クライマックス
アナウンス:choice[泥酔,幼児化,感覚共有,動物化]
DoubleCross : (CHOICE[泥酔,幼児化,感覚共有,動物化]) → 感覚共有
アナウンス:「散布完了。最終脱出条件は”付属のカラオケで98点以上を出す”です」
アナウンス:「モニターに98点以上が出れば成功扱いとします」
GM:と、アナウンスが出たはいいものの
GM:何度得意な曲を歌っても、どうも90点より上にはいかない
GM:おかしい、難しい
GM:そんな焦燥感が貴方達のレネゲイドを励起させる
GM:衝動判定、難易度9。また”ワンナイトフィーバー”を宣言
東山朱里歌:そんなことある?
天平みやこ:確かにフィーバーはしてますが。カラオケだし
東山朱里歌:お姉ちゃんが言うならそうかな……
GM:具体的には2時間試行錯誤してもてんで成果が出ないぞ
天平みやこ:めちゃくちゃ歌った。
GM:ついでに2d10の代わりに侵蝕を100まで上げられます
天平みやこ:では意志判定から。
天平みやこ:思い出の一品。
天平みやこ:3dx+2>=9
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 9[1,3,9]+2 → 11 → 成功
東山朱里歌:朱里の意志判定は難易度-2!お姉ちゃんのためだからね
天平みやこ:天平みやこの侵蝕率を40増加 (60 → 100)
東山朱里歌:3dx>=7
DoubleCross : (3DX10>=7) → 3[1,2,3] → 3 → 失敗
東山朱里歌:まあ……失敗しましたが……
天平みやこ:いいんだよ~~
東山朱里歌:お姉ちゃん……
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を100(→ 100)に変更 (60 → 100)
GM:では、変則的ですがクライマックス判定と行きましょう
天平みやこ:クライマッ!
東山朱里歌:くすっ
天平みやこ:そんな蠱惑的に笑う妹に育てた覚えはありませんっ
GM:まず、こんなにカラオケがうまくいかない原因を探す必要があります
GM:考えましょう、どちらかが難易度16の意志判定に挑戦してください
GM:また、支援を投げることも可能です
天平みやこ:導かれるか…
東山朱里歌:支援投げるよっ
東山朱里歌:《導きの華》します~
東山朱里歌:次の判定の達成値を+8してね、お姉ちゃん
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を4(→ 4)増加 (100 → 104)
天平みやこ:はーい。お姉ちゃんに任せて。思い出の一品~
天平みやこ:5dx+10>=16
DoubleCross : (5DX10+10>=16) → 5[1,1,2,5,5]+10 → 15 → 失敗
東山朱里歌:お姉ちゃん……!
天平みやこ:お姉ちゃんダメだった。妖精の手しよっと。
天平みやこ:1dx+20>=16
DoubleCross : (1DX10+20>=16) → 7[7]+20 → 27 → 成功
天平みやこ:天平みやこの侵蝕率を4(→ 4)増加 (100 → 104)
東山朱里歌:わ~い
GM:では
GM:判定に成功した天平さんには
GM:「このカラオケマシーンはただただ判定基準が厳しい、これまでの喉の消費から正攻法での突破は厳しいだろう。だがアナウンスは「モニターに98点以上が出れば成功扱いとします」と言っていた。ということは」
GM:「画面にいたずらをして98点を表示させてしまえば出られるのではないか?」
GM:ということを思いつきます
天平みやこ:私が考えそうなことですね。なるほど。
GM:そして
GM:成功したので画面にいたずらをするためのルールを提示します
天平みやこ:デデン
GM:任意のエフェクトを使用し最大HP50のカラオケマシーン君のHPを20台に収めてください
GM:この際カラオケマシーンを回復させてもかまいません
東山朱里歌:すごいこと言い出した
天平みやこ:大変だぜ。
GM:何とかして20に調整させれば丁度良くマシンを騙せるでしょう
東山朱里歌:なるほどね
天平みやこ:なるほーだい。
GM:ということで判定に行きましょう
GM:イニシアチブ同じなので相談で順番を決定し、その後調整に必要な行動をおこなってください
天平みやこ:オッケイ。ではまずは防具を脱いだイニシアチブ4な私が裸一貫、歌います。
GM:どうぞ
天平みやこ:マイナーなし。メジャーでコンボ:【別面旅行かばん《リ・ポートマント》・お試し版】《絶対の恐怖》《神の御言葉》
天平みやこ:8dx+2
DoubleCross : (8DX10+2) → 6[1,2,3,4,4,4,5,6]+2 → 8
天平みやこ:ダメージ
東山朱里歌:もう絶対行けるじゃん
天平みやこ:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 8[8]+36 → 44
GM:残り6!
東山朱里歌:あっ20台か がんばろ
天平みやこ:あとは14ほど回復させてやってください!
GM:ちょっとバグりすぎたかも!文字が崩れてる
天平みやこ:天平みやこの侵蝕率を7増加 (104 → 111)
東山朱里歌:上手い調整できるかはわかんないんだよな……やってみます
天平みやこ:できなかったらもっかいチョップです
東山朱里歌:《癒しの歌》。
東山朱里歌:6+5d10+2
DoubleCross : (6+5D10+2) → 6+28[6,5,8,2,7]+2 → 36
東山朱里歌:回復しすぎた!
GM:残り42
天平みやこ:ん、36かな。計算式に入ってるから。
東山朱里歌:あっ今のHPが36です
GM:はーい、込みでした
天平みやこ:では。後は任せなさい。2Rいきますか。
東山朱里歌:……これ
GM:残りは36ですね
東山朱里歌:一回壊しません?
天平みやこ:ほう。
GM:壊します?
東山朱里歌:ん~
天平みやこ:絶対の恐怖だと固定値6だから10出ない限り行けるけど壊すかな
東山朱里歌:でも絶対の恐怖で刻んだほうがいいか
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を2(→ 2)増加 (104 → 106)
東山朱里歌:そっちにしましょ
天平みやこ:回復させるならボッコボコにしますけど…
東山朱里歌:回復のほうがダイス多いから乱れるしね
天平みやこ:オーライ。
天平みやこ:では手番。マイナーなしのメジャーで絶対の恐怖。
天平みやこ:8dx+2
DoubleCross : (8DX10+2) → 10[3,4,5,5,7,9,10,10]+10[10,10]+10[7,10]+7[7]+2 → 39
天平みやこ:嘘でしょ?
東山朱里歌:お姉ちゃん!
GM:ヒエッ
天平みやこ:ご、ごめーん!
天平みやこ:4d10+6
DoubleCross : (4D10+6) → 34[10,9,7,8]+6 → 40
天平みやこ:壊しちゃった
東山朱里歌:お姉ちゃんが壊した……
GM:…一回壊れますね
天平みやこ:ダメージダイスもなにこれ。
天平みやこ:しらん、何もしてないのに壊れた
東山朱里歌:《救済の調べ》使います
天平みやこ:天平みやこの侵蝕率を3増加 (111 → 114)
東山朱里歌:HP1で復活させる。
GM:了解
GM:壊れるたびに7d10のダメージが入る予定でしたが
GM:救済の調べが入るのでそれもなしです
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を5(→ 5)増加 (106 → 111)
天平みやこ:こわっ
東山朱里歌:なるほどね……
天平みやこ:リカちゃーん、あたし機械だめー。おねがーい
東山朱里歌:でもう一回《癒しの歌》!
GM:どうぞ
東山朱里歌:1+5d10+2
DoubleCross : (1+5D10+2) → 1+23[1,8,5,3,6]+2 → 26
東山朱里歌:よしっ
GM:26!
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を2(→ 2)増加 (111 → 113)
天平みやこ:えら~い!撫でるね
東山朱里歌:えへへっ
GM:98.3とちゃんと画面に表示されました
GM:クライマックスの判定クリアです
GM:2時間が経過した
GM:感覚共有の枷を付けられた状態でのカラオケは、困難を極めた
天平みやこ:「っていうか」手のひらでマイクを叩いたりしてる。
天平みやこ:「なんか消耗を共通した上でカラオケってどうなんでしょうね…?」
東山朱里歌:「いたたたっ」
東山朱里歌:「やっぱりこれそういうやつだよね?」
東山朱里歌:「てかもう喉ヤバいよ~」
東山朱里歌:「お姉ちゃん大丈夫?疲れてない?」
天平みやこ:「んー、最初は私が貧弱なのかと思いましたけど。」ケホケホ、と同じく喉の痛み。
天平みやこ:「リカちゃんも疲れてるならそうっぽいですね」
天平みやこ:カラオケセットのソファに身を預けている。
天平みやこ:「リカちゃん、こっちおいでー」膝をポンポン。
東山朱里歌:「んー」素直に膝に乗る。
天平みやこ:「素直だしー」膝の上とお尻。人肌の感触。
天平みやこ:膝の上の妹なリカちゃんをギューッと抱きしめる
天平みやこ:「ハグの感覚もどうやら連鎖してますね…」自分のほっぺを突く
東山朱里歌:「……くすぐったいよ~」
東山朱里歌:「んむっ」
東山朱里歌:自分のもう片方のほっぺを突き返す。
天平みやこ:「んみょ」
東山朱里歌:「してますねえ」
天平みやこ:「仲良し姉妹になってしまいますなぁ」2時間。そろそろ妹ムーヴを受け入れかけている。
東山朱里歌:「なってるよ~」
東山朱里歌:「でもどうしようね」
天平みやこ:「良いことだ~」
天平みやこ:「というか、カラオケというのがどうもね。私あんまり経験ないですし」
天平みやこ:自分のお腹周りを撫でる。腹式呼吸。
東山朱里歌:「朱里も98点なんて出したことないよ」
天平みやこ:「リカが駄目なら万事キュースだなー」顎に肩を乗せる。妹の結んだ髪がくすぐったく頬を撫でる。
東山朱里歌:「んふふ」
東山朱里歌:「ギブアップボタンもないんだよね~これ」
天平みやこ:「楽しそうですねコイツー」脇腹をわしゃわしゃ「んうぅっ」共有。
東山朱里歌:「ひうっ」
天平みやこ:「……ごめんごめん。」いつもより敏感だ。「私もせっかくボイトレもしたのに型なしでござる」
東山朱里歌:「あ~、アイドルの養成所行ったやつ?」
天平みやこ:「そー、それそれ。私よりリカちゃんの方が似合ってると思いますが」
天平みやこ:「アイドルの道は険し坂48でした」
東山朱里歌:「え~朱里?」
東山朱里歌:「朱里人前で歌うのハズいよ~」
東山朱里歌:「あとあれ」
天平みやこ:「なんですなんです」
東山朱里歌:「多分握手会とかが無理かな」
天平みやこ:「あー。」
天平みやこ:「リカちゃん苦手ですもんね、そういうの。」
東山朱里歌:「やっぱダメなものはダメなんだよねまだ……」
天平みやこ:「一人が特別なだけですもんね。」
東山朱里歌:「んー」
東山朱里歌:「そっかも。好きな人だけって感じ」
天平みやこ:「ですですか」
天平みやこ:後ろから回してる手を伸ばして、リカちゃんの手に重ねる。指を交互に。
天平みやこ:「じゃ、しばらくは独り占めですかねー」
東山朱里歌:「はいはい」指を絡めながら。
東山朱里歌:「今はお姉ちゃんのものだよ~」
天平みやこ:「んふふー」(いや、姉じゃない姉じゃない)忘れかける。
天平みやこ:「じゃ、お姉ちゃんがわがまま言いますか。お姉ちゃんじゃないということは一旦置いておいて。」
東山朱里歌:「なあに?」
天平みやこ:「ここは人前じゃないので、アイドルっぽい感じで歌ってみてください。」ピピピ、とこの2時間で手慣れた曲操作。
東山朱里歌:「えっ」
東山朱里歌:「ええ~?」
天平みやこ:「振り付けで。」
東山朱里歌:「いやいきなり言われてもわかんないしっ!」
天平みやこ:はい、とマイクを渡す。筐体からはイントロ。
東山朱里歌:「も~……」
天平みやこ:「可愛くクルッと回ってバーンですよ。養成所で見ました」
東山朱里歌:「お姉ちゃんは強引なんだってば~」
天平みやこ:「やんややんや」「MVで画面にも流れてますし、リカちゃんならいけますって」
天平みやこ:パチパチと囃し立てる。曲のタイミングがドン。
東山朱里歌:「ええ~っ?」ともらしながらも歌い始める。
東山朱里歌:4dx 〈芸術:歌唱〉
DoubleCross : (4DX10) → 10[3,3,8,10]+3[3] → 13
東山朱里歌:かなり上手い。
天平みやこ:上手いじゃん…
東山朱里歌:4dx 〈芸術:振り付け〉
DoubleCross : (4DX10) → 9[2,6,8,9] → 9
東山朱里歌:振り付けもそこそこ行ける。
天平みやこ:妖精の手。
東山朱里歌:お姉ちゃん!
天平みやこ:これが最後だから…
GM:コストは払ってね
天平みやこ:天平みやこの侵蝕率を4(→ 4)増加 (114 → 118)
東山朱里歌:1dx+10
DoubleCross : (1DX10+10) → 4[4]+10 → 14
天平みやこ:アイドル級~
東山朱里歌:じゃあめちゃうまく出来ました
GM:カラオケは87点、なかなか
東山朱里歌:なれちゃうかも……
天平みやこ:歌姫アイドル…
東山朱里歌:「凍る 凍るような夜の底♪」
東山朱里歌:「何より綺麗な キミを見たよ……」ノリノリで歌い出す。
東山朱里歌:もともとカラオケ自体は嫌いじゃない。友達と盛り上がるのは好きだ。
天平みやこ:タンバリンを叩きつつ、目の前でノリノリで踊り歌うリカちゃんを見ている。感覚共有でリズムはバッチリわかる。
天平みやこ:「上手いと思うんですけどねぇ」ウィンクなどのファンサービスを独り占めする。
東山朱里歌:振り付けもしっかりと決めている。MVを見ながら見様見真似ではあるが。
東山朱里歌:「この声も 身体も 温度も 全部キミにあっげるからっ」
GM:ここまでやっても、カラオケの採点サービスは歌声のわずかなブレも見逃してはくれないようであることが、画面からわかる
天平みやこ:同じ振り付けでもアイドル衣装と違って軽い素材のスカートだが、流石普段から動き慣れてるだけはあるなー。と感心している。
天平みやこ:アイドルへのコールも合間にいれつつ、お題の表示を見る。
東山朱里歌:「てらしー出すからー 笑ってよ」
アナウンス:「モニターに98点以上が出れば成功扱いとします」
アナウンス:表示は、変わっていない
東山朱里歌:「え~っ、結構今行けたと思ったのに……」
天平みやこ:パチパチと拍手をして「ですねぇ。98点にならないと……」
天平みやこ:「………あ」
天平みやこ:「リカちゃんリカちゃん。おいでおいで。」手招き。
東山朱里歌:「うん?」
東山朱里歌:てくてくと歩み寄る。
東山朱里歌:「どしたんお姉ちゃん?」
天平みやこ:「うん。マイク貸して」隣に座るようにポンポンと示す
東山朱里歌:「うん?」マイクを渡しながら隣に座る。
天平みやこ:「まぁ物は試しで」歌い踊って汗で張り付いた前髪をよけてあげる。自分もくすぐったい。
天平みやこ:「『あー、あー、あー』」
天平みやこ:「『きゅうじゅう、』ゲホッ!」むせる。
天平みやこ:天平みやこの能力は、言霊を使った世界への命令。
天平みやこ:それをカラオケ機器に流し込む。
東山朱里歌:「?」
GM:じ、ざ、ざ、ざ
GM:先ほどの妹の渾身の歌の成果を示す87点という数値が
GM:ノイズがかかったように揺らぎ
GM:ぼん
GM:途中で画面が弾けるように光る、とても眩しくて目に悪い
天平みやこ:「ぐあー」目を押さえる。
東山朱里歌:「お姉ちゃん……!?」
天平みやこ:「駄目ですね。歌い通しで喉が痛い。癒やしが欲しい」
天平みやこ:「癒やしが欲しいですね…」チラッ
東山朱里歌:「……あー」
東山朱里歌:「も~……」
東山朱里歌:「甘えんぼだなあ」
東山朱里歌:「“みゃーこ”は」
東山朱里歌:ぎゅっと抱きしめる。
天平みやこ:包まれる。安心するような暖かさ。
東山朱里歌:東山朱里歌の能力は、自らの生命力を使った他者の賦活。
東山朱里歌:それをカラオケをする親友へ流し込む。
東山朱里歌:「何度だって助けたげるから」
東山朱里歌:「好きなようにやってきて」
天平みやこ:「ふふふ」
天平みやこ:安心するような、元気になるような、頼りになるような。全幅の信頼をおける癒やしの力。
天平みやこ:共有等必要なさそうに、君にも伝わるほど満足げに。
天平みやこ:流れてきた元気を声に乗せる
天平みやこ:「『ひゃーくてんっ』」
GM:ぱちっ
GM:明滅した画面は、本を閉じて裏表紙を魅せるように
GM:ばっちり100点をたたき出した
アナウンス:ピー
アナウンス:「最終脱出条件クリア、合計タイムは3時間48分3秒40でした。お疲れ様でした、抗体投与の後、ドアを解放します」
GM:霧雨のように天井から薬液が散布された後
GM:がちゃり、と鍵の開く音
GM:…おめでとう、君たちはこの小さな事件に勝利し、日常に帰還できた
GM:バックトラック
GM:ワンナイトフィーバーを適用した方は侵蝕率を50下げ、低下後の数値を宣言してください
天平みやこ:68!
東山朱里歌:東山朱里歌の侵蝕率を50(→ 50)減少 (113 → 63)
東山朱里歌:63です
GM:帰還確定ですね、おめでとうございます!
天平みやこ:イェイイェイ。
エンディング
GM:平庭市支部 休憩室
モブ員:「あっ、もしかして間違えて試験中の訓練倉庫に入っちゃった?いやあごめんごめん」
モブ員:「お詫びに駅地下のプリンあげるから許して…!あと今後の機能改善のためにこっちも書いてくれると嬉しい…!」
モブ員:「とにもかくにも、お手伝いありがとうね!」
GM:多種多様な薬液でびしょ濡れの制服を付属のランドリーに放り込んで。
GM:君たちはアンケートの記入時間と言う名の自由時間を手に入れた
天平みやこ:「私思いますに、知り合いの支部員を通して正式に抗議したほうが良い案件なんでは?」制服から着替えた。
天平みやこ:ペンを回そうとするたびにビターンと地面に落としている。
東山朱里歌:「……」制服から着替えた。
東山朱里歌:「……うう……」
天平みやこ:「………………」チラリとリカちゃんを伺う。
天平みやこ:「大丈夫です?」
東山朱里歌:「いやその……」
東山朱里歌:「全部忘れていただくわけには参りませんでしょうか……?」
天平みやこ:「………………」
天平みやこ:儚げな表情で胸元に手を置く
東山朱里歌:「ダメ……?」
天平みやこ:「私にとっては、退院してからのすべてがかけがえのない記憶とかー……まぁそういうー」儚げ
天平みやこ:「リカもそう思わない?」フッ、と笑み。
東山朱里歌:「てかそれもなんかそういうやつだったんだね……?」
東山朱里歌:「いつもみたいにふざけてるかと……」
天平みやこ:「……………いや、うん」
天平みやこ:「そういうやつだったっぽいですね……」
天平みやこ:「………う~」膝をかかえる。
東山朱里歌:「いやそっちはそんな凹むほどじゃなくない!?」
東山朱里歌:「おね……呼びのほうがハズいっしょこれ!?」
天平みやこ:「リカはいいじゃない。言ってもほら、いつもの私みたいな感じだし」
天平みやこ:「……私みたいな感じですし」姉ムーヴが漏れた。
天平みやこ:「私だってアレ……あのアレ……」
東山朱里歌:「アレ?」
天平みやこ:「リカちゃんが気にしてそうなことに、サラッと踏み込もうと……カッコつけよう、みたいなそういう……」
天平みやこ:「うぉううぉううぉー……」
東山朱里歌:「……なーんだ」
東山朱里歌:「気にしてないよ」
東山朱里歌:「気にしてないよって言うとちょっと語弊があるかな……んーと」
天平みやこ:「……………」チラ、と膝から目を上げて見る。
東山朱里歌:「みゃーこが気に病むことじゃないでしょ」
天平みやこ:「むー」
天平みやこ:「私だってちょっとは気にします」
東山朱里歌:「そりゃね、当時はちょっとワケ分かんないくらいグチャグチャで荒れたかもだけど」
東山朱里歌:「今はそういう感じじゃない。楽しかったしね?」
天平みやこ:「…………そうなんですか」
天平みやこ:ほ、と膝を下ろす。
天平みやこ:「半分ぐらいはホッとしました」
東山朱里歌:「まーでもあれかな~」
天平みやこ:「なんですなんです」
東山朱里歌:「人恋しくはあったのかも」
東山朱里歌:「だからその……それの兼ね合いでこう」
東山朱里歌:「こう……」
天平みやこ:「うむ」
東山朱里歌:「みゃーこには先程ご迷惑を……」
天平みやこ:「…………迷惑とか、思ってないです」
天平みやこ:「嬉しかった」
天平みやこ:「……ですし」
東山朱里歌:「……よかった。し?」
天平みやこ:「迷惑と思ってるなら、代わりにお願いしていいですか?」
東山朱里歌:「うん?なあに?」
天平みやこ:「これから定期的に、お姉ちゃんって呼んでもらえませんか?」
天平みやこ:「………………」
天平みやこ:「日曜とかでいいんで。」
天平みやこ:「週イチぐらいで。」
東山朱里歌:「……」
天平みやこ:譲歩の姿勢。
東山朱里歌:「みゃーこだいぶ危ない人になってないかな……?」
天平みやこ:「あの状態って、東山姉妹なのか天平姉妹なのか、どっちなんでしょうね」
東山朱里歌:「し、知らないよお」
天平みやこ:「まぁ、なんです」
天平みやこ:「これからもリカちゃんが人恋しくなる時に、定期的にやっておけば紛れて甘えられるかなー、って」
天平みやこ:「そう言うやつです」
天平みやこ:「決して私の欲望ではなく。」
東山朱里歌:「んふふ」
東山朱里歌:「考えとく。てかじゃあ定期的じゃなくて不意打ちすんね」
東山朱里歌:「覚悟するんだぞ~?」
天平みやこ:「んまぁー。反抗期」
天平みやこ:「では、日々をビクビク過ごすとしますか。目を離したらどうなることやら…」
天平みやこ:身だしなみを整える。髪の毛。カーディガン。ワンピースのシワを払って。
天平みやこ:「んじゃ、まぁ。はい」ポンポン、と膝を叩く
天平みやこ:「今なら何されるか全く予想つかず、油断しまくりですよ?」
天平みやこ:「ボーナスタイムですね」
東山朱里歌:「しょうがないなあ、お姉ちゃんは」
東山朱里歌:「甘えてあげる」
東山朱里歌:その膝に、頭を横たえて。
天平みやこ:「うむうむ。可愛らしいリカ」
天平みやこ:「甘えさせてあげよう」
天平みやこ:固く、それでも僅かにある肉が、頭を受け止める。
東山朱里歌:(……アンケート、もう止めてほしいって書こうと思ってたけど)
東山朱里歌:(膝枕は、低評価勘弁しといてあげようかな)
天平みやこ:「ふふっ」その柔らかな髪にサラサラと指を通すようになでて。
天平みやこ:「ねぇ、リカ」
天平みやこ:その心境を知ってか知らずか。普段の少女より落ち着いた口調で。
東山朱里歌:「……んー?」
天平みやこ:「貴方はもう気にしてない……少なくともそういう感じって言ったけど」
天平みやこ:「───────ぶっちゃけ、私はまだめちゃくちゃ引きずってるわ」
天平みやこ:穏やかな微笑みでそういった。
東山朱里歌:「……やっぱり」
東山朱里歌:「ゴツゴツするかも……」
東山朱里歌:「突き刺さる感じある」
GM:「一夜二人転 東山朱里歌と天平みやこの場合」
GM:全行程終了
GM:おつかれさまでした!
天平みやこ:お疲れさまでした!
東山朱里歌:おつかれさまでした!