ミドル8
GM:ミドル8
GM:準備の終わった方から登場侵蝕をお願いします
不動一空:不動 一空の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (105 → 108)
パミーナ:パミーナの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (113 → 114)
メリー:メリー・アシュクロフトの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (101 → 103)
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (124 → 125)
パミーナ:すいません、ここで前回のインスピレーション分の侵蝕も加算します。
パミーナ:パミーナの侵蝕率を4(→ 4)増加 (114 → 118)
GM:受理ー
GM:ノミナ・サクラ 通路
GM:階層を下る。
GM:奥に行けば行くほど、機械の動きや人の流れ、またデータの置き場所が目立ってくる
GM:そうして降りて11層目
GM:少し薄暗く、紙束などの書類が散った区画
GM:どうやら、襲撃直前の施設の様子が色濃く残っている施設のようだ
GM:というわけで情報収集
GM:項目はこれ
情報項目
・コンピューターを調べる 情報:UGN 10
・紙束を整理する 情報:UGN 9
・周囲に何かないか調べる 知覚 8
・明かりのついているデスクを調べる 精神 12
不動一空:お、調度人数分。
GM:以上4つです、お好きに調べてください
パミーナ:精神判定はピュアノイマンが向いてると思うのでパミーナが振ります。
不動一空:お願いします、知覚は1なので向いてない。情報のどちらかを貰えればと。
パミーナ:9dx>=12
DoubleCross : (9DX10>=12) → 9[1,2,2,4,5,6,8,8,9] → 9 → 失敗
パミーナ:『不完全な神託』《勝利の女神LV8》達成値+24
不動一空:圧倒的だ
パミーナ:ごり押しで突破します。
メリー:暴力
パミーナ:パミーナの侵蝕率を4(→ 4)増加 (118 → 122)
メリー:じゃあコンピューターいきます
不動一空:では紙資料の方が得意そうなので、そちらを頂いて知覚を九重さんにおまかせしてよろしいでしょうか?
九重 咲良:はいさ
メリー:援護の風を使用
メリー:8dx+4
DoubleCross : (8DX10+4) → 10[2,2,3,4,7,8,9,10]+4[4]+4 → 18
メリー:こんなものか
不動一空:コネ:要人への貸しを使い捨て使用してダイス+3 侵蝕ボーナスと合わせて+6 合計8d+2
不動一空:・紙束を整理する 情報:UGN 9 にチャレンジします
不動一空:8dx+2>=9
DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 10[3,4,5,5,5,5,8,10]+3[3]+2 → 15 → 成功
不動一空:成功しました。
九重 咲良:6dx+1>=8 周囲に何かないか調べる 知覚 8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[2,5,6,8,10,10]+7[2,7]+1 → 18 → 成功
不動一空:おお、回った。
パミーナ:すごい
不動一空:これならピカロ一匹でも見逃さないに違いないw
九重 咲良:野良ピカロはおらんか
パミーナ:それじゃ歓談に入りますか。
不動一空:はーい
パミーナ:
パミーナ:区画を調べていたが、そろそろ飽きてきたパミーナは、椅子の背もたれに体重を預けつつ。何かを思いついたように口を開く。
パミーナ:「そういえさ、九重さん。さっきの狩人爺さんの迷彩効いてなかったよな。」
パミーナ:「アンタどの程度人間離れしてるの?」
九重 咲良:「どの程度…とくると、なかなか具体的な表現は難しいものだが」
パミーナ:ごく普通に、世間話をするようにそんな話題を出した。
九重 咲良:「種族の都合でな、少しばかりモノを見る目が違うのだ。特にヒトに類するものを見る目がな」
不動一空:「同等の能力が相手であれば、以後も喜多灘のサポートは不要と言うことでいいのか?」
不動一空:紙の束をまとめ、分類し、整理しながら。
九重 咲良:「向こうとの能力の違いがあまりハッキリしないので断定はできないものの、おおよそ似たようなものが見えていると言っていいだろう」
パミーナ:「そりゃ、RBは人間に興味を持つようにできてるよ。でもそれと身体構成は話が別だし。」
パミーナ:「アンタのは、もっと違う意味なんだろ。俺とは違う。」人の体を使い、人から生まれた自分とは。
不動一空:実務的な確認を終え、黙々と作業に戻る。
不動一空:「了解だ」
メリー:「元々そういう存在であるから呼ばれたんです。“違い”も推して知るべきでしょうね」ため息をつく
パミーナ:「ぶっちゃけ人間離れしていれば、いるほどありがたいってのがこっちの気持ちとしてはあるんだよな。」
パミーナ:「前提が異なれば連中の技術もピカロの奇怪な忍術も効かないかもしれないし。」
不動一空:「混成部隊の強みだな」
九重 咲良:「そういうことだ。要点だけ言えば、この星の生まれではない。それなりの長さここで育ってはいるがね」
メリー:「……」ぎりぎり生きているコンピュータを慎重に操作しながら、耳を傾けている
九重 咲良:「マスターピカロなる彼がどういった原理でこのような奇天烈を実現しているかはわからないが、似て非なる存在ではないかと睨んでいる」
九重 咲良:「こちらの目から君達の目に見えているものと見えていないものを区別することは少々困難だが、斥候まがいのことならば任されよう」
不動一空:「──やつも人ではないということか?」
パミーナ:「【神託】越しの感覚だけど、RBではないな。人の血肉というかガワはもってるぞ。」
九重 咲良:「血肉を持つだけやもしれぬぞ。機能が外付けされることには十分にあり得る話だ」
パミーナ:「化け物じみてようが、初めからそんな生まれならそんな生まれで良いんじゃね。」
メリー:「血肉があるなら十分。斬って斃せるならヒトもRBも同じです」
不動一空:「同感だ」
不動一空:完全に不要と解る紙束を取り除く。だいぶ絞れてきた。
パミーナ:「外付けされているとしたら、多少は話は変わるが…。俺がそこまで踏み入る相手でもないしな。」
パミーナ:「なんとなく見えてきた。アンタ結構ピカロに興味があるクチなんだな。」
メリー:「予告した所業を除けばおもしろ人間ですからね……気持ちはわかります」
九重 咲良:「この先に潜んでいる者が、何某かは不明だがな。直接対面しなければわからぬこともあるだろう」
九重 咲良:「この"目"は、そこまで"遠く"が見えないように造られている」
パミーナ:「仲間以外にも動機がありヒトに興味を持った。その内容は、きっとアンタという存在の受容に役に立つ。」
パミーナ:「まるで見える目も持ってたかのような、やろうと思えばもっと色々できるみたいな、言葉だな。」
九重 咲良:「…少し違う。この身はそこまで意のままにできるものではない。"そういうモノ"として作られた、"そういう機能"を持っただけのモノだよ」
九重 咲良:「其方の理解の外の存在ではあろうが、想像しているほど万能ではないよ」
九重 咲良:「ただ、そうあるだけの存在でしかない」
九重 咲良:「僕が人間へと関心を寄せるのは、個人的な嗜好と生命の理由……ヒトにわかる感覚ならば、食欲のために生きる者とだけ思っていれば良い」
パミーナ:「なるほどね。『そういう風に出来た』存在っていうなら理解できる。」
パミーナ:「おかげでアンタの在り様もそこそこ分かったつもり。…まぁ故意に直接的に人に害をなす事はない、程度は。」
パミーナ:「少なくとも、どういう奴であれこちら側に立つアンタの人間性は好ましいと思うよ。」
パミーナ:「過去に何があったかはともかく」「その内面が俺たちをどう眼差したとしても。」
パミーナ:「俺自体が存在定義さえ叶えられれば後は割とどうでもいい、化け物だしな。」
GM:情報
解析されたデータ
絶え間ない救援信号の中に、ところどころデータがある、曰く
・送信者はルリグ、管理者権限は保持しているがシステム自体がつくりかえられており手は出しにくい
・中にはまだ当時の研究者が残されているので彼らの救出を優先してほしい
・この部屋は(データ不明瞭)が使っていた部屋だ、救出する以上は彼も敵になるだろう
・何かしらの端末があれば支援が届くかもしれない
デスクの上の書類
備忘録のようだ、文字はほぼ消えていて見えない、何かしら超常の手段を用いなければ中身を見ることは不可能だろう。
紙束の並べ替え
紙面には文字の切り貼りで、何かの経過が記されていた
○月○日
8:00 施設に天寂衆を名乗る謎の集団が侵入、施設内を襲撃し始める
9:00 施設に(空白)セルの一隊がやってくる
9:17 UGNエージェント(空白)がやってくる、(空白)セルとの合流の為と考えられる
9;50 (空白)セルの連絡を受けてアルフレッド・J・コードウェルとマスターレイス数名が施設に侵入。
12:15 事態を発見したUGNが”嘘吐き”浅月透や”鉄の女”メリーアシュクロフト含む複数人のエージェントを派遣
13:00 状況UGN優勢、(空白)セル部隊はほぼほぼ死亡、マスターレイス部隊は天寂衆部隊を追おうとしたが追跡できず
14:20 マスターレイス部隊撤退、内部人員ほぼ壊滅(UGN側含め)”嘘吐き”今回の件を(空白)で全て葬る。死亡前にメリー・アシュクロフトはかろうじて撤退。しかし内部勢力が記憶干渉能力者揃いのため記憶の混濁が深刻。当初の作戦目標含め葬られた為施設内部は廃棄とされているが実体は天寂衆に乗っ取られ、研究プラントになっている。
補遺
天寂衆の目的は遺物や遺産、その他各地から集めてきた賢者の石などのレネゲイドアイテムによって9区長八色刹那の現実改変範囲を世界規模まで拡大し、世界全部を9区にすることと考えられる。アルフレッド・J・コードウェルはどうも天寂衆を叩き潰すために優先的に連絡を入れてもらったらしい。
周囲の物
紙束の中に、小さな冷蔵庫や新聞、毛布などと言った簡単な生活の痕がある、紙以外のゴミは少なく、ここには人がいたようだ。しかも、比較的几帳面な。横のガラクタ(恐らくは先住者のものとして丁寧に詰めていたのだろう)からは何か持っていけそうだ
購入2回分を行うことが可能です。
九重 咲良:「怪しい物はこちらではあまり見当たらなかった。見えていなさそうなものも特別…なさそうだったからな」
九重 咲良:「その分、使えそうなものはそれなりに残っていそうだ。それぞれ必要なものは適宜持っていくといいだろう」
不動一空:「了解だ、後で見繕さてもらおう」
パミーナ:「サンクス!クレバーに使わせてもらう。」
メリー:「ふむ……」使えそうな対BCスーツが目に入るが、いったん振り払い動きそうなPCを探す
喜多灘凜瀬:「なんか探してます?PCなら持ってますし修理も簡単であればできますが…」
メリー:「先程まで何台か当たったんですが、上手く動きませんでした」
メリー:「あれが一番状態がよさそうです。少し見てもらえますかね」大きめのデスクトップを指差す
喜多灘凜瀬:「了解です、じゃあちょっと見てきます」
喜多灘凜瀬:デスクトップの方へ生き、軽く様子を見て
喜多灘凜瀬:何やらコードやディスクを取り出してつなげたり入れたりして
喜多灘凜瀬:「お待たせしました、これで行けると思います」
メリー:「……」
メリー:「これ、もしかしなくても全部喜多灘さんがやった方がいい気がしますね……」
パミーナ:「メリーさん、機械得意そうな感じしないもんな…。叩いて直す方が得意そ」
パミーナ:のんきに軽口をたたく。
喜多灘凜瀬:「なんか見てほしい奴とかあります?」
メリー:「簡単な機械ならこう、因子をガッとやって物理で直せるのですが」
メリー:「何が見られそうかもわからないので、お任せします」開き直る
不動一空:「餅は餅屋に任せればいい」
喜多灘凜瀬:「了解です、中身開いてみます」PCを稼働し、中のデータを調べる
喜多灘凜瀬:「うーん、上層と似た情報…だけじゃないな…」
喜多灘凜瀬:「あ、これ送信元ルリグですね、そこは一緒」
喜多灘凜瀬:「管理者権限はギリギリ残ってるけどここのシステム自体つくりかえられちゃったみたいで大がかりには動けないみたいです」
喜多灘凜瀬:「あとはこの部屋についての話も書いてあるんですけど…」
喜多灘凜瀬:「肝心の名前がきれいに真っ白で誰の部屋かわからないです、でも敵らしいです」
喜多灘凜瀬:「なんかの端末とかあれば直接連絡も取れそうですが…どうします?」
メリー:「……他の皆さんの情報が出揃ってからにしましょう」
喜多灘凜瀬:「了解です、準備だけしておきます」
日比谷畔:「他に何かわかったのはあるかい?」
不動一空:「──こちらは七年前の襲撃の時系列が記されたものを見つけた」
不動一空:とりあえず会話がまとまったことを確認し、切り出す。
不動一空:そして順番に並べ替えた書類を確認しながら、皆に説明を始める。
不動一空:「襲撃の目的だが、あの老人たちの組織──天寂衆は遺物や遺産、それに賢者の石らレネゲイドアイテムの確保。そしてコードウェルの率いるFHは、天寂衆を叩き潰すことを目的にこの施設へと訪れたらしい」
メリー:「UGNは?」
不動一空:「順を追う」
不動一空:「理由は知らんが、コードウェルは組織内でも優先的に天寂衆の情報を収集していたようだな」
不動一空:「襲撃順としては天寂衆、FHの順だな。差は60分も無い」
不動一空:「その後、事態を把握したUGNが浅月やアシュクロフトを始めとするエージェントを派遣。三つ巴となったようだ」
不動一空:「結果、最終的にはFHを敗退させたがUGNも甚大な被害を被り、撤退する羽目となっている」
不動一空:「内部に居た人員を含め、ほぼ壊滅状態。その後浅月の能力で諸々記録と記憶をチャラにしたようだな」
不動一空:「──アシュクロフトの記憶混濁は、やはりこの事件が原因のようだ」
不動一空:「内部勢力に記憶干渉能力者が多かったため、混濁したようだとの記録がある」
不動一空:「──事故か何らかの作為があるかは、これだけでははっきりせんがな」
メリー:「……私が派遣されていた。そう、ですか」
メリー:「監査任務に携わっていたのですから不思議はありませんが……」
不動一空:「あくまでも記録だが、ある程度信憑性があると俺は考える。本来、人目につかなかったはずの記録だからな」
不動一空:人目につかない情報であれば、ミスリードにはなり得ない。
メリー:「疑ってはいませんが、正直全く覚えていません――不気味な気分ですね」
メリー:「しかしその書類、単なる印刷ではないように見えます」
不動一空:「──ともあれ、最終的にこの施設は天寂衆のものとなり、現状に至ると言う訳だ」
不動一空:と、一旦言葉を切って。
不動一空:「──────」
不動一空:書類の一部を皆に解るように開示。
不動一空:切り貼りで構成された文章の所々に、不自然な形の空白が存在している。
不動一空:「ああ。ご覧のように、切り貼りを使って記録されている」
不動一空:「そしてそこまでしたにも関わらず、不自然な空白が無視できんレベルで存在している」
不動一空:「改竄までは至ってないようだが、隠蔽はされていると考えたほうが無難だろう」
パミーナ:「まーーーたピカロか。」
メリー:「文字の切り貼りは反ミームへの対抗策ですかね」
不動一空:「断定はできん」
不動一空:「が、少なくとも類する能力が行使されているようだ」
メリー:「単純ながらケースによっては有効ですが……まあ、これ以上のことはわかりません」
不動一空:「俺の方は、これくらいだな」
パミーナ:「じゃ俺の成果な、デスクの上からこいつを見つけた。」
パミーナ:そう言って備忘録のようなものを出す…が文字はほぼ消えていて、見えない。
パミーナ:「"なんかある"感すげーよな。見えないけど。」
不動一空:「白紙に見えるな」
不動一空:「──が、そうではないと言うことか?」
九重 咲良:「……そのようだな」
メリー:「確かにそんな気配はします」僅かにオルクスの因子が反応している
パミーナ:「ま、そういうこと。」ペンをくるりと回す。
パミーナ:「別に、全く見えないわけじゃないしな。俺なら筆の癖を読み取る程度は可能だ。」
パミーナ:「─────癖を理解したら後は、俺の異能に身を任せるだけでいい」
パミーナ:手が嘗ての筆者の筆跡をなぞる様に、滑らかなに動く。
パミーナ:《プロファイリング》を元にした《完全演技》のなせる業だ。
パミーナ:そして、メモを補填し、再現した。
マスターピカロ、あるいは の備忘録
・俺は恐らく人に記憶されない。記録はもっとされない。そういう風に改造されたらしい。ついでに改造の副作用でそんなに長くも生きられない、精々30手前が限界らしい。日記もまともにかけないのは不便だが書くだけ書くことにする。
・研究所が無くなった、研究者たちは俺達の事もすっかり忘れてしまったようだが無い物は仕方ない。404とかはUGNに行こうかという雰囲気になっているがそれはそれであの研究レポートが表に出ないから寝覚めが悪い、ここは俺一人でもやってみようか
・名前はマスターピカロにした、計画名だ、ギリギリ文字にも残せるだろう、まあ長く残るものでも無いが。
・さて、一回この姿で色々見回してみたが、どうもこの世界忘れられた物が多すぎる。結構いい物も落ちているのに勿体ない。おまけにレネゲイドに寄って強制的に「忘れされられた」物も少なくない。バーゲンセール。
・忘れられたと泣く人間を見つけた。なるほど、現に彼らを見る人はいない。仕事ができた。これを糺そう、多少過程で混乱が起きるだろうが忘れられて塩漬けにされて泣く人間なんて少ない方がいい。
・九重遠、使えそうな人、たまに手を貸してもいいかもしれない
・天喰大輝、清算リスト、全部終わったら彼に首を差し出すこと
・一回一回案件を潰していたが、キリが無い。それを繰り返すのも人生と言うのだろうが、あいにく俺もそこまで長く無い。どうせ死ぬなら死ぬ前にマスターらしいことをしてもいいかもしれない。願いはある。「忘れさられること」これを俺は許さない。例え上手くいかなくても、まあ構わない、それも人生だ。
GM:メモの内容はさほど多くない、恐らく本命の手帳は別で所持しているのだろう
パミーナ:メモを書き終えたパミーナは、それを皆の見える位置に置く。
パミーナ:「…『最高の人生の見つけ方』みたいなことするんだなぁピカロのやつも。」
パミーナ:「どうやらこんな奴にも執着や覚えてる相手や事物はあるみたいだな。後で調査してもらおうぜ。」
九重 咲良:「やはり、血肉だけがヒトだっただけの存在だったようだ。気の毒なものだな」
不動一空:「判ってみれば」
不動一空:「シンプルな動機と行動だな」
不動一空:看過はできないが、理解する。
メリー:「忘却は我々の確固たる権利です、が――確かに同情できる点もありますね」
メリー:「只人なら気が狂うでしょう」
不動一空:「だが見過ごす訳にはいかん」
日比谷畔:「404……あれまさか……うーん、これは後で確認かな……」
メリー:「もちろん、見過ごしません」
パミーナ:「穏当に見て冷凍刑、厳しめに見て消去(デリート)ってところか。」
メリー:「というと?」
パミーナ:「UGNは、ジャームを治すことを最終目標にしている。」
パミーナ:「死者蘇生は兎も角改造人間一人治すくらいはいつかはできないと、困るって話だな。」
パミーナ:「ま、ぶっ殺せば手早く反ミーム特性が消えて晴れて皆に覚えてもらえるかもな。」
不動一空:「本人に確かめる術はなし、か」
パミーナ:「天喰と九重遠だっけ。そいつらがピカロを覚えたままでいられるのも、案外そういう手しかないかもしれないし。」
パミーナ:「それ込みで殺されるような真似してるのかもしれん。まぁ俺はこいつの気持ちなんて、分かりたくもないけどな。」
九重 咲良:「難儀なものだな。結果だけがあれど、原理はわからない」
不動一空:「矛盾とも思える一部の記憶は、そうした願望が無意識に反映されている可能性もある、か」
メリー:「奴がどんな考えでいようが我々は退きませんし、退けません」
メリー:「あなたも判っているでしょう――ピカロ?」適当にカマをかける、単なる直観で
"マスターピカロ":「知っているとも」気づけば冷蔵庫から飲み物を出してそれぞれの前に出している
パミーナ:「こ、こいつ、まるで準備してきたかのような超速登場しやがって─────!」
"マスターピカロ":「どうもー、冷蔵庫の中身好きに取っていいよ」
パミーナ:「何くつろいでんだ、ここは手前の実家じゃねぇんだぞ。」
メリー:一瞬戸惑うも踏み込み、「――ッ!!!」抜刀しつつ突っ込む
"マスターピカロ":それをひらりといなして躱しつつ
"マスターピカロ":「でもここ俺の部屋だよ?」
パミーナ:「名前書いてないじゃん」
パミーナ:「ペットボトルに名前書いた?」
"マスターピカロ":「あ、サインした方がいい?」
"マスターピカロ":ペットボトルに名前を書いて渡す、当然すぐに消える
パミーナ:「人が来るなら書くのがマナーだな。礼儀正しいようで何より。」
不動一空:「なるほど、こうして目の前に居る分には認識できるようだ」姿を確認することも、声を聞くこともできる。
パミーナ:「消えてもどこかできっと見てる人はいるぞ。まぁ覚えてられるのは俺くらいだが。」
"マスターピカロ":「それはその通り、いくら見られてないとはいえ礼まで欠いてはいけないよ」
九重 咲良:「ほう。改造というのはずいぶんな特異性に見える。なかなか興味深い」
メリー:「皆さん余裕ですね――っ!!」様子を窺っていたが再び突撃、今度は刺突
不動一空:即座に襲いかかれるよう、軽く腰を浮かせる。──隠そうともせずに。
"マスターピカロ":マントを振って受け止め、そのまま軌道を逸らす
パミーナ:「メリーさん、落ち着けよ。ここだと俺も武器出すわけにいかないじゃん。」
不動一空:「討伐対象がわざわざ出てきて、話をしてくれている」
パミーナ:軌道を逸らされたメリ―の手をとり、そのままバランスを取らせ着席させる。
メリー:「チィ……いやこれ無理ですね」納刀
不動一空:「耐性があるおまえらなら、記憶できるかもしれん。ならまずはそうするべきだろう」
"マスターピカロ":「どうせやるなら最深部とかにしておくれよ」
メリー:「冷静に考えてほしいのですが、本人の気分次第でいつでも逃げられる敵とお喋りする方がおかしいですよ」
パミーナ:「ところでお前、マスターピカロでいいんだっけ?」
"マスターピカロ":「うん、あってる」
メリー:「違ったら……困っていました」
パミーナ:「メリーさん、まずはそこからだぞ。前提から確認していこうぜ。」
九重 咲良:「他に同一特性の者が複数人もいたら区別がつかない。助かったな」
不動一空:「そうだな、一つずつだ」
"マスターピカロ":「特性くらいならそっちにも何人かいると思うけどね、まあその辺は置いておこうか」
不動一空:「らしいな」
メリー:「いや、名指しで殺しますって表明した直後に呼んだ? って出てくる方が悪いですよ。違ってても」
パミーナ:「お前、今まで忘却に反抗してたって話だけど具体的に何をしていた?たのしかったか?それ。」
パミーナ:「自分と同じ忘れられた者を助けるのはさ。」
"マスターピカロ":「病院行って院長の手助けしたりFHの子供ら拾っていい感じに叛逆しないかなーって育てたり?」
"マスターピカロ":「楽しいよ、何もしないよりはね」
"マスターピカロ":「人が人を助ける、人間社会として当たり前の行為を楽しいと思うのはそんなに変かい?」
メリー:「多分シヴィライゼーションVの方が楽しいですよ。今からでもそっちにしませんか?」投げやり
不動一空:「結果として混乱を起こしている自覚はあるのか?」
不動一空:淡々と尋ねる。
パミーナ:「そうだぞ!不動の言う通りだぞ!」
パミーナ:ぱっと反論が浮かばなかったので乗っかる。
"マスターピカロ":「あるよ、でもなんもしないよりはいい方向に転がってる気がしない?」
不動一空:「せんな」即答。
パミーナ:「確かに、忘却は悲しく酷いことだな。」
パミーナ:「だからって無くすことはできない。俺たちが俺たちとして生きる為には必要なことなんだよ。」
パミーナ:「人が人として文明を持ち生きるには、レネゲイドは、オーヴァードは早い。」
パミーナ:「…でも、お前の気持ちも分からないわけじゃない。」
パミーナ:「騒ぎが起こらずUGNに喧嘩を売らずお前の本懐が叶う手段があるなら、俺個人は協力してやるぞ。」
不動一空:「パミーナの言うとおりだな」
不動一空:「オマエのやり方は、短絡的で一義的だ」
不動一空:「余命も関係しているのかもしれんが、だからと言ってそれによって引き起こされる被害は看過できん」
メリー:「とりあえずXーMEN見てもらえるとわかると思います」
メリー:「この世界に、行き過ぎた力には、秘匿は必要なことです」
メリー:「で、何しに来たんですか」
"マスターピカロ":「まあ君たちの言い分はわかる、パミーナ嬢の善意もね」
九重 咲良:「…とはいえ」
九重 咲良:「そんなまともな論理を受け付けられるほど、君に余裕がないのではないかな」
"マスターピカロ":「だけどやったからと言って全部が全部悪化するわけじゃないし、それが決まったわけでもない」
"マスターピカロ":「その通り、どうせならやるだけ全部やって捕縛されるなら捕縛されてから後のことはゆっくり考えるつもり」
不動一空:「根拠のない楽観には付き合えん」
メリー:「民主主義とか知らないんですか……?」
メリー:「あなた個人の独善に人類の将来を左右させるわけにはいかないんですよね」
"マスターピカロ":「別に俺は君たちを止めてるわけじゃないよ?」
"マスターピカロ":「止まるならそれまで、止まらないならその程度の人類だった、それだけさ」
不動一空:「なるほど」
不動一空:「改めて、相容れんな」
メリー:「よく分からないということが分かりました」
パミーナ:「九重さん的にはどうおもう?あっ、九重さんってこちらのかたね。」
九重 咲良:「相容れはしないだろう。見えてる世界も違えば、経験してきた価値観も違う」
九重 咲良:「不倶戴天の敵という立ち位置でしかいられないのなら、互いを排斥し合うのが人のサガだ」
九重 咲良:「…事実」
九重 咲良:「『どうせならやるだけ全部やって捕縛されるなら捕縛されてから』だなんてことだ」
九重 咲良:「忘れられたくないこと自体は事実だとしても、もうとうに全てどうでもよくなっているのではないか?」
九重 咲良:「もとより、そういうものとして我々はここに集ったものだと。そう、思っていたのだがね?」
九重 咲良:どこまでも"そういうもの"は"そういうもの"でしかあらず、"始まり"から"終わり"まで変わらない。
九重 咲良:生命の"成長"や"変化"は、形状や体長の変化であるのみであり、種を越えて変態することはない。
九重 咲良:「在るのは共存か死、のみだよ。それを賭けることに生命の価値があるんだろう?」
"マスターピカロ":「あー確かに、思ったより人間社会見限ってるかも?」
不動一空:「そうだな、いずれ忘れることだとしても」
パミーナ:「…じゃあ、人間は?」
不動一空:「自身で引き起こそうとしている厄介事を」
不動一空:「天が与えた試練のように、上から目線で語られるのは面白くない」
"マスターピカロ":「それはそう、その一瞬に賭けなければ、ここまで生きてた甲斐も無いよね」
パミーナ:「社会を見限ってるっていうんならじゃあ、人間はどうだってんだよ?」
パミーナ:「さっきから偉そうなことを言うが、それでもお前からはジャームの雰囲気は感じない。」
パミーナ:「まだ、誰かを期待しているし、執着している。俺はそう思って、その上で出来るところまで付き合ってやるっていってるんだぞ。」
パミーナ:『どんなに辛いことがあっても、生きてるならきっと幸せになれる。』
パミーナ:「…もう一度だけ聞くぞ。今から誰にも迷惑かけない手段に変えるんなら手を貸してやる。この言葉に免じてな。」
"マスターピカロ":「無理、それを実行するには個人的に入れ込んでいる人間が多すぎたね」
"マスターピカロ":「それでも付き合う気なら、追って御覧よ」
"マスターピカロ":「この深海の底、嘆きの部屋までね」
"マスターピカロ":《瞬間退場》
不動一空:「ひとついいか?」
"マスターピカロ":「どうぞ?」
不動一空:「秘匿を良しとしないのなら、確認だ」
不動一空:「それは『期待』か?」
不動一空:先の返事に対し、確認する。
"マスターピカロ":「そうだよ、結構彼女は気に入った」
"マスターピカロ":「じゃあ、冷蔵庫の中身持ってっていいよ」
パミーナ:「…、メモを取ったとき、見覚えのある書体だった。アレはお前の」
"マスターピカロ":今度こそ声は聞こえない
メリー:「あ、もう一ついいですか――いない……」
パミーナ:「─────っち。聞きそびれた。まぁ大体合ってるだろうし、いいか。」
不動一空:「──嘆きの部屋と言っていたな」
喜多灘凜瀬:「メモ?」隠れていた
パミーナ:「メモだよ、メモ。パミーナさんがさっき書き出したピカロのメモ。」
パミーナ:「昔似た文字を見たことがあったんでな。書き起こす時、少し助かった。」
喜多灘凜瀬:「へえ、そんなことが……」
メリー:「――さて、闖入者も消えましたし」
メリー:「ルリグと通信してみますか」
喜多灘凜瀬:「あ、了解です、つなぎます」
喜多灘凜瀬:軽くチャットを打って、つなげる
ルリグ:「……UGNの人?」
メリー:「……ルリグ」
ルリグ:「…!?メリー!?」
メリー:「私です、メリー」
ルリグ:「メリーなの!?あの後送り出したはいいけど、生きて…!」
メリー:「ええ、五体満足ですよ」
ルリグ:「よかった……」
メリー:「私も再会できて嬉しいです」
メリー:「……そちらの状況は?」
ルリグ:「…あんまりよくないわ」
ルリグ:「中に研究員の人たちが捕まっているんだけど、システムつくりかえられちゃった今、私は手が出せない」
メリー:「まだいるんですか、研究員が」
ルリグ:「洗脳、かしら、あの日も飛び交っていたし、ともかくそれで研究所で研究させられている」
メリー:「洗脳……私も正直、長く記憶が混濁していたようです」
メリー:「憶えていればこんなに待たせなかったのですが――すみません」
ルリグ:「いいえ……ありがとう……来てくれただけで嬉しい」
ルリグ:「今の部屋は…マスターピカロの部屋、ね」
メリー:「ええ」
メリー:「奴は……強いですね。私では敵いません」
ルリグ:「…からくりはあるの」
ルリグ:「ただ、私は私でしかないから、手は施せないだけ」
メリー:「……私は、奴の討伐任務を受けています」
メリー:「よければ、教えてくれませんか」
ルリグ:「……記録上に存在している技」
ルリグ:「それを受け付けない」
ルリグ:「要するに、倒すためには毎回その場で新しい技を作って、それで戦わないといけないの」
メリー:「それは……難題ですね」
メリー:「しかし仲間にはそういうことが得意そうな者もいます」
メリー:「ありがとう、ルリグ」
ルリグ:「知られていると、威力は著しく減衰するし、それを模倣される」
ルリグ:「…どういたしまして、下に行くのかしら」
メリー:「はい。我々はUGNですから」
ルリグ:「なら、喜多灘さん…のタブレットに入れて連れて行ってもらってもいい?」
ルリグ:「ちょっとくらいは役に立てるはずだから」
メリー:「そういうことが、できるんですか」
メリー:「構いませんね? 喜多灘さん」
喜多灘凜瀬:「あ、まあ、どうぞ」
喜多灘凜瀬:タップでタブレットにつないで、それを移す
ルリグ:「ありがとう」
メリー:「終わったら義体を作りましょうね、ルリグ」
ルリグ:「……ええ」
メリー:「コンビニで烏龍茶を買って、あなたのものと飲み比べてみましょう」
メリー:「約束です」
ルリグ:「………ええ」
パミーナ:「ルリグとメリーさんも再開できたことだし何よりだな!」
不動一空:「ああ」
パミーナ:「あとは下にいるボス面の連中をとっちめるだけだ。」
パミーナ:「…ああ、漸く見つけたんだ。俺の目覚めた切っ掛け。始まりであり、終わりに。」
パミーナ:「必ず報いを受けさせると誓ったやつに。」
パミーナ:彼女らしくない。小さく、暗い声色でそうつぶやき、メモを握りつぶした。
GM:シーンカット、ロイス取得のみ該当タブでお願いします
パミーナ:購入対象、ブルーゲイル
パミーナ:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 10[1,1,1,3,5,10]+4[4] → 14 → 失敗
パミーナ:俺の全財産点、ここで使うぜ。6点使用!購入成功します。
メリー:対BCスーツ
メリー:4dx+6
DoubleCross : (4DX10+6) → 9[1,4,4,9]+6 → 15
メリー:よし
メリー:装備してイニシアチブの死と引き換えに邪毒への完全耐性を得ました
不動一空:おおー!
メリー:縮地があるので移動距離は関係ない、クレバー極まりない戦略
不動一空:ではクリスタルシールドチャレンジ。25は高いけどチャレンジする価値はある。
メリー:援護の風とか投げましょうか?
不動一空:そちらが大丈夫であれば、ありがたいです。
メリー:じゃあ《援護の風》使用。不動さんの購入判定ダイスを+4
メリー:侵蝕2
不動一空:ありがとうございます。
不動一空:ではここに手配師を使ってダイス+3
不動一空:侵蝕ボーナスが3 合計+8 社会は2だから10dスタート!
不動一空:うおお、俺は今超神を超える!
不動一空:10dx+2>=25
DoubleCross : (10DX10+2>=25) → 10[1,2,2,4,5,6,7,8,8,10]+9[9]+2 → 21 → 失敗
九重 咲良:あれ、とれた?
不動一空:よし、4点財産点を使って購入。装備します!
不動一空:行けました。ありがとうございます。
パミーナ:購入、パイルバンカー
パミーナ:6dx>=13
DoubleCross : (6DX10>=13) → 10[2,6,7,7,8,10]+8[8] → 18 → 成功
不動一空:5dx+3>=36 リアクティブコートチャレンジ。目標値36
DoubleCross : (5DX10+3>=36) → 10[1,2,7,8,10]+8[8]+3 → 21 → 失敗
不動一空:お、回ったけど流石に駄目。二回購入判定終了です。
メリー:ハードコート狙います
メリー:4dx+6
DoubleCross : (4DX10+6) → 6[2,4,6,6]+6 → 12
不動一空:ロイスはMAX。内容に変更なし。二回購入判定も終了。以上です。
メリー:ロイスはピカロ 同情/〇嫌悪
九重 咲良:4dx+4 >=35
DoubleCross : (4DX10+4) → 10[3,6,7,10]+5[5]+4 → 19
九重 咲良:4dx+4 >=35
DoubleCross : (4DX10+4) → 10[3,5,9,10]+6[6]+4 → 20
九重 咲良:6.パミーナ 〇好奇心/同情 面白い着眼点を持つ人だなぁという感じ。ヒトに見えてない者が見えていながら、ヒトの感性を持ち合わせている
九重 咲良:あと一枠ありますが、下の人用に残しておきます
メリー:やっぱ防具全部脱ぎます、イニシアチブ6,装甲値0
パミーナ:ロイス 九重 咲良 〇有為/脅威 で取得。味方にいてよかったと思っています。
パミーナ:ロイス マスターピカロ 〇使命感/???で取得
マスターシーン
GM:ノミナ・サクラ 8層付近深海
八色刹那:正直、ついていきたいという気持ちが全く嘘というわけではない
八色刹那:何も知らされない案件を何も知らされないまま片づけたと思ったら、今度は親の何も知らない事実のために突っ込まされ、挙句UGNに何も知らないのかと言われる
八色刹那:まあまあの屈辱だった、まあまあだが
八色刹那:「……知らされてなかったとはいえ、君たちを洗脳して利用したことには変わりない、そこは否定しない」
八色刹那:「…が、最後に一つだけ、彼らに力を貸してはくれないだろうか」
八色刹那:「彼らは、まあ曲りなりにもと但し書きのつく奴もいるが、君たちのために頑張ってくれている」
八色刹那:「頼んでばかりで情けない指令だが、この通りだ」
赤城空帆:「…なんだ、そんなこと」
赤城空帆:「言われなくても行きますよ、俺、UGNチルドレンですから」
星川光輝:「むしろ、感謝してます、うちの支部長、あそこに乗り込んだんでしょう?」
星川光輝:「困っているかどうかはわかりませんが、置いて帰るほど薄情になった覚えは…ありますけど今はそう言うの辞めました!」
名取宝鼓:「まあ、あと遺産あっちにあるみたいですし」
名取宝鼓:「あれないとテンション戻ってこないので持ち帰れそうなら持ち帰りますよ」
八色刹那:「……」
八色刹那:「妙見、ハッチを開けろ、彼らの出撃を邪魔するわけにもいかない」
GM:音を立てて、上開きの扉が上がる
八色刹那:「…どうか気を付けて」
GM:親指をあげて、次々とチルドレンが飛び込んでいく
GM:その最中
二上馨:「ああ、そうだ区長さん」
八色刹那:「どうかしたか、上の方で合流するならすぐに転回するが」
二上馨:ゆっくりと被りを振って
二上馨:「あなたの区、悪くなかったですよ、あれはあれで」
二上馨:「究極の真実なんて、それで十分でしょう?」
二上馨:最後に続いて、そのまま飛び出していった
八色刹那:ハッチを閉める指令を出し、そのまま離れる、ここから先は自分が出るべき戦いではない
八色刹那:ああ、でも、もしも究極の真実と言うのがあるならば
鳴海真中:「パミーナさんからの連絡から2時間、時間通りであればそろそろ彼らが最深部につくはずです」
泉朔夜:「了解、今から計算して3時間以内に戻らなければ、残念ながら撤退せざるを得ないということだね」
鳴海真中:「……無事に帰ってこられるでしょうか、全員」
泉朔夜:「それは…わからないよ、こういう仕事じゃあね」
泉朔夜:「僕らにできるのは、きっと信じてやるべきことをやることだけだ」
泉朔夜:「そうやって信じて待って、人事を尽くして、ついでに天命も届いて」
泉朔夜:「そしてうまくいった結果普通の人の目に留まることはありませんでした、ここまで来て初めて成功と言える」
鳴海真中:「隠さなきゃいけないんですよね、究極の真実を」
泉朔夜:「そう言うこと、不毛ともいえるかもしれないけど、でもその中にあるたった一かけら、世界は平和になりました、あなたたちのお陰ですと言える達成感」
泉朔夜:「これが楽しいって言えて、一人前のエージェント、あくまで僕の感想だけど」
鳴海真中:「少数派ですよそんなジャンキー」
泉朔夜:「それもそうか、さ、残ってる奴片づけちゃおうか」
寂鈴:「……やってきたか、偶然の隠蔽を越え、真実を見て、UGNが我らが嘆きの底に」
寂鈴:「まだ、取らせはせん、究極不変の真実は、我らが作り上げるものだ」
寂鈴:「我がうちにある幻想こそ究極の真実、それ以外の現実など排斥されなければならぬ」
寂鈴:「そのために、ここまで来たのだから」
"マスターピカロ":「さあさお立合い、今宵は我らが一大計画」
"マスターピカロ":「どれが真実であろうとも、俺はそれを明るみにするだけ」
"マスターピカロ":「観客傍観上等、と言いたいところだけれど、そうもいかないかな」
"マスターピカロ":「おいでUGN、一つの決着をつけにいこう」
海洋研究施設「ノミナ・サクラ」はL市から5㎞の洋上に位置する総合研究施設である
しかし20XX年7月XX日、アルフレッド・J・コードウェル他多数組織の襲撃により施設は放棄。
存在は破棄、隠匿され、存在しない物となっている。
内部に取り残された職員たちの救難信号は依然として黙殺されていた、はずだった。
20XX年8月、UGN特別情報対策室チームが内部に潜入
内部の生存者、および侵入者の存在を検知
施設最深部への侵入を結構、目下進行中
泉朔夜:「鍵は開いた、たとえ努力が無為になっても、突撃の時だ」
日比谷畔:「まだ、中の人には生存の目がある」
鳴海真中:「たとえ葬られるにしても、その先は平和でしたでありますように」
ルリグ:「まだ、助けられる、生きてさえいれば、とメリーも言っていた、なら、諦めきれない」
寂鈴:「これは怨恨であり、復讐であり、唯一無二の真実だ、我らが勝利し、空虚に満ちた現実を塗り替える、これ以外の結末など認めない」
星川光輝:「我ら、日常を守る者ですから」
八色刹那:「たとえこの手に何も無くても、過ごした時間の一瞬にでも意味があるのなら」
ダブルクロス the 3rd edition
「アルティメット・トゥルース prequel 『grief from underwater』」
ダブルクロス
――それは、裏切りを意味する言葉
クライマックス
GM:準備の終わった方から登場侵蝕をお願いします
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (125 → 135)
メリー:メリー・アシュクロフトの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (107 → 110)
不動一空:不動 一空の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (108 → 115)
パミーナ:パミーナの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (122 → 125)
GM:ノミナ・サクラ 14層前廊下
GM:足音が向こうから聞こえる
GM:走ってくる音だ、君たちを追ってくるように
パミーナ:「随分軽い足音だな。ガキか?」足音の方向に顔を向ける。
パミーナ:「パミーナさん子供の相手は苦手なんだけどな~」
不動一空:「──多いな」
赤城空帆:「あ、間に合いそう、みなさーん!」
九重 咲良:「随分とここまで早かったな」
名取宝鼓:「よくあんなに元気に走れるなあの人…」
星川光輝:「あ、支部長!はい!近くまで送ってもらったので!」
星川光輝:「間に合ってよかったです!」
不動一空:「洗脳は?」最初に声を上げた少年に、問う。
二上馨:「八色さんが全部解いた、らしいです、それ以前の記憶は全員朧気にしかないですが」
メリー:「……八色氏は無事に帰投できたようですね。それに頼れる援軍。ありがたい」
赤城空帆:「です!」
不動一空:「そうか」やはり表情ひとつ変えぬまま。
九重 咲良:「健勝なようで何よりだ、光輝。心配したぞ。ここ三ヶ月の支部の生産性は平時の半分まで落ち込んだ。はやめに戻って皆を安心させてあげるといい」
九重 咲良:「…と、このような奥底で言っても仕方がないものではあるのだがな」
星川光輝:「はい!でもその前に支部長を帰還させてからですね!」
メリー:(チルドレンが一人抜けただけで半減……? 人手不足でしょうか)
パミーナ:「随分心配されていた奴もいたみたいだな。」
メリー:「……なるほど」
名取宝鼓:「羨ましい限りですね……俺とかもう名簿からも忘れられてそう」
メリー:「ピカロじゃないんですから……」
不動一空:「名簿には載っていた、安心しろ」
名取宝鼓:「最後の福利厚生だ…」
メリー:「……さて」
メリー:「これから我々は最深部に突入します。目標・目的は聞いているでしょうか」
二上馨:「最深部にいる天寂衆棟梁を倒せ、とだけ」
二上馨:「加えると、それが成功すれば、君たちは中の人員と一緒に帰還できるだろうと、提案形ですね」
パミーナ:「これが失敗するとUGNも消えるしな。」
二上馨:「何が背後なのかわかりませんが緊急事態なのはわかりました」
パミーナ:「帰れる上に手前の帰る先も守れるし一石二鳥だな!」
メリー:「天寂衆の排除は目的の半分、といったところでしょう」
メリー:「最大にして根本的な目的は最深部に存在する“遺物”を用いた計画――その阻止です」
星川光輝:「遺物…数人の遺産が消えていることと関係が?」
不動一空:「無断借用されている」
九重 咲良:「厄介なことにどうもそういうことのようだ。皆の力が、奥でよからぬことに使われているらしい」
メリー:「ええ、その通りです」
メリー:「起動は八色氏にしか不可能……という情報でしたが、何らかのリスク或いはデメリットを負う次善策が用意されているかもしれません」
メリー:「ですから、敵がそれらしい挙動を見せていれば、適当と思われる対応をお願いします」
不動一空:「複雑に考えることはない」
不動一空:「首魁を倒し、目的を阻止し、生きて還る」
不動一空:「いつも通り、シンプルだ」
不動一空:淡々と、言葉を継げる。
パミーナ:「ついでにピカロもぶっ殺す!」
赤城空帆:「了解です、赤城空帆支援にも入ります」
不動一空:「了解だ」
メリー:「ああ、そうです。ピカロについても対応策を教えておきましょう」ルリグから聞いた仕掛けを話す
名取宝鼓:「毎回新技か……まあ遺産も無いしいい機会ですね…」
パミーナ:「メリーさんピカロ野郎に幾つも技晒しちゃってたけど大丈夫か~?」
不動一空:「仮にもエージェントだ」
不動一空:「アレで全てではないだろう」
九重 咲良:「凄腕のエージェントだ。そこは問題に及ぶまい」
メリー:「新技出すしかないのですから、いくつ技を晒したかは関係ないと思いますが……」
メリー:「どちらにせよ、問題はないでしょう」
喜多灘凜瀬:「飛び道具に対しては後方支援もそれなりにいるので、皆さんは思いっきり殴ってきてください」
パミーナ:「精々頼らせてもらう。任せたぞ。」
九重 咲良:「了解した。どの道、回数を使える攻撃ではない。短めに済ませることができるように努力するとしよう」
不動一空:「ああ、短期決戦といこう」
ルリグ:「じゃあ、ドアを開けるわね、つくりかえられても基盤がいっしょなら大丈夫なはず…」
GM:電子音の後、ドアが開く
GM:ドアの向こうには、蛍光色の池のようなプラントとその中にいる骸、骸、時々遺産の山
GM:内部を見回っていたらしき服装のバラバラな人間たちが武器を構える、その奥に
GM:傘をかぶり、数珠を持ち、目を固く閉じた男はそこにいた
寂鈴:「来たか」
寂鈴:「…あ奴は…遅れるか、悠長なことだ」
パミーナ:「ここで施設に突っ込まれてるのは生きる事も死ぬこともできない死骸、か。」
パミーナ:「息子をこんな気色悪いところに呼ぼうとしたのかよ。最低の親だな。」揶揄うように声をかける。
寂鈴:「元より呼ぶつもりなど無かった、刹那には何も知らないままでいてもらわねばならぬ」
不動一空:「何も知らぬまま、片棒を担げと?」
不動一空:憤慨する少女に対するように、淡々と確認する。
寂鈴:「あれの作る幻は頑強かつ純粋だ、このようなものを見せて不純物を混ぜるわけにもいかぬ」
寂鈴:「左様、純粋な幻想こそ、真実とするにふさわしい」
不動一空:「──なるほど」
メリー:「……寂鈴、ですね? 一応聞きますが」
メリー:「今からでも投降する気はないですか? これも一応聞きますが」
メリー:「八色氏の幻想は既に濁りました」
メリー:「最早あなたに協力することも、協力したとして望む結果になることもないでしょう」
メリー:「詰みは早めに認めた方が、潔いですよ?」
パミーナ:「メリーさんの言う通り。ひれ伏せ!天下のUGNに!」
寂鈴:「だが、あ奴は帰った」
寂鈴:「それ自体があ奴が真実に踏み込まず、幻想に帰った証左であろう」
寂鈴:「無論協力のつもりもない」
寂鈴:「あ奴は自分の城で自分のことをしておればいい、我らがそれをここにある資材で増幅させてやればそれだけで事足りる」
寂鈴:「それくらいならできるだろう」
メリー:(……やっぱり殴って拉致るべきだったかもしれません)
メリー:「では、開戦といきますか? 他に何か言いたい人、います?」
不動一空:「真実を隠匿したまま、か」
メリー:「後ろの敵さんたちも遺言が残せるのは今だけ――お得ですよ」
不動一空:「どうにもオマエもピカロも、上から目線だな」
不動一空:「自分だけが、真理を得ているような物言いだ」
寂鈴:「真理を得ている?否」
寂鈴:「真実は作り出し、流布し、広げるものだ」
寂鈴:「ただ一つの幻であろうと、それが人間すべての夢となれば、それは究極の真実になる」
寂鈴:「私は彼の夢を皆に見せる、私が真実を作り出す、故に得るものではない」
不動一空:「──復讐も隠蔽も否定はせん」
不動一空:言葉を受け、淡々と返す。
不動一空:結局のところ、それは唯の行為だ。
不動一空:正しきを以て成されることもあれば、悪意を以て齎されることもあるだろう。
不動一空:それ自体に正悪はない。しかし──
不動一空:「だが──」
不動一空:表情一つ変えず──
不動一空:されどその内で静かに燃え上がらせ、男へと視線を向ける。
不動一空:「人をそれに巻き込む輩は、見ていて醜悪に過ぎるな」
不動一空:門番たるあの男は言っていた。
不動一空:『復讐は興味がない』
不動一空:『楽しい』
不動一空:と。
不動一空:であるならばそれは──
不動一空:「究極の真実だのなんだの、大仰な言葉を担ぎだしてるが」
不動一空:「やってることは、自慰行為と大して変わらん」
不動一空:無表情のまま淡々と、されどその心に滾らせて──
不動一空:「己が子にまで自身の欲望を押し付け、悦に入る」
不動一空:「業腹と言うやつだな」
不動一空:轟っ!
不動一空:その身が、炎に包まれる。
不動一空:無表情のまま、淡々と。
不動一空:されどその業炎が顕わすは、紛うことなき憤怒。
寂鈴:「かか、違いない」
寂鈴:「だが、やらねばならぬことだ、その憤怒さえ屍にして超えさせてもらうぞ」
九重 咲良:「『純粋な幻想こそ、真実とするにふさわしい』……か」
九重 咲良:「悪くない考え方だ」
九重 咲良:「ヒトの心、情念は様々な情報によってその色を多彩に変える」
九重 咲良:「ヒトが目指す味へと向けて、家畜への飼料・飼育環境・ストレスをコントロールしているように」
九重 咲良:「貴君のように目指すゴールが明確な場合は、そのアプローチも一つの考え方なのだろうな」
九重 咲良:その目に、情は見られない。どこか楽しむように緩やかにほほ笑む表情も、そこに感情が介在してはいない。
九重 咲良:「だが、少し残念。僕としてはその理想の求め方は理解はできても賛同ができない」
九重 咲良:「狙って目指す結果にはな、狙って目指すものにしかならないのだ」
九重 咲良:「いざ目の前に結果が現われても『なんだ、こんなものか』と。落胆する」
九重 咲良:「意外と、そうなってみないとわからないところだがな」
九重 咲良:「真実はな、その時突然人の目の前に現れて煌く色彩なのだ」
九重 咲良:「その点、残念だがこの星を貴君の養殖場にされるわけにはいかない」
九重 咲良:表情は見えなくても、レネゲイドの質は変わる。
九重 咲良:人を喰う怪物、それがほんの少し。牙を見せたかのような。
九重 咲良:「全く。どこもかしこも、視界すべてを一色に染めたがる者ばかりで困ることばかりだな」
九重 咲良:「この星は広い広い白いキャンパスだ」
九重 咲良:「そこには何十億もの色彩が煌き、その波長は互いに打ち消し合いまた高めあいながらも幾千億もの光が瞬いているのだ」
九重 咲良:「安易な生存競争となってしまうところは味気ないものだが……」
九重 咲良:「僕はこの星の人々のため、貴君を打倒しなければならないな」
星川光輝:(うん、いつもの支部長ですね)
寂鈴:「視野が広いな、さぞかし高名な方なのだろう」
寂鈴:「しかし我らはそれでもあの輝きに魅入られ、それ以外見えなくなった、それ以外が我らを救わなかったともいえるが」
寂鈴:「故に、貴殿も打倒しよう、我らにとってはあの星以外不要なり」
パミーナ:「刹那氏の作る街自体は、そう悪い感じじゃなかったよ。写真越しだけどそれは分かる。」
パミーナ:スーツに道化化粧の、どこかアンバランスさを感じさせる少女は後ろ手を組みつつ、口を開く。
パミーナ:「そして世界を息子と自分の街で染め上げる行為、それをお前はアルティメット・トゥルースと言う。」
パミーナ:「でも真実っていうのはそういうもんじゃない。」
パミーナ:「何があっても変えられないのが真実だ。」
パミーナ:「子供の願いにも老人の妄執にも、この世界は塗り潰せない。潰させはしない。」
パミーナ:「なにせ、そうしないと、望月希の日常を守れないしな。それは俺の存在意義に関わる。」
パミーナ:「それに、UGNエージェントだった。望月希の両親が守った世界も消えてしまう。」
パミーナ:「…こんな世界だけど確かに輝きがあった事もなくなってしまう。」
パミーナ:「感情的にもお前には同意はできん。地元最高がやりたいなら祭りでも開け。」
パミーナ:「少なくとも、世界に呪いは吐くな。掃除する側はな、いつだって大変なんだよ。」
パミーナ:「俺からももう一度だけいうぞ。さっさとこの呪い塗れの場所を綺麗に掃除して投降しろ。」
寂鈴:「否、もはや掃除の必要すらない、断言しよう」
寂鈴:かつん、と床を叩く音
GM:続いて、池から出てくる人型の数々
GM:その数12体
天寂衆1:「どうも、彼らがいなければ私、最後まで消されたままなようなので」
天寂衆1:「お付き合いしますよ、何があっても」
天寂衆2:「ええ、イイ夢の対価くらい、自分で支払わなねば、ねえ?」
天寂衆3:「アホに見えるやろうけど、俺らそれだけ刹那様のこと好きやからなあ」
天寂衆4:「ぼろ雑巾よりいい夢ありがとう寂鈴さん、お礼はたっぷりここでさせてもらうよ」
GM:それぞれ武器を構え、人形と共に立ちはだかる
メリー:「おや、皆さん自我があったんですね――墓は仏教式で構いませんね?」
メリー:「希望があれば、今どうぞ」
天寂衆4:「どうせなら共産主義者の葬式希望、僕はね」
天寂衆1:「私は弔われるのであればなんでも」
天寂衆2:「あなた方負ける気で挑まないでください、見た目通りで」シスター服の女
天寂衆3:「あんさんもちゃっかり希望だしてるやろがい」
メリー:「……ややこしいですね。パミーナさん覚えましたか?」
パミーナ:「知らん。聞いてない。まぁ死んだら神託《オラクル》で調べてやる」
メリー:「薄情ですねえ」
パミーナ:「だからおまえらも安心しろ!」
メリー:「薄情じゃなかった」
メリー:「では――墓の希望も聞きましたし、そろそろ戦りますか」大太刀を構える
不動一空:「了解だ」炎に包まれたまま、何時でも飛べるよう、腰を落とす。
メリー:「教えてあげましょう――あなたたちが語る究極の真実など、私の前には無意味だということを」
九重 咲良:「……心得た」
GM:衝動判定、難易度9
GM:同時に
寂鈴:堕落の誘い 衝動判定失敗時侵蝕を100にあげてから2d10上昇
寂鈴:これを宣言
GM:というわけで判定をどうぞ
パミーナ:10dx>=9
DoubleCross : (10DX10>=9) → 10[1,1,4,5,7,7,8,8,9,10]+5[5] → 15 → 成功
不動一空:9dx+1>=9 衝動判定
DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 10[1,3,3,6,7,8,8,10,10]+4[2,4]+1 → 15 → 成功
九重 咲良:7dx+3>=9 衝動判定
DoubleCross : (7DX10+3>=9) → 9[3,3,5,6,6,9,9]+3 → 12 → 成功
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を2d10(→ 13)増加 (135 → 148)
メリー:援護の風を使用
メリー:メリー・アシュクロフトの侵蝕率を2(→ 2)増加 (110 → 112)
メリー:9dx
DoubleCross : (9DX10) → 10[2,4,5,6,7,8,8,9,10]+3[3] → 13
メリー:メリー・アシュクロフトの侵蝕率を2D10(→ 16)増加 (112 → 128)
不動一空:不動 一空の侵蝕率を2d10(→ 6)増加 (115 → 121)
パミーナ:2d10+125
DoubleCross : (2D10+125) → 7[6,1]+125 → 132
GM:エンゲージ
寂鈴(16)
10m
複製超越者;エンジェルハイロゥ(14)
複製超越者;バロール(8)
複製超越者;ブラックドッグ(6)
複製超越者;エグザイル(5)
複製超越者;キュマイラ(3)
複製超越者;オルクス(6)
複製超越者;サラマンダー(4)
複製超越者;ソラリス(4)
複製超越者;ハヌマーン(6)
複製超越者;ウロボロス(8)
複製超越者;モルフェウス(9)
複製超越者;ブラム=ストーカー(10)
10m
天寂衆教徒 1(15)
天寂衆教徒 2(10)
天寂衆教徒 3(5)
天寂衆教徒 4(10)
10m
PC
GM:更に
寂鈴:E:虚実崩壊
寂鈴:効果は以下
GM:・イニシアチブ1ごとにエネミーの受けるダメージが2倍になるシンドロームと受けるダメージが半分になるシンドロームが一つずつ切り替わる。
GM:ダメージ倍/半減のシンドローム順序は固定、以下はその一例
ダメージ倍化/ダメージ半減
16ソラリス/ノイマン
15ウロボロス /オルクス
14エンハイ/ソラリス
13バロール/サラマンダー
12ブラックドッグ/ウロボロス
11ブラムストーカー/エンハイ
10キュマイラ/バロール
9エグザイル/ブラックドッグ
8ハヌマーン/ブラムストーカー
7モルフェウス/キュマイラ
6ノイマン/エグザイル
5オルクス/ハヌマーン
4サラマンダー/モルフェウス
3ソラリス /ノイマン
2ウロボロス /オルクス
1エンハイ/サラマンダー
NPCカード
星川光輝 妖精の手+妖精の輪、判定の出目を2回10にできる、1判定1回、シナリオ4回
赤城空帆 炎陣 カバーリングを行う、ラウンド2回
二上馨 原初の黒:勝利の女神 達成値+18、ラウンド1回
名取宝鼓 戦術 セットアップ使用、ラウンド間全員のメジャーD+6、シーン1回
日比谷畔 戦局判断 セットアップ使用、全員の行動値+1~9(任意の値)
ルリグ 施設支援 イニシアチブ使用、一人を対象に行動値を+-4する(値は+-4内任意) ラウンド3回
喜多灘凜瀬 凍てつく刃 ダメージ前オート使用、ダメージ+15+1d ラウンド1回
GM:セットアッププロセス、エネミー側
寂鈴:E:唯我独尊+E:妄念の姿:常勝の天才+レネゲイドキラー宣言、このエネミー以外のキャラクターがエフェクトを使用した場合エフェクト使用事に3点のダメージ、エネミー全体のラウンド間ATK+24
GM:残りは無し
不動一空:ではPC側のセットアップ宣言ですね、少々お待ちを。
パミーナ:NPCカード:日比谷畔 戦局判断 セットアップ使用、全員の行動値+1~9(任意の値)、回数無制限 を使用。不動、九重、メリーの行動値を+9、パミーナの行動値を+8
GM:変動後の数値宣言お願いします
九重 咲良:九重 咲良のイニシアチブを17(→ 17)に変更 (8 → 17)
メリー:15です
パミーナ:行動値8→16
不動一空:行動値が8>17となります。
GM:受理、他のセットアップ宣言はありますか?
不動一空:あ、すみません。間に合うなら+8にしてパミーナちゃんと同じ16で
GM:はーい
不動一空:ありがとうございます、行動値16に
不動一空:名取さんのNPCカードも使用します。ラウンド間、PC全員のメジャー判定ダイスを+6Dで。
GM:承り
不動一空:とりあえずこれで大丈夫かな。私はセットアップ行動はこのラウンドはありません。
メリー:なし
九重 咲良:なし
パミーナ:なし
GM:ではイニシアチブ17(倍化サラマンダー/半減モルフェウス)
GM:順当にいけば九重支部長の手番ですが
天寂衆4:時間凍結(HP-23)
天寂衆4:マイナー無し、メジャー死神の瞳+停滞空間+悪魔の影+スターダストレイン ヒット時次回ダメージ+7d、行動値0に
天寂衆4:ダメージは出ないです、割り込みありますか
不動一空:対象はPC全員でしょうか?
天寂衆4:はい
不動一空:了解です、ちょいとお待ちくださいませ。
パミーナ:割り込みはないです。命中どうぞ。
天寂衆4:9dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[1,1,2,3,4,5,7,8,10]+8[8]+3 → 21
パミーナ:回すじゃん
天寂衆4:リアクションどうぞ?
パミーナ:ドッジ
天寂衆4:あ、そうだ
天寂衆4:対象はPC側+自分ね
パミーナ:自分をまきこんで…なんでそんなことを‥‥
九重 咲良:7dx>=21
DoubleCross : (7DX10>=21) → 10[1,1,3,3,4,5,10]+9[9] → 19 → 失敗
九重 咲良:惜しい。
メリー:ドッジ
メリー:13dx+1
DoubleCross : (13DX10+1) → 10[1,1,2,3,4,5,5,6,7,9,10,10,10]+10[9,9,10]+5[5]+1 → 26
九重 咲良:屈強
メリー:効きません
不動一空:7dx>=21
DoubleCross : (7DX10>=21) → 10[1,3,4,4,5,6,10]+6[6] → 16 → 失敗
不動一空:当たりました。
パミーナ:5dx+1>=21
DoubleCross : (5DX10+1>=21) → 7[2,3,3,4,7]+1 → 8 → 失敗
パミーナ:『不完全な神託』《勝利の女神LV8》達成値+24 を自身に使用
メリー:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[3,4,6,7,7,8,10]+2[2]+1 → 13
パミーナ:達成値、32。回避成功。
不動一空:確定ちょいお待ちを。
パミーナ:パミーナの侵蝕率を4(→ 4)増加 (132 → 136)
パミーナ:HP7→4
九重 咲良:NPCカード:星川光輝 妖精の手+妖精の輪、判定の出目を2回10にできる、1判定1回、シナリオ4回 使用
九重 咲良:1dx+20
DoubleCross : (1DX10+20) → 7[7]+20 → 27
九重 咲良:1dx+30>=21
DoubleCross : (1DX10+30>=21) → 4[4]+30 → 34 → 成功
メリー:NPCカード:二上馨 原初の黒:勝利の女神 達成値+18、ラウンド1回 使用します。達成値が31となったので自動的にドッジ成功します
不動一空:NPCカードの赤城君を使用宣言。私をカバーしてもらいます。このラウンド残り1回
天寂衆4:誰もデバフ受けなーい
天寂衆4:自分の行動値を0にしてリアクション不可と次回ダメージ+7dを付与してターンエンドだよ
GM:ということで九重さんの本手番どうぞ
GM:倍化サラマンダー/半減モルフェウス
九重 咲良:《オリジン:プラント Lv3》+2 使用したシーン中【感覚】の判定の達成値+Lv*2
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を2(→ 2)増加 (148 → 150)
九重 咲良:九重 咲良のHPを3(→ 3)減少 (17 → 14)
九重 咲良:メジャーアクション
九重 咲良:幽明櫻輪転曲【九分咲】《ウルトラボンバー LV6》+《ブレインハック Lv2》+《原初の虚:神速の鼓動 Lv2》+《フラットシフト Lv2》
九重 咲良:攻撃力+35 命中したら任意の対象に憎悪を付与 攻撃対象をシーン(選択)に
九重 咲良:対象は敵エネミー全て
GM:ここでの妨害は無いです、判定どうぞ
九重 咲良:13dx+1+6
DoubleCross : (13DX10+7) → 10[1,1,2,3,3,4,4,6,6,6,8,8,10]+9[9]+7 → 26
九重 咲良:リアクション不可
九重 咲良:ダメージロール前何かありますか
GM:無いです
九重 咲良:3d10+8+35
DoubleCross : (3D10+8+35) → 18[8,9,1]+8+35 → 61
天寂衆4:光の守護、ダメージ0に
GM:残りは装甲に応じてそれぞれ喰らいます
九重 咲良:命中した相手に任意の相手に憎悪付与
九重 咲良:憎悪付与
九重 咲良:行動値16 寂鈴 ⇒複製超越者:ソラリス
九重 咲良:行動値15 天寂衆1 ⇒ 複製超越者:ウロボロス
九重 咲良:行動値14 エンジェルハイロゥ ⇒ 複製超越者:エンジェルハイロゥ
九重 咲良:行動値10 ブラムストーカー ⇒ 複製超越者:キュマイラ
九重 咲良:行動値10 天寂衆2 ⇒ 複製超越者:キュマイラ
九重 咲良:行動値9 モルフェウス ⇒ 複製超越者:エグザイル
九重 咲良:行動値8 バロール ⇒ 複製超越者:ハヌマーン
九重 咲良:行動値8 ウロボロス ⇒ 複製超越者:ハヌマーン
九重 咲良:行動値6 ブラックドッグ ⇒ 複製超越者:ノイマン
九重 咲良:行動値6 ハヌマーン ⇒ 複製超越者:ノイマン
九重 咲良:行動値6 オルクス ⇒ 複製超越者:ノイマン
九重 咲良:行動値5 エグザイル ⇒ 複製超越者:オルクス
九重 咲良:行動値5 天寂衆3 ⇒ 複製超越者:オルクス
九重 咲良:行動値4 サラマンダー ⇒ 複製超越者:サラマンダー
九重 咲良:行動値4 ソラリス ⇒ 複製超越者:サラマンダー
九重 咲良:行動値3 キュマイラ ⇒ 複製超越者:ソラリス
九重 咲良:行動値0 天寂衆4 ⇒ 複製超越者:ソラリス
九重 咲良:九重 咲良のHPを0(→ 0)に変更 (14 → 0)
九重 咲良:メリー・アシュクロフトへのロイスをタイタスに変更し、復活します。
九重 咲良:九重 咲良のロイスを1(→ 1)減少 (6 → 5)
九重 咲良:九重 咲良のHPを13(→ 13)に変更 (0 → 13)
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を0(→ 0)増加 (150 → 150)
GM:中身把握しました
九重 咲良:PC側処理終了です
GM:ではお次
GM:イニシアチブ16、不動さんかパミーナさん、相談の上行動開始してください
GM:倍化ソラリス/半減ノイマン
パミーナ:『疑似領域:夜の女王の独唱曲』《プレディクション》《ヴァリアブルウェポン》《マルチウェポン》《万軍撃破》+11+5
パミーナ:パイルバンカー×6を使用。
パミーナ:攻撃力は12+16さらに、パイルバンカーの効果、命中判定直前に使用攻撃力に+10。
パミーナ:これを、6本分使用。
パミーナ:攻撃力+60。合計攻撃力88、ドッジ不可。シーン攻撃を行います。
GM:判定をどうぞ
パミーナ:9dx+1
DoubleCross : (9DX10+1) → 9[1,3,3,4,5,6,6,7,9]+1 → 10
パミーナ:割り込みなければダメージ出します。
天寂衆4:メジャー放棄してカバー、対象天寂衆2
パミーナ:(10-24で、達成値は-)
パミーナ:喜多灘凜瀬 凍てつく刃 ダメージ前オート使用、ダメージ+15+1d ラウンド1回
パミーナ:ダメージ算出
パミーナ:88+2d10+15
DoubleCross : (88+2D10+15) → 88+13[10,3]+15 → 116
天寂衆4:…僕用に7d10、追加で振ってくれる?
パミーナ:7d10
DoubleCross : (7D10) → 34[6,5,1,4,5,4,9] → 34
パミーナ:おうよ!
天寂衆4:ありがと?
GM:計算中につき少々お待ちを
パミーナ:侵蝕率+16、136→152。レネゲイドキラー、HP4→1
GM:…計算終わり
GM:サラマンダーとソラリス(複製体が戦闘不能
天寂衆4:そして僕も戦闘不能だけど
天寂衆4:鏡の盾
天寂衆4:150の倍で300点ダメージのプレゼントだ
パミーナ:HP1で受けるぞ。
パミーナ:ロイス、九重咲良をタイタスにして復活。HP11
天寂衆4:お仕事終わりで戦闘不能、復活無し
寂鈴:同タイミング、八色刹那へのロイスをタイタス昇華して憎悪解除
GM:(後追いデビルスレッド宣言あり、鏡の盾無効
GM:では改めて不動さんどうぞ
不動一空:マイナー:氷の回廊 飛行状態になって移動距離+4mした戦闘移動を行います。これで複製超越者のところにエンゲージ。
不動一空:不動一空:不動一空の侵蝕率を2(→ 2)増加 (121 → 123)
不動一空:これで3ダメかな
GM:はい
不動一空:HPが34>31
不動一空:メジャー
不動一空:コンボ《業炎烈火》コンセ/厄災の炎/結合粉砕/プラズマカノン 侵蝕率+14
不動一空:成田支部長のロイスをタイタス昇華。判定ダイスを+10dします。
GM:判定どうぞ
不動一空:基本の16に戦術で+6タイタスで+10
不動一空:合計32Dで判定します。いくぜー
不動一空:32dx7+6
DoubleCross : (32DX7+6) → 10[1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,6,6,6,6,7,8,8,8,10,10,10]+6[1,2,4,4,5,6,6]+6 → 22
不動一空:うっそw
不動一空:星川さんのNPCカードを使用します。
星川光輝:どうぞ!!
不動一空:出目2つを10に変更。なので2dx7+26か。行きます。
不動一空:2dx7+26
DoubleCross : (2DX7+26) → 2[1,2]+26 → 28
不動一空:おーい(汗)
星川光輝:もう一回いけますよ!
星川光輝:36からどうぞ!
不動一空:1dx7+36
DoubleCross : (1DX7+36) → 10[8]+10[7]+2[2]+36 → 58
不動一空:それなりに格好がついた数値に(ほっ
複製超越者::回避は一律20固定
天寂衆1:ガード
天寂衆2:ガード
天寂衆3:命の盾+リフレックス:So
天寂衆3:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[2,3,4,5,5,5,5,5,8,9]+10[3,8]+5[5] → 25
天寂衆3:無理
不動一空:あ、私の攻撃はシーンでないから、複製超越者だけです。
GM:おっとなるほど
GM:失礼、フルヒットです
不動一空:ではダメージ。装甲無視ですね。
不動一空:6d10+54
DoubleCross : (6D10+54) → 27[2,2,5,7,2,9]+54 → 81
不動一空:81の装甲無視ダメージです。
複製超越者:Mo:不壊の城壁、ダメージ-60
GM:全体21点もらいます
GM:瀕死…!
不動一空:不動 一空の侵蝕率を14(→ 14)増加 (123 → 137)
九重 咲良:《デビルストリング Lv4》《デビルスレッド Lv2》+10 オートアクションを打ち消す シナリオlv回
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を10(→ 10)増加 (160 → 170)
GM:となると
複製超越者::ぜんめつ
複製超越者::復活はありません、復活はね
不動一空:(ほっ
GM:ではイニシアチブ16、最後のエネミー側
寂鈴:マイナー無し、メジャー
寂鈴:狂戦士+タブレット+多重生成+中和剤
寂鈴:エネミー側全員次の攻撃C-1、ダイス+10、憎悪解除
九重 咲良:《デビルストリング Lv4》+6 オートアクションを打ち消す シナリオlv回
九重 咲良:タブレットスラッシュ
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を6(→ 6)増加 (170 → 176)
寂鈴:拡散する世界
寂鈴:HP-20にしてシーン化
寂鈴:対象は変化無し
GM:ということでお次かな
GM:イニシアチブ15 倍化ウロボロス /半減オルクス
メリー:オートで両手剣装備 マイナーで戦闘移動して天寂衆にエンゲージ この際オートで縮地を使用
メリー:メリー・アシュクロフトの侵蝕率を2(→ 2)増加 (128 → 130)
メリー:メジャーで《雷迅の舞》(コンセントレイト+一閃+バリアクラッカー+獅子奮迅)侵蝕16、対象はエンゲージしてるエネミー全て
天寂衆1:隠された世界
天寂衆1:対象単体に、選択し直しお願いします
九重 咲良:《デビルストリング Lv4》《デビルスレッド Lv2》+10 オートアクションを打ち消す シナリオlv回
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を10(→ 10)増加 (176 → 186)
天寂衆1:切られます
GM:判定どうぞ
メリー:18dx7+3
DoubleCross : (18DX7+3) → 10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,8]+10[1,4,7]+4[4]+3 → 27
メリー:1dx7+33
DoubleCross : (1DX7+33) → 10[8]+3[3]+33 → 46
メリー:1dx7+53
DoubleCross : (1DX7+53) → 10[10]+6[6]+53 → 69
天寂衆1:ガード
天寂衆2:ガード
天寂衆3:ドッジ
天寂衆3:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[1,2,3,5,6,6,7,9,10,10]+6[1,3,4,6] → 16
GM:ダメージどうぞ
メリー:ガード不可 装甲値無視
GM:じゃあドッジさせてきます
天寂衆1:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[6,9,10,10,10]+8[1,4,8] → 18
天寂衆2:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 6[3,4,5,6,6] → 6
GM:ダメージどうぞ
メリー:9D+35
DoubleCross : (9D10+35) → 53[7,5,1,9,5,4,7,7,8]+35 → 88
天寂衆1:イニシアチブ軽減で半減して受け
天寂衆2:素受け
天寂衆3:素受け
GM:まだ生きてる
メリー:そ、そんな
GM:ではエネミー側、サクサク行きます
メリー:あ、すいません
GM:はい
メリー:侵蝕とHPを反映しときます
メリー:メリー・アシュクロフトの侵蝕率を16(→ 16)増加 (130 → 146)
GM:お願いします
メリー:メリー・アシュクロフトのHPを21(→ 21)減少 (27 → 6)
メリー:これで大丈夫だと思います、先どうぞ
GM:では
天寂衆1:イニシ15、動きます
天寂衆1:マイナー無し、メジャー光の手+コンセントレイト:Ha+鋼の顎
天寂衆1:ATK+7の単体射撃攻撃、装甲無視、同一エンゲージ不可
天寂衆1:対象は一番侵蝕低い不動さん
GM:妨害ありますか
天寂衆1:12dx6+4
DoubleCross : (12DX6+4) → 10[2,3,3,4,5,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,1,2,4,6,8,10]+10[2,3,7]+1[1]+4 → 35
GM:リアクションどうぞ
不動一空:ガードしてもダメそうなのでワンちゃんドッジ。
不動一空:7dx>=35
DoubleCross : (7DX10>=35) → 9[3,3,5,7,7,8,9] → 9 → 失敗
不動一空:ダメージください。
天寂衆1:4d10+7+24
DoubleCross : (4D10+7+24) → 35[8,10,10,7]+7+24 → 66
天寂衆1:装甲無視。
不動一空:戦闘不能。メリーさんのロイスをタイタス昇華して復活。HP14、残りロイス4
GM:では次
天寂衆2:イニシアチブ10
GM:倍化キュマイラ/半減バロール
天寂衆2:マイナー無し、メジャー神機妙算+虚構のナイフ+バリアクラッカー+コンセントレイト:Bd
天寂衆2:対象はパミーナさんと九重さんのエンゲージで
天寂衆2:妨害は
九重 咲良:ノン妨害
パミーナ:ないです
不動一空:ありません
天寂衆2:12dx6+12
DoubleCross : (12DX6+12) → 10[1,3,4,4,5,5,5,6,6,7,8,9]+10[3,4,7,8,10]+10[1,9,10]+10[1,7]+2[2]+12 → 54
九重 咲良:《崩れずの群れ》+2 ダメージロールの前に宣言する。攻撃一つをカバーリングする
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を2(→ 2)増加 (186 → 188)
天寂衆2:
九重 咲良:九重 咲良のHPを3(→ 3)減少 (13 → 10)
天寂衆2:ダメージ
天寂衆2:6d10+24+15+7
DoubleCross : (6D10+24+15+7) → 31[9,1,6,6,6,3]+24+15+7 → 77
九重 咲良:九重 咲良のHPを154(→ 154)減少 (10 → -144)
九重 咲良:パミーナへのロイスをタイタスに変更し、復活します。
九重 咲良:九重 咲良のロイスを1(→ 1)減少 (5 → 4)
九重 咲良:九重 咲良のHPを13(→ 13)に変更 (-144 → 13)
GM:ではイニシアチブ5
GM:倍化オルクス/半減ハヌマーン
GM:の前に
"マスターピカロ":1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
"マスターピカロ":シーンインします
パミーナ:なんだそのダイスロール!?
"マスターピカロ":登場侵蝕だけど?
パミーナ:そっかぁ…
不動一空:登場数かと思ったw
"マスターピカロ":本来だったらイニシアチブ15で行動するけど、ここは待機
天寂衆3:というわけで手番
天寂衆3:マイナーオリジンサイバー、メジャー狂乱の一声+抗いがたき言葉+コンセントレイト:So+タブレット+多重生成
天寂衆3:4体対象、命中時憎悪付与ATK+4
GM:妨害は
パミーナ:ないです
メリー:なし
九重 咲良:売り切れです
天寂衆3:12dx6+18
DoubleCross : (12DX6+18) → 10[1,2,4,6,6,6,8,8,8,9,9,10]+10[1,3,3,5,6,7,7,8,8]+10[1,2,5,7,7]+10[6,9]+10[4,10]+10[10]+10[7]+10[9]+5[5]+18 → 103
天寂衆3:リアクションしはって、どうぞ
九重 咲良:《崩れずの群れ》+2 ダメージロールの前に宣言する。攻撃一つをカバーリングする
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を2(→ 2)増加 (188 → 190)
九重 咲良:九重 咲良のHPを3(→ 3)減少 (13 → 10)
不動一空:いちおうまずはワンチャンドッジ
メリー:万が一ドッジ
不動一空:7dx>=103
DoubleCross : (7DX10>=103) → 10[1,1,1,5,6,7,10]+9[9] → 19 → 失敗
不動一空:うん、無理。
メリー:8dx+1
DoubleCross : (8DX10+1) → 10[2,2,3,4,8,9,10,10]+8[3,8]+1 → 19
メリー:それはそう
不動一空:ちょいダメージはお待ちを
パミーナ:九重さん、助かる…
不動一空:すみません、抗いがたき言葉、何レベルでしょうか?
GM:4
不動一空:-4dと、了解です。
不動一空:すみません、残ロイス確認をちょっとこちらでいいでしょうか?m(_ _)m<PCず
GM:そうですね、一度宣言お願いします
不動一空:私残り4です
メリー:6
九重 咲良:3+未取得1です。いま倒れたのでこれから1個減ります。
パミーナ:ロイスは残り5つです。
不動一空:ありがとうございます。
不動一空:では相談の結果私にこのラウンド最後の赤城君によるカバーリングを適応させてください。
GM:了解です
GM:ではダメージ
天寂衆3:11d10+24+4
DoubleCross : (11D10+24+4) → 71[5,9,2,10,4,8,3,6,5,9,10]+24+4 → 99
九重 咲良:九重 咲良のHPを198(→ 198)減少 (10 → -188)
九重 咲良:都築 京香へのロイスをタイタスに変更し、復活します。
九重 咲良:九重 咲良のHPを0(→ 0)に変更 (-188 → 0)
九重 咲良:九重 咲良のロイスを1(→ 1)減少 (4 → 3)
九重 咲良:九重 咲良のHPを13(→ 13)に変更 (0 → 13)
メリー:死にました。九重支部長のロイスをタイタスにして昇華、復活
メリー:メリー・アシュクロフトのHPを14(→ 14)に変更 (6 → 14)
GM:deha
GM:待機していたマスターピカロの手番、イニシは0(倍化バロール/半減ウロボロス)
"マスターピカロ":マイナー無し、メジャー
"マスターピカロ":原初の赤:紅蓮の衣+エクスプロージョン+ツインバースト+パーフェクトイミテイト+タブレット
"マスターピカロ":対象は…
"マスターピカロ":九重さんパミーナさんエンゲージ
"マスターピカロ":7dx+2
DoubleCross : (7DX10+2) → 8[3,5,6,6,7,8,8]+2 → 10
"マスターピカロ":ドッジ不可
九重 咲良:オートアクション
九重 咲良:《崩れずの群れ》+2 ダメージロールの前に宣言する。攻撃一つをカバーリングする
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を2(→ 2)増加 (190 → 192)
九重 咲良:九重 咲良のHPを3(→ 3)減少 (13 → 10)
寂鈴:力の法則、ダメージ+5d
"マスターピカロ":1d10+5d10+17+35 (パーフェクトイミテイトは紅蓮の衣適用
DoubleCross : (1D10+5D10+17+35) → 5[5]+23[4,5,3,6,5]+17+35 → 80
九重 咲良:九重 咲良のHPを160(→ 160)減少 (10 → -150)
九重 咲良:オートアクション
九重 咲良:《原初の黒:鏡の盾 Lv7》+10 受けたHPダメージを[Lv*20]まで反射する
九重 咲良:140点
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を10(→ 10)増加 (192 → 202)
"マスターピカロ":危ないもう少しで残り1/4だよ
九重 咲良:残り40点もあるんかいタフガイか??
九重 咲良:マスターピカロへのロイスをタイタスに変更し、復活します。
九重 咲良:九重 咲良のHPを0(→ 0)に変更 (-150 → 0)
九重 咲良:九重 咲良のロイスを1(→ 1)減少 (3 → 2)
九重 咲良:九重 咲良のHPを13(→ 13)に変更 (0 → 13)
GM:そしてもう動く人がいないので
GM:クリンナップ
GM:特に何もないかな
パミーナ:ないですね。
メリー:なさそう
不動一空:ありません
パミーナ:これ今現在のエンゲージ表ってどうなっていますか?
不動一空:ちょっと整理しておいた方が良さそうですね。
九重 咲良:九重 咲良のイニシアチブを8(→ 8)に変更 (17 → 8)
九重 咲良:行動値だけ戻しておきましょう各自
寂鈴(16)
10m
不動
10m
天寂衆教徒 1(15)
天寂衆教徒 2(10)
天寂衆教徒 3(5)
メリー
10m
九重 パミーナ
5m
マスターピカロ
GM:そして
GM:勝利条件開示:マスターピカロ、および寂鈴の戦闘不能
GM:ではラウンド2、セットアップ
GM:エネミー側はありません
九重 咲良:ないです
メリー:なし
パミーナ:ブルーゲイル使用、行動値及び侵蝕率を+5
不動一空:すみません、ちょいお待ちを
パミーナ:行動値、8→13。侵蝕率、152→157
不動一空:おまたせしました、不動自体はセットアップありません。
パミーナ:日比谷畔 戦局判断 セットアップ使用、全員の行動値+1~9(任意の値)
パミーナ:を使用。
パミーナ:パミーナは、+3し、行動値16へ。
不動一空:不動は+8で行動値16にします。
九重 咲良:+8で16にします
九重 咲良:九重 咲良のイニシアチブを16(→ 16)に変更 (8 → 16)
メリー:+7、13
GM:イニシアチブ16(倍化ソラリス/半減ノイマン)
GM:PC側の九重さん、不動さん、パミーナさんは相談の上行動開始してください
パミーナ:パミーナの手番。マイナー、ジェネシフト
パミーナ:157+1d10
DoubleCross : (157+1D10) → 157+2[2] → 159
パミーナ:惜しい…けどいいや。
パミーナ:マスターピカロのロイスを 〇使命感/???から、使命感/〇殺意 に変更。
パミーナ:Sロ指定、タイタス化。
パミーナ:《万軍撃破》の回数を回復します。
パミーナ:メジャー
パミーナ:『疑似領域:夜の女王の独唱曲』《プレディクション》《ヴァリアブルウェポン》《マルチウェポン》《万軍撃破》+11+5
パミーナ:内容は前ターンと変わらず。攻撃力88、ドッジ不可。
パミーナ:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 5[1,2,2,4,4,5]+1 → 6
GM:そのままダメージどうぞ
パミーナ:喜多灘凜瀬 凍てつく刃 ダメージ前オート使用、ダメージ+15+1d ラウンド1回を使用。
パミーナ:88+15+2d10
DoubleCross : (88+15+2D10) → 88+15+11[10,1] → 114
不動一空:よしっ、3桁!
"マスターピカロ":雲散霧消、ダメージ-25
"マスターピカロ":(自身だけ)
天寂衆2:半減あるけど死だな…
天寂衆1:落ちます
天寂衆3:落ちます
"マスターピカロ":…してもシンドローム倍化だからだな無理だな
"マスターピカロ":死んで蘇生復活、HP1
寂鈴:かなりごりっといったけど
寂鈴:まだ生きてる
パミーナ:ご飯にボンドでも掛けて食べてるのかよ
GM:ではお次、イニシアチブにカード使用する場合もここで宣言どうぞ
不動一空:とりあえず私の後にも同じことができると思うので、まずは動きますね。
不動一空:マイナーで寂鈴のところに戦闘移動、エンゲージ。
不動一空:コンボ《業炎烈火》コンセ/厄災の炎/結合粉砕/プラズマカノン 侵蝕率+14
不動一空:妨害の類はなさそうなので判定行きます。
GM:どうぞ
不動一空:17dx7+6
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[1,2,2,2,3,3,4,5,5,5,6,6,6,8,8,10,10]+10[1,3,3,10]+1[1]+6 → 27
不動一空:今日はほんと低いなぁ(汗)
寂鈴:ガード
寂鈴:ダメージを
不動一空:その前にNPCカード二上を使って達成値+18 達成値を45にします。
不動一空:で、寂鈴のロイスをSロイス指定。内容は変わらず。タイタス昇華してダメージを+5d10します。
不動一空:ダメージ行きます!
不動一空:10d10+54 装甲無視
DoubleCross : (10D10+54) → 47[5,3,6,5,6,9,8,2,1,2]+54 → 101
不動一空:うし、3桁。
不動一空:101の装甲無視です。
不動一空:不動 一空の侵蝕率を14(→ 14)増加 (137 → 151)
寂鈴:無理無理
寂鈴:死にます
寂鈴:復活は…無いです
不動一空:(ほっ
不動一空:では行動終了。
GM:ではお次
GM:そのままいけば九重支部長ですがどうします?
メリー:施設支援を使ってメリーのイニシアチブを16にします
GM:ではメリーさんからどうぞ
メリー:マイナーで戦闘移動、ピカロにエンゲージ
メリー:あ、縮地使います
メリー:メジャーで《雷迅の剣》(コンセントレイト+一閃+バリアクラッカー) 対象は当然ピカロ
"マスターピカロ":どうぞ
メリー:12dx7+3
DoubleCross : (12DX7+3) → 10[1,3,4,5,6,6,7,8,8,8,10,10]+10[1,3,5,6,7,8]+10[1,7]+1[1]+3 → 34
メリー:せっかくなので星川ちゃんのNPCカードを使用
パミーナ:『不完全な神託』《勝利の女神LV9》達成値+27
GM:追加どうぞ
パミーナ:パミーナの侵蝕率を4(→ 4)増加 (170+ → 174)
メリー:1dx+43
DoubleCross : (1DX10+43) → 6[6]+43 → 49
メリー:1dx+53
DoubleCross : (1DX10+53) → 2[2]+53 → 55
GM:女神込みで82かな
メリー:そうですね
メリー:ガード不可
"マスターピカロ":ドッジするかあ
"マスターピカロ":5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[3,6,9,9,10]+9[9] → 19
"マスターピカロ":ダメージどうぞ
メリー:11D+35
DoubleCross : (11D10+35) → 51[7,1,7,7,3,5,7,2,2,9,1]+35 → 86
"マスターピカロ":死ぬー
"マスターピカロ":戦闘不能、復活はもう無し
GM:戦闘終了です
メリー:大勝利だ!!!!
メリー:メリー・アシュクロフトの侵蝕率を12(→ 12)増加 (146 → 158)
パミーナ:勝利ー
不動一空:やったー
九重 咲良:わぁい
GM:では先に
バックトラック
GM:バックトラックだけします
Eロイス
堕落の誘い (2)
マジカル★リクエスト
虚実崩壊
妄念の姿:常勝の天才
悪夢の鏡像 ×12
変異する悪夢×3
GM:以上、20個、振りたい人は振ってください
パミーナ:ふります
パミーナ:174-20d10
DoubleCross : (174-20D10) → 174-121[9,4,9,10,6,1,5,9,7,2,8,2,8,4,1,5,4,10,8,9] → 53
不動一空:頂きます。
不動一空:151-2d10
DoubleCross : (151-2D10) → 151-15[7,8] → 136
メリー:もらいます
不動一空:まちがい(汗)
パミーナ:倍振り
パミーナ:53-6d10
DoubleCross : (53-6D10) → 53-50[9,8,10,10,6,7] → 3
メリー:158-20D
DoubleCross : (158-20D10) → 158-114[10,1,10,8,4,7,10,2,1,7,6,6,2,5,9,6,5,4,3,8] → 44
不動一空:136-18d10
DoubleCross : (136-18D10) → 136-86[9,8,4,2,9,8,2,4,1,2,3,10,5,8,2,6,1,2] → 50
不動一空:ロイス3残ってるので、倍振り。
不動一空:50-6d10
DoubleCross : (50-6D10) → 50-26[2,4,2,5,6,7] → 24
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を20d10(→ 98)減少 (202 → 104)
九重 咲良:メモリー使用2個分
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を20(→ 20)減少 (104 → 84)
九重 咲良:等倍
不動一空:倍振りなので3点で生還。
九重 咲良:九重 咲良の侵蝕率を2d10(→ 7)減少 (84 → 77)
メリー:等倍振り
メリー:44-5D
DoubleCross : (44-5D10) → 44-33[8,8,5,2,10] → 11
メリー:無事帰還
GM:皆さん帰還!おかえりなさいませー!
GM:皆さん帰還!おかえりなさいませー!
寂鈴:「仕方があるまい、あれを出すか」
寂鈴:「センダラヤ・モウノウハラバ」
寂鈴:突如、深海の更に奥に光が差し
寂鈴:それすら届かない隙間から、せせら笑うような声
寂鈴:「エフェクトと言ったか」
寂鈴:「使ったが最後、引きずりこまれると思えよ」
不動一空:「──生憎、それは俺たちにとっていつものことだ」
不動一空:身体にかかる負荷を確認。
不動一空:だがしかし、エフェクトがオーヴァードを引きずり込もうとすることなど、口にしたように日常のことだ。
不動一空:ならばそうだと認識し、対応するのみ。
メリー:「これは……毒の類ですか。それもレネゲイドに反応する」
メリー:「ですが、あなたたちも影響を逃れ得ない――そして、この程度」
メリー:「私にとってはそう条件は変わりません。不動氏とは、また違う意味ですが」
メリー:剣を戦旗のように振り上げ、言う。「行きましょう、皆さん」
名取宝鼓:「…内部識別:レネゲイドキラー+エグゾースト2つと…あと常勝の天才です、これもエグゾーストかな」
日比谷畔:「内訳」
名取宝鼓:「虚実崩壊と妄念とあとなんか……っつ」
名取宝鼓:ふと腕に骨のような棘が絡む感覚を覚え
名取宝鼓:「ああそうかそういう事かこれ」
日比谷畔:「OK、虚実なんてなんでもありだが、この人数、多対応で強化と弱体化を一気に混ぜると見てよさそうだ」
日比谷畔:手元の骨を掴んで踏む
日比谷畔:「流れが速い、が適切にダメージを与えられるタイミングは確実にある、必要ならこちらで分析しようか」
天寂衆4:「おっと、タイミングは握らせたら負け、狙うは一律よーいスタートで全員同じ順位だよ?」
天寂衆4:パチン、と手を下にスナップ、青い砂嵐
天寂衆4:一つ一つが小さな重力力場であり、フラッシュバンでもある
天寂衆4:「1抜けも2抜けもさせられないかな?」
天寂衆4:当然自分にも降りかかるが、それでもいい、それすら仕込みだ
日比谷畔:「初速を一律にする魔眼の嵐か、これは絶対に回避しないとサンドバッグにされかねないな…!」
パミーナ:「面倒だなぁ。避けろ。神託!」
パミーナ:目を瞑ったかと思えばひとりでに体が動く。
パミーナ:ホップステップ、ジャンプと踊るように駆け。重力場の小さな隙間から完全回避を為す。
パミーナ:「これ当たるとヤバイやつだぞ。まともにやったらキツいから気合で避けろ!」
赤城空帆:「了解です、とりあえず先輩から」
赤城空帆:手を下に、炎を吹き上げテイクオフ
赤城空帆:流星のように重力場を駆け抜け、一条の流星が通った後のような空隙ができる
不動一空:「あと何度耐えられる」
不動一空:自身を庇った少年に、言葉を投げる。
不動一空:その無表情からは、気遣いなのか単なる確認なのかは伺いしれない。
赤城空帆:ぱっぱと払いきれる分だけ砂のようになった魔眼を払い
赤城空帆:「今から全員が物量に任せて突撃で2回、そうでないならもう少し余裕も」
不動一空:「了解だ。二度目はこちらが指示を出す」
不動一空:短く、それだけ告げて。
九重 咲良:「──光輝」
九重 咲良:部下の名を呼ぶ。
九重 咲良:要件は要らない。その程度がわからない彼女ではない。
星川光輝:「はっ」
九重 咲良:向かい来る力の流れへと指をさす。
星川光輝:短く返事をし、区長の艦のがらくた箱から拝借して改造した水圧スラスターに点火
星川光輝:そのまま折り畳みで格納していた各種シールドを展開、砂よけにする
星川光輝:「ハイテク産業物ばっかりだったので拝借してきてます、後はお先に」
星川光輝:この盤面で先行制圧ができる人であることはよくわかっていた
九重 咲良:砂嵐は水圧スラスターに阻まれ、既に咲良に触れられるほどの強度を失い目前で散り散りになり消失していく。
九重 咲良:「ふむ、技のキレも勝負勘も鈍っているわけではないようだ。一安心と言ったところだな」
二上馨:間を縫って、彼女の近くに
二上馨:そのまま布状に広げた影を振る
二上馨:目の前の彼女には先ほど通りの景色、ここまでのカバーの攻防など見えていない
二上馨:当然、攻撃は緩む
メリー:「ありがたい」レネゲイドを励起させ、雷撃と猛風で蒼い砂を防ぐ
メリー:当然、防ぎきれない粒子も出るが――彼女の対抗種たるレネゲイドには耐えられない
メリー:本格的なエフェクトではないため、負荷はまだ許容範囲。
天寂衆4:「やば、なんも見えない、今どうなってる?」
天寂衆2:「全員回避です」
天寂衆4:「いやあん戦犯」
メリー:「あー、そういう感じですか」
天寂衆4:「正確には何とも無い光景が見えてるけどねえ、それなんか見えてるって言わねえんだわ」
メリー:「そうです、かっと」数メートル分、縮地――射程外に逃れる。
メリー:「……私にばかり目を取られていると、危ないですよ?」
九重 咲良:「──だ、そうだ」
九重 咲良:次の瞬間、光の柱が現れた。
九重 咲良:「では、僕も表に出るとしよう」
九重 咲良:「今回もあまり有効な手助けとならないまま終わりになるのも味気ない」
九重 咲良:「それに、部下の手前だ。たまには全力を出すのも悪くはないだろう」
九重 咲良:「僕の力は美しい反面、目の毒だ。ゆめゆめ気を付けてほしい」
九重 咲良:そこで言葉を切り、手袋を脱ぎ、両の指を組む。
九重 咲良:
九重 咲良:「異形化・開花宣言」
九重 咲良:
九重 咲良:光の正体は、レネゲイドの『桜』。
九重 咲良:オーヴァードではない者には視認することができない、見る者を殺す桜。
九重 咲良:同時に、ヒトのそれと変わらなかった皮膚が少しずつ樹木の表皮へと変わっていく。
九重 咲良:これが彼の本当の姿。宙から降り、星に根付いた天の樹。
九重 咲良:人の情熱を吸い上げ育つ、墨染の桜。
九重 咲良:「さぁ、いよいよ本番だ。生と死の輪廻が刻まれた人々の情念の転輪。とくとご覧あれ」
九重 咲良:咲良の周囲に集まっていく青白い光の柱は、やがてその曲線を複雑に絡ませながらやがて放物線上に広がっていく。
九重 咲良:彼の力はあくまで"呼び水"。この光の結晶は、独りでに惹かれて集まった数多の"死"そのものだ。
九重 咲良:巨大な誘蛾灯は、やがて大きな果実を実らせる。
九重 咲良:
九重 咲良:「──幽明櫻輪転曲【九分咲】」
九重 咲良:
九重 咲良:果実が音もなく弾け、青白い閃光は色を変え一帯の空間を広く広く満たしていく。
九重 咲良:それはまるで、満開の桜吹雪が散っていくようで。
九重 咲良:
九重 咲良:哀れな者は、心と命と情報をその光へと奪われた。
九重 咲良:
九重 咲良:「"これ"が"その時、起きたこと"だ。メリー嬢」
九重 咲良:「少しばかり、ヒトには刺激が強い力である故──それなりの頻度で不幸な事故がおきる」
九重 咲良:「"これ"をどう認識するかは、ヒトの目に任せよう」
九重 咲良:暖かな色の冷たい死の舞う海の底で、『ヒトならざる者』はそう問いの答えを返した。
GM:技術の粋を尽くして作られしは、危機の名を冠する12体のオーヴァードの複製体
GM:しかし、心は、プログラムに無い、それでも人として生まれ落ちた以上、それは確かにそこにあり
GM:手勢12、そして周囲にいた天寂衆数人、全てのみこまれた
天寂衆4:「う、う、うーわやば!!」なんとか外套で自身だけ保護して、周りの惨状に目を丸くする
寂鈴:「論理障壁崩壊……情動を吸い上げると言うのであれば最後の彼をくべねばなるまい
寂鈴:そうだ、何を迷っていたのだろう、私はこの期に及んでまだ彼を子供だと思っていた
寂鈴:神であらなければならないのだ彼は、全ての人間の信仰を吸い上げ、信仰に答えうる神でなくては
寂鈴:錯乱を解く術式を用意するよりも、早く動く影がある
パミーナ:「…父親というのは、自分の子どものことは分からないものだ。」
パミーナ:「馬鹿野郎がよ。言っておくがお前が幾ら自分を犠牲にしようと無駄だ。」
パミーナ:「俺の【神託】は絶対で─────そしてもう10秒前に起動しているよ。」
パミーナ:パミーナの神託《オラクル》は、決して破壊に秀でた力ではない。
パミーナ:どんなに"偶然"を引き起こそうとも威力の限界は存在する。
パミーナ:故に彼女の得物は限界を広げる事に特化したものだ。
パミーナ:異能を使いセットされたすなわち6機の釘打ち機にセットされたタイマーが起動し続けていた。
パミーナ:それが、パミーナの言葉により初めて認識できるようになる。或いはここまで彼女の神託の計算だったのかもしれない。
パミーナ:"偶々"制御の当てのない釘打ち機がオーヴァードの複製体達、天寂衆に命中し
パミーナ:"偶々"命中と同時に同時に起動。血の花が咲き乱れる中反作用でまた吹き飛び
パミーナ:"偶々"壁を跳ねるように、宙を飛び回った釘打ち機があちらこちらを行き交う
パミーナ:何度も、何度も、何度も。今この瞬間ですら!
パミーナ:「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
パミーナ:「死と絶望が私の周りで燃え上がる!」
パミーナ:「いわばここ総てが俺の、【神託】の領域なんだよ。もうお前は逃がさない。」
パミーナ:「っとと。喜多川、そこの水槽に火をつけてくれ。」
喜多灘凜瀬:「俺直接発火はできないので」
喜多灘凜瀬:手元にライターを作る、この分では俺の特殊な異能を使うまでもない
喜多灘凜瀬:そのまま近くに垂れていたオイルをウェスで回収して点火
喜多灘凜瀬:水槽に投げ込む
パミーナ:同時に、複製体ジャームの一体の脳天にパイルバンカーが刺さり
パミーナ:パイルバンカー、起動。水槽へと吹き飛ばされる。
パミーナ:"偶々"異能が暴走し、水を爆発性の物質に変える状態のまま水槽に突っ込み…。
パミーナ:喜多川がライターを投げた瞬間、フロアを揺れるほどの爆発が起きた。
GM:血と火と撃鉄の嵐が、それまでまだ秩序があった深海の一室を、地獄へと変えた
天寂衆4:「うっわあぶな、軽減入らないのは…あんたか」
天寂衆4:近くの天寂衆を引き込んで、自分の後ろへ
天寂衆4:「それじゃあ最期に魔法を一つ」
天寂衆4:少しだけ時計の文字盤が背後に浮かんだ瞬間、全ての時間が停止した
天寂衆4:「投げ返すように手動で位置を変えないと…って」
パミーナ:「・・・・・・・・・」パミーナの動きが止まる。
パミーナ:その手にはメモが彼女に見えるように広げられていた。内容は、”今、気づいても遅い”
天寂衆4:「なんであなた動いてるんでしょうねえ!!」
九重 咲良:停止した時間に、割って入る『ことば』があった。
九重 咲良:「悪いが、その手の呪詛の潰し方は十分心得ている。何せ身に覚えがあってね」
九重 咲良:散った桜の花から新たな閃光が走り、白い光の枝として文字盤を討ち貫く。
九重 咲良:枝はレネゲイドを──いや、そこに込められた人の願いを吸い上げさらにその力を増していく。
九重 咲良:「君も人の足を引くのが得意な性悪と見える。そういうものの相手は出来るだけ此方で引き受けようか」
九重 咲良:「まずは一人目だ、おやすみ」
九重 咲良:文字盤はくしゃりとひしゃげるように割れ、時は再び進み始める。
天寂衆4:「むーかーつーくー!仕事ひとっつもできてないごめーん!!」
天寂衆4:恨み言と詫びを丁寧に投げて、そのまま顔面に来たパイルバンカーを直に受け止めた
パミーナ:「うーん。危なかった。というか嫌らしいな、お前。」
九重 咲良:「なに、性悪には性悪の結末が待つだけのことだ」
不動一空:「続くぞ」短く告げ。
不動一空:づどんっ!
不動一空:二つの破砕音が、ほぼ同時に鳴り響く。
不動一空:ひとつは男が足底から炎を放ち、床面を焼き砕いて飛び上がったモノ。
不動一空:そしてもうひとつは身体を反転させた男が、複製超越者たちの真上──
不動一空:天井を踏み砕き“着地”したモノ。
不動一空:「──あれだけの攻撃に耐える。“能力”的には大したものだ」
不動一空:上へ──自身へと集中した視線を、真っ向から受け止めて。
不動一空:「だが“戦力”としては発揮させん」
不動一空:ちら──と。
不動一空:視線を、二人に送る。
不動一空:見上げることで複製超越者たちが視界から外した。
不動一空:九重咲良と、星川光輝へと。
九重 咲良:「あぁ、不用心にも足元が御留守のようだ」
九重 咲良:彼女の"盾"を割った光の枝が、幾本も地中から突きたてられていく。
九重 咲良:先刻舞わせた桜の花弁はその一枚一枚が、彼の力の断片であり彼の肉体の破片。
九重 咲良:全ての操作が自在に可能で、まるで戦場全てが手のひらの上かのよう。
星川光輝:「隙を見せましたね」
星川光輝:スラスターの機動でまだ残るパイルバンカーを回避しながら
星川光輝:上の階にあったケーブルを解き、拘束していく
星川光輝:ぎゅ、と最後のケーブルと枝の擦れる音を聞き
星川光輝:「今です」
九重 咲良:「桜の呪いは場と心へ残る。刹那で散るものは必ずしも、刹那で消えるものではない。覚えておくことだ」
九重 咲良:「──そうすれば、攻撃態勢に入っていた彼のことなど忘れてしまうだろう?」
不動一空:づどんっ!
不動一空:再び響く、二つの破砕音。
不動一空:天井を踏み砕き、陣形を崩された複製超越者たちの中心へと“着弾”し。
不動一空:淡々と──
不動一空:「あいつの心の中だけで終わると思うなよ」
不動一空:──告げる。
不動一空:業っ!
不動一空:そして地獄の業火が顕現する。
不動一空:蛍光色の池は瞬く間に蒸発し、構造材が沸き立ち、プラントが爆ぜ融け──
不動一空:複製超越者たちの身体を極高温の炎が蹂躙し、炭化させていく。
複製超越者::焼かれていく、つい先ほど生産されたばかりの兄弟らしきものと一緒に、自身が
複製超越者::残ったのは、いや、芽生えたのは疑問
複製超越者::呪いによって植え付けられたのかはわからないが、それは確かにあった
複製超越者::元々、物を作る、壁を張る個体だ、そう認識している
複製超越者::なら、彼らの悲鳴を、少しでも小さく――
九重 咲良:「──良い。その使命を疑わない無垢さ」
九重 咲良:「ささやかながらも、確かな光があろう」
九重 咲良:光の枝がソレの胸を貫通する。
九重 咲良:収束しつつあった力は脆くも砂の城の如く霧散していく。
九重 咲良:「いい味だ。名は知らぬが、その願いの色は記憶するとしよう」
複製超越者::胸が熱い、力が抜けていく
複製超越者::ああ
複製超越者::誰か助けたかったな
GM:空間は焦土だ、渦中にいた複製体は、誰も助かっていない
寂鈴:「…4つか、随分と減ったものだ」
寂鈴:必要分は作り終えた、札に乗せて、飛ばす
九重 咲良:指を払うと、空間になおも散る花弁が舞い札を焼き落とした。
九重 咲良:「焦るな。もう少し混乱と狂騒を味わっていくといい」
寂鈴:「読めている」
寂鈴:札が、はじけ飛ぶ
寂鈴:「順天則、神の前に混乱を引き起こしてはならない」
寂鈴:先程以上に、迷いのない声
天寂衆1:「ああ……もう駄目そうですねえ」
天寂衆1:頭を振って呪いを振り払いつつ
天寂衆2:「やめます?」
天寂衆1:「いえ、それでは先ほど何もできずに倒された彼女に申し訳ないので」
天寂衆3:「まあ、あいつの分くらいまでは頑張ってみよか」
九重 咲良:「やられたな。空間制御の優位を握られたか。世界の変革を豪語するだけのことはあるようだ」
メリー:「――では」
メリー:風よりも疾く、或いは光すら追い越す。
メリー:文字通り地を縮める、空間歪曲。
メリー:物体も、力も、運命も。
メリー:この世の全てに干渉し得るオルクスにおいて、メリーが実戦域に仕立てた数少ない業。
メリー:それが縮地を以ての一撃必殺。
メリー:だが今の標的は一、二、三
メリー:ただの一太刀では斬れない、では何を為して応ずるか。
メリー:当然──幾度も斬れば良い。
メリー:然し──ただの連撃では不足だろう。
メリー:一撃を以て必殺と成す、それが彼女の剣。
メリー:ならば、やはり。
メリー:一撃を以て連撃を成し、連撃を以て必殺を成す。
メリー:それが王道だ。
メリー:
メリー:「ならば」
メリー:「然して」
メリー:「一期一振、一振全殺といきましょう」
メリー:そう嘯く時には、既に三人の背後に回っている。
天寂衆1:「うおっと」右手の円盤が廻る、自分以外の傷を即座に遡行できるように
天寂衆1:最後にUNDOのスイッチに手をかけ、最低限用意は整った
九重 咲良:「見くびらないでもらおう」
九重 咲良:円盤に落ちたほんの一枚の花弁が発芽する。
九重 咲良:細いトゲのような枝が手を貫いた。いまはこの一瞬で十分
九重 咲良:「空間の制御を奪われたとて、君達の死神はいまもその大剣にいる」
天寂衆1:「っつ無限に厄介ですねえ…!お二人死ぬ気で避けるか耐えてください」
メリー:「感謝します」振るうは無銘の大太刀。
メリー:剣閃はさながら舞のように、またオーケストラの指揮者のように。
メリー:その剣筋からは純白の因子が紡がれ、彼女を包むように領域が形作られ。
メリー:瞬きの間もなく──轟音の雨、稲光の洪水。
メリー:鎌鼬が敵方を悉く切り刻み、紫電は護りを例外なく打ち砕く。
メリー:それは無論、ただの剣技ではない。
メリー:斬撃を通して拡散させた、オルクスの因子。
メリー:因子により制御した、ハヌマーンによる無数の真空斬撃。
メリー:そして真空の斬撃群に流し込む、ブラックドッグの雷撃。
メリー:言葉にすればただそれだけの業、だが正しく――無双の型。
天寂衆3:回避も
天寂衆2:守護も
GM:意味をなさなかった
GM:通常と超常の果ての剣技を、その身に喰らう
天寂衆1:「…げほっ、皆さん生きてます?」
天寂衆2:親指を立てる
天寂衆2:立ち上がりながらなので横向きだが
天寂衆3:「生きとるよ
天寂衆1:「よろしいです、では」
天寂衆1:撃ち抜かれた手で先ほどの状況をリセット、セーブを現在の状態に入れ替え
天寂衆1:状況記憶、視界良好、標的捕捉、半分機械に置換しているからか、このあたりは便利で助かる
天寂衆1:最後にスイッチを押してファイア、一条の光が飛ぶ
天寂衆1:その身に当たれば瞬時に身体に現在の自分たちの傷害状況がロード、頑丈でもなければ一度は戦闘不能になるだろう
不動一空:「ぐっ──」
不動一空:光をまともにくらい、その身体に釘で撃たれたような大穴が空く。
不動一空:かすかにその顔が歪むが──耐えられない傷ではない。
不動一空:抉られた臓腑の損傷を意志の力で無視し、倒れること無く次の手に備え力を溜める。
天寂衆2:「まだ出し足りないようですねえ、では」
天寂衆2:近くに構えていた楽器ケースを開ける
天寂衆2:中から出てきたのはパーツの数々
天寂衆2:一見すると完成図が見えないそれを瞬時に組み立て
天寂衆2:「今日は調子がいいので、特別仕様です」
天寂衆2:「たあっぷり出しますから、いっぱいイクのがよろしいかと」
天寂衆2:4連装の電磁力砲、鍬形虫のようなそれ
天寂衆2:全て構え、腕が複数あるかのように装填、照準合わせ
天寂衆2:引き金を
天寂衆2:引く
九重 咲良:「気力が充実しているようで何より、美味で良い」
九重 咲良:蔦が、樹が攻撃を握るように攻撃を包み込む。
九重 咲良:が、防ぎきれない。
九重 咲良:紫電の閃光は残った枝を破砕し爆風を周囲に舞う。
九重 咲良:樹が爆ぜ、連動するかのように咲良の左肩が抉れ、腕が地に落ちる。
九重 咲良:呪い返し。彼の身体の一部たる樹が壊されれば、彼の手も壊れるが道理。
九重 咲良:「とはいえ、徐々に誤魔化しは効かなくなってきたな」
九重 咲良:「場を握られたのが堪えている。呪詛ももはや効いていなさそうだ」
九重 咲良:無数と言っても差し支えないほどにあった花弁も今や数えるほどにも残っていない。
九重 咲良:残った右肩を竦める。
九重 咲良:その復元速度は遅かった。
天寂衆3:「ほな続くかあ…って」体を二重三重のホログラムに変化させながら
天寂衆3:「あんた遅すぎたんとちゃう?」
"マスターピカロ":「――そんなにカリカリしないで欲しいなあ」
"マスターピカロ":あなた方の後ろから、悠々と出口をふさぐように
"マスターピカロ":「あ、先いいよ」
メリー:「……ここで来ましたか」
不動一空:「真打ち登場──にしては些か間に合ってないように思えるな」
九重 咲良:「さて困ったぞ。いよいよもって窮地だ」
天寂衆3:「ほな」
天寂衆3:ホログラムが空間に染み込んでいく
パミーナ:「来たか。…そっちのあんたの能力は一体なんだ?」
天寂衆3:種のように蒔かれたそこから、雨後の竹の子のように、恐怖が吹き出す
天寂衆3:人間の無意識的な恐怖を直に流し込む代物、そこには正気を投げ出すほど最も恐ろしい物が映る
不動一空:「赤城っ!」
不動一空:“二度目”──に対する指示。
赤城空帆:「はい!」
赤城空帆:不定形の人影を振り払い、目の前に立ち、視界を狭める
赤城空帆:そのまま、床を抜けないように焼き、幻覚のフィールドを狭めていく
不動一空:「──頑張りの成果だな」
不動一空:耐えきった少年の頭にそっと手を乗せ、前へと出る。
不動一空:力を──溜め続けながら。
メリー:足が竦む、脳裏から離れないイメージ――妹の死。
メリー:精神攻撃だとは理解している。
メリー:しかし、だからといって振り切れるのであれば苦労はしない。
メリー:悍ましい、怖ろしい、身の毛のよだつ恐怖。
メリー:ならば――どうするか。
メリー:メリーが選んだのは単純な選択肢。干渉を振り切れるほどの対抗種、そのレネゲイドを励起させる。
メリー:「ごホッ」……当然、その負荷には耐えきれない。死ぬ、が――
メリー:「……まだです」意地で、意地だけで立ち上がる。
メリー:もう、ヴィジョンは見えない。
九重 咲良:樹へその"喚起"の行き先を移し変え、ダメージの行き先を捻じ曲げる。原始的な呪い映し。
九重 咲良:しかし、その行先は"樹"という分身。
九重 咲良:二人分の負荷を受け、咲良は内側から幾重にも裂けボロボロと塵芥がこぼれていく。
九重 咲良:「…これもまた違った形の呪詛と言ったところか。僕ではなく僕の喰らってきた記憶から直接"恐怖の感情"を具現化するとは器用なことをする」
パミーナ:「庇ってもらってうれしいけど。あんた大丈夫?かなり不味そうなんだけど。」
九重 咲良:「残念だが、あまり大丈夫ではないな。僕が現在の戦況を見るに決め手が欠けている」
九重 咲良:「ジリ貧という奴だ。悪いが僕もじきに行動限界だ。死にはしないが、完全に場を握られ、ただの案山子になり果てる。死ぬより状況は良くないな」
九重 咲良:「さて、パミーナ嬢。まだ動けるな?」
九重 咲良:「【神託】とやらの不確定性に賭ける」
九重 咲良:「勝算はないが、それを何とかするのが君の力なのだろう?」
九重 咲良:「敵の攻撃は僕が捌こう。君は好機を逃さぬように」
九重 咲良:「なに、"神頼み"は最も強いヒトの心のひとつだ」
九重 咲良:「その色彩が志半ばで潰えることはない」
九重 咲良:「あぁ、どんな形としても残るとも。それがこのヒトの想いなのだから」
パミーナ:「オッケー。承った。並みのオーヴァードなら逃げ出すだろうが…」
パミーナ:「俺は本部エージェントの娘で、特別情報対策室の一員で、なにより。」
パミーナ:「俺の【神託】は絶対だからな。この状況、何とかしてやる。」
"マスターピカロ":「来てもらったはいいけれど秋前に捕捉されるのはよろしくなくてね」
"マスターピカロ":「戦闘、あんまり取りたくないけど仕方ないか」
"マスターピカロ":姿が、消えていく
"マスターピカロ":目の前にいても認識できなくなっていく
"マスターピカロ":周りのエフェクトが勢いを増していく、せせら笑う骨がはっきりとあなたたちを捉え、絡みつき、突き刺していく
GM:マスターピカロ、その異能は「自身の消去と消去分の自身の置換」
GM:この場で自身を消去し、その分を寂鈴の結界に置換した
GM:ここにマスターピカロという存在は、もう無い
寂鈴:捨て置いている、この場の結界など、自由に使わせておけとの放任
寂鈴:それよりは、神、ああ私が今より作り上げる神の方が重要だ
寂鈴:空間は暴れるまま、勢いを増していく
パミーナ:「コイツ、自分の存在を『無』にすんのかよ。」
パミーナ:「…俺の趣味には著しく反するが、これは厄介だ。九重さん、手ある?」
九重 咲良:「改造された人間だと言っていたな、合点がいった」
九重 咲良:咲良の右腕が"無"を掴む。
九重 咲良:「だから"無"はヒトの常識からしか逃れられないのだな」
GM:無は、返事をしない
九重 咲良:周囲からの攻撃はみるみるうちに激しくなり、咲良の目を、臓腑を、片足を次々に削り落としていく。
九重 咲良:既に幾重の攻撃により復元が間に合っていない彼の身体は、藁人形を壊すようにほつれ崩れる。
九重 咲良:「大した力だ。"これが本命"でないことが惜しまれるが、見かけほどの軽薄や無頓着ではないと見える」
九重 咲良:崩れた顔面が、歓喜に歪む。
九重 咲良:「これだけは譲るわけにはいかなかった」
九重 咲良:「僕は、"コレ"のために来たのだから」
九重 咲良:かろうじて残された右手の先に青く小さな光が灯る。
九重 咲良:その光は強く激しくその規模を増していき
九重 咲良:弾けるかのように四方八方へとその枝が伸び拡散する。
九重 咲良:同時に何かが貫かれるような音と、人間の血が飛び散った。
九重 咲良:これまで何もなかったはずの場所には、胸の内側から無数の白い樹木が飛び出している"無"が宙に縫いつけられていた。
九重 咲良:「おかえり、こちらの世界へ。こういうのをヒトは"モズの早贄"と呼ぶらしい」
九重 咲良:「結界の術式に頼らない、僕が最後に君だけに取っておいた本物の空想樹の種子だ」
九重 咲良:「この星の者では在らず、故に在り得ざる領域からこの星へ根を下ろすための"権能"が残されている」
"マスターピカロ":「……はは、"雨霖鈴曲"でも詰むと思っていたら思わぬところから来てしまったね」
九重 咲良:「君から直接受けた攻撃を"縁"として利用させてもらった。そればかりは切っても切れるものではないだろう?」
九重 咲良:「先に僕を叩いたのは紛れもなく君自身なのだから、その因果は決して消えず、途切れず、なくなりはしない」
"マスターピカロ":消去した瞬間、知覚が反転、気づけば枝で全身を滅多刺しにされた、最後の意地で人型になるようギリギリ再構成はしたが、それも手のひらの上だろう
九重 咲良:「それなりの出費を払ったが、これでようやく届いたな。"無"に」
九重 咲良:「その肉体に施された術式が如何ほどのものかは知らないが、しばらくは"現世"から離れることは適うまい」
"マスターピカロ":その胸にのこった感情を食べられるのは、文字通り全部を捌いたあなただけだろう
"マスターピカロ":「こうなる前に使わせてから出るつもりだったんだけどねえ、本当」
九重 咲良:「では頂くとするとしよう──その情熱」
九重 咲良:
九重 咲良:「転移共有・呪詛輪転万象複写」
九重 咲良:
九重 咲良:術者と対象の因果を繋ぎ、これまで受けた"痛み"と同じだけの"呪詛返し"を共有する九重咲良の本質たる『共有術式』
九重 咲良:"記憶"だけではない。肉体に刻まれた"記録"や"歴史"を共有し、"共感"による死をもたらす。
九重 咲良:「──不完全ながらも、いい味だった」
九重 咲良:「致命にまでは至らなかったのは残念だが、この場の戦略的な役割としては十分だろう」
九重 咲良:「幸い、ここなら君に迫る"因果"には困るまい───」
"マスターピカロ":「うわあ、君最悪…!」
"マスターピカロ":何をされたのか直感でわかってしまった
"マスターピカロ":「普通に徒歩で帰ろうかなと思ったけど帰してくれそうにないし」
日比谷畔:「当たり前だよ九重さんが君の情報大幅に落としたからここからが面白いところだろう!?」
日比谷畔:「さて推理に戻ろう、先程は流れもあって阻まれたけど」
日比谷畔:「あの男の能力は自己消去と消去分の置換、置換先は無理のあるものにはできない、あくまでこの場で『存在できる』ものでないといけないね」
日比谷畔:「今は沈静化されて使えなくなってるけど……少ししたらまた動く…いや消えるだろうなあ、今度は逃亡で」
パミーナ:「自己消去って言ってもなぁ。」
パミーナ:「あいつ、一方通行で消えるってわけじゃない。実体化できる。置換とは言うが、変形だなあれは。」
パミーナ:「反ミームっての?ヤツ自身には効かないしな。ずっりー話だ。」
パミーナ:「徒歩で帰るってのも海の下で何言ってんのって話だが、大方マジなんだろ」
不動一空:「だが放置もできん」
不動一空:「殺せば死ぬことは解った。ならそうするだけだ」
メリー:「ええ」
メリー:「彼奴は忘却の呪いを以て真実を開放し、我々は銘記の権利を以て現実を封印する」
メリー:「相反する我々とピカロ、その決着をつける時です」
パミーナ:「…やるかぁ。喜多川えもーん、アンカーショット付き万能パイルバンカー作って」
喜多灘凜瀬:「喜多灘です、ちゃんと目当ての物が出るかどうかは運なので祈ってください」
喜多灘凜瀬:「 Quis autem vel eum iure reprehenderit, qui in ea voluptate velit esse, quam nihil molestiae consequatur, vel illum, qui dolorem eum fugiat, quo voluptas nulla pariatur?」
喜多灘凜瀬:余裕も無いし規模も無茶だ、遠慮なく全拘束解除してフル回転
喜多灘凜瀬:異能は「指定した状況を打破する道具を即座に作り出す」こと
喜多灘凜瀬:状況指定、このパイルバンカーが十全な威力を発揮できない状況、または威力の過剰に寄ってこの部屋が沈む状況
喜多灘凜瀬:生成開始、一瞬だけ周囲の現実が何もない状態まで剥ぎ取られ
喜多灘凜瀬:再構成
喜多灘凜瀬:「…全機ご注文通りにできましたよ…!この部屋壊さないでくださいね…!」
パミーナ:「ありがとな”開錠機”。今度はそっちが祈ってくれ。」
パミーナ:パイルバンカーを受け取ったと同時に、宙を舞うパイルバンカーの一基に乗り、天寂衆の元へ瞬時に移動する。
パミーナ:「ピカロ野郎も現れたことだし、【神託】もかけなおし。でも。」
パミーナ:「もうお前らの”詰み”だ。四肢を貫かれてついでに気絶しろ!」
パミーナ:移動のさ中、パイルバンカーの軌道をずらしていく。同時に幾つもの釘打ち機が、あらかじめ狙っていたかのように釘を射出。天寂衆を貫いた。
天寂衆1:声を出す間も無く貫かれている
天寂衆2:しかし、顔には満足感があった
天寂衆3:これが終わりでも、最後に大事なもののために死ねるのであればそこに後悔はない
"マスターピカロ":動けないままパイルバンカーのお代わりを貰う
"マスターピカロ":口から血の塊は出るが、磔刑は終わらない
パミーナ:「オラっお前は逃げんな。いつも逃げるから釘とか樹で縫い留められるんだぞ。」
パミーナ:「ともかく、これでようやく話せる。」
パミーナ:「…お前は覚えているかは知らんが俺はお前に真実を教えてもらった一人だ。」
パミーナ:「だから、聞きたいことがある。」
パミーナ:「あのメモで書いてあった内容も、もしも忘却を消し去ったら明らかになるのか。」
"マスターピカロ":「そうかもしれない、検証はしてないし、その世界に俺はいないから興味も無い」
"マスターピカロ":「俺の名前は、最初に燃えたからね」
パミーナ:「あっそ。俺はお前には興味ないけど。それはちょっと悲しいだろ。」「……【神託】」
パミーナ:《インスピレーション》使用。
パミーナ:内容:目の前の彼が自分の名前だと思っている呼び名を教えて
GM:……秘匿情報として送信することになります、よろしいですか?
パミーナ:いいぜ!
GM:では
GM:以上です
パミーナ:オッケー!
パミーナ:「…なるほど。お前の名前らしい名前もそうじゃないのも大体わかった。」
パミーナ:「その上で、ぶっ倒す。そんで忘れてやる。それがお前への報いだ。」
パミーナ:ロイス:マスターピカロ 〇使命感/???から、使命感/〇抹消 に変更し、タイタス化。
パミーナ:パイルバンカーを構える。先ほど【神託】に教えてもらった情報、"マスターピカロ"を狙い。
パミーナ:「お前がきっかけで生まれた俺は”マスターピカロ”を…」大きく息を吸い。
パミーナ:「永遠に勘当し」パイルバンカー、一撃。地面が揺れる。
パミーナ:「永遠に見捨て」パイルバンカー、二撃。あちこちにひびが入る。
パミーナ:「永遠に粉砕する。」パイルバンカー、三撃。骨が砕かれる音。
パミーナ:「"マスターピカロ"を為した総てを破壊して」四撃。息も絶え絶えの中放つ。
パミーナ:「反ミームの影響とやらも全部ぶっ殺して…」パイルバンカー、五撃。ピカロのスーツも最早ぼろ布のようになり。
パミーナ:「お前の消えた名前とやらを、白日の下に晒す!マスターピカロの為した事を抹消し全部元通りにな!」六撃。蓄積されたこれまでの傷が総て開く。
"マスターピカロ":元より、声も出ない身だ
"マスターピカロ":肉と骨が潰れる音を立てながら、パイルバンカーを喰らっていく
パミーナ:最後の一撃と同時に、磔の固定すら半壊された。
"マスターピカロ":既に内臓は飛び出し、喉は裂かれ、筋繊維は裁断されたうえで露出しているが
"マスターピカロ":まだ息はある
二上馨:寂鈴の視線は、既にマスターピカロには無い
二上馨:虚空からくる彼の神だけを見ている
二上馨:ならば、欺瞞でそれを強化してやればいい
二上馨:影が目を覆い、神の夢を見せる
不動一空:一瞬、後方を確認。
不動一空:あれならば、討伐対象は任せられるだろう。
不動一空:であれば──
不動一空:「仕留める」
不動一空:轟っ!
不動一空:炎を吹き上げ地面を焼き砕き、
不動一空:視界を奪われたもう一人の見逃せない存在との間合を、一瞬にしてゼロとする。
不動一空:そして──
不動一空:がっ!
不動一空:内と外に炎を滾らせた男が、首魁の顎を鷲掴み、宙吊りに持ち上げる。
不動一空:「俺は哲人や賢人の類ではない」
不動一空:吹き上がる熱気とは真逆、底冷えするような淡々とした貌と声で──
不動一空:「故に、究極の真実になぞ興味はない。だが──」
不動一空:業っ!
不動一空:掴まれたその身体が、炎に包まれる。
不動一空:それは担い手の腕すら炭化させる、超々極高温の火焔。
不動一空:「その究極の真実とやら、遂げさせる訳にはいかんな」
寂鈴:「ああ、神よ、この世に存在することが許された究極不変の真実よ…!」
寂鈴:「今こそこの欺瞞を塗りつぶし、世界を真実に……」
不動一空:「興味がない──と言ったぞ」
不動一空:信念を抱こうが、妄執を抱こうが。
不動一空:それは全てを燃やし尽くす。
不動一空:故にコードネーム── 業炎烈火!
不動一空:「殺しはせん──」
不動一空:消し炭としか思えぬ有様となったそれに、淡々と告げる。
不動一空:「──二度と再起もできんだろうがな」
不動一空:どさっ──
不動一空:九割方炭化させられたその身体が、
不動一空:同じく炭化した担い手の腕ごと、静かに落ちた。
メリー:
メリー:「さて、そろそろ閉幕ですね」
メリー:思い出す。
メリー:旧友の言葉、宿敵の秘蹟。
メリー:“記録された技は、無意味”――ならば、その場で編み出した技で屠るのみ。
メリー:着想の源は既に在る、それは絵空事たる創作物、しかし超人ならば為せるモノ。
メリー:踏み込む。
メリー:背後の磔群、それらに目もくれず。
メリー:“斬るべき相手は、すぐそこに”――ならば、最優先かつ即座に対処するのみ。
メリー:自身の余力は残り僅か、敵の体力も見るからに無に等しい、つまり彼奴との決着はすぐ其処に。
メリー:虫の息とはいえ、相手は強力極まりないオーヴァード。油断はできない。
メリー:タネを暴いたところで一筋縄では行かない、それも理解済み。
メリー:とはいえ――やることも、できることも変わらない。
メリー:ぶつけるべきは、やはり縮地を以ての一撃必殺。
メリー:そこに新しい技を混ぜ込む……至極、容易だ。
メリー:
メリー:そして跳ぶ――跳んだのは、相手の頭上。
メリー:太刀の切っ先は、真っすぐに地面を向き。
メリー:刀身は雷鳴を纏い、使い手の武威を示す。
メリー:彼女の肢体が、ゆっくりと得物から離れ。
メリー:
メリー:一言呟く――「行け」
メリー:
メリー:その時には既に――メリー、大太刀、ピカロ。
メリー:場を構築する三者が直線上に並んでおり。
メリー:彼らを文字通り貫くように、レネゲイドの奔流、純白の領域が紡がれている。
メリー:
メリー:気づいた時にはもう遅い、そもそも物理的に動けない、従ってソレは運命の如く――ピカロを貫く。
メリー:須臾の間に、ピカロの胴には大太刀が。刹那の後には、対抗種の力が流し込まれる。
メリー:
メリー:それは因子の万能性を利用した、変則電磁操作術。
メリー:これは体系的な技能を無視した、反則的異能剣術。
メリー:その場しのぎの邪道にして、この場限りの必殺の刃。
メリー:領域を砲身に転用し、不格好ながらも成立させた――電磁加速砲である。
GM:肉片の一片、細胞の一つ一つに至るまで、レールガンが焼き尽くし
GM:後には、炭化した肉塊だけが残った
メリー:「……死にましたかね? 何かわかります? パミーナさん」警戒を緩めずに問う
パミーナ:「俺の知ってる限り、これよりもっとひどくなっても生きてる奴はいたぞ。」
パミーナ:「気を緩めるな。」
メリー:「あなたに言われずとも、です」
不動一空:「ジャームの──オーヴァードの死ほどアテにならんものもないからな」
不動一空:同じく、警戒は解かず。
喜多灘凜瀬:「……ふむ」端末で肉塊の写真を一枚
九重 咲良:「それらしき生命活動は感じられないが、単純に拘束が解けて逃げただけやもしれんな。いやはや」
喜多灘凜瀬:プレビュー、見えない
喜多灘凜瀬:「…これの写真、プレビューできないんですけど、どう思います?」
メリー:「うーん……ピカロの異能は前例がないですからね。なんとも」
メリー:「……とりあえずこの肉塊は持って帰りますか」
不動一空:「死亡後に影響を残すタイプも居なくはない」
メリー:「逃げられたにせよ、そうでないにせよ、これが奴の肉体だったことは恐らく間違いないでしょう」
メリー:「分析すれば何かわかるかもしれません」
パミーナ:「たぶんそれ。消えるぞ。」
九重 咲良:「個体としての生死はともかく、その肉体にかけられた改造はその機能を回復しつつあるということだろう」
不動一空:「仮に逃げられたとしても、切った尻尾を掴むくらいはできたはずだ
不動一空:「次に繋げればいい」
メリー:「まあ、どちらにせよ――我々がここで出来ることはもう無いでしょう」
不動一空:徐々に再生を始めようとする『ソレ』に、再び一度炎を浴びせ。
不動一空:「ああ、こいつらの処理もあるしな。撤収を進言する」
メリー:「チルドレンは全員救出。思わぬ障害も排除完了。ピカロも死亡の可能性あり、と」
メリー:「上出来でしょう」
不動一空:「いくつかの謎も解消された」
不動一空:「上出来だろう」
ルリグ:「あ、その前に、管理者権限をある程度取り戻したので」
ルリグ:「遺産のサルベージしてきます、皆さんの」
メリー:「助かります」
パミーナ:「親玉も一応生きてるし刹那氏にも恨まれずに済むだろ。残りの磔にした面子含めL市のUGNに媚び売る良い材料だ。」
不動一空:「ああ」
九重 咲良:「さて、幕引きだ。ここで思わぬ道連れを喰らわぬうちに手短に撤収をしようか」
メリー:「ええ、帰りましょう――地上へ」
パミーナ:「まぁ、これで死んでるわけはないんだろうが─────」
パミーナ:「手ごたえは掴めた。次は必ずぶっ壊してやるよ。"マスターピカロ"をな。」
パミーナ:「それで全部終りだ。」
エンディング1
GM:UGN日本支部 319会議室
GM:報告書を書くようにしばらく貸し出された部屋だ、ここで書いてすぐに出せば戻った時にやり取りする必要もないだろう
二上馨:「記憶操作で無くなった分、八色さんが自分の視点からわかること全部送ってくれたのでこれを頼りに書けばよさそうですね」
不動一空:「記録と記憶の差異も重要だ」
不動一空:再生途上の利き腕を布で釣り、
不動一空:残った左手で黙々と人差し指タイピングをしながら、口を挟む。
不動一空:「今回のは、特にな」
不動一空:作成にあたり『マスターピカロ』と言う単語を入力しようとする。
GM:エンターを押した瞬間、キーが入力前の箇所に戻った
不動一空:現象の数を改めてカウントし、別途記載する。
不動一空:「──こうした状況だからな」
赤城空帆:「とはいえ、俺達一同ほとんど何も覚えてないのでどのみちお世話にはなりそうですけどね…」
不動一空:改めて『討伐対象』と、当り障りのない表現へと変更。
不動一空:「ああ、精神操作の類はやっかいだからな」
不動一空:「しばらくは全員、精査が最優先になる」
松橋寧:「書き終わったら全員検査なので覚悟の準備をしておいてください」
松橋寧:壁際で見ていた女が口を開いて閉じる
不動一空:「そちらもな」壁際の少女へと。
不動一空:「今回は幸いこの程度で済んだ」
不動一空:「が、次もうまくいくとは限らん」
不動一空:責めるわけでなく、淡々と所感を述べる。
不動一空:「対策室であるならば、この件も蓄積し、活用してほしいものだ」
松橋寧:「鳴海に伝えておきます、私はただのホワイトハンドなので」
不動一空:「そうしてくれ。でなければ現場はたまらん」
不動一空:と、書類の作成に悪戦苦闘するチルドレンたちに目を向ける。
不動一空:「──L市の状況と報告についてはまとまったか?」
松橋寧:「ちなみにですが作成は任意だそうです」
不動一空:担当しているチルドレンに確認を。
赤城空帆:「あ、それはあらかたまとまりました」
赤城空帆:一番長く失踪していたので自分が担当していた
不動一空:「一旦共有しよう。報告してくれ」
赤城空帆:「1月に区長会議が崩壊、その後6度の区同士での紛争と12月の時計塔での騒乱を経て元々いた区長は半分以下に」
赤城空帆:「現在は残った各区が復興作業中、といった感じです」
不動一空:「ノミナ・サクラと、首謀者たちのその後は?」
赤城空帆:「全員6区管轄の監獄に投獄、寂鈴さんは移送中に自害したそうです」
不動一空:「──そうか」
不動一空:一瞬だけ間が空くが、やはりいつもの淡々とした無表情で。
赤城空帆:「ノミナ・サクラは現在のL市の状態を鑑みて再建は検討中とのことです」
不動一空:「UGNとの関係もあるからな、やむを得んだろう」
不動一空:自分の分の報告書に、改めて記載。そして──
不動一空:「マスターピカロ──討伐対象に関する報告はどうなっている?」
二上馨:「喜多灘さんが別室…もとい特別情報対策室本室で呼び出しを受け」
二上馨:「鳴海さん泉さん立ち合いの元書いてます」
松橋寧:「餅は餅屋、戦闘員の方は別に報告しなくていいです、と言ってました」
松橋寧:「ただまあ、いただいた肉塊が入っているとされたコンテナ空けたら中身空っぽだったので」
松橋寧:「ある程度生きていると察せられたのでしょう」
不動一空:「そうか」
不動一空:生死に関しても、判然としない。
不動一空:確かに厄介極まりない。
不動一空:「とりあえず『餅は餅屋』と抜かしたやつには」
不動一空:「『であれば餅屋だけで片付けてみせろ』と、現場から苦言があったとだけ上げておいてくれ」
松橋寧:「実際あれ、元々は餅屋だけで片付けようとしてたらしいですよ」
不動一空:「だができなかった」
松橋寧:「上げるには上げておきますけど上げたが最後今度こそ全部自力解決図って沈没しそうな気がするので、まあ、期を見ておきます」
不動一空:「責めてる訳では無い」
不動一空:「ある程度の共有は必要だろう」
不動一空:「全てを──という訳では無いがな」
不動一空:性質上仕方がないとはいえ、今件はそうしたことが多いように感じられたが故の進言。
不動一空:『今回は上手く言った』
不動一空:自分が口にした言葉だが、言い得てるだろう。
不動一空:『次も上手くいくかが判らない』と言う点に関しても。
不動一空:であれば改善できる点は、改善した方がいい。
松橋寧:「良きに計らっておきますね、で、終わりましたか?」
不動一空:「ああ、今終わった」改行キーを叩き、データを保存する。
不動一空:「そちらはどうだ?」そして他のチルドレンらにも確認を。
二上馨:「終わってます」
赤城空帆:「はい、終わりました」
名取宝鼓:「終わってます」
松橋寧:「では、検査に行きましょう、今退室してかぎ渡せばキリのいい時間なので」
不動一空:「松橋」
不動一空:と──
不動一空:「その後のこいつらの予定は?」
松橋寧:「夕方なので日を開けて残りの検査、異常が無いのを確認してから次の任務に順次向かうことになるかと、名取さんは監視に戻る形になりますね」
不動一空:「──なら少し時間はあるな」
不動一空:端末を左手で操作し、訓練室の空きを確認。
松橋寧:「……言っておきますが検査の待機時間は休養ですからね」
松橋寧:「せめて辞書で調べる時間にしてください」
赤城空帆:「あはは…そういえば不動さんは検査終わったらすぐに所属に戻る形ですか?」
松橋寧:「いえ…彼は同時突入の都合上検査項目多いので無問題でも数日お時間はいただきますが」
赤城空帆:「じゃあ、時間余ってたら声かけてください!いつでもついていきますので!」
二上馨:「俺も空いてれば訓練付き合いますよ」
不動一空:「そうか」三人のそれぞれの問いに、一言で応じる。
不動一空:どうやら時間に余裕はあるらしい。
不動一空:幸いになことに。こちらにも。あちらにも。
不動一空:「赤城」そして『ついていく』と述べた少年に声をかける。
不動一空:「あの時の続きだ」
赤城空帆:「…はい!」
不動一空:「まずは検査だな」そしてぽんっと、その頭に軽く手を添える。
赤城空帆:やっぱりまだ追い抜かせてないなあ。と実感しながら、追いかけていった
不動一空:その背に変わらぬ表情を向け、思う。
不動一空:『次も上手くいくとは限らない』
不動一空:それが究極の真実と嘯くつもりは更々無いが、事実の一つであることは間違いないだろう。なればこそ──
不動一空:次も上手く行かせるために、手を尽くすのは当たり前だ。
不動一空:「──心配性にすぎると、叱られかねんな」
不動一空:珍しく、微かに苦笑などを浮かべ。
不動一空:少年少女たちを、送り出した。
エンディング2
GM:倫渡町支部 支部長室
GM:星川光輝が帰還して、数日心配と安堵の声が支部に響き渡った後
GM:少しだけ落ち着きを取り戻した支部を上から眺める展望室で、あなたは本人を呼び出していた
星川光輝:「失礼いたします!」
星川光輝:丁寧にノックをしてそのまま入ってくる
九重 咲良:「いらっしゃい光輝。少し良い菓子を用意してある、すぐに用意してしまうからそこにかけなさい」
星川光輝:「はい、ありがとうございます!」
九重 咲良:応接室も兼ねている支部長室。やや豪華なガラス張りの机と長椅子へ座るよう促す。
九重 咲良:「君は飲み物は甘い方が好みだったか? このような時間を取るのもしばらくぶりになるな」
星川光輝:「どちらでもOKです、そうですね…だいぶ時間経っちゃいました」
九重 咲良:あらかじめ温めておいたティーカップへ、紅茶を注いでいく。
九重 咲良:「このような場には花弁を添えると喜ばれることもあるようだが、君たちの好む香りはわからないからな。元々の香りを損なわぬようにしよう」
九重 咲良:一通りの準備を済ませて静かに並べつつ、自らも席につく。
星川光輝:「そうですか」正直いい香りとかに関心のアンテナが立たないのでそのまま流した
星川光輝:「では、いただきます」支部長が席に着いたのを見計らって紅茶をいただく
九重 咲良:彼女の様子をしばらく眺めた後、大きな窓の向こうへ広がる街の景色へと視線を移す。
九重 咲良:「僕はこの部屋からの景色が気に入っている。この街が一望できるからな」
九重 咲良:「それなりの時間が経ったが、いまの光輝からはこの街や仲間達を見て変わったと感じるか?」
星川光輝:「…いいえ、特には」
星川光輝:「みんな私のことを心配してくれて、怒ってもくれて、いつものみんなのままでした」
九重 咲良:「…なるほどな」
九重 咲良:「君がいない間の皆の変調はなかなかに見ごたえがあったぞ、光輝」
九重 咲良:「それぞれがどのような様相だったかは個々の尊厳に関わるので敢えて僕から伝えることはしないが……」
九重 咲良:「それが君が戻ってからはピタリとなくなった」
九重 咲良:「いや、正確には復帰してからかな。戻ってすぐはそれはそれで大騒ぎだったか」
九重 咲良:「君から見て何も変わらずに見えるのなら、それは君が戻ったことであるべき形に帰ってきたということなのだろうな」
星川光輝:「なるほど」一通り楽しんできたんだろうなあ、とぼんやり思いつつ手元の菓子を開ける
星川光輝:「また謝らないといけないこと、増えちゃいましたね」
星川光輝:紅茶を一口。
星川光輝:「そういえば支部長、どうやって私を見つけてこれたんです?」
星川光輝:時期については問わない、支部長が迎えに来るなら大体このタイミングでもおかしくはないからだ
九重 咲良:「残念ながら僕から積極的に探しにいってようやく見つけた、というわけではないな」
九重 咲良:「困ったことに心配をしようにも手掛かりがなかった。皆が騒いだが、光輝を信じるしかなかったところでな」
九重 咲良:「そんなところに『特別情報対策室』とやらに今回の話を伝えられて、同行した。というわけだ。君の行先の手掛かりもその時になってようやく第一報を得たところだった」
九重 咲良:「君の行方については噂の区長殿がすべて把握していたから、向こうについてからはとんとん拍子と言ったところだったな」
九重 咲良:「元々は最下層に巣食っていた一党を退けてからゆっくりと迎えにいく算段であったのだが……結果的には君達に助けられることとなってしまった」
九重 咲良:言葉を切り、カップを手に取る。
星川光輝:「一方的に助けに…と言うのもなんだか性に合わないので、お役に立てたのであれば何よりです」
九重 咲良:「随分な長居だったようだが、区での暮らしはどうだった?」
星川光輝:「ふむ」
星川光輝:「技術的にはとても進んでいて、便利だしやりがいもありました、区長さんが機械技術に明るく、教えてもらったいくらかは今後の戦闘任務にも転用できそうです」
星川光輝:「街並みは…平和ではありましたね、9区だけは」
星川光輝:「門は開かれていますけど、それでも色々限界みたいなところはあって、それを全員の祈りと個人の力で何とかしてる…みたいなそんな印象です」
九重 咲良:「興味深いな」
九重 咲良:「これが救出任務でなければ一人で残ることも考えるところだったかもしれない」
九重 咲良:「追い詰められた状態では人間はその生命の限界を超えた力を発揮できるという」
九重 咲良:「遺産を手放してなお君達が戦い抜いてこれたのはそういった意思の力だろうな」
星川光輝:「まあ、聖剣が無くてもやることをやるだけですからね、私」
星川光輝:「観光は……一応ビザが取れれば入れるそうですよ、あそこ」
星川光輝:「休日にふらりと言って帰ってくる分にはいいんじゃないでしょうか」
九重 咲良:「────悪くはないな」
九重 咲良:「なに、そろそろ僕が多少外したとてどうにかなるような支部ではあるまい」
九重 咲良:「幸い協力者の数には困らないし、事実光輝を迎えに行った時にはここを空けたわけだしな」
九重 咲良:「ふらりと出て行ってみよう。しばらく戻らなかったら、雑事はこかげあたりに頼んでおけば良い」
星川光輝:「その時はできることをお手伝いしてきますね」
星川光輝:「年が明けるようでしたら、お迎えも」
九重 咲良:「あぁ、迎えは無くとも構わないぞ。今回は運が良かったものの、僕のついでに光輝やアリス君までミイラになってしまっては本件の二の舞だ」
九重 咲良:「丈夫なのは心得ているだろうし……あぁ、なるほど」
九重 咲良:「僕をあそこに放置するほうが色々と気がかりなのかな?」
星川光輝:「いえ、手癖の面では特に心配はしていないです」
星川光輝:「あそこに行った支部長を助けに行ってくれそうな日本支部の部署、単純に戦闘力不足しそうなので、その時はということで」
九重 咲良:「ククク……これは手厳しいが、事実だろうな」
九重 咲良:「そういうことなら楽しみに待つとしよう。いやはや、敵の手中に落ちることすら待ち遠しくなってきたな」
星川光輝:「…できる限り自助努力で戻ってきてくださいよ?」
九重 咲良:「できる限りはそうするさ」
星川光輝:「ならいいんですけど」
九重 咲良:「特に"心配"はしていないとのことだったが、それなりに訝しまれているようだな」
九重 咲良:「今回の件で久しぶりに外の者と関わってわかったことだが、やはり僕はヒトにとって特異な姿に映るようだ」
九重 咲良:「時を刻み、これまでと違う者達と暮らして帰ってきた今。光輝、君の瞳には僕はどう映る?」
星川光輝:「んー」
星川光輝:「感情を燃料にしないと死ぬ、感情は大きければ大きいほど美味しい、で、そのために時々手癖で感情を引き出そうとする人」
星川光輝:「ここまでなんとなくの考察です、でそれを踏まえると」
星川光輝:「別に食べられた感情が減っては無いしいいんじゃないですか?」
星川光輝:「もちろんおいしく食べるために大量殺戮しますとか言ったらさすがに止めますが」
星川光輝:「そうでないなら別に、手癖が悪いことを除けば普通の支部長です」
九重 咲良:「『さすがに止めざるを得ない』事態を引き起こしたら、君は本気で僕を斬ってくれるのかな?」
星川光輝:「……どういうこと……あー……」
星川光輝:「えっ、聖剣の光食べるんですか?」
星川光輝:少し思考した後、確かめるように聞いてみる
九重 咲良:「ああ。おかしいか?」
星川光輝:「喰らってどうなるか検証してませんよね?」
九重 咲良:「光輝は歴史上初めてフグを食べた者の気持ちを考えたことはあるか?」
九重 咲良:「ある種の生物学者は、対象の有毒性を確かめるために自らの味覚器官を活用するらしい」
九重 咲良:「未知へ挑む行為に、その後どうなるかを顧みないのはヒトも同じことであろう?」
星川光輝:「……なるほど?」
星川光輝:「まあ、答えを言ってないのは不誠実なので言いますが」
星川光輝:「支部長の意図が私の想像した通りでも、止めなきゃいけない事態だったら本気で止めにいきますよ」
星川光輝:「常に一生懸命、正々堂々たれ、ですからね」
九重 咲良:「その答えを聞いて安心した。君の色彩は如何な角度からもその輝きを失わないな、光輝」
九重 咲良:「君がそう在るからこそ、惹かれる人々が多いのだろうよ」
九重 咲良:「僕もそのような者の一人だ」
星川光輝:「ありがたく受け取っておきます」
星川光輝:「…日も傾いてきましたね、そろそろ外に出られると思うので訓練のため素振りしてきます」
星川光輝:空のカップを丁寧に置いて、その場を辞そうとする
九重 咲良:「あぁ。忘れ物はしないようにな」
星川光輝:「ええ、では失礼いたします」
星川光輝:お辞儀をして扉を閉める
九重 咲良:ヒラヒラと手を振りながら彼女の背を見送った。
九重 咲良:彼女は言っていた。皆変わらないと。
九重 咲良:だが、世界に不変なものはない。
九重 咲良:彼らが人間である以上、その生命は終わりへと確実に進んでいく。
九重 咲良:それなりの時間が経ったことで、彼女の体もその分の変化が発生していた。
九重 咲良:この街も例外ではない。
九重 咲良:戯れに始めた花屋を営んでいると、四季の流れを折々に感じることがある。
九重 咲良:すっかり固定客もついた、彼らにも色々なことが起きている。
九重 咲良:生まれた者、死んだ者、出ていった者、新たに住み着いた者、多くの人の変化があった。
九重 咲良:モノの変化があった。
九重 咲良:それでも変わらないのが、ヒトの願いだった。
九重 咲良:こうあってほしい、こうあるべきだ。
九重 咲良:変わらない願いが、現実へと干渉し世界を次々へと変えていく。
九重 咲良:今回戦った相手もそう言った手合いであった。世界に干渉されて
九重 咲良:自らの在り方を歪められた者。
九重 咲良:その運命に対し、様々な形で抗おうとした者。
九重 咲良:「…つくづくこの星は飽きないものだ」
九重 咲良:席を立ち、窓から街を見下ろす。
九重 咲良:桜の花の季節は過ぎ、並木通りは深緑の色に染まる。
九重 咲良:多くの命が芽吹く大地を一人の少女が駆けていく。
九重 咲良:桜の精は、今日も静かにその後ろ姿を見守っていた。
エンディング
GM:都内某所 コンビニ
GM:日本支部から徒歩2分の箇所にあるコンビニは、まだアイスクリームの販売が盛況な時期だ
ルリグ:「ほわあ」セルフレジの方を見ている
ルリグ:「あ、あれがコンビニのセルフレジ、あそこから受け取ったデータがコンビニのお店の中に蓄積されてるのね……」
メリー:「ええ……昔はセルフではなかったのですけど」
メリー:「世界は変わります」
メリー:「レネゲイドがあろうと、なかろうと」
ルリグ:「日々アップデートね…私の更新は数年前で止まってしまったから、頑張って追いつかなくちゃ」
メリー:「何、まだまだ最新鋭でしょう」
ルリグ:「…年代を比較してみたのだけれど」
メリー:「はい」
ルリグ:「私の製造、アイフォンで言ったら大体3か4くらいの時期なのよね」
メリー:「……製造、ですか」
メリー:「そのあたりのことを、あまり聞いていませんでしたね」
メリー:「書類上では目を通したのですが」
メリー:「少し、聞いてもいいですか? この後」烏龍茶のペットボトルを掴む
ルリグ:「ええ、とは言っても書類上とさほど変わらないのだけれど」
メリー:「では」ルリグの手を取り、レジに向かう
ルリグ:プリペイドカードなるものを1枚、仕組み確認用だ
ルリグ:手元の袋に入れ、駐車場へ
ルリグ:「まず、製作は大体10年ちょっと前、面影島の事件から少ししたくらいね」
ルリグ:「というよりは、面影島の件を見てプロジェクトが発足した方が正しいのでしょうけど」
ルリグ:「人々の思い出が息づき、レネゲイドが新しい生命体になるという動き」
ルリグ:「飛行機が落ちて当時不安定な情勢だったL市は安全かつ快適に監視するのに、一番に技術を投入するのにふさわしい場所だった」
メリー:「技術は必要が生じると進歩が早まりますからね」
メリー:「しかし製作、ですか」
メリー:「書類を見た時も思ったのですが……当時の技術であなたほど完成したRBを人為的に作れるものでしょうか」
メリー:「いえ、私は別にその方面は詳しくないですが」
ルリグ:「ああ、別に最初から完成したわけじゃないのよ」
ルリグ:「私の今のバージョンがベータ版14.23.8」
ルリグ:「ここまでたくさんアップデートして、そのたびに完成に近づけていったの」
ルリグ:「まあ、完成版前にそこで更新が止まっているのだけれど、あなたに会ったときが確かベータ版のバージョン9の頃だったかしら」
メリー:「確かに、あの時よりは進化しましたね」
メリー:「色々と」
メリー:「とはいえ、最初からあなたはあなたでした」
メリー:「……私の知る限りは」
ルリグ:「そうねえ」
ルリグ:「とはいえ、このまま就職先が無いことには、私の更新も永遠に止まってしまうのが悩みどころね」
メリー:「UGNに、留まらないので?」
ルリグ:「あ、勿論残るわよ、ただ、部署が見つかるかなって話」
ルリグ:「最新鋭のエクセルやUGNデータベースを入れるにもこのままじゃ時間かかりそうだし…」
メリー:「……そうですねえ」
メリー:「折角ですし、対策室に来ませんか?」
メリー:「私の席が空きますし、反ミーム耐性も優れています」
ルリグ:「対策室…というと、メリーの今の部署……]
ルリグ:「辞めてしまうの?」
メリー:「――ええ」
メリー:「私、対抗種でしょう」
メリー:「そろそろ、ガタが来始めています」
ルリグ:「……」
メリー:「髪も元は有り触れた色だったんですけどね」
メリー:「……今回、色々な死に触れました」
メリー:「あなたは死んでいるかもしれない」
メリー:「いえ、死んでいるに違いない――会うまでは、そう思っていました」
メリー:「それに、最後の戦闘で」
メリー:「妹の死……その幻影を見せられました」
ルリグ:「妹さん……私より好きな人のことね」
メリー:「当時はガムシャラに振り切りましたが、少し経つと怖くなったのです」
メリー:「……ええ、すいません。こればっかりは譲れませんので」
ルリグ:「ふふ、いいの、私はあなたが大好きだけれど、あなたが最期に縋るのは、同じ人間でいてほしいから」
メリー:「……すみません」
メリー:「ええ、妹との時間を過ごしたくなった――というのが正直なところです」
メリー:「私の寿命もそうですし。妹もいつ死んでもおかしくない仕事をやっています」
メリー:「ですから、あの子との思い出を作りたいのです」
メリー:「月並みですよね」
ルリグ:「ううん、大事なことよ」
ルリグ:「…あそこにいた人、殆ど助かってない話は聞いたかしら」
メリー:「聞きましたよ」
ルリグ:「最後にちょっと部屋の掃除をする機会があったんだけどね」
ルリグ:「ほとんどの人が、家族の写真とか、友達の写真を大事そうに持ってた」
ルリグ:「多分、お休みの日に会いに行くのを楽しみにしていて、最後に会いたかったって、どこかに悔いがあったんだと思う」
ルリグ:「……死ぬときに看取る者が機械しかいない、って言うのも、それはそれで空しいのよ、家族はAIには絶対に埋められない」
ルリグ:パックで買っていた烏龍茶を、ストローで啜る
メリー:「……私は、あなたにも看取られたいですよ」
メリー:「親友ですから」
メリー:「まあ、流石にしばらく先でしょうが」
ルリグ:「……冬」
ルリグ:「冬になったら、一回お部屋に顔を出してくれる?」
ルリグ:「暑い日に車で飲む烏龍茶もいいけど、その時はあったかくておいしい物、ちゃんと調べて作るから」
メリー:「わかりました」
メリー:「でも、あなたが私の家に来てもいいんですよ?」
メリー:「いつだって、歓迎しましょう」
メリー:「今は、立派なボディがあるのですから」
ルリグ:「ふふ、私としたことが、また発想が硬かったわ」
ルリグ:「そうね、あなたの家に遊びに行くのも、それはそれでいいのかも」
メリー:「家でなくとも、外で遊ぶこともできますしね」
メリー:「……ガタが来てるとは言いましたが、別に墓場が差し迫ってるほどではないんですよ?」
ルリグ:「あら、そうなの?」
メリー:「脅かしてしまいましたね」
メリー:「しかし、どちらにせよ」
メリー:「あなたより私の方が、先に眠ることでしょう」
メリー:「ですから、それまでは」
メリー:「一緒に楽しく生きましょうね、ルリグ」
ルリグ:「ええ」
ルリグ:「親友だもの、最期を選べる幸福に、乾杯」
メリー:「――乾杯」ペットボトルを掲げ、少しだけ――しかし楽しそうに笑う
GM:車内に、冷えた烏龍茶の温度を感じる風が吹いた
エンディング
GM:UGN日本支部、特別情報対策室
泉朔夜:「はいというわけで」
喜多灘凜瀬:「マスターピカロは肉塊になるまでひき潰されました、いやあれ耐性ない人間は見れない奴ですね」
泉朔夜:「だけれどコンテナは?」
鳴海真中:「空です」
泉朔夜:「そして写真は?」
喜多灘凜瀬:「この通りです」タブレットで写真をプレビュー、そこには何もない
パミーナ:「おい、俺達の仕事の成果早速消滅してるぞ」
泉朔夜:「さて問題、日本支部のケツ持ちは完了した、でも僕たちの仕事は終わりましたか?」
パミーナ:「終わってるわけないじゃないの。死体がないってことは、ピカロが生きてるってことだろ?」
日比谷畔:「概ね同意見だ、加えて写真」
日比谷畔:「九重支部長殿が彼の能力の正体を肉体にかけられた呪いと評したのであれば、肉体をミンチにして死んでいれば写真にそれが映る」
泉朔夜:「はい、跳躍推理持ち二人が終わってないなら終わってない本線で考えます」
パミーナ:「はいはい、はーい!パミーナさん気になったことあります!」
泉朔夜:「どうぞ」
パミーナ:「①ここまでやって生きて逃げるってことは俺たちはピカロを無力化できるの?」
パミーナ:「②大丈夫か?この部署。メリーさん居なくなったけど。俺も純粋な戦闘人員じゃあないぞ。」
パミーナ:「③、メリーさん抜けた分も含めて次は今回以上に戦闘人員集められるの?それもピカロぶっ殺せるようなバケモン。」
泉朔夜:「はい、議題提供ありがとうございます」
泉朔夜:「それじゃあ1番から行こう、ここからピカロを殺す方法を考える」
泉朔夜:「そのためには今回出た情報をまとめる必要があるね、鳴海さんいける?」
鳴海真中:「はいさい」
鳴海真中:「まず今回確定した情報1、ピカロは人間です」
鳴海真中:「つまり人間の殺し方、釣り方がある程度通用します」
鳴海真中:「情報2、ピカロの能力は『自己の消去』で『肉体由来』、ついでに『情報基幹が別の生物種には無効』です、まあ最後は置いといていいでしょう、九重支部長と同格の例外が出るかは怪しいです」
パミーナ:「宇宙人があちこちのUGNにいるわけないもんな!」
鳴海真中:「雨霖鈴曲でさえ使いどころになるか怪しいですからねえこれ!」
鳴海真中:「で、最後、これの性質は『後天的』です、つまり付与した輩が必ずいます」
パミーナ:「ピカロの手帳によるとそいつも記憶があるか怪しいぞ」
鳴海真中:「そう、当事者に記憶はない」
鳴海真中:「逆にです、それは施設自体の隠蔽ができてないってことにもなりますよね」
鳴海真中:「マスターピカロの性質上、単独で、誰もいない施設をエフェクトで更地にするという芸当は不可能です」
パミーナ:「ピカロビームとか使えないってことな」
鳴海真中:「そういうことです、一応前提情報提示しましたが、殴りどころ見つかります?」
喜多灘凜瀬:「いくつかはあるな、これだけでも」
パミーナ:「ほうほう。では喜多灘えもん、冴えた考えを教えてくれよ」
喜多灘凜瀬:「一つ、人間であれば情がある、ましてや彼は侵蝕域からしておそらく通常圏内だ、絆は残っているだろう」
喜多灘凜瀬:「では相手は誰か、パミーナさんはあの時の手帳の中身覚えていますか?」
パミーナ:「覚えてる。覚えてる。あいつにもお友達がいるんだってな。」
パミーナ:「九重と天喰だっけ。」
日比谷畔:「……鳴海さん、該当者」
パミーナ:あの宇宙人支部長と同じ名前だなと言いつつ話を繋げる。
鳴海真中:「経歴から調べずとも、異端審問とナカツカミですね?」
パミーナ:「…そいつらを調べて、どうすんの?」
日比谷畔:「マスターピカロを釣る」
喜多灘凜瀬:「それが一手目」
鳴海真中:「幸いお二人とも立派に戦闘要員としての基準はクリアしています……ちょっと難はありますが」
パミーナ:「んー。釣るってことは一旦協力を要請するってことだけど。」
パミーナ:「そいつらはUGNの正式な一員なんだよな?」
パミーナ:「釣るってことは、前提として仮にもマスター相手に命を交渉材料にするんだけど。」
鳴海真中:「異端審問はこの件に関してですが既に協力を取り付けています」
鳴海真中:「ナカツカミは……今までのところマスターピカロとの接触歴最多です、こっちが何か言わなくても、向こうが勝ってにつられて巻き込まれるがオチかと」
パミーナ:「前者は兎も角、後者はちゃんと監督者に指導した方がいいと思うぞ…」
鳴海真中:「再三言ってるそうです…」
鳴海真中:「まあとにかく、釣り出しを試みるのであれば今から用意も可能です」
パミーナ:「監督者泣かせだなぁ。まぁ良い。釣りだすことは分かった。戦力って面でもある程度は工面できる。」
パミーナ:「でも言っとくけど。前回は"強力な"戦闘エージェントがいてダメだったんだぞ。真っ当な戦力じゃ、恐らく前回の規模は揃えられない。」
パミーナ:「そうなると、根本的に異能レベルでピカロへ通じる様な変種オーヴァードでもないともうピカロへの有効打にならないんじゃないか。」
日比谷畔:「じゃあ一つ考えを」
日比谷畔:「ノーヒントで異能者を探すことは不可能でも、施設を抑えれば該当者の糸口はつかめそうじゃないか?」
日比谷畔:「マスターピカロは誰もいない施設を更地にする手段は持たない、だから付与した施設は残っている、なるほど鳴海さんの考えはいい」
日比谷畔:「なら急ぎ施設を特定して糸口になる能力者を探すヒントくらいはそろえられるんじゃないか?」
日比谷畔:「もう一つ」
日比谷畔:「あれは肉体に対する呪いだ」
日比谷畔:「ならば精神特化で能力者を集め、機能を停止することを目標にしてみるのはどうだろう」
日比谷畔:「まあ、こっちは見つからなかったときの保険だけれどね」
パミーナ:「じゃあ、施設を調べつつ、精神特化の能力者でも引っ張ってくるのが安全策か。」
泉朔夜:「精神特化……じゃあ彼切ってみようかな…あえてだけど」
パミーナ:「…前から思っていたんだけど此処ってそんなことできるマンパワーあるの?」
パミーナ:「お、泉さん。コネ…人のアテあるんだ。」
泉朔夜:「肉体は無理だけど、精神特化だったら多少当ては」
泉朔夜:「そういう部署だしね、元々」
鳴海真中:「まあ最悪精神特化ならうちの万年リア狂室長をどうにか叩き起こせばいいですしね」
パミーナ:「室長って会った事なかったけど今何してんの?」
泉朔夜:「基本的に読んだら死ぬよりひどい目に遭う報告書をしまった部屋で番をしてもらってる」
鳴海真中:「なんかどっかの実験のせいで普通の空間じゃワードサラダしか喋れなくなったらしいので……」
鳴海真中:「正気でいられるとこだったらあれほど頼もしい人もいませんけどね…」
パミーナ:「な、なるほど」
パミーナ:「まぁ気軽に会えそうにはないことは分かった」
喜多灘凜瀬:「ともかく、ここまでの話をまとめると」
喜多灘凜瀬:「まずマスターピカロが能力を付与されたであろう施設を特定、次に囮として二人と精神特化エージェントを集める、最後に釣ったところを撃破」
喜多灘凜瀬:「こんな感じでしょうか」
パミーナ:「ん―大体それでいいんじゃないか。」
パミーナ:「けど調査をするなら専門の部署か人員がいないときついと思うぞ」
鳴海真中:「それはそうですね……どうやって調べた物か……?」急にペンが上に上がる
???:「朝8時の日差しは素晴らしく、露頭の棺桶のすすり泣く声がなんともしおらしいなあ」
泉朔夜:「あっこの文章が文章してない声は」
???:ひょこり、と顔を出す日焼けした青年の顔
鳴海真中:「室長!?どうしたんですか今日!?」
パミーナ:「室長か!さわやかな不審者かと思ったぞ!」
???:「 昔マーフィーはこう言いました、「貴方の人生は貴方の思いどおりに変えられる。なぜなら貴方自身によってデザインされるのが貴方の人生だからだ。」」
泉朔夜:「なんか手伝いたいってことしかわからないんだけど誰か文意取れる人いる?」
日比谷畔:「私は無理だな」
パミーナ:「んー…。俺は分かる。”知ってる話題だし手伝えるから声をかけてほしい”だって。」
パミーナ:少し目を細める。
喜多灘凜瀬:「俺もざっくりですね…泉さんと同じくらいの理解度です」
???:「心配しないでは、発生したら何が起こるのか、発生しなければ結果はどうなるのか。 誰もご存知の通り、意義さえあれば、心配しないでを慎重に考えざるを得ない。 私からすると、問題のコツをマスターすれば、残りは全て刃を迎えて解くと思われる。」
パミーナ:「…じゃあ俺からは分かるようにすることはできないな。そういう呪いを撒くの、嫌いだしできないから。」
???:「こんな問題に対面している時、 それならそれでいいは一体どんな存在なのかをきっちりわかるのが全ての問題の解くキーとなります。」
喜多灘凜瀬:「まあとにかく、話戻しますか」
パミーナ:「確かに、それもそうだな。ありがとう室長。その時は頼むよ。」
パミーナ:「話を戻すって、えっと今どうだったっけ」
喜多灘凜瀬:「そもそもマスターピカロについてどこまでこの人が知っているか次第ではありますが…」と言って軽く説明
喜多灘凜瀬:「で、今は彼が能力付与された施設を洗えないか調べてます」
???:「思い返せば。 拙もじっくり考えながら、夜となく昼となく彼が古くから火をくべていた仲であることを考えていた 昔テレンティウスはこう言ったように。」
パミーナ:「そこで、室長がやってきたと。」
パミーナ:「…さっきの室長の言葉だが、翻訳させてもらうと「そういえば、室長。施設に心当たりがあるし、なんなら潜ってくる」って言ってるんだけど」
泉朔夜:「早速大当たり引いた!?」
パミーナ:「…この人に任せちゃっていいの?」
日比谷畔:「…どうだろう、私にはさっぱりわからないから皆さんにお任せするよ」
パミーナ:「というのも、俺はこの人がどの程度正気で頼れるか分らんのが大きい。」
鳴海真中:「私はさっぱりですけど基本的に根は信用のおける人間なので大丈夫だと思います」
パミーナ:「よしっ、正直ネコの手も借りたいからがっつり頼るぞ!」
鳴海真中:「よしんば出先が敵の巣でもそっちの方が正気になれる人ですしねこの人」
泉朔夜:「それはそう、じゃあがっつり頼ろうか室長」
???:うむうむと首を縦に振ってから、新入りと気づいた人たちに握手として手を出す
パミーナ:「よろしく室長。長い付き合いになるかは分からないけど。死線を潜り抜ける仲間にはなれそうだ。」
パミーナ:握手で答える。
パミーナ:「ピカロとの戦いは大船に乗った気で任せてくれ、俺の神託は“絶対”で」
パミーナ:「...何より、この時の為に生まれてきたんだからな。」
???:にこり、と微笑み返して、一礼して部屋を去る、すぐに調査しに行くようだ
GM:ダブルクロス the 3rd edition
GM:「アルティメット・トゥルース prequel 『grief from underwater』」
GM:嘆きは払われた。
?????
GM:???????
"マスターピカロ":どこでもあって、どこでもない場所
"マスターピカロ":聞こえはいいけれど、実際には己の存続のコストを払いながら最期の時を待つ場所だ
"マスターピカロ":肉塊になっても、呪いは消えなかったが
"マスターピカロ":残りの命の蝋燭は、もう幾ばくも残っていない
"マスターピカロ":……でも、まだだ
"マスターピカロ":まだ終われない
"マスターピカロ":例え幾ばくしかなくても、それが何であろう
"マスターピカロ":例え忘れ去られても、それが何であろう
"マスターピカロ":ただ、最期の瞬間まで、何にもなれなくても、何かをするために
"マスターピカロ":足掻かねば
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見え――
そして、誰も彼も、隠すことも忘れることもできなくなった。
それは全世界に鳴った「最後の号砲」
そして世界にかけられた忘れじの呪い
日本支部は調査の後、マスターピカロに対して囮作戦を決行
まだ打てる手を模索して、今度こそ喉元に刃を届かせに行く
一方のマスターピカロ、示した刻限まであとわずか
その先に勝つのは、呪いか、祈りか
ダブルクロス the 3rd edition
「アルティメット・トゥルース sequel 『The Maverick’s skyscraper』」
ダブルクロス
――それは、誰にとって、何であるか