模擬戦闘記録:20230125
GM:ミハエル
メイン
見学
本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.
Index
TeamA
一番手:「
幻凍星
《
エヴァーチカ
》
」
浅海 沙天
(
あさなみ さてん
)
(
キャラシート
)PL:ミハエル
二番手:「ファフロットスカイズ」
群雨 翠
《
むらさめ すい
》
(
キャラシート
)PL:闇猫
三番手:「クアザール」
鎹衣 集
《
かすがい しゅう
》
(
キャラシート
)PL:深見
TeamB
一番手:「フェロセリウム」カルネシア・ヴェルスヴァッハ (
キャラシート
)PL:みはし
二番手:「
逆説時計
《
チェスタトン
》
」
古後 匠
《
こご たくみ
》
(
キャラシート
)PL:タヒチ
三番手:「
血縛装束
《
ストレイトジャケット
》
」
帯包 拘
《
おびかね かかわ
》
(
キャラシート
)PL:氷山
Index
前準備
模擬戦
感想戦
【共通ハンドアウト】
少人数チームでの戦闘訓練実験の依頼をうけた貴方たち。
UGNの特殊な技術で作られた仮想戦闘フィールドで戦い、勝利を勝ち取ろう。
まだ戦闘訓練システム自体が実験段階なのでそこまで気負う必要はないぞ。
ルールはこちら:
https://privatter.net/p/7587973
プリプレイ
カルネシア
:点呼ー! いち!
群雨 翠
:にー!
帯包 拘
:準備かんりょー!さん!
鎹衣 集
:よん
古後 匠
:ご!
GM
:OK
GM
:
前準備
GM
:UGN支部 控室1
GM
:プールの更衣室のような意匠を凝らしたそこで、君たちは今日の模擬戦についての作戦を練ることになった
GM
:フィールドはプールサイド、水着の着用は許可されている
浅海 沙天
:「……プールサイドですか、また特殊なのが来ましたね」
鎹衣 集
:「プールで戦う機会、あまりないと思うんだが」
群雨 翠
:「そうですね…でも皆さん濡れてもここなら問題ないので良かった…」
浅海 沙天
:白いラッシュガードを来たどことなく無機質な少年
鎹衣 集
:「濡れる…ああ、そういえば」
鎹衣 集
:「確かそういう能力だったな、群雨さんは」
群雨 翠
:「そうなんです、雨を降らせてしまうので…」
浅海 沙天
:「確かにここならあまり問題ないかもしれませんね、前にここを使った方も水着は用意されてたようですし」
群雨 翠
:普段は上着を羽織っているが常時着用しているラッシュガード姿で
鎹衣 集
:「こちらは、足を引かないよう精進する」後輩なので若干腰が低いぞ。
群雨 翠
:「私も出来る限り頑張りますのでよろしくお願いしますね」
浅海 沙天
:「よろしくお願いします、こちらも頑張ります」
浅海 沙天
:この中で一番歴が短いのは自分だからそれだけ頑張らないとな、と思う
群雨 翠
:「ええと、では手番と場所の相談にうつっても大丈夫でしょうか?」
浅海 沙天
:「はい、お願いします」
鎹衣 集
:「ああ、頼みます」
群雨 翠
:「手番ですが…遮蔽が多い方がいいのは浅海さん、でしょうか?」
浅海 沙天
:「そうですね、相手の知覚次第ではあると思いますが、今回の相手は平均的に高そうですし」
浅海 沙天
:「見つからないようにするよりは遮蔽を多く持った方がやりやすい……気がします」
鎹衣 集
:「ふむ、となると…」
鎹衣 集
:「二番手は同じ理由で群雨さんか?」
群雨 翠
:「あ、私は上手く避けられればそこまで遮蔽がなくても問題はないかと」
鎹衣 集
:「とはいっても残しておきたい札ではあるからな」
鎹衣 集
:「俺は多少防御もできる、三番手でいいと思うんだが」
浅海 沙天
:「いいんですか?」
鎹衣 集
:「ああ、どうなろうと最低でも一太刀は入れるつもりだ」
群雨 翠
:「ありがとうございます、ではお言葉に甘えて二番手をいただきますね」
浅海 沙天
:「了解しました、配置はどうしましょう?」
浅海 沙天
:「白兵戦主体の鎹衣君は届くかどうか次第になりそうではありますが」
鎹衣 集
:「打ち合いを考えると…一番前がいいだろうな」
群雨 翠
:「鎹衣さんが0m位置ですね」
浅海 沙天
:「後は俺と群雨さんがばらけるかどうかでしょうか」
群雨 翠
:「私と浅海さんはどこでも問題ないですからね」
鎹衣 集
:「だな」
群雨 翠
:「範囲攻撃もあるのでばらけておく方が安全かもしれません…」
浅海 沙天
:「ばらけましょうか、回避能力考える場合群雨さんに前をお任せしても大丈夫でしょうか?」
群雨 翠
:「ええ、お任せください」
浅海 沙天
:「ではそれで、他に決めることは……あ」
浅海 沙天
:「何か調達してほしいものとかはありますか?自信は無いですが」
鎹衣 集
:「無難に装甲を盛る」
群雨 翠
:「出来れば…RCが伸ばせるものがあると嬉しいですけれど」
群雨 翠
:「無くても問題はないかと」
浅海 沙天
:「了解です、では鎹衣君の装甲優先します」
群雨 翠
:「ええ、それで大丈夫です」
浅海 沙天
:「では改めて、皆さんよろしくお願いします」
鎹衣 集
:「ああ、よろしく頼む」
群雨 翠
:「よろしくお願いします」
GM
:
GM
:シーンカット、購入ができます
鎹衣 集
:ぼでま
鎹衣 集
:2dx10
DoubleCross : (2DX10) → 6[3,6] → 6
鎹衣 集
:むり
群雨 翠
:では自分のメイド服狙います
群雨 翠
:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 9[4,7,9] → 9 → 失敗
浅海 沙天
:ではボデマ支援
群雨 翠
:無理、以上
浅海 沙天
:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 10[6,10]+7[7]+1 → 18
浅海 沙天
:買えた
浅海 沙天
:どうぞ
群雨 翠
:えらい
鎹衣 集
:高級なやつじゃん
鎹衣 集
:着ます
鎹衣 集
:さんきゅ
GM
:Aチーム初期配置
20m
浅海(4/1)
15m
群雨(7/2)
10m
-
5m
-
0m
鎹衣(5/3)
GM
:UGN支部 控室2
GM
:プールの更衣室のような意匠を凝らしたそこで、君たちは今日の模擬戦についての作戦を練ることになった
GM
:フィールドはプールサイド、水着の着用は許可されている
帯包 拘
:ワンピースタイプの水着を着用した少女が更衣室に入る。温和な表情で周囲を見回す
帯包 拘
:「どうも~。初めまして」
カルネシア
:キラキラとした目で物珍しそうに100円ロッカーを開け閉めて遊んでいたが、その声に気づき顔を上げる
カルネシア
:「おやごきげんよう!今回一緒に戦ってくれる方かしら?」
帯包 拘
:「ええっと・・・。」 プログラム表を見て確認
帯包 拘
:「そうみたいですー」
古後 匠
:「初めましてです~」茶髪の少女が、更に入室。
古後 匠
:セーラー服と手袋、いつもの恰好である。水着ではない
帯包 拘
:「帯包 拘(おびかね かかわ)と言います。 今日は支部のみんなを代表して来たので・・・・よろしくお願いします!」
帯包 拘
:どさっと横長のスポーツバッグをその場に置く。なかなかに使い込まれた品だ
カルネシア
:「あらあら初めましてカルネシア・ヴェルスバッハと申します」裾を持ち上げ恭しく礼をする。
カルネシア
:「この更衣室に入られたという事はあなたもプールに戦いに?」と古後へと視線を移す。
古後 匠
:「古後匠と云います、よろしくお願いします……年上、ですよね? お二人とも」
古後 匠
:「ええ、模擬戦闘訓練と話を聞いています」
帯包 拘
:「たぶん・・・? 17歳ですので」
カルネシア
:「チームメイト……ということですね!わたくし少しワクワクしてきました」重そうなスカートのままぴょんぴょんと跳ねる
古後 匠
:「あ、すいません。私15です」
古後 匠
:「こっちが言わなきゃわからないですよね、えへへ」
カルネシア
:「となるとわたくしが今日は一番年長ということになるのですね。21です」ふふんと鼻を鳴らす
カルネシア
:「気軽にルネお姉さん、と呼んでくれると嬉しいなーなんて……」
古後 匠
:「わかりました、ルネお姉さん」
帯包 拘
:「21歳、大人・・・!」
帯包 拘
:「よろしくお願いします。ルネお姉さん」
カルネシア
:「す、素直ないい子達……ですわ」口元を隠し驚きで二歩下がる。
帯包 拘
:「あ、そうだ! これ支部のみんなからチームの人達にどうぞって」 そう言って、スポーツバッグの中からバスケットを取り出す
帯包 拘
:「軽食ですけど」 中から出てきたのはサンドイッチ、唐揚げ、おにぎり・・・・などなど
帯包 拘
:牧歌的なお弁当だ!
古後 匠
:「わぁ、おいしそうです」
カルネシア
:「まぁ~」きらきらと目を輝かせる
古後 匠
:「でも、これから戦うって時にお肉食べる気分にはなれないです……すみません」
帯包 拘
:「うっ・・・・・そうでした・・・・・」
古後 匠
:「あ、あの、私手から炎とか出せるんで」あたふた。
帯包 拘
:「食べるのは運動の後からですね」
カルネシア
:「運動後はお腹空きますものね。えぇ……それまで我慢いたしましょう」
帯包 拘
:「手から炎?サラマンダーの能力でしょうか?」
古後 匠
:「あっいえ。ソラリスですね。よくある薬品を燃やす系のやつです」
古後 匠
:「あとはドーピングなんかもできますよ~」
帯包 拘
:「へぇ~~。 ソラリスってそういう使い方も出来るんですね」
カルネシア
:「ふむふむ、手から炎が出るでも色々種類があるのですね」
帯包 拘
:「私はブラム=ストーカーなので血を使って防具を作ったり・・・あと、相手の邪魔をするのが得意です」
古後 匠
:「なるほど」
カルネシア
:「攻撃と妨害及び盾ですか。とてもバランスが良さそうな気がしますね」チーム表をまじまじと見る。
帯包 拘
:「防御を固められるので、たぶん一番手が向いていると思います」
帯包 拘
:「その代わり、それ以外は何もできなくて・・・・攻撃とかも全然」
カルネシア
:「全部を一人でこなそうとしなくても良いのですよ。その為のチームですもの」
カルネシア
:「まぁわたくしも攻撃は出来るかできないかと言われると微妙なんですが!」
古後 匠
:「私は……攻撃能力が低いようでしたら、攻撃力が高い方に遮蔽を多くすべきだと思います」
古後 匠
:「相手からすれば攻め手を減らすのが最優先なので、単独で防御が可能な方は逆に薄くすべきかと」
帯包 拘
:「ああ。そういう風に考えた方が良かったのですね」
帯包 拘
:「うっかりしてたなぁ。支部の方だと対人戦とかは全然なかったので」
カルネシア
:「実際に戦っている方々は違いますね」
帯包 拘
:「それでは、3番手の方が良いですね」
カルネシア
:「……ふむ、そろそろわたくしも自己紹介をしてもよろしくて?」
古後 匠
:「どうぞどうぞ」
帯包 拘
:「どうぞ」
カルネシア
:「ではでは」一礼「私の得意とするところは反撃及び迎撃能力です。そして回復能力もおまけで持っています」
カルネシア
:「なので帯包さんに攻撃が向かい体力が減ったとてこちらでカバーできますわ」
カルネシア
:「逆に言えば攻撃が来なければ弱攻撃しかできないのでもうガンッガンに狙われたいですわね。」
古後 匠
:「なら、ルネお姉さんが一番手かな」
帯包 拘
:「そうですね。お姉さんに攻撃を集めてもらった方が」
古後 匠
:「で、その後私が二番手もらっていいですかね?」
カルネシア
:「異存ありませんわ。そんな話の流れでしたものね」
帯包 拘
:「はい。それがいいと思います」
古後 匠
:「じゃあ、後は配置ですね」
帯包 拘
:「後は陣形をどうするか、ですね」
古後 匠
:「とりあえず私は最後尾にいようと思います。射程には自信があるので」
帯包 拘
:「能力の射程距離もあって、出来れば前線に立ちたいと思っています」
カルネシア
:「カバーリングの類をお持ちの方はいないようですし基本ばらけていたほうが良さそうですわね」
帯包 拘
:※ストレイトブラッドの射程距離が10mのため
カルネシア
:「私は基本最前線の方が良いのでその5m後を帯包様というのでどうでしょう?」
古後 匠
:「ええ、それがいいと思います」
帯包 拘
:「それでは・・・・」 言いながらホワイトボードに書き込んでいく 【/中央線/カルネシア】【帯包】【】【】【古後】
帯包 拘
:「こんな感じでしょうか?」
古後 匠
:「そうですね」
カルネシア
:「ふむ、戦略が決まりましたね」鼻息を荒げる
古後 匠
:「では、お二方……頑張りましょうね!!」にこっと笑う。
帯包 拘
:一番手:カルネシア 二番手:古後 三番手:帯包
帯包 拘
:【/中央線/カルネシア】【帯包】【】【】【古後】
カルネシア
:「おー!……ですわ」
帯包 拘
:「・・・・・はい!」 ホワイトボードに最後まで書ききった後、元気よく返事をする
カルネシア
:後は購入???
GM
:購入どうぞ
帯包 拘
:1dx>=12 購入判定行います UGNボディーアーマーを
DoubleCross : (1DX10>=12) → 7[7] → 7 → 失敗
古後 匠
:アーマー何の意味もなさそうなんだよな ワンチャンクリシー
カルネシア
:クリシ狙ってみましょう
古後 匠
:4dx コネ:手配師 目標25
DoubleCross : (4DX10) → 10[3,4,5,10]+3[3] → 13
古後 匠
:それはそう
カルネシア
:2dx+2>=25
DoubleCross : (2DX10+2>=25) → 7[3,7]+2 → 9 → 失敗
カルネシア
:へーい
0m
カルネシア(11/1)
5m
帯包(9/3)
10m
-
15m
-
20m
古後(11/2)
模擬戦
GM
:皆さん侵蝕率を80+3d10%にしてください
群雨 翠
:80+3d10
DoubleCross : (80+3D10) → 80+15[6,7,2] → 95
浅海 沙天
:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[9,1,8] → 18
鎹衣 集
:80+3d10
DoubleCross : (80+3D10) → 80+16[8,5,3] → 96
鎹衣 集
:げ
群雨 翠
:群雨 翠の侵蝕率を70(→ 70)増加 (29 → 99)
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を80+3D10(→ 97)に変更 (32 → 97)
カルネシア
:3d10+80
DoubleCross : (3D10+80) → 19[10,6,3]+80 → 99
群雨 翠
:群雨 翠の侵蝕率を-4(→ -4)増加 (99 → 95)
帯包 拘
:80+3d10 侵蝕率
DoubleCross : (80+3D10) → 80+20[10,3,7] → 100
古後 匠
:いい侵蝕だ
GM
:浅海 沙天の侵蝕率を18(→ 18)増加 (80 → 98)
帯包 拘
:帯包 拘の侵蝕率を100(→ 100)に変更 (31 → 100)
GM
:全員OKそうですね
GM
:では発見判定します
GM
:まずAチームから、知覚判定どうぞ
浅海 沙天
:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 8[1,7,8]+1 → 9
群雨 翠
:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 7[2,4,7,7] → 7
鎹衣 集
:3dx10
DoubleCross : (3DX10) → 10[7,8,10]+6[6] → 16
群雨 翠
:鎹衣さん…!
GM
:C(9+7+16)
DoubleCross : c(9+7+16) → 32
GM
:ギリギリ3番目が見つからない
GM
:ではBチームどうぞ
カルネシア
:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 8[1,1,4,8] → 8
古後 匠
:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[2,3,6,8,9,10]+10[10]+1[1]+1 → 22
帯包 拘
:(2+3)dx+0 【知覚】
DoubleCross : (5DX10) → 8[2,3,4,6,8] → 8
GM
:C(8+8+22)
DoubleCross : c(8+8+22) → 38
GM
:こちらは全員発見
古後 匠
:余裕ですね
GM
:となると
20m
浅海(4/1)
15m
群雨(7/2)
10m
-
5m
-
0m
鎹衣(5/3)、カルネシア(11/1)
5m
-
10m
-
15m
-
20m
古後(11/2)
GM
:こうなります
帯包 拘
:っと、5m地点に帯包がいます
GM
:帯包さんは見つかってないので
帯包 拘
:あ、しまった。なるほど、すいません・・・・
GM
:まだ書けずこうなってます……
喜多灘 凜瀬
:「さあて始まりました不定期開催模擬戦エクストリーム、実況は日本支部電子哨戒部の喜多灘と」
鳴海 真中
:「日本支部特別情報対策室の鳴海でお送りいたします」
GM
:というわけで、セットアッププロセス、行動値順に宣言どうぞ
カルネシア
:私はありません。が演出だけしたいので後で時間下さい!コピペ祭します
カルネシア
:古後さんの同名バフ受け取りますわ
古後 匠
:「因果変転・序」(《鮮血の奏者》+《活性の霧》)侵蝕7……の直前に《タブレット》《多重生成》を使用します
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を5(→ 5)増加 (97 → 102)
古後 匠
:で、対象が3体と化して味方全員に攻撃力+33します ドッジダイス-3が厭な方は攻撃力+12です 自分はHP2点消費します
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を7(→ 7)増加 (102 → 109)
古後 匠
:HP……23!
カルネシア
:どちらも受けとりますわ
帯包 拘
:攻撃力+33受け取ります!
帯包 拘
:では、セットアップをいただいて
帯包 拘
:【血縛鋼結】 《ブラッドコート》 HP6消費して、ガード値を+22する。
帯包 拘
:帯包 拘の侵蝕率を3(→ 3)増加 (100 → 103)
帯包 拘
:帯包 拘のHPを6(→ 6)減少 (27 → 21)
帯包 拘
:以上です
群雨翠
:コンボ「天泣」 《得意領域》
群雨翠
:ラウンド間の〈RC〉の判定ダイス+5
鎹衣 集
:なし
群雨 翠
:群雨 翠の侵蝕率を3(→ 3)増加 (95 → 98)
浅海 沙天
:怨念の呪石宣言、暴走、暴走中ダメージD+2、コスト3
GM
:浅海 沙天の侵蝕率を3(→ 3)増加 (98 → 101)
浅海 沙天
:暴走でワイルドファイア起動、イニシアチブ+12して16になります
GM
:これで全部かな、演出行きましょう
GM
:
古後 匠
:「行きますよ、お二人!」機先を制すは、茶髪の少女。
古後 匠
:両の手掌を友軍二人に翳し、レネゲイドを励起させる
古後 匠
:「はぁぁぁあぁあああぁッ!!」優しく、金色の光が彼らを包み──
古後 匠
:結果として、三人の基礎性能を格段に上昇させる。
帯包 拘
:「これは・・・・!」 物陰に隠れながら、光を受ける
古後 匠
:本人は自覚していないが──“ドーピングした”という結果を“ドーピングする”という過程なしに現出させている。
古後 匠
:因果大逆の業である。
カルネシア
:「良き力を貰いました。これなら負荷少なめで出来そうです」軽く会釈し
カルネシア
:日傘の影から、彫刻のような白の右手を陽にかざす。
カルネシア
:太陽の光を跳ね返す様にそれは変化を拒むが、次第にチョロチョロと指の先を陽炎が走り
カルネシア
:薄くそれを見るカルネシアは一呼吸を置きゆっくりと大きく優雅に回転する。
カルネシア
:円舞曲の一幕の如きその動きに手の上の陽炎が続き、3拍の内に右の手の陽炎は
不浄
(
カルネシア
)
を焼き払う業火へと変じていた。
カルネシア
:「プールと言えば夏!夏と言えば常夏の太陽!」
カルネシア
:「太陽のパワーを宿したこの拳で皆様を夏の屋外へ吹き飛ばしてやりますわ!」
カルネシア
:その叫びと共に分厚いドレスを脱ぎ捨てあらかじめ中に着ていた水着に着替える。
カルネシア
:なお、プールの外は猛吹雪である。
帯包 拘
:「水場での戦闘は初めてですが」 そう言いながら腰に付けたウエストポーチを開け、中から赤黒い布の束を取り出す
帯包 拘
:「みんなの力があれば・・・・!」 すう、と手首に赤い線が走り、動脈から真っ赤な血が流れ・・・布と一体化
帯包 拘
:「・・・・・!」
帯包 拘
:血が流れて線と成り、線が集まって糸と成る。
帯包 拘
:糸は織られて布を成し、布は重ねて
衣
(
ジャケット
)
と成る。
帯包 拘
:数瞬の後に、少女の肌は彼女自身の血で織られた
防護服
(
メタルジャケット
)
に包まれていた
群雨 翠
:温水プールの水面にポツリ、ポツリと波紋がいくつも浮かび上がり
群雨 翠
:さあさあと、室内に雨が降り始める
群雨 翠
:「皆さん水着ですので…惜しみなく参ります」
浅海 沙天
:「元々それなりの厚着をしている方には要らない忠告ですが、前閉めておいてくださいね」
浅海 沙天
:一度深呼吸、その後に
浅海 沙天
: 「
operam/ascensio
(
天上の者よ、現実を見ろ
)
」
浅海 沙天
:周囲の猛吹雪の気温と同じ、しかし圏内の全ての存在を許さない静謐さを抱えたワーディングが広がる
鳴海 真中
:「いやあしかしセットアップから中々の混沌ですね」ファンヒーターの温度を2度上げながら
喜多灘 凜瀬
:「Bチームは味方の直接的強化、Aチームはフィールドの操作という印象が強いですがさてこの後どうでしょう」
鳴海 真中
:「今回エクストリームですからねー、この後が更なる混沌ですよ」
GM
:
GM
:というわけで
GM
:イニシアチブプロセスです、行動宣言ある方はいますか?
鎹衣 集
:あい
鎹衣 集
:静寂の極光/時間凍結
鎹衣 集
:メインプロセスを行います。侵食+5
鎹衣 集
:マイナー
古後 匠
:wait.
鎹衣 集
:ああ
鎹衣 集
:そうか
古後 匠
:その前に触媒で帯包さんに殴ってもらおうかな 勝利の女神使ってもらっていいですか……? アレなら取り下げます
帯包 拘
:おっと?
帯包 拘
:すいません。どこかで氷壁を使おうかと思っていたのですが
古後 匠
:なるほど……じゃあ取り下げましょう
古後 匠
:お邪魔しました、鎚衣さんどうぞ
帯包 拘
:たぶん、範囲攻撃の妨害をした方が良さそうなので・・・・すいません
鎹衣 集
:あーい
鎹衣 集
:hpも消費だ
鎹衣 集
:鎹衣 集:マイナー 星熱の残光/聖剣の効果 c-2
鎹衣 集
:相討ち前提、カルネシアさんを攻撃するよ
カルネシア
:そうなりますわよねえ
鎹衣 集
:終焉の零光/コンセントレイト:サラマンダー+炎神の怒り+煉獄魔神+インフェルノ
鎹衣 集
:侵食+12
鎹衣 集
:判定時に簡易昇華 C-1
鎹衣 集
:判定します
鎹衣 集
:11dx4+4
DoubleCross : (11DX4+4) → 10[2,3,4,4,5,6,7,7,8,8,9]+10[2,2,3,6,7,8,9,10,10]+10[3,4,7,8,9,9]+10[2,2,5,5,8]+10[5,8,8]+10[1,4,4]+10[5,10]+10[2,9]+10[7]+10[4]+2[2]+4 → 106
鎹衣 集
:一緒に死のう!きな!!
カルネシア
:いやだあああ
カルネシア
:リアクションの直前にオートアクション:原初の紫:復讐の刃を使用!
カルネシア
:道連れにしてやる!!
鎹衣 集
:ダメージ!
鎹衣 集
:11d10+15+12
DoubleCross : (11D10+15+12) → 53[2,6,4,2,5,7,5,2,4,6,10]+15+12 → 80
カルネシア
:こちらも判定を行うよ!
カルネシア
:簡易昇華ダイス数+10!
カルネシア
:13dx8-3
DoubleCross : (13DX8-3) → 10[1,3,3,5,6,6,7,7,7,8,9,9,10]+7[2,6,6,7]-3 → 14
カルネシア
:ひっく!
カルネシア
:ダメージ!
カルネシア
:2d10+33+4
DoubleCross : (2D10+33+4) → 10[1,9]+33+4 → 47
鎹衣 集
:雪原の逆光/氷雪の守護 侵食+3
鎹衣 集
:47-5d10
DoubleCross : (47-5D10) → 47-27[6,8,10,2,1] → 20
鎹衣 集
:遮蔽でー10
鎹衣 集
:装甲8
GM
:刃リア不です
鎹衣 集
:オートよ
GM
:つよ
カルネシア
:装甲15
カルネシア
:遮蔽全使用30
鎹衣 集
:7で生存
カルネシア
:彷徨者の効果使用受けるダメージ-10使用
カルネシア
:計軽減55
カルネシア
:受けるダメージ25?
カルネシア
:残りHP1
鎹衣 集
:両者生存!
GM
:やべー
カルネシア
:でもだせる手札全部使いきられましたわ……泣きそう
GM
:あとカルネシアさんは行動済になります
カルネシア
:仕方なし!
カルネシア
:カルネシアの侵蝕率を8(→ 8)増加 (99 → 107)
GM
:次割りこみなければ動きます
GM
:あります?
古後 匠
:あ、演出はまとめて?
GM
:です
GM
:ここでやりたいならここでやります
古後 匠
:じゃあ割り込むぜ 触媒でルネお姉さまを行動させます
カルネシア
:「はあああありがとう!!」
古後 匠
:侵蝕もHPも負担無し 最高のDロイスだえ
カルネシア
:それではメインプロセスいただきます。
カルネシア
:マイナーは特になし。
カルネシア
:メジャー:再生の血を自分に使用。HPを4D回復させます。
カルネシア
:4d10
DoubleCross : (4D10) → 24[3,9,10,2] → 24
カルネシア
:1→25です。
カルネシア
:カルネシアの侵蝕率を2(→ 2)増加 (107 → 109) +1d10→5で最終114
GM
:ではもう割り込み無さそうなので通常通りの処理行きます
浅海 沙天
:イニシ16で動きます、マイナーは無し
浅海 沙天
:メジャー
浅海 沙天
:「アレルヤ」(コキュートスL2+コンセントレイト:SaL4+結合粉砕L6)ATK+6、シーン選択、C値-3、判定D+4、コスト10
浅海 沙天
:妨害は
古後 匠
:ないよ……そんなもの
帯包 拘
:ないです
浅海 沙天
:OK
浅海 沙天
:簡易昇華、C-1
浅海 沙天
:11dx6+3
DoubleCross : (11DX6+3) → 10[1,2,2,2,3,4,4,6,6,8,8]+10[4,7,8,9]+10[1,7,10]+10[3,10]+2[2]+3 → 45
帯包 拘
:ではここで動きます
浅海 沙天
:どうぞ
帯包 拘
:【血縛凍結】 《氷壁》+《リフレックス》 侵蝕率+7 RC判定で成功すれば攻撃を失敗させられる。
帯包 拘
:帯包 拘の侵蝕率を7(→ 7)増加 (103 → 110)
帯包 拘
:念のため簡易昇華でC値-1します
帯包 拘
:(5+3)dx6+3
DoubleCross : (8DX6+3) → 10[1,4,5,5,6,6,7,9]+10[6,6,8,10]+10[3,3,7,7]+10[2,8]+10[6]+2[2]+3 → 55
浅海 沙天
:強い
古後 匠
:えらい
カルネシア
:おぉ!!
GM
:浅海 沙天の侵蝕率を10(→ 10)増加 (101 → 111)
浅海 沙天
:deha
浅海 沙天
:お次の方どうぞ
古後 匠
:はーい
古後 匠
:「因果変転・急」《エクスプロージョン》+《ツインバースト》……の前に~《タブレット》《多重生成》を使用しま~す
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を7(→ 7)増加 (109 → 116)
古後 匠
:これはセットアップの上げ忘れ
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を5(→ 5)増加 (116 → 121)
古後 匠
:対象は敵の三人です
GM
:判定どうぞ
古後 匠
:どうせドッジ不可だけど回ったら嬉しいのでタイタス昇華してダイス+10
古後 匠
:16dx10+2
DoubleCross : (16DX10+2) → 9[1,1,1,1,2,3,3,5,6,6,7,7,9,9,9,9]+2 → 11
古後 匠
:雑魚がよ~
浅海 沙天
:暴走中
古後 匠
:ドッジ不可ですわ 妨害は無さそう?
鎹衣 集
:ない
群雨 翠
:ドッジ不可なので仕方ないですね
古後 匠
:ダメージロール
古後 匠
:2D10+47
DoubleCross : (2D10+47) → 4[3,1]+47 → 51
古後 匠
:ざこがよ~
浅海 沙天
:遮蔽2枚使って減衰40
浅海 沙天
:HP-11して残り19
群雨 翠
:遮蔽2枚使用して40軽減、HP14で生存です
鎹衣 集
:ウェイ!死にます!
古後 匠
:やった~!
GM
:ではお次、カルネシアさんと帯包さん行動済みなので群雨さん
群雨 翠
:はい
群雨 翠
:マイナーはなし
群雨翠
:メジャーでコンボ「怪雨」 《疾風迅雷》《サイレンの魔女》《雨粒の矢》
群雨翠
:ドッジ不可装甲無視のシーン選択攻撃
群雨 翠
:対象は見つかっていない帯包さん以外の2名です
古後 匠
:来い!!
カルネシア
:ひいい……!
群雨 翠
:簡易昇華でダイス+10
群雨 翠
:判定しますね~
群雨 翠
:21dx+4
DoubleCross : (21DX10+4) → 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,5,5,5,7,9,10,10,10]+9[2,6,9]+4 → 23
浅海 沙天
:しっかり回してきた
群雨 翠
:回りましたわ~
鎹衣 集
:えらい
古後 匠
:やるじゃん 無意味・ガード
カルネシア
:リアクション放棄 迎撃する魔眼を使用します……!!
カルネシア
:カルネシアの侵蝕率を7(→ 7)増加 (114 → 121)
カルネシア
:侵蝕上げるタイミング間違えました!計算は正しくやります
群雨 翠
:ではダメージを
群雨 翠
:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 17[8,5,4]+16 → 33
群雨 翠
:装甲無視です
カルネシア
:こちらも判定とダメージを
カルネシア
:7dx7+2
DoubleCross : (7DX7+2) → 10[1,2,2,3,4,7,9]+10[3,8]+4[4]+2 → 26
カルネシア
:3d10+33+10
DoubleCross : (3D10+33+10) → 20[5,5,10]+33+10 → 63
群雨 翠
:遮蔽ももうありませんので死にます
カルネシア
:同じく遮蔽無し 装甲も無視されておりますためここで死にます。
カルネシア
:あでゅー!
古後 匠
:遮蔽を一枚切って13ダメージ、HP10残って生存
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を6(→ 6)増加 (121 → 127)
古後 匠
:これはさっきの上げ忘れ
GM
:はい、では1R終了です
GM
:クリンナップ何かする方は?
帯包 拘
:ないです
古後 匠
:なし
GM
:では2R、セットアップ前に発見判定
浅海 沙天
:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 7[5,7,7,7]+1 → 8
浅海 沙天
:C(32+8)
DoubleCross : c(32+8) → 40
浅海 沙天
:全員発見
浅海 沙天
:セットアップは何も無いです
GM
:お二人はセットアップありますか
帯包 拘
:セットアップはなしで
古後 匠
:「因果変転・序」(《鮮血の奏者》+《活性の霧》)侵蝕7の直前に《タブレット》《多重生成》を使用します
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を5(→ 5)増加 (127 → 132)
帯包 拘
:あ、違う
帯包 拘
:あります、セットアップ
古後 匠
:対象は自分と一応と帯包さん、攻撃力+39 自分はHP3点消費します
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を7(→ 7)増加 (132 → 139)
帯包 拘
:受け取ります~
古後 匠
:HP……7!
帯包 拘
:セットアップ。 【血縛鋼結】 《ブラッドコート》 HP6消費。ガード値を+22する。
帯包 拘
:帯包 拘の侵蝕率を3(→ 3)増加 (110 → 113)
帯包 拘
:帯包 拘のHPを6(→ 6)減少 (21 → 15)
帯包 拘
:以上です
GM
:では
GM
:運命のイニシアチブ行きましょう
浅海 沙天
:マイナー無し、メジャー
浅海 沙天
:「アレルヤ」(コキュートスL2+コンセントレイト:SaL4+結合粉砕L6)ATK+6、シーン選択、C値-3、判定D+4、コスト10
GM
:振ります
浅海 沙天
:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,3,4,5,5,6,8,8,9,9,10]+10[1,4,8,9,9]+10[1,7,9]+10[7,7]+10[4,9]+2[2]+3 → 55
帯包 拘
:では、それに対抗で
帯包 拘
:【血縛凍結】 《氷壁》+《リフレックス》 侵蝕率+7 RC判定で成功すれば攻撃を失敗させられる。
帯包 拘
:帯包 拘の侵蝕率を7(→ 7)増加 (113 → 120)
浅海 沙天
:……判定どうぞ
帯包 拘
:(5+3)dx7+3
DoubleCross : (8DX7+3) → 10[1,2,4,6,7,8,10,10]+10[3,5,10,10]+10[2,9]+10[7]+10[9]+3[3]+3 → 56
帯包 拘
:!!!???
浅海 沙天
:……完敗です
GM
:浅海 沙天の侵蝕率を10(→ 10)増加 (111 → 121)
浅海 沙天
:では古後さん、手番どうぞ
古後 匠
:勝利の女神は……我々に微笑んだ!!
古後 匠
:「因果変転・急」《エクスプロージョン》+《ツインバースト》 対象は浅海さん
浅海 沙天
:リアクション不可です、ダメージまでどうぞ
古後 匠
:6dx10+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 9[1,1,3,4,5,9]+2 → 11
古後 匠
:しまらねえ~
帯包 拘
:ついでに《勝利の女神》!
帯包 拘
:達成値+18してください
帯包 拘
:帯包 拘の侵蝕率を6(→ 6)増加 (120 → 126)
古後 匠
:29なので3Dか
古後 匠
:3D10+56
DoubleCross : (3D10+56) → 23[10,3,10]+56 → 79
浅海 沙天
:……無理です、退場します
古後 匠
:古後匠の侵蝕率を6(→ 6)増加 (139 → 145)
古後 匠
:グッバイ……
GM
:Aチーム全員退場、Bチームの勝利です
GM
:
鎹衣 集
:戦闘開始、動くか。あるいは相手の出方を見るか。駆け引きが行われた瞬間にその現象は発生した。
鎹衣 集
:「魔眼、限定解放」
鎹衣 集
:冷気が蔓延するフィールドから僅かに残った熱すら白い鞘に吸引されていく。加えて
鎹衣 集
:「芸が被るのもな、変わり種を一つご覧いただく」「…いや、見えはしないか」
鎹衣 集
:光の簒奪───数秒と僅かな瞬間ではあるが戦闘における初動。そのアドバンテージを確実に自分の物とした。
鎹衣 集
:
鎹衣 集
:狙いを定めたのは令嬢風の女性、白鞘に包まれた佩刀を構え高速で接近する。
鎹衣 集
:僅かな違和感。右手の炎……周囲の冷気と魔眼の吸熱による熱量の減衰がほとんど無い。
鎹衣 集
:「体内、あるいは外付けの熱源由来のものではない……ならば」
鎹衣 集
:右手に強打を叩きつける。そして
鎹衣 集
:「奪え、──
点源魔眼
(
Evil quasar
)
」
鎹衣 集
:大規模な吸熱、これにて準備は終わる。
鎹衣 集
:「聖剣……起動」
鎹衣 集
:集った熱により遺産が目覚める───抜刀と共に叩き込んだ。
カルネシア
:身体も指も眼球さえも動かない。しかし視界の中で動く彼を魔眼を通し認識する。
カルネシア
:目の前で繰り広げられんとする氷を思わせる剣の妙技に、それが自分に向いていることを忘れ見入る。きっと今身体が動くのであれば「ほぅ…」と熱い吐息が漏れ出ていたことだろう。
カルネシア
:(いかん……)凍結された世界の中いつの間にやら上がりそうになっていた口角、沸騰しそうなほどの血潮を抑え、動かないながら拳に力を込めて迎撃に意識を切替えた。
カルネシア
:(一流の武具にそれを耐え活かす練達された肉体、洗練された妙技とレネゲイドの編み込み)
カルネシア
:(その様なものを受けさせて貰えるというのならば……)
カルネシア
:「わたくしも持ちうる全 身 全 霊!で返さねば無作法というものですっ!」
カルネシア
:ついに頬の緩みを我慢できなくなりながら閉じた日傘を天に放りあげ、代わりに開くは魔眼のゲート。
カルネシア
:繋がった先の景色、それは吹き荒れる熱砂の砂漠と煌々と輝く熱き太陽。
カルネシア
:陽光を背に受け
吸血鬼
(
カルネシア
)
は浄化の業火に包まれ燃え上がる。
カルネシア
:凍結された世界破壊される。そこにはただ笑う吸血鬼が一人。
カルネシア
:「
火属性付与
(
エンチャントファイア
)
」
カルネシア
:その表情は背後に輝く太陽の逆光と身を包む業火で伺い知れないが爛々と光る赤い目だけがキミを真っ直ぐに見つめる。
カルネシア
:「__私の熱を殺して見せて」
鎹衣 集
:聖剣の極光と業火の陽光が衝突し、光が溢れる。
鎹衣 集
:そして、晴れた視界の中人影が。
鎹衣 集
:「損じた……いや、其方のほうが一枚上手だったか」
カルネシア
:「……いいえ」
カルネシア
:「首の皮一枚繋がっているだけですわ」
鎹衣 集
:リソースありきの炎ならば熱の簒奪と共に身体の芯まで凍結させることが可能であったかも知れないが……
鎹衣 集
:「どういう理屈かは解らんが……その炎、不変に等しいな。こちらの推測が甘かった」
カルネシア
:「えぇ次に生かしてくださいな」
カルネシア
:「吸血鬼はしけっていてもよく燃えます」
鎹衣 集
:「ああ、学ばせてもらった」
喜多灘 凜瀬
:「熱量操作による高速聖剣起動と吸血鬼という種族特性を生かした瞬間着火」
喜多灘 凜瀬
:「どっちもほぼ致命打ですが……生きてますねすごい」
鳴海 真中
:「いきなりプールが凍って溶けて忙しいですねー」
浅海 沙天
:からん、とプールサイドに鐘の音が反響して
浅海 沙天
:それを起爆音にして、狙いをつけた相手の持つ「情報」を撹拌する
浅海 沙天
:幻想生物には言うまでも無く致命打、通常の人間でも意識だけは持っていくつもりで撃った、そのつもりだった
帯包 拘
:――――”ピクッ”
帯包 拘
:情報操作を起点とした広範囲攻撃。通常の攻撃手段ではありえないその術式に気が付いたのは、ひとえに支部で積んだ戦闘経験の賜物であった。
帯包 拘
:帯包拘の異能はレネゲイド能力の発動の妨害に特化されている。
帯包 拘
:それを可能とするのは支部の仲間たちがレネゲイドと血液を編んで拵えた超人捕縛専用織布・・・・”血縛布”。
帯包 拘
:集中したレネゲイドの流れを乱し、術技の構成を阻み、体術を以て攻撃の初動から攻撃を阻む戦術こそが彼女の得意技である。
帯包 拘
:故に、後衛に陣取った彼が大規模術式の予兆とも言える
RC
(
レネゲイドコントロール
)
を始めたその時、帯包は瞬間的に遮蔽から跳び出した。
帯包 拘
:「音楽の心得は、少々苦手ですが」
帯包 拘
:「『
舞踏
(
ダンス
)
』の心得であれば、多少は。」
帯包 拘
:「情報」攻撃の始点となる、”彼”の目の前でふわりと赤黒の繊維を躍らせる。
帯包 拘
:「こんな私でよろしければ、しばらく一緒に踊っていただきます。」
帯包 拘
:術式の発動の為、集中しかけたレネゲイドが霧散する。
浅海 沙天
:情報の総和として対象を認識しているのは、限りなく視覚に近く、しかしそう非ざるモノ
浅海 沙天
:故に目隠しした程度でターゲットを見失う確率は低い、のだが
浅海 沙天
:「……やられた」繊維一本一本が『血』として情報を持っている、相手は既にこれを把握している
浅海 沙天
:踊りは苦手だが、しばらくは付き合う他無くなった
古後 匠
:「な、なんか物すっごい攻防が繰り広げられてる気がする……!!」
古後 匠
:「でも……今度は、こちらの番ですよっ!!」
古後 匠
:はああぁ……と、先程と同じような声色で力を溜め始める。
古後 匠
:ミーティングでも述べた、ソラリス能力を応用した炎熱攻撃の予兆である。
古後 匠
:
古後 匠
:「あ、あれ、みんな燃えてる……」
古後 匠
:気づけば、いつの間にか敵陣が燃え盛っていた。
古後 匠
:敵手たちも、いつ攻撃を受けたのか──誰ひとり把握できていない。
古後 匠
:「じ、人体発火現象ってやつですかね……えへへ」
古後 匠
:実際のところ、因果を飛び越える彼女の異能によるものだが。
古後 匠
:自覚も制御も追いついていないため、現在のところは、狙ってもいない時に偶発的に起こるのみである。
古後 匠
:
喜多灘 凜瀬
:「おいおいおいこれ因果無視までありますねえ、さすがアルティメット言うだけはあります」
鎹衣 集
:
鎹衣 集
:「……やられた」
鎹衣 集
:知覚が追い付いた時には既にシステムの上限を越えるダメージを受けている。
鎹衣 集
:「なるほど……いや、口惜しいな」模擬戦故にこれで打ち止めという事実を受け止めて
鎹衣 集
:「すまない。あとは任せる」
浅海 沙天
:「……!」『何か』をされたのはわかったが何をされたのかはわからなかった、かろうじて遮蔽を起動して声の方を見る
浅海 沙天
:「わかりました、頑張ります」
群雨 翠
:「………っ、はい…!」
群雨 翠
:起点すらわからない攻撃では避けようもない、熱を遮蔽で防ぎながら深く息を吸って吐く
群雨 翠
:プールの中は凍結するほど冷やされた後に熱気に包まれ
群雨 翠
:空間内には十分なほどの水蒸気が満ちている
群雨 翠
:ぽつぽつと、さあさあと、、ざあざあと
群雨 翠
:徐々に水量を増して雨がしたたり落ちていき
群雨 翠
:その雫が瞬く間に黒い鏃に変化して降り注いでいく
群雨 翠
:「こちらも…避けられはしないはずです」
鳴海 真中
:「やっと凡人に攻撃が可視化されるところまでやってまいりました、でもこれ全員のデータ総合するにもう一巡終わりそうですね」
鳴海 真中
:「そして鏃の雨、範囲も広いのでこれ当たったら遮蔽抜きじゃ即死物ですねえ」
喜多灘 凜瀬
:「ですがカルネシアさんは臆せずカウンターの構え、強気ですね」
古後 匠
:「ひぃ~死ぬ! 死んじゃう!!」無意味に走り回って凌ごうとしている
古後 匠
:がぎん!! 鏃が弾かれる「あっそうか……遮蔽が」
古後 匠
:がぎん! がぎん!! ばりん!! 障壁を貫通した鏃が肩にヒット「痛っ……痛い!!」
古後 匠
:「な、何とかしてくださいよぉ~ルネお姉さん……」弱弱しい声である
カルネシア
:「動き回ると余計に当たりますわよ。帯包さんを見習いなさいな」そう苦笑しつつ群雨を見る。
帯包 拘
:(そうは言っても、こちらもギリギリなのですが・・・・!) 浅海さんの目の前、帯包は珠の汗を散らしながら攻撃を防ぎ続けていた。
カルネシア
:(数の利あれど流石に限界ギリギリね)黒い鏃が肩口に刺さる。 障壁?そんなもの
鎹衣 集
(
クアザール
)
さんに全部持っていかれましたわ!
カルネシア
:もうこの攻撃を防ぐ手段はないならばやることは一つだ。意識を群雨へ。
カルネシア
:熱に氷、そして雨と来るならば……
カルネシア
:「あなたが雨ならこちらは晴れの日を返しましょう」
カルネシア
:日傘を天に放り、代わりに展開するは太陽の如き白い輝きを放つ魔眼。
カルネシア
:それさえも低めに天に放ると いちっに!のステップでタイミングを測り、鋼鉄の如く固められた強烈な右ストレートで落下する
太陽
(
魔眼
)
を殴りつける。
カルネシア
:魔眼の中心誤差コンマ1ミリ。拳に込められたエネルギーを一切の無駄なく魔眼に乗せ、弾丸の速度で撃ち放つ。
カルネシア
:「穿て!
天仰ぐ大華の瞳
(
ソル・クリュティエー
)
!」
カルネシア
:白い直線の尾を引きながら白熱する魔眼は群雨へと一切のブレなく一直線に向かってゆく。
カルネシア
:直後幾つもの鏃がカルネシアを貫く。さすがに限界だ。放った魔眼、その行き着く先と結果を見る前に、吸血鬼は膝を付き霧散した。
群雨 翠
:向かってくる魔眼は視認できている………
群雨 翠
:降らせている雨を変化させているときにはそこに集中しなくてはいけない──回避は不可能だ
群雨 翠
:「すみません、浅海さん…」
群雨 翠
:「後をお任せします」
浅海 沙天
:「……はい、任されました」
群雨 翠
:降り注ぐ雨を散らすような熱の塊を受け止めて、退場する
喜多灘 凜瀬
:「……
双方退場
(
ダブルペイルアウト
)
」
鳴海 真中
:「えってことは今2-1ですか?」
喜多灘 凜瀬
:「そうなりますね、このまま押し込まれるか、それとも……」
喜多灘 凜瀬
:「どうでしょう解説席の鎹衣さん」
鎹衣 集(見学席)
:「ふむ」
鎹衣 集(見学席)
:「浅海が全員倒す。これにオールインだ」
鎹衣 集(見学席)
:「次の昼食を賭けよう」カツカレーが食べたい
鳴海 真中
:「滅茶苦茶男らしい発言ありがとうございます、寧ちゃんが聞いていないのが残念ですねえ」
帯包 拘
:ギィン・・・・!! ガィンッ!!
帯包 拘
:浅海さんとのレネゲイドを介した術式コントロールの奪い合いは続く。
帯包 拘
:予断を許さない状況。ほんの僅かでも天秤が傾けば一気に形勢は逆転するだろう。
帯包 拘
:「くっ!」
帯包 拘
:からん、ころん、と連続的に鳴り響く鐘の音に合わせるように廻るように全身を動かす。
帯包 拘
:腕の動きに追従して円弧の形に宙を泳ぐ”血縛布”であったが、その端は枯れるようにボロボロと崩れていた。
帯包 拘
:(恐ろしいまでのレネゲイド出力・・・・これではもう持たないかもしれません!)
帯包 拘
:(”血縛布”をここまで編むのに支部のみんなが何か月かけたと思ってるんですか・・・・!?)
帯包 拘
:「やはり、お強い。」 全身を汗で濡らしながらの激闘。
帯包 拘
:舞い、踊り、音を散らし、レネゲイドを拡散させるギリギリの攻防。
帯包 拘
:だが――――この状況を長く続けられる程、目の前の相手は甘くはなかった。
浅海 沙天
:(ギリギリとはいえ数的有利を取られた、このままこれを続けたら間違いなく古後さんの攻撃で俺も落ちる)
浅海 沙天
:(……少し動かさないと)
浅海 沙天
:鐘の音を鳴らし続けながら、がりん、と足で散乱した鏃を蹴る
浅海 沙天
:一瞬のノイズ、それと少し強引な出力上昇
浅海 沙天
:それだけあれば、糸を知覚し、断ち切るには十分だった
帯包 拘
:「なっ・・・・・!?」 ふつ、と断ち切られた糸を呆然と見つめる
浅海 沙天
:(切れた、急げ)ぱらりとほどけたそれを片手で振りほどき、急いで対象を視認
浅海 沙天
:手が動けば、勝てる
帯包 拘
:「・・・・・・っ!」 たんっ!と足を踏み込み、近接。
帯包 拘
:判断は一瞬。もはや、”血縛布”によるレネゲイドコントロールでは間に合わない。
帯包 拘
:「・・・・”
流儀
(
スタイル
)
”を変えますね!」
帯包 拘
:相手の手の内に拳を入れ込み、内から外へ向かう裏拳。
帯包 拘
:鐘を握る右手に対しての”
弾き
(
パリィ
)
”。続けざまの格闘。
帯包 拘
:近接戦闘による、攻撃の妨害。帯包が取得した”防御術”は一つだけではなかった。
浅海 沙天
:「なっ……」鐘が叩き落される、落ちる音で起動すればそれまでだが、コントロールが完璧だ、致命的に空白ができる
浅海 沙天
:何より、人間が直接立ちふさがると、視線が通らない
浅海 沙天
:そして、そこまで空白を作ったのであれば、尋常外の自然発火に抗う術はない
古後 匠
:「今だ──唸れ、私のなんかすごいパワー!!!」
古後 匠
:気合と共にレネゲイドが励起する。
古後 匠
:──本来、彼女の因果転変術式が発動する確率は星5サーヴァント単発引きくらいのものだ。
古後 匠
:しかし、今日の古後匠は既に二度、因果を捻じ曲げており──
古後 匠
:故に、ゾーンみたいな雰囲気の精神状態に突入していた。
古後 匠
:然して──二度あることは三度ある。
古後 匠
:いつの間にか、敵は火柱に包まれていた。
浅海 沙天
:(……完敗、だなあ)火柱で蓄積されたダメージは、既に許容範囲を大幅に超えた
浅海 沙天
:そのまま、火柱に連れられるように霧散し
浅海 沙天
:火柱が消えた時、その場には何も無く
浅海 沙天
:からん、と鐘の落ちた音が聞こえた
古後 匠
:「か、勝った……」
帯包 拘
:「はあ・・・・ はあ・・・・っ!」
帯包 拘
:極度の集中下での妨害戦に既に帯包の疲労はピークに達していた。
帯包 拘
:「やりましたね! 古後さん!」
帯包 拘
:振り返る。
古後 匠
:「ええ! ありがとうございました、帯か」ばしゅん。
帯包 拘
:「あれ?」
帯包 拘
:後ろを振り返るも、仲間の姿は既にどこにもない。
帯包 拘
:周囲を満たすのは寒気。無数の鏃。打ち砕けたプール施設の残骸。
帯包 拘
:ひゅ~~~~~~・・・・ 寒風が窓の隙間から入り込む。
喜多灘 凜瀬
:「……古後さん侵蝕過多により退場、帯包さんが残っているのでBチーム勝利です」
古後 匠(見学席)
:『……そ、そんな~!!!』
帯包 拘
:「や、やったー・・・・?」
古後 匠(見学席)
:『い、いや勝ちましたけど……うぅ……』
帯包 拘
:「わ、わー・・・・い・・・・・」
カルネシア(見学席)
:『最後の場に居合わせれなかったのは残念でしたわね』古後を撫でる
古後 匠(見学席)
:『ルネお姉さん……うぅ』
帯包 拘
:通信を介して伝わる会話を、いいなぁ、と思いながら聞いている。
帯包 拘
:「と、とにかく!私たちの勝利です! えい えい おー!」
カルネシア(見学席)
:『おー!』
古後 匠(見学席)
:『……おー!」達成感と気恥ずかしさで、やけくそであった。
感想戦
GM
:UGN支部 休憩室
鳴海 真中
:「と、言うわけでお疲れさまでした」
喜多灘 凜瀬
:「支部の方が昼食用意してくださったそうなので、どうぞ」眼鏡をかけ直している
カルネシア
:一切れカツが多いカツカレーを眺めながら首をかしげる。
浅海 沙天
:「すみませんでした…………」二人に陳謝
古後 匠
:「わー……ありがとうございます!」雑多に色んなものをもぐもぐしている
群雨 翠
:「いえいえ、あれは向こうのチームが一枚上手だったので」
鎹衣 集
:「そうだな、誰か一人の責任ではないだろう」
帯包 拘
:「へとへとです~。」 椅子に座って、ボロボロになった布を繕いながら
古後 匠
:「結果はこうでしたけど、皆さんとてもお強かったですよ~」
古後 匠
:「私なんかがいていいのかなって思うくらい……えへへ」
浅海 沙天
:「お二人とも優しい……」眉間を揉みつつ、目を酷使しすぎた
カルネシア
:「そうですわ。さすがエクストリームなんて題目で集まる方々。その格に偽りありませんでしたわ」
帯包 拘
:「いえいえいえ、古後さんこそ本当にエクストリームの名に相応しい活躍でした」
帯包 拘
:「なんだったんですか? あの・・・・凄いアレ」
古後 匠
:「……よく分からないんです……」
鎹衣 集
:「そういえばそんな題目だったな……」素カレーを食いながら
古後 匠
:「なんかこう、たまにああなるってだけで」
群雨 翠
:「古後さんは…ご自身でコントロールが出来ていないんですか?」
帯包 拘
:「ええー・・・?」
古後 匠
:「基本はできてるんですけどね……」
古後 匠
:「アレが何なのかはちょっとわからないです……すみません」
帯包 拘
:「へ、へぇー・・・・」
帯包 拘
:「・・・・そうだ。凄いと言えば鎹衣さんの一撃!」
浅海 沙天
:「……なんかしらの因果の飛躍をしてることはわかったんですけど……それ以上はなあ」
鎹衣 集
:「ふむ、なかなか面白い能力が集まっていたようだな。其方のチームは」おかわりだ。
群雨 翠
:「攻撃の起点が見えなかったので手の打ちようがありませんでしたね…」
古後 匠
:(いんがのひやくってなんだろう……インカの秘薬?)
帯包 拘
:「プールが凍り付く程の攻撃に、ルネお姉さんの発火能力も見所がありましたね!」
カルネシア
:(わからない話になってきましたね)「私もカレーおかわり……とと」
浅海 沙天
:「あれすごかったですね、多分温度低下だけで言えば俺以上じゃないかなと」
カルネシア
:「あれは鎹衣の極度の熱吸収に対抗する最終手段でしたわね」
群雨 翠
:「プールが凍り付いてましたが…カルネシアさんの発火はサラマンダーの能力ではありませんよね?」
帯包 拘
:「ルネお姉さんもサラマンダーの能力者だったんですね!」 ちょっと親近感を持ちながら
帯包 拘
:「え・・・・?」
浅海 沙天
:「あ、多分違います」
古後 匠
:「ソラリス……?」
群雨 翠
:「データ上のシンドロームが異なりますので…」
古後 匠
:「あ、そういえばそうですね」
鎹衣 集
:「なるほど、カルネシアさんの炎が消えなかったのはそれでか」
浅海 沙天
:「多分シンドロームのところじゃなくて、種族特性というか……」
帯包 拘
:「種族特性・・・?」
浅海 沙天
:「『吸血鬼は太陽の下では燃える』」
浅海 沙天
:「これ使って自分に火つけてましたよね多分」
古後 匠
:「あー……メジャーなところだとキュマイラの方が火を噴くようなイメージですよね、多分」
カルネシア
:「うにゅ……ごくん」「私の口から説明する前に全部答えてもらってしまいましたね」
カルネシア
:「その通り!」くるりとその場で周り「わたくしは吸血鬼で太陽光で勝手に私の肉体が燃えているだけですわ!」
カルネシア
:「ちなみに日傘で影を作りウロボロス能力で消しているだけですのでこれが無ければ普通に焼死してますわね」
帯包 拘
:「えっと・・・・痛くないんですか?」
浅海 沙天
:「無茶苦茶しますね!?」
カルネシア
:「痛くないとお思いで?」「めっちゃ痛いですわよ」
古後 匠
:「へぇ~」世の中にはいろんな人がいるんだなぁ
鎹衣 集
:「太陽が相手では流石に分が悪いな」苦笑しながら。
群雨 翠
:「え…ええ…………?」困惑
カルネシア
:「心頭滅却すれば火もまた涼し。ようは気合で耐えています」
帯包 拘
:「その、無理はなさらない方が・・・」 カルネシアさんの手を両手で包み込む
浅海 沙天
:「気合…………」確かに先生も最終的には気合って言ってた気がするけど
帯包 拘
:「リザレクトがあるとはいえ、痛いのは・・・やっぱり駄目ですので」
カルネシア
:「ふふ、優しいのね」手を包み返し
カルネシア
:「この白い柔肌に回復できない傷ができそうなら考えますわね」
帯包 拘
:「・・・・・約束ですよ」
古後 匠
:「な、なんかいい雰囲気……」どきどき
喜多灘 凜瀬
:「仲良しですね」ラーメンずるずる
鎹衣 集
:「だな。初々しいとも言える」なんか食ってる。
カルネシア
:「そちらのチームも氷に雨とすごく良いコンビネーションでしたわ」
カルネシア
:「温水プールという場で浮かれたわたくしが馬鹿を見ましたわ」やや苦笑交じりに
帯包 拘
:「雨の能力に、氷の能力。まともに攻撃されていたらみんなカチコチに凍ってしまうところでした」
浅海 沙天
:「プール、最終的に凍って沸騰してを繰り返してすごいことになってましたからね……」
鎹衣 集
:「降ってくるのは鏃だしな」
古後 匠
:「痛かったです……」
群雨 翠
:「水場がなくても雨は降るんですけれど…」苦笑して
群雨 翠
:「すみません、これでも全力で対応していましたので」
古後 匠
:「あ、大丈夫ですよ。私も皆さんをこんがり焼いちゃいましたし」
カルネシア
:「お互いさまって事ね」
浅海 沙天
:「あとあれです、初撃から帯包さんに防がれたとき内心滅茶苦茶びっくりしました」
浅海 沙天
:「一発で見抜かれたかなと思っちゃって」
帯包 拘
:「厄介な攻撃が来る、とそんな気がしましたので」
群雨 翠
:「たしかに…浅海さんが止められたのは驚きましたね」
鎹衣 集
:「だな、まさかの展開だったよ」
帯包 拘
:「一言では言えないのですが、この中で一番対処が難しい・・・・そんな気配でした」
カルネシア
:「その二人の鍔迫り合いに結果が左右されていたとも言えましょうねえ」
群雨 翠
:「彼も攻撃の起点がわかりにくい方ですし…対処した帯包さんが素晴らしかったです」
浅海 沙天
:「勘でほぼ封殺されてましたよ……全部的確な対処でした」
古後 匠
:「すごかったですね……こっちは何が起こってるのか全然わかりませんでした」
帯包 拘
:「いや~~。」 照れながら頬を掻く。
帯包 拘
:「浅海さんほどの相手を止めるのは、本っ当~~~に骨が折れました!」
カルネシア
:「実況でも言っておりましたが概念と因果と光の簒奪? 凡人には理解できない状況が多すぎましたわね……」
浅海 沙天
:「すごかったです……俺も勉強にします」
鳴海 真中
:「私かろうじて群雨さんの絨毯爆撃が見えたくらいですね」
鎹衣 集
:「まぁ、なんにせよ……なかなか面白かったな。またやりたいくらいだ……午後もやるか?」
帯包 拘
:「形而上的というのか、支部の戦闘訓練では経験した事の無い攻撃が多くてビックリですね」
カルネシア
:「いいですわね!もう一度手合わせ願いたいと思っていたところです」鎹衣に対し
浅海 沙天
:「再戦の気配」
古後 匠
:「私はパスでいいですか? 流石に疲れちゃいました」
帯包 拘
:「そうですね・・・・再戦するのはいいのですが。」 ちらっと手元の”血縛布”に視線を移す
帯包 拘
:「まずは戦闘でぼろぼろになった装備のメンテナンスをしませんと」
浅海 沙天
:「あ…………」引きちぎったそれを申し訳なさそうに見る
帯包 拘
:「あ・・・・い、いえいえ!浅海さんが悪いわけでは!」 ぶん!ぶん!と頭を左右に振りながら
帯包 拘
:「実戦形式の訓練を望んだのは私ですし、しっかりとメンテナンスをすればちゃんとまた・・・・!」
浅海 沙天
:「……支部の方が何日もかけて織った奴なんですよね…………」
帯包 拘
:「千切れた部分でいえば、3か月・・・・です。」
浅海 沙天
:「その点はすみません……お手間を……」
浅海 沙天
:「3か月…………」
帯包 拘
:「でも、でもでも!こんなに活躍できた事を伝えればみんな喜んでくれますので!」
群雨 翠
:「ええ…、器具は使われてはじめて意味があるものですし…!ね?」
カルネシア
:「えぇ。ならまず、かけた努力のかいある結果を掴めたこと、お仲間に伝えないといけませんね」
帯包 拘
:「あ、でも・・・・」 ちらっと浅海さんの顔を見上げる
帯包 拘
:「強力なオーヴァードの方の血があれば・・・もうちょっと早く直るかな、なんて・・・・」
浅海 沙天
:「…………俺の使えるんですかこれ……?」
古後 匠
:「あ、私のも出しますよ! ……強力かどうかは、わかりませんが!」
帯包 拘
:「・・・・・! ええ! 必要なのはレネゲイドが混じった血液ですので」
浅海 沙天
:「……それでよければ……ただ体質上どうなるのかわからないので使う前にテストはお願いします……」
鎹衣 集
:「献血みたいだな」
浅海 沙天
:「ほんと併せてバラバラになったとか起きたら申し訳ないので……」
帯包 拘
:「ありがとうございます!」 笑顔で頭を下げる
浅海 沙天
:申し訳なさでお昼を控えていただがこの流れなら食べた方がいいだろう
浅海 沙天
:と、ジェノベーゼパスタとサラダを取る
鎹衣 集
:「ならば、俺も協力するか。予定もないしな」
喜多灘 凜瀬
:「なるほど、となると午後はホワイトハンドですか」
喜多灘 凜瀬
:沙天のお皿に無言でお肉を乗せる
浅海 沙天
:「…………」微妙な顔でそれなりにそっくりな顔を見上げる
カルネシア
:「……」そういえばと鎹衣を見る。
鎹衣 集
:「?」
カルネシア
:色素の薄い金髪。赤い瞳。「もしかして……」
カルネシア
:「生き別れのお兄様だったりします?」
鳴海 真中
:「ぶふっ」
鎹衣 集
:「!?」(いつの間に増えたんだ……!!)
古後 匠
:「??????」
帯包 拘
:「ぅんっ!?」
鳴海 真中
:吹き出してカメラを構える
喜多灘 凜瀬
:「?」
浅海 沙天
:「????」
帯包 拘
:「あ、でも、よく見たら確かに似て・・・・似てますね!」
カルネシア
:「うん、いない気がしますが生き別れの兄の様な気がしてきました」
鎹衣 集
:「まて、まてまて……」心当たりだけは無限にある。
群雨 翠
:「ええと………」困惑
喜多灘 凜瀬
:「存在しない血縁が発生してません?」
カルネシア
:周りの声を半ば無視し「ねえ、あなた。ヴェルスヴァッハの家に来るつもりは無い?」
鎹衣 集
:「……どっちだ……父か……?いや、髮色だと……母……は?」
鎹衣 集
:「……んん?」
浅海 沙天
:「落ち着いてください鎹衣君、君いくつですか」
鎹衣 集
:「17だ」
浅海 沙天
:お兄様では無くないですかという目でカルネシアさんを見る
カルネシア
:「まぁ」私の年齢は21。つまり……
カルネシア
:「弟、という事ですわね」笑顔で手を合わせる
鎹衣 集
:「そうはならないが??」
カルネシア
:「『そうだ』といえば地位・名声・金が手に入りましてよ?」
浅海 沙天
:「お肉皿に載せてくる叔父さんより押しが強い」
喜多灘 凜瀬
:「やめれ」
鎹衣 集
:「いや、特にどれも求めては無いのだが」
鎹衣 集
:「……あぁ、それに」
鎹衣 集
:「すまないが、生家から離れることは出来んよ。まぁ、これでも責任がある立場だ」
カルネシア
:「……」それを言われれば沈黙で返す。同じく家を支える身の上だ。
カルネシア
:「ふふ、それは残念。ならば今の話は忘れてくださいな」
鎹衣 集
:「承知した」
鎹衣 集
:「まぁ、いきなり姉が出来るシチュエーションは魅力的だったとは言っておくよ」
カルネシア
:「あらそう?お世辞だとしてもありがとう」全くなびかなかったくせにとこぼす。
カルネシア
:(はてさて、魅力的な女性が先についておりましたかね?)
カルネシア
:「……改めて、カルネシア・ヴェルスバッハです。家がレネゲイドの世界に足を踏み入ったのは最近の事ゆえ、もしその業界としてのアドバイスがあったら今後聞かせてくれると嬉しいわ」
鎹衣 集
:「ああ、そういう話なら承った」
GM
:と、そこで休憩室の扉がからりと空き
松橋寧
:「こんにちは、ホワイトハンドです、13時半からの修復の件で案内を……」
松橋寧
:す、と視線が仲睦まじそうな二人に向き
松橋寧
:「……まだお食事中でしたかね、失礼しました」
鎹衣 集
:「…」
カルネシア
:「…」
鎹衣 集
:ゆっくりと頭を抱えます。
鎹衣 集
:「……もう、姉だということにしていいか?」
カルネシア
:「……修羅場に巻き込まないでくださる?」
カルネシア
:「いえ、元凶はわたくしですし、責任を、取るべき……?」ブツブツ
鎹衣 集
:「いや、修羅場とかそういうのではないのだが…姉さん的にアドバイスは」
カルネシア
:「……」苦虫をかみつぶしたような顔
カルネシア
:松橋さんに向き直る
カルネシア
:「い、いつも弟がお世話になっております~ほほほ……」
松橋寧
:「?カルテ上はお二人に血縁は……」
鎹衣 集
:……これ、余計なことしたかもな。だが後の祭りだ。
鎹衣 集
:「…あとで、説明する」
鎹衣 集
:なにを???
松橋寧
:「はあ」
松橋寧
:「どうやらお騒がせしたようで、失礼します。数分後にまた」
松橋寧
:そのまま部屋を出て、外で待っている
古後 匠
:「あ、あの!」
古後 匠
:「お昼まだだったら、一緒に食べませんか!?」にこにこ
松橋寧
:「……そうですね、ではご一緒に」
鳴海 真中
:『私がやりました』と書いたスマホを出している
喜多灘 凜瀬
:鳴海を小突いている
鎹衣 集
:「…はあ」
浅海 沙天
:鳴海さんをええ……という目で見ている
鎹衣 集
:「俺がオチ担当……というわけか」
カルネシア
:「……」土下座
喜多灘 凜瀬
:「すみません元凶はこっちで〆ますので……」
古後 匠
:「……?」
古後 匠
:「よくわかりませんが、一件落着ですね!」
古後 匠
:そういうことになった。