ミドル4
GM:ミドル4、シーンプレイヤー。出雲。
黒峰くくり:出まぁす
沢入真由良:出ます
GM:情報判定になります。登場する方は登場侵蝕をお願いします。
出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (59 → 69)
黒峰くくり:80+1d10
DoubleCross : (80+1D10) → 80+8[8] → 88
沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (80 → 82)
沢入真由良:またミス
黒峰くくり:また私上がってるw
沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を2(→ 2)減少 (82 → 80)
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (93 → 95)
沢入真由良:おとなしくなった
GM:よかった…。
GM:情報項目はこちらになります。
情報項目
★土呉雅紀について2〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7
★"オルテンシア"について2〈情報:UGN〉7
GM:調べることで新しく項目が追加されます。
沢入真由良:ふむ
出雲弥恵:オルテンシアについて行きたいです
沢入真由良:今まで通り土呉さんを調べても?
GM:いいよ!
沢入真由良:では
沢入真由良:4dx+1 噂話
DoubleCross : (4DX10+1) → 6[1,4,6,6]+1 → 7
GM:ジャスト成功!
黒峰くくり:ナイス!
出雲弥恵:《壁に耳あり》(EA66)Lv1/メジャー/〈情報:〉/+1/すべての〈情報:〉と組合せ可。判定ダイス+[Lv+1]個
出雲弥恵:侵蝕率69→70
出雲弥恵:5dx+1 〈情報:UGN〉壁に耳あり
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[4,7,7,8,10]+3[3]+1 → 14
GM:成功!
GM:では項目を開示しますね。
GM:
・土呉について2
怪我の際の出血、及び紫陽花に埋められていたジャームの遺伝子が一致していた。
この事から、彼もまたオーヴァードである事が判明した。
シンドロームは、キュマイラ/モルフェウス。イリーガルな無機物のキュマイラ、つまり変異種である。
ゴーレムのキュマイラである彼は自身の一部を切り離し集めることで人型のゴーレムを作ることができ、ジャームはその産物と考えられる
ただし、何らかの手段でオルテンシアに支配され、現在は彼の支配下にあると思われる。
また、彼は自身はジャームではない。
・オルテンシアについて2
御隠の拘束を解いたのは、オルテンシアによって洗脳されていた非OVであった。
オーヴァードを支配した方が効率的であるにもかかわらず非OVを支配したことから
オーヴァードを洗脳する事はできないようだ。
また洗脳されていた非OVも既婚者ではなくこれまでの法則性からは外れる。
交際相手もおらず強いていて言えば、指輪を付けていた事が共通点であった。
とはいえここから該当する能力の検討を付けるのは、至難であろう。
…元々知っているのでもなければ
情報項目に・オルテンシアの正体 が追加されます。
沢入真由良:難易度はどうなっていますか…?
追加情報項目
・オルテンシアの正体 〈情報:UGN〉22 ※元々知っている者がいた場合、難易度は6となる。
沢入真由良:高い……
出雲弥恵:これは
出雲弥恵:切り時です?
GM:切り時!
出雲弥恵:出しまぁす!!
GM:一体どんなRHOなんだ…!
RHO PC3 出雲 弥恵
シナリオロイス:"オルテンシア"(好奇心/敵愾心)
あなたはFHエージェント"オルテンシア"とはこれまで関係はなかった。そう思っていた。
しかし、博士からの封筒がそれを覆してしまう。
封筒と共に入っていたのは指輪と『これは君が持つべきものだ。あれは君のものなのだから』と書いてあるメモだった。
貴方はこの指輪の正体を知っている。当時博士と共に研究していたEXレネゲイド。
支配種RBという概念のなかった頃に発見された喋る指輪『リング・リング』の依り代だ。
貴方は彼が無機物の物品、例えばアクセサリを媒体に自身を移す力がある事を知っている。
だが、まだこの事件と関係がある確証はない。オルテンシアが本当に『リング・リング』であるか確かめる必要がある。
※このRHOには公開条件・効果にロックがかかっています。シナリオ中ロック解除されることで公開が可能になります。
GM:では、情報項目の難易度が6に
黒峰くくり:じゃあ、行くかー
黒峰くくり:紡ぎの魔眼を使って情報:UGNで調べます
黒峰くくり:7dx+2>=6
DoubleCross : (7DX10+2>=6) → 9[3,3,3,5,7,8,9]+2 → 11 → 成功
黒峰くくり:侵蝕88→89
沢入真由良:ナイス
GM:ナイス!
GM:では…情報項目開示、の前に。
GM:出雲さんの回想シーンが挿入されます。
GM:
GM:【ハンドアウトシーン 出雲弥恵】
GM:会話回想です。
GM:■十年以上前、コードウェル博士の研究室の一つ。
GM:かつて存在したランカスター系列の中でも…レネゲイドアイテムにまつわる研究所。
GM:そこに貴方はいた。研究内容は度々変わったがその中でも興味深かったのが、『リング・リング』と呼ばれる指輪だった。
GM:目の前には、あなたの良く知る"博士"がコップと指輪を前にリング・リングの解説をしていた。
博士:「…このように、リング・リングには、実体というものはない。」
博士:「物理的な媒体が本体なのではない。振動こそがこのレネゲイドアイテムの本質なのだ。」
博士:そういって、先ほどまで"彼"が宿っていたコップをハンマーで割る。
出雲弥恵:「あっ……!」思わず小さく声をあげる
リング・リング:「ヒェッ…!」
博士:「…出雲くんはともかく、これまで君はなんどもやってきただろう。驚かないでくれ。」
リング・リング:「いやぁ、いつ見てもその…慣れない光景だよなぁって」
博士:「君の優越性だ。誇るべき長所だよ。」
リング・リング:「でもさ、こうして移動できても俺には腕も足も無いんだよな。」
出雲弥恵:「……博士。今聞こえてる声、振動が『本体』ってことです?」困惑を浮かべながら
博士:「ああ、今はこの指輪に宿っている。」
博士:そう言って隣の指輪を指し示す。
リング・リング:「…その通り!俺がリング・リングだ。よろしくな!」
GM:気のせいかふわりと揺れる、ように見えた。
出雲弥恵:「はあ。どうも?」指輪に近づいて摘まみ上げようとします
リング・リング:「きゃははは。くっ、くすぐったいって。」
リング・リング:「この指輪は、どこにも本体がない。俺にとっての"帰る場所"なんだ。大事に扱ってくれよ?」
出雲弥恵:「一応触角はあるんだ……まあ宿ってるんなら当然っちゃ当然か」
出雲弥恵:「はいよ。まあ”帰る場所”ならあるだけ安心ですもんねえ」
リング・リング:「そうってもんよ」
リング・リング:少し、振動が収まり
リング・リング:「…ん?なんか嬢ちゃんの声ってだいぶ特徴があるな。」
出雲弥恵:「はい?」
博士:「…早速感づいたか。出雲くん。私がこの指輪を君に紹介したわけだが、これには理由がある。」
出雲弥恵:「……何でしょう」指輪を置いて、博士に向き直る
博士:「この指輪は振動に依存するが。同時に"生き物の出す声、振動"に強い親和性を持つ。」
博士:「君の持つ蝙蝠のキュマイラ因子を活用すれば」
博士:「彼の力を弱めることも、或いは強めることもできるかもしれない。」
リング・リング:「いつかは俺に自由な体を与えることもできるかもってな」
リング・リング:「期待してるんだぜ?これでも」
出雲弥恵:「ふうん。それはちょっと面白そうだ」
出雲弥恵:「蝙蝠なんざ、どっちつかずで裏切ることもでいないようなやつだと思ってたけど」
出雲弥恵:「そういうふうに役に立てるんなら捨てたもんじゃないですね」
出雲弥恵:そう言うと笑って、喉元に手を当てた
リング・リング:「いつか一緒に笑える日が来るといいな。きゃはは!」
GM:しかし、そんな時間も長くは続かなかった。
GM:程なくして博士に事故が起こり、研究所も閉まり。その騒ぎでリング・リングとも別れてしまったのだ。
GM:…今はもう、かつてのリング・リング自身すら忘却した過去の話である。
★"オルテンシア"の正体
"オルテンシア"の正体は、かつて出雲が研究していたEXレネゲイド、リング・リングである。
彼には強い支配能力がなく、故に定期的に人間の宿主を変える必要があった。
彼の目的は、”自分の体を手に入れる事”
そして、出雲にまた会うことである。
しかし、度重なる依り代の移動により記憶を失い、ジャームとなり。
後者の目的については最早思い出せない。
…それでも、かつて貴方と共に作った研究結果は生きている。
帰巣本能を刺激し、彼を”家”に帰す為の言葉。
それを唱えることで彼の”不滅の妄執”を解除することができる。
GM:情報項目の開示は以上になります。
GM:■UGN支部、会議室
出雲弥恵:御隠が脱走した状況を確認している際に、洗脳されていた職員が身に着けているものに気が付いた。
出雲弥恵:会議室に戻ってからもそれが頭を過ってしまう。封筒から取り出した指輪をポケットの中でぼうっと弄っている。
黒峰くくり:「じーっ」
沢入真由良:「と、いうわけで土呉さんは元凶の撃破後に保護を……大丈夫でしょうか…?」
黒峰くくり:椅子の上で足を抱えて座りながら出雲の様子を見ている
出雲弥恵:「んえ?あ、ああ。うん、聞いてたよ。彼もオーヴァードだったなんてねえ」
沢入真由良:「はい、終わった後の保護はそちらにお任せします……どうやら身寄りも無いようなので…」
黒峰くくり:「じゃなくてぇ、すっごい不審なんだけどぉ」
黒峰くくり:「何かあったぁ?」 こてんと首を傾げる
出雲弥恵:「…………」少しの間曖昧に笑ってごまかそうとして、視線が外れないと見るとため息をつく
出雲弥恵:「ほんっと、こういう所鋭いよねえ」
黒峰くくり:「支部長がわかりやすいだけだよぉ」
出雲弥恵:「言うねえ」
出雲弥恵:「……うん、まあね。今回の首謀者っていうか。”オルタンシア”のことだけど」
出雲弥恵:「あたしの知り合い?だった?みたいなんだよね。というかほぼ確定で」
沢入真由良:「なるほど…?」
黒峰くくり:「へぇ~」
出雲弥恵:「既婚者狙いっていうのも、土呉くんのゴーレムを操ってたのも、脱走を手引きできたのもそれで納得が付いちゃうようなRB。心当たりがあっちゃうんだよねえ」
沢入真由良:「RBの方でしたか……弱点とかはあります…?」
出雲弥恵:「んー。あるといえばある。できるのはあたしだけっぽいけどね」
沢入真由良:「ふむ……弱点以外の挙動は概ねオルテンシアの情報と同じということで良いでしょうか」
出雲弥恵:「そうだね。あの子の本体は振動。それとあたしの蝙蝠の因子を共振させて、本来の巣に引き込む」
出雲弥恵:「それで能力がかなり制限されるはずだから、あとはジャームを倒せば万事解決……になる、はず」
黒峰くくり:「なるほどぉ」
沢入真由良:「……出雲さんがそれでいいのなら」
出雲弥恵:「うん?良いも悪いもないんじゃない?今回の件はそれで解決なんだからさ」沢入さんに
沢入真由良:「…………」
出雲弥恵:「むしろあたしとしては自分でもうまい話すぎて怪しいとおもってるんだけど。君らはこれに乗るの?」
黒峰くくり:「もー」
出雲弥恵:「知り合いが関わってるのにさ」
黒峰くくり:「大丈夫だよぉ」
黒峰くくり:「裏取ったから」
出雲弥恵:「早くない?」思わずいつもの調子で突っ込む
沢入真由良:「結果的に元凶さえ討伐でき、後をUGNにお任せしてしまえばこの件も終わりでしょうから」
沢入真由良:「あなたがやれるのであれば乗らない理由も無いですね…」
黒峰くくり:「個人的にはぁ、沢入さんが心配して掛けてくれた言葉に」
黒峰くくり:「良いも悪いもないんじゃないって返したのがマイナスポイントなんですけどぉ」
黒峰くくり:「ちゃんと大丈夫か大丈夫じゃないかで答えてくださーい」
出雲弥恵:「いやそれこそ何でさ。一応支部長よ?そりゃ全体の利益を取るもんさね」
沢入真由良:「あはは…はっきり言われてしまうと立つ瀬がないですね……」
出雲弥恵:「うっ……」
沢入真由良:「まあ、ひとまず感情を棚に上げて置けるなら僕は構いませんよ」
出雲弥恵:「んー、大丈夫か大丈夫じゃないかってーのは正直言うとわかんないかねえ」
出雲弥恵:「でもまあ沢ちゃんの言うように置いとくのは大丈夫。今はこっちの味方だからね、少なくとも君らを裏切る気はないよ」
出雲弥恵:ぱん、と手を叩いて「はい。これでマイナスは帳消しですか?」
黒峰くくり:「ゆるしましょう」
出雲弥恵:「やったあ」
沢入真由良:「元より減ってもいませんが…」
黒峰くくり:「気持ちの問題は大事なので……」
出雲弥恵:「じゃあお許しも出たことですし、そろそろ動きましょうか」
黒峰くくり:「精鋭の人たちってどうもそこら辺軽視してるから……」 死んでいった同僚に思いを馳せ、椅子に座ったまま虚ろな目で何かぶつぶつと呟いている。
黒峰くくり:「はぁい、いきましょうかぁ」
沢入真由良:「了解です」
GM:
GM:シーン終了。購入及びロイス取得が可能です。
沢入真由良:ロイス保留
出雲弥恵:ロイス
沢入真由良 〇連帯感/不安
黒峰くくり 〇連帯感/不安
出雲弥恵:購入はクリシーチャレンジします
出雲弥恵:3dx+1>=25 クリスタルシールド購入
DoubleCross : (3DX10+1>=25) → 5[1,3,5]+1 → 6 → 失敗
GM:25の壁は、高い…
出雲弥恵:db入ったのに回らなくなりました
沢入真由良:クリシー手伝いますか
沢入真由良:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[2,2,6,10]+8[8] → 18
黒峰くくり:出雲弥恵 〇連帯感/侮蔑 沢入真由良 〇好意/不信 これで
黒峰くくり:クリスタルシールド狙うか
出雲弥恵:惜しい
黒峰くくり:紡ぎも使っちゃお
沢入真由良:ちょっと待ってくださいね
GM:沢入さん…?何を…
沢入真由良:財産未使用確認
沢入真由良:7点使って購入します、どうぞ
GM:わお
沢入真由良:あ、ミス
沢入真由良:買えない、終わりでうs
黒峰くくり:哀しい物語だぜ
黒峰くくり:7dx>=25
DoubleCross : (7DX10>=25) → 9[1,2,4,4,6,8,9] → 9 → 失敗
GM:くくり…頑張ったな…
黒峰くくり:全然だめ、侵蝕上げ損 89→90
GM:では、少し早いですが今日の卓はここで終了です。
GM:皆今日もありがとう~!
沢入真由良:お疲れ様でした!!
出雲弥恵:ありがとうございました!
GM:次回は、金曜の九時からです。
沢入真由良:金曜了解!よろしくお願いします!
出雲弥恵:金曜了解です。よろしくお願いします!
黒峰くくり:はーい、了解です!よろしくお願いします!
マスターシーン
GM:
GM:・数週間前、ボロ小屋
GM:土呉には、覚醒の際の大きなきっかけというものはない。
GM:欲しかったおもちゃを買ってもらえなかった時?
GM:大切にしていた泥団子がゴミとして捨てられていた時?
GM:そういった小さな諦観が、彼にのしかかり
GM:いつの日にかこの少年の中には一つの大きな気づきが生まれていた。
GM:"自分には、自分しかない"
GM:─────カチッ。
GM:そう気づいた時、頭の中で何かがと割れるような、或いは嵌まり込むような音がして。
GM:彼は自分自身から、ゴーレムを造る異能を手に入れた。
GM:この奇妙な能力の正体など、もちろん彼自身には見当もつかないことだったが。
GM:だからこそ純粋に欲しいものを造ることができたのかもしれない。
GM:母親を象ったゴーレムと、母親を象ったゴーレムが目の前にある。
土呉 雅紀:「さて。漸くになるけどやっと会える。」
GM:最後のパーツである眼球を嵌めゴーレムに命が宿る。
土呉 雅紀:「初めまして、母さん。」
土呉 雅紀:「…愛してるよ。ずっと会いたかった」
ゴーレム:「‥‥、─────」
GM:ゴーレムが、震える。
GM:その無機物であると同時に人間と変わりない特徴を持つそれは
GM:精神すらまだまともに生まれていないそれは
GM:『彼』にとって最高の寄生先であった。
リング・リング:「俺も」
リング・リング:「…愛してるよ、雅紀。心の底から。」
リング・リング:「…きゃはは!」
GM:
クライマックス
GM:シーンプレイヤー、全員。
GM:登場侵蝕どうぞ
沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (90 → 96)
沢入真由良:間違えました
黒峰くくり:またww
沢入真由良:黒峰くくりの侵蝕率を6(→ 6)減少 (96 → 90)
出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (70 → 72)
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (95 → 104)
黒峰くくり:90+1d10
DoubleCross : (90+1D10) → 90+7[7] → 97
黒峰くくり:もういっそ沢入さんに登場侵蝕委ねちゃうか
黒峰くくり:ヒモになろ
黒峰くくり:攻撃も頼む
GM:攻撃はもう頼んでるでしょ!
沢入真由良:攻撃はしますが登場侵蝕は振ってください……
沢入真由良:いつ10が出るかわからないので…
GM:・オルテンシアの隠れ家、土呉のボロ小屋前。
土呉 雅紀:「………沢入、さん」
土呉 雅紀:視線は定まっておらず、心ここにあらずといった表情
沢入真由良:「……どうも」
リング・リング:「とうとう来ちまったか…あーあー、大事にはしたくなかったんだけどなァ」
黒峰くくり:「わー、なんかすごいことになってる」
土呉 雅紀:「沢入さんには、感謝しているよ。父さんを見つけてくれたから」
土呉 雅紀:「だから、一度だけ言う。」
土呉 雅紀:「出て行ってくれ。俺から”彼ら”を奪わないでくれ」
沢入真由良:「うーん」
沢入真由良:「そういわれると普通に出ていきたくなりますね……どうしましょう……」
出雲弥恵:「ちょっとお?」
黒峰くくり:「出来れば出ていってほしくないなあ」
黒峰くくり:とはいえ強く止めるつもりもないので困っている
御隠 邦治:「…沢入さん。それは、昔の自分を見ているようだから、ですか?」
沢入真由良:「はい……なので出ていきたくない旨を彼に言っていただければ………」
沢入真由良:「…………」あからさまに嫌そうな顔をする
出雲弥恵:「こんな時でも相手を尊重できるのはいっそ凄いけどねえ……」頭を掻く
黒峰くくり:「じゃあ支部長カッコよく降伏勧告をお願いしますー」
出雲弥恵:「カッコよく?カッコよく言ったことなんてあったっけあたし」
出雲弥恵:「まあ一応あたしの、というかUGNの理屈としてはだねえ」
出雲弥恵:「オーヴァードによる誘拐が起こっている以上、そしてジャームが存在している以上放置はできない」
出雲弥恵:「できればやる気がある人だけで止めたいところだけど生憎とそこの子たちが暴れてくれたおかげで手が足りないからねえ」
出雲弥恵:「気が乗らないんだとしても支部長として命令するよ。ジャーム”オルテンシア”の確保と、それに伴う妨害の排除」
出雲弥恵:「妨害の方はないならないで嬉しいんだけども。どう?」土呉くんに
土呉 雅紀:「ああ、つまり…俺から取り上げるつもりなんですね。彼らを」
黒峰くくり:「だめそう」
出雲弥恵:「だめそうだねえ、困った困った」呑気な声で
土呉 雅紀:「それは許さない。許せない。…貴方方が、悪人でないことは知っている。でも、踏み込んじゃいけないこともあるんですよ。」
沢入真由良:「駄目そうですね、あとごめんなさい土呉さん、この混乱に乗じて口を封じないといけない人が増えたので退出は保留で……」
黒峰くくり:「手伝うよお」
出雲弥恵:「口封じを!?」
黒峰くくり:そうだが、返事はしない。
御隠 邦治:「みなさん、静粛に。…来ますよ。」
出雲弥恵:大きなため息「はいはい、とりあえず気合い入れて……やるよ!」
リング・リング:「んじゃあ、殺るかぁ…!血祭の始まりだァ!」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:エンゲージは以下の通りです。
[オルテンシア(8)、土呉(5)]
│5m
[沢入真由良(8)、黒峰くくり(7)、出雲弥恵(3)]
GM:あと、戦闘前に皆さんには以下の情報が分かります。
GM:・土呉は変異種であることからガード無効化エフェクトである《ドッペルゲンガー》を使用すると見られる。
GM:・オルテンシアの前の姿…リング・リングはハヌマーンの軽減エフェクトを所持していた。
GM:・怪我は癒えていないが御隠も戦闘に参加する(NPCカード)。また、これにより敵は君たちと同じエンゲージには入ってくるのを避けるだろう。
GM:NPCカードは、こちらになります。
GM:・御隠 邦治『世に永遠を生きる者なし』タイミング:セットアップ。
GM:PC一名の火力をラウンド間+10。エフェクトとの併用可。
GM:回数制限等は、無し。
GM:では…衝動判定!
GM:難易度は、9!
沢入真由良:判定します
沢入真由良:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[5,5,5,7,8,9,10]+2[2] → 12
沢入真由良:2d10
DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を19(→ 19)増加 (104 → 123)
出雲弥恵:2dx+2>=9 〈意志〉思い出の一品
DoubleCross : (2DX10+2>=9) → 7[2,7]+2 → 9 → 成功
黒峰くくり:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 8[2,5,7,7,8]+1 → 9 → 成功
黒峰くくり:あぶねっ
黒峰くくり:97+2d10
DoubleCross : (97+2D10) → 97+6[2,4] → 103
黒峰くくり:悪くない
出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を2d10(→ 17)増加 (72 → 89)
GM:なんて優秀なんだ皆…。
沢入真由良:あっははは
GM:沢入さん。
黒峰くくり:沢入ーッ
GM:突発卓で1R目からアージエフェクト使えるなんてなかなかできる事じゃないよ…
出雲弥恵:沢入さん……
沢入真由良:あ、アージ使えるから使えるとき使っておこう…
出雲弥恵:セットは宣言なし
黒峰くくり:セットはないよっ
沢入真由良:セットアップ
沢入真由良:NPCカードの宣言(対象は僕)と
沢入真由良:狂騒の旋律L4、ラウンド間ATK+12、コスト7、暴走
沢入真由良:これを皆様に
沢入真由良:受け取りは任意です
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を7(→ 7)増加 (123 → 130)
出雲弥恵:受け取りません
黒峰くくり:受け取りませんがありがとー
オルテンシア:セットアップ:狂騒の旋律L3
オルテンシア:ラウンド間ATK+9、暴走
GM:■イニシアチブ
GM:宣言のある方はいますか?
沢入真由良:無いです
出雲弥恵:無しです
黒峰くくり:なし
GM:では通常の手番。
GM:オルテンシアの手番か…。
黒峰くくり:待機かな~?
GM:やだ?
GM:マイナー、なし
GM:メジャー、『移り気なオルテンシア』《破砕の音》《振動球LV11》《疾風迅雷》
GM:範囲に攻撃、ドッジ負荷、命中時、防具を破壊する。装甲無視。
GM:8dx+1
DoubleCross : (8DX10+1) → 10[1,3,5,5,6,7,8,10]+8[8]+1 → 19
GM:おしい
GM:対象は皆さんのいるエンゲージです。
黒峰くくり:回避チャレンジ
沢入真由良:リア放棄して
出雲弥恵:ドッジ不可……
沢入真由良:「リジット」(迎撃する魔眼L3)黒の鉄槌L7で射撃攻撃、C値-3、コスト7
沢入真由良:これ宣言
黒峰くくり:あっそうじゃんドッジ不可、ゆるせねえ
沢入真由良:一応値から出します
黒峰くくり:虚無でガードします
沢入真由良:7dx7+2
DoubleCross : (7DX7+2) → 10[1,4,5,8,8,9,10]+10[1,2,2,8]+5[5]+2 → 27
出雲弥恵:あっ
出雲弥恵:どっち庇おうか悩んでたら振られたと思ったら振られてなかった 何でもありません
沢入真由良:これは迎撃の判定なのでまだ庇えます…!大丈夫…!
黒峰くくり:侵蝕キツイ沢入さん庇ったげてー
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を7(→ 7)増加 (130 → 137)
出雲弥恵:《崩れずの群れ》(EA67)Lv1/オート/自動成功/自身/至近/+2/ダメロ直前に使用。行動を消費しないカバーリングを行う。メインプロセス1回
出雲弥恵:沢入さんに
出雲弥恵:《イージスの盾》(EA57)Lv3/オートアクション/自動成功/自身/至近/+3/ガード時に宣言。ガード値+[Lv]D
出雲弥恵:3d10 ガード値
DoubleCross : (3D10) → 20[8,8,4] → 20
GM:ではダメージ
GM:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+10[3,7] → 30
沢入真由良:3d10+18+10+12
DoubleCross : (3D10+18+10+12) → 8[1,6,1]+18+10+12 → 48
黒峰くくり:クソ―ッ出目がカスなら生きていたのに
沢入真由良:ダメージ、装甲有効です
出雲弥恵:倍付で60になってガードで20軽減、40ダメで死にます
出雲弥恵:《リザレクト》Lv1/オート/自動成功/自身/至近/効果参照/(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
出雲弥恵:1d10 リザ
DoubleCross : (1D10) → 8
黒峰くくり:御隠さんのロイスをタイタス化、昇華して復活
出雲弥恵:侵蝕+13 89→102
黒峰くくり:範囲カバーは装甲ガードで減らしたダメージ×2よー
出雲弥恵:あっそっちでしたっけ
沢入真由良:ガードで20軽減だと
出雲弥恵:装甲無視で10*2の20ダメでどっちにしろ死かな
沢入真由良:先に引いてから倍なので20点でしょうか
黒峰くくり:HPは12
GM:迎撃のダメージも出してもらってもいいですか
沢入真由良:あ、出てます、48点装甲有効です
GM:・・・・
GM:そのダメージは…
GM:痛い!けど生きてます
沢入真由良:頑丈
GM:次、くくりちゃん?
黒峰くくり:あいよー
黒峰くくり:マイナーで12m後方に移動します。範囲攻撃避け
出雲弥恵:あ
GM:そんなに離れて…いいのかい!?
出雲弥恵:12m離れると遠方カバーが届かないため……
出雲弥恵:10mにしてもらえればと
黒峰くくり:じゃあ10mにするか……
出雲弥恵:ありがたや
黒峰くくり:メジャー/喪失への加速(ロストアクセル):死神の瞳5+コンセントレイト:バロール4+細胞侵蝕4+異形の祭典3+ファストフォアード2 侵蝕+17
黒峰くくり:命中時、視界4体のキャラクターに持続しているエフェクトの効果をすべて解除し、次に受けるダメージを+6d10し、重圧(タイミング:オートのエフェクト使用不可。マイナーかメジャーで解除)と邪毒4(クリンナップ12ダメージ)を付与する。
黒峰くくり:判定前に紡ぎの魔眼も使います 侵蝕は102→119
黒峰くくり:10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,3,4,5,7,7,8,8,9,10]+10[4,6,6,7,9,10]+10[1,4,10]+2[2]+4 → 36
黒峰くくり:リアクションどうぞ
土呉 雅紀:7dx+1>=36
DoubleCross : (7DX10+1>=36) → 10[1,2,3,6,9,9,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗
黒峰くくり:こわっ
GM:ドッジ失敗
GM:オルテンシアの晩
オルテンシア:5dx+1>=36
DoubleCross : (5DX10+1>=36) → 7[1,1,2,3,7]+1 → 8 → 失敗
GM:受けます。
GM:では、狂騒の効果を解除。重圧を受け、邪毒4を受けます。
黒峰くくり:では狂騒の旋律の効果が消え、次のダメージは+6d10になり、オートが使えなくなり、クリンナップに12点ダメージを受けてもらいます
GM:やば~~~
GM:では、次は土呉くんですね。
土呉 雅紀:マイナー、重圧を解除します。
GM:『きれいな泥』メジャー:《飛礫》+《ギガンティックモード》+《インスタントボム》+《ドッペルゲンガー》+《カスタマイズ》+《コンセ:モルフェウス》
GM:攻撃力は16の範囲攻撃、ガード、装甲無視。
GM:対象は…沢入さんには父さんを見つけるのを手伝ってもらったし
GM:くくりちゃんで。
黒峰くくり:私かよ
GM:では判定
GM:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,2,6,6,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,5,5,5,7,7,8]+10[4,4,7]+4[4]+1 → 35
黒峰くくり:ドッジチャレンジ
黒峰くくり:5dx+1>=35 なんとかなれーッ
DoubleCross : (5DX10+1>=35) → 10[1,3,6,9,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗
黒峰くくり:おしい
出雲弥恵:《崩れずの群れ》(EA67)Lv1/オート/自動成功/自身/至近/+2/ダメロ直前に使用。行動を消費しないカバーリングを行う。メインプロセス1回
出雲弥恵:《命のカーテン》(EA65)Lv1/オート/自動成功/自身/至近/+4/《崩れずの群れ》直前に宣言。10m離れたキャラクターを対象にできる。シナリオLv
出雲弥恵:庇います。侵蝕+6、102→108
出雲弥恵:ガード無効、なけなしの装甲2もさっき壊れたので素受けで
GM:はーい!
GM:では、
GM:16+4d10
DoubleCross : (16+4D10) → 16+20[9,1,5,5] → 36
出雲弥恵:オルテンシアのロイスを切って復活します
出雲弥恵:出雲 弥恵のHPを15(→ 15)増加 (8 → 23)
出雲弥恵:間違えた HP15になります
GM:はーい!
GM:では次は…支部長!
出雲弥恵:はい!
出雲弥恵:うーん、マイナーなし
出雲弥恵:《鋼の肉体》(EA60)Lv3/メジャー/自動成功/自身/至近/+2/暴走以外のすべてのBSとHP[LvD+【肉体】]点回復。
出雲弥恵:3d+5 HP回復
DoubleCross : (3D10+5) → 20[8,4,8]+5 → 25
GM:健康になった。
出雲弥恵:出雲 弥恵のHPを16(→ 16)増加 (15 → 31)
出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を2(→ 2)増加 (108 → 110)
出雲弥恵:全快しました。以上
GM:タフな支部長素敵よ!では次!
GM:沢入さん!
沢入真由良:はーい
沢入真由良:マイナーは…迷ったけど無し
沢入真由良:メジャー
沢入真由良:「グリット」(黒の鉄槌L8+コンセントレイト:BaL3)C値-3、同一エンゲージ不可、ATK+18、コスト3
沢入真由良:対象はオルテンシア
沢入真由良:妨害ありますか
GM:ないよ!
沢入真由良:8dx7+2
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[3,5,7,7,7,9,10,10]+10[1,2,5,7,8,10]+10[3,9,10]+10[8,10]+2[1,2]+2 → 44
GM:やばいじゃん
沢入真由良:リアクションどうぞ
オルテンシア:キキキ…ドッジするかァ!
オルテンシア:7dx+1>=44
DoubleCross : (7DX10+1>=44) → 9[1,3,3,4,4,5,9]+1 → 10 → 失敗
沢入真由良:5d10+5d10+18+10+12 ダメージ 装甲有効
DoubleCross : (5D10+5D10+18+10+12) → 25[8,1,5,6,5]+14[3,5,1,1,4]+18+10+12 → 79
オルテンシア:これは当たると…死ぬ!
土呉 雅紀:《ディスマントル》LV3、ダメージを-9
GM:あがきましたが、ここでオルテンシアのHPは0
沢入真由良:死ぬのかい……?死なないのかい…?どっちなんだい……!?
黒峰くくり:ん、それオート?
GM:《蘇生復活》HP1で復活します。
GM:《ディスマントル》のことならオートエフェクトだよ。モルフェウスの。
GM:HR記載の対象視界の軽減エフェクト。
沢入真由良:便利ね
出雲弥恵:一応それに使っておくか
出雲弥恵:《異世界の因子》(EA69)Lv1/オートアクション/自動成功/対象:効果参照/視界/+5/80%/登場しているシーン内で使われたエフェクトひとつを対象とする。シーン中、対象のエフェクトを取得する。エネミーエフェクト・ピュア制限エフェクトは不可。シナリオ1回
出雲弥恵:せっかくなので使います。《ディスマントル》をコピー
オルテンシア:まぁ、HPが1になっても次のターンの先行は俺なんだけどなぁ!
GM:では、クリンナップ。
沢入真由良:それはどうかな!?
出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を5(→ 5)増加 (110 → 115)
出雲弥恵:あ、ではクリンナップ前のイニシで触媒を使います
出雲弥恵:対象はくくりちゃん!
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を3(→ 3)増加 (137 → 140)
沢入真由良:(忘れてました)
出雲弥恵:すみません邪毒が保存されてること忘れてたので触媒しまいます
オルテンシア:そっか…。じゃあ俺は、邪毒のダメージを受ける。
オルテンシア:HP0でお前たちの勝ちだよチクショウ!
黒峰くくり:やったーっ
出雲弥恵:やったー!
沢入真由良:よしよし
バックトラック
GM:今回、Eロイスは
Eロイス
・不滅の妄執
・愚者の契約
の二つです。
GM:振りたい場合この分振ってもいいよ。
沢入真由良:とりあえずそこは振ります
沢入真由良:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10
出雲弥恵:振ります
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を10(→ 10)減少 (140 → 130)
出雲弥恵:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[6,4] → 10
沢入真由良:ロイス
沢入真由良:ちょっと待っててください
出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を10(→ 10)減少 (115 → 105)
黒峰くくり:ふっとこ
黒峰くくり:119-2d10
DoubleCross : (119-2D10) → 119-12[6,6] → 107
出雲弥恵:ロイスは通常振り、5個残ってるので5dです
出雲弥恵:5d
DoubleCross : (5D10) → 34[10,7,7,6,4] → 34
黒峰くくり:えーと土呉くんとオルテンシアには取ってない筈だから、御隠さん割れて固定2つとPC2つで4つかな
出雲弥恵:出雲 弥恵の侵蝕率を34(→ 34)減少 (105 → 71)
黒峰くくり:固定2つ……(何も記載されてないなコイツ……)
黒峰くくり:虚無の固定ロイス2つとPCに取ったロイス2つで振ります
黒峰くくり:107-4d10
DoubleCross : (107-4D10) → 107-19[5,2,4,8] → 88
沢入真由良:話が付きました、演出のためGMにロイスを取ることを先に確認し残り6つです
GM:虚無の固定ロイス…
沢入真由良:6d10
DoubleCross : (6D10) → 31[9,3,6,7,2,4] → 31
GM:僕が入って、いいですか?
沢入真由良:沢入 真由良の侵蝕率を31(→ 31)減少 (130 → 99)
GM:沢入さん!?
沢入真由良:生還です
黒峰くくり:こわっ
出雲弥恵:あっっぶない
沢入真由良:倍にしておけばよかった
GM:まぁ最悪追加振りもあったとはいえ…
GM:よかった…。
GM:経験点は
GM:いつもの5点+シナリオ5点+Eロイス2点、Dロイス2点で14点かな
GM:これに各々侵蝕率分を足してね。
沢入真由良:受け取ります…!
沢入真由良:19点ですね
沢入真由良:ありがとうございます…!!
黒峰くくり:19点、もぐもぐ
出雲弥恵:19点いただきます!ありがとうございます
GM:みんなお帰り!おめでとう~
GM:■演出
GM:オルテンシアは、死体のようであるが、そうでないもの…ジャームを掴み、つぶやく。
オルテンシア:「お前らには、だ。まぁ多少は恩を感じてるんだぜ。」
オルテンシア:「なんせ『こいつ』を返してくれたからなぁ!」
GM:ぶちぶちと肉が絡みつき、その体が大きく膨れ上がった。
土呉 雅紀:「─────」
土呉 雅紀:土呉は、支店の定まらない目で、それを見ていた。
御隠 邦治:「威嚇して距離を保つのが精いっぱいです。…皆さん。どうか、彼を助けてください。」
御隠 邦治:「あいつが、彼の心を壊す前に」
御隠 邦治:粘菌がボロ小屋の周囲の土を食らう。土呉の試行錯誤。ゴーレム達の眠る土を。
御隠 邦治:ジャームによく似た屍の兵が、沢入真由良に傅く。
御隠 邦治:…それは、奇しくも”ありえたかもしれない彼女”の戦い方に近い姿だった。
沢入真由良:「了解です……先生も不意の事故にはお気をつけて」
沢入真由良:「Type:Norea activate」
沢入真由良:座標準備、感染励起、魔眼発振
沢入真由良:事故などめったに起こらないが、起こさないか、と言われれば、それは、まあ
沢入真由良:…気まぐれです
オルテンシア:「死ぬ前に講義をしてやる」
オルテンシア:「俺の本質は、”振動”なんだが。これは生き物には固着しねぇ…糞みたいな話だが。普通は異能を使うのも難儀する。」
オルテンシア:「だけど、だ。このゴーレムの体なら、無機物と有機物の性質を持つ体なら異能も使えるってワケ」
オルテンシア:話す間に筋肉がゆがみ、膨張していく。
オルテンシア:「…そんで、だ。こいつは”体積”がデカいほど出力が比例されるってんで、あれだ。」
オルテンシア:「とっととくたばれ」
オルテンシア:両腕の振動生成機関より蓄えられた”振動”が爆弾のような風として襲い掛かる
沢入真由良:頁をめくり、詠唱数節、口元だけ振動を止め、発声可能状態に
沢入真由良:「A2、A3、A4……」
沢入真由良:矢次早に命令、リュックにしまい込んで置いた??の字を刻んだ石を発射する
出雲弥恵:「っあー、もう!」自身が起こす声で一部分だけ風の軌道を逸らし、沢入さんを守る
出雲弥恵:衝撃を殺そうとする「ぴったりの器見つけたってわけだ。そりゃあ良かったねえ」
黒峰くくり:「んぅ」 小さな体が吹き飛ばされる、がこれは悪くない。侵蝕はまだ余裕がある。規距離を離せば支部長の選択の迷いが減り、敵の選択の迷いが増える。
出雲弥恵:「味方だったらもっと良かったんだけど。ついでに沢ちゃんも択として避けることを考えてくれれば最高なんだけど!」
黒峰くくり:「御隠さんはぁ……まあ大丈夫か」 地面を転がり生まれた擦過傷をオーヴァード共通の治癒力で無理やり直しながら立ち上がる
オルテンシア:「─────~~痛!そうだなァ。こうして痛みを感じられるのも体がある証拠ってもんだ!」
沢入真由良:「避けてる間も殴らないと手数が足りないじゃないですか今回!」
オルテンシア:「楽しもうぜ、生きてるならさぁあああ!」
出雲弥恵:「それは返す言葉もない!」
黒峰くくり:「声でか……」
沢入真由良:「ああもう、A15、h2.5f,ssw15f!」
沢入真由良:庇われている間も口は止められない
土呉 雅紀:「そこのぼーっとしてる人、隙。」
土呉 雅紀:片腕を土で形作られた腕。ゴーレムの腕に変化、そして拳をくくりに向けて。
土呉 雅紀:「ごめんね。沢入さんは傷つけたくないから」
土呉 雅紀:肘のパーツから爆炎がし、肘から先のパーツが空を飛ぶ拳として射出される!
黒峰くくり:「気が利くねえ」 笑みを浮かべ、それを避けようとする
黒峰くくり:が、一瞬。立ち眩む。
黒峰くくり:「あうっ」
出雲弥恵:「はい、そこ一旦止まる!」
黒峰くくり:(一日に"2回"も全力出したからな、これは無理か……)
出雲弥恵:振動を風にして軌道を逸らす。離れていようと関係なくその声は届く
土呉 雅紀:「…あ、はい!」反射的に答え、拳の起動も変わってしまう。
出雲弥恵:「まあ駄々こねるのは子供の特権だけどね、相手は大人にしとくもんだよ」
出雲弥恵:キュマイラの因子を使う間もなく吹き飛ばされるが、構わず笑う
黒峰くくり:「いやぁ、私も一応プロですからぁ」
黒峰くくり:「でも、ありがとうございますぅ。ちょっとヤバかったぁ」
土呉 雅紀:「…卑怯だぞ、お前たち。呼ばれたらそっちを向くじゃないか。」
出雲弥恵:「プロなら自分の限界くらい見極めて守られときなさいな。上司はこっちのプロよ?」
黒峰くくり:「まあそうだねえ」
黒峰くくり:「そして君たちは、素人だ」
黒峰くくり:いつの間にか
黒峰くくり:土呉と"オルテンシア"を取り囲むように、無数の魔眼が浮いている。
オルテンシア:「っ、茶番やってるんじゃないぞ雅紀ィ!避けろ!」
黒峰くくり:「攻撃に夢中になりすぎたねえ」
土呉 雅紀:「避ける…どれを…?」
土呉 雅紀:「ずるいぞ。ぼーっとしてると思ったら急に賢くなるなんて」
黒峰くくり:言ってる間にも魔眼がひとつずつ彼らに吸い込まれていき、その肉体を、精神を撹乱する。
黒峰くくり:「頭悪い事ばっか言うねえ、君は」 もう聴こえていないだろうが、そう返す
黒峰くくり:「今だよぉ」
土呉 雅紀:「俺は…守らなきゃ…かあさんを…」そのまま思考の濁流の中意識を失う。
オルテンシア:「使える奴は結局俺だけかよ。まぁ最悪逃げればいいけどよ!」
沢入真由良:「……その願い、聞き届けました」
沢入真由良:かあさん 〇お願いをされた/無関心
沢入真由良:これを取得し同時にRHOを公開します
GM:おお!
GM:どうぞ!
RHO PC1 沢入 真由良
シナリオロイス:土呉 雅紀(つちくれ まさき) (庇護/不安)
あなたは亡くなったFHチルドレンを蘇生するために人倫を侵し、オーヴァードになった過去がある。
蘇生はならず動く死体は燃やされた貴方は誰よりも生きた人間を蘇生させることは自分にはできないと知っている。
しかし、元々生自体があやふやな存在ならば?
とはいえくれぐれも忘れてはならない。貴方の行う技は外法だ。何も為せない。
貴方はシナリオ一度。土呉の作ったゴーレムをほんの一瞬、蘇生させることができる。
この蘇生は、この事件の解決には影響しない。データ上の優位な出来事は起こせない。
命は救えず、救われるものがあるとすれば心だけ。故に貴方はこのRHOを公開しない自由を持つ。
しかし心を救えるのも、貴方しかいないのだ。
沢入真由良:
沢入真由良:鞄から、一枚の、裏表全部記号が羅列された紙を取り出し、折りたたむ
沢入真由良:それを、放り投げる、ここからは詳細な調整をしなければいけない
沢入真由良:座標を細かくチェックし、タイミングを図り
沢入真由良:「…Rec1(記録用紙の一枚目)」
沢入真由良:「h9.23f、ssw12.7f(高さ9.23f、南南西に12.7f)」
沢入真由良:「r e2f(方向転換し東に2f)」
沢入真由良:「stop、and "playback"(そこで停止、その後記録用紙の中身を再生)」
沢入真由良:この本で、何をどうやって蘇生しようとしたのか、はきっと彼も疑問に思っているだろう
沢入真由良:口頭で、単純な操作を行える魔眼、人にはそう映る
沢入真由良:しかし、本質はそこではない
沢入真由良:操作を全て紙に書いて、着弾させ、再生する
沢入真由良:いわゆる、マクロ
沢入真由良:この本は、それができた
沢入真由良:着弾と同時に、ゴーレムの体が無慈悲に動き出す
オルテンシア:「?」「おい、お前一体何したんだよ。」
沢入真由良:0.01f単位で制御された魔眼が、移動を、代謝を、行動を
オルテンシア:『俺の体に!』声が出せない、とっさに無機物振動…指輪だったころと同様に話す。
沢入真由良:姿さえも
沢入真由良:全ては記録通りに、動かされる
沢入真由良:声は、既に出せない、声を出す操作は今組み込まれていない
沢入真由良:やがて、すっかりオルテンシアだったものの姿は変わり
沢入真由良:気づけば、女性の姿になっていた
沢入真由良:…記録で写真を手に入れてはいたが、これで合っていただろうか
?:「ま……さ……き……くん……」
土呉 雅紀:「母さん…?」
沢入真由良:全力の全自動人形劇、これが僕のたどり着いた一つの先
土呉 雅紀:「やっと、やっと見てくれた。母さんが俺を。」
?:「よか……った……」
?:「げ……ん……きで……いて……ね………
沢入真由良:記録限界、全ての魔眼は軛から放たれ、元の形に戻る
沢入真由良:B5裏表両面1枚では、これくらいが限界だった
沢入真由良:無論、無理やり押し込められたものが、無理に戻ろうとすれば
沢入真由良:それは四散するだろう
土呉 雅紀:「─────…!ずるいよ。そう言われたら。もう…死ねなくなるじゃないか」
GM:それは、沢入がゴーレムに命令しただけもしれない。ただの反射でしかないのかもしれない。
GM:それでも、"蘇生乱造"は、"蘇生乱造"のまま。
GM:彼女だからこそ、死を望む彼を救うことができた。
GM:それだけ、そして彼にとっては掛け替えのない話だったのだ。
オルテンシア:「ぐぁあああああああああああ!雅紀ィ!俺を助けろ!」
土呉 雅紀:彼は、もうオルテンシアを見ていない。
土呉 雅紀:初めから、”オルテンシア”として彼の前に出ていなかったのだ。
土呉 雅紀:中身を騙った彼には当然の出来事だった。
GM:崩壊しゆく体の中、彼はつぶやく。
オルテンシア:「くそっ!くそっ!どうして見ねぇんだよ!」
オルテンシア:「どうせ皆俺を裏切るなら、消えていくなら、裏切られる前に裏切っちまえって」
オルテンシア:「そう思ったのによ…。」
出雲弥恵:「そりゃあ、君が君自身の場所を持ってないからじゃない?」
GM:その体は頭部を失い、体も際限なく崩壊していく。
出雲弥恵:「声でそうとはわかるけどね、やっぱり呼びかける相手っていうの?場所が要るんだろうね」
オルテンシア:『俺自身の場所?…そうだ。体を手に入れて、』
オルテンシア:『それで戻ってまた会おうと思ったんだ。』
オルテンシア:『もう誰かも、そこがどこかも知らねぇし、このことも忘れてたけど。』
出雲弥恵:「ああ、何となくでも残ってたんだ。そりゃ僥倖だ。一応は合意ってことになるのかな?」
出雲弥恵:かつかつとゴーレムがいた場所に近寄る。一歩踏み出すごとに、土埃を払うように簡単に傷が消えていく。
出雲弥恵:立ち止まって。「さて、一応は主な問題も片付いたことだし。あとは」
出雲弥恵:「忘れ物の後片付けだ」
出雲弥恵:指輪を取り出す
出雲弥恵:彼の帰る場所だったもの。
オルテンシア:『…はっ。ダッセー指輪。…でも、あんたの声は懐かしい。』
オルテンシア:『あんたの声となら、そこに居つくのも悪くねぇのかもな…』
出雲弥恵:喉を、因子を震わせて。振動を近づける。
出雲弥恵:「うっさいよ」笑う
出雲弥恵:『――を』
出雲弥恵:”愛”を。きみが忘れた時間に、確かにあったものを。
出雲弥恵:”I”を。きみに残された自我で、きみ自身を呼ぶ言葉を。
出雲弥恵:”藍”を。きみが望んだ身体が、動きを止めた後に与える色を。
出雲弥恵:『集めて』
オルテンシア:「─────ああ」
リング・リング:「そういうことかよ。ありがとな、弥恵」
リング・リング:きゃはは!と言う声のあと、指輪は眠るように沈黙した。
リング・リング:リング・リングは、漸く帰る家を見つけたのだ。
GM:
GM:では、今日はここまでにしましょう。
GM:皆さんありがとう!
沢入真由良:お疲れさまでした!!
出雲弥恵:お疲れ様でした!ありがとうございました!
GM:次回は明日の昼の14時からです。
黒峰くくり:お疲れ様でした~
黒峰くくり:ウオーッ
沢入真由良:お疲れさまでした!!了解です!!
出雲弥恵:エンディングだ!了解です!
エンディング1
GM:【エンディング:出雲弥恵】
GM:"オルテンシア"事件から一週間程経ち。
GM:事務処理も一通り終えそうかという頃である。
GM:支部長室に来訪者が来た。
出雲弥恵:事件そのものが終わったとしても、支部長の仕事はむしろここからが本番であったわけで。
出雲弥恵:被害報告書やら事件調書やら関係者のメンタルケアやらエトセトラエトセトラ。
出雲弥恵:ある程度いつもの業務に戻れそうだと机に突っ伏しているとノックの音がする。
出雲弥恵:「はあい。お名前と用件をどうぞー」
GM:現れたのは、古典的な英国式メイド服を身にまとった年若い女性。この事件の始まりを告げに来た女だ。
マスター・カインド:「失礼する。私はマスター・カインド。」
マスター・カインド:「貴方へ、話が合ってきた。」
出雲弥恵:がばっと起き上がって、呆れたような顔になる
出雲弥恵:「あんたねえ……来るなら来るって事前に連絡とかしようよ」
出雲弥恵:「まあとりあえず話ってのを聞こうじゃないの。どうぞ?」
マスター・カインド:「まずは労いの言葉を。今回の事件の対処。見事だった。」
マスター・カインド:「そして、その指輪の処遇についてだが。どうするつもりかを伺いたい。」
出雲弥恵:「ああ、なるほどね」
出雲弥恵:「お褒めの言葉どうも。そっちの持ってきた情報のおかげだよ。今後ともよろしく」
出雲弥恵:「そんで処遇の方か。うーん……」少し間を空ける
出雲弥恵:「ひとまずはうちの、というかあたしの預りだ。今回の件の首謀者だしね、直接話を聞けるのは有益だってんで許可は下りてる」
出雲弥恵:「そうでなくともRBだしねえ。発見した支部が責任を持つのはまあ順当ってもんでしょ」
出雲弥恵:「その後もなし崩し的にもらっとこうかと思ってたんだけど……そっちとしては不満だったかい?」
マスター・カインド:「…いや。私からも意見はない。そちらがそのつもりなのなら。これも多少は役に立つだろう。」
マスター・カインド:そう言って、資料を幾つか机の上に置く。
出雲弥恵:「うん?」
マスター・カインド:…かつての研究所でのリング・リングの研究結果。つまり彼についての由来、情報が書かれた書類だ。
出雲弥恵:「これ……!どっから見つけて来たのさ」
出雲弥恵:資料をめくり、時折懐かしそうに目を細めながら
マスター・カインド:「…もしもということもある。UGNにオルテンシアの暴走と疑われるときはこれを見せればいい。」
出雲弥恵:「……親切過ぎてちょっと怖いんだけど。何か要求でもあんの?」
マスター・カインド:「…UGNは日常を守る組織だが」
マスター・カインド:「それは、結局のところ0がマイナスになり、0にまた戻る。それだけのことだ。」
マスター・カインド:「まがりなりにも私(FH)の関わったものは、プラスへ進んでほしい。」
マスター・カインド:「…以上が信条としての意見だがそれだけでは怪しすぎるだろう。貴方への対応には、個人的な感情もある。」
出雲弥恵:「ふうん?」先を促すように相槌を打つ
マスター・カインド:「寄生するしか能のないリング・リングは彼は良い相手を見つけた。」「叶うなら、それを守りたい。それだけだ。」
出雲弥恵:「ははっ!辛辣だねえ」
出雲弥恵:「じゃあまあそんなあんたがメッセンジャーだった幸運にでも感謝しとこうか」
出雲弥恵:「この先の世界がゼロになるかプラスになるかはわかんないけど」
出雲弥恵:「あたし個人としては、今後とも悪くない関係でいたいと思ってるよ」
マスター・カインド:一瞬、ぽかんとした表情になり。
マスター・カインド:「幸運に感謝。確かにそうかもしれない。」
マスター・カインド:「私は善人ではない。行動が制限された身で好意を示されても答えられるかは難しいが。」
マスター・カインド:「貴方に出会えた巡り会わせには、こちらこそ感謝を」
マスター・カインド:「…そろそろ失礼する。出雲弥恵、貴方に星の導きがあらんことを。」
出雲弥恵:「どうもね。お互い仕事お疲れさん」
マスター・カインド:優雅にカーテシーをし、その場より風のように消える。
出雲弥恵:椅子に深く座り直して。「……この資料の出所はどう説明しようかねえ」
出雲弥恵:「まあとりあえず、今後ともよろしくね?リング・リング」
出雲弥恵:0の形をした無機質な指輪。
出雲弥恵:それを左手の小指に通せば、シルエットは1の形を取った
マスター・カインド:紫陽花の名の由来は、藍が集まることだという。
マスター・カインド:彼の帰巣の際の声の通り、今は小さな'I'と’I’がひっそりと集まるのだった。
エンディング2
GM:【エンディング:黒峰くくり】
GM:ジャームによる洗脳、投薬、戦闘…そして戦闘と多忙だった御隠だが
GM:キュマイラの生存能力の賜物だろう。一週間もすれば無事に体調を取り戻していた。
GM:そして、今回の事件のお礼が言いたいとくくりは誘われ、喫茶店にいた。
御隠 邦治:「どうぞ、くくりさん。」
御隠 邦治:「ここにあるものなら何でも頼んでもいいですよ。」
御隠 邦治:メニューをくくりに向かい広げる御隠。
御隠 邦治:クレープや、パフェ。プリン…と様々なメニューが書いてある。
黒峰くくり:「んー……?」
黒峰くくり:メニューを見て悩む。
黒峰くくり:美味しそうではあるがどれを頼んでも食べきれる気も飲み干せる気もしない。
御隠 邦治:「急かしたりしないので大丈夫ですよ。僕は待ちますから」
黒峰くくり:「……じゃあー、オレンジジュースでお願ぁい」
黒峰くくり:そう言って、一口お冷を飲む。
御隠 邦治:「ええ。では…」オレンジジュースとパフェ、そして小皿をを頼む。
黒峰くくり:「はふぅ……お店の中は涼しくていいねぇ」
御隠 邦治:「最近は暑いですからね。くくりさんは今日は眠れましたか?」
御隠 邦治:「僕は恥ずかしながら暑すぎてまるで眠れていないです」
黒峰くくり:「大丈夫だよぉ、部屋は冷房利かせてるしぃ」
黒峰くくり:子供であっても仕事人であり、戦闘を伴う任務も多い為危険手当は結構多い。
黒峰くくり:ちなみに戸籍上の家族はいるが1人暮らしだ。
GM:パフェが運ばれてくる。小皿も一緒だ。
御隠 邦治:「それは良いですね。僕はエアコンの空気は合わなくて…」
御隠 邦治:「くくりさんもよければパフェはどうですか?食べれる分だけお譲りしますよ。」
黒峰くくり:「ありがとぉ、じゃあ、いただきまぁす」
黒峰くくり:取り分けてもらったそれをちみちみ食べる
御隠 邦治:美味しそうにパフェを食べるくくりを見て微笑み
御隠 邦治:「よかった。今回はくくりさんに助けてもらいましたから…なにかできて嬉しいです。」
黒峰くくり:「気にしなくていいのにぃ」
黒峰くくり:「私は仕事だったし、契約が破棄になったのも偶然だし、その後土呉雅紀と戦う選択をしたのも御隠さんだし」
黒峰くくり:そこまで言って長台詞で疲れたのか何度か呼吸をする
黒峰くくり:「まあ気持ちは有難く受け取っておくけどぉ」
御隠 邦治:「仕事をやりきるのは、大変なことですよ。」
御隠 邦治:「…くくりさんがこれまで一生懸命に頑張ってきたことは僕でもわかります。」
御隠 邦治:「無論そこは信頼を置いていますが…。」
御隠 邦治:「世の中、暇な人間もいるんです。頼れるときは僕にも頼ってください。」
黒峰くくり:「御隠さん、先生っぽいこと言うねぇ」
黒峰くくり:「力仕事はお願いするかもぉ」
御隠 邦治:「いやあ。先生ですからね」苦笑し
御隠 邦治:「力仕事ですか。任されましたよ。その時はぜひ声をかけてください。」
御隠 邦治:「こんなおっさんですが、君にはもっと"先生っぽい"ところを見せたいからね」
黒峰くくり:要するに戦闘なのだが、この人わかってるんだろうか。
黒峰くくり:ぼんやりと男の姿を眺める。
黒峰くくり:「楽しみにしてまぁす」 無難に返事をしてパフェを一口。
黒峰くくり:お腹いっぱいになったが、ちょうどパフェも無くなった。
黒峰くくり:水で口直しする。オレンジジュースはそのまま飲むと濃くて辛いので、氷が解けるのを待っている。
御隠 邦治:「もう食べましたか。…すこし喋りすぎてしまいましたね。」
黒峰くくり:「気にしなくていいよぉ」
御隠 邦治:「くくりさんは不思議な雰囲気ですからね。つい口が弾んでしまう。」
黒峰くくり:「ああー」
黒峰くくり:「よくイリーガルの子には不思議ちゃんって言われるねえ」
黒峰くくり:「どういう意味だろ」
御隠 邦治:「…きっと人よりたくさんのことを考えているからだと思いますよ。」
黒峰くくり:「そうかなぁ」
黒峰くくり:「他の人がどれくらい考えているか、くくりにはわからないけどぉ」
黒峰くくり:考えるように斜め上に視線が行く
御隠 邦治:「…?」
御隠 邦治:視線を追う。
黒峰くくり:「んぅ? 何見てるのぉ?」
御隠 邦治:「─────えっと、君の視線を追っていました。」
御隠 邦治:「くくりさんが何を見ているのかなと」
黒峰くくり:「……?」
黒峰くくり:「まぁいいやぁ」
御隠 邦治:「いいんですか!?」
御隠 邦治:「ちょっと心配になってきました。…もしも困ったことがあれば、ちゃんと言ってくださいね。」
黒峰くくり:「???」
黒峰くくり:「うん、そのつもりだよぉ」
御隠 邦治:「チルドレンでも。君は、まだ子供なんです。」
御隠 邦治:「まだ頼ってもいい。…これは、忘れないでくださいね」
黒峰くくり:「はぁい」
黒峰くくり:そう言って幾らか氷が解けて薄まったオレンジジュースを飲む
黒峰くくり:ちうちうと飲みながら、はてこの人に相談できることは何かあっただろうか。
黒峰くくり:飲み干すにはまだ時間がかかりそうだ、早速相談してみるというのも悪くはないだろう。
GM:ころん、と氷が溶ける。紫陽花の季節の終わりは近い。
GM:それでも教師とチルドレンの奇妙な円は続くのだった。
エンディング3
GM:【エンディング:沢入真由良】
GM:事件後から数日たったある休日のことである。
GM:目の前には、君の知っている彼がいた…もっとも、何故か倒れていたが。それも、よりにもよっての場所で。
GM:個人経営レストラン、ビバーチェ前
沢入真由良:「」
沢入真由良:いつもの通り、夜の買い出しに行ってきてた
土呉 雅紀:「……………あ、うぁ…」
沢入真由良:既視感のある場所、既視感のある時間
土呉 雅紀:「みず…」死人のように倒れている少年がいた。
沢入真由良:目の前には、倒れた少年一人
沢入真由良:「……」幸いなことに、今度は襲い掛かられなかったようだ
沢入真由良:ペットボトルの水のキャップを開けて、少年の口元に持っていく
沢入真由良:「どうぞ」
土呉 雅紀:「あ。ありがとう…」ゆっくり、確かに。水を飲んでいき。
土呉 雅紀:「えっと…あれ、沢入さん…?どうしてここに?」
土呉 雅紀:漸く目の前の人物が誰か分かったようだった。
沢入真由良:UGNには保護を頼んだはずだが、管理が杜撰だったのだろうか
沢入真由良:「ここ、家の前です」
土呉 雅紀:「ああ、通りでいい匂いがすると思った。」
沢入真由良:「……」
沢入真由良:「とりあえず、中にどうぞ……もう22時とかですよ」
土呉 雅紀:「えっと、お願いがあるんだ。」
沢入真由良:「はい……?」
土呉 雅紀:「何でもするから食べさせてほしい…この店で働かせてくれないかな…?」
土呉 雅紀:話によれば、あれからまともなものは何も食べていないのだという。
沢入真由良:「………」
沢入真由良:「……向こうで、何があったんですか?」
土呉 雅紀:「…助けられたく、ないんだ。」
沢入真由良:「?」
土呉 雅紀:「僕が僕の力で、生きていたい。UGNに助けれられるのは…なんだか、違う気がする。」
土呉 雅紀:つまり、拗れた自律心が原因らしかった。
土呉 雅紀:"母離れ"の反動だろう。
沢入真由良:「……向こうは向こうで、保護=ほぼ戦列という認識をしているのでその辺は大丈夫だと思いましたが……」
土呉 雅紀:「それって、僕の力なのかな。」
土呉 雅紀:「僕の力はただ偶々天から降ってきたもので、それを活かして、命を奪ったり守ったりする。それは否定されることじゃないけど」
土呉 雅紀:「もっと、身近な誰かを助けることがしたい」
沢入真由良:……もう戦列に行くのは疲れた、と言った彼の顔を思い出す
沢入真由良:「……丁度住み込み条件のバイト、一人空いているので」
沢入真由良:「ちょっと待っててください、聞いてきます」
土呉 雅紀:「…!うん、わかったっ。待ってる!」
沢入真由良:「……あと」
土呉 雅紀:瞳の色を輝かせる。
土呉 雅紀:「どうしたの?」
沢入真由良:「その間、何もないというのもあれなので」
沢入真由良:「中にどうぞ、何か一つくらいは作ります」
土呉 雅紀:「う、うん!…本当にいいの?」
土呉 雅紀:「俺なんかの為に、そんな」
沢入真由良:「………」
沢入真由良:「……お腹が、空くのは、悲しい……ですから」
沢入真由良:顔を背けて店の裏口を開けた
土呉 雅紀:「ありがとう…沢入さんは、やっぱり優しいね。」
土呉 雅紀:「間違いばかりだった俺だけど、君に声をかけたのは、間違いじゃなかった。」
土呉 雅紀:笑顔と共に、ぐぅと腹の音が鳴る。
沢入真由良:「…………」どうしてだろう、居た堪れない、申し訳ない、そんな感情ばかりがぐずぐずに絡まって
沢入真由良:足早に彼を通し、兄と父を読んで話を付けた後、逃げるように厨房に入った
土呉 雅紀:「沢入さん…?怒らせちゃったかな。もしそうなら後で謝らないと。」
土呉 雅紀:「…これから、一緒に働くんだから。」
沢入真由良:気まずいだけだから気にすんなと説明している兄を横に、玉ねぎを刻んで、生姜とにんにくを刻んで、リンゴをおろして
沢入真由良:余っていたお肉をワインを一緒に鍋に入れて煮込んで
沢入真由良:「ごめんなさい、ごめんなさい、ああ………!!」
沢入真由良:深夜の厨房で、その声を聴いた者は、誰もいなかった
GM:レストラン『ビバーチェ』、場所は駅車20分、おすすめメニューは煮込みハンバーグランチ
GM:ちょっと騒がしい店ですが味は本物です、ご来店お待ちしております。
GM:
GM:『オルテンシア、藍を集めて』→『オルテンシア、愛を集めて』fin