ミドル7
GM:準備できた方から登場侵蝕をお願いします
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (74 → 81)
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (61 → 65)
色味坂シロ子:64+1d10
DoubleCross : (64+1D10) → 64+6[6] → 70
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (60 → 62)
鹿目悠希:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 5[5]+54 → 59
GM:情報項目は
情報項目
「失楽園」サーカス団について 交渉 5
“リペアマン”について 情報:UGN 7、9
サーカスのこれからの予定について 交渉 8
GM:とりあえずこの3つです
呉住 里沙:リペアマン行きますか。
GM:どうぞー
呉住 里沙:コネ:UGN幹部を使用した上で判定します。
九重遠:サーカス団について調べます
呉住 里沙:5dx+3>=7
DoubleCross : (5DX10+3>=7) → 8[3,3,3,6,8]+3 → 11 → 成功
GM:お、成功ですね
呉住 里沙:9以上を記録。成功ですね。
GM:情報はまず今出ているの振られてからまとめて出します
天喰大輝:サーカスのこれからの予定について行きます
九重遠:少し待つといいと聞いたので待ちます
GM:どうぞー
天喰大輝:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 7[3,7,7] → 7 → 失敗
鹿目悠希:はい、ここでバディムーブ
天喰大輝:ごめん! 財産点もない!
天喰大輝:あ、ありがとう~
九重遠:あ!さすが
天喰大輝:鹿目さんは優しいね
色味坂シロ子:じゃあ、サーカス団を調べようか
九重遠:お願いします
色味坂シロ子:2dx>=5
DoubleCross : (2DX10>=5) → 5[2,5] → 5 → 成功
色味坂シロ子:あぶね
鹿目悠希:やるゥ~
GM:みんなすごい!!
九重遠:やったー
GM:というわけで張っていきます
「失楽園」サーカス団について
元々所属していたセルから何らかの事情で逃げ出して、そのまま明星座を中心とする廃劇場にとどまっていた者たちが、”リペアマン”のアドバイスを受けて「サーカスを見せる」という一つの目的の元まとまった結果できた集団。団員は全員がオーヴァードかジャームであり、レネゲイド関連の基礎知識には乏しい。戦闘行為等には非常に消極的。
“リペアマン”について
7
カウンセリングを専門としている筋の者の中ではそれなりに有名なFHエージェント。
FHチルドレンのカウンセリングを主な担当としており、セルを渡り歩きながら仕事を行っている都合上その居所は一か所ではない。
9
カウンセリング、と言えば聞こえがいいが実のところ彼が行っている行為は対象の心を折る拷問同然の手法であり彼のカウンセリングを受けたチルドレンはFHセルに従順な形でのジャーム化をする傾向が非常に強い。現在はFHから逃げ出した子供たちを使ってサーカスの開催を考えている模様。
→“リペアマン”の意図について 情報:UGN、FH 10
“マスターピカロ”の動向について 情報:噂話 15、九重君のみ交渉4
を解放
サーカスのこれからの予定について
サーカス団の団員は、この後30日まで練習、町にでてチラシ配り、会場である廃劇場前の広場の整備、更に今後の身の振り方に関する話あいを行っている。UGNたちの介入によって、さすがにやってきた人を劇場まで連れてくることは無くなったようだ。サーカスは一応予定通り31日に開催する予定である。
GM:というわけで
追加情報
“リペアマン”の意図について 情報:UGN、FH 10
“マスターピカロ”の動向について 情報:噂話 15、九重君のみ交渉4
GM:これが会報です
鹿目悠希:“リペアマン”の意図について を調査。まぁ結構ダメ元
九重遠:マスターピカロの動向を
鹿目悠希:ジェネシフト
鹿目悠希:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+3[3] → 62
九重遠:3dx>=4
DoubleCross : (3DX10>=4) → 8[2,8,8] → 8 → 成功
鹿目悠希:コネ、UGN幹部を使用
鹿目悠希:4dx+1>=10
DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 6[1,4,5,6]+1 → 7 → 失敗
鹿目悠希:かなしいね
九重遠:バデムがない…
呉住 里沙:バデムを取らないタイプのチルドレンです……。
鹿目悠希:GM,もう一度シーンインで調査可能ならしてもいいですか?
GM:誰かが登場1d3振り直せばいいですよ
鹿目悠希:やさしい
九重遠:ありがたい
鹿目悠希:1d3+62
DoubleCross : (1D3+62) → 3[3]+62 → 65
呉住 里沙:また失敗したらこっちが侵蝕率稼ぎますので。
鹿目悠希:再度“リペアマン”の意図について を調査、コネ、UGN幹部を使用
鹿目悠希:4dx+1>=10
DoubleCross : (4DX10+1>=10) → 6[2,2,5,6]+1 → 7 → 失敗
鹿目悠希:そうだね
呉住 里沙:お前らのせいで胃に穴が空いてんだよ!!!!
呉住 里沙:振りましょう、こちらが。
呉住 里沙:62+1D3
DoubleCross : (62+1D3) → 62+1[1] → 63
呉住 里沙:これでまた挑戦権獲得……ですよね?
九重遠:そうだと
GM:です!
GM:鹿目さんが登場しているので
呉住 里沙:これは悠希さんが、ですよね?
GM:バデムもOKです
九重遠:里沙ちゃんが、じゃない?
鹿目悠希:呉住さんが判定できます
呉住 里沙:あ、こちらが挑戦権獲得? じゃあ行きますか。
呉住 里沙:失礼しました。
鹿目悠希:その際、鹿目がバディムーブをうつことも可能です。
GM:挑戦権は呉住さんですね
呉住 里沙:“リペアマン”の意図について 情報:UGN、FH 10
呉住 里沙:コネ:UGN幹部を使用。
呉住 里沙:5dx+3>=10
DoubleCross : (5DX10+3>=10) → 9[1,1,2,6,9]+3 → 12 → 成功
鹿目悠希:優秀
九重遠:すごい!
色味坂シロ子:すげえ
呉住 里沙:ふはははは。
GM:みんなが苦戦していた情報をあっさり!
GM:優秀!!
GM:というわけで張ります!
“リペアマン”の意図について
今回”リペアマン”が受けたのは、廃劇場区域に散らばったFHチルドレン崩れの「リペア」。つまるところ再教育と再配属である。彼は、より従順なジャームを生産するためにまず彼らにサーカスという欲望を設定、その後講演時に手持ちのジャームやαトランスを大量投下することで公演を失敗させ、欲望を失った状態でジャーム化させ、従順で他のセルに取って扱いやすくすることを狙いとしている。
“マスターピカロ”の動向について
町のあちこちで「サーカスのチケットを配っている仮面の人」の目撃情報が上がっていた、恐らく、本人がオーヴァード、非オーヴァード問わずチケットを渡しているのだろう。また、時々”リペアマン”の搬入したジャームをこっそりどこかに逃がしたり、サーカス団の子供たちに手品など自分の技術を教えているらしい。
GM:情報は以上です
GM:別日、明星座
高科蛍:「……自分で言うのもなんですけど、珍しくないですかこの組み合わせ」
高科蛍:「考えうる限り最悪のバチバチを起こすために集めましたよって感じが」
天喰大輝:「ははは、君と俺の組み合わせの時点でほぼ上限だろ」
鹿目悠希:「苦手だからって逃げちゃだめ」
色味坂シロ子:「私に免じて喧嘩しないでね」
色味坂シロ子:「ひりひりしてるとお腹痛くなるからやなの」
高科蛍:「鹿目さんを過度に口説かない限りにおいて約束しましょうか」
天喰大輝:「今までも別に喧嘩はしてないですけど……」
鹿目悠希:「(また嘘ついた)」
色味坂シロ子:「これまでも口説いてたか……?」
鹿目悠希:「口説くというか、スキンシップが激しい所を見てきたというか…」
鹿目悠希:この人はさりげなく距離を詰めるのが上手い
色味坂シロ子:「んー、まあ不快だったらもう少し距離置くわ。ごめんね」
鹿目悠希:「いえいえ、寧ろ心強いです」
色味坂シロ子:「じゃあちゃきちゃき捜査しましょうか」 エア眼鏡を持ち上げる
がや:各々エフェクトを存分に使いながら、練習をしている
天喰大輝:「とりあえずは聞き込みですかね。一晩明けて少しは話もまとまったかな?」
がや:様子はイキイキとしており、自分の異能が戦い以外で振るえることが楽しくて仕方なさそうだ
少年:「………」
少年:「また来たのか」
"オーナメント":「あ、どーもー!」
天喰大輝:「やあ、これからどうするかは決まったかな」
GM:機嫌のよくなさそうな少年と相変わらずご機嫌そうな少女
天喰大輝:「最終的な身の振り方はまだでも、直近のスケジュールとか」
"オーナメント":「……とりあえずサーカスはするって感じだったよね?」
少年:「ああ、ここで中止にしたいって言ったらみんなめちゃくちゃ嫌がったからな」
鹿目悠希:「やっぱりサーカスは楽しみにしているんですね」
"オーナメント":「で、ビラ配りは気を付けながら人を減らして、ここに連れてくるのは無しで」
色味坂シロ子:「うん、良いね。偉い」
少年:「会場はとりあえず設営、だな」
少年:「倉庫に関しては…本人にそれとなく聞いては見たが」
"オーナメント":「私の部屋のようなものだからねって言われてあんまり詮索させてくれなかったね」
"オーナメント":「そういわれちゃうと私たちも弱いし」
色味坂シロ子:「うん、やっぱり無理そうだねえ」
色味坂シロ子:「となるとこの話はここで終わってしまうわけだけど、どうしよっか」
天喰大輝:「……一応言っておくが、俺達もあまり時間がない」
少年:「………」気まずそうに顔を伏せる
天喰大輝:「場合によっては、こっちで直接『許可』をもらいに行くことになると思うが、構わないか?」
少年:「いざとなれば実力行使も、か」
"オーナメント":「そ、それは………」
鹿目悠希:「時間がないのは本当だけど。」
鹿目悠希:「スケジュールを詳細に教えてくれれば、対応できるかもしれない。」
鹿目悠希:「もっとそっちの予定や…何をするかを教えてもらえると助かるかな」
"オーナメント":「あ、それなら……」
少年:「待て」
少年:「迂闊なことはあまりするな、そもそもこいつらいつこちらの団員をぶちのめしにかかってもおかしくないんだぞ」
色味坂シロ子:「大丈夫だよ、2人とも。私たちは敵じゃない」 2人の手を取る
色味坂シロ子:「敵なら聞くまでもなくぶちのめしにかかるし」
色味坂シロ子:「……というのは冗談だけど」
天喰大輝:(冗談だったのか)
少年:「…………」
高科蛍:「……警戒されて当たり前だ、そうしたいならそうしていてくれ」
鹿目悠希:「警戒したくなる気持ちわかる、じゃあ情報収集する相手を限定しようか。」
鹿目悠希:「ボクらは、キミたちを警戒しているというより”リペアマン”」「彼を警戒している」
鹿目悠希:「だから、彼について教えてくれれば、それで良い」
"オーナメント":「こ、こう言ってるし、ちょっとくらいならいいんじゃない?」
少年:「オーナメント……」
"オーナメント":「と言っても、そんなに知ってるわけじゃないんですけどね」
"オーナメント":「昨日言った通り、ちょっと前にここに来て、たまっていた私たちに『サーカスの成功』っていう目的をくれた人で」
"オーナメント":「その人自体もサーカスの成功に尽力してる…って感じかな」
少年:「俺は始めは少し疑っていたんだが
少年:「なんだろうな……金、とか名声、とかそういう対価を払ってもらおうって感じがしなかったんだよな」
少年:「強制させて言うこと聞かせようって気も」
少年:「ただやりたいようにやってくれって、それだけ」
天喰大輝:(逆に怪しいような気もするが……)
天喰大輝:鹿目を横目に見る。
天喰大輝:(あまり余計なことは言わない方がよさそうだ)
少年:「あ、でも同じことを言ってても、その辺はバイトさんの方が結構積極的に教えてくれたな」
色味坂シロ子:「バイト……"マスターピカロ"か」
"オーナメント":「あ、そだね、バイトさんは結構色々詳しくてさ」
"オーナメント":「パソコンの直し方とか動画の見方とか手品の仕方とか」
"オーナメント":「色々教えてくれたよね」
鹿目悠希:(うん、今はそれでいい)天喰の視線に少し頷き────
鹿目悠希:「"リペアマン"とは雰囲気が違った、という事ですか」
少年:「"リペアマン"さんは放っておいてくれる、バイトさんは結構色々教えてくれる、っていうのが多分近い」
色味坂シロ子:(ふうん、その二つが揃っていると随分"操りやすそう"だ)
アイト:(大分穿った見方の気もするが……)
"オーナメント":「大半の子は、二人ともこちらを叩いたりしないからなついてる、って感じね」
色味坂シロ子:「うん。それも放っておいてくれる人と構ってくれる人がいるんだ」
色味坂シロ子:「元居た環境が環境だし、どちらかには懐くだろうね」
鹿目悠希:「シロ子さんの言うとおりかもしれませんね。以前は、あまり良くない環境だっただろうから。」
鹿目悠希:「レネゲイドについての知識すら少ない、つまり教えてくれる人が居なかったとなると。猶更」
天喰大輝:「この子達を利用して何かを企んでいるとすれば、サーカスの日に仕掛けてくる可能性が高いかな」
天喰大輝:「直接は、サーカスをすることを楽しませる方向でしか干渉していない」
天喰大輝:「団員を自発的に動かして、その裏で何かを仕込んでいる」
天喰大輝:「……これ以上は、“リペアマン”を調べてる九重くんと呉住さん待ちかな」
色味坂シロ子:頷く
色味坂シロ子:「あんま疑いだけ深めててもオーナメントちゃん達も楽しくないだろうしね」
鹿目悠希:「天喰さん、この人たちの前で言う事かな…」
鹿目悠希:「まぁ、確かに同意できるけど」
高科蛍:なお、2人には既に気を使って少し距離を離し、手品とかを披露して気を引いている
色味坂シロ子:「あっ凄い」 手品に意識が行く
天喰大輝:「安心して利用できる『共犯者』のおかげで大丈夫みたいだ」
がや:「わー」「すごいー」「バイトの人とどっちがうまいかな」
鹿目悠希:「ありがたいけど。きっと空気を読み過ぎるタイプなんだろうね…」少し苦笑
色味坂シロ子:がやに交じって拍手している
天喰大輝:「……人が嫌いな割に、人が喜ぶことは得意なんだな」ぼそりと呟く。
GM:別日、大通り
GM:ハロウィン前の熱気は、相変わらずだ
九重遠:「ハロウィンってこんなに大きなお祭りだったかなあ」少し前まではそうじゃなかった気がするが
呉住 里沙:「んっ、よいしょ……ご、ごめんなさい……えっと……」小さな背の少女が、人波の中をなんとか前進している。
呉住 里沙:「あっ、とおおにいさん! ごめんなさい……ちょっと遅れちゃった……」
九重遠:「あ!里沙ちゃん…!大丈夫だよ、俺もさっき着たとこだから」
九重遠:「はぐれちゃうといけないし、里沙ちゃんが嫌じゃないなら手繋いでた方が安心かなって思うんだけど」
呉住 里沙:「あ、あのねっ。お姉ちゃんが、みんなにお話ししなきゃいけないことがあるって言ってて……でも、まずはとおおにいさんからだよねって……」
九重遠:「美沙さんが…?」
呉住 里沙:「あ……っ、う、うんっ」微笑みを浮かべ、遠の手を握る。里沙からすれば〝大人〟な感じの大きな手だ。
呉住 里沙:「うん。あのサーカスが……って、ここでお話しするの、ダメだよね……」逆にこの人混みでは聞かれづらいかもしれないが、如何に。
九重遠:「ゆっくり人が少ない方に歩いていこっか」
呉住 里沙:「うんっ」
呉住 里沙:遠の提案に乗り、ゆっくりと歩を進める。
九重遠:ハロウィンの装飾に彩られた大通りを人通りの少ない方へと歩いて行く
呉住 里沙:「……ん。そろそろいいかな……お姉ちゃんに替わるね」
九重遠:「うん、わかったよ」
呉住 里沙:「手、繋いでくれて……ありがとう」にっこりと、満面の笑みを浮かべ……それを最後に表から去る。
呉住 里沙:『……わざわざすまんな。手間をかけた』
九重遠:「いえいえ、里沙ちゃんってすごくえらいですよね」
呉住 里沙:『……ああ。人間が出来ている。私などより、余程』
九重遠:「そういえば…もう手は離した方がいいですか?」繋いだままだ
呉住 里沙:『さて。では里沙が言ったように、これから情報を提供する』
九重遠:「あ、はい!」
呉住 里沙:『……そういえば、そうだな』手を繋がれたままだということをすっかり忘れていた。
九重遠:手を離して、話を聞くために美沙さんの方を見る
呉住 里沙:『調子が狂うが……今のは悪くはないな。まぁ、それはそれとして……』
呉住 里沙:『〝リペアマン〟についてだ』
九重遠:「なにかわかったんですね…?」
呉住 里沙:『まずは奴の正体について。リペアマンと名乗るその何者かは、カウンセリングに詳しい者達の間ではそれなりに名の通った……FHエージェントだ』
九重遠:「カウンセリング…?ですか?」
呉住 里沙:『そうだ。FHチルドレンに対応するのが主な業務内容らしくてな。しかも特定のセルに所属するわけでもなく、各所を練り歩いているそうだ』
呉住 里沙:『流しのカウンセラーとは、時代錯誤も甚だしいというか……まぁ、闇医者のようなものか』
九重遠:「それだけだとそんなに大変な感じじゃないですけど…」
九重遠:「話さないといけないってことは、それだけじゃない?」
呉住 里沙:『察しが良くて助かるよ』
呉住 里沙:『リペアマンはカウンセリングを行っている……と言ったが、その内容は精神科や心療内科で行われる〝普通〟のものからは遥かに逸脱していることが判明した』
九重遠:「どんな感じで…?」
呉住 里沙:『奴が行っているのは、ずばり拷問や虐待だ。何らかの方策で対象の心を折り……そうしてFHセルに従順な暴力装置へと変貌させるという』
九重遠:「え、でも、サーカスの子たちはそんな感じじゃ…」
呉住 里沙:『当然、奴から凄惨な扱いを受けたチルドレンは、FHへの強い帰属意識を植え付けられたままジャームへと変貌する傾向が非常に強いそうだが……そのサーカス団員は、まだリペアマンのカウンセリングを受ける前段階といった状態で〝飼われている〟のだろう』
九重遠:「飼われて……」
呉住 里沙:『何せ現在、リペアマンはあのサーカス団員を使い、盛大な祭りを開こうとしているようでな』
九重遠:「え……?」
呉住 里沙:ここで一寸の間を置く。サーカス団員に入れ込んでいる遠にとっては、刺激が過ぎる情報を口にしようとしているからだ。
呉住 里沙:里沙もこの情報を得た際には酷く狼狽していた。
呉住 里沙:『……続けるぞ』せめて……と、今度はこちらから遠の手を握る。
九重遠:握られた手を一度見て、美沙さんの目を見る
呉住 里沙:『〝リペアマン〟……奴の目的は……!』
"マスターピカロ":「サーカスを失敗させて団員の心を折り、追い打ちで拷問、従順なジャームたちがいっぱいできました」
"マスターピカロ":「希望を与えてそれを取り上げて心を折る、結構使われるよねそういうの」
九重遠:「……!?」
呉住 里沙:『……ッ!』手を握ったまま、声のする方向へと素早く視線を向ける。
九重遠:「ぴ、ピカロさん!?」
"マスターピカロ":街灯の上でトランプを手で遊びながら、ペラペラとしゃべっている
呉住 里沙:『なんだと!? 奴が!?』
"マスターピカロ":「どうもー、マスターピカロでーす」
九重遠:「ま、まって…!みんなのサーカスを失敗させようとしてるって」
呉住 里沙:『……私が伝えようとしたことを、奴がそのまま口にした』
九重遠:「……そんな」
"マスターピカロ":「まあ"リペアマン"の考えていることとしては大体その通りだねえ」
九重遠:「……ピカロさんは?なんであのサーカスにいるんですか?」
呉住 里沙:『手持ちのジャームやαトランスを大量投下することで講演を失敗させ、そのピカロとかいう仮面男の通りにジャームを大量生産し……幾多のセルに流通させる。それが答えだ』
"マスターピカロ":「んー、趣味?」
呉住 里沙:『結託しているからではないのか? ええ?』
"マスターピカロ":「動機としてはこの前と変わんないよ」
九重遠:「ジャームになるのが見たい…わけじゃないんですね?」
呉住 里沙:ワーディングをいつでも発動させられるよう、意識を集中させる。
九重遠:「怒ってほしいの?みんなにも」
"マスターピカロ":「ないない、むしろ"リペアマン"の意図したジャーム化だったら」
"マスターピカロ":「思いっきり邪魔したいかな」
九重遠:「自分の意志で、決めさせたい?」
"マスターピカロ":「そういうこと、このまま利用されて使いつぶしとか嫌じゃない?」
呉住 里沙:『お前は……自主性を第一としているのか』
"マスターピカロ":「とはいえ彼らの意志というのもそこまで育っているわけじゃないからねえ」
"マスターピカロ":「こうやって手品を練習して教えたりパソコンの直し方を調べたりしているわけ」
"マスターピカロ":「そう、自主性は俺の第一目的だね」
呉住 里沙:『自身の欲望を第一に、というFHの方針とは矛盾していない。むしろ模範的と言うべきだが……』
九重遠:「ピカロさんがバイトしてるのはそれのためなんですね」
呉住 里沙:『いや、待て。おかしいぞ』
"マスターピカロ":「その通り、時給500円だけどなかなかいいよ」
九重遠:「……あの倉庫、中にジャームがいるって聞きました」
九重遠:「美沙さん?」
呉住 里沙:『リペアマンの活動が気にくわないというならば、そもそもサーカスの開催を手助けする必要性がない』
"マスターピカロ":「さっき言っただろ
"マスターピカロ":「彼らの意志がそこまで育っているわけじゃない」
呉住 里沙:『……なるほど』
"マスターピカロ":「そこに現れた彼らにとって夢中になれる物、これは育てるいい機会だ」
九重遠:「みんなに自分で決めさせたいから、あえてやりたいことを探させてる」
"マスターピカロ":「サーカスをすることに関しては、俺は賛成なのさ」
九重遠:「で、さっきも言ったんですけど」
九重遠:「倉庫内には別のジャームらしいものがいるって」
九重遠:「そう聞いたんですけど、それは本当?」
"マスターピカロ":「いるいる」
"マスターピカロ":「前に『カウンセリング』された成れの果て、って感じのがね」
呉住 里沙:『そんなことも言っていたな。結局何なんだ』
呉住 里沙:『……そういうことか』
"マスターピカロ":「個人的に檻でじっとさせているのが気に食わないから時々出してるよ」
九重遠:「出してる!?」
九重遠:「もしかしなくても……最近ジャームの発生が増えてるのって」
九重遠:「ピカロさんのせいですか?」
"マスターピカロ":「だって自我を砕かれて死を待つばかりのジャームとか、出してやりたくならない?」
九重遠:「さすがにそれは許したらダメなやつだからね!?」
呉住 里沙:『やはりマスターエージェントか! 刹那的な快楽のため、倫理から外れた人非人!』
"マスターピカロ":「あとは囮」
呉住 里沙:『遠! 何故そんな甘い言葉で済ませる!?』
呉住 里沙:『囮だと……!?』
九重遠:「囮?」
"マスターピカロ":「派手に動けば、君らが来るだろう?」
"マスターピカロ":「サーカスはさせたいけれど、"リペアマン"の陰謀はやめさせたい」
呉住 里沙:『……結局は貴様も、チルドレンの成れの果てを利用していることに変わりないだろうに……よくもまぁぬけぬけと……』
"マスターピカロ":「この辺の匙加減が難しくてねえ、集める人には苦労したよ」
九重遠:「……俺を招待した理由はそこ?」
"マスターピカロ":「そういうこと」
呉住 里沙:『無知な存在を己が目的のために駒とする……艶霞が聞いたなら、たちまち辺りは火の海と化すぞ……! まさしくこれは、彼女の逆鱗だ……!』
呉住 里沙:つい、怒りのあまりに口が滑る。
九重遠:「艶霞さん?」
"マスターピカロ":「あーそう、彼女一応候補には入れてたな」
呉住 里沙:『……!』自身の失言に気付くが、その直後に『知っているのか』と問う。
呉住 里沙:『……貴様まで!?』
"マスターピカロ":「前の件でね」
九重遠:「ちょっと事件に巻き込まれたときに」
"マスターピカロ":「(連鎖で塩見君が釣れると厄介そうだからやめたんだけど)」
九重遠:「助けて貰ったんです」
呉住 里沙:『そうか、そうか……よくもまぁ、生き残ったものだ。あの子を前にして、本当に、よくもまぁ……』
九重遠:「艶霞さんはピカロさん嫌いだと思うよ」
呉住 里沙:『間違いなくそうだ。艶霞にしてみれば、マスターピカロもリペアマンも逆鱗が服を着て歩いているようなもの』
九重遠:「たぶん……こうやって話してるのがバレたら俺もすっごい怒られそう…」
呉住 里沙:『それだけで済めばいいがな』
呉住 里沙:レネゲイドウィルスの力を励起させながら、マスターピカロを見据える。
呉住 里沙:『それで、具体的にはどうするつもりだ……マスターピカロ』
九重遠:「……動く気はないんでしょ?」
"マスターピカロ":「ん?要件?無いよ」
"マスターピカロ":「俺は俺で他のお膳立てをしなきゃだからね」
"マスターピカロ":「今日は質疑応答だけ」
呉住 里沙:『貴様の策がUGNに害あるものであるならば、ここで即座に貴様を……貴様を……何?』
"マスターピカロ":「他に聞きたいことある?」
九重遠:「…俺からはないです」
呉住 里沙:『……リペアマンが最も嫌がることは何だ? 弱点は?』
"マスターピカロ":「んー、推論でいい?」
"マスターピカロ":「従順でないもの」
九重遠:「歯向かってくるのが嫌いなの?」
"マスターピカロ":「いるじゃん、虐めるのは好きだけど歯向かわれるのは嫌なタイプのS」
"マスターピカロ":「ああいう感じだよ、彼」
呉住 里沙:『……里沙?』突如、肉体の主導権を奪われる。
九重遠:「俺はよくわかんないけど…」
呉住 里沙:「……いじめるのは好きだけど、歯向かわれるのは嫌い……」
呉住 里沙:「…………お母さん……っ」両の瞳から、大粒の涙が零れる。
九重遠:「り、里沙ちゃん…!?」
呉住 里沙:「ピカロさん。ありがとうございます。お姉ちゃんがお礼を言わないから、りさが言います。ありがとうございますっ」
"マスターピカロ":「……質問は……終わりでいいかな」
呉住 里沙:「とおおにいさんっ!」涙を止められぬまま、叫ぶ。
"マスターピカロ":「こちらこそ、あとはよろしくね」
呉住 里沙:「ぜったい、ぜったい、止めなきゃっ!!」
九重遠:「うん、俺からもありがとうございます」
"マスターピカロ":ぽん、と魔法のように姿を消し
九重遠:「うん…!オーナメントちゃんたちのために」
"マスターピカロ":ついでに目の前にこつん、と棒つきの飴を二つ落としていった
九重遠:「必ず、止めようね」
呉住 里沙:母から理不尽な暴力を受けていた日々を思い出してしまい、泣き続けるものの……決意は固い。
呉住 里沙:「……これ、きっと〝せんべつ〟っていうのだよね」棒付きの飴を拾い、片方を遠に渡す。
呉住 里沙:「毒が塗られてたりすると思う……?」
九重遠:「ありがとう」
九重遠:「うーん…、しないと思う」
呉住 里沙:「りさは……ピカロさんのこと、今はそんなことをしてる場合じゃないって思うタイプの人だと思うから……」
呉住 里沙:「だから……」やっと涙を拭い「……答えは、おそろいだね」と続ける。
九重遠:「俺は、サーカスは成功させたいって言ってたのは本当だと思う」
九重遠:「だから、みんなにも伝えなきゃ」
呉住 里沙:「うんっ!」
呉住 里沙:大きく頷く。
呉住 里沙:「りさのお母さんみたいな人を、今度はりさが止めるんだ……絶対に……!」
呉住 里沙:「あの日はお姉ちゃんだったけど……今度は、りさが……っ!」
呉住 里沙:遠の手を、力強く握りしめる。きっと遠にしてみれば大した力ではないだろうが……。
呉住 里沙:それは、決意の表れだ。
呉住 里沙:「ごめんね、とおおにいさん……急に泣き出して……今も、また涙、出て来てるけど……」
呉住 里沙:「大丈夫だから……大丈夫、だから……っ」
九重遠:「大丈夫だよ、俺はここにいるからね」
九重遠:「里沙ちゃんを置いていったりしないから」
呉住 里沙:再び泣き出してしまい、まともに受け答えが出来ない。それでも、何度も頷くことでどうにか応答する。
呉住 里沙:手を離すのは、まだ先のようだ。
GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでどうぞ
鹿目悠希:ロイス 色味坂シロ子 〇連帯感/不安 で取得
鹿目悠希:購入はブルーゲイル
鹿目悠希:2dx>=20
DoubleCross : (2DX10>=20) → 10[10,10]+10[4,10]+1[1] → 21 → 成功
鹿目悠希:やるじゃん
鹿目悠希:以上~
天喰大輝:ロイス 高科蛍 ○有為/警戒→有為/不安○に変更
色味坂シロ子:ロイス保留
天喰大輝:購入は応急キット
天喰大輝:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 10[3,5,10]+7[7] → 17 → 成功
色味坂シロ子:購入照準器
色味坂シロ子:2dx>=15
DoubleCross : (2DX10>=15) → 10[6,10]+9[9] → 19 → 成功
天喰大輝:めっちゃいいのが買えた
色味坂シロ子:えっ!?
天喰大輝:今回みんな強いぞ
色味坂シロ子:で、ではレッテン使用した攻撃の達成値+1
呉住 里沙:ロイス取得
九重遠 〇信頼/罪悪感
九重遠:ロイスは 呉住里沙/美沙 信頼○/心配 で
九重遠:購入はもう一個応急手当狙っておきます
九重遠:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 10[7,8,10]+3[3] → 13 → 成功
九重遠:!?
九重遠:買えました
九重遠:以上
呉住 里沙:購入は応急手当キットにします……。
呉住 里沙:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 5[1,2,5] → 5 → 失敗
呉住 里沙:うーん、ダメ! 以上!
ミドル9
GM:シーンプレイヤーは全員、登場侵蝕をお願いします
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (81 → 86)
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (65 → 69)
鹿目悠希:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 10[10]+65 → 75
鹿目悠希:やばい
色味坂シロ子:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+9[9] → 79
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (63 → 72)
呉住 里沙:よし、
呉住 里沙:いいぞ。
九重遠:みんな~!
色味坂シロ子:せめて10出ろ!
呉住 里沙:キリの良い数字だ。
天喰大輝:ほほほ、みんなまだまだですな
GM:72が…?
九重遠:メギドかな?
GM:更に別日、UGN支部
GM:ハロウィン前日、「失楽園」サーカス団を調査していた人は、情報共有と方針確定のため、支部に集められていた
エージェント:「みんなお疲れー」と言いながら紅茶とクッキーを出している
九重遠:「あ、ありがとうございます!」
色味坂シロ子:「わぁい手作りクッキーだ」 手作りとは言っていないが、まくまくとクッキーを食べている
呉住 里沙:「あ、ありがとうございますっ」ぺこりと頭を下げる。
鹿目悠希:「此処と…そこにあるお菓子なら好きに食べて良いですよ」
鹿目悠希:勝手知ったるといった感じだ。
天喰大輝:「どうも」
エージェント:「ははは、天喰君も来てくれて少し安心したなあ」なお手作りである
呉住 里沙:だが、なかなかお菓子に手が伸びない。
呉住 里沙:伸ばせない、というべきか。
天喰大輝:「UGNとは何度か協力してますから」
九重遠:「里沙ちゃん、美味しいよ?一緒に食べない?」
天喰大輝:「なんか、要注意人物指定されてるみたいですけど。……伴さんの仕業かな」最後の方は呟くように。
呉住 里沙:「う、うん……それじゃあ……」そっと、クッキーを一枚手に取る。
呉住 里沙:「ばんさん」
九重遠:「…伴さんって、春人さん?」
呉住 里沙:名前だと認識出来なかった様子で繰り返す。
天喰大輝:「ん、ああ、前に一度協力してね」
色味坂シロ子:「なになに、共通のお知り合い?」
九重遠:「そうなんですね…、俺も一回助けて貰ったことがあって」
天喰大輝:「やっぱり結構狭い世界だよな。九重くんも知ってたのか」
九重遠:「ピカロさんと初めて会った事件で」
鹿目悠希:「意外なつながり。案外知り合いっているものなんだね」
呉住 里沙:「どんな人なんだろう……」
九重遠:「春人さんは優しくてすごくかっこいい人だよ」
天喰大輝:「ザ・エージェントって感じの人だよ」
色味坂シロ子:「真面目な人なんじゃない?」
呉住 里沙:「すごい人なんだ……忙しくなかったら、ここにも来てくれてたのかな」
色味坂シロ子:「あ、やっぱそんな感じの人なんだ」 お茶を啜る
色味坂シロ子:「うまっ」
鹿目悠希:「シロ子さん、こちらもどうぞ。」お菓子を続けて進める
呉住 里沙:クッキーに口内の水分を奪われたため、こちらもお茶に口を付ける。
九重遠:「ええと、この前なんですけど…またピカロさんと会いました」クッキーを食べながら
エージェント:「そうかも、呼べばよかったかなあ……」
色味坂シロ子:「おほほ、苦しゅうない」
鹿目悠希:ブルボンのホワイトチョコレートで包まれたスナック菓子だ。
エージェント:「はい」
鹿目悠希:「えぇ。」
アイト:(ちょっと食べすぎじゃないか?)
呉住 里沙:「うん。りさも、一緒にいたよ」
天喰大輝:「向こうから接触してきたのか?」
九重遠:「そうです」
色味坂シロ子:「暇なのか?マスターピカロ」
呉住 里沙:菓子に手を伸ばす余裕がなかったのは、その話をせねばならなかったためだ。
鹿目悠希:「そっか。報告してくれてよかった。」
鹿目悠希:流石に何度も出会ってるのだから、危険性はないのだろうなと思う。彼に対しては
九重遠:「色々と情報を教えてもらったんですけど」
呉住 里沙:「あのね、その前に、お姉ちゃんが調べてくれた話もしてたの」
呉住 里沙:「そのことから言っておかなくちゃ……」
九重遠:「うん、そうだったね」
呉住 里沙:そういうわけで、まずはピカロと出会うために〝姉〟が遠へと話した情報を語り始める。
呉住 里沙:姉と違い辿々しく、まさに不慣れといった具合であり、一般のエージェントやチルドレンに比べれば遥かに時間を要したが……。
呉住 里沙:それでもどうにか〝リペアマン〟の真実を、全て共有したのであった。
天喰大輝:「なるほど……あのサーカスはこれから『使う』為のものだったか」
呉住 里沙:「そのお話をした後に……来たんだよね、ピカロさんが」
九重遠:「そうなんです」
呉住 里沙:今度は遠へとバトンタッチだ。彼が話す方が早いだろうと見ての判断である。
九重遠:「ピカロさんはリペアマンの考えには同意してなくて、サーカスを成功させたいらしくて」
色味坂シロ子:「いい人じゃん」
天喰大輝:「いい人がマスターエージェントになるかな」
鹿目悠希:「えっと、最近増加しているジャームは"リペアマン"の仕業という事で良いのかな」
エージェント:「何か裏がある、よね、多分」
九重遠:「ええと……最近のジャームの増加はピカロさんの仕業です」
鹿目悠希:「檻の中にいるはずのジャームはどうして出てきてるの?」
九重遠:「見てられないからたまに逃がしてるって」
色味坂シロ子:「悪い人だった」
色味坂シロ子:「やっぱいい人だ」
色味坂シロ子:何も考えずに発言している
呉住 里沙:「…………お姉ちゃん、とっても怒ってた」
鹿目悠希:「良くないですって」
天喰大輝:「なるほど……なるほどな」目付きが鋭くなる。
天喰大輝:「マスターエージェントまでなった人間が、ジャームの危険性も分からず、ただ可哀想だから逃がしたってことはないだろう」
鹿目悠希:「…ジャームの出現が今回のサーカス調査に繋がったところはある」
鹿目悠希:「だとしても到底看過できないし、相応の罪を償ってもらう事」
天喰大輝:「危険性を顧みず、周囲の被害も考えず、ただ自分の欲望を優先する」
天喰大輝:「生かしておくのは危険すぎる」
呉住 里沙:「ピカロさんが悪い人なのは、もう変わらないと思う……けど、サーカスのことだけなら、リペアマンっていうエージェントの方がもっと悪いよ」
呉住 里沙:「あ、たいきおにいさん……それ、お姉ちゃんもそっくりなこと言ってた……」
天喰大輝:「……そうだな、今の優先順位は“リペアマン”だ」
九重遠:「俺は、サーカスのみんなを守りたいです」
九重遠:「リペアマンのやろうとしてることは止めたい」
色味坂シロ子:「うんうん、オーナメントちゃん達とも仲良くなっちゃったし、見て見ぬふりは出来ないよね」
呉住 里沙:「えっと、なんだっけ……せつなてきななんとかで、にんぴにんだって……お姉ちゃんは、たいきおにいさんのお手伝いもしっかりしてくれる……と思う」意味がよく分からないまま、姉が口にしていた悪口を思い出そうとする。
天喰大輝:「頼もしいな。……まあ、細かいことを言うと多分美沙さんと俺が言ってることは少し違うと思うけど」
天喰大輝:「……“リペアマン”をどうにかするのは賛成だが、マスターピカロの思惑通りになるのは気に入らないな」
鹿目悠希:「ボクも天喰さんに同感かな。」
九重遠:「ええ……」
呉住 里沙:「でも……そうなったとしても、リペアマンは止めなきゃ」
天喰大輝:「単なる感情論じゃない。一番確実なのは、“リペアマン”も止めて、サーカスも止めることだ」
九重遠:「サーカスまで……?」
呉住 里沙:「ピカロさんに便利に使われてるとしても、それでも、りさが止めなきゃダメなの……!」強い眼差しでそう言いきる。
天喰大輝:「“リペアマン”がサーカスを利用してことを成そうとしてるなら」
天喰大輝:「ましてや、公演中にαトランスなんてものを撒こうとしてるんだ」
九重遠:「それでも嫌です」
天喰大輝:「観客や周囲の住民……「普通」の人間に被害が出る可能性は十分にある」
九重遠:「俺は、サーカスのみんなのことも守りたい!」
天喰大輝:「なら具体的な方策を示してくれ」
呉住 里沙:「それは、UGNの人達が出来るよっ!」
呉住 里沙:突如、大声を出す。邦画の如く。
呉住 里沙:「……りさが、そうだったもん」
九重遠:「里沙ちゃん…」そっと手を握る
色味坂シロ子:「んー、一番良いのは公演の前にリペアマンを潰せれば、ってところかね」
呉住 里沙:「いじめるのは好きだけど、歯向かわれるのは嫌い……リペアマンは、そういう人なんだって」言葉を続ける。
呉住 里沙:「りさのお母さんも……おんなじ……」
色味坂シロ子:「なるほど」
鹿目悠希:「シロ子さんの言うとおり、公園前にリペアマンを潰すのが一番確実」
九重遠:「歯向かわれるのが嫌いなはずだって言ってました」
鹿目悠希:「里沙さんは、お母さんと一緒のリペアマンが許せないってことかな?」
呉住 里沙:理沙の言葉を聞き、かつて美沙が〝虐待を受ける里沙を助ける役目を果たしていた〟と言っていたことを思いだしてもいいし、思い出せなくてもいいだろう。
色味坂シロ子:「ってことは、こっちからちょっかい掛けたら逃げずに攻撃してくるかもね」
呉住 里沙:「それもあるけど……一番大事なのは……っ」
呉住 里沙:「りさみたいな子を、増やしちゃダメってこと!」
呉住 里沙:「りさのお母さんは、お姉ちゃんが殺しちゃった……でも、UGNの人達はそんなお姉ちゃんも一緒に保護してくれた……!」
呉住 里沙:「サーカスの人達を守るのも、リペアマンのやりたいことを止めるのも、一緒に出来るよ」
九重遠:「うん……、里沙ちゃんの気持ちはちゃんとわかるよ」
九重遠:「サーカスのみんなにも……協力してもらえないかな…」
天喰大輝:「……歯向かわれるのが嫌いなら」
天喰大輝:「俺達より、自分が道具にしようとしていた相手に逆らわれる方が堪える筈だ」
色味坂シロ子:「そりゃそうだけど、あのリペアマンに懐いてる子たちだからなあ」
呉住 里沙:『実際……』突如、出現する。
鹿目悠希:「…たぶん、今回のサーカスの為に"リペアマン"はかなりの月日を費やしていると思う。」
天喰大輝:「となると……協力を仰ぐには彼らに利があることを示す必要がある」
鹿目悠希:「成功するかどうかがは彼らの自意識がどれだけ育ってるかが肝心じゃないかな」
呉住 里沙:『我が子に牙を剥かれるとは思ってもいなかったあの愚かな母は、目を丸くしたまま煤と化した』
色味坂シロ子:「わお、過激」
呉住 里沙:『聞き応えのある、妖怪の如き叫び声を上げながらな』楽しそうに微笑む。
天喰大輝:「彼らにとっての利は一つしかない」
天喰大輝:「……サーカスを開催するのが一番よさそうだ」
九重遠:「俺達の方を信じてもらえる理由があればいいんだよね」
呉住 里沙:『ああ、そうだ。そしてそこを叩く』
九重遠:「だったら、倉庫内には本当にジャームがいるって言ってました」
天喰大輝:小さく息を吐く。
呉住 里沙:『FHエージェントに反逆したとなれば、そこそこ箔もつくからな。保護もしやすくはなるはずだ……流石にジャームはどうにもならんが』
色味坂シロ子:「ジャーム、気難しい子たちだっけ?保護するにしても扱いが難しいところだよねえ」
呉住 里沙:『とにかく……リペアマンの真実を知った団員が奴を嫌悪し、自ら牙を剥いた……というカバーストーリーがあれば充分だと考える。その為にも、大輝の言うとおりサーカスの開催は必須と見ていい』
天喰大輝:「これじゃあ“マスターピカロ”の思惑通りだ」苦虫を噛み潰したように
色味坂シロ子:「じゃあ、今後の方針としてはサーカスの公演は予定通り、その代わりオーナメントちゃん達に協力してもらうってところか」
鹿目悠希:「彼らは物じゃないよ。ピカロであれ、リペアマンであれ…はたまたUGNであれ、誰かのコマとして動かす未来は望んでいない。」
天喰大輝:「UGNの方でちゃんと周囲の被害が出ないようにしてくださいよ!」
色味坂シロ子:「全員の協力は難しいだろうね。人数が多ければ、反感を抱く人間や、敵にバラす人間も出てくるだろうし」
呉住 里沙:『そしてUGNの力を結集し、いつかピカロを殺してやればいい。単独での暗殺が好みならば止めはせんが』と、大輝に語る。
鹿目悠希:「時間はかかるかもしれないけど、少人数に"リペアマン"の内情を伝えて理解をしてもらうしかない」
鹿目悠希:「その過程で問題が起こるなら、解決するまで」
九重遠:「……サーカスのみんなに、最後に嫌われたっていいから…助けたい」
九重遠:「難しくても…止めます」
色味坂シロ子:「その意気だぜ黒ヒョウ君」
呉住 里沙:『まぁ、こんなところだ。私は里沙の意志を尊重するのみ……これ以上余計な話を挟み込むのはよしておくことにする』
色味坂シロ子:「頼りないかもしんないけど私も出来る限り協力するからさ」
天喰大輝:「……分かった。今回はそれでいい」
呉住 里沙:するりと人格が交代する。
鹿目悠希:「九重君の気持ち、今回はボクも尊重する。」
呉住 里沙:「……とっても大変なのは、りさも分かってるつもりだけど」
鹿目悠希:彼のそういったところも織り込んでマスターピカロは接触していたのだろう
呉住 里沙:「それでも、りさも……とおおにいさんの気持ち、大切にしたい!」
天喰大輝:(“マスターピカロ”……全て奴の思い通りに動いてる。今回はいいが……)
天喰大輝:(このままだといつか必ず取り返しの付かないことが起きる。そんな予感がある)
鹿目悠希:(いつか人を巻き込む前に折れてもらうのは本当は良いんだろうけど‥)
呉住 里沙:「ピカロさんの思い通りになるのは危ないっていうのも分かるけど……でも、りさみたいな子でいっぱいになるのだけはダメだから……っ」
鹿目悠希:「結局ボクも甘い、か。」ここで折れなければ、確実に見る血の数は増える。殺す相手は少ないほうが良いと思ってしまう。
天喰大輝:(今は無理でも……いつか)
呉住 里沙:「だから……お願いします……っ」悲痛な声で、頭を下げる。
天喰大輝:「ああ、協力するよ」
九重遠:「うん…、ありがとうございます」
色味坂シロ子:「よしよし」 里沙ちゃんの頭を撫でる
天喰大輝:(必ず、殺す)
色味坂シロ子:「小さい子に弱いなあ私ゃ」
呉住 里沙:「……ありがとう、しろこおねえさん」やっと、微笑むことが出来た。
エージェント:「ああ、方針もそんな感じで行こうか、君に協力しよう」
九重遠:「ワガママ言ってごめんなさい」
エージェント:「いんやあ、納得いくまで話してほしいからねえ、僕個人としては」
九重遠:「俺は……サーカスを守ります」
色味坂シロ子:「若いんだしそんくらいでちょうどいいよ」 ひと段落着いたとみてお菓子を食べ始める
エージェント:「そういうこと……っと、どうぞー?」コツコツとせわしなくたたかれたドアに声をかける
鹿目悠希:「困った子だな、九重君は。…いつもこう上手くいくって思わない事」少し困ったように笑う。自分も似たようなものなのは内緒
千城双織:ドアをガタン、と開けて顔を出す
千城双織:「ぜえ……ぜえ……大変なことになった……!」
呉住 里沙:「……え?」
九重遠:「双織くん、何があったの…!?」
千城双織:「サーカスの気難しい子がいなくなったって…!」
九重遠:「え…!?」
色味坂シロ子:「うわっ」
色味坂シロ子:「マジか~……」 頭を抱える
天喰大輝:「……行こう」
呉住 里沙:「……とめ、なきゃっ」
千城双織:「今榎井さんと蛍さんとコンスタンスさんは探しに行ってる!」
アイト:(放っておくわけにもいかないが……)
千城双織:「でも、みんなUGNを疑ってるから慎重にな!」
アイト:(下手な対応をするとサーカス団の恨みを買う)
アイト:(難所だぞ、これは……!)
九重遠:「行かなきゃ……!」
呉住 里沙:「行こうっ!」
天喰大輝:(いざとなれば、フリーランスの俺が殺す)
鹿目悠希:「準備はオッケー、急ぐよっ」
天喰大輝:(サーカスに所属が伝わるかは分からないから、最後の手段ではあるが……)
天喰大輝:(必要なら、躊躇はしない)
GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでどうぞ
マスターシーン
GM:一方そのころ、明星座
GM:今日も今日とて大詰めの練習だ、実際に設営したステージの上に、団員がバラバラに集合している
高科蛍:合流して話し合いに参加するのも癪なのでこっちに来た、通しの練習であれば大体のプログラムも読めるだろう
榎井暦:方針の話し合いにはあまり来るなと通信越しの支部員に言われ、たまたまサーカスに行こうとしていた高科についていった
"エンフィールド":FHがUGN支部行くのとか……駄目では……と思ったのでこっちに来た
千城双織:頭悪いし方針でどうこう言うのもな……と思ったので練習を見に来た
高科蛍:「あの人はともかくとして……行かなくてよかったんですかあなたたち」
榎井暦:「んー?あんまり行くなってさー」
千城双織:「難しい話は俺にはわからないから……」
高科蛍:「なるほど、バカ軍団……」
"オーナメント":「はーい、みんな集合ー!今日の練習するよー!」
がや:「はーい」「うーっす」「あい」
GM:適当な集合をしていた団員が、バラバラに返事をする
少年:今日は通しだ、誰もいないといった事態は非常に困るので、一人一人数を数えていく
少年:気性が荒かったり、ぶつぶつ何かをつぶやいている奴もいるが、みんな気のいいやつだ
少年:全員で、公演を成功させたい
少年:「………?」
少年:表情が、少し険しくなる
高科蛍:「……?どうしましたか」
少年:「ん、いや……」再び早く指を動かし
少年:「……足りない…?」
"オーナメント":「六一八ー?どうかしたー?」
少年:「……人数が足りてないかもしれない」
少年:「ここでやっている奴は23、俺を除いても22」
少年:「なのに何回数えても20しかいない」
"オーナメント":「えー!?本当!?じゃあちょっと名前読んでみるね!」
"オーナメント":急いで覚えている限りの全員に声をかけるが、2人ほど返事が無い
"オーナメント":「D19君とマグノリアちゃんの返事がない……」
少年:「呼び忘れたか……?あいつら相当気難しい部類だから前もって声はかけていたが……」
榎井暦:「人がいないんですかー?」
少年:「ああ……全員で来いと言ったはずなんだが……」
少年:「まさか誰かに攫われたか…?」
"オーナメント":不安そうに客人の方を見る
"オーナメント":「ちょ、ちょっと私二人の部屋行ってくる!」
高科蛍:「……榎井、オーナメントを手伝え」
榎井暦:「?わかりましたー」
高科蛍:「千城は支部まで連絡、急ぎで」
高科蛍:「俺はそこの彼と一緒のほかを当たる」
"エンフィールド":「あたしは……ここで連中の様子身とくよ」
高科蛍:「お願いします」
高科蛍:(奴らは俺達を疑っている、応援に行く奴はできる限りそんなことしなさそうな千城に、残りの俺たちは団員につけておこう)
高科蛍:「というわけだ、手伝おう」
少年:「………」それなりに疑いを持った目で3人を見る
"オーナメント":「わ、わかった!お姉さんこっちだよ!」
榎井暦:「はーい
高科蛍:「……信じてくれ」
少年:「…わかった」
GM:団員たちがざわつく中、人探しをするメンバーは散会した
ミドル9
GM:シーンプレイヤーは全員、登場侵蝕をお願いします
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (86 → 96)
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (69 → 75)
天喰大輝:ふっ……
色味坂シロ子:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+7[7] → 86
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (72 → 73)
呉住 里沙:もっとあるだろう……!
鹿目悠希:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 1[1]+75 → 76
高科蛍:「二人で軽く見まわりました、どうでしたか」
"オーナメント":「部屋にもいなかった……」
榎井暦:「からっぽでしたね」
少年:「そうか……どうしたものか……」
"エンフィールド":「こっちも駄目だったな…」
千城双織:「おーい待たせた!!みんな連れてきた!!」
天喰大輝:「状況は?」
色味坂シロ子:「気難しい子たちがいなくなったって聞いてるけど」
九重遠:「見つかった?」
呉住 里沙:「何か、壊されてたりとか……怪我した人とかは……」
鹿目悠希:(なんだか視線が厳しいな…疑われているのか)
少年:「…さっぱりだ」
少年:「自室にも施設周辺にも2人が見当たらない」
鹿目悠希:「何時から何時までの間に居なくなったかは分かるの?」
鹿目悠希:「まだそれほど時間がたっていないなら、この辺りにいるはずだと思う」
"オーナメント":「昨日の晩にはいたよね…?」
九重遠:「行きそうなところに心当たりとかある?」
少年:「朝もいたな……連絡はしたし…」
少年:「行きそうな場所はそこの人と全部見た、駄目だったがな…」
天喰大輝:(ジャームだとしても、これまでは一応集団行動できていたはずだ)
色味坂シロ子:「ん、朝からここまでの時間で移動できる範囲か……」
天喰大輝:(それが一度に二人……それもこのタイミング……自然な失踪とは思えない)
色味坂シロ子:「バロールとかオルクスとか、距離を無視して移動できる能力を持ってたりはする?」
少年:「2人ともいつもの行動場所を離れる奴じゃないし、UGNやFHに攫われたんじゃないかって……」
色味坂シロ子:「そっちの線もあるか」
九重遠:「さ、攫う…!?」
呉住 里沙:「もし、そんなことになってたら……!」
九重遠:「みんなのサーカスが…!」
"オーナメント":「えーっと、2人ともあるけどそれまで一回も使ってなかったね」
"オーナメント":「元々あんまり引きこもってて出てこないんだ」
"オーナメント":「……………」もう一度、不安そうな目でみんなを見る
色味坂シロ子:「落ち着いて落ち着いて、ちょっと散歩行ってるだけかもしれないから」 九重と里沙の肩を叩く
少年:「………正直な話」
天喰大輝:(“リペアマン”がここで動く意味はない……だとすると……)
色味坂シロ子:「ああんそんな顔しないで」
少年:「俺は、というかオーナメントもだが」
少年:「一番怪しいと考えているのは、あんたらなんだ」
鹿目悠希:「わざわざ、こんな信頼を壊すような形で捕獲したりはしない」
九重遠:「……そう思われててもいい」
色味坂シロ子:「まあ口で言っても信じらんないだろうしねえ」
九重遠:「俺は、君たちを守りたい」
天喰大輝:(信頼を壊すのはマスターピカロの目的からも逸れるはず。だとすると、奴の狙いは……)
九重遠:「だから………いなくなった2人を探すよ、精一杯」
呉住 里沙:「お姉ちゃんが言ってる……行動で示してやれ、って」
天喰大輝:「……二人を探すのもいいが」
呉住 里沙:「だから、りさ、今はどう思われててもいいから……手伝うから……だから……」
天喰大輝:「自分の身を守ることも考えた方がいいかもしれないぞ」
九重遠:「……え?」
鹿目悠希:「現状は不安定な状態も良い所で…『何が起こるか分からない』」
鹿目悠希:「自衛の準備はしておいて」
天喰大輝:(マスターピカロがこの状況を作り出したとしたら)
天喰大輝:(おかしくなった仲間を俺達が助けることで、彼らの信頼を得させようとしている可能性がある)
GM:がさり
GM:がらくたを積んだ山から、何かが動く音
D19:「………………」
少年:「D19!?、お前、どこに行っていたんだ!?」
色味坂シロ子:「おっと、ほんとに散歩だったかな?」
"マグノリア":「あの人たちが悪いあの人たちがサーカスを壊すかもしれないあの人たちを壊さなくちゃ……」
"オーナメント":「あ!マグノリアまで!」
アイト:(離れておけ、我々は近距離では無力だ)
鹿目悠希:「ちょっとアレ様子がおかしくない?」
少年:「……D19?」
九重遠:「……?まって!なにか変」
D19:「………」
D19:スクラップの塊のような、片手が変じた銃を向ける
天喰大輝:「……くそ」
呉住 里沙:「……そっか」
呉住 里沙:「…………そっか」
少年:「…どうした二人とも!?」
九重遠:「……2人は下がってて」
呉住 里沙:「離れてっ!」少年を守るため、前に立とうとする。
"マグノリア":ぶつぶつと恨みを向けながら、鉄パイプを構える
天喰大輝:「……できる限りは加減する。できれば殺さずに済ませたい。これは、本当だ」
九重遠:「あの子たちをまず止めないと…!」
"オーナメント":「わ、わかった…!」
色味坂シロ子:「ほら、離れるよ」 オーナメントと少年の手を取り、後退する
九重遠:「お願いします!倒すだけで!」
呉住 里沙:「り、りさが……りさが、みんなの、ために……」ぶつぶつと、不安や恐怖をかき消すために呟く。
呉住 里沙:そうしていると、不意に人格が入れ替わった。
"エンフィールド":「団員は下がらせておく!」
九重遠:「ありがとうコンスタンスさん!」
呉住 里沙:『里沙。お前は〝リペアマン〟との対峙まで身体を休めておけ』
鹿目悠希:「ありがとうコンスタンス。こっちも頭数はいるんだ、穏便に解決したい」
呉住 里沙:『それに、こういうのは私の出番だからな』
九重遠:「美沙さんも!やりすぎないでね!」
呉住 里沙:ふん、と笑い『今日は珍しいものを……そうだな、私なりのサーカスを見せてやろう』と続ける。
呉住 里沙:『演目は……〝世にも珍しい、手加減をする私〟だ』
呉住 里沙:『それでいいな? 遠』クク……と喉を鳴らす。
九重遠:「うん…、お願いします!」
GM:エンゲージは
D19 3m マグノリア
5m
PC
GM:こんな感じです
GM:また、次のNPCカードから2枚まで選択して使用可能です
NPCカード
オーナメント 凍てつく刃 ダメージ前使用、ダメージ+1d+21、ラウンド1回
災厄の炎+コンセントレイト:Sa イニシアチブ4以下で使用可能、範囲選択に射撃攻撃
コンスタンス 支援射撃 判定前使用、判定D+5
コントロールソート+コンセントレイト:Ne+マルチウェポン イニシアチブ14以下で使用可能、単体に射撃攻撃
高科蛍 砂の加護 判定前使用 判定D+4 ラウンド1回
ギガンティックモード+カスタマイズ+コンセントレイト:Mo イニシアチブ15以下で使用可能、範囲に射撃攻撃
榎井暦 シャドーテンタクルス+コンセントレイト:Ur イニシアチブ8以下で使用可能、単体に白兵攻撃
千城双織 マグネットフォース カバーリング ラウンド1回
ギガンティックモード+コンセントレイト:Mo イニシアチブ12以下で使用可能、範囲に白兵攻撃
九重遠:あ、2人はエンゲージ離れてるんだ
九重遠:了解です
呉住 里沙:ありがとうございます。
GM:というわけで
色味坂シロ子:ほーん
鹿目悠希:ほーん
GM:戦闘ラウンドに行きましょうか
GM:セットアップ、やることある方はいますか?
呉住 里沙:あります。
天喰大輝:あります
色味坂シロ子:なし
鹿目悠希:ないです
GM:どうぞー
九重遠:ないです
呉住 里沙:セットアッププロセスにて 得意領域Lv5 を使用。
天喰大輝:【刻印-aguja-】《螺旋の悪魔》暴走し、ウロボロスのエフェクトを使用した攻撃の攻撃力+15
呉住 里沙:そのラウンド中に行う<RC>を使用した判定のダイスを+Lv個。
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を3(→ 3)増加 (73 → 76)
呉住 里沙:以上です。
天喰大輝:変異暴走:自傷により5d10ダメージを受け、暴走解除
天喰大輝:5d10
DoubleCross : (5D10) → 30[7,4,10,3,6] → 30
天喰大輝:リザレクト
天喰大輝:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を5増加 (96 → 101)
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を3増加 (101 → 104)
GM:ではイニシアチブ
GM:11の鹿目さん色味坂さん組と言いたいところですが
D19:加速する刻
九重遠:なんだと
鹿目悠希:元気ねぇ
天喰大輝:ひえーっ
呉住 里沙:安定。
D19:というわけで手番
D19:マイナー無し、メジャーバリアクラッカー+アタックプログラム
D19:紡ぎの魔眼も追加
GM:対象は…侵蝕一番低い九重君で
九重遠:あ、はーい
D19:9dx+41
DoubleCross : (9DX10+41) → 10[1,1,4,4,6,6,7,7,10]+3[3]+41 → 54
九重遠:なんだその固定値
九重遠:まあ無理だけどドッジします
九重遠:7dx>=54
DoubleCross : (7DX10>=54) → 10[4,5,5,6,7,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
D19:7d10+10 装甲ガード無視
DoubleCross : (7D10+10) → 53[10,8,4,5,8,9,9]+10 → 63
九重遠:死ぬわ
九重遠:リザレクト
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (75 → 84)
九重遠:HP9で復活です
D19:では改めて、手番をイニシアチブ11組へ!
鹿目悠希:シロ子さんからどうぞ
色味坂シロ子:アイヨッ
色味坂シロ子:マイナーで16m後退します
色味坂シロ子:瞬足の刃+コンセントレイト:バロール 9dx7+9 攻撃力+22
GM:対象は
色味坂シロ子:対象は先に攻撃してきたD19にしようか
GM:はーい
色味坂シロ子:判定直前に紡ぎの魔眼、+3d
色味坂シロ子:12dx7+10 攻撃力+22 バックファイア1d 侵蝕+6
DoubleCross : (12DX7+10) → 10[1,1,4,5,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[2,2,3,5,6,8,10,10]+10[3,6,9]+10[7]+3[3]+10 → 53
色味坂シロ子:わお
D19:ガード、魔人の盾宣言
D19:ダメージ-30
色味坂シロ子:ゲーッ
色味坂シロ子:6d10+22
DoubleCross : (6D10+22) → 38[9,7,8,1,8,5]+22 → 60
色味坂シロ子:なかなか
D19:うーん
D19:電磁反応装甲使って更に-20
D19:10点もらいます
色味坂シロ子:なんだと~っ
色味坂シロ子:25-1d10 侵蝕86→92
DoubleCross : (25-1D10) → 25-2[2] → 23
GM:ではお次!鹿目さん!
鹿目悠希:はーい
鹿目悠希:マイナー:骨の銃、侵蝕+3 76→79
鹿目悠希:メジャー:《オールレンジ》+《コンセントレイト:EX》 侵蝕+4 79→83
鹿目悠希:狙いはD19
GM:どうぞ
鹿目悠希:9dx7+1
DoubleCross : (9DX7+1) → 10[2,4,5,6,7,7,8,9,9]+10[5,6,6,9,10]+10[4,10]+3[3]+1 → 34
鹿目悠希:そこそこ
D19:ガード
GM:ダメージどうぞ
鹿目悠希:6+4d10
DoubleCross : (6+4D10) → 6+34[7,9,10,8] → 40
鹿目悠希:おお…(畏怖)
D19:電磁反応装甲1枚使って
D19:20点受けます
鹿目悠希:まだ元気なの?
GM:もう半分逝った…
鹿目悠希:本当丈夫だな…
GM:ではお次、何もなければD19の手番に入りますが
呉住 里沙:ないですねぇ。
九重遠:双織くーん!
色味坂シロ子:助けてーっ!
天喰大輝:HELP~!
千城双織:な、なんとでもなれー!
呉住 里沙:ヤーッ!
千城双織:マイナーインフィニティウェポン+イオノクラフト、メジャーギガンティックモード+コンセントレイト:Mo+咎人の剣でD19に攻撃!
鹿目悠希:ワッ…ひょっとして双織くんはイニシアチブ10で行動できるって…コト!?
千城双織:8dx7+3
DoubleCross : (8DX7+3) → 10[1,1,2,3,5,6,9,10]+1[1,1]+3 → 14
千城双織:……
D19:ガード
D19:何枚電磁反応装甲を切らせてくれるんだ?
千城双織:2d10+15+5+7
DoubleCross : (2D10+15+5+7) → 11[7,4]+15+5+7 → 38
D19:電磁反応装甲2枚切って完全ガード、ちなみにこれで打ち止めだ
千城双織:くう…!
九重遠:ありがと双織くん…!
D19:では手番
D19:マイナー無し、メジャーバリアクラッカー+アタックプログラム
D19:対象は……内部ルーチンに従い鹿目さん
GM:判定行きます
D19:5dx+41
DoubleCross : (5DX10+41) → 10[2,3,4,9,10]+2[2]+41 → 53
鹿目悠希:うおー
鹿目悠希:しんじゃう~~
鹿目悠希:リザレクト!
D19:あ、まってまってダメージが
鹿目悠希:そうだった。
D19:7d10+10
DoubleCross : (7D10+10) → 48[10,7,8,7,10,5,1]+10 → 58
鹿目悠希:回すね、GM
鹿目悠希:ガード選択、受けます。
GM:装甲ガードは無効で
鹿目悠希:じゃあ0ですね
鹿目悠希:そして58ダメージを受け、倒れます
鹿目悠希:《リザレクト》
鹿目悠希:83+1d10
DoubleCross : (83+1D10) → 83+10[10] → 93
鹿目悠希:エーンエンエン
GM:つらい
GM:ではお次!呉住さんが
GM:天喰君のイニシ8組!
天喰大輝:お先にどうぞ
呉住 里沙:ありがとうございます。
呉住 里沙:ではまずはマイナーアクションで戦闘移動を行い、D19にエンゲージします。
GM:はーい
呉住 里沙:そしてメジャーアクション。コンボ『暗き拒絶の炎』コンセ:ウロボロスLv3+原初の赤:災厄の炎Lv5 をD19に対し使用します。
D19:どうぞー
呉住 里沙:ダイスボーナスとストレンジフェイズの効果も加わった状態での命中判定となります。では。
呉住 里沙:13dx7+7
DoubleCross : (13DX7+7) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,5,6,8,10,10]+5[3,4,5]+7 → 22
呉住 里沙:うわ。
D19:ガード!
呉住 里沙:上等。ダメージロールに移ります。
呉住 里沙:3D10+15 装甲値有効。
DoubleCross : (3D10+15) → 25[10,6,9]+15 → 40
D19:それは死ぬ!
D19:復活無し!戦闘不能!
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (76 → 83)
呉住 里沙:手加減してやったがなぁ! 以上です。
GM:ではお次!
GM:天喰君!
天喰大輝:はーい
天喰大輝:マイナーで戦闘移動。マグノリアにエンゲージ
天喰大輝:メジャー:【審問-fuego-】コンセントレイト:ウロボロス 原初の赤:災厄の炎 対象はマグノリア
GM:どうぞ
天喰大輝:12dx7+2
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[1,1,1,1,4,7,7,7,8,9,9,9]+10[1,1,5,6,8,8,10]+10[5,6,8]+10[9]+10[7]+10[10]+10[9]+5[5]+2 → 77
天喰大輝:???
"マグノリア":うわあ
"マグノリア":復讐の刃宣言、リアクション放棄して反撃
天喰大輝:ウワーッ
"マグノリア":10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,2,2,4,6,7,9,9,9,10]+10[3,4,5,5,7]+10[8]+3[3]+4 → 37
"マグノリア":お先ダメージどうぞ
天喰大輝:8d10+36
DoubleCross : (8D10+36) → 46[8,8,7,2,1,2,8,10]+36 → 82
天喰大輝:喰らえーっ
"マグノリア":…装甲無かったら即死だったわ!!!
"マグノリア":ミリ残りします!
"マグノリア":そしてこっちも!
"マグノリア":4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 18[4,4,6,4]+12 → 30
天喰大輝:倒れます! そのまま倒れてる!
天喰大輝:HP0
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を7増加 (104 → 111)
GM:では次!九重君!
九重遠:はーい
九重遠:マイナーで戦闘移動してマグノリアにエンゲージします
九重遠:メジャーでコンボ「計都精の徒」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》 でマグノリアを日本刀で殴るよ
"マグノリア":こいやあ!
九重遠:8dx7
DoubleCross : (8DX7) → 10[2,5,5,5,5,6,7,10]+3[2,3] → 13
"マグノリア":復讐の刃宣言、リアクション放棄して反撃
"マグノリア":10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,3,4,4,5,5,7,7,10]+10[2,7,9]+10[3,9]+1[1]+4 → 35
GM:お先にダメージどうぞ
九重遠:2d10+23
DoubleCross : (2D10+23) → 14[5,9]+23 → 37
"マグノリア":死ぬ!
"マグノリア":前にダメージ!
九重遠:はーい
"マグノリア":4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 26[6,9,4,7]+12 → 38
九重遠:死ぬ死ぬ
"マグノリア":復活は無いです
九重遠:九重遠の侵蝕率を4増加 (84 → 88)
GM:2人戦闘不能につき戦闘終了!!
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (88 → 90)
九重遠:よかったよかった
天喰大輝:「加減はする……とは言ったはいいが」
天喰大輝:白い炎が、天喰の体を包む。
天喰大輝:自らの体を焼くことで、戦闘形態へと移行する自傷の力。
天喰大輝:「悪いが、あまり得意じゃない。サポートを頼む」
色味坂シロ子:「えーっ何それ、カッコいいな」
天喰大輝:髪と目が白く燃え尽きる。
鹿目悠希:「…それ、大丈夫なの?」体を焼いているようだが、耐性があるようには見えない
呉住 里沙:「ほう? そちらは白いのか。面白いな」笑みを浮かべながら大輝の変貌を見守る。だが当然、別人格は自身の準備も怠らない。
天喰大輝:「正直毎回めちゃくちゃ痛いけど、こうしないと戦えないからね」
九重遠:「大輝さん真っ白だ…」自分とは真逆な色合いだなあ、と
呉住 里沙:彼女が両脚で踏んでいる箇所から、草の根や血管を彷彿とさせる細い線が放射状に広がっていく。
呉住 里沙:だが、美しくはない。何故ならばその線は、色彩に気を遣う芸術家を愚弄するかのようにどす黒く……そして大事を汚染し始めているからだ。
呉住 里沙:地面を這いずるように伸びる線が満足するのは、これからだ。
D19:スクラップの塊と化した片腕をずるり、と持ち上げる、ばらばらとネジや歯車が落ちる
D19:"ツータイム"セル、大型遺産分割適合実験
D19:アンティキティラ島地下から発掘された巨大遺産を分割して適合させ兵士を量産するというこの実験は、実験体の9割が侵蝕負荷に耐え切れずジャーム化
D19:更に、セル側の命令とは別の「何か」の意志に沿ったような命令違反が多々見られたことから実験は凍結
D19:適合者は処分された
D19:腕を構成していた歪な歯車が回る
D19:ぎぎぎぎぎぎ、とろくに手入れされていない楽器のような音を上げ、追尾式の弾が一番近くにいた九重を狙う
九重遠:咄嗟に飛びのこうとしたが、追いかけてくる弾を躱せずに撃ち抜かれる
九重遠:「……げほっ…!……っ」
色味坂シロ子:「ヒュウ、黒ヒョウ君、大丈夫?」 九重の後ろに回り込みつつ、銃を取り出す
九重遠:「だい…じょうぶです…!」まだ、回復はする
呉住 里沙:「なかなかやる……」
アイト:(5つくらいか、やるぞ)
色味坂シロ子:「あいよっ、黒ヒョウ君、動くなよー……!」
色味坂シロ子:ライフルを構え、九重の背中に向けて撃つ
九重遠:「はい……!」
色味坂シロ子:魔眼を通り、弾丸は上へ、加速、加速
色味坂シロ子:「……当たれッ!」
色味坂シロ子:「うっ!」
色味坂シロ子:そのまま銃撃の衝撃で後ろに倒れ込む
D19:「……」
D19:歯車が零れ、零れ、零れ
D19:装甲を形成するように浮き上がり
D19:盾を作る、防御態勢
アイト:(ダメだな、ほとんど掻き消された)
色味坂シロ子:「くっそ、マジか、あとお願い」 地面の転がったまま言う
天喰大輝:(火力の高いライフル弾を、魔眼で加速……十分以上の威力が出ていた筈だ)
天喰大輝:「硬い」
呉住 里沙:「あの奇襲を防ぐか……暴走した状態でもなお反射神経は衰えていないと」
呉住 里沙:「厄介だな」
鹿目悠希:「シロ子さん、後詰は任せて」
鹿目悠希:「─────といっても自信ははないんだけ、どっ」
鹿目悠希:意識を研ぎ澄ませ、強化された五感でD19の関節、駆動、呼吸に伴う動きを捉える。
鹿目悠希:元より無理のある改造だ。肉体の歪みは耐えずあり
鹿目悠希:歪みがあるのなら、技量さえあれば、通せる
鹿目悠希:一瞬、鹿目の姿ブレたかと思えば急加速し、D19の死角より光の矢を放つ
鹿目悠希:いち、に、さん
鹿目悠希:三本の矢が彼の守りを
鹿目悠希:崩し
鹿目悠希:浮かせ
鹿目悠希:彼女の攻撃箇所に重ねるように、貫く
D19:綻びの中でも最も大きなものは、たった今、防御が入るコンマ数秒の間にねじ込まれた色味坂の弾丸
D19:そこを、貫かれる
D19:「………!!」
色味坂シロ子:「やるぅ……」
天喰大輝:(感知型らしい恐ろしく正確な射撃)
天喰大輝:(あれでも落ちないか……満身創痍ではあるが、もう一人も同程度の力を持っているなら……)
天喰大輝:(加減は難しいな)
呉住 里沙:「細剣で鎧の隙間から刺し殺すようなものか。この状況下で、なんとまぁ器用な……」
九重遠:「双織くん…!一緒にこの2人を止めてくれる?」
千城双織:「おう!やってみる!」
千城双織:地面を蹴って
千城双織:跳ぶ
千城双織:ブラックドッグの電流操作を応用した電磁浮遊、とか細かいことはいい
千城双織:黒い雷をバチ、と帯電させながらD19の真上まで飛翔し
千城双織:「歯食いしばれよ!!」
千城双織:考えうる限り一番重く、扱える範囲の槍を生成し、飛行状態を解除
千城双織:重みに任せて、真っ逆さまに落ちていく
D19:損傷を確認、修復を実行
D19:直上に飛来物、防御機能の振り分け再実行
D19:脅威確認、最優先は先ほど奇襲した者へ
D19:歯車を歪に組み合わせた盾を、上に回し、攻撃から守る
D19:同時、開いた防御を突かせまいと弾丸を誘導弾を色味坂さんに向け
D19:ファイア
色味坂シロ子:「へっ?」
鹿目悠希:「─────危ないっ」
呉住 里沙:「誘ったか!」大きく舌打ちをする。
鹿目悠希:シロ子とD19との間に体を滑り込ませる
鹿目悠希:攻撃時と変わらぬ鋭敏な五感で、動きを捉えていた。
色味坂シロ子:「ちょっ、大丈夫!?」
鹿目悠希:ドスン、と音がして。シロ子の背中にもたれかかるように倒れる
鹿目悠希:「ちょっと、キツイかも」
色味坂シロ子:「おおう、ごめんね、休んでて」
呉住 里沙:「やはり面倒だな。奴から潰すのが賢明だろう」
天喰大輝:(あれを止めて、即座に反撃……やはり、半端な手加減はできない)
天喰大輝:先程からもう一人から意識を外していない。戦線にもう一人が加われば更に厄介なことになる。牽制しておく必要があった。
天喰大輝:だが、それも限界が近い。
天喰大輝:「呉住さん、次で終わらせてくれ」
呉住 里沙:『全く……手加減すると言ってしまったからにはやらざるを得んが……撤回したくてたまらんな』
天喰大輝:「もう一人は俺がやる」
呉住 里沙:『ああ。里沙に叱られない程度の火力で〝眠らせて〟おく』
呉住 里沙:大輝に視線も向けずにそう答えた別人格……美沙は、命を奪う直前の野生動物よろしくおもむろに歩き出す。
呉住 里沙:その間にも、足下は汚染されていくばかりだ。元の地面が何色だったのかが思い出せない程、黒く染まってしまっている。
呉住 里沙:そしてこちらを散々攻撃してきた〝気難しい子〟の眼前で歩みを止め、相手の顔を見上げると、
D19:表情の無い顔、温度の無い顔、少なくともそう見える
呉住 里沙:『約束通り、演目をお披露目しよう……だが、耐えろよ? これが最期に見た光景とならんようにな』
呉住 里沙:そう発言し、太陽光をも飲み込む黒い黒い焔を出現させる。
呉住 里沙:焔は静かに相手の全身に纏わり付き、のたうつように踊り狂う。
D19:損傷を確認、損傷を確認、損傷を確認、損傷を確認、損傷を確認
色味坂シロ子:「えええ、ちょ、アレ大丈夫!?」
D19:度重なる処理に、回路は疲弊
呉住 里沙:『大丈夫……のはずだが、分からん! 生まれてこの方、手加減など初めてだ!』
D19:がくん、とフリーズしたかのように崩れ落ち
九重遠:「ええ……!?ぶ、無事?」
鹿目悠希:「これ以上無理はしないで!」声を掛ける、どうなろうと恐らく彼とはもう会わないだろうが、生きていたほうが良い
千城双織:「お、おわっ!!」盾が急速にばらばらになって、滑り落ちる
呉住 里沙:『おい、死ぬなよ! 面倒なことになる!』
千城双織:何とか軌道をD19からそらすように落ちる
千城双織:自分は派手に落ちたが気にしない
九重遠:「双織くん…!その子も大丈夫…!?」
千城双織:「お、俺は平気!!そいつは……」
D19:ぺたん、と座ったまま動かない
色味坂シロ子:「そいつは……?」 ごくり
千城双織:顔の前で手をパタパタさせ
千城双織:「……呼吸はある」
呉住 里沙:『そうか』安堵の溜息が漏れる。
九重遠:「よかったあ…」一安心しつつ
色味坂シロ子:「じゃ、あと一人だ」
天喰大輝:――歯車と共にD19が崩れ落ちると同時に、天喰は走り出していた。
天喰大輝:故に、一同が安堵した時には既にマグノリアは天喰の攻撃圏内に入っていた。
天喰大輝:「先に謝っておく」
天喰大輝:「手加減は難しい」
天喰大輝:背後の味方へ呼びかけ、返答を待たず白炎を見舞う。
天喰大輝:それはレネゲイドを否定する炎。煉獄より這い出た死へと呼び込む滅びの火。
天喰大輝:それを全力で放ち――余剰火力を自身が受けることで抑え込む。
天喰大輝:「ぐ……っ、やはり――難しい」
天喰大輝:自らの炎に焼かれながら。
天喰大輝:「手加減し過ぎた。行動不能にはまだ足りない」
"マグノリア":「なによその言い方アンタどうせ手加減するつもりなんて最初から…あ”あ”っ”!」
"マグノリア":白炎を喰らう、肌が焼かれる
鹿目悠希:「…ウロボロスらしいと言えば、らしいけど」「無茶しないで、命は一つしかないんだし」
"マグノリア":"コンステレーション"セル、"マグノリア"
"マグノリア":セル内で戦闘用に育てられたチルドレン
"マグノリア":情緒は意図的に不安定に育てられ、基本的に他者に信頼できず攻撃的
"マグノリア":それでもセルにいた友人と支えあいながら生きていたがある時とあるフリーランスによって同期は壊滅
"マグノリア":絆を失い即座にジャーム化し、セルも敵も何もかも信じられなくなり逃亡した
"マグノリア":焦げ腕を強引に動かし、鉄パイプを握りしめる
"マグノリア":「聞いたわよアンタジャームを勝手に狩るフリーランスなんでしょ」
"マグノリア":「あんた、みたいのが、いるから!!!!」
"マグノリア":手に持った鉄パイプを
"マグノリア":振る
"マグノリア":ただ、憎悪だけを向けて
天喰大輝:既に自らの炎で焼かれた状態で避けられる筈もなく、頭部に打撃を受けてそのまま地面に叩き付けられるように倒れ込む。
九重遠:「大輝さん……!」
色味坂シロ子:「あ、天喰ーっ!」
呉住 里沙:『おい! いや、相手の執念が異常というだけの話か!』
天喰大輝:「……俺のことが気に入らないか」
天喰大輝:「そうだろう。そして多分、俺にそれを否定する資格はない」
天喰大輝:「……だが、君はもっと早く知るべきだった」
天喰大輝:「俺みたいな奴だけじゃない。助けようとする人もいるってことを」
九重遠:この子のことを殺したくない、できる限り傷つけたくもない
九重遠:それでも、この子を止めないといけない
九重遠:──だから、鞘が抜けたりしないように、刀を両手でしっかりと握る
九重遠:当てるだけで大丈夫、それで十分攻撃になる
九重遠:「ごめんね……、ちょっと痛いかも…!」
九重遠:届くまで走り寄って、ただ、鞘に入ったままの刀で横薙ぎに殴る
九重遠:これなら…まだサーカスの舞台に立って演目は披露できるだろうか
"マグノリア":「お前も、お前もかあ!?いつもみんな私をっ!」近寄ってきた九重に向かって破れかぶれに鉄パイプを振り回すが
"マグノリア":横薙ぎに殴られ、吹き飛ばされる
"マグノリア":最後の瞬間、吹き飛ばされてもなお鉄パイプを当たる位置まで放り投げたのは、彼女の執念か
九重遠:「痛いよね…ごめん……ごめんね…」投げられた鉄パイプを食らいながら泣き出しそうに
九重遠:「ごめんね…こんな感じでしか、止められなくて、本当にごめんなさい」
千城双織:「九重………」
九重遠:「恨んでもいいから、嫌ってもいいから…サーカスの舞台を、守らせてほしいんだ……」ぽろぽろと、泣き出しながら
呉住 里沙:『意識的に〝ちょっと痛い〟だけで済ませられるだけ充分だろう。その優しさは、私には決して得られんものだ』
鹿目悠希:「"オーナメント"。こう言ってるお人よしがいるけど、それでもボクらを疑うのかな。」
天喰大輝:意識を失っている。命に別状はないが、既にリザレクト限界を超えている。
色味坂シロ子:ライフルをいそいそと仕舞っている
"オーナメント":「え、あ、う………」
天喰大輝:それだけ全力を出して、“手加減”をした。
"オーナメント":「わ、私は……信じたい……」
少年:「"オーナメント"…」
呉住 里沙:『情に流されて死ぬのは愚かだが、このように〝最悪を防ぐ〟ほどにまで練り上げられるのは希少な才能だと言っていい』泣き出した遠の元へと歩を進める。
呉住 里沙:『……悪くないぞ、遠。これからもその才を磨いていけ』
九重遠:「……うん、ありがとう…美沙さん」
"オーナメント":「こんな状態だけど、二人を止めてくれたのは確かだし……」
色味坂シロ子:「天喰君もかなり頑張ったみたいだしね」 倒れてる天喰に上着を掛ける
色味坂シロ子:「ナム」 手を合わせる
鹿目悠希:「信じたいって言って貰えて良かった。」
鹿目悠希:色々な感情があるのは自分も同じだが、こうなったらあとは言葉尽くせば伝わる筈
鹿目悠希:「ちょっとシロ子さん縁起でもないこと言わないでよっ」
榎井暦:「ナムー」となりで手を合わせている
色味坂シロ子:「いや、冗談冗談。ちゃんと生きてるよ」
呉住 里沙:『もしも私を信じるのが難しければ、遠の手を取ればいい。それだけでもありがたい話だ』
鹿目悠希:「…こほん、それで"オーナメント"達が良ければボクらも話したいことがあるの」
鹿目悠希:「彼らが意志を無くしてしまった事象に一つ、心当たりがある」
"オーナメント":「………!」
少年:「………」注意深く、客人を観察している
"オーナメント":「そ、それは!?」
鹿目悠希:「カウンセリングを生業として、セルを渡り歩いているオーヴァードがいる」
鹿目悠希:「カウンセリングと言っても、その実は相手の心の中に踏み入って、心を破壊する。」
鹿目悠希:「被害者の特徴は─────心を壊された"従順な形でのジャーム化"」
鹿目悠希:D19達に視線を向ける。彼らは欲望のままに動いていたというより、心が壊れ割れていた。
鹿目悠希:正に今の状況そのものだ。
"オーナメント":「……!確かに…!」
鹿目悠希:「…男の名前は、“リペアマン”。廃劇場区域に散らばったFHチルドレン崩れの「リペア」。つまるところ再教育と再配属を目的に送られた。」
鹿目悠希:「サーカスの中に居て、ジャーム化を手引きできる、そんな立場の人は彼しかいないでしょ?」
鹿目悠希:少なくとも、UGNには縁遠い技術だろう。
呉住 里沙:『つまり奴の正体は……方々でチルドレンと接触し、嬉々として〝虐待〟に精を出す穢れたオーヴァード』
呉住 里沙:『そして不幸にも次の目標として選ばれてしまったのが……お前達というわけだ』
九重遠:「信じたくないって…なると思う」
九重遠:「それでも…?はついてない。……俺達のことを信じてほしい」
"オーナメント":「……!!そん……な……!!」
少年:「……仮にそうだったとして」
九重遠:「…うん」
少年:「あんたたちは俺達に何を求めているんだ」
少年:「サーカスの中止か?仲間の凍結か?」
九重遠:「……ちがう」
九重遠:「何度も言ってるけど、俺はサーカスを守りたい」
九重遠:「みんなの努力が無駄になってほしくない」
九重遠:「舞台を……、壊そうとしてるんだ」
九重遠:「だから………一緒に、戦ってほしい」
少年:「……他は?」と順番に呉住さん、色味坂さん、鹿目さんとみていく
呉住 里沙:『そうだな……迷いがあるなら、取引という形にしてもいい』
呉住 里沙:『お前達が、私達を疑っていたように……例えお前達を保護したとしても、UGNとて〝はいそうですか〟と受け入れる姿勢を取りづらいことは明白だろう』
呉住 里沙:『FHエージェントから直々に〝サーカスを行え〟と命じられていた身なのだからな。駆け込み寺を求める素振りを見せ、UGNの情報を奪いに来たと疑われる可能性は非常に高い』
呉住 里沙:『だが。だが、お前達が自らリペアマンに反旗を翻したとなれば話は変わる』
呉住 里沙:『FHの策謀に躍らされていたという事実に気付き、このままではいかんと剣を取った……そのような立場へと変ずることも不可能ではない』
呉住 里沙:『いわゆるカバーストーリー……そう、他でもないお前達が、UGNにそんな演目を見せてやるんだ』
呉住 里沙:『サーカス団員ならば、不可能ではないと思うのだがな?』煽るように口角を上げる。
少年:「……」煽るような口調に少しだけ眉を顰め、色味坂さんに視線を向ける
色味坂シロ子:「んー」
色味坂シロ子:「ぶっちゃけ私はサーカス団に関してはあんま興味ないけど」
色味坂シロ子:「まあ目指すならハッピーエンドだよね」
色味坂シロ子:「それには君たちの協力は不可欠だし」
色味坂シロ子:「君たちの協力がなければ強硬策を取らざるを得ないってところではあるかな」
少年:「ふむ」次に鹿目さんに視線
鹿目悠希:「まず、今倒れた子たち。この子たちについては冷凍処置してもらうことになる」
鹿目悠希:「そもそもコミュニケーションがもう取れない。話をしても、応えてくれない」
鹿目悠希:「残念だけどサーカスどころかここでの生活だって無理だ」
鹿目悠希:「…リペアマンの倉庫の奥を見てみれば、きっと今ここで言った意味が分かると思う」
鹿目悠希:「それを踏まえて」
鹿目悠希:「このままだとサーカスのメンバー全員が彼らと同じになる」
鹿目悠希:「悔しいし、ボクの事を悪く思っても構わないけど」
鹿目悠希:「彼らはもうそれすらできない。」
鹿目悠希:「泣いたり怒ることももうできないんだよ。」
鹿目悠希:「ボクは、それを止めたいと思うし…できれば協力して解決したいと思ってる」
鹿目悠希:「ボクも今。物凄く怒ってるから」
鹿目悠希:これは本心だ。
鹿目悠希:この状況を誘導したマスターピカロも含め、腸の煮えくり返るような熱が頭を占めている
少年:「……意見が全員完全に一緒じゃないのも、譲れないものがあるのもわかった」
色味坂シロ子:「まあそこは黒ヒョウ君に感謝すべきだね」
色味坂シロ子:「かなり説得してくれたよ~」
少年:「"リペアマン"が何か企んでいるかもしれない、という情報はひとまず信じよう」
"オーナメント":「そ、そうよね、そこは……あれだけみんな頑張ってくれたし」
呉住 里沙:『そうか。感謝しよう』
九重遠:「…ええ、俺は、そんな……たいしたことは」ちょっとあわあわおろおろする
"オーナメント":「で、やってほしいことだけど……」
九重遠:「あ、うん…!」
"オーナメント":「みささんが言っていた、このままではいけないと思って公演中に対応できるように準備するのは賛成です、やるなら成功させたい、それを一番にしていたので」
"オーナメント":「で、それを手伝いたいって人がいるなら、私はそれは信じます」
九重遠:「うん…、ありがとう」
呉住 里沙:『一歩、前進したな』
"オーナメント":「あ、でも、私たち、"リペアマン"さんに当日まで気づかれないようにできるかな…」
"オーナメント":「その辺は自信ないけど頑張ります…」
呉住 里沙:『……〝普通〟を演じる方法でも、教えてもらうか?』いつまで寝ている……とでも言うように、大輝の頭を爪先で軽く小突く。
色味坂シロ子:「皆でつっついてみるか」
鹿目悠希:「天喰さんが可哀想だって」
天喰大輝:眉を顰めている。
鹿目悠希:軽く苦笑しつつ
少年:「秘密を持っている人間を少なくすればいいんじゃないか」
少年:「俺と"オーナメント"が覚えていれば十分なんだろう?多分だが」
呉住 里沙:『なるほど。真実を知る者が少なければ、情報流出も防げる上に自然体でいられる』
九重遠:「…たぶん、自分の意志で動こうとするなら……ピカロさんは味方になってくれるから」
色味坂シロ子:「そうだね。オーナメントちゃんも君ならフォローできるだろうし」
九重遠:「最悪の場合は利用すればいいと思うよ」
色味坂シロ子:「利用ね、頼っちゃダメよ。怖いから」
鹿目悠希:(この信頼は何なんだろう本当)
少年:「そういうことだ、D19とマグノリアに関しては……こちらも手伝ってもらう手前、呑むしかないだろうな」
"オーナメント":「2人とも、楽しみにしていたんだけどね……」
"オーナメント":「終わった後については?どうする?」
九重遠:「………ここを、そのままにしておいてあげたいけど」
色味坂シロ子:「UGNの監視下に入って貰って、うまくいけばサーカスも続けられるんじゃないかな」
"オーナメント":「2回目……なんてことは言えないよねえ……え?」
九重遠:「シロ子さんの言ってるのが、一番平和だと思うよ」
呉住 里沙:『平穏を求めるならば、確かにそれが手っ取り早いだろう』
色味坂シロ子:「だって問題なのはここがFHの実質的な支配下にあることと、気難しい子たちがいるってところだし」
色味坂シロ子:「あなた達が無害な子たちだってわかればそうそう悪いようにはならないんじゃないかな」
鹿目悠希:「呼ぶ人をだいぶ絞ったり色々あるだろうけど。身の振り方を皆で話しあってるし十分可能性はあると思う」
色味坂シロ子:「サーカス続いたら里沙ちゃんも見たいよねー」 美沙に笑顔を向ける
九重遠:「気難しい子は………そのままってわけにはいかないんだけど」と少年に申し訳なさそうに
"オーナメント":「……!!」
呉住 里沙:『UGNは、FHの力を削ぎ落とした上でオーヴァードの監視が出来る。サーカス団は、UGNの庇護下に入ることで比較的安全な状態で祭りを開催出来る。WIN-WINだな』
少年:「……大事な奴らだから、見捨てるのは忍びないが……」
"オーナメント":「で、でも、選択肢には入るんじゃない?」
色味坂シロ子:「まあ、気難しい子たちだってずっとそのままってわけじゃないよ」
呉住 里沙:『そうだな。里沙も喜ぶ……というか、見たいと言っている。今、実際に』シロ子に視線を向け、答える。
色味坂シロ子:「その為にUGNは頑張ってるんだから」
"オーナメント":「…考えておきます!」
少年:「同じく、だ」
呉住 里沙:『……そうだな』いきなり、何の前触れもなく誰かに対し同調するような呟きを漏らす。
少年:「さて、そろそろ戻るか?あいつらも待っている」
九重遠:「あ、俺が大輝さん担ぎますね」
呉住 里沙:『直接言ってやれ。決戦の日に動くと決めたからにはな……大丈夫だ。応援している』何やら独りでぶつぶつと呟くと、冷たい雰囲気が霧散する。
少年:「今から演目を見直して出方を伺うにしても、早い方がいい」
呉住 里沙:「……あ、あのっ」幼い声が響く。
"オーナメント":「?どうしたのりさちゃん?」
呉住 里沙:「みんなで、頑張ろうねっ!」
呉住 里沙:「絶対、上手くいくから……っ」
"オーナメント":「…うんっ!!」
呉住 里沙:「りさも、いっぱいいっぱい頑張るから……!」
鹿目悠希:「"オーナメント"、協力できそうで良かった。一緒に頑張ろうね」
呉住 里沙:「リペアマンを止めて……サーカス、やっちゃおう!」
呉住 里沙:両手で拳を作り、自分を含む皆を鼓舞する。
呉住 里沙:それは里沙なりの気遣いであり、リペアマンを倒すと改めて宣言するためのものでもあった。
GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでどうぞ
九重遠:ロイスは満杯だしな…
呉住 里沙:アルティメイド服をよこせえええええええ! というわけで購入に挑戦します。
呉住 里沙:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 9[3,6,7,9] → 9 → 失敗
呉住 里沙:はいダメ。
天喰大輝:とりあえずシーン終わりなのでHP1になります
九重遠:とりあえず応急手当2つ使って回復するか
九重遠:2+4d10
DoubleCross : (2+4D10) → 2+24[7,1,8,8] → 26
天喰大輝:自殺するからHPいらないので、応急二つ使う人はあげる
呉住 里沙:ロイス取得
〝リペアマン〟 〇対抗心/激怒
呉住 里沙:失礼、〇をN感情の方にしておきます。以上です。
天喰大輝:買うもの……あるかな……メイド・天喰TAKE4行くか
九重遠:どうしよ、天喰くんから1個応急手当もらおうかな
天喰大輝:あげるー
九重遠:ありがとうございます
天喰大輝:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[8,9,10,10]+8[4,8] → 18 → 失敗
天喰大輝:惜しい
九重遠:惜しすぎる
天喰大輝:バデムー! 頼むー!(韻を踏む)
九重遠:悠希ちゃんが助けてくれるでしょ
九重遠:応急手当もう一個使おう
九重遠:26+2d10
DoubleCross : (26+2D10) → 26+13[4,9] → 39
九重遠:全快しました天喰くんありがとう
九重遠:購入はメイド服狙ってみよう
九重遠:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[3,5,9,10]+7[7] → 17 → 失敗
九重遠:いちたりない!以上です
鹿目悠希:天喰くんにバデムー
鹿目悠希:購入、ブルーゲイル
鹿目悠希:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 10[6,9,10]+2[2] → 12 → 失敗
天喰大輝:うおー! 成功! 装備! 女子高生の手によってメイドを着る男子大学生になります!
鹿目悠希:以上!
色味坂シロ子:ロイスは保留
色味坂シロ子:購入は応急手当キット買っとくかな
色味坂シロ子:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 4[3,4,4] → 4 → 失敗
ミドル
GM:準備終わった方から登場侵蝕をお願いします
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (90 → 95)
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (83 → 84)
鹿目悠希:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 1[1]+93 → 94
鹿目悠希:健康
色味坂シロ子:92+1d10
DoubleCross : (92+1D10) → 92+7[7] → 99
色味坂シロ子:おびゃ
呉住 里沙:もっとよこせバルバトス。
天喰大輝:このシーンはお休みします
GM:埠頭、倉庫街
GM:劇場とUGN支部の間にあるここは、人通りも少ない
九重遠:「悠希ちゃんにいろんなこと押しつけちゃってごめんね」
鹿目悠希:「一旦は流したけど、どうしてマスターピカロをそこまで信じられるの?」
鹿目悠希:九重のサーカスへの共感性を見込んだうえで誘導するように情報を出しているマスター格という事しか情報共有がなされていないので聞いてみる
九重遠:「ええと……信じてるっていうか…」
九重遠:「疑う理由がないっていう感じなのかな…」
鹿目悠希:「行動方針や欲望上疑う理由がないって事かな?」
九重遠:「うん…、そんな感じです」
鹿目悠希:脚を組みつつ九重に質問する。最近は肌寒くなってきたが、今はそれどころではない。
鹿目悠希:「…わからないな。ジャームを市中に放り出す人をどうしてそう思うんだろう」
鹿目悠希:「説明して欲しい、かな」
九重遠:「ジャームのことは許しちゃだめだと思ってるよ!」
九重遠:「うーん…、なんて言えばいいのかな……」
九重遠:「あの人は、逃げようと思えばいつでも逃げられるから」
九重遠:「逃がしたくないっていうか…逃がしちゃいけない気がして」
九重遠:「はぐらかしたり、逃げられたりしないために…捕まえておかないとって思う感じ…?」
九重遠:それは、きっと無意識ではあるが狩猟本能に近しいものであるのだろう
鹿目悠希:「捕まえたいけど情報源としては信用しているの?」
九重遠:「 をつくよりも煙に巻こうとするから」
鹿目悠希:「あのね、彼は君の性質を織り込んだうえで、どう動くか想定しながら情報を出してる」
九重遠:「…うん」
鹿目悠希:「つまり、行動を誘導されて。その通りに君は全力で動いている」
鹿目悠希:正直なところを言ってしまえば、本来なら九重にEロイスやエフェクトによる洗脳を疑ってもおかしくない状態である
九重遠:「確かにそれはそうだよね…」
九重遠:「俺がただ単純なんだと思うんだけど……動くことを決めてるのは俺自身の意志だよ」
九重遠:「知ったらそう動くっていうのは、その通りだから利用されてるのかな?」
九重遠:「悠希ちゃんは……怒ってる?」
鹿目悠希:「説明が欲しいっていうのが素直な気持ち」
鹿目悠希:「相手がどういう人で、どういう理屈で、だから信じられる」
鹿目悠希:「そこまで伝えてくれないと判断できないかな」
鹿目悠希:例えば、異能や欲望を知っていれば、どう動くのかは想定できる
九重遠:「……なるほど、言葉にするのが難しいんだけど…頑張ってみるね」
九重遠:「あの人は、知ることに対して貪欲っていうか…」
九重遠:「知ろうとするなら、何であっても教えようとする」
九重遠:「それこそ、非オーヴァードがオーヴァードのことを知りたいって言ったら全部話しちゃうような」
九重遠:「そういう感じ」
鹿目悠希:「教えるって言っても、只教えるだけなの?何か意図とか…」
九重遠:「何かを、その人に選ばせようとする…?流されるんじゃなくて」
九重遠:「自分の意志で、動いてほしい……みたいな」
鹿目悠希:「…ちなみに、異能については分かってるのかな?」
九重遠:「えっと、確か真似っこ?コピー…?みたいな」
九重遠:「見た能力と似たようなものを出してくる感じ」
九重遠:「でも全部同じって感じじゃないから…純粋な力とかは真似出来ないと思うんだけど」
九重遠:「だから、俺だけならあんまり危なくないかなっていうのもあるかも…」
鹿目悠希:「うーん…本当にそれだけなのかな」
鹿目悠希:「マスターエージェントっていうくらいだから、それだけじゃないと思う」
九重遠:「あ、自分の情報を全部なかったことにできるんだ」
九重遠:「情報を残せないんです」
九重遠:「あの人に関して」
鹿目悠希:「えぇ…」
九重遠:「尻尾を掴ませないのが、たぶん強さなのかも」
九重遠:「でも、知りたいって言ったら出てくるんですよね」
鹿目悠希:「想定していた以上に厄介だな…。最初に教えて欲しかったかも」
鹿目悠希:「それが本当なら、UGNの統制にすぐさま関わる敵だから」
九重遠:「ご、ごめんなさい…」
鹿目悠希:「足取りを追えない特性と、レネゲイドの情報の解放…これは、想像している以上に大変な事なの」
九重遠:「捕まらないように立ち回られたら大問題…ってことですね」
九重遠:「俺は、なんでかわかんないけどあの人と繋がりやすくて」
九重遠:「その分利用されてるかもしれないけど、情報は手に入れられる…って感じになるのかな」
九重遠:のらりくらりと躱されないように、実は案外気を張っているのだが
鹿目悠希:(それは結局マスターピカロの思うように運んでるだけだと思うんだけどな…)
鹿目悠希:「情報を入手はするけど捕まえる気はあるんだよね?」
九重遠:「うん、あります」
九重遠:「まだ届かないから」
九重遠:「逃げられたりしないくらいまで近づきたいっていう」
九重遠:「そういう気持ち」
九重遠:いつかその首筋に、牙が届くまで
GM:UGN支部 医務室
GM:天喰大輝の回復を待つために、あなたたちはここにいる
呉住 里沙:「たいきおにいさん……大丈夫かな……」
色味坂シロ子:「んー、まあ大丈夫でしょ」 椅子に座ってリンゴを剥いている
呉住 里沙:「急に倒れちゃったし……お姉ちゃんはあんなことするし……」
色味坂シロ子:「あ、美味しい。食べる?」 リンゴを皿に乗せて里沙に差し出す
呉住 里沙:「やっぱり、大変だったよね……」などと戦いを思い返している内に林檎を差し出され「いいの? じゃあ、いただきますっ」と受け取る。
色味坂シロ子:「うんうん、天喰くん良いもん貰ってんな」 見舞い品の中からもう一個果物を取り出そうとする
呉住 里沙:「って、それ、お見舞いの!?」今更ながら気付き「ど、どうしよう……もう食べちゃってる……!」とあわあわ。
色味坂シロ子:「おほほ、まあ怒られるのは私だから」
色味坂シロ子:「果物食べて元気出た?」
呉住 里沙:「……うんっ」
呉住 里沙:「でも、勝手に取るのはダメっ」
色味坂シロ子:「あはは、ごめんなさい」
色味坂シロ子:「ちゃんと叱れて偉い」 言いつつ食べる
呉住 里沙:「まだ食べてる……」
呉住 里沙:「……サーカスの人達は、ちゃんとご飯とか食べられてるのかな……?」
呉住 里沙:「元気そうだったし、心配ないと思うけど……急に、気になっちゃった……」
色味坂シロ子:「……どうなんだろうね」 指をひと舐めしてからティッシュで拭く
色味坂シロ子:「リペアマンの目的的に、最低限の食事は与えられてたと思うよ」
呉住 里沙:内側から『そうだな。恐らくは、シロ子の予想は当たっているだろう』と、姉が同意する声が聞こえる。
呉住 里沙:「……全部、ちゃんと終わったら……美味しいものとか、食べに行きたいね」
色味坂シロ子:「そうだね、皆でいこっか」
色味坂シロ子:「オーナメントちゃんに里沙ちゃんのお勧めの美味しいもの、教えてあげな」
呉住 里沙:シロ子の優しい答えに、思わず笑みがこぼれる。
呉住 里沙:と、ここでふと気になったことがあったのを思い出した里沙は「しろこおねえさん……」と名を呼ぶと、
色味坂シロ子:「んー?」
呉住 里沙:「時々……りさには見えない誰かと、喋ってたりしない……?」と問いかけた。
呉住 里沙:「あ、あのね……時々、しろこおねえさんがりさみたいになるのが、気になって……」
呉住 里沙:「その……誰かの声を聞いて、それに応えてるような……」
色味坂シロ子:「ああ、あれねえ」
色味坂シロ子:「そう」
色味坂シロ子:「実は私はオバケと喋れるのだ……」 両手を下に向け悪い顔をする
呉住 里沙:「えっ、ええ……っ?」少し狼狽える。
色味坂シロ子:「あ、怒られちゃった」 里沙に向けてではない言葉
色味坂シロ子:「今のは冗談だけど、うん、私の中にはもう一人いるよ」
呉住 里沙:「……やっぱり、そうなんだ」
色味坂シロ子:「共生型のレネゲイドビーイングってやつでね、美沙ちゃんと違って表には出てこれないけど」
呉住 里沙:「そっか……お喋りできるなら、ご挨拶しなくちゃって思ってたんだけど……」
色味坂シロ子:「お、挨拶?いいよいいよ、じゃあ私が代わりに口に出したげよう」
呉住 里沙:「ほんとにっ? じゃ、じゃあ……あらためまして、くれずみりさです。よろしくお願いしますっ」ぺこりと頭を下げる。
呉住 里沙:「次はお姉ちゃんね」そう言って、何でもないように身体の主導権を渡す。
色味坂シロ子:「んんっ、どうも恐縮だ。呉住里沙さん」 咳払いをしてちょっと声を低くして続ける
色味坂シロ子:「私の名前はアイト、表に出てくることはそうそうないが、よろしく頼む……だって」
呉住 里沙:『里沙が言うならば仕方がない……まぁ、私も少しばかり興味があった』言われたとおり、挨拶に出る。
色味坂シロ子:「んむ、げふんげふん」 もう一度咳払いをする
呉住 里沙:『アイト、か。里沙達には直接干渉出来んようだが、この件について気張ってくれているなら何よりだ』
呉住 里沙:『だから……なんだ。よろしく頼む』
呉住 里沙:『終わったぞ、里沙』と言い残し、すっと撤退する。
色味坂シロ子:「ああ、よろしく頼む……っと」
呉住 里沙:「アイトさんは、しろこおねえさんと一緒に頑張ってくれてるんだね」
アイト:(苛烈なオーラと同時に、里沙への強い愛情が見られる)
アイト:(そうそう心配は要らなさそうだな)
色味坂シロ子:「うん、そうだねえ」
色味坂シロ子:頑張ってるっていうか、単純に2人めの頭としてこき使ってるというか
呉住 里沙:「アイトさんは、サーカス見たことあるの? しろこおねえさんが見たことあるなら、あるのかな……」
色味坂シロ子:「サーカスはないかな。アイトは私が覚醒してから生まれたRBだから、私も見たこと無いし」
色味坂シロ子:「ああ、そうだね、サーカスを助ける理由が一個増えたか」
色味坂シロ子:「こいつにサーカスを見せてやらないとね」
色味坂シロ子:頭を軽く叩く
呉住 里沙:「やっぱりしろこおねえさん、優しい」ふふっ、と微笑を浮かべる。
色味坂シロ子:「アイトの名前付けたのは私だぜ、愛に人って書いてアイト」
色味坂シロ子:「まあ付けた名前に恥じないように優しくいないとね」
アイト:(いざとなれば逃げる心持だろう、君は)
色味坂シロ子:(……うるせっ)
呉住 里沙:「思ってたよりずっとかわいい漢字を使ってもらってるんだね」
色味坂シロ子:「可愛い奴だよ、最初は自我も曖昧だったからね、私が育てたようなものだし」
色味坂シロ子:「……あ、怒られた、一緒に育った。ってことで」
呉住 里沙:「喋れないからって勝手に色々言ったら、アイトさんだって怒るよ」くすくすと笑う。
呉住 里沙:「……サーカスの人達の中にも、りさとしろこおねえさんみたいに、誰かがついてくれてる人がいるのかな」
呉住 里沙:「もしいたら……サーカスを続ける内に、変だって思われないといいな……」
色味坂シロ子:「里沙ちゃんも優しいね……大丈夫だよ、きっと」
呉住 里沙:「……〝気難しい人達〟を近くで見てからね、色々考えちゃうんだ」
色味坂シロ子:「見たでしょ?オーナメントちゃんと少年たち、あと私たちが捕まえた気難しい子たちも」
色味坂シロ子:「本当の家族みたいだったじゃん。だからきっと大丈夫」
呉住 里沙:「うん。りさが勝手に、よくないことを考えてるだけで終わったらいいな……」
色味坂シロ子:里沙の頭を撫でる
色味坂シロ子:「難しい事は大人が何とかするからさ」
呉住 里沙:撫でられながら、独りごちるように「りさ、初めて〝事件が終わった後のこと〟を考えるようになってね……」と呟く。
呉住 里沙:「大人が何とかしてくれるのは……そうなのかもだけど……」
色味坂シロ子:「ん……」 手を止めて聞く
呉住 里沙:「りさが、ちょっとでもお手伝いできたら、その方がいいよねって……思って……」
呉住 里沙:「でも……いいこと思いつくのって、難しいね……」
色味坂シロ子:「難しいよね」
呉住 里沙:「オーナメントおねえさん達に、信じてほしいってお願いしてるときにも、りさ、何も言えなかった」
呉住 里沙:「あそこで何か言えるような、ちゃんとした子になりたい……」
色味坂シロ子:「そう思えるなら、もう十分ちゃんとしてるよ」
呉住 里沙:「……え?」
色味坂シロ子:「いいんだよ、すぐ出来なくたって」
色味坂シロ子:「里沙ちゃんの年くらいなら、言葉に出来なくても」
色味坂シロ子:「きっと思いは伝わってるから」
色味坂シロ子:少女の手を握る
呉住 里沙:心の中で、姉もシロ子の言葉に同意している。
呉住 里沙:「……うんっ」少しずつ小さくなっていた声量が元に戻り、同時にぎゅっと手を握り返す。
呉住 里沙:「……やっぱり、しろこおねえさん、すっごく優しい……!」
呉住 里沙:「お手本にしたいおにいさん達とおねえさん達が、また増えちゃった」
色味坂シロ子:「……いやあ、はは、照れるなあ……」
アイト:(勘弁してくれ、といった感じだな)
色味坂シロ子:(ざ、罪悪感が凄い……)
呉住 里沙:「しろこおねえさんとアイトさんのこと、頑張って手伝うから……一緒に、全部きれいに終わらせようねっ」
色味坂シロ子:「うん、最高のハッピーエンドを目指そう」
GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでどうぞ
GM:ミドル10
九重遠:ロイスはなし!
九重遠:購入はもっかいメイド服いってみますか
九重遠:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 8[4,6,8,8] → 8 → 失敗
九重遠:はい、以上です
鹿目悠希:ブルゲチャレンジ
鹿目悠希:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 7[1,5,7] → 7 → 失敗
呉住 里沙:アルティメイド服だ……買ってやる、買ってやるぞ……!
呉住 里沙:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[4,6,6,10]+5[5] → 15 → 失敗
呉住 里沙:altu,
呉住 里沙:あっ、これ、財産点使えば17だから……もしよろしければ、バディムなど……。
鹿目悠希:はぁい。
鹿目悠希:バデム~
呉住 里沙:その上で財産点2点全て消費~。ゲット~!
呉住 里沙:装備します。
呉住 里沙:以上です。
色味坂シロ子:ロイス、いったん保留
色味坂シロ子:購入は応急手当キット買うか
色味坂シロ子:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 10[3,6,10]+9[9] → 19 → 成功
色味坂シロ子:何だこの達成値
九重遠:すご
呉住 里沙:凄い応急手当が出来る。
ミドル11
GM:登場侵蝕をお願いします
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (111 → 117)
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (95 → 96)
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (84 → 92)
鹿目悠希:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 8[8]+94 → 102
鹿目悠希:うわああああああ
色味坂シロ子:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+10[10] → 109
色味坂シロ子:おぎゃー
呉住 里沙:君達!
九重遠:みんなが!
GM:UGN支部 ブリーフィングルーム
エージェント:「みんな揃ったかい?
榎井暦:「いますー」
高科蛍:「はい」
千城双織:「いるぜー」
色味坂シロ子:「はーい」 手を上げる
九重遠:「はい、います!」
呉住 里沙:「だいじょうぶ、です!」
鹿目悠希:「問題ないよ」
天喰大輝:「えっと……」頭に包帯を巻いている。
天喰大輝:「います。それと、ご迷惑をおかけしました」
呉住 里沙:「あっ、よかった……」
色味坂シロ子:「よく眠れたかい」
千城双織:「よかったあ………」
九重遠:「大輝さんが無事でよかったです」
鹿目悠希:「どう見ても重症、本当にこのまま戦うの?」
天喰大輝:「まだ頭はガンガンしてるけど……」
天喰大輝:「うん、戦力的には問題ない」
天喰大輝:「これくらいなら、能力行使に支障は出ない」
エージェント:「無理はするなよー?」
呉住 里沙:「あの、お姉ちゃんが〝倒れるまでが攻撃なのか?〟って……」
天喰大輝:「いや、あれは相手が強かっただけだよ」
天喰大輝:「本命は、倒れて“から”が攻撃だ」
呉住 里沙:「うそでしょ……」
色味坂シロ子:「自爆技かあ」
呉住 里沙:「さ、さくせんかいぎ、さくせんかいぎ!」返答に困り、あからさまに話題を逸らそうとする。
鹿目悠希:「死んだら元も子もないのに…」
榎井暦:「珍しくはないけすけどー、ケアは何かしら考えた方がいいですねえ」
天喰大輝:「大丈夫、死ぬのは何度か経験してる」
九重遠:「なにも大丈夫じゃないと思うんだけど…!」
色味坂シロ子:「おっそろしい子」
天喰大輝:「俺のことを気にしても仕方ないだろ。ほら、呉住さんの言う通り、作戦会議だ」
エージェント:「あ、そうそう、作戦会議だね」
九重遠:「気にしないでっていうには無理があるけど…作戦かあ……」
エージェント:「とりあえず、彼らの協力は取り付けた、プログラムも入手できたのは幸運かな」
鹿目悠希:「よくできてると思うけど」「何もしなければ最終的にはリペアマンに失敗させられるんだよね…」
九重遠:「公演の途中でなにか起こす感じなんだよね?」
色味坂シロ子:「どこの部分かはわかってるっけ?」
エージェント:「そうだね、横やりを入れてくる感じになるとは予想している」
鹿目悠希:「逆に、リペアマンの悪事を止められたら彼が恐らくこちらに襲い掛かってくる」
鹿目悠希:「それでいいんだよね?」
呉住 里沙:『念のためにもう一度詳細を話しておく』
鹿目悠希:皆に確認をとる様に
エージェント:「多分最終盤、かなあ、奴の目的からして一番盛り上がるところを狙うとは思う」
色味坂シロ子:「なるほどねえ」 エージェントの言葉に頷きつつ、美沙の方を向く
呉住 里沙:『手持ちのジャームやαトランスを大量投下するという手段を取ってくる。かなり大がかりだ』
呉住 里沙:『当日までの隠匿など可能なのか、という話だが……少なくとも、私には漏れた。そこは大きなアドバンテージと言える』
高科蛍:「加えてですけれど」
高科蛍:「会場を見る限り、かなり開けていました、ステージ袖にジャームを忍ばせるという選択肢はあまり現実的ではないでしょうね」
鹿目悠希:「倉庫前の扉には空間操作エフェクトが使われていた。」
天喰大輝:「タイミングが分かっているなら、次はどこから仕掛けてくるか、だ」
鹿目悠希:「同じ要領で、ジャームを運べても不思議はない」
九重遠:「……えっと、一つだけ提案があるっていうかやりたいことがあるんだけど…」
エージェント:「…言ってみな」
九重遠:「俺、獣化して舞台にまぎれちゃだめですか?」
呉住 里沙:『……ほう』
天喰大輝:「九重くん、それは」
鹿目悠希:「うわっ、随分斬新な手を思いつくね」
天喰大輝:「アリだ」
色味坂シロ子:「面白いこと考えるねえ」
九重遠:「サーカスだったら、いてもそんなに変じゃないと思うし」
呉住 里沙:『いいな、それは。狼狽させるには充分過ぎる手だ』
色味坂シロ子:「環境的に、いつの間にか人が増えててもおかしくはないね」
天喰大輝:「敵の目的を止めるには十分な効果が期待できる。……が、一応確認しておこう」
九重遠:「はい」
呉住 里沙:『おまけにサーカス団員を間近で観察し、いざとなればその身で守ることも不可能ではない。考えたな』
天喰大輝:「万が一、敵が目的を達成した場合、君もサーカス団員と同じくαトランスの影響をモロに受けることになる」
天喰大輝:「それは分かった上での提案なんだな?」
呉住 里沙:『当然、そうなのだろう?』
九重遠:「うん、その覚悟です」
天喰大輝:「なら文句はない。現状を認識できているならいい」
呉住 里沙:『問題は、私達の配置だな』
呉住 里沙:『ステージのみならず観客席などにも視線を向けられ、なおかつ集合がしやすい場所……』
色味坂シロ子:「そうだね、黒ヒョウ君みたいに紛れるわけにもいかないし」
呉住 里沙:『〝ハコ〟の規模次第だが……上手く散れると思うか?』
鹿目悠希:「素直に観客席に座るのも良いと思う。バレないこと、相手の動きに気付くことが満たせればいいから」
天喰大輝:「その場合、前列と後列に分かれて配置って感じかな」
九重遠:「力比べなら俺がどうにか出来ると思うから、そうじゃない能力に気を付けてほしいかも」
エージェント:「明星座は円形劇場だ、円周のそれぞれに分割して観客席に配置しようか?」
天喰大輝:「全体を把握する役と、ステージの近くで即応できるようにする役」
色味坂シロ子:「それなら私はできるだけ円の外側かな」
呉住 里沙:『私としては、シロ子の位置を重点的に考えておきたいところだな。何せお前には、目が二人分あるも同義なのだから……』周囲への配慮が欠けに欠けた発言をする。
色味坂シロ子:「いやいや、二つどころじゃありやせんぜ」
色味坂シロ子:「まあ魔眼を出せばって話だから、今回はなしだけど」
色味坂シロ子:流石に広域に魔眼を展開しての監視はすぐバレる
天喰大輝:「そういえば初めて会ったときも、色味坂さんは周りの状況をよく把握していたな」
呉住 里沙:『……言うまでもなく、お前なりにいい位置を考えていたか。余計な発言だったな』
鹿目悠希:「じゃあボクも全体を把握する方に回ろうかな」
鹿目悠希:「見るのは得意だし、一応対応もできると思う」
九重遠:「悠希ちゃんも周りをよく見れるもんね」
天喰大輝:「感知能力が高く、遠距離攻撃できる二人はそれでいいとして」
天喰大輝:「まあ、俺は前かな」
呉住 里沙:『私は里沙と視覚を共有している関係上、人格が複数あろうと結局は一人分でしかないが……里沙が肉眼での注視を、そして私が殺気などに対して神経を尖らせておけばいいだけの話だろう』
エージェント:「これで九重君が部隊に潜入、4人が散開してステージの監視か」
榎井暦:「残りはどうしますー?」
色味坂シロ子:「うんうん、バランス的には悪くないんじゃないかな」
高科蛍:「あまりステージに集中してても顔が割れていた時まずい気がしますが」
エージェント:「そだよねー、ステージに残せて1人、できれば他には別の仕事を頼みたいかなあ」
呉住 里沙:『具体的には?』
エージェント:「倉庫での破壊工作、外に増援がいた際の対処、主にこの2つだね」
エージェント:「公演の隙を狙ってαトランスなどの箱を破壊できれば九重君の安全にもつながるしね」
九重遠:「…双織くんは、飛べるから…外側からでもステージまで来れたりしない?」
九重遠:「俺は、いてくれると安心できるんだけど」
千城双織:「…俺にか?」
九重遠:「うん」
エージェント:「…まあ、君なら顔もバレてなさそうだしいけそうか」
色味坂シロ子:「お熱いねえ」 お茶を啜る
鹿目悠希:「これで大体決まったかな:」
エージェント:「千城君も中に残そう、機動力からして外周付近でも行けそうだから、外で何かあった時は連絡係になってもらう」
呉住 里沙:『贅沢を言えば、もう一人くらいは欲しいか』
エージェント:「榎井ちゃんと高科君は僕と一緒に外だ」
エージェント:「他に手が足りなかったら舞台の上にいる子に頼んでみよう」
エージェント:「"オーナメント"とかだったら呉住さんの説得で動かせるかもしれないしね」
天喰大輝:「元々、その為に協力してもらう予定ですしね」
天喰大輝:「“リペアマン”に対しては、彼らが反抗した方が効果的だ」
天喰大輝:マスターピカロの思惑通りなのは気に入らないが……口に出さずとも表情が険しくなる。
九重遠:「うん、みんなが危なくなったら俺が守ります」
色味坂シロ子:「じゃあ、大体の筋は決まったかな」
鹿目悠希:「油断せずしっかり準備しようね」
呉住 里沙:『ああ。焦らず、昂ぶりすぎずにな』
呉住 里沙:『……私が言える立場でもないか』苦笑いを浮かべる。
天喰大輝:「油断のしようがない。“リペアマン”の計画は分かっていても、戦力は何も分からないんだからな」
エージェント:「そうだね、他に言っておきたいこととか話し合っておきたいことはあるかい?」
色味坂シロ子:「そうだね、何かあれば作戦前だと今が最後のチャンスだ」
天喰大輝:「考えられる備えは全てする。絶対に勝たなくちゃいけない」
呉住 里沙:『では一つ、あらかじめ宣言しておこう』
九重遠:「…?はい」
呉住 里沙:『リペアマンの討伐には私ではなく、里沙が出る』
鹿目悠希:「それは里沙さんの希望なの?」
呉住 里沙:『本人たっての希望だ。勿論、止めたがな……譲らなかった』
鹿目悠希:「そっか。ならよかった」
天喰大輝:「それなら、その方がいいだろうな」
九重遠:「里沙ちゃんが…うん、わかりました」
九重遠:「一緒に頑張ろうね」
天喰大輝:「オーヴァードの戦いでは、絆や思いの強さが直接戦力に関わってくる」
呉住 里沙:『〝自分が止めるべきだ〟と息巻いている。よろしくしてやってくれ』
天喰大輝:「美沙さん、空回りしないようにだけ見ててあげてくれ」
呉住 里沙:『言われずとも』薄く笑みを浮かべる。
呉住 里沙:『里沙。信じたからな』
呉住 里沙:退いた姉の言葉に頷き、主人格が頷く。
呉住 里沙:「りさ、リペアマンを止めるから……りさが、一緒にやらなきゃいけないから……」
呉住 里沙:「だから……よろしくおねがいしますっ!」深々と頭を下げた。
GM:シーンカット、ロイス取得と購入は該当タブでどうぞ
天喰大輝:ロイスはそのまま
九重遠:ロイスなし
九重遠:購入はボデマいっとくか
呉住 里沙:ロイスは満員。
九重遠:4dx>=12
DoubleCross : (4DX10>=12) → 10[6,7,9,10]+10[10]+1[1] → 21 → 成功
鹿目悠希:ロイス無し
九重遠:!?
鹿目悠希:ブルゲチャレンジ~
九重遠:ええ……買いました
鹿目悠希:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 7[1,2,5,7] → 7 → 失敗
呉住 里沙:遠くんやる~!
九重遠:誰か着る?
鹿目悠希:完全獣化するのに
呉住 里沙:悠希ちゃんの分までブルゲチャレンジするか。
鹿目悠希:ボクは大丈夫
九重遠:俺はどうせ完全獣化するから
九重遠:あげるよ
天喰大輝:買うものもないし、敵の情報欲しいから世にも珍しいレネゲイドチェッカー行ってみようかな~
呉住 里沙:ブルーゲイルの購入を狙います。
鹿目悠希:いや、ダメージ受けたほうが攻撃力上がる構成なんで…
鹿目悠希:呉住さんありがとう~
呉住 里沙:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 8[1,6,6,8] → 8 → 失敗
色味坂シロ子:呉住里沙 〇好感/罪悪感 で取っておこう
呉住 里沙:hai
天喰大輝:4dx>=16
DoubleCross : (4DX10>=16) → 10[1,2,5,10]+5[5] → 15 → 失敗
天喰大輝:おしい
呉住 里沙:ダメでございました。
色味坂シロ子:購入はブルゲチャレンジするか
呉住 里沙:以上です。
鹿目悠希:こちらも以上
色味坂シロ子:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[1,9,9,10]+9[9] → 19 → 失敗
色味坂シロ子:!?
九重遠:これはバデム
鹿目悠希:!?
呉住 里沙:バディムでいけるやん!
天喰大輝:この出目は……!
鹿目悠希:バディ・ムーブ!
色味坂シロ子:わーい
色味坂シロ子:欲しい人に上げます
鹿目悠希:なんか全員にバデムした気がする
鹿目悠希:ボクはもう自前のブルゲがあるので
天喰大輝:超有能チルドレン
九重遠:俺はしてもらってないねえ
九重遠:ボデマ着ない?
色味坂シロ子:じゃあ自分の分にしちゃお
呉住 里沙:ブルゲはセットアップが潰れるのでこちらが持っていても仕方がないため、別の方にどうぞ。
九重遠:いらないなら完全獣化するまでの間だけ着るけど
天喰大輝:メイド服を着させられてるので……
鹿目悠希:ボデマはそれが良いかな
呉住 里沙:ケンシロウの服みたいに、破れるためだけに存在するボデマ……。
九重遠:それでいい?シロ子さんもいらない?
色味坂シロ子:持ってるよー
九重遠:あ、持ってるか
九重遠:じゃあ装備しちゃお
呉住 里沙:全裸になる描写が出来る。
九重遠:しないやい!
九重遠:以上で
マスターシーン2
GM:明星座 倉庫
エージェント:「来たね、今公演のために人が出払った、リペアマンもいると連絡は受けたから、ここから倉庫に仕掛ける」
高科蛍:「劇場の配置として、ステージ裏に謎の空間を作っても団員にはバレる、やるとしてもこの倉庫を直接つなげてくるだろう、ということですね」
エージェント:「そういうこと、というわけで榎井ちゃん頼むよ」
エージェント:「君の一番得意な解体の時間だからね」
榎井暦:「頑張りまーす!」
榎井暦:ゆらり、と影が動き、チェーンソーの形になる
榎井暦:それをなんのためらいも無くひっつかみ、指定された歪みに廻る刃を突き立てる
高科蛍:すぐにマスケットを数本出現させ、扉が開いた後に備える
GM:派手な音を立てて、扉のようなものが破砕される手応え
エージェント:「………!」
エージェント:目の前の光景に一瞬絶句する
高科蛍:「……ステージ裏直通タイプ、しかもこの数は」
榎井暦:「さっさとαトランスを始末して、そのあと私たちでできる限り数を削らないとダメそうですねー」
エージェント:「うだうだ言ってても仕方ないね、やるよ」
少年:(…公演の準備はした、プログラムもUGNに渡した)
少年:(しかけそうなタイミングもそこにいる九重から聞いた、あとは…)
"リペアマン":「……どうしたんだい?六一八?」
"リペアマン":「ここのところずっと浮かない顔だね、花形の"オーナメント"ともども、少し心配だよ」
少年:「……いえ、最終確認の方をしていただけで」
"リペアマン":「そうかいそうかい、熱心なのはいいことだ」
"リペアマン":「では私は少し他の団員を見に行こうか」
少年:「…いってらっしゃい」とその様子を見送り
"オーナメント":「……行った?」
少年:「ああ」
"オーナメント":「九重君を入れたはいいけれど、リペアマンさんがあちこち見回っててひやひやするわね……」
少年:「そうだな……」
少年:「…"オーナメント"、お前できる限り九重の近くにいてくれないか」
"オーナメント":「…私?」
少年:「仮に何かあった時、反撃の起点になるなら間違いなく九重だ、呉住と最初に喋った都合上、あんただったら向こうに俺より信用されてるだろう」
少年:「あんたが戦うことを嫌っているのは知っていて言っている、……それでも頼めるか」
"オーナメント":「…………」
"オーナメント":「……戦うことについてはいいわ、私は私の踊る場所を勝ち取りたい、そのためだったらいくらでも」
"オーナメント":「……でも、あんたは?」
少年:「……ステージ裏の物置のあたり、あそこに歪みがあった」
少年:「"リペアマン"が何かしようとしているなら、多分そこだ」
少年:「受付が終わったらそこに行って……何かあるならできるだけ時間を稼ぐ」
少年:「何かあったら一番危ないポジションなのは承知だが、覚悟は決めている」
"オーナメント":「六一八……!」
"マスターピカロ":「その役回りだけど」
"オーナメント":「!」
少年:「バイトさん?」
"マスターピカロ":「俺も行こうか、"リペアマン"の仕込みの邪魔」
"オーナメント":「…リペアマンさんの味方じゃなかったんだ」
"マスターピカロ":「いやいや、俺はサーカスをしようとする君たちの味方さ」
少年:「………」
少年:「………一緒にいる、っていう前提だったら、お願いします」
"オーナメント":「六一八!?」
少年:「嘘だろうと……もう腹は括った」
少年:「あの取引をした時点で、俺もお前もダブルクロスだ」
少年:「しくじって報いを受ける覚悟くらいはとっくにできている」
"オーナメント":「…そうね、そうだったわね」
"オーナメント":「私は私にできる全力をしなくっちゃ」
"オーナメント":「行ってくる!受け付け終わった後はそっちよろしく!」
少年:「ああ!」
"マスターピカロ":「実はもう一人引っ張ってきているからね、覚悟を決めた君の命くらいは守るつもりだよ」
"エンフィールド":「おい捕獲対象さんよ!これ終わったら大人しく来てくれるのは本当なんだろうな!」
"マスターピカロ":「本当本当、じゃあ
"マスターピカロ":いこっか」
少年:「………」黙って足を進める
"オーナメント":「(……踊りたい、だけじゃない)」
"オーナメント":「(りさちゃんに、ちゃんと楽しかったって言ってもらえるようにするんだ…!)」
クライマックス
GM:登場侵蝕をお願いします
九重遠:九重遠の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (96 → 97)
鹿目悠希:102+1d10
DoubleCross : (102+1D10) → 102+10[10] → 112
天喰大輝:1来い1来い1来い
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (117 → 118)
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (92 → 99)
天喰大輝:本当に来た
鹿目悠希:エーンエンエン
九重遠:悠希ちゃんが
色味坂シロ子:109+1d10
DoubleCross : (109+1D10) → 109+3[3] → 112
色味坂シロ子:お揃い
鹿目悠希:俺がカバーするんじゃない、俺をカバーしてくれ
色味坂シロ子:www
鹿目悠希:いや、カバーはするけど
呉住 里沙:ウロボロスよりヤバいとかもう相当よ。
九重遠:双織くんいるから2枚あるよ
鹿目悠希:情報判定で二回余分に振ってますからね、ここで響いてくる
天喰大輝:一回休んでるのに一番高いんだけど??
鹿目悠希:自傷衝動、ウロボロス、侵蝕値が低い筈がなく…
GM:360度、ぐるりと客席が囲んだ円形劇場
GM:それが「明星座」の一番のセールスポイントだった
GM:だが、興行する側の利便性、近所の劇団などでは扱いずらかったこと、運営のための資金が少なかったことにより10年前に明星座は閉鎖
GM:取り壊すためのお金も捻出できず、そのまま廃墟としてくすぶっていた
"リペアマン":「本日は失楽園サーカス団ハロウィン公演にご来場いただきありがとうございます」
"リペアマン":「開演の前に皆様にお願いがございます」
GM:まばらな客席に向かってリペアマンがアナウンスを滔々と読み上げる
"リペアマン":「客席内でのご飲食はお控えください、また、客席は全席禁煙となっております」
"リペアマン":「携帯電話、スマートフォンをお持ちの方は開始前に電源を切るかマナーモードに設定くださるようよろしくお願いします」
"リペアマン":「また、当館は非常時には強い構造となっております」
"リペアマン":「不測の事態が起こった際にも席はお立ちにならず、係員の指示に従ってください」
天喰大輝:(わざわざ警告するということは、ワーディングは使わず、敢えてパニックを起こすつもりか?)
色味坂シロ子:「えっ飲食禁止なの?コーラとポップコーンは!?」
色味坂シロ子:「まあ元からないんだけど……」
天喰大輝:(観客が慌てる様子を団員に見せて、『失敗』を印象付けさせようとしている)
呉住 里沙:「……ふそくのじたい……悪いことするのは、分かってるよ……」
九重遠:「(ここで騒ぐわけにもいかないしなあ…)」と舞台上でまぎれながら
鹿目悠希:「気にくわない。用意が上手いというより、手馴れているんだ」
天喰大輝:(なるほど。分かりやすい)
天喰大輝:(あいつも、「普通」の敵だ)
アイト:(警告しておくことで、事態が起こっても観客は真っ先に逃げづらい)
アイト:(αトランスを散布するという目的の上でも有為な手だな)
呉住 里沙:今度は姉が『滑稽な前口上だな、リペアマン。不測の事態は、我々こそが起こすのだ……お前を止めるためだけにな』と嗤う。
"リペアマン":「さてと、堅苦しいアナウンスはこれくらいにして」
"リペアマン":「公演前の裏話を少々、と行きますか」
"リペアマン":「いやあ、ここに来るまでに色々ありました」
"リペアマン":「私支配人とは言わせてもらえておりますがここまでこぎつけられたのはそれはもう団員の熱意のおかげですよ」
"リペアマン":「表舞台に出る子から裏方に回る子まで、しっかりと分担して、計画して」
"リペアマン":「練習も納得いくまでずっと重ねておりました、ええ」
"リペアマン":「私はちょっとお手伝いをさせてもらっただけですが、彼らの今日を成功で終わらせたい、という夢は非常に素晴らしい」
"リペアマン":「だからこそ」
"リペアマン":「今日ここで全て終わってしまうのが、実に惜しい、惜しすぎる」
"リペアマン":がちゃん、と何かの開く音
"リペアマン":それと同時に、様々な大型動物……中には蛇の尾に獅子の体を持つ明らかに異形の姿もある
"リペアマン":それらが、飢えたように客席を見つめる
"リペアマン":「UGNさえ紛れ込んでなければ、もっと絶好のタイミングで彼らを修理できたんですがねえ」
ひそ:「な、なんだあれ」「こっち見てるよね…?」
"リペアマン":「おっと皆さん、再度アナウンスです」
"リペアマン":Eロイス、絶対の枷使用
"リペアマン":「席はお立ちにならず、係員の指示に従うように」
"リペアマン":「さて、UGNの皆さん」
"リペアマン":「この状況でも、まだ出てこれますか?」
ひそ:観客は、席に縛られたかのように動かない
天喰大輝:《ワーディング》
呉住 里沙:『行け、里沙。救ってやれ』
色味坂シロ子:「ナイス天喰くーん」 いつの間にかライフルを放ち撃っている。
天喰大輝:「……俺はUGNじゃないが」
呉住 里沙:去り際に姉が残した言葉に大きく頷いた里沙が立ち上がる。
色味坂シロ子:「取り急ぎ10個くらいだ、出来ればこれで決まって欲しいね」
天喰大輝:「お望み通り出てやろう。ただし、お前も出ていくんだ」
鹿目悠希:「助かる。キミが仲間で良かった」
色味坂シロ子:即座に展開された魔眼が弾丸の軌道を変え、加速させていく
鹿目悠希:天喰のワーディングを確認し次第、光の矢を十数発撃ちこむ
天喰大輝:「――この世からな」
九重遠:サーカスの舞台上で獣たちから観客席の盾になるように警戒態勢を取りつつ
天喰大輝:白炎を放つ。
九重遠:思いきり、咆哮する
呉住 里沙:弾幕が張られている間が、接近するチャンス。本能的にそう理解した里沙は、ステージへと走って行く。
呉住 里沙:「りさが、りさが、みんなと止めるんだっ!」
千城双織:「い、行けばいいのか!?」客席から転がり落ちるように飛び、そのまま浮遊してステージに接近し
千城双織:客に近づいていた獣の一体を蹴りながら降りる
GM:リペアマンへの攻撃こそ獣が庇うが、その衝撃ですぐさま客が食い殺されることは免れた
"リペアマン":「なるほど、降りてきましたか」
"リペアマン":「そしてワーディング、と」
"リペアマン":「張ったらすぐさま客を食い殺すつもりですがそうもいきませんか、あっぱれですよ」
色味坂シロ子:(降りてませーん) 2回観客席から伏せてライフルを撃っている
色味坂シロ子:(つーかそうそう弾持たないからとっととなんとかしてくれ)
天喰大輝:「随分と余裕そうだが……状況を分かっているのか?」
鹿目悠希:「話を聞かせて隙を作ろうとしているかもしれない。構わず攻撃し続けて」
九重遠:「俺たちだけなら、上手くいったかもしれないね」
鹿目悠希:"リペアマン"の急所にレーザー撃ち続ける。もちろん庇われ届かないが、時間稼ぎにはなる
九重遠:「……このサーカスは壊させないよ」
"リペアマン":「わかっているかというべきは私の方ですよ」急所はジャームに庇わせつつ、状況を振り返る
呉住 里沙:「リペアマンの特徴は……」口を開く。
呉住 里沙:「自分がいじめている相手が、思い通りに動いてくれないこと……」
呉住 里沙:「そんなの、子供に酷いことをするお父さんやお母さんと一緒だよ! だから、何を言われたってりさは止めなきゃいけないの!」
色味坂シロ子:「こいつ詐欺師でしょ、もう話聞かない方がいいよ」 無線で告げ、弾丸を放つ衝撃で転がり移動しながら狙撃を続ける
色味坂シロ子:「体中が痛い……」
呉住 里沙:「だから、もう喋らないで……!」
"リペアマン":「おや心外な、私はリペアマン、コードネーム通り子供を直しに行くのが仕事ですよ」
呉住 里沙:「りさのことをいじめてたお母さんみたいな人が、サーカスのみんなに話しかけないでっ!」
鹿目悠希:「直す?洗脳の間違いでしょ」
"リペアマン":「それに、αトランスと増援のジャーム、そして団員に『サーカスを壊せ』と囁けば今回の修理は完了です」
九重遠:「出来ると思ってそうだけど」
九重遠:「そんなに簡単にはいかないよ…!」
呉住 里沙:「それに、りさが、みんなが、そんなことさせないよ……!」
鹿目悠希:「だから、それは『修理』なんかじゃない─────!」
鹿目悠希:上部より着地
鹿目悠希:リペアマンへの攻撃は続けつつ言葉を返す。
呉住 里沙:「〝ぎゃくたいじどう〟なんて呼ばれる子達を増やすのは、今日でおしまいだよ……リペアマンっ!」里沙の足下が激しく穢れる。
"リペアマン":「よく吠えますねえ、あなた方を修理するのもまた悪くはなさそうだ」
鹿目悠希:「…全部思い通りになるなんて思った大間違い。彼らは物じゃない。人間なんだ。意志がある。」
"リペアマン":「ですが今回は団員を優先させましょう」Eロイス、絶対の枷を――
少年:マイナー移動、 メジャー光の舞踏+コンセントレイト
少年:Dロイス鬼切りの古太刀使用
少年:9dx7+3
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[1,3,3,6,7,8,9,9,10]+10[1,2,4,4,7]+5[5]+3 → 28
"リペアマン":ガード、魔人の盾
"リペアマン":G値+40
"オーナメント":凍てつく刃、ダメージ+1d+24、
少年:3d10+1d10+24+10
DoubleCross : (3D10+1D10+24+10) → 22[10,8,4]+1[1]+24+10 → 57
"リペアマン":17点通し
少年:ダメージ通ったな、絶対の枷を解除だ
少年:「使わせない」
少年:舞台裏から一閃、リペアマンの背後を斬る
"リペアマン":「…?!あなた、何故」と言いながらも魔眼を操作防御態勢
"オーナメント":「ダメ!!」目の前に炎を出現、怯ませてその防御姿勢を崩す
少年:金色一閃、刃が、通る
少年:「……嫌わなくていい奴まで嫌いたくなる嫌な力だが、こういうときは役に立つんだな」
"リペアマン":「…お前には念入りにかけておいたはずなのですがねえ」
少年:マスターピカロ:ところで君、よくない暗示をされていないかい?
少年:マスターピカロ:ちょちょいのちょいで済むからちょっとおいで
少年:「……別にいいだろう、現にあんたは、今ここであいつらに手をかけられない」
"オーナメント":「里沙ちゃん!!」走ってそちらにやってくる
"オーナメント":「……開演前なのに、サーカスはこんなにめちゃくちゃに……」
"オーナメント":「………許さない」
呉住 里沙:「うん……!」
"オーナメント":「お願い、里沙ちゃん手伝って!」
"オーナメント":「こんな気持ち初めてだけど、ギッタンギッタンにしないと気が済まないんだから!」
呉住 里沙:「うんっ! だって、りさはその為にみんなと来たんだから!」
呉住 里沙:「りさも怒ってるから、お揃い……! 一緒に、止めよう!」
"オーナメント":「うん!!」
"リペアマン":「ふむ、実に不快感の増す展開になってきましたねえ」
"リペアマン":それと同時に、少し不信感
"リペアマン":漂白したジャームは、予定より来る数が少なく
"リペアマン":αトランスはいつまでたっても散布される気配がない
天喰大輝:「もう一度聞こう、“リペアマン”」
天喰大輝:「――随分と余裕そうだが……状況を分かっているのか?」
"リペアマン":「………何、を」
天喰大輝:「分からないならそれでいい」
天喰大輝:「少し想像力を働かせれば分かると思うがな」
鹿目悠希:「(天喰さん、あんなにおもいきり怒るんだ…なんだか意外。)」
鹿目悠希:「(いや、らしいのかも)」
天喰大輝:「俺達がこうしてここにいる。そして、思い通りにことが運んでいない」
天喰大輝:「――お前に反抗するのがその二人だけだとでも?」
"リペアマン":「……………」舌打ち、ひょうひょうとした顔が崩れる
鹿目悠希:「なんだ、もう冷静な振りが崩れた?意外とあっけないね」
鹿目悠希:「言ったはずだ。彼らは物じゃない。」
鹿目悠希:「意志があるんだ…だから、お前の計画は初めから上手くいくわけなかったんだよ」
鹿目悠希:「…命乞いをするなら、今が最後のチャンスだよ」
"リペアマン":「……そこで命を乞うとでも?」
"リペアマン":「漂白済み1号から4号!こちらに!」
漂白済み:獣、少女、獣、不定形、と生気を失った目でやってくる
色味坂シロ子:「おーおー、悪趣味な……」
色味坂シロ子:無線機越しに仲間に声が伝わる
色味坂シロ子:「さて、ではここで皆にお知らせがあります」
九重遠:「お知らせ……?」
色味坂シロ子:「なんと私の銃弾、あと1発しかありません」
鹿目悠希:「えぇ…」
色味坂シロ子:「撃ったら役立たずなので帰ります」
千城双織:「うええええ!?」
千城双織:「えっえっ」
色味坂シロ子:「でもまあ、1発もあれば十分でしょ」
色味坂シロ子:「ここからがクライマックスだ、気張っていこう」
呉住 里沙:「……絶対に、当てられる?」
天喰大輝:「頼もしいな、色味坂さん」
天喰大輝:「一発で終わらせてくれ」
呉住 里沙:「アイトさんと一緒なら、大丈夫だよね?」
色味坂シロ子:「わはは、別にアイツに当てる分じゃなくてもね、雑魚散らしにでも好きに使ってくれい」
色味坂シロ子:「もちろん、里沙ちゃんと美沙さんと同じ!」
呉住 里沙:「うん……!」シロ子を信頼し、大きく頷いた。
GM:色味坂シロ子:「なんと私の銃弾、あと1発しかありません」
GM:色味坂シロ子:「撃ったら役立たずなので帰ります」
高科蛍:「おいレズううううううう!!!!!!」
高科蛍:ジャームが次から次へとあふれてくる鉄火場、マスケットでジャームをなぎ倒しながらなんとか頑張っていた時のこの通信にさすがに敬語は消えた
榎井暦:「生駒さんどうしますーこれ」
榎井暦:チュインチュインチュインと影のチェーンソーでバッタバッタと解体していく
エージェント:「帰ってたら一回くらい解体していいよ!!」
榎井暦:「頭に入れておきますー、消えてるかもしれませんがー」
"エンフィールド":「無駄話すんな次来るぞ!!」
"エンフィールド":ショットガンに弾を込め直しもう一度構える
"エンフィールド":「これの経費もアンタ連れて帰れなかったら自腹になるからピカロ様野郎はちゃんと仕事してくるように!」
"マスターピカロ":「はいはい了解、場合によっては伝言を頼んでもいいかな?
"エンフィールド":「いけたら行くわ!!」
そこは異形住まう隔絶されたワンダーランド
いてはいけないとされたモノがいつの間にか見つけたダンスホール
だが、時は進む、鍵は緩む
踊り子は踊る以外の自由を探して彷徨い出でる
支配人は存在以外の価値を求めだす
そして、あなたたちがやってくる
異界と現世が交わる万霊節
裏で糸引く支配人
ここで手を組むのが例え裏切りだろうと
全てをひっくり返される前に、抗え
ダブルクロス the 3rd edition
「ジャンク・ファンタジア」
ダブルクロス、それは
廃棄品達の見る小さな夢(ジャンク・ファンタジア)
GM:クライマックス戦闘です
GM:まずは衝動判定
"リペアマン":E 堕落の誘い+衝動侵蝕宣言
"リペアマン":衝動判定失敗時、100まで侵蝕上げてから2d10上げてください
"リペアマン":更に暴走したときの衝動は「加虐」になります
"リペアマン":(この判定で)
GM:この上で
GM:難易度は9です
天喰大輝:9dx+2>=9
DoubleCross : (9DX10+2>=9) → 10[4,5,6,6,7,8,8,10,10]+7[4,7]+2 → 19 → 成功
色味坂シロ子:もう100超えてる!
九重遠:すご
色味坂シロ子:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[2,5,6,7,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
鹿目悠希:すごい
九重遠:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 6[2,4,6]+1 → 7 → 失敗
色味坂シロ子:112+2d10
DoubleCross : (112+2D10) → 112+11[2,9] → 123
天喰大輝:1、1来い……
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を2D10(→ 12)増加 (118 → 130)
鹿目悠希:九重君にバデム!
天喰大輝:ふつう
色味坂シロ子:天喰ーッ!
呉住 里沙:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 10[1,1,5,8,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功
九重遠:悠希ちゃんありがとう~!
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を2D10(→ 14)増加 (99 → 113)
九重遠:というわけで10です成功です
鹿目悠希:4dx+5>=5
DoubleCross : (4DX10+5>=5) → 7[5,5,6,7]+5 → 12 → 成功
鹿目悠希:成功~
九重遠:97+2d10
DoubleCross : (97+2D10) → 97+13[9,4] → 110
鹿目悠希:2d10+102
DoubleCross : (2D10+102) → 5[1,4]+102 → 107
呉住 里沙:侵蝕率が100%以上となりましたので、ここでDロイス:戦闘用人格の効果が発動します。
呉住 里沙:侵蝕率100%以上の時、あらゆる判定のダイスを+5個、攻撃力を+5するが、バックトラックのダイスが常時1個減る。
呉住 里沙:こちらが効果の内容です。念のため。
呉住 里沙:これで衝動判定は以上。
GM:OK
GM:ではエンゲージを
“リペアマン” 漂白済み4号
4m
漂白済み1号漂白済み2号漂白済み3号
5m
九重、鹿目、天喰、呉住
4m
色味坂
GM:セットアップ
九重遠:ないです
呉住 里沙:あります!
天喰大輝:《螺旋の悪魔》暴走して攻撃力+18
天喰大輝:変異暴走:自傷により5d10ダメージ受けて暴走解除
色味坂シロ子:ブルゲ使います 行動値11→16 侵蝕123→128
天喰大輝:5d10
DoubleCross : (5D10) → 31[8,9,4,3,7] → 31
天喰大輝:HP1なので戦闘不能
漂白済み4号:怨念の呪石、暴走
鹿目悠希:ブルーゲイル使用。行動値11→16 侵蝕107→112
天喰大輝:【審判-resurreccion-】《ラストアクション》
天喰大輝:諸々の処理が終わったら行動します
漂白済み4号:ダメージ+2d、内容は変異暴走:飢餓
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を8増加 (130 → 138)
呉住 里沙:セットアップで 得意領域Lv6+原初の黒:ヒュドラの怒りLv6 を同時使用! そのラウンド中、ダイスや攻撃力が増えます!
漂白済み4号:リアクションは可能ですからね
呉住 里沙:その代わり、原初の黒:ヒュドラの怒りのデメリットによって暴走状態になります!
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を9(→ 9)増加 (113 → 122)
呉住 里沙:セットアップは以上!
GM:残りエネミー側は無し
GM:どうぞ
天喰大輝:ではマイナーで漂白済み1~3号にエンゲージ
天喰大輝:メジャー:【審問-fuego-】コンセントレイト:ウロボロス 原初の赤:災厄の炎
天喰大輝:対象は敵全員!
GM:妨害は今はないです!どうぞ!
天喰大輝:エンゲージ内のね
天喰大輝:13dx7+2+3
DoubleCross : (13DX7+5) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,5,7,8,10,10]+10[2,3,5,7]+10[7]+2[2]+5 → 37
天喰大輝:まあまあ
漂白済み3号:ドッジ
漂白済み3号:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,1,3,5,6,7,7,8,9,10]+10[10]+2[2] → 22
漂白済み3号:ちっ
漂白済み2号:ガード
天喰大輝:こわっ
漂白済み1号:ガード
天喰大輝:ではオーナメントのNPCカード使用、凍てつく刃をお願いします
"オーナメント":OK!
"オーナメント":100%超えているから+1d+24でお願い!
天喰大輝:4d10+18+18+1d10+24
DoubleCross : (4D10+18+18+1D10+24) → 23[4,3,7,9]+18+18+7[7]+24 → 90
天喰大輝:うおーっ
漂白済み1号:透過で地震へのダメージを0に
天喰大輝:あっ、こいつ
漂白済み2号:死ぬ、けど
漂白済み2号:鏡の盾、ダメージを返す
天喰大輝:ラストアクションなので問題なし!
天喰大輝:俺はもう死んでいる
漂白済み2号:インチキ効果もいい加減にしろ!
漂白済み2号:蘇生札切るか……
漂白済み2号:蘇生復活使用で残りHP1
漂白済み3号:死にそう!
天喰大輝:天喰大輝の侵蝕率を7増加 (138 → 145)
天喰大輝:ラストアクションの効果が切れて死ぬので、九重くんのロイスを切って立とう。
天喰大輝:庇護じゃなくて一緒に戦ってるからね。
GM:うひい
天喰大輝:以上! セットアップでした!
GM:それじゃあイニシアチブ!
GM:ブルゲで最速は鹿目さんだけど
"リペアマン":加速する刻
九重遠:うわ
色味坂シロ子:動くなこら
"リペアマン":マイナー無し
天喰大輝:自分の手番前に動くなんて……!
"リペアマン":メジャー、死神の瞳+エクスプロージョン+ツインバースト+悪魔の影+停滞空間
色味坂シロ子:ゲッコレは止めるか
鹿目悠希:助けてシロ子ママッーー!!
色味坂シロ子:時の棺 侵蝕128→138
"リペアマン":+因果歪曲だ
呉住 里沙:一回ならタイタス化もセーフ疑惑あるが、天喰くんが危ない!
呉住 里沙:シロ子さんナイス!
"リペアマン":対象は九重君鹿目さん呉住さんエンゲージ
鹿目悠希:やたっ、シロ子ママの時の棺すきっ
"リペアマン":くそう!
色味坂シロ子:ドッジ不可だろうが攻撃に失敗すれば無意味よ
九重遠:ありがとシロ子さん!
GM:では通常通り手番を……回します……
GM:鹿目さん色味坂さんかな
鹿目悠希:鹿目の行動
鹿目悠希:マイナー、骨の銃
鹿目悠希:▼コンボ名『オールレンジ』 コンセントレイト+オールレンジ
鹿目悠希:狙うのは二号
鹿目悠希:12dx7+1
DoubleCross : (12DX7+1) → 10[1,1,2,3,3,4,7,8,8,8,9,9]+10[1,3,4,6,7,10]+1[1,1]+1 → 22
漂白済み2号:ドッジ
漂白済み2号:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 8[3,5,7,8] → 8
漂白済み2号:無理…
鹿目悠希:ダメージ
鹿目悠希:7+3d10
DoubleCross : (7+3D10) → 7+19[9,9,1] → 26
鹿目悠希:装甲有効、どうぞ
漂白済み2号:死にます!もう復活ないです!
鹿目悠希:侵蝕率上げ、3+2+2で 119→126
鹿目悠希:おっしゃ
GM:そのまま色味坂さんの手番どうぞ!
色味坂シロ子:はーい
色味坂シロ子:じゃあ私は4号を削っておこう
色味坂シロ子:マイナーでオリジン:ヒューマン 侵蝕+2 あらゆる達成値+2
色味坂シロ子:瞬足の刃+コンセントレイト:バロール 侵蝕+5 12dx7+11 攻撃力+22
色味坂シロ子:判定直前に紡ぎの魔眼 侵蝕+1、+4d
GM:対象は4号です?
色味坂シロ子:です
色味坂シロ子:16dx7+11
DoubleCross : (16DX7+11) → 10[1,1,1,1,3,3,4,4,4,4,4,6,7,8,8,10]+10[1,7,7,9]+10[8,8,9]+10[5,8,10]+5[4,5]+11 → 56
色味坂シロ子:わはは
漂白済み4号:迎撃する魔眼、反撃します
色味坂シロ子:げっ迎撃
漂白済み4号:7dx7+10
DoubleCross : (7DX7+10) → 10[3,3,4,6,6,7,8]+10[4,8]+1[1]+10 → 31
色味坂シロ子:6d10+22
DoubleCross : (6D10+22) → 34[7,5,9,4,8,1]+22 → 56
色味坂シロ子:もろもろ有効
漂白済み4号:2d10+4d10+10
DoubleCross : (2D10+4D10+10) → 11[2,9]+32[10,5,10,7]+10 → 53
色味坂シロ子:ざけんな!死にます
漂白済み4号:きつうい
漂白済み4号:生きてる
色味坂シロ子:死ね!
色味坂シロ子:九重君のロイス昇華してタイタス化、復活
色味坂シロ子:っとレッテン反動
色味坂シロ子:11-1d10
DoubleCross : (11-1D10) → 11-9[9] → 2
色味坂シロ子:HP2 侵蝕146
GM:OK
GM:では次
漂白済み1号:動きます
漂白済み1号:マイナー骨の剣+死招きの爪+光芒の疾走で3人にエンゲージ、メジャー
漂白済み1号:光の舞踏+異形の祭典+オールレンジ+コンセントレイト
呉住 里沙:妨害は無し。
九重遠:ないです
鹿目悠希:なし
漂白済み1号:12dx7+6 対象は九重君鹿目さん呉住さん
DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,2,3,3,3,4,5,6,6,7,7,9]+10[8,8,10]+6[2,4,6]+6 → 32
九重遠:とりあえずドッジしようか
呉住 里沙:暴走中につきリアクションを行えません。受けます。
鹿目悠希:ドッジ
九重遠:9dx>=32
DoubleCross : (9DX10>=32) → 9[2,2,5,6,6,6,8,8,9] → 9 → 失敗
鹿目悠希:7dx+1>=32
DoubleCross : (7DX10+1>=32) → 5[1,2,2,3,4,5,5]+1 → 6 → 失敗
漂白済み1号:4d10+11+20 諸々有効
DoubleCross : (4D10+11+20) → 24[8,7,5,4]+11+20 → 55
九重遠:どっちかカバーする?
九重遠:里沙ちゃんいる?
鹿目悠希:リサさんカバーして欲しい
呉住 里沙:侵蝕率的には鹿目さんなのかなぁと思うけども、どうなんでしょう。
九重遠:はーい
呉住 里沙:あ、お二人の意見が一致しているならお願いします。
九重遠:《軍神の守り》で里沙ちゃんをカバーします
呉住 里沙:Thank you.
九重遠:俺は死ぬので里沙ちゃんのロイス切ってHP16で復活しますね
鹿目悠希:死んでしまうので
鹿目悠希:九重君のロイスを昇華しHP4で復活
鹿目悠希:ここでりささんにロイスを取得
鹿目悠希:以上
GM:ではお次
"リペアマン":こちらの手番だね
"リペアマン":マイナー無し
"リペアマン":死神の瞳+エクスプロージョン+ツインバースト+停滞空間+因果歪曲
天喰大輝:Dロイス:輪廻の獣
GM:対象は真ん中3人
"リペアマン":くっ
天喰大輝:高科くんのロイスを切ってその判定を失敗させます
GM:では判定は失敗です
GM:ではお次
GM:何もなければ漂白済み4号が動きます
呉住 里沙:ではオートアクションで、アルティメイド服の装備を解除します。
呉住 里沙:……オートアクションでよかったですよね?
GM:大丈夫です!
GM:イニシアチブは8になりますね!行動します?それとも他にイニシアチブ入れます?
呉住 里沙:行動します!
呉住 里沙:マイナーアクションはなし! エンゲージしている漂白済み1号に、メジャーアクションで以下のエフェクトを使用します。
呉住 里沙:コンボ『黒き排撃の焔』 コンセ:ウロボロスLv4+原初の赤:災厄の炎Lv6
呉住 里沙:妨害などなければ、このまま判定ダイスロールに移行します。
GM:どうぞ
呉住 里沙:得意領域、原初の黒:ヒュドラの怒り、戦闘用人格、ストレンジフェイズの効果込みでダイスを振ります。
呉住 里沙:24dx7+7
DoubleCross : (24DX7+7) → 10[1,1,1,1,2,2,4,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,7,8,9,9]+6[1,3,4,6]+7 → 23
呉住 里沙:腐った!
漂白済み1号:が、ガード!
呉住 里沙:ではダメージ判定に!
呉住 里沙:……と思いましたが、雑談タブで話し合いが行われているので少し待ちます。申し訳ありません。
呉住 里沙:失礼しました。改めてダメージ判定ダイスを振ります。
呉住 里沙:3D10+41 装甲値有効
DoubleCross : (3D10+41) → 24[8,7,9]+41 → 65
漂白済み1号:殺意
漂白済み1号:……G値引いて
漂白済み1号:まだ残る…!
呉住 里沙:おのれー!
GM:では次
呉住 里沙:の前に。
呉住 里沙:侵蝕率増加させます。度々すみません。
GM:はーい
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (122 → 129)
呉住 里沙:改めまして、お次の方どうぞ。
九重遠:双織くん助けて~
千城双織:おう!
千城双織:マイナーインフィニティウェポン、メジャーギガンティックモード+コンセントレイト:Mo+咎人の剣
千城双織:対象1号
千城双織:10dx7+3
DoubleCross : (10DX7+3) → 10[1,1,2,6,6,6,8,9,10,10]+10[3,6,8,9]+10[5,8]+3[3]+3 → 36
漂白済み1号:ga-do
千城双織:なんとでもなるはずだ!
千城双織:4d10+20+6+7
DoubleCross : (4D10+20+6+7) → 21[1,3,7,10]+20+6+7 → 54
漂白済み1号:……無理だね!
漂白済み1号:おちます、復活無し
九重遠:やったー!ありがとう双織くん!
GM:ではお次!
漂白済み4号:私かしら
漂白済み4号:マイナー無し、メジャー虚構のナイフ+黒の鉄槌+コンセントレイト:Ba+神機妙算
漂白済み4号:対象どうしよう……
GM:範囲だけど色味坂さんへ
漂白済み4号:7dx7+10
DoubleCross : (7DX7+10) → 10[4,4,4,5,8,10,10]+10[2,9,10]+6[6,6]+10 → 36
色味坂シロ子:ぐえー
色味坂シロ子:ドッジ
色味坂シロ子:4dx>=36
DoubleCross : (4DX10>=36) → 10[1,5,7,10]+9[9] → 19 → 失敗
色味坂シロ子:おしい
漂白済み4号:4d10+2d10+10+15
DoubleCross : (4D10+2D10+10+15) → 15[7,1,6,1]+17[10,7]+10+15 → 57
漂白済み4号:色々有効
九重遠:双織くんたすけて~
呉住 里沙:双織く~ん!
千城双織:マグネットフォースでカバーします!
色味坂シロ子:ありがと~
GM:ではお次
GM:天喰君九重君ですね
天喰大輝:大輝します
九重遠:待機で
天喰大輝:じゃない待機します
天喰大輝:の前に
鹿目悠希:オーナメント、助けて~~
"オーナメント":頑張りまーす!
天喰大輝:3号を頼みます
鹿目悠希:助けて、具体的には漂白済み3号を倒してほしい
"オーナメント":マイナー移動、メジャー災厄の炎+プラズマカノン+コンセントレイト
"オーナメント":11dx7+5
DoubleCross : (11DX7+5) → 10[1,3,4,4,5,6,6,7,7,8,10]+10[4,5,9,9]+10[7,8]+10[1,10]+4[4]+5 → 49
漂白済み3号:ガード
鹿目悠希:バデム!
"オーナメント":51ね!
鹿目悠希:がんばって~!
"オーナメント":6d10+24+30
DoubleCross : (6D10+24+30) → 23[2,3,8,6,3,1]+24+30 → 77
鹿目悠希:ラッキーセブンか?
漂白済み3号:無理無理無理
漂白済み3号:落ちます
九重遠:わーい
GM:ではお次
GM:待機していた九重君と天喰君の手番ですね
九重遠:天喰くんお先にどうぞ
天喰大輝:では先に動きます
天喰大輝:マイナーで戦闘移動、リペアマンのエンゲージへ
天喰大輝:一人突出しまくってる
天喰大輝:メジャー:【審問-fuego-】コンセントレイト:ウロボロス 原初の赤:災厄の炎 これに原初の灰:蝕命の魔眼を組み合わせます
天喰大輝:対象はリペアマンと4号!
漂白済み4号:孤独の魔眼宣言、対象をこちらだけに
天喰大輝:げっ
天喰大輝:まあいい、判定!
天喰大輝:13dx7+2+3
DoubleCross : (13DX7+5) → 10[2,2,3,3,3,4,6,6,7,8,8,8,10]+10[2,5,6,8,10]+5[4,5]+5 → 30
天喰大輝:そこそこ
鹿目悠希:丁度だ。良かった
漂白済み4号:……ガード
天喰大輝:4d10+36
DoubleCross : (4D10+36) → 26[9,4,7,6]+36 → 62
漂白済み4号:拒絶領域で減衰して…
漂白済み4号:……大丈夫、首の皮一枚つながった
天喰大輝:しぶとい!
天喰大輝:原初の灰:蝕命の魔眼の効果で侵蝕上昇は0。代わりにその分のHP7を失い、残りHP4
GM:ではこれで全員かな
GM:違うわ
九重遠:俺~!
GM:九重君の手番です!
GM:ごめん!
九重遠:はーい
九重遠:マイナーでコンボ「ナカツカミ」 《完全獣化》《破壊の爪》《ハンティングスタイル》
九重遠:リペアマン達にエンゲージします
GM:はい
九重遠:九重遠の侵蝕率を10増加 (110 → 120)
九重遠:メジャーでコンボ「計都精の徒」 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》
九重遠:対象はリペアマン
九重遠:妨害とかある?
漂白済み4号:……チェンジ宣言、対象をこちらに変更
九重遠:うわ
九重遠:じゃあ判定いきます
九重遠:13dx7+1
DoubleCross : (13DX7+1) → 10[3,4,4,5,6,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[2,3,5,5,5,8,9,10]+10[3,7,9]+10[6,10]+10[9]+10[10]+5[5]+1 → 66
九重遠:!?
漂白済み4号:!?!?
漂白済み4号:ガード
漂白済み4号:そして魔人の盾
漂白済み4号:G値+40
九重遠:ダメージいきます~
九重遠:7d10+30
DoubleCross : (7D10+30) → 38[9,3,3,2,8,3,10]+30 → 68
漂白済み4号:………HP残り5
漂白済み4号:拒絶領域の減衰は20
九重遠:わーいやったー!
漂白済み4号:魔人の盾の減衰は40
漂白済み4号:無理です落ちます
九重遠:いえいいえい!
九重遠:九重遠の侵蝕率を4増加 (120 → 124)
GM:ではクリンナップ
GM:特にやることある人いませんよね?
九重遠:ないです
天喰大輝:ないです
鹿目悠希:ないよ
色味坂シロ子:なし!
呉住 里沙:ないですね。
GM:では
GM:2R目、セットアップ
呉住 里沙:あります。
九重遠:ないです
色味坂シロ子:なし
天喰大輝:ないです。使うと死ぬ
"リペアマン":取り巻きが倒されたので行動パターンが変化します
呉住 里沙:得意領域Lv6+原初の黒:ヒュドラの怒りLv6 を使用。
呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を9(→ 9)増加 (129 → 138)
"リペアマン":活性の霧、自身のATK+15、ドッジD-2
GM:次割り込みなければリペアマンの手番です
天喰大輝:ないです
鹿目悠希:ないです
九重遠:ないです
呉住 里沙:ありません。
色味坂シロ子:きな!
"リペアマン":では
"リペアマン":マイナー無し
"リペアマン":エクスプロージョン+ツインバースト
"リペアマン":対象は……鹿目さん呉住さんエンゲージ
鹿目悠希:ぐわー!
呉住 里沙:暴走中だぜ! 来な!
"リペアマン":5dx
DoubleCross : (5DX10) → 8[1,1,2,3,8] → 8
鹿目悠希:りささんをカバーします
"リペアマン":1d10+15+8+15 色々有効
DoubleCross : (1D10+15+8+15) → 4[4]+15+8+15 → 42
鹿目悠希:侵蝕126→129
鹿目悠希:ここで先行種
鹿目悠希:リペアマンの攻撃ダイスを五個増やし、暴走を付与
"リペアマン":5d10+42 暴走ももらいます
DoubleCross : (5D10+42) → 35[9,10,2,10,4]+42 → 77
鹿目悠希:コンボ『異常祓い』《鏡の盾》 120点までのダメージを反射。
鹿目悠希:りささんの分のダメージも追ってるので今回は120点のダメージ
"リペアマン":ぎえ
"リペアマン":すごく痛い瀕死!
鹿目悠希:タフだ…
GM:ではお次!行動値11組!
色味坂シロ子:行くよー
色味坂シロ子:マイナーで16m後退
色味坂シロ子:瞬足の刃+コンセントレイト:バロール 侵蝕+5 12dx7+11 攻撃力+22
色味坂シロ子:紡ぎも侵蝕1だし使っちゃお、行きまーす
"リペアマン":どうぞ
色味坂シロ子:16dx7+11
DoubleCross : (16DX7+11) → 10[1,2,2,2,2,3,4,6,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[3,6,7,8,8,9,9]+10[3,3,5,6,8]+4[4]+11 → 45
色味坂シロ子:ハッハー
"リペアマン":うむむ
"リペアマン":あり得ざる存在:支配の領域
色味坂シロ子:なんだこいつ!
"リペアマン":3回転目の8を1にして
"リペアマン":37にします
色味坂シロ子:こちとら固定値だって高いんだよお!リアクションしな!
"リペアマン":命の盾で回避
色味坂シロ子:タンマ!
色味坂シロ子:優希ちゃんバディム出来る!?
"リペアマン":暴走中だわ
色味坂シロ子:ワハハ
"リペアマン":リア不だこれ
鹿目悠希:暴走中でした
鹿目悠希:さっき頑張り過ぎたから休んでリペアマン
鹿目悠希:ではバデムします
色味坂シロ子:40!
"リペアマン":ダメージどうぞ!
色味坂シロ子:5d10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 29[6,4,9,9,1]+22 → 51
色味坂シロ子:なかなか
"リペアマン":まあ黒星招来でダメージは0にするんですけどね!
色味坂シロ子:ざけんな!
"リペアマン":蘇生札無いんで
色味坂シロ子:2-1d10
DoubleCross : (2-1D10) → 2-9[9] → -7
"リペアマン":もうこれで打ち止めです
色味坂シロ子:レッテンコストで死にし者
色味坂シロ子:倒れてます
鹿目悠希:シロ子ママゆっくりやすんでね。
鹿目悠希:ボクが敵を討つから
鹿目悠希:そしてすいません、宣言送れましたが呉住さんのロイスを使用し復活します。
GM:はーい、では手番どうぞ
鹿目悠希:大事なことを忘れていた。
鹿目悠希:オールレンジ+コンセでリペアマンを狙いますよ
"リペアマン":どうぞ
鹿目悠希:13dx7+1
DoubleCross : (13DX7+1) → 10[1,4,4,5,5,6,6,8,8,8,8,8,9]+10[3,5,6,7,9,9]+10[5,10,10]+10[2,10]+10[9]+10[10]+6[6]+1 → 67
鹿目悠希:?
"リペアマン":?
"リペアマン":暴走につきリアクション不可です
鹿目悠希:ママの…仇!
鹿目悠希:7d10+7
DoubleCross : (7D10+7) → 32[3,5,4,1,4,7,8]+7 → 39
"リペアマン":一度落ちますが
"リペアマン":ワームホール宣言、まずはそのダメージをそのまま返し
"リペアマン":そして蘇生復活、HP1で起き上がります
鹿目悠希:グワーッ
鹿目悠希:寝ます。
鹿目悠希:エミリのロイスをタイタスにして復活します。ロイスは,3!
GM:ということでお次!呉住さん!
呉住 里沙:はい!
呉住 里沙:マイナーで戦闘移動! リペアマンにエンゲージします!
呉住 里沙:そしてメジャーアクションでリペアマンに対し攻撃を行います。
呉住 里沙:コンボ『黒き排撃の焔』 コンセ:ウロボロスLv4+原初の赤:災厄の炎Lv6
呉住 里沙:ダイスボーナスがまた追加されましたので、一個増やして振ります。妨害は!?
"リペアマン":ない!
呉住 里沙:では行きます!
呉住 里沙:25dx7+7
DoubleCross : (25DX7+7) → 10[2,2,2,2,2,2,3,4,4,4,4,5,5,5,6,7,7,7,8,8,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,3,4,5,8,9,9]+10[6,7,7]+10[5,8]+5[5]+7 → 52
"リペアマン":リア不!
呉住 里沙:そしてNPCカードを使用します!
呉住 里沙:使用するのは〝オーナメント〟! 目標は当然リペアマンに!
"オーナメント":OK!
"オーナメント":ダメージD+1と+24よろしく!
呉住 里沙:ではダメージ判定に移ります。
呉住 里沙:7D10+41+24 装甲値有効!
DoubleCross : (7D10+41+24) → 38[6,7,4,1,8,8,4]+41+24 → 103
呉住 里沙:呉住 里沙:呉住 里沙の侵蝕率を7(→ 7)増加 (138 → 145)
"リペアマン":…爆発四散します!!
呉住 里沙:勝ち申したー!
GM:戦闘終了です!!
GM:先に
バックトラック
GM:BTだけします!
九重遠:はーい
色味坂シロ子:ウオオ―ッ!
鹿目悠希:はーい
天喰大輝:うおーっ!
GM:Eロイスは
Eロイス
リペアマン
衝動侵蝕:加虐
堕落の誘い
絶対の枷
絶対の枷
サディスティック10
あり得ざる存在:支配の領域
GM:以上7つです
GM:欲しい方はどうぞ
九重遠:九重遠の侵蝕率を2増加 (124 → 126) 軍神の守り分
鹿目悠希:廻します
天喰大輝:回す!
鹿目悠希:141-7d10
DoubleCross : (141-7D10) → 141-37[6,5,1,7,10,6,2] → 104
色味坂シロ子:振るぞー
九重遠:回そうかな
天喰大輝:145-7d10
DoubleCross : (145-7D10) → 145-29[1,6,6,5,1,8,2] → 116
天喰大輝:ひえっ
色味坂シロ子:146-7d10
DoubleCross : (146-7D10) → 146-44[5,10,10,2,7,5,5] → 102
九重遠:126-7d10
DoubleCross : (126-7D10) → 126-22[5,1,1,4,4,5,2] → 104
天喰大輝:怖いから二倍!
天喰大輝:116-8d10
DoubleCross : (116-8D10) → 116-36[9,4,2,7,4,3,1,6] → 80
色味坂シロ子:お、ロイス1枠残したまま行けそうだな
九重遠:等倍で
色味坂シロ子:102-4d10
DoubleCross : (102-4D10) → 102-24[7,3,9,5] → 78
色味坂シロ子:ただいまー
鹿目悠希:等倍
鹿目悠希:104-3d10
DoubleCross : (104-3D10) → 104-10[4,1,5] → 94
九重遠:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-36[3,9,8,10,6] → 68
天喰大輝:助かった……怖いよー
天喰大輝:3点!
鹿目悠希:帰還、5点圏内
九重遠:4点ですね
呉住 里沙:まずはEロイス分から回します。
呉住 里沙:145-7D10
DoubleCross : (145-7D10) → 145-37[1,6,2,8,10,7,3] → 108
呉住 里沙:等倍で振ります。戦闘用人格のデメリット効果により、バックトラックダイス-1修正。
呉住 里沙:108-5D10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-21[9,1,7,2,2] → 87
呉住 里沙:よし、返って来れました!
呉住 里沙:5点ですね!
GM:みんなお帰りなさい!!
色味坂シロ子:私も5点
九重遠:ただいま~
呉住 里沙:ただいま~!
GM:経験点は
GM:Eロイス7+Dロイス1で
GM:8+5+5+侵蝕持ってってください
九重遠:22かな
天喰大輝:21点!
鹿目悠希:23
色味坂シロ子:23かな
呉住 里沙:23点!
呉住 里沙:もぐもぐ! もぐもぐ!
GM:GMは
GM:37点もらっていきます
九重遠:おいしくおたべ
天喰大輝:みんなで食べよう経験点
鹿目悠希:わおわお
"リペアマン":「4号、迎撃態勢だ、できるね?」
漂白済み4号:傍らの少女が、黙って進み出る
漂白済み4号:膨大なレネゲイド圧とともに、周囲のレネゲイドを捻じ曲げ、やってくるものは叩き返し殺してやるというか前
天喰大輝:「一応、俺のスタンスを明確にしておこう」
天喰大輝:特に構えなどもなく、無造作に前に出る。
天喰大輝:「俺はお前がこのサーカスの団員を相手に何かするのは……正直、どうでもいい」
天喰大輝:「勝手にやっててくれとさえ思う。UGNとのスタンスの違いだな」
天喰大輝:すた、すた、と無警戒に近付いてゆく。
天喰大輝:同時に、体を白い炎が覆ってゆく。
天喰大輝:「俺が許せないのは」
天喰大輝:体が燃える。
天喰大輝:「いつも一つだ」
天喰大輝:燃える。
天喰大輝:「――お前は「普通」に牙を剥いた」
天喰大輝:灰すらも残さず、燃え尽きる。
天喰大輝:自らの炎で、跡形もなく。
天喰大輝:自傷衝動の究極――自殺(スーサイド)。
"リペアマン":「『普通』、『普通』と言いましたか」
"リペアマン":「それはまた実に滑稽な話」
"リペアマン":「自分勝手に全人類に試験を課し不合格だったら即排除するような暴挙!おお!」
"リペアマン":「不合格になった物を優しく慰め直したい私にとってはあまり遭遇したくない存在ですねえ!」
"リペアマン":すっと手を挙げる
漂白済み1号:手前のジャームたちが、自殺を好機とみて、襲い掛かる
-:――瞬間、ジャーム達の顔に白貌の仮面が浮かび上がる。
-:それは、レネゲイドを喰らう獣。異常を否定する回帰の獣。
-:天喰大輝には、輪廻の獣が宿っている。
-:「合格? 不合格? 何を言っているんだ、お前」
-:どこからともなく声がする。
-:「自分の物差しで他人を測るなんて、人間なら「普通」以前の当然のことだ」
"リペアマン":「これは……まさかお前は……」
-:そして、その仮面を起点に白い炎が上がる。
-:「俺は、お前と違って気が短い。気に入らない相手を自分の思い通りにしようとは思わない」
天喰大輝:そして、ジャーム達の傍らに、肉体が再構成される。
天喰大輝:一度死んで、蘇る。自身から自身への輪廻転生。
天喰大輝:「――こう言えば喜ぶか?」
天喰大輝:「今回はご縁がありませんでした、ってな」
GM:冴えるような白い火が、ジャームたちをくすんだ灰にしていく
"リペアマン":「…危険因子ですねえ、輪廻の獣とは」
天喰大輝:「UGNからもそう言われてる」
天喰大輝:とまで言って
天喰大輝:「あっ」ちょっと慌てたように後ろの面々――特に正規人員の顔を伺う。
鹿目悠希:「えっと、後で身体検査に来てね。」
鹿目悠希:「今すぐじゃなくて良いから」
鹿目悠希:端的にそう告げる。本来であれば大層声をあげて叱ったのだろうが、今はそれどころではない。
天喰大輝:「……」「今は敵に集中しよう」
呉住 里沙:「……」少し震えている。何の前触れもなくホラー映画を見せられたかのような気分になっている。
"リペアマン":「おやよそ見」
"リペアマン":リペアマンの周囲には、既に魔眼が旋回
色味坂シロ子:「よそ見はどっちかな、と」
"リペアマン":ただ攻撃するモノではなく、縛り付けるためだけ
色味坂シロ子:目が合う。魔眼と魔眼が見つめあい、衝突。
"リペアマン":「くっ………」
アイト:(展開できる魔眼はこれで使い切ったな)
色味坂シロ子:伏せたまま、照準を合わせる
アイト:(ここからは、命中させられるかは君の射撃の腕次第だ)
"リペアマン":(あれを正確に撃ち落とすとは、一発撃ったら帰るという割りには厄介ですね)
鹿目悠希:シロ子たちの魔眼の衝突で一瞬舞台が揺れる。ジャームたちに隙が、生まれる。
鹿目悠希:これを見逃す鹿目ではなかった。
鹿目悠希:彼女が狙うのは、手負いの敵
鹿目悠希:(天喰さん、シロ子さんの作ってくれたチャンスだ。ものにしないと。しなきゃ)
鹿目悠希:「セット!アイン、ツヴァイトリャっ!」
鹿目悠希:天喰の白い炎で炭化しつつあるジャーム
鹿目悠希:それがハチの巣へと変わる
漂白済み2号:大きな鷹のような怪物が、白く染められ
漂白済み2号:追い打ちをかけられるように穴だらけになる
漂白済み2号:満身創痍の鷹は、そのまま舞台に墜落し
漂白済み2号:灰となって霧散した
天喰大輝:「助かった。危うく狙われるところだったな」
色味坂シロ子:(天喰君といい、どうなってんのかよくわからないけどやるぅ……)
天喰大輝:転生の炎で仕留められなかった以上、隙を晒すことになるが、上手くカバーしてくれた。
鹿目悠希:「そうだね。死なれたら困るし…特に、輪 廻 の 獣 の 天 喰 さ んは」
天喰大輝:「……」
天喰大輝:(後が怖いな……)
色味坂シロ子:(さて……通ると思う?)
アイト:(無理だな、もう新しく魔眼を作る余裕もない)
色味坂シロ子:(よし、それじゃあ)
色味坂シロ子:照準を合わせる
色味坂シロ子:「少しでも手の内を明かしておくんなましっ!」
色味坂シロ子:引き金を引く、ガン!という衝撃、身体が後ろに吹き飛ぶ
色味坂シロ子:銃弾はリペアマンの傍らの少女へ
漂白済み4号:天喰と鹿目が作った隙によるタイミング、魔眼で加速された弾速、リペアマンに最も近い少女を狙う狙撃位置、すべてが完璧で
漂白済み4号:弾丸は過たず少女を貫く
漂白済み4号:「………!!」
色味坂シロ子:「やっぱダメだ速度が足りな───」 結果を見てその場を離れようとする
漂白済み4号:漂白済み4号、敵の脅威を軽減し、即座に位置を割り出し狙撃し返すように調整された個体
漂白済み4号:その機能は、しっかりと発揮される
漂白済み4号:死角だったはずの色味坂の直上には、魔眼が既にセットされ
漂白済み4号:それが、落ちる
色味坂シロ子:「───がうっ!」
色味坂シロ子:頭部へ強い衝撃が走り、呻き声と共にその場に倒れ込む
アイト:(……もう逃げる体力もないんじゃないか?)
色味坂シロ子:(ああもう、じゃあ徹底的にやってやるよ……)
色味坂シロ子:その場にとどまり、回復を優先させる
"リペアマン":「先ほどの狙撃手はそこか、よくやった4号」狙撃位置を割り出し攻撃する魔眼には、他者に位置を知らせる意味もある
天喰大輝:(高効率の狙撃手殺し。あれ相手に遠くから戦うのは自殺行為だな)
"リペアマン":「先行しろ1号、追撃は私がしよう」
漂白済み1号:寒色の絵具を溶かしたような不定形の泡が、先行して近づいていく
漂白済み1号:ぶくぶくと立った泡は、その場で炸裂し、やけどのように皮膚をただれさせていく
"リペアマン":そしてその上には
"リペアマン":黒い影のような魔眼が狙撃手と先行した天喰以外の3人を捉える
"リペアマン":相殺できる狙撃手は消耗させた、今度は逃がさない
呉住 里沙:「……っ!」回避しなくては、と思うも判断が遅れる。攻撃方法が想像していたそれとは違っていたためだ。
天喰大輝:「さっきは忠告ありがとう」
呉住 里沙:「たいきおにいさんっ!?」
天喰大輝:「――今度は余所見はしない」
天喰大輝:黒い魔眼が、白く染まる。
天喰大輝:内側から食い破るように、炎が上がる。
天喰大輝:その獣は、レネゲイドを否定する。
天喰大輝:(思った以上に出力が高い。……喰えるのはこれだけだな)
天喰大輝:「悪い、残りはそっちで対応頼む」
呉住 里沙:「す、すごい……」
鹿目悠希:「ちょっとそこは全部防ぐところでしょ!」
鹿目悠希:ばしゃっと、一号の攻撃を受け全身が焼ける。
天喰大輝:がくり、と膝が折れかける。
九重遠:「なんとか……します!」
九重遠:守るのが上手い人を知ってる
九重遠:攻撃が苦手なかわりにみんなを守ってくれる人を
九重遠:共通しているところは、逃げ出さないことだ
呉住 里沙:「ゆうきおねえさんっ! ゆ、ゆうきおねえさんが……っ!」
九重遠:前に立って、泡をその身体で受け止める
九重遠:それだけで、自分に隠された小さな影は守れるだろう
九重遠:「つ……ぅ…!」
天喰大輝:「これでも必死にやってるんだ。勘弁してくれ。――それに」
天喰大輝:「それくらいなら、大したことないだろ?」
九重遠:「うん…!大丈夫……です」
呉住 里沙:「他人事みたいにいわないでっ!」自分を護ってくれた遠が苦しんでいる姿を見て、思わず大輝に口答えをしてしまう。
呉住 里沙:「ごめん、なさい……りさが、どんくさいから……っ」遠の無事を祈りながら謝罪する。
鹿目悠希:「…はぁ。そう言われたら、倒れるわけにはいかないな」立ち上がる。気力で再生できる範囲ではあるから
天喰大輝:「信頼してるんだ。UGNは敵に回したくないくらい強いからね」
天喰大輝:(……むしろ、問題は俺の方か)
九重遠:「里沙ちゃんに怪我がないならよかったよ」
天喰大輝:気を抜くと倒れそうになる。自傷の力をかなり使っている。
鹿目悠希:「そっちこそ、無理し過ぎないで。さっきはああいったけどもう限界間際でしょ?」
天喰大輝:(まあいい。やることは変わらない)
天喰大輝:「ああ、無理はしないさ」
天喰大輝:「普通」になること以上に、無理だと思ったことは、今までない。
"リペアマン":「自殺してまで攻撃をそらすとは……本当に厄介ですねえ」通常、輪廻の獣の転生先のメカニズムは不明だ
"リペアマン":そんな状況で自殺を繰り返す輪廻の獣を更に殺すのは、ロシアンルーレットの試行回数を増やすに等しい自殺行為だ
呉住 里沙:「……どうして、そんなに……」
呉住 里沙:「そんなに……落ち着いていられるの……?」
呉住 里沙:「おじさんの仲間も、いっぱいいっぱい傷ついてるんだよ……?」
呉住 里沙:「なのに……っ! 大丈夫かって、心配もしないで……!」
呉住 里沙:「やっぱり、おかしいよ! 全部全部、間違ってるっ!」
呉住 里沙:珍しく腹から怒号を発した瞬間、里沙の足下から再びどす黒い根や血管のようなものが放射状に伸び始める。
呉住 里沙:狙いは〝一号〟などという、愛の欠片もない呼ばれ方をされている悲しい存在。
呉住 里沙:「わぁーっ!」
呉住 里沙:まるで自棄を起こしたかのように高い叫び声を上げると、一号の周囲から炎が吹き出す。
呉住 里沙:既に一号の周囲は黒い線によって穢されており、逃げ場など存在しない。
呉住 里沙:天喰大輝のそれとは正反対の、あらゆる絵の具を考えなしに交ぜた末に生まれたような黒の炎。
呉住 里沙:おぞましく踊るそれは、一号にどのような結末を与えるのだろうか。
色味坂シロ子:「げほっげほっ……なるほど……あれが里沙ちゃんの……」 声を出せる程度には回復してきた
色味坂シロ子:少女のそれを見て感嘆の声を上げる
漂白済み1号:泡が沸騰するように消えては現れを繰り返し、その寿命を急速に削っていく
九重遠:「(艶霞さんの炎に似てるけど……こっちの方が怖いな)」
漂白済み1号:が、まだ、泡立ちは止まらず、苦悶のように浮かび続ける
九重遠:「双織くん…!今いける!」
千城双織:「おう!!」
千城双織:丸いステージの淵をなぞるように飛び、3号と呼ばれた獣に接近
千城双織:あの炎、塩見先輩や末城先輩で見たような……という思考を打ち消しつつ相対
千城双織:「…ぶっ飛ばされろ!!」
千城双織:振り回しやすい、ただの鉄の塊を生成し、そのまま振り下ろす
千城双織:黒い雷が、縦に獣を裂く
"オーナメント":「……追撃するわね!」
鹿目悠希:「"オーナメント"。力を貸して!」
鹿目悠希:彼女の異能は既に知っている。だからこそ仲間の中から彼女へと声を掛けた。
"オーナメント":同時、道をふさぐようにまだ沸騰していた1号を、燃やし尽くすように紅の炎が包む
鹿目悠希:この場で最も"リペアマン"を許せないであろう彼女に。
"オーナメント":サーカスは最悪の事態は避けられたが、それでも大変な状態にはなってしまった
"オーナメント":…庭に打つ杭にすらなれない私が、やっと歩ける場所だと思っていたのに
"オーナメント":「道を……開けなさい!!」
"オーナメント":悔しさをにじませながら、最後の一滴になるまで敵を焼き尽くした
"オーナメント":「行って!!」
鹿目悠希:「凄い炎。…うん、絶対倒すから!」
天喰大輝:――この時を待っていた。
天喰大輝:天喰の放つ白い炎は、実のところ炎の形を取っているだけで、正確にはそうではない。
天喰大輝:熱を発してはいないし、酸素を消費しないし、上昇気流を発生させたりもしない。
天喰大輝:死と転生の狭間――煉獄から呼び寄せた概念上の炎。
天喰大輝:レネゲイドだけを燃やす炎。故に、形而下の物理的な事象よりも、形而上のレネゲイドに大きく影響を受ける。
天喰大輝:“リペアマン”を直接焼くにはジャーム達のレネゲイドが邪魔だった。
天喰大輝:だが、今は隣に控える一体のみ。
天喰大輝:「まとめて燃えろ」
"リペアマン":「4号」
漂白済み4号:カーテシーを軽くして進み出て、その炎を捻じ曲げる
漂白済み4号:攻撃者が近くにいた場合、それを自分のみに
漂白済み4号:そうなるよう調整された
漂白済み4号:白い火に焼き尽くされる、しかし、忘れてしまった何かへの渇望が、まだ彼女をそこにとどめている
九重遠:「炎じゃ捻じ曲げられても…、直接殴れば……!」
九重遠:リペアマンを獲物に定め、豊かな黒い毛皮に包まれた大きな体躯が舞台を駆け
九重遠:力加減など一つもない、暴力的なまでの獣の力で
九重遠:ただ、単純に爪牙をふるう
漂白済み4号:爪と牙からは、その身を呈して庇う
漂白済み4号:が、もはやそれ以外の手は、自分の身を守るすべはなくなった
九重遠:「……ごめんね、もうゆっくり休んでいいからね」
漂白済み4号:車より何倍も強い力で吹き飛ばされ、そのまま動かなくなる
"リペアマン":「4号……さすがにここで倒れるとは想定外ですね」
"リペアマン":「後で再調整が必要でしょうか」
九重遠:「……もう、そんなことさせない!」
九重遠:「サーカスのみんなはおもちゃじゃない!」
"リペアマン":「まあ、それもこれも彼らを制圧してからにしますが…!」
"リペアマン":パン、と手を打ち、先ほど倒れていた1号の残滓を、魔眼で暴れまわらせる
呉住 里沙:「ひどい……っ!」
"リペアマン":「ひどいも何もありませんよ、もうそれも感じないくらいに調整は済ませましたからねえ!!」
鹿目悠希:「…そこまでだ。これ以上は…これ以上の蹂躙は、UGNが許さない。」
鹿目悠希:"異常祓い"鹿目悠希の異能は異常を、レネゲイドを否定するものではない。そういう風にはできていない。
鹿目悠希:寧ろ逆だ。レネゲイドを際限なく進化させる。
鹿目悠希:先行種なのだからこれが正常。
鹿目悠希:レネゲイド《普通じゃないもの》が世界《にちじょう》を蹂躙し
鹿目悠希:強いものが、弱いものを蹴散らす
鹿目悠希:リペアマンが洗脳の果てに彼らを漂白したように。尊厳を凌辱したように。
鹿目悠希:どこにでもある普通の事
鹿目悠希:─────光の翼が一号を包み込む。
鹿目悠希:鹿目の決して強靭ではない体は軋みを上げるが、なんとか受け止めていく
鹿目悠希:一号のレネゲイドを、そしてリペアマンの魔眼に過剰な先行種の光あて白い砂へと変えながら
鹿目悠希:「…UGNは、日常《ふつう》の住人じゃないし」
鹿目悠希:「FHみたいにレネゲイド《いじょう》に染まった世界も望んじゃいない」
鹿目悠希:「…だからきっとお前たちにとっては裏切り者《ダブルクロス》のように見えるかもしれない」
鹿目悠希:「でも、見過ごせられるわけがない。お前たちが、どこまでもどこまでも奪っていくのを」
鹿目悠希:「許せない人がどれだけいると思っている!」
鹿目悠希:亡骸が灰となって消える。"異常"で以て"異常"を祓う。彼女の異能が一人、リペアマンの束縛から解放した。
漂白済み1号:パチリ、と音を立て、泡が消える
漂白済み1号:「ありがとう」
漂白済み1号:そう聞こえたかもしれないし、聞こえなかったかもしれない
"リペアマン":「……おのれどこまでも邪魔を……」
"リペアマン":暴発して自分に降りかかった1号の最期の泡を振り払い、忌々しそうに見る
色味坂シロ子:(よそ見してる間に大分戦局変わってら……) 片目を抑えながらふらふらと歩みを進める
色味坂シロ子:(悠希ちゃん、天使みたいだ……) 戦闘は激しく、観客への被害こそないものの、壁や天井への被害は避けようもない
色味坂シロ子:そこから差し込む光に手を伸ばす
色味坂シロ子:「これ、痛いから嫌なんだけどなあ……!」 ゆっくりと手を開き、自身の右目に光を集める
色味坂シロ子:「これが本当に最後の弾丸だ……もってけこんちきしょう!」
色味坂シロ子:自身から切り離された右目が、不可解な圧力により変形し光の弾丸と化す
色味坂シロ子:ぽっかりと開いた空洞がリペアマンを見つめていた。
色味坂シロ子:どん
"リペアマン":凄烈な光が、その身に迫る
"リペアマン":が、まだそれを喰らうわけにはいかない
"リペアマン":重力展開、光すら飲むくらい帳が一瞬降り
"リペアマン":弾丸を、飲み込んだ
アイト:(───充分だ)
色味坂シロ子:アイトの言葉を聞き、安堵して意識を失う
色味坂シロ子:仲間は既に、動いている
鹿目悠希:(ありがとう。シロ子さん)彼女に心の中で感謝して────言葉を紡ぐ
鹿目悠希:今、リペアマンを倒せるだけの力を、仲間に報いるだけの力をと!
鹿目悠希:「…今ここに、"人を、力を、毒を、勇気を、緑を!《Vir?Vis?Virus?Virtus?Vridis》"」
鹿目悠希:異能を隆起させるためのルーティンと共にレネゲイドを活性化させる
鹿目悠希:鹿目の異能は、決して攻撃型ではない。今彼女を動かしているのは、尊厳を奪われたもの達への義憤
鹿目悠希:その言葉と共も光の翼からサーカスを埋め尽くさんばかりに光の矢が不規則な軌道を描き"リペアマン"に迫る
鹿目悠希:シロ子の攻撃が受け止められたことをリペアマンが確認する頃には、もう回避不能な量と死角が出来ていた。
"リペアマン":円形劇場が、光に包まれる
鹿目悠希:「─────計1024発、光からは、逃れられないよ」
"リペアマン":光が、炸裂する
"リペアマン":身体が、1024発の極光に貫かれる
"リペアマン":が、まだ、勝ちの目は諦めていない
"リペアマン":相手は皆満身創痍だ、あと一つ、あと一つ詰めれば、勝ちをもぎ取れる
"リペアマン":そう思い、極光の中に、矢を一つ載せた
GM:光が、視認可能なほどに晴れてくる
"リペアマン":まだ、倒れない
鹿目悠希:矢を受ける。鹿目もすでに満身創痍だ。
鹿目悠希:しかし、力尽きて倒れ─────ない
鹿目悠希:倒れられるわけがない。敵はまだ倒れていない。
鹿目悠希:「呉住さんっ!最後の一手、お願い!」
鹿目悠希:今この場でリペアマンに最後の攻撃を与えられる彼女へ声を掛ける。
呉住 里沙:網膜が焼かれるのを防ぐため、咄嗟に黒い炎を眼前に生み出したのが功を奏したか。
呉住 里沙:「うん……!」とすぐに返事をした里沙は、何事もなくステージ上へと繋がる階段をゆっくりと昇っていった。
呉住 里沙:「……りさ、本当に怒ってるよ」遂にリペアマンと同じ場所に立った里沙は、静かに言葉を紡ぎ出す。
"リペアマン":「……それが何です?感情などくだらないものでしかないでしょう」
呉住 里沙:「……やっぱり、そんなこと言うんだ」
"リペアマン":「ここまで追い込んだあなた方の戦術的手腕には感服しますが、そこは何とも」
呉住 里沙:〝姉〟が母を殺した時の手口を思い出す。あの時は不意を突いた彼女が母の懐に飛び込み、片手で首を絞めながら燃やし尽くした。
呉住 里沙:だが里沙にはそんな真似は出来ない。加えてその〝姉〟自身も『私の真似事など絶対にするな……私のようにはなるな』と口酸っぱく言ってきた。
呉住 里沙:故に、里沙はリペアマンの言葉を無視し、自分のやり方を貫き通す。
呉住 里沙:「もう、りさみたいな子は増やさせない!」
呉住 里沙:「誰かが、りさみたいな目に遭うのは……りさが、最後じゃなきゃ……!」
呉住 里沙:「そうじゃなきゃ、いけないから……っ!」
呉住 里沙:足下から伸びる漆黒の線が、いつも通りに床を汚染する。
呉住 里沙:リペアマンのみに迫るその動きは、さながら大量のムカデが我先にと獲物に襲いかかるかのよう。
"リペアマン":「……!!くだらない、本当にくだらない」
呉住 里沙:やがて、黒い線がリペアマンの身体にすら纏わり付くと、
呉住 里沙:「分からないままなら、それでいいよ……」
呉住 里沙:「もう、どうだっていいっ!」
呉住 里沙:あの黒い炎が現れ、リペアマンの全身に纏わり付き……彼を完全に包み込む。
呉住 里沙:肌を焼けただれさせ、肉を溶かし、骨を焦がす。
"オーナメント":「りさちゃん!!これも使って!!」
"オーナメント":それを援護するように、炎に紅が混じる
呉住 里沙:「……うんっ!」
呉住 里沙:オーナメントの想いも背負い、炎の出力が増す。それは里沙本人の想像を遥かに超えた勢いであった。
呉住 里沙:「二人で……一緒に!」
"オーナメント":「ええ!」
"リペアマン":「ぐ、ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
"リペアマン":想像を超えた出力に、苦悶する
"リペアマン":やがて、声はだんだんと小さくなり
"リペアマン":やがて、そこには赤と黒の炎以外の不純物はなくなった
エンディング1
GM:"リペアマン"の確保は成功、サーカスの挙行はひとまず延期
GM:団にいた子供たちはUGNの手が入り、人員の整理も完了
GM:小さないざこざはあったが、大まかなところでは「失楽園」はUGNの監視に入ることになった
GM:某支部 病室
高科蛍:「……………」
高科蛍:色味坂のベッドの前で、言いたいことはわかるなと言わんばかりの目つきで仁王立ちしている
色味坂シロ子:「えっなに……?」 眼帯を付けた女性が怯えた様子で少年を見ている
榎井暦:「ん-」
色味坂シロ子:「私男の子からの愛の告白には応えられないな……」
榎井暦:「弾一発撃ったら帰ります、じゃないでしょうか」
榎井暦:身一つで見舞いに行こうとしたら高科に止められた、高科が持ってきた花束をいそいそと花瓶に飾っている
高科蛍:「味方だけにあんなふざけた通信する奴がいますか:
色味坂シロ子:「ええー……?」
色味坂シロ子:「いやほら、鼓舞って奴だよ」
色味坂シロ子:「背水の陣とか、そんな感じのやつ」
色味坂シロ子:「何も言わずに帰るよりはいいでしょ」 あはは……と笑う
高科蛍:「何も言わずに帰っていたら無言で穴開けてます」
色味坂シロ子:「こ、こわ」
高科蛍:「一発撃って退却が許されるんだったら永遠に俺の銃を供給し続けてやろうかと思いましたよ」
色味坂シロ子:「そんなことになったらそれこそ逃げるわ」
天喰大輝:「高科くんって、人間嫌いって言う割には結構お節介だよな」
高科蛍:はあ、とため息をつき「榎井、半分となりのベッド」とぶっきらぼうに告げる
榎井暦:「はいー」花の半分を別の花瓶に生けて持っていく
高科蛍:「人間は気を使うべきことが多すぎて嫌いなんですよ」
色味坂シロ子:「めちゃくちゃ良い子じゃん」
高科蛍:「一つミスったら即死のクソみたいなツイスターじゃないですかあれ」
天喰大輝:「やっぱり君、俺とは全然違うな。あんまり似てないよ」
色味坂シロ子:「私にはそんな気を遣わなくていいからね」
色味坂シロ子:「私も別に気を使ってないし」
天喰大輝:「それを嫌って思えるなら、割とまともだ」
高科蛍:「勝手に納得されて勝手に同調される行為から解放されるのは喜ばしいですがそれはそれで腹が立ちますね」
天喰大輝:「何言っても怒るんだもんなあ」
色味坂シロ子:「ねー、すぐ怒るよね」
色味坂シロ子:「牛乳飲む?」
榎井暦:花瓶をいけて暇になったのでごろごろしている、こいつはこいつでリラックスしすぎである
天喰大輝:「まあ、色味坂さんはもう少し反省してもいいとは思いますけど……」
高科蛍:「体質に合わないので結構です」
色味坂シロ子:「暦ちゃんは牛乳飲む?……えっ私!?」
色味坂シロ子:「ええ……?ごめんなさい……?」
榎井暦:「もらえるなら何でももらいますー」
色味坂シロ子:「チョコもつけちゃる」 病室の小さな冷蔵庫から牛乳とチョコを取り出して差し出す
榎井暦:「まー私は気にしてませんよー」
天喰大輝:「一発で帰るって言ってた割に無茶し過ぎですよ。目、その感じだとすぐに治る訳じゃないんでしょ?」
榎井暦:牛乳とチョコは素直に受け取る
色味坂シロ子:「いやあ、すぐ直るよ、ほれ」 眼帯を外す
色味坂シロ子:瞳が光輝いていて眩しい
天喰大輝:「うわっ」片手で庇を作る
色味坂シロ子:「うわっまぶし……まあこんなんだから、今は馴らしてるだけ」
榎井暦:「うおー」手で目を覆う
高科蛍:「……」一瞬まぶしさに目を閉じる
色味坂シロ子:眼帯を付け直す
高科蛍:「……義眼なんでしたっけ」
天喰大輝:「どういう原理で光ってるんだ……?」
色味坂シロ子:「魔眼の義眼でね、光を集める性質があるんだ」
榎井暦:「ほえー」チョコを食べながら
色味坂シロ子:「それよりほら、私より天喰君こそ大丈夫なの?」
天喰大輝:「ああ……なるほど、光はつまり視覚情報ですもんね。それで精密狙撃を……」
色味坂シロ子:「ちゃんと検査した?」
天喰大輝:「俺ですか? 大丈夫ですけど」
天喰大輝:「……」
榎井暦:「?何かあるんですか?」
天喰大輝:「問題ないです」
高科蛍:「?別に普通の負傷では?通信越しでも特に問題は……」
榎井暦:「……あ、そうか」
色味坂シロ子:「わはは」 ちなみに、悠希からお見舞いに来るという報告を貰っている
鹿目悠希:ドンドン!!と病室をノックする音がして
榎井暦:「そろそろ鹿目さんが連れてくるって言ってたー」はーい、とドアを開ける
天喰大輝:「しまった」
鹿目悠希:「どうも。みんな、元気そうで良かった。」
鹿目悠希:「何がしまったなのかな?」
色味坂シロ子:「わははははははは」 爆笑している
高科蛍:「特に俺には傷は無いので……あなた何かやらかしたんですか?」
天喰大輝:「やあ、鹿目さん。聞き違いじゃないかな」
榎井暦:よいしょよいしょとロープを影で作っている
鹿目悠希:「フリーランスの輪廻の獣、しかも死にながら攻撃するだなんて─────検査しないと危なくてしょうがないでしょ!」
高科蛍:「!?」
高科蛍:「!?!?」
高科蛍:「え、いや」
高科蛍:「不審者通り越して危険人物じゃないですか!?」
天喰大輝:「……そういうのは、前にやったから……」以前もっと酷い状態になってUGNの検査を受けたことがある。
天喰大輝:「転生先はちゃんと制御できてるし」
色味坂シロ子:「いやいや、検査ってのは定期的にやらなきゃね」
鹿目悠希:「あのね。…オーヴァードは。病気なの。だから人に伝染させたりするし、管理も必要になる」
榎井暦:よいしょと出来上がったロープを鹿目さんに引き渡す
天喰大輝:「俺はイリーガルじゃないからその義務は……」
鹿目悠希:「その中でも輪廻の獣は─────死んだら絶対感染者が出る病」
鹿目悠希:「戦わない状態でも定期診察が必要なのに天喰さん、死にながら戦っていたんだから。」
鹿目悠希:「…お願いだからこの地域にいるときはここで診てもらって」
榎井暦:「この前の事例でも要注意人物と言われていたので必ず連れてこい、ってホワイトハンドのお姉さんが怖い顔で言ってましたー」
天喰大輝:「……………………うーーーーーーん」
天喰大輝:「困ったな」
天喰大輝:「反論できない」
天喰大輝:「分かったよ。こんなことでUGNと敵対するのも馬鹿らしいし」
色味坂シロ子:「偉いぞ天喰君。チョコをやろう」
高科蛍:(この期に及んでまだ反論の余地を考えていたよこの人)
天喰大輝:「どうも。色味坂さんもお大事に」
鹿目悠希:「分かってもらえたみたいで良かった。まぁ思う所はあるだろうけど」
鹿目悠希:「じゃあ天喰さん、検査室まで案内するから。」
鹿目悠希:「シロ子さんも元気そうで良かったです。高科くんも。」
色味坂シロ子:「ありがとー」 両手を差し出す
色味坂シロ子:お見舞いの品待ちの手
鹿目悠希:「はい。これで良ければ…」彼女手に小さな包みを渡す。
鹿目悠希:手作りクッキーだ。
色味坂シロ子:「えっマジで!?やったー!」 包みを受け取る
高科蛍:「ふざけているくらい元気ですよ、だから心配は要りません」
鹿目悠希:「そう。じゃあそういう事にしておいてあげる」
色味坂シロ子:「優希ちゃんと天喰君も無理せずにねー」
鹿目悠希:「ええ。お元気で」
天喰大輝:「色味坂さん、あんまり高科くんをからかわないであげてくださいね」
色味坂シロ子:「大丈夫大丈夫」
天喰大輝:「高科くんも、あんまり噛み付くと疲れるだろうから、ここにいる間くらいはもう少しリラックスするといい」
色味坂シロ子:「大丈夫だもんねえ」 高科を見る
高科蛍:「同調は好きではありませんが全くもってその通りです」
高科蛍:「人間が存在するだけでストレス因子が倍々ゲームなんですよ」
高科蛍:「気遣うくらいならさっさといってください危険人物」
色味坂シロ子:「ウワ―ッ過激」
天喰大輝:「はいはい、じゃ、行こうか鹿目さん」
鹿目悠希:「ええ。それじゃお先に失礼します」
鹿目悠希:小さく礼をし、部屋を去る
榎井暦:「私はすぐ戻ってきますからねー」ぱたぱたと手を振って病院の扉から出る
色味坂シロ子:「あれっ」
色味坂シロ子:「……」
色味坂シロ子:「二人っきりだね……」
高科蛍:「……もしや榎井がいないのに軽くショック受けてます?」
高科蛍:「どうでもいいですが」
榎井暦:病室のドアを閉めて、歩き出す
天喰大輝:「真面目とは思っていたけど、俺に検査を受けさせたいのは模範的チルドレンだからってだけじゃなさそうだよな」
鹿目悠希:「ボクも似たようなものだからかな。」
鹿目悠希:「…オーヴァードには色々いるけれど。その中でもボクは他者を『進化』させる力がある」
天喰大輝:「ああ、やっぱりそういう感じか」
天喰大輝:“リペアマン”に使った能力から、そういった特異性は感じていた。
榎井暦:「二人ともすごいですよねー」
榎井暦:「カルテを口で説明してもらったときびっくりしました」
鹿目悠希:「そう。だから…場合によっては他人を、知らず知らずのうちに進化させたりする。」ふと窓側に向けて手を振る
鹿目悠希:「つまり、他人に迷惑をかけてしまう」窓の向こう側の棟で胸に羽飾りを付けた青年がこちら側に手を振っていた。
鹿目悠希:「それは決して当人の意志でどうにかできることじゃないし」
鹿目悠希:「どうしようもない事…。だから、天喰さんに厳しいのはそれが理由かな」
天喰大輝:「……鹿目さんは、自分の能力が嫌いかい」
鹿目悠希:「嫌い。何もいい事は無いから」
天喰大輝:「それでも、戦う力は必要だから使っている」
天喰大輝:「俺と同じだ」
鹿目悠希:「そう。力がないと守れないから。でもその事実も嫌い」
鹿目悠希:「おかしなものに栓をするようにおかしなもので埋める。」
鹿目悠希:「しょうがない事だとしても納得はしたくないかな」
天喰大輝:「……くっ、くくく」抑えるように、笑みが零れる。
鹿目悠希:「え…なにかおかしなこといいました?」ちょっと怒る様に
天喰大輝:「……いや、すまない。あまりにも似てるものだから」
鹿目悠希:「理由を伺っても?」
天喰大輝:「そうだよなあ、こんな力嫌だよなあ」笑みが隠せていない
鹿目悠希:「ボクはずっと日常が過ごせれば良いと思っているだけなので」
鹿目悠希:「天喰さんとは違って普通には固執してない」
天喰大輝:「ああ、そうだ。そこは違う」
天喰大輝:「でもさ、鹿目さん。だったらUGNの保護下で、チルドレンなんてやらないで過ごしてもいいんじゃないか?」
天喰大輝:「UGNなら、それも許してくれるだろ」
鹿目悠希:「それは論外だな…。訳が分からないものに日常が奪われるなんて」
鹿目悠希:「そんな可能性を考慮しながら、日々を過ごしたくない」
天喰大輝:「つまり、君は自分の力で大切なものを守ろうとしている」
天喰大輝:「自分の大嫌いな力を使ってもだ」
鹿目悠希:「そうだね。なんとかできるのなら、ボクがなんとかしたい」
天喰大輝:「そこが似てると思ったんだよ」
鹿目悠希:「…天喰さんって、大事な人っているんですか?家族とか」
鹿目悠希:「ボクは、大事な人の為にそうしたい。けど貴方は違う感じがする」
天喰大輝:「大切な人はいるよ。会ったのは最近だけど、「普通」で、趣味も合う友達だ」
鹿目悠希:「じゃあ、その前は?何が貴方の守りたい「普通」だったの?」
天喰大輝:「家族は、最近は会ってないけどおばあちゃんがいる」
鹿目悠希:「おばあさん…」
天喰大輝:「……俺が「普通」を守りたいって思うようになったのは、オーヴァードになってもう「普通」になれないと諦めたからだけど」
天喰大輝:「「普通」にならなきゃと思ったのは、きっと父さんと母さんの影響だと思う」
天喰大輝:「小さい頃から「普通」になるように、ずっと教えられてきた」
鹿目悠希:「それは、『普通』の両親じゃないですね」
天喰大輝:「……今思うとそうなんだろうね」苦笑する
天喰大輝:「実際、俺も嫌になって逃げ出したことがあったよ」
鹿目悠希:「あ、普通だ。珍しい」
天喰大輝:「それで、俺を探してる時に事故に遭って死んだ」
鹿目悠希:「………逃げた事、後悔していますか」
天喰大輝:「してるよ」
天喰大輝:「「普通」の親じゃなかったかもしれないけど、俺を愛してくれた」
天喰大輝:「愛情の表し方は「普通」じゃなくても、その想い自体は、きっと「普通」の親と何も変わらなかった」
天喰大輝:「……ま、だから、冷静に分析するとそういう負い目もあるのかな、俺の執着には」
鹿目悠希:「…冷静に分析すると、というか。」
鹿目悠希:「多分、そのことを言葉にしたの、今が初めてですよね」
天喰大輝:「そりゃ、「普通」はわざわざこんな重い話しないからね」
鹿目悠希:「ボクは普通じゃないと。」
天喰大輝:「少なくとも、俺と似てる部分はね」
天喰大輝:「それ以外は、結構「普通」の女の子だと思うよ」
鹿目悠希:「…これは、友達と関わって分かった事ですけど。」
鹿目悠希:「案外、みんな優しいですよ。」
鹿目悠希:「『普通』の人の中にも『普通』じゃない所もあるし、異常だらけの人間が日常の象徴の人のようにも笑っている。」
鹿目悠希:「もう少し色々な人から『普通』を探してほしいかな。ボクに『普通』を見たならできるはず」
天喰大輝:「……先生みたいなこと言うんだな」
天喰大輝:「年下の女の子に諭されてちょっと複雑だけど」
天喰大輝:「まあ、そこは今少しずつ努力してるところだよ」
鹿目悠希:「本当ですか?なら少し期待しておきます」
鹿目悠希:「きっと『普通』になった天喰さんを見たら笑っちゃうと思うから」
天喰大輝:「ところでさ」
鹿目悠希:「楽しみかも」
鹿目悠希:「えっと、なんですか?」
天喰大輝:「俺にはないの? お見舞い」
鹿目悠希:「………天喰さん。」
鹿目悠希:「知ってた?『普通』検査前には、何も食べないんだよ」
鹿目悠希:鹿目悠希は呆れたように肩を落とした
天喰大輝:「つまり食べ物か。検査後が楽しみだ」
榎井暦:(…………)
榎井暦:(すごい話だったなあ)とぼんやりした顔で聞いていた
榎井暦:ついていこうと足を踏み出したとき、端末が鳴る
榎井暦:「……はーい榎井です、はい、はい、はーい今行きまーす」
エンディン2グ
浅海沙天:「はい、これ今日の検査結果」
九重遠:「ありがとうございます、沙天さん」
浅海沙天:「……随分と無茶をしたみたいだね」
浅海沙天:「バイタルは正常だけど特記事項が多すぎて文字潰れてる」
九重遠:「ええと……う……すみません……」
浅海沙天:「生駒さんから聞いた、マスターピカロに会ったんだっけ」
九重遠:「あ、はい」
浅海沙天:「……大丈夫?変なことされてない?」
九重遠:「変なことは…されてないと思うんですけど……」
浅海沙天:「主観じゃなんとも言えないよ」
浅海沙天:「…まあ懸念していた精神汚染も数値上は特に乱れもないし、このまま返すけど」
九重遠:「せいしんおせん」
浅海沙天:「今度会ったらちゃんと所属支部まで連絡してね」
浅海沙天:「……頼りになる人、いっぱいいるんでしょ?」
九重遠:「あ、はい!それは忘れずにやりますね!」
九重遠:「沙天さんもそうですから、ちゃんとやっていきます」
浅海沙天:「うん、じゃあ今日はお疲れ様、もう行っていいよ」
浅海沙天:「俺より塩見君とか君の師匠とか当てにした方がいいと思うけど」
九重遠:「本当にありがとうございました!」
九重遠:「オーヴァードは助け合いだから、頼れる人の数が多くて困ることはないと思います!」
浅海沙天:控えめに手を振って、元気よく出ていく彼を見送る
九重遠:そう笑顔で手を振ってからお辞儀をして扉を閉める
九重遠:外に出て、ふ…とさらに気をゆるめたそのとき
GM:ドアを開けると、秋の風が頬を撫でる
"マスターピカロ":ふ、と視線を向けると、なんでもない風景の中に、ちゃかちゃんと座っている
九重遠:「……!?!??」
"マスターピカロ":「やあ」
九重遠:「ええ……」
九重遠:「こんにちは…?」
"マスターピカロ":「届け忘れたものがあってね、ちょっと立ち寄らせてもらったよ」
九重遠:え…、これ連絡とかそういう状況かな………みたいになっている
"マスターピカロ":「ああ、エンフィールドとの約束はちゃんとしてきたから大丈夫」
九重遠:「届け忘れたもの…?」
九重遠:「エンフィールドさんとも仲良くなったんですか?」
"マスターピカロ":「いやあ全然?ただここに来る前にちゃんとアーセナルには立ち寄ったってだけ」
九重遠:「…それって、捕まえようとしてたんじゃないの?」
"マスターピカロ":「さあ?意図は知らないさ。それよりほら、届け物」
九重遠:「え、あ、はい」
九重遠:「なんだろ…?」
"マスターピカロ":すっと、あの日支部の窓に投げ込まれたものと同じ紙を差し出す
九重遠:「………また何かしてるの?」少し困ったようにそれを受け取ってそのまま見る
"マスターピカロ":紙の裏には、ラメの入ったペンで白井と書かれている
九重遠:「………これって、名前?…見つかったんですね」
"マスターピカロ":「まあ、暫定的に?」
九重遠:「白井…下の名前もあるの?」
"マスターピカロ":「約束はしたから考えてみたんだ」
九重遠:「うん」
"マスターピカロ":「下……そういえば人間の名前はそういう組み方をしていたっけ」
"マスターピカロ":「忘れていたや」
"マスターピカロ":「……そうだ」
九重遠:「………?なんですか?」
"マスターピカロ":「君に続きを書いてもらっていいかな?」
九重遠:「ええ……?ピカ、白井さんはそれでいいの…?」
"マスターピカロ":「別にいいよー、多分君以外は記憶しないだろうし」
"マスターピカロ":「その紙の内容もじきに消える」
九重遠:「ええと……、なにもとっかかりがないと大変だから」
九重遠:「聞きたいんですけど」
九重遠:「なんで白井にしようと思ったの?」
"マスターピカロ":「ああそれ、全部白紙になるから」
九重遠:「真っ白なにも残らなくなるから?」
"マスターピカロ":「研究所のデータも、UGNの交戦記録も、個人的に書いた文書もぜーんぶ最後は真っ白になる」
"マスターピカロ":「だから白井」
九重遠:「自分でもどうしようもないの?」
"マスターピカロ":「そうだよー」
九重遠:「………そうなんだ」
九重遠:「う~……、俺だけは…あなたのことを忘れない」
九重遠:「そうやって信じたいから」
九重遠:「信じるって漢字で、まことさん」
九重遠:「そう、決めました」
"マスターピカロ":「……はいはい」
九重遠:紙に書く前に、目をあわせて伝えてから
九重遠:「この後ろに書けばいいの?俺ペンとか持ってないよ?」
"マスターピカロ":「うん、ペンならいくらでもどうぞ」
"マスターピカロ":すっとボールペンを差し出し、そのまま離れる
九重遠:「ありがとうございます」なんで離れるんだろ?と思いつつ漢字一文字を
九重遠:なるべく綺麗に紙に書き記す
九重遠:「ええと……、これでいい?」
"マスターピカロ":「うん、平気平気」
"マスターピカロ":「じゃ、確かに渡したから」
九重遠:「うん、約束守ってくれてありがとうございます」
九重遠:「俺は、忘れないからね」
九重遠:自分が書いた文字以外が、真っ白になって消えたとしても
"マスターピカロ":「わかったって」苦笑しながら、その場を後にする
"マスターピカロ":届物は終わった、もはやここに用はない
"マスターピカロ":表口のドアを施錠したまま、中庭の方に歩いていく
天喰大輝:――その炎は、物理に囚われない。
天喰大輝:施錠されたドアなどお構いなしに、白炎が溢れ出す。
九重遠:「ええ……!?」ドアが燃え始めて驚いてる
浅海沙天:「ちょっと、あなた、正規の人じゃないでしょう!?」
"マスターピカロ":「……おっと?」
天喰大輝:「悪いが」
天喰大輝:「話を聞いてる時間はない」
天喰大輝:白炎が男を襲うと同時、まるで今そこで生み出されたかのように、炎の中から手が伸びる。
天喰大輝:転生と同時にマスターピカロの眼前に出現し、拘束と攻撃を同時に試みる。
"マスターピカロ":咄嗟に剣数本を影で生成し強引に間合いを離す、かろうじて拘束からは逃れたが炎からは逃げられない
"マスターピカロ":「あっつ……」庇った腕が焼けただれる
"マスターピカロ":「これはずいぶんと熱烈な」
"マスターピカロ":「俺にとっては別段珍しくはないけどね、こういうの」
天喰大輝:「そうか? お前俺の同類だったのか?」
"マスターピカロ":「しかし君かあ、君には姿を見せないようそれなりに気を使っていたんだけど」
天喰大輝:更に炎を叩き付け
九重遠:「えっ…!?ええ……!?」いきなりのことに2人を交互にみて混乱している
天喰大輝:「――死ぬのも、珍しくはないのか?」
"マスターピカロ":爆炎が迫るも、既に間合いは取った
"マスターピカロ":影の外套で、その威力を減衰し、更に距離を離していく
"マスターピカロ":「さあ?人が人と同じであるという議論に参加するつもりは毛頭なくてねえ」
天喰大輝:(流石にマスターエージェントか)
天喰大輝:「……そうだろうな」
天喰大輝:「ああは言ったが、お前は誰とも違う。相容れることはない」
"マスターピカロ":「…知ってる」
天喰大輝:「お前には何もないからだ」
天喰大輝:「だから、誰かの欲望を叶えるという形でしか自分の欲望を持つことができない」
天喰大輝:「だから、お前は何も残せない」
"マスターピカロ":「そうだよ、何もない、これ以上俺の中身について語ったところで時間の無駄」
天喰大輝:「ああ、だから――何も残さず死ね」
"マスターピカロ":ちらり、と九重にも釘をさすように言葉を紡ぎ
九重遠:「俺は!あなたを諦めないから!」
天喰大輝:包囲するように白炎で覆い、押し潰すように焼き尽くす。
天喰大輝:(逃げ場はない。これで、どうだ――)
"マスターピカロ":白炎は野火のごとく広がり、彼の体を燃やし、骨にする
"マスターピカロ":……ことはなかった
"マスターピカロ":白い炎が消え、あたりには既に誰もいない
浅海沙天:「…はい、こちら幻凍星、はい、マスターピカロ逃走しました……」
天喰大輝:「ちッ――」舌打ち。情報を漂白する性質から、見失った以上追うのは無駄だろう。
天喰大輝:戦闘形態を解き、白く燃え尽きた姿から、普段の黒髪黒眼に戻る。
天喰大輝:「まったく、見舞いの品を食べ損ねたのに無駄足か」
九重遠:(まだ、俺の手も届いてないんだなあ)
九重遠:そう、逃げた後の中庭をぼんやりと眺めつつ
浅海沙天:「……九重君、無事?」
九重遠:「あ、はい!」
九重遠:「なにもされてないです!」
浅海沙天:「あ、あとそこの人も、どうか動かないでください」
天喰大輝:「……勝手に動いたのは謝る。報告に必要なら、聴取には応じよう」
浅海沙天:「ご協力感謝です、では二人とも応援が来るまで待機していてください」
天喰大輝:「九重くん」
九重遠:「ええと……、はい」
九重遠:「なんですか?」
天喰大輝:「俺は君がやろうとしていることは止めない」
九重遠:「………はい」
天喰大輝:「俺は俺でやらせてもらう」
九重遠:「うん、…俺もそれは止めません」
九重遠:「どっちが先に捕まえられるか、競争ですね」
天喰大輝:「……脇の甘さは置いておくとして、君のしていることはきっと正しい」
天喰大輝:「――歪められるなよ」
九重遠:「大丈夫です、俺は一人きりじゃないから」
エンディング3
GM:11月 街中
GM:ハロウィンの陽気も終わり、クリスマスの用意が少しずつ近づいてきた頃
GM:街中は少し休むように静かにはなったが、それでも月並みに人はいる
呉住 里沙:『……少し、大人しくはなったか』ハロウィンで浮かれていた街の様子を思い出し、一言。
呉住 里沙:今は……というよりも、ここ数日は外出する際には別人格が表に現れるようにしている。
呉住 里沙:マスターピカロという神出鬼没のマスターエージェントと接触した以上、どこで観察をされているか分からない。
呉住 里沙:加えて遠とは違い〝仲良し〟ではない以上、警戒するのは至極当然のことである。
呉住 里沙:いつ戦闘状態に引きずり込まれるか、分かったものではない。
GM:では、そんな静かになった街の片隅で
"オーナメント":「こんにちはー!!『失楽園サーカス』です!!延期してた公演14日に決まりましたー!」
"オーナメント":「お願いしまーす!!サーカスやりまーす!!」
"オーナメント":と言いながらビラを配る少女が一人
"オーナメント":相変わらず数は減っていない
呉住 里沙:『……なんという既視感』くすり、と笑みを浮かべる。
呉住 里沙:『たくましいものだ。悪くない』周囲を見渡し、微かにオルクスの因子能力を発揮し……周囲にあの仮面の男がいないかどうかを確認する。
呉住 里沙:恐らく、今ならば問題は無さそうだ。
呉住 里沙:『ああ、待たせたな。里沙。行ってやれ』目を閉じて、口角を上げたままそう呟くと〝姉〟は去る。
呉住 里沙:そうして、少女が駆ける。
呉住 里沙:「おねえさんっ!」
"オーナメント":「…!!」
"オーナメント":「りさちゃん!!」
呉住 里沙:「りさに、一枚くださいっ!」両手を差し伸べる。
"オーナメント":「ええ!どうぞ!!」元気よく一枚渡す
呉住 里沙:「サーカス、今度こそやるんだね……!」
呉住 里沙:「UGNの人達が、見守ってくれるの?」
"オーナメント":「うん!!いろいろあったけど、ようやくここまでこれたよ!」
呉住 里沙:大事なチラシを両手で受け取り、彼女の答えに耳を傾ける。
"オーナメント":「そうなんだ!……連れていかれちゃった子も、いるけどね」
呉住 里沙:「そっか……でも、でもきっと大丈夫だよ……」
呉住 里沙:「大変なこと、ちゃんと乗り越えられたんだもん……だから……」
"オーナメント":「……うん、みんなの分も、頑張らないと」
呉住 里沙:「大丈夫。へっちゃらだよっ」安心させるように……という想いもあるが、本心だ。
"オーナメント":「……ありがとう、りさちゃん」
"オーナメント":「あ、そうだ、りさちゃん」
呉住 里沙:「なに……?」
"オーナメント":「また、練習来ない?りさちゃんならみんな歓迎するよ?」
呉住 里沙:「うーん……」と、しばらく考えてから「……ううん!」と首を横に振る。
呉住 里沙:「サーカスの日まで、楽しみに待ってるっ!」
"オーナメント":「………」
呉住 里沙:「あ、でも、その代わりにね……」
"オーナメント":「わかった!いっぱい練習して、いいものを見せられるように頑張るね!」
"オーナメント":「なになに?」
呉住 里沙:「お花屋さんで花束買って……その日のサーカスが終わった後に持って行こうかなって……」
呉住 里沙:「そのときには……えっと、おじゃましても……いいですか?」
"オーナメント":「……!!うん!!」
呉住 里沙:「わぁ……っ!」
"オーナメント":「りさちゃんが来るの、楽しみに待ってる!」
呉住 里沙:「じゃあ、お姉ちゃんとか、施設の大人の人達と一緒に、頑張って、選ぶから……」
呉住 里沙:「楽しみに、待っててね……っ!」満面の笑みで、そう宣言した。
呉住 里沙:常に自信のない呉住里沙にしては、とてつもなく珍しい、しっかりとした宣言。
呉住 里沙:心の奥にて、姉が『素晴らしい』と穏やかな声で呟く。
呉住 里沙:自分から話しかけるのは苦手だけど、友達をいっぱい呼べるように頑張ろう。
呉住 里沙:里沙は、そんな決意をも固めながら、
呉住 里沙:「それじゃあおねえさん……〝またね〟っ」
"オーナメント":「……うん!14日に!」
呉住 里沙:今度は優しい世界での再会を……と願い、自身の住まう施設への帰路につくのであった。
GM:「ジャンク・ファンタジア」
GM:これにて閉演です!
GM:お疲れさまでした!!
天喰大輝:お疲れ様でしたー!
九重遠:お疲れ様でした~!
呉住 里沙:お疲れ様でしたー!
鹿目悠希:お疲れ様でしたー
色味坂シロ子:お疲れ様でした。
呉住 里沙:今回は、ご招待下さり本当にありがとうございました!
次回
場所:(https://tekey.jp/game/)
ID: VdN5K2LrXZVnlLhpPOCN
pass:不審者