告解せよ、スノーハレーション



GM:ミハエル
メイン 見学


PC1:「蓮の台」野津 敬一(のづ けいいち)(キャラシート)PL:中村
PC2:「アイリス」四条(しじょう) さんご(キャラシート)PL:缶詰
PC3-1:「グリムヴォーパル」飛鳥(あすか) ヒノト(キャラシート)PL:そごう
PC3-2:「ストローベリー」鎌倉 のの葉(かまくら ののは)(キャラシート)PL:立川

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  • ミドル1
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  • ミドル5
  • クライマックス
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  • プリプレイ

    GM:定刻となりました
    GM:「告解せよ、スノーハレーション」開始していきたいと思います
    GM:ではまずプリプレイから行きましょう
    野津敬一:しゃす!
    飛鳥ヒノト:いぇいいぇい
    四条さんご:よろしくおねがいします!
    鎌倉のの葉:よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いいたします!
    GM:PC番号順に、自己紹介をお願いいたします、まずは野津君から
    野津敬一:はーい
    野津敬一:(キャラシート)
    野津敬一:PC1、"蓮の台"(はすのうてな)野津 敬一(のづ けいいち)です。
    野津敬一:高校生しながらUGNエージェントをやっています。
    野津敬一:割りと人当たりがよくいつも人懐っこい笑顔を浮かべてる子です。
    野津敬一:西国の呪術師の家系の血を引いておりその血に刻まれた呪法でもって戦う感じです。
    野津敬一:ただ自分の体を酷使しながら術式であり、その戦い方に慣れてるので自分の命に対して恬淡としているところがあります。
    野津敬一:対抗種+オーバーカウンターを持っていて傷の治りが遅いのでいつも包帯とか絆創膏とか貼ってる。困る
    野津敬一:性能的には原初の赤でパチってきたウルトラボンバーと対抗種+オーバーカウンターで自分も死ぬけど相手も殺す!ブラッドボムでもっかい殺す!的なことをする子です。
    GM:負担がやばい
    野津敬一:宜しくおねがいします。
    GM:殺意しか見えないキャラシでしたね、よろしくお願いします!
    GM:ではさっそくHOと行きましょう

    HO1 シナリオロイス テンペランス
    ある春の初め頃の日のことだ、君が夜任務の帰りで川沿いの街を歩いていると、川の近くに風を浴びながら立っている少女がいた。だが、その様子は少し不思議な物がある。足は裸足だし服は異様に薄い、更にあちこち傷もある。テンペランスと名乗った彼女はひとしきり近くの公園で遊んでくれとせがんだ後に君に宣伝するように告げる「アガルタに来て、そこで君も救われるから」

    テンペランス:「遊んでほしいわ」
    野津敬一:宗教怖い
    GM:深夜の公園でふらふらしている少女を見つけるので
    野津敬一:でも、信仰で持って人を差別するのは良くないから仲良くしようね
    GM:遊んだりおしゃべりしたりしてください
    GM:そんなHOです
    テンペランス:「やったあ!」
    GM:といった感じでよろしくお願いします!
    野津敬一:HOが見えない…!!
    GM:メモ帳にも追加しておきます…
    野津敬一:ありがとう!
    GM:追加しました!
    野津敬一:宜しくおねがいします!
    GM:よろしくお願いします!というわけでお次!四条さん!
    四条さんご:はーい
    四条さんご:(キャラシート)
    四条さんご:「ごきげんよう。"アイリス"、四条さんごと申します。お見知りおきを。」
    四条さんご:四条さんご(しじょう・-)、16歳の女子高生。
    四条さんご:艷やかな黒髪と深く赤い瞳を持ち、儚げな印象を与える少女です。
    四条さんご:しかし本人の好奇心は人一倍なので前置きなしに行動したりします。
    四条さんご:実家は大手の薬品メーカー。スポンサーとか病院の経営とかやってます。
    四条さんご:能力はいわゆる『吸血鬼』。
    四条さんご:血液を媒介にして身体が作り変わり、常人離れした膂力を持っています。鬼ですので。
    四条さんご:あ、陽の光浴びても消えませんよ。リザレクトしてるんでしょうか
    四条さんご:先祖代々、似たような能力を遺伝する家系。ご先祖様は普通の人より体のことに詳しくなって薬の開発に役立ててたようです。
    四条さんご:性能は乾きの主の白兵範囲攻撃。
    四条さんご:命中すると回復したりダメージを与えると回復したり、自分が死んでも相手を殴ると最大HPまで回復したりします。タフですね。
    四条さんご:そんな儚げなお嬢様。よろしくおねがいしますね。
    GM:儚げだけれど意外とタフ!よろしくお願いします!
    GM:ではそんな君にもHO!

    HO2 シナリオロイス 北大路雪弥
    北大路雪弥は共学になった四条学院に今年から編入してきた君のクラスメイトだ、家は裕福ではないがそれでも優れた成績で特待生の座を維持している。しかし、2週間位前からなんの音沙汰もない、あらゆる連絡手段が通じなくなってしまったのだ。そんな状況の中、君が休日に町を歩いていると、最近ここらへんで名前を聞く宗教団体の服を着た六弥の姿を見る。話しかけようにもどうも様子がおかしいなと考えていた君の端末に、鳴り響くコール。曰く「オーヴァード、ジャームの増加が最近深刻になり始めている宗教法人アガルタの調査に協力していただけませんか

    北大路雪弥:「どうも、クラスメイトです」
    四条さんご:元女学院の数少ない男子生徒さん!
    四条さんご:殿方とも仲良くなれる社交派です。温室育ちでも通用するものですね。
    GM:貧乏だけど頑張って通っていたクラスメイトの様子が最近おかしいので
    GM:ちょっと調べようかなとしていたらいい感じにUGNから依頼が来る
    GM:そんなHOです
    四条さんご:お任せあれ。間違った道を正すのも友人の役目です。
    四条さんご:神様とか他人に言い出す人はろくなもんじゃない、と主も仰せです
    GM:頼もしい…よろしくお願いします!
    四条さんご:よろしくお願いいたします!
    GM:ではお次!HO3!
    GM:2人いるのでここはイニシアチブ順に飛鳥君→鎌倉さんといきましょう
    GM:ということで飛鳥君、お願いします
    飛鳥ヒノト:ではお先に行かせてもらうよ、のの葉。
    飛鳥ヒノト:(キャラシート)
    飛鳥ヒノト:というわけでUGNチルドレンの少年剣士、飛鳥ヒノトです。
    飛鳥ヒノト:平庭市千尋沢高校に通う一年生。
    飛鳥ヒノト:任務や訓練にはかなり真面目に向き合う質であり、遺失したはずの剣術、鏡新明智流にて不朽のダマスカス剣を振るいます。
    飛鳥ヒノト:慕っていた師匠が夜逃げしてからというもの女性への警戒心がちょっと強めでしたが
    飛鳥ヒノト:師匠が実は自分たちを巻き込まないよう一人で勝手に野垂れ死んでたことが分かったり
    飛鳥ヒノト:彼女が出来たりしたことでそんな事も無くなりました。普通のチルドレンです
    飛鳥ヒノト:彼女とはラブラブです。
    GM:ラブラブ!
    GM:いいですね
    四条さんご:ヒューヒュー
    飛鳥ヒノト:いいでしょ。これが写真なんですけど……(スマホを操作する)
    飛鳥ヒノト:性能はバロール/ノイマン単体白兵。対抗種の殺戮直観で敵の生存軌道を阻み、剣を当てます。
    飛鳥ヒノト:雑に強いデータしか取ってない 時の棺もあるぞ
    GM:堅実でとてもいい
    飛鳥ヒノト:というところで交代しようかな。どうぞ。
    鎌倉のの葉:はーい!
    鎌倉のの葉:「ヒノトくん。……その。そろそろ、……ほしい……です」
    鎌倉のの葉:(キャラシート)
    鎌倉のの葉:平庭市千尋沢高校に通う一年生です
    鎌倉のの葉:幻想種:サキュバスのキュマイラ因子を持っており、
    鎌倉のの葉:他者から定期的に血とレネゲイドを供給してもらわないと暴走し、サキュバスとしての顔が色濃く出てきてしまいます。つまりは暴走です。
    GM:ごくり
    鎌倉のの葉:定期的な吸血が必要でしたが、彼女は対抗種でもあったので、生半可な人物では吸血することができませんでした
    鎌倉のの葉:そこで、同じ対抗種であるヒノトくんに血を分け与えてもらっていました。
    鎌倉のの葉:任務だけの関係。ですが、とある事件を通して絆を深め合った2人は。
    鎌倉のの葉:……ら、らぶらぶのカップルに……なっちゃいました。
    四条さんご:ひゅーひゅー
    GM:おめでとう…!(万雷の拍手)
    鎌倉のの葉:定期的に血が欲しくなるかもしれませんが、ご容赦ください。
    鎌倉のの葉:ヒノトくんはじめ、みんなと仲良く出来たら良いなと思います。よろしくお願いします。
    鎌倉のの葉:あ、
    鎌倉のの葉:シンドロームはキュマイラブラムスです。白兵です。よろしくお願いします
    GM:なんと今回、3/4が対抗種
    GM:皆さん殺意が高くて元気でいいと思います
    四条さんご:まぁ怖い……私はか弱いお嬢様なのでそんなギラついた殺意はありませんが…
    飛鳥ヒノト:何言ってるんだろうこの人……
    四条さんご:あら、他の女性に目を奪われるのは感心しませんね?
    GM:残った1/4は破壊者、ダメージダイスが乱舞する卓になりそうですね
    鎌倉のの葉:ヒノトくん……?(じー
    飛鳥ヒノト:のの葉はちょっと対抗種なだけで心優しい娘だよ
    GM:では、そんなお二人にHOのプレゼントを
    鎌倉のの葉:ひ、ヒノトくん……!
    飛鳥ヒノト:ウフフ

    HO3 シナリオロイス 宗教法人アガルタ
    君たちが休日に2人で出かけ、デートをしている最中。あなたたちの目の前に修道服を着て棺のような物を抱えた少年が現れ、あなたたち二人を「悪魔」と呼んで襲い掛かる。戦闘行動にかなり不自然なところこそあれどうにかこうにか少年を撃退し一息ついたところにUGNから通信が入る。内容は、宗教法人アガルタと呼ばれる団体への調査依頼だ。

    GM:前に指定をいただいた映画館でデートをしてもらって
    飛鳥ヒノト:知っているのか……? のの葉がサキュバスであることを……!
    鎌倉のの葉:「悪魔」じゃありません。「淫魔(サキュバス)」です。ね?ヒノトくん?
    GM:いつもの吸血行動に出たその時に
    飛鳥ヒノト:そうだね。大事なことだ
    飛鳥ヒノト:www
    鎌倉のの葉:ww
    四条さんご:共学は進んでますわね…
    GM:「エッチなのはいけないと思います!!!!!!!!!!」と言いながら硝子突き破ってくる怪人が出るので
    GM:追い払ってください
    飛鳥ヒノト:流石に追い払います
    鎌倉のの葉:そうですね。流石にね
    飛鳥ヒノト:えっちなのの葉を他人に見せてやる義理はないので…………
    GM:そう
    鎌倉のの葉:ひ、ヒノトくん!
    GM:エッチなのの葉ちゃん、独り占めするために
    GM:頑張って…!
    鎌倉のの葉:えっちなのは、ちょっとだけです……
    飛鳥ヒノト:頑張るよ!
    鎌倉のの葉:頑張ります!
    GM:よろしくお願いします!
    GM:では最期、トレーラーを貼ります

    ねえ、知ってる?
    雪の降る日には、アガルタ様の使いが降りてきて、奇跡を起こしてくれるの
    具体的に何が起こるかはわからないけど
    きっと、白くて、綺麗で、
    まぶしいくらいに素敵なことが起こるんじゃないかな

    宗教法人アガルタ、アガルタ様による救済と幸福を説く、所謂新興宗教。
    だが、ある日やってきた一人の少女により、ただの新興宗教は
    救済を力づくで押しつけ、受け取らぬものを悪魔とみなし
    ――殺戮を繰り返す、神の軍となった

    欺瞞と欲望の坩堝のそこにある、一かけらの純真
    いまだ己の使命に惑う悪魔狩り
    子羊を優しくつつむ修道女
    それぞれの重みが天秤に乗った先は、地獄か天国か

    ダブルクロス the 3rd edition
    「告解せよ、スノーハレーション」
    ゆめゆめ忘れるな、深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている

    GM:それでは、開始していきます

    OP1


    GM:シーンプレイヤーは野津君です、登場侵蝕をお願いします
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (43 → 50)

    GM:3月下旬 公園
    GM:時刻は23時を少し回った頃だ
    GM:近辺に出現したジャームを討伐した貴方は、遅めの帰路についていた
    野津敬一:「……」
    野津敬一:生暖かな血が止めどなく流れている
    野津敬一:(うーん、少し、疲れたな)
    野津敬一:ふらり、と倒れるように公園のベンチに座り、目をつむる
    野津敬一:視覚情報を遮断し、自分の呼吸の音に集中する。その方がほんの少し回復が早くなる。気がする
    野津敬一:幸い、UGNが人払いをしてくれている。血まみれの高校生が一人で公園に居ても、しばらくは大丈夫だろう
    GM:ざっ、ざっ、と呼吸の音とは別に近づく足音が耳に入る
    GM:軽い音だ、おそらく子供、そうでなくとも小柄な人間であるとはわかる
    野津敬一:(こんなのには慣れたはずだけど、なんか、少し寂しいな。)
    野津敬一:そんなことを考えながら足音を捉える
    野津敬一:目を開き、音のする方に視線を向けた。
    GM:ぴたり、と音が止まる
    テンペランス:「…お兄さん?」
    野津敬一:学ランの袖で血を拭う。
    GM:目の前には、金の糸を流したような髪と宝石のような瞳を持つ少女
    野津敬一:「うん、お兄さん。血塗れだけどおばけじゃないよ。」
    野津敬一:「怖がらせちゃったら、ごめんね。」
    GM:年はおそらく10いくかいかないか、服は綺麗だが、ところどころ打撲痕や切り傷があり、裸足だ
    テンペランス:「…あの、よかったらこれ」
    GM:ポケットの中から包帯を取り出して、貴方の手に置く
    野津敬一:「……ありがと。」
    野津敬一:人懐っこい笑顔を浮かべながら包帯を手に取る
    野津敬一:それを慣れた手付きで頭に巻いていく
    野津敬一:「うん、おかげですごく楽になったよ。」
    野津敬一:本当は、包帯ぐらいで収まる痛みではないが、少女に向けて淀みなくそう言い放つ
    テンペランス:「…本当に?」
    野津敬一:「本当だよ。ほら。」
    野津敬一:そう言いながらゆっくり立ち上がります。
    テンペランス:あわあわと心配そうに手を動かしている
    野津敬一:「大丈夫だって。」
    野津敬一:笑みを浮かべながらぴょん、と跳ねる。
    野津敬一:「ね、痛いのには慣れてるんだ。」
    野津敬一:「君は大丈夫?痛くない?」
    テンペランス:「…心配しちゃったわ、私よりとても痛そうにしているのだもの」
    テンペランス:「私は…平気、この痛みも『試練』らしいから」
    野津敬一:「『試練』?じゃあ、俺より大変そう。」
    野津敬一:「俺の場合はこうして大げさに痛そうにしておけば上の人が優しくしてくれるからやってるだけだからね。」
    テンペランス:「今は痛くても、『アガルタ様』がいつか何の痛みもないようにしてくれる、だから平気」
    テンペランス:自分にも言い聞かせるように
    野津敬一:「アガルタ様?」
    テンペランス:「うん、フィーアが連れてきてくれた新しいおうちの偉い人。見たことはないのだけれど、それが大事なの」
    野津敬一:「知らない人の説明に知らない人の名前を出されても困るんだけど。」
    野津敬一:少し困ったように笑う
    テンペランス:「あっ、ごめんなさい…とにかく見たことないけど偉い人ってことらしいのよ」
    野津敬一:「いやいや、謝るようなことじゃないよ。こっちこそごめんね。」
    野津敬一:「ここにはその人達に言われてきたのかな?」
    テンペランス:「ううん」かぶりをふる
    テンペランス:「いつかは痛くなくなるといっても、痛いものは痛いもの」
    テンペランス:「だから、こっそりここに来て、ちょっと遊んだりして痛いことを忘れるの」
    野津敬一:「痛いのは、辛いもんね」
    野津敬一:「そっか、じゃあ、邪魔しちゃったみたいだね。」
    テンペランス:「…悪い子だから」きゅっと、ワンピースの裾を握る
    テンペランス:「邪魔なんて!そんなんじゃないわ」
    野津敬一:「あはは、よかった。」
    テンペランス:「痛そうにしているあなたも、放っておけないもの」
    テンペランス:「…でも、もし、もしよ」
    野津敬一:「もしも、なに?」
    テンペランス:「それでも悪いと思っているなら」だんだん声が小さくなっている
    テンペランス:「…あれで、一緒に遊んでほしいわ」ちょん、とブランコを指し示す
    野津敬一:うーん、と少し悩んだフリをして
    野津敬一:少女を汚さないようハンカチで包帯から滲んだ血を拭う
    野津敬一:「別に悪いとは思ってないけど。」
    野津敬一:「うん、俺も君と遊びたい気分だ。」
    野津敬一:人懐っこい笑みを浮かべながら、少女の体を抱き上げる
    テンペランス:「ひゃうっ!?」いきなり高くなった視界にびっくりした
    野津敬一:「よい、しょ」
    野津敬一:少女の小さな体を優しくブランコに下ろす
    野津敬一:「よし、しっかり鎖を掴んでね」
    テンペランス:「わっ、わっ…あっ……」ブランコに降ろされて、目がキラキラしだす
    野津敬一:「いくよー」
    テンペランス:「うんっ、わかったわ!」しっかり鎖をにぎる
    野津敬一:トーン、とゆっくり少女の背中を押す
    テンペランス:「わあ…!」
    野津敬一:「次はもうちょっと強く行くよー」
    野津敬一:トーン
    テンペランス:「はい!…ふふっ!とても楽しいわ!」きゅっと一瞬目をつむって、風の心地よさにその目を開けて
    野津敬一:風が少女の髪を揺らす
    野津敬一:目を真っ直ぐに開いた先には春の穏やかな星の光がある
    野津敬一:「楽しいならよかった。」
    テンペランス:「ええ!風が気持ちいいし」揺られる中、貴方に振り返り
    テンペランス:「あなたの手が、とても暖かいから」
    野津敬一:きい、きい、とブランコの軋む音が夜の公園に響く
    野津敬一:「春先とはいえ、まだ夜は寒いからね」
    テンペランス:「はーい!」元気のいい返事だ、先ほどまでの暗さはない
    野津敬一:とん、とゆっくり背中を押す
    野津敬一:「痛いの、少しは忘れられた?」
    テンペランス:「…ええ、それもあるけど」
    テンペランス:「久しぶりに、あたたかい手に触ってもらった気がするの」
    テンペランス:「だから大丈夫!」
    野津敬一:きい、きい、とブランコの軋む音が夜の公園に響く
    野津敬一:「よかった。」
    テンペランス:「…人に会ったら、『アガルタに来て』って言いなさいって言われているのだけど」
    野津敬一:その音を止めるように、少女の痛みを受け止めるように、そっとその小さな体を抱きとめる
    テンペランス:「あなたの手が冷たくなってしまうのは、嫌だわ」
    野津敬一:「アガルダに行くと冷たくなっちゃうんだ。」
    テンペランス:「あそこの人の手は、皆冷たいの」
    野津敬一:「俺、冷え性だからそれは困っちゃうなあ。」と人懐っこい笑顔を浮かべながら冗談を言う
    野津敬一:「ならさ。」
    野津敬一:「俺と一緒に来ない?」
    テンペランス:「…お兄さんと?」
    野津敬一:「うん。」
    野津敬一:「君みたいに、誰かに痛くされてる子をさ。」
    野津敬一:「守ったり保護したりしてるとことコネがあるんだ。」
    テンペランス:「…冷たい手の人たちが、追いかけてくるわ」
    テンペランス:「お兄さんは、また痛い思いをするかもしれない」
    野津敬一:「そりゃ怖い。」
    野津敬一:「けど、君が怖い思いするよりはマシじゃないかな。」
    野津敬一:「俺、君よりは『お兄さん』だしさ。」
    テンペランス:「………」
    野津敬一:「それに、痛いのには慣れてるしね。」
    テンペランス:ぎゅっと体を押し付ける、見えない何かから逃げるように
    野津敬一:「っと、危ない。」
    テンペランス:「……お願い、お兄さん」
    野津敬一:ブランコから落ちそうになった少女の体を支える
    テンペランス:「私をどこかへ連れてって」

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでどうぞ
    野津敬一:保護対象/テンペランス/庇護○/罪悪感

    OP2


    GM:シーンプレイヤーは四条さんです、登場侵蝕をどうぞ
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (34 → 37)

    GM:四条学院 4月 講堂
    GM:この日は編入生徒が入ってくる初めての入学式だった
    GM:式は恙無く進行し、主席入学の北大路雪弥が、登壇して入学の言葉を述べている
    GM:そして彼は降壇する途中に
    北大路雪弥:「わっ、あっ、やっば」
    GM:階段で躓いて落ちた。


    GM:同日 四条学院 教室
    GM:全校生徒の前で盛大に転んだ学年主席は、羞恥で机の上に突っ伏している
    四条さんご:突っ伏しながらも、その耳が僅かに聞き取れる静かな足音が君へと近づいてくる。
    四条さんご:「北大路さん、でしたか?頭などはぶつけておりませんか?」
    四条さんご:す、と刺繍の入ったハンカチが机の上に置かれた感覚がある。
    北大路雪弥:「う、ううん…怪我は特にしてないよ…」
    北大路雪弥:ちら、と顔をあげる、真っ赤っかである
    北大路雪弥:「穴があったら入りたいな…」
    四条さんご:深く熟成したワインの赤を思わせる瞳が、そちらの目線を捉える。
    四条さんご:「まぁ。校舎に穴をあけるのは勘弁してくださいね?」
    四条さんご:「こう見えて歴史のある……つまり、古いのです」
    四条さんご:冗談を言うようにクスリ、と口元を持ち上げる
    北大路雪弥:「開けないって!?」
    四条さんご:「それはよかった。先程は、床が抜けてしまうと思うほど大きな音でしたから」
    四条さんご:「あぁ。名乗り遅れました。ごきげんよう、四条さんごと申します。」
    北大路雪弥:「…うん、わかってる…さっきも言ったしね」ぺらぺらと先ほどの原稿を捲る
    北大路雪弥:一瞬どう返すのか迷った後「…ごきげんよう、北大路雪弥です」
    北大路雪弥:これでいいのかな…?と首をかしげている
    四条さんご:「ふふ」笑い声に髪を揺すらせる。「ご無理はなさらなくても大丈夫ですよ」
    四条さんご:「それとも私がこんにちは、と言うべきだったかもしれませんね」
    四条さんご:「それで、先程ぶつけた箇所は大丈夫ですか?よろしければ、保健室をご案内しますが」
    四条さんご:教室の窓からは、併設された病院の外壁が見える。当然、保健室にも充実した設備がある。
    北大路雪弥:「ん、ああいや、それは大丈夫、多分、これから合わせなきゃいけないのは俺の方だしね」教室を軽く見渡して
    四条さんご:元は女学院だったのもあって、ほぼ女生徒が教室内を占めている。まばらに見えるのは別々の制服を纏った男子達だ。
    北大路雪弥:「保健室も…今はいいや」
    四条さんご:「あら、それは残念。せっかく新しい風習を取り入れる機会だと思いましたが」言葉ほど気にしてないような口調。
    北大路雪弥:座りなおす、なお制服は近所からのもらい物だ
    四条さんご:「お強いのですね。さすがは男の子……でしょうか?」
    四条さんご:問いかけるように首を傾げる。学校内では異性のサンプルが多くない。
    北大路雪弥:「一般的、と言うつもりは無いけど、もともとそこまで当たってはいなかったからね、これくらいは平気」
    北大路雪弥:「やっぱ、男子は珍しい?」
    北大路雪弥:元々女子高だとは聞いていた、今まで異性と会う機会はあんまりなかったのだろうか
    四条さんご:「えぇ。見ての通り。開かれて間もない温室育ちなものですから」
    四条さんご:「興味はあっても話しかける勇気がない、と思ってる子が殆どです。不慣れなもので。許してくださいね?」
    四条さんご:教室内に目を向ければ、こうして会話してる姿を遠巻きに見る女子生徒もちらほら見受けられる。
    北大路雪弥:「ああ、わかった、これからよろしく。俺もあまり人と話すのが得意ってわけじゃないけど、頑張ってみるよ」
    四条さんご:「あら、それならお互いに頑張る。ということになりそうですね」
    北大路雪弥:「そうかも、お互い初心者だ」
    四条さんご:「えぇ。……こう見えて、私も不安だったんです。でも、皆さんに頼られるとNOとは言えず」
    四条さんご:「優しそうな方で安心しました、北大路さん。」
    四条さんご:「初心者同士、仲良くしてくださいね?」
    北大路雪弥:「あはは、優柔不断すぎてよく怒られるんだけど、四条さんがそう言ってくれるならちょっと前向きに考えられそうだ」
    北大路雪弥:「うん、よろしく、いい学生生活にしようね」
    GM:そんな話をしてから、もうすぐ1年になる

    GM:3月下旬 街中
    GM:終業式も終わり、春休みに入った
    GM:北大路雪弥は、最後の数日、音信不通状態だった
    GM:この年の成績に特に不都合は無い、とはいえ、この状態は春休みに入っても変わらず
    GM:来年度の出席がひそかに危ぶまれていた
    四条さんご:春の訪れを感じ、時折吹く風に桜の花びらが舞う季節。
    四条さんご:私服のブラウスに桜に合わせた上着を羽織り、久々に外出許可を取り付け、街中を散策していた。
    四条さんご:特に目的があるわけではない。
    四条さんご:ともすれば、仲のいい友人に『優柔不断』と称されたことで、自分でも少し、何かを決めてみよう……そう思ったゆえの外出だった。
    GM:3月下旬の街は、春休み中の他の学生や親子連れなどで少々人が多い
    GM:広場での催し物やショッピングモール前にあるピンクを基調とした風船の間に
    北大路雪弥:雪の結晶のような模様の入った神父服のようなものを着て、少しふらふらとした足取りで歩く見知った顔
    四条さんご:「あら」見知った顔に……見知った服。
    GM:最近よく聞く宗教団体の人間が、そんな感じの服を着ていた気がする
    四条さんご:ただしそれは説教をする神父様の、という意味であり。生徒の立場からすれば違和感だ。
    四条さんご:更にはそのような模様があれば、代紋を背負った和服。とでも言わんばかりの違和感だ。
    四条さんご:「宗旨変えとは……いえ。外部生に押し付けるのも酷ですか」
    四条さんご:シスター服を着こなす友人のことを思い出しながら、心持ち早足で北大路さんに近づいていく。
    四条さんご:「ごきげんよう、北大路さん。今日はミサへの参加ですか?」
    北大路雪弥:時折何かを払うように頭を振りながら歩く彼をどうにかこうにか見つける
    北大路雪弥:「……四条……さん………?」
    北大路雪弥:明らかに憔悴しきった声
    北大路雪弥:「来ちゃ……駄目だ……」そのままゆっくり距離を取る
    四条さんご:「はい、四条さんごです。ごきげんはよろしくなさそうですね」
    四条さんご:「いかがなさいました?体調が悪いのなら、うちの病院のツテを紹介しますが」
    北大路雪弥:「今の俺に…近づいたら……!」近寄ってくる四条さんから急いで距離を取り、近くの路地裏に走る
    四条さんご:「近づくのを忌避されるとは、アレルギーの類でしょうか?」
    四条さんご:かしげた首にサラリと糸のような髪が揺れる。
    四条さんご:「あら」
    四条さんご:かつこつ、とその後を追う。急いでいるように見えないが、不思議と引き離されない速度。
    GM:逃げ込んだ路地を覗き込んでも、そこに彼の姿はない
    四条さんご:だから、逃げ切られたというのなら、見た目通りではなく。別の要因。
    四条さんご:「………あら、まぁ」
    GM:まるで攫われたように、あるいは
    GM:貴方の知る”事情”であれば、心当たりはいくつかあるだろう
    四条さんご:「北大路さーん?」とりあえず思いつく手段を実行。声で呼びかけ。周りを見渡す。下、そして上。
    四条さんご:"人"に限らなくても良い。例えば潰れた地面。ひしゃげたパイプ。
    四条さんご:大型の獣が通るような痕跡だろうと、先入観なく目をつけて。
    GM:”何も”無い、裏路地はいつも通りの日常を過ごしている
    四条さんご:"何もない"────はずがない。なぜなら今まさに、人が入っていったのを見たのは己で。
    四条さんご:"なにかあった"、そして"なにもなくなった"。そういう状況だ。
    四条さんご:「……………ふぅん。ほぉ、へぇー。あとはなるほど、かしら」
    四条さんご:パッと思いつく、納得の相槌を独り言つ。
    四条さんご:薄暗い路地裏で、なお昏く、赤の瞳が細められる。
    GM:prrrrrrrr
    GM:日常の一環のように、貴方のスマートフォンが鳴る
    四条さんご:「とまれ、割と自分でも驚きですね。非日常であることを前提に考えるなんて。ふふ、これならボーッとしているなんて言われずに……」小さな声でつぶやき。
    四条さんご:「あら」
    四条さんご:自然な動作でスマートフォンを取り出し、画面を見る。
    GM:発信者はUGN、どうやらこれは、非日常への招待状だ
    四条さんご:「このタイミング。まるで物語の一節のようですね。消えた誰か。そしてその先に広がる非日常───」
    四条さんご:「そのものは七度転び、しかし八度起き上がる。でしたか。さて。」
    四条さんご:軽い操作音と共に、髪を避けて端末へ呼びかける。
    四条さんご:「ごきげんよう。"アイリス"、四条さんごです。─────なにかご用命でしょうか?」
    四条さんご:"なにもない"路地を見て、小さくつぶやく。
    四条さんご:さぁ、日常の裏。縁の下。舞台の袖。
    四条さんご:あらゆる事件を"何もなかった"とするために、UGNのお仕事の時間です

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでどうぞ
    四条さんご:友人 北大路雪弥 ○P興味/N心配

    OP3


    GM:シーンプレイヤーは飛鳥君と鎌倉さんです、登場侵蝕をお願いします
    鎌倉のの葉:はーい!
    鎌倉のの葉:1d10+31
    DoubleCross : (1D10+31) → 1[1]+31 → 32

    飛鳥ヒノト:まちがえた
    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (31 → 32)
    飛鳥ヒノト:お揃い!
    GM:仲良し
    鎌倉のの葉:遅り!
    鎌倉のの葉:お揃い!

    GM:3月下旬 映画館
    GM:春風の吹く温かい日のことだ
    GM:君たちは何回目かのデートに来ていた
    飛鳥ヒノト:もくもくとポップコーンを咀嚼する。
    飛鳥ヒノト:そこそこ人気の映画だという話だったが、席の埋まりはまばらだ。
    飛鳥ヒノト:(ま、平日だしな)
    鎌倉のの葉:「わぁ……」映画に釘付けになっている。君と交際を始めてから、少女は良く笑うようになった。
    鎌倉のの葉:歪な状態から始まった2人の関係。今では、こんなにも自然に、少女は君の隣にいることが出来ている。
    飛鳥ヒノト:ふと、スクリーンの反射光にぼう、と青白く浮かび上がる、彼女の方を見た。
    鎌倉のの葉:「……?」ふと、隣の君と目が合うだろう。
    飛鳥ヒノト:なんでもないよ、と小さく笑いかけて画面に視線を戻す。
    鎌倉のの葉:君の方に僅かに身を寄せる
    飛鳥ヒノト:「(折角予定が合ったんだしちゃんと楽しまないとなあ)」
    飛鳥ヒノト:「ひゃ」
    鎌倉のの葉:映画館なので大きい声を出せない。なので
    鎌倉のの葉:少女が、君に耳打ちで話しかけるのはいたって自然なことだ
    鎌倉のの葉:(ヒノトくん。映画に集中しないとダメです。それとも)
    鎌倉のの葉:(あんまり、面白くないですか?)
    飛鳥ヒノト:おっと。
    飛鳥ヒノト:「(面白いことが目の前にあったら、君の事を気にしちゃダメ?)」
    飛鳥ヒノト:同じく少しだけ身を乗り出して、耳元に囁く。
    鎌倉のの葉:(も、もう!……ダメじゃ……ないです……)
    飛鳥ヒノト:クスクス笑いを抑える。ちょっとだけしてやったりという気分だが、お陰で台詞を聞き逃した。
    鎌倉のの葉:(も、もう。お陰で台詞を聞き逃しちゃったじゃないですか)
    飛鳥ヒノト:そろそろ映画も佳境である。予算をふんだんにつかったCGが目に楽しい。
    飛鳥ヒノト:……それはそれは。お揃いじゃん。
    鎌倉のの葉:スクリーンには、クライマックスシーンが流れている
    鎌倉のの葉:困難を乗り越えて結ばれた男女が、抱きしめあい、お互いに愛の言葉を囁いているシーンだ。
    鎌倉のの葉:……
    鎌倉のの葉:……
    鎌倉のの葉:……
    飛鳥ヒノト:……
    鎌倉のの葉:その大きな瞳は瑞々しく潤んでおり。頬は僅かに朱に染まっている。
    飛鳥ヒノト:(……思ったより激しくやるな……)
    鎌倉のの葉:(ヒノトくん。……その)
    飛鳥ヒノト:ちら、と視線をのの葉に移す。
    飛鳥ヒノト:彼女も自分の方を見ているのに気づきどきりとする。
    鎌倉のの葉:(ごめんなさい。……あの、こんな所ではしたないって思わないでくださいね?)
    鎌倉のの葉:(……ほしい……です)
    飛鳥ヒノト:「う………………」
    飛鳥ヒノト:……仕方ない。
    飛鳥ヒノト:彼女が悪いわけでなし。こうなった以上、他に収め方があるわけでなし。
    鎌倉のの葉:飛鳥ヒノトと交際するようになり、少女は変わった。前よりも、自分の気持ちを表に出すようになった。分かりやすく言うと、甘えるようになったのだ。
    飛鳥ヒノト:内心で映画館利用者に謝りつつ、周囲の席が埋まっていないのに感謝しつつ。
    飛鳥ヒノト:おずおずとネクタイをほどき、首を差し出す。
    鎌倉のの葉:おずおずと、君の首筋に唇を近づける。……彼のことだ。このような場で致すことを多少気にかけているのかもしれないと分かる。
    鎌倉のの葉:そんな彼を安心させるように。
    鎌倉のの葉:(大丈夫です。みんな、映画に夢中です。誰にも気づかれません)
    鎌倉のの葉:(――――ヒノトくんが、声を出さなければ)
    鎌倉のの葉:か ぷ っ
    飛鳥ヒノト:「っ」
    飛鳥ヒノト:以前衝動を抑えるための、やむを得ない行為として行われていたそれは、
    飛鳥ヒノト:とっくに別の意味を持ってしまっている。少女の唇が自分に触れ、牙が血を吸い出していくごとに鼓動が上がっていく。
    飛鳥ヒノト:「(いや……必要だから……必要なことだから……)」内心で言い訳。
    鎌倉のの葉:(んっ……)一滴の血液が垂れる。妙に生暖かいそれは、君の首筋を伝っていく
    飛鳥ヒノト:自分の指を噛んで声と気分を抑える。
    飛鳥ヒノト:気づけばロマンスのシーンも終わり、エンドロールが流れ出そうかというところだった。
    飛鳥ヒノト:「(えっと、のの葉。そろそろ……)」
    GM:…二人、知覚判定をお願いします、難易度は…この距離だし5で
    鎌倉のの葉:知覚!
    鎌倉のの葉:2dx+1>=5
    DoubleCross : (2DX10+1>=5) → 9[8,9]+1 → 10 → 成功

    飛鳥ヒノト:1dx>=5
    DoubleCross : (1DX10>=5) → 9[9] → 9 → 成功

    GM:…では
    GM:エンドロールで暗転した映画館、貴方たちの頭上
    GM:何か重くて、大きなものが落ちてきている
    飛鳥ヒノト:「!」
    鎌倉のの葉:「??」
    飛鳥ヒノト:《ワーディング》を使用。のの葉を抱えて跳びます。
    GM:OK、では観客は昏倒します
    鎌倉のの葉:お姫様抱っこされたまま、ヒノトくんにしがみついています
    鎌倉のの葉:「えっ……?いったい、なにが……?」
    GM:飛びあがったその一瞬、確認できたのは
    ----:棺桶を持った、白い髪の青年だ
    飛鳥ヒノト:彼女を別のシートに下ろし、はだけた胸元を直しながら乱れた息を整えます。そう、謎の襲撃者によって乱れた息を。
    ----:人のせいかそれ…?
    飛鳥ヒノト:「……何者かな?」
    飛鳥ヒノト:ばつが悪そうに咳払い。
    ----:「…見ていたぞ」
    ----:「淫らな行為をしていたな」
    ----:声は淡々としている
    飛鳥ヒノト:「それは誤解だ」
    飛鳥ヒノト:食い気味。
    鎌倉のの葉:「っっっっ~~~~?!」
    飛鳥ヒノト:「確かに映画館での行いとして……あまりマナーがいいとは……くっ」
    鎌倉のの葉:顔が真っ赤に染まって、シートの上で小さくなっている。
    飛鳥ヒノト:「言えないが! こちらにはそうせざるをえない事情があって……」
    飛鳥ヒノト:強い調子を維持できない。
    ----:「だから、アガルタ様の身許に送る」
    飛鳥ヒノト:だって本当に分別があったら一旦出るもんね! 上映スクリーンを!
    ----:貴方たちの狂った調子に動じることなく、さらりと鎖の音を鳴らす
    飛鳥ヒノト:「アガルタ様?」
    飛鳥ヒノト:「どうやら特殊なコスプレをしたただの正義漢ではなさそうだね」
    ----:再び、重い何かが風を切る音
    飛鳥ヒノト:「っ」
    ----:重量操作によって直線軌道を描きながら、質量が襲い掛かる
    飛鳥ヒノト:どこから取り出したか、音の方へ向かって素早く長い棒のようなものを振る。
    飛鳥ヒノト:不朽にして毀れぬ、ダマスカス鋼の鞘!
    GM:がつんと音を立ててそれが逸れる
    飛鳥ヒノト:「のの葉! 無事かい?」
    GM:手ごたえからして木製、形状は棺桶に近いようだ
    鎌倉のの葉:「は、はい!」
    飛鳥ヒノト:手が痺れるのを敵に悟られぬようにして。
    鎌倉のの葉:「っ!!」ヒノトくんの様子がおかしいことに気づく。
    鎌倉のの葉:「こ」「こっちです!」ヒノトくんの手を取って、逃走を試みます
    飛鳥ヒノト:「よしきた」
    ----:「逃がすか………」もう一度貴方たちに先ほどの棺桶を当てようとするが
    飛鳥ヒノト:手を引かれながら鍛えられた体幹で座席に飛び乗り、並走する。
    ----:途中でその速度ががくりと落ち、客席に激突する
    飛鳥ヒノト:「あー、すまない。ちょっと僕らも羽目を外していた!」
    飛鳥ヒノト:「だから──────?」
    ----:吹き飛ぶ座席から逃れようとする貴方たちの視界の端
    飛鳥ヒノト:襲撃者が調子を崩したことに気づく。
    鎌倉のの葉:「……ど、どうしたんでしょう」
    飛鳥ヒノト:「うーん、心配だな」
    ----:ふらついたように立つ襲撃者の姿があった
    鎌倉のの葉:「……心配?あの人のことが、ですか?」
    飛鳥ヒノト:「公共の場でこんなパトロールを日常的にしているやつが居たら、とっくにUGNに補足されてるのが普通だし」
    飛鳥ヒノト:自分たち以外に公共の場でこんな行為に及ぶ人間がいなかった可能性については考えない。
    飛鳥ヒノト:考えないって言ってるだろ。
    飛鳥ヒノト:「じゃなきゃいきなり始めたってことだ。覚醒したてで能力が上手く扱えないのかも」
    鎌倉のの葉:「……ヒノトくん。今、あの人に襲われたばっかりだってわかってます?」
    鎌倉のの葉:だが、その瞳は穏やかだ。
    飛鳥ヒノト:「暴走状態にあったらそれこそ放っておくのはちょっとまずいしね」
    鎌倉のの葉:「……もう」鎌倉のの葉は知っている。彼が、そういう人だっていうことを。
    飛鳥ヒノト:(僕が言うのもなんだけど…………)
    鎌倉のの葉:暗闇に閉じこもっていた自分に、手を差し伸べてくれた。勇気のある人だってことを。
    飛鳥ヒノト:「おい君! アガルタ様っていうのは何かな。君だけに見える特殊な何かなのか、それとも」
    飛鳥ヒノト:剣を鞘に収めたまま、臨戦態勢で彼のもとへ歩いていく。
    飛鳥ヒノト:「君にそうするように命じた偉い人なのか」
    GM:では、近づいてきたあなたにはこれが聞こえてくる
    GM:通信越しの声だ、音質はあまり良くない
    ----:「ゼクス ゼクス 何があったのですか、背教者は 」
    飛鳥ヒノト:「……へぇ」
    ----:「 返事が無い どうやらまだ教化が足りてないようですね 」
    飛鳥ヒノト:声の発生源を探りながら、一気に足を速める。
    ----:「 至急回収します、皆さん、祭儀の準備を 」
    飛鳥ヒノト:「のの葉! 支部に連れ帰ろう」
    鎌倉のの葉:「……はい!」
    ----:”ワールウィンド”
    ----:目の前の襲撃者を、風が攫った
    鎌倉のの葉:「きゃっ!?」
    飛鳥ヒノト:「お──わ!」
    飛鳥ヒノト:一瞬、左目が闇色に輝き、数センチだけ鞘から覗いた刀身が風の流れを断つ。
    飛鳥ヒノト:それだけだ。彼はもう居ない。
    鎌倉のの葉:「きえ……た……?」
    飛鳥ヒノト:「…………うーん」
    GM:残ったのは、散らかった客席と、昏倒する人々、そして銀幕に浮かぶTHE ENDの文字だけだ
    飛鳥ヒノト:吹き飛びかけたソフト帽をキャッチする。
    飛鳥ヒノト:「困ったな。」
    鎌倉のの葉:「……」
    鎌倉のの葉:「どこに行っちゃったんでしょう」
    飛鳥ヒノト:「さぁね。せっかくの休日だったのに」
    飛鳥ヒノト:「これ、非番じゃない人に押し付けらんないかな。……交戦した発端は上手いことぼかして」
    鎌倉のの葉:「……ヒノトくん?(じーっ」
    飛鳥ヒノト:「……はは、ごめんごめん。僕のお姫さまがやる気だっていうなら勿論」
    飛鳥ヒノト:「働くさ。どうせ手が空いてる人なんていないしね」
    鎌倉のの葉:「……そう言うって思ってました。ヒノトくんなら」
    鎌倉のの葉:「それと」
    鎌倉のの葉:きょろきょろ、と辺りを見回して君に耳打ちする
    鎌倉のの葉:(次からは)
    鎌倉のの葉:(……もっと、周りに注意してからやりましょうね?)
    飛鳥ヒノト:「うん、次はこういう所ではやめとこうね」
    飛鳥ヒノト:「って言えないのが僕のダメなところだよなぁー」
    飛鳥ヒノト:言及の調子の割に、本当にダメなところである。
    飛鳥ヒノト:支部に連絡、隠蔽、事後処理の手配。
    飛鳥ヒノト:「それじゃ。調査を始めよう」

    GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでどうぞ
    鎌倉のの葉:謎の男/〇興味/罪悪感
    鎌倉のの葉:ヒノトくんは、固定ロイスで〇愛情/負い目 で取得済み
    飛鳥ヒノト:ロイス取得。謎の存在/アガルタ/調査目標◯/罪悪感
    飛鳥ヒノト:この罪悪感は悪行を咎められたことへのやつです
    鎌倉のの葉:その通りです
    GM:はい(懺悔室感)
    四条さんご:主もそうだそうだと言っています

    ミドル1


    GM:合流と一回目の情報収集シーンです、皆さん登場侵蝕をお願いします
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (50 → 53)
    野津敬一:きゃほー
    鎌倉のの葉:1d10+32
    DoubleCross : (1D10+32) → 10[10]+32 → 42

    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (37 → 46)
    鎌倉のの葉:興奮してます
    飛鳥ヒノト:また!
    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (32 → 41)
    GM:そりゃあ…昨日あんなことがあったからね…

    GM:荊高市 UGN支部 会議室
    GM:ほどなくして、君たちはこの市のUGN支部から出された協力依頼を受け、会議室に集まっていた
    GM:水族館のバックヤードにあるこの部屋に、支部長が来るまで少し時間もある、4人で話くらいはできそうだ
    飛鳥ヒノト:「荊高に着たのは初めてだから、どうなるかと思ったけど」
    飛鳥ヒノト:「また先輩と一緒の仕事とはね。狭いなぁUGN」
    野津敬一:「全員初めましての場合よりはやりやすいから」
    飛鳥ヒノト:鞘に収めた剣を抱えるように折りたたみイスに腰掛けている。
    野津敬一:「俺はありがたいけどね」
    野津敬一:人懐っこい笑顔を浮かべながらヒノトくんの言葉に応えます
    野津敬一:「あ、勿論はじめましての人がいやってわけじゃないから、よろしくね」
    鎌倉のの葉:「あの……良かったら、これ……」遠慮がちに鞄から絆創膏(ハート模様)を取り出し、野津君に渡す。
    野津敬一:と笑いながら鎌倉さんと四条さんに話しかけます
    四条さんご:「あら、皆さんお知り合いのようで。新参者は私だけでしょうか?」
    鎌倉のの葉:※ヒノトくんの首筋にも同様の絆創膏が貼ってあったりする。
    四条さんご:そのやり取りを見ながら、揺らぐ水面のような微笑みで答える。
    野津敬一:「ありがとー。じゃあ一個もらっておくね。」
    飛鳥ヒノト:「僕が2人と知り合いなだけで、この2人は初対面かな」野津くんと鎌倉さんのことだ。
    四条さんご:「四条さんごと申します。お見知りおきを。」
    鎌倉のの葉:「鎌倉のの葉といいます」
    四条さんご:「そうでしたか。顔が広いお方なのですね」
    飛鳥ヒノト:「ご丁寧にありがとう、チルドレンの飛鳥ヒノト、初めまして」
    野津敬一:「四条さんと鎌倉さん。品のいい名字で羨ましいなー」
    野津敬一:「俺は野津敬一。コードネームは"蓮の台"。よろしくね」
    四条さんご:「鎌倉さんに飛鳥さん、野津さんですね。よろしくお願いいたします」
    四条さんご:「しかし、皆様すでに負傷をされているご様子。これは、私が一番に働かなければ、というところでしょうか」
    飛鳥ヒノト:「(顔が広いと言うか、のの葉とは一緒に遊びに来ていたからなんだけれど……)」
    四条さんご:ヒノトくんの絆創膏や野津くんの傷跡をちらりと見やる。血の匂い。
    飛鳥ヒノト:経緯をさほど解説したくもないので黙っておく。
    野津敬一:「ん。働いてくれるならありがたいけど」
    鎌倉のの葉:四条さんの言葉に、なぜか赤面して小さくなる
    飛鳥ヒノト:「あ、大丈夫だよ。僕のは負傷ってほどじゃないし、野津さんはいつも死にかけてるから」
    野津敬一:「俺のことならそんな気にしなくていいよ。そういう体質と能力だから」
    野津敬一:「自分で言うのはいいけど人に言われるとちょっとアレな気持ちになるね」
    野津敬一:と人懐っこい笑顔を浮かべながらいいます。
    四条さんご:「あら、まぁ。世界は広いですね。死にかけてるのに大丈夫だなんて。殿方はタフでいらっしゃるのかしら」
    四条さんご:冗談と受け取ってクスクスと笑う。
    飛鳥ヒノト:「パフォーマンスはちゃんと出る。頼もしい申し出はありがたいから、ほどほどに頼らせてもらうけどね」
    野津敬一:「さあ、どうだろ。見栄っ張りではあるだろうけど。」
    鎌倉のの葉:「本当に大丈夫ですか……?すごく濃い……(血の)匂いがします」
    飛鳥ヒノト:微笑を浮かべたまま片目を瞑る。
    鎌倉のの葉:血の部分は小声で。
    野津敬一:「………そんな匂うかな。ちゃんとお風呂には入ってるんだけど」
    鎌倉のの葉:「ご、ごめんなさい!そういう意味じゃないです」手をブンブン振って否定
    四条さんご:「あぁ、私だけではないのですね」鎌倉さんをちらりと見る。
    野津敬一:学ランの裾の辺りを鼻先に持ってきてスンスンと匂いをかぎます
    飛鳥ヒノト:「敏感なんだよ、彼女。最近戦った?」
    四条さんご:「すみません。私も少々。能力で血を使うもので、そういう匂いに敏感なのです」
    野津敬一:「ちょっとしたジャームとねー」
    鎌倉のの葉:「えっ?」四条さんの言葉に反応
    飛鳥ヒノト:「おぉ、お揃いじゃない」
    四条さんご:言って、出されていたお茶を少し口に含む。ぺろり、と赤い舌が唇をなめた。
    野津敬一:「じゃあ、俺もついでに能力を紹介させてもらっていいかな?」
    四条さんご:「鎌倉さんもご同類かしら?私の血筋だと、よく似た能力が発言するようですし、親近感がわきますね」
    四条さんご:「拝聴いたします。どうぞ、野津さん」
    飛鳥ヒノト:「お、いつものだ」
    野津敬一:「ありがとー」
    鎌倉のの葉:「いつもの?」
    野津敬一:と言ってそっと自分の耳の裏を撫でる。
    野津敬一:すると君たちにも誰かに耳を撫でられたような感触が伝わってきます。
    飛鳥ヒノト:「うわぅ」
    四条さんご:「んっ」
    野津敬一:感覚の強制共有、これが野津敬一の能力だ
    鎌倉のの葉:「ひゃっ!ちょ、ちょっと、ヒノトくん!?」誰かに触られたと思って振り返る。だが、そこには誰の手もない
    飛鳥ヒノト:「先輩~~~~? 女子がいるとこでそれはセクハラじゃないんですか?」
    飛鳥ヒノト:「ぁやっ! のの葉、ちょっと!」
    四条さんご:「なるほど……」触られた耳を確かめるように髪をかきあげる。
    野津敬一:「こうやって正木ちゃんの時は怒らなかったくせに」
    野津敬一:「っていうか、いつも鎌倉さんの耳そんな風に撫でてるの?飛鳥くん」
    四条さんご:「こういう時に触れる仲なのですね、お二人は」
    鎌倉のの葉:「~っ!」 押し黙る
    野津敬一:「東山さんというものがありながら」
    飛鳥ヒノト:「あ、えーっと…………」
    四条さんご:「あら。新顔」
    飛鳥ヒノト:「言ってなかったけどその……シュリとは別れたんだ」
    鎌倉のの葉:「……」ヒノトくんの顔をちらり、と見る。野津くんの勘違いを完全に理解した顔
    野津敬一:「………」
    飛鳥ヒノト:「何その顔! 僕もこんな流れで説明したくはなかったよ!」
    野津敬一:「ごめん。」
    四条さんご:「………」
    飛鳥ヒノト:「あとこういう時に触れる仲でもないです」
    鎌倉のの葉:「えっ?」
    四条さんご:「東山。……東山朱里歌さんですか。聞いたお名前ですね」病院の娘。
    鎌倉のの葉:「……な、なんでもないです」またも赤面して小さくなる
    野津敬一:(でも次の子に乗り換えるの早くない?一個下の子怖)
    飛鳥ヒノト:「のの葉!」
    四条さんご:「なんともまぁ、温室の外は情報が錯綜してるようで。ついていくのが精一杯ですね。」ふう、とため息。
    飛鳥ヒノト:「ごほん……任務は真面目にやるから」
    野津敬一:「うん、そこは信頼してるよ」
    野津敬一:「えっと、まあ、こんな感じで俺の能力は感覚を相手に伝える能力です」
    野津敬一:「主に自傷してそのダメージを相手に伝える戦い方をするから」
    飛鳥ヒノト:「(初っ端からいいかげんな男であることがバレてしまったな……連携に問題がないといいけど……)」
    野津敬一:「別にいきなりナイフで自分の喉を掻っ捌いても的に操られてるわけじゃないからびっくりしないでね!」
    飛鳥ヒノト:「これが結構無法に強くて」
    飛鳥ヒノト:「ある程度真っ当からはずれた相手にも直接死ぬ感覚を叩き込んで壊せるので」
    四条さんご:「……………(初手から命を掛けるのは、強い弱いなのでしょうか。殿方の感覚はよくわかりませんね)」
    四条さんご:表向きは平静。血液操作により動揺はない
    野津敬一:「ありがとう。飛鳥くんの解説助かる」
    飛鳥ヒノト:「とっさに妨害とかしようとしない方が大抵上手くいくよ」
    四条さんご:「能力については把握いたしました。事前に伝えていただくのは助かりますね」
    飛鳥ヒノト:「ちなみに僕は邪魔しようとして失敗したことがあります」
    四条さんご:「それは人として当然の動きでは?」
    鎌倉のの葉:「そういう人ですからね、ヒノトくんは」ふふ、と穏やかに笑う
    野津敬一:「だからちゃんと説明するようになりました。」
    四条さんご:「いえ……いえ、良いのですが。」
    飛鳥ヒノト:「ふふ。それをすぐ当然って返してくれるさんごさんもね」
    四条さんご:「まあ、これはアプローチをされているのかしら?」
    鎌倉のの葉:「……そうなんですか?ヒノトくん」
    鎌倉のの葉:※アプローチ に対して。
    飛鳥ヒノト:「まさか! 僕が好きな相手はのの葉だけだよ」
    鎌倉のの葉:「~~っっ!!」
    四条さんご:「はい、ごちそうさまでした」
    野津敬一:(めっちゃ吹っ切れてるじゃん)
    飛鳥ヒノト:にこやかに言い放ってから「あんまり信憑性ないねこれ。本当だからね」
    四条さんご:「世間知らずの女子をからかわないでくださいな。……野津さんの感覚共有で、お二人への信頼も伝えていただけると助かりますね」
    四条さんご:「飛鳥さんと鎌倉さんは、能力上の注意事項はございまして?見たところ、飛鳥さんは剣を使いますよね」
    飛鳥ヒノト:「普通の剣士だよ」
    飛鳥ヒノト:「特長は刃こぼれしない剣を使ってること」
    飛鳥ヒノト:のの葉に視線で手番をパス。
    野津敬一:「連携する分には確かに飛鳥くんの言うとおりで問題ないよ」
    鎌倉のの葉:「あっ……。あの、私は、血液を使用します。……私の血は、ちょっと特殊、です」
    野津敬一:と四条さんに補足になってない補足をする
    野津敬一:「特殊って?」
    四条さんご:「まあ」ぱん、と小さく両手を合わせる。
    鎌倉のの葉:「対抗種の因子を持つ血で……。だから、のの葉の血にはあまり触れないでください。それと」
    野津敬一:「気をつけます。」
    鎌倉のの葉:「……稀に、どうしても血が欲しくなっちゃう時があるんです。……そういう因子を持つキュマイラ、です」
    四条さんご:「先程からどうにも鼻をくすぐられる気分でしたが……鎌倉さんの血でしたか」
    飛鳥ヒノト:なんとなく目を明後日の方向へそらす。
    野津敬一:(蛭とか蚊んぼとかのキュマイラ因子かな?)
    鎌倉のの葉:「……あの。もしかして」
    鎌倉のの葉:「……四条さんも?(サキュバスなんですか?)」
    四条さんご:「ふふ」その目線を受けて緩やかに微笑む。
    四条さんご:「どうやら、私も鎌倉さんと同じですね。ただ、血も少し特殊ですが、単体では危険ではありません」
    野津敬一:(四条さんも蚊んぼのキュマイラなの?珍しいのが揃ったな)
    四条さんご:「まさか血族以外でお会いするとは思いませんでしたが。えぇ、仲良くなれそうで良かったわ、鎌倉さん」
    鎌倉のの葉:「……!」思わずヒノトくんを見て、すぐに四条さんに視線を戻す
    飛鳥ヒノト:「へぇ……(サキュバスなんて)のの葉以外では初めてお目にかかるな」
    四条さんご:先日、吸血鬼の祖先と殴り合ったところである。吸血鬼の。
    鎌倉のの葉:「な、なかよくなりたいです。四条さん!」
    飛鳥ヒノト:「ただでさえ幻想種って珍しいし。奇妙な偶然もあるもんだ」
    野津敬一:「僕は(蚊んぼなんて)初めてだよ」
    飛鳥ヒノト:うんうんと頷く。大変なんだろうな~という目。
    野津敬一:(蚊んぼじゃなかった)
    四条さんご:「珍しいこと……なんでしょうね。ふふ」
    四条さんご:「なおさら、この出会いを大事にしたいものです。……と言っても、ああ」
    四条さんご:身を寄せ合う鎌倉さんと飛鳥くんをみて
    四条さんご:「血が吸いたくなっても、取るつもりはありませんからご安心を」
    四条さんご:瞳の赤が深まる笑顔でクスリと笑う
    鎌倉のの葉:「あ、あげません!」
    鎌倉のの葉:「ダメです!絶対!」
    飛鳥ヒノト:「ふふふ」
    飛鳥ヒノト:目を細めて笑う。
    野津敬一:「……支部長まだかな~」
    四条さんご:「取りませんよ。間に合ってますので……なーんて」
    野津敬一:見てられないというように目をそらしながらそう言います
    鎌倉のの葉:「ま、間に合ってるんですか!?なににです!?」
    四条さんご:「そうですね。お互いの緊張もほぐれたところですし」抗議をスルー。
    GM:こんこんこん、と会議室に軽いノックの音
    野津敬一:「どうぞー」
    支部長:「お疲れ様でーす!」快活な笑顔で扉を開ける
    支部長:片手に資料、もう片手でテンペランスを背負っているといったいでたちだ
    飛鳥ヒノト:「お疲れさまです。UGN荊高支部長」
    飛鳥ヒノト:「……そちらの女の子は?」
    野津敬一:支部長に近づいてテンペランスちゃんの方を受け取ろうとします
    支部長:「はーい!皆さんも仲が良さそうで何よりです!」
    野津敬一:「よかった。みなさんが静になるまで何秒かかりましたとか言われなくて」
    支部長:「はい、どうぞー」野津君に優しくテンペランスちゃんを渡す
    野津敬一:「よいしょ」「支部長もお疲れさまでした」
    支部長:水族館のステージでパフォーマンスしている人の笑顔だ
    飛鳥ヒノト:「任務に関係ない話結構しちゃったからね」
    野津敬一:「イルカショー楽しかった?」とテンペランスちゃんに声を掛けます
    四条さんご:「ですが、初対面同士で交流を深めるのも大事でしょう?私としては楽しかったですが。」
    支部長:「いえいえー僕もちょっと色々あって今来たばかりですからねー」
    飛鳥ヒノト:「外部の人にそう言ってもらえると気楽」
    四条さんご:「お疲れさまです、支部長さん」
    テンペランス:「…ちょっとだけ見られた」指でちょこっとを示してみる
    鎌倉のの葉:「お邪魔しています……」ぺこり、とお辞儀
    野津敬一:「よかった。今から真面目な話をするけど、ちょっとだけ我慢しててねー」
    支部長:「じゃあ、遅くなっちゃいましたし、案外時間もないので、急いで説明しちゃいましょうか」
    野津敬一:と言ってテンペランスちゃんの髪を軽く撫でて支部長の方に視線を向けます
    野津敬一:「お願いします」

    GM:では、情報項目を張り付けていきます

    情報項目 アガルタについて 情報:UGN/情報:噂話 それぞれ7
    テンペランスについて 交渉 7(野津君のみ5)
    支部付近のFHセルについて 情報:UGN 8

    GM:今調べられるのはこの4つ(アガルタについてはUGNと噂話で出てくる内容が変わります)
    野津敬一:こ、交渉…?
    飛鳥ヒノト:バディムーブあるから安心して
    鎌倉のの葉:ヒノトくん!頼りになります!
    野津敬一:つまり、1/10以外なら成功するというわけね
    四条さんご:すごーい
    飛鳥ヒノト:固定値あるじゃんって思ったけど
    GM:各自宣言して好きに振ってOKです
    飛鳥ヒノト:1ならファンブルか
    野津敬一:テンペランスについて 交渉 7(野津君のみ5)
    野津敬一:行きます。
    野津敬一:1dx
    DoubleCross : (1DX10) → 3[3] → 3

    野津敬一:ヒノっち!!
    飛鳥ヒノト:バディムーヴ宣言 達成値+3
    野津敬一:6!クリア!!ありがとうヒノっち!ナイスバディ!
    鎌倉のの葉:ぱちぱち
    四条さんご:ぺちぺち
    GM:では貼ります
    テンペランスについて 彼女から聞いた話をまとめると
     ・自分は1か月くらい前に新しい家に来て、それ以前は施設で暮らしていた。
     ・自分を連れてきたのはフィーアというシスターである
     ・フィーアは自分が施設にいて奇跡が使えるようになった時に会って、その後引き取り手として迎えに来てもらった
     ・新しい家の人は、皆怖い  とのこと
    また、UGNによる検査結果によると、エンジェルハイロゥ/ハヌマーンのクロスブリードのオーヴァードであり、隠密行動と「祈る」ことで起こせる広範囲の破壊が特徴。侵蝕率は現在安定しているとのこと。潜入捜査の際は隠密能力や内部の事情を良く知っていることから、同伴するのが望ましいだろう。

    野津敬一:こわ。
    飛鳥ヒノト:ヒエ~
    四条さんご:祈り怖い
    鎌倉のの葉:破壊幼女
    飛鳥ヒノト:アガルタについて情報UGN振ります
    GM:どうぞー
    飛鳥ヒノト:4dx+2>=7 コネ使用
    DoubleCross : (4DX10+2>=7) → 9[3,7,8,9]+2 → 11 → 成功

    鎌倉のの葉:素敵です!ヒノトくん!
    GM:おお素で決めた、すごい
    四条さんご:じゃあこちらはFHセルについて。コネ使用。
    四条さんご:3dx+3>=8
    DoubleCross : (3DX10+3>=8) → 4[1,3,4]+3 → 7 → 失敗

    四条さんご:ありゃ。財産使えます?
    野津敬一:さんごお姉ちゃん!!
    GM:使えますよ
    四条さんご:じゃあ1点入れます。成功。
    四条さんご:四条さんごの財産を1減少 (5 → 4)
    GM:OK!
    鎌倉のの葉:では、アガルタについて(噂話)
    飛鳥ヒノト:お嬢様!
    鎌倉のの葉:1dx+3>=7
    DoubleCross : (1DX10+3>=7) → 10[10]+1[1]+3 → 14 → 成功

    鎌倉のの葉:やった
    GM:とっても噂に詳しい!
    野津敬一:流石飛鳥くんの彼女
    飛鳥ヒノト:そうでしょ
    四条さんご:すごいですね
    GM:すごいぞみんな
    鎌倉のの葉:も、もう!
    GM:では抜いた順に貼っていきます
    アガルタについて UGN 1か月くらい前までは、荊高市で活動してはいたもののUGNでマークする必要のないレネゲイドと関わりの無い一般宗教法人扱いだったが、そこから急激にレネゲイド関連の能力を使用した信者たちによるテロ行為が増加、現在荊高市UGNはアガルタによる各種テロ事件への対応と原因の特定、および同時期に発見されているアーセナルセルへの対処を行っている。実際、現在も支部付近で起こっているテロ活動へ対処中だ。


    付近のFHセルについて 真っ先に挙げられるのは、「アーセナル」セル、他のセルに武器や弾薬を運んだり、その存在を他の組織から隠しつつ保管することを主な活動としているセルだ。1か月くらい前から荊高市に末端の構成員の出入りが確認され続けており、この市のどこかの区画をFHの拠点とする作業が進んでいるのではないかと推察されるが、現状アガルタによるテロの激化もあり、UGNの捜査は難航している。


    アガルタについて 噂話 約18年前から荊高市に総本山を構え全国で信者を増やしている新興宗教団体。信者は日本全国に10万人ほどいるとされている。今の多種多様な悪魔に支配された世の中はいずれ滅び、その後信じる者にはアガルタ様による安息の日がもたらされるとしており、アガルタ様のシンボルである雪の結晶を尊重している。1年前くらいまでは特に反社会的な活動の痕跡は見られなかったが昨年”御子”が居なくなった時から捜索という名目で徐々に活動は過激化、1か月前からは”新たな御子”の出現したと言う信者たちによる銃器や”奇跡の力”を使ったテロ行為が問題となっている。


    GM:情報は以上です、メモにも貼っておきます
    飛鳥ヒノト:めっちゃ暴れとる
    飛鳥ヒノト:非常に助かります すばらしいGM

    支部長:「と、まあこんな感じです」
    支部長:「正直に言いましょう、今事態を収拾する手も何も足りてません」
    野津敬一:「やべえじゃん」
    飛鳥ヒノト:「思ったより大規模だった」
    四条さんご:「レネゲイドに関わり始めた宗教団体に、武器弾薬を供給するFHの方々、ですか」
    鎌倉のの葉:「ぶっそう、です」
    四条さんご:「何かへの信仰は容易にテロリズムに繋がりますし、頭の痛い問題ですね」
    支部長:「1月前までレネゲイドにすらかかわっていなかった団体なのでUGNからもほぼ手が出せなかったんですよねえ」
    鎌倉のの葉:「ヒノトくん。もしかして、私たちを襲ってきたのも……」
    飛鳥ヒノト:「それが気づいたらFHと繋がった武装組織に……か」
    飛鳥ヒノト:「言ってたね、『アガルタ』って」
    野津敬一:「その話、詳しく聞かせてもらってもいい?」
    飛鳥ヒノト:「……ああ」
    飛鳥ヒノト:チラッ、とのの葉の方を見る。
    四条さんご:「やはり、顔が広いようですわね」話を聞く姿勢。
    野津敬一:「『どこで』『どうやって』『何故』襲われたのか」
    飛鳥ヒノト:つう、と冷や汗。
    鎌倉のの葉:赤面して小さくなっている
    野津敬一:「それがわかれば奴らの狙いが少しはわかるかもしれない。そうすれば対応のしようもある。」
    飛鳥ヒノト:「支部に報告も上げたけど、駅前の映画館。」
    四条さんご:「狙われた理由が無差別でないならば、おびき出す手立てにもなりそうですね」
    野津敬一:「単なる無差別テロっていうなら仕方ないけど、奴らは別に犯行声明を出してるわけじゃない」
    支部長:「そうですねえ、平庭市支部からもらった報告書もありますが、やはりそれ以外の情報も聞きたいです」
    支部長:あんまり邪気のなさそうな笑顔だ
    野津敬一:「俺たちもさっきまで知らなかったぐらいだしね。つまり知名度を稼ぐことが目的じゃないわけだ。」
    飛鳥ヒノト:「2人で映画を見ている所で襲われた……その」
    野津敬一:「なら、何が別の目的や狙いがあってテロを行っている。そう考えるでしょ?」
    飛鳥ヒノト:「(……何これ)」
    鎌倉のの葉:「……ヒノトくん」小さくガッツポーズ。が、がんばって!
    飛鳥ヒノト:「(悪いことはしたけど……こんな状況に陥るほど悪いことしたか僕ら)」
    鎌倉のの葉:のの葉は恥ずかしさで顔から火が出そうです
    野津敬一:「…………え、待って」
    飛鳥ヒノト:「違う」
    四条さんご:「…………………」
    四条さんご:「お二人共。」
    支部長:「違う?」
    四条さんご:「心拍数が上がっているようですね」
    四条さんご:「なにか、動揺するようなことでも?」
    飛鳥ヒノト:「(いや、別に……)」
    野津敬一:「君たちまさか公序良俗に反することしてないよね。映画館で」
    飛鳥ヒノト:「(生生しい記述をしなければ良いんだ。その筈……)」
    四条さんご:「え?」
    飛鳥ヒノト:「してないよ」
    四条さんご:「…………」吸血鬼としての感覚が自然と相手の脈拍をチェック。
    鎌倉のの葉:「っ!!!!」ヒノトくんとは裏腹に、めっちゃ視線が泳ぐ
    飛鳥ヒノト:「ちょっとイチャイチャはしてたら見咎められたみたいで」
    飛鳥ヒノト:「概ねそんなようなことを言っていた」
    支部長:「野津君、あんまり仲間を疑ってもいいことは無いですよ…?」
    野津敬一:「………」
    野津敬一:「了解。鎌倉さんがそんな反応するぐらいのイチャつきをしたわけだね。」
    飛鳥ヒノト:「アガルタ様の御許へ送る、ってね」
    支部長:「……」あっこれあんまり擁護できないやつかもといった感じで表情が固まる
    四条さんご:「……公共の場で。共学の男女交際は進んでいるのですね」ぼんやり呟いてる。
    飛鳥ヒノト:「のの葉は恥ずかしがり屋だから…………」
    飛鳥ヒノト:「………………」
    飛鳥ヒノト:「…………」
    飛鳥ヒノト:「……あの、すいません」
    四条さんご:平静(に見える)な男子と心拍数が極端な女子の間で目線を交互に。
    飛鳥ヒノト:「そんな目で見ないでくれないか」
    支部長:「い、いえいえ!チルドレンさんにもプライベートはありますからね!」
    野津敬一:「つまりアガルタ様の教えってのはそれなりの倫理観を持ちそれに反する物を罰するようにしてるわけか」
    四条さんご:「失礼、生まれつきなもので。」
    四条さんご:「なるほど。淫蕩の罪を特に重く受け止めているようですね」
    野津敬一:「うん。そこに関しては教え自体はまっとう。だけどその教えを布教するやり方が極端みたいだね。」
    テンペランス:「………いんとう?」
    飛鳥ヒノト:「淫蕩って!」
    鎌倉のの葉:「い、淫蕩……!」
    飛鳥ヒノト:「……いや、そういう教義何だと思うよ。うん」
    野津敬一:「このお兄ちゃんとお姉ちゃんみたいな人たちのことだよ」
    鎌倉のの葉:「の、のの葉とヒノトくんは、そこまでえっちなことはしていません!」
    鎌倉のの葉:「……ちょっとだけ、です」自爆
    四条さんご:「? ……あぁ、失礼。格式張った本以外ではそういう表現ではないんでしたね。いわゆる、男女交際ですか」
    四条さんご:「……………」
    飛鳥ヒノト:「…………」
    四条さんご:「………………………」
    飛鳥ヒノト:「……………………あー」
    野津敬一:「いや、ありがとう。貴重な情報だよ、これは」
    四条さんご:ビキ、とグラスにひびが入る
    飛鳥ヒノト:「くっ……許せないな、宗教法人アガルタ……!」
    四条さんご:「失礼。後で弁償します」
    テンペランス:「また一つ新しいことを知れたわ!ありがとうお兄さん!」
    野津敬一:「どういたしまして。テンペランスちゃんは、アガルタにいたんだよね。」
    飛鳥ヒノト:「テンペランスちゃん……」
    支部長:「あ、いえ!うちのに言っておきますね!」
    テンペランス:「ええ、そこが新しいおうちだったの」
    野津敬一:「どのくらい前からそこに居たのかな?」
    テンペランス:「うーん、ひと月くらいかしら、それまでは別のおうちにいたわ」
    野津敬一:「ありがとう。」
    野津敬一:「やっぱり、”新たな御子”っていうのが現れた時期とあいますね。」
    飛鳥ヒノト:「……彼女がそうなんだろうか」羞恥で顔を赤くしながら。
    支部長:「ええ、そうですね、事実、ここに来る前も彼女を狙った集団がいたので、他の支部員に任せてどうにか切り抜けてきました」
    飛鳥ヒノト:「だとしたら先輩、思い切り核心を掴んだね」
    四条さんご:「襲ってくるということは、それほど大事なんでしょうね」
    野津敬一:「虐待されてる女の子を保護したぐらいの気持ちだったんだけどね」とテンペランスちゃんには聞こえないよう小さな声でいいます
    鎌倉のの葉:「……」
    支部長:「彼女には隠密能力もあるようなので、抜け出すのは容易だったようですが」
    支部長:「このまま支部に置いておく、というのも安全じゃなさそうなんですよねえ」ため息をつく
    野津敬一:「今の所、こっちが確認したアガルタの襲撃条件は2つかな。」
    野津敬一:「一つはテンペランスちゃんと取り戻すこと」
    四条さんご:「ふむ。一番戦力が厚い……というわけでもないのですね。外で調べる必要もありますし」
    野津敬一:「もう一つは公共の場で淫蕩に耽ること」
    飛鳥ヒノト:「これさっきまで悪あがきしてた僕が言うのもなんだけど」
    四条さんご:「………教義としては珍しくないんですけどね」
    野津敬一:「はい、飛鳥くん」
    飛鳥ヒノト:「客席を破壊するようなやり方はともあれ、真っ当な理由で咎められたから最初はそんなに悪いやつだと思ってなかったんだよね」
    四条さんご:「はぁ」そうですか。「……たしかに、原因が自分にあるとなれば、そういう印象にはなる…かもしれませんね」
    野津敬一:「うん、これからは気をつけようね。」
    支部長:「どこから噂を聞きつけたのかはわかりませんが、もうすでに支部の周りには連中が殺到していまして、絶賛交戦中なんですよ」
    飛鳥ヒノト:「それもさ」
    飛鳥ヒノト:「法的に問題ない手続きで施設から引き取った女の子を取り返しに来てるわけでしょ? や、勿論」
    飛鳥ヒノト:「未だに真っ当な相手だと思ってるわけじゃない」
    四条さんご:「見方としてはそうなりますね」
    飛鳥ヒノト:「なんというか、結構わかりやすい正義を掲げてて、信者も過激な奴らが多いみたいだけど」
    野津敬一:じっと自分の言葉を呑み込みヒノトくんの言葉を聞いている。
    飛鳥ヒノト:「テンペランスちゃんとしてはどうなのかな。今の状態」
    飛鳥ヒノト:「①戻りたい ②守って欲しい ③解決したい」
    飛鳥ヒノト:順に指を折っていく。
    飛鳥ヒノト:「ま、君のことを全然知らないなりに勿論、UGNとして①は言語道断、頑張って防ぎたい所なんだけど」
    テンペランス:「……そうね、三番と二番が一緒になっているのかも」
    野津敬一:「それ言われたら俺は単なる幼女誘拐犯になっちゃうからね」
    飛鳥ヒノト:「似合わないねぇ、誘拐犯」にやにやと野津くんに返して。
    テンペランス:「あそこのおうちの人たちは、多分正しいの」
    飛鳥ヒノト:「正しい。っていうのは?」
    テンペランス:「難しい話をよくしているのだけれど、その全部はきっといいことなんだって思っちゃう」
    テンペランス:「でも、でもよ」
    野津敬一:「……」
    テンペランス:「正しいけれど、冷たくて痛いあそこに、ずっといたいとは思えないわ」
    テンペランス:まるで、申し訳なさそうに、悪いことをしているかのように
    テンペランス:声を、絞り出す
    飛鳥ヒノト:「ふーん……」
    テンペランス:「あそこに住まなくてよくなるなら、なんだってするわ」
    野津敬一:「わかった。」
    テンペランス:「一回戻ることも…そのためだったら我慢できる」
    野津敬一:「じゃあ、そのお家に行こうか」
    飛鳥ヒノト:「お、マジ?」
    野津敬一:「マジマジ」
    テンペランス:「…お兄さんが、何かしてくれるの?」
    野津敬一:「アガルタには10万からの信者がいる。その全員がどうしようもない悪人ってわけじゃないだろうし、ずっと防衛戦をするってのは限界が来る。」
    野津敬一:「なら、相手が躍起になって兵力を出してる間に本丸に奇襲をかけるのもアリだと思わない?」
    野津敬一:と飛鳥くんたちに言ってから
    支部長:「…依頼の手間が省けてくれて助かります」
    飛鳥ヒノト:「……や、勇気ある言葉だね。自分の中での正しさ、規範に逆らうのは並大抵のことじゃない。そして、打って出るというのも」
    野津敬一:「そうだね。テンペランスちゃんが助けてほしいって言うなら、君が助かるように頑張るぐらいは出来るよ」
    飛鳥ヒノト:「先輩がその子を手伝うっていうなら、僕もそれでいいよ」
    野津敬一:「俺一人じゃ無理だけど。UGNっていうのはそういう組織だからね。」
    飛鳥ヒノト:軽く手を挙げる。
    野津敬一:「ありがと。飛鳥くんが乗り気なら心強い」
    テンペランス:「………ありがとう、お兄さんたち
    野津敬一:「というわけで、彼氏が虎穴に入りそうなんだけど。」
    野津敬一:「鎌倉さんは大丈夫?」
    鎌倉のの葉:(……)
    鎌倉のの葉:(野津さん。……少しだけ、ヒノトくんに似てます)
    飛鳥ヒノト:「大丈夫だよね」
    鎌倉のの葉:「……はい。のの葉も、一緒に連れて行ってください」
    飛鳥ヒノト:「ありがと。いつもながら心強いよ」
    鎌倉のの葉:2人の男子の顔を見て、そのまま視線を四条さんに移す
    飛鳥ヒノト:「そういえば四条さんは」
    野津敬一:「四条さんは勿論俺たちのこと守ってくれるよね?」
    野津敬一:人懐っこい笑顔を浮かべながらそう言います
    飛鳥ヒノト:「まったくこの人は……どういった経緯でここに?」
    四条さんご:「あら」息をこぼすように笑う。
    飛鳥ヒノト:一瞬呆れたような目を野津くんに向けてから。
    飛鳥ヒノト:「たまたま手が空いてたって感じではないけど」
    四条さんご:「私には鎌倉さんのようにか弱い女子扱いはいただけないのかしら?悲しいわ」特に思ってないような口調で言う。
    四条さんご:「えぇ、たまたま手は空いていましたが。そうですね」
    野津敬一:「だって一番最初に一番頑張ってくれるみたいなこと言ってたし」
    四条さんご:「学校の友人が、どうやらたちの悪い宗教に嵌ってしまったようで」ふう、と頬に手。
    野津敬一:「そういう言葉を冗談で済ます人じゃないでしょ?」
    飛鳥ヒノト:「わぉ」
    四条さんご:「ならば改宗を促すのが主の思し召し、と言ったところでしょうか」ふふ、と自分にしか伝わらない冗談を言うように。
    四条さんご:「と、言うわけで冗談で済ますつもりはありません。えぇ。誘われなかったら一人でいくことになっていました」
    野津敬一:「やっぱり頼りになるー」
    野津敬一:嬉しそうに笑います
    支部長:「人数が足りてないこちらの支部としましては、ありがたい話です」
    飛鳥ヒノト:「決まりだ。支部長も大変だと思いますけど」
    野津敬一:「いえいえ、こっちこそきついとこ任せて美味しいところを頂いちゃって申し訳ない」
    四条さんご:「あまり頼られても困ります。箱入りなので、足を引っ張ってしまうかもしれませんし」ツン、と澄ました声。
    四条さんご:「というわけで、テンペランスさん?私からも一言二言、言っておこうかしら」
    四条さんご:「貴方がどういう教えで、何を聞かされていたのか。それは想像するしかありませんが」
    四条さんご:「貴方に何かを教えた人が、人々の幸福とか、世界の平和とか……例えば、老いない体とか。そんな"正しい"ことをいう人たちだったとしても」
    四条さんご:脳裏に、自分と容姿のよく似た、はた迷惑な人を思い出しつつ。
    四条さんご:「それで迷惑している側が、受け入れなきゃいけない理由にはなりません。」
    四条さんご:「ですので、貴方がそれに反抗するというのなら手を貸しましょう。……と。」
    四条さんご:「ふふ、格好を付ける機会は、殿方二人に奪われてしまいました。いまいち決まりませんね』
    四条さんご:目線を合わせるように優しく微笑む。
    テンペランス:「…ううん、ありがとうお姉さん、その言葉だけで私、とっても嬉しいもの」
    飛鳥ヒノト:「ここに僕より決まらないやつが居るかよ」
    飛鳥ヒノト:「なんてね、安心しなよ。カッコいいぜ」
    野津敬一:「ま、そういうこと。」
    野津敬一:「あったかいでしょ?ここの人たちは」
    野津敬一:人懐っこい笑みを浮かべながらテンペランスちゃんに声をかける
    テンペランス:「ええ」微笑んで野津君に近寄る
    野津敬一:(だから、なのかな。俺が痛みに耐えようと思えるのは)
    野津敬一:ほんの少し他愛もないことを考えながらテンペランスちゃんに視線を向けます
    テンペランス:「…まだ、ほんの少し怖いけれど」
    テンペランス:「私、頑張るわ」
    野津敬一:「うん、俺も怖いよ。だから一緒に頑張ろうね」
    支部長:「皆さんとても頼もしいですよ、飛鳥君も」ふふっと笑い
    支部長:「幸い、法人なので住所は割れてます。こちらからの依頼は、」
    支部長:「テンペランスちゃんを守りながら、本拠地に赴き、FHセルとの因果関係を調査し、必要とあらば原因を討伐する」
    支部長:「以上です、僕との連絡だけは何があっても死守します、ご武運を」

    GM:シーンカット、ロイスと購入を該当タブでどうぞ
    飛鳥ヒノト:謎の存在/アガルタ/調査目標◯/罪悪感 これを
    四条さんご:「協力者 飛鳥ヒノト ○P興味/N不信」で取得。
    飛鳥ヒノト:宗教法人/アガルタ/調査目標/尽力◯
    飛鳥ヒノト:こう変更
    飛鳥ヒノト:先輩エージェント/野津敬一/信頼/羞恥◯
    鎌倉のの葉:羞恥w
    野津敬一:友人/飛鳥ヒノト/信頼○/隔意(モテる子は違うなー)
    鎌倉のの葉:同行者/野津敬一/〇興味/羞恥
    鎌倉のの葉:同行者/四条さんご/〇親近感/脅威
    飛鳥ヒノト:イリーガル/四条さんご/感服/負い目◯
    野津敬一:ショットガンを購入。手配師を使います。
    鎌倉のの葉:警護対象/テンペランス/〇親近感/不安
    野津敬一:4dx+1>=11
    DoubleCross : (4DX10+1>=11) → 7[1,5,7,7]+1 → 8 → 失敗

    野津敬一:くそう、バディムーブは既に使っている。
    GM:あ
    GM:購入はラウンド更新扱いでいいですよ
    飛鳥ヒノト:投げとこ
    野津敬一:助けてヒノのん!!
    野津敬一:ありがとヒノのん!
    飛鳥ヒノト:バディムーヴ使用 達成値+③
    野津敬一:ショットガンゲット
    野津敬一:以上で
    飛鳥ヒノト:御子?/テンペランス/庇護◯/憐憫
    飛鳥ヒノト:2dx>=8 王宮
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 6[2,6] → 6 → 失敗

    鎌倉のの葉:どうしようかな。困ったら応急買おうかな
    飛鳥ヒノト:応急でした 失敗 以上
    四条さんご:じゃあアームドスーツでも狙おうかな
    四条さんご:1dx+2>=15
    DoubleCross : (1DX10+2>=15) → 5[5]+2 → 7 → 失敗

    鎌倉のの葉:1dx+3>=8
    DoubleCross : (1DX10+3>=8) → 8[8]+3 → 11 → 成功

    四条さんご:ダメでした。以上
    鎌倉のの葉:買えました。以上です

    ミドル2


    GM:全員登場シーンです、処理終わった方から登場侵蝕をお願いします
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (53 → 60)
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (46 → 50)
    鎌倉のの葉:1d10+42
    DoubleCross : (1D10+42) → 1[1]+42 → 43

    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (41 → 49)


    GM:荊高市 渕見3丁目 宗教法人アガルタ
    GM:大通りから1本道を外れたところに、それはあった
    GM:常日頃見ている人にとっては珍しくもない、普通の教会だ
    GM:屋根の上に十字の代わりに、雪の結晶のようなマークがあることを除いては
    テンペランス:「…ここよ」
    野津敬一:「意外と普通だね。」
    飛鳥ヒノト:「ザ・悪の組織みたいなの期待してた?」
    テンペランス:裏口の扉をあらかじめ見つけていた彼女の手引きにより、貴方たちは裏から侵入できそうだ
    野津敬一:「実は少し」
    飛鳥ヒノト:「かわいいとこあるね、野津さん」
    鎌倉のの葉:「男の子って、そういうの好きですよね」さんごちゃんに同意を求めよう
    野津敬一:「彼女の前でそういうこと言わないでほしいなー、誤解されちゃう」
    四条さんご:「教会は秘め事を暴きませんからね。隠れ潜むのもうってつけでしょう」
    野津敬一:「あの雪の結晶みたいなのはどういう意味なんだろうね」
    テンペランス:「あれはシンボル…?らしいの」
    四条さんご:「そうなのね、鎌倉さん。勉強になるわ」男子と絡んだことはあんまりない。
    テンペランス:「おいておくといいことがあるみたいよ」
    飛鳥ヒノト:「ここで誤解させるやつは日頃の行いが悪いんだよ……いいこと?」
    飛鳥ヒノト:「漠然としてるな……そういうものなのかもしれないけれど」
    野津敬一:「具体的なことを言わないほうが、何があってもアガルタ様のおかげってできそうだしね」
    テンペランス:「終末が来た時に救いが、とか色々聞いたけれど、難しくてわかんないって言ったらいいことって教えてくれたわ」
    四条さんご:「偶像としての形かもしれませんね。雪、とりわけ自然現象を信仰するのは珍しいことではありませんし」
    四条さんご:「『主を試みてはならない』……良いことは全部信じていたおかげ、というのは基本ですからね」
    野津敬一:「終末ね。やっぱり西洋系の宗教観なのかなー」
    野津敬一:「あ、ところでさ。テンペランスちゃんはここではなんて呼ばれてたの?」
    テンペランス:「テンペランスよ、新しいおうちで呼ばれてた名前をそのまま言ってるわ」
    飛鳥ヒノト:「十字のやつは自然現象の信仰から脱した宗教だよね。先祖帰りなのかも」
    野津敬一:「そっか。じゃあ、中にはいったらちゃんづけじゃなくて様付けとかしたほうがいいかな」
    四条さんご:「では、特に呼び名に気をつける必要はなさそうですね。……あぁいえ、バレるとまずいのかしら?」
    テンペランス:「名前で呼ばれるの、あれが初めてだったし」
    飛鳥ヒノト:「……こりゃ前暮らしてたっていう施設もなかなかやばそうだな」
    飛鳥ヒノト:中空を見てぼやく。
    テンペランス:「様を付けないと嫌がる人もいるけれど、あんまり気にしなくていいと思うわ」
    野津敬一:「りょーかい。」
    テンペランス:「とりあえずは私の…能力…?で隠れて入ってこいって支部長さんは言っていたから」思い出したかのように声のボリュームを落とす
    野津敬一:「じゃ、こんなところで駄弁ってて見咎められてもアレだしそろそろ中に入ろうか」
    テンペランス:「急いで入っちゃいましょう」
    野津敬一:「うん、そうしよ。」
    四条さんご:「そうね。話はおいおい、ということで」
    四条さんご:「お願いしますわ、テンペランスさん」
    鎌倉のの葉:こちらも後を追って潜入します
    野津敬一:テンペランスちゃんの手を引きながら進んでいきます
    テンペランス:「はーい」と言って気を付けて扉を開けると同時に、貴方たちの周りを雪のようなエフェクトが旋回する
    鎌倉のの葉:「わっ……。綺麗……」
    四条さんご:「まぁ、雪。綺麗ね」
    GM:内装も西洋風の質素な修道院といった感じで、特段不自然なところはない
    野津敬一:(雪をシンボルとする宗教、雪を操る女の子、新しい御子。)
    飛鳥ヒノト:「(こりゃ担ぎ上げられるわけだ)」口にはしない。
    野津敬一:(なるほどねえ)
    テンペランス:「確か、空いている部屋を探せばいいのよね」小声で野津君に聞く
    野津敬一:「そうだね。」
    野津敬一:「それかテンペランスちゃんが入っちゃいけないとか言われてたあればそこも教えてくれると嬉しいかな」
    野津敬一:「あと、これは無理しなくてもいいんだけど、君が傷つけられてた部屋とかね。」
    テンペランス:「はーい」小声でお返事
    GM:廊下の人通りは無い、と言っていい
    GM:奥の方へ耳を澄ますと声が聞こえることから、おそらく何らかの儀式中だろう
    鎌倉のの葉:(儀式……?なにをしてるんでしょう)
    野津敬一:「気になるなあ」
    四条さんご:(さぁ……形式通りならミサか、あるいは独特の価値観に基づいたものかもしれませんが…)
    野津敬一:「せっかくだから見に行かない?」
    飛鳥ヒノト:「今こそ他のとこを見て回るチャンスでもある気がするけど、テンペランスちゃんの能力もある」
    四条さんご:「あら。情報収集の一貫かしら。エージェントとしてはそれが正しい動きでしょうか?」飛鳥くんと鎌倉さんにも促す。
    飛鳥ヒノト:頷く。
    テンペランス:「い、いけないわ、私のこれも完全じゃないし」
    テンペランス:「違う服の人がここにいたら、怪しまれちゃう
    テンペランス:わたわたしてる
    飛鳥ヒノト:「……本人が言うならそうか。じゃあまずはどこかで服を調達しよう」
    鎌倉のの葉:「そうですね。着替えた方が、怪しまれずに動けそうです」
    飛鳥ヒノト:素早く方針を空き部屋探しに戻し、廊下を進んでゆく。
    野津敬一:「ん、それもそうだね。」
    四条さんご:「そうね、やましいことがあるなら、外の人間には警戒するでしょうし。」
    テンペランス:「任せて、それならあっちに…」と下り怪談を手で示したところで、手で示した階段から人が昇ってきて慌てて手を引っ込める
    野津敬一:「おっと」
    GM:支部長がカルテを参照しつつ説明したテンペランスの能力の一つは隠密だ
    GM:一度雪花舞う領域に入り込んでしまえば、そうそう見つけられるものはいない
    ----:だが、階段から上がってきた修道服の女の視線は
    ----:確かに、貴方たちを捉えていた
    ----:「………」
    飛鳥ヒノト:息を潜めて気配を落とし、やり過ごそうとする。
    鎌倉のの葉:「……」両手で口を抑えながら、物音を出さないようにしている
    野津敬一:息を殺しながら、相手の出方を探る。
    飛鳥ヒノト:「(……見ている)」
    四条さんご:「…………」うっすら微笑みを浮かべて相手の方を見る。
    ----:だが、それも一瞬だ
    ----:すぐに視線を廊下の向こうに戻し、そのまま歩いていく
    ----:…口角が上がっていたような気がするのは、気のせいではないだろう
    野津敬一:ふう、と小さく息を漏らす
    四条さんご:「……ふむ?偶然、と言うにはしっかり見られていたような」
    鎌倉のの葉:「……それじゃ、わざと見逃した?」
    テンペランス:「(……見つかっていたかしら…?)」ずっと口を両手で塞いでいた
    飛鳥ヒノト:「見られてたね」
    飛鳥ヒノト:剣術には敵の視線を誘導する技・ごまかす技がいくつもある。
    飛鳥ヒノト:だから、分かる。
    飛鳥ヒノト:「急ごう」
    野津敬一:「だね。」
    鎌倉のの葉:こくん、と頷き。ヒノトくんに続く
    四条さんご:「見つかっていたとして、あの方が他の方を呼ぶか、見学かなにかと見逃してくださったか、ですが……」
    四条さんご:「最悪の方を想定していたほうがダメージは少ないですね。行きましょう」
    テンペランス:「…今の、フィーアよ、私に優しいけど、時々怖いの」
    飛鳥ヒノト:「あいつが」へぇ。
    野津敬一:「余裕が出来たら支部長に連絡しよう。」
    野津敬一:「あの人についての調査を重点的に行なってくれって」
    四条さんご:「今は優しい方だといいですね。ひとまず、やれることをやりましょうか」
    テンペランス:「急ぎましょう、服のある倉庫はあっち、服があれば少しは自由に動けるかも」
    野津敬一:(もしかしたら、アーセナルの連中と繋がってるのかもしれない。アガルタとUGNがぶつかったほうが都合がいいから。今は俺たちを見逃した?)
    野津敬一:「うん、案内宜しく」

    GM:シーンカット、ロイスと購入を該当タブでどうぞ
    飛鳥ヒノト:ロイス・埋まってる・マン
    飛鳥ヒノト:こっちだった購入は応急
    鎌倉のの葉:ロイスは保留。購入はどうしようかな
    飛鳥ヒノト:2dx>=8 頑張れ
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 4[1,4] → 4 → 失敗

    四条さんご:ロイス保留。アームスーツ狙いましょう
    飛鳥ヒノト:爆発!
    野津敬一:ロイス保留
    鎌倉のの葉:ヒノトくん。のの葉が応急買ってあげます
    四条さんご:1dx+2>=15
    DoubleCross : (1DX10+2>=15) → 5[5]+2 → 7 → 失敗

    飛鳥ヒノト:すまないね……
    野津敬一:アレだ。アレ。なんだっけ。ブルーゲイル
    野津敬一:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 9[1,9]+1 → 10

    鎌倉のの葉:1dx>=8
    DoubleCross : (1DX10>=8) → 8[8] → 8 → 成功

    野津敬一:ダメダメ
    鎌倉のの葉:買い物上手のの葉です。応急をヒノトくんにパス!
    鎌倉のの葉:以上です
    飛鳥ヒノト:ありがとう 以上です

    ミドル3


    GM:情報収集シーンです、準備できた方から登場侵蝕をお願いします
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (50 → 58)
    鎌倉のの葉:1d10+43
    DoubleCross : (1D10+43) → 3[3]+43 → 46

    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (60 → 65)
    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (49 → 57)

    GM:まずは情報項目を

    情報項目 文書を探す 任意の知識技能or意志 8
    人の様子を探る 交渉 7
    建物内を探索する 回避 9
    フィーアについて支部長に調べてもらう 情報:UGN 12

    GM:以上4つです
    GM:振りたい方からどうぞ
    野津敬一:財産8であるマンなので
    野津敬一:フィーアについて支部長に調べてもらう 情報:UGN 12を振りたいです。
    飛鳥ヒノト:金持ちエージェント頼れすぎる
    野津敬一:コネ:UGN幹部を使います
    GM:どうぞー
    野津敬一:3dx+1>=12
    DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 10[3,7,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    野津敬一:天才じゃったか…
    飛鳥ヒノト:すご
    野津敬一:人に頼るプロ
    鎌倉のの葉:ヒノトくん、さすがです1
    野津敬一:(今ヒノトくん関係なくない?)
    飛鳥ヒノト:僕まだ何もしてないよ!
    飛鳥ヒノト:その言葉を嘘にしないために判定を成功させましょう
    四条さんご:ことあるごとに褒めていくじゃん
    飛鳥ヒノト:知識:宗教
    飛鳥ヒノト:5dx>=8
    DoubleCross : (5DX10>=8) → 10[2,3,5,8,10]+10[10]+5[5] → 25 → 成功

    四条さんご:ヒノトくん流石です
    飛鳥ヒノト:なんでこんな詳しいの……怖……
    鎌倉のの葉:ヒノトくん、さすがです!(リフレん
    GM:めっちゃ詳しいね君
    野津敬一:天才じゃったか…
    飛鳥ヒノト:いい感じに文書を見つけることができたぜ
    鎌倉のの葉:じゃあ、のの葉が交渉判定をやりましょう。
    野津敬一:いけー!
    鎌倉のの葉:ヒノトくん、バディムをください……
    飛鳥ヒノト:必要に応じてね
    四条さんご:技能が似てるからね、私とののはさんは…
    鎌倉のの葉:では
    鎌倉のの葉:1dx>=7
    DoubleCross : (1DX10>=7) → 9[9] → 9 → 成功

    四条さんご:できてるじゃない。
    飛鳥ヒノト:さすがのかわいさ
    鎌倉のの葉:出来ちゃいました
    野津敬一:やるじゃん
    四条さんご:じゃあ建物の探索を。回避で振ります
    四条さんご:5dx+1>=8
    DoubleCross : (5DX10+1>=8) → 8[1,1,3,7,8]+1 → 9 → 成功

    四条さんご:いえーい
    野津敬一:いえーい、優秀チーム
    鎌倉のの葉:さすがです!
    飛鳥ヒノト:全員有能
    GM:みんな優秀だね
    GM:じゃあ貼っていくね
    飛鳥ヒノト:いぇーい

    フィーアについて 荊高市支部に外見情報などを送り、更に周辺のアーセナルセルとの交戦履歴のある支部と連絡を取り合った結果、各地のアーセナルセルで部隊を指揮している同じ顔の女性の交戦報告が上がっていた。FH側でのコードネームは”シュパンダウ”、ソラリス/ハヌマーンのクロスブリードで、日本に偏在するテロの温床になりそうな団体を傀儡にしてアーセナルセルの拠点にし、他のセルに引き渡しているブローカーとして有名なドイツ系の女。


    信者たちの様子 高濃度のレネゲイド反応とアガルタ様に対する一定の強い指向性、更に共感性の欠如、布教のためにいかなる暴力をもいとわない姿勢から大半はジャーム化していると思われる。話を聞く限り、教えがより広く、暴力を伴ってでも達成しなければならないとされたのは一度目の御子失踪時である1年前からで、1月前からはそれが更に”フィーア”というシスターと”テンペランス”という新たな御子によって達成に近づいた、とされているようだ。
    また、教団内で出されている食事を分析すると、αトランスが使われていると思われる反応が出た。


    建物内の部屋 儀式用の部屋、生活用の部屋に交じって、何かを運搬するための部屋や武器庫など、ただの新興宗教団体の生活の場としてはいささか首を傾げるような部屋が見られる。更に、武器庫からはバラキエルやタルタロスなどのFH由来のアイテムが多く見つかった。包装に貼り付けられたままの納品書には「アーセナル」セルと書かれている。


    空き部屋に落ちていた日記(見つかった文書) B5サイズのキャンパスノート、表紙には北大路雪弥の名前が書いてある。以下3週間くらい前からの内容から読めそうなところを抜粋したもの

    3月X日
    父さんと母さんから今の家から引っ越すと言われた。アガルタの教会に行って修道士のような暮らしをするらしい。父さんと母さんを疑いたくはないんだけど、どうにも、引っかかる。
    3月X+2日(2週間前)
    「儀式」「教え」「暮らし」「神様」などについての研修を受けた。…とても困る、ここで暮らしてしまったら、学校にいくどころではなくなってしまう。できる限り穏便に、父さんと母さんにそのことを伝えたけれど、それを聞いた2人に烈火のごとく怒られてしまった。信者達にも怒られた。四条学院は”悪魔の巣窟”とされているらしい。

    3月X+5日
    学校に行けていない、外界との連絡手段であるスマホは今日教団内のシスターに取り上げられ壊されてしまった。父さんと母さんの様子が輪をかけておかしくなっているのを感じる。怒るな、節制しろ、さもなくば罰が下る、一日中脅迫されっぱなしだ…頭痛が酷い。教団で食事を取ることになってから、ずっとこの調子だ
    3月X+7日
    とうさんが ひだるまのばけものになった かあさんが いきたままもえるとうさんにとびこんだ どうして(筆跡は震えており、以後2、3日の記述も非常に動揺している)

    3月X+10日(6日前)
    シスターに呼び出され、”特別な儀式”を受けさせられた、ただシスターの目を見て声を聞かされただけなのに今までより頭痛が酷く、意識を保っていられる時間が減っていくのを感じる。これをこれから毎日受けさせられるらしい。こうしている間にも、アガルタ様は素晴らしいと書き込んでしまいたくなる。父さんや母さんのような化け物になっていく信者も増えた。
    (これ以降、帰りたい、どこにだ、帰る場所なんてもうどこにもないだろうという自問自答の中にアガルタ様をたたえるような筆致が混ざり始めている)

    3月X+13日(3日前)
    今日もまた儀式を受けさせられた。一日一日と過ぎていくごとに俺の自我を保っていられる時間が短くなっていく。このまま俺も父さんや母さんと同じように化け物になって死んでいくのだろうか。神の徒になるんだ、それほど素晴らしいこともないだろう、俺は果報者だ(以下つらつらと喜びを示す言葉と自分の行く末を不安がる記述が交互に羅列され、時折意識を保つために自傷したのか、血痕が残っている、最後の行)……帰りたい、助けてくれ

    3月X+14日(2日前)
    意識を保つために自分の体を傷つけてもすぐに治るようになってしまった、もう駄目かもわからない、自分が自分でなくなっていく、その前に誰か終わらせてほしい、自分ではもう死ぬことすらできないようだから(以降血痕で読めなくなっている)

    3月X+15日(昨日)
    街で、刀を持った少年を見た気がする。それが昨日なのか、今日なのか、わからない。アガルタ様に背く背教者だろう、早く滅ぼさねばという声が聞こえる、うるさい、頭痛がより酷い、早く終わりにしてくれ、誰でもいい、あの時の彼でもいい、誰か(以降文字は乱れていて読めない、ページの血痕も量がやや多い)

    GM:…日記は、ここまでのようだ

    GM:宗教法人アガルタ 本部 空き部屋
    GM:一度潜入用に着替えて解散し、情報を集めて戻ってこようと互いに約束して少し後
    GM:ひとまず、約束の時間になったので5人は再集合した
    野津敬一:「よかった。全員無事だったね。」
    野津敬一:安心したように人懐っこい笑顔を浮かべる
    テンペランス:「ええ…ごめんなさい、お茶とかも…出せそうになくて」
    四条さんご:「そうね。騒ぎになることもなくて何よりですわ」
    飛鳥ヒノト:「……四条さんとのの葉はともかく先輩、そのボロボロ具合でよく訝しまれなかったね」
    四条さんご:シスター服に身を包んで薄いほほ笑みを浮かべる。
    飛鳥ヒノト:軽口も覇気がない。普段よりいくらか沈鬱な様子。
    野津敬一:「DVがきつすぎてこの宗教に入りました、みたいな顔してたからね。」
    野津敬一:「ほら、俺って幸薄そうじゃん?幸せを求めて宗教入りそうな雰囲気してない?」
    飛鳥ヒノト:「はは。二重三重に笑えない」
    鎌倉のの葉:「本当です」ヒノトくんに同意。白い薄手の修道服一枚でその身を包んでいる
    飛鳥ヒノト:そう言いながら、一冊のノートを取り出す。
    野津敬一:「ごめん。」
    四条さんご:「ノーコメントで。」
    野津敬一:「でも、その様子だとなんか厄ネタを掴んだみたいだね」
    飛鳥ヒノト:「や、それが潜入の態度として正しいのが、嫌だなって感じさ」
    テンペランス:「…お兄さん、それは?」
    飛鳥ヒノト:「厄ネタを掴んだのは……どうせ全員でしょ?」
    飛鳥ヒノト:表紙には、持ち主の名が記されている。
    四条さんご:「厄ネタを探しているからさもありなん、と言った感じではありますが。組織なんて何処にでも抱えてるものですしね」
    四条さんご:その持ち主の名前に目を細める。
    野津敬一:「その通り。だから一人で背負わないで俺たちにも教えてよ。」
    四条さんご:「……北大路さんですか」
    鎌倉のの葉:「……お知り合いですか?四条さん」
    野津敬一:「もしかして、例の四条さんのお友達?」
    飛鳥ヒノト:「……おっと」
    飛鳥ヒノト:「これは、日記だよ。アガルタに飲まれていった少年の」
    四条さんご:「……えぇ、同窓です。と言っても、最近は学校を休みがちだったようですが。……そのために、私が今関わっている理由でもあります」
    四条さんご:「それは、それは。楽しめる中身ではなさそうですね」
    野津敬一:「飲まれていったっていうのは、穏当な表現じゃないね。」
    飛鳥ヒノト:「こういう組織で、反抗を企てている人間を探す時のマニュアルがあるんだけど……」
    飛鳥ヒノト:「その成果物だね。いや、成果と言えるかは……」
    飛鳥ヒノト:中身を見せる。
    野津敬一:努めて、客観的にその文書を読み解こうとする。
    野津敬一:飛鳥くんの様子から、感情を込めて読もうとするのは危険なものであると判断したからだ。
    四条さんご:その中身に目を通す。入学式の頃に出会ってからの人となりを彷彿とさせる始めから、だんだんと筆致の狂う後半。
    四条さんご:「………なるほど」薄い微笑みを絶やさずに読み切る。少なくとも外からはそう見える。
    飛鳥ヒノト:「強引に連れてこられて、たちの悪い洗脳を受けたらしい、そして」
    鎌倉のの葉:「ひどい……。自分が” まれていく”のって、本当に本当に苦しいのに……」衝動に呑まれ続けた時分だからこそ分かる。
    飛鳥ヒノト:「……どうにも映画館で会った、彼のような気がするな」
    野津敬一:「テンペランスちゃんが、此処の人たちの手は冷たいって言ってたわけがわかった気がするよ。」
    テンペランス:「……こんな、ことが」
    鎌倉のの葉:「……映画館でも苦しそうでした。あの時には、もう」
    四条さんご:「私が最後に出会ったときも、神父様の装いをしていましたね。そして、抗っているようでしたが……」
    四条さんご:ふう、と一息をいれる。
    野津敬一:ぽん、とテンペランスちゃんの肩を叩きます。
    テンペランス:びくり、と肩を震わせる
    野津敬一:「結果的に、だけど。」
    野津敬一:「僕たちと一緒に、アガルタを止めようとした判断は間違ってなかった。」
    野津敬一:「君があのとき決断を下してくれたから、俺たちは今ここでこいつらを抗える。」
    飛鳥ヒノト:「そうだね。『彼らは正しい』なんて、もう思う必要もないんじゃない?」
    四条さんご:「そうですね。事こうなれば、一人でなんとかしようとするのも、放置しておくのも危険でした」
    野津敬一:「今は、それをよかったと思おう。ここから、最善の行動をとっていけばいい。」
    飛鳥ヒノト:今からどう動いても、北大路雪弥を救えるかどうかは、かなり分が悪い。
    テンペランス:「…ありがとう」
    飛鳥ヒノト:誰も理解しているだろう。四条さんご、泰然と微笑んでいるように見える、彼女も。
    テンペランス:ぽつり、と零すようにつぶやく、震えは少し止まった
    四条さんご:「………」記述を何度も見直す。その内に流れる血液、心拍数は平静そのものだ。そういう能力だ。
    四条さんご:「とりわけ」ノートのページをさかのぼり、細く白い指が記述をなぞる。
    野津敬一:「どういたしまして」と人懐っこい笑顔を浮かべてテンペランスちゃんに応える
    四条さんご:「……6日前。この"シスター"との接触以後、症状が進んでるように見受けられますね」
    四条さんご:「そのシスターがおそらく、レネゲイド関係でしょう。この方に目星を付ける必要がありそうですね。」
    野津敬一:「ああ、それなら付いてるよ」
    四条さんご:「あら、流石です」
    野津敬一:「アーセナルセルの”シュパンダウ”」
    野津敬一:「さっきのシスターがこいつだ。」
    四条さんご:「フィーアさん、でしたか」
    野津敬一:「そ」
    飛鳥ヒノト:「……」そう言えば、支部と連絡を取ると言っていたが
    テンペランス:「フィーアが…?」
    野津敬一:「支部長に確認してもらって、面の確認も取れた」
    飛鳥ヒノト:先程の一瞬の交錯から正体に辿り着くとは、よほど正確に顔の作りを覚えていたか、支部長も目星をつけていたか。
    野津敬一:「シンドロームはソラリス/ハヌマーン。人をこんな風に調教出来る程度の説得力はあるシンドロームだよね。」
    野津敬一:「あとは支部内にアーセナルから流れた武器があればもっと確信に近づけるんだけど」
    四条さんご:「薬物というのもよく使われる手ですね。ソラリス、でしたか。正規の方はさすがですね」
    飛鳥ヒノト:「香を焚いたり韻律を刻みつけたり、宗教っていうフレームを活かしやすそうだ」
    野津敬一:「ごめん、そっちまではちょっと探しきれなかった。だから今は9割は間違いないかなーってぐらいかな」
    四条さんご:「そちらについてはアテをつけておきました。共同生活で物置にする場所には覚えがあるので」
    野津敬一:「頼れるー」
    四条さんご:「こちら、なくなっても気付かれなさそうな古いものを拝借してきました」アーセナルセルの納品書を取り出す。
    野津敬一:人懐っこい笑みを四条さんに向ける
    四条さんご:いつもどおりの緩やかな笑みを口に浮かべる。
    飛鳥ヒノト:「わお。これは……」
    野津敬一:「これで9割9分間違いないって感じかな」
    四条さんご:「証拠品の提出はそちらにお願いしておきましょう」
    野津敬一:「アガルタとアーセナルは協力関係にある。」
    野津敬一:「ただ、”シュパンダウ”が俺たちを見逃したあたりから」
    四条さんご:「そうですね、武器などもかなりの数でした。それを扱うための人手も…」ノートに目を移す「現在、絶賛確保しているところのようですね」
    野津敬一:「絶対的な一枚岩ってわけじゃない。多分、それぞれの思惑があるはずだ。」
    野津敬一:「少なくとも、俺たちに気づかないふりをすることで”シュパンダウ”に何からの利が生じる程度にはね」
    四条さんご:「フィーアさんが北大路さんに何かを施したのもその一環でしょう。他の信者の方にも、同様になんらかの施術を施しているのかもしれませんね」
    飛鳥ヒノト:「思い出したら腹が立ってきたな。あの意味深な微笑」
    野津敬一:「この北大路くんと同じような目にあってる人が」
    鎌倉のの葉:「……あの、その事なんですけど」
    四条さんご:「どうしました?鎌倉さん」
    野津敬一:「どの程度いるかだね。」と言って、鎌倉さんに視線を向ける
    鎌倉のの葉:「……道行く信者の方たちを観察してきました。……ほぼ全員が、目の焦点に光が無く……」
    鎌倉のの葉:「それと」
    鎌倉のの葉:「……給仕室で見つけたんですけど。これ……」包みだしたるはケースに入ったお握り
    四条さんご:「麻薬でも盛られてました?」
    飛鳥ヒノト:「既製品……ではなさそうだね」
    鎌倉のの葉:「もっと、性質の悪いものです。……これ、たぶん、αトランスが……」
    野津敬一:「………」
    野津敬一:「マジかー」
    飛鳥ヒノト:手にとって見れば、うっすらとレネゲイドの気配を感じる。
    テンペランス:「お茶を入れてこようとしたら、そっちも止められちゃった」
    四条さんご:「αトランス。……強制的に覚醒を促す薬品、だったかしら?」
    テンペランス:「ここの食べ物は、多分どれも駄目みたい」
    鎌倉のの葉:「はい。これが食事として信者の方に配られているとしたら、恐らく全員が……」
    野津敬一:「よかった。ここに食い意地の張った子がいなくて」
    飛鳥ヒノト:「そうやってジャームにされた人間の巣窟ってわけだ」
    四条さんご:「北大路さんの日記にも食事に関する記述がありましたね」
    四条さんご:「人を超えた死を恐れぬ集団、というわけですか。ゾッとしません」
    野津敬一:「これも支部長に報告しとくね。思ったよりもヤバイ連中だよ、こいつら」
    野津敬一:UGNが侵入していることがバレたら通信の断絶ぐらいはしてくるだろう。多分、アガルタはそれぐらいはできる。
    野津敬一:だから、今のうちに支部と共有する出来る情報はしておいたほうがいい
    飛鳥ヒノト:「敵戦力を把握するまでは、強行突破も難しいだろうな」
    飛鳥ヒノト:「了解。あわよくば別支部から応援を、ってとこだね」
    野津敬一:「うん、こっちにも防衛してくれる人たちにも、増援はあったほうがいい。」
    四条さんご:「そうですね。流石にまるまる一つの勢力を相手取るのはしんどいでしょう」
    鎌倉のの葉:「なら、今の私たちのやるべきことは。しっかりと情報を集めることですね」
    四条さんご:「そのへんの手続きはよしなにおまかせします」
    四条さんご:「そうなるわね、鎌倉さん。もしかしたら、効果的な嫌がらせぐらいはできるかも」
    野津敬一:「あはは。地元のエージェントの人にも衝いてきてもらえばよかった。」
    四条さんご:「どうかしら。いかにもプロがいたら、フィーアさんも見逃してくれなかったかもね」
    野津敬一:「え、俺、プロっぽくない?一応エージェントなんだけど」
    野津敬一:と言って端末を確認する。
    四条さんご:にこり。
    四条さんご:「ともあれ、連絡は野津さんにおまかせします。……あぁ、この納品書もそちらからあげていただくのが良さそうね」
    野津敬一:「ありがと。手柄は独り占めしないから安心してね。」
    四条さんご:「あら、私か鎌倉さんが見張りにつくべきかしら?鎌倉さんは確認した信者の様子を伝えたほうがよさそうだし。」
    野津敬一:「ん、ここ電波が悪いな」
    野津敬一:「ごめん、さっき連絡したところに行ってきていい?出来れば一人ついてきてくれると嬉しいかも」
    野津敬一:「怖いからね。敵地で単独行動。」
    テンペランス:「電波…?どこに行けばよくなるかしら…?」
    鎌倉のの葉:「そうですね。のの葉がご一緒します。先ほどの信者さんの様子を見たのはのの葉ですし」
    飛鳥ヒノト:「……そうだね。行ったげて」
    野津敬一:「助かるー。けど飛鳥くん的には大丈夫?」
    飛鳥ヒノト:「何がだよ」
    飛鳥ヒノト:「僕も少し四条さんと話したいことがある。ちょうどいいんじゃないかな」
    四条さんご:「鞘当て、というやつね。できれば終わるまで勘弁してほしいわ」
    四条さんご:「あら、こちらへもアプローチが」
    飛鳥ヒノト:そう言って、ノートの空いたページに建物内の見取り図を書き出していく。
    野津敬一:「よかった。信頼してもらってるってことでいいのかな。」
    飛鳥ヒノト:「戦力としても同僚としてもね」
    四条さんご:「どうせ単独行動は危ないものね。二手に分かれて丁度いいんじゃないかしら」
    野津敬一:「ありがと。」
    飛鳥ヒノト:ひらひらとペンを持っていない手をふる。
    野津敬一:「テンペランスちゃんもついてきてねー。隠密しながらの方が安心できるから」
    鎌倉のの葉:「それでは、行ってきます。お2人とも気を付けてくださいね」
    野津敬一:人懐っこい笑顔で自分より7つも小さな女の子に頼ろうとします
    テンペランス:「わ、…わかった!」一瞬どうしようとおろおろした後野津君の声にはっとしてついていく
    野津敬一:気配を悟られないよう気をつけながら部屋から出ていきます
    飛鳥ヒノト:「……まったく、四六時中色ボケてるわけじゃないっての」
    飛鳥ヒノト:「さて。奇しくも同じ人を目当てにして支部にやってきたみたいだけれど」
    飛鳥ヒノト:四条さんに視線を遣る。その間も手は動き続けている。
    四条さんご:「そうね。敵対と友好の違いはあったようだけど」
    四条さんご:横に並んでその手元に目を向けている。
    飛鳥ヒノト:「僕だって彼を引っ張り戻すために、が発端だよ」
    飛鳥ヒノト:まぁ、向けられた視線はどうしようもなく敵ではある。
    四条さんご:「その点については同感だわ」
    四条さんご:視線というなら、こちらも拒絶…ではあったのだろう。
    飛鳥ヒノト:「ただはっきり口にしてしまうと」
    飛鳥ヒノト:「そうできない可能性がここまで高いとは思ってなかった。これは確認だ」
    四条さんご:「………そうね」声の調子は変わらない。
    四条さんご:「過度に悲観的でもなく、正常な判断だと思います」
    飛鳥ヒノト:直接的な言葉を選んでいる。彼女はそうするに値する人物だと当たりをつけていたし。
    飛鳥ヒノト:この場で時間より大事なものは、あまりない。
    飛鳥ヒノト:「感謝するよ」
    四条さんご:「優しい人なのね」クス、と笑みを漏らしながら横目で顔を見る。
    飛鳥ヒノト:小さく、やや重い溜め息。
    四条さんご:肩にかけた長い髪が数本パラパラと溢れる。
    飛鳥ヒノト:「任務に誠実であろうとは思っている」
    飛鳥ヒノト:「優しさよりも優先する判断がある。従ってくれと必ずしも言うつもりはないけれど」
    飛鳥ヒノト:「終わらてくれ、と彼の手記にもある。最悪の場合はそうするつもりだ」
    四条さんご:「コレでも私、病院経営者の娘でしてね」
    四条さんご:「延命より終わらせることが治療になることは、わかっているつもりよ」
    飛鳥ヒノト:軽く布に包んだ刀を示す。
    四条さんご:「優先順位は取り間違えない。そこは安心してくれていいわ」
    四条さんご:赤くルビーの瞳で気負いなく視線を向ける
    飛鳥ヒノト:「心強いよ」
    四条さんご:「………その上で」
    飛鳥ヒノト:彼女の内心は、表面的な振る舞いからはとみに読み取れない。
    四条さんご:血液操作による体の支配は、焦燥や動揺すらも飲み込む。
    飛鳥ヒノト:だから、その言葉を、あるいは。彼女が今ここに居るということを、よく咀嚼するべきだと感じた。
    四条さんご:「ご存知かしら?人って、自分が口にした言葉は信じやすいそうよ」
    四条さんご:「友人からの又聞きだけどね」
    飛鳥ヒノト:「それは適切な迷いを妨げるバイアスにもなる」
    飛鳥ヒノト:「でも、そうだね」
    飛鳥ヒノト:「事が定まる前からネガティブな事ばかり口にすべきではない」
    四条さんご:「えぇ。だから私は、理想論を口にするわね。少ない可能性でも、ソレに賭けてみます、と。」
    四条さんご:「それとも、そういう高望みはお嫌いかしら?」
    飛鳥ヒノト:「うん? 嫌いじゃないさ。でもそういうのは任せる」
    飛鳥ヒノト:「得意ってわけでもないからね」
    四条さんご:「私は得意よ。箱入りだからきれいなものしか知らないの」
    飛鳥ヒノト:くすりと笑う。
    飛鳥ヒノト:「僕は、僕自身が最善よりも最高の結果を目指して手繰り寄せられるとは思わないけれど」
    飛鳥ヒノト:「君のするそれを信じることはできる。くらいが最大公約数、かな」
    四条さんご:「あら」それを聞いて、僅かにいたずらっぽく笑みを変える。
    四条さんご:「飛鳥さん。私達はお互いのスタンスを明かして、少し仲良くなれたと思っておちゃめな質問をしてもいいかしら?」
    飛鳥ヒノト:できた地図を撮影し、送信しようとして電波の悪さに顔をしかめる。
    飛鳥ヒノト:「何でも聞きなさい。あ、のの葉のプライベートに関わることは答えるのにちょっと慎重になるかな」
    四条さんご:「それは良いわ。鎌倉さんのプライベートは本人に聞くもの」
    四条さんご:「と言っても軽い雑談よ。そうね、さっき、貴方は最高の結果を手繰り寄せるとは思ってない、と言ったけど」
    四条さんご:「鎌倉さんと付き合えたのは、最高の結果を掴んだ実績ではない、とかいうのかしら?」
    飛鳥ヒノト:「おっと」
    飛鳥ヒノト:頭を掻く。「手痛いのを貰ったな」
    四条さんご:「いえいえ、つまらないものですが」
    飛鳥ヒノト:あの時、師匠の死が定まった日。
    飛鳥ヒノト:あるいは、僕がようやく前を向けた日。
    飛鳥ヒノト:それが自分の力だとは思わない。弱さを認めさせてくれたのは、白鳳きとらが、鎌倉のの葉が、天平みやこが、東山朱里歌があの場にいたからで。
    飛鳥ヒノト:「でも、そうだ。それだけは」
    飛鳥ヒノト:「僕が手繰り寄せたものだね。四条さんに一本」
    飛鳥ヒノト:参りました、のポーズ。
    四条さんご:「フフ、それは頼もしい」右手を口の前にあてて、瀟洒に笑う。
    四条さんご:誰も傷つかず、失わない世界。それを夢想するには、少し遅い。
    四条さんご:だけどそれを自覚していても、きれいな話を口にするのだ。
    四条さんご:大事な友人が語るような、誰も傷つかないお得なお話。
    四条さんご:彼女のように希望を騙る、真似をする。
    四条さんご:「では頼らせていただきましょうか。あいにく、外の世界を知らない世間知らずですから」
    四条さんご:「幸せを掴む方法、伝授してくださいね?」

    GM:階段 踊り場
    GM:一階と二階の間にある階段の踊り場だ、窓もあり、連絡は取れそうだ
    GM:隠れるために、周囲を雪花が旋回している
    野津敬一:「ありがと。鎌倉さんのおかげでスムーズに連絡ができたよ。」
    鎌倉のの葉:「そんな。テンペランスちゃんのお陰ですよ」
    鎌倉のの葉:周囲をふわふわと旋回している雪花の軌跡を指で追っている
    野津敬一:「それも勿論そう。ありがとね、テンペランスちゃん。」
    テンペランス:「ううん、お礼を言うのは此方の方よ」
    野津敬一:「あはは、全員でお礼言ってちゃ無限ループだ。」
    鎌倉のの葉:「そうですね」くすくすっと。
    野津敬一:そう言ってから少し困ったような顔をして
    野津敬一:「で、連絡も終わったからホントはさっさと戻ったほうがいいんだけど。」
    野津敬一:「支部長から追ってすぐ連絡をするから少し待っててくれって言われちゃってさ」
    野津敬一:「一人で待つのは怖いから二人共もう少し付き合ってもらっていい?」
    テンペランス:「はーい」踊り場の壁に寄りかかりながらお返事
    鎌倉のの葉:「のの葉でよければ喜んで」
    野津敬一:「ごめんねー。帰ったらなんか奢るから。」
    鎌倉のの葉:そう言って、野津くんとテンペランスちゃんの絡みを少し眺めようかな。
    野津敬一:「ホントは、このタイミングでテンペランスちゃんをどこか安全な場所に送れればよかったんだけどね。」
    野津敬一:「今の状況じゃそれもちょっと難しいや。そもそも安全な場所があるかもわからない。」
    テンペランス:「…それは………嫌」
    野津敬一:「そうだよね。」
    テンペランス:「お兄さんお姉さんが頑張っているのに、一人だけ安全な場所は、嫌よ」
    野津敬一:「できるだけ早く安全なとこを作れるよう頑張るから……」
    野津敬一:「あ、そっち?」
    テンペランス:こくり
    野津敬一:少しあっけにとられたような顔をする
    野津敬一:「いい子だなー。テンペランスちゃんは。」
    テンペランス:「今まで痛い思いも危ない思いもたくさんしたわ、私がそうなるならいくらでも平気」
    テンペランス:「でも、お兄さんお姉さんが痛い思いをするのは、それは」
    テンペランス:「きっと自分が痛い思いをするより、痛いことだから」
    鎌倉のの葉:「……」
    野津敬一:「………」
    鎌倉のの葉:「……良い子、ですね」
    野津敬一:テンペランスちゃんの言葉は、非常に善良な人の言う言葉だ
    野津敬一:だけど、同時にとても危険な言葉だ。
    野津敬一:「うん、こういう子なんだ。」
    テンペランス:「ご、ごめんなさい、守ってもらっているのに、少し聞き分けが悪かったかしら…」
    野津敬一:「うーん、そんなことないよ。」
    野津敬一:自分も、彼女と近い考えを持っているからわかる。だから、自分には彼女を否定しきれない。
    野津敬一:「ただ、ごめん。俺がさっき君を安全な場所に送りたいっていうのは別にテンペランスちゃんのためだけってわけじゃなくてさ。」
    野津敬一:「アガルタにとって君が重要な人間だから。」
    野津敬一:「君を違うところに居てもらえるほうが仕事がしやすいってのもあってさ。」
    野津敬一:「だから、うーん、なんていうのかな。」
    野津敬一:「今、テンペランスちゃんが言った。『自分が痛い思いをするより、痛いこと』」
    野津敬一:「それに耐えてもらう必要も、時にはあるかもれないってことを言いたかったんだ。」
    野津敬一:「君と、俺たちと、この街で暮らす人たちのためにもね。」
    野津敬一:膝を曲げ、小さな女の子と視線を合わせながら自分なりに、出来るだけ誠実に言葉を連ねる
    野津敬一:「少し、難しかったかな?」
    テンペランス:「……ううん、よくわかるわ」
    鎌倉のの葉:「……思っていたんですけど。やっぱり野津さん、ヒノトくんに少し似ています」
    テンペランス:「時にはすごく苦しくても、みんなのために我慢しなきゃいけない時は来るのね」
    野津敬一:「あー!そういうことじゃなくて…なんて言えばいいのかな」
    野津敬一:そう言って少し困ったように鎌倉さんに視線を移します
    野津敬一:「え?そう見える?俺茶髪じゃないし、飛鳥くんほど目つきも鋭くないよ」
    鎌倉のの葉:じゃあ、テンペランスちゃんの横に座ってお話します
    テンペランス:お姉さんのためにスペースを開けるね
    鎌倉のの葉:「テンペランスちゃん。野津さんの事、好きですか?」
    テンペランス:「ええ、大事よ」
    テンペランス:「…他のお兄さんやお姉さんよりも、ちょっとだけもっと大事かも」
    鎌倉のの葉:「……それは、どうして?」
    野津敬一:「え、照れる。ありがとう。」
    テンペランス:「あの日、お兄さんに会ってなかったら、私、勇気ももらえなかったし」
    テンペランス:「ずっとこの中を出入りして、時々外に出て」
    テンペランス:「でもそれも、気の迷いだって流している大人の言うことを聞いて、やめてしまっていたかもしれない」
    テンペランス:「…えーっと、つまり…」手をわちゃわちゃ
    テンペランス:「あっ、運命、運命を変えてくれたのよお兄さんは」
    鎌倉のの葉:「ふふ。大丈夫ですよ。ちゃんと伝わってます」頭をなでなでして、
    野津敬一:「そんな重大なことをしたつもりじゃないんだけど、UGNならアタリマエのことをしただけだし」
    鎌倉のの葉:「……野津さんは、テンペランスちゃんに手を差し伸べてくれたんですね。暗い闇の中にいたテンペランスちゃんに、手を伸ばす勇気のある人なんですね」
    鎌倉のの葉:「そういうところが。……ヒノトくんに似てるって思いました。……のの葉も、以前は暗闇の中にいましたから」
    野津敬一:「そりゃ傷だらけの女の子が裸足で歩いてれば保護するよ」
    テンペランス:「お姉さんも…?」
    野津敬一:「幸い俺にはそういう時に頼れるバックもあるし」
    鎌倉のの葉:「はい。のの葉も、ヒノトくんに運命を変えられました。だから、テンペランスちゃんの気持ちが分かります。だから」
    鎌倉のの葉:「置いてかれそうになっても。無理やりにでも着いていっちゃいましょう」
    テンペランス:「え、ええ…!?でもそれは、困らせてしまわないかしら……」
    テンペランス:ちらり、と野津君を見る
    野津敬一:(俺、好きな子いるんだけど…) 固定ロイス:笛橋燎火/好意○/罪悪感
    テンペランス:「ほ、ほら、お兄さん困ってしまっているわ…ああ…ごめんなさい…」
    野津敬一:(けど、ここで強く拒絶してテンペランスちゃんの精神状態を不安定にさせるのはどう考えても悪手だよな)
    野津敬一:「ああ、ごめんごめん。確かに少し困ってはいたけど。」
    野津敬一:「別に、痛いのを我慢しなくてもいいみたいにさ。」
    野津敬一:「俺が困ってるのも別に無視しちゃっても大丈夫だよ。」
    野津敬一:「子供は我儘を言うものだし。」
    野津敬一:「最初に言った通り、俺は『お兄さん』だからね。」
    鎌倉のの葉:「……そういうところも、ヒノトくんに似ています」
    野津敬一:「テンペランスちゃんが元気にやってくれるのが一番嬉しいよ」
    野津敬一:「今の飛鳥くんに似てるは、なんか少し悪意がなかった?」
    鎌倉のの葉:「気のせいですよ?」
    テンペランス:ちら、と野津君の方を向いた後俯いて
    野津敬一:「ならよかった。」
    テンペランス:「…本当は」
    野津敬一:(えっと、これで大丈夫か?テンペランスちゃんの精神は落ち着いているか?今後の任務に支障はないか?)
    テンペランス:「ここの階段、段差が高くて、下りるのが少し苦手なの」
    テンペランス:「…降りるとき…手を、握ってくださる…?
    鎌倉のの葉:「男の子って、優しさよりも任務を優先する傾向ありますよね。野津さん」
    野津敬一:「抱っこよりもそっちのほうがいい?」
    テンペランス:ぷるぷると赤い顔で顔を振って
    テンペランス:「手、手だけでいいわ…」
    野津敬一:「いや、それはエージェントだからね。」と鎌倉さんに
    テンペランス:それ以上を求めるのは、ちょっと年齢もあって恥ずかしいのだろう
    野津敬一:「わかった。」と言って端末の振動を感じる。画面を確認支部長からの通信を見る
    野津敬一:「ちょうど、連絡も来たし、そろそろ戻ろうか」
    野津敬一:と言ってテンペランスちゃんに手を差し伸べます
    テンペランス:「……え、ええ!」ぱあっと輝いた顔でその手を取って階段を下りる
    野津敬一:「あ、鎌倉さんは血は足りてる?今から忙しくなりそうだから足りなかったから今のうちに補給したほうがいいかも」
    鎌倉のの葉:「え、ええっ!?」
    野津敬一:「っと、ゆっくりね。足元気をつけて」
    鎌倉のの葉:「えっ!?の、野津さん!?それ、どういう意味で……あっ、待ってください!」
    鎌倉のの葉:「の、のの葉は!ヒノトくんからしかもらいません!」
    野津敬一:「いや、俺も大概不健康だから人に飲ませたくはないよ?」対抗種+オーバーカウンター
    テンペランス:「また、いんとうにふけらなきゃいけないのかしら?」気づかわしげにのの葉さんを見る
    野津敬一:「ただ必要なら然るべき場所から補給したほうがいいと思っただけで、うん」
    鎌倉のの葉:「いっ、いんと……! ち、違います!」
    鎌倉のの葉:「あれは、いんとう、じゃなくて……。のの葉にとって、ヒノトくんの血を貰うことは」
    鎌倉のの葉:「……2人で手繰り寄せた、”最高”なんですっ!」
    野津敬一:「……飛鳥くんも凄い彼女を持ったもんだな」
    野津敬一:「とりあえずしばらくは血が足りなくなることはないってことでオッケー?」
    鎌倉のの葉:「……大丈夫、です。ただ」
    鎌倉のの葉:「……のの葉とヒノトくんが。……その……2人そろって姿を消したら」
    鎌倉のの葉:「……察してください」 ほほを染めて俯く
    野津敬一:「………よし、鎌倉さん、今度飛鳥くんと一緒にゾンビ映画みてね。」
    テンペランス:「……?わかったわ…?」いんとう、とはそういうことなのかなあとぼんやりした雰囲気を察知
    野津敬一:「俺がこの状況でそんなこと絶対許さないって言う理屈がわかるから」

    GM:シーンカット、ロイスと購入を該当タブでどうぞ
    野津敬一:友達の彼女/感服○/隔意
    野津敬一:ブルーゲイル
    野津敬一:2dx+1>=20
    DoubleCross : (2DX10+1>=20) → 4[3,4]+1 → 5 → 失敗

    野津敬一:ダメ助!
    飛鳥ヒノト:2dx>=20 僕も先輩のブルゲやっとくか 大事だし
    DoubleCross : (2DX10>=20) → 10[2,10]+10[10]+3[3] → 23 → 成功

    鎌倉のの葉:警護対象/テンペランス/〇親近感/隔意
    飛鳥ヒノト:おっいけた パス
    四条さんご:ロイスはヒノトくんのPを「信用」に変更。
    四条さんご:アームドスーツを狙います
    飛鳥ヒノト:四条さんのロイスはこのままかな
    四条さんご:1dx+2>=15
    DoubleCross : (1DX10+2>=15) → 6[6]+2 → 8 → 失敗

    四条さんご:残念。以上
    鎌倉のの葉:アームドですね1のの葉にお任せください!
    鎌倉のの葉:1dx>=15
    DoubleCross : (1DX10>=15) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗

    四条さんご:よしよし
    鎌倉のの葉:役立たずのの葉です。以上
    野津敬一:ののっち!!

    ミドル4


    GM:ミドル戦闘があります
    GM:準備終わった方から登場侵蝕をお願いします
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (65 → 70)
    野津敬一:おっけおっけ
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (58 → 64)
    鎌倉のの葉:1d10+46
    DoubleCross : (1D10+46) → 3[3]+46 → 49

    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (57 → 58)

    支部長:(調査報告了解です、一回切り上げて、応援と合流して改めて突撃しましょう)
    支部長:(北大路君の件も…時間はありませんが、できる限りの対策を取って突入したいものです)
    GM:以上、先ほどの通信から
    GM:宗教法人アガルタ 廊下
    飛鳥ヒノト:「(ま、そうなるか)」
    GM:一時撤退のために、貴方たちはテンペランスの能力で隠密行動をとりながら廊下を急いでいた
    野津敬一:「悪いね。行ったり来たりになっちゃって」
    飛鳥ヒノト:敵の実質的な親玉に泳がされているのだ。思惑通りに動いても良いことはない。
    四条さんご:「この規模ともなれば、見合った準備も必要でしょうね。収穫は合ったわけですから問題ないでしょう」
    鎌倉のの葉:「……そろそろ、出口でしょうか」
    テンペランス:「ええ、さっきの裏口はここ……」ばっ、と後ろを振り向く
    野津敬一:「オルクスとかに空間操作されてなければそのはず」
    テンペランス:視線は奥だ
    テンペランス:「みんな、しゃがんで!」
    飛鳥ヒノト:とっさに従いながら、のの葉を引き倒す。
    飛鳥ヒノト:「ごめんよ!」
    四条さんご:その指示を脳が理解する前に体が反射でしゃがむ姿勢をとる。
    鎌倉のの葉:「きゃっ!」ヒノトくんに引き倒され、上から覆いかぶされる形になる
    野津敬一:指示に従い身を伏せる
    GM:ぶおん、と頭上を重い物体が掠める音
    野津敬一:「あっぶね…!!助かった!!」
    GM:ガシャン、と裏口が破壊、障害物が落ちてくる
    飛鳥ヒノト:「この獲物……」
    鎌倉のの葉:「……ありがとうございます、ヒノトくん」押し倒された形。下から見上げている
    四条さんご:「泳がせていた相手が逃げようとしたから……ということかしら?」
    テンペランス:「ええ!でも…これじゃ…」出口を見る、隠れて出るなら迂回する必要がありそうだ
    鎌倉のの葉:「今のは……」
    飛鳥ヒノト:体位変わるの早くない?
    ----:「……」
    ----:「…見つけたぞ」
    鎌倉のの葉:最初から下にいたつもりでしたwすみませんw
    四条さんご:「……あら」
    飛鳥ヒノト:「間違いない? 彼で」のの葉を助け起こしながら四条さんに。
    ----:憔悴と忘我の挟間のような表情をした少年が、そこにはいた
    野津敬一:「薬の成果かな。大分目がイっちゃってるね。」
    四条さんご:「えぇ。この状況で見るとは思わなかった顔ね」
    四条さんご:「ごきげんよう、北大路さん……挨拶ぐらいは届くかしら?」
    北大路雪弥:「フィーア様が逃がすなと仰せだ」
    飛鳥ヒノト:「ま、捕まっちゃったのは最悪だけどその相手が彼だったのは悪くない」
    北大路雪弥:どこか淡々とした口調、挨拶も多分聞こえてはいないだろう
    GM:が
    GM:全員、知識:レネゲイド判定
    GM:難易度8でどうぞ
    飛鳥ヒノト:5dx>=8
    DoubleCross : (5DX10>=8) → 7[3,4,5,5,7] → 7 → 失敗

    鎌倉のの葉:1dx>=8
    DoubleCross : (1DX10>=8) → 6[6] → 6 → 失敗

    四条さんご:2dx>=8
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 6[2,6] → 6 → 失敗

    野津敬一:5dx>=8
    DoubleCross : (5DX10>=8) → 8[2,2,6,8,8] → 8 → 成功

    飛鳥ヒノト:バディムーブ さんごさんに
    野津敬一:あっぶね!!!
    四条さんご:キュピン
    鎌倉のの葉:バディムー!つよい!
    野津敬一:よかった。バディムーブがあって!
    四条さんご:強さ!
    GM:あぶねえ
    GM:では
    野津敬一:俺が失敗したら終わりかとビビった
    この数回のやり取りでわかること 現在の侵蝕率は100%前後だが、それでもまだオーヴァードだ。
    対抗種を用いて彼を一度でも戦闘不能にすれば、そのまま彼の望み通り殺すことも可能だ。
    また、彼は何者かによって操られている。(Eロイス:絶対の枷+人形遣いを使われている状態)こちらも対抗種を用いて彼を戦闘不能にすれば、一時的にだが洗脳を無効化でき、詳細な話を聞けるかもしれない。
    彼を生かすか殺すかは、あなたたちにかかっている。

    飛鳥ヒノト:おー
    野津敬一:つまり
    GM:データ的には、Dロイス:対抗種持ちが彼を戦闘不能にした場合、そのまま彼を殺すか生かすかの選択もしてもらいます
    野津敬一:四条さんが本気を出しすぎたらあかんっちゅーことやね!
    四条さんご:精神コマンドてかげん!
    GM:これを踏まえて追加のRPどうぞ
    飛鳥ヒノト:「今の僕は楽観モードでね」言うほど楽観はしていない。「連れ帰れるなら御の字だと思ってるけど」
    飛鳥ヒノト:鞘を払う。折り重なる乱れ刃文。偽造ダマスカスの剣。
    野津敬一:「こいつは支部長の受け売りなんだけどさ」
    野津敬一:「この手の急激にレネゲイドに感染されられたオーヴァードは」
    野津敬一:「まだレネゲイドに汚染されきってない細胞があるおかげで」
    野津敬一:「レネゲイドを殺す力に晒されれば、その部分が抗体のように働いて侵蝕率が下がることもあるらしい。」
    鎌倉のの葉:「なんにせよ。あの人を無力化する必要があります」
    野津敬一:「幸いにして、こっちには3人ぐらい、レネゲイドを殺すことに特化したオーヴァードがいるよね。」
    飛鳥ヒノト:「ふふ、出来すぎてるね」
    鎌倉のの葉:「……」ちらり、と四条さんの顔を見る
    野津敬一:「あの人もどこまで想定してたんだかわからないよなあ」
    四条さんご:「………」見られていることを意識して、ふう、と小さく息を吐く。
    四条さんご:「そうね。フィーア様とやら以外の他の女子には、挨拶すらなびかない一途さは評価するべきかもしれないけれど」
    四条さんご:「薬効による特殊な覚醒。脈拍の乱れ、通常のオーヴァードとの血色の違い」
    四条さんご:「………病巣に抗体を打ち込めば、落ち着かせることぐらいはできるでしょう」
    四条さんご:体を見て、血の巡りを見る。その血管の細部まで。
    野津敬一:「お、病院の一人娘さんも同じ見立てとは頼もしいね」
    四条さんご:鎌倉のの葉、野津敬一、飛鳥ヒノト。パーティを組むに当たって、彼らの特性は聞いている。
    四条さんご:「えぇ。これでも人の体にはちょっと詳しいの」
    北大路雪弥:薬物的なアプローチで一部の血流が遅くなっている、というのがわずかに見て取れる
    四条さんご:「だから皆さん、力を借りるわね」
    野津敬一:「勿論、持ちつ持たれつで行こう!」
    四条さんご:「そうさせてもらうわ」
    四条さんご:「私、人の命なんて重いもの、めったに持ったことありませんもの」

    GM: 
    雪弥
    5m
    PC


    GM:勝利条件はエネミーの戦闘不能です
    GM:セットアップ、宣言ある方いますか?エネミー側はありません
    鎌倉のの葉:あります
    鎌倉のの葉:《鮮血の奏者》
    鎌倉のの葉:自身のHPを3減らし、攻撃力を+9します
    四条さんご:なし!
    野津敬一:なっしん
    飛鳥ヒノト:なし
    鎌倉のの葉:49→54
    鎌倉のの葉:以上です
    GM:OK、イニシアチブ行きましょう(演出はまとめて行きます)
    鎌倉のの葉:49→53だった
    GM:割り込みなければエネミー動きます
    鎌倉のの葉:こい!
    北大路雪弥:マイナー クイックモーション+スーパーランナー+ストライクモービル搭乗
    GM:PC達にエンゲージしますね
    北大路雪弥:メジャー ヘヴィギャロップ+コントロールソート+コンセントレイト:Ne+神機妙算
    北大路雪弥:範囲にストライクモービルで白兵攻撃
    GM:妨害なければ判定します
    飛鳥ヒノト:ありません、どうぞ!
    野津敬一:なにもできない
    北大路雪弥:12dx7+4
    DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,2,2,3,4,4,5,7,7,9,9,10]+10[2,5,6,6,9]+3[3]+4 → 27

    北大路雪弥:リアクションどうぞ
    野津敬一:ドッジャ!!
    野津敬一:3dx>=27
    DoubleCross : (3DX10>=27) → 10[1,5,10]+2[2] → 12 → 失敗

    野津敬一:ダメ
    鎌倉のの葉:ドッジ!
    鎌倉のの葉:5dx+1>=27
    DoubleCross : (5DX10+1>=27) → 9[1,4,5,6,9]+1 → 10 → 失敗

    鎌倉のの葉:むり
    四条さんご:回避!
    四条さんご:6dx+1>=27
    DoubleCross : (6DX10+1>=27) → 8[1,2,6,7,8,8]+1 → 9 → 失敗

    飛鳥ヒノト:1dx+1 ドッジ
    DoubleCross : (1DX10+1) → 5[5]+1 → 6

    四条さんご:ダメ
    飛鳥ヒノト:命中!
    北大路雪弥:3d10+10 装甲有効
    DoubleCross : (3D10+10) → 27[8,10,9]+10 → 37

    野津敬一:ダメージダイスやば
    鎌倉のの葉:SA TSU I
    飛鳥ヒノト:良いダメージ! リザレクトします
    野津敬一:リザレクト
    鎌倉のの葉:リザレクトします!
    鎌倉のの葉:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 3

    四条さんご:リザレクト!
    飛鳥ヒノト:またやってしまった
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (64 → 73)
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (70 → 77)
    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (58 → 67)
    野津敬一:ラッキーセブン!
    四条さんご:四条さんごのHPを22減少 (31 → 9)
    北大路雪弥:直後のイニシアチブで分割思考宣言
    北大路雪弥:イニシアチブ-10して未行動に
    鎌倉のの葉:なっ
    飛鳥ヒノト:早く倒さなきゃ……!
    野津敬一:ひええ
    GM:イニシアチブ10、四条さんにどうぞ
    四条さんご:はーい
    四条さんご:えーと、スーパーランナーってことは今は同じエンゲージですね?
    GM:です
    四条さんご:おっけい
    四条さんご:マイナーで《破壊の爪》素手データ変更。
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を3(→ 3)増加 (73 → 76)
    四条さんご:メジャーでコンボ【叩く】《C:ブラム》《乾きの主》。対象は北大路さん
    四条さんご:判定
    四条さんご:8dx8+4
    DoubleCross : (8DX8+4) → 10[3,3,4,4,7,8,10,10]+10[6,7,10]+10[10]+10[10]+3[3]+4 → 47

    四条さんご:おぉ……リアクションどうぞ
    北大路雪弥:ガード
    四条さんご:5d10+9+1d10 装甲無視。命中時4点回復
    DoubleCross : (5D10+9+1D10) → 39[9,8,8,7,7]+9+6[6] → 54

    四条さんご:四条さんごのHPを4増加 (9 → 13)
    四条さんご:装甲無視の54点
    北大路雪弥:装甲13点全部抜かれて54通します
    北大路雪弥:一気に半分消し飛んだわね
    四条さんご:タフ。
    GM:侵蝕処理したらお次のイニシアチブ行きます
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を6(→ 6)増加 (76 → 82)
    GM:ではお次
    GM:野津君どうぞ
    野津敬一:はーい
    野津敬一:マイナーなし
    野津敬一:メジャーで《原初の赤:ウルトラボンバー》+《原初の赤:ブラッドボム》+《混色の氾濫》
    野津敬一:対象を範囲(選択)にし狙いは北大路くん
    野津敬一:3dx-1
    DoubleCross : (3DX10-1) → 9[2,6,9]-1 → 8

    野津敬一:バディムもらえる?
    飛鳥ヒノト:了!
    飛鳥ヒノト:バディムーヴを宣言。達成値+3してください
    野津敬一:ありがとー!達成値11!
    北大路雪弥:リア不
    野津敬一:リア不、装甲有効です
    北大路雪弥:ダメージどうぞ
    野津敬一:2d10+2d10+2d10+30+7
    DoubleCross : (2D10+2D10+2D10+30+7) → 16[10,6]+12[9,3]+11[2,9]+30+7 → 76

    野津敬一:悪くないぞ!
    野津敬一:まだ生きてますか?
    北大路雪弥:殺意!!
    北大路雪弥:一旦戦闘不能になるけど蘇生復活切ってHP1になります
    野津敬一:ではブラッドボムで追撃します。
    野津敬一:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 17[5,4,5,3] → 17

    野津敬一:えい!
    四条さんご:死体蹴り!
    野津敬一:HPダメージなので装甲無視
    北大路雪弥:これは…
    飛鳥ヒノト:隙のない二段構えというわけ!
    野津敬一:ウルボンの効果でHPが0に対抗種の反動でHP-3、オーバーカウンターの反動でHP-11、ブラッドボムの反動でHP-17、野津くんはここで倒れます。
    野津敬一:侵蝕が87に。
    北大路雪弥:もう一回戦闘不能、こっちの蘇生札はもう無いけど…
    鎌倉のの葉:野津くん、太く短い人生を体現してるな、、、w
    ----:奇跡の雫宣言
    ----:HP15点で蘇生させます
    野津敬一:その横棒は…!!
    飛鳥ヒノト:うわっ このソラリスエフェクトは!
    鎌倉のの葉:ゲェー!!
    北大路雪弥:というわけで15点残りました
    四条さんご:邪悪なソラリスエフェクト!
    野津敬一:流石にもう復活は切れとるやろ……!リザレクトはせず侵蝕を温存します。
    GM:お次!ヒノト君!
    飛鳥ヒノト:では手番
    飛鳥ヒノト:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:白兵》《虚構のナイフ》
    飛鳥ヒノト:いやどうだろう……
    飛鳥ヒノト:虚構抜いてダイス目悪いと普通に装甲で生き残られるしこれでいきます
    野津敬一:装甲13あるからね
    GM:OK
    飛鳥ヒノト:8dx7+6 命中
    DoubleCross : (8DX7+6) → 10[1,5,5,6,7,7,8,10]+10[4,7,9,10]+10[3,9,10]+5[4,5]+6 → 41

    北大路雪弥:…さすがにダメ元だけど切るか
    飛鳥ヒノト:ナイス出目と固定値
    北大路雪弥:カウンター宣言
    飛鳥ヒノト:えぇ こわ
    北大路雪弥:ヘヴィギャロップ+コントロールソート+コンセントレイト:Ne
    北大路雪弥:12dx7+4
    DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,1,2,3,5,5,7,8,8,9,10,10]+10[2,4,6,6,7,10]+1[1,1]+4 → 25

    北大路雪弥:駄目、ダメージください
    飛鳥ヒノト:セーフ!
    飛鳥ヒノト:7d10+20
    DoubleCross : (7D10+20) → 25[1,1,5,8,1,7,2]+20 → 45

    飛鳥ヒノト:装甲有効
    北大路雪弥:13弾いても耐えられません、戦闘不能です
    飛鳥ヒノト:侵蝕74に
    GM:で、ヒノト君
    GM:彼を殺しますか?それとも無力化させますか?
    飛鳥ヒノト:当然無力化で!
    GM:了解!
    GM:どのみち戦闘不能にはなったのでここで戦闘終了です!
    GM:演出しましょう

    鎌倉のの葉:指先に貼った絆創膏を剥がすと、ぽたり、ぽたりと鮮血が滴り落ちる。
    鎌倉のの葉:レネゲイドを抹殺する対抗種(カウンターレネゲイド)。その因子が混ざった血を拳で握り込みながら。
    鎌倉のの葉:「……来ます」
    鎌倉のの葉:迫りくる敵の脅威に身を構える
    北大路雪弥:身の丈の倍近くはある棺桶についた鎖を鳴らし、地面を踏んで飛ぶ
    北大路雪弥:そのまま棺桶に着地、自重と棺桶の重量を以って、君たちを潰そうと襲い掛かる
    飛鳥ヒノト:「ッ!」
    飛鳥ヒノト:単純に仕掛けの速度が、以前の交錯時を上回っている。
    飛鳥ヒノト:「(──だが)」
    飛鳥ヒノト:グリムヴォーパル。垣間見る練達の剣。一瞬先の殺傷刃圏を幻視する左目の魔眼が光り輝く。
    飛鳥ヒノト:押し潰されることを厭わず、半ば捨て身のような形で剣を振る。火花が飛び散り、傾いた棺桶から北大路雪弥を振り落とす。
    飛鳥ヒノト:生成される『蓮の台』の上へと。
    飛鳥ヒノト:「がぶっ」
    北大路雪弥:「っ!」剣によって変わった軌道に対処できず、落下し
    北大路雪弥:目の前に移った脅威に、反射的に目を開く
    野津敬一:棺桶が胴部を直撃する。
    野津敬一:みしり、みしりと骨の折れる音が響く。折れた骨が臓腑に突き刺さる。
    野津敬一:(くそ…)
    野津敬一:痛みには慣れている。
    野津敬一:しかし、体が動かない。
    野津敬一:飛鳥くんが作ってくれた追撃の機が、このままで失われる
    野津敬一:拳銃に届かない手にもどかしさを覚えながら、焦燥感を感じていた。
    四条さんご:代わりにギチィ、と響くのは少女が一歩を踏み出した音だ
    四条さんご:一個の人の形に収められた肉の密度が収縮し、常人を離れた身体能力へと性質が作り変わる。
    四条さんご:それが重力を速度と重さで振り切った棺桶、その鎖を掴み取る。
    四条さんご:「……ッ」
    四条さんご:ゴキリ、と肩が異音を発し、それでも鎖に掛けた手を離さず、地面を砕く勢いで踏みとどまる
    四条さんご:「せぇ、」
    四条さんご:グィンッ ジャリリリリリリ!
    四条さんご:「─────の!」
    四条さんご:鎖を手にしたまま、殺人速度で飛んでいた棺桶を強引に振り回し、北大路さんへと叩きつける!
    北大路雪弥:…想定外、という言葉はない、そもそも意志の在処も危うい傀儡だ
    北大路雪弥:ただ、貴方が剛力を振るった結果として、それは当たる
    野津敬一:「見たかよ飛鳥くん。とんでもないね、ありゃ」
    飛鳥ヒノト:「(誰かが間に合わせるから、見えた)」「(……彼女か)」
    北大路雪弥:そして、重いものが人体に当たれば当然のごとく
    北大路雪弥:隙は、増える
    四条さんご:「あら、私などまだまだ。いたらぬことばかりです」棺桶を投げた指はすでに嫋やかな柔らかさを取り戻している。
    四条さんご:「扉を開けたまで。ですからこの先は、エスコートをお願いしますね?」
    野津敬一:「任せて」
    野津敬一:野津の足元から黒い蓮華が咲く。
    野津敬一:幾層にも重なる影の花脣が野津と北大路の影を呑み込むようにして広がっていく。
    野津敬一:『心を結んだ者同士が生まれ変わり、蓮華の上で穏やかに過ごす』
    野津敬一:仏教の教えにある、死後の細やかな願いを歪んで捉え
    野津敬一:呪いとして仕立て上げた野津の家系に伝わる術式
    野津敬一:「『一蓮托生』」
    野津敬一: 人懐っこい笑みを浮かべたまま北大路くんに声をかける
    野津敬一:「さあ、北大路くん。」
    野津敬一:大型の拳銃を自分の米神に突きつけ
    野津敬一:「一生に死のうか」
    野津敬一:人懐っこい笑みを浮かべたまま、その引き金を引く
    野津敬一: 乾いた音が響き、同時に野津の脳漿がぶち撒けられる
    野津敬一: 頭蓋が割れ、脳が崩され、弾丸が体を貫いていく死の感覚が強制的に北大路くんに伝播し
    野津敬一:黒い蓮華が散る
    北大路雪弥:ふらり、と、野津君の動きをなぞるように崩れ落ちる
    飛鳥ヒノト:「さて」
    北大路雪弥:強制的にレネゲイドを励起させられただけの一般人だ、死の感覚は、君のそれより、鮮烈に響く
    飛鳥ヒノト:淀みなく北大路へと駆け寄る。剣は、構えたまま。
    北大路雪弥:そのまま、敷かれた影に倒れ込む
    ----: ことを許さない
    ----:「いいえ、まだです、まだ倒れてはなりません」
    ----:「このまま背教者を野放しにしておくことはアガルタ様も許さないでしょう」
    飛鳥ヒノト:左目の変じた闇色の魔眼が叫ぶ。殺せと。それは終わっていないということだ。
    ----:影の上に落ちていた白い通信機から、かすかに歌うような声がする
    北大路雪弥:声が聞こえる、まだ
    野津敬一:野津の体は未だ血塗れの床に伏せたままだ。
    北大路雪弥:倒れられない、糸で操られるように立ち上がる
    飛鳥ヒノト:「(殺さないよ)」滑るような移動、左霞。
    ----:その声は、痛みに麻酔をかけ、再び傀儡が動くことを可能とする
    野津敬一:既に肉体の再生は始まっているが、野津の再生能力はオーヴァードとして非常に弱い。この戦闘では使い物にならないだろう
    飛鳥ヒノト:グリムヴォーパルの幻視、敵手生存の可能性。
    飛鳥ヒノト:細かな挙動でそれを断つ、変則発現の対抗種
    北大路雪弥:自動人形がルーチンに沿うように、先の攻撃ですでに壊れかけた鎖を引く
    北大路雪弥:がちゃん、と音を立てて棺桶が開き、中に入っているのは銃口の束
    北大路雪弥:雑に足で方向をヒノト君に向け
    北大路雪弥:砲火、散弾の雨をばら撒き、機械的な抵抗を行う
    北大路雪弥:もう君の眼にはわかる、彼を殺す方法も、生かす方法も
    飛鳥ヒノト:「強弱、曲直、進退自在。選択肢は既に狭められている」
    飛鳥ヒノト:射線を躱す。それを操作しようとする動きを、中空の鎖に鞘を絡めて外しながら強引に前に出る。
    北大路雪弥:鎖から手が離れる、動揺は無い
    北大路雪弥:あるのはどうしようもなく、ぽっかりと動作の間に挟まる空白だけだ
    飛鳥ヒノト:魔眼がこの世ならざる世界を見て。彼を操るうねりを一閃した。
    飛鳥ヒノト:幻視へついていくための無茶な動きで、筋肉のいくつかが断裂して膝をつく。
    飛鳥ヒノト:「……よし。逃げるよ!」
    飛鳥ヒノト:「四条さんは北大路くんを、のの葉は先輩をお願い」
    テンペランス:「でも、出口は…!」目の前を指す、既に扉の前は崩落した瓦礫によって塞がれている
    鎌倉のの葉:「は、はい!……野津さん、のの葉に掴まってください」
    野津敬一:「………」
    四条さんご:「あいあいさ。」合図と同時に体を抱える「殿方とこんなに近く……というのは後にしましょうか」
    飛鳥ヒノト:「おっと……」
    野津敬一:血塗れのまま人懐っこい笑みを浮かべながら鎌倉さんの言葉に頷く
    飛鳥ヒノト:靱帯を再生させながら剣を杖にして立ち上がる。
    野津敬一:「……あの有様じゃ、四条さんでも瓦礫を退けるのは難しいかな」
    四条さんご:「上から順番に崩さないと、どのみち雪崩れておしまいに見えますね」
    野津敬一:言葉を紡ぐ度にかひゅうかひゅうと息の漏れる音が響く
    テンペランス:「このままじゃ誰か来てしまうし…」
    鎌倉のの葉:「……野津さん。大丈夫ですか?……別の出口を探すしかないでしょうか」
    野津敬一:「どこか隠れらそうなところはあるかな。出来ればさっきの場所以外で。」
    テンペランス:「隠れ場所ね、それなら心当たりがあるわ」
    飛鳥ヒノト:「適当に出られないかと思ったけど、オーヴァードの脱走に対してそれなりに厳しくできてるか」
    野津敬一:「なら、一度そこで体制を立て直そう。っていうか、少し体を回復させて。ごめんね。」
    飛鳥ヒノト:「お疲れ様、できるだけ休んで」
    テンペランス:「………」その野津君の様子に、くしゃっと顔を歪めながらも
    四条さんご:「そうね……出力を気にしないオーヴァード向けの施設ですもの。厳しそうね」
    野津敬一:「俺だけじゃなく、彼にも休憩は必要そうだしね」
    四条さんご:「テンペランスさん、先導お願いできるかしら。」意識を向けさせるためにもそう言う
    野津敬一:血で霞む視線で、北大路くんの方を見る
    テンペランス:「ええ、急ぐわ、こっちよ」元来た道を走る
    テンペランス:先行しているためどういう表情をしているのかは、うかがえない
    野津敬一:(……また、かっこ悪いところ見せちゃったな)
    野津敬一:(こんなんじゃ、あの子に痛いのを我慢するなって言っても説得力ないよなあ)
    野津敬一:鎌倉さんに肩を支えられながら、自嘲するような笑みを浮かべる

    鎌倉のの葉:ミドル4のラストでエフェクト使用
    鎌倉のの葉:《不死者の恩寵》
    鎌倉のの葉:3d10+5
    DoubleCross : (3D10+5) → 18[10,1,7]+5 → 23

    鎌倉のの葉:HP23回復。浸食56→61

    GM:シーンカット、ロイスと購入を該当タブでどうぞ
    飛鳥ヒノト:ロイス保留 購入はアームドスーツ
    飛鳥ヒノト:3dx>=15 えい
    DoubleCross : (3DX10>=15) → 9[1,6,9] → 9 → 失敗

    飛鳥ヒノト:以上
    野津敬一:ブルーゲイル
    野津敬一:3dx+1>=20
    DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 9[5,7,9]+1 → 10 → 失敗

    四条さんご:アームドッスーツ
    四条さんご:3dx+2>=15
    DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 10[1,10,10]+3[2,3]+2 → 15 → 成功

    野津敬一:やるー!
    四条さんご:買えた。装備します。がしーん
    四条さんご:シスター服型
    野津敬一:ヒノくんにバディムもらって2個めのブルゲ買わせてもらっていいですか?
    四条さんご:以上です。
    野津敬一:四条さんにお渡ししたいですわ。
    野津敬一:いらないなら僕の2R目用にしたいですわ。
    鎌倉のの葉:アームドチャレンジ
    鎌倉のの葉:2d10>=15
    DoubleCross : (2D10>=15) → 12[9,3] → 12 → 失敗

    鎌倉のの葉:いおうです
    四条さんご:範囲攻撃だし加速するのはありかも。
    四条さんご:野津くんも使うならどちらにしろ範囲ですしね
    飛鳥ヒノト:ごめん反応遅れた!バディムーヴで野津くんの達成値+3してください
    野津敬一:あざす!財産点7使ってブルゲ購入
    野津敬一:四条さんにヒノトくんと僕からブルゲをプレゼントしますね。
    四条さんご:わぁい、妖しい宗教団体で殿方からお薬をプレゼント

    ミドル5


    GM:隠れつつ雪弥君から情報聞き出したりするシーンです
    GM:準備できた方から登場侵蝕をお願いします
    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (74 → 84)
    飛鳥ヒノト:ワギャ
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (82 → 84)
    四条さんご:おそろいねヒノトくん
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (87 → 90)
    野津敬一:セーフ
    飛鳥ヒノト:そのようだね四条三
    飛鳥ヒノト:四なのか三なのか・ザ・誤字
    鎌倉のの葉:1d10+61
    DoubleCross : (1D10+61) → 7[7]+61 → 68


    GM:宗教法人アガルタ ????
    GM:地下の階段を降り、逃げ込んだ先は、真っ暗で、しかも何もない空の倉庫のような部屋だった
    GM:どうにかこうにか点灯に成功した裸電球の明かりの下、君たちはひとまず休憩をしている
    野津敬一:「さっきよりも随分殺風景だね。」
    飛鳥ヒノト:「カメラがないってすぐ判断できるのは」
    飛鳥ヒノト:「まぁ良いところじゃない。これポジティブモードね」
    飛鳥ヒノト:実際かなり困るよなぁ~今の状況、とぼやいて寝転がる。
    野津敬一:肋骨の骨折はまだ治りきっていない。呼吸をするだけで体をナイフに刺されたような痛みが走る
    鎌倉のの葉:「……ここなら、誰も来なさそうです。少し休みましょう」
    野津敬一:「テンペランスちゃんは大丈夫?」
    野津敬一:「巻き込まれて怪我してない?」
    四条さんご:「そうね、なにもないということは、普段は用事がなさそうだし」
    テンペランス:それまで俯いていたのだが、ぐしぐしと手で顔をぬぐって野津君を見て
    テンペランス:「え、ええ、大丈夫よ、怪我は無いわ」
    テンペランス:にこりと笑って答える
    野津敬一:「よかった。」
    野津敬一:「でも、ごめんね。怖い思いさせちゃって」
    野津敬一:出来るだけ、少女を安心させるように優しく微笑もうとする。
    飛鳥ヒノト:「お。」
    野津敬一:けれど、全身を蝕む呪いと痛みが思うように表情を動かせてくれない
    テンペランス:「いいえ!必要だったのでしょう、なら、多少怖くても仕方が無いわ」
    四条さんご:「野津さん。そう言う言葉は体を直してから言ったほうが効果的だと思いますよ」
    テンペランス:「……お兄さんのほうが心配よ」
    飛鳥ヒノト:「野津さんの戦闘はテンペランスちゃん的には怖いよねぇ」
    野津敬一:「ん、そうか。傷だらけで大丈夫って言っても安心できないか」
    テンペランス:「私より、ずっと痛そうなのだもの」
    飛鳥ヒノト:「あ天然? 大事な人が出来たからそういうの気が回るようになったのかと」
    飛鳥ヒノト:ほら、前言ってたじゃんね焼き肉で。
    野津敬一:「俺は昔から気が回る方だよ」と人懐っこい笑みを飛鳥くんに向ける
    飛鳥ヒノト:「そうだけどそうじゃないだろ」
    飛鳥ヒノト:「まあいっか今は……お」
    飛鳥ヒノト:「や、起きた? 意識はどう?」
    飛鳥ヒノト:みじろぎした北大路くんの頬をぺしぺしする。
    北大路雪弥:ぱちり、と目を開けるといつの間にか目の前に知らない人がいたのでめちゃくちゃ戸惑っている
    鎌倉のの葉:「ひ、ヒノトくん……」
    北大路雪弥:「え、あ、意識…?てか君たちは…?」
    野津敬一:「四条さんから説明してもらったほうがいいかな?」
    飛鳥ヒノト:「だね」
    北大路雪弥:「し、四条さん…!?」
    四条さんご:「ごきげんよう」
    四条さんご:倒れた姿を覗き込む。黒髪がカーテンのようになる
    北大路雪弥:「ご、ごきげんよう…」いきなり現れた見知った顔だ
    四条さんご:「うん、今はご挨拶を返していただけるみたいね。気分はどう?」
    北大路雪弥:「気分…は別に悪くもって言いたいけれど、まだちょっとふらふらするな…」
    北大路雪弥:頭の中で記憶を反芻して、途端にさっと顔が青ざめる
    四条さんご:「そう。大変な衝撃を受けてたものね」
    北大路雪弥:「……どうしてここに?」
    四条さんご:「貴方を助けに。」
    四条さんご:「……あぁいえ。正しくは、貴方とテンペランスさんを助けに。かしらね」
    四条さんご:「彼ら彼女らは私の仲間よ。そしてここはまだ教会の中。連れ出せなくてごめんなさいね?」
    北大路雪弥:「助けにって、今更俺の何を…」声が震える
    北大路雪弥:親はもういない、学校とも音信不通だ、いつ手続きを取られていてもおかしくない
    北大路雪弥:おまけにこの体だ、今更助けると言われても、そうですかとは飲み込めない
    四条さんご:「あぁ、そういうのはいいのよ。自分にはもうなにもないとか、生きていても、とか。色々悩む事はあると思うけどね。」
    四条さんご:「重要なのは北大路さん、貴方の意志よ」
    四条さんご:「ここに居たいか、ここから出たいか。」
    四条さんご:「私は見知った顔が困ってそうだから着いてきただけで、強要するつもりはないし……」
    四条さんご:「例えば私の家はちょっと特殊な病院も経営してて、プロの目線からその体を診察出来るかもしれないし、普通の"日常"を取り繕えるかもしれない。」
    四条さんご:「そういう要素を提示しつつ、貴方の意見を聞きに来たのよ、北大路さん」
    四条さんご:暗く赤い瞳でまっすぐ見る。
    飛鳥ヒノト:「真面目だねぇ」指でくるくると帽子を回しながらうすく笑う。
    北大路雪弥:「……」血色のせいだろう、初めて見た時より幾分か暗くなった目で見返す
    飛鳥ヒノト:「先輩の過剰侵蝕毒(オーバーカウンターレネゲイド)。荒療治だったけど、『君の判断』ができる状態にはなってるはずだ、北大路雪弥くん」
    飛鳥ヒノト:「どうかな。僕としては、無理矢理にでも連れて帰りたいところだけど」
    北大路雪弥:「……とりあえず、出た後どうするかはまた決めたいけれど」
    北大路雪弥:「出たくはあるかな、ここから」
    北大路雪弥:おちおち自殺もできやし無さそうだし、と小声でつぶやく
    四条さんご:「そう、よかった」ぽむ、と両手を叩く。
    四条さんご:「私としては無理矢理でも助けに来た、とは言えなかったもの。『貴方のために傷つきに来たんですよ』が脅しになるのは、今十分に見ましたから」
    野津敬一:「しょうがないじゃん、それしか出来ないんだからー」
    テンペランス:「お、脅しとは思ってないわ…」
    四条さんご:「個人の感想ですわ」
    四条さんご:「じゃあ、北大路さんが外に出るお手伝いをさせていただきましょう。」
    四条さんご:「その代わり、そちらも助けてくれると嬉しいわ、北大路さん。私たち今、困ってるのよ。」
    北大路雪弥:「困ってる」
    北大路雪弥:「それは…内容次第だけど、できる限りは聞けるように善処するよ」
    飛鳥ヒノト:「見覚えあるかな? この部屋。まだ教団内なんだけど」
    飛鳥ヒノト:「外に出る目処が立ってないんだよね」
    鎌倉のの葉:「……出口を、知っていますか?」
    北大路雪弥:ふむ、と少し周りを見渡してから、考えて
    飛鳥ヒノト:「君たちの言うところの”フィーア”に見つかって、追われてる。うまい具合に数的有利を作って彼女を倒せるならそれも万々歳だ」
    北大路雪弥:「…博打になるけど、一個だけ思い当たる節が」
    野津敬一:「いいね、聞かせてもらえる?」
    北大路雪弥:「ここの部屋、多分ここの箱をずらすと、"秘密の儀式場"につながるんだ」
    北大路雪弥:手で横の箱をぽん、と叩く
    鎌倉のの葉:「秘密の……儀式場?……潜入したときに最初に聞こえてきた、あの儀式でしょうか」
    野津敬一:「わお」
    北大路雪弥:「俺はそこに何回も連れてこられたから、そっちの中身も知ってる」
    北大路雪弥:「ああ、それとは別みたい
    野津敬一:「あの手記にあった部屋かな」
    北大路雪弥:「なんでも、"教化が足りない"信者を真の"教化"
    北大路雪弥:に導くだとかなんだとか言っていた」
    北大路雪弥:「手記…?」
    飛鳥ヒノト:「思った以上に頼れるね。と」
    野津敬一:「ああ、君が書いてた日記。ごめんね、勝手に読ませてもらっちゃった」
    飛鳥ヒノト:コートから件のノートを取り出して放る
    北大路雪弥:「…ああ、それか、いいよ、多分もう書かないし」すっとお返しする
    飛鳥ヒノト:「だよね」
    四条さんご:「ただ、おかげさまで情報の整理には役に立ちましたわ」
    飛鳥ヒノト:「もうひと悶着起こせそうだ。血を補給しておくかい? のの葉」
    北大路雪弥:「とにかく、奥の部屋に行けば扉があるのはわかっているけど」
    鎌倉のの葉:「ふぇっ!?……で、でも……」四条さんをチラっと見る。彼女は、吸血衝動は大丈夫なのだろうか
    北大路雪弥:「十中八九"フィーア"もいるだろうね」
    飛鳥ヒノト:「望むところ」
    野津敬一:「上等だ。まず彼女を捕まえて武器の供給を止めなきゃね」
    四条さんご:「?」鎌倉さんの目線に応える。定期的な補給が必要なタイプだろうか。ご飯だしねぇ。
    北大路雪弥:「……後ろ向いたほうがいい?」映画館のことを忘れたわけじゃないので
    飛鳥ヒノト:「彼女さえなんとかできれば、ってとこだからね」もぞもぞしているのの葉の口にウェットティッシュで拭った人指し指を突っ込む。
    北大路雪弥:ていうか段々思い出してきた
    鎌倉のの葉:「……んむっ!?……ひ、ひのほふん!?」
    飛鳥ヒノト:「別に、もうバカップルだってここの全員にバレてるわけだし」
    野津敬一:「テンペランスちゃん、こっち来てー」
    飛鳥ヒノト:「あ、北大路くんは忘れてたか しまったな」
    野津敬一:「あの淫蕩なお兄ちゃんとお姉ちゃんのことは視界にいれないようにしようねー」
    テンペランス:「はーい」とてとてとてと野津君に近寄ってくる
    テンペランス:正面から抱き寄せられる形だ
    鎌倉のの葉:「ば、バカ、ではないです。……普通のカップル、です。……んっ」
    四条さんご:「………………」他人のを見るのは初めてだな、と落ち着いた瞳が見ている。
    北大路雪弥:「……………そこは…黙っておくよ…」
    鎌倉のの葉:かぷ、とヒノトくんの指を噛む。じんわりとあふれ出てくる飛鳥ヒノトの体液を、その身に蓄えていく
    野津敬一:「ん、よしよし」
    野津敬一:テンペランスちゃんが教育に悪いものを見ないように胸に抱き寄せる
    鎌倉のの葉:「…………お、お願いです。」「……あっち向いててください」
    飛鳥ヒノト:血を嚥下するのの葉を愛おしげに見つめています。
    飛鳥ヒノト:「そうやって恥ずかしがるからやましいことをしてる感じになるんじゃないか」
    鎌倉のの葉:ヒノトくんの指を咥えたまま、懇願。膝まずいて、ちうちうと血を吸っている
    飛鳥ヒノト:「今回は手からだし」
    鎌倉のの葉:「ひ、ヒノトくんは恥ずかしくないんですか?」
    北大路雪弥:(映画館でやるには十分やましいと思う、黙っておくけど)
    四条さんご:「お二人に聞きたいのだけど、それいつも人前でやっているの?」
    飛鳥ヒノト:「(映画館でやってたのはやましかったな……)」
    野津敬一:「映画館ではやってたらしいけど」
    鎌倉のの葉:「い、いつもじゃないです!」「……時々、です」
    飛鳥ヒノト:「やむを得ない場合だけ」
    飛鳥ヒノト:「あ、映画館のもやむを得ない場合です」
    飛鳥ヒノト:「…………無茶だなこれ」
    北大路雪弥:「せめて館の外に出ればよかったのに」
    北大路雪弥:「あっ」
    北大路雪弥:口に出してしまったので慌てて手で口をふさぐ
    四条さんご:「これは、私が言うまでもなく理解してると思いますが」
    鎌倉のの葉:「み、耳も塞いでいてください!」
    飛鳥ヒノト:「君の倫理観は正しい。僕らが間違っており君が正しかったせいで」
    飛鳥ヒノト:「君を助けるのが遅れたと言っても良い、本当に済まない」
    野津敬一:「だってさ」
    飛鳥ヒノト:憂いを帯びた顔。美少年だ。
    四条さんご:「そういったレネゲイド絡みの体質に由来する行為を公衆でやるのは、UGNとしては減点ではないでしょうか」
    飛鳥ヒノト:「はい……」
    四条さんご:考察顔
    野津敬一:とテンペランスちゃんの耳を両手で優しく覆います
    鎌倉のの葉:「はい……」
    鎌倉のの葉:ちう、ちう、ちう。   ご く ん
    テンペランス:ちゃんと耳をふさがれているぞ
    鎌倉のの葉:指先から伝わる銀の糸を名残惜しそうに見つめ。
    飛鳥ヒノト:「あはは、先輩本当に誘拐犯みたい」
    鎌倉のの葉:「……お待たせしました。もう、へっちゃらです」
    野津敬一:「君の彼女がそうしろって言ったんだろ。」
    飛鳥ヒノト:「ごめんごめん」ハートマーク柄の絆創膏を指に巻く。
    野津敬一:「テンペランスちゃんもお疲れ様」
    北大路雪弥:「もういいのかい」くるり、と白い髪をなびかせて振り向く
    野津敬一:情事が終わったことを確認してそっと彼女の体を離します
    飛鳥ヒノト:「うん、ありがとうね」
    テンペランス:「ううん、お兄さんがいたから平気よ」
    鎌倉のの葉:「もう、大丈夫です。お騒がせしました」 赤面。まさか、ヒノトくんが人前であんなことをしてくるだなんて思わなかったから。血を吸ったばかりだというのに未だ身体が熱い
    野津敬一:「そっか…」
    野津敬一:「ん、よかった。」
    テンペランス:「えへへ」あったかかったなあ
    野津敬一:深く呼吸をする。大丈夫だ。骨は繋がった。頭の方もはっきりしてきた。これなら戦える。
    テンペランス:「…また、お兄さんは」
    テンペランス:「戦いに行くのね」
    四条さんご:「だいぶ動揺しているみたいね…」鎌倉さんの心拍数とかを見ている
    野津敬一:「そういうお仕事だからね。」
    飛鳥ヒノト:「悪いことをしちゃったな。ごめんよのの葉」ぽんぽんと頭を撫でる。
    飛鳥ヒノト:「そう、これは縁起でもないなりに大事なことなんだけれど」
    飛鳥ヒノト:「野津さんの手足はリザレクトで賄えないから、胴から離れたらみんなできるだけ回収してあげてね。当てればくっつくから」
    飛鳥ヒノト:「全く賄えないことはないのかもだけど、怖すぎて試したこと無いんだ」
    野津敬一:「あ、うん、よろしくー」
    テンペランス:「………」彼の痛みを想像してぽろり、と涙がこぼれるが
    テンペランス:すぐに手で涙を拭いて「ええ、できるだけお手伝いするわね…」
    四条さんご:「これは箱入り娘の視点からなので、的外れなら無視してくれていいんだけれど」
    野津敬一:「あ…ごめん!ごめん!飛鳥くん、怖いこと言わないでよ!」
    四条さんご:「継続的にそれが必要なら、UGN止めたほうが良いんじゃないかしら……少なくとも戦闘員は」
    北大路雪弥:何言ってるんだろこの人って目で見てるよ
    北大路雪弥:野津君とヒノト君を
    飛鳥ヒノト:「あっとごめんね」一緒になってテンペランスちゃんに誤ります
    野津敬一:「それも言われることあるけど」
    野津敬一:「一応それなりに役に立てるつもりではあるからさ。」
    野津敬一:「そんなこと言わずに働かせてよ。」
    鎌倉のの葉:「……男の子って、本当、そういう所ありますよね」
    鎌倉のの葉:呆れたように息をつく。
    飛鳥ヒノト:「UGNの前線要因なんて、多かれ少なかれまともな死生観はしていない。四条さんの言うことも分かるけどね」
    四条さんご:「……いえ、まぁ。」
    飛鳥ヒノト:「野津さんの痛みは野津さんにしか分からないよ、彼の戦いの重みも」
    四条さんご:「一応言ってみただけなので、本気で止めるつもりはありませんけど。」
    飛鳥ヒノト:もちろん、僕にもわからない。
    野津敬一:「あはは、ありがとう。」
    飛鳥ヒノト:「結構、僕も付き合いの長さから来る視点を合わせただけ」
    野津敬一:「うん、大丈夫だよ。もう自分で立てるしね。」
    四条さんご:「わかりました。殿方の情緒も知らず世間知らずが口を挟んでごめんなさい。……と、私が悪役になるターンを終わらせてもらってよろしいかしら?」
    北大路雪弥:「…悪役、というほどのことは言ってないだろう、君は」
    飛鳥ヒノト:「悪役なんて。ま。やめた方が幸せだよね。UGNなんてさ」
    野津敬一:「自分でかってに悪役になっておいて俺たちがそんなフリをしたいなこと言わないでよ…!」
    野津敬一:「でも、うん、心配してくれてありがと、四条さん」
    四条さんご:「これは失礼。自殺する人を止めたら余計な口をはさむな、と言われたのは初めてだったもので」
    四条さんご:「外の世界の常識に疎いのですわ」しれっ
    野津敬一:「だから最初に説明したじゃんかーそういう戦い方をするってさー」
    北大路雪弥:(多分もう一回言う羽目になるんだろうな)自分の行く末を考えて遠い目をしておく
    四条さんご:「そうですね。そのときに言うべきでした。うっかりです」
    野津敬一:と言いながらブルーゲイル相当の薬っぽい何かを四条さんに投げます
    四条さんご:壊さないようにキャッチします「これは?」
    野津敬一:「ちょっと反応速度を上げてくれるドーピング
    野津敬一:「心配してくれたお礼と四条さんが使ってくれると俺たちが助かるかなーっていう打算だよ」
    北大路雪弥:(薬の取引まで公然とやってるのかUGNって組織)
    四条さんご:「薬の取引まで公然とやってるんですね、UGN」
    四条さんご:「いえ、供給は私の家かもしれませんね。とりあえず受け取っておきます」
    野津敬一:「何故チルドレンなのにイリーガルっぽいことを」
    四条さんご:「普段は主にイリーガルのお方との交流を少々」
    野津敬一:「あ、そういう担当をね。」
    四条さんご:そしてスポンサーの娘ということで、バリバリに任務に付いてるわけでもない。箱入りなのである。

    GM:その後、この先には強力な敵がいそうだということで
    GM:もう少しだけ休憩をして、向かうことにしようという約束をして、部屋で準備などを行っている
    テンペランス:念のため部屋を能力で隠しながら、お兄さんお姉さんの様子を眺めている
    野津敬一:「ホントにテンペランスちゃんが居てよかったよ。」
    野津敬一:「君が居なかったらこんなにゆっくり休めなかったもんね」
    テンペランス:「お兄さんたちのお役に立てているのならうれしいわ」
    テンペランス:「私は…さっき足がすくんでしまったし…これくらいはお役にたたないと」
    野津敬一:「あはは、それぐらい当たり前だよ」
    野津敬一:「俺だってびっくりして一瞬動けなかったぐらいだし」
    テンペランス:「…自分の頭にあのような恐ろしいものを突き付けても平気なお兄さんも、怖いことはあるの?」
    野津敬一:人懐っこい笑顔を浮かべて笑う
    野津敬一:「たくさんあるよー」
    テンペランス:「たくさん」
    野津敬一:「さっきみたいに、自分が必要ないって言われるのも怖いし」
    野津敬一:「痛いのも、慣れてるつもりでもやっぱり怖い」
    野津敬一:「それに好きな子にがっかりされたり、嫌われたりするのも怖い」
    野津敬一:「それに、今はテンペランスちゃんが傷ついたりするのも怖いよ」
    テンペランス:「…私?」
    テンペランス:「ほかのことが怖いって言っている人は、ここでもたくさん見たわ」
    テンペランス:「でも、私が傷つくのが怖いって言う人に会ったのは、初めて」
    野津敬一:「うーん」
    野津敬一:少し困ったような顔をして
    テンペランス:どうしてそんなことを言うのだろう、という目で見ている
    野津敬一:「ごめん、テンペランスちゃん、今から最低なこと言うね。」
    野津敬一:「こんな戦い方しといて、説得力はホントないと思うんだけど」
    野津敬一:「俺は、君のこと心配してるし」
    野津敬一:「痛い思いをしてほしくないって思ってる。」
    テンペランス:「……」
    野津敬一:自分のことを心配して、大切に思ってくれた少年のことを思い出す。
    野津敬一:あの子のように、うまく俺の気持ちをこの子に伝えることが出来ればいいんだけど
    テンペランス:「…私が、お兄さんが痛い思いをするのが一番痛い、って思っていても、私のことを心配している…?」
    野津敬一:「うん、だから最低なことだって最初に謝ったの。」
    野津敬一:「俺が痛い思いをしても、そのことで君が傷ついても」
    野津敬一:「俺はこうすることでしか、君をアガルタから守れないから。」
    野津敬一:「君が、痛いことを痛いって思うだけで悪い子だって自分を責めちゃうような世界から逃がすことが出来ないから。」
    テンペランス:「…お兄さんは、そうしたいって思うくらい、私が大事?」
    テンペランス:不安と期待の混じった声だ、今まで、大事にされるの方法をなんども間違えられたから
    野津敬一:「大事だよ。」
    野津敬一:これは、本当だ。
    野津敬一:まっすぐ、少女の目を見つめる。
    野津敬一:「でも、特別じゃない。」
    野津敬一:「俺は君を守るって任務を受けてるから君のことを大事にする。」
    野津敬一:「だから、もし、君以外でも似たような境遇の子と出会った時は、同じようにその子を大事にして助けようとする。」
    野津敬一:これも、本当だ。自分の中の特別な子は別にいる。
    野津敬一:「君が大事だから、こうやって本当のことを言ったんだけど。」
    野津敬一:「うん、やっぱり最低だったかな。飛鳥くんみたいに女の子に慣れてたらもっとスマートに言えたんだろうけど」
    テンペランス:「……ううん、私ね、今嬉しいわ」
    テンペランス:「私を特別だという人はいたけれど、ちゃんと大事だって言ってくれる人はいなかった」
    テンペランス:「全部ちゃんと言ってくれたのも、これがきっとあなたなりの大事にするってことなんだって、わかったの」
    野津敬一:「……よかった。」
    テンペランス:「わかったのだけれど」
    野津敬一:「君は、強い子だね。」
    テンペランス:ぽたり、と液体の音が床に響く
    テンペランス:「涙が……止まらないの……」
    テンペランス:消え入りそうな声で、やっとの思いで口にする
    テンペランス:「ごめんなさい…嬉しいはずなのに…どうしてかしら…」
    野津敬一:「……」
    テンペランス:手で顔を拭く、涙は止まりそうにない
    野津敬一:自分にその資格があるのはわからないけれど
    野津敬一:今、彼女に手を伸ばしてあげることが出来るのは自分しか居ない
    野津敬一:だから、最低でもいいから、そっと目の前の少女を抱きしめた
    野津敬一:「言ったでしょ。」
    野津敬一:「痛いときは、ちゃんと痛いって言ってもいいんだよって」
    野津敬一:「痛いって言うのは悪いことじゃない。ふつうのコトだよ。」
    テンペランス:「…う……うっ…うっ…」
    テンペランス:「うわああああああああああああん」
    テンペランス:大事にしてくれている人に、負担になってはいけないと思いながらも
    テンペランス:心は、すがりつくのをやめられなかった
    テンペランス:腕の中で、声をあげて泣く
    野津敬一:「いっぱい泣いて。」
    野津敬一:涙を、出来るだけ受け止められるよう、強く抱きしめる
    野津敬一:「いっぱい怒ってもいい。」
    野津敬一:「そして、少しでも心が軽くなったら。」
    野津敬一:「新しい家に行こう。」
    野津敬一:「その入口までは、俺が絶対に連れて行ってあげる辛さ」
    テンペランス:入り口の、その後も、一緒にいたかったと思うくらいには
    テンペランス:私もお兄さんを特別だと思っていたのかもしれない
    テンペランス:でも、それ以上に、お兄さんを困らせたくない、お兄さんが帰るところを邪魔したくない
    テンペランス:そう願っていたのは、確かだったから
    テンペランス:もう少しだけ、あなたの腕の中で泣かせて、それで全部終わりにするから

    飛鳥ヒノト:「君には恥ずかしいところを見せたね」
    飛鳥ヒノト:しれっと言うが本当に恥ずかしいところを見せている相手である。
    北大路雪弥:「う、うん、いや、操られていたとはいえプライベートを覗き見た俺も悪かったよ…」
    飛鳥ヒノト:「すごい苦しいフォローを入れてくれるんだな」目を丸くする。
    北大路雪弥:恥ずかしいことに関しては何かをはさむ余地もないのでこういう言い方になる。気を使っている
    飛鳥ヒノト:「まさかこんな無害そうないいヤツだとはね……ファンキーな髪色をしているのに」
    北大路雪弥:「精一杯気を使っているつもりだよ、一応命の恩人だからね」
    北大路雪弥:「髪…?ああ…多分これはストレスで全部色が抜けたかな…」
    飛鳥ヒノト:「あっと」
    飛鳥ヒノト:「(そんな事あるんだ……)」
    飛鳥ヒノト:「まぁ」
    飛鳥ヒノト:「レネゲイド絡みならあり得る……のか?」一応UGNの人間なのでここはスマートに返そうと思ったが、失敗。
    北大路雪弥:「確証はないんだ」
    飛鳥ヒノト:「それはちょっと感じの悪い言及になっちゃったな。ま、似合ってるよ」
    北大路雪弥:「誉め言葉として受け取っておくよ」
    北大路雪弥:短い間になるだろうけど、と一人つぶやき
    北大路雪弥:「そんなことより、俺と話していていいのかい君は」
    飛鳥ヒノト:軽く口笛。
    飛鳥ヒノト:「いいんじゃない」軽くストレッチを入れながら。
    飛鳥ヒノト:「死ぬ前の会話みたいなのをやる気はあんまりないんだよ。まぁ、依然厄介な状況ではあるけれど……」
    飛鳥ヒノト:「今絶対、彼女と話して大事な人に連絡を送って……ってしなきゃいけないような場面だとは思ってない」
    飛鳥ヒノト:「死ぬ前の……っていうのは」
    飛鳥ヒノト:「つまり君のことでもある」
    飛鳥ヒノト:じい、とアーモンド型の瞳が北大路雪弥を見る。
    北大路雪弥:「……」
    北大路雪弥:「ふうん?」
    飛鳥ヒノト:「僕には」
    飛鳥ヒノト:「他人の選ぶ死の価値は量れない、と言った」
    飛鳥ヒノト:「それはリザレクトの先にある『本当の死』も同じだ……が」
    北大路雪弥:「そうだね、さっきの会話からの断片的な情報からそこまでは推測できるよ」
    北大路雪弥:「…だけど?」
    飛鳥ヒノト:「今から良いことがあるよ」
    飛鳥ヒノト:それは、ごくありふれた、誰にでも言える、何の保証もない展望である。
    飛鳥ヒノト:「四条さんがさ、日常に帰る手助けをしてくれるって言ってたでしょう?」
    飛鳥ヒノト:「実は僕もその為に来たんだ」
    飛鳥ヒノト:「や、しまったな。これは余計か」
    北大路雪弥:「ああ、正直、今更どこに帰るというんだという気持ちだったけど」
    北大路雪弥:「君もか」
    北大路雪弥:はあとため息をつく
    飛鳥ヒノト:「あんな綺麗な子が助けに来てくれたんだ」
    飛鳥ヒノト:彼が受けたのが、それで帳消しになるような仕打ちだとは思わないが。
    飛鳥ヒノト:「こっから人生、ちょっと上向きになるかもって思わない?」
    飛鳥ヒノト:「……予感くらいでいいよ」
    飛鳥ヒノト:「帰ったらしばらくは平和で」
    飛鳥ヒノト:「君に決断を強要する、時が迫るわけでもない」
    飛鳥ヒノト:「終わらせることはいつでもできるんだ」
    飛鳥ヒノト:「覚えておいてくれ」
    飛鳥ヒノト:平和で、というのも願望に過ぎない。
    北大路雪弥:「存外、君は楽観的なんだな…いや」近くでしゃべっている鎌倉さんに視線を向け
    飛鳥ヒノト:努めて、『帰れる』のは前提として話した。
    北大路雪弥:「納得できるだけのものは、既に見せてもらっているか」
    飛鳥ヒノト:「うふふ」
    北大路雪弥:「あと、ああ、綺麗な子が助けに来てくれたとは言うけれど」
    飛鳥ヒノト:「発端が発端だと何もかも締まらなくて笑っちゃうな」
    飛鳥ヒノト:「ん」
    北大路雪弥:「積極的に手を伸ばすつもりにはなれないかな、彼女、強火の人間が周りにいるんだ」
    飛鳥ヒノト:「はっはっは」
    北大路雪弥:「うっかり触れようとしたら、それこそ業火で焼かれかねない」
    飛鳥ヒノト:「別に僕みたいに色ボケろって言ってるわけじゃないよ」
    北大路雪弥:「あっ配慮して言わなかったことを」
    飛鳥ヒノト:大げさな表現だなぁ、と思いながら。
    飛鳥ヒノト:「自分には生きている価値なんてないって調子だったからさ」
    飛鳥ヒノト:「いいかい北大路くん」
    北大路雪弥:「…わりと当たり、うん」観念したように
    飛鳥ヒノト:「君は今、全てを失った、って思ってる。それはきっと、ほとんどが事実で」
    飛鳥ヒノト:「『ほとんど』に該当しないのが、四条さんごの伸ばした手だよ。他にも、君のことを気に入ってるやつの一人や二人いると思うぜ」
    飛鳥ヒノト:「律儀だから追い詰められているみたいだけど、その真面目さ故に、さ」
    飛鳥ヒノト:「かくいう僕も、君のことは面白いヤツだと思うしね」
    飛鳥ヒノト:「そして」
    飛鳥ヒノト:「これから、失くしたものを少しだけ取り返す」
    飛鳥ヒノト:「未来であるとか、誇りであるとか。そういう、目には見えない」
    飛鳥ヒノト:「……ちっぽけなものだけど」
    飛鳥ヒノト:君にとっては涙も出ないような、悲しい戦いで。
    北大路雪弥:「………取り戻す、か」
    北大路雪弥:「…うん、じゃあ、もう一個俺も言っておこう」
    飛鳥ヒノト:だけど、それだけじゃないといい、と思う。
    飛鳥ヒノト:「うん?」
    北大路雪弥:「君のその勇気に敬意を表して、ってほどお堅くは無いんだけど」
    北大路雪弥:「あの先、多分父さんと母さんもいる」
    飛鳥ヒノト:「……そうか」
    北大路雪弥:「フィーアって人は、敬虔な信者をお気に入りとしてそばに置いていて」
    北大路雪弥:「父さんと母さんは、教えにかなり傾倒していたから、多分そう」
    飛鳥ヒノト:「うーん、難しいな、それは」
    北大路雪弥:「君たちの基準で測るなら、多分もう引き返せないだろうということは、わかってる」
    飛鳥ヒノト:「…………」
    北大路雪弥:「そのことで気を回す必要はないよ」少し笑って
    飛鳥ヒノト:「信用できるかっての」こつんと軽く頭を小突く。
    北大路雪弥:「あたっ」
    北大路雪弥:「…覚えておいてほしかった、そして君がそれを話すに足りると思っただけさ」
    飛鳥ヒノト:「とは言えここに置いていくわけにもいかない。逃げることも許されないのか、君は」
    飛鳥ヒノト:「……対決だ」
    飛鳥ヒノト:「君は既に、僕らに道を示している」
    飛鳥ヒノト:「ならば見ていてくれ。その結実を」
    飛鳥ヒノト:「せめて勝つ。……こう見えても僕らは全員」
    飛鳥ヒノト:「かなり強いんだ」
    飛鳥ヒノト:「あっちで死にかけてる人も、向こうのたおやかな女性陣もね」
    北大路雪弥:「少しはいいことあったし、もうちょっと生きてもいいって思えるようになった点では、俺の負けでもいいのだけれど」
    北大路雪弥:「でもまあ、そういうことなら、見ているよ」
    北大路雪弥:「かっこいいところ、見せておくれ」

    四条さんご:「吸血衝動、落ち着いた?」
    四条さんご:その会話から少し離れた場所で、視線を感じつつ鎌倉さんに話を振る
    鎌倉のの葉:「あっ……は、はい。恥ずかしいところをお見せしました……」
    鎌倉のの葉:「あのっ」
    四条さんご:「なにかしら」
    鎌倉のの葉:「四条さんは……欲しくならないんですか?」私たちの渇きを満たす、鮮血を。
    四条さんご:「なりますよ。……その辺は本能というか、能力に紐付いたものなんでしょうね」
    四条さんご:「ただ、そうですね。私の能力は見せましたよね?」
    鎌倉のの葉:こくり、頷く。凄まじい膂力が瞼に焼き付いている
    四条さんご:「私、自分の血を操ることに特化してるの」
    四条さんご:「だから血液そのものを操作してる分、そのへんの欲求も多少融通は効くみたいですね」
    四条さんご:鎌倉さんの手を握る。とくん、とくんと皮膚の下の血流が伝わる。
    鎌倉のの葉:「……強い、ですね」血を操る。それは、己の能力を、己の衝動を御していると同義だ
    鎌倉のの葉:「ひゃっ」
    四条さんご:「だからもしかしたら、鎌倉さんの辛さを全部はわかってあげられないかもしれないけど」
    四条さんご:「辛かったら、少しは話を聞きますね。せっかく出会えたお仲間ですもの。」指を絡める。
    鎌倉のの葉:「四条さん……。……ありがとうございます」
    鎌倉のの葉:「私も、四条さんとお友達になれて、嬉しいです」
    四条さんご:相手の血流から、嘘……無理に我慢してないかを探る。無自覚な癖だ。
    四条さんご:「ふふ。そう?私も鎌倉さんとお友達になれてうれしいわ」
    四条さんご:「……お友達、と呼んでいいのよね?」覗き込むように目を見る。
    鎌倉のの葉:「……迷惑、ですか?」吸い込むような大きな紅い瞳で見つめ返す
    鎌倉のの葉:その瞳には一切の曇りは無い
    四条さんご:「いいえ、全然。むしろ、こちらが聞こうと思っていたものだもの」まぶたが弧を描く。微笑みの仕草。
    四条さんご:同じ色で塗り重ねたような深い赤の瞳が見つめ返す。
    鎌倉のの葉:ぱっと。花が咲いたように笑顔を零す
    鎌倉のの葉:「えへへ……。これからも、よろしくお願いします」つないだ手をぶんぶんと振って。
    四条さんご:「えぇ、よろしく。ふふふ、外でお友達が出来るなんて、学校の皆に羨ましがられちゃうわね」
    四条さんご:その腕の揺れで体が僅かに揺れ、髪が揺蕩う
    四条さんご:「ね。お友達なら、少し踏み込んだことを聞いてもいいかしら?」
    鎌倉のの葉:「はい!お友達ですから。なんなりと聞いてください!」
    四条さんご:「飛鳥さんとは恋仲なのよね。どういう馴れ初めなの?」
    鎌倉のの葉:「なっ!!ばっ!!うっうぇえええ!!??」
    四条さんご:手から伝わる心拍数が跳ね上がる
    鎌倉のの葉:「ふ、踏み込みが鋭すぎませんか!?」
    四条さんご:「そう?」
    四条さんご:「だって、こういうとき好きな方がいらっしゃるか……というのは、もうわかっているもの」
    四条さんご:「……距離感を間違えていたかしら?」首をかしげる
    鎌倉のの葉:「……」あまりにもダイレクトに『好きな人』と言われると流石に恥ずかしい
    鎌倉のの葉:「い」
    鎌倉のの葉:「言います。大丈夫です。……お友達の距離感はこれくらいだって、本で読んだことがあります」
    四条さんご:「そ。よかった。私も本で読んだだけだから安心したわ」
    四条さんご:「聞かせてもらいましょう」
    鎌倉のの葉:「……ヒノトくん。最初は、私のこと、疎ましく思ってた……と思うんです」
    鎌倉のの葉:「さっきのあれ(吸血)……。お付き合いする前から、ずっとやってもらってて」
    四条さんご:「まぁ。そうなの?今はそう見えないけど」
    四条さんご:「あぁ。その縁なのね」
    四条さんご:「大変よね。私は家が家だから血液には困らないけど……他人から欲しくなると、どうしてもね」
    鎌倉のの葉:「そうですよね。どうしても渇いちゃって。どうしても欲しくなっちゃって。無性に身体が熱くなって」
    四条さんご:トントン、とつないだ手の指をリズミカルに、共感を示す。
    四条さんご:(あぁ、適切に摂取できないとそうなるのね……)
    鎌倉のの葉:「あ、あれ?」
    四条さんご:「それを埋めてくれていたのね、飛鳥さんが。」
    鎌倉のの葉:「(四条さんは、あまりそういうのが表に出ないタイプ……?)」「あ、は、はい。それで、私はヒノトくんに段々と惹かれていったんですけど。」
    鎌倉のの葉:「ヒノトくんが」
    鎌倉のの葉:「……ヒノトくんが、言ってくれた言葉が嬉しかったんです。『僕を見つけてくれてありがとう。のの葉』って」
    四条さんご:「それは情熱的だわ。殺し文句というやつね」
    鎌倉のの葉:「私はずうっと、ヒノトくんに手を差し伸べられていたと思っていたんです。でも、ヒノトくんは私に『見つけてくれてありがとう』って」
    鎌倉のの葉:「きっと、それが私が一番欲しかった言葉で。一番言って欲しかったヒノトくんが、一番言って欲しかった時に。……そう言ってくれたんです」
    四条さんご:慈しむように赤い瞳がその供述を見守る。
    鎌倉のの葉:「そ、そこから、その……」
    四条さんご:「お付き合いに?」
    鎌倉のの葉:「……はい」
    四条さんご:「お互いがお互いの欲しい物を与え合う。……ロマンティックね。素敵だわ」
    鎌倉のの葉:「し、四条さんは」
    鎌倉のの葉:「そういうの、ありますか?」
    鎌倉のの葉:「知りたいです。……ともだち、なので」
    四条さんご:「……そうね。ともだち、だもの。コチラも話さないと不公平ね」
    四条さんご:「素敵な人よ。笑顔が可愛くて、お話が上手くて……広い世界を知ってる人」
    鎌倉のの葉:「広い世界を……」
    鎌倉のの葉:自身を箱庭と呼ぶ少女の境遇を思い浮かべ。続く言葉に耳を傾ける
    四条さんご:「手を伸ばしてくれるという意味では、鎌倉さんとも似ているかもね」
    四条さんご:「鎌倉さんに飛鳥さんが居たように、私にもその人が居ることが誇りだわ」
    鎌倉のの葉:「本当に、素敵な人なんですね」
    四条さんご:ふふ、とこぼす微笑みは制御したものではなく、自然と溢れてたものだ。
    鎌倉のの葉:短い期間とは言え、四条さんごの人となりは理解できたつもりだ。その彼女がそこまで言うのであれば、きっととても素敵な人なのだろう
    四条さんご:「えぇ。だから釣り合うように私も……ていうと怒られちゃうのよね」
    鎌倉のの葉:「えっ?お、怒られちゃうんですか……?」
    四条さんご:「そうよ。恵まれている人は、恵まれている人なりの振る舞いをしなきゃいけない……らしいわ」
    四条さんご:「その点、私は四条さんごだもの。恵まれた家柄にこの容姿、自虐をしては申し訳ないわよね」
    四条さんご:冗談を言うような口調。
    鎌倉のの葉:つられてこちらもくすくす笑う
    鎌倉のの葉:「本当です。四条さんみたいに素敵な人は、堂々としてる姿がお似合いです」
    四条さんご:「嬉しいわ。そういうお墨付きはいくら貰っても良いもの」
    四条さんご:「じゃあ、鎌倉さんも堂々となさってね?私のお友達だもの」
    鎌倉のの葉:「……はいっ!」少しだけ背筋を伸ばして。
    鎌倉のの葉:「……四条さん。」
    四条さんご:「なあに?」
    鎌倉のの葉:「……絶対に、帰りましょうね。大事な人が待つ日常に」
    鎌倉のの葉:両拳でグっと小さくガッツポーズ
    四条さんご:[
    四条さんご:「えぇ、もちろん」
    四条さんご:コチラも真似した構え
    鎌倉のの葉:同じポーズ。同じ幻想種。同じ、1人の少女。
    鎌倉のの葉:不意に、笑みがこぼれる。
    四条さんご:こちらも落ち着いた笑みを返す。
    四条さんご:「鎌倉さんと話したいことは、もっともっといっぱいあるもの」
    四条さんご:「せっかく出会えた、"同じ"者同士。困ってることも、楽しいこともね」
    鎌倉のの葉:「のの葉もです。お友達として。同じ(サキュバス)仲間として。……たくさん、たくさんお話しましょう」
    四条さんご:「えぇ、お友達として、同じ(吸血鬼)仲間として。」
    四条さんご:「それに、」
    四条さんご:背筋を伸ばした鎌倉さんの腰に手を添えて、淑やかな立ち方へと促す。
    四条さんご:並ぶと頭一つ分小さい鎌倉さんの顎に指を添えて、つい、と視線を合わせる
    四条さんご:「恋のお話も、たくさん聞きたいわ」
    四条さんご:「私、そちらの方が飢えているのよ?………箱庭で育った、女の子ですもの」
    四条さんご:うふふ、といたずらっぽく微笑んだ。

    GM:シーンカット、ロイスと購入を該当タブでどうぞ
    野津敬一:ブルーゲイル
    野津敬一:3dx+1>=20
    DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 7[6,6,7]+1 → 8 → 失敗

    四条さんご:「お友達 鎌倉のの葉 ○P友愛/N憐憫(UGNの理念に抗いそうになってまで定期的に衝動に襲われるのね…)」
    野津敬一:敵/”シュパンダウ”/好奇心/敵意○
    野津敬一:以上で
    飛鳥ヒノト:あ、そろそろアガルタのロイスを変更しておこ
    鎌倉のの葉:エフェクト使用。《不死者の恩寵》
    鎌倉のの葉:3d10+5
    DoubleCross : (3D10+5) → 7[1,2,4]+5 → 12

    飛鳥ヒノト:N敵意表
    鎌倉のの葉:浸食68→73
    飛鳥ヒノト:2dx>=15 アームスーツ
    DoubleCross : (2DX10>=15) → 8[3,8] → 8 → 失敗

    飛鳥ヒノト:おわり
    鎌倉のの葉:購入はアームドスーツ
    四条さんご:何買おう。とりあえず私も他の人用のアームドスーツ狙うか
    鎌倉のの葉:2dx>=15
    DoubleCross : (2DX10>=15) → 10[10,10]+6[6,6] → 16 → 成功

    鎌倉のの葉:か、買えた!?
    四条さんご:つよい
    鎌倉のの葉:ヒノトくん。これ、ヒノトくんに似合うと思って……(パスします
    野津敬一:天才じゃったか・・・
    四条さんご:じゃあ鎌倉さん用のアームドスーツでも
    四条さんご:3dx+2>=15
    DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 10[1,8,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

    鎌倉のの葉:ヒュー!
    四条さんご:おそろいね私たち。はーい、ウィンドウショッピングで購入したアームドスーツよ鎌倉さん
    四条さんご:以上で
    鎌倉のの葉:こ、こんな綺麗なお洋服……嬉しいです。ありがとうございます!
    飛鳥ヒノト:アームドスーツありがとうのの葉~
    鎌倉のの葉:みんなお揃いですね!

    クライマックス


    GM:準備できた方から登場侵蝕をお願いします
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (90 → 95)
    野津敬一:いえいいえーい
    飛鳥ヒノト:飛鳥ヒノトの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (84 → 85)
    飛鳥ヒノト:よし(何が?)
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (84 → 94)
    四条さんご:わぉ
    鎌倉のの葉:1d10+73
    DoubleCross : (1D10+73) → 8[8]+73 → 81


    GM:宗教法人アガルタ 地下通路
    GM:灯りの無い廊下だ、テンペランスの能力である特殊な雪の明かりを頼りに、貴方たちは先に進む
    野津敬一:「これちゃんと建築基準法に適ってるのかな」
    飛鳥ヒノト:「寒々しい廊下だなぁ。足音を抑えるのも一苦労って感じ」
    四条さんご:「宗教施設の地下というのも、なかなかどうして陰惨なイメージがありますね」
    鎌倉のの葉:「……なんだか怖いです」
    飛鳥ヒノト:気取った靴を履いているせいもある。
    北大路雪弥:「学院のこの辺は、もうちょっと綺麗だったと思うけど」
    四条さんご:「流石に土地を余らせておくわけにもいきませんからね、学校は」
    四条さんご:「誰かが入って怪我でもしたら大変ですもの」
    鎌倉のの葉:「真っ暗ですね。何も見えな……ひゃんっ?!」躓く。転ぶ。ヒノトくんに抱き着く
    飛鳥ヒノト:「わお」
    四条さんご:「あら、大変。鎌倉さん、大丈夫?」
    四条さんご:僅かな明かりのほかはほぼ真っ暗だ
    北大路雪弥:「あー…って大丈夫かい?」
    飛鳥ヒノト:剣術で培った体捌きでなんとか踏みとどまって彼女を支える。
    飛鳥ヒノト:「大丈夫かい? 手を引いていこうか」
    鎌倉のの葉:「……お」
    鎌倉のの葉:「おねがい……します……」ヒノトくんの手をそっと握る
    飛鳥ヒノト:彼女の小さな手を握り返す。
    テンペランス:「ご、ごめんなさい、暗すぎたかしら…」少し前にいたので振り返り頭を下げる
    飛鳥ヒノト:「(まだそれなりにドキドキするな。浮つかないようにしないと)」
    四条さんご:「お熱いことね。……でよかったかしら。この場合」
    四条さんご:「気にしないでテンペランスさん。前を照らしていただくのが一番重要だもの」
    野津敬一:「大丈夫だよ。あまり明るすぎても目立って良くないからね」
    飛鳥ヒノト:「僕とのの葉の仲が深まる分にはどこまで行っても問題ないからね」
    野津敬一:「そんなことを気にする段階は過ぎてるかもしれないけどさ」
    鎌倉のの葉:「ひ、ヒノトくん!!……もうっ」
    四条さんご:「あら。親密になれるなら私も手を繋がせていただこうかしら」
    北大路雪弥:「仲が良くて何よりだよ」
    鎌倉のの葉:「四条さんなら喜んで、です」
    四条さんご:「ではお言葉に甘えて」
    四条さんご:きゅ、と体温の冷たい手が鎌倉さんの反対の手を握る
    四条さんご:「北大路さんも仲良しに入る?」
    飛鳥ヒノト:「お、いいんじゃない。のの葉の手を握らせてやるつもりはないが」
    北大路雪弥:「ん、いや俺は…」
    北大路雪弥:「さすがにそこに横棒を入れる気にはならないよ」
    四条さんご:「そうね……私程度がおこがましかったわね……よよよ」棒読み
    飛鳥ヒノト:「くくく」
    北大路雪弥:「あーいや、悪かった、繋ごう、クラスの子には内緒だ」
    北大路雪弥:「君と手をつないだって知られたら俺が何されるかわからない」
    北大路雪弥:さっと空いている手を取る
    飛鳥ヒノト:「本物の高嶺の花なんだ」
    四条さんご:冷たく形のいい手が握られる。
    飛鳥ヒノト:さもありなんという表情。
    四条さんご:「殿方と触れ合う機会も珍しいもので」
    飛鳥ヒノト:「先輩、かわいそうだから僕が手を繋いであげよう」
    四条さんご:「誘っておいてドキドキしてしまいますね、どうしましょう」
    四条さんご:脈拍は正常。
    飛鳥ヒノト:野津くんの手を握る。
    北大路雪弥:「そうそう、校内にファンクラブがいるくらいのね」
    野津敬一:「飛鳥くんまで両手塞がるのはまずくない?」
    北大路雪弥:「あそこまで大胆に誘っておいてそれを言うのかい…」
    飛鳥ヒノト:「正しいなぁ」パッと離す。
    四条さんご:「へぇ。ファンクラブだなんて初耳だわ」
    四条さんご:「まず言ってみるタイプなの」
    野津敬一:「おっと、あっさり離されちゃったらそれはそれで寂しいな」
    飛鳥ヒノト:「ま。テンペランスちゃんと触れ合ってね」
    野津敬一:「だってさ、慰めてくれる?」
    飛鳥ヒノト:剣の柄に手を置いて、鞘の先をぶらぶらさせる。
    テンペランス:「あ、私は……」一瞬だけ表情を変えて
    野津敬一:テンペランスちゃんの隣に手を差し出す
    テンペランス:「ええ、貴方がそう望むなら」手を握り返す、表情は元通りだ
    野津敬一:「ありがと。仲間はずれも怖いからね、俺は」
    四条さんご:「ふふ」
    四条さんご:「ちなみに、この状態だと私と鎌倉さんは両手が塞がっていますから」
    四条さんご:「ナイトの皆様に守っていただくことを期待したい所ですね」
    四条さんご:「お姫様気分というのも悪くないわ。……ね、鎌倉さん」
    野津敬一:「四条さんなら北大路くんをそのまま武器に使えそう」
    鎌倉のの葉:「そうですね。頼れる王子様がいることですし。ね、四条さん」
    飛鳥ヒノト:「先輩はさぁ」
    北大路雪弥:「え」想定してないぞ
    北大路雪弥:まさかという目で四条さんを見る
    四条さんご:「しませんよ」暗闇の中でも的確に瞳を捉える。
    飛鳥ヒノト:王子様、という表現に少し照れくさそうに鼻の頭を掻く。
    四条さんご:「お友達は大切にするタイプなんです、私」
    鎌倉のの葉:先ほど”お友達”になった少女の発言に、どこか嬉しそうに笑う。
    テンペランス:くすりと少し笑ってから正面を見る
    テンペランス:「あ、見えてきたわ、扉かしら」
    GM:片側開きの簡素なドアだ、普通に開けるのも破壊するのも容易だろう
    飛鳥ヒノト:「じゃ、景気よくいこうか。こういうのは景気が大事だからね。壊したい人」
    野津敬一:「そのへんは任せるよ」
    四条さんご:「見せ場はお譲りします。こういう時はカッコつけたいものなのでしょう?」
    飛鳥ヒノト:「ありゃ。僕だけか、確かに四条さんはそういう感じじゃないよね」
    鎌倉のの葉:「ヒノトくん。……気を付けてくださいね?」
    飛鳥ヒノト:ぱっと手を離す。
    四条さんご:「守ってもらう、と言ったばかりですしね」
    四条さんご:「王子様の背中を見たそうなお友達の密かな思いを応援しようかと」
    四条さんご:「というわけで、お願いしますね。飛鳥さん」
    飛鳥ヒノト:大きく踏み込む。最大限に体重を乗せた背中からの体当たりが扉を吹き飛ばした。
    飛鳥ヒノト:「痛った。にわか知識でやるもんじゃないな」
    GM:扉が吹き飛ぶ、急に光が差し込む
    飛鳥ヒノト:ぐりぐりと肩を回す。
    飛鳥ヒノト:「ほら、剣でどうこうするのは前やったじゃんね」野津くんに軽口を飛ばす。
    GM:灯りのあるカタコンベ、が一番近い印象だ
    野津敬一:「俺以外は見てないんだから別にバリエーションを気にしなくてもいいのに」
    野津敬一:と言いながら扉の奥を睨む
    GM:辺りには雪の結晶型のおそらく殉教者の墓、そして中央には大きめの台座と
    フィーア:「…まあ、乱暴ですこと」
    フィーア:にこやかに微笑み続ける、女
    飛鳥ヒノト:「それって君より?」
    野津敬一:「ごめんねー、派手好きな子がいるもんで」
    飛鳥ヒノト:こちらも笑顔で、つかつかと歩み寄っていく。
    フィーア:「あら、私のような修道女にそんなことができると?」
    野津敬一:自分が隣りにいる。そのことを伝えるようにテンペランスちゃんの手を強く握る
    テンペランス:「……」きゅっと、その手を握り返す
    四条さんご:「ご謙遜を。修道女なら造作もないでしょう?」知り合いのシスターはよく火器を使っていた。
    フィーア:「罪深い、という言葉では済まされませんよテンペランス様」
    フィーア:「夜中に出ていき、人を連れてくるまでは布教活動の一環としていて容認していましたが」
    フィーア:「今後は少し考えねばなりませんねえ」
    飛鳥ヒノト:「見解の相違だなぁ」
    野津敬一:「今後のことを君に考えて貰う必要はないよ。」
    野津敬一:「テンペランスちゃんは新しいどこかに行くんだ。」
    フィーア:「ふふ、面白いことをおっしゃる」
    フィーア:「その娘がどこかにいけると、本気でお思いで?」
    フィーア:「ジャームやFHの親から生まれた、純粋培養施設育ち」
    フィーア:「人が崇めるという使い道があったから私が保護したまで」
    飛鳥ヒノト:「面白いことを言ってるのはどっちかな」
    フィーア:「私の、いえ、ここでは主の慈悲と言いましょう、それが無ければどこにもいけやしないその子を、新しいどこかにですって?」
    飛鳥ヒノト:「北大路くんも自分に関して似たようなことを考えていたみたいだけれど」
    飛鳥ヒノト:「君とこの二人は違う」
    飛鳥ヒノト:「我欲と衝動より優先されるべきものの存在を知っている。それは資格だ、オーヴァードが日の当たる場所を歩くための」
    飛鳥ヒノト:「僕らはそれだけしか求めない」
    飛鳥ヒノト:「(……これも今回の発端を考えると、僕が口にできた話じゃないな)」表情には出さない。
    フィーア:「お優しいこと、それで戸籍の無い人間を養育する以上に貴方達に利があるわけでもないのに」
    フィーア:「そこの、傷だらけの貴方」
    野津敬一:「なに?」
    野津敬一:人懐っこい笑顔で応える
    フィーア:「その子の手を離していただけます?私と彼女の間には取引が成立していますので」
    フィーア:「勝手に横やりを入れられるのはとても困るのよ」
    フィーア:「私が保護し、彼女は私に利益を与える」
    フィーア:「そこに、何かが入り込む余地がおあり?」
    テンペランス:「………」握る手が、少し緩む
    野津敬一:「あるよ。」
    野津敬一:「この子にお願いをされた」
    野津敬一:「『私をどこかへ連れてって』って」
    フィーア:「…まあ、それは本当に?」
    野津敬一:「俺は、それを叶えてあげようと決めた。新しい家に連れて行ってあげると言った」
    野津敬一:「俺はさ」
    野津敬一:「『取引』よりも、『約束』の方が強いと思うよ。」
    野津敬一:「だから」
    野津敬一:「あんたがこの子がどこにも行けないと言うなら」
    野津敬一:「この子をここに縛ろうとするなら」
    野津敬一:「この場所ごとあんたをぶっ壊す。この子が帰らなきゃいけない場所なんてこの世から跡形もなく消してやる。」
    野津敬一:テンペランスちゃんの手を握る力が強くなる。
    野津敬一:「そうすれば、テンペランスちゃんは絶対違う場所に行ける。単純明快でしょ?」
    テンペランス:……強く握られた手を、再び握り返す
    野津敬一:帰る場所がなくなっても、新しい居場所が見つかるまでは自分が隣りにいる。
    野津敬一:そう伝えるように、少女の手を握る
    テンペランス:こくり、と震えながらも確かに首を縦に振る
    フィーア:「まあ、とても酷い裏切りねテンペランス様?」
    フィーア:「拾った恩も忘れ、夜中に出歩くばかりか、この皆の願いが叶う場所を壊す人を連れてくるなんて」
    フィーア:「みんな、貴方を大事にしているのに」
    フィーア:「あなたもですよゼクス、皆貴方の信仰には期待をかけていました」
    フィーア:「それがなんとまあ情けなく罪深い姿、アガルタ様も悲しまれるでしょうに」
    飛鳥ヒノト:「そんなカッコいい名前で呼ばれてたの?」
    野津敬一:「"グリムヴォーパル"」
    北大路雪弥:「ここの人、皆あだ名っていうかホーリーネーム呼びなんだ」
    飛鳥ヒノト:「やめろよそれ、後で自分で言おうと思ってたのに」
    飛鳥ヒノト:「ホーリーネーム」
    四条さんご:「洗礼名ということでしょうね」
    北大路雪弥:「洗礼名、に近い奴かな。まあ、恭順する気はさらさらないんだけど」
    北大路雪弥:「四条さんにも、君にも会えたし」
    北大路雪弥:「対決、なんだろう?勝って見せてよ」
    四条さんご:「フフ、嬉しいですね」
    飛鳥ヒノト:「よかった」軽くウィンク。
    四条さんご:「日常を切り離し、非日常こそを軸とさせる聖なる名。それより、こちらの北大路さんであることを選んでくれたわけですから。」
    四条さんご:コツコツ、と硬い靴底で歩み出る。潜入用の白い修道服を着た、黒の少女
    四条さんご:「フィーアさん。あなたはテンペランスさんが何処に行けるのかと聞きましたね」
    四条さんご:「悪しき胎から生まれた箱入り娘が、箱から出て何処に行けるのか、と」
    四条さんご:す、と両手をたおやかに広げる。宣教のように。
    四条さんご:「『正しい者は七たび倒れても、また起きあがる、しかし、悪しき者は災によって滅びる。』……えぇ、正しいです。正しいお言葉です」
    四条さんご:「ですが、行けますとも」
    四条さんご:「悪しき胎から生まれ。すべての己のためにした女から生まれようと。それ以外何も知らない、内側で完結した箱庭で生まれようと」
    四条さんご:自分の美貌のために少女たちを犠牲にした先祖から生まれようと。
    四条さんご:「歩いていけます。外に出る意志が有れば」
    四条さんご:「歩いていけます。たとえ躓こうとも」
    四条さんご:「悪しき人であろうと手を差し伸べるお人好しとは、何処にでも居るのです」
    四条さんご:フィーアに手を差し伸べるように。穏やかな微笑みを続けて。
    四条さんご:「私は"アイリス"ilith。四条さんご。隣人へとLを与える女です」
    四条さんご:つい、とスカートをつまみ、たおやかな例をする
    四条さんご:「ごきげんよう────あなた達を、侵略に参りました」
    フィーア:「ええ、ええ、いいでしょう」
    フィーア:「侵略に立ち向かう敬虔な信徒、なんと甘美で、心地よく…気持ち悪い」
    フィーア:「教化して屈服させて差し上げます、ここにいる全員」
    フィーア:ぱん、と軽い音が鳴る
    GM:ず、ず
    GM:六芒の墓から、何かが、這い出す音
    フィーア:「アガルタ、法人名義、ああ、息子に逃げられた哀れな教祖とも言いましょうか」
    フィーア:「"プリーステス"」
    GM:ボロボロに崩れた法衣を申し訳程度に羽織った、雷ほとばしらせる獣
    フィーア:「敬虔な信徒、そこの抵抗する子供なんて目もくれず、ずっと愛し合い、教化を広げていく素晴らしき傀儡」
    フィーア:「"ラバーズ"」
    GM:赤い業火に焼かれ続ける、おそらくは二人の男女だった影
    北大路雪弥:「………」
    北大路雪弥:とうさん、かあさん、と口だけが動く
    飛鳥ヒノト:その火に、いつの間にか抜き放たれた刃が煌めく。
    フィーア:「そして、信徒をつなぎ合わせてようやく指だけが届いた、かつての教祖のまがい物」
    フィーア:「"ザ・ワールド"」
    フィーア:ぱっと見は、果実のような巨大な物体だが、よく見ると、多数の人間の肉がつなぎ合わされた、生命への冒涜
    フィーア:「このもの達を殺し、アガルタ様の身許に送って差し上げなさい」
    フィーア:「それで、満足するでしょう?」信仰そのものをせせら笑うように、口角を吊り上げる

    GM:墓の中から現れた悍ましい存在達の放つワーディングにより、辺りのレネゲイドが励起されていく
    GM:衝動判定、難易度9
    GM:また
    フィーア:E 堕落の誘い宣言
    フィーア:失敗した場合は侵蝕を100にしてください
    飛鳥ヒノト:ウワァ
    四条さんご:なんてこと。
    四条さんご:意志判定から。
    飛鳥ヒノト:7dx>=9 えい
    DoubleCross : (7DX10>=9) → 10[2,2,3,4,8,9,10]+1[1] → 11 → 成功

    野津敬一:6dx>=8
    DoubleCross : (6DX10>=8) → 10[2,7,7,8,8,10]+8[8] → 18 → 成功

    四条さんご:3dx>=9
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 8[2,6,8] → 8 → 失敗

    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を6増加 (94 → 100)
    野津敬一:天才じゃったか…
    飛鳥ヒノト:2d10+85
    DoubleCross : (2D10+85) → 18[9,9]+85 → 103

    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を2d10(→ 12)増加 (100 → 112)
    四条さんご:きゃー。
    野津敬一:野津敬一の侵蝕率を2d10(→ 15)増加 (95 → 110)
    飛鳥ヒノト:棺ライン届いた!
    鎌倉のの葉:3dx>=9
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 9[4,5,9] → 9 → 成功

    鎌倉のの葉:2d10+81
    DoubleCross : (2D10+81) → 17[7,10]+81 → 98

    鎌倉のの葉:めっちゃ興奮した
    四条さんご:私も。意志の弱い女だもの

    フィーア
    5m
    ザ・ワールド プリーステス ラバーズ
    5m
    PC

    GM:あ、あとセットアップ前に
    フィーア:E 悪意の伝染宣言
    フィーア:倒さない限り出られると思わないでくださいね

    GM:セットアップ、エネミー側の宣言は
    フィーア:活性の霧+タブレット+多重生成
    フィーア:手前3体のATK+12
    プリーステス:フルディフェンス+フルパワーアタック+雷神の降臨
    プリーステス:ATK+30、R間リアクションD+10、行動済みに
    ラバーズ:氷の茨 自身エンゲージ(真ん中)から離れたキャラに8d10ダメージ
    ザ・ワールド:無し
    GM:以上です、PC側セットアップをどうぞ
    鎌倉のの葉:《鮮血の奏者》
    四条さんご:なし。
    野津敬一:なし
    鎌倉のの葉:自身のHPをー3して四条さんの攻撃力を+9します。
    鎌倉のの葉:98→102
    鎌倉のの葉:以上です
    飛鳥ヒノト:なし
    GM:ではイニシアチブ
    GM:割り込みなければフィーアに回りますが
    ラバーズ:極大消滅波宣言、 PC4人に10d10ダメージ
    野津敬一:バ、バーカ!!!!
    GM:10d10
    DoubleCross : (10D10) → 60[3,10,3,9,4,8,4,2,9,8] → 60

    ラバーズ:60点のプレゼントだ!
    飛鳥ヒノト:10D振る極大消滅波初めてみた
    野津敬一:死にますわ。
    飛鳥ヒノト:特に謎の存在ではなくなった宗教法人アガルタのロイスを切って起き上がります HP11
    鎌倉のの葉:お父さんのロイスを
    鎌倉のの葉:切って復活します。HP15
    野津敬一:ののちゃんのロイスを斬って復活します。HP12
    四条さんご:「フィーア ○P興味/N警戒」で取得して昇華。HP15で復活
    四条さんご:四条さんごのHPを2増加 (13 → 15)
    GM:OK、続いてもGM側手番なので演出はまとめます
    フィーア:マイナー無し
    フィーア:メジャー、エクスプロージョン+ツインバースト+コンセントレイト:So
    フィーア:ドッジ不可、対象はPCエンゲージ
    飛鳥ヒノト:コンセ付きか
    飛鳥ヒノト:では《時の棺》
    鎌倉のの葉:キャー!ヒノトくん!
    フィーア:では、その判定は失敗になりますね
    飛鳥ヒノト:侵蝕113に
    GM:ではちょっと演出

    フィーア:「行きなさい、ラバーズ、今の貴方達には息子もそれ以外も変わらないでしょう?」
    フィーア:ぱんぱんと手を叩く
    ラバーズ:生きたまま焼かれている、炭化してかろうじて人だということしかわからない二つの影が
    ラバーズ:貴方達を視界に入れた
    ラバーズ:まるで供物を自ら求めて歩く祭火のように、一直線に貴方たちに向かってくる
    飛鳥ヒノト:「悪趣味な物言いを……ッ!」
    フィーア:「怖いと思ったら助けを求めていいのよ、最も、ぎりぎりまで、考えを変えるまでは手は伸ばさないけれど」
    フィーア:ねえ?と言いながら6人、特に燃える薪の息子と言われる存在に向けて
    フィーア:毒のように追いつめる言葉とともに、操りの糸を伸ばす
    フィーア:断ち切られたのであれば、再びぎちぎちに結びなおせばいいと
    飛鳥ヒノト:反応すら許されず、瞬時に焼き飛ばされる──否、北大路雪弥を後方に投げ飛ばしている。
    飛鳥ヒノト:左目の変じた魔眼がその因果の糸を見た。再生しざまに剣が閃き、稲光のごとく断つ。
    飛鳥ヒノト:「先手譲っちゃったな」大きく咳き込む。
    フィーア:「…おやまあ」
    フィーア:認識、どうやら"また"断ち切られた
    飛鳥ヒノト:「何したのかわかんないでしょ」
    飛鳥ヒノト:「僕にもよく分かってないんだ」額に汗を滲ませながらぺろりと舌を出す。
    フィーア:「…ええ、私が認識したのは”割り込まれた”という結果のみ」
    フィーア:「酷い人、彼をかばったところで救われるわけがないのに」
    フィーア:物憂げにため息をつく

    GM:イニシアチブ8、野津君、四条さんの手番です
    野津敬一:お先に!
    GM:はい!
    野津敬一:マイナーで5M移動、ザ・ワールド達に接敵
    野津敬一:メジャーで《原初の赤:ウルトラボンバー》+《原初の赤:ブラッドボム》
    野津敬一:対象は同エンの敵全員
    GM:割り込みありません、どうぞ
    野津敬一:5dx-1
    DoubleCross : (5DX10-1) → 10[2,4,6,9,10]+2[2]-1 → 11

    野津敬一:リア不!装甲有効!
    GM:ほいでは
    ザ・ワールド:崩れずの群れでプリーステスをカバー
    GM:ダメージロールどうぞ
    野津敬一:おまえ…!フルディフェンスをした上で庇われるのか…!!
    野津敬一:35+7+2d10+2d10+2d10
    DoubleCross : (35+7+2D10+2D10+2D10) → 35+7+8[2,6]+14[8,6]+14[5,9] → 78

    野津敬一:オラー!
    GM:ダメージ適用前
    ザ・ワールド:ひらめきの盾使用、全部使ってHPダメージを-40
    フィーア:波紋の方陣、そのダメージを-7d軽減
    フィーア:7d10
    DoubleCross : (7D10) → 48[9,9,7,7,9,4,3] → 48

    野津敬一:めっちゃ上振れしてくるやん…!!
    飛鳥ヒノト:げえー!
    鎌倉のの葉:ウギャー!
    GM:G値じゃないから倍化してから軽減のはず…
    GM:68点入ります
    野津敬一:つえー。
    ラバーズ:此方は受けて一度死にますが
    ラバーズ:燃える魂宣言、HPを50回復
    野津敬一:めっちゃ復活してくる。
    野津敬一:ブラッドボムの追加ダメージ
    野津敬一:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 35[1,9,7,9,9] → 35

    野津敬一:上振れ!ザ・ワールドとラバーズに35ダメ!!
    ラバーズ:ギリ生存維持!
    ザ・ワールド:同じく!結構やばいけど!
    GM:演出どうぞ!
    野津敬一:敵にダメージが入ったので悪食の蛇を使用します。原初の赤:ウルトラボンバーの使用回数を復活
    野津敬一:あと諸々の反動で死んだのでフィーアのロイスを斬って復活します。
    野津敬一
    野津敬一:ラバーズの炎が肉を焼き、骨を焦がす。
    野津敬一:苦しみから逃れるように口を開けば業火が体の内側へ入り込み肺腑すら灼き尽くそうとする。
    野津敬一:野津のレネゲイドは宿主を苦しめ、殺すに特化したレネゲイドだ。
    野津敬一:宿主が炎に巻かれることがあれば
    野津敬一:炎が肉を焦がすのに合わせるように体を再生される。永く、永く。限りない罪の償いを求めるように
    野津敬一:それはさながら焦熱地獄に堕ちた罪人の如く
    野津敬一:(ああ、手間が省けたな)
    野津敬一:野津の足元から黒い蓮華が咲く。
    野津敬一:幾層にも重なる影の花脣が敵を呑むように開いていく
    野津敬一:「さあ、これで俺とあんたたちは一蓮托生だ」
    野津敬一:その言葉と同時に野津の意識が一瞬途切れる。
    野津敬一:直後
    野津敬一:生きながらにして焦熱地獄に落ちる苦しみが怪物たちへと襲いかかる
    フィーア:「…!ザ・ワールド、隣をかばいなさい」
    フィーア:「まがい物でも貴方の母親でしょう、大丈夫、立てるだけの力は差し上げます」
    ザ・ワールド:糸に操られるように、蓮華から獣を多数の手で弾き飛ばす
    ザ・ワールド:倍以上にやってくる痛みは、主の痛覚を遮断する薬剤によって無理やり軽減されたが
    ザ・ワールド:果実の端に浮かび上がっては消える口が、痛いと嘆きだした
    野津敬一:「同情はsないぜ、俺だって痛い思いしてるんだから」
    ラバーズ:…より、深く、燃える、自らの愛を、信仰を薪に
    ラバーズ:炭化した体は痛覚の電波により崩れ始めたが、それでも、最後の刻まで

    GM:イニシアチブ8、四条さん!
    四条さんご:はい
    四条さんご:マイナーで《破壊の爪》《ハンティングスタイル》素手データ変更。戦闘移動
    四条さんご:ワールドたちに接敵
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を4(→ 4)増加 (112 → 116)
    四条さんご:《C:ブラム》《乾きの主》《生命吸収》《血の宴》
    四条さんご:対象はワールド、ラバーズ、プリーステス!
    GM:判定妨害は無いです、どうぞ
    四条さんご:10dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,3,4,5,6,7,7,8,8,8]+10[1,1,4,7,9]+10[5,8]+10[9]+6[6]+4 → 50

    四条さんご:リアクションどうぞ。
    ラバーズ:ガード
    プリーステス:復讐の刃宣言、反撃を
    ザ・ワールド:ガード
    プリーステス:19dx7+1
    DoubleCross : (19DX7+1) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,4,6,7,8,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,2,3,5,6,7,7,10,10]+10[8,8,8,9]+10[2,3,8,9]+3[2,3]+1 → 44

    ザ・ワールド:崩れずの群れでプリーステスカバー
    GM:ダメージロールどうぞ
    四条さんご:6d10+10+1d10+3 装甲無視。命中時8点回復
    DoubleCross : (6D10+10+1D10+3) → 23[8,2,1,8,2,2]+10+3[3]+3 → 39

    四条さんご:装甲無視39点です。
    ザ・ワールド:…戦闘不能!
    ラバーズ:同じく!
    プリーステス:5d10+41
    DoubleCross : (5D10+41) → 40[6,8,7,10,9]+41 → 81

    プリーステス:81点お返し!
    四条さんご:死!北大路さんのロイスで復活!HP15!
    四条さんご:そして命中時の回復。生命吸収は最初で死んじゃったので除外して。
    四条さんご:四条さんごのHPを8増加 (15 → 23)
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を13(→ 13)増加 (116 → 129)
    GM:処理後演出どうぞ!
    四条さんご
    鎌倉のの葉:「……四条さん!」
    鎌倉のの葉:指先に貼った絆創膏を剥がすと鮮血が滴り落ちる。
    鎌倉のの葉:ポタポタと零れるそれは、ただの血液ではない。宿主を、そして対象を蝕む破壊の血液。
    鎌倉のの葉:四条さんごの動きに合わせ、己が血液を敵に投げつける。僅かでも動きを止められれば、それで十分だ
    ザ・ワールド:ぴきり、と
    ラバーズ:血を受け、動きが止まる
    四条さんご:「──えぇ、鎌倉さん」
    四条さんご:声が走る。白の装束に黒の髪をなびかせて、低い姿勢のまま疾る。
    四条さんご:綺羅びやかな紅い雫が着弾すると同時、影に溶け込むような黒が影のように這い寄っている
    四条さんご:ビキ、と肉と骨と血がめぐる音。最適な形に伸ばした五指を整える。
    四条さんご:やすりで丁寧に形を整えられた爪が鋭く、うっ血するような赤い刃をまとう
    四条さんご:にじみ出た血液による数mmの血爪の刃。腕を鞭のようにしならせて
    四条さんご:ヒュッ ズバァ!
    四条さんご:遠心力により一瞬で間合いを伸ばす手刀が一閃、敵を切り裂く!
    ラバーズ:ほろり、と炭化した首が落ち
    ラバーズ:それは、薪を求めて動く指向性を失った
    ラバーズ:あとはカタコンベに、わずかに残り火があるだけだ
    ザ・ワールド:切り裂かれ、果汁と言うも悍ましい赤透明の液体が飛び散り
    ザ・ワールド:ほぎゃあと子供のような鳴き声を一つ上げ
    ザ・ワールド:こちらも沈黙した
    フィーア:「…生意気な箱入り娘だこと、親の顔が見てみたいわ」
    フィーア:わずかに焦燥のにじんだ声
    四条さんご:「あら、ご紹介しましょうか?」
    四条さんご:「親どころか、ご先祖様に先に合わせてしまわないよう、気をつけないと」
    四条さんご:ピッ、と腕を振り血の雫を振るう。
    四条さんご:桜色の爪の色が戻っている。
    フィーア:…駒の半分は尽きた、この場において自身の優位が、脅かされ始めている
    フィーア:「結構、それで貴方の生意気が変わるでも無し」
    フィーア:半分くらい、虚勢だ
    プリーステス:一瞬の沈黙
    プリーステス:そして、それを裂くように貴方の腹部に訪れた、痛覚刺激
    プリーステス:人の会話など知ったでも無しと言わんばかりに、獣は吼える
    四条さんご:「っ────か、ふっ」
    四条さんご:ぞぶり、と。現実から数瞬遅れて、腹部への衝撃を脳が理解する
    プリーステス:その足に、まがい物を踏みつけながら
    四条さんご:「………まったく、躾のなってない」
    四条さんご:白の修道女の腹部が赤く染まる。
    野津敬一:「全く、油断ならない連中だね」
    四条さんご:「人の話の聞かなさは、親近感が沸く所ですね」
    四条さんご:ピチャピチャ ゴボゴボ ゴボ
    四条さんご:足元の血溜まりがうごめく。逆再生のように体を登る。
    四条さんご:体外であろうとその所有権は己だというように、血が負傷箇所を埋めていく。
    四条さんご:「まったく……」
    フィーア:「だからこそ、恐怖や手管で操りやすい、私たちの流儀に即してますもの」
    四条さんご:「痛いんですよ、これ」破れた修道服から見える白い腹部にはすでに、傷一つ無い
    四条さんご:「……さあ、どんなお礼をするべきかしら」

    GM:イニシアチブ7、ヒノト君
    鎌倉のの葉:イニシアチブ5かな?
    GM:5ですね、誤字でした
    鎌倉のの葉:では、そのイニシアチブで、服を脱ぎます
    GM:はーい、同値5で、のの葉ちゃんが並びました
    鎌倉のの葉:そのまま、こちらの手番に行きます
    GM:どうぞ!
    鎌倉のの葉:マイナーで1m前進して
    鎌倉のの葉:メジャー
    鎌倉のの葉:《コンセントレイト(ブラム=ストーカー)》+《鮮血の一撃》+《渇きの主》+《飛礫》+《怪獣撃》
    鎌倉のの葉:11dx7
    DoubleCross : (11DX7) → 10[1,1,1,2,3,5,5,7,8,9,9]+6[2,2,4,6] → 16

    鎌倉のの葉:バ、バカ!
    飛鳥ヒノト:バディムーヴ
    鎌倉のの葉:ヒノトくん!!
    飛鳥ヒノト:達成値19!
    プリーステス:ガードしますか
    鎌倉のの葉:ではダメージ出します
    鎌倉のの葉:2d10+4+4d10+2d10
    DoubleCross : (2D10+4+4D10+2D10) → 9[5,4]+4+24[10,6,7,1]+12[4,8] → 49

    鎌倉のの葉:装甲無視
    プリーステス:装甲無視か…G値で4点弾いて
    プリーステス:もう幾ばくもないけどまだ生きてる!
    飛鳥ヒノト:何ィ!
    鎌倉のの葉:しぶとい!
    GM:演出どうぞ!
    野津敬一:タフガイ…!!
    飛鳥ヒノト:「(そうだ、油断ならない、とはいえ)」
    飛鳥ヒノト:その獣の足に剣が突き刺さる、僅かの間、その下にある肉へと縫い止める。
    飛鳥ヒノト:「見えてきたんじゃないか、底がさ」
    飛鳥ヒノト:移動妨害であり、避雷針。
    鎌倉のの葉:動きを縫い付けられた獣の上空に影が舞う。
    鎌倉のの葉:気付くだろう。獣の直感があれば。反応出来るだろう。獣の反射神経であれば。
    鎌倉のの葉:その影を迎撃することなど、獣にとっては容易いことだろう
    プリーステス:すぐさま、前脚でもって迎撃が…できない
    プリーステス:剣を振り払うわずかだが、しかし致命の隙ができた
    プリーステス:だが、獣はその隙に気づかない
    プリーステス:かつん、と剣は床に落ち、そのまま獣は上空の影にとびかかる
    鎌倉のの葉:――――獣の爪が影を引き裂く。だが、それは囮。
    鎌倉のの葉:前もって投げられていた、鎌倉のの葉の衣服!
    プリーステス:その爪が、空しく服を裂き
    プリーステス:先ほどの致命の隙は、取り返しがつかない程の攻撃の空白に転じた
    鎌倉のの葉:――――大好きな人がいれば挫けるわけがない。
    鎌倉のの葉:諦めるわけがない。
    鎌倉のの葉:大好きな人がいるのだから、何度だって立ち上がれる。
    鎌倉のの葉:傍にいる。隣に立っている。
    鎌倉のの葉:だから
    鎌倉のの葉:誰が何と言おうと。どれほどその身が傷つこうとも
    飛鳥ヒノト:「──いけ」
    鎌倉のの葉:「――――はい!」
    鎌倉のの葉:無防備となったその背後から、獣の首筋に己が牙を突き立てる!
    鎌倉のの葉:――――誰が何と言おうと。鎌倉のの葉は、世界一幸せな女の子だ。
    鎌倉のの葉:浸食102→118
    プリーステス:対抗種の因子を直接流し込まれたことにより、絶叫する
    プリーステス:獣はαトランスによって強制的に励起させられた所謂粗製乱造のジャームだ
    プリーステス:特殊資質(Dロイス)への抵抗などあるはずもなく
    プリーステス:そのまま激痛に苛まれる
    飛鳥ヒノト:では続いて行動します
    GM:どうぞ
    飛鳥ヒノト:マイナーでプリーステスのエンゲージへ移動。
    飛鳥ヒノト:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:白兵》《虚構のナイフ》でそのまま白兵攻撃
    飛鳥ヒノト:10dx7+6 命中
    DoubleCross : (10DX7+6) → 10[2,3,3,3,4,4,5,5,5,8]+5[5]+6 → 21

    飛鳥ヒノト:腐った!
    プリーステス:復讐の刃宣言、反撃を
    プリーステス:19dx7+1
    DoubleCross : (19DX7+1) → 10[1,2,3,3,4,4,4,4,4,6,6,6,6,6,7,8,8,10,10]+3[1,1,1,2,3]+1 → 14

    飛鳥ヒノト:3D10+2d10+7+4+9+3 ダメージ 装甲有効
    DoubleCross : (3D10+2D10+7+4+9+3) → 21[10,10,1]+5[3,2]+7+4+9+3 → 49

    プリーステス:2d10+41
    DoubleCross : (2D10+41) → 13[8,5]+41 → 54

    プリーステス:流石に死ぬ!戦闘不能!
    飛鳥ヒノト:倒れます。上から先輩のロイスを切って復活
    飛鳥ヒノト:侵蝕120に
    飛鳥ヒノト:感電するのも構わず暴れる異形から剣を引き抜く。
    飛鳥ヒノト:──対抗種の殺戮直観がそれを正解だと肯定する。
    飛鳥ヒノト:一足一刀の間合いにて。構え端正にして心鏡の如くあれば。
    飛鳥ヒノト:流電による体性反射も
    飛鳥ヒノト:振るわれる爪牙もその斬撃を阻みはしない。肉体は穿たれようと
    飛鳥ヒノト:「位。という」
    飛鳥ヒノト:水面の波紋の如く、その剣はあるがままに敵を断つ。
    飛鳥ヒノト:「彼女にばっかり無茶をさせるわけにはいかないからね」
    プリーステス:もだえ苦しんだ獣は、そのまま抵抗として爪を、牙を、差し向けるが
    プリーステス:その剣は阻めない
    プリーステス:結果として、その頸木は分かたれた
    野津敬一:「いつもよりキレがいいんじゃない?」
    飛鳥ヒノト:「分かる? 張り切ってる」
    飛鳥ヒノト:対抗種バックファイア 残HP8

    GM:クリンナップ、宣言ある方どうぞ
    野津敬一:なし!
    鎌倉のの葉:はーい!
    鎌倉のの葉:《不死者の恩寵》
    四条さんご:なし!
    鎌倉のの葉:さっきの攻撃で対抗種バックファイア等を加味すると、HPが18になります
    飛鳥ヒノト:なし
    鎌倉のの葉:18+4d10+5
    DoubleCross : (18+4D10+5) → 18+14[1,1,9,3]+5 → 37

    鎌倉のの葉:全快します
    鎌倉のの葉:いじょう
    GM:OK
    鎌倉のの葉:118→123
    GM:第二ラウンド、セットアップ
    飛鳥ヒノト:ないわよ
    鎌倉のの葉:あるわよ!
    四条さんご:ないですよ
    野津敬一:なし
    フィーア:あり得ざる存在:女王の降臨+狂戦士
    鎌倉のの葉:《鮮血の奏者》
    フィーア:自身の判定D+8、C値-1
    鎌倉のの葉:HP4消費して、攻撃力+12します。対象は、ヒノトくん
    鎌倉のの葉:HP31→27。浸食123→127
    飛鳥ヒノト:受けます。ありがとう。
    GM:このままイニシアチブいっても?
    飛鳥ヒノト:どうぞ!
    鎌倉のの葉:どうぞ!
    GM:OK!
    フィーア:マイナー無し
    フィーア:メジャー、居合い+罪人の枷+タブレット+多重生成+コンセントレイト:So
    フィーア:ヒット時あらゆる達成値を-10します
    飛鳥ヒノト:判定前にBKロイスを使用 達成値-20してください
    飛鳥ヒノト:いやウソ
    鎌倉のの葉:キャー!
    飛鳥ヒノト:欲望のあまりコンセ見えてませんでした 絶対意味ないからやめます
    鎌倉のの葉:ww
    GM:了解ですー
    フィーア:17dx6+18
    DoubleCross : (17DX6+18) → 10[1,1,2,3,3,4,4,4,6,6,6,7,7,8,8,10,10]+10[1,3,4,4,5,5,6,9,10]+10[1,6,10]+10[3,10]+5[5]+18 → 63

    フィーア:リアクションどうぞ
    飛鳥ヒノト:危なかった
    飛鳥ヒノト:4dx ドッジ!
    DoubleCross : (4DX10) → 7[3,3,3,7] → 7

    野津敬一:ドッジ
    野津敬一:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 10[2,4,4,8,10]+1[1] → 11

    鎌倉のの葉:ドッジ
    野津敬一:おしくもなんとも
    鎌倉のの葉:8dx+1>=63
    DoubleCross : (8DX10+1>=63) → 8[2,3,4,5,5,8,8,8]+1 → 9 → 失敗

    鎌倉のの葉:頑張った
    四条さんご:回避~
    四条さんご:8dx-2>=63
    DoubleCross : (8DX10-2>=63) → 8[2,3,3,4,5,6,6,8]-2 → 6 → 失敗

    GM:ダメージ出します
    フィーア:7d10+8 装甲とかは有効
    DoubleCross : (7D10+8) → 36[6,4,8,5,6,1,6]+8 → 44

    飛鳥ヒノト:のの葉が耐えられそうで耐えられない
    鎌倉のの葉:グムー!
    飛鳥ヒノト:四条さんのロイスを切って復活します
    四条さんご:ヒノトくんのロイスを斬って復活です
    四条さんご:四条さんごのHPを8減少 (23 → 15)
    鎌倉のの葉:北大路くんのロイスを切って復活します
    野津敬一:むー、ヒノトくんのロイスを切って復活。
    野津敬一:HP12
    GM:ついでにラウンド中の達成値-10してください
    四条さんご:ぴぇん
    飛鳥ヒノト:イヤーー!
    野津敬一:いやん…
    鎌倉のの葉:くすん
    GM:演出しますね
    フィーア:「……まさか、ここまでやってくれるとは」
    フィーア:最期に地に伏した獣を一瞥して
    フィーア:「では、こちらももう少しなりふり構わず行きますか」
    フィーア:裾から取り出したのは、二挺のソードオフ・ショットガン
    フィーア:この場における勝利条件は、やってきた侵入者の息切れだ
    フィーア:ならば、自身に届く刃を極限まで削げばいい
    フィーア:レネゲイド鎮静用の特殊薬剤を装填した散弾が、墓所にばらまかれる
    野津敬一:「ほんっとに…!たちが悪いな…!」
    四条さんご:「う、っ……!」広い面積にばらまかれたそれを真正面から受ける
    四条さんご:「散弾でしたか……油断しましたね」
    飛鳥ヒノト:「げ……ほんとかよこいつ!」
    鎌倉のの葉:散弾に身を貫かれ、ぬるりとした液体が頭部から流れてくる。
    野津敬一:体は問題なく動く。だが、腕が重い。足が動かない。思考が鈍い。
    鎌倉のの葉:「…………」 掌で己が血を掬い、舐める。その姿勢のまま、紅く大きな瞳だけが敵(えもの)の姿を凝視する
    飛鳥ヒノト:傷口がまともに再生せず、痛みの伝達も鈍い。
    飛鳥ヒノト:「(まずいのを貰ったな……!)」

    GM:イニシアチブ8
    GM:どちらが先に行くか再び宣言どうぞ
    四条さんご:では私から。
    野津敬一:しゃす
    四条さんご:マイナー移動。フィーアさんにエンゲージ。
    四条さんご:メジャーでコンボ:【より叩く】《C:ブラム》《乾きの主》《生命吸収》
    GM:どうぞ、妨害ないです
    四条さんご:10dx7+4-10
    DoubleCross : (10DX7-6) → 10[5,6,6,6,7,8,8,8,9,9]+10[6,6,7,7,8,9]+10[2,4,4,7]+5[5]-6 → 29

    四条さんご:バデム貰ったほうがいいかな。達成値アレだし備えてもらうか
    フィーア:イベイジョン 15なのでヒット
    飛鳥ヒノト:野津くんがやばいのでそっちに回します
    四条さんご:3d10+10+1d10+3 装甲無視。命中時8点回復
    DoubleCross : (3D10+10+1D10+3) → 11[3,2,6]+10+4[4]+3 → 28

    四条さんご:装甲無視28点。
    フィーア:貰います
    四条さんご:ダメージが通ると追加、対象は12点HPを失う。失った分を自身が回復
    GM:そちらもそのまま通し
    四条さんご:では命中時の分合わせて全回復。HP31に。
    四条さんご:四条さんごのHPを16増加 (15 → 31)
    四条さんご:四条さんごの侵蝕率を10(→ 10)増加 (129 → 139)
    GM:演出どうぞ
    四条さんご
    四条さんご:「っ」
    四条さんご:体中の穴から血が流れる。腕に空いた銃創から流れる血の筋をぺろり、と赤い舌が舐め取る。
    四条さんご:ギチィ、と肉の軋む音と共に、血液を媒介にした身体操作。
    四条さんご:かぎさきに破れたシスター服の合間から、太ももの傷が塞がるのが見える。
    四条さんご:ダンッ、と踏み込むように、優先して治された脚が踏み込む。一息にフィーアへの距離を詰める。
    四条さんご:「この感覚。レネゲイドに作用する薬品ですね」
    フィーア:「おや、生意気ですがその慧眼は認めましょう」
    四条さんご:体内の弾丸周り、血液の動きが阻害される。その感覚は知っている。
    四条さんご:「ふふ、目はよく褒められます」
    四条さんご:「ただ、今回は体が覚えていたもので」
    四条さんご:鼓動が高鳴る。体温が上がる。意図的な血流操作で、体内に打ち込まれた微細な散弾が押し流される
    四条さんご:ズ ゾ ゾゾゾゾ
    四条さんご:血と鉄の匂いがほのかに香る。
    四条さんご:「私でもこれは少しきついですね。……なので」
    四条さんご:ジャリ、と開かれた左手には、血に濡れた散弾の球
    四条さんご:「お返しします」
    四条さんご:ヒュ、バッ
    四条さんご:すれ違いざま、鞭のしなるように腕が振るわれる。
    四条さんご:火薬も無く、ただの膂力。サイドスローで打ち出された散弾がフィーアの体を襲う!
    飛鳥ヒノト:「(……もしかして、思い違いしてたかな。四条さんのキュマイラ因子)」
    フィーア:投げられた散弾により、体に穴が空き、白い衣装から血が滴る
    飛鳥ヒノト:不都合があるわけではないのだが、嫌な汗が額を伝う。
    フィーア:「まったく…物一つ丁寧に返せないのですか」
    フィーア:軽口を叩きながら肉体を再生させるが、それでも衣装の血が消えることは無い
    四条さんご:「あら、ラッピングがお気に召しませんでした?」
    四条さんご:うっすらと汗の浮かんだ額。張り付いた黒髪を指でより除ける。
    四条さんご:赤と白の修道服から赤の色合いがだんだんと消え、体が再生していく。
    フィーア:「投げ渡すのはラッピング以前の問題ではなくて?品性を疑うわ」
    四条さんご:おそろいの装いでありつつ、一人はまだら、一人は白。
    四条さんご:「これは失礼。異教の文化には疎いもので。ただ、」
    四条さんご:「……ふふ。今日はお友達も来ているの。きっと、気にいるプレゼントがあると思うわ」

    GM:イニシアチブ8、野津君
    野津敬一:マイナーで5M移動 フィーアに接敵
    野津敬一:メジャーで《原初の赤:ウルトラボンバー》+《原初の赤:ブラッドボム》+《混色の氾濫》、対象はフィーアのみ
    フィーア:どうぞ
    野津敬一:ショットガンを使用せず攻撃します。少しでも達成値を稼ぐのだ
    野津敬一:5dx-10
    DoubleCross : (5DX10-10) → 8[1,3,6,6,8]-10 → -2

    野津敬一:ヒノのん!!!
    飛鳥ヒノト:あぶな!
    飛鳥ヒノト:バディムーヴ 達成値を1に!
    フィーア:通りまーす!
    野津敬一:ありがとー!ヒノのん!!
    野津敬一:リア不装甲有効です。ダメージ!
    野津敬一:1d10+2d10+2d10+35
    DoubleCross : (1D10+2D10+2D10+35) → 6[6]+10[7,3]+16[9,7]+35 → 67

    野津敬一:悪くない!!
    GM:残り…1/3切ったかな!
    飛鳥ヒノト:これ全員当てないと厳しそうだな……!
    野津敬一:ブラッドボム追加ダメージ
    飛鳥ヒノト:それがあった
    野津敬一:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 35[9,7,3,9,7] → 35

    野津敬一:オラ!!上振れじゃい!!
    GM:…それ…は…
    GM:死ぬ!蘇生復活切ってHP1!
    GM:もう切る蘇生札無いぞ
    野津敬一:あとは……任せたぜ……!!
    GM:演出!
    飛鳥ヒノト:「先輩、失礼!」
    飛鳥ヒノト:紙のように蒼白な顔ながら、立ち姿は淀みなく、剣を振るう。
    野津敬一:視線すら向けず、ただその言葉にわずかに頷く
    飛鳥ヒノト:野津敬一のレネゲイドを解き放ち、同時に幾度目かの『死』を与える。
    飛鳥ヒノト:連携のパターンの1つだ。このタッグでの任務にあたって、夢葬剣(グリムヴォーパル)は彼を守るための剣であり、彼を殺すための剣でもある。
    テンペランス:「………お兄さん」
    テンペランス:死を与えられたあなたを見て意を決したように両手を組み、目を閉じる
    テンペランス:どうか、ここから出られますように
    テンペランス:新しいおうちに行けますように
    テンペランス:お兄さんが、少しでも楽になりますように
    テンペランス:自分には、きっと手が届かないから、それを何かに祈る
    テンペランス:雪花が舞う、早く、激しく
    テンペランス:それは目隠し、雪状の光を展開させることで回りの視線を阻害する
    テンペランス:…それだけではなかった
    テンペランス:風、音、振動、光
    テンペランス:その光が瞬く間だけ届く、最速という奇跡
    テンペランス:その手は、動作は、呪いは
    テンペランス:この場において、何よりも早い
    野津敬一:野津の姿が雪花に紛れて消えていく。
    野津敬一:死には、慣れている。例え死に瀕しても思考だけは巡らせ続ける訓練は積んできた
    野津敬一:フィーアは、テンペランスの能力を知っている。
    野津敬一:そして、理屈はわからないがテンペランスの雪花を近くする術を持っている。
    野津敬一:故に、だ
    野津敬一:四条さんごの攻撃により思考が乱れたこの瞬間であれば
    野津敬一:フィーアは反射的に姿を消した野津の姿を雪花の中に追うはずだ
    野津敬一:心中で呪言を唱える。
    野津敬一:野津の体は雪花に紛れたのではない。
    野津敬一:野津の足元から咲いた黒い蓮華の内に溶けていた。
    野津敬一:これは、己の体を蓮華としてその花脣にて相手を切り裂く呪い
    野津敬一:『百蓮鏖殺』
    野津敬一:飛鳥のヒノトの力を借り、テンペランスの助けを得て
    野津敬一:フィーアの心理の刺客より花の刃でその体を心ごと切り裂く
    フィーア:E:あり得ざる存在:光と闇の目
    フィーア:その目を、光の中に走らせる
    フィーア:そこに彼はいない
    フィーア:どうじ、精神を引き裂かれる
    フィーア:「グ…が…あ”あ”……」
    フィーア:いまの どうやって と口を動かし、辺りを探る
    フィーア:が、どこにも、形跡が、見当たらない
    フィーア:血を吐きながらも、ショットガンを構える、敵を探す

    GM:お次、イニシアチブ5
    飛鳥ヒノト:マイナーで接敵しフィーアに攻撃
    飛鳥ヒノト:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:白兵》《虚構のナイフ》
    飛鳥ヒノト:10dx7-4 命中
    DoubleCross : (10DX7-4) → 10[2,2,4,4,4,5,5,7,8,8]+10[5,5,8]+6[6]-4 → 22

    飛鳥ヒノト:よし
    フィーア:イベイジョン15です
    フィーア:ダメージどうぞ
    飛鳥ヒノト:3d10+2d10+23 装甲有効
    DoubleCross : (3D10+2D10+23) → 10[3,2,5]+10[9,1]+23 → 43

    フィーア:……戦闘不能です
    飛鳥ヒノト:侵蝕127に
    飛鳥ヒノト:お揃いだねのの葉
    鎌倉のの葉:ヒノトくん…!!
    飛鳥ヒノト
    飛鳥ヒノト:金属擦過音。
    飛鳥ヒノト:それは剣を鞘に収める音だ。"フィーア"の背後で、小さく響いた。
    飛鳥ヒノト:「ありがと、のの葉。お陰で動けた」
    飛鳥ヒノト:首元に、小さな咬み痕。
    鎌倉のの葉:「ヒノトくん。……勝ってください!」
    飛鳥ヒノト:「うふふ」
    飛鳥ヒノト:斬撃は、既に放たれている。
    フィーア:「…っ」
    飛鳥ヒノト:"フィーア"の肉体から血飛沫が上がった。彼女の精神体に受けた裂傷をなぞるように。
    フィーア:ショットガンを構える、既に遅い
    フィーア:血の華を咲かせながら、崩れ落ちる
    フィーア:かつん、と床に銃の落ちる音
    飛鳥ヒノト:そして同じように、ヒノトの肉体からも血が迸る。それを成すには、自らもまた彼の能力の影響を受けねばならない。
    飛鳥ヒノト:「あらゆる意味で使いたくない奥の手だよね」
    フィーア:「………切り札はいつだって悪手、でしょう」
    飛鳥ヒノト:「でも仕方ない。勝ってなんて言われちゃったんじゃ」
    飛鳥ヒノト:「僕に信じる神様はいないけれど」
    飛鳥ヒノト:「悪魔ならいるんだ。とびきり可愛いのがね」
    フィーア:「そう…それは」
    北大路雪弥:「全く…本当に」
    飛鳥ヒノト:遅れて、がっくりと膝をついた。
    フィーア/北大路雪弥:「「おめでたいことで」」
    フィーア:それが、最期の言葉
    GM:ぱちん、と最後の火が、消える音がした
    鎌倉のの葉:「……ヒノトくん!」膝を着く彼に駆け寄る
    飛鳥ヒノト:「大丈夫、立てるよ。野津さんがまずい」
    鎌倉のの葉:「……!!」その言葉に、野津くんの方を見やる
    野津敬一:いつの間にか血塗れで倒れています。
    野津敬一:呼吸の音はしないが傷口の再生は始まっている。多分死んではいないだろう
    鎌倉のの葉:「さ、惨劇、です……」
    飛鳥ヒノト:「本当に、辛うじて生きてるのだけは得意だ。辛いだろうに」
    北大路雪弥:「お、俺が連れていくべきかな…?」
    飛鳥ヒノト:「その棺桶でってのは、ちょっと縁起でもないな。僕が背負うよ」
    飛鳥ヒノト:「あ、でも疲れたな、疲れてきた」
    鎌倉のの葉:「代わりに、四条さんをお願い出来ますか?」北大路君に
    飛鳥ヒノト:「のの葉が癒やしてくれたら元気出るかも」
    北大路雪弥:「しないよ!?さすがに置いていくからねこれ!?」
    飛鳥ヒノト:軽口を叩きながらよいしょ、と野津くんを抱き上げる。
    北大路雪弥:「っと了解」四条さんにかけよる
    鎌倉のの葉:「ふぇえぇっ!?……ひ、ヒノトくん。……痛いの痛いの、とんでけー……って、元気じゃないですか!?」
    四条さんご:「ふむ。飛鳥さんのやり取りを見るに、どうやら高度な茶番だったようね」
    四条さんご:ところどころ穴の空いた真っ白な修道服。流血はすでに収まっている。
    テンペランス:抱き上げられた野津君の後ろをとことこついていく
    飛鳥ヒノト:「ああ、ひどい茶番だよ」
    四条さんご:「どうする?私は北大路さんにエスコート頂けばよいかしら?」
    北大路雪弥:「あ、え、えと…エスコート…頑張り、ます」
    飛鳥ヒノト:「こんなやつに斬られる程度の教えだったってこと」
    北大路雪弥:「どのみち、出たら皆には礼を言わなければいけないだろうし」
    飛鳥ヒノト:ちら、と北大路くんを見る。彼の前で、彼の両親だったものが消えてしまった。
    北大路雪弥:「…気に病まなくていい、分かっていた」ふっと表情を緩める
    飛鳥ヒノト:「わざわざ口に出すなんて、律儀なやつ」
    飛鳥ヒノト:その事実が彼にのしかかるより早く。あるいは残されたジャームたちに見つかるより早く。
    飛鳥ヒノト:「行こうか」
    北大路雪弥:「…ああ」
    北大路雪弥:ざらり、と鎖を放り投げ、四条さんを見様見真似でエスコートしながら、歩いて行った
    飛鳥ヒノト:そうして、弱々しく脈打つ心音を感じながら、恐るべき、そして愛すべき同僚を背負い直した。

    GM:バックトラック
    GM:Eロイスは
    あり得ざる存在:女王の降臨
    あり得ざる存在:光と闇の目
    悪意の伝染
    堕落の誘い

    GM:合計5つです
    GM:振りたい方はどうぞ
    鎌倉のの葉:振ります
    四条さんご:振ります
    飛鳥ヒノト:振る!
    鎌倉のの葉:127-5d10
    DoubleCross : (127-5D10) → 127-31[9,9,5,7,1] → 96

    飛鳥ヒノト:127-5d10
    DoubleCross : (127-5D10) → 127-34[6,7,7,10,4] → 93

    飛鳥ヒノト:等倍
    四条さんご:139-5d10
    DoubleCross : (139-5D10) → 139-19[4,2,8,1,4] → 120

    野津敬一:いただきます
    四条さんご:やっべ。
    四条さんご:2倍で。
    飛鳥ヒノト:93-4D10
    DoubleCross : (93-4D10) → 93-31[9,9,7,6] → 62

    鎌倉のの葉:等倍
    野津敬一:128-5d10
    DoubleCross : (128-5D10) → 128-31[6,9,2,8,6] → 97

    飛鳥ヒノト:4点
    四条さんご:120-6d10
    DoubleCross : (120-6D10) → 120-30[3,9,5,3,1,9] → 90

    鎌倉のの葉:96-4d10
    DoubleCross : (96-4D10) → 96-13[3,1,4,5] → 83

    四条さんご:こわいよ~~3点
    鎌倉のの葉:5点!
    野津敬一:97-3d10
    DoubleCross : (97-3D10) → 97-17[8,3,6] → 80

    GM:良かった…!
    野津敬一:5点!
    GM:経験点はシナリオ4点いつもの5点Eロイス5点Dロイス2点で
    GM:16に侵蝕率を足してください
    鎌倉のの葉:21点!
    四条さんご:19点!
    飛鳥ヒノト:19点! いただきます
    飛鳥ヒノト:20点でした
    野津敬一:21点!

    エンディング1


    GM:外に出て事のあらましを通信で告げると、支部長はすぐに戦力を投入
    GM:結果、乱戦になりつつも宗教法人アガルタのテロ活動の中枢は機能を停止
    GM:荊高市は、日常を取り戻した

    GM:荊高市支部(またの名を荊高アクアパレス) 会議室
    支部長:「と、言うわけで、どうにかこうにか事態は収拾できました」
    支部長:「これも先んじて情報を集めアーセナルセルの人員を叩いてくれた皆さんのおかげです
    支部長:「お礼ということでお菓子とお茶を用意したので食べていってください」
    GM:テーブルの上には、支部員の手作りと思われるプリンやクッキー、パウンドケーキなどの菓子が置いてある
    野津敬一:「わ、気合入ってる」
    鎌倉のの葉:「凄い……。これ、全部手作りなんですか?」
    四条さんご:「ありがとうございます。すごいですね、手作りのお菓子ですか」
    飛鳥ヒノト:「助かります。食べざかりなので」
    支部長:「お礼したいって言ったら、支部員さんたちが作ってくれたんですよ」
    飛鳥ヒノト:お菓子を見て目を輝かせている。
    支部長:「僕もちょっとお手伝いしましたけど、菓子の御礼なら彼らに」
    四条さんご:「そうですね、落ち着いた頃にでもお礼に参りましょう」
    飛鳥ヒノト:「は~い」
    鎌倉のの葉:「わっ、凄い。苺のケーキまであります」
    四条さんご:「これはこれは。ちょっとしたお祝いのようですね」
    飛鳥ヒノト:「手作りのプリンなんて食べる機会無いよね。頂きます……わ、しっかり卵の味するなぁ、美味しい」
    鎌倉のの葉:「お誕生会みたいで楽しいです」苺のショートケーキを食べる
    四条さんご:「こちらのクッキーもさくりとしておいしいですよ」少しずつ口に含んでいる。
    野津敬一:「甘さが体に染みる……」チョコレートを頂いている
    四条さんご:「この支部にいたら、積極的に動かないと虜になって困ってしまいそうね」
    支部長:「ここの支部員さん親切ですからねえ」
    鎌倉のの葉:「う”。これを頂いたら、しっかり運動しなきゃですね」
    飛鳥ヒノト:「ふふ、平和でかわいい悩みだ。うちの道場に来る?」
    鎌倉のの葉:「良いんですか?一度行ってみたいです」
    野津敬一:「さらっと次に会う約束を取り付けてる。」
    野津敬一:「如才がないなあ、これがイケメンかあ」
    四条さんご:「恋人同士なのでしょう?仲睦まじくて素敵ですね」
    飛鳥ヒノト:「そうでしょそうでしょ。彼女とはいつ会ってもいいんだよぅ」
    飛鳥ヒノト:「いや、いつイチャついてもいいと思っているわけでは……反省しているけど……」
    鎌倉のの葉:「……反省してます」
    鎌倉のの葉:しゅん
    四条さんご:「そのおかげで今回お二人が巻き込まれたのなら、私は責めるべきではないのかしら?」ふふ、と冗談めいて。
    鎌倉のの葉:「し、四条さん!?」
    鎌倉のの葉:こちらも冗談めかして。
    飛鳥ヒノト:「それに甘えるのは本当にヤバそうだからなぁ」
    野津敬一:「まあ、喧嘩したりするよりは全然いいことは確かだけどね、仲良くするほうが」
    飛鳥ヒノト:ほら、人倫的にさ、と言いながら紅茶を飲む。甘いものを食べていてもコーヒーは飲めない。
    四条さんご:「あら、そう?私が遭遇してしまうと困ってしまいそうだから、気をつけていただけるなら助かってしまうわね」
    四条さんご:「飛鳥さんは道場を所有してらっしゃったのね。その剣の腕には助けられました。えぇ、冗談ではなく」
    飛鳥ヒノト:「四条さんが困ってるところ、あんまり想像できないなぁ」苦笑。「所有っていうか、道場跡地に住んでるのに近いかな、実質」
    飛鳥ヒノト:「そのうち再興するつもりは僕も妹もあるけれど、いつになるか」
    四条さんご:「そうかしら?困ることばかりよ?」手慣れた手付きで紅茶を口に運ぶ。「でも、その評価はありがたく頂いておきますね」笑み。
    四条さんご:「妹さんもいらっしゃるのね」
    四条さんご:「面倒見がいいのはお兄さんだからかしら?」
    飛鳥ヒノト:「見られてばかりですよ。面倒は」
    飛鳥ヒノト:「周りの人にね。だから、ようやくちょっと返せるようになってきたかな。僕もありがたい評価として受け取っておきます」
    野津敬一:もぐもぐ。
    野津敬一:フランスパンのトーストにレバーペーストをつけて食べている。少しでも血を補うのだ
    四条さんご:中央にジャムを載せた花形のクッキーを好んで手につけている。
    四条さんご:「そう。鎌倉さんのことをずっと気にかけてるから、つい。特別な動きだったのね」
    野津敬一:ごくん、「だってさ、鎌倉さんもお返し期待していいんじゃない?」
    鎌倉のの葉:「ふぇっ!?」
    飛鳥ヒノト:「のの葉の望むことならなんでもしてあげるよ」
    鎌倉のの葉:「な、なんでも……ですか……?」
    飛鳥ヒノト:「勿論」
    鎌倉のの葉:「……ヒノトくんの」「……えっち」
    野津敬一:「反省してねえじゃん」
    四条さんご:「お部屋でお願いできる?」
    四条さんご:じー。
    飛鳥ヒノト:「え、これ僕が悪いの?」
    支部長:「えっと、更衣室ならありますよ…今の時間なら人もいませんし…」
    飛鳥ヒノト:「支部長?」
    鎌倉のの葉:「お、お部屋でもしませんっ!」
    野津敬一:「俺は鎌倉さんに対して言ったけどすぐに矛先を自分に向けさせようとする飛鳥くんはいいやつだと思うよ」
    飛鳥ヒノト:「ふっふふ……」
    四条さんご:「あぁ、そういう殿方としての仕草なのね。今のは」感心。
    飛鳥ヒノト:息が合う相手というのはこういうとき厄介だなぁと思う。
    野津敬一:「いい男でしょ?惚れちゃダメみたいだけど」
    四条さんご:「そうなんだ、残念」平常な口調。
    鎌倉のの葉:「えっ」
    鎌倉のの葉:「し、四条さん?」
    飛鳥ヒノト:「可愛いでしょ、僕の彼女」
    鎌倉のの葉:「ひ、ヒノトくん!?」
    四条さんご:「えぇ、食べちゃいたいくらい」ぺろり。唇を舌でなめる。はしたない。
    飛鳥ヒノト:「おぉ怖」かばうように軽くのの葉を抱き寄せる。
    鎌倉のの葉:「ひゃんっ」小さく声を上げ、抱き寄せられる。ヒノトくんの腕に飛び込みます
    野津敬一:「あはは、四条さん、からかうのもそのぐらいにしてあげてねー」
    四条さんご:「ふふ、ごめんなさい。こういう会話が出来るのが珍しくて、つい」
    野津敬一:「あんまイチャつかれると独り者の目に毒だからー」
    四条さんご:「なるほど、謝るのは野津くんにだったようね」
    飛鳥ヒノト:「……ま。こんな会話が出来るくらいには、みんな無事で良かったよ」ぽんぽん、と自分より少しだけ小柄な彼女の背を叩きながら。
    四条さんご:「安心して鎌倉さん。取りませんし取れませんよ、招かれてもないですから」
    四条さんご:「そうね、進んで不穏な会話ができる程度に平和で素晴らしいことだわ」
    鎌倉のの葉:「……ふふ。四条さん、その口ぶり、少し私の友達に似ています」
    飛鳥ヒノト:「先輩の暫定彼女さん、まだ彼女になってないんだ」
    鎌倉のの葉:「上手く言えないんですけど。屋上にいそうな感じが」
    四条さんご:「屋上?」キョトン、と首を傾げる。
    野津敬一:「今度デートなんだ。」
    四条さんご:「鎌倉さんのお友達なら素敵な方でしょうね。いつかお会いしたいわ……紹介いただけるなら、だけど」
    飛鳥ヒノト:「ん、言われてみればちょっと天平さんに似てるかもね。ジョークのセンスが」
    野津敬一:(だから飛鳥くんも映画館で盛り上がっちゃったんでしょー)という言葉は空気を読んで飲み込む。えらい
    飛鳥ヒノト:あと、ちょっと底知れない感じが。
    鎌倉のの葉:「紹介しちゃいます。させてください。きっと、四条さんと仲良しなお友達になれると思います」
    鎌倉のの葉:ヒノトくんの言葉に、ですよね、と。アイコンタクトする
    飛鳥ヒノト:「あの子の友達が増えたら嬉しいもんね」
    四条さんご:「天平さん、と仰るのね。……えぇ、嬉しいわ。自分の世界が広がるのっていいものね」
    四条さんご:「紹介の第一印象を稼ぐために、鎌倉さん達ともっと親密になっておかなくっちゃ」
    鎌倉のの葉:「こちらこそ、のぞむところです」ふふん、と胸を張る。親密!
    野津敬一:その会話を微笑ましいもののように見ながら
    野津敬一:「ところで支部長、テンペランスちゃんはこの後どうなるんです?」
    支部長:「ああ、彼女ですか」
    支部長:「身元を調べた限り保護者もない、FHの施設育ちだったみたいで」
    支部長:「今UGNで引き受けられるよう色々手続きをしてます」
    支部長:「このままいけばUGNチルドレンでしょうかねえ」
    野津敬一:「そうですか。」
    飛鳥ヒノト:「役に立つ能力過ぎてちょっと心配だな」
    飛鳥ヒノト:「あんまり任務に引っ張りだこになっちゃうとさ、ほら。責任感の強い子だし」
    野津敬一:「そうだね。」
    野津敬一:「彼女と深く関わった人間としては」
    野津敬一:「出来れば、チルドレン以外の選択肢も選べるよう、テンペランスちゃんには視野を広げる機会をあげてもらいたいな。」
    飛鳥ヒノト:「先輩が言うと説得力があるよね」くっくっく、と笑う。あまり笑い事でもないとも思っている。
    支部長:「陳情してみます、ほんとはうちの支部に置いておきたいって言ったのですが、残党がいる以上危険だったので…」
    四条さんご:「そうですね。多少の訓練は必要でしょうが、そのままUGNに所属し続ける必要もないでしょうし。」
    四条さんご:「その辺を諌め、あるいは守ってあげるのが私たち、先輩としての役目になる……の、でしょうね?」
    四条さんご:周りを見る。あまり後進の育成とかは関わったことがない。
    野津敬一:「そうだねー」
    野津敬一:「ホントに、難しい仕事だよ。」
    野津敬一:「こんな場であれなんけど少し愚痴いっていい?」
    支部長:「どうぞ、いくらでも聞きますよ」
    四条さんご:「あら、どうぞ?」
    鎌倉のの葉:(なんだろう?と耳を傾ける)
    飛鳥ヒノト:「僕のフレンドリーファイアかな」
    飛鳥ヒノト:ぺろりと指先を舐める。
    野津敬一:「それはむしろいいタイミングだったと思ってるけど」
    野津敬一:「今回みたいな被害者を保護する必要がある案件って」
    野津敬一:「当然、その人に寄り添って上げる必要があるんだけど、そのバランスを取るのが難しいって話。」
    飛鳥ヒノト:詰ってくれてもいいのになぁ、と小さなぼやき。
    四条さんご:「心のケアのお話……とはまた違ったニュアンスを感じますね」
    野津敬一:「まあ、そんな話ではあるんだけど。」
    野津敬一:「特に、テンペランスちゃんみたいに小さい子が相手で、その子が今回みたいに虐待受けてたりする場合だとさ。」
    野津敬一:「優しくすると、それだけで過剰に懐いちゃうこともあるわけじゃん。」
    野津敬一:「もっと経験を積んでる人だったり、人間関係を作るのが上手い人だったら、叱ったり諭したりしてあげて」
    野津敬一:「しっかりリードして、相手を包み込むように、親子みたいな関係を作れるけど。」
    野津敬一:「俺はただ寄り添ってあげるしか出来なくて」
    飛鳥ヒノト:「そこはね先輩」
    野津敬一:「そのせいであの子に余計な傷をつけちゃった、それが申し訳ないって話」
    野津敬一:そこまで言って、ヒノトくんの方を向く
    飛鳥ヒノト:「コントロール不能な部分だと思うよ。貴方は彼女を救った、それで」それで。
    飛鳥ヒノト:「僕は良いと思う」
    飛鳥ヒノト:それだけ言うと、またクッキーをつまみ始める。
    支部長:「実際、君の対応はベストだったと思いますよ」
    野津敬一:「そうやって甘やかす」
    野津敬一:口ではそう言いながら、どこかほっとしたように一口大のケーキを口に運ぶ
    支部長:「最後に支部を出る車に乗った時、ちょっと彼女と話してたんです」
    支部長:「『お兄さんには、いっぱい貰ったから、私は大丈夫』」
    支部長:「そういってました、君は、きっとあの子に誠実だったんでしょう」
    野津敬一:「だからあの子はそういう子なんですよ」
    飛鳥ヒノト:「自分の動きひとつで女の子の気持ちをうまいこと誘導できるなんて、思い上がらないこと」
    飛鳥ヒノト:「って言ったら、ちょっと楽になる?」
    飛鳥ヒノト:目を細めてにんまりと笑う。
    野津敬一:降参、とでも言うように深くため息をつく
    野津敬一:「敵わないなあ、もう」
    野津敬一:「本当に、難儀な仕事だよ。UGNって」
    野津敬一:出来れば、彼女には別の道を歩いてもらいたい。
    野津敬一:FHの実験施設からも、厄介な宗教団体からも離れて、新しい家に着いたからには
    野津敬一:そこで世界を広げて、自分にはいろんな道があることを知ってもらいたい。
    野津敬一:だけど、もし彼女がその上で俺たちと同じ道を行くこと選ぶのなら。
    野津敬一:せめてそこに、いい出会いがあってほしいと願う。
    野津敬一:俺がそうだったように。或いは飛鳥くんが、鎌倉さんが、四条さんがそうであったように
    野津敬一:どうか。彼女のこれからに幸が多からんことを。
    野津敬一:(なんて、呪いしか出来ない俺が願っても逆効果かなー)
    野津敬一:そんなことを思いながら、口直しが終わったので再びレバートーストにチャレンジする。
    四条さんご:「そうね、難儀な仕事だわ」野津さんの言葉に続くように。
    四条さんご:瞳と同じ色、赤いジャムの乗ったクッキーのかけらを口に運ぶ。
    四条さんご:「ただ、まぁ。お悩みの野津さんに対して楽になるかわからないけど、こういう言葉をあげましょう」
    野津敬一:「なになに?」
    四条さんご:「テンペランスさんの痛みは、彼女にしかわからないわ。彼女が何を感じて、何を選ぶか。その重みも。」
    四条さんご:「………なんて。とっても気遣いが出来る方の受け売りだけどね」
    飛鳥ヒノト:「(たはは)」苦笑
    四条さんご:「だから、まぁ。その上で」
    四条さんご:「彼女が何かを選んだ時、それを尊重して上げる人に出会えることを祈るのは、きっと分の悪いことじゃないと思うの」
    四条さんご:「前例がある以上、ゼロではないしね」チラリとその口調を目に乗せて。
    四条さんご:「誰かの出会いを祈る。それはきっと……素敵なおまじないだわ」
    野津敬一:「え?四条さんって読心術とか使える系の人だったの?」
    四条さんご:「あら。もっと寄り添える人に出会えたら…という話ではなかったの?」
    四条さんご:「だとしたら私のミスね。ああ、なんて恥ずかしいのかしら」
    四条さんご:素知らぬ顔で紅茶を飲む。
    鎌倉のの葉:「……大丈夫です、野津さん」
    鎌倉のの葉:「女の子は、野津さんが思っているよりも。ずっと強いんですから」
    鎌倉のの葉:「だから」
    鎌倉のの葉:「野津さんは」
    鎌倉のの葉:”呪い”しか出来ないと。そう自分を評価する少年に向けて言葉を紡ぐ。
    鎌倉のの葉:「祝ってあげてください。テンペランスちゃんの門出を」
    飛鳥ヒノト:「強いから心配なんだよ。ねぇ」
    野津敬一:「そうだねえ。」
    野津敬一:「でも、俺も心配されるより、応援してもらえるほうが嬉しい方だからね。」
    野津敬一:「あの子とは似た者同士だから、うん、俺もあの子を信じて、祝して上げるべきなんだと思う。」
    野津敬一:そう言って、ジュースの入ったグラスを掴む
    野津敬一:「よかったら、皆も祝ってあげてくれない?」
    鎌倉のの葉:「はい。のの葉でよければ、喜んで」そう言って、両手でグラスを持ちます
    支部長:「そういうことなら」グラスにジュースを注ぐ
    四条さんご:「では、僭越ながら私も。」カップを掲げる。
    飛鳥ヒノト:「せっかくだから北大路くんの分もね」
    野津敬一:「テンペランスちゃんの、新しい人生の始まりに」
    野津敬一:「乾杯」
    野津敬一:少女の幸福を願う、祈りの音が
    野津敬一:一つの戦いを終えた街の、小さな部屋の中で
    野津敬一:静かに響いた

    エンディング2


    GM:数日後 荊高市支部
    支部長:「まあそういうわけで、学校に通う金銭的支援はうちでやります」
    支部長:「幸い君はかなり優秀なので、そこまで負担じゃないですしね」
    支部長:「家も…今売り払われてるんでしたっけ、支部の部屋を当分はお貸しします」
    北大路雪弥:「あ、ありがとうございます、えっと、その、この書かれている対価ってのは…」
    四条さんご:コンコン、と軽いノックの音。そして返事をまたずに扉が開く。
    支部長:「あ、はーい、どうぞー」
    四条さんご:「こんにちは。……あぁ、支部長さんに北大路さん。ごきげんよう」
    北大路雪弥:「あ、四条さん、どうも」ぺこり
    四条さんご:「はい、どうも。……察するに、今後のお話をされていたところかしら?」
    支部長:「どうもー、まあそんなところです、だいぶ酷いことになってたので…」
    四条さんご:「そうですね。……未成年が一人で自立、といっても色々大変でしょうし」チラリ。両親や親族の話題への反応を伺う。
    北大路雪弥:「まあ、UGNがその辺はある程度引き受けてくれるって言ってたから、大丈夫」
    四条さんご:「まぁ、それは良かった。……学校には戻られるの?」
    北大路雪弥:「うん、春休み前だったのが功を奏したのか、頑張ってやってれば今まで通り通えるって」
    四条さんご:「そう、安心したわ」
    北大路雪弥:「…代わりに、頼まれたことも少しあるんだけどね」
    四条さんご:「あのままサヨナラというのも……何というのかしら。後味が悪い?みたいなものだし」小首をかしげる。
    四条さんご:「へえ。対価といったところ?聞いても大丈夫?」
    北大路雪弥:じっと自分の足元に置かれたトランクを一瞥
    北大路雪弥:「ああこれか、これからUGNエージェントとしてくれないかって話と」
    北大路雪弥:「ついでにそこのトランクに入ってる武器を試しで使ってほしいって奴」
    四条さんご:「へぇ、武器」トランクを見る。「今度は振り回すものじゃなくなるのね」
    支部長:「そうですね、はい……」ちょっと目が遠い
    四条さんご:「どういう武器か聞いても?」
    四条さんご:興味を感じているのかいないのか、平常な目。
    北大路雪弥:「ですって支部長、さっきから武器の話題になるごとに目を泳がせるのよくないと思いますよ、これからの業務考えると」
    四条さんご:「北大路さん、これから学校に復帰するのでしょう?途轍もないものを持ち込まれると、少し困ってしまうのですが?」
    四条さんご:そんなに困ってなさそうな顔
    支部長:「うう…わかりました、いつまでもグダグダしててもしょうがないですからね…」整った四条さんの顔の圧力に屈した
    支部長:さっとトランクを開ける、中身はステッキ状の何かだ
    支部長:…装飾が、あまりに男子に向けるものとしてどうかと思うほどのものであることを除けば、兵器と言って差し支えないだろう
    四条さんご:「これは………?」まじまじとその造形を見る。
    北大路雪弥:ちょっとだけ顔が引きつる
    北大路雪弥:「…むしろ四条さんのほうが詳しそうかと思ったけど、そうでもないのか…」
    支部長:「…誤発注を疑いたくなるんですけど、残念ながらこれだそうです」
    支部長:「何考えてるんでしょうね上は」
    四条さんご:「詳しい、かどうかはわかりませんが……ふむ、触ってみても?」
    支部長:「どうぞ」
    四条さんご:「では」
    四条さんご:ステッキを持ち上げる。
    四条さんご:「……見た目に反して重いわけでも、仕込みがあるわけでもないんですね。装飾は綺麗だと思います」
    四条さんご:ひらひら。振ってみる。
    北大路雪弥:「わあすごい似合っているなあ」絶対自分が振るより様になってるだろうこれ
    北大路雪弥:「ねえ支部長これ四条さんに持ってってもらったほうが」
    四条さんご:「ありがとう……でいいのかしら」珍しく戸惑い。
    四条さんご:細く白い指の間をステッキがくるくると、淀みなく回転したりしている。
    支部長:「四条さんはあれでゴリゴリの近接型なので兵器として合わないかと」
    GM:ステッキが四条さんの指を滑るたび、キラキラしたエフェクトが舞っている
    四条さんご:くるくる。ぽーん。パシッ。くるくる。
    四条さんご:「そう、残念。お友達にも見せてみたかったのだけど……壊してしまいそうだものね」
    四条さんご:「お披露目は北大路さんに任せるわ」
    北大路雪弥:「お友達…?」
    北大路雪弥:「そのお友達が誰であれお披露目は公開処刑では…?」
    四条さんご:「……そう?エージェントになるなら、誰であれ見せることになると思うけど」
    北大路雪弥:「そうだった」
    北大路雪弥:「そうだった………」
    北大路雪弥:手で顔を抑えている
    四条さんご:「そんなに嫌なの。可愛いと思いますけど」
    四条さんご:キラキラ。エフェクトが北大路くんに降り注ぐ。
    北大路雪弥:「そりゃあ四条さんが持ってればかわいいだろうけどさ」
    四条さんご:「飛鳥さんみたいなことを言うのね」キラキラ
    四条さんご:「あまり褒めると、勘違いを誘発するらしいわよ?」
    北大路雪弥:「厳然たる事実としてそこにあることを言っているだけだけど…?」
    四条さんご:「あらまぁ。まぁまぁ。」
    四条さんご:「ドキドキしてしまうわね」
    四条さんご:「私、綺麗と言われても可愛いと言われることは……考えてみれば何度かあったわね。勘違いでした」
    北大路雪弥:「ほら、俺だけが言ってるわけじゃない」
    四条さんご:「そうね。感性が近いなら、きっと私のお友達ともお友達になれるかもしれないわ」
    四条さんご:「学校に戻ったら紹介いたしましょう」
    北大路雪弥:「うん、紹介されておく、実際ここ1年も忙しすぎておちおち友人も作っていられなかったからね」
    北大路雪弥:「そういう意味では上をいかれてしまったかなあ」
    四条さんご:「ふふ、落ち込まないで北大路さん。追いつけるように、私や周りもきっとお節介を焼くでしょうから」
    四条さんご:「それに」
    四条さんご:「上に立つのが、私の役目だもの。気にしなくていいわ」
    北大路雪弥:「…これはまた、一本取られたな」
    四条さんご:「それなら良かった。こういうの、はずしたら気まずいものね」
    四条さんご:ステッキで口元を隠して、クスクスと笑う。
    四条さんご:そのまま、空いている右手を差し出して。
    四条さんご:「では、北大路さん。お互い、初心者同士というわけでもありませんが」
    四条さんご:「これからも、仲良くしてくださいね?」
    北大路雪弥:ふうと息を一つついてその手を取る
    北大路雪弥:「こちらこそ、これからもよろしく」

    エンディング3



    GM:某日 夕方 鎌倉家
    鎌倉のの葉:閑静な住宅街。住宅は密集しておらず、かといって閉散としているわけでもない
    鎌倉のの葉:その一角にある2階建てのごく中流階級のおうち。それが、鎌倉家だ。
    鎌倉のの葉:鎌倉のの葉の部屋には
    鎌倉のの葉:白を基調とした清楚な室内に、ちょっとかわいい模様の入ったぬいぐるみがベッドサイドに置かれている。そして
    鎌倉のの葉:机の上には、写真盾が飾られている。
    鎌倉のの葉:どこかのキャンプ場だろうか。鎌倉のの葉を含む4人の少女と、その中央には飛鳥ヒノトの姿がある写真を。
    飛鳥ヒノト:「お邪魔します」
    鎌倉のの葉:「はい。ゆっくりしててください。今、お茶を持ってきますね?」
    飛鳥ヒノト:「あ、ありがとう」
    鎌倉のの葉:そう言って、足早に部屋を出る。
    飛鳥ヒノト:手に提げていた紙袋を下ろして座る。
    鎌倉のの葉:今、この部屋には。ヒノトくん1人だ。
    飛鳥ヒノト:「(女の子のへやだなぁ)」なんとなく部屋を見渡す。ちょっといい匂いがする気もする。
    飛鳥ヒノト:写真立てを見て、思わず笑みがこぼれた。
    鎌倉のの葉:「お待たせしました。……あっ、それ」
    鎌倉のの葉:「……懐かしいですね」ヒノトくんの前に、紅茶を置く
    飛鳥ヒノト:「だねぇ」
    飛鳥ヒノト:「……あの時はあんな感じだったのに、野津さんに偉そうなこと言っちゃって」
    飛鳥ヒノト:「ちょっと内心どきどきした」
    飛鳥ヒノト:あんな感じとは、あんな感じである。
    鎌倉のの葉:「ふふ。かっこよかったですよ、ヒノトくん。それに」
    鎌倉のの葉:「あの時のヒノトくんに、私は救われたんですから。それだけは確かなんです。確実、です」
    飛鳥ヒノト:「君が救われてくれて、僕も救われたよ」
    飛鳥ヒノト:紅茶を一口。
    飛鳥ヒノト:「そうだ、これはお土産です」
    飛鳥ヒノト:荊高アクアパレスのいるかまんじゅう(ピンク色)を出す。
    鎌倉のの葉:「わっ! かわいいです」
    鎌倉のの葉:「ありがとうございます、ヒノトくん。早速いただきましょう?」
    飛鳥ヒノト:「あとぬいぐるみクッションとかも買ってきたよ。のの葉の好みがわかんなかったからエイとサメ1個ずつ」
    飛鳥ヒノト:「はーい」
    鎌倉のの葉:エイとサメのクッションを両手で持って、きらきらした目で持ち上げる。どうやらお気に入ったようです。
    飛鳥ヒノト:もちもちした土産菓子を頬張る。
    飛鳥ヒノト:「もしデザインが好みじゃなくても邪魔にならないように日用品にしたけど、心配いらなかった感じだね」
    鎌倉のの葉:「えへへ……。ありがとうございます、ヒノトくん。すごく嬉しいです」
    鎌倉のの葉:「毎晩、抱いて寝ますね?」
    飛鳥ヒノト:「ぬいぐるみを抱っこして寝るのか……」
    鎌倉のの葉:机の上にはヒノトくんのお土産のおまんじゅう。そして、プリッツやポッキーなど、手を汚さずに食べられるお菓子が置いてある
    鎌倉のの葉:「こ、子供っぽいですか?」
    飛鳥ヒノト:「こんな……良いのか? こんな想像上のイデアみたいな女の子が現実に目の前にいて……」
    飛鳥ヒノト:「可愛いからよしだよ!」
    鎌倉のの葉:「や、やだ……ヒノトくん!」
    飛鳥ヒノト:「そうやって使って貰えるのもちょっと期待してたし」
    鎌倉のの葉:「……もう」
    飛鳥ヒノト:「……僕が君の絆創膏から、ちょっと勇気を貰ってるみたいに」
    飛鳥ヒノト:「のの葉にも何か押し付けて、それにかこつけて僕の事を思い出してほしいなって思ってさ」
    飛鳥ヒノト:後半はやや直接的すぎる物言い。
    鎌倉のの葉:「……のの葉は、いつもヒノトくんのことを思っていますけど。でも」
    鎌倉のの葉:つ、と。ヒノトくんの首筋に触れる。己が刻んだ傷痕に、そっと。
    飛鳥ヒノト:「んっ」
    飛鳥ヒノト:「ふふ」
    飛鳥ヒノト:お返しのように頬に触れる。
    鎌倉のの葉:「んっ」
    鎌倉のの葉:「……ダメ、です。ヒノトくん」
    飛鳥ヒノト:「ダメかな?」そのまま指を滑らせ、耳朶をくすぐる。
    鎌倉のの葉:「ダメ、ですけど」
    鎌倉のの葉:「……イヤ、ではないです」
    飛鳥ヒノト:すべすべと柔らかくて、いつまでも触れていたくなる。
    飛鳥ヒノト:「可愛いよ、のの葉」
    飛鳥ヒノト:「好き。愛してる」
    飛鳥ヒノト:逆側の頬に、軽くくちづけ。
    飛鳥ヒノト:パッと手を離す。
    鎌倉のの葉:「……あっ」
    飛鳥ヒノト:「ダメなのにずっと続けるのは悪い彼氏だからね」わざとらしく両手を挙げる。
    鎌倉のの葉:「あっ。えっ……」
    飛鳥ヒノト:「ごめんごめん、意地悪しすぎた」
    鎌倉のの葉:「……それ」
    鎌倉のの葉:「どっちの意味ですか?」
    飛鳥ヒノト:ぞくり、と背筋からよくない考えが這い上がってくる。
    飛鳥ヒノト:「(調子に乗っちゃったけど、そうだ。この子はサキュバスなんだった)」
    飛鳥ヒノト:いつでも天然で手玉に取られかねない。全然ウェルカムだけど。
    飛鳥ヒノト:「僕ももっとのの葉とふれあいたいってこと」
    飛鳥ヒノト:隣に座って、軽く肩を寄せる。
    鎌倉のの葉:「もうっ……」こてん、とこちらも首をヒノトくんの肩に乗せる
    飛鳥ヒノト:「幸せだなぁ。こうしてる時間が一番」
    鎌倉のの葉:「のの葉もです。……ヒノトくん、知ってますか?」
    鎌倉のの葉:「サキュバスって」
    鎌倉のの葉:「世界で、1番」
    鎌倉のの葉:「恋する怪物(オーヴァード)なんです」
    飛鳥ヒノト:「知ってる」
    鎌倉のの葉:大事な気持ちはいつだって、すごく単純で。自然と口から零れ出てくるものだから。
    鎌倉のの葉:「大好きです、ヒノトくん」
    飛鳥ヒノト:「きっと君と同じくらい。僕ら以外、三千世界の他の誰よりも」
    飛鳥ヒノト:「知ってるよ。のの葉」
    鎌倉のの葉:日が沈む。
    鎌倉のの葉:夢葬剣(グリムヴォーパル)と夢魔(ストローベリー)。
    鎌倉のの葉:二人の夢は、今、夜に翔けていく。
    鎌倉のの葉:「ヒノトくん……そろそろ、また、もらってもいいですか?」
    飛鳥ヒノト:「どうぞ。僕の血も、心も、君のものだ」
    飛鳥ヒノト:背後から回した手で、軽く頭を撫でて抱き寄せた。
    鎌倉のの葉:招かれるように君の腕に抱かれ。そのまま。
    鎌倉のの葉:か ぷ り
    鎌倉のの葉:――――薄れゆく君の意識。
    鎌倉のの葉:――――脳裏には、少女の言葉が響くことだろう
    鎌倉のの葉:「……さっき、留守電が入っていたんですけど」
    鎌倉のの葉:「今夜」
    鎌倉のの葉:「……お父さん。帰ってこないみたい、です」

    エンディング4


    GM:某市 UGN傘下の病院
    GM:対抗種の剣を直に受けた傷は、君の体質を勘案しても、更に治りにくく
    GM:パーティーの後も、君は安静を言い渡されていた
    野津敬一:(暇だなー)
    野津敬一:ベッドの上でゆったりと本を読んでいる。
    野津敬一:まだ、痛みは響いている。これのおかげで、あの女に勝つことが出来たんだけど
    野津敬一:「もう少し、手加減してくれてもいいのになー飛鳥くんも」
     :君がそうしてぼやいていると。
    野津敬一:誰もいない部屋に一人で居ることに慣れてしまったので、思わず独り言が出てしまう
    笛橋燎火:リノリウムの床、スリッパの音も殆ど立てず、いくぶんか唐突にその気配は病室に現れた。
    野津敬一:「ホントだったら今頃……」
    笛橋燎火:「あーっ! まった酷いことになってる」
    野津敬一:「そうそうこんな感じで笛橋くんに怒られて…」
    笛橋燎火:瑠璃紺の長髪をポニーテールに纏めた少年である。
    野津敬一:「え?」
    笛橋燎火:上半身の動きを隠すゆったりとしたパーカーに、すらりとしたジーンズ。手には見舞品らしき林檎を携えている。
    笛橋燎火:「え? じゃないよ」
    野津敬一:「夢?」
    笛橋燎火:「来れなくなったって言うから、"ハンド"に聞いてこうして君のいるところまで来たんじゃない」
    笛橋燎火:腰に手を当てて頬を膨らませる。
    笛橋燎火:「まったくもう。UGNってのは本当に……」
    野津敬一:「あ、ありがとう」
    野津敬一:言いながら右手で自分の口元を隠す
    笛橋燎火:イスを引っ張って腰を下ろす。所作の一つ一つが丸みを帯びて、女性的ですらある。
    野津敬一:口元が緩んではないだろうか、頬が赤くなってしまったないだろうか。
    野津敬一:だらしない顔をみせてしまっていないだろうか。
    野津敬一:そんな心配をしてしまうほどに、笛橋くんのお見舞いが嬉しい。
    笛橋燎火:「うふふ、僕の顔を見てちょっと元気になった?」
    笛橋燎火:「なーんて、言ってられる怪我でもないか。今回はまた」
    野津敬一:「………」
    笛橋燎火:「だいぶやられたね」
    野津敬一:笛橋くんの所作の一つひとつに見とれてしまい、返事が遅れる
    笛橋燎火:「よかったよぅ、生きてて」
    野津敬一:「大丈夫だよ」
    笛橋燎火:「食べられる? 固形物」
    野津敬一:「食べられ……」
    野津敬一:「る、けど。」
    野津敬一:「食べさせてもらえたら、もっと嬉しいかな。」
    笛橋燎火:「当たり前でしょ!」
    笛橋燎火:「あ、ごめんなさいごめんなさい。静かにします」
    笛橋燎火:ぺこぺこと謝って。
    野津敬一:「大丈夫、UGNがいい部屋を取ってくれてるから」
    笛橋燎火:林檎を剥き始める「なら良かった」
    笛橋燎火:「毎度こんな風にならなくてもいい待遇もゲットできればもっとよかったね」ジトッとした目。
    野津敬一:「そんなにすぐに偉くはなれないよ」
    野津敬一:困ったように、でもどこか嬉しそうに笑う
    野津敬一:「それに今回はいたいけな女の子を守るために頑張ったんだから」
    笛橋燎火:「もー……」
    笛橋燎火:「んん……女の子を?」
    野津敬一:「うん、ちゃんと価値のある仕事だよ。」
    野津敬一:「うん、悪い宗教団体に攫われた女の子を助け出すために頑張ったの。」
    野津敬一:悪気なくそう言います。
    笛橋燎火:「そっかー。ふーん。頑張ったねー」
    笛橋燎火:「いや、あまりにも子供っぽすぎるなこれは」
    野津敬一:「…ちょっと拗ねてる?」
    笛橋燎火:「……や、分かってるよ。そこに君が居たなら」
    笛橋燎火:「敬一君はそうやって力を使うしかないって。僕もそうしてほしいと思ってる」
    野津敬一:「うん」
    笛橋燎火:「でもデリカシーだよ!」
    笛橋燎火:「デートをすっぽかす原因になった仕事をそういう風に口伝はさー」理不尽!
    笛橋燎火:「というか、最後は対抗種のUGNにやられたんでしょ。だからこうなって……」
    野津敬一:「……う、ごめんなさ………」
    野津敬一:「……ちょっとまって?」
    笛橋燎火:"ハンド"と呼ばれるエージェントから、何かしら聞き出したようだ。
    笛橋燎火:「そいつの名前教えてよ。文句言ってやる」
    野津敬一:「あの、ごめん、その前に」
    野津敬一:「笛橋くん、今デートって言った?」
    笛橋燎火:「いくら仕事でもさ~ やっていいことといけないことが……うん?」
    笛橋燎火:「ぁ……」
    野津敬一:自分はそのつもりだった。
    笛橋燎火:指摘されてみるみる赤くなる。
    野津敬一:だけど、そういう風に誘うのが気恥ずかしくて
    野津敬一:彼にはただ一緒に遊ぼうって誘っただけだった。
    笛橋燎火:「やー、ごめんごめん、変だよね。男同士だし……」
    野津敬一:「いや」
    野津敬一:「すごく、嬉しい。」
    野津敬一:笛橋くんと同じように、顔を赤くしながら
    野津敬一:「俺も笛橋くんとデートをしたいって思ってたから」
    笛橋燎火:「ひゃ」
    笛橋燎火:「え、ええと……えいっ」
    笛橋燎火:細く切った林檎を野津くんの口の中に突っ込む。
    野津敬一:「はむっ」
    野津敬一:しゃきり、しゃきりと小気味よくりんごをかじる音が響く
    笛橋燎火:「……早く元気になってよね」
    笛橋燎火:「楽しみにしてたんだから」
    野津敬一:「うん」
    野津敬一:そっとベッドの上に置かれた笛橋くんの手を握る
    野津敬一:「俺も楽しみにしてた。」
    野津敬一:「笛橋くんは、俺の特別だから。」
    笛橋燎火:白くなめらかで、だが存外大きな手が、おずおずと確かめるように握り返す。
    野津敬一:「また君に会いたいって思えたから」
    野津敬一:「今回もちゃんと生きて帰ってこれたんだよ。」
    笛橋燎火:「ズルいよね、そういう物言いさ」
    笛橋燎火:「何も言えなくなっちゃう」
    野津敬一:「ホントのことだもん。」
    笛橋燎火:「っ、はいはい」
    野津敬一:人懐っこい笑みを笛橋くんにむける
    野津敬一:「おいしいね、この林檎」
    笛橋燎火:「気持ちが籠ってますから」
    野津敬一:空いた方の手でリンゴをつまみ
    笛橋燎火:「僕と……あと農家の人とか小売店の人とかの」日和る
    野津敬一:「じゃあ、俺も、大好きな笛橋くんにありがとうの気持ちを込めて」
    笛橋燎火:「ううっ」大好きな!
    野津敬一:そっと、小さく切られたリンゴを笛橋くんの口元に運ぶ
    野津敬一:「あーん」
    笛橋燎火:「……」
    笛橋燎火:「病院はデートをするとこじゃないぞ」
    笛橋燎火:言いつつ、そのまま食べる。
    野津敬一:「でも、リンゴは食べるものだよ。」
    笛橋燎火:「じゃあ打ち消せてるかな」
    野津敬一:笛橋くんの形の良い誘うような唇が、リンゴに触れるのを愛しげに見ている
    野津敬一:「うん、プラマイゼロ」
    野津敬一:「それに、女の子の扱いに慣れた俺の後輩の話だと」
    野津敬一:「デートってもっとすごいことするものなんだって。」
    笛橋燎火:「そりゃそうだよ!」
    笛橋燎火:「映画見たり……水族館に行ったり……」
    野津敬一:「こうやって」
    笛橋燎火:「そういうのを二人で過ごす特別感っていうか……病院もある意味特別ではあるけど」
    野津敬一:そっと笛橋くんの体を抱きしめ
    笛橋燎火:「……わわ」
    野津敬一:自分の鼓動が
    野津敬一:自分の体温が彼に伝わるように
    野津敬一:笛橋くんの肌に触れる
    野津敬一:「愛を確かめ合ったりね。」
    笛橋燎火:うすい胸から、同期するように早まる鼓動が返ってくる。
    笛橋燎火:「…………うん」
    笛橋燎火:目を伏せ、薔薇のように赤くなった頬を寄せて。
    笛橋燎火:「今回はこれで許してあげる」
    笛橋燎火:「僕のこと好き過ぎる、敬一君に免じてねっ」
    野津敬一:「ありがと。」
    野津敬一:「ふふ、俺のことをよくご存知で
    野津敬一:そう言って、人懐っこい笑顔を笛橋くん向けて
    野津敬一:少し困った顔をする
    笛橋燎火:「……どうしたの?」
    野津敬一:「ん、いや、でもそういうことなのかなー、とも思っちゃって」
    野津敬一:「さっき言った女の子の扱いに慣れた後輩にね」
    野津敬一:「先輩、遊ばれてるんじゃないの?って心配されちゃって」
    笛橋燎火:「……」その女の子の扱いに慣れた後輩とやらが彼を傷つけた張本人なのだろうか。
    笛橋燎火:スッと目が据わる。
    笛橋燎火:「誰? そいつ」
    笛橋燎火:「名前教えて欲しい。今後の参考までに」
    野津敬一:「あ、えっと、笛橋くんが思ってるような子じゃないよ?」
    笛橋燎火:「それは僕が会って判断するかな」
    野津敬一:(ごめん、飛鳥くん、俺が余計なこと言っちゃった)
    野津敬一:「?飛鳥ヒノトっていう、チルドレンの子」
    笛橋燎火:「ありがとう」にこりと笑う。
    野津敬一:「あ、でも笛橋くんの気持ちが少し理解できたかも」
    野津敬一:「二人で居る時に他の子を気にする素振りされると結構寂しい。」
    笛橋燎火:「敬一君のことを気にしてるんだよぅ」
    笛橋燎火:「んまあ、再三になるけどさ」
    野津敬一:「ふふ、なら嬉しいな」
    笛橋燎火:「生きててよかった、お帰り」
    野津敬一:「うん、ただいま。」
    野津敬一:この言葉を、
    野津敬一:何度も、何回でも、幾らでも
    野津敬一:目の前の少年と、その奥にいる少女に伝えたいな、と願いながら
    野津敬一:もう一度、愛しい人を強く抱きしめた。

    GM:告解せよ、スノーハレーション
    GM:審判閉廷。
    GM:おつかれさまでした!