,邪悪,神罰,大海,飢餓]
    DoubleCross : (CHOICE[気候,邪悪,神罰,大海,飢餓]) → 飢餓

    GM:choice[気候,邪悪,神罰,大海,飢餓]
    DoubleCross : (CHOICE[気候,邪悪,神罰,大海,飢餓]) → 邪悪

    あららぎ一位:草
    原谷狭霧:あっふーん……(察し)
    あららぎ一位:エイリアンVSプレデターじゃん
    GM:えーこれですが
    水落早苗:あっ………
    EOW:邪悪くん──
    EOW:これで食べられちゃったらちょっとおもしろいのでロイスをとってあげてもいいw
    GM:choice[a,a,a,a,a,a,a,a,b.b.b.b.b.b.b.b.b.b,b,b,b,b,b,b,b,b,b]
    DoubleCross : (CHOICE[A,A,A,A,A,A,A,A,B.B.B.B.B.B.B.B.B.B,B,B,B,B,B,B,B,B,B]) → B

    あららぎ一位:邪悪くんやっぱりつっよいんだ
    GM:ギャラルホルンを所持していることによる補正も乗っかってとっても。
    原谷狭霧:おいしかったよされてるー!!!
    あららぎ一位:食べられてる?
    GM:ちなみに飢餓くんジャーム化もしていたんですが……はい
    水落早苗:補正ががが
    GM:第二回戦
    GM:choice[気候,神罰,大海]
    DoubleCross : (CHOICE[気候,神罰,大海]) → 神罰

    GM:choice[気候,神罰,大海]
    DoubleCross : (CHOICE[気候,神罰,大海]) → 神罰

    EOW:結構競ってるなw
    GM:choice[気候,神罰,大海]
    DoubleCross : (CHOICE[気候,神罰,大海]) → 大海

    あららぎ一位:リベンジマッチ!?
    EOW:お、今度こそほんとにリベンジマッチ?
    GM:リベンジマッチだ
    原谷狭霧:り……リベンジマッチ!!!
    あららぎ一位:大丈夫か
    あららぎ一位:拾った命をそんな
    水落早苗:リベンジマッチ……!!
    GM:choice[a,a,a,a,b,b,b,b]
    DoubleCross : (CHOICE[A,A,A,A,B,B,B,B]) → A

    EOW:同数は先行有利判定?
    GM:んぉ
    GM:チョイスミスってたので再回転
    EOW:ふぅ……
    あららぎ一位:がんばれー
    原谷狭霧:ワンチャン来い……ワンチャン来い……!!!
    GM:choice[a.a,a,a,b,b,b,b,b]
    DoubleCross : (CHOICE[A.A,A,A,B,B,B,B,B]) → A

    GM:無慈悲
    GM:神罰くんの勝利です
    あららぎ一位:ウッソでしょ
    水落早苗:うひい……辛い……
    EOW:あれ、Bの方が多くないです?
    原谷狭霧:オゴーッ!!!(嘔吐)
    GM:ん?
    EOW:あ、いやちがった。
    EOW:ごめん勘違い。残念無念
    GM:あっ四条さんのほうがランク低かった
    原谷狭霧:あ、やっぱりそうですよね。
    あららぎ一位:ですよね
    あららぎ一位:格は四条さんの方が低い
    GM:choice[a,a,a,a,b,b,b]
    DoubleCross : (CHOICE[A,A,A,A,B,B,B]) → B

    あららぎ一位:悲しい現実ですが、今回は少しだけほっとしました
    あららぎ一位:!?
    GM:あら
    水落早苗:おっと!?!?
    EOW:おお
    原谷狭霧:なっばっ……これは!
    GM:リベンジマッチ達成です
    原谷狭霧:どうですかGM!!!?????
    水落早苗:やっふううううううううううううううううううううううううううううう
    あららぎ一位:四条さん・・・!おめでとうございます!
    原谷狭霧:っっっっっしゃあ!!!!!!!!!!
    EOW:これ、なんかもー絶対勝負決まりかけたところで、なんか四条さんがやらかして勝ってそうw
    GM:格の高い相手に勝利したので、四条さんのランクが3→6に上昇します
    あららぎ一位:この展開はそうですね
    あららぎ一位:成長している…
    水落早苗:ギリギリそう…
    原谷狭霧:ジャイアントキルの法則だ!
    あららぎ一位:凄いスッキリした
    EOW:終焉たちにも物語があるぜ
    GM:そして気候ちゃんシード
    GM:お散歩継続
    あららぎ一位:かわいいね
    原谷狭霧:守護らなければ……
    EOW:となると残りは三柱。邪悪、大海、気候か
    GM:残り終焉
    両面宿儺
    “アルテマ”ナツミ
    “ティアマト”四条海未

    GM:──
    GM:シーンエンド ロイス購入
    水落早苗:ロイス
    原谷狭霧:ロイス……今回は保留でいいかな……
    EOW:私も保留としておきます。<ロイス
    原谷狭霧:購入は以前言ってたホワイトハーブ!
    水落早苗:原谷狭霧 ○信頼/ちょっと悪かった
    End of world  ○信頼/油断はできないけど
    天染橙子 ○探しにいこう/…………… に変更

    原谷狭霧:HR記載のエンゲージ範囲回復アイテムだぜ!
    あららぎ一位:ロイス、水落早苗 青い/●若い で取得
    あららぎ一位:ロイス、End of world ●有為/この人やっぱりゼノスなのでは で取得
    原谷狭霧:2dx+1>=18 まわってくれ たのむ!
    DoubleCross : (2DX10+1>=18) → 1[1,1]+1 → 0 (ファンブル) → 失敗

    原谷狭霧:ちょっと泣いてii
    水落早苗:じゃあ手伝うよ
    原谷狭霧:ちょっと泣いて良い……?
    あららぎ一位:わたしもホワイトハーブで
    あららぎ一位:2dx>=18
    DoubleCross : (2DX10>=18) → 6[4,6] → 6 → 失敗

    水落早苗:5dx+1 
    DoubleCross : (5DX10+1) → 7[3,3,3,4,7]+1 → 8

    水落早苗:ちょっと無理かも
    EOW:んー、侵食6と引き換えにチャレンジしてみます?<6dx+10ならそこそこいけそう。
    EOW:2dx>=18 ホワイトハーブチャレンジ
    DoubleCross : (2DX10>=18) → 10[2,10]+9[9] → 19 → 成功

    EOW:出たよw
    原谷狭霧:偉大(パネ)ェぜえっちゃん……!
    あららぎ一位:よし
    EOW:(`・ω・´)
    GM:───
    四条海未:「……貴方も、しつこいですわね」
    クルシフィクス:「笑止」
    クルシフィクス:「地上の者よ。我がお前の前に現れたのではない。お前が我の前に出てきたのだ」
    クルシフィクス:「一度神罰を拒絶し逃走した者よ。今度こそ神の意志を受け取るがいい」
    四条海未:「……私、人探しをしているのですが……っと」足元に落ちる落雷を、ひょいと飛び跳ねて避ける
    クルシフィクス:「今お前は神の前にいるのだぞ」
    四条海未:「……しょうがないですわね」
    四条海未:とはいえ、打てる手はそこまで多くない。相変わらず頭上でふんぞり返っているし
    四条海未:下手に包囲すればまた電気。全く嫌になってくるが……
    四条海未:「武術家として、売られた試合は買わねばなりますまい」
    クルシフィクス:「神罰である!」
    クルシフィクス:竜が指を天に向ける。無数の雷の槍を招来し、投射した。
    四条海未:……避けながら、考える。確実に打ち込むには、どうするか
    四条海未:地上に引き下ろせれば一番手っ取り早いが、“天災”のようにはいくまい
    四条海未:何より一度敗北した相手。さて、さて。
    クルシフィクス:「どうした起源なき者よ。なぜ我の裁きを受けぬ!」
    四条海未:「……やはり、手合わせの経験というのは、役に立ちますわね」
    四条海未:流体、実態なきものを縛り付ける戦法。それは、一度既に味わっている
    四条海未:「無尽無流」
    四条海未:走りながら、地面から無数の触腕を飛び出させる。槍として、腕として。
    クルシフィクス:「くどいぞ、地上の者。我にお前の攻撃は通用せぬ」
    四条海未:空につき上がる槍、触腕、剣。数十本にもなるそれら。最後の一本をもって、白竜を囲いあげる。
    四条海未:空につき上がる槍、触腕、剣。数十本にもなるそれら。最後の一本をもって、白竜を囲いあげる。 四条海未:「はい、閉じた」パチン、と両手を合わせる。無数の柱が崩れ、溶け合い。巨大な球状の容れ物を形作る。
    クルシフィクス:「それが割れに通用せぬということを、理解できぬか。蒙昧なる地上の者よ」
    クルシフィクス:自らの身体を雷雲とし、また雷をもって反撃する。それよりも早く
    四条海未:「早苗、だったかしら」「少し、使わせてもらうわね」
    四条海未:水球が、弾ける。水球の中に泳いでいた糸が、弾ける水流に引っ張られて、結ばれる。
    クルシフィクス:「ぬっ!?」突然の解放。そして束縛。しかし慌てることはない
    クルシフィクス:「所詮はただの糸」「この程度のもの」
    四条海未:「えぇ、ただの糸ですわ」「ですが」
    四条海未:「ただの糸でも、私が登ってくるには十分な足場になります」
    四条海未:「破虎撃竜」
    四条海未:地中を自身の体を染み込ませて移動するように。糸に自身の体をしみこませ、瞬時に彼のもとへ。
    クルシフィクス:「しかし、距離を詰めたところでだ……!」
    四条海未:「いいえ、これで終いです」
    四条海未:「絶招」
    クルシフィクス:「愚か者。結局は触れねばできぬ技よ。この我に触れるなど」
    クルシフィクス:《虚空の──
    四条海未:「猛虎硬爬山」
    四条海未:《縛鎖の空間》
    四条海未:中段、上段。八極拳の神祖はが使うこの技は、防がせる目的の一打でも命を奪うという。
    四条海未:「覇ァッ!」
    四条海未:最後の一打。たとえ空中であっても、体の一部でも地にあれば、その震脚を糸を伝い、指先まで届かせることができる。
    クルシフィクス:「がっ……ごっ!」体が変化しない。いや、変化する機先を読まれている。
    クルシフィクス:「こんな、ことが……!」
    クルシフィクス:《リフレ──
    四条海未:《事象固定化》
    四条海未:「無駄です」
    四条海未:「実はこう見えて私、とっても血の気が多くて……」「とっても、根に持つタイプなんですの」
    四条海未:無数の触腕を呼び寄せての、発勁。確実に内蔵と脳を破壊するために
    四条海未:「痺れるでしょう」
    クルシフィクス:「こ、この、神が……ただのっ……!」
    四条海未:「神殺しも、なかなか悪くないものですわよ、神様」
    四条海未:地に伏せさせ、念入りに全身をへし折った後。きっと私は……とてもすがすがしい顔をしていたのでしょう。
    GM:───

    ミドル4 シーンPC:End of World(ほか任意

    GM:登場侵蝕お願いします
    あららぎ一位:1d10+79
    DoubleCross : (1D10+79) → 7[7]+79 → 86

    水落早苗:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を5増加 (82 → 87)
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (59 → 64)
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (73 → 78)
    GM:SSDT(スーパーシークレットダイスタイム)!
    原谷狭霧:恐らくこれが最後の……(ドキドキ)
    GM:イベントチャートは残りで確定
    GM:はい(はい)
    GM:SSDT終了。
    原谷狭霧:なんとなくわかる気がしないでもないが了解だぜ!
    ・≪拠点確保≫
    難易度6。敵から身を隠せる安全な場所を確保する。すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。

    ・≪物資探索≫
    難易度9。水や食糧などの物資を捜索する。
    すべてのPCは侵蝕率を1D6減少させてもよい。

    ・≪索敵≫
    現在周辺にいる敵を探知する。
    敵によって判定難易度は変わる。
    GMは判定達成値に応じて、発見できたエネミーを開示する。

    ・≪情報収集≫
    ≪索敵≫で1体以上のエネミーを発見した場合に実行可能。
    敵の痕跡や残されたUGNデータベースなどから情報を収集する。
    達成値6でプロフィール、9でシンドロームと主力エフェクト、15で行動値と各種判定の難易度が開示される。

    GM:任意の順番でどうぞ
    EOW:まずアイテムのトス宣言。早苗くんにホワイトハーブを譲渡します。
    EOW:で、索敵を行おうと思います。使用する技能は情報:UGN
    EOW:オリレジェ起動の上で、無形の影で判定を行います。
    EOW:end of worldの侵蝕率を2(→ 2)増加 (78 → 80)
    EOW:6dx+10
    DoubleCross : (6DX10+10) → 10[1,4,5,5,9,10]+7[7]+10 → 27

    EOW:end of worldの侵蝕率を4(→ 4)増加 (80 → 84)
    EOW:よしっ、キングハザバーンも捉えられるレベルのはず。
    EOW:索敵判定を終了します。
    GM:つっよ
    EOW:あ、違う。
    EOW:念の為技能が1あるから28です。
    GM:はい
    GM:見つかったのはこいつらだぁ!
    “ティアマト”四条海未
    “アルテマ”ナツミ
    両面宿儺

    原谷狭霧:まぁ……そうだよな…………
    EOW:ありがとうございます。残った3体を全て補足できた感じですかね(ほっ
    水落早苗:肝心のMs天染が見つからんな…
    水落早苗:情報収集します
    水落早苗:ヘンチマン込みで
    原谷狭霧:※あ、ヘンチマン適用中だぜ!
    水落早苗:8dx+2
    DoubleCross : (8DX10+2) → 10[1,3,4,5,7,8,8,10]+9[9]+2 → 21

    あららぎ一位:それはそう
    GM:圧倒的全開示
    あららぎ一位:おしえろー
    EOW:やったー!
    あららぎ一位:宿儺くんの構成が気になる
    ナツミ サラマンダー/バロール
    探知難易度3
    懐柔判定30
    逃走判定14
    知覚判定 5dx

    平行世界における、“プランナー”率いるゼノスの決戦兵器。『夏』のレネゲイドビーイング。
    極高温・極高圧の環境を周囲に作り出し、内部の気流や圧力差を操作する。存在するだけで気候を変化させ、破壊の意思なく無邪気なままに世界を滅ぼす存在。
    参加目的は、『ギャラルホルン』の回収、もしくは破壊
    行動値6
    主力エフェクト
    《拒絶領域》
    《苛烈なる熱気》
    《加速世界》

    原谷狭霧:バステとか使ってきそう(偏見)
    水落早苗:懐柔難易度上がってる……??
    “ティアマト”四条海未 ノイマン/オルクス
    探知難易度10
    知覚判定7dx
    懐柔判定0
    逃走判定12
    行動値11
    情報
    完全流体の肉体。分限分岐の武術。浸透圧潰する体積をもった謎の少女。
    自身の由来を知らず、大会参加も流されての闖入者という側面が強い。
    ただし、その武術の腕は確か。
    主力エフェクト
    《要の陣形》
    《塞がれた世界》
    《絶対支配》

    EOW:こっちは下がってる。
    あららぎ一位:懐柔0だ
    両面宿儺 ハヌマーン/ウロボロス
    探知難易度9
    知覚判定6dx
    懐柔判定『ギャラルホルン』所持につき無効
    逃走判定『ギャラルホルン』所持につき無効
    行動値9

    どこかで何者かが悪意をもって練り上げた呪術人形。既に術者からは完全に独立し、人形でありながら感情豊かに振る舞う。
    相手の能力や姿を強奪・模倣する権能を持ち、それを悪意を持って使いあざ笑う邪悪。
    参加目的は、他終末への興味。
    主力エフェクト
    《能力強奪》
    《スピードフォース》
    《原初の灰:闘争の渦》

    あららぎ一位:いやらしすぎる
    水落早苗:うへえ…
    原谷狭霧:め……めんどくせえ!!!
    GM:拠点と物資の判定がまだだぞい!
    あららぎ一位:では拠点確保で、情報UGN
    原谷狭霧:気を取り直して物資探索行きまぁす!ヘンチマンコネ込みの情報:噂話で判定!
    あららぎ一位:4dx+1 コネ使用です
    DoubleCross : (4DX10+1) → 10[2,2,6,10]+6[6]+1 → 17

    原谷狭霧:5dx+2>=9
    DoubleCross : (5DX10+2>=9) → 10[1,3,5,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

    原谷狭霧:超探索したぜ!
    EOW:ぐっど!
    GM:ぐっど
    GM:全員2d6侵蝕を低下させてください
    水落早苗:good
    水落早苗:2d6
    DoubleCross : (2D6) → 10[6,4] → 10

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を10減少 (87 → 77)
    あららぎ一位:86-2d6
    DoubleCross : (86-2D6) → 86-7[3,4] → 79

    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を2d6(→ 3)減少 (64 → 61)
    EOW:end of worldの侵蝕率を2d6(→ 6)減少 (84 → 78)
    原谷狭霧:ひくいぜ……
    天染 橙子:85-2d6
    DoubleCross : (85-2D6) → 85-6[2,4] → 79

    GM:では行動を選択してください

    ・≪奇襲≫
    敵に奇襲を仕掛ける。
    エネミーと≪知覚≫による判定で対決を行い、勝利することで、1回メインプロセスで攻撃が行える。この攻撃にエネミー側はリアクション可能。
    判定の成否に関わらず、その後、戦闘を発生させる。

    ・≪懐柔≫
    停戦や協力の交渉を試みる。
    エネミーに応じた難易度で≪意志≫による判定を行う。
    事前の情報収集で達成値15以上を出していた場合、達成値に+3の補正が掛かる。
    判定の成否に関わらず、この行動の対象となったエネミーの戦闘参加までのラウンド数を+1する。
    成功した場合、エネミーと接触した際に懐柔して仲間に加える、もしくは一時停戦としてそのシーン間の戦闘を避けることができる。
    失敗した場合、戦闘を発生させる。

    ・≪逃走≫
    その場から逃走する、もしくは身を隠す。
    エネミーに応じた難易度で≪回避≫による判定を行う。
    判定の成否に関わらず、この行動の対象となったエネミーの戦闘参加までのラウンド数を+1する
    判定に成功した場合、エネミーの戦闘参加までのラウンド数をさらに+1する。
    失敗した場合、戦闘を発生させる。

    GM:ちなみにナツミはランダムイベント B:対戦相手が裏で手を組んでいるで懐柔難易度が上昇しています。
    水落早苗:Ms四条に懐柔判定
    水落早苗:5dx+3
    DoubleCross : (5DX10+3) → 7[1,2,2,6,7]+3 → 10

    GM:OKレッツ懐柔
    原谷狭霧:うっす!引き続きお世話んなります!!!
    GM:四条さんはランダムイベント  E:対戦相手に協力を持ち掛けられるで難易度が低下していました
    EOW:おお、そんなものが。
    EOW:では続けて“アルテマ”ナツミに対して懐柔を試みます。
    EOW:5dx+15>=30 あらよっと
    DoubleCross : (5DX10+15>=30) → 7[1,1,1,3,7]+15 → 22 → 失敗

    EOW:ひっく(汗)
    水落早苗:+3入ってます?
    原谷狭霧:+3すれば……25!
    EOW:あ、そうか。入ってない。ごめんなさい25ですね。それでもちょっと届きませんが。
    水落早苗:では
    水落早苗:「湖畔のシルフィード」(妖精の手L3)判定の出目を一つ10に、コスト4
    水落早苗:最後のやつです
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加 (77 → 81)
    原谷狭霧:28から再回転だぜ!
    あららぎ一位:ありがたい、切り時だと思います
    EOW:なんとかなってくれ──
    EOW:1dx+28>=30
    DoubleCross : (1DX10+28>=30) → 2[2]+28 → 30 → 成功

    EOW:あぶね(汗)
    あららぎ一位:あぶない
    水落早苗:あぶない…でも成功は成功!!
    原谷狭霧:ぴ……ぴったり!!!
    EOW:ぴったりでも成功は成功。ありがとう早苗くん。
    GM:普通懐柔30を妖精込みとはいえ抜くか?????
    あららぎ一位:奇襲判定、対象は宿儺。 盾込み。
    あららぎ一位:マイナー、オリジン:プラント 侵食値+2、現在81
    あららぎ一位:4dx+11
    DoubleCross : (4DX10+11) → 8[2,5,6,8]+11 → 19

    あららぎ一位:低い
    あららぎ一位:これは宿儺さんに負けるやもしれません
    両面宿儺:知覚判定
    両面宿儺:6dx
    DoubleCross : (6DX10) → 10[1,1,3,5,5,10]+10[10]+1[1] → 21

    EOW:ぐ、回しやがった。
    原谷狭霧:ゲェーッ勝ってる!!!
    あららぎ一位:くっ負けました
    水落早苗:回ってしまったか……
    両面宿儺:ねぇどんな気持ち? ねぇどんな気持ち?
    EOW:奇襲できなかったか、残念。真正面から殺そう(どんな気持ち
    あららぎ一位:ぐぬぬぬぬぬ
    GM:──
    GM:荒野を一両の車が疾走する。
    GM:どこかの終焉が乗り捨てた、あるいは奇跡的に動く状態だった、おそらく軍用車両。
    GM:あなたたちはその車に乗り、いつかもみた、異様な密度の陽炎へ向かっていた。
    四条海未:「溶けそう」「ですわ」
    EOW:「確かに彼女はキミとは相性が悪いかも知れないね、四条海未」
    原谷狭霧:「あ゛ー…………確かに蒸発しちまいますもんね。」
    四条海未:「そこは最初から流体だから、溶けるもなにもないと言うところですのよ……」
    あららぎ一位:「水分を蒸発させるような子ですからね。ナツミさんは」
    原谷狭霧:窓の外に伸ばしていたカエンタケの菌糸も、黒く染まり始めている。
    水落早苗:「どうも日差しだけでごまかせる感じじゃあなさそうだしね…」
    あららぎ一位:安全運転を心がけ、加速はつけすぎずに走っている。
    EOW:助手席からフロントにあるスイッチ類を弄り、エアコンの出力を最大にする。
    四条海未:「……なにやらお知り合いのようですわね? 口ぶりから察するに」
    水落早苗:戦闘用に構成しなおした繊維の色は、基本黒だ
    EOW:「キミと出会う直前に遭遇していてね」
    原谷狭霧:〈不燃体〉でも耐えきれない熱の密度が、近づいて来ている。
    水落早苗:日光を、吸収する色だ
    原谷狭霧:「ああ──」「四条さんとこに来る前、話す機会があったんすよ」
    EOW:「これから行うのは二度目の交渉と言うことになるね、うん」
    四条海未:「それで、交渉の見込みのほどは?」
    原谷狭霧:「そん時は『ギャラルホルン』もあったし、ナントカ熱も抑えてもらえましたが……」
    水落早苗:「…芳しくはないんじゃないかな」
    EOW:「都築京香は彼女に、ギャラルホルンの取得、あるいは破壊を指示しているとのことだよ」
    原谷狭霧:「……今、取られちまってるもんなぁ。」
    四条海未:「ダメではないですか」
    水落早苗:「交渉の種にしていた『ギャラルホルン』、取られてるし」
    原谷狭霧:「割と真面目にヤベえかもっす……」しょんぼり
    EOW:「そうかな?」
    あららぎ一位:「といいますと?」
    四条海未:「なにか秘策でも?」
    原谷狭霧:「お!えっちゃんはなんかいい案があんのか?」
    水落早苗:「何か別の案があるのかい?」
    EOW:「逆に言えば、彼女がボクらと敵対する理由が無くなったと言えるのではないかと、ボクは判断するよ」
    EOW:「そしてボクらは、彼女が求めているギャラルホルンが、今誰の手元にあるかを知っている」
    原谷狭霧:「……あーあーあー成程!あったま良いなえっちゃん!」
    あららぎ一位:「そうでしょうか。」
    あららぎ一位:「わたしとしてはそれには疑念があります」
    EOW:「あららぎ一位の考えを聞かせてもらえればと、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:「わたしが邪悪なら、ナツミさんと交渉し、我々を倒すか少なくとも協力はしないようにとりつけるでしょう」
    水落早苗:「そして、既にその手はすでに打たれていると?」
    EOW:「なるほど。最初にボクラがナツミを懐柔したときのようにだね」
    四条海未:「私も一位と同意見ですわ」
    あららぎ一位:「ええ、仮に交渉が上手くいっていなくとも」
    あららぎ一位:「残りの盤面上、我々がナツミさんに近づくことは容易に想定できるので待ち伏せしている線もあります」
    原谷狭霧:「つう事は……だ。」
    原谷狭霧:「最悪の場合」「あのクソ熱い中、スクナ野郎とナツミちゃんを纏めて相手する羽目になる……と」
    EOW:「うん、可能性としては当然在ると、ボクも判断するよ」
    原谷狭霧:「ヤベえな、マジで」自然と言葉が零れる。
    EOW:「懐柔に長けた終焉であるだろうからね、両面宿儺は」
    四条海未:「橙子が見当たらないのも気がかりですし……どう手を打ちますの」
    あららぎ一位:「あの二名が組んできたらと思うとかなりの脅威です」
    水落早苗:「淡々と肯定しているけれど、それに対する対抗策はあるのかい?MsEnd?」
    EOW:「あららぎ一位にはなにか考えがあるのではないかと、ボクは推測するよ」
    あららぎ一位:「この広大な空間の中、一人の人を探すのは大変です」
    あららぎ一位:「寧ろ、早期にこのゲームを終盤までもつれ込ませれば」
    あららぎ一位:「ゲームの勝者を決める為に自然と天染さんの場所はクロユリから教えてもらえると思います」
    あららぎ一位:「我々以外の終焉はもう邪悪とナツミさんしかいませんから」
    原谷狭霧:「その決着のつき方が主催者の意に反する展開なら、尚干渉されやすい……ってえ訳ですか。」
    四条海未:「なるほど。ゲームを進めれば、あちらから接触してくると」「あの女ならやりかねませんわね」
    水落早苗:「つまり、ゲームを進めて、Msクロユリを釣る、ということか…」
    あららぎ一位:「ナツミさんを倒す必要まではありませんが、邪悪は即刻倒せねば」
    あららぎ一位:「天染さんに干渉されれば本当に厄介なことになりかねません」
    あららぎ一位:「まずは、ナツミさんと交渉しその上で邪悪を叩くべきです」
    原谷狭霧:「ええ。スクナ野郎が付いてるってんなら、むしろ俺らにはチャンスかもっす」
    原谷狭霧:「あいつが耐えられる気候にナツミちゃんが抑えてくれてるんなら、皆もある程度は頑張れると思うんで……!」
    EOW:「つまり当初の予定通り──と言うことでいいのかな、あららぎ一位?」
    EOW:「成否に関してはさておき」
    あららぎ一位:「どの道、それしかないと思います」
    あららぎ一位:「・・・・・さて、そろそろ着きますよ」
    EOW:「ならばもう少しアクセルを踏むことを推奨するよ、あららぎ一位」
    EOW:「『どちらが早く』が重要になると、ボクは判断したよ」
    原谷狭霧:「うっす……!」目を凝らし、窓の外にいるであろう人影を探し続ける。
    四条海未:「……こんな暑い思いまでして、私はなにをやっているのかしらね」小さく自嘲しながら、ボトルの水を飲み干す。
    水落早苗:「感謝はしているよ、これは本当」
    水落早苗:「どのみち、Ms四条と会ってなかったら今頃もっとひどい有様になっていたかもしれないし」
    あららぎ一位:「事態は深刻ですが、緩慢でもあります。」
    あららぎ一位:「現状で急いで事故が起きる可能性を生むよりは。四条さんをはじめ人間の皆さんを載せている以上安全運転のほうが大事です」
    EOW:「運搬してもらっている身だからね。最終的にはあららぎ一位の判断に従うべきだと、ボクは判断するよ」
    四条海未:「……さて、そろそろね」
    GM:──
    ナツミ:「んぉー」今度は散歩はせず、瓦礫の上に座ってあしをぷらぷらとしている。
    GM:周囲には変わらず、高温高圧の空間が展開されていた。
    EOW:すみません、ちょっと相談タイムさせてください。
    あららぎ一位:では再開しましょうか
    EOW:お願いします
    あららぎ一位:クラクションを鳴らします。
    原谷狭霧:了解です!
    ナツミ:「……ぬ?」音の方に視線を向ける
    原谷狭霧:「──あ!気づいてくれたみたいっす!」
    あららぎ一位:「視線がこちらに向きましたね─────では」
    あららぎ一位:予め準備していたホワイトボードを出す
    あららぎ一位:『気温を下げてください。ちょっと暑すぎて話せません』
    原谷狭霧:やはり熱くなって来ている。車体機能が生きているのが奇跡のレベルだ
    あららぎ一位:『聞いてくれたら手持ちのお菓子を渡します』
    ナツミ:「んー……」
    ナツミ:「ん」
    ナツミ:気温と気圧が、急激に緩和していく。
    あららぎ一位:拠点であったプレッパーズ(世界滅亡に備える人々)の自宅には様々なものが備蓄されていた。
    あららぎ一位:勿論、甘いものやホワイトボードもあったのである
    原谷狭霧:「……」新しく延ばしたカエンタケの菌糸は……紅いままだ。
    原谷狭霧:「大丈夫そうっす!」
    四条海未:「あらためてすごい終焉ですわね……干上がってしまいそうでしたわ」
    あららぎ一位:「日本語が読める子で助かりましたね」
    水落早苗:「ふう…楽にはなったかな…」汗びっしょりになりながら
    原谷狭霧:車外に降り立ち、早くも涼しく感じる風を浴びる。
    あららぎ一位:車外に出て「ナツミさん。ごきげんよう」優雅にカーテシー
    原谷狭霧:「いやー……マジですまねーな、ナツミちゃん」
    四条海未:「ナツミ、でしたか」「ごきげんよう。四条海未と申しますわ」
    ナツミ:「んぅー。今度はどうしたの?」
    水落早苗:「こんにちは、何度も面倒な調節をさせてごめんね?」さわやかな笑顔で
    あららぎ一位:「ええ、両面宿儺という目を隠した怪しい人が表れませんでしたか?」
    原谷狭霧:「まずは……これどうぞ。」比較的無事(に見える)乾パンの缶詰を取り出し、渡す。
    ナツミ:「あい」缶詰を受け取り、独りでに蓋が弾け飛ぶ。中の乾パンをかじる
    ナツミ:「ん……スクナなら来たよー」
    原谷狭霧:「あ゛ー…………マジかぁ」ちょっと緊張して来ている。
    水落早苗:「そうかい、何か言ってたかも聞きたいけど…その缶詰は口に合うかい?」
    ナツミ:「まあまあ」
    あららぎ一位:「そうですか。ではこちらも」洋館とお茶の缶を渡す
    原谷狭霧:「お、良かった!」
    あららぎ一位:「ではスクナ…あの人が我々からギャラルホルンを奪ったこともご存じですか?」
    ナツミ:「んむ……」羊羹とお茶も受け取って
    ナツミ:「しってる」
    あららぎ一位:「何か頼まれたりしましたか?あるいは何か差し出すとも」
    ナツミ:「終わったら笛にはきょーみがないから」「あげるっていわれた」
    原谷狭霧:「俺らと似たような感じかぁ。」
    あららぎ一位:「なるほど、その上で我々はあの男からこれからギャラルホルンを回収したいのですが」
    原谷狭霧:(何か隠し事があったら……ってなるが、まあそうなったら腹括っていくしかねえな)
    あららぎ一位:「…我々に協力してもらうことは可能でしょうか?」
    水落早苗:「どっちが勝っても君は笛が貰えるから、悪い話じゃないと思うけど」
    ナツミ:「……なんで?」
    あららぎ一位:「実はあの男には、その気になれば相手の異能を奪う力や、姿かたちを真似る力があります。」
    ナツミ:「ほぇー」
    あららぎ一位:「その力を以て、天染さん…我々の仲間と入れ替わり、笛を手に入れました」
    水落早苗:「俺の友達に化けられて、笛を取られちゃったのさ」
    あららぎ一位:「初めからわたしたちと交渉するという手もあったのにです」
    あららぎ一位:「故に、ナツミさんとの約束を守るのか。それもわたしとしては疑問に思います」
    原谷狭霧:「ナツミちゃんの気温調節をスクナの奴が真似したら、暑がりの俺らも参っちまうからよう」
    ナツミ:「……」脚をぷらぷらとさせながら考える
    原谷狭霧:「ま、どっちもぺちゃんこにできる位置で見守っててくれりゃあいいさ」
    あららぎ一位:「…ナツミさん、こうは思いませんか?スクナはあなたとは一時停戦しました。しかし」
    あららぎ一位:「その間に他の終焉の力や、わたし達の力を奪ってあなたを倒すためだったとしたら」
    ナツミ:「……おねーさんたちが言ってることが、ほんとだってかくしょーがない」
    ナツミ:「だから、共闘はしない」「けど、協力もやめとく」
    あららぎ一位:「…ええ。お互いの譲歩のラインとしては、それが的確ですね。」
    水落早苗:「Thank you、君はとても話の出来る素敵なLadyだね」
    原谷狭霧:「マジでありがとな……ナツミちゃん。」
    四条海未:「子供かと思いましたが、存外ちゃんと考えているんですのね」
    ナツミ:「ん」
    原谷狭霧:「ちったあ暑がり克服できるよう、俺も色々やってみるわ!」
    ナツミ:「がんばってねー」
    水落早苗:「ああ、またそのうち、どこかで」
    原谷狭霧:「おう!ナントカなったら笛見せに行くぜー!」
    あららぎ一位:「ではお達者で」
    GM:───
    GM:ナツミと別れた後。彼の居るであろう場所を彼女に教えてもらい、車両でその地点に向かうことにした。
    原谷狭霧:「さーて……スクナ野郎が居なかったのはむしろ助かったんすかねぇ。」
    水落早苗:「Ms天染もここまで見つかってない、か…」
    原谷狭霧:熱気も落ち着き。窓を開けて周囲の警戒に戻っている。
    四条海未:「両面宿儺のところか、あるいは……」
    原谷狭霧:(…………クロユリ。舐めたことに、大分辻褄が合う)
    四条海未:「あまり考えたい可能性ではありませんわね」
    水落早苗:「それはそうだ、けど、無いわけじゃない」
    原谷狭霧:「かぁ~……どっち道、マジで早く見つけねえとよう。」
    原谷狭霧:(やりたい放題してるならナントカ阻まねーと、いよいよ早苗の友達失格だぜ俺……)
    水落早苗:すっと、背の高い年下の友人の顔を覗き込む
    水落早苗:「…何か、考えてる?」
    原谷狭霧:「うぉ……早苗。」
    水落早苗:「そりゃあ、君にもだいぶかっこ悪いとこ見せたな、とは思うけど」
    水落早苗:「不思議と、悪い気分じゃないんだよね」
    原谷狭霧:「ま、そっちは気にしちゃいねえけどよう。現状マジに悩んでるってのは確かだ」
    水落早苗:「じゃあ、Ms天染のこと?」
    原谷狭霧:「……そうだな。」意地を張る場面ではない。その位は分かった。
    原谷狭霧:「あららぎさんとえっちゃんに散々絞られたし、今更どうしようもねーんだけど……」
    原谷狭霧:「カッとなっちまって橙子さんにエライ押し付けしちまったの、まだ引きずってる感じだわ。」
    原谷狭霧:窓枠に頬杖をついて、外を眺めている。
    水落早苗:「……酷いことを重ねていってもいいかな」
    原谷狭霧:「いいぜ。むしろ早苗は一辺くらい思う存分ブチ切れた方がいい」
    水落早苗:「最初に手を取ったときは、Ms天染のことを、ちょっとは好きになれそうだった、どっかで期待していたと言ってもいい」
    原谷狭霧:「いや、今やられるのは困るんだが……」
    原谷狭霧:「おう。」
    水落早苗:「今は……別にそうでもない、というかむしろがっくり来ている」
    原谷狭霧:「おう……おう、」緊張して来ている。
    原谷狭霧:「すまん、続けて大丈夫だ」
    水落早苗:「俺はさ、意地に見合うっていうか、かっこよくあるために相応の努力は払っていると思ってて」
    水落早苗:「Ms天染にも、それは同じだった、それを”見せなかった”のが悪いって言われたら、それはそうなんだけど」
    原谷狭霧:「うんうん」相槌。
    水落早苗:「それならそれで、あんまり深く踏み込んでほしくなかったな……って思っている」
    原谷狭霧:「あ゛ー………………」
    原谷狭霧:「橙子さん」「マジでエライ目に引きずり回されてる感じの人なんだよな。」
    あららぎ一位:「正直なことを言えば、間が悪いです」
    あららぎ一位:突如横から口を出すあららぎ一位
    四条海未:「勝手ですわね」
    四条海未:同じく横から口を出す四条海未
    原谷狭霧:「……だなぁ。」ふぅ、とため息を一つ。
    水落早苗:「知っているよ、俺の勝手だ、俺は俺の勝手でしか動かない」
    EOW:「うん──」
    EOW:「で、あれば。天染橙子はどうなのだろうね?」
    四条海未:「勝手に勝手で動くのは構いませんわ。私もそうですから」
    あららぎ一位:「『こんな極限の状況で』『仲間二名が気まずい雰囲気で皆を心配させておいて』しかし『あなた方二人には時間さえあれば良くなる』と我々は思いました。信頼しました。」
    EOW:同じく口をだすょぅι゛ょの形をしたナニカ
    四条海未:「けど、それを理由に他人を顧みようとしないのは」「ジャームと、何が違うんですの?」
    あららぎ一位:「そして、それは今のサギリ君と水落を見ていれば分かるように正解だったと思います。」
    あららぎ一位:「でも、天染さんには。それすら与えられなかったのですよ」
    EOW:「うん、四条海未とあららぎ一位の意見に、ボクも同意するよ」
    EOW:「水落早苗と原谷狭霧は、自身の問題を、天染橙子に依存している」
    EOW:「そしてそれを自覚せず、『自分のみ』でなんとかしようと考えている」
    EOW:「対話と交流を放棄するのであれば、ジャームと変わらぬと言われても、致し方ないのではないのかな?」
    四条海未:「配慮しろとまでは言いませんわ。ですが」「自分の理想たり得ぬ物すべてを否定するというのは」
    四条海未:「世界を滅ぼす、火竜の発想でしてよ」
    EOW:「キミたちは意見を同じくすることも、違うこともできる」
    EOW:「そうした可能性を思い込みだけで放棄してしまうのは、互いの損失ではないかと、ボクは判断するよ」
    四条海未:「……要するに、一度腹を割って話し合いなさい」「難しいなら」
    四条海未:「ここに、誰とも関わりのない、完全な部外者がおりましてよ」
    あららぎ一位:「…なんという御仁、四条さん。尊敬しそうです。」
    四条海未:「それほどでもありましてよ」
    EOW:「四条海未はすでに道連れではないのかと、ボクは判断していたよ」
    あららぎ一位:「正直なところを言えば、君たちは多分、抱えている過去の事に関しては二人そろって行動するのは不味いと思います。」
    あららぎ一位:「まだ今の自分とは違う、力も知識もないころに負った傷は」
    あららぎ一位:「今の自分の動きも、鈍らせます」
    あららぎ一位:「なんとかしようとすればするほど、それはあなた達二人の世界が煮詰まるだけで…時として暴走を生みます」
    四条海未:「……そして、彼女は、あまりにも普通で、無垢な存在ですわ」
    EOW:「うん──」
    四条海未:「煮詰まってどろどろになったあなた達の世界と、自分との乖離に苦しんでしまうくらいには」
    EOW:「天染橙子は”普通”だ」
    EOW:「だからこそキミたちにない弱さと、キミたちにない強さを有している」
    EOW:「もしどうしたらいいのかわからないと言うのであれば、まずその事実を念頭において考えれば良いのではないかと、ボクは提案するよ」
    原谷狭霧:「……そうっすね。」ポリポリと頬を掻き。
    原谷狭霧:躊躇いがちに、それでも口を開ける。
    水落早苗:「……」ならどうしろと、と叫ぶのは簡単だったが、それはしなかった
    両面宿儺:「随分」「面白い話をしているね」
    両面宿儺:いつのまにか、その軍用車の席の一つ。紫髪に橙瞳の少女が座っている。
    両面宿儺:「ボクもまぜてもらえるかい」
    水落早苗:「嫌だね、と言ったら?」
    EOW:「関心があるのかな、両面宿儺?」
    原谷狭霧:「おお、変な所で来るなアンタ」
    あららぎ一位:「見るだけで不快になりますね」
    両面宿儺:「僕は邪悪の終焉らしいからね。ジャーム手前の人間の心境に興味があってもおかしくないだろう?」
    両面宿儺:「それとももうとっくになってたりするのかな」
    両面宿儺:「いやすまないね、どうもおしゃべりで」けらけら、とその少女の風貌のまま愉快そうに笑う
    水落早苗:「…だとしたら、どうするって言うんだい」
    EOW:「うん、であればすでに会話は成立していないのではないかと、ボクは判断するよ」
    両面宿儺:「どうもしないさ」「勝手に僕が関心をもっただけだ」
    原谷狭霧:……ちょっとだけ『助かった』、とは。言わないでおく。
    EOW:「キミのその関心は」
    原谷狭霧:そういう奴なら、どうせ分かるだろうし。
    両面宿儺:「面白い玩具も手に入れて、トンズラしようかとおもったけど……彼女が許してくれなくてね」
    EOW:「ボクらがキミの言葉に、どのように反応するかと言うことに関してかな?」
    両面宿儺:「端的に言うならね」
    EOW:「であれば、キミにとっては満足の行く反応だったのかな?」
    EOW:愉快そうな笑みに、アルカイックスマイルで応じて──
    両面宿儺:「うーん……物足りないかなぁ」「いやぁ、難しいねえ」
    EOW:「望むものが必ずしも手に入れられる訳ではないからね」
    両面宿儺:「僕だって今すぐトンズラしたいんだよ。君たちと殴り合うのは本心じゃない」「彼女の理想主義にも困ったものだよ本当に」「それで」」
    両面宿儺:「僕を探していたようだね」「ナツミにわざわざ釘まで刺して」
    あららぎ一位:「ええ。年貢の納め時です。」
    あららぎ一位:「或いは、奪われたものを取り返しに来たとでも」
    水落早苗:「そうそう、探したよ」
    原谷狭霧:「笛見せに行くって言っちまったからなぁ」
    原谷狭霧:「さっさと殴りやすい面にしてくれや」〈異形の痕〉適用開始。
    両面宿儺:「この面に遠慮なく脚とハサミを飛ばしてきたんだ」「十分殴りやすいんじゃないかな?」
    両面宿儺:「まぁ、いいや。僕は優しいからね」
    水落早苗:「君をさっさとぶん殴って、探し人を探しに行かないといけないんだ」
    両面宿儺:その体表が爛れ、膨れ上がる。軍用車を内側から引き裂き、壁や天井を弾き飛ばす。
    原谷狭霧:返した肘で窓ガラスを叩き割り、飛び出す。
    両面宿儺:「あれだけボロクソ言っていた人間を探すなんて、酔狂だね」「あれかな。今度こそその手で彼女をポッキリしたいとか、そういう?」ひょいと飛び降り、地上で元の和装の姿に
    両面宿儺:「こわいこわい」「また脱線したね。さて」
    EOW:ぽてん、ころころと割れたフロントガラスから地面へと転がって──
    両面宿儺:「13の終焉が一つ。“邪悪”の終焉」「不本意ながらお相手しよう」
    原谷狭霧:「ふー…………」菌糸でカバーした手で地面に憑りつき、体勢を立て直す。
    水落早苗:吹き飛んだドアの隙間に体を滑り込ませ、脱出
    EOW:「丁寧な口上だね」
    水落早苗:そのまま音もなく地面に降り立つ
    EOW:「意外とキミは真面目なのではないかと、ボクは推測したよ」
    水落早苗:「それとこれとを完全に分けて考える性質でね」
    EOW:よいしょ、と起き上がって。
    あららぎ一位:ドアのロックをあらかじめ解除していたイチイは既に外で臨戦態勢になっていた
    あららぎ一位:「これ以上言葉を交わす必要もないでしょう」
    あららぎ一位:「みなさん、行きますよ」弓に矢を番わせる
    四条海未:「悪即罰」「問答無用でしてよ」ばちゃり、と液体のような着地音。
    原谷狭霧:「……殺るかぁ。」「クソキノコ」
    GM:戦闘開始
    GM:エンゲージ
    両面宿儺

    10m
    |
    PC陣・四条海未

    GM:ラウンド1 セットアップ
    あららぎ一位:セットアップ、なしです
    水落早苗:無し
    EOW:セットアップありません
    原谷狭霧:ないぜ!
    四条海未:なくってよ
    両面宿儺:なし
    GM:イニシアチブ 通常なら四条さんの手番ですが
    あららぎ一位:ええ
    原谷狭霧:来るよなそりゃよう……!
    EOW:こちらはまだ足りないので特にありません<イニシアチブ
    両面宿儺:《スピードフォース》を宣言 イニシアチブにメインプロセスを行う
    両面宿儺:マイナー 千変万化の影:RC
    両面宿儺:メジャー コンセントレイト:ウロボロス3+無形の影+原初の赤:蝕む赤4+能力強奪+幻想の色彩+混色の氾濫
    原谷狭霧:ウゲーッ範囲!!!!!
    両面宿儺:対象はPCたち全員だ
    両面宿儺:判定直前にオート 援護の風6+ウインドブレス4
    EOW:ほいほい。四条さんも入る感じですねとなると。
    両面宿儺:12dx7+19
    DoubleCross : (12DX7+19) → 10[1,2,3,4,5,5,7,8,8,9,9,10]+10[4,5,8,8,9,10]+10[1,4,5,8]+10[10]+10[10]+3[3]+19 → 72

    四条海未:その判定直後 《支配の領域》+《絶対支配》を使用致しますわ
    EOW:ありがたい。
    両面宿儺:う、うわーっ!
    原谷狭霧:し……四条さん!あんたって人は―ッ!
    あららぎ一位:ありがたい
    両面宿儺:なんちゃって 《ゴッドウインド》を宣言
    あららぎ一位:wow wow
    原谷狭霧:ドッゲエエエエエ―ッ!!!!!!!
    両面宿儺:難易度:自動成功のエフェクト、《支配の領域》を無効化するよ。
    EOW:おっと
    原谷狭霧:なんてこった……ゴッドウィンドは制限:120%!
    原谷狭霧:デビストも……できねえ!
    両面宿儺:《デビルストリング》じゃ、120%エフェクトは無効にできないもんねぇ~~~~~?????
    原谷狭霧:(まあ固定値19を避けられるかわかんなかったし、斬ってくれたのは助かったな……)
    あららぎ一位:わたしは最強のOVなので、ここでカバーを選択。真の仲間、四条さんをカバーします。
    原谷狭霧:俺も攻撃手段2つあるからカバーできるぜ!欲しい人!!!
    四条海未:リアクションはガードを選択しておきます。助かりますわ
    EOW:一応ドッジ判定してから、宝くじにハズレたらカバーしてもらう。はできましたっけ?
    水落早苗:カバーはダメージ前なんでできたはず…
    原谷狭霧:だぜ!
    原谷狭霧:ではえっちゃんをカバーしていくぞ!
    EOW:っと、その前に
    EOW:ドッジを試みますね。もしこちらが大丈夫だったら早苗くんをカバーしてあげてくださいな。
    原谷狭霧:了解っす!
    原谷狭霧:(リアクションはガードを選択するぜ!)
    EOW:5dx+11>=72
    DoubleCross : (5DX10+11>=72) → 10[3,3,5,6,10]+3[3]+11 → 24 → 失敗

    EOW:あ、すみません。cr間違えてる。ふりなおさせてください。
    EOW:5dx7+11>=72
    DoubleCross : (5DX7+11>=72) → 10[1,4,5,6,10]+4[4]+11 → 25 → 失敗

    EOW:かわんないw ドッジ失敗です。
    EOW:end of worldの侵蝕率を3(→ 3)増加 (78 → 81)
    原谷狭霧:ではえっちゃんを行動放棄カバー!効果などどうぞ!
    両面宿儺:まず命中した人全員に邪毒4をプレゼントだ!
    EOW:あ、失礼。エフェクトは浄玻璃リフレです。
    あららぎ一位:OK!
    あららぎ一位:きつい効果だ
    原谷狭霧:いかん毒で死ぬよ
    水落早苗:いらない…
    両面宿儺:さあ次はたのしいたのしいRC対決の時間だ
    両面宿儺:6dx+7
    DoubleCross : (6DX10+7) → 10[1,2,4,7,8,10]+8[8]+7 → 25

    両面宿儺:25を越えられなかったらエフェクトを1つもらうよ
    原谷狭霧:いや高っかい!!!!!
    あららぎ一位:う~ん倒れます
    水落早苗:6dx+2
    DoubleCross : (6DX10+2) → 7[3,3,5,6,7,7]+2 → 9

    あららぎ一位:8dx+1>=25
    DoubleCross : (8DX10+1>=25) → 9[1,3,4,4,6,8,8,9]+1 → 10 → 失敗

    あららぎ一位:どうぞ
    原谷狭霧:ここで絶対支配してもらうのもキツそうだしな……!頑張るぜ!
    原谷狭霧:1dx>=25
    DoubleCross : (1DX10>=25) → 7[7] → 7 → 失敗

    原谷狭霧:まあ無理だよ、うん
    両面宿儺:あららぎ一位からは《勝利の女神》7、原谷狭霧からは《復讐の刃》2、水落早苗からは《妖精の手》3をもらおう
    水落早苗:うわあ……
    原谷狭霧:行動放棄カバーの利点が0に―ッ!!!!!
    両面宿儺:《フレイムタン》のほうがよかったかい?
    両面宿儺:さあダメージだ
    原谷狭霧:うーん……まあどっちも似たようなもんなんだけどよう……
    両面宿儺:8d10
    DoubleCross : (8D10) → 49[2,9,5,9,3,3,10,8] → 49

    原谷狭霧:二倍だしまあ死ぬよ!リザレクト!!!
    水落早苗:何をどうあがいても死ぬ、リザレクト
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (81 → 84)
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (61 → 63)
    原谷狭霧:HP2へ!
    原谷狭霧:原谷狭霧のHPを1減少 (3 → 2)
    あららぎ一位:1d10+81
    DoubleCross : (1D10+81) → 8[8]+81 → 89

    あららぎ一位:リザレクト、8点
    両面宿儺:その後オートで《原初の虚:アナザーセルフ》を宣言 《能力強奪》の使用回数を増やすよ
    原谷狭霧:ほら絶対そっちで構えてると思った!!!!!
    GM:では通常の手番
    四条海未:私の番ですの
    四条海未:マイナーで戦闘移動 オートで《縮地》を使用し両面宿儺にエンゲージ
    四条海未:《バックスタブ》を起動させつつメジャーアクション
    四条海未: 《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《要の陣形》+《塞がれた世界》
    四条海未:参りますわ!
    原谷狭霧:頑張ってー!!!
    四条海未:13dx7+21
    DoubleCross : (13DX7+21) → 10[1,1,2,3,4,4,6,7,7,9,9,10,10]+10[1,3,4,6,7,9]+3[3,3]+21 → 44

    両面宿儺:choice[ドッジ,復讐]
    DoubleCross : (CHOICE[ドッジ,復讐]) → 復讐

    両面宿儺:リアクションを放棄して《復讐の刃》を宣言
    両面宿儺:5dx8
    DoubleCross : (5DX8) → 10[1,2,5,9,10]+4[2,4] → 14

    両面宿儺:2d10+1
    DoubleCross : (2D10+1) → 8[5,3]+1 → 9

    原谷狭霧:………
    両面宿儺:肉体労働は向いてないんですよぼかぁ
    原谷狭霧:元気出せよ、スクナ。
    四条海未:5d10+35 装甲有効ですわ
    DoubleCross : (5D10+35) → 33[5,8,2,10,8]+35 → 68

    両面宿儺:とてもいたい
    EOW:戦闘不能になってもいいのよ
    両面宿儺:なりませ~~ん
    原谷狭霧:元気出てきたなぁオイ
    EOW:ちぇ、がんばるなぁ
    GM:お次イニシアチブ
    GM:スクナ野郎が行動済みなので、えっちゃん!
    GM:とあららぎちゃんだ
    EOW:ちょいお待ちを
    原谷狭霧:待ちな!
    あららぎ一位:一位はメジャー放棄をしたので手番話です
    あららぎ一位:手番はなしです。
    原谷狭霧:同じく行動放棄カバーにより手番はなしだぜ(転身はある)
    EOW:お待たせしました。では8のえっちゃんが行動します。
    EOW:マイナーアクションでオリジンレジェンド
    EOW:end of worldの侵蝕率を2(→ 2)増加 (81 → 83)
    EOW:メジャー、サイレンの風で両面宿儺を攻撃します。
    EOW:妨害などなければ判定いくぜ!
    両面宿儺:妨害はないぞ
    EOW:6dx+21 あらよっと
    DoubleCross : (6DX10+21) → 10[2,3,5,6,7,10]+2[2]+21 → 33

    EOW:お、1回は回った。33です。
    両面宿儺:前回復讐だったのでドッジしましょう
    両面宿儺:5dx+4
    DoubleCross : (5DX10+4) → 7[3,4,5,6,7]+4 → 11

    両面宿儺:《勝利の女神》レベル8
    両面宿儺:11+24=35
    あららぎ一位:あっ!あららぎ一位先生のエフェクトだ!
    原谷狭霧:野郎―ッ!微妙にギリギリを狙って避けてきやがる!!!
    EOW:ロイスってこの時点で斬れましたっけ?<達成値UP
    原谷狭霧:あ、デビストは不可です(制限:100%の為)
    EOW:あ、できるな。相手のリアクションを見てからも、可能。と。
    EOW:では判定失敗で。
    あららぎ一位:つよいなぁ《勝利の女神》レベル8
    GM:では判定失敗につき次の手番
    あららぎ一位:わたしのエフェクトだからなぁ
    原谷狭霧:流石あららぎさんだぜ
    水落早苗:貰います
    原谷狭霧:頼んだ早苗―ッ!
    水落早苗:マイナー、縮地+バックスタブ+移動、5m前に進みATK+25、コスト2
    水落早苗:両面宿儺にエンゲージします
    水落早苗:メジャー
    水落早苗:「幻想演算:ナッツ・クラッカー」(コントロールソート、コンセントレイト:NeL3)C値-3、精神代行、コスト4
    あららぎ一位:がんばれ~!
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を2増加 (84 → 86)
    水落早苗:7dx7+5
    DoubleCross : (7DX7+5) → 10[1,5,8,9,9,10,10]+10[3,4,4,6,8]+10[10]+1[1]+5 → 36

    原谷狭霧:ヤッチマエーッ!!!
    両面宿儺:せっかくなのでドッジ
    両面宿儺:5dx+4
    DoubleCross : (5DX10+4) → 10[4,6,8,8,10]+10[10]+1[1]+4 → 25

    水落早苗:エンゲージ済みなんで復讐打てますよ?
    両面宿儺:おっ。いいじゃあん
    両面宿儺:《妖精の手》使用して達成値をモルフェウス
    原谷狭霧(?):やれやれ、勘弁してくれたまえよ。
    原谷狭霧(?):〈デビルストリング〉。その妖精は却下だ
    両面宿儺:ぬわんと……命中!
    EOW:やっちまえー!
    水落早苗:6d10+25+8 装甲有効
    DoubleCross : (6D10+25+8) → 30[1,1,5,6,8,9]+25+8 → 63

    原谷狭霧(?):ああ、原谷狭霧の侵蝕は63→69にアップだ
    両面宿儺:アバーッ!
    両面宿儺:ギリギリだけど生きているぞ
    水落早苗:対抗種効果でHP-3もらいリザレクト
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (86 → 90)
    GM:狭霧くんが行動済なのでクリンナップ 邪毒が起動するぞ
    原谷狭霧:ダメージは4×3で12!死ぬよバカ!!!
    原谷狭霧:リザレクト!!!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (69 → 73)
    原谷狭霧:HP4へ!
    あららぎ一位:リザレクトー
    あららぎ一位:89+1d10
    DoubleCross : (89+1D10) → 89+5[5] → 94

    水落早苗:もっかいリザレクト
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (90 → 94)
    GM:ラウンド2
    原谷狭霧:セットアップは引き続きなし!
    GM:セットアップは全員ないのでカット
    EOW:まった!
    GM:おっと
    EOW:ブルーゲイルを使用します。
    GM:ブルゲ!!
    EOW:行動値を+5 このラウンド13になるので、何もなければこちらの手番が先になります。
    EOW:end of worldの侵蝕率を5(→ 5)増加 (83 → 88)
    GM:うおーどうぞ!
    EOW:ではマイナーアクションはジェネシフト
    EOW:2d10侵食率を増やします。
    EOW:end of worldの侵蝕率を2d10(→ 9)増加 (88 → 97)
    EOW:よしよし悪くない。
    EOW:続いてメジャー サイレンの風を両面宿儺に
    EOW:6dx+21
    DoubleCross : (6DX10+21) → 10[1,6,6,7,9,10]+1[1]+21 → 32

    EOW:1回転。32です。
    EOW:end of worldの侵蝕率を6(→ 6)増加 (97 → 103)
    両面宿儺:ドッジしていこう
    両面宿儺:5dx+4
    DoubleCross : (5DX10+4) → 9[1,1,8,8,9]+4 → 13

    EOW:ちょいお待ちを
    両面宿儺:うーん微妙。手でワンチャンありそう
    EOW:では四条さんに合体攻撃を申請《支配の領域》をください。
    四条海未:よろしくってよ! 《支配の領域》+《絶対支配》
    あららぎ一位:きゃー!四条さーん!
    原谷狭霧(?):〈デビルストリング〉も控えておくよ。
    四条海未:そのダイス5つ。すべて出目を1に致しますわ
    両面宿儺:うおお《妖精の手》!
    あららぎ一位:すごいなー憧れちゃうなー
    原谷狭霧(?):頑張りたまえ。14からスタートかな?
    あららぎ一位:サギリ君、デビストお願いします。妖精潰しちゃってください。
    原谷狭霧?:という事らしい。まあ可能性が延びられるとこちらも困るのでね。
    原谷狭霧(?):〈デビルストリング〉。その妖精も潰させてもらおう
    両面宿儺:な、な、な……
    両面宿儺:強制ファンブルにより回避失敗!
    原谷狭霧(?):狭霧君の侵蝕が79に上がってしまったな。ナントカなるとは思うがね……
    EOW:ではダメージ行きます!
    EOW:4d10+2d10+18 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+2D10+18) → 33[9,5,10,9]+6[4,2]+18 → 57

    GM:4d10で33は何
    両面宿儺:戦闘不能! 復活もないぞ!
    EOW:やった!
    EOW:では対抗種のダメージでHPが3減って5になりました。
    原谷狭霧:な……ナントカなった……!(クソキノコが大暴れしてたな……)
    GM:戦闘に勝利することで、敵の所持品を利用できる。敵1体につき1回、
    ・そのシーンの調達達成値に+5
    ・ランダムでアイテムを獲得
    ・PC1人の侵蝕率を1D10回復
    からひとつ選択して効果を得る。

    GM:今回は3名の終焉が登場したから3回どうぞ
    水落早苗:あっと侵蝕1個上げ忘れた
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加 (94 → 98)
    EOW:調達判定って
    EOW:複数貰ったら+10になったり+15になってりしますでしょうか?
    GM:します
    EOW:ありがとうございます。
    原谷狭霧:では意見まとまったので反映!
    GM:OK!
    原谷狭霧:えっちゃんの侵蝕率を1d10回復し、このシーン調達達成値+5を二回取得。
    原谷狭霧:合計調達値に+10のボーナスを頂きます!
    EOW:ではありがたく、侵食率を回復させて頂きます。
    GM:──
    GM:【【魍魎殿】】
    両面宿儺:「北に渾沌」「東に饕餮」「南に窮奇」「西に檮 」
    両面宿儺:「悪くない具合だ。僕の餌をもってこい」奇妙な形の印を指で作りあげる
    両面宿儺:影が、伸びる。蜂の下半身にも人の顔にも見える実体化した影。
    両面宿儺:悲鳴のような音を響かせて、飛翔する。
    四条海未:「この程度の弾速であれば……!?」地面からにじみ出た触腕を伸ばす。迎撃しようとした無数の腕が、その影を
    四条海未:すり抜ける
    あららぎ一位:あららぎ一位の目の前で仲間、四条に影が迫っていく
    あららぎ一位:”あれ”がどういうものかを直感したが
    あららぎ一位:「四条さん、あなたは生きてください!」四条と影の間に入り込み、攻撃を受ける
    あららぎ一位:─────影が体を貫通し、木片のようなものが飛び散る
    原谷狭霧:(こいつは……当たったらヤベえ奴か!)
    原谷狭霧:菌糸のレールを咄嗟に伸ばし、一番近くにいたえっちゃんを掴む!
    EOW:「おや?」逆らうこと無く、引き寄せられる。
    原谷狭霧:「離れっぞえっちゃん!あの影絶対ロクでもないの仕込んでる!」
    原谷狭霧:原谷狭霧本人は抱えて走り出すが──一つの影が彼らを離れ、蔓延る菌糸に。
    原谷狭霧:触れた。
    EOW:「良い判断だね、原谷狭霧」抱きかかえられたまま、淡々と──
    EOW:「“コレ”とボクは相性が悪いと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:影に貫かれ、血混じりの糸が噴き出す
    四条海未:「一位……!」
    水落早苗:何かを奪われたのはわかっているが、もう俺に奪われたものが多すぎて何を奪われたのかは曖昧模糊の彼方だ
    水落早苗:でも、どうにか
    あららぎ一位:「四条さん、…あなたにはまだやるべきことがあります。だから、倒れないでください」
    水落早苗:起きないと、戦わないと、何のためなんて全然わからないけど
    水落早苗:そうしなきゃいけないのは確かだからという意地で、立つ
    EOW:「これがキミの力なのかな、両面宿儺?」
    両面宿儺:影が、あなた達の中の「なにか」を咀嚼し嚥下するようにうごめいて、消える。
    両面宿儺:「そう。僕の力さ」「なぁに、大したことはない」
    両面宿儺:「ちょっと、君たちの力を、“食べ”させてもらった」べ、と舌を突き出して
    原谷狭霧:「あぁ……!?」聞き直そうとして、気づく
    あららぎ一位:「人の修行の成果を奪って楽しいですか?」
    原谷狭霧:カエンタケの菌糸が、蔓延っている顔から次々と剥がれ落ちていく。
    両面宿儺:「す ご く 楽 し い」
    EOW:「なるほどキミは──」
    EOW:「正しきウロボロスなのだと、ボクは判断するよ」
    EOW:奪い、模倣するもの──同族喰らいの蛇。
    あららぎ一位:「皆さん気を付けてください。彼は皆さんは勿論、わたしの力も奪いました」
    原谷狭霧:「オイオイオイオイマジか……!」原谷狭霧に憑りつくカエンタケは、彼の体組織と癒着している。
    あららぎ一位:「悔しいですが今の彼は、限りなく強い…!」
    あららぎ一位:貫通した脇腹を手で塞ぎながら、いつになく苦し気
    原谷狭霧:『クソキノコが機能停止した』経験はこれまでに一度もなかったが、これだけは分かる。
    原谷狭霧:(絶対にヤベえ……!)口の端から漏れ出した血が、その直感の正しさを示している。
    水落早苗:だがそれでも、というように、かつんと鋏の音が響く
    水落早苗:その刃が思うような伸縮をしなくなったのは、能力強奪のせいか、はたまた心が引き返せないところまで来ているからか
    水落早苗:どっちでもいい、それが今の俺ってものなのだろう
    四条海未:「たとえそれが何であれ……」一歩踏み出し、姿が溶けて消える。
    四条海未:「──“打”てる相手なら」「殺せますわ」その背後。音もなく姿を滲み出し、手を構える
    両面宿儺:「せっかくだ。サギリくん」「君の力をつかってみよう」突然。全身が、真っ赤な『菌糸』に包まれる。
    両面宿儺:「がんばりたまえよ」
    両面宿儺:赤い髪。体に菌糸を這わせた少年の姿。
    原谷狭霧:「ぐッ……四条さん!」
    原谷狭霧:えっちゃんを辛うじて降ろし、膝をつく。息が上がっている。
    四条海未:「問題ありません」菌糸の塊が体を貫く。しかしこの体は、その程度で揺らぐものではない
    四条海未:「ただ力を奪っただけ。そこに知識も経験もなくば」「相手にはなりませんわ!」強烈な縦拳の一撃。流体の体をはずませ、密着したままもう一打。
    両面宿儺:「ご、がっ……! あぁ、僕とは、あんまり相性よくないなぁ、彼女も……彼の力も」
    あららぎ一位:「流石四条さん、理解が早い」
    EOW:「さて──」
    EOW:原谷狭霧に降ろされ、その視線を両面宿儺へと向けようとする──
    両面宿儺:「悪いね」
    両面宿儺:その視線の先に、彼はいない。影を伝い、イチイの精から会得した権能は、その視線の向く先を用意に予測させる。
    両面宿儺:「最強を豪語するだけのことはある。僕とも相性がいいようだ」「是非ほかもいただきたいね」」
    あららぎ一位:「人の姿を真似るとは─────いえ、やはりわたしの技までも奪われましたが。まだ平常稼働には取り合えず影響はないラインですが」
    EOW:「行動予測かな。なかなかのモノだと、ボクは判断するよ」
    あららぎ一位:「正直、わたしもえっちゃんさんも奥の手を奪われたら不味いです。速攻で決めなければ」
    あららぎ一位:「勝機はないでしょう。」
    水落早苗:「OK、そういうことなら」
    水落早苗:と口にした瞬間、、跳ぶ
    水落早苗:着地、また踏み込み、ジャンプ
    水落早苗:バレエのステップ、特に何の能力も付加させてないそれで近づき
    水落早苗:間合いに入り、切り裂く。
    水落早苗:目の前のMsEndに注目を向けているとはいえ、Msあららぎの頭脳の模倣だ。油断はできない
    両面宿儺:「君か。面白い精神状態をしているよねぇ」浅く身を沈めてから、跳ぶ。バレエのステップにも似た動きでその鋏を回避する。
    両面宿儺:「疾病の終焉が今どこにいるか知りたいかい? なぜ僕が彼女の姿も模倣できているか」
    水落早苗:教えてくれたとして、と口を開くのも時間の無駄だ、今そこにいる敵以外は見ないように、鋏を振り下ろそうとする
    水落早苗:が、相手は自分だ、このままでは避けられても何も不思議はない
    原谷狭霧(?):愉し気に開く口と軽やかなる足取りを阻むように。
    原谷狭霧(?):──『菌糸』が再び彼を包み込み、姿を変える。
    原谷狭霧(?):一度、試しに繰り出されたはずの『原谷狭霧』の皮で脚を止め──追いかけてきた刃に切り裂かれる。
    両面宿儺:「なん、とっ……!」
    水落早苗:隙は、できた
    水落早苗:足元の縺れた自分など敵とは思わない
    水落早苗:反射で踏み込み、回転鋸のごとく全身を回し、切りつける
    両面宿儺:「ぐおおぉぉっ……!」「えぇい、鬱陶しい!」
    原谷狭霧:血痕を残しながらも、よろよろと立ち上がっている。
    原谷狭霧:彼自身があの場で何かを仕込める余力はないだろう。しかし。
    原谷狭霧(?):奪われた力(オリジン)、そのものがRBならば。
    水落早苗:ふらり、と再び己の服に貫かれる痛みによろめき
    水落早苗:それでもまだやるべきことがあると立ち上がる
    水落早苗:…彼には、後で礼を言わなければ
    EOW:「さて──」
    EOW:先刻同様、その視線を両面宿儺へと向ける。
    EOW:「キミと違って、ボクは“喰らう”ことはできないからね」
    EOW:「だから──」
    EOW:「“手を貸してもらう”べきだと、ボクは判断したよ」
    EOW:微笑みを湛えながら、告げる。
    あららぎ一位:「四条さん、スクナによるわたしの奪取異能、確かに脅威です。しかし」
    あららぎ一位:「…いえ、これ以上は無粋ですね。頼みましたよ。四条さん、サギリくん。」
    あららぎ一位:一位は不可思議な言葉を残す。同じ達人なら分かるだろうとでも言うかのように
    原谷狭霧:(つっても、俺マジで知らねーんだけど……!?)息を吸うだけで肺が痛い。〈リザレクト〉がいつ発動してもおかしくない。
    原谷狭霧:だからこそ──俺が決めるべきだとも、思った。
    原谷狭霧:「テメーが何考えてるか、さっぱり知らねーがよう。」
    原谷狭霧:血を吐き、「やっちまえ──クソキノコォ!」叫ぶ
    原谷狭霧(?):(いいだろう、保菌者/キャリアー。〆は彼女にだな)
    原谷狭霧(?):両面宿儺の皮を引き裂き、菌糸が強引に瓦礫へ纏わり付く。
    原谷狭霧(?):邪悪として、一蓮托生とでも言うかのように。大地へ縛り付けていく。
    四条海未:「檻猿、籠鳥」「砕きませい!」ぴちゃり、と彼の足元から水の音。
    四条海未:両肘と膝を砕く四条の触腕が伸びる。砕く。そのままその手足を拘束しつなぎとめた。
    EOW:「うん。四条海未、原谷狭霧、キミたちに感謝を──」
    EOW:それだけを告げ、意識を向ける。否──
    EOW:常に世界に向けて放たれているその『滅び』の力を──
    EOW:己が意志を以て抑え込んでいるその力を、限定的に開放する。
    EOW:対象は終焉が一柱──“邪悪”の両面宿儺。
    EOW:「告げさせてもらったように、ボクは“喰らう”ことはできないからね」
    EOW:サァァァァァァァァ…………
    EOW:滅びの概念に晒されて、両面宿儺の肉体が砂のように崩れ、消滅していく──
    EOW:肉体のみにとどまらず。
    EOW:他者より奪った力も、他者を嘲る心も──
    EOW:「ただ、滅ぼさせてもらうよ。両面宿儺」
    EOW:そして少女の形をしたナニかが浮かべる笑みに感じた感情すらも──
    EOW:全て、全て、全て、全て──
    両面宿儺:「う、ぐぅっ……はは、はははは」
    両面宿儺:「いやぁ、動けない。これは完敗だなぁ」
    両面宿儺:「……じゃあ、消える前に優しい僕から1つ忠告だ」
    EOW:「うん、聞くべきだとボクは判断したよ」
    両面宿儺:「14柱目……【理想】には、気をつけることだ」
    両面宿儺:「くふふ、あははは……」端から砂のように崩れる。崩れて、消えていく。
    両面宿儺:やがてその声も、姿も、なにもなかったかのように
    EOW:「──────」
    EOW:そして正しきウロボロス(同族喰らいの蛇)は、
    EOW:誤ったウロボロス(終末そのもの)に、芥塵一つ残すこと無く滅ぼされた。
    原谷狭霧(?):周囲に蔓延っていた菌糸が、風になびく。
    原谷狭霧:EE:〈異形の痕〉、再適用開始。
    原谷狭霧:(そうあれかしと願われた、滅びの概念。)
    あららぎ一位:「‥‥この催し自体にやはり裏があるようですね」
    原谷狭霧:(『予言』の終焉ってのも、やっぱすげーんだな……)
    原谷狭霧:カエンタケの操作が戻る。
    EOW:「うん」
    水落早苗:音を立てて、鋏をしまう
    EOW:「あららぎ一位の言うとおりだと、ボクも判断するよ」
    水落早苗:「………ギャラルホルンは」
    原谷狭霧:「確か13って言ってましたもんね、終焉の数……」
    水落早苗:辺りを軽く見まわしてみる
    あららぎ一位:「とりあえず、今は笛を取り戻しましょう」
    GM:滅びた彼の亡骸があった場所に、一本の横笛。
    水落早苗:慎重に拾い上げる
    原谷狭霧:「さっきのえっちゃんパワーで残るって……マジに凄いんだなこの笛。」
    水落早苗:「これで、残りはもうほとんどいないと言っていいのかな」ぎゅっと笛を握り呟く
    あららぎ一位:「我々の敵の終焉は、彼で最後のはずですからね」
    EOW:「残る終焉はボク、天染橙子、四条海未、そしてナツミとなるね」
    あららぎ一位:(でなければ、それはきっと…)
    四条海未:「残るはエンド、私、天染」「そして、気候の彼女ですわね」
    EOW:「そして彼の言葉を信じるならば、更にもう一柱が在る訳だね」
    四条海未:「しかし、そのもう一柱。私も存じ上げないのですが」
    原谷狭霧:「知ってる奴がいるんなら、やっぱ……」腕を組む。
    四条海未:「……なにはともあれ。そのもう一柱を無視すれば、敵対する終焉はもういないわけですし」
    あららぎ一位:「クロユリさん、呼んじゃいましょっか」
    EOW:「うん、興行主──乃至蠱毒の主がそれを求めればとなるかな」
    原谷狭霧:「だよなー……」
    クロユリ:「呼びましたか?」
    あららぎ一位:「はい、呼びました。」
    あららぎ一位:「今回の催し、わたし達の勝利でよろしいでしょうか」
    クロユリ:ふと隣を見れば。その少女は最初からいたかのようにそこにいた
    あららぎ一位:「正直もう敵は倒しつくしたと思うのですが」
    クロユリ:「……詰まりませんね。この結果は」「私が最初に申し上げた話、覚えていらっしゃるでしょうか」
    クロユリ:「これは世界の終わり方を決めるコンペティションであり蠱毒式」」
    クロユリ:「……世界を終わらせてくれるメンツには見えません」
    水落早苗:「なら、世界は終わらなかったと甘んじて認めろ」
    水落早苗:「……それだけで終わる話だろ」
    クロユリ:「劇の趣旨に反していると申しているのですよ」
    EOW:「うん、キミは劇にも例えていたね」
    EOW:「で、あるならば。興行は失敗に終わったということになるのかな?」こくん、と小首を傾げる。
    クロユリ:「ですので、ここで1つテコを入れましょう」一本の横笛を取り出して
    原谷狭霧:「一人の我儘で変わるほど、しょぼい積もりはねぇと思うがね。」
    原谷狭霧:「え゛っ」早苗の手にしていた笛を見ます
    あららぎ一位:「は?スペアの笛持ってたんですか」
    水落早苗:笛を握りこむ、血が出るくらいに
    クロユリ:「……私、たしかにギャラルホルンは適合者以外が吹いてもただの笛とは申しましたが」
    クロユリ:「それが本物とは申し上げたつもりはございません」
    クロユリ:「私の【理想】たりえぬ役回りを望むのならば、私は私の方法で」「選び取るとしましょう」
    EOW:「なるほど」
    EOW:「うん、道理ではあるね」
    原谷狭霧:「ケッ」「要するにだ」
    EOW:「ボクらはキミにとって、役者不足だったと言うことかな、クロユリ?」
    あららぎ一位:「あなたがどう思っても勝手ですが」
    原谷狭霧:「真っ向勝負って訳かよ。いっそ清々しいなぁオイ」
    あららぎ一位:「今回の勝者はわたし達です」
    クロユリ:「本来なら、もっと理想的な役柄の方に笛を渡すつもりだったのですがね」
    クロユリ:「……あぁ、それと」
    クロユリ:「勝者でもまだありませんよ?」にこり、と笑って
    あららぎ一位:「気にくわないならわたし抜きのメンバーでぽこじゃが戦ってください」
    クロユリ:「また後ほど。【疾病】とともにお待ちしております故」
    水落早苗:「………………」信じたくなかったし、違っていてほしかった
    EOW:「では天染橙子に伝えてもらえればと、ボクは判断するよ」
    水落早苗:でも、彼女がそういうのであれば、このタイミングで言うのであれば、まぎれもない事実だともわかっていた
    クロユリ:「本来なら、私でもこうはできなかったのですが……あなた方が程よく彼女を追い詰めてくださったので」」
    原谷狭霧:「…………」ゆっくりと息を吸い、吐く。
    あららぎ一位:「なるほど」
    EOW:「会いに行くよ、と」
    あららぎ一位:「あなた、追い込まれた彼女に何をしたんですか」
    あららぎ一位:「あの子は今一人なんですよ。そんな子を都合よく動かしたのですか」
    クロユリ:「お話をして、慰めて、抱きしめて」「あなた方がしなかったことを、全部です」
    クロユリ:「口車を少しばかり用いたことは否定しませんが……ね」
    水落早苗:Msあららぎの声が聞こえる、あの子は今一人だと、一人にしたのは紛れもなく俺だ
    水落早苗:Msクロユリの声も聞こえる、俺は話をして、慰めて、抱きしめもしなかったと
    EOW:「全て?」こくん、と再び小首をかしげる。
    あららぎ一位:「天染さんは、賢い方です」
    あららぎ一位:「あなたが利用したいだけだとも、思惑があるとも。それを分かっている」
    水落早苗:俺は俺にできる限りのことはやっていたと叫んでも無意味だし
    水落早苗:それで俺がしたことが変わるなんて思ってすらいない
    あららぎ一位:「その上で、あの子を歪めることに罪悪感はないのですか」
    EOW:「クロユリの認識する『全て』とは、随分と少ないものなのではないかと、ボクは判断するよ」
    EOW:「ボクらが天染橙子にしたことも、しなかったことも──」
    水落早苗:俺にはこれしかなかったと口に出してももう少し思いやれと答えが返ってくるばかり
    EOW:「『全て』には到底及ばないと、ボクは判断するよ」
    EOW:「随分と小さいのだね、キミの『全て』は」
    クロユリ:「予言というだけあって、達者な方」
    EOW:見方によっては、嘲るようなアルカイック・スマイル。
    水落早苗:ああ思いやりなんて無かったのは認めるが、もとより俺の思いやりなんてそれ以外は終売だ
    クロユリ:「すべては私の理想のため」「己の理想たり得ぬ物は、たとえ己自身であっても滅ぼしてしまえ」静かに口角を上げる。
    クロユリ:「バレリーノさんには私と通じる場所もあったと思うのですが……もうダメそうですね」
    クロユリ:「その点彼女は理想的ですよ」「普通でありながら、不必要に苦悩する」
    クロユリ:「仕立て上げるのにそこまで苦労はしませんでした」
    EOW:「なるほど」
    EOW:「ボクらの役者不足を見抜けなかったクロユリのお墨付きと言うことだね」
    あららぎ一位:「クロユリさん。」
    クロユリ:「はい」
    あららぎ一位:「あなたは天染さんの事を何もわかっていない。」
    あららぎ一位:「あの子はあなたの人形じゃない、立派な一人の人間です」
    あららぎ一位:「泣き、笑い、悩み、怒り。それは若くとも紛れもなく彼女の心で、守られるべきもの」
    あららぎ一位:「あなたが彼女を弄んだというのなら、わたしは決してあなたを許しません。」
    あららぎ一位:「結局あなたはどんな理屈を後付けても己の理想の為に他人を弄んでいるに過ぎないのですから」
    原谷狭霧:「…………俺はよう。」
    原谷狭霧:「お前のその考え方が、割と本気で羨ましいよ」
    原谷狭霧:「何考えてもうまく行かなくて、やることなす事大失敗ばっかりでよう。」
    原谷狭霧:「それでも」「俺は諦めねえぞ」
    原谷狭霧:「理想の世界を作ろうが。大失敗した世界をいくらやり直そうが」
    原谷狭霧:「テメーみてーな無責任クソボケ神気取りに」
    原谷狭霧:「俺が諦めてねえ世界は握らせねえ」
    EOW:「──とのことだよ、クロユリ」
    クロユリ:「……気に入りませんね」
    クロユリ:「……まあ、いいでしょう」「では、改めてまた後ほど」
    クロユリ:「トロフィーは形式上頂いて参ります」
    あららぎ一位:「はい、預けておきます」
    クロユリ:「どうぞ、最後まで」「ごゆるりと」
    あららぎ一位:「大切にしてくださいね?」
    クロユリ:《瞬間退場》短い音色とともに、彼女の姿が瞬時に切り替わるように消えた。
    水落早苗:………………………
    水落早苗:『己の理想足りえぬものは、己自身でも滅ぼしてしまえ』何も言い返せない、俺だってそうだ
    水落早苗:その理想で彼女を振り回している俺が許されないのもその通りだろう
    水落早苗:俺を俺たらしめるものなんてそれしかないんだと零れたかけらも思いやれという海に溶けていく
    水落早苗:ぱきり、と
    水落早苗:どこかで氷が割れる音、いや
    水落早苗:『俺』が壊れていく音が聞こえる
    GM:───
    GM:シーンエンド ロイス購入
    原谷狭霧:ロイス!二枠取るぜ!
    原谷狭霧:〈予言とか、上手く行けばいいよなぁ〉end of world:〇誠意/脅威
    原谷狭霧:〈完璧な理想、やっぱ目指したいよな〉クロユリ:そう思っちまうのはマジで分かる/〇故にお前が『諦める』まで殺す
    水落早苗:ロイスは…まだ保留で
    あららぎ一位:ロイスは天染さんに ●庇護/心配で取得します
    EOW:ロイス、【原谷狭霧@◯好奇心/無関心】を取得。6つ目
    EOW:【“ワールドエンド”クロユリ@◯親近感/親近感】を【“ワールドエンド”クロユリ@理解/◯失望】に変更。
    水落早苗:ではブルーゲイル
    水落早苗:購入します
    水落早苗:5dx+11
    DoubleCross : (5DX10+11) → 10[2,6,6,7,10]+2[2]+11 → 23

    あららぎ一位:やったー!
    あららぎ一位:わたしかえっちゃんさんに渡してくれると助かります
    あららぎ一位:同じく購入、ブルゲチャレンジ
    あららぎ一位:4dx+10>=20
    DoubleCross : (4DX10+10>=20) → 8[5,7,7,8]+10 → 18 → 失敗

    水落早苗:ではあららぎさんにパス
    あららぎ一位:かなしい
    あららぎ一位:ありがとうございます。
    EOW:その他の処理。まずは撃破ボーナスによる侵蝕率低下処理を。
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→ 4)減少 (103 → 99)
    EOW:ぐ、残念。
    原谷狭霧:お待たせしました、ブルゲチャレンジ!
    原谷狭霧:3dx+11>=20 ボーナス込みならこうだっけ。
    DoubleCross : (3DX10+11>=20) → 6[2,3,6]+11 → 17 → 失敗

    原谷狭霧:ヨッシ行ける!3点つぎ込んで確保!
    原谷狭霧:こっちはえっちゃんにで良いかな?
    あららぎ一位:ですね。
    EOW:ではありがたく受け取り、こちらはホワイトハーブチャレンジ。
    原谷狭霧:ではえっちゃんにトス!以上だぜ
    EOW:3dx+10>=
    EOW:3dx+10>=18
    DoubleCross : (3DX10+10>=18) → 10[3,4,10]+6[6]+10 → 26 → 成功

    EOW:成功しました、あららぎさんにトスします。
    原谷狭霧:滅茶苦茶買えてる!
    あららぎ一位:ありがとうございます。
    EOW:これで2d10+2d10を全員。私はそれに加えて4d10回復できる。
    EOW:ふっちゃいましょう。
    原谷狭霧:ではえっちゃん以外が4d10か……
    EOW:8d10+5
    DoubleCross : (8D10+5) → 35[2,4,2,4,1,7,5,10]+5 → 40

    原谷狭霧:四条さんも行けるかな?
    原谷狭霧:4d10+4
    DoubleCross : (4D10+4) → 31[8,10,10,3]+4 → 35

    水落早苗:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 11[2,1,5,3] → 11

    EOW:あなたが指定したあなたにエンゲージしているキャラとはありますが、GM裁定になるかな。
    原谷狭霧:HP31で全快!
    EOW:<四条さんも回復するか
    水落早苗:HP15へ
    原谷狭霧:原谷狭霧のHPを27増加 (4 → 31)
    EOW:こちらもHP28まで回復します。
    あららぎ一位:4d10+7
    DoubleCross : (4D10+7) → 18[9,2,4,3]+7 → 25

    原谷狭霧:回復ヨシ!行動はひと段落かな
    GM:──

    クライマックス


    GM:登場侵蝕お願いします
    EOW:end of worldの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (99 → 108)
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (98 → 100)
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (79 → 82)
    あららぎ一位:1d10+94
    DoubleCross : (1D10+94) → 3[3]+94 → 97

    GM:──
    GM:あなたたちは、トロフィーである笛を持ち去り、あなたたちの前から消えた『クロユリ』の後を追う。
    GM:場所は、幸いにもそこまで時間をかけることなく見つかった。
    GM:かつて“堕落”の宮殿があったその場所に。巨大ながしゃ髑髏が鎮座していた。
    GM:その足元に、彼女がいた。
    クロユリ:「御機嫌よう」「やはりといいますか、見つけるのは早かったですね」
    あららぎ一位:「褒めていただいてもうれしくはありませんが」
    水落早苗:「………ああ」とても、空虚で、静かに告げる
    原谷狭霧:「…………」星の堕ちた地を踏みしめ、少年は静かに立っている。
    EOW:「キミにも隠れる気はなかったのではないかと、ボクは推測するよ」
    クロユリ:「逃げ隠れするのは趣味ではないので」
    あららぎ一位:「クロユリさん、あなたが何者なのか。それはいまだ分らぬままです、しかし」
    あららぎ一位:「今は天染さんと、ギャラルホルンを返してもらいます。」
    原谷狭霧:「……【理想】の黒幕からは、程遠いからってか?」
    あららぎ一位:「彼女にはこんな荒地は似合いませんからね」
    クロユリ:「うまいことを言いますね、狭霧さん」
    クロユリ:「まぁ、そう急かさないでくださいよ」
    クロユリ:「そちらのバレリーノさんも、なにやら今は意気消沈していらっしゃる様子」
    “疾病”天染 橙子:「────」鎧のような意匠をまとったがしゃ髑髏の肩の上。何も言わずに座ったまま見下ろす。
    原谷狭霧:逸らさずに、ただ見返す。
    クロユリ:「陳腐なセリフにはなってしまいますが」「いかがです?」
    原谷狭霧:「──俺が向き合うべきものが、ちっとばかし嵩増しただけかよ。」嘘だ。目も合わせたくねえ
    原谷狭霧:「ちゃぶ台返したにしちゃあ」「随分しょぼい仕掛けだなぁオイ」虚勢だ。それでも張る。
    クロユリ:「いい具合に仕上がっていると思ったんですがね……あぁ、そうだ」狭霧を見て、ふと思いついたかのように横笛を取り出す。
    原谷狭霧:……逃げ出してしまいたい位に大事な友人が、隣に立っているから。
    クロユリ:「貴方の菌糸。どこかで見た事があると思ったんですよ」
    クロユリ:横笛の音色が響く。少し長く、低く響く旋律。
    ??:響く音色に引きずり上げられるように、地面から赤い菌糸が溢れ出す。
    ??:密集し、結合し。出来損ないの人間のような形をつくる。全身に口に似た捕食器官を作り上げる。
    クロユリ:「実は生きていた、なんていうのは定番ですが……」「どうせなら、こういうカードがみたいじゃないですか」
    原谷狭霧:「────ヘッ、成程な」
    アンガーテイカー:「あ」「ぅあ」「?」「おなか」
    原谷狭霧:知っている。毎日へばり付いているはずのソイツを。
    原谷狭霧:「クソキノコがスクナ野郎に頑張れてた理由、むしろしっくり来たぜ」俺は考えたことがある。
    原谷狭霧:『クソキノコ』が俺を喰らいつくしていたら。そのまま世界も喰らい尽くせたのかもしれないと。
    あららぎ一位:「…弱った人を篭絡するか、支配権を握った怪物か」
    あららぎ一位:「あなたは随分人望が無いようですね」
    アンガーテイカー:「あ」
    クロユリ:「物はいいようでしょう」「ええ。せっかくです」
    クロユリ:「……少し、可愛がってあげなさ──」
    GM:──爆発。視認可能なまでに圧縮した空気の塊による、無数の砲撃。
    EOW:「おや?」
    あららぎ一位:「あなたは戦力だけでは紛れもなく厄介です。飢餓と病と来ればヨハネの四騎士の半分」
    クロユリ:「むっ……?」アンガーテイカーの広げた菌糸を盾に爆風を防ぎながらも、わずかに眉間に皺を作る
    あららぎ一位:「しかし、我らはあなたとは違います。」
    あららぎ一位:「別々の意志を持った、仲間がいます」
    原谷狭霧:「うお……!?」砲圧に吹き飛ばされぬよう、菌糸を足元へ繁茂させる!
    旋条 流優:《彼方からの声》
    あららぎ一位:「遅かったですね、ずっと待っていましたよ。」
    旋条 流優:「あーあー、てすてす。本日はえーっと、晴れ時々砲撃となっておりまーッス」
    あららぎ一位:「アーちゃんさん、ご支援助かります。」
    旋条 流優:「チィーッス。いやぁおくれて申し訳ないッス」ハヌマーンシンドロームによる、遠隔からの音声伝達。
    原谷狭霧:「あ……アーちゃん!?生きてたんすか!!」
    原谷狭霧:「あの終焉メタクソ祭りの中で!!?」シツレイ!
    旋条 流優:「ちょっとフッジサーンの方に居たもんで。ようやく周り落ち着いたんで」
    EOW:「なるほど。最初に言っていた“もう一人”かな、あららぎ一位?」
    旋条 流優:「少し遠くから狙ってるッスよー」
    あららぎ一位:「ええ、彼女は本部エージェントです。」
    旋条 流優:「あとサギリーくん。さりげアーちゃんのこと勝手に殺さないでほしいッス!」
    あららぎ一位:「故に、少なくとも命の心配はあまりないと知っていました」
    EOW:「天染橙子のことは理解しているのかな?」
    あららぎ一位:「声をここに届けられるという事は」
    原谷狭霧:「あ゛っ、マジすんません……!」「でも本当ご無事で何よりっす!!!」
    あららぎ一位:「声を聴くこともできるという事です」
    旋条 流優:「モチのロン。バッチリッス」
    EOW:「なるほど。道理であるとボクは判断したよ」
    あららぎ一位:「アーちゃんさん、あの髑髏にいる女の子は洗脳されてます」
    あららぎ一位:「できれば、口の化け物を狙うか…こちらからの指示に従い、砲撃お願いします」
    旋条 流優:「おっけいッス!」
    EOW:「うん。観客が増えてしまったようだね、クロユリ。これもキミの新たな筋書き通りなのかな?」こくん、と小首をかしげる。
    旋条 流優:「あ、そこ危ないッスよ」伸びていた菌糸が、空気弾の砲撃により吹き飛ばされる。
    あららぎ一位:「流石アーちゃんさん、頼りになりますね」
    原谷狭霧:「うおお怖っわ!?」言いつつも吹き飛ばされた菌糸を焼き払う!
    クロユリ:「……観客はもう十分でしょうに。しぶとい上に」半透明な触腕が、クロユリの寸前で停止する
    四条海未:「……なるほど、さすがに不意打ちは効きませんの」
    EOW:爆風に髪と服をなびかせながら、問う。
    クロユリ:「すこし、数が多いですね」
    あららぎ一位:「四条さん、やはり来ましたね。信じていました。」
    あららぎ一位:「ですから、我々はあなたとは違うのですよ」
    あららぎ一位:「我々は各々の意志を持ちつつ協力し、ここに来ています」
    あららぎ一位:「ゆえにあなたの想像の外を征く。…どうします?」
    クロユリ:「……気に入りませんね」「私の理想を阻むものは、全て私の劇には不要です」
    EOW:「参考までに──」
    原谷狭霧:「……逆だ」
    EOW:「キミのその『理想』は聞かせてもらえるのかな?」
    原谷狭霧:「テメーの存在全てが」「俺の世界に不要なんだよ」
    EOW:「思考するだけでは誰にも何も伝わらないと、ボクは判断するよ」
    クロユリ:「犠牲無き世界」「一のために多くを収め、多くを収めて一に至る」
    クロユリ:「……諦めるまで、でしたか?」「逆ですよ。私の理想たり得ないと諦めたからこそ、滅ぼすのです」
    クロユリ:「この催しも、終わり方を収めれば始め方と、終わりに至るやり方がわかる」
    クロユリ:「蠱毒に生き残った蠍は古来より、優秀な呪術の媒体となったそうです」
    クロユリ:「蠱毒の果てを私が収め、それを持って、私の理想から外れたこの世界を剪定する」
    あららぎ一位:「わたしは思うのですが、人間は随分難しいことを考えますね」
    あららぎ一位:「剪定など、世界はあなたの庭ではないのに。」
    EOW:「うん、『世界が理想たり得ないから諦める』と言ったね、クロユリ」
    EOW:「それは違うのではないかと、ボクは判断するよ」
    EOW:淡々と、自分が判断したままを、告げる。
    EOW:「キミはすでに、キミの理想を追い求めることを諦めた」
    EOW:「世界に在って理想を求めるのではなく、理想が叶わぬ世界を否定しようとしている」
    EOW:「自らの手で、ひとつの可能性を閉じようとしている」
    EOW:「それを“諦観”と言うのだと、ボクは判断するよ」
    四条海未:「要するに貴女はただ、舞台から自ら降りたのですわ」「己の技量と想像力を棚に上げ、別の演目に移ろうなど」
    クロユリ:「……観客が舞台の上に上がるなど、無粋の極み」「貴方も、そう思うでしょう。水落早苗」
    水落早苗:「………」「その点に関してだけは、同意したいな」抑揚の薄い声で
    水落早苗:「俺は踊るだけ、ただ舞台の上で綺麗に踊りたいだけ、それだけだったのに」
    水落早苗:「どうして、どうして上がってこようとするんだ」
    水落早苗:「そんなところに踏み込んでも、何もないだけなのに」
    水落早苗:「俺の本性なんて、そんなどうしようもなく乾ききっただけの人間なのに」
    水落早苗:そこで
    水落早苗:はじめて、少女の方を見る
    水落早苗:「なあ、天染、俺はもうこの世界になんの期待もしてないけど」
    水落早苗:「そんな俺をまだ好きだと言うのかい、踊ってる俺じゃなきゃどうせ嫌だろう」
    “疾病”天染 橙子:その視線が、彼と交錯する。
    “疾病”天染 橙子:「……な」細く、小さく。声が溢れだした
    クロユリ:「ふふ。私なら、貴方の理想と舞台を用意して……?」
    “疾病”天染 橙子:「……ける、な」「ふざけるなぁ!!」
    “疾病”天染 橙子:がしゃ髑髏の肩の上から、声を荒げた。
    “疾病”天染 橙子:「舞台の上になにもないなんて言わせない。あの日の舞台の上にはたしかにあったぞ」
    “疾病”天染 橙子:「私と、早苗くんが!」
    “疾病”天染 橙子:「そんな早苗くんがまだ好きかだって!?」「そんなの」
    “疾病”天染 橙子:「あたりまえだぁぁぁ!!!」
    原谷狭霧:……目を向ける。隣の友へ。
    水落早苗:ぽたり
    水落早苗:雨が降ってきたのだろうか、水が頬を打つ
    水落早苗:「なら、助けてくれ、こんな、こんなどうしようもなく壊れた俺を」
    水落早苗:「それでも最後に残ったものを手放せない俺を、君がまだあきらめないというのなら」
    水落早苗:随分と、言わなくなって久しい言葉を、吐いた
    “疾病”天染 橙子:「もちろんだ! 私が、早苗くんを」躊躇なく、その肩から飛び降りる。
    “疾病”天染 橙子:その少女を
    “天然痘のRB”:がしゃ髑髏の手が拾い上げ、骨の中に隠した。
    クロユリ:「……問答は、もう結構でしょう」
    あららぎ一位:「…言ったはずですよ。天染さんは一人の人間です。あなたの思惑に収まる存在じゃない」
    あららぎ一位:「それを知って、なお続けますか」
    EOW:「うん、クロユリ」
    EOW:「キミの仕立てた“理想”とやらは──」
    EOW:「キミと違い、“命”に満ち満ちていると、ボクは判断するよ」
    EOW:告げるは変わらぬアルカイック・スマイル。
    原谷狭霧:「──早苗」かける言葉は、一つでいい筈だ。
    EOW:しかしどこか、ほんの少しだけ、楽しげにも見えるアルカイック・スマイル。
    原谷狭霧:蔓延る菌糸と共に、積み重ねた憎悪の手綱を握る。
    EOW:ロイスを取得します。ラスト。【天染橙子@◯憧憬/好奇心】にて。
    水落早苗:震える手をきつく握り、鋏を構える
    あららぎ一位:「水落くん、クロユリが操る戦力は、なんだかんだ言っても脅威です。」
    原谷狭霧:あの日と同じようで、絶対に違う【結末/理想】を目指すと決めて。
    原谷狭霧:「やるぞ────『俺達』でッ!」
    あららぎ一位:「ですのでこれから、無茶をします」
    あららぎ一位:「正直、わたしは非常に効率の良いOVなので普段は絶対やりませんが。」
    あららぎ一位:「…ここまでやらせるからには絶対、天染さんの手を取ってください。」
    あららぎ一位:「約束ですよ。返事は聞きません」
    EOW:「うん、水落早苗」
    EOW:「キミを助けるのは、天染橙子だ」
    EOW:「そしてボクはそれを見たいと判断したよ。だから──」
    EOW:「キミたちを助けよう」
    EOW:可能であればロイス操作。【“ワールドエンド”クロユリ@諦観/◯失望】に変更し、Sロイス指定します。
    原谷狭霧:水落早苗のロイスをSロイスに指定します。
    水落早苗:「…大丈夫、まだ踊れる」
    水落早苗:すらり、と片刃をクロユリに向け
    水落早苗:「幕を引こう、Msクロユリ。That's it(これでおしまい)だ」
    水落早苗:「俺の世界は、終わらせない!!」
    クロユリ:「……糸が解れてしまったのなら、縫い直すまでです」
    クロユリ:「私の理想。終わらせはしません」
    クロユリ:《ワーディングキャンセラー》
    クロユリ:あらゆるキャラクターはシーン中、≪ワーディング≫を使用できない。
    EOW:むむ?
    クロユリ:彼女の白髪が、先から影色の漆黒に染まる。
    あららぎ一位:ふしぎだねー
    クロユリ:「さぁ、参りましょう」
    あららぎ一位:「ええ、はじめましょう」
    あららぎ一位:「裏切り者達の舞踏会を」
    GM:───
    GM:戦闘開始!
    GM:エンゲージ!
    クロユリ “疾病”の終焉

    10m
    |
    PC陣ー5mーアンダーテイカー

    GM:セットアップ!
    原谷狭霧:自分はなし!
    水落早苗:無し
    EOW:ブルーゲイルを使用します。このラウンドの行動値が+5されて13に。
    EOW:end of worldの侵蝕率を5(→ 5)増加 (108 → 113)
    あららぎ一位:わたしもありません
    クロユリ:なし
    “疾病”の終焉:▼感染圏 《増加生産》+《氷の茨》
    四条海未:なし
    原谷狭霧:来るよなぁそりゃ……!
    あららぎ一位:初めから手札は分かっている相手でしたね
    アンガーテイカー:怨念の呪石使用 暴走+ダメロに2d10追加
    GM:イニシアチブ!
    あららぎ一位:わたし”は”ないです
    GM:は……?
    原谷狭霧:まだしないってのか、無茶を……!?
    原谷狭霧:あ、割り込みなければ〈異形の転身〉スタンバイだぜ!
    あららぎ一位:わたしはないですが
    EOW:《時間凍結》を宣言します。エフェクトの代償でHP-20 HPが8となります。
    あららぎ一位:えっちゃんはどうかな?
    EOW:end of worldの侵蝕率を7(→ 7)増加 (113 → 120)
    原谷狭霧:やっちまええっちゃーん!!!
    EOW:打ち消しなどなければメインフェイズに移りたく。
    水落早苗:いけいけGOGO!
    GM:くっ、どうぞ!
    EOW:マイナーでオリジンレジェンドを起動。メジャーでサイレンの風。
    EOW:対象はクロユリ、疾病、アンダーテイカーの敵性3体。
    EOW:end of worldの侵蝕率を2(→ 2)増加 (120 → 122)
    あららぎ一位:いけー
    EOW:7dx+23 あらよっと!
    DoubleCross : (7DX10+23) → 9[1,2,3,4,8,9,9]+23 → 32

    EOW:ぐ、惜しい。回らず。
    EOW:自分で出せる精一杯。32となります。
    クロユリ:ガード
    アンガーテイカー:《崩れずの群れ》+《命のカーテン》
    アンガーテイカー:クロユリを遠隔カバーリング
    アンガーテイカー:リアクションはガード
    “疾病”の終焉:《氷盾》でガード
    原谷狭霧:おいコイツ面倒くさいぞ!?
    EOW:ではダメージ
    EOW:4d10+2d10+21 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+2D10+21) → 27[4,9,4,10]+10[8,2]+21 → 58

    EOW:58点装甲無視 対抗種の代償でHPが3点減って5になりました
    “疾病”の終焉:もりっと持っていかれるが流石に耐えるぞ
    アンガーテイカー:オートアクション《異形の捕食者》宣言
    アンガーテイカー:ダメージを5d10軽減し軽減した分攻撃力を上昇
    アンガーテイカー:58-5d10
    DoubleCross : (58-5D10) → 58-18[3,3,1,2,9] → 40

    あららぎ一位:よっしゃ
    原谷狭霧:ナイス出目腐り!
    アンガーテイカー:40もらうぞ……
    クロユリ:私はカバーされたので
    EOW:ってことは80かな。<アンガーくん
    あららぎ一位:カバーもしたので、40ダメージと、それとは別に58ダメージも受けますね。ガード値などがあれば引かれますが
    アンガーテイカー:範囲カバーはかなしいね
    あららぎ一位:エンゲージ跨ぐ攻撃は水落くんしか後はいないので…
    あららぎ一位:いや、えっちゃんしかいませんでしたね
    あららぎ一位:耐えてください。アンダーテイカーさん
    アンガーテイカー:もりもりっといかれた
    水落早苗:自分も範囲だけなんで…
    あららぎ一位:では次のイニシアチブ行動、天染さんは何かしますか?
    あららぎ一位:…動くならクロユリさんかな?
    原谷狭霧:引き続き〈異形の転身〉スタンバイ中だぜ!(行動値6)
    クロユリ:では次のイニシアチブ行動
    クロユリ:《加速する刻》を宣言します
    EOW:ほいほい
    クロユリ:イニシアチブにメインプロセスを実行
    原谷狭霧:やっぱり来たーッ!!!!!
    クロユリ:マイナーアクション
    水落早苗:来たな
    クロユリ:▼グズマニアの花束 《インフィニティウェポン》+《ジャイアントウェポン》+《真名の主》+《原初の灰:魔王の外套》+《原初の青:氷の回廊》+《原初の黒:ライトスピード》
    あららぎ一位:?
    あららぎ一位:なんてことしてくるの
    原谷狭霧:うわぁ…………(ドン引き)
    クロユリ:18+5d10 武器攻撃力決定
    DoubleCross : (18+5D10) → 18+31[2,7,7,6,9] → 49

    クロユリ:攻撃力49の武器作成 常時ダメージ20軽減+暴走 次のメジャーアクションを2回実行
    クロユリ:最後にあなたたちにエンゲージします
    原谷狭霧:しかし解放アージなら……ノロくなる筈!
    クロユリ:さらに暴走したので《極限暴走》の効果を適用
    クロユリ:《背徳の理》《喰らわれし贄》《円環螺旋》を使用します。
    あららぎ一位:????
    EOW:おお、てんこ盛りだ。
    水落早苗:うおおお!?!?
    クロユリ:ダイス+8 攻撃力+9 装甲+12
    あららぎ一位:全部乗せかな?
    原谷狭霧:うわぁ……(本日二度目)
    クロユリ:ここまでがマイナーアクション
    あららぎ一位:20点問答無用で軽減、装甲無視が無い場合は32ダメージは軽減されると
    あららぎ一位:メジャーこいや~
    クロユリ:メジャーアクション ▼Insane Ideal 《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:風鳴りの爪》+《咎人の剣》+《混色の氾濫》
    クロユリ:対象はPC陣全員
    クロユリ:20dx7+4
    DoubleCross : (20DX7+4) → 10[1,1,3,3,3,4,5,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,6,7,9,10,10,10,10]+10[1,6,6,7,9,9]+10[5,8,10]+10[2,7]+10[9]+4[4]+4 → 68

    あららぎ一位:う~んこの
    原谷狭霧:6   8
    GM:殺意殺意
    EOW:ダイスの端が見えないw
    あららぎ一位:ドッジ
    あららぎ一位:3dx>=68
    DoubleCross : (3DX10>=68) → 7[1,6,7] → 7 → 失敗

    水落早苗:端見えないwww
    クロユリ:ちょっとやそっとダイス目を書き換えたくらいじゃ、結果は変わりませんわ
    水落早苗:ドッジ
    水落早苗:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 7[2,4,5,7]+1 → 8

    原谷狭霧:やるしかねーだろ!〈復讐の刃〉ァ!
    四条海未:ぬぬぬ。《パワーカバー》でガードですわ
    EOW:浄玻璃リフレでドッジ。
    原谷狭霧:リアクション放棄して反撃開始だぜ!(侵蝕88へ!)
    EOW:end of worldの侵蝕率を3(→ 3)増加 (122 → 125)
    EOW:7dx7+23>=68
    DoubleCross : (7DX7+23>=68) → 10[1,1,2,3,4,5,8]+1[1]+23 → 34 → 失敗

    原谷狭霧:先に復讐分の達成値回しますね!
    EOW:うわ、ひどいな。命中です。
    原谷狭霧:7dx8+8 これで……いい筈!
    DoubleCross : (7DX8+8) → 10[1,1,3,4,4,4,8]+3[3]+8 → 21

    原谷狭霧:ありがとう固定値8……!
    クロユリ:ではダメージ
    クロユリ:7d10+86 振り直しもあります
    DoubleCross : (7D10+86) → 43[8,3,8,10,4,3,7]+86 → 129

    あららぎ一位:ふりなおし、必要でしょうか
    クロユリ:3,3,4,7を振り直しますわ
    原谷狭霧:殺意高すぎねえ?
    あららぎ一位:はわわ
    クロユリ:4d10+112
    DoubleCross : (4D10+112) → 20[8,3,1,8]+112 → 132

    原谷狭霧:リザレクト確定しつつこっちもダメージ!(オートアクションでアームドスーツ装備しておきますね……)
    あららぎ一位:リザレクトします
    あららぎ一位:97+1d10
    DoubleCross : (97+1D10) → 97+7[7] → 104

    水落早苗:ロイス一つ切って起きます、感情と内容は演出で決めます
    原谷狭霧:3d10+2d10+11+3 装甲有効!
    DoubleCross : (3D10+2D10+11+3) → 18[8,7,3]+15[5,10]+11+3 → 47

    EOW:戦闘不能。プランナーへのロイスをタイタス昇華して蘇生。HP12点に。
    原谷狭霧:ナントカ装甲は超えたけど……!リザレクト開始!
    原谷狭霧:原谷狭霧の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (82 → 86)
    四条海未:パワーカバー分ひいてピッタリ120とかどういう嫌がらせですの?
    原谷狭霧:侵蝕92、HP4へ!
    あららぎ一位:原谷君は
    あららぎ一位:復讐の刃のダメージも出したほうが良いですね
    四条海未:ミドル補正がなければ即死でしたわ
    原谷狭霧:さっき出しましたが……(47のやつ)
    あららぎ一位:四条さん、この盤面に出てきただけあってやはりタフ
    あららぎ一位:すいません、ぼんやりしてましたw
    EOW:いいなぁ、えっちゃんも終焉だからHP増えない?w
    あららぎ一位:リアクションは以上かな?
    原谷狭霧:通信ミスかと一瞬あせったぜ……
    クロユリ:装甲と軽減を差し引いて15通しです
    原谷狭霧:リアクション以上!
    EOW:リアクション大丈夫かと。んでもっかいクロユリちゃんのメジャーアクションですね。
    水落早苗:こっちは以上、もう一回かな
    原谷狭霧:いや硬ってえわコイツ……!
    クロユリ:そう、まだ私のメジャーアクションは終了していない
    あららぎ一位:2Rから頑張っても良いんですよ
    原谷狭霧:オワーッ!!!!!
    クロユリ:メジャーアクション ▼Insane Ideal 《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:風鳴りの爪》+《咎人の剣》+《混色の氾濫》
    クロユリ:対象は同じく全員
    EOW:ちょいまち
    EOW:《時の棺》その判定を失敗させます。
    クロユリ:う、うわーっ! 妨害はなし!
    原谷狭霧:えっちゃ~~~ん!!!
    あららぎ一位:流石~!
    EOW:end of worldの侵蝕率を12(→ 12)増加 (125 → 137)
    水落早苗:ありがたい限り……
    GM:お次。まだ最初のイニシアチブなんだよなぁ
    原谷狭霧:今度という今度は〈異形の転身〉!!!!!
    GM:ここで実は出し忘れていたNPCカードを公開
    原谷狭霧:おおNPCカード!
    GM:NPCカード “アーティラリー”旋条 流優
    任意のイニシアチブに、任意の敵に50+5d10ダメージ。シーン一回。

    あららぎ一位:これは本部エージェント
    あららぎ一位:カバーも装甲も無視する素敵な力ですね
    EOW:ひゅー!
    原谷狭霧:がんばえー!
    あららぎ一位:サギリ君は移動先は宣言してませんでしたよね
    EOW:ですね。何処に移動するか宣言を。
    原谷狭霧:ですね。離脱しつつ方角は……
    原谷狭霧:天染さんの進路を塞げる──上に5m!再突入できない現状だとこれがベストッ!
    原谷狭霧:浸食97へ!
    EOW:ちょいお待ちをm(_ _)m
    あららぎ一位:では次の手番へ行きましょうか。
    EOW:はい。
    原谷狭霧:ういっす!
    GM:では次の手番
    EOW:では13の私で。
    あららぎ一位:イニシアチブは他に行動する人はいますか
    あららぎ一位:PC側からはいませんけど
    GM:そう、時間凍結はコンダクトなどと違って行動済にならないのだ!
    GM:GM側はなし
    EOW:のだ!
    あららぎ一位:では、通常の手番が回ってきますね。
    EOW:ではマイナーはクロユリに突っ込まれてしまったので移動できないから放棄。メジャーでサイレンします。
    EOW:阻害などなければ判定します。
    GM:なし
    EOW:対象は先程と同じ。理想、疾病、飢餓!
    EOW:8dx+23 あらよっと2
    DoubleCross : (8DX10+23) → 8[1,1,2,2,6,7,7,8]+23 → 31

    EOW:うーん、ダイスがあかん。31です。
    EOW:end of worldの侵蝕率を6(→ 6)増加 (137 → 143)
    水落早苗:妖精します?
    あららぎ一位:できればお願いしたいです
    水落早苗:「湖畔のシルフィード」(妖精の手L3)判定の出目を一つ10に、コスト4
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加 (100 → 104)
    原谷狭霧:33から再開だぜ!
    あららぎ一位:33スタートで1dxしてください
    水落早苗:これで本当にラスト
    EOW:わーい、では。
    EOW:1dx+33
    DoubleCross : (1DX10+33) → 8[8]+33 → 41

    EOW:お、良い所に。41
    原谷狭霧:回ったぜ!
    あららぎ一位:これはあたりますね
    あららぎ一位:リアクションどうぞ
    EOW:ではこれでフィックス。リアクションお願いします。
    クロユリ:ガード
    “疾病”天染 橙子:《氷盾》でガード
    アンガーテイカー:ガード
    EOW:ではダメージ
    EOW:5d10+2d10+21 装甲無視
    DoubleCross : (5D10+2D10+21) → 30[10,4,10,2,4]+11[6,5]+21 → 62

    EOW:悪くないな。62の装甲無視です。くらえやー
    あららぎ一位:アンガーテイカーくんは大丈夫かな
    クロユリ:なかなかやりますね
    “疾病”の終焉:ま、まだまだ……
    アンガーテイカー:ピギー
    アンガーテイカー:死亡!
    原谷狭霧:クソボケマタンゴが……死んだ!
    EOW:よし!
    アンガーテイカー:復活もないぞ
    原谷狭霧(?):おいおい、もう少ししっかりしてくれたまえよ……
    原谷狭霧(?):この場においては助かったがね。全く
    あららぎ一位:かわいそう
    あららぎ一位:同情できない事してるとはいえ
    EOW:( ̄人 ̄)
    EOW:では次は11の疾病太郎くんですね。
    EOW:っと、四条さんも同値か。
    あららぎ一位:四条さんはできればエンゲージ離脱して欲しいです
    あららぎ一位:本当に、倒れたら精神的にキツイ
    GM:choice[疾病,大海]
    DoubleCross : (CHOICE[疾病,大海]) → 大海

    四条海未:私の手番ですわ!
    あららぎ一位:きゃー
    原谷狭霧:ヤッチマエーッ!
    四条海未:マイナーアクションで戦闘移動。オートで《縮地》を使用して疾病にエンゲージしますわ
    四条海未:《バックスタブ》を適用しつつ、メジャー
    四条海未:《コンセントレイト》+《コンバットシステム》+《要の陣形》+《塞がれた世界》 対象は疾病
    四条海未:参りますわ!
    四条海未:13dx7+21
    DoubleCross : (13DX7+21) → 10[1,1,2,3,3,4,5,6,7,8,8,8,10]+10[3,5,6,7,7]+10[4,8]+10[8]+10[10]+10[7]+10[7]+10[10]+10[9]+10[8]+4[4]+21 → 125

    あららぎ一位:??
    四条海未:どういう周り方ですの
    四条海未:ダメージ! せっかくですから《フェイタルヒット》
    水落早苗:??????
    四条海未:13d10+4d10+35
    DoubleCross : (13D10+4D10+35) → 67[7,10,2,2,4,9,1,4,8,3,7,9,1]+25[2,8,7,8]+35 → 127

    あららぎ一位:?????
    水落早苗:?????????
    原谷狭霧:125→127???????
    あららぎ一位:やはり四条さん…あなたならやると信じていました
    “疾病”の終焉:勝てるわけがない
    EOW:ほぼ互角だw<クロユリさんのダメージと
    あららぎ一位:あなたが終末コンペ優勝者でいいのでは???
    “疾病”の終焉:戦闘不能! しかし《蘇生復活》!
    あららぎ一位:がんばれ疫病クン!
    原谷狭霧:水影(ウソ)みてぇな光景がバリバリ現れてやがる……
    GM:お次!
    原谷狭霧:ちょっぴり相談タイム!
    EOW:おまたせしました
    原谷狭霧:議決!
    原谷狭霧:このイニシアチブでNPCカード “アーティラリー”旋条 流優の使用を宣言!
    原谷狭霧:“疾病”の終焉を対象に──砲撃強請(オナ)シャス!
    旋条 流優:待ってたッス!
    旋条 流優:砲撃よーい! 撃ぇー!
    旋条 流優:50+5d10
    DoubleCross : (50+5D10) → 50+35[8,8,3,10,6] → 85

    あららぎ一位:あなたも大概ですよね
    あららぎ一位:明らかに期待値を越えている
    “疾病”の終焉:し、死亡……戦闘不能……!
    原谷狭霧:5d10で35……???
    EOW:良きキリング・ショットでした。
    水落早苗:nice shot
    あららぎ一位:次の手番は恐らくわたしになりますが
    原谷狭霧:さっすがアーちゃんだぜーッ!!!!!
    あららぎ一位:待機します。
    あららぎ一位:みなさんは頑張ってクロユリさんを攻撃してください
    原谷狭霧:うっしゃあ!ラストスパートだぜ早苗ェ!!!
    水落早苗:貰います
    水落早苗:マイナー、縮地+バックスタブ+移動、5m前に進みATK+25、コスト2
    水落早苗:これでエンゲージを切断
    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を2増加 (104 → 106)
    水落早苗:メジャー
    水落早苗:コントロールソート、コンセントレイト:NeL4)C値-3、精神代行。コスト4
    水落早苗:対象はクロユリ
    水落早苗:9dx7+5
    DoubleCross : (9DX7+5) → 10[1,4,4,4,5,7,7,8,9]+10[4,5,8,8]+6[6,6]+5 → 31

    クロユリ:ガード
    水落早苗:6d10+25+8 装甲ガード有効
    DoubleCross : (6D10+25+8) → 35[8,6,4,6,2,9]+25+8 → 68

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を4増加 (106 → 110) HP-3して現在8です
    クロユリ:ぐぬぬ……ま、まだ立てるし……
    あららぎ一位:がんばってください
    原谷狭霧:この後俺も続くんだからよォ~~~ッ!!!!!
    原谷狭霧:メインプロセス前にさっき忘れてた復讐分バックファイアを清算するぜ!HP1!
    原谷狭霧:マイナー!どうせロイス切り復活になるし〈オリジン:コロニー〉使用!
    原谷狭霧:侵蝕100補正込みで、シーン内暴走以外のバッドステータスを受けた時、2個分まで即座に回復する!
    原谷狭霧:メジャー!コンセ3フレイムタン2!/コンボ:防疫処置
    原谷狭霧:対象は残ったクロユリ!判定行くぜ!!!
    クロユリ:どうぞ
    原谷狭霧:10dx7+8 オラーッ!!!
    DoubleCross : (10DX7+8) → 10[1,3,3,5,5,5,6,6,9,10]+10[4,7]+2[2]+8 → 30

    原谷狭霧:ぴったり!リアクションどうぞ
    クロユリ:ガード
    原谷狭霧:4d10+2d10+8+3 ダメージャ!!!
    DoubleCross : (4D10+2D10+8+3) → 10[5,3,1,1]+7[3,4]+8+3 → 28

    原谷狭霧:くっ……今度は足りねえか!
    あららぎ一位:うぬ
    あららぎ一位:ダメージダイスはこういう時もあります
    クロユリ:足りませんね
    あららぎ一位:わたしは待機したため、次の手番はクロユリさんです
    原谷狭霧:マジでつらいがリザレクト不可でバックファイア死!
    原谷狭霧:クロユリのロイスを即昇華で復活だ!
    あららぎ一位:良い感じに我々に暴力を振るってください
    クロユリ:では。マイナー放棄。メジャーアクション
    原谷狭霧:侵蝕104、HP15へ!
    クロユリ:▼Insane Ideal 《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:風鳴りの爪》+《咎人の剣》+《混色の氾濫》
    クロユリ:対象はあららぎ一位、EndofWorld
    あららぎ一位:ドッジ
    クロユリ:20dx7+4
    DoubleCross : (20DX7+4) → 10[1,1,2,3,4,4,5,5,5,5,5,6,6,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,3,3,3,5,5,10]+6[6]+4 → 30

    あららぎ一位:2dx>=30
    DoubleCross : (2DX10>=30) → 2[1,2] → 2 → 失敗

    原谷狭霧:ま……回ってねえ!
    EOW:浄玻璃リフレでドッジ
    EOW:8dx7+23
    DoubleCross : (8DX7+23) → 10[1,1,2,4,4,5,7,9]+10[4,7]+2[2]+23 → 45

    EOW:ドッジに成功しました。
    あららぎ一位:女神要りませんでした
    クロユリ:ふぇぇ
    あららぎ一位:わたしがいますよ。安心してください
    EOW:ではあららぎさんにダメージですね。がんばって耐えて!
    あららぎ一位:頑張って耐えます
    クロユリ:4d10+86
    DoubleCross : (4D10+86) → 24[5,8,1,10]+86 → 110

    あららぎ一位:うーんこの
    あららぎ一位:サギリ君のロイスをタイタスに変えて昇華、復活します
    原谷狭霧:(ダイス分ダメージ、俺より高い……)
    EOW:では次は真打ち。行動待機してたあららぎさんかな
    あららぎ一位:次はわたしの手番ですね
    あららぎ一位:マイナー、ジェネシフト。3d10増やします。もりもり
    原谷狭霧:がんばえー!
    あららぎ一位:104+3d10
    DoubleCross : (104+3D10) → 104+9[5,1,3] → 113

    あららぎ一位:来ましたね
    原谷狭霧:理想の高さ……!
    EOW:微妙に足りない?
    あららぎ一位:メジャー、スキルフォーカス
    あららぎ一位:大丈夫
    水落早苗:いっけええ
    EOW:情け無用ふぁいやー!
    あららぎ一位:技能値20+スキルフォーカスLV6+必中補正
    原谷狭霧:ブッ殺せ―ッ!!!!!
    あららぎ一位:42の固定値
    あららぎ一位:さらにオートエフェクト宣言
    あららぎ一位:コンボ名:勝利の女神《わたしです》 を使用 侵食+4 、スキルフォーカス合わせて合計コスト6
    あららぎ一位:さらに達成値を24足しますね
    あららぎ一位:4dx+66
    DoubleCross : (4DX10+66) → 7[1,3,3,7]+66 → 73

    クロユリ:ガード
    あららぎ一位:(現在浸蝕119%)
    あららぎ一位:11+8d10
    DoubleCross : (11+8D10) → 11+32[3,2,5,7,7,4,1,3] → 43

    あららぎ一位:うーんこの
    クロユリ:ぎりぎりあぶない
    あららぎ一位:わたしはえらいので
    あららぎ一位:えっちゃんに蘇生したところを倒してもらいます
    あららぎ一位:では次のラウンドかな?
    水落早苗:ですかね
    GM:クリンナップ
    EOW:行動値が8に戻ります。
    あららぎ一位:ないです
    原谷狭霧:ないぜ!
    水落早苗:無し
    原谷狭霧:セットアップも特にないぜ
    GM:では次ラウンド
    GM:セットアップ
    あららぎ一位:ブルゲ《ヤク》をキメます
    あららぎ一位:もぐもぐ
    水落早苗:無し
    EOW:このラウンドはありません。
    あららぎ一位:侵蝕及び行動値+5、行動値は13に、侵蝕は124となります
    クロユリ:なし
    あららぎ一位:イニチアチブへ行ってもいいですか
    GM:イニシアチブ
    あららぎ一位:イニシアチブ、天井からの誘いLV7 コンボ名:無我の境地+++ コスト4,
    あららぎ一位:これで侵蝕は128%
    クロユリ:これ以上はないぞ
    あららぎ一位:そしてわたしのこのラウンドでの判定に、+35の補正が付きます
    GM:?????
    あららぎ一位:達人なので…
    あららぎ一位:スクナくんにこっち取られてたら泣いてましたね
    あららぎ一位:他に行動はあるかな?
    GM:ほかはないです
    あららぎ一位:では通常の手番ですね
    あららぎ一位:わたしからでいいでしょうか
    原谷狭霧:最速!
    GM:はやい……
    あららぎ一位:メインプロセスを実行します
    あららぎ一位:マイナー:オリプラLV6 侵蝕+2
    あららぎ一位:メジャー:スキルフォーカス コンボ名:一位専心
    あららぎ一位:さらにこれに、勝利の女神LV8
    あららぎ一位:コンボ名:勝利の女神《わたしです》
    あららぎ一位:さらにカラーロイス使用、緑
    あららぎ一位:達成値は20(技能分)+10(必中補正)+35(アージ)+12(オリプラ)+12(スキルフォーカス)+24(勝利の女神)+15(カラーロイス)
    あららぎ一位:合計達成値、128点 コンボ名:鍛えなおしました
    あららぎ一位:4dx+128
    DoubleCross : (4DX10+128) → 8[2,8,8,8]+128 → 136

    GM:ひぇっ
    原谷狭霧:うわぁ……(本日3回目)
    あららぎ一位:あ、待って
    あららぎ一位:130%をオリプラ時点で越えてるので
    あららぎ一位:5dx+128
    DoubleCross : (5DX10+128) → 7[1,1,6,6,7]+128 → 135

    あららぎ一位:ちょっとさがった
    原谷狭霧:1になったぜ
    あららぎ一位:リアクションどうぞ
    クロユリ:が、ガード
    あららぎ一位:11+14d10
    DoubleCross : (11+14D10) → 11+72[2,2,3,3,8,9,7,6,10,4,6,5,5,2] → 83

    あららぎ一位:どうぞ
    あららぎ一位:(現在侵食値136)
    クロユリ:うおおお……
    クロユリ:ガード装甲軽減全部合わせて35 ひいて48……
    クロユリ:戦闘不能!
    クロユリ:復活もしません
    あららぎ一位:よっしゃ!
    水落早苗:よし!!
    原谷狭霧:お……終わったか……!
    EOW:ん、おお!
    EOW:つまり……<戦闘不能、復活なし
    GM:戦闘終了です!
    水落早苗:いえええええええええええええええ
    EOW:やったぁ!
    あららぎ一位:わーい!
    原谷狭霧:勝ったッ!バトロワ完ッ!
    GM:───
    EOW:「うん──」
    EOW:刹那──
    EOW:「では始めようか、終わらせるために」
    EOW:生来の速さ、洞察力、あるいは時間や空間を操る能力──
    EOW:それら一切の概念が、滅びる。
    EOW:『最も疾きものが最も早く動く』
    EOW:その概念を滅ぼして、少女の形をしたナニかは、誰よりも早く“終わり”を告げた。
    EOW
    EOW:そして終焉が集うこの世界を、終わりを齎す力が席捲する。
    EOW:空間が歪み、空と大地が──世界が悲鳴を上げ、
    EOW:“疾病”が、“飢餓”が、終焉たちもまた朽ち、滅びていく──
    EOW
    クロユリ:「あなたたちを招待したのは私なのですから」「相応の用意はありますとも」
    クロユリ:足元から、真っ赤な菌糸が飛び出し、クロユリの前に立ちふさがり盾となる。
    アンガーテイカー:菌糸が名状しがたい悲鳴をあげながら、朽ちていく。しかしてその力をクロユリに通すことはなく
    EOW:「うん。そう長くは保たないのではないかと、ボクは判断するよ」
    EOW:微笑みを湛えたまま、クロユリが告げた”用意”を観測する。
    “疾病”の終焉:「────!」がしゃ髑髏の足元が揺らぐ。その輪郭を数度断続的に崩しながらも、倒れない
    クロユリ:盾となっていたアンガーテイカーの菌糸が朽ち、不自然に停止。砕けて砂のように宙を舞う。
    クロユリ:彼だけではない。周りの地面。建物がえぐり取られるように消失。砂のように変わり
    クロユリ:彼女の手元に集まりだした。
    GM:【【黒百合の花言葉】】
    クロユリ:「心鉄形成。皮鉄成形。造り込み。素延べ。鋒造り。火造り」
    クロユリ:「焼入れ、鍛冶押し」
    クロユリ:「ここに刻む銘は」
    クロユリ:「都牟刈、正宗」
    クロユリ:圧縮され、延ばされたその赤熱する固まりに右手を入れる。
    クロユリ:一気に引き抜いたその手には、柄すらない、鋼だけの一振りの刀
    クロユリ:「これが私の理想。そのための一振りです」白く淡い蒸気をまとう刀をかるく振るう。
    クロユリ:「神妙に御覧なさい」
    原谷狭霧:奔るであろう終焉を捕えるべく。片腕に菌糸を収束し、構える。
    クロユリ:「終焉というものを、しかと」
    クロユリ:大きく横薙ぎに振るう。
    クロユリ:──空が、斬れた。
    クロユリ:空間ごと切断されズレたような錯覚とともに、あなた達の体がたしかに一刀を受けた。
    原谷狭霧:「……随分と」「贅沢な付け焼刃じゃねーか」受け止める。遅れて血が出るはずの体からは。
    原谷狭霧:菌糸が零れ落ち。貴女の手も紅く染めている。
    あららぎ一位:「笛を吹く事が本業とは思っていませんでしたが。」吹き飛ばされても受け身を取り、ぐらぐらと立ち上がる
    あららぎ一位:「なるほど、どうやら随分と特別な武器を作る力があるんですね」しかし、足には大きな亀裂が入っている。
    あららぎ一位:「‥‥『理想の武器』。先ほどの剣戟を捉えましたが、あなたのしたことはそんなのものを現実に降ろしたといったところでしょうか」
    あららぎ一位:「理想主義のあなたらしいですね…お友達、いますか?」しかし目は変わらずクロユリを見据えている
    EOW:ずるり──
    EOW:その小さな身体が、横薙ぎの一撃に両断され、ズレ落ちかける。しかし──
    EOW:「なるほど、それがキミの力なのかな。クロユリ?」
    EOW:なお微笑みを湛えたまま、目の前の少女にソレは問いかける。
    クロユリ:「えぇ、左様です」「……笛を手に取る前は、刀鍛冶をしていましたので」
    EOW:「なるほど。キミの本質はそうなのだね」
    クロユリ:「私の過去も本質も、今はどうでもいいでしょう」
    EOW:「ボクはキミに関心を有しているからね」
    EOW:「どうでもよくはないと、判断するよ」
    クロユリ:「……私は、ありませんから」白く蒸気を纏う太刀を、振り上げる
    GM
    GM:【Dark Prison】
    EOW:じっと、紫の双眸が少女を見つめ──
    EOW:「『破滅の予言への信仰が形を成した怪物』」
    EOW:「ボクをそう評してくれたのはキミだったね、クロユリ」
    EOW:「実に正しい評価だと、ボクは判断するよ」
    EOW:「“堕落”ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」
    EOW:「“外敵”海咬者」
    EOW:「“魔術”ジェフティ・トート」
    EOW:「“大海”四条海未」
    EOW:「“天災”キングハザードワイバーン」
    EOW:「“邪悪”両面宿儺」
    EOW:「そして“理想”ワールド・エンド、クロユリ」
    EOW:「ボクが認識した終焉たちは、その生命と意志を以て“終焉”を為そうとするモノたちだった」
    EOW:「対してボクは──事象だ」
    EOW:「終焉であり、滅びそのものだ」
    EOW:「そうあれと望み願うモノではなく、そうあれかしと定められたモノだ」
    EOW:「故にボクはキミたちに敬意を抱く」
    EOW:「己の願いのために抗うモノたちを、ボクは好ましいと判断する」
    EOW:そして今一度、少女の瞳を深く覗き込む──
    EOW:「だから、ボクは確認するよ、“ワールド・エンド”クロユリ」
    EOW:「キミは何故、自分の願いを、理想(せかい)を諦めて──」
    EOW:どこか寂しげに見えるアルカイック・スマイルを浮かべたまま──
    EOW:「あまつさえ、『怪物』を御せるなどと考えてしまったのかな?」
    クロユリ:「黙りなさいっ!!」その刀を、振り下ろす。空間を、事象を直接切断する神代の一振りを
    EOW:そして再び、空間が断絶される。しかし──
    EOW:「ボクは沈黙を拒否するよ、”ワールド・エンド”クロユリ」
    EOW:『理想』の力によって引き起こされた空間断絶が、元の位相へと収まっていく。
    EOW:あたかも、巻き戻され、無かったことのように──
    EOW:「終焉は、理想によって齎されることはない」
    EOW:「終焉は──ただの事象だから」
    EOW:「どれだけ乞い願っても訪れることはなく」
    EOW:「どれだけ泣き叫んでも、逃れられない」
    EOW:故にそれは運命(さだめ)と呼ばれるのだ。
    EOW:そして”予言”たるモノが告げる。
    EOW:「幕を下ろそうか“ワールド・エンド”クロユリ」
    EOW:「星覧終末大戦の──」
    EOW:「キミの願いと理想と戦いの」
    EOW:“世界の終わり”を望まれたモノが──
    EOW:“世界の終わり”を望んだモノに、告げる。
    EOW
    EOW:滅びの力が世界を蹂躙する。
    EOW:確固たる存在の無いモノは、その力に耐える術すら無い。
    EOW:“蘇らせられたモノ”などは、最たるもの。
    EOW:“飢餓”アンガーテイカーの表皮が、四肢が、数多の牙が、滅びの力に晒されて──見る間に塵芥と化していく。
    EOW
    EOW:Sロイス【“ワールドエンド”クロユリ@諦観/◯失望】をS【“ワールドエンド”クロユリ@◯諦観/失望】に感情変更します。
    クロユリ:「ッ……使えない」「『疾病』。あなたが」
    GM
    GM:【【無尽無流・無双無限】】
    四条海未:姿が消える。
    四条海未:にじみ出るように、その姿が。がしゃ髑髏の足元から
    四条海未:「一位。その子は任せましてよ」
    四条海未:「私は、このデカブツを」
    あららぎ一位:「ええ、勿論。」
    あららぎ一位:「あなたがそう言う事は『知ってます』から」
    四条海未:背後から、いままでよりもずっと多く、大きい触腕がにじみ出る、飛び出す
    四条海未:「さぁ。死合ましょうか」
    “疾病”の終焉:「───!!」巨大ながしゃ髑髏が拳を握り、小さなその少女に振り下ろす
    四条海未:が。その手が届くことはない。
    四条海未:「大きいというのは、やはり武器になりますのね……では」
    四条海未:「お返ししますわ」衝撃反転。流体とした触腕と体の中で衝撃を吸収せずに循環させ、相手の体に返す。
    四条海未:かちあがった腕。その腕を下からさらに叩き上げる。胴に隙を無理やり作り上げる。
    四条海未:──中国武術において、人体は「水」であるという。水に波紋をつくり、内部から破壊する。
    四条海未:彼女に曰く。ならば……水も霧も同じ流体なら、同じ事がどうしてできまいか。
    四条海未:「震天動地」「八極鉄山靠」「猛虎硬爬山」
    四条海未:更に巨大な、壁のような触腕による面での衝撃。間髪入れず、胴体への一撃。
    四条海未:流体の肉体に寄る自在の震脚と、ロスのない勁の伝達がその威力を引き上げる
    “疾病”の終焉:「────!!!」体が揺らぐ。核に衝撃が直接響く。既に体の半分を靄に崩し、地に伏せながらも
    “疾病”の終焉:未だ彼は倒れては居ない。その手を伸ばして
    あららぎ一位:‥‥背後で打撃を受けている疫病の音が聞こえる
    あららぎ一位
    あららぎ一位:「わたしはあなたならここまで追い詰めると『知っていました』。」
    あららぎ一位:「…アーちゃんさん。先ほど指示した通り、砲撃お願いします」
    EOW:「あと一手。かな、あららぎ一位?」
    旋条 流優:「いやぁ、予め聞いてはいたッスけど」
    旋条 流優:《彼方からの声》による通信。
    旋条 流優:「相変わらず気ン持悪いくらいの予想精度ッスねぇ」
    旋条 流優:「ほんじゃま、ここいらで“アーティラリー”ちゃんの本領いきますか」
    旋条 流優:「着弾まで4」「3」「2」
    旋条 流優:「今!」
    旋条 流優:爆音。
    旋条 流優:がしゃどくろの伸ばした手が、爆風とともに弾け跳ぶ。
    旋条 流優:超遠距離からの、精密、かつ執拗な密度の砲撃。
    旋条 流優:逃れようとするその手に真っ先に着弾し、全身を爆風と衝撃波で粉砕する。
    “疾病”の終焉:「───!!!」逃走、不可能。防御、不可能。
    “疾病”の終焉:髑髏はその姿を次第に小さくしていき、そして
    “疾病”の終焉:最後の一弾。爆撃じみた砲撃の嵐の果て。核と思われる結晶の砕ける音は、爆破に飲み込まれていった。
    四条海未:「……無茶苦茶しますわね。全く」そして、終焉を押し付けられた少女は、触腕に抱きかかえられるように眠っていた。
    あららぎ一位:「…無茶ではないです。」
    あららぎ一位:「丁度、アーちゃんが撃破する事も。あなたが回収してくれることも。わたしは分かっていましたから」
    あららぎ一位:「必ずそうしてくれるだろう、と」
    四条海未:「貴女が知っていても、私達が知らなきゃ無茶振りと変わりませんの!」
    四条海未:「全くもう……非道い仲間をもったものですわ」
    原谷狭霧:「……アーちゃんも、四条さんも、えっちゃんも、あららぎさんも。」
    EOW:「さて、これで憂いはなくなったのではないかとボクは判断するよ。水落早苗、原谷狭霧」
    原谷狭霧:「絶技(パネ)ぇよな……マジに」傷口の塞がった体で、見守っていた。
    あららぎ一位:「友情には報いますとも。お礼なら後でパフェを奢って差し上げましょう。最近季節限定いちごメニューが復活したのでそれで」
    あららぎ一位:「さて、水落くん。サギリくん。あとは君たちの土壇場ですよ」
    あららぎ一位:「頑張ってください」
    水落早苗:淡々と、その理想の刃を受け止めて。
    水落早苗:できることは、そう多くはない、俺は一介のバレリーノだ。
    水落早苗:世界を終わらせる、終焉であることも
    水落早苗:この非常事態で的確に状況を判断し、盤面を動かすことも
    水落早苗:悩むのを後回しにして、今の敵を敵と定めて向かっていくことも
    水落早苗:それどころか、女の子一人満足に笑わせてやれないし、挙句は助けてくれと縋っている
    水落早苗:……………かっこ悪いなあ
    水落早苗:意地張って、保てなくて、ボロボロになって、泣かせて、泣いて、理想はどんどん遠ざかって
    水落早苗:でも、遠ざかって遠ざかって、見えなくなるまでのところまできて
    水落早苗:肩の荷は降りた気がする
    水落早苗
    水落早苗:少し前のことだ
    水落早苗:「やれることやって、胸張って生きないと、一緒に生きている人たちに申し訳ない」といった人がいた
    水落早苗:あの時は、もっと頑張らないとと受け取っていたけど
    水落早苗:………今なら、それだけの意味じゃない気がする
    水落早苗
    水落早苗:「自分を犠牲にするような無茶をするな」といった人がいた
    水落早苗:…体が傷ついても、自分の中にあるものさえ守れればいいと思っていた
    水落早苗:多分、そういうこととは、もっと別のことを、その人は心配していたんだと思う
    水落早苗
    水落早苗:俺は、きっと
    水落早苗:一度こうして胡桃割り人形(R:ナッツ・クラッカー)に壊されないと、周りの世界が見えない硬い胡桃だった
    水落早苗:だから、失った
    水落早苗:壊されたと感じた、怒りを感じなくなるまで心が死にかけた
    水落早苗:………我ながら、度し難い奴
    水落早苗:でも、そんな俺でも、君は助けると言った
    水落早苗:だから、俺は、生まれて初めてかもしれない
    水落早苗:助けてくれ、と言えたんだ
    水落早苗
    水落早苗
    水落早苗:ロイス "水落早苗” ○意地/感傷
    水落早苗:即座に取得しこれをタイタス化し昇華して復活
    水落早苗:同時に
    水落早苗:天染橙子へのロイスを ○その分、俺も助けに行く/だから、助けてくれ
    水落早苗:に変更し、Sロイス指定
    水落早苗
    水落早苗:目の前のあの理想を追う姿は、いつかなるかもしれなかった、いや、助けてと言えなかった俺だ
    水落早苗:だから、負けられない、助けてと言ったことを、助けてと言われたことを、間違っているだなんて思いたくない
    水落早苗
    水落早苗:震える唇で、小さく「動け」と自己暗示を一つまみ
    水落早苗:再生される体を無理やり起こし、大きくジャンプ
    水落早苗:そのまま、高く、高く
    水落早苗:糸を翼に、障害物を推進力に
    水落早苗:蒼穹を突き抜ける、まだだ、まだ足りない
    水落早苗:凍えるような寒さのする高さまで飛び上がり、まだ、まだ跳べる
    水落早苗:そうして、極寒の青黒い空、体に真っ白に霜が降りる高さまで飛び
    水落早苗
    水落早苗:――降下
    水落早苗:「うっらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
    水落早苗:摩擦熱により、冷えていた肌は一気に温まり、熱を帯び
    水落早苗:翼にしていた糸は、白く、発火する
    水落早苗:火のついた翼をそのままに、刃だけを呪いへ向け、落ちる
    水落早苗:そして、時にして5.2秒
    水落早苗:白い鳥が その刃を、翼を、黒百合に突き立てる
    水落早苗
    水落早苗:コンボ
    水落早苗:「Swan Lake/It is my world(初めまして、俺の世界)」
    クロユリ:「ただの、バレリーノ……“疾病”のついでが、私になにができるというのです!」
    水落早苗:「できるかじゃない!」
    クロユリ:「理想の中で、いまにも溺死しそうになっていただけの貴方に!」影が彼女の体を覆い、強い斥力を持った外套となる
    水落早苗:「俺が!そうしたい(助けてほしい)から!!そうするんだ!!!」
    水落早苗:すぐに胡桃を置いたとて
    水落早苗:成層圏を突き抜け落ちてきたその速度は、糸を寸断する鋏は、とびっきりのnutscrackerだ
    クロユリ:「世迷い言を……!」刃が、斥力の外套に触れる。押し返そうとする力を裂いて。構えた刀をすり抜けて
    水落早苗:小細工は無し、構わず、圧し切る!!
    クロユリ:「っぐ、ぁぁぁああ!!!」その肩に、深々と刃が突き刺さる。
    水落早苗:刃が、突き刺さる、服が、切れる
    水落早苗:その外套は、今から君の理想を砕く刃になる
    水落早苗:「世迷ってないやつなんているものか!!」
    水落早苗:「それでも、それでも俺たちは!助けを求めて、求められて、生きているんだろう!!」
    水落早苗:「それが分からなければ!!一回割れてしまえばいい!!」
    水落早苗:………ああ、やっとわかった
    水落早苗:手を延ばせば、世界はこんなに綺麗なんだ
    クロユリ:「この、おぉぉぉ!!」その刃ごと押し返すべく、外套を翻す。
    クロユリ:「最初から、それができるなら……こんな場所にいないのよ!!」
    原谷狭霧:「──だったら」赤い血に紛れ
    原谷狭霧:貴女の手に付いていた、『紅き悪魔』の軌跡が、もう一条。
    原谷狭霧:「今から」その先には、もう一人の少年が。
    原谷狭霧:「──やり直しゃあ良い話だろうがぁああああああッ!!!!!!!」跳んでいる。焔と共に
    原谷狭霧:(クソみてえなカエンタケ/宝くじで人生滅茶苦茶になって)
    原谷狭霧:(ヒーコラ言いながら復学して初めての任務で仲良くなった人片っ端から傷つけて!)
    原谷狭霧:(一年半ぶりに逢った友達も……大切な人も、ボッコボコにしちまって!!)
    原谷狭霧:「理想の底から」(それでも)
    原谷狭霧:「浮かぶ気もねえ奴が」(それでも!)
    原谷狭霧:(それでも──俺は!)
    原谷狭霧:「──俺の友達(ダチ)を!!!」菌糸を糧に焔が燃え盛り。
    原谷狭霧:目元から僅かに、白い結晶が舞った。
    原谷狭霧:「舐め腐ッてんじゃあねえッ!!!!!」
    原谷狭霧:炎に包まれた渾身の後ろ回し蹴りが──叩き込まれるッ!
    クロユリ:「私、がっ……!」外套を翻し、さらに刀を構える。回し蹴りを受け止めた刀に
    クロユリ:──ピシリ
    クロユリ:わずかに、しかし確かに罅が入る。
    クロユリ:「これ、は……赤鉄を叩く以外なにもできない私が、ただ一つもとめた理想だ」
    クロユリ:「火の熱さも、叩いても叩いても消えない絶望も知らないあなた達が」
    クロユリ:「舐め腐ってるんじゃない!!」
    原谷狭霧:「うるっっっっっせえ!!」
    原谷狭霧:「だったらテメーが持ってくる絶望ももうちょいマシなもん作りやがれ!!!!!」
    原谷狭霧:「鳴り物入りで呼びつけたクソマタンゴ野郎も橙子さんも秒殺されてんじゃねえか!!!!!」
    クロユリ:「それを私に聞くな!!!!」
    EOW:「それ以外ができないと、誰が定めたのかな、クロユリ」
    EOW:「キミはそれ以外ができなかった訳ではなく」
    EOW:「それ以外ができないと、キミが決めつけただけなのではないかと、ボクは判断するよ」
    EOW:推測し判断した事実を、淡々と告げる。
    EOW:「だからキミは、怒りを彼らに向ける」
    EOW:「それ以外に向けて足掻き始めた、彼らにね」
    クロユリ:「ッ……うるさい、うるさい、うるさい!」
    クロユリ:「私の理想に、劇に。口を挟むなぁぁぁ!!!」赤熱する都牟刈正宗。それをもう一度振るう。
    クロユリ:大きく縦に。地を割く衝撃波を伴う炎を巻き上げながら
    クロユリ:「私は、この一振りで、私の理想を……!」
    クロユリ:あなた達二人を、切り裂く
    EOW:「改めて、ボクは告げるよ」
    EOW:斬撃がその身体を通り抜ける。何事もなかったかのように──
    EOW:「幕を下ろそう、とね。──あららぎ一位」
    あららぎ一位:「ええ、とはいえ。わたしはえっちゃんほど身軽ではないのですが…」
    あららぎ一位:刃は避けても熱気で身を焼かれる
    あららぎ一位:服で隠れてはいるが、それでも目視で炭化した傷跡は幾つも確認できた
    あららぎ一位:「…クロユリさん。その身、抉らせてもらいますよ」
    あららぎ一位:息を吸い、クロユリさんを見据える
    あららぎ一位:「──────────」一位の周囲のレネゲイド濃度が過剰にあがった
    あららぎ一位:全身のレネゲイドを過剰にまで活性化させ、矢束を生成
    あららぎ一位:オールレンジの攻撃を放つ。
    あららぎ一位:不可視不可侵の斥力障壁の前に殆どの矢は逸らされるが
    あららぎ一位:何本かの矢は命中し、その身を抉る。しかし
    あららぎ一位:クロユリの傷跡が不自然な回復をしていく
    あららぎ一位:「─────クロユリさん。」傷跡を捉え
    あららぎ一位:「これ以上の無茶をしたら、それこそジャームになってしまいますよ」
    クロユリ:「……その程度の物言いで、私が刀(りそう)を手放すとでも?」
    あららぎ一位:「意固地な方ですね。我儘とでも言いましょうか」
    あららぎ一位:「なら、全力でわたしを切り結んでください」
    あららぎ一位:「わたしも次の一撃にすべてを掛けます。」
    あららぎ一位:生成するは先ほどとは違い、矢一本
    クロユリ:「言われ、なくとも……!」刀を構える。構えは我流ではあるが、彼女は刀を鍛(う)つもの。どうすれば切れるのかは、一番わかっている
    クロユリ:「やぁぁぁぁぁぁ!!!」一歩踏み込んで、斬り下ろす。
    あららぎ一位:月が一位を、クロユリを照らす
    あららぎ一位:■BGM:battle in the moonlight
    GM
    あららぎ一位:口の中に薬物の味が残る。
    あららぎ一位:ブルーゲイル。一種の興奮剤であり、反応を高め。そしてレネゲイドを活性化させる薬
    あららぎ一位:一見無駄な侵蝕の活性化すら行いあららぎ一位はたった漸く奥義を使える状態になった。そして─────
    あららぎ一位:「…ようやく間に合いましたね」
    あららぎ一位:あららぎ一位の主観時間と感覚は10倍、100倍、1000倍と加速し
    あららぎ一位:知覚の世界はどこまでも広がり、目に入るもの、入らないもの全てが透けてるように世界を捉えていく
    あららぎ一位:クロユリの攻撃も、もはや止まっているように見えた
    あららぎ一位:「これを都合よく使えたら先ほどの攻撃も避けれたのですが」
    あららぎ一位
    あららぎ一位:異能を扱う為に、オーヴァードはそれに見合った感覚を得る
    あららぎ一位:サラマンダーなら熱に関する感覚が
    あららぎ一位:ハヌマーンなら音や純粋な反応速度を
    あららぎ一位:エグザイルやブラム・ストーカーなら細胞や血流の感覚を
    あららぎ一位:バロールであるならば、重力感覚や時間感覚─────時に未来や並行世界すら見渡せる者すら
    あららぎ一位:ならばあくまで人の延長線上を往くノイマンが、あららぎ一位の得た先のものとは、一体何か
    あららぎ一位:「異能など関係ないですよ。これはわたしの道《スタイル》の問題です」
    あららぎ一位:「クロユリ」「道を極めたモノが辿り着く場所は」「いつも一つです」
    あららぎ一位:「そしてこれは射る、という事を突き詰めるのであらば」
    あららぎ一位:「RBであるとかヒトであるとか、火が出せるとか未来が見えるとか念力ができるとか、関係なく」
    あららぎ一位:「業の果てを目指す者ならば何時か辿り着く技」
    あららぎ一位:「道を征くあなたに見せてあげます、これがわたしの─────!」
    あららぎ一位:コンボ:
    あららぎ一位:「一位技巧・とどめの一撃(カミワザ・クーデグラ)」
    あららぎ一位
    あららぎ一位:番い、放たれるは一条の矢。
    あららぎ一位:それはクロユリの全身を覆っていた幾つもの不可視不可侵の障壁《りそう》を透過
    あららぎ一位:理想の核たる刀にへと向かっていく…!
    クロユリ:「そんなもの……!」振り下ろす腕に力を込め、矢を叩き落とそうと振るう。
    クロユリ:ミシリ
    クロユリ:「───っあ……」
    クロユリ:刀(りそう)が、半ばから。その一矢によって折られた。
    あららぎ一位:刀を割り、その胸を射貫く。
    あららぎ一位:矢はそのまま地平線の彼方へと消えていった
    あららぎ一位:クロユリは、オーヴァードであるならば、矢一本の貫通程度再生するはずだが─────再生しない
    あららぎ一位:「…貫いたのは、クロユリ。あなたの心です。」
    あららぎ一位:「だからもうあなたの傷は─────治らない。」
    あららぎ一位:「あなたも強情な人ですが…わたしに比べればまだまだです!」
    あららぎ一位:「諦めたあなたには、観客はおろか路傍の樹(わたし)の技があなたにはお似合いです。」
    クロユリ:「っ……が……」
    クロユリ:「……この、生意気……」一歩、二歩。溢れ出るおびただしい量の血液を止めようともせずに
    クロユリ:「……」振り上げようとして、ばたりと倒れる。
    あららぎ一位:倒れる途中のクロユリの腕を掴む。
    あららぎ一位:「諦めるな!」
    あららぎ一位:「…道は違えど、あなたが努力してきたことは分かります」
    あららぎ一位:「だから、どうか諦めないでください」
    クロユリ:「……偉そうに」
    あららぎ一位:「負けた身が何を言っているのでしょうか?悔しかったら─────私に勝ってください」
    あららぎ一位:「これまで通り諦めて理想を望むなら」
    あららぎ一位:「その時はもう一度相手をしてあげましょう。」
    あららぎ一位:「わたしが幾らでも"分からせ"てあげます。」
    あららぎ一位:嘗て"堕落"の終焉のいた宮殿後に陽の光が差し─────あららぎ一位を照らす
    あららぎ一位:「クロユリ。あなたのその先に、わたしはいます。」
    あららぎ一位:日に照らされた一位は、微笑を浮かべる
    クロユリ:「……よ」
    クロユリ:「……小百合よ」
    あららぎ一位:「小百合?それがあなたのお名前なのですね」
    あららぎ一位:「…性格の割には可愛いお名前ですね」
    クロユリ:「……いろいろ、余計なのよ」
    あららぎ一位:「それは、今更では?」
    あららぎ一位:「観客からあなたを倒したのですから」
    あららぎ一位:「それくらい寧ろ納得して欲しいかと」
    あららぎ一位:「悔しかったらわたしに勝つことですね」
    あららぎ一位:「まぁ。負けたままでいるのならばそれも良いのですが…」
    クロユリ:「……次は、負け、な」がくりと、力が抜ける。半ばから折れた刀が、彼女の手から
    クロユリ:静かに、滑り落ちた
    あららぎ一位:肩でクロユリを抱き、刀を手に取る
    あららぎ一位:「…いつか、あなたが道を征くとしても」
    あららぎ一位:「相まみえることがきっとあるでしょう」
    あららぎ一位:「ネロ閣下のいる此処でいうのも奇遇ですが」
    あららぎ一位:「なにせ、道を征く先はいつも一つなのですから」
    あららぎ一位:─────日は、今は小百合と一位達を静かに照らしていた
    GM:───
    GM:バクトラ~(編集で順番を後に
    原谷狭霧:ウオーッ!生きて帰りてぇ!!!(帰還確です)
    GM:登場Eロイスはこちら
    ・超越活性(アンガーテイカー
    ・渇いた魂(アンガーテイカー
    ・ファイトクラブ(“疾病”)
    ・無限を継ぐ者(“疾病”)

    GM:4つ!
    あららぎ一位:廻します
    あららぎ一位:136-4d10
    DoubleCross : (136-4D10) → 136-30[10,6,5,9] → 106

    あららぎ一位:うおー
    EOW:4つ頂きます。
    EOW:143-4d10
    DoubleCross : (143-4D10) → 143-26[5,10,1,10] → 117

    水落早苗:一応いただきます
    水落早苗:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 15[7,4,2,2] → 15

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を15減少 (110 → 95)
    原谷狭霧:いらねえ!!!(ドン!)
    原谷狭霧:ロイス5個で素振るぜ!
    水落早苗:バックトラック、ロイスの最後の枠は空白状態にして4つ、等倍で
    水落早苗:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 26[8,8,1,9] → 26

    水落早苗:水落早苗の侵蝕率を26減少 (95 → 69)
    原谷狭霧:104-5d10
    DoubleCross : (104-5D10) → 104-31[9,6,9,4,3] → 73

    EOW:1倍振り、ロイス5個
    EOW:117-5d10
    DoubleCross : (117-5D10) → 117-32[5,3,7,10,7] → 85

    原谷狭霧:完璧!侵蝕分5点!
    あららぎ一位:一倍振り
    あららぎ一位:106-4d10
    DoubleCross : (106-4D10) → 106-25[10,10,1,4] → 81

    あららぎ一位:?
    EOW:いいところに落ち着きました。メモリーは使用しません。5点域です。
    水落早苗:4点分で
    EOW:あ、いや。使っても5点域だな、使おう。
    EOW:観測対象:ヒト 感情:儚く逞しい で取得しているメモリーを使用します。最終侵蝕率75
    原谷狭霧:というかメモリーも使ってねえな……まあいっか!
    EOW:以上!
    GM:全員帰還!
    EOW:めでたき!
    GM:では経験点 いつもの5点にシナリオ8点 Eロ4点に加えて
    GM:・亜純血
    ・業師
    ・古代種
    ・秘密兵器
    ・対抗種

    GM:5つのDロイスで5点。
    GM:22点+侵蝕どうぞ! 大盛り!
    原谷狭霧:5点たして27!
    あららぎ一位:27!
    水落早苗:26点拝領します
    EOW:27点を拝領いたします。
    GM:足して3でわって36点くらいかしら
    原谷狭霧:107÷3+1ならそうなるはず!
    GM:わーい36点! もぐもぐ!
    EOW:たんと召しあがってくださいませ
    原谷狭霧(?):フフ・・・経験点はおいしいね
    原谷狭霧:俺の俺の俺の!!!!!
    GM:───

    ED1


    GM:戦闘は終了した。立っているのはあなた達だけ。
    GM:敵対する終焉はもはやおらず、そして、クロユリの持ち去ったトロフィーは今貴方たちのもとに返された。
    GM:あなたたちの勝利だ。
    四条海未:「これで今度こそ終幕、ですのね」
    四条海未:いやはや長かった。と凝るはずもない肩を回して
    天染 橙子:「ん……ぅ……」
    天染 橙子:「……あれ、ここ」触腕に受け止められていた少女の意識が、覚醒する。優しく立たせてもらって
    水落早苗:ふらつく足をどうにか動かして、歩く
    水落早苗:もう少し、もう少しでいいから
    水落早苗:一歩、二歩と、彼女の方へ
    水落早苗:「……橙子」
    水落早苗:その一言を絞り出せた瞬間、すべての力が抜け
    水落早苗:倒れこむような体勢になった後のことは、覚えていない
    天染 橙子:「……早苗くん」そちらへ駆け寄って。優しく。しかし力強く抱きしめる。
    天染 橙子:「終わったんだね」「……ありがとう、早苗くん」ぎゅ、としっかりと腕の中に包んだまま、優しく囁いて労った
    水落早苗:完全に気絶している、かかる重さを気にする余裕などなく、ただ彼の重量がそのままかかるが
    水落早苗:そう、重くはないだろう
    原谷狭霧:(…………)優しく抱き合ったふたりの姿に、少しだけ胸を撫で下ろす。
    原谷狭霧:イージーエフェクト:〈異形の痕〉、適用終了。
    原谷狭霧:「さて──とだ。」軋み始めた体に鞭を打ち、クロユリを捕まえているあららぎさんに向き直る。
    原谷狭霧:「あららぎさん、ギャラルホルンありました?」
    原谷狭霧:思っていたより体力を消耗していた。
    あららぎ一位:「雨降って地固まる、ですか。少年少女が報われて何よりですね。笛はこちらです。」
    あららぎ一位:あららぎ一位はクロユリ─────小百合を肩で担ぎながら、水落と天染を眺めていたが原谷の言葉を聞き、小百合の内ポッケをまさぐる
    あららぎ一位:「どうぞ。」─────ギャラルホルンは、ものの見事に割れてしまっていた
    四条海未:「…………」
    あららぎ一位:「小百合さんの心を貫いた時に連動してしまったみたいですね。余程深く根付いて適合していたのでしょう」
    あららぎ一位:「四条さん、なぜ黙っているのでしょうか」
    四条海未:「それ、いろいろと大丈夫なんですの?」
    あららぎ一位:「‥‥四条さん、助けてください」
    原谷狭霧:「…………あ゛っ、そうか。」
    四条海未:「そこで素直に助けを求められるのは美徳ではありますけど……」
    原谷狭霧:「笛が壊れてたら俺たち帰れなくね…………???」
    クロユリ:「……人のポケットを、勝手に弄らないでいただきたいのですが」
    “小百合”:クロユリ──もとい小百合が、小さいうめき声とともに抗議する。
    あららぎ一位:「小百合さん、申し訳ありません。」
    あららぎ一位:「しかし、それとこれとは話が別。我々は家に帰りたいですが…」
    あららぎ一位:「どうにかできませんか?かなり真剣なお願いです」
    “小百合”:「……あぁ、その心配ですか」砕けたギャラルホルンを見て
    原谷狭霧:(すっげぇ無茶振りしてる…………)
    “小百合”:「問題ありません。遺産本体が破損しても、適合者の私は健在です」「要するに、音を鳴らせればなんでもいいのですよ」
    あららぎ一位:「なるほど、なるほど。やはりあなたはすごいです」
    あららぎ一位:「まぁあなたに勝ったわたしの方がもっと凄いですが…そういうことなら」
    “小百合”:「……あなたは、いちいち自分を讃えなければ気がすまないのですか、全く」
    四条海未:「諦めることですわ。猫にワンとは鳴けませんのよ」
    あららぎ一位:「皆さんがわたしを褒めてくれれば別に自分を讃えないので」
    原谷狭霧:「あららぎさんはそもそも植物っすけどね……」
    あららぎ一位:「悔しいならわたしを褒めてください」
    四条海未:「はいはい、すごいすごいですわ」頭をなでなで
    あららぎ一位:「よろしい。では、これです。音はちゃんと出ます」普段弓を作るのと同じ要領で、あららぎ一位は笛を生成し、降ろした小百合に渡す
    “小百合”:「……では、失礼して」笛を受け取り、口をつける
    “小百合”:短い、一小節ほどの旋律。
    “小百合”:一瞬の浮遊感の後
    “小百合”:あなたたちは、N市に帰ってきた。
    “小百合”:N市の時刻は夜明け前。人通りの少ない時間ではあるが、廃墟ではない。
    原谷狭霧:「──おわぁ!?」腰掛けていた瓦礫も無くなり、ひっくり返る!
    旋条 流優:「うっげぇっ!?」べしゃり、と地面に倒れている少女
    あららぎ一位:すたっと着地
    あららぎ一位:「ああ、小百合さんに切られた傷が開きかけました。四条さん。助けてください」わざとらしくふらつく
    四条海未:「あらあら」
    四条海未:ちょうど近くに居たので、触腕を使わずに抱きとめる
    四条海未:「はいはい、しょうがないですわね」
    EOW:とん、っと何事もなかったように着地する。
    天染 橙子:「よっ、と」早苗を抱きかかえたまま着地
    あららぎ一位:「…えっちゃんさんも大丈夫ですか?正直、一番異能を使っていたはずですが」
    あららぎ一位:四条に抱き留められつつ平然とした顔で聞く
    EOW:「ジャーム化するかの心配かな、あららぎ一位?」
    原谷狭霧:(後あそこに居たのは……ナツミちゃんか。)軽く周囲を見渡す。
    EOW:淡々と、物騒な内容を口にする。
    原谷狭霧:(俺らとは別の世界から来てた──って、事になんのかな。ここに居ねえのなら)
    あららぎ一位:「そうですね。みんなで一緒に日常に帰還したいので」
    あららぎ一位:「心配くらいしますよ。わたしでも」
    EOW:「それなりに力は使ったけれどもね、あくまでもそれなりに収まっていると、ボクは判断しているよ」
    天染 橙子:「はぁ……よかったぁ……」
    EOW:「ボクはただ淡々と”在った”だけだからね、頑張ったのはキミたちと他の終焉たちさ」
    EOW:「それに、うん──」
    EOW:改めて、クロユリ──否、小百合とあららぎ一位に目をやって。
    “小百合”:「……なんです?」
    EOW:「とても好ましいモノを見せてもらったからね」
    EOW:「キミたちはやはり、可能性の萌芽なのだと、ボクは改めて判断したよ」
    “小百合”:「……貴女にそう言われると、そこはかとなく心外ですね」
    EOW:「うん」
    あららぎ一位:「えっちゃんさんは在るだけといいましたけど。」
    あららぎ一位:「実際はあの場で誰よりも被害が増えないように戦っていました。」
    EOW:「キミが予想できない事態に遭遇したことを、ボクは喜ばしく感じるよ。小百合」
    “小百合”:「嫌味ですか」
    あららぎ一位:「予想外に慌てふためく小百合さんは勿論、あなた自身も意識しない間に変わっていってる。そう思います」
    “小百合”:「やっぱり嫌味ですよね」
    EOW:「そうだね、要因としてはボクの存在も無意味ではないと判断するよ」
    EOW:変わらぬアルカイック・スマイルで、二人のやり取りをじっと観測する。
    あららぎ一位:「嫌味ではないですね。これはRBとしての本能」
    あららぎ一位:「人間への興味なので」
    “小百合”:「……左様ですか」
    あららぎ一位:「第一あなたを下げたら勝ったわたしまで弱いみたいではありませんか」
    “小百合”:「結局そこですか」
    あららぎ一位:「なんですか!その不満げな顔は!悔しかったら勝ってくださいね。」
    “小百合”:「……もう反論する気も起きませんよ」
    天染 橙子:「……とりあえず、せっかく帰ってきたんですから」
    天染 橙子:「支部に戻って、ゆっくりしましょうか」
    原谷狭霧:「異議なし。俺もう動けねーわ……」
    原谷狭霧:少年はひっくり返ったままである。
    あららぎ一位:「ですね。おとなしく小百合さんも付いてきてくださいね」
    原谷狭霧:体中痛くて起き上がれない、とも言う。
    “小百合”:「わかっていますよ……」
    四条海未:「ふふ。なら私もついていこうかしら。興味もありますし」ひょい、と触腕で狭霧をもちあげて
    あららぎ一位:「勿論、四条さんも大歓迎です」
    あららぎ一位:「今回はあなたが居なければ我々は勝てませんでしたから」
    天染 橙子:「じゃあ……っと」早苗を横抱きして抱えあげ
    天染 橙子:「帰りましょうか!」
    あららぎ一位:「ええ。我々の守ったこの…変異した日常へ!」
    GM:───

    ED2


    GM:N市 UGN提携病院 病室
    GM:水落早苗 原谷狭霧 天染橙子。この三人は、怪我の治療と、平行世界を渡った影響の検査のためにこの病室に入院していた。
    GM:そして。検査も治療も一通り終了し、様子見の段階にあなたたちは入り、ようやくある程度余裕ができたところだった。
    水落早苗:「~♪」鼻歌を歌いながら橙子のベッドに腰掛け、妹が差し入れたパックのリンゴジュースを飲んでいる
    天染 橙子:「なんか、機嫌よさそうだね、早苗くん」くすり、と笑って。ベッドの上に座った格好。
    原谷狭霧:「ぬ゛ぅーーー…………」回し蹴りを叩き込んだ右足はまだギプスで吊られている。
    水落早苗:「そう見えるかい?まあ機嫌がいいのは確かだけど」
    原谷狭霧:原谷狭霧、全治3日の大怪我であった。
    水落早苗:なお
    水落早苗:機嫌よさそうにしているがあちこち火傷も裂傷も酷い
    天染 橙子:「……その」「ごめんね、いろいろと」早苗の体や、狭霧の脚を見て。こちらは“テンネ”の暴走による体への過負荷が主だ。
    原谷狭霧:「いや、診察中も何度か言ったけど。」
    原谷狭霧:「どっちかっつーと俺も謝る方だしよう……」ちょっぴり気まずそうに二人へ目を向ける。
    水落早苗:「まあ、それを言うなら多分一番二人に謝らなきゃいけないのは俺だよ」
    天染 橙子:「……ふふ」
    原谷狭霧:「ヘッ」
    天染 橙子:「やめよっか、この話。またお互いに謝りあって、えっちゃんやあららぎさんに怒られちゃう」
    原谷狭霧:「あららぎさんの一位スピーチは入院中の身にはキッチいからなぁ」
    原谷狭霧:「ま……俺が言うのもなんだけどさ」
    原谷狭霧:「良かったよ。皆無事に帰れて」
    水落早苗:「橙子にはこれまでの不誠実を、狭霧にはせっかくの再会なのに散々な目に合わせたことを、それぞれ申し訳ない」
    水落早苗:「で、俺からはこの件は終わり、ということにするよ」
    天染 橙子:「……名前」「やっと呼んでくれるようになったね」
    水落早苗:「………その、変かい?」
    水落早苗:名前を呼んでくれるようになったという言葉に、一度紙パックを置き
    天染 橙子:「いいや?」「ちょっと照れくさいけど、うれしい」えへへ、と頬をかきながら
    原谷狭霧:「あ゛ー…………」
    原谷狭霧:「マッハで罪悪感の埋め合わせされんだよなぁ、そのノロケ。」
    原谷狭霧:「早苗が目ぇ覚ましてからずっとそんな感じじゃねーか……」
    天染 橙子:「うっ……」「いや、その、えっと……」
    原谷狭霧:照れくさそうにちょっと顔を背ける。
    水落早苗:たしかに、今までの少し背伸びして尊重するという関係よりは
    水落早苗:もっと素朴に、色々言う関係に変わっていった気は自分でもする
    水落早苗:置いたパックジュースを再び手に取り、体をさらに橙子に近づける
    天染 橙子:「ん……?」
    天染 橙子:「どうかした?」
    水落早苗:「…ちょっと疲れた」
    天染 橙子:「そう?」ぽんぽん、と膝を叩いて
    水落早苗:ごろりと転がる
    水落早苗:「……ん」
    水落早苗:くるん、と狭霧の方を向き
    水落早苗:「…それは、こういうこと?」
    水落早苗:ちょっといたずらっぽく笑ってみる
    天染 橙子:「ふふ」「こうやってちゃんと甘えてくれるようになるなんて、夢みたいだなぁ」やさしく早苗の頭を撫でて
    原谷狭霧:「おうおうおうおう……」呆れ顔でため息を1つ
    天染 橙子:「……こういうこと?」ふと狭霧の方を見て、便乗していたずらっぽく笑う
    原谷狭霧:「わかってんじゃねーかよ、オイ。」
    原谷狭霧:ギプスで覆われた足はまだ痛むが。
    原谷狭霧:自然と笑みが零れ落ちた。
    水落早苗:「いいじゃないか、君だっているんだろ?」
    天染 橙子:「えっ!? いるの!?」
    天染 橙子:「誰!? どんな人!?」
    原谷狭霧:「え゛っ」図星!!!
    原谷狭霧:「あー……ドタバタしてたけど話してたっけか…………?」
    原谷狭霧:「まあ……いるよ、好きな人くれぇは」
    原谷狭霧:「未だに告白出来てねーんだけどよう」
    水落早苗:「え」素が出た
    水落早苗:「まだやってなかったのかい」
    原谷狭霧:「そうだが?」
    水落早苗:てっきり姉のあの様子を見るにすでに付き合っているものと
    原谷狭霧:「俺が寝正月過ごしてなければ初詣に行く約束してた先輩だが?」
    天染 橙子:「えぇ……」
    原谷狭霧:←若干ヤケになって来ている
    天染 橙子:「しようよ告白!」とはいいつつ
    天染 橙子:こんなにのろけている彼女らも、明確に好意を示しあったわけではない。橙子からは半ば自棄で一度したが……
    原谷狭霧:「いやなんかよ~~~…………」
    原谷狭霧:「二人っきりで遊ぶ機会があったらワイバーンが飛んできやがるし」
    原谷狭霧:「この前の定期テストはUGNのドタバタで入院してた分、前倒しになって死ぬかと思ったし」
    水落早苗:「あ、そうだ定期で思い出した」
    原谷狭霧:「初詣の約束をよーやっと取り付けたら年末のクソ植物祭りだし……」
    水落早苗:「この前定期の構内順位見た時君の名前なかったんだけどちゃんと受けてたんだ」
    原谷狭霧:「え」「普通に受けてたぞ?」
    水落早苗:「??????あれでも2年の掲示に名前なかったし…」
    原谷狭霧:「2……年…………?」何かズレがある、とまず少年は気づき。
    原谷狭霧:「あ゛っ」今回は、幸いにもすぐに思い当たった。
    原谷狭霧:「あ゛ーあ゛ーあ゛ー、そういう訳か……!」
    原谷狭霧:「すまん早苗、謝る事もう1個追加させてくれ」
    水落早苗:「なんだい?」
    原谷狭霧:「俺──星辰館通いって言ってたけどさ。転入してた時はサバ読んでたんだよな」
    原谷狭霧:「一年生だよ。俺」
    水落早苗:「………」てっきり体格とか声とかで同じ学年くらいに思っていたけど
    水落早苗:「…最近の子は大きいな…」
    原谷狭霧:「ずっと言おう言おうって思ってて完全にタイミング逃してたわ……」
    天染 橙子:「……えっ、同い年!?」
    水落早苗:よくよく考えればこの身長なんて中学生男子でも軽く抜かせるのである
    原谷狭霧:「マジですまん」軽く両手を合わせる。
    水落早苗:「ううん平気…ちょっと自分でダメージは入ったけど…」
    天染 橙子:「……なんか、感覚狂ってくるなぁ」一つ年上なのに自分より体格の小さい早苗を軽く抱きながら、同い年の彼を見て
    水落早苗:ぎゅ、と顔を橙子の方に向ける
    水落早苗:「…こんなさ」
    天染 橙子:「うん?」
    水落早苗:「君より小さいし、意地しか張れないし、昔の人も忘れられない俺だけど」
    水落早苗:「それでも、君は俺と頑張ってくれますか」
    天染 橙子:「もちろん」
    天染 橙子:正面から抱き寄せながら、額をくっつけて
    天染 橙子:「一緒に、頑張ろうね」
    水落早苗:「…ありがとう」ふっと笑って
    水落早苗:「大好きだ」
    天染 橙子:「………………ふぇっ?」ぼふん、と急に顔が真っ赤になる
    天染 橙子:「あ、あぅ、あぅ、あ、あ……」ぱくぱくと酸欠の金魚のようになる
    原谷狭霧
    「オオオ
     イイイ」

    原谷狭霧:「告ったわコイツ」
    天染 橙子:「……わ、わたひも……」「その」
    天染 橙子:「…………だいすき、です」
    水落早苗:「ふふ、真っ赤だよ」と言っている自分も顔は赤い
    天染 橙子:「う、うぅ、うるさいなぁ、もう!」
    原谷狭霧:「…………はーぁ!」何とも言えぬ居たたまれなさを誤魔化すように、天井を向く。
    原谷狭霧:「末永くお幸せに、ってな。」
    天染 橙子:「うぐぐぐ……」照れ隠しなのかなんなのか。色々限界に達してぎゅぅぅ、と早苗を抱きしめて
    天染 橙子:……もしかしたら水落早苗は、彼女が。とても着痩せして見えるタイプであることに、気づいてしまうかもしれない
    原谷狭霧:もうすぐ春の季節だ。
    原谷狭霧:滅びを越えた命が生きる為に動き出す、芽生えの季節だ。
    原谷狭霧:冬日にしては優しい日差しが、3人へ温かく差し込んでいた。
    GM:───

    ED3


    GM:星覧終末大戦は幕を下ろし。日常に帰ってきた。
    GM:“ティアマト”四条海未と、“ワールドエンド”クロユリ──もとい小百合という新たな人物を加えた日常。
    GM:あなたたちは、今日は三人でつるんで喫茶店にやってきていた。
    あららぎ一位:席に座るなりあららぎ一位は口を開く
    あららぎ一位:「臨時ではありますが始めましょうか─────我ら『植物の会』を」
    “小百合”:「は?」
    四条海未:「一位。私植物とはそこまで縁がないのですけれど……」
    あららぎ一位:「流石四条さん、良い指摘ですね。小百合さんも見習ってください。」
    GM:二人は席につき。小百合は『何いってんだこいつ』という目で。四条は苦笑しながら答える
    あららぎ一位:「『植物の会』とは植物系RB達が集まり情報交換を行い親睦を深める。そんな会です。わたしが作りました」
    あららぎ一位:「主にファミレスや喫茶店で集まりご飯を食べて終わります」
    “小百合”:「“大海”……四条海未はともかく、私植物どころか人間なんですが」
    四条海未:「私も人間ですわよ一応」「RBと勘違いされがちですが」
    あららぎ一位:「お二方は名誉会員です。会長のわたしが今この場で許可したので名誉植物RBとなりました。」
    四条海未:「名誉植物RB、ですの」
    “小百合”:(いらねぇ……って顔をする)
    あららぎ一位:「四条さんは、わたしが信頼する頼りになる方なので是非力になってほしいのと」
    あららぎ一位:「小百合さんは、わたしが貴方の身分を保証するためにどれほどのコネを駆使したのか」
    あららぎ一位:「その苦労を欠片でも想像して欲しいです」
    四条海未:「まぁ、悪い気はしませんわね」
    “小百合”:「……べつに、そこまでしなくても、すぐに消えますよ、私は」
    あららぎ一位:「ふーん‥‥」
    あららぎ一位:一位の空気が変わる
    “小百合”:「……なんですか」
    あららぎ一位:「そうですか。わたし達を拉致して、戦わせて。その上大きな事態収拾をこんな小さな童女にさせて」
    あららぎ一位:「それでもすぐ消えるって言えちゃうんですね」
    “小百合”:「……そこはまぁ、何も思ってないわけではありませんが」
    “小百合”:「平行世界を渡り、剪定する遺産『ギャラルホルン』」「そんなものが、何の代償も無しに扱えると?」
    あららぎ一位:「‥‥ああ、その話ですか」
    あららぎ一位:一位は知っている。小百合との戦闘の際に知覚を極限まで上げた彼女にとって
    あららぎ一位:小百合の身に起こっている異常もそうでないことも、知り通していた
    あららぎ一位:「あえて聞きますが、代償を教えてください」
    “小百合”:「……どうせ知っているのでしょう」
    “小百合”:「『ギャラルホルン』に適合した人間は、放浪者であることを強いられる」
    “小百合”:「一つの世界に留まり続けることはできません」
    あららぎ一位:「だからこそですよ」
    あららぎ一位:「だから、あなたを会員にしたんです」
    “小百合”:「……どういう意味ですか?」
    あららぎ一位:「放浪の身であるあなたには、あなたを必要とする縁が必要です」
    あららぎ一位:「自分を規定するための何かが」
    あららぎ一位:「自分を必要とする誰かが」
    あららぎ一位:「あなたを待つ場所が」
    “小百合”:「……随分とまあ、叙情的な話を」
    “小百合”:「私が二度とここに戻ってこないかもしれないのですよ?」
    あららぎ一位:「いいえ」あららぎ一位はそれを否定する
    あららぎ一位:「あなたは必ず再びわたしを相見えます」ごく当然のように断言した
    四条海未:「……でもあなた、戻ってくるでしょう?」
    四条海未:しれっと。当たり前のように断言する。
    あららぎ一位:「流石四条さん、ズットモなだけはあります」
    四条海未:「私、少しばかり人を見る目には自信がありましてよ」
    “小百合”:「ぐ……」
    “小百合”:「……仕方がないので、思い出したときに顔を見せるくらいはして差し上げます」
    あららぎ一位:「素直ではないですねぇ」
    四条海未:「素直じゃないですわねぇ」
    “小百合”:「うるさいわね! 二人揃って!」
    あららぎ一位:「ふむ、そういう生意気なところも高評価です。認めてあげます。わたしは度量が大きいので」
    “小百合”:「はぁ……そろそろ、刻限が近いから」「終わったら早速消えますよ、私」
    あららぎ一位:「では最後に、少しだけ伝えたいことがあります」
    “小百合”:「なんですか」
    あららぎ一位:「あなたがどんなに折れそうになったとしても」
    あららぎ一位:「寂しくても、どうにもならないことがあっても」
    あららぎ一位:「己の道を歩むのなら、いつかわたしと貴方は再び巡り合うでしょう。これは重ね重ね言いますが」
    あららぎ一位:「なぜなら、道を行く先は・・・」
    “小百合”:「……常に同じ、とでも?」「“堕落”の影響ですか」
    あららぎ一位:「…いいえ。これはわたしの願いであり理想、です。」
    あららぎ一位:「それでは、だめでしょうか」
    あららぎ一位:その時だけ、今までとは異なる、折れそうな儚さを帯びた表情で答える
    “小百合”:「……本当は、ここまで言うつもりはなかったのですがね」
    “小百合”:「私、この世界の出身ではないんですよ」「なので、おそらくこっちにも“小百合(わたし)”はいます」」
    “小百合”:「そっちの面倒、みてあげてくださいな」「知っての通り、頑固で理想主義なので」
    “小百合”:「……『理想』という言葉を使われては、私に反論できるわけないでしょう」
    あららぎ一位:「聞き入れました。あなたがきっとそう言うという事は…」
    あららぎ一位:「きっと、その子も抱えている者があるのですね」「面倒見てあげます」
    あららぎ一位:「あなたも、今度会うときには わたしが見せたような道の極みを見せてください」
    あららぎ一位:「それを楽しみにしていますから」
    四条海未:「しょうがないですわね」「ズッ友の一位が受けたのです。私も手伝いましょう」
    “小百合”:「えぇ、もちろん」「負けませんわよ」

    それは、平行世界を渡り剪定する特異な権能を有する。
    それは、理想の果てに因果や空間すら切断する妖刀を作り上げる。
    それは、ただの刀鍛冶から、世界を終わらせる劇を主催した編纂者である。

    求めるほどに遠く、今はただの放浪者である。

    人間、編纂者(アドミニストレータ)→放浪者(ワンダラー)
    “ワールドエンド”小百合

    GM:──あなたたちは一頻り食事や飲み物を片手に話をして
    GM:“二人”で、その喫茶店を後にした。
    GM:日差しは眩しくも、未だ春の足音は聞こえず。されど
    GM:それでも。終ることなく、季節は巡るのだろう。
    GM:─────
    GM:ダブルクロス The 3rd Edition 『星覧終末大戦』
    GM:セッションコンプリート! 長らくありがとうございました!!
    水落早苗:お疲れさまでした!!!!!!!ありがとうございました!!!!!!!!!
    EOW:おつかれさまでした
    原谷狭霧:お疲れさまでしたァ!!!!!!