観測するアンリアリティ



GM:黒鉛筆
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



PC1:「クレパスカラー」 天宮 千鶴あまみや ちづる (キャラシート)PL:青いポスト
PC2:「幻凍星エヴァーチカ」 浅海 沙天(あさなみ さてん) (キャラシート)PL:ミハエル
PC3:「SA†ANサタン山本 耕作やまもと こうさく (キャラシート)PL:有限無限
PC4:「欠けた月ミッシング加賀見 朔姫かがみ さき (キャラシート)PL:冬野柚子

Index

  • オープニング1
  • オープニング2
  • オープニング3
  • オープニング4
  • ミドル1
  • ミドル2
  • ミドル3
  • ミドル4
  • ミドル5
  • ミドル6
  • マスターシーン
  • クライマックス
  • バックトラック
  • エンディング1
  • エンディング2
  • エンディング3
  • エンディング4
  • ポストクレジット


  • プリプレイ

    GM:『観測するアンリアリティ』始めていきたいと思います!
    GM:まずは自己紹介!
    GM:PC1! 天宮さん!
    GMキャラシート
    天宮千鶴:はーい
    天宮千鶴:「こんばんは。元気してた?」「恨み給え、憎み給え、諦め給え」
    天宮千鶴:童顔にスラリとした体型。唯一左目を隠す眼帯(普段はメガネに偽装)が目を引くだけの、どこにでもいる女子大生です。
    天宮千鶴:大学の傍ら、知り合いの探偵事務所で助手をしています。
    GM:女子大生探偵(助手)!
    天宮千鶴:しかしその正体は、オーヴァードであり職業暗殺者。主な得物は銃器。オーヴァード戦闘は距離の関係でショットガン愛用。
    GM:アサシン!
    天宮千鶴:基本的に金銭があれば殺しや諜報以外でも大抵の仕事はこなします。娼婦の真似事でも。
    GM:直球のえっちが来た
    天宮千鶴:遺産「アドナイ・メレクの義眼」を左目に埋め込んでおり、施術者いわく「天使を視認し、物質界に堕ろす遺産」
    天宮千鶴:天使は物質化するときに媒介とその周りの空間ごとえぐるようにして現界するため、ショットガンの弾一欠片でも致命傷にできるぞ。
    GM:かっこいい能力だ……
    天宮千鶴:女暗殺者として様々な『教育』を受けながら育ち、その影響のため性と生命に関する倫理観が希薄である(知識としてはあるので日常では取り繕っている)。
    天宮千鶴:性能はオーソドックスなエンモルの射撃型 with雷神の鎚
    天宮千鶴:水晶の剣もとってあるぞ! 隠密はしないけど、それっぽいイージーエフェクトはとってるのでアサシンです。
    天宮千鶴:よろしくおねがいします
    GM:マスヴィクリスタライズ両積みはやばいのよ
    GM:ハンドアウトはこちら!

    PC1:天宮千鶴(PL:赤いポストさん) シナリオロイス:メアリ・レムナント 推奨感情:庇護/惰性
    あなたはかつて“眼科医”と呼ばれるFHエージェントに遺産を埋め込まれ、現在は“眼科医”の娘メアリ・レムナントの下で探偵助手をしているオーヴァードだ。
    いつも通り、メアリが所長を務めるMR探偵事務所での業務を恙なく行うあなただったが、UGNから一通のメールが届く。“眼科医”の弟子が活動を開始したのだという。
    父親の裏の顔を知らないメアリを守る為にも、忌まわしき過去を再び誰の目にも届かない場所へ葬ることをあなたは決意する。

    GM:過去が追い付いてくるぜ!
    天宮千鶴:追いついてくるなら殺すのみ・・・!
    GM:いい度胸だ!
    GM:PC2! 沙天くん!
    GMキャラシート
    浅海沙天:はい
    浅海沙天:浅海沙天です、高校生兼UGNエージェントです
    浅海沙天:覚醒はバレンタインにジャームに追いかけられたからとかクリスマスに謎空間病院に閉じ込められたからとか所説あります
    浅海沙天:両親がUGNの事務職であったためあまり家に帰ってこなく、基本は一人暮らし状態です。すでにあきらめがついています。
    GM:沙天くんの覚醒には諸説あるんじゃ
    浅海沙天:性格は基本控えめだけど中身よく見ると結構な自由人、趣味は楽器演奏と弾いてみた動画の動画サイト投稿です。
    浅海沙天:とは言え趣味の範疇なので基本的な存在感はモブ(自認)です
    GM:こんな(高行動値からのシーン攻撃する)モブがおるか!
    浅海沙天:あくまで能力使ってなければモブでは…?という自認で生きています
    浅海沙天:性能
    浅海沙天:サラマンダーのピュアブリードです
    浅海沙天:怨念の呪石でセットアップ暴走して行動値上げてコキュートスをシーン全体にばらまきます
    GM:シンプルにやばい
    浅海沙天:160なので一応間をもたせるための焦熱の弾丸もあります
    浅海沙天:火力はお察し(基礎値9~12)なので雑魚払い程度に思っていてください
    浅海沙天:以上です、よろしくお願いいたします!
    GM:よろしくお願いします!
    GM:沙天くんのハンドアウトはこちら!

    PC2:浅海沙天(PL:ミハエルさん) シナリオロイス:“アナザヴィジョン” 推奨感情:尽力/脅威
    あなたは高校生であり、変異種の特異な能力を有するUGNエージェントだ。
    その日のあなたは非番だったが、折り合い悪く親しい友人達は任務に駆り出されるなどして都合が付かなかった。それでも一人で過ごすことに慣れているあなたにとっては、大過ない日常と呼べただろう。
    しかし、その平穏は突如破られる。“アナザヴィジョン”を名乗るオーヴァードに襲撃され、あなたの片目が盗まれてしまう。そして、他者の眼球を媒介に同じ能力を使用する“アナザヴィジョン”にとっては、それ以上の意味を持っていた。
    あなたの視界の半分と能力を取り返す為にも、平穏な今を外敵から奪い返すことをあなたは決意する。

    GM:目ん玉くれよお
    浅海沙天:普通に嫌だけど…
    浅海沙天:あと能力持っていくのも碌でもない予感がして嫌だけど…
    GM:嫌でも持って行くので頑張って取り戻してね!
    浅海沙天:ひい…頑張ります…
    GM:ではPC3、山本さん……いや、SA†AN!
    GMキャラシート
    山本耕作:「YEAH!!!!!!!!!!」
    GM:HOOO!
    山本耕作:「聴いてくれ……新曲『自己紹介』」
    山本耕作:悪魔的な美声で人々を魅了するロックシンガー……を目指す青年。田舎から上京したてで、ライブハウスを渡り歩きながらなんとか生きている。
    GM:タイトルだけだとバラードっぽいな
    山本耕作:歌唱力はなかなかのもので、レパートリーは童謡からヘビメタまで幅広い。
    山本耕作:独特な美意識により、全身にベルトを巻いた奇怪な服装を好む。
    山本耕作:本名で呼ばれるのを嫌うため、どうか芸名"SA†AN"(サタン)で呼んであげてほしい。
    GM:耕作!
    山本耕作:やめろ!
    山本耕作:歌声を聞いた者の恐怖を、悪魔として具現化し襲わせる能力を持つ。オーヴァードにはいつの間にか覚醒していたようだ。
    山本耕作:また、能力を応用することで、心や記憶までもを具現化し、精神に直接語り掛けることもできる。貴重な”記憶探索者”だ。
    山本耕作:性能は神の御言葉アタッカー!
    GM:火力が高い!
    山本耕作:風の渡し手で複数体に攻撃できるぞ
    山本耕作:援護の風もあるのでミドル性能もばっちりだ 俺の歌で運命を狂わせてやるよ……†
    GM:見た目と裏腹に堅実な性能をしている……!
    山本耕作:「はぁ……thank you...」
    GM:キャー! SA†ANー! ハンドアウト見てー!

    PC3:山本耕作(PL:有限無限さん) シナリオロイス:藤間真一 推奨感情:同情/憤懣
    あなたは売れないロックシンガーであり、地獄からの使者"SA†AN"だ。
    あなたは何度か演奏したライブハウスのオーナー、藤間昌弘から「息子をお前の歌で笑わせてほしい」と頼まれる。藤間の息子である真一は、数日前から全く笑わなくなってしまったのだという。医者にも原因不明と言われ、昌弘は藁にも縋る思いで、以前真一が聞いてとても楽しそうにしていたあなたの演奏に頼ることにした。
    しかし、真一はあなたの歌を聴いても、全く笑顔を浮かべない。以前は活発でよく笑う子だったが、まるで『喜び』の感情を失ったようにまったく笑わなくなっている。
    あなたの歌を心に届ける為にも、少年の未来と笑顔を取り戻すことをあなたは決意する。

    GM:子供の笑顔を取り戻してくれ!
    山本耕作:「ふっ……俺のファンに手え出したからには……地獄を覚悟してもらうぜ!」
    GM:何とかしろ耕作!
    GM:PC4! 加賀見さん!
    GMキャラシート
    加賀見 朔姫:はい
    加賀見 朔姫:加賀見 朔姫(かがみ さき) 年齢不詳、とはいえ発生してからはそれほど長くはないのですけれど。
    加賀見 朔姫:UGNのエージェントとして活動しているレネゲイドビーイングのひと…一人?
    加賀見 朔姫:喪服のような黒い和服と、紫の長い髪、いつでも薄く笑う、はた目にはふわふわしたかんじの女性、ないしは少女です
    GM:かわいい
    加賀見 朔姫:感情や心といったものが欠けていて微笑むことは多いけれど、喜怒哀楽のどれも強く出力されることはあまりない、というか感情を理解はしても時に実感しきれていない部分があります
    加賀見 朔姫:神格のDロイスもちですが、自身があくまでそのイメージによって形作られただけの存在と自覚のあるタイプです。
    GM:レジェンド!
    加賀見 朔姫:イエーイオリジン:レジェンドの神!…とおもい上がれたらなぁ
    加賀見 朔姫:元になったのはとある山奥の村に伝わる飢えて喰らって暴れた蛇の禍つ神……が分かたれ、封印されてもなおその欠片からよみがえり呪う、そんな伝承。
    GM:怖そう
    加賀見 朔姫:元から欠片に過ぎない、だから欠けており、満たされることのない上を抱えている、そんな衝動飢餓のかたまりみたいな存在です。
    GM:何か……えっちだオホンオホン
    加賀見 朔姫:え、えっちかなぁ!?
    加賀見 朔姫:「貴方の感情を喰らいたい。……ああ、でも喰らったところで、手には入らないのです」生まれたときから虚像に過ぎないと知りながら、飢えて求める影なる蛇なれば
    加賀見 朔姫:性能はウロボロスのピュアブリード
    加賀見 朔姫:セットアップで暴走しながら攻撃力上げて単体に叩きつける…以外は基本出来ません!(暴走しない場合の基礎攻撃力、3
    加賀見 朔姫:他はせいぜい時の棺したり万象の虹が場合によって使える位でしょうか?一応影を介せば感情が分かったりもします
    加賀見 朔姫:以上です
    GM:コピーは万能!
    GM:加賀見さんのハンドアウトはこちら!

    PC4:加賀見朔姫(PL:冬野袖子さん) シナリオロイス:“ディライトキャリアー”黒江飛継 推奨感情:好奇心/脅威
    あなたはUGNに協力できるオーヴァードだ。
    あなたに、UGNから任務が言い渡される。“ディライトキャリアー”黒江飛継。元々UGNイリーガルだったが、二週間前ジャーム化し、UGNの追跡を振り切って逃亡、無差別に人々を襲っているという。
    黒江はジャーム化したことで他者の感情を奪う能力を身に付けており、感情が欠落した被害者が幾人か現われている。このまま放置すれば、レネゲイドの隠匿にも支障が出かねない。
    秩序を守る為にも、あなたは今を脅かす敵を追うことを決意する。

    GM:最低のジャーム野郎を倒して秩序を守ろう!
    加賀見 朔姫:あらあら……私みたいなのを増やすだなんて、悪い子
    GM:遠慮無くぶちのめしましょう
    GM:ではトレーラーを貼って始めていきたいと思います
    見る、ということには大きな意味がある。
    量子論においては、誰かが観測しない限りあらゆる事象は存在しない。
    逆に言えば。
    『存在しないもの』を誰かが観測したのなら――

    “眼科医”の弟子
    笑わない子供
    感情を奪うジャーム
    盗まれた眼球
    『エデンの園』
    衝動の空白
    “マスターノウン”の置き土産
    『現実』が存在しない場所

    ――さあ、あり得ないものを見るがいい。

    ダブルクロス The 3rd Edition 『観測するアンリアリティ』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    オープニング1


    GM:シーンプレイヤー:天宮千鶴
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    天宮千鶴:34+1d10
    DoubleCross : (34+1D10) → 34+4[4] → 38


    GM:S市、その一角にその事務所はあった。
    GM:MR探偵事務所。所長と助手がオーヴァードであることから、オーヴァードからの依頼の割合も多い。
    メアリ・レムナント:「……以上がご主人の不貞の証拠です。エフェクトによる偽装までする念の入れよう、言い逃れは不可能かと」
    メアリ・レムナント:目を瞑ったまま、目の前の男女に写真や領収書など様々な証拠を突き付ける女性。
    :「……こんな……あなた……!」絶句する依頼者の女性。
    :「これは……その……、し、知るか! 俺じゃない!」
    メアリ・レムナント:「私どもの仕事は調査まで。それをどう受け取るかは奥様次第です。あとは訴訟でも何でもお好きなように」
    :「う……うるせえ! お前のせいで……!」腕を異形に変えて飛びかかる。
    天宮千鶴:「ストップだ、お兄さん」
    天宮千鶴:横で控えていた“眼鏡”の助手が立ち上がり、飛びかかる男に触れる。
    メアリ・レムナント:「……千鶴、やり過ぎないように」
    天宮千鶴:次の瞬間には、男が半回転して事務所の床に倒れ込んでいた。
    天宮千鶴:銃を抜くまでも、ましてや目を開くまでもない
    :「な……! あ? え?」
    天宮千鶴:「腕はやり過ぎに入る?」
    メアリ・レムナント:「後遺症は残さないであげて」
    メアリ・レムナント:「訴訟で不利になるから」
    天宮千鶴:「了解」異形化した腕を手に取り
    天宮千鶴:メキ、と軋む音。膂力に長けたオーヴァードではなくとも。無防備な相手の、局所的な破壊であれば。技術次第でどうにでもなる
    天宮千鶴:「おたく、エグザイルかキュマイラでしょ。ならこのくらいは大丈夫、っと」
    :「あああああ! 何てことしやがる!」のた打ち回っている
    メアリ・レムナント:「もう大丈夫。その人、『怖がってる』わ」
    メアリ・レムナント:メアリ・レムナントは強力なオーヴァードではなく、盲目だが、対面した相手の感情を読む力を持つ。
    メアリ・レムナント:探偵としては有用な能力だ。
    天宮千鶴:「そう?」ぱっと腕を離し、軽く手をこするように払って
    天宮千鶴:「婦女子暴行はいけないぞ、っと」そそくさと定位置に戻る
    :「主人が、本当に申し訳ありません……!」
    :きっ、と男に向き直り、倒れている男の頭をベアクローで掴む。
    :「痛い痛い痛い! あ、何か入ってくる! 脳に何か!」
    :「本当に情けない! 安心しなさい、ただ痛覚を強くしてるだけだから」
    :「本当に申し訳ありませんでした……あとはこちらでやっておきますので……」
    :頭を下げて事務所を後にする。
    メアリ・レムナント:「……どうやら『怖がっていた』のは、奥さんにだったようね」
    天宮千鶴:「そのようで」
    天宮千鶴:「メアリ。何か飲む?」
    メアリ・レムナント:「コーヒー、いつもより砂糖多めに」
    メアリ・レムナント:「あの旦那さん、やたら念入りに偽装してたから大変だったわ」
    天宮千鶴:「そう? 素人誂えに毛が生えた程度だとおもうけど」
    天宮千鶴:コーヒーを淹れながら、そっと左目の“眼帯”を持ち上げる。
    メアリ・レムナント:「私は別にUGNじゃないし、相手にするのは素人ばかりだもの」
    天宮千鶴:緻密な機械とも、絢爛な水晶ともとれる義眼。視界に「天使」が入り込む。
    天宮千鶴:本来は形而上の存在。事実と座標のみで構築される彼らを通して、すこしだけ彼らの後を追う。
    メアリ・レムナント:「それともこう言ってほしいのかしら」
    メアリ・レムナント:「『千鶴がいてくれて助かったわ』」
    天宮千鶴:──裏はなし。依頼後のちょっとしたアフターケア終了。
    天宮千鶴:「照れるね。豆はいいヤツ使ってあげる」
    天宮千鶴:大して照れた様子もなく、コーヒーの抽出作業を進め
    メアリ・レムナント:「使ってあげる……って、ここの備品でしょ」
    メアリ・レムナント:「調子いいんだから」
    天宮千鶴:「はい、どうぞ」
    天宮千鶴:「それともこう言ってほしいのかな」
    天宮千鶴:「『メアリのおかげだよ』」
    天宮千鶴:ソーサーにのせて、コーヒーカップをメアリの前に置く
    メアリ・レムナント:「はいはい、ありがとう」
    メアリ・レムナント:手探り……という程でもない動作でカップを手に取る。
    メアリ・レムナント:盲目だが、もう慣れた動作だ。
    メアリ・レムナント:「千鶴も飲みながらでいいから、メールチェックお願いね」
    天宮千鶴:「はいよ」自分の分──砂糖を入れてない方を手に取り、パソコンデスクに着く。
    天宮千鶴:一口含んでから、メールチェックを行う。こればかりは盲目所長にはできないこと。
    GM:特に必要のない宣伝のメールや、細々とした依頼のメールの中に、異彩を放つものが紛れていた。
    GM:暗号化されていたが、差出人はUGN日本支部。
    GM:内容は、任務への協力依頼。……曰く。
    GM:“眼科医”の弟子“アナザヴィジョン”の活動が確認された。関わりの深いあなたへの協力を依頼したい。……とのことだった。
    天宮千鶴:──因果だねぇ。
    天宮千鶴:眼帯を少し浮かせて、マウスを握る手に止まる天使を眺めながら
    天宮千鶴:「……神さんとやらがいるなら、ソイツはずいぶんと引きずるタイプらしいね」
    メアリ・レムナント:「……千鶴?」
    メアリ・レムナント:「どうかしたの?」
    天宮千鶴:「なんでも」
    メアリ・レムナント:「……あなたが偶に隠し事をしてるのは知ってる」
    メアリ・レムナント:「本当は所長として追及したいところだけど」
    メアリ・レムナント:「……まったく、そんな風に見られたらそれ以上言えないわね」
    メアリ・レムナント:メアリは、感情を読み取る力を持っている。
    メアリ・レムナント:嘘は通じない。しかし、そんな力を持つ故に、敢えて見ない生き方も身に付けていた。
    天宮千鶴:「……勝手に見るもんじゃないぞ」
    天宮千鶴:「スケベ」
    メアリ・レムナント:「人に隠れてこそこそしてる人に言われたくないわね」
    メアリ・レムナント:「浮気者」
    メアリ・レムナント:「行くなら、依頼を音声データに変換してからにしてね」
    天宮千鶴:「言われなくとも」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得が可能です。
    天宮千鶴:”眼科医の弟子” に●執着/誰おまえ で

    オープニング2


    GM:シーンプレイヤー:浅海沙天
    GM:登場侵蝕をお願いします
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (34 → 38)
    浅海沙天:まあまあ

    GM:N市。とある通り。
    浅海沙天:久しぶりに暇だった。
    浅海沙天:自分は非番だったが友人と思しき人間はみんな巡回や事務手伝い、先生も任務中だった。
    浅海沙天:ネットの友人も白昼の活動は基本鈍い、買い出しでもしようかと街に出た。
    浅海沙天:外は晴れ、5月にしては少し空気が冷たいが、服で調節の効く範囲だ
    浅海沙天:春用の白いアウターを羽織って歩く、特に存在感とかは無い
    浅海沙天:街の人間も特に自分に目を留めることも無いだろう…と考えながら歩いていたら
    外国人男性:「ヘイ! そこの君!」
    外国人男性:やたら爽やかな笑顔を浮かべた、右目に眼帯を付けた外国人男性に声をかけられた。
    浅海沙天:「…?何か御用でしょうか?」
    浅海沙天:わざわざ自分に声をかける意味は感じないが、かけられたのであれば答えねばなるまい
    外国人男性:「君、人助けに興味ある? オレはあると見たね……いい人そうだ間違いない!」
    浅海沙天:「…助けてほしいんですね?」
    外国人男性:「君はエスパーか!? すごいな!」
    浅海沙天:特段興味は無いが困っていて放置する趣味も無い
    浅海沙天:「要件はなんでしょうか」
    外国人男性:「異国の地にも神の恩寵は届いていたんだなあ……いや、日本人は親切と言うけれど本当だったなあ……」なんか感動しているっぽい
    外国人男性:「ああ、用件……用件ね」スマホを取り出す。
    外国人男性:「ちょっと道に迷ってしまってね。地図アプリを見てもさっぱりなんだ」
    外国人男性:「ちょっと見てくれないかな? 目的地はここのはずなんだけど……」
    外国人男性:スマホの画面を指差して、それをあなたに見せるように身体を寄せる。
    浅海沙天:「はい」土地勘はある程度ある、という自覚はある、そのスマホを覗き込み、目的地を確認する
    外国人男性:表示されていたのは地図ではなかった。
    外国人男性:最初に目に飛び込んできたのは、よく知った顔……というかあなたの顔だ。
    浅海沙天:青色一号をそのまま水に流して混ぜたような色の目が、そっくりそのまま覗き込んでいる
    外国人男性:インカメラではない。
    外国人男性:画像の上には、文字列が並んでいる。
    外国人男性:“幻凍星(エヴァーチカ)”浅海沙天。
    外国人男性:《ワーディング》
    外国人男性:「――君の、目さ」
    浅海沙天:「…!?」
    外国人男性:予備動作を読み取る余裕はなかった。
    外国人男性:気付けば、男の手があなたの左眼に伸び、次の瞬間には。
    外国人男性:あなたの視界の半分が闇に埋まっていた。
    浅海沙天:「…………っつう!!」左目を中心に灼けた鉄を流し込まれるような痛みが走り、そのまま崩れ落ちる
    外国人男性:「サンキュー! 助けてくれてありがとう少年!」
    浅海沙天:「あなた、何を……!」
    外国人男性:「何って、見て分からない? あ、こっち側に立ってちゃ見えないか! ハハハ!」
    浅海沙天:左目の感覚からして、何かしらの危害を加えられたことはわかる
    浅海沙天:「……リザレクトが働いても視力が戻らない」
    浅海沙天:て、ことは、目を丸ごと持っていかれたか
    外国人男性:「これこれ、これが欲しかったんだ」
    外国人男性:その手の中には、血に染まった眼球。
    外国人男性:「これで先生の研究の続きができる」
    浅海沙天:「…先生の研究の続き?」
    外国人男性:「おっと! おしゃべりなところはオレの欠点だ! 先生にもよく注意されたなあ」
    外国人男性:「じゃあね、少年。オレは次の素材を集めなきゃいけないんだ」
    外国人男性:スマホの画面を見ながら踵を返す。
    外国人男性:「えっと……次は“ディライトキャリアー”か……」
    浅海沙天:リザレクトで痛みは引いてきたが、今から完全な追跡は困難だろう
    浅海沙天:手っ取り早く追加の情報を集めるため、鐘に手をかけ、焦点を合わせ
    浅海沙天:鳴らす
    外国人男性:「……なるほど」
    外国人男性:眼帯で隠されていない自身の左眼に手を突っ込み、抜き取る。
    外国人男性:空いた眼窩に、あなたから奪った眼球を詰めた。
    外国人男性:「――君にはこう見えていたんだね」
    外国人男性:鐘の音と共に起こるはずの破壊が、発生しない。
    外国人男性:いや……違う。同質の能力をぶつけられて相殺されている。
    浅海沙天:相殺、模倣、奪った眼球を詰めていたから、発動には眼球が必要で
    浅海沙天:拮抗状態を続けながら、人影を見送る
    “アナザヴィジョン”:「うん、これなら問題なさそうだ! 重ね重ねサンキュー! オレこと“アナザヴィジョン”が感謝を捧げよう!」
    “アナザヴィジョン”:相殺を続けながら、手を振って去って行く。
    “アナザヴィジョン”:《瞬間退場》
    浅海沙天:ワーディングが晴れたのを確認し、状況を振り返る
    浅海沙天:目を抜かれた、相手は目を奪うことで能力を模倣し強化してくる
    浅海沙天:目的は"先生の研究を進めること"で先生がバックにいるかどうかは不明だが、おそらく考慮しないといけない
    浅海沙天:何より、次のターゲットがいる
    浅海沙天:左目を左手で抑えながら、端末を起動し支部に連絡
    浅海沙天:『緊急ですが"ディライトキャリアー"という人を至急保護願います、詳細は追って伝えます』
    浅海沙天:全部打ち込んだ後、思い出したようにドラッグストアに足を進める
    浅海沙天:…俺の能力は不良債権極まりないが、そのくせ悪用のし甲斐はいくらでもあることは嫌でも自覚している
    浅海沙天:どうにかせねば

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得が可能です。
    浅海沙天:“アナザヴィジョン” 親切心/〇警戒 まずいことになったな

    オープニング3


    GM:シーンプレイヤー:山本耕作
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    山本耕作:35+1d10
    DoubleCross : (35+1D10) → 35+9[9] → 44

    山本耕作:アガってんなぁ~!
    GM:喉が走ってる

    GM:東京、渋谷。ライブハウス『ヘルゲート』。
    GM:ハコとしては小規模なライブハウスだが、夜になればそれなりに盛り上がる。
    GM:しかし今は営業開始前。そこにあなたは呼び出されていた。
    GM:演者として、ではあるが、他にも大事な用件があるらしい。
    藤間昌弘:「お、耕作。来たな」
    藤間昌弘:サングラスをかけた中年の『ヘルゲート』オーナーがあなたに声をかける。
    山本耕作:「ウス、昌弘さん!」
    山本耕作:田舎から上京したばかりの時から俺を気にかけてくれてる、超いい人だ
    藤間昌弘:「悪いな、リハにはまだ早いってのに」
    山本耕作:「……なんか、大事な話って言ってましたけど」
    山本耕作:「リハの前に教えてください」
    山本耕作:「じゃなきゃ、集中……できないス」
    藤間昌弘:「ああ、俺もそのつもりでこんな早く呼んだんだ」
    藤間昌弘:「実は……真一のことなんだが……」
    藤間昌弘:藤間真一、昌弘の一人息子で、あなたも以前会っている。
    藤間昌弘:あなたの歌を聴いて気に入ったようで、あなたに懐いていた、活発な少年だ。
    山本耕作:「真一クンっスか?」
    藤間昌弘:「見てもらった方が早いか……おい、真一! 耕作兄ちゃんが来てくれたぞ!」
    山本耕作:「な、なんだ……サプライズプレゼントとかっスか?」
    山本耕作:ワクワクと表情を輝かせるが、それは裏切られることになる
    藤間真一:「……」父親に呼び出されて、姿を現わした少年の表情に、以前のような活発さは微塵も感じられなかった。
    藤間真一:「……こんにちは、耕作兄ちゃん」
    藤間真一:よく笑う子供だった。だが、今は全く笑っていない。
    山本耕作:「おー真一クン!どした?」膝をついて、視線を合わせ
    山本耕作:少年の頭にポンと手を乗せる
    藤間真一:「……別に、何にもないよ」
    山本耕作:「……」昌弘に視線を送る
    藤間昌弘:「……何日か前から突然こんな感じでな」
    藤間昌弘:「病院にも連れて行ったんだが、異常はねえって言われちまった」
    藤間昌弘:「いじめとかも心配したんだが、むしろ学校の友達が心配して家に来てくれるくらいでな」
    山本耕作:「……俺、ビョーキとかよく分かんないんスけど」
    山本耕作:「……真一くんが何日もこんななんて」
    山本耕作:「おかしいっスよ絶対……!」
    山本耕作:真一クンに聞こえない声で、昌弘さんに
    藤間昌弘:「ああ……だから、お前に頼みたくてな」
    藤間昌弘:「真一、お前の歌好きだろ? 俺もよく分かんねえけどよ、それで何か……また笑ってくれるんじゃないかって……」
    藤間昌弘:「藁をも掴むっていうか……馬鹿らしい話かもしれないけどよ」
    山本耕作:にまりと笑って
    山本耕作:「すみません……でも、そんなに思ってくれるなんて」「歌手として最高に……嬉しいス」
    藤間昌弘:「頼んで……いいか?」
    山本耕作:「あったり前スよ!今すぐにでも!」
    山本耕作:ギターケースを勢いよく開けて
    山本耕作:「ふー……」深呼吸を挟み
    山本耕作:「~~~~♪」
    山本耕作:真一くんが特別好きだった曲
    山本耕作:一匹の狼が姫に忠誠を誓い、やがて騎士となり戦いに身を投じる……
    山本耕作:そんな新しい境地へと至った14曲目……
    山本耕作:「ハァ……ハァ……どうだ……翔(と)んでくれたか……?」
    藤間真一:ぱちぱちと、拍手をする。
    藤間真一:「やっぱり上手だね、耕作兄ちゃん」
    藤間真一:無表情で、そう言った。
    山本耕作:「thank you..!」
    山本耕作:ファンへの感謝は忘れず、しかし
    山本耕作:(初めて聴いてくれたあの時は……こうじゃなかった)
    山本耕作:(今の俺の歌じゃ足りなかった……?いや)
    山本耕作:(地獄から降臨せし悪魔(シンガー)である俺が自分の歌疑ってどうするよ)
    山本耕作:「……リハついでだ、もっとトバしてくぜ……!」
    山本耕作:「ついて来いやァ!YEAH!!!!!!」
    山本耕作:そこから3曲、ぶっ続けで、真一クンに歌を届ける
    山本耕作:だが、それでも……
    藤間真一:表情は動かない。いつもなら楽しそうに入れる合いの手の声もなかった。
    藤間昌弘:「……耕作、ありがとな」
    藤間昌弘:「無茶言って悪かった。気にすんな、お前の歌は最高だよ」
    山本耕作:「あざス……!」ヘロヘロになってマイクスタンドに縋りつく
    山本耕作:「真一クンは……ほんとに、何に対してもこんな感じ……なんスか……?」
    藤間昌弘:「ああ……」
    藤間昌弘:「母ちゃんが作ったハンバーグ食っても、前から欲しがってたゲーム機買ってやるって言っても、全然笑わねえんだ……」
    山本耕作:「そん……な……!」
    山本耕作:「それはもう……人間としての感情が……完全になくなってるじゃないスか!」
    山本耕作:自分ならこの年でも躍り出すくらい嬉しいのに!
    山本耕作:(やっぱり普通じゃない……単なる気分の落ち込みとかじゃ……)
    藤間昌弘:「ああ……くそ……どうすりゃいいんだ……」
    山本耕作:その時、『ある可能性』を思いつく
    山本耕作:世の中には普通じゃあり得ないことを起こし得る奴らがいて
    山本耕作:真一クンはもしかしてそんな奴らの毒牙にかかったんじゃないか……と
    山本耕作:「……俺、真一クンをどうにかできるかも知れない人に心当たりが有るっス」
    藤間昌弘:「な……本当か!?」
    山本耕作:「簡単にはいかないかも知れないし、ちょっと俺も忙しくなるかも知れないスけど……それでも」
    山本耕作:「希望は……あるっス」
    藤間昌弘:「俺にできることならどんなことでもする! 頼む……! 少しでも可能性があるなら……!」
    山本耕作:「大丈夫スよ、昌弘さんは真一クンの傍にいてあげてください」
    山本耕作:真一クンを襲ったのは、非日常の世界の住人(オーヴァード)だろうな、ならば
    山本耕作:それを日常に戻すのも、非日常の世界の住人(オーヴァード)の役割だ
    山本耕作:「ファンの笑顔は、SA†ANにとって宝っスから!」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得が可能です。
    山本耕作:藤間真一 〇尽力/憐憫 で!

    オープニング4


    GM:シーンプレイヤー:加賀見朔姫
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    加賀見 朔姫:39+1d10
    DoubleCross : (39+1D10) → 39+9[9] → 48


    GM:UGN日本支部第八ブリーフィングルーム。
    GM:あなたはエージェントとして招集を受けていた。今はその詳細を聞いているところだ。
    獅堂秋彦:「加賀見さん、お疲れ様です」
    獅堂秋彦:“アンジュレーション”獅堂秋彦。今回の作戦の指揮を執るエージェントだ。
    加賀見 朔姫:「いえいえ、そちらこそ獅堂さん。仕事とあらば、どちらにでも。頑張りますよ」品よく座って、微笑んでいます
    獅堂秋彦:「勤勉な勤務態度、頭が下がります」
    獅堂秋彦:「では、早速任務の概要を」
    加賀見 朔姫:「はてさて、このたびのお仕事はいったいどんなものでしょう……私、不器用ですけれど」
    獅堂秋彦:「あまり特殊な任務ではありません。加賀見さんなら十分に達成可能かと」
    獅堂秋彦:「ジャーム化したUGNイリーガルの確保。残念ながらよくある事例です」
    加賀見 朔姫:「まぁ……確かに珍しくはありませんが、悲しい、ことですね」悲しいといいながら、あまり感じさせないそんな雰囲気で
    獅堂秋彦:「ええ、そして、珍しくはないからこそ、秩序の守護者として見逃す訳にはいかない」
    加賀見 朔姫:「逃げるだけでなく被害も出ている、と」
    獅堂秋彦:先程からずっと真面目くさった表情を崩さない。堅物、という言葉が似合う男だった。
    獅堂秋彦:「はい。対象は“ディライトキャリアー”黒江飛継」
    獅堂秋彦:「元々あまり強力なオーヴァードではありませんでしたが、ジャーム化したことで少々厄介な特性を得ています」
    加賀見 朔姫:「厄介?逃げるのが得意にでもなりましたか…?」
    獅堂秋彦:「確かに、初期確保には失敗しましたが、逃げ足に関しては元来のものでしょう。争いを好む性格ではなかったようですし」
    獅堂秋彦:「彼が得たのは、『他者の感情を奪う力』です」
    加賀見 朔姫:「優しい子だったのですね……感情を、奪う」
    加賀見 朔姫:「その子の影響を受けると感情を、なくす、と?」ほほ笑みが消えて、、無表情で固い声に
    獅堂秋彦:「被害者からは特定の感情の欠落が確認されています」
    獅堂秋彦:「“ディライトキャリアー”には戦闘態勢のオーヴァードの隙を突いて奪える戦闘技能はないので、直接相対する限りはそう脅威ではありませんが……」
    獅堂秋彦:「逃げた先で非オーヴァードの感情を無差別に奪っています」
    加賀見 朔姫:「もとより抵抗もできない非オーヴァードにとっては十分すぎる脅威ですね」
    獅堂秋彦:「突如感情を欠落した人が複数人確認されている。近しい人なら違和感を覚えないはずもない」
    加賀見 朔姫:「……その、感情とは?」
    獅堂秋彦:「レネゲイドの秘匿が脅かされる危険があります。厄介とはそういうことです」
    獅堂秋彦:「感情の種類も無差別ですね。悲しみであったり、喜びであったり、怒りであったり」
    加賀見 朔姫:「なる程……厄介ですね、当たり前にあったものが欠けるなど、不自然極まりないですから」
    加賀見 朔姫:「はてさて、そんなことをするだなんて、何がしたいのか」
    加賀見 朔姫:「それとも、したいからではなく、それしか考えられないのか……いずれにしても、看過しかねます、ね」
    獅堂秋彦:「ひとまずは能力面と経歴を軽く洗っただけですので、細かい動機などは足取りと並行して調査していただけると。自分もサポートはします」
    獅堂秋彦:「それと……もう一つ厄介な事情がありまして」
    加賀見 朔姫:「ごもっともです、そちらも含めてお仕事、ですね。その子の事情も振る舞いも、すべて飲み込みましょう」
    加賀見 朔姫:「おや、なにか?近隣の支部の協力が得られないとか?」
    獅堂秋彦:「いえ……むしろ、協力を求められている、というのが問題でして」
    獅堂秋彦:「N市支部から、“ディライトキャリアー”の保護申請がされています」
    加賀見 朔姫:「ジャーム化したのを…?そういえば確保、といわれていましたか」ちょっと意外そうな声
    加賀見 朔姫:「ううん、ただ消すだけではまずい何か事情があるのか、その辺りも含めて聞く方が早そうですね」
    獅堂秋彦:「事情自体はすぐに分かりましたが、厄介なのはその事情なんです」
    獅堂秋彦:「“ディライトキャリアー”を我々とは別口で狙っている者がいます。N市のエージェントは、その者が“ディライトキャリアー”というオーヴァードを狙っているという情報を得て、保護申請をしたようで」
    獅堂秋彦:「つまり、“ディライトキャリアー”以外との戦闘が予想されます」
    加賀見 朔姫:「ふーむ、ジャーム化した子を欲しがるだなんて、きっとまともではないのでしょうね」
    加賀見 朔姫:「なる程、それは確かに警戒が必要……出し抜かれないようにしませんと」
    獅堂秋彦:「N市のエージェントも招集しています。他にも、“ディライトキャリアー”を狙う者に繋がりを持つと考えられるイリーガル」
    獅堂秋彦:「そして、“ディライトキャリアー”の被害者と接触して、任務の協力を申し出てきたイリーガルもいますので、協力して解決していきましょう」
    加賀見 朔姫:「まぁ…流石。仕事のできる」
    加賀見 朔姫:「ええ、ええ、いい方だといいですね、協力してくれる方々」ほわほわと、嬉しそうな声で
    加賀見 朔姫:「では……確保した後、保護できるようにしておいてもらいましょうか、アンジュレーション」

    GM:シーンカット
    GM:NPCカードが使用可能になります。
    GM:“アンジュレーション”獅堂秋彦……妖精の手。シナリオ3回。
    GM:ロイス取得が可能です。
    加賀見 朔姫:“ディライトキャリアー”黒江飛継 好奇心/〇感情を奪うだなんて、悪い子

    ミドル1


    GM:シーンプレイヤー:加賀見朔姫
    GM:合流シーンです。全員登場可能。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (38 → 48)
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (38 → 39)
    加賀見 朔姫:48+1d10
    DoubleCross : (48+1D10) → 48+10[10] → 58

    山本耕作:44+1d10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+9[9] → 53

    加賀見 朔姫

    GM:合流前に軽い情報収集! こんな情報を持って合流したよ~っていう緩い感じで
    情報項目 ・メアリ・レムナント〈情報:裏社会〉5
    ・“アナザヴィジョン”〈情報:UGN〉6
    ・藤間真一〈情報:噂話〉5
    ・“ディライトキャリアー”黒江飛継〈情報:UGN〉6

    山本耕作:俺は全てを識る者、SA†AN……
    山本耕作:真一君の情報いくぜ!
    天宮千鶴:メアリで。情報裏社会
    加賀見 朔姫:ディライトキャリアー、UGNでコネも使用
    山本耕作:コネ使用、噂話で判定!
    天宮千鶴:3dx+1>=5 コネもつかっていこう
    DoubleCross : (3DX10+1>=5) → 8[1,2,8]+1 → 9 → 成功

    天宮千鶴:ヨシ!
    山本耕作:6dx+1>=5
    DoubleCross : (6DX10+1>=5) → 9[2,4,5,6,7,9]+1 → 10 → 成功

    加賀見 朔姫:3dx+2>=6
    DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 10[7,8,10]+10[10]+10[10]+7[7]+2 → 39 → 成功

    GM:めちゃくちゃ分かってる
    浅海沙天:ではアナザヴィジョン
    GM:対象のことを調べ尽くすエージェントの鑑か? 加賀見だけに
    浅海沙天:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 5[1,5]+1 → 6

    浅海沙天:〇
    加賀見 朔姫:多分獅堂さんにおねだりしてますね
    加賀見 朔姫:有能な人の手も借りるのが、コネ!
    GM:では開示!
    ・メアリ・レムナント〈情報:裏社会〉5 MR探偵事務所の所長であり、天宮千鶴の上司。28歳。オーヴァードとしての力は弱い。盲目だが、相手の感情を読み取る能力を用いて依頼人の悩みの本質を見抜いたり、嘘を見破ったりする。荒事は全くできない。対面した時の読み取る能力には光るものがあるが、それ以外の知覚能力は弱く、ワーディングも圏内に入らないと感知できない程。“眼科医”というFHエージェントの娘だったが、父親の裏の顔については未だ知らない。

    ・“アナザヴィジョン”〈情報:UGN〉6 本名・ポール・シンクレア。今は亡き“眼科医”と呼ばれるFHエージェントの弟子。FHチルドレン。“眼科医”は子供を拉致しては自らの研究の実験材料にして、眼球を改造したり、遺産を埋め込むなどしていたが、そんな中で彼だけは心から“眼科医”に心酔していた。オーヴァードの眼球を奪い、視界を共有することで『見えているのだから存在する』という逆説的存在証明によって、そのオーヴァードの能力を使用することができる。

    ・藤間真一〈情報:噂話〉5 非オーヴァードの少年。ライブハウス『ヘルゲート』のオーナー藤間昌弘の息子。小学三年生。活発でよく笑う子供だったが、数日前から全く笑わなくなった。以前は山本耕作の歌にノリノリになって乗っていたが、今は特に反応を示さない。

    ・“ディライトキャリアー”黒江飛継〈情報:UGN〉6 小説家志望のUGNイリーガルだったが、二週間程前にジャーム化。人物が書けていないという評価に悩んだ結果、ジャーム化して他者の感情を奪い蒐集するようになった。人に喜びを運ぶ小説を書きたいという思いから名付けたコードネームだったが、現状は真逆になってしまっている。


    GM:UGN日本支部、第八ブリーフィングルーム。
    獅堂秋彦:「みなさん、ご協力感謝します。この任務の指揮を務めます、“アンジュレーション”獅堂秋彦と申します」
    浅海沙天:「こんにちは、"幻凍星"浅海沙天です、今回はよろしくお願いいたします」
    天宮千鶴:「”クレパスカラー”。天宮千鶴。よろしく」一般人相手でなければ、偽装にレネゲイドを割くのも煩わしいので、眼帯はそのまま。
    加賀見 朔姫:「UGNより、協力させていただきます、“欠けた月”加賀見朔姫と申します、どうぞよしなに」
    山本耕作:「───へえ、てっきりスーツ姿のエージェントばかりかと思いきや」
    山本耕作:「若い子ばっかりじゃん!俺はSA†ANってんだ、知ってる?一応、歌手なんだけど」
    GM:このブリーフィングルームに集ったのは、獅堂とあなた達4人――だけではない。
    天宮千鶴:「若い子って……」
    浅海代空:「失礼ながら、存じ上げておりませんでした」
    加賀見 朔姫:「……申し訳ありません、芸事には疎く。他の方は、その、ご存じなのでしょうか?」こてんと小首をかしげて
    浅海代空:「私は、“インヴィジブル”浅海代空です」
    天宮千鶴:1dx 知識:歌手
    DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8

    加賀見 朔姫:結構知ってらっしゃる
    天宮千鶴:「……名前くらいは」
    浅海沙天:「…そういえば声に覚えがあるような…動画とか出してます…?」
    山本耕作:「え……マジ!?」
    山本耕作:「ライブハウス以外で初めて会えた……俺を知ってる人……」感動で放心している
    天宮千鶴:「……見た目と名前の割には、純朴な好青年って感じね。やっぱり」
    加賀見 朔姫:「なるほど嬉しい、のですね?」
    山本耕作:「へへ……動画もあげてみるもんだなあ……」
    浅海代空:「ところで、さたん……さん? 本名をおっしゃらないということは、やはり芸名でお呼びした方がいいのかしら」
    加賀見 朔姫:「……そういう名前なのではないのですか?」
    山本耕作:「そう、俺の名はSA†ANだからな……」
    浅海代空:「そういうキャラ付けの方ですか」
    山本耕作:なお、資料には『山本耕作』の名がある
    天宮千鶴:「……で、耕作くんだっけ」
    獅堂秋彦:「山本さんは被害者と接触、その感情を取り戻す為にこの任務に志願してくれました」
    天宮千鶴:「感情」
    山本耕作:「……!そうなんだよ」
    浅海沙天:「被害者…感情の盗難でしょうか」
    山本耕作:表情が深刻なものに切り替わる
    天宮千鶴:「また抽象的な話だね」
    加賀見 朔姫:「そういえば、ディライトキャリアーを狙っている方とかかわりのある方も・・・・・」
    山本耕作:「真一クンはよく笑うし、俺の歌でいつも喜んでくれていた……なのに」
    山本耕作:「今じゃどんなものにだって、無関心って言うか……それこそ、感情を失ったみたいに」
    山本耕作:「それで、そのままそっくり、『感情を盗む奴』がいるって話だよな?」
    山本耕作:「俺はそれを取り返してえんだ…・・・ファンのために」
    浅海沙天:「……なるほど、確かにそれはなんとかしたいですね」
    獅堂秋彦:「感情を奪うジャーム“ディライトキャリアー”。自分と加賀見さんが追っているジャームです」
    天宮千鶴:「”喜楽を運ぶ者”とはまた、皮肉な名前だね」
    浅海沙天:「…ディライトキャリアー、咄嗟に保護を頼みましたが、ジャーム化してましたか…」
    加賀見 朔姫:「……本来感情が豊かな子供がそうなれば、周囲も異常を感じるでしょうし……悲しいですね」
    獅堂秋彦:「そして、“ディライトキャリアー”を狙う者が他にもいる、という話でしたが」
    山本耕作:「そいつも、誰かから狙われてんのか!」
    加賀見 朔姫:「保護、……狙っている相手と接触されたのでしたか、その方はどのような方でしょう?」
    天宮千鶴:「同業者……って流れでもないか」
    浅海沙天:「ええ、"アナザヴィジョン"ポール・シンクレア、"眼科医"というFHエージェントの弟子で、そこのチルドレンだそうです」
    浅海沙天:「他者の目を引き抜いて媒介にすることでその者の能力を使えるらしいのですが…」
    天宮千鶴:「……は?」眼科医の弟子、と聞いて。不意に雰囲気を冷たくする
    山本耕作:「うえ……目ん玉を抜く……?」
    浅海代空:「目を……もしかして、その目は」
    浅海沙天:「はい、引き抜かれました」
    天宮千鶴:「……それは、また」
    浅海代空:「まあ……てっきりものもらいか何かかと……」
    浅海代空:沙天くんの左眼の眼帯を見て。
    山本耕作:「マジかよ……痛みはない?」
    浅海代空:「……隻眼とは聞いていなかったからおかしいとは思っていたけれど」ぼそりと呟く。
    浅海沙天:「まあ相応には痛みますが、リザレクトも働いているので見た目よりはそこまで」
    天宮千鶴:「……そんなこと、というのも何ではあるけどさ」
    天宮千鶴:「そいつが”眼科医”の弟子を名乗ったっていうの、本当?」
    加賀見 朔姫:「……ふむ天宮さんは、眼科医、の方にご執心ですか?」
    山本耕作:「……」そういえばこの子も片目を隠してるな、と思い天宮を見る
    天宮千鶴:「気色悪い言い方をしないでほしいな……」
    浅海沙天:「本人は先生、という言葉を繰り返していただけでしたが」
    浅海沙天:「データベース漁ったら先生に該当するのがその眼科医という人しかいなかった形になりますね」
    天宮千鶴:「……広義の意味では、私も眼科医の弟子になるのかな」
    天宮千鶴:「遺産『アドナイ・メレクの義眼』。眼科医はそれを私の左目に埋め込んだ」おもむろに眼帯を引き上げて
    天宮千鶴:「資料で知ってると思うけど、私は一応、職業暗殺者ってやつでね。その腕も一緒に叩き込まれた」
    天宮千鶴:「……だからまぁ、私を差し置いて弟子を名乗られると……その」
    天宮千鶴:「それなりに、ムカつく」
    山本耕作:「うお……っ」明らかに異質な義眼に、驚きながらも
    浅海沙天:「…なるほど」
    加賀見 朔姫:「なる程、眼科医の名前を聞いたときに強い感情を感じた、のですけれど」
    加賀見 朔姫:「その人に悪いものだけじゃない…弟子を取られたくない…複雑、ですね?」複雑で、とても興味深いとじーっと見つめて
    山本耕作:(ジェラシーと憧れ……か、新曲のアイデアになるかも)
    獅堂秋彦:「天宮さんをお呼びしたのは、その経歴から“アナザヴィジョン”に対抗するのに適任と判断したからです」
    天宮千鶴:「……なによ」
    天宮千鶴:「……そういうあなたは? どういう事情?」こっちを見つめてくる少女(?)に問い返す
    加賀見 朔姫:「単純でなく、いろんなものが混じって…とても人間らしくて、素敵だと、そう思っただけですよ?」
    獅堂秋彦:「失礼。加賀見さんはレネゲイドビーイングでして、そういった人の機微に強い興味を抱いているのです」
    加賀見 朔姫:「……私はあくまでUGNに飼われる身、望まれるままに、従っています、ね?」
    山本耕作:「確か、人間じゃないんだっけ……?見た目は完全にキュートな女の子なのに」
    獅堂秋彦:「元々、“ディライトキャリアー”の確保は自分と加賀見さんに割り当てられた任務でしたので」
    天宮千鶴:「なるほどね」
    加賀見 朔姫:「そう、ですね。知性を持ったレネゲイド……人の似姿ではあるものの、ちがうもの、です」
    浅海沙天:「レネゲイドビーイング……」最近ちょくちょく家にやってくる少女の顔を思い浮かべて
    獅堂秋彦:「そして浅海さん……ああ、失礼、代空さんをお呼びしたのは、“アナザヴィジョン”の協力者に繋がる情報を持ってらしたからです」
    加賀見 朔姫:「あまり器用ではありませんが、こと戦うことであれば役に立てるかと」
    加賀見 朔姫:「……おや、更に協力者が?厄介なこと」
    浅海沙天:「協力者…先生は亡くなっていらっしゃるようですが、更に協力者が?」
    浅海代空:「ええ、“アナザヴィジョン”はある組織……といっても、既に壊滅しているので、その残党ですが……と手を組んだようです」
    浅海代空:「『エデンの園』。UGN発足以前にジャームの討伐を標榜していた組織です」
    山本耕作:「なかなか拘りを感じる組織名だな」
    浅海沙天:「傭兵、みたいなものでしょうか」
    天宮千鶴:「へぇ? それはまた」
    浅海代空:「今では解体され、その殆どがUGNに吸収されたそうですが、『エデンの園』という形に拘る一部の人間は未だに復権を狙っているとか」
    山本耕作:「なんか過激派っぽいね」
    浅海代空:「最近も何度か事件を起こしているそうですよ? 確か、榕崎市や、大きなイベントステージなど……」
    山本耕作:「古風なやり方に拘って新しい在り方を見ようともしない奴らは、たいてい周りに当たりが強かったりするからな」音楽でも同じだ
    加賀見 朔姫:「中々人は、こだわりを捨てられないものですね……」
    浅海沙天:「ジャームの討伐を標榜していた組織が今や事件を起こす存在に…」イベントステージはいかにもテロらしいな、と思いつつ
    浅海代空:「今回は、“ステファノ”という者が“アナザヴィジョン”と接触を持っているようです」
    天宮千鶴:「……目的はなにかな。聞いた感じだけだと、あまり迎合しそうな雰囲気には見えないけど」
    浅海代空:「さて、そこまではまだ」
    浅海代空:「私も気になります。ジャームを追うというのは、『エデンの園』の活動目的とは矛盾していませんが……」
    山本耕作:「んー、真一クンの感情を奪ったのが”ディライトキャリアー”で、そいつを狙ってる”アナザビジョン”てのがいて、それが”エデンの園”の”ステファノ”と繋がってて……」
    山本耕作:「敵、多くない?」
    天宮千鶴:「多いね」
    浅海沙天:「現時点で3人ですか、確かに」
    浅海代空:「それに、目的もいまいち分からないのも不気味です」
    加賀見 朔姫:「そういえばそうですね……アンジュレーションやインヴィジブルがいるとはいえ、手が回りますでしょうか」
    浅海代空:「どうして兄さんの目を奪ったのかしら」
    浅海沙天:「……浅海さんも親族の方が被害に?」
    浅海代空:「ええ、あなたです。ああ……」
    浅海代空:「初めまして、沙天兄さん」
    浅海沙天:「……????????????」
    天宮千鶴:「……?」
    浅海沙天:「あの、俺、一人っ子ですけど」
    浅海代空:「知っています」
    加賀見 朔姫:「……どういう?」
    天宮千鶴:「……ちょっと失礼」眼帯を引き上げて。二人に止まる”天使”をみる
    浅海沙天:妻を名乗る少女の次は妹を名乗る女性?それにしたって外見年上では…?
    浅海代空:「……ふふ、意地悪してごめんなさい。別に、私はあなたの妹という訳ではありませんよ」
    浅海代空:「従妹です」
    天宮千鶴:「……まぁ、そういう所でしょうね」
    浅海沙天:「従妹」
    浅海代空:「兄さんのことはおばあさまから聞いていたので」
    浅海沙天:母方はあらかた分かっているが浅海性ではない、となると
    浅海沙天:「…父さん周りの方ですかね?」
    天宮千鶴:「……いい趣味してるわね、あなた」
    浅海沙天:実のところ、家出した以外のことを何も語らない父親の親戚については何も情報を得ていないのである
    浅海代空:「ええ、『エデンの園』のことも、おばあさま……あなたの父方の祖母から聞いていたので」
    山本耕作:「知らない親戚、なんているんだなあ」故郷の田舎では、親族の繋がりが強かった
    浅海代空:「祖母も元は『エデンの園』の人間でしたが、今ではUGNの人間ですので、古巣の暴走には困っていました」
    浅海沙天:「家出して絶縁したってしか親から聞いてないので何も知らないんですよね」これは山本さんへ
    山本耕作:「……なんか、ごめん」
    浅海沙天:「お気になさらず、俺も祖母の新しい情報ばかりでちょっと驚いています」
    加賀見 朔姫:「感情だけでなく関係もいろいろ複雑なのですね……」
    天宮千鶴:「……まぁ、その。身辺調査ならうちでやるわよ。探偵助手もやってるから」
    浅海沙天:「ありがとうございます、とりあえずはこの件が終わったら少し問い詰めてみますので、その後で…」
    獅堂秋彦:「ひとまず、顔合わせはこんなところですか」
    山本耕作:「俺としては、まず”ディアリトキャリアー”をとっ捕まえたい……調べるのも、そこからだ」
    獅堂秋彦:「ええ、“ディライトキャリアー”の足取り。そして他の敵の目的を洗いましょう」
    加賀見 朔姫:「相手の狙いから考えても、そこを抑える、というのは大事でしょうね」
    獅堂秋彦:「不明点もありますが、敵も多いので、みなさんお気を付けて」
    浅海沙天:「俺もそこに異存ありません、調査に行きましょうか」
    浅海代空:「了解です。これ以上、こちらに被害が出たら笑い話にもなりません」
    加賀見 朔姫:「はい、それではバックアップはお願いします、ね?」
    獅堂秋彦:「当然です。任務ですので」
    天宮千鶴:「こちらも異存ありません」
    山本耕作:「待っててくれよ、真一クン、昌弘さん……!」
    天宮千鶴:「あたしとしては、片目えぐられてるのに、きっちり”ディライトキャリアー”から追うことに賛成してる沙天くんに、少し驚いてるくらい」
    浅海代空:「祖母から聞いた通りの人ですね」
    浅海沙天:「顔も見たこと無いけどその人どれだけ俺のこと知ってるんだろう」
    浅海沙天:「まあ、焦っても目は戻ってこないので」
    浅海沙天:「ちゃんと事態を収拾する方を取りますよ」
    加賀見 朔姫:(冷静すぎて興味深いなぁと沙天君も見てる
    天宮千鶴:「まぁ、そのほうが楽っちゃ楽だしいいけどさ」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得と購入が可能です。
    浅海沙天:ロイスは…保留で
    天宮千鶴:ロイスは・・・保留かしら
    加賀見 朔姫:ロイスは悩むので保留で
    浅海沙天:購入
    浅海沙天:何か欲しい人います?
    山本耕作:ファンが欲しい……
    山本耕作:ロイスは沙天くんに 〇感謝/不安 で!
    山本耕作:購入は応急キットで
    山本耕作:4dx>=8
    DoubleCross : (4DX10>=8) → 9[3,5,8,9] → 9 → 成功

    天宮千鶴:購入はボデマかなとりあえず
    天宮千鶴:1dx+4>=12
    DoubleCross : (1DX10+4>=12) → 4[4]+4 → 8 → 失敗

    天宮千鶴:はい
    浅海沙天:では応急
    浅海沙天:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 10[1,10]+7[7]+1 → 18

    加賀見 朔姫:応急キットにしておきましょうか
    浅海沙天:買えた
    加賀見 朔姫:1dx+4>=8
    DoubleCross : (1DX10+4>=8) → 10[10]+9[9]+4 → 23 → 成功

    加賀見 朔姫:get
    GM:この子優秀すぎる……

    ミドル2


    GM:シーンプレイヤー:浅海沙天
    GM:情報収集シーンです。全員登場可能。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (48 → 51)
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (39 → 40)
    加賀見 朔姫:58+1d10
    DoubleCross : (58+1D10) → 58+5[5] → 63

    山本耕作:53+1d10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+5[5] → 58

    山本耕作:今回はみんな抑え目!

    情報項目
    ・“ディライトキャリアー”の足取り〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉7
    ・“アナザヴィジョン”の目的〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉7
    ・“ステファノ”について〈情報:裏社会〉〈情報:噂話〉8

    GM:とりあえずはこの3つ!
    GM:さあ振った振った!
    浅海沙天:じゃあディライトキャリアー調べますか
    加賀見 朔姫:よし、“ディライトキャリアー”の足取りをUGNで
    加賀見 朔姫:あ、佐天さんどうぞどうぞ
    浅海沙天:お、じゃあどうぞ
    天宮千鶴:アナザヴィジョンいってみますか
    加賀見 朔姫:・・・ダチョウ倶楽部!!!
    山本耕作:譲り合いだ
    浅海沙天:譲り合う感じになってしまった
    浅海沙天:じゃあこっちでやっちゃいます
    加賀見 朔姫:はーい
    山本耕作:どうぞどうぞ
    浅海沙天:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 3[1,3]+1 → 4

    天宮千鶴:情報裏社会 コネ使用して
    GM:がーんだな
    天宮千鶴:3dx+1>=7
    DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 4[2,3,4]+1 → 5 → 失敗

    GM:おや……?
    浅海沙天:財産3点入れて抜きます、残り3
    天宮千鶴:財産はない
    加賀見 朔姫:じゃあこっちがアナザヴィジョンふろっか?
    GM:財力の差が出た
    山本耕作:実は社会が高いので最後に回ろうと思うぜ
    加賀見 朔姫:りょ
    加賀見 朔姫:コネUGN使って“アナザヴィジョン”の目的
    天宮千鶴:お小遣い増やしてメアリ……
    加賀見 朔姫:3dx+2
    DoubleCross : (3DX10+2) → 6[2,3,6]+2 → 8

    加賀見 朔姫:成功で
    GM:あとはステファノ!
    山本耕作:なら……俺の出番だな!
    山本耕作:コネ使用、噂話!
    山本耕作:6dx+1>=8
    DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 8[3,5,5,6,8,8]+1 → 9 → 成功

    山本耕作:YEAH!
    GM:では開示!
    ・“ディライトキャリアー”の足取り〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉7 UGNのネットワークが“ディライトキャリアー”を捉えた。UGNに追われ、家にいられなくなった“ディライトキャリアー”は以前参加した任務でFHの拠点になっていた廃工場や湾岸倉庫を転々としている。現在は街外れの廃工場にいる。すぐに向かえば捕まえられるはずだ。
    →次のシーンで向かうことでミドル戦闘が発生します。

    ・“アナザヴィジョン”の目的〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉7 “眼科医”がやり残した研究を引き継ぎ、完成させること。その為に、“ディライトキャリアー”の感情を奪う能力が必要で、“ディライトキャリアー”の眼球を狙っている。“ディライトキャリアー”の能力を、共犯者である“ステファノ”に使用して、意図的に衝動を希薄化することが研究の完成に繋がるらしい。

    ・“ステファノ”について〈情報:裏社会〉〈情報:噂話〉8 UGNが台頭する以前から存在していた対ジャーム組織『エデンの園』の残党。S6と呼ばれる六人の発足者の一人。第五席。ジャームを狩る為に自らを犠牲にすることを夢見、死に場所を探す倒錯者。自爆に近い戦法を用いるが、頑強な肉体故に敵対者の方が先に倒れる。“アナザヴィジョン”と協力し、自らの肉体を捧げ、ジャーム抹殺用の兵器となる計画を立てている。
    →・“ステファノ”の計画〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉9 が調査可能になりました。

    GM:追加で登場侵蝕を払うことで調査可能です。
    浅海沙天:余裕あるのででてみますか
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (40 → 44)
    浅海沙天:ではそのまま調べます
    浅海沙天:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 8[4,8]+1 → 9

    浅海沙天:抜けた
    GM:お見事!
    ・“ステファノ”の計画〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉9 現在はUGNが接収している択捉島に存在する、旧『エデンの園』の研究所。そこで起きた事故で「現実性の非常に希薄な位相」に放り込まれた研究員がいた。彼女は位相内の現実を改変し、自身を無限複製し、現実世界に送り込み、ジャームを殺す兵器となった。彼女は現在UGNエージェントとしてUGNに協力しているが、“ステファノ”は彼女を追い出して、彼女のいる場所に自分が立つ計画を立てている。
    その手順は、まず“アナザヴィジョン”がその位相に繋がる能力を持つ浅海沙天の眼球で位相を観測、逆説的存在証明によってその位相へのアクセスを可能とする。しかし、常人では現実性の低い位相に触れればたちまち霧散してしまう。そこで“ディライトキャリアー”の感情を奪う能力で“ステファノ”の衝動を希薄化、位相への順応を可能とする。
    この計画が成功する為には“ディライトキャリアー”の能力の存続が必須であり、その被害者の感情が元に戻ることはないだろう。


    GM:カラオケ「大反響」渋谷2号点。
    GM:あなた達はそれぞれ情報を収集し、人目を避けられる密室ということでカラオケに集まっていた。
    獅堂秋彦:「まずは、“ディライトキャリアー”の足取りを優先して調査することになっていましたが……」
    山本耕作:「どうだった?」
    浅海沙天:「あ、はい、支部の人に聞き込みしつつ追ってもらったら結構すぐに反応出たそうです」
    浅海沙天:「以前参加した任務でFHの拠点になっていた廃工場や倉庫を転々としているみたいで」
    浅海沙天:「参加した任務を一緒に洗ってもらったら大体これくらいまで絞れました」地図に点を打ったものを提出する
    獅堂秋彦:「UGN内の情報から探ったのなら、“アナザヴィジョン”達に先んじられそうですね」
    天宮千鶴:「さすがねー」
    獅堂秋彦:「すぐに向かう……と言いたいところですが、その前に他の調査結果も聞いておきましょう」
    加賀見 朔姫:「それでは…アナザヴィジョン”の目的について、UGN側で調べた結果を」
    加賀見 朔姫:「“眼科医”がやり残した研究を引き継ぎ、完成させることだそうですが」
    加賀見 朔姫:「“ディライトキャリアー”を必要としているのはその能力で衝動を希薄化することが目的だとか」
    加賀見 朔姫:「ステファノに使うようですが…生憎、こちらで調べられたのはここまででした」
    浅海沙天:「衝動の希薄化…?」
    浅海代空:「感情が薄くなれば、衝動も希薄になる……ということですか」
    加賀見 朔姫:「恐らくは……衝動、というのは感情的な部分も大きいですから」
    山本耕作:「そのステファノってやつだが、俺が調べ出したぜ……!」能力の特性上、情報を集めるのが以外にも得意
    山本耕作:「そいつは、『エデンの園』ってとこの立ち上げのメンバーで」
    山本耕作:「ジャーム狩りに死に場所を探す自爆野郎……でも、頑丈すぎて先に相手がやられちまう」
    山本耕作:「そんなROCKな野郎だ」
    山本耕作:「んで、そいつの感情を奪って、衝動を薄くするとどうなるかっていうと……」タメを作り
    加賀見 朔姫:「どうなるのでしょう…?」
    山本耕作:「……分かんねえ」
    山本耕作:「そこまではまだ辿り着けなかった……!」
    天宮千鶴:「……」
    浅海沙天:「ジャームを狩って衝動を薄くする作用と、ジャームを狩ることに死に場所を見つける人間…」
    浅海沙天:「……もしかして、自我を放棄してジャーム狩りの兵器になろうとしている?」
    天宮千鶴:「……死に場所を探す自爆野郎、だったか」
    山本耕作:「無心になる、みたいな?」
    加賀見 朔姫:「……ああ、ジャーム狩りがジャームになるのでは本末転倒ですものね」
    浅海代空:「ジャーム狩りの兵器……まさか」
    浅海沙天:「何か心当たりが?」
    浅海代空:「いえ……まるでおばあさまみたいだと……」
    浅海代空:「あの人は自我は保っていますが……何であれで自我保ってるんだろう……」
    浅海沙天:「その…自我が保っていることを奇跡として見てるってその人に何が起きてるんですか…?」
    浅海代空:「……おばあさまについてはこれを。任務が終わったら兄さんに見せることもあるかもしれないとデータをまとめておいたんです」沙天くんの端末に送る
    浅海沙天:人工物のような青眼を寄せて文字を読む
    浅海沙天:「……なるほど、父さんが嫌うわけだ」ぼそっとそう言って
    浅海沙天:「…これ、そのステファノって人が祖母になり代わろうとしていることも考えられます?」
    浅海代空:「……あり得るかもしれません」
    浅海沙天:資料を見る限り、人間、というよりはわかりやすいジャーム殺しの兵器に見えた
    山本耕作:「えっと……”ステファノ”の目的って」
    山本耕作:「沙天クンのおばあちゃんになることなの……か?」
    浅海代空:「言い方」
    山本耕作:話が難しくなってきた
    加賀見 朔姫:「なり替わるにしても……せっかくの感情を手放そうだなんて、なんともったいないことを」
    浅海代空:「おばあさまの本体は、ここではない位相に存在しています」
    浅海代空:「そして、おばあさまの血縁はその位相に接続する能力を持っている場合がある」
    浅海代空:「兄さんは、それを目に宿していた。それが“アナザヴィジョン”に狙われた理由……」
    天宮千鶴:「……理屈はわかったが、結局偽弟子の方の目的はなんなんだ?」
    獅堂秋彦:「“眼科医”の研究を引き継ぐこと……という話でしたが」
    浅海沙天:「"眼科医"の研究、ってなんなんでしょうね」
    獅堂秋彦:「“ステファノ”と協力している以上、目的が合致していると考えるのが自然ではないかと思いますが」
    天宮千鶴:「……さてな」
    獅堂秋彦:「浅海さんのお祖母様がいるというような、特殊な位相の観測、なのでしょうか」
    加賀見 朔姫:「観測しただけ、というのは完成というには些か片手落ちな気がしますが…」
    天宮千鶴:「奴は子供を拉致しては、実験・教育……ときにはあたしのように遺産を埋め込んだりしていたが・・・」
    獅堂秋彦:「しかし、今、そこまで調べる時間はありませんね」
    獅堂秋彦:「手をこまねいていては“ディライトキャリアー”に逃げられるか、“アナザヴィジョン”達に嗅ぎつけられてしまう」
    浅海沙天:「どのみち」
    浅海沙天:「"ディライトキャリアー"を確保すれば、そこで一旦アプローチは止まるはずです」
    天宮千鶴:「そうだね」
    加賀見 朔姫:「ごもっともです」
    加賀見 朔姫:「……大人しくしてくれるといいのですけれど」
    山本耕作:「場所の目途もついたしな……」メロンソーダを飲み干し
    天宮千鶴:「まぁ、戦闘にはなるでしょうね」
    山本耕作:「1曲歌う猶予もなさそうだ……!すぐ出ないとな」
    浅海沙天:「…終わったらライブ、聞きますので」
    山本耕作:「……いいぜ、スペシャルライブだ!」
    天宮千鶴:(メアリが一時期無名バンド漁りにハマッてた頃に、無理やり聞かされて覚えてるなんて、今更言えそうにないなこれ……)
    加賀見 朔姫:「きっと楽しい、のでしょうね?楽しみです」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得と購入が可能です。
    浅海沙天:ロイス保留
    加賀見 朔姫:ロイスは保留
    浅海沙天:購入はボデマ
    浅海沙天:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 9[8,9]+1 → 10

    浅海沙天:うーん
    浅海沙天:財産2点入れちゃうか
    浅海沙天:残り1
    加賀見 朔姫:ネタであるティメイド服狙ってみましょうかー
    浅海沙天:ボデマ欲しい人いますか
    天宮千鶴:はーい
    加賀見 朔姫:1dx+4
    DoubleCross : (1DX10+4) → 2[2]+4 → 6

    加賀見 朔姫:むりぺこ!
    山本耕作:俺が狙うのはすごい服!
    浅海沙天:では天宮さんにパスしましょ
    山本耕作:《援護の風》を自分に使い、ダイス+5個で判定!
    天宮千鶴:わーい
    山本耕作:9dx>=10
    DoubleCross : (9DX10>=10) → 10[2,2,7,8,9,9,9,10,10]+6[5,6] → 16 → 成功

    加賀見 朔姫:すごい!
    浅海沙天:すごい
    天宮千鶴:ロイス保留 購入はどうしよ。応急でもとるか。応急いくらだっけ
    山本耕作:ライブ衣装(すごい服)を手に入れた……<交渉>の達成値を+2する効果と装甲1がある! あと侵蝕+2で60になる
    GM:8!
    天宮千鶴:1dx+4
    DoubleCross : (1DX10+4) → 5[5]+4 → 9

    天宮千鶴:応急!
    加賀見 朔姫:Goodjob
    山本耕作:ロイスは天宮千鶴 〇感謝/隔意 で!

    ミドル3


    GM:シーンプレイヤー:浅海沙天
    GM:ミドル戦闘です。全員登場可能。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (44 → 48)
    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (51 → 58)
    山本耕作:60+1d10
    DoubleCross : (60+1D10) → 60+5[5] → 65

    加賀見 朔姫:63+1d10
    DoubleCross : (63+1D10) → 63+9[9] → 72


    GM:あなた達は情報を受けて、“ディライトキャリアー”が潜伏している地点へ向かった。
    獅堂秋彦:「この辺りから動いていないはずです。捜索を――」
    獅堂秋彦:そこまで口にしたところで、言葉を止める。
    “ディライトキャリアー”:それは、廃工場から、こそこそと人目を気にしながら出てきた男を見付けたからだ。
    獅堂秋彦:「発見。“ディライトキャリアー”です」
    山本耕作:「奴さんの方から出てきたな!よぉーし……」物陰から顔を出そうとする
    天宮千鶴:「ストップだ、お兄さん」
    加賀見 朔姫:「おや、もう少し遅れていたら逃げられるところでした……手早く見つけてくださったからですね」音を立てないように拍手ー
    浅海沙天:「見つけた、どうやって接触しましょう……」
    山本耕作:「っと、慎重しないと……な」天宮に止められ、引き下がる
    浅海代空:「とはいえ、戦闘は得意ではないのでしょう? この人数なら、まごついて逃げられるより、早く確保してしまった方がいいと思いますが」
    加賀見 朔姫:「うーんこちらにも警戒しているでしょうし、素直に保護といって聞いてくれない、かもしれません?」
    浅海沙天:「UGNです、冷凍のために保護されてください、と言っても刺激するだけですし…」
    山本耕作:「なんか網とかでバーッと捕まえられないかな」
    浅海沙天:「相手も相当警戒しています、何か手を…」
    GM:そうやってあなた達が話し合っていると、
    “アナザヴィジョン”:「――おいおい、UGNがこんな小物相手に何を怯えてるんだい?」
    天宮千鶴:「……っ!」
    “アナザヴィジョン”:ちょうど、あなた達と“ディライトキャリアー”の間に立つように、廃工場の屋根から隻眼の男が降り立った。
    “ディライトキャリアー”:「ぁ……ひ、ぃ……!? だ、誰……UGNだって……!?」
    山本耕作:「だ、誰!?……いや、あの顔って!」
    獅堂秋彦:「まさか……どうしてここが」
    加賀見 朔姫:「……まずいとみるか、一石二鳥とみるか」
    浅海沙天:「…お兄さん、下がったほうがいいです、不必要な痛い目を見るかと」
    浅海沙天:ひとまず顔を出してディライトキャリアーに声をかける
    浅海代空:「……まるで私達が来るのを分かっていたように」
    山本耕作:「あいつが“ディライトキャリアー”を狙ってんだろ?ヤバいじゃん……」
    天宮千鶴:「……ディライトキャリアーと……もしかしなくても、あなたが、自称弟子?」
    “ディライトキャリアー”:「い、痛い目……? また……どうして僕がこんな目に……」
    浅海沙天:「ですね、目を取った人と顔が一致してます」
    加賀見 朔姫:「ああ、確かに………あと逃げたら、双方から追われる以上、より酷い目にあいますので」
    “アナザヴィジョン”:「やあ、君は……ああ、そうか、君がアマミヤチヅルか」
    “アナザヴィジョン”:「先生を殺した裏切り者(ダブルクロス)」
    浅海沙天:「細かい事情は後で、下がらないと俺のように目玉を引き抜かれる可能性があります」
    天宮千鶴:「もとからあいつの方に着いた覚えはない。だから裏切りでもないよ」
    “アナザヴィジョン”:「ハハハ! そうかい。まあいいや、君も役に立ってくれてるし……」
    “ステファノ”:「――“アナザヴィジョン”。話しすぎです。その悪癖は自覚していたはずでは?」
    山本耕作:「あっちはROCK野郎……”ステファノ”だな?」
    “ステファノ”:“アナザヴィジョン”の隣に、長髪の壮年が降り立つ。
    浅海沙天:「…新手」
    “アナザヴィジョン”:「なかなか治らないから悪癖なのさ」
    加賀見 朔姫:「おやぁ、次から次へと、厄介ですね」
    天宮千鶴:「ぞろぞろと……」
    “ディライトキャリアー”:「な……何なんだ……いきなりUGNに追われるし何なんだよお……」
    “ディライトキャリアー”:踵を返し、その場を走り去ろうとする。
    山本耕作:「ま、待ちやがれ!」
    “ステファノ”:「おっと、待つのはあなた達です」
    浅海沙天:「…いえ、逃走事態は生きたいと思う以上自然なことです」
    “ステファノ”:指を鳴らす。
    浅海沙天:「この場で一番避けるべきことはディライトキャリアーの眼が奪われないようにすること、つまりやるべきは保護」
    『鋏』:すると、あなた達の背後に覆面の集団が現われる。
    “ステファノ”:「私の殉教の邪魔をする方達はここで排除し、ゆっくりと素材を捕まえさせていただく」
    浅海沙天:「…ともかく、どいていただかないと話を始められそうに無いですね」
    獅堂秋彦:「こんな集団を……どうやって……事前にこちらの動きを把握していたとしか思えない……」
    天宮千鶴:「さて。それを考えるのはもうちょっと後だね」眼帯を降ろし、義眼の瞼を開く
    加賀見 朔姫:「後ろを取られたのはとっても不覚。けれどそう易々排除は出来ないと思っていただきたく」
    山本耕作:「ゲリラライブ、始めるか……」ギターを手に
    GM:ミドル戦闘を開始します。
    GM:エンゲージはこちら
    【逃走ライン】
    │50m
    “ディライトキャリアー”[7]
    │5m
    “アナザヴィジョン”[11]、ステファノ[9]
    │5m
    天宮[13]、沙天[4]、SA†AN[6]、加賀見[8]
    │5m
    『鋏』A~E[12]

    GM:勝利条件は敵の全滅。
    GM:“ディライトキャリアー”が逃走ラインに到達した場合、“ディライトキャリアー”は退場し、再び彼を見付けてミドル戦闘を行う必要があります。
    山本耕作:面倒なことになるぜ!
    天宮千鶴:面倒だぜ!
    浅海沙天:おわあ
    加賀見 朔姫:ふむふむ
    加賀見 朔姫:あ、鋏はトループさんですか?
    GM:トループです
    GM:では1ラウンド目
    GM:セットアップ!
    “アナザヴィジョン”:《螺旋の悪魔》 暴走して攻撃力上昇
    浅海沙天:怨念の呪石、暴走、ダメージ+2d、コスト3
    天宮千鶴:なし
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を3増加 (48 → 51)
    加賀見 朔姫:《螺旋の悪魔》 暴走しつつ攻撃アップ 侵蝕3
    浅海沙天:暴走してワイルドファイアの発動条件踏んだのでイニシアチブ+15、19になります
    山本耕作:セットアップが意味するもの、それは静寂
    山本耕作:何もないぜ
    GM:では、行動値19となった沙天くんから……といいたいところですが
    GM:あ、その前にセットアップ処理がまだあった
    “アナザヴィジョン”:《極限暴走》の効果で《背徳の理》起動。判定ダイス増加。
    GM:そしてイニシアチブ
    “ディライトキャリアー”:《加速する刻》
    “ディライトキャリアー”:マイナー:《黒曜の鎧》 装甲を手に入れて行動値が3減って4になります。
    “ディライトキャリアー”:メジャーで全力移動。18メートル逃走。残り32メートル。
    山本耕作:待てっての!
    GM:そして行動値19、沙天くんの手番!
    浅海沙天:では
    浅海沙天:マイナー、エンゲージ1m右にずれて切ります
    浅海沙天:メジャー
    浅海沙天:「銀雪のキャロル」(コキュートスL3+コンセントレイト:SaL3+結合粉砕L5)C値-3、シーン選択、装甲無視、ATK+9、判定D+5、コスト10
    浅海沙天:対象は……めちゃくちゃ迷うけどエネミー全体で…
    GM:妨害はなし!
    浅海沙天:8dx7+5
    DoubleCross : (8DX7+5) → 10[3,4,4,8,9,10,10,10]+6[1,2,3,3,6]+5 → 21

    浅海沙天:リアクションどうぞ
    『鋏』:イヴェイジョン8で全員命中!
    “アナザヴィジョン”:ドッジ
    “アナザヴィジョン”:4dx>=21
    DoubleCross : (4DX10>=21) → 7[1,4,4,7] → 7 → 失敗

    “ステファノ”:ガード。《崩れずの群れ》も宣言しておこう。“アナザヴィジョン”をカバー
    “ディライトキャリアー”:ドッジ
    “ディライトキャリアー”:5dx-3>=21
    DoubleCross : (5DX10-3>=21) → 9[1,1,1,4,9]-3 → 6 → 失敗

    GM:ダメージどうぞ!
    浅海沙天:5d10+9 装甲無視
    DoubleCross : (5D10+9) → 25[5,4,5,1,10]+9 → 34

    『鋏』:全滅!
    “ステファノ”:まだまだ元気
    “ステファノ”:いや……二倍か。半分くらい削れたな
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を10増加 (51 → 61)
    浅海沙天:ディライトキャリアーはどうでしょう
    “ディライトキャリアー”:結構きついが……
    “ディライトキャリアー”:《復讐の領域》
    “ディライトキャリアー”:受けたダメージ34をそのまま返す!
    浅海沙天:落ちます、リザレクトで
    浅海沙天:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を8増加 (61 → 69)
    GM:では行動値13、天宮さん
    天宮千鶴:マイナー。左に1mずれてエンゲージ切っておこ
    天宮千鶴:メジャー 「射線上のアリア」 C:エンハイ+小さな塵
    天宮千鶴:対象はアナザヴィジョンかな
    GM:妨害ナシ!
    天宮千鶴:8dx+7@7
    DoubleCross : (8DX7+7) → 10[1,1,6,8,9,10,10,10]+6[1,1,4,5,6]+7 → 23

    “アナザヴィジョン”:ドッジ
    “アナザヴィジョン”:4dx>=23
    DoubleCross : (4DX10>=23) → 10[2,6,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

    “アナザヴィジョン”:ダメージどうぞ!
    天宮千鶴:3d10+1d10+17
    DoubleCross : (3D10+1D10+17) → 21[10,8,3]+10[10]+17 → 48

    天宮千鶴:装甲有効
    “アナザヴィジョン”:うおっ、結構痛い!
    “アナザヴィジョン”:かなりきついぞ
    天宮千鶴:雷神の鎚でHP16→13 侵食58→62
    GM:では行動値11、アナザヴィジョン
    “アナザヴィジョン”:マイナーなし
    “アナザヴィジョン”:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》《光の手》《原初の赤:魔獣の衝撃》《妄念の姿:コキュートス》
    “アナザヴィジョン”:対象はPC全員!
    “アナザヴィジョン”:19dx7+6
    DoubleCross : (19DX7+6) → 10[1,2,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,10]+10[3,3,7,8,10,10]+10[2,5,9,10]+10[2,8]+10[8]+10[9]+10[8]+10[10]+1[1]+6 → 87

    “アナザヴィジョン”:めちゃくちゃ回った
    山本耕作:!?
    天宮千鶴:???
    浅海沙天:本気を出しすぎでしょ
    浅海沙天:暴走リア不
    加賀見 朔姫:暴走中なんでリアクション不可ー
    加賀見 朔姫:ハッスルしおって
    “アナザヴィジョン”:よく考えたらオレも暴走してたからさっきまでリア不だったわ
    “アナザヴィジョン”:当たったからノーカン
    山本耕作:対象PC全員ということはディライトキャリアーは対象じゃない?
    “アナザヴィジョン”:違います
    山本耕作:よかった 俺はドッジ
    山本耕作:2dx>=87
    DoubleCross : (2DX10>=87) → 7[6,7] → 7 → 失敗

    “アナザヴィジョン”:対象ではない、という意味ですよ
    天宮千鶴:うおードッジ!
    天宮千鶴:1dx
    DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8

    天宮千鶴:hai
    “アナザヴィジョン”:ダメージロール前に雷神の槌の効果使用
    “アナザヴィジョン”:9d10+35+2d10
    DoubleCross : (9D10+35+2D10) → 59[5,7,8,6,5,10,8,2,8]+35+10[6,4] → 104

    “アナザヴィジョン”:装甲有効です
    浅海沙天:余裕で死ぬ、リザレクトします
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (69 → 70)
    加賀見 朔姫:3かいしねますりざれくと
    浅海沙天:HP1
    加賀見 朔姫:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 7

    天宮千鶴:ミドルの火力かこれが???
    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (62 → 68)
    天宮千鶴:HP6
    加賀見 朔姫:HP7侵蝕82ー、ひー
    山本耕作:アバラをやられた……リザレクト!
    “アナザヴィジョン”:雷神の槌効果でHP-3
    山本耕作:65+1d10
    DoubleCross : (65+1D10) → 65+2[2] → 67

    山本耕作:HP2、侵蝕67に
    GM:では行動値9、ステファノの手番
    “ステファノ”:《形状変化:柔》《スーパーランナー》シーン中のガード値が上がり、戦闘移動
    “ステファノ”:加賀見、山本エンゲージへ
    加賀見 朔姫:こっちきた!?
    山本耕作:SA†ANと呼びな!
    “ステファノ”:メジャー:《ウルトラボンバー》
    “ステファノ”:7dx
    DoubleCross : (7DX10) → 10[2,4,4,6,7,8,10]+2[2] → 12

    “ステファノ”:リア不です
    “ステファノ”:行動放棄カバーとかなければダメージいきます
    加賀見 朔姫:流石に出来ないかな、受けましょう
    山本耕作:来いや!
    “ステファノ”:2d10+35
    DoubleCross : (2D10+35) → 8[2,6]+35 → 43

    加賀見 朔姫:リザレクト!
    加賀見 朔姫:1d10+82
    DoubleCross : (1D10+82) → 7[7]+82 → 89

    “ステファノ”:そして自分もHP0になります
    “ステファノ”:《不死不滅》復活します
    山本耕作:リザレクト!
    山本耕作:67+1d10
    DoubleCross : (67+1D10) → 67+3[3] → 70

    GM:では行動値8、加賀見さん!
    加賀見 朔姫:マイナーで暴走解除
    加賀見 朔姫:メジャー 「邪殻牙螺羅蛇」(コンセントレイト:ウロボロス:餓えし影)射程視界の単体攻撃 C-2 攻撃力24 侵蝕4 対象はアナザヴィジョン
    GM:妨害ナシ!
    加賀見 朔姫:8dx8+4
    DoubleCross : (8DX8+4) → 10[2,4,4,7,8,9,10,10]+10[2,5,6,9]+1[1]+4 → 25

    “アナザヴィジョン”:暴走リア不
    “ステファノ”:《崩れずの群れ》《命のカーテン》カバーリング
    加賀見 朔姫:3d10+24 ダメージ、装甲有効
    DoubleCross : (3D10+24) → 12[1,9,2]+24 → 36

    “ステファノ”:ガード値で減らして
    “ステファノ”:24ダメージ、復活後だと痛いがまだ立ってる
    GM:あ、侵蝕増やしてね
    GM:次は行動値6、SA†AN
    山本耕作:いざ!
    山本耕作:マイナーで1歩後ろに下がろう
    GM:エンゲージしてるからマイナーではできない!
    山本耕作:げっそうだった
    山本耕作:メジャーアクションで交渉攻撃!
    山本耕作:《コンセントレイト:ソラリス》+《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《風の渡し手》
    山本耕作:対象は3体だから……
    山本耕作:敵3体を攻撃!
    GM:妨害ナシ!
    山本耕作:判定直前に《援護の風》でダイスを5個増やし 侵蝕+2
    山本耕作:10dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,2,3,3,4,4,8,8,8,10]+10[2,10,10,10]+10[1,7,7]+10[1,8]+3[3]+4 → 47

    山本耕作:絶好調!
    “アナザヴィジョン”:暴走リア不
    “ステファノ”:ガード。《崩れずの群れ》《命のカーテン》“アナザヴィジョン”をカバーリング
    “ディライトキャリアー”:ガード。《歪みの領域》20点ダメージ。
    山本耕作:5d10+5+25 ガードは有効だが装甲無視!
    DoubleCross : (5D10+5+25) → 37[10,10,7,8,2]+5+25 → 67

    “ステファノ”:無理だ! 落ちる! 復活もナシ!
    “ディライトキャリアー”:こちらも落ちる! 復活なし!
    “ディライトキャリアー”:だが20ダメージは受けてもらう
    山本耕作:ぐっリザレクト!
    山本耕作:72+1d10
    DoubleCross : (72+1D10) → 72+6[6] → 78

    山本耕作:HP6で侵蝕は78!
    GM:攻撃の侵蝕を上げたら演出!
    山本耕作:+12で90に!

    “ディライトキャリアー”:「うあああ……っ!」
    “ディライトキャリアー”:恐慌の声を上げながら逃げる!
    獅堂秋彦:「まずい……ここで逃がすとまた捕捉のし直しです!」
    浅海沙天:「……operam/ascensio(天上の者よ、現実を見ろ)」
    浅海沙天:ジャンクデータを多量に叩き込み、強制的にレネゲイドを励起させる刻印を起動
    浅海沙天:鐘を持って走る
    浅海沙天:片目があっても認識できる、視覚の用で視覚でないそれで周囲の人間の一時的な思考状況を観測
    “ステファノ”:手で『鋏』に合図を送る。
    『鋏』:攻撃を阻止すべく動き出すが……
    浅海沙天:見た、手は動いた、鐘は鳴った
    浅海沙天:ならば、既に事は済んでいる
    浅海沙天:攻撃を阻止しようとした人間は糸を切られた人形のごとく崩れた
    浅海沙天:「…ディライトキャリアー、いえ、黒江さん」
    浅海沙天:「逃げても構いません、実のところ俺に止める権利はないので」
    浅海沙天:「…だけども、あなたを追っている人間から、守ろうとすることだけは許してください」
    “ディライトキャリアー”:「……え? み、見逃してくれるの……?」
    浅海沙天:「…見逃してあなたを守れるのならそうしますが」
    浅海沙天:「今はそうもいかないみたいです、そこはごめんなさい」
    “ディライトキャリアー”:「き、期待だけさせて……! ひどいじゃないかあ……っ」脚を縺れさせながら走る
    “ディライトキャリアー”:脅威を受けて抑え切れなくなった奪った感情の一部が逆流する。
    “ディライトキャリアー”:入り交じった人の感情から抽出した純粋な一つの感情。純粋過ぎる故に強烈な情報量となって襲いかかる。
    浅海沙天:元々過負荷に過負荷を重ねていた箇所に更に投げ込まれた情報に、頭を押さえて膝から崩れようとする
    浅海沙天:が、まだ止まれない
    “ステファノ”:「『鋏』が全て潰れました。……“アナザヴィジョン”、彼を抑えるのは貴方の役目では?」
    “アナザヴィジョン”:「悪いね! けど、そっちに意識割く余裕はないかな……」
    “アナザヴィジョン”:他に、こちらを狙う『目』がある。
    天宮千鶴:「恨み給え、憎み給え、諦め給え」銃身をそっと撫で、銃の中に”天使”が集まったのを確認して、銃口を向ける
    天宮千鶴:「──そら、逃げてみなよ」発砲。
    天宮千鶴:散弾銃はゲーム上では至近距離でしか効果のない近距離武器のように扱われがちだが。実際はこの銃は、狩猟用にも使われる。
    天宮千鶴:一欠片でも残れば、鉛は毒となり獲物を追い詰める。この点はオーヴァードには適用されないが・・・
    “アナザヴィジョン”:「なるほど……銃を媒介にしてるのか」
    “アナザヴィジョン”:「効率的だけど、無骨だな」
    “アナザヴィジョン”:「せっかくの申し出だけど、『観察』させてもらうよ」
    天宮千鶴:「そんなんだから、偽弟子なんだよ、キミは」銃を持つ手とは反対の手を突き出す。中指と親指を強く合わせ、鳴らす
    天宮千鶴:「おいで」
    天宮千鶴:”アナザヴィジョン”に打ち込んだ銃弾を媒介に。物質界に天使を堕ろす。周りの肉を食い破り
    天宮千鶴:突如。傷口から白翼が溢れ出す。
    “アナザヴィジョン”:「ぐ……ぶ、っ。ハ……ハハハ! よく見せてもらったよ!」
    “アナザヴィジョン”:「見た上で言おう……君は確かに優れたオーヴァードだけど……」
    “アナザヴィジョン”:「――先生の弟子としては、表面しか受け継いでいない」
    天宮千鶴:「……生意気」
    “アナザヴィジョン”:「君は銃を媒介にしたが……僕は、もう一つの目を媒介とする」
    “アナザヴィジョン”:眼帯に隠れた右目が光を放つ。それに呼応して、右目に埋め込んだ沙天の目のレネゲイドも励起する。
    “アナザヴィジョン”:「『エヘイエーの義眼』。“眼科医”の弟子たるもの、やはり扱うべきは目だよ」
    “アナザヴィジョン”:瞬間、この空間を構築していた情報に罅が入る。
    “アナザヴィジョン”:空間自体に歪みが生まれ、全てを飲み込もうとする。
    山本耕作:「寒……っ!これって沙天クンの!?」
    浅海沙天:歪みによって体がねじれるように負傷する、回復は間に合う
    浅海沙天:空いた右目は、この破壊が空間の構成情報を対象にしたことを捉えていた
    浅海沙天:…やっぱり取られてる、しかも相当まずいところまで
    “アナザヴィジョン”:「おおっと、思ったよりとんでもない能力だな、これは!」
    加賀見 朔姫:「これだけの広範囲、影響力……奪ってそう長くはないでしょうに使いこなしている、と?」
    “アナザヴィジョン”:「まあ、これくらいじゃないと先生の研究は完成させられないか!」
    “アナザヴィジョン”:「まさか! 振り回されてるだけさ……」
    “アナザヴィジョン”:「少年、君ならもっと賢くセーブして使うんだろうけどね」
    浅海沙天:肯定も否定もしない、そもそも賢く使えるだなんて思ったことすらない
    天宮千鶴:「君は確かに優れたオーヴァードみたいだ。認めようじゃないか」
    天宮千鶴:「キミは立派な──”眼科医”の『信奉者』だ」「二度と弟子を名乗るな、雑なんだよ」
    “アナザヴィジョン”:「ハハハ! 『信奉者』! 当たってるかもね!」
    “アナザヴィジョン”:「でもそれは、弟子であることを否定はしないんじゃないかなあ……」
    “ステファノ”:「……“アナザヴィジョン”、身内争いは程々にしていただきたい」
    “ステファノ”:「今は、我が殉教の為の障害を排除する時です」
    “ステファノ”:「――という訳で」
    “ステファノ”:気付けば、加賀見と山本の前に立っている。
    山本耕作:「あ───」ヤバい
    “ステファノ”:「我が殉教を間近でご覧に入れましょう」
    加賀見 朔姫:「!?あちらに意識を持って行かれすぎましたか」
    “ステファノ”:にこりと、聖職者のような笑みを浮かべる。
    “ステファノ”:直後、肉体が内側から炸裂し、大気を震わす大爆発を起こす。
    山本耕作:「ッ……あ”あ”……」
    加賀見 朔姫:「う……殉教、と言うには派手が過ぎます。これだけの威力、自分の身も当然ただではすまないはずです、けど?」
    加賀見 朔姫:至近での爆発受け身もとれず軽く吹き飛ばされボロボロのまま、殉教とのたまった相手の影を、探す
    “ステファノ”:内側から爆発が起きた。オーヴァードといえど、そうそう耐えられるものではない。
    “ステファノ”:だが、立っている。
    山本耕作:防ぎようもなく、全身を打ち据えられる
    “ステファノ”:「ああ……また殉じ損ねてしまった……」
    “ステファノ”:「まだ生きよとおっしゃるのですね……」
    加賀見 朔姫:「……殉教を口にしながら、なんとまぁ、生き汚い」
    山本耕作:「ったく、TOUGHでROCKな野郎だ」
    加賀見 朔姫:「貴方が生きるのを望まなければ、貴方のなかの同胞も貴方を癒やしたりしないでしょうに」
    加賀見 朔姫:「いいえいいえ、今優先すべきは……貴方の方ですね」自分似攻撃を仕掛けた相手より、戦略的に嫌な位置にいる相手を狙う
    加賀見 朔姫:息を吸い…己の胸に手を当て衝動を、理性の縛りから解き放つ
    “アナザヴィジョン”:「あれ、オレぇ?」
    加賀見 朔姫:「ええ、満たされない、満たされない……飢えて、飢えて、乾いて……貴方を、私にくださいな」熱に浮かされたようにつぶやき、アナザヴィジョンを見つめて
    加賀見 朔姫:抑えきれない衝動が溢れるように、影から漆黒の蛇が起き上がり。数mも這い出ても、その尾は見えず、口を開け、周囲を威嚇して
    加賀見 朔姫:「……その心に牙を突き立て貪りましょう」すっと相手を指さすと、黒蛇が踊り、少し離れたアナザヴィジョンへとその牙を突き立てんとする
    “ステファノ”:「あなた」
    “ステファノ”:ぐるり、と蛇の動きに追い付き
    “ステファノ”:「私の信仰に疑を呈しましたね?」
    “ステファノ”:その牙を引き受ける。
    “ステファノ”:「私はこのように、献身の覚悟を持っているというのに!」
    加賀見 朔姫:「邪魔は無粋ですけれど……。激情、とも違う、強い、感情、でしょうか?」ほんの少し、かじりついた影から感じた感情、それを味わうように評して
    加賀見 朔姫:「……ええ、でも、きっと私は認めません、よ?そんな、自ら死ねなかったと嘯きながら生きあがくなん、て?」
    山本耕作:「ん、ン────」指で喉元を撫でる
    山本耕作:ステファノの爆撃を受けた体は、まだリザレクトが追い付かず
    山本耕作:頭から血は出ているし、脚も動かない
    山本耕作:だが、俺の武器は戦慄を奏でる『手』と歌声を届ける『喉』
    山本耕作:「それさえあれば、十分だ───お前ら」
    山本耕作:「ぶっ飛んで逝くZEEEEEEEEE!!!!!!!」
    山本耕作:『闇の中で 刃研ぐ』
    山本耕作:『背後から お前狙う』
    山本耕作:『慄けばいい 目を背けりゃいい』
    山本耕作:『逃がしはしない』
    山本耕作:それは、死を謳う歌声
    山本耕作:誰の心にもある恐れを実体化させ、その身を襲わせるレクイエム
    山本耕作:3人の敵(リスナー)に、各々の『死』が迫る!
    “アナザヴィジョン”:「これは……」冷や汗を流す。本能的な恐怖に、一瞬足が竦む。
    “ステファノ”:だが、この男は
    “ステファノ”:「恐ろしい悪魔……これも……試練なのですね……!」
    “ステファノ”:恐ろしいものにこそ、その身を擲つことに喜びを覚える倒錯者。
    “ステファノ”:二人分の恐怖をその身に受け
    “ステファノ”:「ああ……本当に殉ずるべき道はまだ先にあるというのに……申し訳ありません……」
    “ステファノ”:「この甘美には、抗えない……!」
    “ステファノ”:恍惚の表情のまま倒れ伏した。
    山本耕作:「気持ちよくなってんじゃねえ!」
    山本耕作:「いや、歌手としては喜びどころか……?」
    “ディライトキャリアー”:「ひ……ひ、ぃ……!」必死に悪魔から逃げている。
    “ディライトキャリアー”:「ぼ……僕はただ……取材しただけなのに……借りただけなのに……!」
    “ディライトキャリアー”:「何でこんな目に遭わなくちゃいけないんだ……!」
    山本耕作:「”借りた”んじゃねえ、”奪った”んだろ」
    山本耕作:「”返して”もらうぜ……!」
    “ディライトキャリアー”:「き、君も創作者だろ……? なら分かるだろ……? いいものを作りたいんだ……!」
    “ディライトキャリアー”:「やめてくれ……スランプだっただけなんだ……助けて……!」
    山本耕作:「……誰にだって、スランプはあるし」
    山本耕作:「お前にも、いろいろあったんだろ」
    山本耕作:「ボタンの掛け違いで、俺だってお前のようになってたかもしれない」
    山本耕作:「……それでも、行くとこまで行っちまったんなら」
    山本耕作:「覚悟、キめな!」
    山本耕作:”ディライトキャリアー”の背に、恐怖が重く重くのしかかり
    山本耕作:その身を地面に強く抑えつける
    “ディライトキャリアー”:「あ……あ……」
    “ディライトキャリアー”:「いやだああああ……! うわあああああ……!」
    “ディライトキャリアー”:幾つもの感情を奪っておきながら、意識を失う間際のその男の顔は
    “ディライトキャリアー”:恐怖一色だった。

    GM:2ラウンド目
    GM:セットアップ!
    浅海沙天:無し
    “アナザヴィジョン”:《螺旋の悪魔》
    加賀見 朔姫:《螺旋の悪魔》 暴走しつつ攻撃アップ 侵蝕3
    天宮千鶴:なし
    山本耕作:インストゥルメンタルだ
    GM:ではイニシアチブ! 行動値19、沙天くん!
    浅海沙天:マイナー無し、メジャー
    浅海沙天:「凍明のモテット」(焦熱の弾丸L1+コンセントレイト:SaL3+結合粉砕L5)C値-3、装甲無視、ATK+1、判定D+5、コスト7
    浅海沙天:対象アナザヴィジョン
    “アナザヴィジョン”:妨害なし!
    浅海沙天:10dx7+5
    DoubleCross : (10DX7+5) → 10[2,5,5,5,6,6,8,9,10,10]+10[2,3,4,8]+5[5]+5 → 30

    “アナザヴィジョン”:暴走リア不!
    浅海沙天:6d10+1
    DoubleCross : (6D10+1) → 36[1,10,6,10,6,3]+1 → 37

    浅海沙天:装甲無視
    “アナザヴィジョン”:残りHP……4! 落ちます! 復活もなし!
    GM:あなた達の勝利だ!
    GM:トドメの演出!

    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を7増加 (70 → 77)
    浅海沙天:…もっと賢く使うだろうな、という言葉を反芻する
    浅海沙天:その視点は今まで抜け落ちていた、どうにか封じ込めて制御するだけで手一杯。
    浅海沙天:なら、やってみようか
    “アナザヴィジョン”:奪った左眼を活性化させる。迎撃態勢だ。
    浅海沙天:通信端末に括り付けていた鈴を千切り、相手に投擲
    浅海沙天:当たるのは、音が鳴るところでいい
    “アナザヴィジョン”:(制御のキーを自ら手放した……?)
    浅海沙天:反射、りん、と軽い音が鳴る
    浅海沙天:収束、炸裂
    浅海沙天:鈴の音を起点に、周囲の空間の構成情報を一時的に凍結
    浅海沙天:空間を歪ませ、簡易的な爆弾擬きに
    “アナザヴィジョン”:「空間ごと……オレのやり方から学習したのか……!」
    “アナザヴィジョン”:「オリジナルが、パクリを模倣とは……大人げないな……!」
    浅海沙天:「どうとでも、新しい視点どうもでした、立派な眼科医だと思いますよ」
    “アナザヴィジョン”:「……弟子争いしてたけど、師匠の方が向いてたかな……って」
    “アナザヴィジョン”:「笑えないか……」
    “アナザヴィジョン”:どさり、と倒れる。
    浅海沙天:「…師匠は先約がいるので」
    浅海沙天:平坦な声だが、この発言だけははっきりと拒否のニュアンスが籠っていた
    獅堂秋彦:「敵性人員の無力化を確認。確保に移りましょう」
    獅堂秋彦:「しかし、気になるのはどこから情報が漏れていたのか……」
    天宮千鶴:「ふぅ……全く、気分が悪い」眼帯をつけ直し、銃を仕舞い込んで一息
    浅海沙天:「はい」慌てて術式を閉じて優先度の高いディライトキャリアーに駆け寄る
    加賀見 朔姫:「そうですね……それも含めて確保したこの人たちからはしっかり搾り取りませんと」そちらに行ってくれるのを見れば、近くのステファノの確保かな
    浅海沙天:「…そちらはお願いします、実のところ目を早く返してほしいのは本当なので」
    山本耕作:「はあ……みんな蹴散らしたんだ、これで大丈夫だろ……」よろよろと”ディライトキャリアー”の元へ
    天宮千鶴:「私は周囲警戒しておくから、そっちよろしくね」
    天宮千鶴:「いや……その前に、ちょっと、『それ』見せて」“ディライトキャリアー”へ向かった沙天くんに
    浅海沙天:「それとは?」山本さんが"ディライトキャリアー"の元に行っているので少し足を止めて天宮さんの方を向く
    天宮千鶴:歩いて、近付き、“ディライトキャリアー”の左眼に手を突っ込んで、引き抜いた。
    加賀見 朔姫:にゃ!?
    天宮千鶴?:「――まったく、不甲斐ない弟子だ」
    浅海沙天:「……!?」
    浅海沙天:「あなた、誰ですか」
    天宮千鶴?:天宮千鶴の口から、彼女のものではない言葉が発せられた。
    加賀見 朔姫:「どういう、ことでしょうか?」
    天宮千鶴?:「この身体の支配権もすぐ切れる。――“アナザヴィジョン”」
    山本耕作:「な、何やってんだよお前───」
    天宮千鶴?:眼球を、“アナザヴィジョン”に投げると同時、異様な気配が消えた。
    “アナザヴィジョン”:「いやあ……思ったより強かったんですよ、先生」
    浅海沙天:「先生……まさか」
    天宮千鶴:「ッ……”眼科医”、あんた……!」
    浅海沙天:資料上は死んでいたはずだが、凍結などの表記が無い以上絶対ではない、ましてや本人の人格そのままに生き返る手段なんてこの世界にはいくらでもある
    “アナザヴィジョン”:「そういうこと」といいながら、右目の眼帯を外す。
    “アナザヴィジョン”?:「『アドナイ・メレクの義眼』は私が埋め込んだ遺産だ」
    “アナザヴィジョン”?:「バックアップに使わせてもらった」
    “アナザヴィジョン”?:「この『エヘイエーの義眼』もそうだ」
    天宮千鶴:「……同期も含めりゃ、結構な人数あんたのトコにいたと思うけど」
    天宮千鶴:「一体いくつあんのさ・・・」
    “アナザヴィジョン”?:「正直に話すとでも? 自力で調べろ」
    “アナザヴィジョン”?:「そういう風に教育したはずだが」
    天宮千鶴:「……だと思った」
    天宮千鶴:「クソが」
    浅海沙天:「最大20から22くらいでしょうかね、セフィロトとクリフォトの数からして」
    山本耕作:「───?、?」周囲の状況に困惑しながら
    “アナザヴィジョン”?:「だが、そんな顔をする必要はない」
    “アナザヴィジョン”?:「UGNはともかくとして、千鶴。お前は私を邪魔する必要はない」
    天宮千鶴:「と、いうと?」
    “アナザヴィジョン”?:「お前は、私の味方の筈だ」
    加賀見 朔姫:「……なんにせよ、今妙なまねをするようなら、研究とやらに必要であろうステファノの頭を十数度潰して絶命させますが……?」
    “アナザヴィジョン”?:「……私の目的も、調べれば分かるだろう」
    天宮千鶴:「……相変わらず冗談ヘタだね、あんたは」
    “眼科医”:「この“眼科医”を……いや敢えてこう言おうか」
    “眼科医”:「“マスターサイト”を前に、そんなことが可能とでも?」
    “眼科医”:瞬間、あなた達の視界は暗転する。
    加賀見 朔姫:「…!」名乗りを聞いて、何かさせる前に動こうとするが…間に合わない!?
    浅海沙天:「…マスターエージェント」暗転、否、情報の塊の薄明りだけが照らす世界の中で、ぼそりと呟く
    天宮千鶴:「っぁ!?」暗転する視界。とっさに眼帯を降ろし、”天使”を見て。彼らを介して周りの情報を得ようと。
    “眼科医”:「私の真意を探れ、千鶴」
    “眼科医”:「お前ならば、私に協力する筈だ」
    山本耕作:「何が、何が起きてんだよ!」
    “眼科医”:《瞬間退場》《瞬間退場Ⅲ》“ステファノ”を連れてシーンから退場します。
    GM:視界に光が戻った時、あなた達の他には、左眼を抉られた“ディライトキャリアー”と薙ぎ倒された『鋏』達だけが残されていた。
    浅海沙天:「…いない」
    浅海沙天:はあ、とため息をつく
    天宮千鶴:「……」
    加賀見 朔姫:「……申し訳ありません、駆け引きなど考える前に動くべきでした」
    天宮千鶴:「……あたしなら、って何だよ。全く」眼帯を戻して、苛ついた声音は最初の数音だけ。すぐに本の調子に戻る
    浅海沙天:「全員命はあるだけで儲けものですよ」
    山本耕作:「こいつが生きてて、よかったよ」“ディライトキャリアーを背負い
    加賀見 朔姫:「ですがUGNとしては…イリーガルに無駄に被害を出さなかったことは多分良いことなのでしょう、けれど」
    浅海沙天:「……ですね、眼は奪われてしまったようですが」
    山本耕作:「真一クンの感情……返して貰わねえと……」
    天宮千鶴:「そこだよなぁ」
    山本耕作:「目を奪われた沙天クンも、戦えてたじゃん」
    加賀見 朔姫:「あちら側に能力が奪われていて、思うようになるでしょうか……」
    山本耕作:「問題無いんじゃないのか?」
    浅海沙天:「あくまで模倣なので、こちらには視界以外の影響はないはずですが…」
    獅堂秋彦:「そこも含めて要調査ですね……」
    獅堂秋彦:「しかし……情報が漏れていたのは……」
    加賀見 朔姫:「相手の目的、および動向の調べ直しです、ね」
    獅堂秋彦:「天宮さん、あなたの『アドナイ・メレクの義眼』の精密検査を要請します」
    天宮千鶴:「拒否はしないよ。あ、でもちゃんと返してよ? 商売道具なんだから」
    獅堂秋彦:「はい。これ以上の危険がないと判断すれば、ですが」
    獅堂秋彦:「日本支部に戻って検査と調査。みなさんよろしいですね?」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得と購入が可能です。
    浅海沙天:ロイス
    浅海沙天:まだ保留で
    浅海沙天:購入は応急
    浅海沙天:3dx+1
    DoubleCross : (3DX10+1) → 10[1,9,10]+5[5]+1 → 16

    山本耕作:ロイスは保留で、購入はどうしよう
    浅海沙天:買えた、回復します…
    浅海沙天:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 12[2,10] → 12

    浅海沙天:HP13
    天宮千鶴:眼科医の弟子のロイスのNを 誰お前→勝手に名乗るな殺すに変更
    天宮千鶴:購入は応急かな
    加賀見 朔姫:ううんロイス、悩むけど保留
    加賀見 朔姫:購入は同じく応急で
    天宮千鶴:2dx+4
    DoubleCross : (2DX10+4) → 9[1,9]+4 → 13

    天宮千鶴:よし
    天宮千鶴:一個つかっとこ
    加賀見 朔姫:3dx+4
    DoubleCross : (3DX10+4) → 8[5,6,8]+4 → 12

    天宮千鶴:6+2d10
    DoubleCross : (6+2D10) → 6+15[9,6] → 21

    加賀見 朔姫:2d10 二個所持の内いっこしよう
    DoubleCross : (2D10) → 5[1,4] → 5

    浅海沙天:もう一個あったのでそっちも使っちゃおうかな
    浅海沙天:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 11[10,1] → 11

    加賀見 朔姫:残12点…
    浅海沙天:HP24で終わり
    山本耕作:戦闘用着ぐるみ
    山本耕作:6dx>=14
    DoubleCross : (6DX10>=14) → 10[3,5,6,8,9,10]+5[5] → 15 → 成功

    山本耕作:装甲12!欲しい人は言ってくれよな!
    加賀見 朔姫:……良ければ、いただきたく
    山本耕作:着な!
    加賀見 朔姫:らぶー!(なきごえ

    ミドル4


    GM:交流シーンです。登場侵蝕は1!
    GM:登場侵蝕をどうぞ。
    山本耕作:お安い!
    加賀見 朔姫:ありがたーい 97
    山本耕作:90+1
    山本耕作:91!
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1増加 (77 → 78)
    天宮千鶴:68→69

    GM:あなた達は態勢を整え、日本支部に帰ってきた。
    GM:“ディライトキャリアー”の検査や尋問などを待っている間時間がある。束の間の休息だ。
    山本耕作:「あいつをとっ捕まえてもすぐ感情が戻ってくるわけじゃない、か……」
    山本耕作:”ディライトキャリアー”が検査を受ける部屋のドアの前で、俯きながらそわそわしている
    加賀見 朔姫:「……なんとも厄介な相手に持っていかれてしまって、困りましたね」
    加賀見 朔姫:「感情を奪われた方が心配、ですか?」そわそわしているのを下からのぞき込んで
    山本耕作:「突然現れて、好き放題して帰っていきやがって……ってわあ!」
    山本耕作:驚きで背筋がまっすぐになって
    山本耕作:「感情を奪われた中の一人……真一クンは俺のファンなんだよ」
    山本耕作:「まだ小さい子供なんだけどさ、俺の歌をめっちゃ気に入ってくれて……すげえノリノリで、喜んでくれてたんだよ」
    加賀見 朔姫:「ええ、まったく好き放題されて困ってしまいます、ね」
    加賀見 朔姫:「……歌手として、ファンは大切なものなのですね。ましてやそれが小さい子供なら、愛らしそう」
    加賀見 朔姫:「そういう子に、また喜んでほしい?」
    山本耕作:「うん、絶対に」
    山本耕作:「歌うのと、それを聞いて喜んでもらうのが、同じくらい好きなんだ」
    山本耕作:「だからこれは、俺のための戦いでもある……かな」
    山本耕作:「身勝手なことかも、知んないけど」
    加賀見 朔姫:「なる、ほど……。強い言葉、そして素敵な感情、ですね」短くも絶対と言い切った言葉はとても好ましいと思ってほんの少し、いつもより笑って
    加賀見 朔姫:「人も、自分も喜ばせる、それはとても素敵なことだと思います。感情を、生み出すというのは…」
    山本耕作:「……サンキュー」
    加賀見 朔姫:「身勝手かもしれません、けれど…自分のためとも思えば、自分も大事にして戦えますよ」
    加賀見 朔姫:「すべてを他人に預けてしまっては、きっと自分を大事にできませんから」
    加賀見 朔姫:「また歌って喜ばせたいなら……きちんと帰らないと」
    山本耕作:「なんか、達観してるなあ」
    山本耕作:「いくつなの?中学生くらいに見えるのに」
    加賀見 朔姫:「はて、さて……幾つとするのが正解でしょう、ね?」
    加賀見 朔姫:「……わからないのです、私が私になってからは短いのですけれど」
    山本耕作:「えっどゆこと?」
    加賀見 朔姫:「レネゲイドビーイングはいろんなタイプがいます、私は伝説が形をとっただけのモノ……伝説やレネゲイド自体は古いですけど…自意識は生まれて短いのです」
    山本耕作:「えっ人間じゃ……ないの!?」
    加賀見 朔姫:「はい、人間の姿をしているだけ、です……怖い、離れたい、など思います、か?」少し、だけそういわれたら傷つきそうな声で
    山本耕作:「ま、まさか……!」そういえば戦っていた時、蛇っぽくなってたなあ、と思い出し
    山本耕作:「むしろ、興味湧くぜ」
    加賀見 朔姫:「……人を観察して興味深い、と思う側なので、そういわれるのは珍しいです、ね?」そういわれたのは、多分嬉しいのだと思う
    山本耕作:「じゃ、一つ質問」
    山本耕作:「俺の歌……どうだった?」
    加賀見 朔姫:「ううん…まだ、難しい、ですね?」思い返して、どう判断すべきなのかと考えて首をひねり
    加賀見 朔姫:「あまり比較できるほど、そういったモノを知りませんし…」
    加賀見 朔姫:「なので、もっと聞いてみたい、と思います」
    山本耕作:「くっ……1曲で『いい!』と言わせたかったが」
    山本耕作:「もっと聞いてみたいってのは……最高に嬉しい言葉だぜ」
    山本耕作:「Thank you、朔姫チャン!」
    加賀見 朔姫:「ええ、ぜひもっと聞かせてください。他の人を喜ばせているところも、見てみたいです」

    GM:日本支部に戻ってきたあなた達は、『アドナイ・メレクの義眼』の検査の間待機することになった。
    GM:図らずして暫しの間、休息の時間となった。
    浅海沙天:自販機のボタンを押し、出てきた飲み物を取る
    浅海沙天:「…どうぞ」
    天宮千鶴:「ん。あぁ、どうも」
    浅海沙天:先程聞いていた飲み物を渡し、自分は紅茶のペットボトルを持って少し離れたベンチに座る
    浅海沙天:既に座っているのであれば、席一つ分空いている
    天宮千鶴:「気が利くね。それで、用件は?」座ったまま缶コーヒーを受け取り、開封して一口飲んでから切り出す
    浅海沙天:「要件というかなんというかですが」
    浅海沙天:「検査が始まるまで様子見ておいてくれ、って言われたので」
    天宮千鶴:「あぁ、監視か。ご苦労なことだ」
    浅海沙天:「あまり使いたくないニュアンスですがそうなります」
    天宮千鶴:「探偵助手のカバーを持っていても、あたしは職業暗殺者だからね」
    天宮千鶴:「起きたことも起きたことだし、かまわないよ」
    浅海沙天:「あんなこと言われてしまいましたしね」協力したくなる、という言葉を指して
    天宮千鶴:「まぁ……あたしにはさっぱりだけどね」
    天宮千鶴:「……”幻凍星(エヴァーチカ)”、だっけ」
    浅海沙天:「はい」
    天宮千鶴:「キミ、口は堅い方?」
    浅海沙天:「口外するなと言われれば、そのように」やや平坦な声で返す
    天宮千鶴:「良いよ別に。多分もうすぐバレる話だ」
    天宮千鶴:「私が探偵助手だって話はもうしたよね」
    浅海沙天:「それでも然るべき時まではしませんよ、はい、聞き及んでます」
    天宮千鶴:「その上司。我がMR探偵事務所所長のメアリ・レムナントだが」
    天宮千鶴:「眼科医……エリヤ・レムナントの娘だ」
    浅海沙天:「…親族の方が近くにいらっしゃりましたか」
    天宮千鶴:「メアリは父親の裏の顔は知らないようだけどね」
    天宮千鶴:「けど、線があるとすればそこだね」
    浅海沙天:「…今は、彼女はどちらに?身柄を奪われていたらそれはそれで心配です」
    天宮千鶴:「あたしは監視中の身だ。外部との連絡手段を持たされているとでも?」
    天宮千鶴:「……彼女は盲目だ。一人でうろうろはしないよ」
    天宮千鶴:「さて。これを聞いた冷静沈着なエージェントくんは、どうする予定かな?」
    浅海沙天:「……」意地の悪いことを、と少し思ったが、顔には特に出ていない、観察力に優れていたら、あるいは
    浅海沙天:「…端末ならここに」と自身に支給されたそれを渡す
    浅海沙天:「オーヴァードだったとしても、市井で生きている方を危険にさらすのは避けたいです」
    浅海沙天:そして、口外しないと言ったからには、それを翻したくもない
    天宮千鶴:「……本当に顔に出さないね。探偵助手してなかったら騙されてるかも」
    浅海沙天:「………」何か言おうとしたが、やめた、変わらず端末を電話画面に変えて差し出している
    天宮千鶴:「……じゃ、遠慮なく」端末を受け取り、メアリにかける
    メアリ・レムナント:『もしもし。どうしたの? 大事な用は終わり?』
    天宮千鶴:『いいや? 少し時間ができたからね』
    天宮千鶴:『一人で転んでコーヒーでも被ってないかと思って』
    メアリ・レムナント:『……何? いきなりじゃれてきて、そんなに人恋しかったの?』
    天宮千鶴:『冗談だよ。今は事務所?』
    メアリ・レムナント:『ええ、誰かさんがいないから外に出る依頼は後回し』
    天宮千鶴:『もう少し人を雇おうとは思わないのかな。メアリは』
    天宮千鶴:『それとも、私以外を側に置きたくないとかいうつもりかい?』
    メアリ・レムナント:『そこまでの余裕がないだけよ』
    メアリ・レムナント:『それに、盲目の探偵の事務所で働きたいってもの好きもそういないし』
    天宮千鶴:『もの好きとは失礼だね。帰ったときのコーヒーは安物使うぞ』
    天宮千鶴:『……まぁ、そう極端に遅くはならないさ。大人しく留守番しててくれよ、メアリ』
    メアリ・レムナント:『結局何の用だったの……?』そんな声が聞こえて通話は切れた。
    天宮千鶴:「問題はないってさ、エージェント」端末を返して
    浅海沙天:「…そうですか、よかった」
    浅海沙天:静かに、心底安心したようにつぶやいた
    天宮千鶴:「……あ、今の会話も、頼むよ?」立てた人差し指を唇にあてながら
    浅海沙天:「ええ、承知してます」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得が可能です。
    加賀見 朔姫:山本耕作 〇もっと歌を聞いてみたい、ね?/SA†ANって名前じゃないんですね
    浅海沙天:天宮千鶴 〇安堵/不安 とりあえず大事な人が無事そうでよかった
    山本耕作:加賀見朔姫 〇尽力/隔意 で!
    天宮千鶴:浅海沙天 ○連帯感/不信

    ミドル5


    GM:再び交流シーン! 登場侵蝕は1!
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1増加 (78 → 79)
    山本耕作:91+1で92!
    加賀見 朔姫:れっつごー 98
    天宮千鶴:69→70

    GM:各種検査もそろそろ終わる。それが終われば、本腰を入れた任務に戻る。
    GM:恐らくは、最後の休息だ。
    浅海沙天:検査に連れられて行った天宮さんを見送り、一人で休憩室に座っている
    加賀見 朔姫:「さて、少々お時間よろしいでしょう、か?」休憩室にひょっこりと現れて隣に座ろうと
    浅海沙天:「どうぞ」とは言え隣に座ると席を一つ開ける
    加賀見 朔姫:「……ありがとうございます、検査もだいたい終わりました、か。調子はどう、です?」席を開けられて避けられてしまったかと、空いた席もちらっとみて
    浅海沙天:「俺の方は特に、眼は相変わらず取られたままなので取り返さないと戻らないそうです」
    加賀見 朔姫:「負担がないならそれは何より…、新しい使い方も見出したようですが、それが仇になっていてはと思いましたが、杞憂でしたね」
    加賀見 朔姫:「……色々とありましたが、クレパスカラーの様子は、どうでした、か?」じっと見つめて
    浅海沙天:「……特に問題ありませんでした」
    加賀見 朔姫:「執着を感じましたが……ええ、それなら、いいのですけれど」影に触れて感情を読もう、かと手を伸ばしかけて、引っ込めて
    浅海沙天:表情から感情はうかがえない、それ以上を知ろうとするのであれば観察力かそれを補う異能が必要なのではないかと思うくらいには
    浅海沙天:「執着」
    加賀見 朔姫:「……なんとも、読めない事。そういえば奪われた割には、優先順位で自分を上にしなかったり、あなたは冷静すぎます、ね?」
    加賀見 朔姫:「……ええ、そう感じました。嫌いながらも、にじむ感情、のような?」
    浅海沙天:「…取られたことに何か言ったとして、それで何か解決するとは思わないので」
    加賀見 朔姫:「なる程、確かにそう、ですね。……けれど取り返さないと不便でしょうし、一緒に頑張りましょうか」
    浅海沙天:「はい、それはもう、無いと困るので」
    浅海沙天:…どこまで本当かはわからない
    加賀見 朔姫:「ううん、面白い……SA†ANさんみたいに素直で、よくわかる人もいれば、貴方のように読めない人もいるのは、本当に」読めないこと、それ自体が面白いと微笑んで
    浅海沙天:「…読めたとしてつまらないものですよ」
    浅海沙天:「だったら、箱の中に置いておいて、隠してる事実それ自体を楽しんだ方が、という奴です」
    加賀見 朔姫:「ふふ、ズルいですね、とてもズルい気がします。そういわれたら、箱を裏から開けたりできないではないですか」読んでみようか迷っていた手を挙げて
    加賀見 朔姫:「最も私にとってはどんなものでも興味深いのですけれど……感情も、心も」
    浅海沙天:更に距離を取る
    浅海沙天:「駄目です、駄目。これだけはあげられない」
    加賀見 朔姫:「むぅ……大事なものなら取り上げられませんね」
    加賀見 朔姫:「……ねえエヴァーチカ、感情を自らそぎ落としても、目的を達したい、というのは人間らしい、のでしょうか」
    浅海沙天:「…目的がある、それ自体がエゴのようなものですよ」
    浅海沙天:「心というのはままならないので」
    浅海沙天:「どうしても、自分で要らないな、と思う部分は出てきます」
    浅海沙天:「まあ、俺がそうなりたいか、と聞かれたら」
    浅海沙天:「それだけは絶対に御免ですけれどね」
    加賀見 朔姫:「……エゴ、ですか」
    加賀見 朔姫:「いえ、そう……心はままならない、というのも分かる気がします」
    加賀見 朔姫:「何かをしたい、と思う自分すら薄めたら、それはきっと……勿体ないですね、せっかくあるものなのだから」
    加賀見 朔姫:「なんとなく思ったことが、すっきりした気がします、ありがとうございます」
    浅海沙天:「どういたしまして」
    浅海沙天:「……そういう意味では、資料にしかない俺の祖母、って言うのも、大概そういう人間なんでしょうけど」
    浅海沙天:小声で言ってから紅茶を再度流し込む
    加賀見 朔姫:「ああ、なるほどお婆様、もかなり変わった方なのでしょうか……。想像ですがあなたの家族って変わった方が多いのでは」なんとなくだけどそう思った
    浅海沙天:ペらり、と資料を見せる
    浅海沙天:世界を守るという執念一つでコピー増殖し、正気を保ちながら一生懸命歯車を動かしているような女性
    浅海沙天:「…少なくとも、これを17年秘匿しようとした俺の親は」
    浅海沙天:「多分まともになろうとはしていたかと」
    浅海沙天:「心次第ですよ、変わっていると思うのも、『普通』だと思うのも」
    加賀見 朔姫:「なる程……心がどう思うかが、大事……そういうものです、ね」納得して、自分もお茶をすすってもう少しだけ休憩しよう

    GM:義眼の検査は滞りなく進んでいるようで、あれ以上の仕込みは見付からないようだ。
    GM:だが、“ディライトキャリアー”に関しては、奪われた目を奪還しなければ感情を取り戻すのは難しいらしい。
    GM:義眼の検査が完全に終われば、再び任務に戻ることになるだろう。
    山本耕作:「絶対に……取り戻さなきゃな」
    山本耕作:検査結果には落胆したが、それでもまだ、あの目を取り戻しさえすれば、希望はある
    天宮千鶴:「御機嫌よう、耕作くん」
    天宮千鶴:「あまり根を詰めすぎるなよ、っと。ほら」どこぞから買ってきた缶コーヒーを放って
    山本耕作:「クールだな、あんなことが有ったのに……」感心している
    山本耕作:「大丈夫なのか、千鶴サンの方は」
    天宮千鶴:「これでも暗殺者なもので」
    天宮千鶴:「ポーカーフェイスは一番最初に仕込まれたからね」
    山本耕作:「待て、探偵とかじゃなかったっけ?」
    天宮千鶴:「あん? キミ資料見てないの?」
    天宮千鶴:「…………よし、今のは聞かなかったことにしようか。耕作くん」
    天宮千鶴:「私はMR探偵事務所の探偵助手。ちょっと腕が立って美人でかっこいいだけの一般人さ」
    天宮千鶴:「返事は?」
    山本耕作:「は、はいぃ!」
    山本耕作:気迫を感じる
    天宮千鶴:「よろしい」
    天宮千鶴:「……で、たしか。なんだっけ」
    天宮千鶴:「ファンの子が被害にあったんだって?」
    山本耕作:「うん……お世話になってるライブハウスのオーナーの子供で」
    山本耕作:「大事な、ファンなんだ」
    天宮千鶴:「ほう」
    天宮千鶴:「なるほど、メアリの無名バンド漁りにひっかかるわけだ」
    山本耕作:「むめいばんど……あさり……?」
    天宮千鶴:「耕作くん、人間としてはとても良いと思う考え方だけど」
    天宮千鶴:「バンドとしては大成はしないタイプだろうね」
    山本耕作:「急にひどいこと言われた!」
    山本耕作:「事実っちゃあ事実だけど……さあ」
    天宮千鶴:「自覚はあったと」
    山本耕作:「『売れる』ってどんなんだろうな……」
    天宮千鶴:「あんs……探偵に聞かれてもね」
    天宮千鶴:「……まぁ、そうだね。ちょっと意地の悪い質問をしようか」
    山本耕作:「恐怖……」
    天宮千鶴:「オリコン一位とるくらい売れるけど、ファンをじゃがいもくらいにしか思ってないバンドマンと」
    天宮千鶴:「交差点で手売りして日銭稼ぐくらいの生活だけど、ファンのために命を賭けて、UGNくんだりに協力するバンドマン」
    天宮千鶴:「耕作くんはどっちがいい?」
    山本耕作:「2つ目の方、今の俺じゃん」
    山本耕作:「憧れてんのは1つ目の方だけど」
    山本耕作:「俺は2つ目の方が……好きかな」
    天宮千鶴:「苦労する考え方するね」
    山本耕作:「苦労はするかも、でも俺はそっちの方が、大切な物を、大切に思える気がするから」
    山本耕作:「天宮サンはさ、そういうもの、ない?」
    天宮千鶴:「……さて、どうだろうね?」
    天宮千鶴:「当ててみな?」
    山本耕作:「……ある時の答え方だぜ、それ」
    山本耕作:ニヤリと笑って
    天宮千鶴:「からかうもんじゃないぞ、少年」ぺちん、と額を叩いて
    天宮千鶴:「……さて、そろそろ検査も終わるかな。いい加減左目が寂しかったんだ」
    山本耕作:「いよいよ、だな……!」頬をさすりながら

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得が可能です
    浅海沙天:加賀見朔姫 〇連帯感/不安 危なかった……
    加賀見 朔姫:浅海沙天 〇読めなくて面白い人/もう少し自分を優先しても……
    天宮千鶴:山本耕作 ○面白い男/食傷
    山本耕作:天宮千鶴さんへの感情を 〇感服/恐怖 に!

    ミドル4


    GM:シーンプレイヤー:天宮千鶴
    GM:情報収集シーン。登場侵蝕は1d10に戻る!
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (79 → 87)
    加賀見 朔姫:98+1d10
    DoubleCross : (98+1D10) → 98+2[2] → 100

    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (70 → 78)
    山本耕作:92+1d10
    DoubleCross : (92+1D10) → 92+2[2] → 94


    GM:項目はこちら!
    情報項目2 ・“眼科医”について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉8
    ・“眼科医”達の足取り〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉7

    GM:まずはこれ!
    浅海沙天:じゃあ眼科医の足取り調べてみようかな
    浅海沙天:4dx+1 情報:UGN
    DoubleCross : (4DX10+1) → 9[4,6,7,9]+1 → 10

    GM:お見事!
    山本耕作:じゃあ眼科医については俺が!
    山本耕作:情報:UGN コネとかは無いが素の社会力で突破してやる!
    山本耕作:6dx>=8
    DoubleCross : (6DX10>=8) → 9[2,3,5,7,7,9] → 9 → 成功

    GM:流石!
    GM:では開示!
    ・“眼科医”について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉8 本名・エリヤ・レムナント。『見えているものは存在する』という逆説的存在証明によって実在、空想問わずあらゆるものを生み出す能力者。天宮千鶴によって一度殺される前は“マスターサイト”とも呼ばれていた。その目的は、娘メアリの目に光を取り戻すこと。“眼科医”を名乗るのも、文字通り目を治す医者だと自らを定義している為。
    メアリの目は幼少期に突如として失明した。原因は不明。再生治療、視覚器官の外部委託など、レネゲイド、非レネゲイド問わずあらゆる手段を試したが、メアリが世界を見ることはなかった。“眼科医”がFHで非人道的な実験を繰り返していたのは、メアリの目の治療法を探す為である。しかし、その研究の結果、その結果この世界に存在する理論では治癒不可能という結論に達した。
    →・“眼科医”について2〈情報:裏社会〉9

    ・“眼科医”達の足取り〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉7 “眼科医”が確立した技術は『観測する』ことで、あらゆるものを現実にするというものだ。つまり、非現実位相を現実化しようとした場合、非現実位相を観測する必要がある。その為には非現実位相がこの世界と接続した起点である、択捉島にある旧『エデンの園』の研究所に行く必要があるだろう。“眼科医”達はそこへ向かったはずだ。
    →・???(開示で項目名開示)【精神】30(Dロイス:工作員の効果で情報が改竄されている)

    GM:という訳で残りの項目
    情報項目2・“眼科医”について2〈情報:裏社会〉9
    ・???(開示で項目名開示)【精神】30

    天宮千鶴:じゃあ2番いきますか。裏社会で
    天宮千鶴:4dx+1>=9 コネ使用
    DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 8[4,6,6,8]+1 → 9 → 成功

    天宮千鶴:よし
    GM:ちょうど成功!
    GM:さて、精神30は誰も攻略できまい……
    加賀見 朔姫:試しましょうか。この魂にて
    加賀見 朔姫:オリジン:レジェンド 浸食2 精神判定の達成値+4
    加賀見 朔姫:無形の影+コンセントレイト:ウロボロス 浸食6
    加賀見 朔姫:7dx7+4
    DoubleCross : (7DX7+4) → 6[1,2,2,3,4,4,6]+4 → 10

    GM:NPCカードが……あるぜ……?
    加賀見 朔姫:アンジュレーション、妖精の手をお願いします
    山本耕作:仕事のできる男!
    獅堂秋彦:了解です。支援します。
    獅堂秋彦:1dx7+14からどうぞ
    加賀見 朔姫:1dx7+14
    DoubleCross : (1DX7+14) → 2[2]+14 → 16

    加賀見 朔姫:えーっとあとできるて、できるて・・・
    GM:達成値合算も可能とします。追加登場で他の人も振れる!
    浅海沙天:振ります
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (87 → 93)
    浅海沙天:4dx 精神
    DoubleCross : (4DX10) → 9[4,4,8,9] → 9

    浅海沙天:侵蝕忘れてた
    浅海沙天:2dx 追加
    DoubleCross : (2DX10) → 8[3,8] → 8

    浅海沙天:達成値9で
    GM:合計25!
    GM:二人で財産点出していいよ
    加賀見 朔姫:財産点5点! 9→4
    GM:合計30達成!
    GM:開示します
    ・“眼科医”について2〈情報:裏社会〉9 研究に行き詰まった折、並行世界からやって来たというマスターエージェント“マスターノウン”と接触、並行世界の存在を知り、この世界には存在しない技術を求め、並行世界を観測し、顕現させる計画を立てた。
    “ステファノ”が求めた非現実位相は、この世界と隣接する並行世界の間に挟まった仕切りのような位相であり、“眼科医”はそれを介して並行世界を観測しようと考えた。こちらから非現実位相を観測できるということは非現実位相からこちらを観測できるということ(事実、取り込まれた人間が観測して干渉まで行っている)であり、それは反対側に存在する並行世界にも適用できると考えたのだ。
    しかし、その途中で計画の為の戦力として育てていた天宮千鶴に殺されてしまった。
    だが、天宮千鶴に移植した遺産『アドナイ・メレクの義眼』に自身の精神のバックアップを転写しており、視神経を通じて脳をハックし感覚情報を、もう一対の遺産『エヘイエーの義眼』を移植された“アナザヴィジョン”に送っていた。また、一度限りの切り札として、天宮千鶴の肉体の行動権を奪い、“ディライトキャリアー”の目を手に入れた。本来はセフィロトになぞらえた十の遺産にバックアップを仕込んでいたが、天宮千鶴とポール・シンクレアの二人以外の適合者を見付ける前に本体が死亡した為、他のバックアップは存在しない。
    その計画が結実し、並行世界を観測した時、並行世界がこちらの世界に侵蝕を始め、結果的にどんなことが起きるのか予測も付かない。最悪の場合、世界そのものが対消滅する可能性すらある。

    ・???→“眼科医”達の本当の足取り 【精神】30 択捉島に向かうというのは、“眼科医”による情報操作だ。非現実位相に取り込まれたエージェントと強い繋がりを持つ浅海沙天の目ならば、場所に関係なく非現実位相の観測が可能だ。
    であれば、足取りの特定に必要なのは動機――“眼科医”は非現実位相を現実化して何をしようとしているのか。
    メアリ・レムナントの治療である。“眼科医”達はメアリ・レムナントのいるMR探偵事務所へ向かっている。


    GM:UGN日本支部第八ブリーフィングルーム。
    獅堂秋彦:「敵の詳細が判明しました。……山本さん、調査結果を」
    山本耕作:「短めに」「あとSA†ANでお願いします、サタンでもいいですよ」
    山本耕作:「……おほん、えーっと、”眼科医”の目的は、その名の通り、目を治すこと」
    獅堂秋彦:(どのような違いが……?)口語だと分からない
    天宮千鶴:(何が違うの……?)
    加賀見 朔姫:(こだわりです、ね?)
    山本耕作:「そしてその患者とは……そいつの娘、天宮サンとこの所長なんだと」
    浅海沙天:「…治療、なんですね」
    山本耕作:「あいつは……なんか難しい能力によって、すごいことができる様だが」
    加賀見 朔姫:「まぁ……そんなつながりが?」
    浅海代空:「なんか難しい能力。すごいこと」
    天宮千鶴:「耕作くん……」
    山本耕作:「この世界に存在する理論では、治せない───そんな結論にたどり着いたみたいだ」
    浅海代空:「ふむ、“アナザヴィジョン”の発展版、より万能にしたもののようですね」資料を見ながら
    山本耕作:「俺が、収監されてたFHの『情報通』から聞き出せたのは、ここまで」
    天宮千鶴:「どっちかというと、あたしの方かな。近いのは」
    天宮千鶴:「天使を視認する目。そしてそれを触媒を通して物質化する力」
    獅堂秋彦:「“眼科医”の弟子……」
    獅堂秋彦:「あなたなら、他の情報も得られるのでは?」
    獅堂秋彦:特に責めてるつもりはない。
    加賀見 朔姫:「ふーむ覗かれる側も、また覗ける、ような?」
    天宮千鶴:「そう呼ばれるのは癪だね」
    天宮千鶴:「"欠けた月(ミッシング)”。貴方の言葉が、結局の所全部だよ」
    天宮千鶴:「この世界の理論では、直せない。だからあいつは、外に求めた」
    浅海沙天:「外……というとつまり、先程から話に出ていた、非現実位相、ですか」
    天宮千鶴:「"マスターノウン”。平行世界からやってきたマスターと接触して、それの存在を知った」
    天宮千鶴:「見ることができるなら、見られることもできる。逆も然りってね」
    天宮千鶴:「非現実位相、だっけ。長いから引き続き外って呼ぶけど」
    天宮千鶴:「そいつと結託して、外を観測して、治療法を呼び込むのがあいつの最終目標」
    天宮千鶴:「……で、まぁ話がそれで終わるわけもなく」
    天宮千鶴:「"欠けた月(ミッシング)”の言葉をもう一度繰り返すよ。覗かれる側も、覗けるんだ」
    天宮千鶴:「ましてや覗くのは眼科医だ」
    天宮千鶴:「まず、外と中の境が曖昧になる。互いに食い合って……最悪どっちもおじゃんだ」
    天宮千鶴:「娘一人のために世界をぶっ壊そうっていうんだ、大したもんだよ」
    浅海沙天:「本末転倒……」
    山本耕作:「えっ眼科医だけじゃなくて……世界ごと」
    加賀見 朔姫:「見なくていいものまで見てしまうつもりとは」
    天宮千鶴:「本当は生きているうちにやりたかったんだろうけど、途中であたしが殺したからね」
    浅海沙天:「あ、そうだバックアップ」
    浅海沙天:「義眼は大丈夫だったんですか?」
    天宮千鶴:「体を奪う方は一回きりだそうだけど」
    獅堂秋彦:「解析したところ、完全に自我を奪うには同意が必要なようです」
    獅堂秋彦:「そして、同意なく奪えば、バックアップの側が消える」
    獅堂秋彦:「天宮さんの義眼から情報が漏れることはもうないかと」
    浅海沙天:「そうですか……戻せたようであれば何よりです」
    加賀見 朔姫:「自分を奪われるなんて、嫌ですし、良かったです、ね?」
    天宮千鶴:「もちろんだよ。気色悪い」
    天宮千鶴:「娘より年下の女の体奪うバックドア仕込むとか、最低」
    天宮千鶴:「……バックアップ用の遺産だけど、あたしとポール・シンクレアの分以外は、適合者が見つからないままだそうだよ」
    浅海沙天:「となると、もうバックアップは無い、ということになりますか」
    山本耕作:「えーっとじゃあこれ以上現れることはない……んだよな?」
    天宮千鶴:「多分ね」
    天宮千鶴:「あたしのほうでわかったのはこのくらい」
    加賀見 朔姫:「とはいえ今生えてしまった分は、どうにかしないといけないわけですが…その居場所、ですか」
    浅海沙天:「…一応データの解析とかしてくれた人は、研究所のある択捉島なんじゃないかって言ってました」
    浅海代空:「ああ、おばあさまの本体の居所」
    山本耕作:「それって北海道の島……だよな?めっちゃ遠いじゃん」
    獅堂秋彦:「我々の権限でヘリは飛ばせます」
    浅海沙天:「今情勢的に入れたっけ…」
    加賀見 朔姫:「……研究所、そこが最適な場所だから、ということですよね」
    獅堂秋彦:「政治的な問題は……霧谷さんに交渉を頼む形になりますが、あの人なら問題ないかと」
    加賀見 朔姫:「んー……違和感があります、ね?奇麗で…わかりやすくて…見えているもので見えない何かを隠したい、嘘?」ぼんやりと、足取りについての資料の文字をなぞりながら考えて
    加賀見 朔姫:「眼科医さんは、外が見たくて、幻凍星(エヴァーチカ)の眼を、奪って……」
    山本耕作:「ど、どうしたんだ……?」
    天宮千鶴:「どうしたの?」
    加賀見 朔姫:「頭のいい方、よく見えている方のわりに、素直、過ぎる気がして」
    浅海沙天:「……あ」
    浅海沙天:「俺の眼、取られてるんだった、だったら」
    浅海沙天:「研究所まで行く必要、無い」
    加賀見 朔姫:「そう……外側、そんな”実在しないものを観測する”のに、”こちら側の場所”なんて、関係ないのですね」沙天さんの言葉で、違和感が、形になる
    浅海代空:「聞いたことがあります。おばあさまは、同系統の能力……外側を観測できる能力者を、見守っていると」
    天宮千鶴:「場所がどこでもいいなら……」
    浅海代空:「見られているのなら、逆に見ることもできる、という訳ですか……」
    加賀見 朔姫:「けど、それなら…眼科医さんは、どこで、見たい、のでしょう?」
    浅海沙天:「目的は治療、だったら、患者のところでやるのが一番早いから」
    浅海沙天:「…メアリさんのいるところとか」
    天宮千鶴:「……事務所か!」
    獅堂秋彦:「S市へ向かうヘリを至急手配します」
    天宮千鶴:「クソ……メアリは親父がFHだなんて知らないんだぞ」
    山本耕作:「それ、ヤバくねえか?急がないと……!」
    天宮千鶴:「早く行くぞ」
    浅海沙天:「お願いします…!」
    加賀見 朔姫:「……知らなくていいことは、知らないまでです、ね」
    獅堂秋彦:「S市のエージェントにも通達……今動けるのはこれだけ……主力は他任務に取られてしまっている……」
    獅堂秋彦:「できる限り時間稼ぎをしてもらいます。間に合うよう、できる限り飛ばしていきます」
    浅海沙天:「手配ありがとうございます…!」
    天宮千鶴:「頼んだよ」
    山本耕作:「手は足りなくてもよ、俺らが何とかすっから」
    山本耕作:「ドンと構えてな!」獅堂の背を優しく叩く
    加賀見 朔姫:「それではケリをつけに行きます、バックアップはよろしくお願いします、ということで」
    浅海沙天:「急ぎましょうか」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得と購入が可能です。
    浅海沙天:ロイス保留
    浅海沙天:購入はどうしよう
    天宮千鶴:ロイス保留
    加賀見 朔姫:ロイス保留
    加賀見 朔姫:ブルーゲイルでもチャレンジするかなぁ…
    天宮千鶴:照準器でも狙うか いくつだっけこれ
    浅海沙天:15だったような>照準器
    加賀見 朔姫:15ですね
    GM:15!
    山本耕作:ロイスはそのまま、購入はいちおう医療キットを
    山本耕作: 6dx>=8
    山本耕作:6dx>=8
    DoubleCross : (6DX10>=8) → 10[1,2,4,5,6,10]+5[5] → 15 → 成功

    山本耕作:そんで自分に使う!
    山本耕作:2+2d10
    DoubleCross : (2+2D10) → 2+11[4,7] → 13

    山本耕作:もとのHP2じゃなくて6だったので11回復して17に!
    天宮千鶴:手配師せっかくなのでつかっていこう
    天宮千鶴:5dx+4>=15
    DoubleCross : (5DX10+4>=15) → 8[3,3,5,5,8]+4 → 12 → 失敗

    加賀見 朔姫:あ、ひとまず私も残り一個の応急手当きっと使っておきます
    天宮千鶴:お小遣いはないので失敗
    加賀見 朔姫:2d10+12
    DoubleCross : (2D10+12) → 9[1,8]+12 → 21

    浅海沙天:じゃあ照準器支援で
    浅海沙天:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 9[2,4,5,9]+1 → 10

    浅海沙天:財産でも届かないな…終わりです
    加賀見 朔姫:じゃあ私も照準器支援してみましょう
    加賀見 朔姫:4dx+4>=15
    DoubleCross : (4DX10+4>=15) → 6[1,6,6,6]+4 → 10 → 失敗

    加賀見 朔姫:ぎり足りません、失敗

    マスターシーン



    GM:これは過去の話。まだ、その男の肉体が健在だった頃。
    GM:いくつもの資料で埋め尽くされた部屋。その中で、異彩を放つものがある。
    GM:培養液で満たされた円筒形の水槽が十槽並び、その中に一つずつ眼球が浮かんでいる。
    GM:いや、正確には、眼球が浮かんでいるのは十のうち八で、二つは空だ。
    “眼科医”:「『アドナイ・メレク』と『エヘイエー』以外の適合者も探さねば」
    “アナザヴィジョン”:「十分でしょう。というか、バックアップとか要ります? 先生が死ぬとかちょっと考えられないな」
    “眼科医”:「その楽観、直せといつも言っているはずなんだが……」
    “眼科医”:「この計画を失敗する訳にはいかない」
    “眼科医”:「メアリは、絵を描くのが好きな子だった。人の表情を描くのが好きだった」
    “眼科医”:「人の気持ちを見るのが好きだと言っていた」
    “眼科医”:「だから、今でも人を探ることを生業にしている」
    “眼科医”:「……それでも、本当に見たいものは見ることはできない」
    “眼科医”:「メアリの目に光を取り戻す。その為にできることは何でもする」
    “アナザヴィジョン”:「はいはい、分かってますよ先生。オレだって先生の望みは叶えたいですからね」
    “眼科医”:「……バックアップを使う時、お前の自我に上書きすることになる」
    “眼科医”:「やはり、不満か?」
    “アナザヴィジョン”:「ハハハ! 何言ってるんです先生!」
    “アナザヴィジョン”:「オレはこの目がなかったらとっくに死んでる。先生がいなきゃとっくに死人だ」
    “アナザヴィジョン”:「オレの命は先生のものなんだから、不満なんてある訳ないでしょ!」
    “アナザヴィジョン”:「オレはただ、先生を信じてるだけです」
    “眼科医”:「……お前の信頼は、無条件すぎる」
    “眼科医”:「私はただの外道だ。医の道を志しながら、私欲で他の命を踏みつけにすることを選んだ」
    “眼科医”:「お前より、千鶴の方が正しい。子供を誘拐して改造するような男は、最低の外道だ」
    “アナザヴィジョン”:「チヅルって、もう一人の弟子でしょ? 酷いこと言うなあ」
    “アナザヴィジョン”:「そいつにも事情を話せば協力してくれるんじゃないですか?」
    “眼科医”:「いや、何も知らないバックアップはいた方がいい。同意がない分、完全な上書きはできないがな」
    “眼科医”:「それに……彼女は私に何かあった時、知らずともきっとメアリの為に動いてくれる」
    “眼科医”:「だから、これでいい」
    GM:これは、その男の肉体が健在だった頃。
    GM:そして、まだ本当の意味で人の道を外れた外道(ジャーム)になる前の話。

    GM:現在、S市。
    “ステファノ”:目を開く。
    “ステファノ”:「ここ、は……?」
    “眼科医”:「目を覚ましたか。まったく、計画の途中で……悪癖を治せなど、私の弟子に言えたものではないな」
    “ステファノ”:「弟子……ああ、上書きされたのですね」
    “ステファノ”:「我が殉教の為に己が精神を投げ出すとは……“アナザヴィジョン”、彼もなかなか天晴れ」
    “眼科医”:“ステファノ”の首を絞めて持ち上げる。
    “ステファノ”:「が……っ、な、何をするのです……!?」
    “眼科医”:「私の弟子は貴様などの為に犠牲になったのではない」
    “ステファノ”:「ぁ……が……」
    “眼科医”:「ポールが死んだのは、私の欲望のせいに他ならない」
    “ステファノ”:「ぉ……あなたの計画……が、私の殉教と合致する……から……」
    “眼科医”:「違うな。お前の殉教とやらは、踏み台でしかない」
    “眼科医”:「私が欲しいのは、非現実位相の、更に向こうにある」
    “ステファノ”:「貴様……私を、騙して……」
    “眼科医”:「見せてやろう」
    “眼科医”:“ディライトキャリアー”の目を装着し、“ステファノ”の衝動を希薄化。
    “眼科医”:次いで、“幻凍星(エヴァーチカ)”の目で、その領域を観測、『そこ』に“ステファノ”を放り込む。
    “ステファノ”:現実と非現実が重なる位相に身を置いて、僅かに残る衝動故に、肉体の端が拡散し始める。
    “ステファノ”:「わ……たしの……殉……」
    “眼科医”:そして、“ステファノ”を媒介に、更に向こうを観測する。
    “眼科医”:並行世界を、非現実位相にいる“ステファノ”をレンズにして顕現させる。
    “ステファノ”:「ぁ……あ……ちがう……わたしは……こんな……」
    “ステファノ”:“ステファノ”の肉体が変質する。『これ』は最早人間ではなく、時空を繋げるゲートそのものとなった。
    “ス繝フ繧。繝”:「おぞましいものに……なりたく……な……」
    “ス繝フ繧。繝”:“ステファノ”だったものを通じて、並行時空の存在が溢れ出す。
    溢れ出る者:それは、ここではない隣からやって来た者達。
    溢れ出る者:こことは全く違う法則の世界の住人。
    溢れ出る者:“ステファノ”の肉体の断片に群れなして取り憑いて、形を得た寄生虫。
    溢れ出る者:生命であるかも定かではない狂気の具現。
    “眼科医”:「直近の影響はこの程度で済んだか」
    “眼科医”:「こいつらの主を見ずに済んだのは僥倖だった。……そうなれば、私も無事では済まなかった」
    “眼科医”:「私は運がいい……雑兵にぶつける雑兵も手に入ったのだから」
    S市UGN:本部からの要請を受けて、事態の鎮静に動いた手隙のエージェントが“眼科医”と異形達を包囲する。
    “眼科医”:「メアリ……待っていろ。今迎えに行く」
    “眼科医”:「父さんが、必ずお前の目を治してやる」

    クライマックス


    GM:全員登場!
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (93 → 94)
    山本耕作:94+1d10
    DoubleCross : (94+1D10) → 94+9[9] → 103

    山本耕作:ぐわー!
    加賀見 朔姫:1d10+108
    DoubleCross : (1D10+108) → 4[4]+108 → 112

    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (82 → 85)

    GM:あなた達を乗せたヘリがS市に降り立つ。
    GM:“眼科医”の居場所を探すのは、そう難しくはなかった。
    GM:何故なら、大量の異形が、彼の周囲を固めるように蠢いているのが、上空からも視認できたからだ。
    GM:直接止めに入ったS市のエージェントは返り討ちにされ、他のエージェントも、この事態の隠蔽に奔走している。
    山本耕作:「ド派手なフェス会場になってやがる」
    山本耕作:「……とびきり悪趣味な」
    加賀見 朔姫:「随分、見るに堪えない、気がします、ね?」
    天宮千鶴:「B級ホラー映画の撮影でも始まったかな」
    浅海沙天:「……歪ですね、どれもこれも、実態の情報量と噛み合ってない」
    溢れ出る者:「#(()’~)IU’&(]」
    溢れ出る者:「~&%#&’’)~’&%$」
    溢れ出る者:「#&)I>~)&%」
    溢れ出る者:言語化不能の呻き声を上げながら練り歩いている。
    “眼科医”:その向こうに、それらを従えるように歩く男がいた。
    “眼科医”:「こちらの隠蔽は見抜かれたか」
    “眼科医”:「ならば、私の動機も理解した筈だ」
    “眼科医”:「協力しろ、千鶴」
    “眼科医”:ただ一人残った弟子へ告げる。
    天宮千鶴:「……」
    天宮千鶴:「堕ちたな。クソ野郎」
    天宮千鶴:「あたしが殺したときのあんたは、人間としてはたしかに。間違いなく外道だったけど」
    天宮千鶴:「少なくとも。あたしの腕と目を仕込んだ師匠として。メアリの父としては認めていた」
    天宮千鶴:「今のあんたは、どれでもないよ」
    天宮千鶴:「B級ホラーの世界へ帰んな」
    “眼科医”:「リスクを恐れているのか? 確かに最悪の場合、世界の対消滅は起こり得るが」
    “眼科医”:「私が観測し、制御すれば、その可能性は限りなく低い」
    “眼科医”:「その程度の可能性にも賭けられないのか?」
    天宮千鶴:「だから『堕ちた』っつったんだクソ野郎」
    天宮千鶴:「──なんでそこで、真っ先にメアリの名前が出てこない!」
    “眼科医”:「大前提を、わざわざ言葉にしてほしいのか」
    “眼科医”:「全てはメアリの為。当然だろう」
    天宮千鶴:「UGNの仕事はいろいろ受けてきたけど……やっぱ。ジャームってのはどうしようもないな」
    天宮千鶴:「三度言うぞクソ野郎。堕ちたよあんたは」
    天宮千鶴:「なんで生前のあんたが、FHのことをメアリに隠して、ただの父親演じてたと思ってんだ」
    天宮千鶴:「外道の自覚持ってたあの頃のあんたのほうが、万倍マシだったよ」
    天宮千鶴:「今のあんたは外道ですらない。ただの怪物さ」
    天宮千鶴:「弟弟子の面と師匠の目して、あたしやメアリの名前を呼ぶんじゃない」
    “眼科医”:「……他に、手はない。この世界にはメアリの目を治す手段はない」
    “眼科医”:「手段を選ぶことは、できない」
    “眼科医”:「阻むのなら、貴様も殺す」
    “ス繝フ繧。繝”:「……」衝動を失った男が、観測手の感情に呼応して、失った貌を上げる。
    “ス繝フ繧。繝”:《窓辺に立つもの》
    “ス繝フ繧。繝”:PC全員に、恐怖:“ス繝フ繧。繝”を付与
    “ス繝フ繧。繝”:“ス繝フ繧。繝”に対する攻撃判定のダイスは-2され、ダメージロールのダイスも-1されます。
    “ス繝フ繧。繝”:理解しがたいものへの恐怖が、あなた達の心を蝕む。
    山本耕作:「”眼科医”……一つ聞くけど」
    山本耕作:恐怖の中で、敵を睨みつけ
    “眼科医”:見下ろすように目で応じる。
    山本耕作:「目を取り戻した娘さんに、あんなひでえ物、見せるつもりか?」
    山本耕作:大量の異形の蠢く光景のことを言っている
    “眼科医”:「他に手はない」
    山本耕作:「何も見えてないのはお前の方なんだな、分かったよ」
    山本耕作:「せめて俺の歌で……その耳に、眠りを届けてやる」
    “眼科医”:「……私が、どれだけの時間他の方法を探したと思っている」
    “眼科医”:「ようやく見付けた。ようやく、パーツが揃った」
    “眼科医”:“ディライトキャリアー”と沙天の眼球を掲げる。
    “眼科医”:「身体はいらない。邪魔をするのなら、例外なく殺すぞ」
    “眼科医”:その片方の目の主である隻眼の少年へ、警告するように。
    浅海沙天:「…」
    浅海沙天:じっと見返す、セーフカラーの青い瞳で
    浅海沙天:その視界を取り戻してメアリさんは幸せになれるんですか、とか
    浅海沙天:自覚があってこういうことしてたんですか、とか
    浅海沙天:言いたいことはそれなりにあったけど
    浅海沙天:隣を見る、今まで見た異形の神を名乗る物と何ら変わりないくらいの歪
    浅海沙天:早く消せとレネゲイドが無言のうちに命じてくる
    浅海沙天:「…それでも、返してください、としか言いません」
    浅海沙天:「心配してくれる人、それなりにいるらしいので」
    “眼科医”:「より深淵を覗いて、向こうにある治療法を見付けたその時は返そう」
    “眼科医”:「……と言って、引き下がる目でもないな」
    浅海沙天:「日高先輩と想君に無いのバレる前にはどうにかしたいですね、はい」
    浅海沙天:「あとは、まあ」
    浅海沙天:「単純に、これを街に放った責任は取るつもりなので」
    浅海沙天:「止めます」
    溢れ出る者:「~&%’))(##&&$#」
    溢れ出る者:異形達が笑い声をあげたような気がした。
    溢れ出る者:無力な人間を嘲笑する声。
    加賀見 朔姫:「……ひどい、姿ですね」笑う異形に、恐怖を抱きながら少しだけ憐憫を
    “ス繝フ繧。繝”:「……」衝動を失った男は、何も語らない。何も感じない。
    加賀見 朔姫:「それは果たして殉教といえるのか……利用されただけ、でしょうか」
    溢れ出る者:「&)&%?+<K%$」嗤う。自分達の呼び水となった者を、愚かだと嗤う。
    加賀見 朔姫:「ええ、これは怒っている、気がします……けれどUGNとして、私もすべきことを」ほんの少し、けれど確かに強い感情であったものを笑うことへの気持ちは怒りだと思う
    加賀見 朔姫:「ああ、それと、眼科医さんあなたのそれは愛、ですか?本人すら、傷つけるかもしれないのに?」心も、そして場合によっては命も、でしょう?と首をかしげて
    “眼科医”:「私はメアリを愛している。他の者がどう見ようと、私の見方は変わらない」
    “眼科医”:「誰も他者の心は見れない。思考や感情を読む能力があろうと、心を全て詳らかにすることはできない」
    “眼科医”:「見えないものを決めるのは、自分の意志だ」
    加賀見 朔姫:「ええ、ええそうでしょう…読むことができても、見えないものはたくさんあります」
    加賀見 朔姫:「だからこそ観測して、制御すれば、と先ほどおっしゃいましたが……」
    加賀見 朔姫:「目が行き届かなかったから殺されてしまった貴方が、メアリさんへの危険を見落とさないって言いきれます、か?」それはとても純粋な、疑問
    “眼科医”:「言い切れはしないな」
    “眼科医”:「未来を知る“マスターノウン”ではあるまいし、そんな保障は誰にもできない。その“マスターノウン”すら死んだのだ」
    “眼科医”:「だが、見えない可能性を恐れていては何もできない」
    “眼科医”:「それはお前達も同じことだ。今の行動の一つ一つが、より大きな危険を呼ぶ可能性がないとは誰も言い切れない」
    加賀見 朔姫:「そうですね、すべての選択は、結果が出るまで正しいかどうかなんてわからない」
    加賀見 朔姫:「けれど、一番大事なものにすら、保証ができないそんな行為は……間違っている、そう、思います」
    “眼科医”:「臆病者共め」
    “眼科医”:「見えない恐怖に竦みながら、明らかな脅威の前に散るがいい」
    “眼科医”:レネゲイドが励起する。異界に染まりつつある悍ましい狂気を内包したワーディングが展開される。
    GM:衝動判定! 難易度は9!
    加賀見 朔姫:7dx+1>=9
    DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[2,3,4,5,9,10,10]+7[4,7]+1 → 18 → 成功

    浅海沙天:6dx
    DoubleCross : (6DX10) → 9[1,5,7,7,9,9] → 9

    浅海沙天:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 13[3,10] → 13

    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を13増加 (94 → 107)
    加賀見 朔姫:2d10+112
    DoubleCross : (2D10+112) → 13[8,5]+112 → 125

    山本耕作:5dx>=9
    DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[4,7,7,8,9] → 9 → 成功

    山本耕作:よし!暴走しない
    山本耕作:103+2d10
    DoubleCross : (103+2D10) → 103+11[8,3] → 114

    天宮千鶴:3dx>=9
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 2[1,1,2] → 2 → 失敗

    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (85 → 95)
    GM:クライマックス戦闘を開始します。
    GM:まず、追加のNPCカードです
    GM:“インヴィジブル”浅海代空……キャラクター一人へのダメージを0にする。シナリオ1回。
    GM:エンゲージはこちら
    溢れ出る者1[4]
    │5m
    “眼科医”[13]、“ス繝フ繧。繝”[5]
    溢れ出る者2~1001[4]
    │5m
    溢れ出る者1002[4]
    │5m
    天宮[13]、沙天[4]、SA†AN[6]、加賀見[8]
    │5m
    溢れ出る者1003[4]
    │5m
    溢れ出る者1004[4]

    GM:溢れ出る者はトループです。
    GM:ではセットアップ!
    浅海沙天:怨念の呪石、暴走、ダメージ+2d、コスト3
    天宮千鶴:セットはなし
    加賀見 朔姫:《螺旋の悪魔》 暴走しつつ攻撃アップ 侵蝕3 125→128
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を3増加 (107 → 110)
    溢れ出る者1~1004:なし
    山本耕作:インストゥメンタル(何もなし)
    浅海沙天:ワイルドファイア起動してイニシアチブ+15、19へ
    “ス繝フ繧。繝”:なし
    “眼科医”:《マジカル☆リクエスト》?2
    “眼科医”:雷神の槌と必中の弓を手に入れます。
    山本耕作:射撃系の鬼強遺産!
    GM:ではイニシアチブ。
    “眼科医”:《加速する刻》
    “眼科医”:マイナー:《陽炎の衣》
    “眼科医”:隠密状態になります。
    “眼科医”:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》《小さな塵》《レインフォース》《カスタマイズ》《見えざる死神》《マスヴィジョン》《妄念の姿:結合粉砕》《ギガノトランス》
    “眼科医”:対象はPC全員!
    “眼科医”:隠密なので妨害はできない!
    “眼科医”:18dx7+16
    DoubleCross : (18DX7+16) → 10[1,1,2,3,4,4,4,6,6,6,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,6,6,8,8,9,9]+10[4,6,8,10]+10[6,10]+3[3]+16 → 59

    浅海沙天:リア不可
    “眼科医”:《剣精の手》
    加賀見 朔姫:暴走 リア不可
    “眼科医”:1dx7+66
    DoubleCross : (1DX7+66) → 10[10]+10[10]+1[1]+66 → 87

    山本耕作:もっと盛る気かよ!
    山本耕作:4dx>=87 ドッジ
    DoubleCross : (4DX10>=87) → 9[1,4,6,9] → 9 → 失敗

    “眼科医”:《妄想の写し身》
    “眼科医”:1dx7+96
    DoubleCross : (1DX7+96) → 5[5]+96 → 101

    “眼科医”:達成値101!
    浅海沙天:リア不です
    天宮千鶴:りあふー
    “眼科医”:ダメージ
    “眼科医”:11d10+87
    DoubleCross : (11D10+87) → 55[1,7,9,8,4,5,3,6,4,3,5]+87 → 142

    天宮千鶴:???
    加賀見 朔姫:はちじゅうなな・・・?
    “眼科医”:雷神の槌の効果でHP-3
    浅海沙天:死
    加賀見 朔姫:こ、こていちだけでしねるw
    山本耕作:まあ耐えられる訳が……ない!
    “眼科医”:あ、装甲無視です
    山本耕作:固定ロイス故郷へのロイスをタイタス化!
    浅海沙天:アナザヴィジョンへのロイスをタイタス化して復活、あの人戻ってこれるのかな
    天宮千鶴:死 リザレクトが実はまだある
    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (95 → 98)
    山本耕作:昇華してHP11で復活
    加賀見 朔姫:ディライトキャリアーのロイスをタイタスに、昇華 あなたの目、飛んだ使われ方ですよ HP11
    天宮千鶴:HP3
    GM:では再びイニシアチブ!
    加賀見 朔姫:《神格》の効果を起動
    GM:行動値19の沙天くんの手番ですが、その前に何かありますか?
    GM:何をしますか? そこら辺のビルをブチ折りますか?
    加賀見 朔姫:それはシン・ゴジラに任せましょう
    加賀見 朔姫:溢れ出る者2~1001、天罰覿面
    加賀見 朔姫:絶滅ください
    溢れ出る者2~1001:ぐわーっ
    GM:千体一気に消し飛びました
    GM:では行動値19! 沙天くん!
    浅海沙天:はい
    浅海沙天:マイナー、右に1mズレてエンゲージ切ります
    浅海沙天:メジャー
    浅海沙天:「アレルヤ」(コキュートスL4+コンセントレイト:SaL4+結合粉砕L6)C値-3、シーン選択、装甲無視、ATK+12、判定D+6、コスト10
    浅海沙天:対象エネミー全部
    GM:判定どうぞ!
    浅海沙天:12dx7+5
    DoubleCross : (12DX7+5) → 10[2,4,4,4,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[3,6,7,7,7,8]+10[3,7,7,10]+10[2,3,9]+10[8]+10[9]+10[7]+10[10]+10[7]+4[4]+5 → 99

    GM:???
    浅海沙天:獅童さん…妖精頼めます…?
    獅堂秋彦:了解しました。《妖精の手》
    獅堂秋彦:振り足してください。
    浅海沙天:1dx7+105
    DoubleCross : (1DX7+105) → 10[10]+10[8]+10[8]+10[9]+4[4]+105 → 149

    GM:おいおいおい
    “眼科医”:ドッジ
    “眼科医”:4dx>=149
    DoubleCross : (4DX10>=149) → 5[1,3,4,5] → 5 → 失敗

    “ス繝フ繧。繝”:ガード
    “ス繝フ繧。繝”:《摂理の嘲笑者》
    “ス繝フ繧。繝”:装甲無視の攻撃を受けた時、そのダメージを軽減します。
    溢れ出る者:回避値13。命中
    GM:ダメージどうぞ
    浅海沙天:16d10+12 装甲無視(これはステファノさんの分)
    DoubleCross : (16D10+12) → 89[4,10,8,5,3,7,6,2,10,1,4,3,5,5,8,8]+12 → 101

    浅海沙天:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    浅海沙天:ステファノさんに101点、残りは109点です
    GM:あ、恐怖は攻撃対象者全員分のダイスを減らします
    GM:なのでみんな101ですね
    浅海沙天:そうでしたか、では101点ですね
    溢れ出る者:エネミーパーク《範囲攻撃半減》によって、複数体を対象にした攻撃のダメージを半分にするのですが……
    溢れ出る者:HP30。全滅します。
    “ス繝フ繧。繝”:軽減して……それでもかなり痛い! でも生きてる!
    “眼科医”:《光の守護》ダメージを0に。
    “眼科医”:いきなり切り札切らされた!
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を10増加 (110 → 120)
    GM:では行動値13、天宮さんですが
    溢れ出る者:《加速する刻》
    溢れ出る者:もうちょっと後にするつもりだったけど温存してる余裕はない!
    天宮千鶴:うわ
    加賀見 朔姫:ひえっ
    GM:間違えた
    GM:溢れ出る者じゃない。全滅してる
    “ス繝フ繧。繝”:《加速する刻》
    GM:こっちこっち
    “ス繝フ繧。繝”:マイナー:《形状変化:柔》《虚無の触腕》ガード値を増やして素手データ変更
    “ス繝フ繧。繝”:メジャー:《コンセントレイト:アザトース》《蠢く触脚》《超次元存在》《オールレンジ》《伸縮腕》《異形の祭典》《ブレインハック》
    “ス繝フ繧。繝”:対象3体、命中時に憎悪付与。憎悪の対象はこちらが決めます。
    “ス繝フ繧。繝”:攻撃対象は加賀見さん以外のPC! 当たったら自分自身を憎悪してもらおう
    “ス繝フ繧。繝”:妨害ありますか?
    加賀見 朔姫:”かがみありて”(原初の黒:時の棺) 貴様の判定を時の棺する 侵食12 128→140
    “ス繝フ繧。繝”:チッ
    GM:では行動値13、天宮さん!
    天宮千鶴:マイナー。左に1m移動してエンゲージ切り
    天宮千鶴:メジャー 「射線上のアリア」C:エンハイ+小さな塵
    天宮千鶴:対象元ステファン
    GM:判定どうぞ!
    天宮千鶴:8dx7+7
    DoubleCross : (8DX7+7) → 10[1,2,2,3,7,8,8,9]+10[6,6,9,10]+10[8,9]+10[8,10]+3[1,3]+7 → 50

    天宮千鶴:???
    “ス繝フ繧。繝”:ガード
    天宮千鶴:ダメロ直前に遺産:雷神の鎚使用 ダメージ+2d10
    天宮千鶴:6d10+23+1d10+1d10
    DoubleCross : (6D10+23+1D10+1D10) → 33[1,6,6,5,8,7]+23+8[8]+2[2] → 66

    “ス繝フ繧。繝”:ガード値12。残りHP38
    “ス繝フ繧。繝”:装甲無視なら更に18削れて生き残ったのに!
    “ス繝フ繧。繝”:落ちます! 《蘇生復活》!
    天宮千鶴:まず遺産の効果でHP-3 ピタリ賞リザレクト
    天宮千鶴:天宮 千鶴の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (98 → 107)
    天宮千鶴:ぐぇーっ! そして攻撃分増加 107→111
    GM:では行動値13、“眼科医”の手番
    “眼科医”:マイナー:《陽炎の衣》隠密
    “眼科医”:《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》《小さな塵》《レインフォース》《カスタマイズ》《見えざる死神》《マスヴィジョン》《妄念の姿:結合粉砕》《ワンショットツーキル》
    “眼科医”:今度は対象2体
    “眼科医”:対象は天宮・沙天にしよう
    “眼科医”:18dx7+16
    DoubleCross : (18DX7+16) → 10[2,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,9,9,9,9,10,10]+10[3,3,5,5,6,7]+5[5]+16 → 41

    “眼科医”:《剣精の手》
    “眼科医”:1dx7+46
    DoubleCross : (1DX7+46) → 4[4]+46 → 50

    “眼科医”:《妄身の写し身》
    “眼科医”:1dx7+56
    DoubleCross : (1DX7+56) → 10[10]+3[3]+56 → 69

    “眼科医”:達成値69
    浅海沙天:リア不
    “眼科医”:二人共暴走だったな
    “眼科医”:7d10+87 ダメージ
    DoubleCross : (7D10+87) → 45[5,7,10,7,9,3,4]+87 → 132

    天宮千鶴:りあふ
    浅海沙天:死ぬ
    天宮千鶴:しぬ
    浅海沙天:天宮さんへのロイスをタイタス化して復活、ちゃんと安心させるために、目の前何とかしないと
    天宮千鶴:弟子くんのロイスをタイタス昇華でHP11復活
    GM:では行動値8、加賀見さん!
    加賀見 朔姫:マイナーで1m前進。エンゲージ切
    加賀見 朔姫:メジャー 邪殻牙螺羅蛇(コンセントレイト:ウロボロス:餓えし影)射程視界の単体攻撃 C-3 攻撃力28 侵蝕4 対象は眼科医
    加賀見 朔姫:妨害はありますでしょうか
    GM:ありません!
    加賀見 朔姫:11dx7+4
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[2,2,5,5,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,4,6,8,9,10,10]+10[1,2,6,10]+10[8]+2[2]+4 → 46

    “眼科医”:ドッジ
    “眼科医”:4dx>=46
    DoubleCross : (4DX10>=46) → 5[2,2,2,5] → 5 → 失敗

    “眼科医”:無理
    加賀見 朔姫:5d10+28 ダメージ
    DoubleCross : (5D10+28) → 25[4,7,3,9,2]+28 → 53

    加賀見 朔姫:53点、装甲有効
    “眼科医”:装甲で軽減して45ダメージ
    “眼科医”:まだ大丈夫
    加賀見 朔姫:侵食144へ 行動終了
    GM:では行動値6、SA†AN!
    山本耕作:YEAH!
    山本耕作:マイナーアクションは静寂の時
    山本耕作:メジャーアクションでコンボ:『PRIΣM』(プリズム)
    山本耕作:《コンセントレイト:ソラリス》+《絶対の恐怖》+《神の御言葉》+《風の渡し手》
    GM:判定どうぞ!
    山本耕作:判定前に《援護の風》でダイスを6個増やし
    山本耕作:対象は”眼科医”と“ス繝フ繧。繝”!
    山本耕作:11dx7+6
    DoubleCross : (11DX7+6) → 10[2,4,5,5,5,7,7,9,9,9,10]+10[1,2,3,7,8,10]+10[1,3,9]+10[8]+3[3]+6 → 49

    “眼科医”:ドッジ
    “眼科医”:4dx>=49
    DoubleCross : (4DX10>=49) → 9[2,3,5,9] → 9 → 失敗

    “ス繝フ繧。繝”:《渾沌の魂》
    “ス繝フ繧。繝”:交渉技能による攻撃を受けた時、リアクションを放棄し、攻撃者に30ダメージ。
    山本耕作:交渉メタかよ!?
    “ス繝フ繧。繝”:そしてどうせ死ぬので行動放棄カバー。“眼科医”をカバー。
    山本耕作:30ダメージ喰らって落ちて
    山本耕作:加賀見さんへのロイスをタイタスにして昇華 神様ってすげえ!
    山本耕作:HP11で復活しダメージを出します
    山本耕作:4d10+6+30
    DoubleCross : (4D10+6+30) → 20[4,9,6,1]+6+30 → 56

    山本耕作:装甲無視!
    “ス繝フ繧。繝”:《摂理の嘲笑者》で装甲無視攻撃を軽減しますが……HP1なので落ちる!
    “ス繝フ繧。繝”:復活もなし!
    GM:ではクリンナップ
    加賀見 朔姫:ありません
    浅海沙天:ないです
    山本耕作:MCタイムに入る(ない)
    “眼科医”:なし
    天宮千鶴:なし
    GM:では2ラウンド目
    GM:セットアップ
    “眼科医”:なし
    浅海沙天:ないです
    天宮千鶴:なーい
    山本耕作:ペットボトルで水を飲む(ない)
    加賀見 朔姫:《螺旋の悪魔》 暴走しつつ攻撃アップ 侵蝕3 144→147
    “眼科医”:では行動値19、沙天くん
    浅海沙天:マイナー無し、メジャー
    浅海沙天:「エデンは遠く」(焦熱の弾丸L2+コンセントレイト:SaL4+結合粉砕L6)C値-3、装甲無視、ATK+2、判定D+6、コスト7
    浅海沙天:妨害ありますか
    GM:なし!
    浅海沙天:13dx7+5
    DoubleCross : (13DX7+5) → 10[1,1,3,4,5,5,6,6,6,7,7,9,9]+10[2,2,5,7]+3[3]+5 → 28

    “眼科医”:ドッジ
    “眼科医”:4dx>=28
    DoubleCross : (4DX10>=28) → 10[2,2,6,10]+9[9] → 19 → 失敗

    浅海沙天:あっぶな
    “眼科医”:お、これはちょっと狙ってみるか
    “眼科医”:《妄身の写し身》
    浅海沙天:ひえ
    “眼科医”:あ、違う。間違えた。
    “眼科医”:使えません。
    浅海沙天:ほっ
    浅海沙天:ダメージ振っても?
    GM:どうぞ!
    浅海沙天:5d10+2 装甲無視
    DoubleCross : (5D10+2) → 28[2,9,6,10,1]+2 → 30

    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を7増加 (120 → 127)
    “眼科医”:そのまま受けるが、まだ大丈夫
    GM:行動値13、天宮さん!
    天宮千鶴:マイナーはなし
    天宮千鶴:メジャー 「射線上のアリア・絶唱」C:エンハイ+小さな塵+クリスタライズ+マスヴィジョン
    天宮千鶴:対象眼科医
    GM:判定どうぞ!
    天宮千鶴:11dx7+7
    DoubleCross : (11DX7+7) → 10[1,2,3,4,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,4,6,7,7,9]+10[5,7,10]+10[6,7]+2[2]+7 → 49

    “眼科医”:ドッジ
    “眼科医”:4dx>=28
    DoubleCross : (4DX10>=28) → 9[1,1,4,9] → 9 → 失敗

    天宮千鶴:妖精さーん!
    獅堂秋彦:獅堂です。《妖精の手》
    獅堂秋彦:振り足してください
    天宮千鶴:1dx7+57
    DoubleCross : (1DX7+57) → 10[8]+10[9]+10[10]+6[6]+57 → 93

    GM:今日キミ達おかしくないか?
    天宮千鶴:それはあたしもおもう
    GM:ダメージどうぞ
    天宮千鶴:10d10+55+1d10
    DoubleCross : (10D10+55+1D10) → 47[3,2,8,4,4,8,10,2,3,3]+55+9[9] → 111

    天宮千鶴:装甲無視
    “眼科医”:そのダメージは……落ちる!
    “眼科医”:《魂の錬成》復活!
    天宮千鶴:HP-3 11→8 侵食111→123
    GM:では行動値13、“眼科医”の手番
    “眼科医”:マイナー:《陽炎の衣》
    “眼科医”:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》《小さな塵》《レインフォース》《カスタマイズ》《見えざる死神》《妄念の姿:結合粉砕》《ワンショットツーキル》
    “眼科医”:対象は二人
    “眼科医”:うーん、今度は天宮・山本!
    “眼科医”:18dx7+16
    DoubleCross : (18DX7+16) → 10[2,2,2,2,3,3,3,4,5,5,6,7,7,7,8,8,9,10]+10[3,3,3,4,6,7,8]+10[1,8]+3[3]+16 → 49

    “眼科医”:《剣精の手》
    “眼科医”:1dx7+56
    DoubleCross : (1DX7+56) → 5[5]+56 → 61

    “眼科医”:《妄想の写し身》
    “眼科医”:1dx7+66
    DoubleCross : (1DX7+66) → 10[8]+3[3]+66 → 79

    “眼科医”:達成値79
    天宮千鶴:マイナーで暴走解除すんのわすれてた
    山本耕作:ドッジ!
    山本耕作:4dx>=79
    DoubleCross : (4DX10>=79) → 10[2,8,9,10]+5[5] → 15 → 失敗

    “眼科医”:8d10+67
    DoubleCross : (8D10+67) → 37[1,5,4,3,3,6,5,10]+67 → 104

    “眼科医”:雷神の槌効果でHP-3
    山本耕作:沙天クンへのロイスをタイタス化して昇華!
    山本耕作:HP11で復活
    天宮千鶴:うおー耕作くんロイスで復活!
    山本耕作:SA†ANな!
    GM:では行動値8、加賀見さん
    加賀見 朔姫:はい、ではマイナーで暴走解除
    加賀見 朔姫:邪殻牙螺羅蛇(コンセントレイト:ウロボロス:餓えし影)射程視界の単体攻撃 C-3 攻撃力28 侵蝕4 147→151 対象眼科医
    GM:判定どうぞ!
    加賀見 朔姫:11dx7+4
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,1,2,3,3,5,5,7,8,8]+10[3,4,8]+10[8]+10[9]+5[5]+4 → 49

    “眼科医”:ドッジ
    “眼科医”:4dx>=49
    DoubleCross : (4DX10>=49) → 9[1,4,5,9] → 9 → 失敗

    GM:ダメージどうぞ!
    加賀見 朔姫:5d10+28
    DoubleCross : (5D10+28) → 32[7,7,6,7,5]+28 → 60

    加賀見 朔姫:60点、装甲有効
    “眼科医”:切り札その2!《不壊の城壁》ダメージ40軽減
    “眼科医”:更に装甲で引いて、12ダメージ
    加賀見 朔姫:行動終了!
    GM:では行動値6、山本さん……ですが
    “眼科医”:《加速する刻》
    “眼科医”:マイナー:《陽炎の衣》
    山本耕作:やめろー!
    “眼科医”:メジャー:《コンセントレイト:エンジェルハイロウ》《小さな塵》《レインフォース》《カスタマイズ》《見えざる死神》《マスヴィジョン》《妄念の姿:結合粉砕》《妄念の姿:神速の鼓動》
    “眼科医”:シーン攻撃。対象はPC全員!
    “眼科医”:実は一個前の攻撃にマスヴィジョンを噛ませていなかったのは、今回で使う為だったのだ! (シナリオ3回のため)
    山本耕作:ふざけんな~!
    “眼科医”:18dx7+16
    DoubleCross : (18DX7+16) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,5,5,6,8,10,10,10,10,10]+6[1,3,4,4,6,6]+16 → 32

    “眼科医”:《剣精の手》
    “眼科医”:1dx7+36
    DoubleCross : (1DX7+36) → 3[3]+36 → 39

    “眼科医”:《妄想の写し身》
    “眼科医”:1dx7+46
    DoubleCross : (1DX7+46) → 4[4]+46 → 50

    天宮千鶴:はー?
    “眼科医”:達成値50
    浅海沙天:リア不
    天宮千鶴:りあふ
    山本耕作:4dx>=50 ドッジ
    DoubleCross : (4DX10>=50) → 6[1,3,5,6] → 6 → 失敗

    山本耕作:命中!
    “眼科医”:雷神の槌の効果使用。ダメージ+2d10
    “眼科医”:6d10+2d10+87
    DoubleCross : (6D10+2D10+87) → 38[8,5,10,2,8,5]+13[6,7]+87 → 138

    加賀見 朔姫:あ、ドッジしてなかった、まぁ当たりましょう
    GM:あなた暴走よ
    加賀見 朔姫:あ、さっきマイナーで解除しまして
    加賀見 朔姫:チェックしっぱなしだった…
    GM:そうとは……
    GM:一応ドッジ振ってみよう
    加賀見 朔姫:はーい
    加賀見 朔姫:5dx+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 9[2,4,8,8,9]+1 → 10

    加賀見 朔姫:ドあたり!
    山本耕作:ゲストアーティスト(NPCカード)!
    山本耕作:浅海代空ちゃんを使うぜ!
    浅海代空:はーい、ちょっと現実性を希薄にするけど我慢してくださいねオウイエー
    浅海代空:ダメージ0!
    加賀見 朔姫:ではHP0になるので 伝承の蛇のロイスをタイタスに、 HP11で復活 まだ死んでいるのは貴方で結構です
    山本耕作:俺が薄れていく……
    浅海沙天:そのまま喰らって死、空欄のロイスを取得しタイタス化して復活、名前と感情は演出時で
    天宮千鶴:しぬ!
    天宮千鶴:加賀見ちゃんに ○連帯感/隔意で取得して昇華復活
    GM:では行動値6、SA†AN! アンコールだ!
    山本耕作:YEAH!
    山本耕作:そしてアンコールは……1度切りだ!これで終わらせるぞ!
    山本耕作:マイナーで給水し
    山本耕作:メジャーで攻撃!
    山本耕作:コンボ:『SA†AN』《コンセントレイト:ソラリス》+《絶対の恐怖》+《神の御言葉》
    GM:判定どうぞ!
    山本耕作:《援護の風》を使い、判定!
    山本耕作:これで侵蝕が+2で130になったのでダイスボーナスが増えるぜ
    山本耕作:12dx7+6
    DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,2,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[3,5,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,6,9,9,9,9]+10[3,6,7,7]+10[7,8]+10[7,9]+10[1,10]+6[6]+6 → 82

    GM:だから君達!
    山本耕作:YEAH!
    “眼科医”:ドッジ……
    “眼科医”:4dx>=82
    DoubleCross : (4DX10>=82) → 9[1,2,5,9] → 9 → 失敗

    “眼科医”:ダメージどうぞ
    山本耕作:往生しな!
    山本耕作:8d10+6+30
    DoubleCross : (8D10+6+30) → 48[8,7,1,4,6,4,9,9]+6+30 → 84

    山本耕作:装甲無視!
    “眼科医”:残りHP25……落ちる!
    “眼科医”:復活もナシ!
    GM:あなた達の勝利だ!
    加賀見 朔姫:よしゃあああ
    浅海沙天:いえい
    GM:演出!

    “眼科医”:瞬きの間に、その手にいつの間にか弓が握られている。
    “眼科医”:「この場の眼球は全て私の支配下にある。見せたいものを見せ、光を奪うことも自在だ」
    “眼科医”:「見えている物は、存在するも同じ。そして……」
    “眼科医”:あなた達の視界が暗転する。
    “眼科医”:「見えない物を知覚することはできない」
    “眼科医”:何かに射貫かれたような痛みが襲う。
    “眼科医”:光が戻る。
    “眼科医”:何かが突き刺さった痕跡こそあるが、そこには、何もない。
    山本耕作:「訳分かんねえ……!」
    山本耕作:だが、痛みは確かにここにある
    浅海沙天:その痛みの根源は胸であり、頭であり、眼であり、どれでも無かった
    加賀見 朔姫:「何かされたのかすらわからないとは、防ぎようもない、ですね……」痛みはある、けれどふらついても、倒れはしない
    浅海沙天:光が戻り、傷跡を確認できなかったことに乖離を覚えつつ、まだ立ち上がる
    天宮千鶴:「ッ……! っは。伊達にマスターはしてない、ってか」
    溢れ出る者:「(%$$’’))#%&’」あなた達を嘲笑うように、理解不能の声の軍勢が波となって迫る。
    加賀見 朔姫:「……有象無象の笑うモノ、少し、多すぎ邪魔すぎます、ね?」溢れ出、迫るものと…それを生み出してしまうモノを見る
    “ス繝フ繧。繝”:「……」溢れ出るものどもと違い、既に衝動を失った『門』は何の反応も返さない。
    加賀見 朔姫:「殉教だ、なんだと……多分、貴方は好きではなかったです。けれどその魂に憐れみ、を」自分があの時殺しておけば、そうはならなかったから、その反応のなさに悲しみを覚える
    加賀見 朔姫:「貴方の神ではないけれど……これもまたエゴであっても。貴方の意志を笑う残骸に殉教ならざる贄の死を与えましょう」それは、怒りだと思うから
    加賀見 朔姫:「かしこみかしこみ白す、邪なりやその骸、死せど尽きえぬは餓えなりや、怨念渦巻き捻れて、禍事罪事穢胎み給へ」パン、と笑う声を遮るように響く柏手の音とともに、静かに声を紡ぐ
    加賀見 朔姫:「現世を幽世に、骸を真に、我が身を影に、御霊は回帰す」どろりと、身体ごと融けるように影へと沈んでいく
    加賀見 朔姫:そうして残った影だけが広がっていく、じわじわと世界を侵す黒い影。
    加賀見 朔姫:……そこから現れるのは先に影から現れたのとは比べ物にならぬ、人よりはるかに大きな漆黒の大蛇。
    加賀見 朔姫:鎌首をもたげた大蛇は、堪えることもなくその飢えのまま涎を垂らして無数の溢れ出る者どもに食らいつき、虫けらの様に蹂躙する。
    溢れ出る者:「~$’$(>$’%}」悲鳴なのか怒号なのかも判然としない鳴き声を上げて捕食されてゆく。
    “眼科医”:「やはり眷属程度ではこちらの神性にも届かんか」
    山本耕作:「すげえ!こんなデンジャラスな一面があったなんてよ」加賀見の姿に目を見開き
    加賀見 朔姫:一つ、十、百、千……蔓延る贄を飲み込んだ蛇神は、そのまま影へと還り、広がった影が集まると再び人の形に戻る。
    加賀見 朔姫:「――ああ、ちっとも美味しくなかったです、ね?」口元をぬぐって、そう吐き捨てた。人を呪い、人を喰らう、荒神の起こす天災であった。
    溢れ出る者:「)’$(’)&%$)」だが、僅かに残った個体に恐れの色はない。それら自体が恐怖の化身であるが故に。
    溢れ出る者:「IY&$’’(~’?><]」なおもヒトを害そうと爪を立てている。
    加賀見 朔姫:「……食べ残しは、お願いします、ね?」そう、それができる人に声をかける
    浅海沙天:顔には出ないが、先程のような物理的な痛みには慣れていない
    浅海沙天:ギリギリと神経を万力で締められるような身体損壊を繰り返すたびに、レネゲイドが目の前の存在の早急な消去を求めてくる
    浅海沙天:…敵であれ味方であれ、だ、俺の異能は基本的にレネゲイドによる世界の汚染を許さない
    浅海沙天:「operam/ascensio(天上の者よ、現実を見ろ)」
    浅海沙天:白く、圧壊するような音がして
    浅海沙天:一拍遅れて鐘の音
    浅海沙天:観測した情報は入力されなければ正しく扱われない
    浅海沙天:鐘の音に溶けるように撹拌された情報は、既に誰にも入力できない
    浅海沙天:そうして、消されていく、今際の景色も想いも、全て鐘の音に溶かされて
    獅堂秋彦:“アンジュレーション”。その意味なすところは傾斜。
    獅堂秋彦:その能力は、因子を散布した領域内にレネゲイドの『坂』を作り出すこと。
    獅堂秋彦:高きは低きへ。角度が急なら勢いよく進む。
    獅堂秋彦:空間の座標に対応した、レネゲイドの方向、強度の強化減衰が可能だ。
    獅堂秋彦:「直滑降。最大角度で叩き込みます」
    獅堂秋彦:拡散された情報の破壊を、致命的なレベルにまで引き上げる。
    溢れ出る者:「     」理解不能の声という情報すら出力できず、崩れ去ってゆく。
    “ス繝フ繧。繝”:「……」『門』から溢れ出す異形という情報が止まる。一時的に『門』としての機能を失う。
    “眼科医”:「……やはり、その目は厄介だ」
    “眼科医”:姿が掻き消えたかと思うと、何もない場所から現われる。
    “眼科医”:「欺瞞情報が剥ぎ取られてしまった。ダミーはもう使えんか」
    浅海沙天:「…厄介なら返してくださいよ」
    浅海沙天:「この負債、他人に抱えさせたくないんですから」
    “眼科医”:「それを背負ってでもやるべきことがある」
    “眼科医”:「それはお前も同じだろう?」
    浅海沙天:「それはそうです」
    “眼科医”:「ならば言葉で止まると思うな。……そして」
    “眼科医”:「この程度では、これは止まらん。『門』としての機能を失っても、これ自体が異界に汚染された邪神因子保持者(オーヴァード)だ」
    “ス繝フ繧。繝”:「……」ぞぶり、と空白の衝動の器となった肉体から、軟体生物のものとも節足動物のものともとれる異形の触手が這い出す。
    “ス繝フ繧。繝”:触れた者に狂気を伝染させ、自ら破滅へと向かわせるおぞましき腕。
    “ス繝フ繧。繝”:ぬとぬとと表面の濡れた名状し難き触腕が、耳障りな水音を立てて振るわれる。
    山本耕作:「げえキモッ!」
    山本耕作:「俺でも分かる、触れられたらヤバいって……!」
    加賀見 朔姫:「理解できない代物……けれど大丈夫です。届かせませんから」
    加賀見 朔姫:「だから……あの人にも、また歌を聞かせてあげてください」
    加賀見 朔姫:「私は鏡、私は蛇神、私は禍神」影が沸き立ち、その背後より再び蛇神が躍る。そうしてその紅き眼が見開かれる
    加賀見 朔姫:「貴方を映し、貴方を見つめ」歌うような言葉とともに、紅い眼は鏡のようにステファノだったものを、見つめながら、同時に相手に自分を見つめ直させる
    加賀見 朔姫:「……貴方を呪う、”人に堕せ”」相手を指さし、神威を込めて威圧する、触手を押し返し、その姿をヒトに押し込める、そういう重圧である呪い
    “ス繝フ繧。繝”:「……」触手が、ずるずると肉体に帰ってゆく。
    “ス繝フ繧。繝”:呪いを受けて、ヒトとしての形に押し込められる。
    “ス繝フ繧。繝”:だが、既にその衝動は空白。非現実空間に霧散した。溢れ出したものを押し込めることはできても、失われたものを戻すことはできない。
    “ス繝フ繧。繝”:「……」
    加賀見 朔姫:「ええ、解っています…私は、取り戻すこともできない、かたちだけ、です」
    加賀見 朔姫:貴方にロイスを ステファノ 〇せめて人らしく在れ/せめて人らしく眠れ
    天宮千鶴:「──恨み給え、憎み給え、諦め給え」ショットガンの銃身を撫でながら、祝詞とも言えない、短い言葉を綴る。
    天宮千鶴:普段抑えている左目の視力を開放するルーティーンの一種。銃身を、ヒトガタに押し固め直されたものに向ける。
    天宮千鶴:視界の中を、無数の天使が舞う。迎えの準備をするかのように
    天宮千鶴:「……じゃあね」彼に対して思い入れがあるわけでもない。怪物による生理的嫌悪感を除けば、いっそ無関心といってもいい。しかし
    天宮千鶴:どうも彼らは、憐れみを持って迎え入れるようだ。
    天宮千鶴:発砲。着弾し、体内に残った弾丸を媒介に。群がる天使を、物質界に引きずり降ろす。
    天宮千鶴:傷口を侵食し、白翼が溢れ出した。
    “眼科医”:「慈悲深いことだが……それは既にこちらの世界の法則から逸脱した」
    “眼科医”:「天使(おまえたち)の父の御許へは、辿り着けない」
    “ス繝フ繧。繝”:「……」がくがくと、白翼が体中から溢れさせながら、それでも立っている。
    “ス繝フ繧。繝”:その魂は、既に『向こう側』に魅入られている。
    山本耕作:「辛気臭い顔でうだうだ言いやがって……!」
    天宮千鶴:「うるさいな」
    天宮千鶴:「あたしだって知らないよ。そんなもの」
    天宮千鶴:「あたしはただ使っているだけ。感傷も憐れみも」
    天宮千鶴:「全部彼らにやってもらうだけ」
    “眼科医”:「ならば、恨みも、憎みも、諦めも、お前には相応しくないな」
    “眼科医”:「それを抱く前に、何も分からず、死ぬがいい」
    “眼科医”:暗転。
    “眼科医”:衝撃。
    “眼科医”:光が戻る。
    “眼科医”:異能の目を持つ二人を狙った。回避は不可能。過程を認識することすら。
    “眼科医”:既に攻撃されているという結果だけが眼前に突き付けられる。
    浅海沙天:射線予測すらできなかった二撃目、甘んじて喰らう
    浅海沙天:「…本当に強いなあ」
    浅海沙天:過程とこれからやることがどうであれ、娘さんを助けたい気持ちは本当なのだろう
    天宮千鶴:「っか、は」
    天宮千鶴:「……っはは。何を今更」
    天宮千鶴:「そういう弟子に仕込んだのはあんたでしょうが……!」
    天宮千鶴:「ふさわしくなくて結構。メアリのことはあたしに任せてもっかい殺されてな!」
    “眼科医”:「いいや……こんな弟子にするつもりはなかったよ」
    “眼科医”:「お前なら、私と共にメアリを救ってくれると期待していた」
    “眼科医”:「期待外れだ」
    加賀見 朔姫:何をしているかは分からなくとも、最も隙のできるであろう攻撃の直後に、味方を囮にしてでも一歩踏み込む。
    加賀見 朔姫:足元から、刹那に眼科医の足元へ影が伸びる。
    “眼科医”:「……!」
    加賀見 朔姫:「高い理想だけを見れば、足元から掬われる」そこから飛び出すのは、人ひとりを飲み込むには足りぬ大きさの蛇、それがハラワタを狙って噛みつこうとする。
    “眼科医”:食らい付かれ、即座に“幻凍星(エヴァーチカ)”の目による情報凍結で粉砕する。
    “眼科医”:しかし、その牙は僅かに内臓まで届いている。
    加賀見 朔姫:「貴方は自分が愛していると、他の者がどう見ようと、自分の見方は変わらないといいました」
    加賀見 朔姫:「なら、他の人も自分の考えにのっとって愛を、救いを持つこともあると理解すべきです、ね?」
    加賀見 朔姫:「それを期待外れと、自分の考えだけ正しいとするのは、間違っています」
    “眼科医”:生前はマスターとまで呼ばれた男。単純な不意討ちにかかるほど甘くはない。
    “眼科医”:それでも、今の一撃を受けたのは、それだけ期待を裏切られたと感じた衝撃が大きかったから。
    “眼科医”:「……そうか」
    “眼科医”:「ならば、もう期待はしない。私は一人でもメアリを救う」
    加賀見 朔姫:「……悲しいこと」
    山本耕作:「スゥーーーーッ」大きく息を吸って
    山本耕作:「ちょいと作曲に時間かかったが」「今から聴かせてやるよ」
    山本耕作:「”目”も醒めるような、激しいLIVE!聴いて逝きな!」
    山本耕作:ギターをかき鳴らす
    山本耕作:敵の力は目でどうこうするらしいが
    山本耕作:「音は見えねえもんなあ!!!」
    山本耕作:リズムはどんどん激しくなって
    山本耕作:「だが───音は、聴いた奴の心に、見せることもできる」
    山本耕作:「お前は何を見る───新曲、『PRIΣM』」
    山本耕作:激しい前奏から一転、静かな歌い出し 歌詞を紡いでいく
    山本耕作:その歌を聴いた観客(ターゲット)は、何も見えない洞窟を歩いているような感覚を覚えるだろう
    “眼科医”:視覚に干渉した妨害は通用しない。レネゲイドによるものなら、鼓膜を破ったところで意味がない可能性が高い。
    “眼科医”:(だが……これを受けるのはまずい)
    山本耕作:やがて辿り着いた先で、巨大な水晶と出会うだろう
    山本耕作:そこに映るのはお前自身か?いや───
    “眼科医”:(聴覚を通じて認識自体に干渉する能力……入力器官が異なるが、私と同質の能力!)
    山本耕作:お前の姿をした、顔の見えない誰かが
    山本耕作:引きずり込むのさ、冷たい水晶の中に!
    “眼科医”:「――音は、聴いた者の心に見せることもできる、と言ったな」
    “眼科医”:「ならば、心を持たない者が相手ならば、どうだ」
    “眼科医”:『門』となった“ステファノ”の主導権は握っている。
    “ス繝フ繧。繝”:触手を伸ばす。その先にいるのは“眼科医”。
    “ス繝フ繧。繝”:“眼科医”の耳から、侵入。その聴覚を一時的に簒奪する。
    “ス繝フ繧。繝”:その歌を聴くのは、心なき器。
    “ス繝フ繧。繝”:空の心に、その歌は反響し、歌い手の元へ跳ね返ってゆく。
    山本耕作:「ッ!?」
    山本耕作:心臓を握り潰されるような感覚
    山本耕作:演奏は止まり、歌声も途切れる
    “眼科医”:「危険な男だ……深淵への『門』を、防御で使い潰さざるを得なかった……」耳から血を流して
    山本耕作:「ハウっちまったじゃねえの……マナーの悪い観客だ」
    “眼科医”:「だが……まだ必要な素材は残っている。依代は、代わりが利く」
    “眼科医”:「次はお前達の誰かを『門』にしよう」
    山本耕作:「代わりの効く命なんて、ねえよ」
    “眼科医”:「私にとって代わりの利かないものは、もうメアリだけだ」
    山本耕作:「ほんっとに、モーモクな野郎!」
    浅海沙天:…すごい歌だった、この短時間で、コンセプトと曲調がしっかりとまとまっていて
    浅海沙天:何より、歌声が胸を打つ
    浅海沙天:「…メアリさんが大事なのは、わかりますよ」
    浅海沙天:「家族が大変な目に遭っていたら助けたいのはよくあることでしょうし」
    浅海沙天:「だからあなたの言うことを否定して殴り飛ばす気は毛頭ない、無いんですけど…」
    浅海沙天:こういうことしかできない自分が本当に恨めしい
    浅海沙天:パチン、と手を叩く、単純に一つ音を出す手段
    浅海沙天:その一音に意識を集中させ、眼科医の意識を刈り取る
    浅海沙天:「天宮さん!」
    “眼科医”:同じ目を持っている。この身は眼球の主(マスターサイト)。そう簡単に意識を奪われる真似はしない。
    “眼科医”:それでも、注意を払って、対処しなければならない。
    “眼科医”:暗殺者を前に、他の者に、僅かでも意識を集中させた。
    天宮千鶴:その間隙を見逃せるほど、甘い教育は受けていない。
    天宮千鶴:『アドナイ・メレクの義眼』と眼科医は、同じ目を媒介にした能力であり、似て非なる過程を持つ遺産。
    “眼科医”:多人数を相手にしながらも、常に天宮千鶴を最も警戒していた。
    天宮千鶴:……だが。すでに一度。同じ不意を突く形で、それは同じ目でありながら、一度すでに主(マスター)を弑することに成功している。
    “眼科医”:一度自分を殺した相手だ。そして、自らの手練手管を全て注ぎ込んだ弟子だ。
    “眼科医”:その警戒を、強制的に外された。ほんの刹那にも満たぬ、小数点以下に膨大な0が積み重なるあってなきような瞬間。
    “眼科医”:天宮千鶴は、その致命的な隙を確実に突いてくる!
    天宮千鶴:「二度、同じことをすることになるとはね」向けるのは、銃口ではない。指を銃の形にしたものと、左目の視線。
    天宮千鶴:「──王国は逆転する。エリヤの籠の門を開け」
    天宮千鶴:天使を物質化する遺産の効力を逆転させる。奇しくも師の術理──認識による存在証明を逆手に取った一撃。物質を天使に変換する視線。
    天宮千鶴:遺産の表面から、眼前に。ガラスの割れるような音とともに、一条の閃光が”眼科医”の体を射抜く。
    天宮千鶴:渦を巻くように、その箇所から肉体が白い羽に変わっていく。
    天宮千鶴:「っぐ、ぁ……!」ひび割れた義眼の瞼を閉じて、右目でその姿を見届けた
    “眼科医”:肉を持つ体が、形而上の天使へと変換されてゆく。
    “眼科医”:それは存在の消去。強制的な最後の審判への列席。
    “眼科医”:「ま……さか、二度も、これを食らうと、は……」
    “眼科医”:“アナザヴィジョン”の体が、胸の中心から羽となり、宙に散ってゆく。
    “眼科医”:「す、まない……ポール……」
    山本耕作:「効いてる……よな?」
    “眼科医”:血肉も、臓器も、四肢も、骨も、髄も消えてゆく。
    加賀見 朔姫:「ええ、ここまで……消えてしまえば……普通の人ならば」
    “眼科医”:脳髄を巻き込んで、眼球すらも消滅した。その肉体の一片に至るまで、残ることなく。
    天宮千鶴:「……普通なら、ね」傷ついた左目から流れる血を気にせず、右目で消える様を見届ける。
    浅海沙天:「…でも、もう一押し必要そうです」
    浅海沙天:「本当に、強いから」
    “眼科医”:『――そうだ。私が、一度死んで対策していない筈がない。お前なら分かっているな、千鶴』
    “眼科医”:虚空から、声がした。
    “眼科医”:否。
    “眼科医”:そこに、男が立っている。顔も判別できない、特徴を認識できない、朧気な男の像が。
    “眼科医”:『認識すれば、そこにそれはある』
    “眼科医”:『お前達の眼球を通じて、私を「存在することにした」』
    “眼科医”:『だが、これで素材も失った。今度は逆の目を奪い直しだ』
    “眼科医”:『その前に、天敵から潰そう』
    “眼科医”:最早暗転の必要もなく。
    “眼科医”:ただそうであると認識させただけで天宮と山本の肉体が無数の致命傷を受ける。
    山本耕作:「だから……嫌なんだよこの攻撃!」
    天宮千鶴:「あぐ、ぅ……! しつ、こいなぁ!」左目は。遺産はしばらくは使えない。半分欠けた視野では認識もままならない。
    天宮千鶴:暗殺者であるならば、二打と撃てない技で仕留め損なったのだ。敗北も同然だ。
    天宮千鶴:だが、今は。暗殺者であるが、探偵助手でもあるのだ。
    加賀見 朔姫:先の一撃がたまたまなのは、噛みついた時の味から知っている、動揺していただけで、当たってもすぐ砕かれるほどだから。
    加賀見 朔姫:だから、冷静になるために普段は飢えて飢えさせて、あふれる衝動を押さえつけて、相手を見つめる
    加賀見 朔姫:「……そこまで、ボロボロになって諦められないのです、ね?」朧で不確かなのに止められないような力を残した相手、分かりきったことだけれど、確かめたい
    “眼科医”:『死ぬのは初めてではない』
    “眼科医”:『死や、私自身が傷付くことは、諦める理由にはならない』
    加賀見 朔姫:「……そうやって貴方が傷つくこと、この行いの犠牲を知ることで娘さんが悲しんだとして、も?」
    “眼科医”:『過去の傷は……乗り越えられる。光ある未来さえあるのなら』
    “眼科医”:『メアリが未来を見られるように……私が、メアリの未来を取り戻す』
    加賀見 朔姫:「その行いが、未来から光を奪うかもしれないのに……」
    加賀見 朔姫:「光は、目に見えるものだけではない、と……多分、そう思います」
    加賀見 朔姫:「だから、……目で見ず、貴方をみつめましょう」目を閉じて、影から蛇を呼び戻す
    加賀見 朔姫:「…”邪殻牙螺羅蛇”」その意思の塊の匂いへと影を伸ばして、噛みつく
    “眼科医”:既に認識阻害は使えない。使えば、認識によって保っているこの体を保てない。
    “眼科医”:奪った目もない。影の蛇を砕くことはできない。
    “眼科医”:だから、仮初めの命だけは守れるように、純粋に肉体の強度を可能な限り高く観測させた。
    “眼科医”:それでも、所詮レネゲイドによって形作られたもの。肉の体よりも、レネゲイド喰らいのウロボロスの影響を大きく受ける。
    “眼科医”:頑強な肉体に、罅が入る。
    加賀見 朔姫:「見えなくてもそこにある、あなた自身がその証明です……」存在する彼に食らいつき、確かに喰らったのだと飲み込んで
    “眼科医”:朧気な肉体が、限界を迎えつつある。
    “眼科医”:これ以上攻撃を受ければ存在を保てない。
    “眼科医”:これが最後の攻撃になる。この一撃で、全員を再起不能にする。
    “眼科医”:気負う必要はない。ただ、そう認識させればいいだけのこと。
    “眼科医”:【お前達の体はもう立ち上がれる状態ではない】――それは、事実になる。
    “眼科医”:これだけ消耗させた今なら、無理矢理に立ち上がることすらできないはずだ。
    浅海沙天:予備動作も無い即死攻撃、避ける手段は限られているし、自分もそれを持ち合わせていない
    浅海沙天:どすり、と胸に鉄を埋め込まれるような感覚の後、そのまま倒れる
    浅海沙天:…ここで止まる?いいや
    浅海沙天:ここで止まったら、彼の最期を見ること無く倒れたら
    浅海沙天:きっと、一生後悔する
    浅海沙天:ただでさえ、戦っている最中も踏ん切りがつかなかったのに
    浅海沙天:“眼科医” 誠意/〇後悔・不安
    浅海沙天:以上取得でデータの復活処理へ
    浅海沙天:衝撃で眼帯が落ちた、視界が半分開けた
    浅海沙天:青い両目が、眼科医を覗き込んでいた
    加賀見 朔姫:ぐらりと身体から、力が抜け倒れる。傷は多くなく、立ち上がれない程ではないはずなのに
    加賀見 朔姫:痛いとか、苦しい、そういうのを通り越した、ただ力を奪われる、無力に瀕死となるのが、不快だった
    加賀見 朔姫:そう、死とは、不快なのだ
    加賀見 朔姫:死んだ者から生まれた、そうあれと望まれた身は生まれながらに死を知っているから
    加賀見 朔姫:ああ、そうだ、これは立ち上がれない程ではない……生き汚くまだ、足掻こうと、倒れながら、拳だけは握りしめた
    天宮千鶴:「……は。」
    天宮千鶴:力が抜ける。負傷でも損傷でもなく、そうあれかしと定義された肉体が、静かに倒れる。
    天宮千鶴:視界は欠け、遺産はしばらく効力を失い、体に力は入らない。まさしく万事休すか。
    天宮千鶴:……そういう認識をしては、思う壺だ。
    天宮千鶴:認識で戦う相手なら、認識で乗り越えていけばいい。弟子時代から指摘されがちではあったが、存外。自分は理論より感覚で通すタイプらしい。
    天宮千鶴:「……全滅、なんて思っちゃいないよな」
    浅海代空:「――兄さんの目が、向こうにないなら」
    浅海代空:浅海沙天の目は、非現実位相に繋がっていた。
    浅海代空:ならば、同じく『そこ』にいる者の血を引く代空も、同様に繋がりを持っていても不思議はない。
    浅海代空:その能力は、肉体の現実性の希釈。限りなく、体が霧散し始める限界まで、非現実位相へ近付く能力。
    浅海代空:“眼科医”が沙天の目を失った今なら、たった一人をその安全圏へ逃がすことくらいはできる。
    浅海代空:「よろしく、お願いします」
    山本耕作:「悪いな、代空ちゃん……いや、ここで言うべきは」
    山本耕作:「Thank you!」
    山本耕作:”眼科医”はもうとっくにやられているのを、無理矢理な理屈を付けて、存在を繋ぎ止めている
    山本耕作:自分はここにいる……そう強く認識させて
    山本耕作:なら
    山本耕作:同じ様に、俺は───
    山本耕作:「『SA†AN』……今日はこの曲で締めるぜ」
    山本耕作:自分の原点となる曲、一番俺らしいと思えるこの曲で、俺の存在を……思いっきりぶつける!
    山本耕作:これを聴いて、お前はお前でいられるか?
    山本耕作:後のことは考えない 喉も、能力による音圧のブーストも、最大限に酷使して
    山本耕作:『今ここにある 魂の咆哮』
    山本耕作:『ただそれだけが 生きてる証明(あかし)』
    山本耕作:『さあ 俺の名を呼べ』
    山本耕作:倒れている仲間達にも、語り掛けて
    浅海沙天:「……いっけえ、SA†AN!」お願いだ、終わらせてくれ
    加賀見 朔姫:「……素敵な歌をお願い、しますね…SA†AN」
    浅海代空:「頼みますよ、さ……SA†AN!」
    天宮千鶴:.「こうs……SA†AN.頼んだよ」
    獅堂秋彦:「山本さん……いえ、SA†AN。任務の成否を、貴方に託します」
    山本耕作:昂るぜ、今この場(ステージ)は、俺の物だ!
    山本耕作:『SA†AN!!!』
    山本耕作:ぶつけたぜ、俺たちの全てを
    “眼科医”:同質の能力による自我の塗り潰し合い。
    “眼科医”:能力の最大出力はこちらの方が上だろうが、互いに戦闘による疲弊がある。現状ではそう差はない。
    “眼科医”:つまり、最後に勝敗を別つのは、自我の強さ。
    “眼科医”:『私は、二度の死を乗り越えた』
    “眼科医”:『私の欲望は、私のエゴは、死をも克服する!』
    “眼科医”:“眼科医”の自我は、この場の誰よりも強いだろう。
    “眼科医”:ジャームは思考が固定されている。純粋な意志力という話なら、ジャームに勝てる者などいるはずもない。
    “眼科医”:……一人で戦うのなら、の話だが。
    “眼科医”:体が、霧散してゆく。
    “眼科医”:絆の力。それこそが、オーヴァードがジャームに勝つ唯一の力。
    “眼科医”:『ま……まだ、だ。諦められるか……』
    “眼科医”:『私は、メアリを救う……!』
    “眼科医”:言葉とは裏腹に、体は形を保てずにいる。
    “眼科医”:肉体を失い、認識すら塗り潰されて、最早“眼科医”に為す術はない。
    “眼科医”:それでも、男は諦められなかった。
    天宮千鶴:「……無様だな」認識による存在証明は、一部ではあるがこちらも使うもの。立ち上がる程度の対抗は、時間を置けば可能だ。
    天宮千鶴:「……これで本当に最後だ。”眼科医”」ショットガンの弾をリロードしつつ、歩み寄る
    “眼科医”:『……』
    “眼科医”:諦められずとも、その結末は見えている。分かってしまう。
    “眼科医”:『……頼む』
    天宮千鶴:「……最後に殊勝になりやがって」
    “眼科医”:『メアリを……頼む』
    天宮千鶴:「生前どころか、一度目のときも言えなかったけどさ」
    天宮千鶴:天宮千鶴は、天涯孤独の身だ。親族は眼科医のもとに来る前に、ありふれた原因で死亡している。
    天宮千鶴:「そこでちゃんと娘の名前出せるなら、合格だな」
    天宮千鶴:「……さようなら」
    天宮千鶴:「お父さん」
    天宮千鶴:発砲。希薄になった認識への、決別という決定打を叩き込む。
    “眼科医”:『メアリ……』
    “眼科医”:『……と、幸せ……に』
    天宮千鶴:「あたしはヘテロだ、馬鹿野郎」
    “眼科医”:最後の残滓も消え失せて、“眼科医”エリヤ・レムナントは、三度目にしてようやく、本物の死を迎えた。
    山本耕作:「ちょっとだけ、満足そうになりやがって……」消えゆく眼科医を見届けた
    浅海沙天:「…………」最期にメアリさんのことを託せるようになったのは、よかったのだろうか
    加賀見 朔姫:「……行いは間違っていると思うけれど、やっぱり、確かに、これも愛です、ね」

    バックトラック


    GM:バックトラック
    GM:Eロイスは……
    GM:“アナザヴィジョン” 《妄念の姿》
    GM:“ス繝フ繧。繝” 《覚醒する世界》(こいつを残してると溢れ出る者が湧きまくって隠蔽不可能になってた)
    GM:“眼科医” 《妄念の姿》?2、《マジカル☆リクエスト》?2、《無限を継ぐ者》(“アナザヴィジョン”の体に乗り移った)、《虚実崩壊》(クロウリングケイオスステージのデータを使用可能にした)
    GM:計8個!
    浅海沙天:振ります
    天宮千鶴:ふる!
    浅海沙天:8d10
    DoubleCross : (8D10) → 43[7,6,9,5,6,6,2,2] → 43

    加賀見 朔姫:ふります
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を43(→ 43)減少 (127 → 84)
    天宮千鶴:123-8d10
    DoubleCross : (123-8D10) → 123-45[9,8,6,1,5,3,9,4] → 78

    加賀見 朔姫:8d10-151
    DoubleCross : (8D10-151) → 56[1,9,5,5,6,10,10,10]-151 → -95

    浅海沙天:等倍
    浅海沙天:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 18[7,3,8] → 18

    天宮千鶴:とーばい
    加賀見 朔姫:は???
    浅海沙天:浅海沙天の侵蝕率を18(→ 18)減少 (84 → 66)
    浅海沙天:4点域
    天宮千鶴:78-3d10
    DoubleCross : (78-3D10) → 78-17[6,8,3] → 61

    加賀見 朔姫:等倍…
    天宮千鶴:4てん!
    加賀見 朔姫:95-3d10
    DoubleCross : (95-3D10) → 95-17[7,8,2] → 78

    山本耕作:振るぜ振るぜ
    山本耕作:139-8d10
    DoubleCross : (139-8D10) → 139-39[3,3,1,9,3,8,6,6] → 100

    加賀見 朔姫:78だから、5点ですか
    山本耕作:等倍振り!
    山本耕作:100-3d10
    DoubleCross : (100-3D10) → 100-14[4,2,8] → 86

    山本耕作:5点帰還だ!
    GM:シナリオ10点、いつもの5点
    GM:Dロイスは“アナザヴィジョン”の遺産継承者、“眼科医”の工作員で2個、Eロイスと合わせて10点
    GM:経験点は25+侵蝕点!
    浅海沙天:29点拝領します…!
    加賀見 朔姫:わーい30点ー
    天宮千鶴:わーい29!
    山本耕作:30!
    GM:C((29+29+30+30)/3)
    DoubleCross : c((29+29+30+30)/3) → 39

    GM:GMは39点!
    山本耕作:GMもThank you!

    エンディング1



    GM:UGN日本支部第八ブリーフィングルーム。
    獅堂秋彦:「S市の隠蔽処理は滞りなく完了。“アナザヴィジョン”、“ステファノ”両名の肉体は消失」
    獅堂秋彦:「遺産『エヘイエーの義眼』の回収も不可能。付随して“眼科医”も消失」
    獅堂秋彦:「ですが、本来の任務である“ディライトキャリアー”の確保と、彼の能力の解除は完了」
    獅堂秋彦:「任務達成です。お疲れ様でした」
    加賀見 朔姫:「はい……後処理等ありがとうございます。お疲れ様でした、ね。アンジュレーション」仕事を受けた時と同じように品良くちょこんと座っていて
    加賀見 朔姫:「……偉い人が現場に来てくれると、頑張って報告とかしなくていいから助かります、ね」そう、この女、この件に関する報告を丸投げしたのだ
    加賀見 朔姫:本人の報告書には 逃亡ジャームしたディライトキャリアーの保護のため色々調査 対象を狙っていた眼科医という名乗るモノ及び彼の配下になった別の世界の者と推測されるもの等と交戦・撃破 まる 位しか書かれていない
    獅堂秋彦:「自分は今回の任務では指揮を執る立場というだけで、地位としては同僚ですが……」
    加賀見 朔姫:「正確には頭のいい人、というべきです、か」
    加賀見 朔姫:「……長い文を書くのは苦手です」
    獅堂秋彦:「霧谷さんの人員配置は的確ですから。加賀見さんには指揮以外の適性があるということです」
    加賀見 朔姫:「……割り振りきれてなくて過労気味な気もします、が。……いえいえ、此度は自分の無力さも痛感しました」
    獅堂秋彦:「無力さ、ですか。素晴らしい活躍だったと思いますが」
    獅堂秋彦:「大量の並行世界のジャームを一度に蹴散らして、“眼科医”とも渡り合っていました」
    加賀見 朔姫:「もっと、うまく先んじてやれていれば、S市のエージェント達の被害も少なかったかな、と」
    加賀見 朔姫:「そうなったらなったで、別の方策をかの方は考えていたのでしょう、けれど」
    獅堂秋彦:「相手は元マスターエージェント。討伐の為に多少の被害が出ることは避けられない……いえ」
    獅堂秋彦:「それでも被害をなくすのが、我々の仕事でしたね」
    加賀見 朔姫:「ええ、秩序を維持するのがUGN,だと……その秩序のうちにはUGNのひともいる、と思います、ね」
    獅堂秋彦:「ですが、理想というのは常に届かないものです。届いた時には、また新たな理想が遠くに見えてくる」
    加賀見 朔姫:「ええ、だからこそ、まだ、無力なのだと、思うのです」
    獅堂秋彦:「我々がすべきは、理想に手を伸ばし続けること。届かないことを嘆いている暇はありません」
    加賀見 朔姫:「……嘆いて、立ち止まれば、もっと多くの被害が、出るかもしれない、から…」
    加賀見 朔姫:「ああ、そう、いえば…ディライトキャリアー……あの子はどうなりました?」
    獅堂秋彦:「通常のジャームと同様、凍結処理に決まりました」
    獅堂秋彦:「イリーガルのジャーム化は重く受け止められ、イリーガルに対するメンタルケア制度の見直しがされるようです」
    加賀見 朔姫:「……それはよかった、ジャームになるのは、悲しいこと、ですからね」
    加賀見 朔姫:「ディライトキャリアーも、一般人相手だと単純に暴れるよりも危険なので、いっそ、などというのがないのなら、いいのです」
    獅堂秋彦:「それをしては、『エデンの園』と同じですよ」
    加賀見 朔姫:「ええ、そういうコトが言えるからこそ、私はUGNがいいのです」その言葉に笑みを浮かべて
    獅堂秋彦:「そんな心配を抱いて、そうやって笑える人が同僚でよかったです」
    獅堂秋彦:「自分も、加賀見さんはUGNに合っていると思います」
    加賀見 朔姫:「そう、なのでしょうか……いえ、多分、うれしい、と思い、ます?」なんとなく気恥ずかしい
    加賀見 朔姫:「あ、そうそう、報告で一つ書き忘れていたことが」ポンと手を打って
    獅堂秋彦:「……追加報告ですか。何でしょう」また自分が書くことになるんだろうな、と思いながら。
    加賀見 朔姫:「眼科医さんは眷属と言っていましたか、あの溢れ出ていたモノなのですが……」思い返して口をもごもご
    加賀見 朔姫:「世界の法則が違うからか、美味しくありませんでした、機会があっても食べない方が良いかな、と」胃もたれしそうな感じで、とも
    獅堂秋彦:「……食べる機会も、食べられる機能がある人もかなり限られそうですが、了解しました」
    加賀見 朔姫:「ええ、お願いします、この悲劇も繰り返すべきではないです、ね」
    加賀見 朔姫:「…また、お仕事をする機会があればよろしくお願いします、ね?」さっきのは、分からないなりの冗談だったのかいつも通りの顔で、また微笑んでいた
    獅堂秋彦:「ええ、そちらの機会は自分としても歓迎です」

    エンディング2



    GM:東京、渋谷。ライブハウス『ヘルゲート』。
    GM:黄昏時に、その悪魔は降臨する。
    山本耕作:「Ah───今日はありがとう」
    藤間真一:「うおー! SA†ANー!」満面の笑みで叫んでいる。
    山本耕作:「共に戦ってくれたこと───俺のファンでいてくれたこと」
    山本耕作:「他にもこの世界の全てに感謝を……していこうと思う(?)」
    山本耕作:観客席の真一クンの笑顔を確かめて
    山本耕作:「へへっ、まずは……この曲で」
    山本耕作:『SA†AN!!!』
    山本耕作:ここはライブハウス、設備も整っている
    浅海沙天:「いえーい!!」
    藤間真一:「Foooooo!!!!」
    浅海沙天:少し離れたところからでもステージが見える、なかなかいい作りのライブハウスで良かった
    山本耕作:より美しく、心を掴む旋律で、観客の心を掴む
    山本耕作:俺はいわゆる、”記憶探索者”ってやつらしい
    山本耕作:他人の心の奥底に、語り掛けることができるんだと
    山本耕作:果たして俺の歌手としての腕前故か?
    山本耕作:それとも俺が、こういう力を持ってるから、いい歌を歌えるのか?
    山本耕作:悩むこともある、でも
    山本耕作:『今ここにいる 俺が俺さ』
    山本耕作:『今そこで聴く お前もそうさ』
    藤間昌弘:「耕作の奴、喉あったまってんじゃねえか」後方オーナー面
    加賀見 朔姫:「素敵な、詩です、ね…皆さんも喜んでる」隅っこで、聞いている、まだ分からないなりに、周りも楽しそうなのはわかるから
    山本耕作:そう、悩みなんて全部ぶっ飛ばして
    山本耕作:俺は俺の歌を届けるだけ
    藤間真一:「Yeahー!!」
    天宮千鶴:「い、いえー」
    山本耕作:そう、この世の全ての人類(ファン)のために!
    山本耕作:『刻むぜ 俺の名は』
    山本耕作:『SA†AN!!!!』
    藤間真一:「SA†AN!!!!」
    浅海沙天:「SA†ANー!!!」
    加賀見 朔姫:「SA†ANー」
    天宮千鶴:「さ、SA†ANー」
    山本耕作:『みんな……Thank you!』
    藤間真一:「アンコール!」
    浅海沙天:「アンコール!!」
    加賀見 朔姫:「あんこー、る」ぱちぱち
    天宮千鶴:「あんこーるー」
    山本耕作:「ハァ……ハァ……アンコールは1回きりだぜ……?」
    山本耕作:沙天少年、意外にかなりノってるなあ、と思いながら
    山本耕作:「さあお前ら……着いてきなァ!」
    山本耕作:俺は歌い続ける、これからもずっと!

    エンディング3



    GM:ファミレス『サイデスカ』。
    浅海代空:「兄さん、こっちです」窓際の席にあなたを手招きする。
    浅海沙天:「あ、はい……」ポットに入れた季節限定のストロベリーティーを持ってそちらに座る、微妙に動きが硬い
    浅海沙天:「あ、お水です…」もう片手に持っていた水を差し出す
    浅海代空:「ありがとうございます」
    浅海代空:「気が利きますね。兄さん、モテるでしょう」
    浅海沙天:「いえ全然」
    浅海沙天:「教室の空気のようなものです」
    浅海代空:「そんなに真面目に答えないでください。最近見た映画の台詞を少し真似てみただけですから」
    浅海沙天:スパっと否定した、実際ここは早急に訂正しないと困りそうだったので
    浅海代空:「映画だと、逆に飲み物を持ってこなくてモテないって言われてましたけど」
    浅海沙天:「むしろ先に何持ってきてほしいと聞いてこないままにしていたので申し訳ないくらいですよ」
    浅海代空:「兄さん、私に何か遠慮してます?」
    浅海沙天:「誰にでもしてますよ、殆ど、程度の差はありますが」
    浅海沙天:実際、年上に対する遠慮の仕方のそれで話している
    浅海代空:「誰にでもですか。急に現われた親戚の娘相手ならそういうこともあると思いましたが、それは……」
    浅海代空:「疲れませんか?」
    浅海沙天:「……さあ、気が付いたらこうだったもので」
    浅海沙天:「浅海さんの方こそ、想定年下に兄さんと言い続けるの、気疲れとかないですか」
    浅海代空:「想定年下……何だか面白い言葉を使いますね」
    浅海沙天:父さんの妹の娘とかであれば、多分兄さんと呼んでてもおかしくない
    浅海代空:「というか、兄さんも結構抜けてるところあるんですね」
    浅海代空:「同じ任務に参加したんだから、年齢くらいのプロフィールは共有してるでしょう?」
    浅海代空:「私15歳なんですけど、そんなに大人っぽく見えます?」
    浅海沙天:「………」即座に端末を取り出して履歴からプロフィールを見る
    浅海沙天:15歳であってる
    浅海沙天:「……失礼しました」
    浅海沙天:近くに19歳で自分より小さい先輩がいるので感覚がズレていたのかもしれない
    浅海沙天:いや普通に文章読んでないのであれば反省物なのだが
    浅海代空:「いえいえ、構いませんよ。子供は年上に見られるのは喜ぶものですから」
    浅海沙天:「その物言いが既に子供らしくないと思います」
    浅海代空:「まあ別に喜んではいませんしね」
    浅海代空:「浅海の家……というと少しおかしいですが」
    浅海代空:「『こちら』は親戚が多いので、年上と話す機会も多くて、こういうこまっしゃくれた子に育ってしまいました」
    浅海沙天:「そんなに多いんですか……いや多いから父さん逃げたのか……」あの後父親に少し強めに問い詰めて事情は聴いた
    浅海沙天:曰く、実質祖母1人で多重に浮気を重ねた爛れた家だから逃げたとかなんとか
    浅海代空:「伯父さまが逃げたくなるのも分かります。結構ギスギスしてますから」
    浅海代空:「おばあさまの性質上、色だとか妾だとかうるさい人もいますし」
    浅海沙天:「その二言だけでモラルが死んでいる場所なのはよくわかりました」
    浅海代空:「あの人UGNには貢献してるので地味に権威とお金もあるのでその方面でも小競り合いだらけですし」
    浅海代空:「だから、そういうのと無縁な兄さんに会うの楽しみだったんです」
    浅海沙天:「それは…まあ……お疲れ様です……」
    浅海沙天:「期待されているような人間ではないと思いますが」
    浅海沙天:これは本当。
    浅海代空:「確かに、もう少し活発な人を想像していました」
    浅海代空:「でも私、気に入りましたよ、兄さんのこと」
    浅海沙天:「まあ、それらと無縁だった代わりの悩みがあったんだと思っていただければ」
    浅海沙天:「俺も環境の背景から考えると浅海さんは珍しい感性の人だなと思いましたね」
    浅海代空:「反面教師が多い環境なもので」
    浅海代空:「それに、私は結構早くからイリーガルとして活動していたので、外のまともな人達と会う機会を早く持てましたから」
    浅海沙天:「大事ですね、まともな人が近くにいるって、父さんもまともじゃないこと自覚して俺のこと遠ざけていた節もあったようなので」
    浅海沙天:代わりに寂しさが埋まらないことを、言う必要は無いだろう
    浅海代空:「それを自覚できるということは、伯父さまの感性は結構まともだと思いますけど」
    浅海沙天:「ふとした時に出るかもしれないのを警戒していたようです、そう言うのは無意識に出るからと」
    浅海代空:「聡明で、不器用な人なんですね」
    浅海代空:「あの家を出るのも頷けます」
    浅海沙天:「悪い人ではないと思いますよ、似たとは思えませんが」
    浅海沙天:硝子一枚隔てたような感想を述べ、カップのストロベリーティーに口をつける
    浅海代空:「そうですか」
    浅海代空:要らない遠慮してるところは似てると思いますけど、という言葉は飲み込んだ。
    浅海代空:何となく、これ以上踏み込むと逃げ出しそうな雰囲気がこの人にはある。
    浅海代空:「兄さん、偶にこうして会いに来ていいですか?」
    浅海沙天:「…あなたがいいのであればいいのですが…距離とかは大丈夫なのでしょうか」
    浅海代空:「そこまで遠くはありませんし、お金なら結構持ってるんですよ」
    浅海代空:「兄さんがいいのなら問題はありません」
    浅海代空:「こうして家の事情を話せる外の親戚は貴重なので、偶に愚痴に付き合ってほしいんです」
    浅海沙天:「そういう事であれば」
    浅海沙天:「俺も父方の親戚の話聞ける相手、本当に貴重なので」
    浅海代空:「取引成立ですね」
    浅海沙天:「ですね、協力関係ということで」
    浅海代空:「対等な立場ということで……ああ、そうだ。お金はあるっていいましたけど、ここの支払い」
    浅海代空:「割り勘でいいですか、兄さん?」
    浅海沙天:「ええ、俺が全額持つ覚悟もありましたが、そう言うことでしたら、割り勘で」
    浅海沙天:「あ、そうだ、さっき映画見たって言ってたようなんですけど、おすすめだったら教えてもらってもいいですか?」
    浅海代空:「とても面白かったのでおすすめですが……話題作なので知ってると思いますよ」
    浅海代空:タイトルを口にして、「今度会った時に、感想を聞かせてもらいますね」
    浅海沙天:「ああこれか……見に行かないとと思ってた奴だ…」
    浅海沙天:「ん、了解、また今度会うときまでに見ておきます」

    エンディング4



    GM:MR探偵事務所。
    GM:“眼科医”が引き起こした事件が終結し、UGNでの諸々の処理を済ませてあなたは帰ってきた。
    天宮千鶴:「メアリー。今戻ったよーっと」
    メアリ・レムナント:「……」冷ややかな雰囲気を発している。
    メアリ・レムナント:「随分、遅かったわね」
    天宮千鶴:「勤務契約としては非常勤だ。遅くなる連絡もしてたはずだぞ?」
    天宮千鶴:飄々とした様子でソファに座る。表情としては悪びれてもいないように見える
    天宮千鶴:しかし探偵の目には内側が見えるだろう。メアリを一目見たときからの
    天宮千鶴:安堵、罪悪感、親近感、食傷、親愛、焦燥──
    天宮千鶴:はっきり言えば、彼女は感情の置き所に迷っていた。
    メアリ・レムナント:「……まあいいわ」
    メアリ・レムナント:「でも、出勤した以上は働いてもらうわ」
    天宮千鶴:「それはわかってるとも」
    メアリ・レムナント:「コーヒー。砂糖の量は普通でいいわ」
    メアリ・レムナント:「私一人でできる仕事の量じゃ、そこまで疲れなかったから」
    天宮千鶴:「そう? まぁいいけど」
    天宮千鶴:立ち上がり、いつものようにコーヒーを淹れに行く。砂糖の量は注文通り。
    天宮千鶴:「豆はどうする?」
    メアリ・レムナント:「あなたに任せる」
    天宮千鶴:「ふぅん?」
    天宮千鶴:まぁいいか、とちょっとだけ良いやつを使う。特に理由はない。
    天宮千鶴:すこしして、ソーサーに乗せてコーヒーをいれたカップをメアリの前に置く
    天宮千鶴:「はいどうぞー」
    メアリ・レムナント:「どうも」
    メアリ・レムナント:香りを鼻腔に取り込み、一口飲む。
    メアリ・レムナント:「それで、ちゃんと活躍してきたんでしょうね。UGNの任務だったんでしょう?」
    天宮千鶴:「そりゃあもちろん。切った張ったの大立ち回りさ」
    メアリ・レムナント:「そう。それならうちの宣伝にもなったかしら」
    メアリ・レムナント:「でも、その割にはあまり喜んでないようだけど」
    天宮千鶴:「……勝手に見るなよスケベ」
    メアリ・レムナント:「そんな複雑な感情されたら嫌でも見えるわ」
    天宮千鶴:「えー? あたし今そんなことになってる?」
    メアリ・レムナント:「子供が遊んだドリンクバーみたい」
    天宮千鶴:「あっはっは」
    天宮千鶴:「……さてね。どうしたものか」
    天宮千鶴:メアリのそれは、あくまでも感情を可視化するもの。内心を覗き見る類ではない。
    天宮千鶴:ふぅ、とソファにこしかけ、天井を仰ぎ見る
    天宮千鶴:「……まぁ、口にしてしまえば簡単な話だよ」
    天宮千鶴:「過去に追いつかれた」
    天宮千鶴:「嘘で始めた物語の、逃げ続けてきた破綻に追いつかれたっていうだけ」
    天宮千鶴:「……まぁ、何も見なかったことにして、続けるのもアリなんだけどさ」
    天宮千鶴:「さて、探偵さん」
    メアリ・レムナント:「何だか、追い詰められた犯人みたいなこと言うのね」
    天宮千鶴:「今までの全部ぶっ壊すような真実と、今後も続く甘ったるい嘘、どっちがお好き?」
    メアリ・レムナント:「……私に関わることなのね」
    天宮千鶴:「……行っておくけど。意味深な語り口をしてるだけで、しょうもないことかもしれないぜ」
    天宮千鶴:「どっちに転んでもあたしの自己満足だ」
    天宮千鶴:「無視してコーヒー片付けろって言っても、何も起きやしないよ」
    メアリ・レムナント:「本当にあなたは勝手ね。いきなり休んで、いきなりそんなこと言って」
    メアリ・レムナント:「そんな感情してるくせに、自己満足だなんて、随分勝手だわ」
    メアリ・レムナント:「いいわ。疲れてる時は甘い物が欲しくなるけど、今はそんなに疲れてないの」
    メアリ・レムナント:「聞かせて。しょうもないことだったら、笑ってあげる」
    天宮千鶴:「エリヤ・レムナント」
    天宮千鶴:「──あんたの親父は、私が殺した」
    天宮千鶴:「FHエージェントだったあいつが、弟子の体借りて蘇ったってんで、もう一度殺した。それがついさっきの仕事だ」
    天宮千鶴:天井を見上げたまま、声音を変えることなく
    天宮千鶴:「……気分はどうだい、探偵さん」
    天宮千鶴:「探偵になってまで探した男の仇を、ずっと助手にしてた気分は」
    メアリ・レムナント:「……私、目が見えた頃は絵を描いていたの」
    メアリ・レムナント:「すごく小さな頃だから、大して上手くなかったけど、父さんは喜んでくれた」
    メアリ・レムナント:「私の描いた絵を、何というかすごく優しい気持ちで見てくれた」
    メアリ・レムナント:微笑みを浮かべる。
    メアリ・レムナント:「盲目でも、人を見る目には自身があるの。あなたが私を見る時、いつも父さんと同じ気持ちが混じってた」
    メアリ・レムナント:「あなたの言ってること、嘘じゃないんでしょうけど。それだけじゃないのも分かる。あまり上司を舐めないで」
    天宮千鶴:「……あたしが殺したことと、再殺が仕事だったのはマジだよ」ふぅ、と一息ついてから
    天宮千鶴:「あたしはまぁ、いわゆる孤児でね。エリヤさんに拾われて、まずは」
    天宮千鶴:「暗殺者として育てられたよ」ずっとつけていた”眼帯”を外して
    天宮千鶴:「……まぁ、何度殺してやろうかと思うような日々だったけど、それなりにうまくやってたさ」
    天宮千鶴:「……エリヤさん。エージェント”眼科医”が蘇ったのは、メアリ。あんたの目を治すためだ」
    天宮千鶴:「詳細は関係ないから省くけど、その方法は代償に世界をぶっ潰しかねないものだ」
    天宮千鶴:「……とはいえ、一度目の理由にそこも、実は関係なくてね」
    天宮千鶴:「嫉妬したのさ。メアリ。あんたに」「全部気づいたのは二度目の最後も最後だけどね」
    天宮千鶴:「代償の大きさにも気づかないで、惰性と庇護欲おっ被せて。此処まで来た」
    天宮千鶴:「……烏滸がましい話だけどさ。最後にちゃんと「父さん」って呼べた時に。メアリとの関係も耐えられなくなっちゃった」
    天宮千鶴:「だから。『自己満足』」
    天宮千鶴:「……満足かい、探偵さん」
    メアリ・レムナント:「満足も何も」
    メアリ・レムナント:「すごく普通のことじゃない、それ」
    天宮千鶴:「……は?」
    メアリ・レムナント:「父さんが好きで、父さんに可愛がられてる姉に嫉妬してる妹とか、結構よく聞く話よね」
    天宮千鶴:ポーカーフェイスも忘れて、あっけにとられたような顔
    天宮千鶴:「いやいやいやいや……その規模感におさめていい話なの?」
    天宮千鶴:「第一あたしアイツのこと好きなんかじゃねーし!」
    メアリ・レムナント:「反抗期の娘……」
    天宮千鶴:「ぐっ……」
    メアリ・レムナント:「言っておくけど、私も父さんのことは好きよ。……まあ、所業聞いてちょっと引いたけど」
    メアリ・レムナント:「でも、あなたともそれなりに長い付き合いだもの。今更その話聞いただけで嫌いにはなれないわよ」
    天宮千鶴:「っえ、い、いや……はぁ」
    天宮千鶴:「……参ったな。あたしこの場で首が飛ぶ覚悟もしてたんだぜ。仕事的にも、物理的にも」
    メアリ・レムナント:「あなたがいなくなったら私が困るわよ、仕事的に」
    メアリ・レムナント:「それにあなた、父さんの仇を探す為に探偵になったって言ってたけど」
    メアリ・レムナント:「正直、それは諦めてたのよ。いくら調べても出てこないし、だから薄々、父さん結構やばい奴だったんじゃないかって思ってたし」
    メアリ・レムナント:「私のモチベーションはもう違うところにあったんだと思うわ」
    天宮千鶴:「……なるほどね」
    天宮千鶴:「……はあ。なんかどっと疲れた気がするわ」
    天宮千鶴:「なぁ、メアリ」
    メアリ・レムナント:「何? 砂糖なら好きに使っていいわよ」
    天宮千鶴:「……いや、えっと」
    天宮千鶴:「……」
    天宮千鶴:「……2つ、いい?」
    メアリ・レムナント:「あんな重い話しておいて、今更遠慮してるの?」
    天宮千鶴:「いやだってさ……」
    メアリ・レムナント:「はっきりしなさい」
    天宮千鶴:「……んじゃあ、1つめ」
    天宮千鶴:「MR探偵事務所で、助手させて。惰性じゃなくて、ちゃんと」
    メアリ・レムナント:「条件があるわ」
    メアリ・レムナント:「今度から仕事抜けるなら事後報告じゃなくて、しっかり用件を伝えてから行くこと」
    天宮千鶴:「わかったよ」
    天宮千鶴:「……2つめ」
    天宮千鶴:「……あー。えっと。一回でいいからさ」
    天宮千鶴:「姉さんって、呼んで良い?」
    天宮千鶴:「──いややっぱなし! 何も聞かなかったことにして!」顔を赤くして両手を突き出す
    メアリ・レムナント:「……っぷ」
    メアリ・レムナント:「……っ、く、っ……!」声も出さず笑っている。
    天宮千鶴:「っわ、笑うんじゃない!」
    メアリ・レムナント:「私、あなたのこと初めて素直に可愛いと思ったかもしれな、ぃひ……」語尾に笑いが混じる。
    天宮千鶴:「なんかいろいろ言いたいことあるけど、まず笑うのやめない!?」
    メアリ・レムナント:「いいわよ、呼んでくれて」
    メアリ・レムナント:「一度と言わず、ずっと呼んでくれても」
    天宮千鶴:「……いや、やめる。メアリはやっぱメアリでいい」あからさまにそっぽをむいて
    メアリ・レムナント:「拗ねなくていいのに」
    天宮千鶴:「拗ねてない! 次のコーヒード○キのやつにすんぞ」
    メアリ・レムナント:「そんなことされたらお姉ちゃん困っちゃう」
    天宮千鶴:「……ほら、仕事。やるよ」
    天宮千鶴:「姉さん」
    メアリ・レムナント:「ふふ、ええ。あなたがいなかったから仕事溜まってるの」
    メアリ・レムナント:「しっかり働いてもらうわよ、千鶴」

    GM:『観測するアンリアリティ』全工程完了!
    GM:お疲れ様でした!
    加賀見 朔姫:お疲れ様でした
    天宮千鶴:おつかれさまでしたぁ!
    山本耕作:お疲れ様だぜ!
    浅海沙天:お疲れ様でした

    ポストクレジット



    GM:???。一面が純白で埋め尽くされ、しかし空だけは自然ではあり得ないほどに真っ青な場所だった。
    “眼科医”:体は既に霧散して、ただ認識だけがそこに引っかかっている。
    ????:「あ、いたいた、ギリギリ意識があるなら最低限アンケートくらいは取れるかしら」
    ????:「こんにちはー、聞こえてますかー」
    ????:身体は既にないはずなのに、話かけられている
    “眼科医”:認識だけがある状態なので声にはならない。
    “眼科医”:しかし、見るということは見られているということであり、聞くということは聞かれているということだ。
    “眼科医”:こちらが知覚していることは伝わっているだろう。
    ????:「あ、聞こえてるという思考があれば勝手に情報抽出して閲覧するので問題ないわ」
    ????:「よしよし捕まえるのは成功したみたいね、ちょっと前例が無いけどうまくいってよかったわ」
    “眼科医”:その気になれば認識を元に像を作り上げることもできるが、この場所ではすぐに霧散する。会話程度なら問題ないだろうが、そこまで労を払ってやる必要を感じない。
    ????:「労力払わなくていいわよー、どうせ消えるし」
    ????:「なんかうまいリサイクル方法も考えたけれどどれもうまくいかなさそうだし」
    “眼科医”:ジャーム殺しの人間兵器が、ジャームをリサイクルとは、度しがたいな。
    ????:「使えるものは近親だろうとジャームだろうと人間だろうとなんだって使わなくちゃ、もったいないでしょ、ね?」
    ????:「あ、別に蔑ろにしているわけじゃないわよ、ただ世界存続のリソースとして有効に活用させてもらってるだけ」
    “眼科医”:根本の方針では対立するが、そのスタンスは共感できる。
    ????:「そのためにちょっと間引きとかつながり保持のために複数台使って関係取り持ったりとか雑事は多いけどそれはそれ、っとそれより本題本題」
    ????:「えっと帳票に名前入れさせてくれなかったのよねあの子…そうそう、沙天の目借りていったでしょ」
    ????:「借りた感想とか聞きたいのよ、あと対峙した感想」
    “眼科医”:それもリソースにする為の情報収集か。
    ????:「それもあるけど」
    ????:「あれ作ったはいいもののとある目的用ワンオフだし放置しすぎてるし手元に置いておけなかったしそうこうしているうちに目的はなくなっちゃったしでぶっちゃけどういうスペックなのかわからないのよね」
    ????:あはは、と声が聞こえた気がする
    “眼科医”:もう一人を送り込んだのもそういう思惑か。本人は気付いていないようだったが。
    “眼科医”:いいだろう。この認識も間もなく消える。
    “眼科医”:これ以上手を伏せる意味もない。
    “眼科医”:厄介な目だ。脳に視覚情報に対する防護を用意している私や弟子でなければ移植した時点で発狂していただろう。
    “眼科医”:あれに耐えるには私達のような対策を用意するか、死や消滅に耐性を持つ天性が必要だろう。
    ????:「あ、ちゃんと防御はしてたのね防御策は……あら結構重い奴」
    ????:「そんなに知覚域を強めに作った覚えは無いんだけど…これはちょっと認識修正しなきゃ」
    ????:「とはいえセキュリティとして一定の効力はあり、と、この辺は次の量産型に反映しておけばよさそうね」
    “眼科医”:あれはまだ発展途上だ。
    “眼科医”:プロフィールを調べた限り、覚醒して日が浅い。成長の余地はあるし、現状のスペックも十全に引き出しているとは言えない。
    “眼科医”:将来性を含めれば、世界の存続とやらを根本からひっくり返しかねない代物だろう。
    ????:「うーん、負荷耐久試験して底見て安心しておきたいところだけど…あなたの発言の限りやめたほうがいいかしら」
    “眼科医”:引き金を引けば全てが終わりになりかねない。それは私も避けたい。
    “眼科医”:私が消えても、まだ娘が二人いるからな。
    ????:「あら~お熱い」
    ????:「あ、そうそう、一応お礼と褒めもしておきたかったんだ」
    “眼科医”:茶化すな出歯亀。
    ????:「はーい」堪えてはなさそう
    ????:「一個はステファノの始末ね、殺しても死なないから諦めてたんだけど、まさか異界直結ポータルに変質させて不死性とか全部有耶無耶にするとはね」
    “眼科医”:私にとっては一番手頃な駒だった。それだけだ。
    ????:「それでもありがとうございました、と」
    “眼科医”:利用しやすい動機と、目的達成までは生き残る不死性は便利ではあった。
    ????:「まあ、S6全員そういうタイプの壊れ方してるしね、後も嫌なの残ってるからなあ…」
    ????:「もう一個はあれ」
    ????:「"アドナイ・メレク"」
    ????:「物が物だから行方は気にしてたのよね」
    ????:「それなりに大事に扱ってくれそうなところに預けてくれて助かったわ」
    “眼科医”:ふむ。一応確認しておこう。
    “眼科医”:大事に扱ってくれなさそうなところに預けていたらどうしていた。
    ????:「回収か破壊」当たり前でしょう、といわんばかりの冷たい言い草だった
    “眼科医”:今、お前の認識に私の一部を仕掛けた。この空間ではすぐに霧散するが、お前という止まり木があれば百年は保つ。
    “眼科医”:安心しろ。私の再構築が可能な代物ではない。単純な条件付けの装置のようなものだ。
    ????:「あっこの」
    “眼科医”:もし、今後千鶴とメアリに干渉した場合、お前の認識を空転させて十年は活動を停止させる。
    ????:「こいつやりおったわ」
    “眼科医”:単なる保険だ。
    ????:「この状況でまだ何か保険をかけられるとは…完全に油断したわ」
    ????:声は平坦なままだ
    ????:「まあ要件はこれだけなんだけど」
    ????:「他に何かしたいことあるかしら」
    ????:仕掛けを見る、うわ、これ取るだけできっちり十年もっていくじゃないの
    “眼科医”:ない。必要なことはした。
    “眼科医”:これ以上私にリソースを割くな。娘達がいる世界の存続は、私にとっても必要なことだ。
    ????:「はーいそういうことなら仕事に戻りまーす、介錯要らないわね」
    ????:それだけ言い残すと声はぱったりと止んだ、本当に仕事に戻ったようだ
    “眼科医”:ここにあるのは認識だけ。
    “眼科医”:そして、認識する対象すらないということは。
    “眼科医”:その認識もないものと同じ。
    “眼科医”:特別な認識を必要とせず、その男の存在は今度こそ完全に終わりを迎えた。