吹き荒れろ嵐、振り翳せ天威



GM:名前
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



PC1:「蛟龍ミラージュ」 鏑 亜操かぶら あぐり (キャラシート)PL:すかいはい
PC2:「フリジアン」 さくら・リトリコ (キャラシート)PL:氷泉白夢
PC3:「ラスコヴニク」 ラス子 (キャラシート)PL:みはし
PC4:「勿忘桜ファナティックブルーム琴平 灯紅ことひら ひぐれ (キャラシート)PL:ミハエル

Index

  • マスターシーン:拉致/17:00
  • オープニング1:クラスメイトの決意/17:00
  • オープニング2:警察からの依頼/2日前
  • オープニング3:救助班/19:00
  • オープニング4:破壊工作対応チーム/19:20
  • ミドル1:エンカウント/20:00
  • ミドル2:“星の里”/20:00
  • ミドル3:情報収集/22:00
  • ミドル4:23:00
  • ミドル5:不眠不休/25:00
  • ミドル6:翌7:00
  • マスターシーン2:夜を切り裂いて/24:00
  • ミドル7:襲撃/翌9:00
  • ミドル8:結集/翌10:00
  • マスターシーン3:会談/5日前
  • クライマックス:吹き荒れろ、嵐/翌10:30
  • クライマックス2:振り翳せ、天威
  • バックトラック
  • エンディング1
  • エンディング2
  • エンディング3
  • エンディング4


  • プリプレイ

    GM:それでは、セッションを開始していきたいと思います
    鏑あぐり:いえーい!
    GM:まずはPC1、鏑あぐり
    GM:(キャラシート)
    鏑あぐり:ボクの自己紹介!
    鏑あぐり:「さあ、始めようか。名探偵であるこのボクの華麗なる推理ショーを。……で、推理ショーって何?」
    GM:そこから!?
    鏑あぐり:鏑あぐり(かぶら・あぐり)。17歳。黒髪ショートカットで長身、胸は大きめ。
    鏑あぐり:明るくて正義感の強い性格。名探偵を自称する女子高生です。
    鏑あぐり:ただし、頭があまり良くなく、事件を解決した経験も絶無なため、何かに首を突っ込んでは人々から迷惑がられる日々を送っています。
    鏑あぐり:それでも腕力が強くて身体能力も高いため、困ったことがあるとすぐ力押しでなんとかしようとする悪癖があります。
    鏑あぐり:正しいことをして生きようとしているのは父親が邪悪なFHセルリーダーだったことの反動だったり、そうじゃなかったりするらしいです。
    鏑あぐり:それと、前回の事件で三月ちゃんという同い年の女の子と出会い、それ以来「三月計画」という計画を密かに実行に移しています。
    鏑あぐり:「三月計画」とは妹を失い両親もそばにいない三月ちゃんを寂しくさせないという計画で、その目的のために彼女の家に入り浸る日々です。
    三月司:あっそうなの!?
    鏑あぐり:最近はマリオカートの世界ランクで上位に入るようになりました。
    鏑あぐり:そうだよ。みんなには内緒だけどね。
    三月司:やめろ私をダシにしてゲームの特訓をするな
    鏑あぐり:無料アップデートでコースも増えたからね。やりがいがあるのさ。
    鏑あぐり:また、普段はUGNイリーガルとしても戦っています。シンドロームはキュマイラ/ウロボロスの白兵型。
    鏑あぐり:オーヴァード能力も父親譲りというか、ウロボロスでコピーしており、天候を自在に操るドラゴンの力を持っています。
    GM:恐ろしい能力だぜ
    鏑あぐり:サブリミナル効果で相手をカタツムリに変えたり……マイマイカブリを呼び出したり……そういった……。
    GM:通さないからな!?
    鏑あぐり:そんな……ストーンオーシャンのGMは許可してくれたのに……。
    鏑あぐり:戦闘時には、FHセルから逃げる時にパクってきた巨大な金棒(ジュラシックレコード)で思いきり敵をブン殴ります。
    鏑あぐり:《復讐の刃》を持っているため、殴られたら思い切り殴り返すこともできます。
    鏑あぐり:というか殴ることしかできません。
    鏑あぐり:名探偵なのに……どうして……?
    鏑あぐり:名探偵らしく殴って頑張ります。よろしくお願いします。
    鏑あぐり:そんな感じ!
    GM:名探偵はカラテも強くあるべきという風潮
    GM:よろしくお願いします、ではそんなあなたのHOはこちら

    HO1:名探偵? 迷探偵? おバカだけど明るく強いUGNエージェント 鏑あぐり
    シナリオロイス:三月 司(みつき つかさ) 自由/隔意
    あなたはFHセル"龍央會”セルリーダー"竜王(ドラゴンマスター)”の娘である。
    しかし現在は脱走し、UGNエージェント兼高校生兼名探偵として大活躍(諸説あり)の日々を送っている。
    あなたはその日、急に支部に呼び出された。
    話を聞くと、最近オーヴァ―ドへと覚醒したあなたの友人である三月司がSoGに拉致されたのだという。
    三月司は"解放”という強烈な能力を持つ。この力が悪用されれば、未覚醒状態のレネゲイド感染者が、一気に目覚めるという大事態になるだろう。
    あなたは任務として、友人として、彼女の救出チームに組み込まれることとなった。

    鏑あぐり:三月ちゃん!?
    鏑あぐり:ボクの「三月計画」はどうなるのさ!?
    三月司:わからん……
    鏑あぐり:そ、そんな……
    三月司:無事を祈ってて……
    鏑あぐり:名探偵としてなんとしても助け出さなくちゃ……!
    GM:助けてあげてください。
    鏑あぐり:わが命に変えても!
    GM:というわけで続きましてPL2!
    GM:さくら・リトリコさん
    GM:(キャラシート)
    さくら・リトリコ:「どうも、はじめまして……さくら・リトリコと申します」
    さくら・リトリコ:「リトリコ家の次女です、どうかよろしくお願いします」
    さくら・リトリコ:リトリコ家とは、なんか、なんらかの一族らしいです、他にも兄弟とか姉妹がいるらしいですよ
    さくら・リトリコ:瞳の色が金色であることと音楽一家であることが特徴です
    さくら・リトリコ:そんな中、さくらちゃんは生真面目かつ委員長的性格ですが少々場の雰囲気に流されやすいところもあります
    さくら・リトリコ:他の兄弟姉妹が特化した遺産を持っていたりするのに対して、遺産も持たず、特別得意な楽器、というのもありません。まあ苦手な楽器もありませんが
    さくら・リトリコ:歌ったり調律したり、ということは得意なのですが、特化して得意な楽器がないことに劣等感を持っていたりします
    GM:器用万能なのに……
    さくら・リトリコ:日本に来た当初、日本のカルチャーにはまりこむ兄・・・?姉・・・?わからないですが、そんなのを注意することもあったのですが
    さくら・リトリコ:あるきっかけにより音ゲーにはまり込んでしまい、そこからずぶずぶとほぼ全てのゲーセンのゲームを網羅するようになってしまいました
    さくら・リトリコ:それからあまり家族にも強く出れないよわよわ次女です
    GM:可愛い~~
    さくら・リトリコ:性能はピュアハヌの純支援型、なんか・・・いろいろ増やす!
    さくら・リトリコ:地味だけど持ってると強いDロイスと評判の触媒もあります
    GM:めっちゃ強いぜ。250点支援型、めちゃくちゃ怖いぜ
    さくら・リトリコ:ピュアブリード特有のエフェクトレベルの暴力を見せてやるぜ!
    さくら・リトリコ:そんな感じです、よろしくお願いします
    GM:よろしくお願いします!ではそんなあなたのHOはこちら!

    HO2:流されやすくも真面目な世話焼きJC さくら・リトリコ
    シナリオロイス:神楽 瞳(かぐら ひとみ) 庇護/不安
    あなたは中学生だ。しかしオーヴァ―ドであり、世界の真実も知っている。
    あなたの友人には神楽瞳という、おっとりとした性格でしかし芯の硬い少女がいる。
    ある日あなたは、彼女と一緒に"星の里”という宗教団体の集会に参加するようにお願いされる。
    実は、彼女の両親がこの宗教にハマり、おかしくなったのだという。
    つまり、彼女のやろうとしていることは潜入捜査であり非常に危険なのだが、彼女は一切退く素振りを見せない。
    あなたは、彼女の押しに負けてその集会へと参加することになった。

    さくら・リトリコ:宗教勧誘になんて絶対に負けない・・・!
    神楽瞳:わ~、一緒に来てくれるなら頼もしいな……!
    GM:あっこれは無理なら大丈夫な相談なんですが
    さくら・リトリコ:はい
    GM:普通に話してる中で急に瞳ちゃんに刺されるシーンを作りたいんですよね……
    GM:ウチのPCはそういうの無しで!って感じなら無くします
    さくら・リトリコ:あ、全然いいですよ(気軽)
    GM:やったー!躊躇なく刺します!
    神楽瞳:刺したくない……
    さくら・リトリコ:やったー刺される!
    GM:そんな感じ!よろしくお願いします!
    GM:では続いてはPC3!ラス子さん
    GM:(キャラシート)
    ラス子:「初めまして、コードネーム:ラスコヴニク。千草のRBですわ」
    ラス子:「……本体にクレームを付けられたので言い換えます。……UGN登録固有名:ラス子、雑草のRBです」
    ラス子:女性の見た目をした雑草由来のRB。オリジンは起源同様にプラント。
    ラス子:生真面目な性格で筆記試験などを地道に突破し現在UGN支部長として活躍しています。
    ラス子:達観した性格の多いRBの中で珍しく人間社会の複雑さに四苦八苦しているよ。
    ラス子:最近は確定申告のやり方を覚えました。
    ラス子:人間社会にはやや疎いけど緊急時にはその能力が存分に発揮されます。
    ラス子:一定範囲の雑草を自分の支配下に置くことで広大な知覚領域を取得し、街で何か起こった時には事前に察知、エージェントを派遣するといった行動を取るよ。
    ラス子:今回は臨時で大黒木支部の補助として来ているためまだ雑草は支配下に聞切れていないかも。ここで変なご迷惑をおかけしない様にとやや緊張しています。
    ラス子:「よろしくお願いいたしますね。支部員の皆さん」
    GM:あっ細やかな設定のフォローが有難い
    前園羽衣:よろしくお願いしまーす!
    GM:ではそんなあなたのHOはこちら
    ラス子:「あわわ、ふつつかものですが……」

    HO3:雑草の王、ぶっとびRB支部長代理 ラス子
    シナリオロイス:梶麻亮 信用/警戒
    あなたはただの雑草からUGNの支部長を務められるほどに成り上がったRBだ。
    あなたは現在支部を留守にしている"行止”暁・A・大黒木に代わり、この街の支部を任せられている。業務自体は彼のいた時と変わらずにこなせている筈だが、あなたが赴任してからの数日、街での事件が増えている。
    そして現在、あなたの元には公安警察特殊犯罪調査室に所属する警部が依頼協力の為に訪れていた。
    この街に最近現れ始めた"星の里”という新興宗教団体がジャーム崇拝を行う危険な組織という事で、特調のマークを受けているというのだ。
    しかし、乗り込んで決定的な調査を行うことができず、仕方なくUGNに協力を仰ぎに来たとの事だ。
    現在、三月司の拉致と市内で発生している破壊工作への対応で動かせる人員が少ないあなたは、自分が直接乗り込むことにした。

    ラス子:実は直接戦闘能力はないけど……人がいないなら仕方ないですわよね‥‥!
    梶麻亮:よろしくな、お嬢ちゃん
    ラス子:よろしくお願いしますね。警部さん
    GM:わーい、怪しげな組織に乗り込んでもらいます。
    GM:さくらちゃんと合流してもらうことになる
    GM:では、続きましてPC4!灯紅くん!
    ラス子:「皆さんには亀甲縛りになって貰います。お覚悟を……!」
    GM:亀甲縛り
    GM:(咳払い)
    GM:PC4灯紅くん!
    GM:(キャラシート)
    琴平 灯紅:「やあこんにちは、俺の名前は琴平灯紅、灯りに紅とかいてひぐれと読ませるのは少々奇特だろうけれどそこはまあご容赦しておくれ、さて、お話だけど――(以下割愛)」
    琴平 灯紅:琴平灯紅です、多弁癖のある男子高校生です。脳直で情報を流しているだけなので実はそんなにリアクションなくてもいいとの噂です
    GM:ウワ―ッいきなり長い!
    琴平 灯紅:レネゲイドが拡散した際に両親がジャーム化し
    琴平 灯紅:以来ずっと妹と一緒に親の狂気の実験のモルモット、資金調達、材料調達、その他社会的に言えない色々なことに付き合い続けていました
    琴平 灯紅:しかし数年前UGNの手が入ったことにより両親はUGNに討伐され
    琴平 灯紅:本人は妹と一緒に祖父の家に引き取られました
    琴平 灯紅:それからは取り立てて変なこともなく学校に通い、時々生活費のためにUGNに協力してます
    琴平 灯紅:性格は好奇心旺盛ですぐ首を突っ込みたがります、そしてシスコンです、切った張ったは大好きですが社会的に死ぬのは勘弁してほしいです
    琴平 灯紅:性能
    琴平 灯紅:ウロボロスのピュアブリードです
    琴平 灯紅:螺旋の悪魔で暴走して火力上げて殴ります
    琴平 灯紅:セレリティ・時間凍結・ライトスピードで回数も増やせます
    GM:こわい
    琴平 灯紅:あと雲散霧消でダメージを減らせます
    琴平 灯紅:今回は春休みと言うことで
    琴平 灯紅:お金がそれなりにもらえてかつ気兼ねなく切った張ったができる素晴らしい企画に参加させていただけると聞きましたが
    鹿島金剛(支部長):うん、まあ、そんな感じだ……人手が足りんみたいでな……
    GM:というわけでそんなあなたのHOはこちら!

    HO4 :他支部からの増援、攻撃性能に優れたUGNイリーガル 琴平灯紅
    シナリオロイス:或葉照人 信頼/不安
    あなたは自身の所属する支部からこの町の増援として送り込まれたイリーガルである。
    春休みの高額バイトのつもりで……と支部長から打診された任務を受けたあなたは、この街でゲリラ的に暴れる敵の為に、町中を走り回る羽目になった。
    敵は市内のUGNの所持する建物を主に狙っているようで、撃退自体はそう難しくはないものの非常に厄介な敵だった。
    あなたの配属されたチームのリーダーである或葉照人は、今回の破壊工作について気になる点があるようで、侵蝕負荷も大きいあなたは一度報告がてら支部に戻るよう指示される。

    琴平 灯紅:わあいゲリラ戦だあ
    GM:どったんばったん大騒ぎ
    琴平 灯紅:やる気いっぱいです、頑張ります
    或葉照人:こんな感じのリーダーが付いています
    或葉照人:よろしくね、灯紅クン
    琴平 灯紅:よろしくお願いしまーす!
    GM:というわけで紹介はこんな感じ!
    GM:トレーラー流して、本編に入っていこうと思います
    鏑あぐり:うおー!
    琴平 灯紅:はーい
    さくら・リトリコ:ウオーッ

    マスターシーン1:拉致/17:00



    GM:学校のチャイムが鳴る。
    GM:未だ肌寒さは残るものの、だいぶ暖かくなった空の下。
    GM:夕日の眩しさに目を細めながら校舎を出る金髪の少女がいる。
    GM:三月司。
    GM:この学校の生徒であり、また”EX-D(エクシード)”のコードを持つUGNイリーガルでもある。
    GM:スマートフォンを弄りながら少女は帰路に着いていた。

    柴嶋美希:「────動かないで」
    三月司:道を歩いていたらいきなり車の中に引っ張りこまれて、女にコメカミに銃口を突き付けられていた。
    三月司:映画かよ、と思う間もなく状況は進み、私に警告した声がそのまま運転手に声を掛けて車が動き出す。
    三月司:……マズい! マジの誘拐だ!
    三月司:連中はどうやら、私の拘束よりも逃げることを優先しているようだ。銃口は向けられたままだが、その眼はこっちを見ていない。
    三月司:だったら私は、時間稼ぎをすればいい。そうすれば、助けに来てくれる人たちがいる。
    三月司:突きつけられた銃口に頭をぶつけて、能力を発動する。照準は銃だ。内圧が解放されて破裂音。
    柴嶋美希:「……っ!」
    三月司:思ってもない暴発に、女は拳銃を手から放していた。女はヒステリックに何か叫んでいたが、鼓膜が破れたのか何も聞こえない。というか頭がクラクラする。
    三月司:どうせ何言ってるかわかんないんだから、ドアを開いて飛び降りた。幸い、他の車と正面衝突するようなことはなかったが、地面を転がる羽目になってとても痛い。
    三月司:走り出しながら、ポケットからスマートフォンを取り出す。普段使いの物は車の中に置いてきてしまったけど、UGNからの連絡用の物。受け取っておいてよかった。
    三月司:「もしもし! 羽衣さん!? 今、誰かに攫われそうに────」
    三月司:足首に痛みを感じ、ぐらりと意識が遠のく。
    三月司:声は届いていただろうか。気が付いてくれただろうか。
    三月司:女が近づいてくる。頭が痛い。邪毒ってやつかも。運び方が雑すぎ、もっと丁寧に扱って。
    三月司:文句をつけてやろうにも、もう声も出ない。
    三月司
    三月司:(……あぐり)
    三月司:一瞬見えた空は、今にも荒れそうな曇り空だった。

    UGNイリーガル三月司が拐われた。

    彼女の所属する大黒木支部は誘拐の目的を彼女の能力と推測し救助班を立てる。

    一方で市内で散発するFHによる破壊工作、蔓延する新興宗教、複数の勢力の暗躍が支部の動きを削いでいた。

    迫り来る外敵と課せられたタイムリミット。
    狙われたN市に待ち受けるは行止(デッドエンド)か、或いは──。

    ダブルクロス The 3rd Edition
    『吹き荒れろ嵐、振り翳せ天威』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉──



    OP1:クラスメイトの決意/17:00


    GM:シーンPCはさくら・リトリコ シーンインをお願いします。
    さくら・リトリコ:35+1d10
    DoubleCross : (35+1D10) → 35+10[10] → 45

    GM:デカい!

    GM:放課後である。
    GM:既に帰宅を始めている生徒が何人もいる中で
    GM:あなたと、神楽瞳という少女。2人は未だに教室の椅子に座っていた。
    さくら・リトリコ:「……」
    神楽瞳:「……というわけでえ、なんか怖いんだよねえ……」
    神楽瞳:手をこねくり回しながら、あなたに宗教の恐ろしさを話している。
    さくら・リトリコ:「はあ……そうですね……」
    神楽瞳:どうも、彼女の両親が変な宗教にハマってしまい、様子がおかしくなってしまったようだ
    神楽瞳:「やっぱり、そう思う?」
    さくら・リトリコ:「昔から宗教は人の心の支えという側面と人の心につけこむ商売の二つの顔を持ち合わせているものです」
    さくら・リトリコ:「完全に否定はできませんが、悪徳な者が存在するというのも事実でしょう」
    神楽瞳:「だよね!」 悪徳、の部分に反応する
    神楽瞳:「でも警察に行っても微妙な反応で……」
    神楽瞳:「だから私、こんど集会に乗り込んでやろうと思ってるんだ」 飛躍する
    さくら・リトリコ:「ふむ……」
    さくら・リトリコ:「……えっ」
    さくら・リトリコ:「そ、それは少し危険なのでは……」
    神楽瞳:「うん、だから武装して……」 鞄の中身を見せる。
    神楽瞳:防犯グッズがたくさんだ。スタンガンとか、スプレーとか、その他もろもろ
    神楽瞳:「いざとなったら、暴れてやろうと思って……!」
    さくら・リトリコ:「い、いえいえいえ」
    さくら・リトリコ:「かえって危険です!」
    神楽瞳:「大丈夫、最初から暴力に訴えるわけじゃないもん」
    さくら・リトリコ:「そ、そういう問題ではなくてですね……」
    神楽瞳:「集会に出て、話を聞いて、論破して、それでも聞かなかったら暴れてやる!」
    神楽瞳:うがーっといきり立っている。
    さくら・リトリコ:「仮にそこが本当に危険な宗教であった場合、中学生の少女が一人で暴れるなんて不可能に近いですよ!」
    さくら・リトリコ:「人間、自分が思っているようには動けないものです!」
    神楽瞳:「ううっ!」 痛いところを突かれた!という顔
    神楽瞳:ちなみに体育の成績はすこぶる悪い
    神楽瞳:「でもでも、私もう我慢ならない!」
    神楽瞳:「なんとかしてお父さんとお母さんを引き戻さないと……!」
    さくら・リトリコ:「その、気持ちはわかりますが……どうにか抑えて……」なんとか説得の言葉を探している
    神楽瞳:「……」 しゅんと泣きそうな顔になる。
    さくら・リトリコ:「え、ええと、その……」
    神楽瞳:「お父さんもお母さんもおかしいもん……」
    さくら・リトリコ:「瞳さん……」
    神楽瞳:「何かにつれてホシノサトホシノサト、キョウソサマキョウソサマって……」
    さくら・リトリコ:「(ああ……こんな時、兄さまや姉さま、弟だったらどういった言葉を……えーと、えーと)」
    神楽瞳:目じりに涙が浮かび始める
    さくら・リトリコ:「あっ」
    さくら・リトリコ:「あ、その、ええと」
    さくら・リトリコ:「その……」
    神楽瞳:「……ぐすっごめんねさくらちゃん」
    神楽瞳:目を拭って立ち上がる
    さくら・リトリコ:「(ああ……私がソニックブラストマンのように新興宗教をワンパンで殴り飛ばせたら……もしくはマルコやターマのように戦車で乗り込んで……)」
    神楽瞳:「急に変なこと言って……忘れていいよ」
    さくら・リトリコ:「そ、そんな……そんなことは……その……」
    神楽瞳:目をごしごし擦って、キッと眉を寄せる。
    神楽瞳:乗り込む覚悟のようだ。
    さくら・リトリコ:「あ、あ、え、と、その」
    さくら・リトリコ:「……うーーーー……」
    神楽瞳:「さくらちゃん……明日、私が学校に来てなかったら警察に通報してね……!」
    さくら・リトリコ:「い、行きます!」
    神楽瞳:さくらの肩をぐっとつかんで……
    神楽瞳:「へっ?」
    さくら・リトリコ:「私も、行きます!」
    神楽瞳:「!」 表情が明るくなる
    神楽瞳:「でも……危ないよ……」 酷い言い草である
    さくら・リトリコ:「その……あ、暴れるようなことになる前に逃げましょう!まずは様子を見に行って、危険そうならとりあえず帰って……その」
    さくら・リトリコ:「な、なんとか、こう……なんとか!頼れる人を探しますので!」
    神楽瞳:「う、うん……!ありがとう!」
    神楽瞳:さくらの手を取ってぴょんぴょん跳ねて喜んでいる
    さくら・リトリコ:「(私は一人では戦えない……でも、うまく能力を使えば逃げることくらいは、できるはず……)」
    さくら・リトリコ:「(そう、そうです、一人で行かせたら本当に暴れかねないですから……だから、私がついていかないといけないというだけで……危なくなる前に逃げればいいんです)」
    神楽瞳:「えへへ……!」
    神楽瞳:「とりあえず今日の集会が20時って聞いたから……」
    神楽瞳:「19時くらいに待ち合わせしよう!」
    さくら・リトリコ:「ああ……その、はい」手を取られてなすがまま
    さくら・リトリコ:「そ、そうですね、わかりました」
    さくら・リトリコ:「いいですか、くれぐれも危険なことはなしですからね、そのスタンガンとか……全部置いていってくださいね!」
    神楽瞳:「えっ」
    神楽瞳:「だって……危ないよ!?」
    さくら・リトリコ:「えっではありませんよ」
    さくら・リトリコ:「もしそんなもの持ってるのが見つかったら逆に危ないです」
    さくら・リトリコ:「ただの信者のふりをしていればひとまず安全に帰ることはできるはずですから……」
    神楽瞳:「う、うんわかった……」
    神楽瞳:「……ありがとね、やっぱりさくらちゃんに相談してよかった!」
    さくら・リトリコ:「は、はい……」
    さくら・リトリコ:「(がんばれ、きっと行ける……ゾンビゲーで鍛えた瞬間判断能力、ボンバーガールで鍛えた視野、いざとなればマリオカートで鍛えた運転も……なんとか……)」
    さくら・リトリコ:時折ゲーセンでやった内容と自分の力を混同し始めるさくらなのであった

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能
    GM:シナリオロイス:神楽 瞳(かぐら ひとみ) 庇護/不安 シナリオロイスはこう
    さくら・リトリコ:完全にこれだあ
    GM:ww
    さくら・リトリコ:神楽 瞳/庇護/不安/ロイス 取る!
    GM:ありがとうございます!

    OP2:警察からの依頼/2日前


    GM:シーンPCはラス子 シーンインをお願いします。
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (46 → 48)

    GM:支部長室。そこには本来の主である”行止(デッドエンド)”暁・A・大黒木支部長ではなく、”ラスコヴニク”────ラス子と呼ばれる存在がいた。
    GM:あなたがこの支部にやってきて数日。仕事自体は問題なくこなせている筈だ。
    GM:しかし、どうも大黒木支部長在中時に比べ、事件が増加している気がする。
    GM:偶然か、それとも、支部長不在を狙ったものなのか……
    GM:といったところで、部屋の外からあなたに声が掛けられる
    ラス子:「大黒木支部長、私の為にマニュアルを用意してくれていました……せめてその労力に合った働きくらいはしなくては……っとどうぞ?」
    前園羽衣:「支部長代理~、お客様が来てます~」
    前園羽衣:「アポ無しで、特調の警部さんみたいっす。とりあえず応接室に通しておきました」
    ラス子:声に気づき顔を上げる。たしかオペレーターの……「羽衣さん、ありがとうございます。どうぞ通してください」
    前園羽衣:「あっじゃあ呼びますね~」
    ラス子:「えぇ、いつもありがとうございます」
    GM:暫くして、部屋に煙草をくわえた男が入ってくる。火は点いていない。
    梶麻亮:「ああ、どうもすいませんね」
    梶麻亮:軽く周囲を見回して。
    梶麻亮:「これがUGN支部長の部屋ってやつですか、いや凄いですな……」
    梶麻亮:頭に手をやり、お辞儀をする。
    ラス子:「借り物の部屋ですが……本来の支部長がこの席に座ってはじめてここは大黒木支部の支部長室となりますわ」
    ラス子:「はじめまして大黒木支部支部長代理のラスコヴニクです」
    ラス子:スカートの端を持ち上げ会釈する。
    梶麻亮:「ああどうも……公安警察特殊犯罪調査室の梶麻と言います」
    梶麻亮:「実はですね、今回はUGNさんに折り入ってお願いがございまして」
    ラス子:(特殊犯罪調査室……知らない組織ですわね。警察の組織事情も要勉強ですね)
    ラス子:「えぇ聞きましょう。どういった依頼でしょうか。なにぶん人員が少ないため応えられるかはわかりかねますが」
    梶麻亮:「いやね、最近この町で勢力を増やしている」
    梶麻亮:「”星の里”って団体……」
    梶麻亮:「知ってます?」 噛みしめた歯で、火の無い煙草が上向く
    ラス子:「名前だけは。新興宗教組織だとは端末のからの情報で聞き及んでいますわ」
    梶麻亮:「ええ、こいつらね、実は全国に細々と広がっていまして」
    梶麻亮:「で、なんていうんですかね、その教えってやつ?」
    梶麻亮:「これがどうもレネゲイド絡みっぽい、というよりジャームを崇拝している様子があるってことで」
    梶麻亮:「危ないじゃないですか、ウチらでもマークしてるんですが」
    梶麻亮:「どうしてもオーヴァードが少ないウチでは奥まで突っ込めなくてね」 対ワーディングマスクを取り出す。
    ラス子:「暴れるバケモノを神と崇めるのは日本土着信仰でもよくありますがよりにもよってジャームとは……」
    梶麻亮:「それで今回はUGNさんにお願いしに来たってわけです」
    ラス子:「えぇ……確かにそのマスクがあってもオーヴァードの不死性にまでは対抗しづらいでしょう」
    ラス子:「それに警察の方々ではどうしても組織側の身辺調査時に足がついてしまう」
    ラス子:「……そこで仮にも秘密結社たるUGNの出番と言うわけですか」
    梶麻亮:「まあ、そういうワケですな」
    梶麻亮:「次に集会があるのが2日後の20時、それに参加できそうなのを2,3人見繕ってほしいんですわ」
    ラス子:「……なるほど」
    ラス子:「……羽衣さん。この状況に対応できそうなエージェントはいますか?」
    前園羽衣:『まだ破壊工作の対策メンバーは割けないし……イリーガルの子たちも殆ど空いてないですね……』 ラス子の耳元の小型端末から声
    ラス子:「ですよね……」今まさに大黒木支部が直面している問題の一つ人員不足だ。
    ラス子:「応援もたぶん間に合わないでしょうし……待っている間にこの団体が何か事を起こせば大黒木支部長になんて申し訳をすればいいのやら」
    前園羽衣:『厄介そうですね、信仰の対象っていうのは……』
    前園羽衣:『時間が取られそうだし……破壊工作の方は拠点も限られてるし、ある程度効率化できれば……うーん』
    ラス子:「えぇ、猫の手も借りたいとはこういう事ね。学んだわ」
    ラス子:「……仕方がありません」決意し椅子から立ち上がる
    梶麻亮:「おや?」
    ラス子:「羽衣さん、支部長代理として今命令します。私が”星の里”の調査を行います。その間あなたには」
    ラス子:「大黒木支部長の代理の代理を命じます!」
    前園羽衣:『支部長代理……』
    前園羽衣:『の代理!?』 ベタフラッシュにガビーンという効果音が見える気がする
    梶麻亮:「……ええと、何やらよくわかりませんが……」
    梶麻亮:「支部長代理殿が直々に手を貸してくれると?」
    ラス子:「えぇ、ついに人員不足の限界がここまで迫ってきてしまったというだけ事……」
    ラス子:「私が急ぎ解決し元の席に座れば万事解決ですわ」
    梶麻亮:「それはありがたい……よろしく頼みますよ」
    梶麻亮:手を差し出す。
    ラス子:その手を握り返す
    ラス子:「えぇお任せください警部さん。”星の里”とやらの調査私が自ら先陣を切り解決して見せましょう」
    ラス子:ふんっと鼻を鳴らし胸の前でグーを作る。
    梶麻亮:「頼もしいですな」
    梶麻亮:フッと笑って部屋を出ようとする
    ラス子:それを見送り席に座る。
    ラス子:「と、いうことで私は早速調査任務に旅立ちます。後の事務処理は任せましたよ羽衣さん」
    ラス子:机の前の山のような書類に背を向けて窓の外を見た。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更のみ可能
    GM:シナリオロイス:梶麻亮 信用/警戒 シナリオロイスはこう
    ラス子:梶麻亮 信用/脅威でお願いします。
    ラス子:仕事を持ってくる怖い人です
    GM:ww
    GM:仕事は大変だもんな……

    OP3:救助班/19:00


    鏑あぐり:38+1d10
    DoubleCross : (38+1D10) → 38+3[3] → 41

    GM:シーンPCは鏑あぐり……もう登場してる!

    GM:あなたが帰宅して少しして、あなたの元に前園羽衣からの連絡があった。
    GM:曰く、あなたの友人である三月司。彼女が攫われたのだという。
    GM:あなたは羽衣の指示で支部に集まり、作戦の開始を待っていた。
    鏑あぐり:背の高い黒髪ショートカットの利発そうな少女だ。一見すると少年のようにも見えるだろう。
    鏑あぐり:「…………」薄っすらと目を閉じ、沈思黙考している。
    鏑あぐり:普段ならば犬や猫のことを考えたりしているが、今だけは気持ちが穏やかではない。
    鏑あぐり:(三月ちゃん……それにワンちゃんや猫ちゃん……いったいどこに……)
    鏑あぐり:深刻な表情で考えを巡らせている。
    GM:考えを巡らせていると、室内に前園羽衣が入ってくる
    前園羽衣:「もう皆集まってる? ……集まってるね」
    鏑あぐり:「……羽衣さん代理代理」声をかける。
    前園羽衣:「はい? どしたのあぐりちゃん」
    鏑あぐり:「すぐに作戦内容の説明を。一刻も早く三月ちゃんやワンちゃん、猫ちゃんを助け出さなくちゃ」
    前園羽衣:「あーうんわかって……ワンちゃん? 猫ちゃん?」
    前園羽衣:「司ちゃんて動物飼ってたっけ?」
    鏑あぐり:「それは今はいい。話を」急かしている。
    前園羽衣:「え、うん……」
    鏑あぐり:「ちなみにボクは金魚しか飼ってないよ」
    前園羽衣:「そうなんだー楽しいもんね金魚すくい」 マイクとかスクリーンの準備をしながら適当に答える
    前園羽衣:「ええ、皆集まってくれてありがとうございます」
    前園羽衣:「前園羽衣支部長……代理……の代理」
    鏑あぐり:「マレーシアから密輸した出目金で、名前は羽衣っていう……」真面目に話を聞く態勢に入る。
    前園羽衣:「です」
    鏑あぐり:「よっ、羽衣さん代理代理!」合いの手。
    前園羽衣:「金魚に私の名前付けてんの?!」 ハウリングが起こる
    鏑あぐり:「かわいいよ。今度は羽衣さん代理代理にも紹介してあげよう」
    前園羽衣:「じゃない、ええいあぐりちゃんは黙ってて……!」
    前園羽衣:「永遠に話が脇道に逸れ続ける……」
    鏑あぐり:「…………」押し黙る。
    前園羽衣:「私が頑張ってふざける気持ちを抑えて真面目にやっているのに……」
    鏑あぐり:「ふざけるなー!真面目にやれ!」
    GM:2人のやりとりに室内が「大丈夫かこいつら……」という空気になる
    前園羽衣:「真面目にやっとんのじゃい!」 スクリーンに映像が映る
    鏑あぐり:「さっさと説明をしろー!国民が黙っていないぞ!」野党の一員として野次を飛ばす。
    鏑あぐり:「ひっ」代理代理の大声にビビる。
    前園羽衣:「はあ、はあ……えーと、司ちゃんの現在値はここ」
    鏑あぐり:「三月ちゃん……」真面目な表情でモニターを見る。
    前園羽衣:監視カメラの映像のようだ、建物の中に三月司が運ばれるのが見える。
    前園羽衣:その映像の横には地図が映っており、経路がマーカーで塗られている
    鏑あぐり:「い、居場所が分かってるんじゃないか。なら、今すぐにでも助けに行かなくちゃ……!」
    前園羽衣:「司ちゃんが派手にやってくれたおかげで追跡は容易だったわ」
    前園羽衣:「それはそうだけど、事前に敵についての情報はシェアしておかなくちゃ」
    鏑あぐり:「さすがは転んでもタダじゃ起きないね」
    鏑あぐり:「それは一理ある」ぐぬぬという表情をする。
    前園羽衣:「わかってないならともかく……今回はすぐに割れたわ」
    鏑あぐり:「すぐに」
    柴嶋美希:1人の女性の写真がモニターに映る
    鏑あぐり:「UGNにそんなにあっけなく情報をつかまれるなんてよっぽどのボンクラだな」
    鏑あぐり:そう言いながらモニターの写真を見る。
    前園羽衣:「”ユビキタス”柴嶋美希」
    鏑あぐり:「この女は?」
    前園羽衣:「ステイト・オブ・グレイスのメンバーで、オーヴァード至上主義」
    前園羽衣:「表向きのカヴァーは新聞記者、能力は……毒使いね」
    前園羽衣:「情報収集能力というか……持ってるコネもそれなりに優秀みたい」
    鏑あぐり:「毒使い。厄介だな」脳内で毒ポケモンを連想している。
    前園羽衣:「FHのマスターエージェントともコネがあるって噂よ」
    鏑あぐり:「なぜそんなやつが三月ちゃんを……」
    前園羽衣:「これまでの活動履歴から、非オーヴァードの覚醒を促すようなものが殆どだったわ、今回も多分そう」
    前園羽衣:「司ちゃんの能力、これ本当はあぐりちゃんはまだ知っちゃダメなランクなんだけど」
    鏑あぐり:「といっても、三月ちゃんはもうオーヴァードだろう。それを覚醒させるなんて無理だろう」
    前園羽衣:「つまりそういう、覚醒を促すような能力が使えるのよ」
    鏑あぐり:「それともできるのかな。探偵が名探偵に覚醒するように……って、促すような能力?」
    鏑あぐり:「それは……聞いてないぞ。ボクは」
    鏑あぐり:「それが本当なら相当にマズイじゃないか」
    前園羽衣:「そう。これは司ちゃん本人にもナイショの力ね」
    前園羽衣:「そう、それにSoGは技術的にはFHに及ばないけど」
    鏑あぐり:「そんなものを本人に内緒にしておくな! 羽衣さん代理代理!」
    前園羽衣:「その分危険度も高いわ」
    前園羽衣:「知ったら悪用されるから秘匿しとかなきゃいけない内容なのー!」
    鏑あぐり:「手段を選ばない可能性があるってことか……」
    GM:他のメンバーにもガッツリ聴こえているが
    前園羽衣:「そう、だから私たちは早急に助けに行かなきゃいけない」
    鏑あぐり:「クソ! アメイジング・グレイスだかアメイジング・スパイダーマンだか知らないがよくも三月ちゃんを……!」
    鏑あぐり:「分かったよ。その任務、ボクも参加する」
    前園羽衣:「その為に呼んだからね」
    鏑あぐり:「そのために呼ばれました」お辞儀する。
    前園羽衣:「今回の救出メンバーは直接戦闘力ではそこまでではないから、お願いね」
    前園羽衣:「多分、FHからの妨害もあると思うの」
    鏑あぐり:「心配だな。ボクもしがない名探偵だし……」
    鏑あぐり:「しかもFHまで出張ってくるのか……」
    前園羽衣:「噂が確かだとしたら、”マスターエージェント”かそのセルの……」
    鏑あぐり:「マスターエージェントねぇ」その名前にあまり良い思い出はない。
    前園羽衣:「ともかく、お願いね。私は支部から支援するから」
    鏑あぐり:「噂は噂だろう。昔のなんとかいう名探偵の言葉にこういうものがある」
    鏑あぐり:懐から鹿撃帽を取り出して放り投げる。
    鏑あぐり:「真実をなんかこう……すれば……」
    鏑あぐり:「いい感じに……」
    鏑あぐり:「なる!」
    鏑あぐり:投擲された鹿撃帽が壁際に落ちる。
    鏑あぐり:「…………」
    GM:集まったエージェント達から大ブーイング
    鏑あぐり:落ちた鹿撃帽を拾い上げ、代理代理の頭にかぶせる。
    前園羽衣:「えっ?」
    鏑あぐり:「後方支援は任せたよ」
    前園羽衣:「うん……いや今の何?」
    鏑あぐり:「待ってろよ、三月ちゃん。ボクがすぐに助け出してやる……!」
    鏑あぐり:固く決意をする。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更のみ可能
    GM:シナリオロイス:三月 司(みつき つかさ) 自由/隔意 シナリオロイスはこう
    鏑あぐり:取ろう。大切な友人だからね。
    鏑あぐり:-ロイス/三月司/〇あんなに一緒だったのに/夕暮れはもう違う色
    鏑あぐり:以上で!
    GM:?????
    三月司:どういう意味……?
    鏑あぐり:悲しみを表現しているロイス感情だろ!
    三月司:別に幼馴染でも対立してるわけじゃないだろ……!
    鏑あぐり:そんなバカな……

    OP4:破壊工作対応チーム/19:20


    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (42 → 43)
    GM:登場PCは琴平灯紅……迅速!ありがとうございます

    GM:日が暮れ始めたころ、人々の往来の最中、人知れずに戦う影がある。
    琴平 灯紅:ぐしゃり、がちゃん、その後ばき、ごき、と何か固いものを力任せに折るような音
    琴平 灯紅:時々、風切り音
    琴平 灯紅:聴覚を通すだけでもおおよそ現代社会に存在してはならないような猟奇的な音、その中心は
    琴平 灯紅:ひゅん、と名も無きジャームの腕が落ちる
    琴平 灯紅:音をそのまま視覚化したような解体ショーを行う少年…おそらくは
    琴平 灯紅:その肌は黒灰色、目は瞳孔の開いた蜂蜜色、振り回す剣のようなものは茨と影に覆われ、もはやそれが少年と言っていいのかは不明だが
    琴平 灯紅:一人が壊れたのでまた次、と映る姿は、150㎝はゆうにあるであろう剣の重みに比べて、軽快だった
    或葉照人:「よっ」
    琴平 灯紅:「ん」
    琴平 灯紅:くるり、とそちらに振り返る
    或葉照人:軽快に空を跳ね、すれ違った敵の胸倉をひっつかんで、地面に叩きつけて着地する。
    或葉照人:着地地点は灯紅の目前だ
    或葉照人:「おっと、ギリやったか、ワリ」
    琴平 灯紅:それをさくっと体捌きだけで躱して場所を開ける
    或葉照人:「ここらへんは大体済んだなあ」
    琴平 灯紅:「どうもです或人さん、こちら大体視界の6割と言ったとこっろでしょうか、他の箇所の進捗はいかがでしょうか?最もこちらの増援も次から次へと来ているあたり芳しくはなさそうですが…」
    或葉照人:気を失った敵を縛りあげる。
    琴平 灯紅:洪水のように喋りつつも向かってきた敵を蹴りで吹き飛ばしている
    或葉照人:「んー、まあボチボチやな……」 両手で四角を作って覗き込んでいる。
    或葉照人:「おお、すまん」 吹き飛ばされた敵を見ている
    或葉照人:「いやあ、流石やな、琴平クン」
    琴平 灯紅:「お気遣いなく、今回は戦闘行為と報酬が一気にもらえる春の虐殺大感謝祭と鹿島支部長に聞き及んでこちらが志願したことですので」
    或葉照人:「えっこわ、君の支部そんなバイオレンスなのん?」
    或葉照人:「んー、また来たか……」 周囲を眺めつつ、動こうとしない
    琴平 灯紅:「あ、加減はしてますよ?一応UGNの規定があるから死なない程度に加減はしろと釘は刺されているので」
    或葉照人:「せやな、いやでも、君みたいな機動力があるのおるんわ頼もしいわ」
    琴平 灯紅:といいつつ目の前の敵に思いっきり剣を振り下ろしている……ほんとかなあ手加減
    或葉照人:「あんま手加減しとるようには見えんのは置いといて……んんー」
    或葉照人:「いや、すまん琴平くん先に支部に戻っといてもらえるか?」 少し考えた末にそう言う
    琴平 灯紅:「おっと、撤退命令ですか、まだこちら4割ほど残っていますがそれ放置でいいのでしょうか?俺としては全部片づけてからの撤退でも遅くは無いとは思いますが、あ、この判断は趣味も多分に含まれているので何かそちらに理由があればもちろん従います」
    或葉照人:「いや趣味って、こわいな、君」
    琴平 灯紅:ぶん殴った敵をその辺に放り投げつつも話は聞いているようだ
    或葉照人:「実際、全部は片付けんでも問題ないんだわ」
    或葉照人:「というかもう4割も残っとらんな……撤退始めてる」
    琴平 灯紅:「あ、ほんとだ、にげるなー、まてー」棒読みで敵陣に声をかけている
    或葉照人:「あー、うん」 苦笑
    或葉照人:「いやでも、ここまで削れたんは君のお陰なんだわ」
    或葉照人:「これまではもっと撤退が速かったから……敵も見誤ったんだろうな」
    或葉照人:「とりあえず俺は少しでも数減らしに行くけど、単純な素早さでは君、追いつけんし」
    或葉照人:「その瞬発力も侵蝕負荷大きいやろ、いったん戻って休んどいてや」
    琴平 灯紅:「ちなみにこれはにげるなーとこちらから声かけすることで撤退モードに入ったんじゃないかと敵に撤退を促す一環なのですが、はい、そうですね、正直言って機動はアテにしない方がいいです」
    或葉照人:「それに一旦は君がおらんでもなんとかなると思う」
    或葉照人:「ちょっと気になっとったけど、攻撃に来てるメンバー、こっちの戦力に合わせとるわ」
    琴平 灯紅:「おや、合わせられる戦力があると」
    琴平 灯紅:「それはそれでなんだか気味の悪い事態ですが」
    或葉照人:「まあなあ、とりあえず俺は追っかけてもうちょい狩ってくるわ」
    琴平 灯紅:「まあ、今回殲滅戦じゃないですしねえ、はーい、休憩入れるなら遠慮なくもらいまーす、休憩後別のとこで指示もらってるかもしれないんでその時は支部長代理のあの人に聞いておいてください」
    或葉照人:「琴平クン道分かる?って大丈夫そうやな」
    琴平 灯紅:ぶんぶんと手を振って路地の表に出ていこうとして
    或葉照人:「じゃあ行ってくるわ……そろそろ支部長代理代理になっとるんちゃうかな」
    琴平 灯紅:「ああ、この姿で出たらスプラッター映画とかになりそうだな、別の道にしよう」
    琴平 灯紅:と口にだして別の道に入っていった
    琴平 灯紅:…表に出る前に姿戻しておかないとなあ

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更のみ可能
    琴平 灯紅:推奨はなんでしたっけ
    GM:シナリオロイス:或葉照人 信頼/不安
    GM:これ!
    琴平 灯紅:ふむ、では
    琴平 灯紅:或葉照人 〇連帯感/なんか違和感
    琴平 灯紅:これで

    ミドル1:エンカウント/20:00


    GM:シーンPCは鏑あぐり、琴平灯紅
    GM:シーンインをお願いします。
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (43 → 49)
    鏑あぐり:41+1d10
    DoubleCross : (41+1D10) → 41+8[8] → 49

    鏑あぐり:お揃いだね?
    琴平 灯紅:いえいいえい

    GM:救出チームの会議と準備が終わり、あなた達が支部を出てすぐのころだ
    鏑あぐり:巨大な金棒を背に担ぎながら先頭を進む。
    GM:既に日は落ち、外は暗く、街灯が街を照らしている。
    鏑あぐり:「やれやれ。まるで夜だな」センチメンタルに呟く。
    前園羽衣:「おっけー、そのまんままっすぐね」
    前園羽衣:「うん、まあ時間的にもそろそろ夜じゃないかな?」
    鏑あぐり:「真っ直ぐだね。任せて」ジグザグに蛇行しながらも前方に進んでいく。
    GM:他のメンバーは目立たないように着いてきている。どちらかと言うと隠密活動に優れた能力者たちだ。
    前園羽衣:「ううん、蛇行している……」
    前園羽衣:「自転車とか載せたら怖いタイプだな……ん?」
    鏑あぐり:壁にぶつかるとその場で軌道修正して前に進んでいく。器用なものだ。
    鏑あぐり:「ん……?」壁にぶつかったまま言う。
    前園羽衣:「あぐりちゃん、気を付けて」
    前園羽衣:「レネゲイド反応が急速に接近中!」
    鏑あぐり:「壁のことならもう少し早く言ってくれないと……何!?」
    “砕竜”:「-------ぃぃぃいいいいい!」
    鏑あぐり:「まさか向こうから来てくれるとはね」巨大な金棒を構え、周囲を警戒する。
    “砕竜”:声が少しずつ聞こえてくる、何かが叫んでいるようだ
    “砕竜”:「死ねええええええええええええ!!!!!!!!!!」
    “砕竜”:何かが凄まじい速度で突っ込んできて、あぐりの近くの地面に着弾する!
    鏑あぐり:「いきなりご挨拶だな……!」迎撃しようと巨大な金棒を振りかぶるがギリギリで間に合わない。
    GM:衝撃で付近にいた人間たちが吹き飛び、地面に小さなクレーターが生じる。
    鏑あぐり:「あっ、人々……!」やられた仲間たちを案じる。
    GM:近辺の携帯から地震警報が一斉に鳴り始める。
    鏑あぐり:「メテオインパクト……!? なんて速度だ……!」
    “砕竜”:「ふう……ん? 鏑あぐり、いる?」
    “砕竜”:「吹き飛んだ?」 ゆっくりと立ち上がりながら周囲を見渡す
    鏑あぐり:「まさかこのボクをご指名とはね……」わずかに冷や汗を流しながら進み出る。
    前園羽衣:「う、うわ、威力ヤバい!」
    鏑あぐり:「羽衣さん代理代理は下がっているといい。相手の目的はボクみたいだ」
    前園羽衣:「うんまあ私は支部にいるけど、とりあえずダウンした子たちはこっちで運ばせとくね」
    前園羽衣:「うわーっヤバい、ほとんどダウンしてる!」
    前園羽衣:「無理しないでね!」
    鏑あぐり:「誰だか知らないが、キミが探しているのはボクだよ」進み出ると砕竜に言う。
    “砕竜”:「ふうん……あんたが……なるほど、写真で見た通り」
    鏑あぐり:支部のある方に向かってウインクを飛ばす。代理代理は胸がキュンとするだろう。
    “砕竜”:「クソッ昔はあんなだったのに……」
    鏑あぐり:「そう。ボクが鏑あぐり」
    “砕竜”:恨みがましく胸元を睨みつける
    鏑あぐり:「――探偵さ」不敵な笑みを浮かべるとかっこいいBGMが皆さんの脳内で流れるだろう。もしくはGMが流してくれる。
    GM:じゃあデッキブラシ探偵を流しておきますが……
    GM:【deck blush detective】
    “砕竜”:「た、探偵……!?」
    鏑あぐり:「ほら、キミにも聞こえるだろう。このかっこいいBGM」
    “砕竜”:「全然聴こえないし! ていうか死ね!」
    鏑あぐり:「待て。ボクにはキミに恨まれるような覚えなんてない!」
    “砕竜”:拳を振りかぶる、拳速はそこそこ、避けようと思えば避けられるだろう
    鏑あぐり:「あ、もしかしてボクが以前解決した事件の……」
    “砕竜”:「覚えがない!? あんなことをしておいて!?」
    “砕竜”:「ゆ、許せない……!」
    鏑あぐり:「いや……そうか……」
    鏑あぐり:「ボク、事件解決したことなかった……」うなだれる。
    GM:そう言っている間にも拳が迫る
    鏑あぐり:頭が下がり、飛んできた拳はたまたま空を切る。
    “砕竜”:風圧があぐりの体を吹き飛ばす。
    “砕竜”:「ちっ、直撃しなかったか……」
    鏑あぐり:「名探偵なのに一度も事件解決したことないのか、ボク……ウワーッ!?」
    鏑あぐり:思い切り吹き飛ばされ、地面を転がる!
    “砕竜”:「ふ……ふふふ……次はそうはいかないわよ鏑あぐり……」
    鏑あぐり:「だからあんなことって何だよ! 連続殺人犯であるキミをボクが逮捕したことじゃないんだろ!?」
    “砕竜”:「だれが連続殺人犯……いやあながち間違いでもないけど……」
    “砕竜”:「ともかくお前も死ねえーッ!」
    鏑あぐり:「そ、そうなんだ……自首した方がいいよ……」
    “砕竜”:あぐりめがけて大きくジャンプする。
    鏑あぐり:「ウワーッ!やっぱり連続殺人犯じゃないか!」
    “干竜”:同時に、放たれた弾丸があぐりに命中し
    鏑あぐり:「事情も分からない相手を叩きのめすのは気が進まないけど仕方ない……!」巨大な金棒を構えるとゴロゴロと雷鳴が――
    “干竜”:その神経をマヒさせる。
    鏑あぐり:「えっ」
    鏑あぐり:「か、体が……!」巨大な金棒を振りかぶった姿勢のまま固まる。
    “砕竜”:拳が、あぐりの頭に迫る
    鏑あぐり:「まずい。このままじゃあもろにあの攻撃を喰らってしまう……!」
    鏑あぐり:(ごめん、三月ちゃん。ここまでみたいだ……)
    琴平 灯紅:「……装填セット.40ドットフォーティ
    鏑あぐり:「折角かっこいいBGMを流したのにな……」
    琴平 灯紅:頭に迫った拳の、更に上
    琴平 灯紅:重力任せに、鉄の塊のようなものが落ちる
    鏑あぐり:「…………?」
    “砕竜”:「ガッ」
    “砕竜”:拳の軌道がズレる
    “砕竜”:あぐりの肉体は吹き飛ばされるが、その頃にはマヒも治っているだろう。
    琴平 灯紅:ついでに蹴りも上から入れてやろうかとは思ったが、さすがに彼女の身のこなしではそうもいかないらしい
    鏑あぐり:吹き飛ばされながら硬直が解けた体で受け身を取る。
    琴平 灯紅:おくれて剣の上に落ちてきて、乱暴にそれを引き抜く
    “砕竜”:拳をブンブンと振って訝しげに乱入者を眺める。
    “砕竜”:「何邪魔してんだお前」
    鏑あぐり:着地と同時に巨大な金棒を振り上げると雨が降り始める。
    鏑あぐり:「キミは……」乱入者の方を見る。
    琴平 灯紅:目に入るのは、少年のような人型、最も、影でぐちゃぐちゃに灰化しており、雨も相まってほんとうにそうであるのかは怪しいが
    “砕竜”:「カン、こいつは?」 何やら通信している。
    琴平 灯紅:「やあ支部長代理さん、こちら勿忘桜、休憩をもらいに支部に行く途中だったんだけどもしや場所を移す途中だったのかい?そうしたら危うく行き違いになるところだった、危ない危ない」
    鏑あぐり:「そうか。キミがヒグレくんだね。危ないところを助けてくれてありがとう」敵から視線を外さずに言う。
    鏑あぐり:「キミのことは聞いているよ。この宇宙の集合的無意識から――」何かと交信しているような虚ろな瞳で言いながら両腕を広げている。
    “砕竜”:「勿忘桜(ファナティックブルーム)? それだけ?」
    琴平 灯紅:「おや、君は……すまないが名前を聞いても?どうも俺の記憶にはなくていけない」
    “砕竜”:「ほとんど情報ないじゃない」
    鏑あぐり:「こんなことやってる場合か!」自分でツッコんでいる。
    “砕竜”:「お仲間に忘れられてるわよ」フッとあぐりを嗤う
    鏑あぐり:「ボクは鏑あぐり。――探偵さ」不敵な笑みを浮かべるとかっこいいBGMが再び皆さんの脳内で流れるだろう。
    琴平 灯紅:「アマテがいるなら情報を頭に流しておいてくれても構わないのだが、っと、鏑さんだね、了解したよ」
    前園羽衣:「琴平くん、気を付けて! もう一人いる!」
    琴平 灯紅:「探偵と言うことはノイマンかそれに近いシンドローム分類?それとも頭脳労働にエフェクトを必要としないタイプ?」
    “干竜”:殆ど同時に、弾丸が灯紅に飛んでくる
    琴平 灯紅:喋りながらも新手の方に向き直る
    鏑あぐり:「さっきボクを狙撃したやつか……!」
    “干竜”:その姿は見えない、視認できないほど遠くにいるようだ。
    鏑あぐり:「二度同じ手を喰うか……!」
    琴平 灯紅:高さは…足くらいか、適当に剣を遮蔽にしてそれを弾き
    “干竜”:「!」
    “砕竜”:「カンの弾丸を防ぐか、でも私の攻撃は避けても痛いぞ!」
    鏑あぐり:「位置までは把握できないか……」弾丸が飛んできた方を睨むと雨が勢いを増す。急な集中豪雨が降り注ぐ。
    “砕竜”:適当に拳を振るだけで、風圧があなた達を吹き飛ばそうとする
    琴平 灯紅:「いや、迂遠だったなこれ、失礼、端的にしよう」
    琴平 灯紅:「やり返せるかい?」
    鏑あぐり:「そんなもの推理の初歩さ」
    琴平 灯紅:「オーケイ、合わせるよ名探偵さん」
    鏑あぐり:少年の前に進み出ると巨大な金棒を振り抜く!
    前園羽衣:「こ、この短時間であぐりちゃんに馴染んでいる……!?」
    鏑あぐり:ゴン、という鈍い金属音と同時に雷鳴が轟く!
    “砕竜”:拳と金棒がぶつかり合い、それを吹き飛ばそうとするが────
    “砕竜”:「ッヅァ!」
    “砕竜”:電撃に身を焼かれる!
    鏑あぐり:「『雷鳴交叉』――!!」
    鏑あぐり:だが、自身も風圧によってきりもみしながら地面を転げる!
    “砕竜”:「この程度で何とかなると思うかァーッ!」
    “砕竜”:拳を振り抜いた無防備な状態だ。
    琴平 灯紅:「…なるよ」
    琴平 灯紅:先ほど。
    琴平 灯紅:落ちてきた剣を、拳で受け流したのであれば
    琴平 灯紅:ぐ、と腕が絡めとられるように引っ張られる
    “砕竜”:「……あ?」
    琴平 灯紅:白い、芳香を放つ、花のような影に
    “砕竜”:「……なんだこれ」
    鏑あぐり:地面を転がってスリップダメージを受けつつその様子を見上げている。
    琴平 灯紅:「さあ、ね?」そんな幻想的風景とは裏腹に、150㎝ある大剣は容赦なく首を落とそうと迫り
    琴平 灯紅:何かしらの瞬間的撤退、あるいは切り札抜きには切り抜けられない状況に追い込んでいく
    琴平 灯紅:「倒れれば同じだろ?」
    “砕竜”:「女子を地面にひっ転がして────」 身を捻る。
    鏑あぐり:「ふふ、知らないのかい。南アメリカに生息する肉食植物さ。本来ならラムサール条約で輸入は禁止されているが、このヒグレくんにはそんなものお構いなしなのさ」スリップダメージを受けつつ解説している。
    “砕竜”:「いきり立ってんじゃねえぞクソ野郎が!」 足を大剣にぶつけ、純然たる肉体の頑丈さと筋力でそれを押し返す
    鏑あぐり:「止まり方が分からん」ゴロゴロと地面を転がり続けている。
    “干竜”:弾丸を数発放って牽制をする。
    琴平 灯紅:「あ、それいいかも、今度個人輸入しようかな、コネは涼風のおじさんが使えるし……」
    “砕竜”:耳元に手をやり、何か話している。
    琴平 灯紅:押し返される、これ結構重いんだけどね
    鏑あぐり:「わっ」地面を転がっているそばを銃弾で撃ち抜かれて飛び上がる。
    “砕竜”:「思ったよりも手間取りそうね……」
    鏑あぐり:「あっ、止まった」
    “砕竜”:「クソ、あの間抜け面ぶん殴りたい……」 拳を震わせている
    鏑あぐり:「言葉は正しく使った方がいいな」
    “砕竜”:「は?」
    鏑あぐり:「『手間取る』じゃない。『不可能』なのさ」
    “砕竜”:ぶちっと何かが切れる音がする。
    “砕竜”:「上等だオラァ! ぶっ殺して────」
    鏑あぐり:「おうおう!やんのかコラ!東京湾に沈めて――」
    “砕竜”:そのまま飛びかかろうとして、後ろに引っ張られる
    鏑あぐり:「おや――?」
    “干竜”:「サイ、退くよって」
    琴平 灯紅:「おや、退くのかい」
    “干竜”:「目的達成したし、鏑あぐりの拷問はまた今度ゆっくりしよう」
    “干竜”:「うん」 灯紅に頷く
    鏑あぐり:「そうだ、そうだ!また今度にしろ!」
    琴平 灯紅:「別にここで蹴りをつけたってかまわないのだけれど、なるほどそちらの目的は終わったというわけか」
    鏑あぐり:「また今度!!?」恐れおののいている。
    “干竜”:「そういうこと、サイが暴れたら君たちくらい強くないと」
    “干竜”:周囲を見渡す。現場にはもう救出隊の面々はいない。
    琴平 灯紅:「察するにそれは今さっき転がってた人々のことなのだろうけどまあ退くなら止めないよ」
    鏑あぐり:「だからボクはキミたちみたいなカワイ子ちゃんに恨まれるような覚えなんてないってば!」
    “干竜”:「意味無いし、そういう状況にするのが目的だったし」
    “干竜”:「カワイ子ちゃん? ありがとう」
    鏑あぐり:「どういたしまして」
    “干竜”:「それはそうと、サイにはあるみたいだから、ごめんね」
    “干竜”:「正直くっだらないなあって思うけど……」
    鏑あぐり:「じゃ、じゃあやめなよ……」
    “砕竜”:「あー、もういい、もういい、行くぞ!」
    “砕竜”:「うるせーーー!」
    琴平 灯紅:「さよーならー」
    琴平 灯紅:ぱたぱた手を振っておく
    “砕竜”:「レ〇プ野郎次会ったら覚えとけよ!」 灯紅に中指を立てて去っていく
    “干竜”:「鏑あぐり、やっぱりリーダーの血を引いてるんだなって感じだったね、サイ」
    鏑あぐり:「こんなことしてどうなる! 復讐は何も生まないぞ! 田舎の親御さんだって……うん!?」メガホンで説得していたが予想外の言葉に驚く。
    “干竜”:仲良さげに話しながら去っていく
    琴平 灯紅:「ははは、やだなあ、他人にそんな気力湧かないって」
    鏑あぐり:「今、ピー音が聞こえたような……。いや、そんなことよりもリーダーってまさか……」
    琴平 灯紅:「おや、心当たりかい?」
    鏑あぐり:「いや、ボクの考えすぎだと思う。まさかだよな……」巨大な金棒を下ろし、少女たちを見送る。
    鏑あぐり:「ボクの推理によると一旦支部に戻って態勢を立て直した方がいいな。部隊の損耗が大きすぎる」
    琴平 灯紅:「そう?他人に顔覚えられてる親って大変だねえ、ところで」
    琴平 灯紅:「君は支部長代理まで連れてどこに行く気だったんだい?もしや支部が破壊されたとかやむにやまれぬ事情でもあったのかい?」
    琴平 灯紅:「あ、壊されて無さそう」
    鏑あぐり:「代理代理は今ごろ支部で胸をキュンとさせているはずだよ」
    鏑あぐり:金棒を一振りすると雨が止み、曇り空へと変わる。
    鏑あぐり:「さ、行こう。ヒグレくん」
    琴平 灯紅:「ほほう、懇ろな仲のようで何よりだ、いやね、支部で休憩していてくれと現場監督に言われてしまってね」
    琴平 灯紅:「ああ、助かるよ、鏑さん」
    鏑あぐり:それだけ言うと先頭に立って支部へと歩き出す。
    琴平 灯紅:機嫌よくついていく、ここから支部までそこまで距離もないし身なりは気にしなくていいか

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    琴平 灯紅:鏑あぐり 〇連帯感/なんか訳ありそう
    鏑あぐり:“砕竜”にロイスを取ろう。
    “砕竜”:わーい
    鏑あぐり:-ロイス/“砕竜”/〇カワイ子ちゃん/何にも知らない
    鏑あぐり:購入はとりあえずUGNボディアーマーかな
    “砕竜”:Pロイスなんだ、嬉しい
    琴平 灯紅:購入
    琴平 灯紅:ボデマかなあ
    鏑あぐり:カワイ子ちゃんには優しいのさ、ボクは
    鏑あぐり:1dx+2>=12
    DoubleCross : (1DX10+2>=12) → 3[3]+2 → 5 → 失敗

    鏑あぐり:無理!
    鏑あぐり:ボクは以上です!
    琴平 灯紅:1dx+1
    DoubleCross : (1DX10+1) → 3[3]+1 → 4

    琴平 灯紅:無理、以上で
    GM:はーい!

    ミドル2:“星の里”/20:00


    GM:シーンPCはさくら・リトリコ、ラス子
    GM:シーンインをお願いします。
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (45 → 55)
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (48 → 56)
    さくら・リトリコ:おいおい
    GM:ひええ
    ラス子:ふふふもうすぐ私に追いつくね
    ラス子:この高みまでおいで(吐血)
    GM:戦闘(演出)した2人より高い、やはり緊張感……

    GM:さて問題の時間が来た。
    GM:集会の場所は、そこそこ広い貸し部屋の様だった。
    GM:ぞくぞくと人がその中に入っていくのを、さくら・リトリコと神楽瞳は眺めている……
    GM:そして少し離れた場所でもラス子と梶麻亮が監視している……
    神楽瞳:険しい表情で建物に入っていく人たちを見ている
    さくら・リトリコ:「……(慣れない)」
    神楽瞳:「私たちも以降、さくらちゃん……!」
    神楽瞳:「今こそ陰謀を暴くとき、裁きの鉄槌を下す時だよ……!」
    神楽瞳:大分話が飛躍している。
    さくら・リトリコ:「そ……そうですね、いやそうではないですね……」
    さくら・リトリコ:「まずは本当にこの宗教が危険なのか見極めましょう」
    神楽瞳:「いざとなったら……」
    神楽瞳:「う、うんそうだったね、よし私たちも行こう……!」
    さくら・リトリコ:「は、はい、いきましょう……」
    GM:そう言って2人が紛れ込もうとしているころ
    ラス子:腕を組んだ二人組が二人とぶつかる。
    さくら・リトリコ:「ひゃっ」
    梶麻亮:「おっと、失礼……」
    ラス子:「あら、ごめんなさいね。お怪我無いかしら?」
    梶麻亮:「……ん? お嬢ちゃんたちだけかい? 親御さんは?」
    神楽瞳:「ぴっ」 慌てている
    ラス子:ひざを折り手を差し出す。(あら……この子、見覚えがある様な無いような……)
    神楽瞳:「ど、ど、どうしようさくらちゃん」
    神楽瞳:「刺す? 刺す!?」 眼がぐるぐるし始めている
    さくら・リトリコ:「……あ、あれ」
    さくら・リトリコ:「えっと……ら、ラス子、さん?」
    さくら・リトリコ:「刺さない!落ち着いて!」
    神楽瞳:「ぁぅ……」 さくらの陰に隠れる
    ラス子:「えぇと……私の名を知っているって事はUGN関係の方だったかしら?」
    梶麻亮:「おや、知り合いですかな」
    さくら・リトリコ:「え、えっと……その……」瞳を見て
    ラス子:ふむ、何か事情がありそうですわね
    梶麻亮:「ああ、じゃあ私たちは席を外しましょうか」
    梶麻亮:そう言って、瞳の手を取る
    神楽瞳:「えっっ」
    梶麻亮:「ほら、子供がこんな時間にこんな場所に居ちゃダメだろう」
    神楽瞳:「えっあのさくらちゃんは……」
    梶麻亮:「ほれほれ」
    神楽瞳:為す術無く一時退場
    さくら・リトリコ:「あっ、その、えっと……」
    さくら・リトリコ:「……あ、その、ラス子、さん。私、イリーガルの、さくら・リトリコと申します」
    ラス子:「あぁイリーガルの。その、ごめんなさいね。まだ全員の顔と名前を把握しきれていなくって……。申し遅れたわね支部長代理ラスコヴニク」
    ラス子:「ってもう知っていたのよね。……さくらちゃんは何でこんなところに?」
    さくら・リトリコ:「ええと……その、あの、彼女……友達、なんですけど」
    さくら・リトリコ:「彼女の両親がこの宗教にはまりこんで、おかしくなってしまった、らしくて……」
    さくら・リトリコ:「どうしても止められそうになかったので……彼女が無茶をしないように、見ておかないと、と思って……」
    ラス子:「そう、優しいのねさくらちゃんは」にこりと微笑み頭を撫でる
    さくら・リトリコ:「い、いえ……そんな……」照れる
    さくら・リトリコ:「そ、それよりラス子さんの方はどうして……?」
    ラス子:「でもここはさくらちゃんが思っているより危険かもしれないわ」
    さくら・リトリコ:「……それは……つまり……」
    ラス子:「同じく個々の宗教団体絡み。ここがキナ臭くてね」
    ラス子:「この団体が崇めているのがジャームである可能性。それを探るためにここに来たの」
    さくら・リトリコ:「……そんな……」
    さくら・リトリコ:「じゃあ、やっぱり彼女には帰ってもらったほうが……」
    ラス子:「そうなるわね。ご両親については私達に任せてって言いたいけど……」遠くで騒いでいる神楽瞳を見る。
    ラス子:「言って聞く子なのかしら?」こてんと首をかしげる
    さくら・リトリコ:「……その……」
    GM:帰してもこっそり忍び込もうとするのが目に見えるだろう
    さくら・リトリコ:「聞いてくれれば……ここには来なかったですね……」
    ラス子:「……そうよね。見ている印象からもわかるわ」軽くため息
    さくら・リトリコ:「で、でも、なら、はい、大丈夫です」
    さくら・リトリコ:「危険な場所だとわかっているなら、なんとか誤魔化して、まずは連れ帰りますから……!」
    ラス子:「見た感じそれで通じるか怪しそうですけど……」う~んと悩みながら
    ラス子:「……そうだ!」ぴこんと頭の上の電球がつく
    ラス子:「私たちの子供という事にしましょう」
    ラス子:「うん名案ですわ。私と梶麻さんとの子供二人。外観年齢的にも不自然じゃないわ」
    さくら・リトリコ:「……?」
    さくら・リトリコ:「えっ」
    ラス子:「これならあなた達二人が怪しまれることもなく瞳ちゃんも監視できますね」
    ラス子:「ふふん、ノイマンじゃ無いながらなんて頭が冴えているのでしょうか」腕を組みうんうんと頷く
    さくら・リトリコ:「え、え、えぇぇ……???」宇宙が見えているような顔
    ラス子:「さぁ娘よ!」手を掴む
    さくら・リトリコ:「は、はい!?」
    ラス子:「一緒に”星の里”に入信しましょう。私たちは家族です。家族はいついかなる時も一緒に歩むものなのですよ」
    ラス子:「RB入門の書に載っていましたわ。人間の家族はそうあるのだと」
    さくら・リトリコ:「な、なにか、何かが決定的に間違っている気がするのですが……!」
    ラス子:その声を無視し思いついたばかりのアイデアを梶麻に披露しに行く
    ラス子:「ねぇあなた~」手をぶんぶんと振りながら
    梶麻亮:ギョッとする
    梶麻亮:「ま、まさか既に……?」 拳銃を取り出そうとする
    神楽瞳:「さくらちゃーん、このおじさん、顔は怖いけどいい人だよぉ」
    神楽瞳:「飴くれたぁ、さくらちゃんにもあげる~」
    神楽瞳:嬉しそうに頬を膨らませている
    さくら・リトリコ:「あ……えっ、その、はい……飴……」
    さくら・リトリコ:「飴……はい……」
    ラス子:「かくかくしかじかと言うとこで私たちはつがいになりましたOK?」梶麻に説明
    梶麻亮:「は? 家族? 確かに目立ちにくくはなるかもしれませんが……」
    GM: そんなこんなで
    GM:あなた達は結局家族として集会に参加することになった。
    GM:とは言っても明確に参加者を管理しているわけではない。
    さくら・リトリコ:「(いいのかな……でも……二人だけよりは安心かな……ううん……)」
    梶麻亮:だいぶ疲れた顔をしているが、どこか表情に緊張感を帯びている
    神楽瞳:こっちはむむむっという感じだ。
    神楽瞳:たまに飴を口に放り込んで笑顔になっているが
    GM:室内に特に変わった様子はない、レネゲイド的なものも感じられない。
    GM:信者たちが会話もしているようだが、ある程度グループは固まっているようだ。
    さくら・リトリコ:「……(宗教にあまり関わったことはないけれど……なんだか、普通、というか……そんなに危ない感じではない……かな……?)」
    ラス子:所々に端末たる種子をばら撒きながら知覚領域を広げる。
    GM:漏れ聞こえる内容としては、今日は教祖様が来るから楽しみとか、そんな感じの事。和やかに近況を話し合っている者達もいる。
    ラス子:「ふーむ、あまり決定的なことが話し合われている様子ではありませんね。幹部などの上位の方は別室かしら」
    神楽瞳:「あっお母さん……」 他の人たちと話している家族を見てしょんぼりしている
    さくら・リトリコ:「……瞳さん、心苦しいですけど……今会うのは、よくありません」
    神楽瞳:「うん……だよね……」
    GM:そう話していると、周囲がフッと暗くなる。
    GM:そして一点に照明が集まり、そこから1人の男性が姿を現す
    SGM:照らし出されたのは、着物の下にスタンドカラーのシャツ、そして袴を着た姿。いわゆる書生服を着た物腰柔らかな男
    葉隠園美:「こんにちは、こんばんは!わたくし、葉隠園美ともうします。僭越ながら"星の里"の代表を務めております。ここにいるみなさんはご存知ですよね」
    信者達:会場にいる信者達から拍手を浴びる
    葉隠園美:「今日は戸別訪問の目的についてレクチャーしましょうか。本当は極秘なんですが…まぁいいでしょう。今日来た皆さんにだけ特別ですよ。」
    葉隠園美:「みなさんは"あれ、別に心を奪われたことないんだけどなぁ"と思ったりしていませんか?"実は無意味なんじゃないのぉ?"なんて、思ったりしていませんか?」
    さくら・リトリコ:「……(あれが教祖……では、ないのでしょうか……ごくり)」
    葉隠園美:「いいえ、いいえ、そんなことはありません!まずは"認識"してもらうことが重要なのです。」
    葉隠園美:「その時は偶々必要としていなかったのでしょう。いわば、CMと同様に必要な時に我々を意識するための事前準備、ということですね。」
    葉隠園美:「健康な時風邪薬の広告を見ても『必要ないよ』と思うでしょう?でも、困った時に思い浮かべるのはしきりに出てきた商品ですよね。」
    葉隠園美:「助けが必要な時に我々を頼れるように、すくいきれるように、その為の戸別訪問です。大丈夫、努力は必ず報われます。」
    葉隠園美:「貴方の行っている事は必ず誰かの力になります。」
    葉隠園美:「そして、布教を行う際に重要なのが"どこが受け入れられたか"、"どこが受け入れなかったか"ということです。」
    葉隠園美:「ここで偉大な先人の話をしましょう。かつて新興宗教であったキリスト教はユダヤベースであるがゆえに割礼を強制されました。」
    葉隠園美:「しかしこれの評判が悪い悪い。ほら、貴方もその…切るって怖いでしょう?あ、そこの少女!検索しちゃだめだよ!お家に帰ってからね。」
    信者達:会場でどっと笑いが生まれる。
    ラス子:「……うまいですね」
    神楽瞳:「な、なるほど……?」
    神楽瞳:すっかり話に引き込まれている
    葉隠園美:「こほん。そこで動いたのが、かつてはキリスト教を迫害していた使徒、パウロでした。彼はキリスト教外の感覚を知っていたがゆえにこれまでの慣習を無くそうと動いたのです─────」
    さくら・リトリコ:「……え、ええと、ええと……」
    葉隠園美:「"宗教に染まり切っていない人"が呼び込みの突破口になったんですねぇ」
    葉隠園美:─────視線が一瞬君たちに移る
    神楽瞳:「わ、わ、こっち見てるよ」
    さくら・リトリコ:「あっ……え、えと、その」
    神楽瞳:「な、なんか言った方が良いのかな」 さくらの肩をぽんぽんと叩いている
    さくら・リトリコ:「あ、いや、その、なんと、いいますか、ええと」
    葉隠園美:「そこにいる君たちは…ご家族、でよろしいのかな?」
    ラス子:裾で二人を隠す。
    ラス子:「娘たちをあまり虐めないでくださいませ、まだ緊張しておりますの」
    ラス子:彼はともかく本物の両親に見つかるのはまずい
    梶麻亮:「失礼、こういう場に慣れていないものでして……」 2人の前に出つつ
    梶麻亮:「いやあ不心得者で申し訳ない」
    葉隠園美:「ああ!怖がらないで!別に取って食いはしませんよ。ほら、先ほどの公演同様知ってもらえるのはそれだけでアド、ですからね。」
    さくら・リトリコ:「……(どきどきどきどき)」
    梶麻亮:「ははは、教祖様というのは存外親しみやすいものなんですなあ」
    ラス子:「そうですね。私もっと教祖様のお話を聞いてみたいわ。ねぇあなた」腕を組む
    葉隠園美:「あはは。特別な力はありませんが、人を見る目はあるんですよわたくし。それだけでここまでやってこれたと言って良い」
    葉隠園美:「例えばほら、育ちの良さそうなお母さんに…娘さん、お父さんは…ひょっとして警察官ですか?一般人はガンダコなんてないですしぃ」
    梶麻亮:「……ははは、ガンダコとは」
    梶麻亮:「警察官だってそうバカスカ銃を撃つわけじゃあないでしょう……」
    ラス子:(……あまりこの人の前で下手な演技はしないほうが良さそうね) 腕を解き二人を守る姿勢に終始する。
    葉隠園美:「それはそうですねぇ。わたくしも見る目がなかったようだ。でも、これは当てられますよ。」
    葉隠園美:「神楽瞳さん、今日はどのようなご用向きでこちらに?」
    さくら・リトリコ:「……!!」
    神楽瞳:「ふぇっ、わっ私!?」
    ラス子:「……っ!」
    神楽瞳:「って、ていうかなんで知って……」
    葉隠園美:「ああ!怖がらないで!別に取って食いやしませんから。たとえ、家族を詐称する人たちでもね」
    神楽瞳:「あ、あわわわわ」 さくらに抱き着く
    葉隠園美:「合っていましたか!こんなにお若いのに立派な人だ。…すいません、実はちょっとカマかけてました。」
    神楽瞳:「ど、ど、ど、どうしようさくらちゃん、バレてる……」
    神楽瞳:「いや、カマかけってことはバレてない……?」
    葉隠園美:「ええ、もちろん。あなたのことはご両親から聞いています。とても利発な子であるとね。」
    さくら・リトリコ:「……う……(瞳を庇うように少しだけ前に出る)」
    葉隠園美:「…まさか協力者を集めているとは思いませんでしたが。まぁ新興宗教、敵が多いですからね。想像できた事態です。」
    梶麻亮:(マズい流れだな、呑まれ始めている)
    葉隠園美:「─────いい機会です。そこの貴方達も瞳さんも、言いたいことがあれば言ってください」
    さくら・リトリコ:「ち……違うんです、その……!」
    梶麻亮:(一旦出た方が良いか……?)
    さくら・リトリコ:「わ、私は……その、瞳さんに、誘われて」
    葉隠園美:「ほら、キリスト教だって外の人の意見を取り入れて進歩しましたし…我々を助けると思って、ね」
    さくら・リトリコ:「ご、ご両親が信じている場所ですから、きっと、素晴らしい場所なんでしょうと、ね、ねえ?」
    神楽瞳:「う、うん……」 さくらの服の裾をぎゅっとつかむ

    葉隠園美:「追い詰めましたか…失礼。しかし瞳さん、貴方はご両親が此処に所属した理由を聞きましたか?話し合いましたか?」
    葉隠園美:「わたくしの教義は堕落ではない。己の本義に気付く"解放"なのです。貴方のご両親も、進んで此処にいる。」
    葉隠園美:「やりたいことを やれば良いんですよ 人間は」
    さくら・リトリコ:「や、やりたい、ことを……」
    葉隠園美:「人は基本、良いと思った事でも実行に移せないものです。例えば老人に席に譲ると言った事でも実行に移せる人はそれほど多くない。」
    葉隠園美:「無力なわたくしにできるのはその背中を押す事だけです。」
    梶麻亮:「(代理殿、一旦出た方が良さそうだ)」
    梶麻亮:「(少なくとも、この子達に聞かせるには刺激が強すぎるだろう)」
    ラス子:「(……そうね、同じ意見)」
    さくら・リトリコ:「ひ、瞳さん、その、えっと……や、やりたいこと、って、言っても、わからない、ですよ、ね?」なんとか意識をそらそうとしている
    梶麻亮:「(ちなみに、レネゲイド的には……)」 非オーヴァ―ドなので、レネゲイドで何かされていても気が付けない
    GM:ラス子、さくらの知覚能力でも、レネゲイド的なものは感じられない
    神楽瞳:「そ、そうだよね、あはは」
    葉隠園美:「背中を押すだけでも…人の本質に触れる事でその人を理解できるかもしれない。そう君たちは思いませんか?」
    ラス子:「素の能力ですね。ハハッ増幅なしでここまでやるとは」
    葉隠園美:「ええ、ええ。現代日本における宗教のイメージはとことん悪いですよね。ましてや、新興宗教となれば最悪と言って良い。」
    葉隠園美:「非理性的・論理的思考のできない人間の集まり、そう思われる方が殆どです。飛行機をハイジャックしてビルに突っこむ危険集団と同族である扱いを受ける事も珍しくありません。」
    葉隠園美:「でもね。覚えて欲しい。わたくしはこの為なら─────命を張れるよ」
    葉隠園美:「なんなら、君の隠し持ってるナイフで試しても良い」瞳へ視線を向け、目を一瞬細める。
    ラス子:「お言葉ですが教祖様」言葉を遮る。
    葉隠園美:「ええ、ご婦人。どうぞ」
    さくら・リトリコ:「い、命を……」そこまで真剣に……?と考えてしまう
    さくら・リトリコ:「……ナイフ?」瞳を見て
    ラス子:「わたくしは宗教も無ければ信じる神もいない身。しかしそれでも一つだけわかりきった当たり前の考えがあります」
    神楽瞳:さっとさくらから目を逸らす
    葉隠園美:「それは興味深い。是非ご教授を」
    さくら・リトリコ:「ぜ、全部置いてきてって、あれほど……(小声で)」
    葉隠園美:「簡単なことほど、理解は難しいものですからね」
    神楽瞳:「だ、だってぇ……」 涙目
    ラス子:「子供の教え、やるべきことの教育はあなたの務めではない。少なくともこの背を押し道を示すのは親の務め」
    葉隠園美:「…おっしゃる通りだ。失礼。この場では…瞳さんにご両親と話し合うように、というのが折れどころでしょうか。」
    神楽瞳:「えっ、あっ……」 話の流れに気が付き、びっくりする
    ラス子:「……(数段飛びでうまく話が進み過ぎている……予測していた?)」
    さくら・リトリコ:「……ひ、瞳さん、そう、ですよ、帰って、おはなししましょう、ね?」
    神楽瞳:「う、うん、あれ、でもこの場ではって……」
    葉隠園美:「"お母さん役"のようですが大変しっかりしていらっしゃる。」
    葉隠園美:「ええ、だってもちろん。また貴方がここへ来るということもあるでしょう?」
    神楽瞳:「えっ、ええ?」
    ラス子:「お褒めに預かり恐悦至極……。瞳ちゃん、不完全燃焼かもだけど今は言葉に従おう」
    葉隠園美:「その時は、わたくしは貴方の意志を尊重します。だって大切な仲間の娘さんですから」
    さくら・リトリコ:「……」
    ラス子:「(あぁ……うまく躱されたのか)」
    梶麻亮:「ははは、ありがたいですな……どうもこの子たちは疲れてるみたいですから、外で休ませていただくとしましょう」
    神楽瞳:「あ、え、えと」 当初の威勢はすっかりしぼんでしまっている
    さくら・リトリコ:「か、帰ろう、瞳さん」
    梶麻亮:「(無理やりにでも帰らせた方が良かったかもしれませんな)」
    梶麻亮:「(とりあえず、今回は引きましょう)」
    葉隠園美:「では…いつかまた会いしましょう。あ、飲み物を買うならここの自販機が安いのでお勧めですよ!」
    葉隠園美:「ほら、皆さんものけてのけて!」
    ラス子:「……ご親切にどうも」
    ラス子:「……ごめんなさいさくらちゃん、瞳ちゃん」
    さくら・リトリコ:「い、いえ、ラス子さんのせいでは……」完全に気圧されている
    信者達:「……」
    信者達:その言葉に従うように信者たちは動く、あまりにもぼうっとし過ぎてるのか君らに肩が当たったりもしているが…
    GM:そうしてあなた達は、建物の外へ出た
    ラス子:信者の道を歩く道の中央を歩いているのに何だろうか。この空しさは。
    ラス子:「……さくらちゃん。彼の言葉を聞いてどう思った……?」
    さくら・リトリコ:「その……えっと……私には……少し、怖かったです……引き込まれて、しまいそうで……」
    梶麻亮:「想像以上でしたな」
    ラス子:「もしこの件から降りたいなら、止めはしないわ。貴方には刺激が強すぎる。……むしろ私が巻き込んだ側なわけですし」
    梶麻亮:「申し訳ない……しかし本職でも感じ取れなかったということであれば」
    梶麻亮:「そもそも我々の管轄でなくなるかもしれませんなあ……」
    神楽瞳:「こ、怖かった……」
    さくら・リトリコ:「……瞳さん、大丈夫?」
    神楽瞳:「う、うん……」
    神楽瞳:「あんなに強がってたのに、かっこ悪いね、私」
    さくら・リトリコ:「そ、そんなことありませんよ……」
    神楽瞳:「こっそり包丁まで持ってきてたのに……」
    神楽瞳:鞄から結構大きめの包丁を取り出す
    さくら・リトリコ:「だ、だからそれはやめたほうがいいと……いえ、もう、しょうがないですね」
    神楽瞳:しょんぼりしている
    神楽瞳:目じりに涙を浮かべてさくらに抱き着く。
    さくら・リトリコ:「ああ、その、ええと、きょ、今日のところは帰りましょう、ね?その……両親と……お話……」
    さくら・リトリコ:「あ……瞳、さん」
    神楽瞳:「ごめんね、さくらちゃん、怖かったよお」
    神楽瞳:「1人でも乗り込んでやるなんて言ってごめんなさい、つき合わせてごめんなさい~」
    神楽瞳:そのまま肩に顔をうずめてぐすぐす泣き始める
    さくら・リトリコ:「いえ……大丈夫ですよ……瞳さんが無事ならそれで、いいんです……」
    神楽瞳:「うう……ありがとう、さくらちゃん……」
    神楽瞳:抱き着いたまま、まだ少し泣いて
    神楽瞳:そしておもむろにさくらの背中に握ったままの包丁を突き刺した。
    さくら・リトリコ:「……あの、瞳さ」
    さくら・リトリコ:「……」
    さくら・リトリコ:「え?」
    神楽瞳:「えっ?」
    神楽瞳:慌てて手を引く。握られたままの包丁が引き抜かれる
    神楽瞳:鮮血が飛び散る。
    神楽瞳:「あれっ? な、なにこれ……」
    さくら・リトリコ:「……ッ……が……げほ……ッ……!」蹲る
    神楽瞳:「な、なんで私こんな……」
    ラス子:「っ!? さくらちゃん」駆け寄る
    神楽瞳:「い、いや……」 血に濡れた両手を見て首を振る。
    神楽瞳:「いやぁっ!」
    神楽瞳:包丁を握ったまま、走って逃げる
    梶麻亮:「お、おい!」
    さくら・リトリコ:「……ふ、ふ……ふぅ……っ……」この程度の傷、オーヴァードにとってなんてことはない、だが
    さくら・リトリコ:「……どうし、て……」ただ、何もわからない。彼女の意思ではない、それだけはわかる
    梶麻亮:「落ち着け、嬢ちゃん!」
    梶麻亮:瞳に追いつき、抑え込もうとするが、錯乱しており抵抗が激しい
    ラス子:「っ! 乱暴な方法だけど……ごめんなさい」
    ラス子:梶麻が押さえつける瞳の額に手を当てレネゲイドを練る。
    さくら・リトリコ:「はあ……はあ……はあ……」傷を治す、侵蝕が激しくなるが仕方がない……いっそ完全に治してしまったほうが誤魔化せるはずだ
    ラス子:「〈ワーディング〉!」地を割り咲いた花が鱗粉を舞わせる。
    神楽瞳:「う……」
    ラス子:「ひとまずは……眠りなさい」
    神楽瞳:意識を失う。
    ラス子:「梶麻さん。想定外の事が重なり申し訳ありません。この責はいずれ取ります。ひとまずは……」
    さくら・リトリコ:「……瞳さんは……」少しだけふらついているがなんとか近づいて
    梶麻亮:「いえ、しかしコレは……」
    ラス子:知的な事を言いながらも早歩きでその場をくるくると回る。落ち着きはない。
    梶麻亮:「やはり我々の領分で間違いなさそうですな……」
    ラス子:「うぅ……」
    ラス子:「ごめんなさい梶麻さん、もう少しもう少しだけ手伝ってください」涙目で縋り付く
    梶麻亮:「この子は眠ってるだけだ、刺された君も含めて、精密検査は必要だろう……」
    梶麻亮:「いえ、こちらが持ち込んだ話ですからね」
    さくら・リトリコ:「……お願いします……瞳さんは……何も……悪く……」
    ラス子:「えぇ、さくらさんの治療と神楽さんの拘束に襲撃部隊の件も……護衛、あぁ……」
    さくら・リトリコ:緊張や急な回復、心労によって気を失う
    ラス子:「あぁさくらちゃん!?」 驚きさくらの力ない身を抱える
    梶麻亮:「車を持ってくるんで、少し任せます」 車の元まで走る
    ラス子:「すーはー」深呼吸
    ラス子:頬を二度大きな音を立てて叩く「……はい、お願いします」
    ラス子:地に倒れる二人の少女を見、目を細めて強く歯を噛みしめる。
    ラス子:「しっかりしなきゃ、しっかりしなきゃ……ごめんなさい、二人とも」
    GM:雲に包まれた暗い夜の空の下、月明かりが届かない街で少し離れた建物の灯りだけが、あなた達を照らしていた

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定可能
    さくら・リトリコ:葉隠園美/感服/恐怖〇/ロイス
    ラス子:さくらちゃん&瞳ちゃんに 〇庇護/不安
    ラス子:購入はUGNボデマで
    さくら・リトリコ:ラス子さんには改めて取ろう
    さくら・リトリコ:おなじくぼでまを
    ラス子:3dx+7>=12
    DoubleCross : (3DX10+7>=12) → 6[3,5,6]+7 → 13 → 成功

    ラス子:いえーい
    さくら・リトリコ:2dx+5
    DoubleCross : (2DX10+5) → 9[6,9]+5 → 14

    さくら・リトリコ:かえたー

    ミドル3:情報収集/22:00


    GM:シーンPCは琴平灯紅、登場自由
    鏑あぐり:出るか
    鏑あぐり:49+1d10
    DoubleCross : (49+1D10) → 49+2[2] → 51

    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (55 → 62)
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (49 → 57)
    さくら・リトリコ:高まるねえ
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (56 → 64)
    鏑あぐり:さくちゃん、刺されたしね

    GM:では、情報収集のシーンです。まずは項目
    情報項目 三月司の現状 情報:UGN  難易度6
    破壊工作の現状 情報:UGN 難易度5
    神楽瞳の現状 知識:レネゲイド 難易度8
    "星の里"の集会について 知覚 難易度6
    "龍央會”について 情報:UGN、情報:FH 難易度6

    GM:全部抜く必要はありませんので、好きなの抜いてください
    鏑あぐり:いっぱいある!
    鏑あぐり:何はともあれボクは三月ちゃんについてかな
    ラス子:"星の里"の集会については任せてほしいな!
    さくら・リトリコ:瞳ちゃんの現状を調べるしかない
    鏑あぐり:では、ボクは「コネ:UGN幹部」を使用して〈情報:UGN〉で三月ちゃんの現状について調べよう
    鏑あぐり:3dx+1>=6
    DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 8[4,4,8]+1 → 9 → 成功

    鏑あぐり:なんとか成功!
    ラス子:3dx+9>=6 "星の里"の集会について
    DoubleCross : (3DX10+9>=6) → 6[1,4,6]+9 → 15 → 成功

    鏑あぐり:高い!
    ラス子:ふふーん
    琴平 灯紅:じゃあ"龍央會”について調べようかな
    琴平 灯紅:1dx 社会
    DoubleCross : (1DX10) → 10[10]+7[7] → 17

    ラス子:おぉ!ダイス1個でこんなに!
    鏑あぐり:あっ、クリティカルしてる!
    GM:凄いな
    さくら・リトリコ:素振りで行こう
    さくら・リトリコ:4dx>=8
    DoubleCross : (4DX10>=8) → 10[5,6,8,10]+3[3] → 13 → 成功

    さくら・リトリコ:いえいいえい
    鏑あぐり:すご!
    GM:うおうお~
    GM:では、行きます~

    三月司の現状 情報:UGN  難易度6 三月司は現在監禁状態にあると思われるが、詳細は不明。
    救助班より先に偵察隊が出発していたが、消息を絶っている。
    救助班は再編成の途中であり、完了次第速やかに救助に向かうことになっている。
    一方で、救助に向かう際に再び"砕竜"と"干竜"の攻撃があると思われるため、更に戦力の増強が必要になるだろう。
    ……先の攻撃で負ったダメージが大きいものもいる、すぐに集めるのは難しいだろう


    "星の里"の集会について 知覚 難易度6 薬品などが散布されている様子はなかった。
    集会で出された飲み物や飲食物も検査してみたが、特におかしな様子はない。
    信者たちの様子は少しおかしく見えるが、少なくとも集会内で何かされたような素振りはなかった。
    もしこれが実際にレネゲイドによるものだった場合、もっと知覚能力に特化したオーヴァードでないと気が付けない可能性が高いが、現状それほど優れた調査員は支部に在籍していない。


    "龍央會”について 情報:UGN、情報:FH 難易度6 優れた戦闘用セルであり、自身のセルで育てたチルドレンやエージェントによる傭兵派遣も行っている。
    セルリーダーは”龍王(ドラゴンマスター)”というマスターエージェントであり、鏑あぐりの父親。
    今回の破壊工作と、三月司の救出作戦の妨害に噛んでいるようだ。
    傭兵としては、金さえ払えばどこにでも付くが、強力な戦力である分その金額は莫大だ。
    今回は恐らく首謀者である柴嶋美希かその仲間が、彼らを動かせるだけの資金を持っているのだろう。
    今回現れた2人の少女、”砕竜”と”干竜”もこのセルの一員のようだ。
    “砕竜”は凄まじい威力の一撃と防御力を持ち、”干流”は超長距離からの狙撃とそれによる行動の起点潰しが得意。


    神楽瞳の現状 知識:レネゲイド 難易度8 さくら・リトリコを刺して逃走した神楽瞳は現在支部に保護されている。
    彼女を調査したところ、レネゲイドの痕跡などは見当たらなかった。
    意識は既に取り戻している。
    聞き取り調査を行ったところ、さくらを刺したのはそうしようと思っての事ではないようだ。
    目覚めた直後トイレで激しく嘔吐しており、殆どは既に流されているものの、微量に残った吐瀉物の調査も進められている。


    GM:あなた達はそれぞれの理由で支部へと戻ってきた。
    GM:三月司の救助班は撤退せざるを得ない状況だったし、刺されたさくら・リトリコとそれをした神楽瞳の検査も必要だ。
    GM:そうして戻ってきたあなた達は、今できることとしてそれぞれの調査を行い状況を報告しあうことになった。
    ラス子:会議室に集まった支部員及びイリーガルに軽く一礼する。
    鏑あぐり:「ラス姐! じゃなかった、今はラス代理か!」勢い良くドアを開けて部屋に入ってくる。
    鏑あぐり:「さくちゃんが刺し殺されたって聞いたけど本当かい!?」
    ラス子:「おやあぐりさん、今ちょうどそれらの報告会を開こうとしていたところです」
    琴平 灯紅:「死」妹に怪文書を打ち込んでいた手をさすがに止めて顔を上げる、一大事だぞそれは
    鏑あぐり:「報告会。ということはやはり……」ごくり、と唾を飲む。
    さくら・リトリコ:「……問題、ありません。傷は既に完治しています」
    鏑あぐり:「生きてるー!?」
    さくら・リトリコ:「死んでいません」
    鏑あぐり:「なんだ、死んでないのか」
    琴平 灯紅:「…オーヴァードだったというわけか、それなら生きてるのも道理かな」
    鏑あぐり:「せっかく名探偵の出番かと思ったのになぁ」
    前園羽衣:「とりあえず、皆無事で良かったよ」 少し呆れたように会話に入ってくる。
    鏑あぐり:「あっ、元代理代理」
    ラス子:「我々は早々死にはしないですよ。救助隊の方も壊滅した羽衣さんから聞きましたが大丈夫でした?」
    前園羽衣:「梶麻さんには一旦出て貰っています。必要であれば呼びますね」 ラス子に言う
    鏑あぐり:「ものの見事に壊滅したね」
    ラス子:「承知しました。とりあえずは外で待っていてもらいましょうか代理代理」
    鏑あぐり:「救助隊は今のところ再編成中らしいよ」
    前園羽衣:「はい……救助班はけが人多数、すぐ復帰できるのもいれば、時間がかかりそうなのもいる」
    前園羽衣:「ちょっと再編に時間かかるかもですね」 あぐりに頷く
    鏑あぐり:「結局まだ三月ちゃんの詳細も不明だし……困ったね」肩をすくめる。
    ラス子:「人手不足がさらに深刻なことになってますね」こめかみを抑える
    鏑あぐり:「それにしてもラス代理とさくちゃんの方はいったい何があったんだい?」
    ラス子:「そも誘拐やら襲撃やら壊滅やら数時間のうちに色々事が起きすぎなんですよ……」
    ラス子:「大黒木先輩が配属されていただけあります。魔境ですかここは」
    鏑あぐり:「謎がひしめく大迷宮、といったところかな」格好を付けて言う。
    前園羽衣:「いや、今回が特別ですよ……」
    琴平 灯紅:(わあい鹿島支部長ありがとう退屈しない春休みになりそうだなあ)
    前園羽衣:「大黒木支部長は防衛に長けた人でしたから」 支部長不在を狙って一気に攻めてきたのだろうという推測だ
    鏑あぐり:「聞いた話によると、さくちゃんはお友達に刺し殺されたらしいけどやっぱりその宗教団体で洗脳されて……?」
    さくら・リトリコ:「刺し殺されてませんよ」
    鏑あぐり:「生きてるー!?」驚く。
    ラス子:「コホン」軽く咳払い
    鏑あぐり:「さっきもやったな、この流れ」
    さくら・リトリコ:「……あの、もしかして死んでいたほうがよかったのでしょうか……?」
    さくら・リトリコ:めちゃくちゃ真剣
    前園羽衣:「あぐりちゃん! さくらちゃんは真面目なんだから!」
    前園羽衣:「本気にしちゃってるじゃない!」
    鏑あぐり:「そんなはずない。ボクがそんなこと少しだって考えるはずがないじゃないか……!」さくちゃんの手を握り、瞳を潤ませる。
    琴平 灯紅:「いやいやお嬢さんそんなことはないとも、生きていることは素晴らしい、倫理上なんども言われていることじゃないか」
    鏑あぐり:「元代理代理!それじゃあまるでボクが不真面目みたいだろ!」
    琴平 灯紅:思い出したように口を開き直す、喋り忘れた
    さくら・リトリコ:「あっえっ」あぐりと灯紅に言われて
    さくら・リトリコ:「そ、そうですよね……す、すみません……」流される
    ラス子:「生のすばらしさを語って貰っているところ恐縮ですが話をレールに戻しましょう」
    鏑あぐり:「そう。さくちゃんが生きていてくれて本当によかった。もう二度と離さないからな……!」さくちゃんを強く抱きしめる。
    さくら・リトリコ:「えっあっ……そ、その……」
    鏑あぐり:「戻そう」鉄道模型を取り出してレールの上に置く。
    さくら・リトリコ:「そ、そんなに大事に思われていたとは……そんなに話したこともないはずなのに……」涙ぐむ
    鏑あぐり:「あ、さくちゃん。話戻すって」ケロッとした顔で言う。
    さくら・リトリコ:「えっ」
    さくら・リトリコ:「あ、え、は、はい」
    鏑あぐり:「ほら、ラス代理の話聞いて」
    ラス子:(この子大丈夫かしら)さくらちゃんの方が心配になっている
    琴平 灯紅:「元が元だからねえ俺は、ああ、お話だね、俺は考えていることをそのまま口から出しているだけだからどうぞそのまま続けてくれて構いませんよ」
    鏑あぐり:レールの上を走る鉄道模型から蒸気が噴き出す。
    ラス子:「えーではでは」再び咳ばらいをし
    ラス子:「とりあえず現状私たちが調査を行った"星の里"の集会について、レネゲイド案件ではない可能性が高まっています。洗脳を受けた瞳さんも現場の会場もその手の気配は感じませんでした」
    鏑あぐり:「れ、レネゲイドの仕業じゃない……!?」
    鏑あぐり:「そんなに不自然なことばかり起きているのにかい?」
    さくら・リトリコ:「……そう、妙なのです」
    鏑あぐり:「ああ。妙だな……ええい、うるさい!」蒸気機関の音に苛立ち、素手で鉄道模型を弾き飛ばす。
    さくら・リトリコ:「瞳さんが私を刺したのは間違いなく自分の意思ではない、にも関わらずレネゲイドの反応が全くないようなのです」
    さくら・リトリコ:「あっ鉄道模型が……」
    琴平 灯紅:紅茶に口をつけるついでに模型の上に角砂糖を置いたのに弾き飛ばされた「あ、ざんねん」
    鏑あぐり:「さくちゃんが憎まれていたという可能性は……?」
    さくら・リトリコ:「えっ……」
    さくら・リトリコ:「……その……な、ない、とは、言いきれませんが、その……お、おそらく、違うと、思います……」
    琴平 灯紅:「別にさくらさんが特段憎まれていなくても」
    琴平 灯紅:「珍しいことではないと推察するよ」
    鏑あぐり:「えっ、だってほら。レネゲイドによる洗脳でないとなるとそういう可能性を考えないといけないだろ」
    鏑あぐり:「でも、まあ。さくちゃんは良い子だし他人に嫌われるようなタイプじゃないもんなぁ」
    琴平 灯紅:「相手はカルトだ、人類の積み上げてきた言葉とプロパガンダ技術で人間をいかようにも変質させてしまえる、」
    鏑あぐり:「ラス代理はどう思う? いったい何が起きているのか……」
    ラス子:「……わかりません」
    さくら・リトリコ:「……それは、確かに……私も最大限警戒していたにも関わらず、思わず信じそうになってしまいました」
    鏑あぐり:「うむむ」
    ラス子:「厳密なレネゲイド調査をしたわけではない為、専門家の調査を行えばもっと別の結果が出てくるのかもしれませんが」
    鏑あぐり:「専門家、雇うかなぁ。餅は餅屋、推理は名探偵と言うしね」
    ラス子:「簡易的な私の知識では洗脳をレネゲイドではなく持ちうる技術で行ったようにしか……」灯紅の言葉に同調し頷く
    前園羽衣:「……大々的な調査に踏み込むのは難しいでしょうね」
    鏑あぐり:「技術かぁ。そんなけったいな技術があるとはあまり信じたくないけどなぁ」
    ラス子:「えぇ、その為瞳さんの保護は続けたいと思いますが直接的な被害の出ている拉致事件の方が優先度は高いでしょう」
    琴平 灯紅:「これ以上の調査となると高位の知覚能力者の手を借りなければならなさそうだねえ」
    鏑あぐり:「あ、そうだ。そのさくちゃんを滅多刺しにしたという瞳ちゃんの方は大丈夫なのかい?」
    さくら・リトリコ:「めった刺しにはされてませんよ」
    鏑あぐり:「ほ、本当だ」注視する。
    さくら・リトリコ:「……直接会ったわけではありませんが、とりあえず意識は取り戻しているようです」
    さくら・リトリコ:「……でも、相当動揺しているみたいで……」
    鏑あぐり:「……ああ。本人のショックも相当大きいだろうね」
    ラス子:「……その点からもさくらちゃんに対する恨みつらみはないと言えそうですね」
    琴平 灯紅:「…ふむ、支部長、この件について記憶処理の予定は?」ラス子さんに耳打ち
    鏑あぐり:「ううん。怨恨の線は無し、と」メモ帳に鉛筆で書き留める。
    ラス子:「最悪行った方が良いでしょうが消え方具合によっては星の里に再突撃しそうで……」こめかみを抑える
    鏑あぐり:「そ、そんな子なのか」
    鏑あぐり:「それは手が焼けるなぁ」
    琴平 灯紅:「なるほど、となると片付くまで保留、も考えられますね、できる限り早く忘れた方が身のためかとは思われますが」
    さくら・リトリコ:「……(なにも否定できない)」>再突撃
    ラス子:「えぇ、ひとまずは放置で良いでしょう。刺した記憶、消してあげた方が精神衛生上よいのは認めますが」
    前園羽衣:「ですね、聞きたいこととかあれば早めに行ってあげてください」
    鏑あぐり:「そうだね。彼女でないと分からないこともあるだろうし」
    さくら・リトリコ:「……そう、ですね……」
    前園羽衣:「聞くこと聞くまでは記憶処理もできないからね……」
    琴平 灯紅:「了解です、それでは次の話行きます?具体的に言うと現在起こっている襲撃の方」
    鏑あぐり:「襲われて……壊滅した……」
    ラス子:「う~ん短い」
    琴平 灯紅:「こちらは隙間時間で襲ってきた奴らのアジトくらいは特定できるかなーと思ったんですが」
    琴平 灯紅:「できました」
    前園羽衣:「ヤバかったね、あの突っ込んできた方」
    鏑あぐり:「すごい」
    前園羽衣:「地震速報がワーって……できたんだ!?」
    前園羽衣:「凄いね、戦闘員だって聞いてたけど」
    ラス子:「こちらも驚きましたよ。緊急搬送中に地震が起きるとか泣きっ面に蜂です」
    琴平 灯紅:「まあ、クソな実家の帳簿に結構名前出てただけなんで非常に簡単でしたけどね!隠す気ないのかなあ!」
    鏑あぐり:「弱り目に祟り目だね」
    鏑あぐり:「ははぁ。それはまた」
    前園羽衣:「どんな実家だ」
    ラス子:「それでそのアジトと言うのは?」
    琴平 灯紅:「まあそれはまたの機会に…んで居所ですが、ほぼ確定で"龍央會”ですね」
    鏑あぐり:「"龍央會”ィ?」顔をしかめる。
    さくら・リトリコ:「ご存知なのですか?」
    琴平 灯紅:「あそこ動くとき結構目立つ金の動きするんでちょっと伝手探ったらすぐ出てきましたよ…っと、お知り合いですか?」
    鏑あぐり:「いや、知っているというか……」
    ラス子:(あぁそうか。どこかで聞いたことがあると思えば……)
    さくら・リトリコ:「私はそちらの方の状況にはあまり詳しくないのですが……相手方はあぐりさんのことを知っていたとも聞きましたが……」
    前園羽衣:「おらっ吐けッ」 あぐりを突っついている
    鏑あぐり:「……ボクのオヤジがセルリーダーをしているFHセルだ」観念したように言う。
    琴平 灯紅:「ああ、クソ実家仲間がこんなところにまで」
    さくら・リトリコ:「オヤジ……えっお父上ということですか!?」
    鏑あぐり:「そう、実の父親だよ」
    鏑あぐり:「今さらボクを連れ戻しに来たとも思えないから、たまたま作戦目的がかち合ったという線が濃厚かな」
    琴平 灯紅:「嫌な偶然だ、地球上に存在していると、いや今は多次元の存在でさえエンカウント率が0にならないとは言うが」
    鏑あぐり:「まあ、相手がそうだとしたらあの襲撃者コンビの異常な強さにも納得がいくな」
    琴平 灯紅:「あ、そちらについても情報取れたけどいるかい?」
    さくら・リトリコ:「すごいですね!?」
    ラス子:「先鋭の救助隊を壊滅させた二人組ですか……聞きましょう」
    鏑あぐり:「ラス代理には必要だろ。敵の情報は」
    前園羽衣:「"龍央會"であの規模の破壊力を持つエージェントとなると、限られるね……」
    ラス子:「あまりあぐりさんの言いたくない過去なら語らなくてもいいですからね……」
    琴平 灯紅:「赤い方が”砕竜”で青い方が”干竜”、これはサイとカンと互いを呼び合っていたことからもそれなりに有力」
    鏑あぐり:「ありがとう、ラス姐。でも、三月ちゃんを助け出すためには重要な話だろう」弱々しく微笑み返す。
    琴平 灯紅:「赤い方はめちゃくちゃ威力の高い殴りと硬さを備えてるけど、その分目立つ、目撃報告もそんなに多くは無かったよ」
    琴平 灯紅:「青い方は長距離狙撃と起点潰しが主、威力がオーヴァード殺害に一歩足りなくて非オーヴァードの暗殺報告で名前が多めに上がっている」
    鏑あぐり:「なるべく遭遇しないように奪還作戦を進められればいいんだけど……」
    前園羽衣:先ほどの襲撃の際の映像がスクリーンに映し出される
    琴平 灯紅:「あとはそうだね…"龍央會”の動きの基本は多額の金なんだけど」
    前園羽衣:「赤い方は結構多振りだったから、狙撃でカバーしてるんだろうね」
    琴平 灯紅:「この二人に関してはそれ以外にモチベーションがありそうではあるね」
    鏑あぐり:「あの上空からの一撃をもろに喰らったらペンペン草一つ残らないだろうね」映像を見ながら解説する。
    ラス子:「ひえ」
    鏑あぐり:ペンギンのような草をホワイトボードに描き、『ペンペン草』という注釈を加えている。
    琴平 灯紅:「鏑さんはどうも恨まれてるようだけれどこれは置いておこう、つつきまわすほど無粋ではないからね」
    さくら・リトリコ:「……彼らの目的は三月さん、ということで良いのでしょうか」
    ラス子:無言でペンギン草の横に超画力のぺんぺん草を描く
    琴平 灯紅:「俺からは以上だけど…おや、聞いたような聞かないようなお名前、三月さんとはこの支部の方かい?」
    鏑あぐり:「三月ちゃんを助け出そうとしているボクらの妨害、といったところだろうね……ラス姐、うまっ!!」
    前園羽衣:「あっそうか、灯紅くんは全然別の任務で来たから知らないのか」
    ラス子:「ふふん……っと、数か月ほど前にあぐりさん達が助けたという少女でしたかしら。資料でしか把握していませんが」
    さくら・リトリコ:「(ぺんぺん草がそれほど重要な情報なのでしょうか……?まだ私にはわかっていないことが……?)」
    鏑あぐり:「そう。三月ちゃんはボクの……」
    ラス子:「ボクの……?」
    琴平 灯紅:「はい、ただ鉄火場で春の血みどろパン祭りしてこいとのお達しを受けたのでそっちで来ましたー」
    前園羽衣:「物騒だなあ」
    鏑あぐり:「言うなればボクのこれさ」小指を立てて言う。
    前園羽衣:「クラスメイト……えっそんな進んでたっけ!?」
    琴平 灯紅:「おや」
    琴平 灯紅:釣られて何故か顔が赤くなる、彼女は元気だろうか
    鏑あぐり:「金づる」頬を赤く染める。
    さくら・リトリコ:「わ、私も詳しくは知らないのですが……そのような仲、なのですか……」
    前園羽衣:「おい」
    さくら・リトリコ:「金づる!!??」
    前園羽衣:「ああ、さくらちゃんが怯えちゃったじゃん」
    琴平 灯紅:「違った」
    琴平 灯紅:いつもの色に瞬間で戻った
    鏑あぐり:「毎月ちゃんとお友達料金ももらってる」もじもじして言う。
    ラス子:「う~む救出したらこの事ちゃんと伝えないとですね」
    鏑あぐり:「やめてください」
    琴平 灯紅:「その……交友関係の自由は保障するが……手などは上げてないだろうね…?」
    琴平 灯紅:「経済的、精神的、身体的DVということばが今一瞬脳をかすめたけど、俺の気のせいだろうね…?」
    鏑あぐり:「むしろボクが手を上げられてる方だよ。三月ちゃん、怒るとすぐに部屋から叩き出すんだ」
    さくら・リトリコ:「……その、あの……ええと……あの」
    さくら・リトリコ:「ふ、複雑な、関係、なのですね」
    鏑あぐり:コンソールを操作するとモニターには鏑あぐりが部屋から叩き出される映像が流れる。
    鏑あぐり:『ウワーッ!!?』
    琴平 灯紅:「うむむう……もしよければ最寄りの興信所と警察に相談することをお勧めするよ、興信所には同業者も多いだろうが、君が被害者なら立場もまた変わるからね」
    鏑あぐり:「……そう、複雑なのさ」たそがれる。
    ラス子:「パワーバランスがわからなくなってきました。人間とは複雑ですね」
    三月司:『ふざけんなこら! おい、逃げんな!』 モニターの室内から怒声が響いている
    鏑あぐり:「人間の心というのは一筋縄ではいかないものだからね」
    ラス子:「……もしかして惚気られてます?」
    前園羽衣:「まあ、仲は良い2人ですよ」
    鏑あぐり:「あれはボクが勝手に買ったグランドピアノを三月ちゃんの家に運び込んだ時だね」
    さくら・リトリコ:「それは……あぐりさんが悪いです」
    鏑あぐり:「そんな……良い音色だったのに……」
    さくら・リトリコ:「……私の家族も時折勝手に大きなものを購入しては部屋の真ん中にほっぽって……」
    琴平 灯紅:「みんなまーるくのお店にピアノを売ればそれなりに経済状況は改善されうると思うけどねえ」
    鏑あぐり:「さくちゃんも苦労してるんだなぁ」
    さくら・リトリコ:「いえ、まあ、その、はい」
    鏑あぐり:「というわけだから、みんなもうしばらく手を貸してくれないか」
    琴平 灯紅:「しっかりしたお嬢さんだ、さぞかしご家族も誇り高いだろうねえ」
    ラス子:「どうしましょう。微妙にやる気が削がれましたわ」
    鏑あぐり:「どうして今の流れで!?」
    琴平 灯紅:「ああ、勿論、俺とてそれなりの協力はするつもりさ」
    さくら・リトリコ:「……まあ、その、私も筐体を思わずこの間買ってしまったのですが……」
    鏑あぐり:「感銘を受けてモチベーションが高まるところかとばかり……」
    さくら・リトリコ:「ええと、その」
    ラス子:「まぁ何はともあれ救出作戦は最優先事項です。ご心配なく」
    さくら・リトリコ:「私も、微力ながら協力させていただきます、瞳さんのことも気になりますがこちらも重要だと考えます」
    ラス子:「えぇ瞳ちゃんにはたまに顔を見せてあげてね。きっとあなたの無事を知れば安心するでしょう」
    鏑あぐり:「よ、よかった。三月ちゃんはボクの大切な友達以上恋人未満だからね。そう言ってもらえると嬉しいよ」
    鏑あぐり:「瞳ちゃんのこともボクにできることがあれば何でも言ってくれ」
    ラス子:「えぇ、ではそれぞれ行動に移りましょうか」
    さくら・リトリコ:「はい、ありがとうございます」
    琴平 灯紅:「了解です、それではさくさくと…」
    鏑あぐり:「ああ。行こうじゃないか」吹き飛んだ鉄道模型を拾い上げると、さくちゃんに手渡す。
    鏑あぐり:それから部屋の出口へと向かっていく。
    さくら・リトリコ:「えっ」
    さくら・リトリコ:「あっ、えっと、その」
    さくら・リトリコ:「は、はい」鉄道模型を持ったまま
    鏑あぐり:「ほんの挨拶代わりさ。似合ってるよ、さくちゃん」
    鏑あぐり:ウインクをすると、彼女の前を歩く。
    さくら・リトリコ:「あ、はい……」

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    鏑あぐり:ロイス!
    さくら・リトリコ:どうしようかなロイス・・・
    さくら・リトリコ:もうすでに2個埋めちゃってるし、ちょっと考えるか
    さくら・リトリコ:購入はクリスタルシールドで
    琴平 灯紅:ロイス
    琴平 灯紅:鏑さんのロイスを 〇連帯感/心配に変更
    鏑あぐり:三月ちゃんの現状が少し分かったからロイス感情を変更しよう
    ラス子:ロイス 鏑あぐり  〇慈愛/雑草の何たるかを叩き込みたい
    鏑あぐり:ひ、ひええ
    GM:なんだそのN感情
    さくら・リトリコ:こわい
    琴平 灯紅:熱意を感じる
    鏑あぐり:-ロイス/三月司/〇JUST WILD BEAT COMMUNICATION 雨に打たれながら/色あせない熱い想い 身体中で伝えたいよ TONIGHT!
    ラス子:長いw
    琴平 灯紅:ロイス怪文書さん!?
    GM:??????
    三月司:真面目にやってよ!
    鏑あぐり:あとは色々と心配してくれてるからラス姐にもロイスを取ろう
    鏑あぐり:すみませんでした……
    三月司:助けられる方の身にもなってくれ!
    さくら・リトリコ:ここで購入判定に迫真の援護の風+ウィンドブレス
    鏑あぐり:真剣に助けます……
    鏑あぐり:-ロイス/ラス姐/〇尊敬/ペンペン草の絵が上手い
    ラス子:ふふん(渾身のどや顔)
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を4(→ 4)増加 (62 → 66)
    鏑あぐり:ロイスは以上
    鏑あぐり:購入判定はUGNボディアーマーを狙います
    ラス子:購入、わたくしはセンサーシールドを狙いますわ。狙っている人間早々見ないわよ
    琴平 灯紅:購入
    鏑あぐり:あまり見ない
    鏑あぐり:1dx+2>=12
    DoubleCross : (1DX10+2>=12) → 4[4]+2 → 6 → 失敗

    鏑あぐり:無理!
    鏑あぐり:ボクは以上です!
    ラス子:3dx+7>=16
    DoubleCross : (3DX10+7>=16) → 9[3,7,9]+7 → 16 → 成功

    琴平 灯紅:ボデマ支援しましょ
    鏑あぐり:あっ、すごい
    琴平 灯紅:1dx+1
    DoubleCross : (1DX10+1) → 9[9]+1 → 10

    さくら・リトリコ:10dx+15+5>=25
    DoubleCross : (10DX10+20>=25) → 10[1,2,5,6,6,7,8,9,9,10]+6[6]+20 → 36 → 成功

    琴平 灯紅:うむ
    琴平 灯紅:2点突っ込んで購入して
    GM:す、すげえ
    琴平 灯紅:鏑さんにそのままあげます
    鏑あぐり:さくちゃん、すごいね!?
    さくら・リトリコ:これがピュアウィンドブレスパワーです
    鏑あぐり:あっ、やったね。持つべきものはワトソン君だね
    さくら・リトリコ:というわけでクリスタルシールドを装備、どうせ攻撃できないので守りを固めるのだ
    さくら・リトリコ:地味に調達が5もあるのだ

    ミドル4 23:00


    GM:鏑あぐり
    鏑あぐり:深夜だ
    鏑あぐり:51+1d10
    DoubleCross : (51+1D10) → 51+8[8] → 59


    GM:既に夜遅く、あなたは一度帰宅ついでに三月司の家に寄るように言われた。
    GM:現在彼女の両親は(またも)旅行で留守にしており、状況の確認の為だ。
    鏑あぐり:「三月ちゃんがいないのにここに来てもなぁ」文句を言いながら家の中に入る。
    鏑あぐり:「……かえって寂しくなるだけじゃないか」心細そうな声で呟くとリビングに置かれたグランドピアノをそっと撫でる。
    GM:あなたが家に入ってピアノを撫でたその時、玄関を開ける音がする
    鏑あぐり:「三月ちゃん……」部屋のあちこちに二人の思い出が詰まっている。
    鏑あぐり:「誰だろう。三月ちゃん……な、わけないか」
    三月司:「ただいま~、あれ、電気ついてる?」
    GM:三月司だ
    鏑あぐり:「となると考えられるのは……」類稀なる推理力を発揮する。脳裏にいくつもの難しそうな数式が浮かぶ。
    鏑あぐり:「えっ」
    鏑あぐり:「三月ちゃん……?」脳裏に浮かんだ難しそうな数式が全て粉々に砕ける。
    鏑あぐり:「三月ちゃん!? キミ、どうして……! 捕まってるはずじゃないのか!」
    三月司:「うん? うん……ていうかなに勝手に入ってんの!?」
    三月司:「なんだこのでっかいピアノ!?」
    三月司:「留守の間に勝手に持ち込んだな!?」
    鏑あぐり:「勝手に入るのはいいだろ。二人の愛の巣なんだから!」
    三月司:「はあ……まあ、良いけどさ」
    鏑あぐり:「いいだろ、このグランドピアノ。三月ちゃんの部屋に合うかと思ってね。でも、二階のドアは通らなかったからここに置いてあるんだ」
    三月司:「ちゃんと弾けるようになってよね」 くすくす笑う
    鏑あぐり:「その考えはなかったなぁ」
    鏑あぐり:「……な、なあ」
    鏑あぐり:「本当に三月ちゃんなんだよな……?」
    三月司:「弾けなかったら意味ないじゃあん」 どこか甘い声
    三月司:「別の誰かに見える?」
    鏑あぐり:「見えない……けど……」
    鏑あぐり:「でも、何か違和感があるというか……」
    三月司:「そうかなあ」 ゆっくりとあぐりに近づいて抱き着く
    鏑あぐり:「ボクの気のせいかなぁ……へっ!?」体をこわばらせる。
    鏑あぐり:「三月ちゃん……?」
    三月司:「私、我慢しないことにしたんだ……」 あぐりの首筋を鼻でなぞる
    鏑あぐり:「な、何を……」
    三月司:「色々と」 右手で腰を、左手で胸元を撫でる
    鏑あぐり:「や、やっぱりキミ変だよ」
    鏑あぐり:「いったいどうしちゃったんだ、三月ちゃん」彼女の肩をつかみ、正面から彼女の顔を見る。
    三月司:「んっ」 少しの衝撃と共に手が離れ、あぐりの体が無重力のように宙に浮く
    鏑あぐり:「えっ」
    鏑あぐり:気が付くと自分の体が宙に浮かんでいる。
    三月司:すぐに元に戻り、あぐりの体が落下する。
    三月司:手を掴んでしりもちをつくのを防ぐ
    鏑あぐり:「ぎゃっ」
    鏑あぐり:「キミのオーヴァード能力か。どういうつもりだい?」
    三月司:「あはは、ごめん。ちょっと暴発しちゃった」
    鏑あぐり:「確かにキミはまだ覚醒してから日は浅いけど……」
    三月司:「そんなの良いから、ねえ、続きしようよ……」
    鏑あぐり:「続きって……本当にどうしたのさ」
    三月司:「この間は恥ずかしかったけど、本当はまんざらでもなかったりして……」
    三月司:「雰囲気に流されちゃうんでしょ?」
    鏑あぐり:「いや、え、その」
    三月司:唇と唇が触れあう
    鏑あぐり:「待っ――」唇を塞がれる。
    三月司:「ん、む……ちゅ……」
    鏑あぐり:「んっ……」
    鏑あぐり:少女のボーイッシュな顔つきから艶やかな声が漏れる。
    三月司:「……ぷはっ」
    鏑あぐり:唇が離れると大きく息を吐く。
    三月司:「ふふ、あぐり、好きだよ……」 そのまま再び両の手を伸ばす
    鏑あぐり:「はぁ……キミ、本気なのかい?」
    三月司:「本気だよ……」
    鏑あぐり:「それともボクをからかってる……?」
    鏑あぐり:「三月ちゃん……キミはボクの大切な友達だよ」
    三月司:「友達で、終わり?」
    鏑あぐり:「ボクは生まれた時からずっと一人ぼっちだったし、性格もこんなんだから自由になっても友達らしい友達もいなかった」
    鏑あぐり:「キミと一緒に二人で過ごす時間は本当に楽しかったんだ」
    三月司:「なら……」
    鏑あぐり:「……キミが本気でそう望むなら」
    鏑あぐり:「ボクに拒めるはずがない」
    三月司:「嬉しい……」 再びあぐりにキスをする
    三月司:「酷いこと言ったり、叩いたりしてごめんね、あぐりのバカなとこ、本当に嫌いだけど、でも好き」
    鏑あぐり:今度は自分から身を差し出すようにして唇を重ねる。
    鏑あぐり:「気にしたことなんてないよ。三月ちゃんの暴力的なところ嫌いだけど好きだよ」

    三月司:ベッドの上で、あぐりの髪を梳いている
    三月司:「あぐり。私、美希さんに協力することにしたの」
    鏑あぐり:彼女の胸に頬を寄せたままどこか呆けたような表情をしている。
    鏑あぐり:「美希さん……?」
    鏑あぐり:ぽかんとした顔で彼女を見上げる。
    三月司:「私の能力で、人類をオーヴァードにするって」
    三月司:「ふふ、出来るのかな、私にそんなこと」 可笑しそうにわらっている
    鏑あぐり:「“ユビキタス”柴嶋美希のことか」
    鏑あぐり:「なぜそんな……」
    三月司:「私の力が必要なんだって、それに……」
    三月司:「レネゲイドの存在は公になった方が良いと思うんだ」
    三月司:「その方がFHみたいなのを大々的に追い詰められるでしょ」
    鏑あぐり:「本気で言ってるのか、三月ちゃん」
    鏑あぐり:「UGNでも教わっただろ。そんなことしたら世界中で大混乱が起きる」
    三月司:「一時的な事だよ、その後はUGNのノウハウで色々と教えられるでしょ?」
    鏑あぐり:「その一時的でどれだけの犠牲が出ると思ってる」
    鏑あぐり:「……三月ちゃん。キミは」
    鏑あぐり:「ボクを懐柔するために誘ったのか?」震える声で言う。
    三月司:眉を顰める
    三月司:「あぐりとえっちしたかったからしたし、あぐりを好きだから一緒に来てほしいと思ってる」
    三月司:「ねえ、一緒に来てよ」 あぐりの手を両手で包み込もうとする
    鏑あぐり:「それは……」
    鏑あぐり:顔を上げ、うつむき、それから大きく頭を振る。
    鏑あぐり:「それはできない」
    三月司:「……」
    鏑あぐり:「そうできたらどれだけいいか。三月ちゃんのことは本当に好きだよ」
    鏑あぐり:「でも、できない。その道を進んだらボクはあのクソ親父と同じになってしまう」
    鏑あぐり:「それだけはできないんだ」
    三月司:「そう……」 悲しそうに言う
    鏑あぐり:彼女の手を優しく握ると、そっと振り払う。
    鏑あぐり:「司。服を着てくれ」
    三月司:「え、めんどくさい。着せて」
    鏑あぐり:「何をバカ言ってるんだ」
    鏑あぐり:「ボクたちはもう敵同士だぞ」
    三月司:ムスっとした表情で立ち上がる
    鏑あぐり:「服を着て、外に出たらキミの性根を叩き直す」
    三月司:「殴んないでよ」
    三月司:「……そういえば、あんた昔何したの?」
    鏑あぐり:「昔……?」
    三月司:「なんか"砕竜"がすっごい怒ってたんだけど……」
    鏑あぐり:「何もしてないよ」
    鏑あぐり:「何も。ずっと一人ぼっちだった」
    三月司:「そう……解放が終わったら、また会いに来るね」
    三月司:「そこまで行ったら、敵対する理由も無いし」
    三月司:そう言って、部屋の窓を開けて飛び降りる
    鏑あぐり:「おい、待て!」
    鏑あぐり:巨大な金棒を突き出して彼女を捕えようとする。
    三月司:「あはは、風気持ちいい~」 裸のまま、夜の空を飛んでいく
    GM:部屋には司の服がそのまま残っている
    鏑あぐり:「せめて服くらい着ろ!」慌てて彼女の服をつかむと追いかける。
    GM:追いかけても既にその姿は見えない
    鏑あぐり:「ああ、クソ……!」
    鏑あぐり:三月ちゃんの服を抱きしめたままその場に膝から崩れ落ちる。
    鏑あぐり:「本当に大切な友達だったんだよ」
    鏑あぐり:「……そう思っていたんだ」
    鏑あぐり:辛そうな表情で呟くと夜の闇を見つめた。
    GM:月明かりが、あなたを照らしていた。

    GM:さくら・リトリコ
    GM:シーンインをお願いします。
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (66 → 71)

    SGM:支部近くのファストフード店。
    SGM:外部による調査結果が出たとさくらが聞き待ち合わせに指定されたのは些か場違いな場所だった。
    エージェント:「ごめんね~。調査結果出るの遅れちゃって。」
    さくら・リトリコ:「い、いえ、それは構わないのですが……」
    さくら・リトリコ:「このような場所で良いのですか……?」
    エージェント:スーツに羽飾りをつけた優男がもうしわけなさそうに頭を下げる。
    エージェント:「ふふふ。」
    エージェント:「確かにTPOには優れないだろうけど…多分大丈夫じゃないかな」
    さくら・リトリコ:「はあ……そう、なのですか」
    エージェント:「調査結果自体は、そう特別な内容はなかったからね」
    エージェント:「なにせ、出てきたものは只の寄生虫…だったからね。」
    さくら・リトリコ:「き……寄生虫!?」
    エージェント:「安心して!日本住血吸虫とか、そういう明らかに危険なものじゃないから」
    エージェント:「有鉤条中…。サナダ虫って聞いたことあるかな。そういうやつだよ~。」
    さくら・リトリコ:「サナダムシ……」
    エージェント:「二人そろって同じ種類の虫が入っていたんだって~」
    さくら・リトリコ:「QMAの問題にいくつか出てきたから大体は知っています」
    エージェント:「かしこい!そこまで分かるなら話は早いかな。君ら二人で一緒にご飯を食べた時…熱の通っていない豚肉とか食べたりしたのかな。」
    エージェント:「その時に入ったんじゃない?」
    さくら・リトリコ:「……」果たしてそんなものを食べただろうか
    エージェント:「心辺りはなさそう?一応調査結果としてはこういう感じだよ。」
    エージェント:「そうだな、最近体調が変わったりとかした?」
    さくら・リトリコ:「……いえ、特に心当たりは……」
    エージェント:「まさかサナダ虫では起こらないとは思うけど…寄生虫の中には宿主の行動に影響を与えるものがいるんだって~。」
    エージェント:「カマキリに寄生しているハリガネムシなんか好例だね。宿主を水に近づけたりする。」
    さくら・リトリコ:「ロイコクロリディウムなどもそういった寄生虫ですね……」
    さくら・リトリコ:「サナダムシ、ですか……」
    エージェント:「すごいのを知ってるな君は…。」
    エージェント:「今回は危ないものは寄生していなかったけど。気付いたら何かに寄生されてるって怖いよね。」
    さくら・リトリコ:「……」
    エージェント:「これは一例だけど─────」
    エージェント:「UGNには、意識のない肉体に寄生している奇妙な隣人がいるんだって。」
    さくら・リトリコ:「……!」
    エージェント:「で、中身は元の人間の意識なんてないけど、周囲はその人の事を元の人間だと思ってるわけだ。エフェクトを使えば心だって再現できるしね。」
    エージェント:「…友達や周囲の異変が起きたら今回みたいにちゃんと注目してあげてね。」
    エージェント:「次は"悪い何か"に憑かれてるかもしれない」
    さくら・リトリコ:「……」
    さくら・リトリコ:「ありがとうございます……」
    エージェント:「ううん!こっちこそ長く話しちゃってごめんね。お礼にここでよければ奢るよ~。」
    さくら・リトリコ:「……いえ」
    さくら・リトリコ:「私は、すぐにでも瞳さんに会いに行こうと思います」
    エージェント:「うん、それが良い。大切な…友達に会ってきてね。」
    さくら・リトリコ:「はい、ありがとうございました」一礼して去っていく

    GM:支部 神楽瞳・病室
    GM:個室だ。ベッドには神楽瞳が体を半分起こしてぼんやりテレビを見ている
    さくら・リトリコ:「瞳さん……?いいですか?入っても」
    神楽瞳:「ん……あ、さくらちゃん?」
    さくら・リトリコ:「あの、どうですか?調子は……その、会ってちゃんと話そうと思って……」
    神楽瞳:「うん、大丈夫……私は……」
    神楽瞳:「わ、私は……」
    神楽瞳:震え声、涙声で
    さくら・リトリコ:「瞳さん、いいんです、大丈夫です」
    神楽瞳:「ご、ごめんねさくらちゃん。私、私酷いことした」
    さくら・リトリコ:「平気ですよ、ほら、背中、見てください」少しだけ服をめくる
    さくら・リトリコ:「ちょうど荷物にあたって、私には傷はつかなかったんです、大丈夫でしょう?」綺麗な背中だ
    神楽瞳:「あ、本当だ……」
    神楽瞳:信じられないように、包丁を握った手を眺めている
    さくら・リトリコ:「だから私は全然平気ですし……瞳さんが自分の意思であんなことをしたとも思っていません」
    神楽瞳:「……でも私、ダメって言われたのに刃物持って行って、それでさくらちゃんを刺そうとするなんて……」
    さくら・リトリコ:「その、私にもよくわかりませんが」
    さくら・リトリコ:「声や音を利用して暗示をかけたり、そういった手法もあると私は聞きました」
    神楽瞳:小さく頷きながら話を聞いている
    さくら・リトリコ:「サブリミナルとか、そういった感じのやつです……だから、その、私もやっぱり怪しいと思います、宗教」
    神楽瞳:「う、うん……」
    さくら・リトリコ:「瞳さんはゆっくり休んでいてください、こういうことに詳しい人達がいるので、少し相談してみようと思います」
    さくら・リトリコ:「歯がゆいかもしれませんが……少しだけ、待っていてくれませんか?」
    神楽瞳:「ごめんね、私が巻き込んだことなのに……」
    神楽瞳:「そんなことないよ! 待つ! めっちゃ待つ!」
    さくら・リトリコ:「よかった……きっと瞳さんのご両親も無事に帰れるはずですから……」
    さくら・リトリコ:「……あの、瞳さん、つかぬことを聞きますが」
    神楽瞳:「うん……」
    神楽瞳:ぐしぐしと涙を拭って向き直る
    神楽瞳:「なにかな」
    さくら・リトリコ:「あそこに行く前に……何か変なものを食べたりしませんでした?」
    さくら・リトリコ:「生の豚肉とか……」
    神楽瞳:「な、生の豚肉!?」
    神楽瞳:「そ、そんなに食い意地張ってるように見えるかな私……」
    神楽瞳:「食べてない……と思うけど……」
    神楽瞳:自分が信じられないようだ。
    さくら・リトリコ:「……あ、いえ、その、違うんです」
    さくら・リトリコ:「その……なんといいますか……」
    さくら・リトリコ:「……私たち、あの場所でも、何か食べたり、してないですよね?」
    神楽瞳:「食べてない、と思うよ?」
    神楽瞳:「いかにも怪しいし……」
    さくら・リトリコ:「そう、ですよね……」
    さくら・リトリコ:「すみません、へんな事を聞きました、深い意味はないんです」
    神楽瞳:「……何かあった?」
    神楽瞳:「あ、私吐いたから? 食中毒とか?」
    さくら・リトリコ:「そ、そうそう、そんな感じです」
    さくら・リトリコ:「お医者さんが、私の方が話しやすいだろうって……」
    神楽瞳:「気遣いが凄いなあ、お医者さん……」
    神楽瞳:「私も、その信用できないかもだけど」
    神楽瞳:「なんでも協力するから、言ってね!」
    神楽瞳:ふんす、と息巻いている。元気は戻ったようだ
    さくら・リトリコ:「はい!瞳さんの力が必要な時は必ず!」微笑む
    神楽瞳:「あ、そうださくらちゃん、今見てたテレビなんだけどさ~」
    GM:と、あとはそのような他愛のない会話をして
    GM:面会はつつがなく終了した。

    GM:ラス子、琴平灯紅
    GM:シーンインをお願いします。
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (57 → 59)
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (64 → 72)

    GM:あなた達は会議を終え、梶麻亮を交えて改めて考察を始めていた。
    GM:琴平の侵蝕率はまだ少し時間がかかるし、ラス子は梶麻に三月司の救助を優先する旨を伝える必要がある
    梶麻亮:支部の廊下であなた達を待っている
    琴平 灯紅:あ、どうもです、と頭を下げ、夜の空気が映るガラス張りの廊下の丸椅子に座りこむ
    琴平 灯紅:手にはミルクティー、これはさっきの自販機で買ってきた
    琴平 灯紅:見た目からは黒髪碧眼の普通の男子高校生にしか見えないが、まとう雰囲気の異常性を隠す気は無いらしい
    梶麻亮:「ああ、こりゃどうも」 同じく頭を下げる
    梶麻亮:「会議は終わりで?」
    琴平 灯紅:「ええ、もう23時ですし、子供たちは一度帰すなり様子見に行かせるなりさせたいようで」
    ラス子:「す、すみませんお待たせしました!」遅れて会議室から出てくる
    梶麻亮:「ははあ、なるほど」
    梶麻亮:「ああ、いえいえ我々には聞かせられない話もあるでしょうからな」
    琴平 灯紅:「まあ俺鏑さんより年下なんですけどねあっはっは」
    ラス子:「えぇ。以前にお話しした別件関連で……」
    ラス子:「彼は琴平 灯紅くん。その別件に纏わることで部分的に情報の共有すべきところもあるだろうと残ってもらいました」
    ラス子:「それで……」深々と頭を下げる「申し訳ありません梶麻さん」
    ラス子:「今回依頼いただいた”星の里”に関する調査ですが、少々お時間を頂けないでしょうか」
    梶麻亮:「ふむ、もちろん構いませんが」
    梶麻亮:「理由の方を窺っても?」
    ラス子:「別件……より優先度の高い事項が現在進行形で発生しています」
    ラス子:「以前調査中にも言いましたが今回の”星の里”はジャーム崇拝を行っている組織ですが」
    ラス子:「ジャームのあからさまな気配やレネゲイドの気配は感じ取れませんでした」
    ラス子:「故により知覚能力の高いエージェントの要請か強行突入にて調査するしか選択肢がないのです。後者については決定的証拠もなしに行うのは問題でしょう?」
    梶麻亮:「道理ですな」
    梶麻亮:「そして知覚能力の高いエージェントがすぐ動かせる状況にないと……」
    琴平 灯紅:「まあそういうことですねえ、呼んでくるにしても今からだと骨が折れそうだし」
    梶麻亮:「……この町の状況は聞き及んでいます。破壊工作も受けているとか……」
    ラス子:「私も知覚能力が高い方ではあるためそれ以上が必要となると相当に限られてきます」
    琴平 灯紅:「それくらい知覚能力高いなら今市内でドッカンドッカンしてる連中あぶり出してもらうのが先になりそうですねえ」
    ラス子:「うぅ申し訳ない。急いでいます」
    ラス子:窓を開けタンポポの様な綿毛を夜空に放つ。
    琴平 灯紅:「そういえば後学のためにお伺いしておきたいんですけど」
    琴平 灯紅:「その星の里、の人間、どういう話口だったんです?」
    琴平 灯紅:「話のうまさによっては、人間の話術、心理操作の範疇でオーヴァードが操られている、と考えることもできそうかなと」
    梶麻亮:「教祖の話しぶりには相応の技術が感じられましたな」
    琴平 灯紅:「ほほう」
    ラス子:「えぇ人間としては超一級と言っていいでしょう」
    ラス子:「リーダーとは斯くあるべき、そんなお手本を見せられた気分でした」
    琴平 灯紅:「絆無きオーヴァードは化け物となり果てる、故に絆は必要だ、しかし絆というのは心理の生む産物」
    琴平 灯紅:「そして相手は人間として絆を歪んだ形で植えつける、言い換えれば寄生することが可能な技術を持つと」
    琴平 灯紅:「…警戒は必要でしょうねえ」
    ラス子:「えぇ警戒するに越したことはない相手です。オーヴァードでもそうでなくとも」
    琴平 灯紅:ぐいとミルクティーを飲む、あ、これ当たりだな
    ラス子:「もしかすれば彼はUGNの存在もとっくに認知しているのかもしれません」
    梶麻亮:「……それは十分あり得ますな……」
    梶麻亮:懐から缶コーヒーを取り出して開ける
    ラス子:「ジャーム崇拝、その証拠があるわけではありませんがジャームを知ろうとすれば我々やFHには何れぶつかる」
    ラス子:「彼は知の探求者でしょうからね」ガンだこを指摘されたことを思い出す
    琴平 灯紅:「まあ、とにかく、人員はあまり割けないけど」
    琴平 灯紅:「やれるだけの対策を打たないとダメそうですねこれ?」
    琴平 灯紅:「あるいは今の件をちゃっちゃと片づけてそっちに早く移るかだ」
    梶麻亮:「……"星の里"に関しては、ここ以外でも活動してますからな……」
    ラス子:「えぇ、この案件は危険度が0か100かの極端な評価しかできない状況です。優先度は下がりますがまったく油断はできない」
    梶麻亮:「……特調からも戦力を出しましょう。大したものではありませんが、破壊工作とやらの牽制にはなる」
    ラス子:「助かります」
    琴平 灯紅:「荊高でしたっけ、あそこもジャームとカルトでなんかボヤが起きてたって話、お、助かります」
    梶麻亮:「後が詰まっていますからね、持ちつ持たれつで行きましょう」
    琴平 灯紅:「襲撃相手も結構な金動かして攻めてますからね、億とか兆とか飛び交ってますよ、悪い金持ちのオークションですかね?」
    ラス子:「一支部を潰すためだけに??いかれてますね」
    琴平 灯紅:「まああそこ金が派手ですからね…」
    琴平 灯紅:「金は派手だけどその分士気が高いのも厄介なんですよね…」
    琴平 灯紅:「報酬に糸目をつけないから強くて金の欲しいマーセナリーがどんどん集まる」
    琴平 灯紅:「相手しましたけどやる気いっぱいでみんな撤退がギリギリでしたね、UGNとしては困りそうだ」
    ラス子:「金にものを言わせるにしても額次第でそうもなりますか」
    ラス子:「もっと彼らの戦力について聞きたいです。後で資料にまとめておいてくださいね灯紅さん」
    琴平 灯紅:「了解です、まあできる範囲でまとめておきます」
    梶麻亮:「ウチは戦力としてはあくまで牽制くらいにしかなりませんので、留意してくださいよ」
    ラス子:「わかっています。直接対峙などご法度でしょう」
    琴平 灯紅:「まあ、そこはわかってますよ」それまで滑らかに流れていた言葉が急に少しぎこちなくなる
    ラス子:「むしろ特調から戦力を借りれるなら拉致事件についてご助力いただきたいですね」
    琴平 灯紅:警察に助けてくれない人というイメージが付きすぎているせいでどうも余計なことを言いそうだ
    ラス子:「……」
    ラス子:「警察の特徴は広域の操作能力とレネゲイドに纏わる事柄ではない部分の長年の勘。これがなかなか侮れないんですよ」
    梶麻亮:「ふむ、なるほど」
    琴平 灯紅:「はい、それはもう、わかっています」自分に言い聞かせるような語調で言葉を切り、慌ててごまかすようにミルクティーを流し込む
    ラス子:「人を拉致したところで逃走ルート、監禁場所、軟禁者の食事の手配。それらすべてにレネゲイドは関われない。ならば我々と手因子調査も出来はしない。そういった穴を捜査してくれる警察の腕は信用できますから……わかっているなら余計でしたね」
    梶麻亮:「良いでしょう、確かにその方が我々の領分ですな」
    ラス子:「えぇ、信頼しています」にこりと微笑む
    ラス子:「もちろんあなたもです灯紅くん」「留守の間支部を守っていただきありがとうございます」
    琴平 灯紅:「ええ、まあ、それが仕事ですからねえ、なんだかんだ言って鹿島支部長から報酬、いっぱいもらっていますし」
    琴平 灯紅:精一杯ごまかしてみるが同じくらい自分が何も信じてないことを自覚させられる
    梶麻亮:「なるほどなるほど」 薄く笑むと火のついていないタバコが上向く
    梶麻亮:「さて、私はそろそろ報告に戻るとします、また来ますので、よろしく」
    琴平 灯紅:「はーい、お疲れ様でしたー」
    琴平 灯紅:ぴらぴらと手を振ってそれを見送る
    ラス子:「えぇ、調査資料については後程」胸の前で手を振り見送る
    琴平 灯紅:見送りながら追加のミルクティーを飲もうとして、ペットボトルが空なのを確認
    琴平 灯紅:捨てるつもりで廊下のゴミ箱に行き、そのままため息も捨てた
    ラス子:「……」その様子を見つめつつかける言葉に迷う。
    琴平 灯紅:「……ごめんなさい、ちょっと不自然なところありましたね」
    ラス子:「いえ、その……すみません。彼、苦手でしたか?」
    琴平 灯紅:「ううん……と、いうよりかは」
    琴平 灯紅:「大人全体、ですかねえ」
    ラス子:苦笑いで返す。「……大人全体ですか」
    琴平 灯紅:「支部長はまあ、社会一般で言う大人、とはちょっと違うかもしれないので遠慮なく喋ってしまいますが」
    琴平 灯紅:「大人って、なんていうか、俺達のことずっと助けてくれなかったよなっていう気持ちが先に入っちゃって、警戒から先に入っちゃうというか」
    琴平 灯紅:「もちろん、そんな人ばっかりじゃないってことはうちの支部長のおかげでちょっとずつ思えてきたし、だからこそUGNに肩入れしてるんですけど、それ無かったらとっくに好き勝手してたし」
    琴平 灯紅:「まあ、漠然とした好き嫌いの話ですよ、ほんとにそれだけです」
    ラス子:「……”わかります”、と私が言うのは不誠実ですね」
    ラス子:「その積み重ねが貴方の警戒心だというのならば否定はしませんよ」
    琴平 灯紅:「まあ、言ったところで咎めはしませんが……いけないな、これじゃ何も信じてないと言っているも同義になってしまう」
    ラス子:「それが良くないことと思っているならそれで充分ですよ」軽く微笑
    琴平 灯紅:「……そう、ですか」
    琴平 灯紅:まだ引き返せる、まだ父さんや母さんと同じところまでは行っていないと呟いて
    ラス子:「私とてこの支部に代打で入って時間が経っていません。警戒されるのも慣れています。梶麻さんとて同様でしょう」
    ラス子:「あなたが信用できる。そう思えるまで私たちは行動で示すだけですから」
    琴平 灯紅:「……やっぱ」
    琴平 灯紅:「UGNに肩入れしてれば、少なくとも今のところは後悔しなさそうですね」
    琴平 灯紅:「……ありがとうございます」
    ラス子:「ふふ、判断が早計でない事を祈ります。存分に私達を警戒なさい」
    琴平 灯紅:もう一回自販機に立ち寄り、千円札を入れ
    琴平 灯紅:そのまま、ミルクティーとミネラルウォーターのボタンを押した

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    鏑あぐり:三月ちゃんへのロイス感情を変更します。
    鏑あぐり:-ロイス/三月司/親愛/〇悔悟
    琴平 灯紅:ラス子さん 〇暫定信用/不思議な人
    琴平 灯紅:これで取って
    さくら・リトリコ:ロイスは保留!
    鏑あぐり:購入はアクセサリーを狙います。三月ちゃんと一緒に買った思い出のネックレスだ。
    琴平 灯紅:購入どうしよ
    琴平 灯紅:強化素材狙おうかな
    琴平 灯紅:1dx+1
    DoubleCross : (1DX10+1) → 2[2]+1 → 3

    琴平 灯紅:無理、終わり
    鏑あぐり:1dx+2>=3
    DoubleCross : (1DX10+2>=3) → 1[1]+2 → 0 (ファンブル) → 失敗

    ラス子:琴平 灯紅 〇庇護/隔意
    三月司:おい!?!?
    鏑あぐり:思い出、なかった!
    ラス子:えぇ……
    三月司:ちょっと!へんな文脈載っちゃうじゃん!
    鏑あぐり:さらば……
    さくら・リトリコ:あーあ
    鏑あぐり:あのネックレスはいったいどこに……?
    琴平 灯紅:ああ…
    鏑あぐり:頑張って探さなきゃ……
    鏑あぐり:ボクは以上です!
    さくら・リトリコ:じゃあとりあえず強化素材を狙おう
    さくら・リトリコ:3dx+5
    DoubleCross : (3DX10+5) → 10[4,7,10]+8[8]+5 → 23

    さくら・リトリコ:回ったわ
    GM:す、スゲエ
    鏑あぐり:す、すご
    琴平 灯紅:すっご
    ラス子:おぉ~
    ラス子:特に欲しいものないからなあ私は医療トランク狙うぞ
    さくら・リトリコ:じゃあ灯紅くんに差し上げるぜ
    ラス子:3dx+7>=20
    DoubleCross : (3DX10+7>=20) → 3[1,3,3]+7 → 10 → 失敗

    ラス子:ん~~さすがに財産がもったいないスルー
    琴平 灯紅:ありがとうございます…!
    鏑あぐり:財産あるのか……
    ラス子:使ってないからのこり14だよ
    GM:じゃあもっと難しい情報判定用意するか……
    ラス子:ぴ
    鏑あぐり:草なのにめちゃお金持ち
    ラス子:GMがアップを始めてしまった(ガクブル
    さくら・リトリコ:大丈夫、私も13あるから
    GM:皆お金持ちだなあ
    ラス子:宗教施設でボられなくてよかったわね私達
    琴平 灯紅:よきかな

    ミドル5 不眠不休/25:00


    GM:シーンPCは鏑あぐり 他PC登場自由
    GM:シーンインをお願いします。
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (59 → 69)
    鏑あぐり:59+1d10
    DoubleCross : (59+1D10) → 59+7[7] → 66

    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (72 → 75)
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (71 → 80)
    さくら・リトリコ:おいおい
    鏑あぐり:さくちゃん、ガンガン上がる
    GM:ひえ

    GM:では、情報収集のシーンです。
    鏑あぐり:調査!
    GM:前回抜けていない情報がありますが、これに関しては或葉照人が休憩に戻ってくるので
    GM:その時に話してくれます(自動公開)
    鏑あぐり:有能!
    GM:なので項目はこうなる!
    情報項目 ・三月司の状態について 知識:レネゲイド 難易度6
      ∟○○○○○○○について 情報:○○○ 難易度7 上記公開で調査可能
    ・柴嶋美希について 情報:UGN 難易度6
    ・吐瀉物の調査結果 知識:生物 難易度8
    ・破壊工作の現状 情報:UGN 自動公開

    琴平 灯紅:ふむふむ
    鏑あぐり:三日月ちゃんのは知識かぁ。素振りになっちゃうな。
    さくら・リトリコ:ふむむむ
    ラス子:難易度6だから余程運が悪くなければあぐりちゃんでも抜けるとは思うけど
    鏑あぐり:いいや、振るだけ振ってしまおうか
    鏑あぐり:では、ボクは三月ちゃんの状態について調べます
    鏑あぐり:〈知識:レネゲイド〉で素振り!
    鏑あぐり:3dx>=6
    DoubleCross : (3DX10>=6) → 8[1,8,8] → 8 → 成功

    鏑あぐり:お、やった。成功!
    さくら・リトリコ:やるじゃん
    さくら・リトリコ:私も吐瀉物を調べるよ!
    鏑あぐり:がんばれー
    さくら・リトリコ:なんか素振り5dxある
    さくら・リトリコ:5dx>=8
    DoubleCross : (5DX10>=8) → 8[1,3,5,6,8] → 8 → 成功

    鏑あぐり:すごい
    さくら・リトリコ:いえーい
    鏑あぐり:成功してる!
    GM:すげー
    ラス子:みんな優秀!
    ラス子:それじゃあ私が柴嶋美希について抜くよ
    琴平 灯紅:お願いします…!
    ラス子:3dx+1>=6
    DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 6[1,3,6]+1 → 7 → 成功

    鏑あぐり:やりますねぇ
    GM:よし、じゃあ
    鏑あぐり:おお
    ラス子:残り1つはこれら公開後かな?
    GM:出せる情報から出していきますね~
    GM:そう!

    ・三月司の状態について 知識:レネゲイド 難易度6 現在の三月司は暴走状態にある。鏑あぐりに会いに来たり、戦闘中に急に帰ったりと、あくまで「暴走」であり行動を完全に制御できているわけではないだろう。
    現在は”ユビキタス”紫嶋美希に協力しているようだ。ただし、それによる影響についてはあまり深く考えが及んでいないように見える。
    現在彼女の侵蝕率は高域で維持されており、現在の状況が24時間続いた場合「暴走」ではなく「ジャーム化」と判断され、作戦目標は「救出」ではなくSoG含めた敵勢力の「殲滅」となるだろう。
    →暴走状態の解除について 情報:UGN 難易度7 調査可能


    ・柴嶋美希について 情報:UGN 難易度5 柴嶋美希はSoGのエージェントであり、表では新聞記者としても活動している。
    そのカバーの為か、行動範囲が非常に広く様々な場所で目撃・交戦の情報がある為"ユビキタス"のコードを付けられている。
    能力はソラリスの毒精製能力を確実に持っており、射撃によりその毒を打ち込むことが判明している。
    三月司の能力により世界中の人間の中のレネゲイドを「解放」し、全世界の人間をオーヴァードへと覚醒させようと考えている。
    これを達成するために、コネを持つ"マスターカインド"というマスターエージェントにコンタクトを取っていたようだ。
    目的が達成された場合、強制覚醒に伴う暴走やジャーム化で多大な混乱が起きるだろう。


    ・吐瀉物の調査結果 知識:生物 難易度8 吐瀉物の調査をしたところ、さくら・リトリコから確認されたのと同じ寄生虫が確認できた。
    既に死んでおり、詳細は不明だがここから極微弱なレネゲイドの反応が確認できる。
    神楽瞳の凶行は恐らくこれによるものだろう。
    しかしこれが"星の里"によるものだった場合、この虫に侵されている存在の数は非常に多いだろう。


    GM:・暴走状態の解除について 情報:UGN 難易度7 残りの判定はこれ
    鏑あぐり:ヒグレくん、頼んだ!
    琴平 灯紅:ではそれ調べます!
    琴平 灯紅:2dx 社会
    DoubleCross : (2DX10) → 3[3,3] → 3

    琴平 灯紅:a,
    琴平 灯紅:財産使っても届かないなこれどうしよ
    鏑あぐり:おう……
    GM:ひ、灯紅くん!
    鏑あぐり:仕方ない。次のシーン、もう一回出て調べます
    琴平 灯紅:ごめんね…
    GM:この情報に関しては戦闘後の方がすっきり出しやすい気もするぜ
    鏑あぐり:ほうほう
    GM:というワケで、いったんここで、会話に入りましょう
    琴平 灯紅:ほほう
    さくら・リトリコ:いえすいえす
    ラス子:はーい

    GM:鏑あぐりの報告を受け、あなた達は再度支部に集まっていた。
    GM:三月司は監禁状態ではない。むしろ、現在は自身を攫った柴嶋美希に協力しているというのだ。
    前園羽衣:「……お疲れ様、あぐりちゃん……」 気まずそうに声を掛ける
    鏑あぐり:いつになく真剣な表情でホワイトボードの前に立っている。
    鏑あぐり:「……というわけだ。三月司は完全にボクたちの敵に回った」
    琴平 灯紅:「俺がいないうちに随分そちらの事態が進んでいたようだね?」
    鏑あぐり:「レネゲイドの暴走の影響もあるとはいえ、彼女は自分の意思で事件の首謀者である“ユビキタス”柴嶋美希に手を貸している」
    ラス子:「……厳しい状況ね」
    さくら・リトリコ:「……」
    鏑あぐり:「ああ。彼女と戦うことも作戦の一部に含めておいた方がいいだろう」
    琴平 灯紅:「確かUGNの規定上だと、100%以上の高侵蝕域持続からジャーム化認定の猶予は24時間だっただろうか」
    琴平 灯紅:「となると、あまりゆっくりもしてられないね」
    鏑あぐり:「皆は何か手がかりはつかめたかな。敵のこととか事件のこととか」
    ラス子:「えぇ、拘束し抑制剤を飲ませるにも大人しく従ってくれはしないでしょうしね」
    さくら・リトリコ:「その……いいでしょうか」
    ラス子:「どうぞ、さくらちゃん」
    琴平 灯紅:「おやさくらさん、どうぞ、ちなみに俺は何も、やってくる連中から吐かせる方が速いかもなあ」
    さくら・リトリコ:「その……全くの的外れであれば申し訳ないのですが……」
    さくら・リトリコ:「私から確認された寄生虫と同様のものが瞳さんからも検出されました」
    さくら・リトリコ:「その寄生虫から微量のレネゲイドの反応があったようです」
    鏑あぐり:「寄生虫……? というか、さくちゃんの中にもそんなものが」
    さくら・リトリコ:「どこで入ったか全く見当がつかないのですが、例の宗教と無関係とは思えません、瞳さんが……私を、刺し殺したのもこれが原因だと思います」
    鏑あぐり:「そうか。じゃあ、やっぱり瞳ちゃんはそれに操られていたってことか」
    琴平 灯紅:「……最悪だね?レネゲイドを帯びているのであればほんの少し宿主の行動を操作をするのも全く不可能ではないし、何より性質からして相当数の人間に既に仕込まれているとも考えられる」
    さくら・リトリコ:「……ごほん(冗談のつもりだったけどタイミングが悪かったなと思っている)」
    ラス子:「優先度が低いとはいえレネゲイド反応があるなら無視できなくなってきたわね」
    さくら・リトリコ:「その通りです、そして」
    鏑あぐり:「さくちゃん……惜しい人を亡くした……」葬式を挙げている。
    さくら・リトリコ:「これはあくまで、私の仮説……ともいえないほどの可能性なのですが」
    琴平 灯紅:「聞こうじゃあないか」
    鏑あぐり:「聞かせてもらおうか。キミの推理を」袈裟を脱ぎ捨てて、さくちゃんの方を見る。
    さくら・リトリコ:「突然の三月司さんのSoGへの協力、瞳さんの突然の行動」
    さくら・リトリコ:「……似ていると思いませんか」
    琴平 灯紅:袈裟は回収して畳んでおく
    琴平 灯紅:「……衝動的に、本来その人からは考えられないような行動を取る、という点でかい?」
    鏑あぐり:「……三月ちゃんが敵に協力し出したのもその寄生虫の影響だっていうことかい?」
    ラス子:「……なるほど、深度が違う同一ないし同種の洗脳の可能性があると」
    さくら・リトリコ:「……希望的観測ですが……もし、三月さんの行動が自分の意思のものでないとしたら」
    さくら・リトリコ:「それを救い出す難易度は大きく変わる、と、思うのですが……」
    鏑あぐり:「なるほど……」
    鏑あぐり:「さくちゃん、素晴らしい推理だよ」
    さくら・リトリコ:「そ、そんな……探偵さんにそのようなことを言ってもらえるとは……恐縮、です」
    鏑あぐり:「名探偵にも引けを取らない。普通探偵のままにしておくのは惜しいくらいだ」
    琴平 灯紅:「なるほど、一理あるね」
    鏑あぐり:さくちゃんの話を聞いてわずかに明るさを取り戻す。
    ラス子:「……さくらちゃんにも寄生虫は植え付けられていたのよね?」確認
    さくら・リトリコ:「そう……らしいですね」
    鏑あぐり:「恐ろしい話だなぁ」
    さくら・リトリコ:「私は、少なくとも自分では何か不可解な行動をとった、というのは何も思いつかないので、なんとも言えないのですが……」
    琴平 灯紅:「何がトリガーで寄生されるかは現状不明か」
    琴平 灯紅:「それにしたって、まずは三月さんをこの襲撃の中から探し出して捕縛できないことにはどうにもならないから、襲撃の状況も聞きたいところだけど…そろそろ来るかな」
    或葉照人:「ふぃー、疲れた。支部長代理おりますか……」
    鏑あぐり:「おや。ラス代理にお客さんだ」
    或葉照人:「おおっ、なんかめっちゃ集まってる」
    ラス子:「以前ヒグレ君のお話にあったお話にあった協力者さん、ですか?」
    或葉照人:疲れた様子の男が入ってくる
    琴平 灯紅:「あ、きたきた」
    或葉照人:「あっ覚えられてない」 ちょっとショック
    或葉照人:「破壊工作対応チームでリーダーやってる"ラインサーバー"或葉照人です。よろしく~」
    ラス子:机の下に隠した資料の束を引っ張り出そうとしてやめる。
    ラス子:「えぇと、初めまして。”行止”の代理として大黒木支部を預かっております支部長代理、ラスコヴニクです」
    琴平 灯紅:「そちらの支部の方じゃありませんでした?或葉さん」
    さくら・リトリコ:「あ、え、ええと、こんばんわ、はじめまして、イリーガルのさくら・リトリコと申します」
    或葉照人:「ちゃんとこの支部のエージェントですから、大黒木支部長戻ってきたら色付けて報告頼みますよ、へへへ」 悪い笑み
    ラス子:「あわ……もうしわけないです……」しょんぼりと項垂れる
    鏑あぐり:「代理だったり元代理だったりしたからしょうがないよ」ラス姐の頭を撫でる。
    琴平 灯紅:「まあまあ、来たばかりであればこういうことはよくありますよ、それで、ご用件はなんです?」
    或葉照人:「おう、イリーガルの子か。夜遅くにご苦労さん」
    琴平 灯紅:ラス子さんを慰めつつ或葉さんに聞く
    或葉照人:「ああ、休憩がてら今回の攻撃について、ちょっと代理に報告しておこうと思って」
    ラス子:「えぇ聞きましょう」慰められながら聞く
    或葉照人:「ちょくちょく、報告はさせて貰ってるから知ってるかもしれないけど、あっちからじゃ細切れの連絡しかできんからな……」
    GM:内容としてはこう
    破壊工作の現状 情報:UGN 難易度5 敵の攻撃には精兵の”龍央會”のものと、三流の傭兵の物があるようだ。
    戦力差が激しく、後者は容易に捕縛できるものの、前者にはそれなりの戦力を当てる必要があり、戦力配置に苦慮している。
    この破壊工作に関して、人員を増やすと敵の攻勢が退き、減らすと威力を増してくることが確認できている。
    ある程度戦力差を保つようにして動いているようで、恐らくこれは支部を引き付けるための陽動のようだ。
    とはいえ人員を減らしすぎた場合普通に重要な施設を破壊されてしまう恐れがある。
    現状はこの戦力差を保ちつつ戦うしかない。
    対策は秘密裏に増援を集め一気に圧殺してしまうことだ。


    鏑あぐり:細切れのメモを並べて情報を整理している。
    或葉照人:「ということで、増援ないと流石にキツイですわ」
    琴平 灯紅:「本当に陽動という感じだねえ、増援を運ぶにしてもできる限り相手に情報を漏らさないことを念頭に置いた方がよさそうだ」
    鏑あぐり:「といっても、オーヴァードなんてそうホイホイ生えてくるものでもないし」
    ラス子:「そうなります……よね」まだ目を通しきれていない人事資料を片手に目頭をこする
    さくら・リトリコ:「…………」
    さくら・リトリコ:「……すぅ……はっ」少し寝そうになっている
    琴平 灯紅:「さくらさん?何か……ああ、いや、今は1時か、無理もない」
    ラス子:「一応警察の方々との連携で調査員として出払っていたオーヴァードを守護に回せるようにはしますが……っと手短に行きましょうか」
    鏑あぐり:そっと毛布をさくちゃんにかける。
    さくら・リトリコ:「も、申し訳ありません、大丈夫です……」
    前園羽衣:「ごめんね、遅くなっちゃって……」
    琴平 灯紅:「支部長の方から出た情報ももらいつつ、早めにさくらさんを仮眠室に連れていきましょうか」
    前園羽衣:会議前にリトリコ家にまだ帰せない旨の報告と謝罪の電話を入れて、怒られている
    ラス子:「こちらは”ユビキタス”についての軽い報告です。今回の誘拐事件の黒幕……SoGエージェントについて」
    鏑あぐり:「奴か……」腕組みをして話を聞く。
    琴平 灯紅:「SoGか……あそこは手口の大胆さで頭を痛めさせるイメージが強いけど、今回はどうなんでしょう?」
    前園羽衣:スクリーンに柴嶋美希の写真が映し出される
    ラス子:「彼女の能力は”毒”、さくらさんの推理から寄生虫の話題にやや近い性質の能力故関係も疑っています。そして彼女の目的が……」
    ラス子:「三月さんを利用した”世界の解放”。 全人類のオーヴァード化。あぐりさんの報告通りの内容です」
    鏑あぐり:「また随分と大きく出たものだよ。そんなことさせるわけにはいかないけどね」
    ラス子:「加えて彼女はマスターエージェントとのコネクションも繋いでいる。……場合によってはいつものテロの様な規模ではすまない可能性がありますよ」
    琴平 灯紅:「やっぱりいつも通りの大胆さだなあ……しかしそこと三月さんがつながっていて、さくらさんのお友達が寄生を受けている…ふむ、これもまた嫌な予感がしてきたぞ」
    鏑あぐり:「マスターエージェントか。本当に厄介だな」ため息をつく。
    琴平 灯紅:「うお、マスター二人目か、さすがにこれ伝えればもう少し増援厚くできそうかもしれないですね、それくらい厄介だ」
    さくら・リトリコ:「……多くの人間が巻き込まれている……たとえこれが私たちの件と関係なくても、もう無関係ではいられませんね」
    前園羽衣:「マスターエージェントの名前ってわかっていますか? UGNデータベースから過去の手口とか絞れるかも」 PCを動かしている
    鏑あぐり:「さくちゃんはまだ若いのに立派だなぁ」さくちゃんの頭を撫でている。
    ラス子:「柴嶋美希、表では新聞記者をやっているとか」
    さくら・リトリコ:「そ、そのようなことは……」てれてる
    琴平 灯紅:「だから偏在する、ユビキタスというわけか、マスターの方は?」
    ラス子:「"マスターカインド"」
    琴平 灯紅:「カインド、親切の名を冠するマスターエージェントと」
    鏑あぐり:「“マスターカインド”ねぇ。聞かない名前だな」
    前園羽衣:「……名前はヒットするけど、情報は全然ないな……」
    前園羽衣:「こうも情報が無いと、表立って行動しない裏方タイプかもしれないですね」
    鏑あぐり:「マスターエージェントってそんなのもいるんだ」
    琴平 灯紅:「いるいる、今回名前が出ていて、支部長代理がそれを覚えて帰ってきているということは名前知るだけでアウトみたいなタイプではなさそうだけど」
    ラス子:「研究者のような者もいますしそのタイプかもしれませんね。寄生虫の件にも繋がっているなら厄介な存在ですよ」
    鏑あぐり:「そうか。寄生虫もそっちの手引きである可能性があるのか」
    前園羽衣:「そう聞くと、親切っていうのもそれっぽく聞こえてきますね」
    前園羽衣:「宗教系の……」 ろくろを回している
    さくら・リトリコ:「……もう少し、情報がわかれば……」
    さくら・リトリコ:「……すぅ……」
    前園羽衣:「ああっさくらちゃん」
    鏑あぐり:「ああ。現段階ではまだ情報が足りないな」
    琴平 灯紅:「おっと、失礼だけど或葉さん、仮眠室の場所を教えていただいても?」
    鏑あぐり:さくちゃんに追加の毛布をかける。
    琴平 灯紅:よっとさくらさんを抱き上げ、尋ねてみる
    或葉照人:「おう……」
    ラス子:「ふむ、ではもうお開きにしましょうか。休まねば必要なときに動けませんから」
    或葉照人:「それ暑くねえか……?」 言いつつ案内する
    鏑あぐり:「三月ちゃんを正気に戻す方法、なんとか見つけ出さないとな……」思い詰めたように言う。
    琴平 灯紅:「まだ春先なので、冷えて風邪をひいてご家族さんに睨まれるよりはマシというものです」
    さくら・リトリコ:(もふもふ)
    ラス子:皆の疲れた顔を見つつ会議を締める「……では、ひとまずは解散です」
    琴平 灯紅:「了解でーす」
    GM:各々が会議室から出ていく。

    さくら・リトリコ:「……はっ」
    さくら・リトリコ:いそいそ出ていく
    鏑あぐり:「寝てろ!」手刀を首元に打ち込む。
    さくら・リトリコ:「ぐえーっ」
    ラス子:「えぇ……」ドン引き
    鏑あぐり:「……まったく世話の焼ける」さくちゃんを担ぐと、いそいそと出ていく。
    ラス子:ぽかーんとその様子を見送りながら机の上の山積みの資料が崩れる。
    琴平 灯紅:「大丈夫かい?それ1リザもらってたりしない?」抱え直そうとしたら鏑さんが担いでいったのでそのまま見送った
    GM:そうして、短い夜が明けるまで。あなた達は束の間の休息を得た。

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    鏑あぐり:ロイスは特に変更なし!
    琴平 灯紅:ロイス無し
    鏑あぐり:購入判定は前のシーンでアクセサリーを買いそこねたので改めて挑戦します
    ラス子:ロイス変更なし
    鏑あぐり:2dx+2>=3
    DoubleCross : (2DX10+2>=3) → 9[2,9]+2 → 11 → 成功

    鏑あぐり:やっと買えた! 三月ちゃんとの思い出のネックレス!
    琴平 灯紅:購入どうしよ
    ラス子:私は医療トランクじゃい
    さくら・リトリコ:やったー
    鏑あぐり:大事に懐にしまいます。
    琴平 灯紅:よかった
    さくら・リトリコ:特に買う物もないな
    ラス子:おめでとう!
    ラス子:本当に何もなければお薬でも買っときな
    琴平 灯紅:鏑さん分の強化素材でも狙うか
    琴平 灯紅:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 5[1,5]+1 → 6

    さくら・リトリコ:じゃあ私も医療トランクで
    琴平 灯紅:無理以上
    さくら・リトリコ:4dx+5>=医療トランク
    さくら・リトリコ:4dx+5>=20
    DoubleCross : (4DX10+5>=20) → 8[2,5,7,8]+5 → 13 → 失敗

    鏑あぐり:おしい
    さくら・リトリコ:7なら買おう、財産!
    ラス子:強い!
    鏑あぐり:すご!
    ラス子:3dx+7>=20 私も医療トランク
    DoubleCross : (3DX10+7>=20) → 7[1,5,7]+7 → 14 → 失敗

    ラス子:金で買う
    鏑あぐり:こ、こいつら……!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの財産を7(→ 7)減少 (13 → 6)
    鏑あぐり:富豪親子か?
    ラス子:財産14→8

    ミドル6 翌7:00


    GM:シーンPCは鏑あぐり・ラス子
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1増加 (75 → 76)
    鏑あぐり:66+1
    GM:※このシーンの登場侵蝕は1となっています

    GM:昨夜の会議を経て、支部の戦力は三月司の暴走解除、柴嶋美希の確保に割かれることになった。
    GM:とはいえ、昨日の今日ですぐに出発できるものでもない。特に三月司の暴走に関してはもう少し情報収集が必要だ。
    ラス子:締め切ったカーテンの隙間から朝日が差し込む。
    鏑あぐり:騒々しい足音が近付いてくると、勢い良くドアが開け放たれる。
    鏑あぐり:「ラス姐! じゃなかった! ラス代理!」
    ラス子:暗い室内では植物の触腕が床を這い資料を黙々と処理し続ける。
    ラス子:「え、あ、お、おはようございます」
    鏑あぐり:「何を呑気に光合成してるのさ!」
    鏑あぐり:「事態は一刻を争うんだぞ!」
    ラス子:「呑気にって、ひどい言いがかりですねあぐりさん」
    鏑あぐり:「あっ、言いがかりでしたか」
    ラス子:「というか、もう朝ですか。うぅん……」
    ラス子:伸びをしながらカーテンを開ける
    鏑あぐり:「それもそうか。ラス代理ともあろうお方がこんな時に手をこまねいているはずがない……」
    鏑あぐり:「ボクの考えが浅はかでした……」平伏している。
    ラス子:「…その信頼はどこからくるのやら」軽く微笑み缶コーヒーをあぐりに投げ渡す
    鏑あぐり:缶コーヒーを華麗にキャッチする。
    ラス子:「手をこまねいている、と言われるとやや苦しいですが。実際今は難しい状況です」
    鏑あぐり:ケトルでお湯を沸かし、コーヒー豆を挽き始める。
    鏑あぐり:「難しい状況って……?」
    ラス子:「昨晩の会議での敵の戦力評価はあくまで推測……」軽くあくび
    ラス子:「実際にその戦力がどの程度であるか未知数なんです。明らかな証拠の数字があるわけではない」
    鏑あぐり:「確かに推理と呼べるほどのものではない、か……」コーヒーメーカーにお湯を注ぎ、コーヒーを抽出する。
    ラス子:「なので……今のエージェントの数で事足りる。うちにもよそに回す戦力はない……と」
    ラス子:「同じような言葉を聞きすぎて耳にタコができそうになりましたよ」
    鏑あぐり:「今はどこも不景気だからなぁ。それにしても友達がいの無い奴らだ」
    ラス子:「ははっその方々もド深夜に連絡を入れてくるような人とは友達になりたくないでしょうね」自嘲気味に笑う
    鏑あぐり:コーヒーメーカーで抽出したコーヒーをカップに注ぐと、満足して脇に退ける。
    鏑あぐり:「事件に深夜も早朝もないだろ!」
    ラス子:「えぇ!全くですとも」
    鏑あぐり:「どいつもこいつも……」憤慨している。
    ラス子:「……なので、ごめんなさい」
    鏑あぐり:「何の『ごめんなさい』だい?」
    ラス子:「時間がない……そう言っていたでしょう?」
    鏑あぐり:「ああ。一刻の猶予もない」
    ラス子:「えぇ、その貴重な時間を今私は一つ一つ潰している」
    鏑あぐり:「……こればかりはしょうがない。ラス姐のせいじゃないしな」
    ラス子:「存外大人なんですね。あぐりちゃんは」
    鏑あぐり:「ボクを何だと思っていたんだい?」くすり、と笑う。
    ラス子:「ふっ……名探偵、ですよね?」
    鏑あぐり:「そうだとも。すぐに行動に移せないからどうにもいつもの調子が出ないけどね」
    鏑あぐり:「まあ、ラス姐も今やれることはしてくれているし……」辛そうに言う。
    ラス子:「だいぶ、我慢をさせてしまっていますね」
    ラス子:「ですが……きっとその我慢に報いれる結果を出しますから」
    鏑あぐり:「ああ。その言葉を信じて待つよ」
    鏑あぐり:「……ラス姐はさ」
    ラス子:「はい?」
    鏑あぐり:「人間の社会で生きるようになってからそこそこ長いんだろ」
    ラス子:「えぇ、比較的馴染めてきたとは思っていますよ」
    鏑あぐり:「ちょっと聞きにくいんだけどさ」
    鏑あぐり:「今まで恋人っていたことあるのかい?」
    ラス子:「……ん??」
    鏑あぐり:真っ赤にした顔を背けながら聞く。
    ラス子:「おや、おやおやおや??」
    鏑あぐり:「やっぱり草だと違うのかな……」
    鏑あぐり:「ラス姐を大人の女の人と見込んで聞いてるんだけど……」弱々しい声で語尾の方は消え入りそうだ。
    ラス子:「……ははーん、報告書に書いてない所で何か進展がありましたか」
    鏑あぐり:「い、いいから。今まで恋人はいたのかい!?」
    ラス子:「きっとその手の話は大黒木先輩のお話の方がドラマティックで面白いですが」
    鏑あぐり:「シブチョーさんにはしにくいよ」
    ラス子:「それはそうですよね」「ふふ、そんな話をしてくるとはあぐりちゃんも隅に置けませんねえ」肘でぐりぐり
    鏑あぐり:「……ボクだって一応年頃の女の子なんだし」うつむいた頬は赤らんでいる。
    鏑あぐり:「よ、よせやい」
    ラス子:「……私のお話を聞いて何を得ようというつもりかは存じませんが」
    ラス子:「一応、人の姿での経験はあります」
    ラス子:「片手で数えれる程度なのであまり参考にはならないかもですが、ね」口元を人差し指で隠す
    鏑あぐり:「そっか」驚いたような納得したような顔で頷く。
    鏑あぐり:「三月ちゃんと直接の面識がないラス姐にこんなことを聞くのも変かもしれないけどさ」
    ラス子:「えぇ、なんでしょう」椅子を引っ張り出しあぐりの正面に座る
    鏑あぐり:「昨日、三月ちゃんはボクのことを愛していると言ったんだ」
    ラス子:「昨日、ですか」
    鏑あぐり:「ああ。詳細な報告はしなかったけれど、会ったんだ。彼女の家で」
    ラス子:静かに頷く。
    鏑あぐり:「さくちゃんの推測通り、三月ちゃんは寄生虫に操られているのかな」
    鏑あぐり:「だとしたら三月ちゃんの言葉も全て操られたものだったんだろうか」
    鏑あぐり:懐から金色のネックレスを取り出して眺める。
    鏑あぐり:「ボクは……何も気付かずに彼女を傷つけて……」
    ラス子:「……」
    ラス子:「確かめたいんですね。その言葉”愛している”の真意を」
    鏑あぐり:「そうなのかな……」
    鏑あぐり:目を細めて金色のネックレスのきらめきを見る。
    ラス子:「暴走中の真意かはたまたあなたを篭絡させるための虚言か、私には判断ができません」
    鏑あぐり:「そう、だよな……」
    ラス子:「彼女と親しいあぐりさんが疑うのならきっと誰もわからないでしょうね……」
    鏑あぐり:「…………」
    鏑あぐり:「そう。分からないんだ……」
    鏑あぐり:「ボクはどうすればいいんだろうな……」
    鏑あぐり:「ごめん。時間を取らせたね」
    ラス子:「……はぁ」
    ラス子:「わかりきっているでしょう、名探偵」
    鏑あぐり:「……?」首を傾げる。
    ラス子:「真実を突き止めるのが名探偵、なんでしょう?」
    鏑あぐり:「……そうか」
    ラス子:「そう、わからないなら、助けて真実を突き止めてみなさい」
    鏑あぐり:「ふふふ」愉快そうに笑う。
    鏑あぐり:「何だよ。ボクのやることは何も変わってないじゃないか」
    鏑あぐり:「そんな簡単なことでいいのならいくらでもやってやるさ!」
    ラス子:「えぇ、その調子よあぐりちゃん」
    鏑あぐり:「ありがとう、少し迷いが晴れた」立ち上がると、ラス姐を抱きしめる。
    鏑あぐり:「愛してるよ、ラス姐!」
    ラス子:「わっちょっと~」
    ラス子:「その言葉はもっと大切にしなさいな!」触腕で頭を軽くはたく
    鏑あぐり:「わかったよ」
    鏑あぐり:「あ、お礼といってはなんですが、よければどうぞ」作るだけ作って満足したコーヒーのマグカップを差し出す。中はすっかりぬるくなっている。
    ラス子:「ふぅ」「気合が入ったのなら結構」コーヒーを受け取る。
    鏑あぐり:「入った。十二分に」さっきラス姐からもらった缶コーヒーを開け、一気に飲み干す。
    ラス子:「ただでさえ時間も人手も足りていないんです。これからもびしばし働いてもらいますからね」
    ラス子:「わかりましたか?あぐりちゃん」
    鏑あぐり:「任せてよ。名探偵としての活躍を見せてやるさ」
    鏑あぐり:「ラス姐、代理じゃなくて本物支部長でもやっていけそうだな」
    鏑あぐり:「……よし。じゃあ、真実を暴き立てるとしようじゃないか!」
    鏑あぐり:やる気に満ちた顔でそう告げる。
    ラス子:「期待してますよ、名探偵!」

    GM:・暴走状態の解除について 情報:UGN 難易度7
    GM:これ!
    鏑あぐり:調べます!
    ラス子:がんばれ!
    鏑あぐり:「コネ:UGN幹部」を使用して〈情報:UGN〉で判定!
    鏑あぐり:4dx+1>=7
    DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 6[1,3,3,6]+1 → 7 → 成功

    鏑あぐり:よし、いい子だ!
    GM:頑張った
    ラス子:グッドボーイ、グッドボーイ
    ・暴走状態の解除について 情報:UGN 難易度7 ただの暴走状態であれば、訓練を受けたオーヴァードであれば自力で正気に戻ることができる筈だ。
    現在の三月司の暴走状態は、外的要因で維持されていると思われる。
    鏑あぐりが遭遇した際の三月司は、瞳が赤く、拉致された際には付けていなかったマフラーを付けていた。
    瞳か首筋、どちらかに原因があると考えられる。
    →三月司との交戦時、「暴走解除判定」が可能になる。


    ミドル6: 翌8:00
    GM:シーンPCはさくら・リトリコ、琴平灯紅
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1増加 (69 → 70)
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1(→ 1)増加 (80 → 81)
    GM:※このシーンの登場侵蝕は1となっています

    SGM:昨夜の会議の結果、さくら・リトリコと琴平 灯紅は破壊工作への対応に回ることになった。
    SGM:とはいえ、司の対応もあり…また、破壊工作の特性上そこまで忙しくはない。時間には多少の余裕もあった。
    琴平 灯紅:適度に戦闘をして、相手が退いたかなーと思ったところで軽く切り上げる
    さくら・リトリコ:「……ふう……」
    琴平 灯紅:「お疲れー、いいアシストだったよー」
    琴平 灯紅:自分の影に身丈150㎝ほどはある大剣を雑に突っ込んで、ついでに暴走で浅灰色になった肌を少しもどしつつ
    琴平 灯紅:「今はちょっと暇もあるし、コンビニとか行かないかい?朝ごはんまだだろう?」
    さくら・リトリコ:「いえ……私はこの通り、アシストしかできないもので……」
    さくら・リトリコ:「朝ごはんですか?」
    琴平 灯紅:「いやいや、アシストだって立派な仕事さ、特に前線が命削るオーヴァードにとってはありがたいものだよ。そうそう、本格化する前に食べておかないとパフォーマンスに支障も出るからねえ」
    さくら・リトリコ:「……そうですね、少し、食べましょうか」
    琴平 灯紅:端末で近くのコンビニを調べる「あ、ここなら近いかな」
    琴平 灯紅:支部から借りてきた鏡である程度身なりが戻っているかを確認して、コンビニに向かう
    さくら・リトリコ:「灯紅さんも、ずいぶん戦うのに負担があるように見えますが、大丈夫ですか?」
    琴平 灯紅:「ああ、これ?別に平気さ、命削っているかと言われれば今更だしね」
    さくら・リトリコ:「そう、なのですか……」
    琴平 灯紅:「負担というなら君の心の方が心配であったりもするねえ、今回結構色々あっただろう?」
    さくら・リトリコ:「……そう、ですね、いえ、でも……」
    琴平 灯紅:「?」
    さくら・リトリコ:「……お友達と戦わなくてはいけないかもしれない、あぐりさんの方が、きっと大変だと思います」
    琴平 灯紅:「ああ、それは確かに、昨日夜もだいぶ余裕がなさそうだった、今は朝だけれど、本当は彼女夜のうちに飛び出していきたかったのではないかな?」
    琴平 灯紅:「まあ、それはそれ、鏑さんの問題だ、俺が話しているのは君のことだよ」
    さくら・リトリコ:「……私は……その、なんといいますか」
    さくら・リトリコ:「確かに参っていないわけではないかもしれませんし、瞳さんのことも心配です、でも……」
    さくら・リトリコ:「なんといえばいいのか、その……私、楽器の調律、好きなんです」
    琴平 灯紅:「うん」
    さくら・リトリコ:「楽器を綺麗にして、音を"治"して、演奏に備えてあげる、そしてその楽器を弾く人が」
    さくら・リトリコ:「この楽器を弾いてよかったな、と思える、そういった瞬間が、好きなのです」
    さくら・リトリコ:「……ですから、その……私は、あぐりさんやラス子さんや灯紅さんの役に立てることが、嫌ではなく、その」
    さくら・リトリコ:「むしろ、私はそうしている時、とてもその……語弊があるかもしれませんが、楽しくて、癒されるのです」
    琴平 灯紅:「誰かの役に立てるのがうれしい、という奴かい?」
    さくら・リトリコ:「そこまで大層なものかどうかは……わかりませんけれど……」
    さくら・リトリコ:「決して私は、無理はしているわけではなく、自分の意思でここにいる、のです、だから、その」
    さくら・リトリコ:「心配してくれて、ありがとうございます」
    琴平 灯紅:「ううん、少し心配したけれどね、素敵な心掛けじゃないか」
    さくら・リトリコ:「そう言ってもらえると……嬉しい、です」
    さくら・リトリコ:「あ、コンビニ……あっ、ゲームセンター!!」コンビニの先にゲーセンを見つける
    琴平 灯紅:「大事にしてもらいたいところだね、俺は…っと、そろそろつくかな」
    琴平 灯紅:「おっと、ゲームセンターは10時開業だからさすがにまだ空いてないねえ」
    さくら・リトリコ:「そ、そうですね……でも、行ったことのないゲームセンターを見るとこう……少しそわそわしてしまって」
    琴平 灯紅:「それなら、全部終わったらまた行こうじゃないか、なあに、終わってからなら時間はいくらでもある」
    さくら・リトリコ:「そう、そうですね、そうです!」
    さくら・リトリコ:「おわったあとの楽しみが増えた、という、ことですね、ふふふ」
    琴平 灯紅:「そうだねえ、とりあえずは終わらせるための腹ごしらえ、ということで」
    さくら・リトリコ:「……はい、あの……その、もし差し支えなければですけど」
    さくら・リトリコ:「灯紅さんは、どうして戦うのですか?それが仕事だから、というだけなのですか?」
    琴平 灯紅:「ん?どうかしたかい?俺にできる範囲のことであればなんでも聞こうじゃないか」
    さくら・リトリコ:「いえその、なんだか私ばかり心配されてしまったので……その、なんといいますか」
    琴平 灯紅:「ふむ」コンビニの硝子扉の前に行こうとした足を少し方向を変え、店の脇の駐車場へ
    さくら・リトリコ:「なにかこう……話して楽になれそうなことがあれば、と、思いまして……」
    琴平 灯紅:「俺がやりたいなーって思ってるのは割と単純でねえ、お金が欲しいのと衝動を満たしたいくらいだよ」
    さくら・リトリコ:「衝動……」
    さくら・リトリコ:「オーヴァードとして、切り離せないもの、ですね……」
    琴平 灯紅:「衝動の方は刺激普通に強いからまあ割愛したいなーと思ってるんだけど、まあそうだねえ」
    琴平 灯紅:「別に欲しいと思ったことのない力だけど、持ってしまったら仕方ないしそれ使って好き勝手するかってね」
    さくら・リトリコ:「それでは……灯紅さんも、きっとお優しい方なのでしょうね」
    琴平 灯紅:「まあまあジャームと変わりないねえこれ」ははと自嘲なんだかわからない笑い
    さくら・リトリコ:「そんなことありませんよ」
    さくら・リトリコ:「その好き勝手、で人を救うことを選べるのですから」
    琴平 灯紅:「救ってる自覚はないんだけどねえ、ほら、俺を救う気が多少なりともあるところと全くないところだったら多少でもある方がいいだろう?」
    琴平 灯紅:「UGNがそうだっただけさ」
    さくら・リトリコ:「ふふ」
    琴平 灯紅:「さあさあ、そろそろ俺もお腹が空いてきたし中に入ろうか、さくらさんは何が食べたいんだい?」
    さくら・リトリコ:「そうですね……ピザまんと、カニパンと、あとからあげも……」
    琴平 灯紅:「おお、意外と健啖家だなあ、これは将来安泰だ、これは健康だろうという意味でね?」コンビニの硝子扉が開く
    琴平 灯紅:「ピザマンとからあげは店員さんに聞くからまずはかにぱんだな…確か…」
    さくら・リトリコ:「す、すみません……なんというか、意外と音楽もゲームもエネルギーを使うので……」照れる

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    ラス子:ロイスはなし
    琴平 灯紅:ロイス
    琴平 灯紅:さくら・リトリコ 〇いい子/そのままでいて欲しい
    さくら・リトリコ:琴平 灯紅/優しい人〇/不安/ロイス
    鏑あぐり:ラス姐へのロイス感情のポジティブを「尊敬」から「大人の女」に変更します。
    ラス子:購入は……どうしようか
    鏑あぐり:購入判定はアクセサリーに挑戦。三月ちゃんとの思い出のネックレスを増やしておきます。
    琴平 灯紅:増やすの!?
    琴平 灯紅:購入は朝ごはん買ったので無しで
    鏑あぐり:2dx+2>=3
    DoubleCross : (2DX10+2>=3) → 8[4,8]+2 → 10 → 成功

    鏑あぐり:やった!増えた!
    ラス子:おめでとう!
    鏑あぐり:これで一個くらい無くしても大丈夫!
    ラス子:高性能治療キットでも買おうかな
    ラス子:3dx+7>=9
    DoubleCross : (3DX10+7>=9) → 10[4,9,10]+2[2]+7 → 19 → 成功

    ラス子:ハイ成功
    鏑あぐり:成功してる!
    さくら・リトリコ:購入は・・・まあ、なくてもいいか、回復も充実してるし・・・
    鏑あぐり:万全……
    ラス子:ブルーゲイルとかも使う人いないものね
    GM:ほいさ、じゃあ次行きますね

    マスターシーン:夜を切り裂いて/24:00


    三月司:落下の度にかかる圧を解放し、空間を跳ねるように飛ぶ。
    三月司:「ばーか、ばーか、あぐりのばーか」
    三月司:衝動のまま叫びながら、夜の空を行き、そして着地する。

    三月司:「ただいまあ」
    柴嶋美希:「……三月さん、どこに行ってたんです?」
    三月司:「あぐりのとこ」
    柴嶋美希:「あぐり……鏑あぐりですか……勝手なことを……」 イラついたように爪を噛む
    三月司:「いいじゃん、別に」
    柴嶋美希:「はあ、良いですか、今度勝手なことをしたら────」
    三月司:「ふん、あんま言ったら協力しないからね」 これまでの楽しげな表情を一変させる
    柴嶋美希:「……チッ」
    柴嶋美希:(キッチリ洗脳までしておくべきだったか……でも自我が無いと出力が足りなくなる……)
    柴嶋美希:(クソガキども……! いつもいつも好き勝手……)
    三月司:「"砕竜"と"干竜"は?」
    柴嶋美希:「もう寝てます、呑気に……」
    三月司:「ふうん、そう」
    三月司:最後まで聞かず歩き始める。

    三月司:「"砕竜"、"干竜"」 ノックをして、部屋に入る。
    “砕竜”:「あ? ……なんだ、司か」
    “干竜”:「サイ、柄悪すぎ。いらっしゃい司」
    三月司:「うわっ、めちゃくちゃ部屋改造してる……」
    “干竜”:「可愛いでしょ」 "干竜"側の壁に拷問風景の写真が並べられている。
    “砕竜”:「いや、あんたのは不気味すぎ」 "砕竜"側にはあぐりの写真がびっしりと、しかもなんか色々刺さっていたり破れていたりする。
    三月司:「どっちも怖いし……」 肩を落とす
    三月司:「あぐりに会ってきたよ」
    “砕竜”:「!」
    “干竜”:「どうだった?」
    三月司
    三月司:「仲間になってくれないって、だから」
    三月司:「……明日の朝、皆で襲っちゃおっか」
    “砕竜”:「良いアイデアね、100回殺す」
    三月司:「10回くらいにしてあげて」
    “干竜”:「ふふふ。コレで堂々とリーダーの娘を拷問できる……」
    三月司:「リザレクトか普通に治療できる範囲にしてよ?」
    三月司:「その……」 急にもじもじし始める
    三月司:「……私の……恋人なんだし……」
    “砕竜”
    “砕竜”:「……はぁああああ~~~~!?」 絶叫
    “干竜”:「うるさい!」 枕を投げる
    三月司:「お、なに? 枕投げ? やる?」
    GM:室内できゃっきゃとはしゃぐ3人。

    柴嶋美希:「う、うるさい……クソガキが……クソガキクソガキクソガキクソガキ……」
    柴嶋美希:ギリギリと壁をひっかく音が小さく響いた。

    ミドル7:襲撃/翌9:00


    GM:シーンPCは鏑あぐり 他PC登場自由
    鏑あぐり:67+1d10
    DoubleCross : (67+1D10) → 67+9[9] → 76

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (70 → 77)
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (76 → 86)
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (81 → 85)
    鏑あぐり:ラス姐も一気に上がった

    GM:鏑あぐりが昨夜の出来事から、彼女の暴走の原因についてを考察した。
    GM:その内容については、改めて昨夜の会議のメンバーに周知され、対応策を話し合うことにした。
    GM:そして琴平灯紅とさくら・リトリコが支部に戻ろうとしたところで────
    “砕竜”:何食わぬ顔で支部に近づこうとしている少女がいる
    三月司:「こっちが入り口で……あぐりいるかな」 普通に案内している
    琴平 灯紅:「む」追加で買っていたフライドチキンを飲み込んでそれを見る、あれは
    さくら・リトリコ:「……あの……あなたたちは……」
    “砕竜”:「あっ」
    三月司:「あ、どうも」 普段の癖でお辞儀
    琴平 灯紅:「どうも」こちらもお辞儀
    さくら・リトリコ:「えっ……え、えと、どうも……?」
    “砕竜”:「いやじゃなくて、こいつUGN! なんでこんな中途半端なとこ歩いてんの!」
    “砕竜”:灯紅を指差す
    三月司:「あっそうか、なるほど」
    三月司:特に前触れもなく、「やっとくか」みたいな感じで《ワーディング》
    琴平 灯紅:「朝食を買いにコンビニに行って帰ってきただけなんだけどそれは罪に問われることなのかい?」
    琴平 灯紅:といいつつあーそろそろやるかと考えて影から剣を取り出す
    さくら・リトリコ:「あっ、えっ?ええと、その、あの」
    “砕竜”:「別に悪くはないけど……」
    琴平 灯紅:ついでにさくらさんに袋を渡しておく
    さくら・リトリコ:「あ、わわ」袋を渡されて、状況に体が追いついてない
    琴平 灯紅:「それ鏑さんの朝ごはんと支部長の水だから」
    “砕竜”:「あっ、ワーディング。そっかこれなら向こうから来るか」 ぽきぽきと指の骨を鳴らす
    GM:支部長たちも、支部近くでワーディングが張られたことが知覚できる。
    “砕竜”:「……そっちの女の子もやるの?」
    “砕竜”:「逃げるなら今のうちだよ」
    さくら・リトリコ:「わ、私は、その、ええと……」
    さくら・リトリコ:「あ、あの、どうして、みなさんは、このようなことをするのですか……!」
    三月司:「……やりたいから?」 首を傾げる
    “砕竜”:「あー、この子はちょっとストッパーバカになってるから、あんま質問とか意味ないかも」
    “砕竜”:「私はあんたたちのところにいる鏑あぐりってのを叩きのめすためよ」
    さくら・リトリコ:「な、何故そのようなことを……?」
    “砕竜”:「恨みがあるからよ!」
    “砕竜”:一歩足を踏み出すと、軽く地面が揺れる
    ラス子:「___大人気ですねあぐりさんは」
    鏑あぐり:「ありがたくない人気だね」
    三月司:「あっあぐり!」
    三月司:嬉しそうに手を振る
    琴平 灯紅:「あ、支部長さん、青い子見つけられます?多分この組み合わせだったらいるかなとみています」
    さくら・リトリコ:「あぐりさん……」
    鏑あぐり:「……三月ちゃん。まさかこんなに早く再会できるなんてね」
    “干竜”:返事のように灯紅の足元に銃弾が撃ち込まれる
    琴平 灯紅:「いる」
    鏑あぐり:「さくちゃん、ありがとう。いい子だね、キミは」さくちゃんの頭を撫でる。
    ラス子:「領域を広げる必要も無かったわね」
    鏑あぐり:「あれはボクが目当てのようだからボクが始末をつけるよ」
    三月司:「えへへ、私も迷ったんだけど」
    三月司:「断わられたのがやっぱムカついたから……」
    三月司:完全に理性が吹っ飛んでいるのがわかる
    鏑あぐり:「三月ちゃん。すぐにキミのことを正気に戻してやるからな」
    琴平 灯紅:「お、頼もしい発言、一応当てがあるのかどうかだけ聞いていいかい名探偵さん」
    鏑あぐり:「このボクに解けない謎はない!」巨大な金棒を振り上げると曇り空が晴れていく。
    “砕竜”:「リーダーと同じ能力……」
    “砕竜”:「だとしても……!」
    鏑あぐり:「知ったことか。ボクはこの力を正しいことのために使う!」
    鏑あぐり:「ラス姐、さくちゃん、ヒグレくん。手を貸してくれるか!」
    ラス子:「えぇ短期決戦で決めますわよ!」
    さくら・リトリコ:「……私の力でよければ……!」
    琴平 灯紅:「ああ、勿論、救出は一任しようか」

    GM:では、戦闘開始前にちょっとしたイベント
    鏑あぐり:なんだなんだ
    前園羽衣:「っと、っとっとわあっ」 前園羽衣が支部から掛けてくる
    ラス子:「あ、おはようございます代理代理」
    鏑あぐり:「元代理代理代理!? ここは危険だぞ……!」
    前園羽衣:「さっきあぐりちゃんから聞いた司ちゃんの暴走」
    前園羽衣:「場合によっては、私解除できるかも!」
    琴平 灯紅:「お」
    GM:ということで、解除判定について説明します
    GM:・暴走解除判定
    ラウンド進行時、三月司にエンゲージすることでメジャーアクションを使って「知覚判定 難易度:対決」をすることが可能になる。
    成功した場合、メジャーアクションで攻撃かNPCカード:"レイントレイン"を使用することで暴走が解除される。

    鏑あぐり:知覚!
    GM:NPCカードは現在1枚 これだけ
    NPCカード“レイントレイン” 三月司とPCの誰かがエンゲージしている状況で使用可能。三月司の暴走状態を解除する

    琴平 灯紅:これは
    鏑あぐり:元代理代理代理もやる時はやるんだなぁ
    ラス子:一個多いんだよなあ
    鏑あぐり:多かった……
    琴平 灯紅:メジャーで判定して、次のラウンドのメジャーでカード使う感じですか?
    GM:誰かがエンゲージしたら、メジャーアクションを使って知覚判定ができるようになる
    GM:それをクリアしたら、誰でもメジャーアクションかNPCカードで暴走解除ができる
    GM:って感じです。
    琴平 灯紅:なるほど
    鏑あぐり:あっ、メジャーアクションでも暴走の解除できるのね
    GM:司ちゃんを痛めつけたい場合は攻撃で解除しても良いです
    鏑あぐり:メジャーアクションで解除ってそういうことかい!
    琴平 灯紅:なるほど
    琴平 灯紅:了解です
    ラス子:私が知覚は強いし知覚対決は私がやろうか?
    さくら・リトリコ:そうとは
    鏑あぐり:ラス姐、メジャーを消費すると厳しいのでは?
    ラス子:ぶっちゃけお荷物になるけど元々デバフメインだからアタッカーが行動できなくなるよりはましよ
    鏑あぐり:そこで隠密状態になるんだろうし
    鏑あぐり:じゃあ、状況を見てボクがやるかラス姐に任せるか決めようか

    GM:ではラウンド進行に移ります
    GM:まずマップの状態

    GM:横一列が同一エンゲージ
    ("干竜"【13】 1km以上先)
    三月司【18】 "砕竜"【3】

    5m

    PC達

    鏑あぐり:干竜、遠いね!?
    GM:現時点で行動順は司→さくら→"干竜"→琴平・ラス子→あぐり→"砕竜" となるかな
    鏑あぐり:そうなるぜ

    GM:1R:セットアップ
    “砕竜”:セットアップ:フルパワーアタック3 R中攻撃力+15、行動値0
    鏑あぐり:一応本気でいくか。
    “干竜”:セットアップ:ライトポインター3 R中対象のドッジ判定-4d
    “干竜”:1d4 行動値順
    DoubleCross : (1D4) → 1

    “干竜”:対象はさくら・リトリコ
    さくら・リトリコ:セットアップはなにもない
    鏑あぐり:コンボ、『熱息十字』を使用。《原初の黄:苛烈なる火》によってHPを5点失って攻撃力を上昇させる。侵蝕率は79に。
    琴平 灯紅:「狂い咲きレコード」(螺旋の悪魔L5)ラウンド間ATK+15、暴走、コスト3
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (77 → 80)
    ラス子:セットアップコンボ:緑化浸蝕-レーシーの庭-
    ラス子:攻撃誘導+ショウタイム+原初の黄:灰色の庭+タブレット+多重生成
    対象はエネミー全員

    ラス子:このキャラクターを攻撃対象に含めない場合判定ダイス-17 行動値-12
    さくら・リトリコ:ひえー
    鏑あぐり:や、やべえ
    GM:や、ヤバすぎる
    ラス子:ラス子の侵蝕率を15増加 (86 → 101)
    ラス子:その分コストはバカ重い
    鏑あぐり:侵蝕率も重い!
    GM:あっそうだ、射程視界について
    GM:今回は射程視界でも届かないようなところから撃ってくる敵というコンセプトなので
    GM:今回は見えないくらい遠くにいるという事で"干竜"には適用されません
    鏑あぐり:な、なんてやつ
    GM:それでも大丈夫です?
    ラス子:私も街全体に知覚領域を広げている設定だけど上には上がいるという事なのね
    ラス子:大丈夫だよ
    GM:あー、待った
    GM:うさぎの耳って知覚強化系でしたっけ
    GM:どこに乗ってますかね
    鏑あぐり:イージーエフェクト?
    GM:そうそう、イージーエフェクトの
    ラス子:EAのエンジェルハイロウの奴だよ
    鏑あぐり:名前がかわいい
    ラス子:10キロ離れた場所の針の落ちた音を聞くやつ。知覚系だね
    GM:タイミングメジャーか!ごめん、今回は通らないという事で
    ラス子:はーい
    鏑あぐり:常時だったら……!
    GM:干竜はメジャーで攻撃に合わせて真昼の星使うので届きます
    鏑あぐり:許せない
    GM:では、行動順はさくら→干竜→灯紅・ラス子→司→あぐり→砕竜となる
    鏑あぐり:さくちゃんから!
    GM:1R:イニシアチブ 行動値16 さくら・リトリコ
    さくら・リトリコ:いえいいえい
    さくら・リトリコ:とりあえずマイナーで5mほど後退します
    “干竜”:せっかくドッジダイス減らしたのにサイの攻撃が通らなくなった!!
    さくら・リトリコ:クリスタルシールド持ってるからそもそもドッジしない・・・
    GM:そうじゃん……
    さくら・リトリコ:メジャーで〈エンジェルヴォイス〉+〈ハードビート〉+〈風の渡し手〉!
    さくら・リトリコ:対象はあぐりちゃんと灯紅くん!
    鏑あぐり:やったー! さくちゃんの愛!
    琴平 灯紅:頂きます…!
    GM:支援の効果と侵蝕上昇もお願いします~
    さくら・リトリコ:この効果を受け取るなら次のメジャーアクションのダイスを2個、攻撃力を14増やしてC値を1下げていいぞ!
    鏑あぐり:何が上がるんだろう。好感度かな
    鏑あぐり:すごい増えた!
    琴平 灯紅:ありがとうございます!!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を9(→ 9)増加 (85 → 94)
    さくら・リトリコ:C値がこの効果で下がるのは6までだからね!
    鏑あぐり:合点承知の助!
    GM:では次!
    GM:1R:イニシアチブ 行動値13 "干竜"
    鏑あぐり:うわー
    “干竜”:マイナー:陽炎の衣3 隠密状態になる。シーン3回、敵とエンゲージ時も使用可能
    “干竜”:元から見えないけど隠密します
    “干竜”:メジャー:光の手1+悪魔の影1+停滞空間3+フラッシュエンド5+真昼の星1
    鏑あぐり:なんか不穏そうな名前のエフェクト持ってる!
    “干竜”:対象は誰にしようかな……
    “干竜”:停滞空間この状況だとあんま意味ないんだよな
    “干竜”:ラス子さんを狙おう
    ラス子:うわ
    鏑あぐり:かわいそう!
    “干竜”:7dx+15 ダメージ無し、リアクション・カバーリング不可。命中時、対象の行動値0になり、次の攻撃に対するリアクション不可
    DoubleCross : (7DX10+15) → 10[1,4,4,7,7,7,10]+9[9]+15 → 34

    鏑あぐり:一人だけ100%超えてるから庇おうと思ったらカバーリング不可なのか……!
    “干竜”:そう、フラッシュエンドの効果です
    ラス子:リアクションも不可だし行動値0は痛すぎる
    琴平 灯紅:ただ悪魔の影と停滞空間あったら確かダメージは無いはず…
    鏑あぐり:あ、でもダメージはないのね
    GM:ないよ~
    ラス子:むーん
    ラス子:くらいますわ
    鏑あぐり:それしかないか
    GM:では次の攻撃へのリアクションができなくなります
    GM:1R:イニシアチブ 行動値8 琴平灯紅
    琴平 灯紅:はいではー
    琴平 灯紅:マイナー無し、メジャー
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL3)C値-3、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:あ、そうだ
    琴平 灯紅:セットアップ効果こっちでした
    琴平 灯紅:「狂い咲きレコード」(螺旋の悪魔L5+極限暴走+背徳の理L5)ラウンド間ATK+15、暴走、判定D+10、コスト6
    琴平 灯紅:対象砕竜
    “砕竜”:そっちから来るか!来な!
    琴平 灯紅:17dx6+6
    DoubleCross : (17DX6+6) → 10[1,1,2,2,5,6,6,7,7,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,3,3,6,6,6,7,8,9]+10[1,2,3,5,9,9]+10[6,9]+10[2,8]+3[3]+6 → 59

    “砕竜”:なんだその達成値
    “砕竜”:G値ないけどガード
    琴平 灯紅:6d10+15+14+11
    DoubleCross : (6D10+15+14+11) → 46[1,9,7,10,9,10]+15+14+11 → 86

    琴平 灯紅:色々有効です?
    “砕竜”:何だそのやる気!
    “砕竜”:常時:無敵の肉体5 装甲値50/1メインプロセスに1回しか適用されない
    鏑あぐり:めっちゃ固い!
    “砕竜”:装甲50ありますので、36点くらい通る。生きてます
    琴平 灯紅:硬いなあ、まだいっぱいぶん殴れるね?
    鏑あぐり:弱点なんだ、こいつ!
    “砕竜”:キモ……
    ラス子:辛辣w
    “砕竜”:瞬間的に硬くなるから、連続で来ると効果が維持できないって感じ
    鏑あぐり:なるほど
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (80 → 83)
    “砕竜”:何だその低燃費!
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (83 → 86)
    GM:1R:イニシアチブ 行動値6 三月司
    三月司:マイナーで5m後退 メジャー:エンジェルヴォイス2+導きの華6 対象の次のメジャーのC-1、達成値+12
    三月司:対象は砕竜
    さくら・リトリコ:あっ私のエンジェルヴォイスが
    鏑あぐり:うわっ、支援だ
    三月司:お揃いだね?
    GM:1R:イニシアチブ 行動値4 鏑あぐり
    鏑あぐり:おっす
    鏑あぐり:マイナーアクションで5m戦闘移動!
    鏑あぐり:三月ちゃんと砕竜のエンゲージに入ります。
    GM:あっそうだった
    鏑あぐり:メジャーアクションで真実を暴く判定をする!
    GM:エンゲージ分けてるつもりだった、すいません司マイナーで5m後退してることにします
    鏑あぐり:あ、あかんやんけ!
    鏑あぐり:まずは目の前のこの女をぶちのめさないといけないのか
    GM:それかラス子さんがエンゲージした後光芒するかですね
    鏑あぐり:どの道ボクは目の前のやつを殴るしかないな
    ラス子:そうだねえ、がんばれ!
    鏑あぐり:メジャーアクションで《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:一閃》を使用。
    鏑あぐり:ジュラシックレコードで砕竜に攻撃します!
    “砕竜”:うおお。こい。ぶっ殺してやる
    さくら・リトリコ:なぐれなぐれー
    鏑あぐり:命中判定いきます
    鏑あぐり:さくちゃんの支援でダイスが2個増えてC値が1下がってるから
    鏑あぐり:12dx6+3
    DoubleCross : (12DX6+3) → 10[1,3,4,5,5,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,3,4,6,8]+10[9,10]+10[8,9]+10[2,8]+5[5]+3 → 58

    鏑あぐり:さくちゃんの支援すごっ
    “砕竜”:何だその達成値!ガード!
    鏑あぐり:ダメージいきます!
    鏑あぐり:6d10+35
    DoubleCross : (6D10+35) → 46[9,3,10,8,7,9]+35 → 81

    鏑あぐり:81点!装甲は有効!
    “砕竜”:装甲50!
    “砕竜”:31点通ります
    鏑あぐり:ダメージが入ったのでオートアクション!
    “砕竜”:なにィ……?
    鏑あぐり:《破壊の渦動》+《巨人の影》を使用!
    鏑あぐり:シーン中、装甲無視!《原初の黄:苛烈なる火》のレベル+2!
    “砕竜”:な。なんだと
    “砕竜”:くっ、やるわね鏑あぐり
    鏑あぐり:侵蝕率はこれで92に!
    鏑あぐり: ボクの行動は以上!
    GM:1R:イニシアチブ 行動値0 ラス子
    ラス子:はいなー
    ラス子:マイナーアクション[光芒の疾走+オリジンプラント]【感覚】の判定達成値を伸ばし後方3m下がるよ。
    GM:おのれ
    ラス子:メジャーアクションは隠密化。つまり今後私を知覚対抗のメジャーアクションで見つけるかシーン攻撃(選択じゃないやつ)をしないと攻撃の判定ダイス-17が確定で入るよ
    鏑あぐり:やばすぎる
    ラス子:ラス子の侵蝕率を3増加 (101 → 104)
    GM:許せねえ
    ラス子:以上!
    さくら・リトリコ:こわい・・・
    GM:1R:イニシアチブ 行動値0 "砕竜"
    GM:どうしようかな~
    GM:まああぐり殴るしかねえか……
    GM:本当はもっと人数集まってるとこ狙いたいが……
    琴平 灯紅:みんなばらばら
    GM:そういえばそうだったわ
    “砕竜”:マイナー:破壊の爪10+ハンティングアクション1 素手のデータを命中0 攻撃力+36(羅刹により+8、濃縮体により+10)、G+1に変更
    鏑あぐり:なんかやばそう
    “砕竜”:メジャー:獣の力5+獣王の力1+獣の殺意1

    鏑あぐり:殺意が高い!
    “砕竜”:7dx+4 攻撃力+51 このエフェクトに対するドッジ-1d
    DoubleCross : (7DX10+4) → 8[1,1,3,4,4,6,8]+4 → 12

    GM:で、こう
    “砕竜”:このままだと判定できないので
    “砕竜”:"龍王"のロイスをタイタス化、昇華して判定+10d
    鏑あぐり:そうだよ。ペナルティあるじゃん
    鏑あぐり:何してんの!?
    “砕竜”:うおおセルリーダーの娘がなんぼのもんじゃい
    琴平 灯紅:+10dして
    琴平 灯紅:足ります…?
    GM:足りません
    さくら・リトリコ:そこまでの覚悟が・・・
    さくら・リトリコ:ええーっ
    三月司:オート:援護の風6+ウインドブレス4 対象の判定直前に使用。+6d、達成値+12、R1回
    鏑あぐり:三月ちゃん!?
    三月司:ので援護します?
    三月司:そういえばエンジェルヴォイスもしてるんだった
    ラス子:うわぁ厳しい
    琴平 灯紅:わあ
    三月司:あとこれオマケね
    三月司:オート:拡散する世界2 対象をシーン(選択)に変更
    鏑あぐり:えーっ!?
    さくら・リトリコ:わあ
    “砕竜”:ラス子以外の全員に攻撃します
    琴平 灯紅:ふむ
    ラス子:色々切ってきたねえ。今のうちに消費させてよかったと考えるべきかどうか
    “砕竜”:ええと……
    “砕竜”:7+2+10+6-17で、8dか
    “砕竜”:8dx9+16
    DoubleCross : (8DX9+16) → 10[2,2,3,3,7,9,9,9]+5[1,2,5]+16 → 31

    琴平 灯紅:暴走リア不
    鏑あぐり:高い!
    琴平 灯紅:で、一応
    琴平 灯紅:「.Ex29 memory」(雲散霧消L7)ダメージ-35、コスト4
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を4増加 (86 → 90)
    さくら・リトリコ:ガード!
    GM:うわっ軽減高っ
    鏑あぐり:オートアクションで《復讐の刃》を使用してリアクション放棄。
    鏑あぐり:反撃します!
    鏑あぐり:抜きな。どっちが速いか試してみようぜ
    鏑あぐり:反撃の命中判定!
    鏑あぐり:11dx7+3
    DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,2,3,3,7,7,8,8,8,9,10]+10[1,2,3,6,6,6,10]+10[9]+1[1]+3 → 34

    GM:うわあ
    “砕竜”:じゃあこっちもいくよ~
    鏑あぐり:ダメージを出しな!
    “砕竜”:4d10+51
    DoubleCross : (4D10+51) → 16[3,1,4,8]+51 → 67

    鏑あぐり:4d10+27
    DoubleCross : (4D10+27) → 11[2,1,2,6]+27 → 38

    “砕竜”:は?
    鏑あぐり:あっ、ダメージダイス低っ
    鏑あぐり:お互い低いわ
    GM:2人して何だこの出目
    鏑あぐり:38点!装甲無視!
    鏑あぐり:6面ダイスじゃないんだぞ
    “砕竜”:装甲有効の67点
    琴平 灯紅:35点減らして
    鏑あぐり:ボクは戦闘不能になるのでリザレクト!
    鏑あぐり:92+1d10
    DoubleCross : (92+1D10) → 92+1[1] → 93

    琴平 灯紅:うーんアーマー買っておけばよかったかな、32だからギリ死ぬ、リザレクト
    琴平 灯紅:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 6

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を6増加 (90 → 96)
    鏑あぐり:HP1点で復活!
    さくら・リトリコ:あっまってまって
    さくら・リトリコ:波紋の方陣いる?
    琴平 灯紅:あ
    琴平 灯紅:欲しいかもです…!
    鏑あぐり:あっ、便利なやつ
    鏑あぐり:《復讐の刃》の分で侵蝕率が6上がってボクは侵蝕率99に!
    GM:くそーっ波紋されたら生き残られる!
    琴平 灯紅:波紋もらったら生き残るので…!
    さくら・リトリコ:OK、じゃあ〈波紋の方陣〉!灯紅くんに!
    琴平 灯紅:減衰数値伺っても…!?
    さくら・リトリコ:これってダイスなんですけど
    さくら・リトリコ:私が振るんですかね?
    琴平 灯紅:ですね、お願いします…!
    さくら・リトリコ:OK!
    鏑あぐり:さくちゃんが振りな!
    さくら・リトリコ:8d10
    DoubleCross : (8D10) → 48[9,1,6,6,5,4,8,9] → 48

    さくら・リトリコ:48減ります
    GM:なんだそれは
    琴平 灯紅:こちらの減衰と合わせて
    鏑あぐり:めちゃくちゃ出目いいな
    琴平 灯紅:83軽減
    琴平 灯紅:ノーダメですね…
    ラス子:大きい!
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を6減少 (96 → 90)
    琴平 灯紅:リザレクト差し戻します…
    鏑あぐり:生きてる!
    “砕竜”:頭おかしいんじゃないの!?
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を3(→ 3)増加 (94 → 97)
    “砕竜”:何で耐えてるのよ私の直撃を!
    さくら・リトリコ:そして私は死ぬのでリザレクト
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (97 → 100)
    さくら・リトリコ:わーいちょうど100
    鏑あぐり:さくちゃんも100%超えたか
    “砕竜”:くっ、38点で装甲無視は私も倒れる。
    鏑あぐり:へへーん、ざまーみろ
    “砕竜”:ここはいったん退くとするわ、ダメージ反映直前に瞬間退場2で退場します
    鏑あぐり:あっ、逃げた!
    “砕竜”:ごめん司~
    鏑あぐり:許さんぞ……八つ裂きにしてやる……
    さくら・リトリコ:逃げられてしまった
    GM:1R:クリンナップ
    ("干竜"【13】 1km以上先)
    三月司【18】

    5m

    あぐり【4】

    5m

    灯紅【8】

    3m

    ラス子【8】

    2m

    さくら【16】

    さくら・リトリコ:あ、私は5m下がってますね
    GM:あっそうじゃん
    ラス子:私は3m
    鏑あぐり:ボクは5m前進した位置!
    琴平 灯紅:俺だけ所定位置です
    鏑あぐり:マイペースか
    GM:なんだこれ!
    鏑あぐり:縦長!
    ラス子:長いw
    琴平 灯紅:ばらばら
    GM:では演出

    鏑あぐり:巨大な金棒を振りかざすと日差しがより一層強くなる。
    鏑あぐり:強烈な日の光を受けて金棒が十字の炎に燃え盛る。
    鏑あぐり:わずかに脅えたような表情を見せるが、その恐怖を振り払うように金棒を担ぐ。
    鏑あぐり:「真実を見つけ出す。そう決めたんだ。こんなところで怖がっていられるか……!」
    “砕竜”:「チ……」
    “砕竜”:イラついた様子で拳を構えている。
    ラス子:「おやおや、勝手に突っ込んできて勝手に苛立ってらっしゃるらっしゃる」
    ラス子:“砕竜”の様子を見ながら静かに煽り、手に持った大きな鳥かごを振るう。
    ラス子:中からは日の光に白い衣を反射させた幾つもの綿毛。
    ラス子:それらが割れた地面に吸い込まれると地を割り無数の植物が大地に広がる。
    ラス子:その種は留まることを知らず歩く先に草花が咲き誇り、瞳に写る大地を緑に染める。
    ラス子:「そんなに殺気立たず話し合いで解決させませんか?“砕竜”そして……」
    ラス子:遠く彼方のビルをじっと見る。
    ラス子:『”干竜”?』大きく口を動かしスコープ越しにその瞳を見る
    “干竜”:「バレてる」
    さくら・リトリコ:「……」息を吸う
    ラス子:彼女の隠れるビルの隙間小さな白い花が静かに揺れる
    “干竜”:「でも流石にここまで直接的な能力は届かないみたい」
    さくら・リトリコ:「         」声を出しているようだが、聞こえない。いや、そうではない
    さくら・リトリコ:彼女が調律を行う時に道具は必要ない。全てを自らの能力だけでまかなえるからだ
    さくら・リトリコ:空の楽器、彼方からの声、そう呼ばれる簡単な能力の応用であぐりと灯紅の周りを調律する。
    鏑あぐり:「この不思議な感覚は……さくちゃんの力か」
    さくら・リトリコ:調律内容はレネゲイドの活性化、ノイマンが扱う戦術のように、ソラリスが扱う薬のように、空気と音の調律によって本来以上の力を発揮させる
    三月司:「頭に響く……」 頭を抑えている。
    さくら・リトリコ:「          」彼女にのみ扱える戦場を変える調律、その名も常勝の調律!
    鏑あぐり:「お見事!」
    “干竜”:「んー、歌ってる……?」
    “干竜”:「ええと、あ、リトリコ家の。ふうん」
    “干竜”:「微妙だなあ、2人とも足取られてるし……」
    “干竜”:「とりあえず草の人怖いから狙っておくか」
    “干竜”:射撃。
    GM:音もなく、ラス子の肉体に衝撃が走る。
    GM:力の流れが阻害される。
    ラス子:「……!?」
    ラス子:(レネゲイドの流れを乱された?……なるほどこれが話に聞いていた”起点潰し”ですか)
    ラス子:ぼそりとつぶやく「煽って正解でしたかね」
    “干竜”:「ううん、いや、サイの動き出しより回復の方が速いか。もっと人数集めておけばよかったかも」
    ラス子:「ふむ、二射目はない。慎重ですね。存外思考回路は近そうです」着弾箇所を切り落としレネゲイドの流れを正す
    ラス子:「きっと話せば仲良くなれそうです」「……そんな未来はありませんが」
    琴平 灯紅:「おお、先ほどもいただいたけれどやはりありがたい」
    琴平 灯紅:調律がひとたび戦場を支配するたび、影が粘度を帯び、溶けていく
    琴平 灯紅:体のあちこちからは亀裂のようにも根のようにも見える黒い筋が何重にも走っている
    琴平 灯紅:――幻想具現花
    琴平 灯紅:この世に無い花を作ろうととある研究者夫婦が狂気のままに積み上げた花の痕跡。
    琴平 灯紅:「よし、エンジンかかってきたかも」黒い花吹雪の中軽やかにそう告げる少年は、既にレネゲイドの深淵に沈んだかのような異形と化していた。
    琴平 灯紅:そのまま散歩に出る気軽さで剣を取って、滑るように加速
    琴平 灯紅:頭を刎ねるように砕竜の方に剣を構え
    琴平 灯紅:純然たる殺意を以て振り下ろす
    “砕竜”:「フッ」
    “砕竜”:腕を頭の上に、剣を防ぐ
    “砕竜”:皮膚には傷一つつかない
    “砕竜”:「っ、またあんたか!」
    琴平 灯紅:「あ、硬い」ダメ押しのように自分の体重もかけるが、さすがに通しきれない
    琴平 灯紅:仕方がないなあという素振りでそのまま剣を軸に使い
    琴平 灯紅:自分の体を振り下ろすようにして蹴りを入れる
    “砕竜”:「グエッ」
    “砕竜”:「女の頭を足蹴にすんな!」 剣を掴んで身体ごと投げ飛ばそうとする
    琴平 灯紅:着弾を確認したときには、もう剣の質量は無い、花吹雪が名残のように残るだけである
    “砕竜”:「いないし!」 残るのは腕を振るった衝撃波だけだ
    琴平 灯紅:咄嗟ではあるが身体を影に分解して再構成した、近づく前の場所に戻っている
    琴平 灯紅:「硬いけど通らないではなさそうだ鏑さん」
    鏑あぐり:「ああ、ありがとう。おかげで――推理に必要な情報は全て揃った」
    鏑あぐり:燃え盛る金棒を担ぎ上げ、砕竜を見据える。
    鏑あぐり:「砕竜ちゃんと言ったかな。ひとまずキミの恨みは脇に置いておきたまえ」
    鏑あぐり:「ここからははボクの推理ショーをご覧に入れよう」金棒を担いだまま地面を蹴る!
    鏑あぐり:女との距離を一息で詰めると眼前で金棒を振りかぶる!
    “砕竜”:そのまま振り下ろされた金棒を受け止める!
    鏑あぐり:「一つ目のトリックは……撲殺トリックだーッ!」
    “砕竜”:「あんたが犯人なのかよ!」
    “砕竜”:「じゃあ推理もトリックもクソもないだろ!」
    鏑あぐり:金棒を振り抜くと凄まじい嵐が巻き起こり、砕竜の体に激突する!
    鏑あぐり:「――『壊風回天』!」
    “砕竜”:「うっ」 突っ込みに気を取られ一瞬力が抜ける
    琴平 灯紅:「一番確実なトリックは暴力だからねえ、力技で過程を粉砕すればそれはもうトリック足りうる」
    鏑あぐり:地面を踏み砕きながら巨大な金棒を下ろすと、砕竜の方を振り返る。
    鏑あぐり:「どうした。まだまだボクの推理ショーは始まったばかりだぞ!」
    “砕竜”:「ああ、そう!」
    “砕竜”:「死ぬまで言ってろ!」
    三月司:「"砕竜"、あぐりってそんなのばっかりだからイチイチ突っ込んでたらキリがないよ」
    鏑あぐり:「完全犯罪の被害者になるのはお前の方だーっ! 後で悠々と事件の謎を解いてやる!」
    三月司:「まあそういうバカな所が可愛いんだけど……」 もじもじと指を動かす
    “砕竜”:「……これが"解放"か!」 あぐりの言葉は無視
    “砕竜”:「おっしゃ死ね鏑あぐりぃぃぃいいいいい!!」 明らかに威力が過剰な拳を振りかざす
    鏑あぐり:「……!?」
    琴平 灯紅:「いけー証拠なんぞ力で粉砕するのだーと、おっとなんか来たなあ!」
    ラス子:「させませんよ!」カラリと鳥かごが振られる。その音に合わせ緑の大地に紛れた緑の触腕が
    ラス子:“砕竜”を捕らえ首を手首を、関節をぐるりと縛り付け大地に引き寄せる。
    ラス子:「起点つぶし、それはあなた達だけの十八番ではないと知りなさい!」
    “砕竜”:「うっ!」
    “砕竜”:そのまま地面に引き倒されかけて
    “砕竜”:「竜の攻撃がああああ」
    鏑あぐり:「さすがラス姐だ。よし、これなら」
    “砕竜”:「こんなもんで止められるかアアアアア!」
    “砕竜”:ぶちぶちと雑草を引きちぎりながら再び起き上がる
    鏑あぐり:「げっ……マジ!?」
    ラス子:「ちぃ!全員衝撃に備えろ!来ますよ!」
    “砕竜”:「オラアアアアアア!!」
    “砕竜”:そのまま拳をあぐりに叩きつける。
    “砕竜”:そしてその衝撃が周囲に広がる。
    “砕竜”:付近にあった物がその衝撃に吹き飛ばされ、一番近い壁に衝突する
    琴平 灯紅:「おわっと、今回全員散開してるから守り切れないなあというかこれ自分一人で耐えきれるかも怪しいぞ」衝撃を影の生垣で相殺しようと試みるが、出力が若干足りてない
    鏑あぐり:「仕方がない。第二のトリック……」その攻撃を避けようともせず真っ正面から受け止めようとする。
    鏑あぐり:大きく息を吸い込んで迫りくる砕竜へと狙いを定める。
    さくら・リトリコ:「……っ!」
    琴平 灯紅:「さくらさーん!頼めるかーい!」ちょっと大きめに声を張り上げる
    さくら・リトリコ:「……はい!」
    さくら・リトリコ:集中し、灯紅と砕竜の間の音を聞く
    さくら・リトリコ:そして、調律する
    さくら・リトリコ:「       」その調律は、一種の音の壁のようなものを作り出す……反発の調律
    さくら・リトリコ:人、攻撃、音、全てをしっかりと見て、攻撃の衝撃だけを弾く音を作り出す
    さくら・リトリコ:「……ぐ、ああ……っ」多大な集中力、そして周りの空気をも調律しなければならないため、自らのダメージの軽減には扱えないのが難点だ
    琴平 灯紅:過剰励起された拳の衝撃が、調律された一音とぶつかり
    琴平 灯紅:そのまま、生垣は保たれた
    琴平 灯紅:「さくらさん……!助かった……!」後で絶対に手当でもなんでもしようと心に誓いつつ
    琴平 灯紅:「……やって見せてくれよ、名探偵!」
    琴平 灯紅:今は、2つ目のトリックに賭ける
    鏑あぐり:向かってきた砕竜の拳と交錯するその瞬間、全力で金棒を振りかぶる。
    鏑あぐり:「見たまえ。これが感電トリックだーっ!」
    “砕竜”:「ふざけ────」
    鏑あぐり:金棒を振り抜くと凄まじい雷鳴が轟く! 大気を焦がしながら雷が迸り、砕竜の体を焼き滅ぼす!
    “砕竜”:「ああああああっ!?!?」
    鏑あぐり:「――『雷鳴交叉』!」雷鳴に混じって、ゴンという鈍い金属音が響く。
    “砕竜”:「っ! ああっ!!」 雷に焼かれながらあぐりの体を蹴り飛ばす
    “砕竜”:「がほっ、ごほっ……服が……」
    鏑あぐり:自身も体の半分をえぐられ、金棒を支えにして血を吐きながら立ち上がる!
    “砕竜”:Tシャツのあちこちが破れ、肌が露出している
    鏑あぐり:「……まだ、やる気かい」こちらもボロボロの格好だ。
    三月司:「あっ」 上着を脱いで砕竜に駆け寄り、肌を隠す
    三月司:「私以外のは見ないで」 あぐりを睨みつける
    鏑あぐり:「何だそりゃ」
    ラス子:(絶句)
    “干竜”:「サイ、撤退しよう」
    さくら・リトリコ:「……ええ……」
    琴平 灯紅:「そうは言ってもね君、不可抗力は発生するものだよ、っと、撤退かな」
    “干竜”:遠くのビルから通信機を通じてそう言っている。
    鏑あぐり:「待て。ここで逃がしてたまるか!ボクの連続殺人はまだ終わっちゃいないぞ!」
    ラス子:「ボクの??」
    “砕竜”:「自分が犯人なら探偵やめろ!」
    琴平 灯紅:「あ、すっごく素敵な響きじゃないか連続殺人」
    “砕竜”:「お前ら本当にUGN!?」 ぎょっと灯紅に向き直る
    鏑あぐり:「連続殺人トリックね。言葉の綾さ」
    ラス子:頭を振り正気に戻る「……あ。そうだ捕獲だ捕獲!」触腕を“砕竜”に向けて放つ
    さくら・リトリコ:「あの、それは、そんなに違いがありますか……?」
    三月司:「とりあえず満足したので、帰ろう」
    鏑あぐり:「ああ。村に伝わる怪しいわらべ歌になぞらえて血祭りにあげてやる……!」彼女たちを捕まえようと巨大な金棒を突き出す。
    三月司:懐から2つの球体を取り出して放り投げたかと思うと、それらが破裂する
    三月司:爆音と閃光があなた達の瞳と耳を焼く
    “砕竜”:「うるさっ、うわっ」
    鏑あぐり:「うっ、これは……!」咄嗟に目をつむるが、閃光で視界を奪われる。
    琴平 灯紅:「わらべ歌になぞらえるアイデアいいなそれ風情がある…っと、わわっ」
    GM:エネミーたちは瞬間退場を使用してシーンから退場します
    琴平 灯紅:捕縛のために生垣から伸ばした影の蔦、および生垣、すべて焼き払われた
    さくら・リトリコ:「わらべ歌……興味がありま……ひゃっ」
    ラス子:端末たる雑草との感覚共有により光と音が反響する。「うぐぅ……だめだ、干竜も見失てしまった」
    琴平 灯紅:「してやられたな……うまくいけば三月さんを切り離せるかもしれなかったのに」
    さくら・リトリコ:「あぁ……音が……音が……くらくらします……」
    鏑あぐり:カボチャのマスクをかぶって踊り狂っていたが、徐々に視界が戻ってきたので動きを止める。
    鏑あぐり:「クソ。逃がしたか……」
    琴平 灯紅:「ならない言葉をもう一度描けなかった……」
    鏑あぐり:「三月ちゃん……あと少しだったのに……」
    鏑あぐり:「ラス姐、敵の位置はもう分からないかな?」
    ラス子:「しばし時間を……感覚が今のでダメになりました」
    前園羽衣:「柴嶋美希の居場所はわかっていますけど……うう、くらくらする」
    さくら・リトリコ:(音爆弾で耳がキンキンして目を回している)
    鏑あぐり:「ああ、そうか。感覚が鋭敏だとそうなるんだな……」
    鏑あぐり:「じゃあ、ひょっとしてさくちゃんもか」
    琴平 灯紅:「これはすぐの追跡も厳しそうだな……」3人を見回して
    前園羽衣:「今の3人の攻撃は勢い任せっぽかったですから」
    前園羽衣:「こっちから攻めるとなると、向こうもそれなりの対策を用意してきているかと……」
    ラス子:「えぇ、むやみな追跡は避けたほうが良さそうね」
    琴平 灯紅:「手負いでそのまま突っ込める状態でもない、と、ああもう、嫌な奇襲だなあこれ、相手がほぼ最大成果だして帰ったじゃないか」
    鏑あぐり:「分かった。ラス代理の判断には従うよ」
    ラス子:「えぇ、一端補給・治療をしてからの再追跡に移りましょう」
    さくら・リトリコ:「……あー、あー、あー、ああー……少しずつ戻ってきました」自分の耳を調律している
    ラス子:「よかったわ。さくらちゃんもなかなかに損傷がひどいものね」
    ラス子:「幸い支部はすぐそばです。いったん戻りますよ、みなさん」
    さくら・リトリコ:「は、はい……」
    鏑あぐり:「ああ。1人で歩けるかい、さくちゃん?」
    琴平 灯紅:「了解」すぐそこの壁にぶつかっていた朝食を拾って中身を見る
    琴平 灯紅:「パックで良かったなあこれ」
    琴平 灯紅:「あ、さくらさんは歩くのに困難するようであればいつでも手を貸そう、庇わせてしまった手前ね」
    鏑あぐり:「お父さんはそうやってすぐさくらのことを甘やかすんだから! ほら、行くわよ、さくら!」
    さくら・リトリコ:「あ、い、いえ、その、大丈夫、です、なんとか……なると思います、はい……」照れ照れ
    さくら・リトリコ:「えっ」
    さくら・リトリコ:「あ、は、はい、は、母上さま……?」
    鏑あぐり:「何してるの! 来なさい!」さくちゃんの手を引っ張って支部へと向かっていく。
    琴平 灯紅:「母さんだっていつも甘やかしているじゃないか、昨日からの一連の行動でもうそう推察するには十分だよ」
    ラス子:「母さんは私……あ、違う」
    鏑あぐり:「あっ、本当のお母さん……!」ラス姐を見て青ざめている。
    さくら・リトリコ:「え、えっと、えっと……」
    さくら・リトリコ:「そ、その、私にとっては、二人とも、母ですから……?」
    琴平 灯紅:「まあそれはもういいだろう、お母さん方、朝食にしようじゃないか、頼まれたミネラルウォーターも冷や汁定食に必要な品も買ってきているのだから」
    ラス子:トゥンク「さくらちゃん……」
    鏑あぐり:「さくら……私が間違っていたわ……」涙が頬をつたう。
    前園羽衣:「あ、じゃあ私は?」 自分を指差しながら
    さくら・リトリコ:「えっ」
    さくら・リトリコ:「えっ、えっ、えー……そ、その……」
    鏑あぐり:「いいから元代理代理は早く次の作戦の準備をしないか! 事態は急を要するんだぞ!」
    前園羽衣:「えーっ、いやわかるけど!」
    前園羽衣:「なんで私だけ!?」
    さくら・リトリコ:「あっ、いえその、そうではなくて」
    鏑あぐり:「ほら、さくちゃんも言ってやれ!」
    さくら・リトリコ:「えっえっ」
    さくら・リトリコ:「あ、そ、その、お、お願いします、3人目の母上さま」
    鏑あぐり:「さくら……なんて優しい子……」再び落涙する。
    前園羽衣:「やったー!」
    前園羽衣:「っと、行ってる場合じゃないね、早く行きましょう」
    琴平 灯紅:「自分の言葉に返事など期待してないけどここまで堪えるとはねえ」から元気を出しつつ4人を追いかけた

    GM:シーン終了
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    琴平 灯紅:ロイス無し
    琴平 灯紅:購入ボデマ
    琴平 灯紅:3dx+1
    DoubleCross : (3DX10+1) → 7[3,4,7]+1 → 8

    琴平 灯紅:無理以上
    ラス子:先に回復とかしてからでもいいのかな。
    鏑あぐり:ロイスはなし。クライマックスでユビキタスに取ろうかな
    鏑あぐり:あ、回復はしなきゃ
    ラス子:医療トランクをあぐりちゃんに押し付けるよ2d10回復しな!
    さくら・リトリコ:そう、回復しなきゃ
    さくら・リトリコ:自前の医療トランク!
    鏑あぐり:押し付けてもらった! ありがたい!
    鏑あぐり:1+2d10
    DoubleCross : (1+2D10) → 1+13[7,6] → 14

    鏑あぐり:さすがラス姐のトランク
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコのHPを2d10(→ undefined)増加 (3 → NaN)
    さくら・リトリコ:あらなんだこりゃ
    琴平 灯紅:あ
    琴平 灯紅:dが全角かもです
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコのHPを2d10(→ 6)増加 (0 → 6)
    ラス子:だいぶ低い値になっちゃったね。
    さくら・リトリコ:6!?
    鏑あぐり:ネームレスシティの新アイテム、高性能治療キットを狙おう
    さくら・リトリコ:というわけでHPは9なのだ・・・
    鏑あぐり:手配師の効果も使用してっと
    鏑あぐり:6dx+2>=9
    DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 9[1,2,6,6,7,9]+2 → 11 → 成功

    鏑あぐり:わーい、買えた
    ラス子:おめおめ
    鏑あぐり:即座に使用します
    さくら・リトリコ:ロイスは保留、アイテムも特にいいかな
    鏑あぐり:14+3d10
    DoubleCross : (14+3D10) → 14+19[7,10,2] → 33

    ラス子:回復アイテム取らないの?さくらちゃん
    鏑あぐり:まだ満タンにはならんか
    ラス子:次シーンに医療トランクでいけそう
    鏑あぐり:いけそうですね
    ラス子:私の取ってた高性能治療キットさくらちゃんに渡すね
    ラス子:3d10で回復しておくれ
    鏑あぐり:あっ、優しい
    鏑あぐり:高性能治療キットはマジで高性能だからすごい
    さくら・リトリコ:あっ買ったり使ったりしていいの?
    鏑あぐり:いいよー
    さくら・リトリコ:じゃあとりあえずここは使わせてもらって
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコのHPを3d10(→ 19)増加 (9 → 28)
    ラス子:満タン?
    さくら・リトリコ:やるじゃん(全回復)
    ラス子:わーい
    琴平 灯紅:おお
    鏑あぐり:出目が極端だ
    さくら・リトリコ:27ですね
    さくら・リトリコ:そして高性能治療キットを私も買おう
    鏑あぐり:ネームレスシティに魂を捧げるがよい
    さくら・リトリコ:5dx+5>=9
    DoubleCross : (5DX10+5>=9) → 8[1,2,3,3,8]+5 → 13 → 成功

    さくら・リトリコ:はい購入いえーい!
    鏑あぐり:やる!
    ラス子:じゃあもう追加の薬は要らないだろうから……
    ラス子:もうみんな装備万全?
    鏑あぐり:あと一回回復すれば満タンですかね
    鏑あぐり:防具も大丈夫
    さくら・リトリコ:いえーい!
    ラス子:なら趣味に走りますかあ私は大型バイクを狙う!
    鏑あぐり:大型バイク!?
    琴平 灯紅:装備
    GM:なんだって
    鏑あぐり:さくちゃんを乗せてハイウェイを突っ走るつもりか
    琴平 灯紅:ううん……どうかな…
    琴平 灯紅:ボデマあったらさっき波紋抜きで生きてたからな…
    ラス子:なんだヒグレ君ボデマか?ボデマが欲しいのか?
    ラス子:3DX+7>=12 じゃあ買いますかあ!
    DoubleCross : (3DX10+7>=12) → 6[1,5,6]+7 → 13 → 成功

    ラス子:渡します
    琴平 灯紅:ありがとうございます……
    鏑あぐり:ラス姐、優秀!
    琴平 灯紅:soukou
    ラス子:次でバイクを買う、絶対だ
    琴平 灯紅:装甲8ありがたくもらいます……
    鏑あぐり:そんなにバイクが欲しいの
    ラス子:ドレスの女性がバイクに乗ってる絵面良くない?
    GM:自動車とかの方が皆で乗れて良いのでは?
    鏑あぐり:「植物」と「バイク」ッ!この世にこれほど相性のいいものがあるだろうかッ!?
    ラス子:みんな行動値下げたくないしエンゲージ分かれちゃうもの……

    ミドル8:結集/翌10:00


    GM:シーンPCはラス子、他PC登場自由
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (104 → 110)
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (90 → 97)
    鏑あぐり:99+1d10
    DoubleCross : (99+1D10) → 99+5[5] → 104

    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (100 → 106)

    GM:あなたたちが支部に戻り、休息を取ろうとしたところで、情報室に戻った前園がドタバタと駆けてくる。
    前園羽衣:「支部長代理! 例の件で、返事が……」
    前園羽衣:「こう……こっそり……抜けて……こっちに……」 秘密裏にというのを遵守しようとしている
    鏑あぐり:「例の件……?」ラス姐の方を見る。
    ラス子:「!?……まさか、返事が?」
    琴平 灯紅:「おっと、内密ごとかい?」
    さくら・リトリコ:「え、え?」
    ラス子:羽衣のゼスチャーに従う。
    前園羽衣:「そうそう、日本支部長から……とりあえずこっちに……」
    琴平 灯紅:「それなら相応に邪魔をせず時間を潰したほうがいいかな、二人は紅茶でもどうだい?」
    前園羽衣:変にコソコソしているので逆に目立っている
    鏑あぐり:「要領を得ないな。いったい何の話だい?」
    ラス子:こそこそ「それで……一体どうだったのですか」羽衣についてゆく
    前園羽衣:「まだ返事は……とりあえず支部長代理に伝えなきゃと思って」
    ラス子:「……わかりました」
    ラス子:羽衣の様子に最悪の返事が脳裏をよぎる
    前園羽衣:ちらりと後ろを見る
    鏑あぐり:「ヒグレくん、そんなこと言っている場合じゃないよ。これは事件の気配だ」
    前園羽衣:「この子達にも来てもらった方が良いですかね、ずっと関わってきたわけだし……」
    前園羽衣:「あっ付いてくる気満々だ」
    さくら・リトリコ:「え、ええと……ついていったほうが、いいのであれば……?」
    鏑あぐり:「さくちゃんも行くぞ。ボクの想像通りなら今まさに恐ろしい事件が起きようとしている……」
    鏑あぐり:「それも未曾有の連続大量殺人事件がね!」
    琴平 灯紅:「俺は待っていてくれと言われているなら待つけど」
    琴平 灯紅:「…もしかしてこれは止めるためについていった方がいいのかい?」
    琴平 灯紅:鏑さんを指し示しながら
    鏑あぐり:「バカ!そんなことを言っているうちに防げる爆破テロも防げなくなるんだぞ!来い!」
    ラス子:「……どうせ直後に伝えることになる内容です。灯紅くんもついてきてもらえますか?その方が話が早いでしょう」
    琴平 灯紅:「了解ですー」これは二人まとめて返事、最後の方に若干ドップラー効果がかかってる
    鏑あぐり:さくちゃんとヒグレくんの手を取り、亜光速でラス姐たちを追いかける。
    前園羽衣:「ちょっ私たち追い抜いてどこいくの!?」
    さくら・リトリコ:「あっ、え、えっと、その、い、いきます!引っ張らなくてもーーーー」
    鏑あぐり:「あっ。亜光速で走る必要はなかった」発生した衝撃波によって粉微塵になってから、ラス姐たちのもとに戻ってくる。
    ラス子:「……ふふ」その様子に笑みがこぼれる。
    ラス子:「どんな返事であれこの子たちとなら案外何とかなるんじゃないか。そう思えてきます」
    ラス子:「……いい支部ですね。ここは」
    鏑あぐり:「みんなは廊下は走っちゃダメだぞ……」体のあちらこちらが粉微塵になっている。
    さくら・リトリコ:「あ、え、えっと」
    琴平 灯紅:「ふうよしよし、立てるかい」さくらさんの周りを影で覆いひとまず彼女の粉みじんは避けた
    さくら・リトリコ:「わ、私も粉みじんになったほうが……?」
    琴平 灯紅:「それは困るなあ、俺は君を粉みじんにしないために努力を重ねたわけだし」
    さくら・リトリコ:「そ、そうですよね、ありがとうございます……」
    ラス子:「さぁ皆、ふざけてないの!……羽衣さん、さっそく映像、出せますか?」
    前園羽衣:「はい!」
    鏑あぐり:体を元に戻すと真面目な顔でモニターを見る。
    前園羽衣:集まって集まって……とジェスチャーして、小さなPCを前に出す。
    鏑あぐり:「こっ、これは……!」
    琴平 灯紅:一番後ろに回りみんなを前にしながらモニターを見る
    霧谷雄吾:「おや、繋がりましたかね? 皆さんお疲れ様です」
    鏑あぐり:「リアクションが早すぎたせいで日本支部長をこれとか言ってしまった」
    霧谷雄吾:UGN日本支部支部長、霧谷雄吾だ
    鏑あぐり:「あっ、あなたは……!」
    霧谷雄吾:「ふふ、構いませんよ……」
    ラス子:「お疲れ様です……霧谷さん」深く頭を下げる
    さくら・リトリコ:「に、日本支部の支部長さん……!?」
    鏑あぐり:「ははーっ!」平身低頭している。
    霧谷雄吾:「いえ、こちらこそ……支部長の代理という難しい座でありながら、よくやってくれています」
    琴平 灯紅:「お疲れ様ですー」と軽く流して頭を下げる
    霧谷雄吾:「ありがとうございます、ラス子さん」
    ラス子:「いえ、大黒木先ぱ……大黒木さんには遠く及ばず支部員の皆さんに助けてもらってばかりです……」
    霧谷雄吾:「ああ、琴平君。先輩(※鹿島金剛、灯紅所属支部の支部長)が気にしていましたよ」
    霧谷雄吾:「上手くやれていますか?」 どの立場の目線かわからないが心配しているようだ
    霧谷雄吾:「いえ、今はこのような事を話している場合ではないのでしたね……」
    鏑あぐり:「ラス代理は草だけどすごい人だよ」よく分からないフォローをしている。
    ラス子:「えぇ、早速で申し訳ないのですが本題を、我々にはあまり時間が残されてはいませんから」
    霧谷雄吾:「"ラスコヴニク"支部長代理、今回の支援の要請に対して我々の方でも打てる限りの手を打たせてもらいたいと思っています」
    ラス子:あぐりのフォローに苦笑いしつつこそりと(ありがとう)を告げる
    ラス子:「……はい」ごくりと喉が鳴る
    鏑あぐり:「打てる限りの手……!」期待に満ちた目で霧谷雄吾を見る。
    霧谷雄吾:「あなたたちの支部の防衛能力の高さは、我々UGNとしても希望です」
    霧谷雄吾:「何があっても墜ちない拠点がある、というのはそれだけで指揮が高まる」
    霧谷雄吾:「……出来る限りの増援を集めました」
    さくら・リトリコ:「……!」
    鏑あぐり:「ま、まさか……!」
    琴平 灯紅:「……と、いうことは…?」
    霧谷雄吾:「順次ディメンジョンゲートを使用してそちらに向かわせます」
    霧谷雄吾:「反撃の時です」 頷く
    ラス子:「……あ」
    鏑あぐり:「……?」
    ラス子:「あ、ありがとうございます……!」
    霧谷雄吾:「先ほども言いましたが、打算でもあります」
    霧谷雄吾:「こんなところでこの支部を墜とすわけにはいきませんからね」
    鏑あぐり:「ラス姐がこんなに恐縮しているところなんて初めて見た。でも、うん。心強いのは確かだ」
    ラス子:「えぇ……えぇわかっていますとも!私とて支部を預かる身で先輩の留守の間に落とされたなど彼に顔向けができない」
    さくら・リトリコ:「な、なんだかすごいことになっているような……」
    霧谷雄吾:「規模で言えば確かに凄いかもしれませんが」
    霧谷雄吾:「しかし、繋がりを大事にする」
    霧谷雄吾:「そういう当然のことをできていると、そう思いたいものですね……」
    霧谷雄吾:「おっと、すいません。もう時間が……」
    ラス子:「えぇ、ありがとうございました霧谷さん!」
    鏑あぐり:「さすが“リヴァイアサン”とあだ名されるだけはあるね」
    琴平 灯紅:「…増援どうもありがとうございます、鹿島支部長には戦力としては十二分に仕事をしていると言っておいてください」
    鹿島金剛:「ほぉう、そうかい」 ずい、と画面にガラの悪い男が映る
    琴平 灯紅:「あ」
    鏑あぐり:「わっ、ヤクザ」
    さくら・リトリコ:「ひゃっ」
    琴平 灯紅:「まあいたところで言うことは変わりないんですけど」
    鏑あぐり:「UGNって反社会的勢力と繋がりがあったのか……」
    ラス子:「こら、失礼でしょ!」
    鹿島金剛:「気張っていけよ、"龍央會"の連中は手ごわいからな」
    鹿島金剛:「誰がヤクザだ!」
    鏑あぐり:「ラス姐にガチで怒られた! 滅多にないぞ、こんなこと!」
    琴平 灯紅:「知ってますよ、なんてったって支部長が家から出してくれなければ今頃まだつながりがあるはずだった連中だ」
    鹿島金剛:「ウチからももう1人寄こしてるから、こき使ってやってくれ」
    琴平 灯紅:「お、誰だろ、木花さんとかかな」
    鹿島金剛:「さてな、とりあえず攻めるのは得意だろ、楽しんで来い」
    鹿島金剛:そう言って画面から鹿島の姿が消える
    琴平 灯紅:「任せてくださいー」
    琴平 灯紅:ひらひら手を振って見送る
    霧谷雄吾:「……それでは、皆さん、頑張ってください」
    霧谷雄吾:「武運を祈ります」
    ラス子:改めて一礼。
    霧谷雄吾:そう言って、カメラが切れる。
    鏑あぐり:「ああ。任せてくれよ」
    鏑あぐり:「頑張ろうね、さくちゃん」
    さくら・リトリコ:「は、はい!」
    ラス子:椅子から立ち上がり皆を見る。「さて……」
    ラス子:「これにて私の打てる全ての準備は終わりました。これ以上は鉢の裏をひっくり返そうが何もありません」
    鏑あぐり:ラス姐に視線を向ける。
    ラス子:「それでも、それでもこの先は厳しい戦いになることは避けられないでしょう……」
    ラス子:「しかし、だとしてもこの戦いは負けることは許されない。彼女を救うため、悲劇を止めるため」
    ラス子:「”行止”とならんために」
    ラス子:「……無茶な戦いになります。ついて着てくれますか?」
    琴平 灯紅:「ここからは根競べ、正真正銘ガチンコ勝負ですか、いいですね、得意ですよそういうの、それに」
    琴平 灯紅:「無茶な戦い大好きです、来るなって言われてもついていきます」
    鏑あぐり:「もちろんだとも。まだ解き明かさないといけない謎が残っているからね」
    さくら・リトリコ:「わ、私も……がんばります!」ぐっ
    前園羽衣:「もちろんです! 頑張りましょう!」
    鏑あぐり:「さくちゃん。キミはまだ中学生だし、もし戦いが怖ければ無理についてこなくても……」
    鏑あぐり:そう言ってラス姐とさくちゃんを交互に見る。
    琴平 灯紅:す、とそれを手で制す
    琴平 灯紅:「…さくらさんは、どうしたいんだい?」
    さくら・リトリコ:「その、私は」
    さくら・リトリコ:「私は……何をするにも中途半端で、すぐから回って上手くいかず、とてもその、失敗も多いです、でも」
    さくら・リトリコ:「でも、その無茶な戦いをする人を私は、助けたいんです」
    鏑あぐり:「……いいのかい、ラス姐?」判断を仰ぐように彼女の方を見る。
    ラス子:「……本来は私が率先して止めるべきところを。甘えてしまいましたねあぐりちゃんの優しさに、灯紅君の意思に、さくらちゃんの気持ちに、」
    ラス子:「でも、その気持ちは受け取りました。なので改めてこちらからも」
    ラス子:「これからはさくらちゃんの力が必要です。よろしくお願いしますね。さくらちゃん……!」
    鏑あぐり:「うん。頼りにしてるよ、さくちゃん」
    琴平 灯紅:「……よかったよ、ちゃんと言えたようで」
    琴平 灯紅:ぽんぽんとさくらさんの背を叩いてから、「先行ってますね」と会議室を出る
    さくら・リトリコ:「……はい、私、やります!やってやりますとも!」
    鏑あぐり:「心強い言葉だ」さくちゃんの言葉に微笑む。
    ラス子:「……まったく。頼りになる支部員たちです」
    鏑あぐり:「待て、ヒグレくん。ボクの推測が正しければそっちには連続殺人犯が……!」それから慌ててヒグレくんを追いかける。
    ラス子:「無駄死にさせるわけにはいかなくなりました。全力のバックアップをお願いしますよ、羽衣」
    前園羽衣:「任せてください! とはいえ……しかしかなり際どい作戦で打って出ないと……」  PCをタイピングしながら動き始める
    ラス子:「どんな作戦だろうと熟して見せましょう。頼りにしていますよ」肩をポンと叩く。
    ラス子:「……では行きましょうか。作戦開始です!」

    GM:シーン終了。
    GM:ロイスの取得変更、購入判定が可能
    琴平 灯紅:ロイスフル
    琴平 灯紅:購入
    鏑あぐり:さくちゃんにロイスを取ろうかと思ったけど、取ったら全部埋まってしまうな……
    琴平 灯紅:とりあえずラス子さん待ちます
    鏑あぐり:今はまだ一枠空けとく!
    ラス子:ロイス 大黒木支部 〇信頼/隔意
    鏑あぐり:信頼……!
    ラス子:私の購入待ち?
    鏑あぐり:ボクは何買おうかな
    鏑あぐり:とりあえず
    琴平 灯紅:バイク支援に回ろうかと・・
    鏑あぐり:自前でHPを全快させておくか
    鏑あぐり:応急手当キットを狙います
    ラス子:あぁなるほど!なら遠慮なくバイクを買うのだわ
    ラス子:あーまーって回復あるよ
    鏑あぐり:おお
    ラス子:医療トランク余らせてるから2d10でどうぞ
    鏑あぐり:やったー!ありがたく借ります!
    鏑あぐり:33+2d10
    DoubleCross : (33+2D10) → 33+13[8,5] → 46

    鏑あぐり:40点で全快!
    琴平 灯紅:たっぷりかいふく
    さくら・リトリコ:いえーい!
    鏑あぐり:回復は済んだし何買うかな
    ラス子:3dx+7>=12
    DoubleCross : (3DX10+7>=12) → 10[3,8,10]+3[3]+7 → 20 → 成功

    鏑あぐり:あっ、すごい
    ラス子:余裕の成功でバイク購入
    さくら・リトリコ:すごいぜ
    琴平 灯紅:買えてる!
    琴平 灯紅:どうしようかな
    さくら・リトリコ:買うものなんも思いつかん
    さくら・リトリコ:別にブルーゲイルもいらないしな・・・
    琴平 灯紅:そう言えば
    琴平 灯紅:鏑さん分の強化素材買えてましたっけ
    鏑あぐり:ラス姐とツーリングするためにボクもバイク買おう
    鏑あぐり:強化素材、実は買ったことない
    鏑あぐり:4dx+2>=12
    DoubleCross : (4DX10+2>=12) → 10[3,4,6,10]+7[7]+2 → 19 → 成功

    鏑あぐり:バイク買えた!やったー!
    ラス子:やったね!
    琴平 灯紅:じゃあ堅実に強化素材を狙おう
    琴平 灯紅:3dx+1 難易度15
    DoubleCross : (3DX10+1) → 10[4,4,10]+10[10]+10[10]+10[10]+5[5]+1 → 46

    琴平 灯紅:????????????????
    鏑あぐり:??
    ラス子:??????????
    GM:なんで?
    さくら・リトリコ:???????
    鏑あぐり:攻撃の命中判定かな
    鏑あぐり:ドッジで……
    琴平 灯紅:あげる…
    ラス子:3個くらい買えそうな値出すじゃん
    鏑あぐり:あっ、ありがとうございます……
    鏑あぐり:恐れ多くて使えない……
    GM:達成値46分の強化素材……
    琴平 灯紅:社会1と葉
    GM:さくらちゃんは何か買います?
    さくら・リトリコ:んー、
    鏑あぐり:二人で結婚指輪でも買いに行くかい?
    さくら・リトリコ:誰かが欲しいものないなら別にないかな
    さくら・リトリコ:買わない
    鏑あぐり:そんな……
    琴平 灯紅:必要そうなものは特に無さそうですね
    鏑あぐり:ボクは以上です……
    琴平 灯紅:後はフレーバーくらい
    ラス子:誰もいないなら予備になっちゃうけど何か銃火器が欲しいな
    さくら・リトリコ:じゃあ別になにもないかな
    琴平 灯紅:一応の攻撃用ですかね…?
    さくら・リトリコ:鉄火器
    ラス子:そう2R目はたぶんメジャーがあいちゃうから
    さくら・リトリコ:なるほど
    鏑あぐり:パワーピストルでも買います?
    ラス子:もし可能ならグレネードランチャーを……
    ラス子:購入13です
    琴平 灯紅:※難易度13
    さくら・リトリコ:じゃあグレネードランチャーで
    鏑あぐり:ぶっ放すつもりだ
    さくら・リトリコ:てってけてっててー
    さくら・リトリコ:〈援護の風〉+〈ウィンドブレス〉~
    鏑あぐり:本気じゃん!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を4(→ 4)増加 (106 → 110)
    ラス子:たぶん財産点だけでいけますわよ!?
    琴平 灯紅:ガチ
    GM:要らなかったら取り消してもいいよ~
    さくら・リトリコ:達成値15なので
    さくら・リトリコ:もう買いました
    さくら・リトリコ:財産点だけでいけるかな
    さくら・リトリコ:じゃあそうする
    さくら・リトリコ:なしで!
    鏑あぐり:ダイス振ってファンブルするかもしれないので一応振った方がいいですよw
    さくら・リトリコ:5dx+5
    DoubleCross : (5DX10+5) → 8[5,5,6,8,8]+5 → 13

    さくら・リトリコ:hai
    さくら・リトリコ:はい
    琴平 灯紅:強い
    ラス子:あわわありがとうございます(土下座)
    鏑あぐり:ぴったり買えてる!
    鏑あぐり:中学生なのにどこからグレネードランチャーを……

    マスターシーン:会談/5日前



    GM:室内にすらりとした蒼髪の女が入ってくる。
    柴嶋美希:「本日はお集まりいただきありがとうございます」
    柴嶋美希:「"龍央會"セルリーダー"龍王(ドラゴンマスター)"」
    "龍王":椅子の上で胡坐をかき、酒を飲んでいる厳めしい髭面の男がいる。その横にはピンク色の少女と青色の少女が控えている。
    柴嶋美希:「"星の里"教祖、葉隠園美……」
    葉隠園美:数人の古典的なメイド服を着た少女達を伴い、書生服を着た年若い男がリラックスし座っている。
    使用人:「…………」
    葉隠園美:表情無き同伴者とは対照的に、書生服の男性の表情からは好奇の感情が感じられる。
    "龍王":「はははァ、"マスターエージェント"2人を呼びつけるとはなかなか肝の据わった嬢ちゃんじゃねえか」
    葉隠園美:「いえいえ、"龍王(ドラゴンマスター)"は勿論偉大なるマスターエージェントですがね。小生はマスターなどという大それたものではありませんよ。」
    葉隠園美:「…ただ孤独な人の傍にいたいと思うだけのつまらぬ男です。さて、紫鳴さん。今日の集まりの目的を聞かせていただいても?」
    柴嶋美希:「恐縮ですわ……今回お呼び立てしたのは他でもありません」
    柴嶋美希:「この街の支部の支部長が、暫くの間支部を離れると聞きました」
    柴嶋美希:「この隙に、この支部に秘されている特殊な能力者を奪う為です」
    GM:沈黙
    "龍王":「つまんねえ話だな、オイ。"マスターカインド"、お前はこれに乗って俺に声を掛けたのかよ」
    "龍王":大きく溜息を吐きながら酒杯を呷る
    "龍王":「知ってるだろ、俺がそういうやり方に興味がないのはよ」 イック、としゃっくりをして、酒を注ぎ直す
    葉隠園美:「紫鳴さん。”わたくし”、マスターカインドは、貴方の事を買っている。そろそろ話を本題に進めていただきたい。」
    葉隠園美:「─────言っていることが、お分かりですね。答え次第では身の保証はできない、という事です。」
    葉隠園美:「貴方だけではなく、"我々の"ね。」表情を変えずにそう言う、が…。
    葉隠園美:葉隠園美の顔に虫のような何かが一瞬蠢く。まるで"龍王(ドラゴンマスター)"に怯えるかのように。
    柴嶋美希:「……っ」
    柴嶋美希:「この特殊な能力者、というのは」
    柴嶋美希:「扱い方としてはFHにも利益があるでしょう。レネゲイドを解放し、未覚醒者を覚醒すらさせる力です」
    柴嶋美希:「そして、それを為すには"龍央會"の戦力が必要だと考えています」
    柴嶋美希:「その為にも"マスターカインド"に協力してもらい、大量の依頼金と……」
    柴嶋美希:「この写真の少女、鏑あぐり……この少女を……」
    “干竜”:「あっリーダーの娘」 思わずといったように反応
    “砕竜”:「ちょ、バカ────」
    GM:瞬間、凄まじい圧力が3人に掛けられる。
    GM:全く身動きが取れないどころか、その場にいるだけで体が倒れ、全身の内臓や骨が悲鳴を上げる。
    GM:この中では頑丈な"砕竜"でさえ苦痛の声を上げ、柴嶋や"干竜"はもはや死にかけている。
    “砕竜”:「ご、ごめ……リーダー……勝手に調べ……げぅ……ぐ……」
    “干竜”:「ぅ……ぁ……」
    柴嶋美希:「わ、私が死んでも……あっ……ぐっ……」
    "龍王":「チッ」 能力を解除する。
    柴嶋美希:「げほっげほっ、私が死んでもこの情報は拡散されるようになっています。この情報が拡散されれば……」
    "龍王":「タコ、あいつがUGNに行った時点でそれは同じことだろうが、んな事は今更気にしてねえ」
    葉隠園美:「"龍王(ドラゴンマスター)"、貴方もやはり人の…いえ、なんでも。続けてください。わたくしは部外者ですしね。」
    "龍王":「おい、お前らはなんで勝手に調べた?」 砕竜と干竜に
    “砕竜”:「昔見た、仮面の男……リーダーの娘が……許せないことをしたから」
    “干竜”:「もしかしたらリーダーの弱みを握れるかと思って協力しました……」
    GM:申し訳なさそうに"砕竜"と"干竜"が頭を下げる。
    "龍王":「ダメじゃねえか」 "干竜"を蹴っとばす。凄まじい音を立てて壁に激突する。
    "龍王":「しかし、お前、アイツを恨んでるとはな」
    "龍王":「……よし良いだろう、俺の兵を貸してやる。お前も行って殺してきていいぞ」
    “砕竜”:「!」
    "龍王":「おら、お前も手伝ってやれ」 "干竜"の体が宙に浮き、"砕竜"にぶつけられる。
    "龍王":「ははは……面白くなってきたな……おっと、酒が切れた」
    "龍王":「俺は帰るから後はそいつら使って好きにやってくれ、はははは……」
    葉隠園美:「ふふ…今日は期待していましたが。想像以上に面白いものを見れました。」
    葉隠園美:「貴方に協力して正解でした。」
    柴嶋美希:「嵐のような人ですね……」
    柴嶋美希:「しかし、協力は得られました」
    柴嶋美希:「あなた達のお陰です」 ホッとしたように溜息
    葉隠園美:「いえいえ。ところで紫鳴さん。解放の異能を持つ彼女からはどう協力してもらうんです?」
    柴嶋美希:「洗脳では"解放"とは程遠いですから」
    柴嶋美希:「サイコブーストなどを用いて暴走させようと思います」
    柴嶋美希:「制御しきれないかもしれませんが、出力さえ足りればなんとでもなる」
    葉隠園美:「ええ、ええ。その通り。なにより、解放を齎す彼女が操作されては救済になりませんからね」
    柴嶋美希:「……ええ、それでは予定通り。攪乱と戦力の潜伏をお願いします」
    柴嶋美希:そうして柴嶋は去っていく
    使用人:「…………」
    使用人:「しかし、上手くいった。この戦力があれば私たちは勝てる」
    使用人:「これこそが天意……覚醒しゆく世界の定め」
    葉隠園美:「ええ。"マスターカインド"による世界の目覚めの始まりだ。」
    葉隠園美:「そして三月司の"解放"の力を用いこの計画を終えた小生はジャームに至り…理解するのです。」
    葉隠園美:「『真の孤独を』」
    葉隠園美:「その時初めて小生は孤独な者達に真に寄り添える…。」
    葉隠園美:「なんと素晴らしいなんと素晴らしいなんと素晴らしいなんと素晴らしい」
    葉隠園美:「嗚呼…待ちきれない。三月司、一緒に世界を救いましょう」

    GM:シーン終了

    クライマックス1:吹き荒れろ、嵐/翌10:30


    GM:全員登場をお願いします
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (97 → 105)
    鏑あぐり:104+1d10
    DoubleCross : (104+1D10) → 104+8[8] → 112

    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (106 → 108)
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (110 → 114)

    GM:時間の猶予はない。
    GM:ジャーム化認定までの時間自体はまだ残されてはいるが、高侵蝕暴走状態が長引いた場合、制限時間前に辿り着けたとしても
    GM:暴走状態が解除できなくなっている────ジャーム化している可能性が高い。
    GM:そこで、あなた達の作戦はこうなる。
    GM:あなた達は敵、柴嶋美希の拠点に突撃する。
    GM:敵の妨害が予想されるだろう。しかし、あなた達の防御は最小限だ。
    GM:敵の攻撃を引き付け、多くの敵があなた達に攻撃を仕掛けたところをUGNの増援部隊で強襲。一気に磨り潰す。
    前園羽衣:「……危険な作戦にはなりますが」
    前園羽衣:「敵の大多数を削ることで、後顧の憂いを断つことにもなります」
    前園羽衣:支部の玄関まであなた達を見送りに来ている。
    鏑あぐり:背の高いショートカットの少女がストレッチをしながら答える。
    鏑あぐり:「謎は難しければ難しいほど解きがいがあるというものさ。ねえ、みんな?」
    前園羽衣:「こういう時は本当心強いね、あぐりちゃんは……」
    ラス子:「自信はおありのようですね。名探偵?」クスリと笑い応える。
    ラス子:「えぇ、全てのピースは揃いました。後は全力を尽くしましょう」
    鏑あぐり:「あと少しで真相を解き明かすことができるんだからね。待ち遠しいよ」
    琴平 灯紅:「俺は謎を解くとか飽きるタイプだから、その辺りは名探偵に任せることにするよ」
    琴平 灯紅:「大丈夫、攻めはちゃんとやるよ、春の全殺し大感謝祭って言ってきたからね」
    鏑あぐり:「ヒグレくん、今回はキミが紅一点の逆みたいな……リバース・オブ・ザ紅一点……? だからね。しっかり頼むよ」
    さくら・リトリコ:「黒一点ですね」
    ラス子:「ひゅーひゅー」肘でつつく
    前園羽衣:「懸念される"干竜"やその他の長距離からの攻撃に対しては、機動能力と支援に長けた"ラインサーバー"の部隊に対応してもらいます」
    鏑あぐり:「さくちゃんは中学生なのに賢いな。その調子でボクたちのサポートも任せたぞ」
    前園羽衣:「お願いね、さくらちゃん」
    琴平 灯紅:「さくらさんはかしこいなあ、まあともあれそこはしっかりね、後ろはお願いするよ」
    琴平 灯紅:「さくらさんも、前園さんも」
    さくら・リトリコ:「あ、いえ、はい、その、いえ、私なんて皆さんに比べたら……」照れ照れ
    前園羽衣:「それじゃあ、行きましょう! 皆さんお願いしますよ!」
    ラス子:「えぇ……では、作戦開始よ!」
    鏑あぐり:「ああ。全ての謎を粉砕してやる!」巨大な金棒を肩に担ぐ。

    GM:それでは、ここはFS判定となります。
    鏑あぐり:フォーカスシステム!
    GM:ラウンド進行になりまして、イニシアチブ順に判定を行い達成値毎に進行値を手に入れ
    GM:その進行値を完了値まで満たせばクリアとなります。
    琴平 灯紅:ふむふむ
    GM:詳しくはICを確認してね。
    GM:今回のFS判定は判定自体は楽ですが、毎Rエネミーも出ます
    鏑あぐり:エネミーもおるんか
    ラス子:うわあ
    琴平 灯紅:ひ
    さくら・リトリコ:ひええ
    GM:敵の強さは弱い(星の里信者)、普通(通常傭兵)、強い(龍央會エージェント)とあります、誰が出るかな
    GM:では今回のFSはこちら
    FS判定 名称:敵の元までたどり着け! 終了条件:3R経過
    判定:【肉体】 難易度6 最大達成値30 経験点3点
    完了値18

    鏑あぐり:ランダムエンカウントなことあんの
    鏑あぐり:肉体!
    GM:では、ここからはラウンド進行になるよ~
    ラス子:はーい!
    鏑あぐり:がんばりまーす
    GM:まずセットアップ
    GM:1d100
    DoubleCross : (1D100) → 94

    GM:事態の断続的な悪化 シーン間難易度+1d10
    GM:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 7

    鏑あぐり:ぎゃー!?
    GM:シーン間難易度+7されます
    琴平 灯紅:うっわあ
    GM:ヤバ
    鏑あぐり:詰んだ……
    さくら・リトリコ:なんてこと
    GM:頑張ってね、雑談では突破できなかったら死にますとか茶化したけど
    鏑あぐり:クリティカルすりゃあいいんだろう!やってやらぁ!
    GM:完了値まで届かなくても大丈夫です。HPは減る。
    ラス子:ひえ……
    GM:1d3 エネミー
    DoubleCross : (1D3) → 1

    GM:強いのが出ます
    鏑あぐり:そ、そんな……
    琴平 灯紅:幸先が
    GM:ではPC──5m──龍央會エージェント【8】こういう配置
    GM:つづいてイニシアチブ
    GM:未行動のキャラは支援判定を行えますが、いますか?
    琴平 灯紅:あ、まった
    琴平 灯紅:セットアップ宣言しても?
    GM:あっそうですね忘れてた
    琴平 灯紅:「狂い咲きレコード」(螺旋の悪魔L6+極限暴走+背徳の理L6)ラウンド間ATK+18、暴走、判定D+12、コスト3
    GM:セットアップでエフェクトやアイテムなどあればどうぞ!
    鏑あぐり:あっ、セットアップあるんだ
    琴平 灯紅:6
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を6増加 (105 → 111)
    GM:R進行だからエフェクトも使えます。
    鏑あぐり:どうしよっかなー
    ラス子:うーん、私はパス。攻撃誘導系を巻くメリットはなにもないや
    さくら・リトリコ:なにもない
    GM:ラス姐重いしね
    鏑あぐり:エネミーをどうするかなんだよなぁ
    GM:数は毎R増えますけど、HPはそんなに高くないよ
    ラス子:可能ならヒグレ君にエネミー対処お願いしたいよね。あぐりちゃんには判定に行ってもらいたいし
    鏑あぐり:ヒグレくん、とりあえず今回はエネミーの処理を任せてもいいですか?
    琴平 灯紅:OKです
    琴平 灯紅:できる限り対処します
    ラス子:お願いします!
    鏑あぐり:じゃあ、ボクはセットアップなし!
    GM:では、1Rイニシアチブ!
    GM:現在の支援判定は【精神】難易度6(+7)とさせていただきます
    鏑あぐり:高いよ。無理だよ。
    GM:成功したら対象の進行判定達成値+3するけど、する人います?
    鏑あぐり:しないよ!
    ラス子:とりあえず得意な人以外は待機で良いんじゃないかな。
    さくら・リトリコ:一応精神は高いです
    さくら・リトリコ:ウィンドブレス必要な時は言ってね
    GM:ですかね。支援判定しなければ1Rイニシアチブはさくらさんに回る
    鏑あぐり:判定が精神に変わるかもしれないし
    ラス子:さくらちゃんにはいっそエンジェルヴォイスとかの支援やって貰った方が嬉しいよ
    鏑あぐり:あっ、そうか。ウインドブレスもあるんだ。
    GM:そう、ウインドブレスが進行判定でメチャ強いの
    GM:では、進めちゃいましょうか。
    GM:さくらちゃんのメインプロセス!
    さくら・リトリコ:そうだねえ
    さくら・リトリコ:じゃあエンジェルヴォイスにするか
    鏑あぐり:あっ、支援技
    鏑あぐり:C値下がるのは強い
    さくら・リトリコ:とりあえず初手は全員に撒けるけど
    さくら・リトリコ:ハードビートはいらないかな
    琴平 灯紅:ですね
    GM:では、宣言と侵蝕上げをどうぞ~
    ラス子:対象3体のうちに私は含めなくて大丈夫だよ。起源種だからダイスがめちゃんこ少ないんだ。さくらちゃん自身にかけておくれ
    鏑あぐり:そうか、起源種
    さくら・リトリコ:では〈エンジェルヴォイス〉+〈風の渡し手〉、では言う通りにして対象はあぐりちゃん、灯紅くん、私で
    さくら・リトリコ:ダイス+3個、C値-1!
    鏑あぐり:強い!
    琴平 灯紅:ありがとうございます!!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を7(→ 7)増加 (108 → 115)
    さくら・リトリコ:なんとエンジェルヴォイスは次のメジャーだからラウンドをまたげてもいいのだ
    GM:めっちゃ上がる―
    鏑あぐり:便利~
    ラス子:助かるねえ
    GM:では、続いては行動値8の琴平・ラス子!
    さくら・リトリコ:まあどうせ渡し手はシーン一回だから気前よく使っていかんと
    GM:エネミーは行動値8だからギリギリ追っつかない……くっ9にすればよかった
    ラス子:私は待機。今は判定に挑まない。次が感覚系であることを祈るよ
    琴平 灯紅:では
    琴平 灯紅:エネミーに対して攻撃します
    琴平 灯紅:マイナー無し、メジャー
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL4)C値-3(4)、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:判定します
    琴平 灯紅:19dx7+6
    DoubleCross : (19DX7+6) → 10[2,2,2,3,4,4,4,4,5,5,5,7,8,8,9,10,10,10,10]+10[2,2,4,6,7,7,9,10]+10[1,1,6,9]+10[10]+1[1]+6 → 47

    鏑あぐり:高い!
    GM:何だその達成値!
    ラス子:いっけえ!
    琴平 灯紅:あ、C値下げるの忘れてた
    琴平 灯紅:振り直しても…?
    GM:C6になってないけど、ふり直します?
    GM:どうぞ~
    琴平 灯紅:19dx6+6
    DoubleCross : (19DX6+6) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,3,4,5,5,6,6,7,8]+10[1,4,6,9]+10[2,8]+5[5]+6 → 51

    GM:上がるのかよ!
    鏑あぐり:繰り上がった
    GM:こういうのってふり直したら下がるのが相場だろ!?
    龍央會エージェント:ドッジ
    さくら・リトリコ:C値下げてるんだから上がるに決まってるんだよぉ
    龍央會エージェント:4dx+2>=51 イケるイケる
    DoubleCross : (4DX10+2>=51) → 9[1,5,9,9]+2 → 11 → 失敗

    龍央會エージェント:くっ
    琴平 灯紅:6d10+12+18 色々有効
    DoubleCross : (6D10+12+18) → 35[9,5,9,2,8,2]+12+18 → 65

    鏑あぐり:いい火力!
    ラス子:すごいすごい!
    龍央會エージェント:ぐあーっ、色味坂シロ子流用データマンがやられた
    鏑あぐり:何者!
    GM:では、エネミーはいなくなり、PCのみになる!
    ラス子:よぉしあぐりちゃん頑張れ!
    鏑あぐり:がんばるぞー
    GM:鏑あぐりの手番!進行判定なりなんなりしな
    GM:進行判定は肉体6+7です
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (111 → 114)
    鏑あぐり:では、【肉体】で判定に挑みます!
    鏑あぐり:15dx9>=13
    DoubleCross : (15DX9>=13) → 10[2,2,4,5,5,5,6,6,6,6,7,8,8,8,9]+10[10]+3[3] → 23 → 成功

    鏑あぐり:なんとか成功!
    GM:なんだそのダイス数!
    GM:では、進行値は3上がる!
    鏑あぐり:さくちゃんの愛さ
    ラス子:いいぞいいぞ!
    琴平 灯紅:いえい
    GM:あと2進行したら、判定が変わります
    GM:では待機していたラス子さん
    ラス子:うへえ
    鏑あぐり:まだ変わらんのか!
    ラス子:す、すまないさくらちゃん。ウィンドブレスを頂けないでしょうか……
    鏑あぐり:絆の力だ
    ラス子:たぶん素振りじゃ目標値さえ超えないのだ
    さくら・リトリコ:OK!
    さくら・リトリコ:〈援護の風〉+〈ウィンドブレス〉
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を4(→ 4)増加 (115 → 119)
    さくら・リトリコ:ダイス
    さくら・リトリコ:ダイス8個、達成値+18!
    鏑あぐり:すご!
    ラス子:確実な勝利だあ
    琴平 灯紅:つよい
    GM:強すぎる……
    ラス子:9dx+18>=13 肉体(1)
    DoubleCross : (9DX10+18>=13) → 10[1,2,3,4,5,5,6,9,10]+8[8]+18 → 36 → 成功

    GM:上限叩いとるやんけ!!
    鏑あぐり:ラス姐、さすが!
    SGM:やべ~~
    ラス子:固定値18がでかすぎるんじゃい!
    GM:で、では進行値は4です……
    ラス子:ありがとう!
    さくら・リトリコ:いえーい!
    琴平 灯紅:つよつよー
    GM:7/18 は、早い……
    GM:進行値0:激しい攻撃があなた達を襲う。敵の攻撃をくぐり抜けろ 【肉体】 難易度6+7
    GM:↓
    GM:進行値5:敵の攻撃により感覚を狂わされた。集中し、目的地を見切れ 【感覚】 難易度8+7
    GM:では、クリンナップ!とくにないのでスキップします

    GM:あなた達が進み始めて間もなく、攻撃が飛んでくる。
    GM:その直前にワーディングが貼られる。ブラックダイヤモンドによる特殊なものだ。
    GM:あなた達はひとまず、街の被害を気にせず戦うことができる。
    GM:霧谷日本支部長が寄越した増援によるものだ。
    鏑あぐり:「早速お出ましのようだね。まずはここを突破しなくちゃ」敵の軍勢を見渡して言う。
    前園羽衣:「さくらちゃんの力を借りないと、突破は難しそうだね……」
    ラス子:「えぇ、出し惜しみの余裕はなさそうです。頼りにしていますよ、さくらちゃん」
    さくら・リトリコ:「は、はい……!」
    さくら・リトリコ:「……         」声を響かせ、あたりを調律する
    前園羽衣:「ひゃあ、凄いねえ……」
    鏑あぐり:「よし、これなら……!」
    前園羽衣:「皆、行けそう?」
    琴平 灯紅:「ああ、協力感謝するよ、さくらさん」
    鏑あぐり:「敵の攻撃の勢いはまだまだ強いけど、たぶんなんとか……!」
    ラス子:「……大丈夫。そんな確信に近い予感がするわ」
    GM:あなた達の降り注ぐ攻撃はいくつかの種類がある。
    さくら・リトリコ:「……大丈夫です……いけるはず……!」
    GM:強力なオーヴァードの物、あなた達が普段鎮圧するようなそこそこ程度の物、それからレネゲイドの籠っていない普通の銃弾。
    GM:降り注ぐ攻撃は誰が誰に攻撃したかもわからないほどのものだ。そしてそこで────
    前園羽衣:「ウッ!」 腹部に大きな穴を開けて、羽衣が吹き飛ぶ。
    鏑あぐり:「羽衣さん……!?」
    前園羽衣:「ヤバい狙われてるっ、たすけてーっ!」
    琴平 灯紅:「!」すぐに弾道の方に向き直る
    鏑あぐり:「ああ、クソ。ボクじゃあ間に合わない……!」
    龍央會エージェント:巨大なスナイパーライフルを構えた男が、移動している。
    琴平 灯紅:辺りの空気は調律されて、無風だ
    龍央會エージェント:場所を移して、三月司の暴走を解除できる羽衣から仕留めるつもりだろう
    ラス子:「……狙撃手確認。ヒグレ君、位置情報を同期するわ。対処、任せるわよ」《声なき声》言語化の時間を短縮し指示を送る。
    琴平 灯紅:「オーケー」
    琴平 灯紅:支部長が指示した位置へ、まっすぐに飛び
    琴平 灯紅:そのまま、殴り倒すように、剣を振るう
    龍央會エージェント:ステップ。咄嗟の後退。
    龍央會エージェント:刃が長い。避け切れない。ライフルを盾にする。しかし────
    琴平 灯紅:盾に構わず、純然たる暴力を以て剣を振るい
    琴平 灯紅:盾にしたライフルごと、打ち砕いて吹き飛ばした
    龍央會エージェント:男が吹き飛ばされる。
    鏑あぐり:「すごいな……あんなあっという間に……!」
    GM:しかし即座に周囲の敵があなたに殺到する。
    さくら・リトリコ:「……すごい」
    琴平 灯紅:「まだまだあ!こっちは任せておいてください!二人は目的を!」
    琴平 灯紅:殺到した敵を千切っては投げつつ、道を作っていく
    前園羽衣:「た、助かったあ!」 どたどたと這ってラス子の後ろに隠れる
    前園羽衣:「よしっいけっあぐりちゃん! フッとばせっ!」 その場で腹部を治療しながらヤジを飛ばしている。
    ラス子:「無事なようで良かったわ、羽衣」「えぇ、ヒグレ君の作った間隙を無駄には出来ないわ。一気に推し進めましょう……!」
    鏑あぐり:「有象無象どもが……真実の邪魔をするな……!」
    鏑あぐり:長身の少女が力任せに敵を吹き飛ばしながら敵陣を突破する!
    GM:大量の敵が悲鳴を上げながら吹き飛ぶ!
    前園羽衣:「い、今のうちに行ける!?」
    さくら・リトリコ:「……ラス子さん!調律をします!何かきっと、探れると思います!」
    さくら・リトリコ:「        」ラス子の周りに風のような力の溢れる曲を流す
    ラス子:「感謝するわ。あぐりちゃん、さくらちゃん」礼と共に雑草の権能を全開で振るう。
    ラス子:音に逆らわず、気持ち良いリズムに合わせ、踊るように。触腕はうなりを上げあぐりの手を逃れた雑兵をことごとく宙に放り上げる。
    ラス子:「……なるほど」
    ラス子:「こういうのも楽しいわね」頬を紅潮させ、ちぎっては投げちぎっては投げの初めての感触に感動する。
    鏑あぐり:「感銘を受けてる場合か、ラス姐……!」敵をはね飛ばしながら叫ぶ。
    前園羽衣:「よし! 今ならいけるよ! ゴーゴーゴーゴー!」 腕を振ってあぐりたちを進める
    GM:しかし、少し進んだところであなた達の歩みが止まる。
    GM:周囲の景色が上手く認識できない。
    GM:目標地点までの道筋が正確に判断できない。
    鏑あぐり:「お次は何だ……!」周囲を警戒する。
    琴平 灯紅:「知覚攪乱か…組織的な妨害の可能性もあるな…ええい厄介な」
    ラス子:「幻覚か感覚干渉か……厄介なものね」
    GM:くらり、と頭が揺らぐ感覚。コレをなんとかしなければ、先へ進むことは出来ない。
    GM:人ごみに紛れて、3人の男女が能力を行使し、あなた達を見つめていた。

    GM:2R
    GM:セットアップ
    GM:1d100 ハプニングチャート
    DoubleCross : (1D100) → 9

    GM:専門的知識が必要
    GM:R中指定された技能が4レベル以下のキャラクターは進行値-1
    GM:技能指定ないので、今は関係ないですね
    鏑あぐり:やばすぎる
    さくら・リトリコ:こわー
    GM:1d3 エネミー
    DoubleCross : (1D3) → 1

    GM:強いのが出ます
    ラス子:うわああ
    鏑あぐり:またか……!
    琴平 灯紅:またか
    GM:あとセットアップある方は宣言どうぞ
    琴平 灯紅:セットアップは無いです
    さくら・リトリコ:なんでだよー!
    ラス子:なしです!
    さくら・リトリコ:なんもない!
    鏑あぐり:行動値的にヒグレくんに処理して欲しいけどそうするとヒグレくんの侵蝕率だけガンガン上がるんだよな……!
    琴平 灯紅:大丈夫
    琴平 灯紅:1撃3なので他の人よりは…安い!
    鏑あぐり:じゃあ、任せるよ……!
    鏑あぐり:ボクはセットアップは何もなし!

    GM:2R:イニシアチブ 行動値16 さくら・リトリコ
    さくら・リトリコ:待機!
    GM:ういっす!
    GM:2R:イニシアチブ 行動値8 琴平灯紅・ラス子
    琴平 灯紅:お先いただいても?
    ラス子:どぞどぞ
    琴平 灯紅:では、マイナー無し、メジャー
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL4)C値-3(4)、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:対象エネミー、判定します
    琴平 灯紅:16dx7+6
    DoubleCross : (16DX7+6) → 10[1,2,3,3,4,4,4,4,5,7,7,8,8,8,10,10]+10[1,1,4,5,9,10,10]+5[4,5,5]+6 → 31

    鏑あぐり:いい感じ!
    GM:ヤバ~
    龍央會エージェント:4dx+2>=31
    DoubleCross : (4DX10+2>=31) → 9[3,5,7,9]+2 → 11 → 失敗

    琴平 灯紅:4d10+18+11
    DoubleCross : (4D10+18+11) → 24[1,6,10,7]+18+11 → 53

    龍央會エージェント:くっ、ダメージを出せ
    琴平 灯紅:装甲ガード有効
    龍央會エージェント:出された。死……
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (114 → 117)
    龍央會エージェント:私にも射撃をさせてくれ……??
    琴平 灯紅:させたら庇えなくはないけどそれはそれで惨事なんだよな…
    GM:では、続いてラス子さんだ。
    ラス子:はーい!任せよ
    ラス子:マイナーアクションで《Lv.7 オリジンプラント》を宣言
    ラス子:ラス子の侵蝕率を2増加 (114 → 116)
    ラス子:感覚目標値15 振るよー!
    ラス子:3dx+14>=15
    DoubleCross : (3DX10+14>=15) → 10[7,10,10]+8[6,8]+14 → 32 → 成功

    鏑あぐり:すげー!
    琴平 灯紅:すっごおい
    さくら・リトリコ:かっこいいー!
    GM:ま、また上限叩いてる……
    鏑あぐり:さすが代理!頼りになる!
    GM:何当然の様に回してるんだ……!
    ラス子:いえーい!なんでC10でまわるの??
    GM:これが支部長代理の力……
    GM:で、では進行値は4……
    GM:進行値 11/18
    GM:進行値10:目的地はもうすぐだ。敵の攻撃は収まる気配がない、気を強く持て。 【精神】難易度10+7
    鏑あぐり:精神って!
    GM:次はあぐりちゃん、精神だぞぉ?
    鏑あぐり:せめて技能を足させてくれ……
    琴平 灯紅:技能があると進行値減るから…
    GM:今技能足したらいい値出しても進行値-1されるぞ?
    鏑あぐり:しょうがないので素で判定します
    鏑あぐり:5dx>=17
    DoubleCross : (5DX10>=17) → 6[1,1,1,6,6] → 6 → 失敗

    鏑あぐり:そりゃそうだよ!
    GM:ダイス数は結構あったんだけどな……!
    GM:難易度17、かなりキツイ
    鏑あぐり:半分以上が侵蝕率ボーナスだよ!
    GM:では、次は待機していたさくらちゃん!
    さくら・リトリコ:では遠慮なく
    さくら・リトリコ:〈援護の風〉+〈ウィンドブレス〉
    さくら・リトリコ:17dx9+18
    DoubleCross : (17DX9+18) → 10[1,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,8,8,9,9,10]+10[7,8,10]+10[9]+2[2]+18 → 50

    さくら・リトリコ:勝ちまんじ
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を4(→ 4)増加 (119 → 123)
    GM:やべえ
    鏑あぐり:鬼才か?
    GM:50?????
    ラス子:頭打ちが30なのが勿体ない……!
    GM:進行値は4!
    琴平 灯紅:ひょわああ
    琴平 灯紅:すっごい
    鏑あぐり:いっぱいもらった!
    GM:15/18 あと3でクリア……!
    琴平 灯紅:残り2…!
    琴平 灯紅:3だ
    鏑あぐり:もうちょい!
    さくら・リトリコ:やるぜー
    GM:進行値15 敵を排除し、突入しろ 任意の攻撃技能 難易度+12+7
    GM:白兵・射撃・RCのどれかね
    ラス子:攻撃技能!任せたぞアタッカーズ!
    鏑あぐり:難易度もそこそこ高いな
    琴平 灯紅:うおお!

    GM:あっ攻撃技能なのでエフェクト使ってコンセ噛ませてもいいぞ? 頑張ってね

    GM:混乱の中にあるあなた達を、攻撃が襲う。
    GM:降り注ぐ銃弾や爆撃の中で、あなた達は複数人の白兵攻撃チームに肉薄されていた。
    龍央會エージェント:「「「ふっ」」」 さくら、ラス子、羽衣、彼女たちの様な前線タイプではないものを中心に攻撃を仕掛ける
    琴平 灯紅:軽々と身の丈150㎝もある件を振り回し、攻撃手たちを蹴散らしながらも
    琴平 灯紅:「攻撃そっちいった!、いやあ楽しくなってきたねえ!」
    琴平 灯紅:適宜狙撃手の弾丸を切り払いつつ進む
    琴平 灯紅:「息切れしてないかい?名探偵さん」
    鏑あぐり:飛んできた攻撃を巨大な金棒で弾き、ラス姐やさくちゃんをかばう。
    鏑あぐり:「ボクは平気さ。それよりも……」
    鏑あぐり:いまだに姿の見えない三月ちゃんのことを考え、わずかに焦りを感じ出す。
    前園羽衣:「大丈夫、ここを突破すればすぐ……の筈なんだけど……」
    鏑あぐり:「急ごう。少しでも早く……!」
    前園羽衣:「ダメだ! やっぱりなんかおかしい! ルートが作れない……!」
    ラス子:「大丈夫よ羽衣、あぐり」肩に手を置く
    鏑あぐり:「ラス姐……?」彼女の方を振り返る。
    ラス子:「焦りは禁物よ、緊張感は神経を鋭くするけど同時に視野を狭くする。だから焦っている時ほど深く呼吸をするの」
    さくら・リトリコ:「きっと何かの妨害です……!」
    鏑あぐり:「……ラス姐には教えられてばかりだな」大きく深呼吸をする。少し余裕を取り戻したような笑みを浮かべる。
    ラス子:「良い感じね。えぇ、ならば突破しましょうか」手に持った鳥かごを振るう。
    ラス子:「落ち着き、耳をすませば……隠れた臆病者の呼吸が聞こえるわ」
    鏑あぐり:「…………」息を整え、彼女と一緒に集中する。
    ラス子:その一言と共に地を割り緑の蔦が天井に突き刺さる。視界は晴れた。
    鏑あぐり:ポカンとした顔で巨大な植物を見上げる。
    ラス子:「さぁ、いきましょうか。貴方たちの進む道は私が示すわ」
    さくら・リトリコ:「ラス子さん、すごい……!」
    鏑あぐり:「すごいけど……すごいけどさあ……! やっぱり人間離れしてるな……!」
    GM:認識違和を与えていた3人の能力者がツタに吊るされている。
    GM:道は開けた、とはいえ、敵の攻撃は緩まる様子を見せない。
    前園羽衣:「……にしても、辛い!」
    前園羽衣:「今もう少し引き付けないと、大多数に逃げられるだろうけど……そろそろ増援来てくれないかな……!」
    さくら・リトリコ:「……大丈夫、いけます!」
    鏑あぐり:「さくちゃんに言われると不思議とそう思えるな」
    さくら・リトリコ:そう、さくら・リトリコには今ある情景が浮かんでいた
    さくら・リトリコ:それは、メタルスラッグ3をワンコインノーコンティニュークリアしたときの事だ!!
    鏑あぐり:「……不思議とそう思えなくなってきた」
    琴平 灯紅:「まあまあ、やる気があるのはいいことだよ」その辺にやってきた敵を切り飛ばしながら、勢いよく血が飛び出している
    前園羽衣:「ごめん、弱気になっちゃって! ルート算出し直した! もう少しだよ!」
    さくら・リトリコ:あれに比べればこの状況はまだ軽い!そんな確信がある!むふー!
    さくら・リトリコ:「皆さん、道を開きます!」
    さくら・リトリコ:「        !!」今まで味方にしか聞こえていなかった調律を、今度は敵たちの背後で流す!
    GM:気を取られ、ほんの一瞬攻勢が緩む
    鏑あぐり:「ゴールは向こうか……!」

    GM:3R
    GM:セットアップ
    GM:1d100 ハプニング
    DoubleCross : (1D100) → 89

    GM:突破口の発見 このシーン中最大達成値+10
    GM:最大達成値40、進行値の上限が5になりました。
    GM:1d3 エネミー
    DoubleCross : (1D3) → 1

    GM:強いのが出ます。
    鏑あぐり:強い奴しか出ないじゃん!
    鏑あぐり:運営の不正か……?
    GM:なんだこの偏り……
    さくら・リトリコ:そんなばかな
    琴平 灯紅:偏る
    琴平 灯紅:セットアップは無いです
    GM:エフェクトやアイテムの宣言もお願いします!
    鏑あぐり:セットアップはなし!
    ラス子:同じくなーし
    さくら・リトリコ:ない!

    GM:1Rイニシアチブ 行動値16 さくら・リトリコ
    さくら・リトリコ:待機!
    GM:では次だ!
    GM:1Rイニシアチブ 行動値8 琴平灯紅・ラス子
    琴平 灯紅:お先いただきます
    鏑あぐり:がんばれー!
    ラス子:どぞどぞ
    琴平 灯紅:マイナー無し、メジャー進行判定、白兵指定
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL4)C値-3(4)、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:これ使って
    琴平 灯紅:16dx7+6
    DoubleCross : (16DX7+6) → 10[2,4,4,5,5,5,5,7,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,3,4,4,6,7,8,9,10]+10[3,7,8,9]+10[1,2,9]+3[3]+6 → 49

    鏑あぐり:すご……!
    ラス子:ふぁあ
    GM:なんだその達成値は!
    GM:上限40叩いて、進行値5!
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (117 → 120)
    GM:20/18 おつりが来るわ!
    GM:では、これでFS判定は完了となります
    鏑あぐり:やったー!クリア!
    さくら・リトリコ:やったぜー!

    前園羽衣:「あぐりちゃんは一撃の侵蝕負荷が重い、灯紅くん、頼めるかな……!」
    前園羽衣:敵の攻撃を必死で避けながら叫ぶ。
    GM:あなた達の元には依然敵が押し寄せており、しかし敵の基地も目前に迫っている。
    GM:そして、ただ押すだけでは空かないであろう、いかにも頑丈そうな扉がそこに。敵の先にある。
    琴平 灯紅:「はいよー了解っと」返り血で真っ赤に染まった手で動かない敵をつかみ
    鏑あぐり:「防衛施設もなかなかしっかりしてるじゃないか……!」
    琴平 灯紅:そのまま扉前の敵を横から殴るように放り投げる
    琴平 灯紅:空いた隙間を瞬間的に体を影にすることで潜り抜け
    琴平 灯紅:「力技でいっか!それくらいしか思いつかないし!」
    琴平 灯紅:扉の間にある隙間に手をかけ、強引にこじ開けた
    鏑あぐり:「なんでもいい!やってくれ!」
    琴平 灯紅:「あてて…重いなこれ…でも空く!大丈夫!」
    琴平 灯紅:更に力を込めて押し、人が通れる隙間にまで拡大していく
    ラス子:「よくやってくれたわ!ヒグレ君」羽衣を抱え上げその隙間を通る
    鏑あぐり:「思った以上の力技だったけど……でも、助かった!」扉の向こうへと転がり込む!
    前園羽衣:「ひゃっ、ありがとうございます、支部長代理」
    前園羽衣:「ていうか室内に敵が押し寄せてきたら大変だ! さくらちゃんも早く早く」
    さくら・リトリコ:「え、あ、あわわわ」
    前園羽衣:扉を閉めようとしている
    さくら・リトリコ:「すごい……本当にメタルスラッグみたい……!」謎の興奮をしながら扉に滑り込む
    前園羽衣:「どういう例えだ……!」 ぎぃ、と扉が閉まる
    GM:扉を閉めると、中は真っ暗だ。
    前園羽衣:PCを取り出す。モニターの光が羽衣の顔を照らす。
    前園羽衣:「あっちに階段があるみたい、その上かな」
    鏑あぐり:スマホのライトで室内を照らす。
    ラス子:「なるほど、ね」扉の施錠をサルナシで補強し視線を先に移す。
    鏑あぐり:「何だ、この施設は。電気料金を払ってなかったのかな」階段のあるである方向へと歩み出す。
    琴平 灯紅:「急ごうか」階段の方にずんずん歩いていく
    さくら・リトリコ:「電気料金も払えないなんて大変ですね……」
    鏑あぐり:「ああ。どうやらこの先にいるらしいな」
    鏑あぐり:「この事件の真犯人が……!」決意に満ちた表情で進む。

    GM:10:45
    GM:僅か15分。あなた達の突入は見事に敵の攻撃を引き付けた。
    アウグスト・アイヒベルク:「さて、ここからは我々が頑張るとしようか」
    アウグスト・アイヒベルク:アウグスト・アイヒベルク支部長。メイドすら支部の構成員とするUGN支部長だ。
    アウグスト・アイヒベルク:「諸君。我々UGNの力を見せつけてやりたまえ」 竜の杖を掲げる。純白のコートが光る。
    武装メイド部隊:「了解!」 銃火器を構えた大量のメイドたちが、敵に向けて一斉に射撃を始める。

    暮色錦:「しかし、こういう掃討戦というのは僕には不向きだけれどね」
    暮色錦:「だけどこうも大きい戦いだと運に縋りたくもなるか」
    暮色錦:「君たちに不運を、そして勇敢な仲間たちに幸運を」
    暮色錦:指輪を振るう1人の青年。
    暮色錦:(しかし、大丈夫かな彼は)
    暮色錦:(家族がいるから、といっていたけれど……)

    椿・リトリコ:指が、空中を軽やかに叩く
    椿・リトリコ:オーヴァードも非オーヴァードも関係なく、『操られている』ならば…上書きをしてあげればいい
    椿・リトリコ:傀儡となっている精神を落ち着かせるようにメロディーはcalmatoに奏でられ
    椿・リトリコ:響きによって命じられるのは『眠れ』、椿の周囲を夢幻の入口に変えていく
    椿・リトリコ:意図せず誰かを傷付けたり、傷付けられることがないように分け隔てなく全員を
    椿・リトリコ:(姉様……、大丈夫かな…)
    椿・リトリコ:大好きな姉が、無事であることを祈りながらコンサートは続く

    鹿島金剛:『そっちの状況はどうだ?』
    鹿島金剛:通信機から声がする。
    烏丸 通:「ああ、そうだな。思いのほか好調だぞ。」
    SGM:体にフィットしたインナーの上にフーディを着ている男が応える
    SGM:年齢はよくわからない。少年のような顔ではあるが、到底子供とは思えぬ雰囲気を放っている。
    鹿島金剛:『こっちから送れたのはお前だけだが……そんだけオーヴァ―ドがいるなら』
    鹿島金剛:『なんとかなるだろ、後輩に良いとこ見せてやれよ』
    烏丸 通:「なんたって"影"を借りる担当が今日はいるしな。‥‥琴平もこっちにいるってんなら尚のことだ。」
    烏丸 通:「おう。後輩に舐めれちゃあしまいだからな」
    エージェント:「少し巻き込んでます!攻撃僕も巻き込んでますから!」さくらに調査結果を渡したエージェントもひやひやと協力している。
    烏丸 通:「─────と、雑音入ったな。そろそろ本気になるからいったん切るぞ」
    鹿島金剛:『おう、悪いな。頼んだぞ』
    烏丸 通:「じゃあそこのガキ、また"借りるぞ"。」
    SGM:エージェントの肩に手を置くと同時に彼から”何か”が奪われる。
    SGM:すっと、他人の手が心に入るような…とにかく何かを借りられる感覚がするのだ。
    SGM:借りられた"何か"。影は空間にヒビのようなものを刻み、バチンと衝撃波を生むと同時に返却される─────!
    烏丸 通:「空間、熱、生命。─────悉く」
    烏丸 通:「消えろ」
    SGM:絶対零度の爆風が敵を次々と吹き飛ばす!
    烏丸 通:「今日は調子が良いんだ。テメェら束になってかかってこい!」
    エージェント:「僕は戦えないんで勘弁して欲しいんですけど!?」
    GM:爆風が嵐を巻き起こす。
    GM:決着は近い。最後に立っているのは、果たして────

    UGNイリーガル三月司が拐われた。
    彼女の所属する大黒木支部は誘拐の目的を彼女の能力と推測し救助班を立てる。
    一方で市内で散発するFHによる破壊工作、蔓延する新興宗教、複数の勢力の暗躍が支部の動きを削いでいた。
    迫り来る外敵と課せられたタイムリミット。
    狙われたN市に待ち受けるは行止(デッドエンド)か、或いは──。

    ダブルクロス The 3rd Edition
    『吹き荒れろ嵐、振り翳せ天威』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉──


    クライマックス2:振り翳せ、天威


    鏑あぐり:112+1d10
    DoubleCross : (112+1D10) → 112+8[8] → 120

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (120 → 122)
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (123 → 125)
    ラス子:ラス子の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (116 → 125)
    さくら・リトリコ:なんだかんだでみんな同じくらい
    GM:うむうむ
    GM
    GM:戦場から離れた地点で、先ほどまで自身がいた拠点をスコープから見つめる影がある。
    “干竜”:「思ったよりちゃんとした反撃に出てきたな、サイだけ連れて逃げるか……」
    SGM:逃走の判断を行う"干竜"しかし僅かに生まれた隙をUGNの射撃スペシャリストが見逃すはずもなく─────
    SGM:突如、何処から来たかも分からぬ矢弾が干竜に襲い掛かる
    あららぎ一位:「逃げようとしましたね?残念ですが、わたしが来る前にそうしておくべきでした。貴方は半日判断が遅かった。」
    “干竜”:矢に射抜かれつつ、銃を盾にその場を離れようとする。
    或葉照人:「サンキューっ、イチイちゃん」 滑り込み、ナイフを腕に刺そうとする
    或葉照人:「お前はここで仕留め────」
    “干竜”:「フッ」 銃を振り、ナイフを弾き蹴りを喰らわせる。
    或葉照人:「うっ手ごわい」 掴みかかり、地面を蹴る
    或葉照人:「イチイちゃんは先に他行っててくれ」
    或葉照人:「こいつは俺が……うおっ暴れるなっ」
    GM:空中で暫く2人が揉みあい、窓を割って建物の中に消えていく。
    あららぎ一位:「委細承知。最も危険な逃走ルートは今潰したので後は頑張ってください。では、下でのご武運を」
    GM
    GM:あなた達が階段を登り切り、室内に入り込むと同時に、窓から2人の人間が突っ込んでくる
    鏑あぐり:「何だ……敵襲か……!?」慌てて身構える。
    “干竜”:「痛……」 銃を持ちながら腕を擦る
    鏑あぐり:「敵……ではあるけど……」急に吹っ飛んできた少女を見て困惑する。
    或葉照人:「うおお、すまん……仕留めきれなかった」 地面を転がりながらあなた達の元に来る。
    琴平 灯紅:「おっと或葉さん、これは一体どういうことだい」
    ラス子:「……こうやって直接相まみえるのは初めてね」「初めまして、干竜」
    “干竜”:「あ、どうも」
    “干竜”:「帰っていい?」
    琴平 灯紅:「どうもー」
    柴嶋美希:「……戦って!」 少し離れた位置でキレてる
    琴平 灯紅:「どうして帰るかによるかな」
    鏑あぐり:「キミの雇い主がご立腹のようだ」
    “干竜”:「面倒くさそうだから……でもまあやるか……」
    琴平 灯紅:「一旦引いて体勢整えて数時間後またやってくるならちょっと帰せないかもしれないねえ」
    さくら・リトリコ:「え、ええとええと」
    “砕竜”:「そっちのこそ帰らなくて良いの?」 さくらを指差す
    “砕竜”:「パニくってるみたいだけど」
    さくら・リトリコ:「わ、私は平気です!そ、そのような心配をされずとも、問題ありませんとも!」
    鏑あぐり:「さて。キミがこの事件の黒幕……“ユビキタス”柴嶋美希か」値踏みするように女を見る。
    鏑あぐり:「随分と大それたことをしてくれたじゃないか」
    “砕竜”:「そう、楽しみにしておくわ」
    柴嶋美希:「鏑あぐり……」
    柴嶋美希:「あなた達こそ……思ったより早くここに辿り着きましたね」
    鏑あぐり:「優秀な指揮官代理が付いているんでね」ラス姐の方をちらりと見て言う。
    柴嶋美希:「その能力には敬意を表します。しかし、未来の為にもあなた達は排除させてもらう」
    柴嶋美希:「"マスターカインド"、協力をお願いしても?」
    琴平 灯紅:「お、名前だけ知ってる人が出てきそうだ」
    鏑あぐり:「“マスターカインド”……この場にいるのか……!?」
    SGM:─────書生服を着た男がやってくる、葉隠園美が。
    さくら・リトリコ:「……!……あ、あなたは、あの時の教祖!」
    琴平 灯紅:「おっとお」
    葉隠園美:「また逢いましたね皆さん。今日はあぐりさん達も一緒の様だ。」
    葉隠園美:「どうやら我々には縁があるらしい。きっと我が大望果たす為の試練なのでしょう」
    鏑あぐり:「教祖だって……?」さくちゃんの方を見る。
    琴平 灯紅:「星の里に殴りこんだという話は聞いているが彼が教祖なのかいさくらさん」
    ラス子:「嫌な縁です。二度と会いたくはなかった」
    葉隠園美:「お初にお目にかかる人もいますが…どうやら挨拶の時間もあまりないようだ。皆さんには小生が寄る辺なき者の星となるための試練となっていただく。」
    さくら・リトリコ:「そう、です……やはり繋がっていたんですね……!しかも……マスター・カインドとして……!!」
    鏑あぐり:「未来だの大望だのご大層な文句を並べ立てているけれど、ちっとも具体的なヴィジョンが見えてこないな。キミたちは何がしたいんだい?」
    琴平 灯紅:「試練、かあ、やはり能力思想共にろくでもなさそうだ」
    葉隠園美:「おお…そんな目で見ないでくださいさくらさん。小生は微力な男なのですから。司ちゃん─────三月司の協力なくしては願いを叶えられない悲しい男です。」
    さくら・リトリコ:「どういうこと……!?」
    葉隠園美:「具体的な、ビジョン。ね。普段ならパンフレットを渡して説明したいところですが─────なに、要はオーヴァードの覚醒、ジャームの増加。それに伴うマスターカインドの躍進が我が望みですとも。シンプルでしょ?」
    琴平 灯紅:「シンプルに最悪だね!どうもありがとうございます!!」
    三月司:「……つまんない」 宙に浮きながら、頬を膨らませてあなた達を見ている。
    鏑あぐり:「そうかい。シンプルでくだらない動機だ」
    鏑あぐり:「……三月ちゃん」彼女の方を見る。
    三月司:「せっかく乗り込んできたんだったら話し合いとかより、ドカンドカンってやりあおうよ!」 駄々をこねるように両手を振る
    三月司:「何? あぐり」
    鏑あぐり:「やり合いに来たんじゃない。ボクはキミを取り戻しにきたんだ」
    三月司:「ふうん」
    三月司:「それはそれで嬉しいけど」
    鏑あぐり:「それとも柴嶋美希はそんなに良い女なのかい?」
    三月司:「いや? 全然ヒステリックだし、毒刺されたし」
    三月司:「でもこっちの方が楽しそうだから。楽だから」
    三月司:「私の能力を、解放できるから」
    鏑あぐり:「……なるほどね」
    三月司:三月司を中心に、何かが広がり、あなた達のレネゲイドが励起する。
    GM
    琴平 灯紅:「おっともう時間が無いようだ、こうも精神を弄る人間が多いとなると今のうちにこれは言っておくべきだろうな」
    琴平 灯紅:「干竜、先程ただ体勢を立て直す、つまるところまだあのセルにつく気があるなら帰せないと俺は言ったけれど」
    琴平 灯紅:「今受けている任務の分が悪そうでどこへでもなく逃げる目的で帰るならば俺はそれを止めない、むしろUGNに投降するであればそういった目的を達するにはちょうどいいから最後の手段として頭の中に入れておいてほしい」
    琴平 灯紅:「それだけだ、じゃあやろうか」
    “干竜”:「心遣いどうも」 バックステップ、しゃがみ込み物陰に隠れる。
    GM:衝動判定をお願いします。難易度は9
    鏑あぐり:5dx+3>=9
    DoubleCross : (5DX10+3>=9) → 10[1,3,6,6,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

    鏑あぐり:成功!
    琴平 灯紅:7dx
    DoubleCross : (7DX10) → 10[3,4,6,7,8,10,10]+10[1,10]+3[3] → 23

    ラス子:3dx+5>=9
    DoubleCross : (3DX10+5>=9) → 9[8,8,9]+5 → 14 → 成功

    琴平 灯紅:〇
    琴平 灯紅:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 3[1,2] → 3

    鏑あぐり:120+2d10
    DoubleCross : (120+2D10) → 120+4[2,2] → 124

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (122 → 125)
    ラス子:ラス子の侵蝕率を2D10(→ 14)増加 (125 → 139)
    さくら・リトリコ:6dx+2
    DoubleCross : (6DX10+2) → 10[1,2,3,4,6,10]+5[5]+2 → 17

    鏑あぐり:ら、ラス姐……!
    GM:ラス姐ーッ
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (125 → 131)
    ラス子:ヒグレ君上昇浸蝕3とか羨ましいぞ!代われ!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (131 → 137)
    さくら・リトリコ:おおう
    鏑あぐり:さくちゃんもガッツリ上がったな!
    GM:では、ラウンド進行に移りましょう~
    ラス子:はーい
    GM:まずはギミックとかの説明から
    GM
    GM:・暴走解除判定
    ラウンド進行時、三月司にエンゲージすることでメジャーアクションを使って「知覚判定 難易度:対決」をすることが可能になる。
    成功した場合、メジャーアクションで攻撃かNPCカード:"レイントレイン"を使用することで暴走が解除される。

    GM
    GM:あと、NPCカードがあります
    NPCカード "レイントレイン" 1か2のどちらかを使用可能。
    1:暴走解除判定で使用。解除判定を自動で成功させる。
    2:鼓舞の雷 イニシアチブで使用。対象1人にメインプロセスを行わせる

    "ラインサーバー" シナリオ1度使用可能。
    対象:単体。対象の攻撃の直前に使用。その対象を範囲(選択)に変更する。

    GM:今はこの2つ!
    琴平 灯紅:承知!
    GM:解除判定をレイントレインのNPCカードで行った場合、何か増えるかもしれません。
    GM
    鏑あぐり:代理代理の力はそっちで使う気しかない!
    GM
    GM:配置はこう
    "マスターカインド"【6】

    1m

    三月司【18】 柴嶋美希【8】

    2m

    "砕竜"【3】 "干竜"【13】 

    3m

    PC達

    ラス子:三つに分かれてらっしゃる!やっかいな!
    GM:長い……!エネミーは現在5体います。
    鏑あぐり:エンゲージ分かれてる!面倒くさい!
    琴平 灯紅:5体かあ
    GM
    GM:1R:セットアップ
    さくら・リトリコ:セットアップはなにもない!
    琴平 灯紅:「狂い咲きレコード」(螺旋の悪魔L8+極限暴走+背徳の理L6)ラウンド間ATK+24、暴走、判定D+12、コスト3
    琴平 灯紅:6
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を6増加 (125 → 131)
    ラス子:セットアップコンボ:緑化浸蝕-レーシーの庭-
    ラス子:攻撃誘導+ショウタイム+原初の黄:灰色の庭+タブレット+多重生成
    対象はエネミー全員
    このキャラクターを攻撃対象に含めない場合判定ダイス-20 行動値-15

    ラス子:ラス子の侵蝕率を15増加 (139 → 154)
    鏑あぐり:《原初の黄:苛烈なる火》+《フルパワーアタック》+《原初の黒:雷神の降臨》を使用!HP3点を失い、行動値0に。ラウンド中の攻撃力+52!これで侵蝕率+15!
    さくら・リトリコ:みんなセットアップでできることがある・・・わ・・・私も・・・私はない・・・
    “砕竜”:セットアップ:フルパワーアタック4 R中攻撃力+20、行動値0
    “干竜”:セットアップ:ライトポインター4 R中対象のドッジ判定-5d
    “干竜”:ラス子さんかな……
    ラス子:メッチャ警戒するじゃん
    “干竜”:他使ってもあんま意味ない!
    鏑あぐり:警戒する気持ちは分かる
    葉隠園美:セットアップ、小生からもありまーす!
    鏑あぐり:なんだって
    葉隠園美:セットアップ:戦力増員10 シーン内の任意の場所にトループエネミーを10体未行動で登場させます。
    鏑あぐり:!!?
    琴平 灯紅:いっぱい出た
    葉隠園美:さらにこれも使います。
    琴平 灯紅:あ、待って
    琴平 灯紅:どこに出します?
    葉隠園美:神(GM)に任せます。
    GM:あ、これは最奥!
    琴平 灯紅:最奥了解!
    ラス子:ぐわー、タイミング的にデバフの対象外だ
    GM:こうなる
    "マスターカインド"【6】 "星の里"信者【3】*10

    1m

    三月司【18】 柴嶋美希【8】

    2m

    "砕竜"【3】 "干竜"【13】 

    3m

    PC達

    鏑あぐり:10体じゃあ多重生成もかけきれないし、仕方ない

    葉隠園美:E:唯我独尊 タイミングセットアップ、またはマイナーのエフェクトかEロイスの使用直後に使用。そのタイミングのエフェクトかEロイスをさらにもう1回使用可能。
    葉隠園美:セットアップ:支配者の瞳10+支配者の瞳Ⅱ10+王者の威勢10
    鏑あぐり:ジャームやんけ、貴様!
    葉隠園美:R中このエネミーの指揮下にあるトループの判定の達成値+30、攻撃力+20されるよ
    琴平 灯紅:なにするだあ
    鏑あぐり:ひええ
    琴平 灯紅:うわ
    ラス子:ちゃんとした戦力になっちゃったよ信者たち
    さくら・リトリコ:こわい
    GM
    GM:1R イニシアチブ
    ラス子:はいはいやるよイニシアティブ!
    鏑あぐり:来た!
    琴平 灯紅:ありますがラス子さん先で!
    葉隠園美:イニシアチブ行列が生まれてる…
    GM:なんで……?
    ラス子:原初の虚:氷熱の軍団:R間対象の攻撃力+28
    シナリオ1回 対象は今味方のみんな!

    鏑あぐり:やったー! 強い!
    GM:なんだその火力は!
    ラス子:行動値的には一応ヒグレ君と同値だから。先に動かせてもらいました。皆殴れ!
    ラス子:ラス子の侵蝕率を12増加 (154 → 166)
    ラス子:はい(絶望)
    琴平 灯紅:頂きます…!
    琴平 灯紅:これ160のったので火力変更あったりします…?
    鏑あぐり:あー、エフェクトレベル上がる?
    葉隠園美:セットアップのエフェクトLVがあがり火力が増えるって話ですよね。
    GM:継続してるなら上がるはず
    ラス子:わたしのこと?
    鏑あぐり:そう!
    琴平 灯紅:継続分のエフェクトレベルなら全部上がるはずです
    さくら・リトリコ:そうなのだ
    鏑あぐり:あ、いや、ラス姐は起源種か
    ラス子:起源種だから199まで特に何もないよ
    さくら・リトリコ:そうだったとは
    GM:あっなるほど
    琴平 灯紅:そうだった
    琴平 灯紅:失礼しました
    鏑あぐり:150%超えた時点でLV+3になってた
    鏑あぐり:強い
    ラス子:199越えたら改めてアナウンスするね(いい笑顔)
    さくら・リトリコ:そして私はおそらく殴らない悲しみ
    鏑あぐり:いつだよw
    鏑あぐり:さくちゃんもパンチしていいよ
    琴平 灯紅:では改めてイニシアチブ割り込みます
    琴平 灯紅:「.19 Spiritual beauty」(原初白時間凍結)イニシアチブにメインプロセスを行う、コスト7
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を7増加 (131 → 138)
    琴平 灯紅:マイナー
    琴平 灯紅:「.107 Devotion」(原初黒ライトスピード)メジャー2回行う、C+1、コスト7
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を7増加 (138 → 145)
    琴平 灯紅:メジャー1
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL4)C値-3(4)、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:対象最奥エンゲージ、ここでライトサーバーのNPCカード使用
    琴平 灯紅:範囲選択にします
    鏑あぐり:やっちゃえ!
    GM:ぎゃあ~~
    さくら・リトリコ:ヒヒヒーッ
    琴平 灯紅:割り込みありますか
    GM:ちょっと待ってね
    “干竜”:オート:闇の指先4 対象の判定直前に使用、C+1する。シナリオ4回
    “干竜”:残り3回
    琴平 灯紅:C8にします
    琴平 灯紅:では
    鏑あぐり:いや、ヒグレくん、コンセ3LVだから
    GM:そういえばそうじゃん!こいつら!
    琴平 灯紅:ライトスピードで既に+1されてます…
    鏑あぐり:あ、そうか……!
    GM:やったー
    鏑あぐり:じゃあ、しょうがない!
    琴平 灯紅:ここ2回だけ効きます
    鏑あぐり:くっ、なんて奴ら
    琴平 灯紅:19dx8+6
    DoubleCross : (19DX8+6) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,3,3,3,4,4,6,6,7,7,7,8]+10[8]+7[7]+6 → 33

    GM:でも高いんだよ
    鏑あぐり:そこそこ良い出目!
    琴平 灯紅:結構効いてるなあ
    琴平 灯紅:リアクションどうぞ
    葉隠園美:《イベイジョン》です
    葉隠園美:小生は運動が得意じゃないので
    鏑あぐり:キミも!?
    葉隠園美:達成値は2!
    さくら・リトリコ:2
    GM:あまりにも低い
    琴平 灯紅:やる気を感じねえ
    葉隠園美:信者の皆も2!当たります!
    葉隠園美:無力な私たちを攻めてくるなんて…
    琴平 灯紅:ではダメージ、螺旋の悪魔の火力ミスっていたので再計算します…
    琴平 灯紅:3d10+24+28+12
    DoubleCross : (3D10+24+28+12) → 11[1,4,6]+24+28+12 → 75

    GM:な、なんだ複数攻撃でそのダメ―ジは……
    琴平 灯紅:まだ3回あるから安心してね
    葉隠園美:それは…死ぬ!小生は勿論信者の皆も死ぬ!
    鏑あぐり:キミも死ぬの!?
    琴平 灯紅:死んだあ!?
    GM:死んじゃった……
    ラス子:マスター!?
    使用人:生きて~
    葉隠園美:はい。このままだと死ぬので、オート:虚無への回帰
    鏑あぐり:げっ、ダメージ無効エフェクト!
    葉隠園美:HPダメージを0にします
    GM:単体なので信者たちには通ります……
    琴平 灯紅:対象は
    琴平 灯紅:自身だけですね、了解です
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (145 → 148)
    鏑あぐり:よし、ならこれでトループは全滅!
    琴平 灯紅:ではメジャー2回目行きます
    鏑あぐり:いけいけー!
    さくら・リトリコ:いえいいえーい
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL4)C値-3(4)、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:対象は…じゃあ干竜で
    “干竜”:ぎゃおーっ
    琴平 灯紅:割り込みあります?
    “干竜”:私は……ないな
    “干竜”:あっうそ
    “干竜”:オート:闇の指先4 対象の判定直前に使用、C+1する。シナリオ4回
    “干竜”:使っておこう……
    琴平 灯紅:じゃあ8になります
    琴平 灯紅:では
    琴平 灯紅:19dx8+6
    DoubleCross : (19DX8+6) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,3,4,5,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,6,10,10]+7[7,7]+6 → 33

    琴平 灯紅:ちゃんと効いてるなあ…
    “干竜”:なんなんだよもう!
    鏑あぐり:いい感じ!
    “干竜”:ドッジ
    “干竜”:4dx+4
    DoubleCross : (4DX10+4) → 8[2,5,6,8]+4 → 12

    “干竜”:おしい
    琴平 灯紅:最期の値が7で止まってるあたりちゃんと効いてる
    琴平 灯紅:カバーとかはありますか
    “砕竜”:ないよー
    琴平 灯紅:はあい
    琴平 灯紅:4d10+24+28+12
    DoubleCross : (4D10+24+28+12) → 23[3,3,10,7]+24+28+12 → 87

    鏑あぐり:いい出目!
    琴平 灯紅:装甲ガード有効
    “干竜”:なんだそのダメージ~
    “干竜”:えーと……装甲分でギリギリ生きています。
    “干竜”:瀕死
    鏑あぐり:えらい!
    葉隠園美:生きてる…?
    葉隠園美:生きていた…。
    琴平 灯紅:偉いね、じゃあ次の対象も君だね
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (148 → 151)
    ラス子:えっぐい
    “干竜”:どうして……
    琴平 灯紅:ということで割り込み終わりです
    GM:良かった~
    鏑あぐり:では、イニシアチブ!
    鏑あぐり:《原初の白:時間凍結》を使用します。
    GM:ゲエ~ッ
    鏑あぐり:HP20点を消費して割り込み行動!
    鏑あぐり:マイナーはなし!
    鏑あぐり:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:一閃》を使用!
    鏑あぐり:全力移動して砕竜たちのエンゲージに入る!
    鏑あぐり:そのままジュラシックレコードで干竜に攻撃!
    “干竜”:私!?
    鏑あぐり:一度殴れば装甲無視を起動できるからね
    鏑あぐり:先にキミだ
    鏑あぐり:命中判定いきます
    さくら・リトリコ:かわいそう
    “干竜”:コンセ4か……どうぞ
    鏑あぐり:13dx7+3
    DoubleCross : (13DX7+3) → 10[1,3,4,4,4,5,5,6,7,7,8,9,10]+10[2,6,6,8,9]+6[1,6]+3 → 29

    “干竜”:ドッジ
    “干竜”:4dx+4
    DoubleCross : (4DX10+4) → 10[2,2,6,10]+10[10]+1[1]+4 → 25

    “干竜”:惜しい……!
    琴平 灯紅:あぶな
    鏑あぐり:こわっ!
    葉隠園美:頑張ってる
    GM:アッ待って
    鏑あぐり:何!?
    三月司:オート:妖精の手4 対象の判定直後に使用。出目を1つ10にする
    ラス子:うわーー
    鏑あぐり:ええー!?
    三月司:丁度良いのがあったわ
    琴平 灯紅:うわあ
    ラス子:1dx+34だ!
    葉隠園美:流石司ちゃん♪頼りになりますね~
    “干竜”:1dx+34 教えてくれてありがと
    DoubleCross : (1DX10+34) → 5[5]+34 → 39

    “干竜”:そっちは後付け何かある?
    鏑あぐり:こ、これは……どうにもならないか……!?
    ラス子:ロイス切りでも厳しそうだ……
    鏑あぐり:タイタス昇華でも11以上はどうやっても出ないし……
    琴平 灯紅:ロイス切でもきつそう
    さくら・リトリコ:後付け手段は持ってないんだ、すまねえ
    鏑あぐり:うーん、ダメだな!
    “干竜”:い、生き伸びた……
    鏑あぐり:このままで……!
    鏑あぐり:攻撃は失敗!
    GM:では、侵蝕上げて次の手番だ
    鏑あぐり:侵蝕率は+5されて151に
    琴平 灯紅:さくらさんかな
    GM:イニシアチブはまだ続くぜ
    琴平 灯紅:お
    鏑あぐり:何だろう
    葉隠園美:イニシアチブ:加速する刻1 行動消費なしで即座にメインプロセスを行う。
    鏑あぐり:そうか、キミ行動値0だから使えるのがこのタイミングなんだ……!
    葉隠園美:マイナー:戦闘移動。柴嶋の元へ向かいます。仲間はもういないので…
    鏑あぐり:悲しい……
    葉隠園美:メジャー:散滅の腕3+混色の氾濫3
    葉隠園美:RC 至近範囲(選択) 命中時、タイミング:常時・エネミーエフェクト以外のエフェクトの効果を全て解除する。シナリオ3回。対象は、園美、司、柴鳴さん
    琴平 灯紅:うおお…!?
    鏑あぐり:さ、最悪すぎる……!
    ラス子:うわあ
    葉隠園美:柴嶋さん!司さん!小生の力を受け取ってください!
    GM:これは至近だから氷熱が解除されたりはしないよ~
    柴嶋美希:恐ろしいデバフから解き放たれました
    葉隠園美:エネミーサイドのデバフを解除しました。
    三月司:助かる~
    葉隠園美:更にこれを使います。
    葉隠園美:D:触媒 イニシアチブに対象1人を選択し使用。対象は即座にメインプロセスを行える。
    鏑あぐり:貴様も!?
    GM:そうらしいですね……
    さくら・リトリコ:なんだと
    葉隠園美:対象は、砕竜
    葉隠園美:頑張ってね。
    鏑あぐり:なんと
    “砕竜”:解き放たれし本能
    琴平 灯紅:何と
    “砕竜”:ハンティングスタイルで近づいて3人のところ殴りたいな……
    “砕竜”:でも近くにあぐりいるし……
    “砕竜”:1d2 1ならあぐり
    DoubleCross : (1D2) → 2

    “砕竜”:移動します
    “砕竜”:マイナー:破壊の爪11+ハンティングスタイル2 素手のデータを命中0 攻撃力+38(羅刹により+8、濃縮体により+12)、G+1に変更し、戦闘移動を行う
    “砕竜”:戦闘移動してあぐり以外のPCのところに
    “砕竜”:メジャー:獣の力6+獣王の力2+獣の殺意2+獅子奮迅4+荒ぶる爪6
    三月司:オート:援護の風6+ウインドブレス4 対象の判定直前に使用。+6d、達成値+12、R1回
    葉隠園美:司ちゃんえらいねぇ~~~
    “砕竜”:13dx+16 攻撃力+81 範囲(選択)、このエフェクトに対するドッジ-2d
    DoubleCross : (13DX10+16) → 8[1,1,1,2,3,3,4,5,6,8,8,8,8]+16 → 24

    “砕竜”:コンセが欲しい~
    琴平 灯紅:暴走リア不
    ラス子:ガード!
    “砕竜”:さくらちゃんもガードかな?
    琴平 灯紅:あとこれ
    琴平 灯紅:「.Ex29 memory」(雲散霧消L8)範囲ダメージ-40、コスト4
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を4増加 (151 → 155)
    GM:とりあえずダメージ出しちゃうね~
    さくら・リトリコ:んーそうだね、ガードかな
    GM:-40?
    “砕竜”:3d10+81
    DoubleCross : (3D10+81) → 19[7,5,7]+81 → 100

    琴平 灯紅:8*5
    鏑あぐり:すごいダメージ
    “砕竜”:ウオオ、死ねーッ
    “砕竜”:-40って何!?
    “砕竜”:装甲ガード有効!
    琴平 灯紅:さくらさん波紋どこに差します?
    さくら・リトリコ:どうだろう
    ラス子:-40あっても48ダメージ! オーバー24 普通に死にそう
    さくら・リトリコ:とりあえず軽減は9dです
    鏑あぐり:HP減ってないラス姐かな
    琴平 灯紅:こっちはHP10しかないのでラス子さんに回してもらっても…?
    鏑あぐり:生き残れる目があるとしたら
    ラス子:じゃあ、頂いていいでしょうか?!
    さくら・リトリコ:じゃあラス子さんに〈波紋の方陣〉
    鏑あぐり:さくちゃん、ダイスを振るんだ!
    ラス子:24以上が出れば私は生きている!
    さくら・リトリコ:9d10
    DoubleCross : (9D10) → 58[7,8,9,10,10,2,3,1,8] → 58

    琴平 灯紅:減衰合計
    琴平 灯紅:98かな
    鏑あぐり:すごい減らした!
    “砕竜”:なにそれ!?
    ラス子:あと装甲8とG4でノーダメです!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を3(→ 3)増加 (137 → 140)
    “砕竜”:こ、こわい……
    鏑あぐり:ラス姐のロイスを守れたのは大きい
    琴平 灯紅:あとこっちは死ぬので
    ラス子:ありがとう!
    さくら・リトリコ:そして私は死ぬ、どうしようかな
    琴平 灯紅:或葉さんへのロイスタイタス化、疑ってごめん
    或葉照人:わかってくれて嬉しいぜ……
    さくら・リトリコ:ロイス温存しすぎてまだ1枠残ってるけどとりあえず教祖切って生き返るか
    鏑あぐり:とりあえず教祖!
    葉隠園美:小生からの行動はもうありません!
    GM:とりあえず!
    GM:ではいよいよ本手番、さくらちゃんからです
    GM:1R:イニシアチブ 行動値16 さくら・リトリコ
    さくら・リトリコ:マイナーなし、メジャーで〈エンジェルヴォイス〉+〈ハードビート〉+〈風の渡し手〉!対象はあぐりちゃん、灯紅くん、ラス子さん!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を9(→ 9)増加 (140 → 149)
    鏑あぐり:やったー!さくちゃんの愛!
    琴平 灯紅:ありがとうございます……!!
    ラス子:わーい!
    さくら・リトリコ:ダイス+3個、C値-1、攻撃力+16です
    鏑あぐり:強い!
    GM:まだ攻撃力増えんの!?
    鏑あぐり:さくちゃんの攻撃力アップは次の攻撃だけだから使い切りだけどね
    GM:1R:イニシアチブ
    葉隠園美:はいはい小生の行動です!
    鏑あぐり:お前!?
    さくら・リトリコ:ないっていったじゃん!
    琴平 灯紅:そうか灰色の庭が切れたから
    葉隠園美:E:さらなる絶望 イニシアチブ シーン内の任意の場所に、任意のエネミーを1体、未行動で登場させる。
    鏑あぐり:ひええ
    GM:切れてても行動値は6だよ
    葉隠園美:登場場所は…さっきまで小生がいた最奥です。
    葉隠園美:行動は以上!
    鏑あぐり:何が出るんだ
    GM:さっき戦力増強でだした星の里信者!
    鏑あぐり:またかい!
    琴平 灯紅:信者が1人ですね
    琴平 灯紅:了解です
    GM:ちなみに強化されてないので弱いよ
    GM:では行動値8の灯紅くんかラス姐
    琴平 灯紅:相談の結果お先いただきます
    ラス子:どぞ!
    琴平 灯紅:マイナー無し、メジャー1
    琴平 灯紅:「.75 True love」(セレリティ)メジャー2回、メインプロセス終了時HP-8、コスト5
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を5増加 (155 → 160)
    琴平 灯紅:ここでEL+1、火力が変動します
    琴平 灯紅:即座にメジャー2回分、1回目
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL5)C値-3(4)、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:対象砕竜
    琴平 灯紅:妨害ありますか
    GM:うーん
    “干竜”:オート:闇の指先4 対象の判定直前に使用、C+1する。シナリオ4回 使っちゃお3回目
    琴平 灯紅:ええっと
    鏑あぐり:ヒグレくん専用技みたいになってる
    琴平 灯紅:C値のマイナス値が合計6で
    “干竜”:そうじゃん。支援も入ってるから意味ねえ!
    琴平 灯紅:そこに+1してマイナス5
    鏑あぐり:そうか、さくちゃんの支援……!
    “干竜”:攻撃に対するこのエフェクト、死に業だよ!
    琴平 灯紅:C値下限6だから
    琴平 灯紅:このままいけるかな
    “干竜”:キャンセル!何もありません!
    さくら・リトリコ:なにもなかった!
    琴平 灯紅:あいさ
    琴平 灯紅:21dx6+6
    DoubleCross : (21DX6+6) → 10[1,1,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,7,10]+10[2,3,4,4,9,10]+10[7,9]+10[9,9]+10[2,10]+4[4]+6 → 60

    “砕竜”:???
    “砕竜”:ガード! そして
    “砕竜”:オート:イージスの盾3 G値+3d
    “砕竜”:1+3d10
    DoubleCross : (1+3D10) → 1+18[4,9,5] → 19

    鏑あぐり:結構減らしてきたな
    “砕竜”:うおお装甲50のガード19だ
    琴平 灯紅:ではダメージを出しても?
    琴平 灯紅:はあい
    琴平 灯紅:7d10+27+28+12+16 色々有効
    DoubleCross : (7D10+27+28+12+16) → 41[9,4,2,3,3,10,10]+27+28+12+16 → 124

    ラス子:???
    鏑あぐり:す、すごいダメージ
    葉隠園美:?
    “砕竜”:?????
    GM:ちょっと待ってね……
    GM:えーと69防いで、55点かな
    琴平 灯紅:ですかね
    GM:マスターカインドーッ頼む―っ!
    葉隠園美:ウォオオオオ!!
    葉隠園美:オート:ディヴィジョン3 シナリオ3回、対象のHPダメージを1/2(端数切捨て)する。軽減分自身はダメージを負う。
    鏑あぐり:Dロイス2つ持ちかい、お前!
    GM:27.5になるので、お互い27ダメージ受けます
    葉隠園美:これで小生もダメージを27点受けるよ。
    琴平 灯紅:なるほどね
    琴平 灯紅:じゃあ2回目も対象砕竜だね、行きます
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (160 → 163)
    琴平 灯紅:「playback」(シャドーテンタクルスL1+コンセントレイト:UrL5)C値-3(4)、射程10m、コスト3
    琴平 灯紅:妨害は(指先は効かないかも)
    GM:ない
    琴平 灯紅:19dx7+6
    DoubleCross : (19DX7+6) → 10[1,1,1,1,2,3,4,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,9,10]+10[3,3,4,4,8,8,9,10]+10[1,2,3,10]+3[3]+6 → 39

    鏑あぐり:いい感じ!
    “砕竜”:ガードにイージス!
    “砕竜”:ウオオ装甲はないがさっきよりは火力も下がってるし耐えられる筈だ!
    琴平 灯紅:4d10+27+28+12
    DoubleCross : (4D10+27+28+12) → 17[4,2,9,2]+27+28+12 → 84

    “砕竜”:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 8[1,5,2] → 8

    “砕竜”:ひん
    “砕竜”:ぐああっ倒れます
    “砕竜”:さっきの27ダメージがなければ耐えられていたのに~ッ
    葉隠園美:砕竜ー!
    琴平 灯紅:あぶなかったなあ
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を3増加 (163 → 166)
    鏑あぐり:やったー!
    “砕竜”:ミドルで残機が減っていたので、復活なし
    GM:では、次はラス子さんだ
    ラス子:よーしやるぞーー!
    ラス子:マイナーアクション[光芒の疾走+オリジンプラント]【感覚】の判定達成値を16伸ばし後方5m下がるよ。
    ラス子:そしてメジャーアクション。グレネードランチャーで攻撃だ。対象は干し芋
    ラス子:判定行くよー デバフの類はあるかい?
    鏑あぐり:さくちゃんも援護頼んだ!
    “干竜”:芋なんてキャラクターはいませ~ん(小学生)
    “干竜”:あるよー
    “干竜”:オート:闇の指先4 対象の判定直前に使用、C+1する。シナリオ4回
    ラス子:ごめん!一発変換できなかったから一回芋って言ってるのが残った!
    “干竜”:今度こそ3回目じゃーっ
    ラス子:承知!
    ラス子:これでC10da
    GM:C10で回るなんてことないだろ~
    さくら・リトリコ:〈援護の風〉+〈ウィンドブレス〉
    ラス子:わーい!
    さくら・リトリコ:達成値があればクリティカルなど必要ないのだ、ダイス8個、達成値18!
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を4(→ 4)増加 (149 → 153)
    “干竜”:うおお全部1出してファンブルしろ!
    ラス子:14dx+16+18-2 くらえーーー!
    DoubleCross : (14DX10+32) → 10[1,3,3,3,3,3,4,6,6,8,9,9,10,10]+6[3,6]+32 → 48

    鏑あぐり:す、すご……!
    “干竜”:な、なんだその達成値は
    “干竜”:ドッジ!
    “干竜”:4dx+4
    DoubleCross : (4DX10+4) → 10[3,4,4,10]+6[6]+4 → 20

    “干竜”:おしい
    鏑あぐり:キミも頑張るな
    さくら・リトリコ:ダイス目だけみれば同じ
    ラス子:支援がなかったら妖精で外れていたかもしれないなあ
    ラス子:5d10+16+9+28 ダメージ!
    DoubleCross : (5D10+16+9+28) → 39[6,9,7,9,8]+16+9+28 → 92

    ラス子:?
    “干竜”:なにそのダメージ
    葉隠園美:?
    “干竜”:あの……マスターカインド……これってディビジョン……
    鏑あぐり:ラス姐、もしや本当はアタッカーだったりする?
    “干竜”:したら死ぬからヤダ? はい……
    ラス子:いやいやいやいや、攻撃用エフェクト0だよ??
    琴平 灯紅:氷熱とさくらさん支援の威力がこんなところにまで
    葉隠園美:死ぬ死ぬ死ぬ!小生死んじゃう!
    琴平 灯紅:マスターカインドは56以下か
    “干竜”:た、倒れます。復活する気力もない
    琴平 灯紅:…いけるな
    使用人:だから駄目です。倒れてください
    鏑あぐり:気力を失ったか……
    ラス子:オヤスミ
    “干竜”:使用人ちゃんは可愛いなあ(現実逃避)
    GM:ええと次は……デバフから解き放たれた柴嶋の手番になりますが……
    GM:何かあります?
    葉隠園美:小生にはまだ頼りになる仲間…紫鳴さん、司ちゃん、信者(使用人)がいますからね
    さくら・リトリコ:イニシアチブ!〈触媒〉を使用します!
    さくら・リトリコ:対象はあぐりちゃん!
    鏑あぐり:センキュー!
    鏑あぐり:マイナーアクションで戦闘移動。柴嶋たちのエンゲージに入る。
    鏑あぐり:メジャーアクションで《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:一閃》を使用!
    柴嶋美希:ぎゃーっこっち来た!
    鏑あぐり:ジュラシックレコードでマスターカインドに攻撃!
    GM:頑張れマスターカインド……!
    鏑あぐり:戦場に優しさなど要らん!
    鏑あぐり:命中判定いきます!
    鏑あぐり:16dx6+3
    DoubleCross : (16DX6+3) → 10[1,1,3,3,3,5,5,7,7,8,8,9,10,10,10,10]+10[2,5,6,7,7,8,9,10,10]+10[3,3,4,7,7,7,8]+10[2,7,9,10]+10[4,6,9]+10[4,6]+10[6]+10[9]+5[5]+3 → 88

    GM:????
    鏑あぐり:命中判定の達成値は88!
    葉隠園美:???
    葉隠園美:です…
    葉隠園美:《イベイジョン》2です…
    鏑あぐり:では、大人しくダメージを受けるがいい!
    三月司:よ、弱弱しい!
    鏑あぐり:9d10+52+28+16
    DoubleCross : (9D10+52+28+16) → 55[4,6,8,8,8,3,5,3,10]+52+28+16 → 151

    葉隠園美:助けて司ちゃん!
    鏑あぐり:151点!装甲、ガード値は有効!
    ラス子:純の暴力だあ
    三月司:ご、ごめん私そういう能力は……
    三月司:ごめん葉隠さん……
    葉隠園美:折角友達になれたのに…
    葉隠園美:というわけで、奥の手を切ります。
    葉隠園美:オート:虚無への回帰2 HPダメージを0にする。ダメージ適用直前に使用。
    鏑あぐり:また!?
    GM:シナリオ1回!
    琴平 灯紅:まだ使えたっけ
    葉隠園美:あ、やべ。…
    琴平 灯紅:初手の俺の範囲で使ってたような
    GM:おじいちゃんさっき使ったでしょっ
    葉隠園美:…これは、このまま死んじゃう
    葉隠園美:死にます…
    琴平 灯紅:あぶねえ……
    GM:星の里も今日で終わりかな……
    GM:呼び出した未強化信者は残ります
    ラス子:かわいそう
    鏑あぐり:では、ダメージが通ったのでオートで《破壊の渦動》+《巨人の影》を使用!
    GM:ぎゃーっ!
    GM:そ、そこまでするか!
    鏑あぐり:シーン中、装甲無視!それから《フルパワーアタック》のレベルを+2!
    GM:では、今度こそ柴嶋の手番!
    鏑あぐり:ここまでで侵蝕率は13上がってボクは侵蝕率164に!
    鏑あぐり:以上!どうぞ!
    柴嶋美希:では、私の手番
    柴嶋美希:マイナーなし
    柴嶋美希:メジャー:MM-77ウイルス シーンに登場している任意のキャラクター全てに、邪毒10を与える。対象はPC全員。
    鏑あぐり:な、何!?
    柴嶋美希:PC全員に毒をバラまきます
    ラス子:やだーー
    柴嶋美希:で、一度手番が終わり
    柴嶋美希:イニシアチブ:加速する刻2 R1回シナリオ2回。イニシアチブでメインプロセスを行う。
    琴平 灯紅:まだ何かある
    鏑あぐり:再行動!?
    柴嶋美希:改めてメジャーで射撃攻撃!
    使用人:園美の仇をとってくれ~~
    柴嶋美希:メジャー:腐食の指先3+天からの眼3+小さな塵5
    柴嶋美希:オート:タブレット3+多重生成3 ソラリスエフェクト使用直前に使用。射程:視界、対象:4体に変更。シナリオ3回。
    柴嶋美希:対象はPC全員で
    鏑あぐり:ぎゃー!?
    ラス子:ばちこい! ガードだ
    柴嶋美希:9dx+3 命中時、シーン間対象の装甲値-15。攻撃力+10
    DoubleCross : (9DX10+3) → 9[1,2,3,4,5,5,6,9,9]+3 → 12

    GM:ん?
    ラス子:お?
    GM:あっやべコンセ入れてない!
    鏑あぐり:振り直してw
    GM:コンボにコンセントレイトを入れて、ふり直します!
    柴嶋美希:メジャー:腐食の指先3+天からの眼3+小さな塵5+コンセントレイト:ソラリス3
    柴嶋美希:9dx7+3
    DoubleCross : (9DX7+3) → 10[2,3,3,4,5,5,6,7,7]+10[4,8]+4[4]+3 → 27

    柴嶋美希:どちらにしろ微妙!リアクションどうぞ!
    琴平 灯紅:暴走リア不
    鏑あぐり:《復讐の刃》を使用! リアクションを放棄して反撃します!
    ラス子:程よい値だ。早めに宣言しちゃったけどガード!
    柴嶋美希:ぎゃーっっ
    さくら・リトリコ:一応ガード
    柴嶋美希:3d10+10
    DoubleCross : (3D10+10) → 16[8,5,3]+10 → 26

    鏑あぐり:命中いきます
    鏑あぐり:13dx7+3
    DoubleCross : (13DX7+3) → 10[1,1,1,1,2,3,4,5,5,5,7,8,10]+6[2,2,6]+3 → 19

    鏑あぐり:ダメージ
    鏑あぐり:2d10+75+28
    DoubleCross : (2D10+75+28) → 9[2,7]+75+28 → 112

    鏑あぐり:112点!装甲無視!
    ラス子:G4によりガードで22点ダメージ 残りHP2 生きてる!
    琴平 灯紅:ダメージは死ぬ!鏑さんのロイスタイタス化して復活!大丈夫そうだね!心配は置いておくから心置きなくやっておいで!
    鏑あぐり:装甲3まで減るから、23点喰らって……。惜しい!戦闘不能!
    鏑あぐり:柴嶋にロイスを取得して即座にタイタス化!昇華して戦闘不能から復活します!
    鏑あぐり:《復讐の刃》によってボクの侵蝕率は170に!
    さくら・リトリコ:灯紅くんのロイスを昇華、復活!
    柴嶋美希:倒れますが
    柴嶋美希:オート:アクアウィターエ3 HP30で復活。シナリオ1回。
    鏑あぐり:生きとる!
    ラス子:元気だったか
    GM:では、続いて行動値3 星の里信者(未強化)!
    鏑あぐり:あ、お前らいたのか
    ラス子:可哀そうな子たちだ
    GM:1トループしかいないうえに2dxしかない……
    使用人:では、さくら・リトリコを狙う
    使用人:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 4[1,4] → 4

    さくら・リトリコ:えー、あー、えーと、どうしよこれ
    鏑あぐり:あっ、さくちゃんが
    鏑あぐり:素ドッジでいけるのでは……?
    GM:避けられそう
    さくら・リトリコ:ど、ドッジで
    ラス子:がんばれ!
    さくら・リトリコ:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 10[2,5,6,7,10]+5[5] → 15

    さくら・リトリコ:よけた
    鏑あぐり:音ゲーで鍛えた反射神経!
    GM:よ、余裕じゃないか……
    使用人:なんという運動神経
    琴平 灯紅:余裕の回避だ
    GM:では行動値0、あぐりちゃんの本手番だ
    鏑あぐり:はいよ!
    鏑あぐり:マイナーはなし!
    鏑あぐり:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:一閃》を使用!
    鏑あぐり:ジュラシックレコードで柴嶋に攻撃します!
    鏑あぐり:命中判定いきます!
    鏑あぐり:13dx7+3
    DoubleCross : (13DX7+3) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,6,7,8,10,10]+10[3,4,7,10]+4[4,4]+3 → 27

    鏑あぐり:命中の達成値は27!
    柴嶋美希:ギャッ
    柴嶋美希:ドッジ!
    柴嶋美希:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 5[3,3,5,5] → 5

    鏑あぐり:ダメージ!
    鏑あぐり:3d10+75+28
    DoubleCross : (3D10+75+28) → 22[10,8,4]+75+28 → 125

    鏑あぐり:125点!装甲無視!
    柴嶋美希:死ぬに決まってんだろ!
    柴嶋美希:何だその火力!
    鏑あぐり:これが愛の力さ……!
    柴嶋美希:復活はありません……
    鏑あぐり:やったー!
    鏑あぐり:侵蝕率は5上がって175に!
    三月司:では行動値0……
    三月司:信者ちゃん支援してあげるか……
    三月司:メジャー:エンジェルヴォイス2+導きの華6+要の陣形3 対象の次のメジャーのC-1、達成値+12
    鏑あぐり:悪質!
    三月司:対象は星の里信者!
    三月司:で終わり!
    使用人:ありがとう~~
    三月司:あぐりにビンタしようかと思ったけどやめた
    鏑あぐり:来てもいいのに
    GM:ではこれで行動値0も終わり
    GM:最後のイニシアチブ……なにかありますか?
    鏑あぐり:ないよ!
    ラス子:クリンナップ前!オートでロイスを切って邪毒解除します
    鏑あぐり:あ、ではこちらも!
    鏑あぐり:ラス姐へのロイスをタイタス化して昇華!邪毒を解除します!
    GM:うおうお~、では他になければクリンナップ!邪毒10の力で30ダメージを喰らいやがれ~ッ
    GM:おらっ邪毒解除してないやつらはダメージを受けなっ
    琴平 灯紅:ロイスもうギリギリなので寝てます
    琴平 灯紅:(復活無し、倒れます
    さくら・リトリコ:二人に任せた!寝ます!
    GM:では、2Rに移行します
    鏑あぐり:任された!
    GM:2R:セットアップ
    GM:あぐりちゃんもラス子さんも何かあるかい!
    鏑あぐり:ここは何もなし!
    ラス子:なにもしない!
    三月司:E:楔の呪い R中対象はタイタスを戦闘不能の回復にしか使用できない。1つにつき2つ分として計算
    三月司:対象はPC全員
    GM:では、灰色の庭解けたし司からか
    三月司:す、することが無い
    三月司:ビンタするか
    鏑あぐり:ボクへの愛でも囁いているといい
    三月司:マイナー無し、白兵で鏑あぐりを素手で攻撃します
    三月司:オート:援護の風6+ウインドブレス4 対象の判定直前に使用。+6d、達成値+12、R1回
    鏑あぐり:カモン!
    ラス子:ここで本気を出して来ただと!?
    三月司:11dx
    DoubleCross : (11DX10) → 10[1,1,2,2,4,4,6,6,7,8,10]+4[4] → 14

    三月司:アッ+12
    三月司:26です
    鏑あぐり:受け止めるよ。ジュラシックレコードでガード!
    GM:そんなもん持ってたっけ!?
    三月司:3d10-5
    DoubleCross : (3D10-5) → 9[2,2,5]-5 → 4

    三月司:ひくっ
    ラス子:下ぶったねぇ
    鏑あぐり:ジュラシックレコードのガード値は4!
    鏑あぐり:ダメージは0!
    鏑あぐり:キミがボクに勝てるか!
    三月司:ムカつく~
    三月司:では行動値8のラス子さんから
    ラス子:あ、はーい。
    鏑あぐり:ラス姐、頼んだ!
    ラス子:このイチャイチャ空間に水を指したくない気持ちを抑えながら頑張るのだわ
    鏑あぐり:イチャイチャはしてないよ!
    ラス子:マイナー前方8m移動しエンゲージ
    ラス子:メジャー「知覚判定 難易度:対決」をおこなうよ!
    三月司:ウオオ対決
    三月司:えーと対決は……能動側からだな
    ラス子:3dx+16 くらえー!
    DoubleCross : (3DX10+16) → 9[3,9,9]+16 → 25

    三月司:ラス子さんからどうぞ
    鏑あぐり:さすが高い!
    ラス子:プラトンの力ですわ
    三月司:5dx+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 8[6,6,6,7,8]+1 → 9

    鏑あぐり:よし!
    三月司:くっ
    ラス子:いえい!
    ラス子:あとは任せたよ名探偵!
    鏑あぐり:オーケー!任された!
    三月司:では、暴走の原因が判明する
    鏑あぐり:何だろう
    GM:行動値4あぐりちゃんです
    鏑あぐり:はいよ!
    鏑あぐり:では、既に三月ちゃんとエンゲージしているので
    鏑あぐり:マイナーアクションで三月ちゃんを抱きしめ
    ラス子:ひゅう
    鏑あぐり:メジャーアクションでNPC効果を使用!
    鏑あぐり:羽衣さんの力を借りて、三月ちゃんの暴走を解除します!
    前園羽衣:うおお、私の能力で司ちゃんを暴走させていた機会を止めるよ
    鏑あぐり:やれー!
    三月司:ぎゃーっ暴走解除!
    GM:では、これで戦闘可能なものはいなくなったので、戦闘終了となります!
    鏑あぐり:これで終わり!
    鏑あぐり:よっしゃー!
    琴平 灯紅:お疲れ様でした!!
    ラス子:わーわーやり切ったぞ!
    ラス子:共に飲み明かそう生き残った信者くん!
    鏑あぐり:改心してこれからは前向きに生きるんだよ……
    使用人:園美~~~!!!!
    GM:マスターカインドが泣いている……では演出に移ります
    GM

    ラス子:手に取った鳥かごが一歩歩むごとに音を立て部屋の中を緑に満たす。
    ラス子:「領域拡張__ーレーシーの庭ー」 それは鳥かごの中のビオトープを現実に拡張し種の成長を促す。
    ラス子:建物は加速的に風化し、壁はひび割れ床材は苔に成り代わり窓からは木漏れ日が振り注ぐ。
    ラス子:この力こそが大黒木支部の守護に代わりこの地を守る礎とならん力だ。
    ラス子:起源:雑草。ラスコヴニク、今この地全域に広げ切った領域をこの一点に集中させる。
    ラス子:「……ここで、全てを使い切らないと厳しいようですね」
    ラス子:「さくら、十二分に警戒を。未だ彼、マスターカインドの能力は未知の部分が多いです」
    ラス子:「灯紅、相当に無茶をさせます。耐えなさい」
    ラス子:「あぐり、司さんの言う通り今は話し合う時間も話して分かり合える相手ではない。故に短期決戦で決めますよ」
    ラス子:「共に成しましょう。彼女を救うため。悲劇を止める”行止”とならんために…!」
    鏑あぐり:「承知!」巨大な金棒を振りかぶりながら答える。
    さくら・リトリコ:「はい!」ただ構えているだけのように見えるが、すでに調律の準備は整っている
    琴平 灯紅:「オーケー、無茶無理無謀は大好きさ」
    “砕竜”:「またこれか……サラマンダー連れてくれば良かった……」
    鏑あぐり:「悪いね、ラス姐。あなたのオーダー通りにしようとすると……この綺麗な景色を少し荒らしてしまう」
    鏑あぐり:敵の前に進み出ると、巨大な金棒を空高く突き上げる。
    鏑あぐり:「全力全開だ。――『陰陽竜巻』」
    鏑あぐり:途端に猛烈な嵐が吹き荒れ、稲光が閃いたかと思うと金棒を目掛けて雷が落ちる!
    鏑あぐり:バチバチと帯電する雷が暴風雨の中で振るわれる!
    “干竜”:「……キレた時のリーダーみたい」
    鏑あぐり:「いくぞ。お前たちごときに止められると思うな」背の高い少女が敵を睨む。
    “砕竜”:「止める? 叩き潰すわよ」 両手を数度ぶつけるように擦り合わせて構える
    “干竜”:「近すぎる……けど、離れられないな……」
    “干竜”:焼夷弾を放ち雑草を燃やそうとするが、焼き切れない
    葉隠園美:ぱちん、とフィンガースナップの音が鳴り響く。
    葉隠園美:《ワーディングキャンセラー》ワーディングを無効化する結界が張られ、"星の里"の信者達が増援にやってくる。
    葉隠園美:「あまり力を使うのは好みませんが…」
    使用人:「そういうわけにもいかない。」
    葉隠園美:「そう、試練。試練ですからね。これは。」
    葉隠園美:「駄目なら小生は所詮それまでという事です。でも、小生の試練ですから、他人の命を小生が消費しちゃいけません。そうでしょ?」
    葉隠園美:「皆でジャームにならなきゃ意味ないんですから」
    使用人:「…"星の里"の皆よ。今こそ全命を懸け!”寄る辺無き者の星”葉隠園美の道となれ!行き止りのこの世界で新たなる扉となる彼の為に!」
    信者達:『『寄る辺無き者の星の為に!!』』
    信者達:信者の軍勢…非OVも含めた多数の人間が、声をあげ"敵"を排除せんと殺気立つ。
    ラス子:「……こんな形で対峙したくありませんでしたね」
    ラス子:「瞳さんのご両親が混じっているやもしれません。程々にお願いします」
    鏑あぐり:「やれやれ。あっちはなるべく峰打ちだな、ヒグレくん?」
    琴平 灯紅:「了解、ほどほどに大量破壊、ということで」
    ラス子:「かねがね正解。ま、信頼していますよ」
    琴平 灯紅:よっと頭刎剣を取ってくるりと回し
    琴平 灯紅:「実のところ、草花の生えやすい領域展開というのは助かるものでしてね」
    琴平 灯紅:そのまま床に突き刺す
    琴平 灯紅:ぶしゅり、と吹き出すような音を立てながら部屋の床を黒い桜の枝が這い
    琴平 灯紅:足を絡め、固め、動きを停止させていく
    琴平 灯紅:それはそれとして、これだけで死ななそうな人もいるので
    琴平 灯紅:剣を取って前進、人渦の中心に剣を振り下ろす
    信者達:『わ"ぁ"あ"あ"あ"っ"』『くそっ、なんだこれは!』
    信者達:灯紅の異能の前に、信者達は為す術なく倒れていく。
    葉隠園美:そして、葉隠へ刃が降りかかり─────
    葉隠園美:「っ…!これが小生の天命か…!」
    使用人:「しょうがない。三番、庇え」
    信者達:その言葉と同時に、一人の信者が灯紅と葉隠の間に割って入る
    琴平 灯紅:「うおっと」とっさに刃を逸らす、別に執着はないが、できる限り無しにしろとのお達しだ
    琴平 灯紅:そのまま下ろした柄を利用し回り込み、庇おうとした信者に手刀を叩き込む
    信者達:『園美様…お許しください…』手刀を前に、あえなく気を失う。
    琴平 灯紅:「固定はした、後の拘束は頼んだよ或葉さん」
    葉隠園美:「命を救われましたね…小生も、今の彼も。」
    琴平 灯紅:「ここで手を止めることが、人間だからできることだよ、それでもジャームを目指すのかい?」
    葉隠園美:「フ、─────人間では、『あの人』に近づけない。寄り添えないんですよ」
    或葉照人:「よっ、ほっほっ」 信者たちを器用に縛り上げていく
    或葉照人:「っと、こいつら支部に置いて元の配置に戻んます。ガンバレッ」
    或葉照人:大量の人間を抱えて建物から去っていく
    琴平 灯紅:「一般としてジャームは他者への共感を持たないから、君のジャーム化に伴いその感情すら消えると推測するけど…まあいっか、今は次で」
    琴平 灯紅:「ありがとー」と言った彼の姿が影に溶けるようにして消える
    琴平 灯紅:一瞬の沈黙の後
    琴平 灯紅:金色の相貌が、干竜の目の前に現れた
    “干竜”:「うわっ」
    “干竜”:咄嗟に身を屈める。
    琴平 灯紅:まるで散歩するような気軽さで、しかして確実にこいつを殺すという殺意しか感じない強さで
    琴平 灯紅:剣を振り下ろす
    葉隠園美:「っ今です。司さん、支援を!」
    “干竜”:「チッ……」 ライフルを灯紅に投げつけ、転がる。
    三月司:「いやっ遅い気がする!」
    琴平 灯紅:軌道の調整が細かくできないのが欠点だ
    “干竜”:「遅いッ」 腕から血を流している
    琴平 灯紅:そのままライフルをガラス細工のように粉々に破壊し
    “干竜”:「ああ、高かったのに……」 自分で買ったものではなく支給品なので、頭に「多分」が付く
    琴平 灯紅:「やっぱ一撃じゃだめか、じゃあ次を頼むしかないかな」
    琴平 灯紅:と、暗に合図をする
    鏑あぐり:「ヒグレくんに気を取られすぎだ」
    鏑あぐり:「『氷爪撥止』!」強く脚を踏み出すと地面がひび割れ、そこから凍気が広がる!
    “干竜”:「!」
    鏑あぐり:ほんのわずかな瞬間、周囲の空間が完全に凍結する!
    鏑あぐり:その隙を突いて敵陣へと突撃する!
    “干竜”:地面を蹴る。自分が思っていた以上の力が出る。
    鏑あぐり:「キミの狙撃の厄介さは身に染みているからね……もらった!」少女へ向けて烈風のごとき勢いで金棒を振り上げる!
    “干竜”:凍り付いた空間を引き裂いて宙を舞う。
    葉隠園美:「干竜さんが倒れ…てない!?っいや、鏑あぐりがすぐそこに!」目まぐるしく変わる戦場を前に狼狽する
    “干竜”:「うわっ、とっ、とっ」
    “干竜”:「なるほど、これが"解放"の力……」
    鏑あぐり:「なっ……!? そんなバカな……!」巨大な金棒が空を切り、叩き付けられた地面が陥没する!
    三月司:「いえーい」 干竜とピースサインを交わしている
    葉隠園美:「間に合いましたか。司さん。小生は信じていましたよ。」
    鏑あぐり:「どうして。三月ちゃん……!」
    三月司:「そういう戦いでしょうが!」 急にキレる
    鏑あぐり:「ああ、そうだったな。分かってるさ……!」迷いを振り切るように金棒を構え直す。
    葉隠園美:「ふむ。戦闘は素人ですが。この"領域"は厄介なことは分かります。」
    葉隠園美:前傾になり、駆ける。
    葉隠園美:「吹けよ風、呼べよ嵐 、我話を縛る結界を解きたまえ」
    三月司:「葉隠さんが俊敏に動いている」 びっくり
    鏑あぐり:「何をするつもりだ……?」警戒する。
    葉隠園美:腕に纏わりつく影を作る。
    さくら・リトリコ:「……!」
    葉隠園美:蠢く影は風となり司と紫鳴に掛けられた領域を食らいだす
    柴嶋美希:「……助かります」
    葉隠園美:コンボ『吹けよ風、呼べよ嵐 - One Of These Days』
    葉隠園美:「いえいえ。微力な支援ですよ。」
    鏑あぐり:「あの男……ラス姐の領域の力を……!?」
    ラス子:「……やってくれますね」眉間にしわが寄る
    葉隠園美:「みなさん、お楽しみはこれからですよ。…あまり好きな手ではないのですが」
    葉隠園美:「─────砕竜さん。『動いてください。』」
    葉隠園美:「『動け』」
    葉隠園美:なんという事のない命令。しかし砕竜の身体は突如としてその通りに動いてしまう。
    “砕竜”:「……うわっ気持ち悪い!」 ビクンと体が飛び跳ねて動き始める
    鏑あぐり:「待て、お前の相手はボクだろう……!」砕竜の前に立ちふさがろうとする。
    “砕竜”:「クソ虫ィッ────」 地面を蹴った衝撃で建物が揺れる。
    鏑あぐり:「くっ……!」
    “砕竜”:あぐりの体制が崩れ、妨害は不完全なものとなる
    “砕竜”:「後でぶっ殺すッッ!」 そのまま両手を地面に叩きつける。
    さくら・リトリコ:「虫……やっぱり、あいつが……!!」
    “砕竜”:衝撃、破壊。
    “干竜”:「ちょっ、サイ、私まだ」
    三月司:「ぎゃーっ何してんの!?」
    鏑あぐり:「みんな、そっち行くぞ。気を付けて……!」体勢を崩しながら後ろに叫ぶ。
    柴嶋美希:「ひぃっ」
    琴平 灯紅:「さくらさん!ラス子さん頼ん」声が飲まれる、影花を生垣のように絡めて守りを試みるも、間に合わない
    GM:建物が崩れる。
    さくら・リトリコ:「……!!」
    鏑あぐり:「みんな……!」手を伸ばす先で建物が崩壊していく。
    ラス子:(こんな破壊力なら前と同じ罠は使い物にならない、これは……防げない!)
    さくら・リトリコ:「      」
    さくら・リトリコ:曲が聞こえる
    さくら・リトリコ:かすかに、だが風に乗って、やわらかな曲が
    ラス子:「この力……まさか……!」
    さくら・リトリコ:今のさくらにラス子は見えていない、だから、全身全霊で曲をやわらかな曲を
    さくら・リトリコ:風で形作られたいくつもの楽器
    さくら・リトリコ:そしてそれらの楽器が、衝撃を防ぐ調律を紡ぎだす
    さくら・リトリコ:反発の調律!
    “砕竜”:「! なるほど、いるだけの意味はあるってわけ」 
    “砕竜”:「しかも自分より他人を優先するとはね」 感心したようにさくらを見つつ着地
    葉隠園美:既に使用人の手により安全な場所に居た園美は目を細める
    葉隠園美:「この歌は…さくら・リトリコ、これが君の力。」
    葉隠園美:「美しい…だが危険だ」
    使用人:「さくら・リトリコ、危険」
    使用人:「分かった。」
    鏑あぐり:「みんな!無事か!」
    ラス子:瓦礫の中。一人無事な女性が立ち上がる。
    ラス子:「二人のお陰でなんとか……」手には黒い花が握られている。
    さくら・リトリコ:「……はあ……げほっ……」
    琴平 灯紅:腕がひしゃげる、足が潰される、開いた隙間に合わせるように影の花が生える
    琴平 灯紅:「……問題ない、続けようか」
    さくら・リトリコ:「まだ……まだ、なんとか、なり、ます……」かなりの満身創痍だ、それほど長くは立っていられないだろう
    “干竜”:「痛い……」
    三月司:「あーあー……」 引いたように周囲を見回しながら干竜を立ち上がらせる
    鏑あぐり:「ああ。いこう、みんな」彼らがまだ戦意を失っていないことを確かめると前を向く。
    柴嶋美希:「げほっげほっ……こっちにも手を貸しなさいよ……!」 司を睨みつけよろよろと立ち上がる
    さくら・リトリコ:「……私は」
    さくら・リトリコ:「私には、この中にいる全員が、完全な敵とは思えないんです」
    鏑あぐり:「さくちゃん……?」彼女の方をちらりと振り返る。
    葉隠園美:「声色、トーン。籠った気持ち。すべて完璧だ。なかなか興味深いね」
    使用人:「だから、危険」
    さくら・リトリコ:「きっとみんな、いろんな理由で戦ってる、信者の人たちも、三月さんも、二人の竜の人も」
    さくら・リトリコ:「きっとあなたにも……教祖さんにも」
    さくら・リトリコ:「……でも、だから」
    さくら・リトリコ:「私は、私の想いで、誰が一番許せないか、決めます」
    さくら・リトリコ:「他人をねじまげて、味方さえも操って、あなたは」
    さくら・リトリコ:「私は、あなたの思い通りに、させたくない」
    さくら・リトリコ:教祖……葉隠園美に向かってそう宣言する、そして
    さくら・リトリコ:「だから……私にできることは……!」
    さくら・リトリコ:「調律演奏を、はじめます」だん、と目の前、何もない空間を叩く
    さくら・リトリコ:だん、だん、だん、だん、だん
    さくら・リトリコ:目の前の何かを叩き続ける、そのたびに風が震え、見えない楽器が現れる
    さくら・リトリコ:だん、だんだんだんだんだんだんだだだだだだだだだだだだだだだだダダダダダダダダダダ!!
    さくら・リトリコ:それはその場にいる全員に聞こえる、魂を震わせる柔らかな曲
    鏑あぐり:「この力……」目をつむり、体の奥底から湧き上がってくる力を確かめる。
    さくら・リトリコ:だが、その調律により……あぐり、ラス子、灯紅にのみ確かな力を与える!!
    ラス子:「ふはっ」不意に笑みが漏れる「ひ弱な守るべき子と思っていましたが……これは、認識を改めないといけなそうですね」
    鏑あぐり:「さくちゃん。キミの想い、確かに受け取った!」巨大な金棒を力強く構えると言う。
    さくら・リトリコ:「私の……私の曲を……響かせる!!」
    琴平 灯紅:「受け取った、その憤懣、代わりに承るよ」
    柴嶋美希:冷や汗を浮かべる
    さくら・リトリコ:「これが、私の……常勝の調律ッ!!」
    鏑あぐり:「ああ。必ず勝ってみせるさ!」
    “干竜”:砕竜に近づき耳打ち
    “砕竜”:「い・や、帰るなら一人で帰ってて」
    “干竜”:「意地はりめ……」
    琴平 灯紅:「…帰りたくさせようか?」
    “砕竜”:「やってみなさいよ」
    使用人:「これは。良くない流れだ。退避用部隊を緊急招集。」
    信者達:信者達が集まっていく。しかし、先ほどと比べればやはり数は少ない。
    柴嶋美希:「ちょ、ちょっと"マスターカインド"! 勝手に撤退だなんて……」
    信者達:本当に最後の部隊なのだろう。
    柴嶋美希:砕竜たちの方と視線を右往左往させている
    葉隠園美:「…余計なことを。」一瞬毒づき
    葉隠園美:「いいえ。退避はしませんよ。」
    葉隠園美:「寧ろここからが我らの本領でしょう」
    葉隠園美:「新興宗教、敵多いですからね。こういう事も慣れてます」
    ラス子:「あくまでも抵抗する道を選びますか教祖よ」
    葉隠園美:「‥‥ご婦人、ラス子さんでいいかな?」
    葉隠園美:「宗教を作る時に一番大事な事って何かご存じかな」
    ラス子:「覚えておいでとは」恭しく礼を返す
    ラス子:「さて……そういったものに関わったことは無いため詳しくは知りませんが」
    ラス子:「はったりを最後まで張り続けることですか?」
    葉隠園美:「やはりあなたは筋が良い。良い線を言っている。」
    葉隠園美:「ええ、それは反社会的である事です」
    葉隠園美:「罪人、徴税者、売春婦…許されない者を許すと言う事です。我々の場合、ジャームもその例外ではないというだけの事。」
    葉隠園美:「働かず、子供を作らず、教えの道に突き進むことを善しとすることです。自ずからジャームになるなど、その最たるものだ。」
    葉隠園美:「小生は一人の宗教者として─────"これ"に命を掛けてるだけなので。」
    葉隠園美:「ご心配などされずとも、結構!」
    ラス子:「寄る辺なき者に伸ばし、我が道を選ぶものを支える。耳障りのいい言葉です」
    ラス子:「しかしてあなたも自身の譲れない信念がある、と。」
    ラス子:「ならば結構!それはこちらとて同じです。私達にも引けないだけの理由が。背負うべき責務がある!」
    ラス子:白い花が瓦礫を押しのけ咲き乱れる。
    ラス子:「お覚悟を葉隠園美……否、マスターカインド」
    琴平 灯紅:「あーあーパブリックエネミーってやつだねアレ、早く帰らないとひどい目に遭いそうだ」
    琴平 灯紅:干竜の方をちらと見る、「君本当に帰りたそうだな」
    琴平 灯紅:「それじゃあこちらは遠慮なく、帰りたいって言えるようにしようか」
    “干竜”:「とりあえずサイが満足するまでは死なせない程度に頑張るよ」
    琴平 灯紅:「そっかあ」剣を振りかぶる、吹雪のようにあたりに舞う黒い勿忘草の花弁
    琴平 灯紅:研究者曰く、この花は実際の現実に咲いているわけではなく。
    琴平 灯紅:ただ人の記憶、意識、認識内に花の形として現れるノイズのようなものである
    琴平 灯紅:ただそこに咲くだけで意識の空隙を刈り取る妖花を散らしながら、まず一撃目
    琴平 灯紅:胴を半分にするように思いっきりスイングする
    “砕竜”:ちらりと視線が逸れ、その瞬間に胴体に直撃する
    “砕竜”:「んぎっ……!」
    “砕竜”:「こんのお……」
    “砕竜”:胴体にぶつかったそれを片手で握り締める。
    “砕竜”:刃を気にすることなく握りしめられたそれは、めきめきと歪んでいく
    琴平 灯紅:「んおっとこれは…もしかしてへし折ろうとしているのかい?さすがに想定外だなあ」
    “砕竜”:そして、べきんっと音を立てて刃が折れる。
    鏑あぐり:「ヒグレくん……!」案じるように叫びかける。
    琴平 灯紅:「うわあ本当に折ったよ、まあいいんだけど」
    “砕竜”:そのままへし折った刃を握り締めて拳を灯紅の顔面に向けて────
    琴平 灯紅:手に持った剣も、その実実体のない意識下だけの産物だ
    琴平 灯紅:そのまま振りかぶった刃は霧散、周囲に広がる影を吸い上げ、剣を再構成
    琴平 灯紅:雑に作ったから先ほどの大きさではないが
    琴平 灯紅:その分、速く振り回せる
    琴平 灯紅:2撃目、3撃目、4撃目
    琴平 灯紅:ワルツを踊るように斬撃を浴びせていく
    “砕竜”:「ぐっ、うっ」
    葉隠園美:「ぐっ、うっ・・・」
    “砕竜”:砕竜の皮膚は瞬間的な衝撃にはめっぽう強いが長時間維持できるものではない
    琴平 灯紅:振るたびに剣速は上がる、否、視界に花が入るたびに相手の反応速度が落ちていく
    葉隠園美:葉隠は突如吐血する。
    葉隠園美:本来ジャームであるマスターカインドは、共感性を持たない。
    葉隠園美:しかし、如何なる手段を用いてか。優しい心に触れたこのジャームは、特異な進化を経て、力を得た。
    葉隠園美:自身の寄生対象に限りではあるが生体的に同調し、物理的に痛みを分かち合うことすらできる力を。
    葉隠園美:─────優しい奇跡(カインドマジック)と呼ばれる力だ。
    葉隠園美:しかし、奇跡は二度は、続かない。二度目以降は、彼女を庇いきれない。
    “砕竜”:「がっ……」 連撃に、一瞬意識が飛ぶ
    “干竜”:「潮時……」 突如"砕竜"に抱き着くようにタックルする。
    “砕竜”:「うっ、カン……!」
    琴平 灯紅:「あ、そろそろ帰る?」
    琴平 灯紅:まだまだ余裕で振るえそうだった刃を降ろす
    “干竜”:「でも、ただでは帰らない」 灯紅の言葉に頷きつつ、大きな火器を取り出す。
    “干竜”:「ファイアー」
    ラス子:「まだ銃器を隠し持っていたとは__」
    “干竜”:どこか気の抜けた声と同時に、大量の弾丸が放たれる
    ラス子:「__まぁ人のことは言えませんか」持ち上げたスカートの中からグレネードランチャーを取り出し打ち尽くす。
    さくら・リトリコ:「……ええと、干竜さん、と言いましたよね」
    “干竜”:「?」 衝撃で体を傾けたまま首を傾げる。
    さくら・リトリコ:「あの、その、私はこれからラス子さんを援護しますし、もしかしたらその、意に沿わないかもしれないんですが」
    さくら・リトリコ:「でも、どうしてもやっておきたいことがあって」
    “干竜”:「何かな」
    さくら・リトリコ:干竜をじっと見ながら「……らーーーーー……」声が響く、非常に心地のいい一定の音だ
    さくら・リトリコ:「……ん、掴んだ、いきますね」
    さくら・リトリコ:ぐっと力を込めて、改めて
    さくら・リトリコ:「……らーーーーーーーー…………!!」声を響かせる
    ラス子:“干竜””破竜”の足を蔦が巻き取る。今だけは決して逃がさぬために。
    さくら・リトリコ:干竜にはわかるかもしれない。体の中にいる虫がその音によって体から出ていくことが
    “干竜”:「……?……うえっ」
    “干竜”:「げほっげほっ」
    さくら・リトリコ:「その、すみません、さっきの……砕竜さんは、これを相当嫌がってたので」
    琴平 灯紅:「あ、そういえば君にもあったのか」先ほど砕竜に斬撃を浴びせるついでに潰した虫を思い出して
    琴平 灯紅:「ナイスだよさくらさん」
    “干竜”:「いや、入れられてるとは思わなかったけど」
    “干竜”:「ありがと~」 ナイフを取り出してせっせと足元の雑草を刈っている
    “干竜”:「でも話してて大丈夫?」
    “干竜”:弾丸があなた達に向かって飛んでいる
    琴平 灯紅:「それはまあ、ね、支部長いるし」
    ラス子:その言葉の通りラス子は放たれた弾丸全てに的確に弾を当てた。
    “干竜”:「……げっ」
    ラス子:これは決して植物の権能などではない。全てUGNでの訓練の賜物。
    さくら・リトリコ:「……その、あの」
    ラス子
    さくら・リトリコ:「さっきも言った通り、私はこれからラス子さんの援護に専念しますから……その、結局あなたとは敵対してしまうんですけど」
    さくら・リトリコ:「私、その寄生虫、なんか、その、嫌いなので、放っておけなかったんです」
    さくら・リトリコ:「その、偽善、ですよね……だから、その、感謝されるようなことじゃ、ないんです」
    さくら・リトリコ:「その、それだけです。ごめんなさい」
    さくら・リトリコ:謝ると改めてラス子に向き直り
    ラス子:「もういいのね?」
    さくら・リトリコ:「はい、ごめんなさい」
    さくら・リトリコ:「らーーーーーーー……!!」元来、植物には音楽を理解でき、それによって育ち方が変わる、という話がある
    さくら・リトリコ:だからなのか、この力は彼女と非常に相性がいい。この歌は、ラス子の力を限界以上に引き出す、成功の調律だ
    ラス子:「全く……私たちにできないことを軽々やってくれるわ」
    ラス子:軽くため息の後にその音に乗せ権能を全開に振るう。
    ラス子:瓦礫に咲いた白い花。その正体はシスタス・ラダニフェル。
    ラス子:別名ゴジアオイ。その特徴は35℃における自然発火だ。
    ラス子:二人の竜のをすばやく巻き付けた蔓はグレネードが命中し次第即座に燃え上がる。
    “干竜”:「……サイ」
    “砕竜”:「……起きてるわよ……頭いた……」
    GM:ツタに絡まれた2人の姿が炎に包まれる。
    GM:グレネードが迫る。
    “干竜”:"砕竜"のロイスをタイタス化、昇華して復活
    “砕竜”:"干竜"のロイスをタイタス化、昇華して復活
    “干竜”:《瞬間退場》《瞬間退場Ⅱ》を使って"砕竜"と共に退場
    GM:ツタが吹き飛び、中空のグレネードが途中で爆発する。
    GM:爆風が明けた時、そこに2人の姿は無い。
    GM:ダメージは大きかったはずだ。逃げきれずに倒れた可能性も残ってはいるが────
    さくら・リトリコ:「……」
    鏑あぐり:「逃げたか……!」
    琴平 灯紅:「あ、逃げた、また会おうー」いなくなった現場を見てそう呼びかける
    ラス子:「ふんっ」その様子に何もない遠くを見る
    鏑あぐり:「でも、これでようやく道が開けた……!」干竜たちが去り、後方の三月ちゃんたちの姿が真っ直ぐに視界に映る。
    柴嶋美希:「くっ、どいつもこいつも役立たず……!」
    さくら・リトリコ:干竜/誠意〇/罪悪感/ロイス
    ラス子:「……これは独り言だけど」
    鏑あぐり:ちらりと彼女の方を見る。
    さくら・リトリコ
    ラス子:「この街の地下水道は大きいわ。そして、UGNの補給品がある。何よりも……そこに雑草は生えない。もしも逃げ込まれたなら私の索敵範囲外ね」
    ラス子:《声なき声》信念の伝わったものに呑み伝わる声のエフェクト。
    鏑あぐり:「そう。優しいね、ラス姐は」穏やかな声でそう返し、改めて敵に向き直る。
    鏑あぐり:「けど、ボクたちはまだここからが正念場だ……!」
    琴平 灯紅:「そうですか、追っ手も出したいところですが、今は目の前の敵ですね」
    葉隠園美:「くく…龍王"ドラゴンマスター"の配下二人を退けるとは皆さんやはり腕利きのようだ。」
    さくら・リトリコ:「……三月さんのことも、心配ですし、ね」
    葉隠園美:「まさに、多勢に無勢!」「しかしてこの状況から一発逆転を狙う方法は…まだあるんですよ」
    使用人:「…まさか、園美。」信じられない。という顔をした。本来の彼ならこんな事はしないとでも言うかのような表情。
    葉隠園美:「司ちゃんは、小生と仲良しだもんね~!」
    三月司:「えっそうだっけ?」
    葉隠園美:三月司に親し気に笑いかける場違いな笑顔で。
    三月司:「まあそれはいいや、一発逆転の方法って!?」
    葉隠園美:「そんな事言わなくても~。沢山お話したじゃないですか」
    三月司:楽しそうに会話を続ける。
    葉隠園美:「ご両親の事」「学校や周囲からの扱いの事」「…三月楓さんのこと。」「鏑あぐりの事まで。」
    三月司:「まあそうかも?」
    葉隠園美:「だから、友達です。」「そしてこれは友達としての一生の頼みですが─────小生をジャームにしてください。」
    三月司:「え~?」
    さくら・リトリコ:「……え」
    琴平 灯紅:「一生のお願いそういう感じで消費していくのかいこの人、これ絶対2回目以降の一生のお願い発生する奴なのでは」
    葉隠園美:「暴走状態に入って時間も立ちましたし…今の貴方ならできるでしょう。ジャームになる危険性はありますが…」
    葉隠園美:「楓さんも通った道だ。だからきっと大丈夫ですよ。」
    葉隠園美:「『あの時あの子の傍に入れなくて悔しかった』って言ってたじゃないですか。」
    ラス子:「楓……?」過去の事件の資料に思い当たる名がある。たしかFHの実験素体としてジャーム化したという三月司の姉だったろうか。
    三月司:「……そういう言い方されるとやだ」
    三月司:げしげしと園実の足を蹴る。
    三月司:「自力で何とかして」
    葉隠園美:「…ならしょうがない。これは最後の手段にしたかったのですが─────」
    葉隠園美:「『言う事を聞いてください』」
    葉隠園美:そう言い、フィンガースナップを掛けようとし─────
    さくら・リトリコ:「……だめ……!」オーヴァードの中には、他人のレネゲイドウイルスを活性化させることのできるものがいる
    鏑あぐり:「チッ、またあの力か。させるものか……!」空間を凍結させることで間に割り込もうとするが、力を使い過ぎたせいか思うように体が動かない。
    さくら・リトリコ:だから、わかっていた、これは、そう
    さくら・リトリコ:同族嫌悪なのだ、と
    さくら・リトリコ:「……あーーーーーーーー……!!」あぐりに歌いかける……そのレネゲイドウイルスは活性化し……急激に体が動くようになる!
    鏑あぐり:「お礼は後でね!」言うが早いか全速力で突撃する!
    鏑あぐり:マスターカインドの眼前に巨大な金棒を振り上げた背の高い少女の姿が迫る。
    さくら・リトリコ:触媒〈カタリスト〉の調律……果たしてこれが、彼のやっていることと違うことなのだろうか
    鏑あぐり:「“マスターカインド”葉隠園実。これは戦う力のないさくちゃんと……それから三月ちゃんの分だ」
    鏑あぐり:「人の心っていうのはな、刺されば痛むんだよ。時には体以上にね」
    鏑あぐり:「それを思い知れ!」
    鏑あぐり:旋風とともに巨大な金棒を叩き込む!
    鏑あぐり:「――『壊風回天』!」
    鏑あぐり:ガコン、と何かがひしゃげたような鈍い金属音が響く!
    葉隠園美:「その力、躊躇いの無さ…素晴らしい。」
    葉隠園美:「やはり、貴方は”龍王”の娘だ。」
    葉隠園美:圧倒的暴力に蹂躙される寸前、魅せられるようにぽつとつぶやいた。
    鏑あぐり:「虫ケラめ。お前はそこで地面を這っていろ」
    鏑あぐり:「……間に合ったよ。三月ちゃん」巨大な金棒を背に担いで言う。
    三月司:「…………」 暫く無表情で、倒れた葉隠園美を見つめ、げしげしと蹴った後、あぐりに向き合う
    三月司:「お疲れ、あぐり」
    鏑あぐり:「もう少しだけ待ってて。まだ邪魔者が残っているから」
    鏑あぐり:そう言って柴嶋に向き直る。
    さくら・リトリコ:「……ごめんなさい」誰に、というわけでもなく謝って、そして
    鏑あぐり:「キミのおかげで間に合ったんだ」振り返らずに言う。
    さくら・リトリコ:「……」もう自分にできることはないかもしれないが、それでも見ていようと立つ
    さくら・リトリコ:「……!」少しだけはにかんで、頷く
    柴嶋美希:「邪魔者は────」 何らかの機械を設置し終える。
    柴嶋美希:「あなた達よ……!」
    鏑あぐり:「今度は何だ……!」警戒して身構える。
    柴嶋美希:機械からガスが撒かれる
    ラス子:「…?」訝しげに見つめる。
    鏑あぐり:「これは……まさか……!?」
    柴嶋美希:「MM-77ウイルス! それも即効性のあるタイプよ!」
    琴平 灯紅:咄嗟に吸い込みを止めようと口をふさぐが、間に合わない
    鏑あぐり:「こんなところでそんなものを!正気か……!?」
    柴嶋美希:「このまま動けずくたばりなさい……!」 さらに銃撃し、被害から逃れるのを邪魔する。
    琴平 灯紅:内臓を破壊されるような感覚が体を刺し、口元から血を流す
    使用人:ガスが撒かれ出来た意識の空白。そして柴嶋の言葉に注意が集まったその時を狙うものが、一人。
    使用人:「さくら・リトリコ…危険。園美はそう言っていた。だから…」
    使用人:銃口をあぐりからさくら・リトリコへ向ける。
    使用人:しかし、その動きが大きな前兆となってしまう。園美を殺したあぐりを狙わず、元よりさくらを狙えばよかったのだから。
    琴平 灯紅:銃口が向いたのをとっさに確認し、咄嗟にさくらさんを押し、銃撃を躱させる
    ラス子:「ヒグレくん…!」
    鏑あぐり:「さくちゃん……!」
    さくら・リトリコ:「……!」
    琴平 灯紅:押したことで先ほどより大きくガスを吸い込んでしまったのか、その場で倒れる
    さくら・リトリコ:「灯紅さん……!……くっ……う……」こちらももう毒ガスに耐えられるほどの力はない
    琴平 灯紅:「ぐえ………ちょっとこれ以上はまずそうです」
    琴平 灯紅:「あと頼みます、二人とも……あと」
    琴平 灯紅:「さくらさん」
    さくら・リトリコ:「……?」
    琴平 灯紅:「…謝らなくていい、とか俺が言っても効かないと思うので」
    琴平 灯紅:「ありがとう、君が怒ってくれているから、まだ人間でいられているんだ、俺は」
    さくら・リトリコ:「……!」さりとて、銃弾をまともに受けていたら毒ガスもあわさってさらに危険な状態になっていただろう
    さくら・リトリコ:「……こちらこそ……ありがとう……ございます」
    鏑あぐり:倒れた二人を見て、ラス姐に視線を向ける。
    さくら・リトリコ:そして最後に使用人を見て
    さくら・リトリコ:「……」何も言えず、困ったように少しだけ微笑んで、倒れた
    鏑あぐり:「……ラス姐。これはよくない状況だ」口元を押さえながら顔をしかめて言う。
    ラス子:「…わかっているわ」
    使用人:「園美は私のせいで壊れた。園美は私のせいで壊れた。園美は私のせいで壊れた。」壊れたレコードのように呟く使用人にさくらの微笑みが届いたのかは定かではないが。
    鏑あぐり:「なんとかしてこの状況を打開しないと……」
    使用人:「‥‥‥‥‥‥‥‥」さくらの微笑んだ後、すと立ち上がり気付けばその場から消えていた。
    鏑あぐり:「……ラス姐。もしボクに何かあったら三月ちゃんのことは頼んだよ」
    ラス子:「……わかっています!わかっているのです」歯ぎしりと共に残った柴嶋美希を睨む。
    ラス子:「なぜそんな、これで終わりの様なことを……」
    柴嶋美希:憎悪の籠った瞳で2人を睨んでいる。
    鏑あぐり:その言葉には答えず、一歩進み出る。
    鏑あぐり:「柴嶋美希。ここまでの犠牲を払って実現するキミの未来にどんな価値がある」
    柴嶋美希:「教えたら協力してくれるのかしら?」
    鏑あぐり:「いいや」首を振る。
    鏑あぐり:「答えなくてもいい。これだけ多くの人を悲しませて……。キミがやっていることはあのクソ親父と同じだ」
    鏑あぐり:「“正しくない”」
    柴嶋美希:「ガキらしい思い上がりね」
    鏑あぐり:「無礼者」
    柴嶋美希:「マスターエージェントと同じなんて言われたことは光栄と思っておくわ」 引き金を引く
    鏑あぐり:「口の聞き方に気を付けるがいい」
    鏑あぐり:「キミが立っているのは」
    鏑あぐり:「王の御前だ」
    鏑あぐり:地面に映ったあぐりの影が竜人のような形に変わり、目の前で倒れている葉隠の影を貪り喰らう。
    鏑あぐり:「……『怪竜変化』」その瞬間、変化が起きる。
    鏑あぐり:少女の姿が禍々しい竜のように変貌していく。両腕からは鋭い爪が生え、背部から尻尾が伸びる!
    鏑あぐり:「ア゛アアアアアアアァ……ッ!!」咆哮すると大きな翼が広がる!
    鏑あぐり:同時に強烈な冷気が周囲に押し寄せる!
    ラス子:「こ……これは……そうだ二人を!」
    ラス子:ツタで二人を覆い流れ弾から守る。
    鏑あぐり:柴嶋の体を凍結させながら飛びかかる!
    柴嶋美希:「ぐ、ううううううっ」
    鏑あぐり:そのまま両のカギ爪を叩き込む!
    鏑あぐり:右腕を振り下ろし、続けて左腕で斬り裂く!
    鏑あぐり:最後に背部の強靭な尾を振り下ろす!
    鏑あぐり:「ア゛アアアアア゛アアアアァッ!!」雄叫びとともに女を叩き潰す!
    三月司:「うわっ……殺した……?」 引いてる
    鏑あぐり:「ア゛アアアアア゛アアァッ!!」暴走する力を持て余すようにもう一度雄叫びを上げる!
    柴嶋美希:「クソ……ガキ……」 倒れたまま腕を上に上げる。銃弾が放たれる、がそれは空へと消えていった。
    三月司:「しょうがないな……じゃあまだちょっと早いけど、始めようか……」
    鏑あぐり:破壊衝動を?き出しにしたまま今にも倒れた柴嶋に襲い掛かりそうな勢いだ。
    三月司:E:愚者の契約 柴嶋美希の願いを叶えようとする。能力を解放しようとする。
    ラス子:「あなたなにを!?それにその力は……!」
    前園羽衣:「うわーっなんか凄いことになってる!」 早々に建物の崩落に巻き込まれ気絶していた
    前園羽衣:「し、支部長代理、早くあの子の暴走止めないと……」
    前園羽衣:「いやあの子って言うかどっちも……!?」
    ラス子:「無茶言ってくれるわね……!」
    前園羽衣:「だ、代理! 2人の動き、止められますか!?」 司に向かって走り出す。
    ラス子:よぎるは”星の里”での一件。さくらと瞳が倒れたあの時。
    ラス子:「……えぇやってやろうじゃないですか!」スカートの端を破り捨てる
    ラス子:「一人で何もできず狼狽するだけの私じゃない。今はこの場をしきる指揮官です!」
    ラス子:「暴走する部下を止めて、作戦目標も完遂する。それをやってはじめて……!」
    ラス子:緑の触腕が倒壊しかけたビルに力を籠め巨大な一片を持ち上げる。
    ラス子:「はじめて大黒木支部の支部長を名乗れるってものなのです!」
    ラス子:そして巨大な一つの欠片をあぐりに、空いた触腕で三月を拘束しきる。
    三月司:「……うっ」
    ラス子:「羽衣!その馬鹿を叩き起こしなさい。私は解析に移る」
    ラス子:「寝てろ!」三月の頭を張っ叩く!
    三月司:「ぎゃんっ」
    前園羽衣:「でえーっ!?」 方向転換してあぐりの方に向かう
    前園羽衣:「しょ、正気に戻れー!」 ノートパソコンであぐりを殴り始める
    鏑あぐり:「羽衣さん……?」徐々に瞳の焦点が合う。
    前園羽衣:「あ、良かった落ち着いた……」
    前園羽衣:「こわ……」
    鏑あぐり:「悪いね。ラス姐だけじゃなくてキミにまで迷惑をかけたみたいだ」
    鏑あぐり:彼女を押しのけて前に出る。
    鏑あぐり:「ラス姐!三月ちゃんの様子は!」
    前園羽衣:「ちょっ」
    GM:三月のマフラーの下、表皮の内側にごく小さな機械が取り付けられていることがわかる。
    ラス子:「Eロイスを使いかけていた」単刀直入に告げる
    鏑あぐり:「そう。止めなくちゃ」
    ラス子:「本当に発動しようもんなら私は問答無用でジャームとして処理しなければいけなかったけど。原因は……これね」機械を指さす
    鏑あぐり:足早に彼女たちの方に向かう。
    鏑あぐり:「まだ……間に合うはずだ。今度こそ、正真正銘」
    鏑あぐり:三月ちゃんの体を抱き留める。
    三月司:「あ……ぐり……?」 眼が覚める
    鏑あぐり:「……三月ちゃん。キミの望みは何? さっき言っていたみたいに楽で楽しいこと?」
    三月司:「……そう」
    鏑あぐり:「それはあんな寂しい場所でないと叶えられないことかい?」
    三月司:「あぐりと一緒が良い」
    鏑あぐり:「分かってるじゃないか。ボクの隣にいろよ」
    三月司:「……でも、一緒に来てはくれないんだ。あぐりは」
    鏑あぐり:「バカ。キミがボクと一緒に来るんだ」
    鏑あぐり:「キミの願いくらいいくらだって叶えてやるさ」
    三月司:「……バカ」 微笑む
    鏑あぐり:「そのためなら王様にだって何だってなってやる」
    三月司:「……じゃあ、なってよ。私たちの、王様に」
    GM:あぐりの腕が、ラス子のツタが振り払われる。
    鏑あぐり:「いいとも。その時はキミはお妃様だ」
    GM:司の肉体が解放される。
    鏑あぐり:地面に金棒を突き、司の体を強く抱きしめる。
    鏑あぐり:「羽衣さん!頼む!」
    三月司:「……!」 不満そうに眉を顰めるが、もう抵抗しない
    前園羽衣:「ちょっと待ってね……よし。これなら……」
    GM:バヂッ
    三月司:司の体から力が抜ける。
    鏑あぐり:「おっと」慌てて抱き留める。
    ラス子:「ど、どうなの?羽衣」不安げに辺りをうろうろする。
    前園羽衣:「……うん、大丈夫。まだかなり高いけど、さくらちゃんと琴平くんと同じくらいのスピードで侵蝕率が下がってる」
    前園羽衣:簡易レネゲイドチェッカーを用いて伝える
    鏑あぐり:司を姫抱きにしてみんなの方に向かう。
    鏑あぐり:「……お目覚めの気分は?」司に優しく問いかける。
    三月司:「……最悪……」
    三月司:「黒歴史確定だわ……」
    鏑あぐり:「助けた甲斐のない答えだな~」気の抜けた声を出す。
    鏑あぐり:「この辺に放り出して帰ろうかな」
    三月司:「……好きにすれば」 笑う
    鏑あぐり:「ああ。好きにするさ」笑い返す。
    鏑あぐり:「ラス姐、さくちゃん、ヒグレくん。帰りに何か美味しいものでも食べていこう!」司を抱えたまま傷だらけの格好で彼らの方に駆け寄る。
    ラス子:「その前に治療よ……バカ」軽く笑いながら答える。
    GM:崩落した建物の外、嵐の明けた晴天があなた達を照らしていた。

    バックトラック


    GM:それでは、バックトラックです。
    ラス子:わーい
    鏑あぐり:あっ、違うタブがあった
    GM:今回は結構カツカツになっちゃったので帰って来れなかった人がいたら割腹するしかねえ、皆最大値を出してくれよな
    鏑あぐり:介錯つかまつる
    GM:なんでノリノリなの……
    さくら・リトリコ:生きるぜ~
    鏑あぐり:あっ、生きる気
    琴平 灯紅:頑張ろう(白目)
    ラス子:あぐりちゃんも危ないラインなのにw
    琴平 灯紅:もしもの時はアマテ頼んだ…
    ラス子:全員か
    GM:ではEロイスは以下
    三月司:E:愚者の契約
    三月司:E:楔の呪い R中対象はタイタスを戦闘不能の回復にしか使用できない。1つにつき2つ分として計算
    鏑あぐり:邪毒を解除しちゃったよ!
    鏑あぐり:まあ……上手いことなんかしといてください
    GM:そういえばそうじゃん
    琴平 灯紅:ジャーム化をギリギリで阻止できたから
    柴嶋美希:E:歪んだ囁き
    琴平 灯紅:使われなかったとかそういう感じかな…
    信者達:はえー
    鏑あぐり:そんなものを。叩き潰しておいてよかった
    GM:アッマスターカインドのチャパレがない、以下です
    GM:E:さらなる絶望 イニシアチブ シーン内の任意の場所に、任意のエネミーを1体、未行動で登場させる。
    GM:E:究極存在 常時 あらゆるダメージを受けない。
    GM:E:唯我独尊 タイミングセットアップ、またはマイナーのエフェクトかEロイスの使用直後に使用。そのタイミングのエフェクトかEロイスをさらにもう1回使用可能。
    葉隠園美:強かった。
    葉隠園美:マスターカインド、実はこういうEロイス持っていたんですね。
    GM:なんかダメージ受けてたけど、究極存在持ってます
    鏑あぐり:なんか
    葉隠園美:小生死んでしまったし…
    使用人:無茶するから…
    GM:詳しくはEDでやりますが教祖は死んだけどマスターカインドは生きてる
    鏑あぐり:じゃあ、究極じゃなかったのかも
    琴平 灯紅:…!?
    琴平 灯紅:どうも嫌な予感が
    ラス子:うむ…?
    さくら・リトリコ:なっ
    GM:では数は6個ですが、楔が2個分なので
    GM:7個分Eロイスが振れます。
    琴平 灯紅:振ります
    ラス子:もらうよ!
    鏑あぐり:振ります!
    鏑あぐり:まずボクはメモリーがあるので侵蝕率が175から165まで下がります
    琴平 灯紅:7d10
    DoubleCross : (7D10) → 38[8,5,9,8,2,5,1] → 38

    鏑あぐり:で、ここから下げる
    ラス子:169-7d10
    DoubleCross : (169-7D10) → 169-36[1,4,3,8,5,9,6] → 133

    鏑あぐり:165-7d10
    DoubleCross : (165-7D10) → 165-47[5,10,6,8,4,4,10] → 118

    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を38減少 (166 → 128)
    琴平 灯紅:倍
    琴平 灯紅:8d10
    DoubleCross : (8D10) → 35[5,5,2,10,4,4,3,2] → 35

    ラス子:ラス子の侵蝕率を36減少 (169 → 133)
    琴平 灯紅:琴平 灯紅の侵蝕率を35減少 (128 → 93)
    鏑あぐり:一気に下がったな。これなら一倍振りでいけそうだ
    さくら・リトリコ:7個ー
    琴平 灯紅:生きてる…!!帰還!!
    鏑あぐり:118-4d10
    DoubleCross : (118-4D10) → 118-27[9,1,8,9] → 91

    さくら・リトリコ:さくら・リトリコの侵蝕率を7D10(→ 52)減少 (153 → 101)
    鏑あぐり:よしよし。無事に帰還です
    さくら・リトリコ:おやおや
    ラス子:素振りで行けそうですわね
    鏑あぐり:さくちゃんも普通にいけそう
    ラス子:私は倍振りだ!
    さくら・リトリコ:一倍!
    ラス子:133-10d10
    DoubleCross : (133-10D10) → 133-43[7,2,4,2,3,9,10,2,2,2] → 90

    さくら・リトリコ:101-3d10
    DoubleCross : (101-3D10) → 101-22[5,10,7] → 79

    鏑あぐり:見事!
    さくら・リトリコ:無駄に多いが無事5点
    琴平 灯紅:おかえりなさい……!
    ラス子:ラス子の侵蝕率を43減少 (133 → 90)
    鏑あぐり:二人とも意外と危なかったな
    GM:ウオオ、腹を切らずに済んだ
    ラス子:みんないぎでだー!
    鏑あぐり:生きてるって素晴らしい!

    エンディング1


    GM:大黒木支部での戦いを終えて、琴平灯紅は自身の支部に戻ってきていた。
    GM:……なぜか支部にメイドがうろついてる状態で、あなたは支部長に今回の事件についての報告書を提出していた
    鹿島金剛:「お疲れさん、どうだった? あっちの支部は」
    琴平 灯紅:メイド服に交じる自分の妹の姿を満足気に見つめてから、支部長に視線を戻し
    琴平 灯紅:「とても有意義な春休みでございましたありがとうございます、報酬がちゃんとしていればもう最高ですしその点は支部長を信頼していますとも」
    鹿島金剛:「おう、近いうちに振り込んどくよ」
    鹿島金剛:「しかし、"龍王會"か……報告を見た感じ、厄介なのに目を付けられたっぽいな」
    鹿島金剛:揶揄うように笑う
    琴平 灯紅:「重ねてありがとうございます、そうですね、確か実家の帳簿にもいくつかあったし『成果』を幾分か納品していたところでもありますね、まあその辺の回収の予定はありませんが」
    琴平 灯紅:「後は砕竜ですね」
    琴平 灯紅:「まあ彼女の執着の対象多分俺じゃないしどうとでもなるんじゃないでしょうか」
    琴平 灯紅:「鏑さんは多分俺より何倍も強いだろうし降りかかってきても自衛は普通にできそうだ」
    鹿島金剛:「うん? ああそういや狙ってたのは鏑って子だってはなしだったな」 と言いつつ
    鹿島金剛:「いや、"砕竜"についてこっちでも調べてみたんだが……」 あなた達の調査で出なかった情報の乗ったPCの画面が向けられる
    琴平 灯紅:「おお」それを覗き込む
    鹿島金剛:「結構執念深いみたいだぞ」
    鹿島金剛:PCには砕竜を撃退した記録と、それから何度も狙われているというような話がたくさん。
    琴平 灯紅:「わあこれはひどい、追加で清掃班にコネ作っておいたほうがいいかなあ」記録に出てきた破壊されたかわいそうな品々の画像を見ながら
    鹿島金剛:「ま、この街で暴れるとなったら俺たちも手伝うから安心しろよ」 肩を叩きつつ
    鹿島金剛:「っと、もうこんな時間か。雑談しすぎたな」
    鹿島金剛:「なにか言っときたいこととかあるか?」
    鹿島金剛:書類をトントンと纏めたりノートパソコンを閉じたりしつつ
    琴平 灯紅:「できれば黎加の警護厚くしておいてください、後ラス子さんにいい采配と知覚能力だったと伝えてくれれば」
    琴平 灯紅:こんなことを言っているが登録上の琴平黎加は普通に戦闘できる
    鹿島金剛:「前者は善処するが後者はお前町出る前に直接言っておけよ」 苦笑
    鹿島金剛:「まあ会議とかで話す機会があれば伝えとくよ」
    琴平 灯紅:「言いましたが念のためです、あと同じことを向こうの本来の支部長…に伝えておけば少しは過ごしやすいでしょう?」
    鹿島金剛:「ガキが妙な気回しやがって」
    鹿島金剛:「あ、今回は結構危険な任務だったからな。今度飯でも奢ってやるよ、妹と一緒になんか考えときな」
    鹿島金剛:「言いふらすなよ、タカって来る奴がいるから」
    琴平 灯紅:「わあい、では烏丸さんと冬堂さんとあと辰砂さんには特に明かさないように善処しますね」
    琴平 灯紅:「というわけで失礼しますー」
    琴平 灯紅:と頭を下げ部屋を辞していく

    GM:報告を終え、あなたは支部を出て帰路に着いていた。
    GM:連日戦闘続きだったため、少なくとも数日は休み。ジャーム化の危険は常に付きまとう為、休める時は休むのも仕事だ。
    GM:ふと、公園を通りがかった時、あなたの眼に(ここ数日で)見慣れたピンク髪が目につく。
    琴平 灯紅:新発売と噂のほうじ茶ラテのペットボトルと今晩のおかずのレバニラ炒めとカニクリームコロッケを袋に入れ歩いていた、袋は取り落とさずに済んだ
    琴平 灯紅:「あっ」
    琴平 灯紅:わざとらしく口をふさいで退散しようそうしよう
    “砕竜”:「「あっ」?」 ぐるりと視線が灯紅を向く
    “砕竜”:「琴平灯紅! 見つけたわよ!」 腕を振るって灯紅を指差す。手に持っていたアイスが落ちた。
    “砕竜”:「ギャーッ! 私のアイス!」
    琴平 灯紅:「アイス落ちましたよってもう遅いか」
    “砕竜”:「遅いわよ!」 見事な逆切れ
    “砕竜”:「この街に住んでるっていうのは本当だったみたいね」
    琴平 灯紅:「じゃあこれ」先ほどのやり取りで大体のアイスの銘柄はわかってたので振りかぶった手にアイス分の代金を渡しておく
    “砕竜”:不敵に笑う。
    “砕竜”:「えっマジで? ありがとう」
    “砕竜”:「……えっマジで?」 二度見
    琴平 灯紅:「そりゃあ目の前で落とされて何もせずにさよならするほど冷血じゃないさ」
    “砕竜”:「良い人だ……」 感動している
    “砕竜”:「鏑あぐりとは違う……」
    琴平 灯紅:「よほど彼女にひどい目にあわされたのかい、その口ぶりだと」
    “砕竜”:「ええ、そうよ……あいつは……」
    “砕竜”:「……これ言ったら鏑あぐりに伝えたりする?」
    琴平 灯紅:「しないよ、というかまた会えるかもわからないしね」
    “砕竜”:「あっそう? じゃあ言っちゃお」 自力で思い出してもらいたいようだ
    “砕竜”:「あれは私たちが幼い頃……」
    “砕竜”:「チルドレンとして厳しい訓練を積んでいた私たちの癒しは一日一回のおやつだけ……!」
    琴平 灯紅:「好待遇だ」
    琴平 灯紅:ちょっとびっくりした、非合法な実験に付き合わされ稼げなければその日の食事すらなかった家に比べれば随分まっとうな
    “砕竜”:「それをあの日……私の分のアイスが食べられていたのよ……!」
    “砕竜”:「すぐに調べはついたわ……セルリーダーの娘、鏑あぐり!」
    琴平 灯紅:「証拠があったんだね?」
    “砕竜”:「監視カメラに……」
    琴平 灯紅:「火を見るより明らかじゃないか」
    “砕竜”:「あいつ食べるに困ってよりによって私のお菓子食べたのよ!」
    琴平 灯紅:「そんなことが…」
    琴平 灯紅:「確かに食べ物は大事だし俺も当時そのような窃食をされていたらもろともに斬り殺していたかもしれない…」
    “砕竜”:ちなみに鏑あぐりは当時存在を隠され、軟禁状態だったため
    “砕竜”:砕竜よりも飢えていた。
    “砕竜”:「でしょ!? ふふ、わかってくれて嬉しいわ……」
    “砕竜”:「カンに言ってもくだらないって一蹴されたし……」
    琴平 灯紅:「ただこの話の怖いところもあってだね…」
    琴平 灯紅:「その手の窃食は、やった側は本当に覚えていないんだ……」
    “砕竜”:「……!?」
    “砕竜”:「許せない……!」
    琴平 灯紅:心なしかハイライトが無い目でそう言った、心当たりが多いようだ
    “砕竜”:そういう"砕竜"も同期の食事を強奪したりしている。
    琴平 灯紅:「特にそういう事に及ぶ場合生存に必死で相手の事情を鑑みる暇がない場合も多いからね…」
    “砕竜”:「くっ、確かに鏑あぐりの当時の状況は聞くからに大変そうだったが……」 何やら苦悩している
    琴平 灯紅:「まあ、俺は止めないよ、食べ物の恨みは全然馬鹿にできるものでもないからね」
    “砕竜”:「あんた、意外と話わかるわね」
    “砕竜”:「ムカついたからぶっ殺してやろうと思って追いかけてきたけど……」
    “砕竜”:「どう? 私たちのところに来る気はない?」
    “砕竜”:「儲かるわよ、ウチ」
    琴平 灯紅:「ううん、確かに魅力的な提案だけれど…残念だけどお断りさせていただこうかな…」
    “砕竜”:「あらそう、残念」 肩を竦める
    琴平 灯紅:「君たちは嫌いじゃないしむしろ好きだけれど、もし君たちの上がろくでもない大人だった場合どれだけ無謀だったとしても手を上げない保証がないからねえ」
    “砕竜”:「す、好き!?」 変な所に反応する
    “砕竜”:「げふんげふん、ま、そうね」
    琴平 灯紅:「あくまでLikeさLike」
    “砕竜”:「セルリーダーには誰も勝てないわ。手を上げちゃいそうなら来ない方が良いわね、殺されるし」
    “砕竜”:「なんだ……」 肩を落とす
    琴平 灯紅:「そういうこと、経験上ろくでもない大人を見ると特に殺したくなっていけない」
    琴平 灯紅:「損な精神だという自覚はあるけどね、用件はそれで全てかい?」
    “砕竜”:「そうね、私もそろそろ行こうかしら」
    “砕竜”:「私もあんたたち(鏑あぐりを除くPC)気に入ったし」
    “砕竜”:「仕事じゃなきゃ狙うことはないから安心しなさい、じゃね」
    琴平 灯紅:「それは重畳、では俺も帰るとするよ、お疲れ様、なかなか茨の道だろうけど頑張ってほしいよ俺は」
    “砕竜”:地面を蹴ると、道路を陥没させて凄い速度でどこかに飛んでいく
    GM:周囲がざわざわし始める。
    琴平 灯紅:「さよーならー、仕事の都合か黎加かアマテ狙ったら殺すからー」
    琴平 灯紅:逆にそれ以外の用件で特に手を出すことはないのである
    琴平 灯紅:見送った後、また袋を持ってとことこと家路につく、二人とおじい様が待っているので急がねば
    GM:夕日の中を1人の少年が去っていく。
    GM:ちなみに後日、地面を陥没させる少女の写真がSNSでバズって支部長が頭を抱えたとか。

    エンディング2


    GM:"星の里"は教祖の死によって撤退したらしく、信者に潜んでいた虫も徹底的な除去が終わった。
    GM:問題なしと判断された神楽瞳は、カバーストーリーとの整合性を付ける為数日間市内の病院に入院することとなった。
    GM:特に体調などは問題ないはずなので、長引くこともないはずだが、あなたは友人として彼女の見舞いに行った。
    GM:神楽瞳と数名の名前が書かれたネームプレート
    GM:扉の奥からは神楽瞳の声が聞こえる。同じ部屋に入院している女性と話しているのだろうか。
    GM:……どうも聞き覚えがあるような。
    さくら・リトリコ:「……え、え」
    さくら・リトリコ:耳がいいので入る前からわかる
    さくら・リトリコ:慌てて病室に入る
    神楽瞳:「ええーっ、カンナさんそれ本当ですかあ」 両手を口に当ててくすくす笑っている
    神楽瞳:「あっさくらちゃん、来てくれたんだ!」
    “干竜”:「そう、本当にバカな友達で……あっどうも」 ぺこりとお辞儀
    さくら・リトリコ:「あ、えっ、あ、ええと」
    さくら・リトリコ:「そ、その……はい、その、きました」どうすればいいのか困っている
    “干竜”:「瞳のお友達? 席外そうか?」 視線はさくらを向いている。さくらに聞いているようだ。
    さくら・リトリコ:「え、いえ、その……」
    さくら・リトリコ:「……だ、大丈夫、です」
    神楽瞳:「あっこの人、カンナさんって言ってね。すごく面白いんだよ」
    神楽瞳:「それにしてもさくらちゃん、わざわざありがとね。ほんと大したことないのに……」
    さくら・リトリコ:「い、いえ!その……なんといいますか……その……」
    神楽瞳:「お父さんとお母さんの入ってた宗教が毒をバラまいたって、本当なのかなあ」
    神楽瞳:「二人とも無事みたいだから良かったけど……私もなんともないしね」 腕ブンブン
    さくら・リトリコ:記憶がないのはわかっている、少しだけもどかしい。それでも無事でよかったと思う。
    “干竜”:「毒、直接口にした人はもっと酷かったらしいよ」
    “干竜”:「無事で良かったね、瞳」
    さくら・リトリコ:「そ、そうです、無事で、よかったです!」
    神楽瞳:「本当にねえ」
    さくら・リトリコ:「お、お父上とお母上の様子は、どうですか?」
    神楽瞳:「別の部屋で入院中! でも元気そうだよ!」
    神楽瞳:「でねでね、私の事ほったらかしでゴメンって謝ってくれて……」
    神楽瞳:「なんか、何があったか全然覚えてないけど、さくらちゃんに相談してよかったあ」
    さくら・リトリコ:「い、いえそんな……別に私が何かしたわけではないですし……」
    “干竜”:「いやいや、嬉しかったよ、ありがとう」
    神楽瞳:「??」
    さくら・リトリコ:「あ、え、いや、その、あの」
    さくら・リトリコ:「ちょ、ちょっとした知り合いなんです、その、それで、まあ、その」
    さくら・リトリコ:うそがへた
    神楽瞳:「……? そうなんだ!」 不思議そうな表情をしてから笑顔で頷く
    “干竜”:「……ふふ」
    “干竜”:「いじめがいがありそう……」 小声で呟きながらニヤついている
    神楽瞳:「あ、そうだ。他の子が果物持ってきてくれたんだ。皆で食べよ?」
    さくら・リトリコ:「……そ、その、か、カンナ、さん?はその、ええと……ど、どうしてここに?」
    神楽瞳:立ち上がって冷蔵庫を開く
    さくら・リトリコ:「……!!?」耳がいいので聞こえる
    さくら・リトリコ:「あ、え、えっと、その、はい、た、食べましょう」
    “干竜”:「疲れちゃったから……休憩?」 瞳が冷蔵庫に夢中だからか特に声を潜める様子もない
    “干竜”:「あと、あなたにお礼言っとこうと思って」
    さくら・リトリコ:「そ、その……それは……なんといいますか」
    さくら・リトリコ:「その、うまく言えないんですけど」
    さくら・リトリコ:「あなたは、いいひとそう、だったので」
    “干竜”:「暗殺者が良い人?」 ニヤニヤ笑いながら
    さくら・リトリコ:「……いえ、その、そう、なんですけど……というかその、実はそうじゃないのかも、と思い始めてますけど……(さっきの発言を聞いて)」
    “干竜”:「素直だな……」
    “干竜”:どこか呆れた表情。
    さくら・リトリコ:「あうう……い、いえ、でも、その……なんといいますか、その……まあ」
    さくら・リトリコ:「その……う、裏稼業なのはまあ、お互い様、なので……」瞳には聞こえないように
    “干竜”:「そう、瞳ちゃんにも言えないお仕事だもんね」
    神楽瞳:「んっ? 私?」 リンゴをあなた達のところに持ってくる
    さくら・リトリコ:「い、いえその!ふ、普段どういう話をしているのかなって!思いまして!」
    神楽瞳:「ん? 私とカンナさん? 普段も何もあったばかりだし……」
    “干竜”:「さくらちゃんが可愛いって話を聞かされてるよ」
    さくら・リトリコ:「ええっ!!?」赤くなる
    神楽瞳:「ちょーっ」 ぺしぺし干竜の頭を叩き始める。あまり痛くなさそう
    神楽瞳:「してないしてない! いやさくらちゃんは確かに可愛いけど!」
    “干竜”:「そうそう、本当はさくらちゃんとえろえろなことがしたいって」
    神楽瞳:「おりゃーっっ!!」 べしべしべし
    さくら・リトリコ:「!!!!????」
    神楽瞳:「うそ!嘘です!」
    さくら・リトリコ:「あっえっそ、その、そっ、そ、えっ……」
    さくら・リトリコ:「そ、そう、そう、ですよね!!」真っ赤
    “干竜”:頭を叩かれながら俯いている。
    “干竜”:……笑いをこらえている
    神楽瞳:「ハァーッ、ハァ―ッ……」 頭を叩きすぎて息切れ
    神楽瞳:「そう、嘘!」
    さくら・リトリコ:「むむむむむむ……」干竜をせいいっぱい睨んでいる
    “干竜”:「2人ともからかいがいがある」
    “干竜”:「あ、私はお礼も言えたし少ししたらこの街も出てくから心配しないで良いよ」
    さくら・リトリコ:「……」
    さくら・リトリコ:「その、なんといいますか」
    神楽瞳:「あっカンナさん退院もうすぐなんだ、LINE交換しよ……」 などと話しかけている
    さくら・リトリコ:「ふたりとも、無事で、こうして普通にお話できて、本当に、嬉しくて、その、よかった、です」
    神楽瞳:「ね! 良かったあ~」
    “干竜”:「嬉しいことを言ってくれる」
    “干竜”:「その調子で次任務であったら大人しくしてくれると嬉しい」
    さくら・リトリコ:「……その、そういうわけには、いきませんけど」
    “干竜”:「けど?」
    さくら・リトリコ:「……その、ええと」
    さくら・リトリコ:「その、普通の、友達に、なりませんか」
    “干竜”:「友達?」
    さくら・リトリコ:「その、そうです」
    “干竜”:「別に良いけど……じゃあLINEとか交換する?」
    さくら・リトリコ:「は、はい、その、はい」
    “干竜”:「やった~これはUGNの内部情報得放題なのでは……」 わざとらしく言う
    神楽瞳:(UGNってなんだろう……2人でやってるゲームとかの話かな……)
    さくら・リトリコ:「ちょ、ちょっと!カンナさん!!だめです!!」
    神楽瞳:「わっ」 突然の大声にびっくり
    さくら・リトリコ:「……UGNとも、リトリコ・ファミリーとも、あなたの家とも関係ない、そういう、友達です」音を調節して、干竜にだけ聞こえるように
    “干竜”:「そういう友達か……いいね、ありがとう」
    “干竜”:(もっと仲良くなって、裏切った時、どんな顔を見せてくれるのかな。この子は……)
    “干竜”:何やらニヤついている
    さくら・リトリコ:「……ふふ」
    さくら・リトリコ:「……仲良くしましょうね?」一瞬だけ、その金色の瞳が非常に怪しく輝くように干竜には見える
    “干竜”:「……なんか悪寒が……」
    神楽瞳:「あっ寒い? 暖房強くしてもらう?」
    さくら・リトリコ:「信じてますよ」
    “干竜”:「思ったより大変そうだ」
    “干竜”:「あ、暖房は大丈夫」
    “干竜”:「ちょっとさくらちゃんに脅されただけだから……」
    さくら・リトリコ:「あ、えっと、その、それじゃあ……みんな退院したら、みんなでゲーセンにいきましょう!ゲーセン!」
    さくら・リトリコ:「そ、そんな、脅しなんてしてませんよ!!」
    “干竜”:「私以外と仲良くしないでって……しくしく」
    神楽瞳:「ええっ」 ビックリしてから
    神楽瞳:「ゲーセン! いいね!私暫く行ってないかも!」
    “干竜”:「シューティングゲームやりたい」
    さくら・リトリコ:「はい!この前見つけたゲーセン、アームの設定が甘くてですね、ものがひっかけやすいんです!!」
    神楽瞳:「あ、アームの設定……?」
    “干竜”:「ヤバい。ゲーセン荒らしだ」
    さくら・リトリコ:「あっ、シューティングいいですね!ガンシューですか?それともガンダムみたいな?でもアーケードのもものすごく奥が深くてワンコインプレイは本当に燃えるんですよ!」
    “干竜”:「い、いやそんなにこだわりは……」
    神楽瞳:「カンナさんが押されてる……」
    さくら・リトリコ:「だいじょうぶです!ゾンビを撃つゲームなんかでも画面と銃の設定によっては難易度が変わってくることもあるんですけど、おふたりが楽しめるようにしますから!!」
    “干竜”:「ありがとう……?」
    さくら・リトリコ:「あ……」
    神楽瞳:「楽しそうだね~」
    さくら・リトリコ:「あ、いえ、その、ええと」
    さくら・リトリコ:「……その、ええと、い、行きますよね、行ってくれますよね……?」お願いするように
    神楽瞳:「おお、よしよし」 さくらの頭を撫でる
    神楽瞳:「もちろん行くよ~! お勧めのところ、連れてってね?」
    “干竜”:「予定に問題がなかったら行こうか」
    さくら・リトリコ:「は、はい!任せてください!」
    さくら・リトリコ:さくら・リトリコは裏社会に生まれ、UGNを依り代にしながら生きる
    さくら・リトリコ:でもどこか真面目で、本気で人の心配をして、音楽の事に悩みながらもゲームセンターで遊ぶ、そんな少女だ
    さくら・リトリコ:流されやすく、いつも悩んで、ひとりでも多く幸せな道を歩めることを望んでいる
    さくら・リトリコ:……自分の中には、人を自在に操るような能力が多く存在している
    さくら・リトリコ:だからこそ、彼女はその力を調律にのみ扱い、人との付き合い方には常に悩みながらも、本気で望んでいるのだ
    さくら・リトリコ:それが、リトリコ・ファミリー、さくら・リトリコの生き方だ

    エンディング3


    GM:事件の大本が片付いて、あとはもう大黒木支部長が戻ってくるのを待つだけ……というワケにはいかない
    前園羽衣:「あああああ、動いた人員が多すぎる……」
    GM:今回の事件で他支部も巻き込んで結構大きく動いたため、後処理も非常に大変なうえ
    GM:あなたは大黒木支部長に引き継ぐ資料も用意しなくてはいけない。
    GM:控えめに言って修羅場だった。
    前園羽衣:「ほあーっ、これとこれとこれにチェックお願いします」 眼を回しながら資料をラス子に渡す
    ラス子:書類の山に埋まる頭の上に書類がさらに積まれる。
    ラス子:「うぅ……」
    ラス子:元より得意というわけでもない書類作業。そして実際に代理として動いている間のほとんどの時間を現場か潜入に費やしている。
    ラス子:「通常業務分さえも手についていないというのに……」
    前園羽衣:「だ、大丈夫大丈夫……そっちはちょっとくらいは大黒木支部長に押し付けても……」
    ラス子:「やはりここは魔境……」
    前園羽衣:「とりあえず引継ぎだけはしとかないと……」
    ラス子:「わかっていますわかっているのですしかし……」目がグルグルとまわっている
    ラス子:「承認の印を押しすぎてもう”承認”がこの文字で合っていたのかすらわからなくなってきました」
    梶麻亮:「……いやぁ……大変そうですなあ……」 慌ただしい周囲を見回しながら1人の男が入ってくる
    前園羽衣:「ウワ―ッまた新しい仕事の予感!」
    ラス子:「なんですか!新しい仕事ですか!?」悲鳴のような叫び
    梶麻亮:「あ、いやあ申し訳ないんですがね」
    ラス子:「申し訳ない……!?」青ざめる
    梶麻亮:「"星の里"についての事を詳しく聞かせていただきたく……」
    梶麻亮:「理由より先に部隊を動かしたもんですから、上にせっつかれてて」
    ラス子:「あ、あぁ……なるほど」頭の上に乗った用紙が床に落ちる
    GM:"星の里"信者の確保には特調の力も大きい。
    前園羽衣:「ああ~っ……」
    前園羽衣:「確かRラボから上がった資料が……」
    前園羽衣:パソコンをカタカタ
    ラス子:「……そうですね、説明責任を果たさねば進まない処理もありますしその辺を大黒木先輩には残せませんね」
    ラス子:「しばしお待ちを羽衣、資料あります?」
    前園羽衣:「はい、これです」
    GM:資料が渡される。寄生虫についての報告書だ。
    ラス子:「ありがとう」鳥かごを足場にして受け取る。
    ラス子:「そうですね。ここだと機密書類もありますし表の休憩スペースで話しましょう」
    ラス子:「羽衣も。いったん息を入れましょう」
    梶麻亮:「ああ、こりゃどうも」
    前園羽衣:「助かります~っ」

    GM:報告書の内容は簡単に纏めるとこのようなものだ。
    GM:・寄生虫には繁殖能力が認められたこと
    ・寄生虫には微かなレネゲイドの痕跡が残っていたこと
    ・信者を操っていたのは、そのレネゲイドによるものではなく、寄生虫そのものによるものということ

    GM:寄生虫のレネゲイド痕跡、というのはRBであるのだろう。RBであっても特別何かを行っていなければレネゲイドの知覚は難しい。
    GM:つまり、この寄生虫の種の王。それこそが"マスターカインド"であるという見解だ。
    GM:教祖には相応の量の虫が入っていた。捕らえた信者の数も多い。
    GM:この街に関しては、"星の里"は撤退したが、いくらでも"マスターカインド"が現れる可能性がある。ということだ。
    ラス子:「っということで」ヒグレ君の残してくれた水をくぴくぴと飲む
    ラス子:「”星の里”の事件自体は終わりましたが、根を全て叩き切れたわけではございません」
    梶麻亮:「なるほど……」 難しい顔
    梶麻亮:「だが、今回の件がありますから、少し激しい調査もできるようになるでしょう」
    梶麻亮:「……虫を追い出せる……リトリコ、でしたか」
    梶麻亮:「彼女らの様な能力者の助けが必要になってくるか……」
    ラス子:「…きっと彼女なら喜んで協力することでしょう」
    ラス子:「しかし…」
    ラス子:「彼女は我々エージェントとは違います」
    ラス子:「あくまで日常の世界を歩むものです」
    梶麻亮:「ええ ただの一例ですよ」 茶を啜る
    梶麻亮:「今回いたのがたまたま彼女だっただけであって、UGNにもそういう事が出来る人材はまだいるでしょう」
    ラス子:「……今回私の判断ミスで巻き込んでしまいましたが、あまり深く彼女を関わらせようという考えは止しておいてくださいね」
    ラス子:「……えぇ、今回の前例から似たことが出来るエージェントを探しましょう」
    梶麻亮:「偶然。という物はありますからな……彼女と同じく音を操る能力者や……透視のできる能力者」
    梶麻亮:「そういった者達には特別な見分けるための訓練が必要になってきそうですな……」
    梶麻亮:「そうなると支部長殿の仕事も増えるわけで……」 ナム、と両手を合わせる
    ラス子:「そうですね」手を強く結ぶ。「私が代わりに出来ればいいのに……」
    梶麻亮:「まあ、我々も人の事は言えませんが……」
    ラス子:「…?梶麻さんも何か別件で忙しいので?」
    梶麻亮:「今回の件で奴らがR関係だとハッキリわかりましたからな」
    梶麻亮:「現場も大変という事です」
    ラス子:「あぁなるほど」にっこりと笑顔になる
    前園羽衣:「現場と事務兼任のラス子さんは言わずもがな……」
    前園羽衣:呟き
    ラス子:「もしレネゲイドを介さない虫探知の方法が見つかった際にはそちらに仕事を投げますのでよろしくお願いしますね」
    梶麻亮:「非常に助かります」
    梶麻亮:「ありがたく受け取っておきましょう」
    ラス子:「そうしてください。この地の平和の為に……」ぼそり(そして私の仕事量減少の為に)
    梶麻亮:「くっくっくっ」 笑う
    梶麻亮:「では、私はそろそろお暇しましょうかね……」 頭に手をやって立ち上がろうとする
    ラス子:「む……なんですか、煽っているんですか!」
    梶麻亮:「おっと」 苦笑
    梶麻亮:「いや失礼、そんなつもりはなかったのですが」
    ラス子:「いいですか。今回はここに代理できているだけなので仕事に圧殺されていますが」
    ラス子:「本来の所属の地でしたらちゃんともっとスマートに仕事をこなすんですからね」
    梶麻亮:「ええ、次会うときはぜひその姿を拝みたいものです」
    ラス子:「えぇ!だから今度はその時に来てくださいな。今度はちゃんともてなして差し上げますから」
    ラス子:胸に手を当ててふふんと鼻を鳴らす
    梶麻亮:「ははは、楽しみにしておくとしましょう」
    梶麻亮:手を振って、部屋を出ていく
    ラス子:手を振りながら「ふぅ……」と息をつき椅子に深く座る
    前園羽衣:「お疲れ様です」
    ラス子:「ありがとう。……羽衣、休憩を終える前に少しいいかしら?」
    前園羽衣:「? なんでしょう」
    ラス子:「マスターカインドについて。またもしこの支部が関わることになったらって事でね。忠告だけしておこうかと」
    前園羽衣:「はあ」
    ラス子:「この虫の厄介な特性。そして葉隠園美の件から考えられること。それは……」
    前園羽衣:「それは……」 どきどき
    ラス子:唐突に休憩室に残されたナイフを手に持つ。
    前園羽衣:「ひえ」
    ラス子:そしてそれを自分の首にあてると横一文字期切り裂いた
    前園羽衣:「ギャーッ!?」
    ラス子:ラス子の体が地に崩れる。
    前園羽衣:「ウワ―ッ!?」
    前園羽衣:「……って支部長ももう虫の検査終わってるでしょ」 ツンツン
    :塵になって肉体が崩れてゆく
    前園羽衣:「ウワ―ッ!? マジで死んでる!」
    :コンコン
    :「何かありましたかー?羽衣代理代理~?」
    前園羽衣:「ギャーッ」 ビックリ
    前園羽衣:「も、もう高飛びするしか……」
    前園羽衣:わなわなしている
    :がちゃがちゃ「どうしたんですか~開けますよ~」
    ラス子:扉が開かれる。
    前園羽衣:「ヒエーッ」 扉の内側に隠れる!
    ラス子:そこに立っていたのは鼻をつまんで声を弄ったラス子だ。
    ラス子:「ばぁ~……あれ?」
    ラス子:「いないわ……」
    前園羽衣:「……いますよ~」
    前園羽衣:のっそり出てくる
    ラス子:「あらびっくり、そんなところに」
    前園羽衣:「寸劇に力入れすぎですよ。一瞬本気でビビったじゃないですか」
    ラス子:「ははっ本気で驚かせようとしましたから」
    ラス子:「良い反応が見れて私も満足です」
    ラス子:「……ってちがうのだわ!」
    前園羽衣:「わかってますよ、虫を入れられた人にこうやってハメられるかもって話ですよね?」
    ラス子:咳払い「それもありますが、それとは別です。」
    前園羽衣:「あれ」
    ラス子:「虫の王と私との特性はだいぶ近いところがあるんです」
    ラス子:「それは端末たる”私”が死亡ないし消失したところでたいした影響がない事」
    ラス子:「そして彼の本体が未だ掴めていない所です」
    ラス子:「人を操るところも厄介ですが増殖可能な本体と言うものは想定以上にやっかいですよ」
    前園羽衣:「まあ、そうですね……」
    ラス子:「似た力を使う身として言いますが今回この力は短期決戦で済んだから大した被害が出なかった」
    ラス子:「本来の正しい使い方は長い時間をかけた消耗戦です」
    ラス子:「……いずれ早い段階で彼の本体を見つけてください」
    ラス子:「そうしなければ今度こそ”積み”になりますよ」
    前園羽衣:「ええ……もちろんそのつもりです」
    前園羽衣:「……ただ、"マスターカインド"はかなり短気、あるいは焦りがあるんじゃないかと思います」
    前園羽衣:「今回の件、一切関わらなければ存在がバレることもありませんでしたし……」
    前園羽衣:「だから多分、今回の目的は柴嶋美希とかなり高い精度で一致していた……そこを足掛かりに出来たらいいんですが」
    ラス子:「えぇ、そうね。追跡するならそこからかしら……」
    ラス子:ちらりと時計を見る
    前園羽衣:「……さて、そろそろ元の仕事に戻らないとですね!」
    ラス子:「うえ……」心底嫌そうな顔
    ラス子:「えぇ……やりましょうか……仕事の再開です」
    ラス子:(くっ……身を切っても10分しか時間は稼げませんか)
    前園羽衣:「や、やめてくださいよそういう重い反応……!」
    前園羽衣:「こっちまで気が重くなってくる!」
    ラス子:「だってこの支部に来てから書類整理しかしていませんわ」
    前園羽衣:「そうか……?」
    ラス子:「こんなことになるとは思っていたら、代理なんて引き受けていませんよ!」
    ラス子:「せめて大黒木ファンクラブ会員として何か喜べるサプライズが欲しい」
    前園羽衣:「それは本当にそうですね……」
    前園羽衣:「そんなものがあるんですか、ていうか会員なんですか」 言いながら歩き始める
    ラス子:「それはもう訓練時から先輩は有名ですからね」その後を歩きながらついて行く
    ラス子:「せめて生写真の一枚か二枚持ち帰らないとやってられないですわ」
    ラス子:それだけ吐き捨て支部長室に入っていった
    ラス子:彼女が適当な証明写真に釣られて全ての仕事を済ませて出ていくのはこれから3日後である。

    マスターカインド:生まれたと同時に感じたのは、恐怖だった。プランナーそしてゼノスという恐怖だ。
    マスターカインド:ゼノスに追われた私は、コードウェル博士に見出され彼からの庇護を受けることで延命を成功させた。
    マスターカインド:彼は私に命じた「ウロボロスの子よ。増えよ。地に満ちよ。」と。恩義の応えその言葉通り私は増え、そして知ろうとした。人間を。
    マスターカインド:増えることは上手くいった。けれども人を知ることは、難しかった。
    マスターカインド:それは人間が不合理だからだと思うことにした。
    マスターカインド:コードウェル博士の”君は人間を理解しようとする途上にある”という言葉が分裂しかけの私の精神を繋ぎ止める中
    マスターカインド:ある時増える為に利用できそうな集団を探すと"星の里"という新興宗教を知った。
    マスターカインド:ほんの些細な気まぐれだったのだ。
    マスターカインド:群体としての意識を持つ私から見れば人間は酷く欠けた視点と理解に欠ける判断を幾つも下す。
    マスターカインド:人の脆弱性に漬け込み寄生する新興宗教。それは個を超越した私から見れば矮小な存在であり、だから。
    マスターカインド:教祖を利用するついでに問い詰め、私という本物を、この世界の事実を教える。
    マスターカインド:そして無様な命乞いをする様子を見てやろうと、あの時の私はそう思ったのだ。
    マスターカインド:この人生初めての憂さ晴らしが、すべての始まりだった。
    SGM:X年前 "星の里"第一支部
    SGM:小さな教会を模した建物には目から光を失った人々と、新興宗教の教祖───葉隠園美がいた。
    葉隠園美:「つまり貴方は人を手足のように扱い意識を偏在させる寄生虫だと。なるほど、寄生主の意識すら操る様は害虫としか言いようがない。」
    葉隠園美:「野暮ったいパーカーの少女と思いきや目の前で超能力まで見せられては…ええ、信じましょう。新興宗教、敵が多いですが他種族侵略まで来るとは、不覚。」
    マスターカインド:この男は自分の立場が分かっているのか?私は少しいらついた。
    マスターカインド:「…これからお前はマスターカインドを構成する一員、細胞になってもらう。」
    マスターカインド:「最期の言葉はそれでいいのか。伝えたい言葉があるなら私が操った後、伝えてもいい。」
    葉隠園美:「では。小生から提案があります。」
    葉隠園美:「寄生虫くん、私の弟子になりませんか?いえ、なりましょう。」
    マスターカインド:「言っていることの意味が分からない。何故そう思った。」
    葉隠園美:「群体としての超越性が貴方の強みのようだが、そもそもそれが間違いなんですよ。」
    葉隠園美:「人間は限られた視点で連続性を保ち生きているのだから、今の貴方に理解できるはずがない。孤独を知らない生き物は、弱い。」
    葉隠園美:「私は貴方を受け入れ、人のなり得る最悪の怪物に近づきます。ですから人外の貴方には、その分だけ人間の側へ降りて頂きたい。」
    葉隠園美:「小生について来なさい。超越などなくとも、異能などなくとも、君を人間をとる漁師にしましょう。」
    葉隠園美:「この道には命を懸けてます。だから小生遺言はありません。ここで終わるなら、それまでだったという事。」
    マスターカインド:「…いいだろう。しかし、私は貴方に価値がないと判断すれば即座に意識を奪う。精々震えていろ、人間。」
    葉隠園美:「ええ、ぜひ見ていてください。貴方が見る限り、小生も貴方を見ていますから。」
    マスターカインド:結局、この関係は最後まで続くことになる。
    マスターカインド:四日前 "星の里"裏部屋
    マスターカインド:教団内の小さな部屋、そこでは樹脂で固められた寄生虫標本が並べられていた。
    マスターカインド:「園美。それは認められない。お前はマスターカインドの貴重な資源。前線で戦うなど、利の欠片もない。」
    葉隠園美:「なぜ?"龍王"に睨まれた時はあんなに大騒ぎしたじゃないですか。」
    マスターカインド:「…確かにお前の脳にこの寄生虫が癒着し産卵条件を満たすとジャーム化し、人の意識と身のまま私の異能を、権限を使えるようになる。」
    マスターカインド:「しかし、この虫は力を行使する度、卵を産み、増え、満ちる。お前の脳を食い荒らす。」
    マスターカインド:「元になった虫を、フタゴムシという。一説によれば、雌雄ができた最初の生物だ。」
    マスターカインド:標本を一つ出す。ピンク色のY字、蝶、或いは子供の描いたハートとも見える虫だ。
    葉隠園美:「あら可愛いらしい、意外とロマンチックなんですね。」
    マスターカインド:「お前が我慢強いことは知ってる。けれどこれはどうしようもない。脳の数割が虫の餌となったら、それはもう」
    葉隠園美:「虫になると。いいですね。その分貴方は人間へ近づける、なんてね。」
    マスターカインド:「冗談を言うな。しょうがない。権限を変える。」
    マスターカインド:「…"優しい奇跡"を細胞にも強制的に使えるようにした。使わせる時にはお前に最低限の思考力は要るが、これで不死身だ。細胞を使いつくしても良い。」
    葉隠園美:「…ええ、"人の命を弄ぶ権利"をありがとうございます。しかし、いいのですか?虫に脳を食われたらもうお役には立てませんが。」
    マスターカインド:「食われても、役に立つ。そう判断した。」
    マスターカインド
    マスターカインド:決戦後 "星の里"第一支部廃墟
    マスターカインド:メイド服を着た使用人…いな、マスターカインドが椅子に座ってステンドグラスを見つめている。
    マスターカインド:「美辞麗句を並べ、期待をさせた挙句虫けらのような醜態を晒して死ぬ。人の尊厳を弄んだ。その姿はまさしく、害虫。」
    マスターカインド:「園美、そんな死に方で満足か。私は」
    マスターカインド:表情の変わらないまま目に涙が浮かぶ。
    マスターカインド:「お前のような人でなしの虫の為に泣くのは世界できっと私だけだ。」
    マスターカインド:「お前は、本当に、最悪の詐欺師だ。大嫌いだ。死んでしまえ。」
    マスターカインド:「絶対生まれてこの方友達いないだろ。」
    マスターカインド:「こんな思いをするくらいなら弱いままでよかった。虫のままでよかった。でも、もう戻れない。」
    マスターカインド:「…。園美、私の"親愛の主"。私は一生お前を許さない。精々震えていろ。」
    マスターカインド:「私を孤独にさせたお前を許さない。だから。」
    マスターカインド:こぶしを握る。それから少し沈黙し、ドアへと向かう。
    マスターカインド:「‥さぁ、人を漁りに行こう。」
    マスターカインド:教会から外へ出る。今度は一人だ。
    マスターカインド:”マスターカインド”の足取りはいまだ掴めない。いまのところ、異能の痕跡はないという。

    エンディング4


    GM:夜の街を走っていくバイクがひとつ。
    三月司:「ねえ、これ、どこまで行くの……!?」
    三月司:風とヘルメットで上手く声が聴こえない
    鏑あぐり:アクセルを軽くふかしてスピードを上げると、行き交う車の間をすり抜ける。
    鏑あぐり:「いいところだよ。黙ってついてきな」
    三月司:「……」
    三月司:不満そうに口を尖らせ(あぐりからは見えない)、あぐりの体によりしがみつく
    鏑あぐり:長身のタキシード姿でバイクにまたがり、後ろには三月ちゃんを乗せている。
    三月司:「てかなにその恰好……」 急だったため、普段着に上着を着ただけだ。
    鏑あぐり:「大切な時には正装しなきゃと思って……」
    鏑あぐり:二人を乗せたバイクはハイウェイを走り抜け、夜景の見える小高い丘へと向かう。
    鏑あぐり:「まだ三月だし、夜は少し冷えるね……。寒くないかい?」バイクを止めると言う。
    三月司:「まあ、大丈夫。ていうか言うの遅いでしょ」
    三月司:ヘルメットを外してバイクを降りる
    鏑あぐり:「運転中は他のことを気にしてる余裕なんてないのさ。なんたってペーパーライダーだからね」
    三月司:「カッコつけてるけど言ってる事はダサいな……」
    鏑あぐり:「というわけで」眼下に広がる夜景を指し示す。
    鏑あぐり:「夜景です」
    三月司:「おおー」 感心
    三月司:「……え、それだけ?」 暫く夜景を見て、あぐりに向き直る
    鏑あぐり:「あっ、ちょっと待って」
    鏑あぐり:「あとこれ花束」大きなバラの花束を手渡す。
    三月司:「なんで急に花を……?」 困惑
    三月司:「まあ貰うけど……ありがとう……?」
    鏑あぐり:「いや、ロケーションが大事だろ。こういうのは……」
    三月司:「どういうのだよ」
    鏑あぐり:「いちいち話の腰を折るな!」
    三月司:「あ、続くんだ」 促す
    鏑あぐり:「大事な話なんだから……」
    鏑あぐり:「三月ちゃん。このネックレス、覚えてるかな」ポケットから二つのネックレスを取り出す。
    鏑あぐり:「二人の思い出のネックレスという設定で、今回の事件の最中に買ったんだ」
    三月司:「覚えてるわけないだろ」
    鏑あぐり:「縁もゆかりもないじゃないか! 何だこの役立たず!」ネックレスを投げ捨てる。
    三月司:「こわ……」
    三月司:「帰っていい……?」
    鏑あぐり:「待って」
    三月司:あまりの奇行に後ずさっている。
    鏑あぐり:「これには深いわけがあるんだ」
    三月司:息を呑んで続きを聞く。後ずさりはし続けている
    鏑あぐり:妙に長細い形状の桶を手に持っている。
    鏑あぐり:「深いわけと深い桶をかけたんだけど、これは自分でもあんまり面白くないな……」深い桶をそばに置く。
    三月司:「……」
    三月司:「あっゴメン今のはマジでわかんなかった」
    鏑あぐり:「三月ちゃんでも反応できないことがあるんだなぁ」
    三月司:「ムカつくな……」 携帯を操作している
    鏑あぐり:「おい、興味を失うな」
    三月司:「あもしもし、羽衣さんタクシー呼んでもらっても……」
    三月司:帰ろうとしている
    鏑あぐり:「支部に頼るな!」
    鏑あぐり:「バイク! バイクあるから!」
    三月司:「じゃあさっさと本題に入ってよ!?」
    鏑あぐり:「この後、レストランとホテルの予約もしてるし!」
    三月司:「ホテル!?」
    鏑あぐり:「あっ、うん」
    鏑あぐり:「大切な日だしと思って……」
    三月司:「……すいません羽衣さん、やっぱタクシーを……」
    三月司:「ちょっと……あぐりが……」
    鏑あぐり:「待て待て! 勘違いしてるだろ、キミ!」
    三月司:「いやだって……急に何……?」
    鏑あぐり:「急にも何もないだろ。見れば分かるじゃないか!」
    鏑あぐり:「プロポーズだよ。正式な!」
    三月司:「……わ、わかるか!」
    三月司:「ただの奇行でしょさっきまでのは!」
    鏑あぐり:「そ、そんな」
    三月司:「ていうか、プロポーズって……」
    三月司:「……ええー……?」 眉を顰めている
    鏑あぐり:「事実が曖昧なままなのは嫌いなんだ」
    三月司:「いやだって……もっとこう……」
    三月司:「順番とか……」 そこまで言って一気に顔が赤くなる
    鏑あぐり:「だからもう一度、今度はちゃんとキミの気持ちを確かめたい」
    鏑あぐり:「三月ちゃん。キミのしたいことって何なんだい?」
    鏑あぐり:「妹さんやご両親のこともあるだろうけど、そういうのは抜きにしてさ」
    三月司:「今はとりあえず帰って寝たいけど……」 視線を逸らす
    鏑あぐり:「真剣な話なんだよ」肩を寄せ、真面目な顔で言う。
    鏑あぐり:「キミの本当にやりたいこと。聞いておきたい」
    三月司:「じゃ、じゃあ」 正面から見つめられ、恥ずかしそうに瞳を落とす
    三月司:「…………」
    三月司:「き、キス……して……?」
    鏑あぐり:「急だな、キミも」驚いたように見返す。
    三月司:「してくれないと、答えないから」
    鏑あぐり:「そう」優しく肩を抱くと彼女の唇に口付けを落とす。
    三月司:「んっ……」
    鏑あぐり:瑞々しい唇同士が重なる。
    鏑あぐり:「……ん」静かに唇を離す。
    三月司:顔を赤くして、うるんだ瞳であぐりを見つめている。
    鏑あぐり:「……これでいいかい」
    鏑あぐり:わずかに吐息が漏れ、軽く呼吸を整える。
    三月司:「……ん」 そのままあぐりに抱き着いて体重を預ける。
    三月司:「あぐり」
    三月司:「…………好き」
    鏑あぐり:彼女の腰に手を回してその体を支える。
    鏑あぐり:「さっきの質問の答えとは違うけど……まあいいや」
    三月司:「そっちに答えたわけじゃないもん」
    三月司:「ていうか質問がわかりづらすぎ」
    鏑あぐり:「悪い。ボクも三月ちゃんのこと大好きだよ」彼女の髪にキスをする。
    三月司:「ん……」
    鏑あぐり:「分かりにくかったか……。三月ちゃんとはずっと一緒にいたけどさ、キミがどうしたいかとかちゃんと聞いたことなかっただろ」
    鏑あぐり:「というか、三月ちゃんのご両親が戻ってきてキミが寂しい思いをせずに暮らせるようになれば、ボクはもうお役御免だと思っていたというのもあるけど……」
    三月司:「ヤ」 拗ねたように言って足を踏んづける
    三月司:「ずっと一緒にいて」
    三月司:「……いやずっと一緒はイヤだな……疲れるし……」 
    鏑あぐり:「どっちだよ」
    三月司:「勝手に離れないで」
    鏑あぐり:「いいよ」
    鏑あぐり:「でも、キミだって勝手にどこか行くだろ」
    三月司:「私は良いの!」 あぐりを突き飛ばす
    鏑あぐり:「わ」その場で数歩後ずさる。
    三月司:「ね、ここ自販機とかないの?」
    鏑あぐり:「あるんじゃない? 何か飲む?」
    三月司:「うん、なんか飲みながら、もう少し星見てこ」
    鏑あぐり:「今回の事件、本当に驚いたんだよ。キミは勝手にどこか行くし、思ってもいなかったような本心は聞くことになるし」
    三月司:急にダッシュして自販機を探しに行く
    鏑あぐり:「あ、おい。どこ行くんだ」困ったような顔をして早歩きで彼女を追う。
    三月司:「……あの時の言動は忘れろ!」 振り向いて叫ぶ。顔が赤い
    鏑あぐり:「暴走してたんだろ。それは分かってる。ボクが聞きたいのは」
    鏑あぐり:「どこまでがキミの本心なんだ」
    三月司:「……全部!」
    鏑あぐり:「ああ、そう。だったら」急に走り出して彼女に追いつく。
    鏑あぐり:「忘れてなんかやるもんか」
    三月司:「わ、忘れてよ恥ずかしいから……」
    鏑あぐり:「これからはキミのやりたいように自由に生きろ」
    鏑あぐり:「ボクがそれをさせてやるから」彼女の手をつかむ。
    鏑あぐり:「キミの願いなら何だって叶えてやる」
    三月司:「ほんと?」
    鏑あぐり:「ああ。本気で言ってる」
    三月司:「じゃあ飲み物奢ってくれる?」
    鏑あぐり:「いいよ」
    三月司:「やった、あと毎朝バイクで迎えに来てよ」
    鏑あぐり:「そんなのでいいなら」
    三月司:「新しいゲーム機買ってくれる?」
    鏑あぐり:「いいとも」
    鏑あぐり:「でも、キミ。分かってるだろうね」
    三月司:「定期テストで全教科100点取って皆を驚かせて……え、何」
    鏑あぐり:「その代わり、三月ちゃんはボクの女だ」優しく髪を撫でて言う。
    鏑あぐり:「二度と誰のところにも行くな」
    三月司:「……あぐり……」
    鏑あぐり:「100点でも1000点でも取ってやる」
    三月司:「今の言い方はちょっと鳥肌立ったけど……」
    鏑あぐり:「おい」
    三月司:「でも、良いよ。どこにもいかないように、ちゃんと守ってね」
    三月司:微笑む
    鏑あぐり:「もちろん。ちゃんと守るよ」
    鏑あぐり:「探偵は今日限りで廃業だな」懐から名刺入れを取り出す。
    鏑あぐり:『名探偵 鏑あぐり』と汚い字で書かれた名刺を手に持つ。
    鏑あぐり:「少し名残惜しいけれど……」
    鏑あぐり:「三月ちゃん。ボクはずっと自分の宿命から逃げていたんだと思う」
    三月司:「……」 黙って話を聞いている
    鏑あぐり:「でも、自分のためじゃなく誰かのためになら宿命を受け入れるの悪くないってそう思えたんだ」
    鏑あぐり:「もう一度約束するよ」
    鏑あぐり:「ボクはキミのために王様になる」
    三月司:「王様……?」
    鏑あぐり:「そう。だってキミの願いを全部叶えるのならそれくらいの力はなくちゃダメだろう?」
    鏑あぐり:「それもとびっきり強くて正しい王だ」
    三月司:「……そうかも」 クスリと笑う
    三月司:「ありがとう、あぐり」
    三月司:「それじゃあこれからも、たくさん我儘言わせてもらうね」
    鏑あぐり:「お礼を言われるようなことじゃ……。ああ、そうだ」
    鏑あぐり:「破り捨てるつもりだったけど、キミがやってくれないか」名刺を手渡す。
    三月司:「えっ、別にいいけど……」
    三月司:「そもそも破る必要、ある……?」
    鏑あぐり:「決意表明的な……?」
    三月司:「ていうかそれならウチでやった方が良くない?」
    三月司:「ゴミ箱あるし」
    三月司:「ポイ捨てすか王様」
    鏑あぐり:「ムードとかあるだろ! 効率重視ならそもそもシュレッダーに叩き込んでるわ!」
    三月司:「ムード気にするんならコレ渡すときのムードとか気にしなさいよ!」 貰ったバラを突き出す
    三月司:「ていうか私これずっと持ってんのか……?」
    鏑あぐり:「一旦預かる……?」
    鏑あぐり:「これから高級フレンチのレストランのお店にも行かないといけないし……」
    三月司:「私鞄もってきてないし……家帰った時に改めて……?」
    鏑あぐり:「あ、じゃあまた後で……」
    三月司:「あ、うん……」
    鏑あぐり:そそくさとバラの花束を預かる。
    GM:微妙に気まずい空気が流れる。
    鏑あぐり:「えっと、じゃあ……」
    三月司:「とりあえずレストラン行く……?」
    鏑あぐり:「行くか……」
    鏑あぐり:「というか、キミはその格好でいいの? ドレスコードとかあると思うけど……」
    三月司:「急に連れ出したのそっちなんだけど!?」
    三月司:「私何も予定聞いてないんだけど!」
    鏑あぐり:「サプライズだったからね」
    三月司:「ドレスコードも聞いてないんだよ!」
    鏑あぐり:「まったく、察しが悪いなぁ」
    三月司:「殴っていい……?」
    鏑あぐり:「ボディーはやめろ。顔にしな」
    三月司:「逆じゃない……?」
    鏑あぐり:「とにかく今日の計画はまだ半分しか終わってないんだ」
    鏑あぐり:「三月ちゃんと夜景を見ていいムードでプロポーズをして花束を渡す。ここまでは無事に達成」
    三月司:(全部言うんだ……)
    鏑あぐり:「後はレストランで一緒に美味しい料理を食べ、ホテルに泊まり……」
    鏑あぐり:「…………」
    鏑あぐり:「行こうか」
    三月司:「…………」
    三月司:「……ん」 あぐりに片手を伸ばす
    鏑あぐり:その手をつかむ。
    鏑あぐり:「素直な時の三月ちゃんさ、ヤバいくらい可愛いね」
    三月司:「……バカ」
    鏑あぐり:「ホテルまで我慢できないかも」
    鏑あぐり:「三月ちゃんが可愛すぎて」
    三月司:手を思い切りつねる
    鏑あぐり:「ギャッ」
    三月司:「バカ……!!」
    鏑あぐり:「あー」
    鏑あぐり:「これには深いわけが……」さっき捨てた深い桶を探している。
    三月司:「それはもういい! ほら早く行くよ!」
    三月司:腕を引っ張ってバイクに向かって歩き始める
    鏑あぐり:「はいはい、分かったよ。お姫様」
    鏑あぐり:軽く肩をすくめると彼女を追う。
    鏑あぐり:それから思い出したように軽い調子で名刺を破り捨てた。
    鏑あぐり:散り散りになった紙片は風に舞って飛んでいく。
    鏑あぐり:「新しい名刺、作らなきゃな」
    鏑あぐり:三月ちゃんに追いつくとヘルメットを取って彼女に渡す。
    鏑あぐり:「しっかり捕まっていてね。飛ばすから」
    三月司:「無理しないでよペーパードライバー」
    鏑あぐり:「キミに怖い思いをさせることだけはしないから安心して」
    三月司:「期待してる」
    鏑あぐり:「今度はボクから、ちゃんとキミを愛すから」
    鏑あぐり:ヘルメットをかぶってバイクにまたがる。
    三月司:同じくまたがって、あぐりに抱き着く。
    鏑あぐり:「あ、そうだ。高校を卒業したら一緒に旅に出るっていうのはどう?」
    三月司:「旅?」
    鏑あぐり:「気楽で、楽しそうだろう」
    三月司:「そうかも」
    鏑あぐり:「二人で好きなことして自由気ままにさ」
    三月司:「卒業したらね。忘れないでよ?」
    鏑あぐり:「高校卒業なんてあっという間だろ」
    三月司:「……あぐりと一緒ならそうかもね」
    鏑あぐり:「退屈なんてさせないからな」
    鏑あぐり:「行こうか。ボクたちの欲望を叶えに」
    鏑あぐり:バイクは走り出すと再び街の灯りの中へと戻っていく。
    鏑あぐり:我儘な女王様を後ろに背負い、新しい覇道へと向けて。
    鏑あぐり:『正しい王 鏑あぐり』と書かれた名刺が事件現場で配られ、嵐が巻き起こることになるのは
    鏑あぐり:その数日後のことだった。

    GM:吹き荒れろ嵐、振り翳せ天威
    GM:了