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GM:ワンナイトフィーバーを使用した方は侵蝕-50してください
信濃美好:ワ~イ 70%になって帰還します
四条さんご:四条さんごの侵蝕率を10(→ 10)増加 (100 → 110)
四条さんご:60で帰還でーす
GM:帰還ですね、皆さんおかえりなさいませー!
信濃美好:タダイマ~~!
四条さんご:ただいま!
エンディング
GM:その後、復活した少女が片づけはする、あとで支部に報告だけ上げてくれればいいと二人に持ち掛け
GM:ついでにこの場でのことは忘れてくれとも口止めされ
GM:今日の任務は、いつもよりあっけなく終わった
信濃美好:なので、もともとの予定通り余暇として過ごせる時間はたっぷりある。
信濃美好:「…さっきお茶したばっかだしねェ~…ええっと、何しよって話してたんだっけ」
四条さんご:結局買い物はしてないし、まだ日も高い。
四条さんご:「ええと……甘いものを食べる…は、したわね」
四条さんご:「ハロウィンに向けてのお買い物、だっけ?」
信濃美好:「あ、ケーキ食べたのアレ覚えてるんだ」
四条さんご:「え? えぇ。……あ、でも、後半だけね。信濃さんの方に影響が出た辺りからですけど」
信濃美好:「いや、変化してる時のコトだったから……あーーー、なるほどね」
四条さんご:「喫茶店につくまでは正直、殆ど覚えていないの。知識とか経緯は覚えてるんだけど…夢を思い出すような気分になるわ」
四条さんご:「私、なにか変なことしていた?」
信濃美好:「あ、そう。そう…いや……」
四条さんご:信濃さんのように小さい頃の自分になったのかもしれない。ちょっと恥ずかしい。
四条さんご:「? 信濃さん?」
信濃美好:「覚えてないならアタシとしてもだいぶ都合が良いっつうか…」
四条さんご:「……………」
四条さんご:「私、ほんとになにかしたの?」
信濃美好:「エッ、し、してないけどぉ」
四条さんご:じーっ。
四条さんご:「ホントのホント?」
信濃美好:(むしろアタシの感じのがよっぽど恥ずかしかったとか言いたくねェ~~~~~~)
信濃美好:「ホントだよぉ~~」ヘラヘラ笑う。
四条さんご:「ふぅ~~~~ん?」
四条さんご:「まぁ、いいです。信濃さんが言うなら信じる」
信濃美好:「いや…んん…何かむずがゆい気分になるんだけどぉ」
四条さんご:「へぇ、珍しい。……子供になった私がすっごーくなついちゃったとかかな……?」独り言。
四条さんご:「そうだ。信濃さんも覚えてないかもしれないけど、そっちは特に失礼とかしなかったから安心してね」
信濃美好:「ンッ」
四条さんご:「?」
信濃美好:「あっ…そう…? ンンッと…そうね…」
信濃美好:実はなんとこっちは割としっかり覚えている。子供になった自分が目の前の少女に言ったことも、言われたことも。
四条さんご:「……………?」
信濃美好:(四条さんも覚えてるなら痛み分けできたのによ~~~~~)
信濃美好:(なんでアタシばっかしっかり覚えてんのさ~~~~~)
信濃美好:なので四条さんの顔がしっかり見られないしさっきからモゴモゴしている。
四条さんご:ス、と指が首元に触れる。とくんとくん、と相手の心拍を感じながら。
四条さんご:「もしかして」
四条さんご:「……覚えてる?」
信濃美好:「ウオッヒャ」冷たい指先が触れてびっくりする。
信濃美好:「あ…」
信濃美好:観念する。「アタシのせいじゃないしィーーー」
四条さんご:「そう」
四条さんご:「……………そう」
四条さんご:相手も忘れると思って赤裸々になにか言った気がする
四条さんご:内緒って。本人ですが。
信濃美好:「……四条さん…、もしや」
四条さんご:「………………」
四条さんご:口をモゴモゴ
四条さんご:「何」
信濃美好:「照れてらっしゃる」
四条さんご:「ばか」
四条さんご:「そういうこといわないで」
四条さんご:プイ、とそっぽむき。
信濃美好:「……」普段ならここから彼女をからかい始めるのだが、いかんせん自分の言動も脳裏によぎるためやりづらい。
四条さんご:「だって………」そっちも覚えてないと思ったんだもの、と続けられず沈黙。
四条さんご:無言のまま髪をいじる。
信濃美好:「いや…ンンーー……」
四条さんご:「……えぇーと…」
信濃美好:アタシ普段もっとうまく喋れんのに何をやってんだろうな、と思う。
四条さんご:そういえば自分は口が達者ではない、と思い出す。
四条さんご:「お、お土産を、」
四条さんご:「お土産を買いに行きましょう。寮の子たちとかに」
信濃美好:「あ、あーーー、そ、そうだね。そうしよそうしよ」
信濃美好:「操ちゃんにもなんか買ってってあげよ。こう、面白いやつ」
四条さんご:「そう、そうですね。ハロウィンのグッズとか、なにか見に行きましょう」
四条さんご:「じゃあその、行きます、か?」
信濃美好:「え、ええ………」
信濃美好:「…………。………」
四条さんご:「………………」
四条さんご:さてどうしましょう、と考えて血流を巡らせる。いつでも冷静になれるのが自分の良い所ですので。
四条さんご:冷静に考え、そして結論はすぐに出た。どのみち言葉は上手くないのでありまして。
信濃美好:こっちはハ~と息を吐きながら、意味もなく手で顔を仰いだりしている。
四条さんご:「ちなみに信濃さん」
信濃美好:「んあ? 何?」
四条さんご:舌を噛まないように丁寧に声を出す。
四条さんご:「忘れると思って言ったことですが、嘘は言ってませんからね、私」
四条さんご:「…………」
四条さんご:「では行きましょうか」
四条さんご:ぱたぱたぱた、と普段よりちょっと早足であるき出す
信濃美好:「………」
信濃美好:取り戻してきた調子がまた崩れ、突っ立ったままその背中を見送る。
信濃美好:「そ…そんなに照れるくらいなら…言わなきゃいいのに………」
信濃美好:本当にこの人は、嘘を言えないし、子供みたいで、大人になった姿なんて想像つかない。
信濃美好:(……駆け引きなんてしばらく無理だなありゃ)
信濃美好:だから、せめて同じ歩幅で並べるように、背中を慌てて追いかけた。
GM:一夜二人転 信濃美好と四条さんごの場合
GM:セッション終了
GM:お疲れ様でした!!
信濃美好:おつかれさまでした~!!
四条さんご:お疲れさまでした~!