一夜二人転 信濃美好と四条さんごの場合



GM:ミハエル
メイン 見学


PC:「アイリス」 四条(しじょう) さんご (キャラシート)PL:缶詰
PC:「シスター・メアリー」 信濃 美好しなの みよし (キャラシート)PL:めかぶ

Index

  • オープニング
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  • バックトラック
  • エンディング


  • プリプレイ

    GM:では、お時間ですので早速一夜二人転を始めていきたいと思います
    GM:イニシアチブ順に四条さんから自己紹介をお願いします
    四条さんご:はぁーい
    四条さんご:(キャラシート)
    四条さんご:「ごきげんよう。"アイリス"、四条さんごと申します。お見知りおきを。」
    四条さんご:四条さんご(しじょう・-)、16歳の女子高生。
    四条さんご:艷やかな黒髪と深く赤い瞳が儚げな印象を与える少女です。
    四条さんご:しかし本人の好奇心は人一倍なので前置きなしに行動したりします。
    四条さんご:実家は大手の薬品メーカー。スポンサーとかやってます。
    GM:お嬢様だ
    四条さんご:お嬢様なのですよ
    四条さんご:能力はいわゆる『吸血鬼』。
    四条さんご:血液を媒介にして身体が作り変わり、常人離れした膂力を持っています。鬼ですので。
    四条さんご:あ、陽の光浴びても消えませんよ。タフです
    GM:強いぞ
    四条さんご:先祖代々似たような能力を遺伝する家系らしく、ご先祖様は普通の人より体のことに詳しくなって薬の開発に役立ててたようです。
    四条さんご:むんっ
    四条さんご:性能は乾きの主の白兵範囲攻撃。
    四条さんご:命中すると回復したりダメージを与えると回復したり、死んでも相手を殴ると最高HPまで回復したりします。タフですね。
    四条さんご:そんな儚げお嬢様。よろしくおねがいしますね。
    GM:よろしくお願いします!
    GM:お次!信濃さんお願いします!
    信濃美好:(キャラシート)
    信濃美好:「ハァーイ!"シスター・メアリー"、信濃美好ったらアタシのことよ!お見知りおきを?」
    信濃美好:しなの・みよし。16歳の女子高生。
    信濃美好:ボサボサの長い金髪にそばかす、丸眼鏡。休日は主にシスター服を着ている目つきの悪い女。
    信濃美好:詐欺師に育てられた根っからの嘘つきで、特に入信していませんが宗教家のふりをしており、
    信濃美好:悪魔祓いとうそぶいてはUGNの目を盗んでR案件を解決し金を稼いでいます。
    GM:偽シスター
    信濃美好:そこそこのサラマンダー能力とノイマン支援能力を所持しており、
    信濃美好:「神のお告げよ」とうそぶきながら銃火器で支援をしたり、「神の奇跡よ」と言いながら発火能力で攻撃したりします。
    信濃美好:データ的にはノイマン支援&プラズマカノンでのアタッカーですね。ほどほどに頑張りたいと思います。
    GM:銃火器持ったシスター、いいですね…
    信濃美好:人類のロマンを追求していきましょう
    信濃美好:アタシも儚げお嬢様になれるかしら?以上です!よろしくお願いしま~す
    GM:よろしくお願いします!
    GM:それでは早速OPに行きましょう

    OP



    GM:10月初旬 街中
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を46増加 (34 → 80)
    信濃美好:信濃美好の侵蝕率を52増加 (29 → 81)

    GM:街中にはハロウィンセールのポップが並び、オレンジと紫に彩られている
    GM:秋晴れの空、休日、気持ちよく買い物をするにはちょうどいい日だ
    信濃美好:「アタシもうコスプレしてんのかよって感じだよな」ジャックオランタンの形をしたペロペロキャンディを舐めている。
    四条さんご:白い指を空にかざして光を透かしている
    四条さんご:「宗教としては別ですけどね」
    四条さんご:「それに、信濃さんはいつもの装いだからコスプレと言われても気付かなそう」
    四条さんご:オレンジと紫の包み紙のキャンディを取り出して口に含む。
    信濃美好:「四条さんはアタシのこの格好に慣れてくれてっからね」八重歯が覗く。
    信濃美好:「んで?今日はなにか欲しいものあるんだっけ?」
    四条さんご:「えぇもちろん」ぷく、と頬を飴玉の形に丸く。
    四条さんご:「そうね、久しぶりだからお外に出てみただけだけど……」
    四条さんご:キョロキョロと周りを見回している
    信濃美好:「ンフフ」
    四条さんご:「せっかくだから、美味しそうなお菓子でも探しましょうか」
    四条さんご:「あら、どうしました?」
    四条さんご:「信濃さん、なんだか楽しそう」
    信濃美好:「いいやあ? 四条さんが可愛いこと言ってくれるじゃんと思って」
    信濃美好:一歩先に踏み出して、くるりと振り返る。悪戯っぽい笑み。
    信濃美好:「デートって言ってくれていいんだぜ」
    四条さんご:「あら」
    四条さんご:瞳をどんぐりにしてパチクリとまぶたを落とす。
    四条さんご:「信濃さんたら、積極的」
    四条さんご:クスクスと笑う。
    四条さんご:「それを言ってしまったら、どうにか思い出に残したくなってしまうわ?」
    信濃美好:「うっひゃ! 積極的なのはどっちだよってハナシだよなー」
    信濃美好:「何してくださるのー?」
    信濃美好:迎えるように、両手をがばっと広げる。
    四条さんご:「待ってね。今考えているから」
    四条さんご:スッ、と抱きつく距離まで近づいて、片手を取る。
    信濃美好:「ンフフフ」愉快そうに、されるがままになっている。
    四条さんご:手持ち無沙汰に円を描きながら、間をもたせるようについつい、とステップ
    信濃美好:「アハハ! ごー、よーん」
    四条さんご:「せっかくの外出ですもの。何かお買い物?いいえ、美味しいものを探すのもよいですね……」
    四条さんご:「あら、もう、いじわる」
    GM:そんな、楽しそうに戯れる君たちの耳に
    信濃美好:「だって、決まらないのも困るでしょ。さーん、にー」
    信濃美好:「いーち…」
    GM:ひゅううううううううう、と何か籠のようなものが落ちる音
    信濃美好:「ゼロ……」視線を向ける。「……んあ?」
    GM:オレンジ色のキャンディバスケットのようなものが、あなた方の真ん中に落ちてきて
    音声:「トリック・オア・トリ~~~~~~~~ク!!!」
    GM:と間抜けな音声を発し、次の瞬間
    四条さんご:「あら?」
    GM:ボン、と色とりどりのキャンディーをまき散らしながら爆発する
    GM:視界が色とりどりの包み紙の洪水に流されていく
    四条さんご:「きゃっ……?」
    信濃美好:「ンギャ!?」
    信濃美好:思わず手が離れる。
    四条さんご:ちかちかと映る映像につい目をかばう。
    信濃美好:色彩の嵐に視界が奪われ、ひとりぼっちに取り残される。
    信濃美好:「ちょ…何? ドッキリ?フラッシュモブ? にしたってこんな…」
    信濃美好:「仕込みは四条さんらしくない……」
    信濃美好:視界が晴れていく。丸眼鏡の向こう側の瞳を瞬かせながら、改めて四条さんを見やる。
    四条さんご:「けほ、けほっ」
    四条さんご:「あぁ、びっくりした!」
    四条さんご:そう聞こえてくる声は、あなたの知っているものより若干高い。
    四条さんご:声というより、話し方に抑揚が付いている。
    四条さんご:更に言うなら。
    四条さんご:同じくらいだった目線が少し高く。
    四条さんご:艷やかな黒髪が見慣れているものより長く
    四条さんご:ハーフアップに丁寧に編み込まれている
    四条さんご:品のいい私服はブラウス姿からレースをあしらった上品なドレスになっており
    四条さんご:白くふわりとマーメイドのシルエットを持つ純白の装い。
    四条さんご:広く開いた襟元には素肌を隠すようにチョーカーが巻かれていた。
    四条さんご:レースの手袋で口元を隠しつつ、ルビーの瞳が少しだけ驚愕に見開かれていた
    信濃美好:「………。………」
    四条さんご:簡潔に言うなら
    四条さんご:同級生ではなく、大人の女性がそこに居た
    信濃美好:さっきまで四条さんがいた場所に、なんか知らないモノスゲ~~~~美女がいる。
    信濃美好:「………ハ?」
    信濃美好:さすがの似非修道女もたじろぐ。
    信濃美好:「ハ…………?」
    GM:そんな、深窓の令嬢がさらにグレードアップしたような麗人の手前に落ちていた携帯が、にわかに震え始める
    GM:連絡先にある同窓の名前は、目の前の美麗な人物が四条さんごであることを示す証拠になるだろうか
    北大路雪弥:「あ、すみません、四条さんですか?」
    四条さんご:スッ、と器に満たされる水のように流麗な仕草で拾い上げる
    四条さんご:「はい、四条さんごです。何かご用件ですか?」
    北大路雪弥:「こちら北大路です、今日は急ぎじゃないんですけど支部から依頼があって…」
    信濃美好:(四条さんごって言ったーーーーーーー)
    信濃美好:(そうじゃないかと思ったけどホントに言ったーーーーーーーー)
    北大路雪弥:「とっても馬鹿馬鹿しい話なんですけど、隣の支部がハロウィン用に開発したジョークグッズが今日の朝忽然と姿を消したらしく」
    四条さんご:「へえ?どのようなグッズなのですか?」
    北大路雪弥:「オレンジ色のバスケット状の物体で、キャンディ状のエフェクトを撒きながら、周囲にランダムな外見変化効果を加える…と連絡では上がってますね」
    北大路雪弥:「見つけたら捕まえる、捕まえられなさそうだったら破壊して、と既に向こうから通達は受けているので」
    四条さんご:まぁ、と驚いた表情で口元を隠し、信濃さんを見ている。見た記憶がある。という顔。
    北大路雪弥:「同じように見つけたら連絡をいただけませんか…っていう依頼です」
    四条さんご:「えぇ、はい。承りました」
    信濃美好:崖っぷちに追い詰められた犯人みたいな顔で四条さんを見つめ返している。
    北大路雪弥:「あ、あとこれはおまけなんですけど」
    四条さんご:「なんでしょう?」
    四条さんご:落ち着いた口調。学友に対してより更に丁寧なよそ行きの声で電話をしている。
    北大路雪弥:「今から街をうろついている白い髪の女の子みたいなのを見かけても か な ら ず 無視して」
    北大路雪弥:「お願いだから」
    四条さんご:「……………」んー?と顎に人差し指を添えて思案
    四条さんご:「わかりました。白い髪の女の子には関わらなくてよいのですね」
    北大路雪弥:「……そう、かかわらない、いいね?ありがとう」
    北大路雪弥:丁寧に念押しをしたあと、通話は切れた
    四条さんご:切れたことを確認し、電話を丁寧にしまい込む。
    信濃美好:「………」愕然とその様子を見ている。
    四条さんご:「さて」ぽむ、と白レースの手袋をはめた両手を合わせた
    四条さんご:「どうやら楽しいデートの最中でしたけど、お仕事が入っちゃったみたい」
    四条さんご:「頑張りましょうね、美好さんっ」
    四条さんご:楽しそうに目を細めた。
    信濃美好:「名前呼びになってるの何ーーーーーーーーーー」
    信濃美好:とうとう膝から崩れ落ちた。

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ可能です
    信濃美好:とりあえず保留にしとこうかしら 以上です!
    四条さんご:こちらも保留で以上!

    ミドル1


    GM:さて、ここからは侵蝕率を80%に固定していただき、FS判定で進行していきます
    信濃美好:はーい
    GM:判定表はこちら
    四条さんご:はーいあーい
    使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
    難易度:6
    最大達成値:9点
    目標進行値:4

    GM:まずはハプニングチャートを振ります
    GM:1d6
    DoubleCross : (1D6) → 3

    GM:これは後半に予約が入っているのでリロールかな…
    信濃美好:チョイスでもいいかしら?
    GM:いいですよー!
    信濃美好:「4:二人で協力して作業に当たる。」か「6:特殊技能の要求。」あたりがいい気がする
    信濃美好:ワガママを言ってすまねえな
    四条さんご:そのようね
    GM:いえいえ
    GM:先ほどの戸惑いの距離を縮める意味合いだったらここは4番の方がいいですかね…?
    信濃美好:あっそうかも
    四条さんご:ですね。それがよいかも
    GM:では
    GM:4:二人で協力して作業に当たる。
    進行判定の前に二人とも難易度5の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定ダイスを+5個する。

    GM:これでいきましょう
    四条さんご:じゃあ意志判定からいきます
    信濃美好:はーい!
    信濃美好:意志判定!
    四条さんご:3dx>=5
    DoubleCross : (3DX10>=5) → 7[4,4,7] → 7 → 成功

    信濃美好:6dx>=5
    DoubleCross : (6DX10>=5) → 10[1,1,2,3,9,10]+9[9] → 19 → 成功

    四条さんご:意思が強い
    GM:二人とも成功!!
    信濃美好:理性を振り絞ってる
    GM:判定D+5ですね
    四条さんご:じゃあそのまま情報UGN。コネ使いまして。
    四条さんご:10dx+3>=6
    DoubleCross : (10DX10+3>=6) → 10[3,4,5,5,5,7,8,8,8,10]+7[7]+3 → 20 → 成功

    信濃美好:情報:噂話でコネ使用します。判定ダイス+5個なので
    信濃美好:9dx>=6
    DoubleCross : (9DX10>=6) → 10[4,6,6,7,8,8,8,9,10]+3[3] → 13 → 成功

    GM:ナイス!
    GM:進行値2!
    信濃美好:ヤッター!優秀!
    四条さんご:いぇい!

    GM:カフェ 「サン・バックスタブ」店内
    GM:ひとまず、二人は状況を整理するために近場のチェーンの喫茶店に立ち寄ることにした
    信濃美好:「えーーーと………」
    四条さんご:「好きなもの頼んでね。私が奢りますから」
    四条さんご:あ、財布は昔のだ…とか言いながら自分はケーキセットを注文している。
    信濃美好:「ドレスの美女がチェーン店でケーキ頼んでる……………」
    信濃美好:愕然としながらブラックコーヒーを頼む。
    四条さんご:「あら、注文方法ならとーっくの昔に覚えましたよ?」
    信濃美好:「いや、そういう意味じゃねえっていうか……つうか」
    信濃美好:「四条さんが浴びたジョークグッズの効果って肉体変化だけじゃないの?」
    四条さんご:受け取ったアイスティーをストローを使って飲む。
    四条さんご:「そうですねぇ」
    信濃美好:「ただ身体が成長しただけっていう割にはなんか…」
    信濃美好:背もたれに背中をくっつけて、おずおずと言った調子で目の前の女性を見る。
    四条さんご:目が合うとニコリと微笑む。
    四条さんご:「うん、その辺含めて自己紹介しておきましょうか。美好ちゃんも戸惑ってるみたいだし」
    信濃美好:「ウッ」目が合い、顔が強張る。
    四条さんご:「四条さんご。26歳です。……初めまして、になるのかしら?」
    四条さんご:その反応を愛おしいものを見るように見つめる。
    信濃美好:「26歳ッ」
    四条さんご:「26歳です。その様子だと…うん、10年ぐらいかな?」
    信濃美好:「そうね…ウチらのちょーど10年先ね……」
    四条さんご:「外見の変化に伴って、心の方もちょっと引っ張られてるみたい。……といっても、私の方はそれなりに記憶があるのですが」
    四条さんご:んー、と考える素振りを見せ、細めた瞳に真剣さが宿る。
    信濃美好:「なに、記憶って」口元を両手で覆いながら相槌。
    四条さんご:「体の変化に慣れていますからね。成長した私の体に対して、『こうなるかも』という過程で記憶をトレースしてるのかも」
    四条さんご:「つまり、『このまま10年成長したらなるであろう四条さんご』の姿、ということかしら」
    四条さんご:「ふふ、『私』にとってはタイムスリップした気分ですけどっ」
    信濃美好:「……」
    信濃美好:(つまり四条さんが考えた『ウチらの10年ってこんな感じになるカナ?』の記憶が形成されてるって事??)
    四条さんご:「あら? もしかして、難しい話しちゃった?」
    信濃美好:「いや……」
    四条さんご:傾げた首に艷やかな黒髪がかぶさる。
    信濃美好:(『10年後は信濃さんを名前で呼んでるだろうな』って事????)
    信濃美好:両手で顔を覆っている。
    四条さんご:「そっか。美好さんは真面目だから、こんな状況になると困っちゃうわよね」
    四条さんご:うんうんと納得している。
    四条さんご:さくり、とミルクレープをフォークで切り取り、差し出す。
    四条さんご:「ほら、甘いものを食べて一旦落ち着いて?」
    信濃美好:「アタシのどこが真面目だ…………」
    信濃美好:「えっいや」
    信濃美好:「そーいうの普段アタシの方がするやつじゃん!」
    四条さんご:「………?」
    四条さんご:「あっ」
    四条さんご:「そうだったわ。10年前ならまだよね。失敬失敬」
    四条さんご:ぱくり、と照れ隠しに自分で食べる。
    信濃美好:「ちょっと待って10年間で何が起きてンの」
    四条さんご:「大丈夫よ、気にしないで?」
    四条さんご:「そう、10年前だもの。学生らしく節度ある距離感よね」
    四条さんご:「任せて任せて。思い出してきたから」
    信濃美好:「いやマジで何が起きてる設定になってンの」
    信濃美好:「し」
    信濃美好:「四条さんが節度ある距離感とか言うのマジ心臓に悪い……」
    四条さんご:「え~?」
    四条さんご:「この頃の美好さんからは四条さんごってどんなふうに見えていたの?」
    信濃美好:「顔を覗き込まないでもらえますか……」
    四条さんご:「相手の目を見るのはコミュニケーションの第一歩なのだけど…」
    信濃美好:「…そういう事言うのは四条さんらしいな」
    四条さんご:「そう?よかった。イメージは持ってくれてるのね」
    四条さんご:「ふふ、美好さんの戸惑ってる顔、貴重ですね」
    信濃美好:「ハー」目つきの悪い瞳を観念したように上げる。「そりゃ戸惑うに決まってるじゃん」
    四条さんご:「そうなの?」
    信濃美好:「アタシは16歳の四条さんのこと、目に入れても痛くないくらいよーな可愛いお嬢ちゃまだと思ってますもの」
    信濃美好:「何でもしてあげたくなっちゃうの。ンフ」
    四条さんご:「まぁ」
    信濃美好:「んね、それって10年後のアタシも同じ?」
    四条さんご:へにょん、と一筆で書いたような眉が歪む。
    四条さんご:「うふふ、内緒かな」
    四条さんご:「本人から他の人には言っちゃダメだよ、って口止めされてますので」
    信濃美好:「アッハ!アタシが言いそうなこと言うじゃん」
    四条さんご:「でしょ~?」
    信濃美好:「ンフフ。良いな、10年後のアタシ、まだ四条さんの傍にいるんだ」
    四条さんご:「えぇ。離しませんし、離れませんとも」
    四条さんご:「あ、これ16歳の私に言うときっと照れちゃうので、内緒ですよ?」
    四条さんご:しぃ、と人差し指を立てる
    四条さんご:いたずらっぽい笑顔。すこし君が浮かべるものに似ている。
    信濃美好:「ヒッヒッヒ」嬉しそうにニヤニヤ笑う。
    信濃美好:「四条さんったら、誰かさんのせいで駆け引きが上手になっちゃったのかしらん」
    信濃美好:期待するようなときめきを隠しもせず、四条さんの顔を覗き込む。
    四条さんご:「んまーっ。きっと側にいる人に影響されたのです」
    四条さんご:じぃ、とルビーの瞳が青色を覗き込む。
    四条さんご:「あの頃は箱入り娘ですので、憧れの人のマネをするので必死な小娘でしたから」
    四条さんご:「染まっちゃったんでしょうねえ」
    四条さんご:くふふ、と頬をもちもちとゆるくする。
    信濃美好:「フーン?」真白い頬がほんのりと色づくのを目で追う。
    信濃美好:「じゃあ、今の四条さんには頼めないこと頼んでもいーの?」
    四条さんご:「あら、なぁに?」
    四条さんご:「せっかくですもの。何でも聞いてあげちゃう」
    四条さんご:楽しそうに穏やかに笑う
    信濃美好:「ンフフ。だってぇ、教えてもらいたくなっちゃうじゃん?」
    信濃美好:「学生らしくない距離感ってヤツ?」
    四条さんご:「あら」「あらあら、あら」
    四条さんご:「美好さんてば、いけないんだ」
    四条さんご:レース生地の指の背でする、と美好さんの頬を撫でる。
    四条さんご:そこから金色の糸のような髪に指を通して
    信濃美好:甘えた様子も隠しもせず、猫のように目を細める。
    四条さんご:「でも、教えてほしいなら、いいわ」
    四条さんご:「まずは、お試しで、」
    四条さんご:スゥ、と。
    四条さんご:なにか動こうとした矢先に。
    GM:がちゃん、と忙しくドアが開く音と、ひゅう、と再び何かが落ちる音がしたのは同じくらいで
    少女:「あっちょっそれ、危ない!!」
    GM:という制止する誰かの声も届かず、再び菓子籠は落ちて――

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入が可能です
    信濃美好:10年後の四条さんにロイス取ろう
    信濃美好:めちゃくちゃタイプ:〇/10年間で何があったの????/ロイス
    四条さんご:10年前(主観)の信濃にロイス取ろう
    四条さんご:「■■■ 信濃美好 ○Pかわいい/Nなつかしい~」
    四条さんご:購入はボディアーマー狙い
    四条さんご:3dx+3>=12
    DoubleCross : (3DX10+3>=12) → 6[1,1,6]+3 → 9 → 失敗

    四条さんご:財産入れとこ。
    信濃美好:こっちも購入!ボディーアーマー服!
    信濃美好:4dx+1>=12
    DoubleCross : (4DX10+1>=12) → 10[3,5,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

    信濃美好:買えた
    四条さんご:残り2点で買えて以上!
    GM:素晴らしき

    ミドル2


    使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
    難易度:6
    最大達成値:9点
    目標進行値:2/4

    GM:ハプニングチャートは事前申告により
    GM:3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
    GM:こちらを使用します
    信濃美好:ハーイ
    GM:ということで判定どうぞ
    四条さんご:はーい。改めて情報UGN。コネ。
    四条さんご:5dx+3>=6
    DoubleCross : (5DX10+3>=6) → 9[1,6,7,8,9]+3 → 12 → 成功

    四条さんご:オッケイ
    信濃美好:情報:噂話!コネ!
    信濃美好:9dx-2>=6
    DoubleCross : (9DX10-2>=6) → 9[1,1,4,4,4,7,8,9,9]-2 → 7 → 成功

    信濃美好:ギリギリ
    GM:OK!
    GM:進行値はMAX!
    信濃美好:よかった~~

    GM:煙は晴れ、店の裏では現在絶賛少女と籠が乱闘中である
    GM:が、それはそれとして
    信濃美好:先程まで修道女がいた場所には。
    信濃美好:ぼさぼさだった金髪にはいくらか柔らかな艶がともり、
    信濃美好:上品な黒いブラウスを着た、そばかすで丸眼鏡の幼い少女の姿。
    信濃美好:ぱちぱち、と青い瞳を瞬きさせている。
    四条さんご:先程までドレスの女性が居た場所には、落ち着いたブラウスにカーディガンを合わせた赤い瞳の女学生が座っている。
    四条さんご:主観では光の奔流に飲まれた後……だが、この状況に至るまでに見聞きしたことはぼんやりと把握している。
    四条さんご:「………ええと」
    四条さんご:先程見た(気がする)少女には関わるな、と言われているし。それに目の前の女の子はもしや。
    信濃美好:「ん、ん」コクコクと頷く。
    四条さんご:「……お嬢さん、お名前は?」
    信濃美好:「信濃美好!」
    四条さんご:「………………そう。お名前を言えて偉いわね」
    四条さんご:(落ち着きましょうね)
    四条さんご:心拍数を平静に保つ。
    信濃美好:「あっ、あのね、しじょーさん。だいじょぶだよ」幾分舌足らずになっている。
    四条さんご:「あら、私のこと、わかります?」
    信濃美好:「うん、あたし、しじょーさんのこと、知ってるよ」
    四条さんご:「ふふ、よかった」
    四条さんご:「しかし、なんというか、可愛らしい姿になりましたね?」
    信濃美好:「うーん…」首を捻る。「おかしいよねえ」
    信濃美好:「あたし、大人になりたかったのに、なんで子供の姿なんだろ」
    四条さんご:「あら、お揃いですね。うーん、希望者の願いを叶えてくれるのではなさそうですね」
    四条さんご:「いま、おいくつぐらいですか?」
    信濃美好:「6歳!」
    信濃美好:床に届かなくなった足がぷらぷら揺れる。
    四条さんご:「6歳ですか~~~~」
    四条さんご:(可愛い)(いえそれどころではなく)
    信濃美好:「んん」ニッと笑っている。
    四条さんご:「あら、あら。椅子が大きくなってしまいましたね」
    四条さんご:「子供用のがあると良いんですが……」キョロキョロと見渡し
    信濃美好:「えーーっ」
    四条さんご:「…どうしました?」
    信濃美好:「このままでいいよーー」パタパタと足を動かして抗議する。
    信濃美好:「あたし、もう大人だもんー」
    信濃美好:「そうでしょー?もう6歳だよ?」
    四条さんご:「そうですねーーーー」
    四条さんご:こほん。
    四条さんご:「学校にも通える年ですからね。大人です」
    信濃美好:「ヒッヒッヒ」ニヤリと笑う。10年後の原型。「そーでしょ」
    四条さんご:「そうです、そうです」知っている笑顔が見えて楽しそうに目を細める。
    信濃美好:「ねー、あたしのハナシ聞いて」
    四条さんご:「はい? えぇ、はい、聞きますよ」
    信濃美好:「ンフフフ」嬉しそうになる。
    信濃美好:「あたし、今ねー、しじょーさんを守るためにここにいるの」
    信濃美好:「なんでか分かんないけど、そーいう事になってるの」
    四条さんご:「まぁ!」身を乗り出す「私を守ってくださるんですか?」
    信濃美好:「うん。今ね、あたし、それに夢中なの」
    四条さんご:「へぇー、へぇーっ、そうなんですか。へぇーっ」
    四条さんご:「どうしてそんなに夢中なんでしょう?」
    信濃美好:「んん~~?」首を傾げる。「なんでだろ」
    信濃美好:「そういう事になってる気がする」
    信濃美好:「だめだった?」
    四条さんご:「ふふ。いえ、そんなことありませんよ」
    四条さんご:「嬉しいです、とっても。守られるお姫様になった気分です」
    信濃美好:「しじょーさんはお姫様だよぉ」
    信濃美好:「すごくきれいだもーん」キラキラした瞳で見上げる。
    四条さんご:「……………」
    四条さんご:まっすぐ見上げる瞳と言葉に、ほんのりと桜に色づく
    四条さんご:「ありがとうございます。でしたら、信濃さんもお姫様ですね」
    四条さんご:頭を撫でるように金色の柔らかな髪を梳く
    四条さんご:「こんなにきれいな髪を持っていますもの」
    信濃美好:「えぇ~?ウヒヒ」クスクス笑っている。「うそー」
    四条さんご:「嘘じゃありませんよ~?」
    信濃美好:「じゃあホントってこと?」
    四条さんご:「ホントのホントです」
    四条さんご:「ずっと触っていたいぐらいですもの」
    信濃美好:「ん~~?触ってていいよ?」
    信濃美好:「しじょーさんだからトクベツ」
    四条さんご:「あら、そういう事言っちゃって良いのかしら?」
    四条さんご:「離しませんよ?」
    信濃美好:「それもホントのホント?」
    四条さんご:「ホントのホント、これからもずーっとのホントです」
    信濃美好:「ンフフフフ。すごいなあ」
    信濃美好:「しじょーさん、ホントのことしか言わないんだ」
    四条さんご:「うふふ。実はそうなのです」
    四条さんご:「だって、伝えたいことが多すぎて」
    四条さんご:「嘘をついてるヒマがないの」
    信濃美好:「ふふ」目を細めて、されるがままになっている。「あたしと正反対」
    信濃美好:「しじょーさんの言うことなら、信じてあげちゃう」
    四条さんご:「ふふっ、ありがとう」
    四条さんご:「じゃあホントのホントに、内緒のホントのことを一つ教えてあげます」
    信濃美好:「えっ、なになに?」
    信濃美好:目を丸くして、内緒話をするように耳を寄せる。
    四条さんご:垂れる髪を耳にかけて、内緒話のように静かにささやく
    四条さんご:「私は信濃さんのことが大好きですから」
    四条さんご:「正反対の信濃さんがなにかしようとするときは、私のためだって」
    四条さんご:「ずっと、信じてるんです。…内緒ですよ?」
    信濃美好:目が合う。淡い空色が、深い紅色とかち合った。
    GM:その瞬間
    GM:ぽん、と魔法が解けるように姿が戻る
    GM:それと同時に外から
    少女:「ぎゃん!」
    GM:という悲鳴と、何かがパラパラと落ちる音
    GM:どうやら、君たち二人の危機は去ったようだ
    信濃美好:「………」
    四条さんご:「あら?……まあ?」
    信濃美好:顔を寄せていた幼い少女の姿が、一気に修道女に戻り。
    信濃美好:寄り添うような距離を引き剥がすようにぐいっと背中ごと顔を逸らす。
    四条さんご:「ええと、おかえりなさい。……とはちょっと違うかしら」
    信濃美好:「ええっと……そうね……。まあ…いいんじゃないかしら…」
    信濃美好:ゴニョゴニョと言う。「……それより、それよりでしょ」
    四条さんご:すとんと体勢を戻す。少しだけ赤みを帯びた肌は、血流操作で平素に戻っていく。
    四条さんご:「え。えぇ、そうですね。北大路さんからは関わるなと言われた覚えがありますが……」
    四条さんご:「緊急事態ですね。行けますか?」
    信濃美好:「当ったり前でしょ!誰だと思ってんの!」すいっと外に向かって行く。
    四条さんご:「ふふ。そうだったわね、ごめんなさい」一歩だけ遅れつつ並び歩く。
    四条さんご:「じゃあ行きましょうか、信濃さん」
    信濃美好:「仰せのままに!地獄の果てまで!」
    信濃美好:バン、とドアを蹴り開けた。

    GM:シーンカット、ロイス取得と購入が可能です
    四条さんご:「6歳 信濃美好 ○Pかわいい/N照れ」ロイス。
    信濃美好:しじょーさんに庇護:〇/不安でロイスを取得し、即座にタイタスに変更します
    信濃美好:購入は大丈夫かな? 以上です!
    四条さんご:こっちも大丈夫です。

    クライマックス


    GM:登場侵蝕をお願いします
    信濃美好:信濃美好の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (80 → 90)
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を2d10(→ 9)増加 (80 → 89)

    GM:店の裏には、菓子籠の仕業なのか兎の耳を付けられ伸びている少女と、薄暗い中ふよふよと灯りを揺らしながら浮かぶバスケット
    キャンディーボックス:ヒィーホォーと息のような音を出しながら怪しく浮いている
    信濃美好:「四条さん!なんか可憐な美少女がバスケットに襲われてる!」
    四条さんご:「えぇ。アレが話にあった可憐でキュートな美少女さんですね。助けましょう!」
    四条さんご:「まずは驚異の排除、ね」
    信濃美好:「あいよッ。神のお導きにより、奇跡をご覧にいれてやりますわよ!」
    キャンディーボックス:大人しく浮いていた菓子籠が、ふいに君たちに襲い掛かる!
    キャンディーボックス:衝動判定!難易度9!
    四条さんご:3dx>=9
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 10[2,3,10]+1[1] → 11 → 成功

    信濃美好:6dx>=9
    DoubleCross : (6DX10>=9) → 10[2,4,4,4,10,10]+7[3,7] → 17 → 成功

    信濃美好:《ワンナイトフィーバー》選択していいですか?
    GM:どうぞ!
    四条さんご:ワンナーイ! 侵蝕率を100にする代わりにバックトラックで50引き下げる効果を適用します!
    信濃美好:上に同じく適用します!
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を11増加 (89 → 100)
    信濃美好:信濃美好の侵蝕率を10増加 (90 → 100)

    GM:エンゲージ
    キャンディーボックス
    5m
    PC
    GM:セットアップ
    GM:宣言ある方はいますか?
    信濃美好:なしです~
    四条さんご:なし!
    GM:はあいGM側もないです
    GM:ということで何もなければイニシアチブ14でキャンディーボックスの手番
    信濃美好:ないよ~
    四条さんご:ないのだ~
    GM:ではー
    キャンディーボックス:マイナー無し、メジャー光の手+コキュートス+コンセントレイト:Sa
    キャンディーボックス:10dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,2,3,3,4,5,8,8,9]+10[2,5,8]+10[10]+6[6]+4 → 40

    GM:リアクションどうぞ
    信濃美好:ガード!
    四条さんご:回避してみよ。破壊者だからドッジ苦手だけど
    四条さんご:5dx+1>=40
    DoubleCross : (5DX10+1>=40) → 9[1,2,3,5,9]+1 → 10 → 失敗

    四条さんご:だめだったー
    信濃美好:《炎陣》。四条さんをカバー。
    信濃美好:信濃美好の侵蝕率を2増加 (100 → 102)
    四条さんご:信濃さーんっ
    GM:ダメージ出します
    キャンディーボックス:5d10+12
    DoubleCross : (5D10+12) → 36[6,9,3,8,10]+12 → 48

    GM:やる気出しすぎ!
    信濃美好:死ぬ死ぬ!さっきタイタスした「しじょーさん」のロイスで復活。
    信濃美好:HP11!
    信濃美好:また戦闘不能時に《ラストアクション》を使用します。
    GM:どうぞー
    信濃美好:信濃美好の侵蝕率を5増加 (102 → 107)
    信濃美好:はーい!ではメインプロセス。
    信濃美好:マイナーなしでメジャー、《戦場の魔術師》《アドヴァイス》。対象は信濃と四条さん。
    信濃美好:次に行うメジャーアクションのC値-1、ダイス数+6個。
    信濃美好:以上です!
    信濃美好:信濃美好の侵蝕率を7増加 (107 → 114)
    GM:はーい
    GM:ではそのままイニシアチブ11、信濃さんどうぞ
    信濃美好:ハイッ
    信濃美好:マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《プラズマカノン》。
    信濃美好:キャンディボックスにRC攻撃!
    信濃美好:(4+6+3)dx@6
    DoubleCross : (13DX6) → 10[1,1,3,3,3,5,5,7,8,9,9,10,10]+10[2,6,7,8,8,10]+10[3,4,5,6,6]+10[4,9]+3[3] → 43

    キャンディーボックス:ガード!
    信濃美好:5d10+20+1D 装甲有効です
    DoubleCross : (5D10+20+1D6) → 36[6,9,10,5,6]+20+4[4] → 60

    キャンディーボックス:かなーり痛い、でもまだ生きてる!
    四条さんご:パワーを感じる
    信濃美好:信濃美好の侵蝕率を6増加 (114 → 120)
    信濃美好:ダイス運良いぞ今日 あとは四条さんまかせた!
    四条さんご:はーい!では手番!
    GM:四条さん手番どうぞー!
    四条さんご:マイナーで《破壊の爪》《ハンティングスタイル》素手データ変更。戦闘移動してキャンディーボックスにエンゲージ
    四条さんご:メジャーで《C:ブラム》《乾きの主》《生命吸収》。対象はキャンディーボックス
    四条さんご:判定
    キャンディーボックス:こいこい
    四条さんご:16dx6+4
    DoubleCross : (16DX6+4) → 10[1,1,2,2,3,5,6,6,6,8,8,8,9,10,10,10]+10[2,3,3,5,6,7,9,10,10,10]+10[2,4,5,6,8,10]+10[1,3,8]+10[7]+1[1]+4 → 55

    信濃美好:良い出目!
    四条さんご:リアクションどうぞ!
    キャンディーボックス:ガード!
    四条さんご:6d10+10+1d10 装甲無視。命中時8点回復
    DoubleCross : (6D10+10+1D10) → 34[1,8,6,7,10,2]+10+8[8] → 52

    キャンディーボックス:それは……
    キャンディーボックス:さすがに無理!!吹き飛ぶ!
    キャンディーボックス:戦闘不能!復活無し!
    四条さんご:装甲無視52点。ダメージ通れば追加で12点ダメージだ!
    四条さんご:やったー!
    信濃美好:ヤッタ~~!!
    GM:演出しましょうか
    四条さんご:はあい

    キャンディーボックス:ふわふわ、と揺れるような動きがぴたりとやみ
    キャンディーボックス:ぐぐぐぐ、と一度力をためるような動作をしたかと思うと
    キャンディーボックス:ドッカーーーーーーーン!!!
    キャンディーボックス:アニメで見るような音を立て、派手に火の弾を降らせる!!
    信濃美好:「ハロウィンパーティにしちゃあ物騒すぎるんじゃないのぉ?」
    四条さんご:「む。アレは痛そうね」
    四条さんご:ぎゅ、と迎撃するために細長い指を拳として構えようとする
    信濃美好:「じゃあ四条さんは浴びちゃダメ!」
    四条さんご:「あら、じゃあ誰かに助けてもらわなきゃ?」
    信濃美好:「ハハ!言わせんなよ!」その前に躍り出て、太腿に仕込んだ拳銃二丁を片手ずつに持って迎撃する。
    信濃美好:撃ち返せるものは撃ち返し、防ぎきれないものはその身に浴びて、嵐が収まるまで耐える。
    四条さんご:その背に隠れる。背中合わせにするように、耳を塞いですべてを任せる。
    キャンディーボックス:やがて、中身の菓子が切れるように、火の雨は止んだ
    信濃美好:「…逃げるのは、神が許してくれませんわよ!」ふざけて言った瞬間、キャンディーボックスの背後が激しく爆発し、退路を塞ぐ。
    信濃美好:なけなしのサラマンダー能力による発火攻撃で派手な爆発を起こした。攪乱が目的であり、それで仕留められなくて構わない。
    四条さんご:「それに、それより前に」
    四条さんご:とん、と軽い足音はアスファルトに足型を残し、空中のキャンディーボックスの前に跳んでいる
    四条さんご:きゅ、と握った小さな拳から肉と骨を圧縮するような握力の音。
    四条さんご:「信濃を傷つけたんだもの。………可愛い所を見せてくれたから、ちょっとだけ加減してあげるけど」
    四条さんご:「神様より、私が許してあげないから」
    四条さんご:パンッ、と空気が弾ける音
    四条さんご:鬼の膂力が、地面に叩きつけるようにキャンディーボックスを殴りつけた
    キャンディーボックス:レネゲイドによる魔改造があったとはいえ、元はただのプラスチックだ
    キャンディーボックス:故に、単純に、研ぎ澄まされた暴力の前に
    キャンディーボックス:ぱき、とあっけなく砕けた

    バックトラック


    GM:ワンナイトフィーバーを使用した方は侵蝕-50してください
    信濃美好:ワ~イ 70%になって帰還します
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を10(→ 10)増加 (100 → 110)
    四条さんご:60で帰還でーす
    GM:帰還ですね、皆さんおかえりなさいませー!
    信濃美好:タダイマ~~!
    四条さんご:ただいま!

    エンディング



    GM:その後、復活した少女が片づけはする、あとで支部に報告だけ上げてくれればいいと二人に持ち掛け
    GM:ついでにこの場でのことは忘れてくれとも口止めされ
    GM:今日の任務は、いつもよりあっけなく終わった
    信濃美好:なので、もともとの予定通り余暇として過ごせる時間はたっぷりある。
    信濃美好:「…さっきお茶したばっかだしねェ~…ええっと、何しよって話してたんだっけ」
    四条さんご:結局買い物はしてないし、まだ日も高い。
    四条さんご:「ええと……甘いものを食べる…は、したわね」
    四条さんご:「ハロウィンに向けてのお買い物、だっけ?」
    信濃美好:「あ、ケーキ食べたのアレ覚えてるんだ」
    四条さんご:「え? えぇ。……あ、でも、後半だけね。信濃さんの方に影響が出た辺りからですけど」
    信濃美好:「いや、変化してる時のコトだったから……あーーー、なるほどね」
    四条さんご:「喫茶店につくまでは正直、殆ど覚えていないの。知識とか経緯は覚えてるんだけど…夢を思い出すような気分になるわ」
    四条さんご:「私、なにか変なことしていた?」
    信濃美好:「あ、そう。そう…いや……」
    四条さんご:信濃さんのように小さい頃の自分になったのかもしれない。ちょっと恥ずかしい。
    四条さんご:「? 信濃さん?」
    信濃美好:「覚えてないならアタシとしてもだいぶ都合が良いっつうか…」
    四条さんご:「……………」
    四条さんご:「私、ほんとになにかしたの?」
    信濃美好:「エッ、し、してないけどぉ」
    四条さんご:じーっ。
    四条さんご:「ホントのホント?」
    信濃美好:(むしろアタシの感じのがよっぽど恥ずかしかったとか言いたくねェ~~~~~~)
    信濃美好:「ホントだよぉ~~」ヘラヘラ笑う。
    四条さんご:「ふぅ~~~~ん?」
    四条さんご:「まぁ、いいです。信濃さんが言うなら信じる」
    信濃美好:「いや…んん…何かむずがゆい気分になるんだけどぉ」
    四条さんご:「へぇ、珍しい。……子供になった私がすっごーくなついちゃったとかかな……?」独り言。
    四条さんご:「そうだ。信濃さんも覚えてないかもしれないけど、そっちは特に失礼とかしなかったから安心してね」
    信濃美好:「ンッ」
    四条さんご:「?」
    信濃美好:「あっ…そう…? ンンッと…そうね…」
    信濃美好:実はなんとこっちは割としっかり覚えている。子供になった自分が目の前の少女に言ったことも、言われたことも。
    四条さんご:「……………?」
    信濃美好:(四条さんも覚えてるなら痛み分けできたのによ~~~~~)
    信濃美好:(なんでアタシばっかしっかり覚えてんのさ~~~~~)
    信濃美好:なので四条さんの顔がしっかり見られないしさっきからモゴモゴしている。
    四条さんご:ス、と指が首元に触れる。とくんとくん、と相手の心拍を感じながら。
    四条さんご:「もしかして」
    四条さんご:「……覚えてる?」
    信濃美好:「ウオッヒャ」冷たい指先が触れてびっくりする。
    信濃美好:「あ…」
    信濃美好:観念する。「アタシのせいじゃないしィーーー」
    四条さんご:「そう」
    四条さんご:「……………そう」
    四条さんご:相手も忘れると思って赤裸々になにか言った気がする
    四条さんご:内緒って。本人ですが。
    信濃美好:「……四条さん…、もしや」
    四条さんご:「………………」
    四条さんご:口をモゴモゴ
    四条さんご:「何」
    信濃美好:「照れてらっしゃる」
    四条さんご:「ばか」
    四条さんご:「そういうこといわないで」
    四条さんご:プイ、とそっぽむき。
    信濃美好:「……」普段ならここから彼女をからかい始めるのだが、いかんせん自分の言動も脳裏によぎるためやりづらい。
    四条さんご:「だって………」そっちも覚えてないと思ったんだもの、と続けられず沈黙。
    四条さんご:無言のまま髪をいじる。
    信濃美好:「いや…ンンーー……」
    四条さんご:「……えぇーと…」
    信濃美好:アタシ普段もっとうまく喋れんのに何をやってんだろうな、と思う。
    四条さんご:そういえば自分は口が達者ではない、と思い出す。
    四条さんご:「お、お土産を、」
    四条さんご:「お土産を買いに行きましょう。寮の子たちとかに」
    信濃美好:「あ、あーーー、そ、そうだね。そうしよそうしよ」
    信濃美好:「操ちゃんにもなんか買ってってあげよ。こう、面白いやつ」
    四条さんご:「そう、そうですね。ハロウィンのグッズとか、なにか見に行きましょう」
    四条さんご:「じゃあその、行きます、か?」
    信濃美好:「え、ええ………」
    信濃美好:「…………。………」
    四条さんご:「………………」
    四条さんご:さてどうしましょう、と考えて血流を巡らせる。いつでも冷静になれるのが自分の良い所ですので。
    四条さんご:冷静に考え、そして結論はすぐに出た。どのみち言葉は上手くないのでありまして。
    信濃美好:こっちはハ~と息を吐きながら、意味もなく手で顔を仰いだりしている。
    四条さんご:「ちなみに信濃さん」
    信濃美好:「んあ? 何?」
    四条さんご:舌を噛まないように丁寧に声を出す。
    四条さんご:「忘れると思って言ったことですが、嘘は言ってませんからね、私」
    四条さんご:「…………」
    四条さんご:「では行きましょうか」
    四条さんご:ぱたぱたぱた、と普段よりちょっと早足であるき出す
    信濃美好:「………」
    信濃美好:取り戻してきた調子がまた崩れ、突っ立ったままその背中を見送る。
    信濃美好:「そ…そんなに照れるくらいなら…言わなきゃいいのに………」
    信濃美好:本当にこの人は、嘘を言えないし、子供みたいで、大人になった姿なんて想像つかない。
    信濃美好:(……駆け引きなんてしばらく無理だなありゃ)
    信濃美好:だから、せめて同じ歩幅で並べるように、背中を慌てて追いかけた。

    GM:一夜二人転 信濃美好と四条さんごの場合
    GM:セッション終了
    GM:お疲れ様でした!!
    信濃美好:おつかれさまでした~!!
    四条さんご:お疲れさまでした~!