オルテンシア、藍を集めて



GM:マグパロス
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



PC1:「蘇生乱造ヒドゥンアミュレット沢入 真由良そうり まゆら (キャラシート)PL:ミハエル
PC2:「ロストアクセル」 黒峰くろみね くくり (キャラシート)PL:御影
PC3:「蝙蝠要塞Reversi Fort出雲 弥恵いずも やえ (キャラシート)PL:レン

Index

  • マスターシーン
  • オープニング1
  • オープニング2
  • オープニング3
  • ミドル1
  • ミドル2
  • ミドル3
  • マスターシーン
  • ミドル4
  • マスターシーン
  • クライマックス
  • バックトラック
  • エンディング1
  • エンディング2
  • エンディング3


  • プリプレイ

    GM:ごほん
    GM:それではメンバーもそろったということで突発卓を始めるわよ!
    沢入真由良:よろしくお願いします!
    黒峰くくり:ウオーッ
    出雲弥恵:よろしくお願いします!
    GM:わいわい。それでは自己紹介を始めてもらおうと思います。まずはPC①の沢入さんから
    沢入真由良:はい
    沢入真由良キャラシート
    沢入真由良:「沢入真由良……です、あの……あまりじろじろ見ないでください……」
    沢入真由良:沢入真由良、コードネーム蘇生乱造(ヒドゥンアミュレット)です、レストラン「ビバーチェ」を経営している一家の娘兼UGNイリーガルです
    沢入真由良:昔行き倒れのFHチルドレンを自分の店で匿っていましたが
    沢入真由良:ある日彼が買い出しに出た際に追っ手に思いっきり異能で始末される現場を見てしまい
    沢入真由良:以来蘇生方法を必死に探して魔導書を読み漁っていたら知らないうちに覚醒していました
    GM:本当にやばいもの読んでるじゃん
    沢入真由良:色々あって今は蘇生自体は諦めてます、諦めるまでにやった道徳0点のやらかしの数は……数えてません
    沢入真由良:性格は大人しくて人見知り気味、気を許すと言動は辛辣になりつつも行動としては大人しく懐いてくれます
    沢入真由良:能力は紙片にまとめた魔眼をあらかじめ色々なところに仕込んで口頭指示で動かします
    沢入真由良:性能
    沢入真由良:バロールのピュアブリードです
    沢入真由良:狂騒の旋律で味方を支援しつつ諸々のトリガーを踏み
    沢入真由良:迎撃する魔眼で殴り返すことを主としてます
    沢入真由良:時の棺とかの便利系はありません、許して……
    沢入真由良:こんな感じです、よろしくお願いします…!
    GM:今回、真由良さんは滅茶苦茶重要なポジションです。
    GM:なぜなら…アタッカーはあなたしかいない!
    沢入真由良:え
    GM:このパーティのメイン火力として頑張ってね。
    沢入真由良:頑張らなきゃだめだこれ…頑張ります…
    GM:ではハンドアウト

    PC1:沢入真由良(PL:ミハエルさん)
    シナリオロイス:土呉 雅紀(つちくれ まさき) 推奨感情:庇護/不安
    土呉雅紀、連む友達もいねぇし
    一人で何かわけわかんねぇ事やってる
    陰気なガキだな。
    要は偶々いた学校のクラスメイトだ。
    そいつがお前に助けを求めてきた。
    まぁ実際の所
    こんな奴の言う事に付き合うなんて
    人生もう後日談、後は余生と思ってるアンタくらいしかいないんじゃないか?

    GM:らしいです。頑張ってね。
    沢入真由良:はい
    GM:「よろしくお願いします」
    沢入真由良:模範囚らしく人助けをしましょうかね、よろしくお願いします
    GM:では次、くくりちゃん!
    黒峰くくり:うす
    黒峰くくりキャラシート
    黒峰くくり:くくりだよぉ?
    GM:わぁい?
    黒峰くくり:おっとりした性格の14歳、少女チルドレン。
    黒峰くくり:白髪に黒のメッシュが入った髪と黒いリボンが特徴的。チャームポイントは頬のハートペイント。
    黒峰くくり:能力はバロール/エグザイルの変異種であり、自身の肉体から生まれる魔眼によって対象の精神的肉体的に加速させるぞ。
    黒峰くくり:直接的な攻撃力はないのですが、肉体加速により敵に掛けられた支援効果を早送りで終わらせたり、精神加速で敵の動きをバグらせるなど割と凶悪な能力です。
    黒峰くくり:精神加速は概ねゴールドエクスペリエンスと考えてください。
    黒峰くくり:ちなみにおっとりした性格は能力を制御できていない幼少期を精神加速状態で過ごした影響です。
    黒峰くくり:性能的には死神の瞳を中心に、ファストフォアードで支援解除・細胞侵蝕で重圧邪毒付与・異形の祭典で範囲拡大
    黒峰くくり:といった支援妨害型となっています。
    黒峰くくり:安定した能力値に紡ぎの魔眼を噛ませることで大体どの判定も5d以上でこなせるのでミドルもそこそこやれるよ
    黒峰くくり:そんな感じ!よろしくお願いします!
    GM:頼りになる~
    黒峰くくり:純正チルドレンのチカラ!
    GM:ではハンドアウト!

    PC2:黒峰くくり(PL:御影さん)
    シナリオロイス:御隠 邦治(みかくれ くにはる) 推奨感情:友好/疑念
    御隠邦治、チルドレンの嬢ちゃんとは顔馴染みか。
    学校のセンセなんてやってるイリーガルだが
    あの野郎とうとうやりやがった!
    民間人に危害を加えたと言ってUGNに出頭したんだよ!
    被害者には生徒の親までいるって言うし
    世も末ってやつだな
    当然正気を疑われてるがこのおっさん、やたら強いが身内には本当に弱い。そこで知り合いの嬢ちゃんがお目付役に呼ばれたってわけだ。
    ぼーっとしてればすぐ終わる仕事さ。
    そう固くなるなよ。

    GM:年上のお友達が出頭し、大変なことになりました。
    黒峰くくり:いぇーい御隠さん久しぶりい~
    黒峰くくり:ジャパンReドライブゲームショウ以来だね~
    黒峰くくり:本当にそうなのかは知らん
    黒峰くくりジャパンReドライブゲームショウ
    御隠 邦治:よろしくお願いします。
    黒峰くくり:よろしくお願いします
    御隠 邦治:僕は…許されないことをしてしまった…
    黒峰くくり:そうなんだあ
    GM:悩む彼を信じて助けてあげてね。
    GM:ちなみに、放っておいたらこのまま逮捕されます。
    黒峰くくり:どうしよっかなあ
    黒峰くくり:www
    黒峰くくり:流石に逮捕は可哀そうだから助けてあげるか……
    GM:ありがとね?
    GM:では最後に、レンさん。お願いします!
    出雲弥恵:はい!
    出雲弥恵キャラシート
    出雲弥恵:「出雲弥恵だよ。お疲れー、何か大変なことになってるみたいだねえ」
    GM:本当に…大変ねことに…。
    出雲弥恵:掴み所のない中年女性です。
    出雲弥恵:一応支部長ですが割と雑。スーツの上にジャージとか着てる
    GM:親しみやすく頼りになる。
    GM:おまけに実家のコネが太い。
    出雲弥恵:マスターレイスやらコードウェル博士やらがダイスででちゃったので影で何か言われてるかもしれませんが仕事はちゃんとやってます。ほんとほんと
    GM:ちょっとびっくりしたけど。
    出雲弥恵:性能としては盾ガン振り。あとエフェクトコピーを持ってきたんですがこれどうしようかな。未定です
    出雲弥恵:自分のメインで回復して離れたところも庇えるよ!あとミドル用エフェクトも一応持ってます
    GM:無限の可能性!
    出雲弥恵:こんなかんじか。よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします!
    GM:ではハンドアウト!

    PC3:出雲 弥恵(PL:レンさん)
    シナリオロイス:“オルテンシア”推奨感情:好奇心/敵愾心
    最近街じゃ失跡騒ぎにイリーガルが人を殺しただのでアンタの支部は大変な事になってるな。
    そこにもっと悪いニュースだ!
    FHエージェント、“オルテンシア“が今この街にいるって話だ。気を引き締めろ。
    奴は何処にいるかは分からない。
    なんせ姿形もその中身もコロコロ変わるからな。
    神出鬼没なやつだが...アンタなら正体を明かしてくれるのか?
    ひょっとしたらヨハンにコードウェルにそっちの筋からの情報もあるかもな。

    GM:らしいです。大変な状況だけど、なぜかFHからの助けがあるかもしれない。
    出雲弥恵:地獄に仏?
    GM:そうかも…
    GM:あやしいセミナーに参加するように言われるかも…?(さすがにそれはない)
    GM:でも頑張ってほしい。
    GM:このセッションで一番重要な役です。
    出雲弥恵:ひゃあ 頑張ります
    GM:わいわい、よろしくね!
    GM:では、自己紹介を終了してマスターシーンへ進みます。

    マスターシーン


    GM:人里から少し離れた山の裾。
    GM:凡そ誰からも忘れ去られた人の住んでいないようなボロ小屋。
    GM:人が住んでいないようなボロ小屋とは言ったが、住んでいないやつがいないわけじゃない。
    少年:「‥‥‥‥」
    GM:一人は失神しているガキがいて
    ジャーム?:「…を、もっと、よこせ!」「早く!」
    GM:一人は片腕の肥大化した化け物、ジャームの男がガキの首を絞めて
    GM:まさに今、馬鹿でかい腕を叩きつけようとしていた。
    ??:「────僕の生徒に手を出すな!」
    GM:その声と同時に、ジャームはその体の内側から無数の腕が生え、八つ裂きにされる。
    ??:「…君、大丈夫か」
    GM:血まみれの中、なんとか意識があるかの確認をするが帰ってきた言葉は想定外のものだった。
    少年:「やめて…殴らないで…父さん…」
    GM:この事件の始まりは、ここだ。 ここから始まった。
    GM:実際のところ原因なんて幾らでも前からあるだろうが切りがないしな。
    GM:ま、そこはどーでもいいだろう。
    GM:ジャームから子供を助けに来たイリーガル、御隠邦治は、生徒の家族を殺した。

    オープニング1 沢入 真由良


    GM:シーンインお願いします。
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (35 → 45)
    GM:昨日と変わらぬ今日、今日と変わらぬ明日。
    GM:学校の放課後になります。普段通り、帰宅の準備を進めているのか、それとも友人との約束があるのか。
    GM:教室にいたあなたに声がかけられました。
    沢入真由良:さっさと荷物をまとめて帰る準備をしていた、店の仕事がある、まったく最近兄は……と思いつつ
    沢入真由良:教科書を詰めて鞄を締めたところで、声がかかる
    土呉 雅紀:「沢入さん、お時間ありますか?」
    土呉 雅紀:声をかけてきたのは土呉。君のクラスメイトだ。地味な印象でどのグループにも所属していない。
    土呉 雅紀:君と、似た者同士といえるかもしれない。
    沢入真由良:「……」黙ってスマホを出して、家のラインに一言、『奉仕活動の予定が入りました』とだけ打って
    沢入真由良:「作りました」
    土呉 雅紀:「…どうせ俺なんかが声をかけたって…え?」
    土呉 雅紀:…もっとも、最近は生傷が絶えないことで密かに噂になっていた。それでも、誰も彼を助けようとはしなかったのだ。
    土呉 雅紀:「いいんですか?本当に?」
    沢入真由良:気が進まないかと言ったらウソではないが、困っている人を助けることで何かしらの天秤を0にしなければならない身だ
    沢入真由良:「はい…」
    沢入真由良:「要件をどうぞ……?」
    土呉 雅紀:「人探しをしていて、手伝ってほしいんです。」
    沢入真由良:「もちろん可能であるかどうかは検討させていただきますが……人探し」
    土呉 雅紀:「成人男性一人がいきなり姿を消したとして。警察からも追跡できない場所って知っていますか?」
    沢入真由良:「…まあ心当たりは」
    沢入真由良:いくつか、ある
    土呉 雅紀:「やっぱり、沢入さんに聞いて正解でした。」
    沢入真由良:「今日の放課後は最低限、そうでなくとも時間は作れるので」
    沢入真由良:「伺いましょう…どなたをお探しですか…?」
    土呉 雅紀:「僕の、父さん。居なくなった父さんを探したいんです。」
    土呉 雅紀:「家族の為に育てた紫陽花があって、渡そうと思ったんですけどいきなり姿を消してしまって。」
    沢入真由良:「父親……失礼ですが、職業とお名前は?」
    土呉 雅紀:「…言えません。」
    沢入真由良:「なるほど」
    土呉 雅紀:「ごめんなさい。いきなりプレゼントがどうとか言っておいて。でも名前は教えられないって。」
    土呉 雅紀:「それでも、俺の家族なんです。」
    沢入真由良:「…何かしらの事情がありそうなのはわかりました」
    沢入真由良:「では今日の放課後……欲を言えばその後も定期的に周辺を歩いてみましょうか」
    沢入真由良:「目印となる情報が無くても、あなたがいればすぐに彼だとわかりますよね?」
    土呉 雅紀:「ええ。ありがとうございます。」
    土呉 雅紀:「わかりますよ。ずっと俺はあの人を見てきたんですから。」
    土呉 雅紀:「…沢入さん。」
    沢入真由良:「それではすぐに…まだ何か?」
    土呉 雅紀:「もしも、本当に欲しいものがあったら。それは道義的に許されないものだとしたら。」
    土呉 雅紀:「それを手を伸ばした罰は、受けるべきなんでしょうか」
    沢入真由良:「………納得次第です」
    沢入真由良:「納得いく結末で、その後償う暇と時間があればやればいいと思います」
    沢入真由良:「まあ、要はやってから考えればいい、という奴ですね」
    土呉 雅紀:「やさしいな。沢入さんは。」
    沢入真由良:「覚えがあるもので」
    土呉 雅紀:「俺は…そんな奴は死んでもしょうがないと思いますけど。少し、考えてみます。」
    土呉 雅紀:「貴方を頼ってよかった。」
    沢入真由良:「ええ、では早速行きましょう」
    沢入真由良:スマホにメモを打ち、改めて鞄に入れて教室を出る

    GM:ロイス取得のみできます。
    沢入真由良:土呉雅紀 〇協力/無関心
    沢入真由良:これだけ取って終わりで
    土呉 雅紀:はーい!

    オープニング2 黒峰くくり


    GM:シーンインお願いします。
    黒峰くくり:31+1d10
    DoubleCross : (31+1D10) → 31+4[4] → 35


    GM:生徒の家族を殺したと自首をしたオーヴァード、御隠邦治。
    GM:奴はまた、最近この町で起きている失踪事件についても自分が犯人だと話した。
    GM:曰く「自分が殺したのだ」ってな。
    GM:当然正気を疑われ、今は尋問室にいる。
    GM:そして、顔なじみということでくくりも呼ばれ尋問に協力することになったわけだな。
    GM:■尋問室
    GM:無機質な雰囲気と目の前には手錠をされた御隠がいる。
    黒峰くくり:その前には饅頭を小さくちぎり、少しずつ食べている少女。
    黒峰くくり:無機質な室内に不釣り合いなリボンとハートのペイント、しかしそれ以外のモノトーンな印象はこの部屋に良く似合っている。
    黒峰くくり:「あむ……それでぇ」
    黒峰くくり:「なんでこんなことしたの?」
    黒峰くくり:どうとでも取れる言い方で尋ねる。
    黒峰くくり:人を殺したことについてか、それともそう自首したことについてか
    黒峰くくり:誰にもわからない、くくりも深く考えておらず、とりあえずなんか聞いといた方が良いかな、という程度の雑な質問だ
    御隠 邦治:「それはね、僕が罪を犯したからですよ」
    御隠 邦治:そう答える。
    黒峰くくり:「どんな罪?」
    御隠 邦治:「人としてやってはならないことをしてしまったんです。誰かにとっての大切なものを損なってしまったんです。」
    御隠 邦治:「…たとえそれが、あの子の命を守るためでも。」
    黒峰くくり:「具体的には、何をしたのぉ? 誰かってえ、だれぇ?」
    黒峰くくり:「それから、あの子って言うのはあ?」
    御隠 邦治:「一般人の、子供ですよ。」
    黒峰くくり:また小さくちぎって饅頭を口に入れる、
    御隠 邦治:そうとだけ答える。これ以上は話さないぞ、という雰囲気を出しながら。
    黒峰くくり:けぷ、と喉を鳴らす。饅頭はまだ半分以上残っているが、お腹いっぱいになったようだ。
    御隠 邦治:「…くくりさん。お饅頭ばかり食べるのは不健康ですよ。」
    黒峰くくり:「御隠さんも食べるぅ? あ、カツ丼とかの方がいいのかなぁ、こういうのって」
    御隠 邦治:「小さいうちから悪習慣を身に着けるのはよくありません。虫歯になってしまいます。」
    御隠 邦治:「僕は、あまりものは食べられない。薬を打たれてるからね」
    黒峰くくり:「歯は磨いてるから大丈夫だよぉ」 あまりものを食べられない、というのには「ふぅん」とだけ返し
    御隠 邦治:その体には、レネゲイドの活動を抑える薬が打たれている。
    黒峰くくり:「それでぇ、御隠さんはこのあとどうなりたいの?」
    御隠 邦治:「僕は、このまま。罪を背負う。」
    黒峰くくり:「まあ、それは好きにしたらいいと思うけどぉ」 淡白に答える
    黒峰くくり:「御隠さんが隠してることにはこれからも捜査が入るだろうからぁ」
    黒峰くくり:「この後御隠さんが望むようにはならないかもよぉ?」
    御隠 邦治:バコン!と御隠の足元から音が鳴る。
    御隠 邦治:よく見ずとも、コンクリートの床に小さいヒビが入ったことがわかる。今の一瞬で生まれたものだ。
    御隠 邦治:「………本当は君とまた一緒に任務に就いたり、勉強を教えたりしたい。」
    黒峰くくり:「くくりも御隠さんとはもっと遊びたかったなあ」 過去形
    御隠 邦治:「それでも、これ以上探るな。その時は…【僕でも、僕を止めることはできない】」
    御隠 邦治:言葉の雰囲気から、自由意志ではどうにもできない何かが働いているとくくりは気づくかもしれない。
    黒峰くくり:「あはは、面白いこと言うねえ、御隠さん」 けらけら笑っている。
    黒峰くくり:尋問は専門外だが、攻めるならまあこの辺から攻めていくのが良さそうだ。
    黒峰くくり:とりあえず御隠の状態について詳しく調べるのが最優先だろう。
    黒峰くくり:手錠にレネゲイド抑制剤で枷をつけていても【何をしでかすかわからない】
    黒峰くくり:「個人を磨り潰すのが組織の力だよぉ、心配しないで大人しく調べられてねぇ」
    御隠 邦治:「…困ったな。これじゃどっちが大人かわからない。」
    黒峰くくり:「UGNとしてはあ、先輩ですからぁ?」
    御隠 邦治:「でも、人生の先輩としてこれは言える。今なら俺を見捨てればすべて丸く収まる。」
    黒峰くくり:お茶のボトルを開けて口に含む、顔を顰めた。苦かったようだ。
    御隠 邦治:「…これ以上先は、どうなるか分からない」
    黒峰くくり:「後顧の憂いを断つとも言うよねえ、わからないことをわからないままで終わらせたら」
    黒峰くくり:「いつ、また、同じことが、起こるかわからない」
    御隠 邦治:「…………なら。勝手にすればいい。」
    黒峰くくり:「けほっ、一気に喋りすぎたぁ」
    御隠 邦治:「まったく、君には敵わないな。」
    黒峰くくり:「それがくくりたちの仕事だからねえ」
    黒峰くくり:「御隠さんにもこれからもたくさん働いてもらわないといけないしい」
    御隠 邦治:「ありがとう…だから、こそ。俺は怖い。」
    黒峰くくり:(まだ言うか)
    御隠 邦治:それから誰にも聞こえないように小声で。
    御隠 邦治:「君を殺すかもしれないということが、とても」
    御隠 邦治:とだけつぶやいた。
    御隠 邦治:ロイス取得のみできます。
    黒峰くくり:御隠邦治 好意/〇隔意 これで
    御隠 邦治:はい!ありがとうございました。

    オープニング3 出雲 弥恵


    GM:登場浸食をお願い致します。
    出雲弥恵:出雲 弥恵の修正値を1d10(→ 8)増加 (0 → 8)
    御隠 邦治

    GM:支部で問題が起こり続けている貴方に、ある日連絡が入った。
    GM:それはヨハンが貴方に連絡をするときに使われる符牒。
    GM:‥‥また、新たな問題が起こるのだろうか。そう思いながらも指定された時間が来た。
    GM:■支部長室
    出雲弥恵:「……こんな時にまた何か厄介ごと、ってのはできれば勘弁して欲しいんですけどねえ」
    GM:支部室にいるあなたは、仕事に追われているのかもしれないし来訪者を持っているのかもしれない。
    出雲弥恵:誰ともなく呟いて、書類の山をとりあえず整理しながら連絡を待ちましょう。ボールペンの尻でこめかみを押す
    GM:ドアが、コンコン、と鳴る。
    出雲弥恵:「はーい。ドア開けてお名前と用事ねー」
    出雲弥恵:「『それとも坂を登ってる?』」符牒を続けながら椅子から立ち上がる
    ???:「『いいえ、今はもう真っ逆さま』」符牒を答え、ドアを開ける。
    ???:古典的な英国式メイド服を身にまとった年若い女性が現れる。
    マスターカインド:「失礼する。私はFH所属、コードウェル派。マスターカインド。貴方へ伝言を頼まれた。」
    マスターカインド:現れた彼女に君は気づくかもしれない。
    マスターカインド:彼女の顔は、昔博士の持っていた写真の…ガーディアンの一人にそっくりだ。
    出雲弥恵:「そりゃ大変だ。『30枚じゃ足りなかった?』…………、おっとこりゃ大物だ」
    マスターカインド:「…私の顔を知っているのか?残念ながら『グレイス・ウォン』ではない。」
    マスターカインド:「あくまで別人だ。…今回は、ヨハン・コードウェルと博士より伝言を伝えに来た。内密に。誰にも聞かれないように。」
    出雲弥恵:「あ、そうなの。まあいいや、君が誰だって」軽く流す
    出雲弥恵:「大事なのは君が今のところあたしに有益ってことだもんねえ。一応ここUGN支部だし、その名前は割と遠慮してもらいたいとこだけど」
    出雲弥恵:「まあともかく本題だ。その伝言ってのは?」
    マスターカインド:「承知した。伝言は…。」
    マスターカインド:「『今この町を探せている事件の原因は、”オルテンシア”と巷で呼ばれているオーヴァードだ。哀れなイリーガルは身代わりに過ぎない。』」
    マスターカインド:「以上。あとは、これを渡すようにと。」
    マスターカインド:小さな封筒を渡す。
    出雲弥恵:受け取ります。その場で開いてもいいですか?
    マスターカインド:あ、あとでお願いします!
    出雲弥恵:了解です
    出雲弥恵:「ああ……御隠くん、だっけか。そりゃあ災難なこったね」
    マスターカインド:「博士曰く、これを受け取れば事態がすべてわかる。とのことだ。」
    出雲弥恵:「ふうん?さすが博士ってとこなのかね。で、」
    出雲弥恵:「見返りは?わざわざ伝言までして親切心ってこたあないだろう」
    マスターカインド:「それも、封筒を開ければわかる。」
    マスターカインド:「…以上。突然の来訪、失礼した。」
    出雲弥恵:「なるほどね。確かに受け取った、お使いお疲れさん」封筒を見せつけるように持ち上げて振ります
    マスターカインド:優雅にカーテシーをし、同時に彼女をふわりと見失う。
    マスターカインド:後に残ったのは僅かな残り香だけだ。
    出雲弥恵:「どうやって入ったのかと思ったら……」はあ、とため息をついて机に戻ります

    GM:ロイス取得のみできます。
    出雲弥恵:マスターカインド 〇有為/不信感 で

    ミドル1


    GM:ミドル1 全員登場。シーンインお願いします。
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (45 → 55)
    黒峰くくり:35+1d10
    DoubleCross : (35+1D10) → 35+9[9] → 44

    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (39 → 42)
    GM:■支部、会議室
    GM:失踪事件の犯人は、今のところ自首をした御隠になる流れになっていた。そりゃそうだよな。自首したんだし。
    GM:とは言っても判断材料は自首が主なものだった以上、調査が必要ってのも確かだった。そのための話し合いが行われることになったわけだな。
    出雲弥恵:「―――と、いうことで。まあお察しかとは思うけど御隠くんについてだね」
    黒峰くくり:ソファのすみっこに丸まってぽけーっと話を聞いている。
    黒峰くくり:本当に頭に入ってるかは怪しいが、聞いてはいる
    出雲弥恵:「本人も自白してるしそういうことで済むもんかと思ってたけど、こないだある筋から情報があってねえ」
    沢入真由良:「はあ」いると荒事が置きそうなので土呉さんには喫茶店で待機しているように伝えている
    出雲弥恵:聞いていることはわかっているので特に咎めもせず続けます。「なんとあの人がやったんじゃないんだってさ。そんで犯人は”オルタンシア”ってエージェント」
    黒峰くくり:「知らない名前だなあ」
    沢入真由良:「紫陽花、ですか」
    黒峰くくり:「そういう意味なんだあ」
    出雲弥恵:「だねえ。正体とか御隠との関係とかはまったくもってわかんないからさ。とりあえず調査してみて、事実関係を洗おうって話だね。まあ人殺してるんだし戦闘になる可能性も高いからそのつもりで」
    黒峰くくり:「はぁい」
    黒峰くくり:「手が足りないよねえ、このメンバーだとぉ」
    黒峰くくり:「こういう時こそ御隠さんにいて欲しいんだけどなあ」
    黒峰くくり:不満そうに唇を尖らせる
    沢入真由良:「そうですね…」
    出雲弥恵:「まぁーそうだねえ」
    黒峰くくり:「直接会って話した感じぃ」
    出雲弥恵:「お。どうだった?」
    黒峰くくり:「嘘はついてないっぽかったよぉ、でも」
    黒峰くくり:「あの人凄い真面目だからぁ」
    黒峰くくり:認識に齟齬が起きている可能性を示唆している
    黒峰くくり:「あとはぁ、身体の中に爆弾でも入ってるのかって感じだったあ」
    沢入真由良:「爆弾…?」
    出雲弥恵:「なるほどね。言えないって正直に言っちゃってるあたりも何と言うか」
    出雲弥恵:「いかにも何かありますって感じだね。調べろと言わんばかりとでもいいますか」
    黒峰くくり:「なんだったっけ、寄生虫のRBとかいたよねえ」 ※マスターカインドのこと
    黒峰くくり:「そんな感じの……やつの可能性はあるかもぉ……?」
    沢入真由良:「洗脳、寄生、乗っ取り、可能性としてはありえますね……」
    出雲弥恵:「あとはまあ、何らかの弱みを握られてるとかで協力してるとか?」
    黒峰くくり:「それもあるかも」
    黒峰くくり:ミルクティーを取ろうと立ち上がってこける
    黒峰くくり:「あうっ」
    沢入真由良:「おっと」
    出雲弥恵:「なんにせよ訳アリってことさね。これ以上は憶測にしかなんないし、実際に調べてみないとねえ」
    黒峰くくり:「……まあでもぉ、そう言うのも調べてみないと始まらないからあ」
    沢入真由良:身体を支えつつミルクティーを差し出す
    出雲弥恵:「あーあー」
    黒峰くくり:沢入に寄っかかってミルクティーを啜っている
    黒峰くくり:「けぷっ」
    黒峰くくり:「ありがとぉ沢入さん」
    沢入真由良:「いえいえ」
    出雲弥恵:「んじゃ、それ飲んだら調査開始といきますか。沢ちゃんも飲みたいのある?」
    沢入真由良:「……では、水を一杯」
    出雲弥恵:「謙虚だねえ」笑いながら渡す
    沢入真由良:紙カップに入ったそれをいただく
    沢入真由良:……脈あり、までするには少し早いか
    沢入真由良:「まずはオルテンシアについてと、御隠さんの身柄を洗う、一般人、と言っても供述からして知った人間の可能性が高そうです」
    沢入真由良:「それこそ、洗脳にしろ懐柔にしろ」
    沢入真由良:……さて、これも危険手だが、思い切りも時には必要か
    沢入真由良:「…そういえば」
    沢入真由良:「彼は先生でしたね、うちの学校の」
    黒峰くくり:「あー」
    出雲弥恵:「あ、そうだっけ?」
    沢入真由良:「今日の依頼に、失踪者を探してほしいと言ってきた子がいましてね」
    沢入真由良:「反応からして微妙そうですが、洗うのであれば彼の情報も、勿論取り扱いには注意を」
    黒峰くくり:「良さそうだねえ」
    出雲弥恵:「外れなら外れで厄介ごとが増えるけど……まあ調べない手は無いか」
    黒峰くくり:「手がかりがほぼない状態だったからねえ」
    出雲弥恵:「じゃあその子についても追加と。名前は?あと探すって誰のこと」
    沢入真由良:「…土呉雅紀さん、探しているのは父親だそうで」
    沢入真由良:「彼から名前は聞けませんでしたが…まあそちらであれば連絡網でもなんでも探せますよね…?」
    黒峰くくり:「そうだねえ、珍しい苗字だしぃ」
    黒峰くくり:「大丈夫じゃないかなあ」
    黒峰くくり:「後から直接聞きに行ってもいいし」
    出雲弥恵:「父親ってまで言うなら名前を隠す意味もなさそうだけどね」
    沢入真由良:「まあ、そこはわけがあるのでしょう……余計に詮索しなくても…」
    黒峰くくり:失踪者リストだけでなく戸籍まであたる必要があるので手間は増えるが
    黒峰くくり:まあ自分の仕事ではないので良いだろう
    出雲弥恵:「その余計な詮索が必須だったりするかもしれないよ?」
    出雲弥恵:「人間関係ならそうだけどさ。一応オーヴァードが関わってるかもしれないんだから」
    出雲弥恵:「まああたしは彼のことも情報の一個として見るからそのつもりでってだけさ」
    沢入真由良:「確かに、立場を鑑みれば不要な発言でした、失礼を」
    黒峰くくり:「ううん、そういう気持ちは大事だと思うよぉ」
    黒峰くくり:「くくりとか支部長みたいなのばっかだとぉ」
    黒峰くくり:「効率重視で動きすぎて大ポカしちゃうことあるしねえ」
    出雲弥恵:「はは、容赦ないねえ」
    出雲弥恵:「まあそういうこと。もともと知り合いなんだしね、遠慮するのが当然と言えば当然さ」
    出雲弥恵:「親しくなれば引きだせる情報も増えるしね。その辺りはよろしく頼むよ」
    沢入真由良:「はい…」0100以外の開示を求めてないUGNは、情報を引き出すときは使いやすいが逆に出せと言われるこういう時は慎重にならなければならない
    黒峰くくり:「最後、一言余計~」 出雲をぽかぽか叩きに行き、数秒で力尽きる
    出雲弥恵:「ありゃ。ごめんねえ」笑って叩かれる。心身ともに全く効いてない
    沢入真由良:「ふふ…さて、飲み終わったようですしそろそろ行きましょうか…?」
    黒峰くくり:「はぁい」
    出雲弥恵:「そうだね。じゃあ改めて」
    出雲弥恵:「イリーガル御隠邦治の身辺調査、およびオーヴァード”オルタンシア”の捜索。それから沢ちゃんの知り合いもか」
    出雲弥恵:「やること多いけど頑張っていこうかね」

    GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
    黒峰くくり:ロイス保留
    黒峰くくり:ボデマ買お
    黒峰くくり:2dx>=12
    DoubleCross : (2DX10>=12) → 7[2,7] → 7 → 失敗

    沢入真由良:ロイス
    黒峰くくり 協力/警戒〇
    出雲弥恵 協力/警戒〇

    黒峰くくり:おしまい
    沢入真由良:メイド服狙います
    沢入真由良:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 7[4,7] → 7

    沢入真由良:無理、終わりです
    出雲弥恵:クリスタルシールド狙います
    出雲弥恵:2dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 10[1,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

    GM:すごい
    出雲弥恵:間違った目標25だ 失敗です
    黒峰くくり:おしい
    GM:惜しい・・・・
    出雲弥恵:ロイスは保留します
    GM:おっけー。では今日の卓はここまで!皆さんありがとうございました!
    沢入真由良:お疲れ様でした!!
    出雲弥恵:ありがとうございました!お疲れ様でした
    黒峰くくり:お疲れ様でした!

    ミドル2


    GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーはくくりさん。
    GM:登場したい方は浸食増加ダイスどうぞ
    黒峰くくり:44+1d10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+8[8] → 52

    沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (44 → 52)
    出雲弥恵:出雲弥恵の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (42 → 44)
    沢入真由良:ミス
    黒峰くくり:おそろじゃん
    沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を8(→ 8)減少 (54 → 46)
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (55 → 64)
    黒峰くくり:あっ良かったのにw
    GM:!?
    沢入真由良:あはははは
    GM:沢入さん‥‥?
    GM:テンション高いね…?
    黒峰くくり:もうDB!
    沢入真由良:笑うしかない
    GM:生き残って。
    GM:調査可能な項目は以下の三つ。
    情報項目 ★土呉雅紀について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7
    ★御隠について〈情報:UGN〉7
    ★"オルテンシア"について〈情報:UGN〉7

    GM:です。
    GM:また、登場侵蝕を振り直すことで再度情報収集を行うことができます。
    沢入真由良:はあい
    出雲弥恵:上からPC123で良さそうかな
    沢入真由良:とりあえずシナリオロイスだし土呉さんについてかな
    沢入真由良:ですかね
    黒峰くくり:じゃあ行きますかー
    GM:がんばって~
    黒峰くくり:アッこの野郎
    黒峰くくり:またコネ取り忘れている
    GM:くくり・・・?
    沢入真由良:とりあえず噂話で土呉さんについて
    黒峰くくり:まあ良いや、紡ぎ使って御隠さんについて調べます
    沢入真由良:3dx+1
    DoubleCross : (3DX10+1) → 10[2,2,10]+7[7]+1 → 18

    出雲弥恵:強い
    黒峰くくり:侵蝕52→53
    出雲弥恵:《壁に耳あり》(EA66)Lv1/メジャー/〈情報:〉/+1/すべての〈情報:〉と組合せ可。判定ダイス+[Lv+1]個
    黒峰くくり:5dx+2>=7
    DoubleCross : (5DX10+2>=7) → 9[1,2,6,7,9]+2 → 11 → 成功

    黒峰くくり:うむ
    出雲弥恵:オルテンシアについて
    出雲弥恵:(2+2)dx+1>=7
    DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 10[2,3,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    出雲弥恵:よし
    GM:皆優秀!
    GM:では情報を開示しますね。
    出雲弥恵:侵蝕44→45
    ★御隠について〈情報:UGN〉7
    UGNイリーガル。元小説家志望の教職。ピュアキュマイラ。現在は拘束中。
    変異種と呼ばれる特筆性を持ち。彼の場合は菌糸類…つまりキノコのキュマイラである。
    異能は強力な分解能力を持ち、その気になれば死体は勿論自身のキュマイラ因子の痕跡も分解できる。
    イレギュラーなオーヴァードだが、今現在はそれ以外にもジャーム由来の特異な干渉がなされていることが判明した。
    くくりとの尋問の際の反応から失踪事件の犯人である事を彼は強いられている。
    これは、Eロイス:《愚者の契約》の代償によるものと見られる。
    彼がどういった契約を行ったかは、他の項目の調査を行うことで分かるかもしれない。


    ★土呉雅紀について〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7
    沢入と同じ学校に通う学生。
    最近生傷が絶えず密かに噂になっていた。
    彼の両親は彼が物心を抱く前にR案件で亡くなっており。
    親戚の家を転々としていたが、中学以降は同じ家に住んでいた。
    現在は殆どそこへも帰っておらず別の場所に住んでいるとみられる。
    また、御隠の拘束以降は怪我が増える事も無くなったようだ。


    ★"オルテンシア"について〈情報:UGN〉7
    "移り気なオルテンシア"とも呼ばれるFHエージェント。ハヌマーンを発症している事が確認されている。
    人間に憑依する支配型RBと呼ばれる存在であり、好戦的かつ残忍な性格。
    憑依対象は、既婚者が多いことが特徴。
    これまで幾つもの地域で人に憑依し失踪事件を起こしては体を取り換えて来た。
    しかし、具体的に何を企んでいるのかは不明。
    現在この町で起きている失跡時の手口はこれまでの"オルテンシア"と同様
    なんらかの手段で姿を隠し(《インヴィジブルボディ》)
    街中の声という声を聴き(《蝙蝠の耳》)
    振動を用いた催眠を行っている。(《ミューズの調べ》)
    しかし今回はこれまでとは違い変異種キュマイラの因子が残されていた。
    また、御隠の拘束以降は失跡事件も鳴りを潜めている。


    GM:この三点が分かりました。
    GM:また、情報共有後にトリガーシーンが入ります。
    黒峰くくり:おお
    GM:■UGN支部、会議室。
    GM:調査を終えた君たちは再びここへ集まり、それぞれの調査結果を共有しに来た。
    GM:テーブルの上には事務員からのささやかな差し入れでドーナツとコーヒーが置かれている。
    出雲弥恵:「はいお疲れ様。早速だけど分かったことを共有してこうか」
    出雲弥恵:コーヒーにミルクをどばどば入れつつ
    黒峰くくり:「はぁい……」 椅子の上で膝を抱え、額に氷を当てている
    黒峰くくり:「もうかなりあっついねえ~……くくり疲れちゃった……」
    沢入真由良:袋を眺める、グァテマラ、氷とコーヒーをグラスに入れて席につく
    出雲弥恵:「まず”オルタンシア”について。支配者型のRBだね。失踪の手口自体はこれまでと同じだけど、一応資料配ってるからねえ」
    沢入真由良:「人に憑依する支配型、被害者は既婚者中心」
    出雲弥恵:「御隠が拘束されてからは特に何もないからまあ彼が何らか関与してるってのは妥当なところ。”オルタンシア”でなさそうな因子が残ってるのはちょっと気にしとかないとだね」
    黒峰くくり:「変異種キュマイラの痕跡とぉ、拘束から音沙汰なし。露骨だねえ」 資料を眺めている
    出雲弥恵:「あたしからはこんくらい。じゃ―次、どっちから行く?」ふたりを見渡して
    沢入真由良:「あ、では僕から…」
    黒峰くくり:「お願いしまぁす」
    沢入真由良:「土呉さんなんですけど、そもそも両親が幼いころに住まいを転々とされていたようで」
    沢入真由良:「中学校以降はとある場所にとどまっていたようですけど最近はそれすらなかったようです」
    沢入真由良:「あと、最近と言えば」
    沢入真由良:「2、3日前くらいまで、彼、生傷が絶えなかったような…」二人は、この2、3日前がちょうど御隠の立件と同じくらいだと思っていい
    出雲弥恵:「……へえ。偶然にしちゃちょっと気になる符合だね」
    黒峰くくり:「さっきのも合わせて出来すぎな感じもするからぁ」
    黒峰くくり:「今は覚えておくだけでいいかなぁ」
    黒峰くくり:かなり薄めたコーヒーをちびちび飲んでは顔を顰めている。
    沢入真由良:「黒峰さんの方からは…何かありますか…?先生の様子とか……」
    黒峰くくり:「んー、捜査の第一段階って感じかなぁ」 ぺぺぺっ手元の端末を操作し、資料を送る。
    黒峰くくり:「やっぱりぃ、ジャームの干渉を受けているっぽい~」
    黒峰くくり:「御隠さんは、けして弱い能力じゃないしぃ」
    黒峰くくり:「多分、弱みを握られた……契約的なものを交わしてるんじゃないかなあ」
    黒峰くくり:「多分、生徒を守るためにとかぁ」
    沢入真由良:「根源は……変異ロイスの類でしたか……」
    黒峰くくり:「……んん、まぁー、今の段階での推測って感じだからぁ」
    黒峰くくり:「どっちにしてももう少し裏付けが欲しいよねえ」
    出雲弥恵:「ま、御隠くん単独のもんじゃないって根拠が出ただけでも割と上々でしょ」
    出雲弥恵:「これだけじゃ弱いのは確かだからもっと情報が欲しいところではあるね。御隠くんから聞ければ話は早いんだけど難しそうだしなあ……」
    沢入真由良:「本人の尋問…黒峰さんの言葉だとそこまでうまく行ってないようですからね…」
    黒峰くくり:「まあそこは専門家に任せないとねえ」
    GM:尋問は継続しつつも調査は壁にぶつかり始めていた。
    GM:そんな中、意外な出来事が事態を変える切っ掛けになるとは…誰も想像していなかったのである。

    GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
    沢入真由良:ロイス保留
    黒峰くくり:ロイス保留
    沢入真由良:購入メイド服
    出雲弥恵:ロイス保留、クリシーチャレンジ
    黒峰くくり:ボデマ買います
    沢入真由良:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 8[6,8,8] → 8

    黒峰くくり:2dx>=12
    DoubleCross : (2DX10>=12) → 3[3,3] → 3 → 失敗

    沢入真由良:終わり
    出雲弥恵:2dx+1>=25 〈調達〉
    DoubleCross : (2DX10+1>=25) → 10[4,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

    黒峰くくり:うわあ
    沢入真由良:あぶないだ
    出雲弥恵:回りはするんだけどなあ
    GM:惜しい!
    GM:では、次はトリガーシーンです。

    ミドル3


    GM:シーンプレイヤー 沢入真由良
    GM:他、参加される方も登場浸食お願いします
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (64 → 71)
    GM:しとしと雨が降る季節。
    GM:沢入真由良は土呉の父親捜しに付き合っていた。
    GM:…もうすでに、街中で探せる場所は探しつくしてしまい。
    GM:今は、山の付近を探すところまで追いつめられていた。
    土呉 雅紀:「沢入さんは、さ」
    沢入真由良:人さらいをしそうなセルの跡地も街に出やすい殺人鬼のねぐらも通常なら法外な値段の探偵も当たってみた
    沢入真由良:「…?なんでしょう…?」
    土呉 雅紀:「どうして君は変とか、いわないの?」
    沢入真由良:そろそろ手詰まりかもしれない
    沢入真由良:「…?」
    土呉 雅紀:「…父親を探すといって、山の中まで来て。流石におかしいんじゃないかって思わないのか」
    沢入真由良:「それはそうですが…」
    土呉 雅紀:その言葉には、ほんの少しいら立ちが込められていた。
    沢入真由良:「変、っていうのは一般から逸脱したことを不審に思うことですよね…?」
    沢入真由良:「僕、別に一般から逸脱した行為でも構うことは無いので……」
    沢入真由良:「それに、今やってることはまあ……」
    沢入真由良:服役、と言おうとした、剣呑だ、少し言葉を選ばなければ
    沢入真由良:「…昔やったことのつけを払ってるようなものですから、人助け」
    土呉 雅紀:「人助け…?それでそこまでするの?」
    沢入真由良:「それだけやらかしが多かったとも言えますが…聞きます?」
    土呉 雅紀:「…どうぞ。」
    沢入真由良:「…人間の蘇生を」
    土呉 雅紀:「俺、沢入さんのこと何も知らないし」
    沢入真由良:「および余罪としての器物破損、強盗、…それ以上のこともそれなりに」
    土呉 雅紀:「えっと…。それ、何かの冗談?そんなことして学校に通えるわけないよね。」
    土呉 雅紀:「…いや、ごめん。」
    沢入真由良:「…信じるか信じないかは、まあ、ご自由に?」
    土呉 雅紀:「冗談じゃないんだろうな。でも。せっかく話してくれたことを受け止めてられなくて」
    沢入真由良:にこり、とそこで初めて微笑んだ気がした
    土呉 雅紀:「っ、なんだか頭が痛くなってきた…。」
    土呉 雅紀:表情を見て一瞬脱力したと同時に。
    土呉 雅紀:ぐぅと彼の腹の音が鳴る。
    沢入真由良:「…ご飯にしましょうか?」
    土呉 雅紀:「うん。良ければ。」
    沢入真由良:「今は夏なので冷やしパスタが…金銭は大丈夫ですか?」
    土呉 雅紀:「‥‥ごめん、持っていないかも。」
    沢入真由良:「おっと」ついつい自分の店に呼び込もうとしたのは失策だったか
    沢入真由良:「…まあいいです、服役がてら収入はあるので」
    土呉 雅紀:「でも、父さんが戻ってくればきっと大丈夫。」
    沢入真由良:「………」
    土呉 雅紀:「収入?バイトしてるんだ」
    沢入真由良:「店の手伝いです、家とは言え正当に報酬はもらってるんですよ」
    沢入真由良:UGNのこともあるが、まあ、いいか
    土呉 雅紀:「…ご飯を食べる前に、最後に調べたい場所があるんだ。」
    沢入真由良:「奢りますよ、あれを聞いても逃げなかった度胸を讃えて」
    沢入真由良:「ええ、どうぞ」
    土呉 雅紀:「あそこの紫陽花畑を二人で見たい」
    沢入真由良:「では」
    土呉 雅紀:「…じゃなくて、父さんを探したい。だったね。」
    沢入真由良:すたすたとそちらに歩いていく
    沢入真由良:返事は、できなかった
    土呉 雅紀:七月。梅雨の終わりのころにふさわしく赤色の紫陽花が咲き乱れている。
    土呉 雅紀:「紫陽花の花言葉って知ってるかな。」
    沢入真由良:「移り気、浮気、無情」
    土呉 雅紀:「家族の団欒、わきあいあい、家庭平和」
    土呉 雅紀:つい全く逆の言葉が重なってしまう。
    沢入真由良:「色が変わるから、とのことですが実際は土壌の酸性か塩基性によって左右されるみたいで……??」
    土呉 雅紀:「ふっ、ああはは。後ろ向きな言葉ばっかり知ってるね」
    沢入真由良:「そうですね」
    沢入真由良:「もっとも」
    土呉 雅紀:「…もっとも?」
    沢入真由良:「それすらもちゃんと知識があれば、望む結果通りに色を固定でき、花言葉も塗り替えられるかもしれないのですが」
    土呉 雅紀:「結構、理屈っぽいんだね。沢入さん。…いや、ロマンチスト?」
    沢入真由良:「さあ…?」
    土呉 雅紀:「…でも。確かに。その通りかもしれない。例えば青い紫陽花は、酸性の土に根付くんだよね。この辺りは赤い紫陽花しかないけど。」
    土呉 雅紀:「………」
    沢入真由良:「ですね、主観で言えば青い方が好みですが」
    土呉 雅紀:よく見ると、ひとつだけ青い紫陽花が一部で群生している事が分かる。
    沢入真由良:「…おや、あそこに一つだけ青い物が…?」
    土呉 雅紀:「紫陽花の青くなる条件には、幾つか条件がある。土が酸性である事。例えば…そこに人が埋まっていたりとか」
    土呉 雅紀:いつもだったら彼も、ばかげたことだと笑ったかもしれない。しかし今までどこを探してもおらず、ましてや此処は土呉達の家の側だった。
    土呉 雅紀:「…あそこに、父さんがいるかもしれない」
    沢入真由良:「……土葬死体は」
    沢入真由良:「無残ですよ、特にこの時期だと、状態もよくない」
    土呉 雅紀:「それでも!俺の父さんなんだよ。ただ一人の父さんなんだ。」
    沢入真由良:「…………」
    土呉 雅紀:「だから、見つけなきゃ。そしたら母さんと一緒にまた暮らせるん…─────!」
    土呉 雅紀:突如土呉は小さく上に羽かと思うと、倒れてしまう。『腹部に見えない打撃を受けたかのように』
    沢入真由良:「……土呉さん?」
    土呉 雅紀:「─────」反応はない。意識を失っている。
    沢入真由良:抱えて運ぼうにも、比較的小柄だ
    沢入真由良:しかし、一人で意識のない男性の身体を運ぶ方法は心得ている
    御隠 邦治:「待ちなさい」
    御隠 邦治:「…これ以上、先へ進んではいけない」
    沢入真由良:身体で支えるようにして、持ち上げようとして
    沢入真由良:「…先生」
    御隠 邦治:そこに、本来拘束されていた筈の御隠が現れる。
    御隠 邦治:拘束は、何故か外されている。内通者でもいたのだろうか。
    御隠 邦治:「…君が思っている以上に、この事件は根深い。逃げなさい。今なら見逃せる。」
    御隠 邦治:「彼の日常を奪うというのなら、僕は容赦しない。」
    沢入真由良:「……そうですか、あなたの中ではそういうことなのですね」
    沢入真由良:UGNに拘束を要請して、日を改めて調査もできるだろうが、この様子では意味も無いだろう
    沢入真由良:「……ところで」
    沢入真由良:「どこまで聞いていました?お話」
    御隠 邦治:「『…家族でまた過ごしたい』と彼が言っていたところまでは。」
    沢入真由良:「……デリカシーないですよ、先生と言えど」
    御隠 邦治:「ええ、でも。それは叶わないんですよ。」
    御隠 邦治:「初めから、全部。彼には本物なんてない。それを知られてほしくないんですよ俺は。」
    御隠 邦治:「…逃げないんですね。沢入さん。覚悟があると判断しました。貴方も口封じさせてもらう…」
    御隠 邦治:大きく腕を振りかぶる。
    御隠 邦治:御隠の異能の前動作だ。土呉にしたのと同様、遠距離よりの打撃の前兆─────!
    沢入真由良:「Type:Norea activate」
    沢入真由良:方位は既に確認してある、リュックの中の本を傘の中で開き、迎撃態勢
    出雲弥恵:「おっと、一旦そこまでだよ」
    出雲弥恵:間に割って入り、御隠の攻撃を相殺する。
    出雲弥恵:「沢ちゃん?頑丈だからって攻撃を避ける努力くらいはしようっていつも言ってるでしょ」
    黒峰くくり:「ひゃあ、間一髪ぅ?」
    御隠 邦治:「─────出雲さん、くくりさん。貴方たちですか。実に厄介だ。」
    出雲弥恵:大した打撃を受けた様子もなく呆れたように沢入さんに声をかける
    沢入真由良:「その分殴り掛かれるなら殴りかかった方が早いので……!」支部長の作ってくれた時間で鞄を開け、中に入っているものをすぐに出せる状態に
    黒峰くくり:「厄介とかそういう問題じゃないよねえ」
    黒峰くくり:「なにしてるのかなあ御隠邦治」
    出雲弥恵:「それに厄介なのはお互い様じゃない?おかげでまた始末書が増えるんですけど」
    黒峰くくり:「罪を背負ってなんちゃらって言ってなかったっけえ」
    御隠 邦治:「…ええ、罪を背負っているからこそ。」
    御隠 邦治:「俺は戦わねばいけない。そういう約束ですからね。」
    御隠 邦治:「例えこの身が裂けても、ジャームになっても。それは変わらない。」
    黒峰くくり:「ふぅん、そう」
    黒峰くくり:「あ、私の能力には期待しないでねえ」
    黒峰くくり:「肉体速度を速めても、精神速度を高めても、『約束』を履行したことにはならないからぁ」
    GM:彼はEロイス:愚者の契約により行動を制限されている。
    GM:言葉の通り、このままでは消耗戦入ってでも戦うつもりだろう。
    出雲弥恵:「裏口はだめってことね。まったく面倒だこと」
    御隠 邦治:「…期待しなかったとは言いません。」
    御隠 邦治:「貴方は友達思いの方ですから。…でも、そうと分かれば話が早い。」
    御隠 邦治:「…恨んでも構いませんよ。全部、俺のせいだ。」
    黒峰くくり:「ただの拘束が意味ないならぁ、次は事件終わるまで凍結処理にした方が良さそうだねえ」
    黒峰くくり:「保管所の予約入れときまぁす」
    出雲弥恵:ため息をつく。「今だきゃあその生真面目さも恨めしいなあ」
    沢入真由良:「そもそもここにいるのが本人かどうかというのはありますが、まあ、お願いします…」
    出雲弥恵:「ありがと黒ちゃん、よろしくね」
    出雲弥恵:「まあ君の件についてはこっちでも目下調査中なんで。安心して寝ときなね」
    黒峰くくり:(まあ目下の問題は、この人を戦闘不能にする火力があるかってとこだけど)
    沢入真由良:「…あれ、もしや殴り手僕だけですか……?」
    沢入真由良:「……頑張ります」
    出雲弥恵:「……あはは。よろしくね」

    GM:ミドル戦闘開始です。
    GM:エンゲージは以下の通り。
    [御隠(3)]
    │5m
    [沢入真由良(8)、黒峰くくり(7)、出雲弥恵(3)]

    GM:■ セットアップ
    GM:行動はありますか?
    黒峰くくり:まず登場侵蝕
    出雲弥恵:とりあえず登場侵蝕を上げます
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (45 → 49)
    沢入真由良:では
    黒峰くくり:53+1d10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+9[9] → 62

    黒峰くくり:DB~
    沢入真由良:狂騒の旋律L3、範囲のATK+9、暴走、受取任意
    出雲弥恵:セットアップは無し
    沢入真由良:これを受けて変異暴走解放で行動値0になります
    黒峰くくり:攻撃しないので受けません
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を7(→ 7)増加 (71 → 78)
    出雲弥恵:ガード型なので受けません
    御隠 邦治:メインアタッカーが一人だからこうなるのね!
    黒峰くくり:セットアップありませーん
    御隠 邦治:《フルパワーアタックLV6》R間、攻撃力を+30します。
    御隠 邦治:キュマイラの最強のバフの力、思い知れ!
    御隠 邦治:では、次。イニシアチブ。
    御隠 邦治:先生からの行動はありません。みんなもキャラシ見た感じだとなしでいいかな?
    出雲弥恵:行動なし
    黒峰くくり:ないよ
    沢入真由良:ないです
    御隠 邦治:はい。それでは通常手番です。最速のくくりさんからどうぞ。
    黒峰くくり:はーい
    黒峰くくり:じゃあRHO公開します
    黒峰くくり:GM側で貼る? 私貼った方が良い?
    御隠 邦治:なんだって!?
    御隠 邦治:どうぞ!

    RHO:PC2 黒峰くくり シナリオロイス:御隠 邦治(友好/疑念)
    …彼と共に戦った経験のある貴方は知っている。御隠は、子供を傷つける事を強い忌避感を持っている。
    殺すとなれば。それは彼の意志によるものではないとはっきり分かるだろう。
    そして、貴方も彼と同様。変異種と呼ばれるオーヴァードだ。
    その異能はレネゲイドによる干渉を狂わせ解除することができる。
    あなたはシナリオ中にこのRHOを公開することで、シナリオ1回、変異種エフェクトを命中させることでEロイスを解除することができる。

    黒峰くくり:なんか……解除できるらしい
    沢入真由良:なんとまあ変異種って便利な
    黒峰くくり:そのとき、不思議な事が起こった!
    御隠 邦治:変異種の力…!
    御隠 邦治:では、攻撃が命中したら愚者の契約は解除され、先生の復活能力も消滅します。
    黒峰くくり:というわけで、これ付けて私の手番行きます
    黒峰くくり:マイナーなし
    黒峰くくり:メジャー:死神の瞳4+コンセントレイト:バロール3+細胞侵蝕3+異形の祭典2+ファストフォアード1 侵蝕+17
    黒峰くくり:6dx7+4 命中時、視界3体のキャラクターに持続しているエフェクトの効果をすべて解除し、次に受けるダメージを+5d10し、重圧(タイミング:オートのエフェクト使用不可。マイナーかメジャーで解除)と邪毒3(クリンナップ9ダメージ)を付与する。
    DoubleCross : (6DX7+4) → 10[1,4,4,6,8,9]+3[2,3]+4 → 17

    黒峰くくり:アッヤバい
    御隠 邦治:先生はガードします。
    黒峰くくり:間違えてダイス振ってしまった
    御隠 邦治:また振りな!
    黒峰くくり:紡ぎの魔眼前提のダイス数なので、使用を宣言してふり直します
    黒峰くくり:7dx7+4
    DoubleCross : (7DX7+4) → 10[3,3,5,5,6,9,10]+10[2,8]+1[1]+4 → 25

    黒峰くくり:ガードをしたなら命中だぜ、愚者の契約は解除されるでしょうが……
    黒峰くくり:まあ御隠さんはケジメとして一回ボコられてください
    御隠 邦治:ハイ・・・・。
    御隠 邦治:そして、悲しいかな。くくりちゃんの攻撃が当たったことで先生に異変が。
    黒峰くくり:あとフルパワーアタックも解除されます
    御隠 邦治:はい。…《フルパワーアタック》も解除されます。
    御隠 邦治:戦闘演出は後でまとめましょう。
    御隠 邦治:次は出雲さんお願いします。
    出雲弥恵:はい。やれることもないので待機で
    御隠 邦治:では、次は御隠の手番。
    御隠 邦治:マイナー:《アクティベイトLV4》、HPを12消費し、メジャー達成値を+12します。
    御隠 邦治:▼『世に永遠を生くる者なし』メジャー:《獣魔の巣LV6》+《飛礫》+《増腕》
    御隠 邦治:PC達のエンゲージを対象に攻撃を行います。
    御隠 邦治:9dx+14
    DoubleCross : (9DX10+14) → 10[3,4,4,5,7,7,8,9,10]+5[5]+14 → 29

    御隠 邦治:惜しい。
    御隠 邦治:ドッジのリアクションにはC値を+1してください。
    沢入真由良:「リジット」(迎撃する魔眼L2)黒の鉄槌L7で射撃攻撃、C値-2、コスト7
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を7(→ 7)増加 (78 → 85)
    黒峰くくり:ギャーッエンゲージ切ればよかった!助けてくれ!
    黒峰くくり:あっ侵蝕あげ忘れ 62→80
    沢入真由良:9dx8+2
    DoubleCross : (9DX8+2) → 10[4,4,4,6,6,7,9,9,10]+10[1,5,10]+10[9]+4[4]+2 → 36

    出雲弥恵:《崩れずの群れ》(EA67)Lv1/オート/自動成功/自身/至近/+2/ダメロ直前に使用。行動を消費しないカバーリングを行う。メインプロセス1回
    出雲弥恵:コンボがやばい方を庇っておくか。くくりちゃんに
    黒峰くくり:とりあえずドッジ使用
    黒峰くくり:あ、ありがとうございます。じゃあドッジしないで身を任せます
    出雲弥恵:侵蝕 49→51
    御隠 邦治:ではダメージを算出します。
    御隠 邦治:12+4+3d10
    DoubleCross : (12+4+3D10) → 12+4+18[3,10,5] → 34

    沢入真由良:4d10+9+16
    DoubleCross : (4D10+9+16) → 12[3,2,2,5]+9+16 → 37

    沢入真由良:死ぬのでリザレクトします
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (85 → 93)
    御隠 邦治:先生も、これは倒れますね。
    出雲弥恵:《イージスの盾》(EA57)Lv3/オートアクション/自動成功/自身/至近/+3/ガード時に宣言。ガード値+[Lv]D
    出雲弥恵:3d
    DoubleCross : (3D10) → 13[2,6,5] → 13

    出雲弥恵:こっちも倒れるか。リザレクト
    御隠 邦治:DXでは範囲攻撃をカバーした場合、ダメージが二倍されるので。68ダメージが出雲さんにはかかります。
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (51 → 56)
    御隠 邦治:では、先生が倒れたので戦闘終了!君たち勝利!
    出雲弥恵:HP 31→5 侵蝕 56→59
    沢入真由良:勝
    黒峰くくり:死んでる!
    黒峰くくり:邪毒は適用されなかったかー
    御隠 邦治:PC版と同じHPなんですよね。
    沢入真由良:なるほどね
    御隠 邦治:では演出です。
    御隠 邦治
    沢入真由良:ふいに、雨に加えて風が吹いてくる
    沢入真由良:本を中心とした人工的な乱気流、レネゲイド励起の合図。
    御隠 邦治:《鋭敏感覚》沢入に起きた些細な変化─────それを邦治は見逃さなかった。
    御隠 邦治:「やはり貴方からは、死臭がする。」
    御隠 邦治:「土呉くんと同じ…二人とも一緒です。一度死んだものは決して決して決して…生き返ることはないというのに」
    御隠 邦治:「─────活性軍勢変態《アクティベイト・レギオン》、起動」
    御隠 邦治:粘菌が土の情報を食らう。青い紫陽花のあった土も含めて、である。粘菌によりジャームを模した怪物がコピーアンドペーストのように幾体も生成され、死者の軍勢が出来上がる。
    黒峰くくり:大きく溜息を吐き、手を御隠に向ける、
    黒峰くくり:くくりの白い髪の毛がふわりと浮き上がり、頭を中心に円を描くように。
    黒峰くくり:そこから、瞳のついた球体がいくつも飛んでいく。
    黒峰くくり:触れた物はその速度が加速され、崩れ落ちていく。
    黒峰くくり:そして御隠は、肉体の速度の加速により自らを活性化するレネゲイドが即座にその力を失うと同時に
    黒峰くくり:精神加速によって、自分の思考に肉体が着いていかないことで、神経に多大なダメージが発生する。
    御隠 邦治:「─────くはっ…!」
    御隠 邦治:偽りの肉体を得ていた土くれのジャームは再びその形を失い、御隠もその身に起こる。変化の前に止まる。
    御隠 邦治:「くくりさん、一杯食わせましたね…!」
    出雲弥恵:「よしよし、効いてるね。さっすが黒ちゃん」
    出雲弥恵:「さて、あたしはどうしても後手だからねえ。お先にどうぞ」
    黒峰くくり:「ん、今のうちにぼこしちゃって~」
    出雲弥恵:ふたりが自分の射程圏内に入っていることを確認すると、少しだけ姿勢を低くして相手の攻撃に備える。
    御隠 邦治:「─────まだ、止まらない」
    御隠 邦治:拳を強く握りしめ。空を叩く。
    御隠 邦治:同時に空気中に予め流れていた菌たちが急速に成長
    御隠 邦治:実体を得てくくりたちに襲い掛かる!
    黒峰くくり:「再活性、はやぁ~。ごめん支部長~」
    沢入真由良:「A1」とっさに作った付箋を張り付ける
    沢入真由良:瞬時に高さと位置を目で計算
    出雲弥恵:攻撃の範囲を見て、躊躇なく黒峰の方へ「容赦ないねえ!」
    沢入真由良:「h5,2f-6.7f ne15f(高さ5.2フィートから6.7フィート、北東15フィート)」
    沢入真由良:口頭操作した魔眼は、蓋の開いたサニタイザーをなんの障害も無く菌塊の真ん中に連れていき
    沢入真由良:「susp(操作終了)」
    沢入真由良:そのまま、圧力で容器が潰れ
    沢入真由良:殺菌用の液体が、塊の中からあふれ出した
    御隠 邦治:活性化した菌類は、すべて愚者の契約により以上活性化していた。
    御隠 邦治:御隠が滅菌されたことで、支配権を失い。異能のバックファイアが生まれる。
    御隠 邦治:「─────っがああああああ‘‘!!」
    御隠 邦治:ドサッ
    御隠 邦治:膝をつき、男は倒れた。
    黒峰くくり:「……おお?」
    黒峰くくり:出雲の背中……というか腰辺りに隠れつつ顔を出す
    黒峰くくり:「終わったぁ?」
    沢入真由良:「げほっごほっ……見たいですが…もう少しお待ちを……」追加の消毒液をかけている
    出雲弥恵:「終わり……かな?ジャーム化等の生命活性化は無し、リザレクトも見たところは無し?」
    出雲弥恵:「わあこっちも容赦ない」
    黒峰くくり:「じゃあ拘束して、凍結処理場かぁ」 合掌
    沢入真由良:「あ、あとそうですね…」
    沢入真由良:「彼の保護とか…頼めます?」
    沢入真由良:傍らに寝かせておいた土呉さんを指す
    黒峰くくり:「ああ、例のぉ」
    出雲弥恵:「ん?ああ」しゃがんで土呉さんの姿を探す
    GM:戦闘が終わった君たちは気づくかもしれない。
    GM:土呉の姿は消えている事。
    出雲弥恵:「そうだね。関係は何かしらありそうだし……ってあれ」
    GM:そして、青い紫陽花の咲いていた場所にあった筈の死体らしきものも掘り返されたのか数欠の肉塊を残して無くなっていることに。
    沢入真由良:「…なかなか強かですね……」
    出雲弥恵:「彼、どこ行った?」珍しく険しい顔になる
    黒峰くくり:「やられたねえ」
    沢入真由良:周囲を見回します、血痕とか物を引きづったような跡はありますか?
    GM:途中まではありますが。
    GM:少し紫陽花畑から離れると消えています。
    沢入真由良:「……雨に紛れてると捜索もしにくいですね…」
    出雲弥恵:「……捜索対象追加かあ」
    沢入真由良:「ひとまず、戻ります?」
    出雲弥恵:「そうだね。彼の送還と、警備体制や脱走についても確認しないといけない」
    黒峰くくり:「そうだねぇ、捜索専門の人いないしぃ」
    黒峰くくり:「あと、くくり疲れ……」 喋ってる途中でふら~っと出雲に倒れ込む
    黒峰くくり:「ふぁ……」 小さくあくび
    出雲弥恵:「え、うおっと」とっさに抱えます
    出雲弥恵:「おーい、一応あたしたちも怪我してんだけど?……寝ちゃったかな」
    沢入真由良:「……少し早めに戻りましょうか、寝ているときの体温は低いので風邪のリスクがあります……」
    出雲弥恵:苦笑しつつ沢入さんを見ます。「そうだね。一旦体勢の立て直しだ」
    黒峰くくり:「立て直しだぁ~」 眠そうな瞳でゆるゆると手を上げる
    出雲弥恵:黒峰ちゃんは抱えて、御隠さんは肩に担ぎましょうか

    GM:シーン終了。 ロイス取得のみ可能
    沢入真由良:保留で
    出雲弥恵:保留
    黒峰くくり:保留!
    GM:では二日目終了!皆さんありがとうございました!
    沢入真由良:ありがとうございました!!お疲れ様でした!
    黒峰くくり:ありがとうございました~
    出雲弥恵:お疲れ様でした!ありがとうございました
    GM:次回は明日の九時からです。よろしくね
    黒峰くくり:お願いしますー
    沢入真由良:お願いします…!
    出雲弥恵:お願いします!

    マスターシーン


    GM:人里から少し離れた山の裾。凡そ誰からも忘れ去られた人の住んでいないようなボロ小屋。
    GM:そこで御隠がジャームを倒した、これは続きである。
    土呉 雅紀:「やめて…殴らないで…父さん…」
    御隠 邦治:「土呉くん。彼は君のお父さんでは…───!」
    GM:御隠が一瞬、狼狽えた隙を狙ったかのように、衝撃波が彼を弾き飛ばす。
    オルテンシア:「っぶね~な。死ぬかと思ったじゃねぇか。」
    GM:先ほど倒したジャームではない。だが同様に肥大化した腕を持つジャームが現れる。
    オルテンシア:「…お陰で残機が減ったじゃねぇか。残機よこせって言った側から減るとは流石に思いもしなかったぜ」
    GM:肥大化していない方の腕はナイフを持ち、土呉に当てられている。
    オルテンシア:「…ま、しょうがない。代わりにお前に時間稼ぎしてもらうわ」
    御隠 邦治:「誰がお前の言うことを聞くか!」
    GM:実際、この状況からでも御隠は勝つことはできたかもしれない…この時までは。
    GM:《鋭敏嗅覚》彼の嗅覚が、無防備な人間がこの付近に幾人もいることを知覚する。
    御隠 邦治:「…人質のつもりか?」
    オルテンシア:「そうとも。子供の好きなお前は、可哀そうな土呉くんみたいなガキが生まれるのに耐えられれば…関係ない話だけどな。ハハッ」
    御隠 邦治:「…条件がある。」
    御隠 邦治:「もう誰も、傷つけないでくれ」
    GM:御隠の出頭する、そのほんの少し前の出来事であった。
    GM

    ミドル4


    GM:ミドル4、シーンプレイヤー。出雲。
    黒峰くくり:出まぁす
    沢入真由良:出ます
    GM:情報判定になります。登場する方は登場侵蝕をお願いします。
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (59 → 69)
    黒峰くくり:80+1d10
    DoubleCross : (80+1D10) → 80+8[8] → 88

    沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (80 → 82)
    沢入真由良:またミス
    黒峰くくり:また私上がってるw
    沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を2(→ 2)減少 (82 → 80)
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (93 → 95)
    沢入真由良:おとなしくなった
    GM:よかった…。
    GM:情報項目はこちらになります。
    情報項目 ★土呉雅紀について2〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7
    ★"オルテンシア"について2〈情報:UGN〉7

    GM:調べることで新しく項目が追加されます。
    沢入真由良:ふむ
    出雲弥恵:オルテンシアについて行きたいです
    沢入真由良:今まで通り土呉さんを調べても?
    GM:いいよ!
    沢入真由良:では
    沢入真由良:4dx+1 噂話
    DoubleCross : (4DX10+1) → 6[1,4,6,6]+1 → 7

    GM:ジャスト成功!
    黒峰くくり:ナイス!
    出雲弥恵:《壁に耳あり》(EA66)Lv1/メジャー/〈情報:〉/+1/すべての〈情報:〉と組合せ可。判定ダイス+[Lv+1]個
    出雲弥恵:侵蝕率69→70
    出雲弥恵:5dx+1 〈情報:UGN〉壁に耳あり
    DoubleCross : (5DX10+1) → 10[4,7,7,8,10]+3[3]+1 → 14

    GM:成功!
    GM:では項目を開示しますね。
    GM
    ・土呉について2
    怪我の際の出血、及び紫陽花に埋められていたジャームの遺伝子が一致していた。
    この事から、彼もまたオーヴァードである事が判明した。
    シンドロームは、キュマイラ/モルフェウス。イリーガルな無機物のキュマイラ、つまり変異種である。
    ゴーレムのキュマイラである彼は自身の一部を切り離し集めることで人型のゴーレムを作ることができ、ジャームはその産物と考えられる ただし、何らかの手段でオルテンシアに支配され、現在は彼の支配下にあると思われる。
    また、彼は自身はジャームではない。


    ・オルテンシアについて2
    御隠の拘束を解いたのは、オルテンシアによって洗脳されていた非OVであった。
    オーヴァードを支配した方が効率的であるにもかかわらず非OVを支配したことから
    オーヴァードを洗脳する事はできないようだ。
    また洗脳されていた非OVも既婚者ではなくこれまでの法則性からは外れる。
    交際相手もおらず強いていて言えば、指輪を付けていた事が共通点であった。
    とはいえここから該当する能力の検討を付けるのは、至難であろう。
    …元々知っているのでもなければ

    情報項目に・オルテンシアの正体 が追加されます。

    沢入真由良:難易度はどうなっていますか…?
    追加情報項目 ・オルテンシアの正体 〈情報:UGN〉22 ※元々知っている者がいた場合、難易度は6となる。

    沢入真由良:高い……
    出雲弥恵:これは
    出雲弥恵:切り時です?
    GM:切り時!
    出雲弥恵:出しまぁす!!
    GM:一体どんなRHOなんだ…!

    RHO PC3 出雲 弥恵 シナリオロイス:"オルテンシア"(好奇心/敵愾心)
    あなたはFHエージェント"オルテンシア"とはこれまで関係はなかった。そう思っていた。
    しかし、博士からの封筒がそれを覆してしまう。
    封筒と共に入っていたのは指輪と『これは君が持つべきものだ。あれは君のものなのだから』と書いてあるメモだった。
    貴方はこの指輪の正体を知っている。当時博士と共に研究していたEXレネゲイド。
    支配種RBという概念のなかった頃に発見された喋る指輪『リング・リング』の依り代だ。
    貴方は彼が無機物の物品、例えばアクセサリを媒体に自身を移す力がある事を知っている。
    だが、まだこの事件と関係がある確証はない。オルテンシアが本当に『リング・リング』であるか確かめる必要がある。
    ※このRHOには公開条件・効果にロックがかかっています。シナリオ中ロック解除されることで公開が可能になります。

    GM:では、情報項目の難易度が6に
    黒峰くくり:じゃあ、行くかー
    黒峰くくり:紡ぎの魔眼を使って情報:UGNで調べます
    黒峰くくり:7dx+2>=6
    DoubleCross : (7DX10+2>=6) → 9[3,3,3,5,7,8,9]+2 → 11 → 成功

    黒峰くくり:侵蝕88→89
    沢入真由良:ナイス
    GM:ナイス!
    GM:では…情報項目開示、の前に。
    GM:出雲さんの回想シーンが挿入されます。
    GM
    GM:【ハンドアウトシーン 出雲弥恵】
    GM:会話回想です。
    GM:■十年以上前、コードウェル博士の研究室の一つ。
    GM:かつて存在したランカスター系列の中でも…レネゲイドアイテムにまつわる研究所。
    GM:そこに貴方はいた。研究内容は度々変わったがその中でも興味深かったのが、『リング・リング』と呼ばれる指輪だった。
    GM:目の前には、あなたの良く知る"博士"がコップと指輪を前にリング・リングの解説をしていた。
    博士:「…このように、リング・リングには、実体というものはない。」
    博士:「物理的な媒体が本体なのではない。振動こそがこのレネゲイドアイテムの本質なのだ。」
    博士:そういって、先ほどまで"彼"が宿っていたコップをハンマーで割る。
    出雲弥恵:「あっ……!」思わず小さく声をあげる
    リング・リング:「ヒェッ…!」
    博士:「…出雲くんはともかく、これまで君はなんどもやってきただろう。驚かないでくれ。」
    リング・リング:「いやぁ、いつ見てもその…慣れない光景だよなぁって」
    博士:「君の優越性だ。誇るべき長所だよ。」
    リング・リング:「でもさ、こうして移動できても俺には腕も足も無いんだよな。」
    出雲弥恵:「……博士。今聞こえてる声、振動が『本体』ってことです?」困惑を浮かべながら
    博士:「ああ、今はこの指輪に宿っている。」
    博士:そう言って隣の指輪を指し示す。
    リング・リング:「…その通り!俺がリング・リングだ。よろしくな!」
    GM:気のせいかふわりと揺れる、ように見えた。
    出雲弥恵:「はあ。どうも?」指輪に近づいて摘まみ上げようとします
    リング・リング:「きゃははは。くっ、くすぐったいって。」
    リング・リング:「この指輪は、どこにも本体がない。俺にとっての"帰る場所"なんだ。大事に扱ってくれよ?」
    出雲弥恵:「一応触角はあるんだ……まあ宿ってるんなら当然っちゃ当然か」
    出雲弥恵:「はいよ。まあ”帰る場所”ならあるだけ安心ですもんねえ」
    リング・リング:「そうってもんよ」
    リング・リング:少し、振動が収まり
    リング・リング:「…ん?なんか嬢ちゃんの声ってだいぶ特徴があるな。」
    出雲弥恵:「はい?」
    博士:「…早速感づいたか。出雲くん。私がこの指輪を君に紹介したわけだが、これには理由がある。」
    出雲弥恵:「……何でしょう」指輪を置いて、博士に向き直る
    博士:「この指輪は振動に依存するが。同時に"生き物の出す声、振動"に強い親和性を持つ。」
    博士:「君の持つ蝙蝠のキュマイラ因子を活用すれば」
    博士:「彼の力を弱めることも、或いは強めることもできるかもしれない。」
    リング・リング:「いつかは俺に自由な体を与えることもできるかもってな」
    リング・リング:「期待してるんだぜ?これでも」
    出雲弥恵:「ふうん。それはちょっと面白そうだ」
    出雲弥恵:「蝙蝠なんざ、どっちつかずで裏切ることもでいないようなやつだと思ってたけど」
    出雲弥恵:「そういうふうに役に立てるんなら捨てたもんじゃないですね」
    出雲弥恵:そう言うと笑って、喉元に手を当てた
    リング・リング:「いつか一緒に笑える日が来るといいな。きゃはは!」
    GM:しかし、そんな時間も長くは続かなかった。
    GM:程なくして博士に事故が起こり、研究所も閉まり。その騒ぎでリング・リングとも別れてしまったのだ。
    GM:…今はもう、かつてのリング・リング自身すら忘却した過去の話である。

    ★"オルテンシア"の正体
    "オルテンシア"の正体は、かつて出雲が研究していたEXレネゲイド、リング・リングである。
    彼には強い支配能力がなく、故に定期的に人間の宿主を変える必要があった。
    彼の目的は、”自分の体を手に入れる事”
    そして、出雲にまた会うことである。
    しかし、度重なる依り代の移動により記憶を失い、ジャームとなり。
    後者の目的については最早思い出せない。
    …それでも、かつて貴方と共に作った研究結果は生きている。
    帰巣本能を刺激し、彼を”家”に帰す為の言葉。
    それを唱えることで彼の”不滅の妄執”を解除することができる。


    GM:情報項目の開示は以上になります。
    GM:■UGN支部、会議室
    出雲弥恵:御隠が脱走した状況を確認している際に、洗脳されていた職員が身に着けているものに気が付いた。
    出雲弥恵:会議室に戻ってからもそれが頭を過ってしまう。封筒から取り出した指輪をポケットの中でぼうっと弄っている。
    黒峰くくり:「じーっ」
    沢入真由良:「と、いうわけで土呉さんは元凶の撃破後に保護を……大丈夫でしょうか…?」
    黒峰くくり:椅子の上で足を抱えて座りながら出雲の様子を見ている
    出雲弥恵:「んえ?あ、ああ。うん、聞いてたよ。彼もオーヴァードだったなんてねえ」
    沢入真由良:「はい、終わった後の保護はそちらにお任せします……どうやら身寄りも無いようなので…」
    黒峰くくり:「じゃなくてぇ、すっごい不審なんだけどぉ」
    黒峰くくり:「何かあったぁ?」 こてんと首を傾げる
    出雲弥恵:「…………」少しの間曖昧に笑ってごまかそうとして、視線が外れないと見るとため息をつく
    出雲弥恵:「ほんっと、こういう所鋭いよねえ」
    黒峰くくり:「支部長がわかりやすいだけだよぉ」
    出雲弥恵:「言うねえ」
    出雲弥恵:「……うん、まあね。今回の首謀者っていうか。”オルタンシア”のことだけど」
    出雲弥恵:「あたしの知り合い?だった?みたいなんだよね。というかほぼ確定で」
    沢入真由良:「なるほど…?」
    黒峰くくり:「へぇ~」
    出雲弥恵:「既婚者狙いっていうのも、土呉くんのゴーレムを操ってたのも、脱走を手引きできたのもそれで納得が付いちゃうようなRB。心当たりがあっちゃうんだよねえ」
    沢入真由良:「RBの方でしたか……弱点とかはあります…?」
    出雲弥恵:「んー。あるといえばある。できるのはあたしだけっぽいけどね」
    沢入真由良:「ふむ……弱点以外の挙動は概ねオルテンシアの情報と同じということで良いでしょうか」
    出雲弥恵:「そうだね。あの子の本体は振動。それとあたしの蝙蝠の因子を共振させて、本来の巣に引き込む」
    出雲弥恵:「それで能力がかなり制限されるはずだから、あとはジャームを倒せば万事解決……になる、はず」
    黒峰くくり:「なるほどぉ」
    沢入真由良:「……出雲さんがそれでいいのなら」
    出雲弥恵:「うん?良いも悪いもないんじゃない?今回の件はそれで解決なんだからさ」沢入さんに
    沢入真由良:「…………」
    出雲弥恵:「むしろあたしとしては自分でもうまい話すぎて怪しいとおもってるんだけど。君らはこれに乗るの?」
    黒峰くくり:「もー」
    出雲弥恵:「知り合いが関わってるのにさ」
    黒峰くくり:「大丈夫だよぉ」
    黒峰くくり:「裏取ったから」
    出雲弥恵:「早くない?」思わずいつもの調子で突っ込む
    沢入真由良:「結果的に元凶さえ討伐でき、後をUGNにお任せしてしまえばこの件も終わりでしょうから」
    沢入真由良:「あなたがやれるのであれば乗らない理由も無いですね…」
    黒峰くくり:「個人的にはぁ、沢入さんが心配して掛けてくれた言葉に」
    黒峰くくり:「良いも悪いもないんじゃないって返したのがマイナスポイントなんですけどぉ」
    黒峰くくり:「ちゃんと大丈夫か大丈夫じゃないかで答えてくださーい」
    出雲弥恵:「いやそれこそ何でさ。一応支部長よ?そりゃ全体の利益を取るもんさね」
    沢入真由良:「あはは…はっきり言われてしまうと立つ瀬がないですね……」
    出雲弥恵:「うっ……」
    沢入真由良:「まあ、ひとまず感情を棚に上げて置けるなら僕は構いませんよ」
    出雲弥恵:「んー、大丈夫か大丈夫じゃないかってーのは正直言うとわかんないかねえ」
    出雲弥恵:「でもまあ沢ちゃんの言うように置いとくのは大丈夫。今はこっちの味方だからね、少なくとも君らを裏切る気はないよ」
    出雲弥恵:ぱん、と手を叩いて「はい。これでマイナスは帳消しですか?」
    黒峰くくり:「ゆるしましょう」
    出雲弥恵:「やったあ」
    沢入真由良:「元より減ってもいませんが…」
    黒峰くくり:「気持ちの問題は大事なので……」
    出雲弥恵:「じゃあお許しも出たことですし、そろそろ動きましょうか」
    黒峰くくり:「精鋭の人たちってどうもそこら辺軽視してるから……」 死んでいった同僚に思いを馳せ、椅子に座ったまま虚ろな目で何かぶつぶつと呟いている。
    黒峰くくり:「はぁい、いきましょうかぁ」
    沢入真由良:「了解です」
    GM
    GM:シーン終了。購入及びロイス取得が可能です。
    沢入真由良:ロイス保留
    出雲弥恵:ロイス
    沢入真由良 〇連帯感/不安
    黒峰くくり 〇連帯感/不安

    出雲弥恵:購入はクリシーチャレンジします
    出雲弥恵:3dx+1>=25 クリスタルシールド購入
    DoubleCross : (3DX10+1>=25) → 5[1,3,5]+1 → 6 → 失敗

    GM:25の壁は、高い…
    出雲弥恵:db入ったのに回らなくなりました
    沢入真由良:クリシー手伝いますか
    沢入真由良:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[2,2,6,10]+8[8] → 18

    黒峰くくり:出雲弥恵 〇連帯感/侮蔑 沢入真由良 〇好意/不信 これで
    黒峰くくり:クリスタルシールド狙うか
    出雲弥恵:惜しい
    黒峰くくり:紡ぎも使っちゃお
    沢入真由良:ちょっと待ってくださいね
    GM:沢入さん…?何を…
    沢入真由良:財産未使用確認
    沢入真由良:7点使って購入します、どうぞ
    GM:わお
    沢入真由良:あ、ミス
    沢入真由良:買えない、終わりでうs
    黒峰くくり:哀しい物語だぜ
    黒峰くくり:7dx>=25
    DoubleCross : (7DX10>=25) → 9[1,2,4,4,6,8,9] → 9 → 失敗

    GM:くくり…頑張ったな…
    黒峰くくり:全然だめ、侵蝕上げ損 89→90
    GM:では、少し早いですが今日の卓はここで終了です。
    GM:皆今日もありがとう~!
    沢入真由良:お疲れ様でした!!
    出雲弥恵:ありがとうございました!
    GM:次回は、金曜の九時からです。
    沢入真由良:金曜了解!よろしくお願いします!
    出雲弥恵:金曜了解です。よろしくお願いします!
    黒峰くくり:はーい、了解です!よろしくお願いします!

    マスターシーン


    GM
    GM:・数週間前、ボロ小屋
    GM:土呉には、覚醒の際の大きなきっかけというものはない。
    GM:欲しかったおもちゃを買ってもらえなかった時?
    GM:大切にしていた泥団子がゴミとして捨てられていた時?
    GM:そういった小さな諦観が、彼にのしかかり
    GM:いつの日にかこの少年の中には一つの大きな気づきが生まれていた。
    GM:"自分には、自分しかない"
    GM:─────カチッ。
    GM:そう気づいた時、頭の中で何かがと割れるような、或いは嵌まり込むような音がして。
    GM:彼は自分自身から、ゴーレムを造る異能を手に入れた。
    GM:この奇妙な能力の正体など、もちろん彼自身には見当もつかないことだったが。
    GM:だからこそ純粋に欲しいものを造ることができたのかもしれない。
    GM:母親を象ったゴーレムと、母親を象ったゴーレムが目の前にある。
    土呉 雅紀:「さて。漸くになるけどやっと会える。」
    GM:最後のパーツである眼球を嵌めゴーレムに命が宿る。
    土呉 雅紀:「初めまして、母さん。」
    土呉 雅紀:「…愛してるよ。ずっと会いたかった」
    ゴーレム:「‥‥、─────」
    GM:ゴーレムが、震える。
    GM:その無機物であると同時に人間と変わりない特徴を持つそれは
    GM:精神すらまだまともに生まれていないそれは
    GM:『彼』にとって最高の寄生先であった。
    リング・リング:「俺も」
    リング・リング:「…愛してるよ、雅紀。心の底から。」
    リング・リング:「…きゃはは!」
    GM

    クライマックス


    GM:シーンプレイヤー、全員。
    GM:登場侵蝕どうぞ
    沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (90 → 96)
    沢入真由良:間違えました
    黒峰くくり:またww
    沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を6(→ 6)減少 (96 → 90)
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (70 → 72)
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (95 → 104)
    黒峰くくり:90+1d10
    DoubleCross : (90+1D10) → 90+7[7] → 97

    黒峰くくり:もういっそ沢入さんに登場侵蝕委ねちゃうか
    黒峰くくり:ヒモになろ
    黒峰くくり:攻撃も頼む
    GM:攻撃はもう頼んでるでしょ!
    沢入真由良:攻撃はしますが登場侵蝕は振ってください……
    沢入真由良:いつ10が出るかわからないので…
    GM:・オルテンシアの隠れ家、土呉のボロ小屋前。
    土呉 雅紀:「………沢入、さん」
    土呉 雅紀:視線は定まっておらず、心ここにあらずといった表情
    沢入真由良:「……どうも」
    リング・リング:「とうとう来ちまったか…あーあー、大事にはしたくなかったんだけどなァ」
    黒峰くくり:「わー、なんかすごいことになってる」
    土呉 雅紀:「沢入さんには、感謝しているよ。父さんを見つけてくれたから」
    土呉 雅紀:「だから、一度だけ言う。」
    土呉 雅紀:「出て行ってくれ。俺から”彼ら”を奪わないでくれ」
    沢入真由良:「うーん」
    沢入真由良:「そういわれると普通に出ていきたくなりますね……どうしましょう……」
    出雲弥恵:「ちょっとお?」
    黒峰くくり:「出来れば出ていってほしくないなあ」
    黒峰くくり:とはいえ強く止めるつもりもないので困っている
    御隠 邦治:「…沢入さん。それは、昔の自分を見ているようだから、ですか?」
    沢入真由良:「はい……なので出ていきたくない旨を彼に言っていただければ………」
    沢入真由良:「…………」あからさまに嫌そうな顔をする
    出雲弥恵:「こんな時でも相手を尊重できるのはいっそ凄いけどねえ……」頭を掻く
    黒峰くくり:「じゃあ支部長カッコよく降伏勧告をお願いしますー」
    出雲弥恵:「カッコよく?カッコよく言ったことなんてあったっけあたし」
    出雲弥恵:「まあ一応あたしの、というかUGNの理屈としてはだねえ」
    出雲弥恵:「オーヴァードによる誘拐が起こっている以上、そしてジャームが存在している以上放置はできない」
    出雲弥恵:「できればやる気がある人だけで止めたいところだけど生憎とそこの子たちが暴れてくれたおかげで手が足りないからねえ」
    出雲弥恵:「気が乗らないんだとしても支部長として命令するよ。ジャーム”オルテンシア”の確保と、それに伴う妨害の排除」
    出雲弥恵:「妨害の方はないならないで嬉しいんだけども。どう?」土呉くんに
    土呉 雅紀:「ああ、つまり…俺から取り上げるつもりなんですね。彼らを」
    黒峰くくり:「だめそう」
    出雲弥恵:「だめそうだねえ、困った困った」呑気な声で
    土呉 雅紀:「それは許さない。許せない。…貴方方が、悪人でないことは知っている。でも、踏み込んじゃいけないこともあるんですよ。」
    沢入真由良:「駄目そうですね、あとごめんなさい土呉さん、この混乱に乗じて口を封じないといけない人が増えたので退出は保留で……」
    黒峰くくり:「手伝うよお」 
    出雲弥恵:「口封じを!?」
    黒峰くくり:そうだが、返事はしない。
    御隠 邦治:「みなさん、静粛に。…来ますよ。」
    出雲弥恵:大きなため息「はいはい、とりあえず気合い入れて……やるよ!」
    リング・リング:「んじゃあ、殺るかぁ…!血祭の始まりだァ!」
    GM:クライマックス戦闘を開始します。
    GM:エンゲージは以下の通りです。
    [オルテンシア(8)、土呉(5)]
    │5m
    [沢入真由良(8)、黒峰くくり(7)、出雲弥恵(3)]

    GM:あと、戦闘前に皆さんには以下の情報が分かります。
    GM:・土呉は変異種であることからガード無効化エフェクトである《ドッペルゲンガー》を使用すると見られる。
    GM:・オルテンシアの前の姿…リング・リングはハヌマーンの軽減エフェクトを所持していた。
    GM:・怪我は癒えていないが御隠も戦闘に参加する(NPCカード)。また、これにより敵は君たちと同じエンゲージには入ってくるのを避けるだろう。
    GM:NPCカードは、こちらになります。
    GM:・御隠 邦治『世に永遠を生きる者なし』タイミング:セットアップ。
    GM:PC一名の火力をラウンド間+10。エフェクトとの併用可。
    GM:回数制限等は、無し。
    GM:では…衝動判定!
    GM:難易度は、9!
    沢入真由良:判定します
    沢入真由良:7dx
    DoubleCross : (7DX10) → 10[5,5,5,7,8,9,10]+2[2] → 12

    沢入真由良:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19

    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を19(→ 19)増加 (104 → 123)
    出雲弥恵:2dx+2>=9 〈意志〉思い出の一品
    DoubleCross : (2DX10+2>=9) → 7[2,7]+2 → 9 → 成功

    黒峰くくり:5dx+1>=9
    DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 8[2,5,7,7,8]+1 → 9 → 成功

    黒峰くくり:あぶねっ
    黒峰くくり:97+2d10
    DoubleCross : (97+2D10) → 97+6[2,4] → 103

    黒峰くくり:悪くない
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を2d10(→ 17)増加 (72 → 89)
    GM:なんて優秀なんだ皆…。
    沢入真由良:あっははは
    GM:沢入さん。
    黒峰くくり:沢入ーッ
    GM:突発卓で1R目からアージエフェクト使えるなんてなかなかできる事じゃないよ…
    出雲弥恵:沢入さん……
    沢入真由良:あ、アージ使えるから使えるとき使っておこう…
    出雲弥恵:セットは宣言なし
    黒峰くくり:セットはないよっ
    沢入真由良:セットアップ
    沢入真由良:NPCカードの宣言(対象は僕)と
    沢入真由良:狂騒の旋律L4、ラウンド間ATK+12、コスト7、暴走
    沢入真由良:これを皆様に
    沢入真由良:受け取りは任意です
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を7(→ 7)増加 (123 → 130)
    出雲弥恵:受け取りません
    黒峰くくり:受け取りませんがありがとー
    オルテンシア:セットアップ:狂騒の旋律L3
    オルテンシア:ラウンド間ATK+9、暴走
    GM:■イニシアチブ
    GM:宣言のある方はいますか?
    沢入真由良:無いです
    出雲弥恵:無しです
    黒峰くくり:なし
    GM:では通常の手番。
    GM:オルテンシアの手番か…。
    黒峰くくり:待機かな~?
    GM:やだ?
    GM:マイナー、なし
    GM:メジャー、『移り気なオルテンシア』《破砕の音》《振動球LV11》《疾風迅雷》
    GM:範囲に攻撃、ドッジ負荷、命中時、防具を破壊する。装甲無視。
    GM:8dx+1
    DoubleCross : (8DX10+1) → 10[1,3,5,5,6,7,8,10]+8[8]+1 → 19

    GM:おしい
    GM:対象は皆さんのいるエンゲージです。
    黒峰くくり:回避チャレンジ
    沢入真由良:リア放棄して
    出雲弥恵:ドッジ不可……
    沢入真由良:「リジット」(迎撃する魔眼L3)黒の鉄槌L7で射撃攻撃、C値-3、コスト7
    沢入真由良:これ宣言
    黒峰くくり:あっそうじゃんドッジ不可、ゆるせねえ
    沢入真由良:一応値から出します
    黒峰くくり:虚無でガードします
    沢入真由良:7dx7+2
    DoubleCross : (7DX7+2) → 10[1,4,5,8,8,9,10]+10[1,2,2,8]+5[5]+2 → 27

    出雲弥恵:あっ
    出雲弥恵:どっち庇おうか悩んでたら振られたと思ったら振られてなかった 何でもありません
    沢入真由良:これは迎撃の判定なのでまだ庇えます…!大丈夫…!
    黒峰くくり:侵蝕キツイ沢入さん庇ったげてー
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を7(→ 7)増加 (130 → 137)
    出雲弥恵:《崩れずの群れ》(EA67)Lv1/オート/自動成功/自身/至近/+2/ダメロ直前に使用。行動を消費しないカバーリングを行う。メインプロセス1回
    出雲弥恵:沢入さんに
    出雲弥恵:《イージスの盾》(EA57)Lv3/オートアクション/自動成功/自身/至近/+3/ガード時に宣言。ガード値+[Lv]D
    出雲弥恵:3d10 ガード値
    DoubleCross : (3D10) → 20[8,8,4] → 20

    GM:ではダメージ
    GM:20+2d10
    DoubleCross : (20+2D10) → 20+10[3,7] → 30

    沢入真由良:3d10+18+10+12
    DoubleCross : (3D10+18+10+12) → 8[1,6,1]+18+10+12 → 48

    黒峰くくり:クソ―ッ出目がカスなら生きていたのに
    沢入真由良:ダメージ、装甲有効です
    出雲弥恵:倍付で60になってガードで20軽減、40ダメで死にます
    出雲弥恵:《リザレクト》Lv1/オート/自動成功/自身/至近/効果参照/(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
    出雲弥恵:1d10 リザ
    DoubleCross : (1D10) → 8

    黒峰くくり:御隠さんのロイスをタイタス化、昇華して復活
    出雲弥恵:侵蝕+13 89→102
    黒峰くくり:範囲カバーは装甲ガードで減らしたダメージ×2よー
    出雲弥恵:あっそっちでしたっけ
    沢入真由良:ガードで20軽減だと
    出雲弥恵:装甲無視で10*2の20ダメでどっちにしろ死かな
    沢入真由良:先に引いてから倍なので20点でしょうか
    黒峰くくり:HPは12
    GM:迎撃のダメージも出してもらってもいいですか
    沢入真由良:あ、出てます、48点装甲有効です
    GM:・・・・
    GM:そのダメージは…
    GM:痛い!けど生きてます
    沢入真由良:頑丈
    GM:次、くくりちゃん?
    黒峰くくり:あいよー
    黒峰くくり:マイナーで12m後方に移動します。範囲攻撃避け
    出雲弥恵:あ
    GM:そんなに離れて…いいのかい!?
    出雲弥恵:12m離れると遠方カバーが届かないため……
    出雲弥恵:10mにしてもらえればと
    黒峰くくり:じゃあ10mにするか……
    出雲弥恵:ありがたや
    黒峰くくり:メジャー/喪失への加速(ロストアクセル):死神の瞳5+コンセントレイト:バロール4+細胞侵蝕4+異形の祭典3+ファストフォアード2 侵蝕+17
    黒峰くくり:命中時、視界4体のキャラクターに持続しているエフェクトの効果をすべて解除し、次に受けるダメージを+6d10し、重圧(タイミング:オートのエフェクト使用不可。マイナーかメジャーで解除)と邪毒4(クリンナップ12ダメージ)を付与する。
    黒峰くくり:判定前に紡ぎの魔眼も使います 侵蝕は102→119
    黒峰くくり:10dx7+4
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,3,4,5,7,7,8,8,9,10]+10[4,6,6,7,9,10]+10[1,4,10]+2[2]+4 → 36

    黒峰くくり:リアクションどうぞ
    土呉 雅紀:7dx+1>=36
    DoubleCross : (7DX10+1>=36) → 10[1,2,3,6,9,9,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

    黒峰くくり:こわっ
    GM:ドッジ失敗
    GM:オルテンシアの晩
    オルテンシア:5dx+1>=36
    DoubleCross : (5DX10+1>=36) → 7[1,1,2,3,7]+1 → 8 → 失敗

    GM:受けます。
    GM:では、狂騒の効果を解除。重圧を受け、邪毒4を受けます。
    黒峰くくり:では狂騒の旋律の効果が消え、次のダメージは+6d10になり、オートが使えなくなり、クリンナップに12点ダメージを受けてもらいます
    GM:やば~~~
    GM:では、次は土呉くんですね。
    土呉 雅紀:マイナー、重圧を解除します。
    GM:『きれいな泥』メジャー:《飛礫》+《ギガンティックモード》+《インスタントボム》+《ドッペルゲンガー》+《カスタマイズ》+《コンセ:モルフェウス》
    GM:攻撃力は16の範囲攻撃、ガード、装甲無視。
    GM:対象は…沢入さんには父さんを見つけるのを手伝ってもらったし
    GM:くくりちゃんで。
    黒峰くくり:私かよ
    GM:では判定
    GM:11dx7+1
    DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,2,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,5,5,5,7,7,8]+10[4,4,7]+4[4]+1 → 35

    黒峰くくり:ドッジチャレンジ
    黒峰くくり:5dx+1>=35 なんとかなれーッ
    DoubleCross : (5DX10+1>=35) → 10[1,3,6,9,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

    黒峰くくり:おしい
    出雲弥恵:《崩れずの群れ》(EA67)Lv1/オート/自動成功/自身/至近/+2/ダメロ直前に使用。行動を消費しないカバーリングを行う。メインプロセス1回
    出雲弥恵:《命のカーテン》(EA65)Lv1/オート/自動成功/自身/至近/+4/《崩れずの群れ》直前に宣言。10m離れたキャラクターを対象にできる。シナリオLv
    出雲弥恵:庇います。侵蝕+6、102→108
    出雲弥恵:ガード無効、なけなしの装甲2もさっき壊れたので素受けで
    GM:はーい!
    GM:では、
    GM:16+4d10
    DoubleCross : (16+4D10) → 16+20[9,1,5,5] → 36

    出雲弥恵:オルテンシアのロイスを切って復活します
    出雲弥恵:出雲 弥恵のHPを15(→ 15)増加 (8 → 23)
    出雲弥恵:間違えた HP15になります
    GM:はーい!
    GM:では次は…支部長!
    出雲弥恵:はい!
    出雲弥恵:うーん、マイナーなし
    出雲弥恵:《鋼の肉体》(EA60)Lv3/メジャー/自動成功/自身/至近/+2/暴走以外のすべてのBSとHP[LvD+【肉体】]点回復。
    出雲弥恵:3d+5 HP回復
    DoubleCross : (3D10+5) → 20[8,4,8]+5 → 25

    GM:健康になった。
    出雲弥恵:出雲 弥恵のHPを16(→ 16)増加 (15 → 31)
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を2(→ 2)増加 (108 → 110)
    出雲弥恵:全快しました。以上
    GM:タフな支部長素敵よ!では次!
    GM:沢入さん!
    沢入真由良:はーい
    沢入真由良:マイナーは…迷ったけど無し
    沢入真由良:メジャー
    沢入真由良:「グリット」(黒の鉄槌L8+コンセントレイト:BaL3)C値-3、同一エンゲージ不可、ATK+18、コスト3
    沢入真由良:対象はオルテンシア
    沢入真由良:妨害ありますか
    GM:ないよ!
    沢入真由良:8dx7+2
    DoubleCross : (8DX7+2) → 10[3,5,7,7,7,9,10,10]+10[1,2,5,7,8,10]+10[3,9,10]+10[8,10]+2[1,2]+2 → 44

    GM:やばいじゃん
    沢入真由良:リアクションどうぞ
    オルテンシア:キキキ…ドッジするかァ!
    オルテンシア:7dx+1>=44
    DoubleCross : (7DX10+1>=44) → 9[1,3,3,4,4,5,9]+1 → 10 → 失敗

    沢入真由良:5d10+5d10+18+10+12 ダメージ 装甲有効
    DoubleCross : (5D10+5D10+18+10+12) → 25[8,1,5,6,5]+14[3,5,1,1,4]+18+10+12 → 79

    オルテンシア:これは当たると…死ぬ!
    土呉 雅紀:《ディスマントル》LV3、ダメージを-9
    GM:あがきましたが、ここでオルテンシアのHPは0
    沢入真由良:死ぬのかい……?死なないのかい…?どっちなんだい……!?
    黒峰くくり:ん、それオート?
    GM:《蘇生復活》HP1で復活します。
    GM:《ディスマントル》のことならオートエフェクトだよ。モルフェウスの。
    GM:HR記載の対象視界の軽減エフェクト。
    沢入真由良:便利ね
    出雲弥恵:一応それに使っておくか
    出雲弥恵:《異世界の因子》(EA69)Lv1/オートアクション/自動成功/対象:効果参照/視界/+5/80%/登場しているシーン内で使われたエフェクトひとつを対象とする。シーン中、対象のエフェクトを取得する。エネミーエフェクト・ピュア制限エフェクトは不可。シナリオ1回
    出雲弥恵:せっかくなので使います。《ディスマントル》をコピー
    オルテンシア:まぁ、HPが1になっても次のターンの先行は俺なんだけどなぁ!
    GM:では、クリンナップ。
    沢入真由良:それはどうかな!?
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を5(→ 5)増加 (110 → 115)
    出雲弥恵:あ、ではクリンナップ前のイニシで触媒を使います
    出雲弥恵:対象はくくりちゃん!
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を3(→ 3)増加 (137 → 140)
    沢入真由良:(忘れてました)
    出雲弥恵:すみません邪毒が保存されてること忘れてたので触媒しまいます
    オルテンシア:そっか…。じゃあ俺は、邪毒のダメージを受ける。
    オルテンシア:HP0でお前たちの勝ちだよチクショウ!
    黒峰くくり:やったーっ
    出雲弥恵:やったー!
    沢入真由良:よしよし

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    GM:今回、Eロイスは
    Eロイス ・不滅の妄執
    ・愚者の契約
    の二つです。

    GM:振りたい場合この分振ってもいいよ。
    沢入真由良:とりあえずそこは振ります
    沢入真由良:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10

    出雲弥恵:振ります
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を10(→ 10)減少 (140 → 130)
    出雲弥恵:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 10[6,4] → 10

    沢入真由良:ロイス
    沢入真由良:ちょっと待っててください
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を10(→ 10)減少 (115 → 105)
    黒峰くくり:ふっとこ
    黒峰くくり:119-2d10
    DoubleCross : (119-2D10) → 119-12[6,6] → 107

    出雲弥恵:ロイスは通常振り、5個残ってるので5dです
    出雲弥恵:5d
    DoubleCross : (5D10) → 34[10,7,7,6,4] → 34

    黒峰くくり:えーと土呉くんとオルテンシアには取ってない筈だから、御隠さん割れて固定2つとPC2つで4つかな
    出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を34(→ 34)減少 (105 → 71)
    黒峰くくり:固定2つ……(何も記載されてないなコイツ……)
    黒峰くくり:虚無の固定ロイス2つとPCに取ったロイス2つで振ります
    黒峰くくり:107-4d10
    DoubleCross : (107-4D10) → 107-19[5,2,4,8] → 88

    沢入真由良:話が付きました、演出のためGMにロイスを取ることを先に確認し残り6つです
    GM:虚無の固定ロイス…
    沢入真由良:6d10
    DoubleCross : (6D10) → 31[9,3,6,7,2,4] → 31

    GM:僕が入って、いいですか?
    沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を31(→ 31)減少 (130 → 99)
    GM:沢入さん!?
    沢入真由良:生還です
    黒峰くくり:こわっ
    出雲弥恵:あっっぶない
    沢入真由良:倍にしておけばよかった
    GM:まぁ最悪追加振りもあったとはいえ…
    GM:よかった…。
    GM:経験点は
    GM:いつもの5点+シナリオ5点+Eロイス2点、Dロイス2点で14点かな
    GM:これに各々侵蝕率分を足してね。
    沢入真由良:受け取ります…!
    沢入真由良:19点ですね
    沢入真由良:ありがとうございます…!!
    黒峰くくり:19点、もぐもぐ
    出雲弥恵:19点いただきます!ありがとうございます
    GM:みんなお帰り!おめでとう~
    GM:■演出
    GM:オルテンシアは、死体のようであるが、そうでないもの…ジャームを掴み、つぶやく。
    オルテンシア:「お前らには、だ。まぁ多少は恩を感じてるんだぜ。」
    オルテンシア:「なんせ『こいつ』を返してくれたからなぁ!」
    GM:ぶちぶちと肉が絡みつき、その体が大きく膨れ上がった。
    土呉 雅紀:「─────」
    土呉 雅紀:土呉は、支店の定まらない目で、それを見ていた。
    御隠 邦治:「威嚇して距離を保つのが精いっぱいです。…皆さん。どうか、彼を助けてください。」
    御隠 邦治:「あいつが、彼の心を壊す前に」
    御隠 邦治:粘菌がボロ小屋の周囲の土を食らう。土呉の試行錯誤。ゴーレム達の眠る土を。
    御隠 邦治:ジャームによく似た屍の兵が、沢入真由良に傅く。
    御隠 邦治:…それは、奇しくも”ありえたかもしれない彼女”の戦い方に近い姿だった。
    沢入真由良:「了解です……先生も不意の事故にはお気をつけて」
    沢入真由良:「Type:Norea activate」
    沢入真由良:座標準備、感染励起、魔眼発振
    沢入真由良:事故などめったに起こらないが、起こさないか、と言われれば、それは、まあ
    沢入真由良:…気まぐれです
    オルテンシア:「死ぬ前に講義をしてやる」
    オルテンシア:「俺の本質は、”振動”なんだが。これは生き物には固着しねぇ…糞みたいな話だが。普通は異能を使うのも難儀する。」
    オルテンシア:「だけど、だ。このゴーレムの体なら、無機物と有機物の性質を持つ体なら異能も使えるってワケ」
    オルテンシア:話す間に筋肉がゆがみ、膨張していく。
    オルテンシア:「…そんで、だ。こいつは”体積”がデカいほど出力が比例されるってんで、あれだ。」
    オルテンシア:「とっととくたばれ」
    オルテンシア:両腕の振動生成機関より蓄えられた”振動”が爆弾のような風として襲い掛かる
    沢入真由良:頁をめくり、詠唱数節、口元だけ振動を止め、発声可能状態に
    沢入真由良:「A2、A3、A4……」
    沢入真由良:矢次早に命令、リュックにしまい込んで置いた??の字を刻んだ石を発射する
    出雲弥恵:「っあー、もう!」自身が起こす声で一部分だけ風の軌道を逸らし、沢入さんを守る
    出雲弥恵:衝撃を殺そうとする「ぴったりの器見つけたってわけだ。そりゃあ良かったねえ」
    黒峰くくり:「んぅ」 小さな体が吹き飛ばされる、がこれは悪くない。侵蝕はまだ余裕がある。規距離を離せば支部長の選択の迷いが減り、敵の選択の迷いが増える。
    出雲弥恵:「味方だったらもっと良かったんだけど。ついでに沢ちゃんも択として避けることを考えてくれれば最高なんだけど!」
    黒峰くくり:「御隠さんはぁ……まあ大丈夫か」 地面を転がり生まれた擦過傷をオーヴァード共通の治癒力で無理やり直しながら立ち上がる
    オルテンシア:「─────~~痛!そうだなァ。こうして痛みを感じられるのも体がある証拠ってもんだ!」
    沢入真由良:「避けてる間も殴らないと手数が足りないじゃないですか今回!」
    オルテンシア:「楽しもうぜ、生きてるならさぁあああ!」
    出雲弥恵:「それは返す言葉もない!」
    黒峰くくり:「声でか……」
    沢入真由良:「ああもう、A15、h2.5f,ssw15f!」
    沢入真由良:庇われている間も口は止められない
    土呉 雅紀:「そこのぼーっとしてる人、隙。」
    土呉 雅紀:片腕を土で形作られた腕。ゴーレムの腕に変化、そして拳をくくりに向けて。
    土呉 雅紀:「ごめんね。沢入さんは傷つけたくないから」
    土呉 雅紀:肘のパーツから爆炎がし、肘から先のパーツが空を飛ぶ拳として射出される!
    黒峰くくり:「気が利くねえ」 笑みを浮かべ、それを避けようとする
    黒峰くくり:が、一瞬。立ち眩む。
    黒峰くくり:「あうっ」
    出雲弥恵:「はい、そこ一旦止まる!」
    黒峰くくり:(一日に"2回"も全力出したからな、これは無理か……)
    出雲弥恵:振動を風にして軌道を逸らす。離れていようと関係なくその声は届く
    土呉 雅紀:「…あ、はい!」反射的に答え、拳の起動も変わってしまう。
    出雲弥恵:「まあ駄々こねるのは子供の特権だけどね、相手は大人にしとくもんだよ」
    出雲弥恵:キュマイラの因子を使う間もなく吹き飛ばされるが、構わず笑う
    黒峰くくり:「いやぁ、私も一応プロですからぁ」
    黒峰くくり:「でも、ありがとうございますぅ。ちょっとヤバかったぁ」
    土呉 雅紀:「…卑怯だぞ、お前たち。呼ばれたらそっちを向くじゃないか。」
    出雲弥恵:「プロなら自分の限界くらい見極めて守られときなさいな。上司はこっちのプロよ?」
    黒峰くくり:「まあそうだねえ」
    黒峰くくり:「そして君たちは、素人だ」
    黒峰くくり:いつの間にか
    黒峰くくり:土呉と"オルテンシア"を取り囲むように、無数の魔眼が浮いている。
    オルテンシア:「っ、茶番やってるんじゃないぞ雅紀ィ!避けろ!」
    黒峰くくり:「攻撃に夢中になりすぎたねえ」
    土呉 雅紀:「避ける…どれを…?」
    土呉 雅紀:「ずるいぞ。ぼーっとしてると思ったら急に賢くなるなんて」
    黒峰くくり:言ってる間にも魔眼がひとつずつ彼らに吸い込まれていき、その肉体を、精神を撹乱する。
    黒峰くくり:「頭悪い事ばっか言うねえ、君は」 もう聴こえていないだろうが、そう返す
    黒峰くくり:「今だよぉ」
    土呉 雅紀:「俺は…守らなきゃ…かあさんを…」そのまま思考の濁流の中意識を失う。
    オルテンシア:「使える奴は結局俺だけかよ。まぁ最悪逃げればいいけどよ!」
    沢入真由良:「……その願い、聞き届けました」
    沢入真由良:かあさん 〇お願いをされた/無関心
    沢入真由良:これを取得し同時にRHOを公開します
    GM:おお!
    GM:どうぞ!

    RHO PC1 沢入 真由良 シナリオロイス:土呉 雅紀(つちくれ まさき) (庇護/不安)
    あなたは亡くなったFHチルドレンを蘇生するために人倫を侵し、オーヴァードになった過去がある。
    蘇生はならず動く死体は燃やされた貴方は誰よりも生きた人間を蘇生させることは自分にはできないと知っている。
    しかし、元々生自体があやふやな存在ならば?
    とはいえくれぐれも忘れてはならない。貴方の行う技は外法だ。何も為せない。
    貴方はシナリオ一度。土呉の作ったゴーレムをほんの一瞬、蘇生させることができる。
    この蘇生は、この事件の解決には影響しない。データ上の優位な出来事は起こせない。
    命は救えず、救われるものがあるとすれば心だけ。故に貴方はこのRHOを公開しない自由を持つ。
    しかし心を救えるのも、貴方しかいないのだ。

    沢入真由良
    沢入真由良:鞄から、一枚の、裏表全部記号が羅列された紙を取り出し、折りたたむ
    沢入真由良:それを、放り投げる、ここからは詳細な調整をしなければいけない
    沢入真由良:座標を細かくチェックし、タイミングを図り
    沢入真由良:「…Rec1(記録用紙の一枚目)」
    沢入真由良:「h9.23f、ssw12.7f(高さ9.23f、南南西に12.7f)」
    沢入真由良:「r e2f(方向転換し東に2f)」
    沢入真由良:「stop、and "playback"(そこで停止、その後記録用紙の中身を再生)」
    沢入真由良:この本で、何をどうやって蘇生しようとしたのか、はきっと彼も疑問に思っているだろう
    沢入真由良:口頭で、単純な操作を行える魔眼、人にはそう映る
    沢入真由良:しかし、本質はそこではない
    沢入真由良:操作を全て紙に書いて、着弾させ、再生する
    沢入真由良:いわゆる、マクロ
    沢入真由良:この本は、それができた
    沢入真由良:着弾と同時に、ゴーレムの体が無慈悲に動き出す
    オルテンシア:「?」「おい、お前一体何したんだよ。」
    沢入真由良:0.01f単位で制御された魔眼が、移動を、代謝を、行動を
    オルテンシア:『俺の体に!』声が出せない、とっさに無機物振動…指輪だったころと同様に話す。
    沢入真由良:姿さえも
    沢入真由良:全ては記録通りに、動かされる
    沢入真由良:声は、既に出せない、声を出す操作は今組み込まれていない
    沢入真由良:やがて、すっかりオルテンシアだったものの姿は変わり
    沢入真由良:気づけば、女性の姿になっていた
    沢入真由良:…記録で写真を手に入れてはいたが、これで合っていただろうか
    :「ま……さ……き……くん……」
    土呉 雅紀:「母さん…?」
    沢入真由良:全力の全自動人形劇、これが僕のたどり着いた一つの先
    土呉 雅紀:「やっと、やっと見てくれた。母さんが俺を。」
    :「よか……った……」
    :「げ……ん……きで……いて……ね………
    沢入真由良:記録限界、全ての魔眼は軛から放たれ、元の形に戻る
    沢入真由良:B5裏表両面1枚では、これくらいが限界だった
    沢入真由良:無論、無理やり押し込められたものが、無理に戻ろうとすれば
    沢入真由良:それは四散するだろう
    土呉 雅紀:「─────…!ずるいよ。そう言われたら。もう…死ねなくなるじゃないか」
    GM:それは、沢入がゴーレムに命令しただけもしれない。ただの反射でしかないのかもしれない。
    GM:それでも、"蘇生乱造"は、"蘇生乱造"のまま。
    GM:彼女だからこそ、死を望む彼を救うことができた。
    GM:それだけ、そして彼にとっては掛け替えのない話だったのだ。
    オルテンシア:「ぐぁあああああああああああ!雅紀ィ!俺を助けろ!」
    土呉 雅紀:彼は、もうオルテンシアを見ていない。
    土呉 雅紀:初めから、”オルテンシア”として彼の前に出ていなかったのだ。
    土呉 雅紀:中身を騙った彼には当然の出来事だった。
    GM:崩壊しゆく体の中、彼はつぶやく。
    オルテンシア:「くそっ!くそっ!どうして見ねぇんだよ!」
    オルテンシア:「どうせ皆俺を裏切るなら、消えていくなら、裏切られる前に裏切っちまえって」
    オルテンシア:「そう思ったのによ…。」
    出雲弥恵:「そりゃあ、君が君自身の場所を持ってないからじゃない?」
    GM:その体は頭部を失い、体も際限なく崩壊していく。
    出雲弥恵:「声でそうとはわかるけどね、やっぱり呼びかける相手っていうの?場所が要るんだろうね」
    オルテンシア:『俺自身の場所?…そうだ。体を手に入れて、』
    オルテンシア:『それで戻ってまた会おうと思ったんだ。』
    オルテンシア:『もう誰かも、そこがどこかも知らねぇし、このことも忘れてたけど。』
    出雲弥恵:「ああ、何となくでも残ってたんだ。そりゃ僥倖だ。一応は合意ってことになるのかな?」
    出雲弥恵:かつかつとゴーレムがいた場所に近寄る。一歩踏み出すごとに、土埃を払うように簡単に傷が消えていく。
    出雲弥恵:立ち止まって。「さて、一応は主な問題も片付いたことだし。あとは」
    出雲弥恵:「忘れ物の後片付けだ」
    出雲弥恵:指輪を取り出す
    出雲弥恵:彼の帰る場所だったもの。
    オルテンシア:『…はっ。ダッセー指輪。…でも、あんたの声は懐かしい。』
    オルテンシア:『あんたの声となら、そこに居つくのも悪くねぇのかもな…』
    出雲弥恵:喉を、因子を震わせて。振動を近づける。
    出雲弥恵:「うっさいよ」笑う
    出雲弥恵:『――を』
    出雲弥恵:”愛”を。きみが忘れた時間に、確かにあったものを。
    出雲弥恵:”I”を。きみに残された自我で、きみ自身を呼ぶ言葉を。
    出雲弥恵:”藍”を。きみが望んだ身体が、動きを止めた後に与える色を。
    出雲弥恵:『集めて』
    オルテンシア:「─────ああ」
    リング・リング:「そういうことかよ。ありがとな、弥恵」
    リング・リング:きゃはは!と言う声のあと、指輪は眠るように沈黙した。
    リング・リング:リング・リングは、漸く帰る家を見つけたのだ。
    GM
    GM:では、今日はここまでにしましょう。
    GM:皆さんありがとう!
    沢入真由良:お疲れさまでした!!
    出雲弥恵:お疲れ様でした!ありがとうございました!
    GM:次回は明日の昼の14時からです。
    黒峰くくり:お疲れ様でした~
    黒峰くくり:ウオーッ
    沢入真由良:お疲れさまでした!!了解です!!
    出雲弥恵:エンディングだ!了解です!

    エンディング1


    GM:【エンディング:出雲弥恵】
    GM:"オルテンシア"事件から一週間程経ち。
    GM:事務処理も一通り終えそうかという頃である。
    GM:支部長室に来訪者が来た。
    出雲弥恵:事件そのものが終わったとしても、支部長の仕事はむしろここからが本番であったわけで。
    出雲弥恵:被害報告書やら事件調書やら関係者のメンタルケアやらエトセトラエトセトラ。
    出雲弥恵:ある程度いつもの業務に戻れそうだと机に突っ伏しているとノックの音がする。
    出雲弥恵:「はあい。お名前と用件をどうぞー」
    GM:現れたのは、古典的な英国式メイド服を身にまとった年若い女性。この事件の始まりを告げに来た女だ。
    マスター・カインド:「失礼する。私はマスター・カインド。」
    マスター・カインド:「貴方へ、話が合ってきた。」
    出雲弥恵:がばっと起き上がって、呆れたような顔になる
    出雲弥恵:「あんたねえ……来るなら来るって事前に連絡とかしようよ」
    出雲弥恵:「まあとりあえず話ってのを聞こうじゃないの。どうぞ?」
    マスター・カインド:「まずは労いの言葉を。今回の事件の対処。見事だった。」
    マスター・カインド:「そして、その指輪の処遇についてだが。どうするつもりかを伺いたい。」
    出雲弥恵:「ああ、なるほどね」
    出雲弥恵:「お褒めの言葉どうも。そっちの持ってきた情報のおかげだよ。今後ともよろしく」
    出雲弥恵:「そんで処遇の方か。うーん……」少し間を空ける
    出雲弥恵:「ひとまずはうちの、というかあたしの預りだ。今回の件の首謀者だしね、直接話を聞けるのは有益だってんで許可は下りてる」
    出雲弥恵:「そうでなくともRBだしねえ。発見した支部が責任を持つのはまあ順当ってもんでしょ」
    出雲弥恵:「その後もなし崩し的にもらっとこうかと思ってたんだけど……そっちとしては不満だったかい?」
    マスター・カインド:「…いや。私からも意見はない。そちらがそのつもりなのなら。これも多少は役に立つだろう。」
    マスター・カインド:そう言って、資料を幾つか机の上に置く。
    出雲弥恵:「うん?」
    マスター・カインド:…かつての研究所でのリング・リングの研究結果。つまり彼についての由来、情報が書かれた書類だ。
    出雲弥恵:「これ……!どっから見つけて来たのさ」
    出雲弥恵:資料をめくり、時折懐かしそうに目を細めながら
    マスター・カインド:「…もしもということもある。UGNにオルテンシアの暴走と疑われるときはこれを見せればいい。」
    出雲弥恵:「……親切過ぎてちょっと怖いんだけど。何か要求でもあんの?」
    マスター・カインド:「…UGNは日常を守る組織だが」
    マスター・カインド:「それは、結局のところ0がマイナスになり、0にまた戻る。それだけのことだ。」
    マスター・カインド:「まがりなりにも私(FH)の関わったものは、プラスへ進んでほしい。」
    マスター・カインド:「…以上が信条としての意見だがそれだけでは怪しすぎるだろう。貴方への対応には、個人的な感情もある。」
    出雲弥恵:「ふうん?」先を促すように相槌を打つ
    マスター・カインド:「寄生するしか能のないリング・リングは彼は良い相手を見つけた。」「叶うなら、それを守りたい。それだけだ。」
    出雲弥恵:「ははっ!辛辣だねえ」
    出雲弥恵:「じゃあまあそんなあんたがメッセンジャーだった幸運にでも感謝しとこうか」
    出雲弥恵:「この先の世界がゼロになるかプラスになるかはわかんないけど」
    出雲弥恵:「あたし個人としては、今後とも悪くない関係でいたいと思ってるよ」
    マスター・カインド:一瞬、ぽかんとした表情になり。
    マスター・カインド:「幸運に感謝。確かにそうかもしれない。」
    マスター・カインド:「私は善人ではない。行動が制限された身で好意を示されても答えられるかは難しいが。」
    マスター・カインド:「貴方に出会えた巡り会わせには、こちらこそ感謝を」
    マスター・カインド:「…そろそろ失礼する。出雲弥恵、貴方に星の導きがあらんことを。」
    出雲弥恵:「どうもね。お互い仕事お疲れさん」
    マスター・カインド:優雅にカーテシーをし、その場より風のように消える。
    出雲弥恵:椅子に深く座り直して。「……この資料の出所はどう説明しようかねえ」
    出雲弥恵:「まあとりあえず、今後ともよろしくね?リング・リング」
    出雲弥恵:0の形をした無機質な指輪。
    出雲弥恵:それを左手の小指に通せば、シルエットは1の形を取った
    マスター・カインド:紫陽花の名の由来は、藍が集まることだという。
    マスター・カインド:彼の帰巣の際の声の通り、今は小さな'I'と’I’がひっそりと集まるのだった。

    エンディング2


    GM:【エンディング:黒峰くくり】
    GM:ジャームによる洗脳、投薬、戦闘…そして戦闘と多忙だった御隠だが
    GM:キュマイラの生存能力の賜物だろう。一週間もすれば無事に体調を取り戻していた。
    GM:そして、今回の事件のお礼が言いたいとくくりは誘われ、喫茶店にいた。
    御隠 邦治:「どうぞ、くくりさん。」
    御隠 邦治:「ここにあるものなら何でも頼んでもいいですよ。」
    御隠 邦治:メニューをくくりに向かい広げる御隠。
    御隠 邦治:クレープや、パフェ。プリン…と様々なメニューが書いてある。
    黒峰くくり:「んー……?」
    黒峰くくり:メニューを見て悩む。
    黒峰くくり:美味しそうではあるがどれを頼んでも食べきれる気も飲み干せる気もしない。
    御隠 邦治:「急かしたりしないので大丈夫ですよ。僕は待ちますから」
    黒峰くくり:「……じゃあー、オレンジジュースでお願ぁい」
    黒峰くくり:そう言って、一口お冷を飲む。
    御隠 邦治:「ええ。では…」オレンジジュースとパフェ、そして小皿をを頼む。
    黒峰くくり:「はふぅ……お店の中は涼しくていいねぇ」
    御隠 邦治:「最近は暑いですからね。くくりさんは今日は眠れましたか?」
    御隠 邦治:「僕は恥ずかしながら暑すぎてまるで眠れていないです」
    黒峰くくり:「大丈夫だよぉ、部屋は冷房利かせてるしぃ」
    黒峰くくり:子供であっても仕事人であり、戦闘を伴う任務も多い為危険手当は結構多い。
    黒峰くくり:ちなみに戸籍上の家族はいるが1人暮らしだ。
    GM:パフェが運ばれてくる。小皿も一緒だ。
    御隠 邦治:「それは良いですね。僕はエアコンの空気は合わなくて…」
    御隠 邦治:「くくりさんもよければパフェはどうですか?食べれる分だけお譲りしますよ。」
    黒峰くくり:「ありがとぉ、じゃあ、いただきまぁす」
    黒峰くくり:取り分けてもらったそれをちみちみ食べる
    御隠 邦治:美味しそうにパフェを食べるくくりを見て微笑み
    御隠 邦治:「よかった。今回はくくりさんに助けてもらいましたから…なにかできて嬉しいです。」
    黒峰くくり:「気にしなくていいのにぃ」
    黒峰くくり:「私は仕事だったし、契約が破棄になったのも偶然だし、その後土呉雅紀と戦う選択をしたのも御隠さんだし」
    黒峰くくり:そこまで言って長台詞で疲れたのか何度か呼吸をする
    黒峰くくり:「まあ気持ちは有難く受け取っておくけどぉ」
    御隠 邦治:「仕事をやりきるのは、大変なことですよ。」
    御隠 邦治:「…くくりさんがこれまで一生懸命に頑張ってきたことは僕でもわかります。」
    御隠 邦治:「無論そこは信頼を置いていますが…。」
    御隠 邦治:「世の中、暇な人間もいるんです。頼れるときは僕にも頼ってください。」
    黒峰くくり:「御隠さん、先生っぽいこと言うねぇ」
    黒峰くくり:「力仕事はお願いするかもぉ」
    御隠 邦治:「いやあ。先生ですからね」苦笑し
    御隠 邦治:「力仕事ですか。任されましたよ。その時はぜひ声をかけてください。」
    御隠 邦治:「こんなおっさんですが、君にはもっと"先生っぽい"ところを見せたいからね」
    黒峰くくり:要するに戦闘なのだが、この人わかってるんだろうか。
    黒峰くくり:ぼんやりと男の姿を眺める。
    黒峰くくり:「楽しみにしてまぁす」 無難に返事をしてパフェを一口。
    黒峰くくり:お腹いっぱいになったが、ちょうどパフェも無くなった。
    黒峰くくり:水で口直しする。オレンジジュースはそのまま飲むと濃くて辛いので、氷が解けるのを待っている。
    御隠 邦治:「もう食べましたか。…すこし喋りすぎてしまいましたね。」
    黒峰くくり:「気にしなくていいよぉ」
    御隠 邦治:「くくりさんは不思議な雰囲気ですからね。つい口が弾んでしまう。」
    黒峰くくり:「ああー」
    黒峰くくり:「よくイリーガルの子には不思議ちゃんって言われるねえ」
    黒峰くくり:「どういう意味だろ」
    御隠 邦治:「…きっと人よりたくさんのことを考えているからだと思いますよ。」
    黒峰くくり:「そうかなぁ」
    黒峰くくり:「他の人がどれくらい考えているか、くくりにはわからないけどぉ」
    黒峰くくり:考えるように斜め上に視線が行く
    御隠 邦治:「…?」
    御隠 邦治:視線を追う。
    黒峰くくり:「んぅ? 何見てるのぉ?」
    御隠 邦治:「─────えっと、君の視線を追っていました。」
    御隠 邦治:「くくりさんが何を見ているのかなと」
    黒峰くくり:「……?」
    黒峰くくり:「まぁいいやぁ」
    御隠 邦治:「いいんですか!?」
    御隠 邦治:「ちょっと心配になってきました。…もしも困ったことがあれば、ちゃんと言ってくださいね。」
    黒峰くくり:「???」
    黒峰くくり:「うん、そのつもりだよぉ」
    御隠 邦治:「チルドレンでも。君は、まだ子供なんです。」
    御隠 邦治:「まだ頼ってもいい。…これは、忘れないでくださいね」
    黒峰くくり:「はぁい」
    黒峰くくり:そう言って幾らか氷が解けて薄まったオレンジジュースを飲む
    黒峰くくり:ちうちうと飲みながら、はてこの人に相談できることは何かあっただろうか。
    黒峰くくり:飲み干すにはまだ時間がかかりそうだ、早速相談してみるというのも悪くはないだろう。
    GM:ころん、と氷が溶ける。紫陽花の季節の終わりは近い。
    GM:それでも教師とチルドレンの奇妙な円は続くのだった。

    エンディング3


    GM:【エンディング:沢入真由良】
    GM:事件後から数日たったある休日のことである。
    GM:目の前には、君の知っている彼がいた…もっとも、何故か倒れていたが。それも、よりにもよっての場所で。
    GM:個人経営レストラン、ビバーチェ前
    沢入真由良:「」
    沢入真由良:いつもの通り、夜の買い出しに行ってきてた
    土呉 雅紀:「……………あ、うぁ…」
    沢入真由良:既視感のある場所、既視感のある時間
    土呉 雅紀:「みず…」死人のように倒れている少年がいた。
    沢入真由良:目の前には、倒れた少年一人
    沢入真由良:「……」幸いなことに、今度は襲い掛かられなかったようだ
    沢入真由良:ペットボトルの水のキャップを開けて、少年の口元に持っていく
    沢入真由良:「どうぞ」
    土呉 雅紀:「あ。ありがとう…」ゆっくり、確かに。水を飲んでいき。
    土呉 雅紀:「えっと…あれ、沢入さん…?どうしてここに?」
    土呉 雅紀:漸く目の前の人物が誰か分かったようだった。
    沢入真由良:UGNには保護を頼んだはずだが、管理が杜撰だったのだろうか
    沢入真由良:「ここ、家の前です」
    土呉 雅紀:「ああ、通りでいい匂いがすると思った。」
    沢入真由良:「……」
    沢入真由良:「とりあえず、中にどうぞ……もう22時とかですよ」
    土呉 雅紀:「えっと、お願いがあるんだ。」
    沢入真由良:「はい……?」
    土呉 雅紀:「何でもするから食べさせてほしい…この店で働かせてくれないかな…?」
    土呉 雅紀:話によれば、あれからまともなものは何も食べていないのだという。
    沢入真由良:「………」
    沢入真由良:「……向こうで、何があったんですか?」
    土呉 雅紀:「…助けられたく、ないんだ。」
    沢入真由良:「?」
    土呉 雅紀:「僕が僕の力で、生きていたい。UGNに助けれられるのは…なんだか、違う気がする。」
    土呉 雅紀:つまり、拗れた自律心が原因らしかった。
    土呉 雅紀:"母離れ"の反動だろう。
    沢入真由良:「……向こうは向こうで、保護=ほぼ戦列という認識をしているのでその辺は大丈夫だと思いましたが……」
    土呉 雅紀:「それって、僕の力なのかな。」
    土呉 雅紀:「僕の力はただ偶々天から降ってきたもので、それを活かして、命を奪ったり守ったりする。それは否定されることじゃないけど」
    土呉 雅紀:「もっと、身近な誰かを助けることがしたい」
    沢入真由良:……もう戦列に行くのは疲れた、と言った彼の顔を思い出す
    沢入真由良:「……丁度住み込み条件のバイト、一人空いているので」
    沢入真由良:「ちょっと待っててください、聞いてきます」
    土呉 雅紀:「…!うん、わかったっ。待ってる!」
    沢入真由良:「……あと」
    土呉 雅紀:瞳の色を輝かせる。
    土呉 雅紀:「どうしたの?」
    沢入真由良:「その間、何もないというのもあれなので」
    沢入真由良:「中にどうぞ、何か一つくらいは作ります」
    土呉 雅紀:「う、うん!…本当にいいの?」
    土呉 雅紀:「俺なんかの為に、そんな」
    沢入真由良:「………」
    沢入真由良:「……お腹が、空くのは、悲しい……ですから」
    沢入真由良:顔を背けて店の裏口を開けた
    土呉 雅紀:「ありがとう…沢入さんは、やっぱり優しいね。」
    土呉 雅紀:「間違いばかりだった俺だけど、君に声をかけたのは、間違いじゃなかった。」
    土呉 雅紀:笑顔と共に、ぐぅと腹の音が鳴る。
    沢入真由良:「…………」どうしてだろう、居た堪れない、申し訳ない、そんな感情ばかりがぐずぐずに絡まって
    沢入真由良:足早に彼を通し、兄と父を読んで話を付けた後、逃げるように厨房に入った
    土呉 雅紀:「沢入さん…?怒らせちゃったかな。もしそうなら後で謝らないと。」
    土呉 雅紀:「…これから、一緒に働くんだから。」
    沢入真由良:気まずいだけだから気にすんなと説明している兄を横に、玉ねぎを刻んで、生姜とにんにくを刻んで、リンゴをおろして
    沢入真由良:余っていたお肉をワインを一緒に鍋に入れて煮込んで
    沢入真由良:「ごめんなさい、ごめんなさい、ああ………!!」
    沢入真由良:深夜の厨房で、その声を聴いた者は、誰もいなかった
    GM:レストラン『ビバーチェ』、場所は駅車20分、おすすめメニューは煮込みハンバーグランチ
    GM:ちょっと騒がしい店ですが味は本物です、ご来店お待ちしております。
    GM
    GM:『オルテンシア、藍を集めて』→『オルテンシア、愛を集めて』fin