電子聖堂のクリスマス ~Paradice lost~



GM:ミハエル
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



PC1:「異端審問スーサイド天喰 大輝(あまじき たいき) (キャラシート)PL:黒鉛筆
PC2:「アノニマスリング」 暮色 錦くれいろ にしき (キャラシート)PL:御影
PC3:「アイオニアン」 椿つばき・リトリコ (キャラシート)PL:闇猫
PC4:「月喰らいマーナガルム」 四方月 翳よもつき かげり (キャラシート)PL:月見鳥
PC5:「嘘吐きライル浅月 透(あさつき とおる) (キャラシート)PL:深見

Index

  • オープニング1 「祈りはありふれた日常の中で」
  • オープニング2 「懺悔はスラムのカタコンベの中で」
  • オープニング3 「告解は聖書無き書店の中で」
  • オープニング4 「審判は未だ無き箱の中で」
  • オープニング5 「釣り縄は日常守護の機関の中で」
  • ミドル1 「甘いものは果実」
  • ミドル2 「絡まって解いてが人生さ」
  • ミドル3 「あんたの倫理じゃどう思う?」
  • ミドル4 「ためらいや迷いとは忠告だ」
  • ミドル5 「善悪に臆病なのね」
  • ミドル6 「狡猾な不器用を手に」
  • ミドル7 「袖に香りを、報いを、目には目を」
  • ミドル8 「カードの束からスペードを」
  • ミドル9 「息を飲んで恋をする」
  • マスターシーン 「夜空から星降れば終焉には後僅か」
  • クライマックス 「因果と応報さあ真っ逆さま」
  • バックトラック
  • エンディング1 「どうして堂々として満足げなの」
  • エンディング2 「ありがとね」
  • エンディング3 「大体僻み、ちょっとだけ信念」
  • エンディング4 「最後まで石炭と迷ったが」
  • エンディング5 「ただの本屋のクリスマス明け」
  • エンディング6 「アルティメット・トゥルース」


  • プリプレイ


    GM:本日は、クリスマス礼拝にお越しいただきありがとうございます
    GM:礼拝の前に、お名前と簡単な自己紹介をお願いいたします
    GM:記名簿の一番上の…天喰さんからで
    天喰大輝:はい
    天喰大輝:(キャラシート)
    天喰大輝:天喰大輝(あまじき たいき)。N市の大学に通う「普通」の大学生です。
    天喰大輝:幼少期から「普通」であることを強いられ、「普通」であることに強迫観念じみた思いを抱いています。
    天喰大輝:具体的には勉強の成績も運動も常に平均付近をキープしたり、常に周囲の人間の動向を観察して「普通」の行動を心がけてる空っぽ人間。
    GM:執着と用意がすごい
    天喰大輝:「普通」に執着している為、自分とその力への嫌悪感が拭えません。今は「普通」を守る為に戦っています。
    天喰大輝:一昨年……いや、今はクリスマスだから去年か……末にオーヴァードに覚醒し、その時の事件から、FHとは相容れないし、UGNの掲げる人類とオーヴァードの共存もちょっと違うなーとなってフリーランスで勝手に非オーヴァードを守ったりしています。
    天喰大輝:衝動は自傷。自分を含め、レネゲイドを否定する『輪廻の獣』の適合者。戦闘時は暴走し、『輪廻の獣』の因子によって髪と目が白く染まります。
    GM:輪廻の獣
    GM:ヤバイ
    天喰大輝:性能としては、セットアップで自傷の変異暴走を受けて5D10のダメージを受けて火力を上げるクソ燃費ですが、クライマックスではセットアップラストアクションで加速する刻よりも早く動いてインフェルノを叩き込みます。
    天喰大輝:今回はナーブジャックも持ってるぞ。ラスアク蝕命の魔眼でコストも踏み倒します。『輪廻の獣』もあるのでボスの行動を封殺します。
    GM:怖いことしか書いてない!!
    天喰大輝:今回はPC1でシナリオロイスも女の子なのでついにこいつにもヒロインができるのかと楽しみにしつつ、こいつでヒロインの相手ができるのかと不安もありますが、頑張ります。
    天喰大輝:メリークリスマス! よろしくお願いします!
    GM:メリークリスマス!ではHOを!

    PC1 天喰大輝 シナリオロイス  “ペトラ”
    「それはあなたを裁く救世主であり、奈落へ落とす執行者です。」
    ある雪の日のこと、あなたは”ペトラ”という不思議な少女と出会い、そこで人間の理想の世界について軽く談義をした。あなたが思う理想の世界を話すと彼女は満足そうに「ありがとうございます」と言って去っていった。だが、あなたの長年の直観は彼女の言動・行動から発されるわずかな「普通」との乖離を見逃さなかった。平穏な会話の中にあった、ほんの少しの不安感。
    それが、ことの始まりだった。

    "ペトラ":「どうも、少しお話いいですか?」
    天喰大輝:一見「普通」だけど「普通」じゃない、ちょっと「普通」な女の子……?
    GM:そんな感じの女の子です
    GM:彼女が話かけてくるので
    GM:おしゃべりしたり違和感をなぞったりするといいと思います
    天喰大輝:了解です! 敵になるなら容赦しない!
    GM:割りきりが素晴らしい、よろしくお願いします!
    GM:では記名簿上から二番目、暮色さん
    GM:お願いします
    暮色錦:はーい
    暮色錦:(キャラシート)
    暮色錦:"アノニマスリング"/暮色錦/大学生
    暮色錦:古書漁りを趣味とする物静かな大学生。
    暮色錦:冷淡に取られることもあるが、入れ込みやすい性質。自分の"他者に不幸をもたらす"体質の為、わざと冷淡な態度を取っている。
    暮色錦:その正体はオーヴァードであり、趣味である古書漁りも自身の能力の原点(オリジン)を探るためという側面がある。
    暮色錦:能力は不幸を押し付けること。周囲に不運をバラまくことで相対的に自分が幸運になるというよくわからないこともできる。
    GM:概念的!
    暮色錦:演出に困る!
    暮色錦:データ的には波紋の城塞(装甲+9/12)・エンジェルヴォイス(C-1、+1/2d)・凍てつく刃(攻撃力+1d+15)で支援したり、氷盾(G+15/20)・雲散霧消(最終ダメージ-25/30)でガード屋を務めたりします。
    GM:色々できる
    GM:器用
    暮色錦:120超えたら支配者の呪詛を使います。シナリオ3回、ロイスを持ってる相手の達成値を20下げれる(全部使ったら侵蝕21上がるけど)
    暮色錦:あ、あとなんかイージーエフェクトを打ち消したりもできます。
    GM:ひい
    暮色錦:そんな感じ!UGNの事とか知らないのでコネも持ってないカスですが、よろしくお願いします!
    GM:メリークリスマス!(よろしくお願いします!)
    GM:ではHO!

    PC2 暮色錦 シナリオロイス 酒々井奏
    「何度も押してきましたが、まだ知りたいことがあるんですか?」
    あなたは榕崎市にある「湊古書堂」で働くオーヴァードだ。オーナーの一家は気が付いたら怪しい本ばかりを集める危なっかしいところはあるが超能力が使えることにも寛容で、あなたの趣味にも喜んで付き合う人々だ。今日も「湊古書堂」で店長の息子と他愛ないことについて雑談していると、古書堂に酒々井奏と名乗る新しいアルバイトがやってくる。少しだけ変化をして、それでも昨日と大体同じ今日。疑いようもないほどの平穏。
    それが、ことの始まりだった。

    湊 祈吏:「バイト来るんだってさ」
    湊 祈吏:「よく雇う余裕あったよね」
    暮色錦:「確かに……この店の経営状況からすると不自然かもしれないね」
    GM:まあこんな他愛ない会話しながら
    GM:バイトに軽く挨拶したりするといいかもです
    暮色錦:しますー
    GM:よろしくお願いします!!
    GM:ではお次、記名簿3番目、椿さん
    椿・リトリコ:はあい
    椿・リトリコ:(キャラシート)
    椿・リトリコ:「ぼくのピアノはいかがでした?」
    椿・リトリコ:“アイオニアン”椿・リトリコ、11歳の天才ピアニストです
    椿・リトリコ:リトリコというイタリアマフィアのボスの一族の末っ子で、上に4人の兄と姉がいます
    GM:かわいい天才!
    GM:かぞくいっぱい
    椿・リトリコ:イタリア本国で組織の内紛が発生し、命が危うくなったので国外に逃げて今に至り、音楽一家をカヴァーにしながらUGNと協力関係にある、そんな感じ
    椿・リトリコ:ピアニストとしては有名で天才少年とか言われてるみたいです
    椿・リトリコ:遺産である誓約の瞳を左目に宿しており黒と金のオッドアイになっています
    椿・リトリコ:大気を鍵盤として叩いて曲を奏で、文字通り人を狂わせるような演奏をしますよ
    GM:オッドアイ美少年
    椿・リトリコ:遺産の代償は年齢も低いのでまだ精神を蝕んではいないですが、大きくなっていくと人間不信になることが決まっているので優しくしてね
    椿・リトリコ:性能としましてはノイハヌ暴走型サイレナ―です、暴の力をふるいます
    椿・リトリコ:暴走してロックンロールビートで固定値を底上げする方向性で、100%超えたら勝利の女神でさらに盛ります
    GM:暴力
    椿・リトリコ:ナ!ことナーブジャックや激情の早鐘というちょっと面白いエフェクトも持っているので上手に使っていけたらいいなあ
    椿・リトリコ:がんばっていきます、よろしくお願いします!
    GM:メリークリスマス!ではHO!

    PC3 椿・リトリコ シナリオロイス 藤矢・リトリコ
    「泣いている少女は嘆願する、『ミスター、私の足を切ってください…』」
    あなたの兄であり自宅近くの神父見習いである藤矢・リトリコは、最近懺悔室で人間にとって理想の世界を作るにはどうしたらいいかという壮大な相談を持ち掛けてきた不思議な客にあったという話をあなたに行い、ついでに彼女が危なっかしいのでいつものついででいいから彼女を見かけたら様子を見ておいてくれと言った。いつもの延長線上に存在する、知り合いのほんの少しの心配事。
    それが、ことの始まりだった。

    藤矢・リトリコ:「まあ来い、つまらぬ話くらいはしてやる」
    椿・リトリコ:「兄様!」
    藤矢・リトリコ:「様付けで呼ばれるほど偉いことをした覚えなど無いが」
    藤矢・リトリコ:と言った感じの
    椿・リトリコ:「ぼくがそう呼びたいんだもの」
    藤矢・リトリコ:なんだか胡乱な兄がなんか喋ってくれます
    椿・リトリコ:やったー
    GM:聞いても聞かなくてもいいと言いますが聞いてあげてください
    椿・リトリコ:聞かなくてもいいよって言われても聞きます
    GM:優しい弟、兄はこの優しさをちょっとでも長兄姉その他に還元してください(しない)
    GM:という感じです、よろしくお願いします!
    椿・リトリコ:よろしくお願いします!
    GM:では記名簿4番目、四方月さん
    GM:お願いします
    四方月 翳:はーい
    四方月 翳:(キャラシート)
    四方月 翳:”月喰らい(マーナガルム)”四方月翳、常に腹ペコチルドレンです。
    GM:お腹ペコペコ
    四方月 翳:なんでも美味しく残さずにを信条に、有機物無機物レネゲイド隔てなく食べる男子高校生。
    四方月 翳:FHの研究者を両親に持ち、生まれた時から実験体ライフ。
    四方月 翳:実験はするけど虐待はしなかったので、わりと両親との関係は良好でした。
    GM:ナチュラル過酷
    四方月 翳:のですが、衝動強化実験で暴走して研究所を丸呑み。
    四方月 翳:両親は行方不明、研究所跡地でUGNに保護され今に至る。
    四方月 翳:全身と自分の影に自由自在に口を生やし、?み砕き飲み込む能力を持ちます。
    GM:ぶっそう
    四方月 翳:影の口は特にレネゲイドを喰らうのが好きな変なヤツです。
    四方月 翳:好きな味はサラマンダーとハヌマーンのクロス。
    四方月 翳:燃えるような喉越しと清涼感のある後味がたまらないですね。
    GM:味にまでこだわりが
    四方月 翳:性能的には装甲削りとダメージ軽減をメイン据えたサブアタッカー。
    四方月 翳:腐食の指先で味方に実質装甲無視を付与し、雲散霧消と時の棺で守ります。
    四方月 翳:今回はデビルストリングとバディムーヴ搭載してサポート寄りになりました。
    GM:めちゃくちゃ色々もっている
    GM:デビストも強い
    四方月 翳:ミドルはサッパリだけどね!
    四方月 翳:てな感じで頑張ります、メリークリスマス!
    GM:メリークリスマス!ではHO!

    PC4 四方月翳 シナリオロイス ”リネン”
    「悲しみが叫ぶ、消えろ! 死ね! と。しかし、欲望は永遠を望んでいた。深く、永久に続く永遠を望んでいた!」
    あなたはUGNに協力するチルドレンだ。つい数週間前ペアで市内の哨戒をしていた際に”リネン”というFHチルドレンが市内で一般人をワーディングで昏倒させ攫おうとする場面に遭遇し、確保のために交戦するも逃げられた。そして数日後、あなたは同伴していたエージェントである浅海沙天と一緒に日本支部に招集された、任務内容は榕崎市に逃げ込んだ”リネン”の確保。そして彼女の所属である”コンステレーション”セルの調査。指揮系統こそ違えど内容はいつも通りの追跡・調査任務。
    それが、ことの始まりだった。

    浅海 沙天:「話をしていたら誘拐の現行犯が見つかったよ」
    四方月 翳:「いいね、早めに捕まえよう」
    浅海 沙天:「あと俺のことうっかり食べ…いや不慮の事故ならしょうがないけど気を付けてね…?」
    四方月 翳:「やだなあ、仲間は食べたりしない…しないよ!」
    浅海 沙天:ほっ
    四方月 翳:「たぶん」
    浅海 沙天:「うん」
    GM:という感じで誘拐現行犯を追いかけてください
    四方月 翳:まかせろー!丸飲みして確保だ
    GM:マルカジリ!
    GM:よろしくお願いします!!
    GM:では記名簿最後、浅月さん
    浅月 透:あいあいー
    GM:お願いします
    浅月 透:(キャラシート)
    浅月 透:「ケチんな!正規の人員用意しろって!まとめ役とか勘弁しろよぉ………」
    浅月 透:浅月透、UGNエージェントです。コードネームは嘘吐き《ライル》。
    浅月 透:生気のない目と自信なさげな振る舞いの男性。加えて困難を避けたげり、苦労を嫌う性分なのでかなり頼り無さげな雰囲気の持ち主。
    GM:OH
    浅月 透:十代の頃からイリーガルとしてUGNで活動しており、エージェントとなってからは能力や功績から日本支部への推薦を貰い、グングン昇進していきました。
    浅月 透:同時に、凡人かそれ以下の精神は増えていく責任、期待、重圧に摩耗してゆきボロボロになり、かつての仲間であったエージェントがダブルクロスになったことで決壊しました。
    GM:栄光へのロードを突っ走っていた
    GM:悲しい
    浅月 透:独断行動及び命令違反、同僚のエージェント達を無力化し単独で裏切り者を追跡し協力者と思わしきFHエージェントごと粛清しました。なお、この事件の詳細については明らかになっておらず浅月本人の意思も、裏切ったエージェントの意思も不確かなままです。
    GM:闇が深い
    浅月 透:この事件を後に大幅に降格し、今では便利屋エージェントです。
    浅月 透:能力は幻覚、幻痛、プラシーボ効果によるそれらの拡張、そしてレネゲイドに対する催眠能力を有しています。
    浅月 透:メインウェポンはモデルガン、切り札は影で形成した巨大な銃身。幻痛のためのイメージを大幅にあげるぞ!
    GM:かっこいい……!
    浅月 透:Dロイスは対抗種、かつての事件で暴走した時の後遺症で自身の体を蝕んでいる嫌悪衝動が相手のレネゲイドを汚染・転移させ悪性因子をお裾分けします
    浅月 透:データはシンプルな暴走型単体交渉アタッカーでソラリスのおかげでミドルもそこそこ動けます。
    浅月 透:侵蝕は厳しいですがしぶとく頑張ります。あと、なんかオートエフェクト消したり出来ます。
    GM:なんかで出てきていいものじゃない!
    浅月 透:今回は古巣から仕事が.....
    GM:はい
    浅月 透:こわいよー!
    GM:まずHO配りますか

    PC5 浅月透 シナリオロイス ”コンステレーション”セル
    「慎重に、あなたの周辺を意識してください。」
    かつてUGNの中枢で任務に従事していたエリートであるあなたに、日本支部から依頼が舞い込んできた。内容は榕崎市内を中心に活動していると報告のあった”コンステレーション”セルの調査。およびセルメンバーを追いかけるエージェント達の引率。”コンステレーション”セルは各地で誘拐、生体改造、不可解な実験などを行っておりかつ拠点が各地に散らばっている。また本拠地である榕崎市は風土として待機中のレネゲイド濃度が非常に不安定であり、過去にも不可解な事件が起きているせいか今回UGNの上部が動いて包括的に対策を取っているようだ。少し変わったことはあれど、いつも通りの世界を守る仕事。
    それが、ことの始まりだった。

    泉 朔夜:「というわけで」
    泉 朔夜:「お仕事を……頼んでもいい……?」
    浅月 透:うえええん
    浅月 透:やるしかねぇ…
    泉 朔夜:「嫌がる君に頼むの申し訳ないんだけど君以外に全部条件クリアしてる人間残り狂人だけなんだ……」
    浅月 透:「最悪!なんとかなんねーの?日本支部!」
    浅月 透:うだうだ言うとおもうので蹴りいれてくだせ~
    泉 朔夜:「とくにこっちも含めると、ね……(そっとRHOを渡す音)」
    GM:みたいな感じでPC5にはRHOもわたってます
    浅月 透:「こんなん、俺にやれってのかよ………」
    泉 朔夜:「ごめんね……本当にごめんね………」
    浅月 透:「まぁ、日本支部には迷惑かけたし………くそ………」
    GM:とりあえず、目の前の任務頑張ってください……
    GM:よろしくお願いします…!
    浅月 透:あいあいー
    GM:では、最後にパンフレットの案内を

    ダイオードの灯りが照らす廊下を歩きオートメーション化された扉を開け
    フルレンジのスピーカーユニットに接続されたノートパソコンに讃美歌メモリを差し込む
    プロジェクターに映し出されたイコンを中央に据えた聖堂の窓の外は
    ユークリッド幾何学的な模様を描くステンド硝子が、ただ透けた自然光を通していた

    それは戸口に立つものであり
    それはある物語の後日談
    全にして一、一にして全なるものであり
    絡まって解けて詰みあがった少女の願いを両極とした天秤
    窮極の門の向こうに座すものである
    片や全ての幸福を願う救世、片やたった一人の少女を救うエゴ
    我は汝の戒めを破り、印を破り捨てたり
    拮抗と言う名の詰みが崩れた時、果たして行き先は――



    現れいでよ、現れいでよ
    ダブルクロス the 3rd edition
    「電子聖堂のクリスマス ~paradise lost~」

    今更何を裏切るというのだ
    底まで落ちて仕舞って、もう何も見えないだろうに

    GM:と、言うことで
    GM:開始していきましょう
    天喰大輝:よろしくお願いします!
    椿・リトリコ:よろしくお願いします!
    暮色錦:ウオーッ
    浅月 透:おー!
    四方月 翳:よろしくお願いしまーす!
    GM:よろしくお願いします!

    OP1


    GM:シーンプレイヤーは天喰君、登場侵蝕をお願いします
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (45 → 46)
    天喰大輝:落ち着き

    GM:12/13 榕崎市 市立図書館
    GM:今年10月に開館したと噂のこの図書館は、蔵書量も多く、開館当初は行列になっていた
    GM:が、二月もすればほとぼりも冷める
    GM:人はまばらで、調べ物ものんびりとした読書も思いのままだろう
    天喰大輝:ちょっとした『用事』で榕崎市まで足を伸ばしたものの、このまま家に帰るには微妙な時間。
    天喰大輝:そういえば新しい図書館ができていたことと、大学の課題があったことを思い出し、時間つぶしがてら少し調べ物をするのもいいだろうとやってきた。
    天喰大輝:最低限セットした髪、強いて特徴のない服装。傍から見た限りでは「普通」そのものな青年がワークスペースに数冊の本を広げている。
    GM:静かな図書館、いたって普通の調べ物をしている青年、本を整理する司書たち
    GM:…いや
    GM:図書館のワークスペース内、付近の人間に話を聞きまわっている少女がいる
    GM:この付近は会話も自由だ、そこまで珍しくはないが
    GM:少女は2、3会話をすると次の人に行き、また2、3話してそれを繰り返す
    GM:そして
    "ペトラ":「すみませーん」
    "ペトラ":小声で、あなたの隣にもやってくる
    天喰大輝:「ん?」本から顔を上げる。
    天喰大輝:(片っ端から声をかけて……何かの勧誘か……?)
    "ペトラ":上等そうな帽子とコート、白いセーターを着ているが、どこか浮世離れした雰囲気をまとっている
    "ペトラ":年は15、6くらいだろうか
    天喰大輝:「えっと、何かな」
    "ペトラ":「ちょっと、今色々な人にお話を聞いている途中で……あなたのお話も聞いていいですか?」
    天喰大輝:「アンケート? 何かの勧誘とかなら間に合ってるけど……」
    "ペトラ":「あ、いえ、勧誘じゃなくて……ただ単純に私が話を聞きたいだけです、はい」
    天喰大輝:「手短に済むなら、いいけど」
    "ペトラ":「あっはい!手短にするよう頑張ります!」
    天喰大輝:ちょっと警戒してる(あくまで「普通」の範疇で)。
    "ペトラ":「えっと」さっきまで色々な聞き方をしていたのかもしれない、まごまごとどれが端的であるか悩んだ後
    "ペトラ":「あなたにとって一番いい世界って、何でしょう?」
    "ペトラ":ちょっと自信なさげな声、うまくまとまっているか不安なようだ
    天喰大輝:「一番いい世界……? 政治の話……じゃなさそうだけど」
    "ペトラ":「あっ短すぎてちょっと遠かった」
    "ペトラ":「えっと……そうですね…身近なところからいくと」
    "ペトラ":「今の世界であなたが嫌だなー、とかそう思ってることってありますか?」
    "ペトラ":「ちょっとした悩みでもいいです!さっきはそれ聞いてきたので!」
    天喰大輝:「嫌なことね……」
    天喰大輝:正直に言うなら、自分を含めたオーヴァードの存在だが……そんなことを言うわけにもいくまい。
    "ペトラ":「あ、言えないなーって思ったらそこはぼかしてもいいですよ」
    天喰大輝:「うーん、「普通」……、平穏やその人が大切にしてることを、邪魔するような奴、とか」
    天喰大輝:その中でも特に許せないもの……「普通」に仇成す存在……を少しぼかして伝えてみる。
    "ペトラ":「普通、ですか」
    天喰大輝:「後はそうだな、大学の課題とか」ちょっと冗談めかして
    天喰大輝:「まあ、そうだね。人間「普通」が一番じゃないかな」
    "ペトラ":「面白いですね、色々な人に聞いたんですけど、はじめて聞きました」
    "ペトラ":「あなたの「普通」って何でしょう?」
    天喰大輝:「単純なようで難しいこと聞くね」
    天喰大輝:(哲学系の宿題か何かでも出されてるのかな)
    "ペトラ":「おっと、難しい話になりますか、でも私気になります」
    天喰大輝:「大抵の人は、「普通」が何なのかなんて考えずに、「普通」って言葉を使ってると思うよ」
    "ペトラ":「ほほう」
    "ペトラ":「たいていの人、っということは、そうでない人も?」
    天喰大輝:「その人なりの定義を持ってる人はいるんじゃないかな」
    "ペトラ":「その人なりの定義……」
    "ペトラ":そこではっとしたように
    "ペトラ":「あ、あなたはどっちなんです?」
    天喰大輝:「「普通」は人間が作った価値観で、それは多寡によってしか決定されない、って言ってた知り合いもいる」
    天喰大輝:「俺は……考えたりもしたけど、答えは出てないかな」
    "ペトラ":「答えは出てない……それもあなたの悩みなんですか?」
    天喰大輝:「ああ……確かに、そうなるのかな」
    "ペトラ":「ふむむ……なるほど……ありがとうございました!」
    "ペトラ":その話をメモにいくつか書きつけて、お礼を言って
    天喰大輝:「こんなんでいいのか?」
    "ペトラ":「ええ、いいのです!」
    "ペトラ":立ち去ろうとして、一度振り向いて
    天喰大輝:「?」
    "ペトラ":「あ、そうだ、その課題の本、多分経済学の棚だけじゃなくて歴史とか哲学の棚見るといいのが見つかりますよ」
    "ペトラ":と、言い残し、再びとてとてと去っていく
    GM:ふ、と時計が目に入る
    GM:14時30分。
    GM:はて、今日は平日だ
    GM:このくらいの年の子供であれば、今頃5限6限の授業を受けているはずだが
    天喰大輝:(……不良って感じには見えなかったけど)
    天喰大輝:あるいは、何らかの理由で休校なのかもしれない。
    天喰大輝:あの短時間でこちらの課題に的確なアドバイスをしたこともあるし、ああ見えて大学生だったりするのかもしれない。
    天喰大輝:だが、ああいった質問を図書館で聞いて回るところや、目立つ外見。
    天喰大輝:「……ちょっと、「普通」じゃないかもな……」
    天喰大輝:とはいえ、特別気にかける程でもない。ポストの上に乗って話しかけてくる成人女性よりは余程「普通」の範疇だろう。
    天喰大輝:「歴史に哲学の棚だったか……」
    天喰大輝:とりあえずは、ありがたくアドバイスに従わせてもらうとしよう。
    GM:それぞれの棚に行く
    GM:人物の経済思想の本など色々あったがそれ以上に
    GM:「たまたま」誰かが戻し忘れた、課題にクリティカルな話題の本が
    GM:ぽつん、と置かれていた

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでお願いします
    天喰大輝:名前が分からないので 謎の少女 誠意/不審○
    GM:怪しい

    OP2


    GM:シーンプレイヤーは椿君、登場侵蝕をお願いします
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (44 → 51)
    椿・リトリコ:あがっちゃった

    GM:12/19 16:30 リトリコ家 リビング
    GM:みょーん。
    GM:リビング内にレーザーハープの音が響く。
    GM:夕方の居間。現在あなたとあなたの兄以外は諸事情で外出している。
    GM:最も、この兄であれば他の姉や親がいてもやっていることは変わりないだろうが
    椿・リトリコ:リビングから聴こえる音色につられるようにドアが開き
    椿・リトリコ:「兄様?」
    藤矢・リトリコ:「お前か」
    椿・リトリコ:「なにか弾くの?最近よく見てるアニメの曲とかですか?」
    藤矢・リトリコ:「特に予定はない、暇を持て余したからこうして出しただけだ」
    椿・リトリコ:「そっかぁ、兄様の演奏も好きなのになあ」
    藤矢・リトリコ:「要求はアニメソングの披露か?それとも擦れ涸らしのような話か?」
    椿・リトリコ:「ん~…、どっちもすごく魅力的だけどお話が聞きたいです」
    藤矢・リトリコ:今日は日曜日の夕方だ、神父見習いの兄であれば話の種が出がらしであることは無いだろう
    藤矢・リトリコ:「そうか」
    藤矢・リトリコ:「遺産により日に日に猜疑心だけがはぐくまれている末弟にこんなことを言うのは申し訳なく何なら不定形の生物に見つかった日には強めに叩かれそうな話なのだが、うん、するか」
    藤矢・リトリコ:そしてさらりと長姉兄のことを不定形とディスった
    藤矢・リトリコ:「疑うといい人間の話だ、今日今しがた懺悔室で会ったばかりのな」
    椿・リトリコ:「うぇ…………」遺産の代償のことはバレているとはいえはっきりと言われると少し困る
    椿・リトリコ:「疑った方がいいの?」
    藤矢・リトリコ:「まあそうだな、まずは概要を聞くがいい、齢15か16、背丈150センチほど、身なりは悪くない、そんな少女だ」
    藤矢・リトリコ:「話の内容は懺悔というより相談だな、よりよい世界を作るために何ができるかという意識だけ高く中身の空虚な学生の問いをかけてきた。」
    椿・リトリコ:「ふんふん」
    藤矢・リトリコ:「この時点で宗教勧誘か何かを疑うくらいには怪しいが問題は次だな」
    藤矢・リトリコ:「よりにもよって現代人がペトラ以外の名を持ち合わせていない訳があるまい、何か後ろ暗いことのある星から来たのだろう」
    藤矢・リトリコ:ず、と卓上にあった紅茶をすする、幾何学模様の独創的なマグカップで
    藤矢・リトリコ:「まあ、末弟に結論を示すのであれば「最近危ない人がいるから気を付けなさい」という月並みな中身になるだろうな」
    椿・リトリコ:「ファミリーネームが無かったの?…………それはたしかに不思議だね」
    椿・リトリコ:「危ない人だったの?どういう風に?」
    藤矢・リトリコ:「宗教勧誘じみたカウンセリングは免疫が無いと危険でしかない」
    藤矢・リトリコ:「お前の免疫はその点左目のオニキスで強化されているが完全では無かろう」
    椿・リトリコ:「あなたは神様を信じてますか?みたいなやつだよね?」
    藤矢・リトリコ:「いいや脅威はもっと近くから忍び込んだな」
    椿・リトリコ:「そうなの?」
    藤矢・リトリコ:「あなたのちょっとした悩みを聞かせてください、まあこれを仕込んだのは俺だが」
    椿・リトリコ:「それだと兄様が危ない人にならない?」
    藤矢・リトリコ:「俺は危険であることを広言しているから触るものもおるまい」
    藤矢・リトリコ:欺瞞だ
    椿・リトリコ:「ええ……?ぼくは兄様のことも姉様達のことも大好きなのに…」
    藤矢・リトリコ:「……ふむ」
    藤矢・リトリコ:「お前の好意に免じて駅のゴミ箱に放り込むべき私見も投げておくか」
    藤矢・リトリコ:「まず苗字も存在せず庇護も無い少女がこの寒空のした10日以上生存できると思うか?」
    椿・リトリコ:「誰かが守ってくれたら出来るんじゃないかしら」
    藤矢・リトリコ:「文章を読め、庇護は無い、なにせ懺悔室に親も無く一人で来た」
    椿・リトリコ:「お話だから文章じゃないもん」少しムッとしたように
    藤矢・リトリコ:「調子の狂うことを」
    藤矢・リトリコ:「保護者はと俺にしては気色の悪いことも聞いてみたが黙って首を横に振るだけだ」
    藤矢・リトリコ:憎まれ口をたたきながらも既にあなたの目の前にはホットココアが置かれている
    椿・リトリコ:「一人きり…、ちょっと、ううん、だいぶ不思議だね」
    椿・リトリコ:「ふふ、ありがと兄様」ココアのお礼を
    藤矢・リトリコ:「気にするな」
    藤矢・リトリコ:「ともかくだ、そいつを見かけたら少しばかり気を払ってこい」
    藤矢・リトリコ:「命令系なのはお前の聞きたがりの代金だからな」
    椿・リトリコ:「それはその子が危ないから?それとも心配だから?」
    藤矢・リトリコ:「両方に決まっているだろう俺にそれを肯定させるな」
    藤矢・リトリコ:この兄はいつもこうである
    椿・リトリコ:「神父様はそうやってお話を聞いてあげるんでしょう?」
    藤矢・リトリコ:口ではぐちぐちと全方向に喧嘩を売る真似を欠かさないがそのくせ心配だけはできる神父の鑑にして屑
    椿・リトリコ:「だったらおかしくはないじゃない」
    藤矢・リトリコ:「やりたくてやっているわけでは…あるな」
    藤矢・リトリコ:「まあいい、とにかく話はそれだけだ」
    椿・リトリコ:「んふふ、兄様は優しいもんね」
    椿・リトリコ:「はぁい、お話してくれてありがと兄様」
    藤矢・リトリコ:「もう少しすればすぐにお前の世話の一つくらい焼くさくらは帰ってくるだろう」
    藤矢・リトリコ:「そっちに構え、そっちに」
    椿・リトリコ:「さくら姉様は帰ってきても今日はアニメを見る日だもの」
    椿・リトリコ:「ぼくはお部屋でピアノを弾いてるね」
    藤矢・リトリコ:「……構いたくならない限り俺は出てこんぞ」
    椿・リトリコ:「んふふふ、最近の兄様のお気に入りの曲を練習しておきます」
    椿・リトリコ:そういたずらっぽく兄に笑ってリビングから出ていった

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでお願いします
    椿・リトリコ:兄様は固定ロイスにあるんだよなあ
    椿・リトリコ:取得しているのでなしで

    OP3


    GM:シーンプレイヤーは暮色さん、登場侵蝕をお願いします
    暮色錦:42+1d10
    DoubleCross : (42+1D10) → 42+1[1] → 43

    暮色錦:ウム

    GM:12/20  15:12 湊古書堂 店内
    GM:棚の上から下までみっちりと本が詰まっている木造の古書店。
    GM:カウンターの付近には猫が三匹ほどたむろしており、留守を任されたオーナーの息子がそれらを撫でている
    暮色錦:本棚の本を整理している。こまめに掃除しているため、埃は目立たない。
    暮色錦:昨今わざわざ個人経営の古書店に訪れる人はそう多くない。
    暮色錦:それでもそんな店でバイトをしているのは、ひとえに自身の能力が過去にまつわるものだと確信しているからだ。
    暮色錦:……とはいえ、ここにもそう長くいるわけにはいかない。
    暮色錦:そうでなければ、この店もまた、不幸に見舞われるだろう。
    暮色錦:「……これで、よし」 本の整理を終え、カウンターに戻る。
    湊 祈吏:「おつかれさま」
    湊 祈吏:「初日に棚を倒したときはどうなるかと思ったけど」
    湊 祈吏:「案外何とかなるものだね」
    暮色錦:「ああ……迷惑をかけたね、アレは……暴発するとは思っていなかった」
    暮色錦:バイトであるため、必然的に付き合いも長くなる
    暮色錦:簡単に不幸体質については説明していた。それをある程度操れることまでは言っていないが。
    湊 祈吏:「いいよ別に」
    湊 祈吏:この店員の息子は剛毅なことに既に変わった目には合っているから気にせずともいいと言った
    湊 祈吏:オーナーも同じくだ
    湊 祈吏:「あ、そうだ」
    暮色錦:「ん?」
    湊 祈吏:「この前読み終わった本あるんだけど、いる?」
    暮色錦:「よろしければ戴きたいね……金額は?」 財布を取り出す。指輪と共に父から受け継いだ財産はかなりの物だ。
    湊 祈吏:カウンターからぺし、と本を出す
    湊 祈吏:「要らない、これ俺が自費で買ったやつだから」
    暮色錦:「そうか、なら有難く借りるとしよう」
    GM:ライトノベル調の装丁、アニメチックな表紙
    GM:「トネリコの木の下で」とタイトルには書いてある
    湊 祈吏:「今日のバイトさん、本書いてるって言ってたから」
    湊 祈吏:「どんなのか確かめていたとこ」
    暮色錦:「へえ……商業作家なのかい」
    暮色錦:本を受け取り、ペラペラとその場で捲る。
    湊 祈吏:「らしいよ?」
    GM:本は分厚そうだ、読みきるには少しかかるだろう
    暮色錦:「ふうん……」 流し読みし、自分には合わなさそうだな、と思いつつ閉じる。
    暮色錦:「ありがとう、流石に持ったまま仕事は出来ないな。鞄を取って貰っていいかい?」
    湊 祈吏:「うん」カウンターの奥から鞄を出す
    暮色錦:「ありがとう……しかし、バイトか」 本をしまいつつ
    暮色錦:「もう一人バイトを雇う必要なんてあるのかな、今でも大分暇しているけれど」
    湊 祈吏:「なんかね」
    暮色錦:「それとも僕はお役御免かな……ん?」
    湊 祈吏:「無給でもいいからここで働きたいってくらい熱意があったみたいで」
    湊 祈吏:「それならいっか、って感じで入れちゃったらしいよ」
    湊 祈吏:「あの人たち普段何してるかわかんないし」これはオーナーのことを指している
    暮色錦:「無給でもいいから働きたい、ねえ」
    湊 祈吏:「経営はまあ……今までアレだった時くらいいくらでもあるから別に大丈夫だと思う」
    暮色錦:「それなら良かった」
    湊 祈吏:「まあ裏はあるだろうけど、おいおい見ていけばいいしね」
    暮色錦:「本を盗んでメルカリで売ったりしてな」 フ、と笑いつつ扉の方を見る。人通りは少ない。
    GM:ちょうどいいタイミングで
    GM:古書店の扉がノックされる
    湊 祈吏:「どうぞー」
    酒々井 奏:かたん、と扉を開ける
    暮色錦:「おや」
    酒々井 奏:白いセーターに黒いコート、赤い髪を二つにまとめて
    酒々井 奏:瓶底眼鏡をかけた、すこし野暮ったい感じのする少女
    酒々井 奏:「どうも」
    酒々井 奏:「前々から連絡していた酒々井です、お店の方はいらっしゃいますでしょうか」
    湊 祈吏:「いるよ」
    暮色錦:「どうぞ、本にぶつからないように気を付けてもらえると助かります」 そう言う本人は初日に本を雪崩の如く落としたが
    酒々井 奏:「よろしくお願いします」頭を丁寧に下げて黒いタイツを付けた足で慎重に店内を進んでいく
    酒々井 奏:「それで、研修などは」
    湊 祈吏:「ないよ」
    酒々井 奏:「では業務は」
    湊 祈吏:「掃除くらいしかないし…それも暮色さんが終わらせた」
    暮色錦:「終わったよ」
    酒々井 奏:「………」
    暮色錦:「やめるかい?仕事……」
    湊 祈吏:「……猫撫でる?」
    酒々井 奏:すっと近寄って猫を撫でる
    酒々井 奏:のだがなんだか猫に警戒されている
    暮色錦:肩を竦める。不幸をまき散らすため、できるだけ周囲には人が少ない方が良い。
    暮色錦:「警戒心が強いんだ。僕もよく引っかかれる」
    暮色錦:もっとも、この猫以外にもよく引っかかれるが
    湊 祈吏:「こんなに警戒心が無いのに…」ごろごろと撫でていくとすぐに猫は腹を見せる
    暮色錦:「君は付き合いが長いからね」
    湊 祈吏:「最近こんなのばっかりだねセレ」
    湊 祈吏:セレファイスと名前を付けた猫にそう愚痴をこぼし
    湊 祈吏:「あとは……まあ適当に?本書いてたりしてもいいよ」
    暮色錦:「ああ、そうだったね」
    酒々井 奏:「では」
    酒々井 奏:書店の隅っこにある小さな机に陣取りタブレットを叩き始める
    湊 祈吏:「………」
    暮色錦:「……」 肩を竦めて祈吏を見る
    湊 祈吏:「騒がしい感じじゃなくてよかったかも」
    暮色錦:「コレは古書店に興味があるって言うより」
    暮色錦:「静かで1人でいられる場所が欲しかった感じかな」
    酒々井 奏:「業務が開始されるのであれば業務モードに切り替えます」
    湊 祈吏:「…だってさ」
    暮色錦:「おっと、聞かれていたか」
    暮色錦:「失礼、ただ客がいないだけで」
    暮色錦:「今も業務中ではあるよ」
    湊 祈吏:「でもタスクらしいタスク残ってないからね」
    暮色錦:「どうしたものかね」
    湊 祈吏:「目標が無いと宙ぶらりんになるし仕方ないよ」
    暮色錦:「全くだ、いっそ外に出て客引きでもしてみるかい?」
    酒々井 奏:「客引きですか」
    酒々井 奏:やるのですかと言わんばかりに顔を上げる
    酒々井 奏:業務に対する意欲は大いにあるようだ
    暮色錦:「するのかい?やるならちゃんと作戦を練らないと」
    暮色錦:「何らかの法令に違反する可能性があるけれど」
    酒々井 奏:「榕崎市の条例について調べてみますか」たんたんとタブレットを叩く
    暮色錦:なるほど業務モードへの切り替えというのも伊達ではないみたいだ
    暮色錦:「僕は冗談のつもりだったけれど、どうするんだい?」 祈吏に尋ねる。
    湊 祈吏:「ううむ」
    湊 祈吏:「勤勉だけれど使いどころが…」
    湊 祈吏:「とりあえず待機でいいよ、5時くらいにあの人たちが持ってきた本をピッキングするからその時まで」
    暮色錦:「ん、分かった。すまないね酒々井さん」
    酒々井 奏:「はっ」
    暮色錦:「ああ、そうだ自己紹介していなかった。僕は暮色だ」
    暮色錦:「今後ともよろしく」
    酒々井 奏:「暮色さんですね」
    酒々井 奏:「今後ともよろしくお願いいたします」
    酒々井 奏:「私は酒々井奏と申します」
    暮色錦:「……暮色錦」 さっき苗字のみを聞いていたので、自分も苗字だけで済ませようと考えていた
    暮色錦:「そっちのは、オーナーの息子」
    湊 祈吏:「湊祈吏」
    湊 祈吏:「別にオーナーの息子でもいい」
    酒々井 奏:「よろしくお願いいたします」
    酒々井 奏:しっかりと頭を下げてから作業に戻る
    暮色錦:とっつきにくいな、と思ったがそれは寧ろ好都合だろう。
    暮色錦:少なくとも、自身の体質を完全に理解し、解消するまで
    暮色錦:誰かと過剰に親しくなる必要も……資格も無い。
    暮色錦:「深く思うほど、か。僕も難儀だ」
    暮色錦:父はどうだったのだろうか。照明を反射する指輪を眺め、本を吟味する作業に戻った。

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでお願いします
    暮色錦:酒々井奏 好感/〇隔意 で

    OP4


    GM:シーンプレイヤーは四方月君、登場侵蝕をお願いします
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (36 → 42)
    四方月 翳:まずまず

    GM:12/21 16:43 N市 繁華街
    GM:街中はイルミネーションや赤緑のリボンで彩られており、ところどころおいしそうなにおいも漂っている
    GM:そんな中、いつも通りの哨戒に君たちは出された
    浅海 沙天:すっかりクリスマスだなあと思いながらあるく黒いフロックコートを着たいたって平凡な顔の少年
    浅海 沙天:「…特に異常なし、かあ」とつぶやいてバインダーに挟んだ紙に異常なしの報告を書きこんでいく
    四方月 翳:そんな真面目な少年の隣に、この雰囲気には似合わない学生服を着、大きな紙袋を抱えた少年が歩いている。
    四方月 翳:「そうだねえ、平和平和」
    四方月 翳:明るい電飾や賑やかな人通りには目もくれず、大きな口で大判焼きを頬張って。
    四方月 翳:「うん、この店は当たりだねえ」と頭の中で先程買ったたい焼き屋を美味しい店リストに加える。
    浅海 沙天:ちら、と平凡な顔にやや不自然にも見える工業製品のような青い目を向け、再びバインダーに視線を戻す、よく食べる人だ
    四方月 翳:「あんこもいいけどカスタードも中々…んん?」
    浅海 沙天:「どうかした?」
    四方月 翳:「あ、沙天くんも食べるかい?」こちらに視線が向いたのに気づいて。
    四方月 翳:「あんこ、カスタード、期間限定のチョコレートもあるよ」
    浅海 沙天:「うーん」と少し逡巡して
    浅海 沙天:「なら小豆で」
    四方月 翳:そういって差し出した紙袋にはぎっちりとまだ湯気の立つ大判焼きが。
    浅海 沙天:一緒に焼かれた焦げ目からどれが目的のものかなと探し出し、それを一つ手に取る
    四方月 翳:「小豆、やっぱり最初はこれだよね」うんうんと頷いて。
    浅海 沙天:「…一個だけのつもりだったんだけれど」
    浅海 沙天:まあいいか、とつぶやいて、口に入れて咀嚼する
    四方月 翳:「美味しいものは何個食べたっていいんだよ」と噛み合ってない言葉を返して。
    浅海 沙天:「…おいしいね」
    四方月 翳:「それならよかった」ニコーっと笑って新しいのを一つ手に取る。
    浅海 沙天:小豆の炊き方がちゃんと粒と餡のバランスが取れていて、砂糖も入りすぎていない、なるほど確かに当たりと言われるわけだ
    四方月 翳:「これであったかいお茶があれば言うことなしなんだけど」
    四方月 翳:「まだ任務中だからねえ、それは無事帰ってからの楽しみにしよう」
    浅海 沙天:「……普段使いのでよければ、帰り買っていくよ」
    四方月 翳:「おっと、それは思わぬ提案!」パンと手を叩いて。
    四方月 翳:「嬉しいな、楽しみが増えちゃった」
    浅海 沙天:そんなに高くもないしね、とつぶやいたところで、少し顔を険しくして振り返る
    GM:右後方で、ワーディング、広さはそこまでではない
    四方月 翳:「となると全部食べちゃうのはまずいな…」半分…いや三分の二…と悩まし気に呟いて。
    四方月 翳:「おや?」とワーディングを気配を感じ取る。
    浅海 沙天:「……張られていること自体が、異常」
    四方月 翳:「せっかく楽しい気分で一日を追われそうだったのに…」
    浅海 沙天:「とりあえず行こうか」
    四方月 翳:「そうだねえ、あんな大っぴらにやるなんて普通じゃない」
    GM:足をワーディングの方に進める
    GM:店の間をすり抜け、裏路地を曲がり、電線と整備されてない店の裏が交わった先に
    GM:昏倒した数人の人間と、それを何かに押し込んでいる少女
    GM:押し込んでいるのはおそらくディメンションゲートの類、少女のワーディングは気絶させ抵抗を奪う用だろう
    "リネン":若干重がりつつも、倒れた人間をディメンジョンゲートに押し込む
    "リネン":服装は比較的クラシカルではあるが、制服ではなさそうだ
    四方月 翳:「……あれってあれかな」まるで漫画の一幕のような、人が何かに飲まれていく様子を見て。
    浅海 沙天:「誘拐、現行犯」
    四方月 翳:「だよね」と、確かめるように。
    浅海 沙天:「声をかけてみる?いや、その前に…」
    浅海 沙天:「四方月君、あれ、打ち切れない?」ディメンジョンゲートを指さす
    四方月 翳:「うん、まずは手を止めて貰おうか」
    四方月 翳:イージーエフェクト《禁じられし業》の使用を宣言。ディメンションゲートを無効化したいです。
    GM:どうぞ、では????のディメンジョンゲートが無効化されました
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を3増加 (42 → 45)
    "リネン":押し込もうとした人間がだらり、と垂れ下がり、みるみるうちに穴が閉じるのを見て異変を察知
    "リネン":そのままきょろきょろとあたりを見回しつつも、腰のナイフには手がかかっている
    "リネン":どうやら、ディメンジョンゲートの主は彼女ではないようだ
    四方月 翳:足元の影がふわりと地面を離れ、鋭く尖った歯の揃った口を開く。
    四方月 翳:そして発生しているディメンションゲートに喰らいつき、周囲のレネゲイドも巻き込んで咀嚼し貪る。
    "リネン":「チッ」荒れ狂う口の間を素早い動きですり抜ける
    "リネン":「奇襲……絡めとりなさい"黒百合"」
    四方月 翳
    "リネン":そう口にすると同時、大量の黒糸がスカートの下から射出されるが
    四方月 翳:「おおっと、キミまで食べるつもりはなかったんだけど」と、影の口を引っ込め。
    浅海 沙天:「すぐの戦闘行動……」といいつつも、糸の先を少し凍らせ、速度を落とさせる
    四方月 翳:「手馴れてるねえ、間違いなく!」
    四方月 翳:ガパりとひと際大きく口を開け、吸い込むように糸をその中に収めていく。
    "リネン":「これまで食べるの!?…っ!」
    "リネン":糸が食べられたのを確認し、それを強引に手でちぎる
    "リネン":「…あんたたち、何者よ」
    四方月 翳:「まあまあ、そんなにカッカしないでさ」チュルンと糸を最後まで吸うと。
    浅海 沙天:「UGNです」
    四方月 翳:「そういうこと」
    浅海 沙天:「攻撃のつもりであれば速やかに投降を」
    四方月 翳:「俺らもキミを好き好んで攻撃したい訳じゃないからさ」
    "リネン":「…あー、もう」
    "リネン":「ひっどい甘ちゃんね!」
    GM:からん、と音が鳴り
    GM:ボン、と近くで小さな爆発が起こる、即席のブービートラップ
    "リネン":「今"コンステレーション"が他の組織に構ってる暇なんて無いってのに…!」
    浅海 沙天:「くっ……」かなりの至近距離での爆発に、一瞬目を抑える
    四方月 翳:「おっとっと…!」影で爆風を遮るが、同時に視界も遮断される。
    "リネン":端末を耳に当て、何かを喋りながらそこから逃げだす
    "リネン":「"リネン"よ、UGNに見つかった、場所移動するから回収お願い」
    "リネン":「人間は………生贄………滞りなく……」声はどんどん遠ざかる
    "リネン":瞬間退場宣言、退場します
    浅海 沙天:「げほっげほっ……」
    四方月 翳:「……油断したなあ」と頭をぽりぽりかいて。
    四方月 翳:「沙天くん平気?」
    浅海 沙天:煙幕も晴れたところで辺りを見回す、同僚以外誰もいない
    浅海 沙天:「平気」
    浅海 沙天:「…追う?と言いたいけれど」
    浅海 沙天:「とりあえずはこれを報告しないとね…」
    四方月 翳:「この人たちを放置するわけにもいかないし」と転がっている人を眺め。
    浅海 沙天:「そういうこと」端末を取って支部にかけ始める
    浅海 沙天:なお、後遺症や記憶処理の必要を考えてワーディングはかけ直した
    四方月 翳:「ねえ、コンステレーションってなんだか知ってる?」
    四方月 翳:「さっきの子、そんなこと言ってた気がするんだけど」
    浅海 沙天:「…直訳するなら、星座」
    浅海 沙天:「アメリカ国旗に書かれた星の模様とかも確かそういう」
    四方月 翳:「星座とか星って意味なのか…」
    四方月 翳:「うーん…UGNっぽくなかったしセルの名前…とかなあ」
    浅海 沙天:「単純な意味だから、派生もいっぱいある」
    四方月 翳:「そうなんだ、沙天くん物知りだねえ」
    浅海 沙天:「だから、この段階でどれを意味しているのか…まあ文脈からして組織名が一番強いんだろうけど」
    浅海 沙天:「あ、連絡取れた、とりあえず回収用の人来るからそれまで待機だって」
    四方月 翳
    四方月 翳:「人攫いに新しい組織か…また大事になりそう」
    四方月 翳:「了解。…お茶はしばらくお預けかな」やれやれと残念そうに頭を振り。
    四方月 翳:ぽーんと抱えていた大判焼きの紙袋を足元に放り投げて。
    四方月 翳:大きな口で、一息に飲み込んだ。

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでお願いします
    四方月 翳:浅海沙天 〇食べ友/一個でいいの?

    OP5


    GM:シーンプレイヤーは浅月さん、登場侵蝕をお願いします
    浅月 透:あいあい
    浅月 透:44+1d10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+9[9] → 53

    浅月 透:勘弁して

    GM:12/24 8:20 UGN日本支部 会議室
    GM:朝、あなたの携帯に着信が届いて
    GM:今からちょっと来てくれ、と端的に告げられて
    GM:あれよあれよという間にディメンジョンゲートが通されて
    GM:そうして、今、ここに来た
    GM:UGN日本支部の小さな会議室、中の人間は一人しかいない
    泉 朔夜:「おはようございます」
    泉 朔夜:青金のオッドアイが特徴的な青年が、あなたの前にコーヒーを置いていく
    浅月 透:「どーも」
    浅月 透:黒のスーツを纏い同色のマフラーを巻いた男性。宵色の前髪から覗かせる瞳は荒んでおり、居心地が悪そうに佇んでいる。
    泉 朔夜:「あ、座っていいよ、少し長くなるし」
    浅月 透:促された通りにいそいそと椅子に座る。
    浅月 透:「んで、何のようですかねぇ。日本支部の方々に眼をつけられるような覚えは………」
    泉 朔夜:「ごめんねこんな朝から呼び出して……とりあえず本題行っていい?」
    泉 朔夜:「仕事」
    泉 朔夜:「それも君を除いたらあと頼める人員リア狂しかいない」
    浅月 透:いや、無くはないな………。そんな思考を振り払い、頷く。
    浅月 透:「嘘だろ………どうなってんだ人材難かよ」
    泉 朔夜:「ちょっと求められる人間が特殊でさ……まあとりあえず2点あるから1点目から話そうか」
    浅月 透:「(つーか、よりにもよって俺かよ、不良債権を纏めて処分ってこと??)」
    浅月 透:「ああ、頼む」
    泉 朔夜:「1つ目、N市で"コンステレーション"セルのチルドレンが人身誘拐されているのを確認しました」
    浅月 透:嫌そう
    泉 朔夜:「この"コンステレーション"って言うのが厄介でね……榕崎市周辺をアジトにしてるんだけど…榕崎って知ってる?」
    泉 朔夜:地図だとこの辺、と言う感じで端末の画面を見せる
    浅月 透:「まぁ、多少はな」事件に巻き込まれたので、あまり良い思い出はない。
    泉 朔夜:都心から少し離れた、臨海部の都市だ
    泉 朔夜:「ここが厄介でさ……認識災害その他が日常的に横行してるわ、レネゲイド深度は高くて不安定だわで本当に散々なの」
    浅月 透:「マジで?あの街そんな感じなの………出てくる文言が最悪だぞ」
    浅月 透:ヒェッ、と小さく悲鳴が漏れる。
    泉 朔夜:「最悪でしょ?で、今回その街にいるチルドレンが観測されたから」
    泉 朔夜:「追いかけていたエージェント…後で資料見せるね、二人連れて榕崎に乗り込んでセル調査してきてね、これが一つ目」
    浅月 透:「ああ(というか、認識災害ね………)」
    浅月 透:キナ臭いなぁ、と思いながら話を聞く。
    泉 朔夜:「で、二つ目なんだけど………」
    泉 朔夜:「……って感じ、お願いできるかな?」
    浅月 透:無言で話を聞き終える。そして、軽く深呼吸をして
    浅月 透:「ふざけんな!マジでどういう考えしてんだお前ら!!粛清?粛清かこれ!!」
    泉 朔夜:「違うんだ!君が駄目だったら僕次万年不定の狂気の上司をなだめるか神禍討滅局に土下座するかの二択なんだ!!」
    浅月 透:かつて暴走してやらかしたジャーム予備軍も纏めてBAN!ってか???
    浅月 透:「土下座しろ………俺は逃げる」
    泉 朔夜:「やめて!見捨てないで!僕ぶっちゃけ君と同じくらいUGNの上からは白い目で見られがちなの!」
    泉 朔夜:逃げようとするあなたを腕で抑えている、こちらも必至だ
    浅月 透:「マジで?可哀想!同情するよ!!一人で朽ちてくれ!!!」
    浅月 透:叫びすぎで、ゲホゲホと息をきらす。
    泉 朔夜:「そこは独りぼっちは寂しいもんなとか言ってほしいなあ……!!」
    浅月 透:「俺はホームルーム前に一人読書してても平気なタイプだったし………」「つうか、泉」
    泉 朔夜:「うん」
    泉 朔夜:腕は相変わらず押さえつけている
    浅月 透:「お前、苦労してんのな………」
    泉 朔夜:「いっそ左遷されてくれればどんなに良かっただろうね」
    浅月 透:「お前、俺を前にしてよく言えるな」苦々しい顔をしながら
    泉 朔夜:「まあとにかく、君を殺す意図は全く無いよ」
    泉 朔夜:「むしろ生きて帰ってこないと今回困るし」
    浅月 透:舌打ちをして、椅子に座り込む。
    泉 朔夜:「そのための君だからさ……はあ……」
    浅月 透:おもむろに灰色の小箱をとりだし、黒い巻紙の煙草を口に咥え、火をつける。
    泉 朔夜:席に着き直したのを確認して手を離し座りなおす
    浅月 透:煙を吸い込み、ため息の変わりに吐き出した。
    泉 朔夜:「大丈夫、霧谷に膝蹴りしてでも規定の報酬は引き出すから」
    浅月 透:「まぁ、俺も日本支部には後ろめたさはあるからな………」
    浅月 透:「やめだげてよぉ、あの人もそろそろ過労で死ぬぞ」
    泉 朔夜:「君が昇進とか事件とか色々やってる間に僕あいつに人事ジェットコースター喰らってるからね」
    浅月 透:乾いた笑いで返事する。そして
    浅月 透:「正直、上手く対処できるかはわからねえぞ?」
    泉 朔夜:「いいのうまくやらなくて」
    泉 朔夜:「見て生きて帰って報告する、これだけで十分」
    浅月 透:「お前が知ってる頃とは俺の性能も変わっちまってるしな」
    泉 朔夜:「そう?表情は実は前よりマシになったと思うんだけど」
    浅月 透:過去の離反事件でジャーム化寸前までの侵蝕過多を起こした後遺症で能力は大きく変質している。
    浅月 透:「………いや、まぁ」「楽ではあるよ、身軽だしな」
    浅月 透:その代わり、一番大事だったはずの物は永遠に無くしてしまった。
    浅月 透:一瞬眼を伏せ、向き直る。
    浅月 透:「………受けてやるよ、その仕事」マジで嫌だけど
    泉 朔夜:「……ありがとう………」
    泉 朔夜:「神禍に土下座しなくて済んだ……」
    浅月 透:「うわぁ………」哀れみ
    泉 朔夜:「哀れまないでくれ…んじゃ、ちゃっちゃとエージェントの子連れてくるけど…あ、いいよ、たばこそのままで、成分とかは打ち消しとく」
    浅月 透:「どーも。でも、まぁ何だ……自分より駄目になってるやつを見ると心が軽くなるな」最悪の発言。
    GM:すっと煙草の匂いが抜けていく
    泉 朔夜:「ダメ同期ダービーやめい、あ、どうぞー」突然したノックの音に声をかける
    浅月 透:タールとチョコレートの香りが溶けた空気が消えるのを見ながら、便利だなぁと考える。
    四方月 翳:その声に応じて、ノックされた扉がガチャリと開く。
    浅海 沙天:「四方月と浅海です、失礼します」
    四方月 翳:「呼ばれたので来ました」
    泉 朔夜:「おはよう、どうぞどうぞー、席好きなところに座ってね」
    浅海 沙天:「おはようございます」と言って近くの席にちょこんと座る
    浅月 透:入ってきた二人の姿を軽く観察。若いな、チルドレンか?
    四方月 翳:「はよーございます」と軽くお辞儀して沙天くんの隣に座る。
    浅海 沙天:「あ、おはようございます」もう一人のエージェントの人にも声をかけておく
    泉 朔夜:三人を背中にお茶と茶菓子を準備して、出来上がり次第出していく
    浅月 透:「………あっ、どうも」軽く会釈する。
    泉 朔夜:(典型的コミュ障だなあ)
    浅月 透:典型的コミュ障だ。
    四方月 翳:「あ、このお茶菓子うま」と気にせず茶菓子を頬張る。
    浅海 沙天:「……」日本支部だからか少し緊張している
    浅月 透:無言。強いて言えば、泉君を横目で見ている(進行頼んだ………!)
    泉 朔夜:「君たちも朝からごめんねえ、お話するからちょっと待っててね」
    泉 朔夜:「あとさっきから視線向けてる浅月君、今回同伴するんだからせめて自己紹介くらいはしてね、任務の説明はするけど」
    浅月 透:携帯用の灰皿に吸い殻を納めて話し合いの体勢に入る。
    浅月 透:「うげっ………おまっ、あー」急に矛先を向けられびびる。
    浅月 透:「俺は浅月透、君たちと同じ任務にあたるエージェントだ。まぁ、その、よろしく頼む」
    浅海 沙天:「は、はい……浅海沙天です……よろしくお願いします……」
    四方月 翳:「四方月翳でーす、よろしくお願いします」緊張感の欠片もない。
    泉 朔夜:「はいOK、僕は泉朔夜ね、今回同伴できないから覚えなくていいよ」
    泉 朔夜:「じゃ、早速任務概要に行こうか」
    浅月 透:「エリートエージェントだ。UGNで困ったらこの男の名前をだすといい」
    四方月 翳:「おおー、流石日本支部所属」感心している。
    泉 朔夜:「その言葉そのまま熨斗つけて浅月君に返送しておくね」
    浅月 透:涼しい顔に絶妙に腹が立ったので適当なことを言った。
    泉 朔夜:「今回の任務は君たちが昨日見つけた"リネン"というチルドレンの追跡、および彼女が所属していると思われる"コンステレーション"セルの調査です」
    泉 朔夜:「一応今までの各所の交戦記録で、"コンステレーション"セルの拠点はXX県榕崎市にあることがわかってます」
    泉 朔夜:「だから、今回の任務はまずそこに行ってもらうところから始まります」
    四方月 翳:「あ、やっぱりセルの名前だったんだ」うんうんと納得したように。
    泉 朔夜:「追跡する"リネン"の特徴だけど…これは二人に報告してもらった方がいいかな」
    泉 朔夜:「どんな感じだった?」
    浅月 透:二人の方に顔を向ける。
    四方月 翳:「えーっと、女の子だった」
    浅海 沙天:「はい、少女でしたね、年齢は俺達と同じくらいでしょうか」
    四方月 翳:「戦いなれてる感じだったね、うん」
    浅海 沙天:「えっと……糸を使っていました、スカートの中だったのでシンドロームのどこに属しているかは少しわからなかったです」
    四方月 翳:「そうそう、糸をぶわぁーっって。攻撃より妨害寄りって感じかな」
    浅海 沙天:「練度は高そうでした、ブービートラップとかも使いこなしていましたし」
    四方月 翳:「でも使ってたディメンションゲートはあの子のじゃないね」
    四方月 翳:「糸とゲートで味が全然違ったし」軽い甘みと重厚な苦みみたいな、と謎の感覚で説明。
    浅海 沙天:「あ、えっと、一般人の拉致に使っていたディメンジョンゲートがあるんですけど」
    浅月 透:「(糸使いか、小器用な中距離アタッカーってところか?)」
    浅海 沙天:「それを使っていたのは"リネン"じゃないんじゃないかって感じです」
    浅月 透:「少なくとももう一人はオーヴァード戦力がいるってことか、それもバロール」面倒だな。
    浅月 透:移動手段としての性能に加え、保有している武器や予備戦力の見通しも難しい。
    四方月 翳:「そんなところかな、ちょっと交戦しただけだし」
    浅月 透:「………そこら辺も調べないとか」
    泉 朔夜:「一応これは先に言っておくけど」
    浅月 透:「ん?」
    泉 朔夜:「これまでの交戦記録上、同じ人員が顔を出す機会は少なめだったね」
    泉 朔夜:「人数はそれなりにいるとみてよさそう」
    四方月 翳:「じゃあ結構大きいセルなのかな」
    泉 朔夜:「そうかもしれないね……それ以上にUGN側がつかめないのは目的なんだけど」
    泉 朔夜:「あ、今回一番調べてほしいのは主にここ、セルの目的ね」
    浅月 透:「目的ねぇ、具体的に過去の事件ではどんなことをやらかしてんの?」
    泉 朔夜:「…市内に標識を建てたり、海浜公園を占領したり」
    浅月 透:「なんか、抗議団体みてぇだな………」
    四方月 翳:「……標識って止まれとかのあれ?」
    泉 朔夜:「あとはUGNに直接殴りこみをかけたり」
    泉 朔夜:「そうらしいね」
    四方月 翳:「ぜんぜん一貫してないね、昨日は生贄とか言ってたし」
    泉 朔夜:「生贄」
    四方月 翳:「そう。人間は生贄だって誰かと喋ってた」無線かな?と耳を叩く仕草。
    浅海 沙天:「端末で会話してましたね、"リネン"という名前もそこから聞き出しました」
    浅月 透:「魔術系とかカルト系のセルなのかねぇ」
    浅海 沙天:「それっぽい服装はしてなかったけど……だからこそ用心しないといけなさそうかも」
    四方月 翳:「主義思想なんて見た目じゃわからないもんね」
    泉 朔夜:「なるほどねえ」
    泉 朔夜:「とりあえず、"リネン"の追跡と、所属セルの調査」
    泉 朔夜:「これを3人には任せたいんだけど、いいかな?」
    四方月 翳:「了解でーす。今度は逃がさないようにちゃんと呑みます」
    浅海 沙天:「はい、了解です」
    浅月 透:「ああ、わかったよ。……何とかやってみる」
    浅月 透:「(………気は重いがな)」もう一つの案件に思いを馳せてきが遠くなるが、仕方がない。諦めるとしよう。

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでお願いします
    浅月 透:泉 朔夜 懐旧/お前…マジでさぁ○ で

    ミドル1


    GM:シーンプレイヤーは暮色さん、他に四方月君と浅月さんも登場可能です
    暮色錦:僕か
    暮色錦:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+5[5] → 48

    浅月 透:でる!
    浅月 透:53+1d10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+4[4] → 57

    浅月 透:っしセーフ
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (45 → 53)
    四方月 翳:高め…!

    GM:12/24 9:30 榕崎市 湊古書堂前
    GM:昼にもうすぐ差し掛かりそうな時間帯の道を、歩く
    GM:ディメンジョンゲートで通された場所は駅前の人通りの少ない場所
    GM:そこから痕跡を探すには、少し歩く必要があった
    湊 祈吏:「……」
    湊 祈吏:開店準備をするために店の外に出て、見知った影に気づく
    暮色錦:「ん、知り合いでもいたかい?」 同じく外にいた。そちらを覗き見る
    湊 祈吏:「うん」
    湊 祈吏:屋外のシートをはがしながら答える
    浅海 沙天:「……あの、浅月さん」
    浅海 沙天:「そこの人、浅月さんを見てません?」
    浅月 透:「えっ」
    湊 祈吏:じっと見てる
    四方月 翳:「熱視線だね」
    浅月 透:「(なんだ、なんかやったか俺)………ん?」
    浅月 透:視線の主である少年に気付く。
    湊 祈吏:「…珍しいなあ、台風以来めっきり見ないから、死んだかと思った」
    浅月 透:「湊か……あぁ、この街だし居てもおかしくはないか」軽く手をあげる。
    湊 祈吏:ぼそり、と呟いてシートを全部剥がし、そちらに向かっていく
    湊 祈吏:「どうも、おはようございます、仕事ですか」
    浅月 透:「物騒なことを言うなよ」じとっとした眼を向ける。
    浅月 透:「ああ、残念ながら」
    暮色錦:邪魔しちゃ悪いのでそっと店の中に引っ込む
    湊 祈吏:「ちなみにどういうお仕事で?郷土資料ならうちにもありますけど…」
    湊 祈吏:UGNの仕事の概要は、前に聞いている
    浅月 透:「調べものだが、君は…バイト中とか?」
    湊 祈吏:「いえ、ここが家です」
    湊 祈吏:すっと書店を見あげる
    GM:「湊古書堂」と看板に書いてある
    浅月 透:「なるほど。生憎と今は足を使っての地道な作業だよ」
    湊 祈吏:「なるほど」
    浅月 透:「人数がいるのはありがたいけどな」同行している二人に眼を向けながら
    浅海 沙天:ぺこり、と頭をそちらに下げる
    四方月 翳:「こんちはー」と小さく手を振る。
    湊 祈吏:「こんにちは」
    浅月 透:「あれ………?まてよ、この状況」もしかして、と呟いて冷や汗をかく。
    湊 祈吏:「何かまずいことでも?」
    湊 祈吏:眉一つ動かさず聞く
    浅月 透:「今回の任務の責任者………俺か?」絶望感を漂わせた一言がこぼれた。
    湊 祈吏:「たいへん」
    四方月 翳:「そうかも」
    暮色錦:「……長くなりそうなら奥どうぞ、軽く片付けといたんで」 扉を開き、声を掛ける
    浅海 沙天:「申し訳ないけれどそうなりますね……」
    湊 祈吏:「オーヴァードっぽい人がいるから様子見てほしいと思ったけどそうもいかなそう」
    浅月 透:「いや、泉だ。責任はあいつが全て負うはず……少し休もう。しんどくなってきたわ、休憩しよう」
    暮色錦:「オーヴァ―ド?」 聞きなれない言葉に首を傾げつつ、浅月に道を開ける
    湊 祈吏:「どうぞ」扉を開けて通す
    湊 祈吏:(聞こえてた)
    四方月 翳:「お邪魔しまーす」
    浅海 沙天:「お邪魔します」
    浅月 透:ヘナヘナと店内に入る。
    GM:上から下まで本が山積みにされた、木造の古書店
    暮色錦:通路にはみ出た本なども積み直しているので、少しは歩きやすくなっている筈だ
    GM:奥には小さな木の机が置いてあり、その上にレジスターがある
    四方月 翳:「うわ、すご」これ全部売り物なのかなと、感心している。
    暮色錦:「ああ、品ぞろえは確かだよ」 四方月に言う
    浅月 透:本は好きだ。学生時代も本を読んでおけばなんか一人で居てもおかしくない雰囲気を出せていたし。
    四方月 翳:「一生かかっても読み切れなさそう」一冊を手に取り、難しそうだとすぐ戻す。
    浅月 透:「お、これ懐かしいな………しかも初版」
    浅海 沙天:こっそり興味のある本を立ち読みしている
    湊 祈吏:「あ、いいでしょそれ、手に入ったの結構ラッキーだったんだよね」
    暮色錦:紙コップにインスタントコーヒーを入れ配ろうとして、辞める。この人数が集まると流石に手狭だ、置き場所が無くて困る。
    湊 祈吏:隅に積んであった机を組み合わせて大きくしようとしながら
    湊 祈吏:「ここにしておく?」これは暮色さんに
    暮色錦:「ああ……いや」
    暮色錦:「……崩れそうで怖いな、それは……」
    湊 祈吏:「…そっか…」
    浅月 透:「こういう店のソファーって物が良いよな。あ"ぁ~疲れた」
    暮色錦:(遠慮がない人だな)
    四方月 翳:「本番の話に入る前に疲れてる」とクスクス笑う。
    GM:ソファーにもたれかかる浅月さんに、遠慮なく猫が数匹やってくる
    浅月 透:「大人になると、何か行動するって身構えるだけでも疲れるようになっていくんだよ………」
    暮色錦:「……さて、僕はお邪魔かな?」 湊に尋ねる
    浅月 透:「うわ、なんかきた………つーかコイツはこの前の迷子猫」
    湊 祈吏:「そうでもない、っていうか聞こうとしたのはまさに君のこと」
    暮色錦:「オーヴァードってやつ? 僕の事っていうのはつまり……」
    暮色錦:「体質の事かな」
    湊 祈吏:「不幸に逢いやすいって言うからなんか関係あるんじゃないかなって」
    湊 祈吏:「そう」
    浅月 透:「あぁ、そういや何かいってたな」暮色君の方を見ます。
    四方月 翳:「へえー、大変な体質だねえ」
    GM:小さな黒猫がゴロゴロと浅月さんに腹を向けて転がっている
    暮色錦:「どうも」 3人に礼をしつつ
    暮色錦:「ある程度は、指向性を持たせることも出来るんだけどね」
    浅海 沙天:「どうも」続いて会釈、足元にくっついてきたもう一匹を撫でている
    暮色錦:「ただの体質ではないと思うので、この店で働きつつ、起源を探っているといったところか」
    暮色錦:「まあそんな大した話でもないけどね」 肩を竦めつつ
    浅月 透:「毛が付く………」首を掴んで横に置く。
    浅月 透:「なるほどな」
    四方月 翳:「自覚して操れるってすごいね」オルクスかな?と考えたが口には出さない。
    暮色錦:「あくまで少しだよ、ここのバイトも」
    湊 祈吏:「いきなりたらいまわしにするのもなんだし、あった時に捕まえて聞いてみようと思ったから、ちょうどよかった」
    暮色錦:「初日に雪崩を引き起こした……コレは僕がドジなだけに聞こえるかもしれないけど」
    浅月 透:「その体質に気づいたのはいつ頃かわかるか?」
    暮色錦:「父が死んでからかな、死ぬ前に指輪を貰ってね」
    暮色錦:「僕としてはこれが原因じゃないかとは思ってる」 手を持っていき、指輪を見せる
    浅月 透:服にひっつこうとする猫と格闘しながら、指輪を見る。
    暮色錦:「ああ、すまない。その子たちは僕が苦手で……」
    暮色錦:「隠れようとしているみたいだ」
    浅月 透:「(指輪、不幸、不運………確かそういった特性をもつ遺産カテゴリがあったような)」
    浅月 透:「(遺産である指輪と適合して覚醒………ってパターンか?)」すこし考え込みます。
    暮色錦:「……何か心当たりが?」
    浅月 透:「あぁ、えぇと暮色君だったか?」
    暮色錦:「暮色錦といいます」
    浅月 透:「そうだな、心当たりはあるし原因や君の体に起こってる出来事についてもある程度説明は出来る………解決は出来ないけどな」すこし申し訳なさそうに言う。
    暮色錦:「いえ……知っている人がいるというだけで」
    暮色錦:「……説明を、求めても?」 周囲の2人の様子も見つつ尋ねる。この3人は仕事中だと聞いたが
    浅海 沙天:「…いいと思います、どのみち、俺達の仕事にも近隣の人の聞き込みは必要だし…」
    四方月 翳:「説明はできるけど…けっこうショッキングかも」
    浅海 沙天:と言いながらも浅月さんの方を見る、いいですよね?
    浅月 透:「そうだな」「まず、前提としてこの世界にはレネゲイドというウイルスが蔓延しているーーー」レネゲイドウイルスと感染者であるオーヴァードについての説明を軽くします。
    暮色錦:「レネゲイド……」
    暮色錦:「となるとこの体質も、それによるものだと」
    浅月 透:「ああ。そして、君の着けている指輪なんだが」
    浅月 透:「レネゲイドは人だけじゃなく動物や物にも感染する。中でも強くレネゲイドに侵された武器や古物のことを遺産と呼んでね」
    浅月 透:「相性の良いオーヴァードと適合する。………あるいは、適合しやすい者をオーヴァードへと変える」
    浅海 沙天:「…………」
    浅月 透:「治療法の見つかっていない疾病だ、悪いが不幸体質を解決してはやれない」
    暮色錦:「つまり……この指輪が遺産で、僕がそのオーヴァードだと」
    暮色錦:「レネゲイドウイルスには治療法が見つかっていないので……直すことは出来ない」
    暮色錦:「そうか……」 指輪を見つめる。
    暮色錦:探し物は見つかるときはあっさり見つかるものだ。
    浅月 透:「無責任な発言をすると、ウチの組織の研究施設では遺産を調べている所もあるし、同じカテゴリの適合者も居ない訳じゃない」
    暮色錦:「ありがとうございます、一つ、スッキリした」 浅月に礼をして
    暮色錦:「!」
    浅月 透:「まぁ、なんだ………」
    浅月 透:「君が一人で抱え込む必要はないよ」
    浅月 透:言葉を発して嫌になる、こういうマトモな台詞を言うべき人間は自分じゃない。しかし、UGNエージェントである以上"それ"をしない訳にはいかない。
    暮色錦:「……」 少し微笑む。
    湊 祈吏:「やはり捕まえて正解だったなあ」
    暮色錦:「こちらの2人も?というか……知ってたってことは、実は祈吏も?」
    湊 祈吏:「そうだよ」
    四方月 翳:「実を言うとここにいる全員オーヴァードだよ、うん」
    浅海 沙天:「そういうことになりますね…」
    暮色錦:「祈吏、知っていたなら教えてくれれば良かったのに……」
    暮色錦:「いや、本は面白かったけど……」
    湊 祈吏:「いきなりたらいまわしにして不正解だったら嫌だし」
    湊 祈吏:「捕まった時でいいやと思ったんだけど」
    暮色錦:「ごめん、怒ってるわけじゃないよ」
    湊 祈吏:「そう」
    暮色錦:「レネゲイドというのも、隠匿すべきものみたいだし」
    暮色錦:「気遣ってくれてるのもわかる」
    暮色錦:「ただこう、数年かけて調べてたことが、あっさり判明したから……」
    暮色錦:「つい言ってしまった」
    四方月 翳:「実は隣人が超能力者でした、って広まるとまずいからね」そのためのUGNなんだと説明。
    湊 祈吏:「気にしてないよ」
    浅月 透:「いや、こういうのはUGNに連絡しろよ。ちゃんとした担当者とかカウンセラーとか来るから」冊子とか貰えるし……と文句を言う。
    浅海 沙天:「とにかく、この場の全員がオーヴァードなら、ここで聞き込みをしてもいいんじゃないですかね?」
    浅海 沙天:浅月さんに提案してみる
    浅月 透:「あ、俺の発言はオフィシャルじゃないからな、あとで食い違っても責任は持たないからな………」
    浅月 透:「あー、そうだな。闇雲に探すよりはいいか」
    暮色錦:「?」
    浅月 透:「すこし聞きたいことがあるんだがーーー」
    湊 祈吏:「どうぞ、なんでもは知らないけれど知っていることなら」
    浅月 透:誘拐事件やらディメンションゲートやらの調査事項について心当たりがないか尋ねます。
    湊 祈吏:「誘拐」
    暮色錦:「……そうか、そんな物騒なこともあるか……」
    湊 祈吏:「この街じゃ実は珍しくないんだよね、特に人外だと」
    湊 祈吏:「でも、そこにいたのは人間なんでしょう?」
    四方月 翳:「普通の人間だったね」
    暮色錦:「さらっと人外の存在が示唆された」
    湊 祈吏:「となると…数も限られてくるな」
    湊 祈吏:がさごそと地図を漁る
    湊 祈吏:そしてコピー機でコピーして地図に点を打っていく
    湊 祈吏:「直近3か月の誘拐事件報告はこんなもん……人間が人間を攫った、刑事事件ね」
    暮色錦:「……詳しいな……」 覗き込む
    四方月 翳:「意外とある」地図を覗き込んで。
    湊 祈吏:点は7つほど
    四方月 翳:「うーん…しらみつぶしに回ってみる?」浅月さんに。
    湊 祈吏:「主に鎌立教会…ここなんだけど、ここのあたりが多い気がする」
    浅月 透:「思ったよりも大収穫だな」見ながら
    湊 祈吏:くるりと青ペンで囲む、点は3つ
    浅月 透:「なら、その教会から当たってみるか」
    湊 祈吏:「まあ、教会に限らず、鎌立のあたりは結構昔から物騒でね」
    湊 祈吏:「カルトがいるとかそういう噂が多いのさ」
    湊 祈吏:「8年前だったかな……更地になるくらいの災害が起こったとかなんとか」
    四方月 翳:「カルト…ってことは生贄とかやってそうだね」
    浅海 沙天:「更地」
    浅月 透:「だな。案外あっさり見つかるかもしれねぇ」
    浅月 透:ぶっそう~、と呻きながら地図を記憶する。
    湊 祈吏:「参考になった?」コピーだから持って行っていいよと言って押し付けつつ
    浅月 透:「ああ、助かった………そろそろ休憩終了かなぁ」しぶしぶ立ち上がる。
    四方月 翳:「そろそろ仕事に戻らないと、ドヤされちゃう」冗談めかして。
    湊 祈吏:「…ああ、そうだ、暮色さん」
    湊 祈吏:「案内してあげなよ」
    暮色錦:「ん」
    暮色錦:「……3人が良ければぜひそうさせてもらいたいところだね」
    湊 祈吏:「地図だけじゃわかりにくいこともあるだろうし」
    浅海 沙天:「……危なくないですか」
    湊 祈吏:「危なかったら戻ってくればいいんじゃない」
    暮色錦:「まあ最低限の自衛くらいならできるよ」
    四方月 翳:「うーん…大丈夫かなあ」相手カルトかもだしと付け加える。
    浅月 透:「一般人の巻き込みか、後でなんか言われたらなぁ…まぁいいや、泉に押し付けよう」思考を半分捨てる。
    暮色錦:「……ま、ダメと言われてもこっそりついていきますが」
    浅月 透:一般のオーヴァード同行。いや、逆にもうこれ以上おかしなことにはならないだろう。
    浅海 沙天:「泉さん……」
    浅海 沙天:「まあ、いいです、そういうことなら行きましょうか」
    浅海 沙天:「お願いしますね、暮色さん」
    暮色錦:「うん、どうぞよろしく」
    暮色錦:「一応ね、これまで不幸を撒いてきた分」
    暮色錦:「君たちに協力してバランスを取りたい」
    四方月 翳:「そこまで決めてるならいうこともないね」
    四方月 翳:「暮色さん、よろしくね」
    浅月 透:「ああ、円満解決してくれればありがたいよ」小さく笑って返す。

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    浅月 透:かおうかな
    四方月 翳:購入判定!応急手当キット、目標値8!
    四方月 翳:1dx+2
    DoubleCross : (1DX10+2) → 5[5]+2 → 7

    四方月 翳:財産点1点使って仕入!
    浅月 透:強化ビジネススーツ 目標19
    浅月 透:手配師使用
    浅月 透:7dx10+2>=19
    DoubleCross : (7DX10+2>=19) → 10[5,6,6,7,7,7,10]+10[10]+4[4]+2 → 26 → 成功

    浅月 透:装備
    暮色錦:浅月透 〇感謝/不信
    暮色錦:戦闘用着ぐるみ買うか
    暮色錦:1dx+3>=14
    DoubleCross : (1DX10+3>=14) → 8[8]+3 → 11 → 失敗

    暮色錦:あら、ううん……財産3点使っちゃお
    暮色錦:財産27→24

    ミドル2


    GM:シーンプレイヤーは天喰君、他に椿君も出られます
    GM:登場侵蝕をお願いします
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (51 → 61)
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (46 → 53)

    GM:12/24 榕崎市 鎌立
    GM:鎌立付近は教会を中心に小さな個人経営の店が乱立する区域だ
    GM:そういうものだから、猫探しなどの手作りの張り紙は若干多い
    GM:…その中に
    GM:「探しています 名前 ペトラ 連絡先 XXX-XXXX-XXXX」
    GM:この見出しと共に、少女の画像が貼られた張り紙が、いたるところに
    天喰大輝:先日借りた本を返しに榕崎市の図書館に行った帰り道、その張り紙を見付けた。
    天喰大輝:「家出少女だったのか……」思わず立ち止まり、呟いた。
    椿・リトリコ:教会に顔を見せようかしら?などと考えて歩いていたら目にした貼り紙の名前に覚えがある
    天喰大輝:それにしても、この量の張り紙をするほど熱心な割に、ファーストネームしか載せないのは、個人情報を気にしてるのだろうか? 首を傾げる。
    椿・リトリコ:「この子が…兄様のお話してた子なのかな?」小首を傾げながら
    天喰大輝:「ん?」視線を下に。胸くらいの高さに頭があると気付く。
    椿・リトリコ:「え?」自分の頭よりも上から声がしたことに驚いて振り向く
    天喰大輝:「あ、どうも」軽く会釈。
    天喰大輝:『この子の知り合い?』などと聞こうとも思ったが、不審者に間違えられるのも困る。
    椿・リトリコ:「あ、こんにちは」ふんわり笑いながら
    天喰大輝:あんまりそういう警戒心の強い子ではなさそうだ。少し一安心。
    椿・リトリコ:「お兄さんはこの貼り紙の子を知ってるの?」下から顔を覗き込むように
    天喰大輝:「知ってる……というか、ちょっと前に話しかけられたなあ……って思ってね」
    天喰大輝:「目立つ見た目だし、変な質問されたから覚えてたんだ」
    椿・リトリコ:「変な質問…、ぼくの兄様もこの子とお話したときにそういうことを聞いたみたいで」
    椿・リトリコ:「気を付けるんだよって、そう言われてるの」
    天喰大輝:「まあ……確かに怪しくはあったなあ。最初俺も何かの勧誘かと思った」
    椿・リトリコ:「お兄さんが聞いたのってどういうお話でした?」
    椿・リトリコ:「兄様はあんまり詳しくは教えてくれなかったから少しだけ気になってて」
    天喰大輝:「『あなたにとって一番いい世界って、何でしょう?』……って聞かれたね」
    天喰大輝:確かに、道端であった男と無警戒に会話する様子を見てると、この子のお兄さんが心配する気持ちも少し分かるな……と思いつつ。
    天喰大輝:「要約すると、今の悩みについて聞かれたって感じかな」
    椿・リトリコ:「一番いい世界………?」よくわからなくてむーと考えている
    椿・リトリコ:「ぼくみたいな子どもでも悩むことはあるもんね」
    椿・リトリコ:ふむふむ、とちょっと納得しつつ頷いている
    天喰大輝:「それを色んな人に聞いて回ってたから印象に残ってる」
    椿・リトリコ:「なにかたくさん困ったことでもあったのかなあ…、教会で懺悔してたんだものね」
    酒々井 奏:「……む」
    酒々井 奏:二人の間にあるのが張り紙だと確認した瞬間、とことこと歩いてくる
    酒々井 奏:「失礼、お二方、その張り紙の少女をお探しですか?」
    天喰大輝:「ああ、いや、この前見た子だったので見てたんですよ」
    酒々井 奏:「ほほう、この前会ったと……」
    椿・リトリコ:「え、あ、こんにちは。探してる…のとは少し違うのかもしれないんだけど」いきなり話かけられたので少し驚いてお兄さんの方に寄る
    酒々井 奏:「…すみません、私、話を書いている者でして」
    酒々井 奏:「この"不思議な事を聞いてくる少女"にぜひ会ってみたいなと思ってつい話しかけてしまいました」
    椿・リトリコ:「お話を書いてるの?作家さん?」
    天喰大輝:「あ、噂になってるのか。いや、まあ確かにそうなるよなあ……」
    酒々井 奏:「ええ、とは言え新米ではありますが…」
    椿・リトリコ:「ううん、とってもすごいことだと思うよ」ふるふると首を横に振ってからにこりと笑って
    酒々井 奏:「このあたりの教会近くで会えるかもと聞いて仕事前に張り込みに来たけれど失敗だったかな…」
    天喰大輝:ふむ、しかし作家か……そう言われると、ちょっとネタになりそうな話の心当たりはある。
    椿・リトリコ:「教会に行くの?ぼくも兄様が教会にいるから会いに行こうと思ってたところなの」
    酒々井 奏:「はい、ここで張っていても見つからなさそうであれば次は教会に行こうかと」
    天喰大輝:「取材で行方不明者を捜すなんて、なんかドラマみたいだなあ」
    椿・リトリコ:「じゃあぼくと一緒にいきませんか?兄様がなにかお話してくれるかも」
    酒々井 奏:「好奇心には勝てないもので、そうですね、一緒に行きましょうか」
    天喰大輝:「頑張ってください。応援してます」
    酒々井 奏:「このあたり治安そんなに良くないので、少年一人だと心配ですしね」
    天喰大輝:軽く礼をして踵を返す。まあ、ネタになると言ってもわざわざ売り込む程のものでもないか。
    酒々井 奏:「おや、あなたは帰ると」
    天喰大輝:「え、あ、はい。俺は別に教会に用はないので」
    酒々井 奏:「先ほども言いましたがこのあたりは治安が悪いので」
    酒々井 奏:「女一人と子供一人ではなんとも心もとなく」
    酒々井 奏:「そこで一緒に教会に行ってくれると嬉しいなあと思ったり」
    天喰大輝:「はあ、まあ送って行くくらいならいいですけど」
    椿・リトリコ:「いいの?お兄さんは忙しかったりしないですか?」
    酒々井 奏:「やったあ」声に抑揚は無い
    天喰大輝:「いや、冬休みの暇な大学生だよ」
    天喰大輝:空いた時間でちょっと「普通」じゃないことはしているが。
    天喰大輝:「喜んでるように聞こえない……」
    椿・リトリコ:「1人で遊びにいくと兄様がちょっと怒るから送ってもらえるなら嬉しいな」
    椿・リトリコ:こちらは声に喜色がにじんでいる
    天喰大輝:「君のお兄さんは君のことが大事なんだな」
    椿・リトリコ:「んふふふ、そう思う?」
    椿・リトリコ:「あ、そういえばぼくの名前も教えてないや。椿・リトリコっていうの、椿でいいですよ」
    天喰大輝:「張り紙の子のことを気を付けるように言ったり、一人で遊ぶと怒ったり、君のことを心配してるから言ってるんじゃないかな、とは思うよ」
    天喰大輝:「椿くんか。俺は天喰大輝」
    椿・リトリコ:「うん…、兄様は優しいんだ。ありがとう、天喰さん」ふんわりと花が咲くように笑いながら
    天喰大輝:あんまり仲良くなると俺がお兄さんから警戒されるかな……と思いつつ。
    天喰大輝:「作家さん、あなたは?」
    酒々井 奏:「酒々井奏です」
    天喰大輝:「酒々井さん。よろしくお願いします」
    酒々井 奏:「はい、よろしくお願いします」
    酒々井 奏:恭しく一礼
    天喰大輝:(この人も何だかちょっと変わったテンポで生きてる感じがするなあ)
    天喰大輝:(まあ、作家なんてそんなものなのかな)
    椿・リトリコ:「酒々井お姉さんもよろしくね、今日この貼り紙の子がいるかはわからないんだけど」
    椿・リトリコ:「来てたりしたら兄様は知ってると思うから」
    酒々井 奏:「椿君もよろしくお願いします」
    椿・リトリコ:「うん、兄様は少し分かりにくいけど優しいから安心してね」
    椿・リトリコ:「きっとお話してくれると思う」

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    天喰大輝:椿・リトリコ ○いい子/不安
    天喰大輝:謎の少女の名前が分かったのでロイス名をペトラに変更します
    椿・リトリコ:天喰大輝 少し兄様に似てる○/不安
    天喰大輝:購入はボデマにしとくか
    天喰大輝:1dx+2>=12
    DoubleCross : (1DX10+2>=12) → 3[3]+2 → 5 → 失敗

    椿・リトリコ:購入はメイド服で
    天喰大輝:駄目!
    椿・リトリコ:3dx+2>=20
    DoubleCross : (3DX10+2>=20) → 9[4,7,9]+2 → 11 → 失敗

    椿・リトリコ:無理!以上で

    ミドル3


    GM:シーンプレイヤーは全員。登場侵蝕をお願いします
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (53 → 63)
    天喰大輝:ぬおっ
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (61 → 69)
    浅月 透:57+1d10
    DoubleCross : (57+1D10) → 57+2[2] → 59

    椿・リトリコ:大丈夫かな…………
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (53 → 59)
    暮色錦:48+1d10
    DoubleCross : (48+1D10) → 48+5[5] → 53


    GM:12/24 12:00 鎌立キリスト教会

    "ペトラ":「ねえ神父様、今日はどんなお話をしてくれるの?」
    藤矢・リトリコ:「お前も飽きないな、見習いの俺に話かけたとて有益な話ができることもあるまい」
    "ペトラ":「あら、モデル数の確保は大事よ、だってあなたアプローチについてはいっぱい話してくれるけど自分のことについては何一つ話さないじゃない」
    "ペトラ":「私はあなたの望みが欲しいの」
    藤矢・リトリコ:「ああもう、期待をするな、俺に話しかけたとてそれらしい説法などできんぞ」
    藤矢・リトリコ:こいつほんま…みたいな顔をしてから、ドアの開く音を耳で受け取りそちらに視線をやる
    浅月 透:咳払いをしながら「あー、失礼します」
    暮色錦:「教会に来るのは初めてだな……」 呟きながら、続いて入ってくる。
    藤矢・リトリコ:「…どうぞ」
    浅海 沙天:「お邪魔します……」おずおずと入ってくる、なんか気まずい会話をしていたような
    四方月 翳:「へえ~、綺麗な場所だ」もの珍しそうに眺めながら最後に入ってくる。
    浅月 透:「此方が鎌立キリスト教会でいいですかね?」陰鬱な雰囲気を纏ったスーツの男が入ってくる。
    藤矢・リトリコ:「はい、間違いないですよ、神父は現在昼食で席を外していますが…何か御用でしょうか?」
    浅月 透:「ええと、すこし尋ねたいことがありまして(先客か?しかし、流石に4人は多いかったか………不審だろ)」
    暮色錦:興味深そうに周囲を観察している。基本的に話は浅月たちに任せるつもりだ。
    暮色錦:というか、部外者だ。
    "ペトラ":新しい来客の気配にわくわくしている、用事が終わり次第全員と話がしたい
    藤矢・リトリコ:「自分でよければ、神父を待つとなれば13時までお待ちいただくことになります」
    浅月 透:「自分は探偵業をしている者なのですが、人探しの依頼を受けていまして………此処周辺で人が誘拐されるところが目撃されたという噂を耳にしまして」
    浅月 透:「なにかお話をお聞きできないかと」
    四方月 翳:探偵、なるほど~という顔で会話を聞いている。
    藤矢・リトリコ:「ああ、誘拐…そういえば確かにここ最近増えてますね」
    藤矢・リトリコ:「とはいえこのあたり治安が悪いのでそう驚くかと言われればそうでもないのですが」
    藤矢・リトリコ:「カルト、でしたっけ、そういう連中が生贄を求めてうろうろしているという話を聞きますね」
    浅月 透:「カルトですか……」
    浅月 透:「ええと、なにか知っていることがあればお話いただけますか?小さなことでもいいので」不思議と話しやすい空気をつくる。呼吸や言葉のタイミングを調整する小手先の技術だ
    藤矢・リトリコ:「………」その様子に気づきつつもふむ、と思案し
    浅月 透:「(………乗ってくるわけでもないが、思案か。本当に無関係ならわりと直ぐに話を切ってくるんだが)」
    藤矢・リトリコ:「…このあたりの物の隅にはたまに変な印章が掘られていることも多くてですね」
    藤矢・リトリコ:「うちには無いんですけど、壁にいたずらで書かれていたり…」
    藤矢・リトリコ:「あとは空きテナントから古い変な本が多量に見つかったりでしょうか、そういう相談を受けたことがあります」
    藤矢・リトリコ:「とはいえ全部俺が見たわけではなく教会に来た人間からのまた聞きです」
    浅月 透:「………なるほど。御協力ありがとうございます」頭を下げる。
    藤矢・リトリコ:「いえ、お役に立てていればいいのですが」
    藤矢・リトリコ:軽く頭を下げる
    "ペトラ":「……ねえねえお兄さんたち」
    "ペトラ":もう待ちきれないという顔で話し出す
    藤矢・リトリコ:内心げ、という顔をしておく
    浅海 沙天:「?」
    浅月 透:「うぇ!?」いきなり声をかけられてビビる。
    "ペトラ":気づいたら浅月さんの目の前に来ているのである
    "ペトラ":「お兄さんたちはどうして人を探してるんです?」
    四方月 翳:「どうしてって…探してって頼まれたから…かな?」浅月さんを見る。
    浅月 透:「あー、仕事ですかね……探偵としてはいつも依頼が来るわけではないのでこういうときに頑張らなければ………ははは」冷や汗を一筋、目もすこし泳ぐ。
    "ペトラ":「報酬のためなの?それとも他の理由が?あなたを動かしているのは何かしら?」ぐいぐい
    浅月 透:「え、ええと………」すごくグイグイくるなこの女の子!?
    浅月 透:「そう、だな………」息を整える。
    浅月 透:「報酬のためというのもあるが、まぁ、俺が動いている理由にたいしたモノなんてないよ」
    浅月 透:苦々しい顔と供に言いはなつ。
    "ペトラ":「……」むう、とした顔、それが知りたいというのに
    浅月 透:あるのは単純、仕事だから、そういう立場だから、そんなそういう外付けの部品のみ。
    浅月 透:本当にやりたいこと、やるべきことはもう忘れてしまったかもしれない。
    "ペトラ":追撃をしようと口を開きかけるが、忠告を思い出し留まる
    浅月 透:「流されてるだけ………いや、同僚の前で言うのは恥ずべき台詞だよなぁ」ほかの三人をみて苦笑。
    暮色錦:事情をよく知らないので何も言わない。肩を竦める。
    四方月 翳:「……?ちなみに俺はご飯のためだけど」浅月さんからの視線を理解せず。
    浅海 沙天:「……悪いとは言いませんよ」先生は苦い顔をしそうだが
    浅月 透:「すまない、上手いことが言えなくて」少女に申し訳なさそうに言う。
    "ペトラ":「むう、まあいいわ、他の二人は?」
    暮色錦:「ノーコメント、ちなみに君はどうしてそれが知りたいのかな?」
    "ペトラ":「教えてくれない人には教えられないのだけれど……」
    暮色錦:「じゃあそういうことで、互いに深入りしないことにしよう」
    "ペトラ":「…………」
    浅月 透:「そうだ、君はこの教会に通っている人かな?」そういえば目の前の少女が何者かは聞いていなかった。
    "ペトラ":「ええ、ここの神父見習いさんは調査のための色々な役立ちそうなことを教えてくれるの」
    藤矢・リトリコ:「信仰云々より俺の話を聞きたい奇特な人間、という感じですね」
    四方月 翳:「じゃあその質問も調査の一環なんだね」ふーん、という顔。
    浅月 透:「そちらも調査か………いえいえ、神父さん?のお話といったら含蓄がありそうですが」
    "ペトラ":「そういうことよ、モデルをかき集めないといけないのに今日4人に会って成果1とかどういう事かしら……」
    "ペトラ":ちらちらとまだ答えていない少年の方を見ている
    藤矢・リトリコ:「そんなことは全くないですよ」と流しつつ
    藤矢・リトリコ:「……少年、答えたくなかったら答えなくていいからな、君にはその権利がある」
    藤矢・リトリコ:「そして"ペトラ"あまり躍起にならず今日はもう引き揚げろ」
    藤矢・リトリコ:「日を改めた方がいいこともある」
    "ペトラ":「む」
    "ペトラ":「……」ぐぬぬ……という顔をして
    "ペトラ":「そ、そうね、往々にして神父見習いさんの言うことを聞いた方がいいことがあるからそうしておくわ」
    浅月 透:「(助かった………)」軽く安堵のため息。
    "ペトラ":そういうとそそくさと荷物をまとめて去るかまえをしておく
    暮色錦:「さて、どうします? 僕たちは」
    暮色錦:「神父さんが戻ってくるまで待ちますか?」 どちらにせよ最後まで付き合う心づもり
    浅海 沙天:「あ、ありがとうございます…」言うのに勇気が要るなと考えていたので少し助かった
    "ペトラ":「じゃあね神父見習いさん、また明日」
    四方月 翳:「今のところ目新しい情報はないしねえ」待つ、という言葉に小声で。
    "ペトラ":…ぼそり、と追加で何かをつぶやいた気がするが、それはそれとしてドアを開けて出て行った
    浅月 透:「いや、そうだな………」
    藤矢・リトリコ:「……」小声まで聞き取ったのか、非常に渋い顔をして
    浅月 透:「(どうして………理由か )あー、ええと」思いがけない質問で憂鬱な気分になりつつ、思考を切り替える。
    藤矢・リトリコ:「あと30分くらいですね」
    藤矢・リトリコ:時計を確認したところで、またドアがノックされる音を聞いて
    藤矢・リトリコ:薄くため息をついて「どうぞ」と声をかける
    椿・リトリコ:「こんにちは」外からノックをし、ひょこりと開いたドアから顔を出す
    酒々井 奏:「こんにちは」その上から顔を出す
    天喰大輝:「失礼します……で、いいのかな、教会入る時って……あ、こんにちは」椿くんに倣う
    椿・リトリコ:「兄様!」ぱっと兄を見つけて顔が明るくなる
    藤矢・リトリコ:「どうぞ」
    藤矢・リトリコ:「…お前か、一人で来なかったことに関しては成長を認めるが、このあたりをうろうろするなと言っただろう」
    浅月 透:教会ってこんなに繁盛しているのかよ………と、なんとも言えない顔になる。
    浅海 沙天:「あ」
    浅海 沙天:その中の一人を認めて思わず声が出る
    天喰大輝:「何か人多いな……結構人気(って言っていいのか?)なんだな、ここ」
    天喰大輝:「ん?」
    天喰大輝:「……んー…………あ」少し考えて、思い出す
    浅月 透:「どうした?」浅海君をちらりとみる。
    浅海 沙天:慌てて浅月さんの近くによって
    四方月 翳:「沙天くんの知り合い?」
    浅海 沙天:「要注意人物です、管轄の」
    浅海 沙天:と小声でささやく
    天喰大輝:(確か、俺がピカロを攻撃した時にいたUGNの……)
    椿・リトリコ:「だって、兄様がお話してた子、探している人がいるみたいなんだもの…」もともと遊びに来ようとしていたがそう言いながら兄に近付く
    浅月 透:「んんんんん!!!???」
    天喰大輝:(おいおい……何か「普通」じゃない予感がしてきたぞ……)
    酒々井 奏:「どうも、取材の種になりそうなので探しています」
    暮色錦:「うわっ」
    暮色錦:「どうしたんだ一体……あ、酒々井さん」
    浅月 透:まじで?どれが?とアイコンタクト
    四方月 翳:「どんどん人が増えるねえ」
    天喰大輝:(何か周りの視線が痛いし……そりゃ印象は悪かっただろうけど……)
    酒々井 奏:「おや暮色さん、今日のシフトは15時からでしたね」と一礼し
    椿・リトリコ:「お兄さんたち知り合いなの?」と首を傾げて全員を見回している
    酒々井 奏:「このあたりで人に話を聞きまわっている少女を探していたのですが……ここにもいないみたいですね」
    浅海 沙天:「背の高い方の青年です」軽く小声で会話し
    浅月 透:「あーー、ええと、うん」
    天喰大輝:(でも……視線で『そっち』の関係者が誰かは大体分かった)
    浅月 透:「タイム」三人を集める
    浅海 沙天:「はい」
    浅海 沙天:集まる
    暮色錦:「やたらと聞きたがりの少女ならさっきまでここにいたよ、今ならまだ追いつけるんじゃないか?」
    天喰大輝:「まあ、ちょっとした顔見知りくらいかな」椿くんに
    四方月 翳:「なに?」集まる。
    暮色錦:そう言いつつ浅月の方に近づく。
    浅月 透:「どういうタイプの要注意人物?」コソコソ
    浅月 透:「FH?ゼノスとか?」
    浅海 沙天:「マスターエージェントを敷地内で見るや否や独断で自殺し能力誘発して突撃していく輪廻の獣持ち」
    椿・リトリコ:「そうなんだ…、なんであのお兄さんたちは集まってるんだろ……?」
    浅海 沙天:「というフリーランスです」
    藤矢・リトリコ:大体の事情を察知したのか
    四方月 翳:「あー、そういえば顔写真は見たことあるかも」
    浅月 透:「んんんんん!!!???」咳き込む。
    藤矢・リトリコ:「椿、こっちに来い」と呼び寄せる
    暮色錦:「よくわからないが、見境なく暴れる人なのかい」
    椿・リトリコ:「酒々井さんごめんね、入れ違いになっちゃったみたい」とちょっとだけしょんぼりしながら
    四方月 翳:「ジャーム狩りしてるんじゃなかったっけ、ひとりで」あまり興味が無いのでうろ覚え。
    浅月 透:「めんどくせぇなぁ!?」器用に小声で怒鳴る。
    天喰大輝:「椿くん、ちょっと待っててもらえるかな」
    酒々井 奏:「ですね……そろそろ今日の執筆とバイトの準備もありますし、このあたりで引き揚げますか…」椿君についていく
    天喰大輝:そう言い残して、小声で話す四人に近付いていく。
    浅月 透:「取り敢えず、スルーでいいか?いいよな?いいと言ってくれ?」
    椿・リトリコ:「うん、待ってるね?兄様、どうかしたの?」天喰さんに返事をして兄のところに行く
    四方月 翳:「あ、こっち来た」と青年にニコニコ手を振る。
    浅海 沙天:「いいと思いますが今現在こちらに近づいています…」
    天喰大輝:「こちらもその判断でいいのか知りたいので、話だけ聞かせてもらっていいですか?」
    暮色錦:「見境がない人じゃなさそうだ」
    浅月 透:「うぇっっ!?あばば」飛ぶ
    藤矢・リトリコ:「何、かかわらない方がいい話の気配がしたので呼び集めただけだ」
    天喰大輝:「お互い、知らないうちに動かれて厄介なことになるのは嫌でしょう?」
    椿・リトリコ:「危ないお話?」と下から見上げて兄の瞳を見つめる
    浅月 透:「あー、えー、うん」瞳の生気が完全に御臨終。
    藤矢・リトリコ:「ああ」断言する
    藤矢・リトリコ:「そこで待っていろ、二人分の飲み物くらいは出そう」
    天喰大輝:「とりあえず俺は、今は別にレネゲイド関連では動いてません。ちょっとした成り行きであの子達に付き添ってここまで来ただけです」
    天喰大輝:「そちらはどうして?」
    四方月 翳:「…言っちゃっていい?どーする?」浅月さんに。
    暮色錦:ちらりと浅月の方を見る。答えられるかな?
    浅月 透:ため息をついて「………此方はレネゲイド案件だ」
    椿・リトリコ:「はあい」兄に返事をして椅子にいい子に座っている
    天喰大輝:「……やっぱり」憂鬱そうな顔
    四方月 翳:「今はFHセルの調査とそのチルドレンの追跡ってところ」浅月さんが話したのを見て。
    浅月 透:「この市で活動しているFHが誘拐事件を起こしている。原因は現在調査中………」
    天喰大輝:「誘拐事件……」少し、視線が鋭くなる。
    天喰大輝:「一つ確認しておきたいんですが、被害者に非オーヴァードは?」
    浅海 沙天:「いる、というか非オーヴァードが被害者の全部です」
    天喰大輝:「なるほど」
    浅海 沙天:「ワーディングで簡単に気絶できる人間を狙っているのでしょう……」
    浅海 沙天:言ってからこれまずいこと言ったかもという顔をする
    浅月 透:「………」なるほど?
    天喰大輝:「あなたには申し訳ないが」浅月さんを見て
    天喰大輝:「スルーという訳にはいかなくなった」
    浅月 透:「え?」
    浅月 透:「あぁ、糞……そういうタイプかよ」
    天喰大輝:「協力します。ああ、先に言っておくと、そちらが拒否するなら独断で動きます」
    浅海 沙天:「………ごめんなさい」浅月さんを見上げる、これはもう止まらない奴だ
    四方月 翳:「どーする?」別にいいんじゃない、という顔。
    浅海 沙天:「先に言っておきますが彼は間違いなくやります……」
    浅月 透:「ハッ、物騒な協力要請だなぁ……畜生」
    暮色錦:「ちなみに僕も最後まで首を突っ込むつもりですので、よろしくお願いします」
    浅月 透:輪廻の獣を渦中に放置?出来るか、糞が!
    浅月 透:「はぁぁぁああああ」
    天喰大輝:(他にも苦労抱え込んでそうだな……何か本当に申し訳なくなってきた)
    浅月 透:「わかった。協力の申し出感謝する」
    浅月 透:もう何もでてくんなよ……と内心で溢しつつ話を纏めようとする。
    藤矢・リトリコ:「タイムは済みましたか?」
    浅月 透:死んだ目で頷く。
    藤矢・リトリコ:「何よりです」
    浅月 透:「ええと、なんだったっけ、何してたっけ俺たち???」
    藤矢・リトリコ:「それと椿、お前はとりあえず少女の件は忘れておけ」
    四方月 翳:「聞き込み?」あと神父さん待ち?と付け加えて。
    椿・リトリコ:「え?兄様どうして?」足をぷらぷらさせながら座っていた椅子から立ち上がる
    暮色錦:「こちらの方への聞き込みを終えて、神父を待つか否か、という話でした」
    藤矢・リトリコ:「これ以上の関与は危険な気配がしたからな」と向こうに集まってる面子を見ながら
    浅月 透:「(………この反応、いや、まさか)」
    天喰大輝:(やっぱり過保護気味のお兄さんだった。いや、今回は正しいけど)
    椿・リトリコ:「ペトラさんとまたお話してたの…?それでなにか言われたの?」心配そうに
    椿・リトリコ:「ぼく、兄様にも危ないことに巻き込まれてほしくない……」
    藤矢・リトリコ:「そういうことではないが……ええいお前に誤魔化しや虚構はあまり取りたくないな…」
    藤矢・リトリコ:少し声を潜めて
    藤矢・リトリコ:「第一、先ほど来ていた"ペトラ"が最後に退出する際に『すべてが終わってからでしょうけど』という言葉を確認した」
    藤矢・リトリコ:「今までも嫌に聞きたがりで変な奴だとは思っていたがこの言葉でいよいよ彼女の置かれている状況がろくでもないものだと推察した」
    椿・リトリコ:「なにかが始まるの……?」同じように声を潜めながら兄の服の裾を握る
    藤矢・リトリコ:「さあな、とは言えここからお前を遠ざけておきたいことに変わりはない」
    藤矢・リトリコ:「第二に、先ほどの話をしていた連中はUGNだ」
    椿・リトリコ:「あっちのお兄さんたち?」ちらりとそちらを見やる
    藤矢・リトリコ:「出てきているだけで『ここは任せてこれ以上かかわるな』と雄弁に警告している連中だ、ご丁寧にな」
    藤矢・リトリコ:頷く
    藤矢・リトリコ:「以上2点、お前が"ペトラ"のことを忘れ日常に戻るには十分な理由だろう」
    椿・リトリコ:「リトリコはUGNと協力関係にあるんでしょう?お手伝いするのはいけないの?」
    椿・リトリコ:「なにか起きるかもしれないってことは…姉様たちも巻き込まれてしまうかもしれないじゃない」
    椿・リトリコ:「ぼく、それは嫌です」
    藤矢・リトリコ:「……」とても苦い顔をしている
    藤矢・リトリコ:「俺は止めたからな、だがそれでお前の自由意志までは止められん」
    椿・リトリコ:「…ありがと兄様、兄様のこともお手伝いするからね」
    椿・リトリコ:そう兄の瞳を真っ直ぐ見つめて笑いかけてから、集まっているお兄さんたちの方へとぱたぱたと走っていく
    藤矢・リトリコ:すん、と鼻を鳴らして以降隣にいた奏の話に付き合う
    椿・リトリコ:「あの!ぼくにもお仕事のお手伝いさせてください!」そう、スーツ姿の人に声をかけた
    浅月 透:「あー、ええと。いいんすか?」神父見習いの青年をちらりと見る。
    藤矢・リトリコ:「…こいつの自由意志までは止められませんので」
    天喰大輝:「椿くん、君は……」
    天喰大輝:「……オーヴァード、だったのか」
    椿・リトリコ:「天喰さんも、そうだったんだね」
    浅月 透:「正直、気が進まないんだが………前例がなぁ」ジトっと天喰君を見る。
    天喰大輝:特別な事情もなく、ただ偶然に出会った。
    天喰大輝:「普通」の少年だと思っていたが、そうではなかった。
    天喰大輝:そのことに少々複雑な思いはあるが……。
    天喰大輝:「改めて、よろしく頼むよ」
    椿・リトリコ:「あのね、ぼく動物ともお話出来るから…そういう風にお手伝いできると思うんです」
    椿・リトリコ:「うん、よろしくお願いします」ふんわりと笑いながら
    浅月 透:「もう、組む流れになっちゃったよ………仕方ねぇ」盛大にため息をつく。つきまくり。
    藤矢・リトリコ:「……そろそろ帰ってきますね」
    藤矢・リトリコ:「奥へどうぞ、と言っても彼も俺と同じくらいの情報しか持っていませんが」
    藤矢・リトリコ:「飲み物くらいはお出ししましょう」
    四方月 翳:「決まったなら仲良くしないとね」よろしくーと小さい子に手を振る。
    椿・リトリコ:「よろしくお願いします!」ニコニコと手を振り返している
    浅月 透:「話聞いたら、また情報整理すんぞ………いいな?」全体に向かって話す。随分増えてしまった………。
    天喰大輝:「ええ、早く解決しましょう」
    天喰大輝:……「普通」の敵を、見逃す訳にはいかない。

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    椿・リトリコ:ロイスは今回は保留で
    暮色錦:ロイス保留、購入は……どうしようかな
    椿・リトリコ:メイド服買おうね~
    椿・リトリコ:3dx+2>=20
    DoubleCross : (3DX10+2>=20) → 4[1,3,4]+2 → 6 → 失敗

    天喰大輝:椿・リトリコ ○いい子/不安→○連帯感/隔意 に変更
    暮色錦:お兄さんがメイド服を買ってあげよう
    椿・リトリコ:出目がひどい、以上で
    暮色錦:1dx+3>=20
    DoubleCross : (1DX10+3>=20) → 8[8]+3 → 11 → 失敗

    天喰大輝:ボデマ~
    暮色錦:全然ダメ、買おうと思ったら結構財産点かかるな……
    天喰大輝:2dx+2>=12
    DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 3[2,3]+2 → 5 → 失敗

    天喰大輝:だめだぜ
    椿・リトリコ:大丈夫ですよ
    四方月 翳:浅月 透 〇信頼/大変そう でロイス取得
    暮色錦:ごめんね~
    椿・リトリコ:平気!
    四方月 翳:ボデマ、いく!
    四方月 翳:1dx+2>=12
    DoubleCross : (1DX10+2>=12) → 4[4]+2 → 6 → 失敗

    四方月 翳:ダメ~
    浅月 透:天喰大輝 意志/不安○
    浅月 透:メイド服かうか
    浅月 透:4dx10+4>=20
    DoubleCross : (4DX10+4>=20) → 6[2,6,6,6]+4 → 10 → 失敗

    浅月 透:だめ
    四方月 翳:バデムでも届くのないな

    ミドル4


    GM:準備ができた方から登場侵蝕をお願いします
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (63 → 69)
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (59 → 60)
    暮色錦:53+1d10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+7[7] → 60

    暮色錦:おっ丁度
    浅月 透:59+1d10
    DoubleCross : (59+1D10) → 59+2[2] → 61


    情報項目 ・ペトラについて 情報:噂話 6
    ・リネンについて 情報:UGN 6
    ・「トネリコの木の下で」を読む 判定無し、手番だけ使用
    ・榕崎市について 情報:UGN 7

    天喰大輝:ペトラについて調べます!
    天喰大輝:コネ:噂好きの友人使用
    天喰大輝:4dx+2>=6
    DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 8[5,5,7,8]+2 → 10 → 成功

    天喰大輝:わかった
    四方月 翳:リネンについて、判定します!コネ:UGN幹部を使用!
    四方月 翳:4dx+2>=6
    DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 10[3,6,9,10]+1[1]+2 → 13 → 成功

    四方月 翳:OK!
    暮色錦:トネリコの木の下でを読みます。酒々井さんはどんなの書いてるのかな~
    浅月 透:榕崎市について
    浅月 透:情報収集チーム使用
    浅月 透:スーツきてるので
    浅月 透:さらに+2
    浅月 透:5dx10+6>=7
    DoubleCross : (5DX10+6>=7) → 10[2,4,5,8,10]+9[9]+6 → 25 → 成功

    天喰大輝:庭じゃん
    GM:全員成功!
    浅月 透:成功
    GM:では開示していきます
    榕崎市 ここ4、5年で開発が進み、4年前にUGN支部が設置された。榕崎支部常駐のエージェントは10人に満たない程度で、必要な後始末などは近隣の規模の大きい支部に連絡する形で行っている。正体不明の「コンステレーション」セルが市内でよく事件を起こし、そちらの対応に時間を割かれることはあるが、セルの事件一つ一つはそう大規模なものではない。

    とはいえ、懸念が無いわけではない。榕崎市は10年ほど前まで「ネームレスカルト」というジャーム崇拝を主としていた組織の拠点となっており、ネームレスカルトの行っていた数々の儀式によって市内のレネゲイド深度は高く不安定。市内には人魚に連れ去られる、トンネルの先が異界に繋がっている、海浜公園の裏庭に不思議なモニュメントがあるなど不穏な噂は絶えない。


    トネリコの木の下で とある北欧の小さな村に、忌み嫌われていた双子の姉妹がいた。
    村のおきてで15歳になると殺されてしまう妹に、姉は自分が成り替わって妹を助けることを提案する。
    反対する妹だが姉は反対を押し切ってなり替わり、村人たちに森のトネリコの木に釣り殺される。絶望した妹は森に姿を消す。
    数年後、森は燃え盛り、炎の中から魔女が現れ、村人を、街の人々を殺しつくしていく。
    世界は終末の様相を呈し、愚かな人間も善良な人間も滅んでいく、そして、世界は魔女によって火にくべられた。たった一本のトネリコの木を残して。

    どうやらネット小説をノベライズ化したものらしい、作者欄には帆布とだけ書かれている、ハンドルネームだろうか


    ペトラについて 数日前から榕崎市内を徘徊して過ごしているそれなりに整った身なりをした少女、平日休日問わず昼間の教会、図書館、公園などによく出没する。学校に通っている形跡は無く、また夕方以降何をしているのかもよくわかっていない。
    とは言えこのようなことは市内でもそこまで珍しくないそうで、話を聞きにいった近辺の人間の対応も非常に穏やかなものだった。


    リネンについて 12月21日、N市で一般人を複数人誘拐している事が確認された少女。”コンステレーション”セルの一般戦闘員。スカートの下から蜘蛛の糸を操って妨害を行う能力、自身の影を使って姿を隠す能力などが今のところ主に確認されている。榕崎市周辺でも確認されており、それによると姿の偽装やそれを活かした破壊工作もできるようだ。


    GM:12/24 18:00 湊古書堂
    湊 祈吏:「どうぞ、今日は早めに店しまったから、好きに話してて」
    湊 祈吏:店の2階に直結したリビングに、お茶とお菓子を置きながら
    暮色錦:「お疲れ様です」 パタンと読んでいた本を閉じながら、皆を迎える。
    湊 祈吏:「ご飯がよければそっちも用意するね」と言って去っていく
    暮色錦:本のタイトルは「トネリコの木の下で」。酒々井奏の書いた小説として湊祈吏に渡されたものだ。
    天喰大輝:「お邪魔します。……わざわざ店閉めることないのにな……」
    暮色錦:「遠慮しなくても大丈夫ですよ。ここのご飯は美味しい」 と言いつつ、集団の中に椿君がいないな、などと思う
    四方月 翳:「ご飯は嬉しいな~、おかわり出来るかな」と飯に釣られる。
    天喰大輝:「子供が出かけるには少し遅い時間だからね、椿くんはお兄さんに止められてたよ」
    浅海 沙天:「あ、ありがとうございます……椿君は帰宅したみたいです」
    暮色錦:「道理だね。それに子供からしたら古本の匂いも好ましいものでもないか」
    浅月 透:「しんどいわ~マジできつい、一服したい」ソファーに座る。
    天喰大輝:「とりあえず、調査の結果を共有してからにしましょう」
    天喰大輝:「一服も、ご飯も」
    暮色錦:「祈吏、ここって煙草大丈夫だっけ」 少し声を張って尋ねる
    湊 祈吏:「…煙は駄目」
    浅月 透:「いや、流石に外で吸うよ」
    湊 祈吏:「…晩御飯、カレーだから」
    浅月 透:メソメソしながらノートPCを開く。
    湊 祈吏:それだけ付け加えて今度こそ姿を消す
    浅月 透:榕崎市のUGNとは一度協力関係になったことがある。事前に連絡し市と市内で起こったR案件についての情報を手配しておいた。
    四方月 翳:「カレー!」心の中でガッツポーズ。
    浅月 透:端末で資料を眺めつつ、記載されたあんまりな事案に気が遠くなる。
    天喰大輝:「……朗報ではなさそうですね」浅月さんの表情を見て。
    浅海 沙天:「気が遠そうな顔をしていますが、大丈夫ですか?」
    浅月 透:「あぁ、うん」頷きつつ画面を見せる。
    暮色錦:「何々……?」
    四方月 翳:「文字が多い」
    天喰大輝:「N市も大概だが、ここも思っていた以上に「普通」じゃない街だな……」
    浅月 透:「ネームレスカルト………ジャーム崇拝って碌でもないな」
    浅海 沙天:「…普通の市……??????」スクロールするごとに出てくる不穏な事案の数々にだんだん目が点になっていく
    四方月 翳:「よく数人で回してられるね、これ」
    暮色錦:「……こんな街に住んでいたという事実に眩暈がするんだけど」
    天喰大輝:「UGN、本当に人手不足なんだなあ……」しみじみと
    浅海 沙天:「湊君が言ってたんですけど、たいていの地元民は」
    浅月 透:目をそらす。普段はほぼ仕事をしないニートエージェントだから。
    浅海 沙天:「それが『普通』になるように認識を弄られるおまけがついているようです」
    天喰大輝:「ふざけてるな」
    四方月 翳:「だからみんな治安が悪い、で済ませてるんだ」納得したように。
    浅月 透:「……認識災害か」
    暮色錦:「ううん……これはまた随分な「不幸」だな……」 頭を抑えながら手首を捻る。
    暮色錦:この指輪にはそりゃあ大量の「不幸」が溜め込まれているだろう
    浅海 沙天:「の、類です」
    天喰大輝:「認識の操作……碌なものじゃないな」
    天喰大輝:似たようなことをする奴の覚えもある。そいつも碌な奴じゃなかった。
    浅月 透:天喰君の発言を聞き、再び苦い顔。
    四方月 翳:「市全体に影響があるなら相当だね、絶対厄ダネだよこれ」
    天喰大輝:「偽物の「普通」を押し付ける……何でそんなことになってるのか……原因を突き止めないとな……」小声で呟く。
    天喰大輝:「……しかし、これで少し納得もできた」
    天喰大輝:「ペトラの行動……ここでは敢えて奇行と言っておくか」
    浅海 沙天:「というと?」
    浅海 沙天:「ああ」
    天喰大輝:「結構好意的に捉えられてるみたいだ。多分、認識操作の影響で受け入れられるように印象が変えられている」
    浅海 沙天:「『まあそういうこともある』という風に処理されている、ということ?」
    天喰大輝:「そう。この街じゃ、これくらいは珍しくない、ってね」
    浅月 透:「なるほどな」この街だと、聞き込みもかなり難しそうだな。
    天喰大輝:「俺も違和感はあったが、そういうものと受け入れていた。もしかしたら影響を受けていたのかもしれない」
    天喰大輝:「だから、敵について調べるのも多分苦労することになる」
    四方月 翳:「じゃあ俺達も影響下の可能性あり?」うわーという顔。
    暮色錦:「どうだろうね、君たちはこの町にはまだ来たばかりだろうし」
    暮色錦:「実際、認識を操作するなんて、気を付けておけば対処できるってものなのかな」
    浅海 沙天:「基本的に対処のしようはあまりない、と聞きました」
    天喰大輝:「難しい。けど、オーヴァードにまで深く影響を与えられるのは相当強い部類だ」
    天喰大輝:「気にしすぎて疑心暗鬼になる方がまずい。今はできることをするべきだろう」
    浅海 沙天:「抗体に近い因子とかがあれば話は変わると日本支部の人から聞いたことありますが」
    暮色錦:「じゃあ常に認識が操作されている可能性がある、ということだけ覚えておこう」
    浅海 沙天:「そういうことですね、可能性はあります」
    浅月 透:「(そういった一握りの強力な能力者ほど手がつけられないんだがな)」
    浅海 沙天:「で、探している"リネン"についての情報とか出てきてます?」
    四方月 翳:「あーそれ」沙天くんに反応して。
    暮色錦:(助かる。認識が操作されてるとなると誰でも裏切りの可能性があるし、そうなると地元住民でデータのない僕が一番怪しい)
    暮色錦:(浅海くんが話を逸らしてくれなければ無理やり抜けさせられる可能性もあったな……)
    四方月 翳:「ここの支部の人に聞いてきたけど、榕崎市でも何度か目撃されてるみたい」
    天喰大輝:(この人、今日オーヴァードのことを聞いたらしいけど、適応が早いな)
    四方月 翳:「あ、これ似顔絵ね」写真はないから一緒に作って貰った、と微妙なクオリティの絵を見せる。
    浅海 沙天:「…目撃例、あるのか…結構前線に出るタイプなのかな」
    暮色錦:「ええと……女の子?」 辛うじて判別
    天喰大輝:(異能自体には慣れ親しんでいたからか……いや、気にしても仕方ないか)
    天喰大輝:「なるほど……顔が分かるのは助かる……………………うん、助かるよ」
    浅海 沙天:「あ、はい、少女です、俺達と同じくらいの」
    浅月 透:「このスカートの線はなに?飛ぶとは聞いてないんだけど」
    四方月 翳:「えっ、わかんない?けっこう上手く描けたと思うんだけど」わりと自信があった。
    四方月 翳:「あ、それ糸!ぶわーってスカートから出してくんの」
    浅月 透:「………糸かこれ!」
    天喰大輝:「なるほどなあ」
    浅海 沙天:「糸による妨害能力もあるんですけど……それと同じくらい気になることも言ってたんですよね」
    四方月 翳:「糸の他に影で隠れたり出来るみたい、そっちは見てないけど」
    天喰大輝:「気になること?」
    四方月 翳:「人間は生贄だってさ」聞いたままをそのままに。
    浅海 沙天:「榕崎のデータでは、姿を変えることもあると」
    暮色錦:「そんなのばっかりだな」
    天喰大輝:「余計に放置はできないな」
    浅海 沙天:「ですね……情報収集は難航しそう…」
    暮色錦:「人間は生贄、か……」
    浅月 透:「シンドローム読みきれねぇな………ウロボロスっぽいやつ大体そうだけど」
    天喰大輝:「「普通」の人を攫って、生贄と称して殺しているなら……一刻も早く止める必要がある」
    浅月 透:「まぁ、そうだな。…他になんかあったか?」
    四方月 翳:「あれからN市じゃ目撃されてないから、こっちに戻って来てるかも」
    暮色錦:「ううん……」 少し悩んでいる
    浅海 沙天:「どうかしました?暮色さん」
    暮色錦:「これは……事件と関係あるかは微妙だけど……」
    天喰大輝:「今はどんな情報でも欲しいところだ」
    暮色錦:先ほど閉じた「トネリコの木の下で」をテーブルに置く
    浅月 透:「まー、取り敢えず何でも言ってみ。他に何もないしな」
    四方月 翳:「さっきまで読んでた本だよね、これ」
    暮色錦:「そう。さっき教会に来た、酒々井奏さんの本らしい」
    天喰大輝:「ああ……作家って言ってたな。本当に本出してたんだ」
    暮色錦:「彼女、最近ここで働き始めてね、祈吏がわざわざ買って貸してくれた」
    天喰大輝:「その本に何か?」
    暮色錦:「いや、これ自体がどうこうってわけじゃないんだけど、さっきの生贄って話」
    暮色錦:「この物語の主人公が、いわゆる生贄みたいな感じでね。それで何となく思い出したんだ」
    暮色錦:「これが関係しているっていうよりも……酒々井さんかな」
    天喰大輝:「確かにかなり微妙なところだ」
    暮色錦:「なんだか、ここでバイトを始めた時期とか、教会で偶然会ったこととか」
    暮色錦:「なんとなく……縁を感じる。もしかしたら、何かあるかもしれない」
    浅月 透:「へぇー」ペラペラと流し読みする。
    浅月 透:「鬱いな………」
    天喰大輝:「でも、そうだな。そういう直感は結構馬鹿にできない。オーヴァードのものなら特に」
    暮色錦:「そうだね、言い換えれば『運』かな、僕に根深いものだ」
    浅月 透:「んー、話聞いてみるか?」
    四方月 翳:「バイトさんなんだよね、また来れば会えるかな」
    暮色錦:「そうですね、次のシフトの時にでも聞いておきます。今日はもう上がってますし、実際どれほど重要かはわからない」
    天喰大輝:「これで真相に近付けたら暮色さんのお手柄だな」
    暮色錦:肩を竦める。
    暮色錦:「少しでも幸いをバラまきたいところだね、祈吏もカレーの鍋をひっくり返してたりしなければいいけど」
    湊 祈吏:「してないよ」
    湊 祈吏:お盆の上にカレーを人数分乗せて既に立っている
    浅海 沙天:「あ、ありがとうございます…」その配膳を手伝っていく
    湊 祈吏:「とりあえず今日は食べてって、泊ってもいいから」

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    天喰大輝:メイド天喰!
    天喰大輝:2dx+2>=20
    DoubleCross : (2DX10+2>=20) → 9[6,9]+2 → 11 → 失敗

    天喰大輝:だめでした
    四方月 翳:懲りずにぼでま!
    四方月 翳:2dx+2>=12
    DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 10[3,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

    四方月 翳:やったぜ
    浅月 透:メイド服
    浅月 透:5dx10+4>=20
    DoubleCross : (5DX10+4>=20) → 9[3,4,8,9,9]+4 → 13 → 失敗

    浅月 透:さすがにきびいね
    四方月 翳:バデムの+3あるので欲しい人は言ってね
    暮色錦:メイド服買っておこう
    暮色錦:2dx+3>=20
    DoubleCross : (2DX10+3>=20) → 6[3,6]+3 → 9 → 失敗

    暮色錦:全然ダメ

    ミドル5


    GM:シーンプレイヤーは四方月君、天喰君、浅月さん、侵蝕+1して登場してください
    浅月 透:61+1d10
    DoubleCross : (61+1D10) → 61+5[5] → 66

    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1増加 (69 → 70)
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1増加 (60 → 61)
    浅月 透:みす
    浅月 透:62!

    GM:12/24 21:00 湊古書堂
    浅海 沙天:「…………」
    浅海 沙天:家主の湊さんにキッチンを貸してもらって入れたお茶の湯気を目の前に、気まずく沈黙している
    四方月 翳:「カレー、美味しかったね」と満足気。若干量足りなったようだが。
    浅月 透:「寒………」一服を終える。マフラーの隙間を通る風に肌を刺されたので、いそいそと店の外から戻ってくる。
    天喰大輝:「ああ、よその家のカレーを食べる機会って意外とないから新鮮だった」
    浅海 沙天:「あ、うん、おいしかった……家主さん料理上手だよね」
    浅月 透:「よく食ってたな、若さを感じるわ」四方月君を見ながら。
    四方月 翳:「今日はけっこう遠慮したほうだとおもうけど…?」3杯で止めたはず。
    浅海 沙天:「いつもよく食べるよね、前シミュレーション行った時もそうだった」
    四方月 翳:「天喰さんは自分でカレー作ったりするのかな、自炊派?」
    天喰大輝:「ん、まあ一人暮らしだからそれなりにはね。カレーも一度に量作れるし、割と作るよ」
    浅月 透:「大学生だったか?マメだな~」
    天喰大輝:「祖母からの仕送りと短期のバイトで生活してるんで、節約しないと立ち行かないんですよ」
    四方月 翳:「体質みたいなもんだよ、いつもお腹空いちゃって」
    天喰大輝:「あんまり時間拘束される長期のバイトは、避けてるんです」
    浅海 沙天:「それはまたどうして?」
    四方月 翳:「あー、そっか。フリーランスだもんね」
    天喰大輝:「「普通」の敵を狩るのにも、いろいろ調べなきゃいけないことも多いからね」
    天喰大輝:「実際動くと数日潰れるとかざらだしね」
    浅月 透:「UGNのイリーガル登録しとくと結構金はいるのにな」学生時代はそれで食っていた。
    浅海 沙天:「敵」
    四方月 翳:「例のジャーム狩りのことかな」詳しくは知らないが。
    浅月 透:うわぁ………と、なんとも言えない表情。
    天喰大輝:「別に、敵はジャームに限らない。そこはUGNも一緒かな」
    天喰大輝:「……先にスタンスの違いをはっきりさせておいた方がいいか。その方が後で揉めなくてすむ」
    浅月 透:[ん…」黙って話を聞く体制に入る。
    浅海 沙天:「そう、ですね………」この前の事例で嫌というほど見た
    四方月 翳:「揉めそうな自覚はあるんだね」ちょっと可笑しそうに。
    浅月 透:「まぁ、無いよりはましだろ」
    天喰大輝:「相手を殺そうと思ってたら、止められて揉めかけたことがあるからね」
    天喰大輝:「あ、一応言っておくとその時は話し合いで解決できた」
    天喰大輝:「だから今回も話しておこうって訳」
    天喰大輝:「俺の行動原理は「普通」を守ることだ。日常を守るUGNとは、近いけど違いもある」
    浅海 沙天:その節で胃が痛そうな顔をしていた鹿目さんに心の中で合掌し、話を聞く
    四方月 翳:「普通って色々当てはまりそうだけど…具体的には?」
    天喰大輝:「非オーヴァードを守るって言うと分かりやすいかな……少し違う気がするけど、そこら辺は俺にもしっかり言語化できてない」
    天喰大輝:「UGNとの大きな違いは、オーヴァードと共存する必要を感じていないってところだ」
    浅月 透:「あー、なるほど」
    天喰大輝:「オーヴァードは明らかに「普通」じゃない。それが「普通」の人の前に出れば、「普通」は壊れるかねじ曲がる。たとえ平和な共存だったとしても」
    浅月 透:掴めきれていなかった青年のスタンスが若干わかってきた。
    天喰大輝:「俺はどうしてもそれが認められない。UGNに登録していないのも、それが理由」
    四方月 翳:「はぁー。わかりそうでよくわからない…」
    浅月 透:「まぁ、何となくは解った」
    天喰大輝:「とはいえ、UGNと敵対するつもりはないよ。UGNがなければ今の「普通」が守れないことも分かってる」
    天喰大輝:「敵にするにはかなり強い。できれば戦いたくない相手だ」
    四方月 翳:「所属はできないけど共闘は出来る…みたいな?」敵の敵は味方理論。
    天喰大輝:「そんな感じ。共同戦線なら何度か張ってるし、一緒に戦えることは間違いないと思う」
    浅海 沙天:「あ、報告にも上がってます、過去に何度か共闘の事例もありました」
    浅月 透:「普通」の人々、まぁ自分にとっては概念的なものではあるが、目の前の青年にとってはソレがなによりのモノなのだろう。
    天喰大輝:「その上で、確認しておきたい」
    浅月 透:「ん」
    四方月 翳:「なんだろ」
    浅海 沙天:「はい」
    天喰大輝:「今回のケース、殺しはありか?」
    四方月 翳:「どうなんだろ?」
    浅月 透:「あー……まぁ聞くよな、それは」頬をかきながら気まずそうに。
    浅海 沙天:「基本的に用件は調査と確保だけであって戦闘も最小限とは聞いていたような」
    浅海 沙天:「とはいえ最終的な判断は浅月さんに任せると言っていましたが」
    浅海 沙天:「泉さんが」
    四方月 翳:「それもそうか」と沙天くんの意見に同意する。
    浅月 透:舌打ちをする。
    天喰大輝:「浅月さん」
    浅月 透:「ああ、うん」
    天喰大輝:「俺としては、「普通」の人を積極的に害する奴らを放っておくことはできない」
    天喰大輝:「殺すと決め打ちするつもりはありませんが、少なくとも確実に行動はここで断っておきたい」
    天喰大輝:「そのせいで、土壇場でUGNと敵対するのは避けたい」
    浅月 透:「そうだな、俺もはっきり答えておくよ」一瞬顔を下げたのち、真剣な表情を『作り出して』青年に向き合う。
    浅月 透:「状況が切迫した場合、もしくは被害規模がさらに拡大することが予期された場合は………殺害することも否めないだろう」
    浅月 透:「だが、まぁ」
    浅月 透:「実際に犯行をおこなっているチルドレンの事情や連れ去られた被害者の状況も加味する」
    浅月 透:「ぶっ殺してから、新事実が判明してもどうにもならねーしな」
    天喰大輝:「つまり、殺害は緊急時のみ、と」
    四方月 翳:「へえ…」と、浅月さんの回答に少し驚く。ちょっと意外だった。
    浅月 透:「まぁ、一番に優先するのは被害者や一般人だ………それと」
    浅月 透:「当然、自分の身が危険になった場合。君は一応一般人だからな」
    天喰大輝:「身の危険……」
    天喰大輝:(どういう場合だろうな……俺、自殺が能力のトリガーなんだけど……)
    浅月 透:「イカれた戦闘するのは聞いてるよ、そこも自己判断でいい。責任は他所に投げる」
    天喰大輝:「……分かりました。できる限りはその方針に従います」
    浅月 透:「これでいいか?FH相手に不殺も厳しいしな」
    天喰大輝:「ええ、ありがとうございます」
    四方月 翳:「あ、じゃあ俺から天喰さんに質問!」
    天喰大輝:「ん、何かな?」
    四方月 翳:「暮色さんさ、今日初めて、自分がオーヴァードなのを自覚したんだって」
    四方月 翳:「そういう人は守る対象?」昨日まで普通だった人は?と。
    天喰大輝:「……どうかな。彼次第、ってところかな」
    天喰大輝:「今日オーヴァードのことを知ったにしては、彼、随分順応が早いように思えた」
    天喰大輝:「この街の裏の事情を知っても、気落ちしてはいたけどあまり驚いていなかった」
    天喰大輝:「ちょっと、「普通」じゃないように見えたな」
    四方月 翳:「不幸体質なのは自覚してたみたいだけど…」
    浅月 透:「まぁ、なんつーか達観してたな」自分のときは慌てまくり焦りまくりだった。
    天喰大輝:「四方月くんは、彼のことを守ってあげたいのか?」
    四方月 翳:「守ってあげたい…のかな?」心配なのか、不安なのか、いまいちわからない。
    四方月 翳:「天喰さんと違って、能力をちゃんと使ったことないみたいだし」
    天喰大輝:「なら、そうだな」
    天喰大輝:「俺は彼のことをまだあまり知らないけど」
    天喰大輝:「もし彼が俺の守る対象じゃなかったとしても、君が守ってあげれば、彼も安心だろう」
    四方月 翳:「うーん…守るのはあんまり得意じゃないけど…」
    四方月 翳:「そうだね、そうかも」何かに納得したように。
    四方月 翳:「なんかもやーってしてた所が決まった気がする」うん、と頷いて。
    浅月 透:「そりゃ、よかったな」
    浅月 透:「まぁ、オーヴァードだからって誰でも戦える訳じゃねーし、痛い、苦しいは嫌だろ」
    浅月 透:「出来るだけ守っほしいのが普通だろうし、助けてやればいいんじゃねーの?」
    天喰大輝:「やっぱり事前に話しておいて正解だったな。懸念も一つ潰せたし、四方月くんの気持ちも少し定まった」
    天喰大輝:「二人のことも分かってきた」
    天喰大輝:「四方月くんは大食いで、優しい男の子で」
    天喰大輝:「浅月さんは、面倒事が嫌いって言ってるけど何だかんだ面倒見がいいエージェントだ」
    四方月 翳:「そうだね、俺達も天喰さんのことがちょっとわかって良かった」
    浅月 透:「いやぁ、そう言われると………気が重くなるんだが」
    浅月 透:「まぁ、なんというか取り敢えず安心した………」苦笑いを浮かべながら。
    四方月 翳:「要注意人物っていうからどんなヤバげな人かと最初はおもったけど!」
    浅月 透:「どこぞのマスターにカチコミかけたとか聞いたし……」
    浅海 沙天:そりゃあもうという気にもなれず黙って紅茶を口に入れる
    天喰大輝:「それは相手が危険人物だったんです」
    浅月 透:「まぁ、マスターエージェントだしなぁ」
    四方月 翳:「マスターエージェント、怖いからねえ」一度だけやり合ったことがある。
    天喰大輝:「……まあその前から要注意指定は食らってたけど」小声で
    浅月 透:「ヒエッ」
    浅月 透:「まあ、取り敢えずスタンス確認は完了と言うことで………最後の最後で分裂は避けるぞ、マジで!」
    浅月 透:なんて、ペラペラとそれらしい言葉を並べて青年へと渡した。
    浅月 透:ああ、だがしかし、それはUGNエージェントである浅月透としての言葉だ。
    浅月 透:被害が広がることの危険性や敵の強大さを考えて、殺害により解決する。正しいだろう
    浅月 透:だが、もしもの話として
    浅月 透:この事件の原因が目も当てられない痛ましいモノだったとき、自分に出来るだろうか。
    浅月 透:普通の人々………そういった、顔の知らない誰かのために頑張れるだろうか。
    浅月 透:「(成長しないな……俺は)」そう、信念をもった青年に、小さな尊敬と妬ましさを感じてしまった。

    GM:シーンプレイヤーは暮色さんと椿君、登場侵蝕+1で登場してください
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1増加 (69 → 70)
    暮色錦:侵蝕60→61
    暮色錦:10近く違うんじゃが
    椿・リトリコ:一回お休みしてるというのに

    GM:12/25 8:02 湊古書堂前
    暮色錦:「おや」
    暮色錦:外で開店準備をしている。まだ開店には速いが、珍しい、というよりこの店に来るには随分幼い少年の姿が見える
    椿・リトリコ:「あ、おはようございます!」暮色さんを見かけてぱたぱたと駆け寄る
    暮色錦:「おはよう、君は確か……リトリコくんだったかな」
    暮色錦:「僕と同じように、UGNに協力すると……」
    椿・リトリコ:「はい、椿・リトリコです」
    椿・リトリコ:「お兄さんはたしか…ええと……暮色さん!」あってる?というように下から見つめる
    暮色錦:「そう、よく覚えていてくれたね」
    暮色錦:そう言いつつ、店の扉を開く。
    暮色錦:「冷えるだろう。中で待っていると良い」
    椿・リトリコ:「名前を覚えるのは結構得意なんですよ!」少しどや顔でそう言って
    椿・リトリコ:「あ、ありがとうございます!」すぐににこりと笑いながら促されるまま店に入る
    暮色錦:「随分と人懐こいな、君は」 呆れた声を出しつつ、自分も中に入って扉を閉める。
    椿・リトリコ:「いろんな人とお話することが多いからだと思うんだけど…」
    暮色錦:「祈吏、外の掃除は済んだよ。あと、お客さんだ少し奥を借りるよ」 店内のどこかにいるだろう店主の息子に声を掛け、椿を案内する。
    暮色錦:「そうか、だが悪い人間もいる。自分がそうと思っていない悪人もね」
    暮色錦:「声を掛ける相手は気を付けた方が良い」 言いながら、暖かいココアを用意する。
    椿・リトリコ:「んふふふ、暮色さんも少し兄様に似てるね」くすぐったそうに笑いながら
    椿・リトリコ:「心配してくれてありがとう」
    暮色錦:「神父なんて柄じゃないけどね」
    椿・リトリコ:「そうですか?兄様も自分でたまにそう言ってるよ」
    暮色錦:「じゃあなんで教会に……?」 一瞬胡乱気な瞳を向けるも、すぐに逸らし少年を観察する。
    暮色錦:(彼もまた、<ruby>オーヴァード<rp>(</rp><rt>超能力者</rt><rp>)</rp></ruby>……か)
    暮色錦:(見た目じゃわからないな)
    椿・リトリコ:「……?ぼくの顔になにかついてる?……あ!もしかしてこの目が不思議?」
    暮色錦:「そうだね、気になると言えば気になる」
    椿・リトリコ:じっと見つめられて不思議そうな顔をしていたが思い当たることが一つあった
    暮色錦:「生まれつきかい?」
    椿・リトリコ:「ううん、本当は兄様や姉様と一緒で両目とも金色だったの」
    椿・リトリコ:「この左の眼はね、遺産なんです」
    暮色錦:「遺産」
    暮色錦:指輪が照明を反射してきらめく
    椿・リトリコ:「そう、UGN的な名称で言うと『誓約の瞳』って言うんですって」
    暮色錦:「それは……随分と拘束的な印象を受けるな」
    暮色錦:「誓約というと、何かを誓っているのかい? その瞳に」
    椿・リトリコ:「……ぼくのこの瞳にはね、楽譜が見えるんです」
    椿・リトリコ:左目を手で覆いながら
    椿・リトリコ:「他の誰にも見えない、ぼくだけにしか見えない楽譜」
    椿・リトリコ:「その曲を弾くと……みんな調子が狂っちゃうの」
    椿・リトリコ:「自由に奏でるだけで、思うままに誰かを動かせてしまうこともあるんです」
    暮色錦:「……」 黙って聴いている
    椿・リトリコ:「それでね、だから……自分で好きに動かせてしまうから…」
    椿・リトリコ:「本当はね、そんなこと考えたくないのに…ホントなのかな?って気持ちになっちゃうの」
    椿・リトリコ:「兄様も姉様もぼくのことを大切に思ってくれてるの知ってるのに…たまにね、わかんなくなっちゃうことがあるんです」
    椿・リトリコ:「それが、この瞳を持った代償なの」
    暮色錦:「なるほど……重いな」
    暮色錦:それだけ言う。口先では慰めは何とでも言えるだろうが、それすらも信じられない。そういう代償だろう。
    椿・リトリコ:「兄様や姉様はこのことをわかってくれてるから…平気だよ?」とほんの少し自分に言い聞かせるようにそう告げる
    暮色錦:「そうだな、平気だ……」
    暮色錦:「……」
    椿・リトリコ:「暮色さんもなにか困ってることがあるの?」
    暮色錦:「いや、君になんと言うか迷ってね」
    暮色錦:「でも、迷うくらいなら言ってしまおうか」
    椿・リトリコ:「うん、なあに?」
    暮色錦:「どんな時でも、自分は信じていた方が良い」
    暮色錦:「好かれていると、分かっているんだろう?」
    暮色錦:「なら、分かっていると思っている、その自分を信じよう」
    椿・リトリコ:「どんなときでも…自分は信じる……」オウム返しのように言われたことを繰り返してから
    椿・リトリコ:「……うん、迷っちゃったときは今度からそうしてみるね」
    椿・リトリコ:「ありがとう、暮色さん」
    暮色錦:「少しでも君の将来に繋がると良いけどね……」
    暮色錦:柱に肩を預けようとして、ずるりとその体が滑り、壁に強かに頭をぶつける。
    椿・リトリコ:「んふふふ……、あ、ごめんなさい」つい笑ってしまって謝る
    暮色錦:「ぐぁ……!」 じんじんと痛む頭を抑える。
    椿・リトリコ:「あ、すごく痛そう……!大丈夫?」そう言いながらそばに寄る
    暮色錦:「いや何、実を言うと僕も『遺産』の持ち主らしくてね」
    暮色錦:「その代償さ……これは……モップが倒れて来てたのか……」 下敷きになっているモップを見る
    椿・リトリコ:「暮色さんもそうなの?」きょとりと目の前にいるお兄さんを見上げながら
    暮色錦:「この指輪は、ザックリ言うと不幸を溜め込む性質を持っていてね」
    暮色錦:「そうすると割と幸運に見舞われたりもするんだけど、折を見て解放してやらないと不幸が噴き出す」
    椿・リトリコ:「不幸を溜め込む……解放しないと噴き出す…」それはとても怖いのでは?といぶかし気な顔をしている
    暮色錦:「……周囲の人間にもね、今は大丈夫だけど……」 指輪を照明の下に翳す
    椿・リトリコ:「周りの人も巻き込んじゃうときがあるんだね……」
    暮色錦:「そうさ、さっきも言った通り、自分がそうと思っていない悪人はいる」
    暮色錦:「僕の様に、歩いているだけで不幸をまき散らしたりね……或いは……」
    暮色錦:「この町にカルトが蔓延っていたりしたのも、この指輪のせいなのかも」
    椿・リトリコ:「……暮色さんは自分が周りを不幸に巻き込んじゃうから悪い人だと思ってるの?」
    暮色錦:「そうだね、僕の不幸体質についても、レネゲイドって奴の事が知れたし」
    暮色錦:「そろそろこの店をやめようと思っている。僕のような人間が居るにふさわしくない良い店だ」
    椿・リトリコ:「ねえ、暮色さんはさっきぼくに自分を信じていいんだよって言ってくれたでしょう?」
    椿・リトリコ:「だからね、今度はぼくが暮色さんに教えてあげるね」
    椿・リトリコ:「暮色さんはね、もっと周りのみんなのことを信じてもいいと思うの」
    椿・リトリコ:「嫌だな、って思ったらきっとみんなの方から離れていくと思うんだけど…そうじゃないでしょう?」
    椿・リトリコ:「だったらね、信じて……甘えてもいいんじゃないかなって」
    暮色錦:「……やはり言わなければ良かったかな」
    椿・リトリコ:「……言われたくなかった?」ちょっとだけ寂しそうに
    暮色錦:「悪いけど僕には少し難しいことだね、もちろん信じる気持ちはあるよ」
    暮色錦:「それでもね、不幸に対抗する力がなければ……そういう意味では、UGNの環境は僕には合っていると思うんだ」
    暮色錦:目の前で友人が交通事故にあった。不幸体質の事を知っても親しくしてくれたが、死んだ。
    暮色錦:一番大きな不幸だ。これほど大きな不幸はそう何度も起きたことはない。
    暮色錦:偶然かもしれない、僕のせいではないかもしれない、もう二度とこれほど大きな不幸はないかもしれない
    暮色錦:それでも、僕のせいかもしれないという思いは残る。
    暮色錦:「……いや、すまなかったね。ココアのおかわりはいるかな」
    椿・リトリコ:「ううん、ぼくも何も知らないのにごめんなさい……。ココアもらってもいいですか?」話をあえて変えていることには気付いてそれを受け入れる
    暮色錦:「気にしなくていいよ、君くらいの年の子は色々な事を見て聞いて、思ったことを正直に言うのが良い」
    暮色錦:「例えばお兄ちゃんは過保護すぎる、とかね」 ココアを差し出す
    椿・リトリコ:「んふふふ、兄様は優しいから」受け取りながら笑って
    暮色錦:「開店までは時間がある。UGNの人たちもまた来るだろうが」
    暮色錦:「もし読みたい本があったら好きに読んでいると良い」
    椿・リトリコ:「あ、そういえばぼくね暮色さんと天喰さんってお日様みたいなお名前だなあって思ってたんだ」ふと目にした本棚にあった太陽という文字をみてついそう言った
    暮色錦:「面白い発想だね」
    暮色錦:「……お日様と言うには僕はちょっと暗すぎるかな」
    椿・リトリコ:「そう?天喰さんは大きく輝くってお名前だからそういう感じだし、暮色さんは夕暮れのオレンジ色のイメージだよ?」
    椿・リトリコ:「ぼくにとっては、そういう色なの」
    暮色錦:「それなら、イメージを守れるように精々頑張るとしよう」
    椿・リトリコ:「うん、ぼくも頑張ってお手伝いするね」
    暮色錦:ちらりと時計を見る。
    暮色錦:どうせそう仕事の多くない店だ。少しくらいこのゆったりとした空気に身を任せてもいいだろう。
    暮色錦:心の中で言い訳しつつ、小さなソファに身を預けた。

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    椿・リトリコ:ロイス 暮色錦 親近感○/心配でロイスを取得します
    椿・リトリコ:購入はメイド服を狙うよ~
    椿・リトリコ:3dx+2>=20
    DoubleCross : (3DX10+2>=20) → 10[4,4,10]+3[3]+2 → 15 → 失敗

    暮色錦:椿リトリコ 〇好感/悔悟
    椿・リトリコ:あ、買える
    椿・リトリコ:財産点5点使って買います!装備!
    暮色錦:じゃあ天喰君にもメイド服を送って好感度稼ぎしてみるか
    暮色錦:2dx+3>=20
    DoubleCross : (2DX10+3>=20) → 7[4,7]+3 → 10 → 失敗

    暮色錦:ギャオ
    暮色錦:でもまだ24あるしな、14もあれば情報判定も抜けるやろ
    暮色錦:財産点10つ買って購入し、天喰君に貢ぎます 24→14
    四方月 翳:天喰大輝 〇いい人/ヤバ気 でロイス取得
    天喰大輝:ロイス……PC多いからまだ保留しとこう
    天喰大輝:購入……応急買っとくか
    天喰大輝:2dx+2>=8
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 4[1,4]+2 → 6 → 失敗

    天喰大輝:だめ! 買い物が下手! 下手っぴさ、大輝くん……
    浅月 透:ブルゲ!
    浅月 透:5dx10+4>=20
    DoubleCross : (5DX10+4>=20) → 7[1,3,6,6,7]+4 → 11 → 失敗

    浅月 透:まあむり!
    天喰大輝:あ、メイド服もらってメイド天喰になります!
    四方月 翳:服ない人に投げる用のボデマ探すか
    四方月 翳:2dx+2>=12
    DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 4[1,4]+2 → 6 → 失敗

    天喰大輝:ありがとう!
    四方月 翳:だめちゃん!
    浅月 透:あと!天喰君を敬意/隔意○へ

    ミドル6


    GM:準備ができた方から登場侵蝕をお願いします
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (70 → 76)
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (70 → 77)
    椿・リトリコ:しんどい
    GM:あ、ミス
    GM:+1でいいです、引き続き交流なので
    椿・リトリコ:隠蔽しようね~
    浅月 透:63!
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1増加 (70 → 71)
    天喰大輝:71になる!
    天喰大輝:ウィーン、ガシャン
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1増加 (61 → 62)
    暮色錦:61→62

    GM:12/25 湊古書堂 8;30
    椿・リトリコ:小さな卓に身をまかせるようにすうすうと寝息をたてている
    浅月 透:「寒い、マジで寒い………」一服をして、店の外から以下略
    四方月 翳:「おにぎりはやっぱ梅…いや鮭が…」と言いながらどっちから食べるか悩んでいる。
    浅月 透:タールの匂い、そしてチョコレートのような甘い香りが店内に混ざる。
    四方月 翳:「あ、一服終わった?」
    浅月 透:「ん」手でパタパタと服をたたく。
    椿・リトリコ:「んん……?」甘い香りで意識が眠りから戻ってくる
    四方月 翳:「煙草、そんなに美味しい?」まだ未成年。
    四方月 翳:「あれ、起こしちゃったかな」
    浅月 透:「いやー、体に悪いなーって感じかなあ。俺のは甘いけど」
    椿・リトリコ:「ん~……、にいさまねえさま?……!あ、えっと…お、おはようございます」
    椿・リトリコ:寝ぼけてしまってあわわわしている
    浅月 透:「おはよう。つーか、もう来てたのか、早いな」
    椿・リトリコ:「ええと……、昨日もあんまりお手伝い出来なかったから…」
    四方月 翳:「残念だけど兄さま姉さまじゃないんだ」ふふと笑って。
    四方月 翳:「兄弟?仲が良いんだね~」
    椿・リトリコ:「わ、わかってるもん!間違えただけで!」ちょっと慌てながら四方月さんにそう弁明する
    椿・リトリコ:「兄様とも姉様とも仲良しだよ」先ほど言って貰った言葉を思い返しながら
    浅月 透:「朝飯は?食ってなければ俺の分があるけど………」一人分食べ切れるかわからない。
    椿・リトリコ:「ちゃんと食べてからきました、兄様も姉様もご飯抜きはダメ!って」
    四方月 翳:「うん、朝食は一日頑張るのに大事だよ」
    浅月 透:「おぉ…教育が行き届いてる」
    椿・リトリコ:「浅月お兄さんの朝ごはんなんでしょう?食べないの?」下から見つめつつ首を傾げる
    浅月 透:「おにぎりが………二個か、朝だとキツいな」
    四方月 翳:「そうだよ、食べないと元気でないよ」本人の分はいつの間にかもう無い。
    浅月 透:半分ずつわって、無言で二人に渡す。
    四方月 翳:「仕方ないなあ…」と若干嬉しそうに受け取る。
    浅月 透:ハーフ&ハーフで一個分もしゃもしゃ食べる。
    椿・リトリコ:「1個で足りるの?」不思議そうに渡されたおにぎりと浅月さんの顔を見比べている
    浅月 透:「足りる足りる」
    四方月 翳:「ね~小食で心配になるよ」と、ぽーんと口に投げ入れ、一口で食べ終える。
    椿・リトリコ:「そうなの?ぼくも朝ごはん食べてきちゃったからお腹空いてなくて……」
    椿・リトリコ:「四方月さんこれも食べられる?」と貰ったおにぎりを差し出す
    浅月 透:「あー、すまん」子供はなんかたくさん食べそうという、偏見を持っていたので気まずい。
    四方月 翳:「いいの?じゃあ遠慮なく」と、喜んで受け取る。
    椿・リトリコ:「四方月さんは美味しそうに食べるねえ」とその嬉しそうな顔を見ながら
    四方月 翳:「そういえば…モグモグ…椿くんはどうして俺達を手伝いたくなったの?」ゴクンと一瞬で食べ終えて。
    椿・リトリコ:「ぼく?ぼくは、兄様からなにか起こるかもって聞いて」
    椿・リトリコ:「もしかしたら姉様たちも巻き込まれちゃうかもしれないって思って」
    椿・リトリコ:「それは嫌だから、お手伝いして姉様も兄様も困らないのがいいなって」
    浅月 透:「うーん、まぁ理由は納得出来るんだが」
    四方月 翳:「へえ~、すごいね。お兄さんとお姉さんか」一人っ子なのでよくわからない。
    椿・リトリコ:「うん、4人いるの!」とニコニコしながら
    浅月 透:「家族想いなんだな」家庭環境が悪かったのでよくわからない。
    浅月 透:「四人、中々多いな」
    四方月 翳:「でも昨日見た感じ、お兄さん心配してない?」
    四方月 翳:正直、だいぶ過保護そうに見えたけれど。
    浅月 透:「だなぁ」神父見習いの青年を思い出す。
    椿・リトリコ:「昨日の晩ご飯のときに兄様も姉様にもお話したらすごく心配はしてたけど」
    椿・リトリコ:「椿がやりたいなら、ってそう言ってくれたよ?」
    浅月 透:「なるほど(普通は止められそうだがな、ほかの家族もオーヴァードなのかねぇ)」
    四方月 翳:「それならいいんだけどね」
    四方月 翳:「まあでも、これから先、たぶん危ないよ。けっこうヤバそうな相手っぽいし」
    浅月 透:「なんつーか、これは」責任重大だよな……、家族に大事にされていそうな少年だ。出来るだけ穏便に事件から帰したいが。
    浅月 透:この街に来てからn回目の遠い目をする。
    四方月 翳:「人を殺してるかもしれないし、殺そうとしてくるかもしれないし」
    四方月 翳:「椿くんが殺すことになるかもしれない、それでも来る?」
    四方月 翳:特に感情は込めずに淡々と話している。確認事項のようなものだ。
    椿・リトリコ:「ぼく、殺そうとしてる人を止めることも…できるよ」
    椿・リトリコ:「きっと…四方月さんや浅月さんが思ってるよりもぼくってこわいことができるの」
    浅月 透:切り込んだ。こういう淡々とした所をみるとこの朗らかな少年もチルドレンなんだな……と思ってしまう。
    椿・リトリコ:「だから、……うん、大丈夫」まっすぐに四方月さんを見つめながら
    浅月 透:「そう、か」そして、この少年もやはりオーヴァード。自分の能力についてはよく理解しているらしい。
    四方月 翳:「……」ジーっとその目を数秒見つめて。
    四方月 翳:「…うん、なら余計な心配だったよね。ごめんね?」と笑いながら、何事も無かったかのように言う。
    椿・リトリコ:「ううん、子どもだからって?つかずにお話してくれたもの」
    椿・リトリコ:「ありがとう、四方月さん」ふわっと笑う
    四方月 翳:「どういたしまして!」
    四方月 翳:「それにさ、謎の不思議な暮色さん、要注意人物の天喰さんときて」
    四方月 翳:「小学生を連れて仕事しましたなんて、後で浅月さんが色々大変そうだしね!」確認ぐらいはちゃんとしないと、と言ってまた笑う。
    浅月 透:「オェッ」改めるとメンバーがカオス過ぎる。
    椿・リトリコ:「え、あっ…、ぼく…お邪魔になる?」不安そうに浅月さんの方を
    浅月 透:「目を逸らしていた現実にピントを合わせてくなぁ……四方月ぃ!」
    四方月 翳:「辛い現実は後回しにすると、逃げ道無くてもっとつらいよ?」と謎のフォロー。
    浅月 透:「いやぁ、うーん。正直、もう誤差かなぁ」
    四方月 翳:「そうそう、二人も三人も変わらない変わらない」
    浅月 透:「そもそも、正規の日本支部メンバーでもこの街のエージェントでもない俺を責任者にした上が悪い」
    椿・リトリコ:「えっと、ええと……いっぱい頑張るからね!」そう意気込みながら
    四方月 翳:「そうそう、その意気その意気」
    四方月 翳:「それはUGNの人手不足を嘆くか、泉さんに八つ当たりするしかないんじゃないかな!」
    浅月 透:「まぁ、期待しておくよ」ヘタレながら。
    浅月 透:「泉の野郎が、あんなことを俺に言わなければよぉ………」ゴニョゴニョと嘆く。
    四方月 翳:「あんなこと?」
    椿・リトリコ:「あ、あのね、えっとね、ぼくピアニストだから好きな曲とかいつでも弾くからね?」浅月さんのそばでおろおろしながら
    浅月 透:「優しさが染みるわ~」うなだれて疑問符に気付かず。
    四方月 翳:「ま、いっか」と適当に流して。今度はピアノ談義に。
    椿・リトリコ:「どこでも弾けるから、いつでも言ってね?」とポンと空中を叩く仕草とともに弾けるような音色がとんだ

    GM:12/25 湊古書堂 8;30
    暮色錦:「ん、眠ってしまったか……」
    暮色錦:小さな卓をうつぶせに寝息を立てる少年に、ひざ掛けを背中から掛け(毛布はない)て表に出る。
    暮色錦:扉の前に人影が見えた。
    天喰大輝:「やあ、昨日はあまり眠れなかった?」
    天喰大輝:先程まで寝ていた青年に声をかける。
    暮色錦:「そんなことはないけどね」 後ろを振り向く。
    暮色錦:「一緒にいた子に当てられてしまったみたいだ」
    天喰大輝:「仲良くなったみたいでよかったよ」
    暮色錦:「あまり仲良くなりたくはなかったけどね」
    暮色錦:「自衛出来るだけの力はあるようだから、それは何よりだけど」
    天喰大輝:「……ふうん?」
    暮色錦:まるで自分が彼に危害を加えるかもしれない、というようなことを言う
    天喰大輝:「君の力の方はどうかな」
    天喰大輝:「君は、君自身の力があってよかったと思う?」
    暮色錦:「あってよかったと思ったことはないな」
    暮色錦:無い方が良かったと思ったことも、一度も無かった
    暮色錦:「ただ、望む望まないに関わらず手に入れて貰ったしね」
    暮色錦:「それに、父の遺品なんだ」
    暮色錦:照明が指輪に反射してオレンジ色を天喰の瞳に届ける。
    天喰大輝:「……そうか。それじゃあ、捨てるって訳にもいかないな」
    暮色錦:「うん、君は?」 小さく頷いて、こちらも尋ねる。
    天喰大輝:「こんな力、ない方がいいってずっと思ってるよ」
    天喰大輝:「でも、必要なものだから捨てる訳にはいかない。……捨てられるものでもないけどね」
    暮色錦:「まだ治療法の見つかっていない病だったかな」
    天喰大輝:「本当、見付かればいいんだけどね」
    天喰大輝:「……君は、病人だって知らされたのに、あまりショックを受けてないように見えるけど」
    天喰大輝:「どうして、そうやって受け入れられるんだ?」
    暮色錦:「元から刑を待つ死刑囚の気持ちだったからね」
    暮色錦:「ショックはこの指輪を受け継いで、決定的な不幸が起きた時に十分受けたよ」
    天喰大輝:「そのこと、聞いてもいいか?」
    暮色錦:「面白い話でもないよ」
    天喰大輝:「話したくないなら、いいけど」
    暮色錦:「……僕がこの指輪を受け継いで暫くして」
    暮色錦:「なんとなく、周囲の人間に不運なことが起こるようになってね」
    暮色錦:「僕はそれを自覚しつつ、ある程度は制御できるしそう大した不運でもないからいいやと気にしていなかったんだ」
    暮色錦:「冗談めかして仲のいい友達に、僕に近づくと不幸が起こるぞなんていったりしてね」
    暮色錦:「そうしたら、その友達が交通事故で死んだ」
    天喰大輝:「……なるほど」
    暮色錦:「僕のせいかはわからないけどね、それでこの指輪の事を知りたくなって」
    暮色錦:「色々と情報を探したりなんかして、今はここにいさせてもらってる」
    天喰大輝:「それで、『あまり仲良くなりたくはなかった』……か」
    暮色錦:「これは感覚的なことだから、言いづらいけど」
    暮色錦:「どうも僕が強い感情を抱いている人間には不幸が流れていきやすい気がする」
    天喰大輝:「多分、気のせいじゃないな、それは」
    暮色錦:「言い切るとなると、オーヴァードには揃って言えることなのかな」
    天喰大輝:「UGNから後で説明があると思うけど、オーヴァードの能力には感情が、特に他者に対する感情が深く関係する」
    天喰大輝:「俺もUGNに直接講習とか受けた訳じゃないから、細かい原理とかまでは分からないけど」
    天喰大輝:「……そうだな、ジャームについては聞いてるか?」
    暮色錦:「軽くは……ピンとは来ていないけれど」
    天喰大輝:「ジャーム化を防ぐには、他者との絆を持つことが重要とされている」
    天喰大輝:「他人との繋がりが、オーヴァードを日常に繋ぎ止める……つまり、他者への感情が、力の制御に必要ってことなんだと思う」
    天喰大輝:「強い感情を向けた相手に不幸が向かいやすいっていうのも、そういうことの延長……なんだと思う。推測ばかりで悪いけど」
    暮色錦:「いや、助かるよ」
    暮色錦:「相談して、明確な答えが出てくることがあるとは昨日までは思ってなかった」
    天喰大輝:「一人だけで考えてても碌なことはない。他人の話を聞くのは大事だ。……俺も、割と最近学んだことだけどね」
    天喰大輝:「UGNなら、能力の制御の仕方も教えてくれるはずだ」
    暮色錦:「大助かりだ……君は要注意人物だと聞いたけど」
    暮色錦:「どうしてそう言われるようになったかは聞いても良いのかな」
    天喰大輝:「……UGNとは無関係に、一般人に害をなすオーヴァードを追って殺そうとした」
    暮色錦:「なるほど、殺すとは穏やかじゃあないね」
    天喰大輝:「結局は、そいつは更生の余地ありってことでUGNに保護された。俺一人で全部やってたら、そいつは死んで終わりだった」
    天喰大輝:「俺もその時会った人に、人との関わり方を教わってなかったら、今頃ジャームだったかもしれない」
    暮色錦:「その話だけなら、そのままUGNに入っててもおかしくないように聞こえるけれど」
    天喰大輝:「UGNとはスタンスがちょっと違ってね。恩人とはいえ、譲れないものはある」
    天喰大輝:「……君は、人を傷付けないように人との繋がりを最小限にしようとしていたのかもしれないけど」
    天喰大輝:「怪物になって不幸を撒き散らすようなことにならない為にも、もっと人と関わるべきだ」
    暮色錦:「……肝に銘じておくよ」
    暮色錦:「もっとも、すぐにスタンスを変えるのが難しいというのは君もわかってくれると思うけれど」
    天喰大輝:「ま、そうだな」
    天喰大輝:「でも、これは伝えておこう」
    天喰大輝:「四方月くんが君のことを気にかけていたよ」
    暮色錦:「おや」
    天喰大輝:「守ってあげたいってさ。まあ、今まで能力を自覚していなかったからね。心配なんだろう」
    暮色錦:「それは何と言うか……意外だな」
    暮色錦:「ありがとう、機会があったら話しかけてみるよ」
    天喰大輝:「それくらいできる余裕があるくらい、強い連中の集まりだよ、UGNは」
    天喰大輝:「初めのうちは周りに迷惑をかけることになるかもしれないけど、安心するといい」
    暮色錦:「覚えておこう」
    天喰大輝:「何てったって、世界を裏から守り続けた組織だからね。君の不幸くらいでぐらつきはしないさ」
    暮色錦:少し笑って
    暮色錦:「なら不幸はUGNに任せて、僕は幸運をバラまくことに集中しよう」

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    暮色錦:天喰大輝 〇謝意/厭気……を取りたかったのですが、敵に呪詛を与えるために枠を一つ開けておきます……く……
    天喰大輝:ロイスは……保留! みんなと結びたい! 俺には選べない……!
    天喰大輝:応急キットを買おう
    暮色錦:これで打ち止め
    天喰大輝:2dx+2>=8
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 10[10,10]+3[2,3]+2 → 15 → 成功

    天喰大輝:買えた。持っておこう
    暮色錦:購入は欲しいものある人が取れなかったものを狙っていくぞぅ
    浅月 透:ブルゲ
    浅月 透:5dx10+4>=20
    DoubleCross : (5DX10+4>=20) → 10[4,8,8,9,10]+2[2]+4 → 16 → 失敗

    椿・リトリコ:ロイス 四方月翳 誠意○/不安
    浅月 透:あ、おしい
    四方月 翳:バデム、いります?
    浅月 透:頂きます!
    四方月 翳:了解!バディムーヴで達成値+3!
    浅月 透:財産点1使用して購入
    椿・リトリコ:浅月透 誠意/心配○でロイスを取得してこれで満杯
    椿・リトリコ:購入は応急手当かな
    浅月 透:欲しい人!!
    椿・リトリコ:3dx+2>=8
    DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 7[5,6,7]+2 → 9 → 成功

    四方月 翳:応急買うか~
    椿・リトリコ:かえました
    椿・リトリコ:以上で
    四方月 翳:2dx+2>=8
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 9[6,9]+2 → 11 → 成功

    四方月 翳:買えた!2個目!
    浅月 透:取り敢えず持っておこう
    暮色錦:うーーーん、まあ応急買っとくか
    暮色錦:2dx+3>=8
    DoubleCross : (2DX10+3>=8) → 7[5,7]+3 → 10 → 成功


    ミドル7


    GM:準備ができた方から登場侵蝕をお願いします
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (71 → 80)
    天喰大輝:ぬわーっ!
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (62 → 68)
    天喰大輝:ダイスボーナス+2!
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (71 → 74)
    椿・リトリコ:せーふ
    浅月 透:63+1d10
    DoubleCross : (63+1D10) → 63+3[3] → 66

    暮色錦:62+1d10
    DoubleCross : (62+1D10) → 62+8[8] → 70


    GM:12/25 9:00 湊古書堂
    湊 祈吏:「…全員そろったねえ」
    湊 祈吏:今日店開けようかな、どうしようかなと思いつつ、店の外から大所帯の客人を眺める
    湊 祈吏:少し逡巡して
    湊 祈吏:「…今日開けるの遅めでいっか」
    湊 祈吏:と言って、酒々井さんに電話をかけるためスマホを取り出し
    湊 祈吏:「………もしもし、湊です」
    湊 祈吏:「朝早くにごめんなさいなんだけど、今日のシフトは……」
    湊 祈吏:「酒々井さん?」
    湊 祈吏:「なんか音がひどい、え、あ、ちょっ」
    湊 祈吏:つー、つー、つー
    湊 祈吏:切れた電話を呆然と眺めている
    浅月 透:「どうした?」湊君の様子を眺めて声をかける。
    湊 祈吏:「……酒々井さんへの連絡が不穏な感じで切れた」
    椿・リトリコ:「え……」
    暮色錦:「ええ……?」
    湊 祈吏:「乱闘の音とか、声とか、そういうのが電話口からしてた」
    四方月 翳:「…拉致とか?」
    椿・リトリコ:「そ、それって危ないことに巻き込まれてるんじゃ」
    天喰大輝:「場所分かるか?」
    湊 祈吏:「言ってた、今書店行く剣崎の道の方だって」
    暮色錦:「ここに向かってる途中ということかい?」
    湊 祈吏:「少なくとも連絡切れたところはそう」
    四方月 翳:「今から向かえば間に合うかも」
    暮色錦:「なるほど、とりあえず向かってみようか」
    浅月 透:「不味いかもしれねぇ………」
    暮色錦:「いなくても乱闘になったのなら、何か手掛かりが残されている可能性はある」
    浅海 沙天:「い、急ぎましょう」
    天喰大輝:「まずは行こう。考えるのはそれからだ」
    椿・リトリコ:「うん……!」
    浅月 透:「ああ!」

    GM:12/25 9:15 剣崎 国道XX号付近
    GM:現場に走りこんでいたあなたたち
    GM:周囲には人の気配はない……いや、本当か?
    GM:…全員、知覚判定、難易度15でどうぞ
    暮色錦:たっか
    天喰大輝:3dx>=15
    DoubleCross : (3DX10>=15) → 9[3,8,9] → 9 → 失敗

    天喰大輝:むり
    四方月 翳:知覚!
    椿・リトリコ:たかい
    暮色錦:2dx>=15 いけーっ
    DoubleCross : (2DX10>=15) → 8[6,8] → 8 → 失敗

    暮色錦:はい
    椿・リトリコ:2dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 2[2,2]+1 → 3 → 失敗

    椿・リトリコ:これはひどい
    四方月 翳:8dx
    DoubleCross : (8DX10) → 10[1,2,4,8,9,10,10,10]+10[1,2,10]+10[10]+10[10]+3[3] → 43

    暮色錦:!?!?!?
    天喰大輝:!?
    浅月 透:2dx10+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 10[8,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

    暮色錦:スゲエ……
    椿・リトリコ:!?
    四方月 翳:……ん?間違ったかな…
    天喰大輝:流石正規人員……
    浅月 透:やば
    GM:!?
    椿・リトリコ:正規の人員ってすごい
    浅月 透:地味に成功
    四方月 翳:いやおかしいよ
    GM:はいでは成功組
    GM:路地の暗がりの方に、外套を着こんだ人間が走っていくのが見えます
    GM:追いかけようにも距離が遠く、間に合わないでしょう
    四方月 翳:なにーっ!
    浅月 透:「天喰は前に、リトリコ、暮色はやや下がれ」
    GM:加えて、四方月君は
    GM:暗がりから何か小さいものが敵意を持ってこちらに向かってくることがわかります
    暮色錦:「むっ」 内容の咀嚼に一瞬足を止め、速度を緩めて走り直す。
    天喰大輝:「何か見付けましたか」浅月さんの言葉に従って前に出る
    浅月 透:「くそ、速いな……」
    椿・リトリコ:「……うん」言われたように少し後ろに
    浅海 沙天:「……今の、まさか」
    四方月 翳:「向こうの路地、だいぶ遠いね」ジーっと目を細める。
    浅海 沙天:と言いつつ後ろに下がる
    四方月 翳:「こっからじゃ追いつけ…んん?」不意に足元の影が波打ち、無数の口が開く。
    浅月 透:「四方月………?」
    四方月 翳:「なんか来る」と、殺意の味を周囲の空気から認識し、暗がりの方へ前に出る。
    GM:朝のビル影から、標識の下から、側溝の中から
    GM:ぞろぞろ、ぞろぞろ、ぞろぞろと
    GM:こぶし大の大きさの人の顔のようなものは赤い目をたたえており
    GM:その周囲には歪に蜘蛛のごとく8本の脚が張り付けられ
    GM:その 目の すべてが
    GM:あなたたちに明確な敵意を向けていた
    天喰大輝:「……どうも無害なレネゲイドビーイングって感じじゃないな」
    浅月 透:「あぁ、そうだな。畜生ッ!」懐から拳銃を取り出す。
    四方月 翳:「うわ…悪趣味…」うげーという顔をする。
    湊 祈吏:「…■■■■■=■■■」
    暮色錦:「祈吏?」 初めて見る異形に顔を顰めつつ
    湊 祈吏:「どうも戦闘は避けられないだろうね、それだけは確か」
    暮色錦:友人の初めて聞く言葉ともつかぬ言葉に思わず振り向く
    椿・リトリコ:「…………」こわい、という気持ちを押しとどめて
    浅海 沙天:「と、とりあえず状況開始します…!」
    天喰大輝:《ワーディング》
    天喰大輝:「――「普通」じゃないな」
    四方月 翳:「これは殺して(食べて)もいいよね」と、大きく口を開いた。
    椿・リトリコ:「はじめます……!」空中に、手を置く
    暮色錦:「はあー」 大きく息を吐く
    暮色錦:「これが相手なら、遠慮なく不幸を吐き出せそうだ」
    浅月 透:「今回、かなり厳しそうだな………最悪だ」片手で錠剤を取り出し、飲み込む。


    GM:エンゲージ
    蜘蛛擬き×2 1m 蜘蛛擬き×2 1m 蜘蛛擬き×2 1m 蜘蛛擬き×2
    5m
    PC

    GM:それとNPCカードですが
    GM:考えた結果今回は無しで…
    GM:というわけでラウンド進行いきます
    GM:セットアップ
    天喰大輝:【刻印-aguja-】《螺旋の悪魔》 暴走し、ラウンド間ウロボロスのエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+15 侵蝕3
    GM:エネミー側ありません、PC側順にどうぞ
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を3増加 (80 → 83)
    暮色錦:セットアップ/原初の黄:波紋の城塞3 R中対象の装甲+9、R中移動した場合効果喪失。 侵蝕+4
    四方月 翳:ないよ!
    椿・リトリコ:コンボ「Prelude」 《狂騒の旋律》
    天喰大輝:更に変異暴走:自傷によってHPを5d10失います
    椿・リトリコ:ラウンド間の攻撃力+9して暴走、対象は同エンゲージのPCみんなで効果は受け取り自由です
    天喰大輝:天喰 大輝のHPを5d10(→ 27)減少 (28 → 1)
    天喰大輝:あっぶな
    椿・リトリコ:暴走したので《ロックンロールビート》発動します、攻撃のときの達成値が+10されるよ~
    暮色錦:対象はPC全員、動いたら装甲消えるから気を付けてね 侵蝕70→74
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を5増加 (74 → 79)
    浅月 透:コンボ:錯覚のジェイゾロフト
    怨念の邪石+背徳の理

    天喰大輝:暴走解除!
    椿・リトリコ:みんなは好きに効果を受け取るか受け取らないか選んでね
    浅月 透:暴走し、判定ダイス+8 ダメージ+2d10 侵蝕値+3 クリンナップ毎に侵蝕+3
    天喰大輝:も、もら……うーん……やめておきます
    暮色錦:装甲 天喰19 暮色21 椿19 四方月17 浅月12
    四方月 翳:もらお~
    浅月 透:全部いただく
    暮色錦:私は受取りません
    椿・リトリコ:受け取ったら攻撃+9して暴走してね~

    椿・リトリコ:闇夜を映したような左の瞳が虚空にある楽譜をとらえ、爛々と輝きだす
    椿・リトリコ:指が、不可視の鍵盤を叩き──まるでこの状況を加速するかのような不気味な和音から曲は始まる
    椿・リトリコ:ころり、ころり、と歪な怪異すらも呑みこむかのような連なる和音の響きは
    椿・リトリコ:奏でている椿や聞いている周囲のレネゲイドまでもをざわつかせていく
    暮色錦:周囲に視線を巡らせる。路地裏、薄暗い。
    暮色錦:不幸の種はいくらでもある、少し指向性を持たせれば牙に噛まれるよりはマシな程度の不幸で納められるだろう。
    暮色錦:「小さな不幸をぶつけて大きなダメージを避けることくらいは出来るかも」
    暮色錦:「悪運ってやつだね。距離に限度があるから、出来るだけ離れないでくれ」

    GM:イニシアチブ16、四方月君
    四方月 翳:はーい
    四方月 翳:マイナー:《骨の銃》《死招きの爪》を使用。攻撃力25の射撃武器を作成。
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を6増加 (68 → 74)
    四方月 翳:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:腐食の指先》《混色の氾濫》で攻撃。
    GM:対象は1エンゲージで大丈夫でしょうか?
    四方月 翳:対象はどれかのエンゲージの2体で!
    GM:はーい
    GM:判定どうぞ、妨害ないです
    四方月 翳:了解、判定!
    四方月 翳:9dx7+2
    DoubleCross : (9DX7+2) → 10[1,2,2,3,5,7,7,7,9]+10[2,9,9,10]+10[2,5,9]+10[9]+10[7]+10[9]+2[2]+2 → 64

    四方月 翳:けっこういった
    蜘蛛擬き:イベイジョン
    蜘蛛擬き:20だよ
    蜘蛛擬き:ダメージ出してね
    四方月 翳:7d10+25+9
    DoubleCross : (7D10+25+9) → 41[4,4,4,4,10,8,7]+25+9 → 75

    四方月 翳:命中したので装甲‐5でダメージ算出です!
    蜘蛛擬き:死ぬね!!
    四方月 翳:やったー!まずは2体撃破!
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を6増加 (74 → 80)
    GM:では
    蜘蛛擬き:次育代
    蜘蛛擬き:マイナー
    蜘蛛擬き:螺旋撃 メジャーアクションのリアクションC値+1
    蜘蛛擬き:メジャー
    蜘蛛擬き:シャドーテンタクルス+コンセントレイト:OuL4+妖の招き+エンタングル
    蜘蛛擬き:射程10m、C値-3、ダメージ付与時エンゲージ移動、重圧付与
    蜘蛛擬き:対象は全員取ってなお余るので
    蜘蛛擬き:追加でもう一回喰らう人1d5
    GM:1d5
    DoubleCross : (1D5) → 4

    GM:四方月君2回分喰らう感じになるかな
    四方月 翳:こっちきた!
    GM:とりあえず判定
    蜘蛛擬き:10dx7+5 天喰君
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[2,2,3,6,7,7,7,8,8,8]+10[4,5,5,8,9,9]+10[4,7,10]+3[3,3]+5 → 38

    蜘蛛擬き:10dx7+5 暮色さん
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,4,5,5,6,6,7,8,9,10]+10[3,5,5,7]+6[6]+5 → 31

    蜘蛛擬き:10dx7+5 椿君
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,1,1,3,3,5,6,8,9,10]+10[5,6,8]+1[1]+5 → 26

    蜘蛛擬き:10dx7+5 四方月君
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,1,3,5,5,6,6,8,8,10]+5[1,2,5]+5 → 20

    蜘蛛擬き:10dx7+5 浅月さん
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,3,4,5,6,6,6,6,7,8]+6[5,6]+5 → 21

    蜘蛛擬き:10dx7+5 四方月君2回目
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,3,3,3,3,6,7,8,8,10]+10[3,6,8,8]+2[2,2]+5 → 27

    GM:もっと熱くなれよお!!
    GM:はい
    椿・リトリコ:暴走リア不です
    天喰大輝:ドッジ! C+1だから無理だけど……
    浅月 透:おなじくリア不
    天喰大輝:3dx11+1>=38
    DoubleCross : (3DX11+1>=38) → 7[3,6,7]+1 → 8 → 失敗

    四方月 翳:リア不!
    暮色錦:ガード オート:氷盾3 G値+15 侵蝕+2
    暮色錦:あと、カバーするかなんですが
    GM:ダメージロールします
    暮色錦:それぞれ別の攻撃だと思うので1つ分ダメージ見てから決めても良いですかね
    GM:ですね
    GM:まず一周します
    蜘蛛擬き:4d10+15 天喰君
    DoubleCross : (4D10+15) → 29[6,8,7,8]+15 → 44

    蜘蛛擬き:4d10+15 暮色さん
    DoubleCross : (4D10+15) → 18[1,5,3,9]+15 → 33

    天喰大輝:死!
    蜘蛛擬き:3d10+15 椿君
    DoubleCross : (3D10+15) → 20[7,6,7]+15 → 35

    蜘蛛擬き:3d10+15 四方月君1回目
    DoubleCross : (3D10+15) → 22[6,7,9]+15 → 37

    蜘蛛擬き:3d10+15 浅月さん
    DoubleCross : (3D10+15) → 20[10,9,1]+15 → 35

    GM:全て装甲有効です
    天喰大輝:リザレクト
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (83 → 86)
    天喰大輝:比較的上手い
    暮色錦:装甲 天喰19 暮色21 椿19 四方月17 浅月12
    椿・リトリコ:エンゲージ移動前だから装甲は19で計算すればいいのかな?
    GM:ですね、1週目はそれでどうぞ
    浅月 透:?:2で生存
    暮色錦:そうわね、1点でも喰らったらだから。 私は21+15で36か、ギリギリ無傷
    椿・リトリコ:16ダメージ入ってHP11です
    GM:四方月君どうでしょ
    四方月 翳:《雲散霧消》を使用。1回目のダメージを-25します
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を4増加 (80 → 84)
    GM:-25適用すると皆さんダメージどうなりますでしょうか
    暮色錦:あっ天喰君装甲でピッタリ防げそう
    椿・リトリコ:無傷です
    暮色錦:他は無傷かな
    四方月 翳:無傷です
    GM:天喰君と浅月さんも無傷かな
    暮色錦:あっこれ。1個1個別エネミーの攻撃だとおもうんですけど
    GM:そうだわ
    GM:グダグダ
    GM:となると
    GM:暮色さんと四方月さんが無傷
    GM:椿君がHP11
    GM:天喰君がHP3
    GM:浅月さんがHP2
    GM:これでいいはず…?
    椿・リトリコ:そのはず!
    暮色錦:じゃあ私も雲散霧消して天喰君守って良いですか
    GM:いいですよ
    暮色錦:丁度19ダメージになって装甲でピッタリ防げるはず
    天喰大輝:ありがとうございます! 無傷でHP1! 侵蝕は83!
    暮色錦:オート:雲散霧消5 エフェクトを使用した攻撃のダメージ-25 侵蝕+4
    暮色錦:侵蝕74→76(氷盾)→80(雲散霧消)
    蜘蛛擬き:では
    蜘蛛擬き×2 1m 蜘蛛擬き×2椿君 1m蜘蛛擬き×2浅月さん
    5m
    暮色さん、天喰君、四方月君

    GM:エンゲージこうなります
    椿・リトリコ:はーい
    GM:で
    GM:2回目の四方月君のダメージロール入りますが
    GM:カバーなどありますか
    暮色錦:おう、もう振ってたんだった
    GM:あ
    GM:まだ降ってないです
    暮色錦:あ、命中の方をですね
    GM:カバー宣言などもらってから振ります
    GM:命中は
    GM:27ですね
    四方月 翳:俺がライフで受けるぜ!
    蜘蛛擬き:3d10+15
    DoubleCross : (3D10+15) → 15[8,6,1]+15 → 30

    蜘蛛擬き:装甲有効
    四方月 翳:装甲17なので13ダメージ
    四方月 翳:四方月 翳のHPを13減少 (28 → 15)
    GM:では四方月君も移動してもらって
    蜘蛛擬き×2四方月君 1m 蜘蛛擬き×2椿君 1m蜘蛛擬き×2浅月さん
    5m
    暮色さん、天喰君、

    GM:エンゲージこうなります
    GM:ということでお次
    GM:イニシアチブ5で天喰君
    天喰大輝:大輝です
    天喰大輝:じゃない、待機です
    GM:ではお次…というかここ3人同値だな…
    GM:暮色さんと浅月さんもどうぞ
    浅月 透:自分も待機で
    暮色錦:メジャー/原初の赤:エンジェルヴォイス1 対象の次のメジャーのC値-1、判定+1d 侵蝕+6
    暮色錦:対象は椿君 侵蝕80→86
    椿・リトリコ:はーい
    GM:ではお次、椿君
    椿・リトリコ:はい!
    GM:(イニシアチブ4)
    椿・リトリコ:マイナーはありません
    椿・リトリコ:メジャーでコンボ「Ballade」 《サイレンの魔女》《スキルフォーカス》
    椿・リトリコ:対象は蜘蛛擬き全体です
    GM:どうぞ
    椿・リトリコ:9dx9+28
    DoubleCross : (9DX9+28) → 10[1,3,5,6,7,8,9,9,10]+7[1,6,7]+28 → 45

    椿・リトリコ:回った~
    蜘蛛擬き:…ふむ
    蜘蛛擬き:では
    蜘蛛擬き:6体全員が雲散霧消L6を宣言
    暮色錦:なんだこいつら!!
    椿・リトリコ:うわ
    蜘蛛擬き:各エンゲージのダメージ-60します
    椿・リトリコ:ええ……
    天喰大輝:やば
    椿・リトリコ:ダメージいきますね
    GM:ちなみにこれ
    椿・リトリコ:はいはい
    GM:オートですが何か妨害はありますかね?
    四方月 翳:重圧中で使用不可…!
    天喰大輝:エンゲージしていれば……!
    GM:OKです
    GM:改めてダメージどうぞ
    椿・リトリコ:5d10+24
    DoubleCross : (5D10+24) → 42[4,9,10,10,9]+24 → 66

    椿・リトリコ:!?
    GM:……!?
    椿・リトリコ:なに???
    GM:6点通します……
    椿・リトリコ:とおりました
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を7増加 (79 → 86)
    GM:ではお次
    GM:待機していた浅月さんと天喰君
    GM:相談の上行動を開始してください
    天喰大輝:行きます!
    天喰大輝:マイナーで一番近い敵集団にエンゲージ!
    天喰大輝:【審問-fuego-】《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の炎》 9(+db)dx7+2+3 至近 範囲(選択) 攻撃力30 侵蝕7
    蜘蛛擬き:わあ来た
    天喰大輝:妨害などなければ判定行きます
    GM:無いです
    GM:どうぞ
    天喰大輝:11dx7+2+3
    DoubleCross : (11DX7+5) → 10[1,1,2,3,6,6,7,7,7,7,9]+10[2,3,6,7,7]+10[1,10]+10[8]+1[1]+5 → 46

    蜘蛛擬き:イベイジョン20
    蜘蛛擬き:ダメージどうぞ
    天喰大輝:5d10+30
    DoubleCross : (5D10+30) → 37[4,7,10,10,6]+30 → 67

    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を6増加 (83 → 89)
    蜘蛛擬き:死にます
    GM:残り4体
    GM:お次は浅月さんかな
    浅月 透:あいあい
    浅月 透:今消えたの自分の回りのくもでしたっけ
    GM:椿君の所ですね
    GM:一番近いところなので
    浅月 透:了解です
    浅月 透:至近の一体に攻撃
    GM:どうぞ
    GM:妨害ないです
    浅月 透:C:ウロボロス+原初の赤:絶対の恐怖
    浅月 透:13dx7+2
    DoubleCross : (13DX7+2) → 10[3,3,3,3,3,4,4,5,5,5,6,7,8]+6[5,6]+2 → 18

    蜘蛛擬き:おっと
    蜘蛛擬き:イベイジョン20だからそれは避けるな……?
    浅月 透:やっべ
    四方月 翳:バデムがご入用でしょうか
    浅月 透:ありがてえ
    GM:おお…
    四方月 翳:よしきた、バディムーヴを使用!達成値+3!
    GM:バデム入れて21になると…とおる…!
    浅月 透:刃いただけますか!
    暮色錦:オート:凍てつく刃5 自分に使用不可。ダメージ+1d10+15 侵蝕+3
    暮色錦:86→89
    浅月 透:ありがてぇ
    浅月 透:侵蝕値+6
    浅月 透:ダメ出します
    浅月 透:3d10+2d10+2d10+1d10+1+15
    DoubleCross : (3D10+2D10+2D10+1D10+1+15) → 11[2,4,5]+16[10,6]+15[8,7]+3[3]+1+15 → 61

    浅月 透:装甲無視で
    蜘蛛擬き:ふむ
    蜘蛛擬き:堕ちます
    浅月 透:たすかったー
    GM:ではクリンナップ
    GM:特にないかな
    浅月 透:あ
    浅月 透:対抗種の反動ですにます
    浅月 透:-1
    浅月 透:リザレクト
    浅月 透:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 3

    浅月 透:HP:3
    浅月 透:クリンナップで侵蝕値+3
    GM:※本来であれば嫌悪変異暴走で達成値-10ですが今回は時間が無いのでそのまま通します
    浅月 透:以上です。
    GM:はい
    浅月 透:あ、下げて2です
    GM:※内部で交渉技能値の計算も抜けていたので実質達成値は変わりません
    GM:というわけで
    GM:演出しますか

    四方月 翳:「数が多いうえにばらけて動くタイプか~…そうだね~」こちらへ向かってくるアレらを注視して。
    四方月 翳:「俺は右の奴らから食べてくから、残りよろしく!」
    四方月 翳:その言葉に続いてざわり、と。足元の影が波打ち、生き物のように蠢く。
    四方月 翳:同時に、その身体と影に大小無数の口が開き、ガチガチと牙を鳴らす。
    四方月 翳:「さあ、キミたちはどんな味かな!」
    四方月 翳:影が引くように深く沈んだ次の瞬間。
    四方月 翳:黒い津波のように右側の蜘蛛共に覆い被さって。
    四方月 翳:その牙で、引き千切り、?み砕き、咀嚼し、飲み込んでいく。
    蜘蛛擬き:ぶちり、ぶちり、と猟奇的な音を立ててもげていく、千切れていく、喰われていく
    蜘蛛擬き:同胞の危機という言葉をわかっているのか、あるいはただこちらに理由の明確でない敵意を向けているだけか
    蜘蛛擬き:それはせっせと糸を繰っていた
    蜘蛛擬き:白い糸が尋常の蜘蛛のものではない速度で滝のように生み出されていく
    蜘蛛擬き:それは人知の及ばぬような、しかして決して自然で見ることのない幾何学模様を描きながらあなたたちを絡め
    蜘蛛擬き:絞める
    蜘蛛擬き:切り取る
    蜘蛛擬き:巻き取る
    蜘蛛擬き:…蜘蛛であるはずがない、と明確に脳が否定をしてくる
    椿・リトリコ:鍵盤を叩く指は、身体が巻き取られ、傷付けられても変わらずに動き続ける
    椿・リトリコ:奏でる曲が終わるまで、休符以外で演奏をとめることは決してない
    四方月 翳:「やっぱ糸!蜘蛛っぽいもんね…!」
    四方月 翳:貪っていたそれらを離し、足元へ影を戻す。
    四方月 翳:そして周囲を守るように影を広げ、洪水のような糸を片っ端から?み千切り、飲み込んでいく。
    暮色錦:「悍ましい……な!」
    暮色錦:傷つく少年に顔を顰めつつ、指輪を付けた手を蜘蛛擬きに突き出す。
    暮色錦:噛み千切られ、呑みこみ切れなかった肉片が。吐き出された糸が
    暮色錦:不 幸 に も
    暮色錦:蜘蛛たち自身に振りそそぎ、その動きを止める。
    浅月 透:「あっぶねぇなあ!痛っ、クソ!」激しい攻撃だが、運よく致命傷には至らない。
    天喰大輝:「「普通」の蜘蛛じゃないな、明らかに……オーヴァードとかそういうのを抜きにしても」
    天喰大輝:幸運にも、糸が逸れている。
    天喰大輝:「助かるよ。殺されるより、自分でやる方が負担が少なくて済む」
    四方月 翳:「……?」なんだろう、この糸の味の既視感は。
    暮色錦:「自分でやる方ってなんだ……」
    天喰大輝:「すぐ分かる」
    浅月 透:「分かりたくないんだが???」
    四方月 翳:(この仄かな甘みと酸味。前にどこかで食べたことがあるような…?)
    四方月 翳:全く思い出せはしないのだが。
    椿・リトリコ:あの蜘蛛のような生き物にも、自由意志や聞く耳があるのかはわからない
    椿・リトリコ:──響く音色がふいに柔らかく変化して、意識を、認識を歪ませ、狂わせる
    椿・リトリコ:譜面が告げるのは、『自分と同じ形状の存在を攻撃しろ』という命令
    椿・リトリコ:その音色が響き渡ったあとで……もう一度不気味な和音がころりと鳴らされる
    椿・リトリコ:と同時に、響いた音色が蜘蛛擬きの意識を塗り替え──同士撃ちのように一撃を入れさせる
    蜘蛛擬き:気づけば、糸繰を忘れ、同士討ちのように攻撃していたが
    蜘蛛擬き:まるで「なにかの一声がかかったか」のように、突如同士討ちをやめ
    蜘蛛擬き:また、糸を繰り始める
    暮色錦:(……?) (不自然な動きだな……最初は……椿君の能力として、どこかに指揮官がいるのか……? ……いや、集中しよう)
    天喰大輝:――だが、それだけの隙があれば十分だ。
    天喰大輝:天喰の全身が白く炎上する。
    天喰大輝:一瞬の隙があれば……自殺するには十分過ぎる時間だ。
    天喰大輝:肉体が燃え尽きると同時、その体は糸を放った蜘蛛のすぐ近くに立っている。
    天喰大輝:「蜘蛛は本来益虫らしいが――」
    天喰大輝:「「普通」の蜘蛛じゃない害虫(おまえら)は、燻し殺そう」
    天喰大輝:天喰を焼く白炎が、蜘蛛達に延焼してゆく。
    蜘蛛擬き:きええ、と甲高い声のような音を上げて燃えていく
    蜘蛛擬き:まるで人間のように
    天喰大輝:嫌悪に顔を歪める。
    天喰大輝:(まるで……まさか――いや)
    天喰大輝:(考えるのは、後だ)
    浅月 透:服薬により意識を戦闘用に移行、同時に溢れだす嫌悪衝動。蔓延するソレは、他者のレネゲイドすら汚染し自死に向かわせる。が、しかし───
    浅月 透:「やりずらいな………」
    浅月 透:対象が人型でない時点で自身の能力は効果半減、あるいはそれ以下に落ちる。
    浅月 透:怪物は死を恐怖するか、傷付くということを理解できるのか……分からない。
    浅月 透:そして、自分もこの悍ましい異形の蜘蛛が拳銃ごときで死ぬとはイメージすることは難しい。
    浅月 透:「本当、最悪だな」仕方ない、まずは自分を騙そうか。
    浅月 透:即時に体内で即効性の幻覚剤を生成。脳内を撹拌し、己が認識を曖昧にする。
    浅月 透:フィクション染みた蜘蛛擬きへの形態感覚を狂わせ、主観において掌サイズの通常の蜘蛛に変化させる。
    浅月 透:「………これなら、まぁ」殺せるか。
    浅月 透:引き金を引き、空砲が響く。無傷の蜘蛛は『なぜか』飛び跳ね───不幸にも皆の戦闘の余波に巻き込まれ、潰れた。
    蜘蛛擬き:ぶちん、と潰れ、息はとうにない

    GM:2R セットアップ
    GM:エネミー側はありません、PC側順次どうぞ
    天喰大輝:なし! 使うと死ぬので!
    椿・リトリコ:どうしようかな、みんな火力補助ほしい?
    暮色錦:うーん、自分1人だと微妙だな。使いません
    暮色錦:私は要らない~
    天喰大輝:というか今椿くんとエンゲージしてるの誰?
    浅月 透:してない
    椿・リトリコ:天喰くんかな、死んじゃうね
    四方月 翳:なしよ
    天喰大輝:暴走すると死ぬかよわい生き物
    椿・リトリコ:やめておこうかな、自分にもなしで
    GM:はーい
    GM:ちなみに
    蜘蛛擬き×2四方月君 1m 椿君天喰君 1m蜘蛛擬き×1浅月さん
    5m
    暮色さん

    GM:こうなっています
    椿・リトリコ:?

    浅月 透:まだコミュ障
    椿・リトリコ:ぼくのエンゲージにはもう蜘蛛擬きいないんじゃないかな
    GM:こうだ
    GM:というわけで
    GM:四方月君からどうぞ
    四方月 翳:はーい
    四方月 翳:マイナーを使用して暴走解除。
    四方月 翳:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:腐食の指先》で同エンゲージの1体を攻撃。
    GM:どうぞ
    四方月 翳:9dx7+2
    DoubleCross : (9DX7+2) → 10[3,3,4,5,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,6,10]+10[9]+10[8]+1[1]+2 → 43

    蜘蛛擬き:イベイジョン20
    蜘蛛擬き:ダメージどうぞ
    四方月 翳:5d10+25
    DoubleCross : (5D10+25) → 25[8,6,1,5,5]+25 → 50

    蜘蛛擬き:……ちょっと残る…!
    四方月 翳:あら!
    暮色錦:残んの!?
    天喰大輝:おやまあ
    椿・リトリコ:あらまあ
    暮色錦:さっき通ったのは確か6点だったかな、HP60てとこかしら
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を4増加 (84 → 88)
    GM:ではお次
    GM:蜘蛛3体
    蜘蛛擬き:マイナー
    蜘蛛擬き:螺旋撃 メジャーアクションのリアクションC値+1
    蜘蛛擬き:メジャー
    蜘蛛擬き:シャドーテンタクルス+コンセントレイト:OuL4+妖の招き+エンタングル
    GM:対象は…
    GM:侵蝕低い順にいくか、浅月さん、椿君
    GM:1d2
    DoubleCross : (1D2) → 1

    GM:あと天喰君
    天喰大輝:ひええ
    椿・リトリコ:あわわわ
    天喰大輝:確実に死ぬ……!
    GM:というわけで判定
    蜘蛛擬き:10dx7+5 天喰君
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[2,2,2,3,3,4,4,7,8,8]+10[5,8,9]+10[5,9]+5[5]+5 → 40

    蜘蛛擬き:10dx7+5 椿君
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,2,4,4,5,5,7,7,9,9]+10[3,6,7,9]+10[5,9]+3[3]+5 → 38

    蜘蛛擬き:10dx7+5 浅月さん
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,1,3,4,4,5,5,6,7,10]+3[1,3]+5 → 18

    天喰大輝:一応ドッジ……
    GM:よしよしやればでき…最後お!
    浅月 透:リア不わよ
    椿・リトリコ:暴走リア不
    天喰大輝:3dx11+1
    DoubleCross : (3DX11+1) → 8[4,5,8]+1 → 9

    天喰大輝:ダメージダイス全部1出ても死ぬぞー!
    蜘蛛擬き:5d10+15 天喰君
    DoubleCross : (5D10+15) → 33[9,6,9,7,2]+15 → 48

    蜘蛛擬き:4d10+15 椿君
    DoubleCross : (4D10+15) → 20[2,4,4,10]+15 → 35

    蜘蛛擬き:2d10+15 浅月さん
    DoubleCross : (2D10+15) → 13[4,9]+15 → 28

    天喰大輝:死、リザレクト
    GM:全て装甲有効
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (89 → 97)
    天喰大輝:うぼあー
    椿・リトリコ:あー、おしい
    浅月 透:死ぬよ!
    暮色錦:天喰ーっ
    椿・リトリコ:リザレクトです
    浅月 透:リザレクト
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (86 → 87)
    椿・リトリコ:よし
    浅月 透:78+1d10
    DoubleCross : (78+1D10) → 78+9[9] → 87

    浅月 透:HP:9ちくしょ!
    椿・リトリコ:HP1です
    GM:そしてエンゲージを
    蜘蛛擬き×2四方月君椿君天喰君 2m 蜘蛛擬き×1浅月さん
    5m
    暮色さん

    GM:こうします
    GM:というわけでお次
    GM:行動値5組、相談の上行動を開始してOKです
    暮色錦:じゃあ先に支援上げとくか
    暮色錦:マイナーで人数多い方に移動します
    暮色錦:メジャー/原初の赤:エンジェルヴォイス1 対象の次のメジャーのC値-1、判定+1d 侵蝕+6
    暮色錦:侵蝕89→95
    天喰大輝:じゃあ、支援もらって動きます!
    天喰大輝:マイナーなし
    天喰大輝:【審問-fuego-】《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の炎》 9(+db)dx7+2+3 至近 範囲(選択) 攻撃力15 侵蝕7
    天喰大輝:これに支援が入って……
    天喰大輝:12dx6+2+3
    DoubleCross : (12DX6+5) → 10[1,2,2,6,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,3,6,6,10,10,10]+10[1,3,5,6,7]+10[5,8]+5[5]+5 → 50

    天喰大輝:対象は同エンゲージの蜘蛛擬き!
    GM:わあ
    GM:イベイジョン20でヒットです
    GM:ダメージどうぞ
    暮色錦:オート:凍てつく刃5 自分に使用不可。ダメージ+1d10+15 侵蝕+3
    暮色錦:侵蝕95→98
    天喰大輝:6d10+15+1d10+15
    DoubleCross : (6D10+15+1D10+15) → 28[9,5,3,4,5,2]+15+5[5]+15 → 63

    蜘蛛擬き:死!
    天喰大輝
    蜘蛛擬き:残り1!
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を7増加 (97 → 104)
    GM:お次浅月さん!
    浅月 透:あーい
    浅月 透:C:ウロボロス+原初の赤:絶対の恐怖 侵蝕値+6
    浅月 透:14dx7+2
    DoubleCross : (14DX7+2) → 10[1,1,2,3,4,5,5,5,6,6,6,6,8,8]+6[1,6]+2 → 18

    椿・リトリコ:あ、浅月さん…………?
    浅月 透:さっき見たぞ
    暮色錦:バデム!バデム!
    椿・リトリコ:四方月さん~!


    GM:四方月君~!
    浅月 透:殺せっかな
    四方月 翳:了解!バディムーヴを使用!達成値+3!
    浅月 透:すまないねぇ
    浅月 透:コミュ障なばかりに
    浅月 透:ダメージだします
    浅月 透:3d10+2d10+2d10+1
    DoubleCross : (3D10+2D10+2D10+1) → 12[2,1,9]+7[4,3]+15[5,10]+1 → 35

    浅月 透:だめ!
    蜘蛛擬き:30点通し!
    蜘蛛擬き:まあまあいい感じに削れたぞ!
    浅月 透:HP-3
    浅月 透:クリンナップ侵蝕値+3
    浅月 透:96
    蜘蛛擬き:お次!椿君!
    椿・リトリコ:はあい
    椿・リトリコ:またマイナーはなしで
    椿・リトリコ:メジャーでコンボ「Ballade」 《サイレンの魔女》《スキルフォーカス》
    椿・リトリコ:9dx+28
    DoubleCross : (9DX10+28) → 10[1,4,4,4,5,7,8,8,10]+9[9]+28 → 47

    蜘蛛擬き:イベイジョン20!
    椿・リトリコ:わーい
    暮色錦:回すねえ
    蜘蛛擬き:そのままダメージどうぞ!
    椿・リトリコ:いきまーす
    椿・リトリコ:5d10+15
    DoubleCross : (5D10+15) → 36[6,9,10,6,5]+15 → 51

    椿・リトリコ:殺意が高い
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を7増加 (87 → 94)
    蜘蛛擬き:まごうこと無き死!
    蜘蛛擬き:エネミー戦闘不能につき戦闘終了!!

    四方月 翳:「げ、囲まれた…」
    四方月 翳:皆の攻撃でかなり減ったとはいえ、まだまだ数は多い。
    四方月 翳:しかも今は、糸を引き千切りるのにかなりの口を使っている最中だ。
    四方月 翳:「いったい何処から…こんなに湧いてくるんだろ…!」
    四方月 翳:これ以上攻撃に回せる影も口もない。
    四方月 翳:念入りに噛み砕くのは止め、蜘蛛共の手足を千切って戦闘力を削ぐ戦い方にシフトする。
    四方月 翳:「この味…なんだったっけなぁ…!」
    蜘蛛擬き:糸繰りは終わらない
    蜘蛛擬き:目の前を真っ白にしようとお構いなしと言わんばかりに、それは人を絡めとる
    蜘蛛擬き:糸を切るものも、織り込むように
    暮色錦:「くっ……距離が遠い……!」
    暮色錦:経験不足がそのまま判断の遅れとして出ている。
    暮色錦:「すまない、耐えてくれ……!」
    椿・リトリコ:視界が糸に覆われたとしても、左の眼には譜面が映り腕も指も止まらない
    椿・リトリコ:徐々に、演奏も佳境に入ってきた
    天喰大輝:糸に絡め取られる。天喰の肉体は常人と同じ程度に脆い。簡単に死を迎える。
    天喰大輝:白炎が欠落した肉体を再構成する。
    浅月 透:「やばいな、持たねぇ」
    浅月 透:機動力を奪われ移動不能、徐々に追いつめられる。
    天喰大輝:「……」
    天喰大輝:おかしい。
    天喰大輝:今の攻撃……今の死をトリガーに攻撃に移ることもできたはずだ。
    天喰大輝:降りかかる火の粉は払うべきだ。
    天喰大輝:【敵が何なのか分からなくても】【その正体が一体何なのか分からなくても】
    天喰大輝:殺すべきだ。殺さなきゃ、死ぬ。
    天喰大輝:自分が? ――どうだっていいだろう、そんなもの。
    天喰大輝:周りが? ――「普通」じゃない奴らだ。
    天喰大輝:――目の前の「■■」を犠牲にしてまで生き残る価値があるのか?
    天喰大輝:身を焼く炎が、揺れた。
    暮色錦:その眼前に飛び込む。
    暮色錦:揺らいでいる、だから、気づいていなかったのだろう。
    暮色錦:その攻撃に。
    暮色錦:「う、わっ」 糸に絡めとられるが、それらは不幸にもすぐ近くの天喰の身を焼く炎に焼き消された
    暮色錦:「天喰君、ぼーっとしてないで、何とかしてくれ!」 悲鳴を押し殺したような声で言う。
    天喰大輝:その声に、その姿に意識が引き戻される。
    天喰大輝:「っ――ああ、分かってる!」
    天喰大輝:己が身ごと、舐め取るように異形を焼き尽くす。
    天喰大輝:「……分かってる。すまない」
    暮色錦:「いや、大丈夫」
    暮色錦:「こっちこそ、負担が大きそうな能力なのに無理言ってごめんね」
    天喰大輝:「いや……大丈夫だ。問題ないよ」体は、何も問題はない。
    浅月 透:先ほど潰れる所を目撃したため、軽く引き金を引いて戦闘不能に出来る、はずだった
    浅月 透:「う……ぐ、ガハッ」マスクの下がベショりと血に濡れる。自己嫌悪に染まったレネゲイドが宿主に牙を立てた。
    浅月 透:「不味い………」
    椿・リトリコ:戦況に応じて譜面が徐々に変化し、演奏記号のFine(終わり)の文字が目に入る
    椿・リトリコ:そこにむけて徐々にテンポはallargand(だんだん強く遅く)、最後の和音が命令する
    椿・リトリコ:『自害しろ』
    椿・リトリコ:ぽーん、という最後の響きとともに演奏を終えて
    椿・リトリコ:「ご清聴、どうもありがとうございました」
    椿・リトリコ:と、礼をした
    蜘蛛擬き:ぐしゃり、と音に操られるように、体液が吹き出し、しばらくしたのちに止む
    蜘蛛擬き:…息絶えた

    浅海 沙天:鐘を鳴らし、存在を奪い、冷凍蜘蛛擬きを大量生産していく
    浅海 沙天:…まだ湧いてくる
    湊 祈吏:「流石にこの増援量はきついな……この子ももたない」
    湊 祈吏:「……みんな、追跡をお願いできる?」
    湊 祈吏:「俺はほどほどに切り上げてこの子連れて逃げるから」
    暮色錦:「一息つく暇もないか……これは想像以上にハードだね……!」
    四方月 翳:「沙天くん、乱発出来る能力じゃないもんね」少し心配そうに。
    浅海 沙天:「ギリギリまで粘って後1発です……」息も絶え絶えに
    四方月 翳:「無理しないの…って言いたいけどこれじゃあね…!」
    天喰大輝:「悪いが、ここは任せる」
    天喰大輝:「……急ごう。これは、止めないと駄目だ」
    椿・リトリコ:「危なくなる前に逃げてね…、ぼく頑張ってきます」と心配そうな顔をしながら
    暮色錦:「君たちも気を付けてくれよ」
    暮色錦:「と、被ったか」 口元を抑えてくすりと笑う
    天喰大輝:そう口にした声は、普段の平坦な殺意より、僅かに声音が違っていた。
    四方月 翳:「逃げた奴の味(レネゲイド)は覚えてるから、まだ辿れる」
    湊 祈吏:「ん」
    浅月 透:血を拭いながら、無言で考えを巡らせる。
    浅月 透:「(さっきの逃亡者………いや)」
    椿・リトリコ:「浅月さんも大丈夫…?いけますか?」調子が良さそうにはとても見えない
    浅月 透:やや、苛立たしげに頭をかいて考える、考える………
    浅月 透 -> ミハエル
    浅月 透:「さっきの逃亡者、外套を羽織ってたよな………」
    椿・リトリコ:「ええと……ぼくは気付かなくて、見てないんだけど…そうなの?」
    四方月 翳:「そう見えたね、だいぶ遠かったけど」
    天喰大輝:「俺も、見てはいなかったな」
    暮色錦:「この時期じゃ、珍しくもないと思いますけど……」
    浅月 透:「くそ、見間違えなら………いや」勘違いだと思いたい、しかし対象の情報と酷似している。現状、甘い考えは出来ないだろう。
    浅月 透:「状況が悪くなった………もうひとつ、君達に連絡することがある。」
    浅月 透:「悪いな………」
    浅月 透:RHOを開示します。
    GM:承りました

    PC5リバース シナリオロイス ”マスターピカロ”
    「システムの問題により不測の事態が起きた場合、直ちにエージェントを処分する必要があります。」
    UGN日本支部、いや、正確にはUGN日本支部特別情報保護室は、あなたにもう一つ依頼を託す。内容は現在榕崎市にいると推定されている情報抹消能力持ちのマスターエージェント”マスターピカロ”の観測。憶測でしか存在を確認できず、また記述も不可能なこのマスターエージェントは、世界各地を巡り何やら事件を起こしているらしい。日本支部としても追跡できない人間が好きに動き回っている状態を野放しにはできず、どうにかして観測と対策を組む必要があるようだ。
    このRHOを開けることにより情報項目が一つ開示されます。


    浅月 透:「この街に、とあるマスターエージェントの姿が見られた」苦々しく言葉を放つ。
    浅月 透:「俺がこの街に派遣された本当の理由、それは」
    浅月 透:「FHエージェント"マスターピカロ"の確保………あるいは完全排除だ」
    浅月 透:「ほんと、勘弁してくれって、話なんだがな………」乾いた笑いが響く、しかしその目には薄暗い覚悟の火が灯っていた。

    RHOシーン


    GM:シーンプレイヤーは浅月さん、登場侵蝕は不要です
    浅月 透:はい

    GM:12/24 8:26 UGN日本支部 会議室
    泉 朔夜:「で、二つ目なんだけど………」
    泉 朔夜:「資料が出せないのもどかしいな…」
    浅月 透:「まだ、あんのかよ………」
    泉 朔夜:「いいや端的に、"マスターピカロ"なるエージェントが榕崎市に潜り込んだ」
    浅月 透:「帰る」立ち上がります。
    泉 朔夜:「資料は無いよ、『記述』に対する軽い反ミーム性を備えている」
    泉 朔夜:「待って待って待って」
    浅月 透:お疲れ、と一言。立ち去ろうとするが………止まる。
    浅月 透:「そりゃ、厄介そうだが」
    浅月 透:「………それだけか?」確かに面倒な性質を持つ、しかしマスターエージェントだ。これだけでは終わらないだろう。
    泉 朔夜:「それだけじゃないねえ」
    泉 朔夜:「こいつの行動履歴は口頭で説明もらってるけど、どうも『情報』をばらまくことに重点を置いて行動している」
    泉 朔夜:「それこそ『レネゲイドの秘匿』もね」
    浅月 透:「続けてくれ」背中に嫌な汗が流れる、にもかかわらず全身が冷え込むような感覚も続く。
    泉 朔夜:「で、まあエージェントの子がたまたま外で本人が喋っているのを聞いていたから報告に上げておくと言ったんだけど」
    泉 朔夜:「こいつの行動原理は『真実の開示』と『それによる意志の育成』」
    泉 朔夜:「あまりにもUGNの敵ですどうもありがとうございました」
    泉 朔夜:それを言い切ったあとちらりと浅月君を眺め
    浅月 透:レネゲイドの秘匿まで暴きかねない情報操作能力………だが、それよりも
    泉 朔夜:「まあ、『例のアレ』について明るみにしてくれるんだったら、特別情報対策室も仕事の憂いの半分は消えて楽なんだけどね?」
    浅月 透:「真実の開示………お前、だから俺を………あぁクソッ!」
    泉 朔夜:「ねえしってる?君の一件が無かったら特別情報対策室って開設されなかったんだよ?」
    泉 朔夜:ニコニコとダメ押しのごとく詰めている
    浅月 透:レネゲイドの真実をばらまく?『そんなことどうでもいい』溢れるばかりの恐怖感で目眩がしそうになる。
    浅月 透:「………俺は、大したことなんてしてないよ」
    泉 朔夜:(『してないことになっている』から駄目なんでしょうが)
    浅月 透:だが、ああそうか。仕方がない、本当に嫌だが………諦めることを諦めよう。
    浅月 透:「マスターピカロだったか?いいさ分かった。―――許せない」
    泉 朔夜:「私怨で大変結構」
    浅月 透:「あぁ、俺は俺を守るためにソイツを潰す」
    泉 朔夜:「こっちとしては様子を見てしっぽ捕まえてエージェント二人連れて生きて帰ってくればそれでいいんだけど」
    浅月 透:「脅したのはお前だろ」
    泉 朔夜:「僕は事実を並べ立てただけなんだけどなあ」
    浅月 透:浅月透の秘密、決して明かしたくないそれを………壊すかもしれない敵。許せない、許せない、消さなくては………怖くて震えそうだけど、それでも何とかしなくては。
    浅月 透:うんざりした様子で座り込む。

    泉 朔夜:「まあ、そんな感じ、お願いできるかな?」
    浅月 透:気を抜いてしまえば、また弱気になる。そもそもの話………
    浅月 透:「ふざけんな!マジでどういう考えしてんだお前ら!!粛清?粛清かこれ!!」こういう文句もでてくるのは仕方ないだろう………抵抗は諦めたが、それはそれだ。
    泉 朔夜:「違うんだ!君が駄目だったら僕次万年不定の狂気の上司をなだめるか神禍討滅局に土下座するかの二択なんだ!!」
    泉 朔夜:「反ミーム系に耐性があって戦歴もあっていざって時同伴者連れて帰れそうなのがそれくらいしか思いつかないから!!」
    浅月 透:「土下座しろ………俺は逃げる」無理だとわかって、そう言った。

    浅月 透:回想終了。やばいな、逃げたくなってきた。
    天喰大輝:「マスター……ピカロ……そうか、あいつか……」
    四方月 翳:「マスターピカロってあれでしょ、色んなとこで事件起こしてる」
    浅海 沙天:「ですね、泉さんに報告上げたけれどそういうことになってたなんて…」
    椿・リトリコ:「マスターエージェント……、危ない人だよね」
    暮色錦:「マスター……というと」
    暮色錦:「随分立場が上に聞こえるな」
    浅海 沙天:「実際偉いですね、FH……その手の組織は実力制ですが」
    浅海 沙天:「相応の実力が無いと名乗れないはずなので」
    浅月 透:「うん、まぁ……立場云々より一芸がヤバイというのもあるけどな」
    暮色錦:「なるほど」 頷く
    四方月 翳:「うんうん、FHの中でも特に能力が秀でてるやつがおおいかな」
    暮色錦:「ピカロ……悪漢とか、悪役とか言った意味だったかな」
    暮色錦:「それが極まった存在か……」 筋骨隆々の山賊みたいなやつを想像している
    天喰大輝:「特級の危険分子だ」
    椿・リトリコ:「悪者のマスター……?」大きくてこわいのかな……
    四方月 翳:「天喰さん、その言い方だと会ったことある感じ?」
    天喰大輝:「ああ……そうか、あいつが関わってるのか……つまり、全部掌の上だった訳だ……」
    天喰大輝:一度、目を閉じて。
    天喰大輝:「ああ、以前俺が襲撃したマスターエージェントがそいつだ」戦闘形態を解く。
    浅海 沙天:「いきなり飛び出していくから何事かと思いましたよ」
    暮色錦:「ともかく、詳しい話は後にした方が良いんじゃないか」
    暮色錦:「話している間にも……」 外套の人物が去っていった方を見る
    天喰大輝:「何としてもあの場で仕留めておくべきだった。……いや、そうだな、今からでも」
    浅月 透:「だな、とにかくUGNとしては放っておけない輩とだけ覚えておいてくれ」
    四方月 翳:「そうだった、そうだった」
    天喰大輝:もう手遅れだったとしても、これ以上はやらせる訳にはいかない。
    浅月 透:「まぁ、落ち着け。まずはこの事件だ」
    椿・リトリコ:「……が、頑張るね!」兄様や姉様がこの場にいたら強制的に帰宅させられる案件だという自覚はある
    暮色錦:「思ったよりもハードで、気を抜いたら折れてしまいそうだ」
    天喰大輝:ふと、あの時共に対峙した少年を思い出す。
    暮色錦:「今後の為にもここは間を開けずに気張っていきたいね」
    天喰大輝:(悪いが、遠慮してる余裕はない)
    四方月 翳:「じゃ、先導は俺がするね」付いてきて、と言い添えて。
    天喰大輝:「奴がこの事件に関わっているなら、情報を追うのはかなり厄介だ」
    天喰大輝:「ここで確実に追い付こう」

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでお願いします
    暮色錦:ロイスは保留
    暮色錦:とりあえずさっき買った応急使います
    椿・リトリコ:ロイスはいっぱいです
    暮色錦:ん、いや私は体力減ってないな
    暮色錦:使いたい人いたら上げます。終わり
    四方月 翳:ロイスは保留!応急手当キット1こ使います
    椿・リトリコ:応急手当を使います
    椿・リトリコ:1+2d10
    DoubleCross : (1+2D10) → 1+13[4,9] → 14

    浅月 透:ほしい!
    椿・リトリコ:半分くらい回復しました
    四方月 翳:四方月 翳のHPを2d10(→ 12)増加 (15 → 27)
    椿・リトリコ:以上です
    天喰大輝:マスターピカロ 尽力/殺意○
    浅月 透:貰っていいすか
    天喰大輝:ウェポンケースかなあ
    天喰大輝:4dx+2>=18
    DoubleCross : (4DX10+2>=18) → 9[1,1,4,9]+2 → 11 → 失敗

    四方月 翳:こっちも1個あまってるよ
    天喰大輝:だめでした
    四方月 翳:浅月さんいる?
    浅月 透:頂きます
    四方月 翳:あげるー
    浅月 透:6+2d10
    DoubleCross : (6+2D10) → 6+17[10,7] → 23

    暮色錦:おっそれじゃあお任せしちゃいましょうか、他に欲しい人います?
    椿・リトリコ:もらえたら助かります
    天喰大輝:僕もあげます。一個既に持ってる
    天喰大輝:こいつ自身は使わないので
    椿・リトリコ:わあい、じゃあ1個もらおう
    暮色錦:じゃあとりあえず椿君にあげます
    浅月 透:マスターピカロ 正当性/恐怖○
    椿・リトリコ:暮色さんからもらってもう一回回復します
    椿・リトリコ:14+2d10
    DoubleCross : (14+2D10) → 14+10[2,8] → 24

    椿・リトリコ:ほぼ全快、オッケーです
    椿・リトリコ:以上で
    天喰大輝:余った

    ミドル8


    GM:準備ができた方から登場侵蝕をお願いします
    暮色錦:98+1d10
    DoubleCross : (98+1D10) → 98+5[5] → 103

    浅月 透:96+1d10
    DoubleCross : (96+1D10) → 96+7[7] → 103

    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (104 → 105)
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (90 → 97)
    天喰大輝:えらい! 1!
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (94 → 99)
    GM:みんな出てきた

    GM:情報項目
    GM:・マスターピカロの居場所を探す 情報:榕崎市 15
    暮色錦:高いわね
    天喰大輝:とりあえず振ってみよう
    椿・リトリコ:とりあえず振りましょうか
    浅月 透:ぼくいこうかな
    天喰大輝:4dx>=15
    DoubleCross : (4DX10>=15) → 10[7,8,10,10]+7[1,7] → 17 → 成功

    天喰大輝:分かっちゃった
    浅月 透:殺意じゃん
    椿・リトリコ:www
    四方月 翳:強い
    暮色錦:すげえ!
    "マスターピカロ":背筋が凍るんだけど
    天喰大輝:侵蝕ダイスボーナスの力じゃ!
    GM:では
    四方月 翳
    マスターピカロの行方について 不動産屋の資料を手に入れ調べたところ、市内の国道から少し外れた辺りにある剣崎のビル街に、不自然な空白のデータが入り込んでいた。周辺住民から聞き込みをしてみたところ、最近「白井探偵事務所」というテナントが入り込んだようだ。マスターピカロの顔を見た人物曰く、白井という名前がマスターピカロの使っている偽名である可能性が高いとのこと。


    GM:12/25 14:00 榕崎市 剣崎 白井探偵事務所前
    GM:とあるビルの4階、入り口の案内では不自然に空白が合った箇所
    GM:大家さんの話によると、人は一応いるらしい
    GM:メッキが施された鉄の階段を上がり、ドアの前に立つ
    天喰大輝:「奴の痕跡は残らない。逆に言えば、欠落から探すことはできる……とはいえ」
    天喰大輝:「まさか堂々と市内に看板を掲げてるとはな……ふざけてるのか?」
    四方月 翳:「隠れてると思ったら…普通の雑居ビルじゃんね」
    天喰大輝:しかも、この名前……確か九重くんに言われて名付けたものだったはずだ。気に入ったのかこちらを揶揄っているのか……。
    浅月 透:姿がない。よく見ると蹲っている。
    椿・リトリコ:「浅月さん、大丈夫……?」その隣で背中を撫でている
    暮色錦:「もしかして、既に攻撃を……?」
    浅月 透:「うう………やっべ、動悸がしてきた」もうダメかもしれない。
    四方月 翳:「きついなら休んでてもいいよ」大人数で突入しても狭そうだし。
    暮色錦:(く……浅月さん抜きで大丈夫か……?)
    暮色錦:(しかしここまで体調が悪そうだと……)
    浅月 透:「いや、いくよ。そのための人員だし」覚悟を保ったままでいられる奴は本当にすごい。
    暮色錦:「無理はしないでくださいね、これからもレネゲイドについて色々と教えて貰わないといけないんですから」
    椿・リトリコ:《空の楽器》 浅月さんだけに聴こえる音量でリラックス出来るようなメロディーが鳴らされる
    浅月 透:やるべきことからも逃げたくなってしまう脆い精神性、意志を貫くことすら困難だ。
    四方月 翳:「そっか、それなら頑張って」と軽く励ます。
    浅月 透:「悪いな……介護させちゃって」どっこいしょと立ち上がり、礼を言う。
    椿・リトリコ:「あの、あのね、あんまり意味はないかもだけど…」
    椿・リトリコ:「ちょっと落ち着いた?」ずっと心配そうに
    浅月 透:「ありがとう」そう言ってドアへと向かう。
    天喰大輝:「……いざとなったら俺一人でやります」
    天喰大輝:「でも、それまでは頼りにしてます」
    四方月 翳:「とりあえず…蹴破る?それとも穏便にノックしてみる?」若干古そうなドアを見て。
    天喰大輝:「あいつと対峙した子に聞いた話だが、非オーヴァードを人質にしたこともある相手だ」
    浅月 透:「いや、多分」
    浅月 透:「もうバレているだろう、普通に入ろう」さっぱりと言い切る。
    天喰大輝:「相手の状況が分からないうちに強硬手段を取るのは避けた方がいい」
    浅月 透:情報線では前提として敗北するしかない相手だ。
    天喰大輝:「浅月さんに賛成だ」
    暮色錦:「刺激するのは避けた方がいい、ってわけか」
    四方月 翳:「なるほど、了解」じゃあ張り切ってどうぞ!とドアの前を浅月さんに譲る。
    浅月 透:「ああ、うん」ノックする。
    GM:しばらくして
    "マスターピカロ":「どうぞ」と声がかけられる
    暮色錦:「普通だ……」 呟く
    浅月 透:「………失礼する」恐る恐るドアを開く。
    "マスターピカロ":中を開けると、壁に穴をあけないタイプのクリップで張り付けられたメモ帳、いや、メモですらない、資料の丸コピー
    "マスターピカロ":その真ん中に、机の上に丁寧に置かれた仮面と、スーツ姿の男
    "マスターピカロ":「……来たってことは、パターンBかあ」
    "マスターピカロ":ぼそっとそう言って
    "マスターピカロ":「あ、いらっしゃい、お茶いる?お菓子もあるけど」
    天喰大輝:思わず、白い炎が足元から這い出しそうになる。
    暮色錦:「普通だ……」 呟く。しかし恐れる様子もなくお茶菓子を用意しようとしているあたり、底知れなさを感じる
    四方月 翳:「お邪魔しまーす。あ、喜んで頂きます」全く緊張感がない。
    椿・リトリコ:「…………」警戒した小動物みたいにみんなの影に隠れてじっと見ている
    天喰大輝:「お前は随分と好きなようだが……俺は迂遠な話は嫌いだ」
    "マスターピカロ":「あ、そう」四方月君にお菓子を手渡しつつ
    "マスターピカロ":「じゃあ手短に」
    "マスターピカロ":「俺今回は関与して無いよ」
    "マスターピカロ":「さっき外套らしきものが見えていたならそれは"リネン"の擬態だろうね」
    天喰大輝:「なるほど」
    "マスターピカロ":「とはいえせっかく来てくれた君たちを手ぶらで返すのも忍びないので」
    浅月 透:「そうか」
    天喰大輝:「なら、ここで殺しても、致命的なことにはならない訳だ」
    "マスターピカロ":「まあ多分そう、だけど」
    天喰大輝:白炎が、己が全身を白く焼く。
    浅月 透:「っ!!」
    "マスターピカロ":「これあげる、って言ったらどうする?」
    "マスターピカロ":鍵を一つ見せる
    暮色錦:「……鍵?」
    "マスターピカロ":「"リネン"の家の鍵」
    四方月 翳:「よくそんなの持ってるね」貰ったお菓子をぽりぽり。
    "マスターピカロ":「複製くらいは簡単だったさ」
    浅月 透:「天喰…」制止する。
    "マスターピカロ":「住所も空で言えるけど、どうする?」
    天喰大輝:「……お前は、そうやって」
    椿・リトリコ:「な、なんで…そこまで協力的なの?」警戒して隠れたまま
    "マスターピカロ":「うーん」
    "マスターピカロ":「そうだね、今回端的に言って詰んでるんだよ」
    "マスターピカロ":「"コンステレーション"セルは実は11月ごろにはしたいこと終わってるし」
    "マスターピカロ":「今は"ペトラ"ちゃんが榕崎終了のために延々と動いてて」
    "マスターピカロ":「"リネン"ちゃんがその成果のいくばくかを引っさらおうとしてる」
    椿・リトリコ:「終了…………?」
    天喰大輝:「そうやって、どこまでも中立を気取るつもりか?」
    浅月 透:「詰んでる、か」嫌な情報がどんどん流れてくる。
    "マスターピカロ":「もちろん終了何ていただけないから俺としては"リネン"の一人勝ちを狙おうとして色々準備しているわけだけど」
    "マスターピカロ":「あ、ぼんやりしているのはごめんよ、元々あのセルの情報曖昧なんだ」
    浅月 透:頭が痛くなる。此方が思っていた以上に動線がおおい。
    椿・リトリコ:怯えたように、後ろに隠れさせてもらっている暮色さんの服の裾をぎゅっと握りながら話を聞いている
    四方月 翳:「うーん、色々複雑に絡まってそうだね…」
    暮色錦:「"リネン"は"コンステレーション"の一員で、"コンステレーション"としての仕事は既に終わっている……」
    "マスターピカロ":「まあ、とりあえずは」
    "マスターピカロ":「その鍵持って使える場所に行って、資料見てそれから考えるといいんじゃない?」
    天喰大輝:(こうやって話を聞かされてる時点で、こいつの術中だ)
    "マスターピカロ":四方月君にお菓子ついでに鍵を置いておく
    暮色錦:「一方で、"ペトラ"はこの町を終わらせるために動いていて、"リネン"はその成果を掻っ攫うためにこの町にとどまっている……?」 顎に手をやり呟く
    天喰大輝:(……だが、情報で負けている以上、そうせざるを得ないようになっている)
    浅月 透:「此方としてはアンタも放っては置けないんだが」
    "マスターピカロ":「そう?どうするつもり?」
    暮色錦:「天喰くんの質問に対しては、中立じゃなくて"リネン"寄り……ってことかい?」
    "マスターピカロ":「どのみち俺も長くは無いからどうだっていいけど」
    "マスターピカロ":「そういうこと」
    椿・リトリコ:(兄様…………)兄は、“ペトラ”と関与してしまっている…そのことが怖い
    四方月 翳:「でもそのリネンの家の鍵はくれるんだね」と鍵とお菓子を受け取って。鍵は失くさないように、掌の口で飲み込む。
    四方月 翳:「なんか矛盾してない?」
    浅月 透:格上のマスターエージェントに対しての能力行使………不安材料が多すぎる、相性差で此方が押し負ける可能性が高い。
    "マスターピカロ":「彼女にとってはもう必要のないことで、君たちにとっては無いと何も始まらないから、かなあ」
    天喰大輝:「こちらにも可能性を、か」
    暮色錦:「この人(?)の目的としては"リネン"の一人勝ちで」
    暮色錦:「その為には彼女一人では勝てない、というのもあり得るか」
    "マスターピカロ":「まあ好きに取ってくれて構わないよその辺は」
    暮色錦:「とりあえず、向かうしかなさそうですけど……」 浅月に視線を向ける
    "マスターピカロ":「あ、そうだ、それとこれも」
    天喰大輝:「そういう小狡いことを考えてるなら、まだ与しやすいんだがな……」
    "マスターピカロ":ぺらり、とA42枚ほどの楽譜を出す
    暮色錦:「楽譜? 椿君、読めるかい?」
    椿・リトリコ:「…………うん」
    "マスターピカロ":「"コンステレーション"が開発していた、対抗術式のようなものらしくてね」
    "マスターピカロ":「この先何があっても、握っておけば保険にはなると思うよ」
    浅月 透:「(引くしかないな、ここでやり合っても好転しそうにねぇ)」
    暮色錦:(ついでに言えば、やりあってる時間ももったいなさそうだ)
    椿・リトリコ:「……ありがとうございます」小さな声でお礼を言いながらおずおずと楽譜を受け取る
    天喰大輝:「……そうやって、可能性をばら撒いて」
    天喰大輝:「何をする気だ」
    天喰大輝:「理想の世界なんて、お前自身の願望なんてない癖に」
    "マスターピカロ":「…?」
    "マスターピカロ":「何もしないけど?可能性はあればあるほどいいだろう?」
    浅月 透:「……それが怖いって人間もいるさ」
    天喰大輝:「……そうか、そういう奴だったな」
    天喰大輝:白く染まった姿が、黒く戻る。
    天喰大輝:「――「普通」を脅かす可能性は、俺が摘む」
    天喰大輝:「俺は、お前を否定する」
    "マスターピカロ":ふう、と息をつき
    "マスターピカロ":「そっか」
    "マスターピカロ":やっと来てくれたか、という安堵を含んだ眼をして、そう言い切った
    "マスターピカロ":「まあ、俺が口座を全部整理し終わったら、その時は遠慮なく差し出しに行くよ」
    "マスターピカロ":「それは今ではないから、今日の所は引き上げていいんじゃない?」
    "マスターピカロ":「それだけ」
    浅月 透:「行こう、天喰」恐る恐る声をかける。
    浅月 透:満を持して相対したマスターエージェントへの感想は『ああ、これは駄目だ』の一言だった。
    浅月 透:止まらないなら止めるしかない………あぁ、嫌になる。
    浅月 透:怖いんだ。
    天喰大輝:「……ええ、今はここにいても無駄のようです」
    天喰大輝:踵を返し、天敵に背を向ける。
    四方月 翳:「あ、じゃあ最後に一応聞いていい?」
    "マスターピカロ":「どうぞ」
    四方月 翳:「酒々井さんって女の人の行方、知ってる?」
    "マスターピカロ":「……心当たりはある」
    "マスターピカロ":「だけれど先に鍵の場所に行っておくことをお勧めするよ、確証は無いからね俺も」
    四方月 翳:「そっか、じゃあ詳しくは聞かないでおく」とさっぱり諦めて。
    暮色錦:「ん、ん……」 深堀りするか少し考え、やめる。
    四方月 翳:「お菓子と鍵、ありがとう」と軽く手を振って部屋を出る。
    暮色錦:(酒々井さんか、思い過ごしだと良いけれど……)
    椿・リトリコ:「…楽譜、役に立ててみせるね」と言いおいてぱたぱたと四方月さんの後に続いて出ていく

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    椿・リトリコ:ロイスはいっぱい
    天喰大輝:ロイスは保留
    暮色錦:ロイス保留
    天喰大輝:ウェポンケースを狙う
    天喰大輝:4dx+2>=18
    DoubleCross : (4DX10+2>=18) → 5[1,1,4,5]+2 → 7 → 失敗

    暮色錦:購入はクリスタルシールド
    天喰大輝:駄目です。
    四方月 翳:ロイス保留、あと1枠悩むな~!
    椿・リトリコ:購入はどうしようかな~
    浅月 透:ウエポンケース
    暮色錦:決断的に手配師を使います。1+3+3で7dか
    椿・リトリコ:ポンケ狙いますか
    暮色錦:7dx+3>=25
    DoubleCross : (7DX10+3>=25) → 10[1,1,2,6,8,10,10]+3[1,3]+3 → 16 → 失敗

    浅月 透:7dx10+4>=18
    DoubleCross : (7DX10+4>=18) → 10[2,3,5,6,6,6,10]+1[1]+4 → 15 → 失敗

    暮色錦:財産9点使って購入、残り5点
    浅月 透:財産点3しよう
    四方月 翳:バデムいる人おらんかね~
    暮色錦:バデムで買えるのでは
    椿・リトリコ:4dx+2>=18
    DoubleCross : (4DX10+2>=18) → 8[2,3,4,8]+2 → 10 → 失敗

    浅月 透:受け取りな!
    暮色錦:いや、浅月君が財産使わなくても買えるんじゃないかなってw
    浅月 透:やちゃったか
    四方月 翳:自分は…うーん。ブルゲかなあ
    椿・リトリコ:無理!以上で
    四方月 翳:じゃあ浅月さんにバデムいれて財産点消費なしにしょう
    四方月 翳:3dx+2>=20
    DoubleCross : (3DX10+2>=20) → 10[3,5,10]+5[5]+2 → 17 → 失敗

    四方月 翳:あ、財産点3点でブルゲ購入
    浅月 透:ありがて
    浅月 透:ポンケハ使いたい人どうぞ
    天喰大輝:椿くんが持ってた方がいいかな
    椿・リトリコ:あ、じゃあいただきます!メイド服を脱いで中にしまっておくよ

    ミドル9


    GM:準備ができた方から登場侵蝕をお願いします
    暮色錦:103+1d10
    DoubleCross : (103+1D10) → 103+4[4] → 107

    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (99 → 109)
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (105 → 114)
    椿・リトリコ:うわー!
    天喰大輝:ぬわああああーっ!
    浅月 透:103+1d10
    DoubleCross : (103+1D10) → 103+2[2] → 105

    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (97 → 104)

    GM:12/25 15:30 榕崎市 弓形
    GM:実槍のモールから少し離れたところにある住宅街は、築30年以上の怪しいアパートが多く、それなりに住人の素性が知れていなくても入居できることで有名であった
    GM:その 一室
    GM:メッキが剥げところどころ錆びた階段を上った先に
    GM:"マスターピカロ"の指定した部屋はあった
    情報項目 ・布団の近くに積まれた本を見る
    ・虫籠を見る
    ・机の上の日記を読む
    ・メモ束を見る

    GM:全て知覚か精神で難易度8
    椿・リトリコ:日記を精神で調べます
    GM:どうぞー
    椿・リトリコ:8dx>=8
    DoubleCross : (8DX10>=8) → 10[2,3,5,7,8,8,9,10]+4[4] → 14 → 成功

    四方月 翳:メモ束を知覚で!
    椿・リトリコ:わかりました!
    天喰大輝:本を精神で!
    四方月 翳:10dx>=8
    DoubleCross : (10DX10>=8) → 10[2,2,3,4,6,7,8,8,8,10]+3[3] → 13 → 成功

    四方月 翳:OK!
    暮色錦:じゃあ虫かごでも見ておきましょう。精神。
    天喰大輝:9dx>=8
    DoubleCross : (9DX10>=8) → 9[1,3,4,5,5,6,8,9,9] → 9 → 成功

    暮色錦:7dx>=8 唸れ僕の事典知識
    DoubleCross : (7DX10>=8) → 9[1,2,5,5,6,6,9] → 9 → 成功

    暮色錦:あぶなっっ
    GM:皆成功ですね
    GM:順番に行きます
    布団の近くに積まれた本を見る 湊古書堂のスタンプが後ろの見返しについている本が沢山積まれている。奥付のカードが抜かれていないものや非売品と書かれたものも入っており、全て盗まれたもののようだ。本の中身は魔導書で、精神を蝕んだり胎児など非人道的なものを対価とすることで強力な存在を召喚する呪文が入っているものが多いようだ。


    虫籠を見る 何重にも糸が張ってあった虫籠、中には先ほど戦ったはずの蜘蛛擬きが何匹か糸を繰っている。敵意は無さそうだ。虫籠はいくつも折り重なっている。


    メモ束を見る どうやら、計画のメモのようだ、かいつまむと
    ・“コンステレーション”セルは世界各地に存在する”神々”を呼び出し、その先触れの力を手に入れることを主な目的としている。
    ・”リネン”のいた部署はとある神の力を”ペトラ”に宿そうとして成功、”ペトラ”は人格的には死亡しており現在”ペトラ”として動いているのは神の力だけを宿したいわゆるゾンビのようなもの。
    ・”ペトラ”は生前の彼女の影響か、よりよい人間の世界を作ることを目指しており、セルは現在それに協力中。
    ・サンプルを12月24日まで集めた後、25日の夜にそれを反映して世界を作り直す儀式を鎌立の教会で行う予定(場所は彼女の希望)。

    机の上の日記を読む 日記のようだ、以下抜粋

    4月9日 姉さんは今日もかわいらしい、少しだけ他の人間に話かけまくっているのがちょっと腹立つけど、まあ許容はできる、姉さんが出ていかない限りはこの怪しいセルにいてもいいだろう
    小説の方の進捗は……今日は頑張らねばならない

    6月18日 別の部署が儀式に失敗したらしい、こちらに波及しないといいけど、姉さんは相変わらずだ、春のひだまりのように穏やかに微笑んでいて、それでいて誰の話も包み込んでくれる
    ……私だけのものになってくれればいいのに

    8月20日  というマスターエージェントの噂を聞いた、なんでも、らしい、……小説のネタになるかな、独自で話せないか追ってみよう。…なるほど記録が残せないな
    (不自然な空白がある)

    10月8日  が出没しているという廃劇場に脱走兵の振りをして潜り込む。名前は適当に”マグノリア”。シンドロームはキュマイラ/オルクスのつもりでコピー道具なりを用意すること。気難しいジャームの振りをしていたら必要時以外は個室に放っておかれるようになった。上々。
    (下に不自然な空白がある)

    10月18日  は変な奴だ。自らが記録されないことをわかっている癖に自らが居た跡を残したがる。はたから見れば自殺をするために動いているようなものだが。まあ、姉さんと私の邪魔をするような奴ではない。榕崎市の話をしたら面白そうだと乗ってきた、たまに当てにできるようにしよう。


    10月25日 劇場にUGNが関与してきた。無いとは思うがこちらの経歴について探りを入れられると困るので討伐されるふりをして逃げ出す。ついでだからこちらを疑っているD19もまとめて処分してもらう。死体は貰ってる黒百合共でごまかせるだろう。…これで も満足だろう。


    11月1日 いよいよこちらの部署にも本格的な儀式のお呼びがかかった。本来は8月の方がよかったのではと聞いてみたが今回は呼び出すのでは無く人間にその魔力を降ろすのであり問題は無いと返された。誰を使うんだ、と聞いたら曖昧にごまかされた。


    11月18日 明日■■=■■■■様の力を宿す儀式をするらしい、私は事務室で待っていることしかできないが。
    …不安で原稿が手につかないが、締め切りは迫っている。

    11月19日 よ くも だ ま した な(字は乱れており不明瞭)

    11月20日 あいつら最初から、いや、もしかしたら姉さんですら納得ずくで姉さんを贄にしやがった
    生き返らせる?いや、身体があればどうにかなるが身体はあいつに取られている。考えるんだ、何もしないわけには行かない、奴らをただで置いておいてはいけない、よくも、よくも私の 姉さんを


    GM:(以下不安定な文体の日記が続く)
    11月25日 なってしまったものは仕方ない、奴らが完全に動ききるまでまだ猶予がある、姉さんを奪った■■=■■■■は許しがたいがここは冷静に、しかし計画は進めていく。……うまくあいつだけ追い返せれば、私だけの姉さんが手に入るチャンスだから。退散の呪文はケア用に覚えている。大丈夫。

    12月20日 別部署から納入を依頼された本をいくらか用意するために”酒々井奏”という名前と顔を使って湊古書堂に潜り込んだ。それなりにあっさり入り込めた、店員二人も深入りし無さそうだし効率はよさそう。ついでに色々ヒントも見つかるといいが、以下要点
    赤髪、ツインテール、丸眼鏡、6番コート、白セーター

    12月21日 他部署への生贄に必要だと言われた物を納入していたら、UGNに見つかった、とりあえず目くらましをして逃げた。…追手が来そうだ、面倒。構っている場合じゃないのに。

    12月24日 UGNが追手を出してきた。しかも店員は知り合いだったようで拠点として貸し出している。状況は最悪。だが手はある、明日朝私が に攫われた振りをしてUGNの気をそちらに逸らす。どのみち の事だ、いずれバレる。が明日はあいつが教会でことに及ぶ刻限だ、それまでごまかせればこの街の人間は死滅する。段取りはある…姉さんを私の物にするために、失敗はできない。


    GM:情報は以上です
    椿・リトリコ:おおう……
    GM:誇りをかぶった電灯の明かりをつけて、メモを、本を、物を探す
    暮色錦:虫かごをつつく。
    暮色錦:はらりと糸が解け、中身が露となった。
    暮色錦:「……さっきの蜘蛛か……敵意はないみたいだけど……」
    暮色錦:「……多いな」 折り重なる虫かごを見て呟く。
    天喰大輝:「あの場にいたのがリネンっていうのは間違いないみたいだな」
    四方月 翳:「ほんとだ、リネンが操ってたんだね」
    天喰大輝:そう言いつつ、家捜ししている。
    天喰大輝:「……この本。湊古書堂のものじゃないか?」
    暮色錦:「あ、本当だ……」
    天喰大輝:「非売品……盗品か? リネンが盗んだのか……動機は分からないが……いや」
    天喰大輝:「何だこのレネゲイド。「普通」じゃないぞ。あの本屋何でこんなもの……」
    四方月 翳:「ぜんぜん読めないんだけど…何の本これ?」
    暮色錦:「これ、僕も見たことないな……」
    暮色錦:「さては隠してたな……?」
    天喰大輝:「これが何なのかはともかく」
    天喰大輝:「暮色くんも知らないようなものを盗んだってことは……」
    天喰大輝:「……リネンには恐らく擬態能力がある……そういうことか」
    四方月 翳:「誰かに化けて盗んだ…ってことだね」
    暮色錦:頷き。四方月の手元のメモ束を見る
    暮色錦:「それは?」
    四方月 翳:「あ、これ?なんか散らばってたの集めたんだけど」
    椿・リトリコ:「お兄さん………」泣きそうな顔で、浅月さんに手を伸ばす
    四方月 翳:「”コンステレーション”の計画書みたい…えーっと」ペラペラと捲りながら。
    浅月 透:「あぁ、これは……」手をとる。正直自分もキツイ。
    四方月 翳:「所謂神様…ってのを呼び出してその力を得る、のが大元の目的らしい」
    四方月 翳:「ペトラはその実験体で。なんていうんだっけこういうの…」
    椿・リトリコ:ぎゅう、と浅月さん抱きついて日記の文面から目を逸らすようにその身体に頭を寄せている
    浅月 透:ペラリペラリと日記を読み進めるが………椿君と顔を合わせては蒼くなります。
    天喰大輝:「人身御供……生贄か。俺が会っていたのはペトラじゃなかったんだな」
    四方月 翳:「そう、生贄?にされて、神様が降臨。中身はすっかり別物だってさ」天喰さんの言葉に合わせて。
    暮色錦:「なるほど……」
    四方月 翳:「んで、こっからがヤバそうなんだけど」
    天喰大輝:「「普通」じゃないとは思っていたが、ここまでとはな」嫌悪感を露わにする
    四方月 翳:「25日の夜に、世界を作り替える儀式をやるって書いてある」
    四方月 翳:「ペトラが聞いて回ってた、より良い世界…?にするらしいけど、具体的なのはなし」
    暮色錦:「25日って……今日じゃないか?」 どこか間の抜けた声
    天喰大輝:「それで、『理想の世界』か……」
    天喰大輝:「時間がない。場所は分かるか?」
    四方月 翳:「えーっと…待ってね…」ペラペラと更に捲り。
    四方月 翳:「あった。………。」思わず椿くんのほうを見る。
    天喰大輝:「おい、まさか」
    椿・リトリコ:浅月さんに抱きついたまま、気付かない
    浅月 透:「どうした?」
    天喰大輝:「……椿くん? どうした?」
    天喰大輝:ここで、初めて怯える少年に気付く。
    椿・リトリコ:「この日記……酒々井さんの…秘密」
    浅月 透:「まぁなんというかイカレた内容でな」
    天喰大輝:「酒々井さん……やっぱりリネンだったか」
    暮色錦:「ああ……やはり彼女が……イカれた内容?」
    四方月 翳:「……擬態かあ」
    椿・リトリコ:「お姉さんを……取り戻すためならなんでもやるって…」
    浅月 透:「まぁ、元からヤバイ奴だったみたいだ」
    天喰大輝:「読ませてもらっても?」
    浅月 透:「ほれ」投げる。
    天喰大輝:受け取り、読み込んでいく。
    暮色錦:覗き込み、一緒に読む。
    天喰大輝:「おいおい……マグノリアだと……?」
    暮色錦:「知り合いかい?」
    天喰大輝:「この日記にある劇団の事件に、俺も立ち会ってた。その時倒したジャーム……だと思っていたんだが……」
    椿・リトリコ:日記を手渡した浅月さんの首元にかじりつくように抱きつき直して話を聞いている
    暮色錦:「なるほど……"リネン"は姿を変えられる……」
    天喰大輝:「ここでも動いていたのか……最初から、俺のことは知られていた……まずいな、完全に手玉に取られてる」
    四方月 翳:「擬態、想像以上に厄介な能力だね…」
    浅月 透:「本当に出遅れだな………」
    天喰大輝:「……なるほど、確かに「普通」じゃない執着だ」日記の続きを読んで。
    天喰大輝:「ペトラの、妹とはな」
    暮色錦:「そうだね……」
    四方月 翳:「リネンはペトラをどうするつもりなんだろ」日記は見ていない。
    浅月 透:「自分の思い通りにしたいとかじゃねーの?」
    四方月 翳:「姉妹ってそういうもんなんだ…」椿くんとは随分違うな、という感想を抱く。
    椿・リトリコ:「兄様や姉様が大好きなのはわかるけど……自分だけのものにしたいって…ぼく、わかんない……」涙声で
    暮色錦:「……目的が儀式を台無しにする、と言うのなら共闘も出来たのだけれど……」 天喰の持つ日記の文字をなぞる
    天喰大輝:「恐らくはジャーム化してる。執着が、暴走してる。諦めるということを知らない」
    暮色錦:「敵対は避けられそうにないな……」
    浅月 透:「譲れない以上、そうなるな。ほんと、やりずらいよ…面倒だ」暴走した意志ほど厄介なものはない、自己完結してるのに周りを巻き込む。最悪だ
    天喰大輝:「コンステレーションも、リネンも止める」
    天喰大輝:「その為には……」椿に視線を向ける。
    天喰大輝:「今日の夜、教会で行われる儀式を止める必要がある」
    椿・リトリコ:「…………え?」
    四方月 翳:「そう、儀式の場所は」
    浅月 透:「ッ!」目を見開き、天喰君を見る。
    四方月 翳:「鎌立の…教会。つまり、椿くんのお兄さんがいる所だ」
    椿・リトリコ:聞こえた言葉の意味を脳が受け取ることを拒絶した
    椿・リトリコ:「?…、?!」
    浅月 透:ハッとなって椿君を見ます。
    椿・リトリコ:「だって、だって…兄様!」もう自分が何を言いたいのかもまとまらない
    椿・リトリコ:「やだ、やだよ…!兄様が……!」
    暮色錦:「椿君、落ち着いてくれ」
    浅月 透:考えが巡る。自分はどう動けばいい?何をすればいい?
    暮色錦:「まだ昼……というには遅いが、儀式は夜との事だ」
    暮色錦:「まだ間に合う」
    浅月 透:「(………やることはひとつか)」下手な慰めは意味をなさないだろう。なら、やることは
    椿・リトリコ:瞳からは大粒の涙を流しながら、暮色さんの方に顔を向けて
    浅月 透:「リトリコ、聞け」
    浅月 透:「安心しろ、大丈夫だ」
    椿・リトリコ:すん、と鼻をすする音を鳴らしながら浅月さんに向き直る
    浅月 透:《擬態の仮面》表情に浮かぼうとする負の感情を塗り潰す。
    浅月 透:言葉には安心感を与える揺ったりとした響きを。
    浅月 透:「不安だろう、怖いだろう、なにも聞きたくないだろう」
    浅月 透:「だけど、大丈夫なんだよ。お前の家族は失われない、絶対に」
    浅月 透:「FHだろうが、神様だろうが、どんな奴が相手でも」
    浅月 透:「俺が助けるから」
    浅月 透:「信じられなくても構わない、結果は変わらないからな」
    椿・リトリコ:口先の慰めだ、という疑いの心がちらりと顔をのぞかせるのを、暮色さんに言って貰ったことを思い出して
    椿・リトリコ:浅月さんは信じられる人だ、という自分の気持ちを信じて
    椿・リトリコ:その言葉を受け取る
    浅月 透:この瞬間、全てをもって少年を欺こう。騙しきる。それしかできないだろう?嘘吐きは
    椿・リトリコ:「…ううん、ぼくは浅月さんのこと…信じる」
    暮色錦:「訂正するとすれば」
    暮色錦:「俺が、ってところですね。僕たちもいる」
    椿・リトリコ:「取り乱してごめんなさい…、ぼく、兄様が危ないって思ったら…」みんなに謝る
    天喰大輝:「問題ない。大切な人のことを思うのは「普通」のことだ」
    椿・リトリコ:「でも、兄様も強いから……きっと大丈夫です」言い聞かせるように
    四方月 翳:「そうそう、それだけ兄さんが大切ってことなんだから」
    四方月 翳:「でも急いだほうがいいのは確かだよね」スマホで時間を確認する。
    GM:16時24分
    GM:そして1件の通知
    四方月 翳:「日没まであと30分ぐらいかな…あれ?」通知に気付く。
    GM:内容は浅海沙天から、「緊急のことがあったので教会に行ってます」
    四方月 翳:「沙天くんからメールだ」
    四方月 翳:「…教会でなんかあったみたい、向かうって」顔を顰める。
    暮色錦:「……あの子、結構消耗してなかったかい?」
    天喰大輝:「……動き出したか」
    椿・リトリコ:「兄様も、きっとがんばってる」
    四方月 翳:「かなり無理してると思う」あの時でさえ相当消耗していた。
    浅月 透:「俺達も向かおう」椿君を下ろして立たせます。
    椿・リトリコ:「ぼく、…がんばります」涙を拭って
    暮色錦:「うん。さっきは大丈夫とも言ったけれど」
    暮色錦:「君の力はとても心強い、頼りにしてるよ」
    浅月 透:「ああ」さて、吐いた言葉をどうしようか。
    天喰大輝:『理想の世界』と、ペトラは言った。
    浅月 透:「助けにいこう」考えなしの行動にいつも通りの自己嫌悪を。仕方がない、そういうことしかできないから今もこうして足?いている。
    天喰大輝:多くの人間の願望を汲み取った継ぎ接ぎの理想。そんなものが、本当によりよい世界になるのか。
    天喰大輝:だが、もしも、それが本当に理想の世界なのだとしたら……。
    天喰大輝:(……だとしても、俺のやることは変わらない)
    天喰大輝:(俺は「普通」を守る)
    天喰大輝:――あなたの「普通」って何でしょう?
    天喰大輝:その言葉に答えを出せなかったことは……今は、考えるべきじゃない。
    暮色錦:(トネリコの木の下で、か)
    暮色錦:彼女の書いたという小説を思い出す。
    暮色錦:きっと小説の執筆は彼女にとっても偽りのない大切な趣味だったのだろう。
    暮色錦:彼女は確かに偽りだらけで、自分の欲望の為に動く、ジャームという存在なのかもしれない。
    暮色錦:その中で、彼女の書いた小説は偽りはないと、そう感じた。
    暮色錦:(この小説を書いたのはこの事件が起きる前だろう)
    暮色錦:(今回の事件が起きたのは、ある意味運命的だな)
    暮色錦:(だけど酒々井さん。その不幸を僕は放ってはおかない)
    暮色錦:(世界が火にくべられる前に、すべてこの指輪に吸い込んでやる)

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでお願いします
    暮色錦:酒々井奏 好感/隔意〇 を……感情は変更しなくていいや、Sロイスに指定します
    天喰大輝:ペトラ 誠意/不審○→殺意/困惑○に変更
    天喰大輝:購入はウェポンケースを狙う
    天喰大輝:4dx+2>=18
    DoubleCross : (4DX10+2>=18) → 9[2,3,5,9]+2 → 11 → 失敗

    椿・リトリコ:ロイスはいっぱい
    天喰大輝:駄目!
    椿・リトリコ:ウェポンケース支援しましょ
    椿・リトリコ:5dx+2>=18
    DoubleCross : (5DX10+2>=18) → 10[1,3,4,8,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

    椿・リトリコ:やったー!買えた!
    椿・リトリコ:天喰さんにパス!
    椿・リトリコ:以上で
    天喰大輝:ありがとう! アルティメイド服を収納……行動値が8に!
    天喰大輝:あ、一応応急キットが残ってるから、誰か使ってね
    四方月 翳:購入は~どうしようかな
    四方月 翳:ホローポイント弾でも買うか
    四方月 翳:4dx+2>=10
    DoubleCross : (4DX10+2>=10) → 8[2,3,4,8]+2 → 10 → 成功

    浅月 透:パープルテンプたー
    浅月 透:7dx10+4>=20
    DoubleCross : (7DX10+4>=20) → 10[2,2,3,3,4,7,10]+5[5]+4 → 19 → 失敗

    浅月 透:財産点1使用

    マスターシーン


    GM:12/25 榕崎市 鎌立キリスト教会
    藤矢・リトリコ:「いきなり教会の戸をぶち抜いてきたと思えば、また貴様か、昨日の話が癪に障ったか?」
    藤矢・リトリコ:手にボウガンのごとく雷を張り巡らせ、寒風が吹きつけるようになった穴から出てきた人間たちを睨む
    "ペトラ":「いいえ?」けろりとした顔
    "ペトラ":「丁度ここが欲しかっただけよ」
    "ペトラ":「どちらでもいいじゃない、大多数の人間を幸福に導くために、今日ここでこの街の人には犠牲になってもらうんだから」
    "ペトラ":「私も榕崎の人を犠牲にするのは胸が痛んだけれど」
    "ペトラ":「まあ、誰かがいずれやらねばならないというのなら仕方のないことね」
    浅海 沙天:「……なんで」
    浅海 沙天:「あれを喰らってまともに喋ってるんだろうね」
    浅海 沙天:肩で息をしながらつぶやく、覚悟もした上で後遺症上等の禁じ手を使った
    湊 祈吏:「…まともじゃないんだよ」
    湊 祈吏:「最も君ならまあ勘づくとは思うけど」
    湊 祈吏:「もう使わないんだよ、そろそろ侵蝕?という奴がまずいから」
    浅海 沙天:軽く頷いて術式を閉じる
    藤矢・リトリコ:「また珍妙な話を…消耗している人間二人いるとはいえ、3人がかりで好き勝手に制圧できると思うなよ」
    "ペトラ":「で」
    "ペトラ":「    き」
    "ペトラ":「       る」
    "ペトラ":「             わ」
    GM:それがいつからだったのか、変貌がいつだったのか、記憶できない
    GM:ただ、最初からそこにあったかのように、ペトラの顔面が虹色の幾何学模様の泡に塗り替えられ
    GM:塗り替えら
    "ペトラ":Eロイス:陌壼ョ溷エゥ螢
    "ペトラ":こちらの教会一つを指定、内容は
    "ペトラ":繧ッ繝ュ繧ヲ繝ェ繝ウ繧ー繧ア繧、繧ェ繧ケのデータ使用可
    "ペトラ":更に
    "ペトラ":「LV2ワーディング」
    "ペトラ":指定はこちらの教会で
    "ペトラ":「……ひとまずは、ここだけで」
    "ペトラ":ぶわり、と
    "ペトラ":おぞましさを伴うワーディングが伴う
    "ペトラ":辺りがつくりかえられていく
    "ペトラ":夕方の薄暗い光が差していた窓は、青い電子光をたたえ
    "ペトラ":まるで異界のよを指先一つでつくりかえるように、教会の設備を、いや「存在」を塗り替えていく
    "リネン":やがて、その改変の流れが止み
    "リネン":ダイオードの灯りが照らす廊下を歩きオートメーション化された扉を開け
    "リネン":フルレンジのスピーカーユニットに接続されたノートパソコンに讃美歌メモリを差し込む彼女を認め
    "リネン":「……見つけたわよ」
    "ペトラ":「あら」
    "ペトラ":「……どちら様?」
    "リネン":ぎり、と歯?みする
    "リネン":プロジェクターに映し出されたイコンを中央に据えた聖堂の窓の外は
    "リネン":ユークリッド幾何学的な模様を描くステンド硝子が、ただ透けた自然光を通していた

    それはある物語の後日談
    天秤は崩れ、残りはどう破局するかのチキンレース
    救世は成り替わられ、欲望は蝕まれ、ただ債務としての永遠の懺悔のみ
    だが、あなた方には責任も業も未だ存在しない
    それを「だれも受け取らなかった」ことにできるのは、真相に気づいたあなたたちだけだ

    ダブルクロス the 3rd edition
    「電子聖堂のクリスマス ~paradise lost~」

    今更何を裏切るというのだ
    底まで落ちて仕舞って、もう何も見えないだろうに

    クライマックス


    GM:準備ができた方から登場侵蝕をお願いします
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (109 → 111)
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (104 → 111)
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (114 → 124)
    浅月 透:行くぜヴァルハラぁ!
    椿・リトリコ:あ、天喰さん…!
    浅月 透:105+1d10
    DoubleCross : (105+1D10) → 105+5[5] → 110

    暮色錦:107+1d10
    DoubleCross : (107+1D10) → 107+2[2] → 109


    GM:??/?? ??:??  鎌立キリスト教会
    GM:教会を包むように、あなた方の今いる現実を否定するように
    GM:ワーディングのようなものが広がっている
    暮色錦:「う……」
    四方月 翳:「これはまた…酷いねえ」
    椿・リトリコ:「え……、これ…《ワーディング》なの…?」
    暮色錦:「なんだ……これは……」
    天喰大輝:「これは……なるほど……神様とかいうのも、あながち与太話って訳じゃなさそうだ」
    浅月 透:「ッ、とにかく入らねーと」
    椿・リトリコ:「に、にいさま……!」
    天喰大輝:『これ』はあってはならないと、体の中で何かが疼いている。
    浅月 透:先行して進みます。
    四方月 翳:「椿くんと暮色さんは後ろから付いてきてね」こちらも前に出る。
    暮色錦:「ああ……任せる……」 少し顔色を悪くしながらも着いていく
    椿・リトリコ:「うん……」
    GM:廊下を進み、穴の開いた扉を潜る
    GM:そこに広がっていたのは
    GM:ホログラムで今にも存在が消散しそうな電子の聖堂
    GM:蝋燭も椅子もカーペットもすべてが希釈されており、いつなかったことになるかわからない
    GM:そんな空間の中
    GM:対峙する少女が二人
    GM:それと固まっている見知った3人
    藤矢・リトリコ:5人が入ってきたのを、いや、正確には弟が入ってきたのを見て顔を青くし
    藤矢・リトリコ:「お前……椿!」
    藤矢・リトリコ:「ここは危険だ!立ち去っておけ!」
    椿・リトリコ:「にいさま……!」その言葉を無視するように兄の方へと走り出そうとする
    "リネン":新手が来たところで興味は無いのか、捨て置いている
    "ペトラ":同じく捨て置いている、その意図は不明
    浅月 透:「(三人は、取り敢えず無事か………って)おい、待てっ」慌てて追いかける。
    藤矢・リトリコ:「だから立ち去れと…!」
    暮色錦:「修羅場だな、酒々井さん……」 椿の事は浅月に任せ、軽い調子で声を掛ける。
    浅月 透:無理やり腕をつかんで止めます。
    "リネン":「……見たのね」
    椿・リトリコ:「やだ!兄様がいるならぼくもいる!」浅月さんに腕を掴まれながらも
    "リネン":「あいつの差し金かしら、対応の速さを見くびったわ」
    天喰大輝:「俺は、マグノリアと呼んだ方がいいかな」
    "リネン":「あら、そこまで」
    四方月 翳:「悪いと思ったんだけどさ、日記見ちゃってね」
    天喰大輝:「まったく、あの時は本当に死ぬ気で手加減したんだがな……」
    藤矢・リトリコ:「ええい仕方があるまい」近くの二人を引きずりつつそちらに向かう
    "リネン":「その点は感謝しているわ、死なずに済んだ」
    天喰大輝:「あの時の恨み節も嘘か、大したものだ」
    "リネン":「それはどうも」
    浅月 透:「あぁ、クソ!」椿君を藤矢君の側に、自分は敵二人に向き合う。
    "リネン":「面倒だから切り上げていいかしら?」
    暮色錦:「そう言う訳にはいかないな……」
    暮色錦:「とりあえず、"ペトラ"は止めなきゃいけないから……」
    "リネン":「だって関係ないでしょ?」
    "リネン":「ああ」
    暮色錦:「残念ながら、君の事も邪魔することになる」
    "リネン":「止めるなら好きにして頂戴、死体が残ればそれでいいわ」
    "リネン":「その辺はどうでもいいから止めないけれど」
    椿・リトリコ:「どうでもよくない!」唐突に聞こえるほど大きな声で
    椿・リトリコ:「死んじゃったらもう会えないもの!そんなのちがうもん!」
    藤矢・リトリコ:刺激するな、と言おうとして、本当に言いたいことを言っていることを察し黙る
    "リネン":「…そうね、普通はそう」
    "リネン":「でも今回の場合なら間に合う、それだけ」
    "リネン":「私全部救えるほど力も関心もあるわけじゃないの」
    天喰大輝:「力と関心はなくとも、覚悟はある訳だな」
    天喰大輝:「目的の為に、多くの人間を犠牲にする覚悟が」
    "リネン":「ええ、私は何があっても姉さんだけは取り戻す」
    "リネン":「私には姉さんしかいないもの」
    椿・リトリコ:「酒々井お姉さんは、自分の姉様にもう一度会いたいだけじゃないもん…」
    "リネン":「そんなの」
    "リネン":「わかってるわよ………」
    "リネン":わかった上でこれしかない、と言う声色で
    天喰大輝:「二つ程、教えてやる」
    天喰大輝:「この世にはどうにもならないことがある。失って、戻らないものがある」
    天喰大輝:「そして、自分にはそれしかないというものを諦めても、何とかなるものだ」
    天喰大輝:「たった一つしかない大切なものを失った先達として――」
    天喰大輝:「――お前の大切なものを奪う者としての忠告だ」
    "リネン":「……認めないわ」
    "リネン":腰のナイフに手をかける
    暮色錦:「認める認めないに関わらず」
    暮色錦:「運命という物で、どうしようもなくなってしまうことはある」
    暮色錦:「本当に、申し訳なく思ってはいるけど、だからこそ」
    暮色錦:「僕はそれを、運命をある程度操れるからこそ、それを与えなくてはいけない」
    暮色錦:「運命(僕)を恨んでくれ」
    "リネン":「もう、奪わせないんだから……」
    四方月 翳:「だったら、俺はあえて。もう一度キミに言おうかな」
    四方月 翳:「俺達はUGNだ、好き好んでキミと戦いたい訳じゃない」
    四方月 翳:「この先の結果がどうなろうと」
    四方月 翳:「キミが全てを失ったとしても」
    四方月 翳:「俺達はキミの投降を受け入れるよ」敵意などない普通の表情で。
    "リネン":「………」
    "リネン":返事は無い
    椿・リトリコ:「ぼくは…、ぼくの兄様と姉様の方が大事なの」
    椿・リトリコ:「だから……止めなきゃならないの」
    椿・リトリコ:「わかってくれるでしょう?」悲しそうに笑いながら
    "リネン":「ええ、それは道理ね」
    "リネン":「あなたはあなたの家族を大事にするために戦いなさい」
    椿・リトリコ:「……うん」
    浅月 透:少年たちの掛け合いを背に受けながら、ペトラ………その姿を借りたナニカに向かい合う。
    "ペトラ":「どうして構うのかしら、彼女はもう"普通"ではないのに」
    浅月 透:悲しいような、笑っているような顔を浮かべて武器を取り出し語りかける。
    "ペトラ":顔は虹色の原形質を浮かべて、何を思っているかなどわかりはしない
    浅月 透:「さぁな、でも、そう言うものだよ」
    浅月 透:「どうしようもなくなってしまっても、何とかせずにはいられない………」
    浅月 透:「無駄だとわかっても、愚かな行為を犯してしまう」
    浅月 透:「君はどう思うんだ?」
    "ペトラ":「ああ、プランの開示ね、確かにそれは必要だわ」
    "ペトラ":「調査の結果なのだけれどまあ概して『普通』『平凡』を人間が尊んでいることはわかったの」
    "ペトラ":「だったら『普通』の人だけで社会を作ったらもっと素敵になるでしょう?」
    浅月 透:目の前の存在の描く世界はなんなのだろうかと聞き入る。
    "ペトラ":「まあ、この市の人々はデフォルトで汚染されているから犠牲にならざるを得ないのだけれど」
    "ペトラ":「それで大勢の『普通』の人間だけになるなら致し方なしよね」
    浅月 透:「なるほど」うんざりとした顔を浮かべて
    浅月 透:「それが、アンケートの結果ってわけか」
    "ペトラ":「そうなるわ」
    天喰大輝:「――は」思わず、笑む声が漏れた。
    浅月 透:「くく、はははっ」
    浅月 透:普通が溢れた素敵な世界ねぇ
    浅月 透:「出来るわけねぇだろ、そんなもん」
    浅月 透:乾いた笑いとともに言い放った。そして、横を開け―――
    天喰大輝:「は、はははは」
    天喰大輝:ゆっくりと、前に出る。
    天喰大輝:「それはいい。理想の世界だ」
    天喰大輝:ペトラへと歩み寄る。
    天喰大輝:「浅月さんはそう言うけれど、きっとお前の力なら実現できるんだろう。俺は信じるよ」
    天喰大輝:友好を示すように、手を広げ。
    "ペトラ":「具体的な普通の人間を探すプロセスはまあ頑張ってこちらで抽出するよう努力するわ」
    "ペトラ":歩み寄ることもなく、滔々と喋っている
    天喰大輝:「ああ、きっと大変だろうが、最終的には実現するんだろう」
    天喰大輝:「――ふざけるな。そんなこと、俺が死んでもやらせない」
    天喰大輝:一変して、怒りに満ちた表情になる。
    天喰大輝:「いいか、誰かの死を、誰かの犠牲を前提に積み上げられた時点で、そんなものは「普通」じゃない」
    天喰大輝:「この街の人間を犠牲に、「普通」の世界を作るだと?」
    天喰大輝:「その程度で神を名乗るのか、お前は」
    天喰大輝:「神だって言うなら、犠牲を出さずにやってみろよ」
    天喰大輝:「この街の人間も、この世界の全ての人も、誰一人殺さず!」
    天喰大輝:「全員、「普通」にしてみせろよ!」
    天喰大輝:「この俺も! 神様なら「普通」にできなきゃおかしいだろうが!」
    "ペトラ":「そう、まああなたも"普通"からは漏れてしまうからどのみち死んでもらうことに変わりはないけれど」
    "ペトラ":「最小限のコストで維持管理をできればそれがベストでしょうからね」
    天喰大輝:「今更しゃしゃり出てくるな、神擬き」
    天喰大輝:「お前は、「普通」の敵だ」
    天喰大輝:「敵は――俺が殺す」
    "ペトラ":「まあ、何にせよサンプリングが終わったらこの街の人に用は無いから」
    "ペトラ":ぱん、と手を叩く
    西洋切子の隊列:顔も手足もステンドグラスで作り上げられた、喪服の子供と
    ホログラムを登る者:ぽっかりと空いた頭の部分に蝋燭の明かりがともる修道女たちが
    "ペトラ":「始末しましょう」

    白杭の聖歌(ユニークアイテム) シーンで発生した相手を行動済み/未行動にする効果一つを選んで発動、その判定の達成値(判定が発生しない場合難易度20)を難易度として芸術/知識:音楽かRCで射撃攻撃判定を行い、成功した際にその効果を無効にする。使用後に使用者は行動済みになる。

    NPCカード 藤矢・リトリコ 援護の風+ウィンドブレス 判定D+6、達成値+12 ラウンド1回
    湊祈吏 宵闇の魔花 達成値+9、シナリオ3回、ラウンド1回
    浅海沙天 白杭の聖歌を12dx7+7で使用

    GM:衝動判定、難易度14です
    天喰大輝:な……! 難易度が……高い!
    四方月 翳:たかーい!
    暮色錦:ゲーッ
    椿・リトリコ:暴走したらセットアップが重くなっちゃう~!
    浅月 透:わおわお
    暮色錦:7dx+3>=14 ウオオ暴走するな、矢面に立つんだからロイスは切りたくねえ!
    DoubleCross : (7DX10+3>=14) → 8[1,3,5,5,6,8,8]+3 → 11 → 失敗

    天喰大輝:9dx+5 思い出の一品+ブランケット適用
    DoubleCross : (9DX10+5) → 10[1,3,3,5,6,6,8,9,10]+6[6]+5 → 21

    天喰大輝:よし!
    暮色錦:ギャーーーーーッ財産点!!
    四方月 翳:5dx>=14
    DoubleCross : (5DX10>=14) → 9[2,4,6,8,9] → 9 → 失敗

    四方月 翳:だめー!
    浅月 透:おもいでのいっぴん
    四方月 翳:暮色さんバディムーヴ入れる!?
    椿・リトリコ:8dx+2>=14
    DoubleCross : (8DX10+2>=14) → 10[4,5,5,6,6,8,9,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

    暮色錦:どれにするかな……指輪にするか、指輪へのロイスをタイタスに変更します
    浅月 透:6dx10+1>=14
    DoubleCross : (6DX10+1>=14) → 10[2,2,3,7,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

    暮色錦:アッッ欲しい!
    椿・リトリコ:ぎりぎり!
    暮色錦:バデムくれ!!!
    浅月 透:揺れない
    四方月 翳:バディムーヴを暮色さんの判定に!達成値+3よ!
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を2D10(→ 7)増加 (124 → 131)
    天喰大輝:えらいぞ
    暮色錦:助かります!固定値3にダイス7個もあるのに失敗してんじゃあないよ暮色ッ
    暮色錦:109+2d10
    DoubleCross : (109+2D10) → 109+15[9,6] → 124

    四方月 翳:つまり暴走はおれだけっ
    椿・リトリコ:111+2d10
    DoubleCross : (111+2D10) → 111+14[9,5] → 125

    暮色錦:初手呪詛行けるわね
    椿・リトリコ:んにゃ
    四方月 翳:111+2d10
    DoubleCross : (111+2D10) → 111+10[4,6] → 121

    浅月 透:110+2d10
    DoubleCross : (110+2D10) → 110+15[10,5] → 125

    浅月 透:wwwww
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を14増加 (111 → 125)
    四方月 翳:120みんな超えた!
    暮色錦:GMの目論見通りってワケ
    GM:ではエンゲージ
    西洋切子の隊列 2m ペトラ 2m 西洋切子の隊列
    5m
    ホログラムを登る者×2 1m リネン 1m ホログラムを登る者×2
    5m
    PC
    これより先通行不可

    暮色錦:リネンちゃん離れてる~……
    暮色錦:こっちおいで……
    GM:ではラウンド進行します
    GM:1R
    GM:セットアップ
    "ペトラ":Eロイス:破滅の足音 1d+1R後にPC全員戦闘不能
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 10

    GM:11R後に戦闘不能です
    暮色錦:やったー
    椿・リトリコ:よかった
    四方月 翳:あぶない
    浅月 透:よしよし
    天喰大輝:ふう……
    "リネン":原初の黄:加速装置L5 行動値+20(26へ)
    椿・リトリコ:あわわわ
    西洋切子の隊列:なし
    ホログラムを登る者:無し
    暮色錦:セットアップ/原初の黄:波紋の城塞4 R中対象の装甲+12、R中移動した場合効果喪失。 侵蝕+4
    暮色錦:装甲 天喰12(メイド服時22) 暮色24 椿12(メイド服時22) 四方月20 浅月15
    椿・リトリコ:コンボ「Prelude」 《狂騒の旋律》
    椿・リトリコ:ラウンド間の攻撃力+12して暴走、対象は同エンゲージのPCみんなで効果は受け取り自由です
    暮色錦:侵蝕124→128
    暮色錦:受け取りません。
    椿・リトリコ:暴走したので《ロックンロールビート》発動します、攻撃のときの達成値が+10されます
    浅月 透:あり
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を5増加 (125 → 130)
    四方月 翳:セットアップなし、バフは受け取ります。暴走済み。
    浅月 透:コンボ:錯覚のジェイゾロフト 怨念の邪石+背徳の理
    浅月 透:暴走し、判定ダイス+10 ダメージ+2d10 侵蝕値+3 クリンナップ毎に侵蝕+3
    浅月 透:バフ貰います
    天喰大輝:【刻印-aguja-】《螺旋の悪魔》 暴走し、ラウンド間ウロボロスのエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+15 侵蝕3
    天喰大輝:そして、変異暴走:自傷でHPを5d10失います
    天喰大輝:天喰 大輝のHPを5d10(→ 28)減少 (8 → -20)
    天喰大輝:戦闘不能
    天喰大輝:【審判-resurreccion-】《ラストアクション》 戦闘不能時、即座にメインプロセスを行う。 侵蝕5
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を8増加 (131 → 139)
    天喰大輝:メインプロセスを行います
    GM:どうぞ
    天喰大輝:マイナーで、左側のホログラムを登る者にエンゲージ
    天喰大輝:オートでウェポンケースからアルティメイド服を装備
    天喰大輝:行動値5に
    天喰大輝:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の虚:ナーブジャック》《原初の灰:蝕命の魔眼》 9(+db)dx7+5 単体 〈意志〉との対決に勝利した場合メジャーアクションを行わせる。 侵蝕0 代わりにHPを4+4d10失う。
    天喰大輝:対象はペトラ
    GM:どうぞ
    天喰大輝:13dx7+5
    DoubleCross : (13DX7+5) → 10[2,2,2,3,4,4,5,5,7,8,8,8,9]+10[1,4,6,9,10]+10[3,9]+10[7]+10[10]+10[8]+10[7]+4[4]+5 → 79

    GM:22dx+1
    DoubleCross : (22DX10+1) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,8,8,9,9,9,9,9,10]+3[3]+1 → 14

    GM:勝てるわけがないだろ
    天喰大輝:では、できるだけエネミーを巻き込むように回数制限のない最大の攻撃をしてください。最優先攻撃対象はペトラ自身
    天喰大輝:4d10+4 HP失う
    DoubleCross : (4D10+4) → 24[2,5,9,8]+4 → 28

    天喰大輝:HP-48です
    "ペトラ":はい
    GM:マイナーで右に2m移動
    GM:あ、違う
    "ペトラ":マイナー
    "ペトラ":妬み深き神L6 メジャーエフェクトの対オーヴァードダメージ+18
    "ペトラ":メジャー
    "ペトラ":滅び告げる者L4+コンセントレイト:AzL5+妄念の姿:氷の塔L4
    "ペトラ":22dx7+4
    DoubleCross : (22DX7+4) → 10[1,1,1,2,2,2,3,4,4,4,7,7,8,8,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,2,4,5,5,6,6,6,6,10,10]+10[3,10]+4[4]+4 → 38

    "ペトラ":範囲攻撃、ATK+12、判定D+8、C値-3、この攻撃で死亡した場合存在が記憶から消し去られる
    "ペトラ":対象はホログラムを登る者
    ホログラムを登る者:炎陣 カバーリングを行う
    ホログラムを登る者:1体がもう1体庇います
    "ペトラ":4d10+30
    DoubleCross : (4D10+30) → 14[5,3,1,5]+30 → 44

    天喰大輝:あ、ちょっといいですか
    ホログラムを登る者:HP30、1体落ちます
    "ペトラ":はい
    天喰大輝:どっちのエンゲージに攻撃しましたか?
    "ペトラ":右です
    "ペトラ":天喰君いない方で
    天喰大輝:いる方に指定できますか?
    "ペトラ":できますよ
    "ペトラ":ディゾルバーします?
    天喰大輝:はい
    天喰大輝:レネゲイドディゾルバー 炎陣を打ち消します
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を6増加 (139 → 145)
    ホログラムを登る者:では2体落ちます
    天喰大輝:そしてラストアクションの効果が切れて、戦闘不能になります
    浅月 透:オート使用
    浅月 透:冒涜のギルヴァギニング:アクアウィターエ
    浅月 透:HP30で復活させます
    浅月 透:侵蝕値+10
    天喰大輝:ありがたい! 最大が28なので28で復活!

    GM:イニシアチブ50
    GM:割り込みありますか
    暮色錦:ないわよ
    天喰大輝:ありません
    四方月 翳:なし
    浅月 透:ないです!
    椿・リトリコ:ないです
    西洋切子の隊列:では
    西洋切子の隊列:マイナー無し
    西洋切子の隊列:メジャー
    西洋切子の隊列:オリジナルEロイス:銀門のキャロル
    西洋切子の隊列: タイミング:メジャーアクション 技能:- 難易度:20 対象:シーン選択 射程:視界 シーンに登場している全員を行動済みにする メインプロセス終了時HP-10
    暮色錦:ウワッ
    四方月 翳:げーっ
    天喰大輝:助けてー!
    西洋切子の隊列:2人いるので2回使用、とりあえず値だけ出しますが
    西洋切子の隊列:値出す時点での妨害ありますか
    椿・リトリコ:浅海お兄さん!
    西洋切子の隊列:10dx+12
    DoubleCross : (10DX10+12) → 10[2,2,4,5,5,5,9,10,10,10]+9[3,6,9]+12 → 31

    西洋切子の隊列:10dx+12
    DoubleCross : (10DX10+12) → 10[1,1,3,3,4,7,9,9,10,10]+10[7,10]+10[10]+1[1]+12 → 43

    椿・リトリコ:ユニークアイテムを使用して判定を止めます!
    GM:どうぞ、NPCカード分も振ってしまいますね
    浅海 沙天:12dx7+7 RC
    DoubleCross : (12DX7+7) → 10[1,1,1,3,4,5,5,5,7,7,8,8]+10[6,7,9,9]+10[4,8,8]+2[2,2]+7 → 39

    椿・リトリコ:あ、判定前にオートでメイド服をきます!
    椿・リトリコ:11dx+30
    DoubleCross : (11DX10+30) → 10[2,2,2,4,7,7,8,9,9,10,10]+4[3,4]+30 → 44

    椿・リトリコ:止まった!
    GM:お、一応両方とも無効になりましたね
    暮色錦:素で成功しとる!
    GM:では椿君は行動済みになりますが
    GM:それ以外の方は行動済みにならず普通に手番が回ります
    浅月 透:助かるー
    四方月 翳:ありがた
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を7増加 (130 → 137)

    GM:イニシアチブ26
    GM:リネンの手番
    "リネン":マイナー
    "リネン":…移動しておくわ、PCにエンゲージ
    暮色錦:いらっしゃい!
    "リネン":メジャー
    "リネン":異形の祭典L5+ブレインハック+シャドーテンタクルス+コンセントレイト:OuL5+原初の赤:瞬速の刃L5
    "リネン":6体攻撃、射程10m、判定D+6、C値-3、ヒット時憎悪:任意付与
    "リネン":対象はアンタらと
    "リネン":ペトラ
    "リネン":14dx7+6
    DoubleCross : (14DX7+6) → 10[1,1,1,2,2,2,2,4,5,5,6,8,9,10]+10[2,7,10]+10[3,8]+6[6]+6 → 42

    暮色錦:ウワ高っコレ達成値下げてもどうしようもないな!
    暮色錦:20なんぼなら何とかなったのに!
    四方月 翳:《時の棺》の使用。その判定を失敗にするよ
    "リネン":失敗になります
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を10増加 (121 → 131)

    GM:イニシアチブ16
    GM:四方月君の手番
    四方月 翳:はーい
    四方月 翳:マイナー:《骨の銃》《死招きの爪》を使用。攻撃力31の射撃武器を作成。
    四方月 翳:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:腐食の指先》《混色の氾濫》で攻撃。
    GM:対象は
    四方月 翳:ホログラムを登る者2体!
    GM:妨害無いです、判定どうぞ
    四方月 翳:11dx7+2
    DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,1,1,2,3,3,5,8,9,10,10]+10[1,1,6,9]+1[1]+2 → 23

    四方月 翳:あら低め
    ホログラムを登る者:ガード、片方が
    ホログラムを登る者:炎陣 カバーリングを行う
    四方月 翳:《デビルストリング》を使用。炎陣を打ち消す。
    GM:そのままダメージどうぞ
    四方月 翳:3d10+31+12
    DoubleCross : (3D10+31+12) → 10[3,2,5]+31+12 → 53

    ホログラムを登る者:おち
    ホログラムを登る者:ます
    四方月 翳:よしよし
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を19増加 (131 → 150)
    GM:ではお次
    "ペトラ":手番貰います
    "ペトラ":マイナー
    "ペトラ":妬み深き神L6 メジャーエフェクトの対オーヴァードダメージ+18
    "ペトラ":メジャー
    "ペトラ":この辺で使っておこうかしら
    "ペトラ":滅び告げる者L4+コンセントレイト:AzL5+妄念の姿:氷の塔L4+根源的破滅招来
    "ペトラ":シーン攻撃、ATK+12、判定D+25、C値-3、この攻撃で死亡した場合存在が記憶から消し去られる
    "ペトラ":代わりに「重大な真実」について述べないといけない
    "ペトラ":37dx7+4
    DoubleCross : (37DX7+4) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,1,2,3,4,7,8,8,9,10]+10[2,3,7,8,10]+10[3,4,9]+10[7]+10[9]+1[1]+4 → 65

    GM:リアクションどうぞ
    椿・リトリコ:暴走リア不です
    天喰大輝:5dx+1>=65 ドッジ
    DoubleCross : (5DX10+1>=65) → 9[1,2,4,6,9]+1 → 10 → 失敗

    天喰大輝:無理っす
    四方月 翳:暴走リア不!
    浅月 透:17dx10-10
    DoubleCross : (17DX10-10) → 9[1,3,3,3,4,5,6,6,7,7,7,7,8,8,8,9,9]-10 → -1

    暮色錦:ガード! オート:氷盾4 G値+20(クリスタルシールド合わせて32) 侵蝕+2
    暮色錦:128→130
    暮色錦:オート:炎陣2 行動消費なしのカバーリング 侵蝕+2 浅月さんカバーします
    暮色錦:130→132
    浅月 透:やさしい
    GM:ダメージいきます
    "ペトラ":7d10+30
    DoubleCross : (7D10+30) → 32[2,3,4,5,4,6,8]+30 → 62

    "ペトラ":装甲ガード有効
    天喰大輝:無理!
    天喰大輝:死!
    椿・リトリコ:装甲が22あっても死んじゃう!
    四方月 翳:これは…
    暮色錦:G32 、装甲24 56防いで6点*2で、12点喰らいます
    GM:かたい

    四方月 翳:あー
    椿・リトリコ:天喰さんのロイスを切ってHP11で復活して
    天喰大輝:ペトラのロイスをタイタスにして昇華復活します HP11
    四方月 翳:《雲散霧消》の宣言。30点削れば生き残れるかな
    暮色錦:おお
    四方月 翳:こっちのエンゲージ全員に適用で。
    天喰大輝:みんなは生きろ……俺は死ぬ……
    暮色錦:天喰君ッ
    暮色錦:ワシは無傷じゃ
    椿・リトリコ:わあ、HP14で生きてることになった
    浅月 透:カバー助かる
    四方月 翳:装甲20、軽減30でダメージ12。HP15で生存。
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を4増加 (150 → 154)
    四方月 翳:四方月 翳のHPを12減少 (27 → 15)
    GM:ではお次ホログラムを登る者ですが
    GM:いないので
    GM:イニシアチブ5組の手番ですね
    暮色錦:とりあえず先に支援まわしちゃうねえ
    暮色錦:メジャー/原初の赤:エンジェルヴォイス2+混色の氾濫2 対象の次のメジャーのC値-1、判定+2d、対象範囲(選択) 侵蝕+8
    暮色錦:対象は同一エンゲージの全員。リネンも含めます。 侵蝕132→140
    "リネン":!?!?
    GM:ありがたく受け取らせます…
    GM:ではお次の方…!
    浅月 透:はーい
    浅月 透:マイナーで移動しても大丈夫ですか?
    GM:ふむ
    GM:いいですよ、支援も受け取ったし許可しましょう、リネンも気にしないでしょう
    暮色錦:ヤッター
    浅月 透:たすかるー
    椿・リトリコ:やったー
    浅月 透:横に5m移動します
    椿・リトリコ:兄様に協力してもらったらどうかしら
    浅月 透:せやね
    浅月 透:NPCカードもいただきます
    浅月 透:コンボ:終告のアンチテーゼ
    c:ウロボロス+原初の赤:絶対の恐怖+原初の白:クレイジードライブ+道化の出し物 侵蝕値+14

    浅月 透:ペトラに!
    藤矢・リトリコ:俺ですか、どうぞ、判定D+6と達成値+12です
    "ペトラ":はあい
    浅月 透:ありがたく
    浅月 透:25dx6+24
    DoubleCross : (25DX6+24) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,3,3,4,5,5,5,6,6,6,7,8,8,8,10,10]+10[1,3,5,5,5,7,9,9,10]+10[3,4,4,7]+10[6]+10[8]+1[1]+24 → 85

    "ペトラ":渾沌の魂L5 交渉攻撃のリアクション時に使用、リアクションを放棄し25のダメージ
    浅月 透:これはエネミエフェクトかな
    GM:クロウリングケイオスP97 、アザトースの一般エフェクトです
    浅月 透:では
    浅月 透:自分で打ち消すか
    浅月 透:コンボ:アンフォーギヴンの傲慢 原初の灰:マリシャスブラッド 侵蝕値+8
    浅月 透:打ち消します
    GM:ふむ
    GM:了解です、通します
    GM:ダメージどうぞ
    浅月 透:hai
    浅月 透:9d10+2d10+2d10+16+12
    DoubleCross : (9D10+2D10+2D10+16+12) → 56[7,2,4,6,6,10,4,7,10]+12[6,6]+10[5,5]+16+12 → 106

    浅月 透:装甲無視
    GM:ここはそのまま喰らいます
    浅月 透:よし
    GM:で
    浅月 透:hp-3
    "リネン":餓鬼魂の使いL5 邪毒ランク3を付与、シーンL回
    GM:ペトラに邪毒R3
    GM:ではお次天喰君
    天喰大輝:はーい
    天喰大輝:マイナーでペトラにエンゲージ
    天喰大輝:【審問-fuego-】《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の炎》 9(+db)dx7+2+3 至近 範囲(選択) 攻撃力36 侵蝕7
    GM:おっと
    "ペトラ":飢牙の門L10 エンゲージ直後に使用、エンゲージしてきた対象に30のHPダメージ(30点)
    "ペトラ":30ダメージどうぞ
    天喰大輝:来ると思ってたぜ! レネゲイドディゾルバー! 打ち消し!
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を6増加 (145 → 151)
    天喰大輝:通るか?
    "ペトラ":うむ
    "ペトラ":じゃあこれは通しましょう
    "ペトラ":判定どうぞ
    天喰大輝:14dx7+2+3
    DoubleCross : (14DX7+5) → 10[1,2,2,3,5,5,5,5,6,8,8,9,9,10]+10[4,5,7,7,10]+10[7,7,9]+10[1,7,10]+10[4,9]+4[4]+5 → 59

    椿・リトリコ:コンボ「Impromptu」 《勝利の女神》 達成値に+12します
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を4増加 (137 → 141)
    天喰大輝:最後の手番だし、NPCカードももらおうかな
    天喰大輝:湊くん!
    湊 祈吏:はーい
    湊 祈吏:+9ね、HP-5だけど平気?
    天喰大輝:大丈夫!
    天喰大輝:HP6になります
    GM:ダメージどうぞ
    天喰大輝:これで達成値80!
    "ペトラ":ガード
    暮色錦:オート:凍てつく刃6 自分に使用不可。ダメージ+1d10+18 侵蝕+3
    暮色錦:140→143
    天喰大輝:ダメージ計算中……
    天喰大輝:9d10+36+1d10+18
    DoubleCross : (9D10+36+1D10+18) → 57[7,10,4,6,4,10,10,4,2]+36+5[5]+18 → 116

    天喰大輝:死ねい!
    "ペトラ":死ぬが
    "ペトラ":いや死なない
    "ペトラ":ニトクリスの鏡L10 受けたダメージと同じダメージを返す シーン1回
    "ペトラ":116お返しだあ
    天喰大輝:ふむ……
    天喰大輝:このままだと死んじゃう
    浅月 透:コンボ:アンフォーギヴンの傲慢 原初の灰:マリシャスブラッド 侵蝕値+8
    GM:まだ打てる…
    浅月 透:塗りつぶす
    "ペトラ":OK、大人しく喰らいましょう
    "ペトラ":ではクリンナップ前に
    天喰大輝:ありがとう……
    天喰大輝:天喰 大輝の侵蝕率を7増加 (151 → 158)
    "ペトラ":加速する刻宣言、メインプロセス獲得します
    天喰大輝:げえーっ
    "ペトラ":マイナー
    "ペトラ":妬み深き神L6 メジャーエフェクトの対オーヴァードダメージ+18
    "ペトラ":メジャー
    "ペトラ":滅び告げる者L4+コンセントレイト:AzL5+妄念の姿:氷の塔L4+真相の吐露L5+
    GM:真相の吐露無し
    "ペトラ":範囲攻撃、ATK+12、判定D+8、C値-3、この攻撃で死亡した場合存在が記憶から消し去られる
    GM:対象は後方エンゲージ
    暮色錦:ワシらか
    四方月 翳:暴走リア不~
    椿・リトリコ:暴走リア不です
    "ペトラ":22dx7+4
    DoubleCross : (22DX7+4) → 10[1,1,2,2,2,2,2,2,2,3,6,6,6,6,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[2,2,2,3,5,6,9,10]+4[4,4]+4 → 28

    暮色錦:あっ行けそう!
    暮色錦:このタイミングで "ペトラ" 憐憫/〇無関心 でロイス取得して
    暮色錦:原初の灰:支配者の呪詛4 対象が判定を行った直後に使用。達成値を-20する。ロイスを取得しているキャラにしか使用不能。シナリオ3回
    暮色錦:達成値を8にします 侵蝕143→150
    "ペトラ":ではそれは喰らいます
    "ペトラ":リアクションどうぞ
    暮色錦:自分の分はドッジします
    椿・リトリコ:残念ながらリア不です
    暮色錦:6dx+1>=8
    DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 9[1,3,6,7,8,9]+1 → 10 → 成功

    暮色錦:オート:炎陣2 行動消費なしのカバーリング 侵蝕+2
    暮色錦:四方月くん庇います、カバーはガード扱いになるはずですが、氷盾使っていい?
    GM:いいですよ
    暮色錦:オート:氷盾4 G値+20(クリスタルシールド合わせて32) 侵蝕+2
    暮色錦:150→154
    "ペトラ":ダメージ前にオートアクション
    "ペトラ":存在のはく奪を使用しますが、対抗ありますか
    暮色錦:使ってくるんじゃんッ!
    GM:指定はそうですね
    GM:仮ですがリネン以外はリネンの記憶、リネンは6番の存在証明で
    暮色錦:敵対させようとしてくるじゃん……
    天喰大輝:輪廻の獣
    天喰大輝:マスターピカロのロイスをタイタスにして判定を失敗させます
    "ペトラ":ではダメージロール移行できないので存在の剥奪も失敗します
    GM:クリンナップ
    "ペトラ":15点喰らっておきます
    暮色錦:あっ私のカバーとガード分の侵蝕はどうなりますか
    GM:キャンセルでOKです…すみません…
    浅月 透:侵蝕値+3
    暮色錦:ありがた屋…… 154→150
    GM:では演出しますか

    椿・リトリコ:「あのね、兄様……これ対抗術式なんだって」貰った楽譜を兄に手渡す
    椿・リトリコ:「誰かに一緒に弾いて貰う方がいいかもしれないの……、ぼくはもう頭に入れてあるから」
    藤矢・リトリコ:「……」受け取って軽く閲覧
    浅海 沙天:「……」横からそれを見る
    浅海 沙天:「テンポ60、一般的なチャーチモード、音取れればいけるかな…」
    椿・リトリコ:「その譜面が必要になったら、あわせるね」なんでもないように
    椿・リトリコ:それを伝えてからペトラにむかって、厳かなほど静かに、胸に右手を添えて一礼し
    椿・リトリコ:両の手が、指が、空中に置かれ──動き出す
    椿・リトリコ:教会に鳴り響くに相応しい、パイプオルガンの音色が響き始め
    椿・リトリコ:周囲のレネゲイドをかき立て、奮起していく
    天喰大輝:白い火が上がる。
    天喰大輝:白く、白く、全てを灰にするように、自らを燃やしてゆく。
    天喰大輝:「この世界を焼べて、理想の世界を作るというのなら、お前にも覚悟してもらう」
    天喰大輝:燃える。
    天喰大輝:「「普通」の為に、「普通」でないものを殺し尽くすのなら――」
    天喰大輝:その炎は、あらゆる以上を焼き消す否定。
    天喰大輝:自らも例外ではなく、灰すら残さず燃え尽きる。
    天喰大輝:自傷衝動の究極――自殺(スーサイド)。
    -:「――俺と一緒に、死ぬ覚悟をしろ、紛い物」
    -:敵は神を名乗る存在。その力も尋常なオーヴァードの域を大きくはみ出している。
    -:(俺の炎だけじゃ、燃やしきれない)
    -:転生する。その宿主は――
    -:(余所者ばかりで悪いが、借りるぞ、ペトラ)
    -:ペトラの体に寄生する。偽神と共に。同居した肉体をよすがに、レネゲイドに干渉、内側から焼き尽くして――
    "ペトラ":ごぼり、と
    "ペトラ":音がした気がした
    -:「――何?」
    "ペトラ":漏れるように、吹き出るようにあなたを侵蝕するあらゆる冒涜的な情報の断片
    -:「これ、は――」
    "ペトラ":この者はあらゆる場所に存在し、あらゆることを知っており
    "ペトラ":ここにいるのは、その小指の先の爪にも満たない何かである
    "ペトラ":そのことを知ってしまう、嫌でも気づいてしまう
    -:(ま、ずい――)
    -:深淵を覗く者は、深淵に覗かれている。
    -:理解、してしまう。
    -:人間一人の思考に耐えられる情報量ではない。
    -:「あ、」
    -:そして、内側で、何かが。
    -:天喰大輝の中にある何かが。
    ■■■■:辯?d縺帷┥縺第ョコ縺帷┥縺肴ョコ縺帶サ?⊂縺――!
    -:「あ、あああ、あああ――」
    -:内側から焼く筈の炎は、無差別に、周囲にばら撒かれた。
    ホログラムを登る者:ばりん、と
    ホログラムを登る者:おおよそ人体にありえない音を立てて、それらが砕け
    ホログラムを登る者:ホログラムが消えるように、欠片が霧散した
    天喰大輝:そして、肉体が再構成される。
    天喰大輝:「あ、ああ、あ」
    天喰大輝:しかし、その精神は――
    暮色錦:「……ッ!? 何だ? 何が……」 一瞬の事で、理解が追い付かない。
    浅月 透:「天喰ッ」
    浅月 透:「ああ、くそっ!」焦りながら、天喰君を瞳にとらえて、何か呟く。
    嘘吐き:辯?d縺帷┥縺第ョコ縺帷┥縺肴ョコ縺帶サ?⊂縺――!
    嘘吐き:辯?d縺帷┥縺第ョコ縺帷┥■■■■■■■■■■■
    嘘吐き:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
    嘘吐き
    嘘吐き:ピ   シ   ャ   リ
    浅月透:「…大丈夫か?」
    天喰大輝:「――――――俺、は」
    浅月透:『なにもなかったよ』
    天喰大輝:大量の汗を流し、肩で息をしながら、しかし、その目はまだ正気の範疇にあった。
    天喰大輝:「いや……そうか、浅月さんが……」
    天喰大輝:記憶が、一部抜けている。
    天喰大輝:だが、それでも。
    天喰大輝:(……分かった)
    天喰大輝:焼けないと、そう思ったのが間違いだった。この魂の中にある『何か』ならば。
    天喰大輝:恐らくは、多分。
    天喰大輝:「殺せる、はずだ」
    西洋切子の隊列:その後に
    西洋切子の隊列:楽譜を広げ、歌い始める
    西洋切子の隊列:かの者を讃えるための歌を、この聖堂を広げるための歌を
    西洋切子の隊列:敵対者を、ひれ伏させるための歌を
    藤矢・リトリコ:《空の楽器》
    藤矢・リトリコ:「伴奏くらいは片手間でやっといてやる、行って来い」
    浅海 沙天:こくりと頷き、下半分のパートを歌い始める
    浅海 沙天:ちりん、と鐘を鳴らしながら
    椿・リトリコ:パイプオルガンの音色が、鐘とあわさるように、教会の中で豊かな倍音が鳴り響く
    椿・リトリコ:イメージ、というものは馬鹿に出来ないもので……
    椿・リトリコ:その場に相応しいという響きをもった音色が、敵対者の歌を塗りつぶし対抗する歌を後押しする
    椿・リトリコ:奏でられる対抗術式の響きは広がっていく電子聖堂の拡大を押しとどめ、みんなを鼓舞する
    "リネン":「はああああああああああああ!!!」
    "リネン":ナイフを持って飛び出し、そのまま錐もみ回転しながら糸を展開
    "リネン":誰も彼も無差別に、絡めとり、動かしてやろうと試みる
    暮色錦:「心が洗われるようだね……って」
    暮色錦:「見境がないな、君は……!」
    天喰大輝:(くそ、まだ動けない……止められない!)
    四方月 翳:「おおっと、それはダメかな」一歩前に出て。
    四方月 翳:足元の影が大きく膨れ上がり、直径1mほどもある大きな口を開ける。
    四方月 翳:「大丈夫、俺が全部飲み込んであげるから」
    "リネン":「っ………!!!」
    四方月 翳:――ゴウという風音と共に圧倒的な吸い込みが始まり。
    四方月 翳:広がる糸だけでなく、ともすればリネンごと飲み込まんとする。
    "リネン":できる限り身をよじらせ、着地した
    "リネン":……スカートの中に仕込んでいた蜘蛛は、すべて食べつくされた
    "リネン":「黒百合が……」
    四方月 翳:「なるほどね、そこに蜘蛛を忍ばせたんだ」
    "リネン":ここから先は頼れないと悟り、ナイフを構えて向き直る、視線の先には姉だったものしかいない
    "リネン":「来るわよ」
    暮色錦:「忠告どうも、助かるよ」 こちらにやってきた少女の影響で位置取りに迷い、足を彷徨わせてから改めて指輪を目前に向ける
    四方月 翳:こちらに着地し、糸がもうないのを確認して吸い込みをやめる。
    四方月 翳:「あれに動かれたらどうなるか…予想もできないね」
    "ペトラ":「ううむ、隘ソ豢句?蟄舌?髫雁?による援護も、効果が薄いわね」
    "ペトラ":「どうしようかしら」と抑揚のない声で言って
    "ペトラ":「そうね、ならこれにしようかしら」
    "ペトラ":「     」
    "ペトラ":それは、言葉ではなかった
    "ペトラ":空気を震わせ、それを聞いた者に与えられる天啓のような情報だった
    "ペトラ":『この街には、あらゆる眷属が襲来していて、それらは絶えずこの街の人間を冒している』
    "ペトラ":『目の前の指輪も、聖歌も、隣人も、その先触れに過ぎない』
    湊 祈吏:「………いけないや、俺のこともバレてる」
    浅月透:「....?」何かあるのか、やや気になるがそれにかまっていられる状況じゃない。
    椿・リトリコ:曲を奏でているときには過集中とも言える状態にある、それでも送り込まれてきた天啓にも似た『異音』
    天喰大輝:その天啓に、記憶の空白に消去されたはずの膨大な情報が刺激される。
    椿・リトリコ:動いている指が鈍り、倍音が弱まって、それでも…奏でられる音色は止められはしない
    天喰大輝:「……ああ、そうかよ」
    暮色錦:「困ったね、なんだって言うんだこの街は……」
    天喰大輝:自らの体を焼いて、炎と化して、気付けとする。ここで動けなくなるよりは、一度死んだ方がマシだ。
    暮色錦:「けれどコレは逆に好都合だな、僕の指輪には、これに対抗する術があるということだ」
    天喰大輝:「じゃあ、ここじゃ終われないな。お前を殺しただけじゃ足りない訳だ」
    暮色錦:「浅月さん、動かないでくれよ、その位置は良かった」
    暮色錦:「そっちに向かう不幸はこっちで引き受けていられそうだ」
    浅月透:「任せる。助けられるな、君には」
    四方月 翳:「それが真実なんだろうけど…これ以上聞く気もないよ…!」
    四方月 翳:ただの言葉ではない。真実と狂気の言葉。空気を伝って脳髄を侵していくのがわかる。
    四方月 翳:だが、それが少しでもレネゲイドに由来しているのなら。
    四方月 翳:言葉であろうと『食べられる』。
    四方月 翳:「みんなの頭、ちょっと食べるね…!」と、忠告し。
    四方月 翳:影の口が動き出し、影響下の人物の頭部から『何か』を齧り取っていく。
    椿・リトリコ:頭に無理やり差し込まれた『異音』が消え、オルガンの響きが元に戻る
    四方月 翳:「……ああでも」
    四方月 翳:「まだ…食べ足りないな」と小さな呟いで。
    四方月 翳:四方月翳の衝動は飢餓。この異常な空間に当てられてそれは最高潮に高まっている。
    四方月 翳:「ああ、そうだ。キミ達は先に食べてしまおうか」
    四方月 翳:と修道女達を指さして。
    四方月 翳:いつの間にか、彼女らの足元に大きな影が落ちている。
    四方月 翳:全て塗りつぶすような黒がそこに。
    四方月 翳:「大丈夫」
    四方月 翳:ガパリと音をたて、奈落への口が開く。
    四方月 翳:「痛みはないよ」
    四方月 翳:「「いただきます」」と二つの口が声を揃えて。
    四方月 翳:――バクンと。一口で獲物を飲み込んだ。
    暮色錦:(おっそろしい人だな……)
    ホログラムを登る者:水たまりのような黒い口以外、何も無くなった
    四方月 翳:「こんなに食べても…やっぱり」
    四方月 翳:「満たされないね」と、少し寂しそうに呟いた。
    "リネン":流し込まれた何かの情報を気合で振り払おうとして、ふと頭が軽くなったのを感じ、集中し直す
    暮色錦:「酒々井さん……と"リネン"、それとも"マグノリア"? 何て呼べばいいかな」 軽い調子で"リネン"に声を掛ける
    "リネン":「…なんでもいいわ、全部偽名よ」
    暮色錦:「じゃあ酒々井さんと呼ばせてもらうけれど」
    暮色錦:「君は最終的に彼女を手に入れることができればいいんだろう? それに例の蜘蛛も尽きたと見た」
    暮色錦:「ここらで僕たちへの攻撃は控えてもらえると助かるんだけれど」
    "リネン":「そうね、悪いけど万事休す、構っている暇はないわ」
    "リネン":「そうさせてもらう」
    暮色錦:「それは良かった。それなら当面の間は目的は一緒ということで僕も手を貸させてもらおう」
    "リネン":「……?」
    "リネン":「足手まといになるなら切り捨てるわよ」
    暮色錦:(しかし彼女の肉体は残るのかな、特に天喰君の手にかかったら)
    暮色錦:「そう、僕たちは君を見捨てないよ」
    暮色錦:「お互い、好きにしよう」
    "リネン":「そう」
    "リネン":「お互い好きに、ね」
    浅月透:「はぁ....」
    浅月透:暮色のリネン、二人の会話を聞き、少女の決意を、意志を感じ取った。
    浅月透:「なぁ、ペトラ。アンタはどういう気分なんだ?」独り言のようにこぼす。
    "ペトラ":「気分?」
    "ペトラ":「何それ?」
    浅月透:「………お前に言ってんじゃねぇよ」
    "リネン":「……言っても無駄よ、それはそいつのコードネームであって、姉さんのじゃないんだから」
    浅月透:「そうかよ」
    浅月透:妹をおいて生け贄になった女の話だ。望んでいたのか、狂っていたのか、譲れない何かがあったのか。
    浅月透:事情はあったんだろう、ああ、しかし
    浅月透:「なんというか、有終の美を飾ったようで……虫酸が走る」さあ、八つ当たりをしてやろう。
    浅月透:故に、疎ましきもの一切よ。皆すべからず消え果てろ。
    浅月透:最高潮に達する嫌悪衝動、どうしようもない自己嫌悪と現状への苛立ち、絶望、負の感情が世界を侵す。
    浅月透:ホログラムに塗りつぶされた不確かな空間に亀裂を生む。
    浅月透:影の砲身が射し込まれる。
    浅月透:軽い引き金が引かれ───世界が上書きされる。
    浅月透:悪性転移、衝動汚染、それらを前提とした冒涜行為。
    浅月透:ペトラの存在が塗りつぶされ、滲む。
    浅月透:レネゲイド、オーヴァードへの催眠能力による、この世で最もレネゲイドに蝕まれた存在への強制干渉。
    浅月透:「浅月透は塵屑だ、腐っているんだよ。死体が生きてるような振りして動いている」
    浅月透:同族嫌悪だ。死んでくれ―――できないのなら、せめて彼女(リネン)に
    "ペトラ":ぐしゃり、と塗りつぶされる、墨汁をかけられたように
    "ペトラ":この死体人形に気分は無い、しかし
    "ペトラ":『答えを直接持ってくることはできる』
    "ペトラ":"彼女"は
    "ペトラ":何も思っちゃいなかった、妹のことなど
    "ペトラ":ただより万人に、称賛を、好意を得たいというそれだけで動く女だった
    "ペトラ":肉体をささげたのもそれだけ、「その方が好かれる」からだった
    浅月透:―――そんな真実、塗りつぶされて消えればいい
    浅月透:見たくたいものは....消えた方がいいだろうが
    "リネン":「……なんか言ってた?」普段は気丈な彼女が、その時だけ恐る恐る尋ねる
    浅月透:「………ああ」
    浅月透:「優しい人だな、君の安全が何よりだと………『君を大切に思ってた』」
    浅月透:「取り戻さないとな」消さないとな
    浅月透:リネン 嘘をつかせてもらう○/罪悪感
    "リネン":「………そう」
    "リネン":ナイフを持つ手が下がる、おそらくは
    "リネン":それが一番聞きたかっただけなのかもしれない
    暮色錦:「……」 "リネン"の姿を見て、このまま彼女が攻撃するようなことが無ければいいな、と思う。
    暮色錦:自分では浅月の言葉が真実かどうかはわからない、だが彼女はその言葉に
    暮色錦:一瞬でも幸を感じられただろうか。
    暮色錦:目を閉じて、祈るようにする。指輪が輝いた。
    暮色錦:"ペトラ"、彼女に与えられる不幸が何なのか、ずっと考えていた。
    暮色錦:物理的なダメージは彼女への不幸足りえないだろう。なぜなら彼女はもっと超越的な存在だからだ。
    暮色錦:だが、この指輪がある以上、彼女に不幸が訪れないということはない。
    暮色錦:思えば、彼女の不幸は最初からあったのだ。
    暮色錦:きっと、ここにいる僕達こそが。彼女の"不幸(天敵)"だ。
    天喰大輝:「普通」に仇なす者の天敵となる。それが天喰が自らに課した在り方だ。
    天喰大輝:目の前の存在が、「普通」を汚しきった世界を作り出す。
    天喰大輝:「これ」がなければ、女が自らを捧げて、少女の「普通」が壊されることはなかった。
    天喰大輝:排除しなければならない。殺さなければならない。
    天喰大輝:……汝、殺すなかれ。
    天喰大輝:紛い物と断じた神を前にして、電子の聖堂で、禁忌を祈る。
    天喰大輝:紛い物の神 殺意/殺意○でロイスを取得し、Sロイスに指定します。
    天喰大輝:「……足りない」
    天喰大輝:このままでは燃やせない。殺せない。
    天喰大輝:それでも殺せるはずだ。己の中にある『何か』ならば。
    天喰大輝:『天喰大輝』が残るかは分からない。燃え尽きて消えるかもしれない。
    天喰大輝:「――いつものことだ」
    天喰大輝:自殺(スーサイド)。「普通」の敵を殺す為ならば。
    天喰大輝:「全部、寄越せ」
    天喰大輝:炎が、身を包む。いつもの通り、焼き尽くす。
    天喰大輝:だが、炎が消えた場所に現われたのは――
    ■■■■:「――辯?d縺」
    ■■■■:白い仮面で顔を覆った『何か』だった。
    ■■■■:それは、炎である。
    ■■■■:あらゆる万物を焼き滅ぼす為だけに存在する異端の中の異端。狂い果てた■。
    天喰大輝
    ■■■■:■■■■■■■■に住まう者。
    ■■■■:■・■■の森すら燃やし尽くした■■の天敵。
    ■■■■:生ける■。
    ■■■■:「――貊??繧」
    ■■■■:異能を殺す炎――否。
    ■■■■:あらゆる万物を区別なく焼き滅ぼす火炎が、■■を喰らう。
    "ペトラ":「あ」
    "ペトラ":焼き滅ぼされる、■■■■■■■■に住まうものの炎であれば、たかが小指の爪であろうと焼かれる
    "ペトラ":灰へ灰へ、一瞬少女の顔に戻ったが、それもすぐに呑まれる
    湊 祈吏:「■■■■■までいるの………」
    湊 祈吏:「じゃないや、仕事しないと」
    湊 祈吏:「■■■■■さん……いや、天喰さん、『聞こえてる?』」
    湊 祈吏:最後の音は、可聴音ではない
    湊 祈吏:海の底から、あなたを呼ぶ声のごとく
    湊 祈吏:頭に響く
    湊 祈吏:「『すぐに閉じて、戻ってきなよ』」
    湊 祈吏:無論、気休めのようなものだ
    ■■■■:「――谿コ……す」
    ■■■■:その炎は、あらゆるものを焼く。
    ■■■■:それは、この場に存在する生命も、生命を持たぬものも、何もかもを無に帰すまで終わらない。
    ■■■■:『■■■■』とは違う。「■■」の敵を殺すだけでは止まらない。
    ■■■■:それでも、その声に、刹那、炎が止まった。
    椿・リトリコ:そこに、柔らかく意識を慰撫するような音色が降りそそぐ
    椿・リトリコ:オルガンの響きは、音色は、?みこまれかけていた精神を包み込み
    椿・リトリコ:彼の感性を揺さぶり、「普通」の状態を取り戻させていく
    ■■■■:「――」
    ■喰■■:「――轤」
    ■喰■輝:「――譎ョ騾」
    ■喰大輝:「――あ」
    天喰大輝:「――ああ、ここまで、とは」
    天喰大輝:「悪かった。世話をかけた」
    天喰大輝:「もう大丈夫だ。俺が殺すべきは」
    天喰大輝:「――「普通」の敵だけだ」
    "ペトラ":その、止まった炎の中から
    "ペトラ":よみがえる、まるで何事もなかったかのように
    "ペトラ":「なるほど、思ったより敵が多いようね」
    "ペトラ":「ここは確実に減らして行こうかしら」
    "ペトラ":そうやって、ぴ、と身体の妹だったものを指さし
    "ペトラ":何かをつぶやこうとして
    天喰大輝:「言ったはずだ」
    天喰大輝:何度も燃え尽きた体。
    天喰大輝:魂にすら火が付いて半焼した。
    天喰大輝:それでも、これだけは消せない。
    天喰大輝:「俺は、「普通」を守る」
    天喰大輝:白い炎が。
    天喰大輝:異能だけを――「普通」の敵だけを焼く炎が、その呟きごと紛い物の神を焼いた。

    GM:2R
    GM:セットアップ
    "リネン":原初の黄:加速装置L5 行動値+20(26へ)
    天喰大輝:なし!(やると死ぬので)
    暮色錦:今同じエンゲージって椿君と四方月君だけかしら
    椿・リトリコ:コンボ「Prelude」 《狂騒の旋律》
    椿・リトリコ:ラウンド間の攻撃力+12、対象は同エンゲージのPCみんなで効果は受け取り自由です
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を7増加 (141 → 148)
    暮色錦:受け取りません
    浅月透:ぼっち!
    天喰大輝:一人!
    椿・リトリコ:四方月さんどうします?
    四方月 翳:受け取る!
    暮色錦:セットアップ/原初の黄:波紋の城塞4 R中対象の装甲+12、R中移動した場合効果喪失。 侵蝕+4
    椿・リトリコ:では以上!
    浅月透:これもぼっちゆえ
    暮色錦:装甲 暮色24 椿12(メイド服時22) 四方月20 こうかな
    暮色錦:侵蝕150→154
    GM:では西洋切子の隊列×2の手番
    西洋切子の隊列:E:銀門のキャロル(オリジナル)宣言
    西洋切子の隊列:難易度20で判定します
    西洋切子の隊列:10dx+12
    DoubleCross : (10DX10+12) → 8[1,3,3,4,4,5,5,6,7,8]+12 → 20

    西洋切子の隊列:10dx+12
    DoubleCross : (10DX10+12) → 10[1,3,4,5,6,6,9,9,9,10]+3[3]+12 → 25

    暮色錦:おっ行けそう
    椿・リトリコ:あ、これならみんなで止められそう
    暮色錦:20のやつに対して白杭の聖歌を使用して判定します
    GM:どうぞ
    椿・リトリコ:兄様とかに助けて貰ってね
    暮色錦:では兄さまに助けてもらって判定します
    藤矢・リトリコ:+6dと12を加えてください
    暮色錦:14dx+12>=20 RC
    DoubleCross : (14DX10+12>=20) → 10[1,1,2,4,4,4,4,5,6,6,7,10,10,10]+10[6,8,10]+10[10]+1[1]+12 → 43 → 成功

    暮色錦:?
    椿・リトリコ:!!?
    椿・リトリコ:とてもすごい
    GM:すごい
    GM:歌う才能ある
    暮色錦:成功しました。一応内訳は精神4DB4支援6です
    天喰大輝:すごい! 沙天くん! 君も続くんだ!
    浅海 沙天:25に対し判定します
    浅海 沙天:12dx7+7
    DoubleCross : (12DX7+7) → 10[1,1,2,4,5,6,8,8,9,9,10,10]+10[3,4,5,6,8,9]+10[2,7]+5[5]+7 → 42

    椿・リトリコ:とてもたかい
    天喰大輝:いいぞー!
    浅月透:よっしゃ
    暮色錦:さすがやで
    四方月 翳:さすが!
    西洋切子の隊列:HP
    西洋切子の隊列:-10して死亡
    西洋切子の隊列:そのまま不滅の妄執で起き上がります
    西洋切子の隊列:(1Rも同じ処理です)
    西洋切子の隊列:解除条件は「ペトラにとどめを刺す」です
    GM:では次
    GM:イニシアチブ26でリネンの手番
    暮色錦:C-1とD+2忘れずにね
    "リネン":マイナー無し、メジャー
    "リネン":シャドーテンタクルス+コンセントレイト:OuL5+原初の赤:瞬速の刃L5
    "リネン":対象ペトラ
    "リネン":14dx7+6
    DoubleCross : (14DX7+6) → 10[4,4,4,4,5,6,6,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,4,5,7,9,10,10]+10[3,7,7,10]+10[6,7,9]+10[7,10]+10[1,10]+6[6]+6 → 72

    "リネン":違うわ忘れてた
    "リネン":16dx6+6
    DoubleCross : (16DX6+6) → 10[1,3,4,5,5,5,5,6,6,6,7,8,9,10,10,10]+10[3,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,1,3,3,4,6,6,7]+4[2,3,4]+6 → 40

    暮色錦:下がっとる……素人は余計な手出しするなってことか……
    "ペトラ":ガード
    "リネン":5d10+7
    DoubleCross : (5D10+7) → 32[4,7,7,9,5]+7 → 39

    "ペトラ":まだまだ
    GM:ではお次
    GM:四方月君の手番
    四方月 翳:OK
    四方月 翳:マイナーで暴走解除。
    四方月 翳:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:腐食の指先》で攻撃。
    四方月 翳:対象はペトラ。
    "ペトラ":妨害無しです
    暮色錦:C-1とD+2忘れずにね
    四方月 翳:はーい
    四方月 翳:13dx6+2
    DoubleCross : (13DX6+2) → 10[1,1,3,4,4,4,4,6,7,7,9,10,10]+10[1,2,6,8,8,10]+10[5,7,9,10]+10[5,6,7]+3[3,3]+2 → 45

    "ペトラ":ガード
    四方月 翳:5d10+31+12
    DoubleCross : (5D10+31+12) → 26[4,8,3,1,10]+31+12 → 69

    四方月 翳:命中したのでシーン間装甲‐10です。
    暮色錦:良いダメ―ジ!
    "ペトラ":…HPバーが赤くなってきた…!
    暮色錦:まだ残ってんのかよ300以上削ったぞ……
    GM:ではお次、ペトラの手番
    "ペトラ":マイナー
    "ペトラ":妬み深き神L6 メジャーエフェクトの対オーヴァードダメージ+18
    "ペトラ":メジャー
    "ペトラ":滅び告げる者L4+コンセントレイト:AzL5+妄念の姿:氷の塔L4
    "ペトラ":対象後方エンゲージ
    "ペトラ":22dx7+4
    DoubleCross : (22DX7+4) → 10[1,3,4,4,5,6,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,5,5,6,6,7,7,8,9,10]+10[1,2,5,5,10]+3[3]+4 → 37

    暮色錦:ム……!
    四方月 翳:こっちか!
    椿・リトリコ:暴走リア不です
    暮色錦:原初の灰:支配者の呪詛4 対象が判定を行った直後に使用。達成値を-20する。ロイスを取得しているキャラにしか使用不能。シナリオ3回 侵蝕+7
    "ペトラ":17へ
    四方月 翳:ワンチャンドッジ!
    暮色錦:侵蝕154→161 160超えたので装甲ちょっと増えます
    暮色錦:8dx+1>=17 ドッジ
    DoubleCross : (8DX10+1>=17) → 10[1,1,3,6,7,7,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    四方月 翳:7dx+1>=17
    DoubleCross : (7DX10+1>=17) → 8[1,1,3,4,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

    暮色錦:ヨシッ!
    "リネン":…
    四方月 翳:失敗~!
    "リネン":原初の黒:勝利の女神
    椿・リトリコ:!!?
    暮色錦:リネンちゃん~~~!
    "リネン":四方月とやらの達成値+15
    暮色錦:借りは返すってワケ
    四方月 翳:ま、マジ!?
    四方月 翳:ありがとー!
    暮色錦:椿君は庇わなくてもいいし、リネンちゃんの対応は?
    四方月 翳:達成値24でドッジ成功
    "リネン":ガードよ
    椿・リトリコ:カバーしてあげてもいいんじゃないかしら
    暮色錦:じゃあ庇ってあげるか……
    暮色錦:オート:炎陣3 行動消費なしのカバーリング 侵蝕+2 オート:氷盾5 G値+25(クリスタルシールド合わせて37) 侵蝕+2
    暮色錦:侵蝕161→165
    "ペトラ":2d10+30
    DoubleCross : (2D10+30) → 19[10,9]+30 → 49

    暮色錦:ええと城塞のlvも上がってるので
    暮色錦:装甲 暮色27 椿15(メイド服時25) 四方月23
    暮色錦:こうかな? 無傷です
    "ペトラ":むむう
    椿・リトリコ:倒れます
    椿・リトリコ:天喰さんのロイスをタイタス昇華してHP11で復活して
    椿・リトリコ:コンボ「Caprice」 《激情の早鐘》を使用 次の自身のメインプロセス終了までのあらゆる判定のC値-1
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を4増加 (148 → 152)
    暮色錦:そういえば椿君はまだエンジェルヴォイスの効果残ってるか
    椿・リトリコ:そうなの!
    暮色錦:C8で撃てるっぽいわね
    椿・リトリコ:C8になるよ!
    GM:ですね
    GM:ではお次、イニシアチブ5組どうぞ
    四方月 翳
    浅月透:では
    浅月透:コンボ 仮想銃身:ヒューマンエラー=コンプレクス
    C:ウロボロス+原初の赤:絶対の恐怖+道化の出し物+対抗種 侵蝕+7

    浅月透:ペトラへ
    "ペトラ":どうぞ
    浅月透:19dx7+12
    DoubleCross : (19DX7+12) → 10[1,1,1,1,1,2,3,3,4,5,6,7,7,8,8,9,9,9,9]+10[2,4,4,4,7,8,9,9]+10[2,2,7,8]+10[2,9]+6[6]+12 → 58

    "ペトラ":渾沌の魂L5 交渉攻撃のリアクション時に使用、リアクションを放棄し25のダメージ
    浅月透:うける
    浅月透:リネンのロイスをタイタス昇華
    浅月透:まだだ!
    浅月透:ダメ行きます
    浅月透:6d10+2d10+2d10+3
    DoubleCross : (6D10+2D10+2D10+3) → 25[7,4,5,6,2,1]+11[7,4]+14[6,8]+3 → 53

    浅月透:装甲無視で
    "ペトラ":落ちます……ので
    "ペトラ":蘇生復活宣言、HP1で復活します
    浅月透:だよなぁ!頼むぜ
    "ペトラ":では天喰君の手番前に
    "ペトラ":加速する刻宣言、もう一回手番取得します
    暮色錦:ゲーッ
    天喰大輝:最後の足掻きを! 来い!
    "ペトラ":マイナー
    "ペトラ":妬み深き神L6 メジャーエフェクトの対オーヴァードダメージ+18
    "ペトラ":滅び告げる者L4+コンセントレイト:AzL5+妄念の姿:氷の塔L4+崩壊の幻視
    "ペトラ":範囲攻撃、ATK+12、判定D+8、C値-3、この攻撃で死亡した場合存在が記憶から消し去られる
    暮色錦:ウワッ崩壊の幻視
    "ペトラ":+ドッジ失敗かガードで「恐怖:ペトラ」与える
    "ペトラ":対象は後方エンゲージ
    "ペトラ":あ、あとレムリア断撃追加します
    暮色錦:達成値20以下だせ~
    "ペトラ":対象がOVの場合ダメージ25追加で
    暮色錦:何係数5エフェクト追加してんだオラッ
    "ペトラ":22dx7+4
    DoubleCross : (22DX7+4) → 10[1,1,1,1,2,3,3,3,3,4,4,5,5,5,6,6,8,8,9,9,10,10]+10[5,7,7,8,8,10]+10[1,6,7,8,9]+10[5,9,10]+10[1,7]+1[1]+4 → 55

    暮色錦:何回してんだコラッ!
    四方月 翳:出目が…高い!
    椿・リトリコ:暴走リア不です
    暮色錦:んー、どうしよっかな
    四方月 翳:ワンチャンドッジしかないな
    暮色錦:使うか、少しでもDD減らそう
    暮色錦:原初の灰:支配者の呪詛4 対象が判定を行った直後に使用。達成値を-20する。ロイスを取得しているキャラにしか使用不能。シナリオ3回
    "ペトラ":35へ
    暮色錦:侵蝕165→172
    四方月 翳:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 10[2,5,5,5,7,9,10]+10[10]+4[4]+1 → 25

    暮色錦:おっ行けそう
    四方月 翳:ぐう…!足りない…!
    椿・リトリコ:コンボ「Impromptu」 《勝利の女神》 達成値に+12します
    暮色錦:8dx+1>=35
    DoubleCross : (8DX10+1>=35) → 9[2,2,4,5,5,7,8,9]+1 → 10 → 失敗

    暮色錦:全然無理!
    椿・リトリコ:対象は四方月さん!
    "リネン":ガード
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を4増加 (152 → 156)
    四方月 翳:ありがたい…!
    四方月 翳:達成値37!ドッジ成功!
    暮色錦:オート:炎陣3 行動消費なしのカバーリング 侵蝕+2 オート:氷盾5 G値+25(クリスタルシールド合わせて37) 侵蝕+2
    "ペトラ":あり得ざる存在:マリシャスブラッド
    "ペトラ":そのカバーリングを無効に
    暮色錦:なんだァ?テメェ……
    GM:あ、対象聞いてなかった
    GM:リネン対象なら打ち消します
    椿・リトリコ:対象はぼくです…
    暮色錦:えっなんでリネンだけ……?
    GM:なるほど、了解です
    暮色錦:椿君カバーのつもりでしたが……えっこわっ
    GM:じゃあ取り下げます…すみません
    暮色錦:な、なんなんだ
    "ペトラ":4d10+25+30
    DoubleCross : (4D10+25+30) → 22[5,7,3,7]+25+30 → 77

    暮色錦:172→176
    "リネン":///
    "リネン":戦闘不能です
    暮色錦:オート:雲散霧消7 エフェクトを使用した攻撃のダメージ-35 侵蝕+4
    暮色錦:アッちょい待ち
    GM:おっと
    四方月 翳:《雲散霧消》を宣言。ダメージを30軽減します。
    暮色錦:雲散霧消でダメージ減らすぜ、これでも倒れます?
    "リネン":17か
    "リネン":ならまだ生きてます
    暮色錦:ヤッター
    四方月 翳:死なせないぞ…!
    四方月 翳:四方月 翳の侵蝕率を4増加 (159 → 163)
    暮色錦:フハハ、蜘蛛にやられた意趣返しってところかな
    暮色錦:侵蝕176→180
    暮色錦:あとペトラのロイスタイタス化昇華して
    暮色錦:即座に恐怖消します。
    GM:では天喰君の手番です!
    天喰大輝:はい
    天喰大輝:【審問-fuego-】《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の炎》 9(+db)dx7+2+3 至近 範囲(選択) 攻撃力18 侵蝕7
    "ペトラ":どうぞ
    天喰大輝:13dx7+2+3
    DoubleCross : (13DX7+5) → 10[2,3,4,5,5,6,8,9,9,10,10,10,10]+10[4,4,5,5,7,8,10]+4[1,3,4]+5 → 29

    "ペトラ":ダメージどうぞ
    "ペトラ":ガードです
    四方月 翳:バディムーヴ、達成値を+3します
    天喰大輝:では32で
    天喰大輝:4d10+18
    DoubleCross : (4D10+18) → 19[2,10,3,4]+18 → 37

    "ペトラ":死にます、が
    "ペトラ":妄念の姿:ラストアクション
    暮色錦:なにィ~ッ
    天喰大輝:まじかおまえ!
    浅月透:もう年の姿だと
    四方月 翳:まだ動く…!
    椿・リトリコ:ええ……
    浅月透:エネミーエフェクト扱いかな
    GM:ですね
    GM:Eロイスということで
    浅月透:くっ
    "ペトラ":マイナー
    "ペトラ":妬み深き神L6 メジャーエフェクトの対オーヴァードダメージ+18
    "ペトラ":メジャー
    "ペトラ":全知者への嘆願
    "ペトラ":GMに質問します
    GM:どうぞ
    "???":最後に妹の心に自分が残る方法はありますか?
    GM:……妹に真実を、あなたの心の赴くままを話してください、そうすれば、彼女は泣いてあなたのことを見るでしょう
    "???":ありがとうございます
    "???":戦闘不能になります
    "???":戦闘は、できません

    GM:イニシアチブ4 椿君
    椿・リトリコ:はあい
    椿・リトリコ:マイナーはなし
    椿・リトリコ:メジャーでコンボ「Ballade」 《終焉の残響》《サイレンの魔女》《スキルフォーカス》
    椿・リトリコ:ペトラにとどめをさして西洋切子も同時に攻撃します
    GM:どうぞ
    椿・リトリコ:えーと支援も入れて
    椿・リトリコ:13dx8+30
    DoubleCross : (13DX8+30) → 10[1,1,4,4,4,5,5,5,6,7,8,9,10]+10[1,1,8]+4[4]+30 → 54

    椿・リトリコ:よし
    暮色錦:祈吏くんも使っちゃいな!
    椿・リトリコ:じゃあのせましょう
    椿・リトリコ:お願いします!
    湊 祈吏:+9どうぞ
    湊 祈吏:HP-5してね
    椿・リトリコ:では63ですね

    椿・リトリコ:リアクションはありますか?
    "???":そうですね
    "???":リアクションで喋るつもりでしたが
    "???":不可なのでしょう?
    椿・リトリコ:そうでした
    椿・リトリコ:不可だこれ
    暮色錦:じゃあダメージ振る前に
    暮色錦:オート:凍てつく刃7 自分に使用不可。ダメージ+1d10+21 侵蝕+3
    椿・リトリコ:ではダメージ
    暮色錦:180→183 確実に殺して?
    椿・リトリコ:7d10+1d10+21+30
    DoubleCross : (7D10+1D10+21+30) → 35[1,9,6,3,6,9,1]+6[6]+21+30 → 92

    "???":とどめを刺されます
    椿・リトリコ:装甲無視だよ
    西洋切子の隊列:この時点で不滅の妄執解除、戦闘不能になります
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を11増加 (156 → 167)
    GM:リネン以外の全エネミーが戦闘不能になりました、戦闘終了です
    椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を10増加 (167 → 177)

    バックトラック


    GM:Eロイス
    GM:ペトラ
    GM:・虚実崩壊
    GM:・妄念の姿:氷の塔
    GM:・破滅の足音 1d+1R後にPC全員戦闘不能
    GM:・妄念の姿:マリシャスブラッド
    GM:・妄念の姿:ラストアクション
    GM:西洋切子の隊列
    GM:・銀鍵のキャロル(3×2、計6)
    GM:・不滅の妄執×2
    GM:合計13個です
    GM:振りますか?
    天喰大輝:振ります!!!!!
    浅月透:ふります!
    四方月 翳:振る!
    椿・リトリコ:振ります!
    天喰大輝:165-13d10
    DoubleCross : (165-13D10) → 165-91[7,1,6,10,5,5,3,10,10,10,8,8,8] → 74

    天喰大輝:戻れた
    四方月 翳:163-13d10
    DoubleCross : (163-13D10) → 163-87[1,1,10,10,7,1,10,6,9,9,9,6,8] → 76

    四方月 翳:ひとまず帰還!
    暮色錦:振ります
    椿・リトリコ:177-13d10
    DoubleCross : (177-13D10) → 177-87[2,5,8,7,10,10,9,3,4,9,10,2,8] → 90

    暮色錦:183-13d10
    DoubleCross : (183-13D10) → 183-75[8,6,1,7,4,5,10,7,5,4,10,3,5] → 108

    浅月透:178-13d10
    DoubleCross : (178-13D10) → 178-58[8,5,3,2,5,5,1,9,3,2,7,6,2] → 120

    暮色錦:浅月さーん
    椿・リトリコ:あ、浅月さん!
    天喰大輝:ロイスは結構あるから……!
    暮色錦:108-4d10 
    DoubleCross : (108-4D10) → 108-18[9,3,5,1] → 90

    四方月 翳:ロイスがある…!
    天喰大輝:等倍行きます!
    浅月透:等倍いけるか?
    椿・リトリコ:等倍で
    四方月 翳:等倍!
    天喰大輝:74-4d10
    DoubleCross : (74-4D10) → 74-32[7,9,10,6] → 42

    暮色錦:等倍で帰還、5点です
    四方月 翳:76-6d10
    DoubleCross : (76-6D10) → 76-35[9,4,5,5,8,4] → 41

    椿・リトリコ:90-5d10
    DoubleCross : (90-5D10) → 90-36[10,9,8,8,1] → 54

    浅月透:二倍ぶり
    椿・リトリコ:帰還!4点です
    浅月透:120-10d10
    DoubleCross : (120-10D10) → 120-61[3,6,10,9,5,7,8,9,3,1] → 59

    天喰大輝:3点!
    四方月 翳:帰還3点!
    浅月透:三点帰還しました
    GM:おかえりなさい!!
    GM:経験点は
    椿・リトリコ:ただいま~!
    浅月透:うおおー
    GM:いつもの5点、シナリオクリア5点、リネン生還3点
    GM:+Eロイス12と
    GM:Dロイス(ペトラの複製体、リネンの触媒)
    GM:これ加えて
    GM:27+侵蝕点どうぞ!
    四方月 翳:ありがたく!
    浅月透:30!
    天喰大輝:Sロイスも残ってるので35点!
    暮色錦:Sロイス残ってるので、経験点と合わせて37点いただきます
    椿・リトリコ:ありがとうございます!31点いただきます!
    四方月 翳:30点!
    暮色錦:GMは……54点?
    GM:ですかね…?いただきます…

    西洋切子の隊列:再び音頭を取り戻そうとするかのように、荘厳だがどこかまがまがしさを感じる音色が響く
    西洋切子の隊列:奇しくも、そのメロディーは渡されている楽譜と同じものだ、違うのは歌詞だけ
    西洋切子の隊列:…が
    暮色錦:「手が足りない気がする」 隊列の指揮でも取るように腕を、指を振るう。
    暮色錦:ただしその指揮は演奏をより良くするための物ではない。
    暮色錦:……雨が降ってきたようだ……いや、暴風雨と言うべきか。
    暮色錦:外から何かが打ち付ける音が教会中に響き、それは幾分不自然な反響を以って隊列の音を乱す。
    暮色錦:「……これで椿君の手でも空くといいんだけれど」
    天喰大輝:「はっ、なるほどな。その指輪が同質のものなら、対抗できるのも道理って訳だ」
    暮色錦:「そういうことかな、いまいちこれに関しては分からないことばかりだ」
    天喰大輝:「たまたま彼が居合わせて――運が悪かったな、神擬き」
    "リネン":「そういうこと!」
    "リネン":一歩、踏み出し、突っ込んで
    "リネン":普通の人間では戦闘続行が不可能になるような形で自身の肩の関節を外し
    "リネン":挙動を読ませないようにナイフを振るう
    "リネン":手応えは少ない、元より対人格闘の小手先のテクニックだ、神擬き相手にはそこまできくまい
    四方月 翳:「俺達はこのまま削っていこう!」
    四方月 翳:大きな口は一旦影に仕舞い、無数の口に分裂させる。
    四方月 翳:そして黒い津波ような影がペトラを包み込んで
    四方月 翳:肉体だけではなく、レネゲイド諸共貪り削っていく。
    四方月 翳:「本命はみんなに任せるよ…!」
    暮色錦:「その前に」
    暮色錦:「まずはここを凌がなくちゃね……!」
    "ペトラ":「■■■■■■■■■■■■■■■」
    "ペトラ":もはや声にすらなっていない、呪い染みた情報の濁流をぶちまける
    "リネン":「うわっちょちょっ……」
    暮色錦:「不幸中の幸いかな」
    "リネン":口をふさぐようにハンカチを詰め込むが、一瞬の隙にしかならない
    暮色錦:「これだけ能力を使ったのは初めてだし、だからこそようやく」
    暮色錦:「慣れてきた」
    暮色錦:指輪が、味方に迫る不幸を喰らう。
    四方月 翳:「う”わ”…っ!…あれ?なんともない…」一瞬何かを感じたが消え去っている。
    暮色錦:「君の真似をさせてもらったよ、四方月君」
    暮色錦:「どうやら僕も"食べれる"らしい」
    四方月 翳:「暮色さんのおかげなんだね…!お揃い…!」ちょっと嬉しそうに。
    椿・リトリコ:奏でられていた音色がふいに転調し、テンポが速まる
    椿・リトリコ:『異音』に侵され歪な演奏になる前に、大きく曲を切り替え
    椿・リトリコ:それは自身の命を燃やして攻撃する天喰大輝を彷彿とさせるようなcon fuocoの響きを加えて高らかに
    天喰大輝:「生き生きとした演奏だ」
    天喰大輝:「君もいてくれてよかったよ」
    浅月透:「(──今だ)」一瞬、敵の意識が自分から逸れた。
    浅月透:逃がしはしない、終わらせる。
    浅月透:誰よりも速くペトラを始末する。
    浅月透:塗り潰し、滲ませ、存在ごと世界から抹消す───そうすれば、真実は誰の記憶にも残らない。
    浅月透:たとえ、幸せな記憶さえ消えたとしても。それは浅月透の罪業だ。
    浅月透:影で巨大な銃身を形成し、捉える。しかし
    "ペトラ":この期に及んで、彼女は攻撃されるいわれなど思い至ってはいなかった
    "ペトラ":どうして目の前の人間たちは私を殴るのだろう、とすら思っていた
    "ペトラ":そして、それすらも嫉妬なのだろうと受け入れた
    "ペトラ":この期に及んで自分がどう見られているかにしか興味が無く、先を見通すこともできない、致命的なまでの愚かしさ
    "ペトラ":それが、純然たる真実として目の前にあった
    浅月透:「ぐ…、がっ、あっ…ああァァァァッ!!」近付くほど脳が狂気に染まる。手足の感覚が惑う。理解したくない。だから
    浅月透:「消えろよ、勘違い女」
    浅月透:怨嗟と慟哭の大合唱が響き渡る。
    浅月透:その傲慢な精神を塵屑(オレ)と同等に引きずり落としてやる。
    浅月透:撃ち込んだ虚飾の弾丸は想いを共有するーーーいわゆる絆だ。ざまぁみろ
    浅月透:俺の惨めさを飲み込み死ね。
    "ペトラ":その、ミゼラブルを
    "ペトラ":濁流のまま飲み込んだ
    "ペトラ":ああ、なるほど
    "ペトラ":これが絆か
    "ペトラ":なんともまあ素晴らしいアクセサリーではないか
    "ペトラ":わたしも欲しい
    浅月透:「(こいつ、本当に………)」生き物としての決定的な"違い"が、自死への誘いを振り切ったのか渾身の一撃はとどめにはならず
    "ペトラ":適当に多そうな人が固まっているところを見る
    "ペトラ":……確かどうすればいいんだっけ、と思考したときには、既に答えは手に入っていた
    "ペトラ":「■■■■■」
    浅月透:「おい、待て………」止めろ、叫ぼうとしたが声はでない。仲間の姿を、少女の姿を眼に写しながら………無力に倒れた。
    "ペトラ":短い呪詛、絆とやらを手に入れるための、最短にして最高効率な方法
    "ペトラ":それを、実行した
    暮色錦:「大丈夫だ、浅月さん。効いてる」
    暮色錦:「これだけ弱っていれば僕達なら────」
    四方月 翳:「―――食べ尽くせるよ」
    椿・リトリコ:唸るような音の響きは人形を阻む盾のように動きを鈍らせる
    "ペトラ":「あなたはどう?」
    "ペトラ":「      ?」
    "リネン":「あ………」
    "リネン":「ねえ……さん………」
    暮色錦:「……と思ったんだけど、恰好が付かないな」
    暮色錦:「酒々井さん、気をしっかり持ってくれ」
    四方月 翳:「くあーっ!流石に呪詛が強い…でもまだまだ!」
    "リネン":「でも、わたしの なまえ」
    暮色錦:「それは君の錯覚だ。アレは何の名前も呼んでいない」
    "リネン":「あ、う……」
    "リネン":「うん……」
    四方月 翳:「そうだ…!まだキミの本当の名前聞いてないじゃん…!」
    四方月 翳:リネンに影が噛みつき、蝕む呪詛を吸い上げる。
    四方月 翳:「終わったら聞くからね!」
    "ペトラ":「……」
    "ペトラ":じっとリネンを見つめている
    天喰大輝:「どこを見ている?」
    天喰大輝:「随分と、人間くさくなったじゃないか。他人を見る振りをするだなんて」
    "ペトラ":「…そうかしら、彼女の関心のままにしているにすぎないのだけれど」
    天喰大輝:「下手な嘘はやめるんだな。本職には敵わないぞ」
    天喰大輝:結局、自分しか見ていないのだ。この女は。
    天喰大輝:「生きていれば、それくらいは「普通」かもしれないが」
    天喰大輝:「死人が、生きてる人間を縛るな」
    天喰大輝:ダイオードの灯りが照らす廊下も、オートメーション化された扉も、虚構に過ぎない。
    天喰大輝:フルレンジのスピーカーユニットから流れる賛美歌も、炎のような音階には敵わない。
    天喰大輝:プロジェクターに映し出されたイコンを中央に据えた聖堂の窓ごと、喰らってやろう。
    天喰大輝:ユークリッド幾何学的な模様を描くステンド硝子も何もかも、不幸に巻き込んで。
    天喰大輝:「神も、死人も、いらないんだよ」
    天喰大輝:虚飾の聖堂を、白い炎が焼き尽くす。
    天喰大輝:「失われた「普通」は戻らない。だから――」
    天喰大輝:もう、何も奪えないように。
    天喰大輝:「ここで、きちんと終わっておけ」
    天喰大輝:その亡骸すら残さぬように。
    天喰大輝:死そのものから投影された炎の影が、全てを舐め取ってゆく。
    "ペトラ":「あ」
    "ペトラ":燃える
    "ペトラ":白く、白く
    "ペトラ":プラチナブロンドの揃いの髪も、セルに貢がれたコートも、妹の優しさでもらったセーターも
    "ペトラ":全部
    "ペトラ":「………」
    "???":「ああ」
    "???":身体を貸した神とやらよ、最後に一つだけ答えが欲しい
    "???":この局面で絆というアクセサリーを私の棺に納める方法はあるだろうか?
    "???":………
    "???":おお
    "???":やはりあなたはいいアドバイスをくれる
    "???":早速やってみようか
    "???":「………ちゃん」
    "???":「茉莉花ちゃん」
    "リネン":「!?」
    "リネン":「ねえさん!」今度こそ、確かに聞いた、私の名前
    "???":「あのね」
    椿・リトリコ:譜面をなぞられていく曲はさらにaccelerando(だんだん速く)
    椿・リトリコ:指の動きは滑らかさを超えて異常ともいえる速度で鍵盤を叩き続け
    椿・リトリコ:重なっていく音の響きは大きな唸り声のように告げられるはずの情報を奪い取って
    椿・リトリコ:虚像は徐々に破壊されていく
    椿・リトリコ:《ナーブジャック》
    椿・リトリコ:ペトラに使用します
    椿・リトリコ:唐突に、響く渡っていたパイプオルガンの音が、おもちゃのピアノのような可愛らしいものに変化する
    椿・リトリコ:amabileに奏でられるのは、きっと誰でも一度は聞いたことのあるなんてことはないクリスマスソング
    椿・リトリコ:音の波に閉ざされていた口が開かれ──告げられるのは“真実”の話
    椿・リトリコ:ただし、それは心から告げようとした“真実”(ホントウ)ではなく……
    椿・リトリコ:椿・リトリコが大好きな姉と兄からこれまでに受け取ってきた「普通」から抜粋された言葉たち
    椿・リトリコ:それを組み合わせた、なんてことはない妹の身を案じて、幸せを願う……そんなありふれた“真実”(ウソ)で
    "???":「愛しているわ、どうかこの先も元気で」
    "???":「あなたは私のことに気を使いすぎだから、ちゃんと自分の人生を生きて」
    "???":はて、こんなことは言おうとしただろうか
    "リネン":「………!」
    "リネン":「………うん」
    "リネン":「全部、背負えるかはわからないし、そもそもいく当てもないけれど」
    "リネン":「ちゃんと、清算してからにするから」
    "リネン":ロイス
    "リネン":習志野優香 ○ありがとう/ごめんなさい
    "リネン":以上をタイタス化
    椿・リトリコ:─本当に、これが真実であればいいのに……と思う
    椿・リトリコ:それでも……浅月さんの声が大きく変化した2回は、明らかになにかを隠した色をしていた
    椿・リトリコ:浅月さんは、無為にそんなことはしないと……信じているから
    椿・リトリコ:彼が明かすべきではないと判断した“真実”(ホントウ)をすべて別の“真実”(ウソ)で塗りつぶし
    椿・リトリコ:命を奪い去る手前で『笑って』とその【Opus】に命令を
    "???":ああ、釈然としない
    "???":棺に納めるアクセサリーは、永劫、手に入らなかった
    "???":ただ、命令通りの、慣れた笑顔を浮かべ
    "???":そのまま、倒れた


    エンディング1


    GM:12/25 18:45 榕崎市 鎌立キリスト教会
    GM:電子の聖堂は崩れた
    GM:いるのは、死んだ少女と散らかった教会、それとあなたたち
    "リネン":そんな中、ナイフをしまい直して
    "リネン":…思い直して放り捨てる
    "リネン":「投降」
    暮色錦:「安心したよ」 ようやくホッと息を吐く
    "リネン":やり方がわからないので投げやりだ
    四方月 翳:「うん、良かった」気が抜けたように笑って。
    天喰大輝:「何だ、思ったより大人しいな」そう言いつつ、既に戦闘形態を解いている。
    "リネン":「…うん、もういらないわ」
    "リネン":「…一応セルの連中の中で怪談になってるから聞いておくけど」
    "リネン":「FHの人間を加工場に送って精肉にしたりとかは…無いわよね…?」
    暮色錦:「ちょっと待ってくれ」
    暮色錦:「その情報はこれからUGNに入ろうと考えている僕にとっても重要だぞ」 悪ノリ
    浅月透:驚いて床に転がったままゲホゲホと咳き込む。
    天喰大輝:「俺からは答えられないな。部外者だし」思わせぶりに目を逸らす
    椿・リトリコ:演奏を終わらせてからは大きく肩で息をして、だいぶ疲弊した様子で話を聞いている
    四方月 翳:「さあ、どうだったかな…?UGNで出るお肉は美味しいけど」
    浅月透:「ソンナコトナイヨ」
    浅海 沙天:「今年も元FHチルドレンの戸籍を用意しようとして事務課が青息吐息になるくらいには健全な組織です」
    浅月透:「イイトコロダヨ」
    暮色錦:「それはそれでブラックっぽくて怖いな」
    "リネン":「誤解を解くという段になると本当に頼りないわねあなたたち!?」
    暮色錦:「なんか浅月さんはずっと片言だし……」 冗談のつもりだったがなんか怖くなってきた
    四方月 翳:「アハハ、まあそこら辺は安心していいんじゃないかな」
    浅月透:「あーもー大丈夫だっての!俺、窓際社員だから下手なこと言えなーい」
    四方月 翳:「俺も元FH出身だし。正確には両親が、だけど」
    天喰大輝:「誤解を生んでた張本人に言われてもな……」
    天喰大輝:「俺、サーカスのこと割と根に持ってるからな」
    椿・リトリコ:「リトリコは命を狙われて亡命しにきてるから…、協力関係のところの内情はちゃんと調べてると思うの……」
    椿・リトリコ:「だから、きっと大丈夫だよ」
    "リネン":「うっ…それを言われると弱いわね……」
    "リネン":「何がいる?謝罪?情報?」
    暮色錦:「君のところもなんだか物騒だな……」 椿の頭を撫でに行く。
    浅月透:「(やらかした俺も始末されてないし。UGNはホワイト企業!)」目をつぶりウンウンと首を振る。
    天喰大輝:「謝罪なら、俺より九重くんだな」
    天喰大輝:「彼がいなかったらあの場で君を殺してただろうし」
    椿・リトリコ:暮色さんに頭を撫でられてふにゃふにゃしている
    "リネン":「ああ彼……あのお人よしオーラ正直苦手だったんだけど仕方ないわね…」
    "リネン":「まあいいわ、精肉の噂はデマだろうと思ってたし」
    天喰大輝:「……正直今回も少し、彼に知られる前に殺そうとか思っていたが」
    天喰大輝:「今はもう「普通」の敵になる気はなさそうでよかったよ」
    "リネン":「…元々、後が無いだけだったのよ」
    "リネン":自嘲気味に笑い
    "リネン":「後があるなら進んでやる気もないわ」
    暮色錦:「……あっ」
    暮色錦:「そうだ酒々井さん、バイトはどうするつもりなんだい?」
    "リネン":「……処遇次第?」
    "リネン":「さすがに毎日拘束されることになったらやめるけれど」
    "リネン":「そうでないなら別に」
    暮色錦:「というか、僕もか」 今後に関して考える必要がある。
    湊 祈吏:「俺としてはいてくれると嬉しいけど…」
    湊 祈吏:「まあ無理にはできないよね」
    藤矢・リトリコ:「…と、いうか」
    藤矢・リトリコ:「榕崎支部の人員はまだ来ないのか?」
    藤矢・リトリコ:「先にこの混沌の坩堝に叩き込まれた俺の職場の行方は聞きたいのだが」
    浅月透:「え」
    椿・リトリコ:「教会……ぼろぼろ………」と困ったように
    四方月 翳:「あー…」
    暮色錦:同時に、一斉に窓が割れ、雨と風が吹き込んでくる。
    暮色錦:「あっ……」
    藤矢・リトリコ:「時報だな」
    藤矢・リトリコ:「気にするな、時報だと思えばいい」
    四方月 翳:「とりあえず連絡…してみよっか」
    浅月透:「そういや引き渡しは市のUGN、いや今回の事件的には日本支部のがいいのか?」
    浅海 沙天:「どうでしょう、泉さんに連絡入れてみます?」
    浅月透:「いれよう、投げよう」
    椿・リトリコ:「へくちっ…!」と疲労と雨風が体温を下げ、くしゃみを
    藤矢・リトリコ:ばさり、と無言でその辺にあった布を取って椿を抱え、ぐるぐる巻きにして置き直す
    天喰大輝:(やっぱり過保護だ……)
    藤矢・リトリコ:「今回日本支部管轄なんですか、そりゃまたどうして…」
    浅月透:「あー、とにかく移動!」
    四方月 翳:「ここの支部、10人もいないから人手不足なの」
    浅海 沙天:「(多分もう一件のせいなんだろうなあ)」
    浅月透:「あー、管轄といっても日本支部からの人員はいないしな」
    浅海 沙天:端末を閉じる、とりあえず榕崎支部と日本支部に連絡は入れた
    浅海 沙天:「え」
    浅海 沙天:その言葉にちょっと驚いて浅月さんを見る
    浅月透:「どうした?」
    浅海 沙天:「ずっと日本支部のエージェントの方かと……」
    浅月透:「違うよ!?」
    天喰大輝:「日本支部から直接指令を受けたって言ってませんでしたっけ」
    四方月 翳:「そういえば。俺もそうだと思ってた」
    浅海 沙天:「泉さんと仲良さそうだったしてっきりそれなりの地位もある方かと…」
    浅月透:「俺はフリーのエージェントだよ。泉の伝で派遣されただけのな。本物はもっとこう、ちゃんとしてる」
    浅月透:「年収教えようか???」
    浅海 沙天:「いえ結構です、今年の確定申告は事務員さんに優しくしてくだされば…」
    浅月透:「誤解が解けてなにより………って、濡れるわ。とにかく出よう」
    浅海 沙天:「あ、あと、日本支部と榕崎支部に連絡入れました」
    浅海 沙天:「車来るそうなので近くのコンビニで待つと言っておきました」
    椿・リトリコ:「ありがとうございます、浅海お兄さん」くるまれた状態でもそもそと覚束なく歩き出そうとしながらお礼を
    暮色錦:「迎えがあるのは助かるね……と、椿君大丈夫かい?」
    藤矢・リトリコ:それを無言で米抱きにして
    暮色錦:「おお……」 素早い……
    藤矢・リトリコ:「教会の修理については?」
    天喰大輝:「転ぶよ……っと、忠告はいらなかったか」
    四方月 翳:「それは後でこっちの事後処理係がくるよ」
    浅海 沙天:「榕崎支部の方から人が出るそうです」
    浅月透:「すいませんね、本当」
    藤矢・リトリコ:「いえいえ、何があったかは存じませんがそちらも大変だったのでしょう」
    四方月 翳:「天喰さんはどうする?一緒に来てくれると嬉しいけど」報告書とか作るのに。
    天喰大輝:「えっ、俺?」
    天喰大輝:「ああ、そうか……調書とかあるもんな」
    浅海 沙天:「はい」
    天喰大輝:「うん、それくらいなら全然協力する」
    浅月透:「わざわざ悪いな」
    椿・リトリコ:抱え上げてもらったことに安心して兄に身を預けるようにうとうとしだす
    天喰大輝:「まあ、無理矢理検査させられるよりは全然マシなんで……」
    浅海 沙天:「鹿目さんまた呼んでましたよ、次は年明けだそうです」
    天喰大輝:「……」
    天喰大輝:「正月旅行行こうかなあ」
    浅海 沙天:「では調書の時に検査日程変更の書類も…」
    天喰大輝:「ぐっ、君も結構容赦ないな……」
    浅海 沙天:「書類延滞1枚で親が家に帰ってこなくなるので」
    天喰大輝:「……分かったよ、逃げないよ」肩を落とす。
    浅月透:「おつかれ」同情!
    浅月透:「とりあえずコンビニまで~腹減ってたりしたら経費で奢るから、行くぞー」

    エンディング2



    GM:12/25 20:00 UGN日本支部 玄関前
    "リネン":「ここが日本支部……」遠くまで来たなという目で辺りを見回している
    四方月 翳:「緊張してる?」
    GM:奥からはチルドレンの捕虜がいるという連絡を受け、専門の部隊が来ている
    "リネン":「と、言うよりは」
    "リネン":「ずいぶん遠くまで来たなと」
    "リネン":先ほど経費でおごってもらった缶コーヒーで手を温めながら
    四方月 翳:「距離としても遠いけど、今までと正反対の場所だもんね」
    四方月 翳:買ってもらった肉まんをもふもふしてる。
    "リネン":「ほんとにね、一日前はここに来るなんて思っても無かった」
    四方月 翳:「実は俺もちょっと驚いてたり」
    "リネン":「そうなの?」
    四方月 翳:「そうだよ、案外いないもんだよ。投降に応じてくれるの」
    "リネン":「あー、まあそれは、ありそうね」
    "リネン":「私はまだ一般家庭生まれだし書籍化とかでちょこちょこ外と連絡とってたから」
    "リネン":「投降しろーと言われてもお先真っ暗でもないかって思えたけど」
    "リネン":「純粋培養とかはその辺本当に苦労するからね…」
    四方月 翳:「縋るものがそこしかないとね」
    "リネン":「そういうこと、最も、姉さんしかすがる物なかった自分が言うのもどうかと思うけど」
    四方月 翳:「キミはその姉さんのために頑張って」
    四方月 翳:「そこからまた一歩踏み出せたんだから、すごいね」
    "リネン":「いやまあそこは」
    "リネン":「あんたの成果じゃないの?あんたが誇りなさいよ」
    四方月 翳:「そうかなあ」
    四方月 翳:「俺は正直最初は仕事だから…って感じだったけど」
    四方月 翳:「それでも、キミのこと色々知っちゃったからさ」日記の事を暗に指し。
    "リネン":「あああれ……プライベートな感情全部あそこに置いてきたから恥ずかしいわね…」
    四方月 翳:「あはは、みんなは口外しないから大丈夫だと思うけどね」
    "リネン":「そうなることを祈るわ」
    "リネン":「………一般家庭、とは言ったけどさ」
    "リネン":「結局自分の家なんて両親ともに不倫して結局離婚して親権宙ぶらりんだったし」
    "リネン":「まあ崩壊していると言ってもおかしくはなかったわね」
    "リネン":「そんな中で私も姉さんも異能握ってギリギリ子供でも食いつないでいけるようになって」
    四方月 翳:「……うん」静かに聞いている。
    "リネン":「そっからはできなきゃ死ぬから仕方ない、って思いながらずっと、悪いことの繰り返しよ」
    "リネン":「それもアンタがいつでも投降受け入れる、って言ってから肩の荷が下りたんだけどさ」
    "リネン":「あー、だから、えーっと」
    "リネン":「私はあんたが思ってる以上にあんたに感謝してる」
    "リネン":「…ありがとね」
    四方月 翳:「……そっか、それは嬉しいなあ」
    四方月 翳:「どういたしまして」顔を綻ばせて。
    四方月 翳:最初は仕事としての言葉だったが。無駄ではなかった、助けになっていたことが。
    四方月 翳:「……キミはこれからしたいこととか…ある?」
    "リネン":「これから」
    四方月 翳:「多分、取り調べとか監視とか、色々終わってからだと思うけど」
    "リネン":「まずは清算すべきものを清算してからね、どんな処分も甘んじて受けるつもり」
    "リネン":「揃った」
    "リネン":ちょっとおかしそうに笑って
    "リネン":「それが終わったら……そうね……」
    四方月 翳:「はは、考えてることは同じか」その後の言葉を待つ。
    "リネン":「仕事の傍らまた本を出してみようかと思うの」
    四方月 翳:「…小説?」
    "リネン":「そ」
    "リネン":「今度はなんやかんだいって救いのある話書きたいなって」
    四方月 翳:「そっか、そういえば暮色さんもキミの読んでたな」
    四方月 翳:「トネリコの木の下で…だっけ」
    "リネン":「そういえば湊さんが持ってたわね…」
    "リネン":「もう新作とも言えないけどまだ書店に行けば買えるかしら…」
    四方月 翳:「へえ、じゃあ俺も買って読んでみようかな」
    "リネン":「どうも、印税とかあるから定価の方がうれしいわ」
    四方月 翳:「あ、そこはちゃんと入るんだね」可笑しそうに笑って。
    四方月 翳:「読み終わったら、感想伝えに行くから」
    "リネン":「ちゃんとあるわよ、いずれ姉さんとセル出るために貯金作る目的でもあったし」
    "リネン":「そ、楽しみにしておく」
    四方月 翳:「うん。……じゃあこれから大変だと思うけど」
    四方月 翳:「頑張ってね。どんな道でも、俺は応援してるから」
    "リネン":「……うん!あんたもありがと!」
    "リネン":屈託なくそう笑ったのは、いつ以来だったろうか
    "リネン":そう言って、担当の人のところに走っていった
    四方月 翳:「……良し。俺のほうは一件落着…かな」
    四方月 翳:「報告とか書類は浅月さんに任せるとして…」と、面倒な作業は投げつつ。
    四方月 翳:「さて!お預けになってたもの、取り返しに行きますか!」
    四方月 翳:その後、大量の大判焼きとお茶を、書類に追われる同僚に差し入れたのはまた別の話である。

    エンディング3



    GM:12/25 21:30 UGN日本支部
    泉 朔夜:「お疲れ様、四方月君は?」
    浅海 沙天:「お疲れ様です、"リネン"の護送に行きました」
    泉 朔夜:「はーいありがとう」
    泉 朔夜:「浅海君ももう帰ってもいいよ、もう少しで22時だからね、高校生はそれまでに帰るといい」
    浅海 沙天:「報告書とかは…」
    浅月透:「浅月君は?」
    泉 朔夜:「いいのいいの、子供は気にしないでね」
    泉 朔夜:「ダメです」裏声でこっちは浅月さんに
    浅月透:「ねぇ」
    浅月透:「どうして...」
    浅海 沙天:「じゃ、じゃあ失礼します、一応天喰さん分の調書と検査の延長届は置いておきます…」
    泉 朔夜:「はーい、所定のところに送っておくね」
    泉 朔夜:そう言って学生一人を見送り
    浅月透:机に突っ伏してます。
    泉 朔夜:姿がちゃんと見えなくなったところで
    泉 朔夜:「子供の前でくらい体裁つくろえないの?」
    泉 朔夜:泉朔夜、日本支部エージェント、表の顔は国語教師である
    浅月透:「そういうまともなこと言わないでくれる?」
    浅月透:浅月透、フリーエージェント、表の顔は無職だ。
    泉 朔夜:「そりゃ言うよ教員だし」
    泉 朔夜:「まあ一応お疲れ様」
    浅月透:「よくエージェントしながら働けんな」
    浅月透:「どーも」
    泉 朔夜:「どっちかというと教員主体で地元でのんびりエージェントしたかったんだけどマジでそうさせてくれないんだよね」
    泉 朔夜:「マスターピカロどうだった?」
    浅月透:「まぁ、バケモノだな。なにより性質がイカれてる守りに入ったらまず追えない」
    泉 朔夜:「わあやっぱり…」
    浅月透:「今回、俺は仕掛けてないから対処できるかは不明。無理かなー格上じゃない?」
    泉 朔夜:「当分はこれどうやって捕まえるかどうかに焦点置いて人集めた方がいいか…」
    浅月透:まぁ、そもそもの性質が違うのかもしれないが。
    泉 朔夜:「仕掛けてないの了解、とりあえず会った報告は聞いたし協力者含めて全員生還してるだけで今回は満点」
    浅月透:「物理や出力より概念系の不思議パワーが必要なんじゃねーの?」
    泉 朔夜:「もちろん大体選出は概念系だよ、問題はどういう感じの概念系集めるかってとこ」
    泉 朔夜:「そういえば他に接触した人間とか確認できた?マスターピカロに」
    浅月透:「あー」
    浅月透:「そうだな」
    浅月透:「天喰が何か言っていたような………」
    泉 朔夜:「ちょっと待って調書見る」
    泉 朔夜:パラパラめくってデータベースと照合している
    浅月透:正直な話、朧気だ。ビビってたし。
    泉 朔夜:「…”リネン"は少なくとも数回コンタクト取ってたか…後で彼女にも事情聴取だな…」
    泉 朔夜:「で、こっちは…」
    泉 朔夜:「九重遠君?」
    泉 朔夜:「……中学生じゃない?」
    浅月透:「いや、詳しくは知らんけど」
    泉 朔夜:「流石にあの特級の化け物普通の中学生イリーガルに会わせられないけど!?」
    浅月透:「マジ?」
    泉 朔夜:「マジだって」データ見せる
    泉 朔夜:「すぐにN市第3に資料を取り寄せ……あああいつの情報残らないんだった……」
    泉 朔夜:頭を抱える
    浅月透:「うわぁ……マジだ」そう言いながら、思い出す。確か、マスターピカロには名乗っている名があった。
    浅月透:くそ、こっちも消えている……だが、そうだ。
    浅月透:「手懸かりってことになるな、まぁそっちで何とかしてくれ」
    泉 朔夜:「年明けたらちょっと本人呼び出す……リネンの供述次第じゃちょっと霧が丘の例の件関係者全員個別に呼んで話聞くか…」
    浅月透:気に入った、のかどうかはわからないが使っている名称がある。まずまずのアドバンテージだろう。
    浅月透:「おつかれ、あとは奴自身についての印象とかか?」プロファイリングは苦手だ、と言いながら首を捻る。
    泉 朔夜:「表向きの名前あるのね、了解、それも聞いておくか…」
    泉 朔夜:「あ、それほしい、お願い」
    浅月透:「つーか、ごめん、俺自身は全然喋ってないわ」
    泉 朔夜:「交渉攻撃名乗るの辞めたら?」
    泉 朔夜:「情報出てるなら言ってくれればそれでいいけど」
    浅月透:「お、言葉の暴力か?」
    浅月透:「なんつーか、熱は感じなかったな」
    泉 朔夜:「熱は無い……こちらを積極的に害そうとかそういう気がなさそうみたいな?」
    浅月透:「んー、なんとも言いづらい。自動的というかなんと言うか、それでいて」天喰青年には安堵を感じていたような
    泉 朔夜:「それでいて?」
    浅月透:「んー、いや、これはどうだろう」あんまり感想が胸に浮かんでしまった。
    泉 朔夜:「いいよ忌憚なく」
    浅月透:「天喰、自分に明確に敵対している者への何らかの安堵」
    浅月透:「あとは、俺の感想だけど」
    泉 朔夜:「うん」
    浅月透:「たいしたこと考えて無いんじゃないか?」
    泉 朔夜:「……なるほど?」
    泉 朔夜:「どうしてそう思った?」
    浅月透:「まぁ、何らかの目的が有るのかもしれないけど」
    浅月透:「行動に起こす、起こさないは………そこまで考えることじゃないかもというか」
    浅月透:「思い立って、勢いで動くこともあるだろ」
    浅月透:「迷走ってやつ………」
    泉 朔夜:「勢いでかあ…」
    浅月透:「人の行動の理由や意義なんて、本人よりも周りが考えた方がそれっぽいこと言うだろ。歴史書とかも書く奴の解釈じゃね?」
    浅月透:「本人もわかってない。とかもあり得るしな」苦い表情。
    泉 朔夜:「あー」
    泉 朔夜:「一応心に留めておく、過小評価は敵としている以上絶対できないけど」
    泉 朔夜:「予想外は起こりうる、みたいな感じで」
    浅月透:「オーヴァードは心の病気だしな」
    浅月透:「もういいか?外で一服したい………」
    泉 朔夜:「うん、とりあえず今日はいいよ」
    泉 朔夜:「また何かあったら頼むから」
    浅月透:「了解」屋上とかにいきます。
    浅月透:「やだなぁ!」
    泉 朔夜:「""また""よろしくー」
    泉 朔夜:にこやかに手を振って見送った後
    泉 朔夜:「やりたかないのは僕も同じなんだよなあ……」
    泉 朔夜:と深くため息をついた

    GM:12/25 22:00 UGN日本支部 屋上
    浅月透:風を顔に受け、しかめ面をする。思ってたより数倍寒い、12月だ。バカ
    浅月透:「うわ、カッコ悪………誰もいなくてよかった」
    浅月透:煙を吐きながら、考える。考えても仕方ないことを、思う。
    浅月透:本当かどうかすら曖昧な、答えのないことを想った。
    浅月透
    浅月透:───かつて、UGNを裏切りFHのもとに渡ろうとした者がいた。
    浅月透:誰にも理由を明かさずに、一人で消えた人がいた。
    浅月透:その事実を認められず、なにもかも振り切って追いかけた。
    浅月透:自分にもなにも言わず、意志を通そうとする彼女へ………どうしようもない自分の想い(ほんしん)を晒せずに、誤魔化すために殺しあった。
    浅月透:そして、すべての真実を『誰にも渡したくなくて』/『直視するのが怖くて』塗り潰した。
    浅月透:結果、その事件に関連する情報は明らかになっていない。味方の損害も、敵の目的はおろか痕跡すら残っていない。
    浅月透:自分のために罪を犯して、自分のために隠匿した。
    浅月透:残っている微かな想いですら、浅ましい誰か(オレ)の嘘かもしれない。
    浅月透:真っ直ぐ、優しく、立派なエージェント………だったのかもしれない。黒塗りされた思い出を不確かなまま、不出来なままなぞって生きている恥知らず。
    浅月透:「何やってんだか」
    浅月透:「迷走してるのは自分だろ」
    浅月透:「アンタは、どういう気分なんだ?」空白に、声をかける。
    "マスターピカロ":「さあねえ」隣から、灰皿が差し出された
    浅月透:「アンタ………やっぱり気が利くんだな」
    "マスターピカロ":「嗜み、というやつだよ」
    "マスターピカロ":「最も、本来であれば必要ないのかもしれないけど」
    浅月透:「無いよりはいいんじゃないか」素直に使わせてもらう。
    "マスターピカロ":「そういってくれる人が一人いて満足できればよかったんだけどね」
    浅月透:「マジで、何処にでも出てくるな」マスターエージェントやべぇ、とおののく。
    "マスターピカロ":「どうもそうもいかなかった」
    "マスターピカロ":「そう?原理としてはそちらも同種の人間はいると思うけど」
    浅月透:苦い顔
    浅月透:「まあ、おいておこう」
    "マスターピカロ":「そうだねえ」
    "マスターピカロ":本当に置いておいてくれるようだ
    浅月透:「アンタはつまり、その」
    "マスターピカロ":「ん?」
    浅月透:「満足したいってことなのか?」
    "マスターピカロ":「そうだねえ」
    浅月透:「そうか」
    "マスターピカロ":「どっちかというと、忘れていくことや隠して腐らせることを許したくはない、かな」
    浅月透:「じゃあ、仕方ないな」羨ましい、そして眩しい。
    浅月透:「許したくないか、そっか」
    "マスターピカロ":「もっとも忘れられていく身分の人間の言うことだから、簡単に言えば僻みだよ」
    浅月透:「いや、すごいよ」
    浅月透:「正直、あんたの方が………いい生き方をしてる、気がする」
    "マスターピカロ":「そりゃあどうも、元より詰みみたいなものだ、いかに好き勝手生きるかだけは気を付けてるからね」
    浅月透:「だったら俺は、許されざる者かな」
    "マスターピカロ":「正直に言おう」
    "マスターピカロ":「暴きたくて仕方がないねえ」
    "マスターピカロ":「君がいなくなった時、隠された彼女たちが生きていたことは誰が保証してくれるんだい?」
    浅月透:「俺も一思いにやってくれれば楽かもな」
    浅月透:「そんなことは認めない」楽になったらいけないんだよ
    "マスターピカロ":「君が煉獄で救いまでの階段を上っている間、彼女たちは忘却と言う救いの無い奈落に落ちているのに?」
    浅月透:「エゴなんだよ」そう、ただの我儘。
    "マスターピカロ":「エゴかあ」
    "マスターピカロ":「なら、もう少し待ってみようかな」
    浅月透:「アイツも我が儘を通したんだ、俺に滅茶苦茶にされても文句言えるか」?だ、逃げているだけだ。
    "マスターピカロ":「エゴは好きだよ、少なくとも人間と世界を動かす原動力だし」
    浅月透:「あ?」
    "マスターピカロ":「天喰君にも言われたし、本当は来月あたりから全部清算するつもりだったんだけど」
    浅月透:「そうかよ」
    "マスターピカロ":「秋まで」
    "マスターピカロ":「秋まで待とうか、清算は」
    浅月透:ひどい情報流出だ。いいさありがたく貰ってやる。
    浅月透:「なんつーか、ひとつ思った」
    "マスターピカロ":「どうぞ?」
    浅月透:「お前のこと、普通に気に食わない」
    "マスターピカロ":「そっかあ」笑顔
    浅月透:「ムカつくわ~こいつ」
    "マスターピカロ":「俺は君のことまあまあ気に入ってるんだけどなあ」
    浅月透:「ありがた迷惑だ。じゃあな、ひとりぼっちの反乱者」
    "マスターピカロ":「うん、またね?つきさん」
    浅月透:「お前の正義は潰してやるよ………俺は性格が悪くてな」
    "マスターピカロ":「そんなご大そうなものじゃないんだけど、うん、受け取っとく」
    GM:隣には、もう誰もいない

    エンディング4



    GM:12/26 9:00 リトリコ家、寝室
    GM:ベッドから目を覚ますと
    GM:まず枕元に大きな靴下
    GM:それからあたりを見回すと朝食を持ったまま不機嫌そうにたたずむ兄
    GM:お盆からはココアとトースト、スクランブルエッグとベーコンのいいにおいが広がっている
    椿・リトリコ:「にいさま……?おはよー…」寝起きでぽやぽやしながら挨拶を
    藤矢・リトリコ:「おはよう」
    藤矢・リトリコ:「最初から説教に入りたいところだが、まあ飯に罪は無い、とりあえず食え」
    藤矢・リトリコ:テーブルにお盆を置く
    椿・リトリコ:「ごはん…みんなで食べるんじゃないの……?お説教…?」
    椿・リトリコ:兄がずいぶん機嫌が悪そうな理由に思い至らず首を傾げつつ
    藤矢・リトリコ:「時間を見ろ、奴らは全員もうすでに朝食取ってどっかいった」
    椿・リトリコ:「起こしてくれてよかったのに……」と言いつつテーブルについて朝食に手をつける
    藤矢・リトリコ:「昨日あれだけ損傷した弟を起こす馬鹿は全員俺が叩き返したが?」
    椿・リトリコ:「……兄様、昨日のこと怒ってる……?」ようやくその可能性に思い至って
    藤矢・リトリコ:「ジャムの味に指定があるなら取ってくるが」
    藤矢・リトリコ:「……怒らない奴がいると思うか………?????」
    椿・リトリコ:「で、でも……兄様も、あぶなかったもん……」
    藤矢・リトリコ:「あそこまで損傷して、危険なところに突っ込んで、挙句帰れと言っても帰らないときた」
    藤矢・リトリコ:「俺のことはいい、どうせ責任も取る気はあるしサイネリアのせいで長くも無い」
    椿・リトリコ:「だって…、にいさまと……」
    藤矢・リトリコ:「だがお前に何かあったら俺は不定形筆頭に袋叩きだからな?」
    椿・リトリコ:「あそこでバイバイなんてやだったんだもん……」泣きそうになりながら
    藤矢・リトリコ:「……同じくらいお前が死ぬのが嫌だったんだ、それくらい考えておけ馬鹿者」
    椿・リトリコ:「心配かけたことはごめんなさい……、でもぼくだって兄様があぶないのがいやだったの」
    椿・リトリコ:「ぼくだけ安全な場所に行きなさいって…言われたあとに兄様が怪我しちゃうのがこわかった」
    藤矢・リトリコ:「……わかればいい」
    藤矢・リトリコ:「そしてそれも承知した、その点はすまないな、勤務中急に襲われた不可抗力だ」
    椿・リトリコ:「ううん、兄様が悪いわけじゃないのに……」
    藤矢・リトリコ:「……俺はもう行くからな、お前が反省しているなら用は無い」
    椿・リトリコ:しょんぼりしながらごはんを食べている
    藤矢・リトリコ:扉を閉める、最後に椿の好きな味のジャムは置いていったようだ
    椿・リトリコ:「……1人だけだとごはん、楽しくないなあ……」ぽそり、とつい本音をこぼして
    椿・リトリコ:さっさと食べてしまおう、といつもよりも義務的に食事を終わらせる
    椿・リトリコ:ごちそうさまでした、と手をあわせて片付けにいこうと椅子から立ち上がったときに
    椿・リトリコ:ふと、靴下が目に入り
    椿・リトリコ:先に見てもいいかしら?とそっちを確認しに行く
    GM:中を開けると、小さなスノードームと
    GM:「MerryXmas」という兄の筆跡のカード
    椿・リトリコ:「わあ…!かわいい」ふにゃりと顔をほころばせて
    椿・リトリコ:大切そうにベッドサイドにスノードームを飾る
    椿・リトリコ:クリスマスカードの方は椿の宝物を入れておく小箱にそっとしまって
    椿・リトリコ:「お片付けしなきゃ!」と朝食のプレートを持って部屋の外に
    椿・リトリコ:よいしょ、と扉を開けてキッチンまで運んでいると窓の外に雀が一匹
    椿・リトリコ:「お片付けしたら、ね?」と窓の近くで約束をして
    椿・リトリコ:キッチンまで少しだけ早く歩いて行く
    GM:キッチンで皿を洗っていた兄に出会うのは、この少し後の話

    エンディング5



    GM:12/27 13:00 湊古書堂

    湊 祈吏:「ようやく暇になったかな」
    暮色錦:「ここ数日は大変だったね、マトモに店も開けなかった」
    湊 祈吏:カウンターで本を読みながらそうつぶやく、実際昨日は片づけとかで手一杯だった
    湊 祈吏:「そういうこと、面白い話ではあったけどね」
    暮色錦:「滅多にない経験ではあったけど、おもしろかったと言うには憚られるね、流石に」
    暮色錦:「そういえば、酒々井さんは結局ここのバイトはどうなるのかな」
    湊 祈吏:「そう?やっぱ憚るとか難しいな、ね」と言いながらサルナスを撫でる
    湊 祈吏:「休職はするけど後で戻ってくるって、2月くらいになりそう」
    暮色錦:「なるほど」
    暮色錦:「申し訳ないけど、逆に僕はそろそろやめようと考えていてね」
    湊 祈吏:「…辞めるの?」
    湊 祈吏:「前も言ったけど、不幸の件なら気にしなくていいのに」
    暮色錦:「うん、それもそうだけれど」
    暮色錦:「UGNとして各地を回った方が指輪の起源(オリジン)にたどり着ける気がしてね」
    暮色錦:「でもまあ、酒々井さんが戻ってくるのも結構先みたいだし」
    暮色錦:「それまでは居座らせてもらうよ」
    湊 祈吏:「あー確かに」
    湊 祈吏:「俺もUGNへのイリーガル登録考えとこうかな」
    湊 祈吏:「さすがにまだ高校と店あるから身軽に行くとかはできないけど」
    湊 祈吏:「了解、頭に入れておくよ」
    暮色錦:「ありがとう……あ、そうだ」
    暮色錦:「酒々井さんの拠点に行ったとき、ここから盗まれたっぽい本があったけれど」
    暮色錦:「アレは僕が見ても良いものなのかな」
    湊 祈吏:「あ、それか、別に盗んで面白い物でもないし帰ってきたから被害届無しでいいと言ったやつ」
    湊 祈吏:「うーん」
    湊 祈吏:「内容を聞きたいなら俺の口から言う」
    湊 祈吏:「原液は結構人間には危険なんだ」
    暮色錦:「物騒だな……指輪に関してとか、それから運命を操る存在についてとか、そういう話があったなら調べてみたかったんだけど」
    湊 祈吏:「なるほどね、ちょっと待ってて」
    湊 祈吏:「確か指輪の文様があの本と一致してたから……あった、写本一つでも大変だったって母さん言っていたんだよねこれ…」
    湊 祈吏:パラパラとページをめくり時々メモを取って
    湊 祈吏:本を閉じる
    湊 祈吏:「はいこれ、これならまあ安全」
    湊 祈吏:A4用紙数枚をホチキスで留めたものを渡す
    暮色錦:「ありがとう」 受け取ってパラパラと捲る。
    暮色錦:「……ううん……」
    暮色錦:「よく、わからないな……」 あるいは自身の正気が理解を拒んだのかもしれない
    暮色錦:とはいえ、その程度で済んでいるのは彼が情報を整理してくれたおかげだろう。
    暮色錦:もし選り分けてくれていなければ、読むだけで発狂していたかもしれない。
    暮色錦:それほどまでに異様で、悍ましさとどこか魔性を感じさせるものだった。
    暮色錦:「ともかく、これは有難く受け取っておくよ」
    湊 祈吏:「役に立ってるのなら良かったけれど」
    暮色錦:「今後わかる時が来るかもしれないからね」
    暮色錦:「助かるよ、ただ……こんなのを直接見て君は大丈夫なのかい?」
    湊 祈吏:「ん?ああ」
    湊 祈吏:「俺は平気」
    湊 祈吏:「そういう事になった」
    暮色錦:「……そう、それならいいけれど」
    暮色錦:「……おっと、結構時間を取ってしまったね」 時計を見る
    湊 祈吏:「……言うの難しいな、台風の日に川に行ったらなんかにとりつかれて帰ってきたらしくて」
    湊 祈吏:「それのせいなんだろうなとは思ってるんだけど…」
    湊 祈吏:「おっと」
    湊 祈吏:「今日は早番だっけ、そろそろ時間か」
    暮色錦:「そうだね、それにしてもあれだな」
    暮色錦:「酒々井さんが戻ってくるまでは、平和であれば良いけれど」
    湊 祈吏:「平気平気、なんかあってもどうにかなるでしょ」
    湊 祈吏:「元々こういうことに首突っ込む父さんと母さんがいたから別に特別不幸でもないし」
    湊 祈吏:「何より二人まともに生きてるんだから儲けだよ」
    暮色錦:「まあ幸不幸なんて主観ありきだから、君がそれでいいならいいんだけれど」
    湊 祈吏:「俺はいいよ、大体無駄なことなんて無いと思ってるし」
    暮色錦:「ならそうだね」
    暮色錦:「いつもと同じ今日が続きますように、とでもしておこうか」
    湊 祈吏:「そういう事なら俺も」
    湊 祈吏:といい荷物を渡す
    暮色錦:「?」
    湊 祈吏:「?そろそろ上がりだったろう?」
    湊 祈吏:「お疲れ様、また少しよろしく」
    暮色錦:「ああ、それじゃあまた……あ」
    暮色錦:「そういえば、返すのを忘れていたな」 『トネリコの木の下で』を鞄から取り出して机に置く
    湊 祈吏:「ん、ありがと」
    暮色錦:「貸してもらったのは僕の方だよ」 苦笑しつつ、店の外に出る。
    暮色錦:「……寒いな……」 上着を着こみ、手を擦る。
    暮色錦:冷たい空気が差すように体の中に入ってきて、気持ちがいい。
    暮色錦:幸不幸なんてものは主観ありきだ。今回の事件、僕はどうだっただろうか。
    暮色錦:この能力で、誰かを幸せに出来ただろうか。不幸に陥れる相手を選択することができただろうか。
    暮色錦:「……こうして考えてしまうのも、指輪を持ってしまった不幸かな」
    暮色錦:そう呟いて歩きだす。捉え方次第だ、幸か不幸かは結果を見てからだって決められる。
    暮色錦:差し当っては、この指輪を持ってしまった不幸を幸運と捉えるとしよう。
    暮色錦:UGNへと連絡する。能力制御の訓練を受け、独学だったそれを更にコントロールすることができるようになってきた。
    暮色錦:だから、この指輪があるから幸を招くことができる。
    暮色錦:冬の冷たい空気を送り込む空は、鮮やかに晴れ渡っていた。

    GM:ダブルクロス the 3rd edition
    GM:「電子聖堂のクリスマス~Paradise lost~」
    GM:聖堂崩壊。
    GM:お疲れ様でした!
    暮色錦:おつかれさまでした~!
    椿・リトリコ:お疲れ様でした~!
    浅月透:お疲れ様でしたー!楽しかったー!!
    四方月 翳:お疲れ様でした!

    エンディング6



    GM:2/24 榕崎市 喫茶「サン・バックスタブ」
    GM:冬もそろそろ終わりかけの昼下がり
    GM:あなたは、"リネン"に呼び出されて、ここに来ていた
    天喰大輝:「久しぶり。九重君には謝ったのかな」
    "リネン":「ええ」
    "リネン":「まさかこの顔で生きてたなんて思ってなかったみたいだけど」
    天喰大輝:「まあ俺も驚いたからな」
    "リネン":「あとは生きててよかった、かしら、いつか騙されるわよ彼」
    "リネン":「まあいいわ、本題」
    天喰大輝:「らしいな。俺もそう思うけど、彼もそれくらいは分かってるさ」
    "リネン":「あなた過去にUGNに"マスターピカロ"の情報開示請求していたわよね」
    天喰大輝:むしろ分かっててやってるのが問題とも言えるが……。
    天喰大輝:「ああ、何か分かったのか?」表情が真剣味を帯びる。
    "リネン":「それの結果通知、っていうか一番情報握ってるから話して、という件よ」
    天喰大輝:「協力、というか利用してた訳だからな」
    "リネン":「一応サーカス団に潜入していた時に彼とは結構話をしていたからね」
    "リネン":「どこから話そうかしら」
    "リネン":「…やっぱり最初からにするわ」
    "リネン":「私が彼を知ったのは榕崎の人が喋っていたただの噂」
    天喰大輝:「噂?」
    "リネン":「"マスターピカロ"という奴がいる、なんだか派手な悪事をしているらしい」
    天喰大輝:奴のことを『噂できる』それだけで十分に異常だ。
    "リネン":「ソースは一般人、多分これは榕崎自体の異常性によって反ミーム性が攪乱されたのではないかって泉さんが」
    天喰大輝:「……やっぱり、この街「普通」じゃないな」うんざりしたように
    "リネン":「そうね…ちなみにセル内でそいつの名前を聞いても何も出なかったわ」
    "リネン":「で、小説のネタにしようとした私は仕事と執筆に並行して独自調査を始めた」
    天喰大輝:FHセルよりもマスターエージェントを知り得る一般人がいる街……この街の異常の元凶もいつかどうにかしないとかなりまずい気がする。
    "リネン":「何しろ紙やHPとしての情報は全部破棄されるから聞き込みしかなかったわ」
    天喰大輝:「そういえば、小説はカバーとか関係なく書いてたんだな」
    "リネン":「そうよ、ただの趣味」
    天喰大輝:「ただの趣味で出版まで行くのはすごいと思うが……まあいい。悪いな、脱線した」
    "リネン":「FHは空振りだったわ、アーセナルの上とか色々当たってみたけど」
    "リネン":「で、そこから経歴だけで調査しても仕方ないから事件ベースでの捜査に切り替えた」
    天喰大輝:(アーセナル……確か“エンフィールド”が所属してるセルだったか)
    "リネン":「霧が丘総合病院」
    "リネン":「ここからも近い場所だったわね、個人経営の」
    "リネン":「そこが当時の最新報告、奴はその近くにいる」
    "リネン":「で、この病院に何があったのかって色々洗ったの」
    "リネン":「院長一家にある不自然な空白、20年12月24日の空白の記録」
    "リネン":「……"空白"、これは彼を追う以上逃せなかったわね」
    天喰大輝:「20年12月24日……」
    天喰大輝:確か、その日のことを尋ねてきた女がいた。もしや彼女も……
    "リネン":「……更に遡ったわ」
    "リネン":「空白とは別に、20年11月に霧が丘の院長一家の息子が医療事故で死亡している」
    "リネン":「その医療事故の詳細も"空白"」
    天喰大輝:「……ここまで来るとあからさまだな」
    "リネン":「これは後でUGNで裏を取った話なんだけれど」
    "リネン":「霧が丘の一連の空白はUGNによる意図的なものだったみたい」
    天喰大輝:「む、じゃあ外れだったのか?」
    "リネン":「いえ、ここから少し仮説を立てたの」
    "リネン":「奴は人前にいないときは"情報の空白"にいるのでは、と」
    天喰大輝:「“情報の空白”に、いる……? 実体を持ってないってことか?」
    "リネン":「実体はあったわ、それはコンタクトを取った時に確認した、ただ、連続はしていない」
    "リネン":「彼は"人間に認識されていない時は存在していない"」
    天喰大輝:「……シュレディンガーの猫みたいな話だな」
    "リネン":「それでいて、空白の隙間から情報を少しずつ貪り売ったり与えたりしている、みたいね」
    天喰大輝:「存在しないから、絶対に邪魔されずに、誰も知らないことを知覚できる……」
    "リネン":「それでいて、巻き込んでなかったことにすることもばらまくことも自由自在」
    "リネン":「これを利用して簡易的な囮を作ったんっだけれど…まあこれの詳細については置いておくわ、本筋から逸れるし」
    天喰大輝:「マスターと言われるだけの化物って訳だ」
    天喰大輝:「興味はあるが……まあ、後にしよう」
    "リネン":「で、囮を置いたところ見事彼は見つかった」
    "リネン":「色々聞きまわったわ、目的や行動原理、経歴はぼかされたわね…」
    "リネン":「それを踏まえて結論から言うと」
    "リネン":「あれは"自滅に向かって走ってる"だけよ」
    天喰大輝:「……」
    "リネン":「自身が認識されないのに、自身の爪痕を残そうと犯行に及ぶ」
    天喰大輝:あの時の、安堵したような眼を思い出す。
    "リネン":「情報の空白に住まう者であるのに、その住処をわざわざ削る」
    "リネン":「そうして自らを消していく、それが最終目的」
    "リネン":「……"すべての反ミーム"と共に」
    天喰大輝:「そうか」
    天喰大輝:何となく、感じてはいた。
    天喰大輝:奴を殺そうとしていたからか、自分自身の衝動故か。
    天喰大輝:自ら滅びる。自ら消える。自ら死ぬ。――自殺(スーサイド)。
    天喰大輝:「……気に入らないな」
    天喰大輝:「最後まで、掌の上で転がすつもりか」
    "リネン":「それはそうね、漠然と言ったけれど要は『知られないこと・忘れること』を世界から永久に消し去るつもりだし」
    "リネン":「そんな世界割と冗談じゃないわ」
    天喰大輝:「全くだ」
    天喰大輝:それが実現した時、「普通」は簡単に崩れ去る。
    天喰大輝:誰もが隠されていた真実を知れば、そこに「普通」は生きられない。
    天喰大輝:「たった一人で死ねばいい。それこそ、誰にも知られずに」
    "リネン":「初コンタクトから思ってたけれどあなたなかなか過激…いやあそこの部署のアレなら仕方ないんだけど」
    "リネン":「こちらの陳述は以上よ、監視の……えーっと」
    天喰大輝:「あそこ部署のアレ?」
    "リネン":「え、いやだってこの前のアレ■■■……」
    鳴海 真中:「はいそこまで、深淵ストップですー」
    鳴海 真中:「あと鳴海です」
    天喰大輝:「えっと、あなたがUGNの……?」
    鳴海 真中:「はい、鳴海真中です、特別情報対策室所属です」
    鳴海 真中:「ここからはその陳述を踏まえたうえでの討伐作戦の話になるんですけど」
    天喰大輝:「ああ、浅月さんがいた……じゃない、使われてた」
    天喰大輝:「討伐作戦、ですか」
    鳴海 真中:「あの人の諸々のおかげで作られるようになったんですけどねえここ」
    天喰大輝:(何やったんだろうあの人)
    鳴海 真中:「まあとにかく、一般イリーガルのクリアランスで開示できる分の討伐作戦概要を示しますね」
    鳴海 真中:「現在は散発的な隠蔽の露呈のとどまってはおりますが、マスターピカロの影響が拡大すると」
    鳴海 真中:「A~D型記憶処理薬、およびソラリス能力者による記憶消去干渉、UGN記憶処理機の不全が予測されます」
    鳴海 真中:「試算ではこの影響は秋口頃から始まるんじゃないかなということで」
    天喰大輝:「レネゲイドの隠匿に、支障を来す」
    鳴海 真中:「はい」
    天喰大輝:「時間がなくなって、UGNも本腰を上げたという訳ですか」
    鳴海 真中:「そういうことですね」
    鳴海 真中:「夏頃までに必要な適正持ちの人間を集めて討伐に向かおうかと考えております」
    天喰大輝:「そうやって話してくれるってことは、俺も選ばれたと考えていいんでしょうか」
    天喰大輝:言えば、選ばれなくても介入すると、これまでの行動記録を見れば分かるはずだ。
    鳴海 真中:「はい、一応一次基準の反ミーム因子は規定値以上ですね」
    鳴海 真中:「ただ、正式な編入は行わない見込みです」
    鳴海 真中:「…『好きにやっていい』という許可ですね、おめでとうございます」
    天喰大輝:「要注意人物の手綱を放棄する」
    天喰大輝:「……そこまで形振り構っていられないって訳ですか」
    鳴海 真中:「正直に言いましょう」
    鳴海 真中:「特別情報対策室が出てきた時点でなりふり構ってはいられません」
    天喰大輝:「なるほど、これは浅月さんに感謝した方がいいのかな」
    鳴海 真中:「相手は情報を操り概念を消す化け物、統制ある組織の大敵ですから」
    鳴海 真中:「こちらからの情報は以上ですが、ご質問は?」
    天喰大輝:「作戦の詳細は追々、あるいは奴の特性を考えて敢えて伏せるということもあるだろうから、今はいいとして」
    鳴海 真中:「はい、ぶっちゃけまだ決まってないですね」
    天喰大輝:「他にこの作戦に参加する人間について聞きたいです。全員を教えるのは無理だとしても、一人」
    天喰大輝:「イリーガルの九重遠くんは、参加しますか?」
    鳴海 真中:「ふえ!?あっと…」少し思案して
    鳴海 真中:「今のところ一次検査に名前は上がってませんね……中学生であることとキュマイラに耐反ミーム因子持ち少ないから弾かれたかな…」
    天喰大輝:「……そうですか」
    天喰大輝:また、先を越すことになるのか。いや……
    天喰大輝:(奴が彼を放っておくとも思えないが……)
    天喰大輝:「分かりました。問題ありません」
    鳴海 真中:「はい、ありがとうございます、あ、そうだ」
    鳴海 真中:「最後に作戦コードを、これを伝えておけばとりあえず敵認識はされません」

    GM:ダブルクロス the 3rd edition
    鳴海 真中:「アルティメット・トゥルース」
    鳴海 真中:「それでは、作戦実施時にまた会いましょう」



    会場跡
    場所:(https://tekey.jp/game/)
    ID:riIsL0Of2qGHd9QBaopX
    pass:MerryXmas