どろどろと、溶けて、堕ちて



GM:御影
メイン 見学


PC1:「幻凍星エヴァーチカ」 浅海 沙天(あさなみ さてん)(キャラシート)PL:ミハエル
PC2:「シルバーレイク」 譲刃 纏ゆずりは まとい(キャラシート)PL:すかいはい
PC3:「終末の魔女アポカリプス・ソルシエール」 神藤 羽々音かみふじ はばね(キャラシート)PL:イェーレミー
PC4:「イチイ」 あららぎ一位(あららぎ いちい)(キャラシート)PL:マグパロス

  • オープニング1:謳うように笑え
  • オープニング2:世界の起源
  • オープニング3:礎
  • オープニング4:進化のために
  • ミドル1:合流
  • ミドル2:調査
  • ミドル3:少女の笑顔は
  • ミドル4:顔は幾千にも渡り
  • ミドル5:どろどろと、溶けて、墜ちて
  • クライマックス:白痴に至る
  • バックトラック
  • エンディング1
  • エンディング2
  • エンディング3
  • エンディング4


  • プリプレイ

    GM:それではセッションを開始していきたいと思います。
    GM:まずはキャラ紹介から
    GM:PC1:浅海沙天
    GM:(キャラシート)
    浅海沙天:はーい
    浅海沙天:浅海沙天です、つい最近(具体的には今年の2月くらい)にオーヴァードになってUGNに保護された高校生です。
    浅海沙天:両親がUGNの事務職であったためあまり家に帰ってこなく、基本は一人暮らし状態です。すでにあきらめがついています。
    浅海沙天:性格は基本控えめだけど中身よく見ると結構な自由人、趣味は楽器演奏と弾いてみた動画の動画サイト投稿です。
    浅海沙天:振り回されるか振り回すかは相手の自由度に依存します
    浅海沙天:今のところ6:4で振り回す側優勢です
    GM:魔性!
    GM:ていうか動画投稿してるんだ……
    浅海沙天:してます
    浅海沙天:性能
    浅海沙天:サラマンダーのピュアブリードです
    浅海沙天:怨念の呪石でセットアップ暴走して行動値上げてコキュートスをシーン全体にばらまきます
    浅海沙天:200点なので間をもたせるための焦熱の弾丸もあります
    浅海沙天:それでも間が持たなかった場合手に握ったインフェルノで頬をはたきます
    GM:こわ……
    浅海沙天:火力に関しては視線逸らすレベルなので雑魚払い要員だと思っていただければ幸いです
    浅海沙天:こんな感じですかね、よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします!そんな君のHOはこちら!

    HO1 日常を送るUGNイリーガル シナリオロイス:ガイア 自由/自由
    あなたは日常を過ごしつつ、その日常の守り手として暮らすUGNイリーガルだ。
    ある日あなたは、明らかな偽名を名乗る1人の少女と出会う。
    15か16、それくらいの年頃に見える彼女はどうやら学校には行っていないようだった。
    暫しの談笑を楽しんだ後、黒い髪をたなびかせ彼女は笑う。
    「私、世界を滅ぼす神様なんだ。でもキミの事は気に入っちゃった」
    「ねえ、私とケッコンしようよ。したらキミだけは助けてあげる」

    浅海沙天:……落ち着いて?
    ガイア:「落ち着いてるけど?」
    ガイア:「子供百人は産んでほしいなっ」
    GM:そんな感じのあからさまにヤバい奴です
    浅海沙天:そもそも婚姻可能な年齢じゃないよ俺?
    浅海沙天:はい
    GM:大丈夫。こいつは結婚が何なのかそもそもよくわかっていないから……
    GM:話せばわかりますが一般常識が欠けているので教育してあげてください。
    GM:という訳で次はPC2!
    GM:PC2:譲刃纏
    GM:(キャラシート)
    譲刃纏:はーい。
    譲刃纏:「俺の全ては、神城の利益のために」
    譲刃纏:譲刃纏(ゆずりは・まとい)。外見年齢は17歳くらいの、眼鏡に黒髪ショートボブの女。
    譲刃纏:表情に乏しく、常に冷静な口調で話します。
    譲刃纏:神城グループの主任研究員であり、幹部の1人。なので、普段はサラリーマンです。
    GM:17歳サラリーマン!
    譲刃纏:また、過去の事件でUGNに大きな借りを作ってしまったので、借りを返すためにUGNに協力することがあるという設定。
    譲刃纏:こういう設定があると所属が違ってもUGNに協力しやすいというわけ。
    譲刃纏:口が悪く、高圧的な言動も多いですが、悪気はないので許してください。
    GM:そのためのNPC出演とはね……
    譲刃纏:許してください……。
    GM:(リンク)
    GM:過去の悪事はこちらをチェックだ!
    譲刃纏:あっ、抜け目ない宣伝!
    譲刃纏:NPCとして登場した時はマジでたまたま生き残ってしまっただけです……
    譲刃纏:シンドロームはオルクスピュアで、Dロイスは古代種。デバッファーです。
    譲刃纏:神城グループの研究によってジャマーのような能力を得ており、対象のレネゲイドウイルスを強制的に抑制することができます。
    GM:やめてー!
    譲刃纏:ただし、めちゃくちゃ疲れるので本人はあまり使いたがらない。
    譲刃纏:あとは気持ち程度の《妖精の手》と《力の法則》も使えます。
    譲刃纏:戦闘能力は皆無なので、皆さんどうか助けてください……。
    譲刃纏:だいたいそんな感じです!
    GM:ではそんな恐ろしい少女のHOはこちら!

    HO2 神城グループ幹部・主任研究員 "シルバーレイク" 譲刃纏 シナリオロイス:"創世(ジェネシス)計画" 興味/自由
    あなたは若くして神城グループの中枢として働くオーヴァードだ。
    貴女は数年前、主任研究員の一人として、"創世計画"と呼ばれるプロジェクトに関わっていた。
    その計画は、"起源種"の研究開発を進め、レネゲイドの起源、その当時の地球の環境を再現することを目的とする計画だった。
    しかし貴女はその途中でチームを離れることになり、その後、関わることも無かった。
    そして現在、貴女はUGNからの協力要請に応じて、調査を開始していた。
    当時貴女がいた研究室の室長。"マルチプルヘッズ"八俣藤吾。その死について。

    八俣藤吾:過去回想でこんな男と話してもらいます
    譲刃纏:今更になってあの計画が……。ふざけたことだ。
    八俣藤吾:「譲刃ちゃんが抜けちゃったのは残念だよね~」
    GM:そんな感じ!
    GM:では続きましてPC3
    譲刃纏:頑張って高圧的に接します!
    GM:優しくして!
    GM:PC3:神藤羽々音
    GM:(キャラシート)
    神藤羽々音:はーい
    神藤羽々音:「え?また今度はあっち?むー・・・・・・ママが良いならそれでいいけど・・・・・」
    神藤羽々音(かみふじ・はばね)。外見年齢は18?ぐらいのジト目が似合う少女。
    幼少期にFHセルの実験体となった影響で感情が(外見的には)ないです。あと姉譲りの面倒くさがり。

    GM:なんか今回全員めちゃくちゃ落ち着いてそうだな……
    神藤羽々音:UGN特殊感染症対策部(Special Infectious Disease Strategy Department,SIDSD)というところに所属しているけれども、大抵姉に甘えたりしていて愛が重いです。
    イエス百合 ノーノーマル

    GM:シスコンだ
    神藤羽々音:シンドロームとしてはハヌマーン/ノイマンで多分先手を取ります。多分クライマックスで1ラウンドに3回行動します
    GM:こっわ
    神藤羽々音:移動エフェクトはありませんがマイナーエフェクトがライトスピードしかないので無問題です
    ダイスの暴力(大体10個を常に振る)と固定値の暴力(常に18)で殴る近接白兵です。代わりに装甲無視とガード禁止が犠牲になりました

    GM:はやぶさのけんタイプ!
    GM:ライトスピードでC値上がっても聖剣で下げられるのが安定していますね
    神藤羽々音:とどめとして武器の『聖剣の王者』を使用してC値が4で殴りに行けます
    ちなみにライトスピードでC値が+1されても、コンセントレイトがLV4になっているので普通にC値7で二回殴れます

    GM:オソロシ
    神藤羽々音:ダメージダイスで低い目が出た?しょうがないなぁ、風鳴りの爪で振り直すね(ニッコリ)もできますね
    神藤羽々音:ただ代償としてサラマンダーよりずっと速い代わりに侵蝕率もマッハです
    神藤羽々音:そんなところでしょうか。以上です。
    GM:はーい、ではそんな神藤さんのHOはこちらっ

    HO3 死体を発見したUGNエージェント 神藤羽々音 シナリオロイス:"マルチプルヘッズ" 八俣藤吾(やまたとうご) 自由/自由
    あなたは日常の守護者足るUGNエージェントの一人である。
    あなたが町を歩いているところ、ふと、自分に呼び掛けるような声が届く。
    助けを求める声に誘われあなたが現場に向かうと、そこには一人の男の死体があった。
    そして、それ以外に人影はない。この男が死ぬ直前に呼び掛けたのだろうか?
    男の所持品から、神城グループの研究室室長だと判明したことから、UGNは神城グループに協力を要請した。
    そして第一発見者のあなたも共に調査するように、との事だった。
    <シークレットトーク>による呼びかけを聞いたのは、今のところあなただけだ。
    「助けてくれ、ああ、ああ、知るべきではなかった!」

    八俣藤吾:死~ん
    八俣藤吾:死んでるので拾ってあげてください……
    神藤羽々音:「ん?何か声が聞こえた気がするけど・・・・・・気のせい?」//
    八俣藤吾:「助けてくれ!」
    GM:気のせいで済ませようとするとめちゃくちゃしつこく呼び掛けてきます
    GM:呪いだぞ。よろしくね
    神藤羽々音:「はいはい・・・・・えぇ・・・・・・」
    死んでいるのを見て呆れながら周囲をきょろきょろ//

    GM:というわけで最後はPC4!
    GM:PC4:あららぎ一位
    GM:(キャラシート)
    あららぎ一位:はい
    あららぎ一位:「わたしはあららぎ一位」
    あららぎ一位:「聖なるイチイの樹の誇り高きRBにして、同胞の地位向上の為UGNエージェントに身を置くものです」
    あららぎ一位:「外見は13歳程なので普段は上流階級の集う学校でコネクションを作っています」
    あららぎ一位:「OVとしてはピュアノイマンに分類されています。達人型ノイマンというものです。」
    あららぎ一位:「要は弓が上手いです」
    GM:恐るべき達人……
    あららぎ一位:「戦い方としては自身の身体から弓を生やし、射ます。」
    あららぎ一位:「極限まで己を鍛えているのに加え自身に必中の戒律も多重に掛けているのでイチイバル、イーバウ(イチイの弓の意)を生やせるのですね」
    あららぎ一位:「特記事項としては、今日のわたしは鍛えなおした状態。恐らくノイマン達人型の極北にいます。」
    あららぎ一位:「今回はゼノスの人から依頼が来るらしいです。それが世の為になるなら、受けましょう。」
    あららぎ一位:「きっと御呼ばれしたのも己を鍛え、日夜真面目エージェントとして取り組んでいた。そんな模範的な姿からだと思います。」
    あららぎ一位:「侵蝕負荷は特性上ずば抜けて低いです。戦い方も達成値53越えの射撃攻撃を行う感じです。」
    GM:こっっっっわ
    あららぎ一位:「最高128点まで達成値を嵩増できますが、運がだいぶ絡みますね。」
    あららぎ一位:「精々達成値100付近が現実的なラインだと思います。」
    あららぎ一位:「以上です。PL紹介分も話したので特にありません。」
    あららぎ一位:以上です
    GM:鍛え直した一位ちゃん、マジでアホみたいな達成値出してくるので怖いけど楽しみ
    あららぎ一位:たぶん達人型の臨界だと思う
    あららぎ一位:がんばるぞい
    GM:ではそんな模範的イチイエージェントのHOはこちら

    HO4 ゼノスの協力要請に応じるレネゲイドビーイング あららぎ一位 シナリオロイス:"スペクトラル・ハンター" 誠意/隔意
    あなたは意志持つレネゲイドの集合体。レネゲイドビーイングである。
    あなたがいつもの日常を過ごしているところ、"ゼノス"の使者だという男が現れる。
    彼は不愛想に言葉を継ぎ接ぐようにしながら、都築京香からの指示を告げる。
    レネゲイドの進化を無に帰す"創世(ジェネシス)計画"を止める……それは彼女にとって確定したプランの様だった。
    「俺も。同行させてもらう。捜査に。口出しはしない。」
    「これも。プラン。だそうだ。」

    "スペクトラル・ハンター":こんな感じの男です
    あららぎ一位:「頼まれたら応えましょう」
    あららぎ一位:「世界を守るのが仕事ですからね」
    "スペクトラル・ハンター":「うむ。助かる。ならばお前は俺が守ろう。」
    "スペクトラル・ハンター":ちなみにアロハシャツは本人のセンスではないです
    あららぎ一位:素敵だと思ったのに
    GM:というわけで自己紹介はこんな感じです!相互理解は深まったかな!
    GM:それではトレーラーを流してOPから開始していきましょう
    20年ほど前中東某国で発見されたレネゲイドウイルスは、世界を変化させた。
    しかし、現在蔓延しているウイルスは、現代に適応しその在り様を変えているらしい。
    発見された当時から変わらない"それ"を、『起源種』と呼ぶ。

    レネゲイドの研究・実験は今でも盛んに行われ────当然、起源種もその一種であった。

    神城グループで行われていた起源種の実験。
    "創世(ジェネシス)計画"
    そしてその暴走。

    無垢なる少女が嗤う時、レネゲイドの『起源(神)』が、世界に牙を剥く。

    Double Cross The 3rd Edition
    『どろどろと、溶けて堕ちて』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


    OP1:謳うように笑え


    GM:沙天くんはシーンインをお願いします。
    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (34 → 40)
    GM:なかなか!
    GM:────
    GM:太陽が沈み始め、空が赤く染まる夕暮れ時。
    GM:あなたはスーパーに買い物に行き、その帰り道を歩いていた。
    浅海沙天:バスケットに直接かけられるサイズの袋に3日分の食料を詰めて歩く
    浅海沙天:今日は鰹のたたきが300円台と安かったのでついでに茗荷と葱と生姜と大蒜を買った。今夜はこれで優勝するつもりだ
    浅海沙天:家に帰るのを楽しみにしながら鼻歌混じりに歩く、オーヴァードになってからか袋も少し軽く感じるようになった
    ??:「~~♪」
    ??:あなたの耳に、鼻歌が聞こえてくる。
    ??:楽しげで、けれど落ち着いた雰囲気のメロディ。
    浅海沙天:「…………?」鼻歌を止めてメロディの方を向く
    ??:視線を向ける。眼と眼があった。
    ??:黒く丸く大きな瞳が、宇宙のように、あなたを吸い込むようにじっと見ている。
    ??:「あはっ」
    ??:一際高くブランコを漕ぎ、飛び降りる様に足を離して地面に転がり込む。
    浅海沙天:「……あの、何か?」工業製品じみた青目で見つめ返す
    浅海沙天:「わっ」転がり込むのをよけようとするが、さすがに荷物を持っている状態なので中途半端なよけ方になる
    ??:「何だろう。ねえ」 服を泥まみれにしながら、少女が這いずってあなたに近づく。
    ??:「気になるなあ、ねえ、なあに?君」
    ??:すんすんと鼻を動かし、貴方に尋ねる。
    浅海沙天:「…………」一瞬フリーズする、ちなみに鼻を動かすとドラックストア産のシャンプーとボディーソープの香りがする
    ??:「ねえーえ、答えてよ」
    ??:大きな瞳が目の前にある
    浅海沙天:「え、えっと…名前かな?沙天、毘沙門天から奇数文字外して書く奴」
    浅海沙天:「何者かという答えには答えられないかな、そこはごめん」
    ??:「毘沙門天から奇数数字外すのはわからんけど」
    ??:「さてん、ふーん」 ペタペタとあなたの体を触る。
    ??:「変異種(イレギュラー)か」
    ??:「今の世にしても珍しい、適応力が高いんだね」
    浅海沙天:「イレギュラー………んっまさか君」
    ??:あなたの体を触りながら分析するように喋る。
    浅海沙天:「オーヴァードかなっていうか近いよ、やめて」ずるずる下がっていく
    ??:そこに抱き着くようにして飛び込む。
    ??:「そうだよ。私はオーヴァ―ド」
    ??:「ただのオーヴァードじゃないよ、その神様」
    浅海沙天:「はあ………」一応ワーディングを張る、袋は抱き着かれる前にかろうじて外側に置いた
    ??:「今いるレネゲイドは皆私が産み出したの……おお」
    ??:「なぜにワーディング?」
    ??:きょとんと尋ねる。
    浅海沙天:「あんまり大っぴらにする話でもないでしょう?」
    ??:「ふぅん、さてんは嫌なんだ。じゃあいいよ」
    ??:「私、さてんの事気に入ったから、気になるから許してあげる」
    浅海沙天:「ただの公園とは言え公共施設です、一般の方が来る可能性を考慮してください…」
    浅海沙天:「あなたの許可にどれだけの価値があるかはわかりませんが受け取っておきます」
    ??:「よろしい」 一般の方という言葉につまらなさそうに眼を細め、その後嬉しそうに笑みを深める。
    ??:「ねえ、さてん。私とケッコンしようか、私、さてんの事もっと知りたくなっちゃった」
    浅海沙天:「それで、要件は確認だけで」
    浅海沙天:「………はい?」
    ??:すりすりとあなたの腹部に、猫のように頬を擦り付ける。
    浅海沙天:「落ち着いてください?」
    ??:「興奮しているように見える?」
    浅海沙天:「見えませんが……」
    浅海沙天:「一つ、俺は法律的に結婚できる年ではないです」
    ??:「法律とか知らんし」
    浅海沙天:「一つ、一般的に結婚は互いの条件を摺合せた後に合意の上でやる行為です、知るために結婚するとか本末転倒でしょう」
    ??:「そうなんだ」
    浅海沙天:「さ い ご に」ぐいっと引きはがし
    浅海沙天:「………しつこい人は、好きじゃありません
    ??:「じゃあ知った後に結婚しよう、子供は百何人……うわわ」
    ??:「えー、しつこい?」
    浅海沙天:「いきなり懐に入られるとか、びっくりするじゃないですか…」
    ??:「生殖に興味ない方?人間的にもイレギュラーなんだ」 何か致命的にかみ合っていない
    ??:「じゃあ少し離れるね」 よじよじと離れる。
    浅海沙天:「パーソナルスペース広いほうなので…」
    浅海沙天:よいしょと立ち上がって袋を持ち直す
    ??:「私のパーソナルスペースは宇宙全部なので。全部私の中にあるので」
    ??:「あれ、帰ろうとしてる?」
    浅海沙天:「帰っちゃ嫌なんですか」
    ??:「いいけど、ついて行っても良い?」
    浅海沙天:「………………」親が確定で帰ってくる日まで、まだ間はあるが
    浅海沙天:自分が掃除して物置いて整理している家に人を入れたくないのもまた本心だ
    浅海沙天:「……話がしたいなら、ここで聞きましょう」
    浅海沙天:観念したように公園の手すりに座る
    ??:「?」
    ??:「まあいいや。じゃあさてんの事知りたいな」
    浅海沙天:「漠然とあなたより先に自分のことを話すべきだと言う人がいる自覚はありますが」
    浅海沙天:「まあいいでしょう、何を聞きたいんです?」
    ??:「何でも良いよ。全部話して」
    ??:黒く丸い瞳があなたをじっと見つめている。
    ??:宇宙のように、あなたを飲み込むように。
    浅海沙天:「……浅海沙天、16歳高校生、12月24日生まれA型、自宅にここ8年親は帰ってなく…」つらつらと経歴を述べていく
    浅海沙天:「……とまあこんな感じだけど、これでいいの?」
    ??:あまり興味無さそうに聴いている。瞳だけは貴方だけをじっと見ている。
    ??:「もっと」
    ??:冷淡な声
    ??:「ねえ、例えば、産まれた時、あなたは何を考えていたの?」
    浅海沙天:「 でしょ……」リュックにつけたフックウォッチを見る、ここまで経歴喋ってすでに50分経過してる
    ??:不思議そうに時計に眼をやる。
    浅海沙天:「…わからないな、覚えてもいない。生まれた時だけじゃなくて、そういう記憶の抜けは多いんだよ」
    浅海沙天:「一週間前の昼食も覚えてないし」
    浅海沙天:「もっと言えば去年の誕生日何してたかなんて丸々覚えていない」
    ??:「……」 頬を膨らませる。
    ??:「……じゃあ、調べてあげる。全部」
    ??:「全部知ったらケッコンしよう?助かりたいでしょう?」
    浅海沙天:「そういうものだから。”自分が何であるか”を言うなんて夢のまた夢だよ、人間はさ」
    浅海沙天:「……は?」
    浅海沙天:「調べる?全部?」
    ??:「生まれた時の記憶も、一週間前の昼食も、去年の誕生日も」
    ??:ぐい、とあなた顔を寄せる。
    ??:「私は全部知ることが出来るよ。相互理解でしょ、次会ったときは私の事を教えてあげる」
    ??:「全部知ったら廃人になっちゃうかな?でもあなたならきっと適応できるよね」
    浅海沙天:「何を勘違いしているかはわからないけど相互理解ってそういうことじゃないと思います……!」顔をずらす
    ??:「私あなたの事が気に入ったもの」
    ??:「あっ」
    ??:そっとあなたから離れる。
    浅海沙天:「あと近いです」
    ??:「離れました!もう!」
    ??:ぷんすかと音を立てながら(実際にそういう音がする)
    浅海沙天:「…………家」
    浅海沙天:「いいですよ、このまま全部調べられるよりはマシと見ました」
    ??:「ふーんだ、もう良いよ。しつこいのは嫌いなんでしょ」
    浅海沙天:「俺のことを全部調べられるのはもっと嫌です」
    ??:「あと7日。世界が滅びるまで」 貴方に背を向けて歩きだす
    浅海沙天:((聞いて))
    ??:「最後の日までに、ケッコンしてくれたら、あなただけは助けてあげる」
    ??:彼女の言葉に、あなたの気持ちを理解する様子は感じられない。
    ??:どこか断絶した感覚。理解できない感覚。
    ??:「私は"ガイア"、世界を滅ぼす神様だよ。また会いましょう?」
    ??:彼女は"ガイア"。世界を滅ぼすジャームだ。
    ??:彼女と理解し合えることは絶対に無い。
    浅海沙天:呆然とそれを見送り
    浅海沙天:ぱっと消失したところで目をぱちくり
    浅海沙天:そのままワーディングを解いてスマホを開く
    浅海沙天:『変な人に会ったから明日支部行く』
    浅海沙天:それだけ家族のチャットに入れて家へ歩き出す
    浅海沙天:……薬味と鰹でほどほどに忘れたい悪夢だ
    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更のみ可能です
    浅海沙天:ガイア 誠意/〇困惑
    浅海沙天:以上で
    GM:困惑してる!受け入れて!
    GM:────

    OP2:世界の起源


    GM:譲刃纏さんはシーンインをお願いします。
    譲刃纏:37+1d10
    DoubleCross : (37+1D10) → 37+10[10] → 47

    譲刃纏:いい具合だ
    GM:ホントか!?
    GM:────
    GM:────数年前。神城グループの研究所
    GM:それなりに広い研究所だった。
    GM:八俣藤吾がその中の研究室の室長を務め、"創世(ジェネシス)計画"の基幹となる"起源種"を研究している。
    GM:そして当時あなたはそこの主任研究員の一人であり────
    GM:休憩室。
    八俣藤吾:タバコを吸い、大きく息を吐く。
    譲刃纏:女子高生のよう年若い顔立ちの女だ。眼鏡に黒髪ショートボブの落ち着いた佇まい。壁に背を預けてぼうっと立っている。
    八俣藤吾:「いや~、疲れるねえ。譲刃ちゃんもどう?慣れた?」
    譲刃纏:見た目の歳にそぐわないようなハイブランドのブラウスとパンツに身を包んでいる。そのポケットから煙草の箱を取り出す。
    譲刃纏:「ああ。俺のことならご心配なく。研究は順調だ」
    譲刃纏:「……ライターを忘れた」煙草を一本くわえてから忌々しそうに言う。
    八俣藤吾:「そう?それなら良かった。いや別にそっちの心配はしてなかったけどね?」 へらへらと笑いながらライターを投げる。
    譲刃纏:「どうも」ライターを受け取って、煙草に火をつけるとしかめ面をしたまま投げ返す。
    譲刃纏:「ならば、何の心配を?」
    八俣藤吾:「いや、馴染めてるかなあってほら、譲刃ちゃん癖が強いから」
    譲刃纏:俯いて腕組みをしたまま、煙草の煙を吐き出す。
    譲刃纏:「癖? そうか? 俺は社の利益には貢献しているつもりだが。服務規程や社則にも反したことはない」
    八俣藤吾:「偉い偉い」 ハハハ、と黒い目を細めながら煙を吐き出す。
    譲刃纏:「……何やら含みがあるな」しかめ面で言う。
    八俣藤吾:「実際のところ"起源種"からサルベージできる古代の記憶ってどれくらいまで遡れると思う?」
    譲刃纏:「業務の話か」意外そうに言う。
    譲刃纏:「データ通りならば、地球誕生まで。そういう推測が成り立っているのではなかったか」
    八俣藤吾:「ほら、今出回ってるレネゲイドウイルスはさ、現代の環境に適応して変化した……」
    八俣藤吾:「それで、遺跡発掘当時から変化してないウイルスを"起源"って呼んでるわけだけど」
    譲刃纏:「そういうことになっているな」
    八俣藤吾:「もしかしたら、それだってどっかで変質してるかもしれないじゃない」
    八俣藤吾:「出来ればそうであってほしいなあと思う訳よ」
    八俣藤吾:タバコを灰皿に押し付けて、背を背もたれに預ける。
    譲刃纏:「八俣室長はロマンチストだな」
    八俣藤吾:「ええー、何それ」 顔だけあなたに向ける
    譲刃纏:「生憎だが、俺は社の利益以外には興味がない」
    譲刃纏:「俺にとっては研究もそのための道具だ」
    八俣藤吾:「さっぱりしてるねえ。俺が死んだあとは君に後を任せたいところだ」
    八俣藤吾:「凄く頼りになる」
    八俣藤吾:にっこりと笑みを深める。
    譲刃纏:「業務の引継ぎを全て済ませてからが望ましいな。逝去するならば」
    八俣藤吾:「それもそうかな」
    譲刃纏:短くなった煙草を灰皿に押し付けて消す。
    譲刃纏:「……可愛げのない女ですまんな」
    八俣藤吾:「……もし計画が成功すれば、神城グループとしての利益は凄いだろうね」
    譲刃纏:「結構なことだ」
    八俣藤吾:「恐竜がペット可して販売されるかも」 おどけて
    八俣藤吾:「それくらいで済めば良いんだけど……」 少し考えこむようにしてから、思い出したように顔を上げる。
    譲刃纏:「それは商品販売部の考えることだがな」
    八俣藤吾:「そろそろ休憩時間も終わりかな。さあ、午後からも頑張ろうか」
    譲刃纏:「ああ。そうだな」品の良い腕時計をちらりと見てから言う。
    譲刃纏:「……何か、悪い結果になる予測でも?」部屋を出る直前に言う。
    八俣藤吾:「……地球誕生まで遡って、もしそれ以上」
    八俣藤吾:「例えば宇宙ができるまでとか、人間の理解が及ばない範囲まで行ってしまったら」
    八俣藤吾:「どうなるのかなってね」
    八俣藤吾:にっこりと笑う。複数の頭を持つと言われる男、八俣藤吾の、見たことが無い笑貌だった。
    譲刃纏:人間の理解の及ばないものなどあるものか、と答えようとして思わず口をつぐむ。
    譲刃纏:「……その言葉。覚えておこう」
    譲刃纏:それだけ言って喫煙所の出口に向かう。
    GM:……それから暫くして
    GM:あなたは"創世(ジェネシス)計画"の研究を外れ、そのプロジェクトに関わることは無くなった。
    GM:そして現在、年末の事件でUGNに借りが出来た貴方は、UGNに捜査協力の要請を受けて一つの現場に来ていた。
    GM:ある廃工場の一角。あるUGNエージェントの報告で人が死んでいることが発覚した。
    GM:その人物の名前は八俣藤吾。かつてのあなたの上司だ。
    譲刃纏:数年前と変わることのない女子高生のよう年若い顔立ちの女だ。眼鏡に黒髪ショートボブの落ち着いた佇まい。
    GM:あなたの前には、未だ死体が残っている。UGNにより封鎖され、死体は凍結処理が為されている。望めばすぐにでも解除できるだろう。
    譲刃纏:「業務の引継ぎを受けた覚えはないがな」表情を変えずに呟く。
    GM:男の顔面は溶けた様に窪み、辛うじて苦悶の表情をしていたであろうことがわかる。
    GM:そんな死体だ。
    譲刃纏:「どう殺せばこうなるのか」
    譲刃纏:数年ぶりに思い出した。彼が関わったあの計画はどうなったのか。
    譲刃纏:……少しだけ興味が湧く。
    譲刃纏:「今回の件、我が社としても協力させていただこう」
    譲刃纏:そう呟くと、SPの男たちを連れて歩き出す。
    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更が可能です
    譲刃纏:"創世(ジェネシス)計画"に対してロイスを取得します。
    譲刃纏:ポジティブが好奇心、ネガティブが猜疑心。ポジティブが表です。
    譲刃纏:以上で!
    GM:好奇心のが強いぜ!研究者!
    GM:────

    OP3:礎


    GM:神藤羽々音さんはシーンインをお願いします。
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (48 → 53)
    GM:そこそこ!
    GM:────
    GM:6月も半ばとなり、日差しは強く、気温も高くなってきていた。
    GM:とりわけ今日は暑く、そしていつも通る道に新しいジェラテリアの看板。
    GM:インターネットで検索すれば、本邦初上陸の有名店だとか────
    神藤羽々音:「並んで買った甲斐があった」
    こういう初めてのお店はバニラと桃を食べればその店の実力が分かるというのは姉の受け売りだが、実際その通りであった。

    神藤羽々音:「バニラはほぼソフトクリームの味、桃は果肉感を残しつつペーストにしたような濃い味。ん。美味しい」
    搾ればわかるような果物と違い、水分の少ない桃は桃風味にするかペーストにして薄めるか、ペースト状態でアイスにするかという選択肢があるらしいが、ここはその上を行った。果汁100%ジュースをそのままアイスにしたような濃厚な味はたまらず羽々音を虜にした。すぐさまメモしていつの間にか食べきってしまっていた//

    GM:そうして、余韻に浸るあなたの耳に……いや、頭に音が響く。
    GM:テレビのチャンネルをマックスにしたような単調な管楽器の音に、男の苦悶の声が混じっている。
    ■俣■吾:「助けてくれ!ああ!」
    ■俣■吾:「誰か!誰かいないのか!」
    ■俣■吾:ガン!ガン!と響く音楽と声が、あなたの至福の余韻を台無しにする。
    神藤羽々音:「あの店、姉さんとママに教えとこ」
    頭の中で声が響いた気がしたが、そんなことよりもママや姉の事が大事だった。五月蝿いなぁとは思いつつも、snsで共有しておく。//

    ■俣■吾:「助けてくれ!ああ!」
    ■俣■吾:「誰か!誰かいないのか!」
    ■俣■吾:「助けてくれ!ああ!」
    ■俣■吾:「誰か!誰かいないのか!」
    ■俣■吾:「助けてくれ!助けてくれ!」
    ■俣■吾:「助けてくれ!助けてくれ!助けてくれ!」
    ■俣■吾:「誰か!誰か!誰か!誰か!誰か!」
    ■俣■吾:声は最大と思われた音から次第に大きくなっていく。
    神藤羽々音:「うるっさいなぁ」
    頭が少し割れそうになって不機嫌になり睨むような目つきで声の出どころを探りそちらに向かう。//

    ■俣■吾:声は<シークレットトーク>と分類されるイージーエフェクトであると、あなたは判断でき
    ■俣■吾:そしてあなたに繋がるレネゲイドを辿るように、現場に辿りつくことが出来る
    ■俣■吾:たどり着いた先はある廃工場だった。
    ■俣■吾:放棄されて暫く経つのか、寂れており、人の気配はない。
    ■俣■吾:そして、あなたは声の発生源────倒れている人物を発見できる。
    ■俣■吾:今もなお、その声は貴方の脳で響いている。
    神藤羽々音:「はぁ、やっかいごと?面倒だなぁ。おーい、もしもーし、生きてるー?」
    至福の時間を邪魔されてイライラしながら、少し煽るような口調になってその倒れている人物に声をかける。
    姉ならこんな時どうしているのだろうかと思いながら。//

    ■俣■吾:反応はない。声、そして単調な音色だけが、あなたの頭に響く。
    ■俣■吾:生きている人の気配はなかった。目の前に倒れている人物からすら
    ■俣■吾:生気は、感じられない。
    神藤羽々音:「死亡確認、と。ってことはこれは、私が発見第一人者で怪しまれるのかな?」
    はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、と大きな大きなため息をつきながら顔がどういう風に溶けているのかを確認するためのぞき込む。//

    ■俣■吾:皮膚が完全に溶け、残った筋肉から辛うじて苦悶の表情をしているのがわかる。
    ■俣■吾:そしてあなたの中に響く声
    ■俣■吾:「助けてくれ!ああ、ああ、知るべきではなかった!」
    ■俣■吾:それを最後に、あなたの頭に響いていた音は止む。
    ■俣■吾:死体の眼のあった場所が、深淵に誘い込むようにあなたを見ていた。
    神藤羽々音:「深淵を覗く時、深淵にも覗かれている、だっけ。それとも宇宙人が出てくる冒険映画かな。ま、どっちにしても『知るべきではないことを知ってしまった』のかな。可哀そうに。好奇心が猫を殺しちゃったんだね」
    またため息をついて、一応手を合わせておく。ついでに塩でも周りに振っておく。人間だった時代の名残である。//

    GM:────
    GM:それから少し経ち、死体の身元が判明した。
    GM:"マルチプルヘッズ"、神城グループに所属する八俣藤吾という男であり────
    GM:UGNはそのことから神城グループに協力を要請
    GM:男の物と思われる声を聴いたとして、あなたも調査に関わることとなった。
    神藤羽々音:「あ、ママ?今大丈夫?・・・・・・うん、知ってたの?・・・・・うん、あ、いいの?・・・・・・分かった。頑張ってみる」
    ママであるUGN特殊感染症対策部のナンバー2、フェル・ソフィーティアに電話したところ、何と許可が出た。いつもなら出ないのに。
    なので、頭の中で響いた声という謎も含めて解決しないと気味が悪いので、参加することとなった。
    「でもママ。帰ったら、いーっぱい褒めてね?」//

    GM:────
    GM:ロイスの取得
    GM:ロイスの取得・変更が可能です
    神藤羽々音:"マルチプルヘッズ" 八俣藤吾 〇憐憫/無関心
    でロイスを取得します。

    GM:────

    OP4:進化の為に


    GM:あららぎ一位さんはシーンインをお願いします。
    あららぎ一位:46+1d10
    DoubleCross : (46+1D10) → 46+10[10] → 56

    あららぎ一位:うおー
    あららぎ一位:うおー・・・
    GM:ウワ―ッ
    GM:────
    あららぎ一位:その日、あららぎ一位は植物の会(※植物RBによるファミレスでだべり合い)を終え、友じ…側近の一人と共に帰宅する途中だった。
    "スペクトラル・ハンター":あなたの目の前に一人の大柄な男が立っていた。
    "スペクトラル・ハンター":「…………」
    "スペクトラル・ハンター":じっとあなたを見ている
    あららぎ一位:「四条さん、大丈夫です。その人は恐らく、敵ではない。」
    あららぎ一位:「ちょっとだけお話に行きますね。大丈夫、ええ。異常があればすぐ知らせます」
    あららぎ一位:男に警戒する友じ…側近に告げ、彼についていく一位
    あららぎ一位:「おはこんにちは。あなたはUGNのものではなさそうですが、どちら様でしょう」
    "スペクトラル・ハンター":「む。」
    あららぎ一位:「『RB同士で話したいことがある。』」
    あららぎ一位:「そのように見えました」
    "スペクトラル・ハンター":「ゼノスだ。敵ではない。」
    "スペクトラル・ハンター":「よくわかったな。」
    "スペクトラル・ハンター":「エスパーだろうか。俺は"プランナー"から。お前の能力について。聞いてはいない。」
    あららぎ一位:「ただ、見て感じたことを言っているだけですよ。」
    "スペクトラル・ハンター":ぶつぶつと、言葉を切るような喋り方だった。
    "スペクトラル・ハンター":「素晴らしい観察力だと。思う。」
    "スペクトラル・ハンター":表情は変わらないが、褒めているようだ。
    あららぎ一位:「それは事実ですが。あなた自身些か人から遠すぎるご様子」
    あららぎ一位:「・・・・・・」
    あららぎ一位:黙って、彼を一瞬観察し─────
    あららぎ一位:《オリジン:プラント》を使用
    "スペクトラル・ハンター":「……?。どうした────」
    あららぎ一位:知覚技能10の状態でスぺくんの正体を知覚判定します
    "スペクトラル・ハンター":許可します
    あららぎ一位:1dx+11
    DoubleCross : (1DX10+11) → 8[8]+11 → 19

    あららぎ一位:危ない戦いでした
    "スペクトラル・ハンター":ではあなたは、彼の本質と言える部分はここには無いとわかるでしょう。
    あららぎ一位:「ああ、あなたは”警護する怪物”なのですね。そういう世界の住人の中では穏当、なのでしょうか」
    "スペクトラル・ハンター":「よくわかったな。」
    あららぎ一位:「いえいえ大したことでは」事も無げに答える
    あららぎ一位:「そんなあなたが、プランナーにより呼び出されたと」
    あららぎ一位:「─────一筋縄ではいかなそうですね。どこかお茶を飲める場所にでも行きましょう」
    あららぎ一位:「話はそこで」
    "スペクトラル・ハンター":「話が早い。助かるな。」
    "スペクトラル・ハンター":ぎこちなく頷く。
    "スペクトラル・ハンター":そして止まる。キミが動くのを待っているようだ。
    あららぎ一位:「ついてきてください。手近のいい場所を知っています」
    "スペクトラル・ハンター":「うん。」
    "スペクトラル・ハンター":てこてこと体を動かしついていく────。
    あららぎ一位:『何気なく頼んだランチの量が多すぎる』『結構ジュースもおいしい』ことで有名な珈琲店にイチイたちは来ていた
    GM:ぼんやりと座っている。
    あららぎ一位:「ここならあなたも満足できるでしょう」「おすすめはカツサンドです」
    "スペクトラル・ハンター":「そうか。じゃあ。それを。」
    "スペクトラル・ハンター":メニューを開く素振りはない。
    "スペクトラル・ハンター":入った時もキョロキョロしていたから、よくわからないのだろう。
    あららぎ一位:「しょうがないですね。わたしが頼みましょう」
    あららぎ一位:一位は店員に『食べるとプリン』というパフェとカツサンド、ドリンクを注文する。
    "スペクトラル・ハンター":「助かる。」
    あららぎ一位:「いえいえ」「では本題に入りましょう」
    "スペクトラル・ハンター":「ふむ。」
    "スペクトラル・ハンター":「"ゼノス"。……”プランナー”からの。依頼だ。」
    "スペクトラル・ハンター":「”創世計画”。というものが。ある。」
    "スペクトラル・ハンター":「それを。止めて欲しいと。」
    "スペクトラル・ハンター":そう言って、言うべきことは言ったとばかりに黙り込む。
    あららぎ一位:「やはり”プランナー”からの。依頼ですか。」
    あららぎ一位:「実のところを言えば、あの女の事はそれほど好きではありませんね」
    "スペクトラル・ハンター":「そうなのか。」 特に感情を乗せずに頷く。
    あららぎ一位:「はい」冷たく応える一位。
    あららぎ一位:「何せ…」
    あららぎ一位:「『十歳前後の外見であり穏やかな微笑を絶やさない美少女だが、どこか無機質な印象を与える(HR60P記載)』」
    あららぎ一位:「『知的で全てを見透かしたようなピュアノイマンのRB』」
    あららぎ一位:「キャラが…わたしと被っているではありませんか!」
    あららぎ一位:ふんすと鋭い目つきで応える。余談だが、ここまで彼女は穏やかな微笑など一切浮かべていない。
    "スペクトラル・ハンター":「そうなのか。」 興味無さそうに頷く。
    あららぎ一位:「それに、あの女のせいでUGNでの地位向上活動も苦労した部分もあります。それも大変に」
    あららぎ一位:「FH時代の所業含め。良くは思いませんし、思えません。」
    "スペクトラル・ハンター":「そうか。」
    あららぎ一位:彼女がRBの発展に寄与したのは事実だが、そのせいでどんな犠牲が起きかけたか
    あららぎ一位:あるいは、RBと人との関係がもっと悪くなった可能性も十分にある
    "スペクトラル・ハンター":「だが。おそらく”プラン”。の進展に。」
    "スペクトラル・ハンター":「お前の。意志は。無関係だろう。」
    あららぎ一位:「そうかもしれません。しかしわたしには、わたしの意志があり」
    あららぎ一位:「故に尋ねましょう」
    "スペクトラル・ハンター":水を一気に煽り、氷をバリバリとかみ砕く。
    "スペクトラル・ハンター":「なんふぁ。」
    あららぎ一位:「もしわたしがこれを断れば、いいえ。プランナーの止めて欲しい”創世計画”が完遂されればどうなるのか」
    "スペクトラル・ハンター":「詳しくは。知らない。ただ。」
    "スペクトラル・ハンター":「レネゲイドの。進化が。無に帰すと。」
    "スペクトラル・ハンター":「断わった。としても。お前は。関わることに。なるだろう。」
    あららぎ一位:「‥‥なるほど」大まかにだが理解する。それは確かに止めねばならない。
    あららぎ一位:「いえ、受けましょう。その依頼。」
    "スペクトラル・ハンター":「そうか。」
    あららぎ一位:「世界を守るのもUGNのすべきこと」
    あららぎ一位:「あの女がその目的でわたしを呼んだというなら、それが最善なのでしょう」
    "スペクトラル・ハンター":「偉いな。」 頷き、あなたの頭に手を伸ばす。
    "スペクトラル・ハンター":ごしごしと擦るように撫でる。
    あららぎ一位:「…そういう所は人間らしいんですね。どなたから学びました?」
    "スペクトラル・ハンター":「小さい子供は。こうすると。喜ぶと。」
    "スペクトラル・ハンター":「同僚から。」
    あららぎ一位:「では、小さい子供のお願いです。わたしに協力してもらえないでしょうか」
    "スペクトラル・ハンター":「?」 機械的に首を傾げる。
    あららぎ一位:「捜査にあなたも付いてきて欲しいということです」
    "スペクトラル・ハンター":「ああ。それは。もとより。そのつもりだ。」
    "スペクトラル・ハンター":「断わられても。お前は。”創世計画”に。関わること。となる」
    "スペクトラル・ハンター":「俺が。来たのは。」
    "スペクトラル・ハンター":「お前を。守るためだ。」
    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更が可能です
    あららぎ一位:"スペクトラル・ハンター" 庇護/◎疎外感 で取得
    あららぎ一位:以上です
    GM:────

    ミドル1:合流


    GM:浅海・あららぎはシーンインをお願いします。
    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (40 → 50)
    あららぎ一位:1d10+58 シーンイン
    DoubleCross : (1D10+58) → 1[1]+58 → 59

    あららぎ一位:よっしゃ
    GM:極端
    GM:────
    GM:情報項目はこちら
    情報項目 ・"ガイア"について 情報:UGN/ゼノス 難易度6
    ・"創世計画"について 情報:UGN/ゼノス 難易度6

    あららぎ一位:なるほどね
    浅海沙天:ふむふむ
    浅海沙天:素直にガイア抜きに行こうかな
    あららぎ一位:ではここは沙天くんが、ガイアさんを調べてわたしが創世計画を調べるという流れで。
    浅海沙天:了解です
    浅海沙天:ではガイアについて、情報技能は該当のものを持ってないので素振り
    浅海沙天:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 10[7,10]+5[5] → 15

    あららぎ一位:!?
    浅海沙天:!?
    あららぎ一位:これが沙天くんの秘められた力
    GM:つよ
    浅海沙天:親切な人達が教えてくれたんだろうか
    あららぎ一位:ではわたしの調査
    あららぎ一位:・"創世計画"について、技能は情報:UGNで
    GM:実際ゼノスから情報交じりです
    あららぎ一位:マイナー、オリジン:プラントを使用。侵蝕率+2
    あららぎ一位:59+2、ということで侵蝕率+61に。侵蝕率ボーナスが発生します。
    GM:あっかしこい
    あららぎ一位:コネ、UGN幹部を使用。ダイスを+2し。
    あららぎ一位:5dx+1>=6
    DoubleCross : (5DX10+1>=6) → 10[1,2,4,5,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

    GM:ナイスですね
    あららぎ一位:このデータでは生き字引がないので内心ヒヤっとしていました
    浅海沙天:優秀
    GM:────
    ・"ガイア"について 情報:UGN/ゼノス 難易度6 15、6歳ほどの黒髪の少女。自らを"世界を滅ぼす神様"と嘯く。
    神様を自称していることから、ガイアの名前はギリシャ神話の地母神を意識しているのかもしれない。
    口ぶりからしてオーヴァ―ドであるようだが、UGNのデータベースには登録されていない。
    ゼノスからは"創世計画"に関連するRBであり、危険なジャームである、と。
    "プランナー"によると彼女は現在のレネゲイド形態からは隔絶した存在であり、"プラン"には組み込めないらしい。
    ただし欲求自体は単純なようで、自身の特殊なレネゲイドの拡散であり、それが"子供を産む"ということだろう。
    沙天に興味を持ったのは、彼の環境に適応し突然変異を起こした"変異種"、それが更に彼女のレネゲイドに適応し、
    受け入れる様に変異すると見込んでの事だろう。

    GM:────
    ・"創世計画"について 情報:UGN/ゼノス 難易度6 神城グループで行われていたプロジェクトの一つ。
    "ジュラシックレコード"を始めとする遺産の存在から、レネゲイドは恐竜の時代、あるいはそれ以前から存在することが示唆されている。
    当時の環境に適応していた"起源種"のレネゲイドを研究することにより、間接的にレネゲイド発生当時の地球の環境を知り、それを再現することを目的としている。
    現在は計画は凍結しており、神城グループ上層部により情報は隠蔽されている。
    ただ、計画が凍結する直前、"ガイア"によく似た少女の姿が計画に関連する研究所・実験場周辺で何度も目撃されている。

    GM:────
    GM:”ゼノス”の調べで、”創世計画”に関連するRBがある人物と接触したということで
    GM:あららぎ一位は浅海沙天と合流して、調査を行うことになった。
    あららぎ一位:・最寄りのUGN支部、会議室。
    あららぎ一位:衛生面に気を遣ってはいるがどこか無機質な備品で囲まれてた空間に
    あららぎ一位:「おはこんにちは沙天くん。」
    あららぎ一位:手を上げ挨拶を行う十歳過ぎほどの制服姿の少女、君も知っているUGNエージェント。あららぎ一位だ。
    浅海沙天:「お、おはようございます……?こんにちは……?」11時なのでどっちだろと思いつつ返す
    あららぎ一位:「情報共有を受けました。」「面妖な方にモテモテで困っているようですね」
    浅海沙天:「あ、そうです、それで今日は支部に来てました」
    浅海沙天:「殺されなかっただけいいのか悪いのかわかりませんがまあ変な人に会って」
    浅海沙天:「一応オーヴァードって言ってたからUGNに連絡して今日報告だけでも上げようかなと」
    あららぎ一位:「なるほど、なるほど。因みにお名前などは分かりましたか?」
    あららぎ一位:「或いは気になるワードでも構いません」
    浅海沙天:「ああ、名乗りは"ガイア"と言ってましたね」
    浅海沙天:「あと7日後に世界を滅ぼすとも」
    浅海沙天:「こっちは比喩の可能性もありますが、どのみち7日後に何かしらの事を起こすように思えましたね」
    あららぎ一位:「情報共有ありがとうございます。"ガイア"っと」ホワイトボードの前に立ち
    あららぎ一位:"ガイア"”7日後に世界を滅ぼす”等きゅっ、きゅっっとワードを書いていく。
    浅海沙天:「あとは……他人との距離感を測れてない、法律を無視した言動が目立ちましたね」
    浅海沙天:「あんまり人間社会に慣れている手合いではなさそうです」
    あららぎ一位:「それは確かに興味深いですね。」
    あららぎ一位:「尤も、ここにいるスぺさんも同じような感じですが」
    浅海沙天:「…そちらの方は?」
    あららぎ一位:「スぺさん、ご挨拶お願いしてもよろしいですか?」
    ”スペクトラル・ハンター”:ぼんやりと立っていた男が、気が付いたように顔を動かす
    ”スペクトラル・ハンター”:「”スペクトラル・ハンター”。だ。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「”ゼノス”の。レネゲイドビーイング。」
    ”スペクトラル・ハンター”:そう言って頷き、また黙って成り行きを見届ける。
    浅海沙天:「よろしくお願いします」と頭を下げ、また視点をあららぎへ
    あららぎ一位:「少々変わっていますが、事情のある方です。とりあえず危険ではありません」
    浅海沙天:「なるほど…」
    あららぎ一位:「本体の居ないスイッチの切れた状態とでも思ってください。」
    あららぎ一位:「…話を戻しましょう」「沙天くん、その"ガイア"という少女ですが彼女について興味深い情報があります」
    浅海沙天:「了解です…はい、他の情報ですか」
    あららぎ一位:「彼女は恐らく神城の計画、”創世計画”により生み出されたOVです」
    浅海沙天:「神城ってあの企業のですか」
    あららぎ一位:「ええ、何かとUGNとも馴染の深い企業ですね」
    あららぎ一位:「恐竜が企業の手で現代によみがえり活躍する映画についてはご存じだと思いますが」
    あららぎ一位:「遺産"ジュラシックレコード"を用いてレネゲイドで同様の事をしようとしたのです」
    浅海沙天:「ジュラシックレコード…は恐竜関連の遺産でしたっけ、となるとレネゲイドでやるってことは……」
    浅海沙天:「…古いレネゲイドの、復元?」確証無いな
    あららぎ一位:「はい、今とは違うレネゲイド、起源種ですね。」
    浅海沙天:「起源種の復元」
    浅海沙天:「確か今あるレネゲイドとは性質が違ってて、エフェクトの増幅に特化してる奴だから…」
    浅海沙天:「ん、いや、例の映画のたとえを引っ張るなら、もしかして『レネゲイドを通した古い地球の再現』が目的かな」
    あららぎ一位:「自分を地母神の名で呼ぶ以上、そうかもしれませんね」
    浅海沙天:「で、その計画で生み出された子が、俺に絡んでくると」
    浅海沙天:「…なんでです…?」
    あららぎ一位:「沙天くんは…たしか特殊なレネゲイドに感染していましたね」
    あららぎ一位:「それが関係しているのではないかと思います。古来より、異なるものを受け入れるのが地母神の定め」
    あららぎ一位:「君は君の力についてどの程度まで知っていますか?」
    浅海沙天:「診断行ったとき説明を受けはしたんですけど」
    浅海沙天:「正直全然わからなかったですね……お医者さんもなんか困惑してたし…」
    あららぎ一位:「困惑していた。なぜでしょうか、お話しいただければ」
    あららぎ一位:ホワイトボードに”沙天くん、分類上の特性は?”と書き込む
    浅海沙天:「えっと…」リュックをガサガサ漁ってカルテを出す、一応持ってろって言われたので
    浅海沙天:「検査機器が通らなくて空欄の場面も多いからほぼ解釈の範囲って前置きが入るんですけど」
    浅海沙天:「情報エネルギーに対する熱量凍結の権利、みたいな感じで書かれてますね」
    浅海沙天:「その時点でもう俺置いてけぼりなんですけど」
    あららぎ一位:「高校生にはちょっと難しいですね…」本当にそう思うといった表情で
    あららぎ一位:「ともかく、オルクスが絡みそうな理屈が背後に動いていると見ました」
    あららぎ一位:「しかし…君はサラマンダーですよね。」
    浅海沙天:「目に見えないもの、実体持たないものに対して特攻取れる程度に考えてればいいよって言われたのでそう思ってます」
    浅海沙天:「一応そう言われてますね」
    あららぎ一位:「ああ、存在として薄いものに強いのかもしれないですね」
    あららぎ一位:「わたしは存在が曖昧なレジェンド種ではないのでそのあたりの機微は分かりかねますが」
    あららぎ一位:「ともかく、基本的な異能とは君はだいぶ異なります。それは確かです」
    浅海沙天:「はい」足を揃えて聞く
    浅海沙天:「狙われる理由は割と十分に揃っているということですね」
    あららぎ一位:「はい」
    あららぎ一位:「情報…世界の現実に干渉する形の熱制御能力を持つ君ならば、世界を白紙にしやり直す彼女と相性がいい」
    あららぎ一位:「ほぼ反対、恐ろしく異なるものですしね。或いは同じものかも」と小さくつぶやき
    あららぎ一位:「ともかく、ええ。彼女は君を間違いなく追ってくるでしょう」
    浅海沙天:「うっ……嫌だなあ…」小声
    あららぎ一位:「まぁ、昔からの決まりです。」「地母神にばいばいと言って、首を取りましょう」
    浅海沙天:「首切り……あっやっぱりジャーム……」
    浅海沙天:「うう……もっと嫌だな……踏ん切りつけないと……」
    あららぎ一位:「君は悪くないですよ。もし本当にダメな時は、わたしが討ちます」
    あららぎ一位:「誰か一人に責任を背負わせたりなんてしません」
    浅海沙天:「手は届かない身分ですけどそれを安全な箇所で待っている理由にしたくは無いし…」
    浅海沙天:「ありがとうございます………気持ちはうれしいですけどあららぎさんも一人で背負わないでくださいね」
    あららぎ一位:「ありがとうございます。しかしわたしは、すべきことをするだけですよ。」
    浅海沙天:「どうにか調べながらも整理はつけるので…」
    あららぎ一位:「それに案外、戦闘中はそんなこと考える余裕なんてないかもしれません」
    あららぎ一位:「時にはレネゲイドの衝動に身を任せ、敵に向かう事も。」
    あららぎ一位:「悩みに直面しない良い手です」
    浅海沙天:「考えておきます……」
    浅海沙天:「とにかく、もう一回会うにしてももう少し情報が欲しいので」
    浅海沙天:「また何かないか探しに行きましょうか」
    あららぎ一位:「ですね。スぺさんも来てください。調査の時間です」
    ”スペクトラル・ハンター”:頷く。
    ”スペクトラル・ハンター”:「そうだな。……む」
    ガイア:■■■■■■■■■■11 を2回、沙天くんと一位ちゃんに使用します。
    ガイア:2人は侵蝕率を1d10上げてください
    あららぎ一位:ぬおー
    あららぎ一位:61+2d10
    DoubleCross : (61+2D10) → 61+14[4,10] → 75

    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (50 → 53)
    ガイア:1dで大丈夫よ!
    あららぎ一位:あっ、はい
    あららぎ一位:1d10+61
    DoubleCross : (1D10+61) → 8[8]+61 → 69

    ガイア:あなた達の視界に黒髪の少女が笑みを浮かべて立っているのが見える。
    ガイア:くすくすと笑いながら、ドアの方に向かって駆け、その姿を消す。
    浅海沙天:「…彼女です」
    あららぎ一位:「ふむ」
    浅海沙天:「また会いに来るって言ってはいましたが、早すぎないかな…
    あららぎ一位:「あの、沙天くん」
    浅海沙天:「はい
    あららぎ一位:「ご愁傷様です」
    あららぎ一位:少し同情した一位なのであった
    浅海沙天:はあ…………と深いため息
    浅海沙天:「全部終わってからもう一度お願いします
    あららぎ一位:「それくらいなら是非しましょう」
    あららぎ一位:「…これから正念場です。気合入れてくださいね。」
    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です
    あららぎ一位:浅海沙天 ◎連帯感/同情でロイスを取得
    浅海沙天:あららぎ一位 〇気遣いには感謝/逃げられる性分じゃないので逃げません
    あららぎ一位:購入判定、ブルーゲイル
    あららぎ一位:3dx>=20
    DoubleCross : (3DX10>=20) → 8[3,6,8] → 8 → 失敗

    浅海沙天:じゃあ購入はブルゲ支援
    あららぎ一位:以上
    浅海沙天:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 8[7,8] → 8

    浅海沙天:無理以上
    あららぎ一位:ありがとうございます。
    GM:────

    ミドル2:調査


    GM:譲刃・神藤はシーンインをお願いします。
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (53 → 60)
    譲刃纏:47+1d10
    DoubleCross : (47+1D10) → 47+6[6] → 53

    GM:そこそこ
    GM:────
    GM:では情報項目はこちら
    情報項目 ・"創世計画"について 情報:神城グループ 難易度10(譲刃纏の場合、難易度8になる)/12
    ・八俣藤吾について 情報:UGN/FH/神城グループ/ゼノス/鴻央会/ティンダロス/テンペスト/ストレンジャーズ/ギルド/ステイト・オブ・グレイス/宇宙友愛協会/公安警察特殊犯罪調査室 難易度10(情報:神城グループでの調査の場合、譲刃纏は難易度8)

    譲刃纏:めっちゃ調べられる技能がある
    神藤羽々音:どうします?
    譲刃纏:創生計画については今のところ俺しか知らないと思うので、そちらを調べようかと思います。
    神藤羽々音:わかりましたー
    譲刃纏:なので、八俣の方をお願いします
    譲刃纏:では、"創世計画"について情報収集の判定をします。
    譲刃纏:技能はないので素振りで。
    譲刃纏:4dx>=12
    DoubleCross : (4DX10>=12) → 10[7,9,9,10]+10[10]+9[9] → 29 → 成功

    譲刃纏:ビックリするくらいクリティカルした。
    譲刃纏:ビックリ。
    GM:強すぎる……
    神藤羽々音:素で二回クリティカル・・・・・!?
    GM:情報は纏めて出すから神藤さんもどうぞ~
    神藤羽々音:八俣藤吾について を情報UGNで振ります。コネ:UGN幹部を使用します
    神藤羽々音:5dx10>=10
    DoubleCross : (5DX10>=10) → 9[1,6,7,8,9] → 9 → 失敗

    神藤羽々音:財産P1消費して成功させます
    譲刃纏:ナイスです。
    GM:素晴らしい
    神藤羽々音:これは必要経費
    GM:────
    ・"創世(ジェネシス)計画"について 情報:神城グループ 難易度10(譲刃纏の場合、難易度8になる)/15 10
    神城グループで行われていたプロジェクトの一つ。
    "ジュラシックレコード"を始めとする遺産の存在から、レネゲイドは恐竜の時代、あるいはそれ以前から存在することが示唆されている。
    当時の環境に適応していた"起源種"のレネゲイドを研究することにより、間接的にレネゲイド発生当時の地球の環境を知り、それを再現することを目的としている。

    譲刃纏もこの計画に関わっていたが、途中でチームを離れている。以下は彼女も知らない情報。

    15
    "起源種"から過去の地球環境のデータを取り出す過程で、研究員が死亡する事件が多発していたようだ。これらは外部に漏れないように隠蔽されている。
    死亡した人物のパーソナリティに統一性は見られないが、そのどれもが自殺だったようだ。
    その中にはオーヴァ―ドも含まれており、そのような場合自身の能力で死亡している。
    研究室からの報告書は年末が最後で、その内容は「目覚めてはいけないものを目覚めさせてしまった」。
    以降、計画は凍結され、研究所・実験場ごと放棄されたようだ。
    ただし、計画凍結の直前、黒髪の少女(ガイア)がこの研究所・実験場で何度も目撃されている。

    GM:────
    ・八俣藤吾について  情報:UGN/FH/神城グループ/ゼノス/鴻央会/ティンダロス/テンペスト/ストレンジャーズ/ギルド/ステイト・オブ・グレイス/宇宙友愛協会/公安警察特殊犯罪調査室 難易度10(情報:神城グループでの調査の場合、譲刃纏は難易度8)

    廃工場で死んでいたのは"マルチプルヘッズ"八俣藤吾と判明した。
    神城グループにおいて"創世(ジェネシス)計画"の基幹となる"起源種"の研究を担当する研究者の一人だった。
    死因は顔面が溶けたことによるショック死。リザレクトを使用する余裕もない恐慌状態にあったようだ。
    また"マルチプルヘッズ"八俣藤吾の名前は神城グループだけでなく、他の幾つの組織にも確認された。
    これらは全て別人の様で、廃工場で死亡した八俣藤吾の死により活動が停止してはいない様だ。

    GM:────
    GM:情報収集を終え、貴方たちは落ち着ける場所で調査についての情報をすり合わせることにした。
    譲刃纏:神城グループのセーフハウス。
    譲刃纏:事件の報告にあったUGNエージェントと合流し、ある程度の調査を済ませるとここにやってきた。
    譲刃纏:SPの男たちを侍らせたまま、そのエージェントの彼女と相対する。
    譲刃纏:「お前が報告のあったUGNのエージェントだな。コードネームは確か“アポカリプス・ソルシエール”と言ったか」
    譲刃纏:仏頂面で言う。
    神藤羽々音:「UGN特殊感染症対策部所属、神藤羽々音。コードネーム『終末の魔女(アポカリプス・ソルシエール)』です。今回マルチプルヘッズの死体の第一発見者だったため、そちらと協力することとなりました」
    無感情に淡々と述べる少女。ただジト目になっており、至福の時間が途切れてしまった上に仕事になってしまったことに少しストレスが溜まっているようだ。//

    譲刃纏:「俺は神城グループのエージェント。“シルバーレイク”、譲刃纏と言う」
    譲刃纏:「しばしの共同戦線といこう」
    譲刃纏:「……何か気に障ることでもあったか?」彼女の様子を見て声をかける。
    神藤羽々音:「いえ、個人的な用事で出かけた帰り道に死体を発見してしまったので、楽しい時間が台無しになっただけです」
    あそこのアイスクリームの事を思い出して、またため息をつく。
    「ちなみに失礼な事を尋ねるようですが、アナタの性別はどちらです?」
    俺という一人称と身体つきを見てあんまり性別が分からずにたまらず聞いてしまう//

    譲刃纏:[
    譲刃纏:「女に見えないか?」
    神藤羽々音:「いえ、性同一性障碍のことが考えられたので」//
    譲刃纏:「ああ、口調のことか。見た目のせいで周りから舐められるのが嫌なんだ」
    譲刃纏:「あまり気にしないでいい」そういって微かに笑う。
    神藤羽々音:「私はそういうのは気にしないのでどちらでも大丈夫ですよ」
    少し口元を柔らかくしたのもつかの間、また真面目な表情に戻る。
    「さて、情報交換と行きたいのですが、よろしいでしょうか」//

    譲刃纏:「ああ。そうだな」
    譲刃纏:「“アポカリプス・ソルシエール”。お前が遺体の発見者とのことだが、何か分かったことはあるか?」
    神藤羽々音:「ママ・・・・・いえ、義理の母親に尋ねたところ、マルチプルヘッズは『創生計画』と呼ばれる計画の基幹をなす起源種に関する研究の担当だったようですね」
    「なお、死因はリザレクトを使用する余裕もない状態でのショック死」
    「しかし気になるのは、八俣藤吾という名前は他の組織に別人として存在していて、今回彼が死にましたが他の個体は活動しているようです」
    「そして、もう一つ気になる点が」//

    譲刃纏:「気になる点?」
    譲刃纏:「構わん。話してみろ」
    神藤羽々音:「はい。私が完全に死体と認識するまで、シークレットトークによる声が聞こえてきたのです。と言っても内容は単調で、『単調な管楽器の音』と『八俣藤吾と思われる、助けてくれ、誰か、助けてくれ』という音が頭の中に響いていました。発生源は死体だったので不可解なのですが」//
    譲刃纏:「遺体が語りかけてきた? 確かに不可解だな」
    譲刃纏:「完全には死亡していなかったのか、あるいは……」
    譲刃纏:「短時間でよくそこまで調べ上げた。有能だな、”アポカリプス・ソルシエール”」
    神藤羽々音:「いえ、私はママに電話しただけです。ママが優秀なだけですので」
    「それから、死体は顔が融解していました。一つおかしい点がありまして、そちらの八俣藤吾も同じ死因だったそうですが真実ですか?」//

    譲刃纏:「それは……当たり前だと思うが……?」意図を掴めず、首を傾げる。
    神藤羽々音:「もしかして、同じ死体を見ました・・・・・・・?」
    無表情ながら、顔には汗がダラダラと浮かんでくる//

    譲刃纏:「“アポカリプス・ソルシエール”……。いや、いい」
    譲刃纏:「こちらの情報も伝えておこう」
    譲刃纏:「お前が遺体発見者となった“マルチプルヘッズ”。彼がが主導していた創世計画は、我が社の研究部門で行われていたプロジェクトの一つだ」
    譲刃纏:「レネゲイドウイルスの誕生当時の環境を再現する、という研究だよ」
    譲刃纏:「俺もその研究には携わっていたのだが、業務都合により途中でプロジェクトを抜けている」
    譲刃纏:「その後は直接関わることもなかったから、俺も詳しくは知らなかったのだが」
    譲刃纏:「どうも研究過程で、研究員が死亡する事件が多発していたようだ。しかも、そのどれもが自殺だそうだ」
    譲刃纏:「昨年末のプロジェクトの報告書では、『目覚めてはいけないものを目覚めさせてしまった』とある」
    譲刃纏:「それ以降、計画は凍結され、研究所や実験場も放棄されている」
    譲刃纏:「ただ、計画凍結の直前、不審な黒髪の少女が研究施設で何度か目撃されている」
    譲刃纏:「その少女が鍵を握っているのは間違いないだろう」
    譲刃纏:そこまで言うと仏頂面のまま神藤を見る。
    譲刃纏:「俺の方からの情報は以上だ」
    神藤羽々音:「・・・・先ほど頭の中で『助けてくれ』などの声が聞こえた、という風に話しましたが、あの声を聴いたときクトゥルフを思いつきました。『ああ!窓に!窓に!』などのような発狂と似ている気がしたので」
    「つまり、その少女が神話生物のような何かで、発狂させられた、という風な仮説を立ててみますが、死因が分かりませんね」//

    譲刃纏:「神話生物……? いきなり何の話だ?」
    譲刃纏:「神話の伝承をもとに生まれたレネゲイドビーイングやEXレネゲイドが存在するというのは知識として知っているが」
    神藤羽々音:「いえ、ハワード・フィリップ・ラヴクラフトという昔の人が書いた幻想小説、それからその二次創作として産まれたものによく似ていたもので」//
    譲刃纏:「詳しいのか、その手の小説に」
    譲刃纏:「だとしても、誰かがわざわざ小説の内容を現実に再現しようとするというのも考えにくいが……」
    神藤羽々音:「いえ、私もたまに読むだけなので詳しくはないのですが、二次創作の方にそういった記述があったもので」
    「ただ、現実は小説より奇なりといったことわざもあるぐらいなので」
    「あと考えられるのは、創世計画での再現をしようとしたときどうしても知識が必要なのですが、レネゲイドウィルスが誕生してから今までの記憶を全て詰め込まれたために発狂したのでしょうか」//

    譲刃纏:「原因については今の段階では推測の域を出んな」
    譲刃纏:「次の手がかりになるとしたら、その黒髪の少女、だろう」
    譲刃纏:「調べてみる価値はありそうだ」
    神藤羽々音:「その少女と会話ができるのであればいいですね。目撃情報があったという場所にでも行きますか?」//
    譲刃纏:「そうだな。もしかしたら他の目撃情報も出ているかもしれない」
    譲刃纏:「再度調査に出るとするか」
    神藤羽々音:「分かりました。案内、お願いできますか?」//
    譲刃纏:「ああ。もし道中で他の目撃情報が仕入れられれば、そちらに向かうとしよう」
    譲刃纏:立ち上がると、SPの男たちを引き連れて歩き出す。
    神藤羽々音:「分かりました。では一時の間ですが、よろしくお願いします」//
    神藤羽々音:その先導の元、羽々音もそれについていく。//
    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です
    譲刃纏:ロイスはとりあえず無し。
    譲刃纏:購入判定はUGNボディアーマーを狙いましょう。
    譲刃纏:4dx+1>=12
    DoubleCross : (4DX10+1>=12) → 10[1,4,4,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

    譲刃纏:あ、成功した。
    GM:すご
    譲刃纏:即座に装備します。
    神藤羽々音:私もUGNボディアーマーで
    神藤羽々音:3dx+1>=12
    DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 5[2,2,5]+1 → 6 → 失敗

    神藤羽々音:財産Pも1足りないので終了します
    GM:ロイスも無ければ次のシーン行きますよっ
    譲刃纏:はーい。
    神藤羽々音:はーい

    ミドル3:少女の笑顔は


    GM:浅海・あららぎはシーンインをお願いします。
    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (53 → 56)
    あららぎ一位:69+1d10
    DoubleCross : (69+1D10) → 69+2[2] → 71

    GM:落ち着き!
    GM:────
    GM:支部の外に出ると、黒髪の少女が微笑んで待っていた。
    GM:浅海は覚えがあるだろう。彼女は”ガイア”だ。
    浅海沙天:「……」割と嫌そうだけれど頑張って出てくる
    あららぎ一位:「外見は割と可愛い方ではないでしょうか」
    浅海沙天:「昨日ぶり、なのかな、ガイアさん」
    ガイア:「来ちゃった 」
    あららぎ一位:「‥‥‥」
    ガイア:「だねえ、なんすか浮気すか」
    ガイア:じっとりとあららぎを、見ている
    浅海沙天:「どっちかといえば警察署への通報」
    あららぎ一位:「あの、沙天くんをいじめないでもらえますか」
    あららぎ一位:「彼迷惑しているので」
    GM:”スペクトラル・ハンター”は、君たちの後ろに控えているが、その姿は見えない。
    GM:”ガイア”も気が付いていないようだ
    ガイア:「虐めてないけど……」
    浅海沙天:「脅迫罪も恐喝罪もテロ準備罪も証拠としては十分だったと思うんだけど」
    あららぎ一位:「勝手にUGNの施設に入ったり、或いはバレていないだけで何をしたか分かったものではありません」
    ガイア:「入ってないよ。あなた達に見せただけ」
    ガイア:「全部見えるの。全部わかるもの。」
    あららぎ一位:「ま、まさかあなた」「真っ当な青少年になんということを」
    ガイア:「私は沙天の事をもっと知りたいのに」
    ガイア:「あなたとばかり話しているから……」
    浅海沙天:「もっとって昨日50分くらい概要喋ったはずなんだけど…」
    ガイア:「そうだっけ?」
    浅海沙天:「そうだよ」
    ガイア:「16年を50分に圧縮?」
    ガイア:「それはちょっと物足りないと思わない?」
    ガイア:イチイに尋ねる。
    あららぎ一位:「いきなりすべてを知るというのは傲慢では」
    ガイア:「7日しかないもの」
    あららぎ一位:「あなたは沙天くんに自身の事をどれだけあかしましたか?」
    あららぎ一位:「一方的な押し付けは愛ではなく暴力です」
    ガイア:「そういうもの?」
    浅海沙天:こくこく
    ガイア:「じゃあ、私はどうすればいいの?」
    あららぎ一位:「わたしはそう思います。沙天くんもそう思ってます」
    あららぎ一位:「お話すればよいのではないでしょうか」
    あららぎ一位:「まずはお友達から」
    浅海沙天:「個人的にはだけど」
    浅海沙天:「なんで7日しかないって焦るのか理由を知りたいかな」
    浅海沙天:「その時間制限を取り払えばもっとできることは増えるだろうからn」
    ガイア:「一番最初にそうやって設定したからだよ。」
    ガイア:「理由は覚えてない」
    ガイア:「ずっとずっと前に、そうやって決めたの」
    ガイア:虚ろな瞳があなた達を見つめる。
    あららぎ一位:「では、それはどうやったら止まりますか」
    ガイア:「私を殺せば」
    ガイア:「でも私は殺せない」
    ガイア:「だって私は死にたくないもの」
    ガイア:「私が思っていることは、それが絶対の理となる」
    ガイア:「産み出そうと思えば新生物だって生まれるし、消そうとすればそれも同じ」
    あららぎ一位:「‥‥‥」
    浅海沙天:「ああちょっと安心した、死にたくないって思ってくれてるんだ」
    浅海沙天:「じゃあちょっと質問」
    浅海沙天:「1、死にたくない 2、俺のことが好き 3、7日後に世界を滅ぼす、 君の中で優先順位をつけるなら?」
    ガイア:「7日後に世界を滅ぼすが1、コレは既に変更できないものだから」
    ガイア:「その後は……さてんが好き、かな」
    ガイア:ちょっと照れたように笑う
    浅海沙天:「……命より大事なの?」
    あららぎ一位:「おお」少し驚いたように
    浅海沙天:「何をするにも自由な神様だったら、どこにでもいるような俺に命をかけることもないじゃないか」
    浅海沙天:「それこそ、作ればいいわけだし」
    ガイア:ちょっとふくれっ面をする
    ガイア:「無粋」
    ガイア:「私は沙天に子供産んでほしいの、100人くらい……」
    あららぎ一位:「??」
    ガイア:「いや、そうじゃなくて」
    ガイア:「沙天は子供産んでくれる?そしたら沙天は助けてあげるよ」
    浅海沙天:「……あのねえ
    浅海沙天:「俺はしつこいのは嫌いだけど、自分のやったことに責任が取れないのはもっと嫌いなの」
    浅海沙天:「子供を100人も作って、それでその後の君に対して責任なんて取れないよ」
    浅海沙天:「それで、その責任が取れないせいで君が悲しむことになるくらいなら」
    浅海沙天:「俺は死を選ぶよ」
    ガイア:「そっか」 悲しそうに笑う。
    ガイア:「じゃあ死んで」
    ガイア:そして彼女の背後から湧いて出た触腕が、沙天に伸びる
    ”スペクトラル・ハンター”:そして、その触腕は、沙天の目の前で止まり
    浅海沙天:「………」ゆっくり目を閉じる
    ”スペクトラル・ハンター”:突如現れた大柄な、ゴム状の皮膚をした怪物を捉えて引っ込んでいく。
    ”スペクトラル・ハンター”:「クソ。あとは。任せ────」
    ガイア:「あ?」
    ガイア:「何今の」
    あららぎ一位:「スぺさん、ありがとうございます。あとは任せてください」
    あららぎ一位:「…沙天くんも、気持ちを切り替えられましたか」
    浅海沙天:「……勘違いしないで、別に君が嫌いなわけじゃない」
    浅海沙天:「ただ、もっといい結末が欲しいだけ、君にとっても、俺にとっても」
    浅海沙天:「本当に7日で世界が終わってしまうなんて、そしてそれを君が諦めているなんて、悲しすぎるだろう」
    ガイア:「さてんは優しいね」
    浅海沙天:「貶してる?」
    ガイア:「じゃあ、世界が滅びるまで待ってみようか」
    ガイア:「私は帰るよ。頑張って」
    浅海沙天:「…君は、命をかけると言ったよね」
    浅海沙天:「俺のためなら」
    浅海沙天:「これからどうするかはまた後で考えるけど、言質は取ったからね」
    浅海沙天:「じゃあまた」
    ガイア:スタスタと返事をせずに去っていく。
    浅海沙天:「………はあ…」視界から消えたあたりでため息
    浅海沙天:…正念場だなあ
    あららぎ一位:「安心してください。」
    あららぎ一位:「わたしもかなり強いので。」
    あららぎ一位:ため息をつく沙天を元気づけようとする一位だった。
    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更、購入が可能です
    浅海沙天:ロイスは保留
    浅海沙天:購入は…もっかいブルゲ
    あららぎ一位:ロイス "ガイア" 憐憫/◎敵意で取得
    浅海沙天:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 9[6,9] → 9

    浅海沙天:無理
    あららぎ一位:購入、同様にブルゲ
    あららぎ一位:3dx>=20
    DoubleCross : (3DX10>=20) → 10[4,5,10]+10[10]+3[3] → 23 → 成功

    あららぎ一位:イチイ
    GM:スッゲ……
    浅海沙天:すっご…
    あららぎ一位:これはうれしい
    GM:────
    GM:────

    ミドル4:顔は幾千にも渡り


    GM:譲刃・神藤はシーンインをお願いします。
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (60 → 67)
    譲刃纏:53+1d10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+2[2] → 55

    GM:────
    GM:研究所跡地。
    GM:放棄されてから半年ほど、それ程汚れても無く、しかし清潔とも言い難い。
    GM:埃っぽい施設だった。
    GM:一人の男がタバコをふかしている。
    譲刃纏:「……存命とは思わなかった、八俣室長」
    譲刃纏:“アポカリプス・ソルシエール”の方に気を付けるよう目配せし、男に話しかける。
    八俣藤吾:「あれ、知り合いかな?」 へらり、と黒い瞳を細めて笑う。
    八俣藤吾:「少なくとも僕は室長ではないかな」
    譲刃纏:「お前は俺を知らないか」
    神藤羽々音:「ふむ。その反応を見ると、あの死体とはまた別人だと思うけど」//
    八俣藤吾:ははは、と笑いながら。吸う?とタバコを差し出してくる。
    譲刃纏:「結構だ。自分のがある」
    神藤羽々音:「未成年なので」
    きっぱりと断る//

    八俣藤吾:「偉いねえ」
    譲刃纏:「面倒だな。今回の件について知っていることを洗いざらい話してもらってもいいか?」
    八俣藤吾:「そう、神城にいた僕は死んだみたいだね」
    八俣藤吾:「だからここに来たんだ」
    八俣藤吾:「知っていることはそれほどないよ」
    譲刃纏:「だから? ここに何があると言うんだ」
    八俣藤吾:「ただ、”起源”に関わることはやめた方が良いと忠告に来ただけ」
    八俣藤吾:「何も無かったのさ」
    譲刃纏:「何だと?」
    神藤羽々音:「何もなかったうえにヤバいものを目覚めさせたの?」
    口調が真面目モードから剥がれてダルそうな口調に//

    八俣藤吾:「そんなところか……」
    八俣藤吾:「キミ達は、女の子の目撃情報を辿ってここへ?」
    神藤羽々音:「そういうとこだね」//
    譲刃纏:「だが、ここは空振りなのだな?」
    八俣藤吾:「そうだね、彼女はここに執着しない」
    譲刃纏:「そうか。ならば、ここに長居しても仕方がないな」
    八俣藤吾:「7日後に、彼女が世界を滅ぼす」
    八俣藤吾:「彼女は何だと思う?」
    八俣藤吾:あなた達に背を向けて尋ねる。
    譲刃纏:「クイズをするつもりはない。答えを知っているのならさっさと話せ」
    神藤羽々音:「仮説でしかないけれど、彼女は知識そのものだと思ってる」//
    八俣藤吾:「知識そのものか……」
    八俣藤吾:「宇宙の始まりが、情報からだとして」
    八俣藤吾:「それは確かに正しいのかもしれないな」
    八俣藤吾:「ここに遭った研究資料によると────」
    八俣藤吾:「彼女は宇宙(レネゲイド)そのものだ」
    譲刃纏:「宇宙(レネゲイド)そのもの? 随分と哲学的なことを言うじゃないか」
    八俣藤吾:「レネゲイドは地球誕生どころか、宇宙が産まれた時からあった」
    八俣藤吾:「彼女の存在は現代のレネゲイド科学では測れない」
    八俣藤吾:「キミは詳しそうだな」 神藤の方を見る
    神藤羽々音:「もしくは歴史そのものかとも思ったけど、なるほど、それなら納得はできそう」
    「詳しくは無いよ。ただ、広く浅くで知識を取得しているだけだから」//

    譲刃纏:「それは、今の科学技術が追いついていないだけの話だろう」ため息を吐く。
    譲刃纏:「人類にとって脅威になる可能性が高いというのは分かった。それで、その少女に利用価値はあるのか?」
    八俣藤吾:「人間にとっては、無いよ」
    譲刃纏:「何にとってはあるんだ?」
    八俣藤吾:「他の神様さ。神様同士の抗争とか────」
    八俣藤吾:「実を言うと僕も昔はそうだった」
    八俣藤吾:「すっかり人間になってしまったけど」
    譲刃纏:「またくだらん妄言か」顔をしかめる。
    八俣藤吾:「かつては数千もの貌を持ち────」
    八俣藤吾:「いや、ともかく。あの神様を止めるには」
    八俣藤吾:「同じくらいの強力な力が必要なんだ」
    譲刃纏:「核でも撃ち込むか?」
    神藤羽々音:「神様なのなら核なんて弱いけど?」
    神藤羽々音:「あと納得した。ニャルなら複数人居ても大丈夫だね」//
    八俣藤吾:「お詳しい」
    八俣藤吾:「元だけどね、僕は世界が滅びるのは止められないと見たし」
    譲刃纏:「現実的な打開手段を知っているのなら話せ。そうでなければ他所を当たる」
    八俣藤吾:「神城の上も、妄言だと切って捨てたみたいだ」
    譲刃纏:「だろうな」
    八俣藤吾:「僕は打開手段を持たない、あるとすれば」
    八俣藤吾:「彼女に匹敵する神性……」
    八俣藤吾:「聖剣だけでは足りない、後は……」
    八俣藤吾:「……そうだな、年齢か」
    譲刃纏:「神話にまつわるレネゲイド、ということか?」
    八俣藤吾:「神殺しの力を持つレネゲイドだ」
    八俣藤吾:「幾つか心当たりを」
    八俣藤吾:メモを放り投げる
    譲刃纏:不愉快そうな顔をしながらメモを拾い上げる。
    八俣藤吾:「もし全ての力を得られるのならば神様だって殺せるかもしれない」
    譲刃纏:「曖昧模糊としているな。まあ、いい。後はこちらで調べるさ」
    神藤羽々音:「・・・・・・(ニャルって男だったんだ・・・・・(´・ω・`))」//
    八俣藤吾:「頑張ってくれよ」
    譲刃纏:@
    八俣藤吾:「じゃ、僕はそろそろ行こうかな」
    譲刃纏:「ああ。邪魔をしたな、八俣元室長」
    譲刃纏:「行くぞ。次の手がかりを当たる」SPの男たちに声をかける。
    神藤羽々音:「質問なんだけど。ニャルって性別はどっちなの?」
    少し気になって質問をしてみる。//

    八俣藤吾:「八俣藤吾は男だよ~」
    八俣藤吾:手を振って去っていく
    神藤羽々音:「・・・・・・・(八俣藤吾は男、という情報から考えるにそのほかはまだ性別が分からないという仮説に至れる。つまり、女の子のニャルに出会える可能性もあるってこと。ヨシ)」
    ノイマンの持つ高速思考でどうでもいいようなくだらないことを一瞬で思考したのち、SPの男達が向かった方向へ歩いてその場から去る。//

    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です
    譲刃纏:八俣藤吾にロイスを取得しておきます。
    譲刃纏:ポジション感情が特にない……悔悟とかかな。ネガティブが侮蔑。ネガティブを表にしておきます。
    譲刃纏:購入判定は防具も買えてしまったしなぁ。
    譲刃纏:一応、応急手当キットあたりを狙っておきますか。
    譲刃纏:4dx+1>=8
    DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 6[1,2,6,6]+1 → 7 → 失敗

    譲刃纏:あ、惜しい。判定失敗です。
    神藤羽々音:譲刃纏にロイスを取得します。 〇同情/憐憫 で
    譲刃纏:俺は以上。
    神藤羽々音:そしてUGNボディアーマーに再び挑戦
    神藤羽々音:3dx10+1>=12
    DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 10[1,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

    神藤羽々音:即座に装備します
    GM:────

    ミドル5:どろどろと、溶けて、堕ちて、


    GM:全員シーンインをお願いします。
    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (56 → 62)
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (67 → 72)
    譲刃纏:55+1d10
    DoubleCross : (55+1D10) → 55+3[3] → 58

    あららぎ一位:1d10+71
    DoubleCross : (1D10+71) → 7[7]+71 → 78

    GM:────
    GM:八俣藤吾から渡されたメモにあったのは、時間に関する能力者と
    GM:それから、イチイの木のレネゲイドビーイングであるあららぎ一位の名前
    GM:つまり、時間を操る能力で以て、彼女の能力を強化し
    GM:”ガイア”の力を打ち破れる程に高めればワンチャン、という話だった。
    GM:残された時間をフルに使い、仲間を集め
    GM:あなた達はようやく合流した。
    GM:────UGN支部・会議室
    譲刃纏:眼鏡に黒髪ショートボブの少女が、集まっているUGNのエージェントたちに言う。
    譲刃纏:「と、いうわけで。こんな幼稚な妄言に頼らなければならんのは甚だ癪だが、残念ながら今は他に手がない」
    譲刃纏:「改めて協力を頼みたい」
    あららぎ一位:「よろしいですとも」
    浅海沙天:「…こちらこそ、よろしくお願いします」覚悟は決めてきた
    あららぎ一位:応えるのは10歳前後の少女、あららぎ一位。その右腕と左腕は樹に覆われている
    あららぎ一位:今回は目的が目的なので、成長を弓に関する部分に集中しているのだ。
    神藤羽々音:「よろしく」//
    譲刃纏:「“イチイ”。お前にそこまでの力があるとは、見た目からは到底信じられんが……」
    神藤羽々音:「人を見た目だけで判断するのはやめておいた方が良い気がするけど」//
    あららぎ一位:「そう思うのも無理はありませんね。しかし」
    譲刃纏:表情を変えずに幼い少女を見る。
    あららぎ一位:「わたしは技量では今が常に最高クラスですが身体は そうでもありませんでした。」
    あららぎ一位:「つまりドーピングで肉体面を補填したわたしは、ものすごく強いです。ちょっとした神殺しくらい、できますとも」
    譲刃纏:「なるほど。さすがはレネゲイドビーイングといったところか」
    譲刃纏:その答えに納得したように頷くと、沙天の方を見る。
    譲刃纏:「少年、キミもUGNのエージェントか。それとも、何かこの件に関わる事情が?」
    浅海沙天:「あっと、浅海沙天です、イリーガルです」
    浅海沙天:「事情は…まあガイアって子に会ってます」
    譲刃纏:「ああ。例の目撃情報のあった少女か」
    浅海沙天:「はい、どうも目をつけられているようですし、何より個人的に放ってはおけなかったので」
    浅海沙天:「今ここにいます」
    神藤羽々音:「その神殺しに、多分私の武器は力不足だと思うし」
    自作の鞘に入れているカレドヴールッハという銘の剣を触りつつ少し難しい顔になる。//

    譲刃纏:「放っておけない? そんな理由か?」
    譲刃纏:「聞いていると思うが、今回の事件はかなり危険性の高いものになるぞ」
    譲刃纏:「非現実的な話ではあるが、地球の滅びだそうだからな」
    浅海沙天:「……一度関わってしまった以上、はいそうですかと放り出せませんよ」
    浅海沙天:「そんなことしたら俺をここまで助けてくれた人に顔向けなんてできないし」
    浅海沙天:「何より、彼女に言っちゃいましたから、『全員が納得いく手段を探す』と
    譲刃纏:「随分と大きく出たな」くすりと笑う。
    神藤羽々音:「へぇ、かっこいいね。そういう責任感の強いところは好きかな」//
    あららぎ一位:「それでこそ沙天くんです」
    譲刃纏:「だが、そんな手段、そう簡単に見つかるとは思えんが」
    浅海沙天:「欲張ってなんぼですよ、世界滅ぶって言うんですから」
    あららぎ一位:「わたしは命を奪う事しかできませんが、しかし」「きみの姿勢も好ましいと思います」
    譲刃纏:「……口ぶりからすると、この少年はいつもこうなのだな」一位に言う。
    あららぎ一位:「ええ、しかし何より彼がそうなる事を選んだのだと思います。」
    あららぎ一位:「これまで関わってくれた人たちのお陰です。」
    譲刃纏:「なるほど」
    あららぎ一位:「譲刃さんは、沙天くんに反対ですか?」
    神藤羽々音:「人のかかわりは結構重要だし。私も・・・・・」
    と言いながら昔のことに思いを馳せる

    神藤羽々音://
    譲刃纏:「そうだな。俺は社の命令に従い、あのガイアという少女を処分するつもりだった」
    譲刃纏:「浅海少年にはあの少女を助ける理由が何かあるのか?」
    浅海沙天:「行き会ってしゃべった少女にただ死んでほしくは無いと思うのはおかしな感性でしょうか」
    浅海沙天:「あと、なんでもできる神様だっていうのに最初から世界の滅亡を回避できると思ってないのが」
    浅海沙天:「正直、一番嫌です」
    あららぎ一位:「人間らしいと言えば、らしいですね」
    神藤羽々音:「それはそうだよね。ってことはあれかも?EXレネゲイドになって力を手に入れた結果自称神様を名乗って、滅亡させようとしてる・・・・とか?」//
    譲刃纏:「人にはあらがえない現実というものはあるだろう。それが、そんなに嫌か」
    神藤羽々音:「抗えない現実なんて、それは自分や他人が勝手に限界を決めてるだけだよ」
    浅海沙天:「それが現実というのは重々承知してますが、嫌なものは嫌なので」
    あららぎ一位:「なるほど、神藤さんもそうおもうのですね」
    浅海沙天:「本当に嫌な奴は結果がどうなろうと抗いたいです」
    譲刃纏:「そうか。……こうも馬鹿馬鹿しい状況が続くと、その言葉も信じてみたくなるな」
    神藤羽々音:「現実なんて不条理ばかりかもしれないけれど、それでもどうにかすれば抗えるよ。シルバーレイクは、嫌なことがあったとしても、それを抗えないなんて決め付けて、そのままを受け入れるの?私は嫌だよ」//
    譲刃纏:「浅海少年、お前のやりたいことをやってみるといい」
    譲刃纏:「……我が社の対応はその後の状況を見て決めることにする」
    浅海沙天:「…お邪魔にならない程度に頑張ろうかと思っていましたが」
    浅海沙天:「そうですね、それなら少しお言葉に甘えさせてもらいましょうか」
    浅海沙天:「神藤さんもありがとうございます、ちょっと自信がつきました」
    譲刃纏:「浅海少年。キミは面白いな。お手並みを拝見させてもらうとしよう」
    浅海沙天:「が、頑張ります…」
    譲刃纏:「“イチイ”。手筈通りに迎撃は頼んだ。俺は見ての通り、ひ弱なもので」
    あららぎ一位:「任されました。譲刃さんも頑張ってください。規模が規模なので」
    あららぎ一位:「”疲れるから嫌だ”じゃ済みませんよ」
    譲刃纏:「……小癪な餓鬼だな」愉快そうに笑う。
    神藤羽々音:「私はまぁ、なるべくイチイさんの身代わりになるように立ち回ってみるから。隙を見てぶち込んできてほしいかな」//
    あららぎ一位:「では、お言葉に甘えて」
    浅海沙天:「どうか無茶はしないでくださいね」
    あららぎ一位:「でも、神藤さんが倒せるなら倒しても構いません」
    神藤羽々音:「もちろん。倒せるなら倒してみるよ」
    あららぎ一位:「そこは臨機応変に。そして、それができるくらいは買っています」
    譲刃纏:「存外に謙虚だな」
    神藤羽々音:「あと、浅海くんはあれかな。他人の身を案じるよりまずは自分の身を気にして?」
    浅海沙天:「うっそうです…返す言葉もありません…
    譲刃纏:「さっきまでの威勢はどうした」少年の様子を見て言う。
    浅海沙天:「ごもっともなことを言われたらちょっと恥ずかしくなってくるじゃないですかこういうの!」
    浅海沙天:「もー、やってくるまでは目いっぱい心配しますからね!そこからは切り替えます!」
    浅海沙天:表情をごまかすように体を窓に向ける
    あららぎ一位:「あれで意外と年相応なところもあるのですね…」
    譲刃纏:「頼りになるんだかならないんだか分からん男だ」
    ガイア:沙天が振り向いたそこに、少女の姿がある。
    ガイア:クスクスと笑い、空を指さす。
    譲刃纏:「……おい。気を付けろ」沙天に言う。
    ガイア:電気のついた会議室では気が付かなかったろう、空は雲もかかっていないのに黒に覆われている。
    ガイア:空からは単調な管楽器の音が聞こえ、無数の悲鳴が聞こえてくる。
    あららぎ一位:「出ましたか、沙天くん。時間です。」
    浅海沙天:「ええ…6日ぶり、ですかね」
    神藤羽々音:「気を引き締めてね?」//
    浅海沙天:「はじめに確認、俺>命の優先順位、変わってないんだよね?」
    ガイア:「変わってないよさてん」
    譲刃纏:「何だ、そのとんでもない優先順位は」小声で呟いている。
    ガイア:「好き。だけど死んで」
    浅海沙天:「…よかった、なら賭けに出れる」
    浅海沙天:「俺のために、地獄から這い出てくる覚悟があるってことなんだから」
    浅海沙天:我ながら最低だと思う言葉を投げる
    ガイア:「……見ないようにしてたけど、なんか増えてるね」 部屋の様子を見て言う。窓が割れた。
    あららぎ一位:「おや、嫉妬ですか」
    神藤羽々音:「ヒトは群れやすいからね」//
    浅海沙天:「君は言ったよね、これを止めるには死ぬしかないって」
    ガイア:「期待かな。自信ありげだし、打開策は見つかった?」
    ガイア:「うん」
    浅海沙天:「でも、その後生き返っちゃいけないなんてことは言ってないんだ」
    浅海沙天:「リザレクトはオーヴァードの基本エフェクトなのに」
    譲刃纏:「……無茶苦茶なことを言っているな」その言葉を聞いて小声で呟く。
    浅海沙天:「試してない、とは言わせないつもりだったけど、あの言い方を見るに、今まであらゆる死に方を回避してきたんだよね」
    ガイア:「どうかな?」
    ガイア:ニコニコと笑いながら、楽しそうに言う。
    ガイア:「さて、リザレクトが出来るほどの知能が残るかどうか」
    ガイア:「そこは狭いでしょう?」
    ガイア:笑う。<D: 神格>
    ガイア:あなた達のいる建物が倒壊し、あなた達は外に放り出される。
    譲刃纏:「これだから規格外の化け物は……」体勢を崩し、地面に膝を突いている。
    神藤羽々音:「これなら戦いやすいね」
    危なげなく着地して、その少女を睨みつける//

    浅海沙天:ガラガラと崩れる瓦礫に打たれ、体を復元しながらも、なおも視線は外さない
    あららぎ一位:放り出されたところを空中で姿勢を正し、着地。
    浅海沙天:「賭けはそれだよ」
    浅海沙天:「死を想い、それでもあなたは俺の前に現れてくれますかってね」
    譲刃纏:「とんでもない大博打だな」
    浅海沙天:「ですね、もう俺これに全賭けしてるんですけど」
    神藤羽々音:「そのオールイン、私も付き合うよ」//
    あららぎ一位:「見晴らしがよくなりましたね」「それはそれとして建物を崩壊させたこと、許せません」
    あららぎ一位:「一発死んでもらいます」
    譲刃纏:「分の悪い賭けには乗らない主義だったんだが、俺も今回だけは宗旨替えするか」
    浅海沙天:「どのみち途中までは変わらない、会社にとっても乗るのが悪い話ではないでしょう?」
    譲刃纏:「浅海少年が諦めるまではその大博打に付き合おう」
    譲刃纏:「我が社が不利益を被ったら、キミが責任を取れよ?」悪戯っぽく笑って言う。
    浅海沙天:「善処します!」ああ、これもう後には引けないなという笑顔
    あららぎ一位:「沙天くん、約束しましたよね。『ご愁傷様』は全部終わってから言ってほしいと」
    あららぎ一位:「『ご愁傷様』ではなく、『おめでとう』とわたしが言えるよう。頑張ってください」
    あららぎ一位:「わたしも誠意は尽くします」
    浅海沙天:「どうもありがとうございます!分は割とある気がしてきました!あとは……」空を見上げ
    浅海沙天:「君次第、だよね」
    譲刃纏:「……ああ。来るぞ、“イチイ”。神殺しの矢とやらの出番だ」
    神藤羽々音:「浅海君、だっけ。私からは一言だけ」
    「背中は任せるよ。前は任せて」//

    ガイア:「……ふふ」 少女が嗤う。
    ガイア:あららぎと浅海が彼女と接触した際、レネゲイドチェッカーによる調査は行われていた。
    ガイア:結果はERROR。現在は存在しない、起源なる謎のシンドローム。
    ガイア:彼女にとって現代に存在するレネゲイドは全て裏切り者(ダブルクロス)であり────
    ガイア:「さあ、始めましょうか────裏切り者の舞踏会を」
    ガイア:少女の体が、どろどろと、溶けて、堕ちて、
    ガイア:そして、白痴なる神が姿を現す。
    GM:────
    GM:ロイスの取得・変更が可能です
    譲刃纏:沙天くんにロイスを取得します。ポジティブは有為、ネガティブは処分保留。ポジティブが表です。
    浅海沙天:ガイア 〇賭け/負けたくない
    譲刃纏 〇連帯感/心配
    神藤羽々音 〇感謝/心配

    浅海沙天:変更取得して以上
    あららぎ一位:神藤さんにロイス取得 ◎連帯感/心配
    譲刃纏:あららぎ一位にロイスを取得。ポジティブが有為、ネガティブが脅威。ポジティブが表です。
    譲刃纏:俺は以上です!
    あららぎ一位:自分も以上かな
    譲刃纏:あ、そうだ。最後にジェネシフトだけしてもいいですか
    GM:あ、どうぞ
    譲刃纏:ありがとうございます。4d分振ります
    浅海沙天:あ、同じくジェネシフト希望です!
    譲刃纏:58+4d10
    DoubleCross : (58+4D10) → 58+30[7,5,10,8] → 88

    浅海沙天:4つ分で
    譲刃纏:すごい上がったな
    浅海沙天:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 22[5,9,2,6] → 22

    あららぎ一位:ジェネシフト
    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を22増加 (62 → 84)
    あららぎ一位:4d10+78
    DoubleCross : (4D10+78) → 15[9,1,2,3]+78 → 93

    あららぎ一位:こういうところでアベレージより低い
    あららぎ一位:テスト
    あららぎ一位:てす
    神藤羽々音:ロイス取得
    浅海沙天   〇信頼/猜疑心
    あららぎ一位 〇感服/脅威

    神藤羽々音:ジェネシフト3d10
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (72 → 80)
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (80 → 82)
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (82 → 83)
    神藤羽々音:調達判定 ブラックアビスに挑戦
    コネ:手配師を使用

    神藤羽々音:7dx10+1>=20
    DoubleCross : (7DX10+1>=20) → 8[1,3,3,4,7,7,8]+1 → 9 → 失敗

    GM:────

    クライマックス:白痴に至る


    GM:全員シーンインをお願いします。
    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (84 → 92)
    譲刃纏:88+1d10
    DoubleCross : (88+1D10) → 88+7[7] → 95

    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (83 → 91)
    あららぎ一位:1d10+93
    DoubleCross : (1D10+93) → 1[1]+93 → 94

    あららぎ一位:こんな時ばかり燃費良いな
    GM:い、一位ちゃん……!
    GM:────
    GM:まず”ガイア”→”アザトース”の持つ【E:究極存在】についての説明を行います。
    GM:”アザトース”は【E:究極存在】を持っていて、ダメージなどは通じますが戦闘不能・死亡状態にはなりません。
    GM:これを解除しないと、ダメージを1万点与えても戦闘不能にはならないです。
    GM:解除するには、一位ちゃんが命中達成値100以上で攻撃を命中させる必要があります。
    GM:ダメージ自体は蓄積されますので、ガンガン与えていってね
    GM:────
    GM:まず衝動判定から行っていきます。
    GM:衝動判定 難易度は9です
    あららぎ一位:GM,衝動判定直前にジェネシフトは可能でしょうか
    GM:む、良いでしょう
    譲刃纏:4dx>=9
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[3,7,8,9] → 9 → 成功

    譲刃纏:成功した
    浅海沙天:4dx 意志
    DoubleCross : (4DX10) → 8[3,6,7,8] → 8

    譲刃纏:95+2d10
    DoubleCross : (95+2D10) → 95+17[8,9] → 112

    あららぎ一位:4d10+94 ジェネシフト
    DoubleCross : (4D10+94) → 22[2,9,4,7]+94 → 116

    浅海沙天:暴走もらいます
    浅海沙天:暴走によりワイルドファイア起動、行動値+15して19へ
    譲刃纏:沙天くん……!
    神藤羽々音:6dx+2>=9
    DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 10[1,2,2,2,9,10]+10[10]+3[3]+2 → 25 → 成功

    あららぎ一位:9dx+5>=9
    DoubleCross : (9DX10+5>=9) → 10[1,4,6,6,7,10,10,10,10]+8[3,5,5,8]+5 → 23 → 成功

    GM:譲刃さんめちゃ上がっとる
    GM:つっよ
    あららぎ一位:116+2d10
    DoubleCross : (116+2D10) → 116+14[4,10] → 130

    浅海沙天:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 10[3,7] → 10

    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を10増加 (92 → 102)
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (91 → 100)
    神藤羽々音:神藤羽々音の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (100 → 107)
    GM:良い感じ
    GM:────
    ”アザトース”:【E:予告された終焉】【E:傲慢な理想】【E:傲慢な理想】【E:傲慢な理想】
    ”アザトース”:これによって、エンディングフェイズに世界中の人間が発狂死します
    ”アザトース”:解除方法は”アザトース”の死亡です。
    譲刃纏:発狂死!?
    ”アザトース”:はい
    ”アザトース”:では戦闘を開始していきましょう
    ”アザトース”:まずは配置から
    ”アザトース”:”アザトース”【8】──5m──PC達【21】【19】【8】【6】 このようになります
    ”アザトース”:1Rセットアップ
    浅海沙天:怨念の呪石、暴走、ダメージ+2d、コスト3
    ”アザトース”:セットアップ/”マウス・オブ・マッドネス”:戦力増員10 シーン内の任意の場所に、種別:トループのエネミーを10体、未行動で登場させる。1シナリオ10回。
    浅海沙天:浅海 沙天の侵蝕率を3増加 (102 → 105)
    譲刃纏:10体!?
    あららぎ一位:わはは
    神藤羽々音:10回!?
    ”アザトース”:奏でる者(トループ)3体、ルンク(トループ)ウラフティ(トループ)プルクタ(トループ)2体ずつ
    浅海沙天:ひえっ
    譲刃纏:ひええ
    ”アザトース”:それぞれ”アザトース”の背後1mに横1mずつ空けて召喚されます
    あららぎ一位:怖いよ~
    ”アザトース”:ちなみに行動値8のタイミングなので譲刃さんのデバフが効くよ
    譲刃纏:よかった。
    ”アザトース”:エネミーは後はありません
    譲刃纏:《ルーラー》+《絶望の領域》を使用します。シーン選択で、対象はエネミー全て。
    譲刃纏:ラウンド中、対象が行うあらゆる判定のダイス-23個です。
    譲刃纏:侵蝕率は10上がって122に。
    ”アザトース”:怖いよ~
    ”アザトース”:ちなみにコレでアザトース以外のダイスは死にました。
    ”アザトース”:では1Rイニシアチブ
    あららぎ一位:はーい
    神藤羽々音:イニシアチブなし
    あららぎ一位:イニシアチブ、天井からの誘いLV7 コンボ名:無我の境地+++ コスト4
    あららぎ一位:このラウンド間、わたしはあらゆる達成値が+35されます
    ”アザトース”:ひえ
    あららぎ一位:(侵食値現在134)
    ”アザトース”:通常であれば行動値21の神藤さんの手番ですが
    ”アザトース”:イニシアチブ:加速する刻3 1R回、シナリオ3回。イニシアチブで行動消費無しのメインプロセスを行う。
    ”アザトース”:これによりメインプロセスを行います
    ”アザトース”:マイナー放棄
    ”アザトース”:メジャー:彼方より11+コンセントレイト:アザトース7+超次元存在11+根源的破滅招来5 ダイス+22、攻撃力+22 シーン攻撃。シナリオ1回
    ”アザトース”:対象はPC全員です
    譲刃纏:アザトースじゃん!
    神藤羽々音:アザトースじゃん!
    あららぎ一位:アザトースじゃん!
    浅海沙天:アザトースじゃん!
    ”アザトース”:そうだってば!
    ”アザトース”:えーとデバフが23なので……
    あららぎ一位:ダイス足りてる?
    ”アザトース”:5dx7 攻撃力+22
    DoubleCross : (5DX7) → 10[2,4,5,7,8]+10[3,9]+4[4] → 24

    ”アザトース”:リアクションをどうぞ!
    譲刃纏:ドッジを試みます
    浅海沙天:暴走リア不
    譲刃纏:4dx>=24
    DoubleCross : (4DX10>=24) → 10[5,6,8,10]+4[4] → 14 → 失敗

    神藤羽々音:ドッジで
    譲刃纏:失敗!
    ”アザトース”:頑張った!
    あららぎ一位:ドッジ
    神藤羽々音:5dx+1>=24
    DoubleCross : (5DX10+1>=24) → 6[2,3,4,4,6]+1 → 7 → 失敗

    あららぎ一位:5dx+35>=24
    DoubleCross : (5DX10+35>=24) → 10[2,5,8,9,10]+2[2]+35 → 47 → 成功

    譲刃纏:達成値そんな!?
    ”アザトース”:こっわ
    あららぎ一位:そう、ドッジ目的でなくとも今のわたしは強いです
    ”アザトース”:あらゆる判定の達成値底上げ! 狂ってんのか?
    ”アザトース”:まあいいや、ダメージ出します
    ”アザトース”:3d10+22 諸々有効
    DoubleCross : (3D10+22) → 17[6,8,3]+22 → 39

    譲刃纏:31点もらって戦闘不能!
    浅海沙天:死ぬ!
    神藤羽々音:31点なので戦闘不能
    譲刃纏:八俣へのロイスをタイタス化して即座に昇華。戦闘不能から復活します。
    浅海沙天:あららぎさんのロイスタイタス化して復活、迷いは今は無くなった
    神藤羽々音:同じく八俣藤吾のロイスをタイタス昇華。戦闘不能を回復します
    ”アザトース”:では改めてイニシアチブ!
    ”アザトース”:今度は純粋に行動値21の神藤さんの番だ!
    神藤羽々音:トップバッター、先陣を切らせていただきます
    神藤羽々音:とりあえず、マイナーで戦闘移動。"アザトース"とエンゲージ
    ”アザトース”:来ないで~
    神藤羽々音:コンボ『リーサルエッジ』(コントロールソート白兵:2、コンバットシステム白兵:4、風鳴りの爪:4、コンセントレイトノイマン:4)
    神藤羽々音:判定します
    ”アザトース”:はーい!
    神藤羽々音:12dx7+18
    DoubleCross : (12DX7+18) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,5,7,9,10]+10[1,6,7]+10[9]+10[7]+5[5]+18 → 63

    ”アザトース”:ウワ―ッ高い
    ”アザトース”:リアクション放棄します
    神藤羽々音:7d10+15
    DoubleCross : (7D10+15) → 54[6,9,7,7,10,9,6]+15 → 69

    ”アザトース”:つっよ
    神藤羽々音:風鳴りの爪の効果は適用しません
    ”アザトース”:54/70!?やべー
    ”アザトース”:装甲は無いので69点そのまま受けます
    ”アザトース”:まだまだ生きてるよ!
    譲刃纏:死んでいいのに!
    ”アザトース”:改めてイニシアチブ19、沙天くんだ
    浅海沙天:はいさい
    浅海沙天:マイナー、5m後退でエンゲージ切ります
    浅海沙天:メジャー、「アレルヤ」(コキュートスL5+コンセントレイト:SaL4+結合粉砕L6)C値-3、シーン選択、装甲無視、ATK+15、判定D+7、コスト10
    浅海沙天:対象エネミー全部
    ”アザトース”:ウオ~来い
    浅海沙天:9dx7+7
    DoubleCross : (9DX7+7) → 10[1,3,5,5,6,8,8,8,10]+10[1,2,8,9]+10[6,10]+10[7]+10[8]+6[6]+7 → 63

    ”アザトース”:えっ
    ”アザトース”:何!?さっきから高くない!?
    ”アザトース”:リアクション放棄
    譲刃纏:ダメージロールの直前に《力の法則》を使用します。ダメージダイスを+7個してください。
    浅海沙天:ありがとうございます!!
    GM:殺意たけ~~
    浅海沙天:7d10+7d10+2d10+15 装甲無視
    DoubleCross : (7D10+7D10+2D10+15) → 35[2,1,3,9,7,7,6]+47[8,9,9,3,9,2,7]+11[8,3]+15 → 108

    奏でる者(トループ):ウワ―ッ
    奏でる者(トループ):当然のように100点ダメージを出すな
    奏でる者(トループ):リアクションだけさせてね
    奏でる者(トループ):2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 8[1,8] → 8

    奏でる者(トループ):2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 8[2,8] → 8

    奏でる者(トループ):2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 6[1,6] → 6

    ルンク(トループ):5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 10[1,2,4,9,10]+4[4] → 14

    ルンク(トループ):5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 10[1,4,6,8,10]+7[7] → 17

    ウラフティ(トループ):4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 5[2,3,3,5] → 5

    ウラフティ(トループ):4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 8[5,6,6,8] → 8

    プルクタ(トループ):3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 9[8,8,9] → 9

    プルクタ(トループ):3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 7[2,2,7] → 7

    GM:”アザトース”以外全員倒れます
    譲刃纏:やったー
    浅海沙天:ほっ
    GM:マレモンから必死こいて抜き出した下級の異形の神々が……
    譲刃纏:ダブクロのサプリじゃないじゃん!
    GM:というわけで次は行動値8、PC優先なので一位ちゃんの手番だ
    あららぎ一位:はーい!
    あららぎ一位:マイナー、オリジン:プラントを使用。侵蝕率+2
    あららぎ一位:メジャー:スキルフォーカス コンボ名:一位専心 コスト+2
    あららぎ一位:さらにこれに、勝利の女神LV8
    あららぎ一位:コンボ名:勝利の女神《わたしです》
    あららぎ一位:さらにカラーロイス使用、緑
    あららぎ一位:達成値は20(技能分)+10(必中補正)+35(アージ)+12(オリプラ)+12(スキルフォーカス)+24(勝利の女神)+15(カラーロイス)
    あららぎ一位:合計達成値、128点 コンボ名:鍛えなおしました
    あららぎ一位:5dx+128、対象は勿論アザトース
    あららぎ一位:5dx+128
    DoubleCross : (5DX10+128) → 9[2,2,4,5,9]+128 → 137

    ”アザトース”:リアクション放棄
    譲刃纏:《妖精の手》を使用します。最後のダイス目の一つの出目を10に変更してください。
    あららぎ一位:おお!
    神藤羽々音:おわっ
    ”アザトース”:まだ増えんの!?
    あららぎ一位:138+1dx10
    あららぎ一位:1dx10+138
    DoubleCross : (1DX10+138) → 8[8]+138 → 146

    譲刃纏:いい感じ!
    あららぎ一位:ではダメージダイスを
    あららぎ一位:15d10+11
    DoubleCross : (15D10+11) → 90[4,7,4,4,4,1,5,9,2,10,8,7,7,9,9]+11 → 101

    ”アザトース”:ぽこじゃか出すんじゃないよ!100点ダメージを!
    ”アザトース”:えーと……総ダメージ278点かな
    ”アザトース”:まだ生きている。
    あららぎ一位:丈夫で偉い
    ”アザトース”:ふふん
    ”アザトース”:では行動値8”アザトース”の手番
    ”アザトース”:マイナー:死を呼ぶ罠9 エンゲージ一つ指定、クリンナップ時にそのエンゲージにいるキャラクターは27点のダメージと硬直を受ける。シナリオ9回
    ”アザトース”:そうですね……じゃあ私のエンゲージにしましょうか、一緒にいるのは神藤さんだ
    ”アザトース”:そして恨みを込めて一位ちゃんに単体攻撃!
    ”アザトース”:メジャー:彼方より11+コンセントレイト:アザトース7+超次元存在11
    ”アザトース”:あっよく考えたら一位ちゃんには当たる気しないわ
    あららぎ一位:や、やめろー!
    あららぎ一位:ほっ
    ”アザトース”:沙天くんにしよ
    ”アザトース”:5dx7 攻撃力+22
    DoubleCross : (5DX7) → 10[1,1,3,7,8]+1[1,1] → 11

    ”アザトース”:……
    ”アザトース”:リアクションどうぞ!
    浅海沙天:おのれ確実性を…
    浅海沙天:暴走リア不だよ!!
    ”アザトース”:あっやったー!
    ”アザトース”:ぐ だ ぐ だ
    ”アザトース”:ダメージ行きますね
    ”アザトース”:2d10+22
    DoubleCross : (2D10+22) → 7[3,4]+22 → 29

    浅海沙天:死ぬ!
    浅海沙天:神藤さんのロイスT化して復活!心配するのは戦闘前までって言ったから!
    ”アザトース”:くっ
    ”アザトース”:では行動値6、譲刃さんの手番だ
    譲刃纏:やることが特にないので……。
    譲刃纏:オートアクションで《闘争の渦》を自分に使用。
    譲刃纏:《絶望の領域》の使用回数を回復。バッドステータスの暴走を受けます。
    譲刃纏:マイナーはなし。
    ”アザトース”:ウワ―ッ次のRもダイス23個減らしてくるつもりだ!!
    譲刃纏:メジャーで暴走を回復。
    譲刃纏:以上です。
    ”アザトース”:ではクリンナップ。死を呼ぶ罠で指定した私のエンゲージにいる人は27点ダメージです
    神藤羽々音:27点食らうので戦闘不能ですね
    ”アザトース”:……これよく考えたら私も受けるじゃん!いったー!!
    譲刃纏:アホなの?
    ”アザトース”:あとBSの硬直も付与されます
    あららぎ一位:ちょっと馬鹿!
    神藤羽々音:ではクリンナップですが動きますね
    ”アザトース”:うるさいやい!
    ”アザトース”:ウワ―ッ!?
    神藤羽々音:オートエフェクト<<ラ ス ト ア ク シ ョ ン :2 >>
    神藤羽々音:即座にメインプロセスを行います
    神藤羽々音:マイナーで<<ライトスピード:2>> メジャーアクション2回の代わりにC値+1
    神藤羽々音:メジャーは二つとも先ほどのコンボ
    コンボ『リーサルエッジ』(コントロールソート白兵:2、コンバットシステム白兵:4、風鳴りの爪:4、コンセントレイトノイマン:4)

    神藤羽々音:まずは1回目
    神藤羽々音:12dx7+18
    DoubleCross : (12DX7+18) → 10[2,2,3,4,4,6,8,8,9,9,10,10]+10[4,4,4,5,9,10]+5[1,5]+18 → 43

    ”アザトース”:リアクション:フェイトディストーション HPダメージ算出後に1d10を振り、そのダメージの10の位より低い数値が出た場合そのダメージを0にする。1R1回
    ”アザトース”:ダメージどうぞ……!
    神藤羽々音:5d10+15
    DoubleCross : (5D10+15) → 22[4,4,5,4,5]+15 → 37

    ”アザトース”:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    神藤羽々音:風鳴りの爪を4個適用
    ”アザトース”:あっと忘れてた、どうぞ
    神藤羽々音:5一つ以外全部振り直します
    神藤羽々音:4d10+20
    DoubleCross : (4D10+20) → 19[8,2,6,3]+20 → 39

    神藤羽々音:ぐぬぬ
    ”アザトース”:では39点受ける……!
    ”アザトース”:もう一つの判定どうぞ!
    神藤羽々音:12dx7+18
    DoubleCross : (12DX7+18) → 10[3,3,3,4,4,5,6,6,6,8,9,9]+10[3,7,8]+10[6,8]+4[4]+18 → 52

    ”アザトース”:ひー
    ”アザトース”:リアクション放棄です。
    神藤羽々音:ダメージ行きます
    神藤羽々音:6d10+15
    DoubleCross : (6D10+15) → 33[10,2,4,10,4,3]+15 → 48

    神藤羽々音:風鳴りの爪を適用
    10が出た目以外を振り直します

    神藤羽々音:4d10+35
    DoubleCross : (4D10+35) → 23[10,3,5,5]+35 → 58

    ”アザトース”:ウワ―ッ伸びた!
    ”アザトース”:総ダメージ402点!
    ”アザトース”:戦闘不能です……!
    GM:────
    ”アザトース”:周囲が暗く染まり、漆黒の空にくねり踊る異形の姿と、形容しがたい形の建築物が薄っすらと見える
    ”アザトース”:フルートの音が近く響き、霧が周囲を満たし、機械の駆動音が迫り、水っぽい肉のぶつかる音が聞こえた。
    ”アザトース”:少女だった者は声のようなものをあげる。世界を終焉に導く歌が────
    譲刃纏:一歩前に出ると、周囲の異形どもを見渡す。
    譲刃纏:「……”疲れるから嫌だ”じゃ済まないか」
    譲刃纏:「大した餓鬼だ」周辺の空間に存在するレネゲイドウイルスが一斉に沈静化していく。
    神藤羽々音:「やっぱりそういうのを連れてくるんだ・・・・・・。てっきり単体で強いのかと思ってたけど、群れてる時点でヒトとあんまり変わらないんだよね・・・・」
    上から降ってくる異形の姿を見て、ここは本の中なのかと一瞬疑ってしまったが、すぐさま戦闘態勢に移る。

    譲刃纏:端正な顔立ちの額に血管が浮かぶ。流れ出た鼻血を手の甲で拭う。
    譲刃纏:「……あとは任せたぞ」
    ”アザトース”:鎮静されたレネゲイドを上から塗りつぶすように起源のレネゲイドが一帯を侵蝕していく。
    ”アザトース”:想像して創造して破壊して破界する、脳を揺さぶる狂気のレネゲイドがあなた達の脳を押し潰す。
    ”アザトース”:能力が暴走し、そこにいたくないような、すぐさま死んでしまいたいという衝動に駆られ、自らを傷つける。
    譲刃纏:「いちいちやることが常識を外れているな……!」血を吐きながらその場にうずくまる。
    あららぎ一位:「ありがとうございます譲刃さん。お陰で"良く視える"」
    あららぎ一位:─────同時に、"ガイア"もそのレネゲイドも、イチイの視界の中で動きを止める
    あららぎ一位:主観時間の無制限の加速、そしてこの世界そのもの触覚となり全てを把握する透明な世界
    あららぎ一位:とん、と一歩踏み出し
    あららぎ一位:狂気のレネゲイドも衝動の波の隙間を潜り抜ける。
    神藤羽々音:「常識外れなのは慣れてるつもりだったけど、これはいつもとは違うね・・・・」血を地面に吐き出しながら、それでも敵である女の子だったモノを睨みつける。//
    浅海沙天:「あっ……うっ………」過剰励起されて強制的に生やされた氷が、腕を貫く
    浅海沙天:「…まだ……!」諦めてなるものか、賭けようとした自分の意志はこんなもんじゃないはずだ
    神藤羽々音:「さて、じゃああんなことを言った手前、前に出ないと」
    神藤羽々音:言うが早いか、地を這うように姿勢を低くして左右にステップしながら音に近い速さで接近。
    神藤羽々音:自作の鞘からカレドヴールッハを抜き放ち、逆手持ちで敵に向かって突進。
    神藤羽々音:17連撃の攻撃でもって、敵を切り刻む。//
    ”アザトース”:並のオーヴァードであればその17の剣筋の余波だけでも10度は死ねるだろう。
    ”アザトース”:しかし一切の感覚が無いかのように、反応を見せない。
    ”アザトース”:今の彼女はただそこにいるだけで、何も見えていないし、何も感じていないし、何も考えていない。
    浅海沙天:「……operam/ascensio(天上の者よ、現実を見ろ)」
    浅海沙天:凍った腕を支えにしながら舌に刻んだ刻印をアクティブ状態に、過剰なジャンクデータを脳に入れて強制的にレネゲイドを叩き起こす
    浅海沙天:ぱりん、と何かが割れる軽い音と底冷えする風のようなワーディングが空間を通り過ぎた後
    浅海沙天:目を覆いたくなるような終末風景の一角に、コラージュで別の風景を張り付けたかのように
    浅海沙天:白い地面と地平線、そして髪まで白くなった彼の姿
    譲刃纏:「浅海少年。まだ諦めてはいないようだな?」
    浅海沙天:「あったり前です」
    譲刃纏:「いいな」
    譲刃纏:「持っていけ。俺の分の賭け金だ」自身の能力を逆回転させる。浅海少年の体内のレネゲイドウイルスをわずかに励起させる。
    浅海沙天:もはや身体も神経も悲鳴を上げている上の更なる励起だが、相手の脅威を鑑みるにそれくらいは必要だ
    浅海沙天:ありがとうと言うのも後回しにし、乱暴にハンドベルを引っ張り出し
    浅海沙天:鳴らす。
    浅海沙天:…所詮この世は夢見事というのであれば、絶対的な上位者など更なる幻だ。
    浅海沙天:鐘の音が鳴る
    浅海沙天:想像を羽ばたかせることを許さず、「自分は世界を書き換えられる」と傲慢に塗り替えることを許さず、無邪気に破壊を散らかすことを許さず、今重ねている現実を軽率に破壊することを許さない
    浅海沙天:そう無言で世界に訴えかけんばかりの、凍れる暴風、いや
    浅海沙天:『現実への楔』が空間を暴れまわる
    ”アザトース”:歪められた理が現代への適応を強制させられ、存在してはいけない存在が還っていく。
    譲刃纏:「……末恐ろしい少年だ」暴れ回る絶対零度の暴風を見て思わず呟く。
    ”アザトース”:気が付けば周囲を破壊していた、異形はその動きを止めていた。
    譲刃纏:「“イチイ”。本当に射殺せるのか、神を」埒外の怪物を見据えながら言う。
    あららぎ一位:「ええ、勿論。神であろうと悪魔であろうと」
    あららぎ一位:「それが盤上にいるというのなら終わりを知らせる」
    あららぎ一位:「それが射手の在り様《スタイル》でしょう」
    あららぎ一位:怪物を見据え、応える
    譲刃纏:「そうか。ならば、射手(おまえ)に任せた」
    譲刃纏:それだけ言うと、彼女の背後に控えたまま、這い寄ってきていた禍々しいレネゲイドウイルスを鎮める。
    あららぎ一位:「しかと受け取りました”シルバーレイク”。その働きにわたしは応えましょう」
    あららぎ一位:「この一撃を、以て」
    あららぎ一位:異能を扱う為に、オーヴァードはそれに見合った感覚を得る
    あららぎ一位:エンジェルハイロゥ/光と鋭敏な五感
    あららぎ一位:バロール/重力感覚や時間感覚
    あららぎ一位:ブラックドック/電磁波知覚
    あららぎ一位:ブラムストーカー/血流感覚
    あららぎ一位:キュマイラ/獣の知覚
    あららぎ一位:エグザイル/肉体の感覚
    あららぎ一位:ハヌマーン/音や反応速度
    あららぎ一位:モルフェウス/物質組成知覚
    あららぎ一位:オルクス/因子知覚
    あららぎ一位:サラマンダー/熱知覚
    あららぎ一位:ソラリス/化学物質による精神知覚
    あららぎ一位:ウロボロス/レネゲイド自体の知覚
    あららぎ一位:そしてアザトース/宇宙的恐怖を駆る感覚
    あららぎ一位
    あららぎ一位:ならばあくまで人の延長線上を往くノイマン/あららぎ一位の得た先のものとは、一体何か
    あららぎ一位:「異能など関係ないです。これはわたしの道《スタイル》の問題」
    あららぎ一位:「"ガイア"」「道を極めたモノが辿り着く場所は」「いつも一つ」
    あららぎ一位:「これは射る、という事を突き詰めるのであらば」
    あららぎ一位:「RBであるとかヒトであるとか、邪神とか神通力関係なく」
    あららぎ一位:「業の果てを目指す者ならば何時か辿り着くもの」
    あららぎ一位:「あなたに見せてあげます、これがわたしの─────!」
    あららぎ一位:コンボ:
    あららぎ一位:「一位技巧・とどめの一撃(カミワザ・クーデグラ)」
    あららぎ一位:RBとしての神秘を、極限まで増強されたイチイの弓と矢
    あららぎ一位:番い放つは一条の星、それは
    あららぎ一位:邪神の狂気を潜り抜け
    あららぎ一位:その防壁を突破し
    あららぎ一位:邪神の彼女を
    あららぎ一位:否、宇宙を
    あららぎ一位:射貫き
    あららぎ一位:否定
    あららぎ一位:総(そのすべてを)
    あららぎ一位
    あららぎ一位:邪神のその身に宿っていた絶対が、今否定される!
    あららぎ一位:「あなたは神かもしれません、しかし!」
    あららぎ一位:「わたしはあららぎ一位、弓使い一位!」
    あららぎ一位:「その兜、確かに割らせてもらいました」
    ”アザトース”:一矢の刹那、邪神がその危険性を察知し、振り向いた。
    ”アザトース”:かとて、避けられる一撃ではない。
    ”アザトース”:限界まで鍛え抜かれたその一撃は
    ”アザトース”:恐れを知らぬものに避けられる一撃ではない!
    ”アザトース”:「っ」
    ”アザトース”:「ああああああああああああ!?」
    ”アザトース”:その姿が、中途半端に少女の物に戻る。
    ”アザトース”:「嘘、こんなことって」
    ”アザトース”:「私自身も、この世界に適応している……!?」
    あららぎ一位:「痛いですか、怖いですか」
    あららぎ一位:「それがあなたが踏みにじった者たちの世界」
    あららぎ一位:「この世界に、漸く降りてくれましたね」
    譲刃纏:「……これが、神業というものか。何が起きているのか、まるで見えなかったぞ」悔しそうに笑う。
    ”アザトース”:「適応しないがための”絶対”!たかだか地球の歴史程度で私の神性に届くはずが……」 そして、神藤の持つ剣を見て
    ”アザトース”:「     」 そして少女は異形の叫びを放つ。
    ”アザトース”:先ほどのような絶対の力は持たない。ただ一人の少年に向けて
    ”アザトース”:「だったらさてん、一緒に死んでよ!一緒にいてよ!」
    浅海沙天:頭の中から足の先まで、ジャンクデータとブランクをないまぜにして
    浅海沙天:それを更に引っ掻き回されるような感覚に悲鳴を上げ
    浅海沙天:パリンパリンと音を立てて不可視の傷が体につく
    浅海沙天:「……死なない!でもいるくらいはする!!」
    浅海沙天:「だから……死ぬだなんて諦めるな!!」
    ”アザトース”:「~~~っ」 顔が赤くして息を吸う。
    ”アザトース”:(剣、こいつの攻撃が、確かに私を傷つけていた)
    ”アザトース”:(あれだけで私を地に落とすことは出来なくても、それでも)
    ”アザトース”:「だったらっ、私はぁッ!」
    ”アザトース”:少女の体が大きく肥大化する。
    ”アザトース”:失われた神性を自らの肉(レネゲイド)で賄い────
    ”アザトース”:今この場にいる者だけを鏖(みなごろし)にするためだけに!
    ”アザトース”:巨大な腕が振るわれ、少女の手を弾く
    ”アザトース”:衝撃に開いたその手から、剣が零れ落ち────
    神藤羽々音:「っぁ」痛みに顔を歪ませるが、地面を転がる剣を追いかけ掴み直す。
    神藤羽々音:(この状態で一番ヤバイのは何。ここが全滅して鏖になること。なら)
    「限界、超えて・・・・・!」

    神藤羽々音:やり投げのように剣を投げる。見本はさっきあった、弓矢の弾道を模して。
    ”アザトース”:迫る剣に眼を見開く。
    ”アザトース”:これまでなかった恐れ────それを、否定する!
    ”アザトース”:「限界だったら私だってぇ!」
    ”アザトース”:「────あ」
    ”アザトース”:しかし、それを可能とするだけの神性は既に否定され、失われている。
    神藤羽々音:そのまま死ぬ気で全力で駆け抜けて、踏み切る。気分はラストバトルを行う覆面のように。自分自身も矢として発射する。剣と一直線になるように柄を蹴りに行く。
    神藤羽々音:「まだ、まだまだ!」
    神藤羽々音:そして剣を蹴った直後に、その勢いのまま頭をがっしりと鷲掴みにする。
    ”アザトース”:「ああっ、ぐぅ……!何を……」 衝撃に、呻き、睨みつける。
    神藤羽々音:「これで・・・・・!」
    片手で剣を引き抜きながら、敵の首を折るように手首をひねる。

    ”アザトース”:少女の華奢な首はそのまま折れ、何が起こったのかわからない表情、吹き出した血を眺め────。
    ”アザトース”:「……」
    ”アザトース”:顔の表情だけで僅かに笑みを浮かべ
    ”アザトース”:音の通らない声で、最後の一声を発した。
    ”アザトース”:「     」
    ”アザトース”:そしてその瞳は力を失い、空気に溶ける様にその体を霧散させていった。
    GM:────

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    GM:まず今回のEロイスはこちら
    E:予告された終焉
    E:傲慢な理想
    E:傲慢な理想
    E:傲慢な理想
    E:究極存在

    譲刃纏:いっぱいある!
    GM:合計5個、振りたい方は振ってください
    譲刃纏:振りまーす
    浅海沙天:一応振っておきます
    浅海沙天:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 20[5,3,1,4,7] → 20

    譲刃纏:135-5d10
    DoubleCross : (135-5D10) → 135-37[9,10,1,9,8] → 98

    浅海沙天:最終侵蝕115から引いて95
    浅海沙天:このまま等倍
    譲刃纏:うわっ、めっちゃ下がった
    浅海沙天:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 18[4,4,1,9] → 18

    譲刃纏:等倍でいきます
    浅海沙天:77、帰還です
    神藤羽々音:GM、振る前にSロイス指定しても大丈夫です?
    譲刃纏:98-5d10
    DoubleCross : (98-5D10) → 98-30[5,10,2,4,9] → 68

    あららぎ一位:145-5d10
    DoubleCross : (145-5D10) → 145-27[3,8,7,8,1] → 118

    GM:お、良いですよ
    譲刃纏:無事に帰還です
    神藤羽々音:ではSロイスを神藤天音に指定します
    神藤羽々音:頑張ったよ、姉さん
    神藤羽々音:ではEロイス分振ります
    神藤羽々音:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 20[7,4,3,4,2] → 20

    神藤羽々音:139なので119に下がった後等倍で振ります
    神藤羽々音:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 25[7,6,9,1,2] → 25

    神藤羽々音:94で帰還です
    あららぎ一位:わたしも渾身の一撃を打ち込んだので、ガイアさんをSロ指定
    GM:あっ嬉しい
    あららぎ一位:等倍
    あららぎ一位:118-5d10
    DoubleCross : (118-5D10) → 118-27[2,2,10,10,3] → 91

    譲刃纏:一位ちゃん、無事に帰還できて良かったー
    浅海沙天:そうだ
    あららぎ一位:わーい!
    浅海沙天:S ガイア 〇賭け/外れたらかなりへこむ
    浅海沙天:これで取得しておきます
    ガイア:きゃー
    GM:では皆さん生還おめでとうございます!
    譲刃纏:やったー
    あららぎ一位:わーい
    GM:経験点はシナリオ5点、D・Eロイス7点、いつもの5点で17点+最終侵蝕+Sとなります
    神藤羽々音:27点いただきます
    浅海沙天:29点拝領します
    譲刃纏:21点だ
    あららぎ一位:27点
    GM:34点いただきます。むしゃむしゃ
    GM:────

    エンディング1


    GM:放課後、浅海沙天が帰路についているときのことだ。
    譲刃纏:眼鏡に黒髪ショートボブの落ち着いた佇まいをした高校生くらいの少女がキミの前に立っている。
    浅海沙天:目の前に知った顔を見かけ、ひとまず頭を下げる
    浅海沙天:「…どうも」
    譲刃纏:キミを見つけると、SPの男たちにどこかに行っているように指示を出す。
    譲刃纏:「やあ。浅海少年」
    譲刃纏:「今回の一件はご苦労だったな」
    浅海沙天:「いえいえ、譲刃さんこそありがとうございます」
    浅海沙天:「企業の方なのに、博打に乗らせる羽目になったので…」
    譲刃纏:「気にするな。それなりに面白かった」
    譲刃纏:「だが、これからのことは何か考えているのか?」
    浅海沙天:「……実は何も、これでやってくるならやってくるでしょうとしか」
    譲刃纏:「そういうことじゃない」
    浅海沙天:「?」
    譲刃纏:「もし浅海少年が賭けに勝っていたとして、そのことをUGNや他の組織や我が社が知ったとして」
    譲刃纏:「キミがせっかく勝ち取ったものは格好の研究材料になるだろう」
    浅海沙天:「…ああ、そういうことですか」
    譲刃纏:「なんせ今までに例のないケースだからな。どこの組織もこぞって欲しがるさ」
    浅海沙天:「俺はまだ子供なので、その点に関しては『信頼できるUGNの大人』に任せるしかできないし」
    浅海沙天:「そこでUGNが信頼できないと意地を張るほど不信に陥ってはいないので」
    譲刃纏:「なるほど。世話を焼きに来たつもりだったが、不要だったか」愉快そうに笑う。
    浅海沙天:「…引き取りませんよ?」
    浅海沙天:じとっとした目
    譲刃纏:「高校生が子供1人引き取るのは無理だろう」
    浅海沙天:「そうですよ」
    譲刃纏:「だが、実際どうするつもりだ。目の前に現れでもしたら」
    譲刃纏:「身寄りのない、頼る相手もない少女だぞ」
    浅海沙天:「そこなんですよね……ちゃんとUGN行って、頼れる人と暮らすように諭せればいいんですけど」
    譲刃纏:「そこから先も賭けだな」
    浅海沙天:「ならうまくいく方にオールイン、ということで」
    譲刃纏:「そうだな。ふむ……」少し考え込む。
    譲刃纏:「エンブレム:広報企画七課」を使用して、情報を改竄します。
    譲刃纏:『ガイアは完全に死亡し、復活する可能性はない』というように情報を改竄したいです。
    GM:許可します
    譲刃纏:「キミが少女を説得するまでの多少の時間稼ぎくらいはしてやろう」
    浅海沙天:その言葉に、とても驚いたような顔をして
    浅海沙天:「まだ賭けに乗ってくれるんですか…?」
    譲刃纏:「自信があるんだろう?」
    浅海沙天:「無いことはないですけど、それにあなたが乗る理由はあるのかなあと」
    譲刃纏:「……ないな」
    譲刃纏:「我ながら柄にもないことをしていると思う」
    譲刃纏:「なぜだろうな。自分でも不思議だよ」
    浅海沙天:「…………」
    譲刃纏:「…………」
    浅海沙天:少しだけぽかんとした顔をした後
    浅海沙天:「……ありがとうございます」
    譲刃纏:「いや。例を言われるようなことでは……」
    浅海沙天:「それでもです、貴方は俺の賭けに乗るために危険を冒した、あの時も、今も」
    譲刃纏:「ただのお節介だ」
    浅海沙天:「それに対する礼を欠くほど不誠実にはなれなかったので」
    譲刃纏:「キミは本当に面白い少年だな」
    浅海沙天:「変な奴とはよく言われます」
    譲刃纏:「こういう気持ちの時はどうするのがいいんだろうな。よく分からん」
    浅海沙天:「…なら、後で賭けの結果だけでも伝えさせてください」
    譲刃纏:「それは楽しみだ」
    浅海沙天:えっと、と言ってメールアドレスをメモに書いて渡す
    浅海沙天:「これ、連絡先です」
    譲刃纏:「ああ。ありがとう」
    譲刃纏:名刺入れを取り出そうとし、少し考えてやめる。
    譲刃纏:自分もメールアドレスをメモに書いて差し出す。
    譲刃纏:「キミの賭け、きっと勝っていると思うぞ」
    浅海沙天:「…そういわれると自信が出ますね、助かります」
    譲刃纏:「ではな、浅海少年。またいずれ」
    譲刃纏:そう言ってキミに背を向ける。
    浅海沙天:「……はい!」
    譲刃纏:「報告、待っているぞ。本当に引き取りたくなったら、相談しろ」
    譲刃纏:「マンションくらいは用立ててやる」
    譲刃纏:悪戯っぽく言って笑うと「エンブレム:K資金」を使用して購入したマンションの鍵をキミに見せる。
    浅海沙天:「なっ……だから引き取りませんって!!」
    譲刃纏:「冗談だ」
    浅海沙天:「もう……」顔を赤くして頬を膨らませながら早足で帰路につく
    譲刃纏:愉快そうに言うとそのまま歩み去る。
    譲刃纏:「……柄にもないことばかりしてしまったな」自分でも意外なように言い、帰路につく。
    GM:空の赤い夕暮れ時、車に乗り込む直前に、鼻歌が聞こえたような気がして────
    GM:────

    エンディング2


    GM:────パンダ珈琲
    GM:カツサンドをもぐもぐと頬張る男が一人、テーブル席に座っている。
    あららぎ一位:そして、男の正面の席へ座る少女が一人
    あららぎ一位:「こんにちは、スぺさん」
    あららぎ一位:「今度は自分で注文できたのですね」
    ”スペクトラル・ハンター”:そちらを見た後、残っていたカツサンドを口に放り込む。
    ”スペクトラル・ハンター”:口の周りにはソースがべったりとくっついている。それと、こぼれた野菜がテーブルに……
    ”スペクトラル・ハンター”:指に付いたソースを舐めとった後、頷く。
    ”スペクトラル・ハンター”:「ああ。久しぶりだな。あららぎ一位。」
    あららぎ一位:「ええ、お久しぶりです。」
    あららぎ一位:仏頂面で応える。最も、大概この顔なのだが
    あららぎ一位:「自分で注文ができたことは偉いです」
    ”スペクトラル・ハンター”:「だろう?。」
    ”スペクトラル・ハンター”:こころなしか口角が上がっている気がする。
    あららぎ一位:「えらいですね、しかし…」
    あららぎ一位:「食べ物を落とさなかったらもっと凄かったのに」
    ”スペクトラル・ハンター”:「ふむ。」
    あららぎ一位:やや声色を残念そうに
    ”スペクトラル・ハンター”:テーブルを見て、あららぎ一位の方を向きなおす。
    ”スペクトラル・ハンター”:「気を付けよう。」
    あららぎ一位:「うむ。次に期待しましょう。」子どももこうすれば分かってくれるよね、という事は彼女は学んでいた。
    ”スペクトラル・ハンター”:頷く。
    あららぎ一位:「‥‥」少し、スペクトラル・ハンターを眺めている
    ”スペクトラル・ハンター”:「俺が。死んだ後も。事件を。解決できた。ようだな」
    あららぎ一位:「ああ、やはり別のあなたでしたか」
    ”スペクトラル・ハンター”:[。。。。。。?」
    あららぎ一位:「少し違っているように見えたので。」
    あららぎ一位:「ねぇスぺくん。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「ああ。魂さえ。破壊。されなければ。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「肉体は。いくらでも。修復できる。」 そしてそれはゼノスにある。
    ”スペクトラル・ハンター”:「なんだ。」
    あららぎ一位:「実のところわたしは、きみと話しているときに何度か思いました。」
    あららぎ一位:「『ゼノスはわたしが相手だと些細な情報から察知されるので、君という無垢な子を選んだのではないか』と」
    あららぎ一位:憮然として言い放つ、大概な自信過剰ぶりである
    ”スペクトラル・ハンター”:「そうなのか。?。」
    あららぎ一位:「まぁ実際は」
    あららぎ一位:「わたしがプランナーと出合ったらほぼずっと喧嘩腰になるからでしょうね」
    ”スペクトラル・ハンター”:「そうなのか。」
    あららぎ一位:「なのできみのような子が送られてきたのは正解なのでしょう」
    あららぎ一位:「そうです」
    あららぎ一位:「そして逆にこうも思いました」」
    あららぎ一位:「『無垢な君でも知ってることなら、それはわたしに話しても良い』ということではと」
    ”スペクトラル・ハンター”:よくわからないので黙って聞いている。
    あららぎ一位:「”創世計画”。ひょっとしてですが、神城単独ではできない計画だったのではとわたし思ってるんです」
    ”スペクトラル・ハンター”:「なるほど。」 よくわからないので適当に相槌を入れる。
    あららぎ一位:「SoGしかり、神城しかりストレンジャーしかり、あの手の中小組織は。」
    あららぎ一位:「より上のFHやUGN」
    あららぎ一位:「それらの組織に甘い汁で実行役を負わされるが常ですからね」
    あららぎ一位:「それこそ、ゼノスとか」
    あららぎ一位:流石に、譲刃の前では言えない事だ
    あららぎ一位:「つまり、わたしは君たちゼノスが怪しいのではないかと思っています」
    あららぎ一位:「というかぶっちゃけ初めからそう思ってました」
    ”スペクトラル・ハンター”:「そうか。」
    あららぎ一位:君個人は嫌いじゃないですけどね、と付け足し
    あららぎ一位:「きみは何か思うところはないのですか」
    ”スペクトラル・ハンター”:「つまり。ゼノスが。黒幕。ではないか。と。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「思っている。のか。?。」
    あららぎ一位:「厳密には、『レネゲイドの進化に有用と思ったら進化を初期化する存在だった』というのが真相かなと」
    ”スペクトラル・ハンター”:「ふむ。」
    ”スペクトラル・ハンター”:少し考える素振りをする。
    ”スペクトラル・ハンター”:「”プランナー”から。手紙を。預かっている。」
    ”スペクトラル・ハンター”:手紙を取り出し、彼女の前で開く。
    あららぎ一位:「なんでしょう」手紙を見る
    ”スペクトラル・ハンター”:綺麗な文字で「残念ながら外れです。協力してくれたことには感謝していますよ」と書かれている。
    ”スペクトラル・ハンター”:「あと。飴だ。」 飴を取り出して渡す。
    あららぎ一位:「は?」聞いたことのない声を出し、睨むと
    あららぎ一位:手紙が真っ二つになる
    あららぎ一位:「…失礼。飴をもらいます」
    ”スペクトラル・ハンター”:「おお」
    ”スペクトラル・ハンター”:目を丸くしている。
    ”スペクトラル・ハンター”:「疑われたら。渡すように。と。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「なんて書いて。あったんだ。」
    あららぎ一位:[
    あららぎ一位:「『プランナーは悪くないよ』だそうです。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「そうか。」 頷く
    あららぎ一位:「まぁ仮にそうだとしたら、責任取ってガイアさんを転生体にしろと恐喝したのですが」
    あららぎ一位:残念そうに
    あららぎ一位:「流石に責任のないところに追及は出来ませんね」
    ”スペクトラル・ハンター”:「”プランナー”に。よると。”アザトース”の。残滓は。残っている。らしい。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「レネゲイドビーイング。として。既に生まれている。そうだ。」
    あららぎ一位:「そうですか」
    ”スペクトラル・ハンター”:「現代に。適応し。”アザトース”。ではなくなった。ようだが。」
    ”スペクトラル・ハンター”:彼本人はよくわかっていないらしい。
    あららぎ一位:「なるほど。ではあとで沙天くんに『おめでとう。』とLINEを送ります」
    あららぎ一位:イチイはLINEで何かを入力している。内容は『いい報告と悪い報告があります。どちらが聞きたいですか』
    ”スペクトラル・ハンター”:「礼も。言っておいて。くれ。」
    ”スペクトラル・ハンター”:お冷を口に流し込み、氷をバリバリと噛み砕く。
    あららぎ一位:「礼ですか」
    ”スペクトラル・ハンター”:「ごちそう。さまでした。」
    あららぎ一位:「あなたからも何か思う所が?」
    ”スペクトラル・ハンター”:「?。事件解決の。例だ。」
    ”スペクトラル・ハンター”:「なにか。おかしかったか。?。」
    あららぎ一位:「ああ…確かに。きみはやはり、見かけよりも優しい子ですね」
    あららぎ一位:「また何かあれば話に来てください」
    ”スペクトラル・ハンター”:「ああ。」 頷いて、席を立つ。
    あららぎ一位:「きみももう既に植物の会の一員ですからね」
    あららぎ一位:「アロハシャツ着てるし」
    あららぎ一位:「花柄だし」
    あららぎ一位:「また生えてくるし」
    あららぎ一位:「十分資格はあります」
    ”スペクトラル・ハンター”:「。。。。。。?。」
    あららぎ一位:「つまり…そうですね」
    あららぎ一位:「また会いましょう。”スペクトラル・ハンター”。同胞の一人よ」
    あららぎ一位:「特に理由はなくとも、わたしはきみと話をします」
    ”スペクトラル・ハンター”:「そうか。」 頷く。
    ”スペクトラル・ハンター”:「ではまた。」
    ”スペクトラル・ハンター”:そう言って、彼は去っていく。テーブルには落ちた野菜と伝票だけが残される。
    あららぎ一位:「‥‥‥‥」
    あららぎ一位:「店員さん、店員さん。領収書お願い出来ますか」
    あららぎ一位:「はい。名前は『ゼノス、都築』で」
    GM:────

    エンディング3


    GM:夕方になっても暑さの去らない季節になってきた。
    GM:今回の事件の諸々の処理を終え、神藤は前回台無しになった分のアイスを食べに来ていた。
    神藤羽々音:「うん。ここのアイスクリームはやっぱり美味しい。うまうま」
    神藤羽々音:そう言いながら、今回はバニラと桃、それからリンゴの三種類のアイスを食べていた。//
    ??:あなたが座っているその前に、1人の女性が座る。
    ??:「美味しい?」
    ??:にこりとほほ笑んで尋ねる。
    神藤羽々音:「美味しいね。ところで貴女は?」
    神藤羽々音:謎の人物らしきヒトがやってきたので問いかけてみる。
    ??:「ニャルラトホテプとか」 冗談のように。
    ??:「元だけど」
    ??:「八俣藤吾と同じさ」
    神藤羽々音:「・・・・・・。やっぱり女型もあるんだ」
    そう言いながらアイスを頬張る//

    ??:「というよりもね」 パラソルに覆われていない空を見る。
    ??:「そういう性質を持ったレネゲイド。ある程度の共感覚を持ってるっていうか……」 手をこね回しながら説明をしようとして
    ??:「うーん、説明が難しいな」
    神藤羽々音:「エンパスとはまた違うけど、言ってしまえば『レギオン』?」//
    ??:「宇宙を作った神様の性質を持ったレネゲイドっていうのがあるのさ。私たちはそれを持っている」
    ??:「ああーそんな感じで言っちゃうと楽かも」
    ??:「それはレネゲイド拡散とは無関係に、世界中にある散らばっていて、誰がどの程度持っているかも定かではない」
    ??:「ただ、そういうの持ってる人は、危険な目に遭いやすいというか……」
    ??:「なんで私がキミのところに来たかわかる?」
    神藤羽々音:「私のところに保護されに来たとか?」
    多分そうではないだろうとは思いつつも、リンゴアイスを平らげながら尋ねる。//

    ??:「回収しに来たのさ。キミのソレを」
    ??:「ほら、今回の事件の、八俣藤吾の死体を最初に見つけたのが……」
    ??:「キミだ。報告を読んでね、発狂した彼の通信を受けたんだろう?」
    神藤羽々音:「それはそうだけど。別に私はそういうのを持ってても良いと思うけど?」
    少しむすっとしながらさらなる言葉を待つ//

    ??:指を一本立てる。
    ??:「これから同じような通信が増えるかも」
    ??:二本目を立てる。
    ??:「事件に巻き込まれやすくなるかも」
    ??:三本目
    ??:「あなたの身近な人が巻き込まれるかも」
    ??:「それで良いなら任せるけど……」
    ??:と言って君の言葉を待つ。
    神藤羽々音:親指を立てる
    「そういう通信が増えてきたら、私以外のメンバーに伝えれば解決してくれるし」

    神藤羽々音:人差し指を立てる
    「事件は解決すれば問題なし」

    神藤羽々音:中指を立てる
    「私の身近な人は全員UGNエージェントだから。巻き込まれたらその人が解決してくれるよ」//

    ??:はあ、と息を吐く。
    ??:「頼りになることで、後悔しても知らないからね?」
    ??:「まあ正直助かりますけども」
    ??:拗ねた様にアイスを一口頬張る。
    神藤羽々音:「後悔っていうのは先には立たないから。むしろ私が持っていた方が貴女の平和にも役立つと思うけど」
    そう言いながら桃アイスを頬張る。裏ごししているであろう桃感がスゴイ//

    ??:「そりゃそうよ。でも本当に危険だし、怖いし、いちおう今回は恩人だし助けてあげよっかってことになってわざわざ来たのに……」
    ??:「ちょっと意味深な感じも出してミステリアスな女を演出したのに……」
    ??:ぶつぶつと言いながらアイスを食べて笑顔になるのを繰り返している。
    神藤羽々音:「別に無理する必要はないと思う。人間生きていたいように生きればいいと思うし」
    姉さんなんか、ぐーたらしてたし。とか言いつつ//

    ??:「神城にいた八俣藤吾は私たちの中でも手練れだったわ」
    ??:「遺跡から持ち出された”起源種”のレネゲイド」
    ??:「彼が研究していた分の少量であれだけの被害が出たもの、次があれば……」
    ??:「と、忠告だけはしておくわ」
    ??:アイスを食べ終える。
    神藤羽々音:「その時は、また今回みたいに誰かが解決すれば大丈夫」
    オーヴァード達の、守ろうとする意志は宇宙の意思よりも強いから。
    「あと、次に会うときはもっと可愛い娘と会いたいかな」//

    ??:「業腹。期待するのは自由よ。”マルチプルヘッズ”が大半を占めているけどね」
    ??:「……じゃ、私は行くけど他に聞いておきたいこととかある?」
    ??:「もう会えないかもしれないし」
    神藤羽々音:「名前と連絡先ぐらい?」//
    ??:「あー」
    ??:少し考えて
    ??:「東雲未希」 と言ってメモを渡す。
    神藤羽々音:「ん。じゃあこれ。うちの特別支部の名刺。何かあったらここに連絡して。受け取った人が助けてくれるから」
    そう言って、UGN特殊感染症対策部の住所と電話番号、それから代表者の名前と自分の名前が書かれた名刺を懐から出して手渡す。//

    ??:「初めて聞く支部。救世主様の支部だし、期待させてもらうよ」
    ??:受け取って軽く笑んで、あなたに背を向ける。
    神藤羽々音:「その期待に応えられるような支部だから、大船に乗ったつもりで居て大丈夫だよ」
    その背中に声をかける//

    ??:ひらひらと手を振って、女性は去っていった。
    神藤羽々音:そのまま去っていく彼女を見て、そのままバニラアイスも桃アイスも完食
    そして、電話をかける。

    神藤羽々音:「ママ、路地裏にゲートお願い。・・・・・うん、ちょっと不満だったけど、楽しかった。その話は帰ってからでいい?・・・・・・うん、分かった」
    神藤羽々音:電話が終わると、すぐさま電話で指定された路地裏に素早く入り、目立たないように薄い切れ目のようになったディメンジョンゲートから、羽々音の所属する場所に帰還する。
    神藤羽々音:彼女達はまたどこからともなく現れて、どこからともなく去っていくだろう。ただ、事件を解決する。
    神藤羽々音:歯車は回る。歯が欠けたり抜け落ちたりしたとき、彼女達は現れて、補修し、また歯車は回っていく。
    神藤羽々音:彼女達が現れるのは、また、別のお話。
    神藤羽々音://
    GM:────

    エンディング4


    GM:カチリ、と歯車が噛み合って。
    GM:────
    GM:譲刃と別れた浅海沙天は、再び歩き始める。
    浅海沙天:なんだか少し疲れてしまったので近くのコンビニでアイスを買い
    浅海沙天:食べ歩きはあまりしたくないので道すがらにある公園を目指す
    浅海沙天:…正直なところ、皆が思っているほど自信はない
    浅海沙天:賭け負けたら一生後悔するので当たっていてくれと思う心臓は常にバクバクしている
    浅海沙天:どさっと倒れ込むようにベンチに荷物を置き
    浅海沙天:よろよろとアイスクリームを取り出す
    GM:そんな君の耳に、鼻歌が届く。
    GM:歌うような、笑うような……少女の鼻歌。
    GM:視線を向けると、そこには一人の少女がいた。
    GM:「~♪~♪」
    GM:ゆらゆらと楽し気に、ブランコを漕いでいる。
    浅海沙天:すっと足を閉じて姿勢を正し
    浅海沙天:自然な流れでスマートフォンを取り出し
    浅海沙天:その過程であららぎさんからの通知を確認
    浅海沙天:『どうやら勝ったようで』と言うメッセージを打ち込み
    浅海沙天:ブランコをこぐ少女の写真を一枚
    浅海沙天:…ブレた
    GM:ん?とブランコの上から少女が首を傾げる。
    GM:そして笑顔になり、手を振ろうとして────
    GM:ずべしゃ
    GM:両手を放してしまい地面に落下。
    浅海沙天:顔も碌に映っていないそれを脳死で送信ボタンを押し
    少女:「ほああ……」
    浅海沙天:そこで倒れ込んだことに気が付いて急いで駆け寄る
    浅海沙天:「……手を離したら危ないですよ」
    少女:「痛い……」 ぐずぐずとした声でそう言って、あなたの方を見る。
    少女:「ん……」 そして、あなたに近づいてすんすんと鼻を動かす。
    浅海沙天:「………」もうそれを引きはがす余力も無く
    浅海沙天:「…お帰りなさい、そして試すようなことをしてごめんなさい」
    少女:「?」 少女は不思議そうな顔をする。
    浅海沙天:ため息とそれまでの不安と諸々を全部吐き出すように言った
    少女:「何の話?」 笑顔でそう言って
    少女:「ねえ、あなたもしかしてオーヴァード?」
    浅海沙天:「……」
    少女:「私、生まれたばかりのレネゲイドビーイング……っていう知識はあるんだけど」
    浅海沙天:「ええ、肯定します、でもその話をここでするのは良くないので、場所を移しましょうか」
    少女:「……なんのレネゲイドビーイングなんだろう?」
    少女:「はーい!」
    浅海沙天:そのままするりとベンチの後ろにある森に隠れ
    少女:ちょこちょこと後ろをついて歩く少女に、以前会った時のような強引さは感じられない。
    浅海沙天:一般人よけにワーディングを。
    少女:「おお、ワーディングだー」
    浅海沙天:「レネゲイド、とかエフェクト、というのは今の世界じゃ『裏側』みたいなものなので」
    浅海沙天:「大体の人は『知らない』ものだと思って下さい」
    少女:「ふむふむ?」
    少女:「教えちゃダメなの?」
    浅海沙天:「はい、困ってしまう人がいるので」
    少女:「あなたも困る?」
    浅海沙天:「そうですね、人を困らせると貴方が困ることにもなりますし」
    浅海沙天:「あなたが困ると、俺も嫌だなあと」
    少女:「……」 顔が赤くなり、表情がだらしなく緩む
    少女:「じゃあ言わないね、えへへ」
    浅海沙天:「ありがとうございます、いい子ですね」
    浅海沙天:そっと頭を撫でる
    少女:「うにゃあ」 変な鳴き声を上げる。
    少女:猫のレネゲイドビーイングではない
    浅海沙天:「ふふ」
    浅海沙天:「いい子のあなたにはこれもあげます」自分で食べるつもりだったアイスを渡す
    少女:「えっ良いの!?」 眼を輝かせる。
    浅海沙天:「ええ、食べ方はわかりますか?わからなければ手助けします」
    少女:「あむ」 答えを聞く前に口に運んでいる。
    浅海沙天:「それが終わったらUGN……頼れる人達のところに行きましょうか」
    少女:「んむんむ……UGN?」
    浅海沙天:「君のお家になってくれそうな人のところです」
    少女:「おうち……」
    少女:「私、ここで産まれたの」
    少女:「あなたを見た時、私は貴方に会うために生まれてきたんだなって思ったんだけど」
    少女:「そこにあなたはいるの?」
    少女:首を傾げる
    浅海沙天:「……」普段から表情が読めない、ぼんやりとした顔をしているが
    浅海沙天:その時だけは顔をふっとほころばせて
    浅海沙天:「ええ、勿論」
    少女:「じゃあついていきます」
    少女:アイスを舐めながら言う。
    浅海沙天:「でも、俺に会うために生まれてきたって言うのはちょっと早すぎますね」
    少女:「どうして?」
    少女:心から不思議そうに尋ねる。
    浅海沙天:「あなたが出会うべき素敵なものは、俺以外にもたくさんありますから」
    浅海沙天:「いっぱい人に会って、いろいろな物を見て、いろんなことをしてください」
    少女:「うん」
    少女:そう言って、黙々とアイスを食べ始める。
    浅海沙天:「それが俺から祈れる少しだけのことですから」
    少女:「……」 アイスを食べ終えた。そのままふらふらと沙天に抱き着こうとする。
    浅海沙天:黙って受け止める
    浅海沙天:「…疲れちゃいました?」
    少女:「ありがとう……さてん、止めてくれて……」
    少女:うわごとのように呟いて、寝息を立て始める。
    浅海沙天:「……礼を言われるようなことはしていません」
    浅海沙天:アイスの袋をゴミ箱に入れ、リュックを持って立ち上がる
    浅海沙天:支部に行って、報告して、できれば処遇も聞いて、やることはいっぱいある
    浅海沙天:……ああ、そうだ
    浅海沙天:「ハッピーバースデー、巡」
    浅海沙天:思い出したようにこっそり耳元でささやき、そのまま支部まで歩いていく
    浅海沙天:どうか、その生に幸多からんことを
    少女:────
    20年ほど前中東某国で発見されたレネゲイドウイルスは、世界を変化させた。
    しかし、現在蔓延しているウイルスは、現代に適応しその在り様を変えているらしい。
    発見された当時から変わらない"それ"を、『起源種』と呼ぶ。

    レネゲイドの研究・実験は今でも盛んに行われ────当然、起源種もその一種であった。

    神城グループで行われていた起源種の実験。
    "創世(ジェネシス)計画"
    そしてその暴走。

    無垢なる少女への祈りが、彼女に新たなる生を与える。

    Double Cross The 3rd Edition
    『どろどろと、溶けて堕ちて』

    GM:そして、最後に産まれたものは────
    GM:────
    GM:という訳で「どろどろと、溶けて、堕ちて」全行程終了となります
    GM:お疲れ様でしたー!
    譲刃纏:お疲れ様でしたー!
    浅海沙天:お疲れ様でした!!
    神藤羽々音:お疲れ様でしたー!!
    あららぎ一位:お疲れ様でした!