クライマックス
GM:次のシーン!
GM:次はいよいよクライマックスフェイズです!
GM:PCは全員登場!
小鳥遊 遊大:小鳥遊 遊大の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (88 → 98)
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
百瀬刀夜:104+1d10
DoubleCross : (104+1D10) → 104+2[2] → 106
GM:校舎の壁が斬り壊され、キミたちは校庭へと吹き飛ばされる!
金剛一海:「おとなしく斬らせてもらえないものですかねぇ。逃げ回っても苦しみが長引くだけですよ」
GM:白衣姿の男は妖刀をかざしながら悠然と歩み寄る。
小鳥遊 遊大:「やだやだ……、これだから武器に魅入られる奴って嫌いなんだよな~」
金剛一海:「魅入られているなどと。使いこなしていると言っていただきたいですね」
小鳥遊 遊大:「使いこなす…、使いこなしてる奴は無駄に力をひけらかしたりはしねーもんだよ」
小鳥遊 遊大:「弱い犬ほどよく吠えるっていうじゃん?それと一緒だって」
百瀬刀夜:「本物の剣士なら、無駄な破壊は起こさない」
金剛一海:「本当に減らず口の多い方々だ」薄ら笑いを浮かべる。
金剛一海:「カンに障りますねぇ!」妖刀を振るうと、地面が裂ける!
小鳥遊 遊大:「そっちと違って使いこなしてるからさ~」
小鳥遊 遊大:「とわっ……!」
百瀬刀夜:「ほら、そういうの!」跳躍し回避しながら
百瀬刀夜:「一つの剣筋に、力の全てを乗せることができる」
百瀬刀夜:「派手な破壊を引き起こすのは、力が分散してる証拠!」
小鳥遊 遊大:「わざわざ振り回して威力の誇示なんてする必要もないしね~」
金剛一海:「あなた方がどうあがこうと結末は変わりませんよ。あなた方はここで私に斬り殺されるのです!」
小鳥遊 遊大:「それはどうだろね~」
GM:その時、男の放つ剣気が周囲の空間を蝕む。
小鳥遊 遊大:「ね?刀夜クン?」
GM:キミたちの体内のレネゲイドが奮い立っていく。
百瀬刀夜:「ええ!剣士ってものを、教えてやりましょう…!」
金剛一海:「では。これでもまだ無駄口が叩けますかねぇ!」
GM:ここで「オリジナルEロイス:魔刀天覧試合Ⅱ」が使用されます。
GM:効果は以下の通り。
「オリジナルEロイス:魔刀天覧試合Ⅱ」
剣に取り憑かれた人ならぬ鬼が放つ圧倒的な死の気配。剣鬼が望むは、真剣なる果たし合い。その血闘の果てにのみ臨める唯我の境地。
シーンに登場している全てのPCは、衝動判定を行う。この衝動判定では通常の侵蝕率の上昇は発生しない。その代わり、侵蝕率が100%以下だった場合、衝動判定の成否に関わらず即座に100%となる。
この効果を受けたPCは、バックトラックの際に侵蝕率を20%引き下げる。
小鳥遊 遊大:うわーい
小鳥遊 遊大:小鳥遊 遊大の侵蝕率を2増加 (98 → 100)
GM:というわけで、二人には衝動判定をしてもらう!成否に関わらず、侵蝕率が100%以下だったら100%にすること!
GM:通常の2d10は上げなくていいよ!
百瀬刀夜:はい!
小鳥遊 遊大:はーい
GM:衝動判定!〈意志〉で難易度は9だ!
小鳥遊 遊大:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[4,5,6,7,8] → 8 → 失敗
GM:惜しい……!
百瀬刀夜:8dx10+2
DoubleCross : (8DX10+2) → 10[3,3,4,6,7,8,9,10]+8[8]+2 → 20
GM:百瀬くん、圧倒的だ!
百瀬刀夜:鋼の意思
小鳥遊 遊大:暴走~
GM:白衣姿の男はキミたちに妖刀を向ける!
金剛一海:「あなたたちも所詮は血を求める人殺しに過ぎない!醜い本性を覆い隠すのはお止めなさい!」
小鳥遊 遊大:「ああ、まさしく俺はそういうものだが……」がらりと雰囲気と話し方が変化する
小鳥遊 遊大:「君ほど醜くはないな」“もう1人”が起こされただけのこと
金剛一海:「何を言う……!」
小鳥遊 遊大:「この身が求めるものは闘争で、血沸き踊る勝負であって」
小鳥遊 遊大:「人の死なんてその結果として付随するものだ」
金剛一海:「くだらん。死なくして何の戦いか。何のための刀か……!」
百瀬刀夜:邪悪な剣気を浴び、しかし動じることは一切なく
金剛一海:「殺し殺されるからこそ、戦いにも武器にも価値があるのでしょう……!」
小鳥遊 遊大:「命なくしてなにが戦いか、さ。これは価値観の違いだな」
百瀬刀夜:「……違う」
百瀬刀夜:「俺が剣を振るうのは、人を守るためだ」「誰かを傷つけるために、剣を取ったことは一度もない!」
金剛一海:「貴様のようなガキが何を……!」
百瀬刀夜:「ガキで……上等だ!」
金剛一海:「いいでしょう。ならば……!」
百瀬刀夜:「あとは……剣で語ろう……!」
金剛一海:「あなたたちも私の研究成果の一つにして差し上げましょう」白衣姿の男は妖刀を振りかざす!
GM:では、ここからはクライマックス戦闘だ!
GM:エネミーは金剛一海1人。行動値は11。
GM:キミたち二人は同エンゲージで、5メートル離れた位置に金剛一海のエンゲージがあります。
小鳥遊 遊大:ほいほい
GM:金剛一海を倒したらクライマックス戦闘は終了となります!
百瀬刀夜:いざ!
GM:戦闘前の説明はそんなところ!
GM:いざ!
小鳥遊 遊大:尋常に!
GM:勝負!
GM:では、ラウンド進行を開始します!
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアップから。
小鳥遊 遊大:ないよ~
GM:セットアップで何か行動がある人は宣言をお願いします。
百瀬刀夜:こちらはエフェクト等なし!
GM:金剛一海は《限界突破》を使用。《自動触手》の使用回数を1ラウンド2回に増やします!
小鳥遊 遊大:うわ
百瀬刀夜:触手使いかよ~
金剛一海:「さて、あなたたちを斬る感触はどんなものでしょうねぇ。実に楽しみです!」妖刀を構え、禍々しい剣気を放つ!
GM:では、セットアップはこれで終了。
GM:ここからは行動値順にイニシアチブしていきます。
GM:まずは行動値11の金剛一海の番からです。
GM:マイナーで5メートル戦闘移動。キミたち2人にエンゲージ。
百瀬刀夜:速い!
GM:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《爪剣》+《さらなる波》+《獅子奮迅》を使用。
GM:範囲選択!妖刀でキミたち2人に攻撃します!
小鳥遊 遊大:はいはーい
GM:命中判定いきます!
GM:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,3,6,6,6,6,7,7,8,8,10]+10[2,5,7,7,7]+10[4,8,10]+1[1,1]+3 → 34
GM:いい感じ!
GM:命中の達成値は34
小鳥遊 遊大:暴走リア不
GM:リアクションどうぞ!
百瀬刀夜:……《復讐の刃》!
GM:あっ、来たか!
GM:では、反撃の命中判定どうぞ!
百瀬刀夜:侵蝕+7 こっちも攻撃!
GM:ウオーッ!
百瀬刀夜:5dx8+4
DoubleCross : (5DX8+4) → 10[2,2,4,9,9]+10[8,10]+6[2,6]+4 → 30
GM:回ってる!?
GM:ダイス5個しか振ってないとは思えん……!
百瀬刀夜:これが本物の剣士の実力ってワケ
小鳥遊 遊大:すご
GM:では、ダメージロールいきます!
百瀬刀夜:ダメージ行くよ!
百瀬刀夜:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 27[8,4,5,10]+11 → 38
GM:4d10+22
DoubleCross : (4D10+22) → 19[5,6,5,3]+22 → 41
GM:百瀬くん、ダイス目よくないか!?
百瀬刀夜:ふっふっふ
GM:こっちは固定値倍あるのに、ダメージほぼ一緒だぞ!?
小鳥遊 遊大:もちろん死、なので金剛さんのロイスをタイタス昇華してHP13で復活
GM:では、こちらは41点ダメージ!装甲有効!
百瀬刀夜:ここで《喰らわれし贄》!シーン中攻撃+18!
百瀬刀夜:侵蝕+1 114に
GM:強い……!
百瀬刀夜:そしてダメージを受け倒れます……
GM:だが、命は奪った!
百瀬刀夜:金剛一海へのロイスをタイタスに変えていたので
百瀬刀夜:昇華して復活、HP12に!
GM:起き上がってくるか!
GM:では、攻撃の演出いきます!
金剛一海:白衣の男は妖刀に引っ張られるように前のめりになると一息でキミたちとの間合いを詰める。
金剛一海:至近距離に迫ると、禍々しい刀を大振りに薙ぎ払う!
金剛一海:鋭い斬撃がキミたちの体を斬り付ける!
金剛一海:「ハハハ。やはり何度斬ってもいいですねぇ!」血の感触を味わいながら笑う。
小鳥遊 遊大:刀剣で受け流すには威力がありすぎる
邪剣サタナイズ:『刀に操られる奴隷も同然だな』
百瀬刀夜:「……こっちも人のコト言えなかったりするけどね!」
小鳥遊 遊大:「刀夜は傀儡ではないさ」
百瀬刀夜:迫りくる刃に対し、取る選択は踏み込み
GM:鋭い刃が、キミたちの体を深くえぐる。
百瀬刀夜:「ああ、俺も……自分の意思で………行きます!」
小鳥遊 遊大:「っ……ぐっ……!」刀に手を伸ばすことなくそのまま斬られる
百瀬刀夜:刃を体で受け止め、それでも退かず
百瀬刀夜:「肉を斬らせて……骨を!」
百瀬刀夜:「断ぁつ!!!」
金剛一海:大振りの攻撃の直後。咄嗟にかわすような動きはできない。
百瀬刀夜:邪剣一閃、傷口からレネゲイドを喰らう
邪剣サタナイズ:『はっ、雑味が多い』『剣はそれなりだが……喰い合わせが悪い』
金剛一海:「ぐっ、よくもこの私に傷を……!」体を斬り裂かれ、ポタポタと血を流す。
GM:では、金剛一海の番はこれで終了。
邪剣サタナイズ:『やはり貴様は剣と一体になっていない……』
GM:次は行動値9の百瀬くんの番です!
百瀬刀夜:いざ!
百瀬刀夜:マイナーで低姿勢の構え
GM:構えだ!
百瀬刀夜:メジャーアクションで攻撃!
百瀬刀夜:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》邪剣サタナイズで金剛一海を攻撃!
GM:来るがいい!
百瀬刀夜:判定行きます!
GM:命中判定どうぞ!
百瀬刀夜:10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,3,4,5,5,6,9,9,9,9]+10[1,3,7,9]+10[5,8]+10[7]+10[7]+4[4]+4 → 58
百瀬刀夜:マジ?
GM:高くない!?
GM:金剛一海は妖刀でガード!
百瀬刀夜:こないだ押し付けられたネックレスのご利益かもしれない
GM:ガード時に《自動触手》を使用!
百瀬刀夜:うわ~~~!
GM:12点のHPダメージを受けてもらう!
小鳥遊 遊大:やめろよ~
GM:では、ダメージロールどうぞ!
百瀬刀夜:6d10+11+18
DoubleCross : (6D10+11+18) → 41[8,9,6,7,6,5]+11+18 → 70
GM:高くない!?
百瀬刀夜:あと2あればキリが良かったのに…
GM:いや、何そのダイス目!!
百瀬刀夜:全部5以上だ
小鳥遊 遊大:すご
GM:5以下が一つもないなんてことあるか!?
GM:金剛一海は余裕で戦闘不能!一度倒れます!
GM:では、攻撃の演出どうぞ!
百瀬刀夜:自動触手ダメージで死亡、夜の学校に ○興味/不安のロイスを取り
GM:また起き上がった!
百瀬刀夜:タイタス化して昇華!HP12で復活!
百瀬刀夜:では演出
GM:どうぞ!
百瀬刀夜:影に紛れて、一旦距離を取る
百瀬刀夜:そして深く深く身を屈め、
金剛一海:「その傷だらけの体でどれほどの動きができるか……!」
百瀬刀夜:僅かな静寂の中、手にした邪剣に念を込める
百瀬刀夜:(今晩は2人分食わせてやったんだ、だから……)
百瀬刀夜:(少しの間でいい、俺に身を預けてくれ!)
邪剣サタナイズ:「ク、ククク!貴様から頼み込むのはいつ以来だろうなぁ」
邪剣サタナイズ:「いいだろう、捧げられた贄には報いてやろう……」
百瀬刀夜:(そうだ、剣と……一つに……!)
百瀬刀夜:影に潜り、金剛一海に迫る!
金剛一海:その殺気に反応するように妖刀が動く。
金剛一海:男の腕が妖刀に引きずられるように振り抜かれる。だが、男自身はキミの光速の剣技は全く捉えられていない。
百瀬刀夜:風圧で校庭の木々が揺れ、葉から露が1滴、零れ落ちる
金剛一海:「…………」
百瀬刀夜:雫が、10センチ落下 邪剣と妖刀がぶつかり合う
百瀬刀夜:20センチ落下、妖刀を弾き、宙に打ち上げ
百瀬刀夜:32センチ落下、振りぬいた邪剣の剣閃が
百瀬刀夜:妖刀使いの胴と水滴を、横薙ぎに両断する!
金剛一海:胴体を深く斬り裂かれ、血飛沫が舞う!
金剛一海:「バカな……こんなはずが……!」
小鳥遊 遊大:「お見事、だな」
金剛一海:男は血反吐を吐き、フラフラとその場に倒れる!
百瀬刀夜:「少しは、あの人に追いつけたかな」
金剛一海:もがくように地面に落ちた妖刀へと手を伸ばす。
GM:その時。
GM:禍々しい刃が、ドクンと脈動する。
金剛一海:闘争のアージエフェクト《リヴァイブセル》を使用!
金剛一海:戦闘不能を回復し、起き上がります!
小鳥遊 遊大:こいつも闘争かよ
GM:男の手が妖刀の刃に触れた瞬間、両断されたはずの胴体が肉が盛り上がるようにして再生していく!
GM:肉片の盛り上がった腕で、男は妖刀を掴む!
金剛一海:「は、ハハハ!感謝するぞ!私はまだまだ人を斬れる!」
金剛一海:肉塊のようになった腕を振り下ろすと、斬撃で地面がえぐれる!
百瀬刀夜:「うっ……まだ戦う気か!」
金剛一海:「手始めにあなたたちからだ!」
小鳥遊 遊大:「なるほど、人を斬る道具そのもの…といったところか」焦りすらなく
GM:では、
GM:百瀬くんの番はこれで終了!
GM:次は行動値2の小鳥遊さんの番!
小鳥遊 遊大:はいはーい
小鳥遊 遊大:マイナーで《猛毒の雫》 1点でもダメージが通ったらランク6の邪毒付与
GM:強い
小鳥遊 遊大:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》《居合い》 日本刀で金剛さん斬るよ
GM:かかってきな!
GM:命中判定どうぞ!
小鳥遊 遊大:13dx7+12
DoubleCross : (13DX7+12) → 10[1,2,2,2,2,4,6,7,8,9,9,9,10]+10[1,5,6,6,9,9]+10[6,10]+1[1]+12 → 43
GM:高くない!?
小鳥遊 遊大:回らなさ~
GM:金剛一海は妖刀でガードを宣言!
百瀬刀夜:すげー!
GM:ガード時に《自動触手》を使用!
GM:12点のHPダメージを受けてもらう!
GM:ダメージロールどうぞ!
小鳥遊 遊大:はいはい
小鳥遊 遊大:5d10+13
DoubleCross : (5D10+13) → 22[6,2,2,5,7]+13 → 35
小鳥遊 遊大:そこそこ
GM:ガード値、装甲を引いて
GM:ギリギリ立ってる!
GM:やったー!命を繋いだ!
小鳥遊 遊大:邪毒も貰ってね
GM:6ランクの邪毒を受けます……
GM:あれ?
GM:舞って
GM:待って……
小鳥遊 遊大:小鳥遊 遊大の侵蝕率を7増加 (100 → 107)
GM:ええっと、
GM:とりあえず演出をどうぞ
金剛一海:「忠告しておきましょう。見ず知らずの他人など信じるものではないですよ。だから、死ぬような目に遭う」
金剛一海:嘲笑いながら妖刀を振りかざす。
小鳥遊 遊大:「振り下ろさせるわけにはいかないな」
百瀬刀夜:「小鳥遊さん!」
小鳥遊 遊大:そう言いおいた刹那、白刃が煌めきすら残さない速度で一閃する
小鳥遊 遊大:人を斬る感触などほとんど感じることすらない
金剛一海:殺気に反応するように独りでに振り抜かれた妖刀が、すれ違いざまに斬りつける。
小鳥遊 遊大:「っ、…この程度か。刀夜の返しの刃の方が鋭かったね」
金剛一海:「ハハハ!大口を叩く割に大したことはないな!」刀の感触を確かめ、笑う。
金剛一海:「私にかすり傷を付けただけか!なんとも生温い剣だ!」
小鳥遊 遊大:「……君、まさか俺と刀夜の斬り合いを見てなかったのか?」
金剛一海:「何……?」
GM:クリンナッププロセス。
小鳥遊 遊大:邪毒ダメージ18点
小鳥遊 遊大:どうぞ
GM:金剛一海の残りHPは14点
GM:邪毒により完全に戦闘不能になります!
GM:続けて演出どうぞ!
小鳥遊 遊大:やった~
小鳥遊 遊大:かすり傷だろうと傷さえ入ればそれでいい、と『兄』ならばわざわざ言い置いてやるのだろうが
小鳥遊 遊大:生憎そこまで優しくはない
小鳥遊 遊大:「悪いが、もう終わってる」
金剛一海:「終わっているだと……?」
金剛一海:不審そうに自身の体を見下ろす。
小鳥遊 遊大:そう伝えると同時に横薙ぎに振り抜いた傷が開いていく
GM:大きく斬り裂かれた傷口から鮮血が迸る!
小鳥遊 遊大:「“俺達”は君と違って傀儡じゃないのさ」
百瀬刀夜:「……すごいな」
金剛一海:「あり得ない……!なぜ、なぜこのようなことが……!」
金剛一海:「わ、私は、人を斬るために……違う……私は……!」
金剛一海:「私はただの研究者だ」力の抜けた手から妖刀がこぼれ落ちる。
小鳥遊 遊大:「ああ、目が覚めたかな」
GM:男は血だまりの中に倒れ込む。
百瀬刀夜:「やっと、解き放たれたんだ……」
百瀬刀夜:「いますぐ医療班の人、呼びましょう…!」
小鳥遊 遊大:「……まだジャームではなかったか」
GM:禍々しい刀は、いまだに獲物を求めるように脈動している。
小鳥遊 遊大:「さて、これは確保しておかないとね」
百瀬刀夜:「直に触れないようにしましょう……」
百瀬刀夜:「布越しでも危ないかも……」とぶつぶつ言っていると
小鳥遊 遊大:まるで普通の刀を持つかのように不用意に妖刀を持ち上げる
GM:では、その瞬間、小鳥遊さんは闘争の衝動が強くかき立てられるのを感じるだろう。
百瀬刀夜:「あっこら!」
百瀬刀夜:「言ったそばから!」
小鳥遊 遊大:「なるほどね…、俺にはこれは意味がないから大丈夫だよ」くすりと笑う
百瀬刀夜:「それは、どういう……?」
小鳥遊 遊大:「刀夜は触れない方がいいとは思うが…、衝動が同じ、だからね」
小鳥遊 遊大:「この程度の闘争への衝動なら、普段の俺達が抱えてる方がよほど強いということさ」
百瀬刀夜:「…………」あの剣技を見れば、その言葉にも納得だ
百瀬刀夜:「回収の人が来るまでで良いんですが」
小鳥遊 遊大:「ああ、なにかな?」
百瀬刀夜:「……剣を、教えてくれませんか」
百瀬刀夜:「俺の影は、エフェクトを取り込むってことができない」
百瀬刀夜:「だから、強さはすぐに頭打ちになってるもんだと思いました」「でも、」
百瀬刀夜:「剣は……技は、俺の努力次第で、どこまでも可能性を広げていけるって思うんです」
百瀬刀夜:「えっと……この、金運が10倍になるブレスレットとか……差し上げますので……!」
小鳥遊 遊大:「“俺達”の剣は真似るには少々難儀だと思うが…、居合いのやり方だけでも平気だろうか?」
小鳥遊 遊大:「いや……、金運にも特に興味はないから刀夜がそのまま持ってるといい」
百瀬刀夜:「もとの金運が0なせいか、効果を実感できずにいて……」
小鳥遊 遊大:「……そうか」こういう雑談には不向きだ
百瀬刀夜:「あの居合の技、身に着けたいです」
百瀬刀夜:「お願いします!」
小鳥遊 遊大:「悪いが、もう1人に変わる。むこうの方が気安い交流には向いてるんでね」
百瀬刀夜:「……また、お話ししましょう」
小鳥遊 遊大:「ああ、また機会があれば」
邪剣サタナイズ:『ククク……』
小鳥遊 遊大:「うんうん、頑張って話してたし楽しんでたみたいだね~」空気と喋り方がゆるむ
百瀬刀夜:「結構変わるんだな~」
小鳥遊 遊大:「あっちは真面目クンだからさ~」
百瀬刀夜:レネゲイドの影響で別人格が生まれる例はよく見ているため、深堀りはしないが
小鳥遊 遊大:「んで?居合いを習いたいんだっけ?」
百瀬刀夜:「はい!剣の極意的なこととかも……」
小鳥遊 遊大:「極意ね~…極意とかある………?おれたちにはないんじゃないかな~?」
百瀬刀夜:「無い……なるほど、剣の極意は……”無”なのか」
小鳥遊 遊大:「自由な解釈で大きくなりな~」
百瀬刀夜:「はい!」
百瀬刀夜:「大きく強くなって」
百瀬刀夜:「立派なエージェントに……なります」
百瀬刀夜:「小鳥遊さんみたいに……あっそういえば」
小鳥遊 遊大:「居合いは一応『生死を鞘離れの一瞬にかける』、抜刀の技術と…あとは残心も作法には」
小鳥遊 遊大:「ん?なになに?」
百瀬刀夜:「その……」メモをしながら
百瀬刀夜:「騙された上に斬りつけてしまい、申し訳ありませんでした…!」
小鳥遊 遊大:「なんだそれか~、気にしなくていいよ~」
小鳥遊 遊大:「刀夜クンとの斬り合い、楽しかったしね~」へらへら笑いながら
百瀬刀夜:(戦いすら、楽しんでみせる度量……!)
小鳥遊 遊大:「むしろいい手合わせだったしおれとしてはお得だったね~」
百瀬刀夜:「俺も、出会えてよかったです!」
小鳥遊 遊大:「刀夜クン、もっと強くなりそうだし」
小鳥遊 遊大:「またどっかで会ったら斬り合いしようね」
百瀬刀夜:その言葉に、少しだけゾッとして
百瀬刀夜:「……はい、必ず」
小鳥遊 遊大:その返答にへらりと笑い返して、また居合いの技術的な指南と
小鳥遊 遊大:簡単な抜刀から納刀までの動きを実践したりすることにした
GM:月明かりが照らす夜の校庭。
GM:ほんのわずかな刹那、二振りの刀は交わり合った。
GM:そこで響いた剣戟の音と積み重なった剣の技巧は二人の少年だけが――いや、この場にいる四人だけが知っていた。
GM:シーン終了。
GM:では、一夜二刀転、これにて終幕となります!
GM:お二人ともお疲れ様でした!
小鳥遊 遊大:お疲れ様でしたー!
百瀬刀夜:お疲れさまでした!
小鳥遊 遊大:超楽しかったです!ありがとうございました~!
百瀬刀夜:また一つ、強くなりました……!
GM:百瀬くん、どんどん成長してる!
百瀬刀夜:久し振りのPL、とても楽しかったです……!すかいはいさんも闇猫さんもありがとう~
小鳥遊 遊大:どんどん強くなっていってね~
GM:天下の大剣豪になる日も近い
百瀬刀夜:ダイスの回りがとてもよかった
小鳥遊 遊大:ずっとやりたかったからとても嬉しかったです~
小鳥遊 遊大:お付き合いいただきありがとうございました!
GM:主人公力が高いとダイスの出目が良くなるという説がありますからね
GM:お二人ともめちゃ格好良かったです~!
小鳥遊 遊大:ありがとうございます!
GM:また何かあったらいつでもGMしますのでね~!
百瀬刀夜:楽しかった~~!本当に感謝…!